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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

カリスマ・佐々木が主催興行でEXTRAMまでも手放すも、絆を確かめ合ったDAMNATIONはゼロから再出発!

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カリスマ・佐々木が主催興行でEXTRAMまでも手放すも、絆を確かめ合ったDAMNATIONはゼロから再出発!

12月30日 DDT「DAMNATION不法集会Vol.2」後楽園ホール 1050人


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第1試合◇
▼コスチュームチェンジバトルロイヤル/時間無制限
○HARASHIMA(14分4秒 体固め)×植木嵩行
※蒼魔刀
☆登場順(退場順=コスチューム)①上野勇希(4=高尾) ②マンマンカインド(1=上野) ③高尾蒼馬(2=マンマンカインド)④赤井沙希(5=大家) ⑤HARASHIMA(伊橋剛太) ⑥大家健(3=HARASHIMA) ⑦植木嵩行(7=赤井) ⑧関根龍一(6=セキネ・リューイチン)


◇第2試合◇
▼30分1本
ディック東郷 ○ワンチューロ(13分40秒 回転エビ固め)コルト・カバナ ×アントーニオ本多


▼アイアンメタルヘビー級選手権試合
[挑戦者]○ディック東郷(12時43分 横入り式エビ固め)[第1279代王者]×ワンチューロ
☆東郷が第1280代王者となる


◇第3試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第32代王者組]KUDO ○坂口征夫 高梨将弘(9分36秒 片エビ固め)[挑戦者]マッド・ポーリー マッド・ポーリー ×マッド・ポーリー
※神の右膝
☆KUDO&坂口&高梨が初防衛に成功


【KUDO、坂口、高梨の話】
高梨「おい見ろよ、途中で手放したこともあったけどよ、年末最後に、このベルトが酒呑童子に戻ってきたんだ。なあ、俺らのイメージがあるベルトだろ、これは。何だよ、今日の挑戦者。ポーリーズ? 確かになあ、オリジナルポーリーとデカいポーリー、あいつヤバかったな。強いチームだと思うよ。でももう一人、あれ何なんだよ。兄貴、あいつどう思った?」


KUDO「あのチビね、あいつね。よく知ってんだよなんか。見たことある。」


高梨「おいそれ以上言わなくていいよ兄貴! あんなチビのことは忘れて、次の標的狙ってくからな。このベルトほしいやつ、今日みたいな即席チームでも実力あればいいよ。いつでもやってやるよ。ダムネ興行、こういう興行でもどんどんやってってやる。なあ兄弟。」


坂口「いつでも誰でも受ける。そして(ベルトを)高めていくんで。以上。」


高梨「いいことだ!」


▼アイアンメタルヘビー級選手権試合
[挑戦者]○コルト・カバナ(13時12分 横入りエビ固め)[第1280代王者]×ディック東郷
☆カバナが第1281代王者となる


◇第4試合◇
▼暴走代巨人コンビvsバカ兄弟!スペシャルタッグマッチ/30分1本
○諏訪魔 石川修司(10分3秒 体固め)バラモンシュウ ×バラモンケイ
※ラストライド


(試合終了後、石川が兄弟をコーナーにまとめてキャリーケースをセット。諏訪魔がボウリング攻撃から「ストライク!」で制裁)
石川「諏訪魔さん、先にひとこと言っておきます。ごめんなさい」


諏訪魔「こんな目に遭うと思わなかったよ。墨汁ってすごいまずいな。でも今日はありがとう」


石川「これで我々暴走大巨人の絆も深まったと思います。1月2日の世界タッグも見に来てください!」


【諏訪魔、石川の話】
石川「すいません。」


諏訪魔「気持ち悪いよ。目の前真っ暗になった。」


石川「今日は感謝しかないです。こういうカード組んで、出てもらって。絆はさらに深まったと思うので。2018年もよろしくお願いします。」


諏訪魔「(苦笑)。凄い世界にいるんだね。初めてだよ俺。こういう体の張り方っていうのもあるんだなって(笑)。今日は勉強になった。」


石川「こうやって、我々をプロレス界に広めていきましょう。フハハハッ!」


諏訪魔「そうだよね。ありがとう。」


——初めて当たったバラモン兄弟はどうでしたか?
諏訪魔「めちゃめちゃやるやるヤツらで、あれ面白いと思うんだけどね。うん、凄かったな。墨汁なんて初めてだよ。小学校以来(笑)。でも不味いね。明日、腹壊しそうで嫌ですよ。目の前が真っ暗になるっていうのも初めて。毒霧とまた違う威力があって。めちゃめちゃやるってのはまあ、いいことだとは思う。全日本にはないですよね。」


