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飯伏がHARASHIMAを破りKO-D王座奪取、マイケルがDDTに別れ、高木大社長がデビュー20周年・・・DDT初のたまアリも涙と感動が詰まっていた2月15日 DDT「さいたまスーパーDDT 2015」さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ 6500人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク初代王者決定戦/60分1本
星誕期 ○福田洋(6分12秒 首固め)DJニラ X伊橋剛太
☆伊橋が初代王者となる
◇第0試合◇
▼15分1本
○樋口和貞 河村知哉 岩崎孝樹(6分40秒 カナディアンバックブリーカー)中津良太 鈴木大 X梅田公太
◇第1試合◇
▼「曙軍vsヨシヒコ軍」全面対抗戦/30分1本
○曙 大鷲透 平田一喜(12分15秒 体固め)ヨシヒコ Xアントーニオ本多 グレート小鹿
※ランニングボディプレス
◇第2試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権バトルロイヤル/時間無制限
○アジャ・コング(13分44秒 片エビ固め)X赤井沙希
※垂直落下式ブレーンバスター
☆アジャが第1020代王者となる
【退場順】[1]X久保佑允(映像班)[2]X勝俣瞬馬[3]X佐藤光留[4]Xベルナール・アッカ[5]X相島勇人[6]Xヤス・ウラノ[7]X高尾蒼馬[8]Xゼウス[9]X松永智充[10]X大石真翔[11]赤井沙希
◇第3試合◇
▼テレビ埼玉presents DDT EXTREM級選手権試合 ルールランブルマッチ/60分1本
[挑戦者]○X=旭志織 (10分1秒 回転エビ固めwithロープ)[第30代王者]X彰人
☆彰人が6度目の防衛に失敗。X=旭が第31代王者となる
◇第4試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]KUDO ○坂口征夫 マサ高梨(10分16秒 コブラクラッチ)[第15代王者組]バラモンシュウ バラモンケイ Xゴージャス松野
☆バラモン兄弟&松野組が3度目の防衛に失敗。酒呑童子が第16代王者となる
◇第5試合◇
▼スーパーTLCマッチ/30分1本
○高木三四郎 葛西純(12分20秒 カバン奪取)石井慧介&入江茂弘 佐々木大輔&宮武俊 MIKAMI&石川修司
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ〜愛の記憶〜/30分1本
○男色ディーノ(12分40秒 漢固め)X中澤マイケル with 松崎しげる
※男色デストロイ
【ディーノの話】「見ての通りなんだけど、ひとつだけ私の中で残ったものと言えば、しげるはやっぱりこっち(ゲイ)だったということ。ついつい今まで隠していた性の衝動が出ちゃったんでしょうね。私と対戦することで。次は私としげるが雌雄を決しなきゃいけないかもしれないわね。今日の私の収穫は、しげるがカミングアウトしたってことです。それはマスコミの皆さん、堂々と報じてください」
【試合後の中澤&松崎】
▼中澤「ありがとうございました。勝てなかったですけど」
▼松崎「いつからシンガポールに行くの?」
▼中澤「19日に出発しようと思っています」
▼松崎「すぐだね。でも嫁さんは大丈夫だね。一緒に行けるね」
▼中澤「松崎さんの歌の力で。ありがとうございました。途中で勝ちたくて勝ちたくて、汚い手を使っていたところで松崎さんの喝があったから、僕もやり直すことができました。ありがとうございます」
▼松崎「面白いねえ。みんなそれぞれのジャンルで活躍しているというのは。その体を保つには、マイケルのところに行ってトレーニングするのが一番だね。ということは、シンガポールに行って、かなり会員数もいるんじゃない?」
▼中澤「かなり繁盛しています」
▼松崎「新たなことを始めるっていうのは大変なことだけど、スポーツに精通してるもんね」
▼中澤「今日の試合のおかげで頑張れそうです。ありがとうございました」
◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○桜庭和志(7分13秒 サクラバロック)Xスーパー・ササダンゴ・マシン
【ササダンゴ・マシンの話】「これがDDTワールドであったり、マッスルの世界観であったりとか、実はそうじゃなくて。これが桜庭和志というプロレスラーの世界観だったとしたら…。自分の得意だと思っていた試合というか、プロレスでも、僕はいろんなところで桜庭さんにかなわなかったなという気持ちが一番強くあります。そういう意味では本当に悔しいし、プロレスの大きな流れとは関係ないかもしれないですけど、俺は絶対にあるべきだと思っている、面白いと思っている、これもプロレスの一つだと思っているこのジャンルは、まだまだ追求していかなきゃいけないんだなって。ここは全然ゴールじゃないです。みんなが言っている通り、途中の途中の途中なんで」
◇第8試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]関本大介 ○岡林裕二(19分51秒 片エビ固め)[第50代王者組]竹下幸之介 X遠藤哲哉
※ゴーレムスプラッシュ
☆竹下&遠藤組が5度目の防衛に失敗。関本&岡林組が第51代王者となる
(試合後)
GM「関本さん、岡林さん、ベルト奪取おめでとうございます。悔しいですが、すごい試合でした。初防衛戦は3月29日、後楽園大会を予定しております。戦前、DDTの全チームと闘いたいとおっしゃってましたが、最初に闘いたい人はいますか?」
岡林「もう誰でもいいです。どこのチームでもいいです、かかってこい」
GM「では3月29日後楽園大会、挑戦者なんですが…」
(ここで松崎しげるさんが「愛のメモリー」に合わせて関本&岡林を祝福)
「新しいチャンピオンよ、次の防衛戦をあなたに〜♪次のチャレンジャーは、この二人しかいないよ〜。ディーノとササダンゴだよ〜♪」と続けると、ディーノ&ササダンゴがステージに現れ、挑戦を意思表示した。まさかの展開に新王者となったばかりの関本と岡林は唖然とするばかりだった。
【試合後の関本&岡林】
▼関本「獲りました! いやあ、強いですね。身体能力が凄いです。力も強いし。身体を見ればわかりますけど、トレーニングを1秒も怠ってないなと感じました。試合をしてて、日々の鍛錬を凄く感じました。でもね、俺らだって負けてないんだよ。今日も気持ちの部分でね」
▼岡林「ベルト獲りました。今日は120%の力を出せたと思います。ところどころで決めに行っている技が失敗したりしましたけど、自分の中では120パーセントの力で行けたと思っています。対戦相手も120パーセントで来ると言ってましたけど、絶対にベルトを守ってやるという気持ちが出ていたと思います。僕たちも絶対に獲ってやるという気持ちで行ったんで。それが今回は勝ったんじゃないですかね。本当にやっと獲れたという感じです。どんどん防衛していきます」
――初防衛戦の挑戦者がディーノ&ササダンゴ・マシン組に決定したが?
▼関本「ビックリしたな(苦笑) 松崎しげるさんだったから、聞き入っちゃって。男色ディーノとササダンゴ・マシンが一筋縄ではいかないってわかっているので。俺らも力一辺倒じゃ押し切れないかもしれないし、そこは気をつけなきゃなと。ちょっと相手の動きを勉強しなきゃダメだね」
▼岡林「そうですね。でも、相手が誰であれ、僕と関本さんはいつも通りの戦い方でいきたいと思います」
◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者/DDTドラマティック総選挙2014・1位]○飯伏幸太(22分44秒 フェニックス・プレックス・ホールド) [第48代王者]XHARASHIMA
☆HARASHIMAが8度目の防衛に失敗。飯伏が第49代王者となる
(試合後には山里亮太さんが飯伏に勝利者インタビュー。)
飯伏「(おめでとうございます)ありがとうございます。(初めてのさいたまスーパーアリーナ大会のメインにふさわしい素晴らしい試合でしたが、試合を振り返って)本当にきつかったけど、楽しかった。勝てて、本当によかったです。(相手のHARASHIMAは?)DDTを長く守ってきたという…本当に強かったです。(次の防衛戦は3月21日春日部大会になります。闘いたい相手はいますか?)もうすか。(もうです)そうですね、久々にヨシヒコとやりたいですね。(最後にファンのみなさんに一言)きょうは本当に、本当に、本当に、ありがとうございました!」
(自身のテーマに乗って飯伏は退場。花道上のステージ上に立つ)
飯伏「また同じなんですけど、きょうは寒いなか本当にありがとうございました。6年前にDDTはこれから出発ですって言ったんですけど、さらにさらにでかくなって、これからDDTは再出発します!」(すると飯伏は花火)
飯伏「もっともっともっと、でかくなるぞー!!」(と叫ぶとパイロの演出から「イントゥ・ザ・ライト」が流れエンディングとなった。)
その後、控室の模様をスクリーンで中継。バックステージのHARASHIMAのもとに飯伏がくると握手を求めるが、HARAはそれに応じるグーで返す。やがて飯伏もグーになり、拳をぶつけあった。すると、そこにマイケルと佳耶子さんが登場。取り乱した様子の佳耶子さんは「シンガポールいかない!」と去って行きマイケルは「え!? 僕は最後まであきらめませんよ。次は、その時までさよなら、さよなら、さよなら」で終了となった。
【飯伏の話】「久々にきつかったですね。しんどかった。でも勝てたんで、それは本当に嬉しいですね。正直、この1、2年ぐらいDDTでタイトルに絡むことがほとんどなかったので。久々にシングルのKO-Dに絡むことができて、こんなにきついものだったかなっていう。それを一番感じました。でも、自分は外でいろいろ経験を積んできたんで。それが本当に役に立ったと思います。(新日本のビッグマッチを経験してきたが、DDTもそれに引けを取らない内容になってきた?)もちろんそうですね。どのタイトルマッチも自分は全力でやっているし、それは団体関係ないです。(自分の中でKO-D王座をどう捉えている?)自分の中ではもっと外に出てもいいのかなという部分はあるんですけど。まあ、難しいですね。でも全然他の団体と比べても変わらないし、物凄いベルトだと思います。(どういう王者としてやっていきたい?)今までにない感じのチャンピオン像というのがあるんで。それは前回ちょっと失敗したんで、また一発目でヨシヒコとできたらいいかなと。6年前にやりたかったことをやろうかなと。(他の人とは違うチャンピオン像とは?)ヨシヒコ戦でその辺はわかるんじゃないですかね。やりたいんでぜひ。(HARASHIMAに対しては?)凄かったですね。前回やった時よりも、プロレスのスキルが全然違いました。本当に強かったです。きつかったですね。でも楽しかったです。(フェニックスプレックスは狙っていた?)もちろんやるタイミングがあれば。フェニックススプラッシュを避けられたんで。チャンスがあればやろうと思ってました。パワーは前よりも全然上がっているんで。(さいたまSAという会場については?)6年前が初両国のメイン、3年前が武道館のメイン。そして今年はさいたまSAでメインを張れたのは、本当に嬉しいですね。3年ごとに締めくくりで変わってきているので、これでまた自分が変われればいいなと思います。(この会場で手持ち花火をしたチャンピオンは初めてだと思うが?)最高に気持ちよかったです。最高でしたね」
【HARASHIMAの話】「負けですね。5年半前の最後に一騎打ちして、この5年半やっときたチャンスだったんですけど、結果的には5年半前と同じ技で敗れて。本当に悔しいですね。情けないですね、自分が。(序盤から勝利に向けての執念が伝わってきたが?)勝つ気がなくて試合をすることなんてありますか? 僕は勝つために試合をしているので。絶対に今日は負けちゃいけない試合だったんで、悔しいですね。最後の対戦から5年半、DDTを守ってきたという自負があって。結果的に今日勝てなかったのは悔しいです。でも、これでトータルで言うと2勝2敗なんですよ。結果だけで言えばイーブンなんで、次は完全決着でやりたいですね。(飯伏の印象は?)非常に強いですね。素晴らしい選手です。強かったですよ。(前回と変わっていた部分は?)あの時より強くなってますね。あの時より5倍は強くなっていると思います。(前回は最後に握手を交わしていたが、今回は最後まで拒否したのは?)思い返せば前回はベルトを巻いてあげたりしてましたね。初めての両国でベルトを獲られて、5年半経ってリベンジのチャンスが来て。やっときたチャンスを逃した悔しさですね。それは彼に対する悔しさというか、自分のふがいなさというか。あそこで素直に握手っていうのは、彼に対しては悪いかもしれないですけど、自分の中ではできなかったです。(今後は当然ベルトを狙っていく?)もちろん。より鍛えて絶対に挑戦します。ベルトを奪い返します。5年半という時間はもうかけません」
DDTがたまアリこと、さいたまスーパーアリーナのコミュニティセンターでビッグマッチを開催、メインはDDTドラマティック総選挙2014・1位の飯伏がHARASHIMAの保持するKO-D無差別級王座に挑戦した。
試合の先手を奪ったのはHARASHIMA、飯伏のスタミナを奪うために腹部中心の攻めを展開、先手を奪われた飯伏はフランケンシュタイナーでHARASHIMAを場外へ追いやるとバミューダトライアングルを狙うが、HARASHIMAが阻止して逆に飯伏を場外へ落としエプロンからフットスタンプを投下する。
両者は場外またステージでエルボー合戦、ラリアットの相打ちを展開、HARASHIMAがソバットから突進するが、飯伏はオーバーヘッドキックで迎撃し、櫓からのムーンサルトアタックを敢行しHARASHIMAに大ダメージを与える。
飯伏はソバット、ミドルキックから猛ラッシュをかけるが、HARASHIMAはジョン・ウーを狙うも、飯伏はジャンプしてかわし、そのまま顔面へのフットスタンプで踏みつける。
飯伏はミドルキックを繰り出すが、HARASHIMAはキャッチして腹部へのパンチからドラゴンスクリュー、そして勝負を狙ってスタンディング式蒼魔刀から雪崩式リバースフランケン、蒼魔刀と猛ラッシュをかけるも飯伏はカウント2でクリア、ならばHARASHIMAはつるべ落としを狙うが、着地したHARASHIMAは掟破りの蒼魔刀を敢行し、シットダウン式ラストライドからフェニックス・スプラッシュを投下するが、HARASHIMAはかわして自爆させると飯伏の後頭部に蒼魔刀を炸裂させる。
再び打撃戦となるが飯伏がラリアットで制すると、抱えたところでHARASHIMAが頭突きで抵抗してからつるべ落としを敢行し、バスソーキックからスワンダイブ式蒼魔刀を狙うが、飯伏がHARASHIMAの動きを止めてからフェニックスブレックスホールドを決め3カウント、飯伏が王座を奪取した。
HARASHIMAは内からDDTを守ってきたが、新日本と二団体契約した飯伏は賛否をとわれながらも、新日本で得るものを得て成長した、今回の試合ではそれが現れていたのかもしれない。
セミのKO-Dタッグ選手権は挑戦者のストロングBJWがチームワークとパワーで圧倒、王者の竹下&遠藤は主導権を奪えない展開が続く。
王者組は遠藤がエプロンからのケブラーダ式キリモミプランチャ、スワンダイブ式ミサイルキックで反撃するが、ストロングBJWは王者組二人をアルゼンチンバックブリーカーの競演を披露し反撃を断ち切ってしまう。
竹下も関本に追尾フロントハイ、ジャーマン、ブルーサンダー、逆エビ固めと畳み掛けるが、関本はラリアット一発で返し、竹下のロコモーションジャーマンも、逆にぶっこ抜きジャーマンで投げられてしまう、
王者組はなんとか岡林を捕らえて、遠藤がスカイツイスターを投下するも岡林がカウント2でクリアすると、遠藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、岡林は雪崩式パワーボムで叩きつけると、関本とのサンドウィッチラリアット、ダブルバックドロップと合体技の猛ラッシュをかけ、最後は前後ラリアットからのゴーレムスプラッシュで3カウント、ストロングBJWが完勝で王座を奪取、次期挑戦者には松崎しげるさんの『愛のメモリー』に乗ってディーノ、ササダンゴの元マッスルコンビが挑戦を表明、岡林は2012年の年越しプロレスでディーノから長時間リップロックを喰らったトラウマがあるだけに、ある意味嫌な相手なのかもしれない。
ササダンゴvs桜庭の一戦はステージ上でパワーポイントを始め『プロレス界における格差問題を解消する方法』をプレゼン、「垂直落下式リーマンショックは35%のダメージを与え、3回決めれば勝てる」「リーマンショックが決まるのかということ。そこで導き出した答えは『転ばすしかない』と結論だった。通常の床の6倍滑るということでバナナの皮を使い、打撃技でコーナーに追い込まれてダウンしたところで、セコンドのディーノからバナナの皮を受け取り、それで桜庭を転がして垂直落下式リーマンショックを決める。これを3回繰り返して完全勝利を挙げる」と断言、桜庭がやっと入場して試合開始となる。
試合は桜庭がグラウンドやローキックでリードを奪い、劣勢のササダンゴはバナナの皮を投入して桜庭を転がし、垂直落下式リーマンショックが決めるも、桜庭は腕十字に切り返し更に窮地に陥ってしまう。
桜庭はサクラバロックを狙い、ディーノがタオル投入を狙うが、ここで『エピトリカ』が鳴り響きマッスルワールドへと突入、ササダンゴはビジョンを使った独白で「大方の予想を覆す形で、垂直落下式リーマンショックをあと一発決めれば勝利できるというところまで来ています。しかし、残念ながらついに腕を取られてしまいました。本来なら、セコンドがタオルを投げてもおかしくない状況です。でもディーノ、その必要はないぞ。俺はまだあきらめていない。この回想シーンの時間を利用して、俺のスタミナは十分に回復した。これからアニマル浜口ジム仕込みのレスリングテクニックを上手に使って腕を抜いて、そして3発目の垂直落下式リーマンショックを決めて、アメリカンドリームをつかむんだ!」と宣言すると、スローモーションのままでサクラバロックから脱出しリーマンショックを狙うが、今度は桜庭がビジョンを使って「僕は正直、この状況に戸惑っています。これまでプロレス、総合格闘技といろんなルールで闘ってきたけど、こんな試合をするのは初めてだ。この対戦相手の男、体は大きいけど、全然パワーも技術もない。本当にプロレスラーなんだろうか? 僕はこの男と闘った時点で、負けだったんじゃないだろうか。もうこれ以上考えても仕方がない。終わらせよう」と独白してから張り手をかましサクラバロックで捕獲、ササダンゴはたまらずタップし、パワーポイントでの理論はまたしても立証できず失敗に終わってしまうも、あの桜庭をマッスルワールドに引きずり込んだだけでも大収穫だった。
シンガポールでのパーソナルトレーニングジム経営のためDDTマットを離れることになったマイケルと、椎間板ヘルニアで欠場していたディーノの復帰戦は、1月3日後楽園大会の時点で澤の佳耶子夫人がシンガポール行きを承諾していないことが発覚、単身赴任を避けるためにマイケルは勝ちに出てイス攻撃を狙うも、マイケルのセコンドである歌手・松崎しげるさんが「「お前、最後の試合だぞ。そんな風に勝って嫁さんが喜ぶと思っているのか。お前の良いところは嫁さんを愛しているところ。あと、いいところと言えば色黒だ。最後の試合だ」と説き伏せ、ディーノには「良い試合をやってくれよ。愛の言葉でコイツを骨抜きにするんだよ」と松崎さんから激励のキス、相手からのキスでディーノは骨抜きになってしまう。
松崎さんの援護射撃を得たマイケルは打撃戦に挑むも、競り勝ったディーノは男色ナイトメアから男色ドライバーで勝負に出る、しかし踏ん張ったマイケルは再び打撃戦となると次第にオーバータイツを脱ぎ捨ててしまいアンダータイツ一枚となって更に脱ごうとする。
さすがに松井レフェリーもマイケルを止めるために張り手を放つと、ディーノは男色ドライバーを決めるが、凌いだマイケルは盟友であるケニー・オメガ譲りの波動拳からクロイツラスを狙う。
しかし背後に着地したディーノはリップロックで捕獲し、マイケルは必死で耐えるもディーノはフレンチキスからの男色デストロイを決めて3カウントを奪い、粘るマイケルを介錯した。
試合後に敗れたマイケルは腹を決めてシンガポールへの単身赴任する決意を固めるが、花道から松崎さんが登場して名曲「愛のメモリー」を熱唱、ステージにはウエディングドレス姿の佳耶子夫人してシンガポールに帯同することを告げて夫婦で熱いキスをかわし、ハッピーエンドで幕となりシンガポールへと旅立ったはずが、大会のエンディングで佳耶子夫人が「行かない、行かない」と去って行くというまさかのバットエンディングとなるも、最後もマイケルらしいオチでシンガポールへと旅立っていった。
第5試合の机10脚、巨大ラダー3脚、イス100脚が用意されたスーパーTLC3WAYタッグマッチは大乱戦の末、高木&葛西のクレイジー大社長が天井に吊るされたバックをゲットして勝利、バックの中身である「4月15日に開催される伊豆ぐらんぱる公園での路上プロレス参加権」を得ると、葛西が高木がデビュー20周年を迎えることを指摘し、高木の家族が登場し花束を贈呈した。
DDTが旗揚げして18年となるが、高木のレスラーキャリアは20年目、レスラー人生の大半をDDTに捧げてきたが、DDTがここまで飛躍するとは本人も思わなかったのではないだろうか・・・
高木が育て上げたDDTは来年3月、8月と2回両国大会を開催する、高木大社長と共に歩んできたDDTは更なる愛と感動を伝えるために挑戦し更なる発展を狙う。PR -
美央vsイオの因縁の姉妹対決・・・言いたいことをリングでぶつけ合った二人
2月14日 M.I.O 2 新宿FACE 509人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはバトルニュースより>
◇第1試合◇
▼タッグマッチ 20分1本
○加藤園子 水波綾(10分47秒 片エビ固め)藤本つかさ ×松本都
※ダイビング・ギロチンドロップ
◇第2試合◇
▼ミクストタッグマッチ 20分1本
△木髙イサミ 飯田美花(20分時間切れ引き分け)桜花由美 △風戸大智
◇第3試合◇
▼6人タッグマッチ 30分1本
フェアリー日本橋 ダイナマイト・関西 石川修司(11分12秒 横入り式エビ固め)
○諸橋晴也 宮城もち アジャ・コング
◇第4試合◇
▼4団体推薦者4WAYマッチ 20分1本
○尾崎魔弓(10分46秒 エビ固め)×渋谷シュウ
※つくしのミサイルキック、残り二人はつくし、チェリー
◇第5試合◇
▼シングルマッチ 時間無制限1本勝負
○紫雷イオ(18分54秒 片エビ固め)×紫雷美央
*ムーンサルトプレス
(試合後)
イオ「「……3年間、短いようでやっぱり長かったと思います。そう……3年間、今日こうしてこのリングでぶつけたわけだけど、こんなにたくさんのお客さん、そしてたくさんのメディア、マスコミが注目して、まずそんな試合に出来たことがすごいことだと思っています。最初は紫雷姉妹、20人とか30人とか、そんな人数のお客さんの前でやっていた姉妹喧嘩がこんなに、こんなにすごい試合になって…しかも、こんな試合になって、それは全部この場を用意してくれた美央のお陰だと思っています。どうもありがとう!!
