-
[PR]×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
投票ありがとうございました、そして重大発表!
12月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞の投票受付は午前0時をもって終了しました、投票ありがとうございました。
投票結果は10日の20:30頃にSNS上で先行発表。ブログでは22:00頃に発表します。
管理人から重大発表!
毎月投票していただいていた伊賀プロレス月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞は、今年から項目数限定ながらも複数選択方式へと移行することになりました。理由は良い試合や良い興行などが月に多かったという声に配慮するだけでなく、昨年から一項目だけの投票方式に限界を感じており、1年間考慮した上での決定となりました。詳細については後日発表します。
月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞を今後ともよろしくお願いします
管理人より
PR -
カズ・ハヤシ、ターニングポイントとなった選手らに囲まれての25周年
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月9日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2018 SUNRISE」後楽園ホール 985人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○立花誠吾(6分18秒 シルバーロック)×佐藤嗣崇◇第2試合◇
▼20分1本
三富政行 ○大谷譲二 竹田光珠(9分2秒 リストクラッチ式ノーザンライトスープレックスホールド)頓所隼 ×一 馬場拓海◇第3試合◇
▼30分1本
吉岡世起 ○アンディ・ウー 土方隆司(9分15秒 前方回転エビ固め)芦野祥太郎 児玉裕輔 ×ドランク・アンディ【芦野、児玉の話】
芦野「誰だよあれ!」児玉「見たことあるな、アイツ。何しに来た?」
芦野「NEW ERAの新戦力かあれ? まぁ面白いじゃん。アンファンテリブルもこれからまだまだ動くから、ちびっこが帰ってきたぐらいでな、勢力図転がんねえぞ。あのちびっこでも挑戦表明してくんなら、やってやってもいいぞ。正々堂々とな、リング上がってこいよ」
児玉「(立花は)新成人だぞコノヤロー!」
立花「痛ってえなてめぇ、コノヤロー!」
芦野「土方もおもしれえじゃん。ジジイだけど面白いよ」
【謎のマスクマンの話】「ソイ、アレハンドロ(私はアレハンドロと一言だけ言い残し、コメントスペースをあとにした。)」
【吉岡、アンディ、土方の話】
アンディ「新年一発目、もうアイツとは終わりにしようと思ったし。次の試合からクルーザーにどんどん絡んでいきたかったけど。勝ちは勝ちやけど、悔しいし。最後は誰やアイツ。助けられたけど、いいとこ持っていきやがってコノヤロー」吉岡「新年一発目、なんか分かんねえヤツ出てきたけどなんだろうな。楽しみだな。次の後楽園からクルーザーフェス始まるらしいんで。まぁボク出ないらしいんだけど。勝ったヤツをチャンピオンとして迎え撃ちますよ。ボクに刺激をくれる人が勝ち上がってくれることを望みます」
土方「新年一発目で緊張しましたけど、アンディが取ってくれたんで幸先はよかったのかなと思います。まぁ個人的に言わせていただければ、2点ほど。芦野さんすごいね、チャンピオン。あのキャリアであの風格と。あとこれやった人にしか分かんないと思うけど馬力。さすがに団体のチャンピオンに君臨してる理由がよく分かりました。非常に刺激を受けました。そしてもう一点、クルーザーフェス。体重も体調もバッチリです。もし私の意見が通るなら、私も出場させていただきたい。以上です」
◇第4試合◇
▼3WAYマッチ
○黒潮"イケメン"二郎(9分49秒 片エビ固め)×MAZADA
※ムーンサルトプレス もう一人は河野真幸◇第4試合後◇
(ビジョンにて「クルーザーフェス2018」の開催が発表された。クルーザー王者の吉岡を除く8選手がトーナメントをおこない、2・14後楽園で1回戦4試合、2・18清水で準決勝、3・14後楽園で優勝決定戦がおこなわれる。優勝者には王者・吉岡への挑戦権が与えられる。)カズ「新入団選手を紹介いたします! 木村花選手です!(2日前にリリースにてACEからW‐1への移籍が発表された花がスーツ姿で登場)W‐1に新しく入りました木村花選手です。女子の今まで築き上げたものを私は壊すつもりはなく、それはそれで頑張ってもらって、その中でW‐1で大きく羽ばたいてくれればいいなと思っております」
花「あけましておめでとうございます、木村花と申します! 私はプロレス総合学院1期生として今までプロレスリングACEで試合を続けてきたんですけど、今日からW‐1に入団させていただいて、W‐1という名前を背負って今まで培ってきたもの、得たものをW‐1にまた還元できるように頑張っていこうと思っているので、皆様、どうか、どうか、よろしくお願いします!」
カズ「でですね、さっそくですが試合が決まりました。2月14日、次の後楽園ホールには出てもらいます。カードはこちらでございます(ビジョンで木村花&安納サオリVS白姫美叶&万喜なつみが発表される)というわけで、これから花選手の大きく羽ばたく姿を皆さん期待してください。よろしくお願いします!(花が四方に頭を下げ、カズと握手。)」
【カズ、花の話】
カズ「ということで、今年から入ることになりました。所属選手の木村花さんです。彼女がプロレス総合学院を卒業して、そのあと大きく羽ばたいた。スターダムさんや仙女さんとか。ボクたちがどうするというよりも、花選手がさらに羽ばたく、いろいろな可能性を見せるリングを、自分たちのW-1にしていただけたらなと思います。そして、所属選手になりました。(これからW-1の大会には毎回出る?)いえ、ほかのところを邪魔するようであれば、自分たちのところに出てもらうというようなことはしないです。あくまでいままで築き上げたものは自分でやってきたものですから、そこは大事にしてもらいたいですね。ほかのところで自分たちの大会で、うまく木村花っていう新しいブランドを作れたらボクはうれしいなと思います。(W-1としては女子の所属選手は初めてだが?)W-1の男子の人たちと絡むということはまったく考えていなくて、男子の大会だからこそ見せられる木村花選手というものを出してくれたらなと考えています」花「(入団の決め手は?)いままでプロレスリングACEでやってきていて、伊藤くんとか同期の立花誠吾がW-1に入ったのを見て、私もそろそろ自分のいままでやってきたことを信じて、自分のこれからできることを信じて、ちょっと環境を変えてみたいなというのがあっての今回の決断です」
カズ「(W-1ではノーマルと大江戸隊、2バージョンで試合をしたが、今後はどの状態で?)ボク的には新しいものを見せてほしいなと思いますね。このW-1だけっていうわけじゃなく、ほかのところでもどんどんできるようなものを作っていただきたいです」
花「自分でもこれから模索していって、ハイブリッドな新たなものを作れたら面白いんじゃないかなと思います」
◇第5試合◇
▼30分1本
タナカ岩石 ○AKIRA(15分14秒 片エビ固め)×征矢学 NOSAWA論外
※ムササビプレス(試合後にAKIRAが引き揚げる征矢に向けてマイク。
AKIRA「おい征矢、征矢! 征矢、戻って来い! オマエに言いたいことがあるんだよ。戻って来いって! オマエに言っときたいことがあるんだよ。来いオラ!(征矢がリングに戻る)この前言ったよな?(岩石に)もうおちゃらけてるんじゃねえって言ったよな、オレたちは? オマエもなんとか言ってやれよ」岩石「征矢! いい加減、わかったか!?」
AKIRA「おい、新年早々おちゃらけてんじゃねえよ。そんなんでいいのかよ」
征矢「ノガちゃん、新年一発目にかける声は、あけましておめでとうございますじゃねえのか? ノガちゃん、元気にしとったのか?」
AKIRA「余計なお世話だよ。そんなこと言ってんじゃねえよ。オマエ相変わらずおちゃらけてて、それでいいのかよ」
征矢「それよりノガちゃん、お正月ということはお年玉をいただかないと年が始まりません。2018年はお年玉をいただいてから活動したいと思います」
AKIRA「うるせえよオマエよ! そんなこと言ってる場合じゃねえよ。このメッセージがオレのお年玉だよ。ふざけるな! 目ぇ覚ませよ。いいだろもう。オレがW‐1出ていってから、オマエ、W‐1背負っていくって頑張ってたじゃねえかよ。どこいっちまったんだよ?」
征矢「久しぶりにここに帰ってきて実感してんだろ。もう若いヤツらがベルトを持って頑張ってんだよ。いいか、お客さんの支持があって、お客さんも納得してる。それが正解で、答えだよ。だからいいんだよ」
AKIRA「お客さん納得してるのは一部だよ。オマエ全然チャンピオンシップ挑戦していいんだよ。オマエは日本の、世界のプロレス界背負っていく器なんだよ! そんだけの実力あるんだよ! 何やってんだオマエ。もういいだろ。こんなちっぽけな会社の…ちっぽけっていうのは言い過ぎたけど、でも、こん中でちっちゃくまとまってどうすんだよ! こん中から、しがらみぶっ壊しちまえ! もっと、オマエの我を張っていいんだよ」
征矢「うるせえよ! オマエ、W‐1やめた人間だろ! オマエにとやかく言われたくねえんだよ! オレの気持ちがわかってるのか! オレの気持ちがわかるのか!」
AKIRA「それはオマエも苦しかったと思うよ。思うけど、そんなの甘えてる場合じゃねえだろ。もっとオマエ貫いていいんだよ! オマエの好きなようにやっていいんだよ! それがワイルドだろ! どうしたんだよオマエ! 目ぇ覚ませオラ!」
(互いに張り手を打ち合う)
征矢「オレだってな、いろいろ苦労してやってきたんだぞ。ふざけんじぇねえぞ。オレだってどうしていいかわかんねえんだよ! オレだってわかんねえんだよ! 答えを教えてくれよじゃあ! 答え教えろ!」
AKIRA「ここにいるお客さんだって、オマエがチャンピオンシップで頑張る姿見たいんだよ! オマエが命かけてる姿見てえんだよ! そんなヤツらがいっぱいいるんだよ! なんでそいつらを無視するんだよ!(AKIRAコール。)」
征矢「オレはもう、ほっといてくれ。オレに関わるな!(征矢が引き揚げる。)」
AKIRA「征矢、征矢、待てよ。信じてるからな、オレは! オマエはプロレス界しょって立つ男だ。オレは信じてるぞ! お客さんのためにも、その姿見せてやれ! わかったかコラ!」
【征矢の話】「おせっかいな野郎だ。おせっかいなんだよ。ふざけんなよ。ほっといてくれ。オレだってわかってるよ。オレだってよ! 変わらなきゃいけないとわかってるよ。…わかってる。わかってんだ!」
【AKIRA、岩石の話】
AKIRA「征矢学には目を覚ましてほしいと言ったつもりだったんだけど、相変わらず…なんだろうね。これがきっかけになってほしいんだけどね。アイツ、別に遠慮することないと思うんだよ。もっとやっちゃっていいと思うんだ。それでこそ、本当に日本のプロレス界、背負える。日本というか世界のね。アイツそれだけいけると思うんだ。何、遠慮してんだ。岩石もそう思ってくれてると思うんだ。遊んでる場合じゃないだろ。だからオレも岩石もアイツの姿を見て、やっぱりいいんだよ、敵作ったって。自分の生き様、どれだけプロレスのリングの上に書き込むか。そこで頑張ってくれ」岩石「はい! 学院生のころから尊敬していた先生・AKIRAさんと組めて光栄でよかったです。だけど、一番はそこじゃなくて、征矢学に昔みたいに戻ってほしいこと、昔みたいに強い征矢学に戻ってほしい。その気持ち、ちょっとでも伝わったと思ってます。だから、AKIRAさんと組んで、オレとAKIRAさんの気持ちあの人にまだまだ伝え続けますよ」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[第12代王者組]○土肥孝司 熊ゴロー(15分9秒 片エビ固め)[挑戦者組]稲葉大樹 ×伊藤貴明
※垂直落下式ブレーンバスター
☆土肥&熊ゴローが2度目の防衛に成功【土肥、熊ゴローの話】
熊ゴロー「よっしゃー! V2!」土肥「初めてだよオレら、V2が」
熊ゴロー「土肥孝司、熊ゴロー2度目の防衛に成功。これ大きく書いてください(笑)」
土肥「記録更新か、一応。新年一発目、急造チームには負けらんないから。なんかある?」
熊ゴロー「えーとね、まぁありますけど。ボク個人じゃなくてね、土肥さん個人として、なんか言わなきゃいけないことあるんじゃないの? あるでしょ?」
土肥「いやいや(笑)。特にないけど」
熊ゴロー「知ってます? 土肥さん、結婚したんです。これみんなにばれてるから言わないと」
土肥「いやそんなのどうでもいいよ別に。プロレスラーの結婚なんて。みんな公表しねえだろ」
熊ゴロー「結婚してさらにプロレスラーとしても上にいこうと」
土肥「世帯主だから。やっぱり、世帯持ってる人間と持ってない人間。特に今、20代のレスラーでうちの団体で誰も結婚とかしてないだろ。たぶん他団体の人でもあんま聞かないし。やっぱり世帯を持つとより、なんていうのかな」
熊ゴロー「でもね、一人暮らしでも世帯主らしいですよ」
土肥「所帯主。責任感が増すから。今年は土肥熊、オレらのタッグベルト、誰にも渡さねえよ」
熊ゴロー「よし、V100いくぞ!」
【稲葉の話】「負けちゃいましたけど、2018年一発目NEW ERAで盛り上げるっていってタイトルマッチ組まれて、不満はないわけではない。ただ、会社もお客さんももしかしたらこっちの方がセミで向こうがメインだと思うなら、今年はそれをひっくり返していかないと。オレたちがどんどんメイン張って、タッグでもメインでやれるっていうことを見せていきます。NEW ERAをナメないでほしい。オレと伊藤と土肥熊と吉岡とアンディとイケメン。NEW ERAをナメないでほしい。ナメられないっていうのが2018年の目標です」
【伊藤の話】「今日、やっぱり土肥熊さんのタッグとしての経験というか。そういうものが急造チームだったボクらが及ばなかった部分があると思います。これから稲葉さんとどんどん試合すれば、経験も積めると思うので。まぁチャンピオンが土肥熊さんでも誰でも、次こそは絶対ベルト取ります」
◇第7試合◇
▼カズ・ハヤシデビュー25周年記念試合/60分1本
○武藤敬司 ザ・グレート・サスケ ウルティモ・ドラゴン(14分40秒 片エビ固め)×カズ・ハヤシ 近藤修司 ディック東郷
※シャイニングウィザード(試合終了後)
カズ「武藤さん、ボクの25周年記念試合ですよ!? でもね、こうやって先輩方が背中を見せてくれる。ボクはパワーをもらってます。W‐1、若い選手は頑張っていますが、ボクも! ばく進していきます! 今日はありがとうございました!」【カズ、近藤、東郷、武藤の話】
カズ「ありがとうございました。佐藤(東郷)さん、ありがとうございます。近ちゃんもありがとうございました。やっぱりレスラーとして、こうあるべきものだと先輩たちに教えられたような気がします。やっぱりプロレスってまだまだ奥が深いなというのがわかるし、やっぱりレスラーである以上、闘いをやめたらいけない。自分も近ちゃんも経営の方に回ってるけど、レスラーとしてやるんだったらやっぱり背中を見せていかなきゃダメだということを、身をもって教えられました。すべてがすごい、強いアクを持った人たちに囲まれて、そしてこうやって25周年記念の試合ができたことを本当にうれしく感謝して、そして勉強させてもらいました」東郷「とりあえず、25周年おめでとう。もうそんなにたったのかって感じるよね」
(武藤が現れる)
武藤「カズ、25周年おめでとう。新年早々、去年の流行語じゃないけど、忖度を働かせるわけにはいかねえからな、社長だからと言ってよ」
カズ「厳しいですね。これがプロレスです」
武藤「年度変わってるからな。新しいものを。それにしてもバク進しますなんて、もろオレの、何十年前のパクリじゃないか、オマエ」
カズ「いや、いまのファン知らないかなと思いますけど(笑)」
武藤「そうか。それぐらい新陳代謝早いもんな。ただ、オレのパートナーはみんなカズより先輩だもんな。まだまだW-1で若いものに、負けてほしくないというか、ちゃっちい踏み台になってほしくないよ。今年は本当にレスラーとしても欲を出してもらって」
カズ「はい!」
武藤「踏み台以上に踏みつぶすぐらいの、若いやつら踏みつぶすぐらいの存在になってほしいですよ。お願いしますよ」
カズ「きょうの試合で、すんげー感じました」
武藤「いいよ。近ちゃんもありがとう。サポートして」
近藤「はい」
武藤「(東郷に)ありがとう」
東郷「どうもありがとうございました」
武藤「初めてだけど。さすがの世界で生きてきた技量を感じました(控室へ)」
東郷「えーと、どこまで話しましたっけ(笑)。ボクとハヤシは、それこそみちのくの旗揚げ当初からずっとやってきて、ルチャは明るく楽しいだけじゃないっていうのを証明するために革命的な実験で平成海援隊を作り上げてね。そこから同志としてずっとやってきて、みちのくの勢力図を塗り替えてきたし。いまでも同志だと思ってるんでね、また若いヤツらに気合注入するためだったらいつでも呼んでもらえばね。またチーム作っても面白いし。きょうはでも、武藤さんとやれてちょっと嬉しかったです。ドラゴンスクリューももらったし、フラッシングエルボーももらったし。ボクはこれできょうは満足して帰ります」
カズ「まだシャイニングが」
東郷「あ、そうだ。まだ(笑)」
カズ「まだまだ課題が」
東郷「ムーサルトももらってないし。そういうことです」
近藤「去年1年、カズさんと経営してきて。カズさんもいま言ってたけど、今年レスラーとしてもちゃんとしないといけないんだなっていう思いが、やっぱり。レスラーですからね。あと、きょう校長、UDと。東郷さんとも組ませてもらいましたけど、カズさんの25周年、そのなかでもW-1につながる学校っていうスクール制度、やっぱりここにつながってるんだなという気持ちもしましたね。やっぱり25年ってすごいですね。(ウルティモとはあまり対戦していない?)初めてやったかもしれない。初めてブン殴ったかもしれない。(試合後には握手やハグもあったが?)まあまあ、そうですね。リング上ではたぶん、ずっと仲違いの状態なのかな。みんなの目にはどう映ってるかわからないけど。たぶんそういうの表に出てきてないんで。初めてそういうのが表に出せられたのかなと思いますけど。まあ、どんな人であれ、師匠は師匠。(苦笑するマスコミに)どんな人っていうのはあなたたちがとらえる。笑ってる人たちがどう思ってるかは知りませんけど、どんな人であれ師匠は師匠ですから。そういうことです」
カズ「幸せな空間でした。ありがとうございました!」
WRESTLE-12018年度最初の後楽園大会はカズのデビュー25周年記念試合が行われ、カズはチーム246の盟友である近藤、海援隊DXで組んだ東郷と組み、WRESTLE-1の総帥で全日本プロレス時代から最も影響を受けた武藤、ユニバーサルプロレス時代からの恩讐の関係だったサスケ、WCW時代からの関係であるウルティモとカズ自身がターニングポイントとなった選手らと6人タッグで対戦。。
先発で出たカズは武藤と対戦、武藤は足を取ってアキレス腱固めを仕掛けるが、ロープへ振ると武藤の股の間をすり抜けたカズはドロップキックを発射、そして近藤vsウルティモの師弟対決になると、近藤がロープワークの攻防をショルダータックルで制してから、東郷と共にウルティモを捕らえて、東郷と近藤がウルティモの両腕を捕らえてカズが上に載ってポージングと海援隊時代のお馴染みのポーズを取り、東郷がサスケを捕らえてカズにつなぐと、カズはミサイルキック、スパインバスターからライオンサルトを狙うが、かわされ自爆となってしまう。
交代を受けた武藤はカズに低空ドロップキックを連発、近藤と東郷をドラゴンスクリューで排除すると、カズを足四の字固めで捕獲、場外戦では近藤はウルティモのラ・ケブラータは阻止するが、サスケがここ一番で出すラ・ケブラータを発射、続いて東郷とカズが同時トペ・スイシーダを発射すれば、周りに煽られて武藤もプランチャを久しぶりに披露する。
リングに戻るとカズは武藤にハンドスプリングレッグラリアットを命中させると、パワープラントを狙うが、堪えた武藤は回転エビ固めを狙うカズから逃れてシャイニングウィザードを発射、しかしカズはブロックすると、すかさずウルティモがカズにアサイDDTを決め、サスケがサスケスペシャルX Ver10.2セグウェイの援護射撃から、武藤がシャイニングウィザードを決めて3カウントを奪い、カズがデビュー25周年を勝利で飾れなかった。自分がカズ・ハヤシを生で見たのは1993年6月のユニバーサルプロレスリング大阪府立臨海スポーツセンター大会で、マスクを被り獅龍と名乗っていたカズは愚乱・浪花のデビュー戦の相手を務めて敗れていたが、当時ユニバーサルプロレスはギャラの未払いや保証問題を巡って、みちのくプロレス側であるサスケと対立、しばらくしてサスケはユニバから独立して、みちのくプロレス単独で動き出し、獅龍はそのままみちのくプロレスへ移籍、新日本プロレスにも参戦して「欽ちゃんジャンプ」で存在を大きくアピールするも、この時点では「欽ちゃんジャンプ」の印象しかなかった。
それを嫌ったのか東郷、MEN'Sテイオーらと共に海援隊DXを結成しルードとなるも、船木勝一とTAKAみちのくが合流したことで存在感が薄れ、みちのくプロレスを飛び出して海外へと渡り、WCWへ渡ってカズ・ハヤシとなった。そして2000年には第3回スーパーJカップにWCW代表としてエントリーし、サスケと対戦して敗れ、サスケは「カズ・ハヤシなんて知らないな」とコメントしていた。
WCWが崩壊しWWEと契約したがファーム暮らしが続き、WWEを離脱したカズは全日本プロレスの社長だった武藤に合流、世界ジュニア王座を奪取するなど全日本ジュニアの第一人者となり、2009年のチャンピオンカーニバルでは武藤を破って優勝決定戦に進出、決定戦では鈴木みのるに敗れたが準優勝を果たし、世界ジュニア王座も17度連続防衛記録も打ち立てた。
武藤が白石伸生と対立してWRESTLE-1を旗揚げする際には迷わず武藤に追随、そして現在は社長と、ユニバから始まったレスラーが団体を取り仕切る立場になるとは、カズ自身もこの運命は予測できなったと思う。若手中心となったWRESTLE-1をこれからどう支えていくのか、レスラーとしてだけでなくカズの手腕も期待したい。最後にカズ・ハヤシ選手デビュー25周年、おめでとうございます!
セミのタッグディヴィジョンは挑戦者組の稲葉が土肥を連係で捕らえるが、やっと交代を受けた熊ゴローが持ち前のパワーで反撃、土肥が入って伊藤を捕らえるとハイジャックパイルドライバー、熊ゴローがダイビングセントーンと試合の主導権を握る。
熊ゴローは稲葉も攻め込むが、ブレーンバスター狙いを稲葉が着地するとコブラツイストで捕獲、卍固め狙いは熊ゴローがアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、そのままバックフリップで投げ、交代した伊藤は土肥にニールキック、土肥のクロスボディーは稲葉と共にキャッチするも、土肥の背後から熊ゴローがドロップキックを発射してなぎ倒し、稲葉と伊藤立て続けにセントーンを投下する。
なかなかリードを奪えない稲葉組は土肥熊の連係を阻止し、逆に連係で土肥を捕らえ、伊藤がブラジリアンキックからジャーマンも、熊ゴローがカットに入り、伊藤をアルゼンチンバックブリーカーで担いで稲葉に叩きつけ、伊藤にカナディアンバックブリーカードロップも、稲葉がカットに入り、熊ゴローを場外へ追いやってからエプロンダッシュのフライングショルダーを発射する。
土肥と伊藤が打撃戦から、伊藤のハイキックをかわした土肥がハーフネルソンスープレックスで投げ、稲葉も熊ゴローとの合体フェースバスターで排除すると、伊藤にサンドウィッチ攻撃の連打を浴びせ、伊藤の水面蹴りをかわした土肥はハーフネルソンスープレックスからラリアット、垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い王座を防衛。12・10後楽園で征矢に敗れた岩石は、征矢のかつてのパートナーでありWRESTLE-1を退団してフリーとなっていたAKIRAと組んで、征矢&NOSAWAと対戦も、終盤には征矢のワイルドボンバーがNOSAWAに二度に渡って誤爆すると、岩石&AKIRAの集中攻撃を受けた征矢がAKIRAのムササビプレスの連発を受けて3カウントを奪い敗戦、試合後はAKIRAがかつてのパートナーとして現在の征矢のあり方を嘆き、エールを贈るも、征矢は「ほっといてくれ!」と突き放した。
確かにカズ新体制となってからの征矢は若手を引き立たせるために、一歩引いた立場を取ってからは、WRESTLE-1ではワイルドさが影を潜めてしまっている。征矢はGET WILDの相棒である大森隆男が全日本の副社長となって体制側に入ってしまったことを批判していたが、征矢自身も役職に着かなくとも、一歩引いてしまったことで自然と体制側に入ってしまっているのではないだろうか…
第3試合ではドランクのアンディ・ブー狙いをアンディが丸め込んで3カウントを奪い勝利、試合後に制止に入った立花が竹刀でNEW ERAを竹刀で制裁し、アンディのマスクを剥ぎにかかるが、謎のマスクマン・アレハンドロが駆けつけてENFANTS TERIRIBLESを撃退しアンディを救出した。WRESTLE-1では2月14日後楽園から3月14日の後楽園大会にかけてクルーザーフェスの開催を発表したが、アレハンドロはそれに向けての選手なのか?またACE所属だった花がWRESTLE-1所属になったことが発表され、本人も挨拶をした。花は主にスターダムを中心にして活動しているが、WRESTLE-1は今後女子部を設ける意向で木村が第1号選手となる。WRESTLE-1は旗揚げから女子の試合を行っており、他団体から選手を借りて行っていたが、次第と女子の試合も組まれなくなった。花はWRESTLE-1が独自で育成した女子第1号選手となったが、一度挫折した女子プロレスをWRESTLE-1で植えつけることが出来るか?
【試合結果詳報】カズ・ハヤシ25周年記念試合に武藤敬司、ザ・グレート・サスケ、ウルティモ・ドラゴンら集結。新婚・土肥孝司がタッグ王座防衛。AKIRAが征矢学に猛ゲキ。謎のマスクマンがアンディ・ウーを救出…WRESTLE‐1後楽園詳報 https://t.co/weqzPHk0SM #週プロモバイル #w_1 pic.twitter.com/d2o6WZF9Y2
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2018年1月8日1.8後楽園ホールNo4
画像#w_1
首がもげそうなシャイニングウィザード
幸せな時間でした
カズ・ハヤシ デビュー25周年記念試合
カズ・ハヤシ&近藤修司&ディック東郷 vs 武藤敬司&ウルティモ・ドラゴン&ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス) pic.twitter.com/rn3efKmFE2
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2018年1月8日カズハヤシ、25周年おめでとう!
遠い昔、みちのくプロレスの風景を変えようと同じ志で平成海援隊を結成してからずっと同志だと思っている。
何かあったらいつでも声をかけて欲しい。
— dicktogo (@boliviacuba) 2018年1月8日後楽園ホール大会、ご来場ありがとうございました!
土肥熊、2度目の防衛に成功!
応援ありがとうございました!
幸先の良いスタートです!
2018年も最低で最高の年にします♪#w_1#土肥熊#最低で最高のタッグチーム
— 熊ゴロー (@Kumagoro0112) 2018年1月8日いやいやないないない!お前も狼少年か!
こちらは身体中あざだらけで真っ青です。 https://t.co/BYq68XYZ6H
— 土肥孝司 (@KOJI_DOI) 2018年1月9日それはやばいですよ!ワラ https://t.co/B48l8ZF1HB
— 熊ゴロー (@Kumagoro0112) 2018年1月9日俺達ならまだまだできる
できなきゃいけない。#w_1
— 稲葉大樹 (@DAIKI55ww) 2018年1月8日土肥熊さんとの試合は気持ちええ。
でも昨日の試合で身体が全身ガタガタ…
疲れを取りに水素吸いにきました!#w_1 #水素 #高田馬場 pic.twitter.com/y1e7fPWV4Z
— 伊藤貴則『BOMBER』 (@BomberNe) 2018年1月9日少しでも何かが・・・そう信じる。#w_1 #pwACE #岩石 #成人の日#後楽園ホール pic.twitter.com/Kz8m5kUMtO
— タナカ岩石 (@DreamArmbartest) 2018年1月9日人生においてこれが正解という形は一つではない…
夢や希望によっていくつもの答えがあるのだと思う。星の数だけ答えがありどれもこれも人それぞれ答えがある。
今日は星が見えないな、、、#w_1 pic.twitter.com/SAk3nhxERJ
— 征矢学 manabu soya (@bunamayaso) 2018年1月8日昨日は後楽園大会
成人式から試合だったけどよ、余裕の勝ちだよ。
だけど芦野さん達の試合の後に出て来たあのマスク野郎はなんだぁ?
成人の日なのに最悪だよ全く#w_1 #EnfantsTerribles #プロレス#成人式 pic.twitter.com/HKxHHNGZQX
— 立花誠吾 (@seigotachi78) 2018年1月9日 -
今年の初観戦はDDT!竹下がライアンワールドに踏み込んで公式戦初勝利!HARASHIMAはイケメンに勝利!
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月8日 DDT「D王 GRAND PRIX 2017 in OSAKA 2DAYS」大阪市立平野区民ホール 335人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第1試合◇
▼男色ディーノがたまにPとしての重責を脱ぎ捨てて一人の欲望をぶつけるための新春スペシャル時間差入場バトルロイヤル
○上野勇希(12分36秒 体固め)×平田一喜
※特別レフェリー・男色ディーノの男色ドライバー <退場順>(入場順)遠藤哲哉(3)吉村直巳(2)&坂口征夫(5)ゆに(3)大鷲透(8)ベータ・スコット(7)渡瀬瑞基(4)◇第2試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○石井慧介(6分17秒 キャロライナリーパー)[3敗=0点]×高梨将弘【石井の話】「開幕2連勝。相手のペースに引きずり込まれそうになったんですけど、それでも勝って2連勝。今年はリーグ戦以外でも4試合やって4連勝。勝率10割、この勢いのまま優勝したいと思います。自分に風が来ているんで。自分しかないんで、これからも連勝を続けていきたいと思います。」
【高梨の話】
高梨「ウワーッ! クソーッ! 3連敗かよ、おい! 歌代(オフィシャル)、次の俺の対戦相手は誰だ?」――竹下幸之介選手になります。
高梨「竹下か? どうやらアイツも1勝も挙げてないみたいだな! 実質、次の大会が最下位決定戦だ! 俺は絶対このリーグ戦、全敗だけはしないからな! 竹下に勝って全敗街道から抜けてやるぜ。次の竹下戦は負けたほうが最下位ってことだ! 以上!」◇第3試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○高尾蒼馬(10分50秒 公認エンドレスワルツ)[1勝2敗=2点]×マイク・ベイリー【高尾の話】「初戦で負けてしまって今日はベイリー。初シングルだったけど当たりも強かったけど、意地でも負けられなかったので。ベイリーがそうくるなら、そう返してやろうと思って。あと、このブロックで丸め込みを使う人はあまりいないと思うので、公認エンドレスワルツろとか、まさにそれが結果に出ると思うので、丸め込みをどんどん使って。あとジントニックもあるので、それを使って勝ちたいと思います。練馬大会では絶対に負けられない佐々木大輔。完膚なきまでに叩き潰すます。」
【ベイリーの話】
――今日の高尾戦を振り返って、今の気持ちは?
ベイリー「彼があんなに魂を持ったヤツだとは思わなかった。普段はいいルックスをしてるのに、その後ろにあれだけの気持ちを持っていたなんてね。それに、とても怒ってたよね。それが俺を倒した原動力になったんじゃないかな。それが誤算だった。あんなに怒らせたことがね。だけど、俺はまだこのトーナメント(リーグ戦)に勝ち残れると信じてる。タカオには負けたことで、これからはまだまだお魔まで以上に厳しい闘いをしていかないといけないと、気を引き締める。それしかない。」――次は1・11横浜で坂口征夫選手とのリーグ戦が組まれてます。
ベイリー「彼はいつも怒ってるような闘いをするよね。彼はいつも怒ってるようだ。だったら彼以上に怒りを爆発させて、それをぶつけていく。」◇第4試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○HARASHIMA(13分56秒 体固め)[2勝1敗=4点]×黒潮"イケメン"二郎
※蒼魔刀(試合終了後2人は互いに頭を深く下げたが、HARASHIMAの握手はイケメンが突き飛ばして拒否して引き揚げた。)
HARASHIMA「イケメン選手は色物だと思っていたけど実力もあって強かったです。でも勝った僕のほうが強いけどね。D王GP、このまま全部勝って両国のリングに立ちたいと思いまーす!鍛えているからだー!」【HARASHIMAの話】
HARASHIMA「まあね、イケメン選手。初めて対戦したんだけど、なかなか独自の世界観を持ってて、それにイライラしてしまったんだけど、でもしっかりした実力のある選手でしたね。このD王グランプリ、この試合に臨む前からイケメン選手は外敵じゃないですか。このグランプリに出て初戦でチャンピオンを倒して、次に技師でもある高梨も負けて、自分は今日は絶対負けられなかった。これで完全に負けたらDDTがナメられてしまうので。自分が阻止できてよかったかなと。まあすごくいい選手でした。個人的なことを言えば、あとは全部勝って必ず両国のメインのリングに立ちたいと思います。」――10日の練馬は竹下選手と対戦します。
HARASHIMA「僕は何度も言ってますけど、3月の両国で負けたのはあの日、あの時は竹下のほうが強かっただけだと思っているので、次は必ず勝ちます。」【イケメンの話】「やっちったー! 悔しい…。連勝止められちった。しかもガッチリ取られた。いいや。とりあえず遠藤、次、遠藤だ。」
◇第5試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○佐々木大輔(11分58秒 ミスティカ式クロス・フェースロック)[1勝2敗=2点]×樋口和貞【佐々木の話(メイン終了後】
――ようやく1勝挙げることができました。連敗脱出……。
佐々木「だから、俺が本気を出したら、あんなもんだよ。楽勝だよ。今までは手ぇ抜いてたから。」――手を抜いてたから連敗が続いてたし、ベルトも取られたと?
佐々木「こっからもう、(手が上がっていくポーズを取って)こういくんだ。次(のリーグ戦)、どこだ?」――10日の練馬大会で……。
佐々木「練馬だろ? 練馬の英雄、練馬に凱旋だ。負けるわけないだろ?」――高尾蒼馬選手が相手ですが……。
佐々木「それがちょっと不安だけど。練馬で負けたら、もう練馬に帰れなくなっちゃう。」――それだけの覚悟を持って?
佐々木「当たり前だろ。」――“練馬の英雄”と自らおっしゃるだけあって……。
佐々木「練馬の英雄、練馬に凱旋……。質問は?」――練馬には思い入れが強い?
佐々木「当たり前だろ。生まれたところだ……今のはウソだ。生まれてない、俺は、練馬で。育ったところだ。どうだ、見たか俺のクロスフェース、今日?」――今日はラフ殺法を使ったのがよかったと?
佐々木「正々堂々と闘わなければ勝てる。それを示した。」――今日の大会のエンディングはご覧になってました?
佐々木「エンディングはゲートから覗いてたよ。」――どういう感想を?
佐々木「あれはみんな止めてほしかっただろ? お客さんも、関係者も。」――乱入して止めるかと思ってましたが……。
佐々木「止めるわけねえだろ、あんなひどい歌。ひどかったな? 人に見せる者じゃないぞ。俺だったら、あんなの払い戻し。」【樋口の話】
樋口「いやあ……このリーグ戦始まって、『石川修司、石川修司』って言ってたんですけどね、一番気をつけなかった相手は、今日の佐々木大輔だったのかなって思っちゃいましたね。ンー……ほんとに不覚を取ったっていうか、してやられたというか、今日はやられました。ま、ただ、まだこっから巻き返して、これから(残り)全勝狙って、最後まで駆け抜けて。そういう気持ちはあるんで、まだまだこんなところで止まらないように、こっから勝ち上がっていこうと思います。」――1・10練馬では彰人選手との対戦が待ってます。
樋口「今日の試合も見てたんですけどね、この人も曲者だなっていう感じがあったんで。でもまあ、自分にやれることは力で押していくしかないんで、ほんとに弾き返してやろうかなっていう感じですね。」――黒星先行は気分的にどうなんですか?
樋口「黒星先行っていうのは力士時代に何度もあったんで。1勝3敗で、そっから巻き返して3連勝して勝ち越したっていうこともあるんで、気持ち的には落ちてますけど、全然まだまだやってやるぞという気持ちはあります。」◇第6試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗1分=3点]○竹下幸之介(13分10秒 片エビ固め)[2敗=0点]×ジョーイ・ライアン
※ポールズスープレックス【竹下の話】
竹下「エー、なんとか勝ち点2を取れたということですね。昨日、言った通りなんですけど、もう勝ちにこだわっていかないと。このリーグ戦、僕が優勝する可能性っていいうのが低く低くなってきたこの状況で、もう負けも引き分けも許されないっていう状況だったんで。ジョーイ・ライアン、確かに曲者でしたけどね、最近は(コルト)カバナともやったりとかいろいろ……そこでうまく対策ができてたかなって。なんとなくアメリカのスタイルへの対策ができたかなと思います。」――ようやく1勝……。
竹下「だから、こっからですよ。崖っぷちなんで。人間、崖っぷちに立たされると、なんとかするんですよ。なんとか生きるんです。だから、僕はこのまま、次はHARASHIMA戦がある。HARASHIMA戦があって、高梨さんとやって、石井さん……確かに楽な闘いなんて一つもないし、ギリギリの闘いになると僕は思うし、高梨さんとかって最近ずいぶんやってないし、丸め込みも一発あるんで、もちろん気をつけるんですけど、申し訳ないですけど今回ばかりは勝ちにこだわって、勝つためだけの試合をさせてもらいます。」――今日も勝つためにキャンディを用意してた?
竹下「はい、用意しましたよ。ジャパニーズ・チュッパチャップスを用意してましたよ。あれはね、使う時があったら使ったろうと思ってね。試合中もずっと、僕のアンダーのTバックの中でコロコロコロコロ動いてましたよ。いつか絶対、(使う)チャンスが来ると思って。バッチリでした。」――試合後、ライアン選手は「毛がついてる」とアピールしてましたが……。
竹下「そりゃ、毛はつくでしょ。毛はありますからね。意外と、いざ出そうと思うと、キャンディが引っ付いて、取れなかったです。」――そこは誤算だったと?
竹下「はい。それは誤算でしたね。ちょっと危なかったです……。」【ライアンの話】
――竹下戦を終えて、今の気持ちは?
