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2017最侠タッグリーグ開幕!そして大日本が選手休養システムを導入へ
9月7日 大日本プロレス「最侠タッグリーグプレ開幕戦」新木場1stRING 296人超満員
▼「2017最侠タッグリーグ」ストロングブロック公式リーグ戦/30分1本
[1勝=2点]○鈴木秀樹 将軍岡本(14分33秒 片エビ固め)[1敗=0点]河上隆一 ×宇藤純久
※フランケンシュタイナー▼「2017最侠タッグリーグ」デスマッチブロック公式リーグ戦ダブルコーナー・プロデュースデスマッチ~Blood Mud Madness~/30分1本
[1勝=0点]藤田ミノル ○星野勘九郎(15分16秒 極道クラッチ)[1敗=0点]×高橋匡哉 植木嵩行▼「2017最侠タッグリーグ」デスマッチブロック公式リーグ戦 Light tubes+bring the weapon deathmatch/30分1本
[1勝=0点]“黒天使”沼澤邪鬼 ○吹本賢児(14分46秒 片エビ固め)[1敗=0点]竹田誠志 ×塚本拓海
※パッケージドライバー9月20日 大日本プロレス「最侠タッグリーグ開幕戦」 東京・後楽園ホール 1248人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○佐久田俊行(8分15秒逆エビ固め)×森廣祐基◇第1試合◇
▼20分1本
伊東竜二 ○スタン・小林 ツトムオースギ ヘラクレス千賀(8分50秒 片エビ固め)高橋匡哉 ×植木嵩行 バラモンシュウ バラモンケイ
※ウエスタンラリアット◇第2試合◇
▼30分1本
吉野達彦 関札皓太 ○青木優也(12分50秒 タイガースープレックスホールド)×忍 橋本和樹 野村卓矢
◇第3試合◇
▼30分1本
河上隆一 ○宇藤純久 滝澤大志(10分4秒 片エビ固め)浜亮太 中之上靖文 ×菊田一美
※合体リバースDDT◇第4試合◇
▼「2017最侠タッグリーグ」デスマッチブロック公式戦/フィッシュ&チップスデスマッチ/30分1本
[1勝=0点]○宮本裕向 木高イサミ(9分45秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]ד黒天使"沼澤邪鬼 吹本賢児
※ファイヤーサンダー【試合後の宮本&木高】
宮本「痛え。フィッシュ&チップス? いやいやいや、凄い形式だよ。俺らは魚なの?」イサミ「あいつらにとって、俺らはただの魚だろ?」
宮本「ふざけるなよ。次にやる時は釣り竿用意してくるぞ、こっちも」
イサミ「宮本さんの釣り竿は凄いぞ」
宮本「10万円以上するぞ」
イサミ「竹に紐しかついてないから。竹が10万する」
宮本「いい竹だねぇ。あいつらには得意な形式だったかもしれないけど」
イサミ「でも、おもろいじゃん、釣り竿。これ絶対、明日は口内炎だろうなあ」
宮本「口内炎の覚悟を決めないとね」
イサミ「今からでもビタミンCをメッチャ取っとくわ」
宮本「1回負けているんでね、これでやっと1勝1敗だから。やっとスタートに立っただけなんで」
イサミ「まだまだですね」
宮本「あと3戦しかないけど」
イサミ「初っぱなに1敗を落としたのが結構デカいんで、それを取り返しにいかないと、決勝に残ることはできないんで。僕らが連覇したのはいつですか?」
宮本「3年前まで」
イサミ「3年前で止まっているんで。まだまだですよ。まだ俺たちの時代は終わらないよ」
宮本「次も頑張りましょう」
イサミ「今回も吹本賢児やら、藤田ミノルやら、ドンドン増えてきたけど、デスマッチでも負けないし、全てにおいて、絶対に負けない。俺たちが勝つ」
2人「なぜなら俺たちは強い!」
【試合後の沼澤&吹本】
吹本「3つ取られたのか?」沼澤「何にもわからねえ。ただ、最後に流れた曲はあいつらの曲だ。何にもわからねえ」
吹本「俺は二丁拳銃に関しては分が悪いんだ。借りを作ったままで、今日も負けてもうた」
沼澤「負けたんか? でもよ、釣ったんだ。2人とも釣ってやったんだから、こっちの勝ちみたいなもんだ」
吹本「そうやで。今日は釣りに来たようなもんやで。この釣り堀はよう釣れるわ」
沼澤「2匹釣ったら2ポイントだよ。試合では負けたけどよ、釣りじゃ勝ってんだ。俺は釣りキチ三平だよ」
◇第5試合◇
▼「2017最侠タッグリーグ」デスマッチブロック公式戦/トラッシュ缶オブ・ザ・デス/30分1本
[1勝=0点]竹田誠志 ○塚本拓海(16分34秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]星野勘九郎 ×藤田ミノル
※トラースキック【試合後の竹田&塚本】
竹田「おい。最近痩せたからって調子に乗っているあのキ○○イ。オメエがバカでしつこいってことは俺は百も承知だよ。それでよ、わざとお前を口車に乗せて、ヒートアップさせてやったんだよ。いいよ、俺が獲った時点でやりてえって言ってくるヤツがアイツしかいねえっていうのはおかしいことだよ。アイツしかいねえってことはよ、アイツを選ぶしかねえんだよ。自分がいくらチャンピオンでも、相手がいなきゃチャンピオンシップなんてできねえ。しかもよ、10月に北海道でチャンピオンシップをやるって発表してんだよ。これでチャンピオンシップやりませんとなったら、チャンピオンとして失格だろ。でもよ、今日やってみて、この間より気持ち出てたよ。面白かったよ。でもな、まだまだだよ。今日はツカに助けてもらったけど、俺だって今のデスマッチを変えたいと思ってるから。コイツだって、一緒の気持ちなんだよ」塚本「同じ気持ちですよ。ただ竹田さんと一緒に酒を飲んでるわけじゃないんですよ。いろんなことを考えて、悩みぬいて。今の大日本のデスマッチをどう変えていこうかと。話に出るのは、そんな話ばっかりですよ。でもね今日、藤田ミノルから俺が3つ獲った。藤田選手も俺のことを全然見えてねえな。そんなヤツは簡単に足すくわれるんだよ。1つのことにしか集中できないようなヤツは上にはいけないでしょ」
竹田「藤田ミノルは知らねえよ。星野勘九郎、本当にバカだよ。身体1つでぶつかってくる無骨さ。楽しいよ。そのキ○○イさをもっと刺激にしろよ。10月見せてやるよ。もう時間ねえぞ。あと2週間、3週間? わからなけえど、俺はいつだって戦闘態勢にいるんだから。それでちょっと打たれ強くなくなってんじゃねえか? わからなけえど、とりあえず北海道は通過点として、俺がイケイケのタイトルマッチをやって、そして11月は藤田ミノルと面白い試合をしてやりますよ。ドンドンやりたいヤツがいるなら、かかってこいよ」
◇第6試合◇
▼「2017最侠タッグリーグ」ストロングブロック公式戦/30分1本
[1勝=0点]神谷英慶 橋本大地(16分42秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]鈴木秀樹 ×将軍岡本
※バックドロップ【試合後の大地&神谷】
大地「よし、神谷。これでタッグリーグの優勝、一歩足踏み入れたぞ。ここで将軍&鈴木、体もだいぶ大きいと思うし、ちょっと神谷に頼りすぎたところがあるから、感謝しかないよ。ありがとう」神谷「僕らタッグでやってるんで、僕たちは二人で最侠タッグリーグ、勝ち上がります。そして去年からずっと岡本選手に負け続けて、今日やり返した。僕たち大神は一回や2回負けたからってへこたれないですよ。一回負けようが2回負けようが絶対やり返しますから。なんでね、鈴木選手、今ストロングのベルトを持って、僕、一回挑戦して負けてますけど、絶対やり返しますから」
大地「もちろん鈴木秀樹があのベルトずっと持ち続けてるの気に食わなかったし、俺も負けてすぐだったし、俺は絶対変わろうと思ってやってきたけど、今日、神谷が動いたじゃん。正直うれしかったよ俺。神谷が獲ったらいいんだから。そしたら俺が獲らなきゃって思う。別に神谷が獲って、どこでもいいよ。近場で文体とかでもいいわけじゃん。神谷がどっかで獲って11月かわからないけど…」
神谷「どこでもいいです。次、僕がチャレンジャーに立候補します」
大地「行動を起こしたこっちのもんだから。神谷のもんだから。神谷がやって獲ればいいだけの話だから」
神谷「僕がやり返す」
大地「でもね、その前に絶対結果だけは残すからな。絶対最侠タッグリーグ優勝して、その肩書きとともに神谷英慶がストロングのベルト獲るから。こいつが」
神谷「僕たちがシングルもタッグも全部獲って、これから大日本プロレスを盛り上げていくんで。手始めに最侠タッグリーグ、僕たち大神が優勝します」
大地「っていうか最侠タッグリーグ中でもいいよ。タイトルマッチね」
神谷「どこでもいいです。会社がOK出して、鈴木選手がOK出したら、どこだって僕はタイトルマッチやってやりますよ。たとえどっかの地方でも、商店街プロレスでも。場所なんか関係ないですから」
大地「一言言えるのは、大神がタッグリーグ勝って、ストロングのベルトも獲って、タッグのベルトも獲る。来年は一騎当千もあるんだ。全部獲る。楽しみにしといて」
【試合後の鈴木&岡本】
――大神の二人から激しく突っかかられたが?鈴木「僕がチャンピオンだから当然で、当たり前のことをやってきたかなって感じですね。でも負けたんで、言い訳ですからね、しゃべっても。やりたいみたいだし、いいよ。タッグとはいえ試合に負けたわけだからね。ちょっと違う方向を少し見てたかもしれないですね、僕が。直近で倒した二人だから。特に大地なんかそうですし、神谷も5月か。一番下までいってると思ってたんで。でも指一本引っかかってたんでしょうね。僕が突き落としたつもりが引っかかってて、それが僕ができなかったことだと思います。やりますよ。さすがにタッグリーグ中は無理なんで、どこか11月1日が一番近いですか? 大きい会場は。ホールかどうかわからないですけど、大日本に言って組んでもらいますよ。チャンピオンの権限だし。どっちが先でもいいけど、神谷が俺に先にやらせてくれって、挑戦させてくれってハッキリ言ったんで。最近ベルトを巻いていて、あそこまでああやってハッキリとまっすぐにきたのは彼がたぶん初めてだと思うんで、その気持ちに応えたいと思います。応えなかったらベルト持ってる資格ないですし、やります。それは大日本の社長・登坂さんかわからないけど、日程決めてるでしょう。タッグリーグ終わってすぐ。タッグリーグの優勝者として受けますよ。シングルのベルトを持ってる者として」
岡本「すいませんでした。(しばし無言)次はやります。頑張ります。よろしくお願いします」
鈴木「次、頑張ります? 別にあなたが負けたから言うわけじゃなくて、一回一回の試合の時に取り組む姿勢が大事なんですよ。勝ち負けなんてどうだっていいんですよ。姿勢だよ。誰かが何とかしてくれると思ってるの? すいません、また頑張ります? もうない。これで終わりだよ、終わり」
――厳しい言葉だったが?
岡本「次、いくしかないですよ」
◇第7試合◇
▼「2017最侠タッグリーグ」ストロングブロック公式戦/30分1本
[1分=1点]△関本大介 佐藤耕平(30分時間切れ引き分け)[1分=1点]岡林裕二 △鷹木信悟(試合終了後)
岡林「オイ、関本耕平! 10月15日、決着つけるぞ。またここに戻ってこいよ! 俺ら戻ってくるから! 決着つけるぞ」鷹木「いやあ岡ちゃん! 大日本、強烈すぎるぞ!(信悟コール)おととい、ドラゴンゲートでは大田区体育館で有刺鉄線バットのプロレスごっこみてえな遊びしたけど、オイ、あの有刺鉄線よりも、きょうのほうが何倍もいてえじゃねえか! だけどな、このいてえのは俺マゾじゃねえけどな、イタ気持ちいいな! 初の大日本の後楽園、俺(大日後楽園は)初参戦だからよ、最後は必ず俺が決めると言ったのに…ホントに申し訳ない。(ゴーシチコール)そうだよ、なんといってもな、タッグ名は57同盟。それはきょうの試合の直前に伝えたからな、岡ちゃんに。まあでも岡ちゃん、57同盟でいこうぜ、57同盟で。きょうこれ以上しゃべる力残ってねえから、きょうは岡ちゃんに締めてもらうけど、仮に10月15日か。決勝で俺たちが優勝した暁には、俺が大日本の締めをやらせてもらうからな。文句ねえよな!?(場内歓声&信悟コール)ということで、きょうはピサッと締めてください」
岡林「こんな試合したあとにピッサリ、というのはアレですが…じゃあ、ピッサリでいきたいと思います」
最後は「1、2、3、ピッサリ!」
【試合後の鷹木&岡林】
鷹木「まあ、負けたわけじゃないからね。でも、強烈だな、おい。関本大介、佐藤耕平。どっちが出てきても強烈だから、今日は120%以上のアドレナリンが出たけど。試合前に、せっかく初の大日本後楽園だから、『鷹木信悟に最後は取らせてくれよ』と言ってて。『じゃあ、関本大介から俺が取ってやるぜ』と言ったら…そんなに甘くなかったな」岡林「どうでした?」
鷹木「強烈だよ。ただ、パートナーも強烈だから、それがいい相乗効果になって」
岡林「本当に最後、ビシッと…」
鷹木「残り3分ぐらいで、きついから顔を見たんだけど、『行け』って言うから」
岡林「違う違う(笑) 『代われ』って言ったの」
鷹木「なんだ、タッチして良かったのかよ。頑張り過ぎちゃったよ、おい。タッチってこと?」
岡林「最初は『行け行け』って思ったんですけど、段々段々『代われ代われ』になって」
鷹木「代わりたかったけど…。まあでもね、関本大介が代わらないのに、俺が代わるわけいかないって意地になっちゃって。でも、岡ちゃん、リング上で決勝で当たろうと言ったけど、決勝はデスのほうとやるんじゃないの?」
岡林「それは準決勝のほうで」
鷹木「そうか、また当たる可能性があるんだ。まあね、俺らどうせやるなら、この57同盟でインパクト残すためには、しっかりと結果を残さないといけないから。だったらもう1回、関本&佐藤耕平組に当たって勝たなきゃダメだね」
岡林「そうですね。ちょっと今日はね、最初に最後任せろって言ってたから。あれを見てて、俺も悔しいなと思ったんで。やっぱり同い年ってことで、これは俺も次はやってやろうって思いましたね」
鷹木「じゃあ、次はしっかり守ってください。まあ、今日は負けじゃないんで前向きに」
岡林「ガンガン行きましょう」
鷹木「OKOK。残り全勝で」
――鷹木選手は耕平選手と初対決となったが?
鷹木「なに、あのエルボーとかキックは。試合中、レフェリーに『救急車を呼んでおいて』って言おうとしたよ。いや、目が覚めたね。途中に眠っていたわけじゃないけど、強烈に目が覚めたよ、あのキックとエルボーで。もちろん予備意識で、蹴りもエルボーもだいたい強烈ってわかってたけど、凄いわ。これは楽しいよ。最侠タッグ最高」
――開幕戦となったが、息もあっていた。今後については?
鷹木「あうんの呼吸で。それは同級生だから、プロレス観は一緒なんで。組むたびに成長していきますよ。期待してください」
岡林「これからドンドンドンドン。たぶん今日の攻撃を食らって、どんなもんかわかったと思うんで」
鷹木「よくわかったよ」
岡林「次は完璧なタッグ連係をできると思うんで」
鷹木「すぐタッチに行きます」
【試合後の関本&耕平】
耕平「いや、強いね」関本「初戦、取れなかったです。悔しいです。鷹木信悟も岡林も力が強すぎるでしょ」
耕平「いや、あんたもだよ」
関本「120kgあるのに、空中で回されましたよ」
耕平「それも投げたでしょ、あんた」
関本「あれは耕平さんが手伝ってくれたんで。でも、30分じゃ足りないですね」
耕平「足りないですね。鷹木選手と組んだことは何度かあるんですけど、やったのは初めてで。でも、凄いですね。チョップにしろ、ラリアットにしろ、一発一発が本当に重いし。岡林とはまた違った種類なんですけど。なんだろうね? タッグチームというよりも同級生コンビっていうのかな? そういう別な感情があるんですかね。普通に組んでいるチームよりも信頼感があるというか」
関本「なんか絆がありますよね」
耕平「なんかね。俺らみたいにデビュー当初から付き合いがあるとかとはまた違った、そういう絆的なものを感じましたね。でも、大介が言ったように、30分じゃ足りないんで。さっき、岡林がリングでマイクで言ってたんで。とりあえず今日は初戦なんで、あとは全部で勝ち上がって。向こうが言うってことは向こうもそのつもりだと思うんで、もう1回あそこのチームとまみえたいなと思います」
――今回のリーグ戦に向けての手応えは得られた?
耕平「大介とのチームに関しては、弾丸ヤンキースと戦った時も組んでるし、その前も何度も組んだことがあるんで。組むことよりもやっていることのほうが多いし」
関本「たぶんベルトも持ってましたし」
耕平「別に今さらどうこうっていうのはないですね。ただ、今日みたいな強い絆を持ったチームとか、そういうチームに対する戦い方っていうのもいると思うんで。そうなると、何もしなくてもというわけにはいかないんで、そこは頭の中で考えながら、話をしながら、いろいろチームとして作れたらと思います」
関本「はい。その通りです。耕平さんが喋っているんで、僕は隣で聞いてます」
耕平「鈴木秀樹みたいだな(笑) 僕は明日誕生日で、今日が30代最後の試合なんですよ。それがこの面子でやれて、ちょっと自分の中では楽しかったんで」
関本「おめでとうございます」
耕平「思ってないでしょ。(顔が)怖いんだよ。まあ、この試合だったんで、この勢いで40代に突入して、まだまだ頑張りたいなと思います。これからリーグ戦はまだあるんで頑張りましょう」
大日本の「最侠タッグリーグ開幕戦」が6日新木場でのプレ開幕戦から開幕し、後楽園大会では全チームが揃って改めて開幕戦となった。
メインでは関本&耕平組と岡林&鷹木の異色タッグが対戦、先発を買って出た関本と鷹木はパワー合戦や肉弾戦を展開、耕平もキックを仕掛ければ、岡林も逆水平で返すなど火花を散らす。互いの連係合戦も展開する中で、関本が岡林組をまとめてラリアットで場外へおいやるとトペスイシーダを発射、場外戦でも激しく打撃戦を展開し、客席へも雪崩れ込んで方角ボードへぶつけ合う。
リングへ戻ると耕平が重いエルボーでやっと鷹木を捕らえ、鷹木が痛めている腰へのエルボーから、関本と共に腰攻めを展開、しかし耕平のキックを鷹木がドラゴンスクリューで返すと、関本のジャーマン狙いをDDTで突き刺し、交代を受けた岡林が耕平にラリアット、ブレーンバスターと畳みかけてからアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、カットに入る関本には鷹木がストレッチプラムで捕獲する。
岡林は関本と激しい逆水平合戦を展開するが、岡林がパワースラムから交代を受けた鷹木がバンピングボンバーで続き、左のバンピングボンバーからバックドロップ、串刺しバンピングボンバー、岡林も串刺しラリアットで続き、雪崩式アバランシュホールド、鷹木がスライディング式バンピングボンバーと関本を追い詰める。
鷹木はMADE IN JAPANを決めると、ラストファルコンリーを狙うが、着地した関本が抱えてコーナーにぶつけ、耕平が頭突きから雪崩式ファルコンアロー、岡林には関本&耕平による眉山で排除、関本は鷹木にジャーマンを決めるが、起き上がった鷹木はバンピングボンバーを放って両者ダウンとなる。
起き上がった両者はエルボー合戦も、関本がラリアットから垂直落下式ブレーンバスター、延髄斬りからジャーマン狙いは、岡林はラリアットでカット、鷹木は背面式ダイビングエルボーからバンピングボンバー、袈裟斬りチョップも、関本もジャーマンからラリアットで譲らず、鷹木がバンピングボンバー、関本がラリアットと相打ちになる中で30分タイムアップとなり引き分けとなった。
今回は鷹木が大日本に本格参戦し、VerserKでやっているヒールスタイルの試合とは違って、BJWストロングスタイルに合わせるなど幅の広さを見せつけた。セミの大神vsはぐれIGFは、はぐれIGFは大地を捕らえて足攻めを展開、しかし交代を受けた神谷が岡本にぶちかましからジャンピングショルダーで反撃する。しかし鈴木が神谷をコブラツイストで捕獲すると、裏投げからエルボースマッシュ、そしてダブルアームスープレックスを狙うが、リバースした神谷はぶちかましを浴びせ、大神は岡本を捕らえて連係で蹂躙する。
神谷は岡本にバックドロップを狙うが、岡本が堪えたところで神谷がラリアット、再度バックドロップを狙うも、今度は岡本が体を浴びせて潰し、鈴木が入って連係から、鈴木が雪崩式フロントスープレックスを決める。
勝負を狙った岡本が神谷にボディープレスも、大地がカット、鈴木も入るが、大神は刈龍怒で排除、岡本は神谷にカイケツで粘り、バックドロップを狙うと、着地した神谷は後頭部頭突きを浴びせてから、スライディングでのぶちかまし、左右の張り手、延髄斬りからバックドロップで3カウントを奪い公式戦を白星でスタート、試合後は神谷が鈴木の保持するストロング王座に挑戦を表明する。第5試合の竹田組vs星野組の公式戦は、10・8札幌でデスマッチ王座に挑戦する星野が竹田にホットプレートの上でのファースクラッシャーを決めるが、塚本が星野の背中にホットプレートを押し付けると、竹田は空き缶の破片で星野の額を切り刻み、キーボードで一撃してから、星野に集中攻撃を浴びせる。
劣勢の星野はプレステの本体をリングに投げ入れると、その上へノド輪落としを敢行、藤田との「オレごとあれ」で藤田との勘九郎カッターで竹田を追い詰める。
しかし竹田の上にトラッシュ缶を置いてからダイビングセントーンを狙うが、竹田が起き上がってハサミで星野をザクザク刺しまくってから雪崩式ブレーンバスターも、星野もラリアットで返せば、竹田はジャーマンからのロッキンボで応戦する。
塚本は藤田にスマイルスプラッシュからずどんを狙うが、藤田が堪えて膝蹴りからダブルアーム式バックブリーカー、そして蛍光灯を持ったままダイビングボディープレスを投下しSAYONARAを狙うも、丸め込んだ塚本はトラースキックで3カウントを奪い勝利、試合後に藤田もデスマッチ王座挑戦に名乗りを挙げ、11・1後楽園での挑戦が決定する。二丁拳銃vs沼澤組は吹本がイサミの口にルアーを装着させると、釣竿を持ち出して釣りのように引きずり回し、沼澤も蛍光灯の破片をばら撒いてチンクラッシャーも、イサミは吹本に雪崩式ブレーンバスターを決めると、宮本も破片の上でのローリングクレイドルで大回転する。
ここから二丁拳銃が連係で吹本を捕らえるが、宮本のムーンサルトプレス狙いは吹本がルアー攻撃で阻止、ここで沼澤が宮本にラストライドを決めるが、イサミがダイビングダブルニーでカットするも、かわされて宮本に直撃する。
ここで勝負に出た吹本はイサミにライガーボム、沼澤がパイルドライバーと畳みかけてから、吹本がパッケージドライバーを狙うも、イサミが阻止して絶槍で決めるが、沼澤が入ってラリアットを浴びせると、宮本が入ってハンドスプリングオーバーヘッドキックを浴びせ、最後はファイや^サンダーで3カウントを奪い、二丁拳銃が勝利となった。最後に大日本プロレスの登坂栄児社長が「受け身の欠場ではなく、攻めの休養としてやっていきたい」と2018年度から選手の休養システムを導入することを発表した。
①ひと月orシリーズ単位で1、2名の選手が休養、②中長期的に事前に休養選手スケジュールを発表、③選手寿命をケア(治療&健診の時間に)、④“外からの視点”をフィードバックする
大日本プロレスの場合は今年から浜や中之上も所属として加わり、若手も増えてきていることから選手層も厚くなってきている。そういった意味では選手層が厚いからこそ出来るシステムでもある。新日本プロレスもシリーズによっては一部ベテラン選手、また5~6月に開催された「スーパージュニア」では前半戦はオカダ・カズチカとケニー・オメガ、後半戦では棚橋弘至や内藤哲也を休養目的で欠場させ、DRAGON GATEやDDTも大会によってはベテラン選手を休ませることもあるが、本格的に休養システムを実施しているわけでない。
しかし全日本やNOAH、ZERO1などの所属選手層の薄い団体は、簡単に選手を休養させられないというのが実情、大日本が導入する休養システムがプロレス界全体にどう波及させていくのか・・・?【試合結果詳報】聖地大熱狂、関本大介&佐藤耕平vs鷹木信悟&岡林裕二の死闘30分ドローで最侠タッグリーグ戦本開幕/10・8札幌の竹田誠志vs星野勘九郎デスマッチ王座戦決定/二丁拳銃1勝目…大日本後楽園詳報 https://t.co/bQ476yavT7 #週プロモバイル #bjw pic.twitter.com/bjhEERjEOo
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年9月20日本日は大日本プロレス後楽園ホール大会にご来場誠にありがとうございました❗
今日はフルタイムドロー‼
いやぁ…
ピッサリ‼ピッサリ‼
でも今日はなにより鷹木選手のタッグワーク勉強になりました!