こんなに…こんなにすごい試合になって、見えない壁、壊れましたか? 見えない壁が壊れたんだったらまだまだ続きがあるはず! 私は今日はこれで美央とお別れだとは思ってない! まだまだ、まだまだ全然すごいことが出来るはず。今日はその記念日、そして美央の27歳のバースデー」
美央「トシ言わなくていいよ」
イオ「相変わらずだね。今日が終わりじゃなくてスタートだと思っているから。今日は美央が主役だから先に帰るけど、また会える日待ってます。ありがとうございました」(退場)
美央「自分の自宅で、自分で計画したバースデーパーティで、主役を取られた気分です。あー、やっぱり逸材は強かったね! あぁ、ただ私のやりたかったことは皆様に伝わったのでしょうか?(ファンは拍手)ありがとう! その拍手と声援がめっちゃ嬉しいプレゼントっす! 負けちゃったけど、今日は負けちゃったけど、いろいろ私のやるべき方向性も見えました。これから先、私のやるべきこと5月9日、大阪にてM.I.O興行第2弾! 間違えた3弾だ! これ2弾や。2弾ー! 違う3弾、3弾! ちょっと頭打ち過ぎやで私。はい、3回目です。3回目決定。さらにもう一度ここ新宿FACEで6月16日…あ、19日だ。6月19日! ちょ、本当に私ほよほよしてますね? 大丈夫ですかね? だいじょばない? だいじょばないな。6月19日にまた新宿FACEでやります。はぁ〜、なんだろう……燃え尽きちゃった感がある。若干いま(苦笑)。(※観客から「えー」の声)えーだよな? えーだよなぁ! もっとすっげーこと、この4団体でやらなきゃいけないっすよね、というわけで本日はたくさんの皆さんのご来場、まことにありがとうございました。次の興行は決定しております。なので、来週の月曜の16日にニコニコ生放送にて9時から(※実際は午後7時から)、記者会見をやります。そちらのほうでとてもとても重大な発表がありますので、紫雷姉妹の続き、もといM.I.Oのこれから、いろいろ気になる方はぜひとも見てください。楽しいことやっていきましょう! 本日は皆様ありがとうございました!」
【紫雷イオの話】
——試合を終えての率直な感想を。
「ほんと、試合が始まるまでどんな試合になるか分からないって、ずっとずっと言ってたんですけど、なんか……もっとね、全然…何にも…何にもできなくて、歯痒い思いをして終わるのかなと思ってたんですけど、思ったよりぶつかれて。それですごい反応も…反響もすごくて。あのお客さんたちの顔見て、本当に思ったのは私がやってきた3年間も、美央がやってきた3年間も間違いじゃなかったんだなっていう。最初は2人でデビューして、うまくいかなくて、喧嘩もして、でもお互いに頑張ってきて。お互いが自立して、お互いの道に分かれて、そこでまた歯痒い思いをしたんですけど、今日、この新宿FACEで試合してよかったと思います。そしてその場を用意してくれたのは美央のプロデュースのお陰だから。改めてそれは美央のやってきたことであって、彼女の頑張りっていうのがお客さんたちの顔見て分かりましたね。ほんとに私たち家族の、こんなちっちゃな姉妹喧嘩が、これだけのマスコミさん、パンパンのお客さんにまで伝わって、ほんとにすごい事だと思います。お互いがそれだけ成長したって事ですね。まあ、やっぱり色々すれ違いとかあって、難しい時期もあって、家族にしか分からない色んな思いがあって、埋まらないかなって思ったんですけど……。やっぱり、今まで色んな経験しましたけど、最後に救ってくれるのはプロレスだなって思いました(苦笑)。紫雷イオ・紫雷美央、そしてお姉ちゃん・妹、たぶん全部どれも本物ですね。何も間違いがないし、全部素直な思いでやれたと思うし、それが今日、シングルマッチやったからには、まだまだ…壁を壊すって美央が言ってたから。見えない壁? 見えてんだか見えてないんだか分からないんですけど、壊したなら続きがあるでしょう。まだ私はやりたいこと、今日この日のお陰で新しくテーマが出てきたなって思ってます。今日はこういう、アウエーというか美央の作り上げた場にこうやってきて、新しく自分の可能性というか振り幅というか、新しい試合ができてほんとによかったなって思うんですけど、来週私、ハイスピード…今日持ってきたベルトの防衛戦があって。それはスターダムの後輩とやるので、今日の紫雷イオ、そしてスターダムの紫雷イオってまったく違う、今度は団体プロレスっていうぶつかり合うものっていうよりは、作り上げるものを来週は見せれると思っているので。そっちの紫雷イオも今日来たお客さんには今後注目してほしいなって思いますね。でも今日の試合で、美央の良さも、私の良さも、お互いが見てなかった、お互いのファンの人に伝わったと思うので、良い物が生まれると期待してます。ありがとうございます」
——額がすごく腫れているが……
イオ「ねえ。すごいことになってますね(苦笑)。私もお返ししましたけど、美央のコメントが気になるより、いま美央の額がどうなってるかのほうが気になりますね(笑)。いやー、いいのもらいましたね。でもこれがやっぱ、姉妹だからこその姉妹喧嘩の証なんじゃないですか?(笑)痛い。でも気持ちいい」
——これからも続き、新しいものの具体的なイメージは浮かんでますか?
イオ「う〜ん、なんでもできると思いますよ、ほんとに。なんでもありでしょう。ね? ベルトの防衛戦もあるし、団体対抗戦とか? ね? せっかく4団体だったら、それの代表を名乗れるんだったら、スターダムは今日セコンドにいっぱい、スターダムの選手来てたんで、スターダムの選手はそれぐらいの覚悟ぐらいありますよ。なんでもできるんじゃないですか?」
——今日の時点まで姉妹のタッグはもう一回って言われてもNOだったと思いますが、今の気分だとどうですか?
イオ「今の気分は、私はあると思いますよ。なんでもありですから。面白いですねそれも」
——今日で見えない壁に穴を開けたぐらいの手応えは感じました?
イオ「それは美央に聞きたいね。元々見えない壁があるあるって言ってて、それのその、どの程度の壁かっていうのは、私にはわからなかったので、美央がそれをすごく主張してたので。美央が教えてくれると思います」
——イオ選手は開けるヒントを?
イオ「あったんじゃないですか? はい。もうね、やっぱお客さんの反応が一番すごいですよね。マスコミもそうですけど。それだけ引きがある。求められてる。じゃあ、確かに触らないのはもったいないのかなって、今日お客さんたちの顔見て納得させられました。美央に。はい」
——壁は崩れて広がっていくと思います?
イオ「面白いほうに壊していければいいですよね。あまりにもなんにも無くなってスターダムは団体プロレスを大事にしてるので、誰かれ構わずなあなあで慣れ合いでやっていくのは全然面白くないので。スターダムはやっぱり闘いというのを団体内で見せたうえで、こう団体内でいいものを作っているので。それが良いタイミング、良い条件、良い相手、良い運命めぐり合わせでできるんだったらいいですけど。まあ壁が全く無くなって、もう野放し状態は誰も面白くないので、そこはスターダムの団体プロレスっていうクオリティを保ちながら良い物が、良い交流? ぶつかり合いでもいいし、組み合いでもいいと思うし、それが今日この日をきっかけに始まれば、夢のある話だと思いますね」
——それが始まる手応えを。
イオ「感じてくれたと思いますね。夢のある空間だったと思います」
——3月に8周年大会ありますがそこでもなにか……
イオ「おっ! すっかり忘れてましたね。自分の…そうそう、自分が……周りのことばっかり見てて自分のこと忘れてました。8周年! そうですよ、お客さん50人いるかいないかで始まった紫雷姉妹も8周年を迎えるので。まあでもやっぱり団体を大事にしたいというのは私の中にあるので。スターダムって大会なので。私の自主興行とかそういうものではないので、それはタイミングとかもあるだろうし、でも面白くなっていくっていうものは今日からスタートできるんじゃないかなって予感はします」
【紫雷美央の話】
美央「すごい沢山のメディアの方ありがとうございます。あれですね、どうせだったらタイトルマッチの時もこんぐらいの人数来てほしいなぁ〜! 紫雷姉妹の喧嘩でこんだけ来てくれるんだったら、もっとタイトルマッチの時とかにいらしてくれると嬉しいので、私、次、WAVEさんで新木場大会とかでタイトルマッチあるんで、そちらのほうにも是非是非ね、足を運んでいただけたらと思います。あとは質疑応答かな? はい、どうぞ! ……ねーのかよ!?」
——姉妹対決は終わってみて考えていたものよりも良かった部分と悪かった部分は?
美央「う〜ん、良くもなく、悪くもなくて、なんだろうな……今回正統派としての紫雷美央としてやったら、負けたと。でも紫雷美央、ヒールとか反則、もっと実はできますっていうのは、今回なんだろうな? あまりにもハードな兄弟喧嘩になりすぎてもっていう心持ちがあって、今回はリングの上でレスラーとしてって思ったところがあって、やっぱり負けてしまいましたので、ほんとにもっと貪欲に勝ちにいった場合には、もっと凶器とかガッツリもってきて、やりたかったな〜っていうのも。でも今回は今回、これはこれで私はスッキリしたので、それに試合としてお客さんも感動して泣いたとか言ってくれる人いたんで、とてもものとしては良かったんじゃないかなと思います」
——試合後リング上で笑みを見せていたと思うが、終わった後姉妹でわかりあえた事とかそういうことがあったということなんでしょうか?
美央「ん〜? そうっすね、分かったっちゃ分かったぐらいですね。…分かったわけでもないな。なんとなく、『ふ〜ん、そう来ましたか』っていう笑いなんで、別に笑みではない。……笑みじゃないって日本語はおかしいですね。分かった笑いではないですね。あっ、そういう風になったんだな〜って理解したよ〜っていう笑いだったんで、だって私の気持ちが向こうに伝わったかどうかはちょっと分からないんで、はい。そこの気持ちは私、別に(イオには)伝えてはいないんで、はい。分かりあえてはいないんじゃないかなと思います」
——この試合を通じて紫雷姉妹での継続的なビジネスの可能性を見出すという部分はあったと思うが、その答えは出ましたか?
美央「微妙。私的には微妙です。選手としてはとてもいいんだと思います。……と、いうところで私は止めときます」
——それは先方の会社の問題?
美央 「(スターダム側が)どう出るかだよねっていう。だってさっきのリングで言ってたのは彼女一人の言葉であって、ここからどういう風に誘われるのか、どこでやるの? 何をするの?っていう具体的なものは一切なかったので。そこは何がどう出るかっていうのをやっぱり様子見で〜す。言ってたとおり私は一人で動ききったと思うので、ここまで来て彼女からあれだけの言葉を引き出して、それ以上は向こうからやるか、他の場所がやるか。私は待ちます。で、私は私のやるべきことをします」
——久しぶりに肌を合わせてみていかがでした?
美央 「太ったなって! 体重おもって思っちゃった。びっくりした、持った時。ちょっと重! ちょっと重って思いました。こんなんだったっけ?って、そんぐらいですか。あと元々身体能力高いんで。そうですね、そんなに変化はなかったですね。だって元から天才だから、それ以上に成長したっていうか、技が増えたかなっていうのは予想の範囲内なんで、びっくりしたなっていうのは重かっただけですかね」
——イオ選手が頭突きでものすごいたんこぶができていたが……
美央「まーじで! 私、余裕〜(笑)。これ余裕〜、なんでかっていうと私、元々なんでかしらないけどここ(=額)の頭蓋骨が分厚いみたいで、アロワナみたいに出っ張ってるんですよ。私GAMIさんの額を割った女なんで、頭突きは強いんですよね。なんでかしらないけど」
——(イオは)ポッコリ出てました。
美央「ポッコリ出てます? あ〜、ごめんね〜顔で売ってるのにごめんね〜。ごめんよ〜。そうなんだ? あいつそんなにダメージあるんだ? (売店で)ツーショットとかやってたのに」
——今日(M.I.Oの)第3回と第4回の発表がありましたが、このニ大会に関してはイオ選手との試合は組まれない?
美央「詳細は16日! でさっき時間間違えちゃったんですよ。20時でしたっけ? 8時でした。あれ8時? あれ19時から? 19時じゃね? 8時からM.I.Oが放送される? 8時半から放送か。19時からなんで、今後が気になる方はそちらの記者会見に来てください」
——リング上で言われていた今後のやるべき方向性というのも
美央「16日!」
——今日の誕生日はよかったでしょうか?
美央「う〜ん、さっきも言ったけど、自分の家で自分で開いたのに美味しいとこ持ってかれちゃったって感じ?もうお客さんにすごい応援されてて、すごい何? 頑張ってっていう期待感があったのをちょっと裏切ってしまったのがガッカリだなと思いつつも、その紫雷ってものにはとても将来性があるんだなと思いました。うん。その将来がどう運営されていくのかは、どうなのかなって感じですね。もう私は仕事したよ、やりきったよこれ以上私に何をしろというんだまったく。はい、そんな感じです。やりきったわ今日の誕生日」
——実現まで大変だったと思いますが。
「超大変だったわ! どんだけ大変だったと思ってんねん! まったく二転三転して、やるんだかやらないんだか、その割にはなんかやった後には『呼んでくれてありがとう』って、どっちやねんお前! みたいな感じでしたよ、さっきの。ありがとう言うんだったら最初っから素直に出てくれよ、コンチキショウって感じでしたよ。そんな感じです。それが私のひと苦労でした」
美央自身の誕生日に自身が所属する4団体合同興行が開催され、メインは美央が妹のイオと対戦した。
実現した経緯を説明すると昨年11月に美央が「紫雷イオとシングルマッチがしたいです!」とアピールしたのがきっかけ、しかしイオだけでなく所属しているスターダム側は「美央の話題作りにつき合う気はない」と乗り気でない態度を示していたが、多分この時点では事前交渉などなく美央のフライング、スターダム側にしてみればイオとやりたければ筋を通して欲しいということだったのかもしれない、
1月18日後楽園大会に美央が来場し改めて対戦をアピールしイオが受諾し実現となった。
美央とイオは姉妹なれど関係は険悪、詳しくはこの記事を見ていただければわかるが、姉妹は華名と組んでトリプルテイルズを結成していたが方向性の違いからイオが一番先に離脱しているしてから疎遠となったが、それを考えるとトリプルテイルズは仲良しという関係ではなく、3人とも険悪な関係だったということなのかもしれない。
また一部では「この試合は、業界内部でもヤバいんじゃないかと囁かれている。なぜかというと、2人の不仲がシュート(注:真剣勝負の意)だからですよ。つまり、リアルな骨肉の争いがリング上で行われることになります。背景には各団体の思惑も複雑に入り混じっており、なぜ揉めているのかは、とても一言では言い表せない状況。どういう結末になるのか、試合当日を迎えるまで誰もわからないんです」とセメントマッチになるのではとも囁かれた、険悪な関係なれど二人も団体は違えどトップを張っているだけに試合を無視することはないと思うが、美央は昨年トリプルテイルズ解散興行に際に華名とタッグマッチながら不穏試合をやってしまい、試合後にも口論になるなど後味の悪さを遺してしまっていることから、一抹の不安もあった。
試合は両者共なかなか組み合わないなどギグシャクしたままスタート、イオは一旦場外へエスケープするも、戻ってから額をくっつけて睨みあいになると、美央が仕掛け張り手からいきなり首固め、クリアしたイオは睨みつけるも、グラウンドの攻防を展開、そして手四つからロープワークの攻防となるが立体的な動きはイオが上で先手を奪い、場外に出た美央に対してトペを発射、リングに戻ってもイオの攻勢が続く。
イオはその場飛びムーンサルトから腕十字を狙った際に、クラッチした美央が上になるとイオは下から膝十字を狙うが、美央がイオの腰を叩いて脱出するとォは怒って張り手で返す。
美央がエルボー合戦の際にサミングを決めると、サッカーボールキック合戦からグラウンドの攻防へ、そしてスタンディングになると美央の619狙いをかわしたイオが後頭部めがけてバスソーキックを放てば、美央も後頭部にジャンピングフロントハイキックでやり返し、ブレーンバスターから得意の首四の字固めで絞めあげる。
しかしイオが反転して首を抜くとクロスフェースで切り返し、再びスタンディングとなってエルボー合戦となるが、美央が飛び膝蹴りを放つと女郎蜘蛛で捕獲、そしてミサイルキックを放つが自爆となると、エルボー合戦から打撃戦となり、イオが競り勝つも、美央はイオの串刺し攻撃を女郎蜘蛛で捕獲しようとするが、イオは横のトップロープに乗ってスワンダイブ式ドロップキックで美央を場外へ落とし、コーナーからのラ・ケブラータを放つ。
ここで勝負と見たイオは619を挟んでスワンダイブ式ミサイルキックを連発、美央もヘッドバットからリバースタイガードライバーで応戦するが、イオもヘッドバットでやり返しダブルアーム式フェースバスターを決める。
美央のレインメーカー式延髄斬りに対し、イオもバスソーキックで応戦してダウンとなるが、先に立ち上がったイオはコーナーへ昇ると、追いかけた美央は雪崩式パワースラム、そしてエグ蹴りを放つがカウント2で決め手にならない。
美央は再び首四の字を狙うが、またしても反転して首を抜いたイオはジャーマンからダルマ式ジャーマンを決めると、最後はムーンサルトプレスを決め3カウント、因縁の姉妹対決は妹のイオが制した。
試合後はイオが感謝の言葉を述べて美央に正座をして頭を下げ、二人の姉妹ケンカはリングの上で言いたいことをぶつけあった末に理解し合い、新しい関係を築くことで幕となった。
ただ今後姉妹タッグが復活するかどうかは未定、イオとは和解したもののスターダム側とのしこりは残したまま、スターダムのことといい、華名との関係も含めて時間と共に解決できるといいが・・・
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代役出陣も、杜の都でも主役を奪った本間劇場!中邑に敗れるも永田裕志はまだまだ健在!
2月14日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in SENDAI」宮城・仙台サンプラザホール 2900人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○中西学 キャプテン・ニュージャパン(6分19秒 片エビ固め)小島聡 X小松洋平
※ヘラクレスカッター
◇第2試合◇
▼20分1本
○カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(10分31秒 片エビ固め)タイガーマスク Xジェイ・ホワイト
※チェイシング・ザ・ドラゴン
◇第3試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/20分1本
KUSHIDA アレックス・シェリー ○マスカラ・ドラダ(11分11秒 回転エビ固め)Xケニー・オメガ ニック・ジャクソン マット・ジャクソン
◇第4試合◇
▼NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[王者]○獣神サンダー・ライガー(7分49秒 ヨーロピアンクラッチ)〔挑戦者]Xチェーズ・オーエンズ
☆ライガーが2度目の防衛に成功
(試合後)
ライガー「NWAのJr.のベルト、防衛できました!! 応援ありがとうございます。(タイガーがリングに登場)俺は、お前をベルトパートナーだと思っている。だからこそ、このベルトを懸けて、防衛戦をやりたい」
タイガー「ライガーさん! ぜひ挑戦させて下さい! お願いします!(両者はガッチリと握手をかわす。)」
【ライガーの話】「やっと、タイガーマスク。このベルトを懸けて、NWAのジュニアのベルトを懸けて、防衛戦。彼は楽しみにしてると言ってくれて。 俺たちの試合は“泥臭い”ものになるかもしれない。勝つのだけをいつも見ている。追い求めて、追い詰めて、それしかないかもしれない。でもだからこその緊迫感が彼との闘いで出せると思う。気合入ってますよ。チェーズ・オーエンズ選手はいい選手だよ。ただ若いな!! 多分。キャリアも浅いんじゃないかと思う。まぁこうやって日本に来て勉強していけば。だけどジュニアじゃなくてヘビーでガンガン行ける選手かもしれない。彼に対する印象はそれだ。まぁ今はタイガーマスクだ」
【タイガーの話】「リングの上でライガーさんが『やろうじゃないか』と云うことで、僕も今日この仙台のファンの皆さんの前で、『挑戦させてください』と言って。ファンも後押ししてくれて。もうこれで決まったも同然だと思ってます。まぁ『NWA世界ジュニア』といえば僕が、かつて巻いていたベルトでもあるし、思い入れは誰よりも持ってます。まぁ当然、ベルトも変わって、チャンピオンもみんな変わってるけど。それはもう当然のことだと思うけど。でもNWAに対して僕は誰よりも愛着を持ってると思ってます。あと、今日のライガーさんの試合。今のジュニアの試合を見たら、僕とかライガーさんの入る隙があるのか無いのか、それはわからないです。ヤングバックスとか皆、凄い試合をしています。でも、今日のライガーさんの試合、素晴らしかったと思います。また違うジュニアの試合でもあるし、『ライガーさんの試合だったな』と思いますし 。あれでお客さんが十分湧くということは、まだまだ、ああいう試合もアリなんだなと思ってますし。スタイルは違えど、僕はライガーさんは素晴らしい。流石だと思います。まぁ僕とライガーさんどういう試合になるか分かりませんけど。まだ発表もされてないしね、どうなるか分からないですけど。また、僕とライガーさんとの違う世界を創りたいなと思ってますし。違う動き、違うスタイル、違うジュニアの試合になるかもしれないけど、それでも『素晴らしい』と言える試合にしたいなと思ってます。僕とライガーさんの中でベルト云々なんですよ。ベルトがあろうがなかろうが関係ないです。僕とライガーさんのシングル、5年ぶりみたいですね。やるの、5年ぶりになるそうです。僕とライガーさんがやることに意義があると思っているので。ベルト云々。ただ、タイトルマッチが決まってる以上は、ベルトも当然獲ると。楽しみです。場所はどこでもいいです。まぁライガーさんがいつも、絶対そう言うんでアレですけど。ライガーさんとやるのが本当に楽しみです。決まった以上は頑張ります」
◇第5試合◇
▼NWA世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○天山広吉(11分50秒 片エビ固め)[王者]Xロブ・コンウェイ
※天山プレス
☆コンウェイが防衛に失敗。天山が新王者となる
【天山、小島の話】
天山「ハァハァ、ありがとうございました。やったよ、ほんとに。マジかよって。なんかまだ夢のような感じですよ。絶対獲ってやるって思っていったけど、やっぱこうやってこのNWAのベルトが実際にこうやって俺の肩に担がれて、嬉しいような、ちょっと不思議なような戸惑ってるけど、でも勝ちは勝ち。アイツから1.2.3獲ったし。最高の一戦やと思います、自分でも。仙台の応援してくれたお客さんも、あんなにあったかくね、後押ししてくれたし。なんと言ってもコジがセコンドついて応援してくれた。それだけでも力になったしね。コジ、ありがとう(小島とガッチリ握手)」
小島「ありがとうございました。突然ですが、そのベルト私が挑戦表明します。場所はどこでもいいんで、天山とシングルでこのベルトを賭けてやらせてください。よろしくお願いします」
※小島は先に控室へ。
天山「オイ、なんや、いきなりかよ? いきなりきたな。挑戦って、獲ったばかりで、まだNWAホヤホヤのチャンピオンが『はい、そうですか』って言えるわけないよな。でもね、コジだって去年の東京ドーム、一発でコンウェイからNWAのベルト獲ってるしね。俺はそれにもしっかりと刺激されたし。俺もやってやるよって。アイツにも負けたくないっていう。タッグはタッグでやってるけども、シングルはそれぞれね、やっぱ自分の力ってのを確かめたいしね。アイツがあそこまで言うんやったら、考えてやってもいいよ。テンコジがこのまま今ちょっとベルトを持ってない、選手権もやってないから。まぁ一つの刺激じゃないけどね、臨むところやって。受けてやろうやないか。コジには悪いけど、このNWAのめちゃくちゃ輝いてるブランニューやで、よう見てくれ。今日から俺のベルトに、俺の色に染めていくから。たとえコジであろうが、誰であろうが、なんでもこいやって。誰の挑戦でも受けるよ。まぁコジもケチョンケチョンにしてね、海外、世界に向かって飛びたいね」
――シングルのベルトはIWGPのベルトを失ってから、10年ぶりのベルト戴冠になりましたが?
