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玄藩の唾でタイガーがキレる!中嶋が今度はハイキックで丸藤をKO!
7月19日 NOAH「第8回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」後楽園ホール
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼ヘビー級3WAYマッチ/20分1本
○モハメド ヨネ(5分48秒 片エビ固め)Xマイバッハ谷口
※キン肉バスター もう1人はシェイン・ヘイスト
◇第2試合◇
▼「弾丸ヒットマン vs Mean Machine」/30分1本
○杉浦貴(10分55秒 フランケンシュタイナー)Xマイキー・ニコルス
◇『日テレG+杯争奪ジュニアタッグリーグ』入場式◇
タイガー「ノアのファンの皆さん、新日本プロレスファンの皆さん、ご来場ありがとうございます。このライガー&タイガーが一番強いシリーズがやってきました。昨年度も優勝しているので、今年も結果は同じだと思っています。どうぞ熱いブーイングをよろしくお願いします」
ライガー「今年も僕とタイガーが優勝します」
石森「前年度優勝チームがなんか言ってましたけど、俺たちノアジュニアが盛り上げて、ノアジュニア同士で決勝を行い、俺たちが優勝します。今のノアジュニアは本当に強いと思っています。なんでね、新日本プロレスが優勝することもなければ決勝に上がることもないと思っています。ご期待ください」
(石森組とライガー組がにらみ合う。と、ここで背後から玄藩が急襲。第4試合で対戦するライガーたちの急所を鷲づかみ)
玄藩「おい、ライガーさん、タイガーさんよ。今後ろからアンタのジュニアを握ったのは菊タローだ!」
◇第3試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○北宮光洋 熊野準(9分23秒 ジャーマンスープレックスホールド)[1敗=0点]Xロッキー・ロボ ジンゾー
◇第4試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(10分01秒 ダブルレッグアームバー)[2敗=0点]X平柳玄藩
菊タロー
(試合が終わってもタイガーはおさまらず、場外の玄藩に食ってかかったものの、玄藩は新日本側セコンドの小松洋平のTシャツで血をぬぐう)
タイガー「ナメてんのか! 上がってこい!」
(玄藩に襲いかかり乱闘に発展。慌ててライガーと菊タローが止めに入る。)
【タイガーの話】「なめんじゃねぇぞ! 誰を相手にしてると思ってんだ!? 新日本プロレスだぞ! ゆるいノアとは違うんだ。今度俺の顔にツバ吐いてみろ。てめぇの首吹っ飛ぶからな!!」
【ライガーの話】「昨日今日と白星。無傷。いつもの俺たちだし…(先に引き揚げたタイガーの叫び声が聞こえてきて控室へ)」
【試合後の玄藩&菊タロー】
▼菊タロー「ごめんね。でもこの後のことを考えたから、ギブアップって言っちゃった」
▼玄藩「いいんじゃないですか。師匠には失礼かもしれないですけど、楽しかったから」
▼菊タロー「先輩、これはもうタイガーと1対1でやるしかないでしょ。あれだけ向こうもエキサイトしてきたんだから。先輩にとっても面白いでしょ?」
▼玄藩「師匠も1対1でいった方がいいんじゃないですか。ライガーと菊イガーで」
▼菊タロー「自分もノアさんにはお世話になっているんで、2007年以降1回も上がっていない新日本に持っていかれるよりはノアが取った方がいいと思うんで。今日はしっかり足を引っ張ってやろうと思ったんですけど、自分の足を引っ張っただけでしたね。ブレーンバスターで決められなかったんで、タイガーマスクはしぶといなと。伊達に新日本のジュニアで喧嘩を売ってやってきてねえなって。他団体に出ても喧嘩を売るじゃないですか」
――タイガーマスク選手との遺恨はどうする?
▼玄藩「遺恨残ったんですかね? あんなもん、大したことないですよ。遺恨なんてそんな大それたものじゃないよ。ネコごときが、しょうもない」
▼菊タロー「このまま自分らが勝っていけば、優勝進出決定戦で…もうだめか? 脱落? 俺らは諦めねえよ。まだ2日目だろ。俺たちは絶対に優勝してやる」
▼玄藩「紙一重で諦めてねえぞ」
▼菊タロー「安西先生も言ってただろうが。ねえ、先輩。安西先生、決勝に出たいですって。諦めなければ決勝に出れるよ」
▼玄藩「バスケがしたいですって…したくねえよ」
▼菊タロー「ワイルドカードだよ。敗者復活だよ」
(ここでタイガーマスクとライガーが乱入。バックステージで大乱闘を繰り広げた。)
◇第5試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○旭志織 ヒロ・トウナイ(13分05秒 ジャックナイフ式エビ固め)[1敗=0点]X原田大輔 クワイエット・ストーム
【旭の話】「幸先よく白星スタートしましたよ。何回も言いますよ。過去2年大した成績を残していないのに3回も出られてる俺らはラッキーだと思う。だから今年こそ結果を出さないと来年はないと思ってますよ。あと忘れてませんか? 俺が勝った相手、GHCシングルのチャンピオンですよ。多くは語りませんが、その事実は忘れないでください」
【トウナイの話】「これを求めて俺たちはここに呼ばれてる。いつもこうやって勝ってるけど、タッグリーグでは負けてばっかり。この勝ちの勢いで突っ走る。KAIENTAI DOJOの俺たちがノアのマットを青に染めてやる」
【原田の話】「(まさかの敗北となったが?)返す言葉はないです。負けは負けで…。これはやってはいけない負け方ですからね。チャンピオンの自分が昨日クレイジーに負けて、今日は旭に負けて。この借りは必ず返します」
◇第6試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]小川良成 ○ザック・セイバーJr.(19分03秒 体固め)[1勝1敗=2点]拳王 X大原はじめ
【拳王の話】「いいか、よーく聞いとけ。これ(竹刀)誰がやった? 小川だろ!? 誰が払う? 小川だろ! 明日、ノア有明事務所に領収書送っておいてやるからな」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
中嶋勝彦 スペル・クレイジー ○マット・ストライカー(22分49秒 エビ固め)丸藤正道 石森太二 X小峠篤司
※ネックスクリュー
【中嶋の話】「絶好調です。(チャンピオンがああいう状態になったが?)いい状態なんで、上がったらそれが分かると思うんで、しっかり結果につなげていきます。チョップ? チョップは本当に痛いですけど、ダテに10年やってるわけじゃないんでね。チョップくらい受けきってみせますよ。(師匠とどっちが痛い?)どっちも痛いです。とにかく昨日も勝って、今日もマットが勝ってくれた。非常にいい状態で当日を迎えられそうなんで、もっといいコンディションで臨みたい」
後楽園大会から開幕戦に参加していなかったK-DOJO勢やストライカーが合流、改めて入場式が行われたが、石森組とライガー組が睨み合いを展開している背後から、玄藩がライガー組の股間を鷲掴みにして、パートナーである菊タローのせいにするなど、試合前から玄藩ワールドでライガー組を翻弄する。
そして公式戦でライガー組と玄藩組が対戦、玄藩は水鉄砲を噴射して場外戦に持ち込み、トペで奇襲するも、その際に左目付近をカットしてしまい流血してしまう。だが玄藩は構わず菊タローと共にタイガーを捕らえ、菊タローが長口上なしのブレーンバスター、玄藩が菊タローを踏み台にしての唾攻撃と攻勢をかけるが、玄藩の唾攻撃にタイガーがキレて玄藩を蹴りまくり、自分を見失っているタイガーをライガーが制止に入るがタイガーは突き飛ばしてしまう。ライガーはやっとタイガーを宥めて交代して脱線しかけた試合を元に戻し、終盤には玄藩と菊タローが合体技でタイガーを捕らえるが、菊タローのムーンサルトプレスが自爆となると、ライガーの掌打、雪崩式垂直落下ブレーンバスターの援護を受けたタイガーがダブルレッグアームバーで捕獲し菊タローはタップ、しかし試合後も新日本側のセコンドである小松洋平のTシャツで血を拭うと、タイガーがまたキレ玄藩に襲いかかり、バックステージでも玄藩のインタビュー中に襲いかかるなど大荒れとなった。
元大阪プロレス王者コンビの原田組はK-DOJOと対戦し、パワーで原田組が主導権を握るも、K-DOJOはスピードを生かして反撃し、トゥナイが延髄斬り、旭が二人まとめて卍固めで流れを変えると、K-DOJOは原田を捕らえ阿吽を決めるが、原田組も合体ニーアッパーで応戦、原田は旭に片山ジャーマンを狙うと、旭がエビ固めで切り返し、最後はジャックナイフ式エビ固めで3カウント、開幕戦ではクレイジーが原田をシングルで破りGHCジュニア王座挑戦を表明したが、今回は旭が破った、場合によっては旭のGHCジュニア王座挑戦もあり得るかもしれない。
セミは小川組が超危暴軍と対戦、小川組は拳王の左腕に集中砲火を浴びせるが、超危暴軍も竹刀攻撃を駆使して反撃、しかし終盤では小川組の連係が冴え渡ると、超危暴軍も連係で応戦、最後は大原がムイビエンを狙ったところでザックが丸め込んで3カウントを奪い、試合後も小川が拳王から竹刀を奪って折るなど荒れっぷりを見せつける。
メインのGHCヘビー級選手権の前哨戦は終盤に中嶋が右ハイキックで丸藤をKOすると、石森と小峠の2人だけとなったところで中嶋組が攻勢をかけ、最後はストライカーが試合巧者ぶりを見せつけて小峠をネックスクリューで3カウントを奪う。ストライカーはWWEでは司会や解説者が主だったため選手としては未知数、だがクレイジーとのコンビ次第では優勝戦線に絡む可能性がある。そして前日は新技、今回は右ハイキックの前に中嶋にKOされた丸藤、博多決戦は壮絶な試合になるかもしれない。PR -
飯伏幸太の代わりに本間朋晃が念願のG1出場!
<新日本プロレス公式HPより>
7月19日、都内・明治記念館にて『G1 CLIMAX 24』の前々日会見が行われ、菅林直樹会長の口から、『G1 CLIMAX』の全戦欠場が発表された飯伏幸太選手の代替選手を、本間朋晃選手とすることが発表された。■菅林会長のコメント
「昨日、リリース及び弊社ウエブ等で発表いたしましたが、本大会に出場予定でした飯伏幸太選手ですが、7月4日後楽園大会以降に関しまして、病院の検査により頭部に異常はないものの、脳振盪によるダメージがみられるため、医事委員会で検討した結果、7月4日から1ヶ月間は試合出場をストップとし、G1 CLIMAXは全戦欠場となりました。楽しみにしていたファンのみなさまには深くお詫び申し上げます。 代わりに本間朋晃選手の出場が決定となりました。飯伏選手の欠場は非常に残念ですが、本間選手にはこのビッグチャンスをモノにして大会を盛り上げてくれる事を期待します」
■飯伏幸太のコメント「7月4日の試合で脳震盪を起こしまして。病院に運ばれてCTを撮って、そのときは異常がありませんでした。そのあと、何カ所か病院で検査したんですが、そのときも異常はなく、2週間あれば復帰できると言われたので、安静にして準備はしていたんですが、一昨日の練習中に少し気持ち悪くなって。
三澤先生に相談して、脳外科の病院を紹介いただいてMRIを撮ったんですけど、それも異常はありませんでした。でも、まだ少しダメージが乗っているということで、ドクターストップがかかり欠場することになりました。すいませんでした。……『G1』は凄く楽しみにしていた大会でしたし、凄く出たかったので凄く残念です。万全な状態で復帰して、いままで以上にいい試合をしていきたいと思っているので、応援お願いいたします。」
■本間朋晃のコメント
「この世の中にゼロってことはないんだなと思いましたね。ゼロがないってことは僕がG1で勝つってこともありうる。勝っていきたい。特に勝ちたいのは、柴田選手、石井選手。絶対勝ちたいと思います。(地元東北でも4大会あるが?)やっぱり僕が勝つことによって、東北、山形の人間も頑張ってるんだというところをみてもらえれば。まず勝ちを狙っていきたい。たぶんみんな僕の勝た姿をみたことないと思うんで、G1という憧れの舞台で勝っていきたい。勝った姿を東北の方々にみていただきたい。(初戦は棚橋戦だが?)同じ同級生として、勝ったことがないんで、勝ってみたいですね」
新日本プロレスが会見を開き、『G1 CLIMAX24』を脳震盪で全戦欠場することになった飯伏幸太に代わり本間朋晃がエントリーすることが発表された。
飯伏の代役候補には本間だけでなくKUSHIDA、中西学、キャプテン・ニュージャパン、YOSHI-HASHIなどファンの間でも挙がっていた。本来なら飯伏を負傷させたKUSHIDAが代わりにエントリーするのが筋だが、KUSHIDAはG1最終戦である西武ドーム大会でIWGPジュニアタッグ選手権の防衛戦が組まれている、そうなるとG1優勝経験者の中西なのかというと最近は一歩引いた立場を取っていたことを考えると難しい、そうなると本間、キャプテン、YOSHI-HASHIに絞られるが、タイトル経験など実績を考えると本間が妥当だったということなのかもしれない。
大日本プロレスを始め数々の団体を転々として新日本に流れ着いた本間はG1出場を目指していたが新日本を一時退団、本間にとってのG1出場は夢の舞台になりかけていた。今回は飯伏の代役という形だが念願だったG1出場となった、今までは真壁刀義の弟分というイメージが強かったが本間がG1に出場することでどれだけの活躍を見せるのか、いろんな意味でチャンスでもある。
改めて出場選手が揃ったG1 CLIMAX、『世界で一番暑い夏』はまもなくやってくる。
『G1 CLIMAX 24』Aブロック選手のコメント
■棚橋弘至のコメント
「100年に1人の逸材、棚橋です。過去最大級のスケール感、そしてよくもこんなに揃ったなという選手。そして、注目度が上がっていくなかでの西武ドーム初進出。これは間違いなく、ファンのみんなの記憶に残る、プロレス界の記録に残る大会になると思います。そこに棚橋の名を刻みます、以上です!」
■小島聡のコメント
「小島です。13回目の『G1』になりますが、毎回思うことは一緒です。この右腕にすべてを託し、必ず優勝します! 以上です。」
■永田裕志のコメント
「えー、永田裕志です。ここ数年、日本マット界のメジャーと呼ばれる団体の勲章、看板を奪い、各団体を潤してきました。そろそろ、また自分の主戦場である新日本プロレスで大きな勲章を奪い、そして自らの手で団体を潤してみたいなという思いを秘めて、この16回目の『G1』に参戦して、優勝して大きなうねりを作りたいと思います」
■本間朋晃のコメント
「本間朋晃です。この世の中にゼロっていうことはないと思いましたね。ゼロがないっていうことは、僕が『G1』で勝つっていうこともありえるわけで、勝っていきたいと思います。とくに柴田選手、石井選手には絶対に勝ちたいと思います。よろしくお願いいたします」
■柴田勝頼のコメント
「えー、柴田です。今年の夏はとにかくいい夏にしたいです。以上。」
■中邑真輔のコメント
「えー、ここまでの選手が集まって、もうスイッチが入るかなと思いきや、ギリギリまで、札幌の試合が始まるまではスイッチを入れないように自分をセーブしたいと思います。試合が始まればとくに自分を解放させて。とくに『G1』、磁場が狂います。大番狂わせも順当勝ちも関係ありません。けっこう、カオスなものを楽しんだうえで、この『G1』を戦い抜きます。」
■石井智宏のコメント
「えー、去年最下位だった屈辱はこの1年忘れてないので、今年はキッチリ返していきたいと思います。」
■シェルトン・X・ベンジャミンのコメント
「今年も『G1 CLIMAX』の季節がやってきて、俺も出場することになった。今年の優勝者はもちろんこの俺、ベンジャミンだ!」
■デイビーボーイ・スミスJr.のコメント
「いよいよ『G1』が始まる! 今年の勝者は俺だ!」
■ドク・ギャローズのコメント
「BULLET CLUBこそリアルな存在だ。そしてアウトロー、ドク・ギャローズはワルい男だ! その俺が『G1』を制してみせる!」
■バッドラック・ファレのコメント
「この『G1』においてひとつのことが示されることになる。ここにいる全員がバッドラックフォールによってひれふすことになる!」
■報道陣から、Aブロック選手への質疑応答――中邑選手と柴田選手は約10年ぶりにシングルで対戦することになりますが、いまはどういった心境ですか?
