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エルガンのパワーで田口JAPANが鈴木軍に逆転勝利も、素直に喜べず
9月9日 新日本プロレス「Road to DESTRUCTION」後楽園ホール 1720人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
永田裕志 川人拓来 ○岡倫之(8分52秒 逆エビ固め)中西学 北村克哉 ×海野翔太◇第2試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ○バレッタ 邪道(9分39秒 変形エビ固め)バットラック・ファレ ×高橋裕二郎 タマ・トンガ タンガ・ロア◇第3試合◇
▼20分1本
レイモンド・ロウ ハンソン ○真壁刀義(7分17秒 片エビ固め)ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. ×TAKAみちのく
※キングコングニードロップ◇第4試合◇
▼20分1本
ウィル・オスプレイ ○ロッキー・ロメロ(11分15秒 片エビ固め)×BUSHI 高橋ヒロム
※ノミスギニー【ロメロ、オスプレイの話】
ロメロ「オーケー!オーケー!悪くない、悪くないよ!」オスプレイ「サンキュー!」
ロメロ「今日はおもしろかったよ。(※オスプレイのネコのフェイスペインティングを見ながら)今日のオマエはロッポンギ・キャッツ!?なんだか分からないけどネコの顔してるの?まぁいいや。明日のフクシマでドリームチームが見られるよ。レインメーカーとヤノトール、そしてタッグのスペシャリストであるロッキー・ロメロがL.I.Jと闘うんだ。今日はその予行練習だよ。明日の夜は1・2・3でノリノリだぜぇ~。明日のフクシマでも今晩と同じことが起こる。レインメーカーとヤノ、フクシマでノリノリでやってやろうぜ!」
オスプレイ「ネコの顔してる?ネコになったのかな?ニャオ~」
【BUSHI、SANADAの話】
BUSHI「オイ、ロッキー! オマエにな、一つだけ教えてやるよ。明日の福島、NEVER無差別級6人タッグのベルト、こういう結果にはならない。必ず。待ってろよ!」ヒロム「な? 見ただろ、みんな。やっぱりネコだったよ。な? アレが本性だ。自分で気づいてねぇんだよ。半分人間で、半分ネコだ。でもよぉ、俺から言わせれば、アレはもうネコだよ。ネコじゃなきゃあんな動きできねぇよ。いやぁそれにしても、俺は苦手だなぁ、ああいう選手。苦手だよ。あんなネコみたいに飛べてさぁ、力も強いんだよ。最悪だよ! でもな、この前の7日の試合で、いろいろと思い出してんだよ。俺のやらなきゃいけないこと、俺の夢。何もかも俺は前へ向かわなきゃいけねぇんだ。IWGPジュニアだけじゃねぇぞ。IWGPヘビー、オカダ・カズチカ。お前のことだって、俺は見てるんだ。でも、ウィル・オスプレイ、IWGPジュニア、獲ってからじゃねぇとなぁ。そうだろ⁉︎ 誰も認めてくんねぇよなぁ。分かってるよ。そんなの俺が一番よく分かってるから、まずはオスプレイ…そう言いたいけど、IWGPジュニアだって俺はいつでも狙ってること、忘れるなよ。みんな、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと! 楽しませてくれよ…」
◇第5試合◇
▼30分1本
○ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー(9分30秒 片エビ固め)チェーズ・オーエンズ ×レオ・トンガ
※パルプフリクション◇第6試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL ○SANADA(10分52秒 横入り式エビ固め)オカダ・カズチカ 石井智宏 ×矢野通【EVILの話】「今日も、そしてこの前の後楽園も、ダークネスワールドに染め上げてやったぜ。これから両国まで、各地をダークネスワールドに染め上げてやる。そして、オカダ・カズチカに“強えぇ”プラスアルファを見せつけてやる。覚えとけ! THIS IS EVIL! EVERYTHING IS EVIL! 全ては…EVILだ!」
【内藤の話】「石井が言ってたよ! 『内藤の言動はレスラーには響かない』んだってさ。それにしても、石井はよくしゃべるねぇ。普段ほとんどコメントしないくせに、俺のことになるとずいぶん長いコメントをするなぁ。もしかして、もしかして、響いちゃったんじゃないの⁉︎ 俺の言動、石井に響いちゃったんじゃないの⁉︎ もうさぁ、やりたいか、やりたくないかの二択なんだよ。さっさと答えろよ、カブロン!」
【石井の話】「オイ!ヘタレ!やるのかやらないのか、ふざけんな!コノヤロー!オイ!テメェーが先に名前出したんだろ!リベンジしてぇんだろ!?オイ!やってやるからよぉ!オイ!あ!?ふざけんなよ!テメェ!オイ!!」
【オカダの話】「オイ!EVIL。オレは『G1』でオマエが言った言葉覚えてるぞ。そのままオマエにぶつけてやる。『EVIL、まだまだ熱くならないぜ』。まだまだだ。とりあえず明日、NEVER6人タッグのベルトいただいく。まだまだ両国まで前哨戦あるな。オレを『熱くなるぜ』って言わせてくれ」
◇第7試合◇
▼イリミネーションマッチ/時間無制限
○マイケル・エルガン 棚橋弘至 KUSHIDA 田口隆祐 リコシェ(25分10秒 オーバーザトップロープ)×鈴木みのる 飯塚高史 エル・デスペラード 金丸義信 タイチ【その他の試合結果】
①○金丸(12分07秒 首固め)×リコシェ
②○田口(13分15秒 エビ固め)×金丸×
③○タイチ(14分03秒 タイチ式外道クラッチ)×田口
④○KUSHIDA(15分42秒 OTTR)×タイチ
⑤○デスペラード(17分43秒 横入り式エビ固め)×KUSHIDA
⑥○棚橋(18分28秒 OTTR)×デスペラード
⑦○飯塚(18分35秒 OTTR)×棚橋
⑧○エルガン(20分01秒 エルガンボム→エビ固め)×飯塚【棚橋、KUSHIDA、リコシェの話と田口監督の談話】
KUSHIDA「ちょっと鈴木軍としての主張は分かるけど、デスペラード、このベルトをもっとなにがしたいのか…。もっと吐き出して来い!」リコシェ「スズキグン、タイチとか汚いことやってくる。いつも同じだな。でも明日はビッグマイク、マイケル・エルガンがチャンピオンになるし、オレたちもチャンピオンのままだ。タグチジャパンにベルトが集まって来て、タグチジャパンがチャンピオンばっかりになるんだ。カントクサンキュー!」
田口「タグチジャパンに明日、また新しいベルトが加わる。すべてのベルトがタグチジャパンに集まってくる」
棚橋「今日の5人、明日エルガンが勝てば、みんなチャンピオンだ」
田口「なんでか分かりますか?なんでベルトが集まってくるか…。タグチジャパン69バ~ン!!フハハハハ…」
【エルガンの話】「スズキに『G1』で勝ち、今日も勝って2勝目だ。明日も勝って3勝目だ。明日新しいNEVER無差別級王者が誕生するぞ」
【鈴木の話】「さぁ明日だ! 明日だ明日、福島あづま総合体育館。マイケル・エルガンよ、さぁ誰を連れてくる⁉︎ 俺からの指名だ、棚橋連れて来い、田口連れて来い、KUSHIDA連れて来い。今日来た全員まとめて相手してやる! オイ、ランバージャックの意味知ってるか⁉︎ 『ランバージャック』と書いて何と読むかオマエ知ってるか⁉︎ (※ベルトを掲げ)俺がルールだ! キサマら、生かして帰さねぇぞ!」
【金丸、タイチの話】
金丸「何だあのハゲ! ハゲとよぉ…」タイチ「薄毛、薄毛」
金丸「アイツら全員ハゲじゃねぇか」
タイチ「何だアイツ、ツルッパゲになってよぉ。テメェらも頭薄いじゃねぇかよ。ハゲジャパンだろ」
金丸「ベルト持ってるからって何だよ」
タイチ「何がカッコつくんだよ、ハゲジャパンがよ」
金丸「バリカンで刈ってやるぞ!」
タイチ「すぐハゲるよ、あの2人は。薄いもん、すでに」
金丸「ウィスキーでアルコール消毒だ。生えてくるんじゃねぇか⁉︎」
タイチ「おう、生えてくるよ」
金丸「ナンボでもかけてやるよ! ジャンジャンかけてやるよ!」
タイチ「テメェらみてぇなふざけたチーム、ベルト持ってる資格ねぇだろ。あんなふざけて獲れるんだったらよぉ、誰でも獲れるよ」
金丸「アイツらがチャンピオンなのもあと何日かだよ。よく見とけよ!」
タイチ「KUSHIDAも調子ぶっこいてよぉ、俺とかに『オマエらもまとめてやってやる』とか言ってんじゃねぇよ。(※デスペラードを指して)しっかりコイツのこと見とかねぇと、スパッといかれるぞ」
【デスペラードの話】「アイツはす〜ぐオレから視線外してアメリカ行ったりイギリス行ったりタイチの方に行ってみたり。(※手に持っていたドッグタグを示して)分かるよな⁉︎ 死体見て、誰だか分かるように。ドッグタグってそういう意味だよ(※と、ドッグタグを床に落としたまま立ち去る)」
今回の後楽園大会のメインは田口JAPANvs鈴木軍によるイリミネーション戦が行われ、鈴木軍が奇襲で試合開始となるも、田口JAPANが逆襲して鈴木を捕らえ、田口の回せ回せからトレイン攻撃も、ブロックサインからの地獄門攻撃は鈴木が間一髪ストップ、田口を睨みつけると逆にOTRで退場させられそうになる。
鈴木軍は棚橋の右腕に集中攻撃を加え窮地に立たされるが、交代を受けたリコシェがスピードで鈴木軍ジュニアを翻弄、しかしタイチがマイクスタンドで一撃すると金丸が旋回式首固めで丸め込んで3カウントを奪い、鈴木軍が先制。そして田口のヒップアタックを自爆させると、タイチが天翔十字鳳から、金丸がディープインパクトもヒップアタックで迎撃した田口が押さえ込んで3カウントも、調子に乗りすぎた田口のヒップアタックは、タイチが木槌でのカンチョー攻撃で迎撃すると、場外の金丸がウイスキーボトルでの一撃から、タイチがタイチ式外道クラッチで3カウントを奪い、鈴木軍が再びリードを奪う。
タイチはKUSHIDAを攻め込み天翔十字鳳からタイチ式ラストライドを狙うが、堪えたKUSHIDAがタイチをエプロンに連行、介入した金丸がウイスキーミストを狙うがタイチに誤爆すると、KUSHIDAがハンドスプリングキックを浴びせタイチはOTRで退場。KUSHIDAはデスペラードをホバーボードロックで捕らえるが、デスペラードはヌメロ・ドスで切り返す、KUSHIDAは開脚したデスペラードにスライディングキックからバックトゥザフューチャーを狙うが、飯塚がアイアンフィンガーを浴びせると、デスペラードが丸め込んで3カウントとなり退場、デスペラードは棚橋も退場させようとしてOTRを狙うも、棚橋がロープを掴み堪えるが逆上がりが右腕の痛みで出来ず、デスペラードが落としにかかる。だがエルガンが背後からデスペラードを突き飛ばし、デスペラードもロープにつかんで堪えるが、棚橋が蹴り飛ばしてデスペラードがOTRで退場も、逆上がりを狙ったところで飯塚が突き飛ばして棚橋もOTRで退場となる。
田口JAPANはエルガン一人となり、鈴木は飯塚だけでなく退場したメンバーも介入してエルガンに総攻撃をかけ、鈴木がスリーパーから飯塚がアイアンフィンガーを狙うも、阻止したエルガンがエルガンボムで3カウントを奪い飯塚が退場、鈴木vsエルガンの一騎打ちとなり、鈴木は腕十字で捕らえるが、持ち上げたエルガンがそのままOTRで退場を狙うも鈴木間一髪逃れる。
鈴木はレフェリーとエルガンを交錯させて、再び鈴木軍が総攻撃をかけるが、田口JAPANがカットに入り鈴木軍を排除、エルガンがローリングエルボーからエルガンボム狙うが、鈴木が阻止してゴッチ式パイルドライバー狙う。しかしエルガンがエプロンに担ぎ出すと延髄斬りを浴びせ、鈴木がOTRで退場となって、田口JAPANが逆転勝利となった。
試合全体を振り返るとエルガンは鈴木との前哨戦を制したが、KUSHIDAはデスペラード、田口とリコシェは金丸&タイチに敗れるなど素直に喜べない内容、福島で行われる鈴木vsエルガンはセコンドは4vs4だけとなったが、鈴木軍は死角を突いてくるだけに油断出来ない。セミのCHAOSvsロスインゴの6人タッグ戦はロスインゴは場外戦で主導権を奪いつつ、内藤が石井の右膝を変形足四の字で痛めつけ、オカダもEVILのエルボーの連打を受けきってフラップジャックで攻め込むが、SANADAが入って連係で蹂躙、最後は矢野のSANADAに崇コーナーへのシーソーホイップからの急所打ちを狙うが、レフェリーにチェックされると、逆にSANADAが矢野に急所打ちから丸め込みで3カウントを奪いロスインゴが完勝。
第4試合のジュニア同士のタッグマッチはロスインゴが連係でロメロを捕らえるも、オスプレイが得意の空中戦で盛り返し、ロメロとの連係も決まってでBUSHIを捕らえる。BUSHIはヒロムとの連係でロメロを再び捕らえるが、BUSHIがMXをロメロがドロップキックで迎撃すると、オスプレイのコークスクリューキックの援護からロメロがノミスギニーで3カウントを奪い勝利、BUSHI&ヒロムもジュニアタッグ王座を狙いだしたが、ロメロもオスプレイとの新タッグでジュニアタッグ王座に照準を定めたようだ。
【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。明日9月10日(日)は、福島・県営あづま総合体育館にて16:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/rHAWZHgFHf #njpw #njdest pic.twitter.com/MBY5fFtlal
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年9月9日LOS INGOBERNABLES de JAPON
10 de SEPTIEMBRE en FUKUSHIMA pic.twitter.com/wEiNCxwexa
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年9月9日PR -
後楽園を闇に染めたEVILワールド!暴走エルガンに鈴木がランバージャック戦を要求!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年9月2日9月7日 新日本プロレス「Road to DESTRUCTION」後楽園ホール 1695人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼10分1本
△海野翔太(10分時間切れ引き分け)△八木哲大◇第2試合◇
▼20分1本
○永田裕志 北村克哉(8分25秒 バックドロップホールド)中西学 ×岡倫之◇第3試合◇
▼20分1本
ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. ○金丸義信 タイチ TAKAみちのく(8分32秒 片エビ固め)真壁刀義 デビット・フィンレー 田口隆祐 リコシェ ×川人拓来
※ハイボールW◇第4試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ ○高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ(9分8秒 片エビ固め)後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ×バレッタ
※ピンプジュース(試合終了後)
裕二郎「オイ、オマエがヘビー級? ふざけんじゃねえぞ、コノヤロー! 新日本のヘビー級、ナメんなよ。これマジ!」【ファレ、裕二郎の話】
ファレ「何だ、あの小せぇ野郎は!」裕二郎「アイツはヘビー級じゃねぇぜ!(※カメラに)オイ、そんなユルいのか? ニュージャパンはよぉ! そんなユルいのか? 『俺はヘビー級に行きます』? リングの上で言ったからって、行けちゃうの? ジュニアからヘビーに? 誰もよぉ、何も言わねぇのか、この状況に? アイツはジュニアだよ! 俺は認めない。会社が、みんなが認めても、俺は認めない。アイツはジュニアだ! (※横に座っていたラビに)俺のはどう?」
ファレ「裕二郎が言ったことを教えてやるよ。バレッタはスモールガイだ。裕二郎のはでっかいぜ!」
◇第5試合◇
▼30分1本
○ジュース・ロビンソン レイモンド・ロウ ハンソン(7分35秒 片エビ固め)タマ・トンガ タンガ・ロア ×レオ・トンガ
※パルプフリクション【ジュース、ロウ、ハンソンの話】
ジュース「今日バレットクラブのニューメンバーが来たな。それよりもケニー・オメガだ。アイツいないじゃないか!だからなにを言っていいか分からないよ。とにかく100%で復活して帰って来い。100%のオマエをオレが倒してやるからな。ベストのオマエを倒さないと意味がない。早く回復して戻って来い!そしてコウベで会おう」ロウ「どうだ!War Machineは!このIWGPタッグベルトはオレたちの肩から離れない。組まれているすべての3WAYマッチでオレたちが勝つ!オレたちは誰にも止められない!」
ハンソン「(※ベルトを上げてアピールしながら)コレを見ろ!K.E.S!GOD!オレたちがチャンピオンだ!かかってこい!オレたちのベルトを奪ってみろ!War Machineが世界を征服してやるから見とけ!」
【タマ、ロアの話】
※ロアとレオが並んで座る。
ロア「試合のことなんかいいだろ! 弟のことを言わせろよ。レオ・トンガは…(※タマが現れる)」タマ「オイ! 見たか? これがレオ・トンガだ! デビュー戦でこれだぞ! ボスがケガで出られなくなったが、問題ねぇ! ビッグな俺たちの弟、レオ・トンガのお披露目ができたからな!(※首を押さえて俯いていたレオに)オイ、顔を上げろ! 世界中の人間に顔を見せてやれ! (※BULLET CLUBのTシャツを手渡し)ヤングボーイ、CLUBへようこそ。コイツがBCの最新メンバーだ! まだ経験不足だが、すぐに慣れるはずだ。レオ、CLUBへようこそ!」
◇第6試合◇
▼30分1本
○鈴木みのる 飯塚高史 エル・デスペラード(14分29秒 反則勝ち)×マイケル・エルガン 棚橋弘至 KUSHIDA(試合後、そのまま両軍は乱闘を展開。)
鈴木「オイ、エルガンよ、そして棚橋、KUSHIDAよ。悪いことばっかしてんじゃねえよ。オマエらがやったことは反則だ~(ニヤリ)。そんなに悔しいか、俺たちとの実力差を感じるのが、そんなに悔しいか? 俺たちとの圧倒的な差を感じるのが怖いのか? オイ、どうなんだ? どうなんだ? アハハハ! あ~、痛い。超痛い。(観客が笑うと)笑ってんじゃねえよ、ブタども。そんなにズルいことをするなら、オレがルールを用意してやる。俺とテメーのNEVER無差別級タイトルマッチはランバージャクデスマッチだ! やらねえのか? 汚いずるいことをして、俺の正しい申し立てを受けないのか? 反則負けはオメーらだ。やるのか、やらねえのか? イエスorノー?(とエルガンに答えを求める。すると、エルガンもマイクを握り、受けて立つ構えを見せた。)福島、タイトルマッチ、アイツがOKと言った! ランバージャックマッチ、決定だ! (客の拍手に対して)うるせえよ。あ~あ、うるせえな! 俺の前で口を開くんじゃねえ。俺たち鈴木軍、イチバ~ン!」【鈴木の話】「これで決まりだなぁ、オイ。福島、あづま、総合、体育館。NEVER! そう、NEVER! 『決して』ルールは一つではない。『決して』全てオマエたちが正しいわけではない。NEVER! そう、『決して』鈴木軍は悪者ってわけじゃない! そうだ、オマエたち、どのツラ下げてんだ、コノヤロウ! あ⁉︎ オマエらみたいな、反則三昧の、汚ねぇ新日本プロレスよ、相手してやろう。ランバージャックマッチ、決定だ!」
【デスペラードの話】「ウォウ、ウォウ、ウォウ、面白そうなのが決まったなぁ。しかしKUSHIDAぁ、負けそうだからってそんな反則まで使って、汚ねぇマネすんのか? それでいいのか? この鈴木軍のデスペラードが、オマエに正しい王者の姿を教えてやるよ!」
【エルガンの話】「スズキよ。オマエがどんな試合をやりたいと思っていようが、オレには関係ない。今日はイスを使ったけども、イスなんてどうでもいい。ルールなんてどうでもいいんだ。ランバージャックだろうが、なんだろうが今度の日曜日NEVERのベルトにサヨウナラを言わせてやる。」
【棚橋の話】「思わぬ申し出に…。ランバージャック…。でもオレは彼と闘うよ。エルガン…。いっぱい助けてもらったから、今度はオレが助ける。」
【KUSHIDAの話】「タイチの子分でもない、TAKAの子分でもない、鈴木軍じゃないデスペラードと闘いたかったけど、どうやらもう答えは出たようだよ。いいよ、軍団抗争やってやるよ」
◇第7試合◇
▼イリミネーションマッチ/時間無制限1本
内藤哲也 ○EVIL SANADA BUSHI 高橋ヒロム(22分31秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 石井智宏 矢野通 ウィル・オスプレイ ×ロッキー・ロメロ
※EVIL①×内藤(12分51秒 両者OTTR)石井×
②○矢野(14分03秒 横入り式エビ固め)SANADA×
③○BUSHI(14分27秒 OTTR)矢野×
④○オスプレイ(15分32秒 オスカッター→片エビ固め)BUSHI×
⑤○ヒロム(16分38秒 OTTR)オスプレイ×
⑥○オカダ(17分53秒 レインメーカー→片エビ固め)ヒロム×
⑦○EVIL(19分59秒 OTTR)オカダ×(試合終了後)
EVIL「オ~イ後楽園! ウエルカム・トゥ・ザ~・ダークネスワ~~ルド…。“超人”オカダ・カズチカの倒し方は~、まだ、まだ、あるぜ~(※大歓声)。そこんとこ、よ~~く覚えとけ~(※大歓声)。(※以下、ファンが大合唱)This is EVI~L。E~verything is EVI~L。すべては(※大歓声)………EVILだ!」【ヒロムの話】「俺がやらなければならないこと、そして俺の運命、この先何が起こるか、全て見えた。見えた。思い出した。思い出させてくれたよ。(※胸を指し)この痛み。ハハハハハ! 俺のやらなければいけないこと、思い出したよ」
【EVILの話】「何べんでも言ってやるよ。超人オカダ・カズチカの倒し方は、まだ、まだあるぜ! 大阪で、俺がオカダ・カズチカより強えぇということを示してやった。ここから両国までは、俺の方が強えぇプラスアルファを見せて、見せまくってやるぜ! あと、俺らにはNEVER6メンタッグのタイトルがある。俺らがあのベルトの価値を高めに高めてやったんだよ。今は、それの前哨戦でもあるんだ。オカダ、並びに矢野、ロッキー。そこんとこ、よぉく、覚えとけ! THIS IS EVIL! EVERYTHING IS EVIL! 全ては…EVILだ!」
【内藤の話】「一昨日の名古屋大会、石井の試合後のコメントを楽しみにしてたんだけどさぁ、ちょっとガッカリなコメントだったね。彼は俺の発言をほとんどチェックしてないってこと⁉︎ 何か、『G1 CLIMAX』優勝決定戦の翌日、一夜明け会見しかチェックしてませんでしたー、みたいなね。そんなつまらないコメントしか、彼はしてなかったね。ちょっとガッカリだよ。
今日ここで改めて、皆様に、そしてあまり理解していない石井選手に、改めて俺の意向を説明しますよ。俺は挑戦権利証争奪戦を1回しかやらないから。何回も何回もやると、『G1 CLIMAX』優勝の価値が薄れちまうよ。何なら俺は争奪戦なんかやらなくてもいいと思ってるからね。
まあでもやるんなら、せめて1回だけだね。 俺が指名するのであれば、石井かな。でも石井が挑戦権利証を別にいらないよと、欲しくないよと言うのであれば、やらなくていいよ。やりたくない人間と、やってもしょうがないでしょう? ロサンゼルス大会、『G1 CLIMAX』と、俺は彼に2連敗してるけど、2連敗したまま、俺は東京ドームのメインイベントに行きますよ。だって、俺が『G1 CLIMAX』で優勝したことには変わりないからね。やりたくないなら、やらなくて結構。まぁ要するに、あの挑戦権利証を、ほしいですか、ほしくないですか。俺は石井に問いたいよ。その答えを聞きたいだけだよ。やりたくないなら、わざわざやらせなくていいよ。やらせる必要もないしね。でもやるんだったら、あの挑戦権利証をほしいって言うんだったら、俺は彼の挑戦を快く受け入れますよ。
あとさぁ、あと、石井以外の選手はこのままでいいの? 誰も手を挙げてないようだけど、このままでいいんですか? 言ったでしょう? 俺は争奪戦、1回しかやらないからね。まぁ立候補したところでさぁ、その意見が通るのかは分からないよ。でも、思ってることは口に出さなきゃ、誰にも何も伝わらないからね。
まぁ、今日の俺のコメントを、石井が後でチェックしてくれることを、心から願ってますよ。じゃあ皆様、アスタルエゴ、また土曜日、お会いしましょう。アディオス!」【オカダの話】「EVIL、すごい調子良さそうだね。楽しいよ。『G1』大阪大会より楽しくなるのはあたりまえだな。そしてNEVER6人タッグ。ロスインゴのEVIL、SANADA、BUSHI、楽しそうにやってるな。でもなオレはメキシコでずっと6人タッグやってたんだよ。オレがしっかり6人タッグの闘い方を教えてやる」
【石井の話】「オレにはこだわってないって?石井にはこだわってない?相変わらず笑かすな。オメェがいの一番に出した名前だろ。オメェが希望したカードだろ。あぁ?決まらないなら決まらないで、オレの言うことは 決まったら決まったで、このザマか。相変わらずだよ、アイツは。他に誰か対戦したいヤツいるのか?シリーズ開幕して2日経つけど、いないだろ。そりゃそうだよな。なんでか分かるか?アイツの言動は、たとえ客に支持されようがオレらレスラーには響いてこないんだよ。だからアイツが『G1』優勝したときもそうだろ!?なかなか名乗り出なかった。まあそんなことウダウダ言ってもしょうがないし、もう決まったことだからな。もう一回言っといてやるよ。オメェの挑戦受けてやるよ!あぁ!?だけどな、オメェのドーム、メインへの道はオレの名前出した時点で終わってんだよ」
G1 CLIMAX27を終え新シリーズを迎えた新日本プロレスだが、5日の名古屋大会でケニー・オメガは左膝半月板損傷で22日の周南大会まで大事を取って欠場することになった。US選手権が行われる24日の神戸ワールド大会には復帰し選手権も予定通りに行われるが、神戸ワールド大会までにどこまでケニーの左膝が回復するのか?そのケニーの代役にはタマとロアの弟であるレオ・トンガが参戦、レオは第5試合で兄達と組んでジュース&ウォーマシン組と対戦、兄達のリードでレオはチョップやエルボーなどで体格を生かした攻めを見せ、ロウにもラリアットを放って一回転させるも、ウォーマシンの連係に捕まり、最後はジュースのパルプフリクションの敗れたが、キャリアは浅いものの存在感を充分に見せつけた。
セミの本隊vs鈴木軍は鈴木軍の奇襲から場外戦と大荒れのスタートとなり、鈴木がKUSHIDAをエプロンでのアキレス腱固めで捕らえてから、鈴木軍が徹底してKUSHIDAの左膝に集中攻撃を加える。ようやく交代を受けた棚橋が飯塚にスリングブレイドからハイフライフローを狙うも、セコンドの金丸が阻止も、交代したエルガンが鈴木相手にパワー全開で攻め込み、飯塚とデスペラードがイスを持ち込み、金丸やタイチも介入してもエルガンは蹴散らし、イスを奪い取って鈴木をメッタ打ちにするも、レフェリーの制止を無視するだけでなく突き飛ばしたため反則負けとなり、試合後には鈴木が9・10福島で行われるNEVER選手権の試合形式ランバージャックデスマッチにすることを要求、エルガンも受諾した。ランバージャックデスマッチは鈴木軍にとって得意としているルールで、6・11大阪城では後藤が鈴木軍の罠にかかり敗れている。おそらく田口JAPANの面々がエルガンのセコンドに着くだろうが、田口監督の采配で鈴木軍の罠を打ち破れるか?
