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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

代役出陣も、杜の都でも主役を奪った本間劇場!中邑に敗れるも永田裕志はまだまだ健在!

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代役出陣も、杜の都でも主役を奪った本間劇場!中邑に敗れるも永田裕志はまだまだ健在!

2月14日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in SENDAI」宮城・仙台サンプラザホール 2900人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○中西学 キャプテン・ニュージャパン(6分19秒 片エビ固め)小島聡 X小松洋平
※ヘラクレスカッター


◇第2試合◇
▼20分1本
○カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(10分31秒 片エビ固め)タイガーマスク Xジェイ・ホワイト
※チェイシング・ザ・ドラゴン


◇第3試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/20分1本
KUSHIDA アレックス・シェリー ○マスカラ・ドラダ(11分11秒 回転エビ固め)Xケニー・オメガ ニック・ジャクソン マット・ジャクソン


◇第4試合◇
▼NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[王者]○獣神サンダー・ライガー(7分49秒 ヨーロピアンクラッチ)〔挑戦者]Xチェーズ・オーエンズ
☆ライガーが2度目の防衛に成功  


(試合後)
ライガー「NWAのJr.のベルト、防衛できました!! 応援ありがとうございます。(タイガーがリングに登場)俺は、お前をベルトパートナーだと思っている。だからこそ、このベルトを懸けて、防衛戦をやりたい」


タイガー「ライガーさん! ぜひ挑戦させて下さい! お願いします!(両者はガッチリと握手をかわす。)」


【ライガーの話】「やっと、タイガーマスク。このベルトを懸けて、NWAのジュニアのベルトを懸けて、防衛戦。彼は楽しみにしてると言ってくれて。 俺たちの試合は“泥臭い”ものになるかもしれない。勝つのだけをいつも見ている。追い求めて、追い詰めて、それしかないかもしれない。でもだからこその緊迫感が彼との闘いで出せると思う。気合入ってますよ。チェーズ・オーエンズ選手はいい選手だよ。ただ若いな!! 多分。キャリアも浅いんじゃないかと思う。まぁこうやって日本に来て勉強していけば。だけどジュニアじゃなくてヘビーでガンガン行ける選手かもしれない。彼に対する印象はそれだ。まぁ今はタイガーマスクだ」


【タイガーの話】「リングの上でライガーさんが『やろうじゃないか』と云うことで、僕も今日この仙台のファンの皆さんの前で、『挑戦させてください』と言って。ファンも後押ししてくれて。もうこれで決まったも同然だと思ってます。まぁ『NWA世界ジュニア』といえば僕が、かつて巻いていたベルトでもあるし、思い入れは誰よりも持ってます。まぁ当然、ベルトも変わって、チャンピオンもみんな変わってるけど。それはもう当然のことだと思うけど。でもNWAに対して僕は誰よりも愛着を持ってると思ってます。あと、今日のライガーさんの試合。今のジュニアの試合を見たら、僕とかライガーさんの入る隙があるのか無いのか、それはわからないです。ヤングバックスとか皆、凄い試合をしています。でも、今日のライガーさんの試合、素晴らしかったと思います。また違うジュニアの試合でもあるし、『ライガーさんの試合だったな』と思いますし 。あれでお客さんが十分湧くということは、まだまだ、ああいう試合もアリなんだなと思ってますし。スタイルは違えど、僕はライガーさんは素晴らしい。流石だと思います。まぁ僕とライガーさんどういう試合になるか分かりませんけど。まだ発表もされてないしね、どうなるか分からないですけど。また、僕とライガーさんとの違う世界を創りたいなと思ってますし。違う動き、違うスタイル、違うジュニアの試合になるかもしれないけど、それでも『素晴らしい』と言える試合にしたいなと思ってます。僕とライガーさんの中でベルト云々なんですよ。ベルトがあろうがなかろうが関係ないです。僕とライガーさんのシングル、5年ぶりみたいですね。やるの、5年ぶりになるそうです。僕とライガーさんがやることに意義があると思っているので。ベルト云々。ただ、タイトルマッチが決まってる以上は、ベルトも当然獲ると。楽しみです。場所はどこでもいいです。まぁライガーさんがいつも、絶対そう言うんでアレですけど。ライガーさんとやるのが本当に楽しみです。決まった以上は頑張ります」


