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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

昭和外国人4人組?荒らしまくった年越しプロレス!

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昭和外国人4人組?荒らしまくった年越しプロレス!

12月31日 年越しプロレス2017~年忘れ!シャッフル・タッグトーナメント 後楽園ホール 1411人 超満員札止め


<コメントはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
○関本大介 樋口和貞(6分8秒 片エビ固め)浜亮太 ×高尾蒼馬
※浜のオオキドプレスが誤爆


◇第2試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
橋本和樹 ○彰人(4分30秒 完璧足四の字固め)関札皓太 ×中津良太


◇第3試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
○佐々木大輔 バラモンケイwithバラモンシュウ(7分21秒 エビ固め)×アントーニオ本多 野村卓矢
※五体満足


◇第4試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
○男色ディーノ 橋本大地(9分53秒 漢固め)石井慧介 ×植木嵩行
※旋回式男色ドライバー


◇第5試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
HARASHIMA ○宮本裕向(3分28秒 片エビ固め)坂口征夫 ×青木優也
※ファイヤーサンダー


◇第6試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
木髙イサミ ○宇藤純久(6分34秒 片エビ固め)高梨将弘 ×吉野達彦
※アクシズ投下


◇第7試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
○アブドーラ・小林 コルト・カバナ(4分21秒 逆エビ固め)藤田ミノル ×勝俣瞬馬


◇第8試合◇
▼トーナメント1回戦/10分1本
グレート小鹿 遠藤哲哉(10分時間切れ引き分け)鈴木秀樹 竹下幸之介


▼延長戦~1フォールカウントルール
○竹下幸之介 鈴木秀樹(1分38秒 エビ固め)×グレート小鹿 遠藤哲哉


◇第9試合◇
▼トーナメント2回戦/10分1本
関本大介 ○樋口和貞(1分50秒 回転足折り固め)橋本和樹 ×彰人


◇第10試合◇
▼トーナメント2回戦/10分1本
佐々木大輔 ○バラモンシュウwithバラモンケイ(8分9秒 横入り式エビ固め)×男色ディーノ 橋本大地


◇第11試合◇
▼トーナメント2回戦/10分1本
○HARASHIMA 宮本裕向(9分57秒 片エビ固め)木髙イサミ ×宇藤純久
※蒼魔刀


◇第12試合◇
▼トーナメント2回戦/10分1本
ブロディ・ザ・秀樹 ジミー・タケシータ(無効試合)スタン・小林 コルト"BOOM BOOM"ブッチャー


▼再試合
ブロディ・ザ・秀樹 ○ジミー・タケシータ(2分25秒 リングアウト)スタン・小林 ×コルト"BOOM BOOM"ブッチャー


◇第13試合◇
▼トーナメント準決勝第1試合/15分1本
○関本大介 樋口和貞(9分47秒 ロールスルージャーマンスープレックスホールド)HARASHIMA ×宮本裕向


◇第14試合◇
▼トーナメント準決勝第2試合/15分1本
ブロディ・ザ・秀樹 ○ジミー・タケシータ(10分7秒 片エビ固め)佐々木大輔 ×バラモンケイwithバラモンシュウ
※スーパーフライ


◇第15試合◇
▼年越しプロレスPresent TAKAみちのくデビュー25周年記念試合
吉野コータロー ダイナソー拓真 菊田一美 ○MAO(13分4秒 横入り式エビ固め)×TAKAみちのく ディック東郷 伊東竜二 高木三四郎


◇第16試合◇
▼トーナメント決勝戦/時間無制限1本
○鈴木秀樹 竹下幸之介(12分44秒 片エビ固め)関本大介 ×樋口和貞
※ダブルアームスープレックス


【試合後の竹下&鈴木】
竹下「もちろんこのタッグチームだったら優勝を狙えると思っていたんで、あとは鈴木選手のモチベーション次第みたいなところがあったんですけど、上手く“助っ人"も用意してきて、鈴木選手のモチベーションも何とか年を越すまで持ってくださって…。ただ、今もコメントも早く帰りたくてしょうがないと思うので、手短にいきたいと思います」


鈴木「途中、疲れすぎて、よくわからない状態になりまして。パートナーが非常に真面目な方で、僕はずっと思ったのは、こういう真面目な若い人がいるのに、いい歳した人がいい加減なことを言ってちょっと恥ずかしいなと思いました。今年は竹下選手を見習いまして、人の悪口はもうちょっと抑えると。それを目標にしたいと思います」


 【試合後の関本&樋口】
※樋口が土下座する


樋口「オジキ。今回の不手際、謝罪いたします。すいませんでした」


関本「しゃあめえよ。指の一本でもつめて持って来いよ」


樋口「僭越ながら、男・樋口和貞、指をつめさせていただきます」


※樋口が指を噛みちぎろうとすると


関本「やめろ! 今の時代、指一本でカタ付くと思うなよ」


樋口「オジキ、ありがとうございます!」


――決勝戦の感想は?