メインのCHAOSvsロスインゴのイリミネーション戦は、ロスインゴが場外戦から主導権を握り、内藤は石井の痛めている右膝に関節蹴りを浴びせるも、石井の痛めている右膝はG1でのザック・セイバーJr戦でのダメージがまだ残っているということなのか?内藤とBUSHIは連係で石井を蹂躙するが、石井も反撃して雪崩式ブレーンバスターを狙うも、堪えた内藤はエプロンに逃れ、エプロン上でのネックブリーカーで石井もろとも退場すると試合が動き出し、矢野が急所打ちからSANADAを丸め込んで退場に追いやるも、すぐさまBUSHIが矢野に毒霧を噴射しOTRで退場に追いやるも、オスプレイがBUSHIにオスカッターを決めBUSHIが退場、次にヒロムがオスプレイをトップロープからエプロンに追いやるとセカンドロープからの断崖式エビ固めでオスプレイを退場に追いやる。
しかしオカダが奮起してヒロムにレインメーカーを決め退場させ、ロスインゴはEVIL一人となるも、EVILがエプロンのオカダにローリングラリアットを浴びせOTRで退場させると、リング下でしっかり休んでいたロメロがEVILに攻め込むが、スライスブレットをEVILがダークネスフォールズで切り返すとEVILで3カウントを奪いロスインゴが勝利、試合後は内藤はEVILに締めを任し、「This is Evil。E~verything is EVIL。すべては……………………EVILだ!」で締めくくった。
メインに関しては今回は内藤が一歩引いてEVILに主役を任せたというか任せられるようになり、EVIL自身も8月のオカダ戦での勝利以降自信をつけ、締めの言葉もファンから認められて定番になった。
10月の両国大会でのIWGPヘビー級選手権はEVILにとっても凱旋してから2年目にあたるだけに、内容だけでなく結果を残して、今後につなげることが出来るか、EVILにとっても大勝負になる。第4試合のCHAOSvsBULLET CLUBはファレが大暴れして試合の主導権を握ったBULLET CLUBは、裕二郎がデュードバスターを狙うバレッタを逆さ押さえ込みで切り返してからのピンプジュースで3カウントを奪い技ありの勝利、試合後もヘビー級に転向したバレッタを裕二郎が罵倒、「俺は認めない。会社が、みんなが認めても、俺は認めない」とコメントしたが、裕二郎にとってもヘビー級に転向したバレッタに面白くないものを感じたのか、棚橋曰く裕二郎は元々嫌われ役キャラを積極的に買って出ることから、久しぶりにイジメがいのある選手を見つけたということなのかもしれない。
What is Everything? https://t.co/ETPFxbCrRQ
— EVIL (@151012EVIL) 2017年9月7日 -
高山善廣が帝王への扉を開くきっかけになった川田利明のUインター参戦
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年9月2日
4日、怪我からのリハビリを続ける高山善廣の状況が公式に発表され、新日本プロレスを始め各団体が高山を助けるために基金を呼びかけている。高山はNOAHから退団後はプロレス各団体だけでなく、MMAにも参戦することで幅広く活躍し、いつの間にかプロレス界の"帝王"の異名を取るようになった。高山が大きくその高山が帝王としての扉を開くきっかけとなったのは、まもなく迎えることになるが1996年9月11日に行われた、UWFインターナショナルで行われた川田利明戦だった。1996年のUWFインターナショナルは前年度開催された新日本プロレスとの全面対抗戦から他団体との交流を活発化させ、新日本だけでなくWAR、バトラーツ、みちのくプロレス、大日本プロレス、東京プロレスとの交流を開始させたが、高田延彦が武藤敬司に敗れUインターの最強のイメージが崩壊、高田は再戦では武藤を破ったものの、最初の敗戦が尾を引いたことで、Uインターファンが離れてしまい、団体としては下り坂となっていた。厳しい状況のなかでUインターは8月17日、9月11日と2ヶ月に渡って神宮球場大会を開催、団体としては起死回生を狙ったが、8月17日に行われた神宮球場大会では高田vs当時ゴールデンカップスで大ブレイクした安生洋二をメインにしたものの、観客動員的には厳しい結果に終わった。失敗は許されない9月11日では高田延彦vs天龍源一郎をメイン、新日本プロレスから橋本真也、佐々木健介を借りたものの、新日本との対抗戦は既にピークを過ぎてインパクトに欠け、チケットも売れず伸び悩んでいた。そこでジャイアント馬場さんが当時の週刊プロレスの編集長だったターザン山本氏を通じてUインター取締役の鈴木健氏に接触を求めてきた。Uインターにとって全日本ははトップ外国人選手だったゲーリー・オブライトが全日本に移籍した際に「引き抜きだ!」と批判したことで敷居の高い団体だったが、その敷居の高い団体である全日本からUインターに接近してきたのだ。90年代の全日本プロレスは四天王(三沢光晴、川田利明、田上明、小橋健太)を中心とした四天王プロレス時代を迎え、他団体との交流はせず鎖国することで独自路線を敷いていたが、新日本がUインターとの全面対抗戦を行い、またメンバーが固定していることによるマンネリ化も懸念してことから、鎖国から開国に転じようとしていた。馬場さんがUインターに接触した理由は、三沢の相手として高田はまだまだ商品価値があるのと、Uインターは新日本と提携していたものの、新日本リードの関係にUインター側が内心不満を抱いていると情報を得ていた上で接触を求めてきたのだ。鈴木健氏は山本氏を間に入れず、一人だけで馬場さんとの交渉に臨み、Uインターのスタイルに合わさられる選手としてスティーブ・ウイリアムスか、元Uインターのオブライトをリクエストしようとしていたが、馬場さんの口から出たのは「川田か田上じゃダメか?」だった。しかし業界を知らないどころか全日本をリサーチしていなかった鈴木氏は川田と田上の価値をわかっておらず、返事を先送りにして高田に「ゲーリーもスティーブもダメだって。『川田か田上じゃダメ?』って言われちゃったよ。そんなのいらないよね?」と経過を報告すると、高田は「何言ってるの!川田がいいよ!」と叫んだ。高田の一言で川田の価値がわかった鈴木氏は全日本から川田を借りることを決意するが、頭を下げる形での返答は足元を見られると思い「馬場さん、しょうがないから川田でいいや』」と馬場さんに返事をすると、馬場さんからGOサインが出て川田の参戦が決定となった。そして川田のUWFインター参戦が発表されると、全日本は開国を宣言したとはいえ、他団体に四天王の一人である川田が派遣されるインパクトが強かったのもあって、あまり売れていなかったUインター神宮大会のチケットが一気に売れ出し、用意されていた前売り券が全て完売、鈴木氏は「あ~ホントに川田でチケットが売れるんだ」と痛感させられたという。川田を迎え撃ったのは当時ゴールデンカップスの一員として活躍していた高山が抜擢され、試合も川田が前年度にオブライトと渡り合ったことでUスタイルにも順応できることを見せつけ、高山のキックやジャーマンも全て受けきった川田はジャンピングハイキックで勝利となったが、この試合で敗れたものの高山の評価は一気に上がり、高山がプロレス界の帝王への扉を開くきっかけになった。しかし神宮大会が成功に終わってもUインターの経営は好転せず打ち上げ花火に終わり、12月27日に団体は解散。Uインターはキングダムへ移行するも、高山は垣原賢人と共に全日本を主戦場にするが、馬場さんの王道哲学を学んだ高山はプロレス界の帝王の座を駆け昇っていった。(参考資料「俺たちのプロレス vol.4」より) -
望月成晃47歳がドリーム王座挑戦へ!3WAY戦に敗れたVerserKが最下位も、有刺鉄線要求の鷹木はボイコットを示唆!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年9月2日9月5日 DRAGON GATE「5ユニットサバイバルゲーム」後楽園ホール 1850人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
Gamma ○山村武寛 石田凱士(9分15秒 変形膝十字固め)ドン・フジイ ワタナベ・ヒョウ ×吉岡有紀◇第2試合◇
▼20分1本
○ジムー・神田 ジミー・クネスJ.K.S(6分30秒 体固め)U-T ×シュン・スカイウォーカー
※琉's◇第3試合◇
▼5ユニットサバイバルレース対象試合/30分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○斎藤"ジミー"了(10分16秒 エビ固め)B×Bハルク ×Kzy
※斎了ロケット◇第4試合◇
▼5ユニットサバイバルレース対象試合/30分1本
○吉田隆司(8分12秒 エビ固め)×Ben-K
※投げ放しパワーボム◇第5試合◇
▼5ユニットサバイバルレース対象試合/30分1本
YAMATO ○ヨースケ・サンタマリア(12分10秒 狙い撃ち)ジミー・ススム ×ジミー・カゲトラ◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート王座次期挑戦者決定戦/60分1本
○望月成晃(15分10秒 変形腕固め)×ビッグR清水(試合終了後、岡村社長からドリームゲート挑戦者の証であるカギが贈られる。)
望月「おい清水、序盤ちょっと蹴ってきたのはなかなかいい蹴りだと思ったけどな、大事なとこで蹴りがしょっぱかったなオマエ。まあいいや。いいか清水よく聞け。オマエとはいろいろあったけどよ、力と勢いと砲丸投げスラムだけじゃ、ドリームゲートは遠いぞオイ。まあでもな、オレにはあまり時間がない。オマエにはたくさん時間がある、またよーく考えてこの位置上がって来いよ。(清水が退場)皆さん、応援ありがとうございました。約2年ぶりにドリームゲート挑戦します。まあ、さかのぼれば13年前、34歳のときに初めてドリームゲート挑戦したときに、最後の挑戦とかわけわかんないこと言ってたんですけど、それから13年たって、まだ挑戦してます。でも、オレはまだまだ引くつもりはない。せっかくだからチャンピオン呼んでみようか。YAMATO!」
(YAMATOが登場。)
YAMATO「ドリームゲートチャンピオン・YAMATO、こうして2人でリング上、上がるのは久々だな。YAMATOオマエの顔はどっちなんだ? おっさんの望月が上がってきたかっていうやる気のなさか、オレとガチガチやろうと思ってるのか、どっちの顔かいまいちわかんねえな」
YAMATO「望月成晃、年甲斐もなくまたドリームゲートに色気出してきたかオイ。オレはな、正直、どちらでもよかった。望月成晃でもビッグR清水でも。だが、いま望月成晃が挑戦者に決まった、この瞬間の、この興奮はいったいなんなんだ? オレたちがバチバチやり合ってたのは、もう5年も6年も前の話だ。もしかしたら、この中にはそのことを知らないファンがたくさんいるのかもわからない。9月18日、大田区体育館では、そんなファンの背筋が凍りつくような試合になるかもわからんなオイ。YAMATO政権は盤石、全知全能カレーも、おとといの地元・岩手一関で2700個すべて売り切った。9月18日、大田区体育館では、お互いただじゃすまないだろうな。心してかかって来い、望月成晃」望月「YAMATO、たしかにオマエは歴代のチャンピオンの中でもかなり安定した強さを誇る盤石のチャンピオンだっていうのはオレもよくわかるよ。でもな、プロレス何年もやってると、プロレスファンの声が聞こえるんだよ。安定は面白くないってな。いいかYAMATO、オマエがたとえば現世代のヤツでベルト取り合っても何もDRAGON GATEは変わらない。イレギュラーを起こすなら、めちゃめちゃ若いのがオマエから取るか、めちゃめちゃオッサンのオレがオマエから取るか、そのどちらかしかない。9月18日、大田区体育館、オレがこのDRAGON GATEにでっかいイレギュラー起こしてやるからな。覚悟しとけ」
YAMATO「今夜は寝れそうにねえな」
(YAMATOが退場。)
望月「(モッチーコール)たしかにね、YAMATOが言う通り、アイツは盤石です。いろんな意味で。人気も実力も今最高潮だと思います。オレはね、今年に入って鷹木とやった後に左目の視力が落ちて、いろいろね、体に染みてるところだけども、さっきも言った通り34年前、いやいや34歳のときに…まあそこいいじゃない、最後の挑戦と言ってた(現在)47歳の望月成晃が。でも正直、今回ばかりは、しかもビッグマッチということになれば本当に最後になるかもしれません。望月成晃のドリームゲート戦、皆さん見届けてください。よろしくお願いします」
【望月の話】「アイツがオレにアドレナリンを出してくれるか、出してくれないか。途中でもしかしたら、アイツに負けたこともあったけど、その時はまだアイツのことをナメてて、アドレナリンが出る前に取られた。やっぱりアイツがオレをアドレナリン全開にさせるところまで来た。逆にそれはアイツにしたら、失敗策。試合後にも言ったけど、アイツがもう1個上に行くたには勢いと力と砲丸投げスラム、それ以外の何かを身につけろ。あとはこれでようやくYAMATOという言葉を出せる。あんな磐石なチャンピオンは2年ぐらい持ってたCIMAの時以来。確かにアイツがチャンピオンでいれば、DRAGON GATEは磐石、安定かもしれないけど、YAMATOファン以外の人もいるだろうから。そういう人、プロレスファンにイレギュラーを見せたい。まぁ、昨今のプロレス界、どの団体でも若返ってるけど、若さの代表と言われたDRAGON GATEのチャンピオンが47歳だったら、どうなるかっていうのを見せてやるから楽しみにしておけ!」
◇第7試合◇
▼5ユニットサバイバルレース対象試合~6人タッグ3WAYマッチ/時間無制限1本
土井成樹 吉野正人 ○Kotok(30分48秒 エビ固め)鷹木信悟 T-Hawk ×エル・リンダマン
※カルデラ VerserKが負け残りで2敗プラス①CIMA ドラゴン・キッド ○Eita(24分1秒 横十字固め)土井成樹 ×吉野正人 Kotoka
(試合終了後)
リンダ「おい、待て待て待て待て! オマエラよ、最後、完全に3対1じゃねえか! いまの試合はオレたちの負けじゃない。オマエらの反則負けだろ! そうだよな!? それだけじゃねえぞ。いま聞いてたぞ。オレたちはいま1敗しかしていなにのに、なんで、なんでこの1敗でオレたちが2敗もしたことになんなきゃいけねえんだよ! そんなふざけたルール、インチキなルール、オレはやってられっか。こんなのサバイバルレースでもなんでもねえ。インチキレース、インチキだ! インチキだ! インチキレースだ! やってられるか!」鷹木「おい! 待て待て! 今日の試合、おめえの考えたルールだから仕方ねえだろ! 発案者てめえだぞコラ。もう残りは負けられねえからな。ただの1試合も負けられねえからな。今日の負けで、オレ完全に火がついたぞ。9・18大田区は別名デンジャラスゲートだ。ついに、オレたちヴェルセルクが危険な扉を開く。何か気になるよなオマエら? デンジャラスゲートだぞ、危険な扉だぞ。オレたちヴェルセルクは9・18大田区に有刺鉄線を持ち込む! 有刺鉄線で、有刺鉄線で…あそこ(バルコニー)に岡村社長いるけどな、NOとは言わせねえぞ。有刺鉄線持ち込むからな。たとえオレたちの試合がなんであろうと、トライアングルのタイトルマッチだろうと、万が一、解散マッチだろうと必ず有刺鉄線を持ち込むからな。東京のてめえら! オレの大嫌いな東京のオマエらに、しっかり地獄を見せてやるからな。楽しみにしとけ!」
(VerserKがリングを降りる。)
Kotoka「ヴェルセルク、ゴチャゴチャ言ってんじゃねえよ。後楽園の皆さん、最後はマキシマムのKotokaが3カウント取りました! この勢いのまま、ボクには勢いしかないから言わせてもらう。ツインゲートチャンピオンのCIMAにキッド!(CIMAとキッドが目の前に立つ)いつまでもな、上から見下してんじゃねえぞ! オマエらもな、ツインゲートの挑戦者チームが出てきたらだれの挑戦でも受けるって言ってたよな? 今日セミで望月に負けた清水! 望月の野郎に負けたぐらいでオマエの勢いは落ちちゃいねえよな? オレと清水で組んでこのツインゲートに挑戦するぞ!」
清水「OKOKOKOK! 望月成晃に負けたぐらいでな、下向くと思ってんのか! 吹っ切れたオレは! Kotokaとタッグで、Kotokaとタッグで、オマエらCIMA、ドラゴン・キッドが持つツインゲートに挑戦してやろうじゃねえか!(CIMAを突き飛ばして転倒させる)挑戦してやるよ! Kotoka、挑戦するぞ! やるぞ! やるぞ! やるぞ!」
CIMA「おい、オマエいまなんで押したんや? 挑戦するせえへん話になってるのに、なんでオレのこと押したんや? はぁ~。望月さんがオマエのこと気に入らんのようわかったよ。そいういうことやな。Kotoka、確かにな、オレらはツインゲートチャンピオン、挑戦者がだれでも現れたらチャンピオンとして大田区はどんな状況になろうがツインゲートのタイトルマッチやると宣言したからな、オマエらの挑戦、喜んで受けようやないか。それとな、最後オマエが勝っただけでな、一番最初に勝ったんはうちのEitaやからな。誰が負けたんや? それから、オーバージェネレーション、このサバイバルレースで8月5日からスタートしたんかな、1カ月以上守り続けてた最下位をついに今日ヴェルセルクに明け渡したからな。同じ15敗同士やけど、オレらの方が13勝してて、アイツらまだ11勝やからな。ヴェルセルクが最下位や。
オレらは、まあGammaちゃんも、石田も山村もいてるけど、オレらは解散マッチやる気はないからな。でもな、オマエらとツインゲートタイトルマッチ、もちろんやろうやないか。だれが負けたんやっけ?(と吉野を見て)はっはっはっは。まあええわ。KotokaとビッグRが来るんやったら、吉野と土井、オマエらが数カ月間マキシマムで育てたこの2人がどんなもんか、20年間組んでるCIMAとキッドがしっかり試そうやないか」Eita「おい、この3WAY、イチ抜けで勝ったのはこのオレEitaだぞ! 忘れてねえよな!? それからKotokaと清水がツインゲート挑戦? ツインゲートチャンピオンをなめんじゃねえぞコノヤロー。それから、サバイバルレース、マキシマム、オマエらも成績はいいかもしれねえが…成績はな、いいかもしれねえが、あんまり調子に乗んじゃねえぞコノヤロー! いいか、オレたちヤングジェネレーションの山村、石田はいつでもいけるからな。土井、吉野、オレらはな、いつでもオマエらをぶっ潰してやるからな。覚悟しとけよ!」
CIMA「Eitaのマイクはな…発展途上や」
(OverGenerationが退場)
吉野「おい、CIMA、CIMA、オマエが育てたEitaがどんなものか、土井吉がキッチリ確認したろやないか」
土井「ちなみにな、こっちにいるKotokaも発展途上やからな。Eitaこら、土井吉の名前出したらな、注目されると思うなよコラ! マイクもっと勉強せんか! 試合の前にやることあるやろ!」
吉野「アイツ試合終わったのにマイクしながらなんであんな息あがっとってん? はぁ、はぁ、オマエらぁ…って、オマエ試合終わって15分ぐらいたっとるやないか。ハァ、ハァって、なんやねんな!」
土井「それから清水! オマエ切り替え早すぎるやろオマエコラ! いやええよええよ、それでええよ」
吉野「その切り替えの早さは、土井ちゃん譲りやな」
土井「オレ譲ってへんから(苦笑)」
吉野「清水、オマエはちゃんと土井ちゃんの背中を見て育ってるんや、安心しろ」
土井「次絶対やってくれるで、オレらより」
吉野「やってくれるよ」
土井「頭切り替えて、Kotokaと清水でCIMAキッドのツイン、取ったってくれよ」
吉野「まあね、1敗はね、途中してしまったかもしれないけど、レース的に言えばオレらは負けついてへんから。サバイバルレース2敗ついたのはヴェルセルクですよ」
土井「吉野がEitaから取られたけど、それはもうなかったことやから」
吉野「リンダ、アイツなかなかええルール提案したな」
土井「もうけもんや。もうけもうけ」
吉野「もうけたな。菊池さん、マキシマム何敗ですか? マキシマム、11敗です! これ単独トップですよ」
土井「トップ? 一番負け数が少ない?」
吉野「一番負け数が少ないのは、現時点でマキシマムだー!」
土井「シャー! OK! 終わり!」
吉野「終わり! ありがとうございました!」
土井「ちゃうちゃうちゃう!(と吉野を止め、ヤングマキシマムに)オマエもついてこいや! ぼーっとすんなよ!」
吉野「油断してんちゃうぞ」
土井「ヤング、頼むで!」
吉野「まあね」
土井「いよいよです」
吉野「いよいよ9月18日、大田区大会ありますけど、現時点ではオレらトップと言ってもまだ勝ち抜けしたわけじゃないから。少なからず最下位決定戦出る可能性は」
土井「最後の最後東大阪まで」
吉野「東大阪でね、最終戦ですから。なんとかそれまでには乗り切って、マキシマムは大田区解散マッチ出場せずにね、君たちはツインゲートあるんで、オレたちはオレたちで土井ちゃん、ガッチリいきましょうよ。もう言うてもあと13日ぐらいですね。大田区まで残りわずかです。その先には10月後楽園もあります。必ず、ここ後楽園にはオレたち5人、マキシマムとして帰ってきますので、皆さんこれからもDRAGON GATE、そしてマキシマムにご期待ください。今日はありがとうございました!」
【鷹木の話】「リング上で言った通りだよ。いつも生ぬるいプロレスばっかり見てるDRAGON GATEのファン、本当はそんなの見たいわけじゃねぇだろ。お笑いが好きだったら吉本見るよな。プロレスが見たければ、もっと危険なこと見たいだろ。DRAGON GATEはどこの団体からも、あそこはプロレスじゃねぇって言われてるかもしれないけど、DRAGON GATEだって一応プロレスだろ。だったら、岡村社長! ヴェルセルクが持ち込む有刺鉄線を絶対に許可しろ。許可しなかったら、トライアングルのタイトルマッチもやらん。それ以外、オレら大田区をボイコットしてもいいんだぞ。タイトルマッチもやらん。試合もやらん。それはさすがに困るよな。だったら、オレたち、トライアングルのタイトルマッチ、万が一解散マッチに挑むのか…有刺鉄線だ。有刺鉄線マッチだ。DRAGON GATE初の有刺鉄線マッチを必ずやるからな。とことん行こうぜ! デンジャラスゲート、生半可なもんじゃねぇぞ。最初から救急車呼んでおけ」
後楽園大会のセミの望月vs清水のオープン・ザ・ドリームゲート王座次期挑戦者決定戦は、場外戦で清水が砲丸投げスラムを狙うも未遂に終わるが、逆水平合戦は清水が腕をキャッチしたまま旋回するなどパワーで圧倒、だが望月は腕十字からキーロックと腕攻めで活路を見出す。
清水はぶちかましを浴びせるとオクラホマスタンピートを決め、望月もミドルキックで反撃、だが清水もミドルキックで蹴り倒し、バックフリップからOTAKEBIを連発、しかし串刺し狙いをフロントハイキックで迎撃した望月はハイキックを炸裂させるが、ランニングローキック狙いは清水がブロックして逆にローキックを浴びせてパワーボムで叩きつける。
勝負に出た清水はコーナーからOTAKEBIを投下するが、かわされて自爆となると、望月はローキックの連打からツイスターを決め、三角蹴りを狙うが、キャッチした清水は砲丸投げスラムを決める。
清水はダメ押しを狙って餅つきパワーボムからライガーボムを狙うが、望月が腕十字で捕獲して三角絞めへ移行、だが清水強引に持ち上げて叩きつけてから砲丸投げスラムを狙う。しかし阻止した望月は真最強ハイキックからイリュージョンを決め、再度真最強ハイキックを炸裂させ、清水は強引に砲丸投げスラムを狙うが、望月が腕固めで捕獲して清水がギブアップとなり、次期挑戦者に決定となった。
試合後にYAMATOも現れて望月の挑戦を受諾した。望月の挑戦は2015年11月の大阪以来で当時の王者だった鷹木に敗れガラクタ呼ばわりされたが、ドリーム王座への執念は消えていなかった。そして今回長期政権を築くYAMATOへの挑戦となった。他団体の同世代がリーグ戦などを撤退していく中で望月が頂点を目指す、アンチエイジングの意地をYAMATOに見せつけることが出来るか?8月の後楽園大会から始まった5ユニットサバイバルゲームの途中経過はこうなっている。
【#5UnitsSurvivalRace (9/4現在)】
MaxiMuM=14勝10敗
TribeVanguard=13勝11敗
JIMMYZ=13勝13敗
VERSERK=10勝13敗
OverGeneration=12勝15敗#DragonGate pic.twitter.com/2QZBrkM1tV
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2017年9月4日1位はMaxiMuM、2位はTribeVanguardで首位争い、VerserKとOverGenerationは負け越しとなったが、両ユニットの場合はシリーズ途中でVerserKは鷹木、OverGenerationはGammaが欠場するなど、戦力ダウンとなり、VerserKにいたってはメンバーは6人なれど、フリーの"brother"YASSHIが参戦せず、、パンチ富永は試合から外されることもあって、実質上のメンバーは4人と戦力的にも厳しい状態、今回はVerserKとOGが起死回生を狙って首位のMaxiMuMと6人タッグ3WAYマッチで対戦、今回は負け残ったチームは2敗プラスされるため、VerserKが負け残れば最下位となることから、負け残りは許されない1戦となった。
序盤から3軍とも激しい攻防となり、土井吉とCIMA&Eitaがリンダを捕らえにかかるが、鷹木がカットし場外戦からVerserKがEitaを捕らえるが、窮地を脱したEitaにCIMAが入ってT-Hawkを捕らえ、キッドがデジャ・ヴで場外へ追いやるとEitaがパスタで続き、リングに戻るとT-HawkのBTボム狙いをキッドがミステリオラナで切り返そうとするが、T-Hawkが堪えると吉野がドロップキックを放ち、吉野がT-Hawkと逆水平合戦で競り勝つと、T-Hawkには619、キッドにはダイヤモンドダストを決める。
CIMAとKotokaに交代し、Kotokaがカルデラを狙うが、鷹木がイスを投げつけ阻止、そこでキッドとEitaが入り、リンダにCIMAとEitaによるトラースキック&パーフェクトドライバーからキッドがウルトラウラカンラナを狙うも、かわされて着地したところで鷹木はバンピングボンバーを炸裂させ、各選手が入り乱れるも、吉野がEitaにトルベジーノを決めたとこで、Eitaが横十字固めで切り返して3カウントとなり、OverGenerationが最初に勝ち抜けとなる。
VerserKは吉野に照準を定め鷹木がブラットフォール、T-Hawkがナイトライドで追い詰めるが、Kotokaが間一髪カット、しかし鷹木とT-HawkはKotokaを捕らえ、鷹木のバンピングボンバー、T-Hawkのケルベロス、鷹木のパワーボムと畳み掛けていく。
リンダが吉野を排除して、勝利を確信した鷹木はKotokaにバンピングボンバーを狙うもリンダに誤爆、これを逃さなかったKotokaが鷹木にモモ☆ラッチから、土井がフランケンシュタイナーで続き、キックアウトした鷹木もMADE IN JAPANで応戦してから各選手が入り乱れると、セコンドの吉田のボックス攻撃がリンダに誤爆してしまい、ここで吉野のトルベジーノ、土井のバカタレスライディングキックの土井吉連係がリンダに決まってから、最後はKotokaがカルデラを投下して3カウントとなってMaxiMuMが勝ち抜け、VerserKに2敗が加算され最下位に転落となった。
試合後にはKotokaが清水とのコンビでCIMA&キッドの保持するツインゲート王座への挑戦を表明、Eitaも土井吉への対戦をアピールし、最後はMaxiMuMが大会を締めて幕となった。そして5ユニットサバイバルレースの経過はこうなった。
【#5UnitsSurvivalRace (9/5現在)】
MaxiMuM=15勝11敗
TribeVanguard=14勝12敗
JIMMYZ=14勝14敗
OverGeneration=13勝15敗
VERSERK=11勝15敗#DragonGate pic.twitter.com/VtKz0MFVHB
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2017年9月5日
また鷹木が8・20博多大会から有刺鉄線デスマッチを要求し、今大会でもアピールしたが、拒否された場合はボイコットも辞さない覚悟を示した。おそらくだがDRAGON GATE内部でも有刺鉄線デスマッチの賛否があったのか、鷹木自身もトライアングル王座を保持しても、サバイバルレースとなってからはクネスにもフォール負けを喫する失態するものの、大日本プロレスの「最侠タッグリーグ」に岡林裕二と組んでエントリーするなど、最近は他団体での活動も多くなった。DRAGON GATEに有刺鉄線を持ち込もうとする鷹木狙いは何なのか?ただVerserKだけでなくDRAGON GATEという枠組みに収まりきれなくなってきているのかもしれない。9.5後楽園ホール大会 終了致しました❗️
本日も沢山のご来場、誠にありがとうございました。
次回、10.5後楽園ホール大会も沢山のご来場、お待ち致しております!#5UnitsSurvivalRace#DragonGate #ProWrestling pic.twitter.com/PZfuE39t2u
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2017年9月5日#後楽園ホール 終了!#超満員札止め御礼(*⁰▿⁰*)#nowplaying「カーテンコール」#DragonGate #ProWrestling#5UnitsSurvivalRace #東京 pic.twitter.com/AulJH19jno
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2017年9月5日Kotokaが後楽園のメインで勝利とかドラゴンゲート的にヤバくないか?