◇第5試合◇
▼NWA世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○天山広吉(11分50秒 片エビ固め)[王者]Xロブ・コンウェイ
※天山プレス
☆コンウェイが防衛に失敗。天山が新王者となる


【天山、小島の話】
天山「ハァハァ、ありがとうございました。やったよ、ほんとに。マジかよって。なんかまだ夢のような感じですよ。絶対獲ってやるって思っていったけど、やっぱこうやってこのNWAのベルトが実際にこうやって俺の肩に担がれて、嬉しいような、ちょっと不思議なような戸惑ってるけど、でも勝ちは勝ち。アイツから1.2.3獲ったし。最高の一戦やと思います、自分でも。仙台の応援してくれたお客さんも、あんなにあったかくね、後押ししてくれたし。なんと言ってもコジがセコンドついて応援してくれた。それだけでも力になったしね。コジ、ありがとう(小島とガッチリ握手)」


 小島「ありがとうございました。突然ですが、そのベルト私が挑戦表明します。場所はどこでもいいんで、天山とシングルでこのベルトを賭けてやらせてください。よろしくお願いします」


※小島は先に控室へ。
 天山「オイ、なんや、いきなりかよ? いきなりきたな。挑戦って、獲ったばかりで、まだNWAホヤホヤのチャンピオンが『はい、そうですか』って言えるわけないよな。でもね、コジだって去年の東京ドーム、一発でコンウェイからNWAのベルト獲ってるしね。俺はそれにもしっかりと刺激されたし。俺もやってやるよって。アイツにも負けたくないっていう。タッグはタッグでやってるけども、シングルはそれぞれね、やっぱ自分の力ってのを確かめたいしね。アイツがあそこまで言うんやったら、考えてやってもいいよ。テンコジがこのまま今ちょっとベルトを持ってない、選手権もやってないから。まぁ一つの刺激じゃないけどね、臨むところやって。受けてやろうやないか。コジには悪いけど、このNWAのめちゃくちゃ輝いてるブランニューやで、よう見てくれ。今日から俺のベルトに、俺の色に染めていくから。たとえコジであろうが、誰であろうが、なんでもこいやって。誰の挑戦でも受けるよ。まぁコジもケチョンケチョンにしてね、海外、世界に向かって飛びたいね」


――シングルのベルトはIWGPのベルトを失ってから、10年ぶりのベルト戴冠になりましたが?
天山「10年? ほんま長かった。そんなにね、なにやってたんやっていう話やけど。とにかくね、やっとこの苦節10年かけて、やっとこうやってベルト獲ることができたから。獲った以上はね、このまま長いことベルト持っていたいね、しっかりと。いやぁ、しかしマジで疲れた」


――試合中、天山選手がコンウェイ選手の得意技エゴトリップをやりましたが?
天山「いや、もうアイツの技、11日の大阪でやられて、『ウワッ、これなんや』って。えげつない痛みがあって、もう寝れないぐらいだったから。あれだけは絶対に喰らわないようにって。っていうか狙ってくのは当たり前だったけど。逆に俺がやってやってもいいなって思って。そしたらドンピシャでしょ。あんなキレイに決まったら、技もパクってやるって。エゴトリップ、“天山トリップ”にしてやるよ。エゴトリップもう使うなって話や。ベルトも技も、すべてをアイツから奪ったって。あとはブルース・サープ。アイツもこっちに引っ張ってやるよ。あんなブーイングのバンバン飛ぶような面白いやないかって。ブルース、俺の付き人からマネージャーからやらしてやるよ。よう考えてアメリカ帰れって話」


