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中邑が柴田に10年越しのリベンジで王座防衛!来年7月5日、大阪城ホールへ進出へ!
11月8日 新日本プロレス「POWER STRUGGLE」大阪ボディーメーカーコロシアム 7500人 超満員札止め
◇第0試合◇
▼15分1本
BUSHI ○マスカラ・ドラダ(6分42秒 飛びつき回転エビ固め)タイガーマスクXフエゴ
◇第1試合◇
▼SUPER Jr.3WAYタッグマッチ/30分1本
○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(7分33秒 片エビ固め)エル・デスペラード XTAKAみちのく
※モア・バング・フォー・ユア・バック もう1チームはロッキー・ロメロ、アレックス・コズロフ
◇第2試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○桜庭和志 矢野通(4分25秒 キドクラッチ)X鈴木みのる 飯塚高史
(試合後)
鈴木「おまえ、本気でよろこんでのか!? オイ!? 本気かっつってんだよ? これがおまえのUWFのプロレスなのか!? これがおまえのUWFかって聞いてんだよ!! オイ? おまえのUWFにはカウント3があんのかよ!? オイ!! どうなんだよ!! テメー、よえぇクセによ、コノヤロー!そろそろよ、おまえ、俺と決着つけねぇか? パートナーなんかいらねぇんだよ! 3カウントもいらねぇんだよ! おまえ、俺と勝負しろよ。やれんのか! ムリなのか、どっちだ!! テメーのプロレスでやってみろ!!」
【矢野、桜庭の話】
矢野「バカヤロー、ゴタゴタ抜かしてんじゃねぇ、オイ。一対一だと言ったな。桜庭の強さ、お前らもよく知ってんだろ、オイ。あとは(桜庭に)聞け」
桜庭「ありがとうございました。えぇ、ルールはどんなんでもいいですけども、あの人(鈴木みのる)にはたぶん負けません。ありがとうございました」
【鈴木の話】「オイ、俺とお前で決着つけるってこれか? これか? エッ、これで何を喜んでんだよ? オイ、何を喜んでんだよ? 違うだろ? 俺の中に眠ってるものと、テメェの心の中に仕舞い込んだもの。それが求めるものはたった一つだろ? オイ、俺とやり合おうぜ。オイ、最後の決着つけようぜ。テメェのプロレス、テメェのUWF見せてみろ。俺にじゃねぇよ、日本のプロレスファンに見せてみろよ」
◇第3試合◇
▼NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○獣神サンダー・ライガー(9分27秒 片エビ固め)[王者]Xチェーズ・オーエンズ
※垂直落下式ブレーンバスター
☆ライガーが新王者となる
【ライガー、金沢克彦の話】
ライガー「まぁとりあえずは、このベルトは俺の腰にあるってことだ。この先、ノアや海外も、このベルトがある限り行かなきゃいけなくなるだろうけど、俺はまだまだ爆進し続けるよ。天龍さんが『腹一杯になるまでプロレスは辞めるな』と。『途中で復帰することほど、みっともないことはない。腹一杯になるまでやれ』と言われた。俺はそれを絶対忘れない。今、腹八分目。あと少し腹一杯よ。そのあと少しを、獣神サンダー・ライガー最終章として、まだまだ暴れまわりますんで、よろしくお願いいたします。確かに、今のジュニアの選手の動きと比べたら、俺はスピードないかもしれない。だが、キャリアがある。パワーもある。レスリングのテクニックもある。最初の序盤のテクニックで、俺はあのチャンピオンに負けたと思っていない。それは見た皆さんも一緒だ。レスラーなんだから。レスリングが出来てなんぼよ。それが俺の今の強さに繋がってるんじゃないかと、俺自身思うんで。歳のことは皆さん忘れて。ボクと同じくらいのこの業界に入って、記者として頑張ってらっしゃる皆さんも、白髪が生えたりしますけども、関係ねぇ! ここだよ(胸を叩く)! さっきも言った、天龍さんに『腹一杯になるまでやれ』と。辞めるなよ絶対。辞めんなって言う言葉を胸に、一日一日頑張っていきます。ありがとうございました」
金沢「両国で、ライガーの最終章と言ったのは、あえて自分に発破をかけたような形ですか?」
ライガー「ありますし、今言ったように、腹八分ですから。あと二分。どんなものを食べて、お腹一杯になるかもわかんない。そのまま二分のまま走るかもしれない。最終章であって、最終回ではないので、どうなるのかわからない。もしかしたら、明日お腹一杯ってなるかもしれない。このベルトを獲って、お腹一杯じゃないんだ。いろんな未来が開けてきたと思うから。まだまだ突っ走るよ。ベテラン記者、みんなも頑張ろうや。歳関係ないだろ。行こう、俺が見本になる。頑張ろう、Kさん(金沢氏とガッチリ握手)」
金沢「俺?」
ライガー「Kさんさぁ、同期じゃん、ほぼ。頑張ろう」
金沢「はい、Yさん。あっ失礼しました。これなんなの一体?(笑)」
ライガー「いいんだよ。俺は今嬉しいんだよ」
金沢「おめでとうございます」
ライガー「ありがとうございます。それだけ」
◇第4試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
カール・アンダーソン ドク・ギャローズ ○バッドラック・ファレ 高橋裕二郎(9分47秒 片エビ固め)真壁刀義 内藤哲也 本間朋晃 Xキャプテン・ニュージャパン
※バッドラックフォール
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組/SJTT2014優勝チーム]○カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(17分29秒 片エビ固め)[第38代王者組]XKUSHIDA アレックス・シェリー
※チェイシング・ザ・ドラゴン
☆TIME SPLITTERS4度目の防衛に失敗。オライリー&フィッシュが第39代王者組となる
【レッドドラゴンの話】
フィッシュ「これが日本で成し遂げた最初の大きな成果だ。もうこれで、謙虚である必要はないだろ? 組まれたすべての相手を倒して、ここまでずっと勝利を重ねてきたんだ。この地位を手に入れるために、これまで言われるがままに闘ってきた。こうやってチャンピオンになったからには、これがこの惑星で最も悪いタッグチームの始まりだ」
オライリー「このタイトルがほしかったらアメリカ東海岸まで来い。俺たちがこうやって遥か遠くまで来てこのタイトルを取ったようにな。だけど俺たちがやっつけるだけだ。このレッドラゴンを抜きにしてベストタッグチームとは名乗らせない。今日、レッドラゴンがタイムスプリッターズを倒してベルトを手に入れた。(フォーエバー)フーリガンズでもヤングバックスでも、ビジネス抜きにしてやってやる。他のどのチームでもいい、このベルトがほしかったらかかって来い」
【タイムスプリッターズの話】
シェリー「俺たちは今日負けてしまった。だが俺たちはジュニアのいろんなタッグチームと闘ってきた。西武ドームではレッドラゴンと闘い、その時は俺たちが勝ったんだ。大阪はラッキーで相手が勝った。俺たちに運がなかった。ベルトは離れてしまったが、必ず獲り返す。レッドラゴン、リマッチを組め。初防衛戦の相手は俺たちだ。アメリカでもどこであっても構わない。オマエハ モウ シンデイル」
KUSHIDA「ハァ、完敗っすね。完敗。夏に2本あったベルトが、すべてなくなりました。けど、失ったものはなにもないっす。得たものしかないっす。強いチームが現れた。また出直して、強くなって奪い返すだけです。俺たちにしか、俺にしか登れない山を登ります。ハァ、完敗っす、今日」
◇第6試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第69代王者]○田口隆祐(15分18秒 片エビ固め)[挑戦者]Xタイチ
※どどん・ジ・エンド
☆田口が2度目の防衛に成功
(試合後、BULLET CLUB登場)
アンダーソン「BULLET CLUBニューメンバー」「ネクストIWGP Jr.ヘビー級チャンピオン」
(ケニー・オメガ登場、日本語でなく英語で田口を挑発、睨みあいとなり、BULLET CLUB退場)
田口「ケニー・・・。アイ・キャント・アンサー・イングリッシュ。バット・マイ・アンサー・イズ! オーマイ&ガーファンクル」
【田口の話】
田口「しょっぱいフィニッシュですいません。ジ・エンド久々に出したら失敗しちゃった、2回。2回とも失敗しちゃった。大誤算。でも、まぁ2回とも失敗したけど、失敗するとね、予測不能な体勢で落とされるから、受け身が取れなくなるっていうね」
――かなり足首を攻められましたが。
田口「はい、足首は攻められましたけどね。他の首は全部大丈夫ですから。あとの首? 全部大丈夫。何首がある? 全部大丈夫。首は大丈夫。タイチのね、真っ黒いマイクを使いもんに……首か、首がダメだね。首と右足首。あとの首は全部大丈夫だから。タイチのパイルドライバー、危なかった。股ぐらに顔を突っ込まさせてね、危なかった。匂いにやられるところだった。でも大丈夫。あれぐらいの匂いじゃ大丈夫。次、オメガでしょ。次オメガ。ケニー・オメガでしょ。BULLET CLUB? 舐めてんのか? 舐められてんのか? オメガだろうがなんだろうがよぉ、舐められたら舐め返す。オメガだろうが、オメガも関係ねぇよ。舐められたら舐め返すんだ、関係ねぇんだ。オメガだろうがなんだろうが、舐めるんだよ。舐められたら舐め返す。それがシックスナインチャンピオン、ペロペロだよ。ペロペロペロのロンペーロンペーですよ。ロンペーロンペー。外国人か、洋モノか、洋モノはちょっと経験ないから、オメガか。オメガ、オメガ、あぁ悔しいでも。最後の最後だな。フィニッシュが、フィニッシュしっかり顔からいかないと、顔からいかないと、フィニッシュ顔にいかないといけないとこを……変なやり方しちまった。フィニッシュがしょっぱかった。まだまだだね。まだまだ、シックスナイン、本物のミスターシックスナインチャンピオンには、ほど遠いということか……オメガ相手に本物になってみせます」
【タイチの話】「田口、そこまでのおめぇじゃないと面白くねぇ。俺がずっと12年間、鬱陶しかった相手。これからも付き合い長くなりそうですね、田口さん。俺らもう30半ばだ。田口さんよ、一緒に頑張ろうか。TAKA、ホセ(デスペラード)、俺、鈴木軍全部やられっちゃったかもしれないけどな、だからといって鈴木軍、終わりじゃねぇぞ。まだまだ終わんねぇぞ。こんな簡単に終わるの、鈴木軍じゃねぇ。見てろよ。まだ鈴木軍がやることから目を離すなよ。これからの鈴木軍から目を離すなよ。誰も予想つかないこと、やっちゃうからよ。楽しみにしとけ」
【BULLET CLUBの話】
アンダーソン「ヘイヘイヘイ、田口って何ておかしなヤツだ。あんなジョークが面白いとでも思ってるのか? あれで俺らを怒らせてしまったな。これから現実として起こることを言うからよく聞いておけ。お前の周りをBULLET CLUBが取り囲む。俺らを怒らせたからにはな。その前にはこれから紹介するBULLET CLUBのクリーナーがいる。彼が次のIWGPジュニアヘビー級チャンピオンになる。そいつの名は、世界でも最も偉大なレスラー、ケニー・オメガだ」
オメガ「俺がBULLET CLUBに入ったことに驚いたか? ここにいるのはみんあ俺の友達なんだ。隠し立てしておくことなんてない。別にだましたわけじゃない。ここに集まったのは、本当のプロフェッショナルレスラーだ。俺たちはあらゆるベルトを集める。そのためにガン(アンダーソン)が俺に近づいてきた。ヤングバックスもそうだ。タグチ、これだけ言っといてやる。BULLET CLUBのこと知ってるな? お前に1度だけ、最初のチャンスをやろう」
AJ「ようこそ、BULLET CLUBへ(と言ってオメガと握手を交わして写真に納まる)」
◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○AJスタイルズ(12分58秒 エビ固め)Xヨシタツ
※スタイルズクラッシュ
AJ「チャンピオンシップじゃないからって、何をしてもいいのか? 俺が彼を知っているって、誰が思ってるんだ? とにかくこの夏の借りは返した。最後に立っていたのは俺だ」
ダモア(GFW副社長)「お前ら見ただろ? アイツをやっつけたところを。あいつの実力では、俺たちのクラスには程遠い」
ジャレット「BULLET CLUBは止められない。闘いは始まっている」
ダモア「このオーサカでアイツをやっつけたんだ。ハッキリ1、2、3と数えられただろ? 俺たち自身でハッキリとカタをつけたんだ」
AJ「ケニー・オメガをニューメンバーとして迎え入れて喜びに浸っているところをぶち壊しやがって! BULLET CLUBがさらにベストなチームになったところをぶち壊しやがって! さらに大きな成功をつかむステップになったところをぶち壊しやがって!」
ジャレット「お前らは何をしたいんだ? BULLET CLUBが一番であることに変わりないんだ」
ダモア「できることなら俺たちを止めてみろ!」
内藤「『G1 CLIMAX』で俺は、AJスタイルズに正々堂々と、真正面から勝ってるんですね。なのに両国、俺じゃなくて棚橋を選んだ。なんでだ、なんでだよ。理由はなんなんだよ。えっ、俺と闘うのが恐いのか? 俺にまた負けんのが恐いのか、AJ。ベルトは落としたかもしれない。でも前チャンピオンで、お客さんのハート掴んでて、いい選手だっていうのは、俺もすっげぇ知ってるんでね。AJ、もう1回シングルやろうぜ。俺も現状満足できないんでね。これを覆すのに、AJ、お前倒せば俺もう1回、上にいけるんじゃねぇかなって。俺はどうしてもIWGPを巻きたいんでね。AJ、どうだ? この程度の相手に負けっぱなしでいいのか? 負けたままでいいのか? AJ、シングルやろうぜ。いい返事待ってるよ、天才」
◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第5代王者]○石井智宏(17分15秒 片エビ固め)[挑戦者]X後藤洋央紀
※垂直落下式ブレーンバスター
☆石井が初防衛に成功
石井「ハァハァ、すべて2年前のアイツとのインターコンチから、俺のリベンジは始まってんだよ。どうせ覚えてねぇだろ? だからアイツによぉ、絶対負けるわけにはいけねぇんだよ。ここで負けたらよぉ、また振出しに戻るんだよ。だから負ける気は一切なかったよ。んで見ただろ、試合後。真壁だよ。驚いたか? お前らの思ってるNEVERはよぉ、俺がひっくり返す。俺が違うモノにするって言ったろ。昔あったNEVER、そんなもん今は姿がねぇんだ。俺が持ってるチャンピオンベルトこそ、NEVERなんだよ。だから真壁、IWGPも獲った、『G1』も獲った。俺にとっては絶好の相手だよ。あの真壁が二つ返事OKしたよ。やっぱアイツも俺の試合見て、あぁいう試合がやりてぇんだろ。今までアイツがいろいろ遺恨つくってよぉ、いろんなヤツとやってたけど、俺にはなんの印象もねぇ。俺にはなんにも印象がねぇ。だから真壁、俺が最高の相手になってやるよ。テメェがいっつも言ってる“本物のプロレス”、俺がテメェにみしてやるよ」
真壁「(記者に呼び止められて)ン、なんだよ? (NEVER王座に)挑戦? あの野郎、チャンピオンだろ? 選択権はあの野郎にあんだろ? まぁ、引けねぇよな、あんだけ言ったら。これがホンモノのプロレス? 謳ってくれんじゃなねぇか、この俺様の目の前でよ。上等だよ、この野郎。チャンピオンシップ組め。新日本(のオフィス)に言ってやるよ。チャンピオンが言ったんだ、いいだろ? ぶちのめしてやる。それだけだ」
◇第9試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
棚橋弘至 ○飯伏幸太(15分56秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ XYOSHI-HASHI
※フェニックススプラッシュ
◇第10試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第10代王者]○中邑真輔(17分05秒 片エビ固め)[挑戦者]X柴田勝頼
※ボマイェ
☆中邑が初防衛に成功
(試合後)
中邑が「これで、心おきなく東京ドームに、挑めるぜーー!! だけ~ど、手持ちのカード、柴田で最後。もうない・・・。ジョーカーが欲しいな~。たぎるジョーカーが!! 新日本プロレス・・・『ノー』とは言わせねぇ! 答えは!!イヤ・・・」
(と叫ぶ最中に飯伏が中邑をジャーマンで投げ捨て「イヤァオ!!!!」と挑戦表明)
飯伏、「中邑さん、狂ったのはいます。たぎらす相手、自分じゃダメですか?」
中邑、「ど~しよっかな~!! ・・・飯伏、おまえ・・・(ニヤリ)。もちろん!イヤァオ!!!!」
【中邑の話】
――見事の防衛に成功した、中邑真輔選手です。おめでとうございます
中邑「ハァ、終わっちゃったねぇ、因縁が。もう何年か前も忘れました。大阪で生まれた因縁が、今日大阪で決着したんでしょうね」
――改めて、柴田勝頼選手の闘いぶり、どのように受け止めましたか?
中邑「なんすかね、まぁ周りの思惑、こうあってほしいみたいな柴田像とは、ちょっと違うかな。それは本人は好みだよ、好み。だってリングの上は自由だ。柴田の求める姿が今なら、今。変化を求めてくれるかもしれない。もちろん俺は刺激、変化、ゴッチャゴッチャ」
――奇しくも10年前の大乱闘が起こった場所と同じ大阪でした。ほんの少しでも、中邑選手の中であの時の記憶というのは蘇りましたか?
中邑「過去ほじくったって、ほんの小さな慰め。今だよ、今。今の柴田に勝ちたかったんだもん。まぁその代わり、手持ちカード全部失っちゃいました」
――その中で出てきたのが、思いもよらない飯伏幸太選手でした。いきなりのジャーマンどうでしたか?
中邑「いや、ヤバいヤツがほしかったんでね。ヤバいヤツなんでしょ? 知ってるっしょ、岡本記者。ヤバさを? まぁ突飛な行動よりも、リング上でのヤバさを求めたいとこだね。ヤバい試合できんじゃないの」
――去年の夏にベストバウトを獲得したカードと同じカードが、1.4東京ドームで行われることについてはいかがですか?
中邑「ハードル上がってんの? ハードル上げてんの? 関係ねぇ。言ったでしょ、今。今すら、明日になったらわかんない。出来ないことも出来るようになるかもしれない。楽しみですね。まぁ今更試合順は、四の五の言っても変わらないでしょう。ミラクルは起きねぇ。ただねぇ、IWGPと違う輝きを、このベルトには求めてきた。それが1月4日、インターコンチネンタル選手権……イヤァオだ」
【飯伏の話】
飯伏「いやぁ、久々に狂えますね。これでドームでできるんですか?自分は(新日本との)ダブル所属になって、目標はやっぱり最初は勝つことだったんですけど、結果としては一応、残してきたと思ってるんで。あとは中邑さんに挑戦したかった。これが一番自分にとって滾らせてくれるからと思ったんで。ここしかないんで、チャンスは。今日しかないと思って」
――このタイミングで対戦表明すれば東京ドームも見えてくると?
飯伏「いやもう、やりたいと思った時にやる。東京ドームでやらせてほしい。いや、やります」
――過去、中邑選手とは1度だけシングルマッチで対戦しました。飯伏選手はいろんな場所で、いろんな選手と闘ってきましたが、中邑選手とのたった1度の闘いはその中でも特別な思いが今でも残っているんですか?
飯伏「そうですね。結果としては(年間)ベストバウトに選ばれたのが大きいというのもあるんですけど、あの時とはまた違った試合がしたいし、まぁ、あれができたのもこのボディメーカーコロシアムなんで、変な感じですね。滾ってますね、自分。非常に滾ってます」
――リング上での叫びは?