よっしゃ‼
これでガンガン勝ち進むぞ‼
ピッサリ‼#bjw#57同盟
— 岡林 裕二 (@bjw_pissari) 2017年9月20日BJW後楽園大会終了!
結果はまさかの30分ドロー。
俺が張り切り過ぎて後半は岡ちゃんにタッチするのを忘れてしまった〜
早めに繋いでたら勝てた試合かもしれん。
今日が57同盟のスタートだから、残りは全勝を目指すぜ。
ピッサリ!#bjw#prowrestling pic.twitter.com/qidv9TsSyt
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年9月20日本日は大日本プロレス後楽園大会、最侠タッグ開幕戦でした。
神谷、大地の挑戦したいという気持ちに応えます。
しかるべき時にタイトル戦を組んでもらう様に大日本には伝えました。
ただしかしタッグリーグ中なのでまずはタッグの頂点を目指します。 pic.twitter.com/nhc1z1YHKr
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年9月20日タイトル戦はもちろんだけどムカついたから蹴りをかましただけで神がベルトを獲るんでお気持ちだけ頂いときます、タイトル戦は神とやります。
もちろんタッグリーグも大神が貰います、以上 https://t.co/CaTJi6H9YL
— 大神 橋本大地 (@hashimotodaichi) 2017年9月20日大日本後楽園大会でした。
星野の気持ちしかと受け止めたわ。とりあえず奴らの要望は全部受ける。
まずは札幌。今日以上の気持ちでかかって来やがれ。俺はそれ以上で返り討ちにしてやるから。今日の試合は塚が頑張ってくれました。頼もしいパートナーです。もっとエンジンかけて行きます! pic.twitter.com/OkQgD7578O
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2017年9月20日※閲覧注意
写真で見るとグロテスクですね。 https://t.co/mFpJk5Yk1f
— 木髙イサミ (@isami_777) 2017年9月20日夏から初秋を駆け抜けた
スタン小林
聖地後楽園ホール
ウエスタンラリアット炸裂
この勢いで
ブレーキが壊れたアブ小プロ
大日本プロレス最俠タッグリーグ駆け抜けます pic.twitter.com/cBmRVTe3PC
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2017年9月20日大日本後楽園大会、メインの最侠タッグ公式戦、関本&耕平組対岡林&鷹木組は熱いにも程がある大熱戦の末に30分時間切れ引き分けに。残り時間5分とコールされた時に、決着がついて終わってしまうより、この試合がもっともっと続いてほしいと思った。こんなこと初めてであります!
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2017年9月20日PR -
箱舟の天才・丸藤が未知なる領域、工場プロレスに挑戦も、ディーノの毒牙が迫る!
9月20日 DDT「工場プロレスIN宮地鉄工所2017」東京・宮地鉄工所 230人超満員札止め
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
▼KO-D無差別級タッグ選手権試合/60分1本
[第62代王者組]HARASHIMA ○丸藤正道(27分21秒 体固め)[挑戦者組]×男色ディーノ 高木三四郎
※不知火・フロム・ザ・フォークリフト
☆HARASHIMA&丸藤が初防衛に成功(試合終了後、大の字に倒れたままのディーノの股間を道路標識で隠す。)
HARASHIMA「こんな泥だらけでヘロヘロになってるけど、これがDDTですよ。今回無事防衛できたのでいつもの感じで締めていいですか?」(すると坂口征夫の運転するフォークリフトに乗ったKUDOと高梨が登場。)
高梨「防衛おめでとう。俺らはオマエらが防衛すると思ってたよ。そして祝福に来ただけじゃねえぞ、俺らが来たってことはどういうことかわかるよな? テメエらの持つベルトに俺ら酒呑童子が挑戦してやるよ。いい顔してんな、丸藤。DDTのプロレスは、工場プロレスは楽しかったか? 楽しかったみてえだよな。でもDDTはそれだけじゃねえんだよ。テメエに極上の痛みを酒呑童子が与えてやるよ! オマエの胸を割くチョップより兄弟たちの蹴りのほうが全然強烈だと思うんだよ。すごい顔で俺を睨んでいるな。俺を殴りたいか? 待て待て。オマエは俺に指一本触れることはできねえ。なぜならテメエらの持つベルトに挑戦するのは、坂口とKUDOの兄弟たちだからだ! なあ坂口?」坂口「兄弟、ここ数年ずっとタッグに挑戦してきて、過去4回、この間も自分、樋口に取られているんですよ。次こそって言いたいところなんですけど、ここは兄弟、兄弟が挑戦して兄貴を立ててやってくんないすかね。兄貴を男にしてやってください」
高梨「…ちょっ、ちょっと待て。どうした? 遠慮することはねえんだぞ。フォークリフトで殴り込んで遠慮するヤツがいるかよ。おかしいだろ、この流れ! 坂口がおかしくなっちゃったから、兄貴から坂口を説得してやってくれよ」
KUDO「丸藤さん、大昔の話だから覚えてないかもしんないけど、俺はアンタに借りがあんだよ。俺と高梨で! そのベルトを剥ぎ取ってやるよ!」
高梨「理解不能! 理解不能! オマエらどうしちゃったんだよ! は、恥欠かせやがって! とりえず撤収!」
今林「整理させてください。酒呑童子としてはKUDO&高梨組で挑戦したいってことですよね。挑戦表明ありましたけど、受けていただけますか?」
HARASHIMA「もちろん挑戦受けてやるさー!」
今林「日程の話をさせてください。丸藤選手の次の参戦が10月9日の札幌ススキノ・マルスジムで決定してますので、そこでやらせていただくことでよろしいですね?」
丸藤「はい!」
今林「とはいえ私決定権がございませんので、ちょっと時間をもらっていいですか?(
今林APはフォークリフトでぐったりしている男色Pに確認するも虫の息だったが「オッケーみたいです!」。こうして10・9札幌でのKO-Dタッグ戦が決定。高梨は「帰る! 帰る!」と引き揚げようとしたが、丸藤はいつの間にか高梨のスマホとWi-Fiを盗んでおり)丸藤「ベルトとともにこれを獲り返してみろ!
高梨「いらない! いらない! 帰ろう!(と引き揚げる)」
HARASHIMA「いつものやるいってやるさー! 次、酒呑童子、高梨&KUDOが挑戦するけど僕たち、ハラシマルフジが勝ってやるさー! 今日路上をやったけれど、丸藤さんは路上だろうがどんなところでもやってやるさー! ……なんか一言。今みたいな感じで」
丸藤「日本だけじゃない、DDTだけじゃない! 俺たちハラシマルフジ、世界中に風を吹かせてやるさー!」
HARASHIMA「なんでかって? それは鍛えているからだー!」
【HARASHIMA、丸藤の話】
HARASHIMA「どうでしたか、初めての路上プロレス。」丸藤「今年で俺もキャリア19年なんで。まさかこんなところでプロレスをやると思わなかったし、痛かったです。痛いし、汚いし。でもなんか気持ちよかったです。」
HARASHIMA「まあ今日工場でこのベルトを防衛できたので、次は酒呑童子。坂口&KUDOで来ると思いきや高梨&KUDOなんだけど、僕としては坂口&KUDOより逆にやりづらいぐらいに思っているので。高梨、巧いんですよ。」
丸藤「ああそう。札幌は普通のリングですか?」
HARASHIMA「今のところ。」
丸藤「そこをちょっと確認の上。」
HARASHIMA「汚れちゃいますからね。」
丸藤「着替えの量がね。お願いします。」
HARASHIMA「僕らで札幌も頑張りましょう。」
――丸藤選手、キツかったのは?
丸藤「ディーノのキス。」HARASHIMA「路上関係なかったです。」
――石灰よりも何よりも?
丸藤「石灰も熱かったし、プシューっていうのも(炭酸ガス)鼻に入って痛かったし。最初に腕取られて前転しただけで擦れて痛いし。なかなか過酷な現場でした(苦笑)。まあ結果オーライですね。」――HARASHIMA選手は工場は初めてだったと思いますが。
HARASHIMA「楽しかったですよ。ほかの路上に比べて汚れ方が半端ないです。それだけが…。」【ディーノ、高木の話】
高木「ディーノ、大丈夫か?」ディーノ「私たちが思っていたより適応力があったわね。」
高木「思ったより適応力があったな。」
ディーノ「チクショー、降参だわ。」
高木「石灰被せたらこっちの勝ちかと思ったのに、石灰被せてからアイツ強かっただろ! 丸藤正道、さすが方舟の天才。恐るべしだよ。」
ディーノ「しかし、DDTの底がここだと思ってもらっちゃ困るわ。私はまだまだ手を用意しております。DDTをとことん骨まで味わってもらいます。その覚悟を持って、皆さん笑顔で帰りましょう。家に帰るまでが路上プロレスです。」
高木「丸藤正道、路上プロレス参戦、ありがとう。まだまだこんなもんじゃねえからな、DDTは。もっともっと恐ろしいものを男色Pがテメエに味わわせてやる。楽しみにしてろ! Here we go! チャーチャチャチャーチャチャー♪」
ディーノ「それはバカにしすぎじゃないですか?」
【KUDO、高梨の話】
高梨「なんでこんなことになってんだよ。理解できねえ。俺の心は、俺の体と一緒、ドス暗いままだよ。なんで試合もやってない俺がこんな目に遭わないといけないんだ。兄貴、言ってやってくれ。」KUDO「丸藤さんにはディファカップで負けてんだよ。丸藤さんがDDTに上がるようになって、チャンスを狙ってたし、丸藤&HARASHIMAなんて、俺が名乗り上げなかったら、ほかに誰が名乗り上げんだよ。10月9日、必ず俺と高梨でベルト巻きます。」
王者組、HARASHIMA&丸藤正道選手入場https://t.co/wEj7soJpuD #ddtpro #ddtuniverse #路上プロレス pic.twitter.com/jB7mcDpIEV
— DDT UNIVERSE (@ddtuniverse) 2017年9月20日HARASHIMA、丸藤の保持するKO-D無差別級王座に大社長・高木&プロデューサー・ディーノの両首脳が挑戦。試合形式はなんと宮地鉄工所での工場プロレスでの試合となり、丸藤も未知の領域に飛び込んだ。
高木が「路上プロレスへようこそ」と丸藤と握手で開始となり、差し合いからロックアップ、バックの奪い合いからリストロックの攻防となるが、丸藤がヘッドスプリングからの側転、ヘッドシザースで返すが、工場内のため丸藤の背中は真っ黒となる。
HARASHIMAとディーノが張り手合戦となり、ディーノがコックスクリューからナイトメアを敢行も、丸藤が鞭のようにしなる逆水平でカットに入るが、ディーノの股間がHARASHIMAの顔面に覆いかぶさる形となったところで、高木が仕掛け、丸藤を工場内へおびき出すと、400度の高熱で熱くなっている石灰をスコップで被せて丸藤は全身真っ白、4選手も石灰のかけ合いとなり、全身真っ白となる。石灰を飛び散らせながら試合が進むのが鉄工所プロレスhttps://t.co/wEj7soJpuD #ddtpro #ddtuniverse #路上プロレス pic.twitter.com/CPylQbMkAR
— DDT UNIVERSE (@ddtuniverse) 2017年9月20日今度は資材置き場に雪崩れ込むと、丸藤と高木はクレーンに登って足場で攻防を展開、HARASHIMAも救出に駆けつけようとするが、足を滑らせたのか梯子で逆さ吊りになると、ディーノに股間タッチで嬲られてからケツ掘り、地上に降りてきた丸藤にディーノがリップロップ狙いで突撃、しかし丸藤がかわして若手に直撃すると、高木が自転車に乗って駆けつけ、漕ぎながらのクローズラインをHARASHIMAに浴びせるが、丸藤にはかわされるだけでなく奪われてしまうと、丸藤は高木に自転車ダッシュの鞭のようにしなる逆水平、更に勝俣瞬馬やMAOまで跳ねて暴走も、ディーノのリップロップでの迎撃狙いは、間一髪逃れる。
首脳コンビは王者組を捕らえると、勝俣&MAOが跳ねられた仕返しとして自販機からのトペコンを発射。自動販売機の上からダイブhttps://t.co/wEj7soJpuD #ddtpro #ddtuniverse #路上プロレス pic.twitter.com/HquyDdun8Q
— DDT UNIVERSE (@ddtuniverse) 2017年9月20日高木はゴミ箱から無数のペットボトルのキャップをHARASHIMAにかけると、その上でのっボディースラムを敢行で、HARASHIMAも地味に痛がる。また丸藤に対してもCO2を噴射し丸藤ものたうち回り、カラーコーンを両腕に装着して大回転するHARASHIMAにも噴射する。
そして両軍の攻防は工場を飛び出して道路に雪崩れ込み、高木は丸藤に電柱攻撃を浴びせ、丸藤もCO2を奪って噴射を狙うが、使い方がわからず未遂に終わると、奪い返した高木が逆に噴射、丸藤をテーブルに寝かせ、ラダーからのダイブを投下も、いつのまにか丸藤から伊橋剛太に入れ替わっており、高木は伊橋ごとテーブルクラッシュさせてしまう。
丸藤が逆水平、高木がダブルチョップや張り手、HARASHIMAがトラッシュ缶での殴打をやりつつ工場内に戻ると、ディーノがホースから水を噴射、選手らは体中の石灰はある程度落ちるも、ギャラリーも巻き込んで無差別テロ状態と化してしまう。トラックの荷台に丸藤を連行したディーノは念願だった丸藤にリップロップ狙う。
逃れた丸藤はトラースキックも、高木がイス攻撃でカット、HARASHIMAは救出に駆けつけるが、高木がクローズラインを浴びせ、イス盛りを作ってその上への雪崩式ブレーンバスターを狙うが、今度は丸藤がイスでカットし、イス盛りに高木をセットすると荷台のHARASHIMAが蒼魔刀を炸裂させるも、ディーノがカットに入り、念願だった丸藤をリップロップで捕らえ、勝負に出たディーノはリフトに乗って丸藤に地獄門を狙う。フォークリフトの上からナイトメアhttps://t.co/wEj7soJpuD #ddtpro #ddtuniverse #路上プロレス pic.twitter.com/Ym3rLNkNhh
— DDT UNIVERSE (@ddtuniverse) 2017年9月20日しかしHARASHIMAがカラーコーンでのカンチョー攻撃でカットすると、丸藤がディーノに徐行標識を持たせてから虎王を浴びせ、リフトを使っての不知火で3カウントを奪い王座を防衛した。
フォークリフトを使った不知火で丸藤選手が男色ディーノからスリー
王者組が防衛に成功https://t.co/wEj7soJpuD #ddtpro #ddtuniverse #路上プロレス pic.twitter.com/Ln0kFPXFe4
— DDT UNIVERSE (@ddtuniverse) 2017年9月20日試合に関しては丸藤が慣れない試合形式に大苦戦、リング内ならまだしも工場内から道路と動き回るため、さすがの丸藤もスタミナのロスが目立っていた。次期挑戦者は酒呑童子が名乗り、勝ちを狙うなら本来ならKUDO&坂口だが、坂口ではなく高梨となった。高梨は嫌がっていたが、高梨は意外性があるだけに、案外面白い人選なのかもしれない。
酒呑童子がフォークリフトで乱入! 次期挑戦者に酒呑童子が名乗りを上げるhttps://t.co/wEj7soJpuD #ddtpro #ddtuniverse #路上プロレス pic.twitter.com/G8v8BU8Imk
— DDT UNIVERSE (@ddtuniverse) 2017年9月20日丸藤の路上プロレス挑戦はGHCヘビー級王座奪取に繋がるか・・・は置いといて、丸藤なりに楽しんでいたのも事実、やっている選手が楽しめなければ、ファンには楽しさが伝わらない。
工場での路上プロレスでベルト防衛!よし!
…腕にボトルキャプの跡が付いてたよ…☆#ddtpro pic.twitter.com/zglIKmrHwR
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2017年9月20日随所で最後の?路上プロレスin宮地鉄工所
フォークリフト式不知火でベルト防衛! https://t.co/RRcUWeZSiI
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年9月20日工場プロレス終了!石灰までブチまけたのに(笑)残念ながらベルト奪取はなりませんでした。。。しかし丸藤選手は路上プロレス初めてなのに適応能力が凄かった。さすが方舟の天才です。
DDTの世界に飛び込んできてくれてありがとう!まだまだDDTワールド体感してもらいます!#ddtpro pic.twitter.com/kWBqk15jLO
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年9月20日乗り込んでやったよ。
兄弟たちで、KO-Dタッグへ!#ddtpro pic.twitter.com/nRS9SD9deO
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2017年9月20日何でこうなった?教えてくれよ兄弟…
俺の心と背中はどす黒い暗黒のクレパスだ…
10.9DDT札幌 KO-Dタッグ選手権HARASHIMA&丸藤正道vsKUDO&高梨将弘 pic.twitter.com/vw35Dr70H3
— 高梨将弘 (@masaddt) 2017年9月20日初工場ライブ!!
楽しかった!
最高!!
みんなのってくれてありがとう!
優しいな〜本当に。
試合はセコンド付いてたらチャリに轢かれたけどやり返せたから良かったです!!
ありがとうございました!
— 勝俣瞬馬@NωA(赤) (@k_shunma_ddt) 2017年9月20日丸藤選手個人への仕返しと言うよりはNOAHという団体へのメッセージですね
10.1横浜文体に向けてかなり調子に乗ってるのでね#noah_ghc #ddtpro https://t.co/piKqrsI9Zs
— MAO / 井上麻生 (@xinomaox) 2017年9月20日 -
第5回王道トーナメント2回戦、名古屋大会結果
9月19日 全日本プロレス「第5回王道トーナメント」愛知・名古屋市枇杷島スポーツセンター・第1競技場 401人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「第5回王道トーナメント」2回戦/無制限1本
○ジョー・ドーリング(13分51秒 体固め)X青木篤志
※フライングボディアタック【ジョーの話】「今日、青木は俺のパワーを感じたはずだ。諏訪魔、今夜、勝ち上がってこいよ。お前にも俺のパワーを味わわせてやる」
▼「第5回王道トーナメント」2回戦/無制限1本
○諏訪魔(13分5秒 体固め)X岩本煌史
※ラストライド【諏訪魔の話】「ふざけんじゃねぇよジョー! リング上でやってこいっつうんだよ! ただ、決着つける舞台は整ったわけで、仙台は俺が今までのたまったもの全部出しますよ。(Evolutionを)出ていったことを失敗だったってわからせてやる。気づいてないよ。何でも壊さないでくれ。クソ!」
久々に払い腰で何発も投げ込まれた。岩本に嫌な学生時代を思い出させられた。
それよりジョーの野郎、また乱入しやがったな。許せないわ。
仙台大会準決勝で
白黒付けてやる!!
