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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

「子殺し2017」アントニオ猪木がIGFに絶縁を通告!そしてIGFは村上会と激突も惨敗!

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「子殺し2017」アントニオ猪木がIGFに絶縁を通告!そしてIGFは村上会と激突も惨敗!

6月2日 NEW「第2シリーズ~整理されるのか、続行されるのか」後楽園ホール 1223人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇試合前◇
サイモン「NEWへようこそ。本当はですね。長いスピーチを覚えてきていたところですが、ナシにして、日本でいろいろ凄いことが起きてまして、私も中国から帰ってきたばかりなんですけど、猪木さんのISMが会見されまして、ビックリしているのが正直なところです。IGFはGENOMEのときからすぐ終わるんじゃないかというのがありました。私たちは10年間闘って10周年迎えることができました。NEWも同じです。IGFは会見をうけて2~3日前にセカンドシリーズのサブタイトルを『整理されるのか、続行出来るのか』にタイトルチェンジさせていただきました。IGFは猪木イズムを持っていると思います。すべてをリングに持ち込んでしまうのも猪木イズム、NEWの目標は2年間で5万人を導入することです。それが達成できなかったら力不足でナシにするということでやるつもりでした。まさかIGFの猪木さんからあのような言葉があるとは思わなかったです。NEWは今後も頑張っていきますのでどうぞみなさんもご声援よろしくお願い致します。このリングでは猪木イズムを継承し、精一杯頑張っていきます。力のあるプロレスを見せていきます。試合後にはどうぞご署名のほどよろしくお願いします。ご声援のほどよろしくお願いします」


◇第1試合◇
▼20分1本
○織部克巳(5分59秒 体固め)×定アキラ


◇第2試合◇
▼20分1本
○守部宣孝(7分38秒 ラッソプムエルパソ)×常剣鋒


◇第3試合◇
▼20分1本
○高岩竜一(8分1秒 体固め)×林棟軒
※デスバレーボム


◇第5試合◇
▼30分1本
○青木真也(6分9秒 フットチョーク)×船木誠勝


◇第6試合◇
▼30分1本
○村上和成 佐藤耕平(7分54秒 体固め)鈴川真一 ×奥田啓介
※殺人キック


(試合終了後、村上組が引き上げる)


鈴川「お客さん、なんですか、この結果!(騒然となるファン。ブーイングを送るファンも)奥田潰してなんだよ!(さらにファンがブーイングを送ると)もっと声出せよ。もっと声出せ」


青木「落ち着け×3。お前がしょっぱい×2! コイツがしょっぱいからこうなってるんだよ。コイツがお粗末!(と一刀両断。そのまま退場、鈴川も怒りを露わにしながら退場する。)


(会場が騒然とするなか、サイモン取締役が再びリングに上がる。)
サイモン「今日は本当にみなさんありがとうございました。さきほど、猪木さんのTwitterでもIGFから手を引くとかオレの名前を出すなとかいろいろ書いているそうですが、このままではNEWはなくなってしまいますので、ぜひ帰り、まだサインしてない人はご署名お願いします。今日はありがとうございました」


【村上、耕平の話】
村上「何も言うことねぇよ! 見りゃわかんだろ?」


耕平「あれ、なんすか」


村上「あぁ? 天からの手紙だよ。(手紙の内容は)今度、紹介してやるよ」


【鈴川、奥田の話】
鈴川「後味が悪いよ」


奥田「鈴川さん、すいません!」


鈴川「奥田が一方的にやられちゃったっていう。狙われたよね。俺の出るパートも少なかったし。もっと加勢してやってやりたかったけど、奥田の力も、村上会に対しては、勢いはしっかり見せたけど。アイツら何しに来たのかわかんないけどね。シングルでやらせてほしいよね。タッグでやるつもりじゃなかったじゃん、最初。頭から血噴出してるし」


奥田「すいません…。このままで、僕はNEW終わるの嫌です…。もう一回やらせてください! このままで終わりたくないです(涙)」


鈴川「村上に関してはまだコッチからしたら、星取られちゃって、ちょっと黒ついちゃったけど、看板も取り返さないといけないし。勝つだけ、アイツらから。それを次の大会。長野、大阪。シングルで一回やらせほしい。直接村上とやりたい。次はシングルでやりたいね。大阪でも、その前でもいいし。


(藤原が村上と握手したが?)見えてなかった、見えてなかった。握手したんだ? 藤原組長と村上が組んでるということ?(真意は定かではないですね)なんだろうね。倒さなきゃいけない相手がもう一人増えた。負けたままじゃ下がれないし。次の段階で早いうちに対決、もう一回。シングルで。


(猪木さんの「整理」発言が波紋を呼んでいるが?)まぁこの試合に負けたことのほうが悔しい。取られたことのほうが悔しい。外で何が起きようがリングのなかの話なんで。とりあえず選手は勝たなきゃいけない。それはデリケートなあれなんで。ヤバすぎます。闘いはしっかり見せないといけないんで。何も気にしないで、この一番集中してやってたけど、今回やられちゃったっていう。


(村上会への雪辱が最優先だと?)ウン、リベンジマッチ。タッグじゃなく、シングルで。俺と村上の話なんで。今回、奥田が力貸してくれてタッグになったけど、サクッとシングルで決着つけてやる。村上も、俺を狙ってきたのに、全然俺のとこに来なかった。もう言葉がないね。ありがとう」


