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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

ザックの関節地獄に耐え抜いた棚橋が王座防衛!次期挑戦者に飯伏を指名!

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ザックの関節地獄に耐え抜いた棚橋が王座防衛!次期挑戦者に飯伏を指名!

9月16日 新日本プロレス「DESTRUCTION in HIROSHIMA」広島サンプラザホール 3601人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 YOSHI-HASHI 邪道(7分20秒 バタフライロック)天山広吉 獣神サンダー・ライガー ×タイガーマスク


◇第2試合◇
▼20分1本
○ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー(4分32秒 片エビ固め)バットラック・ファレ ×レオ・トンガ
※パルプフリクション


◇第3試合◇
▼ROPPONGI VICE FINAL MATCH/20分1本
ロッキー・ロメロ ○バレッタ(6分55秒 エビ固め)高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ
※ストロングゼロ


◇第4試合◇
▼20分1本
真壁刀義 マイケル・エルガン ○飯伏幸太(8分9秒 片エビ固め)鈴木みのる ×飯塚高史 TAKAみちのく
※カミゴェ


◇第5試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第53代王者組]○田口隆祐 リコシェ(15分41秒 オーマイ&ガーアンクル)[挑戦者組]×金丸義信 タイチ
☆田口&リコシェが初防衛に成功


(試合後、外国語解説を務めていたロメロが登場)
ロメロ「今宵、ロッポンギ・ヴァイスは死んだ……! だが、ネクスト。ニュー・ジェネレーション、新しい時代の“ロッポンギ”がまもなく生まれる! タグチ・カントク? おまえは、自分をたった一人の監督だと思ってるかもしれない。でも、それは間違いだ! “ロッキー・カントク”もいるんだぜ?(ニヤリ)。俺は、新しいチームを連れて帰ってくる! それは大きくて、早くて、3000倍も素晴らしいチーム。その名も“ロッポンギ・3K”だ!そして、近いうちにIWGPジュニアタッグ王座を奪うだろう! わかったか、ヒロシマ? じゃあ、おまえたちはそのままで。そのままでいいぞ?」


リコシェ「ロッキー。タグチコーチも俺も、そしてファンのみんなも意味がさっぱりわからないよ。“ロッポンギ・3K”ってなんなんだ? まあ、いいよ。そんなことは関係ない。俺とタグチコーチの“ファンキー・フューチャー”、タグチジャパンは今後もIWGPタッグチャンピオンとして防衛し続けるよ。フォーエバーにね!」


【リコシェの話】「いや~、今日は最高の試合だったね。本当にプラン通り、俺とタグチコーチのチームが、タイチ&カネマルをキッチリとぶっ潰してやった! そして、みんな誰も意味がわからないと思うけど、次に降りかかってきた問題。ロッキーがリングで言っていた“ロッポンギ・3K”だっけ? あれはなんなんだ? まあ、いいさ。俺たちがそんなチームに負けるわけがない。そうすると、俺とタグチコーチの“ファンキー・フューチャー”は今後も無敵街道を突っ走るよ。フォーエバーにね!」


【田口監督の勝利インタビュー】「タイチ、金丸、強かったよ。ただやはり、あべみほタンがいなければなにも出来ない、ここまでのチーム。あべみほ潰しが成功したってわけですよ。うまいことあべみほ潰しが成功して、なんとか防衛出来ました。あべみほタンがいたらおそらく獲られていたでしょう。うまく作戦成功ですよ。逆を言えばただ踏まれたかったですけどね。次はロッポンギ…。行け!3000!3000も数字いらない。69で十分こと足りますよ。3000なんて大きな数字いらない。69ですよ。こっち(※リコシェ)が6で、こっち(※田口)が9です。シックス、ナインで十分です。次の大きいところは両国?神戸もあるか。タイトルマッチだから大きなところでやってください。水飲んで水割りにしないと」


【金丸、タイチの話】
タイチ「飲み過ぎたな…飲み過ぎた。こんなんで終わってたまるか。こんな小さい枠でよ、オレら終わったと思うな」


金丸「毎回言うなオマエ」


タイチ「マジのやつだから、よく見とれ!持ってこい酒を。酒の席でしか言えねえな。終わんねえぞ。見とけ」


◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第77代王者組]ハンソン ○レイモンド・ロウ(11分5秒 エビ固め)[挑戦者組]ランス・アーチャー ×デイビーボーイ・スミスJr.
※フォールアウト もう1チームは[挑戦者組]タマ・トンガ タンガ・ロア
☆ハンソン&ロウが3度目の防衛に成功


