忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

望月成晃、47歳が3度目のドリーム王座奪取!VerserKに敗れたジミーズが解散へ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

望月成晃、47歳が3度目のドリーム王座奪取!VerserKに敗れたジミーズが解散へ

9月18日 DRAGON GATE「DANGERROUS GATE2017」東京・大田区総合体育館 4000人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○シュン・スカイウォーカー ワタナベ・ヒョウ(8分0秒 片エビ固め)Gamma ×しゃちほこBOY
※スカイウォーカー・ムーンサルト


◇第2試合◇
▼30分1本
B×Bハルク ○Kzy(10分9秒 片エビ固め)ドン・フジイ ×ジェイソン・リー
※KZ.time


◇第3試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合/60分1本
[第31代王者]○ジミー・カゲトラ(12分49秒 エビ固め)[挑戦者]ヨースケ・サンタマリア
※車懸
☆カゲトラが3度目の防衛に成功


◇第4試合◇
▼30分1本
土井成樹 吉野正人 ○Ben-K(13分16秒 エビ固め)Eita 山村武寛 ×石田凱士
※Ben-Kボム


◇第5試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[第40代王者組]○CIMA ドラゴン・キッド(22分32秒 エビ固め)[挑戦者組]ビッグR清水 ×Kotoka
※腹部へのメテオラ


(試合終了後)
CIMA「(本部席に向け)ハウメニータイム? ハウ・メニー・タイム? 何回防衛した? 7回? 7回防衛。当たり前じゃボケ! オレらは何年組んでると思ってんねん。Kotoka、ビッグR、確かに、このサバイバルレース、マキシマムとやって終盤こそ巻き返したけど、オーバージェネレーション、5、6負けを先行させてたから。土井と吉野が育てたヤングマキシマムや。今日、負けたな、Eitaと山村と石田。“ヤングほにゃらら”っていうのはオレらが先に言いだしたんや。負けっぱなしだとヤングマキシマムに取られてまうぞ。Eita、山村、オマエら2人で土井と吉野にでもケンカぶちこんだったらええやないか。Ben-Kがさっきの試合、試合終わってからも石田を足蹴にしてたやろ。なんで若いヤツがやって40のオッサンがやったらあかんのや? ツインゲートは誰がなんと言おうとCIMA、キッドのC、K、1のためのベルトや。マキシマム、土井吉野に勝った、Kotokaに勝った、次は、清水、Ben-K、全員葬ってマキシマムを全抜きしたるからな。サバイバルレース、オマエらすげえ勝ってたらしいけど、CIMA、キッドの足元にも及ばんのや。オレら誰やと思ってんねん。ツインゲートチャンピオンは誰やと思ってんねん。みんな3文字で大きな声で叫ぼうか。一発で決めるのが、オレのマイク。Eita、よく聞け。オレらツインゲートチャンピオンは何年組んで、何回防衛して、CIMAとキッド、どんな名前やと思ってんねん。オマエら、大きな声で叫べよ。せーの、C、K、1!」


【CIMA、キッドの話】
CIMA「引き出しの違いやな」


キッド「アイツらがどんな気持ちでCK‐1に挑んできたのか。このベルトに挑んできたのか。リング上でだいたいわかった。気持ちはあった。だけど、技術と経験がない」


CIMA「オマエらを批判する気はない。確かにサバイバルレース、マキシマムが突き抜けたのは土井と吉野がBen-K、Kotoka、清水、ええ若手育てたやないか。でも、それ以上でもそれ以下でもない。オーバージェネレーションは世代を超えるためにあるんや。育てるためにあるんやない。Kotoka&清水、オマエらの敗因は覚悟の差や。オレらは20年、ヒザも動かない。首はヘルニア。(キッドの)肩は脱きゅう。あっちゃこっちゃケガしてても、そんなの関係ないんや。オマエらが1日、何時間プロレスのことを考えてるか知らないけどな。オレらはDRAGON GATEを世界一にするために、まずはアジア。神戸ワールドで社長が言った通り、行くからな。アジアや。オマエらがどれだけDRAGON GATEのことを考えてても、日本にいる限りは24時間や。オレらは時差を使って、プロレスのこと、DRAGON GATEのことを25時間考えられるんや。それが覚悟の差や。ツインゲートチャンピオン、CIMAとキッドでなんて呼ばれてるか。わかるのか。3文字、大きな声で叫べよ。オレらがツインゲート7度の防衛に成功した最強のチャンピオン、CIMAとキッドでCK‐1じゃ、コラ!」


