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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

天龍源一郎が11月に引退・・・残り9ヶ月間で完全燃焼へ!

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天龍源一郎が11月に引退・・・残り9ヶ月間で完全燃焼へ!

(東京スポーツより)
 ミスタープロレス・天龍源一郎(65)が9日、東京・後楽園ホールで会見を行い、本紙既報の通り今年11月の大会を最後に現役を退くと発表した。
 

 会見にはプロレスでは異例となる約80人の報道陣が集結。冒頭では愛娘の天龍プロジェクト・嶋田紋奈代表が「昨年末に天龍の口から引退という言葉が出て、検討を重ねたうえ、本日の発表に至りました。先日65歳の誕生日を迎えましたがケガ、病気などネガティブな理由で引退するのではありません」と説明。11月までの試合を「天龍源一郎ファイナルツアー」と題したシリーズとして行うことも明かされた。
 

 続いて天龍が「11月の試合を最後に引退することになりました。デビュー戦(1976年11月13日、米国テキサス州のテッド・デビアス戦)の近辺にケジメをつけたかった。これからプロレス界に恩返ししたい。プロレスラーになって本当にいい人生でした」万感の思いで語った。
 

 さらには「家内(まき代夫人)が病気になったこともありまして、これからは恩返しをしていかなければならないと考えた。(引退後は)奥さんにゴマをすりますよ」とも明かした。
 

 39年間のプロレス生活における思い出を聞かれると「やはり馬場さん、猪木さんからフォールを取れた試合が忘れられない」とも感無量の表情で語った。ラストマッチの日時と場所はこれから吟味していくという。
 

 最後はあぐらをかいて「プロレスファンのみなさん、本当にありがとうございました」と天龍らしく会見を締めくくった。
 

 天龍プロジェクトで決定済みの大会は3・6新木場、4・3新宿、5・30大阪。ラストマッチは天龍と縁の深い選手との試合を組む予定だ。



 【引退会見の模様】<プロレス格闘技DXより>
▼嶋田代表「本日はお忙しい中、天龍の引退会見にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。報道に関して、関係者の方に多大なるご迷惑をおかけしたことを、まずお詫びさせていただきます。引退の経緯につきまして、まず私の方からお話させていただきます。昨年末、天龍本人から引退という言葉が出ました。その時は一時の気持ちの問題だと思いましたが、幾度となく話し合いを重ねまして確認をいたしましたところ、本人の覚悟も強く、私個人の感情もあいまって、このようなご報告になりました。先日65歳を迎えまして、腰部脊柱管狭窄症の手術による長期欠場もあったことは、皆様の記憶にも新しいこととは思いますが、怪我や病気、年齢などネガティブな決断ではないことだけは、ファンの皆様にも、関係者の皆様にも強くご理解いただきたいと思います。まだハッキリしたことがすべてお話できる状態ではないんですが、天龍本人からも申し入れがございましたので、11月13日という天龍のデビューした日に近い日程で引退興行を考えております。正式な日程、場所などは現在協議中で、随時お知らせしたいと思います。相撲13年、プロレス40周年を迎える2015年にこのような決断ができましたのも、ファンの皆様、関係者の皆様に支えていただいたことよるもの以外の何者でもございません。本日より(引退まで)9ヶ月余りありますので、来たる日まで出来る限り多くの人に感謝の思いを伝えに行けるように、出来る限り様々なところに足を運んでいきたいと思っています。最終引退興行となる11月までを一つの大きなシリーズと考えて、このような大会名で統一いたしました。(※『Revolution FINAL TOUR』と書かれたボードを示す) 『天龍源一郎引退 Revolution FINAL TOUR』と題しまして何大会か開催していきたいと思います。ファンの皆様、関係者の皆様には、天龍とともに心ひとつに駆け抜けて、清々しく、華々しく天龍を次のステージに送り出していただければ幸いです」


▼天龍「どうも皆様、昼間からの会見にたくさんお集まりいただきましてありがとうございます。私、天龍源一郎は本年度の11月をもって現役を退き、プロレスラーを廃業することを決意いたしました。プロレスラーに転向後、初めてアメリカのリングに上がった11月まで、という猶予がありますが、これまで応援してくださったファンの皆様には、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいであります。ありがとうございました。これからプロレス界に恩返しするために、11月まで色んな選手と戦っていったりとか、色んな希望もありますけど、11月の終焉に向けて、清々しい気持ちでリングを去れればいい、ただその一念でございます。プロレスラーになって本当に楽しく、良い人生だったと思います」


――改めて引退理由は?

