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BEST OF THE SUPER Jr.XXII開幕!後楽園の主役を奪ったのは外道だ!
5月22日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」後楽園ホール 1580人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点]○獣神サンダー・ライガー(8分36秒 片エビ固め)[1敗=0点]×小松洋
平
※垂直落下式ブレーンバスター
【ライガーの話】
ライガー「いつもスロースターターで、あぁいう若いヤツとやると丸め込まれるんでね、それを気をつけて。別に危なげなくない、絶好調。今年はキッチリいくから」
――小松選手は闘ってみていかがでしたか?
ライガー「良いモノ持ってると思うよ。体も柔らかいし、スピードもあるし。あとは気合いだよね。まっすぐき過ぎる。俺は読みやすいし、やりやすい。まぁ若手だからしょうがないんだろうけど、それを彼はこのリーグ戦で、どれだけ勉強して、自分のものにして、闘いの中で組み込んでいくか、それは彼次第。まぁでも人のこと言ってられないから。テメェのやることをやるだけ。キッチリいくから、今年は」
【小松の話】「くそー……!!」◇第2試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点]○タイガーマスク(8分3秒 タイガースープレックス・ホールド)[1敗=0点]×ニック・ジャクソン
【タイガーの話】
――今回も介入がありましたが、幸先よく1勝をあげましたが?
タイガー「俺、去年も後楽園、開幕でニックとやってるんだよね。その時はマットが入ってきて。まぁ今回はあんなヘビー級のコーディが入ってきたけど、まぁコーディが入ろうが、誰が入ろうが、俺は負けねぇよ。負けてらんないんだよ。負けらんないんだよ。『SUPER Jr.』、いや、今のジュニア、レベルは凄い上がってるし、自分が今まで数年前に体験してきたジュニアじゃないよ。レベルこんなだから(右手を高々とあげる)。ましてやニックなんかタッグのチャンピオン。それから獲ってるんだよ。なんでだかわかる? アイツらタッグなんだよ、所詮。シングルじゃ勝てないんだよ。タッグだから見せられるんだよ。でもタッグってそうじゃないじゃん。1人と1人が闘ってこそ2になるわけであって。アイツら最初から2、2、2なんだから。1人の闘いなんか慣れちゃいないんだよ。サブミッションだって、あぁいう風に俺はどこでも入れるよ。今日もだってあぁいうの見たでしょ? お客さんはわかってるのかどうかわからない。でも俺はあぁいうのしか教わってないんですから。あぁいうのを教わって来たんだ。強さを求める。痛さを与える。厳しさを求める。そういう試合を俺は求めてきたし、やってきたつもり。今のジュニアは当然素晴らしい。もう世界中どこ行ったって『ニュージャパン』、『新日本プロレス』一番だよ。認めるよ、もう。俺が中に入ってやってんだから。その中で俺は、KUSHIDAもなんか言ってたかもしれないけど、俺は別に今のジュニアに一言あるとかじゃないんだよ。俺は俺の闘いしかできないって言ってんだよ。今年の本命は下馬評かなんかでは、KUSHIDAなのかな、みんな。彼も素晴らしいと思うよ。一生懸命やってるし、素晴らしい。だけど俺は俺なりのタイガーマスクとしての闘いの『SUPER Jr.』をまっとうしたい。それだけ。タイガースープレックスだって何年振りだろう? 自分でやってビックリしちゃった。『アッ、いっちゃった』と思って」
【ニック、ゴーディ・ホールの話】
コーディ「おい、今の試合見てただろ? ニックは確実にタイガーマスクを何回も追い込んでいた!!」
ニック「痛ったー……俺には弱点があったんだ。1週間前のトロントでの試合で足首を怪我してしまってたことだ。(※と言って青ざめた足首を見せる)俺は過密なスケジュールをこなしているんだ。だから痛む所も多い。けどな、言い訳をするワケにはいかない。ケニー・オメガ、俺はオマエが1つの目標なんだ。彼を倒すことがな。だから、待ってな」
◇第3試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点] アレックス・シェリー(5分32秒 片エビ固め)[1敗=0点]×デビット・フィンレー
※オートマティック・ミッドナイト
【シェリーの話】「アレックス・シェリーは素晴らしい。アレックス・シェリーはタイムスプリッター。アレックス・シェリーはインフィニティ・スペック、テクニックを持っている。アレックス・シェリーは2015年の『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝する。そしてもう時は動いている。オマエハ モウ シンデイル」
【フィンレーの話】
――何かコメントはありますか?
フィンレー「彼は偉大な選手だ。分かってる。でもあと少しだった。ほんの少し。『BEST OF THE SUPER Jr.』必ず、TOPで終えてやる!!」
◇第4試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点]○バルバロ・カベルナリオ(7分15秒 カベルナリア)[1敗=0点]×チェーズ・オーエンズ
【オーエンズの話】「おい、新日本プロレスのシャチョーに問いたい。何かおかしい事をしている。今日の対戦相手はなんだ!? ただの野生動物じゃねぇか!! でも、俺は前しか見ない。残りの試合、全部勝ってこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を必ず勝ち抜いてやるからな」
◇第5試合◇
▼30分1本勝負
○後藤洋央紀 真壁刀義 棚橋弘至 柴田勝頼 本間朋晃(14分19秒 片エビ固め)中邑真輔 石井智宏 矢野通 桜庭和志 ×YOSHI-HASHI
※昇天・改
◇第6試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点]○ボビー・フィッシュ(13分6秒 膝十字固め)[1敗= 0点]×ロッキー・ロメロ
◇第7試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点]○カイル・オライリー(13分4秒 腕ひしぎ逆十字固め)[1敗= 0点]×バレッタ
【オライリーの話】「やったぞ。見たか? ファーストステップはこれで終わった。『BEST OF THE SUPER Jr.』は絶対勝ち抜いてやる。カイル・オライリーは1日目の後楽園ホールで勝った。そして明日も、明後日もその次もその次もその次も!! 全て勝っていく!! 毎日、自分の得意技であるアームロック、ブレーンバスターを出して毎日勝つ!! アリガトウゴザイマス」
【バレッタの話】「カイル・オライリー、これで勝ったと思うな。まだ『BEST OF THE SUPER Jr.』は始まったばかりだ。そしてビジネスとして、ロッポンギヴァイスとレッドラゴン、どちらが貢献してると思う? それは俺たちだ」
◇第8試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Bブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点] ○KUSHIDA(8分53秒 ホバーボードロック)[1敗=0点]×マスカラ・ドラダ
【KUSHIDAの話】「やっぱり開幕戦、特別なものがありますね。ずっと福岡シリーズからアメリカ行って、ずーっと試合が続いてる状態だから、開幕、オープニングマッチ、そんな気は全然なかったけど、体も動けてたし、やっぱり前の試合見てたら、心臓バクバクしましたね。ただ教えられました。プロレスはひとつじゃないんだって。ヨーロッパスタイルもあれば、アメリカン、そしてドラダのルチャ。ちょうど10年前メキシコ行ってデビューしたから、10年経ってようやくルチャルブレを掌の中で転がせたかなと、そんな実感がありますね、今日は」
――去年『BEST OF THE SUPER Jr.』決勝戦で悔しい思いをしてから1年が経ちましたが?
KUSHIDA「そうっすね。1年経って、今自分にテーマがないとか、会社がとか、そういった言葉、ボクはプロレスラーとして絶対吐かない、そんなリストに載ってる言葉なんて。この1年ずっと俺はヘビー級と闘ってきた。いつか『G1 CLIMAX』を超える『SUPER Jr.』にしたい。そのためには今日をスタートして優勝、そこまで必ず駆け上がりたいと思います」
【ドラダの話】「KUSHIDA……このリーグは1対1で1回きりだ。でもKUSHIDA、もう一度やりたい。もう一度、もう一度……」
◇第9試合◇
▼BEST OF THE SUPER Jr. XXII Aブロック公式戦 30分1本
[1勝=2点] ○外道(14分0秒 外道クラッチ)[1敗=0点] ×田口隆祐
(試合後に外道が実況席に、ゲスト解説のオカダ・カズチカが勝利者インタビューに挑戦した。実況は野上慎平アナ)
――外道選手が放送席に来てくださいました。見事に勝利を収めました外道選手です。
(会場のお客さんから大外道コールが沸き起こる)
――大外道コールが沸き起こってますけども、オカダ選手がマイク持ってますからね。
オカダ「ボクがインタビューしてもいいっすか?」
――どうでしょう。
(会場のお客さんから大歓声)
――大歓声。オカダさん、オッケーが出ました。
オカダ「外道さん、勝利しましたけども今のお気持ちは?」
外道「その前にお前、さっき東スポに聞いたぞ。『アイツは絶対勝てない』って言ったらしいじゃないか」
オカダ「いや、違います、外道さん。絶対勝てないじゃないっす。絶対優勝できないって」
外道「お前、冷たいなぁ」
オカダ「そんなことないっす」
――今日の放送の解説でも「勝てないと思ってました」って言ってました。
オカダ「いやいや、ホント、優勝候補……ですよ。ハイ。優勝候補ですよ? ホントに」
――優勝候補はじゃぁ、外道選手ですか?
オカダ「最初はバルバロ(・カルベナリオ)だったんですけど。その後、カイル・オライリーになって。で、今メイン見たら、やっぱりカイル・オライリーかな?っていう」
――あれ? あれれ?? 外道選手どうですか?
外道「俺はね、今日手応え掴んだよ!!」(大声援)
オカダ「おぉ!!!」
外道「お前、田口は俺たちの(A)ブロックの大本命だろ!?」
オカダ「そうですね」
外道「それに勝ってんだぞオイ!!」
オカダ「おぉ!!!」
外道「大阪でよ、ダブルタイトルマッチやるわ!!(大声援) レインメーカーが、メインイベントでヘビー級。俺、ケニー・オメガ相手にジュニアやってやるわ!!!」(大声援)
オカダ「珍しくヤル気ですね!!」
外道「おお!!」
オカダ「行きますか!!!」
外道「行けるぞ!!!」
オカダ「おお!!」
(ここで会場から大外道コールが沸き起こる)
――大外道コールが沸き起こっております。改めてですけども外道選手、今日はオカダ・カズチカ選手のセコンドという形ではなく、今年新日本のリングでは初めてのシングルマッチだったそうですね。
外道「実は初めてなんすよ。シングルのメインに関しては2年ぶり」
――というと、オカダ選手をセコンドに従えたプリンス・デヴィット戦以来ということですね。
外道「あぁ、アレ以来だね」
――その中で見事の勝利でしたが?
外道「まぁ新日本としてみたら予定外だったかもしんないけどね。ケニー・オメガがドタキャンしたからじゃないかなぁと、俺は思ってるんだけどね」
――しかしそのオメガ選手の欠場を補って……
オカダ「ちょっといいですか。外道さん、(マイク)自分で持ってもらっていいですか」
外道「疲れてるんだからさ」
――すいません。ボクも気が回らなくて。
オカダ「いやいや。なんでボクずっとマイク持ってるのかなと思って。自分で持ってもらっていいですか?」
外道「レインメーカーに持たせるわけにはいかねぇもんな」
――でも今日の主役はレインメーカーではなく、外道選手ですからね。
外道「うまくハマったね。何個か用意してたんで。あぁいうパターンがうまくハマったよ。ただ一個読まれてたんだよ、途中で。ヤバいなぁと思ったんだけど、最後もう1つあったね」
オカダ「こんな素晴らしいレスラーだとは思わなかったですよ」
――改めて木槌を持ったり、コーナーマットを剥いだりなど、そういったラフファイトとうのは、オカダ選手がセコンドについた時には見せいないような闘いだったということで、オカダ選手は放送席で驚いてましたね。
オカダ「そっすね」
外道「そうだね。やっぱりね、俺は相手によって変えるんだよ」
オカダ「外道さん、ボクのイメージダウンにつながりますから、やめてもらっていいですか?」
外道「それは大問題だね」
――大問題ですか?
外道「これは大問題だね。それはマズイね」
――勝つために自分の引き出しを開けていかないとと思いますが?
外道「しゃあないね。もう勝とうと思ったら、手段選んでらんないよ」
――そして試合の中で、エプロンサイドから断崖式のDDTをやりましたが?
外道「アッ、ヤバい。使わせていただきました。ちょっと鉄柵がなかったからビックリしたんだけど」
オカダ「まぁいいんじゃないですか? 勝ったからいいっすよ。これで負けてたらエライことになってましたけど、勝ちましたから」
外道「良かったぁ、勝って。あぶねぇ」
――WARも出ましたし、闘いの中でいろんなメッセージが込められているように感じましたが?
(会場のお客さんから大歓声)
――後楽園ホールが沸いてます。
外道「首をね、首を狙ってたんでね。最初DDTいって、そっからレインメーカーとちょっと被る、いつもの首狙いを」
オカダ「真似したんすね、ボクの」
外道「その関係で、WARスペシャル有効かなぁと思ってね」
――さらにクロスフェース・オブ・JADOも出ましたが?
外道「ここに邪道背負ってるからね、俺ら」
――熱いコメントが届きました。
外道「嘘くさかった? 大丈夫?」
――いやいや、そんなことないですよ。(オカダ選手)どうですか? 嘘くさかったですか?
オカダ「いやいや、その邪道さんを背負ってる外道さんを背負ってますから」
外道「いつもお世話になっております」
――2人分ね。
オカダ「そうです、そうです」
外道「間違いないです」
――さぁそんな中で素晴らしい試合を見せていただきましたけど、これからリーグ戦続いていきます。先ほどお言葉にもありましたが、7.5大阪城ホールで、その夢を実現させる為に、目標を改めて聞かせて頂いてもよろしいですか?
外道「もちろんよ、レインメーカーがAJ(スタイルズ)の持つ『IWGPヘビー』を挑戦するからには、必ず(ベルトを)獲る。そんで俺はよ、この『SUPER Jr.』を勝ち抜いて、ケニー・オメガに挑戦してやる。(大声援) するってえと、大阪城に何が起こるか分かるか?! もちろんよぉ……カネの雨が降るぞ!!!」
(会場は大喝采に包まれた)
(勝利者インタビューが終わると、外道とオカダがリングイン。オカダが青コーナーへのぼってレインメーカーポーズを披露し、外道がリング中央でレインテーカーポーズを決める。その後、今度は外道が青コーナーでレインテーカーポーズを披露し、オカダがリング中央でレインメーカーポーズを決めた。)
【外道、オカダの話】
オカダ「いや、外道さんまさかでした!!」
外道「いや、俺もまさかだったけど。まぁ、でも本命倒したからな!! 希望はあるぞ」
オカダ「やっぱ行けるんじゃないですか? やっぱ、勢いって大事ですからね」
外道「希望はあるぞ。 大阪城(ホール)でダブルタイトルマッチや!!!」
オカダ「外道さんがそんなにヤル気が出たの珍しいですね」
外道「珍しいな。俺、自分でも驚いちゃったよ」
オカダ「行きましょう!!」
外道「田口に勝ったからな。これは分からんぞ」
オカダ「でも別に(2人でダブルタイトルマッチとは言わずに) CHAOS全部で行きましょうよ」
外道「おっ、いいね!!」
オカダ「中邑さんも石井さんも行きますし!!」
外道「そうだね!! 全部頂こう。CHAOSが全部頂くぞ、大阪城(ホール)で! よく(記事に)書いとけコノヤロー!!」
【田口の話】「(股間をおさえ椅子に倒れ込む)オーマイ……オーマイ……オーマイペニー……オーマイペニー……オーマイペニー? オーマイペニー。ハァハァ……」
――まさにオーマイな結果になってしまいましたが?
田口「オーマイです。まさにオーマイ……オーマイ&ガーファンクレスト……オーマイ&ガーファンクレスト。オーマイ&ガーファンクルを通り越して、オーマイ&ガーファンクレスト。ちょっとスタンドアップ。スタンドアップ、マイサン。くっそぉ……もはや優勝の可能性はなくなりましたね。あとは1試合1試合、自分のために闘います、優勝とか関係なく。優勝のなくなった今、一つでも多く、全敗だけは逃れたい。息子が今夜中に元気になってくれればと願います。願います、願います、願います」
新日本プロレスのジュニアの祭典「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」が開幕、今年は3年ぶりに外道、ROHやNWA、CMLL、ドイツからエントリーするなど、今年はジュニア版「ワールドリーグ戦」に相応しいメンバーがそろった。
メインは外道が田口と対戦し外道はキックで奇襲をかけた後で場外戦に持ち込み、木槌攻撃やコーナーポストを外しての金具攻撃などをラフで先手を奪う、外道はオカダ・カズチカのマネージャー的存在となってからはベビーフェースとなっていたが、今回は本来の持ち味であるヒールファイトを展開するも、館内は外道への声援が多かった。
先手を奪われた田口はヒップアタックで反撃、場外戦でもエプロンからのミサイルヒップ、リングに戻ってもランニングヒップアタックと繰り出していくが、どどん狙いは外道はフロントネックロ ックに切り返し、WARスペシャル、邪道譲りのクロスフェースオブJADOと繰り出していく。
しかし田口はアンクルホールドで切り返すと、外道は丸め込んで返していくが田口はミサイルヒップ、外道の急所蹴りをかわしてからの延髄斬り、そして再びアンクルホールドで捕獲して外道の膝裏あたりにエルボーを落として更に極め外道をタップ寸前にまで追い詰める。
技を解いた田口はどどんからどどんthe endを狙うも、回避した外道は場外に逃れ田口が追いかけたところで木槌で殴打、これに怒った田口は木槌をリングに持ち込もうとするが海野レフェリーの制止に遭い、その隙を逃さなかった外道が急所打ち、コンプリートショットからの本家・外道クラッチで丸め込み3カウント、外道が白星発進に成功し、試合後はTV解説を務めていたオカダのヒーローインタビューを受けると、オカダが優勝候補に挙げなかったことで発奮したか優勝、そして「大阪城(ホール)でダブルタイトルマッチや!!!」と宣言するなど、今大会の主役を見事に奪って見せた。しかし新日本の後楽園大会は矢野や石井、YOSHI-HASHI、そして今回の外道とCHAOS勢の人気が高い。
第1試合では初参加の小松がライガーに挑み、まだコスチュー ムを脱いでないライガーにドロップキックで奇襲をかけ、エプロンダッシュのミサイルキックやトペ・コンヒーロを浴びせていくが、“かわいがり”モードとなったライガーが場外で垂直落下式ブレーンバスターを決めると、ロメロスペシャル、変型カベルナリア、サンダーファイヤーボム、キャメルクラッチ、逆片エビ固めと徹底的に痛めつけていく。
それでも耐えた小松は超低空タックルから逆片エビ固め、パワーボム狙いをウラカンラナで切り返すとファルコンアローを公開するが、ライガーは掌底からランニング掌底、垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い白星発進に成功する。
セミでは優勝候補の一角であるKUSHIDAがドラダと対戦し腕攻めで主導権を握ったKUSHIDAに対し、 はその場飛びムーンサルトプレスを剣山で迎撃したドラダは渡りからムーンサルトアタックなど得意の空中戦で反撃、しかしムーンサルトプレスは今度はKUSHIDAが剣山で迎撃するとコーナー最上段からトペコンヒーロを炸裂させる。
終盤にはドラダがロープ渡りからセントーンアトミコを決め、得意のハンドスプリングを狙うが顔面への低空ドロップキックで迎撃したKUSHIDAがホバーボードロックで捕獲してドラダがギブアップ、白星発進に成功する。
第4試合ではCMLLのカベルナリオがNWAのオーエンズと対戦、カベルナリオは噛みつきやオーエンズを場外へ落として場外マットの上へ寝かせ、コーナー最上段からダイビングボディプレスを敢行するなどワイルド殺法でオーエンズを苦しめ、コードブレ イカーで反撃したオーエンズはパッケージドライバーを狙うが、阻止したカベルナリオが背中合わせの状態からオーエンズを飛び越えてカベルナリアで捕獲してオーエンズはギブアップ、白星発進に成功したカベルナリオはキャラも含めて注目の存在になりそうだ。
第2試合ではタイガーがニックと対戦しゴーディ・ホールの介入に苦しめられるも、ニックのバックキックが鉄柱に誤爆するとタイガーは膝十字固めなどで主導権を奪い、最後は側頭部へのキックからのタイガースープレックスで勝利、第3試合ではシェリーがデビットと対戦しデビットは父デーブ・フィンレー譲りの荒々しい攻めを見せるが、キャリアに優るシェリーが受けきってオートマティック・ミッドナイトで勝利。
第6試合、第7試合はロッポンギバイスとレッドドラゴンの対決となり、共にNOAH参戦経験のあるロメロとフィッシュはフィッシュが膝十字固めで勝利、バレッタvsオライリーは腕十字でオライリーが勝利とレッドドラゴンが共に勝利となった。
今年のスーパージュニアは誰が制するのか?そして誰がケニー・オメガを止めるか?