——世界タッグ挑戦へ弾みがついた?
石川「分裂の危機は乗り越えたと思うので。これで絆が深まって。これ以上変な対戦相手もなかなかいないと思うんで。1月3日、世界タッグ獲って2018年も突っ走りたいと思います。」


◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○遠藤哲哉 竹田誠志(15分35秒 片エビ固め)×竹下幸之介 田中将斗
※シューティングスタープレス


【竹下、田中の話】
竹下「遠藤さんにね、久しぶりに3つ取られて。たぶんDAMNATION興行で気合いも入ってたと思うんで。この借りはD王グランプリの、1・7大阪で、シングルでしっかり返すんで。本当は今日、僕が勝って、次は隣にいる田中選手と試合がしたいって言いたかったんですけど。
田中 この団体に上がらせてもらわなかったら、こういうチームもなかったし、相手チームと当たることもなかったので、凄く楽しみにしてリングに上がったんですけど。最後は僕の誤爆から負けにつながったみたいで。」


竹下「サンセットフリップされてからの記憶がなくてですね。敗因はそこですかね。」


田中「でも、やりたかったと言ってもらえたので。年齢的には僕の半分以下の選手なんですけど、体も凄いしプロレス界のトップとしてやってるんで。いずれ(対戦が)実現するまで現役で、体も衰えないよう、負けないよう肉体作りにも励みます。」


——対戦相手の2人については?
田中「一人はデスマッチヘビー級のチャンピオンだし、遠藤選手は初めて当たったんですけど凄い体してるし。跳躍力も凄いし。最後の決め技にしても凄いインパクトあるので。彼ともいずれ、シングルでもタッグでもやりたい気持ちはありますね。年齢的にはだいぶ下の選手と当たることが多いんですけど、そこで得るものは多々あるので、まだまだ、プロレス界のトップでい続けたいと思ってるので。負けたくないっていうのが正直な気持ちです。」


◇第6試合◇
▼DDT EXTREAM選手権試合~2out3Falls Hardcore Match/60分3本(時間はマラソンタイム)
[挑戦者]○宮本裕向(2-1)[第39代王者]×佐々木大輔
☆佐々木が9度目の防衛に失敗、宮本が第40代王者となる


[1]佐々木(12分40秒 ミスティカ式クロスフェース・ロック)
[2]宮本(15分41秒 逆さ押さえ込み)
[3]宮本(29分43秒 片エビ固め)
※ムーンサルトプレス


(試合終了後、佐々木を介抱しようとしたDAMNATION勢を制した宮本)
宮本「佐々木大輔、いや大ちゃん、楽しかったよ。でも本当のEXTREMEはこの俺だ! 『映像で狂った生き方』って言ってたな。俺は普通に生きてんだよ。普通がEXTREMEと呼ばれる…だと思うよ。でも、まだまだEXTREMEの人間がDDTにはいっぱいいるから。大ちゃん…いないの? いると思うから大ちゃん、またやろう! 俺は群れない・媚びない・結婚はしている宮本裕向だ!(退場)」


佐々木「宮本さん、先にいかないでください。宮本さん、やっぱりあんた、最高にイカれてました」


遠藤「カリスマ、いや、佐々木大輔! テメエ、インディージュニアも失ってEXTREMEも失って、テメエはもう用なしだ!……なーんていうと思いましたか、カリスマ! カリスマ! アナタはベルトがなくなって借金があったって俺たちのカリスマですよ!」


佐々木「テツヤ、テメエやりやがったな! でもオマエの言う通りだ。私はカリスマなんかではない。ここから降りようと思う」


石川「カリスマ、ここからまたみんなで頑張って這い上がって、ファンのみんなと一緒に頑張っていきましょう! まだみんなが一つになるには歌が必要ですね。聞いてください。『世界に一つだけの花』(石川はアカペラで『世界に一つだけの花』をうろ覚えで熱唱。)」


