忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

夏休みが最後でもZERO1の戦いは熱い!田中将斗が拳王と壮絶フルタイムドロー!

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

夏休みが最後でもZERO1の戦いは熱い!田中将斗が拳王と壮絶フルタイムドロー!

8月31日 ZERO1「ドリームシリーズ ~灼熱の陣~」後楽園ホール


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○ショーン・ギネス(6分8秒 片エビ固め)×横山佳和
※ダイビングフットスタンプ


(試合終了後、黒覆面2人がリングイン。続いて覆面姿の三又又三氏らしき人物も登場、黒覆面2人が横山にハイジャックパイルドライバーを決める、三又氏はマスクを取る)


三又氏「アイムGM、三又又三です。皆さん元気ないですね。今日も相変わらず…減ってますねえ。今日元気ないな、皆さん。あんたのせい、じゃないですよ。何度も言ってますが、全然試合を組んでくれないんで、三又マシーン1号2号用意しました。ぜひ次の後楽園、三又軍と試合組んでください。大谷さんお願いします。これでも地味に客は増えてると思うんで。どうですか皆さん。お願いします。(大谷がリングサイドへ)大谷さん、すいません、もう一流レスラー用意しました」


(小幡が駆け込んできて覆面2人にドロップキック。)


小幡「大谷さんが出るまでもねえんだよ。オレがやってやるよオイ。ZERO1をなめんなよオイ」


三又氏「皆さん、聞きましたか!? 小幡選手が三又軍とやってくれるそうです。次の後楽園、三又軍対小幡、よろしくお願いします!9月30日、三又軍対小幡よろしくお願いします。このオレンジ色を客席で埋めましょう」


(TARUが登場)


TARU「三又、あんたのことわかれへんけどよ、この次オレの大事な試合がありまんねん。さっさとお引き取り願いましょうか(とロープを開ける)」


三又氏「TARUさん、聞いてましたね。小幡対三又軍、9月30日後楽園、皆さんよろしくお願いします」


TARU「さっさと帰ってください。三又さんとその一味でした」


◇第2試合◇
▼30分1本
○大谷晋二郎 金本浩二(9分42秒 片エビ固め)TARU ×ブードゥー・マスク
※顔面ウォッシュ


◇第3試合◇
▼NWAインターナショナルライト級タッグ選手権試合/30分1本
[第26代王者組]○日高郁人 菅原拓也(12分19秒 片エビ固め)[挑戦者]高岩竜一 ×奥田啓介
※野良犬ハイキック
☆日高&菅原が初防衛に成功


(試合終了後、王者組がダウンする奥田にベルトを見せつけてから写真撮影。奥田は起き上がれない)


日高「奥田、オマエよ、人のことオッサンオッサンってよ、ちなみに、オマエの隣にいるオッサンもオレと同い年だよ。奥田、オッサンはオッサンでもな、ここのZERO1のオッサンはみんなすげえんだよ! 奥田! てめえ、またオレのことを殴りつけに来いコノヤロー!」


【試合後の日高&菅原】
日高「おい、キラー菅原は降臨したか?」


菅原「昨日の夜から出てきてよ。待ちきれねえって言って」


日高「お前、それは飲み過ぎただけだろ?」


菅原「おかげでぐっすり寝れたよ、昨日」


日高「寝酒じゃねえかよ。そんなことしてるから、今日もきりきり舞いさせられてんじゃねえか」


菅原「あれはわかってないんだよ。ルチャ・リブレってものがわかってないんだよ。奥深いぞ、ルチャは」


日高「でも、その辺が見えなかったな」


菅原「いや、見えてたでしょ」


※ここで高岩&奥田がコメントブースに乱入


奥田「おい! ZERO1のオヤジが凄いのはよくわかったよ。でも! 絶対お前らを超えてやるからな。覚えておけよ! 終わらねえからな!」


日高「何度でも来い」


奥田「お前ら、絶対潰してやるからな。覚えとけよ! この悔しさ、絶対忘れねえよ」


※奥田たちが去っていく


日高「よくわかった。いつでも来い。ただ、ひとつだけ。せめて敬意を表せて、オジサンと呼べ、コノヤロー。俺たちはオジサンだ。オッサンじゃねえ、オヤジでもねえ。奥田啓介。てめえはいい根性したプロレスラーだよ。何度でも来い。バチバチ? バチバチっていうのはな、ただ相手のことをバチバチ殴るだけじゃねえんだよ。俺の向こう側にいるクソ野郎どもを殴るつもりで、もっともっと俺のことを殴ってこい。何度でも相手してやる」