天山「10年? ほんま長かった。そんなにね、なにやってたんやっていう話やけど。とにかくね、やっとこの苦節10年かけて、やっとこうやってベルト獲ることができたから。獲った以上はね、このまま長いことベルト持っていたいね、しっかりと。いやぁ、しかしマジで疲れた」
――試合中、天山選手がコンウェイ選手の得意技エゴトリップをやりましたが?
天山「いや、もうアイツの技、11日の大阪でやられて、『ウワッ、これなんや』って。えげつない痛みがあって、もう寝れないぐらいだったから。あれだけは絶対に喰らわないようにって。っていうか狙ってくのは当たり前だったけど。逆に俺がやってやってもいいなって思って。そしたらドンピシャでしょ。あんなキレイに決まったら、技もパクってやるって。エゴトリップ、“天山トリップ”にしてやるよ。エゴトリップもう使うなって話や。ベルトも技も、すべてをアイツから奪ったって。あとはブルース・サープ。アイツもこっちに引っ張ってやるよ。あんなブーイングのバンバン飛ぶような面白いやないかって。ブルース、俺の付き人からマネージャーからやらしてやるよ。よう考えてアメリカ帰れって話」
――久々のベルトだけに特別な思いはありますか?
天山「それはもちろんでしょう。こんなタッグとはまた違うね、シングルってやっぱ重みはあるし。ほんとに獲りたくてもなかなか獲れなかった、シングルっていうのは。『G1』とはまた違うしね。やっぱり自分の力しか信じられない。それしかないっていうアレやからね。まぁほんとにレスラー人生24年、久しぶりにまたこうしてベルトを巻くことができた。しかも昔、俺が小さい頃から見ていたね、NWAの世界ヘビーベルト。あの馬場さんも、ハーリー・レイスもリック・フレアーも巻いたやつね。それと同じでしょ? 違うの? まぁいいや、NWAやからな。これはほんま最高に嬉しいですよ。そんじょそこらのベルトと違うしね、重みが違うし」
◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
飯伏幸太 ○内藤哲也(12分51秒 エビ固め)桜庭和志 X矢野通
※裏霞を切り返して
◇第7試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI(9分55秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ X高橋裕二郎
※レインメーカー
◇第8試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○棚橋弘至 後藤洋央紀 柴田勝頼(12分07秒 片エビ固め)カール・アンダーソン ドク・ギャローズ Xタマ・トンガ
※ハイフライフロー
◇第9試合◇
▼NEVER無差別級王座決定戦/60分1本
○石井智宏(24分46秒 片エビ固め)X本間朋晃
※垂直落下式ブレーンバスター
☆真壁刀義が王座返上。石井が第7代王者となる
【石井の話】
石井「はぁ……真壁が大阪で欠場になった時に、今日は絶対無理だと思った。インフルエンザに関してよ、オレは何も文句ねぇよ。とやかく言うことはない。それは、インフルエンザでバテるのは誰でも。それに関しては何も言わねぇ。ただ、オレはコレ(NEVERのベルト)を真壁から獲れてねぇんだよ。真壁を大の字にさせて、あいつから引っペ返さないと意味ねぇんだよ。だからこれは、暫定だな。暫定チャンピオン。オレは巻かないよ。もう一回しよう。今度こそ決定戦だよ。真壁、大舞台によ、大舞台すっぽかして悔しいだろ。テメェが情けねぇだろ。だけど、心配すんな。オレがその鬱憤、全部受け止めてやるよ。だからもう一回、ベストコンディション作ってよ、オレの前に立て。オレが全部、全部を受け止めて、必ずアイツを大の字にしてやる」
――試合に関してなんですが、WARスペシャルを出したのは、天龍さんの引退を意識されてですか?
石井「出したっけ? 出した? どっかであるんじゃない? どっかで……わかんねぇけど。意識はなかったけど。もういいか? ……ありがとうございました」
【本間の話】「(床に倒れ込む)俺はこんなビッグチャンスを掴んでもモノにできねぇのか。こんな俺が“こけしis Happy”……ふざけんな。ハァハァ、こんな闘いじゃ満足してねぇ。俺は絶対ベルトを獲ってやる。東北のお客さんの前でも勝てないってことは、他でなんか勝てるわけねぇ。俺はもう前進あるのみ。次だ、次。絶対次は勝つ。誰がなんと言おうと、“こけしis Happy”は変わんねぇから。ありがとうございました」
◇第10試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第10代王者]○中邑真輔(17分55秒 片エビ固め)[挑戦者]X永田裕志
※ボマイェ
☆中邑が3度目の防衛に成功
(試合後)
中邑「敬意を表してもう1度だ。ようこそ、この自由へ! すべてを受け入れる世界へ・・・。変化・・・変化した新しい永田裕志に・・・マジたぎったぜ、オイ、、仙台!!イヤァオ!!!!」
【中邑の話】「毎度毎度、死闘ですよ。まぁ、自分自身が、どんな時であっても、永田裕志とは闘ってきましたね。でも今回の永田裕志は、インターコンチ、変化、自由、それを受け入れたんだ。変化した永田裕志。 誰だよ、(試合前に流れた)あんな煽りVTR作ったのは。可哀想に思えってか? オイ。甘い甘い。リングの中は『力』でしょ。自分で言った言葉、今日の試合思い出してごらん。永田裕志だって、慰めで見てもらいたくは無いでしょうよ。だって、諦めたらそこで試合終了ですよ。ねぇ? 先生。新しい価値観。そう、全てを受け入れようじゃないですか。このベルトと共に。イヤァオ!」
【永田の話】
永田「あぁ、悔しいな。悔しい……それだけだ。決して俺が錆びついてたわけじゃない。中邑が強かった、それだけだ。チッキショー」
――親父の背中は見せれましたか?
永田「どうっすかね。ただこの試合が決まって、いや、それ以前から前回挑戦して敗れた時から、いつかまた頂点にってずーっと思ってたから、新日本で。その間の俺の責務、そして今日の試合。ハッキリ言ってカッコよくはなかったかもしれないですね。でもそれこそ人生。カッコいいなんてクソくらえ。俺は俺にしかない生き方をいくしかないんです。俺の背中見てなにを感じるか、皆さんの自由です。ただ俺は自分の生き様を思いっきり体現しただけ。勝てばカッコよかったんだけどな……勝てば……今日のところは中邑が強かった」
――でもここからがまた始まりですよね?
永田「これで俺が終わると思うか、野上。俺がこれぐらいで終わると思うか?」
――終わらないです。
永田「50過ぎて、俺はIWGPのベルト獲ってやるって、途方もない壮大な夢があるんだ。それは今日、俺についてくれた天山、小島、中西さん、みんなそういう俺たちの意思ってのは、たとえどんなに時代が流れても、俺たちがまだ生きてるっていう、それを表すための意思確認ができたし、俺らそういう意思を持って闘ってるんです。まだ終わりません。ここから……ここからまた勝てばいいじゃないか。また挑戦すればいいじゃないか。そしてベルト獲ればいいじゃないか。それだけを胸に、まだまだネバーギブアップだ、野上。泣くな(泣いている野上アナの頬を叩く)」
――泣きますよ。
永田「泣くな。俺は泣かないぞ。ありがとうございました(天山、小島、中西それぞれとガッチリ握手)」
新日本プロレス仙台大会を『新日本プロレスWORLD』で視聴というか、今回はCSからのLIVE中継ではなく『新日本ワールド』のみの独占配信、『新日本ワールド』はパソコン、スマホ、タブレットで新日本プロレスが見れるのが売り、これからはTVではなくネット媒体でプロレスを見るのが当たり前になるのかもしれない。
セミのNEVER選手権はインフルエンザで11日の大阪大会を急遽欠場した真壁刀義だったが回復できず欠場、王座は返上となり前王者の石井と本間の間で王座決定戦が行われた。
真壁は仙台大会当日にブログを更新、真壁は11日の大阪大会当日にインフルエンザを発症、仙台大会も出場する意志はあったが、体調は不十分でウイルスを撒き散らしている状況だという。
真壁の欠場で思わぬチャンスを得たのは本間、本間はバラエティ番組にも出演しているせいか人気は急上昇しているものの、シングルでは結果を出せない現状が続いている、石井相手にどれだけやれるかを注目していた。
試合は開始早々両者は”ど真ん中”プロレスを展開、一時はチョップの打ち合いでも本間は引かないどころか競り勝っている、石井も本間も様々な団体を渡り歩いて新日本にたどり着いてきた同士、その中でデスマッチも体験しているし打たれ強さも半端ではない、だが石井も“ど真ん中”プロレスでの激闘のツケが来て満身創痍の状態、その満身創痍の石井に本間がつけ込んできた。
シャリマティーや小こけしで先手を奪った本間に対し、石井は師匠・天龍源一郎を意識してか龍魂パワーボムからWARスペシャルを繰り出すが、ラリアットに耐え抜いた本間は垂直落下気味にDDTで突き刺す。
石井の痛めている首に大ダメージを与えた本間は大攻勢をかけ、エプロンに逃れた石井の背後を突いてラリアットで強襲、場外に倒れた石井に本間はコーナー最上段からの大こけしで追撃する。
石井もバックドロップなどで反撃するが本間の勢いは止まらず、掟破りの垂直落下式ブレーンバスター、石井の背筋にこけしロケット、ファイヤーサンダーこと“こけし落とし”で石井を追い詰め、館内も本間コール一色となる。
本間は石井の痛めている肩に小こけしを炸裂させてから、こけしを投下するがかわされて自爆すると石井が猛反撃、再び打撃戦となったところで本間はこけしロケットを狙ったが、石井がかわしてヘッドバッドを浴びせると、最後は石井がスライディングラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い王座を奪還、昨年のG1では飯伏、今回は真壁の代役だったが、敗れはしたものの代役以上の活躍となった本間、杜の都・仙台でも本間劇場を充分に見せつけ大会の主役となった。
メインのIWGPインターコンチネンタル選手権は、永田のセコンドにはNWA世界王座を奪取したばかりの天山、小島、中西の第三の世代が着いた。
試合の先手を奪ったのは永田、シリーズを通じて集中攻撃を浴びせていた中邑の左腕に今回も集中攻撃を浴びせるが、場外戦になると中邑が永田を鉄柵に叩きつけてから、背後から膝蹴りを浴びせ、ギロチンニーなどで首攻めを展開して流れを変える。
中邑は永田に対して”永田裕志はこんなものなのか”と言わんばかりに永田の頭を叩き、足蹴にする、張り手で反撃する永田に膝蹴りを浴びせ、膝を押しつけてカバーしつつ敬礼ポーズをとり、上から目線とばかりに永田を挑発する。
劣勢が続く永田は中邑の突進をキチンシンクで迎撃すると、ミドルキック、フロントハイ、エクスプロイダー、フェイント式低空ドロップキックで反撃するが、中邑は膝蹴りで流れを変え主導権を渡さない。
中邑は勝負と見てボマイェを狙うが、永田はフロントスープレックスで切り返すと、張り手一閃で中邑をグラつかせ、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、トップロープからの雪崩式エクスプロイダーが決まり、中邑は左肩から叩きつけられる、一瞬2007年8月のG1準決勝が頭をよぎったが、永田の大☆中西ジャーマンを一回転した中邑が永田の後頭部にボマイェを炸裂させ、中邑自身があの時の悪夢を払拭させる。
再びペースを掴んだ中邑は永田をコーナーに乗せての膝蹴り、ジャンピングカラテキック、スライディングボマイェからボマイェを狙うが、かわした永田はバックドロップを決めるも、続いてのバックドロップホールドは中邑が阻止、永田はパンチを放つ中邑の左腕を白目式腕固めで捕獲、腕十字に移行してから再び左腕に集中攻撃、永田は再びバックドロップホールドを狙うが、中邑はフロントネックロックで捕獲、永田は振り解きヘッドバッドからリストクラッチ式エクスプロイダーを狙うも、中邑が抵抗すると永田は延髄斬りを浴びせるが、中邑も延髄斬りで返すと、すぐさまボマイェを炸裂させ3カウント、中邑が王座を防衛した。
内容的にも完敗を喫した永田だったが、負けん気の強さを見せつけるなど、中邑にしてみれば充分にたぎらせてくれたと思う、また50歳でのIWGP王座奪取に意欲を燃やした、第三世代の天山がNWA世界王座を奪取し、小島が挑戦表明することで天コジでの選手権に意欲を燃やせば、また先輩であるライガーもNWA世界ジュニアを防衛しタイガーを挑戦者に指名した、一時代を築いた第三世代やライガー、タイガーもトップ戦線から、現在では一歩引いた立場かもしれない、しかし自分らの築いてきたプロレスとは何たるかを示し伝えるまでは、まだまだ戦い続ける。 -
“赤鬼”ウイリアム・ルスカさん死去
アントニオ猪木と異種格闘技戦で対戦した柔道家ウイリアム・ルスカさんが死去した、享年74歳。
ルスカさんは1974年ミュンヘン・オリンピックで金メダルを獲得後、1976年に猪木と異種格闘技戦で対戦、猪木のバックドロップの前に破れ、その後レスラーに転向するも、同じ時期にプロレス入りしたアレン・コージことバットニュース・アレンと比べ適応力がなく、定着できなかった。
ルスカさんは1994年に再び猪木のファイナル・カウント・ダウンの相手として来日、ルスカさんは裸絞めで猪木を絞め落とすも、蘇生した猪木がチョークスリーパーを決め敗れ、同年には平成維震軍の旗揚げ興行に参戦し後藤達俊と対戦し裸絞めで勝利を収めたのが日本での最後の試合だった。
帰国後は脳梗塞に倒れ、車椅子生活を余儀なくされるなどしたが、柔道の会場には元気な姿を見せていたという。
ご冥福をお祈りします。
(なおウイリアム・ルスカさんの試合は新日本プロレスワールドにて視聴できます) -
KAIが田中を降し満を持して武藤に挑戦へ!タッグ王座防衛に成功したカズがクルーザー級王座新設をアピール!
2月13日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2015 WEST SIDE STORY」1050人 後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼熊ゴロー、芦野祥太郎デビュー戦/30分1本
○芦野祥太郎(6分32秒 逆エビ固め)X熊ゴロー
◇第2試合◇
▼「NOSAWA軍 vs MAZADA軍」/30分1本
○浜亮太 MAZADA 村瀬広樹(8分00秒 体固め)大和ヒロシ XNOSAWA論外 藤原ライオン
※オオキドプレス
◇第3試合◇
▼「WRESTLE-1 vs DESPERADO」/30分1本
○KAZMA SAKAMOTO 土肥孝司 (6分43秒 エビ固め)アンディ・ウー Xエル・イホ・デル・パンテーラ
※アンディーの水能覆舟誤爆
◇第4試合◇
▼「WRESTLE-1 vs DESPERADO」/30分1本
中之上靖文 児玉裕輔 ○稲葉大樹(10分48秒 横入り式回転エビ固め)河野真幸 グレート・ムタ XTAJIRI
【河野、TAJIRIの話】
河野「フザけんなよ、クソが。チキショー、まぐれだよ、まぐれだよ。これがデスペラードからのバレンタインチョコレートだよ。ただ、さすがオレが見込んだだけはあるよ。アイツ(稲葉)がドラフト1位だから。でも、前回はオレが負け、今回はTAJIRIが負けて、この先、ちょっと真剣にデスペラードのことを考えないといけないかもしれないな」
TAJIRI「クソッ。なんかヒザ悪くしたな、これ。今日はツイてねえな」
【中之上、児玉、稲葉の話】
中之上「勝ったぞ」
稲葉「勝った。オレたちでこれからW-1を変えていきましょう」
児玉「試合前に稲葉さんが、味方であってもボクらにも負けないってコメントしていましたけど、本当にその通りの試合で」
稲葉「これがマグレにならないように、これからもいきましょう」
中之上「いこう、いこう」
◇第5試合◇
▼30分1本
○征矢学 AKIRA(11分57秒 片エビ固め)船木誠勝 X黒潮“イケメン"二郎
※ワイルドボンバー
◇第6試合◇
▼KASSENスペシャルシングルマッチ「WRESTLE-1 vs ZERO1」対抗戦/60分1本
○KAI (12分16秒 片エビ固め)X田中将斗
※スプラッシュプランチャ
(試合後)
KAI「田中将斗、いや田中さん! 俺の3度目の挑戦、受けてくれて、ありがとうございました!(土下座)田中さん、ありがとございました!(頭を下げる。さらに歩み寄り頭を下げる)」
田中「(マイクを取り)正直、負けるとは思わんかったけど、お前俺を倒したんやからこれからは田中さんじゃないよな、田中って呼べよお前。エースになる存在なんやろ!? そんな、オレにさん付けしててどうすんのや! そうだろうが。去年の借り返していったんやったら、ベルト取るんやったら取れ。そしたらよ、オレが一発目、お前おいしくなったら、もう一回、俺がオマエに今度は挑戦する。じゃあな」(退場)
KAI「(引き揚げる田中に)田中! ありがとー! 会場にお集まりの皆さん、本当にありがとうございました! やっと、やっとこれで、自信がつきました。武藤さん! 俺の挑戦、次、受けてください! ベルトを巻きます! 今日はありがとうございました!」
【KAIの話】「やっと、やっと、田中将斗さん…じゃない、田中に勝った。でもオレは勝ち逃げするつもりはないし、いつかまた闘ってもいいと言ってくれたんでね。オレは逃げないし、またいつか闘います。年始に船木さんに勝って、河野に勝って、これで田中にシングルで勝って、もう過信じゃないです。自分自身、やっと信じることができたんで。自信がついたので、みずからを信じることができたので、次、武藤さんのベルトに挑戦します。あとは武藤さんがどう返答するか。それ次第なので、それを待つのみですね。いや、本当にキツかった。並大抵の人じゃないし、オレがあこがれた大仁田さんの弟子ですから。オレはその人ととことん闘って、向こうもとことんぶつかってくれたので、感謝します。この経験
を糧にして、これからのレスラー人生、生きていきます。(年始のときといまとで、内面に変化はある?)今日で吹っ切れましたね。でも勝てたのは、なにより応援してくれるファンの方のおかげですよ。本当にカラダは痛いですけど、これが幸せじゃないですか」
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[初代王者組]○カズ・ハヤシ 近藤修司(20分24秒 片エビ固め)[挑戦者組]X田中稔 吉岡世起
※パワープラント
☆カズ&近藤組が5度目の防衛に成功
カズ「稔さん、稔さん、あなたが吉岡世起、吉岡世起、世起世起世起って言ってる間に、俺たちととんでもねえ差がついちまったぞ。WRESTLE-1、クルーザーという世界を作りたい。稔さん、あなたは今、その輪の中に入れるのか、教えろ」
稔はマイクを持つが、投げ捨てて退場。
カズ「(観客の声を受け)そうだよな。入りたいやつが入ったらいい。ほかのベルトよりも上でもない、下でもない、クルーザーディビジョン、クルーザーの世界を俺たちで作っていきます。稔! 信じてるぞ!」
【チーム246の話】
カズ「上(リング上)で言った通りです。ジュニアじゃないよ。どのベルトよりも上とか下とか関係のないベルト、クルーザーの世界というものを、W-1の中に作らないといけない。そういう時期だと思います。その中に田中稔が入るか? 知らないよ。でも、世界一のベルトをめざしていくために、田中稔選手と闘っていきたい。(実際に闘ってみて稔の手ごたえは?)まだまだだな。オレが知ってる田中稔じゃない。技術的にどうのじゃない。あの人が新日本プロレスという団体を辞めて全日本プロレスに上がった。あのときに大きなものを捨てて、何もかもを捨てて、人生を懸けて乗り込んできた。あのときの田中稔選手を知ってるから。田中稔が本当に上をめざすのなら、吉岡のためだとかそんなこと言っ
てる場合じゃない。オレだってコンちゃんとやってるけど、コンちゃんのためにだとか思ったことない。コンちゃんだってたぶんそうだよ。オレら、同じようにてっぺんめざしていくから強いんだろ。だからここまでの試合できるんだ。(クルーザー級という名称にこだわるのは?)どうしても昔からヘビーとジュニアっていうのがあって、一個下のところという見方がされる。そうじゃなくてだれにもマネのできないビジョンという大きな枠、その中での闘いができればと思っています。シングルのベルトを早急に作ってほしい。そう思っています」
近藤「クルーザー級っていうくらいだからジュニアよりも階級は軽いんだろうから、いまは回答は控える。もしそこに出ていくってなればダイエットしなきゃいけないかもしれないし。そんなことよりもさ、いまのW-1、だれが引っ張ってるんだ!? ところどころにしか出ない武藤敬司じゃねえだろ。自称エースのKAIでもねえだろ。お笑いやってる征矢でもねえだろ。結局、オレたちが引っ張ってるんじゃねえのか!? 今日の試合見てもわかる通りな、このレベルにない人間はタイトルには一切挑戦させない。これ以上の人間しか、今後タイトルに挑戦させない。オレらがチャンピオンなんだから何でも言えるだろ。プロレス界じゃ、チャンピオンが王様なんだ!」
【田中、吉岡の話】
吉岡「246との差はタッグチームとして組んでる時間の差じゃねえか。手ごたえはあったぞ。強いけど、まだまだオレらはやれるぞ。ほかにもタッグ挑戦したいチームいるのかもしれねえけど、その全チームで挑戦者決定戦やって、もう一回オレらが挑んで、ベルト取ってやるよ」
稔「カズ・ハヤしに火つけられて完全に本気になって挑んだんですけそね。万全の態勢で挑んだつもりだったけどかなわなかったし。最後、なんかしゃべってみろ?と言われても、正直、今日の時点では何も言い返せなかったですよね。でも、せかっくToo Sharp走り出したんで、タッグはもちろんあきらめてないし、カズ・ハヤシともう一回やらせてほしい。どこでもいいですよ。シングルでもう一回やる機会がほしい」
」
WRESTLE-1後楽園大会のメインではチーム246の保持するタッグチャンピオンシップに田中、吉岡のToo Sharpが挑戦。
序盤は246が吉岡を捕らえにかかるも、吉岡が幻惑ロープワークを駆使して応戦、交代した稔もカッキーカッターを近藤に決める。
246は連係で稔を捕らえダブルインパクトを狙うが、吉岡がジャンピングハイキックでカット、Too Sharpはカズを捕らえ、稔の雪崩式アームホイップ→吉岡のスワントーンボム→稔のファイヤーボールスプラッシュと波状攻撃を敢行するも近藤が間一髪カットに入る。
吉岡が近藤を排除すると、稔はハイキックからミノルスペシャルを敢行するが、カズは素早く立ち上がってラ・マヒストラルで丸め込むと、リバースフェースバスターで投げ、カットに入る吉岡も近藤がザ☆オリジナルで蹴散らす。
カズは稔の繰り出すキックコンポをかわしてトラースキックを放つと、またカットに入る吉岡をもトラースキックで蹴散らし、稔はハイキックを繰り出すもカズはハンドスプリングレッグラリアット、ファイナルカットで返し、最後は近藤のキングコングラリアットの援護射撃からカズがリバースファイナルカット、W4、パワープラントと畳み掛けて3カウントを奪い王座を防衛。
試合後はカズがクルーザー級王座新設をアピール、稔にも加わるように迫るが稔は無言のままで去った。
クルーザー級は日本で言うジュニアヘビー級、WCWまたWWEで存在していたが消滅となった、246の二人は最初は無差別級を訴えていたがチャンスがなかなかまわってこない、ならば軽量級のベルトを作ってアピールしたいということなのだろうが、敗れて返事を保留にしている稔だけでなく、無差別にこだわる近藤も返事を保留にしたことから、新設には時間がかかりそうだ。
セミではKAIがZERO1の田中に挑み、序盤は田中が特設花道上での垂直落下式ブレーンバスターやエルボーなどで先手を奪うも、KAIはトペで活路を見出し田中の猛攻に対してもLATで反撃、KAIの延髄斬りに対して田中はエルボーで応戦するとスライディングDを決めるが、クリアするとジャーマンからトラースキック、ジャンピングハイキック、サンダーファイヤーパワーボムで畳み掛けてからスプラッシュプランチャで3カウントを奪い、3度目の正直で田中越えを達成すると武藤敬司への挑戦をアピールした。
真田聖也、征矢と敗れてKAIが満を持しての挑戦となった、エースを自称しているKAIが武藤を破って自称から真のエースになれるか?