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年9月19日 -
望月成晃、47歳が3度目のドリーム王座奪取!VerserKに敗れたジミーズが解散へ
9月18日 DRAGON GATE「DANGERROUS GATE2017」東京・大田区総合体育館 4000人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○シュン・スカイウォーカー ワタナベ・ヒョウ(8分0秒 片エビ固め)Gamma ×しゃちほこBOY
※スカイウォーカー・ムーンサルト◇第2試合◇
▼30分1本
B×Bハルク ○Kzy(10分9秒 片エビ固め)ドン・フジイ ×ジェイソン・リー
※KZ.time◇第3試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合/60分1本
[第31代王者]○ジミー・カゲトラ(12分49秒 エビ固め)[挑戦者]ヨースケ・サンタマリア
※車懸
☆カゲトラが3度目の防衛に成功◇第4試合◇
▼30分1本
土井成樹 吉野正人 ○Ben-K(13分16秒 エビ固め)Eita 山村武寛 ×石田凱士
※Ben-Kボム◇第5試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[第40代王者組]○CIMA ドラゴン・キッド(22分32秒 エビ固め)[挑戦者組]ビッグR清水 ×Kotoka
※腹部へのメテオラ(試合終了後)
CIMA「(本部席に向け)ハウメニータイム? ハウ・メニー・タイム? 何回防衛した? 7回? 7回防衛。当たり前じゃボケ! オレらは何年組んでると思ってんねん。Kotoka、ビッグR、確かに、このサバイバルレース、マキシマムとやって終盤こそ巻き返したけど、オーバージェネレーション、5、6負けを先行させてたから。土井と吉野が育てたヤングマキシマムや。今日、負けたな、Eitaと山村と石田。“ヤングほにゃらら”っていうのはオレらが先に言いだしたんや。負けっぱなしだとヤングマキシマムに取られてまうぞ。Eita、山村、オマエら2人で土井と吉野にでもケンカぶちこんだったらええやないか。Ben-Kがさっきの試合、試合終わってからも石田を足蹴にしてたやろ。なんで若いヤツがやって40のオッサンがやったらあかんのや? ツインゲートは誰がなんと言おうとCIMA、キッドのC、K、1のためのベルトや。マキシマム、土井吉野に勝った、Kotokaに勝った、次は、清水、Ben-K、全員葬ってマキシマムを全抜きしたるからな。サバイバルレース、オマエらすげえ勝ってたらしいけど、CIMA、キッドの足元にも及ばんのや。オレら誰やと思ってんねん。ツインゲートチャンピオンは誰やと思ってんねん。みんな3文字で大きな声で叫ぼうか。一発で決めるのが、オレのマイク。Eita、よく聞け。オレらツインゲートチャンピオンは何年組んで、何回防衛して、CIMAとキッド、どんな名前やと思ってんねん。オマエら、大きな声で叫べよ。せーの、C、K、1!」【CIMA、キッドの話】
CIMA「引き出しの違いやな」キッド「アイツらがどんな気持ちでCK‐1に挑んできたのか。このベルトに挑んできたのか。リング上でだいたいわかった。気持ちはあった。だけど、技術と経験がない」
CIMA「オマエらを批判する気はない。確かにサバイバルレース、マキシマムが突き抜けたのは土井と吉野がBen-K、Kotoka、清水、ええ若手育てたやないか。でも、それ以上でもそれ以下でもない。オーバージェネレーションは世代を超えるためにあるんや。育てるためにあるんやない。Kotoka&清水、オマエらの敗因は覚悟の差や。オレらは20年、ヒザも動かない。首はヘルニア。(キッドの)肩は脱きゅう。あっちゃこっちゃケガしてても、そんなの関係ないんや。オマエらが1日、何時間プロレスのことを考えてるか知らないけどな。オレらはDRAGON GATEを世界一にするために、まずはアジア。神戸ワールドで社長が言った通り、行くからな。アジアや。オマエらがどれだけDRAGON GATEのことを考えてても、日本にいる限りは24時間や。オレらは時差を使って、プロレスのこと、DRAGON GATEのことを25時間考えられるんや。それが覚悟の差や。ツインゲートチャンピオン、CIMAとキッドでなんて呼ばれてるか。わかるのか。3文字、大きな声で叫べよ。オレらがツインゲート7度の防衛に成功した最強のチャンピオン、CIMAとキッドでCK‐1じゃ、コラ!」
◇第6試合◇
▼敗者ユニット解散ノーDQイリミネーションマッチ/時間無制限1本
鷹木信悟 ○T-Hawk 吉田隆司 エル・リンダマン パンチ富永(34分11秒 片エビ固め)堀口元気H.A.Gee.Mee!! ×ジミー・ススム 斎藤"ジミー"了 ジミー・神田 ジミー・クネスJ.K.S
※ケルベロス①○クネス(11分6秒 光の輪)×パンチ
②○リンダ(14分28秒 片エビ固め)×クネス
※有刺鉄線ボード攻撃
③○鷹木(16分38秒 片エビ固め)×神田
※有刺鉄線バットへの合体パイルドライバー
④○堀口(18分20秒 バックスライド・フロム・ヘブン)×吉田
⑤○斎了(20分9秒 体固め)×リンダ
※有刺鉄線ボードを被せての斎了ロケット
⑥○T-Hawk(21分58秒 エビ固め)×堀口
※BTボム
⑦○T-Hawk(26分0秒 エビ固め)×斎了
※ナイトライド
⑧○ススム(31分10秒 片エビ固め)×鷹木(試合終了後)
T‐Hawk「おーい、見たか大田区、オレたちヴェルセルクの完全勝利だー! これでこのDRAGON GATEのぬるま湯ユニット、存在意義のないユニットが一つ消えた。これからはオレたちヴェルセルクが中心となってこのDRAGON GATEマットを力で制圧していく。いいかジミーズ、オマエら解散だぞ。わかってんのかオイ。最後によ、せいぜい大田区の客どもにお別れの挨拶しとけ。あとは知らねえよ」(ヴェルセルクがジミーズのTシャツを破ろうとするがなかなか破れない。ポーズして退場。リングに残ったジミーズはしばし無言のまま。斎了と堀口がススムを抱き起こす。ジミーズコール。)
ススム「すいませんでした。(ヒザから崩れ落ちてうずくまって涙。その後、体を起こし)でも、今日ボクら解散を懸けた試合に挑んで負けました。ジミーズはルールに則り解散します。気づけば、最初はカゲトラと2人、負けたらリングネームがジミーになるっていう罰ゲームみたいなルールで、そしてオレとカゲトラが負けて、ボクはジミー・ススムに、カゲトラはジミー・カゲトラになりました。ホントは、ホントに最初は嫌だったよね。でも、こんなオレらをね、応援してくれる人たちがいて、そして、そのあとに斎了、堀口、キャンディ…そして2年前だね、同じこの会場でマッドブランキーと解散懸けてやったときにクネスがね、裏切ってこっちに来て、ジミーズ、そこからまた第二次が始まって、どんな試練があってもオレらは5年間、そして6年、乗り越えてきました。これは、こんな地味なオレでも、応援してくれたファンの人たちのおかげだと思います。ありがとうございます。(拍手)こんなに嫌だったジミーを、ホントに全力で守りにいったんですけど、負けちゃいました。ジミーズは、終わります。でも、これだけボクらを5年以上、全国で応援してくれる人たちがいたから、ここまで続けられたと思います。だからあと少し、1カ月とは言いません。せめてもう少し全国の皆さんにボクらジミーズとして、お別れする時間をいただけないでしょうか!?(涙、拍手が起こり、メンバーが四方に礼。)ありがとうございます。もちろん、オレら今回もしかしたらなくなる覚悟で挑んできましたけど、ホントに、こうなってしまうと…楽しかったけどね、もうジミーズ…終わっちゃいますね。でも、皆さんがいま、いいですか、あと少し? だったら、次回の後楽園ホールまで、オレらちょっとしかないですけど、残りジミーズとして活動してもよろしいですか!?(拍手)今日はこんなちょっと汚れた感じですけど、あと最後の試合まで、オレらはいつも通りのジミーズで、最後まで元気に仲良く頑張りますので、もう少しだけ応援よろしくお願いします! ありがとうございました!」
【鷹木、T-Hawk、吉田、リンダの話】
鷹木「DRAGON GATEぬるま湯の象徴、ジミーズがやっと消えたな。これでDRAGON GATEのファンも多数、喜んでるだろうな。それがオレたちの使命だ。オレたちがずっと言ってきたこれぞ弱肉強食だ。これで終わらないからな。ジミーズの次はさて、どこにしようかな。面白かったな。アイツら、アホだな。このスタイル、まさに飛んで火に入る夏の虫。普段から『エイチジーミー』とか言ってぬるいことやってるのによ、いきなりこういう試合したら、対応できるわけねぇだろ。ヴェルセルク、ナメんなよ」T-Hawk「ジミーズ、何が『エイチジーミー』だよ。部活の声出しじゃねぇんだよ。オレたちはプロフェッショナル。闘う集団だ。オマエたちとは鍛え方が違うんだよ。わかるか。これからこのDRAGON GATE、さっきもリング上で言った通り、力がすべて。力でオレたちがすべて制圧していく。なぁ、リンダマン」
リンダ「そういうことだ。新しい風を吹かせてやったんだから、感謝してほしいところだ」
T-Hawk「これからのヴェルセルクは1ステージ、いや、2ステージ上に行く。さっきも言った通り、これからこのリング上、力がすべてだ。以上!」
吉田「ラベルが違うんじゃ!」
【堀口、ススム、クネスの話】
ススム「申し訳ないです、最後」堀口「全員でやることやりました。その結果です」
ススム「どのユニットも同じ条件でこのサバイバルレース闘って、その結果が最後、オレらとヴェルセルクが残って、ヴェルセルクがああいうルールをアレして、オレらも逃げるわけにはいかなかった。同じ条件でやった結果、オレらは負けたんで、リング上で言った通り解散します。でもオレらはどの今までこのDRAGON GATEにあったユニットの中で一番長い間活動してきました。それもこんなオレらを応援してくれたファンの人たちがあってのことだと思います。今日大田区に集まってくれたジミーズファンはもちろんいますけども、全国でまだ今日来れなかった人もたくさんいると思います。全員への挨拶は難しいと思いますけど、少しでもオレらに残り時間をいただいて、お別れシリーズとしてね、ちょっとやっていきたいなと。今日負けてオレらどんよりしてますけど、最後の後楽園ホールまではオレららしく元気で楽しいジミーズで、で、最後はみんなにお別れできたらなと」
堀口「お客さんの反応がすべてだと思いますんで。次の10月の後楽園が最後のジミーズです。それまでボクら突っ走ります。ありがとうございました」
ススム「まだあるから時間」
クネス「最後は後楽園だから。ジミーズらしく明るくいきましょう」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合/60分1本
[挑戦者]○望月成晃(24分10秒 体固め)[第25代王者]×YAMATO
※顔面への三角蹴り
☆YAMATOが7度目の防衛に失敗、望月が第26代王者となる(試合終了後、YAMATOは場外でダウン。望月もリング上で大の字のまま認定証が読み上げられる。ヒザ立ちでベルトを受け取った望月が崩れ落ち、ベルトを抱きしめる。セコンドのCIMA、フジイは涙。望月とセコンドが抱き合う)
CIMA「(涙を流しながら)もっさん、急にボクらセコンドついてビックリしたかもしれんけど、ここ何週間かの望月さんの姿見てると、この大田区でYAMATOに挑戦して、ああ、この人もう最後の一発、勝負に出て…すいません、ボクらみんな負けると思っていました。(会場笑い)負けて望月さんいよいよ、進退を口にするんかなと。それぐらいの背中、ボクら見てたんです。だから普段いないCIMA、Gamma、キッドもセコンドついて、わざわざ市川さんにも神戸から来てもらって。勝手にセコンドつかせてもらったんですけど、もっさん、勝ったじゃないですか(涙)」
望月「CIMA、20年近くいると、オレの心が読めるんだな。正直、今日はYAMATOとやって、まあリング上では強がってたけど、結果はともかく、内容で惨敗で終わるようなら、引退は勘弁してほしいんですけども、でもね、ドリームゲート戦線、ちょっとね、最後という気持ちで臨みました。でもね、CIMA、47歳8カ月、望月成晃、3度目のドリームゲート取ったぞ。まあ、オレはね、いろいろ、北尾大先生の道場からやってきて、復帰してきて、若いのが出てきてまた沈んで、若いのが出てきてまた沈んでの繰り返しだけど、CIMAとフジイは今年20周年らしいけど、まだまだ老け込むようなキャリアじゃないよな、CIMA? フジイ?」
CIMA「まあボクもキッドと一緒にタッグですけどツインゲート戦線盛り上がってきてます。ボクとフジイさんも20周年ですけど、望月さんと付き合い20年じゃないですか。その昔、ホントに20年前、東北のみちのくプロレスの青森の寒い寒い控室で、ボクらが会場入りしたら、望月さん一人でストーブであったまってたじゃないですか」
望月「あの~会場に2時間前ぐらいに着いちゃってね」
CIMA「いや、いまでもそうじゃないですか、望月さん。ボクとGammaさんは結構遅いですけど、会場入りが。望月さんはだれよりも早く会場に入って、だれよりも早くウォーミングアップして、だれよりも一番体あっためてやってたじゃないですか。ボクらホントに見てました。それだけに、すいません、今日負けると思ってました。すごいサプライズですよ。このキャリア、この歳になって、20年やってきて望月さんの試合見て、泣いてしまうと思わなかったです(苦笑)」
望月「まあでもさ、今日セミファイナルでジミーズも解散になって、現世代からこの47歳のおっさんがドリームゲートチャンピオンになって、DRAGON GATEもいよいよ来月からシャッフル状態になるんじゃないかと思うから。CIMA、フジイ、20周年って言うけどなんか記念試合的なことやってないよね? もしやるなら次の後楽園とかがチャンスだと思うけど」
CIMAがフジイと何やら相談。
CIMA「望月さん、そんな20周年20周年言ってくれて、記念試合、言ってくれるんだったら、ドリームゲート取ったんですから、次の後楽園ホールでCIMAとフジイ、タッグ組みますんで、望月さん、ボクらと組んでくださいよ」
望月「相手は?」
CIMA「言っちゃっていいんですか? ボクらの出会いはどこですか? 青森ですよね。青森、どこの団体ですか? みちのくプロレスですよね。CIMA、フジイ、望月成晃と組んで、望月さんが責任を持って、みちのくプロレスから3人ブッキングしてください」
望月「まあ、某…いろいろね、神様がどうとか言ってる方、そのお付きの人からそこそこやり取りいろいろやってるんで、連絡してみて、わかりました。じゃあ責任をもって10月5日後楽園ホール、CIMA、フジイ、望月対みちのくプロレスの3人、オレが責任を持って連絡取ってみます」
CIMA「お願いします!」
望月「まあね、来月の話はこれぐらいにしといて、47歳8カ月、望月成晃が3度目のドリームゲートチャンピオンになったぞ!(モッチーコール)正直ね、さっきCIMAに言ってたことはウソでも誇張でもなんでもなく、今日リングに上がって実際動くまで気力と体力どこまでもつか正直不安でした。でも、挑戦表明したこともそうですけど、皆さんの期待と今日のご声援のおかげで試合をやり抜いて、そして勝つことができました、ありがとうございました! オレはいろんな人から47歳で元気ですねって言われるんですけど、これはオレがすごいんでもなんでもなく、オレが18年前この闘龍門という団体に来たときに、オレはキャリアが上だからちょっとふんぞり返ってたんだけど、CIMAをはじめキッド、フジイ、まあいっちゃんは置いといて、素晴らしいパフォーマンスとコンディションを見せられて、これはキャリア関係ない、自分自身を鍛えていかないと自分の居場所がなくなると気づいて、必死で後輩の彼らに追いつこうと。このDRAGON GATEの環境こそが自分のこの47歳のいまでも動ける原動力になりました。
YAMATOは強いのがベルトを巻くんじゃない、引っ張って行けるのがベルトを巻くと。オレはね、この歳だし、オレが引っ張っていくんではなく、これから若い世代のヤツらに、いまくすぶってる20代、30代前半のヤツらに、そういうヤツらに、22、3歳? 25年たってもオレと一緒です。頑張ってれば25年後にもチャンピオンになれるんだ、DRAGON GATEにいてよかったと、この環境にいてよかったと、そういう団体にできるようにオレは背中で生きていきたいと思います。この体力がどこまで続くかわからないですけど、オレはまだまだ覚悟持ってこのDRAGON GATE、YAMATOとは違う形で、YAMATOはアイツはとっくに引っ張っていける存在だと思います。オレは背中を見せて、試合でバチバチやって、若いヤツらにいろいろ伝えていきたいと思います。2017年も残り3カ月半ですけど、なにげにこの3カ月半が非常にDRAGON GATE濃いスケジュール組んでおります。
皆さん知ってるかもしれないですけど、3日後にはCIMAとイギリス遠征に行きます。チャンピオンになってしまったので、恥ずかしくない振る舞いをもって世界に向けてDRAGON GATEのチャンピオンとして闘ってきたいと思います。そして、神戸ワールドでも社長が言っていたように、DRAGON GATEまた世界にはばたいていくときだと思います。でも、一番肝心なのは、いまここにいる会場にいる皆さん、そしてこれを見ている日本全国の皆さん、ここをおろそかにしてはわれわれはいけません。みなさん、CIMAの言葉を借りれば、47歳8カ月の望月成晃がこれからも心臓バクバクするようなプロレスを見せていきますので、DRAGON GATEについてきてください! 今日はどうもありがとうございました!」
【望月の話】「まず1年以上ね、DRAGON GATEを引っ張って来てくれたYAMATOに…まあ人気も実力もカリスマ性も、いろんな意味でDRAGON GATEを引っ張ってきてくれたYAMATOに敬意を表したいと思います。正直な話ね、自信も何もなかったです。正直、挑戦表明したときですら、いまさら望月かって思われるんじゃないかって。いろんな感情が自分の中にありました。でも、挑戦表明したとき、挑戦が決まったとき、今日勝ったとき、お客さんの歓声こそが自分の47歳の体にね、アドレナリンを与えてくれて、、最後まで試合をやり切ることができたことにね、すべての人に感謝したいです。
(5年以上ぶりのベルトだが?)そうですね。34歳で取ったときも、そのときも自分は団体最年長で、そのあと5年半ぶり、そこからさらに5年9か月ぶり。まあでもね、さっきも言った通りね、いろいろ体力なくなっていく中、160試合以上、試合で立たせてくれて、でもどんどんどんどん若手の突き上げがあって、自然とやっぱやらなきゃやらなきゃっていうね、こういうDRAGON GATEの素晴らしい環境こそが自分を突き動かしてくれたというか。プラスね、KOGの鷹木戦や、この前の清水戦のときのようになんとなく自分の中で変化球も交えながら、それでも最後ね、直球でね、封じ込めたっていうのは、自分の中で誇らしいところかなと思います。まあ、今日がね、ピークにならないように、まだくすぶってる20代前半のヤツらが、残り20年30年DRAGON GATEにいても活躍できる場があるよというね、そういう背中を見せていけたら、YAMATOのように引っ張っていくのとは違う形で自分のね、背中を押すのか引っ張るのかわからないですけど、自分のこのDRAGON GATEの中での存在意義が見えてくるんじゃないかと思います。
(今年は早くからベルトを狙いに行くと公言して、有言実行)そうですね。でもね、やっぱりユニットに入ってないということはね、何かしら結果を残して、さらにアクションを起こさなきゃいけない。まあただ自分の中でね、初頭に言ったかもしれないけど、やっぱり5月のキング・オブ・ゲートというのが唯一のチャンスで、決勝には残れなかったけどね、鷹木信悟という強敵を破ったことでちょっと自分の中で自信が蘇って、そしてワールド明けの京都のときに丸め込みという形でもね、YAMATOを破ったと。ここが唯一無二のチャンスなんじゃないかと思って。逆にね、そこでビッグR清水が横やりを入れてきて、自分なにげに3回目ですけど、ベルト、過去2回とも挑戦者決定戦を経て奪取したというげんのいいことがあったんで、もしかしたらアイツの横やりが自分の中でいい形で作用したかなっていう気はします。
まあ、ここからね、ジミーズも解散になって次だれが来るかわからないけど、オレは本気でね、若いヤツが来てもいいと思うし、ジミーズも悔しいと思ったヤツが来てもいいと思うし。まあ現世代はね、今年YAMATOが一通りやったんで。まあだれが来るかわからないけど、まずは次の後楽園、これぞと思う3人が自分の中で思い浮かんでるんで、ずっと支えつつ敵対しつつお互い闘龍門ジャパン時代から支え合ってきたCIMA、フジイといい形で20年やれればいいなと思います」
【YAMATOの話】「なんか1年以上守ってきて、ドリームゲートを守ってきて、なんか結局、オレはなんも変えることができなかった。望月成晃に取られたうんぬんって話はオレがただ望月成晃より今この時点で弱かったっていう、それだけの話だから。あの人が47歳でこれだけできるんだからオレもまだまだ36歳。4度のドリームゲート戴冠っていうことは、5度目があるってことだ。オレがドリームゲートチャンピオンになってDRAGON GATEを1ステージ上に、DRAGON GATEを黄金時代に導くといった言葉。ただ1年じゃ何も変えられなかった。だけども、オレが一番初めてDRAGON GATEを黄金時代へ、ワンステージ上へって、そういう構想をオレが一番初めに表明したんだ。それだけでもオレは価値があることだと思ってる。変えようと思わない人間がトップにいたところで何も変えられりゃしないんだから。オレはまだまだあきらめたわけじゃないし、オレの言ってる構想というのは別にドリームゲートうんぬんっていうのは全然関係ないから。ドリームゲートがなくたってオレの構想は常時叶えることができる」
(ここでVerserK登場。)
鷹木「情けねえな」
吉田「しょっぺえな」
鷹木「今チャンプじゃなかった。元チャンプ」
T-Hawk「47? あんなオッサンに負けてよ、オマエ1年間何やってたんだ。オレたちヴェルセルクはさっきも言ったけどな、力でこのリングを制圧していく。いいか、オマエみたいな力なき者は今すぐ去れ」
リンダマン「そういうことだ。オレたちがさっきリング上で示したように、オレたちこれから好き勝手に大暴れ、いつも以上にしていくからな」
鷹木「まあベルトねえから、次はトライブ解散させようぜ。もうベルトねえんだからエラそうなこと言うなよ」
吉田「ザマーミロ」
(VerserK去る)
YAMATO「今この時点では返す言葉ないけども、アイツらドべのケツだったから解散マッチ闘ったんでしょ。アイツら頭がいかれてる。さっきも言ったけど、変えようと思わない人間にこのDRAGON GATEを変えることはできない。今のヴェルセルク、アイツらまさにそうでしょ。鷹木信悟、オマエが王者になって何が変わったんだって。別にオレはどうだっていい。今の若い連中のために次のDRAGON GATEを作っていかなきゃいけねえんだよ。誰の手柄でもなんでもねえじゃねえか。オレの言ってる次のステージって言葉はベルトがあってもなくても関係ないから。オレがチャンピオンでいたこの1年間、ユニットとしてのトライブ・ヴァンガード、おろそかにしてしまった部分はあるから。またね、4度あることは5度目あるから。47歳の望月成晃にできたんだから、36歳のオレにできないことはない。力を蓄えて次の機会狙っていきます。今月25日からオレは仙台入りするから。とりあえず仙台の皆様に一軒一軒謝罪して次は11月26日、仙台のタイトルマッチを控えます。センキュー」
DRAGON GATE年に1回の東京でのビックマッチのメインはYAMATOの保持するドリーム王座に、清水との挑戦者決定戦を制した47歳のベテランである望月が挑戦。
序盤は互いに打撃やグラウンドで牽制し合うも、エプロンの望月は水面蹴りからロープ越しのPK狙うと、YAMATOがキャッチしてアキレス腱固めで捕獲、そのまま場外戦になると望月がローキックからエプロンからのムーンサルトアタックを発射、、リングに戻った望月はローキックからアキレス腱固め、ローキック、ニークラッシャー、ローキックからアキレス腱固め、クロスヒールホールドと足攻めを展開する。
しかしYAMATOも低空のgo 2 Hospital II、逆片エビと足攻めで反撃し、望月は膝十字で返すもYAMATOはヒールホールドで返し、望月はローキックからジャーマン狙いはYAMATOが回転エビ固めからアンクルホールド、そして足四の字固めへ移行しようとするが、望月は下からの顔面蹴りで脱出、ミドルから跳び膝、ビックブーツと反撃する。
go 2 Hospital IIをかわした望月はYAMATOを逆さ吊りにして顔面蹴り、ミドルキックもYAMATOは受けきってアンクルホールドも、望月はアンクルホールドで切り返し、PKを連発も、YAMATOは顔面蹴りからgo to Hospital I、ミサイルキックを連発する。
コーナーでの攻防はYAMATOが頭突きで制したかに見えたが、望月が最強ハイキックからブレーンバスターで投げ、イリュージョン、真最強ハイキックもかわしたYAMATOはスリーパーからギャラリア、望月が下からのハイキックと一瞬の隙を逃さず、ーキックから顔面蹴りを連発する。しかし三角蹴り狙いはYAMATOがキャッチしてアンクルホールドで捕獲、全知全能のフランケンシュタイナーを狙うが、望月が丸め込み技で応戦すると、顔面へのバトンキック、ミドルキックも、三角蹴り狙いはYAMATOがgo 2 Hospital IIで阻止すると、go 2 Hospital II、go 2 Hospital Iからハリケーンドライバーを決めると、左右エルボーから変形ギャラリアを決める。
YAMATOはギャラリアを狙うが、望月が裏ツイスターで切り返すと、望月の張り手に対しYAMATOは頭突き、そぁそ望月は掌打から真最強ハイキック、イリュージョン、真最強ハイキック、三角蹴りと畳みかけて3カウントを奪い、6年5ヶ月ぶりに王座を奪取した。
試合後には闘龍門から一緒だったCIMA、フジイ、キッドらが揃って望月を祝福、CIMAも涙を浮かべていた。自分も今回ばかりはYAMATOが有利かと思っていたが、望月が今回に備えてなのかしっかり体を絞ってくるなどベストコンディションで臨んでいた。獣神サンダー・ライガーがスーパージュニア、永田裕志がG1が今大会でラストにしたが、望月も例外ではなく、今回のドリーム王座挑戦は最後の挑戦として位置づけるも、望月は勝って大ベテランの意地を見せつけた。セミの敗者ユニット解散マッチは、最終戦までの経過を見てみると
【5ユニットサバイバルレース最終結果】
・MaxiMuM=17勝14敗
・TRIBE VANGUARD=17勝15敗
・OVER GENERATION=15勝16敗
★ジミーズ=15勝17敗
★ヴェルセルク=15勝17敗
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2017年9月16日VerserKと最下位争いをしていたOVER GENERATIONは3位浮上で解散マッチは免れるも、代わりに失速したジミーズが4位に転落、VerserKとの解散マッチに挑み、試合形式もノーDQイリミネーションマッチとして行われ、かねてから有刺鉄線を投入を予告していた鷹木は、デスマッチではなくアイテムとして有刺鉄線をリングに持ち込んだ。
序盤はVerserKが堀口に集中攻撃も、ジミーズが連係で反撃しクネスが富永を光の輪で捕らえて3カウントとなりジミーズが先制、だがリンダがクネスを有刺鉄線ボードに直撃させて3カウントでタイにクネスが退場、続いて鷹木とリンダが有刺鉄線バット上での合体ツームストーンパイルドライバーで神田が3カウントに追いやり退場でVerserKが逆転する。
VerserKは再度堀口を捕らえるが、堀口に髪が宿って吉田にバックスライド・フロム・ヘブンで3カウントを奪い、再びタイに持ち込むと、続けて斎了がリンダを斎了ロケットwith有刺鉄線ボードで3カウントを奪い、ジミーズが再度逆転、だがT-HawkがBTボムで堀口から3カウントを奪い、再びタイとなると、T-Hawkが斎了にケルベロスからナイトライドで3カウントを奪って斎了が脱落、ジミーズはススムだけとなる。
鷹木とT-Hawkに痛めつけられるススムは有刺鉄線テーブル上でのパイルドライバーを喰らうも、イスでのフルスイング狙いはススムが毒霧噴射で阻止、鷹木にイスで殴打からジャンボの勝ちで鷹木が退場してタイになったが、ススムの有刺鉄線ジャンボの勝ちなども放っていくも、最後はT-HawkのBTボム、ナイトライド、ケルベロスで3カウントとなり、ススムは力尽きた。鷹木は他団体でデスマッチも経験しており、ルールも上手く活用していたことから、ノーDQマッチはVerserKが有利だったか、ジミーズも何度敗者解散マッチとなっても踏みとどまってきたが、遂に敗れ解散が決定となった。ツインゲート選手権は王者のCK-1がKotokaの腹部を徹底的に狙い撃ちにして主導権を握り、CIMAの援護を得たキッドがウルトラウラカンラナを狙うも、清水がラリアットでカット、乱戦となるとKotokaがCIMAにモモラッチからカルデラ狙いは、CIMAが両足で迎撃するとシュバイン、腹部へのメテオラで3カウント完勝防衛となった。
ブレイブ選手権はマリアのリップロップを防ぐために、カゲトラが黒い口マスク着用で試合に望むも、マリアは乳首攻撃や尻攻撃、股間攻撃で揺さぶりをかけ、遂に口マスクも剥ぎ取ってリップロップで捕らえる。しかしマリアの狙い撃ちを切り返したカゲトラは一騎当千を決めると、マリアのジャパニーズレッグロールクラッチも凌いだカゲトラは車懸で3カウントを奪い王座を防衛した。
一夜明け、身体中が痛い。
次は5度目だ。モッチー見てたら、まだまだ老け込む歳じゃねぇ!
捲土重来。その時を待て。#dragongate pic.twitter.com/fYMNHeijps
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2017年9月19日サバイバルから無事生還!!