ライアン「ああ、負けてしまった……。これで俺はどうなるんだ? 敗退か? このままアメリカに帰らないといけないのか?」――いえ、リーグ戦はまだ残ってますから、このまま日本で闘い続けられます。だけど優勝するのは、これ以上負けられない状況にい追い込まれました。
ライアン「もう負けられないのか? わかった。じゃあ、勝つしかないな。あとはジョーイ・ライアンが勝ち続けるだけだ。そのために紙テープを投げてくれ。紙テープを投げてくれたら、俺は力が湧いてくるんだから。そう、紙テープを投げてくれたら勝てるんだ。俺に勝ってほしかったら、紙テープを投げてくれ。」◇第7試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○石川修司(18分32秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×彰人
※スプラッシュマウンテン【石川の話】
石川「2勝ですか? これだけ足を攻められたことなかったから、さすがですよ。おもしろかった。プロレス界で一番デカくて一番強いのは私なんでね。残る相手も全部倒して優勝したいと思います。」――10日は坂口征夫選手との対戦が控えてます。
石川「蹴りは強力ですし、去年のさいたまスーパーアリーナで、私負けてるんでね。3月から今までどっちがプロレス界で活躍してきたかわかるでしょ? 結果はおのずと出ますよ。」【彰人の話】
彰人「いやあ、石川選手、強すぎましたね。僕のプロレスキャリアにおいて、あんなデカイ人間と、身長もだし横幅もだし、あんなデカイ人間と試合するのは森嶋猛以来ですよ。ま、あんな人と試合することがなくて、試合中、やっぱり自分のイメージているデカさと、ほんとのデカさがやっぱり違うんですよね。実際の方がもっともっとデカくて、丸め込み最後、狙おうと思ってもやっぱりきれいに決まらなった。あそこきれいに決まってれば、確実に3カウント取れてたんですよ。あそこ決められなった。足関節もきれいに取れなかったのが、自分の今日の敗因で、至らないところだったのかなと思います。いやあ、ちょっと、今日の試合で燃え尽きるかな、燃え尽きたかなって思ったんですけど、それよりもどんなデカい相手でも負けた悔しさが今、すごいあって。あの巨人にもう一回、見返してやりたいなっていうのが、自分の中で芽生えてきたんでね、このリーグ戦、あとは燃えカスだけでいくのかなと思ったけど違いますね。逆ですね。やる気出てきましたね。あと(の対戦相手に)は石川修司よりも大きい人はいないでしょ? だったら大丈夫。大丈夫って自分に言い聞かせて、残り全部闘って、勝っていきます。」――1・10練馬は、大型選手といえば樋口選手(が相手ですが)……。
彰人「けど、石川修司よりデカくないでしょ? 大丈夫。大丈夫って自分に言い聞かせて闘っていきます。」――足攻めも相当徹底したと思うんですけど、あそこまで徹底するていうのは、事前に考えていたんですか?
彰人「やっぱり自分が今までプロレスずっとやってきて、持てる最大のものってあれ(足攻め)だったんですよ。あれを使って何か試合中に勝機を見出せればなと。ま、リングアウト勝ち狙ったりとか。最終的には丸め込み狙いましたけど、あれを軸に何か試合を動かせていければなと思って。もう、なんか試合の面白さとかそっちのけで、とにかく足取って勝つことだけ考えた結果だったんですけど、やっぱ“巨人”石川修司は強いですね。」2018年最初の観戦はDDT、今回は平野区民ホールを訪れた。DDT観戦は昨年3月26日以来で10ヶ月ぶり以上、本来は11月の大阪鶴見大会を観戦する予定だったが、どうしても外せない仕事が後になって入ってきたため断念、今回の観戦にズレこんだ。
今大会はD王GP大阪二連戦の二日目、まずHARASHIMAを降し白星発進となった石井vs2連敗の高梨は高梨が巧みなインサイドワークからの丸め込みなどで石井を翻弄、変形のコブラツイストやSTFなどで石井のスタミナを奪いにかかる。劣勢の石井はフォアアームで流れを変えようとするが、場外に高梨を出したところでのトペはセコンドの岩崎孝樹に誤爆、高梨は場外でのタカタニックを狙おうとするが、逃れた石井はgo2エプロンSleepで叩きつけると、リングに戻ってミサイルキック、だが高梨もドロップキックで応戦してトラースキック狙いは、石井がかわしてランニングニーから側頭部へのドロップキック、タイガースープレックスを狙いは高梨が堪えるとニーアッパー、しかしダブルアームDDT狙いは高梨が丸め込むと、タカタニックを狙ったところで逃れた石井がエクスプロイダーニーから、前日の大阪大会でフィニッシュに使ったキャロライナリーバーで捕獲し高梨はギブアップ、石井は負けなしの2連勝で高梨は3連敗と後がない状況となる。
高尾vsベイリーは、高尾がドロップキックを放つも、エプロンに出たところでベイリーが飛び膝蹴りで場外へ出してからバミューダトライアングルを発射、リングに戻ったところでベイリーがキックの連打も、高尾もエルボーで押し返す。ベイリーはスリーパーで絞めあげると、倒立式リバースフットスタンプを投下、高尾も背中へのフットスタンプから羽折り固め。ベイリーも踵落とし、フェイントからのブラジリアンキック、その場飛びをかわした高尾は串刺しハイキックからディープインパクトで突き刺す。
エルボー合戦からベイリーはグリーンティーブランチで叩きつけると、竜巻旋風脚からアルティマ・ウェポンで勝負に出るが、自爆となると、その場飛びムーンサルトダブルニーもかわした高尾はエンドレスワルツで3カウントを奪い公式戦初勝利、ベイリーは2敗目で負けが先行する。1勝1敗のHARASHIMAvsイケメンは、イケメンは例の如く入場曲がフルコーラスにならないとリングインしないどころか、終わってからもリングインしなかったため、松井幸則レフェリーから怒られてしまう。
HARASHIMAが腕十字で先手を狙い、イケメンはたまらず場外に逃れて間を空ける。リングインしたイケメンはイケメンクラッチを決めるが、HARASHIMAがストマックブロックを浴びせると、イケメンは一気に失速、HARASHIMAはイケメンの脇腹をカミゴエ式ストンピングなどで狙い撃ちにしてスタミナを奪いにかかる。
これでHARASHIMAがリードを奪ったかに見えたが、HARASHIMAのキックをキャッチしたイケメンがキャンバス上でのニークラッシャーを敢行すると、今度はHARASHIMAが失速、イケメンはHARASHIMAをエプロンに連行するとエプロン上でのニークラッシャー、そして武藤敬司ばりの足四の字固めで捕獲する。
イケメンはローキックなどで攻め込むが、HARASHIMAはジョンウーで反撃、雪崩式ブレーンバスター、ミドルキックの連打も、スワンダイブ式ボディープレスはイケメンがかわして自爆させると、イケメンは足へのローキックの連打、しかしHARASHIMAは意地で耐え抜いてキック、リバースフランケンシュタイナー、そして蒼魔刀で勝負を狙うが、イケメンがかわしてトラースキック、イケメン落としと畳みかけ、ランニングニーからイケメンサルトも、もう1発はHARASHIMAが剣山で迎撃、HARASHIMAはファルコンアローからその場飛び蒼魔刀、蒼魔刀と畳みかけて3カウントを奪い勝利。試合後は両者共一礼はしたが握手はせず、公式戦初黒星となったイケメンは悔しさを露わにしながら、休憩時間の物販販売を挟んで、夜行われるWRESTLE-1後楽園大会へと向かうために東京へ直行する。まさかの2連敗スタートとなった佐々木vs樋口は、エプロンにでた佐々木を樋口がぶちかましを浴びせ、客席へと投げ込むが、佐々木はイスで樋口の左足を殴打し、徹底的に左足攻めを狙うも、樋口はアバランシュホールドで反撃し、串刺しラリアット、逆水平を浴びせるも、佐々木はカニバサミで樋口をコーナーに直撃させてからのエディ・ゲレロ式エビ固め、樋口の雪崩式狙いを不時着してからのパワーボムと反撃、だがダイビングエルボードロップは自爆となると、樋口は年越しプロレスで初公開したジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込むも、佐々木はこれを待っていたかのようにクリップラーフェースロックで切り返し、絞めあげていく。
佐々木はナックルも、樋口は頭突きで応戦してからドクターボムを狙うが、堪えた佐々木がドロップキック、しかし突進した佐々木を樋口が肩車で捕らえると、コーナーに叩きつけてからのジャーマン、ダイビングボディープレス、そして轟天を狙ってカナディアンバックブリーカーで担ぐも、佐々木はフェースロックで逃れてから丸め込む。佐々木は突進するが樋口がラリアットで迎撃すると、ぶちかましから再度轟天を狙う。ところが佐々木の足が松井レフェリーに直撃すると、レフェリーのブラインドを突いた佐々木が急所蹴り、佐々木式ウラカンラナからラ・ミスティカ式クロスフェースで捕らえ、樋口は粘るも無念のギブアップ。佐々木が公式戦初勝利を収め、樋口は負けが先行する。未だ勝ち星がない竹下vs黒星スタートのライアンという異色対決は、試合前から自分に紙テープが飛んでこないことで不満がっていたライアンはコロンを塗り捲り、タイツの中にもかけると竹下は覗き込むなど、早くも試合前からライアンワールドとなり、開始後は竹下がライアンのチ●コ投げから逃れ、ならばとマンハッタンドロップを狙うが、逆に自身の膝を痛めてしまう。
ライアンはスパインバスターから場外に逃れた竹下にトペを放ち、リングに戻ってから腰攻め、四方のコーナーに竹下を踏みつけて写真や動画を煽る余裕ぶりを見せ、竹下もやり返そうとするが、ライアンはチ●コ投げを狙い、逃れた竹下はブレーンバスターと、どっちが決めあうかの攻防を繰り広げる。
竹下はゼロ戦キックを浴びせると、レフェリーのブラインドついて急所蹴りを浴びせ、また自身の足を痛めるも、それでも人でなしドライバーで突き刺すが、竹下自身もライアンの股間に頭を直撃させたためダブルダウンとなってしまう。先に起きた竹下はライアンの股間潰しに鉄柱に股間を叩きつけるが、悶絶するどころかまったく通用せず、逆に怒ったライアンは場外の竹下を追いかけるも、竹下は自身の身代わりに渡瀬やMAO、大鷲、勝俣、スタッフまでも、ライアンのチ●コ投げの餌食に、ゆにも竹下は餌食にしようとするが逃げられ、代わりにスタッフが餌食にされ、ステージに雪崩れ込んで今度は今林ADまでが餌食にされる。
今度は両者がイスの上で互いの股間を掴みあってチ●コ投げを狙うが、ライアンが制して竹下が客席へ直撃となると、勝負に出たライアンがリングに戻った竹下にタイガードライバー狙いも、竹下はブルーサンダーで切り返しコーナーへ昇ると、ライアンは雪崩式ネックブリーカーで落とし、股間からロリポップキャンディーを取り出して、竹下の口に突っ込もうとするが、木曽レフェリーに誤爆してしまう。ここで竹下は自身の股間からロリポップキャンディーを取り出して、ライアンの口に突っ込むと、ライアンの相棒のキャンディス・レラエの技であるポールズスープレックスで3カウントを奪い公式戦初勝利。ライアンは2連敗となるが、竹下が敢えてライアンのワールドに踏み込んでの勝利だった。メインは1勝1敗の彰人vs白星スタートの石川は、フィンガーロックからの力比べで石川が圧倒も、彰人はセオリーどおりの足攻めで応戦、ドラゴンスクリューやアンクルホールドで石川を苦しめるが、場外戦で石川はリバースブレーンバスターでエプロンに直撃させると、エプロンからジャイアンとフットスタンプを投下、リングに戻ってからもフットスタンプを連発、彰人をコーナーにセットしてから腹部にドロップキック、二段式フットスタンプと彰人の腹部を狙い撃ちにしてスタミナを奪いにかかる。
劣勢の彰人をエプロンに出した石川はパイルドライバーを狙うが、堪えた彰人は足めがけての低空ドロップキックから、エプロンでの足横須賀を敢行、これで一気に失速した石川をアンクルホールドで捕獲も、石川も低空ドロップキックを狙う彰人をフットスタンプで潰すと、コブラツイストで捕獲、しかし彰人はレッグロックで切り替えし、足横須賀から完璧足四の字固めを狙うが、決まる前に石川はロープに逃れる。
石川はラリアットからジャイアントニーリフトを狙うが、キャッチした彰人は再度足横須賀からアンクルホールドで捕獲、だが脚力で脱した石川はジャーマンで投げ、ラリアットからファイヤーサンダーを狙うも、背後へ着地した彰人はヨーロピアンクラッチで丸め込み、突進するとキャッチした石川がファイヤーサンダー、ジャイアントニーリフト、スプラッシュマウンテンと畳みかけて3カウントを奪い、公式戦2連勝も、彰人の足攻めに苦戦させられての勝利だった。
試合後に石川が最近ハマったのか「世界に一つだけの花」を熱唱するが、入場ゲートから覗き込んでいた佐々木や遠藤のDAMNATIONのメンバーを見つけてしまうと大デレとなり、大会を締めくくった。
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年1月8日リーグ戦の経過を振り返るとAブロックはHARASHIMA、イケメン、石井がトップグループも無敗の石井が実質上単独トップ。Bブロックは坂口、石川が無敗でトップも2点グループがこの後どう巻き返すか。
【 #D王GP2018 Aブロック星取り表】
☆竹下幸之介…1勝1敗1分3点
☆HARASHIMA…2勝1敗4点
☆石井慧介…2勝0敗4点
☆遠藤哲哉…1勝0敗1分3点
☆高梨将弘…0勝3敗0点
☆ジョーイ・ライアン…0勝2敗0点
☆黒潮“イケメン”二郎…2勝1敗4点#ddtpro pic.twitter.com/yyHvJiBDbb
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年1月8日【 #D王GP2018 Bブロック星取り表】
☆佐々木大輔…1勝2敗2点
☆坂口征夫…2勝0敗4点
☆高尾蒼馬…1勝1敗2点
☆彰人…1勝2敗2点
☆樋口和貞…1勝2敗2点
☆マイク・ベイリー…1勝2敗2点
☆石川修司…2勝0敗4点#ddtpro pic.twitter.com/t8tKnZPidR
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年1月8日今回はDDTがスマホでの動画撮影OKということで挑戦も、スマホでの動画撮影は始めてということで上手くいかず、慣れないというのが感想だった。そして夜はBASARAも観戦したかったが、仕事の都合上今回はDDTだけ、いずれまたBASARAは観戦したい。
GP3日目終了。遂に1勝!わたしが本気を出せば樋口ごとき楽勝なのです。次は明後日に練馬!練馬の英雄、練馬に凱旋!練馬での敗北は死に値してしまう。それにしても今日のメインイベントのお歌は凄かった。払い戻しのクレームはDDT事務所まで。 pic.twitter.com/YlEG6Z1YMI
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2018年1月8日DDT大阪大会二日間ありがとうございました。
差し入れなども貰い、ありがたく頂きます。
悔しいが今の状況を受け止めてまた次に繋げるのみ。#ddtpro#アメブロhttps://t.co/xRMDBRZTQK
— 樋口和貞 (@kazusada185cm) 2018年1月8日アメブロを更新しました。
『おおさか二日目』#D王GP
【他画像3枚】
https://t.co/lQIpVb5EBM
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2018年1月8日D王グランプリ開幕から2連勝!
2018年に入ってから書き初めランブル、4WAYも含め4連勝!波がきていますね。
次は練馬のライアン戦。ライアンに関してはいろいろ読めないので、ライアン対策の研究が必要だ。きっちり3連勝したいと思います。 pic.twitter.com/odclPHNjx6
— 石井慧介 (@ddt_ishii) 2018年1月8日D王GP第3戦大阪大会終了しました!リーグ戦も混沌としてまいりました。次は10日練馬大会です!ご期待ください!
そして本日のエンディングは石川修司による「世界に一つだけの花」フルバージョンでお届けします!#ddtpro pic.twitter.com/b2KKjxeJY7
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2018年1月8日 -
竹下は遠藤に手痛いドロー、佐々木は速攻勝負が裏目となって坂口に完敗!
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月7日 DDT「D王 GRAND PRIX 2018 in OSAKA 2days」大阪市平野区民センター 438人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
勝俣瞬馬 MAO ○ベータ・スコット(8分18秒 バックドロップホールド)男色ディーノ ×平田一喜 上野勇希◇第2試合◇
▼4WAYマッチ/30分1本
○石井慧介(7分36秒 変形胴絞めチキンウイングフェースロック)×岩崎孝樹
※あと二人は大鷲透、吉村直巳◇第3試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○樋口和貞(10分11秒 エビ固め)[1敗=0点]×高尾蒼馬
※ドクターボム【樋口の話】「なんとか勝ちましたね。高尾蒼馬はやってもやっても、これで決まったろうと思ったら肩を上げてきて、やっぱすごいですよね。ただ俺も負けられないんで。このまま勝って突っ走ってやりますよ。(次は佐々木大輔)だいぶ前になっちゃうんですけど、シングル勝ってるんで。勢いそのままに畳み掛けてやろうかなって思ってますね」
【高尾の話】「きょう初戦だったんで、きょう勝って勢いつけて試合に臨みたかったんですけど、樋口に負けてしまった。負けたものはしょうがないんで、明日マイク・ベイリー戦。初めてシングルなので、お互いわからない部分あると思うんですけど、ベイリーきょう勝ってるのか。その勢いは怖いですけど、明日なんとか勝ちたいと思います。そして練馬で佐々木大輔と当たるので、また勝ちたいと思います」
◇第4試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○HARASHIMA(10分49秒 固め)[1敗=0点]×ジョーイ・ライアン
※蒼魔刀【HARASHIMAの話】「ジョーイ・ライアン、初めて対戦したんだけども、正直戸惑いましたね。リーグ戦でどういう闘いでいくのかと思ったら普段の感じで、さらに自分を出してきて戸惑ったんですけど、きょうは勝てて一安心ですね。やっと自分に初日が出たのでこれからは全部勝って、DDTの現実をみんなに見せつけたいと思います。(明日はイケメンだが)後楽園で人の前に立ってきたり、すごいアピールをしてくるのがあるんで、ちょいちょいイラッときてるのもあるんで。ガッチリ、いまのDDTのHARASHIMAを見せつけて勝ちたいと思います」
【ライアンの話】「(HARASHIMA戦を振り返ってみて、今の気持ちは?)頭を打って最後は覚えてない。俺は勝ったのか? 負けたのか?(負けました)負けた? なんてこったい。で、これで俺の優勝はなくなったのか? これはトーナメントで、俺は敗退したのか? まだ(D王で)闘えるのか?(トーナメントじゃないので、これで敗退したわけじゃなりません)そうか、まだ続きがあるのか……。これで敗退じゃないんのなら、まあいい。先を考えるよ。(HARASHIMAのファイトはいかがでした?)素晴らしいよ。とても素晴らしい。いろいろと罠を仕掛けたんだけど、それにはまらなかったからね。とても強くて、とてもタフな野郎だ。蹴りもとても強いし。俺の硬い急所で跳ね返してやったけどね。だけど勝ったのはあいつだ。でも俺も、まだまだこのリーグ戦、引き下がらないからな。(明日は竹下幸之介戦です)オー、また違ったタイプのタフな野郎だな。とにかく俺はベストを尽くすだけだ。いろんな罠を仕掛けてやるぜ。あいつがそれに乗ってくるのか来ないのか。あいつがその罠にはまったら、俺の勝ちさ。あと、俺にも紙テープを投げてくれ。俺は紙テープの浴びるのが好きなんだ」
◇第5試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○マイク・ベイリー(11分35秒 エビ固め)[1勝1敗=2点]×彰人【ベイリーの話】「(まずは今日の彰人戦を振り返って……)蹴りで脚に大きなダメージを与えることはできた。だけど、彼のテクニックも素晴らしくて、それだけで勝つのは難しかった。だけどあきらめなかったから、最後に俺に勝利が転がり込んできた。負ける寸前までいってたけどね。とにかくイシカワ戦までは勝ち続けないといけない。彼と闘うまで勢いをつけていかないとね。このリーグ戦を通じて、最後までずっと好調をキープしていきたい。(明日は高尾蒼馬選手との試合が待ってます)ウーン……そうだなあ、ここでソーマ・タカオと対戦する巡り合わせっていうのは、いいタイミングじゃないかな。タカオもタフだけど、このリーグ戦に出場している選手全体から見たら真ん中程度だからね。簡単に勝てるとは思わないけど、勝てるイメージはできてるから」
【彰人の話】「やっちゃいましたね、2日目にして。石川修司戦までは負けずにいきたかったんですけど、きょう反省ですね。いい感じにいいリズムで攻めてたのに最後、丸め込まれちゃって。僕のいつものよくない負けるパターンだったのかなって思います。1敗したけど、まだ1敗だから。1敗ならまだ生き残れる許容範囲だと思ってるんで、明日落とさないようにきょうの反省踏まえて明日作戦立てていこうかなと思います。石川修司に勝ったら2点以上に大きいというか。石川修司に勝てたという自信にもつながるし、全日本で三冠王者とかにもなってるヤツだから、そこでクリアできれば一気に弾みつけれるのかなって。(逆に警戒されるかも)けど、警戒してくれたほうが僕はやりやすいのかなと。僕はのらりくらりとすかしてやるのが得意なので、警戒されていろんなことやられたら、それはそれでクリアする自信はあるんで。とにかく明日、集中します」
◇第6試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○黒潮"イケメン"二郎(12分56秒 エビ固め)[2敗=0点]×高梨将弘【黒潮の話】「高梨選手が思ってた以上にというか、何倍も自分の想像をはるかに超えちゃって。うまいですね。なめてた、俺の悪いところが出たんで。それをひっくるめて。メインを見たんですけど、竹下遠藤。2人とも30分闘っても最後まで技の精度が落ちないという、アスリートですね。じつは2人ともすごい真っ直ぐな人間じゃないですか。僕はね、人としては終わってるんで。なんかうまいこと考えれば遠藤選手もいけんじゃねえかといま思いだしてますね。竹下選手より苦手意識が強いんで。やるしかないですね。遠藤哲哉にびびってます。(そのまえに明日はHARA)HARASHIMAさんもすごくきれいな心を持った人だと思うんですよ。僕の心はくろーく淀んでるんでね、じつは。だからね、真っ直ぐ生きてる人間にゴミクズがどうやって勝つかというところにかかってると思います。といってもイケメンですからね。イケメンワールドを見せれるかな、明日。フィニッシュ!」
【高梨の話】「D王2日目にして2連敗? ほぼほぼ優勝がなくなったって、そんなヤツいるのかよ、ほかによ!? 2日目でほぼほぼ優勝がねえって、そんな選手いるのかよ! なさけねえな、クソ! けどな、残り4つあるだろ。けどよく考えたら、俺はDDTで年間2勝ぐらいしかあげねえんだからな、残り4試合、ぜいたく言って2年分の勝利をここにつぎ込んでやるからな。4勝して優勝できなかったとしても、4勝あげてやるよ。以上!」
◇第7試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○坂口征夫(6分56秒 変形コブラクラッチ)[2敗=0点]×佐々木大輔【坂口の話】「とりあえず2勝。ただ山場が水曜日、木曜日。水曜日の石川さんに勝てば生き残れると思うし、一番大事。毎回気を抜くつもりはないけど、速攻かけて倒しにいくんで。ただみんな考えてること一緒で、きょうも速攻でやられかけたんで、その辺気を引き締め直さないと自分自身も生き残れないんで。もう一回考え直して水曜日の石川戦に向けていきたい。(現段階では首位)それは白が2個ならんだだけの話で、あと4個残ってるしこればっかしはどうにもならないかなと思うけど、チャンピオンが開幕前に言ってた。運がないと言ってたけど、運がないのはKING OFのほうで、一回負けたら終わり。総当たりは"ひょっとしたら"が残ってる。そのひょっとしたらに頼るつもりはないけど、星を一つでも多く並べていって。それにはただ、水曜日の石川戦で勝たないとたぶん運すらも味方しない」
【佐々木の話】「(2連敗だが)正々堂々闘ったらよ、勝てねえじゃねえかよ。俺はもう正々堂々闘わねえぞ。0勝2敗…こういうリーグ戦というのはな、連敗スタートしたヤツは後から巻き返して決勝まで行って優勝するんだよ。知ってるか? よく見たことあるだろ。そういうことだ。(明日は樋口だが)横綱相撲で勝ってやる。カチ上げてビール瓶でぶっ叩いて楽勝だよ。(反則になるが)俺はもう正々堂々闘わねえって言っただろ。貴乃花親方が怒るぐらいやってやるよ。(クロスフェースで仕留めきれなかったが今後はラフで?)そうだな。明日の朝、オマエをクロスフェースで仕留めてクロスフェースを磨く」
◇第8試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Aブロック公式戦/30分1本
[1敗1分=1点]△竹下幸之介(30分1時間切れ引き分け)[1勝1分]△遠藤哲哉(試合終了後)
竹下「大阪でたくさん応援してもらったのに、勝てずにすいません…。遠藤さんと両国以来のシングルマッチ…俺たちの闘いは、まだまだ終わりません! みなさん楽しみにしていてください!」【竹下の話】「きょうで2戦目で、まだ一つも白星を挙げられてないというこの現実をしっかり自分のなかで考え直して、残り、僕のなかでもう失点していいラインというのは、リーグ戦の失点ラインというのはこれが限界だと思うんで。なんとしても、残りはすべて勝ち点2を取っていきたいと思っています。必ず、必ず後楽園のメインは僕がAブロック代表として立ちたいと思います。(両国以来の遠藤戦だったが)2回目の時間切れですかね。前回60分ありましたけど、30分。それぐらい実力が拮抗しているということじゃないですか。けして長期戦に持ち込む気なんか僕はなかったですよ。でも、そこを持ちこたえる粘りというのが遠藤選手の進化した部分であり、決めきれなさが僕のこの最近のスランプの原因です。(明日はライアン)ジョーイのライアンを警戒しとけばね、負けることはないと思います。そこはしっかり警戒してますんで」
【遠藤の話】「この引き分けが幸と出るか不幸と出るか。この試合が、優勝を決めると俺は思ってるから。残り4試合か? 何試合かわかんねえけど、もう次負けたらあとがないと思ってる。とにかく俺が見てるのは200万円。それだけだから」
「D王 GRAND PRIX 2018」は前半戦の山場である大阪二連戦、メインは竹下vs遠藤が対戦。二人の対戦は昨年の8・20両国以来でこのときは遠藤が敗れたが、12・30のDAMNATION興行では遠藤がタッグながらも竹下から直接フォールを奪い、今回は公式戦での対戦となった。
序盤は遠藤が腕攻めを狙うも、この流れを嫌った竹下が場外戦を仕掛け、マットのない通路での垂直落下式ブレーンバスターで遠藤を突き刺して大ダメージを負わせ、ここからじっくり首攻めでリードを奪う。
遠藤は竹下の逆水平をかわしてキチンシンク、ブレーンバスター狙いは竹下が堪えるが、ショルダースルー狙いを迎撃した遠藤は河津落としからその場飛びムーンサルトダブルニー、逆水平から串刺し背面ジャンピングエルボーからトーチャラックボム狙いは、竹下がスリーパーで阻止するとブルーサンダーを狙うが、竹下がゆりかもめで切り返して捕獲、だが遠藤はトーチャーラックボム狙いは、着地した竹下がスリーパー、逆水平合戦は遠藤が競り勝つも、ロープへ振ろうとしたところで竹下はブルーサンダー、遠藤のハンドスプリング狙いもコードブレーカーで迎撃する。
竹下は遠藤をSTFで絞めあげると、パイルドライバーから遠藤をエプロンに出して、エプロン上でのパイルドライバーを狙うが、遠藤はリバースして竹下を場外へ落とすと、捻り式ケブラータを発射、リングに戻って雪崩式フランケンシュタイナーからスワンダイブフォアーム、そしていコーナーへ昇るも、竹下が追いかけ競り合いからずつ気を浴びせてから、雪崩式ブレーンバスターで投げる。
両者はラリアットの後で竹下がラリアットを狙うも、かわした遠藤がジャーマンで投げるが、オーバーヘッドキックは竹下がキャッチして人でなしドライバーで突き刺して両者ダウン、先に起きた竹下は遠藤を場外へ出すと、エプロンの角めがけてのブレーンバスターを敢行、そしてリングに戻った竹下はジャーマンを狙うが、遠藤は脇固めから変形チキンウイングアームロックで捕獲、ロープに逃れられても竹下の腕を離さない遠藤はエルボーの連打、竹下のニーをかわした遠藤はテツヤ・インザ・ズカイも、起き上がった竹下もニーで応戦して両者ダウンとなる。
竹下は起き上がれない遠藤を無理やり起こしてラストライドを狙うが、逃れた遠藤はハンドスプリングオーバーヘッドキック、竹下をコーナーにセットしてからオーバーヘッドキック、テツヤ・イン・ザ・スカイ with Diamondsを決め、シューティングスタープレスを投下するも、かわされて自爆、膝立ちの両者はエルボー合戦も遠藤が連打で押し切るが、突進したところで竹下はエクスプロイダーで投げ、串刺しビックブーツから垂直落下式ブレーンバスター、しかしユルゲンラリアット狙いは遠藤がドロップキックで迎撃しトーチャーラックボムで叩きつける。
遠藤はスカイツイスタープレスで勝負に出るが、肩車で捕らえた竹下はそのままクロイツラス、ユルゲンラリアット、遠藤はトラースキック、竹下はジャンボの勝ち固めと応酬し合うが、竹下がロールスルージャーマンを狙ったところで30分時間切れ引き分けとなった。
両国では竹下が突き放したが、今回は遠藤がかなり差を詰めた。だがこれが60分だったら、まだまだ竹下の方に分があったのも事実。遠藤は竹下との差は詰めたが互角から越えるまでには何かが足りないという印象を受けた。公式戦という観点でいうと竹下が初戦を躓いたことを考えると手痛い引き分けで、初戦から躓いたことを今後どう響いていくのか・・・黒星発進の樋口vs初戦の高尾は、高尾がスピードで翻弄して、ボディーブローの連打からロープ越しのフットスタンプに腹部攻めでスタミナを奪いにかかるが、樋口は重い逆水平で反撃、ボディープレス、チンロックと流れを変える。樋口の串刺し狙いを高尾が迎撃してミサイルキック、ロープ越しのハイキックから背中へのフットスタンプと畳み掛けてから、フロントネックロックで捕獲。だが樋口は持ち上げて脱出も高尾はディープインパクトで突き刺し、劣勢の樋口はぶちかましからアバランシュホールド、高尾がエルボーの連打も受けきったカナディアンバックブリーカーで担ぎあげる。
高尾はエルボーで反撃してトラースキックの連打、フォアアーム。ジントニック狙いは樋口が回転エビ固めで逃れ、三角絞めを狙う高尾を持ち上げて叩きつけ、ローリングエルボーを狙う高尾にエルボーで迎撃した樋口はぶちかましからドクターボムで3カウントを奪い公式戦初勝利を飾る。同じく黒星発進のHARASHIMAは初戦のライアンと対戦、HARASHIMAのマンハッタンドロップは逆に膝を痛めてしまい、ライアンはチ●コ投げから場外に逃れたHARASHIMAにトペを発射、HARASHIMAをリングに戻したライアンは背中に膝を何度も当てて腰攻め、何度もカバーでスタミナを奪いライアンはHARASHIMAをコーナーに押し込んで何度も踏みつけ、観客に動画や写真撮影を迫るなど余裕ぶりを見せつける。
先手を奪われたHARASHIMAはライアンの串刺し狙いをジョン・ウーで迎撃すると、雪崩式ブレーンバスターで流れを変える。HARASHIMAはミドルキックに対しライアンは股間アタックで応戦、HARASHIMAは急所蹴りを狙うが逆に足を痛め、ライアンはタイガードライバー、連発狙いはHARASHIMAが担いで山折りから蒼魔刀を狙うも、ライアンは股間で迎撃しロリポップキャンディーをHARASHIMAの口に突っ込んでからのスーパーキックはHARASHIMAが水面蹴りで迎撃、ライアンもスーパーキックで応戦するがカバーに遅れカウント2でキックアウトされる。
ライアンはチ●コ投げを狙うが、ハイキックで阻止したHARASHIMAがリバースフランケンで叩きつけると、蒼魔刀狙いはライアンがまた股間で迎撃を狙う。しかし急ブレーキをかけたHARASHIMAが側頭部へのローキックからの蒼魔刀で3カウントを奪い公式戦初勝利を収める。白星発進の彰人vs黒星発進のベイリーは、場外戦でケブラータを狙うベイリーの左足をキャッチした彰人はエプロンに叩きつけ、リングに戻ってから彰人は執拗な左足攻めでベイリーの動きを封じにかかる。
徹底的にベイリーの左足を痛めつけた彰人はハナマサを狙うが、ベイリーはドラゴンスリーパーで切り返し、ベイリーのその場飛びムーンサルトニーをかわした彰人は再度ハナマサを狙うが、ベイリーはロープ越しのドラゴンスリーパーで切り返す。
ベイリーは竜巻旋風脚から起死回生のアルティマウェポンを狙うが、彰人がかわしてキン肉大移動式足横須賀からサソリ固めを狙うが、ベイリーが丸め込んで逆転3カウントとなり、ベイリーは公式戦初勝利、9割がたリードしていた彰人はまさかの敗戦で呆然となる。白星発進の黒潮vs黒星発進の高梨は、互いに腕攻めで出方を伺うが、黒潮がバックハンドエルボーからサッカーボールキック、変型逆片エビ、レッグスプレットと足攻めで先手を狙うと、高梨はショルダーアームブリーカーで脱出、腕めがけてフットスタンプ、変型の腕固めで捕らえて腕攻めで反撃する。
高梨はタカタニックを狙うが、黒潮は逃れて突進する高梨をハリケーンドライバーで突き刺し、丸め込み合戦から急所への頭突きからバスソーキック、ライオンサルトを投下も、イケメン落とし狙いは高梨が卍固めで切り返しタカタニックを狙う。
しかし黒潮はイケメン落としで突き刺すと、イケメンサルトは高梨が剣山で迎撃するが、タカタニック狙いは黒潮が回転エビ固めで切り返して3カウントとなり、黒潮は公式戦2連勝となる。白星発進の坂口vs黒星発進の佐々木は開始と同時に佐々木がジャンピングニーを浴びせ、クロスフェースで速攻勝負を狙うが、坂口はロープに逃れると場外戦となり、佐々木は客席に叩きつけてからイスを投げつける。しかし坂口も客席に叩きつけて逆襲、客席に座らせてミドルキックを浴びせ、エプロンダッシュのローキックを発射、リングに戻った坂口はミドルキックから払い腰、下からの三角絞めは佐々木が立ち上がって丸め込むも、坂口のパンチをかわしてドラゴンスープレックスで投げ、坂口が場外へ逃れてトペ狙いは、坂口が素早く戻って腕十字で捕獲、逃れた佐々木は側頭部へ低空ドロップキックでを放つ。
両者はエルボー合戦から佐々木が張り手、坂口がミドルから突進も佐々木がスピアーで迎撃、ペティグリーからダイビングエルボードロップ、クリップラーフェースロックで捕獲も、逃れた坂口がスリーパーで捕獲、佐々木は後転して丸め込むも、坂口はニーから変形コブラクラッチで捕獲し佐々木がギブアップ、坂口が公式戦2連勝、佐々木は2連敗となった。【 #D王GP2018 Aブロック星取り表】
☆竹下幸之介…0勝1敗1分1点
☆HARASHIMA…1勝1敗2点
☆石井慧介…1勝0敗2点
☆遠藤哲哉…1勝0敗1分3点
☆高梨将弘…0勝2敗0点
☆ジョーイ・ライアン…0勝1敗0点
☆黒潮“イケメン”二郎…2勝0敗4点#ddtpro pic.twitter.com/hCZaiV6AJb
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年1月7日【 #D王GP2018 Bブロック星取り表】
☆佐々木大輔…0勝2敗0点
☆坂口征夫…2勝0敗4点
☆高尾蒼馬…0勝1敗0点
☆彰人…1勝1敗2点
☆樋口和貞…1勝1敗2点
☆マイク・ベイリー…1勝1敗2点
☆石川修司…1勝0敗2点#ddtpro pic.twitter.com/pvIoSnv25Z
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年1月7日勝ち点2が遠い…。
何を迷っている。Fight or Die。その精神がぶれている。#ddtpro pic.twitter.com/05DdCArxYk
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2018年1月7日1勝1分、このドローが凶と出るか吉と出るか。#ddtpro
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2018年1月7日竹下vs遠藤
.
30分戦っても両選手最後まで技の精度が落ちない。
.
まさにアスリート同士の戦いを見てしまった。
.
10日の練馬での遠藤戦…
.
どーすっかなー。。。
.#竹下幸之介… https://t.co/kXWv5Egxc4
— 黒潮イケメン二郎 (@IKEMEN_JIRO_W1) 2018年1月7日GP2日目終了。負け犬達の反省会。あ、テツヤさんは負けてなかったですね。今夜は寝ないで反省会。 pic.twitter.com/A5bS90cKau
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2018年1月7日2勝4点!
いや、高梨選手うまい。
なめてました、ここがおれの悪いところだな。
明日はいよいよHARASHIMA戦。
集中!#ddtpro #DDTUNIVERSE #D王GP2018 #w_1 #プロレス #大阪 pic.twitter.com/vbPf7sG4Sa
— 黒潮イケメン二郎 (@IKEMEN_JIRO_W1) 2018年1月7日麺魂(めんたま)で男色ディーノPとラーメン食べて胡麻擂りしといた。しかしまぁ、良く食べる事。#麺魂 #大阪の夜 #ddtpro #男色ディーノ #プロデューサー #魚介豚骨醤油… https://t.co/RiIxJqr9bU
— 彰人 (@akitonsgk) 2018年1月7日DDT大阪平野区民センター大会、ご観戦ありがとうございました。
試合中何度かまだ跳ね除けるのかと執念を感じましたが高尾蒼馬に勝利。
これでD王GPの星を五分に戻しました、このまま一気に行く。
明日も場所は同じで相手は佐々木大輔、曲者だが捩じ伏せる。#ddtpro#D王GP2018 #ddtuniverse pic.twitter.com/y6cE8pqflj
— 樋口和貞 (@kazusada185cm) 2018年1月7日DDT平野区民ホール大会、メインイベント!竹下対遠藤、盛り上がっています! pic.twitter.com/aRbyXhcve5
— 越前屋俵太 (@echizenya_hyota) 2018年1月7日 -
拳王が清宮を壮絶KO!外敵軍が戦力拡大で制圧へ!武道館への想いと共にNOAHの2018年度が始まった
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月6日 NOAH「Navig. For The Future」後楽園ホール 1598人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇新年の挨拶◇
(所属選手たちがノアTシャツ姿でリングに集結すると、代表して選手会長の潮崎があいさつ。)
潮崎「皆さん、明けましておめでとうございます! 本日はプロレスリング・ノア後楽園大会、2018年一発目の大会に沢山のご来場ありがとうございます。ノアの今年のテーマ『NOAH the LIVE』とありますけど、どの会場にもたくさんのファンの皆さん、お客さんに集まって、ノアの試合を見ていただけるよう、全員で精進してまいりますので、2018年、プロレスリング・ノア、どうぞよろしくお願いします」◇第1試合◇
▼15分1本
○小川良成(0分29秒 体固め)×宮脇純太
※バックドロップ◇第2試合◇
▼20分1本
○長井満也 宮本裕向 コーディ・ホール(9分9秒 体固め)モハメド ヨネ ×クワイエット・ストーム ×齋藤彰俊
※ハイパーニー空牙【試合後の長井&宮本&コーディ】
長井「お前ら見たかオラ! “モンスター"コーディに、“パーフェクト"宮本裕向。そしてこの俺様! この3人でビッシビシいけばこんなもんだよ。あんな二人がタッグチャンピオンだ!? 笑わせんなコノヤロー! 次はな、あいつらがチャンピオンだったことを後悔させるような試合をみせてやる!」宮本「ベルト狩りだ、ベルト狩り。あいつらのベルト、全部獲ってやるよ!」
コーディ「今日起こったことは、これから始まることの“DAY・1"にすぎない」
【試合後のヨネ&ストーム】
ヨネ「新年一発目からね、なんか前のタッグタイトルの、少しだけイヤな思いをした部分をもう1回味わわされたみたいで。長井満也、許さないですよ。あいつがタッグ云々アピールしてますけど、やられたらやりかえす。それだけです」――「ベルトが泣いている」という発言があったが?
