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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

最大のテーマはドーム越え!6・11大阪城全カード発表、ヒロムは抗議も菅林会長の無言の圧力に屈する

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最大のテーマはドーム越え!6・11大阪城全カード発表、ヒロムは抗議も菅林会長の無言の圧力に屈する

☆6/11(日)大阪城ホール『保険見直し本舗 Presents DOMINION 6.11 in OSAKA-JO HALL』14:30開場、16:00開始


◇第0試合◇
▼15分1本
デビッド・フィンレー 岡倫之 海野翔太vs川人拓来 北村克哉 八木哲太


◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 中西学 獣神サンダー・ライガーvs真壁刀義 永田裕志 タイガーマスクW タイガーマスク


◇第2試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ガントレットマッチ
[第13代王者組]SANADA EVIL BUSHIvs[挑戦者組]ジュース・ロビンソン 田口隆祐 リコシェ[挑戦者組]石井智宏 矢野通 YOSHI-HASHI[挑戦者組]バッドラック・ファレ 高橋裕二郎 ハングマン・ペイジvs[挑戦者組]ザック・セイバーJr. 金丸義信 タイチ
※SANADA&EVIL&BUSHI初防衛戦
☆2チームで通常の6人タッグマッチを行い、勝ったチームが次のチームと対戦する。勝ち残ったチームを勝者とする。試合は各60分1本勝負。なお、登場順に関しては入場テーマ曲で発表とする
※追加カード


◇第3試合◇
 ▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第51代王者組]ロッキー・ロメロ バレッタvs[挑戦者組]マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※ロメロ&バレッタ初防衛戦


◇第4試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本 
[第75代王者組]ハンソン レイモンド・ロウvs[挑戦者組]タマ・トンガ タンガ・ロア
※ロウ&ハンソン2度目の防衛戦


◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
マイケル・エルガンvsCody


◇第6試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本 
[第76代王者]高橋ヒロムvs[挑戦者/BOSJ24優勝者]KUSHIDA
※ヒロム5度目の防衛戦


◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合 ランバージャック・デスマッチ/60分1本
[第16代王者]鈴木みのるvs[挑戦者]後藤洋央紀
※鈴木初防衛戦
☆両陣営のセコンドがリングサイドを取り囲み、場外に転落した場合はセコンドが選手をリング内に押し戻す完全決着ルール


◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第15代王者]内藤哲也vs[挑戦者]棚橋弘至
※内藤5度目の防衛戦


◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]オカダ・カズチカvs[挑戦者]ケニー・オメガ
※オカダ6度目の防衛戦


 【会見の模様】
※菅林直樹会長による6・11大阪城大会カード発表会見の途中にヒロムが乱入


▼ヒロム「ちょっと待ってください! いやぁ来てよかったぁ。まだ間に合いますよね? 来てよかった。何でオスプレイじゃないんですか? あれだけ言ったのに。どうしてKUSHIDAなんですか会長!? 確かにBEST OF THE SUPER Jr.決勝にも行けませんでしたよ。KUSHIDA選手素晴らしい。おめでとうございます(と拍手) それは確かに素晴らしいですよ。でもBEST OF THE SUPER Jr.は終わりました。大阪城の話ですよ。今ここからは大阪城の話に移ります。まだチャレンジャーが決まっていないので、俺の口から直接、次のチャレンジャーを指名いたします。初対戦で負けたウィル・オスプレイ選手、彼を大阪城のチャレンジャーとして指名させていただきます。会長の口からはっきりとカード変更の方をよろしくお願いします」


※菅林会長は無言


▼ヒロム「(泣き出して)何でいつもこうなんですか!? 俺たちの言うことは何一つ聞いてくれない。大阪城で俺とKUSHIDAなんて誰も見たいと思ってないですよ! もう今年に入って彼とシングル2回も勝ってるんですよ! しかも2分ですよ。2分で試合が終わっちゃいました。彼は強くないです。いいんですか!? 二度あることは三度ありますよ! これは日本に古くからあることわざです。あぁー!!(と叫びながら去る)」


――カード変更はない?


▼菅林会長「はい、発表した通りでやらせていただきます」


※菅林会長が退席後、KUSHIDAが登場


▼KUSHIDA「日本には古くからこういうことわざがあります。三度目の正直。確かに今年に入って高橋ヒロムに2回いかれましたけれども、何を言っても言い訳になることはわかっています。ひとつ言えることは負けた理由は自分の中でわかっているということです。二つの負け、しっかり認めたうえでBEST OF THE SUPER Jr.優勝しましたので、チャンピオンとスーパージュニア優勝者、どっちが強いか、はっきり決めさせていただきます」


――先ほどヒロムが菅林会長にオスプレイを挑戦者に変更するよう要求していたが?