【タマ&ロアの話】
タンガ「イージーだ。まだ、3回のうちの2回だろ? 大事なのは次のもう1回だ。どうやってフィニッシュする? どうやって? そのプランは持ってるぜ?」


タマ「あともう1回! 戦略、戦略、すべてはゴリラズの戦略なんだよ? それにしても、アイツらは相変わらずレベルが低いな。俺たちはハンサムで未来形のチームなんだ。アイツらとは、1,2,3,4、5、6、7段階もレベルが違うんだ。まあ、いい。答えはもうすぐ出る!」


【アーチャー。スミスの話】
スミス「ワン・モア・チャンス! ワン・モア・チャンスだ! あと1回だけ、闘えばKESの腰にタッグベルトが戻って来る! 俺たちが必要としているのは、ワン・モア・チャンスだ!」


アーチャー「いよいよコウベだな? このクソみたいなルールにもだんだん慣れてきたが……。まあ、次の試合を観れば、すべての理由がわかるだろう。次のコウベでは、全員が死ぬことになるだろう…!!」


【ハンソン、ロウの話】
ハンソン「俺は感じてるぜ! もうすぐだってことを!」


ロウ「3回のうち、2回を俺たちが制した! ウォーマシンが世界を征服する時が……!」


※ここでタマ・トンガ&タンガ・ロアが拍手をしながら登場。
タマ「タイム、タイム、ちょっと休憩しろよ!」


ロア「おまえらに言いたいことがある!」


※ここでランス・アーチャーとデイビーボーイ・スミスJr.も登場
ランス「おまえら、ふざけんじゃねえ! あんなルールでやってやれるか!」


スミス「テメーら、ぶっつぶすぞ!」


※ここで4人が口々に言い合いになり、3チームがおたがいを激しく罵り合う。
タマ「次は決着戦だ! 本物の闘い、“ノーDQマッチ”でやろうじゃないか!アメリカではトルネードマッチと言われる試合、ジャパンでは“タイフーンマッチ”と言う名前でもいいかもな」
ロウ「いいぞ、受けてやる! 俺たちはやってやるぞ!」


ランス「ふざけるな? どのみちおまえらは、コウベで皆殺しだ! ファ○ク・オフ!」
※ここでKESとタマ&タンガは控室へ。


ハンソン「ウォーマシンは、逃げも隠れもしない! コウベでは“ノーDQ”でもいい。特別にウォーマシンルールでやってやるぞ?」


ロウ「おまえら、逃げるなよ? 反則なしのルールで徹底的にやってやる! コウベを楽しみにしておけ!」


◇第7試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL SANADA ○BUSHI 高橋ヒロム(12分17秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 石井智宏 矢野通 ウィル・オスプレイ ×外道
※MX


◇第8試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第77代王者]○KUSHIDA(16分56秒 バックトゥザフューチャー)[挑戦者]×エル・デスペラード
☆KUSHIDAが2度目の防衛に成功


(試合後、オスプレイがリングに登場。KUSHIDAに拍手を送る)


KUSHIDA「防衛おめでとう、KUSHIDA! ヘイ。俺は、前回『BEST OF THE SUPER Jr.』決勝でおまえに負けた。まあ、いい思い出だけどね。そして、私の国・イギリスのトーナメントでもおまえに同じように負けた。どうしても俺はおまえに勝てない。でも、何度負けても俺はドンドン成長する。そして再び立ち上がってくる。KUSHIDA、おまえは俺のハート、ソウル、パッションを消すことはできない。そして、俺がこの新日本プロレスのジュニアをネクストレベルに上げていきたいという気持ちもな! そのためにもチェンジが必要だ。だからこそ、もう1回! KUSHIDA、おまえに挑戦しないといけないんだ。それはリョーゴク・スモーアリーナ! そこでもう一度、IWGPジュニア王座を賭けて、俺と闘え!」」