ドラゴンゲート最狂ユニット
ヴェルセルクここにあり、、、#dragongate#VERSERK#さよならジミーズ#万歳 pic.twitter.com/wKobTFgwle
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年9月18日大田区大会 終了!#dragongate pic.twitter.com/OR9y8H4mM5
— 吉田隆司 (@cyberkongDG) 2017年9月18日 -
ヨシタツが宮原に全てを出し切るも完敗!ゼウスは地元大阪で肉弾戦も石川に敗れる…
9月18日 全日本プロレス「第5回王道トーナメント」エディオンアリーナ大阪第二競技場 612人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
野村直矢 ○岩本煌史 青柳優馬(3分48秒 片エビ固め)ジョー・ドーリング マッシモ ×ダニー・ジョーンズ
※マッシモ◇第2試合◇
▼30分1本
崔領二 ○ボディガー 丸山敦(6分7秒 片エビ固め)×中島洋平 TAJIRI KAI
※バウンズ◇第3試合◇
▼30分1本
○秋山準 大森隆男 佐藤光留 鈴木鼓太郎(14分15秒 逆エビ固め)諏訪魔 青木篤志 ×岡田佑介 田中稔◇第4試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第45代王者]○ウルティモ・ドラゴン(15分29秒 ラ・マヒストラル)[挑戦者]×ビリーケン・キッド
☆ウルティモが初防衛に成功【ウルティモの話】「(挑戦者ビリーケンはウルティモ選手に憧れてプロレスラーになり、20周年の節目に挑戦してきたが?)ルチャリブレをベースにしてるんでね。たぶん自分に対する初代タイガーさんがそうだと思うんですけど、自分の影を見て戦ってるようで。自分の技とかも頭でわかってると思うし。まぁやりやすい部分もあるけど、逆にやりづらい部分もあった。体は小さいけど、パワーもあるし、何やってもうまい選手。自分より若い選手が挑戦者になると思うけど、それぐらいの覚悟を決めていつも戦わないといけないですね。でも僕もいい勉強させてもらいました。(さっそくTAJIRIが挑戦を表明してきたが?)彼も両国でまさか俺に負けると思ってなかったんじゃないかな。当然、彼もリターンマッチの権利あるだろうしね。全日さんが場所を用意してくれればどこでもやりますよ。あと俺としては全日本の生え抜きの奴から名乗りを上げてほしいです。それはホント思います。それが全日本の世界ジュニアだと思うんでね。全日本のジュニアの選手たちに奮起してもらいたいです」
◇第5試合◇
▼「第5回王道トーナメント」2回戦/時間無制限1本
○石川修司(20分13秒 エビ固め)×ゼウス
※スプラッシュマウンテン【石川の話】「トーナメント2回戦抜きにしても、初シングルだったんですけど、また一人ライバルみつけたなって感じがします。新しい引き出しみせてくれたし、力とか身体能力とかたぶん全日本の中でトップなんじゃないかなと思うんで。今回、俺が勝ったのは何でかわかりますか? (優勝にかける気持ち?)いや、違います。勝った理由はわからないです。わからないんですけど、俺が勝ったということは完全に追い風が俺に吹いてる。この準決勝、決勝、優勝して、グランドスラムいけますよ」
◇第6試合◇
▼「第5回王道トーナメント」2回戦/時間無制限1本
○宮原健斗(19分13秒 シャットダウンスープレックスホールド)×ヨシタツ【宮原の話】「(ヨシタツとの初対決に勝利したが?)戦う前から言ってたでしょ? 俺はプロレス界で最も最高の男だ。胸を貸したよ。それをどう捉えるかは観てる人次第でしょ。俺は今日は胸を貸したよ。ただ2回戦突破、素直にうれしいよ。準決勝、決勝ともう目の前でしょ。残り名古屋と仙台。仙台でトロフィーを持ってる宮原健斗しか想像できないよ。とにかく今日はありがとう大阪。また体中に大阪の皆さんから最高エネルギーをもらったよ。(準決勝の相手は両国以来の再戦となる石川に決まったが?)きたね。こんな早く石川修司と戦うことになるとは思わなかったよ。何かの巡り会わせだね、石川修司。これはトーナメントだからね。両国と同じになるとは思ってない。ただ、俺もあれから約1ヶ月経って、比べ物にならないぐらい最高バロメーター上がってるからね。待ってろ仙台」
【ヨシタツの話】「もうね、新日本時代の技も出したし、WWE時代の技も全部出して、その上で負けた。完敗。正直、首の骨折から復帰するまで俺、彼の存在すら知らなかった。今回も三冠チャンピオンだからっていうので意識したんだけど、今日で俺の宮原に対する考え方は変わりました。AJスタイルズ以来、初めて倒したいと思った相手。新日本の選手で倒したい選手がいないとか、それに値する選手がいないって言ってるわけじゃなくて、新日本でやってる時は自分の体のことで精一杯で、人を意識することができなかった。でもやっと今、対人に目を向けられるようになった。その一人目が宮原健斗。現三冠王者。おとといもあの組んでヒリヒリした感じ、俺も嫌いじゃないし、やっても組んでもいいからね。宮原健斗を味わいたい。あいつがたぶん三冠ベルトを失っても俺は宮原健斗とプロレスがしたい。久々に長いシングルマッチして、負けたけど、すがすがしい。首折ったのもこの上(第1競技場)だしね。何かと因縁があるな、ここは。TAJIRIさんとの試合から始まって、ニュー・ヨシタツ、今日は第2弾。これから第3弾、第4弾、新しいヨシタツをみせていこうと思います。どうですか? 俺シングルマッチできるでしょ? タッグマッチでも出ても1分2分とか、そんな試合しかずっとしてこなかったから、やっと今日復帰したって感じかな、首の骨折から。今日から第一歩じゃないけど、TAJIRIさんが第一歩だったから今日が第二歩。どんどん上に上がっていきます。次、シングルの大会、何かあるんですか? まぁタッグリーグもあるか。何でもいいから新しいヨシタツをみせていきたい。支えてくれた皆さんに、応援してくれた皆さんに感謝でいっぱい。(ということは全日マットに継続参戦するつもりはあると?)必然的にそうなりますね。目標とかそういうのじゃないんだよ。確かに三冠チャンピオンで立場が上なんだけど、そういうことじゃなくて彼とプロレスがしたい。やってもいいし、組んでもいいし。ただ三冠チャンピオンのベルトっていうよりも宮原健斗というレスラーに俺は興味がある。それだけ」
今回は全日本プロレス大阪大会を観戦も、開場前には上井文彦氏が菓子折りを持って秋山準社長と対面、上井氏は22日に開催される「STRONG STYLE HISTORY」の内容が変更となって、出場予定だった秋山にお詫びに来たみたいだった。久しぶりに自分も上井氏と対面したが「最悪よ・・・」抱きつかれ、笑いながら会場を後にしたが、22日の準備に追われて大変そうだった。
そして王道トーナメント2回戦はセミではゼウスと石川が対戦、序盤から激しい肉弾戦となるが、ゼウスがバイセップスエクウスプローションで石川を場外へ追いやると、場外ボディースラムを狙う。しかし石川が逆にボディースラムでエプロン角めがけてゼウスを叩きつけると、ゼウスは腰を強打、これを逃さなかった石川は徹底した腰攻めで先手を奪う。
後手にまわったゼウスはフライング式バイセップスエクウスプローションで反撃すると、串刺し式のバイセップスエクウスプローションからブレーンバスターで投げ、石川が場外に逃れたところでトペで追撃、更に鉄柵外へ石川を追いやってから鉄柵越えのバイセップスエクウスプローションを炸裂させる。
しかしリングに戻ると石川がSTO式のバックブリーカーから32文ミサイルキックを放ち、バイセップスエクウスプローションとラリアットの相打ちから、エルボー合戦、石川はニーリフト、ゼウスはボディーアタックと追尾合戦を展開すると、ゼウスがフロントスープレックスからチョークスラムを狙うも、堪えた石川はバックドロップで投げ、スライディングDからスプラッシュマウンテンを狙うも、ゼウスが堪えると、石川は串刺しラリアットからコーナーへ昇る。
だがゼウスは雪崩式ブレーンバスターで投げると、エルボー合戦、ゼウスが逆水平、石川が頭突きと打撃戦を展開、ゼウスはコーナーからのダイビングバイセップスエクウスプローションを発射すると、チョークスラムからバイセップスエクウスプローションと畳みかけ、ジャックハマーを狙う。
ところが腰攻めが効いたのか崩れて失敗すると、石川はファイヤーサンダー、ブルネルソンスープレックス、ランニングニーと畳みかけ、もう1発はゼウスがキャッチしてアルゼンチンバックブリーカー式バックフリップを決め、再度ジャックハマーを狙うも、阻止した石川は宮原殺し、ランニングニー、カミゴェと畳みかけた後で、スプラッシュマウンテンで3カウントを奪い、準決勝に進出。ゼウスも勝ってもおかしくはなかったが、肝心のジャックハマーが不発に終わったのが痛かった。メインの宮原vsヨシタツは互いにロックアップから慎重な立ち上がりとなるも、ヨシタツがミドルキックから仕掛け、場外に逃れた宮原にエプロンからのダイビングニーを発射するが、宮原も鉄柵へのギロチンホイップで反撃し鉄柱を使った首攻めを展開、これには和田京平レフェリーが厳しくチェックし宮原と一触即発となるが、ヒール経験のある宮原はこういったラフを織り交ぜてくるのも強味の一つだ。
リングに戻ると宮原は串刺しフロントハイキックを放つも、2発目はヨシタツがかわして、宮原は肩口から鉄柱に直撃、これを逃さなかったヨシタツは鉄柵攻撃で反撃し、リングに戻って顔面ウォッシュ、サーフボードストレッチと攻め込むも、宮原も低空ドロップキックから顔面ドロップキックと譲らない。
宮原は串刺しブラックアウトを炸裂させると、エプロンに逃れたヨシタツを追いかけるが、ヨシタツは宮原をコーナーに直撃させ、場外戦でもフロントハイキックを浴びせる宮原にハイキックを浴びせ、宮原はダウンする。
場外カウント9で何とか生還した宮原に串刺しダブルニーを浴びせたヨシタツは、ランニングローキックから地獄バックドロップを狙うも、堪えた宮原は串刺し攻撃を阻止してコーナーへ昇ると、ヨシタツが追いかけて雪崩式ブレーンバスターで投げる。しかし起き上がった宮原は垂直落下式ブレーンバスターで応戦し、ブラックアウトから2段式ジャーマンを決める。
宮原はシャットダウンを狙うが、堪えたヨシタツはコンプリートショットから、これも久しぶりとなるクロスフィックスで捕獲、そして再度地獄バックドロップを狙うが、宮原は浴びせ倒して阻止すると、ヨシタツはニーアッパーからペティグリー、そしてコーナーからのフライング・ニールキックを放つが、かわされて自爆となると、宮原はすぐさま後頭部へのブラックアウトを炸裂させ、もう一発を狙うが、かわしたヨシタツが地獄バックドロップが決まるも、ダメージでカバーできない。
両者ダウンの後でエルボー合戦となり、宮原が頭突きを放てば、ヨシタツも一本足頭突きで応戦、宮原もノーモンション頭突きで応戦してからブラックアウトを狙うと、キャッチしたヨシタツが首固め、スクールボーイと丸め込み技を連発、しかしキックアウトした宮原はブラックアウトを連発してからシャットダウンスープレックスで3カウントとなり、宮原が準決勝に進出、準決勝では石川との再戦となった。
内容的にも新日本時代に使用していたペティグリーや、封印技の一つであるクロスフィックスも解禁するなど全てを出し切ったが、宮原がヨシタツの全てを出し切った上で勝利、まさに王道プロレスの勝利だった。だがヨシタツも本気になって全日本に取り組むことを試合で示すことはしっかり出来た、今後もタッグ結成や再戦も含めて「宮原を味わいたい」と示すなど、新日本で出せなかったヨシタツを全日本で見せることになりそうだ。第4試合の世界ジュニアヘビー級選手権は、ウルティモは倒立式ヘッドシザースなどお馴染みの動きで先手を奪ったかに見えたが、ビリーが左膝へ低空ドロップキックを放つとウルティモは一気に失速、これを逃さなかったビリーは足四の字や裏四の字などで絞り上げ、ウルティモも延髄斬りで反撃するも、膝の痛みで攻めが続かず、場外戦でもビリーのコーナーからのトペコンを喰らってしまう。
劣勢のウルティモは雪崩式ブレーンバスターで活路を見出し、回転エビ固めから丸め込み合戦となるが、キックアウトしたビリーはラリアットを放つとファイヤーバードスプラッシュを投下、だが勝負を焦ったのか自爆となってしまう。
ウルティモはすかさずラ・マヒストラルを決めるも、ビリーが反転して押さえ込み、ウルティモのウラカンラナから再度丸め込み合戦となるが、ビリーの逆さ押さえ込みをキックアウトしたウルティモがラ・マヒストラルを決め逆転勝利で防衛、試合も今回も空中戦はビリーが出すだけでほとんどなく、ウルティモもほとんど攻められていたが一瞬の隙を逃さなかった。
試合後にTAJIRIが現れ、前王者の権利を行使して再戦を要求、ウルティモと握手と思いきやグリーンミストを噴射、だがウルティモは間一髪逃れるも、TAJIRIの再戦を受けて立つ構えを見せた。【全日本】宮原がヨシタツとの初対決制す、準決勝で石川と再戦へ▼「完敗」もヨシタツ「もっと宮原健斗を味わいたい」▼石川はゼウスを激闘粉砕▼ウルティモ初防衛、TAJIRI名乗り▼鼓太郎が青木との続き熱望…大阪大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/jN25ig4A08
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年9月18日よっしゃ!
大阪ありがとう☆#ajpw pic.twitter.com/z7tITW8Jqh
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年9月18日みなさんのおかげです。
ありがとうございました。
Thank you for all your support #YoshiArmy .
I will rise again.
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2017年9月18日ビリーケン・キッド 公式ブログを更新しました。 『ウルティモ・ドラゴン』 #ビリーケン・キッドhttps://t.co/WUnzfpArKf
— ビリーケン・キッド (@billykenkid1127) 2017年9月18日前回も、ドラマの始まりは大阪だった。さあ、今度はウルティモ・ドラゴンがTAJIRIの挑戦を受ける番だろ。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年9月18日 -
13年ぶりのWWE観戦、大阪を魅了した中邑ワールド!そしてWWEと日本との距離が近くなった
9月16日 WWE「WWE Live OSAKA」エディオンアリーナ大阪 4626人
◇大会前◇
16日午後12時半よりWWE・SmackDown大阪大会を前に中邑真輔がコメントを出した。((週プロモバイルより)「(日本の印象は?)昨日の8時ぐらいに到着しまして、入国審査にファストパスがあるなんて知らなくて…やり直しました。久しぶりに帰って来れて非常に嬉しいです。24時間以内の滞在になってしまうんですけど、WWE・SmackDownの一員として帰ってこれたことを誇りに思います。
(日本のファンにメッセージを?)もう締めですか(苦笑)。中邑真輔、SmackDownの一員として帰ってきました。今日、ジンダー・マハルからWWEチャンピオンシップいただきます。イヤァオ!
(タイトルマッチだが?)タイトルが取れれば、WWEの顔として認められる存在になれる。そこに早くたどり着くためにって意味では、闘いがいがあるというか。勝たなきゃいけない。ジンダー・マハルも身長もありますし、日々の努力を怠らない姿勢は非常に感心してます。スタイル、経験をすべて駆使しつつ闘いたいなと。
(地元で闘えるが?)嬉しいですね。移動や時差、その他もろもろがありますが、条件はすべて一緒。このメンバーでヨーロッパや今年の後半には南アメリカに行きますし。世界各地で闘えることで刺激を与えるだけじゃなくて、お客さんから刺激を与えてもらってる。そういう相互交換じゃないですけど、エネルギーをつかみ取れるので嬉しいです。
(ここ1カ月でジョン・シーナ、ランディ・オートンに勝って、サマースラムでWWE王座挑戦したが?)次から次へとまさかってカードが実現しているんで、この勢いがずっと続くといいなって思ってます。自分としてもシーナとやって、ジンダーとサマースラムでチャンピオンシップ、そして、ジンダーと闘うためにオートン…。ちょっと前までは予想だにしなかったことが現実にドドッて起きてるんで、WWEに来てよかったなって。これ以上の刺激はなかなかないなって。シーナ、オートンと同世代、同じ時代をけん引してきた。自分は日本で、彼らはアメリカ、世界で。ものすごい親近感を感じますね。試合をすると通じ合うものが前と後では全然違う。シーナともオートンともレスラーとして通じ合うものがありました。
(シーナ、オートンに勝って達成感があった? それとも責任感が強まった?)両方だと思ってます。シーナとオートンに勝って、そこで浮き足立ったら、一気に崩れ落ちるというか。自分にとってはこれが普通だと言い聞かせてますね。
(WWEを次のステージに導いていく?)そうですね。まだまだ闘ったことのない相手がいますから。自分としても楽しみが尽きないですね。
(高山善廣選手が厳しい闘いを強いられているが?)高山選手は自分がレスラーとして育っていく上で叩き上げてくれた同志であり、先輩であり、兄貴のような存在。今、高山さんが闘ってるので、自分も何か高山選手、高山選手の家族のためにできることをやっている最中ですね。一度、地獄の淵から帰ってきた男なんで、必ず立ち上がってくれると信じてます。
(SmackDown昇格して順風満帆だが、苦労はあった?)苦労があったとしても、それを表に出したくない。ただ慣れるというか、1カ月、2カ月して、これが慣れてきたのかなって。余裕が若干できたというか。自分の中で遊びのキャパシティが増えてきたのは、本当にここ最近。だから、これからだなって、自分の本領ができるのは。NXTからSmackDownに上がって、ツアーのスケジュールであったり、新しい人間との対戦だったり、無意識のうちにプレッシャーがあったんだろうなって。闘いを経ていく中で、スケジュールにも慣れ、自分の中で回転数が上がってきた感覚はありますね。
(成功の秘訣は?)1年間のNXTでの闘いがよかったんだろうなと思いますね。やっぱりWWEのファン、SmackDown、RAWを見てる層も多いけど、それ以上にWWEネットワークですね。世界中でオンデマンドで見れますので、ファンに認知されていったというのが大きいですね。かつ日本時代からのファンもいるし。
(闘いを変えた部分は?)多々ありますね。闘いの中でWWEの間だったり、技のチョイスだったり、自分がレスラーとして成長してるのかなって思います。細かい部分ではあるんですけど。
(サマースラムと今回の挑戦で違う部分は?)1回大きな舞台で闘ったことで、お互いに相手の出方がわかるというか。攻防、闘いの幅も広がってくると思います。(前回は様子見もあった?)そうですね。様子見もありますし、サマースラムということで瞬発力が求められますから。今回は大阪ですし、日本で試合ができるので力が入りますね…力を入れないんですけど、力が入りますね。
(じっくりと…)闘いたいなと思います。
(昨日の夜は?)母が来ていたので、母のリクエストでふぐを食べました(笑)。やっぱりなかなかアメリカでは食べれないものを食べたいなって。でも、一般的なもんはアメリカでも何とかしたら食べれるんですけど、ふぐとなったらなかなか(食べれない)。
(SmackDownとしての凱旋だが?)ありがたいことにSNSでは毎週のように日刊スポーツさんがニュースを上げてくれるので母が喜んでいます」
◇第1試合◇
▼スマックダウンチャンピオンシップ/無制限1本
[王者組]○コフィ・キングストン ビッグ・Ewithエグザビアー・ウッズ(12分41秒 片エビ固め)[挑戦者]ドルフ・ジグラー バロン・コービン
※ミッドナイトタワー
◇第2試合◇
▼時間無制限1本
○ルーク・ハーパー(10分21秒 体固め)×エリック・ローワン
※ディスカス・クローズライン◇第3試合◇
▼時間無制限1本
○エイダン・イングリッシュ(8分40秒 エビ固め)×ザミ・ゼイン
※DDT◇第3試合◇
▼ハンディキャップマッチ
ナオミ シャーロット ベッキー・リンチwithアスカ()ナタリア タミーナ ラナ カーメラwithジェームス・エルスワース◇第4試合◇
▼ラストマンスタンディングマッチ/時間無制限1本
○ランディ・オートン(11分9秒 KO)×ルセフ
※RKO◇第5試合◇
▼ハンディキャップマッチ/時間無制限1本
○ナオミ シャーロット ベッキー・リンチwithアスカ(9分1秒 エビ固め)ナタリア タミーナ ラナ ×カーメラwithジェームス・エルスワース
※リア・ビュー◇第6試合◇
▼US王座戦/時間無制限1本
[王者]AJスタイルズ(6分42秒 片エビ固め)[挑戦者]×ケビン・オーエンズ
※フェノメナール・フォアアーム◇第7試合◇
▼WWE王座戦/時間無制限1本
[王者]○ジンダー・マハルwithシン・ブラザーズ(14分35秒 片エビ固め)[挑戦者]×中邑真輔
※カラス(試合終了後、シン・ブラザーズが中邑を暴行。マハルは退場。シン・ブラザーズの串刺し攻撃を迎撃した中邑はコーナーに2人を置いて、ヒザ蹴り。さらにキンシャサを決め、観客の溜飲を下げると、入場テーマ曲が流れる中で「イヤァオ!」を唱和。)
中邑「大阪! 帰ってきたぜ、大阪!! 負けちゃったけど、またジンダーとヘル・イン・ア・セル(10・8デトロイト)で闘う権利をオレは持ってる。次の凱旋こそはWWEチャンピオンとして帰ってきたいなぁ! そう、また会える。それまで首を長くして待っててください。WWEのもっともっとスーパースターになって帰ってきます。ありがとうございました。終わり…ウッソー! 久しぶりだな、これやるの。準備いい? 答えはこうだ。イヤァオ!」16日、エディオンアリーナ大阪にてWWE LIVEを観戦、自分がWWEを観戦するのは2004年2月6日の大阪城ホール公演以来で13年ぶり、大阪城のときは空席が目立っていたが、今大会はギッシリ入り超満員札止め、大阪だけでなく東京から駆けつけたファンもいる。今回は2階席からの観戦となったが、2階から見ると、1階はギッシリも、後ろ側の席は新日本プロレスのようにヒナ壇を設けているいいのにと思うぐらいだったが、後になって聞くと昨年のNXTも超満員だったもののヒナ壇は設けられなかったという。
第1試合からいきなりタッグ選手権、王者のニューデイは先日のSMACKDOWNで王者になったばかりだが、ウッズは負傷欠場でセコンドとしてラッパを吹かす、試合は挑戦者組がコフィを捕らえるも、交代したビッグ・Eがラリアットやスープレックスで盛り返すも、挑戦者組は連係でビッグEをも捕らえ、ジグラーがフェイマサーを決める。しかしビッグEがキックアウトすると交代した子フィーがダイビングボディーアタックでコービンを排除、最後はジグラーを捕らえたニューデイズが合体DDTことミッドナイトタワーで3カウントを奪い王座を防衛する。
第2試合のハーパーvsローワンは、ハーパーがかつてDRAGON GATEでブロディ・リーのリングネームで上がっていたせいもあってハーパーに声援が集中、試合も元パートナー同士もあって肉弾戦となり、ハーパーも元DRAGON GATEということも意識してかトペも披露、最後はハーパーが雪崩式ブレーンバスターからローリングラリアットで3カウントを奪う。
第3試合のゼインvsイングリッシュはイングリッシュがオペラを熱唱しながら入場、ゼインには「オーレ」の声援が巻き起こる、試合はゼインがラリアットからダイビングボディーアタック、ブルーサンダーと攻勢をかけるも、イングリッシュもサミングで流れを変え、雪崩式パワーボム狙いはゼインがリバースも、コーナー上での攻撃を狙ったところで、イングリッシュがロープを揺らしてバランスを崩させると、ゼインはトップロープに股間を打ちつけ、この隙を突いたイングリッシュがDDTで3カウントを奪う。
第4試合のランディ・オートンvsルセフはラストマンスタンディングマッチで行われ、ルセフが竹刀やイスでオートンを痛めつけ、場外戦でも鉄階段を投げつけるなどしてオートンを圧倒する。エレベイテッドDDTでオートンが流れを変えるとRKOを狙うが、逃れたルセフはスーパーキックからコーナーにセットされたイスにオートンを直撃させると、アコレードで勝負に出る。しかしKO決着なため、ルセフは一旦放してダウンカウントとなる。
このルールに助けられたオートンは、反対側のコーナーに設置されたテーブルにルセフを直撃させると、すかさずRKOを決め、ダウンカウント10となってオートンが勝利を収める。休憩明けにはRAW昇格を控えるアスカが登場、久しぶりの大阪弁で挨拶し、そのまま第5試合でベビーフェース側のセコンドに着く、試合も乱戦となったところでカーメラのセコンドあるジェームス・エルスワースが介入すれば、アスカが駆けつけエルスワースを追い掛け回し、エルスワースはそのまま逃げるという見せ場を作り、最後はナオミがヒップアタックことリア・ビューで3カウントを奪い勝利を収める。
セミのUS選手権は、オーエンズの奇襲で試合開始も、AJがドロップキック、プランチャで反撃、オーエンズも場外戦で流れを変えるが、リングに戻ってからのセントーンはAJが剣山で迎撃、AJは牛殺しを決めると、フェノメナール・フォアアームで3カウントを奪い王座を防衛、せっかくの好カードだが、短い時間で終わらせるのはもったいなかった。
メインはマハルのWWE王座に中邑が挑戦、シンブラザーズの呼び込みでマハルが先入場、地元・日本出身の中邑が後入場となるが館内は中邑コール一色となり、リングインするなり中邑は反りまくって滾りまくる。試合も中邑が脱力式ロープブレーク、互いに「カマーン!」と叫びあい、コーナーへの膝蹴りやバイブレーションとおなじみの動きで館内を魅了する。
しかしシン・ブラザーズの挑発に中邑が気を取られると、マハルが反撃、場外戦でも中邑はシン・ブラザーズの介入を受けると、マハルがコブラクラッチから中邑の首から背中を攻めて試合の流れを変える。マハルは中邑の抗争相手ということで評価が低いかもしれないが、体格の割にはオーソドックスな攻め、意外と上手い選手だった。
嫌な流れになったところで中邑はスピンキック、跳び蹴り、ミドルキック、延髄斬り、コーナーに乗せてのニーと猛反撃するが、リバースパワースラムは不発、しかしマハルが持ち上げようとしたところで三角絞めで捕らえるが、シン・ブラザーズがマハルの足をロープにかけて逃れられてしまう。
中邑は前へのブレーンバスターからキンシャサを狙うが、マハルがジャンピングニーで迎撃、エルボー合戦から座り込んだ中邑にドロップキックを浴びせると、旋回式バックブリーカーからコブラクラッチスラムことカラスを狙う。しかし中邑は回転エビ固めで切り返すと腕十字で捕らえるが、マハルが抜け出したところでトラースキック、コーナーからのダイビング・キンシャサからキンシャサで勝負を狙うが、シン・ブラザーズの介入に気を取られてしまうと、マハルがカラスを決め3カウント、中邑も王座を奪取できなかったが、マハルも意外な実力者ぶりを見せつけた試合だった。
試合後にマハルは『後はオマエらに任せる』と言わんばかりにシン・ブラザーズに中邑の制裁を任せて退場すると、シン・ブラザーズは中邑を袋叩きにするが、蘇生した中邑は膝蹴りやキンシャサで2人を逆に制裁して返り討ちにし、中邑はファンにWWE王座を奪取して凱旋することを約束して「イヤォ!」で大会を締めくくった。大会全体の感想といえば、勝ったのはマハルだが、最終的に主役を奪ったのは中邑、13年ぶりのWWEの感想は、日本人選手がどんどん進出したことを契機に日本とWWEの距離が近くなってしまい、すっかりファンに認知されてしまったこと、新日本プロレスも世界進出に打って出ているが、まだまだと改めて痛感させられた。そして世界へ旅立っていった中邑はどこまで高見に登り詰めていくのだろうか、これからも見定めていきたい。
ありがとう大阪!!! #WWEOsaka #wwe大阪 また逢う日まで!!!
