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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

狂い合って絆を確かめ合った竹田と塚本がタッグ結成へ!大地は河上を絞め落として防衛!

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狂い合って絆を確かめ合った竹田と塚本がタッグ結成へ!大地は河上を絞め落として防衛!

1月2日 大日本プロレス 後楽園ホール 1568人超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼加藤拓歩デビュー戦/15分1本
○青木優也 森廣祐基(12分18秒 逆エビ固め)野村卓矢 ×加藤拓歩


◇第2試合◇
▼20分1本
○橋本和樹 吉野達彦 関札皓太(7分41秒 グラウンド卍固め)忍 ×ツトム・オースギ ヘラクレス千賀


◇第3試合◇
▼20分1本
宮本裕向 木高イサミ ○藤田ミノル 関根龍一(10分35秒 片エビ固め)TAJIRI バラモンシュウ ×バラモンケイ 星野勘九郎
※SAYONARA


◇第4試合◇
▼30分1本
○浜亮太 中之上靖文 滝澤大志(11分30秒 片エビ固め)神谷英慶 宇藤純久 ×菊田一美
※ダイビングエルボードロップ


◇第5試合◇
▼有刺鉄線6人タッグデスマッチ
○伊東竜二 アブドーラ・小林 "黒天使"沼澤邪鬼( 体固め)高橋匡哉 植木嵩行 ×佐久田俊行
※ドラゴンスプラッシュ


◇第6試合◇
▼30分1本
石川修司 ○佐藤耕平(10分19秒 片エビ固め)×関本大介 鈴木秀樹
※パイルドライバー


◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第11代王者]○橋本大地(17分59秒 TKO)[挑戦者]×河上隆一
※三角絞め
☆大地が初防衛に成功


 【試合後の大地】
大地「まず1回目。1回目の防衛をしたぞ。苦しい…。メッチャきつかった…。とりあえず、まず防衛ができて嬉しいです。嬉しい。追われる者の気持ちって、この間もどっかで話したけど、伊達じゃないっていうか、きっついね。でも、橋本大地のチャンピオンロードはスタートしてるんだ。このまま防衛続けるぞ。今日、別に名乗り出ろなんて言ってないけど、名乗り出るヤツもいなかったし。今日の試合を見て、『俺なら勝てる』って思ってるようなヤツ、どんどん来ればいいじゃんか。それこそ河上とやって負けた宇藤でもいいよ。まだヘビーじゃないけど、別に野村でもいいじゃん? 防衛かましてやるわ。このベルトを持ったまま、大神としてあの白いベルトも巻かないといけないし、やることがたくさんだよ。これからまたちょっとしたら、一騎当千だってあるんだ。今回ストロングで」


――河上選手の意地は試合の中で感じた?


大地「メッチャ感じましたよ。この人、本当に迷いがないんだなってスゲエ思ったし、ああいう試合がスゲエ楽しかった。そうだね、ベルトを持った特権って、強いっていう象徴もあるし、こんな楽しい試合もできるんだね。そうだね。今、改めて知ったわ。いいね、ベルトを持っているって。ドンドンやろう。こんな面白い試合できるんだったら、ドンドンやりたい。ドンドン何でも出てこい。会社に決められるんじゃなく、会社に『これがいいんじゃない?』って言うんじゃなくて、会社がこの人って決める前に、自分から名乗り出てこいって。これでも何でも見て」


――事前に「橋本大地が取り返したのは、大日本に取り返したことにならない」という言い方を河上選手はしていたが、その気持ちにかきたてられるものはあった?