(伊賀プロではBEST OF THE SUPER Jr. XXIIの公式戦の結果を随時更新します)
【開幕戦・後楽園大会終了】本日も沢山のお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。 明日5月23日(土)は、埼玉・久喜市総合体育館にて18:00試合開始です。皆様のご来場をお待ち申し上げております。 #njbosj pic.twitter.com/89HigM1bAY
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2015, 5月 22上をいけると思っていたけど外道選手に全部出して負けました。完敗でした。 優勝争いからは一歩後退しましたが、前髪の生え際が後退していないからそれで良しとします。 髪の毛ないのは有利というのが今日の試合で得た教訓です☆
— 6田口隆祐9 〜2FU〜 (@taguchiryusuke) 2015, 5月 22おめでとう兄弟!まあ優勝はしないと思うけど\(^o^)/ http://t.co/YkLZ3cKsM3
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2015, 5月 221995年5月22日と2015年の5月22日 20年の時を越え、今日スーパージュニアが開幕しました。ありがとうございました。明日は埼玉大会。 pic.twitter.com/w4Mnu7ZHD1
— KUSHIDA (@KUSHIDA_CANADA) 2015, 5月 22PR -
曙が新技ヨコヅナファイナルインパクトで潮﨑を降し三冠王座を奪還!諏訪魔が藤田に呼応し対戦実現へ動く!
5月21日 全日本プロレス「2015スーパーパワー・シリーズ」後楽園ホール 911人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
○SUSHI (8分42秒 片エビ固め)X青柳優馬
※ダイビングヘッドバット
◇第2試合◇
▼30分1本
○ゼウス ボディガー(11分14秒 片エビ固め)吉江豊 X土方隆司
※ジャックハマー
◇第3試合◇
▼30分1本
諏訪魔 ジョー・ドーリング ○佐藤光留(9分40秒 逆エビ固め)KENSO 南野タケシ ×野村直矢【試合後のEvolution】
佐藤「揉まれましたね。Evolutionに入って、とんでもねえヤツらとばっかり当たるから、凄いイージーでした。こんな弱いんだって感じ」
――Evolutionに入りたいと表明している野村と対戦してみてどうだった?
諏訪魔「野村は毎日いろいろ厳しく言われているからね。その辺で責任を感じて、一発取ってやろうという気持ちはわかるんだけど。今日はこうやってアイツは応援されてるけど、次は今日みたいにはならないからさ。これだけやるのは当たり前なんだから。もっと先のものを俺は求めているわけで。まあ、そこはまたドンドン厳しく周りがしていけばいいんじゃない?」
――藤田和之選手は対戦に向けて積極的な発言をしているが、諏訪魔選手の気持ちは?諏訪魔「藤田和之の本音という部分は聞けたと思っているんで。そこは今後どこで戦うのか。お互い戦いたい気持ちはあるわけだから。俺も待てないよね。これ以上にどうするのかは考えなきゃいけない。ドンドン俺は攻めていきたいと思うよ。やる気になってるから」
――強さを見せる2人の対戦は魅力的だと思うが?諏訪魔「周りはそういう風に見るのかもしれないけど、俺自身は強いレスラーとぶつかり合いたいと。そういう気持ちがあるんで。あとはもう、互いの気持ちを周りがどういう風に思うか。俺自身がいろいろ考えなきゃいけないと思うよ」
――諏訪魔選手自身は交通整理をして出て行っただけに、わだかまりは残っている?
諏訪魔「そこはどうこう言う気もなくなった。悪く言ったってしょうがないんだからさ。何も前進するわけじゃない話で。ただ、もう向こうの気持ちはわかったから。お互いにやりたいんだから、単純にやればいいだけ。そこに何のわだかまりも障害物もいらないんだからさ。だから、クリーンな場所でやりたいよね。俺はどこでもいいよ」
――ファンは対戦実現の希望を持っていい?諏訪魔「俺自身の気持ちはなくなってないから。そんなの何にも関係ないんだよ。意地でも戦ってやる」
◇第4試合◇
▼ジャンボ鶴田追悼メモリアル6人タッグマッチ/45分1本
○秋山準 金丸義信 渕正信(17分22秒 片エビ固め)大森隆男 ×井上雅央 菊地毅
※ エクスプロイダー
(試合後)
渕「ジャンボ鶴田さんが天国に行かれて15年が経ちます。僕らレスラー、スタッフ、そして全日本ファンの中に、それぞれジャンボ鶴田さんの思い出が今でもあると思います。今日は縁のある選手、そして和田京平レフェリーと記念の試合ができて嬉しく思います。ファンの皆さんの温かい声援が僕らはもちろん天国の鶴田さんも一番嬉しく思っています。」
(最後は鶴田さんのテーマ曲『J』に乗って他の選手とともに「オー!」と拳を突き上げて、大歓声を浴びた。)
【秋山の話】「(久しぶりにジャンピングニーが出たが?)今日は低いやつだけじゃなくて、決めました。いろいろ鶴田さんに教えてもらいましたけど、鶴田さんの言葉には“人生はチャレンジだ"というのがあるんで。過去の人を思い出して偲ぶというのは大切だと思いますけど、僕らはこれからの人間をしっかり見ていきたいと思っているんで。鶴田さんから教えてもらったことを未来の若者にしっかり伝えていきたいと。で、その遺伝子を少しずつ残していきたいなと思っています。(ジャンピングニーの極意を若い選手に教えようという気持ちは?)言ってくれば全然ありますよ。今のヤツらがそれだけの重さを感じるかどうかわからないですけど、やっぱり重いものですからね。僕にそれを教えてくれというヤツが出てくるかどうか。それをまた楽しみにしてね。もしかしたら、自分から言うこともあるかもわからないし。それはまた渕さんに『どうですか?』と聞いて。僕がジャンピングニーを鶴田さんから教えてもらったのも、渕さんに『お前、鶴田さんから教えてもらえ』って言われたのがあったんでね。その生き字引が横に元気でいるので、『次は誰に伝えたらいいですか?』って聞きながら、やっていきたいと思っています」
【渕の話】「今日はちょっと働きが悪くて、この2人に大いに助けられたよ。悪かったね。最後の『オー』だけ一生懸命やろうと思ったけど。いやいや、途中で感極まったところがあったな。鶴田さんのことを思いだしてね。もう60歳も過ぎたからこんなこと言ってちゃいけないんだけど、とにかく鶴田さんらしく明るく元気で『オー』をしたつもりだけど。俺がやらないで、秋山社長がやった方がよかったんじゃない? それでも15年は早いなという思いですね。とうの昔に俺なんか49歳で亡くなった鶴田さんの年齢を超えちゃったからね。鶴田さんどころか、馬場さんの年齢も超えているような時代だから。でもこうやって、記念試合ができるというのは、全日本プロレスって会社もファンの人もみんな温かいね。そういうような気持ちです」
【金丸の話】「自分もデビューして20年近く経つんですけど、リングに上がったら一番下だなと感じたんで。懐かしく感じました。鶴田さんとは同郷で、入門前に一度鶴田さんに話してもらったんです。入門してからはあまり接する時間はなかったんですけど、要所要所で教えてもらった部分があるので、そういうところをまた今後活かしていきたいなと思います」
◇第5試合◇
▼45分1本
○宮原健斗(11分28秒 レフェリーストップ)×青木篤志
※膝蹴り
【宮原の話】「さすが青木篤志。流れをほとんど持っていった。でも、最後に勝ったのは俺だ。青木は巧いと言われてようが、結果が全て。世界タッグを獲ってから、約2週間ちょっと。新しい時代を作るには今だって思っているんで。諏訪魔から出てくるっていう意思表示ですよね。いつまでも俺のことをクソガキって見下ろして、自分の立場を守っているんであれば、そろそろ現実を見てもらおうじゃねえかって。もう全日本も新しい時代に行かなきゃいけない。2年後でも1年後でもない。今ですよ。それは俺が先頭に立つことなんで。(諏訪魔やパートナーの潮崎など上を狙っていくと?)もう僕は上だと思ってないですよ。すぐに横並びになる、少し上にいますよ。手を伸ばさなくてもいい位置にはいるんで。上って言われている人たちはあぐらをかいているのか。俺の存在をどう見ているのかによって、全然戦い方は変わってくると思うし。昔あったものを振り返ることはもう全日本には必要ないですよ。昔はああだった。昔はこうだった。全日本もいろいろ変わったんだから俺に関係ない。今の全日本プロレスを俺は大好きなんで。そこをもっともっと盛り上げたいという気持ちがあるから。ああいう上にいる人たち…上にいると言われている人たちですよ。それをドンドン排除して、俺がそのイスに座って、先頭に立ちたいですね。全日本はこんなもんじゃない。もっともっとスケールはデカいですよ。これからはEvolutionと。今日が始まりですよ。青木もまた言ってくるだろうし、諏訪魔も暴れるだろうし。でも俺はデーンと構えるつもりはないし。俺は挑戦者なんで。世界タッグチャンピオンでも挑戦者なんで、ドンドンドンドン上の人間に食いついていきますよ」
【諏訪魔の話】「相変わらず試合を見てもクソガキな内容だし。あんなんじゃ俺たちEvolutionを倒すのは無理だよ。ただ、アイツにチャンスをひとつやるよ。次の後楽園、6月4日、Evolution対Xceed、キャプテンフォールマッチだ。それで1度だけチャンスをやる。そこでアイツが今日みたいに不甲斐なく、そして俺らに負けたら、もうXceedは解散しろ。その方がいいよ。俺から言えることは以上だ。どっちに支持があるのか。Evolutionの方が俺は支持があると思うよ。ただ、アイツが小生意気に時代を作るとか言って。ただ1回だけチャンスをやるよ」
◇第6試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第37代王者]鈴木鼓太郎(14分2秒 エビ固め)[挑戦者]石井慧介
※レクイエム
☆鼓太郎初防衛に成功
【鼓太郎の話】「背中で見せるプロレスが俺が見てきたプロレスだし、憧れのプロレスだし、教わってきたプロレスです。そこに少しでも近づけるよう、これからも努力していきたいと思います。そして、観ているお客さんの想像を超えるような試合をしていきたいです。俺は想像を超えていく」
【石井の話】「夢のベルトを本当に獲りたかったですけど…。凄い悔しいけど、諦めたくないというか。もっと改善すべきことも見つかったし、世界ジュニアというベルトは自分のプロレス人生を懸けて獲りたいベルトの1つなんで。世界ジュニアを獲りたいです。一度自分の不注意で流れて、それでまた挑戦できたのも嬉しいし。まあ、挑戦を認めさせてここまで来て、それで獲れなかったんで…。でもなんか、今日は負けて悔しいけど、また獲ります。負けて悔しくて言うことじゃないかもしれないけど、DDTプロレスと全日本プロレスでいいプロレス人生を送れているなと思うんで。また諦めずにタイトルを狙っていきます」
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/2015チャンピオン・カーニバル優勝者]○曙(21分29秒 体固め)[第51代王者]×潮﨑豪
※
☆潮崎が3度目の防衛に失敗。曙が第52代王者となる(試合後、後楽園ホールは「曙」コールに包まれる)
曙「ファンの皆さん、三冠チャンピオンに返りました。今日はたくさんの応援ありがとうござました。今からメキシコに行かなきゃならないんで、とりあえずこのベルトを持って、日本全国…いや、世界どこでも、誰とでもやります!自信のある人たちはドンドン出てきてください、日本、バンザイ!」
【試合後の曙】
(※ビールで乾杯することになると)
曙「いやあ、いいねえ」
(※渕が「いま現在最強の三冠チャンピオン。2度目の三冠チャンピオン獲得おめでとうございます」と乾杯の音頭を取ると)
曙「ありがとうございます! いやあ、いいもんだねえ」
(※渕が「最後の技は何?」と聞くと)
曙「ヨコヅナファイナルインパクト。あれなら返されないでしょ。マスコミの皆さんにも言いましたが、段々段々相手が慣れてきて、危なくなってきた技なんですよね。いずれは必ず返されると思って。自分も考えて成長しないと。相手も成長している分は自分も成長しないと、なかなか三冠は獲れないし。成長して成長して、また二十歳のつもりで。頑張ります。吉江さんもすいません。付き合ってもらって。また世界タッグを獲りに行きましょう。さっき言ったんですけど、本当に短めでお願いします。飛行機に間に合わないんで」
――前回返上したベルトをもう一度獲った感想は?
曙「前回も前回だし、今回も今回だし。チャンピオン・カーニバルで優勝した時に、偉そうとかそういうつもりじゃないんですが、確か自分も言ったと思うんですけど、今の曙の方が強い。今日はだいぶ攻められたんですけど、それはじっくり構えて、さばいて。攻めるところはポンポンポーンって。自分の得意分野の流れには最後なりましたね」
――張り手を連発していたが?曙「最近みんな張ってくるからむかつくんだよな。誰を張っていると思ってるの? 張り手の専門なんだから」
――20分越えの試合でもマイクができるほどスタミナが付いた?曙「もちろんスタミナも技も。今日最後に出した技もそうなんですけど、やっぱり気持ちですね。いろんなことを経験して、気持ちがだいぶ変わりましたね。(前回に)獲った時より。あの時は絶対に投げ飛ばされないとか、そういうところばっかり気にしてて。今は投げ飛ばされても起き上がって何ができるか。それを考えてやっているんですけどね。さっき言ったように、相手もやっぱり考えてきてるんで。自分もただ同じことしかやらないなら何も意味ないし、長くできないので。これからは絶対に壁になって、上がってくる選手に『まだまだ顔じゃない』って、壁になりたいですね」
――前回獲った時とどっちが嬉しい?曙「前回の方がドキドキ感はありましたけど。正直言うと今、自分の中では獲って当たり前。持たなきゃ行けない時期だと思っているんですね。いつも相撲の言葉を使うんですけど、今は心技体がガッチリ合っているんで」
【潮﨑の話】「(人差し指を立て、もう1度とアピールすると)また…」
シリーズ最終戦のメインは三冠王者の潮﨑がチャンカン覇者の曙の挑戦を受けたが、過去の戦績は潮﨑は1度も勝てず曙が2連勝、潮﨑にとって最も苦手な相手を挑戦者に迎えるだけでなく、チャンカン最終戦で痛めた脇腹も充分に完治できないまま選手権当日を迎えてしまった。
試合は曙が巨体を生かした攻めで先手を奪い、潮﨑はトラースキックからショルダータックルを狙うも弾き返されてしまう。潮﨑はたまらずエプロンへ逃れるも曙がぶちかましで強襲、場外に落ちた潮﨑に曙は突っ込むが潮﨑は側頭部へのチョップで迎撃し、リングに戻ってからフランケンシュタイナーで曙を場外へ出すとスライディングキックを浴びせる。
潮﨑は曙の後頭部にチョップを乱打、ローリング袈裟斬りを加えてから再び曙の後頭部に手刀を落とし、曙は場外へ逃れると潮﨑は追撃を狙って突っ込むが曙はショルダースルーで返し、場外ヨコヅナインパクトを狙うも潮﨑は必死で踏ん張ってリバースする。
リングに戻った潮﨑は曙の後頭部にチョップやストンピング、ニーを乱打、トラースキックからスリーパーで捕獲するが、曙は強引に立ち上がって潮﨑をおぶさったままコーナーに押し込むと、潮﨑は脇腹を押さえているところでベアバックで絞り、ランニングボディープレスを投下するが自爆となってしまう。
潮﨑はショルダータックル、フライングショルダー、チョップを立て続けに浴びせてやっと曙をダウンさせると、潮﨑はローリング袈裟斬りからブレーンバスターで上げるがあけぼのが空中で押し潰し潮﨑は脇腹に大ダメージを負ってしまい、曙は串刺しボディアタック、エルボードロップと猛ラッシュをかけてからリバーススプラッシュを狙うと、潮﨑はドロップキックからパワーボムで叩きつける。
潮﨑は豪腕ラリアットを連発してからブレーンバスターを狙うが、潮﨑は脇腹を押さえてうずくまり、再び豪腕ラリアットを狙うも曙は旋回式スクラップバスターで迎撃、潮﨑はエルボーで抵抗するが曙は強烈な張り手で鎮圧しヨコヅナインパクトを狙う、だが潮﨑は阻止して曙が串刺しボディーアタックで突っ込むと、潮﨑は豪腕ラリアットで迎撃、曙は場外へ逃れると潮﨑はノータッチトペを敢行、リングに戻った潮﨑は豪腕ラリアットを連発してから、3度目の正直でブレーンバスターで投げムーンサルトプレスを狙う。
しかし曙は張り手で阻止するとパワーボムで叩きつけエルボードロップを落とし、串刺しボディアタックの連発、ランニングボディプレスと畳み掛ける。潮﨑も豪腕ラリアットで抵抗するが、曙は左右の張り手から河津落とし、そしてヨコヅナインパクトで突き刺すも潮﨑はカウント2でクリアするが、今度は曙は腕を絡め取っ手のダルマ式ヨコヅナインパクトことヨコヅナファイナルインパクトで突き刺して3カウントを奪い、新技披露で王座を奪還に成功した。
曙は昨年4月、チャンピオンカーニバル中に体調不良で倒れ、リーグ戦を放棄するだけでなく保持していた三冠王座も返上で手放してしまった。曙にしても王者としての責務を全うできないままの返上だっただけに不本意だったと思う、しかし曙は諏訪魔を降してチャンカンを制覇し、潮﨑を降して再び王者に返り咲いた、今度こそ王者として責務を全うできるか、また敗れた潮﨑は脇腹を痛めたのもあったが苦手・曙を克服することが出来なかった。
セミの世界ジュニアヘビー級選手権は鼓太郎が石井の腹部中心にエルボーを打ち込んでスタミナを奪い、石井も反撃するが腹部攻めのダメージで攻めが単発となってリードを奪うまでに至らない。
鼓太郎は場外の石井に三沢魂エルボースイシーダを決め、石井の雪崩式ブレーンバスターもディフェンサーで返し、コーナーへと昇るも石井はHARASHIMA譲りの雪崩式リバースフランケンシュタイナーで返してから、ランニングネックブリーカー、鼓太郎が場外に逃れたところで断崖式フランケンシュタイナーと猛反撃、鼓太郎のエルボーを延髄斬りで迎撃した石井はニールキックを狙うが、鼓太郎はブロックし、石井はもう一度狙うがまたしてもブロックされてしまう。
鼓太郎はエルボーを乱打するが、石井はオーバーヘッドキックからタイガースープレックスを繰り出し、再びニールキックを狙うがキャッチした鼓太郎は柄悔いエムを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
第3試合ではEvolutionが勝利を収めたが試合後に諏訪魔が藤田和之が対戦向けて前向きは発言に対しての返答を出し、諏訪魔も前向きは返答を出した。
諏訪魔も社長である秋山を説得するかにかかっているが、秋山もIGFが絡まず藤田個人との対戦なら止めやしないと思う、だが実現へ向けてのハードルはまだまだ高い、藤田が猪木を説得するだけでなく第3のリングを用意できるか、またIGFサイドがこのまま黙っているか、だが諏訪魔も藤田に呼応したことで実現の可能性もまた高くなったが、その諏訪魔に対して宮原が第5試合で青木を膝蹴りでKOして勝利を収め宣戦布告した、藤田戦へ動く諏訪魔に対し内部から宮原の突き上げ、無冠となった諏訪魔だが活発的に動いている。
第4試合ではジャンボ鶴田メモリアルマッチが行われ、鶴田の付き人また対戦経験のある選手6人が揃ったが、久しぶりに全日本に参戦した菊地が奮戦、渕の拷問技に対しても耐え切り、秋山相手でも前へ出る姿勢を見せるなど火の玉小僧健在を見せ付ける。
試合は秋山が鶴田の代名詞であるジャンピングニーパットで井上を捕らえると、渕も鶴田を意識してかバックドロップを決め、最後は秋山がジャンピングニーからエクスプロイダーで3カウントを奪い勝利、試合後は渕がマイクを持って亡き鶴田を偲び、全選手が「オー!」で締めくくった。後楽園大会【最終戦】沢山のご来場有難うございました。世界ジュニアヘビー級選手権は鈴木鼓太郎選手の初防衛!三冠ヘビー級選手権は曙選手の奪取!次回5.31『ファン感謝デー』大阪大会!皆様のご来場お待ちしております!#ajpw #プロレス pic.twitter.com/IKii8CI8e0
— alljapan (@alljapan_pw) 2015, 5月 21【全日本】新型ヨコヅナインパクト爆発! 曙が1年ぶり2度目の三冠戴冠▼ニールキック完封 鼓太郎が石井返り討ちで世界ジュニアV1▼青木KO 宮原が諏訪魔に宣戦布告…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/PVAmHI07yy
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 5月 21世界ジュニア奪取ならず。チャンピオンは強かった。 反省もあるし、世界ジュニア絶対に欲しいです。また頑張ります。 でも良いプロレス人生が送れてると思います。みなさん応援ありがとうございました。
— 石井 慧介 (@ddt_ishii) 2015, 5月 21全日本プロレス!行ってよかった!オー!!