佐々木「テメエ、いい加減にしろ! 今日はテメエを蹴る元気はない。だから許してやる! テメエら俺についてくるっていうのか? 久々にDAMNATION4人揃った。そんな時に俺はすべてを失った。でもオマエたちがまだ付いてきて2018年も一緒にやっていこうと言うなら、俺はまだカリスマでいるよ。とりあえず、明日は年越しプロレスだ! バラモン三兄弟としていろいろやっちゃおうかなと思っているよ。場をつないでくれ」


石川「今日はご来場ありがとうございました。来年も総選挙、僕らDAMNATIONが勝ち取って第3回主催興行をやりますので見に来てください……つないだよ」


佐々木「テメエ、人が疲れている時にいいこといいやがって! 2018年も俺たちDAMNATIONがDDTのリング、そしてプロレス界、メチャメチャにしてやるよ! 時間だけは守らねえ。その瞬間、俺たちは好き放題やらせてもらうぞ! いいか俺たちがDAMNATIONだ! メンバー紹介でもしようか? 最近ちょっといろんな疑惑が深まっているマッド・ポーリー、同じくポーリーと何かあるんじゃねえのか? テツヤ・エンドー。そして2017年脱退して最近一応戻ってきました。DAMNATIONの大巨人、石川“エイドリアン”修司。そしてこの俺が元カリスマ、そして二代目カリスマ、佐々木大輔だ! 俺たちがDAMNATIONだ! 俺たちは群れない・媚びない・結婚しない。このマザーアースは俺たちDAMNATION中心に回ってんだ。覚えておけ!」


【宮本の話】


宮本「勝ちました! 久々に自分の腰にEXTREMEのベルト、戻ってきました。第40代ですか。佐々木大輔が自分を指名してくれて。楽しかったですね。久々にあんな長い試合したな。3本勝負ってシングルでもやったことなかったので。体のダメージはありますけとね、自分はもう。このベルト取れてよかつたです。「群れない、媚びない、結婚はしてる」が宮本裕向なんで、そこはちょっとDAMNATIONと違うとこですけど。悔しかったら結婚してみろって佐々木大輔に言っといてください。」


——これからどういうベルトに?
宮本「佐々木大輔が言うようにね、DDTで一番のベルトっていう。DDTにふさわしいのがこのEXTREMEのベルトじゃないのかなって。DDTっていう、いろんなエンターテインメントがある中でのEXTREMEなんで。EXTREMEの意味をね、今度ちゃんと英和辞典で調べたいと思います。」


【佐々木、石川、遠藤の話】
佐々木「あ~疲れた。もう満足です。もうプロレスには満足しました。来年からはDAMNATIONのマネジャーとして頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。……反応しろーっ! オマエら、笑いもしねえのか。」


遠藤「また言ってる。」


石川「フハハ!」


——今大会、主催者としてはいかがでしたか?
佐々木「自分の試合以外は思った通りできたんじゃないですかね。本当はね、最後もバッチリ決めて、カッコいいこと言って、女の子3人くらいキャーッて言わせて、それでみんなでおっパブ行って年越そうと思ってたんだけど。人生そううまくいかない。人生うまくいったことなんかねえよな。宮本さん、凄かったですね。」


——遠藤選手はチャンピオンから3カウントとりました。
遠藤「でもまあ、向こうの誤爆とか、いろいろあってのスリーなので。1月、リーグ戦で当たる時はまた全然違う状況になるだろうし。まあ、今日見にきた人たちも遠藤と竹下の絡みを見たかったんじゃないかなと。ちょっと遅めのクリスマスプレゼントみたいな感じっすね。」


佐々木「石川に)お前、最後のアレなんだよ!」


石川「何、歌?」


佐々木「「歌?」じゃねえよ! 歌はちゃんと歌えよ。」


石川「突然歌おうと思ったら歌詞が出てこなかった。歳を感じましたね。」


佐々木「急にああいうことやるんじゃないよ。」


石川「やっぱり年越しは『世界に一つだけの花』かなっていうのがあったんで。」


遠藤「明日リベンジですね。」


石川「明日はしねーわ!(笑)。明日は家で紅白歌合戦見ます。」


——思い入れのあったEXTREMEのベルトを奪われてしまいましたが、今後のEXTREME級に期待することは?
佐々木「その辺はすべて宮本さんに託して。私は来年からは違うプランがあるから。それに向かって動き出そうかなぁなんて、いま思いつきで言いました。」


——具体的なプランが見えている?
佐々木「見えてません。見えてないよ、ああ。取り戻そうとするかもしれないし、違うことするかもしれないし、いなくなるかもしれないし。わかんねえよ。その瞬間瞬間、何があるか。俺が何考えてるかわかるか?」


——ちょっとわからないです。
佐々木「わかんねえだろ。誰もわかってくんねえんだよ!」


 新年あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いします!


