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棚橋の復帰戦は逆転勝利も右腕への不安は消えず…ヤングバックスも合流したケニーはオカダ組に完勝!
6月9日 新日本プロレス「保険見直し本舗 Presents Road to DOMINION」後楽園ホール 1557人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○エル・デスペラード TAKAみちのく(5分1秒 マフラーホールド)海野翔太 ×八木哲大◇第2試合◇
▼20分1本
真壁刀義 ○永田裕志 タイガーマスク 川人拓来 岡倫之(9分19秒 バックドロップホールド)天山広吉 小島聡 中西学 獣神サンダー・ライガー ×北村克哉◇第3試合◇
▼20分1本
ハングマン・ペイジ ○高橋裕二郎(8分11秒 体固め)石井智宏 ×外道
※ピンプシューズ◇第4試合◇
▼20分1本
○Cody バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア(10分30秒 体固め)マイケル・エルガン ×デビット・フィンレー レイモンド・ロウ ハンソン
※クロスローズ◇第5試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ○ザック・セイバーJr. 金丸義信 タイチ(10分40秒 ジム・ブレイクス・アーム・バー)後藤洋央紀 矢野通 YOSHI-HASHI ×邪道(試合終了後、鈴木が岡を暴行し、デスペラード&TAKA共に邪道へ暴行。そこへ川人が入るも、鈴木がNEVERベルトで殴打する)
鈴木「オイ、後藤!! 後藤、明後日の大阪城ホール、お前の望むとおりにランバージャックデスマッチだ。意味わかるか!? 生きるか死ぬかだ。覚悟して来い!(これで一部のファンからブーイングが飛ぶ)うるせぇハエども、騒ぐんじゃねぇ。テメェらまとめてブチ殺すぞ、コノヤロー(大ブーイングを浴びる)さあ! テメェらもよく聞いとけ!俺たち鈴木軍イチバーン」
【鈴木、ザック、金丸、タイチの話】
鈴木「さぁ、あとは大阪城だ。大阪城、誰連れてくる? 後藤くぅ〜ん! オカダか? それともYOSHI-HASHIか? 邪道外道か? 矢野通か? 誰連れてきたって同じだ! テメェらは所詮、首輪でつながれた集団だもんなぁ! 俺たち鈴木軍とテメェらの違い、全員で味わうがいい。オマエたちが言ったんだ、『これは俺たちと鈴木軍の闘いだ』と。あぁ、ハナからそのつもりだ。さぁ出てこい後藤。そして俺はもうテメェらに用はねぇんだ、次行くぞ次ぃ! なぁ、俺たち鈴木軍、イチバーン!」ザック「(※タイチ、金丸と並び、角瓶を持って)俺たちがチーム・ハイボールだ。でも俺はイギリス人だから、いつも飲むのはジントニックなんだけどな」
タイチ「そう、俺たちが本物の“ザック・ジャパン”だ。オマエらも聞いたことあんだろ? あの有名なザック・ジャパンだ」
ザック「じゃあ“ザック・ジャパン:チーム・ハイボール”でいいんじゃない? 俺はイギリスのジェントルマンだから、ジントニックがいいけど、このジェントルマンたちはウィスキーがいいみたいだからね。今回もロング・フライトだったけど、試合はイージーだったよ。ラッキーなことに今度の日曜日は、オーサカジョーホールで大ブレイクだ。ボスはNEVER無差別級、俺たちハンサム・ジェントルマンはNEVER6人タッグのタイトルマッチ。俺は日本に来るたびにタイトルマッチをやってるけど、今度獲れば4本目のベルトになる。ザックは4本、タイチとカネマルは1本ずつ。IWGPジュニアタッグ王座も獲れば、もっとベルトが増えるよ。そしたらみんなでアメリカに行こうよ。もっとタイトルマッチをやって、もっともっとベルトを獲ろう」
タイチ「そういうことだよ」
金丸「分かったか」
タイチ「そういうことだ。ザック・ジャパンはやっぱり世界に羽ばたくんだよ。世界で成績残したろ? ザック・ジャパン、田口ジャパン、どっちが本物のチームかハッキリさせようぜ」
金丸「大阪だ、大阪! 大阪でハッキリするよ! どっちが本物か!」
タイチ「ザック・ジャパン対田口ジャパンだ! それだけだ! 田口ジャパン、オマエらワールドカップに出たことあんの?」
――(※タイチがコメントブースを去ろうとすると)全日本プロレスの青柳優馬選手が、先日、『SUPER J-CUP 2016』のリベンジがしたいということでシングルマッチを要求してきたんですが……
タイチ「あ? 誰それ? 何?」――全日本プロレスの青柳優馬選手です。昨年、J-CUPの一回戦で対戦したんですが、覚えてないですか?
タイチ「え? 何? 誰それ? 知らねぇよ! それがどうしたの? 渕正信がどうしたの?」――リベンジをしたいということで。
タイチ「って言ってんの? 誰か知らないヤツが。それ何? オマエが言ってこいって言われたの?」――先日の大会のコメントでそれを見たので。
タイチ「ふざけんな。マスコミを通じて? 俺と闘いてぇ? 闘いてぇんだったら、頭下げに来いよ。何マスコミ通じて偉そうにやってんだよ。誰、誰? 渕正信? 渕正信には無理だな」――全日本プロレスの青柳……
タイチ「知らねぇんだよ! そんなヤツが偉そうにマスコミ使って言うなって。テメェが……いや、テメェが来たって誰だかわかんねぇしな。誰だ? 全日本の一番上は」――秋山さんです。
タイチ「あー、聞いたことある。アレだろ? ハゲだろ? そのツルッパゲの頭下げに来いよ。オマエんとこの選手、誰か知らねぇけど、新人? 若手? ウチの若いヤツとやってくれって、言うんだったらなくはないけど……まぁ、ないな。マスコミ通じて言ってんじゃねぇよ、くだらねぇ」【後藤の話】「たしかにアイツの言う通り、俺がここまで来るのに、たくさんの支えと、たくさんの人の助けがあったよ。だからこそ俺は勝ちたいんだ。いままで助けてくれた人たちに、試合で恩返しがしたいんだよ。そんな気持ちアイツには分からねぇだろ。大阪で……大阪で……オイ、鈴木軍! すべてを終わりにしてやるよ。」
◇第6試合◇
▼30分1本
○棚橋弘至 田口隆祐 ジュース・ロビンソン リコシェ KUSHIDA(15分21秒 グラウンドコブラツイスト)内藤哲也 ×SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム【棚橋、ジュース、リコシェ、KUSHIDAの話と田口監督の談話】
KUSHIDA「4月の両国負けて、苦しい時間を過ごしました。勝ったり負けたりの中で負けた時に、気持ちが沈んでる時に、なにをするか。IWGPから遠ざかったいまこそ『踏んばらないといけないんだな』と、自分で自分を鼓舞しました。結果、ROHと『SUPER Jr』を獲りました。チャンピオンから一番遠い人間が踏んばることで、新日本プロレスジュニア、いや新日本プロレス、KUSHIDA個人の敷地面積、活動範囲を広げる為に、命、魂を懸けました。あと大阪城、気持ち込めて、魂込めて闘います。両国の時のようには、絶対いかせない!」ジュース&リコシェ「コーチ! コーチ! コーチ!」
田口「3人でNEVER6人タッグ。(※リコシェを指さし)キング・(※自身を指さし)ラブ・(ジュースを指さし)ジュース。“キング・ラブ・ジュース”で頑張ります。あふれる……あふれるお汁で頑張ります。あふれるお汁……」
ジュース「あと2日だ。勝たないといけない。その日は4試合分闘わないといけない。BULLET CLUBもそうだし、CHAOSもそうだし、スズキグンもチャンピオンチームとも勝たないといけない。これからコーチと作戦を練ってプランを立てたいと思う。もういまから待ちきれないね。もう俺たちは準備できてるぜ。当日はアリーナをタグチジャパンのタオルでいっぱいにしようね。サンキュー、コーチ! サンキュー、リコシェ!」
田口 「アハ~ン」
棚橋「一番おいしいところで帰ってきました。ただ、この間の代々木でもそう。今日の会見でもそう。いまの内藤には、なにを言い返しても揺るがない自信がある。それを今日、最後の前哨戦で感じました。無理な条件はいろいろと多いけど、それは“信念”の問題だから。どっちの応援が多いとか、どっちがブーイングされるとかじゃなくて、自分が正しいと思ったことを貫く。自分がやりたいレスリングを貫く。そういう闘い。その先にベルトがある。そういう闘い。一番おいしいところに帰ってきたということは、その分リスクも大きいということだから。(※右腕を見ながら沈黙)ベルトが獲れるなら、右腕一本あげますよ」
【内藤、EVIL、BUSHI、ヒロムの話】
ヒロム「さっきも言いましたけど、大阪城ホールで、IWGPジュニアヘビー級選手権、高橋ヒロム対ウィル・オスプレイを楽しみにしていただいてたファンの皆さん、大変申し訳ございませんでした(※と、深々と頭を下げる)。全ては、俺の力不足。それ以外何も言うことはねぇよ。公式戦でTIME BOMBを決めれなかったのは事実だ。決めなきゃいけないよ。決まれば終わり、それが決まらなきゃ意味がない。ただ、俺が、TIME BOMB一つで帰ってきたと思うなよ(ニヤリ)。俺が何のためにアメリカに行ったか、そしてアメリカで何を学んできたか、高橋ヒロムのことが好きな人間なら、よく分かるだろう。KUSHIDA、俺はオマエが嫌いだったよ。オマエのことを尊敬してた。心の底から尊敬してたよ。でも、アナタはチャンピオンとしての余裕が出てきてしまった。それが、俺が嫌いになった原因です。オマエはチャンピオンになって、ある程度の地位を築いて、調子に乗っちまったんだよ。それで満足しちまったんだよ。オマエはそれより上に行こうとしなかった。何でかって、ジュニアでオマエより強いヤツがいなかったのは事実だよ。だからってよぉ、調子に乗んなよ。俺がこの3年半、何を身につけてきたか分かるか? オマエを、倒す、だけの、技。そして、オマエが、一番、やられたくない、屈辱的な技で、オマエを終わらせてやるよ。俺の海外遠征の成果、なめんじゃねぇぞ。TIME BOMB一発じゃない。オマエには終わりを見せる。TIME OF THE END。KUSHIDA、オマエの終わりの時だ!」BUSHI「大阪城ホールのカードが決まったよ。この、NEVER無差別級6人タッグ・ガントレットマッチ。もし、チャンピオンの権限があるなら、俺たちの順番、最後にしてくれよ。だってそうだろう? それぞれのチームから代表して出るんだ。勝ち残りでしょ? こんなの『最初から出たい』なんて言うバカいないよ。俺たちはチャンピオンなんだぜ。このNEVER無差別級6人タッグのベルト、ぶっちゃけ順番なんてどうでもいいよ。俺らは防衛する気満々だぜ。楽しみにしてるよ。EN SERIO マジで!」
EVIL「NEVER6メンのベルト……オイ、このベルトよぉ、メインイベントまでいってる、価値の上がってるベルトだろ? オイ、何で今日、会見ねぇんだよ! オマエらが価値を下げてんじゃねぇのか? 愛着がどうのじゃねぇけど、なめんじゃねぇぞ、コノヤロー! 大阪城でプレミアムなタイトルマッチ、もう一度見せてやるよ! よく覚えとけ! This is EVIL! Everything is EVIL! 全ては……EVILだ!」
内藤「棚橋選手、復帰おめでとうございます。まだ右腕が痛いんだろ? 分かるよ。でも、復帰を決めたのは、アナタ自身だからね? 相手の痛めてるところを攻める。これは、プロレスの教科書通りの攻め方だよ。何も卑怯な手は使ってない。教科書通りの攻めをしたまでだから。まぁ、大阪城ホール大会当日も、アタナの右腕を徹底的に攻めてあげるから、大阪城ホール大会、楽しみに待っててよ。それから、先ほどの調印式でも宣言した通り、俺はインターコンチネンタル王座を封印するから。封印が認められないのであれば、俺は返上しますよ。なので、LA大会でのインターコンチネンタル王座戦が発表されてますが、俺がチャンピオンとしてロサンゼルスに乗り込むことはないので、LA大会ご観戦予定の皆様、勘違いしないでください。あと新日本プロレスは、早めにね、『インターコンチネンタル王座戦の中止、もしくは新王者決定戦をやります。内藤は王者としては来ませんよ』っていうのを、アメリカのお客様に伝えるべきだよ。じゃなきゃ、楽しみにしているお客様がガッカリするからね。じゃ、そういうわけで皆様、また日曜日、大阪城ホールでお会いしましょう。アスタ・ルエゴ、アディオス!」
◇第7試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ マット・ジャクソン ○ニック・ジャクソン(20分12秒 エビ固め)オカダ・カズチカ
×ロッキー・ロメロ バレッタ
※ケニーの片翼の天使(試合終了後、オカダが花道を下がると、ケニーが赤コーナーへのぼって挑発。これでオカダはリングへ逆戻りし、至近距離でケニーと睨み合う。
ところが、マット&ニックが忍び寄り、ダブルトラースキックでオカダをKO。さらに、ニックが記者席のテーブルを奪って場外に設置し、ケニーがエプロン上でオカダに片翼の天使を仕掛ける。
しかし、ケニーは敢えてオカダを逃がす)
ケニー「ノー、ノー。オカダ、お前をテーブルに落とすのは、いまじゃない。お前を倒したい。お前に勝ちたい。100パーセント、お前に勝ちたい気持ちがあるんだよ。だけど、それは1対1でだ。正々堂々闘って勝ちたいんだよ。だから、オカダ、オーサカで会おう。GOOD BYE&GOOD NIGHT! BANG BANG BANG!」
(ここでケニーの入場テーマが場内に鳴り響くと、ケニーはIWGPヘビーベルトを肩にかけてピストルサイン。そして、ベルトをオカダの上に乗せると、舞踏会風のお辞儀でさらに挑発して退場した。)【ケニー、マット、ニックの話】
ケニー「オーマイガー、オーマイガー。オカダ、オマエにはいろんなスポンサーもいて、いろんなコマーシャルに出てるみたいだし、ディナーにもたくさん呼ばれてたみたいだけど、今夜は俺たちの方が特別だったな。何しろ“THE ELITE”が戻ってきたんだぜ。みんな楽しんでくれたよね?」マット「もちろんだろ! 俺たちも楽しんだよ。俺たちは、2017年のプロレスリング業界でトップなんだよ。エースなんだよ」
ニック「俺たちは2017年のプロレスリング業界のトップだし、BULLET CLUBがトップなんだ。それはAJスタイルズも知ってるし、カール・アンダーソンもルーク・ギャローズも知ってることだ。BULLET CLUBは俺たちにとって“約束の地”なんだ。俺たちは最高レベルにいるんだ」
マット「俺たちはエポックな存在なんだ」
ケニー「2日後のオーサカジョーホールを、みんな楽しみにしてるだろう。俺も、もちろん楽しみにしてる。リング上で言った通り、俺はアイツを倒したい。それも正々堂々と倒したいんだ。だから今日は試合後、手を出さなかった。90パーセントじゃない、もちろん80パーセントでも70パーセントでもない。100パーセントのオカダを倒したいんだ。それだけじゃない。ニュージャパンのゴールデンボーイを突き落としてやるんだ。AJも倒したかもしれないが、裕二郎とか、他の選手のヘルプが必要だっただろ? 俺は1対1で倒したいんだ。1対1で倒すのは、俺なんだ。そして、俺はこの業界のレジェンドになるんだ。オカダよ、申し訳ない。俺がオマエを倒してしまうよ。THE ELITEが戻ってきた。グッバイ&グッナイ!(※3人で歌い出す)」
【オカダ、バレッタの話】
バレッタ「日曜日にすべてが決まる。そして、世界最高峰のジュニアタッグの闘いになるだろう。日曜日、必ずベルトを防衛してみせる。ベストを尽くすよ」オカダ「ケニー。お前の気持ちも分かるよ。100パーセントの俺を倒せば、このベルト+αが世界に届くよ。ただな、100パーセントじゃない俺にも、お前は東京ドーム勝つことができなかったんだ、コノヤロー。100パーセントだぞ。覚悟しとけよ、コノヤロー。しっかり、お前に“100パーセントのオカダ・カズチカ”を味わせて、必ずお前を倒してやる。覚悟しとけよ、コノヤロー。そんなな、俺の100パーセントは甘くねぇんだ、コノヤロー」
11日に控えた大阪城ホール大会の前哨戦が行われ、セミではで右上腕二頭筋腱遠位断裂で前シリーズを全休した棚橋の復帰戦が行われるが、先発で買って出た棚橋に対し内藤が徹底的に右腕を狙い撃ちにし、棚橋は場外へ逃れるも戦闘不能となる。
試合は残りの田口JAPANのメンバーが奮起して懸命に粘るも、ロスインゴは息の合った連係で試合の主導権を握り続ける。ジュースが内藤にラリアットを浴びせた後でやっと戦線に復帰した棚橋に交代し棚橋は左腕での太陽ブロー、低空ドロップキックからドラゴンスクリューと繰り出していくが、スリングブレイド狙いは阻止されると、SANADAのその場飛びムーンサルトからロスインゴが棚橋を連係で蹂躙する。内藤が棚橋の右腕にコーナーミサイルを放つと、援護を受けたSANADAがTKOからSkull Endで捕獲するが、棚橋がサムソンクラッチで切り返すとグラウンドコブラで3カウントを奪い逆転勝利、勝つには勝ったものの負傷している右腕の影響で棚橋らしさを見せることが出来ず、選手権に向けて不安を残す結果となった。メインのオカダ&ロッポンギヴァイスvsケニー&ヤングバックスは、久々にヤングバックスと組んだケニーが息の合った連係だけでなくコミカルさで試合全体を支配。オカダ組も3人同時トペフェイントで牽制すると、ケニー組がバックステージへと下がり、オカダ組が追いかけるも、こっそりと戻ったケニー組がリング下に潜って隠れ、オカダ組がリングに戻ったところでケニー組が強襲、最初から気づいていたオカダ組は返り討ちを狙うが、ケニー組の3人同時のスーパーキックを喰らってしまい、バレッタが捕まって試合の主導権を握られてしまう。
ケニー組はCodyも加勢すると、外道も駆けつけるが返り討ちにされ、交代を受けたオカダ、ロメロが試合を盛り返すも、ロメロが3人同時のスーパーキックを喰らって失速、オカダもニックにドロップキックを発射してロッポンギも連係で反撃するが、ロメロがヤングバックスに捕まってしまうと、最後はケニーがアシストしてからのインディーテイカーからケニーが片翼の天使で突き刺し、ニックがカバーして3カウントでケニー組が勝利。試合後はケニーが手を差し伸べ、警戒するオカダにヤングバックスがダブルスーパーキックでKOすると、ケニーはリング下に設置されたテーブルにテーブル貫通片翼の天使を狙うも、ケニーは自ら技を解き、マイクでアピールした後でベルトを肩にかざし王座奪取をアピール、内容的にもケニー組が完勝でウマ合うヤングバックスと久々に組んだことでケニーは選手権に向けて勢いに乗ったようだ。第5試合でのNEVER選手権前哨戦は場外戦で鈴木軍が主導権を奪い、終盤には鈴木がスピードで翻弄してから再三スリーパーで捕獲、最後はザックがジム・ブレイクス・アーム・バーで邪道からギブアップを奪い完勝、鈴木は後藤からリードを奪うことが出来ず、厳しい結果となった。
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プロレス多事争論「時の止まった空間」
5月の月間MVP ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/KUKX6VjWSQ 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年6月3日今年旗揚げ10周年を迎えたIGFの内紛劇は昔のプロレスならではの出来事で、企業プロレス化した現在ではまず起こることもなく、また懐かしくもある事件でもあった。
騒動の根本はアントニオ猪木という大スターの奪い合い、最終的には現在の側近はIGFからコーラルZが取って代わったということ、猪木は今まで新間寿氏や永島勝司氏、上井文彦氏、そして猪木事務所と側近を変え、IGFでは娘婿であるサイモン・ケリー氏を側近に据えたが、猪木の側近としてずっといた人間は誰もいなく、今回の一件でサイモン氏も例外ではなかったのだ。
猪木がIGFを見限った理由はIGFが大事にしているのは猪木ではなく、アントニオ猪木というブランドだったことに気づいたことと。IGFのブランドであるNEWが脱猪木を掲げながらも、猪木というブランドを利用し続けようとしていたことだ。だから猪木はIGFから猪木ブランドを取り上げようとしたが、IGFは元々ファンを大事にせずスポンサーを大事にしてきた団体なだけに、サイモン氏らIGFが一番怖れているのは猪木がいなくなったことでスポンサーが離れること、だから脱猪木に舵を切れず、煮え切らないどころか、署名もファンや選手と共に猪木に訴えれば、"今後とも猪木ブランドだけでもを使わせてもらえるのでは"ということを考えて敢えて楽観した態度を取っているのかもしれない。
だが自分はそう長くは続かないと見ている。猪木の姿はなく名前だけと、猪木の存在そのものでは大きな違いがある。IGFのスタッフがいくらIGFこそ猪木イズムの継承者と謳っても、猪木がIGFを認めない以上、名前だけを使っても猪木の存在そのものには絶対勝てるわけがないのだ。IGFがNEWをスタートさせたのは権利上の問題で使えないということもあったのかもしれないが、脱猪木を掲げれば新日本プロレスのようにV字回復が出来ると考えていたからではないだろうか、だが新日本プロレスがV字回復できた理由は、猪木自身が新日本を離れたことで遠慮なく脱猪木に踏み切り、ユークスやブシロードの力を借りて新日本プロレスというブランドを高めたからで、IGFの考える名前だけの脱猪木は甘いとしかいいようがない。
新日本プロレスだけでなく各団体が企業プロレス化することで時代を進めているのにもかかわらず、猪木の周辺は現在のプロレス界とは全くの別世界で時の止まったままの空間になっている。また猪木も現在の居場所は本当に自身が求めた居場所なのか、今後を見定めるしかない。
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CIMAが吉田の罠にかかり脱落!土井がCブロック突破!KING OF GATE 2017熊本大会公式戦結果
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年6月3日6月8日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2017」熊本流通情報会館 900人 超満員札止め
▼「KING OF GATE 2017」Bブロック公式戦/20分1本
[3勝1敗1分=7点]○Kzy(7分57秒 スカイデ・スクールボーイ)[1勝3敗=2点]×Gamma▼「KING OF GATE 2017」Cブロック公式戦/20分1本
[3勝1敗1両リン=6点]▲CIMA(7分45秒 両者リングアウト)[3敗1両リン=0点]▲吉田隆司
これにより7点の土井成樹がCブロックを突破▼「KING OF GATE 2017」Aブロック公式戦/20分1本
[3勝2敗=6点]○ドラゴン・キッド(6分19秒 エビ固め)[4敗=0点]×ジミー・クネスJ.K.S▼「KING OF GATE 2017」Dブロック公式戦/20分1本
[2勝3敗=4点]○ジミー・神田(11分21秒 ラ・マヒストラル)[3勝2敗=6点]×望月成晃 -
Evolutionが邪道軍に完敗…諏訪魔に迫る大仁田厚という呪縛
5月の月間MVP ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/KUKX6VjWSQ 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年6月3日6月8日 超戦闘プロレスFMW「非情の街に危険な香り」新宿FACE 600人満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○佐野直(6分50秒 片エビ固め)×ショッカー
※フロッグスプラッシュ◇第2試合◇
▼30分1本
美月凜音 友龍 ○長瀬館長(11分0秒 スリーパーホールド)ワイルドベアー ×大野ワイルド翔士 ワイルドセブン◇第3試合◇
▼30分1本
○佐藤恵一 雷電(12分13秒 エビ固め)×HASEGAWA 鈴木鼓太郎◇第4試合◇
▼30分1本
中野たむ ○勝愛実(13分44秒 片エビ固め)×ミス・コハル ミス・モンゴル
※ダイビングエルボードロップ◇第5試合◇
▼45分1本
雷神矢口 黒田哲広 リッキー・フジ()チェーンソー・トニー 橋本友彦 ブラックタイガーⅦ◇第6試合◇
▼はぐれ邪道軍vs全日本プロレスEvolution~ストリートファイト・トルネードバンクハウス・絵にウェアホール6人タッグデスマッチ/60分1本
○大仁田厚 ケンドー・カシン 保坂秀樹(10分16秒 体固め)諏訪魔 ×青木篤志 スーパー・タイガー
※バックドロップ【大仁田の話】「やっぱり最後まで負けて生きるわけにいかないし。ハードコアの世界で生きてきて、28年前にハードコアを考え出して電流爆破を考え出して生きてきて、ある種、それしかない。別に才能があるわけじゃねえし。才能なんてありゃしねえ。だけど、新日本プロレスで電流爆破やり、最後の望みであった全日本プロレスの選手も、全日本プロレスのリングじゃないけど、選手が電流爆破に上がるってことは一緒のようなもんだから。ちょっと形を変えただけじゃん。引きずり込むことはできそうだし。7月中に考えております。ホントにご迷惑な男で。だけど、こんな迷惑な男も一人ぐらいいないとプロレス界もおもしろくねえし。ただ一つ、リングを降りる時寂しいだろうなって。なんで戻ってきたかって、本音を言うとやっぱりさびしかったのかもしれないし。すごい寂しい思いで。俺は諏訪魔、青木、いい度胸していると思うよ。アイツらだって全日本プロレスのファンからブーイングを浴びるわけだから。それでも、電流爆破に上がってこようとする姿勢に敬意を表す。申し訳ないけど、自前のリングで最終的に勝てたのは、たぶんハードコアの神様が俺にチャンスをまだまだ与えてくれたのかなと。全プロレスファンの皆様、申し訳ないですけど、10月31日まで、あなた方があっと驚くような男たちをリングに上げますので。最後の大仁田厚を、最後の最後まであがいてあがいてあがきまくって、去ろうと思います」
【諏訪魔の話】「いやあ、なんだこりゃっていう。ちょっと体を使ったプロレスというかな、使ってねえじゃん、体を。いやあ、微妙だね(苦笑)。上がってみて。(後味がよくない?)ちょっとありえないな。だいたい、いつも勝っても負けても汗かいてさ、ちょっとした充実感というのがあるよ。ただ(きょうは)充実感、まったくないし。これどうなのかなっていう。これは間違いなく、いま全日本プロレスには必要ないし。ホントに青木にも申し訳ないし。アイツだって体を張ったプロレスやりてえんだよ。それをこういう形でね、にぎやかすプロレスというか。
(ボードを破壊したが)当然、ああいう武器を壊すためにアレを持ってきているわけで。人を傷つけるために持ってきているわけじゃないんで。だからさ、一つ一つ壊していくしかない。バットもそうだし。それに喜んでる大仁田信者もどうかと思うよ。時代は違うだろう。そういうふうに思うし。
ただ、じゃあこれで終わりだよって、そういうわけじゃない。プロレスというのはこういうもんだというのをね、ぶつけていきたいと思うし。体を張ったプロレスをこのリングでやっていくしかねえよな。と、思うんだ。まだまだきょうは第一歩ということなんで。全日本には絶対に上がらないでほしい。今度のアジアで最後にしてほしいよな。俺の願いですよ」
諏訪魔自らFMWに参戦し、カシンと合体した大仁田率いる邪道軍と対戦するが、Evolution側は佐藤光留が負傷欠場したため、EvolutionのメンバーであるSタイガーが起用された。
諏訪魔は巨大斧を持参、大仁田が水で奇襲をかけるが、諏訪魔はイスの上に設置されたボードを斧で真っ二つ、そして場外戦へと突入となるが、大仁田は諏訪魔に鉄柱攻撃、イス攻撃で脳天を痛打してからのDDOで痛めつけ、更に急遽欠場となったNOSAWA論外に代わって出場したブラックⅦも介入するが、青木がドロップキックからのミサイルキックで返り討ちにすると、Sタイガーも保坂をニールキックからジャーマンで投げる。
大仁田とカシンは場外でSタイガーを捕らえにかかるが、諏訪魔が大仁田に襲い掛かりテーブル貫通パワーボムを狙うもカットされ、逆に青木が大仁田のテーブル貫通パイルドライバーで突き刺す。
青木も大仁田に水噴射で逆襲しギターショットで一撃してから、介入するブラックⅦもトラッシュ缶で排除、そしてカシンは有刺鉄線バットを持ち出すと、大仁田を確認してから一撃し、青木と握手で裏切りかと思いきやカシンは青木にもキック、大仁田は青木に有刺鉄線バット攻撃からバックドロップ、机の破片で青木だけでなく諏訪魔にメッタ打ちにしてから、青木にDDOを決める。
諏訪魔がカットに入り、大仁田にバックドロップを決めるが、ブラックⅦが再び介入、諏訪魔は大仁田とブラックⅦに両腕ラリアットを浴びせ、青木がイスで一撃を狙うが大仁田が毒霧噴射で迎撃し、カシンも大仁田に加勢して青木に合体ブレーンバスターから大仁田がギターショット、バックドロップ、イスでの一撃からのバックドロップ、机からのバックドロップで青木から3カウントを奪い邪道軍が勝利、試合後の大仁田劇場でも大仁田は「全日本との電流爆破、決定じゃ!」と叫んだが、諏訪魔はあくまで拒絶の姿勢を崩さなかった。諏訪魔にしてみれば、大仁田とはこれきりという形で重い腰を挙げてFMWに乗り込んだはずだが、敗れたことで大仁田に強く出られる結果となり、諏訪魔がいくら拒絶しても逃げ切れない状況になりつつある。
勝っても負けても大仁田厚という存在は打ち消すことが出来ないという現実、果たして諏訪魔はその呪縛から逃れられることが出来るのだろうか・・・HAGURE JADO GUN pic.twitter.com/3N55lmL7xR
— BLACK TIGER Ⅶ (@vii_blacktiger) 2017年6月8日FMW大仁田厚を味わってきた。
試合スタートで水を撒かれ、
機動力を全て奪われたのが
敗因かな。
だが
大仁田厚を『倒す意義』だけは
ハッキリ見えた。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年6月8日今日の試合1番気になったのは
試合後
青木の凹み方が尋常じゃないことだよ。マジで大丈夫か?