大地「それは言われた時点で思ってるんですよ。この前もどっかで言ったけど、だったら鈴木秀樹がこのベルトを持っている時点で、回したり投げつけたりした時点で、あそこに上がってくるべきだって。大日魂を持っているんだったら。俺は自分なりに大日魂を持っていると思うからあそこに上がって。その行動が許せなくて、行為が許せなくてさ、噛みついていったわけじゃないか。でも、あの場で、ノホホンと後ろで…。でも、あの時は負けてたのか。なのでしょうがないか。でもそれにしたって、そのあとに噛みつくとかさ。それは河上隆一だけじゃなくて、横で見てた宇藤だとかさ、野村だとかさ。ヘビーに行きたいって言うんだったら、野村も噛みつかないといけないわけだよ。他のヤツだってそうなんだよ。俺のことを止められるくせに、なんでこいつらが止めるんだって思ったよ。だから、大日魂がどうとかって言うのも、順番待ちをしてちゃダメなんだよ。俺は順番待ちせずに、無理矢理割り込んで獲ったベルトがここにあるんだ。だから別に、あの人をけなしているわけではないけど、俺の大日魂を今日は感じてくれたら嬉しいなと思ったね。感じてくれてるでしょう」


【河上の話】「負けたのか。そうか…。1・2に向けて、俺も絶好調で合わしてきて。当たったらわかるけど、向こうもたぶん絶好調で合わしてきて。絶好調同士でシングルやって、負けた。俺の負けだよ。負けたっていうのはそういうこと。気合い十分で行ったけど負けたってそういうこと。何よりたぶんこの試合が決まって、『河上、今度こそ頑張ってくれ』って何人もの人に言われたし、応援してくれるファンのみんなのそういう声を裏切ったっていう思いが凄い今回はつらいですね。まあ、全力でやって負けたってことだし。本当はベルトを獲ったらもっと言いたいことがいっぱいあったけど。これは全然ネガティブでもないし、後ろ向きなことでもないけど、一旦ストロングBJと距離を置いて。全然ネガティブじゃない意味で、今年で10年になるし、もう1回プロレス人生を見つめ直す時がきたんじゃないかって。全然前向きな意味で。これからどうなるかわからないけど、楽しみにしててくれよ」


◇第8試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 五寸木々ボード+蛍光灯+ケージデスマッチ/30分1本
[第36代王者]○竹田誠志(17分8秒 片エビ固め)[挑戦者]×塚本拓海
※リバースUクラッシュ
☆竹田が4度目の防衛に成功


(試合終了後)
竹田「おいツカ、気持ちいい正月だねえ! オマエを指名してきょうホントよかったよ。塚本、オマエとは5年前か。オマエがデスマッチに参入してきて俺は欠場の身。オマエのデスマッチなんて見たこともなかったけど、横浜文体でやってみて、コイツには未来があるって俺は勝手に思ってた。あれから5年、この後楽園ホールの大勢のお客さんの前で、メインを張る。なんかプロレスって…ドラマがありますねえ! 塚本、これに懲りずもう一回でももう二回、三回、何回でもやろう。きょうはいい酒飲め!」


塚本「まずはきょうご来場いただいたお客さん、新年あけましておめでとうございます。なんか、ドラマがあるないとか、竹田さんらしくないっすねえ。何くさいこと言ってんすか。でもね、言葉以上にやっぱり竹田誠志、あんた強いよ。だからこそ、もう一回、いや200回300回、タイトル戦じゃなくてもシングル、あんたとだったら何回でもやってやるよ。俺はやっぱり狂って愛し合ってるんでね、“狂い愛”ですよ。デスマッチLOVE、狂い愛。もっとそういう狂い愛、そういう花を狂い咲かせましょう。あとね、新年会やりましょう」


竹田「ちょっと待て、そういうのじゃねえだろう。でもよ、オマエが言った通りドラマだなんだ、関係ねえよな! 俺たちはこのリングで命張って、傷作って、いつ死ぬかわかんないけど、命懸けでリング上がってんだよ。いいか、デスマッチ、狂い愛? いいじゃねえか。これはシングルマッチ、オマエとはタッグを狙ってもいいんだぞ! こういうのは言ったもん勝ちだ。BFJとは別にタッグチーム、もっともっと前進していくぞ。オマエがうまいこと言ったから、俺がうまいこと言うわ。狂い愛、クレイジー…ラブ…俺らクレイジーラバーズでどうだ!(場内どよめき)よし、2018年クレイジーラバーズでもっともっと上目指す。またやってこうぜ、ありがとう。1月2日からこんなたくさんのお客さんがいて、こんな試合ができて、わたくし嬉しい限りでございます。でも! まだ2018年、はじまったばっかだからよ! あと11、12カ月あんだよ。もっともっと体に傷作って、わけわかんねえことやって、オマエら全員うならせてやるからな! だからみんなまた、見にこいや!」