ヨネ「いや、泣いてないですよ。ベルトはニッコリ微笑んでます。僕らにずっとね。大事に大事に…大事に大事にしているベルトですから。あんなね、裏切りや人を押しのけてやってきたチームが、タイトルを巻けるとは思えない。タイトルを巻けるのは、俺らのようなタッグの愛があるチームだよね?」
ストーム「タイトルマッチ、いつでもどこでも。50ファンキーパワーズ、フォーエバーチャンピオン! カモン、エニタイム!」
◇第3試合◇
▼30分1本
Hi69 大原はじめ 熊野準 田中稔 ○諸橋晴也(17分49秒 クリップラーフェースロック)原田大輔 タダスケ HAYATA YO-HEY ×LEONA◇第4試合◇
▼30分1本
○杉浦貴(8分5秒 片エビ固め)×ジェイ・ブラッドリー
※オリンピック予選スラム◇第5試合◇
▼30分1本
中嶋勝彦 ○マサ北宮(15分52秒 監獄固め)潮崎豪 ×小峠篤司◇第6試合◇
▼30分1本
○丸藤正道(11分27秒 反則勝ち)×マイバッハ谷口
※長井乱入【ヨネ&ストームの話】
ヨネ「ああいうやつらですからね。当然、狙うはタッグのベルトだろうから。俺らは絶対に逃げないですよ。あんな2人がね、ノアをかき回すっていうのは絶対つまらないから。ねえ?」ストーム「いつでもどこでも、50ファンキーパワーズ、負けない! ナガイ、タニグチ、ファンキーバスターボム! ノンストップ、ベイビー! キャントストップ!」
ヨネ「ウォンストップ!」
2人「ゴーイン、ゴーイン、ゴーイン!」
◇第7試合◇
▼X-Division選手権/60分1本
[第84代選手権者]○石森太二(16分44秒 片エビ固め)[挑戦者]×アンドリュー・エベレッタ
※450°スプラッシュ
☆石森が3度目の防衛に成功【試合後の石森】
――当初の予定とは違う挑戦者だったが、思わぬ強敵だった?石森「変わった相手が、あんなハイフライヤーで……ちょっとキツかったね。でもあんなハイフライヤーとやり合える日本人は、ノアでは俺しかいないんじゃないの?」
――ノアでは初めての防衛戦だったが、Xディビジョンらしい試合ができた手応えがある?
石森「他の試合とは誰が見ても分かる通り、全然違う試合だと思うし。俺自身がこの試合にプライド持ってやってるから。絶対負けないよ。しかし、今日のエベレッタは凄かったね。“スカイウォーカー"と言われるだけはある。日本でも海外でも、世界じゅうどこでやってもアイツとならいい試合ができるはず。もっともっとね、想定外の驚きをXディビジョンで繰り広げたいと思います」
――今後の防衛戦については?
石森「9日からまたアメリカに行くんで。まだ分からないけど、たぶんそこで組まれると思うから。きっちり防衛してまた日本に戻ってきますよ」
――ジュニアタッグ挑戦も決まったが?
石森「そうですね。今ツアーはインパクトの防衛戦から始まって、アメリカ遠征も行って、最終戦でジュニアタッグ。ちょっと大変なツアーになりますけど、俺なら必ず乗り越えられるし、結果を残せるから。必ず必ず…Xディビジョンも守って、ジュニアタッグも獲って、俺が二冠王で締めくくりたいと思います」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第30代選手権者]○拳王(22分2秒 KO)[挑戦者]×清宮海斗
※右ハイキック
☆拳王が初防衛に成功
清宮が雪崩式リバースDDTで肉薄!試合後に宮本裕向が挑戦表明!(試合終了後、杉浦が清宮を介抱している中で、宮本が姿を現す。)
宮本「おい、拳王。こんなスゲエ試合をしたあとにホント申し訳ないんだけど…グローバルリーグで唯一拳王から勝ったこの俺がGHCヘビーに挑戦する! いいよな?」拳王「まずはじめに、このリングにノアの選手が来ないことを非常に残念だと思う。だがな、宮本! 俺はグローバルリーグで唯一テメエに負けた! テメエの挑戦受けてやる!」
(宮本が去っていくと、改めて「海斗」コールが発生。杉浦が清宮のダメージを気にしながら立ち上がらせると、拳王もその前に立った。かつて組んでいた3人が向かい合う形となったが、清宮は杉浦を突き飛ばして振り払う。杉浦と拳王は戸惑いの表情を見せたが、清宮はビンタを2人に叩き込んで決別をアピール。怒った杉浦と拳王は清宮に襲いかかり、2人がかりでストンピングで制裁する。杉浦はエルボーまで叩き込んだが、ここに潮崎が割って入る。清宮を助けようと杉浦と乱闘。その潮崎を小峠が止めるが、潮崎は強引に振り払った。さらに、中嶋と北宮も登場。拳王たちとにらみ合う。潮崎は倒れる清宮を介抱するが、それを見た杉浦が怒りをあらわにして急襲。またまた小峠が潮崎を止めるも、潮崎は無造作に蹴り飛ばした。そして、潮崎は清宮に肩を貸して2人で花道を下がっていく。小峠はやってられないとばかりに、潮崎と距離を取って、反対側の花道に消えていった。中嶋と清宮も姿を消す。)
拳王「おい、清宮! テメエ確かに成長してたな。だがな、清宮。テメエの決断、それでいいのか? 今後もテメエの動き、しっかりと見届けておくからな(と通告。何度か再び拳王に飛びかかろうとした清宮だったが、潮崎に止められ、悔しそうに去っていった。杉浦もリングを降りる)おい、新年早々ごちゃごちゃになったけど、これからな、さらに面白くなると思わねえか? これから俺がさらに面白くしていくからな! これからのプロレスリング・ノア、目を離すなよ!そして、俺が夢だと言っていた武道館…ノアより力のある団体が…いや、訂正させてもらう。今現在だけノアより力のある団体が武道館開催を決めた。でもな! 武道館に一番思い入れのある団体はどこだ!?(「ノア!」と歓声が起こる)過去、何回も…年に何回も武道館を開催して、そして熱い試合をやっていた団体、どこだ!?各団体ファンはいると思う。でもな、武道館開催を一番望んでいるファンがいる団体、どこだ!?(と連続して呼びかけ、そのたびに「ノア!」と歓声が巻き起こった。)そうだよな! プロレスリング・ノアだよな!そういう思いを含めて、最後にもう一度だけ聞いてくれ!プロレスリング・ノアの拳王が…(と続けると、四方の観客に対し)てめえら!(×4)てめえらクソ野郎どもを武道館まで連れて行ってやるからな! これからはプロレスリング・ノアの拳王、俺に付いてこい!」
【試合後の拳王】
拳王「おい、清宮。テメエの半年、間違ってないと俺は実感したぞ。だがな、そのあとの行動。清宮、それで本当にいいのか? 俺の対角に立つのか? いいぞ、おい。俺はな、次の試合からテメエをドンドンドンドン潰していくよ」――宮本選手が挑戦をアピールしたが?
拳王「最後の清宮のことでしっかり忘れてたけど、宮本は唯一俺にグローバルリーグで俺に黒星を付けた…その前にな! ノアの選手、なぜ上がってこないんだ!? 新しく動き出すプロレスリング・ノアって言ってんだろ? 『NOAH the LIVE』って言ってんだろ? なんで上がって来ねえんだ? 丸藤、テメエの顔じゃねえって言ってんだろ? なんで上がって来ねえんだ? だからよ、今までノアはこのように衰退していってんだろ? 俺がよ、ガラリと変えてやるよ。見ただろ、今日の後楽園ホール。今までな、2週間以内にやって、こんだけ入ったのがあるのか? なんでかわかるか? 俺がよ、いい道に歩みを進めていってやってるからだろ? 俺について来いよ。テメエらクソ野郎どもよ、これからあんな中途半端なノアのレスラーについていくな。これからは唯一プロレスリング・ノアで芯の通っている男、拳王…俺についてこい」
【清宮の話】「あんなレスラーたちと組んでられるかー!!」
【潮崎の話】「(なぜ清宮に手を差し伸べた?)俺は俺の気持ちで動いただけだよ」
NOAHの2018年度が開幕、メインはGHCヘビー級王者の拳王に清宮が挑戦。12・22後楽園でエディ・エドワーズを降し新王者となった拳王の前に、7月から海外武者修行に出発していた清宮が出現して挑戦を表明。拳王が受諾して開幕戦からの選手権となった。
先入場の清宮は新テーマ曲、エメラルドグリーンのショートタイツ、ニーパット姿で登場、双方のセコンドとして杉浦がついた。l
序盤はロックアップ、ハンマーロック、ヘッドシザースの攻防で互いの出方を伺うが、ロープワークの攻防では清宮がリーブロックからバックハンドエルボー、ジャンピングエルボードロップと先手を奪うと、突進する拳王を場外へ出すし、トペ狙いを拳王がかわそうとすると、三沢光晴張りにロープに手を絡ませて回転してからミサイルキックを発射、鉄柵攻撃も、拳王も逆襲して場外ジャーマン、更に鉄柵外へと出て場外ボディースラムで清宮に大ダメージを与える。
リングに戻って拳王はサッカーボールキック、それでも立ち上がる清宮にソバット、サッカーボールキックからスリーパー、キャメルクラッチと絞めあげスタミナを奪いにかかり、ステップキックを放つも、清宮はエルボーで応戦、拳王はミドルキックを放ち、倒れない清宮はロープへ走るが、拳王はミドルキックで迎撃、清宮のラリアット狙いも、拳王はまたミドルキックで迎撃し、膝立ちになったところで容赦なくミドルキックを放つ。だがキャッチした清宮はそのままパワースラムで投げ、エルボーの連打からジャンピングエルボーアタック、串刺しジャンピングエルボーからミサイルキックと反撃する。
清宮は拳王を抱え上げるが、不時着した拳王は足を刈ってから背中へのフットスタンプ、後頭部へのダブルニーを浴びせていくと、掌打の連打からファルコンアロー、だが不時着した清宮は串刺し攻撃を凌いでオクラホマスタンピートで叩きつけるとコブラツイストで捕獲、拳王はアンクルホールドで切り返そうするが、清宮はまた切り返してコブラツイストで捕獲、一気に絞り上げて拳王はたまらずロープへ逃れる。
これで流れを変えた清宮はフィニッシュに予告していたタイガースープレックスを狙うが、拳王はロープへ逃れると、清宮はリバースDDTに切り替える。だが拳王はソバットで逃れると、フェイント式スピンキックも、清宮もエルボーで応戦、変型の飛びつきDDTで突き刺せば、拳王もオーバーヘッドキックで応戦して両者ダウンとなる。
先に起きた拳王はドラゴンスープレックスから蹴暴を炸裂させると、ダイビングフットスタンプで勝負に出るが、かわした清宮はエルボー合戦に持ち込み、拳王はミドルキックを放つも、清宮は倒れず、エルボーを必死で打ちこみ、拳王のミドルキックをキャッチした清宮はエルボーを乱打、拳王が再度ミドルキックも、ドロップキックで返した清宮はリバースDDTから自分への膝、そしてマットに立て続けに落とす新技を披露する。
勝負に出た清宮はジャーマンスープレックスホールドで投げ、拳王はカウント2.9でキックアウトすると、清宮はコーナーへ昇る。しかし拳王はジャンピングハイキックから雪崩式ブレーンバスターを狙うが、頭突きで抵抗した清宮は前方に投げる雪崩式リバースDDTの新技を披露、再度タイガースープレックスを狙うが、拳王は腰を落として抵抗しビンタの連打から蹴暴を炸裂させ、バスソーキックも浴びせるが、清宮はカウント2でキックアウトする。
再度勝負に出た拳王は背中へのダイビングフットスタンプから、正調ダイビングフットスタンプを投下するが、下からのドロップキックで迎撃した清宮は投げ放しタイガースープレックスで投げ、再度タイガースープレックス狙うも、拳王は後ろ向き頭突きで阻止、だが清宮は延髄エルボースマッシュを放つと、ビンタから突進、ところが拳王は右ハイキックを炸裂させると、もう一発を浴びせ、再度立ち上がった清宮に右ハイキックを炸裂し清宮はダウン。中山レフェリーは清宮の状態を確認して試合をストップ、KOで拳王が王座を防衛した。
試合後に666の宮本が現れて、グローバルリーグで拳王に勝った実績を掲げて挑戦を表明すると、拳王もリベンジを喫して受諾する。そして杉浦の介抱を受け気がついた清宮に、拳王は向かい合うが、清宮は拳王だけでなく杉浦も突き飛ばすだけでなくビンタを放って、ユニット離脱を宣言。これに怒った拳王と杉浦は清宮を制裁すると、潮崎と小峠、中嶋や北宮が駆けつけて清宮を救出。一触即発となるが潮崎らは清宮を連れて退場、拳王も清宮に覚悟を促し、最後は拳王自身が締めくくった。試合も清宮はパワーを身につけるだけでなく、拳王相手に互角以上に渡り合えるというものを充分に見せつけた。拳王と杉浦との決別は、拳王だけでなく杉浦とも渡り合えるという自信から出たものであり、丸藤が三沢から一本立ちして行ったように、清宮の決別も拳王や杉浦からの一本立ちと受け止めていいのかもしれない。
フィニッシュになった拳王の右ハイキックはダイビングフットスタンプ以上にインパクトがある。今後はハイキックをフィニッシュにしていくのか、王者となった拳王に外敵軍の宮本が挑戦に名乗りを挙げた。宮本はZERO1では爆破王、DDTではEXTRAM王座とタイトルホルダーだけでなく大日本ではデスマッチ王者と保持経験があるなど実績があり、デスマッチだけでなく通常スタイルにも合わせられる器量を持ち合わせている。グローバルリーグでは負け越したが、拳王には勝っていることから難敵以上の存在かもしれない。X-Division王者の石森に当初はDJZが挑戦する予定だったが頚椎損傷で来日中止となり、代役としてパートナーのエベレッタが挑戦となった。
序盤は互いに立体技を駆使して読み合いを展開するが、コルタバでエベレッタを場外へ追いやると、バミューダトライアングルを発射、リングに戻りロープワークの攻防から石森が翻弄し、スワンダイブ式雷電ドロップを投下するなど先手を奪う。
石森はチンロック、ボディーシザース、逆水平、ブレーンバスターと攻め込むが、エベレッタもボディーブロー、ナックルも、石森はスパインバスターで応戦。しかし串刺し攻撃はかわされると、エベレッタはランニングエルボーの連打、腹部へのトラースキック、側頭部へのドロップキックと反撃、石森を場外へ追いやってからシューティングスターアタックを発射し、リングに石森を戻してスワンダイブミサイルキックと試合の流れを変える。
エベレッタはブレーンバスター狙いは阻止されるも、ジャンピングハイキックからファルコンアローを決め、串刺し攻撃を狙う石森をかわして背中めがけてサマーソルトキックを発射、だがロープへ走ったところで石森は追尾式ハンドスプリングレッグラリアットで反撃、串刺しダブルニーからリバーススプラッシュ式フットスタンプと畳みかけるも、サイファーウタキ狙いはエベレッタが不時着してライオンサルトで応戦、捻りを加えたムーンサルトプレスからフランケンシュタイナー、そしてシューティングスタープレスを投下するが、石森は剣山で迎撃する。
両者は打撃戦からエベレッタはナックル、頭突きで制してロープへ走るも、石森はラリアットで迎撃、DDTからサイファーウタキ、そして450°スプラッシュを投下して3カウントを奪い、王座を防衛した。12・22後楽園で丸藤を裏切り、外敵軍を結成した長井と結託したマイバッハと対戦、マイバッハのセコンドには長井も姿を見せた。
後入場の丸藤はマイバッハだけでなく長井にも強襲をかけ、マイバッハに対してトラースキックコンポ、介入を狙う長井にもフロントハイキックを浴びせるが、コーナーに昇ったところでマイバッハがダブルハンマーで場外へ突き落とすと、長井が強襲をかけ鉄柵に叩きつけ、マイバッハも鉄柵攻撃で続く。
形勢逆転に成功したマイバッハはコブラツイスト、鞭のようにしなる逆水平で抵抗する丸藤にチョーク攻撃で絞めあげ、また場外へ落とすと長井が鉄柵、鉄柱攻撃で追撃する。長井は丸藤をリングに戻すとマイバッハがバックドロップを決めるが、丸藤は側転からのドロップキック、逆水平、ジャピング背面エルボー、追い越しラリアットで流れを変えるが、マイバッハもショートレンジのパワースラムで応戦、串刺しラリアットの連打からショートレンジスライディングラリアットと畳みかける。
長井の指示でマイバッハはチョークスラムを狙うが、丸藤は逆水平で阻止すると、マイバッハはスパインバスターで返し、丸藤の逆水平、マイバッハのエルボーの打撃戦となるが、丸藤のトラースキックを受け流したマイバッハが頭突きを浴びせ、チョークスラムからマイバッハプレスで勝負に出るも、自爆となってしまう。
これで勝負に出た丸藤は虎王を炸裂させるが、西永レフェリーのカウントは長井が足を引っ張り阻止、丸藤は構わずトラースキックから不知火を狙うが、阻止したマイバッハが丸藤を捕らえると、長井が乱入してダイビングエルボー、マイバッハもスライディングラリアットを浴びせる。ここで西永レフェリーがマイバッハの反則負けを宣告するが、無視した長井がクローで絞めあげる、ここで小峠が救出に駆けつけるが返り討ちにされる。そこでヨネ&ストームが駆けつけて睨み合いとなった。長井は同じ外敵軍である宮本、コーディと組んでヨネ&ストーム&彰俊と対戦し、長井が魔界ドライバーからハイパーニー空牙でストームから直接フォールを奪い、外敵軍にはコーディも合流、両タイトルとも2・2後楽園での選手権が決定となったが、宮本がヘビー、長井&マイバッハがタッグ王座挑戦と一気にNOAH制圧へと動き出したようだ。
新日本プロレスが8・10~12日にG1 CLIMAX終盤3連戦として日本武道館大会の開催を発表、武道館でプロレス興行が開催されるのは小橋建太引退興行以来で5年ぶりだが、拳王が新日本の名前は出さずとも意識するアピールをした。自分も発表されたときは「やられた!」という気分であり、新日本の凄さを認めつつも、現在のNOAHに力がないことに悔しさを噛み締めるしかなかったというのが本音で、選手らも意識せざる得なかったというのが本音だったと思う。だが拳王が「武道館へ連れていく!」と言い切った以上、新日本は先には先越されたがNOAHは絶対諦めていない、その現れが客出しのテーマ曲で流れていた「大きなたまねぎの下で」でだったと思う。NOAHが武道館へ帰るのはいつになるかわからないが、それを信じて2018年のNOAHは一歩前へ進みだした。
【NOAH】清宮大変ぼうファイトに聖地沸騰も…拳王KOで初防衛、宮本迎撃へ▼清宮は拳王&杉浦と離別、潮崎と合体か▼石森ノアでXD王座死守▼マイバッハが長井と暴走 受難・丸藤を小峠が救出▼各ジュニア前哨戦幕開け、原田が大原に「意思表示」要求…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/MKyTSb0Ecj
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年1月6日昨日の後楽園
ベルト防衛したぞ。
清宮の海外修行、間違えではなかった。
だがな、試合後の行動
間違いだったとこれからわからせてやる。
次の防衛戦の相手、
ノアの選手が来なかったのは残念だけど...
宮本裕向
グローバルリーグ敗れた借りは返してやるぞ。#noah_ghc pic.twitter.com/1gLODJTenD
— 拳王 (@kenoh_prowres) 2018年1月7日俺はまだまだやれるぞ!!
今日会場に来てくれた皆さんもそう思ったはず!
年内に必ず再挑戦して、絶対に超えてやるからな!!#noah_ghc pic.twitter.com/zV20MhF2RQ
— 清宮 海斗 (@noah_kiyomiya) 2018年1月6日#Repost @TNA_ImpactNews (get_repost)
・・・
Congratulations to the new #XDivision Champion,… https://t.co/6DsYf82ZNq
— 石森太二 (@taiji_ishimori) 2018年1月6日2018年一発目の後楽園ホール大会。
年末に引き続きフルハウス。沢山のご来場、誠にありがとうございました。
リング上では確実に新しい風景が見えてきている。
見ていて実に頼もしい。
俺が越えら… https://t.co/qhYUSDy4gj
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2018年1月6日会場中からブーイングを浴びる。
良いね
益々やる気になるよ。 pic.twitter.com/NHCT6LjigF
— 長井満也 (@Mitsuya1110Dk) 2018年1月6日後楽園ホールたくさん来てくれた人ありがとうございます!2018年スタート!マイバッハ 、長井来月funky buster bomb! 50fp負けない!#NoahtheLIVE #noah_ghc
— quiet storm (@qstormprowres) 2018年1月6日後楽園ホール大会に多数ご来場いただきましてありがとうございました。
あの場所への帰港はまだまだ険しい航海となるでしょう…
でも確実に前進していることはご来場いただいたお客様には感じていただけたと思います。
前進あるのみ!#noah_ghc
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2018年1月6日後楽園大会、御来場ありがとうございました。
興行全体を考えたら反省すべき点ばかりでした。
早急に対応しないと明日は無い。
時間は待ってはくれないから。
選手、スタッフ、お客さん。
1人1人の意識が不可能を可能にするはず。
そう信じて...
まだまだ... pic.twitter.com/OCY6fH66b6
— 秋山高志 (@akiyamanoah111) 2018年1月6日NOAH後楽園、選手ひとりひとりの激情がぶつかり合って、見ている側も思わず腰を浮かすほどの熱さでした。そして客出しのBGMが「大きな玉ねぎの下で」! #noah_ghc
— sayoko mita (@345m) 2018年1月6日 -
ジェイ・ホワイトが選択したのはCHAOS!ユニット制を批判したことで新日本に大変動の予感が…
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日<新日本プロレス公式HPより>
■オカダ・カズチカ選手のコメント
「まぁ、ボクが経験した東京ドーム大会で一番の最高の東京ドーム大会だったと思います。お客さんの数も3万4995人ですか。かなり入りましたし、歓声も凄く、リング上から見た景色もとても凄いモノだったので、凄いいい経験をしたんですけど、まだ空いてるとこもあり、寂しいなという部分があったので、2018年もしっかり盛り上げて、2019年の東京ドームがもっとお客さんが入って、その中で試合をして、またプロレスを盛り上げていきたいと思います。」■質疑応答
――東京ドーム大会で、“V9”を達成しました。これまでは意識していなかったということですが、そろそろ“V11”(棚橋弘至が持つIWGPヘビー級王座の最長防衛記録)というのは意識されますか?オカダ「まあ、それに向かってやっていってるわけではないんですけど、ついでですかね。保持期間も最長なので、『ついでに“V11”というのも越えてやろうかな』というモノは少しだけ思ってます。でも、それよりも素晴らしい試合をもっともっとして、プロレスを盛り上げていく方が大事なんじゃないかなと思ってますね」
――では、“V11”をなんとしても越えたいというお気持ちは?
オカダ「ないですね。ホントに、ついでで“V11”を越えるというか。それよりも、また2018年もホントに超満員の中で試合をしたいなっていう、そっちの目標の方がいまは大事なことだなと思ってます」
――昨日の後楽園大会の試合後のバックステージでSANADA選手がオカダ選手に挑戦表明をされましたが。
オカダ「そんな簡単に挑戦できるものじゃないでしょって。試合後に、ボクのこと攻撃しました。『ハイ。いいですよ、挑戦して』っていうようなベルトじゃないんですよ? あの内藤さんだって『G1』優勝して、ずっと前哨戦やって、やっと東京ドームで闘えたわけなのに、昨日急に攻撃して『ハイ。やりましょう』っていうそんな甘いモノじゃないんですよ、このベルトっていうのは。でも、ボクもその件に関してはずっと考えてたんですけど、『まあ、いいじゃん』って思ったんですよ。『やってやろうじゃん』と。ただね、何かを懸けるのは『俺だけなの?』って。『そっちもなんかあるじゃないの?』っていうのは思いましたけどね。べつに、こっちはヘビーのベルト懸けて、向こうはタッグのベルトがあるんじゃないでしたっけ? それはそれでいいんじゃないかなと。そういう条件だったら、ボクもいいことだと思いますし、ボクは会社になんと言われようがやりますけどね」
――EVIL選手とSANADA選手の持つIWGPタッグ王座への挑戦表明ということですか?
オカダ「そうですね。向こうもベルトを賭けてくれるのであれば、ボクはこっちも(IWGPヘビー)を懸けてやりますよと。昔もそんなようなことがありましたけども、『外道さんをプリンス・デヴィット(現:フィン・ベイラー)に挑戦させる』ならっていうこともありましたけど(註:当時のIWGPジュニア王者だったデヴィットがオカダの持つIWGPヘビー挑戦への交換条件として、まず外道がデヴィットの持つジュニア王座に挑戦した)、それと同じで向こうがタッグのベルトを懸けるんであれば、『別にこっちもやってやってもいいよ』とは思いますね」
――現時点で、オカダ選手のパートナーは想定している選手はいますか?
オカダ「ウーン……。相手はSANADAとEVILですよね? EVILかぁ……。まあ、後藤さんも昨日、EVILにやられてましたし、そういう意味では後藤さんと組んでもいいのかなと。後藤さんをCHAOSに呼んで、それまで何か行動をしてきたわけでもないですから、そういう意味では後藤さんがいいのかなと思いますね」
――過去に何度は対戦してますが、ここまで新日本プロレスでのSANADA選手の印象は?
オカダ「なんですかね? 印象に残るような活躍はしてないんじゃないかなと思いますけどね。発言も何かあるわけでもないですし、その中で昨日しゃべったってことは何かしら変わってるんじゃないかなと思うので。散々、東京ドームまでは『ああだこうだ』と言う人が相手だったので、逆に静かな人とやることで『どうなるのかな?』と。『大丈夫なのかな?』って。まあ、実力は認めてますよ。『何をしゃべるのかな?』っていうのは、もし試合が決まるのであれば、それは楽しみですね」
※質疑応答が終わると、ここでオカダ選手から「ボクからいいですか?」とコメント。
オカダ「ちょっと紹介したい人が実はいまして……。ここで新しいCHAOSのメンバーを紹介したいと思います」
※ここで会見場にジェイ・ホワイト選手が登場。オカダは立ち上がって出迎える。
オカダ「新しいCHAOSのメンバーのジェイ・ホワイトです。まぁ、ジェイは昨日『BULLET CLUBに入るのかな?』と思ったんですけども、ケニーとやりたそうだったんで、『だったら、こっちに来いよ』って、ボクが外道さんに『棚橋とやりたいんだったら、CHAOSに来いよ』って言われたのと同じような形で、『じゃあ、おまえもケニーとやりたいんだったら、CHAOSに来いよ』と誘って、CHAOSに来ました」
■ジェイ・ホワイト選手のコメント
「自分が日本に戻って来た時から、『どのユニットに所属するか?』ということについては、いろいろな話がされてきたと思う。『新日本プロレスで闘っていくには、一人ではやっていけない』ということも自分自身の中でわかっていた。でも、昨日BULLET CLUBの誘いを受けたけど、あれでは自分のためにならないと思っている。ケニーがBULLET CLUB入りを誘ってきたが、あそこではみんなケニーのいいなりになってしまう。あのクラブというのは、いまケニー・オメガのモノだ。そして、彼自身から『自分には可能性があると感じる』と言ってもらったが、パワーのある者は可能性を感じ、可能性のある者はパワーのある者をさらに上回るために闘い抜く。これが力のあり方だと思っている。これから自分は、ケニー・オメガのIWGP USヘビー級のベルトを獲るために闘っていく。そもそも若手時代からBULLET CLUBのことは大っ嫌いだった。彼らのやり方が好きではなかった。
ケニー・オメガは自分自身が“プロレス界の神”であるかのように振る舞っているが、それも本当は違うと思う。もちろんケニーは素晴らしい試合をするが、彼は不死身でもなければ、敵なしでもない。アメリカのファンやBULLET CLUBのファンは、彼を崇拝しているかもしれないが、そのBULLET CLUB崇拝も自分には理解できないね。新日本に来たら、最強であるべき、ベストであるべきなのに、BULLET CLUBにいるメンバーはケニーのいいなり。これから自分の成すべきことは、そういう現在の新日本プロレスをすべて直すことだ。
そして、ケニーを破壊して自分自身が上に立つ。すでにケニーからの怖れも感じ取っているので、それをBULLET CLUB内に広め、最終的にはBULLET CLUBそのものを堕落させてしまいたい、そう考えている。そして、俺が2代目のIWGP USヘビー級チャンピオンになる。CHAOS入りを決めたのは、そのためでもある。
そしてオカダサン、言っておくが、けして油断してほしくない。自分はメンバー入りをしたが、アナタと同じようにケニーに対しての感情を持っているからこそ、このCHAOS入りを決めた。しかし、それはあくまでも自分自身のためであり、CHAOSのためじゃない。だから、ある日もしかしたらアナタのその(IWGPヘビーの)ベルトを狙っていくかもしれない。それについては覚悟しておいてほしい。
※ここでジェイは立ち上がって両手を広げ、オカダにハグを要求。
ジェイ「カモーン、レインメーカー」
※昨日のケニー・オメガの二の舞を警戒したオカダ選手は右手を差し出し、2人はガッチリ握手を交わした。
オカダ「CHAOS、オーケー?」
ジェイ「CHAOS for Myself」
■報道陣からの質疑応答
――オカダ選手から、ジェイ・ホワイト選手のCHAOS入りに関して期待する部分は?オカダ「そうですね。まあ、ボクたちもCHAOSで好き放題にやっているチームだと思いますし、ボクがCHAOSに入ったキッカケもそういう部分がありましたので。ジェイもやりたいようにやってくれればいいと思いますし。いま、ウィル・オスプレイがジュニアのチャンピオンですけど、ジェイも同じように好き放題にやってもらって、USチャンピオンを獲ってもらえればいいと思います」
――ジェイ・ホワイト選手から見て、選手としてオカダ選手のことはどう思っている?
ジェイ「もちろんオカダ・カズチカという選手は、彼だけではなく、ユニットだけでもなく、この団体を象徴するトップレスラーだと思っている。だからこそ、このIWGPベルトの最長記録も持っているんだろう。素晴らしいと思うよ。そういう意味で、さっきケニー・オメガが自分の可能性を感じとったという話をしたけども、CHAOSの中でもパワーのある誰かが、自分の可能性を感じてくれたから、今回のユニット入りが実現したんだろう。しかし、CHAOSのメンバーになったとはいえ、数日後や数か月後には何が起きているかわからないよ」
――さきほど、「BULLET CLUBのやり方が嫌い」とおっしゃっていましたが、逆にジェイ・ホワイト選手はどんなスタイルが理想でしょうか?ジェイ「たしかにBULLET CLUBのスタイルが好きではないと言った。そういう意味では理想的なスタイルはCHAOSのモノになるんだろうし、『もし自分がどこかに入るとしたら、CHAOSになるんだろう』とも思っていたよ」
――ジェイ選手が思うに、今後の新日本プロレスはどういう状況になるのが理想でしょうか?
ジェイ「そうだな。いま新日本プロレスには、CHAOS、BULLET CLUB、L・I・J、スズキグンなどさまざまなユニットがある。それぞれのユニットの中で、ベルトを持つ選手がいる。自分が思う理想的な新日本のかたちというのは、「ユニットにいる自分」に満足するのではなく、ユニットに関わらず誰がどのベルトを持っていても、『たとえ同じユニットでもベルトを狙いに行く』という状況が理想だと思う。現在の新日本の中に蔓延している『ユニットに属していることが第一優先』という選手の考え方はまったく理解できない。……いまオカダがこのIWGPベルトを持っている。でも、たとえばイシイ(石井智宏)はリングの上ではあんなに凶暴なのに、このベルトを狙ったりはしないだろ? 俺にはまったく理解できないね。こんなに素晴らしい称号が目の前にあるのに、欲しくない選手なんているだろうか?
これから、俺はケニー・オメガのUSヘビー級のベルトを獲りに行く。そしてその次には、俺は同じユニット内の選手であってもオカダ選手のベルトを狙いに行く、それはシッカリと言っておくよ。そういった姿勢こそが大事だと思うし、新日本プロレスが次のレベルに上がって行くネクストステップになるだろうね。
――今回、インターコンチネンタル王者の棚橋弘至選手へのリベンジではなく、ケニー・オメガ選手のUSヘビーに狙いを定めた理由は?
ジェイ「ケニーへの挑戦は、自分にとってビッグチャンスだと思ったので手を伸ばしただけさ。ケニーが昨日、俺をBULLET CLUB入りを誘ってきたことで、彼の企みがわかったんだ。きっとケニーは俺の存在がよっぽど脅威に映ったんだろう。だからこそ自分をユニットの手中に収めて安心したかったのかもしれない。でも、それが逆に俺にとっては『チャンスだ』と思ったんだ。
東京ドームでは、インターコンチネンタル王座に挑戦するという大舞台を経験したにも関わらず、その翌日はヤングライオンとの試合。自分にとってはアップダウンの大きい2日間だった。でも、ケニーからの誘いを受けたことで、また大きなチャンスを掴んだ。タナハシへのリベンジに関しては、現時点では考えていないが、またその時はやって来るだろう
……ここで、俺からもオカダ選手に質問をしてもいいかい? さっき俺から言った同じユニット内から挑戦する選手が出てくるようなことに関しては、どう思う? たとえばCHAOSだったら、YOSHI-HASHIやイシイがオカダ選手に挑戦するという構図は。
オカダ「まあ、ボクは全然アリだと思ってますよ。やっぱり、なかなか『G1』とかじゃないと同門対決のチャンスはないですから。全然アリだと思ってますけど。ジェイもCHAOSに入って、ボクの大きさというモノに気づいて、『ああ、自分もまだまだだな』と。『まだ、俺は挑戦できるレベルじゃないんだな』と気づくんじゃないかなと思いますね(ニヤリ)」
ジェイ「いい答えだね(ニヤリ)。まあ、もちろん俺自身も、まだ自分の実力に疑いをい持っている部分もある。タナハシからは『ジェイの青いケツを蹴っ飛ばしてやる』というコメントをもらったしね。しかし、俺がオカダのレベルを凌駕する日も必ずやって来るだろう」
オカダ「ボクもそう思ってますよ。ジェイはそれだけのレスラーだと思ってますから、CHAOSに呼んだわけで。彼が早いこと来るのを祈ってますし、そういう素晴らしい闘いをまたみなさんにお見せしたいと思います」ジェイ「フフフ。オッケーだ」
1・4東京ドーム大会を終えた新日本プロレスの二夜明け会見が開かれ、IWGPヘビー級王者のオカダがSANADAの挑戦表明に関して、後藤洋央紀とのタッグで、SANADAがEVILと保持しているIWGPタッグ王座への挑戦を交換条件にすることを示唆、その後でCHAOSの新メンバーが発表され、1・5後楽園でケニー・オメガからBULLET CLUBへ勧誘を受けたものの、ブレードランナーでKOしてUS王座への挑戦を表明、そして今後の去就に注目されたジェイ・ホワイトが現れ、新メンバーとして紹介された。
だがジェイがBULLET CLUBやケニーを批判した後で、オカダに対してハグを求めたのに対し、オカダは警戒してシェイクハンドに留め、会見の後半では同じユニット同士でのタイトル戦が出来ない、新日本のユニット制の在り方などを批判するなど、独壇場となった。
ヒール的要素の強いジェイが選択したのは以外にもCHAOSでだったが、元々CHAOSはベビー&ヒールの混在ユニット、ジェイが選択してもおかしくはないが、ハグを求めたジェイに対し、オカダは距離をとってシェイクハンドを取ったときのジェイの怪訝とした表情は、ジェイはCHAOSから歓迎されたものではなく、オカダも今ひとつ信用していないことを伺わせてしまっていた。
ジェイはユニット内同士でのタイトル戦が行われない、新日本のユニット制のあり方も批判したが、確かに昨年DRAGON GATEでもYAMATOvsB×BハルクによるTRIBE VANGUARD同士のタイトル戦も行われており、ジェイの言い分にも筋は通っている。だが前日のケニーにとった態度がきっかけとなって大揺れになったBULLET CLUBを見ていると、ジェイの言い分を鵜呑みにしていいのかという部分もある。
ドーム大会での棚橋弘至戦ではインパクトを残せなかったジェイだが、終わってからジワジワ出てくる予感がしてくる。ジェイが本音を出したときに何か起ころうとするのか、CHAOSだけでなくBULLET CLUBを大きく揺るがす予感もしてならない。
なんとジェイ・ホワイトがCHAOSに電撃加入!
オカダはSANADAのIWGPヘビー挑戦を“条件付き”で承諾!!
【1.4東京ドーム二夜明け会見】https://t.co/bf4NTG2lmi #njpw #njnbg #chaos pic.twitter.com/fT5O76C3lT
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年1月6日 -
DDT初の総当りシングルリーグ戦『D王GP』が開幕も竹下、HARASHIMA、佐々木が揃って黒星スタート!