中邑「そうですね……。10年も経てばいろんな感情も身体も変化があるかな、と。考えても、実際に起こることは想像に及ばないと思いますので。闘っていろんなものを感じてみたいと思います。以上です。」
柴田「えー、とくに特別なものとかはないんですけど、自分が(新日本を)やめて10年ですか? ずいぶんといろんなものが変わってしまったというか、かたちを変えたというか、そういうのはあると思います。選手のなかでもあると思うので、それはやってみないとわからないというか。でも、非常に楽しみですね。」
――『G1』初参戦になる山形県出身の本間選手は、こういうかたちで参戦することになり、さらに今年は故郷の東北で4試合組まれていますが、東北のみなさんに向けたメッセージをお願いします。
本間「そうですね。やっぱり僕が勝つことで、東北、山形の人間ががんばっているということを見てもらえればと思います。まず、勝ちを狙っていきたいと思います。まあ、みんな、僕の勝ち姿なんて見たことないと思うので、『G1』という憧れの舞台で勝ってみたいと思います。その姿を東北のかたがたに見てもらえたらと思います。がんばります、よろしくお願いします!」
――開幕戦では棚橋選手と対戦しますが?
棚橋「そうですね。同じ同級生なんですけど勝ったことがないので、やっぱり勝ってみたいですね。」
――棚橋選手、本間選手のコメントを受けていかがですか?
棚橋「本間選手の日々のがんばりというのは近くで見ています。十分、『G1』で戦えると思います。ただね、飯伏選手欠場という、本人もさっきのコメントで悔しがってましたけど、そういった部分を含めて負けるわけにはいかないし、飯伏のぶん、俺が盛り上げるので期待してください、以上です。」
『G1 CLIMAX 24』Bブロック選手のコメント
■真壁刀義のコメント
「ハイ。皆さんご存知、新日本プロレス・真壁刀義だ! オイ、いいか? いいじゃねぇの、トロフィーも新しくなったしな。ここでキッチリよ、この俺様、真壁刀義の実力を満天下に知らしめるため、今回も獲らしてもらうぜ『G1 CLIMAX』! あとよ、予選も見ろよ。こういう個性いろいろよ、集まってんだろ。めんどくせえヤツらもいればよぉ、ハッキリだ、ハッキリここでよ、ケジメとらないといけねぇヤツもいるしな。オメェらによぉ、本物のプロレスをよぉ、見せてやるよ。そしてよぉ、8日の横浜だよな。俺今までよ、恨みもなんにもねぇよ、触ったこともねぇからよ。でも今よ、新日本プロレスのIWGPヘビーのベルトを巻いてるあのヤローがいるだろ。あのヤローによ。ま、俺の下手な英語送らせてもらうよ。I say this word for AJ.F○CK OFF! テメーもだよ、オイ、アンダーソン! オイ、いいか、結果わからしてやるよテメェらによぉ。いいか、全員にわからしてやるよ。それだけだ!」
■後藤洋央紀のコメント
「後藤洋央紀です。昨年の『G1 CLIMAX』顎の骨折で欠場という非常に不本意な結果に終わってしましました。その悔しさをバネにして、今回また優勝目指して駆け抜けたいと思います。昨年実現できなかった柴田戦。それをこの『G1 CLIMAX』という舞台で西武ドームの決勝という舞台でもう一度実現したいと思います。『G1』のGは後藤のG!」
■内藤哲也のコメント
「今年で24回目となる『G1 CLIMAX』ですけれども、24回目にして初めて優勝決定戦の会場が両国国技館以外の場所で開催されるということで、24回目ではありますけど、新たな1ページのような『G1 CLIMAX』になると思います。この大会でどうしても俺の名前を刻みこめたい。そして当然のことですけども、この中で2連覇を狙えるのは俺しかいないので、『G1 CLIMAX』2連覇キッチリ狙いたいと思います。今年の前半、俺は対した実績も残してないです。逆風? だからなんだよ。空前絶後の夏、空前絶後の追い風を吹かせてみせます。今年の夏も、主役は、俺だ!」
■天山広吉のコメント
「天山広吉です。いよいよ明後日から『G1 CLIMAX 24』開幕しますけれども、この22人のメンバー、そして約3週間ですか、非常に過酷な闘いが待っていると思います。自分自身、『G1』去年は怪我の為、欠場ということで、残念な結果に終わりまして。今年もまたこうして出場できて、自分自身しっかりともう一度、1試合1試合を大事に戦い抜きたいと。最後まで諦めず、最後に西武ドームのリングで勝ち抜いて、そして8年ぶり4度目の優勝を、それを目指して頑張りたいと思います。以上です」
■AJスタイルズのコメント
「この新日本プロレスリングというのは非常に闘っている団体、殺気立った団体なんだ。その中でも我々BULLET CLUBがナンバーワン。そのBULLET CLUBが『G1』を制する。今年の『G1』はそういうものだ」
■オカダ・カズチカのコメント
「えー! えー! え~! 言いたいことが3つあります。まずはAJに、プロレス界の1位のチャンピオンなんですから、ちゃんとした格好で来てください。そして2つ目は『G1 CLIMAX 24』ボクが優勝します。予選もしっかり全勝して、Aブロック誰が来ても構いません。なぜだかわかりますか?吉野アナウンサーなぜだかわかりますか? 」
吉野アナ「わかります」
オカダ「なぜですか?」
吉野アナ「……レベルが違うからだと思います」
オカダ「ちゃんと言ってください」
吉野アナ「レベルが違うからだと思います」
オカダ「ちゃんと言ってください!」
吉野アナ「(困惑した様子で)司会者という立場では……」
オカダ「……というわけで3つ目は、特にありません」
■矢野通のコメント
「あっどうも、プロデューサーいや、敏腕プロデューサーの矢野通です。みなさんご存知の通りですね、YTR的修学旅行非常に売れてまして、6000枚を超えました。この好調な売れ行きがですね、私を次回作どうしようどうしようと、今もドキドキしちゃって、どうしようってなってるわけですよ? そこで邪道&外道25周年記念DVDを作るとか、桜庭和志が初出演とかいろいろ考えたんですが、一番手っ取り早いのは『G1』優勝して、優勝賞金っていうんですか? アレを製作費にあてて、DVD作る。それがいいんじゃないかと。ということで矢野通『G1』優勝記念DVD発売決定!! 吉野、1000枚買えよバカヤロー!」
■鈴木みのるのコメント
「(前方を睨みつけて)どいつもこいつもうるせぇよ。……みんなぶっ飛ばしてやる!」
■ランス・アーチャーのコメント
「自分は体も大きいし、バッドな存在だ。そして『G1』に出場するメンバー、これら全員を叩きのめしてやる。徹底的に痛みを与えてやる! 全員を叩きのめすんだ。そしてその先、AJスタイルズ、おまえのベルトも俺が獲ってやる……!!」
■高橋裕二郎のコメント
「いや、ついにやってきたよ『G1 CLIMAX』が。まぁでもその前に昨日の夜も飲み過ぎちゃったよ。まぁでも楽しかったなぁ。さっきまでベッドに女と一緒にいたんだけど、俺はこう言ったよ。『そろそろ『G1 CLIMAX』の記者会見が始まるから、お別れの時間だよ』って。そしたら彼女はこう言った。『G1 CLIMAXなんかいかずに、私とクライマックスしてよ』。トゥー・スイ~~ト!」
■カール・アンダーソン
「ここに集まってるすべての選手には「ごめんなさいね」と言わなければいけないです。真壁選手、オカダ選手等々が言ってますが、(BULLET CLUBメンバーと真壁がにらみ合い)そんなような言葉は無視してもいいと思ってます。なぜなら2014年はBULLET CLUBの年になるからです。ここに5人のBULLET CLUBのメンバーがいます。このうちから優勝者がでることは100%確信してます。西武ドームの決勝、これはBULLET CLUB同士の決勝になるでしょう。さらにこの先、東京ドームでの試合、これらもすべてBULLET CLUBが独占したいと思います。BULLET CLUBこそリアル。アンダーソンこそリアルな存在だ」
■報道陣からBブロック選手への質疑応答――AJスタイルズ選手にお聞きします。いま、真壁選手、オカダ選手、アーチャー選手に挑発されましたが、これについては?
AJ「ヤツらが何を言おうが、試合で何をやろうが、そんなことは関係ない。実際に起こることこそすべてだ。ヤツらと俺の違いは、俺がフェノメナール(怪物)であること、それにつきる。」
――AJ選手は『G1』初参戦ですが、ここまで長くて多くの選手が参戦するシングルのリーグ戦の経験はありますか?
AJ「自分自身、この『G1』が非常にハードなスケジュールであること、そして強いものが集うシリーズであることは十分理解している。しかし、俺は多くの戦いを経験してきた。そして、現在のIWGPの王者だ。誰が俺の前にたちはだかろうと倒す、それだけだ。」
――AJ選手がBブロックで一番マークしている選手は?
AJ「ひとり名前を挙げるとしたらオカダになると思う。オカダは俺と何度か戦い、俺を嫌っている部分もあるだろう。しかし、Bブロックでほかのメンバーを挙げるとすれば、それはBULLET CLUBのメンバーだ。」 -
ジュニアタッグリーグ開幕もライガー組が小川組に完勝で優勝宣言!中嶋が新技で丸藤からフォールを奪う!!
7月19日 NOAH「第8回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」新潟・新発田市カルチャーセンター
850人
<コメント・アピールなどはプロレス格闘技DXより>
▼Kickoff the Jr.TL 4大スペシャルシングルマッチ第1戦「Growing Bear vs The Shark」/20分1本
○ジンゾー(5分30秒 片エビ固め)X熊野準
※ダイビングボディプレス
◇第2試合◇
▼Kickoff the Jr.TL 4大スペシャルシングルマッチ第2戦「桃色熱血青年 vs 平成のストロングスタイル」/20分1本
○小峠篤司(8分32秒 エビ固め)X北宮光洋
※キルスイッチ
▼Kickoff the Jr.TL 4大スペシャルシングルマッチ第3戦「Flying Star vs Super Boy」/20分1本
○石森太二(5分33秒 エビ固め)Xロッキー・ロボ
※450゜スプラッシュ
◇第4試合◇
▼Kickoff the Jr.TL 4大スペシャルシングルマッチ第4戦「ヤングマスター vs 狂乱のエストレージャ」/20分1本
○スペル・クレイジー(8分37秒 ソルプレッサ)X原田大輔
◇第5試合◇
▼「Revenge to Colosseum 暴走鉄仮面 vs ストロングBJ」スペシャルシングルマッチ/30分1本
○関本大介(8分31秒 反則勝ち)Xマイバッハ谷口
※レフェリー暴行
【関本の話】「ナロー! ファックだよ、ナロー! 悔しいっすわ。汚いことばっかりやりやがって。(※ペットボトルをぺしゃんこにしてから)このペットボトルみたいにグシャグシャにしてやる。そのうえでゴミ箱にポイッだ!(気がすまない?)次はキッチリ3カウント獲らないと俺の気がすまないし、ファンのみんなの気も済まないだろ! フラストレーション溜まりまくりだよ。(次も同じような展開になる可能性があるが?)だったら完全決着ルールでやってやるよ。反則でも何でもやってこい。こちとら大日本プロレスで鍛えてるんだ」
<ジュニアタッグリーグ戦入場式>
(昨年度覇者ライガー、タイガー組がマイク)
タイガー「前年度優勝のライガー&タイガーマスク組が、今年も優勝するためにこのリーグ戦に出ます。新日本が、ライガー&タイガーが一番だというところを見せたいと思いますのでよろしくお願いします」
ライガーも「ファンの皆さんに約束します。俺とタイガーが優勝します」
(昨年度準優勝の小峠、石森がマイク)
石森「去年準優勝だったんで、今年はリベンジして優勝します」
小峠「暑い時期の熱いリーグ戦が今年もやってきました! ヘビー級を超えるような熱いリーグ戦にして優勝します!」
(退場際に小川とライガーが小競り合い。小川がライガーの角をつかんで挑発すると、怒りのライガーが掌打で小川をKO)
ライガー「小川、調子に乗ってんじゃねえぞ!? ブーイングするならしろや。どんなにブーイングをされようが、このリーグ戦を制すのはライガー&タイガーマスク組だ。新日本が一番だ」
◇第7試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]拳王 ○大原はじめ (12分34秒 エビ固め)[1敗=0点]X平柳玄藩 菊タロー
※フィンランド式フォアアーム
◇第8試合◇
▼「第8回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク(11分28秒 飛びつき回転十字架固め)[1敗=点]小川良成 Xザック・セイバーJr.
(試合後)
タイガー「小川! ザック! 俺たちを誰だと思ってるんだ! 新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーとタイガーマスクだぞ!? あえて言わせてもらう。お前らは三下だ!」
ライガー「お客さん、ごめんねー。俺たち、優勝しちゃうぞーん」
【試合後のライガー&タイガー】
▼タイガー「あえてリングで言わせてもらったよ。小川さんは確かにレジェンドだ。でも、今日の調子じゃ、あんなの三下だ! 俺らの前にあんなヤツらを出すな! 俺たちは闘いに来てるんだぞ!? 何だ、入場式での小峠と石森のコメントは。俺たちはここに喧嘩しに来てるんだぞ!? もうハッキリ言ってやる。このリーグ戦を一番盛り上げてやってるのは俺たちだ。このままじゃ辞めるぞ? いつ辞めたっていいんだぞ? 俺たちが強いことは、すでにもう分かってるんだから。フザけんな、ノア! 闘う意思があるんだったら示して来いよ!!」▼ライガー「タイガーが言いたいことも分かるし、同じ意見だ。ま、片方が熱くなってたら、片方が冷静にならないとね。そういう意味でも今の俺たちは調和がとれてる。ただ、俺たちに共通してること。それは“優勝するしかない"ということ。あえて俺たちは優勝宣言してるんだ。出来なかったら罵声を浴びる覚悟で言ってる。だからこそのタイガーの怒りなんだろうよ」
▼タイガー「ひとつ“ヒント"出しておいてやる。明日の試合で俺たちは絶対に勝つ。そこでのあいつらのリアクションが見ものだよ。これはヒントだ」
◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
齋藤彰俊 ○中嶋勝彦(24分55秒 体固め)X丸藤正道 モハメド ヨネ
※ダイヤモンドボム
【中嶋の話】「(最後の技は狙っていた?)そうですね。この日のために編み出してきた技。DIAMOND RINGを代表してるんで、ダイヤモンドボムですね。密かに何度も練習してた。練習と実戦では違う部分もありましたけど、21日までにもっと磨きをかけていきます。(手応えは?)ありましたね。ここまで爪を研いできた甲斐がありました。今回は丸藤さんの首を獲る絶好の機会。このチャンスを逃せない。(警戒するところもみえた?)やっぱり丸藤さん特有の“ひらめき"だと思うんですけど、向こうの“ひらめき"に負けないひらめきを出せばいい。しっかり内容でも上回って勝ちます」
『日テレG+杯争奪ジュニアタッグリーグ』が今年も開幕、開幕戦から昨年度は全勝で覇者となったライガー、タイガー組が前GHCジュニアタッグ王者組の小川、ザック組と対戦するが、入場式ではライガーと小川が小競り合いとなって、小川がライガーの角を触ると、ライガーが掌打を浴びせ小川をKOする一幕があり、公式戦となるが、小川組は有コロ大会とは違って連係でライガーを攻めたてるなど不仲説を一蹴、だがライガー組はザックを捕らえ次第に主導権を握る。小川はライガーと激しくぶつかり合うが、ザックがタイガーをジムブレイクアームバーで捕獲して勝負に出るが、腕関節技を得意とするタイガーが掟破りのジムブレイクアームバーで切り返し、最後はタイガーが回転十字架固めでザックを丸め込み完勝、試合後もタイガーはNOAHジュニア勢を三下扱いして、ライガーも優勝宣言をした。今年もアウェイモード全開でリーグ戦に乗り込んだライガーとタイガー、明日の後楽園大会では拳王組に敗れ初戦を落とした玄藩組との対戦を予定し制裁を予告しているが、今年も全勝でリーグ戦を突破し連覇を狙うのか?