(すると、ここで高橋ヒロムも登場し、何かをしゃべろうとするも、オスプレイが右のナックルでKOに追い込んでしまう。そこからオスプレイはKUSHIDAと視殺戦を展開。そして、両者はリングをあとにした。我に返ったヒロムはリングで駄々っ子のように身体をジタバタさせ、悔しさをあらわにして退場した。)


【KUSHIDAの話】「強かった、デスペラード。膝が動かない。台風直撃とか、北朝鮮ミサイル発射したり、ボクがこの間まで行っていたイギリスでテロがあったり世界情勢が動いてる中で、こうやって広島でこのベルトを賭けてタイトルマッチが出来た、それもセミで。きっとなにかしら意味があるんだ、絶対。意味があるんだ。デスペラード、この試合に懸ける意気込みはたしかに感じ取りました。この試合を経て鈴木軍へのスタンス、TAKAタイチへのスタンス、なにかしらに変化あることを期待しています。紙一重でしたね、改めて。やっぱりカレが使うモノは卑怯だとは、どう考えたってそうは思えない。長くプロレス見てるからね。小学校の頃からプロレス好きで見ていて、プロレスというのはやっぱり生き方だから。その生き方を否定する、失礼なことないでしょ。『ふざけんな!コノヤロー!』と思うけども、それはカレの生き方だからね。誰になにを言われようが人の発言に右に行ったり、左に行ったり、人前で表現する者がそうじゃダメでしょ。少なからず今日の試合がカレに変化をもたらすことを…。せっかくタイトルマッチやったんだからそれを願いますね。次の挑戦者、オスプレイかヒロム。どっちでもいいよ。このベルトに懸ける思いが強いほうとやりたいですね。チャンピオンなんで、来る者拒まず。対イングランド何勝何敗か分かりませんけども胸を張って、何度でもかかってきなさい!」


【デスペラードの話】「チクショー!アーッ!チクショー!ぶっ殺してやる!絶対ぶっ殺してやる!なにが違う!?テメェとオレはなにが違う!許さない!絶対に許さない!!」


【オスプレイの話】「いいか? 俺とヒロムのストーリーはもう終わりだ。もうヒロムとは遊んでいられない。“ネコの話”もこれで終わりだよ。もう俺の次のターゲットはKUSHIDAに定まった。俺はKUSHIDAに負けても負けても負けても、さらに成長し続けてきた。そして、俺はそのたびに強くなって帰って来た。俺のいまの目標は、新日本プロレス・ジュニアを次のレベルに進化させること。そのためにも、次のリョウゴクでは俺がKUSHIDAのベルトに挑戦しなければいけないんだ」


◇第9試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第16代王者]○棚橋弘至(30分13秒 片エビ固め)[挑戦者]×ザック・セイバーJr.
※ハイフライフロー
☆棚橋が2度目の防衛に成功


(メインイベント終了後、レッドシューズ海野レフェリーが棚橋の肩にIWGP ICベルトをかけ、手を掲げる。そして、棚橋がファンの声援に応えてマイクアピールを開始。)
 
棚橋「新日本プロレスが! 広島にー! 帰って来たぜーー!!(※大歓声&『棚橋』コール) 聞いてくれ。このインターコンチのベルト、次の挑戦者、決めてある(※場内驚き)。それがインターコンチの特権だからな。行くぞ~。飯伏ーー!!(これを受けて飯伏が特設ステージに登場し、さらなる大歓声が起きる。そして、飯伏が特設花道を前進してリングへ入り、至近距離で棚橋と対峙。両者へ向けた大コールで場内が二分される。) そんな中、棚橋と飯伏は短く言葉を交わし、飯伏は軽く会釈してエプロンへ下がる。)飯伏、俺のインターコンチはな、面白いと思ったヤツはすぐにやるんだ。次はお前だ。挑戦を受けてくれ(ここから2人がロープを挟んで向かい合い、飯伏が「お願いします」とだけ言い残して退場した。)