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年6月8日FMW終了。
いろいろ凹むわ。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年6月8日 -
土肥も無念のギブアップ…誰が独走する芦野を止めるのか?
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年6月3日6月6日 WRESTE-1「WRESTE-1 TOUR 2017 OUTBREAK」後楽園ホール 798人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇エキシビジョンマッチ◇
▼3分
△立花誠吾(3分時間切れ引き分け)△佐藤嗣崇◇第1試合◇
▼30分1本
アンディ・ウー 児玉裕輔 熊ゴロー ○藤村康平(8分4秒 キャメルクラッチ)三富政行 頓所隼 ×一 皇壮馬(試合終了後)
藤村「今日をもちまして、僕はメキシコに単身行ってきます。メキシコでは新しいことばかりなので、全て吸収してW-1に帰ってきます。帰ってきてからも応援よろしくお願いします」◇第2試合◇
▼30分1本
○木村花 安納サオリ(7分27秒 片エビ固め)×才木玲佳 万喜なつみ
※ブレーンバスター◇第3試合◇
▼30分1本
○吉岡世起 進祐哉(6分40秒 片エビ固め)NOSAWA論外 ×ジェイ・フレッディー
※S・K◇第4試合◇
▼ジャスト・コントラ・ファンサービス/30分1本
○黒潮"イケメン"二郎(8分40秒 片エビ固め)×近藤修司
※ムーンサルトプレス黒潮「オエッ! おいおいどこいった! 修司!(リングサイドに近藤を見つけて)なんで帰ってる!? 修司…。勝ったぞー! オレ、後楽園のリングで、大物に、勝ったぞー! 近藤さん、オレ、ジャケット、あんたから勝って守りました。あんた、オレから負けたから、いまからファンサービスしてください!」
近藤「いまから? 次の後楽園だろ、次の後楽園」と言って引き揚げようとするが、黒潮が「いま! いま! ジャストナウ!」と引き止め「ちょっと佐藤、あれ持ってきて」とセコンドの佐藤に呼びかける。近藤は客席を指して「オマエ、次の後楽園、コイツら絶対来るぞ。オレのファンサービス見に来るぞ」と次回の集客を意識した発言をするが、黒潮は「次も大事だけど、やっぱりいまでしょ。近藤さん、わかんないですか、ファンサービス。やったことないからわかんないか。そっか、わかんないかぁ」
黒潮「(佐藤からカツラとジャケットを受け取り)わかります? 見えますか? じゃあまず、肩慣らしにお客さんにフルスマイルで『本日は誠にご来場ありがとうございました』。これいってみましょう」
近藤「本日は…」
黒潮「スマイルスマイルスマイル! 笑って!」
近藤「…本日はご来場、誠にありがとうございます!(深々と礼)」
黒潮「はい、スマイルスマイル。よし。あと一つだけ。言ってしまえばこれは罰なので、オレの思うファンサービス、オレの入場を潰しただろさっき。オレがやるはずだった入場をあなたにやってもらいましょう。(歓声)覚悟が決まったそうです!(黒潮が近藤とともに引き揚げながら「あと10秒後に『Hello』を流してください。お客さん、カウントお願いします!。(カウントダウンに続いて『Hello』が流れ、ジャケットにカツラをかぶった近藤がゲートから普通に出て来るが、黒潮が一度戻してやり直し。近藤がハイテンションで両手を突き上げながら入場。黒潮にうながされてカメラに向かって黒潮とともにジャケットをはだけ、髪をかき上げる。黒潮とともにエプロンに上がってリングインしようとするが、黒潮が止めて2人でエプロンから客席に向けてアピール。ここで近藤がカツラを脱いでリングを降り、ジャケットも脱ぐ。)たぶん、自分の中で100%なので、今日はいいでしょう。(引き揚げようとする近藤に)近藤さん近藤さん近藤さん! まだ終わってないって! すいません、ちょっと、マジメな話をしたいです。(近藤がリングに戻る)今日、勝ったんで、ずっと引っかかってたことを言いたいです。あなた、オカダ・カズチカと飯伏幸太を育てたって聞きました。オレも育ててください」
近藤「いいよ。オレが育てたらオマエは間違いなくチャンピオンになる。でもな、これだけは守ってくれ。今日、その死守したジャケット、一生続けろ。このスタイルで上まで目指せよ。それを守るんだったらオマエを育ててやるよ」
黒潮「よろしくお願いします!(引き揚げようとする近藤に)近藤さん近藤さん! まだ終わってないって! ファンサービスまだ終わってないから! あとで、このジャケットとカツラをかぶってオレと近藤さんでグッズ売店、チケット売り場のほうに行きます。いつもはグッズとチケット買わないと写真撮影ダメなんだけど、でも今日はなんと、キス以外はOKにします! キスしちゃダメですよ。このあと大会の告知が1個だけあるので、それを見終わったら、売店のほうにレッツゴー」
◇休憩前◇
ビジョンで7・12後楽園での「W‐1グランプリ2017」の開催が発表される。今回は8選手による1DAYトーナメントでおこなわれ、優勝者は9・2横浜でW-1チャンピオンシップに挑戦。出場選手は近藤修司、河野真幸、征矢学、稲葉大樹、熊ゴロー、黒潮“イケメン”二郎、この日の芦野祥太郎対土肥孝司の敗者、ACE選抜選手(7・2新木場のトーナメント優勝選手)。組み合わせは以下。▼トーナメント1回戦
①河野VS稲葉
②近藤VSACE選抜選手
③征矢VS熊ゴロー
④黒潮VS芦野対土肥の敗者
▼トーナメント準決勝
◎①の勝者VS②の勝者
◎③の勝者VS④の勝者(稲葉大樹登場)
稲葉「本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。ここでボクの今現在の状態を言わせていただきたいと思います。先月の小田原大会の試合中に脳震盪を起こしてしまいまして、試合後すぐに病院に行って、検査の結果は異常がなかったんですけど、その日の記憶が1日全部飛んでしまいまして、医師と相談した結果、ちょっと症状がひどいということで、いま大事を取って欠場しています。でも、いまビジョンに出てる通りまた文体のメインを懸けてトーナメントが始まりますので、7月12日の後楽園までには絶対体調を元に戻して、またみなさんの前に立ちたいと思っています。ぜひまた会場に来てW‐1見ていただきたいと思います。よろしくお願いします!」◇第5試合◇
▼WRESTE-1クルーザーディヴィジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第9代王者]○MAZADA(12分23秒 片エビ固め)[挑戦者]×カズ・ハヤシ
※正田落とし
☆MAZADAが初防衛に成功(ベルトを受け取ったMAZADAは場外でダウンするカズに向けて拳を突き出すが、カズは応じずにセコンドの肩を借りて退場。MAZADAがマイクを持つと、アンディと吉岡がリングへ。)
MAZADA「お、お、お…あの、挑戦ね。ダメダメ。(アンディに)オマエ先月負けたじゃん。却下。(吉岡に)先々月、アンディに負けた。却下。絶対やらねえ!」
(MAZADAはアンディと吉岡をリングに残して退場。アンディと吉岡が胸を突き合ってにらみ合った。)
【MAZADAの話】「上がりましたかね? このベルトの価値が今日の試合で。俺は上がったと思うんですわ。それで、若いのがついてきたら完璧ですよね。W-1のクルーザーウェイトの人たち。まだ負けませんよ。試練だと思ってやってるんで。絶対に負けませんから。社長は強え…。スタミナが強い。技が強いんじゃなくて、スタミナが強い。余裕の顔ができないですよ。なんですかね、長いことやってると、間を作るっていい言い方ですけど、どこかで休んでいるんですよね。うまいことバレないように。勉強しなきゃ。もっと勉強しなきゃ。次は誰でしょうね。パレハがいいなあ。なあなあでタイトルマッチをやるパレハがいいなあ。やりたいなあ。W-1の夢が叶うんですよね」
【カズの話】「完敗です。3ヵ月時間をください。3ヵ月。MAZADA、クルーザーのベルトを守り抜けよ。俺と2人で文体のメインでもう1回だ」
◇第6試合◇
▼WRESTE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[第9代王者組]河野真幸 ○伊藤貴明(16分56秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者組]征矢学 ×タナカ岩石
☆河野&伊藤組が初防衛に成功【河野、伊藤の話】
伊藤「もっとワイルドの征矢さんに絡みたかったですね。岩石ばっかりでした」河野「防衛戦はクリアー。俺たちの勝ちだよ」
(すると、そこに熊ゴローが登場)
熊ゴロー「そのベルト、俺と孝司さんに挑戦させてくれ。今、防衛したばっかりで大変かもしれないけど、そのベルトは土肥熊のベルトだ。リマッチ権はある、土肥孝司もメインで必ずベルトを取ってチャンピオンになる。実績として十分でしょう。挑戦させろ」河野「2回連続で負けたら、この先、どうなるかわかってるのか? その覚悟はあるのか?」
熊ゴロー「覚悟はあるよ。何か懸けてやるよ。何でもいいよ」
伊藤「次、負けたらセントーンは禁止だ。負けたら一生使うなよ」
熊ゴロー「やってやるよ。セントーンを懸けてやるよ。このベルトは俺たちが必ず取って、セントーンを守り抜いてやるよ」
◇第7試合◇
▼WRESTE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○芦野祥太郎(19分46秒 アンクルロック)[挑戦者]×土肥孝司
☆芦野が3度目の防衛に成功。(試合終了後)
試合後、ダウンする土肥の前でベルトを掲げて勝ち誇った芦野がマイク。芦野「V3、達成。おい、これでNEW ERAからももう出てこれねえだろ。よし、これで次の防衛戦は(会場内の幕を指差し)9月2日、文体だ。(セコンドの肩を借りて引き揚げる土肥に)よくやった。よくやったぞ孝司。さっさと帰れ。まあトーナメントやるみたいだけど、まあどいつもこいつも弱いから、オレに負けたヤツらばっかだろ、出てくんのはよ」
(そこで近藤、黒潮、河野、征矢、熊ゴローがリングへ。)
近藤「オマエはまた偉そうに…(と言いかけると芦野が制して)芦野「おいおいおい、さっきよ、イケメンに負けて、カツラかぶってヘラヘラしてたヤツがよ、どのツラ酒下きてんだコノヤロー」。続けて「(河野に)オマエもよ、3月、オマエから取ってんだよ。タップしてんだよ。(征矢に)先月タップしたな。(黒潮に)1月タップしたな。全員倒してるぞ(4人がつかみ掛かろうとするが、芦野がACE勢に「止めろ止めろ」と指示して止めさせる。)そして熊ゴローに「おせえな、オマエ。オマエなんかもともと眼中にねえよ、鈴木(熊ゴローがいきり立つ。)「(コーナーに立ち)立花、オレのベルト取ってくれ。(受け取って)はい、ありがとう。どいつもこいつも雁首そろえてよ、1対1じゃ勝てねえからこうやって出て来てんだろうがよ。こんなんじゃ落ちねえよ。今日オレ勝ったんだよ。ここはオレのリングだ。さっさと帰ってもらっていいですか? 帰れ帰れ。(熊ゴローに)第1試合でよ、たらたらやってるヤツが突っかかって来るんじゃねえよ。(いきり立つ熊ゴローに)そんなやりたかったらよ、トーナメント優勝してこい。文体で待ってるよ。勝ってこいよ。間違ったこと言ってますか? 帰れ帰れ。(熊ゴローが『クソガキ!』と吠えると)クソガキってオマエの方が年下だよ。(黒潮は『覚えてろよ!』と絶叫して引き揚げる)大丈夫、覚えてるから。河野さん、待ってます、文体で。あなたと一番やりたいんですよオレは。待ってますよ。OKOK、みんな帰ったね。まあ、あの人たちでトーナメントして、今日欠場してる稲葉さん、あとさっきオレに負けた土肥孝司、あとACEか。9月2日に向けてトーナメント来月やりますんで、ぜひみなさん応援してあげてください。で、NEW ERAから、まだ言えないけどオレのこのやり方に賛同してるヤツもいるから、そいつが合流するのももう近いんで、オレとW‐1のこれからの新しい風景、ぜひ期待しといてください。以上です」
【試合後の芦野】
芦野「勝ちましたよ、V3。W-1で最多防衛ですよ、最多防衛。もうこれで、あってないようなもんですけど…連合軍もNEW ERAも全員制覇でしょう。次、トーナメントでうまく両方がおり混ざっているんで。ACEも1人出るんで、本当に楽しみですね。誰が決勝に上がってくるのか。優勝するのか。凄い楽しみして、日々練習していきたいと思います。誰が上がってきても関係なく、僕は自分のプロレスを自分のやり方でやるだけなんで」※ここで立花が缶ビールと缶コーラを持って登場する
芦野「W-1にいないでしょ、勝ってビールを飲む人は。よし、飲むぞ。乾杯」
※立花がビールを取ろうとするが、止めてコーラを渡す
芦野「未成年だから。気を遣ってるんですよ」
※2人はそれぞれを飲み干す。スタッフから立花が乾杯の音頭を取らなかったことにツッコミが入ると
芦野「これがコイツのいいところなんで大丈夫です。これから立花と一緒にやっていって。19歳ですからね。酒も飲めない。でも、W-1の中でも一番頑張ってるんですよ。コイツがこれからドンドン実力を付けていって。NEW ERAから来るヤツもいるしね。これからいろいろと勢力を拡大していくんで、ぜひぜひ楽しみにしていてください。俺の動向、そしてW-1の新風景ですね。みんなここに注目してもらって。W-1は俺がウリなんで。じゃあ、乾杯!」
※自ら頭にビールをかけると、立花はコーラを浴びる
芦野「じゃあ、シャワーを浴びに行くぞ。よし、今日はパーティーだ」
【土肥の話】「(熊ゴローに肩を借りて姿を現すと)芦野、強いよ。また俺は一から出直します」
WRESTE-1後楽園大会はNEW ERA解体を突きつけ王者・芦野にNEW ERAから土肥が挑戦、序盤はグラウンドで互いに出方を伺うも、芦野がタックルから顔面を踏みつけると、起き上がった土肥はローリングエルボーを放ち、芦野はたまらず場外へ逃れ、エプロンに戻る芦野に土肥がショルダータックルで再度場外へ追いやり、リングに戻ってからも頭突きやローリングエルボーなどでまた場外へ追いやり、土肥は胡坐をかいて芦野のリングへ戻るのを待つ。
土肥はリングに戻った足のに首投げから後頭部への低空ドロップキック、ネックブリーカーと首攻めを展開、逆水平からドロップキックと攻勢に出て、芦野の頭を叩くが、この隙を突いた芦野がドラゴンスクリューを連発してからエルボースマッシュ、串刺しバックエルボーからランニングエルボースマッシュと流れを変える。
芦野は俵返しから足首へのストンピングと足攻めを展開、ローキックから自ら場外へ降り、場外からのアンクルロックを仕掛け、「こんなもんか、終わりだよコイツ」と挑発も、起き上がった土肥はタイツを掴んでコーナーにぶつけてから後頭部ラリアットを浴びせ、後頭部ギロチンドロップと猛反撃する。
土肥は変形羽根折り固めで絞めあげると串刺しラリアット、もう一発は芦野がエルボースマッシュで迎撃するが、土肥はローリングラリアットで応戦して、エルボー合戦に持ち込み、ランニングエルボーを狙う土肥を追走した芦野がエルボースマッシュを浴びせるも、芦野が突進したところで土肥もスパインバスターで迎撃する。
土肥はパワーボムを狙うが、堪えた芦野がアンクルロックで切り返し、土肥も変形羽根折り固めで切り返す。土肥はラリアットを狙うが、かわした芦野がフロントスープレックスで投げ、エクスプロイダー狙いは土肥が阻止してバックの奪い合いからショルダータックル、そして熊ゴローの声援に乗ってセントーンからダイビングセントーンを狙うが、追いかけた芦野が雪崩式フロントスープレックスも、起き上がった土肥もサイドバスターで返す。
両者ダウンの後で先に起きた芦野はエルボースマッシュを乱打も、土肥はハーフネルソンスープレックスを連発してからラリアットを浴びせ、勝負を狙って垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、芦野はフロントネックロックで捕獲、だが脱した土肥はライガーボムから再度垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、芦野はアンクルロックで切り返す。
土肥は何度も蹴って脱出し張り手からボディーブローも、ナックルをかわした芦野は5連続ジャーマンからアンクルロックで捕獲し土肥は無念のギブアップ、芦野が防衛となった。試合後には芦野が次の防衛戦を9・2横浜に指定しW-1GPに出場が決定している近藤、黒潮、河野、征矢、熊ゴローが現れてるが、芦野は各選手を挑発、近藤らが怒って芦野に襲い掛かろうとするが、若手達に制止される。芦野は自分に賛同する選手が近いうちに合流することを予告して大会を締めくくった。
NEW ERAから土肥が挑戦も芦野を崩すことが出来ず、WRESTE-1は芦野が独走状態。次期挑戦者はWRESTE-1GPの優勝者となるが、誰が優勝して芦野に立ちはだかるのか・・・セミのタッグチャンピオンシップは征矢のパートナーに抜擢された岩石が伊藤に何度もサッカーボールキックを浴びせるが、場外戦で伊藤の逆襲に遭い、リングに戻ってからも伊藤のパワースラム、河野もニーリフトと岩石を捕らえて痛めつける。
それでも岩石は河野をかんぬきで捕らえてから頭突きを連発し、ランニングヘッドバットから征矢に交代すると、征矢も河野に串刺しバックエルボー、ブルドッギングヘッドロック、伊藤もろともネックブリーカードロップとDDTのあわせ技で流れを変え、岩石を呼び込んでダブルチョップと頭突き、征矢が岩石の首根っこをつかんで倒れ込みヘッドバットの連発、ブレーンバスターの体勢から岩石を持ち上げて河野の上に叩き落とす人間爆弾攻撃と合体攻撃の連打で猛反撃する。
4選手が入り乱れて乱戦となり、河野と征矢がエルボーとチョップの打撃戦を展開、河野のランニングニーをキャッチした征矢はワイルドボンバーを浴びせれば河野もジャンピングニーで応戦、両群交代して伊藤と岩石もエルボー合戦から、岩石が頭突きの連打を浴びせるも、伊藤はニールキック。ミドルキックの連打、張り手を浴びせ、岩石も張り手で応戦して頭突きを浴びせる。
ここで征矢が入ってワイルドボンバーと頭突きのサンドイッチ攻撃が決まると、岩石が水車落とし、征矢のデスバレーボムの援護からダイビングヘッドバットを投下、頭突きの連打と浴びせるも、ニーリフトで反撃した伊藤が河野のネックハンキングボムの援護からのジャーマン、河野のチョークスラムでの援護からダイビングボディープレスと攻勢をかけ、ニーリフト、水面蹴り、ランニングサッカーボールキックと蹴りまくり、岩石も丸め込み技からのクロスフェースで抵抗するが、逃れた伊藤はランニングニーからジャーマンの連発で3カウントを奪い王座を防衛。試合後のバックステージでは土肥、熊ゴロー組が前王者の権利として再戦を要求し、王者組も敗れたら熊ゴローはセントーンを禁止という条件を課して挑戦を受諾した。クルーザーディビジョンチャンピオンシップは挑戦者のカズがMAZADAを場外へ追いやりトペを命中させるが、MAZADAは鉄柱攻撃から上空高くホイップしてスタンド席とリングサイドを仕切る鉄板に首から激突させるギロチンホイップで先手を奪い、リングに戻っても首攻めを展開するが、カズはスパインバスターからのライオンサルト、ターンバックへのコンプリートショットと流れを変えるが、MAZADAもカニバサミでカズをターンバックルへ直撃させてからの619、エプロンのカズにラリアット、場外に落ちたところでプランチャとカズにリードを奪わせない。
劣勢のカズはMAZADAの雪崩式狙いを、MAZADAをロープ側に座らせたところで飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーを決め、MAZADAがダウンかと思いきや、カズが油断したところで起き上がり正田落としを決める。
MAZADAはラリアットを狙うが、かわしたカズがトラースキックからファイルカット、雪崩式リバースブレーンバスターからパワープラントで勝負を狙うも、逃れたMAZADAはワンツーエルボーからMAZADAデストロイ、しかし起き上がったカズがラリアットで応戦してトラースキックを乱打する。
カズは再度パワープラントで勝負を狙うが、切り抜けたMAZADAはカズの繰り出すバスソーキックの乱打を全て見切ってラリアットを浴びせ、アルゼンチン式正田落とし、カズのハンドスプリリングレッグラリアットをかわして再度ラリアットを決めると、最後は垂直落下式正田落としで3カウントを奪い王座防衛。
試合後は前王者の吉岡、アンディが挑戦を迫ったがMAZADAは却下した。
第4試合の黒潮vs近藤は黒潮が敗れたらジャケット剥奪、近藤が敗れたら普段しないファンサービスをするという条件が課せられるジャケット・コントラ・ファンサービスで行われ、近藤にキングコングラリアットを喰らった黒潮は連発を膝蹴りで迎撃し、飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーから飛び膝蹴り、新技の変形のエメラルドフロウジョンと畳み掛けてからムーンサルトプレスで3カウントを奪いジャケットを死守、試合後に近藤は条件通りにジャケットとカツラを着用してファンサービスに勤めるが、その後で一転して黒潮が近藤に弟子入りを志願し、近藤は黒潮が一生ジャケットを一生着続けることを条件に弟子入りを認めた。また休憩明けには7・12後楽園から開幕するWRESTE-1 GPの組み合わせを発表、また脳震盪で欠場した稲葉も登場してGPまでに復帰することを約束した。
最後に第1試合ではメキシコ武者修行にでる藤村の壮行試合が行われ、ACEの一を破って勝利を収め、WRESTE-1にしばしの別れを告げた。
【試合結果詳報】芦野祥太郎が“狂犬”土肥孝司下しV3!近藤修司が屈辱のファンサービス&黒潮“イケメン”二郎の弟子入り受諾「ジャケット、一生続けろ」。熊ゴローがまたリング破壊…WRESTLE‐1後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2vAK4 #週プロモバイル #w_1 pic.twitter.com/lvvygzkVe4
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年6月6日後楽園大会終了。
V3達成。土肥孝司という男の意地を感じた。これからWRESTLE-1が上に上がる為に土肥は絶対に必要な存在。だからこそもう一回這い上がってこい。
次の防衛戦は9.2文体。
誰でもいいぞ。
矢でも鉄砲でも火炎放射器でも持ってこいやァ…#w_1 #COYG
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2017年6月6日また這い上がります。
たくさんのご声援ありがとうございました。#w_1 pic.twitter.com/KYNVhmqFVQ
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2017年6月6日クルーザーディビジョンタイトルとれなかった。
今のmazadaさんには、ずっと守り抜いて欲しい。
ちゅーか勝てる相手いないだろ?
次のリベンジでmazadaさんから必ずとる!
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2017年6月6日フィニッシュ
ジャケットを守り抜きました!
ただジャケットを守れたことよりも、近藤さんに勝てたことの方が何よりも嬉しい。
日々成長!