関本「今日は負けた。今日は負けたけどな、次に当たったら、リング上をささらまさらにしちゃるけんね! のう、カズ!」


樋口「押忍、オジキ。ささらまさらにしちゃるけん。敵の陣にマイト持って突っ込んでってやりますよ。でも、いろいろありましたけど、オジキ・関本大介選手がもしいいんであれば、タッグを継続してやってみたいというのはありますね」


関本「カズに頼りっぱなしだったからな、今回。もっと精進せなあかんで」


樋口「ワシも頑張りやす」


関本「じゃあ、エンコ待ってるからな」


樋口「やっぱりつめるんですか」


関本「つめんでええよ。こっち(指でお金を表して)やな」


樋口「銭ですか…。銭はもっとらんですよ」


 今年も大晦日の後楽園ホール大会にて「年越しプロレス年忘れ!シャッフル・タッグトーナメント」が開催されるが、今回は全日本プロレス、WRESTLE-1が外れ、K-DOJOはTAKAのデビュー25周年枠だけということで、選手層が厚いDDTと大日本中心の編成となった。


 1回戦は関本&樋口の関口組が浜&高尾のはまそうまと対戦し、関本がラリアットから高尾をカバーも、カットに入った浜のオオキドプレスが高尾に誤爆、そのまま3カウントとなり関口組が勝利。
 和樹&彰人のチーム人見知りvs関札&中津のチーム14は、彰人が中津に足横須賀からニーアッパーに対し、中津はハイキックからジャーマン狙いは、彰人がサムソンクラッチで切り返してからアンクルホールド、完璧足四の字で捕獲して高津がギブアップ、チーム人見知りが勝利
 アントン&野村のチャーミングドールズvs佐々木&バラモン兄弟のカリスマバラモンは、アントンが忠臣蔵バージョンのごんぎつねを披露してから、佐々木にシャイニングごんぎつねを決めるも、野村とのダブルバイオニックエルボーからのダスティンはカットされると、佐々木とケイによる五体満足でアントンが3カウントとなり、カリスマバラモンが勝利。
 ディーノ&大地の破壊兄弟vs石井&植木の「恋しさとせつなさち心強さ」は石井はリュウ、植木はザンギエフとストリートファイターバージョンで登場、試合も石井&植木がゲームのように竜巻旋風脚、波動拳まで披露するが、ディーノが石井をファイト一発から男色ドライバーを狙ったところで、植木が拳銃を取り出して敵味方だけなくレフェリーまでもホールドアップさせると、植木がディーノの男色タイツを着用してケツ掘りも、コーナーからの確保は足を滑らせて失敗、最後はディーノが旋回式男色ドライバーで3カウント、破壊兄弟が勝利。
 HARASHIMA&宮本のスマイルヤンキーvs坂口&青木のチームヨコハマは、チームヨコハマが奇襲、坂口の援護を得た青木が宮本にスワンダイブ式ミサイルキックを発射するが、タイガースープレックス狙いはHARASHIMAがダブルニーでカットすると、宮本がファイヤーサンダーを決め3カウントを奪い、スマイルヤンキーが勝利。
 イサミ&宇藤のジークジオンvs吉野&高梨の吉野家は、ジオンが吉野を捕らえて、宇藤がイサミを担いでコーナーの相手を雪崩式で投げる合体技アクシズ投下を狙うが、打ち合わせが長いため失敗し吉野は危ない角度から転落してしまう。それでもイサミが高梨を絶槍で排除してから、もう1回アクシズ投下を吉野にトライ、眉山のように投げてしまい、イサミ自身も大ダメージも3カウントを奪い、ジークジオンが勝利。
 アブ小&カバナのコバカバナvs藤田&勝俣の瞬馬とミノルは、瞬馬とミノルがアブ小を捕らえて合体ロボDDT狙いも、カットしたカバナがムーンサルトアタックを発射、コバカバナが合体ブンブンエルボーから合体バカチンガーエルボーを決めると、最後はアブ小が勝俣を逆エビ、カバナが藤田にシカゴクラブの競演で、コバカバナが勝利を収める。
 鈴木&竹下のモースト・ストロング・ゲストvs小鹿&遠藤のグレートと孫は、鈴木が小鹿に対して中指を立てて小鹿をエキサイトさせ、小鹿も鈴木に対して張り手、ダブルチョップ、ニーからアームロックと攻め込むが、遠藤は竹下にテツヤ・イン・ザ・スカイを決め手から丸め込み合戦となって、時間切れとなり、今大会初の延長戦に突入。1フォールマッチによる延長戦は小鹿が竹下にアイアンクローを決めて、そのまま押さえ込むが、カウント直前でリング下の鈴木がレフェリーの足を引っ張ると、怒った小鹿が鈴木に詰め寄ったところで、竹下が丸め込んで3カウントとなり、モースト・ストロング・ゲストが勝利となる。