棚橋「皆さん、棚橋が、久しぶりに、メインイベントに帰って来ました(※大拍手)。とてもうれしいです。今日はありがとうございました!(これで棚橋はリングを降りようとするが、大「棚橋」コールを受けて再びリングイン。そして、川人からエアでギターを受け取ると、「広島ーー!! 広島ーー!! 広島ーー!! 盛り上がって行こうぜーー!!(1回目のエアギターを披露。その直後、場内がアンコールに包まれ、棚橋は2回目のエアギターを演奏。締めでギターをクラッシュすると、今度は「もう1回」コールが起きる。 すると棚橋は、リングサイドの女性ファンから新しいギターをエアで受け取り、新曲で3回目のエアギターを敢行。ファンが「棚橋・最高」コールを送る。)ここで棚橋が三度マイクを握り、改めて超満員のファンに感謝の挨拶。)広島は凄い街です(※大拍手)。今日、この会場を締めれて本当によかったです。ありがとうございました!(※大拍手&『棚橋』コール) ありがとう。ありがとう! 皆さん本当に、遅くまでありがとうございました! じゃあ最後にー! 広島の皆さーん!! 愛してまーす!!」


【棚橋の話】
――防衛おめでとうございます。
棚橋「ありがとうございます!」


――改めて、ザック・セイバーJrと闘ってどうでしたか?
棚橋「鈴木軍ではありますけども、あの体で、技術一本で世界中に呼ばれて、駆け上がっているザックが羨ましいと思いました」


――関節技の攻防で負けちゃいけないという気持ちはありましたか?
棚橋「その通りですね。ヤングライオンの頃は技なんてなくて、限られた手数で気持ちをぶつけ合っていた。キャリアを重ねていくうちに、泣く泣く切り捨てていった技術もあって…。今日は試合開始10分思う存分レスリングできました。」


――厳しい闘いを制して、最後にリングの上で飯伏選手の名前を出しました。その思いを聞かせてください。
棚橋「IWGPが強大過ぎて、どう価値に追いつくか。きっといろんな王者が悩んできたと思う。その中でインターコンチ、あるのは瞬発力だと思う。適当なこと言って誤魔化しているんじゃなくて、ファンが見たいカードを『いま出せばいいでしょ!』とプロレスをオレは好きで育ってきたから『いまやればいいのに!』というものがしい気持ちもすごく理解出来るからインターコンチは瞬発力で勝負します」


――つまり熟成期間を置かずにすぐ見られるというベルトなんだと価値観をアピールするということで飯伏選手を指名したのですか?
棚橋「そうですね。それと逆方向のベクトルで、いまの新日本のトレンドと今日みたいな違う闘いをしたい。それがインターコンチの武器です」


――改めて飯伏選手を指名した理由はなぜですか?
棚橋「何回やってもおもしろい相手っているんですよ。『『G1』の鹿児島でやったからいいじゃないか』じゃなくて、場所が変わって、人が変わって、時間軸が変われば、そこで生まれる闘いはすべて違うから」


――広島でメインを締めたことについて特別な思いがあると思いますが、いかがですか?
棚橋「もちろん。やっと帰って来れたなという思いもあるし、惜しかったな広島カープ優勝。ドラゴンズファンだけど、カープ優勝して棚橋防衛だったら広島市内がドンチャン騒ぎに棚橋防衛も乗っけたかったんですけど、またカープは頑張って!」


――地元球団の優勝が決まるかもしれない日に、これだけお客さんが新日本プロレスの会場に来て下さっているのはすごいですね。
棚橋「多少時間帯は違えでも『なにはさておき、オレはプロレスが見たいんだ!』というみんなの気持ちだと受け取っています」


――久々のエアギターはいかがでしたか?
棚橋「『G1』でもやりましたが、これからどんどん腕を上げていくので期待しておいてください」


――新曲のイメージは?
棚橋「新曲のイメージはまだボクが掴み切れていないので、みんなが先に覚えてください!」


【ザックの話】「フ○ック! ふざけるな。俺はコメントなんか出したくないんだ。チクショー。ああ、俺はチャンピオンになりたかった。タナハシはこのシリーズの前に1ヶ月間撮影して、ムービースターになったんだろ。だから、体調は万全ではないハズだ。それでも負けてしまったが、今後はさらにパーフェクトなコンディションのタナハシがどんなものか? 今後のタナハシがどうしていくのか、俺はシッカリ見ているぞ? フ○ック!」


【飯伏の話】 
――王者に指名されるというかたちでリングに呼ばれましたが?
飯伏「そうですね。正直、ビックリしてますけど。あの~。『G1』では自分が勝っているんですけど、正直、本当に棚橋さんに勝ったとは思っていないので、ちょうどいいタイミングでのタイトルマッチができるかなと。ここで、本当に、本当の勝負がしたいと思います」