◇第6試合◇
▼敗者ユニット解散ノーDQイリミネーションマッチ/時間無制限1本
鷹木信悟 ○T-Hawk 吉田隆司 エル・リンダマン パンチ富永(34分11秒 片エビ固め)堀口元気H.A.Gee.Mee!! ×ジミー・ススム 斎藤"ジミー"了 ジミー・神田 ジミー・クネスJ.K.S
※ケルベロス


①○クネス(11分6秒 光の輪)×パンチ
②○リンダ(14分28秒 片エビ固め)×クネス
※有刺鉄線ボード攻撃
③○鷹木(16分38秒 片エビ固め)×神田
※有刺鉄線バットへの合体パイルドライバー
④○堀口(18分20秒 バックスライド・フロム・ヘブン)×吉田
⑤○斎了(20分9秒 体固め)×リンダ
※有刺鉄線ボードを被せての斎了ロケット
⑥○T-Hawk(21分58秒 エビ固め)×堀口
※BTボム
⑦○T-Hawk(26分0秒 エビ固め)×斎了
※ナイトライド
⑧○ススム(31分10秒 片エビ固め)×鷹木


(試合終了後)
T‐Hawk「おーい、見たか大田区、オレたちヴェルセルクの完全勝利だー! これでこのDRAGON GATEのぬるま湯ユニット、存在意義のないユニットが一つ消えた。これからはオレたちヴェルセルクが中心となってこのDRAGON GATEマットを力で制圧していく。いいかジミーズ、オマエら解散だぞ。わかってんのかオイ。最後によ、せいぜい大田区の客どもにお別れの挨拶しとけ。あとは知らねえよ」


(ヴェルセルクがジミーズのTシャツを破ろうとするがなかなか破れない。ポーズして退場。リングに残ったジミーズはしばし無言のまま。斎了と堀口がススムを抱き起こす。ジミーズコール。)


ススム「すいませんでした。(ヒザから崩れ落ちてうずくまって涙。その後、体を起こし)でも、今日ボクら解散を懸けた試合に挑んで負けました。ジミーズはルールに則り解散します。気づけば、最初はカゲトラと2人、負けたらリングネームがジミーになるっていう罰ゲームみたいなルールで、そしてオレとカゲトラが負けて、ボクはジミー・ススムに、カゲトラはジミー・カゲトラになりました。ホントは、ホントに最初は嫌だったよね。でも、こんなオレらをね、応援してくれる人たちがいて、そして、そのあとに斎了、堀口、キャンディ…そして2年前だね、同じこの会場でマッドブランキーと解散懸けてやったときにクネスがね、裏切ってこっちに来て、ジミーズ、そこからまた第二次が始まって、どんな試練があってもオレらは5年間、そして6年、乗り越えてきました。これは、こんな地味なオレでも、応援してくれたファンの人たちのおかげだと思います。ありがとうございます。(拍手)こんなに嫌だったジミーを、ホントに全力で守りにいったんですけど、負けちゃいました。ジミーズは、終わります。でも、これだけボクらを5年以上、全国で応援してくれる人たちがいたから、ここまで続けられたと思います。だからあと少し、1カ月とは言いません。せめてもう少し全国の皆さんにボクらジミーズとして、お別れする時間をいただけないでしょうか!?(涙、拍手が起こり、メンバーが四方に礼。)ありがとうございます。もちろん、オレら今回もしかしたらなくなる覚悟で挑んできましたけど、ホントに、こうなってしまうと…楽しかったけどね、もうジミーズ…終わっちゃいますね。でも、皆さんがいま、いいですか、あと少し? だったら、次回の後楽園ホールまで、オレらちょっとしかないですけど、残りジミーズとして活動してもよろしいですか!?(拍手)今日はこんなちょっと汚れた感じですけど、あと最後の試合まで、オレらはいつも通りのジミーズで、最後まで元気に仲良く頑張りますので、もう少しだけ応援よろしくお願いします! ありがとうございました!」