これから宜しくお願いします!#w_1 pic.twitter.com/V0j7yUOr9O
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2017年6月6日今日はWRESTLE-1後楽園大会。歴史を感じる古い扉発見。そこにはなんと俺の似顔絵が!誰が書いたんだ!? pic.twitter.com/KteTF515Xo
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2017年6月6日 -
猪木側が警告文という形で圧力…それでも煮え切れないIGF
5月の月間MVP ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/KUKX6VjWSQ 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年6月3日<プロレス格闘技DXより>
新格闘技イベント「ISM」の開催を発表した猪木氏は5月25日に行った発表会見の席上で「IGFを整理する」と決別宣言と受け取れる発言を口に。今月2日には自身のツイッターで「今のIGFには理念が無い。カネが絡むと、どうして人間はこうなってしまうのか。IGFからは、とっくに手をひいている。俺の名前を勝手に語るな。NEWは勝手にやればいい」と投稿もしていた。これを受けてIGFサイドは6・2後楽園大会でサイモン取締役が継続を宣言。署名活動も行っている。そして、この日、青木社長、サイモン取締役、宇田川EDの執行部3名が会見を開いた。
猪木氏は現在IGFの経営には携わっていないものの、IGFの主要株主ではある。猪木氏の発言を青木社長は「現状、IGFが主に行っているのはNEWの運営となっていますので、IGFを整理するということはすなわちNEWのことに関して」と受け止めている。ただ、NEW立ち上げに際して昨年8月2日、議員会館を訪れ、猪木氏に概要を伝えてある。また、9月27日に猪木氏サイドから「それらの報告は無用です」との通達があり、「NEWはお任せいただいたものと判断しました」(宇田川ED)という。だからこそ「猪木会長に頼らずやっていく」との姿勢を明確にし、4・5後楽園で旗揚げ戦を行い、6・2後楽園大会で第2シリーズに突入するところまでこぎつけた。2年間で50大会の開催を目指し、それが終了した時点で総括し、その先の方向性を模索するつもりでもいる。
その矢先に発せられた「整理」発言には困惑しかない。青木社長は「関連している選手、業者さんがありますので、何としてもNEWというブランドを守っていきたいと思っています。整理する、なくすというような意味合いであれば、到底、理不尽な話は我々としては受け入れられない」と改めて継続の姿勢を強調した。
そして5月23日、サイモン取締役宛に猪木氏サイドの弁護士から警告書が送られてきた。ドワンゴが運営する「プロマガ」内で大谷泰顕氏が運営する有料メルマガ「熱血道」で行われた『緊急座談会「プロレス総選挙」は是か非か!?』なる企画において、取材を受けたサイモン取締役の発言が猪木氏の「社会的評価を下げる発言であり、名誉権を侵害する行為であることは明らか」と判断され、「貴殿は本メルマガの制作に協力していることが明らかですので、本警告書到達後すみやかに通知人(猪木氏)に対する全ての記事をアーカイブから柵上するよう大谷氏に要請するとともに、貴殿におかれましても、今後は同種の行為を行わないようお願い申し上げます」との要求を受けた。そこには「本警告書到達後2週間以内に貴殿にご対応いただけない場合は、法的手段をとることも検討せざるを得ませんので、すみやかなご対応をお願い申し上げます」とも記されており、穏やかではない。
ただ、「通知人が第1位となったプロレス総選挙が「やらせ」である、という事実を前提とした発言が多数掲載されています」とはあるものの、具体的にどの発言が社会的評価を下げる発言、あるいは名誉権を侵害する行為に該当するのか明記されていない。サイモン取締役にも心当たりはなく、「猪木さんが何で1位なのか?というようなことは言ってませんし、逆に猪木さんが1位になってほしい、なってよかったという気持ちでした」と説明。青木社長も「特に猪木会長の社会的評価を下げるような発言をしているわけではなく、内容的には誤解が入っているのではないかと思っております」との見解を示した。
猪木氏の娘婿でもあるサイモン取締役は「ここ最近の猪木さんは急にというか、おかしいなというのはありますよね。昔からそうなんですけど、コミュニケーションはそんなにとらなくても会ったらわかってたつもりだったんですけど、ここ最近ですね。特に弁護士の書類に関しては本当にびっくりですし、ショックを受けてますね」と困惑しかない。猪木氏の真意を測りかねているのが現状で、「目を覚ましてください。周りの人たち、横の人に影響を受けているのかわからないけど、猪木さんにちゃんと情報を与えてもらいたい」と呼びかけた。
現在はNEWで規模を縮小した形だが、IGFとしてはいずれ再び大会場での大会を開催できるところまで再興し、そのあかつきには猪木氏にそのリングに上がってもらうつもりでいる。青木社長は「アントニオ猪木という存在は非常に大きいですし、スーパースターであり、発言力というところでいうと、我々は本当に小さい虫けらのような存在かもしれませんが、一寸の虫にも五分の魂という言葉がありますように、我々は小さいながらも興行の運営というところを行っております。こういった小さい存在ながらも力がないながらも何とか存続していきたいというふうに考えております」と話し、「そのときに頼れるのは我々としてはファンの皆様、そして本日お集まりいただいているメディアの皆様に我々の実際のところを知っていただいて、何とか助けていただきたいなと思っております。よろしくお願いします」と訴えていた。
(会見全文=週プロモバイルより)
青木「我々としては旧来おこなってきたような大規模開催ではないものを、アントニオ猪木という名前からひとつ分けてですね、新しいブランドとして立ち上げて。これを(2年)50試合までやってみようと。そこの段階で、もう一度ブランド運営というものに関して検討していこうという形でおこなってきたものになります。50試合をおこなうという目標のなかで、第1シリーズが終了する直前のタイミングで整理するという発言がございましたので、我々としても非常に驚きました。ただ我々としては50試合、なんとしてでもやって、そのなかで自分たちで検討いていきたいと思っておりますし。関連する選手、業者の皆さん等々もございますので。何としてもNEWというブランド、大会運営は守っていきたいというふうに思っております。整理をする、(会社を)なくすという意味合いであれば到底、理不尽な話しは我々としては受け入れられないというふうに考えております」井野広報「過日、放送されたプロレス総選挙に関して猪木氏より送られた警告書に関して説明させていただきます。5月23日、IGF、取締役サイモンに対して、猪木氏の代理人弁護士より警告書が送付されてまいりました」
青木「書面を目の前にしておりますけど、内容としてはサイモン猪木宛てに送られてきた書面になります。猪木寛至氏の代理人として株式会社ドワンゴが提供しているブロマガ・サービスにおいて、大谷泰顕氏が運営する『熱血道』と題する有料メールマガジンについて、下記の通り警告いたします、という警告書になっております。本メルマガにおいて『緊急座談会「プロレス総選挙は是か非か!?」』という記事がある。そのなかで通知人、つまり猪木会長が第1位となったプロレス総選挙がヤラセであるという発言が多数掲載されておりますと。貴殿、つまりサイモンは猪木会長の娘婿であり、元新日本プロレスの社長、かつIGFの取締役としてこの座談会に参加している。そして、同種の発言をしていると。当然のことながら、プロレス総選挙がヤラセであるという事実はないと。これは通知人、猪木会長の社会的評価を下げるような発言になっている。猪木会長の名誉権を侵害する行為であることは明らかである。さらにこれらの発言を有料メールマガジンで配信している大谷氏の行為についても通知人、猪木会長の名誉権を侵害することによりメルマガ購読者から料金を得ているものであって、極めて悪質であると言わざるを得ません。とくにサイモンは、本メルマガの製作に協力していることが明らかですので、本警告書到達後、速やかに猪木会長に関するすべての記事を大谷氏に要請するとともに、今後は同種の行為をおこなわないようお願い申し上げます。なお、本警告書到達後、2週間以内に貴殿のご対応いただけない場合は、法的手段を執ることを検討せざるを得ませんので、すみやかなご対応お願い申し上げます、と。
非常にこの書類が届いたとき、私も非常にビックリしたわけなんですけども。実際にインタビューを受けました、サイモンからお話をさせていただきたいと思います」サイモン「この内容について説明させていただきます。自分の心のなかで、ひと言、言えるのはビックリしてます。このような内容が猪木さんの、それも弁護士からこうやってくるなんて思ってなかったですし、2週間前に届きましたので、今日がちょうどデッドラインの日でもあります。
まずそのテレビ朝日の『プロレス総選挙』を観まして、ファン目線というか、いろんな部分で楽しみに見させていただきました。もちろん意見もありましたし、この選手がなんでこの上位だったり、なんでこの順位なんだとかっていうランキングに対して、見てたファンの人たちと同じ目線でShow大谷さんの番組(サイト)でコメントさせてもらいました。決して、私から猪木さんに対してネガティブなコメントを言った覚えもありませんし、逆に守ったというか、そういうコメントはしたつもりでした。ですので、とてもショックを受けております。
逆にどの場面に猪木さんが怒っているのか、知りたいぐらいな気持ちです。以前の猪木さんだったら、このようなことが起きたとしても、すぐに電話とか誰かにメッセージを伝えて、ひと言言われたぐらいだと思うのですが、ホントに今回は、このようなネットのマイナーな番組(記事)を猪木さんが見てたというのもかなりビックリしてます。これに対して、猪木さんが自分の名誉が落ちるようなことを考えてることに対しても、失礼ですが、なんか小さくなってしまった猪木さん、みたいな気分で、とても嫌だなっていうのが心の底から思っております。自分のなかではやっぱり猪木さんは〝世界のアントニオ猪木〟で大げさに言ったら、神みたいな。世界をサプライズで大きくしていってくれるようなアントニオ猪木でいてもらいたいですので、こんなような…以前、もっとひどいスキャンダルとか吹っ飛ばして、笑い飛ばしてきたのがアントニオ猪木だと思いますので。ホントにこのような書類が弁護士さんからきたことに対しては、ショックですし、不安です」
青木「いまサイモンの話しにもありましたように、アントニオ猪木という存在は非常に大きいですし、スーパースターであり、その発言力というところでいくと、我々のような存在というのはホントに小さな虫けらのような存在かもしれませんが、一寸の虫にも五分の魂という言葉がありますように、我々としても小さいながら、信念をもって、団体運営、興行の運営をおこなっております。こういった小さい存在ながらも、力がないながらもなんとか存続していきたいというふうに考えておりまして。
その時に頼れるのは我々としてはファンの皆様、本日お集まりいただいたメディアの皆さまになんとか我々の実際のところを知っていただいて、助けていただきたいなと思っております。何とぞよろしくお願いいたします」
井野「弊社は〝脱猪木〟と標榜していますが、これはあくまでアントニオ猪木氏を遠退けるような表現ではなく、自力で頑張っていくというような意味の表現であります。何とぞよろしくお願いします」
青木「(「整理」発言以降、猪木サイドとコンタクトは持ったのか?)整理するという発言であるとか、この警告書面をいただいてから直接何か対応をした、対話をしたということはございません。整理をするということについて、具体的な何がしかがくるようであれば、それに対しては対応しなければいけないと思っております。この警告書に関しましては、大谷氏が作成をしているサービスの内容にかかわる部分ですので、我々が直接どうこうというところではありませんけども、サイモンが言っておりましたように、発言自体は猪木会長のことを何か社会的評価を下げるような発言をしているわけではなく。内容自体は、誤解が入っているのではないのかな、というふうには思っております。
(どの部分が社会的評価を落とす等の具体的な指摘はあったのか?)この書類を見る限り、具体的なところは出ておりません。『プロレス総選挙はヤラセであって』ということがありますので、ヤラセであるという個所は具体的といえば具体的かもしれませんが…」
サイモン「(実際にヤラセと発言したのか?)ランキングに関してのコメントはいろいろ言いましたが、ファン目線というか。普通のコメントですよね、なんでこの選手がここなのかとか。その程度です。別に何かっていうのは…。その辺が自分も知りたいです、なんなのかっていうのが。『ネット上でヤラセという発言があった』というやり取りはありました。それに関しては、コメントの一部としていろいろ言いましたけど…。猪木さんに対して何かとか、猪木さんがなんで1位とかは言った覚えもないですし、逆に1位であってほしい、1位で良かったっていう気持ちで言いました。猪木さんを守ると言う意味では、なんで猪木さんが最後に出てきて、テロップみたいな形ですぐおわってしまったのか、寂しいなっていう、それぐらいです。ネガティブな言葉を言った覚えはありません」
青木「(猪木サイドから整理にむけての具体的な動きはない?)そうですね。整理という発言があったあと、何かあったのか?と聞かれれば、特に整理ということを直接我々としてはしていない状況です。
(『整理』という言葉に対して、IGFはどういう認識を持っているのか?)我々がいまやってるのはいまNEWしかないので。IGFを整理するというのは、そのNEWのあり方についてだとは思います。NEWというプロレス大会をもうやらなくするんだ、ということであるならば、我々としては信念を持って継続していきたいというふうに思っているところです」
宇田川「(『整理』発言の以前では、猪木サイドから何か働きかけはあったのか?)NEW構想というのは昨年の6月ぐらいからありました。猪木会長とはお話をさせていただいております。8月2日に正式にNEWというタイトルでいこうと決まりましたので、内容も含めて、議員会館のほうにご説明にあがりました。サイモンのほうも、NWEの選手だったりマッチメークだったりを猪木さんのほうに相談をさせていただきました。猪木会長側とここでは申し上げますが、9月27日に猪木会長側からそれらの報告はもう無用ですと。ということでしたので、我々としてはNEWとしては、こちらにお任せいただいたものと判断させていただきましたし、NEW・IGFに関して、猪木会長に頼らずやっていくと。『俺に頼らずやっていけよ』ということでしたので、我々としてはそこからは社内またはほかの方々のお力を借りながら、4月5日の旗揚げ、そしてまた第2シリーズスタートというところまでこぎつけたということでございます。(では9月27日以降は…?)それ以降はこのNEWについて、何か報告等々あげたということはございません。
(IGFとしては、なぜこのタイミングで『整理』発言が出たと考えているのか?)予兆があったとかなら、事前にこういうことはするな、ああいうことはするなというのがあれば、我々はお話をさせていただいて、じゃあこれは、となりますし、前の段階でNEW構想というのが会長のなかで気に入らないということであれば、その場で言っていただければ、我々としても猪木会長の判断を振り切ってということはございませんので。今回の発言は唐突で、驚いているというのが正直なところでございます。
(今後、IGFとしてはどう対応していく?)発言はああいうふうにありましたが、明後日もう長野・松本大会がございますので。6月17日、18日には大阪、姫路と決まっていて、チケットのほうもセールスさせていただいております。また7月7日には後楽園、15日岡崎、16日津大会、8月25日後楽園というところまで発表させていただいておりますので。我々としてはその大会は運営させていただきたいと思っております。
NEWと警告書の話しがごっちゃになるとあれなんですけど、サイモン等、直接話せる間柄についてもですね、警告書という形で届いておりますので。いま我々としても次のアクションというか、それがあるのかどうか。待ってるわけではないんですが、いまそういう状況ですね。ファンの皆様等々にはご心配をおかけしておりますので。今回は、現状を説明させていただくという場を設けさせていただいたということですね」
サイモン「(義理の親子である猪木さんとの関係において、変化を感じる部分はあったのか?)議員になられてから、コッチも中国に行ってるというのもありますし。だんだんGENOMEのイベントでしかお互い忙しくて、会えなくなってしまったというのもありまして。でも、ここ最近の猪木さんは急にというか、おかしいなというのはありますよね。コミュニケーション、昔からそんな取らなくても会ったら、分かる、分かってたつもりだったんですけど、ここ最近ですよね。とくにこの弁護士の書類に関してはビックリですし、ショックを受けてますね。(細かいことは笑い飛ばす人だったのが…?)そうですね。自分もそのイメージの猪木さんしかありませんので、ショックを受けてます」
青木「(警告書に対して何か対応を取るのか? デッドラインが今日だというが?)求められていることとしては、大谷氏の運営するサイトの話しであって。我々のほうで具体的にできるところというのは限度がある訳なんですけど、もう一点の『同様の行為をしない』ということについては、そもそもサイモンとしてはアントニオ猪木を下げるような発言をしていないと。今後、アントニオ猪木の名前を出すこと自体が下げることなんだっていう話しになると、なんの話も出できなくなるということでもありますので。そこの部分に付きましては誤解であると。こちらとして対応する何かがあるのか?というところになってしまうんですけどね」
宇田川「内容がファジー過ぎるというか、サイモンがこういうことを言った、この発言について許せないということであれば(対応できる)。番組についてヤラセの発言があったと。ヤラセという言葉も発してませんし、そういうことがあったと発言もしてませんし。そこに対して、どういう意図でこういう警告書が送られてきたのかっていうところが正直な話し、分かりかねている。具体的なポイントがあれば対応させていただくんですけど。大谷さんのほうでどういう対応をするかは置いておいて、我々としては正直な話し対応のしようがないというのが率直な感想ではあるんですけど。ただ、アントニオ猪木という名前でこちらのほうに届いておりますので。それについては発言力の大きさや反響の大きさ、我々としても正直なところ、ビックリしている、ビビッてる、驚いているというところです。
(現状、猪木氏と直接的なコンタクトを取ることはできないのか?)本来であれば、サイモンのところに猪木会長から電話でもなんでもいいから『なんだ、サイモン、あんなこと言いやがって』とかお話を戴ければいいんですけど、こういった形(※本件に関しましては、今後は当職=代理人宛てにご連絡いただきますようお願い申し上げますと明記)で警告書というものをいただいておりますので。それについて直接本人には。なので、マスコミの皆さんを通じて、信義を問いたいというふうに思っております」
サイモン「(猪木さんに言いたいことは?)伝えたいっていうか……難しいですねぇ。う~ん、なんて言ってもおかしいかもしれないですけど、猪木さんへひと言メッセージというか、自分から思いつくのは、以前小川(直也)さんが新日本プロレスの会場で、新日本プロレスのお客さん、目を覚ましてくださいと言いましたけど、心のなかで、自分のなかではその気持ちです。目を覚ましてください。まわりの人たち、横の人たちの影響を受けてるか、どう伝えられてるかわからないですけど、ちゃんと情報とか猪木さんに与えてもらいたいなと思います。何かひと言と言ったら、目を覚ましてくださいって感じです。生意気で失礼な言葉かもしれませんけど、そんな感じです」
青木「(IGFと猪木氏の現在の関係は?)関係性でいうと、弊社の株主であるということ。組織役員上には名前は入っておりません。具体的な比率は言えませんが、主要株主のひとりではあります。(それは強制力を持って会社を整理できる立場なのか?)整理という言葉にどのような意味を持たせたいと思っていらっしゃるのかというところにもよるとは思うんですけど。我々としては警告書であり、整理をするという発言、非常に大きな立場からの発言ではありますし。我々は小さな存在であるとは言ってもですね、先ほどお伝えしたとおり、小さな虫であっても五分の魂を持ってるんだと、自分たちも信念を持ってやってる状況ですので、警告が来たから黙る、整理をすると言われたから黙るというのではなくて、我々としては自分たちが守っていきたいブランドであるとか、興行・イベントであるというものを最後まで守っていきたいと、そう思っております。最終的にはメディアの皆さんに取り上げていただいた声、ファンのみなさんの声、どう評価されるのか。最終的には猪木会長には猪木会長のお考えがあると思うんですけど、我々としては多くの方々の意見を味方につけたうえで、存続を訴えていきたいと思っています」
宇田川「我々は決して、猪木会長に反旗を翻したわけではまったくありませんので。ちょっとネガティブな発想になってるんですけど、我々としてはまったくそういった思いはございませんし。NEW含めてドンドン大きくして、大きな会場でイベントができるようになりましたら、猪木会長にもぜひリングに上がっていただきたいというふうに思っておりますし。IGFにはGENOMEとかそういったブランドもございますので。いまNEWにかかりっきりでほかの興行ができていませんけど、そういった大会の開催も予定しておりますので。そういった時はぜひ猪木会長にもあがっていただきたいと、そう思っております。また我々としては2013年、猪木会長が参院選に出られたときにですね、微力ながら影で支えさせていただいたこともあります。2019年、次の改選時に猪木会長が出るかわかりませんけども、それまで我々もしっかり会社組織として、また選挙に出た場合は選挙戦を支えられるように会社組織としても維持できるように思っております」
青木「現状としてはNEWというイベントを運営することに必死になっているというか。ご存じかと思いますが、実際の運営をこの4人だけでまわしているのが現状なので。ほかのことにまったく手がつけられない状況ではありますけど、NEWというプロレスイベントについての存続に関しては認めていただきたいなと思っております」
IGFの青木充社長、サイモン・ケリー取締役、宇田川強イベントプロデューサーが会見を開き、改めてIGF・NEWの存続を宣言するも、アントニオ猪木側の弁護士から大谷"show"泰顕氏が運営するサイト「熱血道」で行われた緊急座談会「プロレス総選挙は是か非か!?」の中でサイモン氏の発言が「(猪木に対して)社会的評価を下げる発言であり、名誉権を侵害する行為であることは明らか」と判断され、記事をアーカイブから削除し「2週間以内に応じなければ法的処置取ることを検討する」と警告文が送られてきたことを発表した。まずこの会見で明らかになったのはIGFのオーナーは猪木を長年にわたってスポンサーとして支えてきた湯川剛氏ではなく猪木で、役員には連ねていないものの大株主であること、新日本時代も役職には着かないものの、オーナーとして院政を敷く形で新日本を支配していたが、IGFになってからも同じ状況が繰り返されていたとは、また一時は猪木事務所から猪木は新日本に干渉し続けていたが、今度はコーラルZという新しい猪木事務所を構えてIGFに干渉し続けていたのだ。
今回の警告文の意味は何なのか?、警告文を出した主は猪木の弁護士とされているが、おそらく黒幕はコーラルZで目的は猪木とサイモン氏またIGFから引き離すこと、これ以上IGFが猪木の名前を出すと更なる圧力を加え、どんな形で及ぶかわからないという警告と見ていいだろう。現に緊急座談会を企画した大谷氏も巻き込まれていることから、サイモン氏やIGFに関わるもの全てが巻き込まれる可能性も否定できない。
IGFの青木社長は圧力に屈することなくNEWを続けていくとしたが署名活動は続け、株主総会や議員会館などで猪木に手渡すとしたが、コーラルZがそういった態度に出た以上、署名は受け取らないどころか、猪木の手に渡る前にコーラルZによって握りつぶされる可能性が高い、また株主総会に猪木が必ず出席どころか、議員会館にて面会に応じる可能性も低いと見なければいけない。
じゃあIGFはどうすべきか、こうなればとことんNEWのコンセプトでる脱・猪木に舵を切るしかないが、肝心のサイモン氏を始めとするフロントが、まだこの場に及んで猪木の顔色を伺い、煮え切らない態度を取っている。IGF側は全ての原因はコーラルZによる讒言としているようだが、そういった状況を作ったのもIGF、サイモン氏が何かやろうとしても猪木の顔色を伺ってしまい煮え切らない態度を取る、猪木もそういった状況に苛立ち、腹正しく思っていた。だがサイモン氏らはそういった猪木の考えに気づこうともしなかった。これが猪木をコーラルZへ走しらせた一因だと思っている。
サイモン氏らに言いたいことは、IGFの態度を見てイライラするし、猪木が受け取る可能性が低くなった以上、署名も意味もない、脱猪木のためのNEWなのに、舵を切れないなら意味がないし、覚悟を決めないまま煮えきれず、尻尾巻くぐらいならIGFどころかNEWなんか辞めちまえ!
そして猪木に言いたいのは、ファンの意見なんて賛否両論なんて当たり前なのに重箱の角をつつくなんて、細かいことを気にしない猪木らしくないしおかしいですよ・・・Twitterといい、警告文といい本当に猪木の意志なのか、猪木の意志だとしたら長年猪木を見てきたプロレスファンとして泣けてくる…
【IGF】「整理」発言にIGF執行部が改めてNEW継続を宣言、サイモン取締役は猪木氏サイドからの抗議文に困惑 https://t.co/QOnVDchufy pic.twitter.com/e7O2EP1Pj8
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年6月6日 -
最大のテーマはドーム越え!6・11大阪城全カード発表、ヒロムは抗議も菅林会長の無言の圧力に屈する
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年6月3日☆6/11(日)大阪城ホール『保険見直し本舗 Presents DOMINION 6.11 in OSAKA-JO HALL』14:30開場、16:00開始
◇第0試合◇
▼15分1本
デビッド・フィンレー 岡倫之 海野翔太vs川人拓来 北村克哉 八木哲太◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 中西学 獣神サンダー・ライガーvs真壁刀義 永田裕志 タイガーマスクW タイガーマスク◇第2試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ガントレットマッチ
[第13代王者組]SANADA EVIL BUSHIvs[挑戦者組]ジュース・ロビンソン 田口隆祐 リコシェ[挑戦者組]石井智宏 矢野通 YOSHI-HASHI[挑戦者組]バッドラック・ファレ 高橋裕二郎 ハングマン・ペイジvs[挑戦者組]ザック・セイバーJr. 金丸義信 タイチ
※SANADA&EVIL&BUSHI初防衛戦
☆2チームで通常の6人タッグマッチを行い、勝ったチームが次のチームと対戦する。勝ち残ったチームを勝者とする。試合は各60分1本勝負。なお、登場順に関しては入場テーマ曲で発表とする
※追加カード◇第3試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第51代王者組]ロッキー・ロメロ バレッタvs[挑戦者組]マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※ロメロ&バレッタ初防衛戦◇第4試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第75代王者組]ハンソン レイモンド・ロウvs[挑戦者組]タマ・トンガ タンガ・ロア
※ロウ&ハンソン2度目の防衛戦◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
マイケル・エルガンvsCody◇第6試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第76代王者]高橋ヒロムvs[挑戦者/BOSJ24優勝者]KUSHIDA
※ヒロム5度目の防衛戦◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合 ランバージャック・デスマッチ/60分1本
[第16代王者]鈴木みのるvs[挑戦者]後藤洋央紀
※鈴木初防衛戦
☆両陣営のセコンドがリングサイドを取り囲み、場外に転落した場合はセコンドが選手をリング内に押し戻す完全決着ルール◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第15代王者]内藤哲也vs[挑戦者]棚橋弘至
※内藤5度目の防衛戦◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]オカダ・カズチカvs[挑戦者]ケニー・オメガ
※オカダ6度目の防衛戦【会見の模様】
※菅林直樹会長による6・11大阪城大会カード発表会見の途中にヒロムが乱入▼ヒロム「ちょっと待ってください! いやぁ来てよかったぁ。まだ間に合いますよね? 来てよかった。何でオスプレイじゃないんですか? あれだけ言ったのに。どうしてKUSHIDAなんですか会長!? 確かにBEST OF THE SUPER Jr.決勝にも行けませんでしたよ。KUSHIDA選手素晴らしい。おめでとうございます(と拍手) それは確かに素晴らしいですよ。でもBEST OF THE SUPER Jr.は終わりました。大阪城の話ですよ。今ここからは大阪城の話に移ります。まだチャレンジャーが決まっていないので、俺の口から直接、次のチャレンジャーを指名いたします。初対戦で負けたウィル・オスプレイ選手、彼を大阪城のチャレンジャーとして指名させていただきます。会長の口からはっきりとカード変更の方をよろしくお願いします」
※菅林会長は無言
▼ヒロム「(泣き出して)何でいつもこうなんですか!? 俺たちの言うことは何一つ聞いてくれない。大阪城で俺とKUSHIDAなんて誰も見たいと思ってないですよ! もう今年に入って彼とシングル2回も勝ってるんですよ! しかも2分ですよ。2分で試合が終わっちゃいました。彼は強くないです。いいんですか!? 二度あることは三度ありますよ! これは日本に古くからあることわざです。あぁー!!(と叫びながら去る)」
――カード変更はない?
▼菅林会長「はい、発表した通りでやらせていただきます」
※菅林会長が退席後、KUSHIDAが登場
▼KUSHIDA「日本には古くからこういうことわざがあります。三度目の正直。確かに今年に入って高橋ヒロムに2回いかれましたけれども、何を言っても言い訳になることはわかっています。ひとつ言えることは負けた理由は自分の中でわかっているということです。二つの負け、しっかり認めたうえでBEST OF THE SUPER Jr.優勝しましたので、チャンピオンとスーパージュニア優勝者、どっちが強いか、はっきり決めさせていただきます」
――先ほどヒロムが菅林会長にオスプレイを挑戦者に変更するよう要求していたが?
