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今年も一年の計はZERO1にあり!小幡が田中を降し世界王座を奪取!爆破王とWタイトル戦へ
1月1日 ZERO1「謹賀新年」後楽園ホール 835人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇新年の挨拶◇
(開始時間になるとオッキー沖田リングアナがあいさつ。「2018年を勝負の年とし、ZERO1はプロレス道を邁進していきます」と語り、出場選手の入場式へ。お正月らしい曲に乗って大谷社長を先頭に大野オーナー、三又又三GMらがリングイン。)大野オーナー「皆さん、新年あけましておめでとうございます。昨年も日本全国たくさんのお客様のご来場、本当にありがとうございました。そして2018年今日元日、こんなにたくさんのお客様、本当にありがとうございます! 2018年は2017年以上にお客様方に夢と感動を持ち帰っていただける団体でいたいと思います。選手、スタッフが本当に一丸となって今年1年間頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします! そしてここでお知らせがあります。毎年恒例の靖国大会の日程が決定しましたので発表したいと思います」
(ビジョンで4月8日(日)午後1時から東京・靖国神社相撲場での「第15回記念大会 大和神州ちから祭り」の開催が発表される。)
大谷社長「ボクの方からも言わせてください。新年あけましておめでとうございます! おめでとうございます! 元気な返事ありがとうございます。昨年は本当に皆さんに支えられた中、一生懸命プロレスをできる1年だったと思います。今年もプロレスの力を信じて、たくさんの人に勇気と元気を発信していきたいと思います。今年もプロレスラーは頑張ります! よろしくお願い致します!」
三又GM「皆さん、あらためまして新年あけましておめでとうございます。わたくし、50歳なんですけど、いまから37年前、そちらの2列目、その赤いTシャツの方、そこで14歳のボクは岩手から新日本プロレスの元旦決戦を見に来ました。生でカール・ゴッチ見て、ダイナマイト・キッド見て、ローラン・ボック見て、胸ときめきました。それから時を経て皆さんの前でここであいさつできているというのも何か運命を感じます。今後ともZERO1、皆さんよろしくお願いします」
大野オーナー「ここで一つ、皆さんに新しいお知らせがあります。今日1月1日、2018年元日より、新しい選手がZERO1に入団します。入団選手、出てきなさい」テーマ曲に乗ってSUGIが入場。
SUGI「本日、元旦よりZERO1でお世話になることになりました、SUGIです。(声援に)ありがとうございます。今後ともわたくしSUGI、ZERO1ともどもよろしくお願い致します」
◇第1試合◇
▼ZERO1vsWRESTLE-1/30分1本
佐藤嗣崇 ○タナカ岩石(11分6秒 逆エビ固め)岩崎永遠 福島昇治◇第2試合◇
▼30分1本
○大谷晋二郎 宮本裕向(13分20秒 片エビ固め)×TARU 火野裕士
※顔面ウォッシュ(試合終了後、リング上で黒覆面とやり合う宮本がマスクをはぐと、正体はWAVEの朱崇花(あすか)。朱崇花が宮本の股間を蹴り上げ、火野がラリアット。朱崇花がつなぎを脱いでコスチューム姿になり、ダウンする宮本にその場跳びシューティングスター・プレス。)
TARU「おい、まあ、顔面ウォッシュやられたけどよ、今日はこの1月1日元旦、オマエらに素晴らしいお年玉を用意した。いやむしろお年玉はないねんけどな。紹介するわ。日本初ジェンダーレス・レスラー、朱崇花!(朱崇花が客席に投げキッス)まあ、朱崇花のことをよう知らん人も、よう知ってる人も、今日初めて見たおじいちゃんおばあちゃんも、興味持ったお子さんも、この火野裕士と朱崇花を加えたブードゥ・マーダーズ、ごひいきなんなりとよろしゅう」
【TARUの話】「大谷の顔面ウォッシュを食らってもうたな、とうとう。痛いなあ。意外に効くな、あれ。まあまあそれはええわ。この間、クリスマスプレゼントとして火野裕士をブードゥに入れたけど、今日は2018年のお年玉として朱崇花を投入したぞ。これでブードゥ・マーダーズ、かなりの人数が揃ってきたな。いやまだまだいくからな。楽しみにしとけよ。数はモノを言うんや。朱崇花の声を聞きたいと思うけどな、今日のところは勘弁や。また次の試合の時にええ声聞かせてやってくれ。まあそういうこっちゃ」
◇第3試合◇
▼NWA・UNヘビー級選手権試合4WAYマッチ/30分1本
[第30代王者]○スーパー・タイガー(タイガー・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×横山佳和
※残り二人は[挑戦者]KAMIKAZE [挑戦者]ハートリー・ジャクソン
☆Sタイガーが3度目の防衛に成功【Sタイガーの話】「この難しい4WAYマッチ、ボクも初体験で、それも元日から。厳しい闘い、予想はしてたんですけど、予想以上に、やっぱり3人敵で、味方なのか敵なのかよくわからない状況だったけど防衛できた。このベルトもだんだん自分に馴染んてきた。でも、2018年、こんなもんじゃない。まだまだ挑戦してこい。いくらでもなぎ倒してやる。ただ、こんなもんじゃない」
◇第4試合◇
▼NWA世界ジュニア&インターナショナルジュニア選手権試合/30分1本
[第120代NWA世界ジュニア&第20代インターナショナルジュニア王者]ショーン・ギネス(12分40秒 片エビ固め)[挑戦者]×高岩竜一
※ブラディーサンデー
☆ギネスが初防衛に成功【ギネス、高岩の話】
高岩「(ギネスに向かって)ストロング、ストロング」ギネス「ありがとう」
高岩「オレとショーンはディファカップでタッグを組んだ。チーム・ハイボールあらためチーム・メガハイボール。(ショーンに向かって)次はオレが勝つ。まあこれを機にね、全然ジュニア今回も盛り上がってないし。タッグがきてシングル。今回逆ですよね、ジュニアは。その辺で全然ジュニアが注目されてないから。ジュニアチャンピオンのショーンにも、もっとがんばってもらいたいね」
ギネス「タカイワサンを倒した。オレはもっと高みを目指す。どんどん防衛していってオレがゼロワンジュニアを盛り上げていくよ」
◇第5試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/30分1本
[挑戦者組]○SUGI 政宗(12分11秒 エビ固め)[第26代王者組]日高郁人 ×菅原拓也
※壇ノ浦
☆日高&菅原が5度目の防衛に失敗、SUGI&政宗が第27代王者となる。【SUGI、政宗の話】
SUGI「8月からゼロワンに上がって、6カ月目にしてやっとこうやって結果を出すことができて。3回目だったんで、もうここで落としたらチャンスはないと思ってたんで」政宗「このベルトを手に入れられてよかった。SUGI選手とは一回しか組んでないですけど、彼の実力はやっぱりすごいんで。とりあえず腰にベルトを巻いた以上、誰の挑戦でも受ける」
SUGI「防衛していけたらいいなと思います」
【日高、菅原の話】
菅原「負けてごめんね」日高「ごめんなんてオマエらしくねーな」
菅原「悪かった」
日高「オマエが謝るくらいなら試合に負けたことよりも昨日の夜、深酒したことを謝ってくれ」
菅原「家飲みで意識失ったからな」
日高「でも負けたままじゃ終われないから。オレらはアイツの挑戦2回受けたんだから、次は試合の前日、アルコールを抜いて盤石の体勢でアイツらに挑戦するぞ」
菅原「まあそれもいいけど、今日負けたし、ベルト失ったし、郁人いままで楽しかったよ。ありがとう」
日高「確かに楽しかったな」
菅原「またなんかあれば」
日高「それもそうだな。時の流れに身を任せってヤツだね」
菅原「テン・テレサ?」
日高「昨日、紅白見てたからつい出ちゃったよ」
菅原「やっぱり。まあ、ってことでまた会う日まで」
日高「ありがとな」
菅原「ありがとう」
◇第6試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/30分1本
[挑戦者組/風林火山タッグトーナメント2017優勝チーム]○岡本将之 吉江豊(11分16秒 片エビ固め)[第36代王者組]×佐藤耕平 鈴木秀樹
※バックドロップ
☆耕平&鈴木が2度目の防衛に失敗。岡本&吉江が第37代王者となる。(試合終了後、林リングドクターがリングに入り耕平の状態をチェック。耕平を介抱しながらリングから下ろす鈴木を岡本が蹴る。鈴木は無視し、場外からリングに向けて頭を下げて退場)
岡本「あけましておめでとうございます。今の試合をもってわたくしたち、本当の新年が明けたと思います。吉江さん、これからもタッグチームよろしくお願いします」
吉江「OK」
岡本「それと、このタイトルマッチをやるためにわたくしは先月改名しました。しかし今はわたしがチャンピオンです。チャンピオンの独断と偏見で、わたくし岡本将之は将軍岡本に改名したいと思います!(吉江に)戻すんじゃなく、改名です。これからも皆さん、よろしくお願いします」
【岡本、吉江の話】
吉江「オレら今年明けたばっかりで日本一、いや世界一幸せなプロレスラーだと思うぞ、オレたちは」(そこへ鈴木が登場し、改名の件について言い寄り、岡本も応戦して口論となる)
鈴木「おい、オマエ改名するんだったらタイトル戦なしだからな。頭使えよ。オレは今回だけって言ってねえからな。一生って言ったんだからな」
岡本「オレがチャンピオンなんだよ」
鈴木「タイトルはナシだからな」
岡本「オマエ負けたんだろ」
鈴木「忘れるなよ(鈴木が去る)」
岡本「だいたいね、勝ったのはオレらなんだよ。負けたヤツにとやかく言われたってどうでもいいですよ。勝ったのはオレらだよ」
吉江「これだけのお客さんの前で言ったんだから、それがオレたちの言い分だって、皆さんにも伝わってるでしょ。チャンピオンらしくないじゃん。そんな終わってから言うなよって。まあ悔しいんだったらプロレスだからリング上でカタをつけるというのはいいかもしれないけど。まあそれはチャンピオンの権限として誰がまた挑戦者になるかはわかりませんけど」
岡本「やりたいんだったら何回でもやってやる。そのたびに絶対に跳ね返してやる。勝てば言いたいこと言えるんだろ、アイツの言い分だと。勝ったんだよ、オレは。だからアイツの言葉も聞かねえ。以上だよ」
吉江「そんな小さいことより、各団体いろんなタッグチャンピオンがいるから、その中で直接闘うんじゃなくても、その存在として、輝きとして勝負していきたいですよ。そしてこのベルト、みんながほしい、そしてチャンピオンとして強くなって、絶対このチャンピオンに挑戦したくなるようなチャンピオンを目指します。ありがとうございました」
◇第7試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]○小幡優作(23分54秒 エビ固め)[第21代王者]×田中将斗
※ダイビングダブルニードロップ
☆田中が5度目の防衛に失敗、小幡が第22代王者となる(試合終了後、田中が大野オーナーからベルトをひったくって、小幡の胸に荒々しく突きつけて持たせると、ブードゥとともに退場)
小幡「オレは、オレは、チャンピオンだ!」
(そこで大谷、将軍、耕平、吉江、スーパー、鈴木がリングへ)
小幡「オレだったら、小幡だったら勝てると思ってるのかオイ? オレはな、オマエらにな、絶対負けねえよ。お帰りください。お帰りください。早よ帰れ! チャンピオンが言ってるんだよ。早く帰れ。帰れって言ってんだ(と最後までの残っていた鈴木を突き飛ばし、各選手が退場も、ざわつく会場に)何か、何か、何か、面白いこと言いましたか?」
(そこで宮本がリングイン)
宮本「バタやん、世界ヘビー奪取、おめでとう! 思えばボクとバタやんが先月闘って、勝った方が田中さんに挑戦するってことになって、オレは負けて、バタやんは今日、田中さんから勝つことができました。ちょっといいですかね。爆破王のベルト、持ってきてもらっていいですか?(三又GMからベルトを受け取り)オレは、どうしても世界ヘビーのベルトが巻きたい。世界ヘビーのベルトが巻きたい。だから言います。爆破王のベルトを懸けて、そして小幡、世界ヘビーのベルトを懸けて、オレと闘ってくれ!」
小幡「もちろん、もちろん、自分はこのベルト、取ったときから宮本さん、自分はね、指名するつもりでいましたよ」
宮本「爆破王のベルトも懸けるんだ」
小幡「はい、それなんですか?」
宮本「電流爆破だよ! 電流爆破でオレと闘うんだよ!」
小幡「このベルト(世界ヘビー)懸けるんじゃダメですか?」
宮本「ダブルタイトルマッチなんだよ!」
小幡「え、ダブルタイトル?」
宮本「そうだよ!」
小幡「それ、まさか、まさか、電流爆破とかやらないといけないんですか、自分は?」
宮本「そうなんだよ! このベルトを懸けるから、そのベルトを懸けてくれって言ってんだ!」
小幡「電流爆破…どうしよう。どうしたらいいんですかね?」
宮本「どうすんだよ!」
小幡「(小幡コール)まあいいよ。電流爆破でも、なんでも、やってやるよ!(宮本と握手)このベルト(世界ヘビー)とこのベルト(爆破王)、懸けたいみたいですね、宮本さんは。OK、やってやる! いつでもいいよ、やってやるよ。お願いします。じゃあ最後、締めたいと思います。皆さん、2018年も、ZERO1、そして小幡優作をよろしくお願いします! では最後、皆さんご存知のスリー、ツー、ワン、ZERO1で締めたいと…。(観客が「えー!」)ああ、違うよ、違いますよ。最後は、オレについてこーい!で皆さん、ご唱和をよろしくお願いします。ご起立よろしくお願いします。宮本さんも一緒によろしくお願いします。じゃあ自分がいろいろしゃべるんで、いろいろしゃべってから最後、オレに、ついてこーいで、ついてこーいでご唱和お願いします。2018年もよろしくお願いします。こっちのお客さんも、こっちのお客さんも、こっちのお客さんも、こっちのお客さんも、オレに、ついてこーい!」
【小幡の話】「やっと、やっとこのベルト、取ることができました。やっと、やっとね、シングルでやっと田中将斗、勝つことができました。まだね、まだ、シングルでね、1回、たった1回勝っただけなんでね、偉そうなことは言えないんですけど、でもオレが勝った。オレがチャンピオン。2018年一発目、幸先いいスタートが切れたんでね、この勢いでどんどん突き進んでいきたいと思います。(何年もかけてやっと手にしたベルトだが?)去年の元日ですか、元日にも自分はこの世界ヘビー、挑戦したんですけど、そのときは取れなくて、まあ今日、今回、元日でベルトですか、まあ、自分がね、勝つとは誰も、ほとんどの人間が思ってなかったかもしれないですけどね、でも結果、試合後、自分のもとにベルトあるんでね。またどこかで当たることがまたね、どんどんこの先、あると思いますけどね、自分はもう負けるつもりは一切ないです。これを取ったからには、どんどんもっともっと上へ突き進んでいきたいと思います。(初めてベルトを腰に巻いた感触は?)感触というか、やっと、実感というのはあんまりないですけど、やっと勝てたという。タッグではこないだ勝ちましたけどね、シングルでやっと勝てた。また田中将斗とシングルやることが近いうちかわからないけどあると思うので、絶対オレは負けるつもりは一切ないです。もっともっと今日以上に、もっと強くなって、もっと強いチャンピオンを目指していきたいと思います。
(次は宮本と電流爆破で?)まあ、自分はね、逃げるつもりはありません。電流爆破、まあ、自分の土俵ではないかもしれないですけど、オレは負けるつもりは一切ありません。前回も勝ってるし、どんなルールでも負けるつもりはない。爆破でも。なんでも来いって感じです。(やっと世界ヘビーを取って、すぐに爆破王との2冠のチャンス)正直ね、自分はあのベルト懸けてくるとは思いませんでしたけど。これは全然、だれでも受けたいと思います。爆破でも、ダブルタイトルでも。2冠手にしますよ。
(試合後にたくさんの選手がリングに上がってきたが)まあ、たぶん、オレだったら取れるだろうってアイツら思ってるのかな。そうなのかな。わかんないけど。小幡だったら勝てると思ってみんな来たんじゃないですか。まあいいですよ。だれでも来てもらって構わないです。オレは逃げないから。だれでも受けて立ちます。(田中にシングルで勝てた要因は?)まあ、記憶に新しいところだとシングルで火祭り決勝ですかね、あのときね、オレはたぶんすべてを出し切ったつもりだったんですけど、でも、結果は田中将斗にあのときは負けたんで。まあ、またリベンジのチャンスが今日、オレはもう前回と一緒の結果では終わりたくなかったんですよね。絶対にこのベルト、ベルトもそうですけど、田中将斗、あの存在を超えたかった。まだ1回勝っただけなんで、この結果をね、続けて、どんどん倒して、だれでも、だれの挑戦でもオレは受けて倒していきたいなと思ってます。
(最後にファンにメッセージを)2018年、このベルトオレが取ったんで。オレがチャンピオン、オレがZERO1の中心となってオレが引っ張っていきます。2018年も、オレに、ついてこい!」
今年もZERO1の元日興行が開催され、大会前には大野オーナー、大谷社長、三又GMが挨拶の後で、新入団選手が発表され、フリーとしてZERO1に参戦してきたSUGIの入団が発表された。SUGIはエル・ブレイザーとしてZERO1-MAXに参戦したが、このときはまだフリーで、他団体にも参戦していた。
新入団初戦となったSUGIは政宗と組んで日高&菅原の保持するライト級タッグ王座に挑戦、王者組は菅原が挑戦者組にトペコンを浴びせれば、挑戦者組も政宗がエプロンダッシュのトペ・アトミコで応戦。政宗がチンクラッシャーから変形バックブリーカー、ネックブリーカーと日高を捕らえると、SUGIも飛びつきヘッドシザースホイップで続き、619からムーンサルトプレスと攻勢をかける。
しかし日高はSUGIのエプロンからのハイキックをキャッチしてドラゴンスクリューを決めると、ショーンキャプチャーで追い詰めにかかるが、政宗がカットに入り、SUGIとの連係で日高を捕らえるも、日高はアイルビーバックから政宗を踏み台にしてのスイングDDTでSUGIを突き刺す。
交代した菅原はSUGIを攻め込むが、政宗が入ってムーンサルト式パワースラムこと蜻蛉切を決めると、挑戦者組が一気に攻勢をかけ、SUGIはウルトラウラカンラナで勝負に出るが、キャッチした菅原はパワーボム狙い、SUGIは着地するも、日高が入ってエプロンからDDTで突き刺し、王者組も攻勢をかけ、リバースDDTとドロップキックの合体技から、菅原が十三不塔を狙う。しかしSUGIがリバースフランケンシュタイナーで切り返すと、セカンドロープからのムーンサルトで組み付いてのリバースDDT、スワンダイブ式ドラゴンラナこと壇ノ浦で3カウントを奪い、新入団初戦で王座を奪取する。敗れた日高&菅原はタッグ解消を示唆した。メインは田中の世界ヘビー級王座に小幡が挑戦、11・13風林火山タッグトーナメントでもタッグながら田中からフォールを奪うも、トーナメントの優勝を逃し、負け犬同盟の相棒である宮本と12・21後楽園で挑戦権かけて対戦し、小幡が勝利したことで田中への挑戦に漕ぎ付けた。
序盤はグラウンドの攻防で互いに出方を伺うも、小幡がヘッドロックで捕らえると、田中はバックドロップで投げ、串刺しエルボーからスイングDDTを狙うが、1回転したところで小幡が田中をコーナーへ座らせると、下からのドロップキックで田中を場外へ落とし、場外戦でも客席に田中を叩きつけるが、田中もイス攻撃で逆襲し南側客席中段通路にまで雪崩れ込み、互いに突進するも、小幡がドロップキックで迎撃し、テーブルを持ち込んで田中を寝かせ、入場ゲートの上からのテーブル貫通ダイビングボディープレスを投下して、田中に大ダメージを与える。
リングサイドに戻った小幡は鉄柱攻撃で追撃すると、入場ステージに連行してブレーンバスターを狙うが、田中がステージ上での垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、更にイスで脳天を痛打させ、リングに戻ってから串刺しラリアットの連発から、チンロック、フェースロック、クロスフェースと首攻め、エルボーや逆水平などの打撃戦も制して、再びフェースロッチ、コブラクラッチで絞めあげる。
再び打撃戦を制した田中はエルボーからランニングエルボーと攻め立て、もう一発を狙うが、かわした小幡がランニングネックブリーカーで返し、田中の串刺しもかわしてジャンピングハイキックを浴びせるも、串刺し狙いは田中が追走して逆に串刺しラリアット、だが小幡も串刺しを狙う田中を追走して串刺しダブルニー、顔面への串刺しドロップキックと田中を場外へ追いやった後で、スワンダイブプランチャを命中させる。
リングに戻った小幡はミサイルキックから変形みちのくドライバーⅡを狙うが、堪えた田中がDDTで突き刺すと、雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローの連続技、そしてスーパーフライを投下するが、小幡は剣山で迎撃、逆にダイビングダブルニーを投下するが、田中はかわしてラリアット、小幡もすぐ起き上がってジャーマンで応戦するが、田中も左のラリアット、小幡も顔面ニーと譲らず、両者ダウンとなる。
起き上がった両者はエルボー合戦も、田中が左右エルボー、ローリングエルボーの連発と小幡を攻め込み、裏拳、ラリアットと畳みかけ、垂直落下式ブレーンバスターから、スーパーフライ、そしてスライディングDが炸裂も、小幡はカウント2でキックアウト、田中はならばと生肘でのスライディングDを狙うが、追走した小幡はダブルニーを浴びせ、顔面へのニーから垂直落下式DDTを突き刺す。小幡は田中をコーナーで逆さ吊りにすると地獄の断頭台を投下、ダイビングダブルニーを命中させるも、田中はカウント2でキックアウト、小幡はもう1発を狙う、かわした田中はショートレンジでのスライディングD、そして後頭部へのスライディングDを炸裂させる。
田中は頭突きで抵抗する小幡を張り手で黙らせてから、スライディングDを狙うが、かわした小幡がカウンターで頭突きを連発、これで失速した田中に変形パイルドライバーを決めると、ダイビングダブルニーを投下して3カウントを奪い、田中から世界王座を奪取した。
『火祭り』を制しても田中という大きな壁をなかなか越えられなかった小幡が、やっと田中を乗り越えることが出来ただけでなく、ZERO1の頂点である世界王座もやっと奪取することが出来た。しかし新王者となった小幡の前に大谷、耕平、吉江、将軍岡本、鈴木、スーパー・タイガーが続々と挑戦に名乗りを挙げ、また宮本も爆破王のベルトをかけてのダブルタイトル戦をアピールしたが、爆破王とのダブルタイトル戦が濃厚となったようだ。小幡が世界だけでなく爆破王も手にして、本当の意味で時代を築けるか、小幡の戦いはまだまだこれからだ。セミのインターコンチネンタルタッグ選手権は、岡本&吉江が風林火山タッグトーナメントに優勝を果たしたものの、鈴木が拒否し、これを受けて岡本がリングネームを本名に戻すことを条件に、鈴木に受諾させた。
ゴング前に奇襲をかけた挑戦者組は、岡本が鈴木を踏みつけ、串刺しボディーアタックから速攻勝負を狙ったバックドロップを狙うも、鈴木は堪え、耕平がキックでカットに入る。これで失速した岡本に鈴木が背中に膝を打ち込んでから腰攻めを展開、交代した耕平もサッカーボールキックを浴びせ、胸板にローキックの連打を打ち込んでいく。
再び交代した鈴木はワザと手を抜くような張り手で岡本を挑発しつつ、耕平とのタッチワークを駆使して岡本を徹底的に痛めつけると、鈴木の串刺し攻撃をかわした岡本がラリアットで逆襲も、エルボースマッシュで黙らせた鈴木はエクスプロイダーからダブルアームスープレックスを狙う。岡本が必死で堪えると、鈴木はネックブリーカーからニードロップをはさんで、再度ダブルアームスープレックスを狙うが、再び岡本が堪えてリバースすると低空ランニングエルボーを放って、やっと吉江に交代する。
交代を受けた吉江は鈴木に串刺しボディーアタックからヒッププレス、耕平を蹴散らした後で鈴木にスチームローラーで圧殺、空中胴絞め落とし、アバランシュホールドと畳みかけ、超肉弾プレスを狙いにコーナーへ昇るが、鈴木が追いかけて雪崩式フロントスープレックスで投げてから双方交代。岡本は耕平にぶちかましの連打から電車道、ブルドッキングヘッドロックからセントーンと攻め込むが、バックドロップ狙いは鈴木にカットされると、サーフボードと再び腰を攻められ、耕平も重いエルボーからファルコンアローと畳みかけ、パイルドライバーで勝負に出る。
しかし岡本は堪えると、突進する耕平にぶちかましを浴びせ、場外で鈴木を振り切った吉江が入ってエルボードロップで追撃すると、岡本もセントーンで続き、鈴木がカットに入るが吉江が裏拳で排除する。勝負と見た挑戦者組は耕平にダブルブレーンバスターからサンドウィッチボディーアタックと合体技を畳み掛けると、岡本のカイケツ、吉江がフライングソーセージと畳み掛けてから、岡本がバックドロップを決め3カウントを奪い王座を奪取した。
試合後に耕平を介抱しながら退場しようとする鈴木を岡本が蹴るも鈴木は無視、岡本はタイトル奪取を受けて、リングネームを将軍岡本に戻すことをアピールした。ジュニア二冠選手権は高岩がショートレンジのラリアットで先手を奪ってから首攻めも、ロープ越しのラリアットはギネスがかわしてオーバーヘッドキックを炸裂させ、場外に転落した高岩にノータッチトペコンを命中させるも、エプロン上の攻防で高岩がエプロンでの高岩ドリラーで突き刺し、ギネスに大ダメージを与える。
高岩はラリアットを連発し、ダイビングエルボードロップから雪崩式デスバレーボムを狙うが、リングに着地したギネスがジャンピングハイキックからパワーボムで叩き落し、コードブレーカーからトラースキック、ダイビングフットスタンプと畳みかける。
勝負を狙ったギネスはブラディーサンデーを狙うが、堪えた高岩が突進するギネスを迎撃してから高岩ドリラーで突き刺し、ラリアットからデスバレーボムと畳みかけるも、餅つき式パワーボム狙いは、ギネスが回転エビ固めで切り返して、高岩のショートレンジ狙いもトラースキックの連発で迎撃する。ギネスは掟破りのデスバレーボムを敢行すると、クロスレッグ式みちのくドライバー、ブラディーサンデーと畳みかけて3カウントを奪い、王座を防衛した。UNヘビー級選手権4WAYマッチはVMのKAMIKAZEとジャクソンが二人がかりでSタイガーを攻め、Sタイガーは反撃するも、横山が漁夫の利を狙ってフォールの横取りを狙うなど、Sタイガーにとっても油断できない展開となる。横山にかき回されるが、VMの同士討ちを誘発し、横山がラリアットでジャクソンを排除してから、Sタイガーがタイガースープレックスで3カウントを奪い王座防衛も、納得いかないKAMIKAZEとジャクソンはSタイガーを袋叩き、だがSタイガーはソバットやハイキックで返り討ちにする。
第2試合ではかねてから新メンバーを予告していたTARUは黒覆面を帯同させて登場、試合はTARUが火野にパウダーを誤爆させると、大谷の袈裟斬りチョップを喰らい、顔面ウォッシュで3カウント、試合後に黒覆面のマスクを剥ぐと、正体はWAVEの朱崇花で、朱崇花は宮本の股間を蹴り上げてから、その場飛びシューティングスタープレスを投下、VM入りをアピールした。
【試合結果詳報】小幡優作が田中将斗を破り世界ヘビー初戴冠。岡本将之&吉江豊がNWAインターコンチ奪取、将軍岡本への再改名に鈴木秀樹が猛抗議。ブードゥ新メンバーに朱崇花。日高郁人&菅原拓也陥落、SUGI入団…ZERO1後楽園詳報 https://t.co/ZMnrXrunYM #週プロモバイル #zero1 pic.twitter.com/pnNoWKh4gL
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2018年1月1日本日はゼロワン後楽園大会でした。
全力でやって負けました。
保持していたベルトを全て失ってしまい本当に情けない限りです。
それもこれも自身の弱さが原因。
どうもありがとうございました。
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2018年1月1日あけおめ❤️ pic.twitter.com/xhEi5KWhv5
— 佐藤耕平 (@KoheiSatoZero1) 2018年1月1日謹賀新年 ご来場ありがとうございました!
王座陥落…#ガツオ#なぜ#我が家にいるの ? pic.twitter.com/8EC0Anj48M
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2018年1月1日2018年1発目。負けました。ベルトなくなりました。イクトとは今後どうなるかわからないけど…2018年は駆け抜けたいと思います。#試合後#日高邸で#反省会#イクト#良い#泡盛#持ってるね#おとしだま#ありがとう pic.twitter.com/qCKZ7ophwy
— 菅原拓也 (@sugawara_takuya) 2018年1月1日喪中なので新年の挨拶はひかえさせてもらうが、今年もよろしくな。楽しくやろうぜ。1年間みっちり笑ってやるよ。 pic.twitter.com/v7b3YdJTNT
— KAMIKAZE (@petakaziri1) 2018年1月1日新年あけましておめでとうございます!そして2018年元日プロレスにご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!!今年も“プロレスの力”を信じ思いっきりプロレスさせていただきます!2018年も宜しくお願いいたします。 #zero1 pic.twitter.com/TV9ASsrhRS
— 大谷 晋二郎 (@otani_shinjiro) 2018年1月1日ZERO1、初参戦
&
ブードゥーマーダーズ加入
なんと居心地の良い場所…
TARUさん…
いや、オジキに感謝☺
強く、美しい私が加入したことで、より一層ブードゥーマーダーズから目が離せないね
お楽しみに#wavepro#zero1 #VOODOOMURDERS pic.twitter.com/c6yVoCmJDZ
— 朱崇花 Asuka (@asuka10272140) 2018年1月1日小幡!世界ヘビーよく取った!
おめでとう!
時を変えてみろ!
しかし、小幡も将斗も凄かった。
感動した!!!#zero1 #プロレス #後楽園ホール #小幡優作 #田中将斗 pic.twitter.com/LqayxetmAc
— 大野佳隆[ZERO1] (@DREAM_ZERO1) 2018年1月1日ご来場誠にありがとうございました! https://t.co/RsAz8YPr9g
— オッキー沖田01 (@okizoukantoku) 2018年1月1日50才のジジイが思わす本気で喜んでしまいました。三又又三GM缶バッジ完成。ありがとうございます。早速100個注文宜しくお願い致します❗️ZERO1元日大会何から何まで最高でした。三波春夫さんの言葉を引用させて頂きます。「お客様は神様です‼️」私の神はゴッチでもテーズでもなかった。#ZERO1 https://t.co/qJ2zEfDidd
— 三又又三 (@mimatadance) 2018年1月1日PR -
12月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定
おまたせしました!12月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!