またリーグ戦以外では有コロ大会で対戦したマイバッハvs関本の再戦が行われ、有コロでは関本がマイバッハのテーブル貫通チョークスラムの、餌食になったが、今回は同じ技を狙ったマイバッハに関本が逆にテーブル貫通裏投げでマイバッハをKOし報復、マイバッハもパートナーである森嶋猛が欠場、関本との抗争でシングルプレーヤーとして再浮上を狙いたいところ。
メインのGHCヘビー級選手権の前哨戦は、丸藤が中嶋を捕らえ、久しぶりにヨネとの合体マッスルドッキングを狙ったが、脱出した中嶋は丸藤にミドルキックから垂直落下式ブレーンバスターで流れを変え、丸藤が虎王からタイガーフロウジョンを狙ったところで中嶋がファイヤーマンキャリーで担ぎ上げそのまま上空で持ち替えると同時にサイドへ垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す新技ダイヤモンドボムを披露して丸藤から直接フォール勝ちを奪った。新技披露した中嶋は丸藤政権を短期で終わらせるか?ヘビー級の戦いも目が離せない。 -
G1開幕直前で飯伏幸太が欠場・・・果たして誰が代役に名乗りを挙げるのか?
<新日本プロレス公式HPより>
飯伏幸太選手、7月4日後楽園大会以降の状態に関しまして。
試合中に脳震盪を起こしていた飯伏選手ですが、その後の病院の検査結果により、頭部に異常はないものの、いまだに脳振盪によるダメージがみられました。そこで医事委員会で検討した結果、7月4日から1ヶ月間は試合出場をストップとし、今回の『G1 CLIMAX 24』を全戦欠場する運びとなりました。
飯伏選手の試合を楽しみにしていたファンの皆様には、深くお詫びを申し上げます。
<DDT公式HPより>
試合中の脳震盪により欠場中の飯伏幸太が、現時点でも脳震盪のダメージがみられるため、新日本プロレスの医事委員会との協議の結果7月20日DDT後楽園ホール大会を欠場することとなりました。10周年記念試合は延期とさせていただきます。飯伏欠場による変更カードは以下になります。なお、8月17日DDT両国大会には出場を予定しております。
21日から開幕するG1 CLIMAXを前にしてエントリーしていた飯伏幸太の欠場が新日本またDDTから発表された、飯伏は5日の後楽園大会でのKUSHIDA戦でKUSHIDAのハンドスプリング技を浴びた際にKUSHIDAの両足が飯伏の顎を直撃、試合後に脳震盪を起こしていたことが明らかになり、G1へ向けて大事を取るためにDDTは出場予定だった試合を欠場させていた。
13日のDDT大阪大会では飯伏は試合には出場しなかったものの、中澤マイケルvs伊橋剛太のキックボクシングマッチでは特別レフェリーを務め、最後は二人をKOしてG1出場へアピールしていたのだが、開幕直前での欠場は残念でもあるが、一番残念なのは飯伏本人なのかもしれない。
DDT後楽園大会ではFREEDOMSのGENTAROが代わりに出場するが、G1に関しては現時点では未定、果たして誰が飯伏の代役に名乗りを挙げるのか・・・ -
元横綱、元レスラーの輪島大士さんが咽頭ガンの手術を受け声を失っていた・・・
(デイリースポーツより)
元横綱の輪島大士さん(66)が昨年12月に咽頭がんの切除手術を受け、声を失っていた。夫人(43)が16日、フジテレビ系「ノンストップ!」の取材に応えて明らかにした。がんが見つかったのは昨年秋、下咽頭がんだった。「手術を受けなければダメでした」と夫人。12月に切除手術を受け、成功したものの、あの独特の声は失った。
4カ月に及ぶ入院生活のあと退院し、今は自宅療養を続けているが、経過は順調だという。
「食事も普通。食欲がないということもありません。20年は大丈夫だと医者も言ってます」と手術は大成功だったが、声のない生活は…。
「家族の間では口の動きで察しています」と、コミュニケーションは家族愛に支えられているようだ。
本人も活動的で、友人とはメールでやり取りし、約束して食事に出掛けることも。ほぼ毎日、ウオーキングし、買い物に行くこともあるという。
輪島さんが咽頭ガンの切除手術を受け、声を失っていたことが報じられた。輪島さんは元横綱だが、全日本プロレスで活躍していたプロレスラーだった時期があり、最近はGスピリッツでのインタビューに答えるようになってからレスラー時代のことを振り返るようになっていた。
咽頭ガンで思い出したのは2009年12月になくなり輪島と同じ全日本プロレスで活躍していた“ドクターデス”スティーブ・ウイリアムス、ウイリアムスもK-1の試合でアレクセイ・イグナショフとのMMAマッチに臨む当日直前にガンが発覚、声帯を全摘出する手術をした、声は発声用の機会を埋め込んでいたため音声による会話は可能だったものの咽頭ガンは再発してしまい、そのまま49歳の若さで亡くなった・・・
輪島さんも声を失ったが経過は良好ということで日常を暮らしている、輪島さんもいつまでも元気で暮らして欲しい。
話が遅くなったが「私の何がイケないの?SP」でスタン・ハンセン夫人であるユミ・ハンセンさんが特集されたが、ハンセンの左肩に埋めてある人工関節の手術痕を見てショックを受けた、ハンセンは口には出さなかったがおそらくだが必殺技であるウエスタンラリアットでの代償、腕だけでなく肩にも相当な衝撃があったのではと思う。それでもハンセンはユミ夫人と幸せそうに暮らしているのだから安心しているのだが、ハンセンの左肩の手術痕を思い出すと今でもショックを感じてしまう、技はいくら鍛えていても衝撃が体に残る諸刃の剣でもある・・・・ -
1年3ヶ月ぶりにアブドーラ小林が帰ってくる!
<プロレス格闘技DXより>
大日本は15日、8・10佐久大会の全カードを発表。アブドーラ・小林の1年3ヶ月ぶりとなる復帰戦が決まった。小林は昨年5月からC型肝炎の疑いで戦線離脱。長期欠場を余儀なくされてきたが、1年3ヶ月ぶりとなる復帰が決まった。長野・千曲市出身の小林は佐久市出身の大鷲透と“長野タッグ"を結成し、征矢学&河上隆一と対戦する。
C型肝炎の疑いで長期欠場していたアブドーラ小林が8月10日に地元佐久大会から復帰することが決定した。6月30日後楽園大会での経過報告の際にはウイルス0をキープしていることを報告していて最終検査待ちだったがGOサインが出たようだ。
これで先に決定していた8月15日後楽園での伊東竜二戦も予定通りか?、2012年の大日本プロレスのデスマッチ戦線を支えてきたアブ小がやっと戻ってくる、とりあえず復帰戦が決定しておめでとうと言いたい。 -
KENTAがWWE入りの記者会見・・・NXTの放送復活が決定!
(プロレス格闘技DXより)
WWEと公開契約を交わしたKENTAが14日、東京・六本木のハードロックカフェで改めて入団会見に臨み、「タイトルを獲れるような選手になりたい」「リングネームがTOYOTAやTANAKAに変わってもいい。何でもやる」と抱負を語った。「新たな挑戦」のため、4月末でノアを退団していたKENTAは12日の大阪公演に登場。ハルク・ホーガンをホストに公開契約を果たすという異例の“待遇"でWWEスーパースターの一員となった。
この日の会見にはWWEインターナショナル常務取締役兼上級副社長のエド・ウェルズ氏、WWEジャパン代表の西住幹太氏も同席。「これまでWWEにも日本人のスーパースターがいましたが、ついに日本の真のメジャーリーガーがWWEに来る。彼が日本のみならず世界のスーパースターに成長してくれることを楽しみにしています。彼の成功を心から願っています」(ウェルズ氏)、「我々WWEジャパンの一番の夢は“誰もが知っている日本人メジャーリーガー"がWWEのステージに立つこと。その夢を叶えてくれる男がいます。大リーグの田中将大選手がニューヨーク・ヤンキースで活躍していますが、彼はそれ以上のポテンシャルを持ってると期待しています」(西住氏)とそれぞれKENTAに極めて強い期待を寄せた。
続いて大きな拍手に迎えられてKENTAが登場。まずはホーガン同席の公開契約を「緊張しました。入場する時は緊張しすぎて手と足が揃っちゃう感じでした」と振り返ったKENTAだが、「こうしてロゴをバックにしたり、(公開契約の時の)写真や映像をみたりすると、少しずつ実感も沸いてきてますし、改めて気が引き締まる思い」と表情を引き締めた。
16日にも単身渡米し、まずは『RAW』『SMACK DOWN』の登龍門的位置づけの育成ブランド『NXT』に入る。7つのリングを備えた世界最高峰の育成施設『パフォーマンスセンター』があるフロリダ州オーランドに居を構える予定だ。「(パフォーマンスセンターは)ひじょうに素晴らしい設備が揃った施設ですし、すべてのパフォーマンスが鍛えられる。一から鍛えなおしていきたい気持ち」。英語がまだまだ不慣れなこともあり、現在「猛勉強中」だという。
今後のKENTAの“扱い"はWWE本部の判断次第となるが、過去の例からもリングネームが変更される可能性もある。KENTA自身も覚悟のうえで「何でもやります。TOYOTAでもTANAKAでも何でも」と笑顔で明言。一方で「デビューしてからプロレスリング・ノアで培ってきた自分の根本は大事にしたい。それにプラス・アルファでWWEのスタイルにもうまくアジャスト(適応)していかないといけない」と強調し、「ノアでの最後の試合で、すごく温かく送り出してもらえました。それに少しでも応えられるように、全力でベストを尽くしていきたい。タイトルを獲れるような選手になりたいと思います」と改めて感謝と決意を語った。
かつて日本でしのぎを削ったダニエル・ブライアン(ブライアン・ダニエルソン)やセザーロ(クラウディオ・カスタニョーリ)は現在トップ戦線で活躍中。「一緒に昔やってた選手がいるのは心強いですし、何かあれば助けてもらえるんじゃないか…というちょっとした期待もあります」と笑ったKENTAだが、「ジョン・シナやミステリオといった選手は世界中の誰もが知ってる選手。自分もそこに入っていきたい」とキッパリ。かつてない期待とともに“世界のKENTA"への道がいよいよ拓かれた。
14日に東京・六本木のハードロックカフェで開かれた入団会見におけるKENTAの詳細コメントは以下の通り。
【会見の模様】
――ホーガンとともに公開契約に臨んだが?
▼KENTA「ひじょうに光栄で特別な瞬間でした。同時に凄く緊張しました」
――実感はある?
▼KENTA「こうしてロゴをバックにしたり、(公開契約の時の)写真や映像をみたりすると、少しずつ実感も沸いてきてますし、改めて気が引き締まる思いですね」
――改めてWWEに入団しようと思った経緯は?
▼KENTA「やっぱりWWEは世界最高峰の団体ですから。自分がそこでどれだけできるか試してみたい、挑戦してみたい。そういう気持ちが出てきたということですね」
――憧れの選手や、戦ってみたい選手は?
▼KENTA「ジョン・シナやミステリオといった選手は世界中の誰もが知ってる選手。昔一緒にやってたダニエル・ブライアンもトップでやっているので、自分もそこに入っていきたい気持ちはあります」
――どうなりたいかイメージはある?
▼KENTA「自分自身で決めて、やっとこの場に立てるようになった。自分の決めた道なので、ベストを尽くして精一杯やるだけですね」
※大阪公演に続いて改めて下村文部科学大臣から「日本のアスリートが世界で活躍することは日本の若者にとっても希望になる」旨の激励メッセージが流される
――改めて日本を代表する気持ち?
▼KENTA「少しでも期待に応えられるように、全力でベストを尽くしたい。日本を代表するような大それた気持ちはないですけど、少しでも日本人をアピールできるように全力でやっていきたいと思います」
――英語は?
▼KENTA「ただいま猛勉強中です(笑)」
――改めて自身とWWEの関わりは?
▼KENTA「一時プロレスを辞めたいと思った時期がありまして、その時に観に行ったのがWWE。自分のプロレス観や世界観が広がって、幅が広がって救われたということがありました。そこからずっとWWEを見てきて、そういう中でやりたい気持ちが強まっていきました」
――日本のプロレスファンやノアのファンに伝えたいことは?
▼KENTA「ノアでの最後の試合で、すごく温かく送り出してもらえました。それに少しでも応えられるように、全力でベストを尽くしていきたいと思います」
――パフォーマンスセンターについて?
▼KENTA「ひじょうに素晴らしい設備が揃った施設ですし、すべてのパフォーマンスが鍛えられる。一から鍛えなおしていきたい気持ちですね」
――契約の長さは?
▼西住WWEジャパン代表「そこは本国の本社の管轄になりますので、控えさせていただきたいと思います」
――大阪でNXTの試合は見た?
▼KENTA「観たかったんですけど、“伏せとけ"と言われたんで観られませんでした…」
――改めて大阪でWWEのリングに立った時の気持ちは?
▼KENTA「開場前、お客さんが入ってない時にランプ(花道)を通った時点でテンションが上がりました。ホーガンに呼び込まれて入場する時は緊張しすぎて手と足が揃っちゃう感じでしたね(笑) 改めて写真や映像をみると、すごい…何ともいえない気持ちですね」
――バックステージで何か声をかけられた?
▼KENTA「ホーガンからは靴下をはけと(笑) もちろん冗談でしたけど」
――武器にしたいものと課題は?
▼KENTA「デビューしてからプロレスリング・ノアで培ってきた自分の根本は大事にしたい。それにプラス・アルファでWWEのスタイルにもうまくアジャスト(適応)していかないといけない。言葉も重要になっていくと思いますし、ひとつひとつ課題をクリアしていきたいと思います」
――具体的な目標は?
▼KENTA「やはりタイトルを取れるような選手になりたいと思います」
――アメリカでの生活に不安は?
▼KENTA「向こうでの生活は初めてなんで不安な部分もありますけど、もちろん楽しみな気持ちもあります。早く慣れるようにしたいと思います」
――旧知のブライアンやセザーロがいることは心強い?
▼KENTA「そうですね。一緒に昔やってた選手がいるのは心強いですし、何かあれば助けてもらえるんじゃないか…というちょっとした期待もあります(笑)」
――リングネームが変更される可能性もあるが?
▼KENTA「基本的には僕はKENTAなので、KENTAで………なんでもやります!(笑)」
――変わる覚悟もある?
▼KENTA「TOYOTAでもTANAKAでも何でも(笑)」
――TOYOTAでも?
▼KENTA「もちろん。世界のTOYOTAですから(笑)」
12日のWWE大阪公演でWWEと公開契約をしたKENTAの記者会見が開かれ、まず当初のプランどおりにNXTにて試合を行い、実績を積んでからRAWやSMACKDOWNに昇格ということになった、またNXTはJ-SPORTSでは放送打ち切りになっているが、KENTAが試合をすることが決定したのに伴い放送も復活が決定、KENTAの試合が日本でも見られることになった。
KENTAがWWEでどんな活躍を見せるか楽しみである。 -
大地がIGF所属として登場も藤田が千尋の谷底以下に叩き落す!
