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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

ヨシタツが宮原に全てを出し切るも完敗!ゼウスは地元大阪で肉弾戦も石川に敗れる…

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ヨシタツが宮原に全てを出し切るも完敗!ゼウスは地元大阪で肉弾戦も石川に敗れる…

9月18日 全日本プロレス「第5回王道トーナメント」エディオンアリーナ大阪第二競技場 612人 超満員札止め


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
野村直矢 ○岩本煌史 青柳優馬(3分48秒 片エビ固め)ジョー・ドーリング マッシモ ×ダニー・ジョーンズ
※マッシモ


◇第2試合◇
▼30分1本
崔領二 ○ボディガー 丸山敦(6分7秒 片エビ固め)×中島洋平 TAJIRI KAI
※バウンズ


◇第3試合◇
▼30分1本
○秋山準 大森隆男 佐藤光留 鈴木鼓太郎(14分15秒 逆エビ固め)諏訪魔 青木篤志 ×岡田佑介 田中稔


◇第4試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第45代王者]○ウルティモ・ドラゴン(15分29秒 ラ・マヒストラル)[挑戦者]×ビリーケン・キッド
☆ウルティモが初防衛に成功


【ウルティモの話】「(挑戦者ビリーケンはウルティモ選手に憧れてプロレスラーになり、20周年の節目に挑戦してきたが?)ルチャリブレをベースにしてるんでね。たぶん自分に対する初代タイガーさんがそうだと思うんですけど、自分の影を見て戦ってるようで。自分の技とかも頭でわかってると思うし。まぁやりやすい部分もあるけど、逆にやりづらい部分もあった。体は小さいけど、パワーもあるし、何やってもうまい選手。自分より若い選手が挑戦者になると思うけど、それぐらいの覚悟を決めていつも戦わないといけないですね。でも僕もいい勉強させてもらいました。(さっそくTAJIRIが挑戦を表明してきたが?)彼も両国でまさか俺に負けると思ってなかったんじゃないかな。当然、彼もリターンマッチの権利あるだろうしね。全日さんが場所を用意してくれればどこでもやりますよ。あと俺としては全日本の生え抜きの奴から名乗りを上げてほしいです。それはホント思います。それが全日本の世界ジュニアだと思うんでね。全日本のジュニアの選手たちに奮起してもらいたいです」


◇第5試合◇
▼「第5回王道トーナメント」2回戦/時間無制限1本
○石川修司(20分13秒 エビ固め)×ゼウス
※スプラッシュマウンテン


【石川の話】「トーナメント2回戦抜きにしても、初シングルだったんですけど、また一人ライバルみつけたなって感じがします。新しい引き出しみせてくれたし、力とか身体能力とかたぶん全日本の中でトップなんじゃないかなと思うんで。今回、俺が勝ったのは何でかわかりますか? (優勝にかける気持ち?)いや、違います。勝った理由はわからないです。わからないんですけど、俺が勝ったということは完全に追い風が俺に吹いてる。この準決勝、決勝、優勝して、グランドスラムいけますよ」


◇第6試合◇
▼「第5回王道トーナメント」2回戦/時間無制限1本
○宮原健斗(19分13秒 シャットダウンスープレックスホールド)×ヨシタツ 


 【宮原の話】「(ヨシタツとの初対決に勝利したが?)戦う前から言ってたでしょ? 俺はプロレス界で最も最高の男だ。胸を貸したよ。それをどう捉えるかは観てる人次第でしょ。俺は今日は胸を貸したよ。ただ2回戦突破、素直にうれしいよ。準決勝、決勝ともう目の前でしょ。残り名古屋と仙台。仙台でトロフィーを持ってる宮原健斗しか想像できないよ。とにかく今日はありがとう大阪。また体中に大阪の皆さんから最高エネルギーをもらったよ。(準決勝の相手は両国以来の再戦となる石川に決まったが?)きたね。こんな早く石川修司と戦うことになるとは思わなかったよ。何かの巡り会わせだね、石川修司。これはトーナメントだからね。両国と同じになるとは思ってない。ただ、俺もあれから約1ヶ月経って、比べ物にならないぐらい最高バロメーター上がってるからね。待ってろ仙台」