飯伏「もう、MAX。実現したら最高ですね。絶対、持っていきます。次は(東京ドームで)勝って叫びたいですね」
今日は新日本プロレス大阪ボディーメーカーコロシアム大会を観戦、10月21日に同会場の第二競技場でNOAH、1日鈴鹿で大日本プロレスと観戦して、今回の新日本と3週連続の観戦となった。
13時半頃に会場へ到着するも、会場前に設置されたグッズスペースの前は長蛇の列となっている、既に前売りも完売して当日券なしと発表されていたが、まざまざと新日本の活気力を見せつけられてしまう。また開場となってからは会場内へ入るも中央からの入場ゲートなし、ひな壇も設置されるフルサイズバージョンの大ホール、おまけに東西南北の二階席も開放されて観客もギッシリの札止め、まちがいなく2日のDRAGON GATEより入っているだろう、これは大阪ボディーメーカーコロシアムでは納まりきれないと思っていたところで来年7月5日に大阪城ホールでの開催を発表・・・新日本プロレスのパワーをまざまざと見せつけられてしまった。
今回のメインは自分的注目試合である中邑vs柴田、試合は静かな攻防でスタート、そして柴田がコブラツイストから仕掛けると喧嘩腰に攻め、中邑も怒り柴田のフィールドへと飛び込むかと思いきや、柴田の突進をキチンシンクで迎撃、そしてバイブレーション式踏み付けを念入りに敢行した、7月の試合では柴田が中邑ワールドを拒絶しまくって勝ったが、今回は強引にでも中邑が自身の世界へと引き込もうとしている、またキチンシンクを多用して柴田のスタミナも奪う。
柴田がパロスペシャルやネックチャンスリーを繰り出すも、PKは中邑はしっかりマークしていたのか、かわしてジャンピングカラテキックを浴びせる。
終盤から柴田のスリーパーを凌いだ中邑がジャンピングボマイェを炸裂させると、柴田は張り手、中邑はナックルと激しい打撃戦となり、柴田は燕返しから、go2sleepを炸裂させるがPKにはすぐ移行出来ず、この隙を突いた中邑が後頭部へボマイェ、スライディングボマイェ、ボマイェと畳みかけ3カウント、今回は自身の世界をしっかり見せつけた中邑が10年越しのリベンジを達成した。
試合後には挑戦者不在で挑戦者を募っているところで飯伏が乱入して投げ放しジャーマンで襲撃し「イヤァオ!!!!」で挑戦表明を果たした、中邑vs飯伏は昨年8月のG1公式戦で実現し中邑が飯伏に潜んでいる狂気を引き出した上で勝利を収め、昨年度のプロレス大賞ベストバウトを受賞した。飯伏もヘビー級へと転身したことで、そろそろベルトが欲しくなったということか・・
ヨシタツの凱旋マッチとなったAJ戦、序盤はグラウンドでリードと思っていたが、AJも初対決ということで出方を伺っていたのか、一方のヨシタツはロープワークにしろ動きが固い、攻めているが動きの固さが目立っていた。次第に固さが取れていったところでWWE時代に使用していたコーナー最上段からのニールキックは炸裂させるが、再びコーナーへ昇ったところでジェフ・ジャレッドの介入に遭い、最後はAJがスタイルズクラッシュを決め勝利となるも、ジャレッドの介入がなくてもAJが勝てていた試合だった。試合後はAJ、ジャレッドがヨシタツを袋たたきにしているところで棚橋、内藤、本間が駆けつけ、内藤はAJに宣戦布告して乱闘となり、ヨシタツから試合の主役を奪い取った、内藤自身もIWGP戦線から交代してしまい、そこでヨシタツが帰ってきたことで、“このままでは主役の座から遠のいてしまう”と意識しての自己主張なのか、またヨシタツもAJを踏み台にするつもりが甘かったということか、またヨシタツの相手がアンダーソンや裕二郎あたりだったらもっと違ったものになっていたかもしれない。
NEVER選手権の石井vs後藤は今大会のベストバウト、この二人は何度対戦しても外れはないし、よく考えれば場外乱闘は一切なく、ど真ん中で何度もぶつかり合っていた。試合は石井が垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い勝利、最初は後藤がなぜNEVER王座なのかと疑問に思っていたが、若手主体でスタートしたNEVER王座が石井によって“ど真ん中”プロレスの象徴へと変わり権威を挙げてしまった。次期挑戦者には途中から後藤のセコンドについた真壁が浮上した。
IWGPジュニアヘビー級選手権はタイチが同王座初挑戦、タイチはTAKA、デスペラードの介入、テーブル貫通式のパイルドライバーと反則スレスレの攻撃を繰り出して勝ちに出ていた、レフェリーをKOして無法地帯を作り上げるが、TAKAとデスペラードは田口が排除するも、タイチは急所蹴りからタイチ式外道クラッチで勝負に出る、しかしクリアすると焦ったタイチはマイクスタンドを持ち出すと田口が延髄斬りで迎撃てから田口が猛ラッシュ、最後はどどん・ジ・エンドで3カウントを奪い王座防衛。
試合後には鈴木軍に代わりバレットクラブが乱入、アンダーソンがかねてから予告していた新メンバーを紹介すると、DDTから新日本へ移籍したケニー・オメガがバレッドクラブ仕様で現れ田口に挑戦表明した。
ケニーは全日本プロレスで世界ジュニア王者となった際にも、敵地を意識してヒールの試合運びをしていたが、それを考えるとバレッドクラブ入りは必然だったということか。
IWGPジュニアタッグ選手権は今回のROHチーム・レッドドラゴンはタイムスプリッターズの動きをしっかり研究していたのか、スプリッターズの流れにもっていかせない、レッドドラゴンはNOAHで元レギュラーで日本慣れしているフィッシュが司令塔になってオライリーを上手くリードしている。なかなか自身のペースにもってこれないスプリッターズがKUSHIDAがオライリーにホバーボードロックを決めるもフィッシュがカットされるとレッドドラゴンの流れとなり、最後はフィッシュが雪崩式ファルコンアローから合体技チェイシング・ザ・ドラゴンで3カウントを奪う王座奪取、フィッシュもNOAHを通じて日本には何度も参戦したがベルト獲得はおそらく初だろう。
試合後はヤングバックス、フォーエバー・フーリガンズが挑戦に名乗りを挙げ、スプリッターズも再戦の意思を示したため4WAYでの選手権が濃厚となった。
NWA世界ジュニアヘビー級選手権はライガーがオーエンズの地味ながらも試合運びの上手さで苦しむも、垂直落下式ブレーンバスターの連発で王座奪取、ライガーは何度も最終章という言葉を使っているが、コメントを見るだけでも再び海外へ出たくなったということか、ライガーの旅は最終章となってからもまだまだ続くような気がしてならない。
第2試合の桜庭、矢野vs鈴木、飯塚。この組み合わせも何度もやっているが、最初は鈴木の仕掛けの前に桜庭がどう返していいのか戸惑っていたものの、何度が対戦しているうちにスイングしていっている。
張り手合戦から鈴木がスリーパーで桜庭を捕獲し、ゴッチ式パイルドライバーを狙うも、桜庭がキドクラッチで丸め込み逆転3カウント、まんまとしてやられた鈴木も怒ってしまい、UWFの三文字を出して桜庭との完全決着戦を要求した。
最後に今回は永田裕志、小島聡がNOAHのグローバルリーグ出場(明日更新します)天山広吉、中西学も出場せず、第三世代が不在でも新日本は超満員札止め、新しい風景なのか、時代の流れを感じさせてしまう。
おそらく今年の新日本観戦も今年で最後、来年は東京ドームを皮切りに7月の大阪城ホールまで、新日本はどんな新しい風景を見せてくれるのだろうか・・・超満員札止め!お客様に感謝m(_ _)m #njpw #njpst pic.twitter.com/1gpPmbantE
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2014, 11月 8こじんまりと祝勝会。 http://t.co/vDXTjusWUW
— Shinsuke Nakamura (@ShinsukeN) 2014, 11月 8Game Changer pic.twitter.com/WaVukNkNml
— theBadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2014, 11月 8PR -
永田が杉浦を降し優勝を祈願してのナガダンス!丸藤は関本を返り討ち!
11月7日 NOAH「グローバル・リーグ戦2014」新潟市体育館 1200人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○ペサディーヤ(5分46秒 片エビ固め)X熊野準
※ペサドライバー
◇第2試合◇
▼ジュニアヘビー級3WAYマッチ/20分1本
○小川良成(3分17秒 横入り式回転エビ固め)X北宮光洋
※もう一人はスペル・クレイジー
◇第3試合◇
▼「NO MERCY vs 超危暴軍」/30分1本
拳王 ○大原はじめ(7分52秒 ムイビエン)原田大輔 X平柳玄藩
◇第4試合◇
▼「BRAVE vs 豪・米・英連合軍」/30分1本
モハメド ヨネ 中嶋勝彦 石森太二 ○小峠篤司(8分16秒 片エビ固め)クリス・ヒーロー マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト Xザック・セイバーJr.
※キルスイッチ
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○マイバッハ谷口(8分11秒 片エビ固め)[1勝5敗=2点]Xクワイエット・ストーム
※マイバッハプレス
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝4敗=4点]○コルト“Boom Boom"カバナ(8分43秒 )[2勝4敗=4点]X森嶋猛
※首固め
◇第7試合◇
「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○齋藤彰俊(12分57秒 片エビ固め)[4勝2敗=8点]X小島聡
※ランニング・スイクルデス
【齋藤の話】「(試合を振り返って?)奇跡を起こすと言いましたけど、自分はマントルと一緒なんで! 最初は下のほうに滞留してて、徐々にひっくり返して大地震を起こす。僕も仙台出身なんで、今の日本に大地震が起こったらダメなんで、明日はリングの上で僕が大地震を起こします。(小島はどうだった?)パワーも安定感もあるし、試合運びもうまい。ラリアットで手足がしびれちゃったほど。でも俺は最近、居合い蹴りが得意なんで、何発でもぶち込んでやりました。とにかく明日も勝って奇跡を起こそうと思います。今日も小島選手、人気がありましたね。二枚目だからなんでしょうけど、時代が違ったら自分も二枚目ですから! まだ時代が追いついてない。未来のイケメン目指して頑張ります!」
【小島の話】「あ〜クソッ! ノア所属の意地ってヤツか? あいつは今年の6月からまたノアの一員になった。だから何だ! こんなんで終わってたまるか! ただ、ノア所属の意地ってヤツだけは見せてもらった。明日の森嶋もノア所属なのか? 超危暴軍所属なのか? ハッキリしろよコノヤロー! でもな、俺はこれっぽっちも、めげてねえぞ!? これっぽっちもだ!!」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○丸藤正道(16分01秒 ウラカンラナ)[4勝2敗=8点]X関本大介
【丸藤の話】「(かろうじて3勝目を上げたが?)この間やったばかりだから、何をやってくるのかは何となく分かってたから。最後は何としてもあのジャーマンは食らえなかった。逆に虎王を何発ぶち込んできても向かってくると思ったから(ウラカンラナに切り替えて)作戦勝ちだね。ぶっちゃけ虎王を連発する体力も残ってなかったんだけど…。(ブロック突破はすでに絶望的だが?)こんなもん、すべて自己責任。神頼みなんてしたくない。この結果はすべて俺が悪い。ただ、今日戦った関本選手。もっとやり合えば、もっとレベルアップした試合ができると思える最高の選手です」
◇第9試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○永田裕志(18分09秒 バックドロップホールド)[4勝2敗=8点]X杉浦貴
(試合後)
永田。「え〜大多数の新日本ファンの皆さん、そして少数のノアファンの皆さん、本日はご来場ありがとうございます(館内はブーイング) 前半戦つまづいたけど、明日の後楽園で結果が出る。2年連続の優勝まであと2つ!!次、ここに戻ってくる時は再びGHCのベルトを腰に巻いてくるゼア!(館内はナガダンスコール)声が小さいな…やめるか?よし! 杉浦のエルボーで頭クラクラするけど、お前らのためにやってやる! ミュージック、スタート!!」
(ナガダンスを踊る)
【永田の話】「(杉浦について?)強かったですよね。エルボー一発一発が凄かった。リーグ戦も後半戦に入って、激闘続きで誰もが体のあちこちを痛めてる中で、あの力強さを保ち付けてる杉浦貴はやはり強敵でした。でも、それをも吹き飛ばすアンチエイジングパワーが私にあったということ。(これで4勝目だが?)田中、杉浦を破ってるからね。あのトロフィーは20日ぶりに俺のもとへ当然戻ってくる。再びノアを征服して優勝すれば、再びベルトも戻ってくる。確かにチャンピオン丸藤は頑張ってる。でも、まだノアを背負いきれてない。それがこのリーグ戦を通じてノアの現場を見てきての感想ですね。だから、まだまだ俺がベルトを持っていた方が良かった。面白い戦いができたという気持ちがあります。(最終戦の相手はヨネだが?)ヨネを倒してグローバル・リーグ戦連覇という偉業を達成しますよ。今日だって新潟のファンを熱狂させたうえで締めることができた自負がある。今日生まれたパワーを大事にして、前回よりももっともっと求心力のあるチャンピオンになりたいですね。(あすは新日本でもビッグマッチの大阪大会があるが?)大阪じゃなくて後楽園に来てくれる新日本ファンがいるのなら、後楽園に来て良かったと思ってもらえる結果にしたいと思います…ゼアッ!」
グローバルリーグもいよいよ最終戦を目前に控えた新潟大会
Bブロック2敗を堅守しているマイバッハはストームと対戦、リーグ戦中に痛めたストームの脇腹をマイバッハは集中砲火を浴びせ、セコンドの拳王と大原と共に痛めつける、ストームもクロスフェースで反撃するがラリアット狙いは大原の介入で阻止されると、マイバッハはチョークスラムからマイバッハプレスを狙い、ストームも追いかけて雪崩式を狙うが拳王が竹刀で一撃を浴びせると、最後はマイバッハがマイバッハプレスで3カウントを奪い、2敗を堅守する。
Aブロック3敗で後のない森嶋はカバナと対戦、序盤からカバナがノラリクラリと自分のペースへと引き込む。カバナペースを嫌った森嶋は場外戦や重爆攻撃で流れを変えようとするもカバナは安定した試合運びでペースを崩さない。
勝負を狙った森嶋はラリアットからバックドロップは踏ん張られてしまうと、右ハイキックからの串刺しラリアットから串刺し重爆ヒップアタックを狙ったところでかわしたカバナがエビ固めで丸め込み3カウント、森嶋は4杯目を喫しリーグ戦は脱落となってしまう。
Aブロック1敗の小島は3敗で後のない彰俊と対戦、マシンガンチョップから、いっちゃうぞエルボーで先手を奪った小島だったが、場外戦でラリアットを狙うと鉄柱に誤爆。
リングに戻ると彰俊はバックドロップを炸裂させるが、小島はコジコジカッターで応戦、小島の垂直落下式ブレーンバスターに対し、彰俊はデスパニッシュで応戦すると、デスブランドは着地されるがカウンターでのスイクルデスが炸裂。
彰俊は小島の右腕に手刀を乱打するも、小島は突進する彰俊をラリアットで迎撃するが、右腕のダメージですぐにカバーに入れず、再度ラリアットを狙うが、彰俊はスイクルデスで迎撃すると、最後は後頭部へのランニングスイクルデスで3カウントを奪い3敗を堅守する。
Aブロックトップの関本は3敗でかなり厳しい状況となった丸藤と対戦、今回も丸藤のヘッドロック中心の攻めに対し関本はパワーで跳ね除けボディースラムを連発、ここから丸藤の腰に集中砲火を浴びせる。
丸藤は花道での無重力ジャンプ式顔面踏みつけ、リングに戻ってから不知火と反撃するが、正面からの打撃戦を競り勝った関本が丸藤の追い越し式ラリアットに対して追尾式ラリアット、垂直落下式ブレーンバスターと畳みかけ、ラリアットからぶっこ抜きジャーマンで勝負に出る。
しかし踏ん張った丸藤が久々にコブラクラッチ式三角絞めで切り返すと、横浜大会では見られなかった技だけに関本も慌てるが、強引に持ち上げて叩きつけ、ラリアットを狙ったところで丸藤は鋭いトラースキック、もう一発は腕への踵落としで迎撃してから虎王、そしてウラカンラナで丸め込んで3カウントを奪い3敗目を堅守し、関本は2敗目を喫する。
Bブロックトップの杉浦は永田と対戦、正面からのエルボー合戦から永田がフェイント式の低空ドロップキックで先手を狙うが、杉浦はエプロンの永田にフロントハイキックを浴びせてから場外戦を仕掛けるも、永田は杉浦の左腕を鉄柱に叩きつけ、リングに戻ってから左腕攻めを展開する。
劣勢の杉浦あったが永田の突進を死角からのフロントハイで迎撃し、キチンシンクやスピアー、中年ズリフトと猛反撃する。
永田はマジックスクリューを決めるとエクスプロイダーを狙うが、杉浦はブレーンバスターで返すと、永田の延髄斬りをかわしてアンクルホールドで捕獲し、脱出した永田はミドルキックを狙うが杉浦は再びアンクルホールドで捕獲する。
しかし永田は杉浦の足を奪って倒し脱出すると白目式腕固めで捕獲、ここで勝負と見た永田はタイナーから雪崩式エクスプロイダー、大☆中西ジャーマンと猛ラッシュをかけると、杉浦もターンバックルジャーマン、鬼エルボーの乱打、膝アッパーと応戦する。
杉浦はオリンピック予選スラムを狙うが、永田は顔面への膝蹴りで阻止し、エルボー合戦を競り勝った永田は杉浦の鬼エルボーを凌いで浴びせ蹴りを炸裂させ、垂直落下式ブレーンバスターからのバックドロップホールド狙いは、今度は杉浦が膝蹴りで阻止する。
杉浦は鬼エルボーの乱打からランニングニーを狙うが、永田は延髄斬りで迎撃してからのバックドロップを決めると、最後はバックドロップホールドが決まり3カウント、永田2敗を堅守してで並んで首位タイに並び、試合後はグローバルリーグ2連覇とGHCヘビー級王座の奪還をファンに約束してからナガダンスで大会を締めくくった。
最終戦の後楽園大会を前に経過を見るとAブロックは2敗の小島、関本、中嶋を3敗の丸藤、彰俊が追いかける。最終戦は小島は森嶋、関本は中嶋と直接対決、丸藤はヘイスト、彰俊はカバナと対戦するが丸藤と彰俊は厳しい状況には変わりないことを考えると、やはり小島、関本、中嶋に絞られるか・・・
Bブロックは2敗の永田、杉浦、田中、マイバッハをヒーローが追いかける展開だが、2敗の4人に絞られるか、永田は最終戦はヨネ、杉浦はマイバッハ、田中はニコルスと対戦する。 -
背水の陣からの大逆転・・・ミレニアルズがベテラン軍を解散に追いやる!ハルクと鷹木の遺恨が再燃・・・
11月6日 DRAGON GATE「CROWN GATE」後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール・コメントなどは週刊プロモバイルより>
◇第0試合◇
○K-ness. (5分45秒 光の輪)X“ミスター・ハイテンション"琴香
◇第1試合◇
▼20分1本
問題龍 ○パンチ富永(10分13秒 片エビ固め)新井健一郎 X林悠河
※PTキック
◇第2試合◇
▼20分1本
○ドラゴン・キッド(9分11秒 バイブル)XMr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン
◇第3試合◇
▼30分1本