MVP候補
TAJIRI(丸山を降し世界ジュニアヘビー級王座を防衛)
拳王(NOAH エドワーズを降しGHCヘビー級王座を奪取)
原田大輔(NOAH/RATEL'S 稔を降しGHCジュニアヘビー級王座を防衛)
望月成晃(DRAGON GATE 斎了を降しオープン・ザ・ドリーム王座を防衛)
神田裕之(DRAGON GATE/VerserK Kagetoraを降しオープン・ザ・ブレイブゲート王座を奪取)
竹下幸之介(DDT/ALL OUT カバナを降しKO-D無差別級王座を10度目の防衛)
宮本裕向(666 佐々木を降しDDT EXTREAM王座を奪取)
大家健(ガンバレ☆プロレス 佐々木を降しインディベンデントワールド世界ジュニアヘビー級王座を奪還)
鈴木秀樹(阿部を降し第3回新宿地上最大武道会を優勝)
竹田誠志(高橋を降しBJWデスマッチヘビー級王座を防衛)
橋本大地(大日本プロレス 鈴木を降しBJWストロング世界ヘビー級王座を奪取)
忍(666 星野を降しBJW認定ジュニアヘビー級王座を防衛)
芦野祥太郎(WRESTLE-1/ENFANTS TERIRIBLES 伊藤を降しWRESTLE-1チャンピオンシップを防衛)
吉岡世起(WRESTLE-1/NEW ERA 土方を降しWRESTLE-1クルーザー・ディヴィジョンを防衛)
柊くるみ(アイスリボン 世羅を降しICE∞王座を奪取)
桜花由美(WAVE 大畠を降しWAVE王座を奪取)
DASH・チサコ(センダイガールズ 中森を降しPURE-J無差別級王座を奪取)
紫雷イオ(スターダム/クイーンズクエスト クライン、HZKを降しワンダー・オブ・スターダム王座を連続防衛)
マリー・アパッチェ(キッドを降しハイスピード王座を防衛)
世志琥(SEAdLINNNG 倉垣を降しOZアカデミー無差別級王座を防衛)
滝澤大志(K-DOJO/RoS 梶を降し STRONGEST-K王座を防衛)
本田アユム(K-DOJO/凶月 マリーンズマスクを降しUWA世界ミドル級王座を防衛)
ビオレント・ジャック(葛西を降しKING of FREEDOM WORLD王座を防衛)
スーパー・タイガー(リアルジャパン HGZを降しレジェンド王座を防衛、ジャクソンを降しUNヘビー級王座を防衛)
TORU(道頓堀プロレス 三原を降しWDW王座を奪取、VKF王座を防衛、二冠に)
AJスタイルズ(WWE SMACKDOWN マハルを降しWWE王座を防衛)タッグMVP候補
EVIL SANADA(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン タマ&タンガを降しWORLD TAG LEAGUE 2017を優勝)
バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア(BULLET CLUB EVIL&SANADA&BUSHIを降しNEVER無差別級6人タッグ王座を奪取)
諏訪魔 石川修司(大地&神谷を降し世界最強タッグ決定リーグ戦を優勝)
モハメド ヨネ クワイエット・ストーム(NOAH/50ファンキーパワーズ 丸藤&マイバッハを降しGHCタッグ王座を防衛)
HAYATA YO-HEY(NOAH/RATEL'S グルグン&ジョーを降しGHCジュニアタッグ王座を防衛)
T-Hawk Eita(DRAGON GATE/VerserK CIMA&ススムを降しオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座を奪取)
土井成樹 吉野正人 ジェイソン・リー(DRAGON GATE/MaxiMuM TRIBE VANGUARDを降しオープン・ザ・トライアングル王座を奪取)
HARASHIMA 丸藤正道(DDT&NOAH 佐々木&遠藤を降しKO-Dタッグ王座を防衛)
KUDO 坂口征夫 高梨将弘(DDT/酒呑童子 ALL OUTを降しKO-D6人タッグ王座を奪取、ポーリーズを下し王座防衛)
伊東竜二 アブドーラ・小林(大日本プロレス 植木&佐久田を降しBJWタッグ王座を防衛)
関本大介 佐藤耕平 神谷英慶(浜&中之上&岡本を降し横浜ショッピングストリート6人タッグ王座を奪取)
鈴木秀樹 竹下幸之介(モースト・ストロング・ゲスト 年越しプロレス『年忘れ!シャッフル・タッグトーナメント』に優勝)
土肥孝司 熊ゴロー(WRESTLE-1/NEW ERA 火野&オーメンを降しWRESTLE-1タッグチャンピオンシップを防衛)
土肥孝司 熊ゴロー 伊藤貴明(WRESTLE-1/NEW ERA ENFANTS TERIRIBLESを降し、UWA世界6人タッグ王座を奪取、カズ&近藤&河野を降し防衛)
世羅りさ 雪妃真矢(アイスリボン くるみ&藤田を降しインターナショナルリボンタッグ王座を防衛)
DASH・チサコ KAORU(アレックス&白姫を降しセンダイガールズワールドタッグシップを防衛)
花月 木村花(大江戸隊 叫女&ナツコを降しゴッデス・オブ・スターダム王座を防衛)
さくらえみ 高梨将弘(我闘雲舞&DDT 趙雲子龍&アッキを降しアジアドリームタッグ王座を防衛)
コマンド・ボリショイ Leon(PURE-J AKINO&マリーを降しデイリースポーツ認定女子タッグ王座を防衛)月間ベストバウト候補
EVIL SANADAvs後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(新日本プロレス 12月8日 広島グリーンアリーナ)
EVIL SANADAvsタマ・トンガ タンガ・ロア(新日本プロレス 12月11日 福岡国際センター)
バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロアvsEVIL SANADA BUSHI(新日本プロレス 12月17日 後楽園ホール)
北村克哉vs岡倫之(新日本プロレス 12月21日 新宿FACE)
永田裕志vs青柳優馬(新日本プロレス 12月21日 新宿FACE)
宮原健斗 ヨシタツvs秋山準 大森隆男(全日本プロレス 12月4日 博多スターレーン)
諏訪魔 石川修司vs橋本大地 神谷英慶(全日本プロレス 12月9日 新潟市体育館)
野村直矢 青柳優馬vs秋山準 大森隆男(全日本プロレス 12月9日 新潟市体育館)
諏訪魔 石川修司vs宮原健斗 ヨシタツ(全日本プロレス 12月12日 後楽園ホール)
橋本大地 神谷英慶vs野村直矢 青柳優馬(全日本プロレス 12月12日 後楽園ホール)
諏訪魔 石川修司vs橋本大地 神谷英慶(全日本プロレス 12月12日 後楽園ホール)
TAJIRIvs丸山敦(全日本プロレス 12月17日 さいたま市記念総合体育館サブアリーナ)
拳王vsエディ・エドワーズ(NOAH 12月22日 後楽園ホール)
原田大輔vs田中稔(NOAH 12月22日 後楽園ホール)
HAYATA YO-HEYvsグルグンマスク 首里ジョー(NOAH 12月22日 後楽園ホール)
佐藤耕平 関本大介vs田中将斗 火野裕士(ZERO1 12月21日 後楽園ホール)
小幡優作vs宮本裕向(ZERO1 12月21日 後楽園ホール)
B×Bハルク KzyvsYAMATO ヨースケ・サンタマリア(DRAGON GATE 12月20日 後楽園ホール)
望月成晃vs斎藤了(DRAGON GATE 12月23日 福岡国際センター)
T-Hawk EitavsCIMA 横須賀ススム(DRAGON GATE 12月23日 福岡国際センター)
土井成樹 吉野正人 ジェイソン・リーvsYAMATO B×Bハルク Kzy(DRAGON GATE 12月23日 福岡国際センター)
神田裕之vsKagetora(DRAGON GATE 12月23日 福岡国際センター)
ディック東郷vsディエゴ(DDT 12月1日 新木場1stRING)
KUDO 坂口征夫 高梨将弘vs竹下幸之介 彰人 ディエゴ(DDT 12月10日 博多スターレーン)
竹下幸之介vsコルト・カバナ(DDT 12月24日 後楽園ホール)
HARASHIMA 丸藤正道vs佐々木大輔 遠藤哲哉(DDT 12月24日 後楽園ホール)
宮本裕向vs佐々木大輔(DDT 12月30日 後楽園ホール)
諏訪魔 石川修司vsバラモンシュウ バラモンケイ(DDT 12月30日 後楽園ホール)
鈴木秀樹vs阿部史典(BASARA 12月28日 後楽園ホール)
大家健vs佐々木大輔(ガンバレ☆プロレス12月20日 新木場1stRING)
忍vs吉野達彦(大日本プロレス 12月3日 宮城・イーグルスドーム)
竹田誠志vs高橋匡哉(大日本プロレス 12月17日 横浜文化体育館)
橋本大地vs鈴木秀樹(大日本プロレス 12月17日 横浜文化体育館)
伊東竜二 アブドーラ・小林vs植木嵩行 佐久田俊行(大日本プロレス 12月17日 横浜文化体育館)
関本大介 佐藤耕平 神谷英慶vs浜亮太 中之上靖文 岡本将之(大日本プロレス 12月17日 横浜文化体育館)
河上隆一vs宇藤純久(大日本プロレス 12月20日 横浜ラジアントホール)
忍vs星野勘九郎(大日本プロレス 12月30日 後楽園ホール)
土肥孝司 熊ゴロー 伊藤貴明vs芦野祥太郎 児玉裕輔 立花誠吾(WRESTLE-1 12月2日 横浜ラジアントホール)
芦野祥太郎vs伊藤貴明(WRESTLE-1 12月10日 後楽園ホール)
土肥孝司 熊ゴローvs火野裕士 ジェイク・オーメン(WRESTLE-1 12月10日 後楽園ホール)
吉岡世起vs土方隆司(WRESTLE-1 12月10日 後楽園ホール)
世志琥vs倉垣翼(OZアカデミー 12月3日 後楽園ホール)
桜花由美vs大畠美咲(WAVE 12月29日 後楽園ホール)
世羅りさ 雪妃真矢vs柊くるみ 藤田あかね(アイスリボン 12月24日 両国KFCホール)
柊くるみvs世羅りさ(アイスリボン 12月31日 後楽園ホール)
DASH・チサコ KAORUvsアレックス・リー 白姫美叶(センダイガールズプロレスリング 12月2日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)
紫雷イオvsケリー・クライン(スターダム 12月10日 新木場1stRING)
里村明衣子 トニー・ストームvs美闘陽子 彩羽匠(スターダム 12月24日 後楽園ホール)
紫雷イオvsHZK(スターダム 12月24日 後楽園ホール)
花月 木村花vsジャングル叫女 刀羅ナツコ(スターダム 12月24日 後楽園ホール)
さくらえみ 高梨将弘vs趙雲子龍 バリアン・アッキ(我闘雲舞 12月21日 新木場1stRING)
里歩 瑞希vs「ことり」 沙希(我闘雲舞 12月21日 新木場1stRING)
DASH・チサコvs中森華子(PURE-J 12月17日 後楽園ホール)
世志琥vs水波綾(SEAdLINNNG 12月13日 後楽園ホール)
中島亜里紗vs藤本つかさ(SEAdLINNNG 12月13日 後楽園ホール)
田中将斗 浜田文子vs高橋奈七永 ザ・グレート・サスケ(SEAdLINNNG 12月13日 後楽園ホール)
大畠美咲vs勝愛美(PURE-J 12月17日 後楽園ホール)
コマンド・ボリショイ LeonvsAKINO マリー・アパッチェ(PURE-J 12月17日 後楽園ホール)
ザ・グレート・サスケ バラモンシュウ バラモンケイ フラッシュディック 高橋奈七永withミニマスターvsレックスルーサー1号 ステッペンウルフ2号 ドクターポイズン3号 ダークサイドGAINA 火星OK号(みちのくプロレス 12月15日 後楽園ホール
滝澤大志vs梶トマト(K-DOJO 12月17日 新木場1stRING)
佐々木大輔vsTAKAみちのく(K-DOJO 12月17日 新木場1stRING)
本田アユムvsマリーンズ・マスク(K-DOJO 12月23日 千葉Blue Field)
ビオレント・ジャックvs葛西純(FREEDOMS 12月25日 後楽園ホール)
正岡大介vsアエロ・ボーイ(FREEDOMS 12月25日 後楽園ホール)
グルグンマスク ウルトラソーキ ヒージャー・キッドマンvsグンソ "brother"YASSHI 木下亮平(FREEDOMS 12月26日 後楽園ホール)
スーパー・タイガーvsHGZ(リアルジャパン 12月7日 後楽園ホール)
納谷幸男vs雷神矢口(リアルジャパン 12月7日 後楽園ホール)
ミスター雁之助 マスクドミステリー 大谷譲二vsダイスケ ガッツ石島 翔太(ガッツワールド 12月2日 新木場1stRING)
TORUvs三原一晃(道頓堀プロレス 12月21日 エディオンアリーナ大阪)
AJスタイルズvsジンダー・マハル(WWE 12月17日 マサチューセッツ州ボストン)ベストシリーズ&興行
新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2017」11月18日 後楽園ホール~12月11日 福岡国際センター
新日本プロレス「Road to TOKYO DOME」12月17、18日 後楽園ホール
新日本プロレス「LION'S GATE」12月21日 新宿FACE
全日本プロレス「2017世界最強タッグリーグ戦~旗揚げ45周年記念シリーズ」11月19日 北海道・真駒内セキスイハイム・アイスアリーナ ~12月12日 後楽園ホール
全日本プロレス「ファン感謝デー」12月17日 さいたま市記念総合体育館サブアリーナ
NOAH「Winter Navig. 2017~KABUKI THE FINAL~」12月22日 後楽園ホール
NOAH「NOAHful Gift 2017」12月25日 新宿FACE
ZERO1「ZERO1 ドリームシリーズ~冬の陣~」12月21日 後楽園ホール
DRAGON GATE「THE FINAL GATE2017」12月23日 福岡国際センター
DDT「レスリングとんこつ2017」12月10日 博多スターレーン
DDT「DDTvsサイバーエージェント路上プロレス~男色死亡遊戯~」 12月21日 サイバーエージェント本社
DDT「NEVER MIND 2017」12月24日 後楽園ホール
DDT「DAMNATION不法集会Vol.2」12月30日 後楽園ホール
BASARA「木高イサミのプロレス~第3回新宿地上最大武道会」12月28日 後楽園ホール
ガンバレ☆プロレス「Burnin’X'mas 2017」12月21日 新木場1stRING
大日本プロレス「BIG JAPAN DEATH VEGAS」12月17日 横浜文化体育館
WRESTLE-1「WRESTLE-1 TUOR 2017 SHINING WINTER」12月10日 後楽園ホール
OZアカデミー「NO END TABOO」12月3日 後楽園ホール
アイスリボン「RIBBONMANIA2017」12月31日 後楽園ホール
WAVE「年末感謝祭'17 THANK'S GIVNG WAVE」12月29日 後楽園ホール
センダイガールズプロレスリング「女子プロレス BIG SHOW」12月2日 エディオンアリーナ大阪第二競技場
スターダム「STARDOM YEAREND CLIMAX 2017」12月24日 後楽園ホール
我闘雲舞「2017ラストスパート新木場」12月21日 新木場1stRING
SEAdLINNNG「SHARE THE MOMENT」12月13日 後楽園ホール
PURE-J「PURE-J CLIMAX2017」12月17日 後楽園ホール
みちのくプロレス「宇宙大戦争12~パッションリーグ~MAKE JAPAN GREAT AGAIN」12月15日 後楽園ホール
K-DOJO「東京ビックショー」12月17日 新木場1stRING
FREEDOMS「Blood Xmas 2017」12月25日 後楽園ホール
FREEDOMS「佐々木貴プロデュース プロレス戦国時代 群雄割拠其の二~天下分け目の三人衆国獲り合戦トーナメント」12月26日 後楽園ホール
年越しプロレス2017~年忘れ!シャッフル・タッグトーナメント 12月31日 後楽園ホール
リアルジャパン「新間寿プロデュース初代タイガーマスク 佐山聡認定~原点回帰 プロレス大会」12月7日 後楽園ホール
ガッツワールド「ガッツワールドvol.114 旗揚げ13周年記念興行&ダイスケ引退興行」12月2日 新木場1stRING
道頓堀プロレス「12月大会"聖戦"」12月22日 エディオンアリーナ大阪第二競技場
大仁田興行「大仁田反省会」12月3日 新木場1stRING
佐野昌宏引退興行~BLOOD FINAL 12月19日 新木場1stRING
WWE「Clash of Champions」12月17日 マサチューセッツ州ボストン以上に決定しました
ベストバウトと興行賞に関しては選考した以外の試合や興行があれば、今回から投票テンプレートの1番下にある回答追加欄をクリックし、ベストバウトに関しては試合名と試合が行われた日付と会場名、ベストシリーズ&興行は団体名と日付と会場名を明記、確認されしだい1票とします、関係のないものは無効とさせていただきます、また投票結果は発表まで非公開とします、ご了承ください投票受付開始は1月3日の午前0時から、締め切りは10日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています
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昭和外国人4人組?荒らしまくった年越しプロレス!
12月31日 年越しプロレス2017~年忘れ!シャッフル・タッグトーナメント 後楽園ホール 1411人 超満員札止め
<コメントはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
○関本大介 樋口和貞(6分8秒 片エビ固め)浜亮太 ×高尾蒼馬
※浜のオオキドプレスが誤爆◇第2試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
橋本和樹 ○彰人(4分30秒 完璧足四の字固め)関札皓太 ×中津良太◇第3試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
○佐々木大輔 バラモンケイwithバラモンシュウ(7分21秒 エビ固め)×アントーニオ本多 野村卓矢
※五体満足◇第4試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
○男色ディーノ 橋本大地(9分53秒 漢固め)石井慧介 ×植木嵩行
※旋回式男色ドライバー◇第5試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
HARASHIMA ○宮本裕向(3分28秒 片エビ固め)坂口征夫 ×青木優也
※ファイヤーサンダー◇第6試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
木髙イサミ ○宇藤純久(6分34秒 片エビ固め)高梨将弘 ×吉野達彦
※アクシズ投下◇第7試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
○アブドーラ・小林 コルト・カバナ(4分21秒 逆エビ固め)藤田ミノル ×勝俣瞬馬◇第8試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
グレート小鹿 遠藤哲哉(10分時間切れ引き分け)鈴木秀樹 竹下幸之介▼延長戦~1フォールカウントルール
○竹下幸之介 鈴木秀樹(1分38秒 エビ固め)×グレート小鹿 遠藤哲哉◇第9試合◇
▼トーナメント2回戦/10分1本
関本大介 ○樋口和貞(1分50秒 回転足折り固め)橋本和樹 ×彰人◇第10試合◇
▼トーナメント2回戦/10分1本
佐々木大輔 ○バラモンシュウwithバラモンケイ(8分9秒 横入り式エビ固め)×男色ディーノ 橋本大地◇第11試合◇
▼トーナメント2回戦/10分1本
○HARASHIMA 宮本裕向(9分57秒 片エビ固め)木髙イサミ ×宇藤純久
※蒼魔刀◇第12試合◇
▼トーナメント2回戦/10分1本
ブロディ・ザ・秀樹 ジミー・タケシータ(無効試合)スタン・小林 コルト"BOOM BOOM"ブッチャー▼再試合
ブロディ・ザ・秀樹 ○ジミー・タケシータ(2分25秒 リングアウト)スタン・小林 ×コルト"BOOM BOOM"ブッチャー◇第13試合◇
▼トーナメント準決勝第1試合/15分1本
○関本大介 樋口和貞(9分47秒 ロールスルージャーマンスープレックスホールド)HARASHIMA ×宮本裕向◇第14試合◇
▼トーナメント準決勝第2試合/15分1本
ブロディ・ザ・秀樹 ○ジミー・タケシータ(10分7秒 片エビ固め)佐々木大輔 ×バラモンケイwithバラモンシュウ
※スーパーフライ◇第15試合◇
▼年越しプロレスPresent TAKAみちのくデビュー25周年記念試合
吉野コータロー ダイナソー拓真 菊田一美 ○MAO(13分4秒 横入り式エビ固め)×TAKAみちのく ディック東郷 伊東竜二 高木三四郎◇第16試合◇
▼トーナメント決勝戦/時間無制限1本
○鈴木秀樹 竹下幸之介(12分44秒 片エビ固め)関本大介 ×樋口和貞
※ダブルアームスープレックス【試合後の竹下&鈴木】
竹下「もちろんこのタッグチームだったら優勝を狙えると思っていたんで、あとは鈴木選手のモチベーション次第みたいなところがあったんですけど、上手く“助っ人"も用意してきて、鈴木選手のモチベーションも何とか年を越すまで持ってくださって…。ただ、今もコメントも早く帰りたくてしょうがないと思うので、手短にいきたいと思います」鈴木「途中、疲れすぎて、よくわからない状態になりまして。パートナーが非常に真面目な方で、僕はずっと思ったのは、こういう真面目な若い人がいるのに、いい歳した人がいい加減なことを言ってちょっと恥ずかしいなと思いました。今年は竹下選手を見習いまして、人の悪口はもうちょっと抑えると。それを目標にしたいと思います」
【試合後の関本&樋口】
※樋口が土下座する樋口「オジキ。今回の不手際、謝罪いたします。すいませんでした」
関本「しゃあめえよ。指の一本でもつめて持って来いよ」
樋口「僭越ながら、男・樋口和貞、指をつめさせていただきます」
※樋口が指を噛みちぎろうとすると
関本「やめろ! 今の時代、指一本でカタ付くと思うなよ」
樋口「オジキ、ありがとうございます!」
――決勝戦の感想は?
関本「今日は負けた。今日は負けたけどな、次に当たったら、リング上をささらまさらにしちゃるけんね! のう、カズ!」
樋口「押忍、オジキ。ささらまさらにしちゃるけん。敵の陣にマイト持って突っ込んでってやりますよ。でも、いろいろありましたけど、オジキ・関本大介選手がもしいいんであれば、タッグを継続してやってみたいというのはありますね」
関本「カズに頼りっぱなしだったからな、今回。もっと精進せなあかんで」
樋口「ワシも頑張りやす」
関本「じゃあ、エンコ待ってるからな」
樋口「やっぱりつめるんですか」
関本「つめんでええよ。こっち(指でお金を表して)やな」
樋口「銭ですか…。銭はもっとらんですよ」
今年も大晦日の後楽園ホール大会にて「年越しプロレス年忘れ!シャッフル・タッグトーナメント」が開催されるが、今回は全日本プロレス、WRESTLE-1が外れ、K-DOJOはTAKAのデビュー25周年枠だけということで、選手層が厚いDDTと大日本中心の編成となった。
1回戦は関本&樋口の関口組が浜&高尾のはまそうまと対戦し、関本がラリアットから高尾をカバーも、カットに入った浜のオオキドプレスが高尾に誤爆、そのまま3カウントとなり関口組が勝利。
和樹&彰人のチーム人見知りvs関札&中津のチーム14は、彰人が中津に足横須賀からニーアッパーに対し、中津はハイキックからジャーマン狙いは、彰人がサムソンクラッチで切り返してからアンクルホールド、完璧足四の字で捕獲して高津がギブアップ、チーム人見知りが勝利
アントン&野村のチャーミングドールズvs佐々木&バラモン兄弟のカリスマバラモンは、アントンが忠臣蔵バージョンのごんぎつねを披露してから、佐々木にシャイニングごんぎつねを決めるも、野村とのダブルバイオニックエルボーからのダスティンはカットされると、佐々木とケイによる五体満足でアントンが3カウントとなり、カリスマバラモンが勝利。
ディーノ&大地の破壊兄弟vs石井&植木の「恋しさとせつなさち心強さ」は石井はリュウ、植木はザンギエフとストリートファイターバージョンで登場、試合も石井&植木がゲームのように竜巻旋風脚、波動拳まで披露するが、ディーノが石井をファイト一発から男色ドライバーを狙ったところで、植木が拳銃を取り出して敵味方だけなくレフェリーまでもホールドアップさせると、植木がディーノの男色タイツを着用してケツ掘りも、コーナーからの確保は足を滑らせて失敗、最後はディーノが旋回式男色ドライバーで3カウント、破壊兄弟が勝利。
HARASHIMA&宮本のスマイルヤンキーvs坂口&青木のチームヨコハマは、チームヨコハマが奇襲、坂口の援護を得た青木が宮本にスワンダイブ式ミサイルキックを発射するが、タイガースープレックス狙いはHARASHIMAがダブルニーでカットすると、宮本がファイヤーサンダーを決め3カウントを奪い、スマイルヤンキーが勝利。
イサミ&宇藤のジークジオンvs吉野&高梨の吉野家は、ジオンが吉野を捕らえて、宇藤がイサミを担いでコーナーの相手を雪崩式で投げる合体技アクシズ投下を狙うが、打ち合わせが長いため失敗し吉野は危ない角度から転落してしまう。それでもイサミが高梨を絶槍で排除してから、もう1回アクシズ投下を吉野にトライ、眉山のように投げてしまい、イサミ自身も大ダメージも3カウントを奪い、ジークジオンが勝利。
アブ小&カバナのコバカバナvs藤田&勝俣の瞬馬とミノルは、瞬馬とミノルがアブ小を捕らえて合体ロボDDT狙いも、カットしたカバナがムーンサルトアタックを発射、コバカバナが合体ブンブンエルボーから合体バカチンガーエルボーを決めると、最後はアブ小が勝俣を逆エビ、カバナが藤田にシカゴクラブの競演で、コバカバナが勝利を収める。
鈴木&竹下のモースト・ストロング・ゲストvs小鹿&遠藤のグレートと孫は、鈴木が小鹿に対して中指を立てて小鹿をエキサイトさせ、小鹿も鈴木に対して張り手、ダブルチョップ、ニーからアームロックと攻め込むが、遠藤は竹下にテツヤ・イン・ザ・スカイを決め手から丸め込み合戦となって、時間切れとなり、今大会初の延長戦に突入。1フォールマッチによる延長戦は小鹿が竹下にアイアンクローを決めて、そのまま押さえ込むが、カウント直前でリング下の鈴木がレフェリーの足を引っ張ると、怒った小鹿が鈴木に詰め寄ったところで、竹下が丸め込んで3カウントとなり、モースト・ストロング・ゲストが勝利となる。2回戦は関口組vsチーム人見知りは、彰人が速攻勝負を狙って樋口に丸め込み技を連発も、樋口がジャパニーズレッグロールクラッチで彰人からまさかの3カウントを奪い、関口組が準決勝に進出。
破壊兄弟vsカリスマバラモンは、TV上ではクレーム続出の攻防が繰り広げられ、ディーノが佐々木に地獄門を狙うも、バラモン兄弟がカットに入ると、大地の背中とディーノの尻に竹刀がセットされてからのボウリング攻撃で、ディーノの地獄門が大地に直撃、ディーノはイスの上の汚物に座らされてしまうと、佐々木がディーノのケツをティッシュで吹いて、それを口に突っ込んでからシュウが丸め込んで3カウントとなり、カリスマバラモンがまさかの準決勝進出。
スマイルヤンキーvsジークジオンはイサミがHARASHIMAにドラゴンスクリューからシャイニングウィザードを決めると、先ほど失敗した宇藤とのアクシズ投下を狙うが、宮本にカットされると、宇藤はイサミだけをジャーマンで投げてしまい、宮本がファイヤーサンダーからHARASHIMAが蒼魔刀で宇藤から3カウントを奪い、スマイルヤンキーが準決勝進出。
コバカバナvsモースト・ストロング・ゲストはコバカバナが負傷、ストロング・ゲストは疲労困憊で東京ドームホテルで休憩ということで、代役としてスタン、ブッチャーvsブロディ、タケシータが実現、試合もブロディは試合の関係のない若手を痛めつけ、タケシータも相手だけでなく若手、観客までもリーブロックを決めるなどやりたい放題、4選手が凶器を持ったため無効試合となるが、再試合で無意味となり、最後は4選手が乱闘も、タケシータが一人リングに戻ったため、リングアウト勝ちとなって準決勝に進出する。準決勝は抽選で関口組vsスマイルヤンキー、カリスマバラモンvsモースト・ストロング・ゲストとなり、関口組vsスマイルヤンキーは、スマイルヤンキーの連係狙いを樋口がかわして両腕ラリアット、関本がスピアーで続くも宮本がかわして鉄柱に直撃、宮本は卍コブラで関本を追い詰めるが樋口がカット、関本と宮本がチョップ合戦は関本が競り勝ち、ラリアットは相打ちとなって、宮本がラリアットを狙うも、かわした関本がロールスルージャーマンで3カウントで関口組が決勝に進出。
カリスマバラモンvsストロングゲストは鈴木&竹下がまた東京ドームホテルで休んでしまったため、ブロディ&タケシータがそのまま出場することになり、セコンドのスタン、ブッチャーも巻き込んで大混乱となる。バラモン兄弟はタケシータを捕らえて標識攻撃が珍しく命中すると、五体満足で丸め込むが、タケシータはキックアウト。そこで佐々木の墨汁攻撃はケイに誤爆すると、スタンがウエスタンラリアット、ブロディのキングコングニー、ブッチャーの毒針エルボー、タケシータのスーパーフライの豪華波状攻撃が決まって3カウントとなり決勝に進出。セミのTAKAデビュー25周年記念試合はMAOがAKAのお株を奪う宇宙人ケブラータを披露するも、MAOが捕まりTAKA組だけでなく味方、そしてカウントダウンが近いということで、試合を終えた選手やフランクレフェリーまでもトレイン攻撃を決め、年越しとなったが、一人やられていたMAOがTAKAを丸め込んで3カウントとなり、MAOが新年初勝利、TAKAは新年初黒星ととんでもない25周年となった。
メインの関口組vsストロング・ゲストがドームホテルで休養充分の鈴木&竹下が登場。竹下はエルボーも関本が打ち返しアトミックドロップからジャーマンで投げるが竹下も投げ返し、鈴木vs樋口は鈴木がエクスプロイダーで投げると、樋口はドロップキックから逆水平、連打から串刺しラリアット、ノド輪落としで倍返しし、気合を入れた樋口は鈴木にカナディアンバックブリーカー、関本は竹下をアルゼンチンバックブリーカーでセーブする。
関口組は鈴木にトレイン攻撃から樋口がアバランシュホールドを決め、竹下がジャーマンでカットに入るが、関本が竹下をラリアットで排除、鈴木と関本がラリアットの相打ちも、ワンハンドバックブリーカーで関本を排除する。樋口は鈴木にドクターボムから、ぶちかましを狙うがかわされてしまうと、竹下が樋口をドラゴンスープレックスから、鈴木が同じ技で続き、ダブルアームスープレックスで3カウントでストロング・ゲストが優勝を果たした。インディーのお仕事大賞MVPでも鈴木が受賞するなど、大会全体も鈴木が主役を奪った印象が強く、竹下とのコンビも大本命が来たという印象を受けた。MVPはジャパニーズレッグロールクラッチなど意外性を見せた樋口と、スタン&ブロディ&ブッチャー&タケシータの昭和外国人4人組で見事にトーナメントを荒らしまくってくれた。
今年も無事年越しとなったが、果たしてどんな1年となるのか…
【年越しプロレス】関本&樋口との熱戦制す 竹下&鈴木がタッグトーナメント優勝▼25周年TAKAが年越しと同時に敗北▼HARASHIMA&宮本がスマイルヤンキー2年ぶり結成も準決勝敗退▼レジェンド外国人揃い踏み!?▼ディーノ&大地が「俺ごと掘れ」…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#bjw #ddtpro #kdojo pic.twitter.com/7Ta7SNvfIJ
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年12月31日控室で励まし続けてくれたチャンピオン竹下選手ありがとう。
インディー大賞MVPで僕に投票してくださった方ありがとう。
何よりもまず
皆さんありがとうございました。
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年12月31日あけましておめでとうございます! pic.twitter.com/sExeSU9a1J
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年12月31日あけましておめでとうございます!
