忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

今年も一年の計はZERO1にあり!小幡が田中を降し世界王座を奪取!爆破王とWタイトル戦へ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

今年も一年の計はZERO1にあり!小幡が田中を降し世界王座を奪取!爆破王とWタイトル戦へ

1月1日 ZERO1「謹賀新年」後楽園ホール 835人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇新年の挨拶◇
(開始時間になるとオッキー沖田リングアナがあいさつ。「2018年を勝負の年とし、ZERO1はプロレス道を邁進していきます」と語り、出場選手の入場式へ。お正月らしい曲に乗って大谷社長を先頭に大野オーナー、三又又三GMらがリングイン。)


大野オーナー「皆さん、新年あけましておめでとうございます。昨年も日本全国たくさんのお客様のご来場、本当にありがとうございました。そして2018年今日元日、こんなにたくさんのお客様、本当にありがとうございます! 2018年は2017年以上にお客様方に夢と感動を持ち帰っていただける団体でいたいと思います。選手、スタッフが本当に一丸となって今年1年間頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします! そしてここでお知らせがあります。毎年恒例の靖国大会の日程が決定しましたので発表したいと思います」


(ビジョンで4月8日(日)午後1時から東京・靖国神社相撲場での「第15回記念大会 大和神州ちから祭り」の開催が発表される。)


大谷社長「ボクの方からも言わせてください。新年あけましておめでとうございます! おめでとうございます! 元気な返事ありがとうございます。昨年は本当に皆さんに支えられた中、一生懸命プロレスをできる1年だったと思います。今年もプロレスの力を信じて、たくさんの人に勇気と元気を発信していきたいと思います。今年もプロレスラーは頑張ります! よろしくお願い致します!」


三又GM「皆さん、あらためまして新年あけましておめでとうございます。わたくし、50歳なんですけど、いまから37年前、そちらの2列目、その赤いTシャツの方、そこで14歳のボクは岩手から新日本プロレスの元旦決戦を見に来ました。生でカール・ゴッチ見て、ダイナマイト・キッド見て、ローラン・ボック見て、胸ときめきました。それから時を経て皆さんの前でここであいさつできているというのも何か運命を感じます。今後ともZERO1、皆さんよろしくお願いします」
大野オーナー「ここで一つ、皆さんに新しいお知らせがあります。今日1月1日、2018年元日より、新しい選手がZERO1に入団します。入団選手、出てきなさい」


テーマ曲に乗ってSUGIが入場。


SUGI「本日、元旦よりZERO1でお世話になることになりました、SUGIです。(声援に)ありがとうございます。今後ともわたくしSUGI、ZERO1ともどもよろしくお願い致します」


◇第1試合◇
▼ZERO1vsWRESTLE-1/30分1本
佐藤嗣崇 ○タナカ岩石(11分6秒 逆エビ固め)岩崎永遠 福島昇治


◇第2試合◇
▼30分1本
○大谷晋二郎 宮本裕向(13分20秒 片エビ固め)×TARU 火野裕士
※顔面ウォッシュ


(試合終了後、リング上で黒覆面とやり合う宮本がマスクをはぐと、正体はWAVEの朱崇花(あすか)。朱崇花が宮本の股間を蹴り上げ、火野がラリアット。朱崇花がつなぎを脱いでコスチューム姿になり、ダウンする宮本にその場跳びシューティングスター・プレス。)


TARU「おい、まあ、顔面ウォッシュやられたけどよ、今日はこの1月1日元旦、オマエらに素晴らしいお年玉を用意した。いやむしろお年玉はないねんけどな。紹介するわ。日本初ジェンダーレス・レスラー、朱崇花!(朱崇花が客席に投げキッス)まあ、朱崇花のことをよう知らん人も、よう知ってる人も、今日初めて見たおじいちゃんおばあちゃんも、興味持ったお子さんも、この火野裕士と朱崇花を加えたブードゥ・マーダーズ、ごひいきなんなりとよろしゅう」