▼天龍「本音を言いますと、僕がプロレスラーをずっと続けてこられたのは、天龍源一郎がプロレスラー一本でやっていけるように支えてくれた家族のおかげ。そこで一番支えてくれた家内が昨年病気になりまして、そのことと相まって今、プロレスの人気が少し盛り返してきた。じゃあ、今度は俺が(家族を)支えていく番なんじゃないか、という思いもあります。“これだ!"という明確な一つの理由はないんですが、プロレス人気も盛り上がってきたし、そろそろ潮時かな、という感じですね」


――思い出深いことは?

▼天龍「試合でいえば、やっぱり馬場さんと猪木さんをフォールできたことは俺の中の誇りですし。人生で言えば、アメリカでドナルド・トランプ(大富豪)、ウィリー・ウィルソン(野球選手)に会えたこととか、エルビス・プレスリーのショーを生で観れたこととかが思い出に残ってますね」


――逆に辛かった思い出は?

▼天龍「いやぁ振り返れば、腹いっぱいの楽しいプロレス人生でしたよ。たかだか幕の内のそこらへんしか行かなかった相撲取りがプロレスラーになって、次第に名前も知られるようになったということでは、プロレスラーになって良かったと思ってます」


――どんな引退興行を考えている?

▼天龍「僕はどこででも“ケジメ"としてやってもらえればいいだけですから。今は具体的に何も決まってません。ただ11月に天龍源一郎じゃなくなって、嶋田源一郎になって、その辺をブラブラしてるんだろうな…みたいなそんな感じですね(笑)」


――引退試合で戦いたい相手は?

▼天龍「いやぁ、まだ何もないですね。とにかく今、一番ビックリしてるのは、朝からこんなにたくさんの人が来ていただいたこと。ありがとうございます(笑)」


――引退後は何を?

▼天龍「皆さんもそうだと思いますけど、奥さんにゴマすりますよ(笑)」


――自身にとってプロレスとは?

▼天龍「難しい質問ですね…。そうですね…相撲から転向して天龍源一郎って名前をつける時に、先代の天龍さんから『お前、この名前を絶対貶(おとし)めてくれるなよ』ってクギを刺されたことがあったんですけど、それはかろうじて果たせたかな…という念だけですね。そういう意味ではプロレスに転向して良かったのかな、と思ってます」


【会見後の囲み取材】

――幕引きに向けて?

▼天龍「39年プロレスに関わって、凄く良い思いをさせてもらいましたので、残り9ヶ月でプロレス界に恩返ししていきたい気持ちが大きいですね」


――3・6新木場に向けて?

▼天龍「弾けてやりますよ。ありったけのやれることはやってやろうと思ってます。悔いのないようにやっていきたいと思います」


――体の不調や怪我が理由ではない?

▼天龍「それは違いますね。体調は上がっていってますし、逆に体調が悪かったらもっとしがみつこうとしたと思いますよ。プロレス人気も盛り上がってきたし、新世代の人たちも頑張ってるし、家庭の事情も含めて、何となく感じて“そろそろだな"というのが正直なところ」


――後継者だと思う人間は?

▼天龍「そんなこと言ったらうぬぼれるから言いませんよ(笑) 何人かはいますけど」


――馬場さんの追善試合にはどんな気持ちで出場していた?

▼天龍「ちょうど辞める辞めないって話をしてた時でしたんで、代表(紋奈さん)が、今の天龍にできることは、馬場さんの17回忌にしっかり出て恩返しをすること…ということで、元子さんとか秋山社長とか諏訪魔選手に電話して、天龍が今年で辞めるかもしれない状況なので、出場させてやって欲しいと言ってくれたみたいなんですね。そういう意味で馬場さんの17回忌の追善興行に出られたことは、しっかり自分の中で残っていくものだと思いますし、ひじょうにありがたいことだと思っています」


――家族の支えとは?

▼天龍「ムチャクチャでしたから。ムチャクチャの中でも、こいつら(家族)がいるから頑張ろうという思いにさせてくれた。だから身内の人たちに、これからは俺が恩返しをしていきたいなという気持ちですね。俺が身近にいて何かの手助けになるんだったら…という思いですね」


――タレント活動も?