恐らく2018年世界中のレスラーの中で最も速く勝ち星あげた系レスラーです
年忘れ!年末スペシャルトレイン攻撃!はもう二度と喰らいたくないです年も自我も忘れました
ありがとうございました#ddtpro #kdojo #bjw pic.twitter.com/evwyfbNxFX
— MAO / 井上麻生 (@xinomaox) 2017年12月31日ザスルス!(年越しプロレスだった
まさか恐竜達で年を越すとは……いい思い出になったぜ☺️!)#kdojo#ダイノストーンズ#年越しプロレス pic.twitter.com/BfRpSjsm65
— ダイナソー拓真 (@kyouryu_T) 2017年12月31日明けましておめでとうございます
昨年の最後の試合で年をまたぎおそらく年越しプロレス初であろう年越しの瞬間に敗れる
今年はこの負け癖を払拭していきたいと思います
今年もKAIENTAIDOJOをよろしくお願いいたします pic.twitter.com/1F4fsVTgZQ
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年12月31日明けましておめでとうございます❗
本年もよろしくお願い致します。#年越しプロレス#課長島谷耕作 pic.twitter.com/yxbzwK1uOo
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年12月31日新年明けましておめでとうございます!カウントダウンはリング上でした(笑)。今年も突っ走りますよ!よろしくお願いします!#謹賀新年#ddtpro pic.twitter.com/UfGhCeItCn
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年12月31日2018年が来てしまった。バラモン三兄弟優勝ならず。世界が望まない頃にまた現れるでしょう。 pic.twitter.com/PmoaAhlowG
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年12月31日新年明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願いします☆#年越しプロレス #ddtpro pic.twitter.com/pJ6JEuqJ79
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2017年12月31日年越しプロレスご観戦ありがとうございました!
このあとは横浜鶴見のおふろの国にて朝まで小林反省会!
飛び込み参加もできます!
京浜東北線鶴見駅からタクシーで10分ほど!!
行きたい!という人はこちらへリプライしてもらえるとスムーズです!!#bjw#小林反省会#小林軍団
— 宇藤純久 Yoshihisa Uto (@BJWUTO) 2017年12月31日あけましておめでとうございます
年越しプロレス無事終わり
今から横浜鶴見へ行きます
小林反省会
飛び込み参加もてきますよ pic.twitter.com/0049UwTAyo
— アブドーラ・小林 (@pinpinkoba) 2017年12月31日明けました。毎年言ってるけども、私は能力者なんで今年も予言しておきましょう。このツイート見た人は、2018年いい事しか起こらないよ。たとえ何かあったとしても、それも最終的にいい事になるからね。嘘だと思う前にそう思って生きてみな。きっとそうなるから。あ、今年もよろしく。
— 男色ディーノ (@dandieno) 2017年12月31日明けました
— 大神卍橋本大地 (@hashimotodaichi) 2017年12月31日ハラショーニューイヤー!!
リュウ、スパシーヴァ!!#年越しプロレス#恋しさせつなさと心強さと#ザンギエフ・ウエキ#bjw#ddtpro pic.twitter.com/hNTERgeKxC
— ザンギエフ・ウエキ(植木嵩行) (@blackbu18515564) 2017年12月31日2018年、本厄イヤーの幕が開けました。
厄年みたいな生活は毎年そんな感じなので気にしてないですが、とりあえず身体は縫っても健康に生きるをスローガンに激しく生きたいと思います。
年賀状、手渡しでもらいました… pic.twitter.com/mG4l7QIzJP
— 藤田ミノル(FUJITA) (@Tgurentaifujit) 2017年12月31日初の年越しプロレスはミノルくんとのタッグで出場しましたが、優勝できず、、、
でも凄く良い年越しが過ごせました!
僕のわがままも聞いてくれて有刺鉄線を巻いて気合を入れて試合に挑みました!
ありがとうございました!
来年もまたミノルくんと出れたらいいな!てかまたどこかで組みたいです! pic.twitter.com/FRkvS2jLWH
— 勝俣瞬馬@NωA(赤) (@k_shunma_ddt) 2017年12月31日明けましておめでとうございます。
今年も呑んで良い一年になりますように。 pic.twitter.com/dSBZHjGJ3H
— 高梨将弘 (@masaddt) 2017年12月31日【96日目】
あけましてお◯でとうございます pic.twitter.com/60HirxgtFw
— アントーニオ本多AntonioHonda (@romacittaaperta) 2017年12月31日年越タッグトーナメント敗退…
昨日、今日と後楽園でいい経験させてもらいながら、自分の2017年は終わりです。
また明日からの2018年走っていきます。
ありがとうございました。
良いお年を!#ddtpro pic.twitter.com/EQ1iRBYqAS
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2017年12月31日獲ったどー#bjw #ベスト興行賞#ベストバウト賞 pic.twitter.com/8sgDYpBxUp
— 高橋匡哉 (@masabobu) 2017年12月31日先ほど発表された日本インディー大賞2017において
「ベスト興行」と「ベストバウト」をいただきました!
ありがとうございます!#bjw#インディー大賞 #samuraitv #年越しプロレス pic.twitter.com/ghgWsrvhAZ
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) 2017年12月31日明けましておめでとうございます。2017年の最後の瞬間までプロレスの実況をし、プロレスの実況をしながら新年を迎えられました。我ながら良い人生送れてると思います。今年も僅差でいいので「良かった」と振り返れる一年にしたいと思います。皆様、宜しくお願い致します。
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2017年12月31日あけましておめでとうございます!わちゃわちゃした後楽園ホールから! pic.twitter.com/Rbs0QDnTTO
— sayoko mita (@345m) 2017年12月31日 -
カリスマ・佐々木が主催興行でEXTRAMまでも手放すも、絆を確かめ合ったDAMNATIONはゼロから再出発!
12月30日 DDT「DAMNATION不法集会Vol.2」後楽園ホール 1050人
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第1試合◇
▼コスチュームチェンジバトルロイヤル/時間無制限
○HARASHIMA(14分4秒 体固め)×植木嵩行
※蒼魔刀
☆登場順(退場順=コスチューム)①上野勇希(4=高尾) ②マンマンカインド(1=上野) ③高尾蒼馬(2=マンマンカインド)④赤井沙希(5=大家) ⑤HARASHIMA(伊橋剛太) ⑥大家健(3=HARASHIMA) ⑦植木嵩行(7=赤井) ⑧関根龍一(6=セキネ・リューイチン)◇第2試合◇
▼30分1本
ディック東郷 ○ワンチューロ(13分40秒 回転エビ固め)コルト・カバナ ×アントーニオ本多▼アイアンメタルヘビー級選手権試合
[挑戦者]○ディック東郷(12時43分 横入り式エビ固め)[第1279代王者]×ワンチューロ
☆東郷が第1280代王者となる◇第3試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第32代王者組]KUDO ○坂口征夫 高梨将弘(9分36秒 片エビ固め)[挑戦者]マッド・ポーリー マッド・ポーリー ×マッド・ポーリー
※神の右膝
☆KUDO&坂口&高梨が初防衛に成功【KUDO、坂口、高梨の話】
高梨「おい見ろよ、途中で手放したこともあったけどよ、年末最後に、このベルトが酒呑童子に戻ってきたんだ。なあ、俺らのイメージがあるベルトだろ、これは。何だよ、今日の挑戦者。ポーリーズ? 確かになあ、オリジナルポーリーとデカいポーリー、あいつヤバかったな。強いチームだと思うよ。でももう一人、あれ何なんだよ。兄貴、あいつどう思った?」KUDO「あのチビね、あいつね。よく知ってんだよなんか。見たことある。」
高梨「おいそれ以上言わなくていいよ兄貴! あんなチビのことは忘れて、次の標的狙ってくからな。このベルトほしいやつ、今日みたいな即席チームでも実力あればいいよ。いつでもやってやるよ。ダムネ興行、こういう興行でもどんどんやってってやる。なあ兄弟。」
坂口「いつでも誰でも受ける。そして(ベルトを)高めていくんで。以上。」
高梨「いいことだ!」
▼アイアンメタルヘビー級選手権試合
[挑戦者]○コルト・カバナ(13時12分 横入りエビ固め)[第1280代王者]×ディック東郷
☆カバナが第1281代王者となる◇第4試合◇
▼暴走代巨人コンビvsバカ兄弟!スペシャルタッグマッチ/30分1本
○諏訪魔 石川修司(10分3秒 体固め)バラモンシュウ ×バラモンケイ
※ラストライド(試合終了後、石川が兄弟をコーナーにまとめてキャリーケースをセット。諏訪魔がボウリング攻撃から「ストライク!」で制裁)
石川「諏訪魔さん、先にひとこと言っておきます。ごめんなさい」諏訪魔「こんな目に遭うと思わなかったよ。墨汁ってすごいまずいな。でも今日はありがとう」
石川「これで我々暴走大巨人の絆も深まったと思います。1月2日の世界タッグも見に来てください!」
【諏訪魔、石川の話】
石川「すいません。」諏訪魔「気持ち悪いよ。目の前真っ暗になった。」
石川「今日は感謝しかないです。こういうカード組んで、出てもらって。絆はさらに深まったと思うので。2018年もよろしくお願いします。」
諏訪魔「(苦笑)。凄い世界にいるんだね。初めてだよ俺。こういう体の張り方っていうのもあるんだなって(笑)。今日は勉強になった。」
石川「こうやって、我々をプロレス界に広めていきましょう。フハハハッ!」
諏訪魔「そうだよね。ありがとう。」
——初めて当たったバラモン兄弟はどうでしたか?
諏訪魔「めちゃめちゃやるやるヤツらで、あれ面白いと思うんだけどね。うん、凄かったな。墨汁なんて初めてだよ。小学校以来(笑)。でも不味いね。明日、腹壊しそうで嫌ですよ。目の前が真っ暗になるっていうのも初めて。毒霧とまた違う威力があって。めちゃめちゃやるってのはまあ、いいことだとは思う。全日本にはないですよね。」——世界タッグ挑戦へ弾みがついた?
石川「分裂の危機は乗り越えたと思うので。これで絆が深まって。これ以上変な対戦相手もなかなかいないと思うんで。1月3日、世界タッグ獲って2018年も突っ走りたいと思います。」◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○遠藤哲哉 竹田誠志(15分35秒 片エビ固め)×竹下幸之介 田中将斗
※シューティングスタープレス【竹下、田中の話】
竹下「遠藤さんにね、久しぶりに3つ取られて。たぶんDAMNATION興行で気合いも入ってたと思うんで。この借りはD王グランプリの、1・7大阪で、シングルでしっかり返すんで。本当は今日、僕が勝って、次は隣にいる田中選手と試合がしたいって言いたかったんですけど。
田中 この団体に上がらせてもらわなかったら、こういうチームもなかったし、相手チームと当たることもなかったので、凄く楽しみにしてリングに上がったんですけど。最後は僕の誤爆から負けにつながったみたいで。」竹下「サンセットフリップされてからの記憶がなくてですね。敗因はそこですかね。」
田中「でも、やりたかったと言ってもらえたので。年齢的には僕の半分以下の選手なんですけど、体も凄いしプロレス界のトップとしてやってるんで。いずれ(対戦が)実現するまで現役で、体も衰えないよう、負けないよう肉体作りにも励みます。」
——対戦相手の2人については?
田中「一人はデスマッチヘビー級のチャンピオンだし、遠藤選手は初めて当たったんですけど凄い体してるし。跳躍力も凄いし。最後の決め技にしても凄いインパクトあるので。彼ともいずれ、シングルでもタッグでもやりたい気持ちはありますね。年齢的にはだいぶ下の選手と当たることが多いんですけど、そこで得るものは多々あるので、まだまだ、プロレス界のトップでい続けたいと思ってるので。負けたくないっていうのが正直な気持ちです。」◇第6試合◇
▼DDT EXTREAM選手権試合~2out3Falls Hardcore Match/60分3本(時間はマラソンタイム)
[挑戦者]○宮本裕向(2-1)[第39代王者]×佐々木大輔
☆佐々木が9度目の防衛に失敗、宮本が第40代王者となる[1]佐々木(12分40秒 ミスティカ式クロスフェース・ロック)
[2]宮本(15分41秒 逆さ押さえ込み)
[3]宮本(29分43秒 片エビ固め)
※ムーンサルトプレス(試合終了後、佐々木を介抱しようとしたDAMNATION勢を制した宮本)
宮本「佐々木大輔、いや大ちゃん、楽しかったよ。でも本当のEXTREMEはこの俺だ! 『映像で狂った生き方』って言ってたな。俺は普通に生きてんだよ。普通がEXTREMEと呼ばれる…だと思うよ。でも、まだまだEXTREMEの人間がDDTにはいっぱいいるから。大ちゃん…いないの? いると思うから大ちゃん、またやろう! 俺は群れない・媚びない・結婚はしている宮本裕向だ!(退場)」佐々木「宮本さん、先にいかないでください。宮本さん、やっぱりあんた、最高にイカれてました」
遠藤「カリスマ、いや、佐々木大輔! テメエ、インディージュニアも失ってEXTREMEも失って、テメエはもう用なしだ!……なーんていうと思いましたか、カリスマ! カリスマ! アナタはベルトがなくなって借金があったって俺たちのカリスマですよ!」
佐々木「テツヤ、テメエやりやがったな! でもオマエの言う通りだ。私はカリスマなんかではない。ここから降りようと思う」
石川「カリスマ、ここからまたみんなで頑張って這い上がって、ファンのみんなと一緒に頑張っていきましょう! まだみんなが一つになるには歌が必要ですね。聞いてください。『世界に一つだけの花』(石川はアカペラで『世界に一つだけの花』をうろ覚えで熱唱。)」
佐々木「テメエ、いい加減にしろ! 今日はテメエを蹴る元気はない。だから許してやる! テメエら俺についてくるっていうのか? 久々にDAMNATION4人揃った。そんな時に俺はすべてを失った。でもオマエたちがまだ付いてきて2018年も一緒にやっていこうと言うなら、俺はまだカリスマでいるよ。とりあえず、明日は年越しプロレスだ! バラモン三兄弟としていろいろやっちゃおうかなと思っているよ。場をつないでくれ」
石川「今日はご来場ありがとうございました。来年も総選挙、僕らDAMNATIONが勝ち取って第3回主催興行をやりますので見に来てください……つないだよ」
佐々木「テメエ、人が疲れている時にいいこといいやがって! 2018年も俺たちDAMNATIONがDDTのリング、そしてプロレス界、メチャメチャにしてやるよ! 時間だけは守らねえ。その瞬間、俺たちは好き放題やらせてもらうぞ! いいか俺たちがDAMNATIONだ! メンバー紹介でもしようか? 最近ちょっといろんな疑惑が深まっているマッド・ポーリー、同じくポーリーと何かあるんじゃねえのか? テツヤ・エンドー。そして2017年脱退して最近一応戻ってきました。DAMNATIONの大巨人、石川“エイドリアン”修司。そしてこの俺が元カリスマ、そして二代目カリスマ、佐々木大輔だ! 俺たちがDAMNATIONだ! 俺たちは群れない・媚びない・結婚しない。このマザーアースは俺たちDAMNATION中心に回ってんだ。覚えておけ!」
【宮本の話】
宮本「勝ちました! 久々に自分の腰にEXTREMEのベルト、戻ってきました。第40代ですか。佐々木大輔が自分を指名してくれて。楽しかったですね。久々にあんな長い試合したな。3本勝負ってシングルでもやったことなかったので。体のダメージはありますけとね、自分はもう。このベルト取れてよかつたです。「群れない、媚びない、結婚はしてる」が宮本裕向なんで、そこはちょっとDAMNATIONと違うとこですけど。悔しかったら結婚してみろって佐々木大輔に言っといてください。」
——これからどういうベルトに?
宮本「佐々木大輔が言うようにね、DDTで一番のベルトっていう。DDTにふさわしいのがこのEXTREMEのベルトじゃないのかなって。DDTっていう、いろんなエンターテインメントがある中でのEXTREMEなんで。EXTREMEの意味をね、今度ちゃんと英和辞典で調べたいと思います。」【佐々木、石川、遠藤の話】
佐々木「あ~疲れた。もう満足です。もうプロレスには満足しました。来年からはDAMNATIONのマネジャーとして頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。……反応しろーっ! オマエら、笑いもしねえのか。」遠藤「また言ってる。」
石川「フハハ!」
——今大会、主催者としてはいかがでしたか?
佐々木「自分の試合以外は思った通りできたんじゃないですかね。本当はね、最後もバッチリ決めて、カッコいいこと言って、女の子3人くらいキャーッて言わせて、それでみんなでおっパブ行って年越そうと思ってたんだけど。人生そううまくいかない。人生うまくいったことなんかねえよな。宮本さん、凄かったですね。」——遠藤選手はチャンピオンから3カウントとりました。
遠藤「でもまあ、向こうの誤爆とか、いろいろあってのスリーなので。1月、リーグ戦で当たる時はまた全然違う状況になるだろうし。まあ、今日見にきた人たちも遠藤と竹下の絡みを見たかったんじゃないかなと。ちょっと遅めのクリスマスプレゼントみたいな感じっすね。」佐々木「石川に)お前、最後のアレなんだよ!」
石川「何、歌?」
佐々木「「歌?」じゃねえよ! 歌はちゃんと歌えよ。」
石川「突然歌おうと思ったら歌詞が出てこなかった。歳を感じましたね。」
佐々木「急にああいうことやるんじゃないよ。」
石川「やっぱり年越しは『世界に一つだけの花』かなっていうのがあったんで。」
遠藤「明日リベンジですね。」
石川「明日はしねーわ!(笑)。明日は家で紅白歌合戦見ます。」
——思い入れのあったEXTREMEのベルトを奪われてしまいましたが、今後のEXTREME級に期待することは?
佐々木「その辺はすべて宮本さんに託して。私は来年からは違うプランがあるから。それに向かって動き出そうかなぁなんて、いま思いつきで言いました。」——具体的なプランが見えている?
佐々木「見えてません。見えてないよ、ああ。取り戻そうとするかもしれないし、違うことするかもしれないし、いなくなるかもしれないし。わかんねえよ。その瞬間瞬間、何があるか。俺が何考えてるかわかるか?」——ちょっとわからないです。
佐々木「わかんねえだろ。誰もわかってくんねえんだよ!」新年あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いします!
12月30日にDDTのヒールユニット「DAMNATION」の主催興行が開催され、メインは佐々木がEXTREAM王座をかけて宮本の挑戦を受け、試合形式は王者の佐々木が宮本の保持する爆破王王座をかけてのダブルタイトル戦、電流爆破マッチ要求していたが、後楽園は火気厳禁のため速攻で却下となり、前日まで揉めた結果、60分3本勝負によるハードコアルールとなった。
1本目は宮本を場外へ追いやった佐々木だったが、追撃を狙ったトペは宮本がイスを投げて撃墜、だが佐々木も宮本を客席に叩きつけて逆襲も、ラダーを鉄柵に設置してのブレーンバスター狙いは宮本が堪えると、突進した佐々木に宮本がショルダースルーで投げてラダーに直撃させる。リングに戻った宮本は宮本は、佐々木の指をラダーに挟んで踏みつけ、指の股を裂いてからフェースロック、腕十字、フィンガーロックと徹底的に指攻めを展開、指攻めは本来反則だが宮本はハードコアルールを最大限に生かしての攻めだ。劣勢の佐々木も宮本がヘッドロックで捕らえたところでバックドロップで投げると、トラッシュ缶で殴打してから頭に被せてイスをフルスイング、宮本もドロップキック、串刺しダブルニーから顔面への串刺し低空ドロップキックと応戦し、ラリアットからその場飛びムーンサルトダブルニーからコブラツイストで捕獲する。
勝負に出た宮本はムーンサルトプレスを投下も、佐々木がかわして宮本が着地したところでイスを投げつけ、イスを6脚縦に並べてから宮本を寝かせてコーナーへ昇り、宮本が追いかけて競り合いになると、競り勝った佐々木が前方回転してからの雪崩式パワーボムでイスの上に叩きつけ、最後はラ・ミスティカ式クロスフェースで捕獲して宮本はギブアップ、佐々木が1本選手する。2本目は佐々木がTシャツでのチョーク攻撃から、ラダー上への河津落としで宮本を寝かせて、ダイビングエルボードロップを投下も、自爆で佐々木自身がラダーに直撃、ここから宮本が丸め込み技を連発し、ハンドスプリングを狙うが、キャッチした佐々木はクロスフェースで捕獲、だが逃れた宮本はスロイダーから逆さ押さえ込みで3カウントを奪い、タイスコアに持ち込む。
3本目は宮本が場外戦を仕掛けるが、佐々木はラダー、テーブルを投げつけて抵抗し、ラダーをリング内に持ち込んで宮本と押し合いに、そこで実況席で解説をしていた宮武俊を宮本が呼び込んで加勢させようとするが、宮武は佐々木に加勢し宮本はラダーごと押し込まれてしまう。宮武はオープニングで使用した歌詞カード入りギターを佐々木に手渡してギターショットを狙うが宮武に誤爆、両者は急所攻撃の応酬でダウンした後で、起き上がってエルボー合戦、佐々木は打点の高いドロップキックで宮本を場外に追いやりトペを発射、宮本をイスに座らせてコーナーからのハードコアエルボーアタックを敢行、だがテーブルに寝かせてのハードコアエルボーアタック狙いは、宮本が起きてテーブルを投げつけて阻止し、更にイスでフルスイングして座る部分ごと射抜く。
宮本はイスの座る部分でメッタ撃ちにし、ロープ越しでのスリーパーからエルボー、コーナーに立てたテーブルに何度も叩きつけてから、テーブル貫通ファイヤーサンダーで突き刺し、ムーンサルトプレスを投下して、勝負あったかに見えたが、佐々木はカウント2でキックアウト。宮本は再度ファイヤーサンダーを狙うが、バックに回った佐々木がドラゴンスープレックスからスーパーキック、そしてイス盛りの上でのペティグリーを決めると、イスを持ってのダイビングエルボードロップからクリップラーフェースロックで捕獲、そしてオーバークロスフェースへと移行するが、宮本が丸め込みで逃れ、佐々木は佐々木式ウラカンラナから、1本目を先取したラ・ミスティカを狙うも、回転途中で宮本がツームストーンパイルドライバーで突き刺し、ハンドスプリングオーバーヘッドキックを炸裂させると、最後はファイヤーサンダーからムーンサルトプレスで3カウントを奪い、宮本が王座を奪取、佐々木の長期政権に終止符を打った。試合は文字通り激闘だったが、最後の最後で佐々木の悪い部分である焦りが試合に出てしまったのか、1本目を先取したラ・ミスティカを選択したが、2度同じ技は通用しないと、宮本に読まれてしまい裏目に出てしまった。佐々木にとっては悔やまれる敗戦だった。
試合後に長時間戦い抜いた佐々木に遠藤が佐々木を呼び捨てにして「罵倒、佐々木を用なし・・・というと思いましたか!」とドッキリで館内をヒヤリとさせ、石川も歌詞を間違ったものの歌で佐々木を励ました。佐々木も12・20ガンバレプロレス新木場大会ではインディベンデントワールドジュニア王座も大家に奪回を許して転落で無冠、石川も全日本プロレスでの戦いが主になって、DDTに参戦することが少なくなるなど、DAMNATIONは解散という雰囲気になってもおかしくはなかったが、ポーリーを含めて出した選択はゼロからの出直しでユニット継続、佐々木はD王に優勝した暁には、EXTREAM王座を持ったまま竹下のKO-D王座とのダブルタイトル戦を3・25両国で行うことを目論んでいた。EXTRAM王座は結局手放してしまったが、身軽になったことでユニット内での絆を深めることが出来た。そういった意味ではD王の大本命は身軽となった佐々木なのかもしれない。
セミの竹下&田中vs遠藤&竹田は、一人無冠の遠藤が気後れするのではという懸念もあったが、遠藤は大きく声を出すことで大きく存在をアピールする。終盤に遠藤が竹田を踏み台にしてのムーンサルトプレスを竹下に投下するが、剣山で迎撃されるも、テツヤ・イン・ザ・スカイを決め、トーチャーラックボム狙いは竹下が逃れたところで、竹田がロッキンボで援護、田中も遠藤にスライディングDを狙うが、竹下に誤爆すると、最後は遠藤がトーチャーラックボムからのシューティングスタープレスで竹下から3カウントを奪い勝利。遠藤も一時は竹下に追いついたかに見えたが、再び突き放されてしまった。今回の勝利やD王を通じで竹下との差をどれだけ詰めることが出来るか…プロレス大賞最優秀タッグ賞を受賞した暴走大巨人コンビはバラモン兄弟と対戦。バラモン兄弟が奇襲からバケツの水をぶっかけようとするが、暴走大巨人コンビに奪われて逆にぶっかけられるも観客も巻き込まれる。場外戦のあとでケイが久々にお告げゲルを狙うが、石川に浴びせられてしまうと、暴走大巨人コンビはケイを捕らえて徹底的に痛めつけ、シュウもカットしようとするが怖じ気ついてカットに入れない。それでも暴走大巨人コンビのサンドウィッチラリアットの誤爆を誘発したケイにシュウが入って、石川にボウリング攻撃を敢行、しかし徐行攻撃はいつものごとく誤爆したところで、第2試合でディエゴことワンチューロからアイアンマン王座を奪取し、海外流出を防いだ東郷がワンチューロ、カバナに追いかけられて登場し、諏訪魔の股をくぐって逃げ、諏訪魔も訳のわからないままカバナ、ワンチューロを蹴散らそうとするが、カバナが東郷を丸め込んで3カウントでアイアンマン王座はカバナに移動して去っていってしまう。
訳もわからず呆然とする暴走大巨人コンビにバラモン兄弟は墨汁ミストを噴射し、顔面を真っ黒にした諏訪魔を五体満足で丸め込むが、キックアウトされるとケイがサンドウィッチラリアットを喰らい、最後は諏訪魔が掟破りの墨汁ミストからのラストライドで3カウントも、怒りの収まらない諏訪魔は腹いせにバラモン兄弟に掟破りのボウリング攻撃を敢行して制裁、またアイマン王座はまた海外流出の危機を招いてしまう。
KO-D6人タッグ選手権は3人のマッドポーリーが登場、王者組の酒呑童子も浜亮太似のポーリーの体重に苦しめられるが、軽量でキャリアの浅い島谷常寛似のポーリーを捕らえ、最後は坂口が神の右膝で3カウントを奪い王座を防衛した。不法集会vol.2色々ありましたね。宮本さんは流石でしたし、テツヤはコノヤロ!でしたね。明日は年越し、憂さ晴らしバラモン三兄弟!写真がポーリーズしかない。素敵。 pic.twitter.com/ehRW5pSm9m
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年12月30日田中選手とのタッグに感動して、竹田選手との初遭遇に胸を踊らせていたら、負けてしまった…
今日の負けはD王グランプリで取り返して、テツヤに絶望を。いや、その前に明日の年越しプロレス1回戦があった!
勝って次は田中選手の対角線に立つ!って言おうと思ってたのにー!2018年中には必ず。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年12月30日ダムネーション主催後楽園大会でした!
観戦して頂いた皆さんありがとうございました!
諏訪魔さんありがとうございました!
絆は深まった!!はず!!! pic.twitter.com/VDoeDFAyAE
— 石川修司 (@g0925union) 2017年12月30日墨汁はマズイね。
気持ち悪いわ。
髪が黒くなって
諏訪間幸平かと思った。。。 pic.twitter.com/fv0MgGkKqg
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年12月30日石川修司選手の煽りvにださせていただきました
さすが今成さん編集が上手
ただ 石川さんがこれは絶対カットといってた鉄板エピソードが本当にカットされてたのは残念
— 松永智充 (@matsunaga29ddt) 2017年12月30日And...
NEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEW@ddtpro Ironman Champion pic.twitter.com/lqtWnTXUm2
— Colt Cabana (@ColtCabana) 2017年12月31日冷静になって考えみると諏訪間選手とリング上でとんでもない初遭遇の仕方だったなぁと。はい。
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年12月30日無事防衛!
規格外の相手でも、誰が相手でも、防衛していくのが酒呑童子。
応援ありがとうございました(^^)
来年も宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/A1ZjNKCEYF
— KUDO (@KUDO_DDT) 2017年12月30日【94日目】 pic.twitter.com/rneW0pNBjP
— アントーニオ本多AntonioHonda (@romacittaaperta) 2017年12月30日Xはワンチューロでした❗ pic.twitter.com/d6vi9E3Dbo
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年12月30日ダムネーション後楽園大会終わりました!
コスチュームチェンジマッチ…
うちは大家健選手のコスチュームで試合しましたっ
自分のじゃないコスチューム着て試合するの楽しかった!✨笑#ddtpro pic.twitter.com/GJ0qu15zyd
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2017年12月30日文字通り、不法集会。。。諏訪魔選手すみませんでした。。。#ddtpro#ajpw#DAMNATION不法集会#DDTUNIVERSE
【LIVE配信中】https://t.co/wjKvLgYHsv pic.twitter.com/05fuKrRI1c
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年12月30日「こういう体の張り方もあるんだね」。
今日のDAMNATION不法集会でバラモン兄弟を初体感した諏訪魔の一言でした。
— 小佐野景浩 (@osano2) 2017年12月30日 -
プロレス多事争論 2017年のラストメッセージ「文化」
昨年から転職し土日祝と休めるようになったことで、今年から観戦回数を増やし、これまで観戦してきた新日本、全日本、NOAH、DDT、大日本以外にも我闘雲舞、ドラディション、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス、NEW、センダイガールズを初めて観戦し、また久しぶりにDRAGON GATE、WWEなども観戦するなど自分なりに視野を広めてきたが、改めてプロレスは「文化」であることを痛感させれた。
自分がプロレスファンを始めた頃は新日本プロレスと全日本プロレスしかない世界だったが、2つしかなかった世界がこれだけの広がりを見せ、自分は広がった世界を否定しつつも、好奇心から広がった世界を見て、各団体ごとのスタイル=つまり文化が見ることが出来た。ある意味長くプロレスファンを続けられた一つの秘訣だったのかもしれない。
自分なりのアドバイスだが、プロレスファンを長く続けたいのであれば、贔屓の団体だけでなく、外の団体にも触れ、その団体の文化というものを見ること、そうすることで視野を広げて欲しいということ、自分もまた時間を許す限りはどんどん現場へ出たいと思う。また見たことのない団体、久しく訪れていなかった団体などを訪れて視野を広げたい。(来年はスターダム、WRESTLE-1、BASARA、K-DOJO、道頓堀プロレスなどがあれば観戦したい)
さて今年の伊賀プロレス通信「日常茶飯事」の更新も緊急事態がない限りこれで終了、今年は自分なりに様々な経験をさせてもらった1年であり、上井文彦さんとも知り合い、様々なイベントにも出席、またDDTではアイアンマン王座にも挑戦、大日本では嵐の中でプロレスを野外で観戦、ヘラクレス千賀には頭から水を被せられ(おぼえてろ!)週刊ファイトさんのネットラジオにも出演してグタグタになるなど、いろんな経験をさせてもらいました。本当にみなさんありがとうございました。
来年は元旦から更新を開始します、では良いお年を…
贔屓の団体以外の団体を観戦したことがありますか?