7月13日 IGF「GENOME 30」福岡国際センター 4889人
(コメントなどは週刊プロレスモバイルより)
◇第0試合◇
▼IGF MMAオープニングファイトルールマッチ オープンウェイト級/5分1R
○SHUNYA (1R4分07秒 レフェリーストップ)×アイアンホース田中
▼IGF MMAオープニングファイトルールマッチ オープンウェイト級/5分1R
○上田将竜(1R3分44秒 逆十字固め)×拓也
◇第1試合◇
▼15分1本
○澤田敦士(2分10秒 袖車)×奥田啓介
◇第2試合◇
▼15分1本
○原学(11分29秒 片エビ固め)×岩本煌史
※右ハイキック
◇第3試合◇
▼将軍岡本九州凱旋マッチ/20分1本
○将軍岡本(0分59秒 STF)×ワン・ビン
◇第5試合◇
▼30分1本
○クラッシャー川口(5分21秒 レフェリーストップ)×鈴川真一
※アームロック
◇第6試合◇
▼30分1本
○藤田和之(2分22秒 エビ固め)×橋本大地
※パワーボム
<バックステージ>
藤田「何もないよ。見たまんま。まだまだだよ、あれじゃダメだろ。遠慮するなって言ったじゃないか。入場だけだよ。入場曲だけだよ。(袈裟斬りチョップも出ていたが?)袈裟斬りか、あれ!? どこが袈裟斬りだよ。(破壊王の遺伝子は感じた?)いまの俺見ればわかるじゃん。感じないから怒ってるんだよ」
大地「(藤田戦を終えて?)すごかったですね。もともとのパワーもすごかったですし、力を感じたというか。もっともっと練習して藤田さんに挑みたかったですけど、IGFの道場で練習してる身ですから。恥かかせられないなと思って。(打撃に気迫がこもって見えたが?)こもってたのかなぁ。今日は、信じてくれるかわからないんですけど、親父がいたような気がするんです。いろんな人に、プロレスも練習もそうですけど、相手あってのことなんで。練習付き合ってくれた人だったりだとか、親父にも高橋さん、猪木さん、もいろんな人に恥じないように、そういう思いがあったのかもしれないですね。自分じゃあんまりわからなかったですけど、いま振り返るとそうだったのかもしれない。思い切りやれたんで。楽しかったです。(潰されたが?)面白かったです。(藤田は厳しい言葉を言っていたが?)でも、今日負けたことによって、まだまだストーリーがあると思うし。次は俺が、試合ある時はもっともっとレベルアップして、次が俺が同じ言葉言ってやりますよ。もっとガンガンこいよって。(IGFのリングは?)なんか言葉じゃあんまり説明しにくいですけど、前に2回出たときとは違う感覚があったかな。(パワーボムは?)強かったですね。でも、これは返せない自分が悪いです。衝撃度? ライディーンのヤツもすごかったですから。(勝つまでやる?)もちろんです。強くなるしかないです。ちょっとずつレベルあげていきます。(声援?)聞こえなかったな。デビューした時以来かな。やるしかないと思ってたんで。ゴング鳴ったら恐怖心もどっかいったし。親父があこがれたアントニオ猪木さんのとこに入って、親父がやろうとしていた真撃というスタイルに一番近いのがIGFだったんで」
◇第7試合◇
▼IGFスペシャルタッグマッチ/45分1本
○小川直也 ミノワマン(7分54秒 片エビ固め) ジェロム・レ・バンナ ×天田ヒロミ
※俺ごと刈れ
(試合後)
小川、「初めてだったから、なかなか難しい。試合内容を上げていって、良いものにしていきたい」
(ミノワマンがスタンディング・リアル・フィスト"の後で)
小川が「鬼(猪木)のいぬ間に3、2、1ハッスル、ハッスル」
(衛星中継で猪木が登場)
猪木「1、2、3ダー!」
<バックステージ>
小川「試運転なんでちょっとギクシャクするところは反省するって感じなんですけど。もう少し回を重ねて、行く行くはOH砲みたいな感じでやれたらなって感じで。(猪木不在のなかでの締めだったが)うすうすは感じてたけど、最後、衛星入るなら言ってくれりゃいいのに。さすがにミノワマンのこれ(スタンディング・リアル・フィスト)は難しいね。でもそういうふうに盛り上げることが第一なんで、あとは試合内容を伴っていいものにしていきたい。(対K-1のテーマは続ける?)K-1もだんだんこういうスタイルに慣れてきたっていうのかな、ルールをだんだん把握してきたからこれからやりづらくなるんじゃねえかな」
ミノワマン「(小川との初タッグは)パートナーとしてはとても安心できるパートナーで、きょうの試合じたいは一発ももらわないっていうテーマでいったんですけど、最後、バンナにもらってしまって、後半ちょっと動きがにぶってしまった。やっぱり自分のパフォーマンスもまだまだ浸透してないというか難しいなっていうのがあって、そっちのパフォーマンスはメジャーで勉強になりました」
小川「けっこうあれ(ハッスルポーズ)やるの勇気いるんだよ。名古屋で一回、ここで一回やったんだけど、師匠がいると難しいんだよ。鬼のいぬ間にというか、でも最後映像があったから助かりましたけど。映像前の盛り上げ役ってことでいいんじゃないの。(大地の試合は)もちろん親父が偉大なレスラーってのがあるし、一昨日が(橋本真也の)命日だったんでそれで思い出していたんだけど。ジュニアもこういうところに来たのかなと思いながら見てたけど、それと実際のレスラーとしては別物だから。親父が偉大なレスラーで二代目が大変だってわかってる。ファンも温かい目で見てくれると思うんだけど、それ以上に裏切らないように成長してほしいし、線が細いからどうしても破壊王のイメージとつながらないけど、破壊王の息子って名乗るんだったら早く破壊王のような体型に、あの体型がいいとは師匠も認めなかったけど、親父を超えるくらいのことをやってくれねえと。藤田とはまだちょっと厳しいし、俺らとやるのはまだ厳しいけど、若いしこれから伸び率が相当あるだろうから長い目ではファンのみなさん見て欲しいし、ライバルとしてはまだ厳しい。安易に対戦相手にならないのも成長過程だと思うし。破壊王の息子だからこそ、俺は破壊王に対して裏切りたくないし。破壊王はきっとすぐやってくれとは言わないと思う。もっともっと大きくなったときに胸でも貸してやってくれよくらいの、そういう性格だから。俺らとやるんだったらそれくらいの体格にしてこないと。ハッキリ言って見てくれは大事だから。見てくれの部分ではぜんぜん劣ってるから。そういった意味で、早くみんな対戦してほしいんだろうけど、まだまだ。逆によく藤田が受けたかなと。どういう気持ちで受けたのかわからないけど、アイツのことだからいろいろ考えてはいるんだと思うけど。こういうとこに大地がバーッと襲ってくればいいんだけど、それもないし。そういうとこでプロとしてはまだ甘い! イスでも持ってくるくらいの勢いでもあれば、それがプロレスだから。自分で気付いて行動できるようになったら、(対戦するのは)そんときじゃねえかな。破壊王で言う時は来たってやつだよ」
IGF福岡大会のセミはIGFに移籍した大地に藤田が胸を貸し、試合開始から藤田は動せず、大地はミドルキックや袈裟斬りチョップを繰り出すも藤田のプレッシャーの前に大地はたじろいでしまう。大地はハイキックでやっと藤田をぐらつかせるが、藤田は大地に付き合うのもこれまでとばかりにエルボーやサッカーボールキックの嵐で大地をグロッキー寸前に追い詰め、最後はダメ押しのパワーボムで3カウント、大地が立ち上がれなかったことからほとんどKO勝利といったところだろう。
藤田は怒りのコメントでもあったとおり、大地に橋本真也を感じられないから叩き潰した、それだけのことであり、大地にしてみれば千尋の谷から落とされて、さらに谷底以下にへと落とされた気分だったのではないだろうか・・・、IGFはプロレス部門の看板として大地を売り出したいのだろうが、藤田はそれを許すつもりはない。
メインは暴走王がミノワマンと組んでバンナ、天田組と対戦。ミノワマンのリードで暴走王と連係を繰り出すも、中盤はやっぱり練習不足の暴走王が捕まる展開に、しかしバンナ組の同士討ちから流れを変えると、ミノワマンの援護からオレごと刈れで勝利を収めた。暴走王はミノワマンとのコンビ継続をアピールしたが、文句を言う藤田よりも文句を言わずしっかり自分をアシストし立ててくれるミノワマンの方が組みやすいということか・・・
また澤田は奥田に勝利で復活ののろしを上げれば、岡本は快進撃を続けるワン・ビンに秒殺勝利、しかし鈴川は川口に完敗を喫し鈴川も肘を手術した影響もあるのだろうが結果を出せずスランプ気味のようだ。
そしてアントニオ猪木は来場せず北朝鮮からの生中継で猪木劇場に登場、金日成広場でダーを唱和したが、メインの締めくくりの際に暴走王が猪木がいないことをいいことにハッスルポーズで締めようとするも、猪木が突然衛星生中継で登場して「1・2・3・ダー」で締めくくり、コメントでもあったとおり締めを邪魔されたということで暴走王が不快感を示した。猪木が来場すればハッスルポーズなど許されなかったのだろうが、猪木と暴走王の微妙な関係もまた伺わせさせてしまった。 -
DDT、ユニオン観戦記・・・平日マスクと遺恨試合と感動とグタグタ
7月14日 ユニオン「夏に向かってユニオン!2014」大阪市立東成区民センター 360人 満員
◇第1試合◇
▼20分1本
三富政行 ○河村知哉(10分18秒 片エビ固め)FUMA ×SAGAT
※ムーンサルトプレス
◇第2試合◇
▼20分1本
○諸橋晴也(7分17秒 クリップラー・フェースロック)×イホ・デル・ゴロー
◇第3試合◇
▼20分1本
レディピアード 紫雷美央(10分43秒 片エビ固め)チェリー ×初日の出仮面
※エグ蹴り
◇第4試合◇
▼平日マスク引退試合/20分1本
○福田洋(18分17秒 パーフェクトスープレックス・ホールド)×平日マスク
◇第5試合◇
▼30分1本
○木高イサミ(14分29秒 エビ固め)×ゴロージュニア
※勇脚・斬
◇第6試合◇
▼30分1本
○佐藤光留 シバター(16分55秒 アンクルホールド)石川修司 ×風戸大智
7月13日 DDT「Road to Ryogoku in OSAKA〜ドラマティック・ドリーム・通天閣〜」大阪市立東成区民センター 489人 超満員
◇第1試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○大石真翔(9分18秒 直伝トルネードクラッチ)×松永智光
※もう一人は内田祥一
◇第2試合◇
▼30分1本
石井慧介 入江茂弘 ○高尾蒼馬(11分29秒 エビ固め)高木三四郎 大鷲透 Xキアイリュウケンエッちゃん
※ジントニック
◇第3試合◇
▼30分1本
◯ヤス・ウラノ(10分48秒 ジャパニーズ・レッグロック・クラッチホールド)X佐々木大輔
◇第4試合◇
▼飯伏プロデュース 飯伏幸太デビュー10周年“風"試合/2分5R
X中澤マイケル(4R1分57秒 両者KO)X伊橋剛太
※勝者は特別レフェリーの飯伏幸太
◇第5試合◇
▼決着はOTRのみの完全決着ルール/無制限1本
◯男色ディーノ(1時間03分17秒 オーバー・ザ・トップロープ)XDJニラ
◇第6試合◇
▼30分1本
◯HARASHIMA 彰人 (10分58秒 体固め)XMIKAMI 木高イサミ
※蒼魔刀
◇第7試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/30分1本
[挑戦者]○アントーニオ本多 竹下幸之介 遠藤哲哉(16分50秒 エビ固め) [第10代王者] KUDO 坂口征夫 Xマサ高梨
(写真は後日更新予定)今日はDDT、ユニオンを観戦するために大阪市東成区民センターへ、昼はユニオン、夜はDDTの順で開催された。
まずユニオンは3年ぶりの大阪大会、、第4試合では、当初元タイガースマスクこと丸山敦の参戦が予定されていたが体調不良で欠場、急遽大阪プロレスの平日興行で活躍していた平日マスクの引退試合が行われた、自分も初めて見るレスラーだがネパール出身でキャリア30年以上の大ベテランレスラー、引退試合の相手は福田洋が務めることになり、この試合を観戦するために昨夜全日本プロレス大阪大会を実況した村田晴郎、WWEを観戦するために大阪を訪れていた鈴木健txtの神実況コンビも同会場を訪れていた。福田が入場するなりUSAコールが起こるなか試合がスタート、、試合中には試合で集中力が高まると、股間からぶら下がっている白いモノを女性ファンに触らせるというセクハラネタも披露するが、知っているファンによると神聖な儀式らしく触ると必ず幸せが訪れるという。試合は両選手はロープを使ってのローブローで互いに股間に大ダメージを浴び、また両選手とも長口上からブレーンバスターを仕掛けるも逆に投げられる攻防を繰り返すなど激しい試合となる。そして福田がハルク・ホーガンばりのレッグドロップを連発するが、平日はクリアするも最後は福田のパーフェクトスープレックスが決まり平日に引導が渡され、試合後には引退の10カウントで平日が引退となったが、この大会の中でベストバウトであり、今まで見る機会に恵まれなかった平日マスクをこういう場で見れただけでも充分貴重だった。
セミーのイサミvsゴロージュニアは、モデルである鶴見五郎がランカシャーレスリングを学んだというのもあってグラウンドでイサミを翻弄、試合中にセコンドのイホ・デル・ゴローが介入するも、ジュニアは拒否しつつ場外戦へと持ち込み、スタンド席の最上段にまでイサミを連行し通路階段から落とし、イサミは池田屋事件ばりの階段落ちを敢行する。ここでジュニアはブラックハーツばりの入れ替わり戦術に出るが、代わりに上がったイホ・デル・ゴローがイサミの猛ラッシュを受けてしまう。ジュニアが復帰するがスタミナが切れたのか息が上がり始めるとイサミが勝負に出て勇脚・斬で勝利となる。
メインの光留、シバターvs石川、風戸は風戸が光留組の関節技の前に捕まる展開、たが相手が石川となると体格差のせいで光留組が押され気味だった。夜のDDTは第1試合で3WAY戦が行われるも試合後にニラが乱入し大石を刺すハプニングが発生、これにディーノが駆けつけニラに対して怒りを露にしつつ二人で倒れている大石に攻撃を加え、休憩明けの試合で一騎打ちが決定する。ただ急遽ではなく最初から組まれていたカードだったが・・・
休憩前の第4試合では新日本プロレス7月4日後楽園大会での試合中に脳震盪を起こし、大事を取って欠場した飯伏プロデュースマッチが行われ、マイケルと伊橋によるキックボクシングマッチが組まれたがマイケルがゴネると特別レフェリーの飯伏がボクシングvsキックに変更を言い出すなど早くもグタグダ。試合は意外にも好試合となったがマイケルが伊橋からダウンを奪ってもダウンカンウトを取らないなど理不尽レフェリングを展開、そして1Rが終わってインターバルもイスが用意されていないことが発覚し、慌ててスタッフがイスを用意するも両選手は満足に休憩できないまま第2Rへ、第2R以降は逆エビ固めや場外戦、飯伏は完全に伊橋よりのレフェリングを展開するなど完全にグタグタ、飯伏にアンフェアぶりにマイケルが怒り飯伏にベノムアームを炸裂させるが、飯伏はグローブを装着してパンチを放つもなぜか伊橋に誤爆でKO、マイケルにハイキックを浴びせてKOして試合終了、飯伏の勝利で親の総取りという結果となった。
休憩明けに遺恨試合が組まれるもルールは時間無制限一本勝負によるオーバー・ザ・トップロープルールでの完全決着ルール、死去しているとされている大石の遺体が放り込まれる中試合が行われた、試合はディーノが圧倒するもニラは至近距離からのロケットパンチで反撃、そして場外戦へと突入するが両者はそのまま会場外へと出てしまい、松井幸則レフェリーと鶴見亜門GMが話し合った結果、ほっといてセミへと突入。
セミはHARASHIMA、彰人vsMIKAMI、XだったがXはユニオンから居残っていたイサミ、だが試合で目立っていたのは彰人でMIKAMI相手にリードを奪うなど成長ぶりを見せる。それでもMIKAMI組は彰人を捕らえるも、MIKAMIが勝負を狙ったスワントーンボムやスクールボーイは彰人はクリアすると、イサミはHARASHIMAのリバースフランケンを食らって失速、これで勝負に出たHARASHIMAがMIKAMIに蒼魔刀を浴びせて勝利となるが、試合後にまた大石の遺体が投げ込まれて会場外に出てきたディーノとニラが戻り乱闘となるも、ディーノはアンダータイツ姿、そして二人はまた会場外へと出てしまいメインへと突入。
メインの酒呑童子vsハッピー・モーテルの6人タッグ選手権は竹下、遠藤がスピードや連係で流れを掴むも、二人と違ってタイプの違うアントンが捕まり王者組のペースで試合が進む、それでも竹下と遠藤が連係や空中戦で盛り返し、二人の援護を受けたアントンがダスティンを決めるが、再びアントンが捕まり高梨がタカタニックを狙うとアントンが強引に丸め込んで逆転3カウント、試合後は高梨は試合中の強気な態度とは一転し泣きで再戦を申し入れると、ドリフも名乗りを上げ、後楽園大会では3WAYによる6人タッグ選手権が決定する。そしてハッピーモーテルが喜びに浸っているところで、また大石の遺体が投げ込まれて会場外に出ていたディーノとニラが今度は互いのコスチュームを入れ替えて登場しディーノがOTRで勝利となるが、試合が終わると大石もなぜか蘇生して売店でサイン会を開くなど、結局遺恨試合は何だったんだと思いつつ帰路に着いた。
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秋山全日本がスタートも望むのは“新しい風”
7月12日 全日本プロレス「2014サマーアクション・シリーズ」大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場 837人 超満員
<コメント アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合前 新生・全日本プロレス所属選手入場式◇
(KENSOを除く全所属選手がリングに登場)
秋山「ここ大阪から本当の新生・全日本プロレスが始まります。ファンの皆さんに喜んで頂けるプロレスを提供できるよう頑張ってまいります。昔も今もファンの皆さんがスポンサーです。これからもご声援よろしくお願いします」
(新選手会長・潮﨑の挨拶)
潮﨑「ファンの皆さんに最高の試合を提供できるよう、選手会一丸となって頑張ってまいります。私事ですが、8月16日、後楽園ホール大会で復帰します。新しく生まれ変わった全日本プロレスの中心に立ち、さらに盛り上げていきます」
◇第1試合◇
▼20分1本
○ゼウス The Bodyguard(13分51秒 片エビ固め)XSUSHI 土方隆司
※ジャックハマー
◇第2試合◇
▼20分1本
○西村修(15分52秒 首固め)X渕正信
◇第3試合◇
▼30分1本
○鈴木鼓太郎(12分14秒 逆エビ固め)Xめんそ〜れ親父
◇第4試合◇
▼Jr.スクランブルプレミアム6人タッグマッチ/30分1本
○青木篤志 ウルティモ・ドラゴン スペル・デルフィン(18分41秒 トラップオーバー)金丸義信 佐藤光留 Xビリーケン・キッド
◇第5試合◇
▼45分1本
○諏訪魔(16分52秒 体固め)X宮原健斗
※ラストライド
【諏訪魔の話】「相変わらず絶好調でいますよ。月末の三冠戦に備えて、いいウォーミングアップができた。宮原は生意気さだけじゃ上にいけないぞ。説得力ある動き、技…課題が山積みじゃねぇか。それは人に教わるものじゃないから。今日でまたいろいろ感じたんじゃねぇか。もっとびっくりさせてくれよ。気持ちはわかるよ。コスチューム変えて気合入って。それだけじゃ上にいけないし。俺のこと張り倒してぶっ殺すぐらいやってもらわないと。よし、次、戦うの楽しみにしてますよ。(専務取締役となったが気持ちの変化は?)去年、一年前と心境は全く違う。前回はマイナスからのスタート。今回はゼロからのスタートなんだよ。積み上げるのみで、失ったものを戻す、そこからじゃないから。ありがたい。大阪のみんながこうやって来てくれて。いいじゃないですか。みんなで感謝ですよ。(いい感触はつかめた?)地方で難題が待ち構えてるんでね。でも今はジョーに勝つことだけに集中したい。このベルトの価値を上げる。それだけでいいんじゃないの。当然、このベルトで三冠戦臨むよ」
【宮原の話】「負けは負けで、俺にとっての新生・全日本プロレスは負けからスタート。それは真摯に受け止める。ただ一つ譲れないのは、この新しい全日本プロレスでトップに突き抜けて顔になるのは俺。そういうモットーをもってこの全日本に所属としているから。二流、三流で終わるつもりはない。このシリーズで実績のある人たちと戦って勝ち星、印象を残して自分の目指す場所に行きたいと思います」
◇第6試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第67代王者組]秋山準 ○大森隆男(27分13秒 片エビ固め)[挑戦者組]KENSO X長井満也
※アックスボンバー
☆秋山&大森が初防衛に成功
【試合後の秋山&大森】
▼秋山「まぁ、あんなもんじゃない。俺たちが勝って、あいつらが負けてるんだから。みたまんまだよ。厳しくやってきたら厳しくやるよ。当たり前だよ。やられたらやり返すし、黙ってない。社長になってもね。リング上は先輩後輩関係ない。社長でも俺に来ればいい。俺も返すよ。そこは社長じゃない。イチ選手の秋山準だよ。バチっといくよ。そこは別に社長もない。そこだけはファイターだよ」
――KENSO不要論も唱えていたが?