ほとんど、横取りごっちゃんフォールだったけど https://t.co/aHHNgjQ1Qt
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年9月5日 -
TAKAみちのくのデビュー25周年の相手は、K-DOJOでも金の雨を降らすレインメーカー!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年9月2日9月4日 K-DOJO「TAKAみちのく25周年記念大会~SIMPLE IS BEST」後楽園ホール 1616人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼10分1本
○洞口義浩 マリーンズマスク(3分33秒 ジャーマンスープレックスホールド)テイラー・アダムス ×ディッキー・メイヤー◇第1試合◇
▼KAIENTAI DOJO 一期生スペシャルタッグマッチ/20分1本
Hi69 ○ヤス・ウラノ(7分16秒 逆さ押さえ込み)×柏大五郎 MIYAWAKI◇第2試合◇
▼女子スペシャルタッグマッチ/20分1本
○紫雷イオ HZK(8分2秒 エビ固め)バンビ ×ERINA
※ムーンサルトぷっれす◇第3試合◇
▼みちのくレジェンドスペシャル6人タッグマッチ/20分1本
○吉野コータロー ダイソナー拓真 リッキー・フジ(7分24秒 片エビ固め)ザ・グレート・サスケ ×スペル・デルフィン ディック東郷◇第4試合◇
▼KAIENTAI DOJOベスト8人タッグマッチ/30分1本
○梶トマト 滝澤大志 旭志織 遊馬(8分30秒 レッドアイ)タンク永井 ×本田アユム 十嶋くにお 最上九◇第5試合◇
▼30分1本
○鈴木みのる(12分8秒 体固め)×GO浅川
※ゴッチ式パイルドライバー◇第6試合◇
▼TAKAみちのく25周年記念スペシャルタッグマッチ/30分1本
オカダ・カズチカ ○外道(16分45秒 外道クラッチ)×TAKAみちのく 飯伏幸太(試合終了後)
外道「レインメーカーが来る会場、すべてどこでもソールドアウトだよ。なんでかわるかおい! ルェ~ベルが違うんだよコノヤロー。TAKAみちのく25周年記念試合の最後は、もちろんこの男に締めてもらう。(ブーイング)IWGPヘビー級チャンピオン、レインメーカー、カズチカ・オカダだ」オカダ「新日本プロレス、レインメーカー、オカダ・カズチカです。今日は一つだけ言わせてください。TAKAさん! 25周年、おめでとうございます。それ以外に言うことは、特にありません。というわけで、あとは(外道を向くがTAKAに向き直って)TAKAさんにしゃべってもらいます」
(オカダと外道が退場。)
TAKA「負けました。思い起こせば10周年も15周年も20周年も負けた。20周年こそはと、外道さんがいるから絶対勝てると思ったのに! まあ、負けたものはしょうがないので、今日はたくさんのご来場ありがとうございました! 25年前の今日、この日、この場所、後楽園ホールでTAKAみちのくはデビューしました。誰にも期待されず、周囲に罵倒されて、それはひどいもんでした。でも、しぶとく25年生きてきて、こんなに満員のお客さんが集まってくれました! もちろん、もちろん、皆さん、KAIENTAI DOJO、TAKAみちのくを祝福するために来ただけじゃないと思います。今日はたくさんの縁もゆかりもある人、そして、縁もゆかりもない人に来てもらいました。まず、KAIENTAI DOJO1期生だったウラノ、Hi69、そして現所属だけどMIYAWAKI、柏、1期生のみんな、いまバラバラだけどわざわざ今日、平日なの集まってくれてありがとう! 紫雷イオ選手、HZK選手、スターダム、まるで縁がありません。だけどKAIENTAI DOJO女子、バンビ、ERINAの相手をするために来てくれてありがとうございます!
そしてオレとは切っても切れない、オレのふるさと、みちのくプロレスの先輩方、ザ・グレート・サスケ会長、スペル・デルフィン先生、大将・ディック東郷! プライベートではそんなに仲がよくないのに組んでくれてありがとうございました! そして、鈴木軍のボス、今日は若いの相手にプロレスを教えてくれてありがとうございました! 飯伏! リング上ではあまり縁がねえけどよ、プライベートでいろいろやらかしてもらってるけどよ、いつもオレの無理、聞いてくれてありがとう!」(飯伏とTAKAが握手。)
TAKA「そして、この場だから言わせてもらいます。デビュー前からお世話になってるプロレスの達人、外道さん! やっぱあんたはプロレスの達人だよ。ありがとうございました。そしてそしてそして、ほぼ縁もゆかりもないけれども、きっとヤツが来ればカネの雨が降ると思って出てもらったオカダ・カズチカ! いや、オカダさんな。ありがとう! そしてそしてそして、15年間ふがいない代表のオレについてきてくれたKAIENTAI DOJOの選手、スタッフ、みんなありがとう! そしてー! 最後に今日集まってくれた熱きファンの皆さま、そして協力してくれた方、力を貸してくれた皆さま、ありがとうございました! 今日、オレの団体、この団体、KAIENTAI DOJO初めて見たって人たくさんいると思います。これもご縁です。わが団体、千葉にある小さな熱き団体、われわれの名前だけしっかり(覚えて)帰ってもらいたいと思います。
オレの名前、オレは、みちのくプロレス、よく言われるけど違う、新日本プロレス、よく言われるけど違う、全日本プロレス、昔出てたけどまだ今は違う、というわけで今日みんなが見たTAKAみちのくが作った千葉の熱き団体、オレたちの団体の名前を言ってくれ!(KAIENTAI DOJO!)ちょっとバラバラだったからもう一回! みんな大きな声で言ってくれ!(KAIENTAI DOJO!)OK! ディスイズKAIENTAI DOJO、エンド、ウィーア~、カイ・エン・タイ・ドージョー!」【TAKAの話】「25年、っつてもまあ私は生涯現役のつもりなので、上見ればまだ小鹿さんとか藤波さんとか40年近くやってる方が、40年以上か。まだまだ25年なんて通過点に過ぎないし。ただまあ、今日やって思ったんですけど、私一人の力は小さいかもしれないですけど、この25年培ったいろんなコネクション、他団体とのいろんなパイプで大きいこともできるのかなと。今日、オカダ・カズチカ、飯伏幸太、紫雷イオとかね、鈴木みのる、ボス、業界のトップどころが集まってくれて。ホント、なんの、まったく期待されず、名も知らぬドインディーからデビューしたオレですけど、なんかできるなって思いました。これから先、オレを生かしてくれたプロレス界に恩返ししたい。プロレスを使って社会貢献したい。プロレスってこんなにいいもんなんだってね。ホントに私の力は小さいかもしれないけど、私のコネクション、いろいろ使ってもっとでかい、世界中のすごいレスラー使ったオールスター戦とかね、手がけてみたいなと今日ホント思いましたね。もっと大きなところで、団体のしがらみなく。そういうものをやって、団体間、あるいは選手間でいろいろね、プロレスはあるかもしれないけど、でもお客さんは関係ないじゃないですか。そういうものを取り払って、お客さんが見たいと思う夢のカード、大会とかね、やっていきたいなと思います。なんか、できるような気がしたんでね。もちろんその上でKAIENTAI DOJOを大きくして、今日みたいに私の縁のあった諸先輩たちとKAIENTAI DOJOの若いの当てて、いろいろ交流させてもらって、なおかつこのプロレス界を盛り上げたい。私を25年間生かしてくれたプロレス界に、プロレスで恩返ししたいなって。それだけですね。
ホント今日来てくれた皆さん、他団体の選手、KAIENTAI DOJOのみんな、そしてお客さん、たくさんの人が力を貸してくれました。豪華メンバーがそろったから満員になるでしょう?ってさんざん言われましたけどね、実は大苦戦しました、ここに来るまで。でもホントに皆さんの協力のおかげでなんとかね、大盛況に終わることができました。ただレスラーとして言わせてもらえれば、また負けました。こういうときに主役が負けるってね、あんま普段ないですよね。これだけ張り切って超満員にして、飯伏に最高の形でつないでもらったのにやられた。あれは外道さんに一本取られましたね。オレはもう30周年までに取り返さなきゃなって。でも今日メインに、プロレス界の宇宙人・飯伏幸太がいて、プロレス界の達人・外道さんがいて、プロレス界の超人・オカダ・カズチカがいて、じゃあオレなんだろうなって思ったときに、ただのプロレスラーなんですよ。でもその中でね、これだけやれたって自信になったんで。でもやっぱり負けて悔しい部分があるんで。やっぱりレスラーなら勝ちたいって部分があるんで。それで、このプロレス界に恩返しして、お客さんに喜んでもらえる。こないだのTAKA&タイチもそうですけど、TAKA&タイチ興行、KAIENTAI DOJO、そして何か大きいもの仕掛けたいなと思ってます。ホント、プロレス界、プロレスファン、プロレス関係者、お客さん、皆さんに感謝したいですね。いやあ、すごいっすね。やっぱ世界のトップの中に入ってみて、必死でした。でもなんかやれる気がしたんで。死ぬまで現役頑張ります。
(ケブラーダを出したのは久々?)いや、どうだろう。年に1回2回あるかないかなんで。最後いつやったかな。覚えてないですけど。正直飛びたくなかったんですけど、飯伏が飛んで、なんかどっかで負けてたまるかってへんな、元宇宙人としての意地が出たというか。飛べましたね、まだ。よかった。日頃、オレは飛べないんじゃなく飛ばないんだって言ってるのが守れなくなっちゃう。まだ飛べました。(団体の若い選手にも今日はいい経験になったのでは?)そうですね。KAIENTAI DOJO1期生が来てくれて、女子プロのトップが来てくれて、ボスが若いの相手にしてくれて、みちのくのレジェンドたちが胸貸してくれて、すごくいい経験させてもらったと思います。感謝しかないっすね。いまバラバラいろんなとこ散ってるのにね、この日のために集まってもらえて私は幸せだと思います。(30周年に向けた目標は?)やっぱり大きいとこ目指したいですよね。今日初めて後楽園ホールをいっぱいにできたんで、次は大きい箱いきたいですよね、ここより。どこになるかわからないですけど。やっぱり団体やってる以上、大きいところでやりたいって夢ありますので。(30周年は大きなところで?)それより早くできればいいですけどね。まあでもコツコツとやってくしかないんで」TAKAのデビュー25周年記念大会が開催され、サスケにゆかりのある選手やK-DOJO OB、スターダム、鈴木軍のボスである鈴木も参戦。メインはTAKAが飯伏と組み、新日本プロレスのIWGPヘビー級王者のオカダ、TAKAとはユニバーサル時代からの縁である外道組と対戦。試合前にはSKE48の松井珠理奈さんが登場してTAKAに激励の花束を贈呈した。
TAKAが先発を買って出て試合となりオカダと対峙、マッチアップではオカダに弾かれ、オカダがアピールもこの日ばかりはブーイングが飛び交い、オカダのの突進をTAKAがリーブロックでかわすも、オカダが素早くバックを奪ってレインメーカーを狙うが、かわしたTAKAがサミングで応戦、たまらず場外へ逃れたオカダにトペを狙うが構えだけで牽制する。
飯伏は外道をソバットで捕らえると、交代を受けたTAKAが顔面掻き毟りで続き、飯伏との合体フロントハイキックから再三に渡って外道の顔面を掻き毟るが、場外戦になるとオカダが駆けつけTAKAにエルボースマッシュを浴びせてから徹底的に痛めつけると、リングに戻ってもロープ越しのアトミコ、TAKAのボディーブローも受け流してエルボースマッシュ、ダウンするTAKAを踏みつけてブーイングをあおり、TAKAのボディースラム狙うも逆に投げ返す。
徹底的に痛めつけられたTAKAは串刺しを狙う外道を迎撃してから串刺しニーを浴びせると、交代した飯伏は同じく交代したオカダにキックのコンポ攻撃からローキック、その場飛びムーンサルトと猛反撃し、パワースラムから前転を挟んでムーンサルトプレスを投下も、キックをキャッチしたオカダはリバースネックブリーカーからダイビングエルボーを投下し、レインメーカーポーズをとってからレインメーカーを狙うが、飯伏は腕へのフロントハイキックで迎撃し、切り返し合いからオーバーヘッドキックを炸裂させる。
交代を受けたTAKAは串刺しアックスボンバーの連打から串刺しニー、だがロープへ走ると外道の介入に遭い、この隙を突いたオカダがDDTで突き刺すも、飛び起きたところで飯伏がミサイルキックで強襲し、オカダがたまらず場外へ逃れると、飯伏はバミューダトライアングルを発射、TAKAもここ一番で出る宇宙人ケブラータで続く。
リングに戻ったTAKAはボディースラムを狙うが、堪えたオカダはツームストーンパイルドライバーを狙うも、着地したTAKAはサミング、しかしフロントハイキックはかわされると、オカダはジャーマンを狙う。しかしTAKAはオカダのエルボースマッシュを受け切ってトラースキックで応戦、みちのくドライバーは逃れられるがサミングからラ・マヒストラル、後頭部ニーで攻め込むが、突進はオカダがフラップジャックで迎撃する。
交代を受けた外道はナックルも、TAKAはサミングで応戦して切り返し合い、外道が本家外道クラッチで丸め込むが、キックアウトしたTAKAはスーパーKから顔面ニー、そして本家みちのくドライバーⅡを決め、オカダがカットに入るが、飯伏がオカダのドロップキックをかわしてハイキックを浴びせ、カミゴエを狙うと、オカダはレインメーカーで迎撃し、救出に入るTAKAにもドロップキックを発射、そしてレインメーカーを狙うが、かわしたTAKAがトラースキックを浴びせるも、試合権利のある外道が外道クラッチで3カウントを奪い、TAKAはデビュー25周年を勝利で飾れなかった。試合後は外道とオカダがアピールした後で、TAKAにマイクを託し、TAKAも駆けつけた仲間達に感謝の言葉を述べて飯伏と握手、最後はTAKA自ら大会を締めくくった。
TAKAみちのくはユニバーサルプロレスからスタートして、サスケに追随する形でみちのくプロレスへ移籍、そして1994年に開始された『SUPER-J-CUP』でのブラック・タイガー(エディ・ゲレロ=故人)で敗れはしたが両国の大会場で入場テーマ曲が"みちのくふたり旅"が流れ、宇宙人プランチャを披露したことで一気にブレイクした。
その後TAKAはデルフィン軍団、海援隊などルード的立場になってみちプロマットを盛り上げて言ったが、みちプロの枠には収まりきれず、遂にはWWE入りとなって国際派スターの一人となり、K-DOJOという自らの城を持って様々な人材をマット界に輩出していった。『SUPER-J-CUP』といい旗揚げ初期のみちプロといい、もう20年以上経過したんだなと痛感してしまう。そのTAKAも25周年となるが、自らの城であるK-DOJOだけでなく、新日本では鈴木軍の一員と様々な顔を使い分けながらも、最前線に立ち続いている。そしてデビュー25周年では敗れはしたがオカダ相手に果敢にも挑んでTAKAみちのくはまだまだ健在を見せつけた。これからは新日本だけでなくアジアタッグも奪取したことで全日本プロレスに参戦と幅広く活躍することになったが、これからも頑張って欲しいと思います!
最後にTAKAみちのく選手デビュー25周年おめでとうございます!
【K-DOJO】25周年・TAKAがオカダと激闘、外道に逆転負けも「もっとでかいことやりたい」▼海王T覇者・浅川が鈴木相手に奮戦も玉砕▼みちのくレジェンド揃い踏みもダイノストーンズがデルフィンから大金星…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#kdojo pic.twitter.com/VjCZBxZVv8
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年9月4日25周年大会終わり
皆様ありがとうございました
また記念大会で負けてしまった、、、、
悔しい
けど
明日からまた頑張って強くなります
これからもKAIENTAIDOJOをよろしくお願いいたします
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年9月4日今日はKAIENTAI DOJOにカネの雨を降らせにきました!#kdojo
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2017年9月4日TAKAさん、25周年おめでとうございました。
自分の25周年の時もよろしく!
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2017年9月4日TAKAみちのく25周年記念大会終了。超満員で大入り袋出ました!くそ生意気な時代もあったけど立派になったなぁとひとりで回想しニヤニヤ。タカ、25周年おめでとう!#kdojo pic.twitter.com/p8VrJTmEim
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年9月4日今日は後楽園ホールにてTAKAみちのく選手25周年記念大会にHZKとともに出場します。スターダムではない団体の空気感を、しっかり味わって勉強してきます pic.twitter.com/wXrD8Tuo1X
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年9月4日 -
タダスケ、HAYATA、YO-HEYがNOAH入団!丸藤がエドワーズの眼前でYO-HEYに手荒い入団祝い!
ただいま8月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/l9Thq4L4lE 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年9月2日9月3日 NOAH「Southern Navig. 2017」エディオンアリーナ大阪第2競技場 344人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合前◇
全試合開始前、HAYATA、YO-HEY、タダスケの3選手が9月○日付けで入団したことが発表された。HAYATAは新体制移行後の昨年12月から、YO-HEYとタダスケは今年1月からノアに定期参戦。原田大輔とRATEL'Sを結成し、HAYATAはGHCジュニア、ジュニアタッグ両王座を獲得するなどノアジュニアに定着していた。
この日行われた大阪大会の試合前に発表された。リング上で3選手と所属選手契約を締結したことを報告した内田雅之会長に呼びこまれ、原田も合わせたRATEL'S4人で登場。タダスケは「プロレスリング・ノアに入団しましたタダスケです。ノアの一員として、RATEL'Sとしてノアジュニア、ノアを盛り上げます!」、YO-HEYは「改めましてプロレスリング・ノアのYO-HEYです。自分がノアに入ったからには今までにない新しくてセクシ〜な風を吹かせていきたいと思います。応援のほう、よろしくお願いします」、HAYATAは「…同じや!」とそれぞれ意気込み、関西とゆかりの深い3人の新たな門出に大阪のファンも激励の歓声と拍手を送った。
【入団発表後バックステージでのHAYATA、YO-HEY、タダスケ、原田】
――入団が決まった経緯は?
原田「HAYATAが去年の12月からずっと上がってきて、YO-HEYとタダスケも今年に入ってからずっと上がってきて。同じRATEL'Sとしてやってるからには、フリーだとか違う団体というより、入団という形をとったほうが、ファンの人が一番喜ぶかなと思ったし、みんな所属になればできることもどんどん増えてくると思うんで、そんな経緯で入団できることになりました」
――所属となると心持ちは違ってくると思うが?
タダスケ「会場からの帰りぎわに『3人はノア入らないんですか?』ってファンの方々から言われていて、ひょっとしてファンは我々を求めてるのか…ということを感じとっていて。入れるとははじめから思っていなかったので、原田さん通して相談して、内田会長のほうに直訴させていただきまして、今回入団に至りました。腹くくって、このメンバーでがっつりノアを盛り上げていこうと思いましたよ」
YO-HEY「本当に気持ち悪いくらい緊張してるんですけど、自分の中で…自分が気づいていないくらいに“ノアに所属する"ということが深いというか。自分にとっても人生の分岐点となるような、重要な局面だったんだと自分の緊張をみて思うんですけど。…そうですね、やっぱり自分はこんなペロンペロンなヤツなんで、他にはない色を持ってるという自信もあるんで、それをすべてプロレスリング・ノアにぶつけて、新たな一歩を踏み出せるようにやっていきたいです」
――HAYATA選手は…?
HAYATA「……同じやっ!」
YO-HEY「なんや聞くところによると、DNS?…DNSはプロテインか。DNA? そのDNAの勝俣とMAO、モーニング娘。が、噂によれば我々プロレスリング・ノアのHAYATA&YO-HEYのベルトに挑戦したいってうっすら聞いたんですけど。聞けば勝俣クンが俺らのベルトをペロ〜ン!と獲ったる…みたいなことをペロペロ言っとったらしいんですけど、向こうがペロ〜ンと獲りにくるんやったら、こっちはペロ・ペロ・ペロ〜ンくらいで、ノアのメンバーとしてガッチリ防衛してみせますよ。ノアに入ったワケやし、ノアとしての一つ目の仕事かな。そういうモノをできることになると思うんで。ガッチリと受けてさしあげますよ。そっちがモーニング娘。なんやったら、こっちはプッチモニやわ。……決まったわ。(公式戦で敗れているが?)……負けたね。2つ負けてるウチの一つ。負けは負けやし、それは認める。でも今の俺らはあのXXを倒して、ベルトを獲って、ノア所属になった。守るべきものがあるし、心の持ちようが違うから。ナンボでもブチ当たって来いよ。そんな感じっすね」
◇第1試合◇
▼15分1本
○熊野準(5分3秒 抱え込み式逆エビ固め)X宮脇純太◇第2試合◇
▼20分1本
○コーディ・ホール(4分57秒 片エビ固め)Xアシュリー・イストリア
※シットダウン式チョークスラム◇第3試合◇
▼30分1本
○小川良成(6分57秒 首固め)X井上雅央◇第4試合◇
▼30分1本
○マイバッハ谷口 タダスケ(11分36秒 体固め)X齋藤彰俊 大原はじめ
※マイバッハボム・ツヴァイ◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○原田大輔 グルクンマスク 首里ジョー(12分37秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)中嶋勝彦 石森太二 XHi69
【試合後の原田】
――まずは前哨戦に先勝したが?原田「一つひとつしっかり勝つことが今は大事なんで。ベルト欲しいし。何としても石森太二に勝ちたいんや…勝ちたいんや!ってところですね」
――本番まで一か月あるが?
原田「この後も前哨戦があるし、今の石森太二は前回戦った時の石森太二と全然違うんで。でも研究もしやすいし、かつての有コロの時みたいに全部の試合を食ったうえでベルト獲りたいなって思います」
――改めてRATEL'Sは4人全員が所属となったが、ノア全体を4人で引っ張るつもり?
原田「もちろん! 今年上半期は他のチームがベルトを持ってたり、活躍して結果を残していて。自分自身は何も結果を残してないんで、彼らの入団をきっかけに巻き返したいなと思いますね。まぁあとはRATEL'Sってモノをノアジュニアだけじゃなくて日本プロレス界、世界にとどろかせたいですね。新しいことを考えている? いや! 中身です。しっかりノアジュニアで結果残して、ベルトも獲って、内容もすべて残したうえで、発信していきたいですね。やっぱり内容も結果も残してなかったら誰も興味持たないと思うんで。そのうえで“RATEL'Sっていう面白いチームがあるんやぞ"ってことを発信していきたいと思います」
――グルクン&首里ジョーとは組んでも距離があったが?
原田「まぁリーグ戦でやり合ったし、組んでもライバル意識は向こう的にもあるんじゃないですか? 組んでも仲良しこよしでやる仲やない」
◇第6試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○モハメド ヨネ(10分45秒 リングアウト)X潮崎豪【試合後のヨネ】
――リングアウト勝ちだが直接チャンピオンを破ったが?ヨネ「そうですね。リングアウトと言っても実質KOじゃないですか? やっぱり必殺技をいつ出すか…ですよ。今日はシングルでしたけど、タッグのチャンピオンシップに向けていい発進ができました! もうクワイさんとの息はとっくにできてますから。あとは個々の力でもガンガン上がっていく。潮崎もね、今日のダメージ引きずるんじゃないですか?」
――博多でもシングルがあるが?
ヨネ「同じ展開にしますよ。次はラリアットもゴーフラッシャーも食らわずに完封します。10月1日前に『キャンッ!』と言わせますよ!」
――今後の前哨戦でも首を徹底的に狙っていく?
ヨネ「もう狙っていきますよ。クワイさんの怪我で一度挑戦がストップしましたけどね。時間は止まったかもしれないけど、運命は変わらないから。俺らが獲るのは絶対です」
――改めて潮崎&小峠組という王者組をどうみる?
ヨネ「そりゃあんだけ防衛を重ねてたチャンピオンチーム(MAKETA RA OWARI)から獲ってますから、もの凄い強いのは分かる。でも俺らにはベルト愛…そしてタッグ愛があるから。それで狙っていきたいですね」
◇第7試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦4WAYマッチ/30分1本
○マサ北宮(13分30秒 片エビ固め)X小峠篤司
※サイトースープレックス
☆あと二人は拳王、クワイエット・ストーム【北宮の話】「見ての通りよ! 見ての通り。いつだってトップ戦線に食い込む力は持ってるんだ。ヘビー級であんなヤツらに第一線に行かれちゃあね、今までやってきた苦労は一生報われないよ。ヤツらにいつまでもデカいツラはさせん。生粋のヘビー級がノアのヘビーを牛耳らせてもらう。平和ボケすんな! 以上だ!!」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
○丸藤正道 HAYATA(15分03秒 体固め)エディ・エドワーズ XYO-HEY
※ポールシフト式エメラルドフロウジョン(試合終了後)
丸藤「おいエディ。日本語ちょっと分かるだろ? 横浜まで、そのベルトを、綺麗に、磨いておけよ。アンダスタン?」エドワーズ(地声)「ワカリマセン」
丸藤「あのベルト、俺が獲り返す場所は10月1日の横浜文化体育館。ここからちょっと遠いかもしれないけど…是非とも俺があのベルトを巻く姿を観にきて欲しい。今日はどうもありがとう」
【試合後の丸藤】
――王者エディ・エドワーズと当たってみての感想は?丸藤「あんな激しくて日本向きな外国人選手、なかなかいないんじゃないですか?」
――以前のエドワーズとはまったく違った?
丸藤「まったく別モノだと思います。だってウチのチャンピオンだし、立場的には今は俺が下だからね」
――改めて奪回に立ちあがった理由は?
丸藤「いろんなタイミングも重なったと思うし、ノアの象徴が仮にも外国の人間に獲られた…っていうのは大事(おおごと)だと思うし。みんなが思ってるより大事だと思うし。ここは一発俺がしっかりと獲り返すタイミングなんじゃないかなと」
――タイガードライバーを使うな…というやり取りもあったが?
丸藤「いやもう、俺にタイガードライバーかけるなんて一億年早いよ」
――三沢さんのタイガードライバーを間近で見続けてきただけに、軽々しく使える技ではない?
丸藤「不思議なもんで、異国の人間ではあるけど、“そういう部分"でも何か俺たちにはわかりやすい“ストーリー"があるというか。だからいいんじゃないですか? そこを掘り返しても。掘り返して、掘り返して、俺たちがなぜ今、戦わなければいけないのかっていうのを大きくして、最高の舞台を創り上げればいいと思う。そこで勝つのは俺だけど」
――最後のポールシフト式エメラルドフロウジョンもダイハードフロウジョンを開発したエドワーズへのメッセージ?
丸藤「そうだよ。あんな技持ってるなんて知らなかったから。俺の前で使うなんて…1億5千年早いよ!」
――エドワーズは“ノア愛"を強調しているが、ノアへの思い入れでは比じゃないと?