菅原「いいね、元気が良くて。逃げも隠れもしない。いつでもまたやろう」


◇第4試合◇
▼NWA世界ジュニアヘビー&インターナショナルジュニアヘビー級二冠選手権試合/30分1本
[王者]○鈴木鼓太郎(12分28秒 エビ固め)[挑戦者]×SUGI
※三沢魂タイガードライバー
☆鼓太郎が両王座を3度目の防衛に成功。


(ベルトを受け取った鼓太郎が写真撮影をしていると、日高と菅原がリングへ。)


日高「タロー。(ブーイング)もういいんだよ、ブーイングとかそういうのはさ。タロー、SUGIも、ホントに素晴らしい試合だったよ。だからSUGI、先月の後楽園ホールでオレを蹴とばしたこと許すよ。でもタロー、オマエとはまだあるんだよ。こないだもフォール勝ちして、今日もオレたちはきっちりライトタッグ防衛した。次の挑戦者はオレしかいねえだろ! 次の後楽園ホールでオレの挑戦受けろ!」


鼓太郎「ごめん、次オレ出れないんだわ。ごめん。ほかの試合入っちゃったんだ。入っちゃったんだ」


日高「(本部席に向け)なんで押さえとかないのスケジュール!? じゃあいつオレの挑戦受けるんだよ!?」


(SUGIがドロップキックで日高を吹っ飛ばす。)


SUGI「鼓太郎さん、ありがとうございました。(握手)ZERO1ジュニア、楽しいですね。オレ、ここで、お願いをしたい。タッグのベルト、挑戦受けろ」


菅原「おい、SUGI、すげえ試合だったな。タッグの挑戦、オレとオマエの仲じゃねえかよ。いつでもやってやる。いい? ちょっといい?(とSUGIに確認してから鼓太郎に向き)おいタロー! おい、こないだも言ったよな。日高がダメなんだったら、オレが行く。次、出れんのはいつだ? 次の挑戦者はこの菅原だ!」


(そこへギネスが入ってきてドロップキックで菅原を吹っ飛ばす。)
ギネス「チョットマッテクダサイ。SUGI、コタロー、スバラシイ。コタロー、ユーアーナンバー1。チャンピオンシップ、プリーズ」


鼓太郎「まあ、オレとショーンはチームだけど、ZERO1ジュニアとして、このベルト狙うのは必然だ。その気持ちはわかるよ。でも、それは天下一ジュニアのベルト、そっちの(もう一つの)ベルトはなんだ? それ、ヘビーのベルトじゃないのか? オマエはジュニアなのかヘビーなのか、どっちなんだよ?」


(ギネスがUNヘビーのベルトにキスをして笹崎レフェリーに返還)
ギネス「ジュニアでオネガイシマス」


鼓太郎「ジュニアならヘビーのベルトはいらないよな。受けて立つよ。オレとオマエは1勝1敗だからな、シングル。(退場するギネスに)ショーン、あのベルトは返上でいいの? 返上? 返上でOK? 返上です。ヘビーのベルトはヘビーの皆さんで争ってください。以上です」


【鼓太郎の話】「メチャクチャ疲れたけど、あの2人の顔を見て、ちょっと癒されたわ。マジで次、俺は出れないから。次の次だよね。ショーンとは1勝1敗だったし、ちょうどいいよ。その代わり、俺と当たるまで誰にも負けるなよ。ヘビーにも負けるなって。それと、俺の一番嫌いな言葉、『ヘビー級扱い』。俺が一番嫌い。ジュニアはヘビー級に行くための階段じゃねえから。何年も前から俺は言ってる。だから、ショーンにも聞いたし、動かしてないヘビーのベルトなんてね。しっかり返上したんだったら、俺は何にも言うことないし、あいつの実力は認めるしね。しっかり決着を付けましょう。なにかありますか? 記者の皆さんは何も思わないんですか? ジュニアもヘビーもゴチャゴチャでまかり通っているこのプロレス界に。何も思わないんだったら、それは今の流れかもしれないけど、俺はそんな流れなんていらないよ。俺はジュニアだから」


