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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

北村が岡を降しヤングライオン杯全勝優勝!全日本の青柳が肉薄も永田は甘くない!

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北村が岡を降しヤングライオン杯全勝優勝!全日本の青柳が肉薄も永田は甘くない!

12月21日 新日本プロレス「LION’S GATE PROJECT10」新宿FACE 467人超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[4敗1分=1点]△八木哲大(15分時間切れ引き分け)[4敗1分=1点]△成田蓮


【八木の話】「ヤングライオン杯…結果は4敗1分けでしたが、この期間いろんなこと考えて、たくさん練習して、結果はどうあれ得たものはたくさんあったと思います。新日本プロレスの第1試合、いまは僕と成田が1番多くやらせてもらっていると思うんですけど、他の4人はどんどん上にいってしまっている。でも僕はそれを先にいかれたとは思ってないんです。第1試合をたくさん経験するからこそ得られるものがあると思っています。遠回りこそ近道です。またしっかり練習して戻ってきます。ありがとうございました


◇第2試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[4勝1敗=8点]○川人拓来(8分27秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×海野翔太
※回転延髄斬り


【川人に話】「今日の結果も当然の勝ち。俺は優勝狙ってんだ。後楽園で北村に負けた? そんなの関係ねぇんだよ! 一つ、海野に言っといてやる。俺とお前は、年は同じだ。けど、(※胸を指差し)ココが違うんだよ! ココが! 覚えとけ! 次の試合で誰が優勝するか決まるんだろ⁉︎ 楽しみに待ってるぜ。決勝戦してもいいんだぞ、俺は。終わってねぇと思ってるんだ。見とけ!」


【海野の話】「絶対、今日は負けちゃダメだった! 自分にとっても、これからの未来がかかってる試合だと思ってた。自分がデビューした直後、ずっとシングルで戦ってたのが、川人拓来。一つ先輩だけど、年齢もほぼほぼ一緒。こんなんで負けてちゃダメだ! 1・3も試合がある。そこで絶対借りを返す! クソッ! 来年の俺はもっと怖くなるんだ! じゃないとダメだ!」


◇第3試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[5勝=10点]○北村克哉(11分20秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]×岡倫之
※ジャックハマー


【北村の話】
――見事全勝優勝しましたが結果に関してはいかがですか?
北村「はい。まず八木選手、海野選手、成田選手、川人選手、岡選手。彼らとは共に道場生活を送って、苦楽を共にしてきた仲です。でも試合では試合で生き残りを賭けたサバイバルレースだと思っています。ただ彼らの一生懸命な闘いっぷり、僕はギリギリ勝てた。ファンからの熱い応援や北村コールで僕の中で化学反応が起きて勝利に結びついたんだと思います。(※ファンからもらった手作りタオルを見せつける)こうやって地方から来てくださったお客様で僕のタオルを作ってくださった熱の入ったファンの応援のおかげで僕はこうしてヤングライオン杯の王者になれたと思います。そして、このヤングライオン杯を開催してくださった関係者の皆さん、スタッフの皆さん、皆さんに感謝しています。この場を設けてくださったおかげで、一歩プロレスラーとして前進したと思います。今年の試合は今日で終わりですけど、来年からもっともっと進化して、ヤングライオン杯を優勝したからには海外遠征に行って、もっともっと進化して、もっともっとインプルーヴして、また新日本プロレスのリングに戻ってきます!」


――海外遠征先の希望はありますか?
北村「私はスーパーヘビー級でいま試合をさせていただいています。だったらスーパーヘビー級がいる、猛者共がいるアメリカに行って一皮も二皮も剥けて、このリングに戻ってきたいと思っています。プロレスラーとしても、人間としても成長していきたいと思います。進化していきたい。それが僕の思いです」


――偉大な先輩達が獲ってきたヤングライオン杯ですが、自分がヤングライオン杯を獲った率直な気持ちは?
北村「過去の先輩達、偉大な先輩達。今日もたくさんの面々の方々がヤングライオン杯優勝して、現在も活躍している。これは正真正銘の事実で、僕もその中の1人に一歩近づきたいし、絶対その中の1人に入りたいと思っています。……思ってますじゃないです、入ります!もっとでっかくなって帰ってきます」