【TARUの話】「大谷の顔面ウォッシュを食らってもうたな、とうとう。痛いなあ。意外に効くな、あれ。まあまあそれはええわ。この間、クリスマスプレゼントとして火野裕士をブードゥに入れたけど、今日は2018年のお年玉として朱崇花を投入したぞ。これでブードゥ・マーダーズ、かなりの人数が揃ってきたな。いやまだまだいくからな。楽しみにしとけよ。数はモノを言うんや。朱崇花の声を聞きたいと思うけどな、今日のところは勘弁や。また次の試合の時にええ声聞かせてやってくれ。まあそういうこっちゃ」


◇第3試合◇
▼NWA・UNヘビー級選手権試合4WAYマッチ/30分1本
[第30代王者]○スーパー・タイガー(タイガー・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×横山佳和
※残り二人は[挑戦者]KAMIKAZE [挑戦者]ハートリー・ジャクソン
☆Sタイガーが3度目の防衛に成功


【Sタイガーの話】「この難しい4WAYマッチ、ボクも初体験で、それも元日から。厳しい闘い、予想はしてたんですけど、予想以上に、やっぱり3人敵で、味方なのか敵なのかよくわからない状況だったけど防衛できた。このベルトもだんだん自分に馴染んてきた。でも、2018年、こんなもんじゃない。まだまだ挑戦してこい。いくらでもなぎ倒してやる。ただ、こんなもんじゃない」


◇第4試合◇
▼NWA世界ジュニア&インターナショナルジュニア選手権試合/30分1本
[第120代NWA世界ジュニア&第20代インターナショナルジュニア王者]ショーン・ギネス(12分40秒 片エビ固め)[挑戦者]×高岩竜一
※ブラディーサンデー
☆ギネスが初防衛に成功


【ギネス、高岩の話】
高岩「(ギネスに向かって)ストロング、ストロング」


ギネス「ありがとう」


高岩「オレとショーンはディファカップでタッグを組んだ。チーム・ハイボールあらためチーム・メガハイボール。(ショーンに向かって)次はオレが勝つ。まあこれを機にね、全然ジュニア今回も盛り上がってないし。タッグがきてシングル。今回逆ですよね、ジュニアは。その辺で全然ジュニアが注目されてないから。ジュニアチャンピオンのショーンにも、もっとがんばってもらいたいね」


ギネス「タカイワサンを倒した。オレはもっと高みを目指す。どんどん防衛していってオレがゼロワンジュニアを盛り上げていくよ」


◇第5試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/30分1本
[挑戦者組]○SUGI 政宗(12分11秒 エビ固め)[第26代王者組]日高郁人 ×菅原拓也
※壇ノ浦
☆日高&菅原が5度目の防衛に失敗、SUGI&政宗が第27代王者となる。


【SUGI、政宗の話】
SUGI「8月からゼロワンに上がって、6カ月目にしてやっとこうやって結果を出すことができて。3回目だったんで、もうここで落としたらチャンスはないと思ってたんで」


政宗「このベルトを手に入れられてよかった。SUGI選手とは一回しか組んでないですけど、彼の実力はやっぱりすごいんで。とりあえず腰にベルトを巻いた以上、誰の挑戦でも受ける」


SUGI「防衛していけたらいいなと思います」


【日高、菅原の話】
菅原「負けてごめんね」


日高「ごめんなんてオマエらしくねーな」


菅原「悪かった」


日高「オマエが謝るくらいなら試合に負けたことよりも昨日の夜、深酒したことを謝ってくれ」


菅原「家飲みで意識失ったからな」


日高「でも負けたままじゃ終われないから。オレらはアイツの挑戦2回受けたんだから、次は試合の前日、アルコールを抜いて盤石の体勢でアイツらに挑戦するぞ」


菅原「まあそれもいいけど、今日負けたし、ベルト失ったし、郁人いままで楽しかったよ。ありがとう」


日高「確かに楽しかったな」


菅原「またなんかあれば」


日高「それもそうだな。時の流れに身を任せってヤツだね」


菅原「テン・テレサ?」


日高「昨日、紅白見てたからつい出ちゃったよ」


菅原「やっぱり。まあ、ってことでまた会う日まで」


日高「ありがとな」


菅原「ありがとう」


◇第6試合◇
▼NWAインターコンチネンタルタッグ選手権試合/30分1本
[挑戦者組/風林火山タッグトーナメント2017優勝チーム]○岡本将之 吉江豊(11分16秒 片エビ固め)[第36代王者組]×佐藤耕平 鈴木秀樹
※バックドロップ
☆耕平&鈴木が2度目の防衛に失敗。岡本&吉江が第37代王者となる。