▼KUSHIDA「ちょっと精神的に未熟なチャンピオンのわがままかなというふうには思いますね。実際、去年、彼と同じ立場で僕も優勝できませんでした。オスプレイが優勝して。スーパージュニアが次期挑戦者決定戦になってほしくないというのは、どうやら今のチャンピオンも同じ考えだと思います。しかし去年、オスプレイが優勝してその場で挑戦要求されました。大阪城で退けました、それを。僕も重々わかっていながら、ただ優勝できなかったことに対するある種の恥ずかしさというか情けなさ。自分がチャンピオンと名乗っていながら他に強い者がいるという状況は非常に歯がゆい時間でしたので、今回、大阪城で決まりまして、それをチャンピオンが拒否すると。本心なのか、今流行りの体制批判、反体制を主張することによって自分の立場を明らかにしているのかもしれませんけれども、ちょっとみっともない発言かなと思いますね。基本的に僕はプロレスのチャンピオンに挑戦者の指名権はよっぽどのことがない限りないと思ってますので。実際、このROHのベルトだって去年IWGPのベルトを獲って指名した、そしてそれが、実現したことはなかったので、ここにきて主張するというよりも、今BEST OF THE SUPER Jr.が終わって、新日本プロレス内のジュニアの立場全体を考えると、ここは今までどおり僕がやってきた、わがままを言わずに黙って最高の仕事をすると。批判、体制批判、文句、わがまま、これは誰でも言えますからね。何も建設的でもないので、ここはポジティブにもう一回、高橋ヒロムと戦って、三度目の正直を体現したいと思います」
――ウェーブを起こしたり感動的なエンディングになったが優勝後の反響は?
▼KUSHIDA「対戦相手に恵まれてるっていうのは凄くあって、オスプレイとやれた、このコンディション、このキャリア、このタイミングで。非常に運命的なものというか。BEST OF THE SUPER Jr.、今年で8回目ですか、参加させてもらって、8年ともメンバーが毎年確実に色が違うというか、同じメンバーでやることはないので、その年その年の最高クラスの世界最高峰が集まるリーグ戦という意味では、かけがえのないというか、その時を共有できたなと。代々木も何やらもうプロレスでは使えない。代々木第二、思い出のある場所なんですけど、そういう場所もなくなってしまうといううわさも聞きましたので、あの日、あの瞬間を味わえたことに凄く感謝してますね。あとはこのスケジュールでこれだけのシングルマッチやって、こうして生きていられる丈夫な体に生んでくれた両親には感謝してます。試合後ですね、いろんな感情が渦巻きましたけれども、何やらこの対戦カード、ズラっと並んでいますよね。休憩がないと聞きました。これは一丁、KUSHIDAが勝てばあの大阪城ホール、1万人オーバーの観客席でウェーブやりたいですね。どうでしょうか。勝てばウェーブをやります」
――ジュニア王者vsスーパージュニア覇者の頂上決戦ととらえている? それともリベンジの思いが強い?
▼KUSHIDA「そうですね。やられた借りは、ましてや東京ドームと両国国技館と、でかい会場でいかれてますので、大阪城ホール、もってこいの会場ですよね。何か僕の周りでちょっと感覚的になんですけど、今年に入ってプロレスを見始めたというファンの方も非常に多くて、長くプロレスを見てたり、プロレスを知ってると感覚がそのへん麻痺してくるんですけど、東京ドームから見始めたという人にとってKUSHIDAは高橋ヒロムより弱い人、もしくは若くない人っていうふうな認識かもしれない。そのへんは時の流れは速いですけど、この6ヶ月分、失った時間、高橋ヒロム、時限爆弾によって壊された僕の未来を取り戻したいと思います」
――過去2回と違う部分は?
▼KUSHIDA「そうですね。東京ドームあたりからかな。去年のハードスケジュールっていうのも影響あるのかもしれませんけど、どっかで心と体のバランスが非常に崩れて、精神的にも乖離があってですね。体は疲れてるんだけど、精神はやる気あったりとか、その逆もまたしかりで、そういった時間の中で試合はやってくると。けど、ゴングが鳴れば体は動くと。そういった中で自分はこのまま死んじゃうんじゃないかと思う、それぐらいバランスを崩した。ただ、このスーパージュニアで吹っ切れたというか、新しい技も効果的に。今までもアイデアとしてあったんですけど、試合の中でどう落とし込むかという部分で発揮できてなかったんですけど、そういうバリエーション、勝つための方程式も増えましたので、過去2回とは違います」
――今後、新日ジュニアに対する思いは?
▼KUSHIDA「代々木、今回3年前にリコシェと戦った時に初めて(スーパージュニア優勝戦で)使って、翌年オライリーとやって、チケット完売しませんでした。3年がかりでやっと、ようやくあの会場を満員にできたっていう。これは本当に僕一人の力ではないと思いますし、何よりそれを実感できたのは、僕が優勝して、いろんな選手がリングに上がってきたじゃないですか。その時に一人複雑な表情を浮かべて、だけど笑顔で迎え入れてくれた男がいるんですけど。それはリコシェなんですけど、凄いジェラシーというか、それはたぶん3年前に僕と戦ってあの会場、同じ時期にスーパージュニア決勝で戦った僕が優勝したことに対してもそうだと思うし、試合したオスプレイの成長、あれだけお客さんの感情を引き出して、オスプレイ頑張れというところまで感情を出せたあのシチュエーションに非常に複雑な表情を浮かべてたんですけど、そういう一人ひとりのジュニアの選手の感情、思っていること、気持ち、その一人ひとりの気持ちが3年前より確実に伝わって、一人ひとりのキャラクターも試合スタイルも。何か彼の表情を見た時によりいっそう気が引き締まるじゃないですけれども、そういう気持ちになりましたね。だから3年という時間が流れました。僕が明るい未来に連れていきますと言って数年が経ちました。確実に前に向けて、上に向けて前進できてるんじゃないかと思います、この勢い、流れを止めることなくジュニアを盛り上げていきたいですね」
――初優勝とは違った?
▼KUSHIDA「全然違いましたね。苦しさも全然違ったし、見えた光景もやっぱり全然違いましたね。まぁ長かったなというのが実感としてありましたね。シリーズ始まって、ようやく代々木にたどり着けたなと。成績的にもぎりぎり滑り込みセーフだったんで。途中、何度もあきらめかけたし。何か本当に忘れられない日になりましたね。そして今年をまだまだ忘れられない年にしたいというか、首が詰まって、それが腰に来て骨盤がずれて非常に今、歩きづらいんですけど、この過酷なスーパージュニア期間中ってあんまり練習できないですね。自分を追い込む練習ができないというか。本当に試合第一で考えてこの3週間乗り切ってきたので、終わった瞬間、夜はハイボール飲んで好きなもの食べたんですけど、次の日、早く練習したいなと思いましたね。この期間、練習ができてなかったんで。だからもうすでに僕は気持ちが切り替わってるし、前を見て大阪城を楽しみにしたいなと思いますね」
――大阪城へ向けて不安はない?
▼KUSHIDA「そうですね。このまま意外ともう来週の日曜日で時間が本当にないですよね。後楽園ホールもあるし、もうこのまま連戦ハイのまま突入できるかなという体のフィーリングが今ありますね」
「BEST OF THE SUPER Jr.24」を終えた新日本プロレスの二夜明け会見が行われ、菅林直樹会長が6・11大阪城ホール大会の全カード発表を行うも、会見中にヒロムが現れ、挑戦者はKUSHIDAではなく5・31大阪での公式戦で敗れたウィル・オスプレイに変更を迫るが、菅林会長は一切無視、無言の圧力という強権発動の前に敗れたヒロムは泣きながら退場する。
対戦カードも第0試合を含めた全10試合が組まれたが、ガンドレッドマッチを含めると5試合は1・4東京ドームの再戦となった。
リマッチに関しては賛否を問われるが、組まれたからにはドーム以上の試合を求められるだけに選手らの方が大変であり、オカダvsケニーも40分越えの死闘でもあったことから、それ以上の内容も求められてしまう。
昨年の大阪城はオカダの内藤へのリベンジが最大のテーマであり、オカダは勝ったものの内藤の存在感は打ち消すことは出来ず、逆に敗れた内藤の方が評価を高めた。しかし今年に入ってからはオカダが試合スタイルを変えたことで巻き返し、内藤は棚橋の存在を完全には打ち消すことが出来ず、追われる立場となってからは焦りというものが出始めている。そういった意味では大阪城のテーマはドーム越えが最大のテーマなのかもしれない。ヒロムが大阪城の“カード変更”要求も菅林会長は却下…!KUSHIDAがIWGPジュニア奪還と勝利時のウェーブを公約!!【2夜明け会見】 https://t.co/ESzfgiadZd #njpw #njbosj #njdominion pic.twitter.com/hwHwQ0TWc4
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2017年6月5日 -
新日本、IGFの骨肉の10年間はここから始まるも、10年後また猪木は同じことを繰り返していた
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年6月3日2005年11月に新日本プロレスのオーナーだった猪木は敵対的買収から防ぐために、経営危機に陥っていた新日本を売却した。売却前の新日本は猪木がオーナーでありながらも猪木事務所を本拠にして外部から院政を敷いて新日本に干渉し続けていたが、執行役員として在籍していた上井文彦氏が新日本と猪木事務所側の調整役となり、双方のパワーバランスは保たれていた。ところが猪木が新日本の経営改善のために送り込んだ草間政一氏が社長に就任し、経理面で不明瞭さを理由に上井氏を退社に追い込んでしまうと調整役がいなくなったことで、これまで押さえられてきた猪木事務所からの干渉を抑えられなくなってしまい、また草間氏も猪木の意に反して新日本内の不正を正そうとしたため失脚に追いやられ、猪木は自分の意見を反映させやすいように娘婿であるサイモン・ケリー氏を社長として送り込んだが、失脚した草間氏も猪木や新日本への報復として夕刊紙や著書にて猪木を批判するだけでなく経営状態も暴露、かねてから噂されていた新日本の経営危機が表面化してしまった。
猪木がなぜユークスに新日本を売却したのか、猪木は事業や投資による失敗で借金返済を抱えていたが、猪木の院政体制の堅守のためだったと思う。猪木は「自分あっての新日本プロレスであり、オレ抜きでやっていけるわけがない」と考えていたことから、"新日本の再生は自分自身の手で再生させる、ユークスはその手助けをすればいい"と考えいたのではないだろうか?、猪木は年明けには商標など権利関係を持ち出し猪木事務所を解散に追いやっていた、理由はユークス側が使途不明金が猪木事務所に流れていることを見抜き、猪木が慌ててサイモン氏に権利関係を持ち出させて解散に追いやったのだ。猪木は一発逆転の大ホームラン級のイベントを成功させれば、新日本は再生し新日本や自身の売却していた権利関係も買い戻せる。おそらくだがユークスへの売却は新日本と権利関係を担保にして金を借りた程度しか考えておらず、猪木はビックイベントを当てた上で新日本や権利関係も買い戻すつもりだったのかもしれない。
しかし当時はライブドアや村上ファンドの影響で企業買収、M&Aが叫ばれ始めた影響でガラス張りの経営が叫ばれていた時代になっており、上場企業であるユークスもガラス張りの経営への改善を条件にして新日本を買収し当然ながら経営状態も調べたが、隠された負債や経理による不正も次々と明るみになり、ユークスは補填するために更なる金をつぎ込むハメになってしまった。だが当の猪木は新日本に干渉し続け、バングラディッシュ大会を開催するために新日本から金を引き出そうとしていた。
ところがバングラディッシュ大会は新日本の主催ではなく現地プロモーターによる売り興行で、開催までに莫大な経費がかかっていたことがわかると、ユークス体制となった新日本は中止を決定するが、猪木はサイモン氏を通じてバングラディッシュ大会の必要性をユークス体制に訴えるも、多額の金を新日本につぎ込んでいたユークスは無駄な金を出せず、バングラディッシュ大会の中止を公式発表したことで、猪木と新体制となった新日本との対立が生じるようになった。その猪木が「イノキ・ゲノム~格闘技世界一決定戦2006~」の9月1日に猪木vsアリが行われた日本武道館で開催を発表、社長だったサイモン氏は新日本が全面バックアップすることをアピールしたが、この年には猪木が提唱したバングラディッシュ大会が中止に追いやられるだけでなく、猪木の管轄だったロス道場も経理の不明瞭さを理由にリストラ対象に入ってしまっていたことから、一発逆転を狙った猪木の意向が反映されたイベントであることは明らかだった。
ところが「イノキ・ゲノム2006」の開催は新日本だけでなくユークスにも承諾もしていないことが明るみになり、新日本の名前を勝手に使った猪木に対して「イノキ・ゲノム2006」には協力しないことを通告する。
猪木にしてみれば"オレの会社なのに、なぜ新日本の名前を使ってはいけないんだ!”と怒っただろうが、猪木が新日本を売却した時点で新日本は猪木のものではなくなっていたが、猪木にはその自覚がすらなく、またユークスも新日本の買収だけでなく再建に向けて莫大な金をつぎ込んでしまったことから、成功の可能性がかなり低い一発逆転のプランにはどうしても乗ることが出来なかったのだ。そのユークスの読みがあたったのか「イノキゲノム2006」は開催発表と同時に杜撰さも露呈、出場予定選手に入っていたビックマウスラウドの村上和成、柴田勝頼が事前交渉もないまま出場予定選手と発表されたことで怒り、発表して数分後に出場拒否を表明。小川直也や藤田和之もPRIDEとの契約があったことから出場出来ないなど早くも暗雲が垂れ込め始める。、
負の連鎖はこれだけでは終わらなかった。7月に月寒グリーンドームにてIWGPヘビー級王座をかけて棚橋弘至と防衛戦を行う予定だったブロック・レスナーが防衛戦を拒否しドタキャンをする事件が発生。レスナーは猪木事務所を通じて新日本に参戦していたが、猪木事務所が閉鎖後は新日本が契約を引き継ぎ、猪木だけでなくサイモン氏も新日本再生の切り札としてプッシュしていたが、相手の技を受けずに一方的に勝つスタイルはファンから支持されず、観客動員低下の一因となり、またシリーズにはフル参戦しないどころか、僅か数試合だけで莫大なギャラと支払うなどレスナー側有利な契約を結んでしまっていたことから、新日本にとっては再生の切り札どころか金食い虫と化してしまっていた。レスナーがなぜドタキャンをしたか理由は明らかになっていない、来日にあたってサイモン氏が交渉にあたっていたが、レスナーはHERO'Sを要するFEGからオファーを受けていたこともあって、FEGからの話やIWGPベルトを盾にしてギャラアップを要求し、サイモン氏も「イノキゲノム2006」にとってはレスナーは大事な選手であることから、新日本に対してギャラアップに応じるように説得するも、新日本の答えはNOでレスナーに対してギャラアップに応じないどころか月寒大会をもって契約打ち切りを通告するように指示、ギャラアップに失敗したレスナーは怒り札幌大会のドタキャンとベルトの返還拒否という報復処置に出た。だが当時の新日本の事情とレスナー自身がプロレスよりMMAの方がビジネスになると考え始めていたことから、参戦か拒否かどちらにしても、「イノキゲノム2006」には参戦する気はなく、来日して棚橋戦を行っていたとしても、新日本との契約も打ち切るつもりだったのかもしれない。
レスナーのドタキャンが正式に発表され、渡米中だったサイモン氏に代わり菅林直樹副社長が現場にて対応、猪木も駆けつけてファンに挨拶することで火消しに追われたが、失態続きの新日本はファンからソッポを向かれ、開催された王座決定トーナメントでは棚橋弘至が王者となるも、ファンは棚橋プッシュと揶揄し支持しなかった。それでもユークス体制の新日本は棚橋を新たなる象徴と掲げて、棚橋エース路線を推進し始める。
一方アメリカから戻ったサイモン氏は会見でレスナーに対して永久追放を宣言したが、「イノキゲノム」の中心選手の一人であり、またレスナーエース路線を推進していた猪木やサイモンにとってはレスナーのドタキャン事件は大打撃であり、またレスナーと交渉しながらもIWGPベルトを回収できなかったことで、サイモン氏の発言力は一気に低下、猪木の意向も通らなくなっていく、それでも猪木は「イノキゲノム2006」に一発逆転をかけて開催へ奔走するも、負の連鎖はまだまだ終わらなかった。今度は会場を予定していた日本武道館が押さえられていないことが発覚する。サイモン氏は新日本プロレス名義で日本武道館を押さえていたのだが、日本武道館は東京都の管轄でよほどの後援がない限り押さえられない会場であったことから、おそらくだが後援をしてくれるはずの新日本が協力しなくなったことで、東京都の判断で予約を取り消したとみていいのかもしれない。
これに慌てた猪木は「アリ親娘の来日交渉、国内の地上波テレビと米国のFOXスポーツネットなど海外テレビ局との交渉、そして30周年にふさわしいカード編成のため準備期間が必要」を理由に10月に延期、スポンサー探しに奔走するが結局見つからなかったことで武道館を押さえることが出来ず、その最中に猪木のライバルである大木金太郎が死去したことで、猪木vsアリの記念イベントから大木の追悼イベントとして韓国で「イノキゲノム2006」を開催することを目論むも開催できなかった。2007年新日本プロレスは全日本プロレスの協力の下で1・4東京ドーム大会が開催されるも、これまで必ずといって東京ドーム大会には顔を出していた猪木はプロレス界撤退を宣言して現れず、このままマット界から撤退するのではと思われていた。2月20日の「アントニオ猪木の誕生日を祝う会」で星野勘太郎が「「こじんまりとしたプロレスが発展しても仕方ない。猪木会長の力で戻してほしい」猪木にプロレス復興の嘆願書を手渡した。しかし猪木はサイモン氏ら一部スタッフを引きずり込み新日本から飛び出して新団体「IGF」旗揚げへと動き出した。「やるからには俺が旗を振るしかない。大衆とのズレは生じるがプロレス界をどうしていくのか危機に立ち向かうには理念がないと。もう一度元気にするための軌道修正をする」と恒例だった成田会見で記者団に答え、自身の手でプロレス人気を復活させると意気込んでいたが、後になって新日本を買い戻そうとして交渉するも失敗し、ユークスが新日を他に売ろうとした事実も暴露、「許せない」と激怒したが、プロレス界復興だけでなくバングラディッシュ遠征の中止や、ロス道場とレスナーのリストラ、「イノキゲノム」を潰し、自身のやり方を否定したユークスへの怒りも入り混じっていたのだ。
しかしその猪木に追随したのはサイモン氏ら一部のスタッフだけで、選手らは誰も追随せず、棚橋も「もうアントニオ猪木の神通力は通じない」と猪木へ三行半を突きつけた。猪木が敢えて選手らに声をかけなかったのは、「自分が行動を起こせばユークスに対して不満を持っている選手らは自分に追随してくるはず」という考えもあったのかもしれない、実はサイモン氏を含めたIGFスタッフも水面下で選手達にIGFに移籍を促していた。この頃になると猪木の目指すプロレスと棚橋らの目指すプロレスとで隔たりが生まれ、埋めがたいものになっていたが、新日本は猪木への気遣いもあってか声にすることはなかった。そして猪木自ら新日本を離れたことで、棚橋らは自分らの目指すプロレスへ舵を切るには今しかないと考えて、脱・猪木へ舵を切った。猪木は「レベルが低い。批判は批判で受けるけど、引き抜きなんかしない。上がりたい奴は上がればいいだけ」とコメントしていたが、"なぜ誰一人オレについてこなかったんだ"という思いもあったはず、それだけ猪木と新日本の方向性にズレが生じていたことを猪木は気づいていおらず、それをまたユークスからの圧力と決めつけるようにして怒りをぶつけていた。
6月29日にIGFは旗揚げしカート・アングルvsブロック・レスナーによる3代目IWGP王座かけた試合を実現させ、ジョシュ・バーネット、マーク・コールマン、ケビン・ランデルマン、小川直也や田村潔司、安田忠夫などが参戦。観客動員も8426人を記録、IGFで取締役となったサイモン氏も「観客数は実数で発表していると公表したが後に旗揚げの観客数は手違いで少なめに発表してしまった」と告白するなど大成功を収めた。猪木にしてみれば"ユークスよ、オレの力を見たか"と実感していたのかもしれない。だがこの成功も一時だけのもので年数が経過すると満員と謳っても空席が目立つようになり、猪木が本来獲得を狙っていた藤田和之やジェロム・レ・バンナやピーター・アーツなどのK-1ファイターなども参戦するようになったが、猪木の目指す格闘プロレス路線は一部マニアに受けるだけでプロレスファン全体を取り込むまでには至らず、次第に観客動員も満員マークもつかないことも多くなり、猪木の影響力もDRAGON GATEやDDT、大日本プロレスなど猪木の影響力を受けない団体も台頭し始めたことで低下、IGF内にだけに及ぶだけとなっていった。
猪木が去った後の新日本は猪木が抜けた影響だけでなく、長年に渡っての内紛に辟易していた影響もあって離れたファンも多く、新しい象徴となった棚橋も「新日本の棚橋プッシュ」と皮肉られてファンから支持されず、観客動員も苦戦強いられた。この年11月に行われた両国大会では6000人と過去ワーストを記録するも、メインで行なわれた棚橋vs後藤洋央紀戦では両者共命を削り合うような激戦を展開したことで新日本の目指すプロレスに手ごたえを掴み、、この間にもユークスが新日本の経営改善に着手、様々な企画に取り組んで試行錯誤を繰り返しながらもV字回復へのきっかけを作り上げていった。経営改善に成功したユークスはブシロードへと新日本を売却、様々なテコ入れを受けた新日本はスター選手による個人商店から脱却して企業プロレスへと変わり、新しい客層を増やしたことで新たなる黄金時代を迎えようとしていた。
そして昨年にはマカオで行われる予定だった「猪木vsアリ40周年世界大会」が再三延期となる事態が起き、しばらくして猪木が自身の権利を持ち出してコーラルZを設立、自身が10年前に設立したはずだったIGFに絶縁を突きつけたが、今思えば10年前と同じような光景がまた猪木によって繰り返されていたのだ。この10年の間に新日本は変わったのだが、猪木だけは10年間時が止まったままなのかもしれない。
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T-HawkがKzyをKOでBブロック突破!鷹木はDブロックトップで全公式戦終了
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年6月3日6月4日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2017」兵庫・神戸サンボーホール 1850人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○山村武寛 石田凱士(6分33秒 片エビ固め)×吉岡有紀 ワタナベ・ヒョウ◇第1試合◇
▼20分1本
CIMA ○ドラゴン・キッド Gamma(10分44秒 バイブル)望月成晃 "ハリウッド"ストーカー市川 ×ヨースケ・サンタマリア◇第2試合◇
▼「KING OF GATE 2017」Aブロック公式戦/20分1本
[2勝1敗1分=5点]△Eita(20分時間切れ引き分け)[2勝2敗1分]△ビッグR清水【Eitaの話】「負けてはないんでね。引き分けなんで勝ち点1。現時点で残り1戦を残して5点。残りのクネス戦を勝てばオレが100%決勝に行くことができるんでね。昨年は決勝トーナメントに行くあと一歩まで行ったけど、結局は行けなかったから今年こそは決勝に行ってオレの時代を作ろうかなと。
(清水と引き分けてしまった要因は?)自分野必殺のNumero Unoがあそこまで決まってて力を出し切れなかったっていうところが欠点ですね。自分の中で。パッてスパンって決められたら早めに終わってて、もしかしたら勝ってたかもしれないし。その辺ですね。残りのクネス戦でキッチリ勝ちます」【清水の話】「悔しいです。やっぱり去年準優勝まで行ったのに今年決勝に行けなかった。来年はもっと。たぶん今年1年もしかたら準優勝っていうのにおごってたのかもしれない。だから来年はもっといい試合したいと思いますし、もっと上を目指したい。夏にタッグリーグがあるかどうかわからないけど、次はそれに照準を合わせて。それに今は対ジミーズもありますし、公式戦ではクネスに勝ちましたし。ジミーズには全然負けてるとは思ってないんで。もっとこれから次の闘いに向けてがんばろうと思います。ここは気持ち切り替えていきます」
◇第3試合◇
▼30分1本
YAMATO ○B×Bハルク(11分34秒 エビ固め)ジミー・ススム ×シュン・スカイウォーカー
※E.V.O◇第4試合◇
▼「KING OF GATE 2017」Dブロック公式戦/20分1本
[4勝1敗=8点]○鷹木信悟(12分35秒 エビ固め)[1勝4敗=2点]×エル・リンダマン
※バンピングボンバー【鷹木の話】「まあ売り言葉に買い言葉じゃねえけど、リンダマンがどう出るか楽しみにしてた。あえて心理戦でやったけど、オレもちょっとキャリアで汚いことしちまったけど、危なかったシーン、一つや二つあったからな。こういう試合できたから問題ないよ。これでオレは勝ち点8、あと望月とハルクか。アイツらが1敗、あるいは引き分けでもしたらオレは決勝行くの決まってるな。いつも言ってるだろ。5月6月の後楽園メイン、鷹木信悟が務めた。鷹木信悟待望論が出てるんだよ。ドラゴンゲートを仕切るのはオレしかいねえよな。だったら決勝トーナメントに行ってオレが制覇してやる」
【リンダの話】「これでもう最後の鷹木さんとの試合でキング・オブ・ゲートは全部終わったけど、オレはこの試合を前にトーナメントに上がる希望はもうなくて、鷹木さんは勝ったらトーナメント、ほぼ決勝濃厚っていう、そういうシチュエーションだったわけだけど、まあ鷹木さんは今、一緒のチームでやってるし、恨んでることもないけど、単純に負けることはキライだし、勝つことは嬉しいし、そういう自分の気持ち、信念のもとに少々汚いやり方というか、自分らしくなかったというか、まっすぐじゃないやり方だったかもしれないけど、あえてこういう作戦を選んで、最終的に真っ向勝負して鷹木さんの怖さというか強さというか頼もしさっていうのもよくわかったし、このあとT-Hawkも決勝トーナメントに進むの決めたから、ヴェルセルクとしては2人で決勝をやってもらいたいなと思います。また来年キング・オブ・ゲート出て、もっとね、真っ向勝負、鷹木さんとか、やれるようにまだまだ実力を積んでいこうかなと思います」
◇第5試合◇
▼「KING OF GATE 2017」Bブロック公式戦/20分1本
[4勝1敗=8点]○T-Hawk(11分49秒 エビ固め)[2勝1敗1分=5点]×Kzy
※ケルベロス【T-Hawkの話】「(決勝トーナメント進出が決まったが)過去2014年、2015年と準優勝で終わってるんで、まあ今年こそ、まあ今年こそっていうか、ヴェルセルクに入って特にこれといった成績を正直、残してないし、このキング・オブ・ゲートがいいチャンスっていうか、のろしを上げるにはいい舞台。ここは決勝も当たり前というか、別に喜びも何もないし、仮にこの先優勝したところで、オレはもっと先を見てる。全然。ブロック通過、当たり前だよ」
【Kzyの話】「(失神し記憶を飛ばしていたKzyは大会終了後、しばらく経ってから大の字のままコメント)最後、ちょっとあんまり覚えてないんですけど、ボクが負けたということで、決勝トーナメントへの切符はもう逃してしまいました。去年に引き続き、また手前でつかめなかったかなと思いました。今日でもユニットとか関係なく、T-Hawkの執念みたいのに負けてしまったんじゃないかなと思いましたね。ちょっと曖昧ですけど、最後あと一戦、KOGは残ってるんで、全力でがんばります。まだ何が起こるかわからない。オレは最後まであきらめない!」
