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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

王道トーナメント開幕!宮原がKAIを降し1回戦突破も、バックドロップを解禁したヨシタツが宣戦布告!

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王道トーナメント開幕!宮原がKAIを降し1回戦突破も、バックドロップを解禁したヨシタツが宣戦布告!

9月12日 全日本プロレス「第5回王道トーナメント」後楽園ホール 1130人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ウルティモ・ドラゴン 鈴木鼓太郎 マッシモ ダニー・ジョーンズ(3分45秒 ラ・マヒストラル)中島洋平 ×岡田佑介 田中稔 丸山敦


◇第2試合◇
▼20分1本
秋山準 ○大森隆男 渕正信 西村修(8分9秒 片エビ固め)野村直矢 岩本煌史 青柳優馬 ×阿部史典
※アックスボンバー


◇第3試合◇
▼30分1本
○ジョー・ドーリング 佐藤光留(3分41秒 エビ固め)諏訪魔 ×青木篤志
※レボリューションボム

 【ジョーの話】「俺はEvolutionを助けてきた。だが、これからはEvolutionを殺してやる」


 【諏訪魔の話】「(セコンドの肩を借りてコメントブースに現れると)アイツは何なんだよ、ジョーは。1対1でやらせろってんだよ、アイツは。試合にもなってねえよ、こんなんじゃ。納得いかねえよ、俺だってお前、こんなんじゃ。1対1でやってやる。クソ。来いよ、マジでやってやるからな」 


◇第4試合◇
▼「第5回王道トーナメント」1回戦/時間無制限1本
○ヨシタツ(9分28秒 片エビ固め)×TAJIRI
※地獄バックドロップ


【ヨシタツの話】「激しい試合で、(口から)血が出ちゃった。まあ、それは冗談として、TAJIRIさん。もっと上にいかないとと思って、ありとあらゆる準備をしてきて、功を奏した。やっぱりTAJIRIさんは強い。まだね、これぐらいの試合だったからいいけど、もっと長引いたら危なかったと思う。やっぱり凄いレスラーですよ。TAJIRIさんは強い。あとね、1つ感じたのは、TAJIRIさんはたぶん4、5年向こうにいて、俺が7年いて、やっぱり向こうにちょっとだけいたレスラーと長くいたレスラーは違うんだよね。TAJIRIさんは俺と似ているなってところが正直ありました。初めてやったんだけど、全然まだやりたいなと思う。でも、TAJIRIさんはビックリしたんじゃない? 俺が毒霧なんて。毒霧なんてWWEの1軍に上がる前以来だからね。もう8年9年前にやって以来だから。あと最後、まだ上がりが完璧じゃなかったけどバックドロップ。あれで勝てたというのは大きいね。これからあれを解禁していきます。やっとできた。もう覚えてないと思うけど、前に俺が日本で試合をしたのが5月の頭の新日本のシリーズで。結構SANADAと当たることが多くて、SANADAに連日トライしたんだけど、1回も決まらなくて。そこから4ヵ月、アメリカにいるうちにずっと練習してて、やっと今日、完璧じゃないけど、出して勝つことができたんで。これが大きな自信になった。まあ、皮肉なもんだよね。俺の中で、あのバックドロップというのはストロングスタイルの象徴みたいなものだと思っているんだけど、それをアメプロ代表みたいなTAJIRIさん相手に解禁というのはね。なんか皮肉というか、面白いというか、プロレスだなって思います。これで解禁したことで、次は宮原がKAIかどっちが出てくるか知らないけど、当然狙っていくし、楽しみですね、これから。今日は本当にあれだな、新しいヨシタツの第一歩。そうやって言い切れると思う。まあ、今後とも皆さんよろしくお願いします」 


◇第5試合◇
▼「第5回王道トーナメント」1回戦/時間無制限1本
○石川修司(6分51秒 エビ固め)×ボディガー
※スプラッシュマウンテン


【石川の話】「1回戦でボディガー選手。会見でも言ったけど、俺より歳は5つ上だけど、コンディションの作り方が凄い。尊敬している選手ですけど、俺の今年の目標は全日本のリーグもトーナメントも全部獲ることなんで。このまま終われない。俺が優勝するまであと3つ。まあ、みんな強豪ですけど、勝ち上がる自信があるんで。自分が勝って、優勝…グラウンドスラムいきますよ」