— Shinsuke Nakamura (@ShinsukeN) 2017年9月16日 -
9月で閉館する津市体育館を訪れました!
9月9日、今月末日をもって閉館する津市体育館を訪れた。
館内は卓球大会が開かれており、学生達が多かったが、入口フロア右側に三重県のプロレスマニア・真柄力也さんが「閉館までず~っとプロレス展」の展示物が公開されていた。津市体育館は昭和41年にオープン、三重県におけるプロレス常打ち会場でTV中継も入ったことがあったが、2007年3月25日DRAGON GATEがビッグマッチを以降、建物の老朽化で使用されず、三重県の常打ち会場は津市では郊外のメッセウイングみえ、四日市ではオーストラリア記念館に変わるも、オーストラリア記念館も閉館となり、津市ではメッセウイングみえで開催されるのみとなった。メッセウイング・みえも屋内総合スポーツ施設「サオリーナ」及び県内の武道拠点となる「三重武道館」と合体した施設である津市産業・スポーツセンターに生まれ変わる。
津市体育館ではテレビ中継が入っても昭和50年代で行われたタイトルマッチは国際プロレスを含めて3回だけ、全日本プロレスでは昭和52年1月22日に行われた高千穂明久(ザ・グレート・カブキ)、サムソン・クツワダvsクルセイダー1号&2号によるアジアタッグ選手権、新日本プロレスでは昭和55年の藤波辰己vsスティーブ・カーンのWWFジュニアヘビー級選手権、国際プロレスではラッシャー木村、グレート草津vsブロンド・ボンバーズ(ハリウッドブロンドス)によるIWA世界タッグ戦のみ。
昭和58年5月16日には第1回IWGPも行われ、アントニオ猪木は公式戦でラッシャー木村と対戦、昭和56年から抗争を繰り広げた猪木と木村だったが、国際軍団もアニマル浜口の離脱で規模縮小、長州力の台頭で2人の抗争は完全に旬が過ぎており、試合も僅か7分2秒で猪木が延髄斬りで勝利を収めているも、その裏では長州と浜口が津大会をボイコットして姿を消す事件が起きていた。平成6年に太陽ケアことマウアケア・モスマンのリングネームで志賀賢太郎相手にデビュー戦を行ったのも津市体育館だった
津市体育館で行われた前田日明vsアンドレ・ザ・ジャイアント戦の記事やチケット半券、取り組み表も展示されていた。三重県の常打ち会場と言われながらも名勝負などなかったことを考えると、前田vsアンドレのいかにインパクトが大きかったか、実況の古館伊一郎氏は「凡戦」としていたが、これだけ後になって語り継がれる試合になるとは古館氏や解説を務めていた山本小鉄氏も思ってみなかっただろう。
自分が津市体育館を訪れたのは1992年4月19日の新日本プロレスだったが、初めてみたインディー団体は同年12月に開催されたW☆ING、3回訪れただけだが、思い出深い体育館が51年の歴史に幕を閉じようとしている。
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青木が因縁の鼓太郎を降し2回戦へ進出も、割り切れることと割り切れないこと…
9月16日 全日本プロレス「「第5回王道トーナメント」埼玉・北本市体育センター 799人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
マッシモ ○ダニー・ジョーンズ(3分55秒 エビ固め)丸山敦 X岡田佑介
※ファルコンアロー◇第2試合◇
▼30分1本
秋山準 ○大森隆男 石川修司(10分13秒 片エビ固め)崔領二 X不動力也 征矢学
※アックスボンバー◇第3試合◇
▼30分1本
宮原健斗 ウルティモ・ドラゴン ○ヨシタツ(10分21秒 片エビ固め)X中島洋平 TAJIRI KAI
※地獄バックドロップ◇第4試合◇
▼「第5回王道トーナメント」1回戦/無制限1本
○岩本煌史(10分52秒 ジャーマンスープレックスホールド)X青柳優馬【岩本の話】「何とか1回戦、そして1勝1敗の青柳優馬との再戦で完全決着つけました。彼はヘビー級転向を示唆してるということなんですけど、ヘビー級になる素質を持ってる人間なんで。そこは彼を快く見送りたいし、自分は勝手にジュニアでライバルと思ってたんで、ジュニアからいなくなるというのは寂しい気持ちもあるけど、全日本にはいるんでね。またシングルで戦う時も必ずあるんで。その時は絶対もっとヘビーに近づいてると思うんで、その時にジュニアだから負けた、青柳がヘビーにいったから勝てないだろうと言われないように、自分もずっとジュニアで力つけてヘビー級にも負けないように戦っていきます。ジュニアは俺に任せとけって青柳選手に言いたいですね。快く思い切ってヘビーに挑んでほしいですね。上から目線ですけど。(2回戦で諏訪魔と当たる可能性も残したが?)野村、諏訪魔。戦いたい奴はいるけど、完全力勝負のトーナメント、強い奴が上がってきます。その強い奴と今日1回戦で証明できた俺と、強いもん同士で戦うことには変わりないんで、戦いたい相手はもちろんいますけど、そこは胸張って待っていたいと思います」
◇第5試合◇
▼「第5回王道トーナメント」1回戦/無制限1本
○ジョー・ドーリング(4分14秒 片エビ固め)X佐藤光留
※ラリアット【ジョーの話】「諏訪魔、俺が勝った姿をみたか? 俺はお前が勝ち上がってくることを願ってるぞ。そして俺は決勝まで勝ち続ける。このトーナメントに優勝して三冠ベルトを取り返す」
◇第6試合◇
▼「第5回王道トーナメント」1回戦/無制限1本
○諏訪魔(13分33秒 体固め)X野村直矢
※ラストライド【諏訪魔の話】「よし、1回戦、足すくわれなかったな。この調子で優勝、優勝だ。最低条件なんだよ、今の俺にとっては。凄ぇ勝つのというのは俺自身にとってもいい薬になると感じたし、勝っていく。今回、王道トーナメントで失ったものを取り返す。それが最低なんだよ。優勝しかみてない。優勝してさ、三冠ベルトを巻くこと、そこでやっとスタートに立つっていう考えですよ。だからそこまで一戦一戦、集中していきますよ。(2回戦の相手は岩本だが?)岩本か。何か突っかかってきてる相手なんで、じゃあ何かやってくんのかなって楽しみでもあるよ。チョコマカしてるから、ここぞって時に最近、負けてるんでね。そこは気を引き締めていきますよ」
◇第7試合◇
▼「第5回王道トーナメント」1回戦/無制限1本
○青木篤志(20分48秒 オブジェクト)X鈴木鼓太郎【試合後の青木】
――鼓太郎と1対1で戦って何を感じた?青木「まぁ相変わらずうまいことはうまいし、強いことは強いし、さすがだなというのは感じますね」
――前日会見で悪い感情は払拭していたようだったが?
青木「払拭っていうかさ、全日本のリングに久々に来て、俺と試合したいからきたんだって言ったくせに、それ以外の保険かけるようなことしてるからさ。そういう気持ちが薄らいでる感じかな。相変わらず人を馬鹿にしてる。ホント何しにきたのか、そこに尽きる。普通にいろんな試合も組まれてるし。ただ゛、俺が勝ったわけで、俺が新木場の時に『もう上がるなよ』って言った気持ちをあいつはどう返答してくるか楽しみだね。俺はそれぐらいの覚悟があって試合したつもりだから。向こうにそういう覚悟がなくて、ただ普通に俺を踏み台の1個にしようとしてるんだったら、それを許してる会社も俺はどうかと思っちゃうし。でもやっぱり今の全日本の若い選手とかにしたら、彼の試合は勉強になるものもあると思うし、得るものもあると思う。だけど、それとこれとは話は別。俺の気持ちは変わらないから」
――勝って終わりとも発言していたが?
青木「だってそのために来たんでしょ。一言でもさ、やっぱり全日本に上がりたい、俺は全日本を面白くしたいでもいいよ。全日本プロレスにやっぱりもう一回上がりたいんだ、ここで試合したいんだって言ってくれたら、俺もじゃあ、やろうぜって言えたのに。俺とって言われちゃったからね。じゃあ俺と終わったら目標ないだろ。そういうところだよな。彼の発言はそういうところが本当に残念だよ。これはあくまでもトーナメントの1回戦だから、まずはこれ勝って優勝目指すのが俺は一番だと思ってるから、鼓太郎のことはあとでもいいかなと。とりあえずは自分にとって大事な1回戦に勝った。トーナメント次の試合に挑みたいと思います」
――2回戦の相手がジョーに決まったが?
青木「ねぇ。散々、俺もやられっぱなしだし。やられっぱなしの人間がどうやって反撃するか。そこだね、焦点は。今のジョーは手がつけられないぐらい強いと思うし、勢いもあると思う。だけど勢いがあるからこそスキはできる。そのスキを突くのが俺は得意だから。みといて下さい。ジュニアで誰も決勝にもいけてない、この王道トーナメント。ジュニアの人間が出る価値をもう一回、示すためにも結果を出さないといけないと思う。なので次が勝負」
王道トーナメント1回戦、北本大会のメインは青木vs鼓太郎のジュニア対決、当初鼓太郎の枠はジェイク・リーが予定されていたが、ジェイクが負傷欠場、そして鼓太郎がフリーとして全日本にUターン参戦となり、青木と鼓太郎の遺恨が再燃したことでジェイクの枠に鼓太郎が入った。
序盤はエルボー合戦から鼓太郎がボディーエルボーを浴びせ、脇腹にニーを落とすなど青木の脇腹に照準を絞り、場外戦でも鉄柵攻撃などで脇腹攻めを展開する。先手を奪われた青木はマンハッタンドロップからドロップキックで反撃し、鼓太郎を場外へ追いやると場外ブレーンバスター、リングに戻っても回転エビ固めを仕掛ける鼓太郎を逆エビ固めで切り返すなど腰攻めで流れを変える。
鼓太郎はピットで反撃し、青木の串刺しラリアットに対し、追尾式串刺しジャンピングニーを浴びせていくと、地獄の断頭台からファンネル、三沢魂ダイビングエルボーを畳み掛けていくが、ブルーディスティニー狙いは青木が踏ん張ると、ロープワークからのドロップキック、ミサイルキック、顔面への低空フロントハイキックと返し、バックドロップからフロッグスプラッシュと鼓太郎を追い詰めていく。
青木はアサルトポイントは阻止され、雪崩式ブレーンバスターを狙うが、鼓太郎はディフェンサーで切り返すと、エクスガリバーで突き刺すが、起き上がった青木はアサルトポイントで応戦して両者ダウン、同時に起き上がった両者は青木の串刺し攻撃を、鼓太郎がボディーエルボーで迎撃し、雪崩式三沢魂タイガードライバーを狙うが、頭突きで阻止した青木は雪崩式腕十字で捕獲、だが体を起こした鼓太郎はエンドレスワルツで切り返し、アッパー掌底からワンツーエルボー、三沢魂ローリングエルボー、ブルーディスティニーと畳み掛けてから三沢魂タイガードライバーを決める。
しかし青木がカウント2でキックアウトすると、鼓太郎はレクイエムで勝負を狙うが、青木が回転エビ固めで切り返し、鼓太郎の再度の三沢魂タイガードライバー狙いも青木が顔面への膝蹴りで阻止すると、ローリングエルボーをかわしてからアサルトポイントを連発、鼓太郎のエルボーに廃し張り手、頭突きを浴びせると、ニールキックからオプジェクトで3カウントを奪い2回戦へ進出、試合後は青木は勝利者賞を受け取るだけで控室へ引き上げていくも、バックステージでは「あ俺と終わったら目標ないだろ」と鼓太郎の継続参戦を認めた。
青木も先輩だった鼓太郎を「あいつ」呼ばわりするなど、鼓太郎に対して複雑な感情を残していたが、青木は「全日本の若い選手とかにしたら、彼の試合は勉強になるものもあると思う」と全日本のためになるからと割り切った。新日本プロレスも離脱してUターンをしてきた選手を参戦させてきたが、団体のためになると割り切る人がいれば、複雑な感情を残して割り切れない人間もいる。それをリングで戦わせて感情同士をぶつけ合う。それが秋山全日本のやり方でもあり、秋山が馬場全日本だけでなく、NOAHでやりたかったことなのかもしれない。これから二人の関係はどうなるのかわからないが、わかるのは鼓太郎が改めて全日本に参戦することを認められたこと、フリーなれど鼓太郎が全日本でどれだけ存在感を発揮するか注目していきたい。セミの諏訪魔vs野村はマッチアップで野村が競り勝ち、諏訪魔が場外へ逃れてエプロンに戻ると野村がエルボーで強襲するなど機先を制し、再び諏訪魔を場外へ追いやったところで野村はエプロンからのダイビングエルボーで追撃する。しかし諏訪魔は鉄柵攻撃で逆襲すると、リング内でもサッカーボールキック、ダブルチョップと圧倒、サイドバスターから逆エビ固め、バックドロップ、ダブルチョップの連打、串刺しラリアットからのフロントスープレックスと猛ラッシュをかける。
劣勢の野村はブレーンバスターで流れを変えると、串刺しジャンピングエルボーからのノーザンライトスープレックスの連続攻撃を決めるが、フロントハイキックがかわされると、諏訪魔はフライングショルダーを発射、だがバックドロップ狙いは野村が浴びせ倒して阻止すると、ドロップキックからフロッグスプラッシュを狙うが、諏訪魔は雪崩式ブレーンバスターで阻止し、ラリアットを連発、野村もスピアーを狙うがニーリフトで迎撃されてしまう。
それでも怯まない野村は追尾式ジャンピングエルボーを放つと、ジャーマンからスピアー、フロッグスプラッシュと畳みかけるが、もう1発は諏訪魔が剣山で迎撃し、ダブルチョップの乱打からラリアット、バックドロップと畳みかけ、最後はラリアットからのラストライドで3カウントを奪い2回戦に進出する。ジョーvs光留は序盤からジョーがパワーで圧倒、光留もジャンピングハイキックから串刺しミドルキックと流れを変え、飛びつき腕十字、左右のミドルキックと攻勢に出るが、ジョーはフライングボディープレスで圧殺するとラリアットで3カウントを奪い圧勝を収めて2回戦へ進出し青木と対戦する。
岩本vs青柳はヘビー級転向を狙う青柳がエルボーの連打で押し込みDDTで突き刺してから首攻めを展開するが、岩本はニーアッパーで反撃すると、ランニングエルボーを決め、ロープ越しの攻防でもネックスクリューを決めるが、青柳もバックドロップで反撃しジャーマンからロックバスターバスターを狙う。
しかし岩本が阻止して大外刈りを決めると、再度のロックスターバスター狙いを垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、最後は孤高の芸術からのジャーマンで3カウントを奪い2回戦へ進出して諏訪魔との対戦が決まる。敗れた青柳はヘビー級転向を狙うためには岩本戦は落としてはいけない一戦だったが・・・【全日本】遺恨対決制して2回戦へ 青木が鼓太郎けん制「俺と終わったら目標ないだろ」▼連覇へ始動 諏訪魔が野村を豪快粉砕▼ジョーが佐藤に圧勝、諏訪魔挑発「お前が勝ち上がるのを願ってるぞ」▼岩本が青柳撃破…北本大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/ryZqoj7l4S
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年9月16日今日の試合は、応援してくださってる方達の気持ちが自分の力になった事を強く感じました。
ありがとうございました。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年9月16日北本大会終了。
考えれば考えるほど複雑になる状況なので、一つの事だけに集中します。
次は明後日の大阪大会。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年9月16日負けたままじゃ終われない、いや、終わらせられない、タイガードライバーと共にもう一段階上へ!
全日本ジュニアを盛り上げてその中心へ!
今日の試合は負けたけどやっぱり青木との試合は面白いと思ったな…何かが違う…うまく言葉で表せないけど…
北本体育館の天井は高くて広かったなぁ…
— 鈴木 鼓太郎 (@suzuki_kotaro_) 2017年9月16日王道トーナメント公式戦1回戦は
野村との対戦。
最近、身体も大きくなり
急激に成長していることが
試合中とても感じた。
攻撃も重くなってきてる。
トーナメント1回戦若手相手とはいえ
勝利するということは... https://t.co/o3NWCXPsEv
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年9月16日王道トーナメント1回戦は勝利した。次は岩本だな。
それにしても
野村は成長している。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年9月16日全日本・北本大会終了。詳細は有料サイトなどでご確認するまでもないほど力の差がありました。これにて王道トーナメント、4年連続出場4戦4敗。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年9月16日北本大会終了
王道トーナメント一回戦
vs青柳優馬
なんとか…
なんとか…
なんとか勝利しました
次は二回戦
vs諏訪魔
自分の力で漕ぎつけた
神戸と岡崎での借りを一気に返す
— 岩本 煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) 2017年9月16日北本大会にご来場ありがとうございました。
王道トーナメント1回戦で敗退。
岩本さんに勝ち越すことができなかった。
でも、まだまだこれからも岩本さんと戦うこともあるし、その時はちゃんと今日の借りを返す‼︎#ajpw
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2017年9月16日王道トーナメント北本大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
次は18日大阪大会です!
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年9月16日 -
ザックの関節地獄に耐え抜いた棚橋が王座防衛!次期挑戦者に飯伏を指名!
9月16日 新日本プロレス「DESTRUCTION in HIROSHIMA」広島サンプラザホール 3601人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 YOSHI-HASHI 邪道(7分20秒 バタフライロック)天山広吉 獣神サンダー・ライガー ×タイガーマスク◇第2試合◇
▼20分1本
○ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー(4分32秒 片エビ固め)バットラック・ファレ ×レオ・トンガ
※パルプフリクション◇第3試合◇
▼ROPPONGI VICE FINAL MATCH/20分1本
ロッキー・ロメロ ○バレッタ(6分55秒 エビ固め)高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ
※ストロングゼロ◇第4試合◇
▼20分1本
真壁刀義 マイケル・エルガン ○飯伏幸太(8分9秒 片エビ固め)鈴木みのる ×飯塚高史 TAKAみちのく
※カミゴェ◇第5試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第53代王者組]○田口隆祐 リコシェ(15分41秒 オーマイ&ガーアンクル)[挑戦者組]×金丸義信 タイチ
☆田口&リコシェが初防衛に成功(試合後、外国語解説を務めていたロメロが登場)
ロメロ「今宵、ロッポンギ・ヴァイスは死んだ……! だが、ネクスト。ニュー・ジェネレーション、新しい時代の“ロッポンギ”がまもなく生まれる! タグチ・カントク? おまえは、自分をたった一人の監督だと思ってるかもしれない。でも、それは間違いだ! “ロッキー・カントク”もいるんだぜ?(ニヤリ)。俺は、新しいチームを連れて帰ってくる! それは大きくて、早くて、3000倍も素晴らしいチーム。その名も“ロッポンギ・3K”だ!そして、近いうちにIWGPジュニアタッグ王座を奪うだろう! わかったか、ヒロシマ? じゃあ、おまえたちはそのままで。そのままでいいぞ?」リコシェ「ロッキー。タグチコーチも俺も、そしてファンのみんなも意味がさっぱりわからないよ。“ロッポンギ・3K”ってなんなんだ? まあ、いいよ。そんなことは関係ない。俺とタグチコーチの“ファンキー・フューチャー”、タグチジャパンは今後もIWGPタッグチャンピオンとして防衛し続けるよ。フォーエバーにね!」
【リコシェの話】「いや~、今日は最高の試合だったね。本当にプラン通り、俺とタグチコーチのチームが、タイチ&カネマルをキッチリとぶっ潰してやった! そして、みんな誰も意味がわからないと思うけど、次に降りかかってきた問題。ロッキーがリングで言っていた“ロッポンギ・3K”だっけ? あれはなんなんだ? まあ、いいさ。俺たちがそんなチームに負けるわけがない。そうすると、俺とタグチコーチの“ファンキー・フューチャー”は今後も無敵街道を突っ走るよ。フォーエバーにね!」
【田口監督の勝利インタビュー】「タイチ、金丸、強かったよ。ただやはり、あべみほタンがいなければなにも出来ない、ここまでのチーム。あべみほ潰しが成功したってわけですよ。うまいことあべみほ潰しが成功して、なんとか防衛出来ました。あべみほタンがいたらおそらく獲られていたでしょう。うまく作戦成功ですよ。逆を言えばただ踏まれたかったですけどね。次はロッポンギ…。行け!3000!3000も数字いらない。69で十分こと足りますよ。3000なんて大きな数字いらない。69ですよ。こっち(※リコシェ)が6で、こっち(※田口)が9です。シックス、ナインで十分です。次の大きいところは両国?神戸もあるか。タイトルマッチだから大きなところでやってください。水飲んで水割りにしないと」
【金丸、タイチの話】
タイチ「飲み過ぎたな…飲み過ぎた。こんなんで終わってたまるか。こんな小さい枠でよ、オレら終わったと思うな」金丸「毎回言うなオマエ」
タイチ「マジのやつだから、よく見とれ!持ってこい酒を。酒の席でしか言えねえな。終わんねえぞ。見とけ」
◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第77代王者組]ハンソン ○レイモンド・ロウ(11分5秒 エビ固め)[挑戦者組]ランス・アーチャー ×デイビーボーイ・スミスJr.