丸藤「そうだよ。お前がノアに思い入れがあるって言うなんて、2億年はえーよ! 全部合わせて…4億5千万年はえーってことだよ!」
今回は6月の津大会以来のNOAH観戦、エディオンアリーナ大阪に到着したら大ホールではバスケットボールのBリーグが開催で、フロアには屋台が多い。地下で開催されるNOAHは目立たないのではと思っていたが、今回はシリーズ開幕戦でタイトルマッチなど組まれなかったこともあって空席が目立った。
18時半に大会スタートも、内田雅之会長が登場してフリーとして参戦していたタダスケ、タブプロレスの所属だったHAYATA、YO-HEYの3選手がNOAHに入団することが発表された。タブプロレスとの関係に関しては二団体同時所属の形を取るという。これはかねてから噂になっていたものだったが、3人は今年1月から原田大輔のRATEL'Sの一員としてNOAHに参戦、レギュラーのように扱われていた。HAYATAにしろGHCジュニアヘビー、ジュニアタッグの両王座を制覇し、YO-HEYとのタッグでジュニアタッグリーグも優勝しただけにNOAHへの入団は必然的な流れだったのかもしれない。
またNOAHにとっても人手不足で1月ごろのカード編成もシングル中心だったことを考えると、3人の入団はありがたいものであり、カード編成も厚みが増してくる。NOAHの一員となった三人はまずタダスケがマイバッハと組んで、彰俊と大原組と対戦。序盤は大原の腰攻めに苦しんだタダスケだったが、大原のムイビエン狙いをマイバッハがジャーマンで強引にカットに入るも、彰俊のニールキックを喰らってマイバッハが失速、デスパニッシュで窮地に立たされる。
しかしタダスケがカットに入ると。マイバッハが彰俊の上にタダスケを投げる人間爆弾攻撃を敢行すれば、タダスケもマイバッハを彰俊の上にですバレーボムで投げるなどしてやり返す。これで勢いに乗ったマイバッハは彰俊をはマイバッハボム・ツヴァイを決め3カウントでタダスケは入団初戦を勝利、タダスケはパワー的にもヘビーでも充分通用できると感じさせた。HAYATAとYO-HEYはメインに登場、HAYATAは丸藤、YO-HEYはエドワーズと組んで対戦。GHCジュニアタッグ王者同士の対戦となった。
丸藤とエドワーズは読み合いを展開すれば、負けじとHAYATAとYO-HEYもパートナー同士とはいえ遠慮なくスピーディーな攻防を展開する。
先手を奪ったのは丸藤で場外、リング内とYO-HEYに鞭のようにしなる逆水平を乱打、エドワーズが登場すると互いにタイガードライバーを狙い、逆水平合戦を展開も力に優るエドワーズが競り勝ち、丸藤が押されてしまう。
終盤にエドワーズは丸藤を捕らえ、YO-HEYのジャンピングトラースキックの援護を得たエドワーズはチンチェッカーを決め、YO-HEYもツイスト・オブ・フェイトで続く。しかし顔面G狙いをガードした丸藤は見えない角度からのトラースキックから虎王を一閃すると、最後はエドワーズに見せかけるかのようにポールシフト式エメラルドフロウジョンを崩れ気味ながらも決め3カウントを奪い、YO-HEYも手荒い入団祝いを喰らってしまった。
試合後に丸藤がエドワーズを挑発し、王座奪取をアピールして大会は幕となったが、エドワーズvs丸藤に関しては、内容では若干丸藤が押され気味、丸藤の逆水平もエドワーズに競り負けるなど厳しさを感じさせた。第4試合のジュニアヘビー級前哨戦は首里ジョーが中嶋相手に真っ向から勝負に挑むが、中嶋にキックを喰らうと失速、グルグンも中嶋にキックを浴びせるが、逆にけり倒されてしまう。
終盤にはXXが連係で原田を捕らえるが、ダブルエキサーⅡ狙いを原田が切り抜けると同士討ちを誘発、グルグンとジョーが中嶋、石森を排除すると、最後は原田がニーアッパーからの片山ジャーマンでHi69から3カウントを奪い前哨戦を制する。第5試合の潮﨑vsヨネは、打撃戦を手刀で競り勝った潮﨑はラリアットからゴーフラッシャーを決めるが、エプロンに逃れたヨネに潮﨑が断崖式を狙うと、ヨネは懸命に堪えるが、ヨネがエプロンに座り込んだところで潮﨑がラリアットを炸裂、そのままリングに戻ろうとしたが、ヨネが捕まえると永田裕志潰しの場外キン肉バスターを敢行、ヨネはカウント19でリングに生還してリングアウト勝ちとなり、潮﨑は大ダメージを負って立ち上がれず、ヨネの事実上のKO勝利となった。
セミの4WAY戦は4選手入り乱れる乱戦となり、拳王も北宮とストームをまとめてアンクルホールドで捕らえるなどして奮戦、北宮を攻め込んだ小峠は高速ニーアタックからのダイビングボディプレスを狙うが、拳王が阻止して雪崩式を狙うと、北宮も駆けつけて2人がかりでの雪崩式ブレーンバスターを決めると、ストームをスピアーで排除した北宮が小峠のトラースキックを浴びながらもラリアットを浴びせ、最後はサイトースープレックスで勝利となった。
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高山善廣…頚髄完全損傷で回復の見込みなしと診断、そして生きるための戦いが始まった
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年9月2日【TAKAYAMANIA】頚髄完全損傷で回復の見込みなし…高山支援へ「TAKAYAMANIA」設立、鈴木は前田、高田両氏に協力を要請https://t.co/G50wDJQswF pic.twitter.com/9O9DWWlJrf
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年9月4日【会見の模様】
▼石原氏「本日は鈴木みのる選手、高木社長に同席していただきまして、高山の現状報告をさせていただきたいと思います。まず5月4日の試合中に本人がケガしまして、その2日後ですね。5月6日、DDTさんの方から発表があったと思うんですが、そこから本日まで皆さんにご報告が遅れましたことをお詫び申し上げます。高山の容態ですが、皆さんご存知の通り5月4日、DDT豊中大会中にケガをし、大阪市内の病院に搬送されました。そこで頚髄損傷と診断されました。5月6日、専門の先生がいらっしゃる大阪市内の別の病院に転院し、5月8日に手術を受けました。術後の経過を見守りましたが、なかなかよい結果が出ない日々が続いておりました。意識はありますが、首から下の感覚がなく、人工呼吸器をつけて呼吸をしている状況でした。現在、だいぶ自分で呼吸ができるようになり、ICUからHCUに移り、8月初旬に関東の病院で受け入れ先の病院が決まりまして、8月の中旬に関東の病院に転院しました。現在は呼吸器が外れて、自分で呼吸ができる状況でございます。ただ、まだ肩から下の感覚が戻っておりません。お医者様からは頚髄完全損傷、回復の見込みは現状ないと言われております。本人、意識ははっきりしているんですが、毎日、病室の天井を見つめていることしかできない日々で、本人も絶望を口にしている状態でしたが、絶望ばかりしていられず、本人は少しでもよくなる望みを持って、プロレス界の帝王が今、毎日リハビリを頑張っております。というのが高山の容態でして、高山からコメントをいただきましたので、私が代わりに読ませていただきます」【高山のコメント】「この度はワタクシ高山善廣を支援していただく会を発足していただき、また、その発表にお集まりいただきました皆さんに、感謝いたします。さる5/4、試合中、頚髄を痛めてしまい首から下が全く動かず、また呼吸もできなくなってしまいました。首の手術を受けた後、心臓停止などのトラブルもあり、術後の経過が思わしくなく、なかなか皆さんにご報告できる状況にありませんでした。そんな私のために仲間たちが集まって、私のために色々とやってくれると聞き、感謝の気持ちしかありません。みなさん、どうもありがとうございます。私もどんどんアイデアを出していこうと思っております。リハビリ頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。2017.9.1 高山善廣」
▼高木社長「大勢のファンの皆様や、各プロレス関係者の方々からたくさんのご連絡をいただきまして、私たちにできることはないかと考えまして、今回、有志が集まり、高山選手を支援する団体『TAKAYAMANIA』を立ち上げさせていただくことになりました。予定している活動内容は各プロレス団体様のご協力のもと試合会場での募金箱設置、応援グッズの販売、高山善廣選手プロデュースによるプロレス興行など、高山選手の意見を反映して、いろんなことを長く継続していきたいと考えております。今後の予定は随時、高山選手のブログに情報を上げていこうと思っておりますので、ご確認をお願いいたします。活動での収益は全て高山選手の治療費に充てさせていただきます。有志を代表いたしまして、鈴木みのる選手、一言お願いします」
▼鈴木「一応、有志代表という立場でありますが、実は昨日、本人に会ってきまして、話をできる状態だったので、いろんな話をしてきました。高山が俺の顔を見て言った第一声が『G1誰が優勝したの?』。自分は体が動かない状態なのに、プロレスのことをそうやって気にしてる。しばらく何時間か一緒にいたんですけど、あれは10何年か前ですね。俺がもう体もよくないし、プロレスを……もうできないなって思ってた時に……彼とドン・フライの試合を見まして、俺、何やってんだろうと思って。そのあと、同じ新日本プロレスに上がりまして、戦って、意気投合して、新日本プロレス、プロレスリング・ノア、全日本プロレスと各メジャー団体を一緒に暴れ回って、そうやって一緒に同じ時間を共有、凄く濃い時間を共有してきまして、何年か前、去年…一昨年ですか。一昨年はそれぞれ敵になり、命をかけて戦った。いまさら、こんな普段『バカヤロー』って言って人のことぶっ飛ばしてる、こんなクソ野郎が何を言っても皆さんには響かないと思いますが、俺なんかどうでもいいんで、ぜひ、高山善廣に……勇気をたくさんもらったと思うので、ぜひ皆さん、力を貸してください。それと彼は言いませんが、UWFの大先輩の前田日明さん、それと彼の一番最初の師匠である高田延彦さん、ぜひ力を貸してください。よろしくお願いします」
――高山選手の希望を汲んでの活動とのことだが、現状で具体的に何かをスタートする時期など活動の第一歩は?
▼高木「はい。現状ではですね、各団体様にもご協力を要請しておりまして、各団体の試合会場で募金箱を設置させていただくと思っております。DDTとしましても、7日にDNAという大会がございますので、そこから主催する全会場で支援を募ろうと思っています」
▼石原氏「皆さん、本日はお忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございました。今後の高山善廣、TAKAYAMANIAを何卒よろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました」
【会見後の石原氏】
――肩から下が動かない状況とのことだが?▼石原氏「そうですね。ここ(肩)までの感覚はあります」
――食べ物に関しては?
▼石原氏「人工呼吸器をつけてたんですね。それが今、外れて、人工呼吸器をつけているとしゃべれないんですね。意識はあるんですけど。こちらの関東の病院に、受け入れ先へ人工呼吸器をつけての移動は新幹線での移動になりますので、受け入れ先の病院もありますし、そういった本人の状態もあって、なかなか時間がかかったんですけど、8月の半ばにやっと自分で呼吸ができるようになってきたので、大阪の主治医の先生がついてくださって関東の病院に転院しました。昨日、僕もお見舞いに行きましたけど、今は呼吸器は外れています。外れたんですけど、首に穴を開けて手術したので、食べ物は鼻から入れている状態です。口からも入れられるんですけど、柔らかいものを食べている感じですね。ゼリー状のものを食べている状態です。事故から今日で4ヶ月だと思うんですけど、昨日も本人は僕、下の名前が真というんですけど、『真ちゃん、ごめんね。明日よろしくね』というのは言ってました。コメントをもらったりしたので、こういうことするので『高山さんから一言ちょうだいよ』ということで、本人が言ったことを書いたんですけど、『これでいい?』って話をしたら、『じゃあ明日よろしくね』って言われました。本人は大阪の病院の状況でなかなか回復が難しいという診断をされたんですけど、その時はもちろん絶望感というのは凄くあったと思うんですけど、脳梗塞からも復帰してますので、復帰という言い方は変ですけど、今できることを頑張るということで、『僕も頑張ってるから皆様によろしくお伝えください』というコメントでした」
――一部報道で再手術も検討されているとあったが、今後の治療で決まっていることはある?
▼石原氏「それは日々の本人の容態というのは、意識は全然あって、最初、肩の感覚がなかったんですが、どちらかの媒体さんにも首から下が動かないと出てましたけど、実際そういう状態であったのは事実なんですね。でも、だいぶ少しずつ感覚が、このへん(肩)を触っても『わかるよ』と言ってましたので。そういうことと今後、生きていく中でのリハビリを今やっている状況の中で、体も大きいので、いろんな負担もかかったりしますので、そこは日々のリハビリの状況とかを見ながら、手術が必要であれば手術をと。今すぐ何かの手術をっていうことはないですけど、そういったことは今後、先生とお話しながらですね。大阪から関東の病院に移ってきた2時間半も本人には凄く負担だったりするので、関東の病院に来て、やっと本人も落ち着いてきた感じがあるんですね」
――移動は新幹線だった?
▼石原氏「はい。お医者さんと、そういう専門の方がいるんですね。患者さんを搬送する。そういう号車がついている新幹線があるんですよ。何本かに一本とか。そういうところに主治医の先生と看護師さんと看護師さんの助手みたいな方と、僕と奥さんが乗って。救急車で移動して新幹線に乗って、そこから医療車で関東の病院にっていう形の転院を8月の半ばにしました。先ほど高木社長もおっしゃってましたけど、正直、治療費なども凄くかかりますので、いろんな選手、いろんな方々から何かできることはないのかと、僕もいただいたり、DDTさんにいただいたりとか、いろんなところでいただいた状況で、TAKAYAMANIAというものを作ろうということになったのと、あとは皆様に5月6日以来、いろいろご心配していただいたんですけど、何か聞かれても話せる状況でもなかったのが現状だったので、皆さんに早くお伝えしたかったんですけど、なかなか何もない状況でのこういう場っていうのはご家族の方とも話した中で難しい状況でしたので。ちょうど転院もしましたし、本人とも話した中で、『じゃあ、よろしく』ということで。彼はもともとフリーでいろいろ上がってプロデューサー的なセルフプロデュースが上手な人だったので、そういったところをどんどん彼に意欲が出てくるような形に、TAKAYAMANIAに関しては皆さんの協力を得て興行でも。『いろいろ考えてよ』って言ったら、『うーん』って昨日も言ってましたけど。本人も『プロレスにお世話になったんでいろいろ携わっていきたい』と言っていましたので」
――ご家族からの反応は?
▼石原氏「ご家族は現状、しっかり受け入れられていて、本人も大変ですけど、ご家族も大変だと思うんですけど、ご家族も一丸となって高山さんをサポートしてますし。奥様も脳梗塞を体験されてる強い方なので、気丈に僕たちの前では悲しい顔をみせません。大阪ではICUにずっと入っていたので、身内しか入れないんですね、病室に。ただ僕は高山とも奥様とも付き合いが古いので、病院にも石原は身内だからということで僕はずっと入れるようになったのでしょっちゅう行ってたんですけど、奥様は絶対、僕の前では弱音を吐くというか、私がこんなのしてたらダメでしょっていう形の非常に気丈で、僕らが最初の頃とか落ち込んでたら、逆にハッパかけられるぐらい奥様は気丈にされています」
――TAKAYAMANIAへの賛同人も今後発表される?
▼石原氏「まずこういうことをやらせていただきますということで、各団体さんには何かあったらとお声をかけていただいているので、そういうのをまとめて、こういう形でさせていただきますのでということを今度、具体的にお話をこれからさせていただく形なんですけど、各団体さんにはこういうものを立ち上げますというお話をさせていただいております」
――鈴木選手から前田、高田両氏の名前が出たが、現段階で直接何か話はしている?
▼石原氏「高田さんからも何かあったらということは奥様の方にご連絡いただいております。『何かできることあったらいつでも言えよ』というのは奥様に電話でいただいております。本当にいろんな方が奥様だったり、DDTさんだったり、鈴木さんだったり、僕にだったり、いろんな選手からもご連絡いただいております」
――活動内容にチャリティー興行があるが、実現するなら高山選手がプロデューサーとなる?
▼石原氏「そうです。たとえば高山チャリティー興行じゃないですけど、僕らとして、高山もプロレス界にお世話になったので、何か自分ができることをというのも踏まえて、長く何かできないかというのを考えていて、逆にそういう興行をさせていただく時は高山のアイデアをどんどん出してもらって、それを少しでも形にできればなと考えています。たとえばDDTさんとか、鈴木さんのパイルドライバーとかにもTAKAYAMANIAのTシャツとかを作って売らせていただいたりとかですね。そういう少しずつ具体的なことは今。事故から4ヶ月なんですけど、いろんな状態のことも含めてご家族といつも連絡とってましたけど、毎日毎日、何がどうなるかがわからない日が続いてたものですから、やっと本人も呼吸器が外れて話もできるようになりましたし、そこでコミュニケーションをとる中でこういうことをやろうよということを本人を含めて話をしているので、報告が遅くなったんですけど、高山はアイデアマンなので、それを僕らが形にしていろいろできればなと思っています」
――回復の見込みはないと診断されたとのことだが?
▼石原氏「お医者さんも希望的観測でものは話さないと思いますので、今の現状としては頚髄完全損傷、そこの回復は難しいというのははっきり言われました。頚髄がぐっと曲がってしまったと思うので、そういった部分で手術して、術後の回復の状況をいろいろ見た中で、そういう診断が出てきましたので。ただ僕らは本人も含めて奇跡を信じて、少しでもよくなればなと願っておりますし、本人も戦っています」
高山善廣マネージメントしている高山堂が、現在入院中の高山に関して会見を開き、高山が頚髄完全損傷で、医師からは回復の見込みなしと診断されたを明かした。
高山は昨年度からDDTを主戦場におり、男色ディーノとのタッグだけでなく、竹下幸之介の保持するKO-D無差別級選手権に挑戦する矢先に、、5・4豊中大会の試合中で回転エビ固めを仕掛けた際に首を負傷、そのまま欠場していた。そして先月に一般週刊誌にて高山の近況が報じられ、首から下が動かない状態となっていたことが明らかになっていた。
高山は現在神経の損傷によって、負傷レベル以下の身体の各部への脳からの信号が、すべて遮断されており、レスラーとしての再起どころか、日常生活すらまったく出来ない状態となっている。
自分は仕事柄、同じスポーツ選手で首を負傷し脊髄損傷となりながらも、車椅子で生活しながら作業している人と仕事しているから言えることだが、高山が手足いや指が動かせるまでに過酷なリハビリが待っている。その手足や指が動くまでどれだけ時間がかかるかわからない。
自分は奇跡とか気休めは言いたくない、高山に言いたいのは手足を動かせるようになって欲しいということ、それが全ての第一歩である。レスラーへの再起より生きることを選択して欲しい。高山の元気な姿を見るまでじっくり待つ。
[銀行振込]
三菱東京UFJ銀行
代々木上原支店(店番号:137)
口座番号:普通預金 0057767
口座名義:株式会社 高山堂
※通帳は高山選手の奥様がお持ちになられています[TAKAYAMANIAお問い合わせ]
takayamania.staff@gmail.com -
激闘36分7秒!イケメンを降した芦野が涙…WRESTE-1 LOVEを訴えた!
9月2日 WRESTE-1「2017プロレスLOVE IN YOKOHAMA」神奈川・横浜文化体育館 1812人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼佐藤嗣崇デビュー戦/30分1本
○一(6分45秒 STF)×佐藤嗣崇◇第2試合◇
▼30分1本
○三富政行 大家健(7分38秒 片エビ固め)×頓所隼 皇壮馬◇第3試合◇
▼WRESTE-1リザルトチャンピオンシップ/30分1本
[挑戦者]○伊藤貴則(14分6秒 ジャーマンスープレックスホールド)[第3代王者]×立花誠吾
☆立花が初防衛に失敗、伊藤が第4代王者となる◇第4試合◇
▼UWA世界6人タッグ選手権試合/60分1本
[第58代王者組]征矢学 ○NOSAWA論外 タナカ岩石(11分23秒 超高校級ラ・マヒストラル)[挑戦者]河野真幸 ×MAZADA 火野裕士
☆征矢&NOSAWA&タナカが4度目の防衛に成功【試合後の征矢&NOSAWA&岩石】
※NOSAWAだけがコメントブースに現れるとNOSAWA「今日、気づいた。W-1に…。おい、ちょっと待て。うちのバカ2人がいねえ。おい、征矢! タナカ! あいつら使えなすぎるよね。W-1に今、足りないのはデスペラードだよ」
※そこに河野が姿を現す
NOSAWA「今日戦ってみてさ。W-1に何が一番必要かわかる? 知ってるでしょ? ケンドー・カシンじゃねえか」
河野「まあ、師匠だけど」
NOSAWA「でしょ? 俺が責任を持ってケンドー・カシンをW-1のリングに上げる」
※やっと征矢と岩石が登場すると、河野が去っていく
征矢「ちょっと待て!」
NOSAWA「いや、今日戦ってわかったんだよ。W-1に今、足りないのは、デスペラードだよ。ならず者だよ。わかるか? お前にもそれが足りないんだよ。全然ワイルドじゃねえんだよ。ワイルドじゃないのはお前だけじゃない。全日本プロレスの取締役! あいつも全然ワイルドじゃねえぞ」
征矢「誰だ、取締役って!」
NOSAWA「また俺はメチャクチャなことを言うぞ」
征矢「本当に取り締まってるのかって話だよ。あえて名前は出さないぞ!」
NOSAWA「大森だろ、大森。大森しかいねえよ」
征矢「大森なのか? 知らなかったぞ。今、知ったぞ。そんなことより! なんで俺と握手してないんですか?」
NOSAWA「しただろ? W-1に足りないのは、デスペラードだって」
征矢「W-1にはデスペラードはございません!」
NOSAWA「もう1回俺が仕切り直して。デスペラードでも、リアル・デスペラードでもどっちでもいい。俺がまた再構築する。その時はお前も来いよ」
征矢「ちょっと待ってください。そんなすぐには考えられないですよ」
NOSAWA「大丈夫だよ。全日本の取締役、権力者に噛みついてやろうぜ、俺たちで」
征矢「一度噛んだら離れねえぞ。いいのか? ちぎれるほど噛みついちゃうぞ」
NOSAWA「ガチでW-1にデスペラードが必要だよ。河野とか、火野とか、MAZADA、俺みたいのがいないとダメだろ? なあなあの試合ばっかしやがって」
征矢「刺激が足りねえ、刺激が。今日やってみて思ったよ。やっぱり火野裕士は最高だ。もう一度やりたい。組んでもいいぞ。今度タッグリーグがあるんだろ? 誰だっていいぞ」
◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○稲葉大樹(12分45秒 極反り卍固め)×児玉裕輔【児玉の話】「稲葉ー!(と叫びながら控室へ)」
【稲葉の話】「児玉裕輔とボクの闘いは終わり。一年前、ここでボクは泣きましたけど、今年は泣いてない。これはいろんなプレッシャーがなくなったとかじゃなくて、オレが成長できたから。一年前の文体を経験したからこそ今年は泣かなかった。これからWRESTLE-1もっともっと、来年はもっともっと年間イチのビッグマッチの横浜文体に来てもらえるように頑張ります」
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○武藤敬司 鷹木信悟 グレート☆無茶(12分1秒 片エビ固め)藤波辰爾 丸藤正道 ×桜島なおき
※シャイニングウィザード【武藤、鷹木、無茶の話】
鷹木「無茶さん! 全然、無茶しないじゃないですか!」武藤「意外と認知されてるなあ。この甲信越チーム、いいねえ!」
鷹木「チーム甲信越、いきますか!」
武藤「チーム甲信越に対抗して、四国とか九州とか関西とか、名乗り出てきてほしいね」
無茶「そうですね! 武田信玄と真田が全国を統一するってどうですか?」
武藤「オマエな、武田信玄は途中で…俺が死ぬことになるぞ」
鷹木「それを武藤さんの代で変えるんですよ」
無茶「真田が武田のために尽くすんですよ」
武藤「そうか。それと無茶、俺は前から言ってるんだけど、いいインディーがいっぱいあるんだよな」
無茶「そうですよ! 70くらいあるんですよ!」
武藤「そいつらを招いてプロレスフェスやれよ。俺が後見人やるからよ」
無茶「全国のインディーを招いてどれが一番おもしろいか!」
武藤「肉フェスみたいにガチで投票させて、賞金懸けて勝ったヤツがどれを持っていく。やれよ!」
無茶「武藤さんの全面協力でやりましょう!」
鷹木「それとは別に、武藤さんが現役でいる限りは、同郷として神輿を担いで…たまに担がれるかもしれないけど、担いでいきたいと思ってます」
【藤波、丸藤、桜島の話】
藤波「(武藤は)相変わらずだね。試合前とリングに上がるとまったく違うんだ。あれだけの華麗な動きができて。そういう意味では刺激を受けるね。丸藤君は組んで問題ないし、今日は頼り切ったね」丸藤「このリングでないと実現しなかったカードだと思うし、武藤さんと桜島選手と組んで楽しかった。それと、武藤敬司、鷹木信悟、それとグレート☆無茶か、またやってみたい。俺も年齢とキャリアを積んできて、でもまだまだやれることがあるんだとあらためてわかったし、日々勉強だなと思いました」
藤波「武藤もおもしろいこと考えるね。地方にもいい選手がいるし、まだどんな選手がいるのかなって」
桜島「体と技術はまだまだですけど、気持ちだけは負けないように、九州からがんばって、またチャンスがあれば食らいついていきたいです」
◇第7試合◇
▼WRESTE-1クルーザー級チャンピオンシップ/60本1本
[挑戦者]○吉岡世起(16分48秒 片エビ固め)[第10代王者]×アンディ・ウー
※SK
☆アンディが初防衛に失敗、吉岡が第11代王者となる。【吉岡の話】「疲れた…。獲ったぞ、クルーザーのベルトを。3年…3年ですよ。未来を作るとか言って3年。怪我ばっかで、何の結果も残せなかった。そんな俺についてきてくれたファンもいる。その人たちとの約束をやっと守れる。ゴールじゃなくて、ようやくスタートに立ったと思います。でも、まだまだ。アンディ・ウー、最高だ。勝ったと言えねえよ。ちゃんと完全勝利を。完膚なきまでに叩き潰すって言ったって、まだ俺には足りねえんだよ。何かが足りねえんだ。何が足りねえか? 刺激だよ。俺には刺激が足りねえんだ。もっと刺激をくれ! 俺を強くするためにもよ、もっと。どこの団体でもいいよ。どんなルールでもいい。俺はこのベルトを防衛して、このベルトの価値をもっともっと上に持っていく。それだけだよ」