――久々のベルトだけに特別な思いはありますか?
天山「それはもちろんでしょう。こんなタッグとはまた違うね、シングルってやっぱ重みはあるし。ほんとに獲りたくてもなかなか獲れなかった、シングルっていうのは。『G1』とはまた違うしね。やっぱり自分の力しか信じられない。それしかないっていうアレやからね。まぁほんとにレスラー人生24年、久しぶりにまたこうしてベルトを巻くことができた。しかも昔、俺が小さい頃から見ていたね、NWAの世界ヘビーベルト。あの馬場さんも、ハーリー・レイスもリック・フレアーも巻いたやつね。それと同じでしょ? 違うの? まぁいいや、NWAやからな。これはほんま最高に嬉しいですよ。そんじょそこらのベルトと違うしね、重みが違うし」


◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
飯伏幸太 ○内藤哲也(12分51秒 エビ固め)桜庭和志 X矢野通
※裏霞を切り返して


◇第7試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI(9分55秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ X高橋裕二郎
※レインメーカー


◇第8試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○棚橋弘至 後藤洋央紀 柴田勝頼(12分07秒 片エビ固め)カール・アンダーソン ドク・ギャローズ Xタマ・トンガ
※ハイフライフロー


◇第9試合◇
▼NEVER無差別級王座決定戦/60分1本
○石井智宏(24分46秒 片エビ固め)X本間朋晃
※垂直落下式ブレーンバスター
☆真壁刀義が王座返上。石井が第7代王者となる


【石井の話】
石井「はぁ……真壁が大阪で欠場になった時に、今日は絶対無理だと思った。インフルエンザに関してよ、オレは何も文句ねぇよ。とやかく言うことはない。それは、インフルエンザでバテるのは誰でも。それに関しては何も言わねぇ。ただ、オレはコレ(NEVERのベルト)を真壁から獲れてねぇんだよ。真壁を大の字にさせて、あいつから引っペ返さないと意味ねぇんだよ。だからこれは、暫定だな。暫定チャンピオン。オレは巻かないよ。もう一回しよう。今度こそ決定戦だよ。真壁、大舞台によ、大舞台すっぽかして悔しいだろ。テメェが情けねぇだろ。だけど、心配すんな。オレがその鬱憤、全部受け止めてやるよ。だからもう一回、ベストコンディション作ってよ、オレの前に立て。オレが全部、全部を受け止めて、必ずアイツを大の字にしてやる」


――試合に関してなんですが、WARスペシャルを出したのは、天龍さんの引退を意識されてですか?
石井「出したっけ? 出した? どっかであるんじゃない? どっかで……わかんねぇけど。意識はなかったけど。もういいか? ……ありがとうございました」


 
【本間の話】「(床に倒れ込む)俺はこんなビッグチャンスを掴んでもモノにできねぇのか。こんな俺が“こけしis Happy”……ふざけんな。ハァハァ、こんな闘いじゃ満足してねぇ。俺は絶対ベルトを獲ってやる。東北のお客さんの前でも勝てないってことは、他でなんか勝てるわけねぇ。俺はもう前進あるのみ。次だ、次。絶対次は勝つ。誰がなんと言おうと、“こけしis Happy”は変わんねぇから。ありがとうございました」


◇第10試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第10代王者]○中邑真輔(17分55秒 片エビ固め)[挑戦者]X永田裕志
※ボマイェ
☆中邑が3度目の防衛に成功


(試合後)
中邑「敬意を表してもう1度だ。ようこそ、この自由へ! すべてを受け入れる世界へ・・・。変化・・・変化した新しい永田裕志に・・・マジたぎったぜ、オイ、、仙台!!イヤァオ!!!!」