 【SUGIの話】「ありがとうございました。以前、違うキャラクターというか、それで上がっていたんですけど、また戻ってくることができて。まあ、いい結果だったんじゃないでしょうか。(タッグのパートナーについては?)パートナーはまだ考えてないです。挑戦するって言っちゃったんで、誰かしら名乗りを挙げてくれればと思います」


◇第5試合◇
▼60分1本
関本大介 ○将軍岡本 吉江豊 宮本裕向(9分51秒 片エビ固め)小幡優作 ×佐藤耕平 鈴木秀樹 スーパー・タイガー
※バックドロップ


(試合終了後、将軍と鈴木が小突き合い。将軍が張り手を打ち込む)


吉江「そうだ、将軍、その気持ちだ。おもしれえな、将軍。どうですか? 吉江豊と将軍、組んでベルトを狙ってみませんか!? どうだ、将軍。こないだ保留にされた答え聞かせてもらおうか」


将軍「保留なんかしてませんよ。兼任してるだけです。ベルトあいたっていうじゃないですか。もちろん取りに行きますよ。いつ取りに行きますか?」


吉江「次いつだ?」


将軍「新木場(9・14)? 新木場で、だれが挑戦するかしらないですけど、やりましょうよ」


吉江「よし、新木場決定!」


◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[第21代王者]△田中将斗(30分時間切れ引き分け)[挑戦者]△拳王
☆田中が3度目の防衛に成功


(試合後、ベルトを受け取った田中は、それをリングに置いて拳王と向き合う。レフェリーが両者の手を上げると、田中が握手を求める。拳王は張り手)


拳王「おい、田中将斗、オレは負けたのかオイ? おい、てめえはよ、オレとの勝負、勝ったのかオイ? おい、オレは負けてない、おめえも勝ってない。そんなんでよ、このベルト防衛して、ZERO1のチャンピオンうれしいのか? こんなよ、他団体から来て、減らず口をぐうたらぐうたらこいて、てめえの首を刈る、このきたねえベルトを持って帰る、そんなヤツによ、引き分けで、ZERO1のチャンピオンが、いいのか? てめえがよ、本当に悔しいなら、オレはよ、いつでも対戦するぞ。火祭りのオレの口癖、てめえらクソファンどもよ、頭が悪いけど知ってるよな? 田中将斗、てめえの首を刈る。いいか、今日は刈れなかったかもしれねえ。でもな、いつかこのリングで、いや、地獄でもいいぞ。てめえの首を刈る。それがよ、この減らず口をたたく拳王様のプロレス界での目標だバカヤロー」


(拳王が引き揚げる)


田中「おい、オマエなめんなよ。納得いってへんのやろ? じゃあオマエのとこいったるから。うちのリングで負けてへんから、また減らず口たたくんだよね? じゃあ、オマエのとこに行って、ケリをつけてやる」


拳王「(ノーマイクで)なかなか面白いこと言うな! いつでも緑のリングで待ってるからなオイ」


(宮本がリングに登場。


宮本「田中さん、いまの試合、正直、すげえ試合でした。オレにも世界ヘビー、挑戦させてください。(「新木場の続き!」の声に)そう、ZERO1の火祭りの30分ドロー、その決着戦をやりましょう!」


田中「拳王と違って、オマエは清いな。清い心を持ってるな。引き分けだったから、チャレンジさせてくれ。よしわかった。やろう。決着つけなあかんなあと思っとったから、またやろうなって言ってたから、やらなあかんなと思ってたけど、正直ね、いましんどいよ。でも、オマエとはやらなあかんと思ったから、やる。(握手)悪いけど、ここ、たぶんオレが締めなあかんような空気やな。オレ、こないだも言ったけどブードゥに入って1回しか締めたことないし、一人やったら恥ずかしいから、オマエも一緒に締めてくれよ。(ヤンキースコールに)そういえばそうやね。日高と小幡はちょっとわだかまりあるから、ヤンキースやないけど、オマエとやったらやれるかもしれんな。皆さん最後にご起立お願いします。1回でいきますよ。いくぞー! 3、2、1、ZERO1!」