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2015, 5月 21 -
諏訪魔のアピールに藤田和之から返答!一騎打ちへ僅かながら進展も、最大のハードルはアントニオ猪木!
<東京スポーツより>
野獣・藤田和之(44)が18日、本紙のインタビューに応じ、対戦が浮上している諏訪魔(38=全日本プロレス)への思いを激白した。藤田が主戦場とするIGFと全日本の国交断絶が懸念される中、藤田はなんと“第3のリング”での対戦を視野に。さらに師匠でもあるIGF総帥・アントニオ猪木氏(72)に立会人を要請する考えを明かした。二転三転する運命の一戦実現の見通しとは――。――5日のIGF大阪大会を、諏訪魔が電撃訪問。試合そっちのけで乱闘寸前になった
藤田:一人で来たので、その覚悟は大したものだと。自分が試合を投げ出したのは悪いことだけど…、相当、会長(猪木氏)は怒っていたみたい。ただ、ちょうど自分のテーマを探していたところで、王道なのに闘魂を持った面白いヤツがいるなと思った。それよりさあ…。
――なにかあるのか藤田:小川(直也)が(「GENOME―1」トーナメント決勝)負傷欠場のアナウンスがあったのに、会場が無関心だったのがビックリした。会長は、あそこを怒らないとダメだろって(笑い)。それに大阪で一番頑張ったのは(トーナメントVの)澤田(敦士)だよ。打ち上げ後も、5回くらい“試合”してんじゃない。
――……。諏訪魔はサイモン猪木IGF取締役に6日の全日本・後楽園大会のチケットを渡した。なぜ、会場に行かなかったのか藤田:試合後に新幹線に乗ったら、サイモンから「チケットもらいましたけど、どうします?」と連絡があった。だから「バカヤロー。目の前にいたのになんで俺に渡さないの?」って言った。俺に渡せば受け取るか、破り捨てるのか対応した。「ドタキャン」じゃないよ。
――猪木氏が全日本との交流に難色を示しているという話もある
藤田:会長がそう言ったらみんな尻込みしちゃうけど、そこで引いたら「お前ら分かってねえな」と言うのが手に取るように分かるし、覚悟を確かめているととらえている。会長は今年の漢字に「熱」って書いたのを忘れているけど、諏訪魔選手は熱があると思うし。
――ただ「逃げた」ととらえた全日側はIGFとの絶縁を宣言した
藤田:でも、絶望的じゃない。IGFとは選手契約じゃなく基本はフリーだから。熱があれば、会場はどこだっていい。全日本でもIGFでも、そのカード見たいという人がいるならそうじゃないところでも。最悪の最悪は、“そこ”にいくしかないのかなと。一番熱のあるところで試合をすることが大事だね。
――なるほど、“第3のリング”か
藤田:やるなら立会人にアントニオ猪木がいてほしい。そうすれば舞台は揃う。ルーツをたどれば一時代を2人(猪木氏と故ジャイアント馬場さん)でつくってきたしね。あとはどう説得するか、どう熱を伝えるか。選手同士がいくら言っても、いろいろ人を納得させないと。ボクは腹くくっていますから、楽しいと思えば何でもできますよ。全日本プロレスとIGFが絶縁、諏訪魔vs藤田和之の実現が微妙になる中で、諏訪魔が「藤田和之個人として、声を聞かせてほしい」に対し藤田が返答を出した。
なぜ諏訪魔vs藤田、全日本vsIGFにストップがかかったのか、藤田はIGFの総帥・アントニオ猪木の存在があったことを認めた。藤田も今後の展開次第では諏訪魔戦も乗り気だった、しかし金沢克彦氏や自分らの見えないところで猪木から“待った”がかかっていた。あれだけ対諏訪魔や対全日本を煽っていたサイモン・ケリー氏がトーンダウンした理由も猪木からの圧力が原因なら納得いく。
しかし藤田はIGF所属ではなくあくまでフリー、いくらIGFが猪木の圧力に屈してストップがかかったとしても従う義理はない。だが全日本とIGFが絶縁していることを考えると藤田vs諏訪魔は実現するのかというと、藤田に第3のリングを用意できるのか、また諏訪魔が社長である秋山準を説得できるかどうかにかかってくる、藤田は猪木を立会人にしたいのは猪木にはしっかり筋を通しておきたいという考えもあるのではと思うし、藤田がそこまでしてやりたいという意志を示せば猪木も止めやしないと思う。
藤田vs諏訪魔は大きく前進したわけでなく僅かながら進展した、可能性はゼロではないが少しだけ高くなった、あとは経過を見守るしかない。 -
丸藤の決断…森嶋猛の引退セレモニーが引退試合に変更へ!
<プロレス格闘技DXより>
丸藤正道副社長が17日の川口大会前に会見し、森嶋猛の引退試合を開催することを発表した。当初9・19大阪大会で引退セレモニーのみが行われる予定だったが、森嶋本人の意向により引退試合に変更された。舞台は同大阪大会が有力。丸藤副社長は「先日引退を発表した森嶋選手から僕のほうに直接連絡がありまして、引退を決めた中でいろいろと悩んだ結果、やはり“引退試合"がしたいと。“引退試合をする"と。本人から連絡が来ました。本人的にも心身ともに整っていない状態というのは分かっているので、しっかりそこを整えて、彼の意向を尊重しながらカードを決めたいと思います」と話した。
【会見の模様】
▼丸藤「先日引退を発表した森嶋選手から僕のほうに直接連絡がありまして、引退を決めた中でいろいろと悩んだ結果、やはり“引退試合"がしたいと。“引退試合をする"と。本人から連絡が来ました。本人的にも心身ともに整っていない状態というのは分かっているので、しっかりそこを整えて、彼の意向を尊重しながらカードを決めたいと思います。カードに関しては少々時間はかかると思うんですが、本人は『プロレスラーとして引退試合をしたい』と言っていたので。彼の気持ちを尊重したいと思います」
――心境の変化に至った理由は聞いている?
▼丸藤「いろいろとやり取りをしたり、話をしたんですが、彼の中で突然プロレスというものがプツンと切れた中で、いろんなことを悩んだと思う。“選択肢"というものを選ぶまでにも時間がかかってしまったと思うんですが、少しずつ現実を受け止めていく中で、彼の中で『引退試合をしたい』と。彼の口から直接、俺に伝えてきたんで」
――今後も意思の疎通をとりつつ?
▼丸藤「そうですね。俺が言うのもなんですけど、彼はもともと気の優しい人間。裏をかえせば、外野の声に惑わされてしまってた部分もあったと思うんで。これは俺の考えですけど、たくさんの人が彼の言動によって惑わされたり、不安になったり…というのはあったと思うんですが、憶測だけで彼のことを面白おかしく言ったり、ネタにしたり…というのはやめてもらって、しっかり今、彼には引退試合をしたいという気持ちがあるので。焦らさせずに、しっかり彼が決めたゴールに向かって彼の背中を押してもらいたいと思います」
――舞台は大阪?
▼丸藤「その方向だと思います」
――ノア側としてはセレモニーから引退試合に変わって影響は?
▼丸藤「はじめは彼が試合をできる状態じゃない…ということで、セレモニーをやるっていう予定だったので、彼の強い意志で引退試合をしたいというのであれば尊重したい。やっぱり辞める人間の意思を尊重するというのが、その人間を一番良い形で送り出す方法だと思うので。もしかしたら2回、3回状況が変わるかもしれないけど、少しでも良い形で」
――現在の体調面は?
▼丸藤「引退試合のためにコンディションを持っていくと。そう彼は言っていたので、その言葉を信じて。言ったからには整えて来い、と」NOAHの丸藤正道副社長が会見を開き9月19日大阪府立体育会館で行われる予定だった森嶋猛引退セレモニーは、丸藤と森嶋が話し合った末引退試合に変更して開催されることになったが、Facebookでの言動は敢えて触れなかった。
森嶋のFacebookで引退セレモニーを拒否するだけでなく、引退をマスコミにリークしたとして西永秀一統括部長らフロント勢、また健康面で相談していた浅子覚トレーナーを批判、その後は「大阪へは行かない」「大阪へは行く」など支離滅裂な言動を繰り返し、また19日発売の宝島社で出版される「プロレス リングの迷宮」では同じ取締役である杉浦貴と電話で揉めたことを報じられることになっている。
森嶋の言動の理由に関して丸藤は「外野の声に惑わされた」などメンタル面で不安定であるとしていた。10日の横浜大会での挨拶でも森嶋は「大阪に来てくれた人が本当の、最後の俺のファンだと思っています。」と発言しマスコミとの質疑応答も受けずサッサと会場を後にするなど批判を受けていたが、このときも丸藤は「彼らしい感情溢れる素晴らしい挨拶だったと思います。」とフォローしていたことを考えると、多分だが森嶋の中ではまだNOAHへの不信感は根強く残っているが、本人も騒動を起こしたケリをつけていいかわからない、だから同期で信頼できる丸藤しか相談できる人間がいなかったということだろう。
丸藤の言うとおりだとしても、森嶋も混乱を招いた責任は取らなければし、おそらくだが今回の自身の言動でNOAH内部からも森嶋に対する風当たりはもの凄く強いと思う。だがその森嶋を丸藤が全責任を持って引退試合という形で贈り出すことにした。
自分らも本音で言えば素直に贈り出すことは出来ないけど、丸藤の顔を立ててしっかり贈り出したいし、森嶋も丸藤がこれだけのことをしてくれたのだから、丸藤の顔を潰すようなマネをしないで欲しい森嶋選手の明らかに不安定な文章に振り回されて嫌気が刺したりしてたけど、丸藤選手のFB見て気持ちが変わった。会社は全部受け止めて最高な形で送り出してほしい。それが会社、本人、選手、そしてファンが望んでる結末だと思う。#noah_ghc pic.twitter.com/dp86q3Mbo7
— タケシタ ケンスケ (@k_takeshita1109) 2015, 5月 17 -
武藤敬司が最も期待をかけていた“次期エース”真田聖也がWRESTLE-1を退団へ
(デイリースポーツより)
WRESTLE-1(W-1)の真田聖也(27)が退団する可能性が高いことが12日、分かった。
昨夏からW-1と“ダブル契約”の形をとった上で、優先的に出場してきた米TNAとの契約が4月に終了。しかし、海外志向が強く、フリーな立場でチャレンジしていくものとみられる。真田は13年9月にW-1入団。14年3月にTNA Xディビジョン王座を奪取し、TNAへ本格参戦を果たした。帰国時にW-1マットに上がり、同12月には武藤敬司のW-1王座に挑戦し敗れた。
真田聖也がWRESTLE-1を退団することが明らかになった、真田はWRESTLE-1とTNAの二団体同時契約をしており、TNAの合間を縫って帰国しWRESTLE-1にも参戦していた。
しかし4月をもってTNAを離脱、ジェフ・ジャレッドが主宰しているGFWへ参戦することが明らかになり、またWRESTLE-1も武藤敬司体制から高木三四郎CEO体制に移行することになったことで去就が注目されていた。
真田は武藤敬司やコーチ役のカズ・ハヤシが次期エース候補として最も期待をかけていた選手、武藤にしても真田の退団は惜しいと思う、だが真田が決断してしまった以上仕方がないだろう。
だが真田が旗揚げ間近のGFWへ参戦とは、GFWは新日本プロレスと提携している、まさか・・・
(追記、プロレス格闘技DXより)
真田聖也がWRESTLE-1を退団し、フリーに転向することになった。海外での成功をおさめるために退路を断つことが理由。13日に都内W-1事務所で会見し、自ら発表した。W-1&米TNAのダブル所属として日米を股にかけて活動してきた真田だが、4月中旬にTNAとの契約を満了。同時に5月15日をもってW-1との契約も終了することになった。会見で真田は「ずっとダブル契約したんですが、中途半端だった。今だと日本に帰ってきて“誇れるもの"がない。自分が納得してから帰ってきたいと思ったからです」と説明した。
現在、生活の中心はアメリカ。TNA参戦を通じて「日本とアメリカのプロレスは別もの」との思いも強くなった。いずれかに集中しなければ“成功"は手にできない。真田は「TNAに行った時はゴールを日本に決めてた。そこで海外に対する欲に甘えが出たとも思う。アメリカに骨をうずめる覚悟もないと成功できない。自分を追い込む意味で今回の行動を起こした部分もあります」と話した。世界最大の団体WWEへの挑戦も「可能性は0ではない」と否定しなかった。
武藤敬司社長、高木三四郎CEOからも惜しまれつつ送りだされた。「武藤社長と高木CEOには感謝しています。いつか恩返ししたい」と真田。来週にも帰米し、“フリーレスラー"としての活動をスタートさせる。
会見における真田の詳細コメントおよびW-1からの発表事項は以下の通り。
【会見の模様】
▼真田「まず報告が遅くなってしまったのですが、4月中旬でTNAとの契約が終了しまして、武藤さんとも相談して“フリー"ということになりました。高木CEO体制になって、この間の後楽園大会も満員と聞きました。凄く波に乗ってる状態で自分のわがままを聞いてくれた武藤社長と高木CEOには感謝しています。いつか恩返ししたいと思っています。今後については、まったく決まっていませんが、来週アメリカ戻りまして、ツアーがあるのでそれに出る予定です」――なぜ海外に集中しようと思った?
▼真田「自分の中で中途半端な状態。満足しきってないというか。自分が納得してから帰ってきたいと思ったからです。ずっとダブル契約したんですが、両立ってなかなか難しくて。海外に行って思ったのは“日本とアメリカのプロレスは別"ということ。それが大きかったですね」
――後ろ盾が無い状態でイチから始める?
▼真田「はい。その方が自分のためになると思います。必死にやってるつもりですが、もっと必死になれると思う」
――現時点で決まっている試合は?
▼真田「カナダのツアーと、GWFというジェフ・じゃレットの新しい団体ですね。GFWは所属ではないです」
――アメリカで満足できる状況というのは?
▼真田「自分でも分からないですけど、今だと日本に帰ってきて“誇れるもの"がない。満足は一生ないかもしれないですが、“今"じゃないな、というのは分かりますね。かといって次のW-1の後楽園にいたりするかも。フリーなので」
――タイミングがあればW-1に限らず日本の団体に上がることもあり得る?
▼真田「ありえるとは思います。何とも言えないですが。今は決まっていることを一生懸命やります」
――アメリカでの生活拠点は?
▼真田「今、借りているところで当面は。その場所が不便と感じるようになれば引っ越すかもしれませんし。今、日本に住所は無いんですよ」
――武藤社長からは?
▼真田「俺がここで止めたって、あの時海外に行かせてあげれば良かったとか、あとであれこれ言われてもイヤだから自分のタイミングで行け…と」
――WWEを目指してみたい気持ちは?
▼真田「何とも言えないですね。ただ可能性としては0ではない。すべてが一致した時にあるのかもしれない」
――将来的に日本に帰ってきたい気持ちはある?
▼真田「TNAに行った時はゴールを日本に決めてた。『絶対将来は日本で活躍するんだ』って。ただ、そこで海外に対する欲に甘えが出たとも思う。本音を言えば日本でやりたい。ただ、アメリカに骨をうずめる覚悟もないと成功できない。これまで日本にいても、団体に甘えっ放しだった。自分を追い込む意味で今回の行動を起こした部分もあります。今は何も考えずに無我夢中でやります」
☆真田聖也選手に関してのご報告
WRESTLE-1&TNAダブル所属としてアメリカを拠点とし活動しております真田聖也選手に関してご報告させて頂きます。TNAに関してですが、4月中旬で契約満了となり退団いたしております。
真田聖也選手の今後に関してですが、現在もアメリカ団体よりオファーも数件あり、本人も引き続きアメリカを拠点とした活動を希望しております。
そこで弊社代表取締役・武藤敬司、CEO・高木三四郎と本人が話し合いをした結果、本人の意思を尊重し今後もアメリカを拠点とし活動していく旨をご報告させていただきます。
これに伴い、WRESTLE-1との契約も5月15日付で満了となり、今後はフリーとしてアメリカで活動していくことも合わせてご報告させていただきます。
今後もアメリカを中心に活動を続ける真田聖也選手に変わらぬ熱いご声援・ご支援のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。
WRESTLE-1
WRESTLE-1退団が報じられた真田聖也が会見を開き、今後フリーとしてアメリカを中心とした海外で活動することを発表した。
確かに真田はWRESTLE-1とTNAの二団体と契約していたが、日本よりアメリカの方に魅力を感じてしまったということか、帰国すればWRESTLE-1の次期エースの座はしっかり約束されている、しかし敷かれたレールから外れて挑戦をしたくなったということなのかもしれない。
確かに武藤や高木CEOからしてみれば手放したくない存在かもしれないが、本人が覚悟をした以上止めることは出来ない。
真田には月並みかもしれないが頑張って欲しい、それしかいいようがない。 -
森嶋猛が引退セレモニーを拒否、NOAHと絶縁へ・・・
<森嶋猛のFacebookより>
自分は大阪で引退セレモニーをやらなくても大丈夫です。
誰一人として会社の人間は謝罪はないのだから!
真剣に話そうともしない!
西永が社長のせいにしたと聞いて!がっかりだ!
お前なんか取締役は無理だから!
俺は取締役だったけど!
業界の先輩だけど!
社長のせいにした事は一度もない!
何度かはあったかのすらどうでもいい!
兄貴に電話したのはお前だろうが!
週プロの取材で最後の本音を言ったから原稿チェックやってマイナスな所は削除すればいいさ!
俺は削除しなくてもいいが、
勝野にも言うぞ!
はっきり言って最低な奴になにもないよ!
あんなにヘルプしたが俺にはヘルプなかったな!
昨日のTwitterの件の電話で心底がっかりしたよ!
サヨナラ!
会社の人間全員だ!
文句があるなら!
かかって来なさい!かかって来なさい!
浅子君でさえも!
結局、会社の犬なんだから!
だったら浅子君なんだよ!
誰も横浜のリングに上がって来なかったし、
最後に自分が信じられた軍団がいたから…
軍団報告!
辛い想いをさせて悪かったな!
お前ら俺がいなくてもプロレスを頑張れよ!
プロレスは世界にたくさんあるから!
何かあったら新しい携帯電話に変えたら連絡する!
土志田に内密でチケットの報告をさせていたのに…
自分の中の誤算は会場に到着後にロケ車に隠れていたのだがばれそうになった位だ!
横浜も行く気はなかったのだが大阪に行かなくてもファンを置き去りにしたことにはならない…
これで理解してくれよ!
あんな事をされても自分は横浜に行ったのに…
家族には申し訳ないと思っている。
お金とカードはあるからまたね!
だから取締役の辞任届けをだしたかった!
6月で契約が終わるから違約金払ってでも大阪には絶対に行かない!
ファンのみなさまには大変感謝しています。
森嶋猛がFacebookを更新、西永秀一統括部長を含めたNOAHフロントと浅子覚トレーナーを批判、9月19日大阪府立体育会館大会で行われる引退セレモニーを拒否し、6月の契約切れをもってNOAHと絶縁することを明かした。
森嶋は頻繁にFacebookを更新しているが10日の横浜大会の時点では、大阪大会の引退セレモニーは予定通り行うつもりだったが、しかし横浜大会の後でNOAHサイドとトラブルとなり、一転して引退セレモニーを拒否してNOAHと絶縁に至ったということか・・・
引退セレモニーが行われなくなったのは残念だが、NOAHとは絶縁という形で後味の悪い贈り出し方となったことの方がもっと残念。
それになぜこういう事態になったのか、選手らが頑張っているのにフロントが失態をしているようじゃ見ている側としても困るし、だから宝島社に書かれるんだとも言いたくもなる。
NOAHに言いたいのは、こんなゴタゴタはもうたくさん、いい加減にして欲しい。 -
世IV虎vs惡斗、ケンカマッチの余波・・・高橋奈苗がスターダム電撃退団へ!