【鷹木、T-Hawk、吉田、リンダの話】
鷹木「DRAGON GATEぬるま湯の象徴、ジミーズがやっと消えたな。これでDRAGON GATEのファンも多数、喜んでるだろうな。それがオレたちの使命だ。オレたちがずっと言ってきたこれぞ弱肉強食だ。これで終わらないからな。ジミーズの次はさて、どこにしようかな。面白かったな。アイツら、アホだな。このスタイル、まさに飛んで火に入る夏の虫。普段から『エイチジーミー』とか言ってぬるいことやってるのによ、いきなりこういう試合したら、対応できるわけねぇだろ。ヴェルセルク、ナメんなよ」


T-Hawk「ジミーズ、何が『エイチジーミー』だよ。部活の声出しじゃねぇんだよ。オレたちはプロフェッショナル。闘う集団だ。オマエたちとは鍛え方が違うんだよ。わかるか。これからこのDRAGON GATE、さっきもリング上で言った通り、力がすべて。力でオレたちがすべて制圧していく。なぁ、リンダマン」


リンダ「そういうことだ。新しい風を吹かせてやったんだから、感謝してほしいところだ」


T-Hawk「これからのヴェルセルクは1ステージ、いや、2ステージ上に行く。さっきも言った通り、これからこのリング上、力がすべてだ。以上!」


吉田「ラベルが違うんじゃ!」


【堀口、ススム、クネスの話】
ススム「申し訳ないです、最後」


堀口「全員でやることやりました。その結果です」


ススム「どのユニットも同じ条件でこのサバイバルレース闘って、その結果が最後、オレらとヴェルセルクが残って、ヴェルセルクがああいうルールをアレして、オレらも逃げるわけにはいかなかった。同じ条件でやった結果、オレらは負けたんで、リング上で言った通り解散します。でもオレらはどの今までこのDRAGON GATEにあったユニットの中で一番長い間活動してきました。それもこんなオレらを応援してくれたファンの人たちがあってのことだと思います。今日大田区に集まってくれたジミーズファンはもちろんいますけども、全国でまだ今日来れなかった人もたくさんいると思います。全員への挨拶は難しいと思いますけど、少しでもオレらに残り時間をいただいて、お別れシリーズとしてね、ちょっとやっていきたいなと。今日負けてオレらどんよりしてますけど、最後の後楽園ホールまではオレららしく元気で楽しいジミーズで、で、最後はみんなにお別れできたらなと」


堀口「お客さんの反応がすべてだと思いますんで。次の10月の後楽園が最後のジミーズです。それまでボクら突っ走ります。ありがとうございました」


ススム「まだあるから時間」


クネス「最後は後楽園だから。ジミーズらしく明るくいきましょう」


◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合/60分1本
[挑戦者]○望月成晃(24分10秒 体固め)[第25代王者]×YAMATO
※顔面への三角蹴り
☆YAMATOが7度目の防衛に失敗、望月が第26代王者となる


(試合終了後、YAMATOは場外でダウン。望月もリング上で大の字のまま認定証が読み上げられる。ヒザ立ちでベルトを受け取った望月が崩れ落ち、ベルトを抱きしめる。セコンドのCIMA、フジイは涙。望月とセコンドが抱き合う)


CIMA「(涙を流しながら)もっさん、急にボクらセコンドついてビックリしたかもしれんけど、ここ何週間かの望月さんの姿見てると、この大田区でYAMATOに挑戦して、ああ、この人もう最後の一発、勝負に出て…すいません、ボクらみんな負けると思っていました。(会場笑い)負けて望月さんいよいよ、進退を口にするんかなと。それぐらいの背中、ボクら見てたんです。だから普段いないCIMA、Gamma、キッドもセコンドついて、わざわざ市川さんにも神戸から来てもらって。勝手にセコンドつかせてもらったんですけど、もっさん、勝ったじゃないですか(涙)」


望月「CIMA、20年近くいると、オレの心が読めるんだな。正直、今日はYAMATOとやって、まあリング上では強がってたけど、結果はともかく、内容で惨敗で終わるようなら、引退は勘弁してほしいんですけども、でもね、ドリームゲート戦線、ちょっとね、最後という気持ちで臨みました。でもね、CIMA、47歳8カ月、望月成晃、3度目のドリームゲート取ったぞ。まあ、オレはね、いろいろ、北尾大先生の道場からやってきて、復帰してきて、若いのが出てきてまた沈んで、若いのが出てきてまた沈んでの繰り返しだけど、CIMAとフジイは今年20周年らしいけど、まだまだ老け込むようなキャリアじゃないよな、CIMA? フジイ?」