望月成晃 ○ビッグR清水(9分40秒 エビ固め)Xジミー・神田 ジミー・カゲトラ
※砲丸投げスラム
◇第4試合◇
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム ○斎藤“ジミー”了(11分57秒 ドラゴン・スープレックスホールド)吉野正人 鷹木信悟 XしゃちほこBOY
◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/60分1本
YAMATO ○サイバー・コング(21分29秒 エビ固め)BXBハルク X戸澤陽
※サイバーボム
(試合後)
サイバー「おい東京のクソ野郎ども。お前ら、俺は絶好調見ての通りだ! おい、一個だけ言わせてもらおうか。おい、ビッグR清水、お前に一個だけ言うとこか。お前はドラゴンゲートのナンバー1の怪力レスラーか? 俺様をさしおいてよくも言えたな。来月の後楽園で俺とお前の力の差っちゅうもんを見せつけたろか? もちろん、俺のパートナーは(ファンはブーイング)……黙れ! 黙れコラ! おい、お前らはホンマにプロレスをわかってないようだな。まずは俺たち、YAMATO&サイバーのベストタッグチーム、これでいくからな。それまでにお前は誰かパートナーを見つけておくんやな。来月の後楽園楽しみにしてるからな」
(清水がタックルで突っ込んでいくが、サイバーは振り払う。するとファンから「シングル」コールがわき起こったが、サイバーは無視して退場)
鷹木「サイバーと清水まったく関係ないけど、ちょっと邪魔するぞ。戸澤、ハルクとのタッグは一夜限りと言ったな。これで気がすんだだろ。俺はなお前がハルクとドリームゲート戦やると言ってから本気で努力してお前は肉体改造した。お前は最高の肉体でリングに上がった。その時点で感動したし、心からお前にベルトを取ってもらいたかった。それなのに、お前は試合後、こんな奴とタッグを組むと言った。そのことだけは俺は納得いかないぞ。今日の試合、見てみろ。コイツのサポートが悪いから負けたんじゃないのか!? コイツは仲間じゃない。敵だ。いますぐこんな奴、食らわしてやれよ」
ハルク「おい鷹木信悟! お前よ相変わらず自己中だな。俺のサポートが悪いから負けただと? 勝負の世界には勝ち負けがあるの当たり前なんだよ。いいか、俺と戸澤はな、同期として俺と戸澤君は……俺たちにはわかってもお前にはわからないことがあるんだよ」
鷹木「確かにこの3人同期だけど、お前と戸澤より、俺と戸澤のほうが仲いいんだぞ。俺と戸澤は10年間で何回ケンカしたと思ってるんだ、コラ。それでいまさら俺のこと自己中だと? 自己中で何が悪い! 俺はなポリシー持ってやってるんだよ。お前に自己中なんて言われる筋合いないぞ」
戸澤「ちょっとみんな落ち着こう。信悟、確か俺は甘かったかもしれん。甘かったかもしれん。でもな、大阪、同期2人でタイトルマッチやって俺はハルクと試合を通してわかりあえた部分あると思うんや。だからお願いしたんや。一夜限りでいいからもう1回タッグ組ませてくれって。この気持ちは俺とハルクにはわかるけど、お前にはわからんかもしれん。でもハルク、自己中……。自己中あっての信悟やないかっ! 俺は10年間、何回、コイツの自己中に付きあわされたか! コイツの自己中は俺と信悟にはわかっても、お前にはわからへんかもしれない。いろいろあるよ……。自己中、それは待ちがない。お前(鷹木)のお兄さんも言っとった」
望月「鷹木の自己中の話はもういいよ。いいじゃないか、今日は終わったんだから。お前らが2人が同期で、大阪のビッグマッチではじめてタイトルをやった。鷹木は自己中。これで話はまとまったじゃないか、おしまいおしまい」
戸澤「おい望月、こら! お前、何うまいことまとめようとしてんねん。同期3人で話しとんねん。お前、何期やねん。何まとめようとしてんねん」
望月「俺は何期でもねーよ。俺は闘龍門、ドラゴンゲート始まる前からプロレスやってるんだ。おっさんをなめるなよ。おいハルク、アイツらの話は聞くな。もとのさや戻ってやってやろうじゃないか」
八木本部長「なんかいい感じで話がまとまっているようなので、次回、後楽園ホールで鷹木&戸澤vs望月&ハルク、決定しましょうか!」
戸澤「お前、何期や」
八木本部長「俺は7期だ」
戸澤「中途半端や、帰れ。おいハルク、一夜限りタッグパートナーとしてやらせてもらしてもらったけどな、次の後楽園は完全にお前は敵だ。お前、覚悟しておけよ」
ハルク「お前とはとことんやりあってわかりあえたつもりだよ。鷹木信悟、お前とは何回やってもわかりあえないんだよ、次の後楽園覚えておけよ」
【YAMATO、サイバーの話】
サイバー「あの伝説のタッグチーム、YAMAコンの完全復活だ!」
YAMATO「ハルク? 戸澤? そんなものは過去のタッグチームだ。現在進行形のタッグの最高峰、YAMATO&サイバー・コング…略してYAMAコンだ」サイバー「チェックしとけ! 俺はハルクに負けた。そして戸澤もハルクに負けた。でも俺は戸澤に勝った。これがどういう意味かわかるか? お前のそのアホな脳ミソで考えろ」」
【鷹木、戸澤の話】
鷹木「自己チュー、自己チューってよ」
戸澤「だってコイツのアニキが言ってたよ。大変でしょうって」
鷹木「自己チューって、言い方を変えれば邁進じゃないか。ハルクとのタッグは一夜限りで終わったってことで俺は飲み込むよ。次は後楽園だ」
戸澤「次の後楽園は完全に敵や」
◇第6試合◇
▼「オレたちベテラン軍vsミレニアルズ解散・コントラ・送還マッチ」/無制限1本
○T-Hawk Eita フラミータ ヨースケ・サンタマリア (24分42秒 エビ固め)CIMA ドン・フジイ Gamma Xスペル・シーサー
※ベラクルス→
☆オレたちベテラン軍は解散
T-Hawk「見ての通りベテラン軍は解散だ、オラ! おい、ベテラン軍、いいザマだな。俺たち、ミレニアルズがどこからどうみても完全勝利だ。おい、いいか! 俺たちの完全勝利。そしてお前らは解散。だけどな俺たちは解散だけじゃちょっと物足りないんだよな。おい、CIMA! そしてGamma。お前らの腰にあるツインのベルト、俺たちに返してもらおうか」
CIMA「(マリアに蹴りをいれて)俺らの負けや。俺らの負けや、ベテラン軍は解散しようやないか。それからツインゲートのベルトやと? 今日は負けたかもしれないけどCIMA&Gammaの大阪06はタッグリーグを含めお前らに2連勝してるんや。どの口が『返してもらおう』って言えるんだ? でも俺らが負けたのも事実だ。Gammaちゃん、こんなカス相手に逃げるわけないよな」
Gamma「そりゃそうでしょう! 大阪06、いつでもやりましょうよ」CIMA「お前らのツインゲート、リマッチ受けてやろうじゃないか。ツインゲート戦は決定や。問題はどこでやるかや。そうかそうか、わかった。東京・後楽園ホールやな。お前がそこまで言うなら後楽園でやろうやないか、場所は決まった。問題はいつやるかや、次回12月6日(12月3日と勘違い)、この後楽園ホールでお前がそこまでいうなら希望通り、12月6日、後楽園でツインゲート戦やってやろうやないか。どっちがホンマのチャンピオンにふさわしいか。今日は、お前ら2人にいかれたもんや。お前らをぶっ叩かないと気が済まないからな。ベテラン軍終わったとしても大阪06はまだまだしつこいからな」
T-Hawk「次回後楽園ツインゲート決まったな。俺からは一つだけだ。昭和の化石を応援している時代遅れのお前ら、せいぜい昭和の化石、応援してやれよ。平成なめるんじゃねーぞ」
CIMA「シーサー大丈夫か? 負けた以上はツインゲート戦でしっかりやりましょうや。アイツら昭和をバカにしてたけど、俺らGamma&CIMAの大阪06でベルト巻いたのも4年半ぶりや。昭和はしぶといからね。俺らは壊れかけても、昭和の電化製品は壊れかけても一発蹴れば治るやろ。ファミコンのカセットでもバグったとしてもブーッてやれば治る世代や。必ずベルト守りましょう。アラケンとK-ness.もしょうがない、今日は代表で負けたのでベテラン軍は終わりましょう。とりあえずリングに上がっていただいて。まあね、粘りもあるけど諦めも肝心やから。やれることはやった。解散となりましたけど、今日の林みたいに自己アピールする人間います。世代も超えて闘うこともあるかもしれない。わきあいあいとはいかないかもしれませんが、寂しく終わるのも仕方ないので、これからもフジイさんとは腐れ縁なのでやっていきましょう。(シーサーには)長いプロレス生活お疲れさまでした(と握手)。K-ness.もありがとう」
(しかしアラケンは握手をかわさず退場)
CIMA「アラケンにはアラケンの考えがあるんでしょう。ベテラン軍は飲み込みましょう」。入れ替わるようにジミーズが登場。
斎了「失礼いたします。ルールといえあっさり解散、素晴らしいです。解散が決まり一つ言いたいこと、そしてお願いにやってまいりました。フジイさん! まずはフジイさん、僕の復帰祝いでトライアングル快く受けてくださいましてありがとうございました。ただもう1つだけ復帰祝いとしてお願いがあります。フジイさんとは入門してから16年以上のお付き合いになります。このドラゴンゲートのなかで誰よりも、フジイさんのこと知ってるつもりです。フジイさん電車マニアじゃないですか。札幌巡業の時、俺は寝台列車でいくって札幌ついた時にはぐったりしてたじゃないですか。来月ぜひ! 一度でいいです。ジミーズと組んでやってください。最後にぜひジミーズトレインにご乗車願います」
フジイ「斎了、さっき言った北海道遠征の補足を言いたい。夕方の5時大阪駅ついて、札幌ついたのが朝の10時。一睡もできずに札幌に着きました。時差ボケみたいに試合しました。それはさておき、俺も電車マニア。乗り鉄、レール鉄、あとは撮り鉄、来月ジミーズトレインに乗らせてもらいます。乗車お願いいたします」
斎了「ご乗車ありがとうございます。来月は後楽園です」
CIMA「斎了いろいろありがとう。ジミーズは明るいな。俺たちは、元俺たちベテラン軍でやっていきますけど(苦笑、会場も騒然)」
斎了「ある意味、それでいけそうですね」
CIMA「旧・俺たちベテラン軍とかね。夏終わりくらいから後楽園でもベテラン軍が何回かメインを組んでもらうようになって、12月もツインゲートですから後半に組んでもらえるようになったのでね、しぶとくいきましょうよ。道を譲るんじゃなく、今日みたいに押し潰されたらしょうがない。でも粘れるだけ粘って、ジミーズも一緒に、あんまり俺らと年はかわらないんだから。そんな感じでやっていきますので、新世代、超新世代ありますけど、古い世代の我々もまだまだドラゴンゲート活性化させて世界に誇れるプロレスをお届けしていきますの、12月3日、後楽園ホールでお会いましょう」
【T-Hawkの話】
T-HAWK「これでDRAGON GATEにはびこっていたベテラン軍は駆除した。12月3日、ツインゲートは元にある場所に戻す。平成をナメんじゃねえぞ!」
大阪でのビッグマッチを終えたドラゲー後楽園大会のメインは敗れれば解散となる俺たちベテラン軍と、敗れればメキシコへ追放となるミレニアムズが対戦。ミレニアムズは大阪大会でCIMA、Gammaの大阪06に敗れてツインゲート王座を明け渡しているだけに背水の陣で臨んだ。
ミレニアムズはシーサーに集中砲火を浴びせ先手を奪うが、ベテラン軍はEitaに集中砲火を浴びせ反撃、終盤にベテラン軍がGammaのブリッツェンとCIMAのダイビングフットスタンプの合体技をEitaに決めると、フジイはヨースケに雪崩式チョークスラムからCIMAがメテオラを投下して大攻勢をかけるが、CIMAがEitaにセブラスペシャルを決めると、EitaがNumero Unoで切り返してからミレニアムズに流れが変わり、シーサーを捕らえたミレニアムズがフラミータのレタドール、T-HawkのBTボムからヘラクレスで3カウントを奪い、これに伴いベテラン軍は解散となった。
試合後はT-Hawk、Eitaが前王者の権利としてツインゲート選手権の再戦を要求し次回後楽園での選手権が決定。ベテラン軍は潔く解散となったがアラケンは反発したかのように一人で退場、フジイはジミーズからの呼びかけで共闘に合意となり、それぞれの道へ進んでいった。
セミはかつてツインゲート王座を保持していたハルクと戸澤のタッグが一夜限りの復活を果たし、マッドブランキーのYAMAコンと対戦。
マッドブランキー軍の奇襲で試合はスタートするも、ハルク組もかつてツインゲート王座を奪取しただけに息のあった連係を披露、戸澤がデットリフトジャーマン、ハルクとのダブルトラースキックでYAMATOを追い詰めたが、サイバーがパイナップルボンバーでカットに入ると、最後は投げ放しジャーマンにボックス攻撃、塩攻撃からパイナップルボンバー、サイバーボムと怒涛の猛ラッシュで戸澤から3カウントを奪った。
試合後は鷹木がハルクと組んだ戸澤に不満をぶつければ、戸澤もカットに入れなかったハルクを非難すると、ハルクは鷹木を自己中と非難、次回後楽園では鷹木、戸澤vsハルク、望月が組まれることになった。
とりあえず戸澤がハルクを非難することで鷹木との関係は継続することになったがハルクと鷹木の遺恨も再燃、2010年7月の神戸ワールド大会でハルクは鷹木とのシングル戦に敗れ、丸坊主になっただけでなく存在そのものを否定された、次のビッグマッチは12月28日福岡、今年最後はハルクvs鷹木で締めくくるか・・ -
リングスで活躍した格闘家ハンス・ナイマン死去
リングス・オランダの一員としてリングスに上がっていたハンス・ナイマンさんが死去した。享年55歳、5日ベーフェルウェイクにある自身のジムの前で自家用車に乗っていたところで銃殺されたという。
初来日はリングスで最初はムラが多く勝ったり負けたりの状態が続いたが、ナイマンキックを武器にすると次第に頭角を現し、当時リングス・オランダのリーダー格だったディック・フライを凌ぐようになっていた。
しかしリングスジャパンが活動停止後はPRIDEに移り藤田和之と対戦して敗れ、それ以降は来日が途絶えていたが昨年3月にU-SPRITS againに来日して鈴木みのると対戦し敗れはしたものの健在ぶりをアピールしていた。
ご冥福をお祈りします。 -
小島、念願の関本戦に勝ち首位タイ!ヤンキー二丁拳銃がNOAH上陸!11月4日 NOAH「グローバル・リーグ戦2014」後楽園ホール 1450人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
スペル・クレイジー ○ペサディーヤ(5分35秒 片エビ固め)北宮光洋 X熊野準
※ペサドライバー
◇第2試合◇
▼「超危暴軍 vs BRAVE」/30分1本
中嶋勝彦 石森太二 ○小峠篤司(9分56秒 片エビ固め)マイバッハ谷口 拳王 X大原はじめ
※キルスイッチ
◇第3試合◇
▼「Weaponized NO MERCY vs 豪・米・日連合軍」/30分1本
○クリス・ヒーロー シェイン・ヘイスト コルト“Boom Boom"カバナ 小川良成(6分12秒 エビ固め)杉浦貴 齋藤彰俊 クワイエット・ストーム X平柳玄藩
※ローリングエルボー
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本[第27代選手権者]○原田大輔(17分05秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]Xザック・セイバーJr.
☆原田が7度目の防衛に成功
(試合後に小峠が登場)
小峠「ちょっとだけ話を聞いてくれよ。防衛おめでとう。スゲェよ、お前もザックも。でも俺的には防衛してくれて嬉しいよ。やっぱお前を止めるのは俺の役目やからな。俺の挑戦を受けてくれる?」
原田「まず今日の挑戦者ザックに心から言いたいです。ありがとうございました。次、このベルトを懸けて、やったるで!前回は大阪でやったから、次は12・6有明コロシアム、皆さんいかがですか?俺を止めるのはお前じゃない。必ず勝つ」
【原田の話】「今までの挑戦者の中では一番素晴らしい相手でした。7度目の防衛戦ですけど、7回防衛してもまだ自分には足りないものもありますし、そういう面ではザックが上回っていた部分もあるのかなって。ただ、気持ちでは絶対に負けない。そういうつもりでいたので、このベルトを守ることができました。(腕攻めを切り抜けたが?)ある程度、犠牲にはしないといけないんで。その犠牲にした上で、切り返したろうかなって。向こうが腕攻め一本で来ると思ったんで、そういう部分で今日は切り返せてよかったなと思います。(最後はジャーマンを上手く決めたが?)ザックの最終奥義というか、体力が全然ない時に切り返してくるのはヨーロピアンクラッチっていうのは重々わかっていたんで。それをさらに切り返して、自分の片山ジャーマンに。思った通りの流れができたんで良かったです。(狙っていた?)そうですね。ああいう風に来たらこう返そうってずっと狙ってたんで。それは前哨戦では僕が出さなかったんで。タイトルマッチで出してきたら、使ったろうと思っていた技なんで。上手くいって良かったです。(小峠が次期挑戦者に浮上したが?)まだ渡しませんよ。人が作ったレールを僕が飛び越えて、もうちょっと僕のレールの後ろを歩いてきてほしいなと思ってますね。(前回は4月に対戦したが?)初防衛戦の相手でやりましたけど、今回も必ず防衛します。(印象は変わった?)特に変わってないですね。変わってないからこそ自信もありますし。前回の防衛戦からあの人はタッグのベルトを取っていますけど、その上でも特に変わった印象もないですし、自分の方が先を行っている自信があるので。有明コロシアムで、もう挑戦できないぐらいに潰してやろうかなと思っています」
【ザックの話】「(試合を振り返って?)片山ジャーマンばかり警戒してしまったかな…。こっちもダイビングエルボーをアームバーで切り返したり、戦略がハマった手応えはあったんだけど、最後は片山ジャーマンを警戒しすぎて負けちゃった感じ。(読み合いに頭がいきすぎて)ハラダが強いストライカーでもあることを忘れてたよ。(次の目標は?)まぁ、まだ考えられないけどね…。本当は今年のうちにジュニアのダブルチャンピオンになるつもりだったんだけど、無理だったね…。だからもうちょっとウエイトをアップしたりしたい。あと、僕のサブミッションがかなり研究されてきちゃってる。今日もそうだったけど。だからまたドージョーに帰って、予測不能なものを考えないとね」
◇休憩前◇
(「本体に乗り込むと言ったけど、何の連絡もないから我々から行きましょう」との予告VTRが流され、そのまま入場テーマ曲とともに宮本&イサミが現れる。)
宮本「緑色のマット踏むの初めてなんですけど、気持ちいいっすね。気持ちいいんだけど、俺らこのノアで試合したいんですよ。副社長(丸藤)に会場で言ってたんですけど、連絡先も知らないんで…。じゃ直接来ちゃおうかなってことで」
イサミ「どこ行こうかな?」
とつぶや、(客席からは「有コロ!」の声が多数。)
宮本「俺そんなに大きい会場知らねえよ!」
イサミ「知ってるじゃん! じゃあ、民意で我々は有明コロシアムに出るってことでいいですか?」(場内は“有明"コールに包まれた。)
宮本&イサミ「じゃあ行きましょう。有明コロシアム。なぜなら、俺たちは強い!」と得意のセリフで締めくくった。
【ヤンキー二丁拳銃のコメント】
▼イサミ「民意だよ、民意。みんなが有明コロシアムに出てくれって言ってるよ」
▼宮本「ホントですか!?」
▼イサミ「俺たちのわがままだけじゃないよ」
▼宮本「じゃあ、いくしかないですね。ノアの年間最大のビッグマッチ、有明コロシアムにいきましょう!」
▼イサミ「順序踏みましたよ。いきましょう。副社長さん聞いてますか!?」
――希望する相手は?