【アンディの話】「クソ! 死ぬほど悔しいけど、今日はいつもあんまり出してこらへん吉岡の本気…本気の吉岡を体験できて、そんな吉岡と戦えて気持ちよかった。ただ、あのベルトはお前に預けただけやからな。また返してもらう。またその時は今日以上の本気の吉岡を楽しみにしてる」
◇第8試合◇
▼WRESTE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者組]カズ・ハヤシ ○近藤修司(16分39秒 片エビ固め)[第10代王者組]土肥孝司 ×熊ゴロー
※キングコングラリアット
☆土肥&熊ゴローが2度目の防衛に失敗、カズ&近藤が第11代王者となる近藤「社長、結果残しましたね。今日の文体の盛り上がりもいい感じだよ。今度はここを満員にしましょう。札止め」
カズ「オレたちが…」
※ここで伊藤貴則が来る。
伊藤「近藤さん、(W-1)グランプリでオレに負けてますよね。つぎ、河野さんにも了承取ってるんで、オレとやってもらえないですか?」
カズ「オマエ、近ちゃんに勝ってるっていう実績があるんだろ? いいよ、チャンスやるよ」
近藤「やってやるよ。オレとカズさんが言ってんだから、決定でいいよ。一番下の人間がこんな偉そうに言ってくんだよ。半分キレて、半分嬉しいよ。次のホールでやってやるよ」
◇第9試合◇
▼WRESTE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○芦野祥太郎(36分7秒 アンクルロック)[挑戦者]×黒潮"イケメン"二郎
☆芦野が4度目の防衛に成功(試合終了後に黒潮は潔く敗北を認め、王者を称えてリングを降りる)
芦野「イケメン! おい、帰るなよ。お前にとくに言うことないけど、でもオレとお前にしかわからないことがあんだよ。ありがとなんて言わないよ。もう1回、下から這い上がってこい。(今度はリングに稲葉が上がる)稲葉さん何の用っすか」稲葉「芦野、オレに、いま芦野が持ってるベルトに、挑戦させてくれ。次の挑戦者にオレが名乗りを上げる」
芦野「いいっすよ。じゃあ後楽園で。でもね、今、出てくるの、ちょっと違くないか? まあ、WRESTLE-1らしいよ。WRESTLE-1のやり方だろ、それが。こうやってオレはイケメンからタップを奪って防衛したぞ! オレにやり方が気にくわないヤツもたくさんいると思う。今日、イケメンに勝ってほしかったヤツもたくさんいると思う。でもな、オレはまだ負けるわけにはいかないんだよ。このベルトはオレのすべてなんだよ。だから、どんな相手がこようと、いつ誰とでもオレはこのベルトを手放すわけにはいかないんだよ。オレはこのWRESTLE-1でデビューして、こうやて去年立てなかった文体の舞台で、メインで防衛したんだよ! 一つ、オレは誰よりもWRESTLE-1が好きだ。チャンピオンとして文体を成功……(芦野コールが沸き起こる)。まだ文体は大成功じゃなかったかもしれない。でも、今日ここに足を運んでくれた皆様、本当にありがとうございました。これからもWRESTLE-1をよろしくお願いします。以上!」
【芦野の話】「防衛しました。泣いてないっす。誰よりも俺はW-1を愛してます。W-1で育ってきたし、W-1は俺の全てです。だから、何としてもイケメンだろうが誰だろうが、どんなにみんながイケメンの勝ちを望んだとしても、俺はどうしてもこのベルトを守る必要があったんです。(児玉&立花と缶ビールを持つと)W-1チャンピオンシップに…W-1に…そして俺の強さに乾杯!(ビールを飲み干し、2人からビールをかけられると)ああ、最高だ。いろいろと若手のことをディスるし、これからもイケメンのことを徹底的に否定する。でも、全てはW-1が上にあがるため。よりいい団体になるため。ただその思い1つだけ。最後に…本当にW-1でプロレスができて最高です。今日はありがとうございました」
【イケメンの話】「芦野に…チャンピオンに完敗した。自分の考えていることが凄いとか、そんなんじゃなくて、本当に肌で感じるアイツの素晴らしさ…パーフェクト。W-1を俺が明るくする! ちょっと休んで、また必ず走りたいと思います。芦野、ありがとう。フィニッシュ…」
【稲葉の話】「今日、芦野に挑戦表明したのは、あれだけ強い今の芦野に、自分がどれだけ通用するのか(試したい)。まあ、勝てると思っていますけど。僕が勝って、また新しく…。ここ文体で表明できたのも縁かなと思います。これからのW-1を面白くしたい同士、芦野と俺で、次の後楽園でいい試合を、いいタイトルマッチをしたいと思います。それだけです」
先月のWRESTE-1の経過を振り返ると7月12日の後楽園大会で結託した芦野、児玉、立花は新ユニット"ENFANTS TERIRIBLES"を8月11日の後楽園大会で結成、児玉の裏切りに怒った稲葉は一騎打ちをアピール。そして立花はラフを駆使して伊藤を降しリザルド王座を奪取、河野&近藤のTriggeRからタッグ王座を防衛した土肥熊は次期挑戦者にカズ&近藤の復活チーム246を指名、27日の千葉大会では肘の手術で長期欠場となっていた火野も復帰するという状況の中で、年に1回のビックマッチである横浜文体大会を迎えた。
メインは芦野の保持するWRESTE-1王座に、WRESTEGPを制覇した黒潮が挑戦、黒潮はフットスリーパーで捕らえつつ、ジャケットを広げてイケメンポーズを取るが、芦野はアキレス腱固めで捕獲、だが黒潮はすぐロープに逃れるも、芦野はチキンウイングフェースロックなどのグラウンドで先手を奪いにかかる。しかしこの流れを嫌った黒潮はアームホイップで芦野をエプロンへ追いやると、奈落式ヘッドシザースを仕掛け、場外戦で通路に芦野を連行した黒潮は2階席からのイケメンサルトを敢行、リングに戻ってもアームホイップ、ヨーロピアンクラッチと攻め立てる。
劣勢の芦野はエルボースマッシュからターンバックル攻撃で流れを変えると、顔面蹴りから黒潮のエビ固めをキックアウトしたところでラリアットを炸裂させ、スリーパーで絞めあげてからフロントスープレックスを連発して形成を逆転させる。
失速した黒潮はハリケーンドライバーで反撃すると、キックからスワントーンボムを投下、腕十字で捕獲も、芦野は変形ブレーンバスターでコーナーに叩きつけ、エルボースマッシュを連打してから串刺し狙いは黒潮がかわすも、コーナーに昇ったところで芦野がジャンピングエルボースマッシュで強襲、黒潮のブファドーラ狙いも芦野がジャーマン、だが着地した黒潮は後頭部へのドロップキックを放って両者はダウンとなる。
飛び起きた黒潮は芦野の顔面をドロップキックで捕らえ、スワンダイブミサイルキック、イケメン落としからイケメンサルトで勝負に出るが、もう一発は芦野が剣山で迎撃しエルボースマッシュからジャーマン、そしてムーンサルトプレスを投下も、かわした黒潮がジャーマンで返し、ツームストーンパイルドライバーで突き刺してからイケメンサルトを連発、ところが芦野がアンクルロックで捕獲し、黒潮がロープに逃れても芦野は雪崩式ジャーマンからジャーマンを決め、最後は変形裏投げからのアンクルロックで捕獲し、黒潮は無念のギブアップとなって、芦野が王座防衛となった。
Numbersのプロレス総選挙でも6位にランクインし、WRESTEGPを制覇するなど、風は黒潮に吹いているかに見えたが、36分の長期戦となるも、最終的には芦野が振り切って王座を防衛、ファンの支持や勢いだけでは頂点を取れないことを見せつけた。試合後には黒潮も潔く敗戦を認めて芦野を称えてノーサイド、芦野もエールを贈り黒潮を激励した。
試合後には第5試合で児玉を降した稲葉が挑戦を表明、芦野も受諾して9・18後楽園での防衛戦が決定となった。稲葉は今大会では児玉との遺恨に決着をつけるだけでなく、今年はZERO1の火祭りに出場し優勝は逃したものの公式戦では準優勝の小幡優作や宮本裕向を破り、NOAHの拳王とも引き分けるなど実績を充分に残した上での挑戦となる。
そして芦野は反体制という立場を忘れ、涙を流しながらWRESTE-1ラブを訴えた。WRESTE-1もカズ&近藤体制となってから、武藤も本戦にはほとんど出なくなり、武藤やカズ、近藤らが育てた若手が中心となってメインを飾るようになった。WRESTE-1は武藤のイメージが強かっただけに、WRESTE-1という看板だけでは団体のブランド力も低い。しかしWRESTE-1という団体のブランド力を高めていくのはこれからでもあり、高めていくのはカズや近藤だけでなく、団体の中心となった芦野や黒潮、稲葉らの世代にかかっている。WRESTE-1にとって武藤らが育てた選手たちは大事な財産なだけに、選手と共に団体も立派に育て上げて欲しい。タッグディヴィジョンは土肥熊はチーム246改め、チーム234プレジデンツの分断にかかるも、捕らえきれず、熊ゴローもカズ、近藤とセントーンを投下するが、ことごとくかわされ逆にセントーンを喰らい、逆に捕まってしまい、土肥がカットに入って熊ゴローとの連係を狙うが、土肥のスピードに熊ゴローがついていけず失敗してしまう。
これを逃さなかった246プレジデンツは土肥を捕らえ合体スタナーから、カズがライオンサルトを投下も、土肥が剣山で迎撃し、カズのハンドスプリングエルボーもキャッチしてジャーマンで投げる。
交代を受けた熊ゴローは近藤にセカンドロープからのセントーンを投下するが、またしても自爆となると、近藤はランセルセを浴びせ、カズが入ってキックとラリアットのサンドウィッチ攻撃から、リレー式の連係で熊ゴローを追い詰める。
ここで土肥がカットに入って246プレジデンツを場外へ追いやると、土肥熊は連続プランチャを発射、リングに戻っても246プレジデンツもろとも合体フェースクラッシャーインパクトから、近藤にサンドウィッチラリアットを決め、土肥のラリアット、熊ゴローのパワーボムからダイビングセントーンを投下する。
しかしカズがカットに入り、土肥が排除しようとするが、カズがハンドスプリングレッグラリアットで逆に排除されると、246プレジデンツは熊ゴローを連係で捕らえてから近藤がキングラリアットを浴びせる。熊ゴローもラリアットで応戦するが、近藤は再度キングコングラリアットを浴びせて3カウントを奪い王座を奪取した。クルーザーディヴィジョンはサッカーボールキック合戦で凌ぎを削った後で、コルタバで吉岡を場外へ追いやったアンディはロープ越えのプランチャを投下するも、かわされ自爆、逆に吉岡が鉄柱越えコンヒーロを炸裂させる。だがリングに戻るとアンディが串刺しダブルニーアタック、後頭部へのミサイルキック、吉岡もヘッドシザースホイップで反撃するが、アンディも変形サイドバスターで応戦すれば、吉岡もぶら下がり式フットスタンプで返す。
吉岡はトラースキックからジャンピングハイキック、踵落としコンポと攻勢をかけるとライオンサルトを投下、だがスワンダイブボディープレスを投下したところでアンディがクロスフェースで捕獲、高速ドラゴンスープレックスを連発してからスパニッシュフライ、ダイヤル固めと畳みかける。
アンディは飛鴻で勝負に出るが、ダメージでカバーに入れず、勝負どころを逃したアンディはエルボー合戦に出るも、キックをかわした吉岡がトルベジーノからclock strike式顔面ニー、SKを決め3カウントを奪い王座を奪還した。なお新王者となった吉岡には元DDTのMIKAMIが挑戦者として浮上している。
UWA6人タッグ選手権は挑戦者組がタナカを捕らえ先手を奪い、やっと征矢に交代もワイルドボンバーがNOSAWAに誤爆するなど王者組がペースをつかめない展開が続く。
挑戦者組はNOSAWAを捕らえて勝負に出るが、MAZADAが仕留めにかかった隙をNOSAWAが突いて超高校級ラ・マヒストラルで3カウントを奪い逆転で王座を防衛、バックステージではNOSAWAがカシンのWRESTE-1参戦を予告、また大森に対しても征矢が全日本の副社長に就任したことを知らなかったなど、不穏な空気を感じさせた。リザルトチャンピオンシップは立花が前回のフィニッシュになったシルバーロックで伊藤を追い詰めるが、伊藤がロープに逃れると立花は竹刀を持ち出してレフェリーと揉み合う、そこで伊藤がキックで強襲してハイキックを浴びせると、最後は竹刀をへし折ってからPKを浴びせ、ジャーマンで3カウントを奪い王座を奪還した。
第6試合ではWRESTE-1の総帥である武藤が久々に登場、DRAGON GATEの鷹木、九州プロレスの桜島と組み、DRADTIONの藤波、NOAHの丸藤、信州プロレスの無茶組と対戦。丸藤は無茶のTシャツを捲り上げると鞭のようにしなる逆水平を乱打、藤波も張り手で続き、丸藤は交代を受けた鷹木相手にも逆水平からトラースキックコンポを放つが、鷹木もバンピングボンバーで応戦する。
そして武藤は丸藤をドラゴンスクリューで排除すると、桜島にもドラゴンスクリューを決め足四の字固めで捕獲、そこで藤波がカットに入ると武藤をドラゴンスリーパーで捕らえ、丸藤が不知火で続くと、桜島は武藤相手にシャイニングウィーザードを炸裂させる。
しかし鷹木がカットに入ると桜島にバンピングボンバーを浴びせ、無茶のダイビングエルボーの援護を受けた武藤が本家シャイニングウィザードを桜島に浴びせて3カウントを奪い、貫禄を見せ付けた。大会の最後にこれまでWRESTE-1の相談役として留まっていた高木三四郎が辞任することを発表した。
<プロレス格闘技DXより>
高木は2015年5月に武藤に請われる形でW-1のCEOに就任。今年3月にW-1が新体制になったタイミングで相談役となり、サポートに回っていた。高木は「いいタイミングかなと思いまして。今日のビッグマッチというのは、W-1にとってまた新しい始まりかなと認識しておりまして、私のほうから相談役を辞任させていただきたいとカズ・ハヤシ社長にお伝えしました」と理由を説明。「ただ、一応役は外れますけど、何でもいいんで、いろいろあったら相談してきてくださいと。あと、一緒にご飯を食べに行きましょうと。そういうのは続けていきたいかなと思っています」と今後もバックアップしていくことを約束すると、「僕も2年4ヵ月、W-1さんにお世話になって、凄くいい経験をさせてもらいましたし、自分自身、凄く成長できたと思っています」と感謝の意を表した。高木がW-1に携わるようになった時は一若手に過ぎなかった芦野とイケメンが、今大会でメインイベントで好勝負を展開。プロレス学院出身の選手も活躍した。「ひとつの役割を終えたのかなと思っています」と語った高木は、「ここから広げて行くのは、カズ社長、そして皆さんの使命だと思っています」とエールを送った。
それを聞いたカズが「この先も僕がわからないことがたくさんあるので。本当にレスラーしかやっていないで生きてきた人間ですから、いろいろと勉強させてもらいたいので、今後ともよろしくお願いします。今までお疲れ様でした」とねぎらうと、2人はガッチリと握手。カズは「W-1が生まれてから、いろいろ選手がいなくなったり、さらに生まれてきたりしてきて。でも、今日の試合と興行を観て、決して僕たちがやってきたことは間違いなかったなという確信を持てました。W-1として、W-1の戦いを見せていきますんで、今後ともよろしくお願いします」と決意を新たにしていた。DDTグループとW-1の友好関係は今後も続いていく。
高木にしてみれば、経営のあり方は全て教えるだけ教えた上での辞任と受け取っていいだろう。高木が教えた経営術を後はカズと近藤がどう生かすか。横浜文体に集まった1812人をこれから増やせるのか?、二人の手腕が問われる。
【WRESTLE-1】イケメン返り討ちで芦野がW-1王座死守、稲葉名乗り▼土肥熊無念 カズ&近藤がタッグ王座戴冠、河野&伊藤迎撃へ▼吉岡がクルーザー奪取▼論外組がUWA6人タッグV4▼武藤が地域別対抗戦に興味…横浜大会https://t.co/vuGwN7jyL4#W_1 pic.twitter.com/mdNkxlU6KD
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年9月2日横浜文化体育館大会終了。
なんとか防衛しました。イケメンは巧さだけじゃない。強い。
プロレスにおける強さってプロレスに対する愛情の強さなのかも。
今回は僅差で俺の愛情が上回っただけなのかもしれない。
ただ試合を通じて思った…
俺はWRESTLE-1が大好きだ!!#w_1
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2017年9月2日本日は、横浜文化体育館大会でした。
応援して頂いた皆様ありがとうございます。
レッスルワンが作るレッスルワン。
俺達の戦いが出来たと感じています。
今後も俺達の戦いを続けていきます!
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2017年9月2日今日が本当のカズ社長体制のスタートでした、カズさんも俺も社長副社長になる前から腹くくっている。
ただ今日の全試合を見ていて、みんな腹くくってやっているんだと、特にメインの2人には覚悟を感じた。#w_1 #9月18日 #後楽園ホール https://t.co/UfZsiP6Adt
— 近藤 修司 (@kondo_shuji) 2017年9月2日WRESTLE-1横浜文化体育館大会ありがとうございました。
稲葉の野郎め。
しかしなにより芦野vs黒潮の試合は最高だった。
純粋に尊敬した。#w_1#Enfantsterribles#アンファンテリブル
— 児玉 裕輔 (@USKE_KODAMA) 2017年9月2日横浜大会へご来場ありがとうございます。
負けてもた〜
死ぬ程悔しいけど、本気の吉岡で来てくれてオモロかった!!
次やる時は今日より本気の吉岡から、取り戻す!! pic.twitter.com/Ha2Y4qMVH2
— ANDY WU (@andywu_w1) 2017年9月2日横浜文体。去年とは違う景色、若い奴らの気持ち、成長には素晴らしいものがある!ライバル、同期、そう言う存在が互いを強くするのかも知れない。私には本当の同期は居ないし、ライバルと思ってた奴らも居なくなった、だが思い切りぶつかれる相手はいる。気持ちいい大会だった#w_1#ワイルド
— 征矢学 manabu soya (@bunamayaso) 2017年9月2日今後のレッスルワンでの
活動テーマは再構築
キーワードはリアルデスペラード…
原点回帰…#w_1
— NOSAWA論外 (@NOSAWARONGAI187) 2017年9月2日#w_1 横浜文化体育館大会に
ご来場下さりました皆様、
誠に有難うございました!
「これが今のWRESTLE-1!」
まさに今日は、
そのような大会だったと思います。
いやはや、
早くこのWRESTLE-1に
挑んでみたいです。
あと半年、くらいかな?
努力に勝る力なし!
— 大和ヒロシ (@hirochiyo) 2017年9月2日W-1横浜文体終了!本日でW-1相談役を辞任致します。W-1での2年半、凄く良い経験をさせて頂きました。これからのW-1はカズハヤシ社長の元、一つになって更に盛り上がっていくと思います。ご期待ください!辞任しますが何かあればいつでもご協力致します。2年半、ありがとうございました! pic.twitter.com/51HXsJEsWb
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年9月2日 -
閉館する津市体育館の最大のミステリー…前田日明vsアンドレ・ザ・ジャイアント
1986年4月29日三重県津市体育館で前田日明vsアンドレ・ザ・ジャイアントの一戦が行われた。
当時の前田は1984年3月に新日本プロレスを離脱し旧UWFに移籍、後に佐山聡や藤原喜明、木戸修、高田延彦、山崎一夫も旧UWFに移籍し、従来のプロレスとは一線を画し「格闘プロレス」でカルト的な人気を呼ぶも、経営に行き詰まり活動を停止、前田は対立した佐山を除いた選手らと共に1985年12月に業務提携という形で長州力ら維新軍団の大量離脱で日本人選手不足となっていた新日本プロレスにUターンするも、前田らが出戻りだったことでの残留組との感情的な対立、スタイル的な違いもあり、また2月に藤原喜明を破ったアントニオ猪木に対して前田がキックを浴びせ「猪木だったら何をしてもいいのか!」と猪木批判したことで、新日本とUWFの間に確執が生まれていた。
一方アンドレは全米侵攻を始めたWWF(WWE)を主戦場にしており、新日本とWWFの関係は1985年に解消されていたが、アンドレは新日本に参戦を続け、マシン軍団を解散していた若松市政をマネージャーにして、マスクを被ってジャイアント・マシーンに変身することがあったが、急増した体重を起因とする膝や腰の痛みに悩まされ始めたこともあり、レスラーとしてはピークが過ぎつつあった。
アンドレは4月11日から開幕する「ビッグファイターシリーズ」に気心が知れているディック・マードック、マスクド・スーパースターと共に参戦、アンドレは5月1日に行われる両国国技館での最終戦ではマネージャーだった若松と組み猪木&上田馬之介との試合が組まれ、前田はUWF軍と共に藤波辰己を中心とする新日本軍との5vs5シングル勝ち抜き戦が組まれていた、その両国大会2日前の津大会に前田vsアンドレがマッチメークされたが、カードが決まったのは大会の2日前でTV中継も入り、プロモーターの要請もあって組まれた試合だった。
カードが組まれたときは前田も1983年の第1回IWGPでアンドレと対戦していたこともあって、自分がどれだけ成長したかを知るのに格好のチャンスでもあり、外国人選手からクレームがあったキックを正面から受け止めてくれたアンドレに対して前田も絶大な信頼を寄せていた。だが大会当日になると、メインレフェリーだったミスター高橋から「気をつけろよ。アンドレが今日、お前をつぶすって言ってるぞ」と忠告を受け、レフェリーも新日本のレフェリーではなく、アンドレの個人マネージャーであるフレンチ・バーナードが裁くことを告げる。しかし前田はプロレスの試合でそんなことをするわけがなく、またアンドレに対する信頼もあって仕掛けてくるわけがないと楽観していた。
そして試合となったが序盤は膠着から始まり、前田がグラウンド狙いにタックルを仕掛けるが、タックルを潰したアンドレが圧し掛かり、目潰しやチョークで攻める。いつものアンドレと違うと感じた前田は試合の軌道修正を狙ってショルダータックルを狙うが、アンドレはセオリー通りにタックルで返さずナックルを浴びせ、フルネルソンで捕らえたアンドレは全圧力をかけて絞り上げ、身体の柔軟性に定評があった前田は何とかロープに逃れるがフレンチは前田のロープブレイクを認めない。
そこでセコンドの藤原がアンドレが仕掛けてきたと察知して「構わねえ、殺せ!」と激を飛ばす、前田も本来なら試合の軌道修正を図らなければいけないレフェリーが軌道を修正せず、アンドレのであるセコンドの若松も叫ぶだけ、猪木を始めとする日本人選手だけでなくや外国人選手らも試合を眺めているにもかかわらず、乱入して試合を壊そうとしない状況を見て、罠にハメられたと察知する。やっと逃れた前田はタックルからアンドレの上を奪い腕十字を狙うが、リーチの長いアンドレの腕を極めることは出来ず、アンドレはノド輪で逃れ、スタンディングになって前田がドロップキックを放つも、アンドレは払い落とす。膠着してから前田は片足タックルからのアキレス腱固めで捕獲、アンドレは一旦ロープに逃れるが、前田は再び片足タックルからアキレス腱固めで捕らえるとヒールホールドへ移行、ヒールホールドで膝に大ダメージを負ったアンドレは蹴って逃れようとするが前田は逃さない。
アンドレがロープブレークに逃れ、セコンドの若松が「前田逃げるな!」と叫ぶ中で両者は膠着、館内も一旦は沸くも再び静まり返る。前田が巧みに距離を取りながら、アンドレの足の外と内側にローキックを放っていく、アンドレは腕を大きく開いて構えるも足を引きずり出す。そこで猪木がやっとリングサイドに現れるが、完全に足に来ていたアンドレはロープにもたれかかる。猪木はリングに上がって臨戦態勢を取るが、フレンチは猪木に下がるように命じて猪木は一旦リングから降りる。前田は膝だけでなく腿にもローキックを浴びせていくが、館内は試合が単調になったことで罵声が飛び交いだすも、前田は膝だけでなく腿にもローキックを放ち、膝への関節蹴りも放っていく。アンドレは若松に声をかけるが手を大きく広げるだけ、藤原喜明からの指示を受けた前田はアンドレを何度も倒して足関節を奪うもアンドレはロープに逃れ、起き上がろうとしない、そこで猪木がリングインするとUWF勢もリングに上がって睨み合いとなったところで試合終了のゴングが鳴り藤波も駆けつける。釈然としない前田に猪木が駆け寄って再試合を支持するが、結局ゴングは鳴らされず無効試合となった。試合後に猪木や現場責任者である坂口征二に詰め寄るも「これはどういうことですか」。しかし猪木と坂口は「自分は知らなかった」と口を濁すだけ、真相は闇から闇へと葬られ、テレビの録画からもカットされたが、真相が闇に葬られたことで前田の評判を高める結果となっていった。
前田vsアンドレの真相はいろんな説が出て、前田は坂口の仕業と疑り、坂口は全面否定するなど、未だ真相は明らかになっていない。ただ気になることはあるとすればアンドレがなぜ前田に対して仕掛ける気になったのか?アンドレの死去の前年である1992年10月にプライベートを明かさなかったアンドレが日本のマスコミにプライベートを公開、アンドレの自宅を訪問した井上譲二氏はアンドレの同居人で当時のレフェリーだったフレンチに試合の核心部分に触れ、フレンチは「アンドレ自身の意志」「本気でマエダをつぶす気はなかった。自分の強さだけをアピールしようとするマエダをちょっとこらしめただけ」と答えていたという。そして前田vsアンドレ戦が行われた同じ年の11月に前田との一騎打ちが組まれていたブルーザー・ブロディは「シュートを売りにしているヤツなんだって、それだったらオレが本当のシュートってヤツを教えてやろうか」と答えていた。結局ブロディは来日せず新日本から追放されたことで前田戦は幻となったが、アンドレも前田に「オレが本当のシュートってヤツを教えてやろうか?」と考えていたのだろうか…これもアンドレが亡くなったことで永遠の謎となった
そして2017年9月、大きなミステリーを呼んだ前田vsアンドレが行われた津市体育館も閉館になることで幕を閉じようとしている…
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8月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定!
おまたせしました!8月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!