【田中の話】「拳王がいろいろ長い言葉を言ってたけど、とりあえずもう1回やれってことやろ? 彼は俺に勝つまで諦めへんみたいやから、何度も来ても叩き潰したる。まあ、うちのリングでずっと勝ってたりしても、減らず口は収まらないようやから、向こうの会社がOKを出すんであれば、向こうのリングでもかまへんよ。そういう戦いを彼は求めてるんでしょ? まあ、自分の団体より田中将斗とやってたほうが面白いと思っているんちゃう? 今、杉浦貴が出てへんくて、なんかテンションがいまいち上がってへんのか、こっちに戦いを求めてくるのは、俺はウェルカムだし。杉浦貴が復帰してきた時には、組むのか? 戦うのか? 何らかしらで絡まないとおもろくないと俺も思ってるしね。拳王から始まって、またノアさんのリングがどう決めるのか、それはわからないですけど、こっちの意識的には上がってもいいよって。拳王がやりたいんだったら、やってもいいよって。組んでくれるんだったら、上がらせていただきます。やっぱりZERO1のチャンピオンとして殻にこもっていてもね。プロレス界の強さっていうのは計り知れへんと思うし。ZERO1の中で、現時点で一番強いかもしれへんけど、プロレス界の中では一番じゃないと思っているヤツがいっぱいおるみたいやし。そういうので、上がれるところがあるのであれば、そこで自分の強さというか、田中将斗の凄さっていうのを知らしめていくのが一番手っ取り早いからね。ただ、決着つけられへんかったというのは、チャンピオンとして悔しい部分ではあるけど。でも、またここから違う道というか、点が線になれば。杉浦さんの前に立っとるのか? 横にいるのか? また杉浦と拳王が前にいて、俺と誰かがそこに行くのか? 拳王と杉浦が俺の横にいるのか? それはわからないですけど、弾丸ヤンキースっていう言葉というのを俺は捨ててないし、今日だって裕向がリングに上がって来た時にそういう声も聞こえたんで。そのチームっていうのは、僕的にはプロレスを24年以上やっている中で、大事にしていきたいものだと思っているんで。その弾丸ヤンキースの一員だった宮本裕向が次のチャレンジャーとして来ましたけど、僕は本当に火祭りで30分引き分けになった時から、またやろうなって言ってました。こういう状態で組まれるからには、必ず決着を付けて。その時にもスゲエ試合をしてまたやりたいなって。そういう気持ちになるような、スカッとするような試合を彼とはできると思います」


