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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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猪木側が警告文という形で圧力…それでも煮え切れないIGF

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猪木側が警告文という形で圧力…それでも煮え切れないIGF

<プロレス格闘技DXより>

 新格闘技イベント「ISM」の開催を発表した猪木氏は5月25日に行った発表会見の席上で「IGFを整理する」と決別宣言と受け取れる発言を口に。今月2日には自身のツイッターで「今のIGFには理念が無い。カネが絡むと、どうして人間はこうなってしまうのか。IGFからは、とっくに手をひいている。俺の名前を勝手に語るな。NEWは勝手にやればいい」と投稿もしていた。


  これを受けてIGFサイドは6・2後楽園大会でサイモン取締役が継続を宣言。署名活動も行っている。そして、この日、青木社長、サイモン取締役、宇田川EDの執行部3名が会見を開いた。


  猪木氏は現在IGFの経営には携わっていないものの、IGFの主要株主ではある。猪木氏の発言を青木社長は「現状、IGFが主に行っているのはNEWの運営となっていますので、IGFを整理するということはすなわちNEWのことに関して」と受け止めている。ただ、NEW立ち上げに際して昨年8月2日、議員会館を訪れ、猪木氏に概要を伝えてある。また、9月27日に猪木氏サイドから「それらの報告は無用です」との通達があり、「NEWはお任せいただいたものと判断しました」(宇田川ED)という。だからこそ「猪木会長に頼らずやっていく」との姿勢を明確にし、4・5後楽園で旗揚げ戦を行い、6・2後楽園大会で第2シリーズに突入するところまでこぎつけた。2年間で50大会の開催を目指し、それが終了した時点で総括し、その先の方向性を模索するつもりでもいる。


  その矢先に発せられた「整理」発言には困惑しかない。青木社長は「関連している選手、業者さんがありますので、何としてもNEWというブランドを守っていきたいと思っています。整理する、なくすというような意味合いであれば、到底、理不尽な話は我々としては受け入れられない」と改めて継続の姿勢を強調した。


  そして5月23日、サイモン取締役宛に猪木氏サイドの弁護士から警告書が送られてきた。ドワンゴが運営する「プロマガ」内で大谷泰顕氏が運営する有料メルマガ「熱血道」で行われた『緊急座談会「プロレス総選挙」は是か非か!?』なる企画において、取材を受けたサイモン取締役の発言が猪木氏の「社会的評価を下げる発言であり、名誉権を侵害する行為であることは明らか」と判断され、「貴殿は本メルマガの制作に協力していることが明らかですので、本警告書到達後すみやかに通知人(猪木氏)に対する全ての記事をアーカイブから柵上するよう大谷氏に要請するとともに、貴殿におかれましても、今後は同種の行為を行わないようお願い申し上げます」との要求を受けた。そこには「本警告書到達後2週間以内に貴殿にご対応いただけない場合は、法的手段をとることも検討せざるを得ませんので、すみやかなご対応をお願い申し上げます」とも記されており、穏やかではない。


  ただ、「通知人が第1位となったプロレス総選挙が「やらせ」である、という事実を前提とした発言が多数掲載されています」とはあるものの、具体的にどの発言が社会的評価を下げる発言、あるいは名誉権を侵害する行為に該当するのか明記されていない。サイモン取締役にも心当たりはなく、「猪木さんが何で1位なのか?というようなことは言ってませんし、逆に猪木さんが1位になってほしい、なってよかったという気持ちでした」と説明。青木社長も「特に猪木会長の社会的評価を下げるような発言をしているわけではなく、内容的には誤解が入っているのではないかと思っております」との見解を示した。


  猪木氏の娘婿でもあるサイモン取締役は「ここ最近の猪木さんは急にというか、おかしいなというのはありますよね。昔からそうなんですけど、コミュニケーションはそんなにとらなくても会ったらわかってたつもりだったんですけど、ここ最近ですね。特に弁護士の書類に関しては本当にびっくりですし、ショックを受けてますね」と困惑しかない。猪木氏の真意を測りかねているのが現状で、「目を覚ましてください。周りの人たち、横の人に影響を受けているのかわからないけど、猪木さんにちゃんと情報を与えてもらいたい」と呼びかけた。