CIMA「まあボクもキッドと一緒にタッグですけどツインゲート戦線盛り上がってきてます。ボクとフジイさんも20周年ですけど、望月さんと付き合い20年じゃないですか。その昔、ホントに20年前、東北のみちのくプロレスの青森の寒い寒い控室で、ボクらが会場入りしたら、望月さん一人でストーブであったまってたじゃないですか」


望月「あの~会場に2時間前ぐらいに着いちゃってね」


CIMA「いや、いまでもそうじゃないですか、望月さん。ボクとGammaさんは結構遅いですけど、会場入りが。望月さんはだれよりも早く会場に入って、だれよりも早くウォーミングアップして、だれよりも一番体あっためてやってたじゃないですか。ボクらホントに見てました。それだけに、すいません、今日負けると思ってました。すごいサプライズですよ。このキャリア、この歳になって、20年やってきて望月さんの試合見て、泣いてしまうと思わなかったです(苦笑)」


望月「まあでもさ、今日セミファイナルでジミーズも解散になって、現世代からこの47歳のおっさんがドリームゲートチャンピオンになって、DRAGON GATEもいよいよ来月からシャッフル状態になるんじゃないかと思うから。CIMA、フジイ、20周年って言うけどなんか記念試合的なことやってないよね? もしやるなら次の後楽園とかがチャンスだと思うけど」


CIMAがフジイと何やら相談。


CIMA「望月さん、そんな20周年20周年言ってくれて、記念試合、言ってくれるんだったら、ドリームゲート取ったんですから、次の後楽園ホールでCIMAとフジイ、タッグ組みますんで、望月さん、ボクらと組んでくださいよ」


望月「相手は?」


CIMA「言っちゃっていいんですか? ボクらの出会いはどこですか? 青森ですよね。青森、どこの団体ですか? みちのくプロレスですよね。CIMA、フジイ、望月成晃と組んで、望月さんが責任を持って、みちのくプロレスから3人ブッキングしてください」


望月「まあ、某…いろいろね、神様がどうとか言ってる方、そのお付きの人からそこそこやり取りいろいろやってるんで、連絡してみて、わかりました。じゃあ責任をもって10月5日後楽園ホール、CIMA、フジイ、望月対みちのくプロレスの3人、オレが責任を持って連絡取ってみます」


CIMA「お願いします!」


望月「まあね、来月の話はこれぐらいにしといて、47歳8カ月、望月成晃が3度目のドリームゲートチャンピオンになったぞ!(モッチーコール)正直ね、さっきCIMAに言ってたことはウソでも誇張でもなんでもなく、今日リングに上がって実際動くまで気力と体力どこまでもつか正直不安でした。でも、挑戦表明したこともそうですけど、皆さんの期待と今日のご声援のおかげで試合をやり抜いて、そして勝つことができました、ありがとうございました! オレはいろんな人から47歳で元気ですねって言われるんですけど、これはオレがすごいんでもなんでもなく、オレが18年前この闘龍門という団体に来たときに、オレはキャリアが上だからちょっとふんぞり返ってたんだけど、CIMAをはじめキッド、フジイ、まあいっちゃんは置いといて、素晴らしいパフォーマンスとコンディションを見せられて、これはキャリア関係ない、自分自身を鍛えていかないと自分の居場所がなくなると気づいて、必死で後輩の彼らに追いつこうと。このDRAGON GATEの環境こそが自分のこの47歳のいまでも動ける原動力になりました。


YAMATOは強いのがベルトを巻くんじゃない、引っ張って行けるのがベルトを巻くと。オレはね、この歳だし、オレが引っ張っていくんではなく、これから若い世代のヤツらに、いまくすぶってる20代、30代前半のヤツらに、そういうヤツらに、22、3歳? 25年たってもオレと一緒です。頑張ってれば25年後にもチャンピオンになれるんだ、DRAGON GATEにいてよかったと、この環境にいてよかったと、そういう団体にできるようにオレは背中で生きていきたいと思います。この体力がどこまで続くかわからないですけど、オレはまだまだ覚悟持ってこのDRAGON GATE、YAMATOとは違う形で、YAMATOはアイツはとっくに引っ張っていける存在だと思います。オレは背中を見せて、試合でバチバチやって、若いヤツらにいろいろ伝えていきたいと思います。2017年も残り3カ月半ですけど、なにげにこの3カ月半が非常にDRAGON GATE濃いスケジュール組んでおります。