▼秋山「俺は別にあいつらのやり方が間違ってるとか思ってない。ただ、やっぱりファンの人にガッカリさせるようなことはダメ。それだけだよ。あいつがどういうスタイル使おうが、悪いことしようが、お客さんがどう思ってくれるか。ただ、いつもと違う気持ちは感じたよ」
▼大森「今回というか、今日のDK。セコンドが介入しない、二人だけの正々堂々のやる気が伝わった。でも試合が終わって結果が全てだと思う」
――鬼と化したがどのぐらいの割合でキレた?
▼秋山「6割ぐらいじゃないですか。全然切れてないですよ」
――秋山コールなど大歓声だったが?
▼秋山「大阪ってこともあるし、今日ここで新たな出発ということもあるんで、ありがたかったですね。それはご祝儀ということで」
――興行全体を振り返って?
▼秋山「お客さんが乗ってない部分もあったと思うし。それはいちいち俺が言うんじゃなく、本人が考えた方がいい。迷ったらこうだよって俺の経験で示すことはあるかもしれないけど、人に言われて分かるものでもないし。俺がいいと思っても100満足させるのは難しいから。自分で気づいたことは選手に言おうと思うし、自分でも悪いとこあったし」
――新体制の手応えはあった?
▼秋山「手応えなんて全然。俺も大森もそうだけど、俺ら最高の時の全日本がどっかにイメージあるから、これが凄いってなかなか。本当に凄い光景をみてるんで、これが凄いと言ってたら、これが全てになっちゃうんで。一番いい時の状況、なかなかそこまで到達するの難しいけど、それに近づけるようにみんな頑張っていかないと。それには試合のクオリティを一人ひとり上げていかないといけないし、お客さんと試合しながらも話しないといけない。それは渕さんとかボディスラムしかしないんだろうけど、渕さんはしっかりお客さんと語り合って試合してるから。そこは見ていくべきだし、俺もみんなが笑ってた悪役商会とファミリー軍団の語り合ってる試合をみてる。俺も見習ってやっていきたい。これだけの人がいて上がっていかないわけがないんで、必ずもう一度、いい状況にいけるように僕は体の続く限り頑張ります」
――社長レスラーとして負担も重くなるが?
▼秋山「負担はかかるでしょう。それはしょうがない。俺、やると決めたからには自分自身、俺がやらなきゃ誰がやると思ってますから」
――名刺交換会ではファンから温かい言葉を贈られたのでは?
▼秋山「温かい。ここに来てくださる方はね。今日もWWEがあって、他の団体があって、ここに来てくださってる時点で温かいんでね。そういう気持ちを大切にやっていきたい。試合ではブチキレます(笑)」
秋山新体制の初戦となった大阪大会をSAMURAIで視聴、大会前には欠場中の曙が登場したがKENSOを除く全選手が揃い、新社長となった秋山、新選手会長の潮﨑が所信表明、その際に潮﨑が8月16日後楽園大会からの復帰を発表した。
そしてメインは秋山、大森組の保持する世界タッグ王座にKENSO、長井のDK軍が挑戦、設立会見すら出席せず沈黙を保ってきたKENSOが溜めてきたものをどう吐き出すかに注目していた。
試合は意外にも慎重な立ち上がり、KENSOは何か仕掛けようとするが秋山がドヤ顔でプレッシャーをかけるなど揺るがず、秋山がグラウンドで有利にたってマウントを奪いナックルを仕掛ける仕草を見せるなど、開始早々からKENSOが秋山に飲まれてしまっていた。
DK軍はKENSOが大森を腰紐で場外へ引きずり出してから試合を動かそうとするが、テーブルを秋山に投げつけると秋山が怒りガンガンやり返してKENSOを痛めつけまるでどっちがヒールかわからなかった。DK軍は大森を捕らえて主導権を握っていたかに見えたが、試合全体を支配していたのは秋山だった。
後半からDK軍もヒールぶりを敢えて封印してガンガンやり返せば、王者組もやり返す、終盤ではDK軍が再び大森を捕らえて長井がストレッチプラムや陸牙、KENSOがダイビングエルボーと畳み掛けるが、長井のハイパーニー空牙狙いを大森がアックスボンバーで迎撃すると秋山の援護を受けてからアックスギロチンドライバー、アックスボンバーで3カウントを奪い王座を防衛、最初から最後まで秋山が試合全体を支配していた試合だった。
セミの諏訪魔vs宮原は、宮原が執拗にヘッドロックで絞めあげるが、諏訪魔はダブルチョップなどですぐペースを奪い主導権を握っていく、諏訪魔は勝負を狙ったのかラストライドを早くも狙っうとDDTで切り返す、宮原は右首筋を狙うようにトラースキックやバイシクルキックを繰り出しジャーマンを決めるが、クリアした諏訪魔が怒涛の猛ラッシュをかけ最後はローリングラリアット、バックドロップからラストライドで3カウントを奪い完勝を収めた。
新生全日本は秋山の地元である大阪ということで超満員とまずまずのスタート、ただリングの中を見ると秋山、諏訪魔を揺るがすものがない、世界タッグ戦にしろ勝者は大森なれど試合全体を支配していたのは秋山、宮原は健闘したものの相変われずそれ以上がなく諏訪魔の磐石さを崩すことが出来ない、DK軍や宮原にしろ新生全日本の舵を取るのはオレたちだというものに秋山は期待していたと思う。宮原も潮﨑の欠場中の間はXceedを引っ張るというものがあったのかというと充分にアピール出来ず、それが諏訪魔戦に出てしまったのではと思う。8月16日には潮﨑が復帰する、しかし秋山が望むのは新しい風なのかもしれない。
秋山全日本はまずまずのスタートを切ったが課題はまた一つ増えた、秋山らを揺るがす新しい風は誰が吹かすのか・・・ -
ハルク・ホーガンの立会いでKENTAがWWEと公開契約!
7月12日 WWE「WWE LIVE」大阪・舞洲アリーナ 6048人
◇第1試合◇
○ドルフ・ジグラー(10分34秒 片エビ固め)Xザ・ミズ
※ジグザグ
◇第2試合◇
○コフィ・キングストン ビッグE(12分51秒 スクールボーイ)エリック・ローワン Xルーク・ハーパー
◇第3試合◇
▼NXT王座戦
[王者]○エイドリアン・ネヴィル(12分13秒 片エビ固め)[挑戦者]Xサミ・ゼイン
※レッドアロー
☆ネヴィルが王座防衛に成功
◇第4試合◇
▼ファンズチョイス/ダンスオフマッチまたはWWEマッチ
○ペイジ(6分01秒 PTO)Xアリシア・フォックス
◇第5試合◇
○ディーン・アンブローズ(17分31秒 反則勝ち)Xセス・ロリンズ
※ブリーフケースで殴打
◇第6試合◇
○ロブ・ヴァン・ダム(16分21秒 体固め)Xセザーロ with ポール・ヘイマン
※ファイブスターフロッグスプラッシュ
<ホーガン登場&公開契約 プロレス格闘技DXより>
(ジミー・ハートとハルク・ホーガンが登場)
ホーガン。「マイドー、オオサカ!いつも日本のファンのサポートには驚くばかりだし、感謝してる。イノキやハンセンとのオーサカでの試合はよく覚えてるよ。フジナミやチョーシュー、グレート・ムタとも戦った。も多くの優れた選手がいた。だが、今もロリンズやRVD、ジョン・シナといったスーパースターたちがいる。そして今日、ここオーサカでひとつの歴史が作られる。あるメガ・メガ・ジャパニーズ・スーパースターがWWEの一員になるんだ。KENTA!!」
(スーツ姿のKENTA登場。ホーガン、ハートと握手しWWEとの契約書に公開サイン)
ホーガン「これで新しい歴史が作られた! それとKENTA、スペシャルなメッセージも届いてるんだ」
(下村博文・文部科学大臣からのメッセージが流され、公開契約は終了)
◇第7試合◇
○ロマン・レインズ(14分30秒 片エビ固め)Xケイン
※スピアー
<プロレス格闘技DXより>
WWE JAPANは12日、同日の大阪公演で“公開契約"した元ノアのKENTAが、まずは『NXT』ブランドの一員となることを発表した。KENTAの「新たな挑戦」はやはり夢だったWWE挑戦。この後、米フロリダ州オーランドに居を移し、まずはNXTブランドの一員として、育成施設・パフォーマンスセンターで様々なトレーニングを積む。
KENTAとの契約に際して事実上の現場責任者であるトリプルH(ポール・レヴェスク取締役副社長)もコメントを発表。「KENTAはリングに登場しただけで注目を集める信じられないパフォーマーです。KENTAがWWEと契約したことは、世界のファンのために、常に様々なキャラクターのスーパースターやディーバを作り出している我々のたゆまぬ努力の結果だと言えるでしょう。彼がWWEと契約したことは、WWEにとっても新しい風を吹き込むことになり、大いに期待を寄せています。また、私自身は彼と同じような多くの新しいキャラクター達を作り出すことが世界中のファンに対する私達の使命だと考えています」と強い期待を寄せた。
またKENTA自身もWWE JAPANを通じてコメント。「スポーツエンターテイメントの世界的なトップともいえるWWE、しかも『NXT』に参加できることで今からひじょうに興奮しています。でも行くからには、もちろんトップを狙います」と宣言している。KENTAは週明けにも改めて会見を開く予定となっている。
WWE大阪公演が開催され、メイン前にホーガンとマネージャー役のハートが登場、かねてから予告していた 「ある日本人スーパースター」との公開契約が行われ、ホーガンの呼び出しで元NOAHのKENTAが登場、ホーガンとハートの立会いでKENTAが契約しWWE入りとなり、近日中に会見が開かれるという。
WWEの現場責任者であるHHHによるとNXTからのスタートとなるため、KENTAがTVで見られるのはしばらくかかる(NXTはJ-SPORTでは放送されてない)。
遂にこのときが来たかというのが率直な感想、ここまで来たなら日本人選手でなし得なかったレッスルマニアのメインを目指して欲しい。
正式にWWE入りとなったKENTA、新しい戦いがスタートする。
そしてメインは次回PPV「バトルグラウンド」でWWE王座をかけた4WAY戦(王者はジョン・シナ)に出場が決まっているレインズがケインと対戦し試合中にロリンズの介入を受けるも、アンブローズが駆けつけロリンズを蹴散らし、最後はロリンズがスピアーで勝利を収め、大阪公演を締めくくった。 -
発表!6月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行6月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
6月のMVP
バットラック・ファレ(新日本プロレス)
投票数=45
バットラック・ファレ(新日本プロレス)=12
諏訪魔(全日本プロレス)=10
飯伏幸太(新日本プロレス/DDT)=9
高橋裕二郎(新日本プロレス)=5
青木篤志(全日本プロレス)=3
木高イサミ(ユニオン)=3
バラモンシュウ(ムーの太陽)=1
鈴木鼓太郎(全日本プロレス)=1
フラミータ(DRAGON GATE)=1
6月のタッグMVP
大森隆男 秋山準(全日本プロレス)
投票数=46
大森隆男 秋山準(全日本プロレス)=16
KUSHIDA アレックス・シェリー(新日本プロレス)=10
田中将斗 杉浦貴(弾丸ヤンキース)=9
カール・アンダーソン ルーク・ギャローズ(新日本プロレス)=5
ザ・グレート・サスケ バラモンケイ(ムーの太陽)=4
天山広吉 小島聡(新日本プロレス)=1
石川修司 佐藤耕平=1
6月のベストバウト
新日本プロレス「DOMINION 6.21」6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第67代王者]○飯伏幸太(13分37秒 フェニックス・プレックス・ホールド)
[挑戦者]Xリコシェ
☆飯伏が4度目の防衛に成功
投票数=45
飯伏幸太vsリコシェ(新日本プロレス 6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム)=16
丸藤正道vs斎藤彰俊(NOAH 6月13日 後楽園ホール)=5
大森隆男vs秋山準(全日本プロレス 6月15日 後楽園ホール)=4
高橋裕二郎vs石井智宏(新日本プロレス 6月29日 後楽園ホール)=2
高橋奈苗vs夏樹☆たいよう(スターダム 6月1日 後楽園ホール)=2
B×Bハルク CIMA ジミー・ススム 戸澤陽 T-HawkvsYAMATO 土井成樹 サイバー・コング Kzy 問題龍(DRAGON GATE 6月5日 後楽園ホール)=2
鈴木みのる 里村明衣子vs丸藤正道 華名(華名自主興行 6月16日 後楽園ホール)=2
リコシェvsKUSHIDA(新日本プロレス 6月8日 東京国立競技場第二体育館)=2
バットラック・ファレvs中邑真輔(新日本プロレス 6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム)=2
青木篤志vs金丸義信(全日本プロレス 6月28日 札幌テイセンホール)=1
KAI 征矢学vs佐藤耕平 鈴木秀樹(ZERO1 6月1日 後楽園ホール)=1
杉浦貴 高山善廣vs永田裕志 関本大介(NOAH 6月13日 後楽園ホール)=1
佐藤耕平 火野裕士vs関本大介 宮原健斗(小橋建太プロデュース興行 6月8日 後楽園ホール)=1
諏訪魔vs大森隆男(全日本プロレス 6月29日 札幌テイセンホール)=1
AKINOvs中川ともか(OZアカデミー 6月4日 後楽園ホール)=1
HARASHIMAvsスーパー・ササダンゴ・マシン(DDT 6月29日 後楽園ホール)=1
大森隆男 秋山準vs諏訪魔 ジョー・ドーリング(全日本プロレス 6月28日 札幌テイセンホール)=1
6月のシリーズ&ベスト興行
新日本プロレス「DOMINION6.21」6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム 7300人超満員札止め
投票数=46
新日本プロレス「DOMINION6.21」6月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム=16
NOAH「三沢光晴メモリアルナイト2014」6月13日 後楽園ホール=12
新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXI」5月30日 後楽園ホール~6月8日 東京国立競技場第二体育館=9
全日本プロレス「2014ダイナマイトシリーズ」6月15日 後楽園ホール~30日 函館総合卸センター流通ホール=2
スターダム「夏樹☆たいよう引退試合~ハイスピード・フォーエバー~」6月1日 後楽園ホール=2
小橋建太プロデュース興行「Fortune Dream1」6月8日 後楽園ホール=2
みちのくプロレス「怪力乱神」6月8日 後楽園ホール=1