 ZERO1後楽園大会のメインは田中の保持する世界ヘビー級王座にNOAHの拳王が挑戦、二人は7・23大阪で行われた火祭り公式戦で対戦し、田中がスライディングDで勝利、田中が火祭りを制した後で拳王が再戦を要求したことで選手権が決定となった。
 序盤は田中が執拗なヘッドロック、スリーパー、首四の字と拳王のスタミナを奪いにかかるが、田中の逆水平に対し拳王はエルボーで応戦して打撃戦となり、拳王が連打で倒すと突進する田中をフロントハイキックで迎撃、場外に逃れた田中を客席や場内の鉄柵、鉄柱に叩きつけ、サッカーボールキックを浴びせていく。
 リングに戻っても拳王はサッカーボールキックを浴びせていくが、田中が張り手で応戦すると拳王も打ち返し、再度打撃戦もまたしても拳王が競り勝って田中はダウン、拳王はセコンドのVMを牽制しつつ田中をコーナーに押し込んで顔面を踏みつけるも、串刺し攻撃は田中が迎撃し拳王のブレーンバスター狙いを投げ返す。
 田中は串刺しラリアットを狙うが、拳王が追走して串刺しフロントハイキック、田中も追走するが、拳王はミドルキックで迎撃、だが串刺し狙いは田中がラリアットで迎撃するとライトニングスパイラルからスーパーフライを投下、しかし拳王は剣山で迎撃し田中の背中にダイビングフットスタンプを投下してから、後頭部にランニングニー、コーナーからダイビングダブルニーと畳みかける。
 拳王はファルコンアローを狙うが、着地した田中がDDTで突き刺すと、雪崩式を狙ってコーナーでの競り合いとなるが、田中がトップロープを利用したダイヤモンドカッターを決め、エプロンに逃れた拳王にラリアットからエプロンダッシュのスライディングDを敢行すると、テーブルに拳王を寝かせ、テーブル貫通スーパーフライを投下、更に拳王の腕を鉄柱に固定してイスでメッタ打ちにする。
 田中は左腕に大ダメージを負った拳王に脇固め、アームロック、変形羽根折り固めと腕攻めを展開、それでも拳王は左ミドルキック、張り手の連打からファルコンアローを決め、アンクルホールドで捕獲、そのまま逆立ちにしてから腹部にキックを浴びせていく。拳王はダイビングフットスタンプを狙うが、頭突きで阻止した田中が雪崩式ブレーンバスターからスーパーフライを投下、ジャーマンで投げるが、起き上がった拳王も後ろ回し蹴りで応戦、田中もラリアットで返すとファルコンアローあらスライディングラリアット、そしてスライディングDで勝負を狙うが、かわした拳王はドラゴンスープレックスで投げる。
 拳王はPKからダイビングフットスタンプを投下、しかし田中が起き上がるとショートレンジのスライディングDを炸裂させ、膝立ちでのエルボー合戦から頭突き合戦、田中の左右のエルボーからローリングエルボー狙いも、拳王は張り手で迎撃、田中も裏拳で応戦すれば、拳王もハイキックを浴びせ、再度のハイキックをかわした田中は首投げからのショートレンジのスライディングD、そしてランニングでのスライディングD狙いは拳王がかわしてPKを連発する。
 拳王はダイビングフットスタンプを投下するが、田中も垂直落下式ブレーンバスターで応戦、拳王のハイキックに対し、田中が丸め込むが30分フルタイムとなり時間切れ引き分け、田中が防衛となった。
 試合後に握手を求める田中に対し拳王は張り手、再戦を要求し、引き揚げていく拳王に対し、田中は今度はNOAHマットでの再戦をアピールする。そして火祭りで引き分けとなった宮本が挑戦に名乗りを挙げて、田中が受諾すると田中が「3・2・1ZERO1」で大会を締めくくった。


 今回の防衛戦もVMがセコンドに付くも介入はなし、今回は拳王のリクエストもあって弾丸ヤンキースとしての田中で迎え撃った。拳王にしても田中相手に30分も戦い抜いたのは大きかったが、本音でいえば杉浦のかつての相棒である田中に勝って、杉浦と並び立つ立場になりたかったというのが本音なのかもしれない。
 また田中はNOAHマット再上陸を予告したが、10月からグローバルリーグも控えていることから田中のエントリーは有力か、ただ気になるのは杉浦の復帰いつになるのか、 次期挑戦者には宮本が名乗りを挙げたが、よく考えれば宮本も弾丸ヤンキースのメンバー、田中がVM入りをしたことで弾丸ヤンキースは活動休止となったが、杉浦とのタッグは解消したわけでない、現在は手術も終え復帰に向けてトレーニングに励んでいるが、杉浦と田中の出方次第では弾丸ヤンキース復活もありえない話でもない。


 第3試合のライト級タッグ選手権は挑戦者組が菅原を捕らえ先手を奪い、高岩のリードで奥田もガンガン攻めたてる。しかし菅原が風車式バックブリーカーで反撃すると、交代を受けた日高もシュリケンで反撃し、高岩もまとめてドラゴンスクリューを決め、ミサイルキックを放って高岩を捕らえにかかるが、リバースDDT狙いをブレーンバスターで投げ返されると、奥田がミドルキックの連打からハリケーンドライバーを決めから腕十字で捕獲、逃れられても腕めがけてキックの連打を浴びせ、アイルビーバックをする日高に打撃の連打を浴びせる。
 奥田は突進するが、いなした日高がバックドロップを決めるが、起き上がった奥田はハイキックで応戦、菅原がカットに入ると、高岩がみちのくドライバーで排除し、デスバレーボムの援護を受けた奥田は日高にPKを炸裂させる。
 奥田はジャーマンから担ぎにかかるが、着地した日高が野良犬ハイキックを浴びせ、奥田のキックをキャッチした日高はイグチボムから、菅原とのサンドウィッチキックを頭部に炸裂させる。菅原が高岩を排除し、日高は石見銀山を狙うが、逃れた奥田は張り手を浴びせると、日高も打ち返し、後ろ回し蹴りを炸裂させ、打撃の猛ラッシュも、奥田も懸命に打ち返す。しかし奥田のバスソーキックをキャッチした日高は腿裏への膝蹴りから、左右のハイキックを浴びせて3カウントを奪い王座を防衛、試合後も起き上がれない奥田に対し日高が握手はせずも激を飛ばした。