 【ヨシタツの話】「もうね、新日本時代の技も出したし、WWE時代の技も全部出して、その上で負けた。完敗。正直、首の骨折から復帰するまで俺、彼の存在すら知らなかった。今回も三冠チャンピオンだからっていうので意識したんだけど、今日で俺の宮原に対する考え方は変わりました。AJスタイルズ以来、初めて倒したいと思った相手。新日本の選手で倒したい選手がいないとか、それに値する選手がいないって言ってるわけじゃなくて、新日本でやってる時は自分の体のことで精一杯で、人を意識することができなかった。でもやっと今、対人に目を向けられるようになった。その一人目が宮原健斗。現三冠王者。おとといもあの組んでヒリヒリした感じ、俺も嫌いじゃないし、やっても組んでもいいからね。宮原健斗を味わいたい。あいつがたぶん三冠ベルトを失っても俺は宮原健斗とプロレスがしたい。久々に長いシングルマッチして、負けたけど、すがすがしい。首折ったのもこの上(第1競技場)だしね。何かと因縁があるな、ここは。TAJIRIさんとの試合から始まって、ニュー・ヨシタツ、今日は第2弾。これから第3弾、第4弾、新しいヨシタツをみせていこうと思います。どうですか? 俺シングルマッチできるでしょ? タッグマッチでも出ても1分2分とか、そんな試合しかずっとしてこなかったから、やっと今日復帰したって感じかな、首の骨折から。今日から第一歩じゃないけど、TAJIRIさんが第一歩だったから今日が第二歩。どんどん上に上がっていきます。次、シングルの大会、何かあるんですか? まぁタッグリーグもあるか。何でもいいから新しいヨシタツをみせていきたい。支えてくれた皆さんに、応援してくれた皆さんに感謝でいっぱい。(ということは全日マットに継続参戦するつもりはあると?)必然的にそうなりますね。目標とかそういうのじゃないんだよ。確かに三冠チャンピオンで立場が上なんだけど、そういうことじゃなくて彼とプロレスがしたい。やってもいいし、組んでもいいし。ただ三冠チャンピオンのベルトっていうよりも宮原健斗というレスラーに俺は興味がある。それだけ」


 今回は全日本プロレス大阪大会を観戦も、開場前には上井文彦氏が菓子折りを持って秋山準社長と対面、上井氏は22日に開催される「STRONG STYLE HISTORY」の内容が変更となって、出場予定だった秋山にお詫びに来たみたいだった。久しぶりに自分も上井氏と対面したが「最悪よ・・・」抱きつかれ、笑いながら会場を後にしたが、22日の準備に追われて大変そうだった。


 そして王道トーナメント2回戦はセミではゼウスと石川が対戦、序盤から激しい肉弾戦となるが、ゼウスがバイセップスエクウスプローションで石川を場外へ追いやると、場外ボディースラムを狙う。しかし石川が逆にボディースラムでエプロン角めがけてゼウスを叩きつけると、ゼウスは腰を強打、これを逃さなかった石川は徹底した腰攻めで先手を奪う。
 後手にまわったゼウスはフライング式バイセップスエクウスプローションで反撃すると、串刺し式のバイセップスエクウスプローションからブレーンバスターで投げ、石川が場外に逃れたところでトペで追撃、更に鉄柵外へ石川を追いやってから鉄柵越えのバイセップスエクウスプローションを炸裂させる。
 しかしリングに戻ると石川がSTO式のバックブリーカーから32文ミサイルキックを放ち、バイセップスエクウスプローションとラリアットの相打ちから、エルボー合戦、石川はニーリフト、ゼウスはボディーアタックと追尾合戦を展開すると、ゼウスがフロントスープレックスからチョークスラムを狙うも、堪えた石川はバックドロップで投げ、スライディングDからスプラッシュマウンテンを狙うも、ゼウスが堪えると、石川は串刺しラリアットからコーナーへ昇る。
 だがゼウスは雪崩式ブレーンバスターで投げると、エルボー合戦、ゼウスが逆水平、石川が頭突きと打撃戦を展開、ゼウスはコーナーからのダイビングバイセップスエクウスプローションを発射すると、チョークスラムからバイセップスエクウスプローションと畳みかけ、ジャックハマーを狙う。
 ところが腰攻めが効いたのか崩れて失敗すると、石川はファイヤーサンダー、ブルネルソンスープレックス、ランニングニーと畳みかけ、もう1発はゼウスがキャッチしてアルゼンチンバックブリーカー式バックフリップを決め、再度ジャックハマーを狙うも、阻止した石川は宮原殺し、ランニングニー、カミゴェと畳みかけた後で、スプラッシュマウンテンで3カウントを奪い、準決勝に進出。ゼウスも勝ってもおかしくはなかったが、肝心のジャックハマーが不発に終わったのが痛かった。