【ススムの話】「今日Kzyが勝てばそのあとのKzyの結果もありましたけど、待ってたんですけど、ああいう感じでT-Hawkが勝ってしまったんで、それが結果だし、そう思うと横浜のマリア戦はちょっと…正直ポカしてしまったんだなと。あれがなければ1引き分けだけでしたもんね。あれがそんな、マリア戦がそういうふうになるとは思わなかったですけど、これが逆にリーグ戦の現実の厳しさかなと。それが今後に活かせればね。やっぱこういうふうに長期で続いていくと、どうしてもそういうところで気の緩みっていうのが出てくるんでね。その辺を今後に活かしたいなと。でも終わってしまったものはしょうがないんで、このあとカゲも可能性もありますよね? 一生懸命サポートしたいなと。次の闘いにボクはもう目を向けていきたいなと。ボクのKOGはこれで終わりましたけど、まだ闘いは終わらないんで。残念ですけど、またこれをバネにします」
◇第6試合◇
▼「KING OF GATE 2017」Cブロック公式戦/20分1本
[3勝1敗1分=7点]○土井成樹(13分8秒 エビ固め)[2勝2敗1分=5点]×ジミー・カゲトラ
※バカタレ・スライディングキック(試合終了後と同時にいきなりパンチとリンダが乱入してマキシマムに襲いかかる)
リンダ「おいおいおいおい土井、それにマキシマム、オマエら最近、ジミーズとやり合ってるみたいだけどな、おい、ジミーズだけじゃないぞ。オマエらの首を狙ってるのはオレたちヴェルセルクもいるってことを忘れるんじゃねえぞ。それでもまだジミーズに固執してやり合っていくって言うんだったら、土井、ビッグR、それにBen-Kが持ってるトライアングルゲートのベルト、置いていってからにするんだな(と言って立ち去る)」土井「ちょっと待て、リンダマン。結局のところ何が言いたかってん。全然わからんぞ。何しにきたんや。何が言いたいかさっぱりわからん。今キング・オブ・ゲート公式戦でトライアングル…ちょっと的外れなこと言うてるけど、アイツらがトライアングルどうこう言うんやったらオレと清水とBen-Kが持ってるんや。いつでもやったるよ。
ジミーズとの抗争も現在進行形や。でも今日、キング・オブ・ゲートの公式戦でオレは今日全日程を終えて、Cブロック、3勝1敗1分で現在トップや。
でもまだこれで決まりちゃうんや。来週九州でCIMA対吉田隆司の公式戦があんねや。そこでCIMAが勝てばCブロック代表はCIMA。吉田が勝てばCブロック代表はこのオレや。でもな、今の吉田がCIMAに勝つのはちょっと難しいやろう。でも勝ってもらわな困んねん。吉田に勝ってもらわな、オレは決勝トーナメントに行かれへんのや。これはもう待つしかない。とりえあえず運試しや。オレにはこの先どうもできへん。オレはもうやりきった。このあとメインイベントでマキシマムが大暴走したるからな。最後まで応援頼むぞ!」【カゲトラの話】「これでボクの今年のKOG全日程が終了しました。ボクは今日土井に負けて勝ち点5、これで土井は勝ち点7。どう考えてもボクが上がれる可能性はなくなってしまいましたが、今年KOG、すごいボクの中でも収穫があったんで来年出れるのであれば、今年の経験を活かして2018年は優勝を狙いたいと思います」
◇第7試合◇
▼60分1本
吉野正人 ○Kotoka Ben-K(15分46秒 逆さ押さえ込み)×堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤"ジミー"了 ジミー・神田【ドラゴンゲート #神戸サンボーホール 大会直前情報】
当日券は14:30より発売致します。https://t.co/ivcqw4hzhn#DragonGate #ProWrestling#KingOfGate2017 pic.twitter.com/vatz69x8Da
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2017年6月4日KING OF GATEもラストスパートに突入、AブロックのEitavs清水は、Eitaが場外の清水にトペを放つもキャッチした清水がエプロンへのパワーボムから、リングに戻してからOTAKEBIで圧殺して先手を奪うが、Eitaも変形の腕固めからの腕攻めで反撃、だが清水はEitaの腰にOTAKEBIを連発してからベアバック、亀有公園前固めと腰攻めで流れを変える。
Eitaはパスタ、ミサイルキック、串刺しエルボー、顔面への低空ドロップキックと反撃するが、清水はリバースプラッシュで圧殺した後で砲丸投げスラムで勝負に出るが、Eitaはロープにしがみついて清水のカバーを遅らせ、これに焦った清水はOTAKEBIを投下も自爆してしまう。
Eitaはラ・マヒストラルを狙うが、清水が強引に持ち上げてバックフリップを決めるも、Eitaがジャベで捕獲、逃れた清水は打撃戦から餅つきパワーボムからのライガーボム、再度砲丸投げスラムを狙うが、Eitaはロープにしがみついて決めさせず、Numero Unoを決めるも清水もロープに逃れる。
残り時間も少なくなったところでランニングエルボーを狙うEitaを清水がキャッチして砲丸投げスラムを狙うが、Eitaは必死で堪え、それでも清水は強引に投げたところで時間切れとなり引き分け、清水は5点で全公式戦を終え脱落、Eitaは5点目となり、小倉でのクネス戦を残すのみとなった。Dブロックの鷹木vsリンダのVerserK同門対決は、鷹木が試合前に既に脱落が決定しているリンダに勝ちを譲るように迫り、リンダも大の字になって鷹木がカバーも、カウント2でキックアウトしたリンダはあくまで勝ちを狙って腕十字で捕獲し、怒った鷹木は場外へ出すも、素早く逃れたリンダはプランチャを発射、更に場外でのバンピングボンバー狙いもかわして右腕を鉄柱に誤爆させる。
これを逃さなかったリンダは脇固め、腕折りを繰り出すも、バンピングボンバーで逆襲した鷹木は場外戦を仕掛け、イスや机で徹底的にリンダを制裁、リングに戻ってもセントーン、起き上がりこぼし式のバンピングボンバーと痛めつける。
鷹木は後頭部へのバンピングボンバーから、串刺しバンピングボンバーを狙うが、かわしたリンダは水車落としで反撃して、エルボーの連打、バックドロップを決めるも、鷹木はブレーンバスタースラムからスライディングバンピングボンバーを炸裂させてからダイビングエルボーを狙うも、腕を取ったリンダは腕十字から三角絞めを決める。
しかし持ち上げた鷹木は叩きつけるとバンピングボンバーを連発するが、リンダもエルボー暖連打で応戦し投げ放しジャーマンで投げ、鷹木のバンピングボンバーを喰らっても、リンダは払い腰からの丸め込み、レフェリーと鷹木を交錯させてパンチが介入するが、同士討ちとなってしまう。
リンダはジャーマンを決めるが、起き上がった鷹木はバンピングボンバーからパワーボム、バンピングボンバーと畳みかけて3カウントを奪い、粘るリンダを降し8点トップと全公式戦を終了、優勝決定トーナメント進出はハルク、望月の全公式戦終了待ちとなる。Bブロック公式戦のT-HawkvsKzyはエルボー合戦でT-Hawkが圧倒も、キックをキャッチしたKzyはT-Hawkの痛めている左膝攻めを展開。T-Hawkが場外に逃れたところでKzyがトペ放つが、T-Hawkが一斗缶で一撃して阻止、逆水平で圧倒した後で雪崩式ブレーンバスターを決める。
劣勢のKzyはエルボースマッシュの連打からB-BOY、ショットガンと畳みかけ、KzTimeを狙うがT-Hawkが阻止、それでもKzyは低空のエルボースマッシュからKzTimeを投下も、T-Hawkは剣山で迎撃する。
勝負に出たT-HawkからBTボムを決め、ナイトライドを狙うが、脱出したKzyはエルボーの連打に対しT-Hawkはアギラで応戦、Kzyはエルボースマッシュを連発するが、突進したところでT-Hawkが膝で迎撃しKzyは失神、T-Hawkはそのままカバーに入って3カウントを奪い8点目を獲得。優勝決定トーナメント進出1番乗りを果たす。Cブロックの土井vsカゲトラは、カゲトラの左足攻めに土井が苦しみ、カゲトラがフライグラリアットからシャイニングウィザードと畳みかけてから雪崩式を狙いに勝負に出る。しかし突き落とした土井はダイビングエルボーを投下してからタイガードライバーを決め、チョップ合戦からカゲトラが半月から一騎当千を決め、車懸を狙う。
しかし堪えた土井はバカタレスライディングキックを狙うも、かわしたカゲトラは丸め込みを連発、だがアッパー狙いをかわした土井はV9クラッチからバカタレ・スライディングキックを連発して3カウントを奪い7点目を獲得して全公式戦終了、優勝決定トーナメント進出は熊本でのCIMAvs吉田の結果待ちとなり、試合後もリンダ、パンチが現れて土井&清水&Ben-K組が保持しているトライアングル王座への挑戦を表明した。またメインのMaxiMuMvsジミーズの6人タッグ戦は終盤に吉野のトルベジーノをかわした堀口は髪が宿ってバックスライド・フロム・ヘブンを狙うも、逃れたところでKotokaがラ・マヒストラルで丸め込み、堀口のビーチブレイク狙いをKotokaが逆さ押さえ込みを決め3カウントを奪い勝利を収めた。
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中嶋がヨネを粉砕で王座防衛も、拳王を降した小峠が迫る!そして杉浦を降したゲイジもGHC王座獲りへ
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年6月3日6月4日 NOAH「Navig. with Breeze 2017」後楽園ホール 1405人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合前◇
全試合開始前には故・三沢光晴さんの追悼セレモニーが開かれた。7回目の命日となる6月13日を前に、この日は会場ロビーに献花台が設けられたほか、追悼セレモニー開催大会では恒例となる遺影が会場内東側バルコニーに設置された。追悼セレモニーでは三沢さんを偲(しの)ぶVTRが上映された後、『スパルタンX』の旋律とともに三沢さんの入場シーンが流された。出場全選手がリングサイドに集合し、東側バルコニーに設置された三沢さんの遺影に向けて並び立つと、追悼の10カウントゴングが捧げられ、改めて故人を悼んだ。「初代GHCヘビー級王者、255パウンド、三沢光晴〜!」とコールされると、緑色の紙テープが客席から投げ込まれ、後楽園はミサワコールに包まれた。◇第1試合◇
▼20分1本
原田大輔 タダスケ ○HAYATA YO-HEY(10分35秒 片エビ固め)石森太二 Hi69 小川良成 ×諸橋晴也
※ムーンサルトプレス◇第2試合◇
▼20分1本
○マサ北宮 齋藤彰俊(10分28秒 片エビ固め)大原はじめ ×熊野準
※サイトースープレックス◇第3試合◇
▼30分1本
○潮崎豪(13分40秒 体固め)×清宮海斗
※ショートレンジ豪腕ラリアット◇第4試合◇
▼30分1本
○ブライアン・ゲイジ(13分14秒 片エビ固め)×杉浦貴
※ドリルクロー【試合後のケイジ】
――杉浦と戦ってみてケイジ「タフだったよ。クソッたれ。でも俺はタフな人間の男を超越した“THE MACHINE"だからな」
――この先に見据えるものは?
ケイジ「3文字だ。G・H・Cタイトルだ。GHCヘビーのタイトル。誰が持っていようが、必ず俺がつかんでやる」
――今夜は三沢さんの写真が見守るなかでのファイトだったが?
ケイジ「ミサワのことは知ってるし、尊敬してるんだ。偉大な選手だったと」
――改めてファンにメッセージを
ケイジ「見ただろ? ブライアン・ケイジの凄さを。誰も生身の人間じゃブライアン・ケイジにはかなわない。今日もそれを証明してやったんだ」
◇第5試合◇
▼GHCヘビー級王座次期挑戦者決定戦/時間無制限1本
○小峠篤司(16分44秒 片エビ固め)×拳王
※キルスイッチ【小峠の話】「強い…拳王は強い…。もうちょっとしっかり勝ち勝ったね。フットスタンプを外したから。あまりそういうことはしたくない。まあでも、とりあえず人生初のヘビー級のベルト挑戦が決まったから。俺らがね…俺が動かしていかないと面白くないでしょ。やりますよ。まだ負け越してるから、拳王はタッグのベルトを持っているし、俺は無冠やから。早く結果がほしい。中嶋勝彦? 知らん! ヨネ? どっちでもいい! 自分のプロレスします」
◇第6試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第39代選手権者組]丸藤正道 ○マイバッハ谷口(21分34秒 体固め)[挑戦者組]コーディ・ホール ×ランディ・レイン
※マイバッハボム・ツヴァイ
☆丸藤&マイバッハが初防衛に成功【試合後の丸藤&マイバッハ】
――初防衛おめでとうございます丸藤「ありがとうございます。きつい…きつい…」
――最後はマイバッハ選手が決めたが?
※丸藤が答えようとしたところで、北宮が姿をあらわす
北宮「丸藤よ! 5月で決着付いたなんて、甘っちょろいことは言わせねえよ。次はタッグのベルトだ。どうだ? しつこいか!? うっとうしいか!? うっとうしけりゃよ、俺の性根から折ってみろよ。(マイバッハに)てめえもだ! 用心しとくんだな。以上だ!」
※北宮は去っていく
丸藤「うるせえ! またあいつか」
――また来たが?
丸藤「何度でもやってやる。何度でも叩き潰してやる。今度は俺とマイバッハであいつを叩き潰してやる。今度は俺とマイバッハで俺が叩き潰してやる。誰がパートナーなんだ? 誰だ? 勝彦か? 誰でもいいぞ」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第28代選手権者]○中嶋勝彦(18分56秒 片エビ固め)[挑戦者]×モハメド ヨネ
※バーティカルスパイク
☆中嶋が5度目の防衛に成功。(試合終了後の勝利者インタビュー)
中嶋「モハメド ヨネ、これからも俺たちの強い壁でいてください。ありがとうございました」とヨネにメッセージを送った中嶋は、(声援を集めたヨネを撃破した勝因は)それも応援していただいた皆さんのおかげです。ありがとうございました。次期挑戦者は小峠に決定している。それについて)小峠さんか。上がってきてよ(実況席にいた小峠に呼びかける。)」リングに上がって王者をにらみつけた小峠「とりあえず、GHCヘビー、次は俺が初挑戦します。あと“小峠さん"とか言わんでいいから、いつもよ、俺らで時代を作るとか、俺らの世代で盛り上げるとかよ。俺は悪いけど、そんなことに乗っからんからよ。お前から時代を奪い取らせてもらうから」
中嶋「小峠篤司!ヘビーの“GHCのG"もわからないアンタには渡さない。逆に小峠篤司、アンタにGHCのヘビーの本当の重み、教えてやるよ。でも、これもなんかの運命かも知れない。とにかく6月25日、福島、俺たちで盛り上げよう(と握手を求めた。小峠もそれに応じると、ベルトと中嶋をにらみつけ去っていく)、皆さん、本当に今日はたくさんのご来場ありがとうございました。人は夢を見たところまで生きる。俺はそれを信じて、今、ここに立ってます。そして俺は、俺とじゃなく、みんなと夢を共有したい。これからも、もっともっと大きな夢を俺たちで描いて、俺たちで夢を作っていきたい。そのためにも、俺は…俺は! 止まらねえ!」
【試合後の中嶋】
――ベルトが戻って来て、三沢さんを見つめて、一礼していた。どんな思いがあった?中嶋「リング上で今、三沢さんが作ったこのベルトを俺が巻かせてもらってますと、心の中で言わせてもらいました」
――小峠選手へのメッセージもあったが、改めて中嶋選手が思うGHCの重みとは?
中嶋「そうですね、一言では言い表せないですけど、本当に偉大なレスラーたちがこれを巡って…もちろん汗も流して、血も流して、本当に人生を懸けて、命を削って巻いてきたベルトだと思うんで。そういう思いには重みがあると思うんでね。それを今、自分ができているかどうかはわからないですけど。そして、三沢さんがどういう風に思ってくださっているかわからないですけど、でも俺はGHCのベルトを巻いている以上、より1人でも多くのファンの皆さんとノアのプロレスを通じて盛り上がっていきたいんで」
――今日のタイトルマッチでまたベルトの重みが増したと思うが、今日の勝敗を分けた差は?
中嶋「なんだろう? でも、本当に少しの差だと思います。改めてモハメド ヨネ、そして上の世代の強さを感じた試合だったんで。さらに、ヨネの…モハメド ヨネ選手の上にいる者たちを僕は倒したいですね。まあ、次は小峠篤司と決まっているんで。もちろんそれを倒して防衛して、その上を引っ張りたいなと思います」
――タイトルマッチが行われる地元のファンも楽しみにしていると思う。どんな戦いを見せてくれる?
中嶋「俺にしかできない試合を、観に来てくれた人たちにしか見せられないものを、特別に見せたいと思っています」
NOAH後楽園大会のメインは中嶋の保持するGHCヘビー級王座にヨネが挑戦、互いにロープへ押し込み合う攻防からスタートしたが、中嶋がフロントハイキックでヨネを蹴り出すと、再度フロントハイキックで場外へ蹴落とし、エプロンダッシュでのランニングローキックを放って先制、リングに戻っても中嶋がサッカーボールキックを打ち込むが、ヨネも逆襲してサッカーボールキックを連発、場外へ中嶋を追いやると鉄柵攻撃、エルボーで抵抗する中嶋に場外ボディースラムを決め、リングに戻っても串刺しラリアットの連発、ショルダータックル、ボディースラムからランニングギロチンドロップと得意のパターンで攻め込み、チンロックから首四の字と攻め込んでいく。
主導権を奪われた中嶋は串刺しフロントハイキックからミドルキックで流れを変え、ミサイルキックから低空ドロップキック、延髄斬りからドラゴンスクリュー、STFとスタミナを奪いにかかり、バックドロップを狙う中嶋をヨネがジャンピングビッグブーツを浴びせて、座り込んだ中嶋に前後からサッカーボールキックを浴びせてからダイビングギロチンドロップを投下する。
勝負を狙ったヨネは往復式ラリアットを狙うが、中嶋はビューティフルドロップキックで迎撃すると、トラースキック、マウントエルボー、前後からのサッカーボールキックを放ってからランニングローキックを狙うも。キャッチしたヨネはエルボー、張り手合戦に持ち込み、連打で押し込んだヨネが右ハイキックを炸裂させて中嶋が朦朧となったところで、ヨネが突進する。
しかし中嶋はカニバサミでターンバックルに激突させてから、顔面を蹴り上げるが、倒れないヨネはラリアット、往復式のラリアットを浴びせてからキン肉バスターを狙う。だが不時着した中嶋はバーティカルスパイクを狙うが、ヨネがブレーンバスターで投げ返しを狙うと、着地した中嶋はジャーマンからトラースキック、それでも倒れないヨネはラリアットを狙うが、かわした中嶋はハイキックから前後からのランニングローキックを浴びせ、最後はバーティカルスパイクで3カウントを奪い王座を防衛した。第5試合で行われたGHCヘビー級王座次期挑戦者決定戦はエプロンの拳王を蹴落とした小峠がスライディングで場外に降りてトラースキックを放つと、リングに戻るとスライディング式ビッグブーツから、ぶら下がり式首四の字を狙うが、そのまま踏ん張った拳王は肩車の体勢から小峠をコーナーに叩きつけ、頭部を強打した小峠は場外へ逃れるも、拳王は鉄柵ホイップで追撃、リングに戻ってもフロントハイキックを浴びせた拳王は張り手で抵抗する小峠にソバットを放つも、小峠もロープに走る拳王にレッグラリアットを浴びせて応戦する。
小峠は串刺しを狙う拳王をぶら下がり式首四の字で捕獲してからマグザム、DDTと畳みかけ、拳王も背中へのフットスタンプで反撃するが、連続攻撃を阻止した小峠は変形ロックボトムからキルスイッチで勝負に出る。
しかし阻止した拳王は張り手を浴びせると、小峠がエルボーで応戦してラリーへと発展、小峠は頭突きから突進も、拳王はオーバーヘッドキックで迎撃し突進、しかし今度は小峠もトラースキックで迎撃して両者ダウンとなる。
起き上がった両者は互いに突進するが、先に小峠のジャンピングビッグブーツが命中するとフライングボディープレス、ランニングニーで突進も、かわした拳王は案売るホールドで捕獲する。
拳王はフェイント式スピンキックからジャーマン、バスソーキックと畳みかけてからダイビングフットスタンプを狙うが、起き上がった小峠は拳王の待つコーナーへ突進、ところが拳王はロープ上での側転で逃れると串刺しフロントハイキック、だが小峠もジャパニーズレッグロールクラッチからのキルスイッチを狙うが、読んでいた拳王はドラゴンスープレックスから蹴暴を炸裂させる。
拳王はファルコンアローからダイビングフットスタンプを狙うが、追いかけた小峠は頭突きを浴びせ、雪崩式フランケンシュタイナーを狙う。しかし踏ん張った拳王はすっぽ抜けた小峠にダイビングフットスタンプを投下も、小峠が蹴り上げて撃墜し首固めからランニングニーを浴びせる。
拳王はトラースキックからハイキックを浴びせるが、もう1発をかわした小峠がリバースフランケンシュタイナーを決めてからランニングニーを浴びせ、最後はキルスイッチで3カウントを奪って次期挑戦権を獲得する。試合後には中嶋は実況席でゲスト解説をしていた小峠を呼び出し。最初はエール交換を狙ったが、小峠は対決姿勢を強め挑発しにらみ合いを展開、小峠が去った後で中嶋が大会を締めくくった。
両者は1・21大阪で対戦し中嶋がバーティカルスパイクで完勝を収めている。このときの小峠はヘビー級へ転向してから間もないこともあったのかもしれないが、この5ヶ月の間にヘビー級と渡り合える技量も備わってきた。果たして全て以上のものを出し切って中嶋を攻略して初挑戦で初戴冠となるのか?また中嶋も初挑戦となる小峠にGHCの重みをぶつけることが出来るか?セミのGHCタッグ選手権はコーディを丸藤がスピードで翻弄するも、スワンダイブを狙ったところでコーディが突き飛ばし、場外戦でレインも加勢して丸藤を痛めつけて先手を奪う。
挑戦者組に捕まった丸藤だが、レインを飛び越えた丸藤がやっとマイバッハに交代し、マイバッハはエンジン全開で大暴れして、倒れているレインにコーディを投げるだけでなく、丸藤をも投げ、コーディのフライングボディーアタックを喰らってもジャーマン合戦やラリアット合戦に持ち込んで一歩も引かない姿勢を見せる。
丸藤に交代してコーディに鞭のようにしなる逆水平を浴びせてからトラースキックコンビネーション、マイバッハも入ってトレイン攻撃から、マイバッハを踏み台にしての串刺しとレイン攻撃を狙うが、キャッチしたコーディはマイバッハをもノド輪で捕らえて、レインも加勢して二人まとめてチョークスラムで叩きつける。
コーディは丸藤のダイブをキャッチして旋回式パワーボムを狙うが、丸藤は不知火で切り返しを狙うと、コーディは体を入れ替えてレイザーズエッジを狙う、しかし着地した丸藤は突進するコーディをかわして虎王を浴びせ、もう一発を狙うがキャッチしたコーディはシットダウン式チョークスラムで応戦する。
共に交代してマイバッハはブレーンバスターで投げれば、レインもチョークスラムで応戦、互いにノド輪を掴むが、コーディが駆けつけてダブルチョークスラムを決めると、丸藤もコーディが排除してから、レインがマイバッハに旋回式スタナーを決めてから雪崩式旋回スタナーを狙う。
しかしすり抜けて逃れたマイバッハに丸藤がコーディを振り切って駆けつけ、パワーボム&雪崩式不知火を決めると、マイバッハを踏み台にした虎王をレインに炸裂させる。マイバッハは肉弾戦をノーモーション頭突きからのダブルスレッジハンマーで制するとマイバッハボム・ツヴァイで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後のバックステージでは北宮が挑戦を表明したが、パートナーに関しては明言はしなかった。本来なら中嶋とのジ・アグレッションでの挑戦となるが、パートナーは中嶋でないとしたら誰を起用するのか?第4試合では5・27大阪で潮崎まで破って快進撃を続けるゲイジに杉浦が立ちはだかるも、ゲイジがパワーで圧倒し、腰攻めで主導権を握る。
杉浦はエルボーの連打で流れを変えようとするが、ブレーンバスター狙いは逆に投げられてしまい、ゲイジはその場飛びムーンサルトプレスを投下するなど主導権を渡さない。
劣勢の杉浦はゲイジのファイヤーマンズキャリー狙いを不時着してフロントハイキックを浴びせ、コーナーへのジャーマンで流れを変えると鬼エルボーを乱打、ランニングニーから雪崩式雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
勝負に出た杉浦はランニングニーを狙うが、キャッチしたゲイジはターンバックルへのパワーボムで叩きつけると、シットアウト・フェイスバスターことGMSIからドリルクローで3カウントを奪い杉浦を破る。潮崎だけでなく杉浦までも粉砕したゲイジ、バックステージインタビューでもGHCを狙うことを表明した。果たしてどのタイミングで狙ってくるのか?7月13日から開幕する「第11回グローバル・ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」参加チームが発表された
石森太二&Hi69組 大原はじめ&熊野準組 原田大輔&タダスケ組 HAYATA&YO-HEY組 勝俣瞬馬&MAO(DNA/NωA)フィル・アトラス&諸橋晴也、グルグンマスク&首里ジョー(琉球ドラゴンプロレスリング) カイザー&ガストン・マテオ
今年はDDTから大石真翔とのNωAでKO-D6人タッグ王座を保持しているDNAの勝俣&MAO、NOAHに準レギュラーとして参戦している諸橋は武藤敬司体制の全日本にも参戦しカズ・ハヤシをシングルで破った実績を持つアトラスと組み、琉球ドラゴンプロレスリング昨年度のSUPER-J-CUPにもエントリーしたグルグン&ジョー、4年ぶりの来日となるカイザー&マテオとバラエティにとんだ編成となった。最後に全試合開始前には故・三沢光晴の追悼セレモニーが行われ、亡き故人を偲んだ。今年は三沢の命日の13日での開催ではなかったが、6月13日が来てしまうと三沢が亡くなった日のことをどうしても思い出してしまい、また「スパルタンX」が流れると三沢が入場するのでは思ってしまう。旧体制のNOAHは倒産となってしまったが、三沢の遺産となったNOAHの看板だけは新体制が引き継いだ。NOAHの現状はまだまだ苦しいのかもしれないが、三沢の遺したものだけはしっかり守り通して欲しい。
【NOAH】ヨネ激闘突破で中嶋V5 小峠に「GHCの重み教える」▼マケオワがタッグV1 北宮が表明▼拳王撃破 小峠がGHCヘビー初挑戦へ▼怪物ケイジが杉浦をも正面突破▼故・三沢さん追悼セレモニー…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/fmNjEJ1WlS
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年6月4日6月4日(日)後楽園ホール大会にご来場いただき誠にありがとうございました。次回大会も皆様のご声援をお願い申し上げます。https://t.co/lSOx9HoIob #noah_ghc pic.twitter.com/AiaPIl25GC
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2017年6月4日おはようございます☀
身体が痛くて起きました。
昨夜は皆さんの応援のお陰で防衛する事が出来ました!
とにかく今は休んで次に備えます。#感謝 #ありがとう #幸せ #noah_ghc #中嶋勝彦 #俺は止まらねー pic.twitter.com/0JTzIiFxHt
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2017年6月4日身体中の痛みがこんなにも
心地良い日はあるだろうか?
思いっきりシバいてくれた
チャンピオン、ありがとう。
そして声が枯れるまで応援してくれた皆さま、本当にありがとうございました。
またいつの日かベルトに。#noah_ghc pic.twitter.com/EnXtbgA3fQ
— モハメド ヨネ (@muhammad_yone) 2017年6月5日昨日は沢山のご来場まことにありがとうございました!