  現在はNEWで規模を縮小した形だが、IGFとしてはいずれ再び大会場での大会を開催できるところまで再興し、そのあかつきには猪木氏にそのリングに上がってもらうつもりでいる。青木社長は「アントニオ猪木という存在は非常に大きいですし、スーパースターであり、発言力というところでいうと、我々は本当に小さい虫けらのような存在かもしれませんが、一寸の虫にも五分の魂という言葉がありますように、我々は小さいながらも興行の運営というところを行っております。こういった小さい存在ながらも力がないながらも何とか存続していきたいというふうに考えております」と話し、「そのときに頼れるのは我々としてはファンの皆様、そして本日お集まりいただいているメディアの皆様に我々の実際のところを知っていただいて、何とか助けていただきたいなと思っております。よろしくお願いします」と訴えていた。

(会見全文=週プロモバイルより)
青木「我々としては旧来おこなってきたような大規模開催ではないものを、アントニオ猪木という名前からひとつ分けてですね、新しいブランドとして立ち上げて。これを(2年)50試合までやってみようと。そこの段階で、もう一度ブランド運営というものに関して検討していこうという形でおこなってきたものになります。50試合をおこなうという目標のなかで、第1シリーズが終了する直前のタイミングで整理するという発言がございましたので、我々としても非常に驚きました。ただ我々としては50試合、なんとしてでもやって、そのなかで自分たちで検討いていきたいと思っておりますし。関連する選手、業者の皆さん等々もございますので。何としてもNEWというブランド、大会運営は守っていきたいというふうに思っております。整理をする、(会社を)なくすという意味合いであれば到底、理不尽な話しは我々としては受け入れられないというふうに考えております」


井野広報「過日、放送されたプロレス総選挙に関して猪木氏より送られた警告書に関して説明させていただきます。5月23日、IGF、取締役サイモンに対して、猪木氏の代理人弁護士より警告書が送付されてまいりました」


青木「書面を目の前にしておりますけど、内容としてはサイモン猪木宛てに送られてきた書面になります。猪木寛至氏の代理人として株式会社ドワンゴが提供しているブロマガ・サービスにおいて、大谷泰顕氏が運営する『熱血道』と題する有料メールマガジンについて、下記の通り警告いたします、という警告書になっております。本メルマガにおいて『緊急座談会「プロレス総選挙は是か非か!?」』という記事がある。そのなかで通知人、つまり猪木会長が第1位となったプロレス総選挙がヤラセであるという発言が多数掲載されておりますと。貴殿、つまりサイモンは猪木会長の娘婿であり、元新日本プロレスの社長、かつIGFの取締役としてこの座談会に参加している。そして、同種の発言をしていると。当然のことながら、プロレス総選挙がヤラセであるという事実はないと。これは通知人、猪木会長の社会的評価を下げるような発言になっている。猪木会長の名誉権を侵害する行為であることは明らかである。さらにこれらの発言を有料メールマガジンで配信している大谷氏の行為についても通知人、猪木会長の名誉権を侵害することによりメルマガ購読者から料金を得ているものであって、極めて悪質であると言わざるを得ません。とくにサイモンは、本メルマガの製作に協力していることが明らかですので、本警告書到達後、速やかに猪木会長に関するすべての記事を大谷氏に要請するとともに、今後は同種の行為をおこなわないようお願い申し上げます。なお、本警告書到達後、2週間以内に貴殿のご対応いただけない場合は、法的手段を執ることを検討せざるを得ませんので、すみやかなご対応お願い申し上げます、と。
非常にこの書類が届いたとき、私も非常にビックリしたわけなんですけども。実際にインタビューを受けました、サイモンからお話をさせていただきたいと思います」


サイモン「この内容について説明させていただきます。自分の心のなかで、ひと言、言えるのはビックリしてます。このような内容が猪木さんの、それも弁護士からこうやってくるなんて思ってなかったですし、2週間前に届きましたので、今日がちょうどデッドラインの日でもあります。