(試合終了後、林リングドクターがリングに入り耕平の状態をチェック。耕平を介抱しながらリングから下ろす鈴木を岡本が蹴る。鈴木は無視し、場外からリングに向けて頭を下げて退場)


岡本「あけましておめでとうございます。今の試合をもってわたくしたち、本当の新年が明けたと思います。吉江さん、これからもタッグチームよろしくお願いします」


吉江「OK」


岡本「それと、このタイトルマッチをやるためにわたくしは先月改名しました。しかし今はわたしがチャンピオンです。チャンピオンの独断と偏見で、わたくし岡本将之は将軍岡本に改名したいと思います!(吉江に)戻すんじゃなく、改名です。これからも皆さん、よろしくお願いします」


【岡本、吉江の話】
吉江「オレら今年明けたばっかりで日本一、いや世界一幸せなプロレスラーだと思うぞ、オレたちは」


(そこへ鈴木が登場し、改名の件について言い寄り、岡本も応戦して口論となる)


鈴木「おい、オマエ改名するんだったらタイトル戦なしだからな。頭使えよ。オレは今回だけって言ってねえからな。一生って言ったんだからな」


岡本「オレがチャンピオンなんだよ」


鈴木「タイトルはナシだからな」


岡本「オマエ負けたんだろ」


鈴木「忘れるなよ(鈴木が去る)」


岡本「だいたいね、勝ったのはオレらなんだよ。負けたヤツにとやかく言われたってどうでもいいですよ。勝ったのはオレらだよ」


吉江「これだけのお客さんの前で言ったんだから、それがオレたちの言い分だって、皆さんにも伝わってるでしょ。チャンピオンらしくないじゃん。そんな終わってから言うなよって。まあ悔しいんだったらプロレスだからリング上でカタをつけるというのはいいかもしれないけど。まあそれはチャンピオンの権限として誰がまた挑戦者になるかはわかりませんけど」


岡本「やりたいんだったら何回でもやってやる。そのたびに絶対に跳ね返してやる。勝てば言いたいこと言えるんだろ、アイツの言い分だと。勝ったんだよ、オレは。だからアイツの言葉も聞かねえ。以上だよ」


吉江「そんな小さいことより、各団体いろんなタッグチャンピオンがいるから、その中で直接闘うんじゃなくても、その存在として、輝きとして勝負していきたいですよ。そしてこのベルト、みんながほしい、そしてチャンピオンとして強くなって、絶対このチャンピオンに挑戦したくなるようなチャンピオンを目指します。ありがとうございました」


◇第7試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]○小幡優作(23分54秒 エビ固め)[第21代王者]×田中将斗
※ダイビングダブルニードロップ
☆田中が5度目の防衛に失敗、小幡が第22代王者となる


(試合終了後、田中が大野オーナーからベルトをひったくって、小幡の胸に荒々しく突きつけて持たせると、ブードゥとともに退場)


小幡「オレは、オレは、チャンピオンだ!」


(そこで大谷、将軍、耕平、吉江、スーパー、鈴木がリングへ)


小幡「オレだったら、小幡だったら勝てると思ってるのかオイ? オレはな、オマエらにな、絶対負けねえよ。お帰りください。お帰りください。早よ帰れ! チャンピオンが言ってるんだよ。早く帰れ。帰れって言ってんだ(と最後までの残っていた鈴木を突き飛ばし、各選手が退場も、ざわつく会場に)何か、何か、何か、面白いこと言いましたか?」


(そこで宮本がリングイン)