◇第6試合◇
▼「第5回王道トーナメント」1回戦/時間無制限1本
○ゼウス(19分24秒 片エビ固め)×崔領二
※ジャックハマー


◇第7試合◇
▼「第5回王道トーナメント」1回戦/時間無制限1本
○宮原健斗(19分22秒 シャットダウンスープレックスホールド)×KAI


(試合終了後2回戦で激突するヨシタツがブーイングと歓声が巻き起こる中で登場)
ヨシタツ「全日本プロレスの頂点、三冠チャンピオンとまさかこんなに早くシングルマッチをやるチャンスがやってくるとはな。宮原、なんで俺がリングに上がって来たかわかるか?それはな、宣言するためだよ。9月18日大阪、この三冠チャンピオン宮原健斗を倒して、そのまま勝ち進んで、第5回王道トーナメントを制するのは、この“ワールド・フェイマス"ヨシタツだ!」と断言。「皆さん、応援よろしくお願いします!(声援とブーイングが飛ぶ)


宮原「おい、フェイマスなんとか。お前にも1つ教えといてやる。この俺、プロレス界で最も最高な男、第57代三冠ヘビー級チャンピオンが胸を貸してあげましょう(ヨシタツが姿を消すと、宮原はここで改めて勝ち名乗りを受ける。そして、場外でうずくまるKAIとの再戦を互いにアピールした。KAIがリングを去って行くと、宮原が改めてマイクアピールを始める。)改めて後楽園ホールのファンに聞きたい。王道トーナメント、誰の優勝を望み、誰が優勝するとお思いですか? 後楽園の皆さん、正直な声を聞かせてくれ(客席からは石川、諏訪魔、ジョー、そして宮原などの名前が挙がって交錯する)満場一致で宮原健斗です。ということでありがとうございました(と締めてリングを去って行く。が、「健斗」コールを受けると、再びリングに。リング中央にマイクに腕を伸ばす宮原を見て、「健斗」コールがさらに大きくなる)後楽園の皆さんに聞きたい。全日本プロレスは最高ですか!(ファンも「最高」と応じる)聞こえないなあ、全日本プロレス、最高ですか?(後楽園、最高!)」


【宮原の話】「初戦突破。1回戦を勝ち進めば、おのずと優勝が見えてくる。それぐらい今日の一戦に俺は懸けてた。KAIよ。最高なレスラーじゃねえか。俺の次の次ぐらいに最高なレスラーだよ。あんなヤツが…全日本には、ヘビー級にはすぐこのベルトに挑戦してもおかしくない選手がいっぱいいる。今日改めて気が抜けねえなと思ったね。だが俺は今、プロレス界で最も最高な男だから、負けるわけにはいかない。2回戦、フェイマスなんちゃら。胸を貸してやるぜ」


 【KAIの話】「負けたままじゃ終わらねえぞ」


 第5回目を迎えた「王道トーナメント」が開幕、大会前に入場式が行われるがジョーだけは入場をボイコット、その第3試合で光留と組んで諏訪魔&青木と対戦するも、ジョーは後入場の諏訪魔を襲撃し場外で乱闘を展開、リングに戻ると青木がジョーにミサイルキックで攻め込み、光留が交代を求めるが、ジョーは光留にショルダータックルを浴びせ拒否して、青木にはフライングクロスボディーで圧殺する。
 そこで諏訪魔がカットに入ってラストライドを狙うが、リバースしたジョーは諏訪魔をパイルドライバーでKOすると、青木にはレボリューションボムを決め3カウントを奪い、試合後も光留をもラリアットでKOするなど、やりたい放題でリングを後にする。