※フォールアウト もう1チームは[挑戦者組]タマ・トンガ タンガ・ロア
☆ハンソン&ロウが3度目の防衛に成功【タマ&ロアの話】
タンガ「イージーだ。まだ、3回のうちの2回だろ? 大事なのは次のもう1回だ。どうやってフィニッシュする? どうやって? そのプランは持ってるぜ?」タマ「あともう1回! 戦略、戦略、すべてはゴリラズの戦略なんだよ? それにしても、アイツらは相変わらずレベルが低いな。俺たちはハンサムで未来形のチームなんだ。アイツらとは、1,2,3,4、5、6、7段階もレベルが違うんだ。まあ、いい。答えはもうすぐ出る!」
【アーチャー。スミスの話】
スミス「ワン・モア・チャンス! ワン・モア・チャンスだ! あと1回だけ、闘えばKESの腰にタッグベルトが戻って来る! 俺たちが必要としているのは、ワン・モア・チャンスだ!」アーチャー「いよいよコウベだな? このクソみたいなルールにもだんだん慣れてきたが……。まあ、次の試合を観れば、すべての理由がわかるだろう。次のコウベでは、全員が死ぬことになるだろう…!!」
【ハンソン、ロウの話】
ハンソン「俺は感じてるぜ! もうすぐだってことを!」ロウ「3回のうち、2回を俺たちが制した! ウォーマシンが世界を征服する時が……!」
※ここでタマ・トンガ&タンガ・ロアが拍手をしながら登場。
タマ「タイム、タイム、ちょっと休憩しろよ!」ロア「おまえらに言いたいことがある!」
※ここでランス・アーチャーとデイビーボーイ・スミスJr.も登場
ランス「おまえら、ふざけんじゃねえ! あんなルールでやってやれるか!」スミス「テメーら、ぶっつぶすぞ!」
※ここで4人が口々に言い合いになり、3チームがおたがいを激しく罵り合う。
タマ「次は決着戦だ! 本物の闘い、“ノーDQマッチ”でやろうじゃないか!アメリカではトルネードマッチと言われる試合、ジャパンでは“タイフーンマッチ”と言う名前でもいいかもな」
ロウ「いいぞ、受けてやる! 俺たちはやってやるぞ!」ランス「ふざけるな? どのみちおまえらは、コウベで皆殺しだ! ファ○ク・オフ!」
※ここでKESとタマ&タンガは控室へ。ハンソン「ウォーマシンは、逃げも隠れもしない! コウベでは“ノーDQ”でもいい。特別にウォーマシンルールでやってやるぞ?」
ロウ「おまえら、逃げるなよ? 反則なしのルールで徹底的にやってやる! コウベを楽しみにしておけ!」
◇第7試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL SANADA ○BUSHI 高橋ヒロム(12分17秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 石井智宏 矢野通 ウィル・オスプレイ ×外道
※MX◇第8試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第77代王者]○KUSHIDA(16分56秒 バックトゥザフューチャー)[挑戦者]×エル・デスペラード
☆KUSHIDAが2度目の防衛に成功(試合後、オスプレイがリングに登場。KUSHIDAに拍手を送る)
KUSHIDA「防衛おめでとう、KUSHIDA! ヘイ。俺は、前回『BEST OF THE SUPER Jr.』決勝でおまえに負けた。まあ、いい思い出だけどね。そして、私の国・イギリスのトーナメントでもおまえに同じように負けた。どうしても俺はおまえに勝てない。でも、何度負けても俺はドンドン成長する。そして再び立ち上がってくる。KUSHIDA、おまえは俺のハート、ソウル、パッションを消すことはできない。そして、俺がこの新日本プロレスのジュニアをネクストレベルに上げていきたいという気持ちもな! そのためにもチェンジが必要だ。だからこそ、もう1回! KUSHIDA、おまえに挑戦しないといけないんだ。それはリョーゴク・スモーアリーナ! そこでもう一度、IWGPジュニア王座を賭けて、俺と闘え!」」
(すると、ここで高橋ヒロムも登場し、何かをしゃべろうとするも、オスプレイが右のナックルでKOに追い込んでしまう。そこからオスプレイはKUSHIDAと視殺戦を展開。そして、両者はリングをあとにした。我に返ったヒロムはリングで駄々っ子のように身体をジタバタさせ、悔しさをあらわにして退場した。)
【KUSHIDAの話】「強かった、デスペラード。膝が動かない。台風直撃とか、北朝鮮ミサイル発射したり、ボクがこの間まで行っていたイギリスでテロがあったり世界情勢が動いてる中で、こうやって広島でこのベルトを賭けてタイトルマッチが出来た、それもセミで。きっとなにかしら意味があるんだ、絶対。意味があるんだ。デスペラード、この試合に懸ける意気込みはたしかに感じ取りました。この試合を経て鈴木軍へのスタンス、TAKAタイチへのスタンス、なにかしらに変化あることを期待しています。紙一重でしたね、改めて。やっぱりカレが使うモノは卑怯だとは、どう考えたってそうは思えない。長くプロレス見てるからね。小学校の頃からプロレス好きで見ていて、プロレスというのはやっぱり生き方だから。その生き方を否定する、失礼なことないでしょ。『ふざけんな!コノヤロー!』と思うけども、それはカレの生き方だからね。誰になにを言われようが人の発言に右に行ったり、左に行ったり、人前で表現する者がそうじゃダメでしょ。少なからず今日の試合がカレに変化をもたらすことを…。せっかくタイトルマッチやったんだからそれを願いますね。次の挑戦者、オスプレイかヒロム。どっちでもいいよ。このベルトに懸ける思いが強いほうとやりたいですね。チャンピオンなんで、来る者拒まず。対イングランド何勝何敗か分かりませんけども胸を張って、何度でもかかってきなさい!」
【デスペラードの話】「チクショー!アーッ!チクショー!ぶっ殺してやる!絶対ぶっ殺してやる!なにが違う!?テメェとオレはなにが違う!許さない!絶対に許さない!!」
【オスプレイの話】「いいか? 俺とヒロムのストーリーはもう終わりだ。もうヒロムとは遊んでいられない。“ネコの話”もこれで終わりだよ。もう俺の次のターゲットはKUSHIDAに定まった。俺はKUSHIDAに負けても負けても負けても、さらに成長し続けてきた。そして、俺はそのたびに強くなって帰って来た。俺のいまの目標は、新日本プロレス・ジュニアを次のレベルに進化させること。そのためにも、次のリョウゴクでは俺がKUSHIDAのベルトに挑戦しなければいけないんだ」
◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第16代王者]○棚橋弘至(30分13秒 片エビ固め)[挑戦者]×ザック・セイバーJr.
※ハイフライフロー
☆棚橋が2度目の防衛に成功(メインイベント終了後、レッドシューズ海野レフェリーが棚橋の肩にIWGP ICベルトをかけ、手を掲げる。そして、棚橋がファンの声援に応えてマイクアピールを開始。)
棚橋「新日本プロレスが! 広島にー! 帰って来たぜーー!!(※大歓声&『棚橋』コール) 聞いてくれ。このインターコンチのベルト、次の挑戦者、決めてある(※場内驚き)。それがインターコンチの特権だからな。行くぞ~。飯伏ーー!!(これを受けて飯伏が特設ステージに登場し、さらなる大歓声が起きる。そして、飯伏が特設花道を前進してリングへ入り、至近距離で棚橋と対峙。両者へ向けた大コールで場内が二分される。) そんな中、棚橋と飯伏は短く言葉を交わし、飯伏は軽く会釈してエプロンへ下がる。)飯伏、俺のインターコンチはな、面白いと思ったヤツはすぐにやるんだ。次はお前だ。挑戦を受けてくれ(ここから2人がロープを挟んで向かい合い、飯伏が「お願いします」とだけ言い残して退場した。)棚橋「皆さん、棚橋が、久しぶりに、メインイベントに帰って来ました(※大拍手)。とてもうれしいです。今日はありがとうございました!(これで棚橋はリングを降りようとするが、大「棚橋」コールを受けて再びリングイン。そして、川人からエアでギターを受け取ると、「広島ーー!! 広島ーー!! 広島ーー!! 盛り上がって行こうぜーー!!(1回目のエアギターを披露。その直後、場内がアンコールに包まれ、棚橋は2回目のエアギターを演奏。締めでギターをクラッシュすると、今度は「もう1回」コールが起きる。 すると棚橋は、リングサイドの女性ファンから新しいギターをエアで受け取り、新曲で3回目のエアギターを敢行。ファンが「棚橋・最高」コールを送る。)ここで棚橋が三度マイクを握り、改めて超満員のファンに感謝の挨拶。)広島は凄い街です(※大拍手)。今日、この会場を締めれて本当によかったです。ありがとうございました!(※大拍手&『棚橋』コール) ありがとう。ありがとう! 皆さん本当に、遅くまでありがとうございました! じゃあ最後にー! 広島の皆さーん!! 愛してまーす!!」
【棚橋の話】
――防衛おめでとうございます。
棚橋「ありがとうございます!」――改めて、ザック・セイバーJrと闘ってどうでしたか?
棚橋「鈴木軍ではありますけども、あの体で、技術一本で世界中に呼ばれて、駆け上がっているザックが羨ましいと思いました」――関節技の攻防で負けちゃいけないという気持ちはありましたか?
棚橋「その通りですね。ヤングライオンの頃は技なんてなくて、限られた手数で気持ちをぶつけ合っていた。キャリアを重ねていくうちに、泣く泣く切り捨てていった技術もあって…。今日は試合開始10分思う存分レスリングできました。」――厳しい闘いを制して、最後にリングの上で飯伏選手の名前を出しました。その思いを聞かせてください。
棚橋「IWGPが強大過ぎて、どう価値に追いつくか。きっといろんな王者が悩んできたと思う。その中でインターコンチ、あるのは瞬発力だと思う。適当なこと言って誤魔化しているんじゃなくて、ファンが見たいカードを『いま出せばいいでしょ!』とプロレスをオレは好きで育ってきたから『いまやればいいのに!』というものがしい気持ちもすごく理解出来るからインターコンチは瞬発力で勝負します」――つまり熟成期間を置かずにすぐ見られるというベルトなんだと価値観をアピールするということで飯伏選手を指名したのですか?
棚橋「そうですね。それと逆方向のベクトルで、いまの新日本のトレンドと今日みたいな違う闘いをしたい。それがインターコンチの武器です」――改めて飯伏選手を指名した理由はなぜですか?
棚橋「何回やってもおもしろい相手っているんですよ。『『G1』の鹿児島でやったからいいじゃないか』じゃなくて、場所が変わって、人が変わって、時間軸が変われば、そこで生まれる闘いはすべて違うから」――広島でメインを締めたことについて特別な思いがあると思いますが、いかがですか?
棚橋「もちろん。やっと帰って来れたなという思いもあるし、惜しかったな広島カープ優勝。ドラゴンズファンだけど、カープ優勝して棚橋防衛だったら広島市内がドンチャン騒ぎに棚橋防衛も乗っけたかったんですけど、またカープは頑張って!」――地元球団の優勝が決まるかもしれない日に、これだけお客さんが新日本プロレスの会場に来て下さっているのはすごいですね。
棚橋「多少時間帯は違えでも『なにはさておき、オレはプロレスが見たいんだ!』というみんなの気持ちだと受け取っています」――久々のエアギターはいかがでしたか?
棚橋「『G1』でもやりましたが、これからどんどん腕を上げていくので期待しておいてください」――新曲のイメージは?
棚橋「新曲のイメージはまだボクが掴み切れていないので、みんなが先に覚えてください!」【ザックの話】「フ○ック! ふざけるな。俺はコメントなんか出したくないんだ。チクショー。ああ、俺はチャンピオンになりたかった。タナハシはこのシリーズの前に1ヶ月間撮影して、ムービースターになったんだろ。だから、体調は万全ではないハズだ。それでも負けてしまったが、今後はさらにパーフェクトなコンディションのタナハシがどんなものか? 今後のタナハシがどうしていくのか、俺はシッカリ見ているぞ? フ○ック!」
【飯伏の話】
――王者に指名されるというかたちでリングに呼ばれましたが?
飯伏「そうですね。正直、ビックリしてますけど。あの~。『G1』では自分が勝っているんですけど、正直、本当に棚橋さんに勝ったとは思っていないので、ちょうどいいタイミングでのタイトルマッチができるかなと。ここで、本当に、本当の勝負がしたいと思います」――そして、“棚橋越え”を?
飯伏「ハイ。本当の“棚橋越え”をしたいと思います」新日本プロレス9月のビッグマッチ第二弾の広島大会のメインは棚橋の保持するインターコンチネンタル王座に鈴木軍のザックが挑戦、7・17きたえーるでのG1開幕戦、最終戦でのタッグマッチと2度に渡ってザックの関節地獄の前にギブアップを喫し煮え湯を飲まされた棚橋、今回は自らのベルトをかけて背水の陣を敷く形でザックを挑戦者に迎えた。
序盤はザックのクルックヘッドシザースに対し、棚橋はヘッドロックで返すが、エアギターを狙うとザックがすぐ腕十字で捕らえにかかるなど、棚橋の一瞬の隙を突くが、棚橋も敢えてザックのフィールドに飛び込み、オーソドックスなグラウンドテクニックで変則的な関節攻撃を狙うザックに応戦、、ザックが棚橋の両腕をクロスして首を絞めるが、棚橋が切り返し、両者は切り返し合いを展開するも、下からすり抜けた棚橋が再び切り返すと、なかなか自身のペースに持ち込めないザックは場外に逃れ、鉄柵を蹴り上げるなど苛立ちを露わにする。
リングに戻ったザックは棚橋の痛めている右腕を捕らえアームツイストから右腕攻めを展開して、強引にリードを奪いにかかり、棚橋もドロップキックで場外に追いやり、プランチャを発射も、ザックは脇固めで捕獲する。右腕を攻められた棚橋はトップロープ固定式のツイストアンドシャウトを狙うが、右腕に力が入らず失敗も、変な形で落とされたザックは首を捻ってしまい、棚橋の青天井エルボー狙いを腕十字で切り返そうとするザックに、棚橋はグラウンド式ドラゴンスクリューで捕らえ、左膝への関節蹴りで膝攻めを狙うが、逆さ押さえ込み狙いをザックが右腕へのオーバーヘッドキックを放つとシャイニングトライアングルで捕獲、だが棚橋がテキサスクローバーホールドで切り返すと、ザックも裏十字で返し、ザックのローキックをキャッチした棚橋は軸足への低空ドロップキックを放つも、スリングブレイド狙いはザックは足絡め式卍固めで捕獲、だがエプロンに出た棚橋もロープ越しのドラゴンスクリューと譲らない。
棚橋は場外のザックにコーナーからのハイフライアタックを炸裂させると、ハイフライアタック、ハイフライフローを狙うが、鈴木みのるが乱入して阻止しスリーパーで捕らえてからザックがPKを炸裂させる。ここでエルガンが駆けつけて鈴木を排除してから、棚橋は再度ハイフライフローを投下も、ザックが剣山で迎撃してからジムブレイクアームバーで捕獲も、右腕のテーピングを剥がした隙を突いた棚橋が丸め込みで切り返すと、ザックのフロントネックロックに対してツイストアンドシャウトを連発、最後はスリングブレイドを決めるとハイフライフローを決め3カウントを奪い王座を防衛、ザックに対してリベンジを果たした。
今回はグラウンドの攻防だけで15分が経過してしまい、序盤はザックが棚橋の隙を突くも、終盤では逆に棚橋がザックの隙を突いて流れを変えるなど、一瞬の隙を見せれば命取りになる、まさに言葉通りに試合だったが、最後は棚橋がザックの隙を突いて勝利に結びつけた。棚橋は次期挑戦者に8・1鹿児島でのG1公式戦で敗れた飯伏を指名した。飯伏のインターコンチ王座挑戦は2度目、前回の挑戦は挑戦者を募る中邑真輔に飯伏が宣戦布告した形で挑戦となった。おそらく11・5大阪での選手権が濃厚となるが、新日本での象徴となった棚橋を飯伏が越えることが出来るか?
セミのIWGPジュニアヘビー級選手権はKUSHIDAがハンドスプリングエルボーから突進も、開脚で場外へいなしたデスペラードが高速トペコンを発射、客席でKUSHIDAの左足をマフラーホールドで捕らえて、リングに戻ってからはジャベで足攻めを展開、ギターケースを持ち出してギターショットを狙うが、海野レフェリーがギターを奪うと、デスペラードはケースから鞭を持ち出してKUSHIDAをシバきあげ、KUSHIDAもキックなどで流れを変えようとするが、左膝を痛めて威力が半減も、前転からのDDTから左腕へのドロップキックと腕攻めで反撃、雪崩式ジャンピングアームブリーカー、カミゴエ式ストンピングの連打からアーロックで捕らえるも、デスペラードはヌメロ・ドスで切り返し、KUSHIDAの膝を三沢トレーナーがチェックしている間にコーナーにイスをセット、しかしKUSHIDAが逆にイスに叩きつけてから腕へのバトンキック、バックトゥ・ザ・フューチャー狙いはデスペラードがKUSHIDAをレフェリーにぶつけてマスクを取り、KUSHIDAが剥ぎ取ったとアピールする。
海野レフェリーがKUSHIDAがもめている隙を突いてデスペラードが急所蹴りから丸め込み、ギターラ・デ・ラ・ムエルタを決めるが、ピンチェロコ狙いはKUSHIDAがアームロックで捕らえ、逃れたデスペラードの突進をKUSHIDAがオーバーヘッドキックで迎撃するとバックトゥ・ザ・フューチャーを狙うが、デスペラードが阻止し、マサヒロタナカも左膝への関節蹴りで阻止したデスペラードは雪崩式ピンチェロコを狙う、しかしKUSHIDAは雪崩式ホバーボードロックで捕獲すると、デスペラードは必死で逃れようとしたところで、KUSHIDAはバックトゥ・ザ・フューチャーで3カウント王座防衛、策も弄したが結果に結びつくまでには至らなかった。
試合後にはオスプレイが挑戦表明し、オスプレイを付け狙っているヒロムも立ちはだかるが、オスプレイは「邪魔だ!」と言わんばかりヒロムを殴りつけた。KUSHIDAvsオスプレイも海外での対戦を含めるとKUSHIDAの4連勝で、オスプレイは未だにKUSHIDAに勝つことが出来ない、本来なら挑戦の権利はないが、ここで名乗りを挙げた以上、オスプレイにしても後がないという意味なのかもしれない。IWGPジュニアタッグ選手権は場外戦で主導権を奪った鈴木軍が田口を捕らえるも、リコシェがリーブロックを狙う金丸にドロップキック、タイチには619、フライングフォアアーム、その場飛びムーンサルトと猛反撃、だがペナドリラーがかわされると鈴木軍が一気に攻勢に出るが、金丸がウイスキーミストからタイチのタイチ式外道クラッチは田口が間一髪カット。しかし交代を受けた田口のヒップアタックが再三自爆に終わると、金丸はディープインパクトを決めるが、タッチアウト狙いは田口がオーマイ&ガーアンクルで切り返す。
そこでタイチがマイクスタンドで田口を殴打すると、ウイスキーボトルを田口にラッパ飲みさせ、酔ったと思って鈴木軍が白角を決めるも、田口はカウント2でキックアウト、続けてハイボールWを狙うが、田口が堪えてタイチにミサイルヒップを放ち、リコシェは金丸を雪崩式フランケンからペナドリラー2ポイントで排除すると、王者組はどどんズスロウンで金丸を捕らえてから、田口がオーマイ&ガーアンクルで捕獲したところで、リコシェが金丸にファイヤーバードを投下し金丸がタップ、王者組が難敵の鈴木軍を破り王座を防衛した。
試合後には今大会をもってロッポンギヴァイスを解散したロメロがCHAOSの監督に就任、新パートナーと共に挑戦を表明した。ロメロの新パートナーはオスプレイが候補となっているが、オスプレイはIWGPジュニア王座に照準を絞ってしまった。ロメロは新パートナーに誰を連れてくるのか?IWGPタッグ選手権はGODがロウにゲリラフォーエアーを決めカバーに入るが、試合権利はスミスに移っていたことでフォールは無効となり、今度はKESがロウにキラーボムを狙うが、ハンソンがカットすると、ウォーマシンがスミスを捕らえ、フォールアウトで3カウント、今回も乱戦になりながらも試合全体を把握していたウォーマシンが制し王座を防衛した。
blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja">ふぅ。今日は疲れ……
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年9月16日疲れてないよ( ̄(工) ̄)
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年9月16日 -
津市体育館で起きたもう一つのミステリー 長州力失踪事件
1983年5月6日、福岡市スポーツセンターにてアントニオ猪木が念願だった「IWGP」が開幕したが、シリーズの中盤に差し掛かる16日の津市体育館で長州力がアニマル浜口と共に大会出場をボイコットし、そのまま失踪する事件が起きていた。1982年10月8日、メキシコから凱旋帰国した長州はタッグを組んでいた藤波辰己と仲間割れとなり、藤波に対して「噛ませ犬発言」をしたことで、中堅レスラーからスターダムに一気にのし上がり、打倒・藤波を掲げて抗争を展開するだけでなく、そしてマサ斎藤とキラー・カーンと組んで"革命軍"を結成、猪木と藤波率いる正規軍だけでなく、ラッシャー木村と浜口率いる"はぐれ国際軍団"ともユニット抗争も展開、、83年4月3日の蔵前国技館大会では長州は藤波をリキラリアットで破りWWFインターナショナルヘビー級王座を奪取、21日の蔵前での再戦では猪木を差し置いてメインに登場、藤波をリングアウトで破り王座を防衛し、猪木に代わって蔵前のメインを飾ったことで長州は念願だった打倒・藤波を果たすだけでなく、新日本の主役に躍り出たかに見えた。しかしそれは一時だけのもので、IWGPリーグ戦が開幕すると主役はリーグ戦に出場する猪木、ハルク・ホーガン、アンドレ・ザ・ジャイアントに代わってしまい、長州はアジア予選リーグ戦を突破していなかったためリーグ戦には出場することは出来ず、主役からも外された。
また長州の周囲でも変化が置き、革命軍で組んでいたマサ斎藤も4月シリーズを終えると主戦場であるアメリカへ戻り、カーンもIWGPが終わるとアメリカに戻ることになっていたが、国際軍団を離脱した浜口が長州に合流、革命軍も再編を余儀なくされ、ライバルの藤波は長州に連敗を喫するだけでなく『新日本で必要とされなくなった』と"傷心"の海外遠征に出てしまった。テーマを見失った長州はリーグ戦にも出場しないIWGPに参戦したが、タッグマッチでホーガンに敗れ、津大会前日の後楽園大会ではタッグマッチながらも猪木に直接フォール負けを喫し試合でも覇気を失っていた。長州は「いくら新日本で頑張っても主役は猪木、しょせんオレは藤波を倒すまでのレスラーかな」と危機感を抱いていた。そこで長州はシリーズ途中でボイコットという行動に出て、浜口も当初は「シリーズ最終戦まで出よう」と長州を説得していたが、長州に逆に口説き落とされ行動を共にした。
『長州が姿を消した』と報告を受けた猪木は、すぐ長州の投宿するホテルに電話をかけ長州本人にコンタクトをとったが、長州の口から出たのは新団体設立の話だった。実はスポンサーから「3~4億出すから」と新団体設立を持ちかけられており、長州も乗り気になっていた。さすがの猪木も動揺を隠せず「新団体を作るのはオマエの考えている以上大変なんだぞ」と引き止めにかかった。長州が藤波と仲間割れした際も、猪木は"ヘビー級へ転向しても結果を出せない藤波に対して刺激材料になり、新日本マットがまた盛り上がる"と考えていたからこそ、長州の行動を黙認していたが、長州の離脱~新団体設立まではさすがに容認することは出来なかった。だが長州は猪木の説得には応じず、新日本との連絡を一切断って雲隠れした。
雲隠れした長州は新団体設立に奔走、外国人選手もAWAを主戦場にしていた斎藤のラインで選手が派遣されることになり、TV局とも折衝し好感触を得るなど旗揚げは秒読み段階にまで漕ぎ着けていた。ところが斎藤が長州に「新団体は時期尚早ではないだろうか」と慎重論を唱え始めたことで新団体へと突っ走る長州にストップをかけた。斎藤も東京プロレス時代に社長に祭り上げられ、勝手にハンコを乱用されたことで不渡り手形を出し、銀行でもブラックリストに載せられ、銀行からの融資がままならなくなった過去があったからだった。斎藤は「打倒・猪木を果たしてから新団体を興してもいいのではないだろうか」と長州を説得。さすがの長州も斎藤の説得を聞き入れ、新団体設立を一旦凍結した。
IWGP終了後の6月17日に姿を見せた長州は新日本に辞表を提出、浜口と共にフリーとして新日本に参戦することを選択した。当初は斎藤やカーンのように日本をアメリカを行き来して外国人選手と同じ扱いにするように求めたが、新間寿氏は辞表は受け取ったものの、猪木との対戦を条件にアメリカ行きは許さず全シリーズ参戦を要求した。新日本はIWGPを成功させたものの、猪木が決勝戦でホーガンのアックスボンバーでKOされ次期シリーズは全休することになり、猪木の穴埋めするのは藤波と長州しかないと考えていた。海外に出ていた藤波は山本小鉄の説得に応じて帰国を決め、長州は浜口や斎藤とも相談し新間氏の条件を飲む代わりに、海外武者修行中の谷津嘉章を新ユニット"維新軍団"に引き入れることを条件にして、長州は新日本に留まった。
猪木を抜きの「サマーファイトシリーズ」は藤波、長州の名勝負数え歌を軸にして大盛況に終わり、猪木の抜けた穴を埋めきったが、シリーズ終了後に初代タイガーマスクの引退が引き金になってクーデター事件が起き、猪木と坂口も社長、副社長から降格され、新間氏も謹慎という形で失脚、このクーデター事件が後にUWF、ジャパンプロレスへの分裂劇に繋がっていったが、長州の新団体構想はクーデター事件の余震であり、新日本に鳴らされた非常ベルだったのかもしれない。
(参考資料 ベースボールマガジン社「移籍・引き抜き・興行戦争」)
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ケンドー・カシンの生みの親 オットー・ワンツ
AWA世界ヘビー級王者となり、第1、2回IWGPリーグでヨーロッパ代表として来日したオットー・ワンツさんが死去した。享年73歳。2000年にCWAを閉鎖してからプロレス界からも去り、タレントとして活躍していたという。
ワンツさんの初来日は国際プロレスで、新日本プロレスには1976年1月にブルドック・オットーのリングネームで初参戦、1973年にはドイツを本拠地とする初代CWA世界ヘビー級王者となってからCWAのエース兼プロモーターとなり、1978年11月には1978年11月24日にはローラン・ボックが主催した欧州世界選手権シリーズではアントニオ猪木の挑戦も受けた。
1982年にはアメリカにも進出しニック・ボック・ウインクルを破りAWA世界ヘビー級王者となったが、1ヵ月半後にニックに奪還され短期政権に終わり、1983年に開催された第1回IWGPではヨーロッパ代表として参戦したが、猪木戦で負傷し途中帰国、第2回にもヨーロッパ代表として参戦したが、4勝7敗と不本意な成績に終わり、以降CWAの運営のためにヨーロッパマットに専念した。IWGP以降来日することはなかったが新日本との関係を続け、若手だった蝶野正洋、船木誠勝、天山広吉、小島聡、石澤常光などが武者修行としてCWAに送り込まれた。石澤はワンツのアイデアでケンドー・カシンに変身したが。それを考えるとワンツがケンドー・カシンの生みの親にあたる存在でもある。
今月末に津市体育館が閉館されるが、第1回IWGP津市体育館大会はワンツは途中帰国しており津市体育館大会には参戦していないだろう。しかしIWGPの証人が一人去っていったことには変わらない。
ご冥福をお祈りします
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猪木が生前葬を開催もカードに藤田和之の名はなく…
<日刊スポーツより>
アントニオ猪木(74)が14日、都内で10月21日に東京・両国国技館で開催する「INOKI ISM.2 猪木劇場~アントニオ猪木『生前葬』~」発表記者会見を開いた。猪木は生前葬開催の大きなきっかけが、今年に入って兄弟2人が心臓の病などで亡くなったことだと明かした。猪木自身、11日に北朝鮮から帰国した際に息切れしたと訴えており「2人、兄弟が亡くなって…心臓系のあれで、兄貴もその下も。俺も、この間も羽田に着いた時の記者会見で、やっぱり、ちょっと息切れが出てきたことがあった」と、自身の体調に変化を感じていることも口にした。
猪木は会見冒頭で「元気ですかぁ~!!」と叫んだ。その後、生前葬をやるにあたっての心情を語った。
猪木 生前葬をやるという話になって急きょ、この話が盛り上がった。何年か前にジャイアント馬場さんが亡くなった。リングの上で、いつも挑戦していたんですが、理由を付けて逃げ回っていた。ある日『挑戦状を受ける…三途の川で待っている』と。三途の川まで行くには、ちょっと早いな。そろそろ迎えに来てもいいかな。
猪木は1999年(平11)1月31日に亡くなった、ジャイアント馬場さん(享年61)の挑戦状を受ける意義が、今回の大会にはあると強調した。
席上で当日、行われる7試合が発表され、メインイベントで、新日本プロレスでIWGPヘビー級王座を2度獲得した“超竜”スコット・ノートン(56)とK-1グランプリで3度優勝のピーター・アーツが時間無制限1本勝負で対戦することが決まった。ノートンは7月24日に東京・後楽園ホールで開催された「カール・ゴッチ没後10周年、モハメド・アリ没後1周年大会 INOKI 『ISM』」に続く参戦となる。またスタン・ハンセン、タイガー・ジェット・シン、ドン・フライ、藤原喜明も参列する。
猪木 元気ですかぁ~! 元気があれば、あの世の旅も楽しめる…どうかなぁ(笑い)だいぶ前に、生前葬をやろうよという話があったが、そのままだった。急きょ、この話が盛り上がった。何年か前にジャイアント馬場さんが亡くなられて。リングの上で、いつも私がジャイアント馬場に挑戦していたんですが、理由を付けて逃げ回っていた。そうしたら、ある日「挑戦状を受ける…さんずの川で待っている」と。さんずの川まで行くには、ちょっと早いな。そろそろ、いつ迎えに来てもいいかな…。今年は2人、兄弟が旅立ちまして。1つには世の中が高齢化で、高齢化が悪いとは言わないんですが、その中で生きている限り、元気であって欲しいと思いながら。私の場合は、16歳の時にブラジルに移民して、パナマ運河を越えてクリストバルの港で元気だったじいさんが、バナナが元で亡くなりました。戦後初めて水葬になった…それは後で知った話ですが、その中で人の死、別れというのは寂しい。最初の娘も飛行機で急変して亡くした。いつ、何がきても、その日までは元気で頑張って戦っていきたい。(中略)今回、格闘技に、もうちょっと元気を出してくれよと。皆さんが私に期待してくれるのは大変ありがたいが、選手が元気でいい試合を見せてくれないと困ります。(中略)ジャイアント馬場からの挑戦状が届き、今回は、そろそろ受ける時期に来たのかな。「挑戦状を受ける…さんずの川で待っている」。さんずの川まで行ったら、戻ってこられないのかな? と思って、あるプールでターンの練習をしています。泳ぐの好きなんで…私のパフォーマンスで、プロレスファンを含め、世の中の皆さんが元気になってもらえればいい。
-生前葬のアイデアのきっかけは
猪木 よく、ひらめくんですよね。誰かのひと言から、ひらめく。昔は、あそこに行くぞと言ったら、その場にいたくらい。今は考えて、しばらくして、よっこらしょと立ち上がらないといけない。今回は1カ月くらい前に、そんな話がありネットを調べてみたら過去、生前葬をやられた方の名前があった。水の江滝子さんとか、仰木彬監督、ビートたけしさん、これは番組だと思うけれど桑田佳祐さん、SMAPも。最近、ボケてきてねぇ…。
-生前葬…死を予感することがあった
猪木 2人、兄弟が亡くなって…心臓系のあれで、兄貴もその下も。俺も、この間も羽田に着いた時の記者会見で、やっぱり、ちょっと息切れが出てきたことがあった。ちょうど、平壌に行った時に話をしたら、生前葬という発想がなかった。日本くらいかな?