最後にムタがデスペラードの一員として登場し中之上組と6人タッグで対戦するも、稲葉の思わぬ粘りがあり、最後はTAJIRIのバスソーキック狙いをかわした稲葉が強引に丸め込んで逆転勝利、試合後はムタはサッサと引き揚げデスペラードは稲葉を袋叩きも後の祭り、そして河野が「今後のデスペラードについて真剣に考えないといけない」とコメントした。
確かに河野がシングル王座を陥落してから2度に渡ってタッグ王座に挑戦も失敗するなど失態続いている、デスペラードも第4試合では誤爆したアンディと仲間割れとなったパンデーラが加入したばかりだが、ここで急に解散とは思えないが・・・ -
KESがTMDKを粉砕しGHCタッグ王座を強奪・・・鈴木軍がNOAH制圧まで一歩前進!
2月11日 NOAH「GREAT VOYAGE 2015 in Nagoya」愛知県・名古屋国際会議場 1200人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「NOAH vs 名古屋維真軍」/30分1本
小川良成 ザック・セイバーJr. ○ジョナ・ロック(5分29秒 片エビ固め )青柳政司 Xヤス久保田 ヒデ久保田
※変型フェイスバスター
◇第2試合◇
▼GHCジュニアタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
齋藤彰俊 ○クワイエット・ストーム 平柳玄藩(8分29秒 片エビ固め)拳王 大原はじめ X北宮光洋
※50cm腕ラリアット
◇第3試合◇
▼「超危暴軍 vs BRAVE」/30分1本
森嶋猛 ○マイバッハ谷口(7分16秒 体固め)中嶋勝彦 X石森太二
※マイバッハボム
◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合前哨戦「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○タイチ エル・デスペラード(13分05秒 タイチ式外道クラッチ)小峠篤司 X熊野準
◇第5試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○シェルトン・X・ベンジャミン(7分01秒 エビ固め)Xモハメド ヨネ
※ペイダート
【ベンジャミンの話】「見たろ? シェルトン・X・ベンジャミンの前に、ヨネはなす術が無かっただろ? もっと楽しませてくれよ。次はそうだな…この前のテレビマッチでデスペラードを倒したヤツ(杉浦)とやってやろうか? 俺を倒せるもんなら倒してみろ。ノアは鈴木軍の一強だ。なぜなら…スズキグン、イチバン」
◇第6試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○杉浦貴(8分30秒 反則勝ち)X飯塚高史
※イス攻撃
【杉浦の話】「(試合を振り返って?)まともな試合できないよ、あれじゃ。何なんだよ。普段鍛えたものをリングで見せるのがプロレスじゃないの? 何が鈴木軍との対抗戦だよ。あれじゃ何も競えないよ」
◇第7試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○鈴木みのる(8分51秒 体固め)X原田大輔
※ゴッチ式パイルドライバー
【鈴木の話】「(7年ぶりのシングルマッチとなったが?)はぁ? お前、この前いなかったから言ってやる。ここ(会場)の庭にある石の名前、お前覚えてるのか? 道端に落ちてる石っころ。そんなもんは俺の記憶にはねえんだよ。踏み潰した蟻んこに名前もねえんだ。形もねえんだ。存在意義もねえんだ! 俺の前に出てくるんじゃねえよ、チョロチョロとよ! まぁいい。この後K.E.S.だ。3月15日もある。おい。どんなことをしてでも、すべて獲る。どんな方法を使ってもだ! どんなモノを使ってでもだ!! テメーらの首、まとめて獲ってやる」
◇第8試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○丸藤正道(10分22秒 片エビ固め)XTAKAみちのく
※不知火
(試合後に鈴木の襲撃を受け、花道で腕十字を決められる)
【丸藤の話】「お呼びじゃねえよ、鈴木みのる。悔しかったんだろ。目の前でTAKAみちのくをボコボコにされて。いつでもやってやるよ。調子に乗るなよ?鈴木みのる。絶対ぶっ潰してやる」
◇第9試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(29分04秒 片エビ固め)[第32代選手権者]マイキー・ニコルス Xシェイン・ヘイスト
※キラーボム
☆ニコルス&ヘイスト組が初防衛に失敗、アーチャー&スミスJr.組が第33代選手権者となる
(試合後に鈴木軍がリングジャック、アナウンサーからマイクを奪う)
アーチャー「ノア! スズキサンは言った。『俺たちがノアを支配する』と。その時が来た、その時が来たぞ!」
スミスJr.も「K.E.S.が日本のみならず世界ナンバーワンのタッグチームであることを証明してやった。俺たちを尊敬しろ。俺とアーチャーがスズキグンに最初のゴールド(宝)をもたらした。次はスズキだ! ならなら俺たちがイチバンだからだ!」
鈴木「(女性ファンめがけて)ブスは帰れ、どうせ名古屋の田舎モンどもじゃ、(K.E.S.が英語で)何言ったか分かんねえんだろ? バカだもんな。おいノア。これで一つ目だ。ここから始まるんだ。何が始まるか教えてやろうか? お前らの崩壊が始まるんだ。あ? 3月15日、有明でGHCジュニアタッグ、GHCジュニア、そして丸藤が持ってるGHCヘビー。どんな方法を使ってでも、どんなやり方でも、すべて鈴木軍がいただく。おいブタども良く聞け。俺たち鈴木軍…イチバーン!」」
【試合後の鈴木軍】
▼アーチャー「これで分かっただろ。K.E.S.はすべてのレスラーの中で最も優れたタッグチームだ。スズキグンの一部であるK.E.S.…Killer Elite Squad。まさに今、最初のゴールド(宝)が俺たちの手にあるぞ」
▼スミスJr.「まだまだ侵略は続くぞ。K.E.S.は今夜見せてやった。ナンバーワンタッグチームであることを。そして今夜の勝利は、これから始まるノアにおける数多くの勝利の、ほんの一部にすぎない。ニュージャパンでも、NWAでもタッグチームタイトルを獲った。そして今夜はニューGHCタッグチームチャンピオンになった。俺たちが誰よりもタフなチームだ」
――まず最初のベルトがもたらされたが?
▼鈴木「俺たちが欲しいのはよ、GHCの全体であり、お前達の崩壊だ。プロレスリング・ノアの終わる日だ。3月15日、すべてが終わる」
――今日の対抗戦は鈴木軍の4勝2敗だったが?
▼鈴木「お前よ、そんなこと言ってるんだったらプロ野球の中継でも行ってろよ。最後に立ってるほうが勝ちなんだよ、プロレスは。こうして全員立ってるだろ?俺たち。 あん? まさか“ひと昔前のプロレスリング・ノア”見ちゃってるんじゃないの? 清く正しく美しく、チョップいっぱいやって、エルボーいっぱいやって、ドカーン!バキーン!ってやれば“プロレス"とか言っちゃってるんじゃないの? プロレスはやるか、やられるかだ。いてぇんだよ、こえーんだよ、強ぇえんだよ、俺たちのプロレスは。文句あっか?」
――改めてメッセージを?
▼鈴木「あ? メッセージ? 誰にだ? お前にか?」
――プロレスファンに
▼鈴木「3月15日、そこですべてが終わる。すべて終わる、すべて破壊する。それだけだ。(※日本テレビのアナウンサーに)もう終わりか? あぁ? 何か言ってみろよ。お前バカだろ? テメー何大だ? 高卒か? あ?(けいお…)知らねーよ!そんな学校。みんな分かってるよ。俺が何をやりたいか。分かってねえのはテメーらだけだ。勉強しなおせ。テメーの目の前で起こってることだけがすべてじゃねえんだ。お前、指10本あるんだろ? 数えろ。カウントダウンだ、カウントダウン。(崩壊まで)何個数えればいい?」(アナウンサーが慌てて「21」と答える)
鈴木「ちげーよバカ、話になんねー」【試合後のニコルス&ヘイスト】
――悔しい結果となったが?
▼ニコルス「サンダーバレーでカウント3が入ってたはずなのに、バカげた手段で阻まれた。間違いなく俺たちが勝ってたはずなのに…」
▼ヘイスト「すごく残念だよ。だから言いたい。俺たちはK.E.S.にタイトル挑戦の機会を与えた。だから俺たちのリマッチを受けろ。いつでも、どこでもいい」
――ノアファンは奪回を期待しているはずだが?
▼ヘイスト「ノアファンだったらGHCのタイトルマッチがどういうモノか良く分かってるはず。次はこうはならない。TMDKは決して止まらない」NOAH名古屋大会では鈴木軍との対抗戦が行われ、メインはTMDKの保持するGHCタッグ王座に鈴木軍のKESが挑戦、外国人同士の選手権がメインになるのはNOAHでは初だと思う。
序盤はヘイストがスピードでスミスを霍乱するも、アーチャーが持ち前のパワーで反撃して流れを変え、TMDKも反撃を狙うがセコンドのデスペラードが試合に介入しヘイストを3人掛りでヘイストを痛めつける。
KESのペースで試合が進み、やっと交代を受けたニコルスが反撃するも、今度はスミスがシャープシューターで捕獲、パワースラムで投げ捨て主導権を渡さない。
交代を受けたアーチャーがラリアットからジャンピングニーを狙うが、こちらも交代を受けたヘイストがドロップキックで迎撃、しかしアーチャーはヘイストを持ち上げてニコルスに肩車させると、ラリアットを放つ“ひとりダブルインパクト”を決めると、ニコルスもデスバレーボムで応戦、ここからTMDKが攻勢をかけ場外のKESに同時トペを放ちつがその際にヘイストが左膝を痛める。
しかしヘイストはアーチャーのチョークスラムも一回転して逆にドロップキックを決め、ダイナミックボムからニコルスも駆けつけサンダーバレーを決め勝負あったかに見えたが、セコンドのデスペラードが西永レフェリーの足を引っ張りカウントを妨害してしまう。
ヘイストはコーナー最上段からダイビングボディープレスを投下するが、自爆すると痛めた左膝を悪化させてしまい、これを逃さなかったKESが反撃してキラーボムを狙うがヘイストは脱出してアーチャーにラリアットを放つが左膝に力が入らなかったのかまったく効かず、またしてもキラーボムに捕まって3カウントとなり、KESが王座を奪取した。
他の対抗戦では第4試合ではタイチ&デスペラードが小峠&熊野を、タイチが熊野をGHCジュニアベルトで殴打してから3カウントを奪い、第5試合ではベンジャミンがヨネを降し、第6試合では杉浦は飯塚に反則負けを収めるが、試合後にアイアンフィンガー・フロム・ヘルの前にKOされ、第7試合では鈴木が原田を粉砕、第8試合では丸藤がTAKAに完勝するが試合後に鈴木の襲撃を受け、メイン終了後でもブーイングを飛ばすNOAHファンを詰り、西永レフェリーや大川リングアナに暴行を振るうなど、鈴木軍のやりたい放題にされてしまった、GHCタッグを強奪した鈴木軍、3月15日で全ベルトを奪いNOAHを制圧するのか!? -
AJスタイルズが棚橋を破りIWGPヘビー級王座を奪還・・・2月11日は侵略の日と化した!
2月11日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」大阪ボディーメーカーコロシアム 7500人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○田中翔(5分38秒 逆片エビ固め)X小松洋平
◇第2試合◇
▼20分1本
タイガーマスク ○マスカラ・ドラダ(5分03秒 回転エビ固め)中西学 Xキャプテン・ニュージャパン
◇第3試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/20分1本
ロブ・コンウェイ ○チェーズ・オーエンズ(7分53秒 エビ固め)天山広吉 X獣神サンダー・ライガー
※パッケージドライバー
◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○飯伏幸太(12分15秒 片エビ固め)X本間朋晃
※フェニックススプラッシュ
◇第5試合◇
[挑戦者組]○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(13分31秒 片エビ固め)[挑戦者組]XKUSHIDA アレックス・シェリー
※モア・バング・フォー・ユア・バック もう1チームは[第39代王者組]カイル・オライリー ボビー・フィッシュ
【ヤングバックスの話】
マット「2度目だ、2度目。これでやっと収まるところに収まった。俺らがこれから、このジュニアヘビー級でタッグの歴史を作っていくぞ。俺たちがベストタッグチーム。だから、俺たちがこのベルトを失ってから、IWGPタッグのタイトルの価値は下がっていった。でも、俺たちにこのベルトが戻ってきたことで、これから上がっていくから。何ならもっともっと俺たちにタイトルを預けたらいい。そうすれば金も入るし、トレンディになる。そして熱くなるしな。俺たちこそがジュニアタッグチャンピオンさ」
ニック「ジュニアだけじゃないぞ。ヘビー級を含めても、俺たちがベストタッグチーム。ドク・ギャローズとマシンガン(カール・アンダーソン)でも、俺たちにはかなわないさ。ジュニアだからって俺たちがベストタッグじゃないっていうことにはならない」
マット「そうさ。この地球上、いやすべての惑星を見渡しても俺たちがベストだ。ここにIWGPジュニアタッグのベルトがあることが、それを証明しているだろ。俺たちの試合が見たいなら電話して来い。twitterでメッセージをよこせ。俺たちはこのベルトを持って家に帰る。誰が今日の会場を満員にしたと思ってるんだ? ヤングバックスだぜ。もっともっと満員にしてほしいなら、俺たちを呼ぶことだな。さぁ、2タイムズ・チャンピオンが今から動き出すぜ」
【レッドドラゴンの話】
カイル「ふざけるな。俺たちは負けてない。俺たちがIWGPジュニアタッグチームチャンピオンだ」
ボビー「そうだ。みてみろ、俺たちの体を。無傷だ。俺たちはこんなやり方認めない。俺たちはやられてない。IWGPジュニアタッグのタイトルを賭けて、俺たちと闘え」
【タイム・スプリッターズの話】
シェリー「KUSHIDAは最高のレスラーだ。俺は2013年の『BEST OF THE SUPER Jr.』の決勝に上がった。そしてKUSHIDAは2014年の『BEST OF THE SUPER Jr.』の決勝に上がった。あと少しで新日本プロレスジュニアタッグは生まれ変わる。そしてそれはタイムスプリッターズから始まる。2015年、タイムスプリッターズがIWGPジュニアタッグのベルトを取り戻す。そしてIWGPジュニアヘビーのベルト、『BEST OF THE SUPER Jr.』のタイトルも、すべてタイムスプリッターズが手に入れる。もう時は動いている、ティックタック、ティックタック」
KUSHIDA「もう新しいジュニアの姿、形がぼんやり手に届くところまで来てるんだけど、また遠ざかった。ハァハァ、だけど歩みを止めないよ。そんな1回の負け、1回の勝ち。負けと勝ちをたくさん繰り返して、今俺はここにいるんだ。もう1回靴ひもを結びなおして、またやり直します」◇第6試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第70代王者]○ケニー・オメガ(13分58秒 片エビ固め)[挑戦者]X田口隆祐
※片翼の天使
☆オメガが初防衛に成功
【ケニーの話】「いやぁ、タフな試合だった。ジュニアヘビー級はヘビー級以上にタフでないと務まらない。ニュージャパンに対抗できるところはない。で、あいつは何者なんだ? メキシコからやって来たって? CMLLだって? そんなの俺は知らない。ルチャがどうしたって? どんなスタイルだって構わない。俺はそれ以上に強く、そして素晴らしいんだから。だから何のプレッシャーもない。シンニホンが、ニュージャパン・プロレスリングがそうしろというなら、ドラダとこのベルトを懸けて闘っていい。俺の前に立つなら、押しのけていくだけだ。何か質問はあるか? ないならもういいだろ」
【田口の話】「ハァハァ、オーマイ……オーマイアンド……ガッバーナ。フォーエバー……シックスナイン
◇第7試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○オカダ・カズチカ 矢野通 桜庭和志(11分45秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ 高橋裕二郎 Xタマ・トンガ
※レインメーカー
◇第8試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
永田裕志 小島聡 ○内藤哲也(16分30秒 片エビ固め)中邑真輔 石井智宏 XYOSHI-HASHI
※スターダストプレス
◇第9試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]カール・アンダーソン ○ドク・ギャローズ(16分26秒 片エビ固め)[第65代王者組]後藤洋央紀 X柴田勝頼
※マジックキラー
【アンダーソン&ギャローズの話】
アンダーソン「最初はジャイアント・バーナードと、そして今はシンニホンプロレスの歴史のおいても偉大な大型選手のドク・ギャローズと2度、IWGPタッグチャンピオンになった。俺は計3回、タッグチャンピオンなっている。オーサカではいつも俺たちが勝っている。負けたことなんてない。なぜかわかるか? 俺たちこそが、誰もが認めるベストなタッグチャンピオンだからだ。みんなよく聞け。俺たちがIWGPタッグのニューチャンピオンだ」
ギャローズ「ギャローズ&ガン、BULLET CLUBこそがリアルなんだ」
アンダーソン「何か質問はあるか?」
――新チャンピオンになって、次の目標は?
アンダーソン「このベルトを10年間、守り続ける。そしてそのまま引退する。その前に湖畔に大きな家を建てて、そこでゆっくりする。それを約束する。もう、俺らの後に誰もIWGPタッグチャンピオンにはならない。みんなゴトーが好きだろうと、シバタが好きだろうと、俺たちには関係ない。俺たちだけを見ていればいいんだ。俺たちこそがベストタッグチャンピオンなんだから。このベルトはもう、俺たちの腰から離れることはない。アリガトゴザイマス」
◇第10試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○AJスタイルズ(26分08秒 エビ固め)[第61代王者]X棚橋弘至
※スタイルズクラッシュ
☆棚橋が2度目の防衛に失敗。AJが第62代王者となる
(試合後、、AJが金色のチャンピオンベルトを受け取ると、アンダーソンがマイクアピールを開始する)
アンダーソン「オーサカ! 前にもこんなことあったな。過去20年間で最も偉大なチームであるBULLET CLUBのメンバーを紹介する。伝説のレスラーであるスコット・ホールの息子、BULLET CLUBのヤングボーイ、コーディ・ホール。伝説のレスラーであるキング・ハクの息子“バッドボーイ”タマ・トンガ。俺にとってガイジンの友達であるユージロー・タカハシ。最も大きなBULLET CLUBのガイジン、そしてプロフェッショナル・レスリングの世界でもそうそういない男、バッドラック・ファレ。そしてタッグ部門で最も偉大なタッグチーム、IWGP Jr.ヘビー級タッグチームチャンピオン、ニック・ジャクソンとマット・ジャクソンのザ・ヤングバックス。そして黒に身を染め、ニュージャパン・プロレスリングのJr. ヘビー級をきれいに掃除する男、“ザ・クリーナー”ケニー・オメガ。IWGPタッグチャンピオンは、ビッグマンは“アウトロー”ドク・ギャローズと、伝説的な“マシンガン”カール・アンダーソン。そして最も重要なことはこれだ。最も偉大なプロフェッショナル・レスラーで、さらにもっと重要なことはオーサカでのIWGPヘビー級チャンピオンシップに勝って、新チャンピオンになった男、“ザ・フェノミナル"AJスタイルズ!」
AJ「俺たちを見ろ。俺たちは全てを倒していく。俺たちがBULLET CLUBだ。そして俺たちこそがリアルなんだ!」
【AJの話】
AJ「俺たちこそがプロフェッショナルなCLUBだ。俺たちを止める者など誰もいない。止められるものなら止めてみろ。どうやって俺たちに勝つんだ? これから祝勝パーティーなんだから、早く終わらせろ」ケニー「質問はあるか?」
――再びIWGPヘビー級のベルトを手にした今の気持ちは?
アンダーソン「ユージロー、何て言ってるんだ?」
※オメガが通訳する。
AJ「今の気持ちだって? 俺はこれで2度、IWGPヘビー級のチャンピオンになった。彼ら(アンダーソン&ギャローズ)も2度目、お前ら(ヤングバックス)も2度目か?」
オメガ「俺は2度目じゃない……。2度目じゃないので、俺はまだバッドガイに過ぎない。2度目でグレートガイになれるんだがなぁ……」
――今日の試合でもBULLET CLUBの面々が介入する場面が見られましたが?
※ケニーが通訳。
AJ「何を言ってるんだ? 試合を見ただろ? 1、2、3が入っただろ。タナハシの体が俺に足の下にあってカウントが入った。それに何の文句があるんだ? ニックを見てみろ。タナハシの攻撃で傷を負ったんだぞ。2014年にIWGPヘビー級のチャンピオンになって、またこうやってチャンピオンに返り咲いた。こんなにうれしいことはない」
――これでIWGPのヘビーとタッグ、そしてジュニアのシングルとタッグも獲得したBULLET CLUBは今後、どのように闘っていくのでしょうか?