▼KUSHIDA「ちょっと精神的に未熟なチャンピオンのわがままかなというふうには思いますね。実際、去年、彼と同じ立場で僕も優勝できませんでした。オスプレイが優勝して。スーパージュニアが次期挑戦者決定戦になってほしくないというのは、どうやら今のチャンピオンも同じ考えだと思います。しかし去年、オスプレイが優勝してその場で挑戦要求されました。大阪城で退けました、それを。僕も重々わかっていながら、ただ優勝できなかったことに対するある種の恥ずかしさというか情けなさ。自分がチャンピオンと名乗っていながら他に強い者がいるという状況は非常に歯がゆい時間でしたので、今回、大阪城で決まりまして、それをチャンピオンが拒否すると。本心なのか、今流行りの体制批判、反体制を主張することによって自分の立場を明らかにしているのかもしれませんけれども、ちょっとみっともない発言かなと思いますね。基本的に僕はプロレスのチャンピオンに挑戦者の指名権はよっぽどのことがない限りないと思ってますので。実際、このROHのベルトだって去年IWGPのベルトを獲って指名した、そしてそれが、実現したことはなかったので、ここにきて主張するというよりも、今BEST OF THE SUPER Jr.が終わって、新日本プロレス内のジュニアの立場全体を考えると、ここは今までどおり僕がやってきた、わがままを言わずに黙って最高の仕事をすると。批判、体制批判、文句、わがまま、これは誰でも言えますからね。何も建設的でもないので、ここはポジティブにもう一回、高橋ヒロムと戦って、三度目の正直を体現したいと思います」


――ウェーブを起こしたり感動的なエンディングになったが優勝後の反響は?


▼KUSHIDA「対戦相手に恵まれてるっていうのは凄くあって、オスプレイとやれた、このコンディション、このキャリア、このタイミングで。非常に運命的なものというか。BEST OF THE SUPER Jr.、今年で8回目ですか、参加させてもらって、8年ともメンバーが毎年確実に色が違うというか、同じメンバーでやることはないので、その年その年の最高クラスの世界最高峰が集まるリーグ戦という意味では、かけがえのないというか、その時を共有できたなと。代々木も何やらもうプロレスでは使えない。代々木第二、思い出のある場所なんですけど、そういう場所もなくなってしまうといううわさも聞きましたので、あの日、あの瞬間を味わえたことに凄く感謝してますね。あとはこのスケジュールでこれだけのシングルマッチやって、こうして生きていられる丈夫な体に生んでくれた両親には感謝してます。試合後ですね、いろんな感情が渦巻きましたけれども、何やらこの対戦カード、ズラっと並んでいますよね。休憩がないと聞きました。これは一丁、KUSHIDAが勝てばあの大阪城ホール、1万人オーバーの観客席でウェーブやりたいですね。どうでしょうか。勝てばウェーブをやります」


――ジュニア王者vsスーパージュニア覇者の頂上決戦ととらえている? それともリベンジの思いが強い?


▼KUSHIDA「そうですね。やられた借りは、ましてや東京ドームと両国国技館と、でかい会場でいかれてますので、大阪城ホール、もってこいの会場ですよね。何か僕の周りでちょっと感覚的になんですけど、今年に入ってプロレスを見始めたというファンの方も非常に多くて、長くプロレスを見てたり、プロレスを知ってると感覚がそのへん麻痺してくるんですけど、東京ドームから見始めたという人にとってKUSHIDAは高橋ヒロムより弱い人、もしくは若くない人っていうふうな認識かもしれない。そのへんは時の流れは速いですけど、この6ヶ月分、失った時間、高橋ヒロム、時限爆弾によって壊された僕の未来を取り戻したいと思います」


――過去2回と違う部分は?


▼KUSHIDA「そうですね。東京ドームあたりからかな。去年のハードスケジュールっていうのも影響あるのかもしれませんけど、どっかで心と体のバランスが非常に崩れて、精神的にも乖離があってですね。体は疲れてるんだけど、精神はやる気あったりとか、その逆もまたしかりで、そういった時間の中で試合はやってくると。けど、ゴングが鳴れば体は動くと。そういった中で自分はこのまま死んじゃうんじゃないかと思う、それぐらいバランスを崩した。ただ、このスーパージュニアで吹っ切れたというか、新しい技も効果的に。今までもアイデアとしてあったんですけど、試合の中でどう落とし込むかという部分で発揮できてなかったんですけど、そういうバリエーション、勝つための方程式も増えましたので、過去2回とは違います」


――今後、新日ジュニアに対する思いは?