 王道トーナメントは新日本プロレスから全日本に戦場を移したヨシタツとTAJIRIの元WWE対決からスタート、TAJIRIは執拗な腕攻めで先手を奪うも、ヨシタツはロープ渡りからのアームホイップで反撃、だがバックドロップ狙いはTAJIRIが浴びせ倒す。
 しかしヨシタツはヒップトスからの低空ドロップキックを浴びせると、場外に逃れたTAJIRIにスライディングキックで追撃、リングに戻るとブレーンバスターからスリーパーで絞めあげるが、逃れたTAJIRIもハンドスプリングエルボーで返し、トラースキックからバスソーキックで勝負に出る。
 ところがガードしたヨシタツがニーアッパーで返すと、ダイビングニールキックを炸裂させ、TAJIRIもバスソーキックを放つが、ヨシタツがかわしてレフェリーに誤爆する。そこでTAJIRIがグリーンミストを狙うが、ヨシタツが先にレッドミストを噴射すると、長らく使用していなかった後藤達俊直伝の地獄バックドロップを解禁して3カウントを奪い、1回戦を突破する。


 石川vsボディガーは序盤から激しい肉弾戦を展開、ショルダー合戦は石川が競り勝ったが、ボディガーも逆水平で反撃し、石川のタックルに対してハイキックを浴びせる。ボディガーは串刺しラリアットを連発してからバックドロップ、バックフリップと攻勢をかけ、石川の32文ミサイルキックもラリアットで撃墜すると、ハンマーパンチの連打からラリアットと畳み掛けてからバウンズを狙う。
 しかし背後に着地した石川はドラゴンスープレックスを狙うと、振りほどいたボディガーは突進するが、石川はキチンシンクで迎撃してからランニングニーを浴びせ、最後はファイヤーサンダーからのスプラッシュマウンテンで3カウントを奪い1回戦を突破する。


 ゼウスvs崔はゼウスのバイセップスエクスプローションをかわした崔はフロントハイキックを浴びせてゼウスを場外へ追いやると、鉄柵攻撃を狙うが、ゼウスが逆に鉄柵にホイップ、南側に連行、鉄柵めがけてリフトアップ式ギロチンホイップを敢行する。
 場外戦で先手を奪ったゼウスはフェースルックで絞めあげ、サッカーボールキックで蹴りまくるが、崔もミドルキックの連打で反撃、ゼウスがヘッドバットから逆水平を連発も、崔もミドルキックの連打を浴びせる。だが蹴り足をキャッチしたゼウスは崔の左足に肘を落とすと、フライングバイセップスエクスプローモションを放ち、串刺し攻撃の連打からフロントスープレックス、崔が場外へ逃れてもゼウスはプランチャで追撃する。
 リングに戻ったゼウスはロープ越しのブレーンバスターからチョークスラムを狙うが、崔が堪えるとサッカーボールキックの連打を浴びせ、ブレーンバスターで投げるも、クラッチを解かなかったゼウスも逆にブレーンバスターで投げ、雪崩式ブレーンバスターからチョークスラムを決める。
 勝負と見たゼウスはダイビング式バイセップスエクスプローモションを狙うが、崔がジャンピングハイキックで阻止すると、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターを決め、ノーザンライトスープレックスからジャンピング低空ニー、そしてシドマスから那智の滝を投下する。しかしかわしたゼウスは上空リフトアップからバイセップスエクスプローションを炸裂させるとジャックハマーを決め3カウントを奪い1回戦を突破する。