 2回戦は関口組vsチーム人見知りは、彰人が速攻勝負を狙って樋口に丸め込み技を連発も、樋口がジャパニーズレッグロールクラッチで彰人からまさかの3カウントを奪い、関口組が準決勝に進出。
 破壊兄弟vsカリスマバラモンは、TV上ではクレーム続出の攻防が繰り広げられ、ディーノが佐々木に地獄門を狙うも、バラモン兄弟がカットに入ると、大地の背中とディーノの尻に竹刀がセットされてからのボウリング攻撃で、ディーノの地獄門が大地に直撃、ディーノはイスの上の汚物に座らされてしまうと、佐々木がディーノのケツをティッシュで吹いて、それを口に突っ込んでからシュウが丸め込んで3カウントとなり、カリスマバラモンがまさかの準決勝進出。
 スマイルヤンキーvsジークジオンはイサミがHARASHIMAにドラゴンスクリューからシャイニングウィザードを決めると、先ほど失敗した宇藤とのアクシズ投下を狙うが、宮本にカットされると、宇藤はイサミだけをジャーマンで投げてしまい、宮本がファイヤーサンダーからHARASHIMAが蒼魔刀で宇藤から3カウントを奪い、スマイルヤンキーが準決勝進出。
 コバカバナvsモースト・ストロング・ゲストはコバカバナが負傷、ストロング・ゲストは疲労困憊で東京ドームホテルで休憩ということで、代役としてスタン、ブッチャーvsブロディ、タケシータが実現、試合もブロディは試合の関係のない若手を痛めつけ、タケシータも相手だけでなく若手、観客までもリーブロックを決めるなどやりたい放題、4選手が凶器を持ったため無効試合となるが、再試合で無意味となり、最後は4選手が乱闘も、タケシータが一人リングに戻ったため、リングアウト勝ちとなって準決勝に進出する。


 準決勝は抽選で関口組vsスマイルヤンキー、カリスマバラモンvsモースト・ストロング・ゲストとなり、関口組vsスマイルヤンキーは、スマイルヤンキーの連係狙いを樋口がかわして両腕ラリアット、関本がスピアーで続くも宮本がかわして鉄柱に直撃、宮本は卍コブラで関本を追い詰めるが樋口がカット、関本と宮本がチョップ合戦は関本が競り勝ち、ラリアットは相打ちとなって、宮本がラリアットを狙うも、かわした関本がロールスルージャーマンで3カウントで関口組が決勝に進出。
 カリスマバラモンvsストロングゲストは鈴木&竹下がまた東京ドームホテルで休んでしまったため、ブロディ&タケシータがそのまま出場することになり、セコンドのスタン、ブッチャーも巻き込んで大混乱となる。バラモン兄弟はタケシータを捕らえて標識攻撃が珍しく命中すると、五体満足で丸め込むが、タケシータはキックアウト。そこで佐々木の墨汁攻撃はケイに誤爆すると、スタンがウエスタンラリアット、ブロディのキングコングニー、ブッチャーの毒針エルボー、タケシータのスーパーフライの豪華波状攻撃が決まって3カウントとなり決勝に進出。


 セミのTAKAデビュー25周年記念試合はMAOがAKAのお株を奪う宇宙人ケブラータを披露するも、MAOが捕まりTAKA組だけでなく味方、そしてカウントダウンが近いということで、試合を終えた選手やフランクレフェリーまでもトレイン攻撃を決め、年越しとなったが、一人やられていたMAOがTAKAを丸め込んで3カウントとなり、MAOが新年初勝利、TAKAは新年初黒星ととんでもない25周年となった。


 メインの関口組vsストロング・ゲストがドームホテルで休養充分の鈴木&竹下が登場。竹下はエルボーも関本が打ち返しアトミックドロップからジャーマンで投げるが竹下も投げ返し、鈴木vs樋口は鈴木がエクスプロイダーで投げると、樋口はドロップキックから逆水平、連打から串刺しラリアット、ノド輪落としで倍返しし、気合を入れた樋口は鈴木にカナディアンバックブリーカー、関本は竹下をアルゼンチンバックブリーカーでセーブする。
 関口組は鈴木にトレイン攻撃から樋口がアバランシュホールドを決め、竹下がジャーマンでカットに入るが、関本が竹下をラリアットで排除、鈴木と関本がラリアットの相打ちも、ワンハンドバックブリーカーで関本を排除する。樋口は鈴木にドクターボムから、ぶちかましを狙うがかわされてしまうと、竹下が樋口をドラゴンスープレックスから、鈴木が同じ技で続き、ダブルアームスープレックスで3カウントでストロング・ゲストが優勝を果たした。


 インディーのお仕事大賞MVPでも鈴木が受賞するなど、大会全体も鈴木が主役を奪った印象が強く、竹下とのコンビも大本命が来たという印象を受けた。MVPはジャパニーズレッグロールクラッチなど意外性を見せた樋口と、スタン&ブロディ&ブッチャー&タケシータの昭和外国人4人組で見事にトーナメントを荒らしまくってくれた。


 今年も無事年越しとなったが、果たしてどんな1年となるのか…

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