宮本「バタやん、世界ヘビー奪取、おめでとう! 思えばボクとバタやんが先月闘って、勝った方が田中さんに挑戦するってことになって、オレは負けて、バタやんは今日、田中さんから勝つことができました。ちょっといいですかね。爆破王のベルト、持ってきてもらっていいですか?(三又GMからベルトを受け取り)オレは、どうしても世界ヘビーのベルトが巻きたい。世界ヘビーのベルトが巻きたい。だから言います。爆破王のベルトを懸けて、そして小幡、世界ヘビーのベルトを懸けて、オレと闘ってくれ!」


小幡「もちろん、もちろん、自分はこのベルト、取ったときから宮本さん、自分はね、指名するつもりでいましたよ」


宮本「爆破王のベルトも懸けるんだ」


小幡「はい、それなんですか?」


宮本「電流爆破だよ! 電流爆破でオレと闘うんだよ!」


小幡「このベルト(世界ヘビー)懸けるんじゃダメですか?」


宮本「ダブルタイトルマッチなんだよ!」


小幡「え、ダブルタイトル?」


宮本「そうだよ!」


小幡「それ、まさか、まさか、電流爆破とかやらないといけないんですか、自分は?」


宮本「そうなんだよ! このベルトを懸けるから、そのベルトを懸けてくれって言ってんだ!」


小幡「電流爆破…どうしよう。どうしたらいいんですかね?」


宮本「どうすんだよ!」


小幡「(小幡コール)まあいいよ。電流爆破でも、なんでも、やってやるよ!(宮本と握手)このベルト(世界ヘビー)とこのベルト(爆破王)、懸けたいみたいですね、宮本さんは。OK、やってやる! いつでもいいよ、やってやるよ。お願いします。じゃあ最後、締めたいと思います。皆さん、2018年も、ZERO1、そして小幡優作をよろしくお願いします! では最後、皆さんご存知のスリー、ツー、ワン、ZERO1で締めたいと…。(観客が「えー!」)ああ、違うよ、違いますよ。最後は、オレについてこーい!で皆さん、ご唱和をよろしくお願いします。ご起立よろしくお願いします。宮本さんも一緒によろしくお願いします。じゃあ自分がいろいろしゃべるんで、いろいろしゃべってから最後、オレに、ついてこーいで、ついてこーいでご唱和お願いします。2018年もよろしくお願いします。こっちのお客さんも、こっちのお客さんも、こっちのお客さんも、こっちのお客さんも、オレに、ついてこーい!」


【小幡の話】「やっと、やっとこのベルト、取ることができました。やっと、やっとね、シングルでやっと田中将斗、勝つことができました。まだね、まだ、シングルでね、1回、たった1回勝っただけなんでね、偉そうなことは言えないんですけど、でもオレが勝った。オレがチャンピオン。2018年一発目、幸先いいスタートが切れたんでね、この勢いでどんどん突き進んでいきたいと思います。(何年もかけてやっと手にしたベルトだが?)去年の元日ですか、元日にも自分はこの世界ヘビー、挑戦したんですけど、そのときは取れなくて、まあ今日、今回、元日でベルトですか、まあ、自分がね、勝つとは誰も、ほとんどの人間が思ってなかったかもしれないですけどね、でも結果、試合後、自分のもとにベルトあるんでね。またどこかで当たることがまたね、どんどんこの先、あると思いますけどね、自分はもう負けるつもりは一切ないです。これを取ったからには、どんどんもっともっと上へ突き進んでいきたいと思います。(初めてベルトを腰に巻いた感触は?)感触というか、やっと、実感というのはあんまりないですけど、やっと勝てたという。タッグではこないだ勝ちましたけどね、シングルでやっと勝てた。また田中将斗とシングルやることが近いうちかわからないけどあると思うので、絶対オレは負けるつもりは一切ないです。もっともっと今日以上に、もっと強くなって、もっと強いチャンピオンを目指していきたいと思います。


(次は宮本と電流爆破で?)まあ、自分はね、逃げるつもりはありません。電流爆破、まあ、自分の土俵ではないかもしれないですけど、オレは負けるつもりは一切ありません。前回も勝ってるし、どんなルールでも負けるつもりはない。爆破でも。なんでも来いって感じです。(やっと世界ヘビーを取って、すぐに爆破王との2冠のチャンス)正直ね、自分はあのベルト懸けてくるとは思いませんでしたけど。これは全然、だれでも受けたいと思います。爆破でも、ダブルタイトルでも。2冠手にしますよ。
(試合後にたくさんの選手がリングに上がってきたが)まあ、たぶん、オレだったら取れるだろうってアイツら思ってるのかな。そうなのかな。わかんないけど。小幡だったら勝てると思ってみんな来たんじゃないですか。まあいいですよ。だれでも来てもらって構わないです。オレは逃げないから。だれでも受けて立ちます。