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年12月26日 -
2017年度伊賀プロレス大賞のお知らせ!
2017年度の伊賀プロレス大賞の詳細と投票受付日が決定しました。
今年もMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行、ベストタッグ、ベストユニット、ベストジュニアヘビー級、新人賞、女子プロレスMVP、ベストキャラクターの投票受付します
なお今年から投票ルールを改訂、回数限定ながらも複数回答を実施します
投票回数は
MVP=3選手、ベストバウト=5、ベストシリーズ&興行=5、ベストタッグ=3 ベストユニット=3 ベストジュニア=3 新人賞=3 女子MVP=2 ベストキャラクター=3としますなお昨年度の伊賀プロレス大賞こうなっております
2016年度MVP
内藤哲也(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)2016伊賀プロレス大賞ベストバウト
8月13日 新日本プロレス「バディファイト Presents G1 CLIMAX 26」両国国技館
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦/30分1本
○ケニー・オメガ(28分12秒 エビ固め)×内藤哲也
※片翼の天使2016伊賀プロレス大賞ベストシリーズ&興行賞
新日本プロレス「G1 CLIMAX26」7月18日 北海道立総合体育センター 北海きたえーる~8月14日 両国国技館2016伊賀プロレス大賞・最優秀タッグチーム賞
関本大介 岡林裕二(大日本プロレス)2016伊賀プロレス大賞・最優秀ユニット賞
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(新日本プロレス)2016伊賀プロレス大賞・最優秀ジュニアヘビー級賞
ウィル・オスプレイ(CHAOS)2016伊賀プロレス大賞・最優秀新人賞
橋本千紘(センダイガールズプロレスリング)2016伊賀プロレス大賞・女子プロレスMVP
橋本千紘(センダイガールズプロレスリング)2016伊賀プロレス大賞・最優秀ベストキャラクター賞
田口隆祐(新日本プロレス)ノミネート発表は2018年1月13日
投票期間は2018年1月15日の午前0時~29日の午前0時までです今年は期間限定で投票サイトを設けます!
投票お待ちしています! -
永田が渦中に巻き込まれた2003年大晦日の興行戦争⓶なぜ永田は人柱になる決心をしたのか?
日本テレビのバックアップを得た「INOKI BOM-BA-YE 2003」はミルコ・クロコップvs高山善廣をメインカードとして発表するだけでなく、猪木自身もエメリヤーエンコ・ヒョードルの出場とジョシュ・バーネットvsセーム・シュルトを発表する。川又氏もミルコ、ヒョードル、シュルト、だけでなくアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラも引き抜けば、PRIDEやフジテレビに勝てると踏んでいた。ところがヒョードルもシュルトも当時はPRIDEを主戦場にしている選手だったことから、榊原氏が「ヒョードルとは来年10月まで独占契約している、DSEの許可無しではPRIDE以外のイベントに出場できない。やっていることの次元が低過ぎる。人のものを横取りしている」と非難、契約書も公開してヒョードル、シュルト両選手共DSEと独占契約していると主張し、引き抜き闘争は泥沼化していく。
その最中に高山と対戦する予定だったミルコが突然欠場を発表する。表向きは負傷欠場とされたが、川又グループでも仲間割れが起き、仲間割れした反川又派がミルコ本人と直接会談して、川又氏から引き離しにかかった。また川又氏もミルコのマネージャーを通じてミルコと交渉していたが、そのマネージャーとはミルコと代理人契約をしていたわけでなく、ただのマネージャーに過ぎなかった。この頃になると格闘家の取り巻きや友人と称する人物が正規の代理人の称して格闘団体と交渉することが横行していたことから、ミルコのマネージャーもその類の人間だったのかもしれない。川又氏はそのマネージャーをミルコの代理人と思い込んで交渉し、ミルコvs高山を発表したが、自分の知らないところで勝手にカードが発表されたことでミルコが怒り、試合をキャンセルしたというのが定説になっているという。高山もミルコとの対戦を前提にしていた契約だったため、代役との対戦を拒否して出場をキャンセル。目玉カードを失い、ミルコ、ヒョードル、シュルトの主力3選手がすることを前提に川又氏と契約していていた日本テレビもこの事態を憂慮、緊急役員会議を招集し、決行か中止か、また最悪の場合は代替番組まで検討され、マスコミも「INOKI BOM-BA-YE 2003中止か?」という記事まで掲載されてしまった。緊急事態に倍賞鉄夫氏、上井文彦氏らとモンゴルの異種格闘技大会を視察していた猪木が帰国、永田も会見が行われる予定で呼び出されていた。この頃の新日本プロレスは90年代を支えた橋本真也、武藤敬司が退団し、K-1、PRIDEなどの格闘技ブームに押されて人気は低落、そこでオーナーだった猪木が格闘プロレス路線を推進し、猪木がK-1、PRIDEの双方に関わっていたこともあって、双方のイベントに新日本のレスラーが借り出され、K-1や総合ルールで対戦させられた。新日本も深夜で放送している新日本に対し、格闘技はゴールデンで放送され、新日本の存在をゴールデンタイムで大きくアピールするチャンスだと思って出場させたが、結果を出せず逆に「プロレスこそ最強の格闘技」と自負していた新日本の看板を失墜させてしまい、永田もその一人でIWGPヘビー級王者として2002年の「Dynemite!」でミルコと対戦したが、僅か21秒で敗れ、「プロレス幻想を打ち砕いた」、「プロレス凋落の戦犯」「IWGP王座を返上しろ!」と批判の的にされた。しかし猪木は撤退するどころかますます格闘プロレス路線にのめり込んでいった。
この頃の永田は11月下旬にK-1と通じている上井氏から「K-1 Dynamaite!」でピーター・アーツ戦を打診されていたが、ミルコ戦での苦い思いもあったことから、格闘技への挑戦は避けていた。結局アーツ自身の負傷で試合自体は消滅となったが、今度は「INOKI BOM-BA-YE」からヒョードル戦を打診された。猪木はヒョードルの相手には中邑真輔を考えていたが、中邑は「Dynamaite!」でアレクセイ・イグナショフとのMMAでの対戦が決まっており、ヒョードルの対戦相手はリングス時代にヒョードルに勝っている高阪剛か永田に候補が絞られ、ヒョードルは高阪よりビックネームである永田を選び、猪木事務所を通じて永田に打診、永田は乗り気になれなかったが、猪木事務所側から「会長(猪木)を助けると思って頼みます」と頭を下げられ、猪木の名前を出された永田は断ることが出来なかった。
会見では猪木が出席の下でヒョードルvs永田が発表されるはずだったが、猪木と永田は会見に出席せず、川又氏がミルコとヒョードルが出場するか否かの現状報告の留まったが、さすがに肩透かしを食らった永田は上井氏からヒョードルの参戦が難航していると告げられると「ホント、いい加減にしてください!もう出なくていいんですね!」と怒る。実はヒョードルだけでなく、川又グループが頼りにしていた吉田秀彦もDSEと独占契約を結び、猪木側と目されていた小川直也までも2004年からDSEが旗揚げするプロレスイベント「ハッスル」に参加することを決めて、DSE側に取り込まれてしまい、川又グループだけでなく猪木も追い詰められてしまっていた。
永田が怒っていることを知った猪木は永田と緊急会談し、永田は「オレはリング上では命を投げ出す覚悟はありますけど、リング外のゴタゴタに巻きこまれるのは御免ですよ」と最悪の場合出場しない旨を伝えるが、開催まで時間もなく追い詰められていた猪木も譲れず永田を必死で説得する。そこで猪木が「永田、考えさせる時間はねえんだよ!頼む!」と頭を下げた。さすがの永田も猪木自ら頭を下げられたことで、猪木の置かれている現状を理解し、"猪木さんの顔を潰すわけにはいかない、恥をかかせるわけには行かない"と出場することを決意、永田は「やります!」と返答すると、猪木は「よし!」と闘魂ビンタを入れ気合を入れたが、このときの永田は人柱になる覚悟を決めたという。しかし永田の出場が決まったのにも関わらず、相手は決定していなかった。永田も最初はアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとの対戦が決まったと告げられ、マスコミにも発表されるが、倍賞氏と川又氏から「ノゲイラではなくミルコに勝っているマイケル・マクドナルドに変更して欲しい」と告げられ話が一転する。「INOKI BOM-BA-YE」側はPRIDEからの選手の引き抜きを諦め、一転して和解を申し入れており、ヒョードルかノゲイラの貸し出しを求めていたが、榊原氏も虫のいい話に良い顔どころか、川又氏は信用できないとして交渉は難航していた。この頃には保釈された石井氏を通じてK-1とも和解してマクドナルド借りることになっており、DSEとの交渉がこじれた場合はマクドナルドと永田を対戦させるつもりだった。さすがの永田も対戦相手が一転二転する状況に苛立ちを募らせるが、DSE側が「猪木祭参戦は1試合だけ」「二重契約は破棄し、来年2月以降はDSE専属でPRIDEで戦う」という条件付きでヒョードル、シュルトの貸し出しをすることで合意に達し、永田の相手はヒョードルに決定したが、大晦日まであと2日という状況での決定だった。
大会当日となったが、今度は藤田和之の相手が前日にドタキャンされる事態も発生、急遽イマム・メイフィールドという選手にオファーをかけて事なきを得るも、さすがの猪木も連日のドタバタ続きでバックステージでは疲れきった表情を浮かべていたが、マスコミの前に立つと笑顔となっていつもの猪木に戻っていた。そして永田vsヒョードルは、ヒョードルは永田に付け入る隙を与えず僅か72秒で左フックから打撃の連打を浴びてTKO負け、僅か2日間の調整期間が与えられなかった永田にしてみれば、これが限界だった。しかし大会前や最中にもドタバタが続き、年越しイベントでも、猪木の「108つビンタ」の際に大勢の観客がリングに殺到する騒ぎになり、危険を感じた猪木が観客に蹴りと張り手をかますなど、最後までドタバタが続いた。
結局、TV局を巻き込んだ興行戦争はPRIDEvsINOKI BOM-BA-YEの泥沼を良いことに、着実の準備を進め、ボブ・サップvs曙という一般受けするカードを用意したK-1が平均視聴率19.5%を獲得することで大勝利を収め、対するPRIDEは12.2%とまずまずの結果を残すも、「INOKI BOM-BA-YE」は5.1%と大惨敗、当初は放映権料も8億円を受け取るはずだった川又氏も、大惨敗を受けて3年契約が破棄されるだけでなく、放映権料も6億円に減額され、新団体計画も頓挫するどころか、大損害を被った川又氏は選手へのファイトマネーやイベント運営の下請け会社などに費用を支払わないまま海外へ逃げてしまい、日本テレビも格闘技中継から撤退してしまった。K-1が川又グループと和解したのは「INOKI BOM-BA-YE」が惨敗すると、同じ日本テレビ系列で放送していた「K-1 JAPAN」にも大きく影響が出るという懸念もあったからだったが、不安は的中してしまい、日テレはK-1中継からも手を引いてしまった。また「INOKI BOM-BA-YE」に大きく関わった猪木も格闘技界での地位も一気に失墜させ、格闘技界から撤退を余儀なくされてしまうだけでなく、猪木だけでなく藤田のギャラまでも未払いとなったことで猪木事務所も大損害をこうむる。永田も未払いを受けた1人でだったが、ユークス体制に変わってから契約更改の際に「INOKI BOM-BA-YE」のギャラの精算を求め、猪木さえもギャラを受け取っていないことで、新日本側は永田の要求を渋るも、当時役員だった菅林直樹氏だけが話に応じて、新日本は川又氏に対して訴訟を起こし、川又氏は出頭しなかったため、新日本が勝訴、分割ながらもギャラは支払われ未払いは辛うじて免れた。猪木が新日本を離脱しIGF旗揚げに動いていた際には誰も勧誘はしなかったとされるが、裏では猪木に追随したスタッフらは永田を勧誘していた。だが誘った人間が「INOKI BOM-BA-YE」のギャラ精算を渋った人間であったこともあり、また猪木から直接誘われたわけでなかったこともあって、ギャラ精算話にも応じてくれた菅林氏の方が信頼できると判断して断り新日本に留まった。永田にしても猪木の側近たちに振り回されるのはもう勘弁してほしいと、猪木に対する義理も果たしたいう考えもあったのかもしれない。
永田は後年、金沢克彦氏に「自ら足を踏み入れて散ったって感じだと思ってますよ。ただ、自分はそれで絶対に終わらない。俺、プロレスの試合に関しては自分で自信を持ってますから、総合格闘技に足を踏み入れたことで、新しいプロレスの感性みたいなものを知ったと思うし。もともとプロレスラー永田裕志を高めるために、何かを得ることを目的に出たわけですから、じゃあ逆に、俺が勝ったことで、それで新日本が上がったといえばそうとも思えないんです、あの時代、ファンは横道にそれていくプロレスが嫌だったんじゃないかって。一時期、格闘家とかポツンポツンと新日本に上がってきて、そこそこの試合をしていた。それってレスラー側の力量ですよ。その典型が橋本vs小川戦でしょう。橋本さんがいかに偉大だったということですよ。橋本真也の力量があってあれだけの試合になった。それは『小川は天才』って猪木さんは言ったけど、それは間違いだと思う。橋本戦以外は、いつも不完全燃焼のおかしな試合で終わってしまって。2004年にNOAHの東京ドームで小橋建太vs佐々木健介という試合があったじゃないですか?ファンは。そういう試合を観たかったから熱狂したと思う。新日本が横道にそれていく中で、余計にああいうスタイルが光ったと思うんですよ。俺は後悔なんかしていないですよ。プロレスでそれだけのものを見せてきたから、(略)それを見ていてくれたファンの記憶を信じてやってきて良かったと思ってますから」と答えていた。永田の言うとおり、あの時代の新日本プロレスにファンは誰もが苛立っていた。猪木はその苛立ちを格闘技路線へ目を向けることで解消させようとしたが、いくら格闘技ブームであってもファンは望んでおらず、ファンは次々と離れNOAHを含めた他団体や格闘技へと流れていった。永田にとってミルコ戦やヒョードル戦での敗戦は長いレスラー人生の中の1ページに過ぎず、また改めてプロレスの本質というものを理解した一戦だったのではないだろうか…
「INOKI BOM-BA-YE」が無残な結果に終わったが、その後もK-1vsPRIDEの仁義なき戦いは続くも、2003年の興行戦争が格闘技バブル崩壊の序曲であることをまだ誰も気づこうとしなかった。2005年の大晦日では「K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!」が視聴率を14.8%を記録したのに対し、PRIDE男祭りは吉田vs小川をメインにしたことで視聴率17%を記録、遂にPRIDEはK-1を追い越してしまうが、2006年に表舞台から姿を消していた川又氏が公の場に登場して、週刊誌でDSE側が反体制勢力を使って自身を脅迫したと告発、これを受けてフジテレビはゴールデンタイムで視聴率を稼いでいたPRIDEの中継をコンプライアンスに抵触したとして打ち切り、これが引き金となって格闘バブルが一気に弾けてしまう。
2007年に資金源を失ったDSEはUFCにPRIDEを売却したことで消滅、格闘技ブームも下火へとなり、唯一残ったK-1も孤軍奮闘しDSE残党らと共に新格闘技イベント「DREAM」をスタートさせたが、格闘技ブームの衰退に歯止めをかけることが出来ず、選手のギャラの高騰もあって資金難に陥り、遂に運営会社であるFEGは2011年に活動を停止、K-1は別組織で運営されるようになった。格闘技から権威を失墜した猪木は新日本のリングで格闘路線を推進しようとするも、猪木事務所だけでなく新日本も資金難に陥り、猪木はユークスに新日本を売却、しかしユークス新体制は猪木の格闘技路線を否定したため、猪木は新日本を飛び出してIGFを旗揚げ、DREAMはIGFとの共催で大晦日興行を「元気ですか!! 大晦日!! 2011」を決行、猪木も8年ぶりに格闘技イベントに携わったが人気回復には至らなかった。「INOKI BOM-BA-YE」はプロレスと総合格闘技を混合させたイベントとして、IGFが2012年に復活させたが、2015年を最後に開催されず、代わりに格闘技に復帰した榊原氏はフジテレビのバックアップを得て新格闘技イベントRIZINをスタートさせた。今思えば猪木の言うままに新日本が格闘路線を推進させていたらどうなっていたか…
格闘技ブームが衰退する中で猪木が売却した新日本プロレスは経営を健全化し、ブシロードによって新しいプロレスブームを生み出している。そして格闘技大戦争の渦に自ら飛び込んだ永田も今年でデビュー25周年を迎え、リングの上で健在ぶりを見せている。
(参考資料=金沢克彦・著「子殺し」谷川貞治・著「平謝り」)
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2年連続、大日本プロレスでのクリスマスイブ
12月24日 大日本プロレス「大阪サプライズ34~FINAL2017」大阪市立大正区民センター 314人満員
◇第1試合◇
▼15分1本
○谷口裕一(7分37秒 横入り式エビ固め)×森廣祐基◇第2試合◇
▼20分1本
橋本和樹 ○塚本拓海(9分34秒 体固め)野村卓矢 ×青木優也
※ずどん◇第3試合◇
▼ミクスド6人タッグマッチ/20分1本
倉垣翼 ○ツトム・オースギ ヘラクレス千賀(8分16秒 飛びつき前方回転エビ固め)山縣優 吉野達彦 ×関札皓太◇第4試合◇
▼凶器持ち込みタッグデスマッチ/30分1本
藤田ミノル ○星野勘九郎(12分39秒 片エビ固め)竹田誠志 ×佐久田俊行
※ダイビング・セントーン◇第5試合◇
▼30分1本
○スタン・小林 伊東竜二 岡本将之(12分56秒 体固め)バラモン・シュウ バラモン・ケイ ×植木嵩行
※ウエスタン・ラリアット◇第6試合◇
▼30分1本
○ザ・ボディガー ビリーケン・キッド(10分1秒 片エビ固め)中之上靖文 ×菊田一美
※バウンズ◇第7試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○橋本大地 関本大介 鷹木信悟 神谷英慶(18分33秒 片エビ固め)河上隆一 浜亮太 木髙イサミ 宇藤純久
※垂直落下式DDT今年の観戦納めは大日本プロレス大阪大会となり、初めて大阪・京セラドーム意外の大阪市大正区を訪れた。昨年も大日本プロレスでクリスマス・イブを迎え、観戦納めとなったが2年連続となる。前夜の23日ではデスマッチがメインとなったが、今日はストロングがメインとなる。会場は大正区役所の4階、会場へ到着すると各選手が朝早かったということで洗面所で歯磨き、正午前には前夜に福岡でビックマッチを終えて朝早くに移動してきたDRAGON GATEの鷹木も到着した。
13時に試合開始、第1試合では谷口が森廣と対戦、インサイドワークで森廣を翻弄しつつ、コーナーに押し込んで股間を顔面にあて、ロープ渡りも披露。最後は横入り式エビ固めで勝利を収める。
第2試合では和樹&塚本が野村&青木と対戦。野村は塚本を腕十字で捕らえ、和樹とも打撃戦を展開。青木も塚本にスイングDDT、ミサイルキックと攻め込むも、塚本の垂直落下式ブレーンバスター、バルキリースプラッシュを喰らってしまうと、丸め込みで粘る青木をスーパーキックからのずどんで3カウントを奪い勝利を収める。
第3試合では新結成されたのか吉野と関札のパーティーボーイズと山縣が組み、SOSと倉垣組と対戦。山縣はアルシオン、倉垣はJWP以来だがいつ以来だったかは憶えていない。試合は場外戦から主導権を奪ったSOSはオースギが吉野を逆エビ固めで捕らえるが、関札はカットではなくプッシュアップでの逃れ方を吉野に指導、山縣も指導するが、カットしてほしい吉野は追い詰めれてしまい、関礼はダイビングヘッドバットでのカットを試みるが、距離が足りずに見事に自爆となって館内を大いに沸かせる。倉垣も女子選手とは思えぬ怪力ぶりを見せ、パーティーボーイズをまとめてバックドロップから、アルゼンチンバックブリーカーで担ぐが、さすがに男二人は重かったか、すぐ降ろしてしまうも、最後はオースギが関礼をカサドーラで3カウントを奪い勝利、試合後は倉垣が再びパーティーボーイズにアルゼンチンバックブリーカーに挑戦、見事二人まとめて担ぎ上げることに成功したが、パーティーボーイズは大日本の新しい名物タッグになりそうだ。
第4試合では唯一のデスマッチが行われ、凶器持ち込みデスマッチということで星野は有刺鉄線プロテクター、藤田は頭に有刺鉄線鉢巻を巻くも、早くも額から血が滲み始める。佐久田は型抜きボード、竹田は得意のアイテムであるハサミを持参して登場した。
試合は場外戦からステージへと雪崩れ込み、竹田と藤田がイスチャンバラ、藤田が有刺鉄線頭突きも自らダメージを負ってしまい、たまりかねて自ら有刺鉄線鉢巻を捨て、星野は佐久田にパワーボムを狙うがリバース、ステージから降りた泥泥ブラザーズに佐久田がステージからトペコンを発射する。
佐久田は型抜きを持ち出し、星野の額に刺そうとするも、藤田がカット。泥泥ブラザーズはダブルマッケンローから藤田が有刺鉄線鉢巻を巻いての小こけしは自爆、しかし藤田は佐久田をコーナーに逆さ吊りにして顔面に三脚イスをセットするとスライディングキックを発射、星野も入って合体攻撃で佐久田を追い詰める。
劣勢の佐久田はミサイルキックで反撃、交代した竹田もハサミラリアットを放って、藤田の額を切り刻むも、藤田も負けじと隠し持っていたハサミでラリアットを敢行、星野も有刺鉄線プロテクターを着用して突進するが、竹田のドロップキックを喰らってしまい、串刺し攻撃も喰らった星野はプロテクターを取るも、佐久田が型抜きボードでのフェースクラッシャーを敢行、だが藤田の援護を得た星野も佐久田に型抜きボードでのチョークスラムで逆襲する。
星野は佐久田を垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと最後はダイビングセントーンで3カウントを奪い勝利となる。第5試合にはバラモン兄弟が登場、バラモン兄弟は例の如く水噴射で入場、対するスタン小林もブルロープ片手に登場するが、発情して女性客と一緒に座るなど双方やりたい放題。バラモン組の奇襲で試合開始となるが、今回はポリスバージョンとなった植木が敵味方関係なく投げ飛ばすと、フランク大橋レフェリーと漫才を披露、最初はネタを忘れたせいで戸惑うが、やっとネタを開始するも、やっぱりスベってしまい、岡本から両腕ラリアットで突っ込まれてしまう。場外戦となると岡本が客を盾にしてバラモンの水噴射を防ぎ、水噴射も間一髪かわすが客に命中するなど自ら無差別テロを引き起こしてしまう。
リング内では植木が岡本相手に相撲に挑み、電車道を浴びせるも、岡本に逆襲されるが、バラモン兄弟はスタン小林を捕らえてボウリング攻撃、だがスタン小林もエルボーバットからエルボードロップで反撃し、岡本もバケツの水をバラモンにかけるが大きく振りかぶったため、客をも巻き込んでヒンシュクを買ってしまう。
そこで植木が全員をホールドアップして、スタン小林にクリスマスプレゼントとしてカバーさせるが、騙まし討ちにして丸め込むと、怒ったスタン小林がウエスタンラリアットを炸裂させて3カウントを奪い勝利となった。セミは、序盤は中之上組が4人の中で一番軽量のビリーを捕らえるも、ミサイルキックで反撃したビリーはボディガーに交代、ボディガーは中之上に串刺し連続ラリアットと攻めるが、中之上は串刺しラリアット、顔面への串刺しドロップキックと猛攻をかける。しかし菊田のブレーンバスター狙いをボディガーが投げ返すと、ビリーはコーナーからのトペコンで中之上を排除、最後はボディガーがハンマー、ハイキック、ラリアット、バウンズと畳みかけて菊田を粉砕する。
メインは大地&関本&鷹木&神谷vs河上&浜&イサミ&宇藤の豪華8人タッグ。浜組は先発に浜が出ると、大地組は譲り合いの末、関本が先発で志願すると他の3人は「どうぞ、どうぞ」と譲り、関本は釈然としないまま気合を入れなおして浜に挑むも、ぶちかまし合戦は浜が揺るがず、関本は相撲に挑むが、浜は関本のタイツをTバック状態にして動揺を誘って勝利、関本は慌てて大地に交代すれば、浜も河上に交代。1・2後楽園でストロング王座をかけて対戦する大地vs河上はグラウンドの攻防となり、腕の取り合いになると河上が腕十字で捕らえ、大地は起き上がろうとするも、河上は逃さず。神谷相手にもクルックヘッドシザースで捕らえるなど、グラウンドでは負けないと大地にプレッシャーをかける。
宇藤は鷹木に挑む、前夜のDRAGON GATEの福岡ではブーイングを浴びた鷹木だが、VerserKバージョンではなく、通常の鷹木だったこともあって声援も多い、宇藤のチョップを正面から受け、イサミにも攻め込まれるが、8人の中で一番軽量のイサミが深追いしてしまい、大地組に狙い撃ちにされてしまう。しかしイサミはやっと反撃した浜に代わるも、串刺しボディアータックをかわされた浜に、神谷は串刺しぶちかましを連発、浜もラリアットで反撃するがボディープレスは自爆となってしまう。
ここで各選手が入り乱れ、大地はイサミ、神谷は河上、鷹木は宇藤にアルゼンチンバックブリーカーと競演を見せると、関本も負けじと浜を担ごうとするが失敗、ボディースラムに切り替えようとするも浴びせ倒されてしまう。再び大地vs河上となって大地のキックに対し、河上はエクスプロイダーで投げ、交代した宇藤も大地にミサイルキック、ビックブーツと捕らえてから浜らが入ってトレイン攻撃で捕らえ、鷹木も浜相手にバンピングボンバーを浴びせるが、浜は揺るがずも、連発してやっと排除する。大地は攻め込んだ宇藤をカバーするもイサミがコーナーからのダイビングダブルニーでカットすると、再び各選手が入り乱れて宇藤は大地にリバースタイガードライバーを狙うが、大地は堪え、宇藤はビックブーツから突進も、大地はニールキックで迎撃してから、垂直落下式DDTで3カウントを奪い勝利、橋本真也の必殺技だが大地はすっかり自分の物としたようだ。メイン終了後はバラモン兄弟を除く、参戦選手らが揃って大地の掛け声で「メリークリスマス!」で大会を締めくくった。自分も2年連続での大日本で観戦納めでクリスマス、来年はどこで迎えるのだろうか…
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プロレス多事争論「UWF」
今年は『1984年のUWF』が出版されたことで、UWFとは何かを検証された1年だった。
『1984年のUWF』に関してはNumbersの連載を時折り読んでいたこともあって買わなかったし深くも見なかったものの、内容的には前田日明は確実に怒るだろうと思っていたら、思っていたとおり前田が怒り「証言UWF」が出版されるきっかけになった。
自分にとってUWFとは何か?今でもジャイアント馬場、アントニオ猪木のB・Iの時代が続いたことで、何か変えて欲しかったというムーブメントみたいなもので、そのカリスマの代表格に前田日明が祭り上げられ、前田もUWFを通じてマット界を変えようとし、自分も含めたファンも前田に何かを変えて欲しいと期待していたが、現実の前にUWFというムーブメントは消え去ってしまった。
『証言UWF』を読んだが、前田にとってUWFとは何か?同じ理想郷に集まった仲間たちの集まりで、前田はその仲間たちを守りたかったが、仲間を思うがあまりに前田は仲間たちの本音には気づかず、気づいてみれば前田は独りぼっちになっていた。
UWFから自分が学んだことは、今思えば理想と現実で、現実の前に理想郷は崩れていった。それを思い知らされたのは前田だけでなく、UWFを見てきたファンだったのではないだろうか…
前田は新たなるUWF本を出版するが、自分は読むかどうかわからない。わかるのは今更振り返っても、あの時代はもう帰ってこないということ、UWFは今でも自分の中では青春時代の1ページでもある。
今年UWFが話題になりましたが、どの本を買いましたか?
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年12月23日 -
カバナワールドに翻弄されるも竹下が10度目の防衛の大台!ハラフジマルはDAMATIONを粉砕!