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月5日 DDT「D王 GRAND PRIX 2018 in SHINJUKU」新宿 FACE 464人超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第1試合◇
▼4WAYタッグマッチ/30分1本
○ジョーイ・ライアン ベータ・スコット(8分44秒 片エビ固め)高尾蒼馬 アントーニオ本多
※スーパーキック あと2チームはKUDO&大鷲透、大石真翔&勝俣瞬馬◇第2試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○坂口征夫(7分48秒 片エビ固め)[1敗=0点]×樋口和貞
※神の右膝【坂口の話】「会場の雰囲気も相手も自分自身も全然違うな、GP。いつものようにいかないし、一発一発しんどい。それはアイツも思っただろうし、自分も思ったんで。まずでも1個……下馬評全部覆してやるから。このまま全勝で。明後日の佐々木、水曜日の石川修司、木曜のベイリー、ここまで全部白星で行ってやる。あとの彰人、高尾、こんなのはどうでもいいわ。目をつぶってでも勝てる。以上だ。勝ち続けていくからな。」
【樋口の話】 もうさ、全勝狙っていたわけですよ、こっちは。いきなり初戦で躓きましたね。いや、やっぱり一筋縄じゃいきませんね。ただ、これで1敗ですか。でもまだ…まだまだ止まるわけにはいかないんで。もうこのまま次からは一気に全勝で駆け上って。今日の負けは負け! 次からはもう全勝突っ走って! 新木場の石川修司戦、そこで一気にいきたいと思います。
◇第3試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○遠藤哲哉(6分1秒 片エビ固め)[1敗=0点]×高梨将弘
※テツヤ・イン・ザ・スカイ【遠藤の話】「イテーよ。1個…片方を失っちまった。オイ、俺は残り1個だけどな、200万獲得して“偽”って書いた玉を、その200万で入れるぞ。以上だ。」
【高梨、KUDOの話】
高梨「クソ! 全勝優勝がなくなった。兄貴! いま何勝何敗だ! 兄貴、計算してくれ。いま何勝何敗だ!」
KUDO「0勝1敗だよ。」
高梨「得点状況は?」
KUDO「ゼロ!」
高梨「そっかー。クッソー! あと何勝すれば俺は優勝出来るんだ、兄貴!」
KUDO「全部勝てばいいんだよ。」
高梨「具体的に!」
KUDO「6勝!」
高梨「6勝か。よし、あと6勝して優勝してやるからな! 全試合、兄貴セコンド頼むよ。以上!」
KUDO「(無言で首を振る)」
◇第4試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○彰人(12分3秒 腕取りサソリ固め)[1敗=0点]×佐々木大輔【彰人の話】「まず1勝…でもこれ、本当にデカイ1勝だと思います。やっぱり初戦で勢いつけるって大事ですし、僕のこの行程が苦手意識のあるメンバーとプラス、やったことがない相手が、ここからずーっと続くわけですね。だからこの一番最初勝てたっていうのが、本当自分の中でデカくて。この勢いで大阪のベイリー、そして自分が一番ポイントだと思っている石川修司戦をクリアして……そこをクリア出来れば、あとは自分がやったことがある相手、得意な相手だと僕が思っている相手なので。ポンポンポンポーンと、お客さんが誰も想像しないような感じで、ポンポンポンと連勝重ねて(いきたい)。後楽園の優勝決定戦の舞台に僕が立つなんて、たぶん関係者もお客さんも誰も思っていない。だからそれを僕は叶えます。2017年に溜まったもの、全部このD王にぶつけて駆け上がりたいと思います。」
ーーカリスマからの勝利でしたが、やはり両国でのアレ(髪切りマッチ)もあって。
彰人「そうですね。けど、両国での負けって自分の中で大きすぎるから。髪の毛取られて、ベルトも獲れなくて。まあ今日1回勝ったところで借りを返したとか思ってないです。ここから佐々木大輔には1回も負けないから。そういう気持ちで彼とは闘っていこうかなと思っています。」【佐々木の話】
佐々木「ヒザがよ折れてよぉ、くの字に曲がっちまったよ! もう闘えねぇよ俺は。リーグ戦、棄権だ。認めてくれよ! 週プロ、いいだろ? 棄権って書いちゃえば通るだろ。通らねぇのか? でも今日、彰人だろ。負けたよ俺は。だからいまから髪切るよ。」ーーいや、今日は髪が懸かっていないので。
佐々木「今日は切らなくていいのか? そうか。負けは負けか。しょうがないな。俺のこのリーグ戦の目標を教えてやろうか。」ーー教えてください。
佐々木「勝ち負けなんか関係ねぇよ。どんな手使ってでも対戦相手をメチャクチャにしてやる。俺が勝っても負けてもどうでもいいよ。レフェリーも油断するんじゃねぇ。全員巻き込んでよ。お前らの家族もだ! 覚悟しておけ!」◇第5試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○石井慧介(12分45秒 片エビ固め)[1敗=0点]×HARASHIMA
※高角度ダブルアームDDT【石井の話】「非常にデカイ勝利ですよ。自分、10年前の2007年にこのDDT、試験を受けたときに、その試験を見てくれたのがそのときからもうエースであったHARASHIMAさん。そのHARASHIMAを倒すまで10年かかりましたが、スゲー大きい勝利です。このリーグ戦、HARASHIMA、竹下、遠藤にはとくに負けられないってところがある。今日のHARASHIMA戦、聞き間違えてなければ12分45秒で勝利した。そしてあと遠藤は……11分22秒で倒す。そして竹下は……18分7秒くらいか。その3人は絶対に倒して、俺が決勝にいって、両国のメインに立ってやります! よろしくお願いします。ありがとうございました。」
【HARASHIMAの話】
HARASHIMA「ちょっと分からないです。……分からない。……石井が勝ったのかな? でもちょっと本当に分からないです。分からないです。」ーー結果としてはダブルアームDDTで石井選手の勝利です。
HARASHIMA「今日は何でした?」ーーD王GPの初戦です。
HARASHIMA「D王GP…分からないですね。はい、負けました。負けたことでしょうか? また頑張ります。」◇第6試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○石川修司(15分15秒 片エビ固め)[1敗=0点]×マイク・ベイリー
※スプラッシュマウンテン【石川の話】
石川「ベイリーとシングルするの…この間の3日に組んだだけで、今日初めて闘ったんですけど、蹴りが凄まじい。また日本の選手と違ったバリエーション、いやぁいいのいっぱいもらって…やっぱ手強いですね。逆にベイリーっていうすごい選手と最初に闘ったんで、逆に気持ち引き締めて、残りの試合全勝したいなと思います。」ーー途中ニーリフトの打ち合いとか、斬新な場面もありましたが。
石川「たぶん向こうもニーリフトにこだわりがあるんじゃないですか。僕もね、高山(善廣)さんが欠場している間は、自分が日本で一番だと思っているので。このニーリフト、ニーリフト合戦だったら下がれない。負けられないっす。優勝します。」【ベイリーの話】「2018年に俺が一番最初にしたことは日本に来たことだよ。まだ1月も5日しか経っていないのに、後楽園でHARASHIMAが俺をボコボコにして、今日は石川に頭を蹴り潰されそうになった。この2回、俺は本当に死ぬかと思ったよ。まだ年が明けて5日しか経っていないのに、俺は2回も死ぬ思いをした。いいかい? それのいいところを教えてあげよう。俺はそんなことまったく気にしていない! このD王GPは俺の命よりも大きいものだから、このまま闘い続けるよ。5日間で2回死にそうになったけど、まだ始まったばかりだよ。」
◇第7試合◇
▼「D王 GRAND PRIX 2018」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○黒潮"イケメン"二郎(23分23秒 エビ固め)[1敗=0点]×竹下幸之介
※カサドーラ(試合終了後)
黒潮「松井さん…立てない。正月明けだからね。竹下…どこいった?(引き揚げた竹下が再び現れる)どう言っても傷つけるけど今日はありがとう。あと、勝った俺が言うのもなんだけどまた会おう。ありがとうございました(頭を下げるイケメンに竹下はベルトを誇示し、中指を突きたて引き揚げた)センキュー! DDTのリングを俺が締めるのも新鮮ですけど、今日は俺が締めたいと思います。このリーグ戦を優勝するのは俺だ。本日はたくさんのご来場ありがとうございました。まだまだD王グランプリ続きます。みんな見に来てくれるかな?(場内『いいともー!』)」最後は「1、2、3、フィニーッシュッ! センキュー!」【黒潮の話】「竹下……勝った。勝ったよ。ヤバイ、めっちゃ嬉しい! 沸いたー、会場! おしっこ漏れたぁ。とにかく竹下、ありがとう。次、お前はもっと強い。俺は分からないけど。またやりたいわ。素直にそう思います。次はHARASHIMAさんとかいろいろいるけど、俺の中では遠藤哲哉。お前だ!」
【竹下の話】
竹下「私のD王GPの勝ち目はもうありませんか?」ーーいや、まだ初戦なので。
竹下「もうフィニッシュですか?」ーーまだ、これから勝ち続ければ優勝の可能性は十分あります。
竹下「ふぇー! ふぇー! ああ……完全にやられました。あーーー。油断はしてなかったんですけど、最後のラリアットを決めて、ジャーマンスープレックスでバックに回った瞬間、油断しました。あの0.5秒くらい。あーーーー! もうこれで勝ち目なくなったか! もう優勝の可能性はゼロですか?」ーーまだ十分あります。
竹下「あーーー。全勝優勝の可能性はもう?」ーーそれはないですね。
竹下「あーーー、それを目標にやっていたんで! それを目標にやっていたんですよ、僕は。チャンピオンなんで! そうかぁ……。次の公式戦、私は遠藤さん……。これ負けそうじゃないですか、僕。」ーーいやいや、それはやってみないと分からないです。
竹下「だって遠藤さんって今日勝ちました? 高梨さんとやって。」ーー勝ちましたね。
竹下「もう勝ち目ないやん! あーーーー! でもね、僕はここからまだまだ狙ってますから。これ(ベルト)があるでしょ。勝ち点でAブロック1番の人が、後楽園でBブロックの1番と闘う。その後楽園のメインのリングに立っているのは僕です。そして全勝優勝(?)するのも僕。そして両国のメインに立っているのも僕。全部、僕が一番になりますので、よろしくお願いします。あーーーー、疲れた!」DDT初のシングル総当りリーグ戦である「D王 GRAND PRIX」が開幕、メインはKO-D王者の竹下がWRESTLE-1からエントリーした黒潮と対戦。黒潮はスナップメイヤーからネックツイスト、鎌固めと首攻めを展開すると、竹下はベリー・トゥ・ベリーで流れを変えにかかるが、黒潮は場外でイケメンポーズを取る余裕ぶりを見せ、竹下はリングに連れ戻そうとするが、黒潮が逃げて竹下が追いかける。だが素早くリングに戻った黒潮はトペコンを発射する。
先手を奪われた竹下は逆にヘッドシザースから首攻めを展開するが、黒潮はファイヤーマンズキャリーの体勢からコーナーへぶつけ、ローキックだけでなく、急所への頭突きとラフも織り交ぜ、バスソーキックからスワントーンボムを投下、竹下をコーナーに逆さ吊りにしてfrom to コーナーを放つも、竹下はブルーサンダーで反撃し、黒潮のライオンサルトも剣山で迎撃する。
両者はエルボー合戦も、竹下のラリアット狙いは、黒潮がかわしてニークラッシャーを決めると、エプロンに連行してからエプロンめがけてニークラッシャーを敢行、そして足四の字固めで捕獲し、飛び膝蹴り、イケメンサルトの連発からイケメンクラッチで竹下を追い詰める。
黒潮はイケメン落としを狙うが、切り返した竹下は人でなしドライバーを敢行、ローリングエルボーを放つが、黒潮はトラースキックで応戦、竹下はランニングニーからドラゴンスープレックス、そしてジャーマンを狙うが、着地した黒潮はイケメン落とし、TTD、イケメンサルトと畳みかける。黒潮はもう1発を狙うが、かわした竹下はエクスプロイダー、ビックブーツ、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すも、ラリアットからのジャーマン狙いは、黒潮がカサドーラで切り返して3カウントを奪い、黒潮が白星発進、竹下は黒星でスタートとなった。セミでは石川がベイリーと対戦し、空中戦を繰り出すベイリーに石川はパワーを駆使して圧倒、ベイリーは竜巻旋風脚からアルティマウェポンを狙うが、石川がニーリフトで迎撃すると、投げ放しドラゴンスープレックスから32文ミサイルキックを狙う。しかしキックで落としたベイリーはアルティマウェポンを投下も、その場飛びトルニージョはかわされてしまう。
石川はラリアットからファイヤーサンダーを狙うが、ベイリーがドラゴンスリーパーで切り返すと、もう1度アルティマウェポンを投下、だが石川はかわして二段式ジャーマンで投げ、ニーリフト、フットスタンプ、ニーリフトからスプラッシュマウンテンで3カウントを奪い勝利を収める。HARASHIMAvs石井は、HARASHIMAが腹部中心の攻めで石井のスタミナを奪いにかかる。石井は投げ放しジャーマンから顔面フロントキック合戦、石井がソバットからジャンピングハイキックを浴びせると、HARASHIMAの山折り狙いをかわした石井がタイガースープレックスを狙うが、逃れたHARASHIMAはリバースフランケンシュタイナーで突き刺し、蒼魔刀で勝負を狙うも、石井はフランケンシュタイナー、HARASHIMAはバスソーキックから再度蒼魔刀を狙うが、石井がニールキックで迎撃すると、高角度ダブルアームDDTで3カウントを奪い白星発進する。
佐々木vs彰人はエクストリーム戦で主導権を握った佐々木はクロスフェースを狙うが、彰人はダブルニークラッシャーからドラゴンスクリュー、足横須賀と足攻めで反撃、アンクルホールドで追い詰める。しかし佐々木はレフェリーと彰人を交錯させてから、彰人をイスで殴打、ダイビングエルボードロップを投下する。
佐々木は彰人のハナマサ狙いをNow or Neverで切り返すと、クロスフェースを狙うが、彰人は丸め込んでからの腕取り式サソリ固めで捕獲し、佐々木はギブアップ。彰人が白星発進する。遠藤vs高梨は、丸め込み技を連発する高梨は遠藤の鼻を摘んでチョップも、遠藤もやり返し、高梨はレフェリーと遠藤を交錯させて丸め込むも、タカタニック狙いをかわした遠藤が高梨をレフェリーに振って、拒否られた反動で戻ってきたところでテツヤ・イン・ザ・スカイを決め3カウントを奪い白星発進。
坂口vs樋口は、坂口のコブラクラッチを持ち上げた樋口がキャンバスに叩きつけ、坂口のミドルキックも左腕で刈った樋口は起き上がり小法師式逆水平、カナディアンバックブリーカーで担ぐも、轟天狙いは坂口がスリーパーで絞めあげ、コブラクラッチで捕獲してから、樋口の背中に神の右膝。最後は神の右膝で3カウントを奪い白星発進。
王者の竹下、HARASHIMA、佐々木が黒星と波乱の幕開けとなったD王GP、誰が優勝決定戦に進出するのか?
D王GP初戦、竹下幸之介に勝ちました。
本気で嬉しいよ!
俺めちゃめちゃ嬉しいよ!
油断ならず、一日休んで次は7日の大阪です。
とにかく今日は、沢山の応援本当にありがとう!#ddtpro #w_1 #prowrestling pic.twitter.com/nDyICcY4iF
— 黒潮イケメン二郎 (@IKEMEN_JIRO_W1) 2018年1月5日D王グランプリ開幕!
DDT入団から10年6ヶ月、ついに対HARASHIMA戦初勝利!
とても大きい勝利!でも、目指すは優勝!
気を引き締めて、今後のリーグ戦も突っ走ります。 pic.twitter.com/VqCNbL4G09
— 石井慧介 (@ddt_ishii) 2018年1月5日アメブロを更新しました。
『しんじゅく』#D王
【他画像4枚】
https://t.co/wcbI54sJsW
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2018年1月5日油断なんてものは無い。
勝ち続け最終戦に全てをぶつけるつもりで闘ったが負け。
うん…坂口征夫が目の前にいたという事を痛感した。
試合前に言いたいだけ言って敗北しておいてカッコ悪いのは分かってるけども軌道修正して必ず最後まで持っていってやる。
次こそは。#ddtpro#D王GP2018 pic.twitter.com/XHLIVNqOn7
— 樋口和貞 (@kazusada185cm) 2018年1月5日DDT最強を決めるリーグ戦 D王GP開幕戦!大番狂わせもあり、大いに盛り上がりました!14日の公式戦まで戦い抜いてほしい。全戦DDT UNIVERSEで生中継します。会場でもDDTユニバースでも見てください!#ddtpro#D王GP2018#DDTUNIVERSE pic.twitter.com/DGIUoDSEVZ
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2018年1月5日 -
事件続発!今年も1・5から本年度の新日本プロレスが始まった!
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月5日 新日本プロレス「NEW YEAR DASH!!」後楽園ホール 1737人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 永田裕志 中西学(7分9秒 体固め)岡倫之 ×海野翔太 八木哲大 成田蓮
※ラリアット◇第2試合◇
▼20分1本
飯塚高史 金丸義信 タイチ エル・デスペラード TAKAみちのく(8分49秒 片エビ固め)真壁刀義 トーア・ヘナーレ 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×川人拓来
※ピンチェ・ロコ◇第3試合◇
▼北村克哉7番勝負第1戦/20分1本
○ジェイ・ホワイト(7分31秒 片エビ固め)×北村克哉
※ブレードランナー◇第4試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ マット・ジャクソン ○ニック・ジャクソン(11分19秒 片エビ固め)YOH SHO ×チーズバーガー
※インディーテーカー◇第5試合◇
▼30分1本
○Cody 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ マーティ・スカル レオ・トンガ(13分20秒 アメリカン・ナイトメア)飯伏幸太 ジュース・ロビンソン ×デビット・フィンレー KUSHIDA 田口隆祐(第5試合終了後、ジュースがフィンレーの救出に駆け込む。ところが、CodyがクロスローズでKO!
そこに飯伏が入るも、オーエンズ&レオが押さえつけ、Codyがパイプイスを振りかざす。ところが、そこへケニーが割って入り、Codyの胸を何度も突き飛ばして激怒。
これにCodyも応戦し、2人は一触即発で激しく言い争う。ようやく冷静になったCodyが先に退場。そして、飯伏も退場して行く)
ケニー「BULLET CLUBの今の状態に、俺はまったく満足してない。BULLET CLUBというのは、真の意味でのチームでなくてはならない。ナンバー1でなくてはならない。そして俺には今、そのチームであるために一つのアイデアがある。何が必要か分かっている。それはスイッチブレードだ(このアピールにファンがざわつく中、赤コーナー側の花道からジェイが登場。そのままリングへ上がる。)ジェイ、俺はオマエの中に可能性を見出しているんだ。オマエの中には世界がある。まるで2015年のザ・クリーナーを見ているようだ。オマエの中にはコンプリートなパッケージが出来上がっている。だから、オマエをBULLET CLUBに迎えよう。BULLET CLUBのスイッチブレードだ」
(ファンが固唾を飲んで見守る中、ジェイはケニーに渡されたBULLET CLUB Tシャツを着る。そして、ウルフサインを掲げると、ケニーが笑顔で抱擁。ところが、ジェイがいきなり豹変し、ブレードランナーでケニーをKO! そこへ裕二郎とオーエンズが飛び込むと、ジェイは素早く花道へ非難。そして、BULLET CLUB Tシャツを脱いで親指で引き裂くアクションを見せると、それをリングへ向かって投げ捨てて退場した。その後、ケニーが辛うじて起き上がり、裕二郎とオーエンズの助けを借りて退場した。)
【Cody、スカルの話】
スカル「『WRESTLE KINGDOM』はいいショーだったよな。いいファイトウィークだ」Cody「あ!? オマエは何だ!? オマエは主役なのか!? スーパースターか!? いつからそんなに偉くなった!?」
スカル「オイ、どうしたんだよ!」
Cody「試合中だってそうだ! 1人で勝手にやりやがって! BULLET CLUBのリーダーは誰なんだ!?」
スカル「リーダーとかどうだっていいじゃねぇか! オマエはアメリカン・ナイトメアなんだろ!?」
Cody「じゃぁオマエ、1人で勝手にしゃべってろ! 俺はもう知らねぇ!(※1人で去る)」
スカル「Cody!Cody!戻ってきてくれよ!(※Codyの後を追う)」
【ケニーの話】「(ケニーが肩を借りてインタビュースペースに現れ、ベンチに座り込む自嘲気味に笑う)まったく、思ってもみなかったよ。『誰でもBULLET CLUBのメンバーになりたいんだ』とばかり思ってたよ。まったく馬鹿げた気分だ。そうか、BULLET CLUBのメンバーになるより、俺のベルトが欲しいのか。昨日、タナハシに負けたばかりだっていうのに、今度は俺のベルトを獲ろうとはいい度胸だよ。俺はトーキョードームのメインを張る男、“ベストバウト・マシーン”だ。俺の相手ができるとでも思ってるのか!? まぁ、いまのところチャレンジャー候補もいないしな。俺のベルトが欲しければ、俺がどこにいるか、オマエは分かってるはずだよな」
【ジェイの話】「(※不敵な笑みを浮かべながら)ケニーよ、なぁケニー、どんな気分だ? お前には、ほかにヤングボーイを2人従えた方がお似合いさ。お前はこれまで運が良かったんだ。BULLET CLUBに加入した。THE ELITEという仲間がいる。ほかにIWGP USチャンピオンになれたこともな。で、さらに『俺に力を貸してほしい』っていうのか? 俺は俺のやり方でやる。お前は俺の力を借りないとできないんだろ? 俺の力を必要とは考えないでくれ。俺はこのニュージャパンを変えるべく、ようやく歩み始めたところなんだ。お前にとって去年は特別だっただけさ。ニュージャパンがUSAに出て行くのとタイミングが合っただけ。お前が『世界を変えよう』と考えたのとな。悪いけどな、BULLET CLUBに入って、お前の下でやられ役になんかさせられてたまるか。俺は去年、何も残せなかった。だけど、これから俺の後ろにいろんなものを残していくんだ。すべてのものを奪い取ってやる。すべての栄光をこの手でつかみ取ってやる。昨夜はタナハシに負けてしまった。だけど、ほぼ互角だった。いや、互角じゃなく、俺の方が上をいってる。その時が来れば、スイッチブレードが光を放つ。ケニー・オメガ、やるって言うならやってやる! 俺は邪魔するものすべてを払いのけていく!スイッチブレードはすべてのものを切り裂いていく……」
【田口監督、ジュース、フィンレーの話】
田口「去年の1.5に勝ったことで“タグチジャパン”が生まれました。今日はタグチジャパンアニバーサリー」フィンレー「今夜が? そうだったっけ? おめでとう!」
ジュース「そうだったね。おめでとう!」
田口「次のNEVER無差別級6人タッグ選手権試合、ジュース、フィンレー、田口でいいじゃないですか」
フィンレー「それはいいね。このタグチジャパンがベストチームだ」
田口「レッツ、トレーニング!(※ジュース&フィンレーと控室に戻っていった)」
【KUSHIDAの話】「昨日の4WAY、『また一つIWGPジュニアヘビー級選手権がネクストステージに行ってしまったな』と、『行かせてしまったな』と思いますね。東京ドーム、いろんな試合がありましたけど、やっぱり新日本プロレスの可能性はこれからジュニアだと。今年は面白くなるでしょう。2018年、チャレンジャーで年を始めるのも悪くないでしょう!いろんなモノに挑戦していきます。そして、勝つ!」
【飯伏の話】
――試合後、Cody選手が仕掛けてきましたが。
飯伏「まぁ、昨日のやり返しというか」――結果的にはケニー選手が仲裁に入る形となりましたが。
飯伏「それはわからないですね。ボクにはわからない……誰が助けたのか……。いやぁ、それよりも昨日のCody戦の疲れが結構でましたね」――1月末には札幌でビッグマッチ2連戦もありますが、飯伏選手の標的は?
飯伏「そうですねぇ。また(Cody)がやってきたんでね。ボクはいつでもCodyと闘える準備はできてるんで、いつでもやりますよ」――その他の標的は?
飯伏「それ以外だと、今年はなにかやりますよ。それはまだ言わないけど、自分の中にはあるんでね。なにかやりますよ」◇第6試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア(14分40秒 片エビ固め)[第15代王者組]石井智宏 矢野通 ×バレッタ
※ガンスタン
☆石井&矢野&バレッタが初防衛に失敗、ファレ&タマ&ロアが第16代目王者となる【ファレ、タマ、ロアの話】
ファレ「アイツら、たったの1日かよ」タマ「24時間経ってねぇんじゃねぇか!?」
ファレ「じゃあ、最短保持記録を更新だな(笑)」
ロア「記録ってのは、破られるためにあるものだからな」
タマ「負けてもヤツらみたいに簡単に諦めて、何事もなかったかのように立ち去るなんて、恥ずかしくないのか!? しかし、昨日は新日本プロレス最大の、世界規模のステージで俺たちに恥をかかせやがったことは忘れねぇぞ! 俺たちはまたこうやってベルトを取りもどしたからには、絶対にオマエらみたいに簡単に諦めて立ち去ったりはしねぇ。このベルトは、持つべき者の元に戻ってきたんだ。そういや、“スイッチブレード”がBULLET CLUBに入りたいんだか何なんだか分かんないけど、リクルートする相手を間違えてるんじゃねぇのか!?」
◇第7試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. ザック・セイバーJr.(11分36秒 エビ固め)棚橋弘至 マイケル・エルガン レイモンド・ロウ ×ハンソン
※キラーボム(試合終了後、鈴木は棚橋をリングに上げるとストンピングを連発。タイチがイスを渡すと、鈴木はそれを棚橋の右ヒザに叩きつけ、さらにヒールホールドへ。ヤングライオンが制止しようとするも、鈴木軍がそれを蹴散らす。鈴木は自ら技を解くと、インターコンチのベルトを手にする
鈴木「ハハハハハッ!棚橋。次の標的は、オマエだ。オイ、棚橋! よ~く、聞け。俺たち鈴木軍、イチバーン!」(鈴木軍総出で棚橋にストンピングを連発。 鈴木はインターコンチから手を離すと、ヤングライオンに攻撃を加えながら花道をあとに。ダメージの深い棚橋は、ヤングライオンの肩を借りて痛々しい姿で退場。)
【鈴木の話】「言った通りだ。次の標的は、キサマだ、棚橋!そして、あの白いインターコンチネンタル。あのベルト、懸けろよ。それとも何か!?『足が痛くて出れません』か!? それとも何か!?『昨日負けたからとっとと帰ろ』とでも言うのか、オイ!? 俺が言ってる屁理屈を覆してきたのはオマエらだろ、新日本プロレス!なぁ、時には俺の話を聞いてくれ。いや、棚橋本人の気持ちを聞いてやれ。さぁ、棚橋、逃がさねぇ。ハハハハハ!(※と、目の前のカメラマンに掴みかかって控室へ連れ去る)」
◇第8試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 EVIL SANADA BUSHI 高橋ヒロム(13分50秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ 外道
※デスティーノ(試合終了後)
内藤「ブエナスノ~チェ~ス、コ~ラクエンホ~~~ル!(※大拍手) 俺は、昨日、東京ドームで、オカダに敗れました。そのことに関して言い訳するつもりはありません。ただし! ただし、2018年も、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONはさらに進化し続けることでしょう。2018年も、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONの世界、存分に、皆様、堪能して下さい(※大拍手&『内藤』コール)。東京ドーム! ではなく、後楽園ホールになってしまいましたが、今年初めての大合唱、皆様、思う存分叫んで下さい。(※以下、内藤に合わせてファンが大合唱)EVIL! BUSHI! SANADA! ヒロム! イ・内藤。ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルルナ~ブレ~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※大拍手&『内藤』コール)」(続いて内藤とL・I・Jメンバーは、リング中央で拳を合わせる。そして、1人でリングへ残った内藤が、“Abre los ojosポーズ”を決める。
ところが、そこへ突如としてクリス・ジェリコが乱入し、内藤を急襲。場内が騒然となる中、ヤングライオンたちが2人を引き離す。
しかし、内藤がジェリコに襲い掛かり、今度は邪道、ロメロ、SHO、YOHが登場。ジェリコを止めにかかるが、内藤はリングへ寝転んで挑発。
それでもCHAOSメンバーとヤングライオンがジェリコをリングから降ろすと、内藤はロープを開けて挑発。これでさらにエキサイトしたジェリコは、パイプイス、ゴング、テーブルをリングに向かって投げつける。そんな中、邪道たちがジェリコを花道まで押し込むと、内藤は投げ入れられたイスに座って余裕の表情。さらにジェリコを挑発した…)
【SANADAの話】「今日はさぁ、ジェリコに全部持っていかれたけど、オカダ、次はオマエだよ!」
【ヒロムの話】「ハッキリ言うよ。東京ドーム4WAY、俺の完全なる負けだよ。なぁ、試合形式にも負けた、アイツら3人にも負けた。それは事実。そして俺は、『どんなことがあっても、お互いリマッチをするのはやめよう』。確かに俺は言った。いいか、すげぇカッコ悪いことを言うぞ。ウィル・オスプレイ、オマエが持ってるIWGPジュニア(のベルト)が必要になった。俺のプライド、どんなにこれが恥ずかしいことだろうが、俺には関係ない。俺はオマエの持っているIWGPジュニアのベルトが必要になった。まぁ、俺から『挑戦させろ』と言わなくても、1月4日東京ドーム、TIME BOMB、1月5日後楽園ホール、TIME BOMB。2発も食らってるよなぁ。オマエも思ってることだろう。ウィル・オスプレイ、俺とやろうぜ。IWGPジュニアを懸けて、俺とやろうぜ。オマエもやりたいだろ!? いつまでもTIME BOMB食らってるばっかじゃ、オマエの気も晴れないだろ!? な!? ウィル・オスプレイ、俺とやろうぜ。な!? あ~、恥ずかしい!恥ずかしいよ!すげぇ恥ずかしいよ!自分で『リマッチしない』って言っときながら、『やろう』って言ってんだもんな。何とでも言ってくれ!俺はオマエの持ってるIWGPジュニアのベルトが必要になった。それだけなんだよ。な? 分かるか!? 分かるだろ、オスプレイ。俺とやってくれ」
【BUSHIの話】「残念だったな、CHAOS!勝ったのは、俺たちだ!これからも新日本のリング、制御不能に染めてやるぜ!EN SERIO、マ・ジ・で!」
【EVILの話】「俺は常に言っているが、IWGP及び新日本を支配していく。それはこれからも変わらねぇ。そして昨日は、(※肩にかけたタッグ王座のベルトを示し)この、もう一つのIWGPを獲ってやった。俺とSANADAがこれを獲ったからには、シングルのIWGPと同等の価値まで、コイツを持ってってやる。そして、今日、何か死に損ないの弱ぇえヤツが突っかかってきたなぁ。後藤、オメェだよ!俺が海外でなくしたベルト、オメェ持ってたな。それも返してもらうぜ。そしてオメェをまた、地獄に葬り去ってやる。よく覚えとけ!This is EVIL!Everything is EVIL!全ては……いいか後藤、よく聞けよ。そして、全てが……EVILだ!」
【内藤の話】「オイオイ、どうしたんだよ、クリス・ジェリコさん!何でそんなに熱くなってるんだよ!? 俺はよく知らないけどさぁ、彼は世界的に有名なレスラーなんでしょ? 俺のことが気になっちゃったのかなぁ。まぁ、熱くなってくれるのは構わないよ。でも、そんな彼には、あの言葉を贈りたいな。分かるだろ? そう、まさに、トランキーロ!あっせんなよ!」
【オカダの話】「ハァハァ……久しぶりの感覚を受けたよ。内藤さんじゃないらしいな。もうこっちはいつだってウェルカムだからな。お前か? まぁ、こっちは誰でもいいんだ。内藤さん以上がいるんだったら、別にソイツでもいいしな。あと、内藤さんでもいいんだ。こっちはノリに乗ってるぞ。いつでもやってやるよ、コノヤロー」
【YOSHI-HASHIの話】「内藤、テメェ。散々、人のこと足蹴にしやがって。オカダのことばかりクローズアップされるけど、元々、オカダも内藤も俺も同じ寮にいて、同じ時期を過ごしてた。内藤に至っては、このプロレスの世界に入る前から、浜口ジムで一緒に練習してた。いま、プロレス業界にいる中で一番アイツのことをよく知ってるよ。ただ、俺はまったく気に入らない。アイツ自身、『挫折した』とかいろいろ言ってるけど、俺の方が100万倍挫折してるからな。脱線しまくってるよ。でも、俺は一瞬たりとも弱音を吐いたことはねぇからな、コノヤロー。オイ、テメェ、ピーピー言って同情かってんじゃねぇ。内藤、闘いはハートだ。ケニーに負けた時も、まったく砕けてない。また、テメェとシングルやってやる。必ず、テメェとシングルやって、ブッ倒してやるからな。覚悟しとけ、コノヤロー」
【ジェリコの話】「(ジェリコはバックステージでマスコミを前に、パイプ椅子を振り回し激しく暴れまわる)ナイトー、せいぜい背後に気を付けておけ。いつ俺が来るか待ってろよ」
東京ドーム大会を終えた新日本プロレスの本年度の方向性が示される後楽園大会が開催されたが事件が続発した。
まず第5試合でCody率いるBULLET CLUBが飯伏を加えた田口JAPANと対戦、試合はCodyがアメリカンナイトメアでフィンレーを降すも、試合後に1・4東京ドームで敗れた飯伏を襲撃すると、イスでの制裁を狙うが、ここでケニーが駆けつけCodyを制止、Codyは"なぜ止めるんだ"と言わんばかりにケニーと口論となる。
ケニーはリーダーということでCodyらは引き下がり、一人残ったケニーは第3試合で北村をブレードランナーで降したジェイを呼び出し、BULLET CLUBに勧誘してBULLET CLUB Tシャツを手渡す。そしてジェイが着こんでBULLET CLUB入りかと思われたが、ジェイはブレードランナーでケニーをKOし、US王座への挑戦を表明して去り、バックステージではCodyがスカルに八つ当たりするなど大荒れとなった。
BULLET CLUBは昨年からCodyを加えたが、インディー上がりのケニーとヤングバックスを中心としたThe Eliteに対し、Codyだけでなくタマまでも不満が出始め、Codyはオカダの保持するIWGPヘビー級王座奪取に失敗、ケニーはG1公式戦でタマと直接対決し勝利を収めることで不満は抑え、Codyもタマも一応はケニーに従っているものの、火種は燻ったままだった。
ケニーが飯伏への襲撃を止めたのは、あくまで自分の獲物としたのか、かつての盟友に対しての複雑な感情なのかわからない、わかるのは飯伏やジェイを巡ってBULLET CLUBが分裂寸前だということ、裕二郎を始めとする他のメンバーも現在は黙っているが、Codyや6人タッグ王座を奪還したタマ、そしてジェイの行動次第でどう動くか、BULLET CLUBの動向に注目したい。セミでは棚橋がエルガン、ウォーマシン率いる外国人部隊と組んで、鈴木軍と対戦するが、坊主頭となった鈴木が奇襲から棚橋を狙い、試合中にコーナーに控える棚橋を強襲して、痛めている右膝を徹底的に狙い撃ちにする。試合は今大会をもって新日本を離れるウォーマシンが奮戦も、ロウがKESのキラーボムを喰らい敗戦、試合後に鈴木が棚橋の右膝にヒールホールドを決めて痛めつけ、インターコンチネンタルベルトを奪って挑戦を表明する。
メインのオカダ率いるCHAOSvsロスインゴの10人タッグ戦は、1・4東京ドームで敗れた内藤を筆頭にしたロスインゴが連係でCHAOSを分断するだけでなく、オカダの痛めている首も集中攻撃を浴びせる。最後は奮戦するYOSHI-HASHIが内藤にカルマを狙うも、SANADAがSkull Endでカットに入ると、ロスインゴが連係で蹂躙、最後は内藤がデスティーノで3カウントを奪い完勝。
試合後はBUSHIが外道をMX、ヒロムがオスプレイをダイナマイト・プランジャー、EVILが後藤をEVIL、SANADAがSkull EndでオカダをKOしてCHAOSを全滅状態にすると、内藤が締めくくろうとしたが、ジェリコが突如現れ内藤を襲撃、ジェリコはイスを投げるなどして大暴れするも、内藤はねそべりポーズで挑発するなど、大荒れのエンディングとなった。バックステージではSANADAがIWGPヘビー、ヒロムがジュニア、EVILはNEVER各王座に挑戦を表明、内藤がオカダに敗れたことでロスインゴも一気に失速かと思われたが、それぞれの自己主張によって巻き返し、新日本制圧に動き出したようだ。
内藤は一歩引いてEVILらを前面に出すのかと思いきや、まさかのジェリコの襲撃。ジェリコはドーム大会後に「明日日本を発って、もう二度と戻っては来ないだろう」と発言していたことから、当面は参戦はないと思われたが、内藤を標的にするとは、ただジェリコは「観客も全くフェアじゃなく、俺にブーイングを飛ばしてきた。しかも俺が負けて喜んでいたじゃねぇか。」と日本のファンに怒りを露わにしてきたことから、民意の高い内藤を狙ったということなのか?
ジェイを巡ってBULLET CLUBの内紛、各タイトルの行方、内藤vsジェリコと今年のテーマが定まった新日本、まず1・27、28のきたえーる2連戦が控えているが、昨年は事件が起きなかった札幌、BULLET CLUBを巡って事件が起きようとしているのか・・・【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。
次期シリーズ「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2018」は、1月12日(金)愛知・名古屋国際会議場・イベントホールにて開幕!皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw pic.twitter.com/jDFTCB8mwN
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年1月5日LOS INGOBERNABLES de JAPON
Evento principal del TOKYO DOME.
Definitivamente regresaré a este lugar. pic.twitter.com/1wqvPxTESF
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2018年1月5日
— EVIL (@151012EVIL) 2018年1月5日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2018年1月5日
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2018年1月5日All I wanted was to take a picture of bo the dog wearing the belt he earned but instead I fuckin blew it and lost the big one
— TRENT? (@trentylocks) 2018年1月5日 -
今年もやってきた1・4!オカダが民意さえも飲み込んで内藤を粉砕!ドームを揺るがしたケニーvsジェリコ、絶品の激闘!
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月4日 新日本プロレス「ブシモ 5th ANNIVERSARY WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム」東京ドーム 349995人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第8試合◇
▼ IWGP USヘビー級選手権試合 ノーDQマッチ/60分1本
[初代王者]○ケニー・オメガ(34分36秒 片エビ固め)[挑戦者]×クリス・ジェリコ
※片翼の天使
☆ケニーが4度目の防衛に成功【ケニーの話】
ケニー「今日はドリームマッチとして注目されていたが、それもこれにて終了だ。クリス・ジェリコとの、世界へ向けた一戦がな。しかし、この試合に向けたすべてに対しては感謝するぜ、クリス・ジェリコよ。彼が作り上げてきた素晴らしいストーリー、そしてプロモーションの中で言ってきた、自身が最高でスーパースターであることを、このリング上で示せたと思う。まさにミスター・メインイベントにふさわしい闘いだった。さすがはレジェンドであり、メガスター、そしてミスター・メインイベントだ、お前は。しかし、これだけで終わったとは思っていない。自分自身の夢、そしてその夢は悪夢、恐ろしさの中で渦巻いていくものだということがわかった。そして、この試合を終えて、一つの大きなことを学んだ。それはほかではなかったこと。俺のホームはここ、ニュージャパン。俺はここで働いてるし、それが終わったわけじゃない。俺の仕事はチャンピオンであり、それは終わってなんかいない。俺は人生を懸けてトップファイターの中で生き残っているんだ、クリス。ベルトを落とすことはできないし、ここを離れることもできない。そしてこれが最後の試合でもない。俺の遺産はニュージャパン・プロレスリングで引き継がれていく。サンキュー・ベリーマッチ。何か質問はあるか?」--東京ドームのど真ん中、まさに世界中が注目する中で、去年とは全く違うインパクトを残したと思うんですけど、試合を終えて今の感触はいかがですか? 去年との違いは?