大日本プロレス「広島“大”熱狂プロレス」6月15日 広島産業会館=1
華名自主興行「カナプロ:マニアローチ」6月16日 後楽園ホール
以上に決定しました!投票ありがとうございました。
また7月の月間MVP、ベストバウト ベスト興行&シリーズの投票を8月上旬に投票受付を予定してます、投票日時は後日発表します。 -
真田はムタに敗れ、KAIは河野に敗れ髪切り・・・バットだらけのWRESTLE-1両国
7月6日 WRESTLE-1「FIGHTING ENTERTAINMENT WRESTLE-1 衝撃〜IMPACT〜」両国国技館 4800人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
アンディ・ウー ○稲葉大樹(8分23秒 片エビ固め)NOSAWA論外 XMAZADA
※ダイビングヘッドバット
◇第2試合◇
▼WRESTLE-1vsDESPERADO/30分1本
○崔領二 KAZMA SAKAMOTO レネ・デュプリ(7分34秒)近藤修司 中之上靖文 X村瀬広樹
※那智の滝
◇第3試合◇
▼ブリティッシュ・ライトヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○吉岡世起(10分07秒 片エビ固め)[王者]Xディーン・オールマーク
※スワントーンボム
☆オールマークが王座防衛に失敗。吉岡が新王者となる【吉岡の話】「ヒザをアクシデントで痛めてしまって、ずっと攻められて…。でも最後運良くバズソーキックが入ったんで、何とか勝つことができました。まだまだ、こんなもんじゃダメだ。もっともっと良い試合して、もっともっと盛り上げて…。心配させてる場合じゃないんだ! 僕がWRESTLE-1を盛り上げないと…! どんな怪我か分からないけど、早く治して盛り上げていきます
◇第4試合◇
▼EWPインターコンチネンタル選手権試合/3分12R
[挑戦者]○大和ヒロシ(4R1分40秒 片エビ固め)[王者]Xレオン・ヴァン・ガステレン
※ノーザンライトボム
【大和の話】「今日念願のEWPインターコンチネンタルのベルトをこうしてW-1に持ってくることができました。昨日の記者会見でチャンピオンが俺はラウンドマッチのスペシャリストだ、そう言ってました。確かにね、あそこで防衛してきたから、チャンピオンでスペシャリストですよ。逆に言えばそこで戦うことに特化しすぎてる。そのルールに守られてるんですよ。僕はこのルールに挑戦することもそうだし、何にだって挑戦しますよ。プロレスだけじゃなくて何にでも。僕はW-1のエースになれないかもしれないけど、同期のKAIと真田とW-1をプロレスの一番に押し上げたいんですよ。世界で一番のエンターテインメントにしたいんですよ。でかいこと言うなと思われるかもしれないけど、でかい目標を見失わず突き進みますよ。ラウンド制でもデスマッチでも何でも挑戦してやる。よくいつ何時、誰の挑戦でも受けると言いますけど、いつ何時、何にだって挑戦してやる。逆に僕に挑戦してくるということは、ラウンド制に挑戦するということですよ。今日スペシャリストに勝ったということはスーパースペシャリストなんで。(ラウンド制への対策があると言っていたが?)実はラウンド制そのものをぶっ壊してやろうと思ってました。3分以上戦うからラウンド制になる。3分以内に勝てばラウンド制じゃなくなるんですよ。でも、これがまた難しいのも、やってみないとわからないところですね。でも今まで僕の体に通してきた技なり、経験なり全てが勝利を導いたんですよ」
◇第5試合◇
▼30分1本
○太陽ケア 高山善廣(8分54秒 片エビ固め)X浜亮太 征矢学
※波乗り落とし
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1vsTNA タッグマッチ/30分1本
○TAJIRI 児玉裕輔 (10分50秒 片エビ固め)イーサン・カーター3世 Xロックスター・スパッド
※バズソーキック
◇第7試合◇
▼TNA世界タッグ選手権試合/60分1本
[王者組/ザ・ウルブス"]○デイビー・リチャーズ エディ・エドワーズ(15分45秒 片エビ固め)[挑戦者組]X田中稔 金本浩二
※フォース・オブ・ネイチャー
☆ウルブズが王座防衛に成功
【リチャーズの話】「カネモトとは何度もやってきてるが、彼はやっぱり“レジェンド"だよ。タナカのこともファンの頃から見てきた。彼もレジェンドだ。スモーアリーナでそのレジェンド2人に勝つことができて、とても誇りに思う。(また日本で防衛戦を?)俺たちは日本のブリティッシュ・ブルドッグスだ。いつでも戻ってくる」
【エドワーズの話】「ジュニスタは世界のジュニアシーンでも屈指のチーム。何度でもやりたい。(また日本で防衛戦を?)カズ&近藤でもいい。いつでも、どこでもやってやる」
【試合後の稔&金本】
▼金本「やっぱりあいつら強い。もう一回あいつらがチャンピオンの時にやりたい。ひとまず自信つけてからまた稔と組んで挑戦したい」▼稔「めちゃくちゃうまいし、めちゃくちゃ強かった。それで仕方ないとは思わない。アメリカに行きたい、TNAに行きたい。8年間思い続けてきた。あきらめない。絶対俺たちはアメリカに行く」
▼金本「もっと強くなって稔と獲りたい」
◇第8試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○船木誠勝(12分11秒 レフェリーストップ)[第16代王者]X佐藤耕平
※スリーパーホールド
【船木の話】「ギリギリですね。たぶん向こうもわかんないけど、やってる感じではギリギリやってた気がします。大きいから技の一つ一つが全部こっちにダメージになる。後楽園でもかなり強烈でしたけど、改めて重い。体が凶器ですね。今日はこっちの団体を倒してやろうという気持ちできたと思うけど、1勝1敗でお互い何が出るか分からない。今日はこっちの作戦勝ちですね。技の順番だけでだいぶ変わってくる。向こうが先に勝負仕掛けてきたけど、一回食らったらダメージの度合いがわかってるし、次の技の準備もできる。彼の攻撃はストレートですね。細かい技術はできないタイプかもしれないですね。ただ、強い。彼とやってて彼の向こうに橋本真也がいる。最初の付き人というのも聞きましたけど、気持ちの強さもあるし、相当もまれたんでしょう。(世界ヘビーのベルトが手元にあるが?)ベルトの重さは一回経験してるから、単純にうれしいとはいえない。次に控えてる挑戦者がいるでしょうし、ベルトがあるからこっちが一歩リードしたと思います。次、誰がくるのかわからないけど、向こうから誰も来ないのであれば、こっちだけで回しますよ。ZERO1のリングに上がる覚悟もありますよ。今から気持ちはできてます。自分もそんな年とってないんで。実はブランクが7年あって、体がまだ壊れてない。30年選手ですけど、23年選手なんで。今がピークかもしれない。今日ここで獲ったのは遅くなかった。自分にとって獲りにいくいいチャンスでした。勝って看板を守って、なおかつ看板を獲るのが目標だったんで。今日はこっちの戦略勝ちだと思います。(希望する挑戦者は?)今、一番近いとこでデスペラードの崔選手とか。何だったら自分が向こうのリングに上がってもいい。また再びベルトの重さと暮らす日々が1年4ヶ月ぶりに始まる気がします。WRESTLE-1が1年経って、試行錯誤しながら過ごしてきましたけど、ベルトを争う。ようやくその形になった。勝負しないと。両国3回目もあるし、勝負の年じゃないかなと思います。もしかしたらWRESTLE-1のベルトができたり、いろんな団体のベルトを集めて三冠でもいいかもしれないですね」
◇第9試合◇
▼敗者髪切りor軍団解散スペシャルシングルマッチ/無制限1本
○河野真幸(15分01秒 片エビ固め)XKAI
※ジャイアントニードロップ
<試合後>
河野「KAI、わかってんな!? 自分で言ったよな!? 俺たちもそんなにお前の髪の毛に興味ねぇんだよ。そして切るほど暇じゃねぇんだ。めんどくせぇから、そこのもじゃもじゃ来いよ」(髪切り役に征矢を指名)
征矢「何がやりたいんだ!(躊ちょして押し問答となったところで、KAIがバリカンを奪い取り、自らの髪の毛を刈り上げる)
河野「坊主になって今までのことしっかり反省しなさい。バーカ!」
(デスペラード退場後)
征矢 「散々好き勝手やりやがって。河野お前ら一人じゃ何もできないよ。そこにいる3人束になってしか何もできねぇんだろ! 次は俺がシングルマッチやってやるよ!、KAI、おまえはWRESTLE-1のエースじゃないのか!?」【河野の話】「あれがWRESTLE-1の現状だ。結果が全てなんだよ。坊主になって反省しなさい」
◇第10試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○グレート・ムタ(9分53秒 体固め)X真田聖也
※月面水爆
【ムタの話】「See you United States or England…」
【真田の話】「このままで…今日ムタに負けて、超えられてないんですけど、このままWRESTLE-1に頼ってても本当の意味で超えられないんじゃないかなと。一人でメシ食っていかないとダメですね」
WRESTLE-1両国大会をG+にて視聴、メインは真田vsムタ、国際派レスラーを目指す真田にしてみれば最終試練となったが、試合開始と同時に毒霧、閃光魔術、月面水爆と猛ラッシュ、真田も反撃を狙うがムタは付き合わず、強引にムタワールドへと引きずり込まれていく、真田はムタの毒霧をイスでブロックしてからイスの上でのRKO、そしてドラゴンスリーパーで捕獲するがムタは火を真田の顔面に浴びせ脱出、ムタは連発ずるも月面水爆は自爆、真田はスワンダイブ式低空ドロップキック、スワンダイブミサイルキック、RKO、ラウンディングボディープレスは着地しムタが再び毒霧を浴びせるも、真田が避けてレフェリーに誤爆となる。真田は勝負と見てラウンディングボディープレスもカウントが入らず、ムタは閃光魔術を連発、真田も低空ドロップキックからジャーマンもラウンディングボディープレスは一度はカウント3が入ったかに見えたが、レフェリーは2を主張、もう一発を決めるがムタが毒霧を噴射すると月面水爆で勝利、真田も一瞬だけムタワールドから脱出できたかに見えたが、最後で落とし穴にハマり引きずり込まれてしまった。
セミのKAIvs河野は、セコンドのデスペラードの介入から河野が主導権を握り、ラフや関節技などでKAIの負傷している足攻めを展開、河野の場合はラフよりも非情さを出せばまた違ったヒール像が出るのだが・・・、KAIは痛い足を引きずりながらも延髄斬りで反撃しLATを決めるも、スプラッシュプランチャはレネが阻止、デスペラードが総攻撃から河野が勝負に出てジャイアントニーもKAIは避けて自爆し、介入したデスペラードも蹴散らす。KAIは三角飛び式延髄斬りからパワーボムを決め、スプラッシュプランチャを決めるが河野は剣山で迎撃、河野はネックハンキングボムからジャイアントニー、シャイニングウィザードまで披露してからジャイアントニーを投下して3カウント。WRESTLE-1の将来を担う真田、KAIの両輪が揃って敗れるというバットな結末となった。
今回のWRESTLE-1両国も観客動員的には惨敗、そして真田はムタを超えらず、ムタも試合中に膝を引きずっていたがそれでも真田が勝てない、いろんな意味でWRESTLE-1の現実を見せつけられた大会であり、WRESTLE-1全体としてもバットな結末だった。
バットの印象の強い両国大会だったがその中でも良い部分もあった、耕平vs船木の世界選手権は船木の関節技に対し、耕平はポールシフトやファルコンアロー、パイルドライバーで反撃、しかし勝負を狙ったジャーマンを船木が阻止すると左ミドルからハイブリットブラスターが炸裂するが、敢えてカバーに入らずチキンウイングフェースロックからのスリーパーで捕獲し耕平が落ちてしまったのかレフェリーストップ、船木が王座を奪取し、ZERO1も火祭りを前にして至宝をWRESTLE-1に明け渡すという事態となってしまった。
吉岡はオールマークからブリティッシュライト・ヘビー級王座、大和はレオンからEWPインターコンチネンタル王座を奪取したが、吉岡vsオールマークはレスリング、トリッキーさ、打撃と全て上回っていたため吉岡は防戦一方どころか試合中に左膝を痛めてしまい、最後は鋭いキックをオールマークに浴びせてからのスワントーンボムと畳みかけて勝ったが、内容的には吉岡の完敗。大和もラウンド制ということで速攻勝負を狙ったが、ラッシュをかけすぎてガス欠、しかしカステレンのフロッグスプラッシュを剣山で迎撃した大和が流れを掴み、最後はスピアーからのジャーマンで勝利となり王座を奪取する。
ザ・ウルフズvsジュニスタのTNAタッグ選手権は両チーム共完成度が高いため好試合となる。ジュニスタがウルフズを分断して稔がリチャーズにFIRE BALLスプラッシュを投下するがカウント2でクリアされると、ウルフズが逆に稔を捕らえパワーボムとバッククラッカーの合体技・フォース・オブ・ネイチャーで3カウントとなりジュニスタは王座を奪取に失敗となった。
WRESTLE-1は11月日に両国大会を開催し今度は「武藤敬司デビュー30周年」とタイトルがつけられた、武藤が主役の大会だけにWRESTLE-1とすれば総力をかけた大会になるだろう、しかしTAJIRIは入団したもののまだ武藤敬司やムタが主役でなければいけないという現実はまだまだ続きそうだ。 -
丸藤正道が永田裕志を降しGHCヘビー級王座を奪取…時代を掴んだと同時に築くための戦いが始まった7月5日 NOAH「GREAT VOYAGE 2014 in Tokyo vol.2 方舟進章~有明夏の陣~」有明コロシアム 6700人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「Jr.TAG LEAGUE PREVIEW」/20分1本
○ロッキー・ロボ ジンゾー(6分06秒 片エビ固め)北宮光洋 X熊野準
※トレスアミーゴス
◇第2試合◇
▼ジュニアヘビー級3WAYマッチ/20分1本
○大原はじめ(5分30秒 ムイビエン)Xクワイエット・ストーム
※もう一人はスペル・クレイジー
◇第3試合◇
▼「モハメッドボンバーズ vs NO MERCY」/30分1本
○モハメド ヨネ 池田大輔(7分17秒 片エビ固め)高山善廣 X平柳玄藩
※キン肉バスター
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]石森太二 ○小峠篤司(18分15秒 エビ固め)[第21代選手権者]小川良成 Xザック・セイバーJr.