 12月30日にDDTのヒールユニット「DAMNATION」の主催興行が開催され、メインは佐々木がEXTREAM王座をかけて宮本の挑戦を受け、試合形式は王者の佐々木が宮本の保持する爆破王王座をかけてのダブルタイトル戦、電流爆破マッチ要求していたが、後楽園は火気厳禁のため速攻で却下となり、前日まで揉めた結果、60分3本勝負によるハードコアルールとなった。


 1本目は宮本を場外へ追いやった佐々木だったが、追撃を狙ったトペは宮本がイスを投げて撃墜、だが佐々木も宮本を客席に叩きつけて逆襲も、ラダーを鉄柵に設置してのブレーンバスター狙いは宮本が堪えると、突進した佐々木に宮本がショルダースルーで投げてラダーに直撃させる。リングに戻った宮本は宮本は、佐々木の指をラダーに挟んで踏みつけ、指の股を裂いてからフェースロック、腕十字、フィンガーロックと徹底的に指攻めを展開、指攻めは本来反則だが宮本はハードコアルールを最大限に生かしての攻めだ。劣勢の佐々木も宮本がヘッドロックで捕らえたところでバックドロップで投げると、トラッシュ缶で殴打してから頭に被せてイスをフルスイング、宮本もドロップキック、串刺しダブルニーから顔面への串刺し低空ドロップキックと応戦し、ラリアットからその場飛びムーンサルトダブルニーからコブラツイストで捕獲する。
 勝負に出た宮本はムーンサルトプレスを投下も、佐々木がかわして宮本が着地したところでイスを投げつけ、イスを6脚縦に並べてから宮本を寝かせてコーナーへ昇り、宮本が追いかけて競り合いになると、競り勝った佐々木が前方回転してからの雪崩式パワーボムでイスの上に叩きつけ、最後はラ・ミスティカ式クロスフェースで捕獲して宮本はギブアップ、佐々木が1本選手する。


 2本目は佐々木がTシャツでのチョーク攻撃から、ラダー上への河津落としで宮本を寝かせて、ダイビングエルボードロップを投下も、自爆で佐々木自身がラダーに直撃、ここから宮本が丸め込み技を連発し、ハンドスプリングを狙うが、キャッチした佐々木はクロスフェースで捕獲、だが逃れた宮本はスロイダーから逆さ押さえ込みで3カウントを奪い、タイスコアに持ち込む。


 3本目は宮本が場外戦を仕掛けるが、佐々木はラダー、テーブルを投げつけて抵抗し、ラダーをリング内に持ち込んで宮本と押し合いに、そこで実況席で解説をしていた宮武俊を宮本が呼び込んで加勢させようとするが、宮武は佐々木に加勢し宮本はラダーごと押し込まれてしまう。宮武はオープニングで使用した歌詞カード入りギターを佐々木に手渡してギターショットを狙うが宮武に誤爆、両者は急所攻撃の応酬でダウンした後で、起き上がってエルボー合戦、佐々木は打点の高いドロップキックで宮本を場外に追いやりトペを発射、宮本をイスに座らせてコーナーからのハードコアエルボーアタックを敢行、だがテーブルに寝かせてのハードコアエルボーアタック狙いは、宮本が起きてテーブルを投げつけて阻止し、更にイスでフルスイングして座る部分ごと射抜く。
 宮本はイスの座る部分でメッタ撃ちにし、ロープ越しでのスリーパーからエルボー、コーナーに立てたテーブルに何度も叩きつけてから、テーブル貫通ファイヤーサンダーで突き刺し、ムーンサルトプレスを投下して、勝負あったかに見えたが、佐々木はカウント2でキックアウト。宮本は再度ファイヤーサンダーを狙うが、バックに回った佐々木がドラゴンスープレックスからスーパーキック、そしてイス盛りの上でのペティグリーを決めると、イスを持ってのダイビングエルボードロップからクリップラーフェースロックで捕獲、そしてオーバークロスフェースへと移行するが、宮本が丸め込みで逃れ、佐々木は佐々木式ウラカンラナから、1本目を先取したラ・ミスティカを狙うも、回転途中で宮本がツームストーンパイルドライバーで突き刺し、ハンドスプリングオーバーヘッドキックを炸裂させると、最後はファイヤーサンダーからムーンサルトプレスで3カウントを奪い、宮本が王座を奪取、佐々木の長期政権に終止符を打った。