 メインの宮原vsヨシタツは互いにロックアップから慎重な立ち上がりとなるも、ヨシタツがミドルキックから仕掛け、場外に逃れた宮原にエプロンからのダイビングニーを発射するが、宮原も鉄柵へのギロチンホイップで反撃し鉄柱を使った首攻めを展開、これには和田京平レフェリーが厳しくチェックし宮原と一触即発となるが、ヒール経験のある宮原はこういったラフを織り交ぜてくるのも強味の一つだ。
 リングに戻ると宮原は串刺しフロントハイキックを放つも、2発目はヨシタツがかわして、宮原は肩口から鉄柱に直撃、これを逃さなかったヨシタツは鉄柵攻撃で反撃し、リングに戻って顔面ウォッシュ、サーフボードストレッチと攻め込むも、宮原も低空ドロップキックから顔面ドロップキックと譲らない。
 宮原は串刺しブラックアウトを炸裂させると、エプロンに逃れたヨシタツを追いかけるが、ヨシタツは宮原をコーナーに直撃させ、場外戦でもフロントハイキックを浴びせる宮原にハイキックを浴びせ、宮原はダウンする。
 場外カウント9で何とか生還した宮原に串刺しダブルニーを浴びせたヨシタツは、ランニングローキックから地獄バックドロップを狙うも、堪えた宮原は串刺し攻撃を阻止してコーナーへ昇ると、ヨシタツが追いかけて雪崩式ブレーンバスターで投げる。しかし起き上がった宮原は垂直落下式ブレーンバスターで応戦し、ブラックアウトから2段式ジャーマンを決める。
 宮原はシャットダウンを狙うが、堪えたヨシタツはコンプリートショットから、これも久しぶりとなるクロスフィックスで捕獲、そして再度地獄バックドロップを狙うが、宮原は浴びせ倒して阻止すると、ヨシタツはニーアッパーからペティグリー、そしてコーナーからのフライング・ニールキックを放つが、かわされて自爆となると、宮原はすぐさま後頭部へのブラックアウトを炸裂させ、もう一発を狙うが、かわしたヨシタツが地獄バックドロップが決まるも、ダメージでカバーできない。
 両者ダウンの後でエルボー合戦となり、宮原が頭突きを放てば、ヨシタツも一本足頭突きで応戦、宮原もノーモンション頭突きで応戦してからブラックアウトを狙うと、キャッチしたヨシタツが首固め、スクールボーイと丸め込み技を連発、しかしキックアウトした宮原はブラックアウトを連発してからシャットダウンスープレックスで3カウントとなり、宮原が準決勝に進出、準決勝では石川との再戦となった。
 内容的にも新日本時代に使用していたペティグリーや、封印技の一つであるクロスフィックスも解禁するなど全てを出し切ったが、宮原がヨシタツの全てを出し切った上で勝利、まさに王道プロレスの勝利だった。だがヨシタツも本気になって全日本に取り組むことを試合で示すことはしっかり出来た、今後もタッグ結成や再戦も含めて「宮原を味わいたい」と示すなど、新日本で出せなかったヨシタツを全日本で見せることになりそうだ。


 第4試合の世界ジュニアヘビー級選手権は、ウルティモは倒立式ヘッドシザースなどお馴染みの動きで先手を奪ったかに見えたが、ビリーが左膝へ低空ドロップキックを放つとウルティモは一気に失速、これを逃さなかったビリーは足四の字や裏四の字などで絞り上げ、ウルティモも延髄斬りで反撃するも、膝の痛みで攻めが続かず、場外戦でもビリーのコーナーからのトペコンを喰らってしまう。
 劣勢のウルティモは雪崩式ブレーンバスターで活路を見出し、回転エビ固めから丸め込み合戦となるが、キックアウトしたビリーはラリアットを放つとファイヤーバードスプラッシュを投下、だが勝負を焦ったのか自爆となってしまう。
 ウルティモはすかさずラ・マヒストラルを決めるも、ビリーが反転して押さえ込み、ウルティモのウラカンラナから再度丸め込み合戦となるが、ビリーの逆さ押さえ込みをキックアウトしたウルティモがラ・マヒストラルを決め逆転勝利で防衛、試合も今回も空中戦はビリーが出すだけでほとんどなく、ウルティモもほとんど攻められていたが一瞬の隙を逃さなかった。
 試合後にTAJIRIが現れ、前王者の権利を行使して再戦を要求、ウルティモと握手と思いきやグリーンミストを噴射、だがウルティモは間一髪逃れるも、TAJIRIの再戦を受けて立つ構えを見せた。

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