12月24日 DDT「NEVER MIND 2017」後楽園ホール 2017人満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
○マッド・ポーリー(5分8秒 体固め)×伊橋剛太
※リバース・スプラッシュ◇第1試合◇
▼20分1本
入江茂弘 ○奥田啓介(8分58秒 グラウンド卍固め)高尾蒼馬 ×下村大樹◇第2試合◇
▼30分1本
○山下実優 坂崎ユカ まなせゆうな(9分7秒 片エビ固め)フランソワーズ☆高木 マーガレット★オオワシ ×平田一子
※クラッシュ・ラピート(試合終了後)
一子「ちょっと待って! アゴ…いや、実優さん! あなたいつの間にこんな美しくなって強くなったのよ! 最高よ、あなた! そんな実優と闘えて本当に幸せよ! あなたみたいなスターがいれば女子プロレス界も安泰ね。私も頑張るから、一緒に女子プロ界を盛り上げていきましょう!」(と言って握手を求める。山下がこれに応じた直後、一子は裏切りのスタナー。そのまま3カウントを取って、一子がアイアンマンを奪取する)▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○平田一子(12時36分 体固め)[第1277代王者]×山下実優
※スタナー
☆平田が第1277代王者となる◇第3試合◇
▼30分1本
KUDO ○坂口征夫 高梨将弘 赤井沙希(5分47秒 体固め)石井慧介 松永智充 斗猛矢 ×島谷常寛
※ハイキック◇第4試合◇
▼NωA、負けたら即解散撤回スペシャル/30分1本
○大石真翔 勝俣瞬馬 MAO(10分35秒 三角絞め)男色ディーノ スーパー・サササンゴ・マシン ×アントーニオ本多(試合終了後)
ディーノ「大石さんは人として負けた。すなわち1勝1敗。だからこの試合はなしにします。所詮、私のパートナーは男色親衛隊の中でも下等戦士。アイドルを続けさせるためにアイドルが嫌いな高級戦士を用意した(というとスクリーンに映し出されたのはバラモン兄弟)1月3日後楽園大会で男色バラモンがNωAに勝ってアイドルを続けさせる。死んで地獄に落ちて生き返ってウジ虫になったままアイドルを続けるんだな!(と高笑いして退場)大石「絶対勝って1月28日後楽園ホールで解散します! 以上、僕らはニュー・レスリング・アイドル、NωAでした!」
◇第5試合◇
▼Haste la Diego!スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○ディエゴ 彰人 樋口和貞(11分59秒 片エビ固め)岩崎孝樹 渡瀬瑞基 ×レッカ
※VHS(試合終了後試合後、ディエゴに惜しみない拍手と「ディエゴ」コールが送られる)
彰人「ディエゴ、泣かないよ。笑顔で送り出すって決めたんだから泣かないでよ。ディエゴ、最後の試合あっという間だったね。楽しかったね。アナタは5年前に日本に来て、初めはよくわからない外国人だと思って、みんな不審そうな顔で見ていたけど、アナタの持ち前の愛嬌でみんなの心を引きつけて、こんな大勢の人に応援される立派なレスラーになりました。これでディエゴはチリで帰ります。もしかしたらもう日本に来ないかもしれない。でも、この4年間、5年間やってきたことはDDTのレスラー、お客さん全員の心にしっかり刻まれているから、ディエゴ、君はDDTの仲間だから。チリに帰ってもずっとずっと仲間。チリに帰ってもずっとプロレスを続けてください。約束(ディエゴと指切りげんまん)。一番最初に言ったさよならは撤回しよう。アナタがチリでプロレスを続けるなら、もしかしたらどこかで会うことができるかもしれないから。ディエゴ、またね」ディエゴ「彰人さんが言った通り、5年前に来て、いつも後楽園ホールでダークマッチばっかりでした。でも仲間いっぱい作って4年経って、今は休憩前に試合ができて本当に嬉しいです。みんな知ってると思うけど、僕はこのDDTがメチャクチャ好きですよ! DDTに入って本当にいいことでした! みんなに本当にクソお世話になりました。ありがとうございまーす!」
(DDTのメンバーがリングに集結して記念撮影し、ディエゴは号泣。ディエゴはレッカ、勝俣と抱擁。さらになぜか平田一子を見つけてリングへと促す。ディエゴは抱擁をかわすフリをしてVHSで叩きつけて3カウント。アイアンマンベルトを奪取し、バックステージへと逃げていった)
▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○ディエゴ(13時36分 片エビ固め)[第1277代王者]×平田一子
※VHS
☆ディエゴが第1278代王者となる◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[第62代王者組]○HARASHIMA 丸藤正道(18分47秒 体固め)[挑戦者組]×佐々木大輔 遠藤哲哉
※蒼魔刀
☆HARASHIMA&丸藤が6度目の防衛に成功【HARASHIMA、丸藤の話】
HARASHIMA「やっぱり僕は何度もあの二人とは闘っていて、結構自分の技が見切られているというか。それは感じながら、結構苦戦しちゃったんですけど、丸藤さんのアシストがあったお陰で防衛することが出来ました」丸藤「今日も素直に楽しかったです。うん。初めて試合をした二人なんですけど、何かプロだなっていうのがしっかり感じられたし。まあでも年末だからと言って、このベルトを落として自分のところに戻るっていうわけにもいかなかったので。今日はしっかり防衛出来てよかったなと思います」
――丸藤選手は遠藤選手に不知火をやられる場面もありましたが。
丸藤「あのね! 不知火は首を持っていない方の手は横に広げるのが不知火なの。あれは未完成だね、まだね。でも運動神経いいから簡単にできちゃったね」HARASHIMA「アハハハハ」
丸藤「もうやらないでください!」
――ベルトを持って年を越すことになりますが、来年このベルトを使って何かやりたいことはありますか。
HARASHIMA「そうですね、やっぱ防衛をドンドン続けていきたいですね。」丸藤「もちろん、そうですね。ベルト持ってるからにはチャンピオンとして、このDDTのリングを盛り上げていきたいと思うし。3月の両国も一応僕も参戦ってことなんですけど、その前にシングルのリーグ戦があるらしいので。そこはそこでしっかりHARASHIMA選手に優勝してもらいたいし」
HARASHIMA「頑張ります」
丸藤「そのときはそのときでまた違った状況が生まれているかもしれないので、影ながら応援しています。Twitter見てます……Twitter! LINE、いまだに知らないので」
HARASHIMA「はい、じゃああとで(苦笑)」
丸藤「いや、大丈夫です!」
HARASHIMA「大丈夫ですか?(苦笑)はい。まあね、心は通じているので。そうですね、D王……タッグのベルトで両国、両国以降とかではなくても、シングルのD王があって、僕がそっちに集中出来るように丸藤さんはそっちも応援してくれるそうなので」
丸藤「俺も俺で、しっかりとホームリングがあるので。お互いまたリングで会ったときに、しっかりそのベルトを防衛出来たらと思います。メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!」
【佐々木、遠藤の話】
佐々木「私はいままで神様というものを信じてきませんでした。明日はキリストの誕生日です。私はいままでクリスマスというものは…これ生放送ですか?」――違います。
佐々木「クリスマスというのは男性と女性がセッ●スするための、そういう日だと思っていました。しかし今日、私は天に召された気持ちです。これからは改心して清く正しく生きよう、そう思いました。はい。(無言で遠藤に頭を叩かれて)うわーーーー! な、何するんだ! ぐわ! あああーーーー! テツヤーーーー! 目覚めたぞぉー! おいHARASHIMA! 丸藤! テメーらよくもやってくれたな。ふざけるんじゃねぇぞ! おい、俺には傷ひとつついてねぇぞ! オイ! テツヤ言ってやれよ、あいつらぶっ殺してやろうぜ!」遠藤「……」
佐々木「何か言えよ、お前オラ! 何がクリスマスだオイ!」
遠藤「……」
佐々木「何か言えよオイ! 何か聞けよオイ!」
――タッグ王座は残念ながら獲れませんでしたけど、30日は不法集会もありますし……。
佐々木「オイ、話変えるなよ! KO-Dタッグの話だろ。HARASHIMAと丸藤の話だろオイ! 誰が改心したと思ってんだよオイ! するわけねぇだろ!」――まったくしてないんですね?
佐々木「ああ、してねぇよ!」――今後もハラシマルフジを狙っていく?
佐々木「狙うの?」遠藤「うーん……またやります?」
佐々木「興味はないけど……興味はないけど、好きじゃないんだ、あいつらのこと。私服がダサイんだよ! 二人とも共通して。俺なんか短パンにレザースニーカーだぞ。」
――……カッコイイですね。
佐々木「あと何だよ(苦笑)」――タッグは一旦置いておく?
佐々木「そのうちな。また。」――では話を不法集会に戻しますが、唯一残っているベルトであるEXTREME……。
佐々木「唯一残ってるベルトって…そうか! ああ、そうか。すっかり忘れてた。」遠藤「大家に……。」
佐々木「何でその話するんだよオイ!」
遠藤「……すみません。」
佐々木「オイ! 何だよ(苦笑)。」
――正式に電流爆破はダメだと会社から発表がありましたので、ルールが決まっていないわけですが。
佐々木「ルールか? 考えてねえよ(苦笑)。電流爆破だろ。でも電流爆破、電流爆破って言ってると、違うところでやることになったら困るから、もう言うな! そういうこと。勝手なことばっかり言うな。出来ないんだから。死なないのかお前! 後楽園ホールは火禁止なんだよ!」――はい。
佐々木「当たり前だぞ。常識だぞ。」――失礼しました。では不法集会への意気込みを。
佐々木「意気込みだって。」遠藤「意気込み……」
佐々木「意気込み? うーん……」
遠藤「ノブは?」
佐々木「意気込みなんてあったかなぁ。」
遠藤「ノブは?」
佐々木「今日はクリスマスなんでね、それどころじゃない。」
――今年を振り返ってみて、DAMNATIONは大活躍でしたが。
佐々木「今年活躍したっけ?」遠藤「でもまあ……。」
佐々木「違うんだよ。毎日毎日、記憶がないから何も覚えてない!」
遠藤「石川修司が抜けて……。」
佐々木「あいつ調子に乗ってるからな。石川と諏訪魔は調子に乗ってるからな。DAMNATION関係ないぞ。」
遠藤「言ってやってくださいよ!」
佐々木「何の話だっけ?(苦笑)あ、今年の話……覚えてないよ、もう。先週の話のことも覚えてないんだから(苦笑)。」
――遠藤選手は今日、かなり丸藤選手を意識しているような場面がありましたが。
遠藤「意識してないよ!」佐々木「意識されてたな。」
遠藤「意識されてましたね。何だあいつ。」
佐々木「ほら、もうおじさんだから、若い子が羨ましくてしょうがないみたいな。」
遠藤「羨まし……。」
――(割って入るように)よろしいでしょうか?
遠藤「オイ!ふざけるなよ!」◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]○竹下幸之介(22分23秒 ロールスルー・ジャーマン・スープレックスホールド)[挑戦者]×コルト・カバナ
☆竹下が10度目の防衛に成功(試合終了後、竹下は引き揚げようとするカバナを呼び止める
竹下「センキュー・ソーマッチ」(カバナはマイクで話そうとするが、音声が通らない。しかしこれはカバナが自らスイッチをオフっていたためで、松井レフェリーにツッ込まれる)
カバナ「タケシタはDDTでナンバーワンのレスラーだ(と賛辞。ガッチリ握手をかわして引き揚げると場内「カバナ」コール。)」(今林APから改めてD王GP優勝者は3・25両国メインに立つことがアナウンスされる)
竹下「チャンピオンが優勝したらどうなるんですか? 優勝したら逆指名していいんですか?」
今林AP「P、そういうことでいいんですかね?」
男色P「(地声)そういうことでいいんじゃないですかね(さらにリングに)次のD王に出る人は勝って、次の主役に躍り出てもいいし、D王に出てない人は出てないなりに楽しませ方を表現すれば主役になれる。だから、アンタを止めようとしている人はいっぱいいる(と、さらに気を引き締めていくよう求めた。)
続いてDDT本体としては年内最終興行であり、クリスマス・イブということでDDTからプレゼントがお客さんに振舞われる。リングに選手が集結すると今林APが各選手にコメントを求める。
HARASHIMA「2017年、シングルのベルトは獲られてしまったけど、タッグのベルトを持って年を越せるので2018年は今年以上に素敵な年にしてやるさー!」
丸藤「今日は普通でいい?(場内の『え~』に)いいじゃん! 私たちハラシマルフジ、
ベストタッグを獲れませんでした。今日防衛できたので来年もしっかり防衛して東スポのベストタッグを獲ってやるさー!」(マイクがカバナに渡ってしまうと、カバナは再び音声が通ってない下り。)
KUDO「1年間、DDTプロレスにお付き合いいただきありがとうございます。僕ら酒呑童子は30日に6人タッグの防衛戦を控えてますので、そこで必ず勝ってベルトを肴に新年を迎えたいと思います!」(今林APが高木大社長にマイクを渡そうとすると島谷がカットイン)島谷「今年はKO-Dまであとわずかだったんですけど、来年D王GP、必ず俺が優勝してKO-D無差別、KO-Dタッグ、KO-D6人タッグ巻いて、DDTのトップ、ここにありを見せたいと思います!」
(その島谷を平田が制裁。)
平田「ゴチャゴチャうるさい! そもそもテメエ、D王出ね
えじゃねえか! オメエがここでしゃべるなんて100年はええんだよ! 来年はこの平田がKO-D総ナメして、平田一喜の年にしてやりたいと思います(平田が勝手に締めようとすると大鷲の張り手から全員ストンピング。)なんなんだよ!(地団太でお客さん含めてみんなでジャンプ。)高木「今年は3月のさいたま、夏の両国があったり、9月にはDDTのサイバーエージェントグループ入りといろいろあったんですけど、DDTは12月になっても何一つ変わってません! 今年はすごく印象に残る1年だったなと思います。来年もそしてこれからもずーっと皆さんと一緒にDDTは歩んでいきますので、どうかよろしくお願いします!」竹下「皆さん、2017年本当にありがとうございました。高木さんが言ってましたけど、サイバーエージェントになっても変わることはないし、僕たちはこうやって見に来てくれるお客様を精一杯楽しませるだけです。僕はそれをチャンピオンとして2018年もやっていきますので応援よろしくお願いします!」
(最後は竹下の三本締めで大会はお開きとなった。)
【竹下の話】
竹下「まあね、コルト・カバナが強敵なのはハナからわかっていたことで。こうやってちょっと反抗期で髪の毛染めてね、染めた途端負けていたらちょっと話にならないんで。何なら意地で勝ちました。」――今日は豹柄のタイツといい、関西人・竹下幸之介の本領発揮という場面もありましたが。
竹下「そうですねぇ。アメリカインディーマット界vsDDTっていう図式もありましたけど、やっぱアメリカvs西成、そういうのもあったと思いますよ。どっちのほうがスラムなんだってね。どっちがNo.1スラムかハッキリせえよってね、そういう気持ちもありましたよ僕は。」――今年いろいろあったDDTですが、KO-D無差別級王者として年を越えます。1年を振り返ってみていかがですか。
竹下「3月にチャンピオンになって今日でV10なんですけど、本当にタイトルマッチの度にタイトルマッチに必死であまり考える余裕なんてないし、振り返ってもハードな1年だったなってことが一番に出てきますけど。でもこの1年が僕を強くしてくれたと思うので、それを2018年は還元させていきたいと思います。」――D王GPがありますが、先ほどリング上で優勝したら両国の相手を逆指名するという話でした。自分の中で両国でやってみたい相手がいてのことなんでしょうか?
竹下「あります、あります! うーん……竹下がチャンピオンだとして、竹下vsこの選手っていうのは恐らくよっぽどの何かが起こらない限り、組まれることがないだろうなって。後楽園でも、むしろ地方でも! 関係なく組まれる可能性が低いだろうなっていう。でも僕個人的には思い入れのある選手と、両国という舞台で試合がしたいっていう。言ってしまえば僕の自己満足なのかもしれないですけどね。でもD王GPに優勝することは、その権利が与えられるわけですから! これは誰にも文句言えないと思うので。だから楽しみです。モチベーションになりました。」――そのためにはD王GP優勝が絶対条件になると思いますが、1回戦の相手は黒潮“イケメン”二郎選手です。
竹下「ねえ! 今日のカバナといい、何か…何かねぇ……僕も確かにV10はすごい記録だと思うし強いと思うけど、何か…こう…みんなの油断モード? 何か油断している雰囲気が充満してて。「まあ竹下だったらいけるだろう」みたいな。何か「試合して勝つだろう。最終的には」みたいな。それがすごく怖くて……怖いんですよね。だから今日も正直ギリギリだったし。黒潮“イケメン”二郎vs竹下幸之介っていうのはDDTのニュージェネレーションのエース対決だと思っているので。僕は。ここで負けるわけにはいかないでしょう。しかもDDTのリングで。でも何か「竹下ならまあ大丈夫だろう」っていう雰囲気が一番怖いです! 一番の敵はそこですね僕は。」――カバナ選手と闘ってみせ、何が一番すごかったですか。
竹下「うんとね……プロレスを楽しむ気持ち。確かにコミックなことをするし、必ずしも日本のいわゆる王道スタイルとは違うのかもしれないですけど、リングに上がる以上はみんな命懸けてるし。もう体すべてダメージとか、やっぱり怖い、恐怖感ってあるんですよ。(カバナはそれが)ないですね! カバナにはそれがない。楽しむ気持ちしかない。僕もプロレス好きだし、楽しいですよ。タイトルマッチもやり甲斐あるし、達成感もあるし。でも心の隅っこには怖いっていう気持ちもあるし、毎回その恐怖感っていうのはあります。カバナはそれが一切ないです! ゼロ! そこまでの選手、僕は初めてです。それこそ煽りVで名前が出た(エル・)ジェネリコとかケニー(・オメガ)さんとかにもないもので。本当にそれが恐ろしかったです。だからプロレスラーっていうのは笑顔で人を殴ることもできる職業なのかもしれませんけど、もっとね自分の命を懸けていることに対しての恐怖感がないっていう、それが恐ろしかったですね。あともっと言えば、あれだけお客さんの、オーディエンスの反応っていうのも気にしてますけど…気にしているっていうか、お客さんのレスポンスありますけど、それも正直どうでもいいと思っています! カバナは。自分のやりたいことをやるだけ。それにお客さんがついてきてくれるっていう……もうこれぐらい…僕もチャンピオンとして防衛ロードはもう自分の道を歩こうと思って、決めてやってますけど、まだブレがあったなと。あれぐらい自分のスタイルを貫くべきだなと。勉強になりましたし、こうあろうと改めて思いました。恐ろしかったですね。」――今年1年を振り返って、一番印象的だったことは?
竹下「あー、難しいっすねぇ。いま聞かれたら、それ今日の試合ですからね! 1ヶ月前に聞かれたらたぶん丸藤さんとの試合だったって言うだろうし。難しいですけど、うーん……僕の中で大きかったのは、やっぱり(3月のさいたま)スーパーアリーナはスタートになったかなって。この2017年の本当の意味でのスタートはあのスーパーアリーナだったかなと思いますけどね。あそこから動き始めたというか。いまが確立されたのかなってしています。そういうターニングポイントがポイント、ポイントであるので、そこを掴めたっていうのは大きいですかね。」【カバナの話】
カバナ「ゴメンサーイ、ゴメンナサーイ。DDT UNIVERSEを見ている皆さん、ゴメンナサーイ。」――試合の感想を。
カバナ「(左ヒザのサポーターを外して)これが見えるか? (テレビカメラに向かって)撮ってくれ。俺は勝っていたんだけど、リングの外に出たときに足をやっちまった。俺は勝っていたんだ! (負けたのは)これのせいだ! ただタケシタにやれたんじゃなくて、自分でやっちまったんだけどな。すごくいい試合だったし、タケシタはいいチャンピオンだけど、彼は俺を倒していない。俺は自分で俺を倒してしまったんだ。ゴメンナサイ。(記者の頬を撫でながら)ゴメンナサイ。」――28日には新宿地上最大武道会という1DAYトーナメントへの出場が決まっています。1回戦と2回戦はロープがない試合ですが。
カバナ「俺は10歳のとき、自分のベッドの上でプロレスをやっていた。そのときはロープなんてなかったからな! だから俺はもう準備できている。俺は自分が10歳だったときのように練習してくるから。そして俺は10歳の子供たちと一緒に練習してくるから。」【高木大社長総括】
高木「いや、本当に今年もいろいろありすぎて。20年っていう年月、DDTがもったこと自体も奇跡だし。あと、その20年をこれからどうやって30年、40年、50年って維持していくかっていうのを、いろいろと考えた1年でもあったので。やっぱり3月にさいたま(スーパーアリーナ)やって、8月に両国(国技館)やって、9月にサイバーエージェントさんのグループ入りっていうのは、別に偶然でも何でもなくてずっと考えていて、考えに考えた末での行動だったので、やっぱり継続していかなきゃいけないし、さらにDDTをもっともっと大きくしていかなくちゃいけないと思っているので。やっぱりこれからもDDTの挑戦っていうのは、たぶん21年目を迎えても続いていくのかなと思っています。やっぱりお陰様でAbemaTVでもレギュラー中継をするようになって、本当に「DDTを初めて見た」っていう声が結構多いんですよ。その中で「正直いままでDDTを見ていなかったけど、初めて見たら面白い」っていう声も結構多くて。まだまだ見てもらわなきゃいけないなと、見せなくちゃいけないなと思った次第なので。これからもドンドン広げていくってことかなと思っています。プロレス自体ももっともっと盛り上げていきたいなというふうに思っていますね。」――今年1年をチャンピオンとして引っ張ってきた竹下選手の評価は?
高木「いやぁすごいですね! 僕がもしチャンピオンだったら……結局V10でしょ。完全に入江の持っている記録も抜いたわけだし、もちろんHARASHIMA君やいろいろな歴代チャンピオンがいた中で、DDTの歴史の中に残せるぐらいのひとつの大きい金字塔じゃないかと思っています。やっぱりあの若さで、たぶんいろいろあると思うんですよ。プロレスって思い入れの強いジャンルでもあるので、やっぱり若いチャンピオンってものに対して「何も苦労してないじゃないか」とか、いろんなものがあるのを見るんですけど、22歳でこれだけ長いあいだ、ずっとチャンピオンを意地出来るって苦労してないわけないし。やっぱり彼自身にもいろいろな苦悩や思いは、たぶんあったと思うんですよね。だからそれをやっぱりもっともっと報われてほしいなっていうのもあるし。でも凄いなって思います。単純に。俺がじゃあ22歳のときに何をやっていたかと言ったら、そこら辺で遊んでいただけなので。クラブ活動して遊んでいただけなので、やっぱり22歳でこれだけ長いあいだチャンピオンベルトを巻き続けて、それなりの内容も残していっていう。今日のコルト・カバナもすごいクセのあるチャレンジャーだったんですけど、それでも順応して、さらにそれを上回って勝ったっていうのは、彼の中でもすごく大きかったんじゃないかなと思いますね。でもまだDDTだけじゃないんで。このあとBASARAもあるし、イッテンヨンは東京女子プロレスもあるし、ガンバレ☆プロレスもあって、DNAもあるから。やっぱり全部が全部、盛り上げてやっていかなくちゃいけないんで、引き続き頑張りますよ。ありがとうございました! 本当に1年間、ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。」後楽園大会のメインは竹下の保持するKO-D無差別級王座に元NWA世界ヘビー級王座でROH、WWE、ZERO1、NOAHなどにも参戦してきたカバナが挑戦。
カバナは試合開始後もいきなり場外へ降りてカメラマンに撮影をねだり、ゆっくりリングインしてからは自身のコールを煽りつつも、ロープに押し込んだ際に竹下の体をまさぐるなど、早速竹下だけでなく観客をも自身のワールドへと引きずりこんでいく。竹下がロックアップを狙ってもカバナはいなしてハンマーロック、アキレス腱固めの掛け合いでもカバナは深追いせずブレークし、バックを奪われてもコーナーにしがみつき、竹下の突進もカバナはショルダークローからサーフボードストレッチ、エビ固めと、竹下が押せばカバナは引き、竹下が引けばカバナが押すといわんばかりにインサイドワークで竹下を翻弄する。
カバナは崇コーナーを作ろうとするが、竹下はボディースラムで阻止すると、ロープ越しのアトミコから顔面へのスライディングキックを浴びせ、ジャーマンを何度も狙うがカバナはロープにしがみついて阻止し、竹下が突進したところでカバナがヘッドシザースで場外へ追いやると、、カバナはイスに座る竹下にコーナーからのダイブと見せかけてリングを降りて、そのまま浴びせにかかり、竹下も対抗して客を盾にして隠れると、見失ったカバナに対して背中から強襲、リングに戻ってからカバナはエルボースタンプ、逆水平と攻め込むが、カバナの突進を竹下はスロイダーで投げ、場外に追いやったカバナにプランチャを発射、そして客席に座らせるスライディングビックブーツ、リングに戻ってブルーサンダーとようやく自身のペースを掴む。
竹下は串刺しビックブーツ、ニーと畳みかけるが、ぶっこ抜きジャーマン狙いはカバナが下へすり抜けてアッパー、袈裟斬りを放ち、竹下もアッパーで応戦、エルボー合戦、カバナは頭突き、竹下のラリアット狙いをかわしたカバナはBOOM BOOM・ショット、串刺しエルボー、コーナーから二段式ボディープレスと畳みかける。竹下はカバナを捕らえてジャーマンを狙うが、カバナはシカゴクラブで切り返し、カバナは逆水平からブレーンバスター狙いは、竹下が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからラリアットで返すも、カバナは突進する竹下を迎撃してからスーパー・マン、竹下もBrainbustaaaaahhhhh!!!!!を狙うが、カバナはここ一番で出すシカゴスカイラインを決め、竹下を追い詰める。竹下は丸め込みを連発、カバナが押さえ込むが、カバナはダブルチョップからのムーンサルトアタックはかわした竹下は、崇コーナーにカバナを直撃させてからロールスルージャーマンで3カウントで王座を防衛、10回目の大台に乗せた。
序盤はカバナのインサイドワークに翻弄されるが、竹下も楽しむかのように敢えてカバナの懐に飛び込んだ。終盤はカバナも本領を出してシカゴスカイラインまで出したが、キックアウトされたのは想定外だったと思う。だが竹下にとっても勉強になる一戦でもあった。次回の防衛戦は3月25日の両国のビックマッチ、D王GP優勝者が挑戦者となり、竹下が優勝した場合は竹下自身が指名するという。D王GPは誰が優勝して独走する竹下を止めるのか、それとも竹下が優勝して誰を挑戦者に指名するのか…
セミのKO-Dタッグ選手権はHARASHIMAと丸藤の連係を阻止したDAMATIONは場外へ追いやってから佐々木はHARASHIMA、遠藤は丸藤と同時空中弾を敢行してからHARASHIMAを捕らえるも、串刺しを迎撃したHARASHIMAは佐々木にジョンウー、丸藤は佐々木のTシャツをまくって目隠し状態にしたうえでの鞭のようにしなる逆水平、串刺しジャンピングエルボー、トラースキックコンポと反撃、
丸藤を意識する遠藤はヘッドシザースホイップからの掟破りの不知火は阻止されるも、遠藤はスワンダイブフォアアームを浴びせ、丸藤は起き上がり小法師式逆水平、ステップキック、河津落としの四天王ムーブで応戦、遠藤はハンドスプリングオーバーヘッドキックから逆水平も、丸藤も打ち返しトラースキック合戦、遠藤がオーバーヘッドキックと食い下がる。
HARASHIMAは佐々木に雪崩式ブレーンバスター、ミドルキックの連打からファルコアロー、丸藤が入ってトレイン攻撃、丸藤のネックツイストと畳みかけるが、HARASHIMAのスワンダイブボディープレスは佐々木が剣山で迎撃、だがARASHIMAもダイビングエルボードロップをキックで迎撃、蒼魔刀狙うが、佐々木がキャッチしてNOW OR NEVERから、遠藤がスワンダイブ式450°スプラッシュを投下、勢いに乗った遠藤は佐々木の急所蹴りの援護を得て、丸藤相手に掟破りの不知火を敢行する。
佐々木はHARASHIMAにダイビングエルボードロップからクリップラーフェースロックで捕獲する、担いだHARASHIMAは山折り、そして蒼魔刀を狙うが、遠藤がスワンダイブ式ミサイルキックで迎撃すると、丸藤のトラースキックもHARASHIMAに誤爆、佐々木はHARASHIMAに佐々木式ウラカンラナからラ・ミスティカを狙うが、HARASHIMAが堪えたところで、佐々木は強引にフェースロックで捕獲、ところが丸藤が見えない角度からのトラースキック、虎王でカットすると、遠藤を本家・不知火で排除する。
王者組は丸藤が前へ投げてからダブルトラースキックを浴びせると、HARASHIMAが顔面蹴りからの蒼魔刀で佐々木から3カウントを奪い防衛した。第1試合ではIGFの奥田がDDT本体に参戦、DNAで抗争している下村を打撃や関節技で圧倒し、最後もグラウンド卍で完勝、試合後もふてぶてしい態度で一人去っていったが、DDTの中で異分子的な存在で面白かもしれない。
東京女子vsT2ひー女子は、平田一子が得意の「TOKYO GO!」で敵味方関係なく躍らせるも、山下のクラッシュ・ラピートを喰らい敗戦、しかし試合後には一子が山下にエールを贈るフリをしてスタナーで騙まし討ちにしてアイアンマン王座を奪取したが、第5試合に今大会をもってチリへ帰るディエゴが全選手との記念撮影後に一子を強襲してVHSで3カウントを奪い、海外流出の事態を招いてしまう。
勝って解散を狙うNωAに阻止を狙う男色Pがササダンゴ、アントンを組んで対戦も、大石が下剤入りのシャンパンを飲んでしまい。10分以内にケリをつけないと腹を催す事態を招いてしまう。対戦する男色Pも大石に容赦なくボディに集中攻撃、窮地を脱した大石は一旦トイレへ向かい、勝俣&MAOが奮闘、トイレから戻った大石も奮戦するが、遂に催してしまったところでスローモーションとなる。大石から出る異臭に敵味方も苦しむが、大石がアントンを三角絞めで捕獲して勝利、だが肝心の解散はvs男色Pが1勝1敗として先送りとなり、男色Pは1・3後楽園では刺客としてバラモン兄弟を差し向け、男色バラモンとしてNωAの解散を阻止することをアピールした。
カバナさん!
タイトルマッチしててテンション上がるの久しぶりやったなぁ。
30年前のNWA世界ヘビーの試合とか好きでよく見るんですけど、その時代にタイムスリップしたような感覚で試合してました。
まだ行ったことのない国で試合するとすごい人はたくさんいるわけで、私は井の中の蛙なわけです。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年12月24日だからこそ。
こうやって未知の選手と試合をした時に感動できることがまだまだたくさんあって、それを吸収していくから強くなり続けられるのです。
見に来てくれた人に楽しんでもらいたい!カバナさんはそれを表現することがワールドクラス。ブンブン!てんきゅー。
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年12月24日ベルト無事防衛!@HARASHIMA_DDT 選手、ありがとうございました!#noah_ghc #ddt
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年12月24日こちらこそありがとうございます!
素敵なクリスマスイブを☆ https://t.co/6p5w4H2Wtz
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2017年12月24日そして、ついにディエゴのラストマッチが終わりました。
大した解説も出来ずにすみません。
でも本当にお疲れ様。
— 勝俣瞬馬@NωA(赤) (@k_shunma_ddt) 2017年12月24日今日は後楽園大会ありがとうございました!
解散決定したかと思ったら
大石くんがやらかして、、、
でももう怖いものはないよね
バラモンが来たって怖くない!
総選挙の演説でも言ったけどバラモンとやりたかった!
元祖アイドルレスラー!
みなさん1.3は応援してください☺️#NωA絶対解散
— 勝俣瞬馬@NωA(赤) (@k_shunma_ddt) 2017年12月24日我らがT2ひー女子プロレスvs東京女子プロレスの全面対抗戦は山下実優に平田一子が負けてしまいました。でもアイアンマンは無事に奪還できたわ!
