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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

真田はムタに敗れ、KAIは河野に敗れ髪切り・・・バットだらけのWRESTLE-1両国

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真田はムタに敗れ、KAIは河野に敗れ髪切り・・・バットだらけのWRESTLE-1両国

7月6日 WRESTLE-1「FIGHTING ENTERTAINMENT WRESTLE-1 衝撃〜IMPACT〜」両国国技館 4800人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
アンディ・ウー ○稲葉大樹(8分23秒 片エビ固め)NOSAWA論外 XMAZADA
※ダイビングヘッドバット


◇第2試合◇
▼WRESTLE-1vsDESPERADO/30分1本
○崔領二 KAZMA SAKAMOTO レネ・デュプリ(7分34秒)近藤修司 中之上靖文 X村瀬広樹
※那智の滝


◇第3試合◇
▼ブリティッシュ・ライトヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○吉岡世起(10分07秒 片エビ固め)[王者]Xディーン・オールマーク
※スワントーンボム
☆オールマークが王座防衛に失敗。吉岡が新王者となる

 

【吉岡の話】「ヒザをアクシデントで痛めてしまって、ずっと攻められて…。でも最後運良くバズソーキックが入ったんで、何とか勝つことができました。まだまだ、こんなもんじゃダメだ。もっともっと良い試合して、もっともっと盛り上げて…。心配させてる場合じゃないんだ! 僕がWRESTLE-1を盛り上げないと…! どんな怪我か分からないけど、早く治して盛り上げていきます


◇第4試合◇
▼EWPインターコンチネンタル選手権試合/3分12R
 [挑戦者]○大和ヒロシ(4R1分40秒 片エビ固め)[王者]Xレオン・ヴァン・ガステレン
※ノーザンライトボム


【大和の話】「今日念願のEWPインターコンチネンタルのベルトをこうしてW-1に持ってくることができました。昨日の記者会見でチャンピオンが俺はラウンドマッチのスペシャリストだ、そう言ってました。確かにね、あそこで防衛してきたから、チャンピオンでスペシャリストですよ。逆に言えばそこで戦うことに特化しすぎてる。そのルールに守られてるんですよ。僕はこのルールに挑戦することもそうだし、何にだって挑戦しますよ。プロレスだけじゃなくて何にでも。僕はW-1のエースになれないかもしれないけど、同期のKAIと真田とW-1をプロレスの一番に押し上げたいんですよ。世界で一番のエンターテインメントにしたいんですよ。でかいこと言うなと思われるかもしれないけど、でかい目標を見失わず突き進みますよ。ラウンド制でもデスマッチでも何でも挑戦してやる。よくいつ何時、誰の挑戦でも受けると言いますけど、いつ何時、何にだって挑戦してやる。逆に僕に挑戦してくるということは、ラウンド制に挑戦するということですよ。今日スペシャリストに勝ったということはスーパースペシャリストなんで。(ラウンド制への対策があると言っていたが?)実はラウンド制そのものをぶっ壊してやろうと思ってました。3分以上戦うからラウンド制になる。3分以内に勝てばラウンド制じゃなくなるんですよ。でも、これがまた難しいのも、やってみないとわからないところですね。でも今まで僕の体に通してきた技なり、経験なり全てが勝利を導いたんですよ」


◇第5試合◇
▼30分1本
○太陽ケア 高山善廣(8分54秒 片エビ固め)X浜亮太 征矢学
※波乗り落とし


◇第6試合◇
▼WRESTLE-1vsTNA タッグマッチ/30分1本
○TAJIRI 児玉裕輔 (10分50秒 片エビ固め)イーサン・カーター3世 Xロックスター・スパッド
※バズソーキック


◇第7試合◇
▼TNA世界タッグ選手権試合/60分1本
[王者組/ザ・ウルブス"]○デイビー・リチャーズ エディ・エドワーズ(15分45秒 片エビ固め)[挑戦者組]X田中稔 金本浩二
※フォース・オブ・ネイチャー
☆ウルブズが王座防衛に成功


【リチャーズの話】「カネモトとは何度もやってきてるが、彼はやっぱり“レジェンド"だよ。タナカのこともファンの頃から見てきた。彼もレジェンドだ。スモーアリーナでそのレジェンド2人に勝つことができて、とても誇りに思う。(また日本で防衛戦を?)俺たちは日本のブリティッシュ・ブルドッグスだ。いつでも戻ってくる」


【エドワーズの話】「ジュニスタは世界のジュニアシーンでも屈指のチーム。何度でもやりたい。(また日本で防衛戦を?)カズ&近藤でもいい。いつでも、どこでもやってやる」