――そして、“棚橋越え”を?
飯伏「ハイ。本当の“棚橋越え”をしたいと思います」


 新日本プロレス9月のビッグマッチ第二弾の広島大会のメインは棚橋の保持するインターコンチネンタル王座に鈴木軍のザックが挑戦、7・17きたえーるでのG1開幕戦、最終戦でのタッグマッチと2度に渡ってザックの関節地獄の前にギブアップを喫し煮え湯を飲まされた棚橋、今回は自らのベルトをかけて背水の陣を敷く形でザックを挑戦者に迎えた。


 序盤はザックのクルックヘッドシザースに対し、棚橋はヘッドロックで返すが、エアギターを狙うとザックがすぐ腕十字で捕らえにかかるなど、棚橋の一瞬の隙を突くが、棚橋も敢えてザックのフィールドに飛び込み、オーソドックスなグラウンドテクニックで変則的な関節攻撃を狙うザックに応戦、、ザックが棚橋の両腕をクロスして首を絞めるが、棚橋が切り返し、両者は切り返し合いを展開するも、下からすり抜けた棚橋が再び切り返すと、なかなか自身のペースに持ち込めないザックは場外に逃れ、鉄柵を蹴り上げるなど苛立ちを露わにする。
 リングに戻ったザックは棚橋の痛めている右腕を捕らえアームツイストから右腕攻めを展開して、強引にリードを奪いにかかり、棚橋もドロップキックで場外に追いやり、プランチャを発射も、ザックは脇固めで捕獲する。右腕を攻められた棚橋はトップロープ固定式のツイストアンドシャウトを狙うが、右腕に力が入らず失敗も、変な形で落とされたザックは首を捻ってしまい、棚橋の青天井エルボー狙いを腕十字で切り返そうとするザックに、棚橋はグラウンド式ドラゴンスクリューで捕らえ、左膝への関節蹴りで膝攻めを狙うが、逆さ押さえ込み狙いをザックが右腕へのオーバーヘッドキックを放つとシャイニングトライアングルで捕獲、だが棚橋がテキサスクローバーホールドで切り返すと、ザックも裏十字で返し、ザックのローキックをキャッチした棚橋は軸足への低空ドロップキックを放つも、スリングブレイド狙いはザックは足絡め式卍固めで捕獲、だがエプロンに出た棚橋もロープ越しのドラゴンスクリューと譲らない。
 棚橋は場外のザックにコーナーからのハイフライアタックを炸裂させると、ハイフライアタック、ハイフライフローを狙うが、鈴木みのるが乱入して阻止しスリーパーで捕らえてからザックがPKを炸裂させる。ここでエルガンが駆けつけて鈴木を排除してから、棚橋は再度ハイフライフローを投下も、ザックが剣山で迎撃してからジムブレイクアームバーで捕獲も、右腕のテーピングを剥がした隙を突いた棚橋が丸め込みで切り返すと、ザックのフロントネックロックに対してツイストアンドシャウトを連発、最後はスリングブレイドを決めるとハイフライフローを決め3カウントを奪い王座を防衛、ザックに対してリベンジを果たした。
 今回はグラウンドの攻防だけで15分が経過してしまい、序盤はザックが棚橋の隙を突くも、終盤では逆に棚橋がザックの隙を突いて流れを変えるなど、一瞬の隙を見せれば命取りになる、まさに言葉通りに試合だったが、最後は棚橋がザックの隙を突いて勝利に結びつけた。


 棚橋は次期挑戦者に8・1鹿児島でのG1公式戦で敗れた飯伏を指名した。飯伏のインターコンチ王座挑戦は2度目、前回の挑戦は挑戦者を募る中邑真輔に飯伏が宣戦布告した形で挑戦となった。おそらく11・5大阪での選手権が濃厚となるが、新日本での象徴となった棚橋を飯伏が越えることが出来るか?