皆さん知ってるかもしれないですけど、3日後にはCIMAとイギリス遠征に行きます。チャンピオンになってしまったので、恥ずかしくない振る舞いをもって世界に向けてDRAGON GATEのチャンピオンとして闘ってきたいと思います。そして、神戸ワールドでも社長が言っていたように、DRAGON GATEまた世界にはばたいていくときだと思います。でも、一番肝心なのは、いまここにいる会場にいる皆さん、そしてこれを見ている日本全国の皆さん、ここをおろそかにしてはわれわれはいけません。みなさん、CIMAの言葉を借りれば、47歳8カ月の望月成晃がこれからも心臓バクバクするようなプロレスを見せていきますので、DRAGON GATEについてきてください! 今日はどうもありがとうございました!」


【望月の話】「まず1年以上ね、DRAGON GATEを引っ張って来てくれたYAMATOに…まあ人気も実力もカリスマ性も、いろんな意味でDRAGON GATEを引っ張ってきてくれたYAMATOに敬意を表したいと思います。正直な話ね、自信も何もなかったです。正直、挑戦表明したときですら、いまさら望月かって思われるんじゃないかって。いろんな感情が自分の中にありました。でも、挑戦表明したとき、挑戦が決まったとき、今日勝ったとき、お客さんの歓声こそが自分の47歳の体にね、アドレナリンを与えてくれて、、最後まで試合をやり切ることができたことにね、すべての人に感謝したいです。


(5年以上ぶりのベルトだが?)そうですね。34歳で取ったときも、そのときも自分は団体最年長で、そのあと5年半ぶり、そこからさらに5年9か月ぶり。まあでもね、さっきも言った通りね、いろいろ体力なくなっていく中、160試合以上、試合で立たせてくれて、でもどんどんどんどん若手の突き上げがあって、自然とやっぱやらなきゃやらなきゃっていうね、こういうDRAGON GATEの素晴らしい環境こそが自分を突き動かしてくれたというか。プラスね、KOGの鷹木戦や、この前の清水戦のときのようになんとなく自分の中で変化球も交えながら、それでも最後ね、直球でね、封じ込めたっていうのは、自分の中で誇らしいところかなと思います。まあ、今日がね、ピークにならないように、まだくすぶってる20代前半のヤツらが、残り20年30年DRAGON GATEにいても活躍できる場があるよというね、そういう背中を見せていけたら、YAMATOのように引っ張っていくのとは違う形で自分のね、背中を押すのか引っ張るのかわからないですけど、自分のこのDRAGON GATEの中での存在意義が見えてくるんじゃないかと思います。


(今年は早くからベルトを狙いに行くと公言して、有言実行)そうですね。でもね、やっぱりユニットに入ってないということはね、何かしら結果を残して、さらにアクションを起こさなきゃいけない。まあただ自分の中でね、初頭に言ったかもしれないけど、やっぱり5月のキング・オブ・ゲートというのが唯一のチャンスで、決勝には残れなかったけどね、鷹木信悟という強敵を破ったことでちょっと自分の中で自信が蘇って、そしてワールド明けの京都のときに丸め込みという形でもね、YAMATOを破ったと。ここが唯一無二のチャンスなんじゃないかと思って。逆にね、そこでビッグR清水が横やりを入れてきて、自分なにげに3回目ですけど、ベルト、過去2回とも挑戦者決定戦を経て奪取したというげんのいいことがあったんで、もしかしたらアイツの横やりが自分の中でいい形で作用したかなっていう気はします。


まあ、ここからね、ジミーズも解散になって次だれが来るかわからないけど、オレは本気でね、若いヤツが来てもいいと思うし、ジミーズも悔しいと思ったヤツが来てもいいと思うし。まあ現世代はね、今年YAMATOが一通りやったんで。まあだれが来るかわからないけど、まずは次の後楽園、これぞと思う3人が自分の中で思い浮かんでるんで、ずっと支えつつ敵対しつつお互い闘龍門ジャパン時代から支え合ってきたCIMA、フジイといい形で20年やれればいいなと思います」