【岡の話】「負け犬の遠吠えはしません。オレが弱いから負けたんです。だから這い上がってみせます!やっぱり新日本に来てよかった…」


◇第4試合◇
▼30分1本
○中西学 吉野コータロー(12分45秒 アルゼンチンバックブリーカー)天山広吉 ×ダイナソー拓真


◇第5試合◇
▼30分1本
○小島聡(11分1秒 体固め)×兼平大介
※ラリアット


【小島の話】「2017年、無事に今日すべての試合を終えたことをここに宣言します。ありがとうございました。今年はすごくいろんなことを考えさせられる年だった。年齢やキャリアとかそこだけじゃなくて、仲間が大きなケガを負ったときにどうやって対処していいか分からない、そんな自分もいた。すごく悩んで、いろんなこと考えて、普通に試合したと思われるかもしれないけど、オレはすごいいろんなこと考えて今日迎えることができた。無事ではないし、決して五体満足ですごい元気なわけじゃないけど、リングにいられること、リングで動けることが本当にありがたいと思います。仲間がケガするとか、こんなツライことないから。同じ団体だからとか、他の団体とか、メジャーとかインディーとかいろんな団体あるけど、プロレスラーと呼ばれてる人は誰一人ケガしないで、こういう日を迎えてほしいと思います。ありがとうございました」


【兼平の話】「今回で『LION’S GATE』3回出させてもらって、YOSHI-HASHIさん、永田さん、そして小島さん。本当に新日本プロレスという団体はすごいと思います。今日はボコボコにされたけど、僕のプロレス人生は続くので小島さんに恩返しできるように、まだまだ頑張ってプロレス界で上を目指して頑張っていきたいと思います。小島さん、今日はありがとうございました」


◇第6試合◇
▼30分1本
○永田裕志(12分10秒 バックドロップホールド)×青柳優馬


【永田の話】
──青柳選手と対戦してみて、いかがでしたか?
永田「向かってくる気持ちというか、ノリにノッてる選手だろうから、そういうところがね、向かってくる気持ちがすごく強くて、『LION’S GATE』の意味合いらしく、たぶん彼の中ではそういうことを度外視した、圧倒的な勝利をしたかったと思うんですけど、そうは問屋がおろさないというか。腐っても永田裕志。見ての通りです」


──ヤングライオン杯が今日で終わりましたが。
永田「ヤングライオン杯の試合も飛び飛びで、彼らも集中しづらかっただろうと思うんですけど、やっぱり一つ一つの戦いを経て、心に秘めたものを各々、お互いにぶつけ合うことができたんじゃないかなと。それがやっぱり今日、モニターで見ててもヤングライオン杯の熱というものをすごく感じましたしね。だから、今日はメインを彼らに任せてもよかたんじゃないかなと…結果論ですけどね。ヤングライオン杯だからではなく、常日頃、第1試合、第2試合で組まれる試合でね、それこそ第1試合の選手がメインを食うような試合を心掛けてくれたらなと。ホント、今日彼らは素晴らしかったと思います」


──その中で、北村選手が優勝しましたが。
永田「だんだん彼は自分のパワーというか、体の使い方が分かってきて、それで一つ、この結果が出たんじゃないかなと。彼もやっぱり、そうゆっくりはしていられない年齢なんでね、本当に、今すぐにでも羽ばたいて、新日本プロレスの枠から飛び出して、どっか飛んでいってもいいんじゃないかなと。今日、いい結果を出したんで、特にそう感じますね。ホントは若い選手っていうのは、体づくりに一番苦労するんだろうけど、それを全てやり切ってる部分があるんで。体だけはね。だから彼に必要なのは、広い視野で見る経験なのかなと」


──永田選手も年内最後の試合でしたが。
永田「そうね。今日は長い1日だったな。早朝から、ブシロードクラブの監督業から始まって、終わってすぐに駆けつけて。若い選手に負けるか!という気概でね、まぁメインの役目を果たすことができたかなと。気持ちを持てば、何事もクリアできるなっていうのは、今日を終わってみてちょっと思いますね」


──来年に向けて?
永田「ま、試合数も減るだろうし、永田裕志のシングルマッチを見る機会っていうのも皆さん減ってくるでしょうけど、その機会には、『何だすげえじゃん!』っていう、永田裕志が散りかかってるというか、後退しかかってると思ってるファンの心には、そういうエゲツなさっていうものをどんどんぶち込んでいきたいですね。今年は結局、何も残せませんでしたけど、来年はまた大きなものを残せればと思いますね。今年の無念を来年にぶつけられればと思います」