※ケニーが通訳。
AJ「次だって? 世界に出て行くぞ。ニュージャパンのレスラー全員をやっつけて、世界だ。そしてこれは、ワールド・チャンピオンと呼ばれるようになるんだ。俺たちこそが、世界で最も素晴らしいCLUBであることを見せつける」
ニック「ほかに質問は?」
AJ「(記者を指差して)お前は『S●CK IT』と言われたいのか?(笑)。よし、最後に記念撮影だ」
2月11日、新日本プロレス大阪大会を観戦するためボディーメーカーコロシアムを訪れた。今日は建国記念日ということで祝日、新日本は当日券は若干残っていたが完売、会場はG1バージョンということで中央に入場ゲートが設けられたが四方とも二階席も埋まり超満員札止め、今回も新日本の活気力を見せつけられてしまうが試合前にハプニングが発生し真壁刀義がインフルエンザで急遽欠場、事前に発表がなく館内のファンも驚いたが、カードも大幅に変更され第7試合の6人タッグには小島が入ることになった。
14日の仙台大会ではNEVER選手権も控えているだけに真壁が介抱に向かえばいいのだが・・・
メインは棚橋のIWGPヘビー級王座に前王者のAJが挑戦したが、AJの入場時からファレ、トンガを除いたバレットクラブの面々がセコンドに勢ぞろい、AJも対棚橋は昨年は2連敗、今回また棚橋に破れるようだとバレットクラブのリーダーとしても面子が立たないため、今回はユニットの総力をかけてきた。
試合はAJがヘッドロックを中心とした首攻め、棚橋は腕攻めと静かなスタートとなるが、合間にセコンドのケニーが棚橋の足を引っ張ろうと牽制するため油断が出来ない。
AJがプランチャを自爆してから試合が動く、棚橋がエプロンダッシュのトペ・コンヒーロを発射するが自爆すると、床に腰を強打した棚橋にバレッドクラブが総攻撃、棚橋のセコンドにはキャプテンと若手のみ、止めに入るが返り討ちにされてしまう。
リングに戻ったAJは棚橋の腰に集中攻撃するも、棚橋はカウンターフライングフォーアームで反撃し、場外に落とされそうになるも襲い掛かるヤングバックスを蹴散らしてから、逆上がりでリングに戻り突進するAJを両脚で捕らえて逆にリングに落とすとバレットクラブ全員めがけてコーナー最上段からのプランチャを発射、しかしここでハプニングが発生し棚橋の額にマットの額が直撃してバッティングのような形となり、棚橋は瞼を切って流血、巻き込まれたマットも流血となった。
セコンドのバレッドクラブがマットを介抱している間に試合は混戦、棚橋も慣れない流血戦で動きが鈍い、AJは棚橋の切った眉めがけて殴りにかかり、スリングブレイドを狙う棚橋をかわしてスタイルズクラッシュを狙うがエビ固めで切り返してから、足を掴み延髄斬りを狙うAJと同じタイミングでドラゴンスクリューを決めると、スリングブレイドからハイフライフローを投下するがAJは剣山で迎撃、逆にAJがスワンダイブ式ファイヤーバードを投下するが、今度は棚橋が剣山で迎撃する。
棚橋はハイフライフローを狙いにコーナーへ昇るが、追いかけたAJが雪崩式フランケンシュタイナーを狙う、そこで棚橋は掟破りの雪崩式スタイルズクラッシュを狙うが、慌てたAJが脱出してペレキックを発射し棚橋を逆さ吊りにするとハローポイント、ブラディー・サンデー、スタイルズクラッシュと畳みかけ3カウント、AJが王座を奪還する。
セミのIWGPタッグ選手権は序盤こそは王者の後藤組がリードを奪っていたが、ギャローズに狙っていたWブレーンバスター狙いを逆にまとめて投げられると、後藤が捕まりアンダーソン組ペースとなってしまう。
窮地を脱した後藤が柴田に交代し反撃するが、柴田がアンダーソンを羽交い絞めにしてからの後藤のラリアットが柴田に誤爆すると、再び後藤が捕まり合体技の連打を浴びてしまう。
勝負と見たアンダーソン組はマジックキラーを狙うが柴田が間一髪カット、ここから後藤組も反撃し、今度は後藤がギャローズを羽交い絞めにしての柴田のフロントハイはギャローズが逆にフロントハイで迎撃。
ここからアンダーソン組が猛反撃し、アンダーソンが後藤をスティーンブレーカーでKOすると、アンダーソン組は柴田に集中砲火、柴田も懸命に粘るも最後はアンダーソンのガンスタンを喰らってからマジックキラーを喰らい3カウント、アンダーソン組が王座を奪還する。
1月4日の再戦となったIWGPジュニアヘビー級選手権は田口のヒップアタックをケニーがアトミックドロップで迎撃、しかし田口は意地でヒップアタックを炸裂させる。
だがケニーはコタロークラッシャーで反撃すると、セコンドのニックがバレッドクラブの旗を手渡し、柄の部分で田口の肛門を突き刺せば、田口も逆にケニーの肛門に柄を突き刺すなど男色ディーノが喜びそうな展開となる。
田口はヒップアタックを連発するが、ケニーはチェーンソーポーズからのサミングで反撃、それでも田口はヒップアタックを炸裂させると、場外に逃れたケニーにノータッチトペコンを発射、リングに戻っても田口の攻勢が続き垂直式DDTからアンクルホールド、ジャーマンと猛ラッシュをかける。
ケニーは高速ドラゴンからパワーボム、そしてクロイツラスを狙うが田口はリバースフランケンで切り返すと、スライディング式のヒップアタックから、どどんthe endを狙うもケニーは脱出、ならば田口がコーナーへ昇るとケニーが捕らえて強引に片翼の天使を決め3カウントで王座防衛、試合後はケニーがヤングバックスと共に合体ツームストーンパイルドライバーを決め田口をKO、この暴挙にドラダとシェリーが救出に駆けつけ、ドラダが挑戦に名乗りを挙げた。
IWGPジュニアタッグ選手権3WAY戦はタイムスプリッターズがテンポ良く攻めるが、KUSHIDAがレッドドラゴンの合体技を喰らうと失速、ヤングバックスと共に集中砲火を浴びてしまう。
劣勢のスプリッターズはシェリーが試合を盛り返すも、KUSHIDAが再びレッドドラゴンに捕まる、しかしヤングバックスがシェリーとレッドドラゴンを蹴散らすとモア・バンク・フォー・ユア・バックでKUSHIDAから3カウントを奪い王座奪還も、敗れずに王座転落したレッドドラゴンは抗議、再戦をアピールする。
全試合終了後はファレ、トンガも揃いバレッドクラブがリングジャック、アンダーソンが全メンバーを紹介、AJの王座奪還を祝して大会は幕となった。
そしてNOAH名古屋大会(後日更新予定)でも鈴木軍が対抗戦で勝ち越しし、KES(ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr)がTMDK(マイキー・ニコルス、シェイン・ヘイスト)を降しGHCタッグ王座を奪取したという一報が入った、新日本の大阪ではバレッドクラブ、NOAH名古屋では鈴木軍、建国記念日が両団体にとっては侵略された日でもあった。
(写真は後日更新します) -
発表!1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
1月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
1月の月間MVP
棚橋弘至(新日本プロレス)
投票結果=投票数37
棚橋弘至(新日本プロレス)=17
中邑真輔(新日本プロレス)=8
潮﨑豪(全日本プロレス)=5
武藤敬司(WRESTLE-1)=2
丸藤正道(NOAH)=2
小峠篤司(NOAH)=2
ケニー・オメガ(バレッドクラブ)=11月のタッグMVP
後藤洋央紀 柴田勝頼
投票結果=投票数37
後藤洋央紀 柴田勝頼=15
マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(NOAH)=10
カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(ROH)=4
カズ・ハヤシ 近藤修司(WRESTLE-1)=3
秋山準 大森隆男(全日本プロレス)=3
石川修司 柴田正人=1
バラモンシュウ バラモンケイ ゴージャス松野=1
1月のベストバウト
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 9」1月4日 東京ドーム
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第10代王者]○中邑真輔(20分20秒 片エビ固め)[挑戦者]X飯伏幸太
※ボマイェ
☆中邑が2度目の防衛に成功
投票結果=投票数39
中邑真輔vs飯伏幸太(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)=24
棚橋弘至vsオカダ・カズチカ(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)=5
潮﨑豪vsジョー・ドーリング(全日本プロレス 1月3日 後楽園ホール)=3
マイキー・ニコルス シェイン・ヘイストvs杉浦貴 田中将斗(NOAH 1月10日 後楽園ホール)=2
獣神サンダー・ライガーvsエル・デスペラード(新日本プロレス 1月5日 後楽園ホール)=1
カズ・ハヤシ 近藤修司vs中之上靖文 児玉裕輔(WRESTLE-1 1月11日 後楽園ホール)=1
曙 天龍源一郎 ウルティモ・ドラゴンvs諏訪魔 青木篤志 佐藤光留(全日本プロレス 1月31日 後楽園ホール)=1
ウルティモ・ゲレーロvsアトランティス(新日本プロレス 1月18日 後楽園ホール)=1
武藤敬司vs征矢学(WRESTLE-1 1月30日 後楽園ホール)=11月のベストシリーズ&興行
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 9」1月4日 東京ドーム 36000人 満員
投票結果=投票数41
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 9 in 東京ドーム」1月4日 東京ドーム=25
新日本プロレス「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2015」1月13日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場~19日 後楽園ホール=4
WRESTLE-1「SUNRISE TOUR 2015~New Year Love~」1月11日 後楽園ホール~30日 後楽園ホール=3
DDT「新春お年玉スペシャル! 全席2000円興行!!2015」1月3日 後楽園ホール=2
全日本プロレス「ニューイヤーウォーズ2015」1月2、3日 後楽園ホール=2
NOAH「NEW YEAR Navig. 2015」1月10日 後楽園ホール=2
なにわ超花火 1月23日 大阪ボディーメーカーコロシアム第二競技場=1
全日本プロレス「ジャイアント馬場十七回忌追善興行」1月31日 後楽園ホール=1
WWE「ロイヤルランブル2015」 1月25日 ペンシルバニア州フィラデルフィア=1
以上に決定しました!投票ありがとうございました。 -
天龍源一郎が11月に引退・・・残り9ヶ月間で完全燃焼へ!
(東京スポーツより)
ミスタープロレス・天龍源一郎(65)が9日、東京・後楽園ホールで会見を行い、本紙既報の通り今年11月の大会を最後に現役を退くと発表した。
会見にはプロレスでは異例となる約80人の報道陣が集結。冒頭では愛娘の天龍プロジェクト・嶋田紋奈代表が「昨年末に天龍の口から引退という言葉が出て、検討を重ねたうえ、本日の発表に至りました。先日65歳の誕生日を迎えましたがケガ、病気などネガティブな理由で引退するのではありません」と説明。11月までの試合を「天龍源一郎ファイナルツアー」と題したシリーズとして行うことも明かされた。
続いて天龍が「11月の試合を最後に引退することになりました。デビュー戦(1976年11月13日、米国テキサス州のテッド・デビアス戦)の近辺にケジメをつけたかった。これからプロレス界に恩返ししたい。プロレスラーになって本当にいい人生でした」万感の思いで語った。
さらには「家内(まき代夫人)が病気になったこともありまして、これからは恩返しをしていかなければならないと考えた。(引退後は)奥さんにゴマをすりますよ」とも明かした。
39年間のプロレス生活における思い出を聞かれると「やはり馬場さん、猪木さんからフォールを取れた試合が忘れられない」とも感無量の表情で語った。ラストマッチの日時と場所はこれから吟味していくという。
最後はあぐらをかいて「プロレスファンのみなさん、本当にありがとうございました」と天龍らしく会見を締めくくった。
天龍プロジェクトで決定済みの大会は3・6新木場、4・3新宿、5・30大阪。ラストマッチは天龍と縁の深い選手との試合を組む予定だ。
【引退会見の模様】<プロレス格闘技DXより>
▼嶋田代表「本日はお忙しい中、天龍の引退会見にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。報道に関して、関係者の方に多大なるご迷惑をおかけしたことを、まずお詫びさせていただきます。引退の経緯につきまして、まず私の方からお話させていただきます。昨年末、天龍本人から引退という言葉が出ました。その時は一時の気持ちの問題だと思いましたが、幾度となく話し合いを重ねまして確認をいたしましたところ、本人の覚悟も強く、私個人の感情もあいまって、このようなご報告になりました。先日65歳を迎えまして、腰部脊柱管狭窄症の手術による長期欠場もあったことは、皆様の記憶にも新しいこととは思いますが、怪我や病気、年齢などネガティブな決断ではないことだけは、ファンの皆様にも、関係者の皆様にも強くご理解いただきたいと思います。まだハッキリしたことがすべてお話できる状態ではないんですが、天龍本人からも申し入れがございましたので、11月13日という天龍のデビューした日に近い日程で引退興行を考えております。正式な日程、場所などは現在協議中で、随時お知らせしたいと思います。相撲13年、プロレス40周年を迎える2015年にこのような決断ができましたのも、ファンの皆様、関係者の皆様に支えていただいたことよるもの以外の何者でもございません。本日より(引退まで)9ヶ月余りありますので、来たる日まで出来る限り多くの人に感謝の思いを伝えに行けるように、出来る限り様々なところに足を運んでいきたいと思っています。最終引退興行となる11月までを一つの大きなシリーズと考えて、このような大会名で統一いたしました。(※『Revolution FINAL TOUR』と書かれたボードを示す) 『天龍源一郎引退 Revolution FINAL TOUR』と題しまして何大会か開催していきたいと思います。ファンの皆様、関係者の皆様には、天龍とともに心ひとつに駆け抜けて、清々しく、華々しく天龍を次のステージに送り出していただければ幸いです」
▼天龍「どうも皆様、昼間からの会見にたくさんお集まりいただきましてありがとうございます。私、天龍源一郎は本年度の11月をもって現役を退き、プロレスラーを廃業することを決意いたしました。プロレスラーに転向後、初めてアメリカのリングに上がった11月まで、という猶予がありますが、これまで応援してくださったファンの皆様には、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいであります。ありがとうございました。これからプロレス界に恩返しするために、11月まで色んな選手と戦っていったりとか、色んな希望もありますけど、11月の終焉に向けて、清々しい気持ちでリングを去れればいい、ただその一念でございます。プロレスラーになって本当に楽しく、良い人生だったと思います」
――改めて引退理由は?▼天龍「本音を言いますと、僕がプロレスラーをずっと続けてこられたのは、天龍源一郎がプロレスラー一本でやっていけるように支えてくれた家族のおかげ。そこで一番支えてくれた家内が昨年病気になりまして、そのことと相まって今、プロレスの人気が少し盛り返してきた。じゃあ、今度は俺が(家族を)支えていく番なんじゃないか、という思いもあります。“これだ!"という明確な一つの理由はないんですが、プロレス人気も盛り上がってきたし、そろそろ潮時かな、という感じですね」
――思い出深いことは?▼天龍「試合でいえば、やっぱり馬場さんと猪木さんをフォールできたことは俺の中の誇りですし。人生で言えば、アメリカでドナルド・トランプ(大富豪)、ウィリー・ウィルソン(野球選手)に会えたこととか、エルビス・プレスリーのショーを生で観れたこととかが思い出に残ってますね」
――逆に辛かった思い出は?▼天龍「いやぁ振り返れば、腹いっぱいの楽しいプロレス人生でしたよ。たかだか幕の内のそこらへんしか行かなかった相撲取りがプロレスラーになって、次第に名前も知られるようになったということでは、プロレスラーになって良かったと思ってます」
――どんな引退興行を考えている?▼天龍「僕はどこででも“ケジメ"としてやってもらえればいいだけですから。今は具体的に何も決まってません。ただ11月に天龍源一郎じゃなくなって、嶋田源一郎になって、その辺をブラブラしてるんだろうな…みたいなそんな感じですね(笑)」
――引退試合で戦いたい相手は?▼天龍「いやぁ、まだ何もないですね。とにかく今、一番ビックリしてるのは、朝からこんなにたくさんの人が来ていただいたこと。ありがとうございます(笑)」
――引退後は何を?▼天龍「皆さんもそうだと思いますけど、奥さんにゴマすりますよ(笑)」
――自身にとってプロレスとは?▼天龍「難しい質問ですね…。そうですね…相撲から転向して天龍源一郎って名前をつける時に、先代の天龍さんから『お前、この名前を絶対貶(おとし)めてくれるなよ』ってクギを刺されたことがあったんですけど、それはかろうじて果たせたかな…という念だけですね。そういう意味ではプロレスに転向して良かったのかな、と思ってます」
【会見後の囲み取材】――幕引きに向けて?
▼天龍「39年プロレスに関わって、凄く良い思いをさせてもらいましたので、残り9ヶ月でプロレス界に恩返ししていきたい気持ちが大きいですね」
――3・6新木場に向けて?▼天龍「弾けてやりますよ。ありったけのやれることはやってやろうと思ってます。悔いのないようにやっていきたいと思います」
――体の不調や怪我が理由ではない?▼天龍「それは違いますね。体調は上がっていってますし、逆に体調が悪かったらもっとしがみつこうとしたと思いますよ。プロレス人気も盛り上がってきたし、新世代の人たちも頑張ってるし、家庭の事情も含めて、何となく感じて“そろそろだな"というのが正直なところ」
――後継者だと思う人間は?▼天龍「そんなこと言ったらうぬぼれるから言いませんよ(笑) 何人かはいますけど」
――馬場さんの追善試合にはどんな気持ちで出場していた?▼天龍「ちょうど辞める辞めないって話をしてた時でしたんで、代表(紋奈さん)が、今の天龍にできることは、馬場さんの17回忌にしっかり出て恩返しをすること…ということで、元子さんとか秋山社長とか諏訪魔選手に電話して、天龍が今年で辞めるかもしれない状況なので、出場させてやって欲しいと言ってくれたみたいなんですね。そういう意味で馬場さんの17回忌の追善興行に出られたことは、しっかり自分の中で残っていくものだと思いますし、ひじょうにありがたいことだと思っています」
――家族の支えとは?▼天龍「ムチャクチャでしたから。ムチャクチャの中でも、こいつら(家族)がいるから頑張ろうという思いにさせてくれた。だから身内の人たちに、これからは俺が恩返しをしていきたいなという気持ちですね。俺が身近にいて何かの手助けになるんだったら…という思いですね」
――タレント活動も?▼天龍「ご飯を食べていくためには、あるに越したことはないですけど、こればっかりは何とも言えませんけどね。これって、俺の言ってることがすべて理解できる人って(※カツゼツ悪いキャラの)“営業妨害"してない?(笑) でも男がご飯を食べていくってことは大変なことですから。辞めると決めたからには腹を決めて、色んな仕事に向かっていきたいと思っていますよ」
――ナレーションの仕事も?▼天龍「恐ろしいことですね(笑) でもやりますよ。新しいことを始めることで脳みそも活発に動きますから、頑張ります」
――廃業という言葉も出たが、引退後はプロレス界とは関わらない?▼天龍「どういう関わり方をするかによると思うんですが、指導うんぬんとか、解説とかやるっていうのも無いでしょうし、プロレス界から廃業だとは思ってます」
――引退興行は両国国技館?▼天龍「両国なんてそんな大きなところ…っていうのが正直なところですね。僕はどこでも自分の中で線引きして“天龍源一郎はプロレス界で終わった"と自覚ができる場所であれば、どこでも」
――改めて馬場さんへの思いは?▼天龍「相撲の頃、ちょっととんがった天龍源一郎がいて、プロレス界という実社会に放り出された時に馬場さんには色んなことを教えていただいて。相撲でとんがっていた天龍源一郎が、プロレスに入ってちょっと楕円形の天龍源一郎になって、こうしてフルムーン(満月)のような人間になれたと思ってます(笑) 馬場さんもそうですけど、全日本出身の天龍源一郎と一騎打ちの覚悟を決めていただいた猪木さんにも感謝しています。再戦を…という話もあったんだけど、勝ち逃げさせてもらって悪いことしたなと思ってますよ」
――一番のライバルは?▼天龍「難しいですね。その時々で。ただ最初に入った時に一番身近にいて、一番影響を受けたのは(ジャンボ)鶴田選手ですね」
――清々しい表情に見えるが?▼天龍「肩の荷が降りましたよ。後楽園ホールに来る時は、行きも帰りもいつもイライラしてた。来る時は試合前で不安な気持ち、これから戦うという気持ち。帰り道は勝った時でも気持ちが高ぶって。でも今日は記者会見ということで、自分の気持ちを素直に話せばいいんだな、て(穏やかな気持ちで)後楽園ホールに来て。ただまぁ、試合が近くなってリングに上がれば、またイライラとかが生まれてくるとは思いますけど、それはそれで楽しみたいと思います」
――残り9ヶ月だが寂しさがある?▼天龍「9ヶ月もあるのか、9ヶ月しかないのかは分かりませんけど、相撲も含めて格闘技生活50数年。自分の中で途切れたものが無いものなんで、想像がつかないですね。寂しいのか、すっきりするのか。これもまた微妙なところですね」
――改めてプロレスとは?▼天龍「力道山関がアメリカから持ち込んでくれた、大衆娯楽のトップだと思ってますよ。ある種、アメリカから来た日本の新しい伝統芸能だとも思ってますよ」
7日に引退を表明した天龍源一郎が会見を開き、11月の引退試合をもって改めて引退を表明した。
引退の理由は「まき代夫人の病気」、天龍は面倒見のいい性格でその分金遣いも豪快、まき代夫人はバイトをしながら生計を立て“レスラー天龍源一郎”のために金を渡し、またWARを旗揚げする際にも預金通帳をそっくり渡すなど、“プロレスラー天龍源一郎”を影で支えてきた。
また一昨年天龍がプロレス入りを反対してきた父=源吾さんも亡くなったのもあり、生涯現役で貫こうとしていた天龍にしてみれば夫人の病気と父親の死は今後に大きな影響を及ぼしたのではと思う。
引退試合に関しては11月を予定しているが会場を含めて未定、ただ新日本プロレス「「東京ドーム大会をはじめ、数々のビッグマッチで新日本の歴史に名を刻んだ選手。もしも引退興行ということで協力要請があれば、前向きに検討をしたいと考えています(菅林直樹会長)」古巣の全日本プロレス「こちらの試合がない時なら当然、協力します。天龍さんがおっしゃってくれるなら(引退前に)うちに上がるのもウエルカムです(秋山準社長)、NOAH「個人的には(要請があれば)協力を惜しむつもりはない。何かと協力してくれた方だし、これからのプロレス界を俺たちに任せてくださいという意味も込めて(丸藤正道副社長)」の三団体が全面協力を約束したことから、最高の花道を飾ることになりそうだ。
天龍源一郎についてはまた改めて書きたいが、引退までの9ヶ月間しっかり完全燃焼して欲しい -
新木場でも全力投球!耕平が田中を降し世界王座を奪取!WRESTLE-1だけでなくFREEDOMSとも開戦!