ケニー「去年の試合はスペクタクルのなかでも最高にスペクタクルな闘いをしようと思っていた。美しさや持てる業をフルに使ったテクニカルで、ニュージャパンがナンバーワンであるという、すなわちケニー・オメガがいるところこそが、世界を変えるということを示したい闘いだった。しかしクリス・ジェリコとの闘いは、言葉のぶつかり合いであり、頭脳のぶつかり合い。そして夢のぶつかり合いであり、こうしたいという願望のぶつかり合いだった。お前のプロレスに対するアイデアが、俺自身のものとは異なるものであることがわかった。クリス・ジェリコはすでにレジェンドになっており、その名声はこれからも残っていくだろう。自分は自身が最高であることを去年1年間で証明してみせた。2017年だけで、歴史に残る試合を何試合もして見せてきたわけだからな。今日ここで自分たちのアイデアがぶつけ合うことができた。クリス・ジェリコよ、俺は昨年すでに素晴らしいプロレスリングを見せつけることに力を注いだが、今年は本当の意味での闘い、そして俺の強さを見せる闘いで、それを見せることができたと思う」--ケニー・オメガ選手とクリス・ジェリコ選手は同じカナダ・ウィニペグ出身という部分もあると思うんですけど、リング上で対角線に立ってみて、なにかこう、同じ部分を感じたところはありますか?
ケニー「ウィニペグは本当にとても小さな町だ。小さな町で生まれ育つと、大きな夢を持つなと教えられるところがある。その町に溶け込んで、普通であれと教えられて育ってくる。そんな中でケニー・オメガとクリス・ジェリコは、同じように闘ってきたし、苦しんできた。そして一方は何億というカネを動かす王国で、大金を生み出すロボットとして育った。それがクリス・ジェリコだ。それに対して俺は、自身のアイデア、自身の夢、オリジナリティーを生かすことで自分の道を切り拓いて、そこを歩いている。そしてニュージャパン・プロレスリングは、俺にそれを許してくれた。なにがケニー・オメガスタイルかって言えば、すべて自身の発想でやってきたということだ。一方、クリス・ジェリコスタイルっていうのは、ビンス・マクマホンというとてつもない力を持った者の下でやってきた“商品”といってもいだろう。もちろんどちらも決して簡単なことではない。同じように闘ってきたけど、歩んでる道は異なっている。それはそれでリスペクトしているよ。アメリカで億単位の大金が転がっているけど、だからといってアメリカが最高だというわけじゃない。だけど、俺にはニュージャパンの方がいいんだ。ここでは自分の思うような闘いができるし、最高の闘いができる。だからこそ、俺はここにいるんだ」--このIWGPヘビー級王座は、ケニー・オメガ選手が手にしてから、まだ1度も王座は移動していません。その点については、今後、このベルトの価値というところではどう考えてますか?
ケニー「今日、この試合に勝ったことでIWGP USベルトについても、一つのことを証明できたと思う。それは(新設されてから)1年もたってないこのベルトで、年間最大の舞台であるトーキョードームのメインイベントが務まる価値のあるものだということだ。クリス・ジェリコはUSヘビー級王座を選んだわけじゃない。彼はケニー・オメガを選んだんだ。レスラーがベルトの価値を築く。そして、レスラーが団体を押し上げる。すべてはそこにある。そして(※ベルトを指して)ここにある。自分自身が最高、最強のレスラーであることを今日、知らしめることができた。今、オカダとナイトーが闘っている。IWGPヘビー級がこの世で最高に権威があるベルトだというのなら、それを彼らに証明してもらいたい。あのべルトがメインイベントに選ばれたんだからな。俺は闘いで証明したぞ。このベルトには明日があるってことをな。このベルトには、俺の試合、ベストバウトマシンが詰まってるということと、それを見たいならこのベルトを選んだ方が賢明だということをな。文句があるヤツは、勇気を持ってぶつかって来い。俺を倒せばいい。それより優れていると見せつければいい。なんで誰もそうしてこないんだ? 俺に挑戦してきて、俺を倒すことに成功すれば、俺より素晴らしいということが示せるんだからな。だけど、俺は誰よりも運動神経がいいわけでもないし、誰よりも努力しているとも思わない。しかし、ほかの誰よりも大きくて強いハートをここに持っている。そして情熱もな。俺のその情熱というのは、ハングリー精神からくるものでもある。そして、それが俺をグレートな段階へと押し上げる。数あるアイデアの中で俺が選んだプロレスリングに対するアイデアが、この業界の未来へいざなっている。そして、このベルトがナンバーワンに運んでいってくれる。いま闘ってるナイトーとオカダ。俺に(彼ら2人は)どうかと尋ねられたなら、『ほかにあるのかと言われたら、その通りだ』と答えるだろう。俺以外となれば、あれが俺以外に残された最後のカードだ。そうじゃないっていうなら、彼らには俺以上の試合をして、それを証明してくれることを願うよ。俺はこのベルトとともに、この団体を未来に運んでいく」--2018年、幕開けの1・4東京ドームでレジェンドであるクリス・ジェリコを超えました。今年、ケニー・オメガ選手はどんな存在を目指しますか?
ケニー「今年、また(新日本は)アメリカに戻る。そしてそれは、去年よりも大きな会場だ。これから何度もアメリカに進出するのなら、このニュージャパンという大きな船には船長が必要だ。そうなったなら、俺を船長にすべきだ。もちろんIWGPヘビー級王座が俺の目標だ。だけど、それ以上に重要なのは、この団体を真の意味で世界規模にすることだ。そして、それができるのは俺しかいないと思っている。それを応援してくれる者もいれば不安に思う者もいるだろう。それが日本であれニュージーランドであれ、UK(イギリス)であってもどこでも、俺は関係なく、この団体を大きくできるのは俺しかいないと思っている。そう、俺だけなんだ。だから俺にハンドルを持たせてくれ。俺に舵を取らせてくれ。そして一緒に走っていこう。ニュージャパンをさらに大きくするために。輝ける未来に向かって。俺が先頭を切らせてほしい。この団体をナンバーワンにするために。そしてそこに連れて行ってあげよう。ということで、グッバイ&グッナイト……Bang!」【ジェリコの話】
※ジェリコはインタビュースペースに姿を現すと、目につく物全てを蹴飛ばし、手に持ったベルトを叩きつけたりと大荒れ。
ジェリコ「オマエら、何が聞きたいんだ!? あ!? 聞けよ、何でも答えてやるから!」──世界が注目する中でのケニー・オメガとの一戦、戦い終えて今、どんな感触、感想をお持ちですか?
ジェリコ「どうだったと思う? どんな気持ちだったかだと!? 考えてみれば分かるだろ!? 日本でこれまでで最高の試合ができたかもしれないが、自分は負けてクソみたいな気分だ。ここはケニーのホームだった。観客も全くフェアじゃなく、俺にブーイングを飛ばしてきた。しかも俺が負けて喜んでいたじゃねぇか。注目の試合? そんなのどうでもいい。『これが日本か!?』それが感想だ」──去年の1・4ドームに比べて、明らかに多くの外国人観客が立ち上がってジェリコ選手に声援を送っていました。そこについては?
ジェリコ「1人1問だ! 誰か他の記者が質問しろ! 欲張るな!」──試合中に冬木弘道さんのパフォーマンスをしていたのは?
ジェリコ「冬木は真の日本の戦士だからだ。彼こそ天才であり、プレスやファンのことを気にせず自分のことだけをやり遂げた人だった。彼を尊敬しているし、その思いからアレをやったんだ」──WWEの日本公演では日本のファンはあなたに大声援を送っていたと思います。「日本のファンは変わってしまった」と感じたということでしょうか?
ジェリコ「そんなことは関係ない」──日本にはまた戻ってくるのでしょうか?
ジェリコ「それはオマエには関係ない。ノーコメントだ。……今日、この試合がレッスル・キングダム史上最高の試合だったはずだ。ものすごく計算されていて、観客もエキサイトしていて、バズりまくった。そしてこれが新日本プロレスを次のレベルに押し上げたことだろう。ブレイクスルーになったはずだ。それを、ケニー・オメガとクリス・ジェリコが、アルファVSオメガが実現させたんだ。今日、負けはしたが自分自身のパフォーマンスに恥ずべき点は一切なかった。誇らしく思うし、俺たちは素晴らしい試合を見せられたと思う。そして新日本プロレスを世界的に次のレベルに押し上げたことをすごく誇りに思っている。観客動員数もこれまでにない大きな数字を叩き出したと聞いている。それも、アルファVSオメガがレッスルキングダム12で実現したからだと思う。しかし今日の試合に負け、日本のファンのリアクションを見て、明日日本を発って、もう二度と戻っては来ないだろう」◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(34分26秒 片エビ固め)[挑戦者/G1 CLIMAX 27優勝者]×内藤哲也
※レインメーカー
☆オカダが9度目の防衛に成功(試合終了後)
外道「オイ、内藤! オメェも間違いなく超人だよ。スゲェレスラーだよ(※大拍手)。東京ドームに集まったファン、世界中のファンに、自信を持って言ってやるよ、オイ! もう2度と! 誰1人! レインメーカーを止めることはできねぇ。何でかわかるか、オイ!?(※場内期待の声) ……レェェベェルが違うんだよ、コノヤロー!(※大歓声&大拍手) プロレスの歴史に残るであろう、この『WRESTLE KINGDOM 12』の最後は、もちろん、この男に締めてもらおう。完全無欠のIWGPヘビー級チャンピオン、レレレレインメーカー、カズチカ・オカダ!(※大歓声&大拍手)」オカダ「みっつ、言わして下さい(※大歓声&一部からブーイング)。ひとーつ! 内藤さん…。内藤さーん! 東京ドームのメインイベント、どうだった!? 最高に気持ちいいだろ? そして! 勝つとな、もっと気持ちいいぞ、コノヤロー!(※大拍手) またやろうぜ(※大歓声)。東京ドームのメインイベントで、もう1回やろうぜ(※大歓声&大拍手)。ふたーつ!……今日は、東京ドーム、凄いお客さん…。どうも! ありがとうございました(※大歓声)。でも、ライトスタンド、ガラ空き。レフト、ガラ空き。上のほうも空いてるトコ、まだまだある…。レインメーカーに、任せなさい。しっかり! 超満員札止めの! 東京ドームを見せてやるからな(※大歓声&大拍手)。みっつ!(※場内期待の声) 特にあるぞ(※場内驚き)。今日勝ったオカダ(の)ファン、うれしいかもしれない、ハッピーかもしれない。内藤さんのファンは悔しいでしょう。BULLET CLUBのお客さんだって、鈴木軍のお客さんだって、レインメーカーがいまここに立ってるの、納得できない人もたくさんいると思います。でも俺は! 俺のプロレスで全員満足させて、ハッピーにしてやります(※大拍手)。いままでは、レインメーカーとして“カネの雨”しか降らせて来なかったですが、2018年、“感動の雨”“驚きの雨”“幸せの雨”、いろんな雨を降らせて行きたいと思います。でも! 1番は“カネの雨”。というわけで! 2018年も!! 新日本プロレスにー!! カネの雨が降るぞー!!(※大歓声)」
【オカダの話】
※CHAOSのメンバーが全員、インタビュースペースでオカダを待ち受け、オカダが外道とともに現れると、拍手で祝福。用意されたビールを各々手に取ると、ロッキー・ロメロの「カンパーイ!」の合図で乾杯。
──9度目の防衛おめでとうございます。今の率直なお気持ちをお聞かせください。
オカダ「そうですね、ま、まだまだこういう戦いをやっていかなきゃいけないんだなと。それがオカダ・カズチカの使命なんだなと思っております」──ドームのメイン、最後のカードとしてはこれが4年連続となりましたが、改めてこのドームのメイン、どんな舞台だと感じましたか?
オカダ「やっぱり気持ちいいですね。お客さんの数もどんどんどんどん増えていってますし、そこで試合して勝って。ま、それは僕しか、オカダ・カズチカしかできないんじゃないかなと思いますね」──その中で今日の相手は勢いのある内藤選手でしたが、改めてどんなレスラーだと感じましたか?
オカダ「いや、すごいなと思いました。入場の時の大・内藤コール。僕も入場の前に控えてて聞こえましたし、『こりゃやべぇな』と思いましたけど、リング上に立てば、そんなことは関係なかったことで、内藤さんは強かったです。勢いもかなりありました。でも、僕の方が強かったというだけだと思います」──その中で、ドームのメインを戦ってきた経験の差というものがオカダ選手にあるのかなと思いましたが。
オカダ「そうですね。でも、今日の東京ドームのお客さんも、毎年毎年、経験したことのない東京ドーム大会になってますんで、また来年、お客さんも増えて、誰とやるか分かんないですけども、また経験したことのない東京ドーム大会になって、またレスラーとして成長してしまうんじゃないかなと思いますし。やっぱり、来年もオカダ・カズチカしかいないんじゃないかなと思いますね」──試合前は、歓声の比率が0対10でもいいとおっしゃってましたが、それでもオカダ選手が勝った時は大きな声援が上がっていたと思います。どのように聞かれましたか?
オカダ「正直、聞く余裕はなかったですね。ワーワー言ってるだけというか。そこにはオカダ・コールも内藤コールもなかったと思いますし。みんながしっかり応援して、その時のどういう声か分からないですけども……『よっしゃ!』なのか『あーあ……』なのか分からないですけども、そういういろんなものが混ざった歓声だったと思いますね」──今日の勝敗を分けたポイントは?
オカダ「やっぱり、このIWGPのベルトを守ることを目標にしてきた人間と、メインイベントに立つことを目指していた人間の違い、そこの差が出たんじゃないかなと思いますね。やっぱりベルトに対しての執念というのは、僕の方が上回ってたと思います。内藤さんも、またどんどんどんどん、東京ドームのメインイベント、立つだけで満足なんてできないと思いますし、どんどんどんどんこのベルトが欲しくなってくると思いますんで、またベルトを懸けて。それが東京ドームのメインだと、また意味があるんじゃないかなと、4年前とはまた違う意味があるんじゃないかなと思います」──やはりIWGP王者としてベルトを持つことが大きいということでしょうか? 内藤選手は、ベルトがなくても輝けるとおっしゃってましたが。
オカダ「まぁ、どんどんどんどん輝いてもらえばいいんじゃないかなと思います。別に1人だけ輝かなきゃいけないなんていう、そんなルールはないですし。内藤さんは内藤さんで輝いてもらえばいいと思います。それが棚橋さんでも、ケニーでも、誰でもいいと思いますし、そこは勝手にどうぞ、輝いてもらって。まぁでも、一番ど真ん中で輝いているのは、IWGPヘビー級王者、オカダ・カズチカということだと思いますんで、僕のまわりでは勝手に輝いてください」──今回、9度目の防衛ですが。
オカダ「次で2ケタですか。僕は前も防衛8回だったので、9回という新たなところに来たと思いますし、別に目指してたわけじゃないですけど2ケタっていうのも見えてきましたし、それを目指してるわけじゃないですけどV11っていうのも見えてきてますし。それはそれで楽しみっすね。どんどんどんどん防衛して、何か記録を作りたいわけじゃないですけど、しっかり防衛して、リング上で言ったように感動だったり驚きだったり、ハッピーだったり、いろんな雨を降らせていきたいなと思います」──王座保持期間も最長記録を更新中ですが。
オカダ「それもしっかり……その記録を伸ばしたいというよりも、僕はずっとチャンピオンでいたいだけなので、ずっとチャンピオンでいられるように、2018年もしっかりやっていきたいと思っております」──この1年はどんな1年にしていきたいですか?
オカダ「今日のお客さんの数が、2017年に僕たちがやってきたことの結果だったり期待だと思ってるんで、2019年にもっとお客さんが入るように、しっかりどんどんどんどん盛り上げて、プロレスの、新日本プロレスのすごさっていうのを、日本全国、世界中に知らしめていきたいなと思っております」──今日はパンタロンを新調されて、お客さんからどよめきも起きていましたが、どんな意味が?
オカダ「ま、気分転換です。僕もずっと同じコスチュームでやってるっていうのも、自分としても新たな刺激が欲しいと思ってましたし、そういう意味でちょっとコスチュームを変えました」
(※質疑応答が終わり、立ち上がったところで)これだけお客さんが入ったんで、オーナーにボーナスもらわないと。全選手、全社員に、オーナーからボーナスごっちゃんです」【内藤の話】
※内藤はフラフラとした足取りでインタビュースペースに現れる。
内藤「俺は、負けてなんかいねぇよ。勝つまで、何度でもやってやるよ! ……とか言うレスラーいるけどさぁ、俺はそういうの嫌いだから。今日はスリーカウント聞いたのは事実だからね。まぁ、勝った者が全部、素晴らしいんでしょう。勝った者が全て正しいんでしょう。いや、非常に悔しいですよ。オカダにも、そしてお客様にもかつて笑われましたよ。『東京ドームのメインが夢か』って。でもさぁ、これは俺が、中学3年生の時に立てた目標だから。これ、俺は大事にしてきたから。誰に笑われようと、大事にしてきた夢だから。まぁ、今日、俺は何か一つ、ゴールを迎えたっすかね!? まぁでもそれは、中学3年生の時に立てた目標のゴールであり、今日、ゴールを迎えた時点でまた新しい夢が見えてきましたよ。レスラー内藤哲也としての夢が、出てきましたよ。まぁ、また次の機会に発表しますよ。今、一つ言えることは、俺は必ず、またこの舞台に戻ってくるから。東京ドームでの大合唱、皆様、楽しみに待っててください。じゃあ、明日後楽園ホールで試合あるんでね、みなさんも来てくれるんでしょう? 明日、また後楽園ホールでお会いしましょう。(※フラつきながら)アスタ・マニャーナ、アディオス!」今年も迎えた新日本プロレス1・4東京ドーム、今年のダブルメインの第1試合ではケニーの保持するUS王座にWWEで数々のタイトルを総なめにしてきたジェリコが挑戦、試合形式はノーDQマッチとして行われたが、ジェリコはセコンドのヤングバックスとハグしているケニーを襲撃、試合開始のゴングは鳴らされず慌てて若手らが制してから、改めて試合開始。開始からいきなり殴り合う両者だったが、ケニーがフランケンシュタイナーを仕掛けると、ジェリコはウォール・オブ・ジェリコで切り返し、ケニーがスライディングキックで鉄柵外へジェリコを出して、スワンダイブプランチャを発射も、ジェリコがかわしたためケニーは英語実況席に直撃、ジェリコは場外でウォール・オブ・ジェリコを敢行し、海野レフェリーが制止に入るが殴り倒してから、若手にもウォール・オブ・ジェリコを敢行するなど、気性の激しさを見せるが、ケニーもイスやTVモニターを投げつけて逆襲、仰向けのジェリコにテーブルをセットしてから、鉄柵上でのフットスタンプを投下する。
ロープ越しで両者は殴りあい、ケニーがスワンダイブを狙うが、ジェリコは三角飛びドロップキックで迎撃すると、テーブルをセットしてテーブル貫通パワーボムを狙うが、ケニーが抵抗したため場外パワーボムに切り替え、リングに戻ったジェリコはコーナーからのバックハンドエルボー、セカンドロープからミサイルキックと猛攻をかけるが、ケニーが張り手、逆水平の連打で応戦、だがジェリコもバックハンドエルボーから本家ライオンサルト、故・冬木弘道へのアピールでポージングを取るなど、ジェリコペースで試合が進んでいく。
後手にまわったケニーはフランケンシュタイナーでラリアットでジェリコを場外へ追いやるとノータッチトペコンを命中させ、ケニーはコタロークラッシャー、蒼い衝動でペースを掴み、Vトリガーを狙うが、ジェリコは胴タックルで迎撃しジャックナイフ式エビ固めで丸め込み、、ジェリコはサムソンクラッチからウォール・オブ・ジェリコで捕獲、だがコーナー下まで逃れたケニーはリング下からコールドスプレーを持ち出して噴射して脱出し、コーナーにイスをセットするが、ジェリコが逆襲してケニーをコーナーのイスに何度も叩きつけて、ナックルで流血に追い込み、ケニーはVトリガーで反撃してドラゴンスープレックスを連発、そして後頭部へニールキックから片翼の天使はジェリコが逃れるもドラゴンスープレックスで投げるが、突進したところでジェリコがイスでフルスイング、ジェリコはケニーの背中をイスでメッタ打ちしてから、コーナーからのイスを縦から一撃、ジェリコがイスを持ってコーナーもケニーがVトリガーで迎撃しジェリコはテーブルに転落し貫通させる。
リングに戻ったケニーはショートレンジのVトリガーの連打からVトリガー、垂直落下式リバースタイガードライバー、Vトリガーから片翼の天使で勝負を狙うが、ジェリコが回転エビ固めからウォール・オブ・ジェリコで捕獲、まさかの反撃を受けたケニーはロープに逃れ、ジェリコのコードブレーカー狙いはケニーがVトリガーで迎撃してから片翼の天使が決まったが、ロープブレークで逃れられてしまう。
ケニーはコーナーへ登り、ジェリコが追いかけて雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ケニーが崩してジェリコの顔面がコーナーに直撃し、ケニーはVトリガーからカミカゼ、ムーンサルトはかわされて着地したところでジェリコがコードブレーカーが炸裂も、カバーが遅れてカウント2でキックアウトされてしまう、、ジェリコはまたイスで殴打からライオンサルト狙いは、ケニーがイスを投げて阻止してからイスの上での片翼の天使を決め3カウントで王座防衛、ジェリコも絶品の試合を見せてくれたが、ケニーが見事に振り切った。メインで行われたオカダvs内藤のIWGPヘビー級王座をかけた頂上対決は、ケリーvsジェリコが激戦だったことで、二人の試合に重いプレッシャーもかけられる一戦となった。
序盤は内藤がマイペースながらもオカダの動きを読みきるかのように散々焦らし、場外でも焦らしまくった内藤がリングに戻ったところでオカダがストンピングを落とすも、内藤はバックハンドエルボー、ヒップトスからスライディングキックで返し、コーナーミサイルはオカダがキャッチし、内藤をコーナーにセットしてからのドロップキックを発射して場外へ落とし、オカダが鉄柵に叩きつけてからビックブーツで鉄柵外へ出すも。内藤は鉄柵を使ってのネックブリーカーで返し、内藤はエプロンでのネックブリーカー、リングに戻ってミサイルキック、内藤は首筋へのエルボーの連打、変型バックブリーカーから後頭部へ低空ドロップキック、コーナーミサイル、ネックブリーカー、ネックロックで執拗に絞るなどしてオカダの首攻めを展開する、
逃れたオカダはDDTで反撃しエルボーの連打からエルボーアタック、場外へ逃れた内藤にオカダはリングを半周ダッシュしてからビックブーツを浴びせると、鉄柵を使ってハングマンDDTと流れを変えるが、リングに戻った内藤はオカダは串刺しエルボーはかわして、ロープ越しでの変型バックブリーカー、ブリティッシュフォールと繰り出す。しかしオカダはフラップジャック、リバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップで反撃し、レインメーカーを狙うが内藤は阻止も、内藤のトルネードDDTをキャッチしたオカダはコブラホールドで捕獲する。
串刺し狙いは内藤が迎撃してエプロンに出たオカダに水面蹴り、トップロープを使ってのネックブリーカーから雪崩式リバースフランケンシュタイナーを決めると、内藤はグロリアからスターダストプレスで勝負を狙うが、かわされて自爆となり、エルボー合戦は内藤が連打で押し切ってから浴びせ蹴りも、オカダはジョン・ウーで応戦、だがドロップキック狙いは内藤は先にジャンピングエルボーアタックを命中させる。
内藤は雪崩式を狙うが、オカダが鋭いエルボーで落としてミサイルジョンウーを発射も自爆、内藤はまたスターダストを狙うが、オカダがバックを奪ってロープを掴んで抵抗する内藤にジャーマンで投げてからのレインメーカーは、かわした内藤はジャンピングエルボーアタック、キャッチしたオカダはレインメーカーも、内藤はカウント2でキックアウトする。
オカダはツームストーンパイルドライバーを狙うが内藤が不時着、延髄斬りもかわしたオカダはコブラホールドで捕獲、しかし内藤はデスティーノで切り返し両者ダウン。内藤は崩れるオカダにエルボー、オカダも打ち返すが、内藤が連打から顔面に張り手、突進する内藤にリバースネックブリーカーを狙うが内藤はヘッドシザースドロップで切り返してからデスティーノを狙うが、オカダはレインメーカーで切り返し、オカダはレインメーカーも内藤はランニングデスティーノで切り返す。
勝利を確信した内藤はデスティーノを狙うが、オカダがエルボースマッシュで阻止し、内藤は延髄斬りから突進も、オカダはドロップキックで迎撃してからツームストーンパイルドライバー、そしてレインメーカーは内藤がデスティーノで切り返し、もう1発を狙うもオカダが旋回式ツームストーンパイルドライバーで切り返してからレインメーカーで3カウントを奪い王座を防衛した。Numbersでの総選挙でも1位となり、G1優勝、プロレス大賞2年連続受賞と内藤は民意を武器にしてオカダに迫った。だが民意を背負っているということは、それだけかかるプレッシャーも大きいということ、オカダは声援だけでなくブーイングやプレッシャーも全てを背負ってきた。内藤は確かにベルトを越えた存在でもあるが、団体を背負って立つ器ではない、オカダが民意だけでは新日本の頂点に立てないことを見せつけた試合だった。
今回の東京ドーム大会は34995人を30000人越えを達成、あと5人で35000の大台に乗るところだった。しかしオカダは空いている両側スタンドなどを指差した、オカダだけでなく新日本もこれで満足してはいけないということか、次なる目標は40000人かもしれない。
<第0~7試合はこちら>本日の1.4東京ドーム大会の観客動員は「34,995人」をマーク!
全国各地から、そして世界各地から、たくさんのお客様のご来場を頂き、誠にありがとうございました!#njpw #njwk12 pic.twitter.com/v9TBVe0AqU
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年1月4日イッテンヨン東京ドーム!
最高でした!
みんなありがとう!
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2018年1月4日Regardless of the match result, #AlphaVsOmega at #WK12 #njwk12 was a fight with no clear victor. Sometimes, those are the best ones. Thanks to everyone around the world for watching. #ChangeTheWorld pic.twitter.com/E9QMobqxWo
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2018年1月5日And that is how it’s done kids…. #WrestleKingdom12 #AlphaVsOmega
— Chris Jericho (@IAmJericho) 2018年1月4日1.4今年も感動をありがとうございました❗❗
やっぱりプロレスラーの皆様は、超人です❗❗
このあと25時10分からテレビ朝日で放送されるワールドプロレスリングお見逃しなく❗❗#みんなでプロレスイッテンヨン #njwk12 pic.twitter.com/fuOSsdjfT0
— 松井珠理奈(ハリウッドJURINA) (@JURINA38G) 2018年1月4日新日本プロレス東京ドーム大会にご来場、及び各種メディアでの観戦、誠にありがとうございました。お陰さまで最高の大会になりました。引き続き応援よろしくお願いします。またツイッターのトレンド世界一になったこと本当に嬉しいです。大感謝!!
— 木谷高明 (@kidanit) 2018年1月4日 -
プレッシャーに飲まれたジェイがぶっつけ本番の棚橋に完敗、後藤に敗れた鈴木は自ら髪を刈る…
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月4日 新日本プロレス「ブシモ 5th ANNIVERSARY WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム」東京ドーム 34995人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼1分時間差バトルロイヤル ~ニュージャパンランボー
○垣原賢人(32分6秒 片エビ固め)×チーズバーガー
※カッキーカッター
[退場順][1]デリリアス [2]北村克哉 [3]BUSHI [4]レオ・トンガ [5]中西学 [6]北村克哉[7]チェーズ・オーエンズ[8]獣神サンダー・ライガー[9]エル・デスペラード[10]タイガーマスク[11]TAKAみちのく[12]金丸義信[13]ジノ・ガンビーノ[14]トーア・ヘナーレ[15]YOSHI-HASHI[16]デビット・フィンレー[17]高橋裕二郎[18]小島聡[19]天山広吉[20]チーズバーガー【垣原の話】
──ニュージャパンランボー優勝おめでとうございます。久々のリングだったと思いますが、この東京ドームの雰囲気、いかがでしたか?
垣原「最高のひと言ですね。本当に感無量と言いますか、たくさんのみなさんの声援が聞こえて、本当に胸が熱くなりました」──入場テーマが鳴って、入った瞬間の歓声は爆発するような勢いがあったと思いますが。
垣原「本当に、興奮しました。ありがたいです」──ご自身も病と戦いながら、このリングを迎えることになったと思いますが、どんな思いでリングに向かったんでしょうか。
垣原「自分が元気になった姿をみなさんにお見せして、感謝の気持ちを伝えたいなと。今まで、いろんな形でみなさんが応援してくださったので、感謝の気持ちを、元気になった姿を見せることで恩返ししたいと、そんな気持ちで上がりました」──実際、そのリングに足を踏み入れてみて、どうですか、今?
垣原「入った時はフワフワした感じで、舞い上がってましたけど、本当にリングに立ててよかったです」──現役のレスラーたちと肌も合わせて、ファンからの歓声も受けて、エネルギーをもらったんじゃないですか?」
垣原「そうですね(笑)。天山さん、小島さんの一発一発は重かったですけどね、やっぱり。さすが現役選手。本当に、身体がきしむほど痛かったですけど、それが僕への熱いエールに感じて、それも心地よかったです。あとファンのみなさんの暖かい声援、本当に最高でした。戻ってきてよかったなという気持ちです」──最後にリングでおっしゃっていましたが、ご自身も病と戦われながら、そして髙山選手も今、リハビリをしながら戦っています。そこについては?
垣原「彼なんか、僕に比べたら全然トップ選手ですから。メンタルも強いし。今、確かに窮地に追い込まれてるキツい状態でしょうけども、彼なら必ずここからカムバックして復活すると、僕は信じてます。そう願ってます」──髙山選手のTシャツを着てきたところにも強い意志を感じるんですけども。
垣原「今回、東京ドームのリングに上がったことを、彼に一番伝えたいし、彼にこの熱い思いが届いて、それが少しでも回復の役に立てばと思ってます」──今日、21人のレスラーが出てきた中で勝ち抜いたというのは、髙山選手にいい報告ができるんじゃないですか?
垣原「そうですね。パワーになるんじゃないかなという風に思います」──この1年間の、すごくいい滑り出しができたんじゃないかなと思います。どんな2018年にしたいですか?
垣原「まだまだ自分は大きな夢を持ってます。でもそれを実現させるためには、このガンという病気を必ず克服しなければなりません。今も決してまだ完治したわけではないので、病気と向き合いながら、しっかりと治療も行いながら、完治目指して、そして大きな夢を叶えていきたいなと思います」──その夢とはどういう夢なんでしょうか?
垣原「たくさんあるんですけども、ちょっと大きすぎるんで、みなさんにビッグサプライズでそれを表現したいと思います」──今回のこのオファーをもらった時は、どういう気持ちでした?
垣原「正直、自分なんかで大丈夫なのかなというところはありました。ただやっぱり、同じ病に苦しんでいる人たちの希望の光になりたいという気持ちもありますし、そして何よりも、髙山選手に熱いエールを送りたいという気持ちで、逃げちゃいけない、負けちゃいけないと。正直、こんなに大勢の前でリングに上がるのは本当に怖かったですし、レスラーのみなさんと対峙するのはすごく勇気がいりましたけど、“逃げちゃいけない”という部分で、お引き受けいたしました」──逆に決断した後は、この1・4東京ドームのリングに上がるということが大きなエネルギーになりましたか?
垣原「そうですね。決まってからトレーニングし始めて、身体の調子がよくなった感じがしますね。免疫力が上がったと言いますか、そんな感じがします。好きなんでしょうね、目立つことが(笑)」◇第1試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ニック・ジャクソン マット・ジャクソン(18分49秒 シャープシューター)[第54代王者組]SHO ×YOH
☆SHO&YOHが初防衛に失敗、ニック&マットが第55代王者となる【ニック&マットの話】
ニック「質問はあるか?」──おめでとうございます。5年連続の東京ドームでのタイトルマッチで、新王者となりましたが、いまのお気持ちは?
ニック「マットがいまどういう気持ちかはよく分かるよ。彼は開始から5分ぐらいで腰を痛めてしまって、そこからは20パーセントぐらいの力しか出せない中、戦い抜いた。それは素晴らしいと思う。今、5年連続と言っていたが、その通り、俺たちはこの東京ドームで5年連続、タッグマッチをやってきた。そしてこの5年間、俺たちの相手は常に“キラー”と言ってもいいぐらい最強のチームだった。そのキラーマッチを、このビッグショーの中で、俺たちは素晴らしい戦い方でやり抜いてきた。これで東京ドームでは3勝2敗という成績になったが、俺たちにとっては5勝0敗と言ってもいいぐらいのいい試合をしてきたので、今はとてもいい気分だ」(※ここでROPPONGI 3Kがインタビュースペースに乱入)
ロメロ「オイ、クソヤロウども! 再戦しろ!!いつでもどこでもいいからもう一回やれ! 世界一のタッグチームなんだろ!? やれよ!」ニック「あぁ!? 俺たちだっていつでもどこでもやってやる! 試合決定だ! マットはケガして20パーセントしか出せなかったのに、お前らは負けたんだぞ!」
ロメロ「何だと!? 1・2・3・ナカスゾ! 1・2・3・シバクゾ!」
ニック「どこでやりたいんだ? どこがいいか言ってみろ!」
ロメロ「サッポロだ!サッポロで再戦だ!」
ニック「サッポロ!? まだ寒いだろ!」
マット「でもいいぞ、サッポロいいじゃねぇか! やってやるよ!」
ニック「もう一回やってまた負けても知らねぇぞ!」
ロメロ「今日はアクシデントで負けただけだ!!見てろよ!」
(※ROPPONGI 3Kは控室へ)
ニック「質問は以上!もう時間だ!最後に1枚だけ写真を撮らせてやるから早く撮れ!!」
(※と、ポーズを取って撮影タイムへ)◇第2試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ガントレットマッチ/60分1本
[挑戦者組]○ザック・セイバーJr 飯塚高史 タイチ(6分5秒 レフェリーストップ) [挑戦者組]マイケル・エルガン ×レイモンド・ロウ ハンソン[挑戦者組]石井智宏 ○矢野通 バレッタ(0分41秒 横入り式エビ固め)[挑戦者組]ザック・セイバーJr 飯塚高史 ×タイチ
[挑戦者組]石井智宏 ○矢野通 バレッタ(3分29秒 横入り式エビ固め)[挑戦者組]真壁刀義 ジュース・ロビンソン ×田口隆祐
[挑戦者組]石井智宏 矢野通 ○バレッタ(6分48秒 エビ固め)[第14代王者組]バットラック・ファレ ×タマ・トンガ タンガ・ロア
※デュードバスター
☆ファレ&タマ&タンガが初防衛に失敗、石井&矢野&バレッタが第15代王者となる【バレッタ、矢野の話】
バレッタ「(※マイクを見て)話していいのか? (※マイクを手に取って)真ん中に座らせてくれて、ありがとう。前のツアーではベストフレンドであるチャッキーTと組んでいたのは、みんな知ってる通りだ。だけど今日、また新たな2人のとても素晴らしいフレンドができた。ここにいるヤノサン、イシイサンだ。2人はどう思う?」矢野「この勝利は、チャッキーTと彼(バレッタ)の愛犬“ボ―”に捧げます!(※と言って拍手する)」
【田口監督の談話】
※サッカーボールを手にインタビュースペースにやって1人来て……。
田口「やっちまいました……やっちまいました。2018サッカーワールドカップ、タグチジャパンは全力で応援します。以上です。何かありますでしょうか?」–きょうはキャプテンマークを(左上腕部に)巻いての……。
田口「そうですね、キャプテン……コーチですね、コーチ。コーチの“C”です。よろしくお願いします」–今日はタグチジャパンの5期メンバーでの闘いだったと思うんですけど、監督自ら3カウントを取られてしまう形となりましたが、その点についてはいかがですか?
田口「そうですね。それはもう、誰が悪いというわけじゃなくて、これはチーム全員が……別に僕が悪いというわけじゃなく、チーム全員で闘った結果、こういうことですので、誰を責めるわけでもなく、“ONE FOR ALL、ALL FOR ONE”です。責任も1人の誰かが背負うものではなく、責任はみんなで負うということです。なんで、監督の私が悪いというわけではありません、ハイ」–(監督)続投ということですか?
田口(※キッパリと)続投です! まだわかりませんけど。このガントレットマッチという試合形式自体に疑問を感じておりますので。ええ……別に、あの、IWGP実行委員会を否定するわけじゃなりません。IWGP実行委員会様あっての我々ですので。ただ、誰が責任を負うというわけじゃありませんが、ジュース選手、真壁選手、タグチジャパンを応援してくれた皆さんに、謝りたいと思います。(※立ち上がり、深々と謝罪の礼をして)大変申し訳ございませんでした!(※しばらく頭を下げたまま。シャッター音が鳴り響く)」–今日、闘いのテーマの中に“インスタ映え”というのもあったと思うんですが、今日の闘いぶりはインスタ映えしそうですか?
田口「そうですね……インスタ映えする場面があったと思います。ファンの皆様はぜひ、ハッシュタグ・タグチジャパン、カタカナで“タグチジャパン”でお願いします。漢字で“田口”と書く方がいらっしゃいますけど、すべてカタカナで“タグチジャパン”と……。ハッシュタグを付けてツイート、SNSですね、あげていただくとタグチジャパンが広がりましてグッズが売れますので……。ぜひ拡散の方、よろしくお願いします。拡散キボンヌ……よろしくお願いします」–今年はサッカーでいうとワールドカップがありますけど、タグチジャパンとしてはこの1年、どんな1年にしていきたいですか?
田口「そうですね……まあワールドカップがありますし、冬季オリンピックですか、ありますので、そちらの方もしっかりと応援して、2018年は話題に事……なんですか、話題豊富ですのでね、しっかりいろんなスポーツを応援していきたいと思います。そしてそして2020年、東京オリンピックをサポートしていくという所存でございますが、なにぶん2017年の後半の勢いの落ち方が凄まじかったですので、まずはワールドカップと冬季オリンピック、平昌ですか? のお力をお借りしまして、なんとか2018年もタグチジャパンを続けていければと思います。ありがとうございます」(※立ち上がり、サッカーボールを手にして)
田口「今朝一番、スポーツ店に行って19,000円で買ってきたボールもご利益はありませでしたが、公式ボールを勝ってきましたので、これからも(サッカーワールドカップを)応援していきたいと思います。ありがとうござました」◇第3試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○飯伏幸太(15分8秒 片エビ固め)×Codywithブランディ・ローデス
※フェニックススプラッシュ【飯伏の話】
飯伏「無事、勝ててよかったです」
──試合を振り返ると?