【YAMATOの話】「なんか1年以上守ってきて、ドリームゲートを守ってきて、なんか結局、オレはなんも変えることができなかった。望月成晃に取られたうんぬんって話はオレがただ望月成晃より今この時点で弱かったっていう、それだけの話だから。あの人が47歳でこれだけできるんだからオレもまだまだ36歳。4度のドリームゲート戴冠っていうことは、5度目があるってことだ。オレがドリームゲートチャンピオンになってDRAGON GATEを1ステージ上に、DRAGON GATEを黄金時代に導くといった言葉。ただ1年じゃ何も変えられなかった。だけども、オレが一番初めてDRAGON GATEを黄金時代へ、ワンステージ上へって、そういう構想をオレが一番初めに表明したんだ。それだけでもオレは価値があることだと思ってる。変えようと思わない人間がトップにいたところで何も変えられりゃしないんだから。オレはまだまだあきらめたわけじゃないし、オレの言ってる構想というのは別にドリームゲートうんぬんっていうのは全然関係ないから。ドリームゲートがなくたってオレの構想は常時叶えることができる」


(ここでVerserK登場。)


鷹木「情けねえな」


吉田「しょっぺえな」


鷹木「今チャンプじゃなかった。元チャンプ」


T-Hawk「47? あんなオッサンに負けてよ、オマエ1年間何やってたんだ。オレたちヴェルセルクはさっきも言ったけどな、力でこのリングを制圧していく。いいか、オマエみたいな力なき者は今すぐ去れ」


リンダマン「そういうことだ。オレたちがさっきリング上で示したように、オレたちこれから好き勝手に大暴れ、いつも以上にしていくからな」


鷹木「まあベルトねえから、次はトライブ解散させようぜ。もうベルトねえんだからエラそうなこと言うなよ」


吉田「ザマーミロ」


(VerserK去る)


YAMATO「今この時点では返す言葉ないけども、アイツらドべのケツだったから解散マッチ闘ったんでしょ。アイツら頭がいかれてる。さっきも言ったけど、変えようと思わない人間にこのDRAGON GATEを変えることはできない。今のヴェルセルク、アイツらまさにそうでしょ。鷹木信悟、オマエが王者になって何が変わったんだって。別にオレはどうだっていい。今の若い連中のために次のDRAGON GATEを作っていかなきゃいけねえんだよ。誰の手柄でもなんでもねえじゃねえか。オレの言ってる次のステージって言葉はベルトがあってもなくても関係ないから。オレがチャンピオンでいたこの1年間、ユニットとしてのトライブ・ヴァンガード、おろそかにしてしまった部分はあるから。またね、4度あることは5度目あるから。47歳の望月成晃にできたんだから、36歳のオレにできないことはない。力を蓄えて次の機会狙っていきます。今月25日からオレは仙台入りするから。とりあえず仙台の皆様に一軒一軒謝罪して次は11月26日、仙台のタイトルマッチを控えます。センキュー」 


 DRAGON GATE年に1回の東京でのビックマッチのメインはYAMATOの保持するドリーム王座に、清水との挑戦者決定戦を制した47歳のベテランである望月が挑戦。
 序盤は互いに打撃やグラウンドで牽制し合うも、エプロンの望月は水面蹴りからロープ越しのPK狙うと、YAMATOがキャッチしてアキレス腱固めで捕獲、そのまま場外戦になると望月がローキックからエプロンからのムーンサルトアタックを発射、、リングに戻った望月はローキックからアキレス腱固め、ローキック、ニークラッシャー、ローキックからアキレス腱固め、クロスヒールホールドと足攻めを展開する。
 しかしYAMATOも低空のgo 2 Hospital II、逆片エビと足攻めで反撃し、望月は膝十字で返すもYAMATOはヒールホールドで返し、望月はローキックからジャーマン狙いはYAMATOが回転エビ固めからアンクルホールド、そして足四の字固めへ移行しようとするが、望月は下からの顔面蹴りで脱出、ミドルから跳び膝、ビックブーツと反撃する。
 go 2 Hospital IIをかわした望月はYAMATOを逆さ吊りにして顔面蹴り、ミドルキックもYAMATOは受けきってアンクルホールドも、望月はアンクルホールドで切り返し、PKを連発も、YAMATOは顔面蹴りからgo to Hospital I、ミサイルキックを連発する。
 コーナーでの攻防はYAMATOが頭突きで制したかに見えたが、望月が最強ハイキックからブレーンバスターで投げ、イリュージョン、真最強ハイキックもかわしたYAMATOはスリーパーからギャラリア、望月が下からのハイキックと一瞬の隙を逃さず、ーキックから顔面蹴りを連発する。しかし三角蹴り狙いはYAMATOがキャッチしてアンクルホールドで捕獲、全知全能のフランケンシュタイナーを狙うが、望月が丸め込み技で応戦すると、顔面へのバトンキック、ミドルキックも、三角蹴り狙いはYAMATOがgo 2 Hospital IIで阻止すると、go 2 Hospital II、go 2 Hospital Iからハリケーンドライバーを決めると、左右エルボーから変形ギャラリアを決める。
 YAMATOはギャラリアを狙うが、望月が裏ツイスターで切り返すと、望月の張り手に対しYAMATOは頭突き、そぁそ望月は掌打から真最強ハイキック、イリュージョン、真最強ハイキック、三角蹴りと畳みかけて3カウントを奪い、6年5ヶ月ぶりに王座を奪取した。
 試合後には闘龍門から一緒だったCIMA、フジイ、キッドらが揃って望月を祝福、CIMAも涙を浮かべていた。自分も今回ばかりはYAMATOが有利かと思っていたが、望月が今回に備えてなのかしっかり体を絞ってくるなどベストコンディションで臨んでいた。獣神サンダー・ライガーがスーパージュニア、永田裕志がG1が今大会でラストにしたが、望月も例外ではなく、今回のドリーム王座挑戦は最後の挑戦として位置づけるも、望月は勝って大ベテランの意地を見せつけた。