2月8日 ZERO1「HARD BOILED CITY」 新木場1stRING
<コメント、アピールなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
“brother"YASSHI ○菅原拓也(11分49秒 エビ固め)日高郁人 X藤田峰雄
※十三不塔
◇第2試合◇
▼デーモンVM vs FREEDOMS/30分1本
○竹田誠志 佐々木貴 SUSUMU(13分59秒 ジャーマンスープレックスホールド)崔領二 Xデーモン植田 KAMIKAZE
(試合後)
竹田「そのメイクに1試合いくらかかってるんだ? そんなに無駄をするためにメイクをしてるのかよ? デーモン軍とやる意味ねえよ。今日で終わりだ」
(竹田の背後をTARUが強襲しFREEDOMS勢を蹴散らす)
TARU「デーモンやったぐらいでいい気になるなよ。お前ら、誰にケンカを売ったのかわかってんのか? このZERO1のリングは俺たち…いや、俺の団体やろ。おい、FREEDOMS。ケンカしようや。まあ、そういうこっちゃ」
貴「ZERO1ファンのお客さん。ZERO1はあんなカス野郎の団体なんですか?、、「まずは売られたケンカを買うぞ。まずはVM倒しだ」
【植田の話】「おい、今日勝ったからって調子に乗ってんじゃねえよ。いいか、絶対に俺は逃がさねえぞ。小幡。おめえもだ。トコトンまで追い詰めてやるから。覚悟しておけよ。俺が絶対おめえらをぶっ潰すまで追いかけ回してやる」
【TARUの話】「(植田の頭にできた傷を見て)どうしてくれるんだ、FREEDOMS。慰謝料と治療費を請求するぞ…まあ、ええわ。いらんわ。お前らのことをやってもうたるからよ。これでおあいこになるからよ。でも、そっちの方が分が悪いかもな。俺がおるから。まあ、そういうこっちゃ
◇第3試合◇
▼NWAインターナショナル・ライトタッグ選手権試合/60分1本
[第17代王者組]○近藤修司 吉岡世紀(16分41秒 体固め)[挑戦者組]Xジェイソン・リー 丸山敦
※キングコングラリアット
☆近藤&吉岡組が初防衛に成功
(試合後)
吉岡「おい、どうした? なんだこのエセ拳法チームは。やる気あるのか? ベルトを取り返す気があるのか?(吉岡はセコンドを使ってジュニア二冠のベルトを奪い取る)こんなカスどもが挑戦してくるベルトに価値ねえんだよ(田中稔を加えた3人でジュニア二冠ベルトを放り投げる)
(これを見て激怒した菅原とYASSHIがリングに雪崩れ込むも、余力十分のW-1軍は返り討ちに)
稔。「ZERO1ファン。こんなちんけなヤツが君らが大好きなZERO1ジュニアのテッペンなのか? 笑わせるなよ、このすっとこどっこい。もし、俺が挑戦したら一発でZERO1ジュニアのテッペンは取られるだろうな、そこのドラえもんみたいなヤツ(沖田リングアナ)、次のZERO1の後楽園はいつか教えてくれるか?(沖田リングアナが3月1日と教える)よーしじゃあ3月1日後楽園、オレとコイツのジュニア二冠戦、まあ、またジュニアのベルトがW-1に取られるのが怖くなければだけどな」
【吉岡の話】「なんだ、あの拳法チーム。バカにしてるのか? やる気はあるのか? 俺はW-1で稔さんと組んでるんだよ。それが近藤さんとの急造タッグチームで圧勝だ、バカ。違うだろ? 俺らが獲ったのは誰だ? “brother"YASSHIと菅原拓也。違うか? あいつらが取り返しに来いよ。リマッチもしねえなんてふざけてるのか? お前らが取り返しに来いよ。やる気ねえんだったら戦わねえぞ。あんなベルト捨てちまうぞ。ZERO1ジュニアの二冠は田中稔さんが一発で獲ってやるから」
【稔の話】「あんなのがジュニアのテッペンという時点で、だからパッとしないんだという話だよ。パッとしないZERO1ジュニアを俺らがパッと明るくしてやりますよ。わからないですけどね。俺に獲られるのが…W-1にもう一個ベルトを獲られるのが怖くて組まれない可能性も高いし(※コメント後に正式決定)。だからリング上で言った通り、まだそのカードが組まれるかわからないですよ。陳腐な香港人の度胸次第。あとはドラえもん(沖田リングアナ)の決断次第ですよ」
◇第4試合◇
▼ZERO1 vs ヤンキー二丁拳銃/30分1本
宮本裕向 ○木高イサミ(18分21秒 卍固め)大谷晋二郎 X横山佳和
◇第5試合◇
▼ZERO1vsW-1/30分1本
○鈴木秀樹 小幡優作(17分21秒 片エビ固め)船木誠勝 X稲葉大樹
※ダブルアームスープレックス
(納得のいかない稲葉が突進するも、鈴木は付き合わず。頭を軽く叩いて稲葉を挑発気味に称える。)
船木「終わり、終わり(稲葉を下がらせる)鈴木。そろそろシングルマッチをやろうか? もうタッグはいいよ。1対1で完全決着。1回のみ」
鈴木「「遅い。俺は一発目をやってから、ずっとシングルをやろうって言ってんだ。それを伸ばしたのは誰ですか? 3月1日にやればいいんでしょ? やってあげますよ (小幡に向けて)またいつもの感じに戻ってくるんだろ? 一生それでやってろ。お前は芽が無い」
小幡「まだ自分は結果を出せてないので偉そうなことは言えないけど、必ず上にあがっていくから。必ず見返してやるから」
【鈴木の話】「遅いって。俺は11月からずっと言ってるんだ。早くさっさとやれって。いいんじゃないですか? お客さんが見たいんだから。やりますよ、3月1日に後楽園で。(船木は1回のみと言っていたが?)どっちでもいいですよ。能書きが長いんですよね、あれだこれだと条件付けて。やればいいんだから。1回だろうと、10回だろうと、100回だろうと。1回で終わらせるんだったら終わらせればいいじゃん。それだけですよ。俺の方がずっと投げかけてきたんだから、『タッグはもういいよ』っておかしいです。それはこっちのセリフだから。ずっと言ってましたから。(稲葉については?)いいんじゃないですか? 反骨心があって。横にいたヤツ(小幡)よりも数倍いいですよ。とにかくまずは船木誠勝とやらなきゃいけないですから。みんなタッグは飽きたでしょ? シングルでいいんですよ。タッグでお茶を濁すようなことをしたらダメなんですよ。一発勝負で、そこでわかるわけだから」
◇第6試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合〜決闘〜/60分1本
[第18代王者]○佐藤耕平(18分00秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]X田中将斗
☆耕平が初防衛に成功
(試合後、立つのがやっとの状態だった耕平は田中と握手を交わす)
耕平、「風林火山やタイトルマッチで田中さんに連敗した借りをひとつだけ今日返せたと思うんですが、これで田中将斗を超えたことにはならないので。まだわからないですけど、俺個人の希望として、3月1日の後楽園で田中&杉浦の持つNWAインターコンチネンタルタッグに挑戦させてほしい、パートナーは自分の中で何人か頭にあるし、田中&杉浦ともまだまだやり足りないので、一応お客さんの前で希望を言っておきます。ZERO1は新木場であろうと、後楽園であろうと、チャリティであろうと、場所は関係なく常に熱い試合をしていきます。3、2、1、ZERO1!」
【耕平の話】「体が痛くて動かない…。でも、田中将斗とシングルマッチ、ましてやタイトルが懸かっていたら、こうなるのは当然なんですけど。さっきもリング上で言った通り、まだあの人を超えたと思ってないし、超えるためにはまだまだやり足りないから。思いつきと勢いで言ったけど、会社がOKしてくれるんであれば、杉浦&田中の持っているベルトに挑戦したいと思っています。そこでも田中将斗に勝てれば、田中将斗に追いつけるんじゃないかと思います。(パートナーについては?)いろいろ考えています。ツインタワーズというタッグもあるし、鈴木とのタッグもあるし。他に若いヤツが名乗りを挙げるかもしれないし。あくまでも決まってからの話なんでわからないですけど、逆にいつも試合しているような相手と組んでみるのも面白いかなと思います。確かに杉浦&田中組は最強タッグだと思いますけど、そこを超えないと先には進めないと思うので。会社が俺の気持ちを汲んでくれれば、俺も自分なりに考えるタッグパートナーを連れて来て挑戦したいと思います。今日は新木場で初めてタイトルマッチをやりました。しかも初防衛戦だったんですけど、場所は関係なく、うちはいつでも熱い試合を選手全員がしてるんで。今日うちの試合を見にこれだけ新木場にお客さんが集まってくれたってことは、3月にホールもあるし、その先にある来年の15周年に向けていいスタートが切れているんじゃないかと思います」
ZERO1新木場大会のメインで耕平が世界王座をかけて田中と対戦、試合は静かなグラウンドからスタンディングの打撃戦へとなり、コーナーに昇った耕平を場外へ落とした田中はプランチャを放つが、キャッチした耕平が鉄柱に叩きつけ、ニーリフトで田中をダウンさせる。
先手を奪われた田中もナックルやエルボーで耕平を流血に追い込むが、耕平はエルボーやミドルキックで返し、頭突き合戦でも一歩も引かない。
勝負と見た耕平はパイルドライバーを狙うが、田中はリバースし串刺しラリアット、耕平のジャーマン狙いをDDTで切り返し、ロープに磔にしてからジャンピングエルボーを突き刺すも、もう一発は耕平がかわしてジャーマン、しかし田中も起き上がってラリアットを放つ。
田中は耕平の後頭部にジャンピングエルボー、雪崩式ブレーンバスターからブレーンバスターの連続技を狙うが、踏ん張った耕平はファルコンアローで応戦しノーザンライトボムを決めるも、すぐ起き上がった田中はスライディングDを狙う。
しかし耕平はかわしてニーリフトを放つが、田中は引かずにラリアットもスーパーフライは耕平が剣山で迎撃し、雪崩式ファルコンアロー、パイルドライバー、ジャーマンスープレックスと猛ラッシュをかける。
凌いだ田中はエルボーを乱打から頭突きを放つと、側頭部へスライディングDから正調のスライディングDを放つもカウント2、田中はもう一発を狙うがかわした耕平は後頭部への頭突きを放ち、タイガースープレックスからジャーマンスープレックスで3カウント、耕平が王座を防衛した。
試合後には弾丸ヤンキースの保持するNWAインターコンチネンタルタッグを表明した、耕平のパートナーは鈴木だが対弾丸ヤンキースは2連敗、そうなるとBJWタッグ王座を保持しているもう一人のパートナー石川修司を起用してツインタワーズとして弾丸ヤンキースに挑むのか?
またZERO1vsWRESTLE-1の抗争も激化、第5試合では鈴木と船木がタッグで対戦し船木が三角絞めを仕掛けるが、鈴木が飛び掛って背後へドロップキック、エルボーの乱打と襲い掛かる、鈴木は一旦小幡に交代するが船木が打撃で圧倒して鈴木を挑発、三角絞めで捕獲するが鈴木は敢えてカットに入らず挑発に乗らない。
再び対峙した船木と鈴木は鈴木がサイドスープレックスを決めるも、船木は胴絞めスリーパーで捕獲し、鈴木のエクスプロイダーに対し船木はバックドロップで応戦する。
しかし最後はZERO1側が稲葉を捕らえ、鈴木が船木を挑発しつつツームストンパイルドライバー、ショルダーネックブリーカー、ワンハンドバックブリーカー、ダブルスープレックスと畳み掛けて3カウントを奪い、試合後は船木が鈴木との一騎打ちを要求、3月1日後楽園大会での対戦が決定となった。
またWRESTLE-1に流出しているNWAインターナショナル・ライトタッグにジェイソンと丸山が挑むも、二冠ジュニア王者のジェイソンが近藤のキングコングラリアットの前に沈み、試合後は誰も挑戦に名乗りを挙げないことで焦れた吉岡が二冠ジュニアベルトを奪って放り投げる暴挙に出て、さすがに菅原とYASSHIが激怒して襲い掛かるも返り討ちとなる、更にはセコンドの田中稔が二冠ジュニア王座挑戦に名乗りを挙げ、3月1日の後楽園では菅原、YASSHIがライト級タッグに挑戦、ジェイソンの二冠ジュニア王座に稔が挑戦することになった、稔は新日本のIWGPジュニア、全日本では世界ジュニア王者になるなど実績を持っているだけに最強の挑戦者、WRESTLE-1がZERO1ジュニアを制圧するのか?
また1月18日の川崎大会からZERO1vsFREEDOMSも開戦、デーモンVMがFREEDOMS勢と対戦し、デーモンVMが凶器攻撃で先手を奪う、デーモンVMは竹田を捕らえるも植田のルシファーズハンマー狙いは竹田が切り抜けると、逆にFREEDOMS勢が植田を捕らえ、植田の水噴射もかわされたところで竹田がジャーマンを決め3カウントを奪いFREEDOMSが完勝、試合後にFREEDOMS勢が植田を詰って抗争終結宣言をするも、デーモンVMの総帥であるTARUがFREEDOMS勢を襲撃、自らFREEDOMS退治に名乗りを挙げた。
昨年はネガティブな話題が続き、厳しい状況となったZERO1、新木場で後楽園級のカードを持ってきて大盛況だったという、これを起爆剤にして再浮上を図るか?
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三冠初挑戦のゼウスが真っ向勝負も、全てを受け止めた潮崎が王座防衛!
2月7日 全日本プロレス「2015エキサイト・シリーズ~Jr.BATTLE OF GLORY~」大阪ボディメーカーコロシアム第二競技場 873人 超満員
<アピール・コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
渕正信 ○青柳政司(10分53秒 体固め)X青柳優馬 高尾蒼馬
※延髄斬り
◇第2試合◇
▼30分1本
○ボディガー 入江茂弘(10分57秒 片エビ固め)宮原健斗 X中島洋平
※ショートレンジラリアット
◇第3試合◇
▼30分1本
曙 ○SUSHI (7分06秒 TEKKAMAKI)KENSO X南野タケシ
◇第4試合◇
▼30分1本
○秋山準 大森隆男 ウルティモ・ドラゴン(19分13秒 逆エビ固め )諏訪魔 佐藤光留 X野村直矢
【試合後の諏訪魔&佐藤&野村】
▼諏訪魔「ジョーの飛行機トラブルってことで、前哨戦として全く機能しなかったな」
▼佐藤「社長の責任だ。到着を一日早くしたら来てたんだから。3日前の飛行機で来させればいいだろ」
▼諏訪魔「トラブルに負けたというか、ここからEvolutionの調子を取り戻して、何としても世界タッグのベルトを俺たちの腰に戻す。ジョーが明日、合流するんで、イチから積み直しって感じだな。そして世界タッグ獲ったあかつきには秋山社長をEvolutionに絶対入れるからな」
▼野村「俺もEvolutionに入りたいです。お願いします!」
▼佐藤「お前が最後マット叩いたんだろ。自分でギブアップしたんだぞ」
▼野村「これから強くなります!」
▼佐藤「今をできてない奴がこれからって、ふざけんな!」
▼野村「Evolutionに入りたいです! お願いします!!」
▼諏訪魔「お前じゃ無理だな。いらねぇよ(と佐藤とともに去る)」
▼野村「断られたけど、これから粘って俺もEvolutionの一員として戦っていきたいです」
※佐藤が戻ってきて
▼佐藤「お前、何まだコメントしてんだ!?(と張り手、ヒザ蹴り、ボディブロー、ミドルキックと打撃の雨を降らせて去る)」
▼野村「これからみとけ。ぜってぇひっくり返してやるからよ」
◇第5試合◇
▼Jr. BATTLE OF GLORY Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○金丸義信(11分40秒 片エビ固め)[1敗=0点]X鈴木鼓太郎
※タッチアウト
【金丸の話】「やろうとしたことやられたけど、同じリーグで一番倒さないといけない相手に勝った。自分自身このまま終わるつもりないし、去年このリーグ戦優勝することできなかったんで、今年は必ず勝ちにいきます。(左足の具合は?)こんなもんかなと。まだまだ全力じゃなかったけど、やってきた経験で痛いなら痛いなりにどう戦うか学んだんで、あとはリングで自分で動ける武器を探してやっていくしかない。リングに上がってみないとコンディションはわからないから。今日よくても明日は悪いかもしれない。その時の相手によって自分のコンディションで試合を考えていきたい。(負傷箇所は)親指だけど、こっちが使えない分、ヒザにも負担がかかってくる。いつもの攻め方とは違いますね。(鼓太郎に勝ったのは大きいのでは?)このままいきたいね。(同ブロックに)ねちっこく攻めてくる奴もいなさそうだし、今日の鼓太郎も素晴らしい選手だけど、そこまで一箇所をねちっこく攻めてくるイメージじゃなかったからね。あれで最後までしつこく足攻められてたら分からない部分もあった。最後は自分の試合に持っていけて、切り返すこともできたから、勝つことにつながったと思う。(骨はくっついた?)先週みたらまだでした。でも休んでいられない。どうなるかわからないけど、できる範囲内でやります」
【鼓太郎の話】「ケガをしてる金丸義信より俺の方が弱かった。ただそれだけのこと。(精神的に追い込まれた感もあるが?)一言で言わせてもらえば屈辱かなと。足弱い人を引っこ抜けなかった俺の弱さ。逆に引っこ抜かれたわけだから。この屈辱はどっかで返します」
◇第6試合◇
▼Jr. BATTLE OF GLORY Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○青木篤志(10分10秒 トラップオーバー)[1敗=0点]X石井慧介
青木の話】「(石井の気持ちは感じた?)気持ちはもちろん感じるよね。年明けにタイトルマッチ延ばしたのあいつでしょ。俺から言わせたら挑戦者が挑戦できなくて、防衛記録に含まれないのは頭にくるけどね。(新技のダブルアームDDTも食らったが?)あれは結構、刺さったわ。あれ使い方次第では危なかったね。それまで首にきてなかったからよかったけど、結構刺さったわ。このシリーズ会見でも言ったし、いつも言ってるけど、俺は世界ジュニアのベルトを持ってない者として考えてるから。優勝することが一番だし、Jr. BATTLE OF GLORY、この名前をもっと高めて、広めていくためには、みんな横一線、その中で目立ったものが一番、優勝したものが一番だと思う。それを目指してる。他の人間もベルト持ってないから、とにかく頑張ります? そんなのいらない。とにかく勝ちたい気持ちを持ってる人間が一番。それがないなら今すぐ棄権しろ」
【石井の話】「リーグ戦、全部重い試合なんですけど、今日は特にかけてましたね。1月3日のことがあって。今日世界ジュニア戦のつもりでやって、もちろんリーグ戦だけど、世界ジュニア王者と戦う意識が強かったし。結果的に完敗で悔しい。そしてリーグ戦自体もあとがなくなってしまった。2敗したらかなり厳しい。もうあとがないということで焦らないようにはと思ってますけど、まだ1敗。可能性あると思う。可能性を出すためにも残り3つ勝たないと。チャンピオンが全勝でいったら終わっちゃうんで、今日の1敗はいろんな意味で大きな完敗でした。自分の足りないところもまたわかったんで、そのへんを克服して、もっと磨いて頑張っていきます。(新型ダブルアームDDTの感触は?)感触は100パーセントで入らなかった。そこも反省の一つです。あの技は有効だともちろんわかったんで、これからもチャンスがあったら使っていきます。(野球チョップは?)トルネードでしたけど、スキが多いという反省がありました。野球では効果的ですけど。クイックトルネード殺法に切り替えないと」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第51代王者]○潮崎豪(25分43秒 片エビ固め)[挑戦者]Xゼウス
※ムーンサルトプレス
☆潮崎が初防衛に成功
(試合後)
宮原「Xceedで組んでるけど、そのベルトは常に狙ってる」
潮崎「も「お前とはこのベルトかけてやらなきゃいけないと思ってる。上がってこい!これから全日本プロレス面白くなっていきます」
【潮崎の話】「(三冠戦にふさわしい戦いだったのでは?)それがこのベルトを持ってる使命だし、それぐらいの高さのベルトなんで。まだまだ証明はできてないというか、これがてっぺんじゃないし、まだまだ高みを目指したい。これが俺たちのプロレス。(ゼウスは期待以上のものを出した?)俺の想像以上の力で圧倒されたからね。でもまだまだ俺が獲られるわけにいかない。常にこれぐらいの位置で試合をやっていきたいし、健斗が来たけど、あいつもこのままじゃダメだと思ってのことだと思うし、それを俺が真っ向から受けて真っ向から返してやるよ。これが俺が見てた頃のハードルの高さじゃないよね。まだまだ高みをみてるけど、まだまだこれからのベルトだし、これからもとにかくチャンピオンと自負して、どんどん全日本プロレスを新しく作り上げていきたい。(新王道を作る第一歩にふさわしかったのでは?)これを積み重ねていって、お客さんの熱ももっと積み重ねていって、全日本プロレスをもっともっと俺がチャンピオンのうちに…負ける気しないけど、もっともっと高いところを目指してやっていきます。三沢さん、小橋さんの四天王プロレス。あれを甦らせるつもりはないし、あれをもう一度再現するってことじゃなく、あの時の熱を俺たちで作り出したい。(ムーンサルトは久々だったのでは?)久々すぎてちょっと恐怖心が。でも出さざるを得なかった。俺のムーンサルトを出させたのはゼウス選手、彼の力だろうし、彼の実力。俺はゴーフラッシャーで決まったと思ってたら返してきたからね。ゼウス選手がまた挑戦の名乗りを上げてきてもいいし、健斗も(三冠挑戦にたどり着くのを)待ってる。あいつに気持ちをみせろと言ったけど、それを越えてきてもまた面白くなるし。俺たちでこの三冠戦を面白くしていきたい。そういう気持ちでやり合いたい。どっちがベルトを持つのにふさわしいかの勝負だ。このベルトは俺の宝物にしていきます」
全日本の新シリーズが開幕、開幕戦から三冠統一ヘビー級選手権が行われ、王者の潮崎に1月12日十三大会で挑戦者決定戦でKENSOを降し挑戦権を得たゼウスが挑戦した。
試合の先手を奪ったのはゼウス、ショルダータックルからリフトアップ、ブレーンバスターと繰り出し、再びリフトアップから場外へ投げ、逆水平合戦もパワーでゼウスが優り、フライングラリアットを浴びせる。
先手を奪われた潮崎はゼウスのラリアットをかわすとフライングショルダーからDDTで突き刺すが、ゼウスは平然と立ち上がるも潮崎はトラースキックを連発し、ローリング袈裟斬りからフィッシャーマンズバスターを決める。
潮崎は場外へ逃れたゼウスにプランチャを狙うが、ゼウスはすぐさまリングに戻りラリアットで逆に潮崎を場外へ出しノータッチプランチャを炸裂させると、リングに戻っても雪崩式ブレーンバスター、ジョン・ウー、ハイアングルチョークスラムと畳み掛け、潮崎がラリアットで抵抗するが、相打ちに持ち込んだゼウスはターンバックルへのパワーボムで叩きつけジャックハマー を狙う。
しかしブレーンバスターで返した潮崎はラリアットの相打ちを制し、逆水平合戦も潮崎はショートレンジのラリアットを放ち、場外に逃れたゼウスにノータッチプランチャを炸裂させる。
潮崎は雪崩式フランケンシュタイナーから豪腕ラリアットを炸裂させ、ゴーフラッシャー狙いはゼウスがジャックハマーで返す。
ゼウスは再度ジャックハマーを狙うが、今度は潮崎がゴーフラッシャーで返すとラリアット、逆水平合戦となり、ゼウスはグーパンチを繰り出すと潮崎はローリング袈裟斬りを連発し、豪腕ラリアットからゴーフラッシャーを決めるが、ゼウスはカウント2.9でクリアする。
ゼウスの頑張りに地元大阪のファンも声援を贈るが、潮崎はムーンサルトプレスで3カウントを奪い王座を防衛した。
ゼウスは正面から挑んたが、技の引き出しの差で潮崎が勝ったか、試合後はXceedの同門であり潮崎のパートナーである宮原が挑戦を表明した。
宮原も新体制発足後は秋山だけでなく大森も降すなど実績を積んでいるが、まだまだ挑戦者としては物足りない部分もある、潮崎が宮原の今まで以上を引き出せるか、また宮原も今まで以上を出せるかが試合の鍵になってくると思う。
そしてシリーズの中心テーマである『Jr. BATTLE OF GLORY』が開幕、前年度覇者の鼓太郎は金丸と対戦、鼓太郎は骨折していた金丸の左足に集中攻撃を浴びせ、エルボーの連打から三沢魂タイガードライバーを狙うが、金丸はビーチブレイクの要領で脳天から突き刺して返すと、ディープインパクトから垂直落下式ブレーンバスター、タッチアウトと畳み掛けて3カウントを奪い、鼓太郎は開幕から痛い黒星を喫してしまう。
また1月3日の後楽園で世界ジュニアヘビー級選手権として実現する予定が石井の病気欠場で流れていた青木vs石井が公式戦で実現、試合は場外戦から青木が主導権を握り圧倒、石井は延髄斬りからジャーマンで反撃するが、クリアした青木はラリアットからバックドロップ、スパイラルポセイドンで追い詰めるも、アサルトポイントを阻止した青木はタイガースープレックスから変形ダブルアームDDTで突き刺しあわやの場面を作る。
しかし石井がもう一発を狙ったところで、青木は腕十字で捕獲しトラップオーバーに移行して石井は無念のギブアップ、青木が貫禄の勝利で白星発進する。
第4試合は飛行機のトラブルで急遽欠場となったジョー・ドーリングに代わり若手の野村が抜擢され、諏訪魔と佐藤のEvolutionと組んで秋山、大森、ウルティモ組と対戦したが、試合は野村が秋山組に散々かわいがられ、最後はミサイルキックを自爆した後で秋山の逆エビに捕まりギブアップと完敗となったが、試合後に野村はEvolution入りを直訴するが諏訪魔が「まだ早い」と拒否し、佐藤からも制裁を受けた、野村は後輩である青柳からやっと初勝利を収めたことで、もっと上を目指したいという現れなのか、野村の行動もシリーズのテーマとなるだろう。 -
遂に決意・・・風雲昇り龍・天龍源一郎が引退へ
<デイリースポーツより>
“ミスタープロレス”こと天龍源一郎(65)が現役引退を決意したことが7日、明らかになった。9日に都内で会見し、正式表明する。病気が理由でないといい、年内にラストマッチを行うという。
全日本プロレス入りしてレスラーデビューした76年11月以来39年、大相撲時代の64年1月場所の初土俵を加えると、51年の格闘技生活にピリオドを打つ。
天龍がリングを降りる決断をした。89年11月にタッグながら師匠の故ジャイアント馬場さん、94年の1・4東京ドームではアントニオ猪木参院議員にフォール勝ち。BIからスリーカウントを奪った唯一の日本人レスラーとして歴史に名を刻んだ男も2日に65歳を迎えた。
昨年12月2日、東京・新木場で行われた天龍プロジェクト14年最終興行で、15年の目標を聞かれた際「“ソフトランディング(軟着陸)”に入ってるから、体調を上げていって、あたったことない人たちとやれたら」と意味深なコメントを発していた。
脊柱(せきちゅう)管狭窄(きょうさく)症の手術を克服し、1年1カ月ぶりに復帰した12年12月以降も定期的にリングに上がり奮闘してきた。今年1月31日には全日本プロレスで行われた馬場さんの十七回忌追善大会に出場。天龍は6年10カ月ぶりの古巣で、得意のグーパンチを諏訪魔にさく裂させるなど、元気なところを見せて観客を沸かせたばかりだった。
福井県勝山市出身の天龍は二所ノ関部屋に入門し、64年1月場所で初土俵。73年1月場所に新入幕を果たした。最高位は前頭筆頭で、部屋の後継問題のため76年9月場所を最後に角界を去った。76年10月に全日本に入団。渡米後の11月にデビューし、日本での初戦は77年6月だった。
81年7月に故ビル・ロビンソンさんと組み、馬場さん&故ジャンボ鶴田さんの持つインターナショナルタッグ王座に挑戦し、敗れたものの、けれんみのないファイトでブレーク。84年にはUNヘビー級王座を獲得した。その後はライバルの鶴田さんとの“鶴龍コンビ”で活躍後、阿修羅原(引退)との“龍原砲”では鶴田さんと激闘を演じた。90年に全日本を離脱し、SWSに移籍。WARを経てフリーとなった。全日本、WJ、新日本、ノア、ハッスルなどに参戦し、10年に天龍プロを立ち上げて主戦場としている。
主なタイトル歴は3冠ヘビー、IWGPヘビー、UNヘビー、世界タッグ、IWGPタッグなど。プロレス大賞MVPは86~88年、93年の4度獲得。得意技はパワーボム、グーパンチ、チョップ、延髄斬りなど。
天龍プロジェクトの天龍源一郎が年内で引退することをデイリースポーツが報じ、9日にも会見を開くという。
天龍は自身の団体である天龍プロジェクトを主戦場にしつつ他団体にも出場、また近年ではバラエティ番組にも出演、1月31日の全日本プロレスにも出場して諏訪魔相手にグーパンチを放ち、浴びせ蹴りまで披露していた。
引退の理由は9日の会見で発表されるだろうが、自分がプロレスファンを始めた頃から台頭し始めたレスラーだけに、引退は残念としかいいようがない。さっき代表を務める娘さんから連絡をもらった。オレにたくさんのモノをくれた…たくさんのコトを教えてくれた…日本人で唯一G馬場さんとA猪木さんからフォールを取った男…天龍源一郎さんが引退を決意したらしい。お疲れ様でした。。。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2015, 2月 7天龍さん引退…ノアに何度か上がっていただいたが実は1回も触れたことがない… #noah_ghc
— naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2015, 2月 7天龍さん引退決意の報道は天龍さんに憧れてプロレスラーになった私からすれば非常に残念な事ではありますが来たる日まで精一杯プロレス道を邁進してほしいです。お疲れ様でした。 天龍源一郎 現役引退を決意!年内にラストマッチ デイリースポーツ http://t.co/5Vw4qF3phF
— 高木三四郎 (@t346fire) 2015, 2月 7天龍さん年内引退か。頭がチリチリと何話しているか聞き取りづらいってゆうのが印象的だけど。俺、天龍さんに何百発殴られて何百発頭蹴られたんだろう。。
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2015, 2月 7リーグ戦の後に天龍さんとシングルマッチが組まれた。俺が天龍さんに雪崩式フランケンシュタイナーをしかけたら頭からまっ逆さまにマットにめり込んで動けなくなってた。今までの怨みはらす時がきたとばかりに天龍さんの頭をこれでもかと思いきり蹴飛ばしてやった。その時の俺の顔→(●´∀`●)/
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2015, 2月 7天龍さんが年内引退宣言をされました。 若手の頃、天龍さんの試合をセコンドについて勉強し、試合ではボコボコにされました。 天龍スタイルは僕のプロレススタイルに影響を与えてくれました。 年内は現役なので、まだ………言いません!! pic.twitter.com/acL71aoK9r
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2015, 2月 7天龍さんが引退されるという プロレスを見出して最初にファンになった日本人レスラーでした ノアに参戦し初めてレフェリーをしたときはとても嬉しかったのを今も覚えています
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2015, 2月 7 -
ハルクがススムを降し防衛も次期挑戦者はウーハー!土井復帰でマッドブランキー勢力拡大!