<東京スポーツより>
女子プロレス「スターダム」のベテラン・高橋奈苗(36)が退団することが11日、本紙の取材で明らかになった。旗揚げから団体を支えてきた功労者が電撃離脱を決めた背景には、2月22日の東京・後楽園ホール大会で起きた、あの凄惨マッチがあった。
再びスターダムに激震が走った。団体関係者によると、3月17日に左足首の軟骨除去手術を受けて欠場を続けている高橋が、団体を離れる決意を固めたという。2011年1月23日の旗揚げから参戦し、至宝であるワールド・オブ・スターダム王座の初代王者として団体をけん引してきたベテランは、昨年暮れから「退団か、あるいは引退か」と自らの去就について悩んでいたもようだ。
スターダムは月1回のペースで後楽園大会を開催するなど、女子プロ界一の人気団体に成長。現ワールド王者の宝城カイリ(26)や岩谷麻優(22)ら若手選手も台頭したため、高橋は育成係としての役割を終えたことを実感していたという。そんなさなかに見舞われたのが、2月22日の後楽園で起こった“事件”だった。世Ⅳ虎(21)対安川惡斗(28)の試合は凄惨マッチになり、安川の顔面を破壊した世Ⅳ虎に無期限出場停止処分が下された。
別の団体関係者によると、世Ⅳ虎だけに厳罰を科す団体側に疑問を持ち、ただ一人かばい続けたのが高橋だった。世Ⅳ虎の処分解除に向けてファンから署名を集めて団体側に提出したものの、受け入れられることはなかった。
同時に現場責任者として「高橋の指導が悪かったから」と落ち度を問う声も出ていたため、高橋は約4か月間悩み続けた結果、退団を決断。既に団体側には4月下旬に意思を伝え、了承された。早ければ今週中にも正式発表される見込みだ。
退団後の去就は未定だが、まずはリハビリに専念。夏ごろの復帰を目指し、フリーとして現役生活を続行するものとみられる。1996年7月14日に全日本女子プロレス(対中西百重)でデビューした高橋は、女子最高峰のWWWA世界シングル王座を最後に巻いた選手。実力と人気を兼ね備えており、各女子団体からオファーが届くのは確実だ。
高橋はこの日、本紙の取材に対し「今は何も話せません…」とのみ口にして、退団については肯定も否定もしなかった。世Ⅳ虎と安川が不在の上、大黒柱まで失うことになったスターダム。凄惨マッチの代償は、あまりに大きかった。最大の後ろ盾を失う世Ⅳ虎にも影響を与えそうだ。
スターダムのエースだった高橋奈苗が退団することが明らかになった、高橋は昨年から自ら育てた選手が成長したことで今後の去就に悩むようになり、その中で世IV虎vs安川惡斗によるケンカマッチ事件が発生、スターダム側は世IV虎に無期限謹慎処分を科したが、世IV虎だけ厳罰に処すのはおかしいと処分解除に向けて署名を集め団体側に提出するも受け入れられず、逆に育成係としての責任を問われていたという。
高橋奈苗はスターダムの旗揚げメンバーで初代ワールド・オブ・スターダム王者を奪取するなど団体を牽引してきたエース、王座から転落後も宝城カイリとのタッグ“七海里”でタッグ戦線で存在感を発揮していたが、3月から足首の軟骨除去手術のため欠場、早期復帰とされていたが団体側は復帰が長引いているとし、保持していたゴッデス・オブ・スターダム王座も返上となっていた。
高橋奈苗は以前から去就のことを考えていたということから、世IV虎事件が退団のきっかけになってしまったということだと思うし、自ら育てた選手も成長しメインを張れるまでになったことから、いつしかスターダム側も高橋奈苗というレスラーを必ずとして必要としなくなったのかもしれないが、ケンカマッチ事件は世IV虎と安川惡斗による私闘だったはず、それが思わぬところでフロントと高橋奈苗の対立が表立ってしまい退団となってしまった。
事件の当事者である世IV虎と惡斗はこの事態をどう思うのか・・・ -
発表!4月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
4月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
4月の月間MVP
曙(全日本プロレス)
投票結果=投票数45
曙(全日本プロレス)=11
鈴木秀樹=9
真壁刀義(新日本プロレス)=9
AJスタイルズ(BULLET CLUB)=5
火野裕士(K-DOJO)=3
アブドーラ小林(大日本プロレス)=3
HARASHIMA(DDT)=2
関本大介(大日本プロレス)=1
ジョン・シナ(WWE)=1
天山広吉(新日本プロレス)=1
4月のタッグMVP
ロッキー・ロメロ バレッタ(CHAOS)
投票結果=投票数35
ロッキー・ロメロ バレッタ(CHAOS)=8
関本大介 岡林裕二(大日本プロレス)=7
TAKAみちのく エル・デスペラード(鈴木軍)=6
カズ・ハヤシ 近藤修司(WRESTLE-1)=5
マイケル・ベネットwithマリア・ケネリス マット・ターバン(ROH)=4
吉野正人 しゃちほこBOY(DRAGON GATE)=3
梶トマト 旭志織(K-DOJO)=1
石井慧介 入江茂弘 高尾蒼馬(DDT)=1
4月のベストバウト
新日本プロレス「レスリング火の国」4月29日 グランメッセ熊本
▼NEVER選手権試合
[挑戦者] ○真壁刀義(25分42秒 体固め)[第7代王者] ×石井智宏
※キングコングニードロップ
☆石井が初防衛に失敗、真壁が第8代目王者となる投票結果=投票数42
真壁刀義vs石井智宏(新日本プロレス 4月29日 グランメッセ熊本)=8
AJスタイルズvs飯伏幸太(新日本プロレス 4月5日 両国国技館)=7
火野裕士vs真霜拳號(K-DOJO 4月12日 後楽園ホール)=5
HARASHIMAvs飯伏幸太(DDT 4月29日 後楽園ホール)=4
曙vs諏訪魔(全日本プロレス 4月25日 後楽園ホール)=3
クリス・ヒーロー コルト・カバナvsランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(NOAH 4月19日 後楽園ホール)=3
鈴木秀樹vsKAI(WRESTLE-1 4月1日 後楽園ホール)=2
杉浦貴 田中将斗vsマイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト(NOAH 4月19日 後楽園ホール)=2
アブドーラ小林vs木高イサミ(大日本プロレス 4月19日 札幌テイセンホール)=2
ケニー・オメガvsマスカラ・ドラダ(新日本プロレス 4月5日 両国国技館)=1
曙vs秋山準(全日本プロレス 4月12日 山形ビッグウイング)=1
ロッキー・ロメロ バレッタvsマット・ジャクソン ニック・ジャクソン(新日本プロレス 4月5日 両国国技館)=1
宮原健斗vs曙(全日本プロレス 4月10日 後楽園ホール)=1
セス・ローリンズvsランディ・オートン(WWE 4月26日 イリノイ州シカゴ)=1
潮﨑豪vs真霜拳號(全日本プロレス 4月19日 名古屋国際会議場)=14月のベストシリーズ&興行
新日本プロレス「INVASION ATTACK 2015」4月5日 両国国技館 9500人 超満員札止め
投票結果=投票数37
新日本プロレス「INVASION ATTACK 2015」4月5日 両国国技館=14
全日本プロレス「2015チャンピオン・カーニバル」4月5日 沖縄コンベンションセンター~25日 後楽園ホール=6
大日本プロレス「一騎当千〜DEATHMATCH SURVIVOR〜」3月1日後楽園ホール~4月19日 札幌テイセンホール=4
新日本プロレス「レスリング火の国」4月29日 グランメッセ熊本=3
K-DOJO「KAIENTAI-DOJO13周年記念大会 CLUB-K SUPER evolution13」4月12日 後楽園ホール=2
NOAH「方舟越後春嵐2015」4月11日 新潟市体育館=2
WRESTLE-1「Cherry Blossom」4月1日 後楽園ホール=1
DDT「MAX BUMP 2015」 4月29日 後楽園ホール=1
FMW「FMW復活記念シリーズvol.1最終戦 再旗揚げ戦」4月27日 新宿FACE=1
DDT「ニコニコ超プロレス」4月25日 幕張メッセ=1
DRAGON GATE「MEMORIAL GATE2015in和歌山」4月19日 和歌山ビッグウェーブ=1
OZアカデミー「カルロス天野引退式 look back-and tomorrow」4月15日 後楽園ホール=1以上に決定しました!投票ありがとうございました。
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悪夢再び…頼みの弾丸ヤンキースも敗れ、鈴木軍の前にNOAHがまたしても全滅!
5月10日 NOAH「GREAT VOYAGE 2015 in YOKOHAMA」神奈川・横浜文化体育館 3500人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「GREAT VOYAGE 2015 in YOKOHAMA」オープニングマッチ 20分1本
平柳玄藩 ○熊野準(5分42秒 ジャックナイフ式エビ固め)スペル・クレイジー ×ジャック・ギャンブル
※熊野がデビュー2年3ヶ月目で念願の初勝利!
◇第2試合◇
▼30分1本
○齋藤彰俊 キャプテン・ノア(6分49秒 片エビ固め)拳王 ×北宮光洋
※スイクルデス
◇第3試合◇
▼30分1本
○原田大輔(12分11秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)×大原はじめ
◇第4試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ 中嶋勝彦 石森太二(10分42秒 片エビ固め)マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト ×クワイエット・ストーム
※キン肉バスター
◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権 60分1本
[第24代選手権者]TAKAみちのく ○エル・デスペラード(13分15秒 エビ固め)[挑戦者]×小川良成 ザック・セイバーJr.
※ダイビングボディープレス
☆TAKA&デスペラード組が2度目に成功
【試合後のデスペラード&TAKA】
TAKA「(腕を押さえて)いてえな。笑っちゃうぐらいうまくいったな。肩を切らして勝つ作戦」
デスペラード「何回同じ手に引っ掛かってるんだ」
TAKA「腕の骨が3本ぐらい折れたと思ったよ。2本で済んだけどよ」
デスペラード「もうちょっとで3本いくところだったな」
TAKA「まあ、世界のヨッシー小川さんでも引っ掛かっちゃったかな。(頭を指差して)ここの差だよ。パートナーがダメなんじゃないか。ザッコがよくねえな。ヨッシー小川さんが2人だったら俺たち勝てなかったかもしれない。量産型ザッコじゃ俺たちには無理だな」
デスペラード「ザッコとは違うんだよ、ザッコとは」
TAKA「ザッコでもレベルが違うぞ。腕を後楽園で折られたぶん、デスペが名古屋で折られたぶん、しっかりお返ししてやったぞ。全然痛くもかゆくもねえんだよ。まあよ、誰も出てこなかったな。もういいんだな? 次は俺がチャレンジャーなんて誰もいねえな。それはそうだ。拳王たちがやられて、原田たちがやられて、ヨッシー小川さんがやられて、あとはいないよな。もういいな?」
デスペラード「他のチームなんて俺たちは知らねえぞ」
――小川は「また挑戦したい」と言っていたが?TAKA「頑張れ、頑張れ。パートナーを代えてこないと無理だと思うよ。ザッコじゃ無理だ。ヨッシー小川2号でも連れてこないと俺たちには勝てないよ」
――退場した時にまたベルトを落としていたが?TAKA「汗で滑ったんだよ。凄い激戦をして、汗ビッショリだから、滑ったんだよ」
デスペラード「自分で落とすわけないじゃん。大事なベルトをさ」
TAKA「もうよ、名乗りに来なかったな。やらないからな。これからは俺たちが挑戦者を選んでやる。どうでもいいヤツを選んで、防衛回数をガンガンガンガン増やしていこうぜ。タイトルマッチ料…俺たちはギャラが高いからな。普通の試合じゃダメだぞ。タイトルマッチ料金はわかってるよな」
デスペラード「絶対王者になってやる」
TAKA「だから、絶対に勝てるヤツとしかやらないからな。勝手に組むなよ、今度こそ。(ベルトを見て)また剥がされちまったよ。なんだGHCって? TAKAみちのく・チャンピオンシップ、エル・デスペラード・チャンピオンシップだよ。もう1回張り直さないとな」
デスペラード「自分の持ち物には名前を書けって。だから俺たちは書いてたんだぞ。それなのに、なんで何回も取るんだよ」
TAKA「やばい、もうタイチの試合だよ。今日は正々堂々といつものでいかないとな。次に行こう」
【試合後の小川&ザック】
――試合を終えて?小川「何だろうね…負けたっていうか、もう一回だね。もう一回」
――もう一回挑戦?ザック「モチロン!」
小川「俺も納得してないし、お客さんも納得してないし、誰も納得してない。もう一回だよ、本当もう一回」
ザック「オレタチ、プロレスリング。アイツラ、シテナイ。ジョーク!スズキグンはジョーク!プロレスリングノアはプロフェッショナルレスリングカンパニー」
小川「プロレスがどうこうとかでもなく、本当にもう一回」
――今まで沈黙していた小川選手が名乗りを上げ、そしてもう一度というのは何か気持ちの変化が?小川「いやいや、今日の試合見ればわかるでしょ。それだけ。本当にもう一回。すぐやりたい。全然元気だから。こんなに疲れないタイトルマッチ初めて」
――相手のスタイルについては?小川「プロレスにはいろんなスタイルがあるからね。別に相手がどうこうとかは関係ない。ただ、もう一回。もう一回やりたい」
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合 60分1本
[第29代選手権者]○タイチ(15分45秒 片エビ固め)[挑戦者]×小峠篤司
※ブラック・メフィスト
☆タイチが2度目の防衛に成功。
(試合後にタイチはセコンドを蹴り倒し、受け取ったベルトをリング内に投げ捨て、トロフィーまで蹴り倒す。)
タイチ「またまた残念でしたね。だから言っただろ、俺に挑戦してきてもこうなるだけだって。さて、次はいよいよ…おい、そこにいるお前だ。浅子覚。次はお前だ。いいか、道場に帰って、さっさと鍛え直してこい。何度やっても一緒だ。挑戦してきたヤツがこんな姿になるだけだ。なんでかわかるか? 鈴木軍のジュニアは最高です」
(その瞬間に原田が背後から乱入。片山ジャーマンで引っこ抜いて王者をKOする)
原田「おい、タイチ。次、俺が挑戦する。勝負するぞ(リング上に落ちていたベルトを掲げる)このベルトを…GHCヘビー級王座のベルトは俺が必ず獲り返します」
【タイチの話】「最後は誰だ? 浅子覚か。やるじゃねえか。やる気満々じゃねえか。トレーナーじゃないのか? 最後は誰だ? (記者から原田の名前を聞くと)やっぱり浅子か。やるじゃねえか。いい投げを打つじゃねえか。いいよ、お前がその気なら、今ここで決まりだ。次は浅子覚だ。それ以外認めねえぞ。背丈も浅子覚そっくりだったぞ。ちょっと目がぼうっとして見えなかったけどな。どう見てもあれは浅子覚だ。まあいい。何回やっても一緒だ。てめえらがカッコ悪い姿をさらすだけだぞ、俺に挑戦してきたって。それでもいいんだったら、いくらでもかかってこい。浅子覚よ、1ヵ月待ってやる。道場で鍛え直してこい、バカ野郎」
【試合後の小峠】
小峠「情けねぇ。情けねぇな…クソ」
――キルスイッチが決まった後にレフェリーが3カウントを数えれば…小峠「情けないよ」
◇休憩明け◇
<森嶋猛引退あいさつ>
森嶋、「本日はご来場ありがとうございました。ちょっと…。まあ、一番にファンに応援してくれたみんなに伝えたいと思ってここに来ました。ちょっとね、いろいろ言って、カラオケして、このマイクの練習ばっかりしてたんだけど、声が枯れちゃいました。すいません。18年間、プロレス一筋…一筋かな、これしかやったことありません。僕にはこれしかありませんでした。あんまり言いたくありません。すいません。でも、このリングに僕はお世話になって、ここでマイクを言えて、本当にありがとうございました。俺はこの格好でリングに上がることにためらいがありました。しっかりとテーマ曲をかけて、引退セレモニーをやりたいと思います。ええと、先になるんですけど、9月(19日)の大阪府立体育館で引退セレモニーをやります。大阪に来てくれた人が本当の、最後の俺のファンだと思っています。大阪来なさい! 大阪来なさい!ということで、俺が言いたいことはさ、もう言ったから、軍団出てこい。最後にやるからさ(超危暴軍登場)お前らがいて、俺のやれることをやれたから、最後に締めて。引退セレモニーは俺ひとりでやりますから、最後はこいつらと締めたい。言いたくないことを2回言うから聞けよ」
北宮「正直、これは受け入れがたいことだけども、どんなことがあっても前を向いていくしかない。それがプロレスラーだ。俺はまだまだプロレスを突き進む」
拳王「はじめは急すぎて少し戸惑いがあったかもしれない。でも、ドンはプロレス生活18年、このノアのため、この超危暴軍のために尽力してきてくれた。俺たちはドンの思いを受け継いで、このノアを、そして俺たち超危暴軍をプロレス界トップの軍団にしていくから。お前ら、これからもドンが作った超危暴軍についてこい。今までお疲れ様でした。ありがとうございました」
大原「ドンがいたから拳王も俺もノアに入ったと思っています。ドンはいなくなるかもしれないけど、俺と拳王でその意志をしっかり継いで、この先、ノアをムイビエンにしていきます。日本に帰ってきて、僕に『大原君はノアに必要だ』って言ってくれたのはドン。『僕を必要』と言ってくれたのはドンでした。凄く嬉しかったです。一生懸命頑張ります。ありがとうございました。最後に本当は言いたくないかもしれませんが、大事なことを2回言いますので、皆さんよく聞いてください」
拳王「はじめちゃん、ひとつだけ補足いいか。ドンの意志を受け継いで、はじめちゃんと俺と北宮とマイバッハで超危暴軍を引っ張っていくからな。横浜のクソ野郎ども見てろよ。最後に横浜のクソ野郎どもよく聞いとけ。プロレス生活18年の森嶋猛はな…」
森嶋「引退します! 引退します」
◇第7試合◇
▼スペシャルタッグマッチ 30分1本
○マイバッハ谷口 マイバッハブルージャスティス(10分57秒 体固め)シェルトン・X・ベンジャミン ×飯塚高史
※マイバッハプレス
【永田の話】「俺にマスクをわざわざ手渡しに来たヤツがいたじゃない? あんなヤツが俺にわざわざ共闘を求めるなんて、相当なピンチなのかなと思ってね。久々にノアの会場に来てみたけど。(鈴木軍との対戦だったが?)久しぶりだったけど、あの辺は慣れた相手というか。別に何の心配もなったけど、ノアの現状はちょっと心配かなと。ただ、丸藤がいるから大丈夫だろ。俺からベルトを獲った時に『ノアに希望の光を当てる』と言った丸藤がいるから大丈夫だろ。今日リングに上がって、ファンの期待もそうだし、今の状況の中でやっぱり丸藤だというのを感じました。いつのまにか立ち位置も変わって、今日のパートナーもちょっとだけ横に立ってて、頼もしさを感じたし。もうしばらく来ることのないと思っていたリングだけど、なんか思ったよりも早く呼ばれちゃって。(森嶋の引退宣言があったが?)今回僕に声がかかったのもそういう理由があるのかもしれない。(超危暴軍に関心はある?)超危暴とか言っている場合じゃないだろ。いくつかグループはあるみたいだけど、ひとつになって立ち向かうのが今の彼らの使命じゃないかなって。俺がこうやってあのマスクマンに横に付いたのもそうだし、チームを分散しないでひとつになることによって、活路が見いだせると思いました。とにかくみんなでひとつになって、丸藤を背負ってやってくれれば。でも、丸藤が今日きっとやってくれるでしょう。あの丸藤なら。俺からベルトを獲って、『ノアに希望の光を当てる』と言った丸藤ならば、必ず勝てるはず。それができなかったら、ちょっとお仕置きだな」
◇第8試合◇
▼GHCタッグ選手権試合 60分1本
[第33代選手権者]○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(11分8秒 片エビ固め)[挑戦者/グローバル・タッグリーグ戦2015優勝]×杉浦貴 田中将斗
※キラーボム
☆アーチャー&スミスJr.組2度目の防衛戦
【試合後のK.E.S.】