飯伏「僕はタイトルマッチだと、ずっと思ってました。それが、向こうがアメリカでタイトルを落としたということで、それでも変わらず僕は、タイトルマッチと同じ意気込みで挑んだというか。いつも言うんですけど、いつもMAX、どの試合も全力で。今日も全力でやりました」──死力を尽くした中でのこの勝利は、どんな意味を持ちますでしょうか?
飯伏「いやもう、メチャクチャうれしいですね」──Cody選手はアメリカンスタイルで、飯伏選手とは全く違ったと思うんですが。
飯伏「最初のスタート時点では、アメリカンスタイルなのかなとすぐに感じましたけど、でも途中からは完全に引き込めたんじゃないかなっていう、こっちのスタイルに。どう思いましたか?」──久しぶりに帰ってきたこのドームの舞台でしたけども……
飯伏「3年ぶり。3年ぶりに帰ってこれて、本当に……最高ですね」──最後は封印していたフェニックス・スプラッシュも解禁しましたが。
飯伏「もう、最後の……ファンのために、自分のために、解禁するしかなかったです」──去年の11月には棚橋選手のインターコンチネンタル王座に挑戦して一つ殻を破り、今日また一つ殻を破ったかと思いますが、この2018年は飯伏選手にとってどんな年にしたいでしょうか?
飯伏「2018年は、何か起きますよ。ここで! 新日本プロレスで、何か起きますよ。何か起こします」──カミゴェを何度も切り返されましたが。
飯伏「今までそんなに切り返されてこなかった技だったので、研究してたのかなと思いますね。終わってみてですけど、やっぱりWWEスーパースターだなと、感じました。それは試合中に感じましたね。もちろん入場とか含めてですけど、それ以外でも、素晴らしかったです。これは別に勝てたから言うわけじゃなくて、もっとやっていけば、もっと素晴らしい試合ができるんじゃないかなと。もっとやってみたくなりましたね」──WWEのスーパースターというだけでなく、彼の血筋も素晴らしいものなわけですが、そういう部分でアメリカンプロレスの奥の深さを感じるところはありましたか?
飯伏「そうですね。僕の中にアメリカンプロレスがほとんどないので、もっと体感したいなと、経験したいなと思いました。Cody選手ともそうですけど、他の外国人選手ともやってみたいです」──Cody選手のことを狂ってると言ってましたが、実際やってみて、狂ってましたか?
飯伏「いやいやいや、狂ってましたよね? 狂ってましたよ。途中で場外に投げられたヤツ、アレは一体何だったのかっていう。アレもやっぱり狂ってたっていう感じでしたね。おかしいですよ」──3年間待っていたファンから、入場の時点でCody選手を上回る大歓声があったわけですが、改めてファンへの気持ちというのは。
飯伏「ドーム以外では、去年は何度か上がってたんですが、ドームは3年ぶりということで非常に楽しかったし、うれしかったですね。ファンの前に立てて。この3年間の中でも一番ファンが集まってるドームだったと思うので、そこはすごくうれしかったです」──飯伏選手の希望としては、今年は新日本への参戦数を増やしていきたい?
飯伏「増やすというか、増えると思います」──今日のファンの歓声を聞いたら、「増えると思います」という言葉は一番ファンに響くんじゃないかなと思いますが。
飯伏「今までファンからもらってきたので、それを返していきたいなと思います」──今日のダブルメインで、ゆかりのある選手が試合をするわけですが、生でご覧になりますか?
飯伏「生で見ますよ、もちろん。ここ数年見てないので」◇第4試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]EVIL ○SANADA(14分14秒 体固め)[第78代王者組]ランス・アーチャー ×デイビーボーイ・スミスJr.
※ラウディングボディープレス
☆アーチャー&スミスが2度目の防衛に失敗、EVIL&SANADAが第79代王者となる【EVILの話】「(※左まぶたを冷やしながらインタビュールームに入ってくる。テーブルの前に立つと、冷やしていた氷のうを投げ捨てて……)どんなにモンスターでも、どんなに強烈な技を持っていようと、すべてはCOLD SKULLとEVILの世界の中だ。このベルトを俺とSANADAが手にし、支配した限りな、シングルのIWGPのベルトと同等の価値まで引き上げてやるよ。それと、もう一つ重要なことだ。俺は常にIWGP及び新日本を支配していく。それだけは何も変わらないからな。よく覚えとけ! This is EVIL。E~Verything is EVIL。すべては…………EVILだ!(※と叫んでベルトを高く掲げる)」
◇第5試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合 敗者髪切り&ノーセコンド・デスマッチ/60分1本
[挑戦者]○後藤洋央紀(18分4秒 エビ固め)[第16代王者]×鈴木みのる
※GTR
☆鈴木が5度目の防衛に失敗 後藤が第17代王者となる【後藤の話】
──勝利おめでとうございます。今日は自身の髪を懸けての戦いとなりましたが、どんな思いで臨まれましたでしょうか。
後藤「まぁ、たまたま髪になりましたけど、今の俺には髪ぐらいしか懸けるものがなかった。それだけの話で。この髪っていうのは、俺に唯一残されてたもの。まぁでも昨年、柴田から獲ったこのベルト、無事にこの手に戻ってきたことは、ここがまたスタートラインになったのかなと、そういう気分ですかね」──去年はNEVERのベルトを懸けて、2度にわたり鈴木選手に敗れてしまいましたが、今日の勝利はどんなものになるでしょうか。
後藤「まぁ崖っぷちはね、今に始まったことじゃないんで。今日、たまたま勝った。毎回、懸ける思いは俺的には一緒だったんでね。でも最後、潔く髪を切った、それが格闘家としての、スポーツマンとしての、真の強さだと思うんで、鈴木みのる、今回が一番強かったよ」──試合後、鈴木選手は自ら用意したイスに座り、自ら手にしたバリカンで自ら髪を切りましたが、その姿をどうご覧になりましたか?
後藤「向こうの意地でしょうね。ただそれだけだと思います」──今日はノーセコンドマッチということで、一瞬だけ介入しそうになりましたが、結果的には1対1で戦うことになりました。
後藤「初めてですよ、彼とやってこんな清々しい気持ちで終われるのは。本当に、俺の知ってる昔の鈴木みのる、それを今日は見れたような気がします」──この2018年はどんな年にしたいと思っていますか?
後藤「無差別級っていうこのベルト、その価値観を、より一層高めたいなっていう風には思ってます」◇第6試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合4WAYマッチ/60分1本
[挑戦者]ウィル・オスプレイ(21分28秒 片エビ固め)[第79代王者]マーティ・スカル
※オスカッター、あと2人は[挑戦者]KUSHIDA [挑戦者]高橋ヒロム
☆スカルが初防衛に失敗、オスプレイが第80代王者となる【オスプレイの話】「借りは返す。“人間はいつか必ず死ぬ”という言葉があり、それを打ち消すことはできない。その言葉は、これまでの俺とマーティ(スカル)の間を指している。これまでマーティとは何度となく闘って来て、何度となくやられてきた。だけどだ。今夜、俺はマーティ相手に野垂れ死になんてしないと信じて、どんなことをしてでも勝つという思いで、そして必ずやこれまでの借りを返すとの思いで作戦を練ってリングに立った。そしてなによりも、俺は自分のテクニックを信じていた。俺にはこのIWGPジュニアヘビー級のタイトルマッチでは、KUSHIDAもヒロムも必要なかった、見えてなかった。彼らを含めたなかで俺は勝利をもぎ取った。そうして自分自身の強さを証明してみせたんだ。このIWGPジュニアヘビー級では史上初の4WAYマッチで。シングルマッチでもそう簡単には勝てない相手ばかりの中でな。ここにあるのはIWGPジュニアヘビー級での歴史を積み重ねてきた遺産だ。そしてこれはいま、俺のものだ。俺の後ろにはIWGPジュニアヘビー級を彩ってきた大勢の輝かしい遺産が連なってるんだ。そして俺こそが、IWGPジュニアヘビー級のすべての歴史のなかで最高の中の最高のレスラーとなったんだ。世界中のすべてのチャンピオンを見渡してもな。実は今、もう腕の感覚がないぐらい、自分の体にはダメージが刻まれてる。でもこのIWGPジュニアヘビー級のベルトに刻まれている名前と同じように、自分もそこに名を連ねることとなる。これからは俺の時代。このベルトをさらなる遺産にするためのストーリーがここから始まると思う。世界で今、ジュニアヘビー級で闘ってる選手の中で、自分に勝てる、自分とリングの中で対峙できると思ってるヤツがいたら、それは大間違いだ。俺こそが世界最高のジュニアヘビー級、ソレノ、オーサマになった。スカイキングとなったIWGPジュニアヘビー級新チャンピオン、“エアリアル・アサシン”ウィル・オスプレイを覚えておけ」
◇第7試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第16代王者]○棚橋弘至(19分43秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジェイ・ホワイト
※ハイフライフロー
☆棚橋が4度目の防衛に成功【棚橋の話】
──4度目の防衛おめでとうございます。今回、エースとしての強さ、意地を見せる戦いになったかと思いますが、振り返っていかがでしょうか。
棚橋「もっと簡単に勝たないといけない。けどそれができなかった。昨日会見で言った通り、やはりジェイの輝かしい未来は待ってるはず。ただ、それは今じゃないってこと。俺がいるから」──未知数だったジェイ・ホワイト選手と戦ってみていかがでしたか?
棚橋「まだ粗いね。粗いし若い。ただ、今日の勝ち方じゃあ大きなことは言えない。ただ、久しぶりにドームで勝った。今日はうれしい気持ちで帰れます」──勝利した時の歓声はどのように聞こえましたか?
棚橋「レスラーでも、そうでなくても、期待っていうものは長く続かないんだと思います。結果を出し続けていかないといけない。2016年、メインイベント。2017年、セミファイナル。そして今日は第7試合。確実に、一つずつ試合順を下げてる。原因は分かってますから。原因は分かってる。体調を万全にして、皆が喜ぶような試合をすれば、自ずと試合順も上がるし、またもう一度俺に風が吹くから」──今日はヒザの状態はいかがでしたか?
棚橋「(※ひと息ついて)大丈夫です。再発の可能性はいつでもあるよと言われてますし、今日1日だけでもいいからもってくれと、そういう気持ちで試合しました」──今回4度目の防衛に成功し、また一つインターコンチのベルトの価値が上がったのではないかと思うんですが、いい意味でファンのみなさんは棚橋選手に期待していると思います。2018年をどんな年にしたいと思いますか?
棚橋「映画があるんですよ、2018年公開の。『パパはわるものチャンピオン』っていう。僕の娘が中2になって、息子が小6になって、父親の仕事を理解できる年齢になったので、今日はしっかりと『パパはいいものチャンピオン』っていうところを見せれました。よかったです」──ファンのみなさんには、この1年、どんな姿を見せていきたいですか?
棚橋「棚橋ファンのみなさんは辛抱強い。そしていつでも応援してくれる、本当にありがたい存在。そしてね、今日はここ何年かで最高の動員。花道のゲートを潜って入ってきて、本当に感動しました」──どんな光景に見えましたか?
棚橋「皆がプロレスを楽しんでくれることが、一番うれしいです」──昨年の1月5日にNEVER6人タッグのベルトを獲ってから始まったこの1年でしたが、やっぱり棚橋選手のところにベルトは戻ってますね。
棚橋「いや、すげぇね、冷静な口調で語ってますけど、試合順っていうのはレスラーにとってものすごく大切なものなので、一つでも上の試合で組まれるように、これからやっていきます」──「真ん中に戻る」というのは、再びメインに戻るということ?
棚橋「そうですね、ニアイコールです。話題の中心になりたい。ぶっちゃけ言うと、チヤホヤされたい(笑)」──今からクリス・ジェリコ選手の試合が始まりますが、ジェリコ選手からは棚橋選手の名前も出ています。興味は?
棚橋「ケニーVSジェリコ、すごく興味があるので、今から急いで見ます」──ヒザの状態が悪い中であれだけ飛べたのは?
棚橋「トレーナーの先生のおかげもあるし、治療していただいた方のおかげもあるし……覚悟ですかね」──どん底時代の棚橋頼みから始まって、今日はこれだけの観客が集まりました。これまでの10数年を振り返ると、どんな思いですか?
棚橋「(※両手で顔を覆って)くやしいーッ! くやしいーッ! 俺がメインの時にはこれだけ呼べなかったんでね。『悔しい』しか言葉がないです。俺も4万人集めたいです」──またメインに返り咲けば、その夢も叶うのではないかと思いますが。
棚橋「原因は分かってますから。俺自身にありますから」──やっぱり白い色のベルトでは違和感があったりしますか?
棚橋「(※口に指を当てて)シーッ! アイ・ラブ・インターコンチ(※と、ベルトを抱きしめる) かわいいヤツですよ」【ジェイの話】※脇腹を押さえ、ゆっくりとインタビュールームにやってきた。テーブルの前まで来ると、手にしていたペットボトルを投げ捨てて席に着く。そしてゆっくりと語りかけるようにコメントを出し始めた.
ジェイ「残念ながら、自分が思っていた通りには事は運ばなかった。それを問題というのか、美しい試合だったというのか、それはわからない。この混沌のなかで闘っているその時の中で自分自身の身を置くと、どういうことが行われているか自分の中でわからない時もある。しかしタナハシ、お前の中で恐れというものはさらに増したのじゃないかな? 80パーセントほどは計画通りにことは運んだ。タナハシ、おまえは自分自身がまだエースであるということを見せられるのかな? 今日は見せられてなかったのかもしれない。でも、以前のように髪をしっかりとセットして戻ってきて、今日はなかなかかわいいルックスだったと思うよ(不敵な笑み)。自分自身は幻の中にいるわけではない。でも今ここにいる自分は、まだベルトも負ければ、リングの中で大きく手を上げることもなく、自分自身の時間を感じることができないままリングを下りてしまった。残念ながらベルトはまだ、お前の下にある。自分はどこにもいかないし、ここに残ってシンニホンをいつか自分のものにしてみせる。それまでタナハシ、お前は体にせいぜい気をつけて、自分がまた再戦する時のことを考えて待っていてほしい。その時にもし、お前の下にベルトがなかったとしても、俺はまた必ずお前にリベンジする。そしてこの新日本プロレスを自分のものにしよう。今は残念ながら『タナ、おめでとう』と言わなければいけない。しかし自分はどんなに道筋から外れようと、自分は必ず戻って来る。明日は『NEW YEAR DASH』。なにが行われるかわからないけど、自分はそこで何か見せたいと思う。そして自分はSWITCH BLADEであり続ける」第7試合の棚橋vsジェイのインターコンチネンタル選手権は、右膝の関節炎で欠場していた棚橋にとって復帰戦がタイトルマッチとなり、ぶっつけ本番でジェイを迎え撃った。序盤から棚橋はエアギターを見せるなど余裕の試合運びを見せるが、場外へのプランチャが自爆となった際に右膝から着地するように落ちてしまい、ジェイは右膝を狙い打ちにするも、決定打を与えられないまま試合が進んでしまう。
棚橋はロープ越しのドラゴンスクリューを連発、場外に落ちたジェイにハイフライアタックを命中させるも、リングに戻った棚橋にジェイが逆水平、ぶっこ抜きジャーマン、場外でエプロンめがけてブレーンバスターと反撃、しかしリングに戻ってコーナーに昇ると、何かを狙ったのだろうが、棚橋に起き上がれないのでコーナーから降りてしまい、コーナーへのハーフラッチ、バックドロップ、デスバレーボムと攻めるが、ジェイが何か焦り始め、再度コーナーからミサイルキックはキャッチした棚橋はグランドドラゴンスクリューで返す。
棚橋はツイストアンドシャウトからハイフライフロー狙いはジェイが追いかけて雪崩式狙いは棚橋が阻止して雪崩式ツイストアンドシャウトを決め張り手の連打、ジェイはドラゴンスープレックスも棚橋はスリングブレイドを連発、しかしハイフライアタックからのハイフライフローは自爆となってしまう。ジェイは棚橋の腕を固定したままでエルボーを連打、キーウェイクラッシャーからブレイドランナーは棚橋がドラゴンスープレックスで切り返し、最後は棚橋や背中へのハイフライアタック!ハイフライフローで3カウント王座防衛も、結局棚橋の試合で、ジェイは棚橋の存在とドームという大舞台というプレッシャーに飲まれてしまった。IWGPジュニアヘビー級4WAY戦は実力が拮抗している4選手による4WAY戦ということで、4選手が決め技も出し、スカルが掟破りのオスカッター出すが決め手にならないなど大混戦となる。
オスプレイとスカ共闘してKUSHIDAにが合体オスカッター狙いは、ヒロムが阻止してオスプレイにミサイルキック、スカルをエプロンにダイナマイトブラジャーを決めたところでKUSHIDAがヒロムに掟破りに断崖式回転エビ固めを決めるとオスプレイがスワンダイブシューティングスターを発射、オスプレイはヒロムに630°スプラッシュからオスカッター狙いは、ヒロムが阻止してTIME BOMEで3カウント王座奪取かと思われたが、スカルがレフェリーのカウントを阻止、ヒロムを傘で殴打する。しかしオスプレイはスカルにスパニッシュフライからオスカッターで3カウント、王座奪還に成功も、誰が勝ってもおかしくない試合だったNEVER選手権、敗者髪切りマッチは試合開始早々に鈴木がコーナー上でのスリーパーで後藤を絞め落とし、あわや秒殺かと思われたが、鈴木は後藤を起こして場外へ放り投げ、殴りつけるようにナックルから鉄柵攻撃と攻め立て、イスで一撃、後藤は意識が朦朧としながらも反撃するが、鈴木は容赦なく殴りつけるようなエルボーを浴びせていく。
後藤は村正からブルドッキングヘッドロック、鈴木のスリーパー狙いをバックドロップ!後藤はエルボーの連打も鈴木も応戦、牛殺し狙いは鈴木がフロントスリーパーで捕らえ、スリーパーからゴッチ式パイルドライバー狙いは後藤がリバース、スリーパー狙いも牛殺しで阻止、そこで鈴木軍が駆けつけるがヤングライオンが阻止、タイチがイスを持って駆けつけるが、後藤が蹴散らした隙を突いて、鈴木が強襲しドロップキックを放つ。
鈴木が張り手のラッシュ、後藤の心を折りにかかると、スリーパーから一気に絞めあげ、ゴッチ式パイルドライバーを狙うが、後藤がコーナーに押し込んで串刺しラリアットから強引に雪崩式牛殺しを敢行、GTRを狙うが鈴木がリストロックで捕らえるが、手を放さないまま後藤はエルボーも、鈴木は張り手で応戦、しかし後藤はノーモーション頭突きから裏GTR、GTRで畳みかけて3カウントを奪い王座を奪還、試合後は鈴木軍が髪切りを行わずに鈴木を連れ帰ろうとするが、鈴木はイスを持って戻り、自らの手でバリカンで髪を切った。髪の模様は鈴木にとって魂なだけに、後藤に刈られるぐらいなら自分の手でとうものがあったのかもしれない。IWGPタッグ選手権は開始早々KESがEVILにキラーボムを決めて大ダメージを負わせ、ロスインゴを巧みに分断して、得意の連係を封じにかかる。完全にKESペースで試合が進み、KESはEVILにスカイハイラリアット、SANADAにキラーボムを決めるが、SANADAがキックアウトすると、KESはもう一度キラーボムを狙うがEVILがカットに入り、アーチャーにEVILを決めると、スミスにはマジックキラーからS、ANADAがラウディングボディープレスで逆転3カウントとなり、ロスインゴは苦しい試合を制して王座を奪取する。
飯伏vsCodyは、Codyが早くもアメリカンナイトメアを決め、飯伏は突進するCodyにフランケンシュタイナーで場外に追いやるとブランディもろともプランチャ、飯伏は巻き込んでしまったことで介抱しようとするが、Codyがナックルを浴びせ、ディザスターキックから左肩にエルボースタンプ、リバースフルネルソン、エプロンに飯伏の首だけを出してエルボーを乱打、ブランディがイスを手渡して首筋に殴打するなど首攻めを展開。
飯伏はバミューダトライアングルで流れを変え、リングに戻ってスワンダイブミサイルキック、ソバットコンポからミドルキック、その場ムーンサルトと反撃。しかしエプロンでの攻防でCodyは断崖式クロスローズを敢行し、掟破りのワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナーを決めると、Codyはクロスローズを狙うが、切り返した飯伏が槍投げでコーナーへ突き刺し、張り手合戦も飯伏が競り勝ってシットダウンラストライドからカミゴエを狙うが、Codyがかわしてレインメーカーで応戦、Codyはディザスターキックを狙うが、かわした飯伏はハイキック、ダルマ式ジャーマンからカミゴエ、解禁フェニックススプラッシュと畳みかけて3カウントを奪い勝利を収める。NEVER6人タッグ選手権は鈴木軍がエルガン&ウォーマシンの連合軍を降す番狂わせを起こすが、CHAOSは矢野がYTRワールド駆使して鈴木軍、田口JAPANを連破して、王者のBULLET CLUBに辿り着き、BULLET CLUBはバレッタを捕らえるが、バレッタがタマに逆さ押さえ込みからデュードバスターで逆転3カウントを奪い、王座を奪取する。
IWGPジュニアタッグ選手権試合は王者のROPPONGI3Kが時間差トペコンを発射も、着地の際にYOHが腰を痛め、これを逃さなかったヤングバックスはYOHを狙い撃ちにし、司令塔であるロッキー・ロメロも花道でKOする。ROPPONGI3KもSHOが盛り返してニックを捕らえ、3Kで勝負を狙うが、ニックがスイングDDTで切り返して3Kが破られ、最後も、ヤングバックスはインディーテイカーからニックがシャープシューターでYOHを捕らえてギブアップとなり、ヤングバックスが貫禄の差を見せつけて王座を奪還する。
ニュージャパンランブルは裕二郎、チーズバーガー、天山、小島が残ったところで最後の一人としてガンと闘いながら現役復帰した垣原が登場、掌打やミドルキックの連打で天コジをOTRで退場させると、最後に残ったチーズバーガーをカッキーカッターで降し垣原優勝、最後はリハビリ中の高山善廣にエールを贈って締めくくられた。
<オカダvs内藤、ケニーvsジェリコはこちら>( ̄(工) ̄)♪ pic.twitter.com/eSGBKSFLd2
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2018年1月4日On top of the world. (Lighting rig) pic.twitter.com/zlsJbOOL2O
— ウィル・オスプレイ (@WillOspreay) 2018年1月4日This cost me £££
So much £££#villain ☔️ https://t.co/UxfjpMyHpp
— Marty Scurll (@MartyScurll) 2018年1月4日thank you... @MartyScurll pic.twitter.com/o8buQvnAfs
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2018年1月4日change#今日の結果#こうなった https://t.co/xDUvSm24xy
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2018年1月4日ムカつくから腹筋300回やった。色んなことを考えながらやった。汗かいたからまた風呂入ろう。。。心はもう明日へ向かっている。。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2018年1月4日Thx evil #njpwwk12 #njpw pic.twitter.com/dhjzX7Lcp9
— SANADA (@seiyasanada) 2018年1月4日アメリカン狂最狂!!!
今日も爆発!!明日もばーーーーーくはつ!!
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年1月4日Tokyo Dome sized Crossrhodes https://t.co/slzTDyopsB
— Cody Rhodes (@CodyRhodes) 2018年1月4日なんだぁ?
ハポン軍団
情けねぇなぁ
BUSHIは本戦なし
高橋広夢はタイトルマッチ負け
そして軍団長
ナイトーくんよ
お前も大事な1番
負けたみたいだな!
これから仕事なくなる3人
仕方ねぇなぁ!
1.23後楽園ホール
ハポン軍団
お前ら3人出してやるよ!
使ってやるよ! pic.twitter.com/qFe1LBxVKS
— タイチ (@taichi0319) 2018年1月4日Not a bad night #wk12 #wrestlekingdom12 @njpw1972 #TokyoDome @ 東京ドームシティ Tokyo Dome City https://t.co/7hZiTxdrxM
— Hanson (@WarBeardHanson) 2018年1月4日Wow #WrestleKingdom12. Just Wow. #njwk12 #njpw
— Raymond Rowe (@RAYMONDxROWE) 2018年1月4日I love my brother & I’m so proud of our journey. pic.twitter.com/iBiBdIoqrq
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2018年1月4日ベルトは絶対取り返します!!
— YOH (@njpwyohei_k) 2018年1月4日新日本プロレスさん 1.4東京ドーム 第0試合、観てくださった皆様ありがとうございました!父、垣原賢人は皆様の応援のおかげで、またこうしてリングに立つことが出来ました。
お恥ずかしながら誰よりも大きな声で応援し大号泣してしまいました。本当にかっこよかったよパパ!優勝おめでとう!✨ pic.twitter.com/aGOuhzbtg9
— 垣原綾乃バクステ外神田一丁目 (@backst_kackey) 2018年1月4日皆様こんばんは☆いまドーム大会が終わりました。凄い試合ばかりでしたが1番驚いたのは第0試合の垣原選手登場でした。入場テーマ曲が流れた時、鳥肌が立ちました。カッキー待ってました! #復活! pic.twitter.com/jyekzy9GML
— 獣神サンダー・ライガー ☆ Jyushin Thunder Liger (@Liger_NJPW) 2018年1月4日34995人か!
— 永田裕志 (@nagata769) 2018年1月4日東京ドーム大会超満員大興奮大盛況で終了。次回の東京ドーム大会も今回同様元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみにしています。明日の後楽園ホール大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしてます。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2018年1月4日NEVER無差別級6人タッグ奪取、NEVER無差別級奪取、IWGP Jr.奪取、そしてIWGP ヘビー級タイトルマッチ防衛おめでとう! #CHAOS
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2018年1月4日東京ドーム大会、終了。
第0試合のニュージャパンランボーに出場。
場内に姿を現した時の歓声が耳に残っている。嬉しかった。
優勝できなかったのは残念だけど、柿原選手が優勝して高山さんにエールを送る姿を見たら、これで良かったのかなという気持ちになった。
ご声援ありがとうございます。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2018年1月4日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2018年1月4日 -
2018年度のDDTは『D王GP』を巡る火花で開幕も…
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月3日 DDT「新春お年玉スペシャル!2017」後楽園ホール 1187人
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
星誕期 ○レッカ(6分23秒 片エビ固め)渡瀬瑞基 ×下村大樹
※変形バックドロップ◇第1試合◇
▼30分1本
○彰人(8分19秒 サソリ固め)×上野勇希◇第2試合◇
▼インフォメーションマッチ/30分1本
KUDO ○坂口征夫 赤井沙希(11分41秒 エビ固め)大鷲透 ×平田一喜 ベータ・スコット
※PK◇第3試合◇
▼新春書初めランブル(時間無制限)
○石井慧介(17分46秒 禁止技)×スーパー・ササダンゴ・マシン
※ササダンゴのフライングボディーアタック
<退場順>(入場順)[1]ジョーイ・アクセル(4)[2]島谷常寛(5)[3]松永智充([4]ジョーイ・ライアン[5]高木三四郎[6]伊橋剛太[7]ゴージャス松野◇第4試合◇
▼Road to D王GPスペシャルシングルマッチ/30分1本
○高尾蒼馬(9分13秒 直伝エンドレスワルツ)×高梨将弘【高尾の話】
ーーD王GPに向けて幸先のいい勝利だったと思いますが。
高尾「そうですね。今日の対戦相手の高梨さんは同じブロックじゃないですけど、曲者でね。今日の試合の通り、何をやってくるか分からない人で、丸め込みも多彩なんで正直怖いなって思ってました。でも結果を見たら、自分の公認エンドレスワルツで10カウントぐらい入っているんで、まあ3回は勝ってるってことですよね。今日、場外で決めようと思ったジントニックを試し打ちしようと思ったんですけど、あの人が我慢したんで。次はね……あの人に決めます! D王は一番強い人とやれるんで、そこで優勝したいですね。2月に全日本(プロレス)で(ジュニアヘビー級の)リーグ戦があるんで、両方勝ちたいと思います。」【高梨の話】
高梨「(KUDOと一緒にコメントスペースに現れ)ハアハアハア、どういうことだよ! オイ、何だよあのインチキな判定! 俺はワン・ツーで返しただろ! 肩上がってたよオイ! それをよ、レフェリーがスリー叩きやがって! どこまでもこの俺を貶めて、D王でも活躍させない気だな、この会社は! そうはいくか! なぜならな、俺は今回D王を欠場する兄貴の気持ちも背負って闘うんだからな! 兄貴、俺のことを直接背中から押してくれるみたいな友情パワーがあって、初めてD王優勝出来ると思うんだ。ってことで、兄貴、全試合、俺のセコンドを頼むぜ!」KUDO「全試合はちょっと行けないんだ。」
高梨「えっ、オイ! 何でだよ!」
KUDO「呼ばれてないからさ。」
高梨「呼ばれてなきゃ来ないのかよ! ビジネスタッグなのかよ、俺たちはよ!」
KUDO「いやいやいや。」
高梨「来い! 魂でつながってるんだろ? そうは言っても来てくれるんだろ? 大阪まで来てくれるんだろ?」
KUDO「いや…ちょっと……新幹線代を出してくれるんだったら。」
高梨「オイ! うちの兄貴はな、そう言いながらそんなケチなことはしねーからな! 全試合、KUDOが乱入して、俺の試合はすべてKUDOが介入して勝ち点伸ばしていってやるからな! KUDOが来るのを楽しみにしていろよ!」
◇第5試合◇
▼NωA、負けたら即解散撤回スペシャル/30分1本
○大石真翔 勝俣瞬馬 MAO(10分2秒 片エビ固め)×男色ディーノ バラモンシュウ バラモンケイ
※トリプルエクスタシーwith杭(試合終了後)
バラモン兄弟「プロレスラーがアイドルなんてやるもんじゃないよ!お、覚えてやがれ!(と叫んで退場)」(今林久弥APが解散試合で闘いたい相手を訪ねると3人はT2ひーとの最後の決着戦を要求。)
今林AP「男色Pも負けているから異論はないでしょう(と1・28後楽園でのT2ひーとの最終決着戦が決定」(T2ひーが登場)
高木「(泣きながら)空気が微妙。こんなタイミングで上がるの嫌だよ!(と大鷲、平田とともにリングイン。)」平田「よくもこんな中、指名しやがって。次の後楽園でやっつけてやるからな!」
大鷲「特に気の利いたことはいえないけどオマエらいなくなると地方の第1試合でお茶を濁す相手がいなくなっちゃうじゃねえか」
高木「二度と復活したいなんて言わせねえよ。解散させてやる(T2ひーが退場)
勝俣「1・28よろしくお願いします。やっと解散ロードがスタートします。こんな空気になっても僕たちはアイドルとして走り続けます!」
【大石、勝俣、MAOの話】
勝俣「いやー、やっと解散が決まりました! もう僕たちで決めたことだから。絶対に1月28日、後楽園でT2ひーを倒して、歌をうたって、マイクをリングに置いて、解散しましょう!」MAO「普通のプロレスラーに戻りましょう!」
大石「戻りましょう!」
勝俣「早くこの墨汁を口から出したい!」
MAO「飲み込めないよこれ。」
勝俣「今日リング上でも言ったけど、僕たちこんなボロボロで墨だらけになっても、墨を吐いても、あんな空気にさせちゃったけど、僕たちはアイドルとして1・28まで走り続けますので、NωAこれからも応援よろしくお願いします! あと1ヶ月! 以上、僕たちはニュー・レスリング・アイドル、NωAでした! ありがとうございました!」
MAO「あと1・28、俺の誕生日ねー。」
大石「おー、マジ!?」
◇第6試合◇
▼30分1本
○佐々木大輔 遠藤哲哉(16分21秒 片エビ固め)コルト・カバナ ×アントーニオ本多
※シューティングスタープレス▼アイアンマンヘビーメタル選手権試合
[挑戦者]○スーパー・ササダンゴ・マシン(20時40分 片エビ固め)[第1285代王者]×コルト・カバナ
※フライングボディーアタック
☆カバナが王座防衛に失敗、ササダンゴが第1286代王者となる【佐々木、遠藤の話】
佐々木「俺たちから言うことは何もねえ。ノーコメントだ! なあテツヤ。」遠藤「お前らよく聞け。ノーコメントだ。」
佐々木「もう2017年にやりたいこと、言いたいこと、全部放出したよ。」
ーーとはいえD王GPが始まりますので……。
佐々木「何だよD王GPって。練マザファッカーか?」ーーシングルのリーグ戦です。
佐々木「どうなんだよテツヤ。お前は優勝しろよ!」遠藤「200万のためっすか? カリスマ、元気ないっすね。」
佐々木「俺はここんところ負けが続いているから勝ち方が分からない! どうやったら人間に勝てるのか分からない。昨日もドラクエXIを1日、2日ってやっているんだけど、3Dの画面でゲロ吐きそうになって、ドラクエすら出来ない! こんな奴がD王GP勝てるわけないだろ。敗退宣言だ!」
ーー優勝は遠藤選手に託す?
佐々木「ああ。何かデカイこと言ってやれよ。」遠藤「石川さんは?」
佐々木「アイツだけは優勝させねえ! アイツが優勝しそうになったら、俺がアイツの試合、全部ブチ壊してやるよ。アイツ、(全日本プロレスの)世界タッグ獲っただろ?」
ーー獲りましたね。
佐々木「それは…めでたいな(苦笑)。」遠藤「(石川を)蹴られなくなりましたね。」
佐々木「そうだ。アイツそういうのを持ってると蹴られないからな。そういうところは守るから。ただD王だけは絶対に優勝させねえ! そして俺も優勝しない!」
ーーあくまでも優勝は遠藤選手?
遠藤「200万……200万……。」佐々木「先に行ってていいか? GP中ずっと行ってツケとこうか。200万円分(苦笑)。」
遠藤「試合もしないってことっすか?」
佐々木「試合はするよ。適当にやるよ。以上。」
【アントン、カバナの話】
アントン「ソーリー。」カバナ「ゴメンナサイ、ゴメンサナイ。」
アントン「いや、負けたのは俺だから。カバナは素晴らしかったよ。」
カバナ「いや、俺は考えた。キミはグレートだ。それでいいじゃないか。もっと俺たちのタッグで試合を組んでくれれば、俺たちはドンドンよくなっていって、一番上にだって行けると思うんだ。」
アントン「ごんぎつねを一緒にやれて、とてもよかったよ。」
カバナ「アイアンマンのベルトの代わりに、これからはこのごんぎつねを可愛がっていくよ。餌をあげてアメリカまで連れて帰るよ。彼のためにファーストクラスのチケットを取るよ。エコノミーなんて乗らない。一緒にファーストクラスに乗って帰るんだ! サンキュー(アントンのごんぎつねとタッチ)。」
◇第7試合◇
▼Road to D王GPスペシャル6人マッチ
○HARASHIMA 樋口和貞 黒潮"イケメン"二郎(20分17秒 体固め)竹下幸之介 石川修司 ×マイク・ベイリー
※蒼魔刀(試合終了後、HARASHIMAが締めようとするとイケメンがマイクを奪う)
黒潮「竹下、オメエしか見えてねえぞ! とにかく空気を読まずに優勝してやるよ。まずはオマエをぶっ倒す、フィニッシュ!」樋口「樋口、調子に乗りすぎだよ。石川修司、世界タッグチャンピオンになったらしいな。ますます強くなって俺は嬉しいです」
石川「樋口、オメエ俺がどれだけタイトル獲っているかわかるか。俺が優勝します。なぜなら全盛期だから」
(ベイリーは英語でHARASHIMAを挑発)
竹下「黒潮“イケメン”二郎、新宿FACEではイケメンフェイスをボコボコにしたるからな。あと一つ、チャンピオンとして出るのは逆に僕が優勝すると逆指名できると。2年前にダークマッチで対戦相手にしたあの選手、いつまでも海外に逃げるなよ」
HARASHIMA「1月5日からD王GPがはじまります。みんな意気込みとかすごいよね。僕は覚悟を持ってこのトーナメント…リーグ戦で結果を出して両国のメインに立ちます。いつもの感じで…D王GP、みんなガッチリ盛り上げていくさー! 2018年、DDTもっともっと盛り上げていくさー! なんでかって? それは鍛えているからだー!」
(しかしHARASHIMAの真正面をイケメンが被せて潰してご満悦に引き揚げた)
【HARASHIMAの話】
HARASHIMA「あけましておめでとうございます。D王出る人たちのAブロック、Bブロック混ざっての試合で。まあそれぞれがライバルというか、そういう感じでやって。久しぶりに当たる選手もいたし、ブロック違う選手もいる中で非常に緊張感を持って試合が出来ましたね。で、リング上でもちょっと言ったんですけど、このD王GP、もう僕は自分が作ってきた時代を変えさせるつもりはないし、このリーグ戦は覚悟を持って、しっかりとした結果を出しますので、皆さん期待していてください。」ーーリーグ戦の中で気になっている選手やマークする選手はいますか?