2月5日 DRAGON GATE「TRUTH GATE 2015」後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはバトルニュースより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○問題龍 パンチ富永(6分18秒 エビ固め)新井健一郎 Xスペル・シーサー
※ネックブリーカードロップ
◇第1試合◇
▼20分1本
ジミー・神田 ○ジミー・カゲトラ Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン(11分45秒 エビ固め)XU-T ヨースケ・サンタマリア エル・リンダマン
※車懸
◇第2試合◇
▼20分1本
○ビッグR清水(4分46秒 エビ固め)XK-ness.
※砲丸投げスラム
◇第3試合◇
▼30分1本
鷹木信悟 ○しゃちほこBOY (11分08秒 ラ・マヒストラル)X堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤“ジミー"了
◇第4試合◇
▼30分1本
戸澤陽 ○ウーハー・ネイション(11分55秒 片エビ固め)Xドン・フジイ サイバー・コング
※ウーハーコンビネーション(試合前 戸澤は一人で登場)
サイバー「テキサス仕込みの英語は難しすぎるみたいやな。アホなお前らに日本語で言うたるわ。戸澤、ドクターはどこや?」
戸澤「ドクターはある事情があってここにはいない。ユーノー?ええか?でもな、俺のパートナーはすぐそこまで来てる。ゲートの裏におるんや。ええか?なんでドクターではあかんくてこの男なのか。これを見たらはっきりわかるわ!俺のパートナー出てこいやこら!」と叫ぶと、(会場に「TO EASY」と音楽が流れ、ウーハー・ネイションがリングに登場)
戸澤「見ての通り、俺のパートナーはウーハー・ネイションや!さっき言ったある事情っていうのはな、ウーハー身体でかすぎてドクターの服はいらへんねん!そんなことよりな!MONSTER EXPRESSはユニット抗争に出遅れてるぞ、でも今日から!俺たちMONSTER EXPRESSが巻き返したろやないかゴングならせこら!」
◇第5試合◇
▼6人タッグ3WAYマッチ/無制限勝ち残り戦
○YAMATO CIMA Gamma(29分54秒 エビ固め)望月成晃 ドラゴン・キッド XKzy
※ギャラリア
【退場順】[1]YAMATO ○CIMA Gamma(25分54秒、シュバイン固め)T-Hawk Eita Kotoka
(試合後、仮面の男の正体はなんと土井成樹!)
YAMATO「俺たちベテラン軍のゾンビたちを加えた俺たちに暴走マッスル土井成樹が帰ってきたぞ!土井ちゃん、よく帰ってきてくれた。これで俺たちも食い扶持に預かれるってもんだ。お前らも土井ちゃんに聞きたいことが山ほどあるんだろ?今から耳の穴かっぽじってよーく聞けよ!」土井「おいおい、暴走マッスル完全復活や!お前らな。俺のおらんドラゴンゲート盛り上がらんかったやろ!俺の試合もっと見たかったやろ!やかましーわ!お前らこら相変わらず不細工ばっかりやな!お前じゃこのクソババ!おまえ自分でわかっとるやろ!何顔ふせとんねん!それから、俺がおらん間土井ダーツで決まった新生MAD BLANKEY、ようやってくれたやんけ!これで役者は揃った。俺たちが、改めて俺たちが、新生MAD BLANKEYじゃ!オイオイ。俺がおらん間にな、新しいユニットが出来たり、裏切り者がおったり色々あったけどな、俺が帰ってきたからにはDRAGON GATEの構図全部ひっくり返してやるから楽しみにしとけよ!」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合/60分1本
[第20代王者]○BXBハルク(33分35秒 片エビ固め)[挑戦者]Xジミー・ススム
※ファイナルフラッシュ
☆ハルクが5度目の防衛に成功
(試合後、ススムは握手を申し出たハルクに)
ススム「ハルク、今、ここで、お前の手を握ったら、俺は!お前の下だってことを認めることになる。地味でも俺らに意地はある。俺が!次、勝った時に、この右手を差し出す」
ハルク「OKわかりましたススム先輩。ススム先輩が言うならリマッチ受けますよ。なんなら次、やりますか!?」(会場に「TO EASY」と声が響く。MONSTER EXPRESSが登場)
ウーハー「グッジョブ!ハルク、次の挑戦者はウーハーだ」
ハルクは「望月さん、今ウーハーなんて言ったんですか?Kzy、通訳してくれよ」
戸澤「今ハルクなに言ったかわからへんのか?相当イカれてんな。ハルクのためにこの俺が通訳してやんよ!B×Bハルク、お前のベルトに挑戦させろ、そして俺は許せない、俺が帰ってきてディアハーツとか言うチャラチャラしたユニットができてて、俺は許せない、そして帰ってきた時にお前がまだドリームゲートのベルト巻いてる事に納得でけへんと。そして最後にウーハーこう言っとった。お前調子ノッてたらいてまうぞこら!」
ハルク「言ってないだろ!」
戸澤「言ってた!短い英語の中にもそれが伝わってきた!その話はおいといて、俺自身もよ、新しく出来たディアハーツ?やたらチャラチャラしたユニットに1人おっさんは居て恥ずかしくないんか!恥を知れおじさん!お前らみたいな新しいユニットがベルト独占して、このDRAGON GATEの中心にいる、許せるわけないやろ!ウ-ハーがドリームゲートのベルトの挑戦するなら、俺はKzyのもってるブレイブのベルトに挑戦さしてもらうからな!」
ハルク「なんでウーハー出てくんだよおかしいだろ!今ススムさんとリマッチの話してたんだろ!」
戸澤「一回で十分でしょ!」
望月「オイ!お前ら勝手に出てきて好き勝手言ってんじゃねよ。それからハルク、タイトルマッチの話してたのに何言われてんだよ」
ススム「口からでまかせか?」
ハルク「そういうわけじゃなくて、そういう考えも選択肢の一つとしてありますよって」
ススム「お前らなんだよ、即行でよ、即行でよ、ドリームゲートとブレイブゲート決めてんじゃねーよ」
戸澤「いちいちやかましいなこら!」
(MAD BLANKEY登場)
土井「おいおいおいおい、おまえら3チームで揉めてんやったら、オレたちも入れて4チームでもめようやんけ!おいこらススム!何がリマッチやこら、今お前負けたばっかりや、何回やっても今ならすぐやっても負けるわ。絶対負けるわ、絶対負けるわオイ。次ヤっても絶対負けるぞコラ」
ススム「お前が口はさむな」
土井「俺が怪我したんも全部お前のせいや。俺の数ヶ月返せ。おい、戸澤、おまえどうでもええ」
戸澤「なんかいって!」
ススム「俺とリマッチの話」
土井「何回ヤっても一緒じゃ」
(八木本部長登場)
八木「はいはいはい、待て待て待て待て」
土井「俺の三ヶ月返せや」
八木「待ちなさい」
戸澤「はげとるやないか!」
八木「はげはとりけせー!はげはとりけせ!でなんだ、もめてるじゃないかこら!」
土井「何回やっても同じや」
八木「待て待て。もういいから!3チームでもめてると思ったら1チーム増えて4チームでもめだしやがって、こうなったらやっちゃうしかないんじゃないか?来月、3月6日後楽園ホールで、4WAYマッチ、いっちゃおうじゃねーか。いいな?それぞれのチームから3人出して、6人タッグ4WAYマッチ、やろうじゃねーか」
土井「決定でいいんやな?ルールわかってんのか?」
戸澤「3人3人3人3人の防衛や」
土井「だからなんやねんコラ。6人タッグ4WAYマッチ決定や。それから言っとくぞ!俺の復帰戦は来月の後楽園ホールちゃうぞ。明日や明日。俺はな、明日お千葉から復帰するぞオイ。おう試合カードが発表されてるけどな、全部ひっくり返してやるからな。そしたらおい、お前らディアハーツ、お前らトライアングルのベルト持ってるかもわからんけどな、オイ、俺が帰ってきたからには、いつまでもチャンピオンと思うなよ。お前ら覚悟しとけ」
(MAD BLANKEYはリングから撤退)
戸澤「おいおいおいお前らよ、MONSTER EXPRESSユニット抗争出遅れてきたけどな、もう終わりや。ええか?これからMONSTER EXPRESSが巻き返したるからな。来月の後楽園絶対MONSTER EXPRESSが勝ってやるから応援よろしくお願いします!」
(MONSTER EXPRESS撤退)
ススム「オイ、今日は、すいませんでした。でも!俺はまだ諦めてないハルク!お前といつか、リマッチやるまで、俺は地味にお前を追い続けるからな。そして来月、俺らジミーズが、DRAGON GATEいちの老舗ユニットの意地見せてやるからな。交互しとけよ」
(ジミーズ撤退)
ハルク「望月さん、どうしましょう?ディアハーツだけ取り残されちゃいました。こういう場合はどうすればいいんでしょうか?」
望月「俺らも帰ろうよ…そいうわけにいかないじゃないですか、とりあえずね」
ハルク「そういうわけにいかないですよね!ね?キッドさん!」
キッド「別に僕は大丈夫です。僕はこのまま終わっちゃっていいです」
ハルク「そんなこと言ってもね、Kzyは喋り足りないって言ってました」
キッド「じゃあ1人で喋ってもらって」
望月「とりあえずお前戸澤の挑戦受けるのかよ!」
Kzy「いや全部、一歩引いて聞いてたんですけど、実はなんか挑戦表明してましたよね?」
望月「地味に色々言ってたな。トライアングルやウーハーやドリームだ、土井も最後にちらっとトライアングルだとか、なんか色々」
Kzy「いやー、チャンピオンはいそがしーなオイ!OK、じゃあ俺は、ブレイブの、ベルトの価値が上がるんであれば、ブレイブゲートのタイトルマッチが面白いんであれば、俺は誰の挑戦でも受けようと思ってるんで。あのブレイブを俺色に絶対染めてやるから、あいつの挑戦受けてやりますよ。戸澤の、戸澤陽の、あのDRAGON GATE元気印の戸澤、この俺がパーティーしてやるぜ!」
望月「じゃあブレイブOK。トライアングル、土井がトライアングル行くとか言ってたけど。でもな、こないだ日曜日、MAD BLANKEY相手に俺ら防衛したばっかだ」
キッド「僕もういいです」
望月「でもあいつらいっぱいいるからな、色々入れ替わってくんじゃないの?だったらパンチ、問題龍、ダレかでいこうか」
清水「土井成樹は!トライアングルに挑戦したかもしれねえけどな、俺には見えるんだよ!俺が、砲丸投げスラムで、1,2,3をとる所がな!そう!砲丸投げスラムで、3カウントとる、その男は、そう!ビッグ!R!清水だ!」
望月「よし、ギリギリまとまった。そしてドリーム」
ハルク「まあね、正式決定したなら俺は受けますよ。チャンピオンですから、ばっちりね、タイトルマッチ受けようじゃないですか。でもね、正式決定してないから」
望月「だからね本人がね」
ハルク「俺は決まればやりますよ!」
望月「なんかちょっと後手後手じゃない?」
ハルク「とりあえずは来月のホール、メイン決まりましたから」
望月「6人タッグ4WAYがね。それは誰出るかDH会議でビシッと決めるんでね。とりあえずドリームおねがいしますよ」
ハルク「みなさんも知ってる通り、トライアングルは望月さん、キッドさん、ビッグさんで持ってまして、ブレイブゲートはKzy持ってますしね、ドリームゲートはこのB!B!ハルクが持ってますからね、次の後楽園帰ってくる時も、メンバー全員チャンピオンで帰ってきたいと思ってるんで、これからもディアハーツそしてDRAGON GATEの応援よろしくお願いします!」
ドラゲー後楽園大会のメインはハルクの保持すドリーム王座にジミーズからススムが挑戦、試合開始早々ジャンボの勝ちを狙うススムに、ハルクはローキックで動きを止めてから飛びつき腕十字で捕獲、ここからジャンボの勝ち封じを狙って腕攻めを展開する。
先手を奪われたススムは場外戦に持ち込むと、ハルクが放ったキックが鉄柱に誤爆、ここからススムがSTF、変形足4の字固めなどで足攻めを展開、脚横須賀をも連発して決めハルクの足に大ダメージを与える。
ススムは再度脚横須賀を狙うが、着地したハルクはファーストフラッシュを炸裂させ、ススムを場外に出してトペ、リングに戻ってスワンダイブ式ドロップキック、左右のローキックから踵落とし、そしてその場飛びトルニージョはススムが剣山で迎撃する。
ススムは串刺し攻撃を狙うが、今度はハルクが踵落としで迎撃、コーナーへと昇るが、ススムもすぐ上がり頭突きから雪崩式エクスプロイダーを決める。
ススムは勝負と見てジャンボの勝ちを放つが、ハルクのラリアットと相打ちに、再度狙うが今度はハルクがフランケンシュタイナーからの腕十字で捕獲、ハルクは雪崩式を狙うがススムも雪崩式脚横須賀を狙うと、ハルクは着地してニールキックを放ち、変形水車落とし、バーンアウトからファーストフラッシュを放つも、かわしたススムはエクスプロイダーを決める。
ハルクはススムの突進をショルダースルーでコーナーに叩きつけるが、ススムは串刺しのジャンボの勝ち封じ炸裂させ、幻壊から夢限を狙うも、ハルクは踵落としを連発し雪崩式EVOを決め、ファーストフラッシュを狙うがススムはわざと倒れ、エルボー合戦をミドカワラッシュで制したススムはジャンボの勝ちを連発もカウント2。
ススムは再度ジャンボの勝ちを狙いは、ハルクは変形水車落としを決めると、フェニックススプラッシュを狙う、しかし起き上がったススムはコーナー上でジャンボの勝ちを連発、雪崩式夢限からジャンボの勝ちを決めるもカウントは2.9。
ススムは雪崩式リストクラッチ・エクスプロイダーを狙うが、ハルクは蹴り倒しススムを宙釣りにするとファーストフラッシュ、リバースEVO、EVOはススムがフランケンシュタイナーで返すとジャンボの勝ち3連発、夢限を決めるもまたしてもカウントは2.9。
ススムは再びジャンボの勝ちを狙うが、ハルクが先にラリアットを放ち、飛びつき腕十字、ファーストフラッシュ、EVOと畳み掛け、ススムのジャンボの勝ちに対してハルクはハイキックを放つと、後頭部へのファーストフラッシュ、ファーストフラッシュで3カウントを奪い30分越えとなった激闘を制した。試合後はハルクが手を差し伸べるも、ススムは拒否し再戦アピールすると、第4試合で戸澤のXとして久々に来日したウーハーが名乗りを挙げた。
またセミのディアハーツ、マッドブランキー、ミレニアムズによる3WAY6人タッグはミレニアムズとディアハーツがCIMAにトレイン攻撃を狙ったところで、謎の怪覆面が乱入しEitaをボックスで一撃を加え、CIMAがシュバインでEitaから3カウントを奪いミレニアムズが最初に脱落してしまう。
しかし怪覆面は今度はディアハーツに加勢、YAMATOを捕らえにかかるが、怪覆面はYAMATOにボックスで一撃と思いきや、Kzyに一撃を加え、最後はYAMATOがギャラリアで3カウントを奪い、試合後に怪覆面は正体を明かすと、正体は昨年11月大阪大会を最後に肘の負傷で欠場していた土井、土井はマッドブランキーを裏切ったKzyにバカタレスライディングキックを放ってKOし、マッドブランキーに合流、メイン後にも土井が乱入しジミーズ、ミレニアムズ、ディアハーツを挑発、次回後楽園大会では4WAYでの6人タッグマッチが決定となった。まず先輩ススムを降しドリーム王座を防衛したハルクにウーハーが挑戦、戸澤もKzyの保持するブレイブ王座に挑戦を表明した、モンスターエキスプレスも戸澤、鷹木がハルクに敗れ、病気で吉野正人も欠いたことで立場的に苦しい状態、ウーハーの投入で巻き返しを図る。
そして昨年から肘の負傷で欠場し復帰後に注目された土井もマッドブランキーに合流、7日の千葉大会から復帰することになった。
マッドブランキーはKzyが離脱したものの、土井の合流で勢力が増した。新展開となったドラゲー、果てなき戦いはまだ続く…
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最終戦で丸藤、TMDKが勝利も鈴木軍が制圧へ王手!2月4日 NOAH「The First Navig.2015」後楽園ホール 1430人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/15分1本
○平柳玄藩(6分38秒 片エビ固め)X熊野準
※昇龍玄藩
◇第2試合◇
▼ヘビー級3WAYマッチ/20分1本
○マイバッハ谷口(4分56秒 片エビ固め)Xクワイエット・ストーム
※マイバッハプレス もう一人はジョナ・ロック
◇第3試合◇
▼「BRAVE vs 超危暴軍」/30分1本
○森嶋猛 拳王 大原はじめ 北宮光洋(12分29秒 体固め)モハメド ヨネ 中嶋勝彦 小峠篤司 X石森太二
※バックドロップ
◇第4試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○齋藤彰俊(10分01秒 反則勝ち)X飯塚高史
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル
【齋藤の話】「俺も『目には目を』と思っているけど、武器は持たないで正々堂々とって思っているんで。その差があって、もうひとつ非情になれなかったところからもしれないね。だけど、まだ完璧に火が点いているわけじゃないから。もうひとつ来たら、絶対に潰してやるよ。何するかわかないよ。あと、鈴木軍は海賊とか言っているけど、宝を探すのは大変だからね。うちの宝を探すのに経費かかるから、あいつらをダウジングにするよ。あいつらは俺らの宝を知っているんだから、それを見事見つけたところを潰して奪う。もともと俺らの船に眠っているたからだから。ある場所だけ見つけてくれたら、凄い宝を見つけてくれたら、奪いますから。今日は勝敗的に勝っても、負けは負けだからね。もうひとつキレたら、あんなもんじゃないよ」
◇第5試合◇
▼「NO MERCY vs 鈴木軍」/30分1本
○杉浦貴 原田大輔(11分12秒 片エビ固め)シェルトン・X・ベンジャミン Xエル・デスペラード
※オリンピック予選スラム
【試合後の杉浦&原田】
――鈴木軍に勝利したが?