※キルスイッチ
☆小川&ザック組が2度目の防衛に失敗、石森&小峠組が第22代選手権者となる
【試合後の石森&小峠】
――ベルトを肩に掛けた気持ちは?
▼小峠「嬉しいですね。一昨年はタッグリーグで優勝して、去年は準優勝だったんですけど、何が足りないかと言ったら、コイツが足らなかったんですよね。だから今年のジュニアタッグリーグは、俺たちの腰にこれを巻いていけるのは大きいんじゃないかと」
▼石森「とりあえずベルトを取り返すことができてホッとしました。今日は小峠君が頑張ってくれたおかげで何とか取り戻すことができたと思います。本当に小峠に感謝です」
――再びベルトが戻ってきたことについては?
▼小峠「いろいろあって、ノアに来て初めて巻いたベルトが22日で終わってしまったんですけどね。前回は短かった分、今回はジュニアタッグリーグも優勝して、22年は持っていられるような、そんなチャンピオンになります」
▼石森「小峠が言ったように、すぐに終わらないで長期政権にできるように。ベルトがあるとないとじゃタッグは違うから。本当にこのベルトを持っていて、俺らがノアジュニアの代表だと思われるようなタッグチームに成長していきたいと思います」
――コンビネーションが冴え渡っていたが?
▼小峠「僕に言ってくださってますけど、石森さんが頑張ってくださったんで。強い相手ではあったんで。コンビネーションも凄い相手なんで、ジュニアタッグリーグがあるのかと思うと恐ろしくなるんですけどね。とりあえずコスチュームを白にしてきたから勝てたんじゃないかな。そこのところは大事だから」
▼石森「ここで心意気が合ったのかもしれないですね」
▼小峠「初めて観るお客さんも多いと思いますから、『あいつらはタッグチームなんだ。なんかやってくれそう』と思わせるような、そんなチームをこれからしっかり作り上げていきたいなと思いますね」
――試合後、小川選手がザック選手に暴行を加えていたが?
▼石森「何なんでしょうね? 何がやりたいのかわからないです。小川選手は自分が納得いかないと、ああいう行動を取る傾向にあるので」
――ジュニアタッグリーグの抱負は?
▼小峠「俺たちが本命だから。優勝しかねえよ。『ノアのジュニアタッグ戦線はやっぱり石森&小峠組しかねえな』って思わせるような、そんな大会にしたいと思います」
▼石森「全チームを比べたら、俺らが3年連続で一番長く出ていると思うので。必ず結果を出して、俺らがベストなジュニアタッグチームだと証明したいと思います」
◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第27代選手権者]○原田大輔(16分29秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]X拳王
☆原田が3度目の防衛に成功
【原田の話】「きついですね。蹴りが響きました。(エプロンでの攻防も大変だったが?)アイツは凄い覚悟を持って攻めてきたのが伝わりましたね。紙一重でした。(拳王に声をかけるなら?)強い者が勝つんじゃなくて、勝った者が強いんやって。そう言いたいですね。(防衛戦をするごとに強くなっているように見えるが?)そう見えたなら、僕は嬉しいです。でも、ここで止まるわけにはいかないんで。もっともっとノアのジュニアを盛り上げていきたいと思います。(玄藩がカットに入ったが?)素直にありがとうと言いたいですね。あれがなかったら本当にやばかったんで。ああやってNO MERCYのチームとして助けに来てくれたことは嬉しいです。(今後については?)もうすぐジュニアタッグリーグが始まるんで。今日助けに来てくれた玄藩さんとはパートナーが違って、クワイエット・ストームと組んで優勝を目指して頑張ります」
【拳王の話】「バカヤロー! うるせぇよ、おめぇら。俺は絶対このまま終わらない。強いチャンピオンから絶対ベルト獲ってやるんだ」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
後藤洋央紀 ○柴田勝頼(18分45秒 片エビ固め)X齋藤彰俊 中嶋勝彦
※FK
◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○関本大介(10分22秒 反則勝ち)Xマイバッハ谷口
※レフェリー暴行
◇第8試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第31代選手権者]○杉浦貴 田中将斗(18分21秒 片エビ固め)[挑戦者]マイキー・ニコルス Xシェイン・ヘイスト
※オリンピック予選スラム
☆杉浦&田中組が初防衛に成功
【試合後の杉浦&田中】
――激しい試合を勝ち抜いたが?
▼杉浦「やっぱり相方を信じてたし、このチームの方が絶対に上だと思うので」
▼田中「本当にパートナーに恵まれたというか。俺が攻められても、俺がコーナーにおっても、信頼できるパートナーなんでね。俺がほんまに危ない時は入ってきてくれるやろうし」
▼杉浦「今日は俺が助けられたよ」
――敵無しの強さを印象づけたが?
▼杉浦「その強い印象が第一歩になるんでね。次に繋がるから。次もまた何かを目指していこうと思う」
(※ここでヨネ&池田が登場。ヨネが『次の挑戦者は私たちです』と宣言し、弾丸ヤンキースに握手を申し出る)
▼田中「確かに君たちには名古屋(4・20名古屋国際会議場大会でのグローバル・タッグリーグ公式戦)で負けてるんでね。負けたままこの2つのベルトを持ってて、『俺らが最高だ。最強だ』と言っててもしょうがないと思うし。試合を組むかどうかはしらんけど、俺の気持ちの中ではおもろいちゃうかなとは思うけどね。どう?」
▼杉浦「いいんじゃないですか?」
(※握手するまで帰ろうとしないヨネ&池田の手を握って強引に帰らせる)
――彼らの気持ちは受け止めたと?
▼杉浦「名古屋で負けてるんでね。そういう意味では『やっと来たな』と思うんで」
――今後の防衛ロードに向けては?
▼杉浦「きっちりまた防衛して、俺たちの凄さを示すだけ。まだまだ俺らはもっと先に行きたいんでね。あのチームに負けてつまずいている場合じゃないんで。まだまだこの2人で先を、高みを目指していきます」
▼田中「ただ防衛回数を重ねるだけじゃなくて、結果、試合内容、云々全てにおいて、観に来てくれたお客さん全員が『弾丸ヤンキースが上だな』と思うぐらいに知らしめていかないと、チャンピオンである意味合いはないと思うんで。そういうところをしっかり自分の中で考えながら防衛していきたいと思います」
――握手したのはヨネたちを帰らすため?
▼杉浦「勝利に浸って、インタビューを受けていい気分になっている時に来られたから、早く帰ってほしいなというのは多少あります。アピールするならリング上で来いって。お客さんの前でやらないと」
▼田中「そこでお客さんが『あいつらしかおらんやろ』という声援を飛ばしたら間違いなく決まってたと思うし」
◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○丸藤正道(25分29秒 片エビ固め)[第21代選手権者]X永田裕志
※変型エメラルドフロウジョン
☆永田が5度目の防衛に失敗、丸藤が第22代選手権者となる
丸藤「永田選手! 尊敬します。(“奪回"について)本当に…本当にお待たせしました。ベルトがゴールじゃない。今日が新しいスタートだと思うんで。声援が力になった。ありがとうございました。(“七夕の願い"を問われると)このノアをもっと良くしていくこと。期待を裏切らないように選手全員で頑張っていきたいと思います。(一人マイクを持つ)俺は止まってられないんで。次、すぐ防衛戦に行きたい。永田裕志が俺を飛び越えて名前を出してたヤツがいるだろ? 同じユニットでも、俺の隣で虎視眈々でベルトを狙ってるヤツがいただろ。上がって来い!(中嶋を呼び込む。)そうだお前だ。勝彦。お前とだったら、ノアを去ったあのライバル以上のすげー試合をできる気がする。俺がチャンピオンだけど、俺の挑戦、受けてくれないか?」
中嶋「是非! 全力でそのベルトを獲りにいきます」
丸藤「ギリギリ(GHCヘビー返り咲きに)間に合った。年齢、コンディション、キャリア…本当にギリギリだったと思う。今まで結果が残せなかったり、怪我とかで期待を裏切ってきた。それでも、これだけの人が応援してくれたことに感謝してます。偉大な先輩たちの名に恥じぬように一生懸命やっていきたいと思います。応援よろしくおねがいします!」
【丸藤の話】「(ベルトを持った感想は?)本当に最高です。最高ですけど、きつかったです。(8年ぶりに感じるベルトの重みは?)8年前とは意味合いが違うし、あの時は若さと勢いだけで行けた感じがありましたけど、今日は全然意味合いが違いますね。年齢的にも気付けば今年35歳になるし、本当に怪我もたくさんしてきたし。自分の中では正直言って自信を失いかけてた部分もあったんで。いろんなことがキッカケでまたプロレスラーとしての欲が高ぶりました。その点に関しては永田裕志に感謝したいと思います。(厳しい場面が続いたが?)防戦一方ですよ。そこは強がったって意味がない。やられっぱなしだった。でも、諦めない姿…そういう先輩方の姿を見てきたんで、今日は絶対に何があっても諦められなかったです。(最後の技は?)ポールシフトが形は崩れたとはいえ返されたんで。自分の中でもまだパーフェクトな形ではないですし、何回も決まってないけど、GHCヘビー級チャンピオンの俺としては今後最大の武器になっていくんじゃないかと思います。(丸藤選手と三沢選手の技が合体した形になるが?)真似はあんまり好きじゃないんで。俺の中であの人は生きてるし、今後プロレスをやっていく上で、あの人のことは、俺もそうだけど、皆さんにも忘れてほしくない。なので、いろんな意味で俺が受け継いでいきます。(初代王者が決まった会場でベルトを取ることができたが?)それは狙ったものじゃないし。いろんな偶然が重なってこうなったものなんで。それはいい意味で運命だと捉えて今後もやっていきたいと思います。(最初の防衛戦の相手に中嶋選手を指名したが?)彼はDIAMOND RINGだけれども、ノアに強い気持ちを持って常に戦ってくれてるし、誰しもが認める実力を持っているんで。佐々木健介にも勝っているしね。挑戦者としては問題ない人間で、むしろハッキリ言って俺がビビッてるぐらい。ぜひとも全力でやってみたいなと思います。(今後に向けての決意は?)リング上で言ったように、偉大な先輩たちが守って作ってきたノアなんで、それを俺たちの世代で無くしちゃいけないと思うし。俺は中心で先頭に立っていくつもりですけど、俺に限らずみんなで頑張って、このノアをまた業界のトップに持っていきたいと思います」
【永田の話】「(ベルトを明け渡した今の気持ちは?)敗者の気持ちを聞く気分はどうですか? 待ちに待った気分だろ。逆に俺があなたに聞きたいよ。こんなハッピーエンドはないよね。ノアファン誰しもが待ち望んでいたこの結果。丸藤が成し遂げたんだよ。嬉しいだろ? (丸藤選手からは『尊敬しています』という言葉があったが?)敗者に情けは無用だよ。それよりも、お前らにそれだけノアを愛する心があるならば、まだまだノアには苦難の道が待ってんだ。それをしっかり盛り上げて、支えてやれよ。さあ、これからが大変だぞ、プロレスリング・ノア。この数ヶ月、ヘタすりゃ2年近くか。このノアに上がった永田裕志は完全復活したよ。そろそろ引き際かなという周りの空気がある中で、俺もちょっとだけ思いかけた中で、ノアのリングに上がって正面から戦って、俺は甦った。そのリングを提供したノアには感謝している。知らないぞ。これでお役御免となるか、それとも俺の出番がまだあるのか。ない方がいいに決まっている。さあ、どうするか、俺にもわからない。若返った永田裕志が地獄の強行日程のG1で優勝トロフィーをゲットする、そのパワーをこのノアのリングでしっかりもらったと思っている。恥ずかしい成績は残せない。こいつらと正面から戦って、ベルトを散々光り輝かせて、ノアのマットをブルーに染め上げた俺が簡単にいかれるわけにはいかないから」
【中嶋の話】「(指名されてどうだった?)BRAVEとしてやってきた自分を丸藤さんに見ていただけてたのかなって。今日の言葉でそれを実感したので、嬉しかったです。(名乗りを挙げるつもりはなかった?)もしも丸藤さんが敗れることがあったら次は俺が行くしかないと思ってましたけど、丸藤さんが勝った姿を見て、『あそこまでどうやって行こうか?』と正直思っていたところだったんで、まさか指名していただけるなんて思ってなかったです。これは僕にとってビッグチャンスなので、しっかりと全力で新たにスタートした丸藤さんから取りに行きたいと思います。(今日の永田戦を見てどう思った?)ファンの皆さんと同じような気持ちですね。本当に感動したし。ですけど、自分が挑戦させていただく部分で、そこはしっかりと切り換えて。今日以上の試合をもちろんしたいし、最後は念願のGHCヘビー級のベルトを自分が巻く姿をしっかり想像して、試合に挑みたいと思います」
恒例となった7月のNOAH有明大会のメインはGHCヘビー級王者の永田に丸藤が挑戦、森嶋猛が永田に敗れてから流出したGHCヘビー級王座を奪還するためにKENTA、杉浦、マイバッハ、ヨネが永田に挑んだがいずれも失敗、丸藤が最後の砦となって永田に挑んだ。
序盤は両者共グラウンドから丸藤がチョップ、永田がエルボーの打撃戦、競り勝った永田はいきなりバックドロップを決め先手を奪う。丸藤は場外に逃れても永田はフロントハイで追撃、リングに戻ってめ永田ら胴絞めスリーパー、キチンシンクで丸藤のスタミナを奪いにかかる。丸藤はドロップキック、時間差ロープワークからの追い越しラリアットで活路を見出すとバッククラッカー、トラースキック、不知火、トラースキックと畳み掛ける。永田のエクスプロイダーを着地した丸藤は断崖式不知火を狙うも、永田は逆に断崖式エクスプロイダーを敢行して丸藤はエプロンの角に背中を直撃させ大ダメージを負ってしまう。勝負と見た永田はタイナーから雪崩式エクスプロイダーと畳み掛けるが、垂直落下式ブレーンバスターは丸藤が着地してポールシフトを決めるもカウント2、すぐさまパーフェクトフェースロックを狙うが、永田はスープレックスで投げると白目式腕固めで捕獲、そして垂直落下式ブレーンバスターからバックドロップを狙うが丸藤は阻止、永田はタックルを狙う丸藤を膝蹴りで迎撃してからリストクラッチ式エクスプロイダーを狙うも丸藤は着地、永田のハイキックをブロックした丸藤はガラ空きになった永田にトラースキックコンポ、虎王から三沢メモリアルで披露した変型エメラルドフロウジョンを決め3カウント、丸藤が7年ぶりにGHCヘビー級王座を奪取し至宝をNOAHに取り戻した。
2006年9月に丸藤は当時の王者だった秋山準を破りGHCヘビー級王座を奪取、KENTAとの防衛戦ではこののベストバウトを受賞するほどの名勝負を繰り広げ新時代への扉が開いたかに見えたが、12月に三沢光晴の挑戦を受け敗れたことで扉は閉じ、ジュニアに専念や負傷による長期欠場、そしてブッカーとして一歩引いたため王座から遠ざかってしまった。
三沢が死去し、小橋建太が引退、秋山とKENTAもNOAHを去ってからやっと丸藤は時代を掴んだが、時代をどう築いていくのか、丸藤の戦いは始まったばかりだ。
GHCタッグ選手権は王者の弾丸ヤンキースが先手を奪うが、勝負を狙った田中のスライディングDをヘイストが避けるとTMDKは合体技で反撃、ヘイストはボムバレーデスを杉浦に狙うが、杉浦はフランケンシュタイナーで切り返してからアンクルホールドで捕獲、弾丸ヤンキースの波状攻撃に対しTMDKは合体技で応戦するが、ヘイストのブラックスワンスプラッシュを田中が阻止すると波状攻撃からサンドバックタイムと猛ラッシュをかけ、最後は杉浦がオリンピック予選スラムで3カウントを奪い王座を防衛した。