 【試合後の稔&金本】
▼金本「やっぱりあいつら強い。もう一回あいつらがチャンピオンの時にやりたい。ひとまず自信つけてからまた稔と組んで挑戦したい」

▼稔「めちゃくちゃうまいし、めちゃくちゃ強かった。それで仕方ないとは思わない。アメリカに行きたい、TNAに行きたい。8年間思い続けてきた。あきらめない。絶対俺たちはアメリカに行く」

▼金本「もっと強くなって稔と獲りたい」

 

◇第8試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○船木誠勝(12分11秒 レフェリーストップ)[第16代王者]X佐藤耕平
※スリーパーホールド


【船木の話】「ギリギリですね。たぶん向こうもわかんないけど、やってる感じではギリギリやってた気がします。大きいから技の一つ一つが全部こっちにダメージになる。後楽園でもかなり強烈でしたけど、改めて重い。体が凶器ですね。今日はこっちの団体を倒してやろうという気持ちできたと思うけど、1勝1敗でお互い何が出るか分からない。今日はこっちの作戦勝ちですね。技の順番だけでだいぶ変わってくる。向こうが先に勝負仕掛けてきたけど、一回食らったらダメージの度合いがわかってるし、次の技の準備もできる。彼の攻撃はストレートですね。細かい技術はできないタイプかもしれないですね。ただ、強い。彼とやってて彼の向こうに橋本真也がいる。最初の付き人というのも聞きましたけど、気持ちの強さもあるし、相当もまれたんでしょう。(世界ヘビーのベルトが手元にあるが?)ベルトの重さは一回経験してるから、単純にうれしいとはいえない。次に控えてる挑戦者がいるでしょうし、ベルトがあるからこっちが一歩リードしたと思います。次、誰がくるのかわからないけど、向こうから誰も来ないのであれば、こっちだけで回しますよ。ZERO1のリングに上がる覚悟もありますよ。今から気持ちはできてます。自分もそんな年とってないんで。実はブランクが7年あって、体がまだ壊れてない。30年選手ですけど、23年選手なんで。今がピークかもしれない。今日ここで獲ったのは遅くなかった。自分にとって獲りにいくいいチャンスでした。勝って看板を守って、なおかつ看板を獲るのが目標だったんで。今日はこっちの戦略勝ちだと思います。(希望する挑戦者は?)今、一番近いとこでデスペラードの崔選手とか。何だったら自分が向こうのリングに上がってもいい。また再びベルトの重さと暮らす日々が1年4ヶ月ぶりに始まる気がします。WRESTLE-1が1年経って、試行錯誤しながら過ごしてきましたけど、ベルトを争う。ようやくその形になった。勝負しないと。両国3回目もあるし、勝負の年じゃないかなと思います。もしかしたらWRESTLE-1のベルトができたり、いろんな団体のベルトを集めて三冠でもいいかもしれないですね」


◇第9試合◇
▼敗者髪切りor軍団解散スペシャルシングルマッチ/無制限1本
○河野真幸(15分01秒 片エビ固め)XKAI
 ※ジャイアントニードロップ


<試合後>
河野「KAI、わかってんな!? 自分で言ったよな!? 俺たちもそんなにお前の髪の毛に興味ねぇんだよ。そして切るほど暇じゃねぇんだ。めんどくせぇから、そこのもじゃもじゃ来いよ」(髪切り役に征矢を指名)


征矢「何がやりたいんだ!(躊ちょして押し問答となったところで、KAIがバリカンを奪い取り、自らの髪の毛を刈り上げる)


河野「坊主になって今までのことしっかり反省しなさい。バーカ!」


(デスペラード退場後)
征矢 「散々好き勝手やりやがって。河野お前ら一人じゃ何もできないよ。そこにいる3人束になってしか何もできねぇんだろ! 次は俺がシングルマッチやってやるよ!、KAI、おまえはWRESTLE-1のエースじゃないのか!?」

 

【河野の話】「あれがWRESTLE-1の現状だ。結果が全てなんだよ。坊主になって反省しなさい」


◇第10試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○グレート・ムタ(9分53秒 体固め)X真田聖也
※月面水爆


【ムタの話】「See you United States or England…」


【真田の話】「このままで…今日ムタに負けて、超えられてないんですけど、このままWRESTLE-1に頼ってても本当の意味で超えられないんじゃないかなと。一人でメシ食っていかないとダメですね」