MVP候補
内藤哲也(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン ケニーを降しG1 CLIMAX27を制覇)
宮原健斗(全日本プロレス 石川を降し三冠ヘビー級王座を奪還)
ウルティモ・ドラゴン(TAJIRIを降し世界ジュニアヘビー級王座を奪取)
秋山準(全日本プロレス 大森と引き分けも観客判定でGAORA TV王座防衛)
エディ・エドワーズ(GFW 中嶋を降しGHCヘビー級王座を奪取)
石森太二(NOAH YO-HEYを降しGHCジュニアヘビー級王座を防衛)
田中将斗(ZERO1/ブードゥー・マーダーズ 拳王と引き分けで世界ヘビー級王座を防衛)
鈴木鼓太郎(ギネスを降しNWA世界ジュニア&インタージュニアヘビー両王座を防衛)
竹下幸之介(DDT/ALL OUT 遠藤を降しKO-D無差別級王座を防衛)
佐々木大輔(DDT/DAMATION 彰人を降しDDT EXTREAM王座を防衛)
トランザム★リュウイチ(大日本プロレス 久保を降しユニオンMAX王座を防衛)
大家健(ガンバレ☆プロレス KENSOを降しガンバレ☆クライマックス2017を優勝)
才木玲佳(東京女子プロレス 坂崎を降しTOKYO プリンセス・オブ・プリンセス王座を奪取)
竹田誠志(高橋を降しBJWデスマッチヘビー級王座を奪取)
鈴木秀樹(大地を降しBJW世界ストロングヘビー級王座を防衛)
忍(666 ZEROを降しBJWジュニアヘビー級王座を防衛)
立花誠吾(WRESTE-1/ENAFANTS TERRIBLES 伊藤を下しWRESTE-1 リザルトチャンピオンシップを防衛)
世羅りさ(アイスリボン 雪妃を降しICE∞王座を防衛)
松本浩代(志田を破りOZアカデミー無差別級王座を防衛)
山下りな(OSAKA女子プロレス 世志琥を降しWAVEシングル選手権を防衛)
岩谷麻優(スターダム 花月を降し ワールド・オブ・スターダム王座を防衛)
トニー・ストーム(スターダム ブルックサイドを降しSWA世界王座を奪取)
マリー・アパッチェ(シャナを降しハイスピード王座を奪取)
世志琥(SEAdLINNNG 彩羽を降しウルトラU-7トーナメントを優勝)
木髙イサミ(BASARA 浅川を降しCHAMPION OF STRONGEST-K王座を防衛)
正岡大介(FREEDOMS エクストレモを降しKING of FREEDOM WORLDを防衛)
ガッツ石島(ガッツワールド ダイスケを破りGWC認定シングル王座を奪取)
田村和宏(HEAT UP 兼平を降しHEAT UP ユニバーサル王座を防衛)
ブロック・レスナー(WWE RAW レインズ、ジョー、ストローマンとの4WAY戦を制しWWEユニバーサル王座を防衛)
ジンダー・マハル(WWE SMACKDOWN 中邑を降しWWE王座を防衛)
AJスタイルズ(WWE SMACKDOWN オーエンズを降しUS王座を防衛)タッグMVP候補
田口隆祐 リコシェ(新日本プロレス/田口JAPAN ヤングバックスを降しIWGPジュニアタッグ王座を防衛)
レイモンド・ロン ハンソン(ウォーマシン Cody&ペイジを降しIWGPタッグ王座を防衛)
関本大介 岡林裕二(大日本プロレス 野村&KAIを降し世界タッグ王座を奪取)
TAKAみちのく ブラック・タイガーⅦ(青木&光留を降しアジアタッグ王座を奪取)
潮﨑豪 小峠篤司(NOAH 丸藤&マイバッハを降しGHCタッグ王座を奪取)
HAYATA YO-HEY(RATEL'S XXを降しGHCジュニアタッグ王座を奪取)
田中将斗 TARU(ブードゥー・マーダーズ 大仁田&大谷を降し爆破王タッグを防衛)
日高郁人 菅原拓也(ZERO1 高岩&奥田を降しNWAインターナショナルライトタッグを防衛)
HARASHIMA 丸藤正道(DDT&NOAH 入江&樋口を降しKO-Dタッグ王座を奪取)
KUDO 坂口征夫 高梨将弘(DDT/酒呑童子 東郷&アントン&ウラノを降しKO-D6人タッグ王座を防衛)
大石真翔 LiLiCo レディピアード スーパー・ササダンゴ・マシン 大家健(大鷲軍を降し初代10人タッグ王者となる)
伊東竜二 アブドーラ・小林(大日本プロレス 高橋&植木を降しBJWタッグ王座を防衛)
浜亮太 中之上靖文 将軍岡本(関本&岡林&河上を降し横浜ショッピングストリート6人タッグ王座を防衛)
土肥孝司 熊ゴロー(WRESTE-1 河野&近藤を降しWRESTE-1タッグチャンピオンシップを防衛)
AKINO 小林香萌(Mission K4 桜花&リーを降しOZアカデミー認定タッグ王座を奪取)
長浜浩江 小林香萌(米山&チェリー、山下&夏を降しWAVE認定タッグ王座を奪取)
紫雷イオ バイパー HZK(スターダム/QUEENS QUEST ジャングるってるを降しアーティスト・オブ・スターダム王座を奪取)
梶トマト 滝澤大志(K-DOJO 永井&本田を降しSTRONGEST-K TAG王座を防衛)
折原昌夫 ディック東郷 梁和平(新井&バッファロー&丸山敦を降しGWC認定6人タッグ王座を防衛)
ジェイ・ウーソ ジミー・ウーソ(WWE SMACKDOWN ニュー・デイズを降しSDタッグ王座を奪取)
セス・ロリンズ ディーン・アンブローズ(WWE RAW シェイマス&セザーロを降しRAWタッグ王座を奪取)月間ベストバウト候補
飯伏幸太vs棚橋弘至(新日本プロレス 8月1日 鹿児島アリーナ)
石井智宏vs永田裕志(新日本プロレス 8月1日 鹿児島アリーナ)
ケニー・オメガvsEVIL(新日本プロレス 8月2日 福岡市民体育館)
棚橋弘至vs真壁刀義(新日本プロレス 8月4日 アイテムえひめ)
飯伏幸太vs永田裕志(新日本プロレス 8月4日 アイテムえひめ)
内藤哲也vsザック・セイバーJr.(新日本プロレス 8月4日 アイテムえひめ)
EVILvsオカダ・カズチカ(新日本プロレス 8月5日 エディオンアリーナ大阪)
ジュース・ロビンソンvsケニー・オメガ(新日本プロレス 8月5日 エディオンアリーナ大阪)
小島聡vsSANADA(新日本プロレス 8月5日 エディオンアリーナ大阪)
永田裕志vsザック・セイバーJr.(新日本プロレス 8月6日 アクトシティ浜松)
棚橋弘至vs石井智宏(新日本プロレス 8月6日 アクトシティ浜松)
オカダ・カズチカvs鈴木みのる(新日本プロレス 8月8日 神奈川・横浜文化体育館)
ケニー・オメガvsSANADA(新日本プロレス 8月8日 神奈川・横浜文化体育館)
バットラック・ファレvs永田裕志(新日本プロレス 8月11日 両国国技館)
ザック・セイバーJr.vs石井智宏(新日本プロレス 8月11日 両国国技館)
後藤洋央紀vs飯伏幸太(新日本プロレス 8月11日 両国国技館)
内藤哲也vs棚橋弘至(新日本プロレス 8月11日 両国国技館)
EVILvs小島聡(新日本プロレス 8月12日 両国国技館)
ケニー・オメガvsオカダ・カズチカ(新日本プロレス 8月12日 両国国技館)
内藤哲也vsケニー・オメガ(新日本プロレス 8月13日 両国国技館)
田口隆祐 リコシェvsマット・ジャクソン ニック・ジャクソン(新日本プロレス 8月13日 両国国技館)
レイモンド・ロウ ハンソンvsCody ハングマン・ペイジ(新日本プロレス 8月13日 両国国技館)
青木篤志 岡田佑介vs鈴木鼓太郎 佐藤恵一(全日本プロレス 8月3日 新木場1stRING)
秋山準vs大森隆男(全日本プロレス 8月11日 福岡・博多スターレーン)
ウルティモ・ドラゴン 秋山準 カリスティコvsジョー・ドーリング ダニー・ジョーンズ サム・アドニス(全日本プロレス 8月19日 後楽園ホール)
宮原健斗vs石川修司(全日本プロレス 8月27日 両国国技館)
関本大介 岡林裕二vs野村直矢 KAI(全日本プロレス 8月27日 両国国技館)
ウルティモ・ドラゴンvsTAJIRI(全日本プロレス 8月27日 両国国技館)
TAKAみちのく ブラック・タイガーⅦvs青木篤志 佐藤光留(全日本プロレス 8月27日 両国国技館)
タイチvs青柳優馬(全日本プロレス 8月27日 両国国技館)
石森太二vsYO-HEY(NOAH 8月6日 後楽園ホール)
原田大輔vs大原はじめ(NOAH 8月12日 神奈川・横浜ラジアントホール)
エディ・エドワーズvs中嶋勝彦(NOAH 8月26日 後楽園ホール)
潮﨑豪 小峠篤司vs丸藤正道 マイバッハ谷口(NOAH 8月26日 後楽園ホール)
HAYATA YO-HEYvs石森太二 YO-HEY(NOAH 8月26日 後楽園ホール)
大仁田厚vs長与千種(ZERO1・超花火 8月13日 兵庫 神戸常盤アリーナ)
田中将斗 TARUvs大仁田厚 大谷晋二郎(ZERO1・超花火 8月19日 岐阜・多治見美濃焼卸センター)
田中将斗vs船木誠勝(ZERO1・超花火 8月20日 静岡・アクトシティ浜松)
田中将斗vs拳王(ZERO1 8月31日 後楽園ホール)
鈴木鼓太郎vsSUGI(ZERO1 8月31日 後楽園ホール)
日高郁人 菅原拓也vs高岩竜一 奥田啓介(ZERO1 8月31日 後楽園ホール)
YAMATO B×Bハルク Kzy ヨースケ・サンタマリアvs鷹木信悟 T-Hawk 吉田隆司 エル・リンダマン(DRAGON GATE 8月8日 後楽園ホール)
土井成樹 吉野正人vsジミー・ススム ジミー・カゲトラ(DRAGON GATE 8月8日 後楽園ホール)
Eita 山村武寛 石田凱士vsビッグR清水 Ben-K Kotoka(DRAGON GATE 8月8日 後楽園ホール)
土井成樹 吉野正人vsYAMATO B×Bハルク(DRAGON GATE 8月20日 博多スターレーン)
CIMA ドラゴン・キッド Eita 山村武寛vs鷹木信悟 T-Hawk 吉田隆司 エル・リンダマン(DRAGON GATE 8月20日 博多スターレーン)
竹下幸之介vs遠藤哲哉(DDT 8月20日 両国国技館)
HARASHIMA 丸藤正道vs入江茂弘 樋口和貞(DDT 8月20日 両国国技館)
佐々木大輔vs彰人(DDT 8月20日 両国国技館)
男色ディーノvs高木三四郎(DDT 8月20日 両国国技館)
KUDO 坂口征夫 高梨将弘vsディック東郷 アントーニオ本多 ヤス・ウラノ(DDT 8月20日 両国国技館)
大家健vs竹下幸之介vs佐々木大輔(DDT 8月25日 新宿FACE)
入江茂弘vs樋口和貞(DDT 8月25日 新宿FACE)
木髙イサミvs近野剣心(BASARA 8月24日 新木場1stRING)
トランザム★リュウイチvs久保佑允(BASARA 8月24日 新木場1stRING)
大家健vs今成夢人(ガンバレ☆プロレス 8月11日 東京・両国KFCホール)
大家健vsKAZMA SAKAMOTO(ガンバレ☆プロレス 8月12日 東京・両国KFCホール)
デイブ・クリストvs冨永真一郎(ガンバレ☆プロレス 8月12日 東京・両国KFCホール)
大家健vsKENSO(ガンバレ☆プロレス 8月13日 東京・両国KFCホール)
才木玲佳vs坂崎ユカ(東京女子プロレス 8月26日 後楽園ホール)
里村明衣子vs山下実優(東京女子プロレス 8月26日 後楽園ホール)
伊藤麻希vs滝川あずさ(東京女子プロレス 8月26日 後楽園ホール)
伊東竜二 アブドーラ・小林vs高橋匡哉 植木嵩行(大日本プロレス 8月11日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)
浜亮太 中之上靖文 将軍岡本vs関本大介 岡林裕二 河上隆一(大日本プロレス 8月11日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)
忍vsZERO(大日本プロレス 8月11日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)
竹田誠志vs高橋匡哉(大日本プロレス 8月19日 名古屋国際会議場)
鈴木秀樹vs橋本大地(大日本プロレス 8月19日 名古屋国際会議場)
藤原喜明vs垣原賢人(カッキーライド 8月14日 後楽園ホール)
土肥孝司 熊ゴローvs河野真幸 近藤修司(WRESTE-1 8月11日 後楽園ホール)
立花誠吾vs伊藤貴則(WRESTE-1 8月11日 後楽園ホール)
世羅りさvs雪妃真矢(アイスリボン 8月27日 後楽園ホール)
藤本つかさ 中島亜里紗vs水波綾 大畠美咲(アイスリボン 8月27日 後楽園ホール)
高橋奈七永vs豊田真奈美(OZアカデミー 8月6日 埼玉県産業技術センター)
松本浩代vs志田光(OZアカデミー 8月20日 後楽園ホール)
AKINO 小林香萌vs桜花由美 アレックス・リー(OZアカデミー 8月20日 後楽園ホール)
藤本つかさ 世羅りさ 柊くるみ 華DATEvs豊田真奈美 星ハム子 宮城もち 華蓮DATE(アイスリボン 8月13日 東京・両国KFCホール)
山下りなvs世志琥(WAVE 8月12日 東京・大田区総合体育館)
朱崇花vs桜花由美(WAVE 8月12日 東京・大田区総合体育館)
長浜浩江 小林香萌vsチェリー 米山香織(WAVE 8月12日 東京・大田区総合体育館)
長浜浩江 小林香萌vs山下りな 夏すみれ(WAVE 8月30日 新宿FACE)
岩谷麻優vs花月(スターダム 8月13日 後楽園ホール)
紫雷イオ バイパー HZKvs松本浩代 米山香織 ジャングル叫女(スターダム 8月13日 後楽園ホール)
高橋奈七永vsザ・グレート・サスケ(SEAdLINNNG 8月24日 後楽園ホール)
世志琥vs彩羽匠(SEAdLINNNG 8月24日 後楽園ホール)
GO浅川vs吉野コータロー(K-DOJO 8月6日 千葉・Blue Field)
木髙イサミvsGO浅川(K-DOJO 8月19日 新木場1stRING)
BUSHI 高橋ヒロムvsTAKAみちのく タイチ(TAKAタイチ興行 8月28日 新宿FACE)
鈴木みのるvs金丸義信(TAKAタイチ興行 8月28日 新宿FACE)
梶トマト 滝澤大志vsタンク永井 本田アユム(K-DOJO 8月19日 新木場1stRING)
正岡大介vsミエド・セクストレモ(FREEDOMS 8月27日 後楽園ホール)
吹本賢児vsシクロペ(FREEDOMS 8月27日 後楽園ホール)
葛西純vsビオレント・ジャック(FREEDOMS 8月27日 後楽園ホール)
ガッツ石島vsダイスケ(ガッツワールド 8月15日 新木場1stRING)
折原昌夫 ディック東郷 梁和平vs新井健一郎 バッファロー 丸山敦(ガッツワールド 8月15日 新木場1stRING)
田村和宏vs兼平大介(HEAT UP 8月12日 後楽園ホール)
中邑真輔vsジョン・シナ(WWE SMACKDOWN 8月1日 オハイオ州クリーブランド)
戸澤陽vsネヴィル(WWE RAW マサチューセッツ州ボストン)
ブロック・レスナーvsロマン・レインズvsサモア・ジョーvsブラウン・ストローマン(WWE 8月20日 ニューヨーク州ブルックリン)
ジンダー・マハルvs中邑真輔(WWE 8月20日 ニューヨーク州ブルックリン)
AJスタイルズvsケビン・オーエンズ(WWE 8月20日 ニューヨーク州ブルックリン)
セス・ロリンズ ディーン・アンブローズvsシェイマス セザーロ(WWE 8月20日 ニューヨーク州ブルックリン)
フィン・ベイラーvsブレイ・ワイアット(WWE 8月20日 ニューヨーク州ブルックリン)
ネヴィルvs戸澤陽(WWE 8月20日 ニューヨーク州ブルックリン)ベストシリーズ&興行
新日本プロレス「G1 CLIMAX27」7月17日 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる~8月13日 両国国技館
全日本プロレス「GROWIN’UP Vol.5」8月3日 新木場1stRING
全日本プロレス「2017 SUMMER EXPLOSION」8月6日 神戸サンボーホール~27日 両国国技館
全日本プロレス「ウルティモ・ドラゴン30周年記念~Lucha Fiesta 2017 suppouted by AJP~」8月19日 後楽園ホール
NOAH「DEPARTURE2017」8月6日 後楽園ホール
NOAH「Summer Navig. 2017 vol.2」8月12日 横浜ラジアントホール~26日 後楽園ホール
ZERO1 超花火「ドリーム・シリーズ 神戸大炎上 さよなら大仁田厚ファイナルツアー2017」8月13日 兵庫 神戸常盤アリーナ
ZERO1「ドリームシリーズ ~灼熱の陣~」8月31日 後楽園ホール
DDT、BASARA、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス DNA「闘うビアガーデンプロレス2017」7月29日~8月5日 新宿FACE
DDT「両国ピーターパン2017~ピーターパン 二十歳になってもピーターパン~」8月20日 両国国技館
DDT「ドラマスティック総選挙2017~最初のお願いスペシャル~」8月25日 新宿FACE
BASARA「伐折羅・四拾参~宴~」8月24日 新木場1stRING
ガンバレ☆プロレス「ガンバレ☆クライマックス2017」8月11日~13日 東京・両国KFCホール
東京女子プロレス「BRAND NEW WRESTLING~新時代の幕開け~」8月26日 後楽園ホール
大日本プロレス「大阪サプライズ32~STRONG WORLD2017」8月11日 エディオンアリーナ大阪第二競技場
大日本プロレス「Death ManiaⅤ」8月19日 愛知・名古屋国際会議場
大日本プロレス アイスリボン「夏の上野プロレス祭り2017」8月8日~25日 東京・上野恩賜公園野外ステージ
カッキー・ライド「垣原賢人復帰戦~カッキーライド~」8月14日 後楽園ホール
WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2017 FLASHING SUMMER」8月11日 後楽園ホール
OZアカデミー「~川口市出身・尾崎魔弓凱旋~」8月6日 埼玉県産業技術センター
OZアカデミー「~プラムの花咲くOZの国2017~」8月20日 後楽園ホール
アイスリボン「両国大会」8月13日 東京・両国KFCホール
アイスリボン「不思議の国のアイス2017」8月27日 後楽園ホール
WAVE「プロレスリングWAVE 10th anniversary『CARNIVAL WAVE~NEVER ENDING 大田区 STORY~』」8月12日 東京・大田区総合体育館
スターダム「STARDOM Midsummer Champions 2017」8月13日 後楽園ホール
SEAdLINNNG「SUMMER BLAST」8月24日 後楽園ホール
PURE-J「PURE-J旗揚げ記念興行~DREAM GO~」8月11日 後楽園ホール
K-DOJO「東京ビックショー」8月19日 新木場1stRING
TAKAタイチ興行SEASON2 8月28日 新宿FACE
FREEDOMS「佐々木貴プロデュース プロレス戦国時代 群雄割拠其の一」8月3日 後楽園ホール
FREEDOMS「葛西純プロデュース興行 東京デスマッチカーニバル2017」8月27日 後楽園ホール
HEAT UP「聖地に輝く無数の星☆2017」8月12日 後楽園ホール
ガッツワールド「ガッツワールドvol.111 武骨大戦SPECIAL 2017」8月15日 新木場1stRING
豆腐プロレス「The REAL 2017 WIP CLIMAX in 後楽園ホール」 8月29日 後楽園ホール
WWE「サマースラム」8月20日 ニューヨーク州ブルックリン以上に決定しました
ベストバウトと興行賞に関しては選考した以外の試合や興行があれば、今回から投票テンプレートの1番下にある回答追加欄をクリックし、ベストバウトに関しては試合名と試合が行われた日付と会場名、ベストシリーズ&興行は団体名と日付と会場名を明記、確認されしだい1票とします、関係のないものは無効とさせていただきます、また投票結果は発表まで非公開とします、ご了承ください投票受付開始は9月3日の午前0時から、締め切りは10日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています
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夏休みが最後でもZERO1の戦いは熱い!田中将斗が拳王と壮絶フルタイムドロー!
8月31日 ZERO1「ドリームシリーズ ~灼熱の陣~」後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○ショーン・ギネス(6分8秒 片エビ固め)×横山佳和
※ダイビングフットスタンプ(試合終了後、黒覆面2人がリングイン。続いて覆面姿の三又又三氏らしき人物も登場、黒覆面2人が横山にハイジャックパイルドライバーを決める、三又氏はマスクを取る)
三又氏「アイムGM、三又又三です。皆さん元気ないですね。今日も相変わらず…減ってますねえ。今日元気ないな、皆さん。あんたのせい、じゃないですよ。何度も言ってますが、全然試合を組んでくれないんで、三又マシーン1号2号用意しました。ぜひ次の後楽園、三又軍と試合組んでください。大谷さんお願いします。これでも地味に客は増えてると思うんで。どうですか皆さん。お願いします。(大谷がリングサイドへ)大谷さん、すいません、もう一流レスラー用意しました」
(小幡が駆け込んできて覆面2人にドロップキック。)
小幡「大谷さんが出るまでもねえんだよ。オレがやってやるよオイ。ZERO1をなめんなよオイ」
三又氏「皆さん、聞きましたか!? 小幡選手が三又軍とやってくれるそうです。次の後楽園、三又軍対小幡、よろしくお願いします!9月30日、三又軍対小幡よろしくお願いします。このオレンジ色を客席で埋めましょう」
(TARUが登場)
TARU「三又、あんたのことわかれへんけどよ、この次オレの大事な試合がありまんねん。さっさとお引き取り願いましょうか(とロープを開ける)」
三又氏「TARUさん、聞いてましたね。小幡対三又軍、9月30日後楽園、皆さんよろしくお願いします」
TARU「さっさと帰ってください。三又さんとその一味でした」
◇第2試合◇
▼30分1本
○大谷晋二郎 金本浩二(9分42秒 片エビ固め)TARU ×ブードゥー・マスク
※顔面ウォッシュ◇第3試合◇
▼NWAインターナショナルライト級タッグ選手権試合/30分1本
[第26代王者組]○日高郁人 菅原拓也(12分19秒 片エビ固め)[挑戦者]高岩竜一 ×奥田啓介
※野良犬ハイキック
☆日高&菅原が初防衛に成功(試合終了後、王者組がダウンする奥田にベルトを見せつけてから写真撮影。奥田は起き上がれない)
日高「奥田、オマエよ、人のことオッサンオッサンってよ、ちなみに、オマエの隣にいるオッサンもオレと同い年だよ。奥田、オッサンはオッサンでもな、ここのZERO1のオッサンはみんなすげえんだよ! 奥田! てめえ、またオレのことを殴りつけに来いコノヤロー!」
【試合後の日高&菅原】
日高「おい、キラー菅原は降臨したか?」菅原「昨日の夜から出てきてよ。待ちきれねえって言って」
日高「お前、それは飲み過ぎただけだろ?」
菅原「おかげでぐっすり寝れたよ、昨日」
日高「寝酒じゃねえかよ。そんなことしてるから、今日もきりきり舞いさせられてんじゃねえか」
菅原「あれはわかってないんだよ。ルチャ・リブレってものがわかってないんだよ。奥深いぞ、ルチャは」
日高「でも、その辺が見えなかったな」
菅原「いや、見えてたでしょ」
※ここで高岩&奥田がコメントブースに乱入
奥田「おい! ZERO1のオヤジが凄いのはよくわかったよ。でも! 絶対お前らを超えてやるからな。覚えておけよ! 終わらねえからな!」
日高「何度でも来い」
奥田「お前ら、絶対潰してやるからな。覚えとけよ! この悔しさ、絶対忘れねえよ」
※奥田たちが去っていく
日高「よくわかった。いつでも来い。ただ、ひとつだけ。せめて敬意を表せて、オジサンと呼べ、コノヤロー。俺たちはオジサンだ。オッサンじゃねえ、オヤジでもねえ。奥田啓介。てめえはいい根性したプロレスラーだよ。何度でも来い。バチバチ? バチバチっていうのはな、ただ相手のことをバチバチ殴るだけじゃねえんだよ。俺の向こう側にいるクソ野郎どもを殴るつもりで、もっともっと俺のことを殴ってこい。何度でも相手してやる」
菅原「いいね、元気が良くて。逃げも隠れもしない。いつでもまたやろう」
◇第4試合◇
▼NWA世界ジュニアヘビー&インターナショナルジュニアヘビー級二冠選手権試合/30分1本
[王者]○鈴木鼓太郎(12分28秒 エビ固め)[挑戦者]×SUGI
※三沢魂タイガードライバー
☆鼓太郎が両王座を3度目の防衛に成功。(ベルトを受け取った鼓太郎が写真撮影をしていると、日高と菅原がリングへ。)
日高「タロー。(ブーイング)もういいんだよ、ブーイングとかそういうのはさ。タロー、SUGIも、ホントに素晴らしい試合だったよ。だからSUGI、先月の後楽園ホールでオレを蹴とばしたこと許すよ。でもタロー、オマエとはまだあるんだよ。こないだもフォール勝ちして、今日もオレたちはきっちりライトタッグ防衛した。次の挑戦者はオレしかいねえだろ! 次の後楽園ホールでオレの挑戦受けろ!」
鼓太郎「ごめん、次オレ出れないんだわ。ごめん。ほかの試合入っちゃったんだ。入っちゃったんだ」
日高「(本部席に向け)なんで押さえとかないのスケジュール!? じゃあいつオレの挑戦受けるんだよ!?」
(SUGIがドロップキックで日高を吹っ飛ばす。)
SUGI「鼓太郎さん、ありがとうございました。(握手)ZERO1ジュニア、楽しいですね。オレ、ここで、お願いをしたい。タッグのベルト、挑戦受けろ」
菅原「おい、SUGI、すげえ試合だったな。タッグの挑戦、オレとオマエの仲じゃねえかよ。いつでもやってやる。いい? ちょっといい?(とSUGIに確認してから鼓太郎に向き)おいタロー! おい、こないだも言ったよな。日高がダメなんだったら、オレが行く。次、出れんのはいつだ? 次の挑戦者はこの菅原だ!」
(そこへギネスが入ってきてドロップキックで菅原を吹っ飛ばす。)
ギネス「チョットマッテクダサイ。SUGI、コタロー、スバラシイ。コタロー、ユーアーナンバー1。チャンピオンシップ、プリーズ」鼓太郎「まあ、オレとショーンはチームだけど、ZERO1ジュニアとして、このベルト狙うのは必然だ。その気持ちはわかるよ。でも、それは天下一ジュニアのベルト、そっちの(もう一つの)ベルトはなんだ? それ、ヘビーのベルトじゃないのか? オマエはジュニアなのかヘビーなのか、どっちなんだよ?」
(ギネスがUNヘビーのベルトにキスをして笹崎レフェリーに返還)
ギネス「ジュニアでオネガイシマス」鼓太郎「ジュニアならヘビーのベルトはいらないよな。受けて立つよ。オレとオマエは1勝1敗だからな、シングル。(退場するギネスに)ショーン、あのベルトは返上でいいの? 返上? 返上でOK? 返上です。ヘビーのベルトはヘビーの皆さんで争ってください。以上です」
【鼓太郎の話】「メチャクチャ疲れたけど、あの2人の顔を見て、ちょっと癒されたわ。マジで次、俺は出れないから。次の次だよね。ショーンとは1勝1敗だったし、ちょうどいいよ。その代わり、俺と当たるまで誰にも負けるなよ。ヘビーにも負けるなって。それと、俺の一番嫌いな言葉、『ヘビー級扱い』。俺が一番嫌い。ジュニアはヘビー級に行くための階段じゃねえから。何年も前から俺は言ってる。だから、ショーンにも聞いたし、動かしてないヘビーのベルトなんてね。しっかり返上したんだったら、俺は何にも言うことないし、あいつの実力は認めるしね。しっかり決着を付けましょう。なにかありますか? 記者の皆さんは何も思わないんですか? ジュニアもヘビーもゴチャゴチャでまかり通っているこのプロレス界に。何も思わないんだったら、それは今の流れかもしれないけど、俺はそんな流れなんていらないよ。俺はジュニアだから」
【SUGIの話】「ありがとうございました。以前、違うキャラクターというか、それで上がっていたんですけど、また戻ってくることができて。まあ、いい結果だったんじゃないでしょうか。(タッグのパートナーについては?)パートナーはまだ考えてないです。挑戦するって言っちゃったんで、誰かしら名乗りを挙げてくれればと思います」
◇第5試合◇
▼60分1本
関本大介 ○将軍岡本 吉江豊 宮本裕向(9分51秒 片エビ固め)小幡優作 ×佐藤耕平 鈴木秀樹 スーパー・タイガー
※バックドロップ(試合終了後、将軍と鈴木が小突き合い。将軍が張り手を打ち込む)
吉江「そうだ、将軍、その気持ちだ。おもしれえな、将軍。どうですか? 吉江豊と将軍、組んでベルトを狙ってみませんか!? どうだ、将軍。こないだ保留にされた答え聞かせてもらおうか」
将軍「保留なんかしてませんよ。兼任してるだけです。ベルトあいたっていうじゃないですか。もちろん取りに行きますよ。いつ取りに行きますか?」
吉江「次いつだ?」
将軍「新木場(9・14)? 新木場で、だれが挑戦するかしらないですけど、やりましょうよ」
吉江「よし、新木場決定!」
◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[第21代王者]△田中将斗(30分時間切れ引き分け)[挑戦者]△拳王
☆田中が3度目の防衛に成功(試合後、ベルトを受け取った田中は、それをリングに置いて拳王と向き合う。レフェリーが両者の手を上げると、田中が握手を求める。拳王は張り手)
拳王「おい、田中将斗、オレは負けたのかオイ? おい、てめえはよ、オレとの勝負、勝ったのかオイ? おい、オレは負けてない、おめえも勝ってない。そんなんでよ、このベルト防衛して、ZERO1のチャンピオンうれしいのか? こんなよ、他団体から来て、減らず口をぐうたらぐうたらこいて、てめえの首を刈る、このきたねえベルトを持って帰る、そんなヤツによ、引き分けで、ZERO1のチャンピオンが、いいのか? てめえがよ、本当に悔しいなら、オレはよ、いつでも対戦するぞ。火祭りのオレの口癖、てめえらクソファンどもよ、頭が悪いけど知ってるよな? 田中将斗、てめえの首を刈る。いいか、今日は刈れなかったかもしれねえ。でもな、いつかこのリングで、いや、地獄でもいいぞ。てめえの首を刈る。それがよ、この減らず口をたたく拳王様のプロレス界での目標だバカヤロー」
(拳王が引き揚げる)
田中「おい、オマエなめんなよ。納得いってへんのやろ? じゃあオマエのとこいったるから。うちのリングで負けてへんから、また減らず口たたくんだよね? じゃあ、オマエのとこに行って、ケリをつけてやる」
拳王「(ノーマイクで)なかなか面白いこと言うな! いつでも緑のリングで待ってるからなオイ」
(宮本がリングに登場。
宮本「田中さん、いまの試合、正直、すげえ試合でした。オレにも世界ヘビー、挑戦させてください。(「新木場の続き!」の声に)そう、ZERO1の火祭りの30分ドロー、その決着戦をやりましょう!」
田中「拳王と違って、オマエは清いな。清い心を持ってるな。引き分けだったから、チャレンジさせてくれ。よしわかった。やろう。決着つけなあかんなあと思っとったから、またやろうなって言ってたから、やらなあかんなと思ってたけど、正直ね、いましんどいよ。でも、オマエとはやらなあかんと思ったから、やる。(握手)悪いけど、ここ、たぶんオレが締めなあかんような空気やな。オレ、こないだも言ったけどブードゥに入って1回しか締めたことないし、一人やったら恥ずかしいから、オマエも一緒に締めてくれよ。(ヤンキースコールに)そういえばそうやね。日高と小幡はちょっとわだかまりあるから、ヤンキースやないけど、オマエとやったらやれるかもしれんな。皆さん最後にご起立お願いします。1回でいきますよ。いくぞー! 3、2、1、ZERO1!」
【田中の話】「拳王がいろいろ長い言葉を言ってたけど、とりあえずもう1回やれってことやろ? 彼は俺に勝つまで諦めへんみたいやから、何度も来ても叩き潰したる。まあ、うちのリングでずっと勝ってたりしても、減らず口は収まらないようやから、向こうの会社がOKを出すんであれば、向こうのリングでもかまへんよ。そういう戦いを彼は求めてるんでしょ? まあ、自分の団体より田中将斗とやってたほうが面白いと思っているんちゃう? 今、杉浦貴が出てへんくて、なんかテンションがいまいち上がってへんのか、こっちに戦いを求めてくるのは、俺はウェルカムだし。杉浦貴が復帰してきた時には、組むのか? 戦うのか? 何らかしらで絡まないとおもろくないと俺も思ってるしね。拳王から始まって、またノアさんのリングがどう決めるのか、それはわからないですけど、こっちの意識的には上がってもいいよって。拳王がやりたいんだったら、やってもいいよって。組んでくれるんだったら、上がらせていただきます。やっぱりZERO1のチャンピオンとして殻にこもっていてもね。プロレス界の強さっていうのは計り知れへんと思うし。ZERO1の中で、現時点で一番強いかもしれへんけど、プロレス界の中では一番じゃないと思っているヤツがいっぱいおるみたいやし。そういうので、上がれるところがあるのであれば、そこで自分の強さというか、田中将斗の凄さっていうのを知らしめていくのが一番手っ取り早いからね。ただ、決着つけられへんかったというのは、チャンピオンとして悔しい部分ではあるけど。でも、またここから違う道というか、点が線になれば。杉浦さんの前に立っとるのか? 横にいるのか? また杉浦と拳王が前にいて、俺と誰かがそこに行くのか? 拳王と杉浦が俺の横にいるのか? それはわからないですけど、弾丸ヤンキースっていう言葉というのを俺は捨ててないし、今日だって裕向がリングに上がって来た時にそういう声も聞こえたんで。そのチームっていうのは、僕的にはプロレスを24年以上やっている中で、大事にしていきたいものだと思っているんで。その弾丸ヤンキースの一員だった宮本裕向が次のチャレンジャーとして来ましたけど、僕は本当に火祭りで30分引き分けになった時から、またやろうなって言ってました。こういう状態で組まれるからには、必ず決着を付けて。その時にもスゲエ試合をしてまたやりたいなって。そういう気持ちになるような、スカッとするような試合を彼とはできると思います」
ZERO1後楽園大会のメインは田中の保持する世界ヘビー級王座にNOAHの拳王が挑戦、二人は7・23大阪で行われた火祭り公式戦で対戦し、田中がスライディングDで勝利、田中が火祭りを制した後で拳王が再戦を要求したことで選手権が決定となった。
序盤は田中が執拗なヘッドロック、スリーパー、首四の字と拳王のスタミナを奪いにかかるが、田中の逆水平に対し拳王はエルボーで応戦して打撃戦となり、拳王が連打で倒すと突進する田中をフロントハイキックで迎撃、場外に逃れた田中を客席や場内の鉄柵、鉄柱に叩きつけ、サッカーボールキックを浴びせていく。
リングに戻っても拳王はサッカーボールキックを浴びせていくが、田中が張り手で応戦すると拳王も打ち返し、再度打撃戦もまたしても拳王が競り勝って田中はダウン、拳王はセコンドのVMを牽制しつつ田中をコーナーに押し込んで顔面を踏みつけるも、串刺し攻撃は田中が迎撃し拳王のブレーンバスター狙いを投げ返す。
田中は串刺しラリアットを狙うが、拳王が追走して串刺しフロントハイキック、田中も追走するが、拳王はミドルキックで迎撃、だが串刺し狙いは田中がラリアットで迎撃するとライトニングスパイラルからスーパーフライを投下、しかし拳王は剣山で迎撃し田中の背中にダイビングフットスタンプを投下してから、後頭部にランニングニー、コーナーからダイビングダブルニーと畳みかける。
拳王はファルコンアローを狙うが、着地した田中がDDTで突き刺すと、雪崩式を狙ってコーナーでの競り合いとなるが、田中がトップロープを利用したダイヤモンドカッターを決め、エプロンに逃れた拳王にラリアットからエプロンダッシュのスライディングDを敢行すると、テーブルに拳王を寝かせ、テーブル貫通スーパーフライを投下、更に拳王の腕を鉄柱に固定してイスでメッタ打ちにする。
田中は左腕に大ダメージを負った拳王に脇固め、アームロック、変形羽根折り固めと腕攻めを展開、それでも拳王は左ミドルキック、張り手の連打からファルコンアローを決め、アンクルホールドで捕獲、そのまま逆立ちにしてから腹部にキックを浴びせていく。拳王はダイビングフットスタンプを狙うが、頭突きで阻止した田中が雪崩式ブレーンバスターからスーパーフライを投下、ジャーマンで投げるが、起き上がった拳王も後ろ回し蹴りで応戦、田中もラリアットで返すとファルコンアローあらスライディングラリアット、そしてスライディングDで勝負を狙うが、かわした拳王はドラゴンスープレックスで投げる。
拳王はPKからダイビングフットスタンプを投下、しかし田中が起き上がるとショートレンジのスライディングDを炸裂させ、膝立ちでのエルボー合戦から頭突き合戦、田中の左右のエルボーからローリングエルボー狙いも、拳王は張り手で迎撃、田中も裏拳で応戦すれば、拳王もハイキックを浴びせ、再度のハイキックをかわした田中は首投げからのショートレンジのスライディングD、そしてランニングでのスライディングD狙いは拳王がかわしてPKを連発する。
拳王はダイビングフットスタンプを投下するが、田中も垂直落下式ブレーンバスターで応戦、拳王のハイキックに対し、田中が丸め込むが30分フルタイムとなり時間切れ引き分け、田中が防衛となった。
試合後に握手を求める田中に対し拳王は張り手、再戦を要求し、引き揚げていく拳王に対し、田中は今度はNOAHマットでの再戦をアピールする。そして火祭りで引き分けとなった宮本が挑戦に名乗りを挙げて、田中が受諾すると田中が「3・2・1ZERO1」で大会を締めくくった。今回の防衛戦もVMがセコンドに付くも介入はなし、今回は拳王のリクエストもあって弾丸ヤンキースとしての田中で迎え撃った。拳王にしても田中相手に30分も戦い抜いたのは大きかったが、本音でいえば杉浦のかつての相棒である田中に勝って、杉浦と並び立つ立場になりたかったというのが本音なのかもしれない。
また田中はNOAHマット再上陸を予告したが、10月からグローバルリーグも控えていることから田中のエントリーは有力か、ただ気になるのは杉浦の復帰いつになるのか、 次期挑戦者には宮本が名乗りを挙げたが、よく考えれば宮本も弾丸ヤンキースのメンバー、田中がVM入りをしたことで弾丸ヤンキースは活動休止となったが、杉浦とのタッグは解消したわけでない、現在は手術も終え復帰に向けてトレーニングに励んでいるが、杉浦と田中の出方次第では弾丸ヤンキース復活もありえない話でもない。第3試合のライト級タッグ選手権は挑戦者組が菅原を捕らえ先手を奪い、高岩のリードで奥田もガンガン攻めたてる。しかし菅原が風車式バックブリーカーで反撃すると、交代を受けた日高もシュリケンで反撃し、高岩もまとめてドラゴンスクリューを決め、ミサイルキックを放って高岩を捕らえにかかるが、リバースDDT狙いをブレーンバスターで投げ返されると、奥田がミドルキックの連打からハリケーンドライバーを決めから腕十字で捕獲、逃れられても腕めがけてキックの連打を浴びせ、アイルビーバックをする日高に打撃の連打を浴びせる。
奥田は突進するが、いなした日高がバックドロップを決めるが、起き上がった奥田はハイキックで応戦、菅原がカットに入ると、高岩がみちのくドライバーで排除し、デスバレーボムの援護を受けた奥田は日高にPKを炸裂させる。
奥田はジャーマンから担ぎにかかるが、着地した日高が野良犬ハイキックを浴びせ、奥田のキックをキャッチした日高はイグチボムから、菅原とのサンドウィッチキックを頭部に炸裂させる。菅原が高岩を排除し、日高は石見銀山を狙うが、逃れた奥田は張り手を浴びせると、日高も打ち返し、後ろ回し蹴りを炸裂させ、打撃の猛ラッシュも、奥田も懸命に打ち返す。しかし奥田のバスソーキックをキャッチした日高は腿裏への膝蹴りから、左右のハイキックを浴びせて3カウントを奪い王座を防衛、試合後も起き上がれない奥田に対し日高が握手はせずも激を飛ばした。第4試合のジュニアヘビー級選手権はSUGIのコルタバを鼓太郎が着地したところで、SUGIがドロップキックで場外へ追いやるとトペ・コンヒーロを発射、だがリングに戻ると鼓太郎がボディーへのエルボーを浴びせ、腹部への一点攻撃でスタミナを奪いにかかる。
SUGIは鼓太郎をエプロンへ追いやると延髄斬りを放ち、場外へ転落した鼓太郎にロープ上を走ってのヘッドシザースホイップを決め、リングに戻っても鼓太郎のファンネルをかわして619を狙うが、鼓太郎もかわす、だがSUGIがトップロープ上を回る619を敢行すると、ロープから飛びついてのリバースDDT、ソバットから串刺し攻撃を狙うが、鼓太郎はエクスガリバーで突き刺す。
鼓太郎は勝負と見て三沢魂タイガードライバーを狙うが、SUGIがウラカンラナで切り返すと、回転エビ固めからリバースフランケンで突き刺し、串刺しドロップキックからウルトラウラカンラナと追い詰めるが、コーナーに昇ったところで鼓太郎が雪崩式バックドロップを狙い、着地したSUGIの串刺し攻撃狙いは、鼓太郎がボディーエルボーで迎撃、そして雪崩式三沢魂タイガードライバーを狙うが、堪えたSUGIは雪崩式ブレーンバスターを狙うも、鼓太郎はリバースDDTで切り返す。
鼓太郎はボディーへのエルボーからアッパー掌打、三沢魂ローリングエルボーを狙うが、キャッチしたSUGIはその場飛びスパニッシュフライで切り返し、今度はドラゴンラナを狙いにコーナーへ昇るが、堪えた鼓太郎がストマックブロックで突き刺すと、カナディアンバックブリーカーの体勢からの山折り、ブルーディスティニーと畳みかける。
鼓太郎はダブルアーム式ストマックブロックを決めると、最後は三沢魂ローリングエルボーからの三沢魂タイガードライバーで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後に日高が挑戦に名乗りを挙げるが、鼓太郎がスケジュールの都合で拒否すると、日高が不満を露わにしたところでSUGIが日高にドロップキックを浴びせライト級タッグ王座に挑戦を表明、菅原も鼓太郎に挑戦を迫るが、今度はギネスが菅原にドロップキックを浴びせ保持していたUNヘビー級王座を返上して鼓太郎に挑戦を迫り、鼓太郎もギネスの意気込みに応えて挑戦を受諾した。
セミでは吉江が岡本と共に耕平を捕らえ、連続ボディープレスで圧殺すると、最後は岡本がカイケツからのバックドロップで3カウントを奪い勝利、試合後に吉江の呼びかけで岡本とのタッグでタッグ王座獲りをアピールした。インターコンチネンタルタッグ王座は小幡&KAIが保持していたが、KAIが全日本プロレスのスケジュールを優先、ZERO1には参戦できないため王座は返上となり空位となっていた。インターコンチネンタルタッグ王座は前々王者の曙&岡本も、曙が病気欠場で返上、このところ返上が続き権威すら問われている。岡本にしても曙の復帰のメドが立たない以上、曙と以前組んでいた吉江と組んでタッグ王座奪還を狙いたいところか・・・最後に2人の黒覆面と共に来場を予告していた三又又三氏がが第1試合終了後に登場、試合に黒覆面は試合に敗れた横山をハイジャックパイルドライバーでKOする暴挙を働き、三又氏は黒覆面を三又マシーン1号、2号と命名、三又軍結成をアピールしてZERO1に宣戦布告、大谷が迎え撃とうとしたが、小幡が迎撃名乗りを挙げ、9・30後楽園での対戦をアピールした。
かねてからZERO1 GM就任を望んでいた三又氏だが、遂に実力行使でZERO1ジャックに動き出したようだ。【ZERO1】拳王との死闘決着つかず…田中が世界ヘビー王座ドロー防衛、9・30後楽園で宮本迎撃▼鼓太郎がジュニア2冠V3、ギネスと決着戦へ▼奥田返り討ち 日高&菅原がライトタッグV2…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#zero1 #noah_ghc pic.twitter.com/9sZfe6hYp4
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年8月31日今日はゼロワン後楽園大会でした。
試合は負けたけど、耕平さんとタッグタイトルに挑戦や!