【中邑の話】「毎度毎度、死闘ですよ。まぁ、自分自身が、どんな時であっても、永田裕志とは闘ってきましたね。でも今回の永田裕志は、インターコンチ、変化、自由、それを受け入れたんだ。変化した永田裕志。 誰だよ、(試合前に流れた)あんな煽りVTR作ったのは。可哀想に思えってか? オイ。甘い甘い。リングの中は『力』でしょ。自分で言った言葉、今日の試合思い出してごらん。永田裕志だって、慰めで見てもらいたくは無いでしょうよ。だって、諦めたらそこで試合終了ですよ。ねぇ? 先生。新しい価値観。そう、全てを受け入れようじゃないですか。このベルトと共に。イヤァオ!」


【永田の話】
永田「あぁ、悔しいな。悔しい……それだけだ。決して俺が錆びついてたわけじゃない。中邑が強かった、それだけだ。チッキショー」


――親父の背中は見せれましたか?
永田「どうっすかね。ただこの試合が決まって、いや、それ以前から前回挑戦して敗れた時から、いつかまた頂点にってずーっと思ってたから、新日本で。その間の俺の責務、そして今日の試合。ハッキリ言ってカッコよくはなかったかもしれないですね。でもそれこそ人生。カッコいいなんてクソくらえ。俺は俺にしかない生き方をいくしかないんです。俺の背中見てなにを感じるか、皆さんの自由です。ただ俺は自分の生き様を思いっきり体現しただけ。勝てばカッコよかったんだけどな……勝てば……今日のところは中邑が強かった」


――でもここからがまた始まりですよね?
永田「これで俺が終わると思うか、野上。俺がこれぐらいで終わると思うか?」


――終わらないです。
 永田「50過ぎて、俺はIWGPのベルト獲ってやるって、途方もない壮大な夢があるんだ。それは今日、俺についてくれた天山、小島、中西さん、みんなそういう俺たちの意思ってのは、たとえどんなに時代が流れても、俺たちがまだ生きてるっていう、それを表すための意思確認ができたし、俺らそういう意思を持って闘ってるんです。まだ終わりません。ここから……ここからまた勝てばいいじゃないか。また挑戦すればいいじゃないか。そしてベルト獲ればいいじゃないか。それだけを胸に、まだまだネバーギブアップだ、野上。泣くな(泣いている野上アナの頬を叩く)」


――泣きますよ。
 永田「泣くな。俺は泣かないぞ。ありがとうございました(天山、小島、中西それぞれとガッチリ握手)」


 新日本プロレス仙台大会を『新日本プロレスWORLD』で視聴というか、今回はCSからのLIVE中継ではなく『新日本ワールド』のみの独占配信、『新日本ワールド』はパソコン、スマホ、タブレットで新日本プロレスが見れるのが売り、これからはTVではなくネット媒体でプロレスを見るのが当たり前になるのかもしれない。


 セミのNEVER選手権はインフルエンザで11日の大阪大会を急遽欠場した真壁刀義だったが回復できず欠場、王座は返上となり前王者の石井と本間の間で王座決定戦が行われた。
 真壁は仙台大会当日にブログを更新、真壁は11日の大阪大会当日にインフルエンザを発症、仙台大会も出場する意志はあったが、体調は不十分でウイルスを撒き散らしている状況だという。
 