まずそのテレビ朝日の『プロレス総選挙』を観まして、ファン目線というか、いろんな部分で楽しみに見させていただきました。もちろん意見もありましたし、この選手がなんでこの上位だったり、なんでこの順位なんだとかっていうランキングに対して、見てたファンの人たちと同じ目線でShow大谷さんの番組(サイト)でコメントさせてもらいました。決して、私から猪木さんに対してネガティブなコメントを言った覚えもありませんし、逆に守ったというか、そういうコメントはしたつもりでした。ですので、とてもショックを受けております。


逆にどの場面に猪木さんが怒っているのか、知りたいぐらいな気持ちです。以前の猪木さんだったら、このようなことが起きたとしても、すぐに電話とか誰かにメッセージを伝えて、ひと言言われたぐらいだと思うのですが、ホントに今回は、このようなネットのマイナーな番組(記事)を猪木さんが見てたというのもかなりビックリしてます。これに対して、猪木さんが自分の名誉が落ちるようなことを考えてることに対しても、失礼ですが、なんか小さくなってしまった猪木さん、みたいな気分で、とても嫌だなっていうのが心の底から思っております。自分のなかではやっぱり猪木さんは〝世界のアントニオ猪木〟で大げさに言ったら、神みたいな。世界をサプライズで大きくしていってくれるようなアントニオ猪木でいてもらいたいですので、こんなような…以前、もっとひどいスキャンダルとか吹っ飛ばして、笑い飛ばしてきたのがアントニオ猪木だと思いますので。ホントにこのような書類が弁護士さんからきたことに対しては、ショックですし、不安です」


青木「いまサイモンの話しにもありましたように、アントニオ猪木という存在は非常に大きいですし、スーパースターであり、その発言力というところでいくと、我々のような存在というのはホントに小さな虫けらのような存在かもしれませんが、一寸の虫にも五分の魂という言葉がありますように、我々としても小さいながら、信念をもって、団体運営、興行の運営をおこなっております。こういった小さい存在ながらも、力がないながらもなんとか存続していきたいというふうに考えておりまして。


その時に頼れるのは我々としてはファンの皆様、本日お集まりいただいたメディアの皆さまになんとか我々の実際のところを知っていただいて、助けていただきたいなと思っております。何とぞよろしくお願いいたします」


井野「弊社は〝脱猪木〟と標榜していますが、これはあくまでアントニオ猪木氏を遠退けるような表現ではなく、自力で頑張っていくというような意味の表現であります。何とぞよろしくお願いします」


青木「(「整理」発言以降、猪木サイドとコンタクトは持ったのか?)整理するという発言であるとか、この警告書面をいただいてから直接何か対応をした、対話をしたということはございません。整理をするということについて、具体的な何がしかがくるようであれば、それに対しては対応しなければいけないと思っております。この警告書に関しましては、大谷氏が作成をしているサービスの内容にかかわる部分ですので、我々が直接どうこうというところではありませんけども、サイモンが言っておりましたように、発言自体は猪木会長のことを何か社会的評価を下げるような発言をしているわけではなく。内容自体は、誤解が入っているのではないのかな、というふうには思っております。


(どの部分が社会的評価を落とす等の具体的な指摘はあったのか?)この書類を見る限り、具体的なところは出ておりません。『プロレス総選挙はヤラセであって』ということがありますので、ヤラセであるという個所は具体的といえば具体的かもしれませんが…」


サイモン「(実際にヤラセと発言したのか?)ランキングに関してのコメントはいろいろ言いましたが、ファン目線というか。普通のコメントですよね、なんでこの選手がここなのかとか。その程度です。別に何かっていうのは…。その辺が自分も知りたいです、なんなのかっていうのが。『ネット上でヤラセという発言があった』というやり取りはありました。それに関しては、コメントの一部としていろいろ言いましたけど…。猪木さんに対して何かとか、猪木さんがなんで1位とかは言った覚えもないですし、逆に1位であってほしい、1位で良かったっていう気持ちで言いました。猪木さんを守ると言う意味では、なんで猪木さんが最後に出てきて、テロップみたいな形ですぐおわってしまったのか、寂しいなっていう、それぐらいです。ネガティブな言葉を言った覚えはありません」