 セミのIWGPジュニアヘビー級選手権はKUSHIDAがハンドスプリングエルボーから突進も、開脚で場外へいなしたデスペラードが高速トペコンを発射、客席でKUSHIDAの左足をマフラーホールドで捕らえて、リングに戻ってからはジャベで足攻めを展開、ギターケースを持ち出してギターショットを狙うが、海野レフェリーがギターを奪うと、デスペラードはケースから鞭を持ち出してKUSHIDAをシバきあげ、KUSHIDAもキックなどで流れを変えようとするが、左膝を痛めて威力が半減も、前転からのDDTから左腕へのドロップキックと腕攻めで反撃、雪崩式ジャンピングアームブリーカー、カミゴエ式ストンピングの連打からアーロックで捕らえるも、デスペラードはヌメロ・ドスで切り返し、KUSHIDAの膝を三沢トレーナーがチェックしている間にコーナーにイスをセット、しかしKUSHIDAが逆にイスに叩きつけてから腕へのバトンキック、バックトゥ・ザ・フューチャー狙いはデスペラードがKUSHIDAをレフェリーにぶつけてマスクを取り、KUSHIDAが剥ぎ取ったとアピールする。
 海野レフェリーがKUSHIDAがもめている隙を突いてデスペラードが急所蹴りから丸め込み、ギターラ・デ・ラ・ムエルタを決めるが、ピンチェロコ狙いはKUSHIDAがアームロックで捕らえ、逃れたデスペラードの突進をKUSHIDAがオーバーヘッドキックで迎撃するとバックトゥ・ザ・フューチャーを狙うが、デスペラードが阻止し、マサヒロタナカも左膝への関節蹴りで阻止したデスペラードは雪崩式ピンチェロコを狙う、しかしKUSHIDAは雪崩式ホバーボードロックで捕獲すると、デスペラードは必死で逃れようとしたところで、KUSHIDAはバックトゥ・ザ・フューチャーで3カウント王座防衛、策も弄したが結果に結びつくまでには至らなかった。
 試合後にはオスプレイが挑戦表明し、オスプレイを付け狙っているヒロムも立ちはだかるが、オスプレイは「邪魔だ!」と言わんばかりヒロムを殴りつけた。KUSHIDAvsオスプレイも海外での対戦を含めるとKUSHIDAの4連勝で、オスプレイは未だにKUSHIDAに勝つことが出来ない、本来なら挑戦の権利はないが、ここで名乗りを挙げた以上、オスプレイにしても後がないという意味なのかもしれない。


 IWGPジュニアタッグ選手権は場外戦で主導権を奪った鈴木軍が田口を捕らえるも、リコシェがリーブロックを狙う金丸にドロップキック、タイチには619、フライングフォアアーム、その場飛びムーンサルトと猛反撃、だがペナドリラーがかわされると鈴木軍が一気に攻勢に出るが、金丸がウイスキーミストからタイチのタイチ式外道クラッチは田口が間一髪カット。しかし交代を受けた田口のヒップアタックが再三自爆に終わると、金丸はディープインパクトを決めるが、タッチアウト狙いは田口がオーマイ&ガーアンクルで切り返す。
 そこでタイチがマイクスタンドで田口を殴打すると、ウイスキーボトルを田口にラッパ飲みさせ、酔ったと思って鈴木軍が白角を決めるも、田口はカウント2でキックアウト、続けてハイボールWを狙うが、田口が堪えてタイチにミサイルヒップを放ち、リコシェは金丸を雪崩式フランケンからペナドリラー2ポイントで排除すると、王者組はどどんズスロウンで金丸を捕らえてから、田口がオーマイ&ガーアンクルで捕獲したところで、リコシェが金丸にファイヤーバードを投下し金丸がタップ、王者組が難敵の鈴木軍を破り王座を防衛した。
 試合後には今大会をもってロッポンギヴァイスを解散したロメロがCHAOSの監督に就任、新パートナーと共に挑戦を表明した。ロメロの新パートナーはオスプレイが候補となっているが、オスプレイはIWGPジュニア王座に照準を絞ってしまった。ロメロは新パートナーに誰を連れてくるのか?


 


 IWGPタッグ選手権はGODがロウにゲリラフォーエアーを決めカバーに入るが、試合権利はスミスに移っていたことでフォールは無効となり、今度はKESがロウにキラーボムを狙うが、ハンソンがカットすると、ウォーマシンがスミスを捕らえ、フォールアウトで3カウント、今回も乱戦になりながらも試合全体を把握していたウォーマシンが制し王座を防衛した。


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ふぅ。今日は疲れ……


— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年9月16日
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