▼イサミ「今までやってきた人でも、やったことない人でもいい。僕ら体重的にジュニアだけど、こだわりないんで誰でも」
▼宮本「マイキーとシェインに大きな借りがあるんで、返したいですよ」
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝4敗=2点]○モハメド ヨネ(9分26秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]Xマイキー・ニコルス
※キン肉バスター
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○永田裕志(13分37秒 バックドロップホールド)[4勝2敗=8点]X田中将斗
【永田の話】「田中は強い。けど、俺が勝った。まだまだ負けるところはない。負けているとしたら、ちょっとの若さだけ。田中と、新日本でもない、ZERO1でもないリングで、これまで静かだった後楽園の観客を熱狂の渦に巻きこんだ。俺は最高の仕事をしたと思う。田中も俺にぶつかり甲斐があったはずだ。悔しいならもう1回やろう。俺も、もっともっと田中とやりたい。とにかく今の試合から、日本マット界…いや、世界でもいい。永田裕志の力はどれだけ凄いのかというものをアピールできたってことだ。勝ったこともそうだけど、それ以上の喜びだよ。まだまだやりますよ。田中と今このタイミングで戦えて、最高でした。俺たちの試合ができて。新日本でもない、ZERO1でもない、ノアのリングからこの試合を発信できたってことは嬉しかった。負けてもそれはかわらないと思うよ。悔しさが残っているから。最高の汗をかきました。今夜は美味い酒が飲めそうゼァ!」
【田中の話】「久々に永田裕志と戦って、まだまだ元気やね。これがグローバル・リーグの中で点数をお互い取り合う中で完敗やけど、そういうのを抜きに男と男、尊敬できる永田裕志と久しぶりの対戦、勝ちたかったけど、プロレスは何たるかはみせられた試合やったと思う。そこに勝ちがついてくれば最高の形やったけど、今日組まれた中で、新日本の永田裕志、ZERO1の田中将斗。杉浦さんと組むことでちょこちょこ(ノアに)出させてもらってるけど、俺のやれることは田中将斗の試合をどこにいってもやるのが俺の信念。その田中将斗の試合をやって負けた。完敗は認めざるを得ない。まだ一度しか(永田に)勝ってないからね。現時点で俺の方が強いとみせたかったけど、今の時点で永田裕志の方が強かった。(残る公式戦は1試合となったが?)今日も負けられない戦いやったけど、他の奴の点数がどうこういってもしゃあないし、あと1戦、俺がどう戦うか。最後、マイキーか。素晴らしい選手というのはタッグで何度もやってわかってる。勝って決定戦にいっても俺のスタミナはわかってる。あとは勝つしかないからね。誰が何点とか気にしてもしょうがない。残り勝つだけ」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○小島聡(12分29秒 片エビ固め)[4勝1敗=8点]X関本大介
※ラリアット
【小島の話】「俺があいつ(関本)と戦いたいと初めて言ってから12年が経った。覚えてる人は少ないと思うけど、俺が一度新日本を辞めた時、戦いたい相手を問われてあいつの名前を出したんだ。12年前からあいつは輝いてた。そして今日も12年前と同じく輝いてた。俺は12年前と比べてどうなんだ? 12年経っても“ここ"(気持ち)は変わってねえんだ。戦う気持ちだけは変わってねえ。だから今日は俺が勝ったんだ。力じゃかないっこねえ。スピードだって負けてるだろ。でも何で勝てた? “ここ"があるからだ。関本、お前にはまだ“ここ"が足りねえんだ。毎日考えてるよ。このリーグ戦に出ていることを。新日本のシリーズ休んでまで、このシリーズに出てる意味を、毎日毎時間、寝ても起きても考えてる。それをノアの連中に思い知らせてやる」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○森嶋猛(13分20秒 体固め)[2勝3敗=4点]X丸藤正道
※バックドロップ
【森嶋の話】「前半戦で負けたヤツら、しっかりと利子付けて返してやるからな。あと2戦。後楽園で何があっても、もつれてどんなことがあっても、優勝するのは俺だ。大事なことは2回言うぞ。チャンピオンを倒してんだ。ベルトをいつ取ってもいいだろ。行ってもいいだろ。優勝してでも、何度でもやってやるよ。かかってきなさい! かかってきなさい!」
【丸藤の話】「クソ…何て弱いチャンピオンなんだ。なんて日だ!!」
グローバルリーグもいよいよ終盤戦に差し掛かり、Aブロックは無敗の関本を1敗の小島が追い、Bブロックは1敗の杉浦、田中を2敗のマイバッハ、永田が追う展開となった。
リーグ戦の前にGHCジュニアヘビー級選手権が行われ、試合開始からザックが関節技や丸め込み技を繰り出し、また原田のダイビングエルボーを腕十字で切り返すなど原田をヒヤリとさせる。
エプロンサイドでもザックがハーフネルソンスープレックスを繰り出せば、原田もフロントスープレックスで応戦、共に大ダメージを負うが、リングに戻ると原田が片山ストレートから垂直落下式ブレーンバスターで流れを変える。
勝負と見た原田は片山ジャーマンを狙うが、ザックはジムナイトバーで切り返すも、不完全だったためロープに逃げられる。
原田はニーアッパー、変型ニーアッパーと畳み掛けると片山ジャーマンで3カウントを奪い王座防衛、試合後は第2試合の6人タッグで大原をキルスイッチで降した桃の青春タッグの盟友・小峠が挑戦に名乗りを挙げた。
休憩前にはSEMに参戦してきたヤンキー二丁拳銃がNOAHに参戦を表明、TMDKとの対戦が濃厚となった。
二丁拳銃は昨年東京スポーツのプロレス大賞最優秀タッグ賞の候補に挙がっていた、ファンの間ではBJWタッグ王座を長期にわたって保持した実績もあって本命視されていたが、記者投票の結果TMDKが受賞してしまった。そういった因縁を考えると面白いカードなのかもしれない。
リーグ戦はヘイストはヨネと対戦するも、切り札のムーンサルトプレスが自爆すると、ヨネがハイキックからキン肉バスターを決め3カウント、ヘイストはリーグ戦から脱落してしまう。
新日本プロレス、ZERO1て激闘を繰り広げた永田と田中が久々に対戦、田中がエルボー中心の攻めを展開すれば、永田もエクスプロイダーで応戦など互角の攻防を繰り広げる。
田中がエルボーからスライディングDを狙うが、永田は白目式腕固めで捕獲すると、エルボーの乱打で抵抗する田中に浴びせ蹴りを炸裂させてからのバックドロップホールドで3カウントを奪い3勝目で連覇に望みを繋ぐ。
Aブロック首位攻防で初対決となる小島vs関本は、序盤から関本がパワーで圧倒し、ミサイルキックや串刺しラリアットの連打で攻め込むが、小島はコジコジカッターで反撃しラリアットを狙うも、かわした関本は投げ放しジャーマンからぶっこ抜きジャーマンを決める。
しかし小島はカウント2でクリアすると、ラリアットを狙う関本の腕にカマイタチラリアットを炸裂させ、再度ラリアットを狙う関本に小島は左のラリアットからの豪腕ラリアットを決め3カウント、関本はリーグ戦初黒星を喫し、小島が首位タイに持ち込む。
メインはBRAVEのリーダー丸藤vs超危暴軍のリーダー森嶋の頂上対決、後のない森嶋はエプロンで丸藤をヒップドロップで押しつぶし、丸藤は逆水平、トラースキックで流れを変え虎王を決めるが、もう一発は森嶋がスクラップバスターで阻止すると、田上明譲りの俺が田上を披露してからバックドロップで3カウントを奪い、森嶋は2勝目、丸藤は3敗目となり決勝進出は絶望的な状況となった。
これでAブロックは1敗の小島、関本がトップに2敗の中嶋が追いかけ、Bブロックは1敗の杉浦が単独トップとなり、2敗の田中とマイバッハ、永田が追いかける展開となった。
他団体勢が上位を占めるなか、NOAH勢は杉浦、マイバッハが残っている、今年も他団体勢が制覇するのか?NOAH勢が意地を見せるか? -
正面からぶつかり合ったハルクと戸澤が健闘を称えあうも、試合後の光景に鷹木が怒る!
11月2日 DRAGON GATE「THE GATE OF DESTINY2014」大阪ボディーメーカーコロシアム 7150人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週刊プロレスモバイル、またスカパーPPVより>
◇第1試合◇
“ミスター・ハイテンション"琴香 ○ヨースケ・サンタマリア 林悠河(6分40秒 回転足折り固め)ドン・フジイ スペル・シーサー X“ハリウッド"ストーカー市川
◇第2試合◇
Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン ○ジミー・カゲトラ(6分07秒 エビ固め)X問題龍 パンチ富永
※車懸
◇第3試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
[第25代王者]○フラミータ(12分42秒 片エビ固め)[挑戦者]Xジミー・神田
※フラムフライ
☆フラミータが5度目の防衛に成功
【フラミータの話】「(日本語で)みなさん、こんばんわ。ブレイブゲートチャンピオン、フラミータです。応援よろしくお願います。(ジミーズは)ファイブ、フィニッシュ! アディオス!!」
【神田の話】「クッソ! 絶対止める気でいたのに…チクショー!! ジミーズこれで5人…残るジミーズは! 斎藤了、アイツが止めてくれるよ。俺たちのぶん全部背負ってアイツが止めてくれるから。待ってろ、クソッ!」
◇第4試合◇
吉野正人 ○鷹木信悟 しゃちほこBOY(15分25秒 エビ固め)望月成晃 ドラゴン・キッド XビッグR清水
※MADE IN JAPAN
【ディアハーツの話】
望月「見ただろ、ビッグR清水を。こいつはいままでおつむがあまりよろしくなかったけど、ちょっとあおればこんなもんだよ。ディアハーツはパワーがいちばん足りない部分もあるからさ。お前にすぐ結果は求めねえよ。今日はその一歩手前までいったよ」
キッド「お客さんの声がすべてでしょ」
望月「お前はディアハーツで何を目指すんだ?」
清水「今日は鷹木に負けたけどな、お前の力はそんなもんなんだよ。俺がいちばんドラゴンゲートで力持ちになります! 鷹木覚えとけよ」
【モンスターエクスプレスの話】
鷹木「なんかリョーツ清水からビッグR清水になって、格好だけかと思ったけど、自信に満ち溢れてるな。俺も全力でいかなきゃ仕留められなかった。厄介な人間が出てきましたね」
吉野「最初のファーストコンタクトで信悟とぶつかり合ったとき、これはなんだと。あの迫力は。ドラゴンゲートではなかなかあんなタックル合戦は見れないから」
鷹木「サイバーともT-Hawkとも違う、アイツ独特の雰囲気があるし、ぶっとい足だし」
吉野「あの太ももはすごいよな。あれはヤバいぞ」
鷹木「この間兵庫で当たってまだまだ敵じゃないと思ったけど、ヤバいね。どんどん伸びてる」
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合
[第51代王者]堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○ジミー・ススム 斎藤“ジミー"了(24分02秒 ジャンボの勝ち!固め) [挑戦者]X土井成樹 YAMATO サイバー・コング
【ジミーズの話】
堀口「よし、ありがとう!」
ススム「目が開けられないよ」
堀口「これがジミーズの力だ、これがジミーズの絆だ! 俺ら方針変えねえよな。あのベテラン軍が言ってた通り、いつでもどこでも誰とでもこのトライアングル、やってやろうじゃねえか。それからもう一つジミーズとして気になることがあります。きょう神田が絶対王者フラミータに負けました。これでジミーズ全員、5人やられました。残すは斎了、頼んだぞ!」
斎了「おお、いいでしょう、わかりましたよ! キャンディーきょう負けた。今年ジミーズ5人、フラミータにやられてる。じゃあ俺が準備しなきゃ、準備しなきゃ!」
【マッドブランキーの話】
YAMATO「サイバーよ、Kzyといい、土井ちゃんといい、運がねえな! だけどケガは、プロレスラーにつきものだ。トライアングルは次、またどっかの時に取りにいけばいいんだ」
サイバー「いつでも取れる」
YAMATO「クソッタレ。でもな、俺とサイバーのタッグ、YAMAコンはこう見えて絶好調だからな!」
サイバー「俺たちが目にもの見せとったるわい。オマエらも知ってるやろ!」
YAMATO「だけどな、その時の俺たちとは、ワケが違うんだ」
サイバー「全然違うんだ。俺たちは2、3年前、檻の中に閉じ込められて、ウズウズしとったんじゃ! それがやっと解放されたって話よ」
YAMATO「かつての俺たちとは、何かが違う」
サイバー「ワケが違う」
YAMATO「ワケが違う! そして、得意のヤツ」
サイバー「…」
YAMATO「そういうことだ!」
サイバー「言葉なんかいらんのじゃ!」
YAMATO「YAMAコンを完成された100%の域に戻そうぜ」
サイバー「120%のYAMAコンきたか!?」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合
[挑戦者]○CIMA Gamma (22分04秒 エビ固め) [第32代王者]T-Hawk XEita
※メテオラ
☆T-Hawk&Eita組が3度目の防衛に失敗。CIMA&Gammaが第33代王者組となる
【大阪06の話】
CIMA「取ったー! 何年ぶりや?」
Gamma「4年ぶり? 5年ぶりぐらい?」
CIMA「信悟、サイバーとやって、殺されかけたとき以来や」
Gamma「両国。1試合で2回記憶を飛ばされたとき以来だよ。トライアングル取られたときはどうなるかと思ったけど、これで…」
CIMA「チャラどころか、めっちゃお釣りあるで。ミレニアルズ、あえて言うぞ。トライアングル取られて、解散の危機やと? でもこのあいだの神戸も勝った、今日も勝った。崖っぷちなのは、オマエらなんじゃ。年内、北海道、福岡国際センターまで、しっかり全国津々浦々まであいさつして、2015年の新年はメキシコで迎えとけ。それがオレらからのハロウィンプレゼントや」
Gamma「T-Hawk、Eita、蹴り殺すぞ!」
CIMA&Gamma「ウー!」
【T-Hawkの話】「ベルト失ったけど、オレには守らなくちゃいけないものがある。11月6日、後楽園、解散・コントラ・メキシコ強制送還マッチ。オレたちはまだまだ日本でやり残したことがある!」
◇第7試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
[第20代王者]○BXBハルク(26分26秒 片エビ固め)[挑戦者]X戸澤陽
※フェニックススプラッシュ
☆ハルクが3度目の防衛に成功
(試合後)
ハルク「ドリームゲート3回目の防衛に成功しました。この勝利を支えてくれた皆さん、同じユニットの望月さん、キッドさん、ビッグR清水、みんなのサポート、そして大阪の皆さんの声援がいちばんの力になりました。ありがとうございました。俺は入門して10年、昔から、練習生の頃から夢見てた同期でビッグマッチのメインイベント、タイトルマッチやろうぜって言ったあの夢が叶って俺は本当にうれしい。対戦相手がマッド・ブランキーなんかじゃない、戸澤君であったことに俺は感謝してるよ。敵の同じユニットでもない戸澤君をほめるのはあまりどうかなと思うけど、俺は戸澤君、10年目でようやくこれだけのシングルマッチができた。俺はお前みたいな同期がいることを嬉しく思うよ。今日は本当にありがとう」
戸澤「ハルク、お前強いわ。また負けて寝転がって勝った人のマイクを聞いてる…またこれや。やることはすべてやってきたつもりや。でも、足らんかったから負けたんや、俺は。お前が強かったからお前が勝ったんや。俺に残念でしたって言葉はいらんぞ。俺はただ次の目標に向かって、男はただ次の目標に向かって走るだけ。ハルク…いや石原さん、今日はありがとうございました。(戸澤がハルクの腰にベルトを巻いたあと)ハルク、何回目の防衛や? 3回目か、すごいな。そこで俺から提案がある。最後にもう一回、俺と一夜限りのタッグを組まへんか。どうですか、お客さん」
ハルク「戸澤…いや同期の戸澤君、お前はモンスター・エクスプレス。俺はディアハーツだ。望月さん、どうですか? 俺、戸澤と組んでいいですか?」
望月「ハルク、一夜限りだったらやったらいいんじゃないの?」
ハルク「お前らどうなんだよ、吉野オッケーか? しゃちほこオッケーか? 鷹木信悟はいないのか?」
吉野「ハルク、戸澤君、2人のこれだけの試合を見せてもらって俺とアミーゴは一夜限りなら断る理由はない。組んだらええやないか」
ハルク「オッケーオッケー。お客さんどうですか?」
戸澤「賛成してくれた吉野さん、しゃちさんありがとうございます。信悟は俺からなんとか言っておくから。信悟の件は俺に任せろ。一夜限りのハルクとアキラ、復活しようやないか。今日は同期の対決、俺をとことん潰してくれてありがとう」
ハルク「この10年間でこんなにガッチリお前とやれたのは今日が初めてだよ。次の10年もよろしく頼むな」
(戸澤は退場)
ハルク「こうやって無事に防衛できたのはやっぱり応援してくれるお客さんのおかげだと思います。本当にありがとうございました。いま自分たちはディアハーツ、新しいユニットでやってます。皆さんこれからもディアハーツに、そしてB×Bハルクに、そしてドラゴンゲートにご期待ください。今日はどうもありがとうございました!」
【ハルクの話】「3度目の防衛に成功したよ。確かにまだまだ俺はひよっこのチャンピオンかもしれない。もっともっと勝つぞ。防衛記録は何回だ? 俺はもっともっと上を目指しますよ。まだまだこれからだ」
【戸澤の話】「この闘い、俺は本当にやることすべてやったよ。すべてを懸けて、すべてをぶつけました。でもあかんかった。それは俺に足らんことがあったから。俺に残念でしたって言葉はいらん! ハルク!! タイトルマッチ終わってすぐで申し訳ないけど、ハルクとアキラ、一夜限りの復活了承してくれて、ありがとう。でもな、これはユニットどうこうじゃないんや。ええか、一夜限り、一回だけや。俺は次の目標に向かって突っ走るから」
【鷹木の話】「(試合内容を振り返って)戸澤が非情になりきれなかったね、ああいう流れを見てて、はっきり言って仲良しクラブみたいで虫唾が走るね、オレはこんなの見たくないね、ただどっかに少しでも石原さん(ハルク)は凄いなという気持ちが戸澤にあったなら、勝てなかったと思うよ、自分で格差を決めてしまっているんだから、そりゃハルクを超えられないよ、いい試合はいい試合だったしミスはなかったけど、試合後の流れを見ると仲良しクラブをやりたかったんだなと思うよ、オレは戦いのないリングはつまらないよ、戸澤にはがっかりした、勝手にすればですよ」
今日はDRAGON GATE「THE GATE OF DESTINY 2014」大阪ボディーメーカコロシアム大会をスカパーPPVで視聴。
メインのハルクvs戸澤はグラウンドでハルクが先手を奪うも、ハルクが見得を切るための側転したところで戸澤がバイシクルキックで強襲、ハルクもオーバーヘッドキックやマウスで応戦するが、戸澤はエルボーやローリングエルボーを駆使してハルクの首を攻め、またファーストフラッシュ封じの足攻めも同時に展開する。
主導権を奪われたハルクだったが戸澤のバイシクルキックをかわしてから、戸澤の腰にミドルキックを浴びせると、場外戦でリングの角を使って戸澤の腰を打ちつけ、またコブラクラッチ式のキャメルクラッチや普段見せないクロスフェースも披露して腰攻めを展開する。
さすがの戸澤も腰攻めが効いたのかパワーが半減するも、戸澤は腰を庇いながらバイシクルキック、ハルクを場外へ出して連続トペで反撃し、巌鬼やトップロープから雪崩式ブレーンバスターと繰り出していく。
両者は正面からエルボー合戦を展開、いつの間にかハルクも戸澤のフィールドで勝負している、ハルクのフロントハイキックをかわした戸澤がジャーマンも、ハルクもフランケンシュタイナーからのジャーマンの連続技で応戦、ハルクは踵落としからファーストフラッシュを狙うもキャッチした戸澤は掟破りのファーストフラッシュを敢行し、ハルクの輪廻をかわしてパッケージジャーマンを決めるがハルクはカウント2でクリアする。