無事防衛!しかしかなりダメージが残ってしまった‥
次の試合までしばらく空くのでメンテナンスをしっかりしなければ。
後楽園、最高の空間でした!… https://t.co/lGJ3fhlwHz
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2017年6月4日後楽園大会ありがとうございました。
無事防衛することができました。
どこまでも突き抜けていきたいと思います!#noah_ghc pic.twitter.com/tMY8hfOAa1
— マイバッハ谷口 (@noah_taniguchi) 2017年6月5日後楽園大会ありがとうございました!
とにかく何を言われようと来たチャンスを勝ち取った!
あとは自分のプロレスで全力で戦うだけや!#GHCヘビー #初挑戦
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2017年6月5日ノア後楽園ホール三沢光晴追悼大会に行って来ました。超満員の会場、大ミサワコール……会場には熱気がありました。
三沢さんも見てただろうな‼︎(^o^) pic.twitter.com/DGnn68Lacb
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2017年6月4日心地よい空間でした。
何が良かったって、控え室の居心地の良さ!!!
あれに勝るものはないよな………#三沢光晴#プロレスリングNOAH
— 平柳 玄藩 (@noah_genbasama) 2017年6月4日 -
鷹木がDブロックトップタイに並んだ!KING OF GATE 2017 伊那大会公式戦結果
5月の月間MVP ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/KUKX6VjWSQ 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年6月3日6月3日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2017」長野・伊那市民体育館 550人 満員
▼「KING OF GATE 2017」Cブロック公式戦/20分1本
[2勝2敗1分=5点]○斎藤"ジミー"了(13分15秒 片エビ固め)[3敗=0点]×吉田隆司
※斎了ロケット▼「KING OF GATE 2017」Dブロック公式戦/20分1本
[3勝1敗=6点]○鷹木信悟(13分47秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]×ジミー・神田
※MADE IN JAPAN -
ライガーから新日本ジュニアを託されたKUSHIDAがオスプレイを破り「BEST OF THE SUPER Jr.」優勝!
5月の月間MVP ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/KUKX6VjWSQ 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年6月3日6月3日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」東京・国立代々木競技場・第二体育館 3454人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
永田裕志 岡倫之 海野翔太(7分58秒 逆エビ固め)中西学 北村克哉 ×八木哲大◇第2試合◇
▼20分1本
○石井智宏 矢野通 邪道(7分24秒 体固め)真壁刀義 天山広吉 ×川人拓来
※ラリアット◇第3試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○ボラドール・ジュニア(5分46秒 片エビ固め)金丸義信 エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※スパニッシュフライ◇第4試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ タンガ・ロア バットラック・ファレ ○高橋裕二郎(片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー ACH
※ピンプジュース◇第5試合◇
▼30分1本
後藤洋央紀 ○YOSHI-HASHI(12分13秒 片エビ固め)鈴木みのる ×タイチ
※カルマ◇第6試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム(12分19秒 片エビ固め)×小島聡 ジュース・ロビンソン 田口隆祐 リコシェ ドラゴンリー
※デスティーノ(試合終了後、)
内藤「ブエノスノチェ~ス、代々木~! 新日本プロレスを、いや、われわれL・I・Jを応援してくださる代々木のお客様。このあと、大阪城ホール……(としゃべっていると、棚橋が入場ゲートに登場。棚橋はマイクを持ってエプロンに立つ。)これはこれは負傷欠場中の棚橋選手。俺が何度呼びかけても会場に来なかったクセに、今日はどうなされたんですか?(棚橋はリングイン。)もしかして、大阪城ホール、欠場の挨拶でもしに来たんですか? せっかく会場に来たなら、われわれL・I・Jを応援してくださる、代々木のお客様に、何か挨拶してみろよ、カプロン」棚橋「待て待て待て。ヒーローは遅れて登場するんだよ。内藤クン、今日もご機嫌ですね。お山の大将、いや、猿山の大将。(場外のヒロムとEVILを指し)キミとキミは猿感あるよ(場内笑)。内藤クンがさ、アセんなよっていうから、しっかり治療ができました。たまにはいいこと言うよね。はあ……。(場内を見渡し)いいねえ、この感じ。さ、いよいよ大阪城ホール。内藤クン。(ここで野次が飛ぶと)なんて? ハッキリ言え、コノヤロー。ナメんなよ。俺はな、怒ってんだよ。じゃあ、そろそろ、決着……。(野次に対して)どうやら、俺のことが嫌いらしいな。まあ、見とけよ、大阪城ホール(場内拍手)。はあ、ひさしぶりにスッキリした!」
(ここで内藤はベルトを手に棚橋の前に立つ。すると、場内は「内藤」コールと、「棚橋」コールが交錯する。内藤はベルトを放り投げて、リングを降りて花道を下がる。そのベルトを手にした棚橋)
棚橋「このベルトは俺が救います」【内藤、EVIL、BUSHI、ヒロムの話】
ヒロム「これだけは伝えておきます。ウィル・オスプレイ選手、KUSHIDA選手、どちらが優勝するか分かりませんけども、まず一言、おめでとうございました。すごいです。俺にはできなかった。すげぇ悔しい。『BEST OF THE SUPER Jr.』獲れなかったのは、死ぬほど悔しいよ! そして、チャンピオンとして宣言通りにいかなかったこと、全て、一つ一つが、死ぬほど悔しいんだ。まぁでも、いつまでも言ってらんねぇよ。6月11日、俺から指名する選手、イニシャル、“K”……のはずだったが、まず最初に指名させてもらう選手……同じAブロック、初対戦で負けたウィル・オスプレイ。まずはお前からだ! その次、リコシェ、ドラゴン・リー、またリベンジさせてもらう。それから、イニシャル“K”までいってやりたいな。まずは一言、『おめでとうございます』だよ。おめでとうございます、それしかねぇよ。心の底からそれを思ってるよ。おめでとうございます。この超満員の中で決勝戦を闘えること、心の底からうらやましいです。大阪城は、KUSHIDA対ウィル・オスプレイ、この勝者ではなく、ウィル・オスプレイに決めさせてもらいます。以上です」BUSHI「今年の俺の『SUPER Jr』が終わってしまったよ。今夜、この代々木の超満員が集まったこの会場の決勝のリングに立てなかったことが、非常に残念だよ。でもね、一番悔しいのはアイツに負けたことだよ。それだけは絶対に忘れない。EN SERIO マジで!」
EVIL「この俺が、新日本プロレスを支配する頂をかっさらってやる、その未来は、変わらない、変えられない。それが、真実だ。そして、(※NEVER6人タッグのベルトを示しながら)ここにもう一つの頂がある。このベルトは俺たちによって、とんでもない価値を見出してしまった。どうだ、オマエら、欲しいだろ? 大舞台を用意しろ! スペシャルでプレミアムなタイトルマッチ、やってやるよ! よく覚えとけ! This is EVIL! Everything is EVIL! 全ては……EVILだ!」
内藤「やっと姿を現したか、棚橋よ。おっそいよ! 彼はどこをケガしたんだっけ? 腕でしょ? 今日、リングまで歩いてきたよね? しゃべったよね? 腕は使わないだろ? 別に、代々木までのんびりしなくても、他の会場でできただろ? 俺が一番聞きたかったのはさぁ、(※胸を指して)ここだよ。気持ちの問題だよ。ただただ、俺と絡みたいがためにベルトに挑戦するのか、それとも本当にあのベルトに思い入れがあって、挑戦してくるのか、どっちなんだっていうのを試したかったわけよ。まぁ、結局よく分かんなかったけどさ。まぁ改めて、俺は大阪城ホール大会後に、『インターコンチネンタル王座を封印したい』と思います。とは言っても、新日本プロレスは、俺の言うこと、あんま聞いてくんないからね。だったら、返上しますよ。封印が認められないんだったら、返上しますから。まぁとにかく、第15代インターコンチネンタルチャンピオンの防衛戦、俺のインターコンチネンタル選手権試合は大阪城ホールで終わりだから。大阪城ホール大会、ご来場予定の皆様、そして、新日本プロレスワールドでTV観戦予定の皆様、俺の闘いをジックリ見て、楽しんでください。大阪城ホール大会まで、トランキーロ、あっせんなよ! アディオス!」
※SANADAはノーコメント【田口監督の談話と小島の話】
田口「『SUPER Jr』はこのように残念な結果に終わりましたけど、タグチジャパンからKUSHIDA選手が決勝に上がってますんで、この後、全力で応援に回りたいと思います。それから、シリーズ中に、名古屋でね、6人タッグチャンピオンに、タグチジャパンで勝ってますから、3対3で。タグチジャパンは当然、前王者ですし、リターンマッチの権利がある。権利がある上で、BUSHI、SANADA、EVILに勝ってますんで。タグチジャパン第3期、挑戦を表明したいと思います」――メンバーは?
田口「メンバーはですね、もう一晩考えて、会社に伝えたいと思いますけども……確定してるのは、3期連続3回目の選出、田口隆祐。あと、ここまで言っちゃいましょう。2期連続2回目の選出、リコシェ。あともう一人は、初選出。とりあえずそこまでお伝えしておきます。残りメンバーは追って発表したいと思います。(※ここで、苦しそうに横になっていた小島が起き上がる)小島さん、今シリーズ、負けすぎました! この場で発表いたします。小島聡助監督、解任いたします」小島「マジか~! 助監督解任されちゃった。クソ~! 悔しい。すごく悔しい。ずっと負け続けてすごく悔しいけどさ、ただ、諦める以上に悔しいことはないと思ってるから。ずっと負け続けて恥ずかしいかもしれないけども、これから先のプロレス人生、諦めてしまうほど恥ずかしいことはないんで。必ずやまた這い上がって、俺のプロレス人生、今回のシリーズの負けはその糧にして、またのし上がっていきたいと思います」
【棚橋の話】
棚橋「ケガはよくなってます。『あっせんなよ』って言われたんで、しっかり治しました。去年左(腕の筋肉)が切れて、今年右(腕の筋肉)が切れて、ちょうどバランスが取れてます。(※報道陣に)渾身の自虐ギャグなんで、笑ってください(笑)。制御不能って言われてますけどね、とっくに制御可能なんすよ、俺の方がね。内藤的なところから言うと、何でも言うことが通るんでしょ? 俺の方が、真の制御不能なんすよ。まぁ、こういう闘い方は好きじゃないね。闘う前に気分がよくない。こういうのはこれで最後にする。覚悟を決めて、大阪城に行きます」――内藤選手は、インターコンチのベルトを雑に扱ったり、「大阪城で防衛したら封印する」と言ってます。棚橋選手にとって、インターコンチのベルトっていうのは、内藤選手の行為を受けて、どう映ってますか?
棚橋「インターコンチのベルトを、ボクも巻いたことがありますけど、その時、何もできなくて。だからインターコンチのベルトを持って、どうしていくとか、これから何を見せていくっていうのは、獲ってからじゃないと言えないですね。ただ、ベルトに対して、やりがいだったりとか、楽しみだったりとかっていうのはあります」――久々の登場で、客席の空気は二分されていたと思いますが、空気の変化は感じましたか?
棚橋「感じましたね。完全に二分してたなっていうか、6:4で向こうが多かったぐらいで。そういう時って、何かすげぇ燃えるんすよ。何か2007年のチャンピオン・カーニバルのイメージというか。チャラけてチャラけて、そんなイメージでいいんじゃないかと思っちゃいましたね。だから、棚橋に求められるヒーロー像ってもちろんあるんですけど、そういうものじゃないとこで勝負したいなと思いましたね。(※カメラに向かって3回手を叩いて)うしっ、大丈夫、仕上がってますから」◇第7試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○マーティ・スカル(13分4秒 チキンウイングクロスフェース)オカダ・カズチカ ×外道◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」優勝決定戦/時間無制限1本
[Bブロック1位]○KUSHIDA(27分59秒 バックトゥザフューチャー)[Aブロック1位]×ウィル・オスプレイ
☆KUSHIDAが「BEST OF THE SUPER Jr.24」優勝
(試合終了後KUSHIDAがオスプレイの元へはい寄ってハグ。場外へ降りたオスプレイを田口がタオルであおぐ。リコシェがハグ。オスプレイコールの中、オスプレイは肩を震わせながら退場。KUSHIDAは優勝トロフィーを受け取る。)
KUSHIDA「スーパージュニア優勝しました!(KUSHIDAコール)公式戦では苦しい闘いが続いてたんですけど、3年越しで、この代々木がチケット完売になりました。皆さん本当にご来場ありがとうございました! そしてオスプレイ、センキューベリマッチ。ホントにありがとう。優勝したらやりたいことがあるんですけれども、ご協力をいただいてもよろしいでしょうか? ボクが新日本プロレスファンだったころ、東京ドーム、両国国技館で客席からウェーブが発生していました。ベタですけど、ここ代々木で復活させてもよろしいでしょうか? せっかく満員なんで、一丁、ご協力よろしくお願いします。こちらから波を作って、一周しましょうか。さあ、準備はいいですか。ちなみにウェーブわかります? いきます。ゆっくり目でいきましょう。3、2、1、いってみよう!(ウェーブが見事に会場を一周する)もう一周しよう!と継続を指示。会場を2周する)最高です。ありがとうございます。みなさん上がりましょう。(スーパージュニア出場選手をリングに招き入れる。KUSHIDAが一人ひとりと握手。ライガーコールが起こり、最後に放送席のライガーがマイクを外してリングへ。)ライガーさん、本当にお疲れ様でした、とともに、これからもよろしくお願いします(ライガーと握手。ライガーがKUSHIDAの頭を両手でなでて拍手。)今日は泣きません! ご起立のほどよろしくお願いします。最後、日本的な締め、一本締めでベスト・オブ・ザ・スーパージュニア締めたいと思います。(外国人選手に)よ~、で、ポン(と説明)。それでは…(はしゃぐACHに)大丈夫かACH? 長いシリーズでしたけど、本当に全国各地ご来場ありがとうございました。それでは、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア、大会の成功と、KUSHIDAの優勝を祝いまして、それから新日本プロレスジュニアの前途を祝しまして、よ~(ポン!)」【KUSHIDAの話】
※KUSHIDAがインタビュースペースに現れると、タイガー、田口、リコシェ、ACH、ボラドール、リーが拍手でKUSHIDAを迎える。
タイガー「乾杯だ、乾杯!(田口)監督、音頭取ってください」田口「クッシー、優勝おめでとう! カンパーイ!(※みんなで2回乾杯)」
タイガー「あとは自由ですかね?(と、田口にビールかけを始める。外国人選手たちも続く)」
リー「(※KUSHIDAに抱きつき)ビエン(グッド)! ビエン!」
KUSHIDA「アミーゴ!(とハグ)」
※ACHが「ビールを飲め」と合図。KUSHIDAは一気飲み。
KUSHIDA「(※ACH、ドラゴン・リー、リコシェらに)ありがとう!」――ともに闘った仲間たちの祝福もありましたが、改めて今どんな気分ですか?
KUSHIDA「そうっすね……何か今年ほど汗と涙が詰まった『SUPER Jr』はなかったですね。率直な感想……長かった。『代々木にやっとたどり着いた』と、今日会場入りして思って。最後、命を、魂を、何とか燃やして、リングに立ちました」――闘いの中で、もう諦めちゃうんじゃないかと思わせるシーンがたくさんありましたが、KUSHIDA選手を奮い立たせた一番の要因は何だったんでしょうか?
KUSHIDA「もう、お客さんの歓声以外の何ものでもないですね。何度も心が折れそうになって、くじけそうになって、シリーズ中も、『もうダメだ』と。連敗して、心と体のバランスがバラバラになって、揃ってない状態でも試合はやってくると。もう何か、家の布団で寝てるより、リング上で息してる方が長いんじゃないかと。だけど、いざゴングが鳴ると動けるんですよね。何か、そこに自分の精神と肉体のバランスの乖離を感じて、すごい怖くなって。死んじゃうんじゃないかと思った時もあるし。そういう恐怖感がずっとありました」――その中で、オスプレイ選手を打ち破って、オスプレイ選手は泣きながらリングを後にして、バックヤードではKUSHIDA選手に「おめでとう」と。リングからはサンキューという言葉もかけていましたが、対戦相手についてはどんな思いがありましたか?
KUSHIDA「(※涙ぐみながら)何か不思議な縁で、KUSHIDAっていうのは海外と縁が非常にあって、この舞台もリコシェ、(カイル・)オライリー、そして今年のオスプレイと、素晴らしい、望んでも対戦できないようなライバルと闘わせてもらって、『SUPER Jr』のファイナルを務めさせてもらって。オスプレイが日本人以上に、ジュニアヘビー級、英語で言えばクルーザー級というものを何とか見返してやろうという気持ちが、リコシェ戦とかにつながってて。コメントの節々からも、『なめんじゃねぇぞ、ふざけんじゃねぇぞ』と(いうものが伝わってきた)。体が大きい者に対して、プロレスラーとして生きていけなかった。けど、獣神サンダー・ライガーが作ったこのジャンルで、こうしてボクが立っていられる、オスプレイが立っていられる、そういう下に見る者たちすべてに対する復讐っていうか、反骨精神ですよね。何か日本人よりある意味伝わってくるものがあるんで。オスプレイ、まだ20代前半ですよね。恐るべしですよね」――そして、この大会を通して各国のジュニア戦士が、この『BEST OF THE SUPER Jr.』に参戦してくるという状況のつくったのは、まぎれもなくKUSHIDA選手だと思いますが、改めて最後のウェーブというのはどんな風に見えましたか?
KUSHIDA「やっぱり、『G1 CLIMAX』には負けたくないし、『BEST OF THE SUPER Jr.』というブランドを上に上げていきたい。まぁ、“バック・トゥ・ザ・フューチャー”じゃないですけど、新日本プロレス90年代の時代を見て、ファンとして育ってきましたので、そこの勢いにいま近づけている、その勢いを加速する意味でも、一発ウェーブをやることによって、なんか会場が一体になれるかなと思って、ずっとやりたかったことでした。(※ROH世界TV王座のベルトをおさえ)このROHのベルトは、あんまり日本では凄さがわからないけど、このボクが何としてでも獲りたかった意味は、やっぱりジュニアの敷地面積を大きくするためだから。注目度を高める。そういう意味では、“外交カード”これはボクにとって大きな強い武器なんで、スケジュールは厳しいかもしれないですけど、防衛していきたいですね。TVチャンピオンということは、月一回の収録に行って、防衛戦をしなくちゃいけないことなので。(タイガー)服部さんに『ユーはもうオーバブッキングだよ』って言われましたけど、命を賭けて、魂を注いで頑張っていきたいと思います」――このインタビューは、ライガー選手も聞いてますけど、新日ジュニアが一番輝いていた時代。ファンとして観ていた時代。その中心にいたのは、ライガー選手だったと思います。改めて、いまライガー選手に伝えたい気持ち、思いを聞かせてください。
KUSHIDA「一番輝いていた時代というのは訂正してほしいですね。いまが一番でしょ。やっぱり、過去っていうのはどうしても美しく見える。ボクもファンだからその気持ちはよく分かるけど。それはもう全選手、今回『SUPER Jr』に参加した選手、エントリーした選手に失礼だと思うので訂正してください」――そうですね。そして私はいまよりも未来のほうがもっと輝くと信じていますけども。
KUSHIDA「ハイ。やり残したこと。このままでは引き下がれない。高橋ヒロム、リング上では言いませんでしたけど。去年、オスプレイに言われてリングに立ちましたけども、この『BEST OF THE SUPER Jr.』っていうのは、世界中のレスラーが成り上がる為に、新日本に上がりたいとエントリーをもくろんでいる名誉ある大会なんで、次期挑戦者、そういう風に成り下がってほしくないというか。去年はそういう理由で上がりましたけども、今年は言いませんでした。これはもう参加した俺のプライドです。ただ、俺はデカい会場。両国国技館、東京ドームでやられた借りは必ず返す。絶対に忘れない」――本当に今後の『BEST OF THE SUPER Jr.』覇者としての未来を楽しみにしています。
KUSHIDA「ボク自身が一番楽しみにしています。なにがあるんだろうと。まさか、2回『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝出来る人生だとは、プロレス人生になるとは。一人でお金を貯めてメキシコ行った時には考えもしなかったので、これからが楽しみです。皆さん、楽しみにしてください。ありがとうございました。マスコミの皆さんもありがとうございました。実況席にお返しします」【オスプレイの話】「(※壁に頭をつけ涙を流し、数分間の沈黙ののち)本当に言葉が出ないよ……KUSHIDA、おめでとう。いまはちょっと時間が必要だと思う……もう行くよ……」
いよいよ優勝決定戦を迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.24」、だがリングアナのコール時にはオスプレイに声援が集中し、KUSHIDAにはブーイングの嵐、KUSHIDAが優勝決定戦進出を決めた際には、ヒロムとの再戦を拒否やKUSHIDAにマンネリを感じるなどの声が飛び交うなど、KUSHIDAは復活のための戦いではなく、KUSHIDAを否定する声との戦いも強いられることになった。
序盤はKUSHIDAがグラウンドでリードを奪い、オスプレイはロープワークや飛び技などでKUSHIDAのペースに持ち込ませないように攻めるが、KUSHIDAはハンドスプリングキックで場外へオスプレイを追いやるとコーナーからトペコンヒーロを発射、リングに戻ってからはKUSHIDAは左腕攻め、胴タックルから足横須賀腕へのドロップキック、足四の字固めとホバーボードロックへの布石と飛び技封じで腕、足と二つを攻めにかかる。
しかし足を攻められてもオスプレイの跳躍力は衰えず、ハンドスプリングオーバーヘッドキックで流れを変えると、エルボーでコーナーに押し込んでから、顔面への串刺し低空ドロップキック、抵抗するKUSHIDAに鋭いミドルキック、エルボースマッシュ、卍固めと流れを変える。
しかしコーナーに乗ったオスプレイを、KUSHIDAがジャンピングハイキックで動きを止めると、コーナーでのアームロック、雪崩式アームブリーカー、腕へのミドルキックからハンドスプリングエルボー、腕へのバトンキックからのホバーボードロック狙いは阻止されたが、ローリングエルボーから再度ホバーボードロック狙いにロープへ走ると、オスプレイはマウスで迎撃して場外へ追いやり、ノータッチケブラータを発射する。
リングに戻ったKUSHIDAにスワンダイブ式フォアアームを炸裂させるが、勝負を狙ったコークスクリューキックをかわしたKUSHIDAはホバーボードロックを狙いにロープへ走るも、オスプレイはフラムフライで迎撃し、ペナドリラーからその場飛びシューティングスタープレスからシューティングスタープレス狙いは、KUSHIDAが剣山で迎撃するとドラゴンスープレックスからムーンサルトプレス狙いは、オスプレイが背後からジャンピングピングハイキックで強襲、そしてトップロープに引っかかるようにうつ伏せに固定されたKUSHIDAの背中にシューティングスタープレスを投下、更にエプロン上でのリバースフランケンシュタイナーも敢行して、KUSHIDAは脳天から叩きつけられ大ダメージを負ってしまう。
KUSHIDAはリングに戻るも、勝負に出たオスプレイはエセックス・デストロイヤーを決め、コーナーからのオスカッターを狙うが、KUSHIDAが飛びつき腕十字で捕獲して三角絞めへ移行、だがオスプレイは持ち上げてコーナーへパワーボム、KUSHIDAが反撃してコーナーからダイブも、オスプレイはカウンターでのオスカッターで迎撃しコークスクリューキックからオスカッターの必勝パターンを狙う。
しかしかわしたKUSHIDAはハンドスプリング式スタナーを初披露すると、KUSHIDAはホバーボードロックで捕獲も、起き上がったオスプレイはハイキックからステップキック、KUSHIDAもやり返してエルボー合戦、両者はマサヒロタナカで殴り合って両者はダウン先に起き上がったKUSHIDA、何度も顔面にストンピングを浴びせ、アームロックで捕獲しバックトゥザフューチャーで勝負を狙うが、オスプレイがオスカッターで切り返してリバースファイヤーバードスプラッシュを投下する。
オスプレイはコーナーにKUSHIDAを固定して顔面へのトラースキックのメッタ打ちにしてから雪崩式狙うが、KUSHIDAが雪崩式バックトゥザフューチャーを敢行してからバックトゥザフューチャーで3カウントを奪い、2度目の優勝を果たした。
KUSHIDAも復活を示すことだけでなく、否定する声との戦いだったが、オスプレイへの声援がいつの間にかKUSHIDAへの声援と変わっていた。スーパージュニアを卒業するライガーから新日本ジュニアを託されたKUSHIDAだったが、否定する声を自身への声援に変えたことで、今日はファンから新しい新日本ジュニアの象徴と認められた日でもあった。
当然ながら11日大阪城ではヒロムとのIWGPジュニアヘビー級選手権が濃厚となったが、リマッチを嫌がるファンもいるだろうが、現在のKUSHIDAならドーム以上の試合を見せることができ、また否定を跳ね返す力もある。だが王者のヒロムは5・31大阪で敗れていることでオスプレイを挑戦者に指名するなど、スンナリ受ける気はない。後は新日本がどう判断するか…第6試合で内藤がラリアットを狙う小島をデスティーノで粉砕し田口JAPANを破り、マイクアピールしているところで、欠場中だった棚橋弘至が現れ、「ヒーローは遅れてくるものだ」「内藤はサル山の大将」挑発した後で、6・11大阪城には予定通り出場することをアピール、内藤とにらみ合いをした後でベルトを放り投げて退場、ベルトを拾った棚橋は「このベルトはオレが救います」と奪取宣言した、
シリーズ直前で棚橋が欠場したことで、インターコンチベルト破壊行為で存在感をアピールしたが、棚橋が予定通り出場することで、二人の対戦の機運がやっと高まった。内藤もインターコンチへの挑戦者不在やUS王座の創設、オカダの再浮上やケニーの台頭などで急ブレーキがかかっている。果たして棚橋をもう1度打ち消すことによって再浮上を図りたいところだが、棚橋もしっかり休養したことで仕上がりは充分、後は決戦を迎えるだけとなった。【優勝決定戦・代々木大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次回大会は「Road to DOMINION」6月9日(金)後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njbosj #njpw pic.twitter.com/DameT86Y6G
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年6月3日ありがとう代々木第二体育館!そして、応援ありがとうございました。歓声を燃料に変えて優勝することができました。また明日からがんばります! https://t.co/3u2J4FJYm1
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2017年6月3日ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア決勝戦
KUSHIDA
vs
ウィル・オスプレイ
素晴らしい試合でした☆
KUSHIDA選手優勝おめでとう㊗️ pic.twitter.com/PLsoTC3osl
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年6月3日良い試合だった‼ pic.twitter.com/8El2VZ1bFj
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年6月3日スーパーJr.決勝戦は凄まじい試合だったな。毎年スーパーJr.決勝戦を観てとてつもない刺激と感動をもらっている。なので、俺もまだまだ頑張ろう。ゼァ!
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年6月3日あんまり泣かない俺が泣きそうになりました!
オスプレイよかったよ! pic.twitter.com/3WP2cWXfNl
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2017年6月3日#TickingTimeBomb#もっともっともっともっともっともっともっと#njbosj
https://t.co/6E2ajAVM0Z
— TIME BOMB 髙橋ヒロム (@TIMEBOMB1105) 2017年6月3日リーグ戦が終わり完全に燃え尽きてた
いかんなこんなんじゃ
明日は京都大会
気持ちを入れ換えねば!
明日も頑張りましょう
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年6月3日 -
「子殺し2017」アントニオ猪木がIGFに絶縁を通告!そしてIGFは村上会と激突も惨敗!