と気になっていたコルネ。旨し! pic.twitter.com/YMX5ozFs3r
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年8月31日くそー。
ゼロワンのオヤジどもは強いわ
バチバチやりすぎて顎が痛えよ
今日の負けは認める。
けどおれはあのオヤジ共のもっともっと上を行くから
まだまだやり足りねえ。
プロレス楽しいな。
闘いだよ。闘い。#igf #ゼロワン pic.twitter.com/V0KigMKLOn
— 奥田啓介@IGF所属 (@mosn_am) 2017年8月31日 -
UWF、リングスの名物リングアナ 古田信幸
声優で第2次UWFやリングスでリングアナを務めた古田信幸さんが気管支動脈りゅう破裂で死去した。享年59歳。
古田さんは声優で活躍されただけでなく、第2次UWFからリングアナを務め、選手コールや「五分経過!」など高く、大きな声で名物リングアナとしても活躍した。
UWFが三派に分裂後は前田日明が孤立する中で、唯一追随してリングス旗揚げに参加、その後前田に関わるイベントは古田さんがリングアナを務めていた。今年「証言UWF」が出版されたが、古田さんもUWFに関わった人物なのに、なぜインタビューがなかったのか不思議に思っていた。なぜ一人前田に追随して言ったのか聴きたかった。
ご冥福をお祈りします
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かつてのプロレス常打ち会場だった津市体育館が9月をもって閉館へ三重県のかつてのプロレス常打ち会場だった津市体育館が10月に大型スポーツ施設「サオリーナ」の開業に伴い、9月に閉館することになった。津市体育館は2007年3月25日にDRAGON GATEがビックマッチ(メインは獣神サンダー・ライガーvsドン・フジイのオープン・ザ・ドリームゲート選手権)で使用されたが、それ以降は郊外のメッセウイングみえや四日市オーストラリア記念館(現在は閉館)など使用されることが多くなり、老朽化もあって使用されることはなかった。自分が同会場を初めて訪れたのは1992年4月の新日本プロレス、このときはトップ・オブ・ザ・スーパー・ジュニアの公式戦として獣神サンダー・ライガーvsエディ・ゲレロ、エル・サムライvs保永昇男が行われ、エディは新日本初来日、サムライは凱旋帰国したばかりだった。エディはライガーを追い詰めながらもコウモリ吊りに逆転負け、サムライは保永の丸め込みの前に敗れた。同年12月にW☆INGも観戦、W☆INGは自分が始めてみたインディー団体で、大観衆の中でプロレスを見るのは当たり前だと思っていたが、客席は空席だらけで「自分は恵まれていたのかな」という印象を受け、また有刺鉄線デスマッチを初めて生で見て血まみれとなったW☆ING金村(金村キンタロー)が自分の目の前に倒れてきたことに衝撃を受けた。最後に会場を訪れたのはDRAGON GATEの前身である闘龍門で2000年頃と記憶しているが当時は望月成晃、横須賀享(ジミー・ススム)神田裕之(ジミー・神田)がヒールユニットM2Kを結成していた。訪れたのは3回だけだが、自分にとっても思い出深い会場はない、閉館までには津市体育館のことは振り返りたいが、思い出深い会場が消えていくのは寂しいとしか言いようがない。
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ロスインゴが勝利も、本当の勝者はTAKAタイチ!?
8月28日 TAKA&タイチ興行SEASON2 新宿FACE 509人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼K-DOJO提供スペシャル6人タッグマッチ/20分1本
○梶トマト 滝澤大志 GO浅川(6分18秒 レッドアイ)吉野コータロー ダイナソー拓真 ×マリーンズ・マスク◇第2試合◇
▼K-DOJO提供スペシャル女子シングルマッチ/20分1本
○バンビ(4分49秒 変形膝十字固め)×ERINA◇第3試合◇
▼30分1本
○青柳優馬(6分7秒 片エビ固め)×最上九
※フィッシャーマンズバスター◇第4試合◇
▼金丸義信デビュー21周年記念スペシャルシングルマッチ/30分1本
○鈴木みのる(15分12秒 体固め)×金丸義信
※ゴッチ式パイルドライバー【金丸の話】「やっぱり強いな、ボスは。隙がねぇよ、隙が。それとあの体力。化け物だよ。やっぱりオレらのボスだな。でも、今日はコイツでひと泡吹かせてやったから。オレはそれで満足だ。気持ち切り替えて、次はタイチと(IWGPジュニアタッグ)ベルトを取りに…返してもらいにいくから。それだけだ」
◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/時間無制限3本
高橋ヒロム BUSHI(2-1)TAKAみちのく タイチ
①○タイチ(8分13秒 タイチ式外道クラッチ)×BUSHI
②○BUSHI(5分52秒 BUSHIロール)×タイチ
③○ヒロム(15分44秒 片エビ固め)×TAKA
※合体MX(試合終了後)
タイチ「オイBUSHI、ちょっと待て。忘れもんだ、取りにこい(とオーバーマスクを出す)。待てオマエら、俺らこんなんじゃ終わらねえ、もう一回だってよ、ありきたりの言葉いいたいところだけどよ、オマエらじゃ物足りねえな!(ぐったりしたTAKAを指して)見てみろ、物足りねえだろ。まだまだできんだよ。(TAKAはぐったり)ハポン軍団、てめえら2人じゃねえだろ。てめえら小せえ2人じゃ相手になんねえよな。ほかにいんだろ、メンバー。連れてこい。ほかのメンバー、TAKAタイチ興行、てめえら全員ハポン軍団、このTAKAタイチ興行に出してやるよ! 使ってやるよ!」BUSHI「タイチ、一つだけいいか? オマエら負けたんだよ! ほかのメンバー、誰がいいよ? 誰が望みなの? まあ、考えとくよ。たとえTAKAタイチ興行だって、KAIENTAI DOJOの興行だって、どこでもいいよ。やってやるぜ! エンセリオ、マジで!」
(すると梶トマトが高速で入ってくる。)
トマト「KAIENTAI DOJO、KAIENTAI DOJOって言いましたよね? KAIENTAI DOJOだったら、この俺、梶トマトとシングルマッチやりましょうよ! そしてそしてそして、去年のSUPER J-CUP、トマトなのに真っ黒な毒霧をかけて、ブラックトマトにしやがって! その時のリベンジだ!(トマトは高速で去っていく。)」TAKA「BUSHI、ヒロム、ちょっと変な邪魔が入ったけど、KAIENTAI DOJOでもっていま言ったよな? 言ったよな? 言ったよね!? 決めた。ヘビー級、連れてくるって、ほのめかしたよね? いま決めた。10月15日日曜日、KAIENTAI DOJO後楽園ホール大会、いま決めた。TAKAタイチVSBUSHI、ロスインゴのヘビー級、決定! 自分で言った言葉に責任もてよ。わかったか、なんとかセリオ、マジで!
ヘビー級だってよ、誰くんだろな。いろいろいるよな、何とかイズ・EVIL、なんとかポーンとかよ、なんとかキーロ、あっせなんとかとかさ。もう一人ぐらいいたけど、忘れちったけどよ。いろいろ広がってきたな。きょうは新宿FACE入りきらないぐらいきちゃったよ。これいよいよ、TAKAタイチマニアか!? とりあえずよ、10月15日、KAIENTAI DOJOの後楽園ホール、TAKAタイチスペシャル、ロード・トゥ・TAKAタイチマニア。スペシャルタッグマッチ、TAKAタイチVSBUSHIとハポン軍団のヘビー級。パレハパレハ、アイツら言ってるけど、俺たちのほうが先なんだよな! ハポン軍団の応援団よ、俺たちのほうが先なんだよ。なあパレハ」タイチ「KAIENTAIでやんの?」
TAKA「とりあえずTAKAタイチの予定がないから、ちょうど後楽園ホールがあるし、新日本の予定もないはずだし、いいんじゃねえの?」
タイチ「頭の回転はええな」
TAKA「一応、代表だからよ。やられっぱなしじゃ転べねえんだよ。みなさん決定しました、勝手にここで決定しました。10月15日、TAKAタイチとハポン軍団、まだまだいこうぜパレハ」
タイチ「ただ一つ、ちょっと勘違いしているヤツがいるからよ。これは、鈴木軍VSはポン軍団じゃない。俺らTAKAタイチ対ハポン軍団の闘いだ。それは勘違いするなよ。あくまで俺らの闘いだ」
TAKAタイチ「TAKAタイチ・デ・ハ・ポン! TAKAタイチ、ニバン!」
【TAKA、タイチの話】
TAKA「おい、ハポン軍団のヘビー級連れてくるってよ。オレたちの勝ちだ」タイチ「もともとあの2人じゃ物足りないんだよ」
TAKA「所詮、ジュニア2人だ。言ったよな、BUSHI君。ハポン軍団のヘビー級、何とかキーロ。何とかイズ・EVIL。あと誰かいるよな。誰が来るか楽しみだな。当日まで隠してるか。事前に連れてくるか。もしみんなで来るなら、こっちはほかにもいるんだぞ。ぺ(エル・デスペラード)もいるしよ。まぁ、楽しみにしてるよ。これはまだ序曲だよ、TAKA&タイチvsハポン軍団の」
タイチ「オレらだけでハポン軍団は十分だ。あえて鈴木軍でやる必要はない」
TAKA「ジュニアのオレらだけでヘビー級食ってやるよ。もう1回言うぞ。K-DOJO10・15後楽園、まさかそこでロード・トゥ・TAKAタイチマニア。ってことはどっかでTAKAタイチマニアやらないとな」
タイチ「予定は未定だ。楽しみにしておけ」
【BUSHIの話】「この通り、タイチからの(マスクの)返却ということか。試合の結果は当然の結果だ。売り言葉に買い言葉で言っちゃったけど、10月15日、K-DOJO楽しみにしてるぜ。エンセニョール。まじで」
【ヒロムの話】「いいなぁ~オレは相変わらずひまだよ。10月15日、オレ呼ばれるのかな。ねぇ、TAKAさん、オレは? 楽しませてくれないの? 今日、オレとBUSHIさんのタッグ、正直スゲー強いでしょ。いつでも狙えるってことをIWGPジュニアタッグを巻いてる人間たちは危機感持った方がいいよ。その時が来れば、オレたちが一発で取ってやる。それにしても今日、TAKAさん、タイチさん、今日は楽しかった。夏のいい思い出をありがとう。次、会う時はもっともっともっともっともっと! 楽しませてくれよ」
TAKAタイチ興行が開催され、鈴木軍ジュニアのTAKAタイチがロスインゴのヒロム&BUSHIと対戦、試合形式は時間無制限の3本勝負で行われた。1本目は両軍とも絡み合わない攻防が続き、挙句の果てにはヒロムもタイチも寝転がってやる気なしの姿勢を見せるも、BUSHIとタイチが場外への落とし合いを展開し、BUSHIがトペを狙うとタイチはあべみほを盾にする。そしてあべみほがリングに上がってレフェリーが注意している隙を突いたタイチが急所蹴りからのタイチ式外道クラッチで3カウントを奪いTAKAタイチが1本を先取。
2本目は一転してTAKAタイチが場外戦で主導権を奪い、ヒロムを捕らえて集中攻撃を浴びせ、ヒロムも反撃するがTAKAタイチがサミング、急所蹴りなどのラフで翻弄する。ヒロムはやっとBUSHIに交代し二人まとめてミサイルキックを放つと、BUSHIはタイチにBUSHIロールを狙うが、TAKAがサミングでカット、しかしBUSHIが二人まとめて急所蹴りを放つと、タイチにBUSHIロールを決め3カウントを奪い、タイスコアに持ち込む。
3本目はBUSHIのTシャツでのチョーク攻撃からやっとロスインゴがペースをつかみ、自慢の連係でタイチを捕らえ、ヒロムがティヘラからBUSHIがライトニングスパイラルを決め、MXで勝負を狙うが、かわしたタイチが串刺しジャンピングハイキックを放つと、側頭部へミドルキック、突進するBUSHIにジャンピングボレーハイキックからタイチ式ラストライドと川田利明モードで勝負に出る。
タイチはBUSHIのマスクを被って天翔十字鳳もヒロムが間一髪カット、。マスクを脱いだタイチはブラックメフィスト狙いはBUSHIがカナディアンデストロイで切り返して勝負どころを逃してしまう。交代を受けたTAKAはヒロムをジャスとフェースロックで捕獲するが、ロープに逃れたヒロムはTIME BOMEを決めるも、タイチがレフェリーの足を引っ張りカウントを阻止し、マイクスタンドで殴打するが、BUSHIがタイチの顔面に毒霧を噴射して、4選手がダウンとなる。
先に起きたTAKAはヒロムにタイチのハイキックの援護射撃からスーパーKを浴びせるが、本家みちのくドライバー狙いはBUSHIが間一髪カットに入り、ヒロムとの合体スーパードロルを決めると、最後はMXインパクトを決め3カウントを奪いロスインゴが勝利となった。
1・2本は連係に優るロスインゴを警戒したのか、インサイドワークで翻弄していったが、3本目からはロスインゴの連係が決まりだしペースを一気に握られてしまった。試合後には梶も絡んでK-DOJO10月15日後楽園大会にロスインゴの参戦を要求したが、9月4日にはオカダ・カズチカも参戦することから、10月にはロスインゴも参戦すれば客入りは間違いないとTAKAが考えたのか?ここは代表としての顔を伺わせた。
そして勝ったヒロム&BUSHIはジュニアタッグ奪取も視野の入れることをアピールした。ロスインゴは連係も含めチーム力が高いが、ヒロム&BUSHIだけでもジュニアタッグを狙える力量は充分に備わっている。果たして挑戦のタイミングはいつか・・・?セミの鈴木vs金丸は鈴木が徹底したグラウンドで捕らえ、張り手やサミングで抵抗する金丸を鈴木が容赦なくイスで殴打、リングに戻っても膝十字からヒールホールド、アンクルホールドと金丸を追い詰めにかかる。
しかし金丸は張り手で抵抗すると、鈴木のフロントスリーパー狙いを強引にブレーンバスターで投げ、ムーンサルトプレスを投下、鈴木も鋭いエルボーを放つが、鈴木とレフェリーを交錯させた金丸はウイスキーミストを噴射してからディープインパクトで突き刺す。しかしリバースDDTからのディープインパクト狙いを鈴木がスリーパーで捕らえるとゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い、試合後も金丸の健闘を称えた鈴木は金丸に無理やりウイスキーを飲ませ、金丸は蒸せまくるなどしっかりお返しをしたが、改めて鈴木軍の一員として認められた試合だった。
デビュー21周年と中途半端なタイトルを銘打たれてしまったが、金丸も昨年でデビュー20周年、金丸は全日本を退団後にもう一つの古巣であるNOAHのリングで迎えるも、フリーの立場だったこともあって大体的にアピールすることもなかった。金丸はデビュー前から野球選手出身だったこともあってサインボール投げからファンに紹介され、やっとデビューを果たして空中殺法を主体とした動きでジュニア戦線で活躍するも、常に先に走っていたのは同期デビューでヘビー級戦線にいた志賀賢太郎であり、ジャイアント馬場さんはジュニアを軽視していたのもあって、燻る日々が続いていた。しかし三沢革命が始まると金丸は小橋建太、秋山準のユニットであるバーニングに入り、次第に空中戦だけでなくインサイドワークを駆使した試合運びなどで頭角をあらわしていったが、世界ジュニア王座への挑戦のチャンスが恵まれないままNOAH旗揚げに参加、NOAHになってから大きく飛躍してGHCジュニアヘビー級王座を7度に渡って戴冠、全日本にUターンした際には念願だった世界ジュニア王座も奪取した。
秋山と袂を分かってNOAHにフリーとして参戦、鈴木軍入りとなるが、鈴木軍が新日本にUターンする際には新日本とは縁がなかったこともあって、金丸はNOAHに留まるかと思ったが、追随して新日本に参戦するとは思わなかった、だがNOAHに留まったとしてもNOAHジュニアでやるべきことはもうなかったこともあり、鈴木軍に追随して新日本に挑戦する気になったのかもしれない。金丸の狙いはジュニアヘビー級王座の三団体制覇か、金丸もまだまだ40歳、チャンスは充分にある。ぜひとも三団体制覇を成し遂げて欲しい。最後に金丸義信選手21周年おめでとうございます!
タカタイチ終わり
超満員札止め御礼
最後の効いたなぁ
試合に負けたが点で終わらず線にできたからよし
グラシアスなヒロム!ブシくんっ!また遊ぼうぜ
と言うわけで10.15KAIENTAIDOJO後楽園大会
タカタイチ 対 ブシ、ハポン軍のヘビー級の誰か!決定
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年8月28日タカタイチ興行
月曜にも関わらず超満員札止め
素直に言う
来てくれたやつら、グラシアスな
ハポン軍団ファンもな
とりあえず打ち上げ
今日はキメるかのぶ!!
興行の事はまた明日にでも pic.twitter.com/RyrX5X2xaY
— タイチ (@taichi0319) 2017年8月28日ボスとの初シングル…
コンディション…
色々な事を含め…
全て完璧だと感じた!!
でも…
これだけはキメようと思った… pic.twitter.com/O4Ujt0acwX
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年8月28日毒霧が取れない
♂️♂️♂️ pic.twitter.com/PgReOxQIL2
— あべみほ (@abemiho0110) 2017年8月28日BUSHI HIROMU pic.twitter.com/96b9OuDLx0
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年8月28日 -
宮原健斗が石川修司を降し三冠王座を奪還…全日本は新たなるステップへ進みだした
8月27日 全日本プロレス「2017 SUMMER EXPLOSION最終戦 全日本プロレス45周年記念 両国大会~新たなる決意~」両国国技館 6500人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○佐藤恵一(3分4秒 ジャーマンスープレックスホールド)×岡田佑介◇第0試合◇
▼オープニングアクト〜アクトレスガールズ提供試合〜/10分1本
安納サオリ 万喜なつみ(6分28秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド)本間多恵 ×高瀬みゆき◇第1試合◇
▼20分1本
○中島洋平 阿部史典(4分18秒 片エビ固め)野村卓矢 ×青木優也
※跳後廻蹴◇第2試合◇
▼ランズエンドvs多国籍同盟/20分1本
○崔領二 将火怒 石切(7分40秒 片エビ固め)サム・アドニス マッシモ ×ダニー・ジョーンズ
※那智の滝◇第3試合◇
▼大隅興業presents 全日本プロレス創立45周年記念タッグマッチ
ドリー・ファンク・ジュニア ヒロ斉藤(10分16秒 スピニングトーホールド)ザ・グレート・カブキ ×渕正信◇第4試合◇
▼!BANG!TV世界ヘビー級選手権試合バトルロイヤル
[第3代王者]○西村修(8分24秒 横入り式エビ固め)[挑戦者]×グレート小鹿
☆西村が防衛に成功【退場順】[1]愛澤No.1[2]吉江豊[3]瀧澤晃頼[4]仲川翔大[5]佐野直[6]ダイナソー拓真&吉野コータロー[7]篠瀬三十七[8]田村和宏[9]レイパロマ[10]カーベル伊藤[11]丸山敦[12]アブドーラ小林&不動力也
◇第5試合◇
▼30分1本
○カリスティコ(8分25秒 ラ・ミスティカ)×エル・ディアマンテ◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ブラック・タイガーVII TAKAみちのく(10分35秒 超高校級ラ・マヒストラル)[第101代王者組]青木篤志 ×佐藤光留
☆青木&佐藤が3度目の防衛に失敗。TAKA&ブラックVIIが第102代王者組となる【試合後のブラックVII&TAKA】
ブラックVII「ごめん、獲っちゃった。どうしよう?」TAKA「みんなさ、俺たちが獲るわけないと思ってたよね。俺たちが即席チームだから、獲るわけないと思ってたよね。俺もそう思ってたよ。だけどよ、知ってる人は知ってんだよ。俺と相棒がどんだけ深い繋がりを持ってるか。俺たちを即席って言った時点で相手の負けだよ。どれだけのキャリアを世界中で積んできたことか。なあ、相棒?」
ブラックVII「そうね。どうしよう? これは予定が狂う」
TAKA「まさか獲るとは思わなかったな」
ブラックVII「俺はさ、2回目なんだよ。中身だよ。中身で獲ってるから」
TAKA「そういうのを言ってやっていいよ」
ブラックVII「でも、嬉しいベルトだよね、全日本プロレスの中で一番アジアタッグというのがさ。箔になるから」
TAKA「歴史に刻めたわけだ。世界最古のベルトでしょ? これを獲ったってことはさ、またこれを使って、いろいろ遊べるんじゃないの?」
ブラックVII「防衛戦はとりあえず小橋&菊地組。さっき小橋さんがいたからさ、『獲っちゃった。どうしよう?』と言ったら、ちょっとムッとしてたから、じゃあ、挑戦してこいって」
TAKA「取り返してくださいよ、先輩」
ブラックVII「そうだよ。小橋&菊地で来い。それがダメだったら、強いヤツらとはやらねえぞ」
TAKA「渕正信でもいいぞ。歴史と伝統があるんだろ? 過去のチャンピオン、来いよ」
ブラックVII「全日本プロレスは一番面倒臭い2人をこの全日本に残しちまったな。ただじゃ転ばねえぞ」
TAKA「誰も獲りに来なければ、俺たちは好き勝手にいろんなところでやっちゃうからな」
【青木の話】「悔しい。悔しい。いろんなことを考えさせられるタイトルマッチだな。勝てば何も考えなくて済んだかもしれないけど、負けたんでね。俺も俺なりにいろんなことを考えないといけない。今日はもうそれしか言えないね。負けて言えるのはそれだけ。悔しい。ただ、俺はこれでは終わらない」
◇第7試合◇
▼全日本プロレス創立45周年記念特別試合/45分1本
○タイチ(13分19秒 エビ固め)×青柳優馬
※タイチ式ラストライド【タイチの話】「くだらなすぎる。くだらねえよ。だいたい何なんだよ、この団体はよ。俺は一言も出るって言ってねえぞ。出るって言ってねえのに勝手に決めて、勝手に発表しやがって。そんなやり方あるのかよ? しかも、前日会見だかなんだか知らねえけどよ、会見で俺が言ってもいねえ言葉を勝手に作りやがってよ。俺のコメントだって言って。馬鹿か、おめえら。あんなことを俺が言うかよ。てめえらに気の利いたコメントなんか出すかよ。くだらねえんだよ。馬鹿なんだよ。こんな団体、もう二度と出ねえ。くだらなすぎる。これでお終いだよ。あの若いのだってよ…まあいいよ、この馬鹿団体よりはちょっとぐらいいいんじゃねえか、あいつのほうが。2回目の対戦だかなんだか知らねえけど、記憶にねえよ。まあ、意味がなかったよ、この戦いは俺には。ひとつも意味がない。明日は大事な試合があるんだよ。邪魔するな。こことはもう終わりだよ。こんなところには二度と出ねえ。こんなところに所属しているヤツがいたら、所属していたヤツらがいたら、頭おかしいよ。なあ、マル?(金丸がいないことに気づくと)マルはどこだ? そういうことだよ、バカヤロー」
◇第8試合◇
▼全日本プロレス創立45周年記念特別試合/30分1本
秋山準 ○大森隆男 田中稔 岩本煌史(6分13秒 片エビ固め)ジョー・ドーリング ゼウス ×ボディガー 鈴木鼓太郎
※アックスボンバー【試合後の秋山&大森&稔&岩本】
秋山「みんなそれぞれ思いはあると思うんで。ジョーも何かの思いがあるだろうし、ゼウスもそうだし、岩本もそうだし、みんなそれぞれ思いが。それをリング上でぶつければ、また違う結果も出てくるだろうし。それを汲んで、ああやってみんなで暴れて良かったかなと。よくわからなくなりましたけど、よかったなと。リング上から見てて楽しかったです」
大森「勝利を飾ったのは飾ったけど、最後のグチャグチャで敵だったのか味方だったのか、パートナーだか敵だか、みんなわからなくなっちまったよ。秋山さんが言ったように、選手の自己主張っていうのが試合の中で見えてくると、ますます面白くなってくるんじゃない?」
――稔選手も鼓太郎選手と対戦したが?