戸澤は足を固めての新型のジャーマンを狙ったが、仕掛けるのに手間取ったのか失敗すると、この隙を逃さなかったハルクがファーストフラッシュを連発、ハルクはフェニックススプラッシュを狙うためにコーナーへ昇ろうとするが戸澤は追いすがるように足にしがみつく、だがハルクは振り払うとフェニックススプラッシュを投下して3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後に戸澤は涙を流しながら潔く敗戦を認め、ハルクの腰にベルトを巻くと、一夜限りのタッグ復活を要請し、ハルクも望月、キッドそして吉野に相談した結果快諾するが、実況席で試合を解説していた鷹木は返答せず、市川勝也アナが改めて聴くと不満を露にした。
鷹木の発言を聞く限りではモンスターエキスプレスの中で完全に浮いてしまったということになる。
鷹木が今後どういう行動をとるのかわからないが、わかるのは鷹木の中であるフラグが立ったということ、ハルクの次期挑戦者が現時点では名乗りを挙げなかったことからドリーム王座に挑戦するのか、また吉野や戸澤と対立してモンスターエクスプレスを離脱するのか・・・いや吉野や戸澤との考え方の違いが出た以上決別することが濃厚と見ていいだろう。
DRAGON GATEの次のビッグマッチは12月28日の福岡、果たして鷹木の動向は、モンスターエクスプレスはどうなるのか・・・
またセミのツインゲート選手権はミレニアルズは大阪06を分断して先手を奪うが、CIMAがEitaに急角度でのDDTで突き刺すと反撃、しかしCIMAがT-Hawkのツームストーンパイルドライバーを喰らって失速すると、ミレニアルズは孤立したGammaに集中砲火を浴びせる。
大阪06はミレニアルズを同士討ちを誘発してから流れを変えると、合体
ブリッツェンを決め、ミレニアルズもGammaを捕らえて反撃するがCIMAが懸命カットする。
大阪06はEitaを捕らえて猛ラッシュ、Gammaもスカイツイスタープレスを決めるが決め手にはならず、しかし大阪06の勢いは止まらず、最後はCIMAがクロスファイヤーからのメテオラで3カウントを奪い王座を奪取、試合後はベテラン軍も崖っぷちだったことから涙を流し王座奪取を祝した。
トライアングル選手権は右肘を痛めている土井が意識的にかばってしまい、YAMATOもサイバーも土井の状況を見て二人だけで試合を組み立てようとするも、土井がセコンドの神田にちょっかいをかけてイス攻撃を狙うが、逆にイスを奪われ右肘をイスで殴打されてしまいうずくまってしまう。
土井が戦闘不能になったことで焦ったYAMATOとサイバーは奮闘するがセコンドの富永とは同士討ちになるなど主導権を奪うまでには至らず、やっと土井がリングに戻ってトレイン攻撃などでジミーズを攻め込んでいくが、流れを変えるまでには至らず、最後は土井がススムにバカタレスライディングキックやV9クラッチで攻め込むも、ススムがジャンボの勝ちを連発して3カウントを奪い王座防衛。試合後も土井が右肘を押さえてうずくまるなど、負傷した土井がYAMATOらの足を引っ張る結果となってしまった。
ブレイブゲート選手権は神田がじっくりとした攻めで先手を奪うが攻めるポイントが絞りきれず、フラミータが得意の空中戦で次第にペースを奪いにかかる。フラミータは450°スプラッシュを投下するが自爆すると神田が琉’sから下克上エルボーを連発し勝負に出るも奥の手のトルナド・デ・アカプルコは自爆、神田はジョンウーと見せかけての首固め、ジャーマンを繰り出すが、突進したところでフラミータがフラムフライを決め3カウント、王座を防衛、フラミータの前に総なめ状態となったジミーズは最後の切り札として斎了が挑戦を表明した。
最後にディアハーツ入りしたリョーツ清水ことビッグR清水は鷹木、吉野、しゃちほこのモンスターエクスプレスと対戦、今まで両津勘吉キャラが先行していた清水だったがパワーで鷹木を圧倒し変貌ぶりを見せつける。最後は鷹木のMIDE IN JAPANの前に力尽きたが鷹木自身もパワー負けしたことを認め、成長次第ではとんでもない怪物になると感じさせてしまった。#大阪 #BODYMAKERコロシアム 終了! ご来場、誠に有り難うございました^_^ #完売御礼!#SOLDOUT!#感謝! #nowplaying「カーテンコール」#ハヤブサ #DRAGONGATE #ProWrestling pic.twitter.com/DpagiXoLXK
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2014, 11月 2DRAGON GATE 大阪終了。 ハルクvs戸澤にもうひとりの同期・鷹木信悟選手は思うところあり(ありすぎなくらい?!)。 明日は熊本、電流爆破マッチ! PPVご覧の皆様ありがとうございました。 #dragongate #GAORA pic.twitter.com/APQk6USzMr
— 市川勝也 (@katsupistols) 2014, 11月 2めちゃくちゃ悔しいけど、 母からのメールで救われた。 俺はまだまだです。 次に向かってやるだけです。 戸澤陽は絶対に終わらない、終われない。 応援してくれる人がいるから! 今日はありがとうございました! うおおおぉぉぉぉ!!!!!!! pic.twitter.com/QQJB0EErjT
— Akira Tozawa ® (@TozawaAkira) 2014, 11月 2大阪ボディメーカー大会、札止めマァァァックス!!ありがとうございましたっ!打ち上げはチャンプ徳山さんの店で(^ ^) Thanx for #SOLDOUT Osaka PPV show! #DRAGONGATE pic.twitter.com/MsLM4z380h
— CIMA (@dragongatecima) 2014, 11月 2大阪府立第一大会終了! 戸澤の肉体は間違いなく過去最高だったな。 素晴らしい! 俺的には試合後の流れがちょっと残念だったかな。 仲良しクラブには?マークだよ。 さあ、明日は電流爆破!! 熊本入りが早いからもう寝ます! pic.twitter.com/7225yPBuvi
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@pumpinghawk) 2014, 11月 2 -
NWA会長だったボブ・ガイゲルさんが死去
NWAの元会長だったボブ・ガイゲルさんが30日に死去した、享年90歳。
自分がプロレスファンを始めた頃にはNWA会長に就任し全日本プロレスで開催されるNWA世界ヘビー級選手権に立会人として来日し選手権試合宣言を読み上げていたが、1950年代から1970年代にかけてプロレスラーとして活動しており、現役として全日本にも参戦していた。
ガイゲルさんは1963年からカンザス州のプロモーターとなり、主力であるハーリー・レイスがNWA王者になったことでNWA内でも発言力を強めNWA会長にまで就任、ジャイアント馬場さんの全日本プロレスとはパートナーシップを強め、NWA王者のレイスを全日本にブッキングする代わりに全日本からは佐藤昭雄、高千穂明久(ザ・グレート・カブキ)などが派遣された。
しかしビンス・マクマホンのWWF(WWE)が全米侵攻を開始するとNWAも組織力が低下し、ガイケルさんはNWA会長に再任されたがリック・フレアーを要するジム・クロケット・ジュニアがNWA内で権限を強めたため、ガイゲルさんはNWAを離脱してWWAを設立、WWA王者には武者修行中の蝶野正洋などが王者となったが、WWFやクロケットJr要するWCWに太刀打ちすることが出来ずWWAは崩壊、ガイゲルさんもマット界から引退、近年はアルハイマー病を患い闘病生活を強いられていた。
ご冥福をお祈りします。 -
51歳の狂い咲き・・・武藤敬司がデビュー30周年でWRESTLE-1の頂点に!船木がアルベルトに激怒した理由
11月1日 WRESTLE-1「武藤敬司デビュー30周年記念大会 HOLD OUT」両国国技館 7200人 満員
<アピール・コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「WRESTLE-1 vs Novus」/30分1本
○中之上靖文 稲葉大樹 吉岡世起 村瀬広樹(9分06秒 片エビ固め)児玉裕輔 土肥孝司 黒潮“イケメン"二郎 X藤原ライオン
※ノックアウェイ
◇第2試合◇
▼30分1本
○大和ヒロシ(6分27秒 片エビ固め)XLEONA
※ノーザンライトボム
◇第3試合◇
▼30分1本
○浜亮太 アンディ・ウー エル・イホ・デル・パンテーラ(6分07秒 体固め)高山善廣 XNOSAWA論外 MAZADA
※オオキドプレス
◇第4試合◇
▼30分1本
○征矢学 AKIRA(6分07秒 片エビ固め)崔領二 XKAZMA SAKAMOTO
※ワイルドボンバー
◇第5試合◇
▼30分1本
○田中将斗(11分54秒 片エビ固め)XKAI
※スライディングD【KAIの話】「正直悔しいですけど、こう言っちゃ変かもしれないですが、気持ちよかったですね。僕が憧れていた大仁田さんの弟子で、昔は団体を引っ張っていた人でもある田中選手と、ずっと1対1で戦いたくて。今日やっと実現して、やっぱり自分の想像以上に熱くて。真っ正面からぶつかって、気持ちで来てくれて、全部俺の攻撃を受けてくれて。その上で向こうが勝ったんで、今日は完敗です。でも、俺は胸いっぱいで今日はプロレスをできたと思っているし、俺がやりたかったプロレスはこういうことだなって、改めて再確認したんで。前から俺は言っているように、負けから始まるのがプロレスですよ。負けても負けても最後は立ち上がるのは俺ですよ。もう1回、田中さんとやらせてくれ。リング上で言ったら、向こうもやってくれるというサインを出してくれたんで。俺はいつでもどこでもまたやりたいですね。もう僕は今日で甦りました。負けたからって後ろ向きな言葉なんて言わないです。浜ちゃんから教わったように、相撲のようにここ両国から前へ前へ出て行きたいと思います。次はタッグで勝とうね。これからも頼むよ」
【浜の話】「僕も同業者なんだけど、試合なんて何百試合も見てきているのに、今日は素直に感動しましたよね。僕が感動したってことはお客さんはもっと感動していると思うし、彼のレスラーとしてのポテンシャルはこんなもんじゃないと思うし。田中将斗さん相手でも正々堂々と小細工無しで戦って。プロレスって性格が出るんだなって改めて感じました。魂と魂のぶつかり合いというか。ただ、これで満足したらそれで終わりだから。結果もいい試合はしたけど負けてしまったんで。最大限のサポートをして行ければなと余計に思いました。僕も燃えてきました。俺がサポートしたら鬼に金棒だと思うし…金棒が220キロあって重たいけどね。いい目標ができたじゃない? 近くで見ていて凄い偉大さを感じたから。これから2人で頑張っていこうよ。二人三脚で」
◇第6試合◇
▼「WRESTLE-1 vs TNA」/30分1本
カズ・ハヤシ ○近藤修司 田中稔(13分03秒 片エビ固め)ロビー・イー ジェシー・ガッデス XDJジーマ
※キングコングラリアット
◇第7試合◇
○真田聖也(10分00秒 回転足折り固め)×TAJIRI
※もうひとりはマット・ハーディー
【真田の話】「(試合を振り返って?)凄く自信になりました。また進化したと思います。マット・ハーディーはTNAで今、一番人気の選手。TAJIRIさんはWWEが一番良かった時代に唯一活躍した日本人。世界と日本で今後活躍することへ、また一歩近づいたと思います。(マットと対戦してみて?)やっぱりマットはオーラがありますね。アメリカに行って一番身につくのはオーラなのかも。(大和がタッグ結成を誘ってきているが?)コンタクト取ってないっすね…。唯一の共通点は同期だということくらいで…。タッグリーグは出たいですけど、意中のパートナーはいません。(※その後大和が登場して真田にタッグ結成を熱く訴えたが、真田は馴れ馴れしく『聖也』と呼んで来る大和に戸惑うばかりで保留)」
【マットの話】「(試合を振り返って?)日本に来られて、ムタの30周年興行に出られて光栄だ。ムタにはジェフともども凄く影響を受けた。(また上がりたい?)是非とも戻ってきたい。日本のファンのことは心から愛してるし、世界で一番情熱的なファンだと思ってる。(真田について?)戦前、TAJIRIのことはリスペクトしているがサナダはグリーンボーイに過ぎないと言った。今日もどの程度なもんかと思って試合をしたけど、なかなかやるね。日本のファンがいつかサナダを誇りに思える日が来ると思うよ。イケメンだけど強さもファイティングスピリットもある。(ハーディーズで日本上陸も?)それができたら最高だね」
【TAJIRIの話】「今日は真田の小僧にシングルで負けたわけじゃないから。マットに負けたようなもん。次のタッグリーグ。デスペラードで二手に分かれて必ず勝つ」
◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○アルベルト(8分32秒 横入り式エビ固め)X船木誠勝
【アルベルトの話】「武藤敬司という世界中でも最も凄い部類に入るスーパーヒーロー。その人の30周年に来ることができて非常にうれしい。(船木の印象は?)あんな強いとは思わなかった。今日のファンの反応をみると、船木を応援して、アルベルトを応援していた。ファンはハッピーだったんじゃないか。私はそういう試合をしたかった。(ファンが持っていたドス・カラス・ジュニアのマスクをかぶったが?)WWEではマスクを取ってやったけど、マスクは自分の心の中に常にあるもの。自分にとっての宝であり、心の中に宿っているもの。思わずかぶってしまったよ。(船木が試合前、行方不明になっていたことを激怒していたが?)ハッハッハッハ。メキシコと日本には14時間の時差があり、眠くなってしまって寝てしまっていた。周りがあわてているのを知らないで寝ていたよ。(次の来日は?)ぜひ戻ってきたい。日本はレスリングする上で好きな国であるからね。(武藤30周年だが?)今回、呼んでくれてありがとう。と同時に素晴らしいレスリングを見せ続けてくれたことを感謝しているよ」
【船木の話】「凄いいい選手だと思います。ただ、オンリーワンじゃないですね。全て人の真似。ああいうキャラクターの選手いっぱいいるし、ああいう体の選手いっぱいいる。色んな選手をミックスしただけ。これっていうのはないですね。体はありますね。お父さんとお母さんに感謝した方がいい。でももっと強い選手いっぱいいます。いい選手だなとは思います。ただ、もう二度とやりたくない。二度とやりたくない。二度とやりたくない! 理由? ここで言えないです。会社に迷惑かけそうになりましたけどね。二度とやりたくない、あんな奴とは。ふざけんなって。親父の顔に泥塗ってるよ。試合直前あいつは会場からいなくなったんだよ。それが奴の作戦かもしれないけど、本当にこっちは失踪したって報告するところだった。アナウンスする準備もしてた。選手全員で探したんですから。話にならない。終わり。俺はマスカラスだけ。ドス・カラス・ジュニアはない。二度とかかわらない。俺らは俺らでやっていくしかないんだよ。(セコンドについた黒潮が『ずっと試合見てましたけど、タイツつかんでましたから』と言うと)そういう奴だからいいんだよ。先のこと考えよう。タッグリーグ出るか。俺らに大した血筋はないけど、次出ますんで。いきます」
◇第9試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○武藤敬司(18分20秒 足4の字固め)[初代王者]X河野真幸
☆河野が初防衛に失敗、武藤が第2代王者となる
武藤は「自分の30周年を記念する大会に多数ご来場ありがとうございます・・・しんどい、しんどい、しんどい、旗揚げしてから俺のことを楽させるって言ってただろ? しんどいぞ」
(征矢が登場)
征矢「武藤さん、30周年、そしてチャンピオン、おめでとうございます。ちなみに私も生誕30周年です。、次の挑戦者は私が一番相応しいんじゃないでしょうか?」
(KAIも登場)
KAI「武藤さん、確かに楽にさせたいと言いました。でも、今の自分にはそのベルトに挑戦する資格はないと思います。いつか…いつか必ず這い上がりますので、その時までチャンピオンでいてください」
(真田も登場)
真田「そのベルト、俺に挑戦させてください。、「理由は2つ。まず1つは、その(王者決定)トーナメントに出られませんでした。そして、もう1つ。俺が時代を変えます。よろしくお願いします」
武藤「さしあたって、疲れているから思考が働かない。もう少し時間をくれ・・・本来なら皆様方を励まさないといけない俺が、皆様からパワーをいただきました。ありがとうございます」
(実況席にいた蝶野正洋、小橋建太、さらには同期の船木、AKIRAをリングに呼び込み、記念撮影へ。そして祝福される)
武藤「また絞りカスが出そうだな。プロレス…W-1…俺の骨の髄までトコトンしゃぶってくれ!」
【試合後の武藤】
▼武藤「試合前は不安で不安でしょうがなくてですね。皆さん知っての通りコンディションは五体満足じゃないというか。正直こんなこと言っていいのかわからないけど、歩くのもままならないこの俺があえて言わせてもらいますけど、チャンピオンベルト持ってていいのかと思います」
――河野は「深くて強かった」と言っていたが?
▼武藤「河野もひっくるめてそうだよ。俺がベルトを巻いてる現状でいいものか。俺がチャンピオンだから、あえて疑問を投げたいですね」
――30周年記念大会でシングルベルト挑戦を選んだのは?
▼武藤「俺にゆかりのある選手って最後、リングに上がってくれた奴らが正直30周年を祝ってほしい仲間たち。AKIRAと船木は俺以上に一線でやってますので。小橋は引退しちゃってるしさ。今、チャンピオンになったことで、改めて自分自身に花を添えられてよかった30週年のイベントですね」
――今日以降については?
▼武藤「考えてないよ。あいつら途端に来たって余韻に浸っていられないよ。武藤チャンピオンはめっちゃわがままだからね。あのぐらいの名乗りじゃイマイチ心にこなかったですね。これじゃチャンピオンベルト持ったら俺の重い腰が余計重くなるからさ。あれぐらいのアプローチじゃ響かないですね」――真田、KAI、征矢の3人が名乗りを挙げたが?
▼武藤「ひと晩考えさせてくれよ」
――勝利できた最大の要因は?
▼武藤「今日ね、とりあえず30年にメモリーに残った技をうまくちりばめて出したりしちゃってるんだよね。走馬灯のようによぎった技をね。そういうのが勝因だとしたら搾りカスですよ」
――W-1王座を獲ったことで自信や欲も出てきた?
▼武藤「欲もあるし、人間ですから、強気の時と弱気の時で波があるからね。たぶん、これはずっとプロレスやってる以上、続いていくと思う。年をとればもっと波が大きくなる。そこは強い気持ちで。くじけそうになるけど、強い気持ちを持って戦っていきたい」
――30周年興行を振り返って?
▼武藤「何バージョンか昔の引き出しをよういっぱいもってたなと思いますね。決まる技と決まらない技があったけどね」
――かつて「プロレスはゴールのないマラソン」と言っていたが、その気持ちは変わらない?
▼武藤「一緒ですね。とりあえず立ち止まろうとしたこともあるんだけどね。1年半前にヒザを手術して、足を洗おうかなと、ゴールのないマラソンからゴールしちゃおうかなと思ったこともあるんですよ。あとはプロレスは一人でできるわけでないわけであって、強くて若くて活き活きとしたチャレンジャー、募集しております」
――かつての武藤選手のような?
▼武藤「俺みたいのなかなかいないぞ」
――歴代テーマ曲で入場したが?
▼武藤「知らないよ。思わず最初の曲で入場しようと思って腰砕けになったよ」
――武藤選手を燃え盛らせているものは?
▼武藤「何なのかな。やっぱり生きてきた30年のプライドというものもありますよね。やっぱり俺が生きてきた立派な30年だったってものを自分自身、持ってますし。ただ、もしかしたらプロレスの神様がもう少し一線で頑張れって試練を与えてるのかもしれないし」
――「お客さんパワーもらった」と言っていたが?