平田一子はこういう人いるー、って話で盛り上がったわ。どんだけぇ。
来年はT2ひー女子プロレス旗揚げするわ!期待してね!#ddtpro#tjpw#T2ひー女子 pic.twitter.com/lQoiMrb9m4
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年12月24日DDT年内最終戦後楽園ホール大会終了!メイン凄すぎた!カバナが凄いのは当然なんだけど竹下も普通に凄いわ。年末に良いもの見れました。なぜか極悪同盟Tシャツを着て後楽園ホールに来ていたカシアス・オーノ(クリス・ヒーロー)も絶賛しておりました!#ddtpro pic.twitter.com/mTbrVyaurT
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年12月24日 -
望月が斎了の全てを受け止めて防衛!VerserKはツイン、ブレイブ王座を奪取もパンチ追放、二派に分かれる…
12月23日 DRAGON GATE「THE FINAL GATE2017」福岡国際センター 6000人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○シュン・スカイウォーカー 吉岡勇紀(4分28秒 エビ固め)ワタナベヒョウ ×椎名ゆうき
※スカイウォーカー・ムーンサルト◇第1試合◇
▼20分1本
K-ness. "ハリウッド"ストーカー市川 ○ヨースケ・サンタマリア U-T(8分14秒 狙い撃ち)Gamma 問題龍 ×石田凱士 Kotoka◇第2試合◇
▼20分1本
○ドン・フジイ 堀口元気(9分2秒 エビ固め)エル・リンダマン ×パンチ富永
※雪崩式チョークスラム◇第3試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合/60分1本
[挑戦者]○神田裕之(11分20秒 体固め)[第31代王者]×Kagetora
※琉's
☆Kagetoraが6度目の防衛に失敗、神田が第32代王者となる(試合終了後、神田はベルトを投げ、認定書を破る。)
神田「やかましい。オレがブレイブゲート新チャンピオンなんだよ。おい、カゲトラ、オマエはジミーズもなくなり、このベルトもなくなり、何もなくなったな。でもな、オマエのうっとおしい髪の毛をオレが切ってあげたおかげで少しすっきりしただろ。何も言えないか? そんなオマエにまだ中途半端に髪の毛が残ってるんだよ。オレが今から切ってやるよ。リンダ、バリカン! 今からこれで丸坊主にしてやる」
(止めに入った堀口が抵抗するもやられてしまう。すると八木本部長が神田にタックル。)
八木本部長「神田、いい加減にしろ。まだ髪の毛の大事さをわかってねぇみたいだな。いつまでもそんなこと続けるようだったら、今オマエが取ったベルトをここではく奪してもいいんぞ。それにそんなに髪の毛切りたいんだったら、オマエのその無駄に伸びた髪の毛、オレが丸坊主にしてやるよ」
神田「八木、このヤロー、オマエはいつもいつもオレの邪魔ばっかしやがって。まぁ、もらうもんもらったから別に髪の毛なんていいか。オレがこのベルトを取ったからには、オレなりのすごい防衛して、防衛回数を伸ばすからな。オマエら覚悟しておけよ」
【Kagetoraの話】「セコンドの手を借りなくちゃ、勝てないヤツがチャンピオンでいいのか。神田、オマエ、オレから髪も取って、ベルトも取りやがったな。このままじゃ終われねぇからな。覚えておけよ」
【神田の話】「見たか。このゴミ(ベルト)。こんなのに夢とか希望とかあるわけねぇだろ。これからはオレのやり方で今までにない防衛ロードを築いてやるから。ほしいヤツ来いよ」
◇第4試合◇
▼30分1本
○鷹木信悟 吉田隆司(13分6秒 体固め)×ビッグR清水 Ben-K
※バンピングボンバー◇休憩明け◇
(オーバージェネレーションのテーマに乗って山村武寛が登場し、リングへ。)山村「福岡の皆さん、あらためましてこんばんは! いや、ちょっとあの、緊張してるんですけど、オーバージェネレーションの山村武寛です。はい。えー、ご存じの方もいるかと思いますけど、10月1日の博多スターレーン大会の試合中に受け身を取った際に、首から下が自分の意思では動かなくなりました。そして緊急搬送されました。そのときは脊髄振盪という診断だったんですけど、精密検査をしたときに、脊髄振盪ではなく第一頸椎脱臼ということがわかりました。今も両手がしびれてます。(がんばれ!の声に)ありがとうございます。病院の先生からも違う道を考えた方がいいとか、現役復帰は不可能だと言われていますけども、(やや声を詰まらせ)ボクはあきらめることができません。まだ、22歳ですので、時間はたっぷりあると思いますので、時間が許す限り、少しでも可能性がある限り、このケガと闘っていきたいと思いますので、皆さんには長い時間、待たせてしまうと思いますけど、これからも応援よろしくお願いします! 以上です!」
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合
[挑戦者組]土井成樹 ○吉野正人 ジェイソン・リー(17分50秒 ソル・ナシエンテ)[第61代王者組]YAMATO ×B×Bハルク Kzy
☆土井&吉野&ジェイソンが第62代王者となる【土井、吉野、ジェイソンの話】
土井「やっと…」吉野「長かった」
土井「崖っぷちからの脱出」
吉野「17年やってきて、このベルト、何回も巻いてきたけど、こんなにトライアングルのベルトを取って、感動したのは初めて」
土井「それだけトライアングルの価値が上がってたってことだね。こんなに試合前にプレッシャー感じたのは久々だよ」
吉野「今まで結果は出なかったけど、最後の最後で結果を出した。確かにトライブ・ヴァンガードのKzyは絶好調かもしれない。この前の後楽園で現世代の名前出したな。土井吉の名前も出したな。オレらの位置まで上がってこれるんだったら上がってこいよ。YAMATOもハルクの力も借りずにKzy、オマエ一人の力で上がってこいよ。オレらはいつでもやってやる。現世代の中心に立つってことがどれだけ難しくて厳しいか、とことんリング上で教えてやるよ。それから個人的に今年は年明けから大ケガして、しばらく守りに入ってたよ。巡業も調整しながらやってたよ。でも、このベルトを取って、チームとしてだけじゃない。吉野正人個人としても攻めるから。そのへん覚えておいてくれよ」
ジェイソン「私がマキシマムに入ってから、自分の選んだ道が正しかったとわかってた。土井さん、吉野さんはグッドパートナー。マキシマムに入ってからすべての試合、エンジョイしています。今日、見ての通り、新しいトライアングルゲートのチャンピオンになることができました。17年は終わりかもしれないけど、まだ私たちはスタートしたばかりです。18年、これからのマキシマムから目を離さないでください」
【YAMATO、ハルク、Kzyの話】
Kzy「取られたか…クッソー! いいよ。大丈夫ですよ。今日取られたかもしれないけど、もうこんなんじゃオレは落ちないよ。こんなんで下がる気はないよ。今までと違うんだ。今までの自分と決別するために今年から意識改革をやってるんだよ。こんなじゃ落ちないぞ。まだまだオレは行くからな。後楽園でも言ったけど、現世代と言われてる…YAMATO、ハルクさんもそうだ。絶対にそこまでたどり着くからな。いつかこの2人と闘うこともあるかもしれないけど、その時もがっちり行かせてもらうからな」YAMATO「オマエがそこまで言うんだったら、オレらの場所までたどり着いてみせろよ。オレはいくらでもバックアップしてやるからよ」
Kzy「同期のオマエがそこにいるんだからよ。絶対に行って、追い越すぐらいまで行ってやるからな。これからしっかり見ててくれよ。来年も止まんねぇぞ!」
YAMATO「ベルトは取られたけど、トライアングル巻く前のオレたちじゃないから。トライブ・ヴァンガード、ワンステップ上がったから」
ハルク「Kzyもまだまだ成長する。トライブ・ヴァンガードでDRAGON GATEのテッペン目指すぞ。行くぞ!」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート王座決定戦
T-Hawk ○Eita(22分52秒 片エビ固め)×CIMA 横須賀ススム
※グランテ
☆T-Hawk&Eita組が第42代王者となる。(試合終了後、ベルトと認定書を受け取ったEitaとT‐Hawk。「拍手がねえな!」と鷹木)
Eita「はー! ふ~くおか~! ふ~くおか~! オマエらの期待どおり、予想どおり、オレたちが勝ったぞオイ! 拍手がたんねえんだよコラ! おいCIMA、ススム、オマエら、ほんっと口だけだな。オレとT‐HawkがBクラスだ? 何言ってんだクソジジイ、コラ。おめえはな、Cクラス以下だ、このクソジジイ。オマエの時代はな、もう終わったんだよコラ!(とツバを吐きつける)それから控室にいるクソ野郎ども、おめえらもだぞ。オマエらの時代は、もうとっくに終わってんだ。これからはオレたちヤングヴェルセルクがこのDRAGON GATEを制圧してやるからな。オマエら楽しみにしとけよ、カス! それからよ、それからだ! このクソパンチ冨永。おい、てめえだよ。おめえよ、オレに誤爆しといて、なんの謝罪もねえのか? オマエ今日ここで結果残したか? ヴェルセルクに入って、結果残したか? 残してねえよな。そういうことなんだよ。オマエはな、このチームにいても戦力になんねえんだよ。もう必要ねえんだよ、このリングによ。オマエなんてな、このリングからとっとと消え失せろ」
(Eitaがトラースキックで蹴り飛ばすと、続いてT‐Hawkがウラジゴク、リンダがジャーマンで投げ飛ばす。さらに場外で鷹木がイス攻撃。)
T‐Hawk「よーし! これで邪魔者はいなくなった。さて、こっからが本題だ。われわれヴェルセルク、来年からシフトチェンジする。これからは、このオレT‐Hawk、そしてEita、リンダマン、この3人中心で、このチームを回していく。(うなずく鷹木)まあ鷹木さん、神田さん、吉田さんは後ろでドーンと構えてくれたらいいからよ。それともう一つ、来年からわれわれヴェルセルクはチーム名を変える。まあ今は伏せておくわ。来年のヴェルセルクに期待しておけ」
(Eitaは認定書を破ると、リンダがそれで尻を拭いてみせた。)
【T-Hawk、Eita、リンダの話】
Eita「(ヴェルセルク全員でパンチを踏みながらコメント)見ての通りだよ! ベルトはここにあるんだよ! バカコラ!」リンダ「そういうことだ。邪魔者はとりあえず排除してだな、オレたちT‐Hawk、Eita、そしてこのリンダマンがよ、来年からこのリング上をボコボコのズタズタにしてやるからよ! 知らねえぞ」
T‐Hawk「まだ全貌は伏せておこう。リング上で言った通りだ。楽しみは後に取っておく。以上だ。これからのわれわれに期待しとくんだな」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリーム選手権試合
[第26代王者]○望月成晃(21分31秒 片エビ固め)[挑戦者]×斎藤了
※真最強ハイキック
☆望月が2度目の防衛に成功。(試合終了後)
望月「斎藤了、今日はオレの逆指名に応えてくれて、まあ逆指名させられたというか、そんな感じだけどよ、オマエと熱い試合ができたよ。ありがとよ。斎了、オマエとはいろいろあったけど、12年前2月のこと覚えてるか? オレが初めてドリームゲートを取って、その時の初防衛戦の相手がオマエで、そしてその場所が博多(スターレーン)だった。あの時からお互い一回り歳を取ってよ、体動けるかなとか思ったけど、あの時と変わらなさで、斎藤了、オレは嬉しいよ、ありがとよ。あれからオマエはどんどん成長してってドリームゲートを取って、でもそのあとは、なんかどんどんどんどん楽しい方向に行って。まあプロレスでオレは楽しいことも大事だと思うよ。でもオレはオマエの真のシングルの実力を一番知っている一人だと思う。これからも楽しい斎了はもちろんお客さんが期待してる。それはそれで貫いて、でも今回みたく、いつでもドリームゲートを狙える位置にいると思うぞ。またトップを狙う斎藤了を皆さんみたいですよね?(客席から拍手が起こり、サイリョーコールも)」
斎了「ドラゴンゲート最年長で頂点に君臨してる望月さんに言われて、オレもう何も言い返すことができませんよ。確かにここ最近の自分は、もちろんお客さんを楽しませようとお笑いに走ってた部分、大いにあると思います。だけど今日、こんなボコボコにしてくれて、メチャクチャ燃え上がらせてくれました。もっさんがやってるんだからオレもおとなしくしてるわけにはいかない。望月さん、VTRで3回目、敗れたらどういうことかわかるだろって言いましたけど、オレはもっさんから必ずそのベルトを取りますから、それまでキッチリ、トップを走っててください!」
望月「わかったよ。3回でも4回でも5回でも、逆にオマエが取った時にオレが挑戦してやるよ。斎藤了、またやろうぜ。ありがとうよ。(斎了が引き揚げようとすると)あ、斎藤了、ちょちょ、ちょっとまだ帰らないで。まあいつもならな、ドリームゲートチャンピオンがタイトルマッチ後一人で締めるのが恒例かもしれないけど、今日は今年最後のビッグマッチだよ。一人じゃちょっとさびしいな斎了。今日はノーサイドでいいじゃねえか。斎了、一緒に締めようぜ!」
斎了「(リングに戻ってきて)人の顔面さんざん蹴っといて、最後は寂しいから一緒にいてください? ふざけないでくださいよ!」
望月「ノーサイド!」
斎了「終わって、自分防衛しました、ノーサイド、いい加減にしてください」
望月「ノーサイド!」
斎了「まあでも、もっさんとは因縁があったわけでもないし、今日、この福岡最後ですから、1年の感謝を込めて2人で締めましょうか!」
望月「ホントね、博多スターレーン含め、毎年、偶数の月に博多に来て、今日初めてDRAGON GATEを見たという方も中にはいるかもしれませんけど、選手の名前とか顔を覚えるのはもちろんですけど、DRAGON GATEの博多大会は偶数月、これだけはしっかり覚えて帰ってもらいたいですね」
斎了「2、4、6、8、10、12、覚えやすい。ちなみに2018年は2月11日、博多スターレーンですから。今日たまたま知り合いに誘われてきましたという方、多いと思います。必ず来るように。2月11日、必ず来るように。いやでもホントに1年この熱い街・博多でDRAGON GATE、皆さん応援してくださって、会場に足を運んでくださって、本当にありがとうございました!」
望月「20代前半の、へたすりゃ二十歳ぐらいのヤツからどんどん突き上げありますけど、ボクはもう来月48になります」
斎了「ボク39です」
望月「オレの10個下じゃねえか」
斎了「ホント元気ですよね。素晴らしい、素晴らしい。見習いたいと思いますよ」
望月「これからも若手の、時には壁となり、そしてね、頑張ってれば10年15年20年先、活躍できる場があるんだということを、われわれ、ボクは大ベテランですけど、斎了は中ベテランぐらい?」
斎了「中ベテラン、聞いたことないです」
望月「これからもどんどん体を張って、また再来月、2月11日、博多スターレーンでお待ちしてますので、皆さんぜひとも来てください。今年1年、本当にありがとうございました!」
【望月の話】「斎藤了とは6年前、ブラッド対ジャンクションスリーの時は何となくちょっと純粋な闘いじゃなかったような気がするんだけど、今日は12年前の斎藤了との試合を思い出すかのようなね。なんだろう、お互いね、アドレナリンとか若さを、こう若返らせる何かがオレ対斎藤了にはあるのかなっていう。だから今日は最後の最後まで本当に痛かったけど、痛い思いをいっぱいしたけど、最後まで元気に闘えたかなっていう。不思議だけど、そんな試合でした。(斎了はゾンビのように何度も立ち上がってきた)そうですね。だからね、普通あれだけ立ってこられるとこっちも根負けするんだけど、立ってくるんじゃないかっていう期待感をこっちも待ってるっていうかね。これが鷹木信悟だったらもう立ってくるなと思うんだけど、斎藤了だともっと立ってこいよみたいなね、なんかそんな不思議な関係ですね。だから本当12年前と変わらない若さで最後までできたような気がします。
(無事にチャンピオンとして年越し達成)これで無事、おそらく1月17日までに防衛戦はないと思うんで、48歳としてチャンピオンとして迎えられるかなと思います。今年の最後っていうのは元ジミーズ勢の意地が集結したような、ススム、斎了って続いたけど、来年はまた、まあ現世代はね、トライアングルを争ってたようですし、名乗り出てくるのか来ないのかわからないけど、オレは取った時言ったように、まだまだドリームゲートをさわってないヤツ、そういうヤツのね、挑戦とかも出てきたらおもしろいんじゃないかなと思います。以上」
【斎了の話】
斎了「いやもう、試合は何回も言ってましたけど、結果を残せなかった何もかもボクは無だと思ってますので。でもリング上でチャンピオンが言ってくれた、まだまだ狙えるんじゃないかって。あの年でトップを走ってる人間からの言葉ですから、重く深く素直に受け止めたいと思います。確かにね、最近はまあヴェルセルクの鷹木信悟にケンカを売ったり、アイツにお笑いレスラー言われてましたけど、そうじゃない部分を今日はちょっと見せれたと思いますんで」(鷹木がここで登場)
鷹木「見せれてねえよ、バカヤロー」斎了「何だよ、オマエ。来るなよ、今」
鷹木「試合見てねえけど、負けたらしいな」
斎了「見てねえのに文句言うな」
鷹木「控室で聞こえるんだよ、いろいろよ。お笑いレスラーはいいな、あれだけやりあって最後ヘラヘラ話してるんだもん。これぞお笑いレスラーでよかったよ。やっぱり勝つ気なかったな。あと2つ言いたいことあるんだよ。一つ目。公私混同するなよ。長渕の曲使ってるんじゃねえよ」
斎了「うるせえよ」
鷹木「長渕さんに謝れ」
斎了「あとはなんだ?」
鷹木「オレたちが解散させたはずのジミーズが、元ジミーズだけどなんでセコンドついてるんだよ」
斎了「別に無所属だ、ついたっていいじゃねえかよ」
鷹木「解散してるんだから白黒ハッキリしろって言うんだよ、その辺」
斎了「この試合のあとにオマエの顔なんか見たくねえんだよ。気分悪い。いいか、12月5日、オマエにシングルで勝ったけど別にオマエとは終わる気はサラサラねえからな。お笑いゲートのチャンピオンのオレから言ってやる。鷹木信悟、来年もよろしくお願いします。とことんやってやるからな」
鷹木「今日負けたんだからお笑いゲートも返上しろ」
斎了「今日はモッチーとやったんだ。オマエには関係ねえだろ。オマエとは来年やってやる」
鷹木「2018年早々に決着つけてやる」
斎了「潰し合いだ!」
DRAGON GATE今年最後のビックマッチのセミでCIMA&ドラゴン・キッドの王座返上で空位となったツインゲート王座を巡ってCIMA&ススムとT-Hawk&Eitaが決定戦で激突。
開始前から奇襲をかけたT-Hawkらは吉田らの介入もあって場外戦で主導権を握り、CIMA組も徹底的にEitaを狙い撃ちにしようとするが、ススムがT-Hawk組の連係に捕まり、EitaはCIMAだけでなく、ススムにりんだの靴の匂いを嗅がせるなど屈辱行為を敢行するなど、これまで我慢してきた怨念をぶつけるかのようにして試合をリードする。
徹底的に痛めつけられたススムも怒ってジャンボの勝ち!で反撃すると、CIMAもEitaにバケツの水をぶっかけ、ヘアホイップで大回転、低空のダブルニー、リバースフットスタンプと猛反撃も、Eitaもジャベで捕獲して応戦、しかしEitaのショルダースルー狙いを、CIMAがパワーボムからフットスタンプで阻止すると、足を固めるジャベで捕獲。ススムもT-Hawkの逆水平を喰らうが、串刺しジャンボで応戦、T-Hawkはアギラ、ススムはアギラもT-Hawkはウラジゴクと応酬し合う。
Eitaを捕らえたCIMA組はスカドラニーを決めると、ススムはT-Hawkにジャンボから雪崩式エクスプロイダーを狙うが、T-Hawkが抵抗、競り合いの末、ススムはT-Hawkに雪崩式エクスプロイダーで投げ、ジャンボの勝ち!を狙うが、T-Hawkはケルベロスで迎撃、EitaもCIMAに雪崩式フランケンシュタイナーを決めるが、回転エビ固めで切り返したCIMAはクロスファイヤーで突き刺す。
CIMAはメテオラで勝負に出るがかわされると、セコンドのパンチが一斗缶で殴打はEitaに誤爆、CIMAはシュバインから、そして夢幻とメテオラの合体技を決めるが、T-Hawkが慌ててカット、総出でCIMAに総攻撃、T-Hawkはナイトライドを狙うが着地したCIMAにEitaがNumero Unoで捕獲、ススムがカットに入り、T-Hawkをロープに押し込んでからのショートレンジ式ジャンボの勝ち!を乱打するが、走りこんでからのジャンボの勝ち!は神田がボックスで一撃、だがススムはT-Hawkにスライディング式ジャンボの勝ち!を炸裂させてから、再びショートレンジ式を乱打も、Eitaにカットされ、T-Hawkのケルベロスを喰らってしまう。
T-HawkはCIMAをシットダウン式パワーボムで叩きつけると、ケルベロスとトラースキックの合体技からグランテで3カウントを奪い新王者となった。第3試合のブレイブ選手権は終盤で神田が旋回式サイドバスターからエクスプロイダーを連発、下克上エルボードロップ、琉’s狙いはKagetoraが堪えてロープ越しのDDT、水面蹴りからアッパーカットで班夏至手から車懸を決めるが、リンダががレフェリーの足を引っ張り阻止すると、パンチが一斗缶、リンダがボックスで殴打してから、神田がジョンウーからの琉’sで3カウントを奪い王座を奪取、試合後には神田がKagetoraの髪切りを狙うも、八木隆行レフェリーがスピアーを浴びせて阻止した。
セミ終了後にはVerserK全メンバーが揃って、EitaがCIMAを「Cクラス以下」「時代は終わった」と罵ると、T-Hawk&Eita&リンダらヤング勢がVerserKを引っ張ると宣言、セミでEitaに誤爆したパンチを追放し、鷹木&吉田&神田らには一歩引いてほしいと突きつけ、チーム名も改名すると予告した。一歩引いてほしいとされた鷹木らベテラン組は笑ってはいたが、ベテラン組は自分らがヤング組を後ろから操っているとしているのか、だがチーム名も改めるとしたT-Hawkらヤング勢はベテラン組に本音を隠したまま何かを企んでいることだけは確か、答えはおそらく年明けになるのだろうが、年明けからVerserKに大嵐が吹く可能性はかなり高いとみなければいけないだろう。
メインのドリーム選手権は、望月の打撃を正面から受けた斎了はエプロンを使ってのニークラッシャーから足攻めを展開、足四の字固めから逃れた望月はミドルキックの連打、斎了のニークラッシャー狙いを膝で迎撃して右へのミドルキック、座り込む斎了に前後がらローキック、顔面ウォッシュで反撃、望月は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してストンピングの連打、エプロンでブレーンバスターの体勢のままで前へ落とし。リングに戻った斎了に望月がDDTと突き刺して首攻めを展開、望月のスリーパーは斎了がスタナーで脱出するが、ブレーンバスター狙いは望月がクロスフェースで切り返す。
望月はランニングローキックを繰り出すが、斎了は倒れず張り手で返し、ランニングローキックをキャッチしてドラゴンスクリューからスロイダーで投げ、串刺しは望月が迎撃も、斎了はカニバサミからサイクリングヤッホーを狙うも、望月は完全に決まる前にロープへ逃れ、それでも斎了はフィッシャーマンエクスプレス、ダイビングフットスタンプ、フロッグスプラッシュと畳みかける。
斎了はドラゴンスープレックス狙うが望月は逃れて踵落としを連発、串刺しビックブーツも斎了は下がらない、しかし斎了をコーナーで逆さ吊りにした望月は顔面キックを浴びせ、ミドルキックから顔面へのミドルキック、ツイスター、ドラゴンスープレックス狙いは斎了が堪えるも、望月の三角蹴り狙いは斎了が阻止して下から張り手を浴びせ、コーナー最上段からの雪崩式フィッシャーマンズバスター、ドラゴンスープレックス狙うが、望月が逆にドラゴンスープレックスで投げる。
望月のキックを見切った斎了が連続ドラゴンスープレックスで応戦、張り手合戦、望月が串刺しソバットの連発から、一角蹴りでエプロンに出してから顔面蹴り、雪崩式ブレーンバスター、イリュージョンも、起き上がった斎了がラリアットから久しぶりにプレミアムブリッジを決めるもカウント2、勝負と見た斎了は斎了ロケットを発射も、顔面への剣山で迎撃した望月は斎了のフランケンシュタイナーを凌いでから最強ハイキック、真最強ハイキックを浴びせ、顔面への三角蹴りを決めるも、斎了は意地でカウント2でキックアウト、だが望月は斎了の手を掴んでからの真最強ハイキックを炸裂させて3カウントを奪い、王座を防衛した。
試合後の望月は「斎了、まだまだいけるじゃないか」とエールを贈ったが、確かに斎了はジミーズ在籍時からお笑い戦線に定着し一歩引いた立場を取っていた。腰の負傷の影響もあったのだろうが、その斎了を望月が挑戦者に指名して、全て以上のものを引き出し、斎了も望月の正面から受けきった。まだまだ斎了は死んではいないというものを充分に見せつけた一戦だった。トライアングル選手権は王者組のTRIBE VANGUARD、挑戦者のMaxiMuMが一進一退の攻防を展開、土井吉が自慢の連係でハルクを捕らえるが、TRIBE VANGUARDはジェイソンを捕らえてYAMATOがgo 2 Hospital II、Iから垂直落下式ブレーンバスター、Kzyのスワントーンボム、ハルクののムーンサルトプレスと畳みかかける。YAMATOはジェイソンにハルクの援護を得て旋回式ギャラリアからKzyのKZTimeを投下するが、剣山で迎撃されると、吉野のアナザースペース、土井がタイガードライバーからMaxiMuMがトレイン攻撃、吉野のトルベジーノから土井のバカタレスライディングキックの波状攻撃も決め手にならない。
Kzyも土井のマスキュラーボム狙いをスカイ・デ・スクールボーイで丸め込むと、各選手が入り乱れて乱戦、そこで吉野がハルクにライトニングスパイラル、トルベジーノからソル・ナシエンテで捕獲、ギブアップを奪い王座奪取に成功、紙一重の一戦で誰が決めてもおかしくない試合だった。休憩明けには10・1博多大会でミサイルキックの受身に失敗して病院に搬送され、脊髄震盪と診断されていた山村武寛は現れたが、再診断の結果第一頚椎の脱臼であることが判明し、医師からドクターストップがかかっていることを明かした。11・8後楽園ではVerserK入りを果たしたEitaが「アイツはもう戻ってこれねえよ。それぐらい首が悪いんだ。アイツはもう終わってるぞ」と再起不能であることを明かし、いろんな憶測が流れていたが、正直言ってそこまで悪いとは思っていなかった。だが山村は僅かな可能性を信じて復帰を目指すことを宣言、新日本プロレスの金光輝明も第一頚椎の脱臼で手術を受け、僅かな可能性を信じて治療しているという。山村が復帰という選択肢をしたなら、自分らも見定めるしかないし、復帰するまでゆっくり待ちたいと思う。
“THE FINAL GATE 2017” 12.23 福岡国際センター大会終了致しました❗️
本日も沢山のご来場誠にありがとうございました。
2018年も変わらぬご愛顧宜しくお願い致します。#TheFinalGate2017#DragonGate #ProWrestling pic.twitter.com/DO2mM5mldC
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2017年12月23日福岡国際センター大会終了!
我等にベルトが3つもきたぜ〜
リンダマン大喜び✨
パンチ富永は戦力外通告で正式に追放!
遅かれ早かれこうなる結果だったよな。
それと、、、
来年からユニット名をヴェルセルクから改名します。
乞うご期待!#prowrestling #dragongate#verserk pic.twitter.com/AuOSk5nVRA
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年12月23日DRAGON GATE 福岡国際センター大会、実況終了しました。過去最高に腹筋使ったかな…。
こちらはYAMATO選手、トライアングルゲート戦はベストバウト級(いやドリームゲートも凄まじかったけれど)。
その解説にも唸りました…。#dragongate pic.twitter.com/FMUI7xdKUr
— 市川勝也 (@katsupistols) 2017年12月23日 -
拳王がエドワーズを降しGHCヘビー級王座を奪取!そして清宮出現で時代は一気に動いた!
12月22日 NOAH「Winter Navig. 2017~KABUKI THE FINAL~」後楽園ホール 1615人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇KABUKI THE FINAL◇
▼「KABUKI THE FINAL」メモリアルマッチ/30分1本
ザ・グレート・カブキ 越中詩郎 ○齋藤彰俊(9分30秒 片エビ固め)潮崎豪 小川良成 ×井上雅央
※スイクルデス【試合後のカブキ】
――今の気分は?カブキ「いやあ、なんだろうねぇ…またやりたいっていうのと、54年やってこられたことの思いが戻ってくるというか。で、入った頃の思い出とか、そんなのがスーッと通っていくような感じで。これもザ・リーヴの佐藤社長のおかげです。これができたのも」
――娘さんから感謝の言葉をもらったが、どんな気持ちだった?
カブキ「やっぱり嬉しかったですね。この世界でやっててよかったなと思います」
――かつて教えていた小川選手と対戦したが?
カブキ「ああ、懐かしかったですよ。一緒に練習してきた仲ですから。今日、俺らのチームは平成維震軍でね。それも試合しながら、走馬灯みたいに…懐かしかったですよ」
――最後に毒霧を吹いた時の思いは?
カブキ「ああ、これでやっと吹かなくていいかなと思ってね(笑)」
――ヌンチャクもリングに置いてきたが?
カブキ「そうそう。ヌンチャクとか、毒霧っていうのは、この仕事でやり始めたんで。もうそこに置いてきたほうがいいかなと思って。あとは毒霧を吹かないで、ホラばっかり吹いてるよ(笑) まだね、本当に実感が湧いてこないんですよ」
――54年のプロレス人生を短い言葉で表すなら?
カブキ「自分の人生ですよね。人生そのもの。だから、もう思い残すことはないね。全てやってきたから」
――高千穂明久よりもザ・グレート・カブキだった期間が長いが、ザ・グレート・カブキは自分にとってどんな存在?
カブキ「なんて言ったらいいんだろう? 生き方を変えてくれましたよね。コツコツやっててよかったなって。やっと花が咲いたかなっていう感じだったですよね。(万歳しながら)終わりました! どうもありがとうございました。長い間ありがとうございました」
◇第1試合◇
▼20分1本
大原はじめ ○熊野準(6分15秒 アルゼンチンバックブリーカー)タダスケ ×諸橋晴也◇第2試合◇
▼20分1本
中嶋勝彦 ○マサ北宮(4分42秒 片エビ固め)コーディ・ホール ×シェルトン・ジーン
※スピアー◇第3試合◇
▼30分1本
小峠篤司 石森太二 ○Hi69(6分7秒 片エビ固め)長井満也 宮本裕向 ×LEONA
※ストゥーカスプラッシュ◇第4試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合60分1本
[第31代選手権者組]HAYATA ○YO-HEY(13分27秒 片エビ固め)[挑戦者組]グルグンマスク ×首里ジョー
※ダイビング顔面G
☆HAYATA&YO-HEYが3度目の防衛に成功【試合後のHAYATA&YO-HEY】
――試合を振り返って?YO-HEY「防衛しました、ハイ。3度目の防衛にワタクシYO-HEYちゃんとHAYATAちゃんで成功することができました。本当に皆様のおかげですありがとうございました。個人的なこと言ったら、この12月22日、ワタクシやっとデビュー9年になりました。9年目、自分のなかでも記念すべき日、ノアとしても年内最後のビッグマッチ。パンパンの後楽園ホールのなかで記念すべきと記念すべきが重なり合って、最後の最後はワタクシはしゃべらないんでHAYAちゃんが締めちゃったほうがいいんじゃないですか?(HAYATAは何かを察して帰ろうとするが、YO-HEYが引き止める)ねえ! ほら、世界のみんなが待っとんのや!」
HAYATA「(仕方なさそうに)…同じや!」
YO-HEY「ですよねええええ(涙)」
【試合後のグルクン&ジョー】
グルクン「3つ入ったと思ったんですけどね。3つ自分が取ったと思ったんですけど、そこでちょっと油断が出たのかな。悔しいね。もう16年もプロレスやってますけど、その中で1、2を争うぐらい悔しいね。やっぱり中央に俺らはまだ届いていないのかと。悔しかったですね。でも、お客さんも反応を見てると、あながち僕らを単なる敵だとは思ってないみたいで。方舟の一員とまではいかなくても、その方舟を引っ張る舟…僕らが引っ張っていく舟の1つだと思ってもらえたんじゃないかなと思います」――人差し指を立てて再戦をアピールしていたが、まだまだだと?