 創始者だったアントニオ猪木から事実上の絶縁状を突きつけられたIGF・NEWの後楽園大会の試合前にはサイモン氏が挨拶を行い、ファンに事情を説明、IGF存続のための署名をファンに訴えた。


 セミで行われた青木vs船木はグラウンドでは青木が先手を奪うも、船木はキックで流れを変え、ソバットからキックとラッシュをかけ、張り手からグラウンドへ持ち込み腕十字を狙うも、あ青木がフットチョークで切り返して船木がギブアップとなり、青木が勝利を収める。


 メインのIGFvs村上会は奥田が村上会に奇襲をかけるも、場外戦で村上会が主導権を奪い奥田を徹底的に痛めつ流血に追い込む。救出に駆けつけた鈴川も村上がイスで排除すると、耕平が奥田にファルコンアロー、村上が打撃のラッシュで奥田を追い詰め、最後も抵抗する奥田の腹部を蹴り上げて3カウントとなり、鈴川は全く出番のないままIGFが敗れ、村上会は相談役である藤原と握手して退場、なすすべもなく敗れたIGF勢にはブーイングが浴びせられるだけでなく、駆けつけた青木も鈴川の不甲斐なさを嘆いて退場し、鈴川退場後もサイモン氏は署名を訴えて幕となった。


ここからは本題となるが、アントニオ猪木がISMの旗揚げ会見で「(ISMとIGFとは別のもの?)あんまり今コメントをしたくないんですが、会社の整理という形で今考えていて。多分(IGFとは)違った形でスタートしていくのではと」と発言しただけでなく、猪木所属事務所であるコーラルZから「現在、アントニオ猪木は『NEW』等、IGF株式会社のおこなう一切の興行に対して大会プロデュースなどの関与はまったくございません」と公式見解を出したことで、IGF側も公式見解を出し

と猪木やコーラルZを非難、試合前にはサイモン氏がファンから署名を集め、猪木や株式(湯川剛オーナー)に続行を訴えることを宣言したが、アントニオ猪木もTwitterで公式声明を出し、

IGFに対して事実上の絶縁を突きつけた。だが今までの猪木の発言とは違ってストレートすぎるため、猪木本人が出した声明なのかどうか疑問に思っており、Twitterでの見解は猪木の名前を使ったコーラルZの見解と自分は見ている。そう考えると例え猪木に署名を届けようにも、猪木に届く前にコーラルZによって闇に葬られると見なければいけない。サイモン氏も試合前のコメントでは表立っての猪木への非難は避けていたが、猪木からのTwitterも本人ではなくコーラルZから出されているものと気づいているのかもしれない。


 ただIGFがこれだけ猪木やコーラルZを非難する声明を出していたということは、IGFなりに猪木に対して積もり積もった不満があったということ、また猪木も積もりに積もった不満はあった。それが10年目になってやっと現れて猪木からの絶縁に繋がったと見ている。
 これは中邑真輔の猪木への挑戦発言から感じていたことだが、この頃から猪木とIGFの間に微妙なズレを感じていた。これは自分なりの推論かもしれないが、IGFは自分らがやってきたことに満足していることから、猪木も絶対に満足しているはずだと思い込んでいた。しかし実際のところは猪木は満足しておらず、自己満足に浸っていたIGFは猪木が何に満足できなかったのかを知ることや聴くこともなく時だけが経過して猪木は不満だけが残った。IGFも「なぜ今頃になって」と思っているだろうが、それだけ猪木とIGFに埋めがたい距離が出来てしまっており、IGFが気づいたときには修復不可能の状態になってしまっていた。


 サイモン氏はオープニングやエンディングでも署名を訴えていたが、猪木がIGFに絶縁を突きつけた以上、湯川オーナーしか頼る人間がいなくなった。サイモン氏も猪木ではなく湯川オーナー側に立ったのは猪木に対する意地や"噂"の女史の問題だけでなく、サイモン氏が運営する上海道場の事情も絡んでおり、サイモン氏にとってビジネスパートナーである湯川氏がIGFから撤退してしまったら上海道場にも大打撃になることから、ここにきて今まで大事にしてこなかったファンへの泣き落としという手段に打って出たのかもしれない。だた肝心の試合内容では青木は船木に勝ったものの、鈴川と奥田は村上会に惨敗でメインに相応しい試合が出来ず、ファンからブーイングを浴びせられるなど厳しい結果、それでも署名をしてくれたファンもいたそうだが、この署名は湯川オーナーに届いてどう判断を下すのか・・・・ 


 最後に猪木のやったことは自分的には支持することは出来ない、理由はやっていることが10年前の「子殺し」と同じで、ユークス体制となった新日本を意のままにすることが出来ず、飛び出してIGFを旗揚げして新日本を挑発し、またIGFが意のままにならないとなるとIGFを飛び出してISMを設立しIGFを潰しにかかる、いつまでこんなことを繰り返すかと思いたくなるし、呆れも通り越して悲しくもなってしまう。新日本相手ではなく、IGF相手に潰すことで威厳を示そうとする猪木、もう猪木は年老いたと思わざる得ない・・・

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