 
 真壁の欠場で思わぬチャンスを得たのは本間、本間はバラエティ番組にも出演しているせいか人気は急上昇しているものの、シングルでは結果を出せない現状が続いている、石井相手にどれだけやれるかを注目していた。
 試合は開始早々両者は”ど真ん中”プロレスを展開、一時はチョップの打ち合いでも本間は引かないどころか競り勝っている、石井も本間も様々な団体を渡り歩いて新日本にたどり着いてきた同士、その中でデスマッチも体験しているし打たれ強さも半端ではない、だが石井も“ど真ん中”プロレスでの激闘のツケが来て満身創痍の状態、その満身創痍の石井に本間がつけ込んできた。
 シャリマティーや小こけしで先手を奪った本間に対し、石井は師匠・天龍源一郎を意識してか龍魂パワーボムからWARスペシャルを繰り出すが、ラリアットに耐え抜いた本間は垂直落下気味にDDTで突き刺す。
 石井の痛めている首に大ダメージを与えた本間は大攻勢をかけ、エプロンに逃れた石井の背後を突いてラリアットで強襲、場外に倒れた石井に本間はコーナー最上段からの大こけしで追撃する。
 石井もバックドロップなどで反撃するが本間の勢いは止まらず、掟破りの垂直落下式ブレーンバスター、石井の背筋にこけしロケット、ファイヤーサンダーこと“こけし落とし”で石井を追い詰め、館内も本間コール一色となる。
 本間は石井の痛めている肩に小こけしを炸裂させてから、こけしを投下するがかわされて自爆すると石井が猛反撃、再び打撃戦となったところで本間はこけしロケットを狙ったが、石井がかわしてヘッドバッドを浴びせると、最後は石井がスライディングラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い王座を奪還、昨年のG1では飯伏、今回は真壁の代役だったが、敗れはしたものの代役以上の活躍となった本間、杜の都・仙台でも本間劇場を充分に見せつけ大会の主役となった。


 メインのIWGPインターコンチネンタル選手権は、永田のセコンドにはNWA世界王座を奪取したばかりの天山、小島、中西の第三の世代が着いた。
試合の先手を奪ったのは永田、シリーズを通じて集中攻撃を浴びせていた中邑の左腕に今回も集中攻撃を浴びせるが、場外戦になると中邑が永田を鉄柵に叩きつけてから、背後から膝蹴りを浴びせ、ギロチンニーなどで首攻めを展開して流れを変える。
 中邑は永田に対して”永田裕志はこんなものなのか”と言わんばかりに永田の頭を叩き、足蹴にする、張り手で反撃する永田に膝蹴りを浴びせ、膝を押しつけてカバーしつつ敬礼ポーズをとり、上から目線とばかりに永田を挑発する。
劣勢が続く永田は中邑の突進をキチンシンクで迎撃すると、ミドルキック、フロントハイ、エクスプロイダー、フェイント式低空ドロップキックで反撃するが、中邑は膝蹴りで流れを変え主導権を渡さない。
 中邑は勝負と見てボマイェを狙うが、永田はフロントスープレックスで切り返すと、張り手一閃で中邑をグラつかせ、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、トップロープからの雪崩式エクスプロイダーが決まり、中邑は左肩から叩きつけられる、一瞬2007年8月のG1準決勝が頭をよぎったが、永田の大☆中西ジャーマンを一回転した中邑が永田の後頭部にボマイェを炸裂させ、中邑自身があの時の悪夢を払拭させる。
 再びペースを掴んだ中邑は永田をコーナーに乗せての膝蹴り、ジャンピングカラテキック、スライディングボマイェからボマイェを狙うが、かわした永田はバックドロップを決めるも、続いてのバックドロップホールドは中邑が阻止、永田はパンチを放つ中邑の左腕を白目式腕固めで捕獲、腕十字に移行してから再び左腕に集中攻撃、永田は再びバックドロップホールドを狙うが、中邑はフロントネックロックで捕獲、永田は振り解きヘッドバッドからリストクラッチ式エクスプロイダーを狙うも、中邑が抵抗すると永田は延髄斬りを浴びせるが、中邑も延髄斬りで返すと、すぐさまボマイェを炸裂させ3カウント、中邑が王座を防衛した。
 内容的にも完敗を喫した永田だったが、負けん気の強さを見せつけるなど、中邑にしてみれば充分にたぎらせてくれたと思う、また50歳でのIWGP王座奪取に意欲を燃やした、第三世代の天山がNWA世界王座を奪取し、小島が挑戦表明することで天コジでの選手権に意欲を燃やせば、また先輩であるライガーもNWA世界ジュニアを防衛しタイガーを挑戦者に指名した、一時代を築いた第三世代やライガー、タイガーもトップ戦線から、現在では一歩引いた立場かもしれない、しかし自分らの築いてきたプロレスとは何たるかを示し伝えるまでは、まだまだ戦い続ける。

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