▼武藤「ただ、プロレスってものはお客とのキャッチボールだと思う。俺が試合でいいものを投げたから、いい球で返ってきた。あのエクスタシーはレスラー冥利に尽きる時ですね。ああいうエクスタシーっていうのは、ここしばらくチャンピオンになったのはそうないからね。久しぶりで正直うれしかったですよ。俺自体が崖っぷちというか、あとがないわけで。ただプロレスって見てる人が必死な部分に感情移入したりすると思うんで、巻いた以上は必死に頑張っていきますよ」
【河野の話】「(デスペラードメンバーに向かって)すいません。みんなに悪い。ギブアップした。俺の負け。武藤敬司は深いし、強かった。だけどこれで終わらない。前王者としてリマッチの要求。もう一度シングルのベルト、W-1の中心にいくために」
武藤のデビュー30周年記念大会が行われ、休憩明けには新日本プロレスから小島聡、棚橋弘至、坂口征二相談役、WWEのザ・ロック、アイドルのももいろクローバーZからお祝いのビデオメッセージが公開され、また新日本プロレスの菅林直樹会長、DDTの高木三四郎大社長からお祝いの花が届くなど、武藤のデビュー30周年に華を添えた。
メインは武藤が自らの進退をかけて河野の保持するWRESTLE-1王座へ挑戦、試合は河野が先手を狙って膝蹴りを狙うが、キャッチした武藤がドラゴンスクリューを決め、河野は場外へ逃れるもリングに戻ろうとしてロープを跨いだ際に、今度は武藤が低空ドロップキックで強襲をかけると再びドラゴンスクリュー、串刺し式シャイニングウィザードから雪崩式ドラゴンスクリュー、足四の字固めと武藤の仕掛けた蟻地獄に河野を引きずり込む。
蟻地獄から脱出を狙う河野は崔からイスを受け取り、武藤の頭を殴打すると、武藤のお株を奪うかのように低空ドロップキックを連発、武藤が場外に逃れてもデスペラード勢が襲い掛かるが船木とAKIRAが排除、だがリングに戻った武藤に河野が足四の字固めで捕獲し追い詰めにかかる。
ロープに逃れた武藤に河野はチョークスラムを狙うが、武藤が防ぐとアンクルホールドへ移行、バックドロップからネックハンキングボム、勝負を狙ってジャイアントニーが炸裂するも武藤はクリアする。
河野は前後とランニングニーを連発すると足四の字固めで捕獲するが、武藤はロープに逃れると、河野はロープを使ったギロチンドロップを狙おうしたところで制止に入る村山大値レフェリーと口論になり、武藤がこの隙を逃さず村山レフェリーを踏み台にしてのシャイニングウィザードを炸裂させる。
河野も負けじとランニングニーで応戦するが、武藤はシャイニングウィザードを連発すると、膝蹴りをキャッチしてのドラゴンスクリュー、シャイニングウィザードを連発してからムーンサルトプレスを投下するも河野はクリアする。
それでも武藤はシャイニングウィザードと見せかけての低空ドロップキックからドラゴンスクリュー、そして足四の字固めで捕獲し、河野は必死で粘るも無念のギブアップ、武藤が新王者となった。
内容的にも武藤は大苦戦、河野の勢いだけでなくボロボロになった膝、衰えた体との戦いだったが、ここ一番に出る閃きだけは衰えていなかった。
試合後には征矢、KAI、真田が挑戦を表明した。武藤が頂点に立ったことで時間が戻ったのかもしれない、しかし河野も含めて彼らが武藤を越えて時代を掴むのは容易ではないが、武藤も「早くオレを越えて楽させてくれ」というのも本音だと思う。
デビュー30周年となり、51歳となり、新王者となった武藤がどこまでやれるのか、骨の髄までしゃぶるぐらい見定めていきたい。
最後に武藤敬司選手デビュー30周年、おめでとうございます!
他の注目の試合は船木が元WWEのアルベルト(デル・リオの名前はWWEで登録されたのか使用せず)、アルベルトがドスカラスJrとしてPRIDEやDEEPに参戦した経験があることからMMA的な攻防が期待されたが、アルベルトはロープ越しの腕十字やステップ式の延髄斬りなどWWEで培ったスタイルで望み、船木はハイキックからハイブリットブラスターを狙うが、レフェリーを掴んで阻止したアルベルトが、タイツを掴んでのスクールボーイで3カウント、だが試合後にはアルベルトが試合開始直前で行方不明になり、バックステージで時差ぼけの影響で眠っていたことが発覚、せっかくの試合に水を注してしまった。
もう一人のスーパースターであるマットは真田、TAJIRIとの3WAYに望むも、マットが真田にツイストオブフェイトを決めて追い詰めるがTAJIRIにカットされると、真田がTAJIRIにラウディングボディープレス、マットにRKOを決めてからTAJIRIに回転足折り固めを決め勝利を収めた。 -
大日本プロレスは雨にも負けず、ハロウィンにも負けず、アイドルにも負けず
11月1日 大日本プロレス 三重・鈴鹿ハンター屋外弁天広場特設リング 90人
◇第1試合◇
▼20分1本
○大下敢(6分38秒 逆エビ固め)×佐久田俊行◇第2試合◇
▼30分1本
○谷口裕一(11分40秒 横入り式エビ固め)×三尾祥久◇第3試合◇
▼30分1本
○橋本和樹(9分28秒 片エビ固め)×関札皓太
※PK◇第4試合◇
▼有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/30分1本
○星野勘九郎 稲葉雅人(15分12秒 片エビ固め)伊東竜二 ×植木嵩行
※ダイビング・セントーンwith有刺鉄線ボード◇第5試合◇
▼神谷ヒデヨシ・三重凱旋試合/30分1本
関本大介 ○神谷ヒデヨシ(13分11秒 片エビ固め)河上隆一 ×高橋匡哉
※バックドロップ◇第6試合◇
▼蛍光灯タッグデスマッチ/30分1本
木高イサミ アブドーラ小林(16分32秒 体固め)×沼澤邪鬼 竹田誠志
*ダイビング・バカチンガーエルボードロップ今日は大日本プロレスを観戦するために鈴鹿ハンターへ、大日本も観戦するのも1年ぶりだが、同会場を訪れたのも1年ぶり、今大会は三重県松阪市出身である神谷の凱旋興行として行われたが、今日はあいにくの雨、自分も昼までには止むのではと思ったが止む気配はない。おまけに会場傍の弁天広場と公園はハロウィンのイベントを開催しているため、周囲は仮装している人が多かった。
当初予定していたカードはごらんの通りだが、フレンチが欠場となってシークレットベースから三尾が参戦となった。
第1試合の大下vs佐久田は大下が腰攻めで先手を奪うが、佐久田もスピアーで反撃する。だが大下が山折りを決めるとドロップキックからの逆エビ固めでギブアップを奪い勝利を収める。
第2試合の谷口vs三尾は谷口はフランク篤レフェリーをいじり、階段から除くタダ見客をいじるなど余裕の試合運びを展開、三尾も綺麗なブリッジからの鎌固めを披露するが谷口の余裕は崩せず、谷口は雨でロープが滑るなかロープ渡りも披露、最後は丸め込みで勝利を収める。
第3試合の橋本vs関札は、序盤こそは橋本が先手を奪うも正面からのシバき合いは互角、橋本は逆片エビで追い詰めるが関札も食い下がる。橋本の逆エビを耐えた関札はフィッシャーマンズバスターで反撃するが、最後は橋本のPKの前に敗れてしまう。
第4試合は伊東が植木と組んで平成極道コンビと有刺鉄線ボードマッチで対戦。奇襲から試合はスタートとなるがデスマッチ2戦目の植木が捕まり、有刺鉄線の餌食に遭う。植木が懸命に反撃して伊東に交代、伊東は猛反撃して試合の流れを変え、今回は星野ではなく稲葉の背中をイスで殴打しイスは曲がってしまう、そして元に戻そうとするが植木が強引に交代を求め、伊東も仕方なしに交代し植木が殴打しようとするが、逆に奪われてイスの上に植木が叩きつけられ、イスは元に戻るどころか壊れてしまう。伊東の援護を受けた植木は猛反撃するも、平成極道の連係に捕まり、最後はダブルチョークスラムから星野のセントーン、ダイビングセントーンwith有刺鉄線ボードを食らい3カウントも敗れた植木も全身傷だらけ、デスマッチファイターらしくなってきた。
セミは前日の後楽園大会でBJWタッグ王者の佐藤耕平、石川修司組を降して最侠タッグリーグの決勝トーナメントに進出した関本、神谷組が河上、高橋組と対戦。
序盤こそは河上組が三重出身の神谷に活躍させまいとして関本組を分断、神谷が集中砲火を浴びるが神谷はミサイルキックで反撃、交代を受けた関本がラリアット、サソリ固めで試合の流れを変える。
河上組の反撃を受けた関本組だったが、関本が両腕ラリアット、神谷がショルダータックルの連打で再び流れを変えると、最後は神谷がショルダータックルからのバックドロップで3カウントを奪い、故郷に錦を飾る。
メインはアブ小、イサミvs沼澤、竹田による蛍光灯デスマッチ。沼澤組の奇襲で試合開始となり、気がつけばアブ小は流血となる。
4選手は会場外へ飛び出しハロウィンイベントで出店している露店へと突入、4選手は露店の前で大乱闘を展開する。そして乱闘の渦は広場のステージへと広がり、ステージではアイドルグループのanirisがAKB48の唄を雨天の中で熱唱中、しかし4選手は一旦闘いを止め、アブ小とイサミは踊り出してしまう。
そして4選手は会場へと戻り試合を再開、会場外ではステージからAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」が流れると、アブ小と沼澤は「フォーチュンクッキー!」と叫びながら頭突き合戦を展開しアブ小が打ち勝つも、沼澤に蛍光灯で一撃を喰らってから失速し集中砲火を浴びる。
交代を受けたイサミが二人まとめてドラゴンスクリューなどで試合の流れを変え、アブ小もヘビーローテーション、たぎって“ギャオ”と叫んでからのシャイニングウィザードを沼澤に浴びせる。
アブ小は二人に地獄突きを浴びせ、沼澤に蛍光灯を投げつけると、最後はダイビングバカチンガーエルボーで3カウントとなり、試合後はアブ小が「愛してま~す!」で大会を締めくくった。
気がつけば外は暗く雨も止んでいた。もう秋が深まったんだなと感じ会場を後にした。 -
10月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定!
おまたせしました!10月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!
MVP候補
棚橋弘至(新日本プロレス AJを降しIWGPヘビー級王座を奪取)
石井智宏(新日本プロレス 裕二郎を降しNEVER王座を奪還)
田口隆祐(新日本プロレス デスペラードを降しIWGPジュニアヘビー級王座を防衛)
ジョー・ドーリング(全日本プロレス 潮﨑を降し三冠統一ヘビー級王座を防衛)
青木篤志(全日本プロレス 佐藤を降し世界ジュニアヘビー級王座を防衛)
丸藤正道(NOAH 関本を降しGHCヘビー級王座を防衛)
原田大輔(NOAH クレイジーを降しGHCジュニアヘビー級王座を防衛)
B×Bハルク(DRAGON GATE サイバーを降しオープン・ザ・ドリーム王座を防衛)
藤田峰雄(ZERO1 日高を降しインターナショナルジュニアヘビー、NWA世界ジュニアヘビー二冠王座を防衛)
HARASHIMA(DDT イサミを降しKO-D無差別級王座を防衛)
彰人(DDT 高尾、アントンを降しDDT EXTREM王座を防衛)
河野真幸(WRESTLE-1 KAIを降し初代WRESTLE-1チャンピオンシップとなる)
中島亜里紗(JWP 中森を降しJWP認定無差別級王座を防衛)
ラビット美兎(JWP 鋼を降しJWPジュニア、POP王座を防衛)
倉垣翼(AKINOを降しOZアカデミー無差別級王座を奪取)
豊田真奈美(Sareeを降しWWWD王座を防衛)
河上隆一(大日本プロレス 第2回MIZUCHI-R公式リーグを二連覇)
宮本裕向(666 稲葉を降しデスマッチヘビー級王座を防衛)
葛西純(FREEDOMS 貴を降しKING OF FREEDOM WORLD CHANPIONSHIPを防衛)
拳剛(ブードゥー・マーダーズ ディーランを降しUWA世界ジュニアヘビー級王座を防衛)
吉野達彦(ガッツワールド アラケンを降しGWC王座を奪取)
空牙(道頓堀プロレス 政宗を降しWDW王座を防衛)タッグMVP
KUSHIDA アレックス・シェリー(新日本プロレス ヤングバックス、フーリガンズとの3WAY戦を制しIWGPジュニアタッグ王座を防衛)
ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr(鈴木軍 天コジを降しNWA世界タッグ王座を奪取)
秋山準 大森隆男(全日本プロレス 曙、吉江組を降し世界タッグ王座を防衛)
青木篤志 佐藤光留(Evolution 金丸、ウルティモ組を降しJr.TAG BATTLE OF GLORYを優勝)
宮原健斗 鈴木鼓太郎(全日本プロレス 秋山、渕組を降しアジアタッグ王座を防衛)
杉浦貴 田中将斗(弾丸ヤンキース TMDKを降しGHCタッグ王座を防衛)
拳王 大原はじめ(超危暴軍 石森、小峠を降しGHCジュニアタッグ王座を奪取)
T-Hawk Eita(DRAGON GATE ジミーズを降しオープン・ザ・ツインゲート王座を防衛)
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミーススム 斎藤了(DRAGON GATE 俺たちベテラン軍を降しオープン・ザ・トライアングル王座を奪取)
竹下幸之助 遠藤哲哉(DDT KUDO、高梨を降しKO-Dタッグ王座を防衛)
尾崎魔弓 旧姓・広田さくら(ディーノ、大石を降しOZアカデミータッグ王座を防衛)
浜田文子 山縣優(木村、中川を降しWAVE認定タッグ王座を奪取)
KAORU 下田美馬(京子、渡辺組を降しWWWDタッグ王座を奪取)
バラモンシュウ バラモンケイ(ムーの太陽 佐々木、郡司を降しみちのくふたり旅を優勝)
火野裕士 Hi69(稲松、柏を降しSTORONGEST-Kタッグ王座を防衛)
葛西純 竹田誠志(貴、高岩を降しFREEDOM WORLD TAG王座を防衛)
空牙 ガメラス(道頓堀プロレス 久保田ブラザーズを降しIJタッグ王座を奪取)ベストバウト候補
棚橋弘至vsAJスタイルズ(新日本プロレス 10月13日 両国国技館)
オカダ・カズチカvs内藤哲也(新日本プロレス 10月13日 両国国技館)
石井智宏vs高橋裕二郎(新日本プロレス 10月13日 両国国技館)
田口隆祐vsエル・デスペラード(新日本プロレス 10月13日 両国国技館)
KUSHIDA アレックス・シェリーvsマット・ジャクソン ニック・ジャクソンvsロッキー・ロメロ アレックス・コズロフ(新日本プロレス 10月13日 両国国技館)
秋山準 大森隆男vs曙 吉江豊(全日本プロレス 10月22日 後楽園ホール)
青木篤志 佐藤光留vs金丸義信 ウルティモ・ドラゴン(全日本プロレス 10月22日 後楽園ホール)
宮原健斗 鈴木鼓太郎vs秋山準 渕正信(全日本プロレス 10月25日 新潟・三条市栄体育館)
ジョー・ドーリングvs潮﨑豪(全日本プロレス 10月29日 山形市総合スポーツセンター)
青木篤志vs佐藤光留(全日本プロレス 10月29日 山形市総合スポーツセンター)
丸藤正道vs関本大介(NOAH 10月12日 横浜文化体育館)
杉浦貴 田中将斗vsマイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(NOAH 10月12日 横浜文化体育館)
原田大輔vsスペル・クレイジー(NOAH 10月12日 横浜文化体育館)
拳王 大原はじめvs石森太二 小峠篤司(NOAH 10月12日 横浜文化体育館)
シェイン・ヘイストvs小島聡(NOAH 10月18日 後楽園ホール)
田中将斗vs杉浦貴(NOAH 10月18日 後楽園ホール)
永田裕志vsクリス・ヒーロー(NOAH 10月18日 後楽園ホール)
関本大介vs斎藤彰俊(NOAH 10月18日 後楽園ホール)
中嶋勝彦vs丸藤正道(NOAH 10月18日 後楽園ホール)
マイキー・ニコルスvs永田裕志(NOAH 10月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
小島聡vs中嶋勝彦(NOAH 10月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
関本大介vs森嶋猛(NOAH 10月21日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
中嶋勝彦vs森嶋猛(NOAH 10月26日 博多スターレーン)
小島聡vs丸藤正道(NOAH 10月26日 博多スターレーン)
崔領二vs鈴木秀樹vs佐藤耕平(ZERO1 10月17日 後楽園ホール)
大谷晋二郎 横山佳和vs田中将斗 関本大介(ZERO1 10月17日 後楽園ホール)
中嶋勝彦vs小幡優作(ZERO1 10月17日 後楽園ホール)
藤田峰雄vs日高郁人(ZERO1 10月17日 後楽園ホール)
B×Bハルクvsサイバーコング(DRAGON GATE 10月5日 博多スターレーン)
T-Hawk Eitavsジミー・ススム ジミー・カゲトラ(DRAGON GATE 10月5日 博多スターレーン)
CIMA ドン・フジイ Gammavs土井成樹 サイバー・コング Kzy(DRAGON GATE 10月9日 後楽園ホール)
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミーススム 斎藤了vsCIMA ドン・フジイ Gamma(DRAGON GATE 10月19日 四日市楠緑地体育館)
竹下幸之助 遠藤哲哉vsKUDO マサ高梨(DDT 10月12日 札幌テイセンホール)
彰人vs高尾蒼馬(DDT 10月12日 札幌テイセンホール)
HARASHIMAvs木高イサミ(DDT 10月26日 後楽園ホール)
彰人vsアントーニオ本多(DDT 10月26日 後楽園ホール)
飯伏幸太 ケニー・オメガvs男色ディーノ 竹下幸之助(DDT 10月26日 後楽園ホール)
河野真幸vsKAI(WRESTLE-1 10月8日 後楽園ホール)
中島亜里紗vs中森華子(JWP 10月26日 ラゾーナ川崎)
神取忍 ダンプ松本 藤原喜明vs天龍源一郎 長与千種 堀田祐美子(LLPW-X 10月11日 両国国技館)
倉垣翼vsAKINO(OZアカデミー 10月13日 後楽園ホール)
アジャ・コングvs志田光(OZアカデミー 10月13日 後楽園ホール)
尾崎魔弓 旧姓・広田さくらvs男色ディーノ 大石真翔(OZアカデミー 10月13日 後楽園ホール)
里村明衣子vs浜田文子(センダイガールズプロレスリング 10月18日 新潟市体育館)
アジャ・コングvs花月(センダイガールズプロレスリング 10月18日 新潟市体育館)
志田光vsマリー・アパッチェ(WAVE 10月29日 後楽園ホール)
浜田文子 山縣優vs木村響子 中川ともか(WAVE 10月29日 後楽園ホール)
高橋奈苗 宝城カイリvs彩羽匠 世羅りさ(スターダム 10月12日 後楽園ホール)
豊田真奈美vsSaree(ディアナ 10月5日 後楽園ホール)
朱里 藤原喜明vs鈴木みのる 華名(華名自主興行 10月7日 後楽園ホール)
木村響子 望月成晃vs朱里 越中詩郎(REINA女子 10月30日 新宿FACE)
バラモンシュウ バラモンケイvs佐々木大地 郡司歩(みちのくプロレス 10月13日 宮城・夢メッセみやぎ西部ホール)
フジタ“Jr"ハヤトvs日向寺塁(みちのくプロレス 10月13日 宮城・夢メッセみやぎ西部ホール)
フジタ“Jr"ハヤト 日高郁人vs佐々木大地 郡司歩(みちのくプロレス 10月18日 新木場1stRING)
火野裕士 Hi69vs稲松三郎 柏大五郎(K-DOJO 10月12日 札幌テイセンホール)
潮﨑豪 鈴木鼓太郎vs火野裕士 旭志織(K-DOJO 10月26日 新宿FACE)
日高郁人vs梶トマト(K-DOJO 10月26日 新宿FACE)
宮本裕向 木高イサミvsバラモンシュウ バラモンケイ(大日本プロレス 10月6日 新木場1stRING)
宮本裕向vs稲葉雅人(大日本プロレス 10月13日 札幌テイセンホール)
橋本和樹 金本浩二vsツトム・オースギ ヘラクレス千賀(大日本プロレス 10月20日 新宿FACE)
葛西純vs佐々木貴(FREEDOMS 10月16日 後楽園ホール)
曙 大森隆男vsマンモス佐々木 GENTARO(FREEDOMS 10月16日 後楽園ホール)
葛西純 竹田誠志vs佐々木貴 高岩竜一(FREEDOMS 10月29日 新木場1stRING)
澤田敦士vsワン・ビン(IGF 10月13日 愛知県体育館)
奥田啓介vs橋本大地(IGF 10月13日 愛知県体育館)
吉野達彦vs新井健一郎(ガッツワールド 10月12日 後楽園ホール)
ダイスケvs田村和宏(ガッツワールド 10月12日 後楽園ホール)
空牙vs政宗(道頓堀プロレス 10月5日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場)
ジョン・シナvsランディ・オートン(WWE 10月26日 テキサス州ダラス)
ルセフvsビッグショー(WWE 10月26日 テキサス州ダラス)
ブリー・レイ ディーボンvsアビス トミー・ドリーマー(TNA 10月12日 後楽園ホール)
グレート・ムタ TAJIRIvsグレート・サナダ ジェームス・ストーム(TNA 10月12日 後楽園ホール)
サモア・ジョーvsロウ・キーvsカズ・ハヤシ(TNA 10月12日 後楽園ホール)ベストシリーズ&興行候補
新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」10月13日 両国国技館
全日本プロレス「復活!ジャイアントシリーズ&旗揚げ記念シリーズ」10月8日 千葉・木更津市民体育館~29日山形・山形市総合スポーツセンター
NOAH「GREAT VOYAGE 2014 in YOKOHAMA」10月12日 横浜文化体育館
ZERO1「Days Of Thunder」10月17日 後楽園ホール
DDT「大森UTANフェスタ2014」10月19日 JR大森駅東口前広場
DDT「DDT Special 2014」10月26日 後楽園ホール
DDT、大日本、K-DOJO、ハードヒット「札幌プロレスフェスタ2014」10月12、13日 札幌テイセンホール
WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2014 初代王者決定トーナメント」9月12日 石川産業展示館3号館~10月8日 後楽園ホール
ユニオン「ユニオン感謝祭2014」10月11日 新木場1stRING
JWP「IMPROVE FORWARD」10月26日 ラゾーナ川崎
LLPW-X「ミスター女子プロレス生誕半世紀イベント~SUPER LEGEND~伝説から神話へ」10月11日 両国国技館
OZアカデミー「No Answer」10月13日 後楽園ホール
WAVE「Virgin coad」10月29日 後楽園ホール
センダイガールズプロレスリング「女子プロレスビッグマッチin新潟」10月18日 新潟市体育館
スターダム「STARDOM MASK FIESTA2014」 10月26日 新木場1stRING
ディアナ 10月5日 後楽園ホール
REINA女子「朱里祭り」10月30日 新宿FACE
華名自主興行「カナプロマニア:パーティー」10月7日 後楽園ホール
みちのくプロレス「みちのくふたり旅2014~タッグトーナメント~」10月4日 山形・鶴岡市羽黒体育館~13日 宮城・仙台市夢メッセ西館ホール
みちのくプロレス「東京大会Vol.5~一攫千金~」10月18日 新木場1stRING
FREEDOMS「旗揚げ5周年記念大会第二弾」10月16日 後楽園ホール
K-DOJO「K-UP IMPACT7」10月26日 新宿FACE
IGF「GENOME31」10月13日 愛知県体育館
東京愚連隊「東京MISSION『菊祭り』~菊タローデビュー20周年記念興行~」10月23日 新木場1stRING
天龍プロジェクト「2回 MIZUCHI-R公式リーグ戦」6月3日~10月7日 新木場1stRING
IWA JAPAN「不滅の飯屋魂」10月13日 後楽園ホール
ガッツワールド「ガッツワールド10周年記念特別興行~みんなで行こう!後楽園!!~」 10月12日 後楽園ホール
道頓堀プロレス「道頓堀プロレス1周年記念シリーズ~アニバーサリー2014~」8月31日 平野区民センター~10月5日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場
WWE「HELL IN A CELL」10月26日 テキサス州ダラス
TNA「BOUND FOR GLORY」10月12日 後楽園ホール
以上に決定しました
ベストバウトと興行賞に関しては選考した以外の試合や興行があればその他を投票していただき、投票したい興行をツイッターのRTで明記してください、確認されしだい1票とさせていただきます、明記のない票は無効。また今回の投票結果は発表まで非公開とさせていただきます、ご了承ください。投票受付開始は11月3日の午前0時から、締め切りは10日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています!