アーチャー「何が起こった? 俺は必ずリベンジすると言ったよな? 俺は“前回負けたのはラッキーだった"と言ったよな? その通りになったろ? 俺たちは世界一のタッグチームだ。俺たちはK.E.S.。世界でもっとも危険なタッグチームだ。俺たちに刃向かうヤツらは誰であろうがぶっ殺す!」
スミスJr.「まさにその通りだ! 俺らは言ったことを実行したまでだ。タナカ、スギウラ、お前らはタフなチームの一つだ。でもこの前の後楽園ホールは単なるラッキーだった。たった一回の不運に見舞われただけで、K.E.S.が世界一のチームであることに変わりはない! 俺たちは宝をすべて奪い、それをずーっと、ずーっとキープし続ける!」
【杉浦の話】「(ベンジャミンは)関係ねえだろ、おい!」◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合 60分1本
[第23代選手権者]○鈴木みのる(25分54秒 体固め)[挑戦者]×丸藤正道
※ゴッチ式パイルドライバー
☆鈴木が初防衛に成功
(試合後)
鈴木「お前らの言った通り、俺は反則をひとつもしてねえぞ。実力で負けたんだ。さあ、横浜に集まったお前らよく見てろ。今日、プロレスリング・ノアは全て終わりだ。俺の手で完全に沈没したんだ!みんなやられちゃっているし、弱いんだよ。うるせえんだ。ギャーギャー(ここでマイバッハが乱入。背後から刺叉で殴りかかる。しかし、多勢に無勢ですぐに蹴散らされ、場外に叩き落とされた。ここでTMDKやBRAVE勢、齋藤らが花道から登場し、リングサイドに集結。マイバッハとともに鈴木軍とにらみ合う。)お前たちの行く末はこの沈没した船と一緒に沈む。それ以外方法はねえんだよ。ああ、今日で終わりにしようと思ったけど、やっぱやめた。王様ゲーム2回戦、俺への生け贄はマイバッハ谷口だ。さあ、俺の手でてめえの息の根を止めてやる。てめえのそのマスクを剥いでやる。てめえのその命も奪ってやる。さあ、血気盛んなボクたちと後ろにいるオジサン…小橋建太。お前らにもう一度教えといやる。俺たちがこの国の王だ。俺たちの名前は鈴木軍…イチバン!」
【試合後の鈴木】
鈴木「今日の負けが何を意味するかわかってねえだろ? 何を意味した?」
――リング上では「ノアの完全沈没」と言っていたが鈴木「意味がわからないのか。全敗…全敗。そしてお前らが望んだ、お前らが用意した試合形式だろ? お前らが都合のいいようにご託を並べて揃えたルールじゃねえか。その中でエースが負けたんだ。双璧のエースもセミで負けたんだ。これをなんて言う? 『沈没』って言うんだよ。制圧でも侵略でもねえんだ。沈没以外の言葉でなんて言うか教えてやろうか? 『壊滅』って言うんだ」
――次はマイバッハ谷口の挑戦表明を受けて立つ?鈴木「お前、バカか。挑戦表明? 誰が挑戦するって? どこの平民が王様に挑戦するんだ? 挑戦じゃねえよ。王様からの命令だ。生け贄にてめえが出てこいって。なんで全部お前側から話してんだよ。後ろから襲うのが挑戦表明なのか? 俺らがやったら反則でブーイングなのに、お前らがやったら挑戦表明なのか? 小川もザックもやったな。谷口もやったな。それで『清く正しく美しく、僕らの尊い美しいGHCをあんなヤツらにやるな』って? 何を言ってんだよ。『あんな強いヤツが持ってくれてありがとう』ってコイツ(ベルト)が言ってるぞ。なんでもかんでもてめえの物差しで片付けんじゃねえぞ。俺が王だ。ここのルールは俺が決めるんだ。このプロレス界で生きるも死ぬも、ここで生きていくんだったら俺にひざまづいて、土下座しろ。(記者団に対し)何の文句がある? 何の文句があるんだ? あいつらは汚い手を使う? お前の手と変わらねえと思うぞ。お前の拳とも違わねえだろ? お前の目とも変わらねえだろ? 俺には2個しかついてねえんだ。耳も髪の毛も何が違う? お前らみたいに体裁を装って生きてねえからな。だってリングの上でパンツ一丁だぞ。隠すものなんて何にもねえんだ。懸けるものも命たったひとつだ。それ以外に何にもねえんだ」
――これから鈴木軍はどんな世界を作っていく?鈴木「てめえみたいな庶民が王様に質問なんかしてんじゃねえよ。てめえの質問に答える義務も何にもねえんだよ。俺に意見できるのはこの俺だけだ。俺がアイツをぶっ飛ばした。俺がアイツの上に乗っかった。レフェリーは俺が叩けと言って叩いた。それだけだ。レフェリーの意志なんてどこにもない。小橋の意志もない。ルールの意志もない。あるのは俺が強いという事実だけだ。それとも何か? お前が生け贄になるか? ちょっとだけ痛いぞ。頭が高いんだよ。てめえらに言っておいてやる。このプロレスの世界で俺に文句のあるヤツはかかってこい。全て力で、この俺の拳で、誰が王なのか教えてやるよ。GHCは何の略か知ってるか?」
――グローバル・オナード…。鈴木「(遮って)違う! 『鈴木・みのる・王様』って書いてあるんだよ!」
(※下がろうとしたところで西永レフェリーを見つけると掴みかかる)
鈴木「何か文句あるのか? そんなに先のことが知りてえのか。先のことが知りてえんだったら教えてやるよ。明日俺のところまで来い。そこで次に俺たちが向かう場所、俺たちがすることを全て話してやる。いいな。来ないヤツには話さねえ。来ないところには載らなくたって構わねえ。そこで6月9日の『We are SUZUKI-GUN』の全カードを発表するからな」NOAH横浜大会は有コロ大会同様、全タイトルをかけた鈴木軍との対抗戦となり、今度は鈴木軍に流出した全タイトルをNOAH軍が挑戦するという図式となった。
まずジュニアタッグ選手権は挑戦者組の腕攻めに対し、王者組はラフで応戦しつつ小川を捕らえ主導権を握る。後半からザックが腕十字などでTAKAを捕らえて盛り返し、小川はTAKAを鉄柱に叩きつけるがTAKAは肩を強打、TAKAは肩をおさえてうずくまり、レフェリーがチェッ クに入ると、隙を突いたTAKAがトラースキックを小川に浴びせる、そしてTAKAがみちのくドライバーⅡで突き刺すと、交代を受けたデスペラードがダイビングボディープレスを投下して3カウント、王者組が騙し打ちの成功で王座を防衛する。
ジュニアヘビー級選手権は握手に応じなかったタイチに小峠が奇襲をかけ先手を奪うも、デスペラードが介入すると流れが変わってしまい、タイチはゴング用の木槌攻撃などラフを展開する。
小峠はマグザムから反撃しタランチュラ、ダイビングボディープレス、ノーモション頭突きを繰り出すも、またデスペラードの介入を利用したタイチがトラースキックからライガーボムで応戦する。
小峠はタイチのパワーボム狙いをフランケンシュタイナーで切 り返すと、タイチのタイチ式外道クラッチを外道クラッチで切り返し、TAKAとデスペラードが介入するもセコンドの石森、玄藩、熊野が排除する。
タイチのハイキックからベルト攻撃を狙うが、小峠が奪うと山本レフェリーのチェックを受けているところで、タイチがイスで一撃してからブラックメフィストで3カウントを奪い王座を防衛。有コロ大会と同じような流れとなって館内のNOAHファンから重い空気が立ち込めるが、試合後にタイチが浅子覚トレーナーを挑戦者に指名するも、第3試合で大原を降した元王者の原田が乱入し片山ジャーマンでタイチをKO、挑戦に名乗りを挙げた。
セミは期待の弾丸ヤンキースはKESの保持するGHCタッグ王座に挑戦、試合はKESが杉浦を捕らえ先手を奪うが、田中が盛り返して弾丸ヤンキースが反撃、ランニングニーとエルボーのサンドイッチ技からアーチャーを捕らえ、サンドバッグタイムから一気に勝負に出るか、KESも再び杉浦を捕らえスパインバスター&フライングラリアット、ラリアット&足へのショルダータックルと合体技で応戦する。
弾丸ヤンキースも再びアーチャーを捕らえて杉浦の雪崩式フランケンシュタイナー、田中のスーパーフライの波状攻撃から、杉浦のランニングニー、田中のスライディングDはスミスが阻止し、続けて杉浦がスライディングDを狙うがアーチャーがかわし、杉浦とレフェリーを交錯させるとベンジャミンが乱入して杉浦にベイダードを決めると、続けてKESがキラーボムを決め3カウントで王座防衛、期待の弾丸ヤンキースも敗れたことでNOAHファンに暗い雰囲気がますます立ち込める。
メインは3月15日有コロ大会の再戦となった鈴木vs丸藤によるGHCヘビー級選手権、今回は小橋建太が特別立会人を務めることいなり、GHCにタイトルに相応しいようタイトル管理委員長だけでなくレフェリーと同等の権限が与えられることになった、前回の試合では西永レフェリーが鈴木軍の介入を許してしまったため、鈴木軍対策として小橋にもレフェリーと同じ権限が与えられた。
試合前には鈴木軍の面々がセコンドに付くも、早速小橋が特別立会人の権限をフルに生かして鈴木軍に退場を命じ、鈴木の指示で鈴木軍は退場となった。
試合は丸藤がロープブレイクに応じた際に鈴木が張り手で強襲すれば、丸藤はドロップキックから逆水平で応戦、鈴木は一本足頭突きで丸藤を場外へ追いやるが、丸藤は鈴木を前方から鉄柵に叩きつけるてからフェースクラッシャーを敢行、鈴木は古傷である首を鉄柵に直撃してしまい大ダメージを負ったかに見えたが、ロープ際の攻防の際に鈴木はロープ越しの腕十字で返し、再び場外戦に持ち込み客席で卍固めで捕獲する。
リングに戻った鈴木は再びロープ越しの腕十字で捕獲、木槌を持ち込むが西永レフェリーのチェックに遭うも、すぐ投げ捨て、腕固めで丸藤を捕獲する。
丸藤は逆水平で抵抗するが、腕攻めが効いてか威力が落ちてしまい、鈴木が再び腕を攻めるも丸藤はドロップキックで反撃してから逆水平を連発、顔面へのトラースキックから串刺しジャンピングバックハンドエルボー、鈴木の首にネックツイスト、無重力式顔面踏みつけと畳み掛けるが、鈴木も足を絡め取って絞め上げると、フライングメイヤーからランニングローキックと譲らず、鈴木のミドルに対して丸藤も逆水平で応戦する。
鈴木はへ逃れると丸藤はトペコンヒーロの要領で鈴木に飛びつき、場外へのパワーボムを狙うが鈴木はエプロンでの腕十字で切り返し、リングに戻ってから丸藤の左腕にミドルキックを連打、スリーパーで捕獲してゴッチ式パイルドライバーを狙うも丸藤はリバースしフロントハイを狙う鈴木をトラースキックや回し蹴り式トラースキックで返し、逆水平を放つが鈴木も張り手で応戦し丸藤のトラースキックをかわしてスリーパーで捕獲するも、丸藤は前へ倒して脱出する。
両者は再び打撃戦を展開しているところでKESが花道に現れるが、ここはヨネらBRAVE勢や小橋が立ちはだかって介入は阻止、その間に鈴木のナックルに対して丸藤は虎王を炸裂させると不知火を狙うが、鈴木は腕十字で捕獲、そしてスリーパーから再びゴッチ式パイルドライバーを狙うも、そのまま回転させた丸藤はフライングメイヤーの構えから虎王を炸裂させ、ブレーンバスターの体勢から前に落とし、トラースキックを狙ったが、鈴木はナックルで迎撃、それでも丸藤は虎王で応戦する。
しかし丸藤の虎王狙いをキャッチすると、ジェットスタンプで蹴り倒してからスリーパー、そして逆落としから再びスリーパーで絞めあげるとゴッチ式パイルドライバーが決まり3カウント、今回も4大タイトルマッチは全て鈴木軍が制し、NOAH勢は再び全滅となった。
試合後にクリーンファイトで丸藤を降した鈴木は憮然とする小橋からベルトを受け取りアピールをしているところでマイバッハが乱入して鈴木を襲撃、鈴木も怒りマイバッハを挑戦者に指名した。
この日のマイバッハは謎のマスクマン・マイバッハブルージャスティスと組みベンジャミン、飯塚組を撃退し今回はGHC獲りに名乗りを上げたが、果たして鈴木を止めることが出来るか?
また休憩明けには森嶋が登場して9月19日の大阪府立体育会館大会で引退セレモニーを行うことを発表した。
鈴木の言うとおりNOAHは完全に沈没したのか、また丸藤はどこまでどん底に落ちるのか…?【NOAH】悪夢再び…鈴木軍が4大GHC完全防衛!鈴木「王様ゲーム2回戦」でマイバッハ迎撃へ▼KES雪辱V3▼タイチ小峠連破 原田表明▼青義の鉄仮面降臨…横浜大会詳報 http://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc pic.twitter.com/0Lcj0nOep3
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 5月 10本日は横浜大会に多数ご来場ありがとうございました。次回大会は川口大会です。皆様のお越しをお待ちしております。#noah_ghc #GV510
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— 永田裕志 (@nagata769) 2015, 5月 10 -
全日本プロレスがIGFに対し絶縁を宣言…諏訪魔vs藤田和之は消滅へ
<東京スポーツより>
全日本プロレスの暴走専務・諏訪魔(38)が8日、IGFに対して絶縁宣言を突きつけた。
いまだに怒りが収まらなかった。5日のIGF大阪大会を電撃訪問した諏訪魔は、野獣・藤田和之(44)と視殺戦を繰り広げ、サイモン猪木IGF取締役に6日の全日プロ後楽園大会のチケットを手渡した。これで開戦かと思いきや、実際は違った。ふたを開けてみれば当日、藤田は姿を現さず、完全に肩透かしを食らうハメに。プロレス史に残る珍事となった。
ここから2日が経過し、いまだにIGF側から何の返答もないことで諏訪魔も決心を固めた。「こうなったら、もうIGFとは交わる必要はない。絶縁だな。言ってることがコロコロ変わるし、詐欺に近いものがある。とにかくサイモンだ。彼は信用できないし、ビジネスにならない!」と声を荒らげて糾弾した。
今回の騒動では全日プロの秋山準社長(45)も不信感を募らせており今後、会社としてIGFとは一切関わらない方針を決めた。これにより、期待された両団体の全面対抗戦は完全消滅することになる。
ただし、藤田個人に対する諏訪魔の気持ちは変わらない。「俺は全日本対IGFをやりたいわけじゃない。あくまで一レスラーとして、藤田和之とやりたいんだ。俺は逃げも隠れもしない。藤田和之個人として、声を聞かせてほしい」と立場的にはフリーである藤田との“再会”を熱望。5日に対面した際に激しい闘争心を燃やしていた野獣は、この声にどう反応するか。
諏訪魔が東京スポーツの取材に応じ、全日本プロレスはIGFに対し絶縁を宣言した。
理由はサイモン・ケリーIGF取締役で全日本全体でサイモン氏に対して不信感を抱いているという。
先日サイモン氏は週刊プロレスの取材に応じ
(週刊プロレスモバイルより)
7日午後4時、東京・新橋のIGF事務所でサイモン・ケリー・猪木取締役が取材に応じ、対全日本プロレスに関して言及。浮上する藤田和之対諏訪魔の一戦に関して「個人的には見たい」と変わらぬ姿勢を見せる一方で、全日本プロレスと接点を持つことに対して否定的な姿勢を示した。夢の一戦が実現する可能性に関して「五分五分より低いぐらい」とした一方で、「ファンの見たいという声がもっとすごくなれば」カード実現に動くことを明言した。IGFと全日本・諏訪魔の〝真剣勝負〟がどこへ向かうのか、まるで読めない情勢になってきた。対藤田を掲げ、IGF5・5大阪大会に単身乗り込んだ諏訪魔はセミファイナル途中に席に着くと、ドカッと座り、野獣に熱視線を送った。これに気付いた藤田は諏訪魔の目の前に移動し、鉄柵越しに「着替えてこい!」「いまやってやる!」などと挑発。だが、諏訪魔は無言のまま仁王立ち。その間に試合は終わり、制止する若手らとぶっ飛ばすなど大荒れの野獣は業を煮やしてバックステージへ。「現役ならタイツとコスチュームで来い! イモ!」と吐き捨て、怒りの表情で控え室へ消えた。一方の諏訪魔は、藤田の試合を見届けると会場を後に。ロビーでサイモン取締役を呼び出すと、「俺は藤田とやりたい。
返事をくれ」と全日本5・6後楽園大会のチケットを手渡した。だが、5・6後楽園に藤田、サイモンらIGFの姿はなし。怒りの諏訪魔は「俺の気持ちが伝わってないのか、あえてスカしてるのか。やる気がねぇのか!? 逃げてるのか!?」と爆発。「こういう形で人の気持ちを踏みにじるっていうのはどうなのか。藤田和之、サイモン、この2人だけは絶対にゆるさねぇ」と目を血走らせた。
一連の流れに対して、サイモン取締役は「人の気持ちを踏みにじって面白いのか? 面白いです」と不敵に言ってのけると、〝5・6欠場〟に関しても言及。「5・6? 行ける状況にはなって、新幹線のチケットもギリギリ間に合うか、間に合わないかっていうのが取れたんですけど、先に行ってる知り合いから写真が送られてきて、見たら空席ばかりで。これなら、あえて行かないほうがいいかなって。営業的に使われてる気がして、気に食わない部分があったし」とコメント。
一方で藤田vs諏訪魔というカードに関しては「見たいなという気持ちはありますよ。すごい試合になるとは思うし、(5・5大阪で)あんな暴れまくる藤田さんを見たらこれはすごいことになるなと思いました」と話す一方で、「全日本がこんな状態なら絡まないほうがいいのかなって。もっとパワーがある思ってたんですけど。猪木さんがよく言いますけど、悪い運気にかかわるとこっちまで悪くなるので。藤田さんも言ってましたけど、(5・6後楽園のチケットも)だったらあの時くれよって。立ったり座ったりなんだったの?って。(藤田も)やりたいけど、もっとくると思ってたみたいで。ちょっとがっかりしてましたね。もっとアグレッシブに来てくれるイメージがあったのに、いざ向かい合ったらビビ
ったのかって」と諏訪魔から強烈なやる気が伝わってこなかったと指摘。「いろいろ考えると無理にやらなくてもいいのかなって気持ちも出てきてるのが実際のところですね。猪木さんを説得してまで実現させるべきものなのかって」。ならば、藤田vs諏訪魔というファンの垂涎のドリームカードはこのまま水泡に帰してしまうのか。「五分五分?それより低いぐらいじゃないですか。いまのままじゃ何かないと難しいですね。あとはファンの人次第だと思います。(ブログやSNSを見ると)半々なんですよね。やらないでくれ系の人は『あんなところと関わらないでくれ』とか『厳しいからって助ける必要はない』とかそういう視線で、IGF側のやってくれっていうファンのメッセージを見ると、自分と同じように全日本に対して、まだすごいっていうイメージを持ってる人たちですよね。あとは純粋に藤田対諏訪魔を見たいっていう人たちかな。別にブログやツイッターがすべてと言うわけじゃないですけど、(5・5大阪で)一番多かったのはカシンの(ボディペイント)シールがなんだったのか、でしたから(苦笑)。だから、それ以上の何かですよ
ね。(ファンの否定的な声を)ひっくり返せるかっていう」。藤田対諏訪魔を見たい!というファンの渇望が増えれば、燃える闘魂を説き伏せ、このビッグカード実現させるというわけだ。「もし、次の名古屋に来るなら、コスチュームとタイツ持ってきてください。チケット買わなくていいです。その時は試合組みますから。大きい会場でちゃんとお客さんが入ってるところで試合用意しますから」
「ファンの気運が高まっていない」「猛反対している猪木を説得してまで実現すべきカードなのか」、「全日本を助けるつもりはない」と猪木の存在とファンの民意を理由にして実現に向けてトーンダウンする発言をしていたが、サイモン氏に発言が全日本側の不信を買ってしまったようだ。
しかし諏訪魔は対藤田は諦めておらず、藤田はIGF所属でないことを利用して一フリーとしてオファーをかけ一騎打ち実現を目指すという。
サイモン氏の発言を見る限りでは決裂した理由はIGF側はあくまで全日本全体ではなく諏訪魔個人にオファーをかけていたこと、諏訪魔個人にオファーをかけたければ全日本に筋を通せばいいこと、だが筋を通せば交流という話も出てくることから安易な交流戦を嫌う猪木の猛反対に遭うのは必至、しかし全日本とすれば諏訪魔を贈り出すだけで何も見返りがないのでは話にならない、仮に諏訪魔がIGFに参戦したとしてもIGFは藤田ではなく3年前の遺恨を使って鈴川などと対戦させ、藤田とは簡単に対戦させない。それを考えると最初から妥協点は見出せず、まとまらない話だったのかもしれない。
諏訪魔は一個人として藤田にオファーをかけるとしているが、確かに昨年4月に藤田が全日本後楽園大会に姿を現したときはIGF絡みではなく、あくまで一個人として姿を見せたことから可能性がゼロではないが、IGFが横から口を出す可能性も否定できないだけにかなり厳しいと思う。
諏訪魔vs藤田はIGF側がおそらく「諏訪魔は逃げた!」と主張するだろうが、進展がない限り話は消滅していくだろう。
ただこういう結果を望んでいたのは全日本との交流に猛反対していたアントニオ猪木だったのかもしれない。またこの結果を受けて藤田和之はどう思うのか?