(田中にシングルで勝てた要因は?)まあ、記憶に新しいところだとシングルで火祭り決勝ですかね、あのときね、オレはたぶんすべてを出し切ったつもりだったんですけど、でも、結果は田中将斗にあのときは負けたんで。まあ、またリベンジのチャンスが今日、オレはもう前回と一緒の結果では終わりたくなかったんですよね。絶対にこのベルト、ベルトもそうですけど、田中将斗、あの存在を超えたかった。まだ1回勝っただけなんで、この結果をね、続けて、どんどん倒して、だれでも、だれの挑戦でもオレは受けて倒していきたいなと思ってます。


(最後にファンにメッセージを)2018年、このベルトオレが取ったんで。オレがチャンピオン、オレがZERO1の中心となってオレが引っ張っていきます。2018年も、オレに、ついてこい!」


 今年もZERO1の元日興行が開催され、大会前には大野オーナー、大谷社長、三又GMが挨拶の後で、新入団選手が発表され、フリーとしてZERO1に参戦してきたSUGIの入団が発表された。SUGIはエル・ブレイザーとしてZERO1-MAXに参戦したが、このときはまだフリーで、他団体にも参戦していた。


 新入団初戦となったSUGIは政宗と組んで日高&菅原の保持するライト級タッグ王座に挑戦、王者組は菅原が挑戦者組にトペコンを浴びせれば、挑戦者組も政宗がエプロンダッシュのトペ・アトミコで応戦。政宗がチンクラッシャーから変形バックブリーカー、ネックブリーカーと日高を捕らえると、SUGIも飛びつきヘッドシザースホイップで続き、619からムーンサルトプレスと攻勢をかける。
 しかし日高はSUGIのエプロンからのハイキックをキャッチしてドラゴンスクリューを決めると、ショーンキャプチャーで追い詰めにかかるが、政宗がカットに入り、SUGIとの連係で日高を捕らえるも、日高はアイルビーバックから政宗を踏み台にしてのスイングDDTでSUGIを突き刺す。
 交代した菅原はSUGIを攻め込むが、政宗が入ってムーンサルト式パワースラムこと蜻蛉切を決めると、挑戦者組が一気に攻勢をかけ、SUGIはウルトラウラカンラナで勝負に出るが、キャッチした菅原はパワーボム狙い、SUGIは着地するも、日高が入ってエプロンからDDTで突き刺し、王者組も攻勢をかけ、リバースDDTとドロップキックの合体技から、菅原が十三不塔を狙う。しかしSUGIがリバースフランケンシュタイナーで切り返すと、セカンドロープからのムーンサルトで組み付いてのリバースDDT、スワンダイブ式ドラゴンラナこと壇ノ浦で3カウントを奪い、新入団初戦で王座を奪取する。敗れた日高&菅原はタッグ解消を示唆した。