GHCジュニアヘビー級選手権はサミングや大原の介入で拳王が先手を奪い右膝攻めを展開するも、王者の原田も二人ごとプランチャでなぎ倒して反撃、再び大原が介入するが玄藩が駆けつけ大原を排除するも、拳王はエプロン上でのファルコンアローからジャーマンを繰り出すが原田の背中が拳王の顔面に直撃すると拳王は右眼を負傷、それでも鋭いキックを浴びせ羅喉を狙うが阻止されると、原田はブレーンバスター式牛殺し、ローリングエルボー、大☆中西ジャーマン、ニーアッパー、ローリングエルボー、カナディアン式ニーアッパーと猛ラッシュをかけてから片山ジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛。
GHCジュニアタッグ選手権は挑戦者組の誤爆を誘発させるなど、小川のしたたかさが冴え渡るが、挑戦者組は再び誤爆し仲間割れと見せかけて、小川にダブルトラースキックを浴びせると、ザックを捕らえて450゜スプラッシュとキルスイッチの合体をさく裂させてから最後は小峠がキルスイッチで3カウントを奪い王座を奪回。試合後は策に溺れた小川がザックにバックドロップで八つ当たりするなど大荒れとなった。
<プロレス格闘技DXより>
第3試合後に漫画家ゆでたまご・中井義則氏の長男で総合格闘家・プロレスラーの中井光義がノアに入団することが発表された。
中井は1989年1月2日、東京都出身の25歳。2007年6月のZST有明大会で、大沼啓介から腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ちを奪い白星デビュー。昨年9月のパンクラス横浜大会で近藤有己とのエキシビションマッチも経験し、12・8有明大会にも出場。ランドン・バンナータに敗れた。プロ戦績は2戦1勝1敗。プロレスラーとしてはハードヒットの2・28&4・26新木場大会に参戦していた。
中井は第3試合後にスーツ姿でリングイン。大川リングアナがプロフィールを紹介すると、“ゆでたまごJr."であることを知った観衆からどよめきが起こった。マイクを渡された中井は「プロレスリング・ノアファンの皆様、はじめまして。プロレスラーの中井光義です。一日でも早く皆さんの前で試合ができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。男、見せます!」とあいさつ。場内は激励の拍手に包まれた。
【中井の話】「(ノアマットであいさつした感想は?)まずノアファンの皆様の温かい声援に感謝しています。また気合いが入って、デビューに向けて精一杯練習していきたいなと改めて決意が生まれました。(四方に向かって丁寧にお辞儀をしていたが?)今まで僕はフリーでやってきたので。今回は本当にノアに骨を埋める気でここに立つんだと、そういう決意を込めて、一礼一礼精一杯に。ファンの皆さんに失礼のないようなプロレスラーにならなきゃなという思いで、魂を込めて礼をさせていただきました。(今はどんな気持ち?)僕の立場で言うのはおこがましいんですけど、本当にノアのトップに立つんだという気持ちで。親父の夢が実はプロレスラーだったんですよ。息子の俺が親父から夢をバトンタッチされたので、必ず叶えたいなと思います。(ノア入団についてお父さんからかけられた言葉は?)とにかく喜んでくれているんですけど、あんまり印象深い言葉はいただいてないですね(笑) (ノア入団のキッカケは?)実は数年前から丸藤さんと面識がございまして、お会いした時からお誘いは受けてたんですけど、総合の試合だったり、自分にもやらなきゃいけないことがあったので。本当に丸藤さんのお誘いに応えたかったんですけど、その時はまだ準備が整ってなくて。今回は25歳という決して若い年齢ではないんですけど、このタイミングでお声をかけていただいたんで。僕の立場も今ならプロレスに専念させてもらえるなと。『今回はぜひ頑張らさせてください。僕はノアで戦います』と丸藤さんに言いました。(ファイトスタイルは?)バッチバチです。父がああいう職業に就いていて、そういうネームがあるとなると、結構坊ちゃん系なのかなと思われるんでしょうけど。誰が相手でもバッチバチで行きたいと思います。(理想とする選手は?)ノアの選手でしたら杉浦貴さんみたいな。カッコいいですよね、単純に。戦車っぽいパワー系のファイトスタイルが男心にグッとくるというか。僕の理想です。(ノアファンに向けてメッセージを送るなら?)男、見せます! (今現在の体重は?)180センチ、104キロあります。(デビューはいつ頃に?)丸藤さんには一日でも早くと言われてるんですけど、丸藤さんが確か約半年でデビューして、三沢さんも半年と言われまして。『その記録を塗り替えろ』と丸藤さんに言われております」
また第3試合後には漫画家ゆでたまご・中井義則氏の長男で総合格闘家・プロレスラーの中井光義のNOAH入団が発表された。中井はパンクラスなどで既にMMAデビューを果たしていることから、話題性のある即戦力ルーキーといったところだ。
丸藤時代となったNOAH、箱舟新章は新たなページが開き進んでいく。 -
飯伏の左腕を破壊したKUSHIDAがIWGPジュニア二冠王に、そして本性を出したデスペラードが鈴木軍入り!7月4日 新日本プロレス「KIZUNA ROAD2014」 後楽園ホール 1940人(超満員)
<試合後のコメントなどは新日本プロレス公式より>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー ○タイガーマスク マスカラ・ドラダ(6分52秒 チキンウイングフェイスロック)BUSHI
フエゴ X田中翔
◇第2試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 ○永田裕志 中西学(9分46秒 バックドロップホールド)真壁刀義 本間朋晃 Xキャプテン・ニュージャパン 田口隆祐
◇第3試合◇
▼20分1本
○鈴木みのる 飯塚高史 TAKAみちのく(9分10秒 体固め)矢野通 桜庭和志 XYOSHI-HASHI
※ゴッチ式パイルドライバー
◇第4試合◇
▼SUPER Jr. スペシャルシングルマッチ/20分1本
○アレックス・シェリー(11分51秒 シェリークラッチ)Xエル・デスペラード
◇第5試合◇
▼30分1本
中邑真輔 ○オカダ・カズチカ 石井智宏 アレックス・コズロフ ロッキー・ロメロ(16分08秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ カール・アンダーソン ドク・ギャローズ 高橋裕二郎 Xタマ・トンガ
※レインメーカー
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
棚橋弘至 ○内藤哲也(16分27秒 片エビ固め)X後藤洋央紀 柴田勝頼
※スターダストプレス
<バックステージ>
棚橋「取ってつけたように思い出したけど、2013年のG1 CLIMAXの優勝・内藤と準優勝のタッグチーム。時間の流れは早いけど、もうすぐで2014年のG1 CLIMAX、空前絶後の夏が来るから。俺が空前絶後の優勝をします。(柴田については?)G1で当たるからね。それ次第じゃない?」
内藤「去年の(G1)優勝者、誰か覚えているか? 忘れちゃった? 忘れちゃったんならそれでいいよ。また今年から夏って言ったら誰かをしっかり俺が刻み込んでやるから。もう一回優勝するよ。来年も再来年も優勝するよ。そのために今年獲らなきゃいけないんだ、西武ドームの舞台で。棚橋か? オカダか? 中邑か? 誰でもいいよ。待ってるぜ。いいか、今年の夏も主役は俺だ」
――うまく(柴田と)噛合ってないように見えますが。
後藤「たまたまだろう。まぁいいタイミングで『G1』挟むことが出来るというね。まぁ、このタッグもね。このままじゃ行き詰まりだし。もう一度、初心に戻りたいです」
――明日、『NOAH』の有明でも柴田選手とのタッグがありますが。
後藤「どこだろうが、オレの中では特に何も変わる所が無いというか。オレ等のプロレスを見せるだけです。オレ等は新日本でこうしてタッグでやってるというので、自信はあるので」
◇第7試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○KUSHIDA(15分06秒 ホバーボードロック)[第67代王者]X飯伏幸太
☆飯伏が5度目の防衛に失敗、KUSHIDAが第68代王者となる
(試合後、デスペラードとTAKAが乱入し、KUSHIDAを襲撃。すると、今度は田口が現われ、デスペラードとTAKAを追い払った。)
デスペラード「オイ!! いいトコ邪魔してんじゃねぇぞ、キンプロ名人! お呼びじゃねぇんだよ! オイオイオイ? どうしたよ!? ビックリしたよ? なんで俺よりよえぇヤツがチャンピオンになってるんだよ!? 次は俺だぞ、オイ! 挑戦じゃねぇ。胸貸してやるよ、オイ」
(そして、あとから登場した鈴木の前で鈴木軍Tシャツを着用し、鈴木軍入りを表明した。 デスペラードたちが退場したあと、レッドシューズ海野レフェリーがKUSHIDAの腰にチャンピオンベルトを巻く。そして、田口はKUSHIDAとの対戦を約束しつつ、先に退場した。
KUSHIDA「ずっと、ずっと、『Jr.は主役だ。脇役じゃないんだ』って思ってました。だから、この後楽園、メインをはれたこと、凄くうれしいです。だから、この勢いを持続して、『G1 CLIMAX』西武ドームで、もうすでにシェリーと防衛戦が組まれてます。そこで『G1』の決勝と勝負して、9月、それ以降もずっと、Jr.を、Jr.を! 俺が引っ張って行きます!」
<バックステージ>
KUSHIDA「サンキュー サポート!」
シェリー「キョウダイ ネ!」
――これで二冠という快挙を成し遂げました。今のお気持ちは?
KUSHIDA「そうですね。飯伏幸太との試合、それからリコシェとじょ試合。ジュニアは一見、軽いって言われがちですけど、オレは、1秒…0.1秒も緊張感を切らさず、『SUPER Jr.』の時から集中力切らしてこなかった結果だと思ってますね」
――試合を振り返って自分のペースに引き込んでいたように思えましたが
KUSHIDA「そうですね。やっぱり、リコシェ、飯伏はもの凄い『ハイフライヤー』ですよ。ただ僕は、それを攻略する鍵っていうものを、新日本に辿り着くまでの色んな道で経験してきたし、そして、最終的に新日本プロレスの道場に行き着いて毎日、その技術を研いでる訳ですからね。そこで、『SUPER Jr.』を経て、公式試合のライガー戦を経て、そこに気づかされたってのは、凄く、大きな事ですね」
――リング上でも言っていましたが、ジュニアを背負って戦っていくということですが。
KUSHIDA「そうですね。僕、"新日本に居て『IWGPジュニア』のベルトを持ってる僕" なんてすらも、プロレスラー始めた時は、思ってもなかった事なんで、これから、このベルトを持ってどんな道が待ってるかなんて全然…想像もできない。想像もできないですけど、1つ、言わないと伝わんないんだから。ジュニアをヘビーに負けない商品に、『SUPER Jr.』を『G1」に負けない商品にオレはしたいと思います。それから、その為にはライガーさん獣神サンダー・ライガーに誓った『ジュニアで両国国技館にライガーさんをまた、お連れします。』ライガーさんだけじゃない。タイガーマスク、田口隆祐、デスペラード、BUSHI、その辺はまとめて引っ張っていきます」
――そのベルトにはかつての師匠の高田さんの名前もありますが。
KUSHIDA「まぁ、そうですね。そこまではちょっと考えられないかな。それより、飯伏幸太に勝ったっていうこと、もの凄いとても大きな事で、ずっと彼の背中を僕は追い続けて、新日本に来たのも要因のひとつであって。ひとつね、全然まだまた、100分の1ぐらいしか内容…満足してないし。飯伏幸太との研ぎすまされた勝負が、もっともっと、高い位置で。それこそ、彼の言う"渋谷の交差点"それだってすごい夢があることだと思うから。そんな、これから色んな事を、夢を、繋げていきたいですね。(ベルトを指しながら)この歴代王者繋がってきて。もちろんライガーさんも高田道場でお世話になった、佐野さんの名前もある。もちろん高田伸彦の名前もある。そういうね存在に一歩でも近づけるように…。今日はまだまだ第一歩です」
――西武ドームでの防衛戦で成功すればシェリーとのIWGPジュニアタッグ王者同士とのタイトルマッチも現実になると思いますが。
KUSHIDA「(英語で)このIWGPのベルト欲しいか?」
シェリー「田口が先だよ。オレはいいさ」
KUSHIDA「いいヤツなんですよ。ただ、このベルト取れたっていうのは、いろんな名前言いましたけど、もちろんアレックス・シェリーのサポートがあったからであって、こんなにもタッグチームっていいもんなんだなと。改めて、シェリーに感謝です」
鈴木「とういう事で、皆に紹介しよう。鈴木軍の転校生、エル・デスペラード」
デスペラード「新入生のエル・デスペラードです!よろしく」
鈴木「オマエより弱いヤツがチャンピオンだもんな」
TAKA「コイツはな、タイチがメキシコで見つけてきたんだよ!オイ見ろよ!(ボトムスの柄を指を指して)この黒金!黒金!どっからどうみてもオレ達の色じゃねぇかよ。オイ」
デスペラード「なんで気づかねぇんだよ!」
TAKA「これからよぉ、コイツの本当の力を発揮るからなオイ!タイチ!待ってるぞオイ!」
デスペラード「待ってるよ〜!てか、プロレスラーがバカなのは知ってたけど、プロレスファンもバカだな!見たら分かんだろがよ、コレ(ボトムスの柄)を!!」
新日本プロレス「KIZUNA ROAD」後楽園大会をSAMURAI TVで視聴。メインのIWGPジュニアヘビー級選手権の飯伏vsKUSHIDAは、序盤からKUSHIDAが飯伏の苦手分野であるグラウンドを仕掛け腕攻めを展開、飯伏はドロップキックで反撃するがKUSHIDAはペースを崩さずじっくりとしたグラウンドで攻める。飯伏はKUSHIDAを場外に追いやってから得意のバミューダトライアングルを狙うが腕攻めが効いたかバランスが崩れて失敗、ドクターのチェックを受ける飯伏に対しKUSHIDAは容赦なく腕を攻めるも、飯伏はそれでもコーナー最上段からのムーンサルトアタックでようやくペースを握るも焦りを感じられるようになる。飯伏はムーンサルトプレスを投下するが、KUSHIDAはかわすと腕十字で捕獲、そしてホバーボードロックで捕獲すると飯伏はたまらずタップ、KUSHIDAが新王者となりIWGPジュニアタッグ王座を含めて二冠王となるが、試合後に鈴木軍入りを果たしたデスペラードがTAKAと共にKUSHIDAをセコンドであるシェリーをも襲撃、タイムスプリッターズに宣戦布告した。デスペラードは第4試合でシェリーと対戦しシェリークラッチの前に敗れるも、シェリーに襲撃をかけるTAKAに加勢し鈴木軍入りを果たした。デスペラードは元々ならず者の意味があるが、2月に飯伏に敗れてからならず者ぶりは影を潜めるようになった。シェリーとの試合では不発に終わったがレフェリーとの交錯や急所蹴りを狙うなどルードぶりを発揮、本来ならルードなのにベビーとして扱われていた現状を考えるとデスペラードの鈴木軍入りはありなのかもしれない。
またセミでは棚橋、内藤vs後藤、柴田という豪華なカードが組まれ、序盤は新日本時代の柴田を知らない世代である内藤が柴田の蹴りを浴びまくるも、内藤の低空ドロップキックから柴田が失速すると、棚橋も続けてドラゴンスクリューを繰り出すなど猛反撃する。そして終盤に後藤と柴田が同士討ちを連発すると、最後は内藤がグロリアからのスターダストプレスで後藤から3カウントを奪い勝利、G1の前哨戦的もかねた試合だったが後藤と柴田は肝心なところで連係が乱れるなど歯切れの悪さを感じた試合だった。
KIZUNA ROADが終わりいよいよG1を迎える、今年は西武ドームという大舞台、果たした誰が夏男になるのか!?