グルクン「そうですね。今日はジョーが取られて。だってこいつはまだキャリア4年ですよ? 4年しかやってなくて、こんだけのことができる。まだまだ琉球にはもっとできるヤツも沢山いるんで。まだまだ俺ら2人で終わりじゃないです。今日はこれが点で終わらないことを祈ってます。これで終わりじゃないよねっていうプロレスリング・ノアの懐の深さと技量の大きさ、見せてもらいましょう」
――ジョー選手はどうだった?
ジョー「右に同じです…と言いたいところですが、1つだけ。今日は負けたけど、次また絶対に来るからな! 覚悟しとけ!」
グルクン「まあ、いつかわからないですけど、必ずまた僕らはこの緑のリングに上がります。そして、沖縄にノアを連れて来ます。えい航します。約束します」
◇第5試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第41代選手権者組]モハメド ヨネ クワイエット・ストーム(14分40秒 片エビ固め)[挑戦者組]×丸藤正道 マイバッハ谷口
※ファンキーバスターボム
☆ヨネ&ストーム組が初防衛に成功【試合後のヨネ&ストーム】
ヨネ「やっぱりね、強い…本当に強いチャレンジャーだったけど、ああいうことがあって。やっぱり根底にあるのはタッグ愛じゃないかなと。相手を思いやる、タッグのパートナーを思う気持ちが強いほうが絶対に勝つというのがタッグの選手権だから。あんなことが起きたら、もう絶対俺らに勝利の女神は微笑みますよ。ね?」ストーム「外で谷口と丸藤がなんかあったかもわからないけど、結局最後はファンキーバスターボムで1、2、3! 俺たちはブラザー! 日本、アメリカ、ウィ・アー・タッグチームチャンピオン!」
ヨネ「ウィ・アー・チャンピオン!」
ストーム「ブラザー! ウィ・キャン・ストップ!」
ヨネ「ドント・ストップ!」
2人「ゴーイン・ゴーイン・ゴーイン!」
【長井の話】「お前ら見たろ! マイバッハ谷口…スマートな男だよ。これからな、俺と谷口が組んで、ノアのリングでのし上がっていってやるよ。ビッシビシいってやるからな!」
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○杉浦貴(12分36秒 片エビ固め)×ムース
※オリンピック予選スラム【試合後の杉浦】
――ムース選手との試合を振り返ると?杉浦「いいガイジンと巡り会えたね。何回でも戦いたいよ。倒し甲斐があるタフな選手だよ。パワーも凄いし、身体能力も凄いし、あの体でドロップキックはこの辺(顔を指差す)だからね。顔面入れられて。いやあ、凄いよ」
――そんな選手を倒したからこそ自分の復調も感じている?
杉浦「それは見ての通りだよ」
――次のステップは?
杉浦「まあ、負けたらステップもないんで。ここで勝ったんで、もっと上のステージでやらしてもらうよ」
――今後、具体的なアクションを起こす?
杉浦「とりあえずタッグも前の試合であんな感じになって、ちょっとよくわからないし、ヘビーはまだこれからだし。それを見てから。来年だね」
◇第8試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級選手権試合/60分1本
[第36代選手権者]○原田大輔(18分0秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]×田中稔
☆原田が2度目の防衛に成功【試合後の原田】
――ノアジュニアを背負った一戦、ギリギリでの勝利だった原田「凄いな、ホンマ…。ギリギリやった、ホンマに」
――ギブアップしそうになった?
原田「(※興奮気味に)ギブアップは絶対せえへんねん! あいつからギブアップも3カウントも取られたら絶対アカンねん! この1年間、ノアジュニアでずっとやってきて、ここで負けたら全部終わりや。だからギブアップも3カウントをも許されへんかった」
――戦前は激しくやり合ったが、試合後に思う素直な思いは?
原田「素直な思いは言いたくない! 言うわけないやろ。アイツがこのベルトをまた狙ってくるんやったら、俺はいつでもやったるぞ? お前には絶対、ノアジュニアは渡さへん」
――稔はまだまだ参戦してきて欲しい相手?
原田「知らん! アイツが狙いに来るんやったら、いつでも来い。それだけや。でも他にこのベルト狙ってるノアジュニアもおるやろ? なぁ? いつまで静かやねん。お前ら(ノアジュニア勢)にも言うぞ! なぁ? ほかのノアジュニア。ノアジュニア…ナメんなよ! 以上」
【稔の話】「悔しいけど…悔しいけど、メチャクチャいいレスラーだったし、メチャメチャ悔しいけど、完敗は認めざるを得ない試合内容、結果なので。原田から一発で獲れると思ったんですけどね。認めざるを得ない。完敗です。本当に完敗。ただ、誰か次に挑戦表明とか来ました? 来てないですよね? これは原田大輔が一番嫌がるあれじゃないですか? 誰もいかないんであれば、俺が挑戦表明するし、誰もいってないんであれば、俺が一番有力な挑戦者候補だと思うんで。最後、握手をしましたけど、彼が凄いレスラーで、俺が負けたと認めたのもありますけど、あれは次の挑戦に向けての予約ですよ。その握手を握り返したってことは、予約承りましたってことですから。もう1回やります」
◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/グローバル・リーグ戦2017優勝]○拳王(23分50秒 片エビ固め)[第29代選手権者]×エディ・エドワーズ
※ダイビングフットスタンプ
☆エドワーズ2度目の防衛に失敗、拳王が第30代選手権者となる
(試合終了後、場内は大きな拍手に包まれる。因縁の内田会長からチャンピオンベルトを受け取ると、拳王は高々とベルトを掲げた。勝利者インタビューに移る)
拳王「GHCヘビー級ニューチャンピオンの拳王だ! このプロレスリング・ノア、三沢さんが作りました。その三沢さんに関わりもないヤツが初めてこのベルトを獲ることができたぞ!おい、後楽園のクソ野郎ども…(と続けるが、突然、花道からノアのTシャツを着た清宮海斗が登場。体が一回りも二回りも大きくなり、精悍さが増した清宮のサプライズ凱旋に場内が騒然とする。清宮は悠然とリングに上がり、拳王と対峙。客席からは「海斗」コールも発生した。)」
清宮「海外から帰ってきました、今の俺なら拳王さんに勝てると思う! 俺にそのベルト、挑戦させてください!(と新王者に挑戦表明。拳王とにらみ合うと、颯爽とリングをあとにする。)」拳王「おい、清宮ちょっと待て。今いるノアの中途半端なレスラーより、てめえの目は本物だったぞ。このベルトに挑戦させてやる(清宮がバックステージに消えていく)アイツの目、本物だったろ? 次、いつになるかわからねえけど、このベルトを懸けてアイツとやってやるよ。そして、話が戻るけどな。三沢さんに関わりもないヤツがベルトを獲った。それがどういう意味だかわかるか?よし、わからないヤツには教えてやる。プロレスリング・ノアの新しい時代の始まりだ。最後に夢…。夢なんてよ、そう簡単に叶うもんじゃないと思っている。でも、ずっと願い続けていけば、ずっと思い続ければ、そしてずっと言い続けていれば叶うもんが夢だろ?最後に…最後にもう一度だけ聞いてくれ!てめえら…クソ野郎どもを武道館に連れて行ってやるからな。これからもノアの新しい時代を築いていく拳王…俺についてこい!」
【拳王の話】「プロレスリング・ノアは三沢光晴が作った。三沢光晴に関わったことのない俺が初めてこのベルトを巻いただろ!? どういうことだかわかるか? これから新しいノアの始まりってことだ。見ただろ? 客のクソ野郎ども、俺に必ずついてくるってことだろ!? 今、約束したヤツ、てめえら必ずついてこい。そしたらな、俺も行きたいよ。てめえらクソ野郎どもも行きたいだろ!? 俺が武道館まで連れていってやるから」
【試合後の清宮】
――いつ日本へ?清宮「つい最近帰ってきました。ベルトを獲るために」
――厳しい海外遠征を乗り越えてきたことが自信になった?
清宮「自信があるので、必ず半年前の借りを返したいと思います」
――海外ではどれくらいの試合をこなして、体もどれだけ大きくなった?
清宮「試合もたくさんしましたし、体も心も力もすべて強くなって帰ってきました。必ず、借りを返します」
――拳王は『やってやる』とのことだが一発でGHCを獲る?
清宮「必ず獲ります」
【内田会長のコメント】
内田「今日、これで今年最後の(後楽園での)試合を終えまして、GHCのチャンピオンが新たに拳王選手になったということで、1つ今年は『NOAH the REBORN』という言葉を合い言葉にしておりましたけども、最終戦を持って、『REBORN』というのはもう成し遂げたかなと。その象徴が拳王であるかなという風に思える大会でした。実際、拳王選手がチャンピオンベルトを巻きました。拳王選手は三沢さんを知らない世代として戦ってきて、丸藤選手や杉浦選手ではなく、『自分が顔になる』と明言もしておりまして、それを実際彼は成し遂げたので。奇しくも私は三沢さんと同じ年齢でありますから、拳王選手に言わせたら、旧世代の代表みたいな存在でありますので、しばらくオモテ面からはちょっと引き下がりまして、新しい世代の戦い、そして三沢さんというものを背負っていく選手と、新しい世界を作ろうとする選手のイデオロギー闘争を来年は見ていきたいなと思っおりいます。今年もありがとうございました」――内田会長が役職から降りるというわけではない?
内田「ではなくて、オモテ面から下がろうかなと。正直、1年ちょい前からノアというものを背負って走ってはきましたけども。紆余曲折ありながらですね。その中で、『NOAH the REBORN』というのを掲げて、若い選手たちが台頭してきたってことで、1つの目的は達したのかなと。ここからは『REBORN』ではなく、これからの新しいノアを生きていくっていう一心で。まさに今、GHCのチャンピオンは拳王選手ですし、ジュニアは原田選手ですし、彼らに引っ張っていってもらえる道筋を作れればなと。一歩下がってサポートできればなっていうところです。拳王選手がチャンピオンになって、まだ私がいたら邪魔くさいじゃないですか。以上です」
NOAH年内最後の後楽園大会のメインはエドワーズの保持するGHCヘビー級王座に、グローバルリーグを優勝した拳王が挑戦。
序盤はエドワーズがフランケンシュタイナーで拳王を場外へ追いやると、トペスイシーダを狙うが、リング下から拳王がハイキックで迎撃し、鉄柵攻撃からビックブーツと浴びせていくが、もう1発狙いは、エドワーズはカウンターのフロントスープレックスで投げ、リングに戻ると逆水平を駆使して先手を奪う。拳王も突進するエドワーズにミドルキックで反撃、足を払ってから背中へフットスタンプ、後ろからニーと連続技と繰り出すが、アンクルホールドは逃れられ、エプロンに拳王を追いやられると、エドワーズはハイキックで場外へ落とし、トペスイシーダで追撃する。
リングに戻ったエドワーズはミサイルキックから逆水平も、拳王はビックブーツで返すもスピンキックはかわされると、エドワーズはブルーサンダーからタイガードライバー狙いは拳王は踏ん張ってリバース、ジャーマンで投げるも、エドワーズもジャーマンで応戦してジャンピングハイキックを浴びせる。
拳王は突進するエドワーズをアンクルホールドで捕獲、エプロンに逃れたエドワーズに拳王はスピンキックからエプロンでのドラゴンスープレックスを敢行すると、リングに戻った拳王は打撃のコンポからファルコンアロー、ダイビングフットスタンプ狙いはエドワーズがかわし、突進する拳王をコーナーへのスロイダーで投げ、エルボーも拳王も打ち返し、エドワーズが逆水平、拳王はミドルキックのラリーを展開、エドワーズが連打も突進は拳王はハイキックで迎撃し、拳王はオーバーヘッドキックもエドワーズはラリアットで返して両者ダウンとなる。
起き上がった拳王の突進をエドワーズはパワーボムからダイナミックボムを決めると、。ランニングエルボーから三沢魂タイガードライバー、だがボストンニーパーティーは拳王がかわしてジャーマンで投げ、チンチェッカーを止した拳王は蹴暴の連打、ダイビングフットスタンプ狙いはエドワーズが追いかけるが、すり抜けた拳王は足へミドルキックで動きを止めると、雪崩式ドラゴンスープレックスからダイビングフットスタンプを投下、だがカバーはカウント2でキックアウトされる。
エドワーズはランニングエルボーの連打から投げ放しタイガースープレックス、タイガードライバー91も決め、ボストンニーパーティからダイハードフロウジョン狙うが、阻止した拳王は突進したところでハイキックを連発してから、背中へのダイビングフットスタンプ、そしてダイビングフットスタンプと畳みかけて3カウントを奪い、念願だったGHCヘビー級王座を奪取した。
そしてインタビューを受ける拳王に、7月から海外武者修行に出ていた清宮海斗が現れ、挑戦を表明すると、拳王も受諾して決定となった。試合内容も、エドワーズが田上明のダイナミックボム、三沢光晴のタイガードライバー91まで出して三沢時代のNOAHを引き出していったが、エドワーズ自身の技をしっかりマークしていた拳王が勝利につなげた。しかし王座を奪取したばかりの拳王の前に清宮は出現、髪型も変わるだけでなく体も一回り大きくなって帰ってきており、こうやって拳王の前に立ちはだかったということは、それだけの自信をつけてきたということだろう。そして三沢光晴のNOAHを知らない世代である拳王が頂点に立った。これまでのNOAHはどうしても三沢光晴という存在を大きく引きずり続けてきていたのも事実だった。NOAHを大きく変えるためには知らない世代は絶対不可欠なだけに、拳王だけでなく清宮がどう変えていくか、注目していきたい。
セミのジュニアヘビー級選手権は、稔のドロップキックをかわした原田がドロップキックを放つも、一瞬の隙を突いた稔が飛びつき腕十字で捕獲、ここから稔は左腕攻めを展開して試合の主導権を握る。先手を奪われた原田は突進する稔にスロイダー、串刺しエルボーの連打からエルボーアタックと反撃し、ノーザンライトスープレックスで流れを変えようとするが、稔は左腕へのミドルキックなどで徹底的に左腕を狙い撃ちにする。
劣勢の原田はエプロンの稔にエルボーを放つと、ロープ越しのフットスタンプからデスバレーボムを決めるも、ダイビングエルボー狙いは稔が雪崩式フィッシャーマンズバスターで投げると、ミノルスペシャルを狙うが、逃れた原田はニーアッパーから片山ジャーマンを決めるもカウント2でキックアウトされる。
エルボー合戦から稔は腕へのミドルキックを浴びせ、ミノルスペシャルを狙うが、堪えた原田はみちのくドライバーⅡで突き刺すと、まさかの一撃を喰らった稔に原田がニーアッパー、ローリングエルボー、ボディエルボーから回転式ニーアッパーと畳みかけ、最後は片山ジャーマンで3カウントを奪い、王座を防衛。試合後はノーサイドで握手となった。GHCジュニアタッグ選手権は琉球ドラゴン組が奇襲をかけ、場外戦でイスに座らせたHAYATAにグルグンが鉄柵を使ってのスワンダイブミサイルキックを浴びせると、リングに戻ってから孤立したYO-HEYを徹底的に狙い撃ちにして試合の主導権を握る。
しかしやっと交代を受けたHAYATAがムーンサルトプレスで流れを変えると、再び交代を受けたYO-HEYも続こうとするが、琉球ドラゴン組連係に再び捕まってしまう。だがグルグンのダイビングボディープレスをYO-HEYが剣山で迎撃すると、HAYATAとの合体技が決まってグルグンを排除、最後はジョーに顔面Gからダイビング顔面Gを炸裂させて3カウントを奪い王座を防衛。GHCタッグ選手権は序盤から挑戦者の丸藤組が猛ラッシュをかけ、終盤には丸藤がストームに不知火からポールシフト式エメラルドフロウジョンを狙うが、ストームが垂直落下式ブレーンバスターで返すと、丸藤の虎王をウデラリアットで迎撃し、ヨネは串刺しラリアットの連打、ダイビングギロチンドロップと続く、丸藤は見えない角度からのトラースキックの連打から虎王で反撃するが、王者組はストームが入って連係で丸藤を捕らえ、ヨネがキン肉バスターを狙うと、マイバッハがストームを突き飛ばして阻止し、丸藤はヨネを踏み台にしての虎王を狙うが、マイバッハに誤爆すると、怒ったマイバッハが丸藤を襲撃し、いつの間にかリング下には長井満也も出現する。そして王者組は孤立した丸藤にファンキーバスターボムで3カウントを奪い王座を防衛するが、マイバッハは長井と共に去っていった。
長井はシリーズ中に宮本と結託し、更にNOAH内での裏切り者が出ることを示唆していたが、因縁となっていたマイバッハとの結託は意外だった。だがマイバッハは元々ヒール的要素が強いだけに、本来いるべき場所に戻ったということなのかもしれない。杉浦vsムースは、ムースのパワーに杉浦が苦しめられるも、ゲームメーカーを杉浦がかわしてジャーマンで投げ、再度のゲームメーカー狙いも杉浦がかわしてジャーマンからエルボー、ラリアットを浴びせ、ムースはバイシクルキックから突進も杉浦はラリアットで迎撃し、最後は鬼エルボーの乱打からランニングニー、オリンピック予選スラムで3カウントで勝利となった。
大会後には内田会長が会見を開き、拳王が王座を奪取したことで『NOAH the REBORN』というのはもう成し遂げたということで、これからは現場から退き、後方支援に徹することを明らかにした。内田会長はこれまで現場にほどんど帯同して試合を見守ってきたが、新しいNOAHの形が整ったということで、ここで一歩退くということなのだろうか…NOAHは今大会で形や土台がやっと備わったに過ぎない。バックアップに徹する内田会長が経営をどう整備していくのか、まだまだ課題が多い。
今日の大会で拳王の新王者、清宮の凱旋、マイバッハの外敵軍入りと一気に時代が動いたNOAH、来年はV字ターンといきたいところだ。
最後に本戦の前に今年で引退するザ・グレート・カブキのファイナルマッチが行われ、カブキは得意のアッパーブローを駆使して奮戦、潮崎からも容赦ない袈裟斬りを喰らうも、アッパーブローで撃退、最後もコーナーからの攻撃を狙う雅央を赤い毒霧を噴射しアシストしてから、平成維震軍の盟友である彰俊がスイクルデスを決め3カウントを奪い、引退の花道を飾ると、引退セレモニーでは日本プロレス時代の先輩であるグレート小鹿、後輩の藤波辰爾、全日本プロレス時代の後輩である川田利明、漫画家のえびはら武司もセレモニーに駆けつけてカブキを激励し、引退の10カウント後にヌンチャクパフォーマンスと毒霧噴射で感謝の意を示し、ヌンチャクを置いてリングを去っていった。
カブキさんは新日本プロレスの初代タイガーマスクに対抗できた大スターで、全日本ではミル・マスカラスの人気が落ち始めた頃に、カブキさんが凱旋して日本でも大スターとなったが、馬場さんもカブキさんを高千穂明久としてみていなかったこともあって、大人気を呼ぶとは想定外だったと思う。
レスラーとしてのザ・グレート・カブキに幕を降ろすが、一人の人間としての人生はこれから、…ご苦労さまでした。【NOAH】エドワーズ陥落…拳王GHC奪取で新時代宣言 サプライズ凱旋の清宮迎撃へ▼後楽園沸騰…原田が稔退け熱闘V2▼マイバッハが丸藤裏切り長井と結託 50FPが混乱V1▼琉球コンビと聖地で熱戦 HAYATA&YO-HEYがV3…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/iJu4XOnEEf
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年12月22日GHCヘビー級、ベルトとったぞ!!
今日からノアの新しい時代の始まりだ。
これからは
テメェらクソやろーども、
俺についてこい!!#noah_ghc pic.twitter.com/qBPlufkcBf
— 拳王 (@kenoh_prowres) 2017年12月22日そして拳王おめでとう。
これからノアを引っ張ってくれ!
そしてチャンピオンベルト似合うように、お腹をシェイプした方がいいな。
団体のトップなら大切だよ。
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2017年12月22日後楽園大会ありがとうござました。
田中稔を倒してV2
来年はこのベルトの価値をもっと上げていく!#noah_ghc @PKDX pic.twitter.com/gba52prZmB
— 原田大輔 (@noah_harada) 2017年12月22日ノア後楽園ホール終了☆GHCジュニア選手権は原田大輔に完敗。一発で獲るつもりだったからメチャクチャ悔しいけど今年やった試合の中ではミノ様的ベストバウトかな。
今日は原田大輔とプロレスリング・ノアにありがとうと言いたい。
でも…………よりいっそうGHCジュニアが欲しくなった
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2017年12月22日年内最後の後楽園、ご来場ありがとうございます。
ムースは何度でも試合したいと思う、素晴らしい選手だった!#noah_ghc
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2017年12月22日thanks @noah_ghc koraken hall and Sugira my jaw hurts
— MOOSE (@TheMooseNation) 2017年12月22日クワイさんは最高のパートナーだヨネ〜
皆さま応援ありがとうございました(^^) https://t.co/RqnM3dvPMs
— モハメド ヨネ (@muhammad_yone) 2017年12月22日今日後楽園ホール大会ありがとうございます!v1!!ヨネありがとう!ベストパートナー!! 50fp forever champions!!!!!! #noah_ghc #50fp #ありがとう pic.twitter.com/zfO6R3wGtt
— quiet storm (@qstormprowres) 2017年12月22日マイバッハ谷口が裏切りやがった。
タコ坊主と手を組むのか?
怒らせてくれてありがとう。抹殺だな‥この二人。#noah_ghc pic.twitter.com/Y90ZTUK2eD
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年12月22日あーかーいーあかぁーあぃ~♪
防衛しましたV3~♪
※仮面ライダーV3テンポね。
琉球魂? すんごい感じたがやはり俺らの夫婦愛には勝らんかったな!
22日今日は私YO-HEYデビュー9周年というメモリアルデイに防衛=最高!
皆様ホントありがとうございました!ボスも防衛!!#noah_ghc pic.twitter.com/lMjwlJAP5T
— YO-HEY (@yo_hey0206) 2017年12月22日負けてしまいました。
ベルトはとれず。
結果ひとつで、こんなにも現実が違う。
悔しい。
そんだけ。
応援いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
またやってやるからな! pic.twitter.com/gPRsEbelIJ
— グルクンマスク GurukunMask (@gurukunmask) 2017年12月22日だけども、満員の後楽園ホールで試合が出来た、というのは幸せでした。
ジョーなんてキャリア五年も経ってないんだよ。
団体としてもまだ四年ちょい。
ここまで来れた、というのは自信になりました。
プロレスノアさん、ノアファンの皆さん、
ありがとうございました!
また来るぞーちくしょーーー
— グルクンマスク GurukunMask (@gurukunmask) 2017年12月22日タイトルマッチ終了、ベルト奪取ならず。
悔しい!
ただただ悔しい!
このままで終われるか!
このままで終わりにしてたまるか!
またやったるぞ!
必ずや!#rd_pw#noah_ghc pic.twitter.com/zTwJOGb3PV
— 首里ジョー (@shuri_joe) 2017年12月22日本年最後の後楽園大会にご来場いただき、ありがとうございました。そして自分が19歳の時からお世話になっております、カブキさんどうもお疲れ様でした。 #noah_ghc pic.twitter.com/Pl3Za2xIBm
— 福田明彦 (@noahhukuda) 2017年12月22日引退するカブキさんになぜか手を上げられてしまいました?
長い間お疲れさまでした! pic.twitter.com/I72OXv3jeS
— 麺ジャラスK 店長 (@orenooudou) 2017年12月22日NOAH後楽園大会、超満員のお客さんの見事な熱、力と心の充ち満ちた素晴らしい試合の数々、で、最後の最後にあまりに驚きすぎて私は取材メモ用のボールペンを飛ばした上に爪を剥がしました。それくらいの驚き。 #noah_ghc
— sayoko mita (@345m) 2017年12月22日 -
北村が岡を降しヤングライオン杯全勝優勝!全日本の青柳が肉薄も永田は甘くない!
12月21日 新日本プロレス「LION’S GATE PROJECT10」新宿FACE 467人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[4敗1分=1点]△八木哲大(15分時間切れ引き分け)[4敗1分=1点]△成田蓮【八木の話】「ヤングライオン杯…結果は4敗1分けでしたが、この期間いろんなこと考えて、たくさん練習して、結果はどうあれ得たものはたくさんあったと思います。新日本プロレスの第1試合、いまは僕と成田が1番多くやらせてもらっていると思うんですけど、他の4人はどんどん上にいってしまっている。でも僕はそれを先にいかれたとは思ってないんです。第1試合をたくさん経験するからこそ得られるものがあると思っています。遠回りこそ近道です。またしっかり練習して戻ってきます。ありがとうございました
◇第2試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[4勝1敗=8点]○川人拓来(8分27秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×海野翔太
※回転延髄斬り【川人に話】「今日の結果も当然の勝ち。俺は優勝狙ってんだ。後楽園で北村に負けた? そんなの関係ねぇんだよ! 一つ、海野に言っといてやる。俺とお前は、年は同じだ。けど、(※胸を指差し)ココが違うんだよ! ココが! 覚えとけ! 次の試合で誰が優勝するか決まるんだろ⁉︎ 楽しみに待ってるぜ。決勝戦してもいいんだぞ、俺は。終わってねぇと思ってるんだ。見とけ!」
【海野の話】「絶対、今日は負けちゃダメだった! 自分にとっても、これからの未来がかかってる試合だと思ってた。自分がデビューした直後、ずっとシングルで戦ってたのが、川人拓来。一つ先輩だけど、年齢もほぼほぼ一緒。こんなんで負けてちゃダメだ! 1・3も試合がある。そこで絶対借りを返す! クソッ! 来年の俺はもっと怖くなるんだ! じゃないとダメだ!」
◇第3試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[5勝=10点]○北村克哉(11分20秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]×岡倫之
※ジャックハマー【北村の話】
――見事全勝優勝しましたが結果に関してはいかがですか?
北村「はい。まず八木選手、海野選手、成田選手、川人選手、岡選手。彼らとは共に道場生活を送って、苦楽を共にしてきた仲です。でも試合では試合で生き残りを賭けたサバイバルレースだと思っています。ただ彼らの一生懸命な闘いっぷり、僕はギリギリ勝てた。ファンからの熱い応援や北村コールで僕の中で化学反応が起きて勝利に結びついたんだと思います。(※ファンからもらった手作りタオルを見せつける)こうやって地方から来てくださったお客様で僕のタオルを作ってくださった熱の入ったファンの応援のおかげで僕はこうしてヤングライオン杯の王者になれたと思います。そして、このヤングライオン杯を開催してくださった関係者の皆さん、スタッフの皆さん、皆さんに感謝しています。この場を設けてくださったおかげで、一歩プロレスラーとして前進したと思います。今年の試合は今日で終わりですけど、来年からもっともっと進化して、ヤングライオン杯を優勝したからには海外遠征に行って、もっともっと進化して、もっともっとインプルーヴして、また新日本プロレスのリングに戻ってきます!」――海外遠征先の希望はありますか?
北村「私はスーパーヘビー級でいま試合をさせていただいています。だったらスーパーヘビー級がいる、猛者共がいるアメリカに行って一皮も二皮も剥けて、このリングに戻ってきたいと思っています。プロレスラーとしても、人間としても成長していきたいと思います。進化していきたい。それが僕の思いです」――偉大な先輩達が獲ってきたヤングライオン杯ですが、自分がヤングライオン杯を獲った率直な気持ちは?
北村「過去の先輩達、偉大な先輩達。今日もたくさんの面々の方々がヤングライオン杯優勝して、現在も活躍している。これは正真正銘の事実で、僕もその中の1人に一歩近づきたいし、絶対その中の1人に入りたいと思っています。……思ってますじゃないです、入ります!もっとでっかくなって帰ってきます」【岡の話】「負け犬の遠吠えはしません。オレが弱いから負けたんです。だから這い上がってみせます!やっぱり新日本に来てよかった…」
◇第4試合◇
▼30分1本
○中西学 吉野コータロー(12分45秒 アルゼンチンバックブリーカー)天山広吉 ×ダイナソー拓真◇第5試合◇
▼30分1本
○小島聡(11分1秒 体固め)×兼平大介
※ラリアット【小島の話】「2017年、無事に今日すべての試合を終えたことをここに宣言します。ありがとうございました。今年はすごくいろんなことを考えさせられる年だった。年齢やキャリアとかそこだけじゃなくて、仲間が大きなケガを負ったときにどうやって対処していいか分からない、そんな自分もいた。すごく悩んで、いろんなこと考えて、普通に試合したと思われるかもしれないけど、オレはすごいいろんなこと考えて今日迎えることができた。無事ではないし、決して五体満足ですごい元気なわけじゃないけど、リングにいられること、リングで動けることが本当にありがたいと思います。仲間がケガするとか、こんなツライことないから。同じ団体だからとか、他の団体とか、メジャーとかインディーとかいろんな団体あるけど、プロレスラーと呼ばれてる人は誰一人ケガしないで、こういう日を迎えてほしいと思います。ありがとうございました」
【兼平の話】「今回で『LION’S GATE』3回出させてもらって、YOSHI-HASHIさん、永田さん、そして小島さん。本当に新日本プロレスという団体はすごいと思います。今日はボコボコにされたけど、僕のプロレス人生は続くので小島さんに恩返しできるように、まだまだ頑張ってプロレス界で上を目指して頑張っていきたいと思います。小島さん、今日はありがとうございました」
◇第6試合◇
▼30分1本
○永田裕志(12分10秒 バックドロップホールド)×青柳優馬【永田の話】
──青柳選手と対戦してみて、いかがでしたか?