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潮﨑、三度目の正直ならず・・・ドーリングが三冠王者のままで年越しへ、青木と佐藤が絆を確かめ合いジュニア活性化へ
10月29日 全日本プロレス「全日本プロレス旗揚げ記念シリーズ」山形市総合スポーツセンター 1535人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇試合前◇
吉村和文会長「馬場さんが亡くなって15年が経ちました。日本のプロレスの王道は馬場さんが作られたと確信しています。それを秋山社長が引き継いでみんなが同じ船に乗っています。山形の皆様にはこれからも全日本プロレスを応援していただきたいですし、全国の皆さんに本物のプロレスが全日本プロレスに宿っていると理解して頂きたいです」◇第1試合◇
▼20分1本
○SUSHI (6分27秒 逆エビ固め)X野村直矢
◇第2試合◇
▼30分1本
○石井慧介 高尾蒼馬(10分50秒 片エビ固め)鈴木鼓太郎 X中島洋平
※ニールキック
【鼓太郎の話】「(青木が世界ジュニア戦線からの追放を宣言していたが?)挑戦させないんだったら、挑戦を受けざるを得ないようにもっていくだけですね。チャンピオンだからいいんじゃないですか。そう言う権利はある。でも俺が受けざるを得ない状況に持っていけば、お前とはやらないとは言えないでしょう。前回負けた時から再挑戦は言ってきたわけで、途中、土方選手のGAORAの挑戦はもちろんチャンピオンとして、あんなまっすぐな気持ちを言われたら逃げたくないし、受け止めたい。かといって世界ジュニアの戦いを抜けるわけじゃない。男としてあの気持ちはすかすわけにはいかないし、それ以上の気持ちで受け止めたいしね。やるのはおそらく次のシリーズ。最強タッグ出るつもりでいたけど、全敗という結果になってしまった。かといって普通に組まれたカードをこなすのはテーマがない。動かせるものがないか考えた時、俺が持ってるGAORA。健斗は最強タッグ出るからアジアは動かせないし、青木も出るから世界ジュニアを動かせない。(土方との戦いで内容を残して認めさせる?)あいつを納得させるにはGAORAの試合の内容ではなくて、もっと何か大きなものだと思う。直接獲るのもそうだし、もっと違う大きな何かをみせれば。挑戦受けないとは言っていられないと思うんですよね。ジュニアタッグリーグ中に直接獲って再挑戦認めさせようと思ったけど、さすがチャンピオン。なかなか俺の思ったように獲らせてくれない。俺と洋平が何も結果を残せなかったから。今回のEvolution同士の世界ジュニアは物凄く悔しい気持ちでいっぱいですよ。(最強タッグ中に青木と当たる可能性もあるが?)まだ発表されてないけど、当たるとなれば確実に狙っていきたい。青木は佐藤選手と取り合ってもいいと言ってたけど、お客さんが見たいのは間違いなく青木vs佐藤じゃない。あいつの中でも分かってるんじゃないか。でも俺はGAORAやるって言ってるから気に食わないんでしょ。だったら受けざるを得ない状況にもっていくし、GAORA持ってたって世界ジュニアはできるわけだから。(青木がXceed中心で引っ張るという意味の説明を求めていたが?)引っ張るというのは全日本にあるベルトをXceed中心で回していく。全部のタイトルマッチにXceedが絡んでいく。今はそうしていかないといけない。だからEvolution同士の選手権は、お前らが全敗だったからいけないんじゃないかといわれたらそれまでだけど、俺が食い止めなきゃいけなかった結果ですよね。受けないって言葉をひっくり返すものを突きつけますよ」
◇第3試合◇
▼30分1本
○金丸義信 ウルティモ・ドラゴン(16分50秒 首固め)渕正信 X西村修
◇第4試合◇
▼30分1本
○真霜拳號 タンク永井(11分42秒 体固め)ゼウス XThe Bodyguard
※垂直落下式ブレーンバスター
◇第5試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第37代王者]○青木篤志(19分21秒 アサルトポイント)[挑戦者]X佐藤光留
☆青木が4度目の防衛に成功
【試合後の青木、佐藤】
▼青木「トペいこうと思った時、何か食らって、そこから覚えてるのは半分ぐらい。気づいたら絞められたり、絞られたりしたのはわかるけど…。ここにベルトがあるから勝ったということだとわかるけど」
――佐藤と戦って印象は?
▼青木「似てるよ。やったらやり返されるし、やられたらやり返す。いらないとこだけ似てるよ。今ここ、このタイミングで二人でタイトルマッチできるというのは全日本ジュニアの状況を表してると思うけどね」
(佐藤がやってきて)
▼佐藤「忘れないでくださいよ。握手する前もした後も気持ちは変わらないから」
▼青木「わかってるよ。俺らは仲良しこよしじゃない。さらに高めていくから」
▼佐藤「お互い考え方一緒ですね」
(二人が握手)
▼青木「この状況を他のジュニアは真剣に考えた方がいいよ。特にまだ挑戦したことない奴らは。俺じゃなく、一番はお客さんに認めさせろ。俺だってこのベルトに最初挑戦した時、『お前はまだ早い』って言われたんだ。それが悔しくて必死にやってきたんだ。言われないと言うことはそのときの俺以下。何か言って来い。言ってこないとこの二人でまたタイトルマッチやるぞ。それでいいのか!?」
――最強タッグへの意気込みは?▼青木「ない。俺は俺の戦いをするだけ。エントリーされたから1試合1試合、勝つためにやる。Evolutionの強さみせるためにね。他の出場チームは前のシリーズ、何やってた? タイトルマッチやっただけだろ!? 俺たちはタッグリーグやって、ここでタイトルマッチやったんだ。どっちが倒されるか、どっちが意識飛ぶかって戦いやったんだ。試合やってる意気込みが違うよ。一緒にすんな!」
――4度目の世界ジュニア挑戦だったが?▼佐藤「敗者は多くを語っちゃいけない。この試合の敗者だけど、お前ら何度、佐藤光留に挑戦されてるんだって話。全日本は好きだけど、俺、会社違うよ。パンクラスMISSIONだぜ。俺に好き勝手やられて何も思わない奴は(全日本の看板を)名札程度にしか思ってないってことだ。気持ちだよ! 魂だよ! 王者の魂だよ! 俺たちが苦労してタッグリーグ優勝して最強タッグ出場ってなったと思ったら、タンク永井って何だよ? 生きて帰さないよ。全部が悔しい。全部が腹立つ!」
▼青木「俺ら、そういう怒りを種にしてどんどん強くなるよ」
◇第6試合◇
▼旗揚げ記念試合/60分1本
○曙 秋山準 KENSO(17分33秒 体固め)諏訪魔 大森隆男 X宮原健斗
※ヨコヅナインパクト
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第50代王者]○ジョー・ドーリング(20分37秒 エビ固め)[挑戦者]X潮崎豪
※レボリューションボム
☆ドーリングが3度目の防衛に成功
【ドーリングの話】「今日のレボリューションボムは特別に強烈なやつをやってやった。(潮崎がやってきて『立て直してもう一回やるからな』と宣言して去ると)いつでもかかってこい。潮崎はグレートチャレンジャーだった。三冠がかかると俺もプレッシャーを感じるが、常に自分のベストを尽くしている。パワー、スピード、凶暴さ、その全てで俺にかなう奴はいない。誰も俺を止められないということだ」
【潮崎の話】「何度でもやるぞ。必ずまたこの高い三冠ベルト、この位置にいけるように立て直す。みとけ、あいつからベルトを獲るのは俺しかいない。このあと誰にも挑戦させない。実力でベルトを獲ってやる」
旗揚げ記念シリーズ最終戦の山形大会では馬場元子相談役だけでなく、吉村和文会長も来場、これからも全日本プロレスをバックアップすることを約束した。
メインは三冠王者のドーリングに王道トーナメントを制した潮﨑が挑戦、序盤からドーリングはパワーで圧倒し、潮﨑が逆水平で応戦するがドーリングも打ち返して、ジャーマンで投げ飛ばす。
先手を奪われた潮﨑は逆水平で反撃しフィッシャーマンズバスター、フライングショルダーはドーリングに叩き落されるも、後頭部へのローリング逆水平から、トラースキック、フライングショルダー、DDTと猛ラッシュをかけるが、ドーリングはショルダータックルで返しラリアットを連発し潮﨑を場外へと追いやる。
ドーリングの場外でのラリアットをかわした潮﨑はエプロンからダイブするも、キャッチしたドーリングは場外でのデスバレーボムを敢行、リングに戻ってもデスバレーボムからレボリューションボムを狙うが、潮﨑はフランケンシュタイナーで切り返す。
潮﨑は豪腕ラリアットを炸裂させるとトラースキックからゴーフラッシャーを決め、リミットブレイクを狙うが阻止したドーリングがスパインバスターを決め、潮﨑のエルボーや逆水平もエルボーやラリアットで返したドーリングはフライングボディーアタックで浴びせ倒し、最後はレボリューションボムを決め3カウントを奪いドーリングが防衛した。
潮﨑の三冠挑戦も三度目だが三度目の正直もならず、潮﨑が三冠王者になるのに何が足りないのか・・・
第5試合のEvolutuion同士の世界ジュニア選手権はグラウンドや打撃の攻防も互角の展開スタートも先手を奪ったのは佐藤、片足タックルから腰攻めを展開、青木も佐藤を場外へ出して起死回生のトペを狙ったが佐藤はハイキックで迎撃する。
ここから佐藤がキックで猛ラッシュをかけハイキックや顎へのエルボーでダウンを奪い、脇固めやグラウンド卍で青木を追い詰める。
劣勢の青木はセカンドロープからのダイビングエルボースマッシュで反撃し、ドロップキック、ミサイルキック、串刺しジャンピングエルボー、高速ブレーンバスター、低空ドロップキックと畳み掛けるが、ロープへ飛ばそうとした際に佐藤がロープを掴んで踏ん張るとアンクルホールドで捕獲、バックドロップやPKからチキンウイングアームロックで捕獲する。
青木は串刺し攻撃を狙う佐藤をカニ挟みで迎撃してから、後頭部への串刺しニーを炸裂させると、フロッグスプラッシュを狙うが佐藤が追いかけるも、青木は頭突きで返り討ちにしてから回転エビ固めの要領でパワーボムで叩きつけ、逆エビ固めで絞り上げる。
凌いだ佐藤はハイキックからジャンピングハイキック、ジャーマンから飛びつきフロントネックロックで捕獲するが、青木はノーザンライトボムで返すとラリアットからフロッグスプラッシュ、アサルトポイントと畳みかけ3カウントを奪い王座を奪取、試合後はバックステージで二人が握手をかわし、ジュニア活性化をアピールした。
三冠戦線はドーリングが独走状態、おそらくだが次期シリーズは最強タッグのため王者のままで年越しとなる。潮﨑も敗れた以上、社長である秋山自ら出陣するしかないか・・・
世界ジュニアも青木のままで年越しが濃厚、ただ気になるのは鼓太郎の存在、25日の三条大会で青木は鼓太郎に対して「鼓太郎には。世界ジュニア再挑戦とか自分で言ってたくせに、また違うベルト(GAORA王座)でどうのってやってるから、もう世界ジュニアの挑戦はなし。俺が持ってる限りはなしにした方がいいでしょ。」とジュニア追放を宣言したのに対し、鼓太郎も「挑戦を受けざるを得ないようにもっていく」としたことから再挑戦を狙うようだ。 -
スーパー宇宙パワーこと木村浩一郎さん死去
格闘家としてリングスにも上がり、スーパー宇宙パワーとして初期のDDTを支えた木村浩一郎さんが死去したことがWRESTLE-1のTAJIRIがツイッターで発表した、享年44歳。おそらくだが最後に公の場に出たのは『Dropkick』チャンネルでのインタビューだったと思う。
木村さんは既にFMWでデビューしていたが、自分が始めて試合を見たのはリングスからだったが所属でなかったことから定着することなく、当時またインディーバブルの時代であったことから新格闘技プロレスから転々、そして旗揚げしてまもないDDTに登場し素顔だけでなくスーパー宇宙パワーとしても活躍してKO-D王座を奪取、格闘家としてもヒクソン・グレイシーとも対戦した。
DDTを離れると女子格闘技にも携わるもレスラーとしてあWJやハッスルワールドなど転々・・・インディーを中心として活動したが、団体というテリトリーを渡り歩いたことを考えると、格闘家よりもプロレスラーだったというイメージが強い。早すぎる死は残念としかいいようがない、ご冥福をお祈りします。昨日、木村浩一郎さんが亡くなられたと、いま連絡をいただきました。 WNCにも2度参戦してくれました。 ご冥福をお祈りいたします。 木村さん、ありがとうございました。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2014, 10月 28木村浩一郎さん ご冥福をお祈り申し上げます。
— Yoshihiro Takayama (@Takayamado) 2014, 10月 28DDT創成メンバーの木村浩一郎さんがお亡くなりになられたと連絡がありました。旗揚げ当初、選手、関係者、お客さんに舐められない様にと本当のプロの厳しさを叩き込んでくれたのが木村さんでした。それがあったから今でもプロとして続けていく事ができたんだと思います。ご冥福をお祈りいたします。
— 高木三四郎 (@t346fire) 2014, 10月 28参ったなぁ、自分より若い方の訃報というのはショックであります。最後にお会いしたのは6月の北都プロレスの会場か。ここ数年、会うたびに痩せていたが、どこか悪かったのだろうか?木村浩一郎さんのご冥福をお祈り申し上げます。
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2014, 10月 28木村浩一郎さんが亡くなったと連絡があった。急過ぎる。またどこかで会えると思っていたのに。若手の頃西日本プロレスでご一緒させて頂き、その後も可愛がって頂きました。御冥福をお祈り致します。
— 菊タロー (@kikutarochan) 2014, 10月 28 -
10月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった10月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、11月3日の午前0時から投票受付を開始します。
11月1日 午後9時00分ノミネート発表→午後10時にノミネート発表を変更
11月3日 午前0時投票受付開始
11月10日午前0時投票受付終了 結果発表
よろしくお願いします! -
丸藤の虎王を耐えた小島の豪腕が炸裂!中嶋がハイキックで森嶋をKO!10月26日 NOAH「グローバルリーグ2014」博多スターレーン
<アピールコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○北宮光洋(4分32秒 卍固め)X熊野準
◇第2試合◇
▼「超危暴軍 vs Crazy Dynasty」/20分1本
○拳王 大原はじめ(7分53秒 片エビ固め)スペル・クレイジー Xペサディーヤ
※ドラゴンスープレックス
◇第3試合◇
▼「Battle for the Purpose」/30分1本
○モハメド ヨネ 石森太二 小峠篤司(9分5秒 片エビ固め)シェイン・ヘイスト マイキー・ニコルス X田中純二
※キン肉バスター
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
齋藤彰俊 ○原田大輔 平柳玄藩(6分38秒 回転片エビ固め)小川良成 Xザック・セイバーJr. コルト“Boom Boom"カバナ
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○永田裕志(10分50秒 バックドロップホールド )[2敗=0点]Xクワイエット・ストーム
【永田の話】「(ストームはどうだった?)気持ちも入ってて、体型以上の圧力は感じたけど、この俺様にかかったら、こういう結果になるのは最初から分かってた。(2勝目だが?)最初から外国人選手を3戦連続で当ててきて、俺の様子とか調子を見てみようっていうノア側の魂胆なのかもしれないけど、結果はともかく良い仕上がりなんじゃないの? 初戦のヒーロー戦は、相手を掌(てのひら)の上に乗せながら、相手の力を9出させて10の力で仕留めた。2戦目のニコルス戦は、もうダメだ…とノアファンを神にも祈るような気持ちにさせて、最後は俺の負け。まぁハッピーエンドにしちまったけど、それも俺の“腕"だったと思うよ。そして今日は俺を相手にあそこまでムキになってきたクワイエット・ストームがいた。ノアの選手はあぐらかいて見てるだけか? 俺が最初に乗り込んできた時は、そんなことは無かったんじゃないのか?(次はマイバッハだが?)俺にヘタなことしてみろ。次はマスク剥ぎとって、アイツの顔をあらゆるメディアを通じて全世界に晒してやる。まぁ、ここからゼアッ!」
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○田中将斗(10分7秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]Xマイバッハ谷口
※スライディングD