金沢克彦氏のコラムで藤田が「大阪の試合後、サイモンさんから『全日本のチケットをもらったけど、どうしますか?』と言われたから、いりませんと。来てほしかったら、睨み合ったときに俺に直接渡せばいいんですよ。人間ってね、一番大事なものは身体のなかにあると思うんですよ。その身体のなかにある大事なものって、すべて目に出ると思うんです。彼はボクの目を見たと思う。実現するもしないも、それが答えなんですよ」と答えたがもし諏訪魔が直接藤田にチケットを手渡していたら藤田はサイモン氏の反対を押し切って来場していたのでは・・・
(追記
<プロレス格闘技DXより>
【諏訪魔の話】「ああいう向こう側の返答というものを聞いて、IGFとはもう終わり。これじゃビジネスにならないよ。俺としてはあきれてるよ。俺は純粋にイチプロレスラーとして藤田和之と戦いたい。そういう気持ちで行動を起こしたわけで、IGFと対抗戦するために行ったんじゃないよ。ただ発言するってことに対してはどうかと思うよ。俺はイチレスラーとして行動した上で発言してる。ただサイモン(猪木取締役)のコメントしか出てないんでね。俺はイチプロレスラーとして、藤田和之の返答が聞きたい。本音の部分でね。やっぱり藤田和之の試合をみて、攻撃は重いし、体は分厚いし、レスリング界の先輩だからね。強かったよ。そりゃ当然、触れてみたいと思うよ。ファンが見たいカードをこういう形で流すの俺は大嫌いだからね。今後どうするか。まず藤田和之のコメントを聞かないと、俺は納得して終わる気ねぇよ。このまま泥仕合で終わらせるのか。向こうのトップでもあるし、お互い背負ってるものがある。だからこそファンはみてみたいだろうしね。とにかくIGFは一切お断りだね。信用ならない」
全日本プロレス千葉大会が行われ、この日の諏訪魔はジョー・ドーリングと組み曙、大森隆男組と対戦、試合はラストライドで諏訪魔が大森を下したが、試合後にはIGF側を批判し、改めてIGFに対して絶縁を通告したが藤田本人の返答を聴かない限りは納得しない姿勢を示した。
これを聴いて思い出したのは2009年9月にIWGPヘビー級王座を奪取した新日本プロレスの中邑真輔がアントニオ猪木の名前を出してケンカを売ったが、IGFが猪木の名前を出したことでIGF側への挑発と受け止め浮足だった、ただこの時も中邑も猪木の名前を出したがIGFとはやらないとし、猪木の返答を待ったが、猪木は現役を引退しているからと返事を出して、この話は終結となったが、IGF側は納得せず、IGFに参戦している選手らが新日本の会場を押しかけ、新日本側と一触即発となった。
諏訪魔のアピールに藤田がどう答えるのかわからないが、藤田も名指しされている以上、答えを出す義務があると思う、ただ藤田の答えが自身に直接チケットを渡さなかったことが全てだとしたら、今回はチケットを渡す相手を間違えた諏訪魔のミスだったとしかいいようがない。 -
KING OF GATE開幕!天下取りを目指すT-HawkがYAMATOを降す!
5月8日 DRAGON GATE「KING OF GATE2015」後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
新井健一郎 ○Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン(7分2秒 エビ固め)ヨースケ・サンタマリア ×エル・リンダマン
※インプラント
◇第1試合◇
▼20分1本
ドン・フジイ ○Gamma K-ness(11分38秒 ガンマ助クラッチ)×サイバー・コング 問題龍 パンチ富永
◇第2試合◇
▼20分1本
ドラゴン・キッド ○ビッグR清水(9分42秒 エビ固め)フラミータ ×Kotoka
※砲丸投げスラム
◇第3試合◇
▼20分1本
○吉野正人 しゃちほこBOY(12分14秒 ソル・ナシエンテ)堀口元気H.A.Gee.Mee!! ×ジミー・神田
◇第4試合◇
▼KING OF GATE 2015 トーナメント1回戦 30分1本
○土井成樹(10分3秒 エビ固め)×CIMA
※バカタレ・スライディングキック
(試合後、マッド・ブランキーががCIMAを袋叩きにしていると、ハンガーヌンチャクを持った斎了がやってきて、マッド・ブランキーを蹴散らす。ハンガーヌンチャクがくだける。)
斎了「はい、お前たち! 寄ってたかってノブヒコをいじめるのはよしなさい! いつまでもおまえたちがそうやってやるなら、先生、最近覚え始めたこのハンガーヌンチャクで痛い目見ますよ。ノブヒコ、歯と鼻、大丈夫ですか。タツキ、あとでノブヒコを保健室に連れて行きなさい。はい、そして後楽園中学の皆さん、ここにいるタツキ、ノブヒコ、そしてヨシヒト、この3人の生徒は先生の言うことを聞いて更生してくれました! それなのにK-ness.、(フジイがCIMAの鼻を触りCIMAが痛がる)タツキ! やさしくしなさい。それよりK-ness.。(またフジイがCIMAの鼻を触る)タツキ、うるさい! 先生今しゃべってる途中でしょうが。K-ness.、この際だから先生言います。マコト! マコト! 聞きなさい。たしかに先生ずっとタツキとノブヒコに気を取られて、オマエのこと全然気にしてなかった。だけどオマエもこっち側だろ、年齢的には。いい歳こいて悪いことはするもんじゃない!」
K-ness.「うるせえこの野郎!」
斎了「オマエもこの3人見習って更生しなさい!」
K-ness.「やかましいわ。俺はな、土井にもYAMATOにもメンバーにも、絶大な信頼を受けてんだ。お前に何がわかるんだ。こいつらと俺を一緒にするな。俺はな、ゾンビでも何でもねえ、マッド・ブランキーのK-ness.だ。なあパンチ君」
パンチ「おい、そうだ。K-ness.の言う通りだコラ。オイCIMAこらぁ! てめえは、俺と一緒のユニットになってから、トレーニングしろ、トレーニングしろってうるせえんだよコラ! 歯もない、髪もない、鼻も折れて曲がってるCIMAなんて、むかっちなんだよぉ! なんならな、もう一度、俺のメリケンパンチで、てめえの鼻折ってやってもいいんだぞ、おぉぉぉぉい!」
CIMA「今一度言うぞ。練習せえよオマエこら」
パンチ「うるせえんだよ!」
CIMA「寝てばっかりやないか! 俺はマッド・ブランキー4カ月おったからわかるけど、オマエYAMATOの3倍は寝とるやないか。まあな、俺は半年ぐらいしたらある程度、髪の毛伸びて来るけどな、オマエの前頭葉、伸びてけえへんやろ。ハウ・オールド・アーユー?」
パンチ「今年で29や、なんか文句あるかコラ! まだ20代だオラ!」
CIMA「そんなもんどうでもええわ。俺が言うたことに対してな、まともに答えんなコラ。了八さんよ、たしかに愛知県体育名でドン・フジイことタツキ、Gammaことヨシヒト、CIMAことノブヒコ、こっち側に来て更生しましたよ。よかった。よかった。ああ、よかった。手伝ってくれるんやな? よし、じゃあ俺たち後楽園中学3Bの生徒会の4人と、お前らマッド・ブランキーと全面対抗戦やろうやないか!」
土井「なしなしなし! なしなしなし! なしや。勝手に決めんなよ。何が全面対抗戦や。まあな、全面対抗戦いうてもな、俺抜きでやってもらうぞ。俺は今日、CIMAに勝ってんのや。俺に全面対抗戦のメンバーに入ってほしかったらな、もっと経験積んでこいや。もっと結果残してこいや。お前は髪もなければ、経験値もない。そうやろオイ!」
CIMA「オマエの言い分はわかった。土井のぞいたリングに残ってる4人。問題龍、パンチ、サイバー・コング、それからK-ness.、オマエがそっちを選択したこと後悔させてやるからな。結果残せばええんやろ。お前の寝込み襲ってでも丸坊主にしたるからな。次回、後楽園ホール、6月3日、後楽園ホールで俺たち後楽園中学3Bの生徒会と、マッド・ブランキー4人、もう一回言うぞ、6月3日、午後8時ごろや。金八やなくて水八やけどな、俺ら生徒会4人対オマエら全面対抗戦、決定やからな」
(マッドブランキーが退場。)
CIMA「了八さん」
斎了「はい!」
CIMA「了八さん、ほんとに先生よく来てくれましたよね。ありがとうございます」
斎了「全然大丈夫ですよ、先生はね。お前たちの姿も、やっぱりその方が先生はいい! 似合ってるよ。ブルーがまぶしい。お前はやぱりブルーだね」
CIMA「無理してタバコも吸ってたんですけど、やめていいですか?」
斎了「やめましょうね。お酒はほどほどにしなさい」
CIMA「(Gammaの)この髪型、校則大丈夫ですか?」
斎了「ヨシヒコはそれでいい。お前のそのほかの髪型、考えられない、先生は」
CIMA「いまね、ハンガーが壊れるほどのフルスイングで」
斎了「最近習い始めましたからね」
CIMA「先生、怒ったら怖いな。ハンガーってのは僕の世代でも覚えてないのに、俺より年下だから絶対わかってないはずなのに」
斎了「先生ね、ユーチューブで見ましたね」
CIMA「僕らも洗濯バサミとか、洗濯粉とか、洗濯板とか持ってきて、洗濯シリーズで、来月の生徒会、がんばっていきましょう。KOG、1回戦で負けてしまいましたけど、こんなCIMAですが、まだまだDRAGON GATEのリングでどんどん盛り上げていき明日ので、来月もよろしくお願いします。後半戦も最高の盛り上がり見せてくれよ。ありがとう!」
【土井、K-nessの話】
▼バックステージ
土井「ちょちょいのちょいや。次回の後楽園でやるって言ってたよな」
K-ness.「オレがマッド・ブランキーに加わってんだ。問題ねぇだろ」
土井「今、一番、すごい体してるやろ。誰よりも説得力あるんや。怖いもんなしや。ゾンビはいらん。あらためてYAMATOも入れて、もとのオリジナルのメンバー、プラス、クネスで仕切り直すからな」
K-ness.「ここからが新生マッド・ブランキーだ」
パンチ「先生が武器使っていいのか。斎了とフジイだけは許さねぇからな。覚えておけよ」
【CIMA、フジイ、Gamma、斎了の話】
CIMA「確かにK-ness.、金網の時に気付かなかったけど、間違いでしょ、あれ」
斎了「アイツのやってることは間違いですね。いますぐ更生しなさい」
CIMA「GammaちゃんもK-ness.と同期だからわかると思うけど」
Gamma「何があったんだ、いい歳こいて。6月3日で更生させましょう」
斎了「3Bの力を」
CIMA「生徒会の力を。学級委員長はタツキでいいですか?」
斎了「タツキでいいよね。おもいっきって暴れてください」
CIMA「書記はヨシヒトでいいですか?」
斎了「ヨシヒトでいいでしょ」
CIMA「じゃあオレ給食係します」
斎了「じゃああとはホームルームして今日は帰りましょう。学校終わりです、今日は」
CIMA「マジで鼻が痛いんで保健室いきます。まいったな」
フジイ「保健室の先生かわいいんだよね」
斎了「べっぴんさんです」
◇第5試合◇
▼30分1本
ジミー・ススム 斎藤“ジミー”了 ○ジミー・カゲトラ(15分22秒 エビ固め)B×Bハルク 望月成晃 ×Kzy
※車懸
◇第6試合◇
▼KING OF GATE 2015 トーナメント1回戦
○戸澤陽(13分38秒 戸澤の爪)×鷹木信悟
【鷹木の話】「そりゃないぜ戸澤! そこで来るか、鷹の爪か何か、似たような技かわからないけど、さすがはブレイブゲートチャンピオンってことだな。とにかくアイツ、タフだよ。タフだから攻め疲れちった。さすがだね。百戦錬磨だよ、戸澤陽。俺もね、いろいろありますよ。愛知県体育館で金網あって、なんとか脱出できたんで、まあ明後日には地元凱旋の山梨もあるし、その弾みをつけるために勝利したかったけど、さすがだね。ブレイブゲートチャンピオン、ビッグマッチで愛知県でドラゴン・キッドから防衛しただけあって、タフだし頭冴えてるな。モンスターにああいう男がいるってことは俺らにとって強みだよ。頼もしい仲間だね。とりあえず俺は、次は5月10日の山梨、今日は負けちまったけど、気持ち
を入れ替えて、打倒(右腕を指して)これだよ。世界一のラリアットを打つという小島聡、俺はたかが山梨一かもしれねえけど、山梨一のこの右腕を、オマエの首に入れてやるからな。覚悟しとけ!」
【戸澤の話】「ムチャクチャしよるぜ、アイツ。今日の1回戦はホンマにわからんかったです。信悟が勝ってもおかしくなかったし。本当に何回も心が折れそうになりました。いや、ホンマに信悟、恐ろしいヤツです。でもオレはブレイブのチャンピオンとして1回戦は負けれませんでした。1回戦、あれだけ強い鷹木信悟に勝ったんや。オレは優勝目指すぞ。オレは鷹木さんのぶんも背負ってるんじゃ。キング・オブ・ゲート2015、オレは絶対に優勝する
◇第7試合◇
▼KING OF GATE 2015 トーナメント1回戦 30分1本
○T-Hawk(24分38秒 体固め)×YAMATO
※ナイトライド
(試合後、土井らマッドブランキーが乱入してリングを占拠)。
土井「オイT‐Hawk! T‐Hawk、T‐Hawk。おいこら、YAMATOに偶然、いやまぐれで勝ったぐらいでいい気になってんちゃうぞオイ! お前らもそう思うやろ! まぐれや! T‐Hawk、次の2回戦は、この俺とやな。今日みたいにいかんからな。それとや、話は変わるけどな、5月5日、愛知県体育館のメインイベントの後、オマエなんかへんなこと言ってたな。DRAGON GATEの新世代と言われてる6人、俺とYAMATO、吉野、ハルク、信悟、戸澤、この6人をゴボウ抜きするやと? T‐Hawk、オマエごときのクソガキが、寝言は寝てから言え! お前なんか顔ちゃうんじゃコラ! 前らもそう思うやろ! なんか俺、間違ったこと言うたか!」
T‐Hawk「オイ土井、たしかに俺は先日の愛知県体育館で試合後、土井、吉野、ハルク、戸澤、鷹木、そしてYAMATO、新世代と言われている6人の名前を口に出し、一気にゴボウ抜きすると言った。見たところその6人の中で、一番簡単そうなのは土井オマエだな。オイ土井、それと、来週の大阪で土井、YAMATO、サイバー、そしてT‐Hawk、CIMA、俺の真のパートナー・Eitaが帰ってきて6人タッグ決まったよな。その減らず口、二度としゃべれないようにしてやろうか」
土井「まあ大阪で一回で終わらせたるわ。でもな、東京で大阪の話したら、こいつらすねるぞ。まあ俺はええけど。俺は東京大嫌いやらから、ハハハ! 何回でも言うたるわ。俺は東京が大嫌いや! お前らな、田舎モンばっかりやろ!(ブーイング)やかましいわ! はぁこら!」
T‐Hawk「おい、土井、東京で話したことは、東京で決めるのが筋ってもんじゃないか。次の大阪で帰ってくるEita、そしてこの俺T‐Hawk、そしてお前らは土井、さっき俺が勝ったYAMATO、T‐Hawk、Eita対土井、YAMATO、タッグマッチ、やろうじゃねえか!」
土井「ええやんけ。なかなか威勢ええやんけ。ここでやったらええんか、大阪でやったらええんか、神戸でやったらええんか? オイコラ」
T‐Hawk「もう一回言うぞ。東京で話したものは、東京で筋着けるのが男ってもんだろ。次回後楽園ホール、T‐Hawk、Eita対土井、YAMATOタッグマッチやってやろうじゃねえか!」
土井「オマエできんねんな。口で言うのはただやからナンボでも言わせたるけどな、試合になったら現実見せてやるからな。Eitaにもちゃんと伝えとけよ」
T‐Hawk「話は戻しますが、先日の愛知県体育館で自分は、いまDRAGON GATEの最前線にいる6人、その次の7人目にはなりたくない、そう宣言しました。なぜなら自分はこのDRAGON GATEが大好きだからです。大好きな場所を、今いる練習生、セコンド、こいつらにもつなげたい。DRAGON GATEの未来は自分が背負って立てるようなレスラーに精進してまいりますので、これからもDRAGON GATE、T‐Hawk、ミレニアルズに熱いご声援よろしくお願いします! 今日はどうもありがとうございました!」
【T-Hawkの話】「まずはKING OF GATE1回戦、YAMATO。最前線の一人の首は取った。まだこれから先どんどんアイツら6人狙っていって、7人目じゃなくて、真の一番テッペン、T-Hawkという存在を確固たるもんにしたい。以上です」
【マッドブランキーの話】
YAMATO「T-Hawk、今日のところは完敗だ。YAMATO33歳、T-Hawk24歳か。24歳と言えば、オレがデビューした年だ。オマエの若さがうらやましいぞ。だけどな、オレもまだまだ老け込む年じゃない。キング・オブ・ゲートは終わったが、このオレを舐めるなよ。ここから仕切り直しだ」
土井「まだまだまだまだ来月もあるからな。おいT-Hawk、何を偉そうに言うてんねん。寝言は寝てから言え。若いうちは口が達者やからな。まあしゃべるだけやったらタダやからなんとでも言うてくれよ。リング上がすべてや。現実を見せたるから。勝手に軽々しく新世代を口に出すな。来月の後楽園でEitaも含めてオレとYAMATOでオマエらを一回で終わらせてやるから覚悟しとけよ。それから来月、全面対抗戦も決まったな」
K-ness.「オレら4人と元マッド・ブランキー戦力外通告トリオか」
土井「Bチームか」
K-ness.「それプラス斎藤了か。YAMATOや土井ちゃんがいなくてもオレらで十分。戦力外通告トリオwith斎了か。一瞬で終わらせてやる」
土井「今日のクネスの体見ただろ。オマエら誰が敵うんじゃ。来月の後楽園覚悟しとけDRAGON GATEのシングルトーナメント「KING OF GATE」が開幕、開幕戦となった後楽園大会はCIMAvs土井、鷹木vs戸澤、T-HawkvsYAMATO、5月5日愛知大会の遺恨絡みのカードが2し組まれた。
CIMAvs土井はCIMAのトペを土井がイスでブロックすると、鼻骨骨折がまだ癒えてないCIMAは顔面からイスに直撃し一気に失速、土井はスパナ、イス攻撃でCIMAをいたぶる。
CIMAは急所打ちからフラップジャックで反撃し攻勢をかけたところでマッドブランキーが乱入してCIMAを襲撃する。
そこでフジイとGamma、クネスが救出に駆けつけ、クネスが土井のパウダー攻勢を阻止と見せかけてCIMAにパウダーを浴びせる。
最後はクネスが介錯から土井がバカタレスライディングキックで3カウントを奪い勝利、試合後はクネスはマッドブランキーに残留を宣言、次回後楽園では斎了を加えた後楽園中学がマッドブランキーを迎え打つことになった。
鷹木vs戸澤はバンピングボンバー、ガロンスローとバワーで攻める鷹木に対し、トペやジャーマンなどで戸澤が必死で食い下がる。
戸澤のパッケージジャーマンを防いだ鷹木はバンピングボンバーを連発し、ラストファルコンリーを狙うが、戸澤が背後に着地すると鷹木は鷹の爪を狙ったところで戸澤が掟破りの鷹の爪こと戸澤の爪で丸め込んで3カウント、戸澤が技ありで勝利を収める。
T-HawkvsYAMATOはYAMATOが執拗に右腕攻めを展開するが、T-Hawkは構わずチョップを乱打し試合の主導権を握る。
YAMATOの劣勢にマッドブランキーが介入すると、ミレニアムズも駆けつけ大乱闘となるも、T-Hawkがロープに走ったところで場外のサイバーの攻撃を喰らうとYAMATOは全知全能のフランケンシュタイナーを決め、垂直落下式ブレーンバスターで追い詰めるがT-Hawkは必死でクリアする。
YAMATOはギャラリア、スリーパーを狙うがT-Hawkは必死で回避しナイトライドを狙うも、YAMATOは三角絞めで捕獲、しかしT-Hawkは持ち上げて叩きつけると、最後はナイトライドを連発して3カウントを奪い1回戦を突破した。
試合後のアピールでもあったとおり5月5日の愛知大会でT-Hawkが土井、YAMATO、吉野、ハルク、信悟、戸澤とごぼう抜き宣言をしたことで土井が反発したが、T-Hawkが帰国してから1年9ヶ月、タッグでの実績は残しているがそろそろシングルでの実績が欲しいところ、そのためにはKING OF GATEの制覇は不可欠、そしてハルクの保持するドリーム王座への挑戦、T-Hawkが天下取りなるか、今年のKING OF GATEの注目になると思う。 -
GKが明かすIGF勢が来場しなかった理由…全ては藤田和之の意志だった!