 セミの敗者ユニット解散マッチは、最終戦までの経過を見てみると

 VerserKと最下位争いをしていたOVER GENERATIONは3位浮上で解散マッチは免れるも、代わりに失速したジミーズが4位に転落、VerserKとの解散マッチに挑み、試合形式もノーDQイリミネーションマッチとして行われ、かねてから有刺鉄線を投入を予告していた鷹木は、デスマッチではなくアイテムとして有刺鉄線をリングに持ち込んだ。
 序盤はVerserKが堀口に集中攻撃も、ジミーズが連係で反撃しクネスが富永を光の輪で捕らえて3カウントとなりジミーズが先制、だがリンダがクネスを有刺鉄線ボードに直撃させて3カウントでタイにクネスが退場、続いて鷹木とリンダが有刺鉄線バット上での合体ツームストーンパイルドライバーで神田が3カウントに追いやり退場でVerserKが逆転する。
 VerserKは再度堀口を捕らえるが、堀口に髪が宿って吉田にバックスライド・フロム・ヘブンで3カウントを奪い、再びタイに持ち込むと、続けて斎了がリンダを斎了ロケットwith有刺鉄線ボードで3カウントを奪い、ジミーズが再度逆転、だがT-HawkがBTボムで堀口から3カウントを奪い、再びタイとなると、T-Hawkが斎了にケルベロスからナイトライドで3カウントを奪って斎了が脱落、ジミーズはススムだけとなる。 
 鷹木とT-Hawkに痛めつけられるススムは有刺鉄線テーブル上でのパイルドライバーを喰らうも、イスでのフルスイング狙いはススムが毒霧噴射で阻止、鷹木にイスで殴打からジャンボの勝ちで鷹木が退場してタイになったが、ススムの有刺鉄線ジャンボの勝ちなども放っていくも、最後はT-HawkのBTボム、ナイトライド、ケルベロスで3カウントとなり、ススムは力尽きた。鷹木は他団体でデスマッチも経験しており、ルールも上手く活用していたことから、ノーDQマッチはVerserKが有利だったか、ジミーズも何度敗者解散マッチとなっても踏みとどまってきたが、遂に敗れ解散が決定となった。


 ツインゲート選手権は王者のCK-1がKotokaの腹部を徹底的に狙い撃ちにして主導権を握り、CIMAの援護を得たキッドがウルトラウラカンラナを狙うも、清水がラリアットでカット、乱戦となるとKotokaがCIMAにモモラッチからカルデラ狙いは、CIMAが両足で迎撃するとシュバイン、腹部へのメテオラで3カウント完勝防衛となった。


 ブレイブ選手権はマリアのリップロップを防ぐために、カゲトラが黒い口マスク着用で試合に望むも、マリアは乳首攻撃や尻攻撃、股間攻撃で揺さぶりをかけ、遂に口マスクも剥ぎ取ってリップロップで捕らえる。しかしマリアの狙い撃ちを切り返したカゲトラは一騎当千を決めると、マリアのジャパニーズレッグロールクラッチも凌いだカゲトラは車懸で3カウントを奪い王座を防衛した。

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。