▼天龍「ご飯を食べていくためには、あるに越したことはないですけど、こればっかりは何とも言えませんけどね。これって、俺の言ってることがすべて理解できる人って(※カツゼツ悪いキャラの)“営業妨害"してない?(笑) でも男がご飯を食べていくってことは大変なことですから。辞めると決めたからには腹を決めて、色んな仕事に向かっていきたいと思っていますよ」


――ナレーションの仕事も?

▼天龍「恐ろしいことですね(笑) でもやりますよ。新しいことを始めることで脳みそも活発に動きますから、頑張ります」


――廃業という言葉も出たが、引退後はプロレス界とは関わらない?

▼天龍「どういう関わり方をするかによると思うんですが、指導うんぬんとか、解説とかやるっていうのも無いでしょうし、プロレス界から廃業だとは思ってます」


――引退興行は両国国技館?

▼天龍「両国なんてそんな大きなところ…っていうのが正直なところですね。僕はどこでも自分の中で線引きして“天龍源一郎はプロレス界で終わった"と自覚ができる場所であれば、どこでも」


――改めて馬場さんへの思いは?

▼天龍「相撲の頃、ちょっととんがった天龍源一郎がいて、プロレス界という実社会に放り出された時に馬場さんには色んなことを教えていただいて。相撲でとんがっていた天龍源一郎が、プロレスに入ってちょっと楕円形の天龍源一郎になって、こうしてフルムーン(満月)のような人間になれたと思ってます(笑) 馬場さんもそうですけど、全日本出身の天龍源一郎と一騎打ちの覚悟を決めていただいた猪木さんにも感謝しています。再戦を…という話もあったんだけど、勝ち逃げさせてもらって悪いことしたなと思ってますよ」


――一番のライバルは?

▼天龍「難しいですね。その時々で。ただ最初に入った時に一番身近にいて、一番影響を受けたのは(ジャンボ)鶴田選手ですね」


――清々しい表情に見えるが?

▼天龍「肩の荷が降りましたよ。後楽園ホールに来る時は、行きも帰りもいつもイライラしてた。来る時は試合前で不安な気持ち、これから戦うという気持ち。帰り道は勝った時でも気持ちが高ぶって。でも今日は記者会見ということで、自分の気持ちを素直に話せばいいんだな、て(穏やかな気持ちで)後楽園ホールに来て。ただまぁ、試合が近くなってリングに上がれば、またイライラとかが生まれてくるとは思いますけど、それはそれで楽しみたいと思います」


――残り9ヶ月だが寂しさがある?

▼天龍「9ヶ月もあるのか、9ヶ月しかないのかは分かりませんけど、相撲も含めて格闘技生活50数年。自分の中で途切れたものが無いものなんで、想像がつかないですね。寂しいのか、すっきりするのか。これもまた微妙なところですね」


――改めてプロレスとは?

▼天龍「力道山関がアメリカから持ち込んでくれた、大衆娯楽のトップだと思ってますよ。ある種、アメリカから来た日本の新しい伝統芸能だとも思ってますよ」
 

 7日に引退を表明した天龍源一郎が会見を開き、11月の引退試合をもって改めて引退を表明した。


 引退の理由は「まき代夫人の病気」、天龍は面倒見のいい性格でその分金遣いも豪快、まき代夫人はバイトをしながら生計を立て“レスラー天龍源一郎”のために金を渡し、またWARを旗揚げする際にも預金通帳をそっくり渡すなど、“プロレスラー天龍源一郎”を影で支えてきた。
 また一昨年天龍がプロレス入りを反対してきた父=源吾さんも亡くなったのもあり、生涯現役で貫こうとしていた天龍にしてみれば夫人の病気と父親の死は今後に大きな影響を及ぼしたのではと思う。


 引退試合に関しては11月を予定しているが会場を含めて未定、ただ新日本プロレス「「東京ドーム大会をはじめ、数々のビッグマッチで新日本の歴史に名を刻んだ選手。もしも引退興行ということで協力要請があれば、前向きに検討をしたいと考えています(菅林直樹会長)」古巣の全日本プロレス「こちらの試合がない時なら当然、協力します。天龍さんがおっしゃってくれるなら(引退前に)うちに上がるのもウエルカムです(秋山準社長)、NOAH「個人的には(要請があれば)協力を惜しむつもりはない。何かと協力してくれた方だし、これからのプロレス界を俺たちに任せてくださいという意味も込めて(丸藤正道副社長)」の三団体が全面協力を約束したことから、最高の花道を飾ることになりそうだ。


 天龍源一郎についてはまた改めて書きたいが、引退までの9ヶ月間しっかり完全燃焼して欲しい

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