5月6日全日本プロレス後楽園大会に藤田和之らIGF勢が来場しなかったことで諏訪魔は「藤田和之は逃げた!」とコメントを出したが、来場しなかった理由は全日本プロレスとの交流に猛反対しているアントニオ猪木からの圧力がかかったなど憶測が飛び交っているが、それについて藤田に通じている金沢克彦氏が見解を出した。
THE BIG FIGHT GKコラムより
IGFvs全日本(諏訪魔)対抗戦問題に進展が見られながら、先行きがまったく見えてこないこと。今回のことの成り行きを追ってみると、2日発行の『東京スポーツ』紙に「諏訪魔が上井文彦氏に交渉代理人を委託」という記事が掲載されたことが始まり。最近マット界から引いている上井氏だが、アントニオ猪木とはともかくサイモン猪木氏とは昔からいい関係を保っている。これに関しては、本当にどこまで上井氏に頼っているのか判然としない。あるいは、これからアクションを起こすことを示唆するために、サイモン氏に近い上井氏の名前を利用させてもらっただけなのかもしれない。
ともかく、さまざまな憶測、噂が流れるなか、諏訪魔はたった独りでIGF大阪大会に姿を見せた。そこに向かって行ったのは、対戦を熱望されている藤田和之だった。しかも、セミファイナル(藤田&ケンド―・カシンvs鈴川真一&将軍岡本)の試合中にも関わらず、「着替えて来い!」と藤田は諏訪魔に迫った。試合後は鈴川や岡本、橋本大地もリングサイドに詰め寄り異様な雰囲気に。だが、諏訪魔は無言のまま反応せず席を立った。
去り際に諏訪魔は硬い表情のまま「一レスラーとして藤田和之と対戦したいという気持ちだけで来た」と語り、他のIGF勢については「外敵が来ればいきりたつのは当たり前。でも、俺には藤田しか見えてない」とキッパリ。サイモン取締役に6日の全日本・後楽園ホール大会のチケットを手渡し「早く藤田和之と対戦したい。明日の席は用意してあるから返事を聞かせろ」と言い放つと、タクシーに乗り込んだ。
一方の藤田は「現役選手なら、コスチュームとリングシューズで来い! このイモ! 胸くそ悪いわ!!」と怒り心頭の様子。サイモン取締役は「やりたい気持ちがあってもゴールデンウィークの終わりに急に言われても。みんな予定も入っているし、新幹線も取れない」と困惑の表情。ただし、「鈴川や岡本も試合を壊されて怒っている。うちは次は名古屋(6月27日)もあるし、夏は両国(8月29日)の大舞台もある。前向きに考えます」と可能性があることも示唆している。
果たして翌6日の後楽園ホール。藤田どころか、鈴川、岡本など他のIGF勢が姿を見せることもなかった。
諏訪魔は「俺が昨日わざわざ大阪のIGFに行ったんだよ。その誘いをこうやってすかす。俺は純粋に一レスラーとして藤田和之と闘いたい。そういう思いをチケットと一緒にサイモンに言づてしたんだよ。それが伝わってないのか、あえてすかしているのか。やる気ねえのかと。逃げているのか。こういう形で人の気持ちを踏みにじるっていうのは、どうなのかなって俺は思うよ。藤田和之、あとはサイモン。その2人だけは絶対に許さない」とコメント。
秋山準社長は「あくまでも諏訪魔が『藤田選手とやりたい』というのがあるから。俺も外に出た経験もあるし、いろいろやってきた人間が『それはダメだ』という気持ちはないから。(だがIGFとは)一番最初がもうできてないんだから。それが向こうの作戦なのかわからないけど、俺の中ではないな。ただ、諏訪魔が言うんであれば。俺はない。だいたい選手がある程度言うのはわかるけど、会社の人間(サイモン取締役)が言ってるのはどうかと思うし。やる気があったところでまた鶴の一声で変わったりするから。俺の中では、諏訪魔の気持ちを踏みにじったということだけは覚えておく」と、向こう側のトップの判断を匂わせる発言も残した。これは過去に、新日本の1・4東京ドーム大会(2003年)で、秋山準vs永田裕志のGHCヘビー級選手権がメインで組まれた際に、猪木がそれを覆そうとして大混乱に陥ったことがあるから。秋山自身がその火中におかれ、爆発寸前になった苦い経験があるからだ。
ただ、私が思うに、いまの猪木はリング上に口を出す気はないと思う。というより、政治と海外遠征に頭がいっているから、現場にそれほど関心をもっていないように感じるのだ。否定的な発言をしたところで、それは聞かれたから答えただけ――そういう解釈のほうが適切ではないかと思う。
ひとことで言えば、IGFと諏訪魔の関係は、業界の予定調和や事前交渉のないガチンコ対抗戦(交流戦)と化しているのではないか。つまり、これが実現するか、消滅してしまうのか、まったくわからない対抗図式ができ上がっているのである。
当事者である藤田に聞いてみた。「言える範囲でいいから」という注釈つきで訊ねてみた。
「言える範囲も言えない範囲もないんですよ。大阪の試合後、サイモンさんから『全日本のチケットをもらったけど、どうしますか?』と言われたから、いりませんと。来てほしかったら、睨み合ったときに俺に直接渡せばいいんですよ。人間ってね、一番大事なものは身体のなかにあると思うんですよ。その身体のなかにある大事なものって、すべて目に出ると思うんです。彼はボクの目を見たと思う。実現するもしないも、それが答えなんですよ」
まるで禅問答のようでもあるが、それが藤田和之という男。闘いに命を賭けてきた男の本音だろう。私には、藤田の答えが「イエス!」と聞こえる。そこで本当に藤田を引っ張りだせるかどうかは、諏訪魔の器に掛かっているように思うのだ。
猪木の圧力説を全面否定し藤田の意志で来場しなかったことを明かした。
確かにIGFでは猪木は蚊帳の外に置かれているとはいえ、最近の猪木のコメントはIGFのことは触れず政治のことばかり、全日本とのことに関しては怒っているかもしれないが、Show大谷氏に答えたコメントはあくまでIGFに対する牽制に過ぎず、現在の猪木は国政が中心でIGFのことにタッチしているヒマはない。
藤田にしてみれば自分が来場して欲しければなぜ自身にチケットを渡さなかった、だから自身の意志で来場しなかったということなのか…それに藤田はIGF所属ではなくあくまでフリー、猪木の圧力であろうがIGFがストップかけようが藤田を止める権限はないのだ。
藤田vs諏訪魔戦に関しては水面下で交渉は続けられるのだろうが、全日本も悠長に待って入られない、21日に全日本は後楽園大会があるが、そこまでになんだかアクションがなければダメになる可能性が高い。
果たして諏訪魔vs藤田は実現するのか・・・ -
BEST OF THE SUPER Jr.XXII出場メンバー、DOMINION 7.5 in OSAKA-JO HALLの一部カード決定!
『BEST OF THE SUPER Jr.』の出場選手、ブロック分けが発表された。
<Aブロック>獣神サンダー・ライガー、田口隆祐、小松洋平、バレッタ、外道、カベルナリオ、チェーン・オーエンズ、カイル・オライリー
<Bブロック>タイガーマスク、KUSHIDA、アレックス・シェリー、マスカラ・ドラダ、デヴィット・フィンレー、ボビー・フィッシュ、ニック・ジャクソン
今年は鈴木軍(TAKAみちのく、タイチ、エル・デスペラード)がNOAHへ出向中ということで不参加となったが、その分外国人選手の参加が増えた。
Aブロックは外道が3年ぶりに参戦、CMLLからカベルナリオ、NWAから元NWA世界ジュニア王者のオーエンズ、ROHからオライリーとワールドワイドなメンバーが揃った。
Bブロックはタイム・スプリッターズのKUSHIDAとシェリーが同ブロックとなり、かつてスーパージュニアに参戦経験がありSMASH、WNCにも来日したデイブ・フィンレーの息子であるデヴィット・フィンレー、NOAHではヘビー級として『グローバルリーグ』に参戦したことのあるフィッシュがジュニアとして、BULLET CLUBからはヤングバックスのニックが参戦、面白いメンバーが揃った。
ただ残念なのは昨年度覇者のリコシェがエントリーしなかったこと、最近DRAGON GATEへの参戦もなく、日本マットからも遠ざかっていたことで参加しないのではと思っていたが・・・
今年は打倒ケニー・オメガの観点でKUSHIDAに期待したい、昨年は飯伏幸太を降してIWGPジュニアヘビー級王座を奪取したがハプニングもあったこともあっての勝利でもあり、短期政権で終わったことから充分自分の時代を築けなかった。
ジュニアタッグで充分実績を作ったKUSHIDAはそろそろシングルでの一本立ちもしてもいいのではと思う。
また7月5日大阪城ホールのカードも発表された。
「DOMINION 7.5 in OSAKA-JO HALL」7月5日 大阪城ホール
▼IWGPヘビー級選手権 60分1本
[第62代王者]AJスタイルズ vs [挑戦者]オカダ・カズチカ
▼IWGPインターコンチネンタル選手権 60分1本
[第11代王者]後藤洋央紀 vs [挑戦者]中邑真輔
▼NEVER選手権 60分1本
[第8代王者]真壁刀義 vs [挑戦者]石井智宏
▼IWGPタッグ選手権 60分1本
[第67代王者]マイケル・ベネット マット・ターバンwithマリア・ケネリス vs [挑戦者]カール・アンダーソン ルーク・ギャローズwithアンバー・ギャローズ
▼IWGPジュニアヘビー級選手権 60分1本
[第70代王者]ケニー・オメガ vs [挑戦者]BOSJ XXII 優勝者
▼30分1本
棚橋弘至 vs 矢野通
▼30分1本勝負
柴田勝頼 vs 桜庭和志
第1弾カードとして発表されたAJvsオカダに加え、予想通りインターコンチとNEVERの選手権が組まれたが、タッグ選手権も含めて再戦絡みの編成、棚橋vs矢野の遺恨マッチに柴田vs桜庭の師弟対決も組まれた。残りカードはおそらくスーパージュニアが終わってからということになる。
6月~7月にかけていよいよ夏になるが、新日本プロレスの熱い夏はもう始まっている。 -
宮原が急成長、世界タッグ王座奪取で潮﨑は五冠!待ち人来ずで諏訪魔の怒りが爆発!
5月6日 全日本プロレス「2015スーパーパワー・シリーズ」後楽園ホール 711人
<試合後のアピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○野村直矢(6分03秒 逆エビ固め )X青柳優馬
◇第2試合◇
▼20分1本
○渕正信(11分16秒 首固め)X井上雅央
◇第3試合◇
▼30分1本
○石井慧介 梅田公太(8分04秒 片エビ固め)鈴木鼓太郎 X中島洋平
※ニールキック
◇第4試合◇
▼30分1本
○大森隆男(7分08秒 片エビ固め)XKENSO
※アックスボンバー
【大森の話】「今までDKで好き勝手やってきたけど、お前の戦い方に興味がある。考えといてくれ」
【KENSOの話】「俺の背中には4人のDKメンバーがいる。そのメンバーを生きながらえさせるために、DKメンバーのために大森と手をつなぐ必要がある。深く考慮して俺の背中にはDKメンバーがいる。だから大森と握手をした。以上」
◇第5試合◇
▼Evolution対決 スペシャルタッグマッチ/30分1本
○諏訪魔 青木篤志(14分36秒 体固め)ジョー・ドーリング X佐藤光留
※ラストライド
【試合後のEvolution】
(※4人並んでコメントを発表)――Evolution対決で理想の戦いができた?
諏訪魔「こうやって激しくぶつかり合って戦うプロレスを俺らは全国どこでも追求して見せていくから。同じ価値観を持っているんで、凄いやり甲斐はある。唐突に組まれた今日のカードだけど、それでもリングで戦えば充実感というのは一番あるかな。ただ、俺が昨日わざわざ大阪のIGFに行ったんだよ。その誘いをこうやってすかす。俺は純粋に一レスラーとして藤田和之と戦いたいと。そういう思いをチケットと一緒にサイモンに言づてしたんだよ。それが伝わってないのか、あえてすかしているのか。やる気ねえのかと。逃げてるのか。俺は決心固まってんだ。とにかく俺は藤田和之のやり方はどうかと思う。あれだけ散々昨日は『やってやる』って向こうがまくし立ててたよ。それを今日になって、『冷静になったらやりません』か? そういうやり方はどうかと思うよ」
――藤田の試合を見て何か感じた?諏訪魔「当然、日本人であの体で、あれだけ激しく当たる。レスリングだって実績あるし、それは一レスラーとしてやりたくなるよ。それをこういう形で人の気持ちを踏みにじるっていうのは、どうなのかなって俺は思うよ。藤田和之、あとはサイモン。その2人だけは絶対に許さない。バカにしてるよ。人を散々呼んでおいて、交通整備ができてから俺は行ったんだぞ。もう準備はできてるだろ? 今日、来るのを楽しみにしている全日本のお客さんだっているんだよ。お客さんの気持ちを踏みにじるのはよくないんじゃないの? お客さんだって見たいと思っているから、俺だってやろうと、踏み出そうと思ったんだよ。その辺に対しての回答を俺は求めるよ。変なやり方なんてしなくていいよ。どうなんだよ? 藤田和之、サイモン。このままじゃニコイチだよ」
――個人闘争になる? それともIGFとEvolutionの戦いになる?諏訪魔「それはわからないけど、俺には信頼できるストロングな仲間がいるんだよ。そういうのはまだまだ考えられない。俺はね」
――青木選手は対IGFをどう考えている?青木「俺は2回出てるからさ。団体に魅力はないな。あるとしたらひとりぐらい」
――諏訪魔選手としてはやるのかやらないのかハッキリしろと?諏訪魔「昨日あれだけまくしたてたんだよ。ただ、俺はああいう場でハッキリ決めるのはどうかと思ったよ。だから冷静になって、ここに来て考えてくれと。最後の返事をもらおうと思ってたんだよ。それをこういう形ですかすっていうのは、逃げたとしか思えないね」
佐藤「大丈夫ですよ。青木さんは2回でしょ? 俺は6回出てるんですよ。絶対諏訪魔さんの方が強いから。大丈夫ですよ。もし何かあったら、僕も行きますよ。仲間だって言ったじゃないですか」
諏訪魔「こうやって言ってもらえるとありがたいな。俺ひとりで暴走している感があったかもしれない。でも、こうやって仲間が理解してくれている。さっきもジョーに話したらOKと言ってくれたよ。それは心強かったし。ただ、まずは俺と藤田和之がやらないと始まらないんだよ」
【秋山のコメント】
――諏訪魔とIGFの件については?秋山「聞きましたよ。諏訪魔がケンカしに行ったけど、そういう気はないのかどうなのか。俺はあくまでも諏訪魔が『藤田選手とやりたい』というのがあるから。俺も外に出た経験もあるし、いろいろやってきた人間が『それはダメだ』という気持ちはないから。自分でやれるところまでと思ったけど、それで彼が行って、ちゃんと次っていうようにしてきても、向こうが来ないというのはそれでやる気がないのか。一方通行なんじゃないですかね?」
――今後も諏訪魔が望めばバックアップする?秋山「一番最初がもうできてないんだから。それが向こうの作戦なのかわからないけど、俺の中ではないな。ただ、諏訪魔が言うんであれば。俺はない。選手の立場だったらあれだろうけど、社長という立場もあるんで。だいたい選手がある程度言うのはわかるけど、会社の人間が言ってるのはどうかと思うし。諏訪魔もわかったんじゃないの? 俺はわからないけど、今日までの経過は全部聞いているし、チケットを渡して『来い』と言ったのも聞いたし。まあ、やる気があったところでまた鶴の一声でまた変わったりするから」
――諏訪魔にやりたいという気持ちは残っているようだが?秋山「そこはいいと思うよ。藤田選手もそうかもわからないしね。ただ、会社の問題として、向こうがNOということを出したからこういうことなんだろうと思うから、それは無理だよね。うちは諏訪魔に『行け』と。あいつも自分でケツを拭くつもりだろうから。変なことがあったら、もちろん俺が責任を負わないといけないから。どういうことになっても責任を負うつもりだし。でも、試合って相手もあってのことだから。あとは諏訪魔の気持ちだけ。アイツの気持ちを俺が無視することはできないから。この先、開くのか、開かないのかは諏訪魔の気持ち次第。ただ、俺の中では、諏訪魔の気持ちを踏みにじったということは覚えておく」
◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第97代王者組]○金丸義信 ウルティモ・ドラゴン(19分40秒 片エビ固め)[挑戦者組]秋山準 XSUSHI
※ブルーサンダーを切り返す
☆金丸&ウルティモが初防衛に成功
【試合後の金丸&ウルティモ】
――SUSHIの頑張りをどう感じた?金丸「今までにない、全日本に戻ってきて、あそこまで頑張ったSUSHIは初めて。危ない場面もあったけど、ただ普段からやってることが違うんで、まだまだ。パートナーが秋山さんだったんで締まったんじゃないですか。俺も秋山さんと組んでわかったことあるんで、どんどん組んでやった方がSUSHIのためになるでしょう」
――ウルティモとのタッグについては?金丸「ウルティモさんは安心して組めるし、任せるところは任せられるんで、これから防衛回数伸ばせると思いますね」
――秋山が相手だったが?ウルティモ「今までにない、最初SUSHIが挑戦表明して誰を連れてくるのか。最初、金丸君とも誰が来ても同じだろうと言う感じしたけど、まさか秋山準が出てくるとは思わないじゃないですか。そこは全日本の底力ですよね。最初はびびってたところあるけど、自分らの方がタッグ組んで長いんで。もちろん個々はシングルプレイヤーですけど、向こうはSUSHIがまだまだ発展途上の人間なんでね。秋山社長は経験つますために、もっともっと上に言ってほしい。タイトルはもちろんほしかったと思うけど、それ以上に秋山社長の愛を感じた。全日本の底上げのためにいいと思いますね。だからどんどん秋山社長と若いのが組んで挑戦して来れば面白い。僕らはその壁にならないといけない。今日は秋山社長、SUSHIに感謝します」
――いろんなタイプの挑戦者とやれそうだが?金丸「ヘビーがきてもやるし、ヘビーとジュニアでも受けるし。どんな相手でもキッチリと試合内容作って、その先に勝つという形でやっていきたいですね」
ウルティモ「あと世界タッグでみせられない世界をこの金丸とウルティモ・ドラゴンのタッグでね。世間的には世界タッグが上だと思われるかもしれないけど、そうじゃない。自分らが世界を築いて新しい価値観を作りたい。世界タッグが上にあるという前提でやってるけど、僕らはそんなつもりない。まともにやったらあれだけど、僕らが世界を作ってどれだけお客さんを盛り上げられるか。向こうは1と1が20かもしれないけど、僕らは40、50になるんで。金丸義信がパートナーなんで、もっともっと凄い世界を作っていければ。それは二人で作るもの。金丸義信だったらこちらからお願いしたいぐらい。壁にならないといけないしね」
【試合後の秋山&SUSHI】
SUSHI「秋山さん、すいませんでした。クソ…。せっかく組んでいただいたのに、結果を出せずに申し訳ありませんでした。どうしてもほしかったんや! アジアタッグのベルトを秋山さんと巻きたかったんや!」
秋山「もっと練習をしないとな。まだあいつらに余裕があるんだよ」
――いいところまで追い込んだように見えたが?秋山「いいところまでやったのは、俺が分断したから。それを自分でやらないといけない。もっともっといろんなところで頭を使わないといけないし、練習もしないといけないし。圧倒的に練習量が足りないんだよ。ウエイトをやればいいというもんじゃないからさ。プロレスにはプロレスのスタミナが要るし、そういうのも必要だと思う。それが圧倒的に足らないんだよ。場数を踏んでないから、こういう時にはここの引き出しを開けるっていう引き出しがないんだよ。だから、手詰まりになって、最後はどうにもできないようになる。この引き出しがダメだったら、次の引き出しがある。そういうのがあればいいけど。やるためにはもっと経験を積まなきゃいけないし、考えないといけないし」
SUSHI「はい!」
秋山「でも、今日は途中までは『もういい』という感じだったと思うよ。だけど、最後は頑張れってなったから。それを持続させるように頑張らないと。普段は踊ってあれだけど、ここ一番で決めるところは決めないとね。お前を応援している子たちもいっぱいいるんだから、その子たちに『頑張ったらああなれるんだ』って見せないといけない。まあ、力が全てというのもあるだろうけど」
◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]潮崎豪 ○宮原健斗(23分00秒 パッケージジャーマンスープレックスホールド)[第69代王者組]曙 X吉江豊
☆曙&吉江が初防衛に失敗。潮崎&宮原が第70代王者組となる
(試合後)
宮原「やっと、やっと結果を出せました! それも皆さんの声援のおかげです。僕はこの全日本で生まれ育ったレスラーではないです。でも1年間上がり続けてきて、俺には全日本愛があります。全日本プロレスのプロレスラーです!だから一言言わせてもらいますよ。昨日、ヨソの団体に乱入した取締役いるでしょ。いつの時代かわかってんのか? あの時代は終わってんだ。平成だぞコノヤロー! もう終わった人は相手にしてもしょうがないんだ。平成は俺らが作っていくんだ、俺らが!諏訪魔、青木、聞こえてたら出てこいコノヤロー!」
(諏訪魔は登場しない代わりに青木が登場)
青木「ベルト獲って今一番調子いいのわかるけど、散々俺らがお前ら挑発したろ? その時、お前ら食ってかかってきたか?結局そういうことなんだ。俺らお前らに対して散々挑発してきた。その時に火をつけれなかったのはお前らなんだよ。わかるだろ。今ベルト獲って調子いいのはわかる。でも俺らベルトもってる時に散々お前ら挑発して、その時にお前らソッポ向いたろ。だからつまんなかったんだよ。今お前らがベルトもってるんだったら、散々俺らのことを無視してきたんだから、もっと俺らを炊きつけてくれよ。いいな」