永田「向かってくる気持ちというか、ノリにノッてる選手だろうから、そういうところがね、向かってくる気持ちがすごく強くて、『LION’S GATE』の意味合いらしく、たぶん彼の中ではそういうことを度外視した、圧倒的な勝利をしたかったと思うんですけど、そうは問屋がおろさないというか。腐っても永田裕志。見ての通りです」──ヤングライオン杯が今日で終わりましたが。
永田「ヤングライオン杯の試合も飛び飛びで、彼らも集中しづらかっただろうと思うんですけど、やっぱり一つ一つの戦いを経て、心に秘めたものを各々、お互いにぶつけ合うことができたんじゃないかなと。それがやっぱり今日、モニターで見ててもヤングライオン杯の熱というものをすごく感じましたしね。だから、今日はメインを彼らに任せてもよかたんじゃないかなと…結果論ですけどね。ヤングライオン杯だからではなく、常日頃、第1試合、第2試合で組まれる試合でね、それこそ第1試合の選手がメインを食うような試合を心掛けてくれたらなと。ホント、今日彼らは素晴らしかったと思います」──その中で、北村選手が優勝しましたが。
永田「だんだん彼は自分のパワーというか、体の使い方が分かってきて、それで一つ、この結果が出たんじゃないかなと。彼もやっぱり、そうゆっくりはしていられない年齢なんでね、本当に、今すぐにでも羽ばたいて、新日本プロレスの枠から飛び出して、どっか飛んでいってもいいんじゃないかなと。今日、いい結果を出したんで、特にそう感じますね。ホントは若い選手っていうのは、体づくりに一番苦労するんだろうけど、それを全てやり切ってる部分があるんで。体だけはね。だから彼に必要なのは、広い視野で見る経験なのかなと」──永田選手も年内最後の試合でしたが。
永田「そうね。今日は長い1日だったな。早朝から、ブシロードクラブの監督業から始まって、終わってすぐに駆けつけて。若い選手に負けるか!という気概でね、まぁメインの役目を果たすことができたかなと。気持ちを持てば、何事もクリアできるなっていうのは、今日を終わってみてちょっと思いますね」──来年に向けて?
永田「ま、試合数も減るだろうし、永田裕志のシングルマッチを見る機会っていうのも皆さん減ってくるでしょうけど、その機会には、『何だすげえじゃん!』っていう、永田裕志が散りかかってるというか、後退しかかってると思ってるファンの心には、そういうエゲツなさっていうものをどんどんぶち込んでいきたいですね。今年は結局、何も残せませんでしたけど、来年はまた大きなものを残せればと思いますね。今年の無念を来年にぶつけられればと思います」【青柳の話】「(※インタビュースペースに着くと倒れ込み)クソッ、クソーッ! 永田選手、やっぱり強いっすよ! むやみやたらにケンカ売るもんじゃないっすね。アーッ、チキショウ!
個人的な話なんですけど、今日の試合が僕の2017年最後の大会でした。その最後の大会で、自分の団体じゃない、全日本プロレスじゃない、ヨソのリングで、しかも永田選手とシングルマッチという、メインイベントに出場させてもらえたことを、新日本プロレスの皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。そして、月に1回、この『LION’S GATE』に呼んでいただき、ありがとうございます! これから、ここで学んだことをもっともっと生かして、もっともっと強いプロレスラーになって、また、今日来てくださったお客様の皆さんに会う時は、もっと強くてもっとデカい青柳優馬をお見せしますよ! 今日はありがとうございました!」ヤングライオン杯もいよいよ最終公式戦、全勝の北村を1敗の川人、岡が追いかける展開となった。まず川人vs海野は、川人が海野の痛めている左膝を攻めるも、突進したところで海野がドロップキックで反撃し、エルボーアタックから逆エビ固め、強烈な張り手で攻め込み、川人もショルダースルーから逆片エビ固め、ミドルキックと繰り出していくが、串刺し狙いは海野がミサイルキックで迎撃して背面式ダイビングエルボードロップを投下する。
海野は逆エビ固めも、エルボーの連打から突進は川人はドロップキックで迎撃して、逆エビ固めで捕らえ、ロープに逃れた海野に川人はエルボーアタックからスワンダイブ式ミサイルキック。ドリームキャストで3カウントとなり、あとは岡vs北村の結果待ちとなる。岡vs北村はグラウンド、マッチアップ、打撃戦と互角の攻防を繰り広げて岡が競り勝つと、キチンシンクから膝蹴りと攻勢をかけ、ハイアングルのボディースラムからクロス式キャメルクラッチで捕らえる。しかし岡の俵返し狙いは、北村が逆に投げると、逆水平の連打、串刺しエルボーからショルダータックル、ハンマーと繰り出すと、突進したところで岡がドロップキックで迎撃し、フライングフォアアーム、ぶっこ抜きベリートゥベリーで投げ捨てる。
岡はブレーンバスターを狙うが、逆に北村が投げるとスピアーからジャックハマーで3カウントとなり、全勝優勝を果たした。
北村と岡は同期だったが、先にデビューを果たしたのは岡で先に走っていたが、後発デビューとなった北村がたちまち岡も抜き去るどころか、先輩の川人まで抜き去ってしまった。おそらく来年から海外へ送り出されることになるだろうが、北村がどんな怪物となっていくのか、注目したいと思う。メインでは今年プロレス大賞新人賞を受賞した全日本プロレスの青柳が永田に挑み、青柳がロープに押し込んだ際にエルボーで仕掛けると、怒った永田も打ち返し、そして場外へ出すと、素早く戻った青柳はエプロンに戻って永田にドロップキックで強襲、そして会場奥まで連行するが、怒った永田が逆襲して、リングに戻ってからボディーブローの連打、永田はキチンシンク、ミドルキックと浴びせ、ショルダーアームブリーカー、サッカーボールキックと繰り出していくが、ミドルキックをキャッチした青柳はドラゴンスクリューを決め、ランニングフォアアームからダイビングクロスボディー、そして永田相手に敬礼ポーズからフィッシャーマンズバスターを決める。
青柳はジャーマンを狙うが、堪えた永田はキチンシンク、串刺しブックブーツからエクスプロイダーで投げると、白目式腕固めで捕獲、ショルダーアームブリーカー、タイナー、垂直落下式ブレーンバスターからバックドロップで勝負に出るが、堪えた青柳は秋山準から伝承されたジャンピングニーを炸裂させ、ジャーマンで投げるも、永田はバックドロップで応戦し、青柳のビックブーツに対して永田が延髄斬り、大車輪キックを倍返しした後でバックドロップホールドで3カウントを奪い勝利、青柳も懸命に喰らいついたが、青柳が考えるほど甘くないというものを永田が見せつけた。セミの小島vsHEAT-UPの兼平は小島がエプロンからのDDTで主導権を奪い、首攻めから河津落とし、マシンガンチョップ、いっちゃうぞダイビングエルボードロップ、ローリングエルボーと一方的な展開になるかに見えたが、勝負を狙ったラリアット狙いは、兼平がパワースラムで返すと、キチンシンク、ヒップトスからの腕十字、三角絞めと反撃し、小島もコジコジカッターを決めるが、ブレーンバスター狙いは兼平が着地してジャーマンで投げる。
兼平は膝蹴りの連打からバックドロップ、PKと畳みかけるが、再度のバックドロップ狙いは小島が堪えると垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからラリアットで3カウントを奪い貫禄の勝利を収めた。今宵年内最終興行ライオンズゲート新宿FACE大会では阿親技湯馬と戦ったゼァ。彼は前回よりかなり強い当たりで向かって来てくれました。とても素晴らしい選手でしたね、でもまだまだ私は負けないゼァ。来年も若い選手とどんどん戦っていきたいな。皆様ありがとうございました!
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年12月21日ライオンズゲート・プロジェクト10、終了。
兼平君は正直いえば、まだ無名だ。
だけど、試合中、私はギリギリまで追い込まれた。必死に全力で闘った。
それが全て。
兼平君には素晴らしい能力がある。
私よりもっと凄くて有名な人と闘って、その才能を開花させて欲しいと思う。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年12月21日本日、ライオンズゲート新宿フェイス大会。
この試合は気持ちが全て。
全力で小島さんにぶつかります。
ボクはこのリングで必ず結果を残す。#njpw#njgate#ヒートアップ pic.twitter.com/uCh98YQMza
— 兼平大介 (@kanehira_heatup) 2017年12月21日ライオンズゲート新宿大会超満員大興奮大盛況で終了。次回の新宿大会も元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみにしています。2018・1・4東京ドーム大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしてます。今年一年誠にお世話になりましたありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2017年12月21日青柳の試合を観にライオンズゲートへ。青柳も頑張っていたが、永田裕志….元気だった!
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年12月21日 -
VerserKが土井ダーツ10人タッグをジャック!KzyはYAMATOを破り下克上宣言!
12月20日 DRAGON GATE「FANTASTIC GATE 2017」後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
K-ness. しゃちほこBOY ○シュン・スカイウォーカー(8分50秒 片エビ固め)Gamma 問題龍 ×石田凱士
※スカイウォーカー・ムーンサルト◇第2試合◇
▼20分1本
○吉田隆司(7分15秒 片エビ固め)×U-T
※投げ放しパワーボム◇第3試合◇
▼30分1本
斎藤了 ○"ハリウッド"ストーカー市川(11分20秒 イナバウアージャーマンスープレックスホールド)鷹木信悟 ×パンチ富永(試合終了後)
鷹木「おいこらパンチ! 今日もてめえのせいで負けたじゃねえか。最後の誤爆だけじゃなく、オレのケツにカンチョーしやがって! なにすんだコノヤロー!(と張り手)使えねえ野郎だな。おい斎藤了、そういやオマエ、お笑いゲートのチャンピオンのくせに23日の福岡ではドリームゲートに挑戦するらしいな。おい、お笑いゲートの王者がもしドリーム王者になったら、団体の、いや業界の恥だぞ。わかってんのか? まあもちろん、オマエみたいなお笑いレスラーが勝つことはないと思うがな。福岡も、せいぜい今日のようにお笑い取って華々しく望月成晃の前で死ぬんだな」斎了「なんだおい、全部パンチのせいにしやがって。試合に負けたのはオマエのせいだよ! そんなこと言うからパンチに嫌われるんだよ、オマエは。陰で言ってるぞ、鷹木だけは許さねえってな。なに? お笑いゲートのオレがドリーム取ったら恥だと? 今日の試合、パンチにカンチョーされたり鷹木信悟、オマエなかなか面白かったぞ。お笑いゲートも立派なDRAGON GATEのベルトだ。別に2冠になったっていいじゃねえか。オレは絶対ドリーム取ってやるよ。そしたら、オマエとドリーム、そしてこのお笑い懸けて2冠戦やってやってもいいんだぞ! まあよ、こないだの後楽園でオマエにシングルで勝ったけど、オマエとはまだまだ終わるつもりはねえからな。また来年もとことんやってやるからな! 覚悟しとけ」
◇第4試合◇
▼TRIBE VANGUARDスペシャルタッグマッチ/30分1本
B×Bハルク ○Kzy(13分11秒 スカイデ・スクールボーイ)×YAMATO ヨースケ・サンタマリアKzy「ヨー、後楽園、答えてもらっていいか!? いまの試合勝ったのだれだ!(Kzy!)今年最後、Kzyが取ったぞ! トライアングルゲートチャンピオンの中にオレがいることを忘れてもらっちゃ困るんだよ! どいつもこいつも甘く見やがって。トライブ・ヴァンガードはYAMATO、ハルクだけじゃねえ! 絶対ひっくり返すぞ。ここにいるハルクさんも、YAMATOもそう。現世代って言われてるヤツいるだろ。土井? 吉野? 鷹木信悟? クソ食らえだコラ! ぜってえオマエらのポジション、たどりついてみせるからな。いつまでも陰に隠れてると思うなよコラ! 後楽園、来年もオレはぜってえに上がってみせますんで、見ててください。よろしくどうぞ!」
◇第5試合◇
▼45分1本
望月成晃 ○堀口元気 Kagetora(13分19秒 バックスライド・フロム・ヘブン)吉野正人 ×Ben-K ジェイソン・リー◇第6試合◇
▼土井ダーツスペシャル10人タッグマッチ
神田裕之 ○エル・リンダマン ワタナベヒョウ ドン・フジイ T-Hawk(24分14秒 ジャーマンスープレックスホールド)ビッグR清水 Eita 土井成樹 ×Kotoka 横須賀ススム(試合終了後)
リンダ「見たか見たか見たかオイ、今年のメインイベント、土井ダーツ、このオレ、エル・リンダマンの完全なる勝利だー!(ブーイング)なんか文句あんのかバカヤロー。来年も一緒だぞ。来年もオレたちヴェルセルク、Eita、T‐Hawk、そしてリンダマン、ヤングなヴェルセルクで~、リング上かき回してやるからよー。おい、オマエら来年も目ん玉よく見開いて見に来いよバカヤロー!」Eita「リンダ、リンダ、オレにも一言、しゃべらせてくれよ。いいよなオイ!?(ブーイング)一言だけだ。(ブーイング)はぁ!? お~い、ススム~。ス~ス~ム~。オマエの大好きなCIMAはどこいった? ツインゲート前に海外に逃げたわけじゃねえだろうな? まあアイツがいてもいなくても、どっちでもいいけどな。ススム、オマエがいても、どっちでもいいわ。それからよ、前回の後楽園で乱入してオレに一発食らわしたよな? ススム~、ス~ス~ム~、ス~ス~ム~! 調子乗ってんじゃねえぞコノヤロー。生意気なんだよコラ(とススムを蹴る)」
(ススムがEitaにジャンボをたたきこむ)
ススム「マイクテス、マイクテス、OK。おい、Eita、生意気なのはよ、おめえなんだよコノヤロー! クソガキが調子乗ってんじゃねえぞコノヤロー。オレもな、CIMAもな、もう20年プロレスやってんだぞ。オマエがまだクソガキのころからな、オレらはこのリングで闘ってんだよ。そんなオマエらにな、オレらのことわかるわけねえだろ。CIMAもな、だいぶ溜まってんぞ。福岡ではな、オレとCIMAでオマエら、メチャクチャにしてやるからな。おい、もう一回言うぞ。オマエら…メチャクチャにしてやるからな。覚悟しとけオラ!」
(VerserK退場)
ススム「(土井に)メチャクチャですよ?」土井「いやいや(笑)。OKOK(笑)。まあまあ。ススムさん、今日メインで組んだのもなんかの縁なんで。(ススムが指を突き上げるポーズ)メッチャ伸びてる。ファーストフィンガー、めっちゃ真っ直ぐやな」
ススム「一回やりたかった。すいません」
土井「いやでも、なんかの縁なんで。オレも福岡国際センターでトライアングルタイトル戦あるし、そっちはそっちでツインゲートあるから、23日福岡でお互い結果残しましょう。まあね、今日、年内最後の後楽園大会ですから、このメンバーで締めるのはちょっとさびしいんで、せっかくなんでね、この場にいてるDRAGON GATEの全選手、リングに集まってもらいましょう! まあ毎年恒例ですよね、これは。今年もみんな上がってくれますかね。だれもこおへんやんけ!(選手がぞくぞくと出てくる)来ました来ました。(マリアがサインボールを持ってくる)なんかマリアいいもん持ってるやんけ。せっかくなんで、ちょっと早いクリスマスプレゼントとして、全選手によるサインボール投げをおこないます! 皆さん受け取ってください!」
(リング上から選手たちがサインボールを客席に投げ込む)
土井「最後は毎年恒例、ここ最近やってますけど、選手一人ずつあいさつしましょうか。短めでお願いします。全員ですから。ボクは一言だけ言います。来年の12月の後楽園では、絶対に土井ダーツはやりません!(えー!)オマエらな、ぜいたくすぎるんじゃ! 絶対やらんぞ!(ブーイング)なんでや! おい清水、(清水と一緒に)ほー! ありがとうございます」
吉野「皆さんありがとうございました! まあね、ちょっと今年はケガから始まった1年だったんでね、来年は個人的にも勝負したいと思いますんで、来年もよろしくお願いします!」
清水「ひと言だけ皆さん一緒にお願いします。せーの、ほー! ありがとうございました!」Ben-K「オレが~! Ben-Kじゃ。はっはっは~」
ジェイソン「(中国語でしゃべり)センキュー」
清水「ジェイソンは後楽園の皆さんありがとうございました、来年もよろしくお願いしますと言ってます」
ヒョウ「1年間ありがとうございました。来年もこの後楽園で試合できるように頑張っていきますので応援のほどよろしくお願いします!」
スト市「今年も1年、どうもありがとうございました。来年はですね、ボクも今年1年後楽園あんまり来てなかったんで、たくさん来れるように頑張りたいと思います。ありがとうございます!」
堀口「(スト市と肩を組んで)来年はですね、ボクらデビュー20周年の年です! 来年こそボクは、植毛します!」
Kagetora「1年間ありがとうございました! 今年取ったブレイブゲート、来年もしっかり防衛したいと思います!」
斎了「はい、みなさん1年間本当にありがとうございました。23日福岡国際センターではチャンピオン・望月成晃を倒してお笑いとドリームの2冠になって帰ってきますんで、また来年会いましょ~!」
ススム「今年も1年ありがとうございました。ジミーズが解散して寂しかったりもしましたけども、ボクも堀口と一緒に来年20周年を迎えます。まだなんにも決まってないし、予定もないですけど、来年はできたら横須賀に凱旋したいなって思ってますので、そのときはよろしくお願いします。ありがとうございました」
K‐ness.「1年間ありがとうございました。特に来年のことは考えてませんが、コスチュームはどんどんフォームチェンジしていきたいと思いますので、よろしくお願いします」
しゃち「今年1年、本当にありがとうございました! 2018年も、声出していこー!」
Gamma「はい、ガーンマ! ガーンマ! ガーンマ! ありがとうございます! オーバージェネレーション、2018年後楽園最後、最後の最後で石田がなんか脳震盪でとうとう2人になっちゃいましたけど、2018年は必ずフルメンバーで出ますので、来年も応援よろしくお願いしまーす! うー!」
問題龍「思えば、この後楽園で欠場宣言したんですけれども、皆さんのおかげで再びこの後楽園ホールで試合することができました。ありがとうございます! 来年はこの後楽園、全試合出場できるように、ファンのため、そして甥っ子のために突っ走っていくんで、また来年、この後楽園ホールで会おうぜ。じゃ~な」
吉岡「1年間ありがとうございました。来年は上を目指して突っ走るだけです。以上です。ありがとうございました」
Kotoka「ヴェ~!」
(フジイがKotokaの頭をはたき、マイクを持つと全選手が立ち上がる)
フジイ「高いところから失礼いたします(全員ずっこける)。来年はヒザを治します。ありがとうございました」
シュン「シュン・スカイウォーカー、2018年は、2018年こそは、スカイウォークしたいと思います。よろしくお願いします!」
マリア「みなさーん、それでは、サン、ニー、イチ、ラブリー、いきましょー! サン、ニー、イチ、ラブリー!」
U‐T「自分も今年ケガで…自分も今年1年…違う違う、すいません(苦笑)。自分も今年1年、最初はケガで出れなかったので、来年はもっともっともっと試合出て、フルで試合に出れるように頑張りますので、皆さんよろしくお願いします。オレが、U‐Tだー!」
ハルク「相変わらずU‐T固いね。固いね。来年はU‐Tのぶんもオレは砕けていきますので皆さん、エンジン全開で頑張りますのでよろしくお願いします!」
YAMATO「皆さん2017年、ありがとうございました。もうボクも11年になりますけど、どんどんどんどん毎年変化していかなきゃいけないなと思ってますので、2018年は、そろそろ髪を切りたいと思うんですけど(えー!)、はい、どうでしょうか?(拍手)機会があれば、はい、ありがとうございました」
Kzy「今日来てる皆さんに聞きましょう。来年もDRAGON GATE応援してやるよって人はプッチュアハンズ! 素晴らしい。そんなみんな全員正解、来年はまたエンジン全開、DRAGON GATE奇想天外な展開、お送りするぜ来年も。みんなと一緒に楽しみましょう。ワン、タイム、イージー、イッツ!(KZ.time!)センキューベリーマッチ!」
望月「後楽園ホールご来場の皆さん、今年1年本当にありがとうございました。おかげさまで全大会ほぼ超満員札止めで、今日も売れ行きの状態が早く。ぜひとも来年もすべての後楽園大会、超満員札止めでいきたいと思いますので。そのためにはわれわれがいい試合を提供するのはもちろん、皆さまも、後楽園ホールはほぼ平日ですが、ぜひ都合をつけて、来年もぜひともすべての後楽園ホール大会にご来場ください。今年1年、本当にありがとうございました!」
(リング上で集合写真)
DRAGON GATE年内最後の後楽園大会は恒例の土井ダーツ10人タッグマッチが行われ、12・5後楽園で行われた土井ダーツによって10選手が選ばれるも、両チームともVerserKのメンバーが入るなど、決定時点で大荒れが確実、最後に入場したT-Hawkが奇襲をかけて開始となり、各選手とも2階バルコニーにまで雪崩れ込むなどして大乱闘を展開する。
やっとリングに戦場が戻るもススム&MaxiMuMが連係を繰り出すが、Eitaは加わらず、Kotokaがリンダにダイビングフットスタンプを投下してカバーも味方のEitaがカットに入り、敵のT-Hawkとの連係でススムを攻めるなど、他の5選手とは違ってVerserKの5人だけは自分らの試合を展開して試合を混戦化させていく。
終盤には土井組が一番キャリアの浅いヒョウを捕らえてKotokaがカルデラを投下するも、また味方のEitaがカットに入ると、敵のT-Hawkとの連係からT-HawkがBTボムを決め、最後はリンダのジャーマンが決まって3カウントとなり、土井ダーツ10人タッグ戦はVerserKが主役を奪い取る結果となった。試合後にはEitaが海外出張で不在のCIMAをけなすと、ススムがEitaにジャンボの勝ち!を放って蹴散らし、CIMAやVerserK、第1試合で脳震盪となった石田を除く全選手が揃って、各自で挨拶し今年最後の後楽園を締めくくった。
また第3試合の斎了&スト市vs鷹木&パンチはシリアスモードとなったスト市を鷹木がイス攻撃などで徹底的に痛めつけ、斎了のサイクリングヤッホーやスト市のロープ渡りを否定するかのように鷹木が徹底的阻止する。しかし調子に乗った鷹木がパンチにロープ渡りを指示すると、パンチが失敗して鷹木と交錯、怒った鷹木がパンチを制裁してから流れが変わり、鷹木の斎了へのパワーボム狙いを、たまたま構えていたパンチにスト市がカンチョーして、パンチが鷹木にカンチョーをしてしまうと、最後も鷹木とパンチが同士討ちになった隙を突いて、スト市がパンチにイナバウアージャーマンを決めて3カウントを奪い、試合後も鷹木がパンチを制裁。T-Hawk&Eitaと鷹木は明暗を分けてしまった。敗れたのはパンチだが鷹木の失態には変わりないことから、失態を続ける鷹木をT-Hawkらはどう見ているのだろうか…
第4試合のTRIBE VANGUARD対決は、YAMATO組がKzyを捕らえ、YAMATOがKzyにgo 2 Hospital IIからトレイン攻撃、マリアがスカイラブ、YAMATOがgo to Hospital Iと畳みかけるが、ハルクがカットに入るとマウス、踵落とし、ニールキック、ハルク組がトレイン攻撃からKzyがスワントーンボム、ムーンサルトプレスとYAMATOを捕らえる。しかしKzyのKzyTime狙いは、マリアがキスで阻止し、振り切ったKzyは強引に投下もYAMATOは剣山で迎撃する。
マリアはハルクをキスの餌食にすると、CDJで攻め込むKzyにYAMATOはビックブーツから旋回式ギャラリアを狙いが、Kzyが一瞬のスカイ・デ・スクールボーイで丸め込んで3カウントとなり、リーダーのYAMATOを破ったことでトップ戦線に名乗りを挙げた。17日の名古屋でも吉野からフォールを奪うなど、このところのKzyの活躍はめざましいものがあり、今回の勝利はKzyにとっても大きく、ドリーム王座を狙ってもおかしくない。12・23福岡で行われる望月vs斎了のドリーム選手権の後に名乗りを挙げるか?注目したい。2017年度、最後の後楽園ホール大会終了致しました❗️
今年も1年間、沢山のご来場誠にありがとうございました。
2018年も宜しくお願い致します!#DragonGate #ProWrestling pic.twitter.com/XebxObnide
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2017年12月20日1カ月ぶりの試合、無事に終わりました。開場時のガラポンから〜試合まで全部楽しかった。声をかけてくれて、握手をしてくれてみんなありがとう! pic.twitter.com/xiSrksWPkI
— Kotoka(dragongate) (@Kotoka0108) 2017年12月20日今夜は久々のエーブリターズ。矢野さんに、全知全能カレーをお裾分け^_^#dragongate#矢野通 pic.twitter.com/LTa8oNG5Qc
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2017年12月20日パンチ君、、、
よくも俺に恥をかかせてくれたな。
どうやったらこの状況になるんだ?#週刊プロレス #dragongate#prowrestling pic.twitter.com/TrZslzR6SQ
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年12月20日今年最後の後楽園は〜
2017年の中で最も低レベルな試合だったな。
何よりもプロレスをした感じがしない!
戦闘力0の市川はもはや神の領域かと思ったくらいだ、、、#dragongate https://t.co/eNp7DMmSGp
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年12月20日DRAGON GATE 後楽園大会、終わりました!ラストは全知全能カレー・シェフの顔を持つYAMATO選手と。
さあ次は福岡国際、生中継御覧の皆様ありがとうございました!#dragongate pic.twitter.com/e1aQSG4fM4
— 市川勝也 (@katsupistols) 2017年12月20日 -
永田が渦中に巻き込まれた2003年大晦日の興行戦争①仁義なき戦いが勃発!
2003年12月31日の大晦日、K-1、PRIDE、INOKI BOM-BA-YEが3大格闘イベントがTV局を巻き込み、熾烈な興行戦争を繰り広げ、アントニオ猪木がオーナーとなっていた新日本プロレスも否応なく巻き込まれていったが、永田裕志も巻き込まれていった一人だった。
なぜ3つの格闘イベントが興行戦争となったのか?1992年5月に正道会館の石井和義館長が立ち技最強トーナメント「K-1 Grand Prix '93」を開催、フジテレビが放送したことで爆発的な格闘技ブームが起き、1996年にはフジテレビがゴールデンタイムでK-1を放送、ナゴヤドーム、大阪ドーム、東京ドームと三大ドームツアーを開催、テレビの視聴率も20%を越えていったことで、格闘技が視聴率を稼げるコンテンツとわかると、フジテレビだけでなく日本テレビ、TBSもこぞってK-1を放送を開始、K-1は格闘技で絶大なる人気を誇るようになった。
1997年10月には総合格闘技イベント「PRIDE」がスタート、ヒクソン・グレイシーvs高田延彦を開催するためのイベントだったが、ヒクソンが高田を破ったことで大きなインパクトを与え、好評を得たことで、PRIDEは継続され「PRIDEナンバーシリーズ」を開催していったが、このときはまだまだ人気面ではK-1には及ばす、2000年からPRIDEも谷川貞治氏の手引きでフジテレビで放送がスタートし、2000年5月1日に行われた桜庭和志vsホイス・グレイシー戦からPRIDE人気が一気に高まり、ファンからも認知されていった。そして猪木がPRIDEのエグゼクティブ・プロデューサーに就任することで、藤田和之や小川直也を擁している猪木事務所もK-1、PRIDEに大きく係わるようになり、2001年の大晦日にはK-1、PRIDE、猪木事務所が協力し合い、「INOKI BOM-BA-YE 2001」が開催され、紅白歌合戦の裏番組としてTBSが放送、14.9%の視聴率を獲得することで、これを契機に大晦日の格闘技イベントが定着、8月28日には国立競技場に進出し「Dynamite!」が開催、ゴールデンタイムでは放送されることはなかったが、スカパーPPVの売り上げは10万件記録、9月1日の14時30分から16時54分の時間帯に録画放送されて10.6%を記録するなど、格闘技ブームはプロレスをも凌駕するようになった。だが実際のところは主催のTBSがK-1にイベントを依頼し、K-1から猪木へ、そして大会運営をPRIDEの主催するDSEに発注されるシステムとなっており、DSEはまだK-1の衛星団体に過ぎず、格闘技は実質上K-1の一人勝ちだった。
2002年の大晦日には「INOKI BOM-BA-YE 2002」も開催され、視聴率も16.7%を記録するなど前年度より上回り、大成功を収めたかに見えた。ところが2003年に入るとPRIDEを運営していたDSEの社長である森下直人氏が急死、K-1も脱税で摘発された石井氏がK-1の全役職を辞任、証拠隠滅教唆容疑で逮捕される事態が起きると、これまで信頼関係を結んでいた人物が同時に消えたことで、K-1とPRIDEも関係は大きく一変、PRIDEはDSEの常務だった榊原信行氏、K-1は石井館長のアドバイザー的存在だった谷川貞治氏が後を引き継ぎFEGを設立してK-1を運営することになったが、以前からK-1の下に置かれる現状に面白くなかったDSEはK-1を出し抜こうと目論み始め、これまで独占していたK-1を他局でも放送されていたことに面白くなかったフジテレビと組み、K-1からは谷川氏が引き継いだことに反発した川又誠矢氏率いる反谷川グループを抱き込む。川又氏は石井館長の側近だったが、谷川氏を後継にされたことに反発しミルコ・クロコップを抱き込んで、ミルコと吉田秀彦を中心とした新格闘技イベントの旗揚げを画策していた。ミルコの引き抜きを知った谷川氏は榊原氏に抗議するも、榊原氏は受け付けず、これでK-1とPRIDEの信頼関係が崩れ、熾烈な仁義なき戦いへと突入する。
そしてこの年の大晦日も猪木がPRIDEのエグゼクティブ・プロデューサーを務めていたこともあって、DSEの仕切りで「INOKI BOM-BA-YE 2003」をさいたまスーパーアリーナで開催しフジテレビが放送する段取りとなっていた。対するK-1も「Dynamite2003」をナゴヤドームで開催しTBSが放送することになっていた。ところが川又グループが新日本プロレスの取締役でありUFOの社長だった川村龍夫と組んで「INOKI BOM-BA-YE 2003」を日本テレビで放送することを進めたためPRIDE側と対立、DSEと川又グループが仲間割れとなり、川又グループはミルコだけでなく、藤田和之や小川直也、そして新日本プロレスを要していた猪木事務所を抱きこんでかねてから計画していた新団体計画を進め、神戸ビックウイングで「INOKI BOM-BA-YE 2003」の開催を発表、川又グループは成功した暁には新団体は日本テレビによる定期放送がスタートすることも視野に入れて莫大な放映権料が入る契約を結び、そのうち何パーセントを猪木事務所に入ることになっていた。川又グループと決別したDSE側も11月9日のPRIDE-GP決勝戦・東京ドーム大会で統括部長の高田が「今日この会場には、私の師匠である猪木さんが来てません。なぜこの世界格闘技史上歴史に残る空間に、あの人は来てないんですか? 猪木さんはPRIDEに背を向けてしまったんでしょうか? 私は、あえて一言だけ言います。去る者は追わず!」と猪木のPRIDE追放を宣言、「PRIDE男祭り」とタイトルを改め、さいたまスーパーアリーナで開催することを発表、TBS、フジ、日テレを巻き込んだ格闘技興行戦争の火蓋が切られた。(続く)