▼杉浦「いや、別にザコに勝ってもね。向こうの狙いはベルトだから、俺は持っていない分、あまりカードは組まれないけど、組まれたからには負けたくないし」
――ベンジャミンとにらみ合う場面も合ったが?
▼杉浦「ヘビー級でやりあったら面白いかなと思ったんで。向こうも来たんでね」
――いずれは一騎打ちも?
▼杉浦「まあ、別に。彼らの目的はベルトとノアを制圧することでしょ? それを拒むためだったら、やってもいいし。戦う準備はできてるよ」
――原田選手は前哨戦となったが?
▼原田「そんなことよりもベンジャミンの一発は凄かったなって。あれでへばっているような自分は全然ダメなんで、もっともっと練習して、あんなでっかいヤツでも行けるように、鍛えていきます」
▼杉浦「ノアを制圧するって言っても、俺たちのプライドや思想まで犯されるつもりはないから。渡さないよ」
――原田選手は鈴木戦も控えているが?
▼原田「今、ベルトを持っていない自分が向こうの大将を倒したら面白いと思うので。それを狙っていきます」
▼杉浦「それで終わらせちゃえよ」
▼原田「はい。向こうはベルトって言っているんで、ベルトを持っていない自分が大将を倒します。ノアの人間としての意地です」
▼杉浦「プライドは犯されないから」
【ベンジャミンの話】「お前、誰に喧嘩売ったのか分かってんのか? 俺はシェルトン・X・ベンジャミンだぞ!? 安っぽいノア勢のケツを蹴り飛ばす男だ。ノーモア・ミスター・ナイスガイ。次もこうなると思ったら大間違いだぞ?」
◇第6試合◇
▼「NOAH vs 鈴木軍」/30分1本
○TAKAみちのく(7分15秒 ヘビーキラー1号)X小川良成
【TAKAの話】「なかなか面白いオッサンいるな。すかしてないでこっち入ってこいよ。本気できてくれよ。じゃないとお前らの居場所なくなるぞ。あっという間にこの戦争終わるぞ。(小川良成を堪能したのでは?)堪能ってなんだよ? 戦いに堪能してる暇はねぇよ。俺たちは喧嘩してんだ。仲良しこよしでやってんじゃねぇ。ノアは聖域じゃねぇ。全てぶっ潰してプロレスリング鈴木軍だ。3月で終わりだな。俺ごときに潰されていいのか? 小川!……さん!!」
【小川の話】「(テクニシャン同士の戦いとなったが、TAKAの印象は?)いや、別に。俺はテクニシャンでも何でもないよ。みんなが俺よりできないだけじゃないの? 俺がテクニシャンと言われるのは。(最後は襲われる形となったが?)今日は俺よりも向こうが強かっただけで、次にやったらわからないしね」
◇第7試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権次期挑戦者決定戦/無制限1本
○タイチ(9分42秒 タイチ式外道クラッチ)Xザック・セイバーJr.
(試合後にザックをマイクスタンドで暴行を振るうと、そこへGHCジュニア王者・小峠が救出乱入。すかさず場外へと逃亡したタイチは、小峠から「帰れ」と通告されてもニヤニヤ。)
タイチ「お前…なんだっけ名前? ああ、小峠っていうんだな。これで3月15日決まりだな。もう逃げられないぞ。いいか3月15日、有明コロシアム、てめえにとって『なんて日だ!』って日にしてやる」
小峠「おい。“ある意味"有名人。有明コロシアムで俺がお前をもっと有名にしてやるよ。GHC史上もっとも戦闘力が低かったチャレンジャーにしてやる。嬉しいやろ、もっと有名になれて」
【タイチの話】「何だっけ名前? もう忘れたよ。何て日だ。戦闘力が一番低い男だ? その言った言葉忘れんなよ。てめぇはそれに負けたら何だ? 弱いどこじゃねぇな。お前が巻いてるベルトが泣いてるよ。タイチさんみたいに有名なレスラーに巻いてほしいってな。インディーレスラーばかり巻いてかわいそうだから、俺がメジャー級にしてやるよ。てめぇが持ってるよりいいだろ」
【ザックの話】「せっかく初めてGHCジュニアチャンプになるチャンスだったのに…。タイチの安っぽい戦略にやられたよ…クソ。これはシングルマッチだろ? なんでTAKAが入ってくるんだよ? チャンピオンシップに向けた試合をあんなやり方でぶち壊しやがって。本当に彼らは安っぽい。僕は(レスリングに誇りを持つ)プロ・レスラーだ」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー&GHCタッグ選手権試合ダブル前哨戦/60分1本
○丸藤正道 マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(19分26秒 完璧首固め)鈴木みのる ランス・アーチャー Xデイビーボーイ・スミスJr.
【試合後の丸藤&ニコルス&ヘイスト】
▼ヘイスト「イエー! 今夜はマルフジと俺たちTMDKが勝ったぜ」
▼ニコルス「ノア軍がこの“戦争"で反撃の進撃だ!」
▼ヘイスト「そうさ。これまでやられてきたけど、この勢いのまま、マルフジとTMDKはどんどん突き進む。ここからが本番だ」
▼丸藤「彼らの助けがあったからこそというのあるけど、勝ちは勝ちだ。あんなでかいのは冗談じゃねえ。でも勝ちは勝ちだ。このパートナーがいたから今日は勝った。それはノアが勝ったということだから。もう負けないぞ、俺たちは。絶対に負けない。あと、22日のX。鈴木みのるは楽しみにしておけ。あとオマケだ。そのXが謎のマスクマンを連れてくるぞ。謎のマスクマンとXだ。楽しみにしておけ。今度は俺らがあいつらを弄(もてあそ)んでやる。覚悟しておけ」
【試合後の鈴木軍】
▼鈴木「オイ! マ・ル・フ・ジ君、あ・そ・び・ま・しょ。もっともっとやろうぜ。はらわた握り出すような戦いをよ。マット3つ叩いたら勝ちか!? 俺らのルールは生きてる方が勝ちだ。お前らすごろくでおまけでゴールに行ったようなもんだろ。3月15日、有明コロシアム。そこですべてが決まるんだ。お前らに逃げ場ないぞ。プロレス界の方舟は鈴木軍なんだ。鈴木軍がいるからプロレスは強い、かっこいいと言われるんだ。世の中にいる“プロレス女子"とかいうヤツらも、てめーらみてぇに弱いヤツらには誰も興味ねぇんだ」
▼スミスJr.(※周囲に当り散らしながら)「TMDK! お前らは俺たちのキラーボムで沈むんだ! 1、2、3で俺たちがニューGHCタッグチームチャンピオンになるんだ!」
▼鈴木「まだ分かってねえヤツらがいるみたいだな。俺たち鈴木軍…イチバーン!」
猛威を振るった鈴木軍が主役となったNOAH「The First Navig.2015」も最終戦を迎え、最終戦もNOAHvs鈴木軍の対抗戦が大会全体のメインテーマとなった。
第4試合の彰俊vs飯塚は20年振りの対戦となったものの、変貌を遂げた飯塚の狂乱ファイトに彰俊が振り回されるが、彰俊もキレ殴る、蹴るとやり返す。
彰俊はスイクルデスを決めるが、飯塚は隠し持っていたタッチ用のロープでチョーク攻撃で反撃、更にはアイアンフィンガー・フロム・ヘルでの地獄突きを放ったため反則負けとなるが、飯塚にしてみれば勝利同然の反則負けと言ったところだ。
第5試合の杉浦、原田vsベンジャミン、デスペラードは鈴木軍は原田を捕らえて主導権を奪うも、杉浦がベンジャミンとジャーマン合戦など見応えのある攻防を展開、最後は杉浦組がデスペラードを捕らえ、原田のニーアッパーから杉浦がオリンピック予選スラムで勝利を収め、試合後は杉浦とベンジャミンが睨み合いとなり、シングルでの対戦をアピールした。
第6試合の小川vsTAKAは小川がアームバー、ヒジへのニードロップ、キーロックと得意の腕攻めを展開、サミング合戦をも制した小川はバックドロップで勝負に出るが、TAKAが逆にサミングを決めるとヘビーキラー1号で丸め込み3カウント、曲者対決はTAKAが制する。
セ ミのGHCジュニアヘビー級王座挑戦権をかけたザックvsタイチは、タイチがセコンドのTAKAと共にからかいまくり、またなかなか組み合わないなど焦らし戦法でザックを苛立たせる。
焦れたザックは突進するも、タイチはカウンターでイスで一撃し、木槌攻撃で試合の主導権を握る。
劣勢のザックはアームバー、ハーブネルソンスープレックスからのPKで反撃してカバーに入るも、カウントを叩く福田レフェリーをTAKAが場外へ引きずり出し、ザックは飛びつき腕十字を決めタイチはタップもレフェリーが不在で無効となってしまう。
ザックはレフェリーを呼び戻そうとすると、タイチが急所打ちからタイチ式外道クラッチで丸め込み3カウント、試合後もザックに暴行を振るうタイチに小峠が救出に駆けつけ、タイチとTAKAは逃亡もジュニア王座挑戦権を獲得し3月15日有明コロシアムでの選手権が決定となった。
メインの丸藤、TMDK連合軍vs鈴木、KESは鈴木軍が序盤から丸藤に集中砲火を浴びせ、鈴木軍がチームの差を見せつける。
終盤に再び丸藤を捕らえた鈴木軍は、鈴木のスリーパーからKESがキラーボムを狙うとTMDKがカットに入り、スミスが単独でブルドッグボムを狙うが、丸藤がフランケンシュタイナーで切り出すと虎王から完璧首固めで逆転3カウントを奪い、シリーズの最後はNOAH勢が締めくくったが鈴木軍の勢いは衰えたわけではなく、全タイトルに鈴木軍が絡むことでNOAH制圧に王手をかけた。
来週は名古屋大会、鈴木軍のKESが先陣を切ってTMDKの保持するGHCタッグ王座に挑戦する、KESがタッグ王座を奪取し鈴木軍のNOAH制圧に弾みをつけるか?
また丸藤が用意するXは誰か、自分は矢野通と予想していたが、マスクマンということは… -
石川が岡林を降しストロング王座を防衛!関本と両国決戦へ!2月2日 大日本プロレス 後楽園ホール 1122人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○橋本和樹 佐久田俊行(8分13秒 アンクルホールド)X大下敢 丸山敦
◇第2試合◇
▼30分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○忍(9分30秒 片エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ X植木嵩行
※SEXボンバー
◇第3試合◇
▼30分1本
関本大介 ○神谷ヒデヨシ(13分18秒 片エビ固め)河上隆一 X関札晧太
※バックドロップ
◇第4試合◇
▼スクランブルバンクハウスタッグデスマッチ/30分1本
稲松三郎 ○関根龍一(8分50秒 片エビ固め)X星野勘九郎 稲葉雅人
※龍切
◇第5試合◇
▼蛍光灯プリズンタッグデスマッチ(4コーナータワー+蛍光灯200本を使用)/30分1本
アブドーラ・小林 ○“黒天使"沼澤邪鬼(16分00秒 エビ固め)X宮本裕向 木高イサミ
※真神威
【ヤンキー二丁拳銃の話】
イサミ「途中から覚えてない」
宮本「やられましたね。形式、決めました。沼澤、まだいつになるか決まってないけど、でもアイツとは針地獄デスマッチやってやるわ。めっちゃアイツの得意とする、メチャクチャ痛いいろんな針を持ってきて、てめえと我慢比べしてやるよ」
イサミ「あの針千本デスマッチですか」
宮本「そうね」
イサミ「でもあの時も絶対勝てないと言ってた伊東&MASADAに勝ってるんだよね」
宮本「針千本じゃなくて針地獄ね。どうせ画鋲持ってくるだろ。剣山も。ほかにもとげとげしいものを俺が用意してやるよ」
イサミ「うちにもなんかあったら持ってくるよ」
宮本「お願いします」
イサミ「でもきょうの負けは痛いな。前哨戦だけど二丁拳銃の試合だから。もうちょっとしっかり考えて、勝って、もっともっと面白い試合できるように、もっともっと頑張ります。きょうの負けも勉強でしょう」
宮本「そうね」
イサミ「反省会しましょう! そしてつぎ勝ちましょう」
宮本「そうしましょう。なぜなら…」
イサミ&宮本「俺たちは強い!」
【アブ小、沼澤の話】
アブ小「痛い、痛い(沼澤は腕を組んで達観したポーズ。)予言の人でも降りたか? 大丈夫か?」
沼澤「神様だから。こないだの大阪で宮本はタイトルマッチ認めましたよね。やるって。いつですか? 次の後楽園(3・1)でやりましょうか。さっそくなんで。形式のこと言ってました?(針地獄と)いいじゃなですか。とことんいろんな針を集めて、画鋲でもせっかくだから画鋲を5万9400個…黒天使なんで。5万9400個もっていきましょう。ほかに変なもの用意するんですか? なんでもいいですよ。スプラッシュマウンテン級の、ディズニーシーでいえばタワー・オブ・テラー級の度肝をぬいたデスマッチをやります。(形式はそれで文句はない?)ないです。受けてもらった時点で宮本選手には感謝してます。あとは私がベルトを取るだけなんです。(きょうは王者から勝利)最近やってる神威のあれだけなんですけど、出してないことはいっぱいあるんで。少しずつ、いまは丸め込みとかで気を抜いてると思ってるんで。そうだけじゃないところを出したい」
アブ小「コーナーの蛍光灯タワーを思いっきり食らったが)きょうのLEDだね、LED固かったね。LED初被弾だよ」
沼澤「あれはLEDじゃない、ただの長い蛍光灯」
アブ小「LEDだろ! 一瞬意識くらっときたぞ」
沼澤「毛がないから。守るものがないから」
アブ小「一瞬血が出て意識がくらっと来たぞ」
沼澤「流血マシンだから」
アブ小「血圧さがってちょっとビビったよ」
沼澤「プーさんがはちみつ持ってるでしょ、熊だとわかるから。一緒ですよ」
アブ小「そんなことより真神威」
沼澤「まだまだ出してない技いっぱいあるんで。48手裏表あるんで。(ヌマノミクスは)一番最初はデスマッチの普及、その後はアミューズメント化。大日本、いろんな選手がいます。ただ、もうひとつ何か選手にははじけてないところがあったり、変にはじけてしまったり。まあ植木しかり。そういう人もいると思うんですけど、やっぱりでディズニーにもキャラクターがいっぱいいるじゃないですか。自分たちも選手の独り立ちか。それは自分自身が考えることですから。じっさい何も言われなくたって流血マシンとかやってるじゃないですか。あと、ブラッドレインメーカー。関本大介選手はもう関本大介選手。いろんな人をそういうふうにしていけたら。まだ48個あるうちの3つですか。針地獄…剣山、画鋲、宮本が何を考えてるかわからないけど、いままで以上の数でやりましょう」
◇第6試合◇
▼ボブワイヤーボードタッグデスマッチ/30分1本
○伊東竜二 高橋匡哉(10分52秒 体固め)竹田誠志 X塚本拓海
※ドラゴンスプラッシュ
◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第5代王者]○石川修司(22分42秒 片エビ固め)
[挑戦者]X岡林裕二
※ランニングニー
☆石川が初防衛に成功
(試合後)
石川「耳がキーンとして聞こえねえけど、岡林! 最高に痛くて、最高に楽しかったよ。おめえが俺を上回ってるところなんていっぱいあるよ。でも俺は、負けられねえ! 何回でもやろう! 強くなったら、また俺も強くなって、オマエと試合するよ。ありがとう」
岡林「石川修司、いや、石川修司さん。きょうは完敗です。また、そのベルトに挑戦させてください。(岡林は石川に頭を下げてガッチリと握手をかわし、拍手のなか退場。)」
石川「河上とベルト争奪戦勝って、きょう岡林に勝って、もう俺の前に立つのは関本大介しかいねえだろ! 出てこい!」
(関本登場)
関本「オイ、次は俺がそのベルトに挑戦してやる。やってやる、コノヤロー!」
(関本は退場。)
石川「関本! 俺はおめえがすげえレスラーってもちろんわかってるよ。でも俺は、プロレスでも相撲でもオマエに負けないからな! 12月にベルトを取って、また新しい歴史が始まった、このストロングヘビーのベルトですけど、自分らしい闘いでこのベルトの価値を上げていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。きょうは耕平さんがいないんですけど、最後は『俺たちはデカイ!』で締めたいと思います。僕はデカイんですけど、お客さんの中には持っている家がデカイ人、心が、器がデカイ人、デカイ夢を持っている人、いると思いますんで、それを掲げる意味で『俺たちはデカイ!』で締めたいと思います。これからも大日本プロレス、応援よろしくお願いします。いくぞー! 俺たちはデカイ!!」
【石川の話】「前々から強敵ってわかってましたし、1月2日フォール取られてるんで。ほとんど差はないと思ってて。きょう闘う時に決めてたのは、序盤ちょっと腕攻めたんですけど、ちょっとでもアイツの破壊力を落として、最後まで耐えられれば勝てるんじゃないかというところでやりましたけど。ハンパないですね。純粋な力だったら勝てない、アイツのほうが上だと思ってるけど。ただ、その力=破壊力じゃないんで。その破壊力は自分のほうがまだ上だと思うんで。自分なりの闘い方でアイツから3つ取ることできてよかったですね。最後、関本大介指名したのは、去年一騎当千勝ってますけど、やっぱりベルトの決定戦で河上に勝って、岡林に勝って。もう関本しかいないと思うんでね。関本に勝ったら大日本の初めての両国、見えてくるんじゃないですか。きょうの試合でお客さんも石川修司がいくんじゃねえかって思った人もいると思うんで。いつになるわからないですけど、その時に関本大介から3つ取って自分がチャンピオンとして上りたいなと思います。
ーー岡林の浴びせ蹴りや予期せぬ攻撃もあったが
石川「そうですね。エプロン走って何してくるのかな、距離を取って何をしてくるのかなと思って。ちょっと意外な攻撃が多かったんで危なかったですね。正直最後の張り手で両耳キーンとしてて、あんまり聞こえないですけど、アイツのパワーとひらめきですか。プロレスに大事な、ひらめき。なんかアイツもやっぱ一皮むけたというか、ラリアット、アルゼンチン、パワーボムとか、そういう力ある選手がやってる技やればいいというだけじゃなくて、プラスアルファ身につけようとしてるのがすごいわかったんで。そういう意味では危なかったですね。でも言った通り、最高にきつかったですけど、最高に楽しかったんで。きょうの闘いが自分なりの大日本のストロングのベルトの闘い方だと思ってるんで。俺のこの闘い方から逃げない選手が俺の前に来てほしいなと思います。関本はもちろんできると思うんで。でも関本に負けるつもりは毛頭ない。言った通り、プロレスでも相撲でも勝ちます。
ーー紙一重だったと思うが、何が勝敗を?
単純ですよね。負けたくないという気持ちだけで。あきらめたら、僕もそんな若くないんで。あきらめたらあとは落ちるだけなんで。やっぱりまだまだ負けたくない。いや、あれですね。『岡林裕二の夜明けは近いぜよ』。岡林が勝っちゃったら明けちゃいますからね。このセリフを今年のプロレス界の流行語大賞にしたいと思ってるんで。あとは俺がチャンピオンでいるうちは、そのセリフをずっと言わせたいなと思います。
ーー今後も叫んでくれと
石川「そうですね。俺の前で叫んで、またベルト懸けて闘って、また負けて、あのセリフを吐いてほしいなと思います」
【岡林の話】ホントに悔しい、ホントに悔しい。ホントに悔しい!!(と叫ぶ)きょうは絶対気持ちで負けたくないと思った。気持ちで負けてないと思った。全然ダメでした。もうホントに。死ぬ気でいかないといけない。ホントに悔しい、ホントに悔しい。この悔しさをバネにして、次は必ずやってやります。絶対負けないぞ、絶対負けない。(王者が次は関本だと指名したが、もう一回石川とやりたい?)もう一回やりたい、ホントにやりたい。これはストロングのベルト懸けても抜きにしても、石川修司ともう一回やりたい。ホントに悔しい。悔しさしか残らなかったです。あのバケモノを倒したい、それだけです」
大日本後楽園大会のメインでストロング王者の石川に岡林が挑戦、序盤から両者が肉弾戦を展開するも、場外戦で岡林がウルトラタイガードロップを炸裂させ主導権を握ったかに見えたが、調子に乗り過ぎたのか追撃のラリアットは鉄柱に誤爆、ここから石川はグラウンドに引きずり込み脇固めなどで左腕攻めを展開する。
先手を奪われた岡林だったがブレーンバスターから逆エビ固めと腰攻めで反撃、しかし石川はセカンドロープからの32文人間ロケット砲、ダイビングフットスタンプで主導権を渡さない。
石川はツームストーンパイルドライバーからランニングニーを狙うが、キャッチした岡林はアルゼンチンバックブリーカーで担ぐも、石川はスリーパーで捕らえて着地する。
両者はラリアット、エルボー、逆水平と打撃戦から、石川の頭突き狙いを岡林はラリアットで迎撃するが、ゴーレムスプラッシュ狙いは石川が雪崩式ブレーンバスターで叩き落し、コーナーパンチを繰り出す石川に岡林はパワーボムを狙うが、石川はフランケンシュタイナーで切り返す。
石川は後頭部への頭突きからフルネルソンスープレックスで投げると、ランニングニー、ファイヤーサンダー、ライガーボムと畳み掛け、レインメーカー式頭突きを連発するが、もう一発は岡林が浴びせ蹴りで迎撃、勝負と見た岡林はゴーレムスプラッシュを投下するがカウント2、石川は頭突きからスライディングDを放つと岡林は流血、そして張り手合戦となり石川が制すると、頭突きからランニングニーで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は石川が次期挑戦者に関本を指名、7月に開催される両国での選手権が濃厚となった、もしメインとなれば両国という大会場で大日本らしさをアピールするには石川vs関本は良いカードなのかもしれない。
またデスマッチ戦線はかねてから挑戦表明していた沼澤が第5試合でヤンキー二丁拳銃と蛍光灯プリズンマッチで対戦し、神が宿った沼澤が真神威で3カウントを奪い勝利、沼澤は勝者の権限として、タイトルマッチの日時を3月2日後楽園に指定、内容も画鋲を含めた針地獄デスマッチとした。
画鋲は沼澤が得意としているアイテムだけに宮本も苦戦が必至か、神が宿り狂う沼澤は王座奪取なるか?
また今年の一騎当千はデスマッチ中心に行うことも発表した、7月の両国に向けて大日本は全力で走り出す。