稔「俺は足の裏を触っただけですから。45周年の記念試合に選んでいただいて光栄です」
――岩本選手は鼓太郎選手とやり合っていたが?
岩本「ハードヒットでタッグマッチでグラップリングでやっているんですけど、プロレスのリングでやって。全日本にいたとかいないとか、僕からしたらどうでもよくて。ただ単に気にくわないんで、ぶっ潰したいと思っているだけです」
大森「これから全日本はますます面白くなってくるから。まったく見えなかったものが、俺らの試合から見えてきたんじゃないかな。そんな気がする」
秋山「まあまあ、大森。行くか? 行こうか?」
※ここで丸山がコメントブースに登場する
秋山「お前は黙っとけ。今から世界タッグに行くんだよ。お前、関係ねえだろ? 今、大森と世界タッグに行こうかって話をしてんだよ」
丸山「世界タッグにはドンドン行ってください。僕も行きますよ」
秋山「お前、関係ねえだろ?」
大森「関係ねえよ」
丸山「ちょっと待ってくださいよ」
大森「だいたい!BANG!TVで優勝できなかったじゃねえか」
秋山「帰れよ」
丸山「ちょっと待ってくださいよ! 僕、!BANG!TVはやっぱり嫌です!」
秋山「お前、何を言ってんだ?」
丸山「やっぱ嫌です」
大森「俺だって生きてるんですとか、適当に言いやがって」
秋山「みんな早く試合を観に行きたいんだよ」
丸山「ちょっと待ってくださいよ! 僕、秋山さんの持つGAORAチャンピオンに挑戦…決まるから。(秋山たちが呆れて去っていこうとすると)ちょっと待って! ちょっと!」
稔「記者さんのリアクションも薄いじゃないですか」
丸山「(涙ながらに)決まるから! 決まるから! (稔の腕を掴みながら)ここでやったっていいよ。稔さん止めるな…止めてくださいよ! だって、シングルマッチが決まっているじゃないですか。決まっているんですよ。1対1の」
秋山「わかった、わかった。やる、やる、やる」
稔「世界ジュニアが見たい」
※秋山たちが去っていくと
丸山「こういうことや。おい、秋山準! 追い詰めたぞ。寝首をかかれんようにどうのこうのしとけよ。以上や!」
【鼓太郎の話】「あいつじゃねんだよ、俺がやりてえのは。余計なことすんなよ。出てきやがって。もっと来いって。来るならもっと来いよ。俺のことを気にくわねえんだろうけど、あいつは関係ないでしょ。俺とサシでやりてえのか? サシでやるんだったら、お前が来いよ。(鼓太郎選手を全日本ジュニアに入れさせないと言っていたが?)わかってねえな。俺が入ったほうが面白くなるんだよ。違うだろ? 全日本ジュニアに目を向けさせてるから。やってやるよ。あれだって、完全に俺とやりたい感じだもの。俺はサシでやってやるよ。受けるか受けないかは、あのガキ次第だ」
◇第9試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ウルティモ・ドラゴン(15分53秒 片エビ固め)[第44代王者]TAJIRI
※アサイDDT
☆TAJIRIが初防衛に失敗。ウルティモが第45代王者となる【試合後のTAJIRI】
――残念な結果になってしまったが?TAJIRI「今日はこういう結果になったけれども、戦う前は試合に乱入してさ、ウルティモ・ドラゴンに毒霧をぶっかけたりしたよ。だけど、やっぱ俺はあの人に憧れてレスラーになったから、そういうものはなにひとつ変わってない。あの人のドラゴンのマスクの中は実は変わってないけど、俺の仮面の中も実は変わってないんだ。そして、この気持ちが変わらない限り、俺とウルティモ・ドラゴンの物語というのは、まだまだ始まったばっかりだよ。だって、25年かかってるんだもん、今日まで。で、やっと日本で始まったんだよ。アメリカでもあったよ。メキシコでもあったよ。日本で一度もなかったんだよ。今日がスタートだよ。まあ、凄い伝統あるベルトだけど、それは今日新たにリニューアルして、俺とドラゴンの畑っていうのはたぶんもっとデカいと思うから。これからだよ。まだ始まったばっかりだよ。そして、向こうが50歳で、俺が46歳だよ。普通、これがよその団体だったら、もうベテランのジイさん対決だけど、なぜかこの全日本という土俵ではそういう見られ方をされなかったんだよ。それが俺の中で凄い衝撃だったのよ。何でかって言うと、伝統とか、歴史とかを積み重ねて、そういうのを重んじるリングなんだね。そういうステージなんだね、この全日本というのは。だから、俺もドラゴンも、こうやって活かしてもらうことができたんだよ。だから、全日本プロレスには45周年おめでとうございますと一緒に、秋山社長をはじめ、全日本の関係者の皆さんに、本当にお礼を言いたいです。おめでとうございます。俺は負けたけれども、45周年の両国でこんなにお客さんが入って、全日本プロレス、おめでとうございます」
――これ1回きりで終わるのはもったいないが?
TAJIRI「そう思います。まだ始まったばっかだよ。今日初めて始まったんだよ。これからじゃないの? 今日はお互いまだ触れたことのない、触れたらちょっと壊しちゃったなっていう部分があったんだよ。たぶんそういうのがピタピタッともっとあって、もっとよくなっていくんじゃないの? 正直ね、こんな長い時間、ドラゴンと触れ合ったのは初めてなんだよ。この全日本には、俺にとっての初対決がまだまだドラゴン以外にもいっぱい埋もれてるから。どんどん掘り起こしていきたいですね」
――以前はタイトルに一通り挑戦したいと言っていたが?
TAJIRI「まずは一番体重の軽いジュニアで、ドラゴンにやられちゃったから、まずはもう1回そこからだな。できたら、1個1個肩に集めていきたいね。全部獲って、集めていきたいんだよ」
◇第10試合◇
▼世界タッグ王座決定戦/60分1本
関本大介 岡林裕二(17分31秒 片エビ固め)×野村直矢 KAI
※ゴーレムスプラッシュ
☆関本&岡林が第77代王者組となる(試合終了後、KAI&野村組と入れ代わるように、秋山&大森組が登場。)
大森「新チャンピオン、ベルト奪取おめでとう。俺たち、そのベルトに凄い興味があるんだ。挑戦させてくれねえかな?」秋山「おい、今年48歳の男がお揃いのTシャツで来てんだ。受けてくれよ。やってくれよ」
岡林「全日本プロレスの社長だろうが副社長だろうが、挑戦受けちゃるわ。歳は関係ないよ。ぶっ潰すぞ、コラ」
秋山「歳なんか関係あるわけないだろ! 小橋さん、一言いってくれ!」
(となぜか実況席の小橋にマイクを渡す。する)
小橋「いい試合だった。準と大森との防衛戦も頑張ってな」秋山「ちょっと違うけど、まあ、こういうこっちゃ!」
【試合後の関本&岡林】
岡林「よっしゃ! ありがとうございました!」関本「ありがとうございました! よっしゃ! 獲ったぞ!」
岡林「気合いの勝利です、本当に。今日は気持ちで勝ちました、気持ちで。誰が来ようと、ずっと防衛し続けましょう」
関本「いや、正直(頭が)回ってるよ。でも、タッグを獲ったから。守っていこう」
岡林「本当の世界タッグチャンピオンですから。前回も獲りましたけど、2回獲ったら本物になっていくんで。これからずっと…もうずっと防衛し続けます」
関本「大日本に持ち帰って、ピッカピカに輝かせよう」
岡林「はい。やりましょう!」
◇第11試合◇
▼全日本プロレス創立45周年記念特別試合/45分1本
○小島聡(11分15秒 片エビ固め)×諏訪魔
※ラリアット【小島の話】「こんな悲しい試合何年ぶりだ? こんなに胸が切なくなる試合なんか、なかなかないぞ。俺と諏訪魔の7年越しの戦いが、こんな短い時間で終わっていいのか? なあ? なんて切ないんだ。ジョー・ドーリングって…お前、10年以上、プロレスやってんだったら、入っていい時、入っちゃいけない時、やっていいこと、やっちゃいけないことぐらい空気読めよ。せっかくの7年越しの試合。こんな状況の中で迎える選手の気持ちを考えたことはあるのか。切なくて、切なくて、涙も出てこないぞ。もう1回やるとか、やらねえとか、そんなことは誰が決めるわけじゃねえよ。その時のタイミングが来れば、勝手にそういうことが起こるかもしれない。ただ…ただ! 普通は次なんて考えてやらねえぞ! 普通はこの1回限りしかやれないと思うだろ! なあ? ふざけるなよ。全日本プロレスの管理体制がどうとか、そういうのもよくわからないし、俺の中でただただ切ないだけだよ。切ない試合だよ。ただ…ただ…切ない中でもこれだけは言っといてやる。これだけは声を大にして言ってやるよ。諏訪魔は本当に強い男だぞ。アイツのポテンシャル、本当にスゲエから。アイツの言動、アイツのコスチューム、アイツの姿、アイツの試合スタイル、アイツの全てが全部ムカついて、全部嫌いだけど、アイツのことはプロレスラーとしてリスペクトしているから」
◇第12試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○宮原健斗(24分39秒 シャットダウンスープレックスホールド)[第56代王者]×石川修司
☆石川が3度目の防衛に失敗。宮原が第57代王者となる【試合後の宮原】
宮原「夏を…夏を…プロレス界の夏を宮原健斗が締めくくりました。プロレス界で最も最高の男が締めくくりました。プロレスの神様は宮原健斗に期待しているんでしょうね。まだまだこのベルトと一緒に、全日本プロレスは更なる高みに行かなきゃいけないんだ。行くんじゃなくて、行かなきゃいけないんだ。それが全日本プロレス。さらに全日本プロレスは攻めていきますんで。ただ、攻める中心はこの俺、宮原健斗だ」――石川選手の印象は?
宮原「本当にプロレス界で最強という言葉がピッタリなチャンピオンだったと思います。そんなチャンピオンだったから、僕の100%以上の力を使わないと、あの人からフォールを取ることはできない。過去一番今日が最高だったと思います、宮原健斗が」
――今後、やっていきたいことは?
宮原「今日発表されてわかる通り、わかりやすく言えば、全日本プロレスが大きな箱に挑戦していきます。でも、挑戦だけれども、全日本プロレスのあるべき姿だと思ってます。あるべき姿に行くだけですよ。まあ、絶対この下半期にかけて、さらに全日本プロレスは盛り上げるでしょう。だから、そんな全日本プロレスに埋もれたくないんで。今日チャンピオンになれて最高です」
――次の防衛戦については?
宮原「誰でも来るでしょう。今の全日本プロレスって本当に気を抜いたら、誰が来るかわからない。今日の試合のラインナップを見てわかる通り、誰でも来れるような立ち位置にいるので、気が抜けないですよ。誰でも来いやって感じです」
――かつて全日本で活躍していて、改めて古巣に参戦する選手が出てくるが、そういう選手たちに王者として何を見せる?
宮原「僕はチャンピオンですから。宮原健斗の対角に立ちたい人はいっぱいいるでしょう。ただ、宮原健斗の向こうに立つということは、それなりのものを見せてこないと。今の俺は、結構最高ですよ。それなりのものを見せてもらわないと、俺がどうこう言えるレベルじゃないです。とにかく全日本プロレス、さらに攻めます。その攻める中心はこの俺です」
秋山体制2度目の両国大会が開催され、メインは石川の保持する三冠ヘビー級王座に前王者の宮原が挑戦、宮原は5・21後楽園で石川に敗れて三冠王座を明け渡すだけでなく、vs石川もいまだ勝ち星なし、宮原にとっても背水の陣で石川に挑んだ。
序盤は宮原がビックブーツを駆使して先手を狙うが、場外戦でエプロンダッシを狙うと、石川がかわして鉄柵に直撃させ、鉄柵を使って首攻めやギロチンホイップ、リングに戻っても、首筋へのエルボーの連打からコーナーへ河津落とし、スリーパー、首四の字と首攻めを展開して先手を奪う。
劣勢の宮原は低空ドロップキックからサイドからのドロップキック、串刺しエルボーから串刺しブラックアウト、場外戦でもカニバサミで石川を鉄柵に直撃させた後でショートレンジのブラックアウトを炸裂させるが、エプロンでのジャーマンを狙いは石川は逃れ、宮原のブラックアウトもブロックした石川がエプロンでファイヤーサンダーを敢行、宮原の首に大ダメージを与える。
石川はリングに戻った宮原に32文ミサイルキックを発射、串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスターで投げ、宮原が意地で起きたところでキチンシンクを浴びせるも、耐えた宮原がブレーンバスターで投げ、エルボー合戦からジャーマン、ブラックアウトを炸裂させる。
宮原の串刺しブラックアウトを狙うが、石川がキャッチしてコーナーに顔面から叩きつけるとリバースパワースラムからジャイアントニーを炸裂させ、スプラッシュマウンテンは宮原がフランケンシュタイナーで切り返してジャーマンで投げるも、石川がドラゴンスープレックスで応戦、宮原はブラックアウトから二段式ジャーマンで投げる。
宮原のシャットダウンスープレックスを狙うが、石川が振り払って飯伏と共同開発のしたカミゴエを炸裂させ、ファイヤーサンダーは着地されるも、石川がサイドからのニーからスライディングD、ファイヤーサンダー、スプラッシュマウンテンと畳みかける。石川が宮原殺しを狙うが、着地した宮原が後頭部へのブラックアウトを炸裂させ、石川が強烈なエルボーに対し宮原も打ち返し、、頭突きも石川が競り勝って宮原の頭を持ったままエルボーの連打、宮原は顎への頭突きも石川は宮原殺しからジャイアントニーを炸裂させ、石川はカミゴエを狙うが、宮原がブラックアウトを3連発で動きを止めると、最後はシャットダウンスープレックスで3カウントとなり王座奪還に成功した。
内容的にも石川の怒涛に攻めに宮原が耐え切った試合、宮原も諏訪魔やジョー、関本と渡り合っていくうちにドンドンタフネスさを増していった。石川戦は改めて宮原が成長し、全日本の堂々のエースとなったと感じさせた試合だった。セミで行われた諏訪魔vs小島は、諏訪魔が入場してリングインするなりジョーが襲撃し、パイルドライバーで諏訪魔の首に大ダメージを与える。異常事態に小島が駆けつけ、ジョーに怒りをあらわにするが、ジョーは小島には用がないと言わんばかりに退場、小島が諏訪魔に駆け寄ると、諏訪魔が振り払って試合開始となるが、首に大ダメージを負ったまま試合に望んだ諏訪魔は全くペースがつかめないままラリアットの前にあっさり敗れ。バックステージでもジョーの襲撃を受け、小島も満足しないどころかジョーの乱入を許した全日本に対して怒りをぶつけた。
試合全体としてもジョーの乱入で全てがぶち壊された印象が強く、また全日本を捨てた小島に対して全日本を引っ張ってきた意地を見せつけるはずが、敗れたことで全日本を支えてきたというプライドさえも失くしてしまった印象を受けてしまった。これまでの諏訪魔は全日本を守るために頑張ってきたが、全日本を守る立場は宮原に任せて、外へ打って出る時期に来たのかもしれない。諏訪魔は10月にDDT後楽園大会に参戦が決まっているが、外へ打って出ることで吹っ切れることが出来るだろうか?
またジョーにしても第8試合の6人タッグ戦で敵味方関係なく襲撃して試合途中で退場するなど、大暴走ぶりを見せつけたが、諏訪魔への度重なる襲撃もこれからに対するデモすとストレーションということなのか・・・世界タッグ選手権は野村&KAIがストロングBJW相手に引けを取らず、野村も岡林のショルダーを喰らってもキチンシンクなどで応戦、KAIも関本の突進をフランケンシュタイナーで場外に追いやり、野村との同時トペなどでストロングBJW相手に互角に渡り合うが、連係に優るストロングBJWは野村を捕らえて試合の主導権を握る。
ストロングBJWはKAIにサンドウィッチラリアットを狙うが、同士討ちさせたKAIは両腕ラリアット、KAIのトラースキックの援護を得て野村がスピアーからジャーマンを決め、山折りからKAIがスプラッシュプランチャ、野村がフロッグスプラッシュと波状攻撃で岡林を追い詰めるが、関本がぶっこ抜きジャーマンでカットする。
各選手が入り乱れて4選手ダウンし、岡林が野村に往復式串刺しラリアットで捕らえ、KAIがカットも眉山で排除されたが関本もダウンしてしまう。それでも岡林は野村が丸め込みを、強引にブレーンバスターから奥の手のパワーボムを狙うが、野村が回転エビ固めで切り返して、スピアーからジャックナイフ式エビ固めを決めるが、山折り狙いは岡林が着地してパワーボムを決め、最後はラリアット!ゴーレムスプラッシュで3カウントで王座を奪取に成功。野村やKAIも予想以上の善戦だったが、ストロングBJWの眉山のような決め手になる合体技がなく、ストロングBJWのチーム力の前に及ばなかった。
試合後には秋山&大森のワイルドバーニングが挑戦表明した、秋山&大森は10月に横浜文体でデビュー25周年大会を控えているが、挑戦するのは横浜文体大会か?世界ジュニアヘビー級選手権はTAJIRIがネックツイストから首攻めを展開し、執拗に丸め込みやカバーを何度もするなどしてウルティモのスタミナを奪いにかかり、TAJIRIにハンドスプリングエルボーをドロップキックで迎撃したウルティモも場外のTAJIRIにラ・ケブラータを狙うが、阻止され、執拗にスタミナを奪いにかかる。
TAJIRIは逆落としからクロスフェースで絞めあげ、TAJIRIはハイキックからバスソーキックはかわされるも、TAJIRIはアームドラックから丸め込むと、キックアウトしたところでウルティモはラ・マヒストラルからアサイDDTで逆転3カウントを奪い王座を奪取、試合内容も泥臭く、いかにも全日本らしい試合だったが、ほとんどTAJIRIペースも、ウルティモがワンチャンスを逃さなかった。タイチvs青柳は青柳が奇襲も、タイチがイスでメッタ打ちしてから木槌で殴打、サミング、サッカーボールキック、タイチペースになり、青柳を場外へ追いやると金丸とTAKAが襲撃する。よく考えれば鼓太郎と同様に金丸も危機となった全日本を見切って去っていった一人、こういう形で全日本の会場に現れるとは皮肉としかいいようがない、レフェリーが金丸とTAKAに退場を命じると青柳がドロップキック、フライングファアアーム、クロスボディーと猛反撃、タイチもアックスボンバー、ジャンピングハイキックからバスソーキックと返した後で、天翔十字鳳を狙うがかわした青柳はタイチのサミングを喰らっても怯まずも、突進したところでタイチがジャンピングハイキックを浴びせて川田利明モードに突入する。
タイチの天翔十字鳳をキャッチした青柳が連続ジャーマンからロックスターバスター狙いはタイチが堪えると、突進する青柳にトラースキックから急角度バックドロップで投げ、最後はジャンピングボレーハイキック、タイチ式ラストライドで勝利。タイチの幅の広さに敗れたが、引き出した青柳に成長を感じた試合だった。また第8試合終了後には岩本が鼓太郎と大乱闘となり、ゼウスも鼓太郎を罵るなど一触即発となった。第1試合でも岡田が佐藤をガンガン攻めながらも敗れたが、全日本を見切って去っていった鼓太郎、佐藤が全日本がこうやって復活したところでノコノコ参戦することで、面白くない選手がいて当然であるが、鼓太郎や佐藤にしても試合を見る限りでは半端な気持ちで全日本に参戦したわけでないことだけは示すことが出来た。
アジアタッグ選手権は青木のフロッグスプラッシュの援護を受けた光留がブラックⅦを捕獲式腕十字で捕らえるが、青木を振り切ったTAKAがカット、TAKAがスーパーKからブラックがラ・マヒストラル狙いは逃れた光留がバスソーキック、ハイキック、ジャンピングハイキックも、ブラックが急所蹴りから丸め込み、超高校級ラ・マヒストラルで逆転勝利で王座奪取となった。気になったのは変態自衛隊に関しても今後は明言せず、青木も「オレは俺なりに考えなければいけない」とコメントするに留まった。
全日本11月の最強タッグ開幕戦で武藤敬司が分裂後初参戦することが発表、9月シリーズのXも征矢学と発表された。
最後に全日本は2018年2月3日に横浜文体、3月25日さいたまスーパーアリーナコミュニティセンターに進出することが発表された。
全日本プロレスは2013年から何度もどん底に落ち、団体の信用すら失い、そして曙や潮﨑豪らが離脱することで経営危機にまで陥ったが、現在の全日本プロレスはV字回復するだけでなく、選手らと共に成長している団体であることを感じさせた。来年2月からのビックマッチラッシュはその表れかもしれない。社長である秋山は最終目標は武道館に戻ることとしているが、武道館に戻ったときこそ全日本は復活したという証でもある、その最終目標は案外近いのかもしれない。そう考えると今回の両国は秋山全日本が新たなるステップへ進めたことを示した大会でもあった。【全日本】宮原が3ヶ月ぶり三冠返り咲き、2年連続で両国「最高」締め▼ジョー暴挙…諏訪魔が小島に屈辱フォール負け▼関本&岡林が2度目の世界タッグ戴冠 秋山&大森名乗り▼ウルティモが世界ジュニア2度目の戴冠…両国大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/G620vrVmjs
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年8月27日全日本プロレス最高ですか?
ありがとう!#ajpw pic.twitter.com/wQ2h8NEAkX
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年8月27日全日本・両国大会、終了。
vs諏訪魔…最初から最後まで、冷たい空気が支配していたと思う。
こんな試合内容じゃ、プロ失格。
申し訳ありません。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年8月27日勝った試合で、こんなに悔しい思いをしたのは何年ぶりだろう。
改めて思う。プロレスとは、勝つこと=万々歳じゃない。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年8月27日両国大会
ジョーの暴挙だけは絶対に許せない。
なぜ、ジョーが あの試合を壊す必要があった?
試合後までボコりに来るとは。
俺に対して色々思うことある
ジョーとは 壮絶にやり合って
白黒つけるしかない。
マジで このままじゃ納得行かないよ。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年8月28日小島聡とは
7年ぶりの 対戦だったので
その間に味わったものを全て技に込めて ぶつけてみたかった。
残念だ。。。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年8月28日関本岡林❗️
世界タッグチャンピオンだ‼️ #bjw pic.twitter.com/q0svBENYIG
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2017年8月27日サマーエクスプロージョン最終戦 全日本プロレス45周年記念両国大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
僕の新たなる決意…世界タッグチャンピオン奪取に向けてまた走ります!応援宜しくお願いします
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年8月27日鈴木鼓太郎
気に入らない
やり足りない
俺が一番先頭に立って受けて立つ
— 岩本 煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) 2017年8月27日全日本プロレス両国国技館大会終了☆新日本時代は当たり前のように年に何回も試合してた両国も3年ぶりの試合だった8人タッグで実質リングで闘った時間はメチャ短かったしプロとして色々考えさせられた1日だったがチョイ収穫もあった❗ちょっと休んだら9月2日は愛知シークレットイベント☆ pic.twitter.com/eOHeG8MUNs
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2017年8月27日全日本プロレスさん両国大会は凄まじい大会でした!わたしはといえば!BANG!TV王座は紙一重で敗れましたが、返す刀でガオラのベルトに挑戦を直訴!快諾してもらえたはずです。切り替えの早さでは誰にも負ける気がしませんね。常識に挑みます。#全日本プロレス
— 丸山敦 (@shaolin27AM) 2017年8月27日①今日の試合後マスコミさんに語ったのだが、オレ46歳、ウルティモ・ドラゴン50歳。こんな年齢同士の対戦、他のどこの団体でやっても「熟年対決」みたいな見方をされると思うのだ。しかし全日本のリングでは、ファンもマスコミもそういう見方をほぼしなかった。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年8月27日②それっておそらく、やっぱり馬場さんがNWAと提携していたいにしえの時代からの全日本の伝統というか、「格式」や「伝統」をリスペクトし見てくれる、そういうファンの方々がいまだに全日本には多いのかな?と思うのだ。そんな皆様方に今宵は感謝、ありがとうございました。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年8月27日③で、オレがウルティモ・ドラゴンの中身の人に憧れプロレスラーを目指したのがおおよそ25年前。四半世紀の歴史、今宵の勝ち負けくらいではまだまだ終わらない…というか、いまやっと始まったのだ。四半世紀の時を経て。もしかしたら前世でも…そして来世でも続くんんじゃないか。この時空ロマンは。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年8月27日④あと、正直にもう一つだけ…試合後、息絶え絶えなウルティモ・ドラゴンが新ベルトを授与されたシーン。その光景をオレは対角の下方から、お客さんが見上げるような角度で眺めていた。その光景は、大学時代にアレナ・メヒコの客席で見た光景そのまんまで、密かに涙してしまった。正直に、それを言う。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年8月27日今日は暇潰しに両国!
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年8月27日gracias nuevo campeon deparejas de ASIA#ajpw pic.twitter.com/TAZ0oXJb0X
— BLACK TIGER Ⅶ (@vii_blacktiger) 2017年8月27日両国大会終了。
悔しい。
自分の実力不足が本当に悔しい。
本日、御来場いただいた皆様。
そして、全日本プロレスを応援してくださっている皆様。
ありがとうございました!
今の自分を見つめ直して、また前進していきます。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年8月27日両国大会、ファンの皆様、本当に期待を裏切ってしまい、申し訳ございませんでした。
ホンマに自分が情けない。
結局口だけの人間と言われても仕方がありません。もし叶うのであればもっかいやらせてください。本当にすみませんでした。#ajpw
— 岡田 佑介 (@alljapan_okd) 2017年8月27日全日本プロレス45周年記念両国国技館大会!これから王道マットで誰が主役の座を奪おうとするのか、あのユニットはどうなってしまうのか、ますます楽しみになりました! #ajpw #AJPW45 pic.twitter.com/sGIHY2yaCd
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年8月27日