HARASHIMA「まあすべてですね。あと今日はイケメン選手と組みましたけど、知らない選手もいるので……まあ、みんな要注意ですよ。よく知ってる選手だって、いろんな引き出し出してくるわけだし。どれも気を抜かずにガッチリといきます!」【樋口の話】「新春一発目、いやーいい感じでしたね。みんな相変わらず、DDTの選手っていうのは恐ろしいですね。年越し(プロレス)でいろんな選手と闘ったんですけど、やっぱり敵は自分の身近にいっぱいいましたね。でもこれでD王に向けて気合いが入りましたね。もう掻き回しますよ! とくに石川修司! 最終戦の新木場で当たるのかな? それなりの星で石川修司は来ると思うので、負けじと俺も行って。そして石川修司を倒したいと思います。尊敬している部分はありますけどね。やっぱり三冠ヘビー級チャピオン、世界タッグと。尊敬しているんですけど、必ず俺はあの山を越えたいと思います!」
【黒潮の話】
黒潮「とりあえず、何か竹下しか見えてなかったから、ちょっと余裕な自分がいたんですよ。……何すか、石川修司! あれは笑えないわ。……笑えない! デカッ! まあ、1回いいや……竹下のヤロー……えー、楽しみです! 意外と直球勝負な相手だったんで。変化球vs直球って意味では、割とスイングするんじゃないかな。まあ、勝つのは俺ですけど。ムーンサルトで勝とうとか思ってないっす。勝つ。プロレスで。フィニッシュ!」ーー最後、HARASHIMA選手が締めようとしたところを横取りするというか、DDTに爪痕を残そうというか。
黒潮「まあ、言うなら僕は外敵ですからね。本来ならヒールでなきゃいけないって言うんですか。だから別に悪者にわざとなろうとかは思ってないですけど、ファンの人に「コイツをぶっ倒してほしいわ、竹下に」とは思われたいですね。」ーー竹下選手へのこだわりをすごく感じますが、実際に当たってみていかがでしたか。
黒潮「やっぱデカイっすね。普通にデカイわ。でもTAJIRIさんはね…バティスタとかビッグショーとか、ああいうデカイ相手とずっとやっていたんです。僕の師匠ってその人なんですよね。俺がプロレスを教わった人はTAJIRI! これに尽きます。フィニッシュ! とにかくDDT、いまは正直WRESTLE-1より楽しいかもしれないっすね。まあ闘いの場をいただけているので。でも気持ちはWRESTLE-1! フィニッシュ!」【竹下の話】
竹下「まあ何でしょうね……D王GPはDDT初のリーグ戦ってことで、何かこう……DDT的に大きな、ひとつのD王GPというブランドとして盛り上げたいっていうのは、もちろんヒシヒシ感じる部分はあるんですけど、各選手のモチベーションがどこにあるのかなっていうのが正直な印象というかアレで……。僕は例えばですけど、DDTっていますごい選手層が厚くて、選手数が多い中でシングルマッチが組まれることが、結構少なかったりするんですよね。タッグとか6人タッグとか、今日みたいなバトルロイヤルとかがあったりとか。その中で各々頑張って、ベストパフォーマンスを尽くしているとは思うんですね。でもシングルマッチが組まれるわけじゃないですか、リーグ戦って。嫌でも。そこにモチベーションを持つ人もいると思うんですよ。僕はチャンピオンとして、この後楽園ホールで毎月、昨年はとくシングルマッチをたくさん……KUDOさんとしたりとか、2月の前哨戦でメインやって、そこから(さいたま)スーパーアリーナで(KO-D無差別級を)獲ったりとか、ほとんどずーっとメインをやってきて防衛してきて。それは僕が特別な環境だと思うんですね。その中でじゃあ僕のモチベーションは何かって言うと、あとは闘いたい選手なんですよね。さっき…そんなに詳しくは言わないですけど、まだ優勝していないんで。でもやっぱり会社からチャンピオンが優勝したら逆指名っていうモチベーションも与えられたし、今回同じブロックにイケメンさんを入れてくれたしね。他団体の。あとはタイトルマッチをしていない選手もいますね。高梨さんとかジョーイ・ライアン選手とか。そういう選手と試合が出来るのが、いまの僕のモチベーションですね。チャンピオンだから、僕が優勝するのは前提で話しています。そういう選手たちと試合が出来るのが楽しみです。シングルマッチで、どこの会場であろうが。だからその中で僕はチャンピオンなので、全戦本当に防衛戦のつもりで。全勝優勝狙って行きたいと思います。」ーーそのイケメン選手と今日当たってみた感触は?
竹下「1回WRESTLE-1のタッグマッチで当たったんですけど、もちろん動きだったりとか、技であったりとか、オリジナリティの部分、そこのエゴがすごいんですよね。闘っていて。そこのエゴはすごいんですけど、実はもっと……何でしょうね。闘ってみないと分からないエゴがあって、そこにみんなやられてきていると思うんですよね。そこはね、大丈夫です僕は。その部分の自己主張というか、見えない闘いっていうのは、僕は実は一番得意としているので大丈夫かなと思います。でも油断だけはせずに! 初戦なので。ここで一気に勢いつけて。全勝優勝ってこれだけ言っておいて、初戦でコケたらもうこれ…恥ずかしいでしょう。だから必ず勝ちたいと思います。」【石川の話】
石川「リング上で言った通り、昼の全日本プロレスでも世界タッグを獲ったので、2018年、次の目標はD王GP優勝しかないと思うので。今日闘ってみたら…組んでみてもそうだけど、リング上にいる敵はみんな強いことが分かったので、ちゃんと気を引き締めて。でも一番強いのは自分だと思っているので、それを証明して28日に決定戦に出て優勝したいと思います。」ーーリーグ戦の中で気になっている選手やマークする選手はいますか?
石川「あー、ちょっと自分の入場の前が(黒潮)イケメン二郎だったんですけど、1曲丸々入場に使いやがって。何か僕とまったくプロレスのベクトルが違うので、逆に見ていてプロレスってやっぱり無限の可能性があるなと思いましたけど、スリーカウント、ギブアップ、KO取れば勝てるのがプロレスなので、じゃあまあ僕が勝つのは変わりはないなと思いますけどね。」ーーカリスマがどうしても石川選手だけは優勝させないと、優勝しそうになったら俺が試合をブチ壊すと言ってましたが。
石川「本当っすか? アハハハハハハ! そうっすね。まあでも僕も一応覚悟を持って、このリーグ戦出場することを…まあオファーもあって決めたので。優勝しないと意味ないんで。最低が優勝だと思っているので、絶対に優勝します。」ーー今日、樋口選手がだいぶ意識してぶつかってきましたが、当たってみた感触は?
石川「ああ、でもすごいっすよ。すごい選手なのは分かっているので。でももっと貪欲に来てもらって。もっとギラギラした攻防が出来ると思うので。僕もいまもギラギラしているんで、樋口もまだ足らないんじゃないですかギラギラが。僕のほうがギラギラしてると思いますね。もっともっとギラギラしてもらっていいかなと思いますね。」【ベイリーの話】
ベイリー「俺は今日、HARASHIMAの蒼魔刀を食らった瞬間に理解した! これを受けて死ぬかもしれないって。でも俺にとって命よりも大事なものがある。それはD王GPで優勝することだ。」ーーD王GPで気になる選手はいますか?
ベイリー「HARASHIMAと決勝戦でやりたいね。それだけだ。それ以外のことに興味はないよ。」DDTの2018年度が開幕、メインは『D王GP』に出場する6選手による6人タッグマッチが行われ、試合は竹下vs黒潮、樋口vs石川、HARASHIMAvsベイリーと火花を散らす中で最後はベイリーは竜巻旋風脚からアルティマウェポンをかわしたHARASHIMAが後ろ、前へと蒼魔刀を浴びせて3カウントを奪い勝利、試合後は各選手が優勝へ向けてアピールしたところで竹下が「僕が優勝したら、2年前にダークマッチでやった相手。俺が引きずり出してやるからな」と名前を出さずも、アメリカ遠征中の入江茂弘の存在を出したことで、館内は微妙な空気となった。
入江は昨年末に自身のブログで<入江茂弘オフィシャルブログより>
『去年は二回海外に行かせてもらい、本当に言葉で表せないくらい大きな経験になりました。UNIVERSEを見ていると言われることも多かったですし、海外の団体や外国人選手との交流が絶対に必要なことだと確信しました。
その気持ちは今でも変わりません。
それがDDTのためになるし、これから団体が大きくなるのに絶対に必要なんだって。
自分はリーグ戦に出る気満々でしたし、そこに優勝して幸之介からベルトを取るつもりでした。
そして、KO-D無差別級王者として海外に行って、DDTの選手はこんなにすごいんだぞ、コミックだけじゃないんだぞ、というのを証明すること。
それが最大の目標でした。
でも、会社はそう考えてはくれなかったみたいです。
確かに大切な時期に何度も海外に行くワガママな選手は、使い辛かったのかもしれません。
自分はあまり頭が良くないから、ちゃんと思っていることを伝えられなかったのかもしれません。
自分では、自分のため、そしてDDTのために、大切な事をやっているつもりだったんですが…。
急遽、年明けからまた海外に行くことにしました。
一つだけ言えることは、自分はDDTが大好きです。
自分の居場所は自分で作ります。
ありがとうございました。』
と『D王GP』を外されたことでDDTサイドと対立したことを明かしていたが、入江と同じチームでらの出身の彰人が自身のオフィシャルブログにて
『入江さんのブログを読んでモヤモヤ。入江さんの思惑は支持したいと思うのよ。
ただね、会社が評価してくれなかったからD王に出られなかったみたいな言い方、気に食わない。自分の思い通りにいかなかったら、それを評価してくれなかったみたいな言い方。そして自分の思い通りにいかなかったから、年始から急遽海外遠征。普通なら会社に前々から相談して、この期間行ってきます、で決めるものなのに急遽。
あなたが"大好き"というDDTにワガママを言って迷惑をかける形になってるよ。
じゃあ、年明けで急遽海外行く理由って何?目標を失ったから海外に行くの?思い通りにならなかったら海外に行くの??海外に行く事がDDTでの居場所を作る事??あなたが今作ろうとしている居場所って、それはDDTにじゃなくて海外にでしょ。自分にはそう見えてしまうよ。今の入江さんはモチベーションが海外にあるようにみえるよ。
僕はDDTが大好きで、DDTのために自分は頑張っているのになんで評価してくれないの!僕は必要とされてない!って、そんなわけ無いだろ。
今年海外から帰ってきて、札幌のタッグ王者決定戦にあなたは会社に選ばれている。充分評価されているじゃん。
そして、そんなにD王出る気あったのなら、開催決定されてからその間何かアクション起こしたの?
どうせエントリーされるだろって慢心してたようにしかみえないよ。D王の人選は会社が選んだもの。その人選は実力だけじゃないだろうし、選ばれないということは必ずしも悪い意味じゃないでしょう。会社はD王に入っていない人間にタッグやextreme戦線に期待をしていたのかもだし。
自分は頭悪いからって言い訳を作るなよ。バカなフリするのはやめて。DDTは自由な団体だけど、自由とワガママを履き違えないでください。あなたが海外で必死にやってきた時間、こっちだってDDTで必死にやってきたよ。
年内のモヤモヤは年内のうちに発散させてもらったよ。』と入江に対して反論していた。
入江に関しては高木大社長としてもデリケートな問題としてあえて発言はしなかったのだろうが、竹下や彰人が口に出したということは、二人だけでなく他の選手らも入江に対して怒っていることだけは確かと見ていいだろう。理想とすれば互いの自己主張はリングの中で決着すべきなのだろうが、長州力曰く遺恨マッチとは試合におけるスパイスみたいなもの、そのスパイスをDDTが上手く扱うことが出来るのか、入江問題はDDT内では納まりきれなくなっていることから、高木大社長がどう判断するのか、場合によっては苦渋の決断を迫られると思う。
他のD王スペシャルマッチでは高梨が高尾と対戦。序盤から巧みなインサイドワークで高梨が高尾を翻弄も、高尾は延髄斬りからトラースキック、ジントニック狙いは高梨が逆打ちで切り返されるがl、タカタニックやバッカスを阻止した高尾がエンドレスワルツで3カウントを奪い勝利。
勝てば晴れて解散となるNωAはディーノ&バラモン兄弟の男色バラモンと対戦。バラモン兄弟は奇襲から大石に標識攻撃から五体不満足で速攻勝負を仕掛け、ミミズやムカデを持ち出し、ジューサーでイカや卵、納豆を入れたジュースを作っては上野の頭にかけるなどバラモンワールドを展開。MAOは卵入り地獄門の餌食にされると、ディーノは勝俣の尻に杭を刺そうとする、大石がカット、NωAは男色バラモンから奪った墨汁で墨汁ミストを逆噴射すると、最後は大石が杭でディーノにケツ掘りからトリプルエクスタシーで3カウントを奪って解散を勝ち取り、1・28後楽園での解散マッチの相手に長年?の抗争相手であるT2ひーを指名した。
セミではDAMNATIONがカバナ&アントンと対戦し、カバナのインサイドワークの前に佐々木も翻弄されるが、アントンのゴンギツネを阻止したDAMNATIONが試合の主導権を握る。後半にはカバナ組が日米合作のゴンギツネを披露してからシャイニングゴンギツネを決めるが、バイオニックエルボーとブンブンエルボーの合体技が同士打ちになると、遠藤が佐々木との合体サイファーウタキから遠藤がシューティングスタープレスでアントンから3カウントでDAMNATIONが勝利。試合後はアイアンマン王者のカバナに島谷が襲い掛かるが、カバナは退けると、ササダンゴがフライングボディーアタックで3カウントを奪い王座を奪取、撤収中でも二人が現れて奪い合いを展開していた。
5日は『D王GP』、3・25両国にはザ・グレート・ムタが参戦するが、入江問題を抱えたままで2018年度のDDTはスタートを切った。
【DDT】D王GP初戦激突へ火花 竹下が入江指名予告、イケメン「空気を読まずに優勝してやる」▼生イカ&生尻攻撃に苦戦も…NωAがディーノ狩り T2ひーとの解散マッチが電撃決定▼石井が書き初めランブル制す▼ササダンゴがカバナからアイアンマン王座奪取…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ddtpro pic.twitter.com/8TFwn8cjhy
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年1月3日アメブロを更新しました。
『こうらくえん』#後楽園ホール
【他画像3枚】
https://t.co/uSKlrsz9vn
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2018年1月3日DDT2018年闘い始めの後楽園大会でした。
ご観戦ありがとうございました!
恐らくD王GPは石川修司を越えれば自ずと頂点が見えてくる事でしょう。
尊敬はしてますけどもあの山を越えなければ自身にDDTの頂点は見えないと思います。
1月5日から全てをぶつけます、ご期待ください。#ddtpro#D王GP2018 pic.twitter.com/6Nd5zUZLug
— 樋口和貞 (@kazusada185cm) 2018年1月3日ポーカーフェイス気取ってましたが、リングでばれた!
俺はオメーしか見えてねーぞ竹下幸之介!#ddtpro pic.twitter.com/wXbgmfeTyp
— 黒潮イケメン二郎 (@IKEMEN_JIRO_W1) 2018年1月3日何故そこまでお互いを意識しあうのか。その答えはきっと5日の公式戦で分かり合える。黒潮ハンサム二郎、勝負や! https://t.co/LXc02GS8Kc
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2018年1月3日【98日目】
史上初のふたりごんぎつねが後楽園ホールで公開さる。しかもパートナーは外国人であるコルト・カバナ。ごんのグローバル化は止まらない。
さらなるグローバル化を進めるために外国の映画を勉強しようと思う、アナコンダ。帰ったら届いてた❤︎ pic.twitter.com/B1NnUhTlPO
— アントーニオ本多AntonioHonda (@romacittaaperta) 2018年1月3日杭の先っちょがネチョネチョしてるんだよ♡#ddtpro #NωA #MAO #勝俣瞬馬 #大石真翔 #バラモン兄弟 #墨汁まみれ #書初め #杭 #絶対解散 #解散決定… https://t.co/FNkcShXrzK
— 大石真翔 (@014mako10) 2018年1月3日やっとNωAの解散が決まりました!!
男色バラモン狂ってたなー。
でもNωAでバラモン兄弟と闘えて良かったです!
よし、このまま1.28までアイドルレスラーとして頑張ります!
T2ひー、本当の本当の本当の最終決着戦だ!#NωA#解散決定#男色バラモン#恐るべし pic.twitter.com/4YynpOBHb8
— 勝俣瞬馬@NωA(赤) (@k_shunma_ddt) 2018年1月3日なぜかしらないけどやたら負けたくない気持ちになりまして
試合はもちろんですけどね色々とね
てなわけで無事NωA解散決定です!
ありがとうございました!!#ddtpro pic.twitter.com/aNWqbEuGvz
— MAO / 井上麻生 (@xinomaox) 2018年1月3日DDT2018年闘いはじめの後楽園大会終了しました!色々ありましたが幸先良いスタートが切れました。今年もよろしくお願いします!#ddtpro pic.twitter.com/masA4VlZFc
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2018年1月3日 -
暴走大巨人コンビがワイルドバーニングを粉砕し世界タッグ王座を奪取…現在の石川修司は"全盛期”!
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/uMlkB38K76
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年1月2日1月3日 全日本プロレス「2018ニューイヤーウォーズ」後楽園ホール 1438人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○中島洋平(5分16秒 逆エビ固め)×岡田佑介◇第1試合◇
▼30分1本
岩本煌史 ○ウルティモ・ドラゴン(11分29秒 ラ・マヒストラル)×渕正信 西村修◇第2試合◇
▼30分1本
○青木篤志 佐藤光留(10分26秒 テキサスクローバーホールド)鈴木鼓太郎 ×佐藤恵一◇第3試合◇
▼30分1本
○KAI TAJIRI(3分32秒 片エビ固め)ジョー・ドーリング ×ブラックタイガーⅦ
※スプラッシュプランチャ【試合後のKAI&TAJIRI】
KAI「持ち上げて俺のメテオインパクトがいけば、一発って獲れるって自信があるし。今日は来ている皆さんに見せたんで。あれさえできれば、もう間違いないでしょう。でも、今日はTAJIRIさんの助けもあったんで」TAJIRI「俺はね、このまま三冠獲ってもらってね。2018年、今年はKAIについていく年にするよ。一緒にやっててよかったなっていう」
KAI「ミケ推しですから。“KAI犬"ですね(笑)」
――休憩時間に三冠戦が正式発表されたようだが?
KAI「えっ、いつ?」
TAJIRI「よかったね」
KAI「情報早い! まあ、改めて気が引き締まりました。今日はTAJIRIさんの助けもあって勝てたようなものなんで。当日は自分1人で臨まなきゃいけないんで。まあ、それまでそれ相応の対策を練って臨まなきゃいけないですね。まあでも、強いですからね、ジョーも」
TAJIRI「顔が緑色になって、こっちにらんだ時に本当にブルったよ。あんなのとやるって大変だね。いやでも、何とかなるよ」
KAI「そういう敵だからこそやり甲斐があるし、倒し甲斐があるんじゃないですか。なんか弱い相手を倒すのは仕事じゃないというか」
TAJIRI「俺は思うんだけど、ジョーっていうのは2mもあるガイジンで、ナチュラルパワーが凄いわけよ。俺、KAIっていうのは日本人のレスラーの中で、ナチュラルパワーがたぶん2、3本の指に入るぐらい強いと思うんです。なんでそう思うかっていうと、いつも試合で20分以上になっても、どんな相手でもパワーボムで平気で持ち上げる体幹の持ち主なんですよ。物凄く強いんです、実は。あと、デッドリフトなんて、日本記録保持者ぐらいは上げるんですよ、実は」
KAI「おお(笑) 本当ですか、そんなに?」
TAJIRI「まあ、嘘くさいね(笑) 桑原先生と一緒にやって、そうやって言われてたから」
KAI「いやあ、こんなに褒められるとは思わなかったんで。これで調子に乗るんじゃなくて、ちゃんと地に足を付けて。正式発表はされたんで、2月3日は節分の日なんで。ジョーは鬼じゃないですけど、鬼ぐらい強い相手だと思うんで。自分が退治します。いや、退治って言っていいのかな? そんなこと言ったら、全日本プロレスファンの皆さんに怒られちゃう。いや、倒します」
TAJIRI「じゃあ、今日は連戦終わって、やっと新年会。酒を飲みに行きますか」
KAI「そうですね。いやあ、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」
◇第4試合◇
▼30分1本
○崔領二(16分29秒 片エビ固め)×野村直矢
※赤川鉄橋◇第5試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 ヨシタツ 青柳優馬(11分45秒 ジャーマンスープレックスホールド)ゼウス ザ・ボディガー ×丸山敦◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組/2017世界最強タッグ決定リーグ戦優勝チーム]諏訪魔 ○石川修司(20分38秒 体固め)[第78代王者組]×秋山準 大森隆男
※スプラッシュマウンテン
☆秋山&大森が初防衛に失敗、諏訪魔&石川が第79代王者となる【試合後の諏訪魔&石川】
石川「ありがとうございました。いやもう、今の勢いだったら、もうちょっと簡単だと思ったら、だいぶやられましたね(苦笑)諏訪魔「やられたよ。強えな」
石川「結構集中的にやられたんで。以前と変わらず、隣にいる諏訪魔選手に…。自分が耐えていれば、勝機が見えると思ったんで。これで2018年、暴走大巨人が突っ走れる何か印になったんで」
諏訪魔「そうだね。いいキッカケだよね。これは第一歩に過ぎないから。ここから何をやるかだと思うし」
石川「全日本はもちろんプロレス界にガッチリ絡んでいきたいんで。まだまだ行きましょう」
諏訪魔「行きましょう」
――去年のチャンピオンカーニバルから勲章を独占しているが、この勢いのままで?
石川「去年もそうですけど、結果がよくついてきたなと思いますけど、もちろん同じような結果がずっと続くわけじゃないんで。悪い時もあると思うんですけど、悪い時も後ろを向かずに。僕らは全盛期なんで」
諏訪魔「全盛期だよ」
石川「もし結果がでなくても全盛期なんでね。もし落としたとなっても、またすぐに取り返せるような状態で進みたいと思います」
諏訪魔「最後のヨシタツと宮原。生意気だよ、あいつら。この間、俺らに負けてんだろ? またやらせてくださいって頭下げろよ。土下座だよ、お前。ヨシタツは土下座しろ、俺に。じゃなきゃ…ムカつくなあ」
石川「PWFのルールで、土下座したら了承するようにしましょう」
諏訪魔「見えねえところから土下座しとけよ、お前。そのぐらい思うよ」
石川「あいつ、ワールドフェイマスなんでしょ? だったら、SNSで土下座写真をあげろって言っておいてください。土下座したら考えますよね?」
諏訪魔「そうだよ」
石川「うちら1回も負けてないですよね? ヨシタツに。何の権利があるんだ。宮原はいいけど、ヨシタツは何の権利があるんだ?」
諏訪魔「よくわからないな、あいつだけは」
石川「アメリカ人だからっすかね?」
諏訪魔「なんだ、あいつは? 若作りして。若えのに配慮して。おかしいだろ? 歳はこっちのほうが近いんだろ? 俺より上だ?」
石川「なんすか?」
諏訪魔「わからない(笑) 適当」
石川「まあ、そういうことで、ぶっ飛ばして2018年も行きましょう」
諏訪魔「行きましょう」
――初代チャンピオンの谷津さんが見えている前での挑戦は意識した部分がある?
諏訪魔「うわーと思ったよ。テレビで見てた人だっていうね。ビックリしました」
石川「谷津さんに、鶴田さんと同じ体格で、僕のほうが動きがデカいって言われて、ちょっと調子に乗りました(笑)」
諏訪魔「少しファンに戻っちゃった(笑)」
――石川選手は世界タッグ初戴冠となったが?
石川「リング上で言った通り、世界タッグのベルトはメチャメチャ重いですよ。秋山準というリスペクトするレスラーからフォール勝ちしたのもデカいんで。この重さっていうのをこれから自分のレスラー人生の責任感に変えて、もっともっと向上していきたいと思います」
【秋山の話】「負けだよ、負け。俺の負けだ、俺の負け」
【宮原の話】「宮原健斗とヨシタツで、証しを残したいんだよ、俺は。このタッグチームでそろそろ形がほしいんだ。2月3日? 任せるぜ。次は俺らにいかせろ」
【ヨシタツの話】「全日本プロレスのファンを一番ハッピーにできるのは、俺たちヨシケンです。絶対みんな、試合後に俺たちのヨシケン劇場、見たいでしょ? やっぱね、俺たちがベルトを持って、メインイベントを締めないと。2018年、俺たちヨシケン、突っ走ります」
後楽園2連戦のメインはワイルドバーニングの保持する世界タッグ王座に世界最強タッグ覇者の暴走大巨人コンビが挑戦、両チームは12・2大阪での最強タッグ公式戦で対戦しており、暴走大巨人組のチームワークの乱れをついたワイルドバーニングが勝利を収めている。しかし暴走代巨人コンビは新合体技ラストマウンテンを編み出してから優勝を果たし、絆を確かめ合った。今回は仕切りなおしの意味での挑戦、選手権試合の立会人には初代世界タッグ王者だった谷津嘉章が登場、選手権試合宣言を読み上げた。
試合は序盤から諏訪魔が大森を万力スリーパーで捕らえて胴絞め式へと持ち込むが、和田京平レフェリーはチョークと判断して諏訪魔を制止、一旦放すがグロッキー気味の大森を再度スリーパーで捕獲して、石川と共に捕らえにかかるが、秋山の激に大森が蘇生すると、32文ミサイルを狙ってコーナーに乗る石川にアックスボンバーを浴びせ、場外に落ちた石川に秋山が強襲、鉄柵に叩きつけてからニールふとを浴びせ、大森もリングも戻った石川をパイルドライバーで突き刺し、秋山も石川の首だけをエプロンに固定して後頭部にニードロップを投下、鉄柱を使ったネックロックと石川の首を徹底的に狙い撃ちにして集中攻撃を浴びせる。
劣勢の石川は秋山の串刺し攻撃を阻止してからの32文ミサイルキックで反撃して、やっと諏訪魔に交代、交代を受けた諏訪魔は秋山にフライングショルダーから早くもラストライドを狙うが、秋山が堪えたところで大森が入るも、諏訪魔はダブルチョップ、ショートレンジラリアットで返り討ちにし、秋山に串刺しラリアット、フロントスープレックスと畳みかけるが、秋山のジャンピングニーで応戦、交代した大森もフロントハイキックからニールキック、飛びつきネックブリーカーからアックスボンバーを狙うが、読んだ諏訪魔はコンプリートショットで切り返す。
交代した石川は大森をスリーパーで絞めあげるが、串刺し攻撃をかわした大森はバックドロップを決めて秋山に交代も、そのまま場外でダウンしてしまい。完全に孤立した秋山は石川にランニングニーを放つが、ガードした石川が串刺しラリアットを放ってからダイビングフットスタンプを投下、だが秋山もジャンピングニー、ランニングニーを連発してフロントネックロックで捕獲、石川の首に何度もニーリフトを浴びせるが、石川はラリアットの相打ちから追尾式ニーリフト、正調ニーリフトと攻め立て、諏訪魔が入って連係からサンドウィッチラリアットが決まり、秋山は窮地に立たされる。
ここで蘇生した大森がカットに入るが、暴走大巨人コンビのダブルショルダーを喰らってしまうと、勝負と見た暴走大巨人コンビが諏訪魔がラストライド、石川がスプラッシュマウンテンの競演を狙う。しかしワイルドバーニングはリバーすると、諏訪魔を排除してから連係攻撃で石川を捕らえ、大森のフロントハイキックの援護を受けた秋山はエクスプロイダーを決めるが、ブレーンバスター狙いは石川がファイヤーサンダーで切り返し、諏訪魔がカットに入った大森を排除すると、石川はランニングニーからスプラッシュマウンテンを狙うが、諏訪魔を振り切った大森が、秋山が不時着した瞬間にアックスボンバーを浴びせ、秋山はランニングニーから膝蹴り、そしてエクスプロイダーで投げるも、石川はカウント2でキックアウトする。
秋山は勝負と見てリストクラッチ式エクスプロイダーを狙うが、諏訪魔がカットに入ってバックドロップで投げると、串刺しラリアットから石川が入りラストマウンテンが炸裂、そしてカットに入った大森を諏訪魔が排除すると、石川は重いエルボーやカミゴェを秋山に浴びせ、最後はスプラッシュマウンテンを決めて3カウントを奪い、暴走大巨人コンビが王座を奪取した。
試合後に12・12後楽園での公式戦で対戦した宮原&ヨシタツが挑戦を表明、2・3横浜文体での防衛戦が濃厚となった。12・12後楽園では敗れはしたもののヨシタツが暴走大巨人コンビに懸命に食い下がり、特に諏訪魔の怒涛の攻めを耐え抜いたことで、引けを取らないところを充分に見せつけた。石川はこれでチャンピオンカーニバル、三冠ヘビー級王座奪取、世界最強タッグ優勝、そして世界タッグ王座と本来ならグラウンドスラムなのだが、王道トーナメントを制していないことからグラウンドスラム達成とはいかなかったが、石川の言葉通り、現在の石川は"全盛期"なのかもしれない。第3試合では正式のジョーとの三冠戦が決定したKAIが前哨戦でジョーと対戦、奇襲をかけたTAJIRIが速攻勝負を狙い、レフェリーとジョーを交錯させて、お得意の無法地帯を作り上げると、KAIにレポリューションボムを狙うジョーにグリーンミストを噴射、そしてKAIはジョーをメテオインパクトでジョーをKOしてから、試合権利のあるブラックⅦをスプラッシュプランチャで3カウントを奪って前哨戦を制し、激怒したジョーは退場するKAIを追いかけていった。
1.3後楽園大会終了‼︎本日も沢山のご来場誠にありがとうございました。
次戦は1.6名古屋大会‼︎アジアタッグ選手権試合を開催します。皆様のご来場お待ちしております。#ajpw #プロレス pic.twitter.com/mXDOEBKxVQ
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2018年1月3日【全日本】タッグ完全制覇! 諏訪魔&石川が世界タッグ奪取▼宮原&ヨシタツが挑戦表明▼三冠初挑戦へKAIが王者ジョーにメテオインパクト敢行▼初代世界タッグ王者・谷津嘉章さんが認定宣言…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/ytKWhI0meT
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年1月3日全日本後楽園大会でした。
秋山・大森組から勝利!ベルトの重みと秋山選手からフォール勝ちした重み。その重みを力に変えて闘って行きます!応援ありがとうございました!#ajpw #俺たちは全盛期 pic.twitter.com/3a9vlUW7Zj
— 石川修司 (@g0925union) 2018年1月3日ニューイヤーウォーズ後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
勝機はあったと思うのですが…諏訪魔・石川は強かったです。僕の負けです。切り替えて6日のアジアタッグに臨みます!#ajpw
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年1月3日後楽園ホール2days最高でした(≧∇≦) #ajpw pic.twitter.com/xX5sOYZGO7
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2018年1月3日ずっとずっと昔から全日本プロレスを見てきているオイラにとって今日いちばん興奮したのは、初代世界タッグチャンピオンで特別立会人の谷津さんが「♪エイエイエイエイエイエイ!」の曲で入ってきた瞬間だった。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2018年1月3日 -
全日本プロレスの2018年度が開幕!ジョーがゼウスとのパワー合戦を制し三冠王座を防衛!
12月のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票を受付中です!: https://t.co/WgNudxoRwL
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2018年1月2日1月2日 全日本プロレス「2018ニューイヤーウォーズ」後楽園ホール 1522人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○佐藤恵一(5分29秒 片エビ固め)×岡田佑介
※変型フィッシャーマンズバスター◇新年の挨拶◇
秋山準社長「皆さん、新年明けましておめでとうございます。昨年は皆さんのご声援のおかげもあり、また一歩全日本プロレスは前進することができました。ありがとうございます。今、全日本プロレスの未来は負けてしまいましたが…今年もその歩みを止めることなく、一歩一歩前進していきたいと思います。今年も皆様のご声援よろしくお願いいたします」(新入団選手として丸山敦が1月1日付で全日本所属となったことが発表された。)
丸山「全日本プロレスの名を汚さぬよう一生懸命頑張ります。よろしくお願いします。自分に期待されるものはやはり強いプロレスだと思っていますので。これから自分の実力で、カッコいいプロレスをどんどんやっていきたいと思います。これまでの私は忘れてください!」秋山「今までの丸山は忘れて、変なことはやらずに、一生懸命頑張ってください」
◇第1試合◇
▼20分1本
渕正信 ○ディック東郷 丸山敦(4分39秒 クロスフェース)×中島洋平 西村修 ウルティモ・ドラゴン【試合後の渕&東郷&丸山】
渕「(2人と握手を交わすと、丸山に)あれ、お前入団したんだ?」丸山「お願いします!」
渕「まったく知らなかったよ。知らない間に入団しちゃって」
丸山「内緒にしてましたけど…今日からお願いします」
東郷「どうもありがとうございました」
渕「遠くから来てくれて。あとは2人に任せるから」
※渕が去っていく
――東郷選手は久しぶりの全日本参戦となったが?
東郷「そうですね。本当に秋山さんの全日本になってからは初めてだと思うので。今年一発目、全日本さんに呼んでもらって、凄く感謝しています。本当に新年一発目で勝利を飾れて嬉しいですね」
――参戦が継続すると、TAJIRI選手との再戦など楽しみなカードが出てくるが?
東郷「1回ちょっと消化不良に終わっているんでね。それもゆくゆくあるんじゃないかなとは思いますけどね」
――丸山選手は入団発表の時にお客さんから笑いが起こっていたが?
丸山「今まで僕に対して舐めた態度を取っていた人たちにギャフンと言わしたい。全日本プロレスという後ろ盾ができたんで。これからは全日本プロレスが僕を入れてダメになるか? 僕に10円ハゲができるか? どっちか勝負ですよ」
東郷「誰も真面目に聞いてないよ(笑)」
丸山「自分も自分で何を言ってるのかわからないですよ(笑)」
――今まで参戦してきた団体に今後も上がる?
丸山「僕が参戦してた団体さんに聞いてください。僕はいつどこでも誰とでも、あれしますから…。(東郷に)すいません」
――全日本に入団した一番の決め手は?
丸山「真面目なことを言ってもいいですか? プロレスが一番詰まっているところなんで。僕はプロレスを上手くなりたいんで。もう40歳超えてますけど、ずっとプロレスが上手くなりたい。自分に必要なものを求めると、全日本さんが一番私の理想ということで。ここでプロレスを一から学ぶつもりでやってまいります」
――当然、世界ジュニア王座も狙っていく?
丸山「もちろんです。一番ほしいベルトは世界ジュニアです。次に!BANG!TVぐらいです」
――東郷選手から見た全日本の魅力は?
東郷「やっぱりプロレス界の老舗でもありますし、今はインディー団体がいろいろ増えて、やっぱり新しいプロレスのジャンルがドンドンできている中で、伝統的なプロレスをしているというのは凄い大事なことだなと思いましたね」
◇第2試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 ヨシタツ 野村直矢 青柳優馬(7分39秒 片エビ固め)崔領二 ザ・ボディガー KAI ×佐藤光留
※ブラックアウト◇第3試合◇
▼新春無差別バトルロイヤル
○KAI(10分48秒 片エビ固め)×丸山敦
※メテオインパクト
【退場順】[1]佐藤光留[2]渕正信[3]ボディガー[4]宮原健斗[5]野村直矢、青柳優馬[7]佐藤恵一[8]ヨシタツ、崔領二[10]西村修[11]岡田佑介[12]ブラック・タイガーVII[13]中島洋平、梶トマト[15]吉江豊[16]阿部史典◇第4試合◇
▼世界タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
諏訪魔 石川修司 ○青木篤志(8分24秒 腕ひしぎ逆十字固め)秋山準 大森隆男 ×岩本煌史◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第46代王者]○TAJIRI(12分42秒 片エビ固め)[挑戦者]×鈴木鼓太郎
※バスソーキック
☆TAJIRIが3度目の防衛に成功(試合後、青木が登場)
TAJIRI「とうとう現れたな。待ってたぞ。青木篤志!俺は全日本プロレスに…いや、皆さんにお聞きしたい。次のビッグマッチ…2月3日横浜! 余計な邪魔が入る前に、TAJIRI対青木篤志、決定でいいじゃないか!」青木「PWFの決定とか、そんなのはもういいと思います。改めて2月3日横浜文体で、ぜひその世界ジュニアに挑戦させてください。俺はもう今、ここにいるお客さんが証人になったと思います。それでいいですよね?(と観客に呼びかける)正々堂々とこの世界ジュニアを懸けて、世界の一番を決めましょう」
(2人は拳を突き合わせると、握手をしながらにらみ合う)【試合後のTAJIRI】
TAJIRI「今日、実はですね、昨年末に左ヒザをやっちゃって。今日は鼓太郎との戦いというより、実は左ヒザとの戦いだった。で、なぜか鼓太郎は腹が効いたと思ったみたいで、腹に集中攻撃してくれたのが実は不幸中の幸いだった。足を攻められなくてよかったよ。けど、全然大丈夫だった。この12月に怪我してから、いろいろ考えたんですよ。全日本に上がって半年経ちましたけど、試合数が多くて、何となくただやっちゃっているような感じに気持ちがなってきたところがあって。そこをビシッて引き締められたんですよ、この怪我で。だから、いろんな意味で良かったんだなと思う。今日はラッキーでした」――相手の先を読み合うという部分で、鼓太郎選手とは同じタイプに見えたが?
TAJIRI「たぶん彼のほうが、そういった意味でかなり進化形にいってると思うんですよ。僕はもうオールドスクールだから。実はいろいろと『鼓太郎眼中にない』みたいなことを言ってきたんですけど、そんなことは本当に全然なかった。とんでもない。凄い選手だよ。終わったから言うけど。まあ、次にまた戦う時があったら、変なこと言い始めるかもしれないけど、本当は凄い選手だともちろん思ってるよ」
――2018年最初に防衛した。次の挑戦者も現れたが、王者像をしっかりと見せていく?
TAJIRI「いろいろざわめき始めたじゃないですか? みんながうごめき始めてチャンピオン像を見せるなんて余裕ぶっこいている場合じゃないような状況が。段々段々と今は新しい芽が出てきたなって感じがしてですね。ぶっ壊されないように、ベルトを守るとかじゃなく、俺を守らなきゃっていう。俺自身を守らなきゃっていう。じゃなきゃ、すぐに壊れちゃうんで。鼓太郎だって今日勝ったけど、もう1回明日やったらわからないもの」
――ベルトだけでなく、TAJIRI選手を倒すことも勲章になるが?
TAJIRI「俺なんてオッサンですからね。怪我もよくするようになったし、したら治らないし。ハッキリ言って、俺のことは眼中にないと思う。みんなベルトのことしか頭にないんじゃないですか。わからないけどね」
――ジュニアのリーグ戦も控えているが?
TAJIRI「正直ね、大変だ。この前の最強タッグも大変だったんですよ、実は。俺は一番ちっちゃいし。今回は一番オッサンで、いつも一番それが不利な何かがあって、ハンディキャップトーナメントばっかりじゃないかって。でも、出ると決まったからには、ちゃんとやらなきゃいけないわけで。願わくば、あんまり強豪のいないブロックに行きたい。こんな弱気なことばっかり言ってていいのかなと思われちゃうかもしれないけど、それぐらい下から来ている人たちの勢いは怖いよ。青木選手なんて、もう生命力で負けてるなって感じが向き合った瞬間した。今回、鼓太郎と戦うにあたって、鼓太郎の映像を結構見たんです。そういうことを僕はあんまりしなかったんですけど、するようになったっていうのは、もう何かが衰えてきているからなんだよ。そうしたら、たまたまWRESTLE-1でAKIRAさんとやった試合を見ちゃったんですよ。AKIRAさんが50歳で。そうしたら、今日同じような展開になっちゃったんで、頭の中でAKIRAさんがオーバーラップしたよ、自分に。AKIRAさんはあの時、『俺はもう50歳のオッサンだから』って言ってたしかやってたと思うんだけど、俺も同じになっているじゃないか、これって。だけど、プロレスっていうのは、オッサンにしか出せない旨み、渋み、わびさびってもんがあるから。そこで頑張っていくしかないよな」
――最終的にベルトが腰に戻ればと?