-スタン・ハンセン、タイガー・ジェット・シン、ドン・フライ、藤原喜明といった往年の好敵手も参列する。何をする
猪木 いろいろな選手と交渉しているようです。何せ、時間が短かったということもあります。急いで、これからやらないといけない。興業屋として、どの会場をいっぱいにしないといけない。まさか、この年になって、切符売りをしなければいけない。マッチ売りの少女はかわいいけど、切符売りのおじさんはかわいくない。当日、出来れば面白いことをさせていただければと思います。
-力道山さんのひ孫について、もう少し詳しく
猪木 2年前に(北朝鮮の)柔道の練習場で紹介された。先のことですから、どうなるか分からない。今は16歳…東京五輪の頃には19、20歳になる。そういう意味では、北朝鮮でも力道山の名前は知られている。日本でも、皆さんに興味を持ってもらえると思う。
-拉致被害者が帰ってきて14年。拉致被害者を戻すための行動は
猪木 行くたびにその話はします。ただし、もう解決済みという話を言われる。圧力と対話が、今は圧力に変わってきた。(北朝鮮側は)日本政府や拉致被害者の動向を見ていると思います。拉致被害者の家族の方は、米ワシントンに行かれているんですかね。横田めぐみさんのお母さんが、モンゴルでめぐみさんの子どもとお会いしたんですよね。1番、お母さんが我々以上に知っているんだと思う。拉致問題については(被害者家族に)常に呼び付けられて「対話の中で、どう解決するか?」と言ったら「とんでもない。そういうことを言ってもらっては困る」と言われる。どちらがどうこうは別にして、それぞれの立場があるから、指をさすのは気を付けようと。それが早く帰国するために、解決を早くすればいい…そのための(方法)。
-生前葬に北朝鮮の友人を呼ぶと言ったが出席予定は
猪木 帰る時に「ぜひ、招待いただければ、喜んで参加しますよ」と。何人かの人に、話はしております。(政治の世界には)表と裏があるのは、しょうがない。私は出来るだけ表と裏がないようにしているが、どういう形にすれば1番いいのか模索する中で、北朝鮮はいろいろ検討されていると思います。さっき言い忘れたんですけど、ジャイアント馬場とさんずの川でバトル。いつも、俺は絶対に100%、勝つ自信があるんですけど、今回は100何十パーセント。なぜかと言うと…足がないからです。十六文キックを食わなくて済むからね
14日、アントニオ猪木が都内ホテルにて会見を開き、10・21『INOKI ISM.2 猪木劇場~アントニオ猪木生前葬~』両国国技館大会の開催、対戦全カードも発表されたI
【ISM】10/21(土)東京・両国国技館『INOKI ISM.2〜アントニオ猪木生前葬〜』
◇第1試合◇
▼「カール・ゴッチ杯2017」1回戦/5分2R
ヂエゴ安楽vs鈴川真一◇第2試合◇
▼「カール・ゴッチ杯2017」1回戦/5分2R
“brother"YASSHIvs桜井隆多◇第3試合◇
▼20分1本
ロッキー川村 マックス・ザ・ボディvsタカ・クノウ 蓮見隆太◇第4試合◇
▼30分1本
モンターニャ・シウバvsハマーストーン◇第5試合◇
▼ムエタイマッチ ピン級/3分3R※延長なし
セガイ・ラッチアノンvs吉成名高◇第6試合◇
▼「カール・ゴッチ杯2017」決勝戦/5分2R
第1試合の勝者vs第2試合の勝者◇第7試合◇
▼時間無制限1本
ピーター・アーツvsスコット・ノートン◇猪木劇場◇
▼アントニオ猪木生前葬
[参列]
スタン・ハンセン、タイガー・ジェット・シン、ドン・フライ、藤原喜明ほか両国大会にはアーツ、IGFを離脱した鈴川、猪木とは全く縁のないYASSHIが参戦、猪木の生前葬にはハンセンやシンだけでなく、猪木の引退試合の相手となったフライが参列、フライに関してはリハビリを行っている高山善廣へ向けたメッセージがIGFを通じて発表されたばかりだが、IGFへ対して含みもあるのではという見方も出来る。
IGF問題や復帰を表明した藤田和之に関しては猪木はコメントはなかった。IGF問題に関しては株主だった猪木が株主総会サイモン・ケリー氏を含めた現経営陣に退陣を求めたものの、監査役である湯川剛氏が増資をしたことで筆頭株主となり、猪木の要求は全て否決された。猪木は法的処置を取るとしたが、IGF奪還は断念したようだ。
藤田に関しては、大仁田厚がケンドー・カシンを通じて藤田を引退試合の相手に引きずりだそうとしたが、大仁田嫌いの猪木の意志を重視して藤田は拒絶、だが大仁田は藤田の意志を一方的に無視して引退試合の相手に指名。またIGFも藤田の参戦を希望するなど争奪戦の様相を呈している。
藤田は猪木に復帰への挨拶するとしていたが、まだなされていないのか?ただ猪木と藤田の出方次第ではISM両国大会の追加カードとして藤田のカードも入る可能性も否定できない。猪木の生前葬に関しては、猪木らしい発想というか、現在の猪木は自分の好き勝手にしている。サイモン氏だけでなく新間寿氏、草間政一氏などは猪木は変わったとしているが、24時間プロレスラーである意識と、誰がどうこう言おうが自分の考えはしっかり貫く反骨精神だけは、猪木の変わらない部分でもあり、ここまで生きてくると生き方も変えられないのではと思う。
生前葬というが、猪木は本当に亡くなるまでどういう生き様を見せていくのか、自分も30年にわたり猪木を見てきただけに、じっくり見定めてもらう。
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王道トーナメント開幕!宮原がKAIを降し1回戦突破も、バックドロップを解禁したヨシタツが宣戦布告!
9月12日 全日本プロレス「第5回王道トーナメント」後楽園ホール 1130人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ウルティモ・ドラゴン 鈴木鼓太郎 マッシモ ダニー・ジョーンズ(3分45秒 ラ・マヒストラル)中島洋平 ×岡田佑介 田中稔 丸山敦◇第2試合◇
▼20分1本
秋山準 ○大森隆男 渕正信 西村修(8分9秒 片エビ固め)野村直矢 岩本煌史 青柳優馬 ×阿部史典
※アックスボンバー◇第3試合◇
▼30分1本
○ジョー・ドーリング 佐藤光留(3分41秒 エビ固め)諏訪魔 ×青木篤志
※レボリューションボム
【ジョーの話】「俺はEvolutionを助けてきた。だが、これからはEvolutionを殺してやる」【諏訪魔の話】「(セコンドの肩を借りてコメントブースに現れると)アイツは何なんだよ、ジョーは。1対1でやらせろってんだよ、アイツは。試合にもなってねえよ、こんなんじゃ。納得いかねえよ、俺だってお前、こんなんじゃ。1対1でやってやる。クソ。来いよ、マジでやってやるからな」
◇第4試合◇
▼「第5回王道トーナメント」1回戦/時間無制限1本
○ヨシタツ(9分28秒 片エビ固め)×TAJIRI
※地獄バックドロップ【ヨシタツの話】「激しい試合で、(口から)血が出ちゃった。まあ、それは冗談として、TAJIRIさん。もっと上にいかないとと思って、ありとあらゆる準備をしてきて、功を奏した。やっぱりTAJIRIさんは強い。まだね、これぐらいの試合だったからいいけど、もっと長引いたら危なかったと思う。やっぱり凄いレスラーですよ。TAJIRIさんは強い。あとね、1つ感じたのは、TAJIRIさんはたぶん4、5年向こうにいて、俺が7年いて、やっぱり向こうにちょっとだけいたレスラーと長くいたレスラーは違うんだよね。TAJIRIさんは俺と似ているなってところが正直ありました。初めてやったんだけど、全然まだやりたいなと思う。でも、TAJIRIさんはビックリしたんじゃない? 俺が毒霧なんて。毒霧なんてWWEの1軍に上がる前以来だからね。もう8年9年前にやって以来だから。あと最後、まだ上がりが完璧じゃなかったけどバックドロップ。あれで勝てたというのは大きいね。これからあれを解禁していきます。やっとできた。もう覚えてないと思うけど、前に俺が日本で試合をしたのが5月の頭の新日本のシリーズで。結構SANADAと当たることが多くて、SANADAに連日トライしたんだけど、1回も決まらなくて。そこから4ヵ月、アメリカにいるうちにずっと練習してて、やっと今日、完璧じゃないけど、出して勝つことができたんで。これが大きな自信になった。まあ、皮肉なもんだよね。俺の中で、あのバックドロップというのはストロングスタイルの象徴みたいなものだと思っているんだけど、それをアメプロ代表みたいなTAJIRIさん相手に解禁というのはね。なんか皮肉というか、面白いというか、プロレスだなって思います。これで解禁したことで、次は宮原がKAIかどっちが出てくるか知らないけど、当然狙っていくし、楽しみですね、これから。今日は本当にあれだな、新しいヨシタツの第一歩。そうやって言い切れると思う。まあ、今後とも皆さんよろしくお願いします」
◇第5試合◇
▼「第5回王道トーナメント」1回戦/時間無制限1本
○石川修司(6分51秒 エビ固め)×ボディガー
※スプラッシュマウンテン【石川の話】「1回戦でボディガー選手。会見でも言ったけど、俺より歳は5つ上だけど、コンディションの作り方が凄い。尊敬している選手ですけど、俺の今年の目標は全日本のリーグもトーナメントも全部獲ることなんで。このまま終われない。俺が優勝するまであと3つ。まあ、みんな強豪ですけど、勝ち上がる自信があるんで。自分が勝って、優勝…グラウンドスラムいきますよ」
◇第6試合◇
▼「第5回王道トーナメント」1回戦/時間無制限1本
○ゼウス(19分24秒 片エビ固め)×崔領二
※ジャックハマー◇第7試合◇
▼「第5回王道トーナメント」1回戦/時間無制限1本
○宮原健斗(19分22秒 シャットダウンスープレックスホールド)×KAI(試合終了後2回戦で激突するヨシタツがブーイングと歓声が巻き起こる中で登場)
ヨシタツ「全日本プロレスの頂点、三冠チャンピオンとまさかこんなに早くシングルマッチをやるチャンスがやってくるとはな。宮原、なんで俺がリングに上がって来たかわかるか?それはな、宣言するためだよ。9月18日大阪、この三冠チャンピオン宮原健斗を倒して、そのまま勝ち進んで、第5回王道トーナメントを制するのは、この“ワールド・フェイマス"ヨシタツだ!」と断言。「皆さん、応援よろしくお願いします!(声援とブーイングが飛ぶ)宮原「おい、フェイマスなんとか。お前にも1つ教えといてやる。この俺、プロレス界で最も最高な男、第57代三冠ヘビー級チャンピオンが胸を貸してあげましょう(ヨシタツが姿を消すと、宮原はここで改めて勝ち名乗りを受ける。そして、場外でうずくまるKAIとの再戦を互いにアピールした。KAIがリングを去って行くと、宮原が改めてマイクアピールを始める。)改めて後楽園ホールのファンに聞きたい。王道トーナメント、誰の優勝を望み、誰が優勝するとお思いですか? 後楽園の皆さん、正直な声を聞かせてくれ(客席からは石川、諏訪魔、ジョー、そして宮原などの名前が挙がって交錯する)満場一致で宮原健斗です。ということでありがとうございました(と締めてリングを去って行く。が、「健斗」コールを受けると、再びリングに。リング中央にマイクに腕を伸ばす宮原を見て、「健斗」コールがさらに大きくなる)後楽園の皆さんに聞きたい。全日本プロレスは最高ですか!(ファンも「最高」と応じる)聞こえないなあ、全日本プロレス、最高ですか?(後楽園、最高!)」
【宮原の話】「初戦突破。1回戦を勝ち進めば、おのずと優勝が見えてくる。それぐらい今日の一戦に俺は懸けてた。KAIよ。最高なレスラーじゃねえか。俺の次の次ぐらいに最高なレスラーだよ。あんなヤツが…全日本には、ヘビー級にはすぐこのベルトに挑戦してもおかしくない選手がいっぱいいる。今日改めて気が抜けねえなと思ったね。だが俺は今、プロレス界で最も最高な男だから、負けるわけにはいかない。2回戦、フェイマスなんちゃら。胸を貸してやるぜ」
【KAIの話】「負けたままじゃ終わらねえぞ」
第5回目を迎えた「王道トーナメント」が開幕、大会前に入場式が行われるがジョーだけは入場をボイコット、その第3試合で光留と組んで諏訪魔&青木と対戦するも、ジョーは後入場の諏訪魔を襲撃し場外で乱闘を展開、リングに戻ると青木がジョーにミサイルキックで攻め込み、光留が交代を求めるが、ジョーは光留にショルダータックルを浴びせ拒否して、青木にはフライングクロスボディーで圧殺する。
そこで諏訪魔がカットに入ってラストライドを狙うが、リバースしたジョーは諏訪魔をパイルドライバーでKOすると、青木にはレボリューションボムを決め3カウントを奪い、試合後も光留をもラリアットでKOするなど、やりたい放題でリングを後にする。王道トーナメントは新日本プロレスから全日本に戦場を移したヨシタツとTAJIRIの元WWE対決からスタート、TAJIRIは執拗な腕攻めで先手を奪うも、ヨシタツはロープ渡りからのアームホイップで反撃、だがバックドロップ狙いはTAJIRIが浴びせ倒す。
しかしヨシタツはヒップトスからの低空ドロップキックを浴びせると、場外に逃れたTAJIRIにスライディングキックで追撃、リングに戻るとブレーンバスターからスリーパーで絞めあげるが、逃れたTAJIRIもハンドスプリングエルボーで返し、トラースキックからバスソーキックで勝負に出る。
ところがガードしたヨシタツがニーアッパーで返すと、ダイビングニールキックを炸裂させ、TAJIRIもバスソーキックを放つが、ヨシタツがかわしてレフェリーに誤爆する。そこでTAJIRIがグリーンミストを狙うが、ヨシタツが先にレッドミストを噴射すると、長らく使用していなかった後藤達俊直伝の地獄バックドロップを解禁して3カウントを奪い、1回戦を突破する。石川vsボディガーは序盤から激しい肉弾戦を展開、ショルダー合戦は石川が競り勝ったが、ボディガーも逆水平で反撃し、石川のタックルに対してハイキックを浴びせる。ボディガーは串刺しラリアットを連発してからバックドロップ、バックフリップと攻勢をかけ、石川の32文ミサイルキックもラリアットで撃墜すると、ハンマーパンチの連打からラリアットと畳み掛けてからバウンズを狙う。
しかし背後に着地した石川はドラゴンスープレックスを狙うと、振りほどいたボディガーは突進するが、石川はキチンシンクで迎撃してからランニングニーを浴びせ、最後はファイヤーサンダーからのスプラッシュマウンテンで3カウントを奪い1回戦を突破する。ゼウスvs崔はゼウスのバイセップスエクスプローションをかわした崔はフロントハイキックを浴びせてゼウスを場外へ追いやると、鉄柵攻撃を狙うが、ゼウスが逆に鉄柵にホイップ、南側に連行、鉄柵めがけてリフトアップ式ギロチンホイップを敢行する。
場外戦で先手を奪ったゼウスはフェースルックで絞めあげ、サッカーボールキックで蹴りまくるが、崔もミドルキックの連打で反撃、ゼウスがヘッドバットから逆水平を連発も、崔もミドルキックの連打を浴びせる。だが蹴り足をキャッチしたゼウスは崔の左足に肘を落とすと、フライングバイセップスエクスプローモションを放ち、串刺し攻撃の連打からフロントスープレックス、崔が場外へ逃れてもゼウスはプランチャで追撃する。
リングに戻ったゼウスはロープ越しのブレーンバスターからチョークスラムを狙うが、崔が堪えるとサッカーボールキックの連打を浴びせ、ブレーンバスターで投げるも、クラッチを解かなかったゼウスも逆にブレーンバスターで投げ、雪崩式ブレーンバスターからチョークスラムを決める。
勝負と見たゼウスはダイビング式バイセップスエクスプローモションを狙うが、崔がジャンピングハイキックで阻止すると、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターを決め、ノーザンライトスープレックスからジャンピング低空ニー、そしてシドマスから那智の滝を投下する。しかしかわしたゼウスは上空リフトアップからバイセップスエクスプローションを炸裂させるとジャックハマーを決め3カウントを奪い1回戦を突破する。メインは宮原と前日会見で優勝宣言をしたKAIが対戦。KAIはフロントハイキックで宮原を場外へ追いやると、トペスイシーダを狙うが、宮原はフロントハイキックで迎撃し、場外戦で頭突きを連発してから鉄柵を使った首攻めを展開、だが場外でのブラックアウト狙いはKAIがかわすと、鉄柱に誤爆、これを逃さなかったKAIは鉄柵を使っての足攻めを展開、場外での足四の字固めを敢行、リングに戻ってもレッグロックからフロントハイキック、武藤敬司譲りのドラゴンスクリューから足四の字固めで捕獲、しかし宮原はKAIのラリアットを前転で逃れると低空ドロップキックを鼻ってから、側頭部へのドロップキック、エプロンへ逃れたKAIにフロントハイキックを浴びせてからエプロンでのジャーマンを狙う。
KAIが必死で振り払うと、宮原はフロントハイキックを狙うが、キャッチしたKAIはリングに戻ってロープ越しのドラゴンスクリューを敢行、宮原はたまらず場外へ逃れるが、KAIはトペスイシーダで追撃、だがKAIが突進すると、宮原は鉄柵へのギロチンホイップで逆襲し、鉄柵前でのブラックアウト、リングに戻っても串刺しブラックアウトと炸裂させ流れを変える。
宮原はジャーマンを狙うが、KAIが振り払うと、串刺しを狙う宮原に延髄斬りを浴びせ、投げ放しジャーマンからトラースキック、サンダーファイヤーパワーボムからスプラッシュプランチャを狙うが、宮原は剣山で迎撃も自身も膝に大ダメージを負う。それでも宮原はブラックアウトから二段式ジャーマンから、シャットダウンスープレックスを狙うも、KAIは膝へのバックキックで逃れ、トラースキックの連発からラリアット、スプラッシュプランチャを投下するが、宮原はカウント2でキックアウトする。
KAIはメテオインパクトを狙うが、宮原は不時着したところでKAIがトラースキックで浴びせれば、宮原もブラックアウトで応戦して両者ダウン。起き上がった両者はエルボー合戦、KAIがジャンピングハイキック、宮原が頭突き、KAIがトラースキックと打撃戦となるが、すぐ起き上がった宮原が後頭部へのブラックアウトを炸裂させると、正面からのブラックアウトからシャットダウンスープレックスで3カウントを奪い1回戦を突破した。
試合後に9・18大阪で行われる2回戦で宮原と対戦するヨシタツが乱入、ヨシタツは、「それはな、宣言するためだよ。9月18日大阪、この三冠チャンピオン宮原健斗を倒して、そのまま勝ち進んで、第5回王道トーナメントを制するのは、この“ワールド・フェイマス"ヨシタツだ!」と断言して宮原に宣戦布告、リングを降りても全日本ファンから大ブーイングが飛び交った。優勝宣言をすることで三冠挑戦を狙ったKAIだったが、最終的に勝ったのは宮原、KAIにとっても三冠王座は全日本時代に成しえないまま離脱し、全日本に再び参戦することでチャンスを得ようとしたが、なかなか挑戦すら漕ぎ着けることが出来ない。
KAIに勝った宮原に今度は新日本から全日本の戦場を変え、1回戦でTAJIRIを破ったヨシタツが宮原に宣戦布告した。WWEを退団してからフリーとして新日本に戻ったものの、凱旋マッチでのAJスタイルズ戦で首を骨折、長期欠場を余儀なくされ、復帰はしたが次々と新しい選手が台頭してしまい、ヨシタツの出番はたちまちなくなっていった。
ヨシタツの全日本参戦は新日本との関連なのではと言われているが、ヨシタツは自ら新日本という退路を断って臨んできている。その気持ちの現れがWWEに入団してから長らく封印していた後藤達俊直伝の地獄バックドロップ解禁に出ていたのではないだろうか・・・
9・18大阪では宮原とヨシタツがトーナメント2回戦で対戦するが、遂に目覚めたヨシタツを宮原がどう迎え撃つのか、注目の一戦になりそうだ。最後に10月から開幕する『Jr.TAG BATTLE OF GLORY』の出場チームが発表された。
・青木篤志&佐藤光留組(前年度優勝チーム)
・岩本煌史&岡田佑介組
・竹田誠志&丸山敦組
・鈴木鼓太郎&佐藤恵一組
・ブラック・タイガーVII&ブラック・スパイダーVII組3年連続の優勝を目指す変態自衛隊を筆頭に、岩本は若手の岡田をパートナーに抜擢、竹田は丸山、鼓太郎は佐藤、ブラックⅦはスパイダーⅦなる選手と組んでエントリー、青柳はヘビー級転向を示唆したためエントリーをせずも、9・30群馬大会で野村と組んでブラックⅦ&TAKAみちのくの保持するアジアタッグ王座への挑戦が決定した。
【全日本】王道T開幕…初の三冠王者による制覇へ始動 宮原がKAIを熱戦突破でヨシタツ迎撃へ▼ヨシタツがTAJIRI撃破で初戦突破▼崔に激勝 ゼウスが石川戦へ▼石川が春秋制覇&グランドスラムへ始動…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/ao1XIIkgvJ
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年9月12日ありがとう後楽園!