青木「(猪木サイドから整理にむけての具体的な動きはない?)そうですね。整理という発言があったあと、何かあったのか?と聞かれれば、特に整理ということを直接我々としてはしていない状況です。


(『整理』という言葉に対して、IGFはどういう認識を持っているのか?)我々がいまやってるのはいまNEWしかないので。IGFを整理するというのは、そのNEWのあり方についてだとは思います。NEWというプロレス大会をもうやらなくするんだ、ということであるならば、我々としては信念を持って継続していきたいというふうに思っているところです」


宇田川「(『整理』発言の以前では、猪木サイドから何か働きかけはあったのか?)NEW構想というのは昨年の6月ぐらいからありました。猪木会長とはお話をさせていただいております。8月2日に正式にNEWというタイトルでいこうと決まりましたので、内容も含めて、議員会館のほうにご説明にあがりました。サイモンのほうも、NWEの選手だったりマッチメークだったりを猪木さんのほうに相談をさせていただきました。猪木会長側とここでは申し上げますが、9月27日に猪木会長側からそれらの報告はもう無用ですと。ということでしたので、我々としてはNEWとしては、こちらにお任せいただいたものと判断させていただきましたし、NEW・IGFに関して、猪木会長に頼らずやっていくと。『俺に頼らずやっていけよ』ということでしたので、我々としてはそこからは社内またはほかの方々のお力を借りながら、4月5日の旗揚げ、そしてまた第2シリーズスタートというところまでこぎつけたということでございます。(では9月27日以降は…?)それ以降はこのNEWについて、何か報告等々あげたということはございません。


(IGFとしては、なぜこのタイミングで『整理』発言が出たと考えているのか?)予兆があったとかなら、事前にこういうことはするな、ああいうことはするなというのがあれば、我々はお話をさせていただいて、じゃあこれは、となりますし、前の段階でNEW構想というのが会長のなかで気に入らないということであれば、その場で言っていただければ、我々としても猪木会長の判断を振り切ってということはございませんので。今回の発言は唐突で、驚いているというのが正直なところでございます。


(今後、IGFとしてはどう対応していく?)発言はああいうふうにありましたが、明後日もう長野・松本大会がございますので。6月17日、18日には大阪、姫路と決まっていて、チケットのほうもセールスさせていただいております。また7月7日には後楽園、15日岡崎、16日津大会、8月25日後楽園というところまで発表させていただいておりますので。我々としてはその大会は運営させていただきたいと思っております。


NEWと警告書の話しがごっちゃになるとあれなんですけど、サイモン等、直接話せる間柄についてもですね、警告書という形で届いておりますので。いま我々としても次のアクションというか、それがあるのかどうか。待ってるわけではないんですが、いまそういう状況ですね。ファンの皆様等々にはご心配をおかけしておりますので。今回は、現状を説明させていただくという場を設けさせていただいたということですね」


サイモン「(義理の親子である猪木さんとの関係において、変化を感じる部分はあったのか?)議員になられてから、コッチも中国に行ってるというのもありますし。だんだんGENOMEのイベントでしかお互い忙しくて、会えなくなってしまったというのもありまして。でも、ここ最近の猪木さんは急にというか、おかしいなというのはありますよね。コミュニケーション、昔からそんな取らなくても会ったら、分かる、分かってたつもりだったんですけど、ここ最近ですよね。とくにこの弁護士の書類に関してはビックリですし、ショックを受けてますね。(細かいことは笑い飛ばす人だったのが…?)そうですね。自分もそのイメージの猪木さんしかありませんので、ショックを受けてます」