 メインは宮原と前日会見で優勝宣言をしたKAIが対戦。KAIはフロントハイキックで宮原を場外へ追いやると、トペスイシーダを狙うが、宮原はフロントハイキックで迎撃し、場外戦で頭突きを連発してから鉄柵を使った首攻めを展開、だが場外でのブラックアウト狙いはKAIがかわすと、鉄柱に誤爆、これを逃さなかったKAIは鉄柵を使っての足攻めを展開、場外での足四の字固めを敢行、リングに戻ってもレッグロックからフロントハイキック、武藤敬司譲りのドラゴンスクリューから足四の字固めで捕獲、しかし宮原はKAIのラリアットを前転で逃れると低空ドロップキックを鼻ってから、側頭部へのドロップキック、エプロンへ逃れたKAIにフロントハイキックを浴びせてからエプロンでのジャーマンを狙う。
 KAIが必死で振り払うと、宮原はフロントハイキックを狙うが、キャッチしたKAIはリングに戻ってロープ越しのドラゴンスクリューを敢行、宮原はたまらず場外へ逃れるが、KAIはトペスイシーダで追撃、だがKAIが突進すると、宮原は鉄柵へのギロチンホイップで逆襲し、鉄柵前でのブラックアウト、リングに戻っても串刺しブラックアウトと炸裂させ流れを変える。
 宮原はジャーマンを狙うが、KAIが振り払うと、串刺しを狙う宮原に延髄斬りを浴びせ、投げ放しジャーマンからトラースキック、サンダーファイヤーパワーボムからスプラッシュプランチャを狙うが、宮原は剣山で迎撃も自身も膝に大ダメージを負う。それでも宮原はブラックアウトから二段式ジャーマンから、シャットダウンスープレックスを狙うも、KAIは膝へのバックキックで逃れ、トラースキックの連発からラリアット、スプラッシュプランチャを投下するが、宮原はカウント2でキックアウトする。
 KAIはメテオインパクトを狙うが、宮原は不時着したところでKAIがトラースキックで浴びせれば、宮原もブラックアウトで応戦して両者ダウン。起き上がった両者はエルボー合戦、KAIがジャンピングハイキック、宮原が頭突き、KAIがトラースキックと打撃戦となるが、すぐ起き上がった宮原が後頭部へのブラックアウトを炸裂させると、正面からのブラックアウトからシャットダウンスープレックスで3カウントを奪い1回戦を突破した。
 試合後に9・18大阪で行われる2回戦で宮原と対戦するヨシタツが乱入、ヨシタツは、「それはな、宣言するためだよ。9月18日大阪、この三冠チャンピオン宮原健斗を倒して、そのまま勝ち進んで、第5回王道トーナメントを制するのは、この“ワールド・フェイマス"ヨシタツだ!」と断言して宮原に宣戦布告、リングを降りても全日本ファンから大ブーイングが飛び交った。


 優勝宣言をすることで三冠挑戦を狙ったKAIだったが、最終的に勝ったのは宮原、KAIにとっても三冠王座は全日本時代に成しえないまま離脱し、全日本に再び参戦することでチャンスを得ようとしたが、なかなか挑戦すら漕ぎ着けることが出来ない。
 KAIに勝った宮原に今度は新日本から全日本の戦場を変え、1回戦でTAJIRIを破ったヨシタツが宮原に宣戦布告した。WWEを退団してからフリーとして新日本に戻ったものの、凱旋マッチでのAJスタイルズ戦で首を骨折、長期欠場を余儀なくされ、復帰はしたが次々と新しい選手が台頭してしまい、ヨシタツの出番はたちまちなくなっていった。
 ヨシタツの全日本参戦は新日本との関連なのではと言われているが、ヨシタツは自ら新日本という退路を断って臨んできている。その気持ちの現れがWWEに入団してから長らく封印していた後藤達俊直伝の地獄バックドロップ解禁に出ていたのではないだろうか・・・
 9・18大阪では宮原とヨシタツがトーナメント2回戦で対戦するが、遂に目覚めたヨシタツを宮原がどう迎え撃つのか、注目の一戦になりそうだ。


最後に10月から開幕する『Jr.TAG BATTLE OF GLORY』の出場チームが発表された。
・青木篤志&佐藤光留組(前年度優勝チーム)
・岩本煌史&岡田佑介組
・竹田誠志&丸山敦組
・鈴木鼓太郎&佐藤恵一組
・ブラック・タイガーVII&ブラック・スパイダーVII組


 3年連続の優勝を目指す変態自衛隊を筆頭に、岩本は若手の岡田をパートナーに抜擢、竹田は丸山、鼓太郎は佐藤、ブラックⅦはスパイダーⅦなる選手と組んでエントリー、青柳はヘビー級転向を示唆したためエントリーをせずも、9・30群馬大会で野村と組んでブラックⅦ&TAKAみちのくの保持するアジアタッグ王座への挑戦が決定した。

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