 WRESTLE-1両国大会をG+にて視聴、メインは真田vsムタ、国際派レスラーを目指す真田にしてみれば最終試練となったが、試合開始と同時に毒霧、閃光魔術、月面水爆と猛ラッシュ、真田も反撃を狙うがムタは付き合わず、強引にムタワールドへと引きずり込まれていく、真田はムタの毒霧をイスでブロックしてからイスの上でのRKO、そしてドラゴンスリーパーで捕獲するがムタは火を真田の顔面に浴びせ脱出、ムタは連発ずるも月面水爆は自爆、真田はスワンダイブ式低空ドロップキック、スワンダイブミサイルキック、RKO、ラウンディングボディープレスは着地しムタが再び毒霧を浴びせるも、真田が避けてレフェリーに誤爆となる。真田は勝負と見てラウンディングボディープレスもカウントが入らず、ムタは閃光魔術を連発、真田も低空ドロップキックからジャーマンもラウンディングボディープレスは一度はカウント3が入ったかに見えたが、レフェリーは2を主張、もう一発を決めるがムタが毒霧を噴射すると月面水爆で勝利、真田も一瞬だけムタワールドから脱出できたかに見えたが、最後で落とし穴にハマり引きずり込まれてしまった。


 セミのKAIvs河野は、セコンドのデスペラードの介入から河野が主導権を握り、ラフや関節技などでKAIの負傷している足攻めを展開、河野の場合はラフよりも非情さを出せばまた違ったヒール像が出るのだが・・・、KAIは痛い足を引きずりながらも延髄斬りで反撃しLATを決めるも、スプラッシュプランチャはレネが阻止、デスペラードが総攻撃から河野が勝負に出てジャイアントニーもKAIは避けて自爆し、介入したデスペラードも蹴散らす。KAIは三角飛び式延髄斬りからパワーボムを決め、スプラッシュプランチャを決めるが河野は剣山で迎撃、河野はネックハンキングボムからジャイアントニー、シャイニングウィザードまで披露してからジャイアントニーを投下して3カウント。WRESTLE-1の将来を担う真田、KAIの両輪が揃って敗れるというバットな結末となった。


 今回のWRESTLE-1両国も観客動員的には惨敗、そして真田はムタを超えらず、ムタも試合中に膝を引きずっていたがそれでも真田が勝てない、いろんな意味でWRESTLE-1の現実を見せつけられた大会であり、WRESTLE-1全体としてもバットな結末だった。


 バットの印象の強い両国大会だったがその中でも良い部分もあった、耕平vs船木の世界選手権は船木の関節技に対し、耕平はポールシフトやファルコンアロー、パイルドライバーで反撃、しかし勝負を狙ったジャーマンを船木が阻止すると左ミドルからハイブリットブラスターが炸裂するが、敢えてカバーに入らずチキンウイングフェースロックからのスリーパーで捕獲し耕平が落ちてしまったのかレフェリーストップ、船木が王座を奪取し、ZERO1も火祭りを前にして至宝をWRESTLE-1に明け渡すという事態となってしまった。


 吉岡はオールマークからブリティッシュライト・ヘビー級王座、大和はレオンからEWPインターコンチネンタル王座を奪取したが、吉岡vsオールマークはレスリング、トリッキーさ、打撃と全て上回っていたため吉岡は防戦一方どころか試合中に左膝を痛めてしまい、最後は鋭いキックをオールマークに浴びせてからのスワントーンボムと畳みかけて勝ったが、内容的には吉岡の完敗。大和もラウンド制ということで速攻勝負を狙ったが、ラッシュをかけすぎてガス欠、しかしカステレンのフロッグスプラッシュを剣山で迎撃した大和が流れを掴み、最後はスピアーからのジャーマンで勝利となり王座を奪取する。


 ザ・ウルフズvsジュニスタのTNAタッグ選手権は両チーム共完成度が高いため好試合となる。ジュニスタがウルフズを分断して稔がリチャーズにFIRE BALLスプラッシュを投下するがカウント2でクリアされると、ウルフズが逆に稔を捕らえパワーボムとバッククラッカーの合体技・フォース・オブ・ネイチャーで3カウントとなりジュニスタは王座を奪取に失敗となった。


 WRESTLE-1は11月日に両国大会を開催し今度は「武藤敬司デビュー30周年」とタイトルがつけられた、武藤が主役の大会だけにWRESTLE-1とすれば総力をかけた大会になるだろう、しかしTAJIRIは入団したもののまだ武藤敬司やムタが主役でなければいけないという現実はまだまだ続きそうだ。

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