【試合後の竹田】
竹田「新年早々ね、1月2日か。正直、連戦やってたから、正月気分なんてまったくねえし、もっと酒を飲みてえのによ、1月2日から興行なんかしやがって。狂ってるよ。そういうところも好きだよ。でも、正直、塚本拓海があそこまでやるとは思わなかったよ。ぶっちゃけ、あいつとは普段からデスマッチの話をしたり、酒を酌み交わしたり、なんだかんだ仲がいいけど。俺は今日、リングでやったことで、別にそういうのを関係なく、あいつを潰しに行ったけど、あいつはそれ以上のもので答えてくれたから。これは別に仲良し子良しでもないし、俺はあいつを認めてやるよ。でも、まだまだ。正直、俺には余裕があるよ。終わった後にあんなマイクができる余裕があるんだよ。マイクができなくなるまで追い込んでこい。何遍でもやってやるからな。そして、リング上でも言ったけどさ、この団体はシングルだけじゃねえんだ。このベルトだけ盛り上がってもしょうがねえんだよ。タッグのベルトだってあるんだ。この団体でタッグパートナーと言ったら、塚本しかいねえよ。俺はあいつとやりたい。クレイジーラバーズって言ったけど、あんなの取って付けたような名前だけど、今まで5年間組んでて、タッグチームらしい注目も浴びてなかったからよ。これを機に、2018年タッグとしてドンドンいかせてもらうから」


――今後の防衛ロードについては?


竹田「こうやってキレイに今日は終わっちまったけど、あの中でやりてえヤツがいるんだったら、いくらでも。やる気なんだったらね。さっきのマイクじゃないけど、デスマッチに愛があるのかって。小林じゃねえけどさ、愛がなきゃデスマッチなんてやってらんねえ。そうい愛があるヤツがいるんだったら、いくらでも挑戦を受けるし。下の第5世代たっけ? 塚本、高橋とやってきたよな。まだいんだろ? 俺がデスマッチの課外授業をやってやるから。関根とかいるんだろ? あいつもデスマッチを中途半端にやるんだったらよ、俺に挑んできて、一緒にやってみろって。これは褒めてるのでも何でもねえぞ。おちょくってんだ。やる気があるんだったら来いって。植木は前から言ってるけど、話にならねえ。佐久田はもっと考えろ。まあ、関根なんてな、スポット参戦してるから、中途半端のはあいつが一番なんだけど、何でもいいよ。この3人でも、上のヤツでもいい。俺が全員食ってやるから。正月を機に。デスマッチファイターを全部食って、今年1年間防衛してやるから」