青木「(警告書に対して何か対応を取るのか? デッドラインが今日だというが?)求められていることとしては、大谷氏の運営するサイトの話しであって。我々のほうで具体的にできるところというのは限度がある訳なんですけど、もう一点の『同様の行為をしない』ということについては、そもそもサイモンとしてはアントニオ猪木を下げるような発言をしていないと。今後、アントニオ猪木の名前を出すこと自体が下げることなんだっていう話しになると、なんの話も出できなくなるということでもありますので。そこの部分に付きましては誤解であると。こちらとして対応する何かがあるのか?というところになってしまうんですけどね」


宇田川「内容がファジー過ぎるというか、サイモンがこういうことを言った、この発言について許せないということであれば(対応できる)。番組についてヤラセの発言があったと。ヤラセという言葉も発してませんし、そういうことがあったと発言もしてませんし。そこに対して、どういう意図でこういう警告書が送られてきたのかっていうところが正直な話し、分かりかねている。具体的なポイントがあれば対応させていただくんですけど。大谷さんのほうでどういう対応をするかは置いておいて、我々としては正直な話し対応のしようがないというのが率直な感想ではあるんですけど。ただ、アントニオ猪木という名前でこちらのほうに届いておりますので。それについては発言力の大きさや反響の大きさ、我々としても正直なところ、ビックリしている、ビビッてる、驚いているというところです。


(現状、猪木氏と直接的なコンタクトを取ることはできないのか?)本来であれば、サイモンのところに猪木会長から電話でもなんでもいいから『なんだ、サイモン、あんなこと言いやがって』とかお話を戴ければいいんですけど、こういった形(※本件に関しましては、今後は当職=代理人宛てにご連絡いただきますようお願い申し上げますと明記)で警告書というものをいただいておりますので。それについて直接本人には。なので、マスコミの皆さんを通じて、信義を問いたいというふうに思っております」


サイモン「(猪木さんに言いたいことは?)伝えたいっていうか……難しいですねぇ。う~ん、なんて言ってもおかしいかもしれないですけど、猪木さんへひと言メッセージというか、自分から思いつくのは、以前小川(直也)さんが新日本プロレスの会場で、新日本プロレスのお客さん、目を覚ましてくださいと言いましたけど、心のなかで、自分のなかではその気持ちです。目を覚ましてください。まわりの人たち、横の人たちの影響を受けてるか、どう伝えられてるかわからないですけど、ちゃんと情報とか猪木さんに与えてもらいたいなと思います。何かひと言と言ったら、目を覚ましてくださいって感じです。生意気で失礼な言葉かもしれませんけど、そんな感じです」


青木「(IGFと猪木氏の現在の関係は?)関係性でいうと、弊社の株主であるということ。組織役員上には名前は入っておりません。具体的な比率は言えませんが、主要株主のひとりではあります。(それは強制力を持って会社を整理できる立場なのか?)整理という言葉にどのような意味を持たせたいと思っていらっしゃるのかというところにもよるとは思うんですけど。我々としては警告書であり、整理をするという発言、非常に大きな立場からの発言ではありますし。我々は小さな存在であるとは言ってもですね、先ほどお伝えしたとおり、小さな虫であっても五分の魂を持ってるんだと、自分たちも信念を持ってやってる状況ですので、警告が来たから黙る、整理をすると言われたから黙るというのではなくて、我々としては自分たちが守っていきたいブランドであるとか、興行・イベントであるというものを最後まで守っていきたいと、そう思っております。最終的にはメディアの皆さんに取り上げていただいた声、ファンのみなさんの声、どう評価されるのか。最終的には猪木会長には猪木会長のお考えがあると思うんですけど、我々としては多くの方々の意見を味方につけたうえで、存続を訴えていきたいと思っています」


宇田川「我々は決して、猪木会長に反旗を翻したわけではまったくありませんので。ちょっとネガティブな発想になってるんですけど、我々としてはまったくそういった思いはございませんし。NEW含めてドンドン大きくして、大きな会場でイベントができるようになりましたら、猪木会長にもぜひリングに上がっていただきたいというふうに思っておりますし。IGFにはGENOMEとかそういったブランドもございますので。いまNEWにかかりっきりでほかの興行ができていませんけど、そういった大会の開催も予定しておりますので。そういった時はぜひ猪木会長にもあがっていただきたいと、そう思っております。また我々としては2013年、猪木会長が参院選に出られたときにですね、微力ながら影で支えさせていただいたこともあります。2019年、次の改選時に猪木会長が出るかわかりませんけども、それまで我々もしっかり会社組織として、また選挙に出た場合は選挙戦を支えられるように会社組織としても維持できるように思っております」