 試合は文字通り激闘だったが、最後の最後で佐々木の悪い部分である焦りが試合に出てしまったのか、1本目を先取したラ・ミスティカを選択したが、2度同じ技は通用しないと、宮本に読まれてしまい裏目に出てしまった。佐々木にとっては悔やまれる敗戦だった。


 試合後に長時間戦い抜いた佐々木に遠藤が佐々木を呼び捨てにして「罵倒、佐々木を用なし・・・というと思いましたか!」とドッキリで館内をヒヤリとさせ、石川も歌詞を間違ったものの歌で佐々木を励ました。佐々木も12・20ガンバレプロレス新木場大会ではインディベンデントワールドジュニア王座も大家に奪回を許して転落で無冠、石川も全日本プロレスでの戦いが主になって、DDTに参戦することが少なくなるなど、DAMNATIONは解散という雰囲気になってもおかしくはなかったが、ポーリーを含めて出した選択はゼロからの出直しでユニット継続、佐々木はD王に優勝した暁には、EXTREAM王座を持ったまま竹下のKO-D王座とのダブルタイトル戦を3・25両国で行うことを目論んでいた。EXTRAM王座は結局手放してしまったが、身軽になったことでユニット内での絆を深めることが出来た。そういった意味ではD王の大本命は身軽となった佐々木なのかもしれない。
 
 セミの竹下&田中vs遠藤&竹田は、一人無冠の遠藤が気後れするのではという懸念もあったが、遠藤は大きく声を出すことで大きく存在をアピールする。終盤に遠藤が竹田を踏み台にしてのムーンサルトプレスを竹下に投下するが、剣山で迎撃されるも、テツヤ・イン・ザ・スカイを決め、トーチャーラックボム狙いは竹下が逃れたところで、竹田がロッキンボで援護、田中も遠藤にスライディングDを狙うが、竹下に誤爆すると、最後は遠藤がトーチャーラックボムからのシューティングスタープレスで竹下から3カウントを奪い勝利。遠藤も一時は竹下に追いついたかに見えたが、再び突き放されてしまった。今回の勝利やD王を通じで竹下との差をどれだけ詰めることが出来るか…


 プロレス大賞最優秀タッグ賞を受賞した暴走大巨人コンビはバラモン兄弟と対戦。バラモン兄弟が奇襲からバケツの水をぶっかけようとするが、暴走大巨人コンビに奪われて逆にぶっかけられるも観客も巻き込まれる。場外戦のあとでケイが久々にお告げゲルを狙うが、石川に浴びせられてしまうと、暴走大巨人コンビはケイを捕らえて徹底的に痛めつけ、シュウもカットしようとするが怖じ気ついてカットに入れない。それでも暴走大巨人コンビのサンドウィッチラリアットの誤爆を誘発したケイにシュウが入って、石川にボウリング攻撃を敢行、しかし徐行攻撃はいつものごとく誤爆したところで、第2試合でディエゴことワンチューロからアイアンマン王座を奪取し、海外流出を防いだ東郷がワンチューロ、カバナに追いかけられて登場し、諏訪魔の股をくぐって逃げ、諏訪魔も訳のわからないままカバナ、ワンチューロを蹴散らそうとするが、カバナが東郷を丸め込んで3カウントでアイアンマン王座はカバナに移動して去っていってしまう。
 訳もわからず呆然とする暴走大巨人コンビにバラモン兄弟は墨汁ミストを噴射し、顔面を真っ黒にした諏訪魔を五体満足で丸め込むが、キックアウトされるとケイがサンドウィッチラリアットを喰らい、最後は諏訪魔が掟破りの墨汁ミストからのラストライドで3カウントも、怒りの収まらない諏訪魔は腹いせにバラモン兄弟に掟破りのボウリング攻撃を敢行して制裁、またアイマン王座はまた海外流出の危機を招いてしまう。


 
 KO-D6人タッグ選手権は3人のマッドポーリーが登場、王者組の酒呑童子も浜亮太似のポーリーの体重に苦しめられるが、軽量でキャリアの浅い島谷常寛似のポーリーを捕らえ、最後は坂口が神の右膝で3カウントを奪い王座を防衛した。

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