【田中の話】「(4勝目を上げたが?)リーグ戦も5試合終わっとる。俺からしたら、もう折り返しは過ぎてる。全勝するつもりで来たけど4勝1敗。残りは2試合。簡単にはいかれへんとは思ってるし、俺も今日でノアの九州巡業は離れるけど、また九州戻ってきて電流爆破もあるし、他団体でのシングルマッチ(※W-1でのKAI戦)もあるし。ただ、それを乗り越えられるだけのスタミナもコンディションもあるっちゅうことは、みんな分かってることやと思うし。今の時点で単独トップやってことは間違いないし、残り負けへんかったらええってことやからね。予選落ちでも論外、準優勝でも論外。ここに出ることで応援してくれてる人が何を期待してるかって言ったら優勝しかあらへんわけやから。どんなに惜しかろうが優勝できなかったら関係ない。(マイバッハはどうだった?)体大きい分、一発一発はキツいけど、大振りな分、こっちは連発すればいい。スライディングDには絶対の自信を持ってるし、前回シングルではテーブルの上に沈められたから、そういうのも警戒していったし。ただ、グローバル・リーグ戦の名のもとにエントリーしてるからには、全員が優勝候補じゃないとダメだと思ってるから、そこを乗り越えられたことは、ほっとしてますよ。(次は永田戦だが?)久々やけど、杉浦さんも永田裕志も年齢はそんなに変わらないからね。キャリアもそう変わらんし。2人とも年上であってもコンディションを作ってる。そこは認めてるし、リスペクトする部分もあるけど、そこを乗り越えていかなアカンわけで。永田さんとは、シングルでも勝ち星を先行されてるんで、久々のシングルマッチでもこれ以上、差を広げられたくないし。簡単に勝たせてもらえないことは分かってるけど、スライディングD一発でダメなら二発でも何発でもぶち込んでいきたい。特にスピードでは負けてへんと思ってるんで、スピードを生かしていきたいですね」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○杉浦貴(12分7秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]Xクリス・ヒーロー
※オリンピック予選スラム
【杉浦の話】「(エルボー合戦を制したが?)うん。覚悟はしてたけど、強烈だね。でもエルボーでは負けたくない。(ヒーローは予想以上に強くなっていた?)そうだね。もう十分に実力はあると思うよ。(これで2勝目だが?)優勝するためには、もう負けられないから。あとは全勝。(同ブロックでは田中が独走しているが?)周りのことは気にしない。とにかく優勝するためには負けられない。(あすはヨネ戦だが?)覚悟が違うところをみせたいね。何度も言うけど、俺はもう一度トップに立って(ベルトを)背負いたいと思ってる。そういう意味での覚悟をみせるリーグ戦でもあると思ってるから」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○中嶋勝彦(13分34秒 片エビ固め)[2敗=0点]X森嶋猛
※右ハイキック
【中嶋の話】「(見事に森嶋を破ったが?)良かったっす! うれしい。このリーグ戦、今日もそうですけど毎日毎日が、自分のプロレスの“変わり目"であるように感じますね。自分が変化、進化してきているのをビンビン感じるし、長年大きな壁だった森嶋猛を倒せたのは何よりの進化の証です。今回のリーグ戦は、自分の歴史の中でも大きな意味のあるリーグ戦になってると思います。(丸藤、森嶋を破ったことで優勝が現実味を帯びてきたのでは?)そう思っても、毎回いつも届かない。だからしっかり目の前にある相手を倒していきたい。次のカバナ戦でも一戦一戦、ベストを尽くしていきたい。ただ、森嶋猛の壁を初めて破れたのは、僕にとって凄く大きな意味があること。ただ、ここで止まっていられないので、その先にある頂点をしっかり見据えていきたいと思います」
◇第9試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2014」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=4点]○小島聡(14分41秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]X丸藤正道
※ラリアット
(試合後)
小島「博多のノアファンの皆様、お久しぶりです。新日本プロレスの代表として、このグローバル・リーグ戦にやってきました小島聡です。新日本プロレスの代表として出るからには、このグローバル・リーグ戦にかける思いは福岡ドームより大きいです。グローバル・リーグ戦、盛り上げていきましょう。いっちゃうぞバカヤロー!」
【小島の話】「(試合を振り返って?)丸藤がGHCヘビー級のチャンピオンということは、そのチャンピオンに勝った俺という存在は、いったいどういう存在なのか君達に分かるか!? GHCヘビー級のチャンピオンにタイトルマッチでも勝ってしまうかもしれない存在。そういうことだ。いつでもGHCを獲れる準備はできてる。俺にとって今回のグローバル・リーグ戦は、新たなリーグ戦におけるチャレンジだ。俺はな、あらゆるリーグ戦というリーグ戦をすべて勝ち上がってきた。リーグ戦の“生きるレジェンド"だ。その(伝説の)中に、このグローバル・リーグ戦も加えてやってもいいんだぞ? ありがたく思え。ノア、そしてグローバル・リーグ戦!」
グローバルリーグ戦は博多大会、まず永田はストームと対戦、永田は執拗な右腕攻めを展開するが、パワーで跳ね除けたストームはクロスフェースで絞め上げる。
ストームはラリアットを狙うが永田はカウンターのエクスプロイダーで返すとネックスクリューで流れを変えるが、垂直落下式ブレーンバスター狙いはストームが逆に投げ、フィッシャーマンズバスターで永田を追い詰める。
しかしラリアット狙いは永田がフロントハイキックで迎撃すると、大☆中西ジャーマン、垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛け、最後は浴びせ蹴りからのバックドロップホールドで3カウントを奪い公式戦2勝目を飾る。
田中はマイバッハと対戦、開始早々マイバッハが刺又攻撃を仕掛けるが、田中は怯まず逆にスライディングDを狙うも、かわしたマイバッハが場外へ逃れると深追いした田中を痛めつける。
しかしリングに戻った田中はエルボー、垂直落下式ブレーンバスター、ラリアット、スイングDDTと畳み掛ける。
マイバッハブレスを雪崩式ブレーンバスターで阻止した田中がスーパーフライからスライディングDを狙うも、マイバッハはノド輪でキャッチしてチョークスラムで叩きつけると、再度マイバッハブレスを投下する。
クリアした田中はマイバッハボムをスルーするとエルボーの乱打、裏拳、ローリングエルボー、垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛けると、最後はスライディングラリアットからのスライディングDで3カウントを奪い公式戦4勝目、Bブロック単独首位となる。
杉浦はヒーローと対戦し、杉浦はエルボー封じの右腕攻めを展開するが、フロントハイキックで反撃したヒーローがローリングエルボーを浴びせ、杉浦もニーで反撃するがヒーローはエルボー一発で流れを変える。
ヒーローはローリングエルボーを連発するが、杉浦は張り手で迎撃するとドラゴンスープレックスからの鬼エルボーの乱打で動きを止め、最後はオリンピック予選スラムで3カウントを奪い公式戦2勝目を飾る。
セミは森嶋vs中嶋、ミサイルキックを狙う中嶋をデットリードライブで落とした森嶋がヒップアタックから重爆攻撃で先手を奪い、中嶋もミドルキックで反撃するが、森嶋の重爆攻撃の前に主導権を奪えない。
中嶋はカニ挟みで森嶋を転がすと、ターンバックルごと森嶋の顎を蹴り上げ、バックドロップで叩きつけるが垂直落下式ブレーンバスターとジャーマン狙いは投げることが出来ず、勝負と見た森嶋はラリアットからバックドロップを狙う。
中嶋は踏ん張るが、森嶋はモリシハンマーを乱打してからラリアットを狙うと、中嶋はハイキックを浴びせて3カウントを奪い逆転勝利を収める。
メインは丸藤が小島と対戦、逆水平合戦を競り勝った丸藤が小島の右腕攻めを展開するが、小島もマシンガンチョップからの”いっちゃうぞ”エルボードロップで反撃する。
丸藤は無重力ジャンプ式の顔面踏みつけ攻撃、トラースキックと流れるように攻めたてるが、時間差ロープワークからの追い越しラリアットは小島が丸藤の腕にカマイタチラリアットを浴びせ迎撃する。
丸藤は小島の串刺し攻撃をコーナーを背にしたジャンピングハイキックからトラースキックコンポで迎撃すると不知火を決めるが、ホールシフト狙いは小島が垂直落下式ブレーンバスターで返し、ラリアットを狙うと丸藤は虎王で迎撃する。
丸藤は勝負と見て再度虎王を狙うが、今度は小島がラリアットで迎撃し、最後はトラースキックで抵抗する丸藤にラリアットで3カウントを奪い公式戦3勝目を飾る。
リーグ戦はAブロックが小島、中嶋が3勝でトップ、2勝の関本が追う。Bブロックは4勝の田中が単独トップ、2勝の杉浦、永田が追う展開となり、現時点では他団体勢が躍進している。
NOAH勢はGHC王者の丸藤は負けが先行し、森嶋は2連敗スタートと厳しい展開となった、他団体勢が猛威を振るう中でNOAH勢は巻き返しなるか?
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ケニー、最後に黄金の雨を降らせDDTに別れ・・・、王座防衛したHARASHIMAにじゃんけんで勝ち上がった高尾が挑戦へ!
10月26日 DDT「DDT Special 2014」後楽園ホール 2200人 超満員札止め
<アピールなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼10分1本
○MIKAMI (4分19秒 スク〜ルボ〜イ)X勝俣瞬馬
▼10分1本
△佐々木大輔(10分00秒 時間切れ引き分け)△入江茂弘
◇第1試合◇
▼30分1本
○大石真翔 赤井沙希(6分35秒 エビ固め)ヤス・ウラノ Xチェリー
※ミラクルエクスタシー
◇第2試合◇
▼30分1本
KUDO ○マサ高梨(7分10秒 エビ固め)石井慧介 X高尾蒼馬
※タカタニック
◇第3試合◇
▼30分1本
○遠藤哲哉(3分38秒 首固め)X平田一喜
◇第4試合◇
▼30分1本
○坂口征夫(2分57秒 腕ひしぎ逆十字固め)Xスーパー・ササダンゴ・マシン
◇第5試合◇
▼ドラマティック壮行試合〜ケニー・オメガDDTラストマッチ〜/30分1本
飯伏幸太 ○ケニー・オメガ(25分43秒 片エビ固め)X男色ディーノ 竹下幸之介
※ゴールデンシャワー
(試合後 高木からケニーにDDT選手からのメッセージがかかれたDDTタオルをプレゼント。)
ケニー「私はどこにいってもDDTの魂で試合をやるんだよ。6年間でDDTで試合をやって私のキャリアのベストはここでやった。それは絶対忘れない。ファン、友達というだけじゃなくて私の家族なんですよ。だから私が新日本にいっても応援してください。すごいさびしいんですけど大成功、なんのため? 私は新日本で絶対頑張る。ありがとう」
◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合/オンリーギブアップ/60分1本
[第30代王者]○彰人(13分38秒 変型サソリ固め)[挑戦者]Xアントーニオ本多
☆彰人が2度目の防衛に成功
◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第48代王者]○HARASHIMA (15分21秒 体固め)[挑戦者]X木高イサミ
※蒼魔刀
☆HARASHIMAが5度目の防衛に成功
(試合後)
HARASHIMA「(退場していくイサミに)イサミ、負けたらDDTに出ないとか、いいよ関係ないよ。そんなのね、知らないよ。楽しかったから、また何度でもやろうよ! 勝手にそんなルール作んなくていいから、また何度でも対戦しよう! 楽しかったよ、ありがとね、イサミ!」
鶴見亜門GM「(あまりのさわやかさに)HARASHIMAさん、なんなんですかアナタは。すごい試合でした、おめでとうございます。次のタイトルマッチは11月30日、後楽園ホール大会になります。そこで挑戦する選手なんですが、この方法で決めたいと思います」
(スクリーンにジャンケンが表示)
鶴見亜門GM「というわけで毎年この時期恒例、じゃんけんで次の挑戦者を決めます」
★1回戦
○遠藤VSササダンゴ●
○大石VS坂口●
○竹下VS高梨●
○ヤスVSアントン●
○平田VSKUDO●
○高尾VS彰人●
○チェリーVS赤井●
○石井VSディーノ●
★2回戦
○大石VS遠藤●
○ヤスVS竹下●
○高尾VS平田●
○チェリーVS石井●
★準決勝
○ヤスVS大石●
○高尾VSチェリー●
★決勝
○高尾VSヤス●
(これを受け、11・30後楽園で高尾がKO-D無差別に挑戦することが決定)
高尾「総選挙が終わり、緊張がなくなったと思ったら、また緊張が始まりました。でも、KO-Dのシングルは2011年に3年前にやった限りずっとやってないので、またこういうチャンスが得れたってことは素直に喜んでます。HARASHIMAさんとはシングルで何回かやったことあるんですけど、まだ勝てたことがないので、勝ってそのベルトを巻きたいです」
HARASHIMA「いまから緊張してどんすんだよ! じゃんけんで勝ち上がるってのは運もあるよ。運も実力のうちだから、高尾は普通にね、いろんな団体に出て実力を上げてるよ。強くなってるよ、確実に。じゃんけんでも勝ったし、運もあるよ、強いよ。でもね、僕のほうがね、もっともっと強いんだよ。タイトルマッチ、楽しみにしてるよ。11月の高尾とのタイトルマッチ、絶対僕が勝ってやるさ~、(観客『なんで~』)12月もタイトルマッチあるけど、それも勝ってやるさ~!(観客『なんで~!』)さいたまスーパーアリーナまで、突っ走ってやるさー!(観客『なんで~』)なんでかって? それは、鍛えてるからだー!」
DDT総選挙20位までの選手が参戦する「DDT Special」が行われた。
第5試合は新日本プロレスへの移籍が決定したケニーの壮行試合が組まれ、飯伏とのゴールデン・ラヴァーズでディーノ、竹下組と対戦しエニウェアフォールマッチとして行われ、序盤はじっくりとした攻防でスタートするが、戦場が場外へと変わると試合が動き、飯伏と竹下は売店、ケニーとディーノは通路で乱闘を展開、会場内に戻った飯伏は竹下を台車に乗せてケニーを押し込むと飯伏がキック、ディーノにも同じ攻撃を浴びせるが、ディーノも2人に股間クローで応戦してキスさせる。
飯伏はディーノに入場ゲートを使ってムーンサルトアタック、リング内のケニーも竹下にクロスボディーを浴びせ、得意の連係で大攻勢をかけ、ディーノ組は大石が介入してコーナーにケツ出しをするも、ディーノがケニーに男色ドライバーを敢行し、大石と同じようにコーナーにケツ出しするも、ケニーは竹下をディーノのケツにぶつけ、ケツにパワーボムを敢行するも、大石はそのまま放置される。
ここで勝負とみたラヴァーズは竹下にPKこころを決めるが中澤マイケルがカット、マイケルは「この試合が終わったらケニーが新日本いっちゃうんですよ! 終わらせるわけにいかない」とDDTに引きとめるためにベノムアームを狙うが、飯伏がハイキックでKOして蹴散らす。ラヴァーズは竹下に波動拳からのジャーマンのおなじみの連係から、再びPKこころを決めるが、今度は遠藤がカットに入り「いかないでよ! ケニーさんが寮から出ていったらどうなるんですか!」と引きとめるも、飯伏はパンチでKOする。
ラヴァーズはディーノにもPKこころを決めるが、今度はヨシヒコが登場、マイケルは「こいつも、このケニヒコも、オマエがDDTにいてほしいと言ってるんだよ! 第一さ、新日本にいったらこういう試合できないよ。いいのかな~、ケニヒコをどうするのかな」と代弁、ヨシヒコはラヴァーズに襲い掛かって苦しめるが、最後はケニーがディーノに高速ドラゴンスープレックスからコーナーに放置された大石のケツにぶつけると、最後は片翼の天使から飯伏との合体ゴールデンシャワーを決めて3カウントを奪い、壮行試合を勝利で飾った。試合後は高木三四郎大社長からDDT所属選手からのメッセージが書かれたタオルをプレゼントし、「私はどこにいってもDDTの魂で試合をやるんだよ。」と挨拶、6年間に渡って上がってきたDDTのリングに別れを告げた。
メインはHARASHIMAのKO-D王座に総選挙2位のイサミが挑戦、試合の先手を奪ったのはHARASHIMA、ストマックブロックから腹部へ集中砲火を浴びせイサミのスタミナを奪いにかかる。
しかしイサミも串刺し攻撃から空中戦で反撃するが、ダイビングボディーアタックはHARASHIMAが剣山で迎撃、HARASHIMAはロープ越えのギロチンドロップを狙うが、イサミはかわしてスライディングキックでHARASHIMAを場外へ出すとトペを浴びせる。
リングに戻ったイサミは勝負と見て勇脚からラ・ミスティカ式の六八九、ファルコンアローと畳みかけ、山折りからの蒼魔刀を狙うHARASHIMAにカウンターのニーを浴びせるが、かめはめ波はHARASHIMAがハイキックで迎撃すると、リバースフランケンから蒼魔刀を決めるも、つるべ落としはイサミが着地してニーや後頭部に勇脚を浴びせる。
イサミは勇脚・斬を決めるがクリアしたHARASHIMAがつるべ落としからの蒼魔刀で3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後には次期挑戦者を決める“じゃんけん”が開催され、決勝で高尾がヤスを降し11月30日後楽園で挑戦が決定した。ドリフの中では高尾が遅れを取っていただけに、高尾にしても下克上のチャンスでもある。セミのエクストリーム選手権はオンリー・ギブ・アップマッチで行われ、彰人はアントンの脚、アントンは彰人の腕と互いに一転集中攻撃を展開、アントンはアナコンダバイスまで披露して彰人を苦しめるが、卍固めは彰人が必死で阻止、アントンは腕十字を狙うが彰人はサソリ固めで返し腕も決めて絞めあげアントンはタップ、彰人が王座を死守。
そして11月12日後楽園で行われる「スマイルクラッシュ!主催興行」のカードが発表され、ヤスvsDDT初参戦のケンドー・カシン、HARASHIMA&彰人vs高木三四郎&真壁刀義が発表された。
驚いたのはカシンの参戦、全日本ではドリフ勢とはニアミス程度だったがDDTとの接点はあまりなかった。初参戦のDDTでカシンワールドをどう展開するのか?