青木「現状としてはNEWというイベントを運営することに必死になっているというか。ご存じかと思いますが、実際の運営をこの4人だけでまわしているのが現状なので。ほかのことにまったく手がつけられない状況ではありますけど、NEWというプロレスイベントについての存続に関しては認めていただきたいなと思っております」

 IGFの青木充社長、サイモン・ケリー取締役、宇田川強イベントプロデューサーが会見を開き、改めてIGF・NEWの存続を宣言するも、アントニオ猪木側の弁護士から大谷"show"泰顕氏が運営するサイト「熱血道」で行われた緊急座談会「プロレス総選挙は是か非か!?」の中でサイモン氏の発言が「(猪木に対して)社会的評価を下げる発言であり、名誉権を侵害する行為であることは明らか」と判断され、記事をアーカイブから削除し「2週間以内に応じなければ法的処置取ることを検討する」と警告文が送られてきたことを発表した。


 まずこの会見で明らかになったのはIGFのオーナーは猪木を長年にわたってスポンサーとして支えてきた湯川剛氏ではなく猪木で、役員には連ねていないものの大株主であること、新日本時代も役職には着かないものの、オーナーとして院政を敷く形で新日本を支配していたが、IGFになってからも同じ状況が繰り返されていたとは、また一時は猪木事務所から猪木は新日本に干渉し続けていたが、今度はコーラルZという新しい猪木事務所を構えてIGFに干渉し続けていたのだ。


 今回の警告文の意味は何なのか?、警告文を出した主は猪木の弁護士とされているが、おそらく黒幕はコーラルZで目的は猪木とサイモン氏またIGFから引き離すこと、これ以上IGFが猪木の名前を出すと更なる圧力を加え、どんな形で及ぶかわからないという警告と見ていいだろう。現に緊急座談会を企画した大谷氏も巻き込まれていることから、サイモン氏やIGFに関わるもの全てが巻き込まれる可能性も否定できない。


 IGFの青木社長は圧力に屈することなくNEWを続けていくとしたが署名活動は続け、株主総会や議員会館などで猪木に手渡すとしたが、コーラルZがそういった態度に出た以上、署名は受け取らないどころか、猪木の手に渡る前にコーラルZによって握りつぶされる可能性が高い、また株主総会に猪木が必ず出席どころか、議員会館にて面会に応じる可能性も低いと見なければいけない。


 じゃあIGFはどうすべきか、こうなればとことんNEWのコンセプトでる脱・猪木に舵を切るしかないが、肝心のサイモン氏を始めとするフロントが、まだこの場に及んで猪木の顔色を伺い、煮え切らない態度を取っている。IGF側は全ての原因はコーラルZによる讒言としているようだが、そういった状況を作ったのもIGF、サイモン氏が何かやろうとしても猪木の顔色を伺ってしまい煮え切らない態度を取る、猪木もそういった状況に苛立ち、腹正しく思っていた。だがサイモン氏らはそういった猪木の考えに気づこうともしなかった。これが猪木をコーラルZへ走しらせた一因だと思っている。


 サイモン氏らに言いたいことは、IGFの態度を見てイライラするし、猪木が受け取る可能性が低くなった以上、署名も意味もない、脱猪木のためのNEWなのに、舵を切れないなら意味がないし、覚悟を決めないまま煮えきれず、尻尾巻くぐらいならIGFどころかNEWなんか辞めちまえ!


 そして猪木に言いたいのは、ファンの意見なんて賛否両論なんて当たり前なのに重箱の角をつつくなんて、細かいことを気にしない猪木らしくないしおかしいですよ・・・Twitterといい、警告文といい本当に猪木の意志なのか、猪木の意志だとしたら長年猪木を見てきたプロレスファンとして泣けてくる…

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