 メインは田中の世界ヘビー級王座に小幡が挑戦、11・13風林火山タッグトーナメントでもタッグながら田中からフォールを奪うも、トーナメントの優勝を逃し、負け犬同盟の相棒である宮本と12・21後楽園で挑戦権かけて対戦し、小幡が勝利したことで田中への挑戦に漕ぎ付けた。
 序盤はグラウンドの攻防で互いに出方を伺うも、小幡がヘッドロックで捕らえると、田中はバックドロップで投げ、串刺しエルボーからスイングDDTを狙うが、1回転したところで小幡が田中をコーナーへ座らせると、下からのドロップキックで田中を場外へ落とし、場外戦でも客席に田中を叩きつけるが、田中もイス攻撃で逆襲し南側客席中段通路にまで雪崩れ込み、互いに突進するも、小幡がドロップキックで迎撃し、テーブルを持ち込んで田中を寝かせ、入場ゲートの上からのテーブル貫通ダイビングボディープレスを投下して、田中に大ダメージを与える。
 リングサイドに戻った小幡は鉄柱攻撃で追撃すると、入場ステージに連行してブレーンバスターを狙うが、田中がステージ上での垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、更にイスで脳天を痛打させ、リングに戻ってから串刺しラリアットの連発から、チンロック、フェースロック、クロスフェースと首攻め、エルボーや逆水平などの打撃戦も制して、再びフェースロッチ、コブラクラッチで絞めあげる。
 再び打撃戦を制した田中はエルボーからランニングエルボーと攻め立て、もう一発を狙うが、かわした小幡がランニングネックブリーカーで返し、田中の串刺しもかわしてジャンピングハイキックを浴びせるも、串刺し狙いは田中が追走して逆に串刺しラリアット、だが小幡も串刺しを狙う田中を追走して串刺しダブルニー、顔面への串刺しドロップキックと田中を場外へ追いやった後で、スワンダイブプランチャを命中させる。
 リングに戻った小幡はミサイルキックから変形みちのくドライバーⅡを狙うが、堪えた田中がDDTで突き刺すと、雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローの連続技、そしてスーパーフライを投下するが、小幡は剣山で迎撃、逆にダイビングダブルニーを投下するが、田中はかわしてラリアット、小幡もすぐ起き上がってジャーマンで応戦するが、田中も左のラリアット、小幡も顔面ニーと譲らず、両者ダウンとなる。
 起き上がった両者はエルボー合戦も、田中が左右エルボー、ローリングエルボーの連発と小幡を攻め込み、裏拳、ラリアットと畳みかけ、垂直落下式ブレーンバスターから、スーパーフライ、そしてスライディングDが炸裂も、小幡はカウント2でキックアウト、田中はならばと生肘でのスライディングDを狙うが、追走した小幡はダブルニーを浴びせ、顔面へのニーから垂直落下式DDTを突き刺す。小幡は田中をコーナーで逆さ吊りにすると地獄の断頭台を投下、ダイビングダブルニーを命中させるも、田中はカウント2でキックアウト、小幡はもう1発を狙う、かわした田中はショートレンジでのスライディングD、そして後頭部へのスライディングDを炸裂させる。
 田中は頭突きで抵抗する小幡を張り手で黙らせてから、スライディングDを狙うが、かわした小幡がカウンターで頭突きを連発、これで失速した田中に変形パイルドライバーを決めると、ダイビングダブルニーを投下して3カウントを奪い、田中から世界王座を奪取した。
 『火祭り』を制しても田中という大きな壁をなかなか越えられなかった小幡が、やっと田中を乗り越えることが出来ただけでなく、ZERO1の頂点である世界王座もやっと奪取することが出来た。しかし新王者となった小幡の前に大谷、耕平、吉江、将軍岡本、鈴木、スーパー・タイガーが続々と挑戦に名乗りを挙げ、また宮本も爆破王のベルトをかけてのダブルタイトル戦をアピールしたが、爆破王とのダブルタイトル戦が濃厚となったようだ。小幡が世界だけでなく爆破王も手にして、本当の意味で時代を築けるか、小幡の戦いはまだまだこれからだ。