TAJIRI「メチャクチャ欲しかったんですよ、もちろんこのベルト。だけど、これに関して未練や執着はないです、ハッキリ言って。一番その時に輝いている、力のあるヤツが巻くべきだから。『俺が持ってなきゃイヤ』だなんてことはまったく俺は思わないです。往生際の悪いジジイっていうのは一番カッコ悪いからね。なんか負ける前提になっちゃってるけど、そうじゃダメなんだよ。今日、とりあえず山を越えたんで。実はですね、昨日の元旦に酒を飲んでません。この私が。明日終わったら行きますよ。エネルギーを酒でこっちは補充していかないと」
【鼓太郎の話】「クソ…クソ! こんだけ不利の状況の中、俺を応援してくれた人たちには本当に申し訳ない。応援しづらかっただろうにね。でも、必ず結果で返すから。青木にもリベンジするし、あのベルトも必ず…。俺は終わらない。まだだ。まだ終わらないよ」
◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第59代王者]○ジョー・ドーリング(20分9秒 エビ固め)[挑戦者]×ゼウス
※レボリューションボム
☆ジョーが2度目の防衛に成功(試合終了後、ゼウスが悔しそうにリングをあとにすると、ここでKAIが花道から登場する
KAI「ジョーさん。ハッピー・ニューイヤー!そして皆さん、新年明けましておめでとうございます。去年できなかったことを叶えに来ました。アイ・ウォント・トリプルクラウン、アイ・ウォント・チャレンジ・ユー(と英語で三冠王座に挑戦表明。ジョーが場所を問う)ヨコハマ・イン・マイ・ホームタウン!俺にそのベルトに挑戦する権利、ありますよね!?(と観客に確認。そして、ジョーに握手を求める。すると、ジョーも応じて承諾)「あとはPWFの決定を待ちたいと思います。本日は誠にご来場ありがとうございました!」【ジョーの話】「ゼウスはビッグスキルを持った男だが、俺を止めることはできなかった。誰も俺を止めることはできない。俺は止まらず走り続ける暴走機関車だ。KAI、次はお前だ。俺のパワーをとくと味わえ。三冠ヘビー級チャンピオンのな」
【ゼウスの話】「クソ! 単純に悔しい。もっとできた。ただそれだけ。次は必ず俺が勝つ。俺がジョー・ドーリングからベルトを獲ってみせるんで」
【KAIの話】
――挑戦表明したのは、試合を見て感じるものがあったから?KAI「今年のテーマは"攻撃は最大の防御"っていう。ある意味、去年は守りに入りすぎてたのかなっていうのがあるんで。姿勢です。積極的に行ってこそ、それが守りになるっていう。自分を守るってことになるっていうので、やっぱり行かないといけないんじゃないかと思って。今日のチャレンジャーのゼウス選手も、チャンピオン・カーニバルの話だけど、倒したし。ヨシタツ選手にもこの間、札幌で。1個前のチャレンジャーも倒しているわけで、挑戦する権利はあるんじゃないかなと。この流れ的に自分が。それでいてもたってもいられなくなって。あとね、次の全日本プロレスのビッグマッチは(2・3)横浜文体という。自分の地元。タイミング的にここじゃないと。そういう気持ちで行きました」
――自分が三冠王者になるなら、横浜という舞台が一番だと?
KAI「いやもう、最高でしょう」
――手強いチャンピオンだが勝算は?
KAI「重いからこそ、持ち上げて俺の技で落として。自分の体重が仇になるっていうね。それがメテオインパクトなんで。重ければ重いほど、持ち上げさえすれば、あとは落とすだけだから。そうすれば、それが決まれば勝てるでしょ。その自信がないといけないでしょ」
――最強タッグで何度か大きな相手を倒してきたのも自信に繋がっている?
KAI「舞い戻って1年になりますけど、全日本プロレスさんに上がらせてもらって、一歩ずつ実績を作ってきたんじゃないのかなと。なかなかだって、チャンスがあるけど、そこで逃しちゃったら、もう一生掴めないし。今じゃないかって思ったんで。2018年、戌年なんで」
――戌年?
KAI「違う(笑)」
――ジョー選手も握手したというのは、やってやるという意思表明だと?
KAI「僕もそういうふうに思ってます。あとはPWFの決定を待つしかないんじゃないですか」
全日本プロレスの2018年度が開幕し、大会前には全選手が揃って新年の挨拶が行われるが、新入団選手が発表され、これまでフリーとして参戦してきた丸山の入団が発表され、所属となった。丸山は2014年に大阪プロレスを退団後はフリーとなり、大日本プロレス、K-DOJOなど各団体に参戦してきた。自分もここにきて丸山の入団には驚かされたが、各団体のジュニアでも実績を誇っているだけに丸山の入団は全日本的にも大歓迎だ。
所属初戦となった丸山は渕、久々参戦の東郷と組んで、中島&西村&ウルティモと対戦。西村と対峙した丸山はエルボースマッシュからテキサスブロンコスープレックスで投げられてしまうが、串刺しを読みドロップキックを発射、試合は東郷が中島をクロスフェースで捕らえてギブアップを奪い、丸山は所属初戦を勝利で飾ったが、新春バトルロイヤルでは最後の二人まで残るも、KAIのメテオインパクトを喰らい、優勝を逃してしまう。また休憩明けには2月13日、後楽園大会から開幕する『Jr.BATTLE OF GLORY』の出場選手、ブロック分けが発表された。
[出場選手]
▼Aブロック
青木篤志 近藤修司 岡田佑介 丸山敦 高尾蒼馬 佐藤恵一▼Bブロック
岩本煌史(前年度優勝者)中島洋平 TAJIRI(現世界ジュニアヘビー級王者) 佐藤光留 鈴木鼓太郎 藤田峰雄全日本からは岡田、フリーから佐藤恵、藤田峰が初参戦も、驚いたのはWRESTLE-1からエントリーした近藤の存在、近藤は2度に渡って世界ジュニア王座を保持し、パワーもヘビー級クラスだけに、全日本勢だけでなく、WRESTLE-1で対戦してきたTAJIRIや鼓太郎にとっても一番厄介な存在なのかもしれない。
メインはジョーの保持する三冠王座にゼウスが挑戦、昨年のゼウスはシングルでは三冠戦線に割って入れず、世界最強タッグでは優勝候補の一角とされながらも、負け越しと不本意な成績となるなど、今回の三冠挑戦は起死回生をかけての挑戦となった。
序盤からゼウスが逆水平合戦からフライングバイセップスエクスプロージョンで先手を狙うが、ジョーもロープ際でのラリアットでエプロンへ追いやり、フライングショルダーでエプロンから叩き落すと、リングにゼウスを戻して首だけ場外に出た形で固定した状態でエルボーを乱打、バックハンドエルボーから逆エビ固めとジョーが先手を奪う。
先手を奪われたゼウスも逆水平の連打で反撃するが、ジョーは脇腹、後頭部とエルボーを落とし、串刺しはゼウスが迎撃して逆水平合戦を展開、互いに一歩も引かずも、ジョーがコーナーに押し込んで串刺しを狙うと、ゼウスはコーナーに飛び乗って反転式のダイビングバイセップスエクスプロージョンを発射、串刺しバイセップスエクスプロージョンからフロントスープレックス、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる。
ジョーはスリーパーで脱出すると、突進したゼウスにショルダータックルを浴びせ、後頭部へのバックハンドエルボー、ショルダータックルからショートレンジラリアット、ブレーンバスターで投げるが、クラッチは外さなかったゼウスも連続ブレーンバスターで投げ返し、雪崩式ブレーンバスターは阻止されるが、ジョーがエプロンに着地したところでロープ越しのブレーンバスターで投げる。
しかしジョー起き上がった瞬間にラリアットを炸裂させると、ゼウスのバイセップスエクスプロージョンと相打ちとなるが、ジョーがロープへ振ったところで、ゼウスがフライングバイセップスエクスプロージョンで迎撃すると、エプロンに逃れたジョーにロープ越しでのバイセップスエクスプロージョンを叩き込んでから、プランチャを命中させる。
リングに戻ったゼウスはリフトアップスラムからダイビング式バイセップスエクスプロージョン、コーナーに昇ったところでジョーが追いかけるが、不時着したゼウスはパワーボムで叩きつけ、ジャックハマーで勝負に出る。しかしジョーが堪えると突進するゼウスにスパインバスターを決めて両者ダウンとなる。
立ち上がった両者はエルボー合戦、ジョーのラリアットを喰らってもゼウスは意地で倒れず、ジョーのラリアットをかわしたが、先読みしたジョーはフライングボディーアタックを命中させると、レボリューションボムで勝負に出るが、抱えたゼウスは秘密兵器CIMAのシュバインを決めるも、両者ダウンでカバーに入れない。二人はエルボー合戦の後で、ジョーが再度フライングボディアタックからレボリューションボムを狙うが、不時着したゼウスはボディガー譲りのハイキックから、バイセップスエクスプロージョン、そしてジャックハマーを決めるも、カバーが遅れてカウント2でキックアウトされてしまう。
二人はラリアット合戦も、ジョーが打ち勝つと、パイルドライバーで突き刺し、最後はレボリューションボムで3カウントを奪い王座を防衛、ゼウスはまたしても王座奪取はならなかった。
試合後に第3試合のバトルロイヤルに優勝したKAIが挑戦を表明すると、ジョーが受諾して2・3横浜文体大会での防衛戦を指定した。
KAIの三冠王座への挑戦は初、本来ならもっと早くに挑戦すべき存在だったのだが、全日本の内紛、WRESTLE-1への移籍、フリーとして全日本に参戦も、挑戦にはなかなか漕ぎつけることは出来なかった。そのKAIが遠回りしながらもやっと三冠王座に王手をかけた。セミでは世界ジュニアヘビー級選手権が行われ、王者のTAJIRIに鼓太郎が挑戦。12・17さいたまで丸山を降し王座を防衛したTAJIRIに鼓太郎が挑戦表明も、鼓太郎が2015年に保持していた世界ジュニア王座を返上して全日本を退団した経緯を巡って全日本ジュニア勢だけでなくファンまでも猛反発されたこともあって、館内は鼓太郎に対するブーイングが飛び交った。
序盤はハンマーロックを狙うTAJIRIに、嫌った鼓太郎がスタンドでの勝負を狙うが、TAJIRIは巧みに左腕攻めを展開、鼓太郎もアクロバティックな動きで脱出、先読み合戦ではTAJIRIのハイキックを見切った鼓太郎がキチンシンクからストマックブロック、ボディーへのエルボーと脇腹攻めで先手を奪う。
執拗な脇腹攻めに苦しんだTAJIRIは鼓太郎のフロッグスプラッシュ狙いを、下からの蹴りで迎撃し、顔面へのドロップキックから、ナックルを打ち込めば、鼓太郎もエルボーで応戦、再び脇腹にエルボーを打ち込んでからピットを炸裂させるも、TAJIRIもハンドスプリングエルボーで応戦、エルボーと土手っ腹へのミドルキックが相打ちなって両者ダウンとなる。
TAJIRIの串刺しをかわした鼓太郎は、三沢魂ダイビングエルボーアタックを炸裂させるが、TAJIRIはパイルドライバーで返した後で、掟破りのタイガードライバーを狙うも、脇腹へのエルボーで阻止した鼓太郎はブルーディスティニーを狙う。しかし不時着したTAJIRIはレフェリーと鼓太郎を交錯させようとするが、阻止した鼓太郎はファンネルからエンドレスワルツとTAJIRIを追い詰める。
ワンツーエルボーから脇腹へローリングエルボーと叩き込んだ鼓太郎はマスドライバーを狙うが、帯を脱いで鼓太郎をすっぽ抜かせると、斉藤レフェリーと交錯させ、三沢魂タイガードライバー狙いもTAJIRIが切り返し、回転エビ固め狙いもグリーンミストを噴射して阻止、そして最後はバスソーキックを炸裂させて3カウントを奪い、インサイドワークの差でTAJIRIが王座を防衛した。
試合後には青木が現れ、TAJIRIのほうから2.3横浜文体での挑戦者に青木を指名、青木も受諾した。青木も佐藤光留との変態自衛隊でアジアタッグ戦線が中心となっていたが、いよいよジュニア王座獲りに本腰を入れ始めた。【全日本】ゼウス初戴冠ならず 年頭決戦でジョーが三冠V2、KAIが名乗り▼鼓太郎返り討ちでTAJIRIが世界ジュニアV3、ついに青木迎撃へ▼世界タッグ前哨戦 諏訪魔と大森が大乱闘▼恒例の新春バトル KAIが優勝…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/jWfNF8gkpZ
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年1月2日【全日本】丸山が1月1日付で全日本に入団…2018年オープニング興行・後楽園大会速報中https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/lVeUZDoB62
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年1月2日本日は後楽園大会に御来場、誠にありがとうございました。お陰様で新春バトルロイヤルで優勝。そして…
今年は去年出来なかった事を叶えます!三冠が欲しい!自分の地元横浜で挑戦したい!王者のジョーには自分の意思を了承して貰ったと理解したので後はPWFの返答を待ちます。明日は後楽園大会2日目。 pic.twitter.com/7kJfrLS6xS
— KAI (@kai0222) 2018年1月2日世界Jr.薄氷ながら防衛成功。次は2月3日横浜文化体育館で、ついにvs青木篤志…これもう決定でいいんだよな?
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2018年1月2日後楽園ホール大会終了。
TAJIRI選手に挑戦表明をしてきました。これで違う人が挑戦者となった場合、ズッコケるどころでは済まされないので認めていただきたいですね。
タイトルマッチはもちろん観てました。色々含めて完全にTAJIRI選手の試合だったと思う。
さすが、世界Jr.王者TAJIRI選手。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2018年1月2日本日、全日本プロレス後楽園、応援しづらい中、応援してくれた皆さま、後援会のみんな、結果出せずすいません、でも必ず結果で応えてみせます!
まだだ、まだ終わらんよ!#鈴木鼓太郎#ajpw
— 鈴木 鼓太郎 (@suzuki_kotaro_) 2018年1月2日わたしは今年から全日本プロレス所属選手としてやらせていただきます。
全日本プロレスの名に恥じぬよう、一生懸命頑張ります!#全日本プロレス
— 丸山敦 (@shaolin27AM) 2018年1月2日全日本プロレス後楽園大会終了。秋山さんの全日本になってからは初登場です。淵さんの老獪さと全日本所属になったATUSHIのフォローで2018年一発目の試合を勝利で飾ることが出来ました。ありがとうございました。滞在時間5時間でした。
— dicktogo (@boliviacuba) 2018年1月2日ニューイヤーウォーズ後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
今年も前進、前進!
明日の世界タッグも防衛して前進あるのみ!頑張ります!!#ajpw
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年1月2日丸山敦、全日本プロレス入団。彼の面白いプロレスが欲しいだけではなく、彼のプロレスセンスとプロレス頭を必要としての入団です。
今後は全日本プロレス所属としてそれらをフルに使ってもらおうと思います。
皆様、今後とも丸山敦をよろしくお願い申し上げます。
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年1月2日【超満員 御礼】
全日本の闘い初め、熱戦の1.2後楽園大会終了‼︎本日も沢山のご来場誠にありがとうございました。
明日の1.3後楽園大会は注目の世界タッグ選手権試合を開催。皆様のご来場お待ちしております。#ajpw #プロレス pic.twitter.com/8tE6TwrRhf
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2018年1月2日全日本プロレス後楽園ホール大会。今年も新春バトルロイヤルを見届けられてお正月を感じました!丸山敦選手が全日本所属になり、ディック東郷選手の参戦があり、Jr. BATTLE OF GLORYには高尾蒼馬選手、藤田峰雄選手、近藤修司選手の参戦も!これからの王道マットがますます楽しみですね pic.twitter.com/Mn9LhUZcKZ
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2018年1月3日 -
狂い合って絆を確かめ合った竹田と塚本がタッグ結成へ!大地は河上を絞め落として防衛!
1月2日 大日本プロレス 後楽園ホール 1568人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼加藤拓歩デビュー戦/15分1本
○青木優也 森廣祐基(12分18秒 逆エビ固め)野村卓矢 ×加藤拓歩◇第2試合◇
▼20分1本
○橋本和樹 吉野達彦 関札皓太(7分41秒 グラウンド卍固め)忍 ×ツトム・オースギ ヘラクレス千賀◇第3試合◇
▼20分1本
宮本裕向 木高イサミ ○藤田ミノル 関根龍一(10分35秒 片エビ固め)TAJIRI バラモンシュウ ×バラモンケイ 星野勘九郎
※SAYONARA◇第4試合◇
▼30分1本
○浜亮太 中之上靖文 滝澤大志(11分30秒 片エビ固め)神谷英慶 宇藤純久 ×菊田一美
※ダイビングエルボードロップ◇第5試合◇
▼有刺鉄線6人タッグデスマッチ
○伊東竜二 アブドーラ・小林 "黒天使"沼澤邪鬼( 体固め)高橋匡哉 植木嵩行 ×佐久田俊行
※ドラゴンスプラッシュ◇第6試合◇
▼30分1本
石川修司 ○佐藤耕平(10分19秒 片エビ固め)×関本大介 鈴木秀樹
※パイルドライバー◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第11代王者]○橋本大地(17分59秒 TKO)[挑戦者]×河上隆一
※三角絞め
☆大地が初防衛に成功【試合後の大地】
大地「まず1回目。1回目の防衛をしたぞ。苦しい…。メッチャきつかった…。とりあえず、まず防衛ができて嬉しいです。嬉しい。追われる者の気持ちって、この間もどっかで話したけど、伊達じゃないっていうか、きっついね。でも、橋本大地のチャンピオンロードはスタートしてるんだ。このまま防衛続けるぞ。今日、別に名乗り出ろなんて言ってないけど、名乗り出るヤツもいなかったし。今日の試合を見て、『俺なら勝てる』って思ってるようなヤツ、どんどん来ればいいじゃんか。それこそ河上とやって負けた宇藤でもいいよ。まだヘビーじゃないけど、別に野村でもいいじゃん? 防衛かましてやるわ。このベルトを持ったまま、大神としてあの白いベルトも巻かないといけないし、やることがたくさんだよ。これからまたちょっとしたら、一騎当千だってあるんだ。今回ストロングで」――河上選手の意地は試合の中で感じた?
大地「メッチャ感じましたよ。この人、本当に迷いがないんだなってスゲエ思ったし、ああいう試合がスゲエ楽しかった。そうだね、ベルトを持った特権って、強いっていう象徴もあるし、こんな楽しい試合もできるんだね。そうだね。今、改めて知ったわ。いいね、ベルトを持っているって。ドンドンやろう。こんな面白い試合できるんだったら、ドンドンやりたい。ドンドン何でも出てこい。会社に決められるんじゃなく、会社に『これがいいんじゃない?』って言うんじゃなくて、会社がこの人って決める前に、自分から名乗り出てこいって。これでも何でも見て」
――事前に「橋本大地が取り返したのは、大日本に取り返したことにならない」という言い方を河上選手はしていたが、その気持ちにかきたてられるものはあった?
大地「それは言われた時点で思ってるんですよ。この前もどっかで言ったけど、だったら鈴木秀樹がこのベルトを持っている時点で、回したり投げつけたりした時点で、あそこに上がってくるべきだって。大日魂を持っているんだったら。俺は自分なりに大日魂を持っていると思うからあそこに上がって。その行動が許せなくて、行為が許せなくてさ、噛みついていったわけじゃないか。でも、あの場で、ノホホンと後ろで…。でも、あの時は負けてたのか。なのでしょうがないか。でもそれにしたって、そのあとに噛みつくとかさ。それは河上隆一だけじゃなくて、横で見てた宇藤だとかさ、野村だとかさ。ヘビーに行きたいって言うんだったら、野村も噛みつかないといけないわけだよ。他のヤツだってそうなんだよ。俺のことを止められるくせに、なんでこいつらが止めるんだって思ったよ。だから、大日魂がどうとかって言うのも、順番待ちをしてちゃダメなんだよ。俺は順番待ちせずに、無理矢理割り込んで獲ったベルトがここにあるんだ。だから別に、あの人をけなしているわけではないけど、俺の大日魂を今日は感じてくれたら嬉しいなと思ったね。感じてくれてるでしょう」
【河上の話】「負けたのか。そうか…。1・2に向けて、俺も絶好調で合わしてきて。当たったらわかるけど、向こうもたぶん絶好調で合わしてきて。絶好調同士でシングルやって、負けた。俺の負けだよ。負けたっていうのはそういうこと。気合い十分で行ったけど負けたってそういうこと。何よりたぶんこの試合が決まって、『河上、今度こそ頑張ってくれ』って何人もの人に言われたし、応援してくれるファンのみんなのそういう声を裏切ったっていう思いが凄い今回はつらいですね。まあ、全力でやって負けたってことだし。本当はベルトを獲ったらもっと言いたいことがいっぱいあったけど。これは全然ネガティブでもないし、後ろ向きなことでもないけど、一旦ストロングBJと距離を置いて。全然ネガティブじゃない意味で、今年で10年になるし、もう1回プロレス人生を見つめ直す時がきたんじゃないかって。全然前向きな意味で。これからどうなるかわからないけど、楽しみにしててくれよ」
◇第8試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 五寸木々ボード+蛍光灯+ケージデスマッチ/30分1本
[第36代王者]○竹田誠志(17分8秒 片エビ固め)[挑戦者]×塚本拓海
※リバースUクラッシュ
☆竹田が4度目の防衛に成功(試合終了後)
竹田「おいツカ、気持ちいい正月だねえ! オマエを指名してきょうホントよかったよ。塚本、オマエとは5年前か。オマエがデスマッチに参入してきて俺は欠場の身。オマエのデスマッチなんて見たこともなかったけど、横浜文体でやってみて、コイツには未来があるって俺は勝手に思ってた。あれから5年、この後楽園ホールの大勢のお客さんの前で、メインを張る。なんかプロレスって…ドラマがありますねえ! 塚本、これに懲りずもう一回でももう二回、三回、何回でもやろう。きょうはいい酒飲め!」塚本「まずはきょうご来場いただいたお客さん、新年あけましておめでとうございます。なんか、ドラマがあるないとか、竹田さんらしくないっすねえ。何くさいこと言ってんすか。でもね、言葉以上にやっぱり竹田誠志、あんた強いよ。だからこそ、もう一回、いや200回300回、タイトル戦じゃなくてもシングル、あんたとだったら何回でもやってやるよ。俺はやっぱり狂って愛し合ってるんでね、“狂い愛”ですよ。デスマッチLOVE、狂い愛。もっとそういう狂い愛、そういう花を狂い咲かせましょう。あとね、新年会やりましょう」
竹田「ちょっと待て、そういうのじゃねえだろう。でもよ、オマエが言った通りドラマだなんだ、関係ねえよな! 俺たちはこのリングで命張って、傷作って、いつ死ぬかわかんないけど、命懸けでリング上がってんだよ。いいか、デスマッチ、狂い愛? いいじゃねえか。これはシングルマッチ、オマエとはタッグを狙ってもいいんだぞ! こういうのは言ったもん勝ちだ。BFJとは別にタッグチーム、もっともっと前進していくぞ。オマエがうまいこと言ったから、俺がうまいこと言うわ。狂い愛、クレイジー…ラブ…俺らクレイジーラバーズでどうだ!(場内どよめき)よし、2018年クレイジーラバーズでもっともっと上目指す。またやってこうぜ、ありがとう。1月2日からこんなたくさんのお客さんがいて、こんな試合ができて、わたくし嬉しい限りでございます。でも! まだ2018年、はじまったばっかだからよ! あと11、12カ月あんだよ。もっともっと体に傷作って、わけわかんねえことやって、オマエら全員うならせてやるからな! だからみんなまた、見にこいや!」
【試合後の竹田】
竹田「新年早々ね、1月2日か。正直、連戦やってたから、正月気分なんてまったくねえし、もっと酒を飲みてえのによ、1月2日から興行なんかしやがって。狂ってるよ。そういうところも好きだよ。でも、正直、塚本拓海があそこまでやるとは思わなかったよ。ぶっちゃけ、あいつとは普段からデスマッチの話をしたり、酒を酌み交わしたり、なんだかんだ仲がいいけど。俺は今日、リングでやったことで、別にそういうのを関係なく、あいつを潰しに行ったけど、あいつはそれ以上のもので答えてくれたから。これは別に仲良し子良しでもないし、俺はあいつを認めてやるよ。でも、まだまだ。正直、俺には余裕があるよ。終わった後にあんなマイクができる余裕があるんだよ。マイクができなくなるまで追い込んでこい。何遍でもやってやるからな。そして、リング上でも言ったけどさ、この団体はシングルだけじゃねえんだ。このベルトだけ盛り上がってもしょうがねえんだよ。タッグのベルトだってあるんだ。この団体でタッグパートナーと言ったら、塚本しかいねえよ。俺はあいつとやりたい。クレイジーラバーズって言ったけど、あんなの取って付けたような名前だけど、今まで5年間組んでて、タッグチームらしい注目も浴びてなかったからよ。これを機に、2018年タッグとしてドンドンいかせてもらうから」――今後の防衛ロードについては?
竹田「こうやってキレイに今日は終わっちまったけど、あの中でやりてえヤツがいるんだったら、いくらでも。やる気なんだったらね。さっきのマイクじゃないけど、デスマッチに愛があるのかって。小林じゃねえけどさ、愛がなきゃデスマッチなんてやってらんねえ。そうい愛があるヤツがいるんだったら、いくらでも挑戦を受けるし。下の第5世代たっけ? 塚本、高橋とやってきたよな。まだいんだろ? 俺がデスマッチの課外授業をやってやるから。関根とかいるんだろ? あいつもデスマッチを中途半端にやるんだったらよ、俺に挑んできて、一緒にやってみろって。これは褒めてるのでも何でもねえぞ。おちょくってんだ。やる気があるんだったら来いって。植木は前から言ってるけど、話にならねえ。佐久田はもっと考えろ。まあ、関根なんてな、スポット参戦してるから、中途半端のはあいつが一番なんだけど、何でもいいよ。この3人でも、上のヤツでもいい。俺が全員食ってやるから。正月を機に。デスマッチファイターを全部食って、今年1年間防衛してやるから」
大日本プロレスの2018年度も開幕、新年の挨拶にはグレート小鹿会長、欠場中の岡林裕二も登場、登坂栄児社長の挨拶で大会がスタートした。
セミはストロング王者の大地に河上が挑戦、大地が新王者になったにあたって河上と宇藤が挑戦に名乗りを挙げ、12・20横浜ラジアント大会で挑戦者決定戦を行い、河上が制して挑戦に漕ぎ付けた。
序盤から両者はアキレス腱固めを極め合って絞りあい、河上が制して大地はロープへ、両者はエルボー合戦、大地がミドルキックを放てば、河上は逆水平で応戦、打撃戦は河上がエルボーで制するも、場外戦では大地はミドルキックを浴びせてからマットを剥がしてのブレーンバスターを狙うが、河上が逆に投げ返す。リングに戻った河上は腹部や腰へのエルボーからスリーパーで絞めあげ、スタミナを奪いにかかり、逆水平を放っていくが、串刺しは大地がかわして膝蹴りから串刺しニー、DDTで突き刺し、胸板へのローキックと流れを変え、フェースロックで絞め上げていく。
大地がミドルキックを連打すると、河上はエルボーで打ち返し、フロントハイキックから串刺し狙いは河上がキャッチしてパワーボムで叩きつけ、エルボーやグーパンチで大地をなぎ倒し、大地のビックブーツもかわしてハーフネルソンスープレックスで投げる。起き上がった大地もキックで応戦するが、河上もランニングエルボーで応戦して両者ダウン、先に立った河上は逆水平に対し、大地はエルボー、ローキック、ニールキックと浴びせていく。
大地は垂直落下DDTを狙うが、堪えた河上がバスターニーを浴びせていくと、ランニングエルボーからハリケーンドライバーで勝負に出るが、着地した大地が後頭部にエルボーを放つと、後ろまた前へとシャイニングウィザード、しかし垂直落下DDTは河上が必死で堪え、大地はDDTからシャイニングウィザードを浴びせると、三角絞めで捕獲、そのまま一気に絞めあげ河上が落ちてレフェリーがストップ、大地がTKOで王座を防衛した。河上が戦前「橋本大地が取り返したのは、大日本に取り返したことにならない」と発言したが、大日本でのキャリアは河上の方が先で生え抜きにも関わらず、他団体から移籍してきた大地に先を越された悔しさ、河上はそれを全部ぶつけた。しかし大地もジレンマと葛藤を抱え、居場所を求め、、やっと大日本という橋本大地として認めてくれる団体にめぐり合い、その居場所に誇りを持った。大地にも大日本魂というものがあって当然なのかもしれない。メインのデスマッチヘビー級選手権は王者の竹田にBASARAの塚本が挑戦、塚本の挑戦は4年ぶりで、このときはまだ大日本の所属だったが、塚本は4ヶ月後に退団してフリーに、そして2015年からBASARAの所属となって、今回2度目の挑戦となった。ロープ4面に蛍光灯、1コーナーに有刺鉄線ゲージ、五寸釘ボードが設置された。序盤から両者共ビール瓶で殴りあい、蛍光灯にクラッシュさせるが、塚本が先に五寸釘ボードに竹田を被弾、場外戦でも蛍光灯の破片を竹田の額に切り刻み、竹田も蛍光灯を持った塚本にジョンウーを放ってクラッシュさせて逆襲し、蛍光灯攻撃、塚本の顔に蛍光灯を添えての鉄柱攻撃、リングに戻って蛍光灯にクラッシュ、ハサミを持ってのパンチ、ハサミフィストドロップと流れを変える。
竹田は蛍光灯とハサミで塚本の額をえぐると、蛍光灯束でクラッシュさせ、顔面整形から有刺鉄線ゲージにイスをセットし、塚本を座らせ、更に蛍光灯乗せてからコーナーへ昇るが、塚本が蘇生し、自ら蛍光灯を割って竹田に一撃を浴びせると、蛍光灯めがけて雪崩式フィッシャーマンズバスターでクラッシュ、串刺しとラールキックから蛍光灯をセットしてからのスマイルスプラッシュ、イス盛りの上へのずどん狙いは、竹田が堪えるが、塚本はキルスイッチに切り替え、イス盛りに直撃させる。
塚本は場外マットを剥がしてから、有刺鉄線ゲージをイスの上にセットし、蛍光灯も乗せて断崖式を狙うが、ハイキックで阻止した竹田は断崖式河津落としでゲージにクラッシュも自らもダメージを負ってしまう。両者は膝立ちからスタンディングでのエルボー合戦、蛍光灯での殴打。竹田がハーフネルソンを決めれば、塚本もトラースキックから五寸釘ボードへのオキャノンボム、ずどんと畳みかける。塚本はリバースずどんを狙うが、竹田はパンチで阻止して釘板へのチョークスラムを決めると、蛍光灯へのジャーマン、蛍光灯ロッキンボ、コーナーからのローリングセントーン、リバースUクラッシュと畳みかけて3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後に絆を確かめ合った二人はタッグ結成を正式に表明、チーム名もクレイジーラバーズと名づけ、伊東&アブ小の保持するBJWタッグ王座にも挑戦を視野に入れた。大地も大神としてBJWタッグ王座挑戦を視野に入れていることから、デスマッチ&ストロング戦線だけでなく、タッグ戦線も活発化していくのか、タッグ戦線も注目である。【大日本】塚本との死闘制して竹田がデスマッチ王座V4 タッグ結成でベルト獲り視野に▼熱戦新世代対決 大地が河上突破でストロング王座初防衛▼TAJIRIが7年半ぶりに古巣参戦 墨汁噴射誤爆も藤田との再会満喫▼新人・加藤が20歳の誕生日にデビュー…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#bjw pic.twitter.com/M4Tg8736NY
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年1月2日昨夜は今年1発目の大日本後楽園大会でした。
塚とのタイトルマッチは無事に4度目の防衛に成功出来ました。奴が俺の思ってた以上の気持ちをみせてくれたおかげで正月から良い血が流せました。塚とはタッグチームとして2018年ガツンと行きたいと思います。タケツカ改めCRAZY LOVERSを宜しくです! pic.twitter.com/pkODEtstga
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2018年1月2日日付越えて昨日1/2は後楽園ホール大会に超満員札止めのたくさんのお客様のご来場ありがとうございました。
今年も大日本プロレスがあるのはファンの皆様のおかげです。#bjw#大日ホール pic.twitter.com/m4uPtQNM0X
— マック竹田 (大日本プロレス) (@HirokiTakeda53) 2018年1月2日本日は後楽園大会
試合後のご飯は
吉野家さん
気がつけば毎日美味しい丼。
大盛にしたいのを我慢して
代わりに今日は
たまごとサラダをつけてみました#吉野家#bjw pic.twitter.com/spvFV4jkWI
— 登坂栄児 (@tosakaeiji) 2018年1月2日正月ということで普段は出ない開場前ミーティングに出席したグレート小鹿社長。「選手にサインを貰ったが誰のサインかわからないという声を聞いたので、今後は読めるサインを心掛けるように」と、新年早々から無理難題を吹っ掛けたであります。
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2018年1月2日2018年1発目! pic.twitter.com/a0K7Tp2mh4
— プロレス者 宮澤聡 (@pwnotsudoi) 2018年1月2日 -
インターヘビー級とアジアヘビー級、ランズエンドで甦る流浪のアジアヘビー級王座
崔領二のランズエンドがアジアヘビー級王座を復活させることを発表した。アジアヘビー級王座はインターナショナルヘビー級王座よりも歴史が古く、権威のあるベルトだったが、扱いは良いものではなかった。アジアヘビー級王座は1955年11月22日に日本プロレスがアジア選手権大会が開催された際に創設され、キングコングを破った力道山が初代王者となり、日本プロレスの看板タイトルになったが、1958年8月に力道山がルー・テーズを破ってインターヘビー王座を持ちかえると、インターヘビー王座が看板タイトルとなって、アジアヘビー王座はNo.2の王座に降格、どちらも力道山が保持しつづけたが、インター王座は一線級の選手、アジア王座は二線級と使い分けて防衛戦を続けていた。
1963年に力道山が急逝すると、両王座とも「力道山1代限り」として封印され、日プロは看板タイトルはアジアタッグ王座だけの状態となったが、ジャイアント馬場が凱旋帰国してから「馬場を力道山の後継者として、インター王者を継がせるべきだ」という機運が高まった。これを受けて日プロはインターナショナル王座の封印を解除を決意するも、この頃には両王座を管理していた力道山本家である百田家と絶縁していたこともあって、日プロはまだ加盟申請中だったNWAを担ぎ出して、インター王座はNWA認可日本プロレスコミッションの王座として復活、ベルトも新しく製作しディック・ザ・ブルーザーとの決定戦で破った馬場が王者となった。現在インターナショナル王座のベルトは馬場家が管理しているが、最初に馬場が巻いたことから実質上馬場ベルトとなる。
1968年11月9日にはアジア王座も復活、大木が地元である韓国・ソウルで王者となったが、なぜ復活したのか経緯は未だに明かされていないが、この頃の大木は日プロサイドに「2代目力道山襲名」を当時の社長である豊登に迫り、また国際プロレスへの移籍を考えていたことから、大木を黙らせるという意味合いもあって、No.2のベルトあるアジア王座を巻かせたのかもしれない。アジア王者となった大木は1971年に一旦ビル・ドロモに明け渡したものの二線級の選手だけでなく、ドン・レオ・ジョナサン、クラッシャー・リソワスキー、キング・イヤウケア、ブルート・バーナードなど一線級相手にも防衛してきたが、東京プロレスから復帰した猪木の台頭もあって、No2のベルトを保持しながらも、大木は団体ではNo3のポジションに下がり、猪木がUNヘビー級王座を持ち帰ったことで、アジア王座もNo3の王座に格下げとなっていく。
1971年12月にクーデター事件が起き、猪木が日プロを離脱してUN王座を返上すると、1972年7月には馬場も日プロを離脱、この時に馬場は馬場ベルトだったインターナショナル王座を持って離脱しようと目論んだが、管理していた日プロコミッションが許さず、大木との防衛戦を指定すると、いらぬトラブルを避けた馬場は渋々王座を返上、空位となったインター王座はボボ・ブラジルを破った大木が奪取、アジア王座を一旦棚上げにして、インター王座の防衛戦を優先する。しかし日プロが崩壊し大木は馬場が旗揚げした全日本プロレスに合流、アジア王座は日プロが崩壊と共に封印され、インター王座はNWA認可のベルトであり大木個人の所有の扱いで存続されたが、全日本には既に馬場が新設したPWFヘビー級王座が存在したことから、全日本内でのインター王座の防衛戦は許されず、韓国内での防衛戦に留まった。
そして1976年10月にアジアヘビー級王座がPWFの認定のベルトとして封印から解除された。解除された理由は同時期に新日本プロレスが「アジア・リーグ」を開催し、新日本独自でアジアヘビー級王座を新設したことに対抗しての処置で、日プロ最後の社長だった芳の里に使用料を払って復活させたのだ。前王者だった大木がグレート小鹿を破り王座を奪取、だが1年後に馬場のPWF王座とダブルタイトル戦を行い大木は敗れ王座を明け渡し、アジアヘビー級王座は再び封印された。再封印された理由は新日本版のアジアヘビー級王座も1年後には防衛戦が行われなくなり、大木自身もまだインターヘビー級王座を保持していたことから、不必要とされたのかもしれない。
大木は1979年に国際プロレスの所属となり、全日本で許されなかったインターヘビー級王座の防衛戦を日本国内で行ったが、半年で大木が国際プロを離脱し全日本にUターンすると、全日本はNWA会員でない国際プロでNWA認可のベルトの防衛戦を行ったとして、大木にインター王座返上を勧告、大木は受け入れ、再封印されたアジアヘビー級王座との交換で大木はインター王座を手放したが、実際は事業の資金繰りに困った大木に、全日本と日本テレビがアジアヘビー級王座+金銭で取引を持ちかけ、大木が応じてインターヘビー王座を手放したことが定説になっている。
やっと馬場ベルトを取り戻した馬場は全日本のリングでインターヘビー級王座決定トーナメントを開催したが、ブルーザー・ブロディに敗れてトーナメント途中で脱落、優勝したドリー・ファンク・ジュニアが新王者となったが、この頃から馬場はジャンボ鶴田にインター王座を巻かせたいという考えを持ち始めていた。インター王座を手放した大木はトーナメントには参加せず、小鹿との王座決定戦で再びアジアヘビー級王者となったが、この頃から頭突きの乱発から来る首の持病に苦しめられ、視神経の異常を訴えるようになっていた。大木は1982年5月に韓国で阿修羅原との防衛戦を行ったが、この試合を最後に大木はマット界から消え事実上の引退、アジアヘビー級王座の所在も不明となった。
所在不明となったアジアヘビー級王座だったが、大木の愛弟子の一人であるイ・ワンピョ(李王杓)が獲得し、現在も自宅に飾られていることが2017年11月5日発行の雑誌「GスピリッツVol.45」で明らかになったが、どの経緯で獲得したのか、相手や場所も本人も憶えていないという。そしてタイトル名だけはランズエンドが力道山次男である百田光雄から了承得て使用されることになり、ベルトも新調され、PWF会長となったドリーによって再びPWF公認のベルトとして復活することになった。
長年に渡って流浪してきたアジアヘビー級王座は、崔領二のランズエンドによって掘り起こされ、甦ろうとしている。