6月2日 NEW「第2シリーズ~整理されるのか、続行されるのか」後楽園ホール 1223人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
サイモン「NEWへようこそ。本当はですね。長いスピーチを覚えてきていたところですが、ナシにして、日本でいろいろ凄いことが起きてまして、私も中国から帰ってきたばかりなんですけど、猪木さんのISMが会見されまして、ビックリしているのが正直なところです。IGFはGENOMEのときからすぐ終わるんじゃないかというのがありました。私たちは10年間闘って10周年迎えることができました。NEWも同じです。IGFは会見をうけて2~3日前にセカンドシリーズのサブタイトルを『整理されるのか、続行出来るのか』にタイトルチェンジさせていただきました。IGFは猪木イズムを持っていると思います。すべてをリングに持ち込んでしまうのも猪木イズム、NEWの目標は2年間で5万人を導入することです。それが達成できなかったら力不足でナシにするということでやるつもりでした。まさかIGFの猪木さんからあのような言葉があるとは思わなかったです。NEWは今後も頑張っていきますのでどうぞみなさんもご声援よろしくお願い致します。このリングでは猪木イズムを継承し、精一杯頑張っていきます。力のあるプロレスを見せていきます。試合後にはどうぞご署名のほどよろしくお願いします。ご声援のほどよろしくお願いします」◇第1試合◇
▼20分1本
○織部克巳(5分59秒 体固め)×定アキラ◇第2試合◇
▼20分1本
○守部宣孝(7分38秒 ラッソプムエルパソ)×常剣鋒◇第3試合◇
▼20分1本
○高岩竜一(8分1秒 体固め)×林棟軒
※デスバレーボム◇第5試合◇
▼30分1本
○青木真也(6分9秒 フットチョーク)×船木誠勝◇第6試合◇
▼30分1本
○村上和成 佐藤耕平(7分54秒 体固め)鈴川真一 ×奥田啓介
※殺人キック(試合終了後、村上組が引き上げる)
鈴川「お客さん、なんですか、この結果!(騒然となるファン。ブーイングを送るファンも)奥田潰してなんだよ!(さらにファンがブーイングを送ると)もっと声出せよ。もっと声出せ」
青木「落ち着け×3。お前がしょっぱい×2! コイツがしょっぱいからこうなってるんだよ。コイツがお粗末!(と一刀両断。そのまま退場、鈴川も怒りを露わにしながら退場する。)
(会場が騒然とするなか、サイモン取締役が再びリングに上がる。)
サイモン「今日は本当にみなさんありがとうございました。さきほど、猪木さんのTwitterでもIGFから手を引くとかオレの名前を出すなとかいろいろ書いているそうですが、このままではNEWはなくなってしまいますので、ぜひ帰り、まだサインしてない人はご署名お願いします。今日はありがとうございました」【村上、耕平の話】
村上「何も言うことねぇよ! 見りゃわかんだろ?」耕平「あれ、なんすか」
村上「あぁ? 天からの手紙だよ。(手紙の内容は)今度、紹介してやるよ」
【鈴川、奥田の話】
鈴川「後味が悪いよ」奥田「鈴川さん、すいません!」
鈴川「奥田が一方的にやられちゃったっていう。狙われたよね。俺の出るパートも少なかったし。もっと加勢してやってやりたかったけど、奥田の力も、村上会に対しては、勢いはしっかり見せたけど。アイツら何しに来たのかわかんないけどね。シングルでやらせてほしいよね。タッグでやるつもりじゃなかったじゃん、最初。頭から血噴出してるし」
奥田「すいません…。このままで、僕はNEW終わるの嫌です…。もう一回やらせてください! このままで終わりたくないです(涙)」
鈴川「村上に関してはまだコッチからしたら、星取られちゃって、ちょっと黒ついちゃったけど、看板も取り返さないといけないし。勝つだけ、アイツらから。それを次の大会。長野、大阪。シングルで一回やらせほしい。直接村上とやりたい。次はシングルでやりたいね。大阪でも、その前でもいいし。
(藤原が村上と握手したが?)見えてなかった、見えてなかった。握手したんだ? 藤原組長と村上が組んでるということ?(真意は定かではないですね)なんだろうね。倒さなきゃいけない相手がもう一人増えた。負けたままじゃ下がれないし。次の段階で早いうちに対決、もう一回。シングルで。
(猪木さんの「整理」発言が波紋を呼んでいるが?)まぁこの試合に負けたことのほうが悔しい。取られたことのほうが悔しい。外で何が起きようがリングのなかの話なんで。とりあえず選手は勝たなきゃいけない。それはデリケートなあれなんで。ヤバすぎます。闘いはしっかり見せないといけないんで。何も気にしないで、この一番集中してやってたけど、今回やられちゃったっていう。
(村上会への雪辱が最優先だと?)ウン、リベンジマッチ。タッグじゃなく、シングルで。俺と村上の話なんで。今回、奥田が力貸してくれてタッグになったけど、サクッとシングルで決着つけてやる。村上も、俺を狙ってきたのに、全然俺のとこに来なかった。もう言葉がないね。ありがとう」
創始者だったアントニオ猪木から事実上の絶縁状を突きつけられたIGF・NEWの後楽園大会の試合前にはサイモン氏が挨拶を行い、ファンに事情を説明、IGF存続のための署名をファンに訴えた。
セミで行われた青木vs船木はグラウンドでは青木が先手を奪うも、船木はキックで流れを変え、ソバットからキックとラッシュをかけ、張り手からグラウンドへ持ち込み腕十字を狙うも、あ青木がフットチョークで切り返して船木がギブアップとなり、青木が勝利を収める。
メインのIGFvs村上会は奥田が村上会に奇襲をかけるも、場外戦で村上会が主導権を奪い奥田を徹底的に痛めつ流血に追い込む。救出に駆けつけた鈴川も村上がイスで排除すると、耕平が奥田にファルコンアロー、村上が打撃のラッシュで奥田を追い詰め、最後も抵抗する奥田の腹部を蹴り上げて3カウントとなり、鈴川は全く出番のないままIGFが敗れ、村上会は相談役である藤原と握手して退場、なすすべもなく敗れたIGF勢にはブーイングが浴びせられるだけでなく、駆けつけた青木も鈴川の不甲斐なさを嘆いて退場し、鈴川退場後もサイモン氏は署名を訴えて幕となった。
ここからは本題となるが、アントニオ猪木がISMの旗揚げ会見で「(ISMとIGFとは別のもの?)あんまり今コメントをしたくないんですが、会社の整理という形で今考えていて。多分(IGFとは)違った形でスタートしていくのではと」と発言しただけでなく、猪木所属事務所であるコーラルZから「現在、アントニオ猪木は『NEW』等、IGF株式会社のおこなう一切の興行に対して大会プロデュースなどの関与はまったくございません」と公式見解を出したことで、IGF側も公式見解を出し
NEWのパンフで宝城カイリ選手はIGFを「戦場」と表現
まさに!な言葉でリング上はもちろん、リング外では燃える闘魂の「整理」発言に団体は激震
徹底抗戦のIGFは会場で存続への署名活動をするという
良くも悪くも今どきこんな団体ない!なNEWは19時ゴング!(松川#週プロ #IGF pic.twitter.com/wEOAFSBql7
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年6月2日と猪木やコーラルZを非難、試合前にはサイモン氏がファンから署名を集め、猪木や株式(湯川剛オーナー)に続行を訴えることを宣言したが、アントニオ猪木もTwitterで公式声明を出し、
今のIGFには理念が無い。カネが絡むと、どうして人間はこうなってしまうのか。
IGFからは、とっくに手をひいている。
俺の名前を勝手に語るな。NEWは勝手にやればいい。 pic.twitter.com/0SrGTh1daR
— アントニオ猪木 (@Inoki_Kanji) 2017年6月2日IGFに対して事実上の絶縁を突きつけた。だが今までの猪木の発言とは違ってストレートすぎるため、猪木本人が出した声明なのかどうか疑問に思っており、Twitterでの見解は猪木の名前を使ったコーラルZの見解と自分は見ている。そう考えると例え猪木に署名を届けようにも、猪木に届く前にコーラルZによって闇に葬られると見なければいけない。サイモン氏も試合前のコメントでは表立っての猪木への非難は避けていたが、猪木からのTwitterも本人ではなくコーラルZから出されているものと気づいているのかもしれない。
ただIGFがこれだけ猪木やコーラルZを非難する声明を出していたということは、IGFなりに猪木に対して積もり積もった不満があったということ、また猪木も積もりに積もった不満はあった。それが10年目になってやっと現れて猪木からの絶縁に繋がったと見ている。
これは中邑真輔の猪木への挑戦発言から感じていたことだが、この頃から猪木とIGFの間に微妙なズレを感じていた。これは自分なりの推論かもしれないが、IGFは自分らがやってきたことに満足していることから、猪木も絶対に満足しているはずだと思い込んでいた。しかし実際のところは猪木は満足しておらず、自己満足に浸っていたIGFは猪木が何に満足できなかったのかを知ることや聴くこともなく時だけが経過して猪木は不満だけが残った。IGFも「なぜ今頃になって」と思っているだろうが、それだけ猪木とIGFに埋めがたい距離が出来てしまっており、IGFが気づいたときには修復不可能の状態になってしまっていた。サイモン氏はオープニングやエンディングでも署名を訴えていたが、猪木がIGFに絶縁を突きつけた以上、湯川オーナーしか頼る人間がいなくなった。サイモン氏も猪木ではなく湯川オーナー側に立ったのは猪木に対する意地や"噂"の女史の問題だけでなく、サイモン氏が運営する上海道場の事情も絡んでおり、サイモン氏にとってビジネスパートナーである湯川氏がIGFから撤退してしまったら上海道場にも大打撃になることから、ここにきて今まで大事にしてこなかったファンへの泣き落としという手段に打って出たのかもしれない。だた肝心の試合内容では青木は船木に勝ったものの、鈴川と奥田は村上会に惨敗でメインに相応しい試合が出来ず、ファンからブーイングを浴びせられるなど厳しい結果、それでも署名をしてくれたファンもいたそうだが、この署名は湯川オーナーに届いてどう判断を下すのか・・・・
最後に猪木のやったことは自分的には支持することは出来ない、理由はやっていることが10年前の「子殺し」と同じで、ユークス体制となった新日本を意のままにすることが出来ず、飛び出してIGFを旗揚げして新日本を挑発し、またIGFが意のままにならないとなるとIGFを飛び出してISMを設立しIGFを潰しにかかる、いつまでこんなことを繰り返すかと思いたくなるし、呆れも通り越して悲しくもなってしまう。新日本相手ではなく、IGF相手に潰すことで威厳を示そうとする猪木、もう猪木は年老いたと思わざる得ない・・・
【NEW/IGF】混とん…猪木“決別”ツイートも団体継続へ署名活動 村上が奥田公開処刑で侵攻開始、藤原組長と謎の握手▼船木に一本勝ち 青木がISMに逆オファー▼初登場のジュニスタ快勝…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4 pic.twitter.com/Typ49xGFsG
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年6月2日悔しい
なにもできなかった…
考える
今日はひたすら考える。
こんなんじゃ終わらない
終われない
明日からまたすぐ練習や
これしかない。#igf #new#奥田啓介#プロレス #プロレスラー pic.twitter.com/YIispqKivf
— 奥田啓介@IGF所属 (@mosn_am) 2017年6月2日おつかれさまでした。後楽園大会での応援ありがとうございます。鈴川せんせの塩芸を今後ともよろしくお願いします。
— shinya aoki (@a_ok_i) 2017年6月2日 -
敗れたハルクは鷹木に「大嫌い!」を連呼!王手をかけたYAMATOは清水に速攻で敗れる!
6月1日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2017」後楽園ホール 1850人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼5分1本
○シュン・スカイウォーカー(2分56秒 片エビ固め)×吉岡有紀
※ムーンサルトプレス◇第1試合◇
▼20分1本
CIMA ○ドラゴン・キッド Gamma Eita(10分35秒 バイブル)ドン・フジイ 堀口元気H.A.Gee.Mee!! ×ジミー・神田 ジミー・クネスJ.K.S◇第2試合◇
▼20分1本
吉田隆司 ○エル・リンダマン(8分59秒 タイガースープレックスホールド)Kzy ヨースケ・サンタマリア◇第3試合◇
▼「KING OF GATE 2017」Cブロック公式戦 20分1本
[2勝1敗1分=5点]○土井成樹(15分25秒 エビ固め)[1勝2敗1分=3点]×山村武寛
※バカタレスライディングキック【山村の話】「土井さんに負けてリーグ制覇がなくなりました。初めて参加のKOG、リーグ制覇、優勝を目指してたけど、やっぱりDRAGON GATEのトップはレベルが高い。なかなか超えられる壁じゃない。でも、そっちの方がもっと上に行く気持ちが出てくるし、目指しがいがあります。まだKOG、あと1つ、小倉で吉田隆司とありますんで、最後まで…リーグ制覇、優勝の夢は終わりましたけど、あと1つ吉田隆司とありますので。手を抜いたら小倉のみなさんに失礼になる。まだCIMAさんに1つ勝っただけ。もう1勝目指して、あと1つ全力でいきますんで。応援よろしくお願いします。来年、次、KOG出るときはリーグ制覇、優勝したいと思います。応援よろしくお願いします」
【土井の話】「首の皮一枚つながった。危なかった。まだいけるな。残ってるな。次、あと残り1個や。カゲトラ戦。ここで負けたら元も子もないから。残り1個、とりあえず勝つ。勝ち点ゲットする。それしかない。それだけ。勝つだけ」
◇第4試合◇
▼「KING OF GATE 2017」Cブロック公式戦 20分1本
[2勝2敗=4点]○ビッグR清水(3分31秒 エビ固め)[3勝2敗=6点]×YAMATO
※砲丸投げスラム【YAMATOの話】「(ベンチに寝転がって)ウァァァァァーッ! 負けたのか!? クッソー! アイツにあんな瞬発力があるとは思わなかった。クッソーッ! まだまだ可能性がなくなったわけじゃない…」
【清水の話】「見たか、これがオレの力だ。去年は決勝で惨敗したかもしれねえけどな、今回は去年のリベンジ。それも短期決着で決めてやったぞ。まだまだ決勝トーナメント、あきらめてねえぞ。サンボーホールのEita戦、これに勝ってオレは必ず決勝トーナメントに行ってやるからな。そして今年のキング・オブ・ゲートで優勝するのはこのオレ、そうビッグR清水だ!」
◇第5試合◇
▼30分1本
吉野正人 ○Kotoka Ben-K(15分34秒 エビ固め)望月成晃 ×斎藤"ジミー"了 ジミー・カゲトラ
※カルデラ(試合終了後、ジミーズのセコンドがリングに入りマキシマムに襲いかかる。)
Kotoka「おい、ジミーズ! オレのことを散々弱い、弱い、弱い、弱い、弱い、弱い、弱い、弱い、弱い、言って来たくせにな、今日オマエらが負けてんじゃねえか! いいか、ジミーズ、オマエらみたいにな、ゆるいヤツらはこのDRAGON GATEのリングに必要ねえんだよ!」Ben-K「おいおいおいジミーズ! オレはな、入門してから道場でオマエらが練習してるとこ一度も見たことねえよ。まあそんなヤツらがな、試合に出てて、オレの同期と若い世代が試合組まれてねえの、おかしいだろ! まあそんなんだったらな、オレたちがオマエらを消し去ってやるよ」
神田「おいこら! 若造コラ! なにをペラペラペラペラ、ふざけたこと言ってんじゃねえぞ!(神田とBen-Kが小突き合い。)
堀口「おい若造。偉そうなこと言うじゃねか。まあオマエらたしかにな、若さも体力もあるよ。それに比べてジミーズは中年のおっさんのユニットかもしれねえよ。でもな、ジミーズは6年間、ここだけで闘ってきたんだよ。Kotoka、オマエみたいにな、欠場して復帰して、欠場して復帰して、復帰したかと思えば連戦連敗! オマエらこそなくなっちまえコラ。オマエはな、マキシマム、いやDRAGON GATEで一番弱えんだコノヤロー!」
Kotoka「確かにオレはな、ケガして復帰して、ケガして復帰しての繰り返しだけどな、連戦連敗はな、堀口、ここ最近のオマエも一緒だろうが!」
堀口「オマエよりか強えわ!」
Kotoka「オマエの方が弱えんだ!」
堀口「うるせえ! オマエが弱えんだコラ! めんどくせえな。だったらマキシマム対ジミーズ、全面対抗戦で決着つけるかこのヤロー!」
吉野「おいこらぁ! 全面対抗戦やるって言うんやな? だったらマキシマム5人とジミーズ6人の5対6の全面対抗戦やったろうやないか。ジミーズが1人いたところで、オレと土井ちゃんがいればなんも変わらんよな。5対6でやったってもええぞ」
斎了「おい、なめんのもいい加減にしろ。堀口さん、オレは今日一番弱いヤツに負けた! ふざけんなよコラ。6対5? おい、マキシマム、前も言ったけどな、ここにいるひよっこ3人はいてもないくても一緒。マキシマムは実質オマエら2人だけで成り立ってるようなもんだ。6対5じゃなくて、それだったら6対2になるぞ。だったらよ、人数だけ合わせてやるよ。ジミーズは、ブレイブチャンピオンのカゲを出すまでもねえ。オレと堀口、神田、ススム、クネス、5人でオマエらと全面対抗戦やってやるよ!」
吉野「おい斎了、ホンマに5対5でええねんな? いまなら取り返しつくぞ。いまなら6対5って言うてもええんやぞ」
斎了「言うか! 5人だ5人!」
吉野「わかったわ。全面対抗戦やるって言うんやったら、オレが作ったなにわ式イリミネーションでやろうやないか! どうだオイ! できんのかオマエら。なにわ式やぞ」
斎了「来いよ! 決めろ決めろ!」
八木本部長「よーし、面白くなってきたじゃねえか。それじゃあ、ジミーズ、マキシマムでなにわ式イリミネーションマッチやってもらおうか。ただし、オレから一つ提案がある。堀口、Kotoka、オマエらいま、どっちが弱えだどうだって言ってたよな。それじゃあ、このなにわ式イリミネーションで堀口、Kotoka、オマエらをキャプテンにしてキャプテンフォールのルールも入れてやってもらおうか。弱くねえってことをオマエら証明してもらおうじゃねえか。いいな。それじゃあ、次回後楽園ホールでジミーズ対マキシマム5対5なにわ式キャプテンフォールイリミネーションマッチ、決定します」
(リング上でジミーズとマキシマムが乱闘。堀口は場外でBen-Kを客席に投げ込み、イスを投げつける。Ben-Kがタックルで突進。そこへほかの選手も加わり乱闘が続いた。)
【斎了、堀口、神田の話】
斎了「ふざけんな。いちばん弱いKotokaに負けたんだぞ。人生最大の屈辱だ。来月? 全面対抗戦、上等だよ。潰してやる」堀口「来月の後楽園な、ジミーズ怖いぞ。潰すぞ。かかってこい」
神田「2人が言った通りだ。若造、なめんなよ。ジミーズをなめたら痛い目に遭うからな覚えとけ」
◇第6試合◇
▼「KING OF GATE 2017」Bブロック公式戦 20分1本
[3勝1敗1分=7点]○ジミー・ススム(13分14秒 ジャンボの勝ち!固め)[3勝1敗=6点]×T-Hawk(試合終了後)
ススム「Bブロック、ジミー・ススム、生き残りました! まだね、ほかの結果待ちですけども、オレは最後まであきらめてません。最後まで、KOG優勝目指して頑張ります。それと、マキシマム! オマエらゴチャゴチャ言ってるけどな、ジミーズなめんじゃねえぞコノヤロー。いつまでもな、オレらもニコニコしてねえからな。来月はオレたちジミーズの意地、見てください。ありがとうございました」【ススムの話】「今日の結果で首の皮一枚残った。今日負けたら、アウトだった。あとはほかの結果待ち。あとは神に、天に祈って、オレは最後までその結果を待ちたい。それからマキシマム。全面対抗戦やるんだったら、オレは絶対に負けないから。Kotokaとか若手がどうとか言ってるみたいだけど、ジミーズ、ジミーズなりの意地見せてやるよ」
【T-Hawkの話】「KOG予選で初めて土ついたけどよ、まだ全然な、決勝トーナメントに希望残してるんだよ。余裕だ、コラッ。ヒザの、いや足の1本や2本、くれてやるわ。今年のオレはマジだからな」
◇第7試合◇
▼「KING OF GATE 2017」Dブロック公式戦 20分1本
[2勝1敗=4点]○鷹木信悟(19分42秒 鷹の爪)[3勝1敗=6点]×B×Bハルク(試合終了後)
鷹木「見たかー! オマエら見たかー! 誰も文句はねえよな。鷹木信悟、大勝利だー!(ブーイング)おい、ハルク、相変わらずオマエ情けねえな。オレは言ったろ、勝つためには手段を選ばんとな。このリーグ戦は勝ちゃいいんだ、勝ちゃ。ホールのメイン? ニコニコ動画の生放送? そんなのオレには関係ねえんだコノヤロー! 少なくともここにいるオマエらはよくわかったよな。オレとハルクの差は圧倒的にあるってことを。わかったろ!?」YAMATO「おい鷹木信悟、一言いわせてもらうぞ。汚ねえ手で勝って偉そうなこと言ってんじゃねえよ。いまの試合、ハルクが勝ってもおかしくないぐらい五分五分だったよな!?」
鷹木「待て待て。だれかと思ったらビッグRに秒殺されたヘボチャンピオンじゃねえか。どの口がそんなこと言ってんだ。YAMATOとハルク2連敗か。トライブの2トップが負けてるなんて、こんな情けねえことはないよな。ハルクとYAMATOが負けてたら存在価値がねえからな。オマエら、トライブ・ヴァンガード、実質的に解散しろコラ。いつまでもな、なれ合いしてんじゃねえぞコラ」
YAMATO「おい、それは聞き捨てならねえな。オマエらヴェルセルクこそ、グッズは売れない、鷹木信悟とその子分たちABCみたいなユニット、オマエらこそなれ合いだって言うんだよ!」
T‐Hawk「おい! ちょっと待てコラ。だれが子分だコラ。いいか、オレたちヴェルセルクは大将も子分もクソもねえんだよ。イーブンな関係なんだよ。オマエらこそ、YAMATO、オマエ以外大した結果も残してない、YAMATO with愉快な仲間たちか。オマエらこそ、存在感ねえユニットじゃねえのか」
YAMATO「T‐Hawk、まあヒザが痛いのか知らねえけどな、いまの言葉、負けたオマエにはまったく説得力ない。オレはドリームゲートチャンピオンとしてDRAGON GATEのトップを走ってるんだ。オマエとはまったく立ち位置が違う。オレとイーブンに話をしようとするんじゃねえ」
T‐Hawk「そんなこと言ってな、こいつ今日ビッグRに負けてんじゃねえかよ!」
YAMATO「オレの負けとオマエの負けを一緒にするな。オレは、たまたまいいのが入って、たまたま両肩がマットについて、たまたま3カウントたたかれただけだ。オマエと一緒にするなバカヤロー! まあ、負けて言うのもなんだけどな」
ハルク「待て。負けたオマエらでゴチャゴチャ言ってんじゃねえよ! まあ、オレも負けたんだけどね。そんな鷹木信悟に一言いわせてくれよ。鷹木信悟、オマエ試合終わったあとなのによくベラベラベラベラしゃべるな! 大したヤツだよ。オマエのファイトスタイル、相手を力づくでぶっ倒すファイトスタイル、上等じゃねえかよ。でもよ、今日の試合なんだ? 今日の最後なんだよ!? 金的蹴って丸め込みか!? それで満足か!? それでオレに勝ったつもりかオイ!? だからな、オレは、オマエのことが大っ嫌いなんだよ!」
鷹木「オマエよ、困ったらいつもオレの名前ばかり出しやがってコラ!」
ハルク「大っ嫌いなんだよ!」
鷹木「待て待て待て待て。オマエよ、嫌いだからなんだっつうんだ? 何かオチがあるのか?」
ハルク「大っ嫌いなんだよ!」
鷹木「嫌いだっていうのはわかったからよ! おい、そこまで言うんだったらよ、とこんとんやってやろうじゃねえか。試合とか関係ねえぞ。いますぐやってやるよ!」
(鷹木がハルクにつかみかかり乱闘に。)
八木本部長「待て待て。試合で決着つけたらいいんじゃねえか。次回、後楽園ホールで鷹木、T‐Hawk対YAMATO、ハルクのタッグマッチ、決定します!」
鷹木「おもしれえじゃねえか。来月、やってやろうじゃねえか。まあ来月の話は置いといて、今日のメイン忘れんなオマエら。オレが勝ったんだ、心から祝福しろ!(ブーイング)気づいてるヤツもいると思うけどな、オレは先月から続き、2カ月連続でメインを務めてる。どういうことかわかるか。オレには聞こえるぞ。鷹木信悟待望論がな。オマエら、もっとオレが見てえだろ!? YAMATOなんかじゃない、ハルクなんかじゃない、土井でも吉野でもない、やっぱりオレがやるしかねえよな!? 中途半端な反応するんじゃねえ。とにかくキング・オブ・ゲート、オレが優勝してDRAGON GATEをとことんイレギュラーな方向にもっていってやるからな。オマエら楽しみにしとけ!」
YAMATO「後楽園の皆さん、さっきはね、負け惜しみじゃないけど冗談っぽく言ってしましましたけど、今日結果は、ハルクも負けて、オレも負けて、トライブ・ヴァンガード全敗という結果に終わってしまいました。まあいまね、マキシマムという新しいユニットができて、ボクらトライブ・ヴァンガード、ユニットとしてはまったく結果を残せてない。いまの状況で個人の結果も失ってしまったら、それこそオレたちの存在意義がないから。まあまだ可能性は残されてるんで、キング・オブ・ゲート、個人の結果を必ず残して、そしてユニットとしての結果を残していきたいと思います。だから皆さん、ボクらトライブ・ヴァンガード、まだ見捨てないでください」
ハルク「YAMATOが言った通り、トライブ・ヴァンガード、結果を残せてない。今日も全敗です。でも来月、鷹木信悟とT‐Hawk、YAMATOとオレで倒しましょうよ。そして、ユニットとしての力を見せましょう。トライブ・ヴァンガード、よろしくお願いします。オレたちはもっともっと力をつけて、トライブ・ヴァンガードが先導者となってDRAGON GATEの明るい未来を築いていきますので楽しみにしておいてください。最後に一つだけ言わせてください。本当に、本当にオレは、本当に、鷹木信悟が大っ嫌いだー!」
【ハルクの話】「負けた。負けたけど、まだ可能性あるでしょ。まだ1敗。3勝1敗。まだ可能性はある。キング・オブ・ゲートで結果を残しますよ。そして、来月決まった。鷹木&T-HawkVSハルク&YAMATO。ユニットとしての結果を残します。ここからオレたちの逆襲が始まる。今日は鷹木信悟に負けたけど、あんなもんかな。アイツ、金的、丸め込みで満足か。アイツはまだまだこんなもんじゃない。オレもまだまだこんなもんじゃない。オレとアイツの10年戦争は終わらない」
【鷹木、T-Hawkの話】
鷹木「危ねえ、危ねえ。まあこのリーグ戦、勝ちゃいいんだよ、勝ちゃよ。いつも言ってるだろ。おいハルク、いつも流れ作業のプロレスばっかりしてるクセに、なんだよ、オレのときばっかり本気出しやがって。いつもやれっつうんだよ。そんなんだからな、オマエはいつもさわやかにいこうなんて言ってんだよ。今日の試合はいいじゃねえか。さわやかじゃなかったな。でもわかったろ。リング上で言ったとおり2カ月連続でオレはメインをやってるんだよ。鷹木信悟の待望論が出てるだろ。どいつもこいつも情けねえな。全部オレが後楽園のメインやってやるぞ。まあいいや。来月決まったな」T-Hawk「鷹木さんが今日勝って、オレは負けちまったけど、まだKzy戦残ってるから」
鷹木「オレも残り全部勝てばいけるだろ」
T-Hawk「決勝で当たってヴェルセルク対決。そのときは恨みっこなしで」
鷹木「当たり前だ。いいじゃねえか」