▼KUSHIDA「代々木、今回3年前にリコシェと戦った時に初めて(スーパージュニア優勝戦で)使って、翌年オライリーとやって、チケット完売しませんでした。3年がかりでやっと、ようやくあの会場を満員にできたっていう。これは本当に僕一人の力ではないと思いますし、何よりそれを実感できたのは、僕が優勝して、いろんな選手がリングに上がってきたじゃないですか。その時に一人複雑な表情を浮かべて、だけど笑顔で迎え入れてくれた男がいるんですけど。それはリコシェなんですけど、凄いジェラシーというか、それはたぶん3年前に僕と戦ってあの会場、同じ時期にスーパージュニア決勝で戦った僕が優勝したことに対してもそうだと思うし、試合したオスプレイの成長、あれだけお客さんの感情を引き出して、オスプレイ頑張れというところまで感情を出せたあのシチュエーションに非常に複雑な表情を浮かべてたんですけど、そういう一人ひとりのジュニアの選手の感情、思っていること、気持ち、その一人ひとりの気持ちが3年前より確実に伝わって、一人ひとりのキャラクターも試合スタイルも。何か彼の表情を見た時によりいっそう気が引き締まるじゃないですけれども、そういう気持ちになりましたね。だから3年という時間が流れました。僕が明るい未来に連れていきますと言って数年が経ちました。確実に前に向けて、上に向けて前進できてるんじゃないかと思います、この勢い、流れを止めることなくジュニアを盛り上げていきたいですね」


――初優勝とは違った?


▼KUSHIDA「全然違いましたね。苦しさも全然違ったし、見えた光景もやっぱり全然違いましたね。まぁ長かったなというのが実感としてありましたね。シリーズ始まって、ようやく代々木にたどり着けたなと。成績的にもぎりぎり滑り込みセーフだったんで。途中、何度もあきらめかけたし。何か本当に忘れられない日になりましたね。そして今年をまだまだ忘れられない年にしたいというか、首が詰まって、それが腰に来て骨盤がずれて非常に今、歩きづらいんですけど、この過酷なスーパージュニア期間中ってあんまり練習できないですね。自分を追い込む練習ができないというか。本当に試合第一で考えてこの3週間乗り切ってきたので、終わった瞬間、夜はハイボール飲んで好きなもの食べたんですけど、次の日、早く練習したいなと思いましたね。この期間、練習ができてなかったんで。だからもうすでに僕は気持ちが切り替わってるし、前を見て大阪城を楽しみにしたいなと思いますね」


――大阪城へ向けて不安はない?


▼KUSHIDA「そうですね。このまま意外ともう来週の日曜日で時間が本当にないですよね。後楽園ホールもあるし、もうこのまま連戦ハイのまま突入できるかなという体のフィーリングが今ありますね」


 「BEST OF THE SUPER Jr.24」を終えた新日本プロレスの二夜明け会見が行われ、菅林直樹会長が6・11大阪城ホール大会の全カード発表を行うも、会見中にヒロムが現れ、挑戦者はKUSHIDAではなく5・31大阪での公式戦で敗れたウィル・オスプレイに変更を迫るが、菅林会長は一切無視、無言の圧力という強権発動の前に敗れたヒロムは泣きながら退場する。


 対戦カードも第0試合を含めた全10試合が組まれたが、ガンドレッドマッチを含めると5試合は1・4東京ドームの再戦となった。


 リマッチに関しては賛否を問われるが、組まれたからにはドーム以上の試合を求められるだけに選手らの方が大変であり、オカダvsケニーも40分越えの死闘でもあったことから、それ以上の内容も求められてしまう。
 
 昨年の大阪城はオカダの内藤へのリベンジが最大のテーマであり、オカダは勝ったものの内藤の存在感は打ち消すことは出来ず、逆に敗れた内藤の方が評価を高めた。しかし今年に入ってからはオカダが試合スタイルを変えたことで巻き返し、内藤は棚橋の存在を完全には打ち消すことが出来ず、追われる立場となってからは焦りというものが出始めている。そういった意味では大阪城のテーマはドーム越えが最大のテーマなのかもしれない。

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