  第4試合のジュニアヘビー級選手権はSUGIのコルタバを鼓太郎が着地したところで、SUGIがドロップキックで場外へ追いやるとトペ・コンヒーロを発射、だがリングに戻ると鼓太郎がボディーへのエルボーを浴びせ、腹部への一点攻撃でスタミナを奪いにかかる。
 SUGIは鼓太郎をエプロンへ追いやると延髄斬りを放ち、場外へ転落した鼓太郎にロープ上を走ってのヘッドシザースホイップを決め、リングに戻っても鼓太郎のファンネルをかわして619を狙うが、鼓太郎もかわす、だがSUGIがトップロープ上を回る619を敢行すると、ロープから飛びついてのリバースDDT、ソバットから串刺し攻撃を狙うが、鼓太郎はエクスガリバーで突き刺す。
 鼓太郎は勝負と見て三沢魂タイガードライバーを狙うが、SUGIがウラカンラナで切り返すと、回転エビ固めからリバースフランケンで突き刺し、串刺しドロップキックからウルトラウラカンラナと追い詰めるが、コーナーに昇ったところで鼓太郎が雪崩式バックドロップを狙い、着地したSUGIの串刺し攻撃狙いは、鼓太郎がボディーエルボーで迎撃、そして雪崩式三沢魂タイガードライバーを狙うが、堪えたSUGIは雪崩式ブレーンバスターを狙うも、鼓太郎はリバースDDTで切り返す。
 鼓太郎はボディーへのエルボーからアッパー掌打、三沢魂ローリングエルボーを狙うが、キャッチしたSUGIはその場飛びスパニッシュフライで切り返し、今度はドラゴンラナを狙いにコーナーへ昇るが、堪えた鼓太郎がストマックブロックで突き刺すと、カナディアンバックブリーカーの体勢からの山折り、ブルーディスティニーと畳みかける。
 鼓太郎はダブルアーム式ストマックブロックを決めると、最後は三沢魂ローリングエルボーからの三沢魂タイガードライバーで3カウントを奪い王座を防衛した。


 試合後に日高が挑戦に名乗りを挙げるが、鼓太郎がスケジュールの都合で拒否すると、日高が不満を露わにしたところでSUGIが日高にドロップキックを浴びせライト級タッグ王座に挑戦を表明、菅原も鼓太郎に挑戦を迫るが、今度はギネスが菅原にドロップキックを浴びせ保持していたUNヘビー級王座を返上して鼓太郎に挑戦を迫り、鼓太郎もギネスの意気込みに応えて挑戦を受諾した。
 
 セミでは吉江が岡本と共に耕平を捕らえ、連続ボディープレスで圧殺すると、最後は岡本がカイケツからのバックドロップで3カウントを奪い勝利、試合後に吉江の呼びかけで岡本とのタッグでタッグ王座獲りをアピールした。インターコンチネンタルタッグ王座は小幡&KAIが保持していたが、KAIが全日本プロレスのスケジュールを優先、ZERO1には参戦できないため王座は返上となり空位となっていた。インターコンチネンタルタッグ王座は前々王者の曙&岡本も、曙が病気欠場で返上、このところ返上が続き権威すら問われている。岡本にしても曙の復帰のメドが立たない以上、曙と以前組んでいた吉江と組んでタッグ王座奪還を狙いたいところか・・・


 最後に2人の黒覆面と共に来場を予告していた三又又三氏がが第1試合終了後に登場、試合に黒覆面は試合に敗れた横山をハイジャックパイルドライバーでKOする暴挙を働き、三又氏は黒覆面を三又マシーン1号、2号と命名、三又軍結成をアピールしてZERO1に宣戦布告、大谷が迎え撃とうとしたが、小幡が迎撃名乗りを挙げ、9・30後楽園での対戦をアピールした。
 かねてからZERO1 GM就任を望んでいた三又氏だが、遂に実力行使でZERO1ジャックに動き出したようだ。

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。