【青柳の話】「(※インタビュースペースに着くと倒れ込み)クソッ、クソーッ! 永田選手、やっぱり強いっすよ! むやみやたらにケンカ売るもんじゃないっすね。アーッ、チキショウ!
個人的な話なんですけど、今日の試合が僕の2017年最後の大会でした。その最後の大会で、自分の団体じゃない、全日本プロレスじゃない、ヨソのリングで、しかも永田選手とシングルマッチという、メインイベントに出場させてもらえたことを、新日本プロレスの皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。そして、月に1回、この『LION’S GATE』に呼んでいただき、ありがとうございます! これから、ここで学んだことをもっともっと生かして、もっともっと強いプロレスラーになって、また、今日来てくださったお客様の皆さんに会う時は、もっと強くてもっとデカい青柳優馬をお見せしますよ! 今日はありがとうございました!」


 ヤングライオン杯もいよいよ最終公式戦、全勝の北村を1敗の川人、岡が追いかける展開となった。まず川人vs海野は、川人が海野の痛めている左膝を攻めるも、突進したところで海野がドロップキックで反撃し、エルボーアタックから逆エビ固め、強烈な張り手で攻め込み、川人もショルダースルーから逆片エビ固め、ミドルキックと繰り出していくが、串刺し狙いは海野がミサイルキックで迎撃して背面式ダイビングエルボードロップを投下する。
 海野は逆エビ固めも、エルボーの連打から突進は川人はドロップキックで迎撃して、逆エビ固めで捕らえ、ロープに逃れた海野に川人はエルボーアタックからスワンダイブ式ミサイルキック。ドリームキャストで3カウントとなり、あとは岡vs北村の結果待ちとなる。


 岡vs北村はグラウンド、マッチアップ、打撃戦と互角の攻防を繰り広げて岡が競り勝つと、キチンシンクから膝蹴りと攻勢をかけ、ハイアングルのボディースラムからクロス式キャメルクラッチで捕らえる。しかし岡の俵返し狙いは、北村が逆に投げると、逆水平の連打、串刺しエルボーからショルダータックル、ハンマーと繰り出すと、突進したところで岡がドロップキックで迎撃し、フライングフォアアーム、ぶっこ抜きベリートゥベリーで投げ捨てる。
 岡はブレーンバスターを狙うが、逆に北村が投げるとスピアーからジャックハマーで3カウントとなり、全勝優勝を果たした。
 
 北村と岡は同期だったが、先にデビューを果たしたのは岡で先に走っていたが、後発デビューとなった北村がたちまち岡も抜き去るどころか、先輩の川人まで抜き去ってしまった。おそらく来年から海外へ送り出されることになるだろうが、北村がどんな怪物となっていくのか、注目したいと思う。


 メインでは今年プロレス大賞新人賞を受賞した全日本プロレスの青柳が永田に挑み、青柳がロープに押し込んだ際にエルボーで仕掛けると、怒った永田も打ち返し、そして場外へ出すと、素早く戻った青柳はエプロンに戻って永田にドロップキックで強襲、そして会場奥まで連行するが、怒った永田が逆襲して、リングに戻ってからボディーブローの連打、永田はキチンシンク、ミドルキックと浴びせ、ショルダーアームブリーカー、サッカーボールキックと繰り出していくが、ミドルキックをキャッチした青柳はドラゴンスクリューを決め、ランニングフォアアームからダイビングクロスボディー、そして永田相手に敬礼ポーズからフィッシャーマンズバスターを決める。
 青柳はジャーマンを狙うが、堪えた永田はキチンシンク、串刺しブックブーツからエクスプロイダーで投げると、白目式腕固めで捕獲、ショルダーアームブリーカー、タイナー、垂直落下式ブレーンバスターからバックドロップで勝負に出るが、堪えた青柳は秋山準から伝承されたジャンピングニーを炸裂させ、ジャーマンで投げるも、永田はバックドロップで応戦し、青柳のビックブーツに対して永田が延髄斬り、大車輪キックを倍返しした後でバックドロップホールドで3カウントを奪い勝利、青柳も懸命に喰らいついたが、青柳が考えるほど甘くないというものを永田が見せつけた。


 セミの小島vsHEAT-UPの兼平は小島がエプロンからのDDTで主導権を奪い、首攻めから河津落とし、マシンガンチョップ、いっちゃうぞダイビングエルボードロップ、ローリングエルボーと一方的な展開になるかに見えたが、勝負を狙ったラリアット狙いは、兼平がパワースラムで返すと、キチンシンク、ヒップトスからの腕十字、三角絞めと反撃し、小島もコジコジカッターを決めるが、ブレーンバスター狙いは兼平が着地してジャーマンで投げる。
 兼平は膝蹴りの連打からバックドロップ、PKと畳みかけるが、再度のバックドロップ狙いは小島が堪えると垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからラリアットで3カウントを奪い貫禄の勝利を収めた。

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