 セミのインターコンチネンタルタッグ選手権は、岡本&吉江が風林火山タッグトーナメントに優勝を果たしたものの、鈴木が拒否し、これを受けて岡本がリングネームを本名に戻すことを条件に、鈴木に受諾させた。
 ゴング前に奇襲をかけた挑戦者組は、岡本が鈴木を踏みつけ、串刺しボディーアタックから速攻勝負を狙ったバックドロップを狙うも、鈴木は堪え、耕平がキックでカットに入る。これで失速した岡本に鈴木が背中に膝を打ち込んでから腰攻めを展開、交代した耕平もサッカーボールキックを浴びせ、胸板にローキックの連打を打ち込んでいく。
 再び交代した鈴木はワザと手を抜くような張り手で岡本を挑発しつつ、耕平とのタッチワークを駆使して岡本を徹底的に痛めつけると、鈴木の串刺し攻撃をかわした岡本がラリアットで逆襲も、エルボースマッシュで黙らせた鈴木はエクスプロイダーからダブルアームスープレックスを狙う。岡本が必死で堪えると、鈴木はネックブリーカーからニードロップをはさんで、再度ダブルアームスープレックスを狙うが、再び岡本が堪えてリバースすると低空ランニングエルボーを放って、やっと吉江に交代する。
 交代を受けた吉江は鈴木に串刺しボディーアタックからヒッププレス、耕平を蹴散らした後で鈴木にスチームローラーで圧殺、空中胴絞め落とし、アバランシュホールドと畳みかけ、超肉弾プレスを狙いにコーナーへ昇るが、鈴木が追いかけて雪崩式フロントスープレックスで投げてから双方交代。岡本は耕平にぶちかましの連打から電車道、ブルドッキングヘッドロックからセントーンと攻め込むが、バックドロップ狙いは鈴木にカットされると、サーフボードと再び腰を攻められ、耕平も重いエルボーからファルコンアローと畳みかけ、パイルドライバーで勝負に出る。
 しかし岡本は堪えると、突進する耕平にぶちかましを浴びせ、場外で鈴木を振り切った吉江が入ってエルボードロップで追撃すると、岡本もセントーンで続き、鈴木がカットに入るが吉江が裏拳で排除する。勝負と見た挑戦者組は耕平にダブルブレーンバスターからサンドウィッチボディーアタックと合体技を畳み掛けると、岡本のカイケツ、吉江がフライングソーセージと畳み掛けてから、岡本がバックドロップを決め3カウントを奪い王座を奪取した。
 試合後に耕平を介抱しながら退場しようとする鈴木を岡本が蹴るも鈴木は無視、岡本はタイトル奪取を受けて、リングネームを将軍岡本に戻すことをアピールした。


 ジュニア二冠選手権は高岩がショートレンジのラリアットで先手を奪ってから首攻めも、ロープ越しのラリアットはギネスがかわしてオーバーヘッドキックを炸裂させ、場外に転落した高岩にノータッチトペコンを命中させるも、エプロン上の攻防で高岩がエプロンでの高岩ドリラーで突き刺し、ギネスに大ダメージを与える。
 高岩はラリアットを連発し、ダイビングエルボードロップから雪崩式デスバレーボムを狙うが、リングに着地したギネスがジャンピングハイキックからパワーボムで叩き落し、コードブレーカーからトラースキック、ダイビングフットスタンプと畳みかける。
 勝負を狙ったギネスはブラディーサンデーを狙うが、堪えた高岩が突進するギネスを迎撃してから高岩ドリラーで突き刺し、ラリアットからデスバレーボムと畳みかけるも、餅つき式パワーボム狙いは、ギネスが回転エビ固めで切り返して、高岩のショートレンジ狙いもトラースキックの連発で迎撃する。ギネスは掟破りのデスバレーボムを敢行すると、クロスレッグ式みちのくドライバー、ブラディーサンデーと畳みかけて3カウントを奪い、王座を防衛した。


 UNヘビー級選手権4WAYマッチはVMのKAMIKAZEとジャクソンが二人がかりでSタイガーを攻め、Sタイガーは反撃するも、横山が漁夫の利を狙ってフォールの横取りを狙うなど、Sタイガーにとっても油断できない展開となる。横山にかき回されるが、VMの同士討ちを誘発し、横山がラリアットでジャクソンを排除してから、Sタイガーがタイガースープレックスで3カウントを奪い王座防衛も、納得いかないKAMIKAZEとジャクソンはSタイガーを袋叩き、だがSタイガーはソバットやハイキックで返り討ちにする。


 第2試合ではかねてから新メンバーを予告していたTARUは黒覆面を帯同させて登場、試合はTARUが火野にパウダーを誤爆させると、大谷の袈裟斬りチョップを喰らい、顔面ウォッシュで3カウント、試合後に黒覆面のマスクを剥ぐと、正体はWAVEの朱崇花で、朱崇花は宮本の股間を蹴り上げてから、その場飛びシューティングスタープレスを投下、VM入りをアピールした。

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。