満場一致で優勝っしょ!#ajpw #王道トーナメント pic.twitter.com/pqwWm8pEgC
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年9月12日全日本後楽園大会でした。王道トーナメント、頂点目指して闘います!!#ajpw pic.twitter.com/NbaezAF4eu
— 石川修司 (@g0925union) 2017年9月12日ヨシタツに負けた。試合の良し悪しとかそういうことは抜きにして、終わってみて思うのは、ヨシタツとう男はとにかく試合後に「語れる」選手であるんだなあ、と。それって、実はあまり気づかれないかもしれないけれども、プロレスにおいてもの凄い才能の一つなんだよね、実は。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年9月12日ジョーの暴走だけは許せん。
いい加減にしろよ!!
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年9月12日控え室でカバンからEvolutionフラッグが出てきた。
シワクチャだったけど
またこの旗を上げなきゃいけないよ!!
強さを追求してるんだから。 pic.twitter.com/RdNfgZjbeW
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年9月12日後楽園大会終了。
いろいろ思う事や言いたい事はあるけど、自分の中で一度落ち着いて考えてからにしたいと思います。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年9月12日全日本・後楽園大会終了。詳細は有料サイトを見ればわかるさ…が、コレだけは言っておこう。ジュニアタッグリーグ戦、両国以来話しもしてない青木篤志が佐藤光留と組むという事実。コレが青木隊長の答えだと受け取ろう。嬉しい。全日本ジュニアを支えてきた僕らには、目に見えない繋がりがあるんだよ。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年9月12日王道トーナメント開幕戦 後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
トーナメント一回戦はどれもいい試合でした。特にメインの宮原vsKAIは名勝負になりうる戦いだと思った。
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年9月12日 -
エルガンを粉砕しNEVER王座を防衛!鈴木みのるの名采配の前に田口JAPAN完敗…
9月10日 新日本プロレス「DESTRUCTION in FUKUSHIMA」福島・県営あづま総合体育館 2065人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○永田裕志 川人拓来(5分47秒 ナガタロックⅡ)中西学 ×海野翔太◇第2試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(7分35秒 片エビ固め)×岡倫之 北村克哉
※ミドルキック◇第3試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ(7分36秒 片エビ固め)バレッタ ×邪道
※ピンプジュース◇第4試合◇
▼20分1本
○ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー(5分4秒 片エビ固め)バットラック・ファレ レオ・トンガ◇第5試合◇
▼20分1本
棚橋弘至 真壁刀義 KUSHIDA ○田口隆祐 リコシェ(10分40秒 横入り式エビ固め)飯塚高史 ×TAKAみちのく エル・デスペラード 金丸義信 タイチ◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合3WAYマッチ/60分1本
[第77代王者組]ハンソン ○レイモンド・ロウ(11分9秒 片エビ固め)[挑戦者組]タマ・トンガ ×タンガ・ロア
※フォールアウト もう1チームは[挑戦者組]ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.
☆ハンソン&ロウが2度目の防衛に成功【ハンソン、ロウの話】
ロウ「俺たちは言ったろ? 俺たちは言ったぞ? 俺たちは言ったハズだ! でも、誰も俺たちの言うことを聞かなかった。G.O.DやK.E.Sなんてまったく相手にならないんだよ。ウォーマシンは最強のギャングであり、最高のチームなんだ。BULLET CLUB、スズキグンよ、おまえたちに覚悟はあるのか? 俺たちの肩からIWGPタッグベルトをひっぺがしてみろ!俺たちウォーマシンはジャパンを愛してる。そして俺たちはニュージャパン・プロレスリングを愛してる。そして、俺たちは……栄光を追い求める! 俺たちは生きている! そして、いまこの場所で息をしているんだ! いったい誰が俺たちを倒せるって言うんだ!」ハンソン「2連勝! 両国のことを考えたら、俺たちはすでに2連勝しているんだよ。これ以上、まだやるのか? いいぜ? スズキグン、BULLET CLUB! おまえたちはわかっていない! ウォーマシンが世界を征服するってことをな!」
【タマ、ロアの話】
タマ「チクショー。フフフ。まあ、いいさ。問題ないよ」ロア「K.E.S、そしてウォーマシン……、今日の結果は、俺たちの計画の一つにすぎない。そうだろ? だって今日は3ラウンドのうちの1つにすぎないんだ。全部で3ラウンドの勝負だよ?」
タマ「戦略なんだ、戦略なんだ、ゴリラズの戦略なんだよ……(ささやくように)」
ロア「いいか? 俺たちがベルトをアッサリ獲ったら、つまらないだろ? ファンを喜ばせようとしているだけさ。みんなハッピーになったかい?」
タマ「ヘイ。みんなハッピーになったのか? みんな、ニュージャパンのPPVを楽しんでくれたかい? しかし、それにしても、アイツらはスキルもクソもない。マジでゴミだろ? しかも古いんだよ。アイツらのプロレスは力任せで80年代のクラシックスタイルだ。(両手を上げて)『ウォォオオ~~! ウォーマシーーン!』ってこんな感じだろ?(苦笑)。あんなプロレス、ただのクズだし、マジでオールドスクールだ。その点、俺たちを見てみろよ? 俺たちのプロレスは、まるでスペースロック、これぞフューチャースタイルだよ! レベルが全然違うんだ。一緒にするんじゃねえ。……ああ、なんか疲れたなあ。とにかく、まだ2ラウンドある。ヒロシマ、コウベを楽しみにしていろよ? ウフフフ! (ブルース・リー風に)アチョーアチョー!」
◇第7試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 高橋ヒロム(12分4秒 エビ固め)石井智宏 ×ウィル・オスプレイ
※デスティーノ◇第8試合◇
▼NEVER6人タッグ選手権試合/60分1本
[第13代王者組]EVIL SANADA ○BUSHI(14分0秒 エビ固め)[挑戦者組]オカダ・カズチカ 矢野通 ×ロッキー・ロメロ
※MX
☆EVIL&SANADA&BUSHIが3度目の防衛に成功【BUSHIの話】「オイ、見たか? え? 今夜の結果がすべてだろ? かつて、誰もやったことのない、このベルト“最多防衛記録”樹立だよ。ええ? その防衛回数は“3”!俺たちが今夜3人で出した、結果だよ。フフフ。ここまで来るのにものすごい苦労したもんだよ。でもなこれでな、俺たちはそう簡単に、そう簡単に負けるわけにはいかない。たとえ、誰であろうとな? 楽しみにしてるぜ、かかって来いよ! エンセリオ! マ・ジ・で!」
【EVILの話】「今日もまた! 俺たちがこのベルトの価値を、高めに高めてやったよ……。オイ、オカダ? 今日の結果を踏まえて、おまえはくやしいか? それとも、自分がIWGPを持っているから、『今日の結果はどうでもいいや』って感じかな? 俺はよ、このベルトにもプライド持ってんだよ? 両国まで、『俺がおまえより強い』ということ。そして、それプラス・アルファをおまえに見せつけてやるよ。今日もこの福島をダークネスに染め上げてやったぜ。ハハハ。これから先、このEVILのダークネスワールドの時代がドンドン進んでいくぜ? よく覚えとけ! This is EVIL! Everythin is EVIL!すべては……EVILだ!」
◇第9試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[第16代王者]○鈴木みのる(19分7秒 体固め)[挑戦者]×マイケル・エルガン
※ゴッチ式パイルドライバー
☆鈴木が3度目の防衛に成功(試合終了後)
鈴木「オイオイオイ、新日本。何がタグチジャパンだ、コノヤロー! 遊んでるんじゃねーよ! おまえらがそうやって遊んでいるあいだ、こうやって一つづつ食い荒らされているのが、まだわかんねーみてえだな。おまえらの田口も、KUSHIDAもリコシェも。そして棚橋も! テメーら、何にもわかってねーようだなあ。ああ? なぜ、俺がエルガンの挑戦を受けたか、わかるか? フフフ。新日本の本隊のド真ん中、食い荒らすために受けたんだ! (場内・大歓声と拍手。若干のブーイング)。フッ! オイ、福島! ズーズーなまってて、何言ってるかわかんねーんだよ!(場内一転して、大ブーイング)。うるせえ、このクソ・ド田舎もんがあ! テメーらが俺に対して、口を開くな! テメーらの前にいるのは、この“プロレス界の王”鈴木みのるだ!(場内大ブーイング)さあ、田舎もんども、その目を広げてよ~く見ておけ! 俺たち、鈴木軍! イチバ~ン!」【鈴木の話】
――まずは試合を終え、振り返っていかがでしたか?
鈴木「まずは『おめでとう』だろ?オリンピックで金メダル獲ったヤツの目の前に行って、『どうでした?』って聞くのかよ、オイ!!プロ野球で日本一になったヤツの目の前に行って『おめでとう』を言わないで『いまの試合どうでした?』って聞くのかよ。出直して来い」――すみませんでした。3度目の防衛おめでとうございます。改めて勝利して振り返っていかがですか?
鈴木「振り返っていかがなのは、オメぇらのほうだろ?なぜオレがエルガンの挑戦を受けたのか、これで分かっただろ、新日本の真ん中を…。食パンでいったら真ん中の部分をつまみ食いしているようなもんだ。さあ棚橋弘至君、真壁刀義君、その他大勢ザコども君、ほっとくのか?ん?」――ランバージャック・デスマッチという形式になりましたが、6.11大阪城ホールに続き、どのような作戦で闘いましたか?
鈴木「なんでオマエみたいなクソガキにオレの作戦ばらさないといけねぇんだよ。オマエの目で見て、オマエの耳で聞いて、そばにいて感じるもんだろ。」――新日本のど真ん中を食い荒らす、次なる目標はなんですか?
鈴木「あるよ、あるけどオマエには教えない」――私からは以上です。ありがとうございました。
鈴木「そう。諦め早いのもキライ。質問がつまらないのもキライ。中学校くらいからやり直して来い。さぁ、なぜこのNEVERというベルト。たった1つ、これだけがIWGPという冠がついていないんだ。なぜだ…、なぜだと思う?スタートは新日本とは別の興行のベルトだったからだ。いわゆる新日本プロレスの意志がまったく入ってないということだ。若手中心の興行で作ったんだろ?若手中心の興行なのに、未来ある若手の為になぜNEVERなんて否定的な言葉を使うんだ。オレは知っている。なんでこれを選んだかオレは知っている。オレは分かっている。分かっていないのはオマエらだけだ。今日も、明日も、その次もコイツはオレが思うがままに動く。だからNEVERて名前なんだよ。後は自分で考えろ。(※缶ビールを手に取る)飲むか?」――仕事中ですので…
鈴木「俺も仕事中だよ?じゃあなんでここに酒が並んでるの?(※記者一人一人を睨みつけ不敵な笑みを浮かべる)フフフフ…ここに来るまで何度も言われたよ、IWGPヘビーが一番上なんだって。インターコンチがその次なんだって。NEVERは第3のベルトなんだって…。そうなの?どうなんだよ…どうなんだよ…。オマエらの中で順番が決まってるらしいじゃねぇか。第3のベルトね~。そっか…それじゃ酒でも飲めよ。(※机に置いてあったNEVERのベルトにビールを降り注ぐ)酒でも飲めよ。楽しくやろうぜ。オレはいまからアメリカに行ってくる。次の獲物はアイツだ」【エルガンの話】「(タイトルマッチで負けた)こんな状況で、レコーダーを回されて、ビデオカメラを獲られるのは、正直イヤだし普通の男なら、言い訳をするだろう。でも、俺はちゃんと話すよ。ミノル・スズキは、たしかにヤツの仲間にバックアップされていた。ただ、それは自分も同じだ。そして、結果的にはミノル・スズキのほうがスマートだったし、彼らのチームのほうがスマートだった。さらに大事なこと。彼は、まだNEVER無差別級チャンピオンだ。そして、俺は違う。だが、言い訳はしない。ずっと、この試合だけに懸けてきたが、どうやら今回はダメだったようだ。次のミノル・スズキの相手は、ケニー・オメガなのか、L・I・Jになるのか、そのあとも誰が相手になるかわからないが、自分としては、次の『レッスル・キングダム』を目標にとにかくタイトルを獲れるようにやっていきたい」
9月のビッグマッチ第1弾の福島大会のメインは鈴木の保持するNEVER王座に、G1公式戦で鈴木を降したエルガンが挑戦、試合形式も6・11大阪城同様ランバージャックデスマッチとなったが、今回は人数制限が設けられ、鈴木軍と田口JAPANの双方のセコンドは4人のみとなり、鈴木軍は金丸、タイチ、デスペラード、TAKAの4人、対する田口JAPANは棚橋、田口、リコシェ、KUSHIDAの4人が着いた。
序盤は両者共に場外へ落としあっても、双方のセコンドはクリーンに選手をリングに戻していたが、エルガンが滞空時間の長いブレーンバスターから鈴木を鈴木軍側の場外へ追いやると、鈴木軍がリングに戻さないため、田口JAPANが抗議に入って一触即発となる。そして両軍が乱闘となった隙を突いて鈴木が場外でフェンスなどを使ってエルガンを痛めつけ、再度エルガンが場外へ出すと鈴木軍が総攻撃をかけ、これに怒った田口JAPANと乱闘となるが返り討ちにされてしまう。
リングに戻るとエルガンは鈴木のエルボーにグロッキーになると、鈴木がイスを持ち出すが、エルガンはイスごとビックブーツで射抜き、エルガンは天龍コンポ、エルボー、ジャンピングエルボー、延髄斬りからロープに引っ掛けられた鈴木に鈴木に回転ネックブリーカー、ぶっこ抜きジャーマン、ラリアットの連打と猛反撃するが、鈴木もボディーブローで応戦、ランニングローキック、ミドルキックの連打、エルガンが張り手の連打も鈴木も打ち返し、殴りあうようなエルボー合戦を展開すると、鈴木の指示でデスペラードが海野レフェリーを引きつけている間に、鈴木軍がリングに上がって総攻撃をかけるが、エルガンは全て排除して、鈴木にはファルコンアロー、エルボーから延髄斬りと浴びせる。
ところがエルガンが串刺しラリアットを狙うと、鈴木は海野レフェリーをエルガンにぶつけ、再び鈴木軍が総攻撃をかけるが、今度は田口JAPANが入って鈴木軍を排除、エルガンは鈴木に裏拳からエルガンボムを決めるが、タイチが海野レフェリーを場外に引きずり出してカウントを阻止すると、今度はKESが乱入してエルガンに襲い掛かり、これにウォーマシンが駆けつけてKESを排除も、エルガンのバーニングハンマー狙いを鈴木がスリーパーで捕らえると、飯塚が乱入してアイアンフィンガーでの一撃から、鈴木がゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い王座を防衛した。
ランバージャック戦を監督である田口の采配でセコンド達を動かし、鈴木軍の介入を防ぐかがポイントだったが、鈴木軍が従来着いているセコンドだけでなくKES、飯塚も投入し、KESをフェイントにして、飯塚を最後の切り札として取っておいた。正攻法なやり方ではないが、ある意味鈴木の方が田口より采配で上回っていたということなのか、そう考えると田口JAPANの完敗としか言いようがなかった。鈴木はシリーズを離れ、アメリカへ向かいBULLET CLUBのCodyの保持するROH王座に挑戦することになった。鈴木のスタイルがアメリカで受けることが意外な感じもするが、これも新日本ワールドの影響なのか、アメリカでも鈴木の試合を見たいというファンが出来たということなのかもしれない。果たしてCody戦を通じて鈴木は自身のスタイルを布教することができること出来るか?
セミのNEVER6人タッグ選手権は挑戦者組が奇襲からEVILを捕らえ連係を披露する、次第にロスインゴが自慢の連係でロメロを捕らえ、交代を受けたオカダも反撃するが、ロスインゴの連係の前に翻弄されペースをつかめない。
終盤には各選手が入り乱れると、EVILとBUSHIを同士討ちさせたオカダはBUSHIにドロップキックを炸裂させ、ロメロはBUSHIにスライスブレットで続くが、勝負を狙ったノミスギニーがかわされるとロスインゴが連係で蹂躙、SANADAが矢野をロープパラダイスで拘束し、EVILはEVILでオカダをKOすると、最後はSANADAがロメロをSkull Endで捕らえた後でBUSHIがMXを決め3カウントを奪い完勝防衛。さすがのオカダもロスインゴのチーム力の前に歯が立たなかった。IWGPタッグ選手権3WAY戦はKESが序盤から試合を支配し、ロアにキラーボム決めるが、ハンソンがKESにウルトラタイガードロップを浴びせると、最後はウォーマシンがロアをフォールアウトを決め3カウント、ウォーマシンが防衛。試合全体を見ていたウォーマシンが勝利となった。
【福島大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明日9月11日(月)は、新潟・新発田市カルチャーセンターにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/HJsSFyqwrD #njpw #njdest pic.twitter.com/Dlau6okFXP
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年9月10日大ダメージな福島ナイト
自分で飛ぶのと力付くで投げられるのでは恐怖感が何倍も違う
大袈裟でなく死を覚悟した
肉体的にも精神的にもダメージが、、、
みちのく時代はよく来た福島だがすっかり様変わりしていた
先は長い
今夜はおとなしく寝よう pic.twitter.com/mcrIVv7QUs
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年9月10日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年9月10日LOS INGOBERNABLES de JAPON
11 de SEPTIEMBRE en SHIBATA. pic.twitter.com/keSb4LVLq0
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年9月10日 -
発表!8月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
8月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
8月の月間MVP
内藤哲也(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)投票結果=投票数36
内藤哲也(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)=22
宮原健斗(全日本プロレス)=7
エディ・エドワーズ(GFW)=2
竹下幸之介(DDT/ALL OUT)=1
竹田誠志(高橋を降しBJWデスマッチヘビー級王座を奪取)=1
ブロック・レスナー(WWE RAW)=1
ジンダー・マハル(WWE SMACKDOWN)=18月のタッグMVP
関本大介 岡林裕二(大日本プロレス)投票結果=投票数34
関本大介 岡林裕二(大日本プロレス)=15
田口隆祐 リコシェ(新日本プロレス/田口JAPAN)=5
HAYATA YO-HEY(NOAH/RATEL'S)=3
レイモンド・ロン ハンソン(ウォーマシン)=2
HARASHIMA 丸藤正道(DDT&NOAH)=2
日高郁人 菅原拓也(ZERO1)=1
田中将斗 TARU(ブードゥー・マーダーズ)=1
KUDO 坂口征夫 高梨将弘(DDT/酒呑童子)=1
大石真翔 LiLiCo レディピアード スーパー・ササダンゴ・マシン 大家健=1
伊東竜二 アブドーラ・小林(大日本プロレス)=1
土肥孝司 熊ゴロー(WRESTE-1)=1
セス・ロリンズ ディーン・アンブローズ(WWE RAW)=18月のベストバウト
▼「G1 CLIMAX 27」優勝決定戦/時間無制限1本
[Aブロック1位]○内藤哲也(34分35秒 片エビ固め)[Bブロック1位]×ケニー・オメガ
※デスティーノ
☆内藤が「G1」4年ぶり2度目の優勝投票結果=投票数43
内藤哲也vsケニー・オメガ(新日本プロレス 8月13日 両国国技館)=13
宮原健斗vs石川修司(全日本プロレス 8月27日 両国国技館)=7
エディ・エドワーズvs中嶋勝彦(NOAH 8月26日 後楽園ホール)=4
EVILvsオカダ・カズチカ(新日本プロレス 8月5日 エディオンアリーナ大阪)=3
飯伏幸太vs棚橋弘至(新日本プロレス 8月1日 鹿児島アリーナ)=2
田中将斗vs拳王(ZERO1 8月31日 後楽園ホール)=2
竹下幸之介vs遠藤哲哉(DDT 8月20日 両国国技館)=2
男色ディーノvs高木三四郎(DDT 8月20日 両国国技館)=2
バットラック・ファレvs永田裕志(新日本プロレス 8月11日 両国国技館)=1
EVILvs小島聡(新日本プロレス 8月12日 両国国技館)=1
潮﨑豪 小峠篤司vs丸藤正道 マイバッハ谷口(NOAH 8月26日 後楽園ホール)=1
竹田誠志vs高橋匡哉(大日本プロレス 8月19日 名古屋国際会議場)=1
ブロック・レスナーvsロマン・レインズvsサモア・ジョーvsブラウン・ストローマン(WWE 8月20日 ニューヨーク州ブルックリン)=1
中邑真輔vsジョン・シナ(WWE SMACKDOWN 8月1日 オハイオ州クリーブランド)=18月のベストシリーズ&興行
新日本プロレス「G1 CLIMAX27」7月17日 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる~8月13日 両国国技館投票結果=31
新日本プロレス「G1 CLIMAX27」7月17日 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる~8月13日 両国国技館=13
全日本プロレス「2017 SUMMER EXPLOSION」8月6日 神戸サンボーホール~27日 両国国技館=5
DDT「両国ピーターパン2017~ピーターパン 二十歳になってもピーターパン~」8月20日 両国国技館=5
ZERO1「ドリームシリーズ ~灼熱の陣~」8月31日 後楽園ホール=2
豆腐プロレス「The REAL 2017 WIP CLIMAX in 後楽園ホール」 8月29日 後楽園ホール=2
全日本プロレス「GROWIN’UP Vol.5」8月3日 新木場1stRING=1
NOAH「Summer Navig. 2017 vol.2」8月12日 横浜ラジアントホール~26日 後楽園ホール=1
大日本プロレス「Death ManiaⅤ」8月19日 愛知・名古屋国際会議場=1
WWE「サマースラム」8月20日 ニューヨーク州ブルックリン=1以上に決定しました、投票ありがとうございました。