 大日本プロレスの2018年度も開幕、新年の挨拶にはグレート小鹿会長、欠場中の岡林裕二も登場、登坂栄児社長の挨拶で大会がスタートした。


 セミはストロング王者の大地に河上が挑戦、大地が新王者になったにあたって河上と宇藤が挑戦に名乗りを挙げ、12・20横浜ラジアント大会で挑戦者決定戦を行い、河上が制して挑戦に漕ぎ付けた。
 序盤から両者はアキレス腱固めを極め合って絞りあい、河上が制して大地はロープへ、両者はエルボー合戦、大地がミドルキックを放てば、河上は逆水平で応戦、打撃戦は河上がエルボーで制するも、場外戦では大地はミドルキックを浴びせてからマットを剥がしてのブレーンバスターを狙うが、河上が逆に投げ返す。リングに戻った河上は腹部や腰へのエルボーからスリーパーで絞めあげ、スタミナを奪いにかかり、逆水平を放っていくが、串刺しは大地がかわして膝蹴りから串刺しニー、DDTで突き刺し、胸板へのローキックと流れを変え、フェースロックで絞め上げていく。
 大地がミドルキックを連打すると、河上はエルボーで打ち返し、フロントハイキックから串刺し狙いは河上がキャッチしてパワーボムで叩きつけ、エルボーやグーパンチで大地をなぎ倒し、大地のビックブーツもかわしてハーフネルソンスープレックスで投げる。起き上がった大地もキックで応戦するが、河上もランニングエルボーで応戦して両者ダウン、先に立った河上は逆水平に対し、大地はエルボー、ローキック、ニールキックと浴びせていく。
 大地は垂直落下DDTを狙うが、堪えた河上がバスターニーを浴びせていくと、ランニングエルボーからハリケーンドライバーで勝負に出るが、着地した大地が後頭部にエルボーを放つと、後ろまた前へとシャイニングウィザード、しかし垂直落下DDTは河上が必死で堪え、大地はDDTからシャイニングウィザードを浴びせると、三角絞めで捕獲、そのまま一気に絞めあげ河上が落ちてレフェリーがストップ、大地がTKOで王座を防衛した。河上が戦前「橋本大地が取り返したのは、大日本に取り返したことにならない」と発言したが、大日本でのキャリアは河上の方が先で生え抜きにも関わらず、他団体から移籍してきた大地に先を越された悔しさ、河上はそれを全部ぶつけた。しかし大地もジレンマと葛藤を抱え、居場所を求め、、やっと大日本という橋本大地として認めてくれる団体にめぐり合い、その居場所に誇りを持った。大地にも大日本魂というものがあって当然なのかもしれない。


 メインのデスマッチヘビー級選手権は王者の竹田にBASARAの塚本が挑戦、塚本の挑戦は4年ぶりで、このときはまだ大日本の所属だったが、塚本は4ヶ月後に退団してフリーに、そして2015年からBASARAの所属となって、今回2度目の挑戦となった。ロープ4面に蛍光灯、1コーナーに有刺鉄線ゲージ、五寸釘ボードが設置された。序盤から両者共ビール瓶で殴りあい、蛍光灯にクラッシュさせるが、塚本が先に五寸釘ボードに竹田を被弾、場外戦でも蛍光灯の破片を竹田の額に切り刻み、竹田も蛍光灯を持った塚本にジョンウーを放ってクラッシュさせて逆襲し、蛍光灯攻撃、塚本の顔に蛍光灯を添えての鉄柱攻撃、リングに戻って蛍光灯にクラッシュ、ハサミを持ってのパンチ、ハサミフィストドロップと流れを変える。
 竹田は蛍光灯とハサミで塚本の額をえぐると、蛍光灯束でクラッシュさせ、顔面整形から有刺鉄線ゲージにイスをセットし、塚本を座らせ、更に蛍光灯乗せてからコーナーへ昇るが、塚本が蘇生し、自ら蛍光灯を割って竹田に一撃を浴びせると、蛍光灯めがけて雪崩式フィッシャーマンズバスターでクラッシュ、串刺しとラールキックから蛍光灯をセットしてからのスマイルスプラッシュ、イス盛りの上へのずどん狙いは、竹田が堪えるが、塚本はキルスイッチに切り替え、イス盛りに直撃させる。
 塚本は場外マットを剥がしてから、有刺鉄線ゲージをイスの上にセットし、蛍光灯も乗せて断崖式を狙うが、ハイキックで阻止した竹田は断崖式河津落としでゲージにクラッシュも自らもダメージを負ってしまう。両者は膝立ちからスタンディングでのエルボー合戦、蛍光灯での殴打。竹田がハーフネルソンを決めれば、塚本もトラースキックから五寸釘ボードへのオキャノンボム、ずどんと畳みかける。塚本はリバースずどんを狙うが、竹田はパンチで阻止して釘板へのチョークスラムを決めると、蛍光灯へのジャーマン、蛍光灯ロッキンボ、コーナーからのローリングセントーン、リバースUクラッシュと畳みかけて3カウントを奪い王座を防衛した。
 試合後に絆を確かめ合った二人はタッグ結成を正式に表明、チーム名もクレイジーラバーズと名づけ、伊東&アブ小の保持するBJWタッグ王座にも挑戦を視野に入れた。大地も大神としてBJWタッグ王座挑戦を視野に入れていることから、デスマッチ&ストロング戦線だけでなく、タッグ戦線も活発化していくのか、タッグ戦線も注目である。

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