T-Hawk「それとよ、オレたちヴェルセルクはこれからも会社に縛られんぞ。自由奔放に暴れまわって、さらに強いヴェルセルクを作っていくからな。オマエらよく見とけ、コラッ!」
折り返し地点である札幌3連戦を終え、後半に差し掛かったKING OF GATE2017 ここまでの経過を振り返るとAブロックはYAMATOが残り1試合で決勝トーナメント進出に王手をかけ、Bブロックは6点でトップのT-Hawkを1点差でススム、Kzyが追いかけるが、T-Hawkが左膝を負傷して公式戦以外は大事を取り欠場、Cブロックは6点でトップのCIMAを1点差でカゲトラが追いかけ、Dブロックはハルクと望月が6点でトップも、ハルクが無敗のため実質上の単独トップという展開となった。
【ドラゴンゲート #後楽園ホール 大会直前情報】
当日券は16:00より発売致します。https://t.co/HeTeN8ijyu#DragonGate #ProWrestling#KingOfGate2017 pic.twitter.com/D0TK4jXKSe
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2017年6月1日メインではDブロック公式戦としてハルクが鷹木と対戦、鷹木がショルダーのあとでハルクが飛び起きると、髪を掴んで倒した鷹木のセントーンはハルクがかわして自爆、串刺しもかわしたハルクはエプロンからのスピンキックからスワンダイブ式ドロップキック、リングに戻ったところでキックのラッシュでハルクが攻め立てる。
しかしハルクのランニングローキック狙いをキャッチした鷹木だったが、ハルクがロックボトムからローキック、その場飛びムーンサルトは鷹木が剣山、エルボー合戦のあとでハルクがソバットも、鷹木はハイアングルのショルダースルーからバンピングボンバーで場外に追いやり、鉄柱攻撃からハルクの背中をイスで殴りつけてからパワーボムで叩きつける。
起き上がったハルクは鷹木を鉄柱に叩きつけるが、吉田とリンダがハルクを襲撃、ハルクは二人を蹴散らすも、鷹木がボックスでハルクの脳天や足を殴り、イスも持ち出してハルクの足に一撃を加える。
鷹木はガロンスローから逆片エビ固めと足攻めを展開、劣勢のハルクはコーナーに昇った鷹木をニールキックで場外へ落とすと、トペ・コンヒーロを発射、リングに戻ってからスワンダイブ式ニールキック、スピンキック、ハイキック、踵落とし、ニールキックと畳みかけてからEVO狙いは阻止され、コーナーからの攻撃も鷹木がデットリードライブで落としてからスライディング式バンピングボンバーを浴びせる。
鷹木はMADE IN JAPANを狙うが、ハルクは阻止するも、鷹木は串刺しバンピングボンバーの連発からエプロンで担ぐと、着地したハルクはハイキックからエプロンでのE.V.Oを敢行、リングに戻ってもう1発を狙うが鷹木が阻止し、キックもキャッチした鷹木がロープ越しでのドラゴンスクリューを敢行してハルクの足に大ダメージを与える。
鷹木はバンピングボンバーを狙うが、ハルクがキックで迎撃、鷹木は串刺しバンピングボンバーからMADE IN JAPANを決めれば、ハルクもFTXで応戦、鷹木は雪崩式を狙ったハルクを担いだが、下から蹴り上げたハルクは踵落としから雪崩式EVO、そしてファーストフラッシュで勝負に出るが、キャッチした鷹木がショートレンジのバンピングボンバーを炸裂、しかし起き上がったハルクもファーストフラッシュで応戦する。
両者は打撃戦となり、鷹木のバンピングボンバーに対し、ハルクが変形水車落としからファーストフラッシュを狙うも、キャッチした鷹木がレフェリーにハルクの足と交錯させてからの急所打ち、鷹の爪で丸め込んで3カウントを奪い2勝目をマークした。試合後には鷹木が勝どきもYAMATOはハルクの敗戦に納得せず、ハルクも鷹木を「大嫌い」とアピールして掴みかかって乱闘となり、これを受けて7・6後楽園でYAMATO&ハルクvs鷹木&T-Hawkが緊急決定となった。ハルクも髪切りマッチで敗れて丸坊主にされただけでなくどん底にも叩き落されたことで鷹木との因縁が深い、そしてハルクが鷹木に対して「大嫌い」を連呼したことで遺恨が再燃となった。
セミのBブロック公式戦、ススムvsT-Hawkは、先入場のススムをT-Hawkが奇襲をかけるが、ススムはジャンボの勝ち!での返り討ちを狙うと鉄柱に誤爆、これを逃さなかったT-Hawkはセコンドのリンダと共にススムの右腕にイス攻撃、鉄柱攻撃で右腕攻めを展開して先手を奪う。
しかしススムがT-Hawkの痛めている左足に低空ドロップキックを浴びせるとT-Hawkは一気に失速、T-Hawkの劣勢に再びリンダが介入して流れを変えると、T-Hawkが再び右腕攻め、コーナーに座ったススムに逆水平を浴びせ雪崩式ブレーンバスター、パワーボム狙いはススムがリバースしてエクスプロイダーで投げ、串刺しジャンボの勝ち!から雪崩式エクスプロイダーを決める。
ススムは夢限を狙うが、逃れたT-Hawkはチョップ合戦に持ち込み、T-Hawkが押し込んで競り勝ったかに見えたが、ススムはショートレンジでのジャンボの勝ち!の連発で応戦、しかし走りこんでのジャンボの勝ち!狙いはT-Hawkがアギラで迎撃し、ススムもジャンボの勝ち!で応戦するが、T-Hawkもアギラからナイトライドを決め、もう1発を狙う。しかし振りほどいたススムは左膝へのローキックを浴びせると再びT-Hawkが失速、そして足横須賀で左膝に大ダメージを与えると、動きの止まったところでジャンボの勝ちを連発して3カウントを奪い、7点目で獲得して優勝決定戦進出は6・4神戸でのT-HawkvsKzyの結果待ちとなるが、T-Hawkの安定してない左膝がここにきて不安材料になった。Aブロック公式戦のYAMATOvs清水は優勝決定戦進出に王手をかけたYAMATOが入場後にナルシストポーズを取った際に清水が奇襲、串刺しボディーアタックからラリアットを浴びせ、こえに怒ったYAMATOがローキックで応戦してローリングエルボー狙いも、清水が追訴くしきボディーアタックからネックハンキングボム、ダイビングボディープレスはYAMATOがかわしてブレーンバスターで投げてからランニングエルボーも、勢いの止まらない清水はラリアットからボディープレスで圧殺する。
先手を奪われたYAMATOは早くも全知全能のフランケンシュタイナーを狙うが、キャッチした清水は持ちつきパワーボムから、砲丸投げスラムを連発して3カウント。清水が速攻でYAMATOを降し4点目を獲得、YAMATOは全公式戦を終え優勝決定戦進出は全公式戦の結果待ちとなる。Cブロックの土井vs山村は、土井から奇襲を仕掛けるも山村はドロップキックで返り討ちにし、場外の土井にトペ狙いは土井が回避してリングに戻り、すぐさま山村を場外へ落としてトペコン、客席へと叩きつける。
リングに戻ってからは山村がアームドラックから変形逆片エビと攻めるが、コーナーに昇ったところで土井が引きずり降ろしフィストドロップから逆に逆片エビで決めてから腰攻めを展開して試合を有利に進める。
しかし土井のショルダースルー狙いを蹴り上げた山村は延髄斬りからランニング、串刺しエルボーと反撃しスワンダイブミサイルキックを発射するが、フィッシャーマンズスープレックス狙いは腰の痛みで上がらず、土井がロープに絡めての磔式ドロップキック、セカンドロープに持たれる山村に背中へのローリングセントーン、低空DDTと山村の腰を徹底的に痛めつけるが、頭をはたく土井に山村が起き上がってエルボーを打ち込み、DDTからフィッシャーマンズバスターを決めてから突進も、土井は開脚ボムで迎撃する。
土井はコーナーからの攻撃を狙うが、喰らい山村が雪崩式フィッシャーマンズバスターを決めるとスワントーンボムを投下するが、土井がかわしてパワーボムからタイガードライバーを決め、DOI555を狙うが、着地した山村が打撃戦へと持ち込み、競り勝った土井がDOI555を再度狙うが、また着地した山村が掟破りのバカタレスライディングキックを炸裂させる。
山村は土井のエルボーを喰らいながらもハイキックの連打からバスソーキック、そしてスターダストプレスで勝負を狙うが、かわした土井がDOI555から本家バカタレスライディングキックを狙うと、山村が丸め込み、丸め込み合戦となるが、山村が切り返したところで土井が本家バカタレスライディングキックを炸裂させると、最後はDOI555からのバカタレスライディングキックで3カウントを奪い5点目を獲得、2位のカゲトラに追いついて圏内に残った。リーグ戦以外では第5試合ではMaxiMuMが望月&ジミーズと対戦し、ジミーズにKotoka、Ben-Kが痛めつけられるも、吉野が懸命にフォロー、終盤では斎了の斎了ロケットをBen-Kが剣山で迎撃すると、Kotokaがすぐさま斎了にカルデラを決めて逆転勝利となり、思わぬ敗戦にジミーズが怒りMaxiMuMを襲撃、これを受けて7・6後楽園でMaxiMuMvsジミーズによるなにわ式キャプテンフォールイリミネーションマッチが行われることになったが、その後も両軍で大乱闘となった。
リンダマン、ヨカタみたい。笑
ハルクの野郎〜
俺の時だけ流れ作業プロレスを封印しやがって、、、
いつも本気でやれよ。
KOG予選リーグは残り2戦。
神田とリンダか。
全勝して、先ずは決勝トーナメント進出を目指すぜ。#dragongate#週刊プロレス pic.twitter.com/4cdTDgysS4
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年6月1日 -
KUSHIDAが大混戦のBブロックを制し優勝戦進出!そして涙…
6月1日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」愛知・名古屋国際会議場・イベントホール 1535人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイチ ○TAKAみちのく(6分44秒 ジャストフェースロック)獣神サンダー・ライガー ×川人拓来◇第2試合◇
▼20分1本
○SANADA EVIL 高橋ヒロム(7分6秒 Skull End)ジュース・ロビンソン リコシェ ×ドラゴン・リー◇第3試合◇
▼30分1本
タマ・トンガ タンガ・ロア ○バットラック・ファレ(7分19秒 片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー
※グラネード◇第4試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○高橋裕二郎 マーティ・スカル(11分18秒 体固め)オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ ×外道
※ピンプジュース◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○金丸義信(9分39秒 リングアウト)[3勝4敗=6点]×エル・デスペラード【鈴木軍ジュニアの話】
デスペラード「ああ、クソッ!」タイチ「まあ、しょうがねえな。怒んなよ?」
金丸「長くやってたらわかるよ」
タイチ「まだ甘いんだよ」
TAKA「人を武器に使うなよ。痛えよ」
デスペラード「ちきしょう!」
タイチ「で、(優勝決定戦進出は)どうなんだ?」
金丸「ま、こんなもんだろ。カネのためだからな。仲間だろうがなんだろうが」
TAKA「これで優勝か?」
タイチ「ほかのヤツはどうでもいいんだよ。俺がアイツらに、例のヤツを混入しといたから。勝手にみんな潰れちまうよ。ピーピー(腹を下す)だ。試合中にピーピーして、試合になねえから。あるもの混入しといたから、試合になんねえよ」
金丸「(優勝決定戦進出)決定だな」
タイチ「決定だよ。みんな欠場だ。黙って見てろ」
金丸「(6.3)代々木を見てろ、代々木を」
タイチ「(優勝は)決まったぞ」
金丸「代々木だ、代々木!」
TAKA「おまえらとは(※頭を指して)ここが違うんだよ、ここが!」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○田口隆祐(13分41秒 エビ固め)[3勝4敗=6点]×ACH【田口の話】「(※インタビュースペースにたどり着くと、片ヒザを着いてコメントを始める)とりあえず、望みはつなげたんで、あとはこの試合と(その)次の試合の結果で。とりあえず、自分のやれることはやりましたんで、いい結果を待ちたいと思います。ACHはね、いいケツを持ってるだけあって、ACHもタグチ・ジャパンには魅力的な選手で。全部の選手をタグチ・ジャパンに欲しいですね。ACH、序盤のトペの連発でちょっと、股関節を変な方向に開いちゃって、中盤、力がちょっと(入らなくなった)。ま、なんとか中盤に、痛めた(個所も回復して)。(ACHは)まだ経験が浅いですね。アピールも多めですし。そういうところをタグチ・ジャパンに入って、アピールの具合を研究してもらえば、さらにいい選手になるでしょう。とりあえず、このメンバーで4勝3敗で終われて、勝ち越せたことは大きな収穫。決勝に上がれるかどうかは、神様に任せます」
【ACHの話】「(※左ヒザにタグチ・ジャパンのタオルを巻き、インビュースペースに座り込んで、痛みをこらえる表情を見せながら)オォ、振り返って、これまでしたことのない経験の毎日だった。苦しいスタートだったけど、最後まであきらめずに闘ってきた。どれだけのファンが俺が勝つと思っていたのかはわからない。なんとかリーグ戦を勝ち上がりたかったんだけどね。最後は勝利の女神がほほ笑んでくれなかった。残念だね。タグチは単なるふざけたやろうじゃなかった。“ファンキー・ウエポン”って言われてるけど、それだけじゃない。素晴らしいプロレスラーだよ。それだけに、なんとしてでも勝ちたかったんだけど……。でも精いっぱい闘った。さて、ACHはどこに行くのかな? (ルチャ)アンダーグラウンドか、ROHか……。だけど、必ず日本に戻ってくる。このまま引き下がるわけにはいかないからね。心の底からこのリングで闘っていきたいと思った。まだまだ俺は、名実ともにスーパーになるために進んでいかないといけないからね。(※ゆっくり立ち上がって)アリガト」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○BUSHI(12分8秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×タイガーマスク
※MX【BUSHIの話】「タイガーマスク、俺がお前からスリーカウント取ったんだよ。な? 俺は別に、これでタイガーマスクを超えたとは思っちゃいないよ。たった1回だけだからな、勝ったのは。俺が新日本のマスクマンとして、このまま俺自身が証明しないといけないのは、ライガー、タイガー、お前たちに勝ち続けることだよ。それが、なによりもこのリングで証明になる。新日本プロレスの(顔である)マスクマンはBUSHI。そういうことだ。だから、これでお前を超えたとは思っちゃいない。たった1回だからな。でもそのたったの1回、よ~く覚えとけよ。とりあえず今日は、これでBブロック、最低条件はクリアした。俺が決勝に行く。En Serio、マ・ジ・で」
【タイガーの話】「どこが『(BEST OF THE)SUPER Jr.』だ、これが? どこがジュニア最強なんだ、この試合の? 鈴木軍、BUSHI、なんだこの、反則しか使えないのか? (『SUPERb Jr.』に)出てくるな、じゃあ! 俺はあいつらと覚悟違って出てきてんだよ!」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○KUSHIDA(15分44秒 バックトゥザフューチャー)[3勝3敗=6点]×ボラドールJr(試合終了後、オスプレイがリングに登場。座り込んでいるKUSHIDAを見て、自分も座り込む)
オスプレイ「まあ、そのまま、座ったままでいいよ。身体を休めるんだ。KUSHIDA、俺はおまえがこの『BEST OF THE SUPER Jr.』で勝ち上がって、決勝に出てくると信じてた。その通りになって、俺は今、満足してる。おまえと決勝で闘えるんだからな? 1年前、俺はニュージャパン・プロレスリングのリングにデビューした。その時の相手がKUSHIDAだった。だけどその試合では負けてしまった。そして、2度目の対戦でも俺が負けた。それから6カ月前、おまえはIWGPジュニアヘビー級王座を明け渡してしまったよな? そして、ベルトを取り返そうと挑んだ再戦では、5分も持たずに返り討ちに遭ったよな。でも、今のお前は口にこそ出さないけど、タイトルを取り戻したいと思っているだろ? だけど、俺もあのベルトを狙っている。そのためにはおまえを倒さないといけない。どちらが先にあのベルトにたどり着くか。だから『SUPER Jr.』の決勝で闘えるのは、俺にとって好都合だし、必ず俺はおまえを倒す。でも、勘違いしないでくれ。俺は敵としておまえをリスペクトしている。俺が腰にベルトを巻いた姿を、おまえに見せつけるからな。KUSHIDA、最高の状態でリングに上がって来い。最高の闘いを見せてやろうじゃないか。そして俺が、『BEST OF SUPER Jr.』2連覇を達成してやるぞ!」
KUSHIDA、「オーケー。アンダースタンド。オスプレイ、オマエの気持ちはよくわかった。2度あることは3度ある。日本語のことわざにあるんだよ。オーケー、イングリッシュ。レッツ・ゴー、ヨヨギ。アーンド、レッツ・ゴー、クレイジー!(そして、両雄は額を突き合わせ、視殺戦を展開。そして、共に拍手を送ると、オスプレイは先にリングをあとにした。)いいか? ここは日本のリング。新日本プロレスのリングだ。最後!日本的な締めで大会を締めてもよろしいでしょうか?ご起立お願いします!ありがとうございました! 絶対、勝ちます!それでは、残り一つになりましたが、大会の成功と、『BEST OF THE SUPER Jr.』KUSHIDAの優勝と。名古屋大会、またみなさんとお会いできますように……。それを祈願しまして……いよ~~っ!」
【KUSHIDAの話】「(※インタビュースペースに着くなりフロアに寝ころび、上半身を起こしてからコメントを始める)滑り込みセーフ。滑り込みセーフ。最後まであきらめないでよかった。もうダメかなと思いましたけど、あきらめないでよかった。最後、ボラドールっていうのが、またなんともプレッシャーで、厳しくて。リング上は改めて、誰も助けてくれないっつうか、独りつうか……。信じるよりね、疑う方が楽なこの時代に、応援してくれる人の声だけが頼りでした。ああ、まだ……気持ちが途切れそうだ。気持ちのダムが決壊しそうだ。(※少し涙声になりながら)チャンピオンが言ってましたけど、地方で……地方でジュニアがメイン取れない。あれだけリング上で宣言しても、何年かかってんだっていうぐらい……ジュニアは会社的にやっぱり弱くて……だけど、チャンピオンが……俺がいる、俺以外の誰かもそう思ってくれてんだと。オスプレイも、そういう熱い気持ち、ビンビン、ジュニアの公式戦で伝わってきたんで……。この新日本プロレス内で置かれてるジュニアの立場っていうのは、ウソなんてなにもないリアルなんで。ふざけんなコノヤロー、舐めんなクソッたれ、の気持ちで(6.3)代々木に向かいたいと思います。オスプレイ、最高の相手でしょう。(※立ち上がって)よし、あと一つだ。(※控室に歩を進めながら)よし! よし! よし!」
【ボラドールの話】「残念だった……。でも、最善は尽くしたつもりだ。これでまた、カンペオナート(タイトルマッチ)からも遠ざかってしまったな。でも、この素晴らしい大会に出られたことには胸を張りたい。次こそは必ず勝ち上がってみせる。最後まで応援してくれたファンにはお礼を言いたい。ありがとう」
【オスプレイの話】「俺はKUSHIDAをリスペクトしてるよ。誰よりも彼をリスペクトしてるんじゃないかな。彼がジュニアヘビー級をどうしていきたいか、そしてそのために何を欲しているかは理解してるつもりだ。今、彼は最高の相手を求めている。そして、それは俺だってことだ。なんといっても、昨年の『BEST OF THE SUPER Jr.』の優勝者だしね。それ以上の相手、ほかに見当たらないだろ? そして俺は俺で、俺自身のストーリーを積み重ねていくために必要なものがある。それは『DOMINION』でIWGPジュニアヘビー級王座への挑戦を実現するためのステップでもある。KUSHIDAがリスペクトする気持ちが大きければ大きいほど、俺たちの闘いは高みの極みに押し上げられる。そのために俺は、惜しみなく持ってるものを出すつもりだ。キックも、ハイフライ技もね。そして最後は、俺がお前をカバーして、ワン、ツー、スリーを聞く。俺の『BEST OF THE SUPER Jr.』は残り少し。それが終わる時に、俺は『BEST OF THE SUPER Jr.』2連覇を達成している」
「BEST OF THE SUPER Jr. 24」Bブロックは全選手が同点という混戦のままで最終公式戦を迎えた。
まず金丸vsデスペラードの鈴木軍対決は、金丸にはタイチ、デスペラードにはTAKAが着くも、双方のセコンドが介入するなど乱戦となるが、デスペラードがキチンシンクからスライディングキック、デスバレーボムと畳みかけるが、金丸の窮地にタイチが介入してウイスキーミストを狙うと金丸に誤爆、スペラードがスピアーで金丸を場外へ追いやるとトペコンを発射するが、イスを持ち出してタイチだけでなくTAKAにもイスで一撃を加え、金丸にも一撃するが、金丸は場外でのブリティッシュホールを敢行して両者ダウン、先にデスペラードがリングに戻ろうとするが、金丸がTAKAをぶつけて阻止してからリングに戻ってリングアウト勝ちとなり、この時点で金丸に敗れているタイガーの脱落が確定する。
試合後にはデスペラードが3人に詰め寄って不穏な空気となるが、3人に促されて取り合えずグータッチとなって絆を確かめ合ったが、デスペラードは不機嫌のままだった。田口vsACHは互いに尻をアピールするも、田口は徹底的に尻攻めを展開してACHを揺さぶる。ACHはフェイントから股間へパンチ、正面飛びドロップキックから場外の田口にミッション・イン・ポシブを決めると、リングに戻ってからヒップバットから掟破りでギタり、もう1発を狙うが、かわした田口は尻を叩き、インディアンデスロック、変形のジャベで股裂きと足攻めを展開して動きを封じにかかる。
ACHは背中へフットスタンプ、側頭部への低空ドロップキックと流れを変えようとするが、トペ狙いはエプロンの田口が延髄斬りで迎撃、ACHはデスバレーボムから股間へのパンチは股でキャッチした田口は腕を捻りヒップアタック、リング下からジャンピングハイ、スワンダイブヒップからアンクルホールドと攻め込む。
田口はジャンピングヒップアタック、エルボー合戦も競り勝って、串刺しヒップアタック、エプロンからのヒップアタックからミサイルヒップ狙いはACHは雪崩式ブレーンバスターを決めるも、ラリアット狙いは田口がカマイタチ式ヒップアタックで迎撃、最後は田口がスライディングヒップアタックから丸め込み合戦となって田口が競り勝って3カウントとなり完勝し、この時点で田口に敗れている金丸の脱落が確定、そして田口はACHにタオルを差し出して田口ジャパンに勧誘する。タイガーvsBUSHIは既に脱落が決定しているタイガーがソバットからツームストーンパイルドライバー、胴絞めチキンウイングフェースロックと速攻狙うが、BUSHIは2度に渡って場外に逃れて焦らしにかかると、追撃を狙うタイガーを場外へ引きずり出しTシャツでチョーク攻撃、リングに戻ってからタイガーがデスペラード戦で痛めた足に集中攻撃を加えて主導権を奪う。
タイガーは痛い足を引きずりながらもミドルキックで流れを変え、雪崩式アームホイップからソバット、タイガードライバー、ミドルキックと攻め込むが、タイガーの足をロープに固定してのコードブレーカー、ライトニングスパイラルと応戦するも、BUSHIのフィッシャーマンズバスター狙いは、タイガーがタラバガニロックで捕獲して絞めあげる。
タイガーは雪崩式ダブルアームスープレックスからタイガースープレックス狙いは、膝への蹴りで阻止したBUSHIが海野レフェリーとタイガーを交錯させ、持ち出したイスをタイガーに投げ渡してキャッチしたところでコードブレイカーを決めてから、MXを決め3カウント、これでBUSHIに敗れている田口、ボラドールの脱落が確定し、優勝決定戦進出はKUSHIDAとBUSHIに絞られる。KUSHIDAvsボラドールはKUSHIDAのグラウンド狙いを拒否したボラドールが、KUSHIDAのトペはボラドールがロープ越しのハイキックで迎撃、マスクを脱いでロープワークの攻防からティヘラ、場外にKUSHIDAにノータッチトペコンを決めるも、エプロンの攻防ではKUSHIDAがアームブリーカーを決め、スワンダイブミサイルから場外のボラドールにトペコンを炸裂させる。
リングに戻ってもKUSHIDAがムーンサルトプレスを投下し、ミドルキックをかわしたボラドールはスーパーキック、前から飛び乗ってのバッククラッカー、スーパーキックと反撃するが、KUSHIDAはオーバーヘッドキックで応戦する。
ボラドールはジャンピングハイキックからスワンダイブもKUSHIDAが腕十字で捕獲、KUSHIDAが突進もボラドールがかわし、KUSHIDAがスライディングで場外も、ボラドールがすぐさまラ・ケブラータを発射、リングに戻るとKUSHIDAが雪崩式フランケンシュタイナーを決めれば、ボラドールも飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーで応戦、KUSHIDAのマサヒロタナカをかわしたボラドールがリバースフランケンを決め、KUSHIDAを脳天から突き刺す。
ボラドールはハンドスプリングを狙うが、KUSHIDAが腕十字で捕獲、しかしボラドールはラ・マヒストラルで丸め込み、もう1回は押し潰したKUSHIDAがラ・ミスティカから低空でのホバーボードロック、バックトゥザフューチャーで3カウント、優勝決定戦に進出を決めた。試合後にはAブロックの代表となったオスプレイが現れ、KUSHIDAを挑発して視殺戦となり、オスプレイが退場後はKUSHIDAの一本締めで大会は締めくくられた。
開幕戦から連敗続きで、BUSHIからようやく公式戦初勝利もACHに敗れ波に乗り切れていなかったKUSHIDAだが終盤での猛ラッシュでBUSHIを振り切って優勝戦進出を決めた。バックステージでは涙を流しながらコメントしていたが、それだけ厳しく、気の抜けない状況が続いていたという現われだったのかもしれない。だがまだリーグ戦は終わったわけでなく、最後の相手として昨年度覇者であるオスプレイが優勝決定戦に控えている。KUSHIDAも復活がテーマなら、オスプレイも過去KUSHIDAに2連敗を喫していることから、KUSHIDA越えが最大のテーマ、本当に泣くのはスーパージュニア優勝だけでなくヒロムへのリベンジを果たしてベルトを奪い返してからだ。
Go hard or go home. June 3rd LIVE on NJPW World. Ospreay V Kushida 3. BOSJ24 https://t.co/XoDTYlnVRn
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年6月1日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年6月1日素晴らしい☆ https://t.co/rqZQap0XDs
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年6月1日