(青木退場)
宮原「やってやるよ。青木は口がたつからな。でもな口でも今までおとなしくしてた俺がいるから関係ねぇんだよ。Evolution対Xceed、俺が盛り上げていく!俺は全日本プロレスが大好きなんですよ!ありがとうございます。今日は世界タッグ取れてめちゃくちゃ最高の気分です。皆さんにもっといいものみせれるよう俺ら頑張っていきます」
【試合後の潮崎&宮原】
宮原「俺はよく結果を出す、結果を出すと言って、今までアジアしか巻いたことをなくて。この世界タッグというヘビー級の最前線のベルトを俺が巻いているということが、今の全日本を証明できると思うので。俺が巻くことによって全日本が新しくなったってそう思わせたくて。その第一歩です」
――チャンピオン・カーニバルに続き、激しい試合となったが?潮崎「今日から新しいシリーズだから、そんなこと言ってられないしね。健斗に世界タッグというものを獲らせることができたので。今日は健斗も応えてくれたし、また三冠を巡って健斗ともやりたいしね。コイツの強い一言、試合後のマイクがあったから。これからの戦いがもっともっと激しくなるかなって。今シリーズの最終戦、俺が三冠のベルトを守りたいと思います」
――五冠王となって、最高の形で三冠戦に弾みが付いたが?潮崎「そうだね。次は五冠王者として、横綱・曙をぶっ倒します」
――結果を出して、マイクアピールも飛び出したが?宮原「物事には順序ってものがあって。結果を出して、形にしてから自分の意見を言えるんであって。それは自分自身にみなぎった自信かもしれないですけど。俺は今、自信があるから。あぐらをかいているオジサンたちの座を俺がドンドン奪っていきますよ。まあ、Evolutionは色とか何から統一しているけど、Xceedというチームは個々の力で、1+1が2以上になるんでね。そういうものを僕らは目指しているんで。それをとやかく言われる筋合いはないし。俺は潮崎さんとタッグを組んでますけど、常に潮崎さんの首を狙っているんであって。そこは潮崎さんにも、見ている人たちにも誤解されたくない。とにかく俺らが狙っているのは個々の相乗効果。Xceedが全日本を引っ張りますよ」
――諏訪魔選手の行動にはNOということ?宮原「僕はNOだと思います。立場がある人がああいうことをすると。僕は戦う場所、業界の中で戦う相手を間違えているんじゃないかなと。僕も皆さんと一緒でインターネットのニュースしかしらないですけど、率直に僕は戦う場所、戦う会社を間違えているんじゃないかなと。そこは勝手にしてもらって。俺がいるんで。全日本はドンドン俺が盛り上げていくんで、そこは別に勝手にやってくれって感じですね」
【試合後の曙&吉江】
吉江「悔しいなあ」
曙「すいません。いつものことですね。試合で勝って勝負に負けた。完全に俺らのペースだったんですけど、(向こうも)やっぱりチームワークがいいということ」
吉江「自分勝手な言い方かもしれないけど、またすぐにでも取り戻したい。あのベルトをね。そう簡単にはいかないかもしれないけど、この横綱とのタッグ、このままではもったいなさ過ぎる。そうでしょ? 俺自身の責任だけど、それは俺の自己責任で、再挑戦をすぐにでも持って行きますよ。大丈夫。これだけやっていればね。人生は七転び八起きだよ。何回転ぼうがまた立ち上がればいいんだって。また立ち上がってみせますから、横綱、俺とまた組んでください」
曙「お願いします」
――三冠戦に繋がる試合で敗れてしまったが?曙「いや、試合内容では負けてないんで。最後の最後までどっちに転んでもおかしくなかったし。まあ、今日の負けを素直に受け止めて、明日からまた打ち込みます」
全日本プロレス「スーパーパワーシリーズ」開幕戦は2大タッグタイトル戦が組まれ、世界タッグ王者の曙、吉江組にXceedの潮﨑、宮原組挑戦した。
試合は25日の三冠選手権を意識してか曙と潮﨑が先発も、曙の肉弾攻撃の前に潮﨑が苦しめられる展開となる、チャンカン最終戦で痛めた脇腹が完治していない影響もあったのだろうが、真正面からぶつかっていくスタイルである潮﨑にとっては巨体の上に打たれ強い曙は苦手なタイプ、潮﨑は劣勢を覆すことが出来ず、次第に痛めた脇腹にダメージが蓄積されていく、のの分宮原が前面に立つも曙だけでなく吉江の巨体にも苦しめられ、Xceedは主導権を握れない展開が続いていく。
潮﨑は宮原の援護を受けてやっと曙を豪腕ラリアットでなぎ倒すとムーンサルトプレスを狙うが、吉江が裏拳でカットに入りエプロン側からコーナーに上がり、ボディアタックで潮崎を押し潰し、脇腹に大ダメージを負った潮﨑は戦闘不能状態となってしまう。
立ち上がれない潮﨑を自軍のコーナーへと引きずった宮原は強引に交代して孤軍奮闘するも、曙組の巨体の前に押され始めるが、今までの宮原だったら崩れていったが、ここから驚異的な粘りを見せ、吉江をスネークリミットで捕獲しやっと蘇生した潮﨑が入ってSHIN-SEKAIを狙うが、曙がカットに入り逆にサンドイッチボディアタックで宮原を捕らえ、吉江がボディプレスを投下し、ダイビングボディプレスを狙う。
しかし潮﨑が吉江を雪崩式ブレーンバスターで投げると、曙を場外でひきつけるが曙は鉄柱前に潮崎を固定し、ボディアタックで挟み撃ちにして潮﨑はまたダウンしてしまう。
吉江は宮原のブレイクハートを阻止しリバースしてから雷電ドロップを落とすと、曙も入って集中砲火を浴びせるが、同士討ちを誘発したXceedがSHIN-SEKAIを決めてから、宮原は吉江を膝蹴りからジャーマン、ブレイクハートは失敗したがパッケージジャーマンを決め3カウントを奪い世界タッグ王座を奪取した。
今回は潮﨑が脇腹を痛めていただけでなく曙に対して冷静さを欠いていたこともあり宮原の脚を引っ張ってしまったが、今までここから踏ん張りきれなかった宮原が驚異的な粘りを見せ勝利へとつなげていった、今までの宮原は潮﨑と並び立つことが出来なかったが、チャンカンの好成績を通じて自信をつけ、潮﨑と並び立つ存在となった、今回の勝利は宮原の成長に尽きると思う。
しかし三冠の前哨戦という観点では潮﨑が対曙戦に打開策を見出せないままだけでなく脇腹も再び痛めてしまい、防衛には黄信号が灯ってしまった。選手権まで2週間あるが潮﨑はどう打開策を見出していくか・・・アジアタッグ選手権は秋山はSUSHIを前面に出すも、金丸組相手に気負いが目立って主導権を奪うまでには至らない。それでも秋山は援護にまわってSUSHIを盛りたてるが終盤で秋山がエクスプロイダーで猛ラッシュをかけたのに対し、SUSHIはダメージで続くことが出来ず、金丸にカツオの一本釣りやTEKKAMAKIは決めるも、秋山から伝授されたSUSHIサンダーを狙うと金丸に丸め込まれて3カウント、SUSHIも現状打破を狙ったが、こちらもまだまだ先が見いだせそうもない。
昨日のIGF大阪大会に来場し藤田和之と接触遭遇した諏訪魔は青木と組んでドーリング、佐藤とのEvolution対決に臨むも、来場をウワサされたIGF勢は来場せず、不発に終わった諏訪魔は八つ当たり気味に佐藤を痛めつけラストライドでKOした。
諏訪魔は試合後にIGFに対して怒りを露わにし、社長である秋山もIGFに対して不快感を示した。、なぜ来場しなかったのかはIGFのサイモン・ケリー氏がツイッターで見解を出したとおりだが、IGF側は“なぜ全日本の宣伝に自分らが利用されなければならないんだ”と考えがあって来場しなかったというのが本当の理由のようだ。
全日本とIGFが開戦に至らない理由は双方共考え方の違い、藤田がIGFのリングに上がっているがあくまでフリーであることから一個人との対戦としてホームでのIGFのリングにのみの戦いにこだわっているが、諏訪魔は全日本の所属だけでなく副社長という立場もあることから全日本全体のことを考えなければいけなない立場、諏訪魔vs藤田を通じて団体同士の交流戦をと考えている、藤田は一個人と拘っているが、諏訪魔はあくまで所属のため一個人の判断では動くことは出来ない。
全日本vsIGFは互いに妥協点を見出せない限りは消滅する可能性があり、実現したとしても時間がかかる可能性もある、ただIGFも総帥であるアントニオ猪木が全日本との交流は猛反対していたことが明らかになったことから、交渉もかなり難航していると思わなければならない。
またメイン終了後には宮原が「昨日、ヨソの団体に乱入した取締役いるでしょ。いつの時代かわかってんのか? あの時代は終わってんだ。平成だぞコノヤロー! もう終わった人は相手にしてもしょうがないんだ。平成は俺らが作っていくんだ、俺らが」とリング上で諏訪魔らEvolutionを批判したが、案外それも全日本内部の意見の一部と見ていいと思う、全日本内部も「なぜIGFと」という声も出てもおかしくない、全日本は他の所属選手、IGFは猪木の反対意見、見出せない妥協点、全日本vsIGF開戦までのハードルは高そうだ。
最後に大森vsKENSOのシングル戦が組まれ、大森がアックスボンバーでKENSOを降すも、試合後に握手をかわし共闘を示唆した。
二人はWJでタッグを結成していたがKENSOがWJを離脱したことでタッグは短期間に終わった、KENSOもDK軍があるが他のメンバーはフル参戦しているわけでなく、大森も秋山とのタッグがひと段落してテーマがない、組んでみれば面白いチームになると思うが・・・【全日本】潮崎5冠達成! 宮原は世界タッグ初戴冠▼Evolutionが対IGFへ意思統一▼金丸&ウルティモがアジア初防衛▼鼓太郎が石井のニールキック完封に自信…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7Ba9E #ajpw pic.twitter.com/1sTvmuLEeR
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 5月 6本日の後楽園、沢山のご来場ありがとうございました。アジアタッグは金丸&ウルティモ組の初防衛!世界タッグは潮崎&宮原組が見事に奪取!潮崎選手は5冠達成!次は9日千葉Blue Field 17時!皆さんのご来場お待ちしてます!#ajpw pic.twitter.com/W1tSCBTtVT
— alljapan (@alljapan_pw) 2015, 5月 6@goshiozaki54039 五冠!!おめでとうございます!!
— mari (@rimanosuke) 2015, 5月 6最終戦の三冠戦に向けても、勢いつきました! そして目が外向いてるあいつらとも勝負していかないとな!! このベルトと共に 突き抜けるぜっ!!!! これからの俺たちを『Don't miss iT!(見逃すな!)』 #ajpw pic.twitter.com/blXhJuOgrA
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2015, 5月 6今日(ていうか、昨日)諏訪魔がIGF大阪に行ったようだ。 外を見ている。CC決勝のビンタで照準が狂ったか? ま、変な事にならないように。 絡みは少し見てみたい気もするけどね!俺も昔、IGFで試合したな… えっと… #世界タッグに集中 pic.twitter.com/sRY0Oly3SF
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2015, 5月 52015スーパーパワー・シリーズ
急に昼に東京と言われてもみんな予定入れてるし、u-turn rush今日だと知らないのか?それとも行かせないための作戦&チケット売れないからの宣伝?すごいけいさんだ
— SimonInoki (@IGFSimonInoki) 2015, 5月 6ちなみに藤田選手はチケットわたすならなぜそのばで行った時にわたさないの?と言ってました。たしかにそうだよね。びびったかな?
— SimonInoki (@IGFSimonInoki) 2015, 5月 6待ち人来ず。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2015, 5月 6 -
CIMA負け残りで丸坊主…マッドブランキーから追放もミレニアルズと共闘へ!
5月5日 DRAGON GATE「DEAD or ALIVE 2015」愛知県体育館 7000人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
ジミー・神田 Mr.キューキュー“谷嵜なおき"豊中ドルフィン ○スペル・シーサー(6分15秒 ヨシタニック)K-ness. 問題龍 パンチ富永
◇第2試合◇
▼30分1本
ヨースケ・サンタマリア ○エル・リンダマン(0分6秒 腕ひしぎ逆十字固め)新井健一郎 דハリウッド"ストーカー市川
――再試合――
○ヨースケ・サンタマリア エル・リンダマン(6分10秒 ボンバス)新井健一郎 דハリウッド"ストーカー市川
◇第3試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本
[第20代王者]○B×Bハルク(8分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×サイバー・コング
※ファーストフラッシュ
☆ハルク7度目の防衛に成功
【ハルクの話】「サイバーコング、あんなもんか! なんだよ、あの程度でドリームゲート超選手に名前をあげてんじゃねえよ! ナメんなよ。ドリームゲート、ナメんな。あの程度でドリームゲートの挑戦者!? フザケンナ!ドリームゲート、ナメんなよ!! いや、アイツに関してこれを言っとくよ。プロレスなめんな、このヤロー。そのくらいの覚悟なら、俺はリングに上げねえぞ」
【サイバーの話】「アーアー…クソー。10月の博多でハルクに挑戦してから、あれから俺は進化し続けた。でも、悔しいけど、あのチャンピオンも進化してたみたいやな」
◇第4試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 60分1本
[第36代王者組]○吉野正人 しゃちほこBOY(10分48秒 ソル・ナシエンテ)[挑戦者組]×望月成晃 ビッグR清水
☆吉野&しゃちほこ2度目の防衛に成功。
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合6人タッグ3WAYマッチ
[第53代王者組] 堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○ジミー・ススム ジミー・カゲトラ(22分40秒 ジャンボの勝ち固め)[挑戦者組]×土井成樹 ドン・フジイ Gamma
[1][挑戦者組]○土井成樹 ドン・フジイ Gamma(18分37秒 エビ固め)[挑戦者組] フラミータ Kotoka ×U-T
※バカタレ・スライディングキック
☆堀口&ススム&カゲトラが2度目に成功
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
[第27代王者]戸澤陽(22分25秒 パッケージ・ジャーマン・スープレックス・ホールド)[挑戦者]×ドラゴン・キッド
※戸澤が3度目の防衛
◇金網設営中◇
(金網が作り上げられている中、出場選手と指定選手が登場。それぞれが意気込みを語った)T-Hawk「今日のメインイベント、オレの指定選手は2人。なんの縁だか知らないけど、土井、そして吉野、久々の土井吉がオレの指定選手。土井、そして吉野、オマエらの髪の毛はもちろん、このオレ自慢の金髪も必ず守り切りますので、皆さん熱いご声援よろしくお願いします」
CIMA「おい愛知県、盛り上がってるか。いま金網の中に入る6人の中ではある意味、このCIMAがいちばんピンチかもわからん。オレは先週の博多の試合で鼻の骨と前歯を4本折った。でもCIMAがいまここにいる。それがすべてや。CIMAは不死身や。必ずフラミータのマスクを守って、CIMAが一番に金網からしっかり抜けて旗を取ってやるからな。今日すべてオレの周りで起こってることすべて、この金網で決着つけるからな。フラミータ、大丈夫。任せておけや」
鷹木「オレはKzyのとばっちりで金網に入ることになったんで、今日はそこにいるチャラチャラしたチャラ男の代表格のKzyにきっちりケジメをつけようと思います。それともう一つ、同じモンスターの仲間である戸澤、吉野がリスクを背負うのは正直、複雑ではありますが、最終的には自分の力を信じて、自分のこのこだわりにこだわった髪型と見事今日防衛を果たしたB×Bハルクの髪を守って金網から出たいと思います。以上!」
Kzy「調子はどうですか!? フォー! こんなふうかチャラ男ってのは。なんかとばっちりとか言ってるけど上等なんだよ。散々この指定選手の戸澤、鷹木、オレはバカにされてきたから、今日はしっかりこの金網の中でしっかりとこのKzyを見せつけてやりたいと思いますので、皆さんチェックしといてくださいよ。オレは前回、去年だ、ちょうど1年前、この場所で丸坊主になった。だから今回は必ずこの髪を守ってあのジャングルの中から抜け出して、オマエら全員見下ろしてやるよ。応援よろしくお願いします」
斎了「はい、愛知県立中学校の全校生徒の諸君、こんばんわ。はい、まもなく特別授業を開始します。先生は金網で必ずこの髪と先生の指定生徒キッドくんのマスクを全力で守りたいと思います。そしてすべてはタツキを更生させるため、タツキの心に響く闘いを、授業をしたいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします」
YAMATO「おい愛知県体育館、名古屋、調子はどうだ? 悪いがオレは絶好調だ。斎藤了、オマエはまだそんなふざけたセンコーごっこしてるのか。オマエのせいでドン・フジイが頭おかしくなっちまったじゃねえか。ちょっと更生しかけちゃってるぞ。オレはアイツのために金網に入った。これじゃオレが金網に入った意味ねえじゃねえか。まあいい。もうアイツはあてにならん。こうなったらオレはいの一番にあの旗を取って金網からエスケープしてやる。まあオレが逃げようとすれば、ほかの選手の指定人がオレを邪魔するだろうが、そのときのためにオレは秘密兵器を用意した。このコントローラーでオレのいのままに操れる人型空手ロボット、その名も「マサ」だ。ヘイ、カモン、マサ!(マサ登場)ディスイ
ズマサ! コイツは自分の髪の毛を守りたいがばっかりに悪魔に魂を売ったとんでもないヤツだ。いまからオレがいのままに動かしてやるからな。いくぞ、マサ。はい右手上げて左手上げて右手上げないで左手下げない。オッケー。まだ電池が入ってなかったようだな。まあいい。このマサを使ってオレは必ずあの金網からエスケープしてやるからオマエら楽しみにしとけよ」
◇第7試合◇
▼マスカラ・コントラ・カベジェラ金網サバイバル・ダブルリスク6WAYマッチ
○T-Hawk(38分41秒 エスケープ)×CIMA
[1]○CIMA(3分17秒 首固め)×Kzy
※フラミータの指定解除
[2]○Kzy(8分22秒 スカイデスクールボーイ)×鷹木信悟
※戸澤の指定解除
[3]○斎了(11分7秒 エビ固め)×YAMATO
※キッドの指定解除
Kzy(13分27秒 エスケープ)
[4]○鷹木(15分17秒 鷹の爪)×T-Hawk
※ハルクの指定解除
鷹木(17分22秒 エスケープ)
[5]○T-Hawk(19分47秒 ソル・ナシエンテ)×斎了
※吉野の指定解除
斎了(22分17秒 エスケープ)
[6]○YAMATO(23分57秒ギャラリア)×T-Hawk
※望月の指定が解除
YAMATO(31分31秒 エスケープ)
[7]○T-Hawk(34分24秒 ロボ)×CIMA
※土井の指定解除
(試合後に負け残ったCIMAに各自バリカンを入れるが斎了のみ躊躇してバリカンを入れず、CIMAは丸坊主に)
土井「終わった終わった。CIMA情けないな。オマエらもそう思うやろ。CIMA、なかなかいいツラしてるな。似合ってるぞ。CIMA、オマエは土井ダーツで拾ってもらった分際で、メインでこんな大恥かきやがって。情けないヤツやなあ。Gammaにも言うたけどな、今日がラストチャンスや。チャンスを生かせなかったヤツ…CIMA、Gamma、フジイ、オマエらは今日をもってマッド・ブランキー追放じゃ。CIMA、短い時間やったけど、おつかれさん。オマエとも今日で終わりじゃ!(と蹴りを入れる)」
T-Hawk「それがマッド・ブランキーのやり方か? CIMA、フジイ、Gammaを解雇だと? おいCIMA、オマエとはいままでいろいろあったけどな、オマエがもしその気ならオレと組んでマッド・ブランキーをぶっ潰そうぜ!」
土井「待て。オマエ自分で言ってることわかるか? いまのいままでオレはオマエのこと全力でサポートしたやろ。なんで次CIMAに行くねん。都合良すぎるやろ。オレがオマエの髪の毛守ってやってんぞ」
サイバー「まあまあ土井ちゃん、細かいことはどうでもええやないか。そんなことよりオレにもバリカンやらせてくれや(T-Hawkが突き飛ばす)」
CIMA「オマエらこれで満足か? おいドラゴンゲートで18年も試合してたらいろんな出来事が起こるわ。切り替えが大事やな。T-Hawk、やるか。元々オレ、Gamma、フジイはオマエのしょうもないダーツで入ったんや。オレは人生37年、生きてきて怒るということを少し忘れてたみたいやな。いまブチ切れとるぞ、コラッ! サイバー、YAMATO、それから土井、そっちはその3人やな。こっちはT-HawkがいるんやったらCIMA、T-Hawk、それからオマエにはもう一人日本人の真のパートナーがおったんちゃうんか」
T-Hawk「CIMA、確かにオレの真のパートナーEitaはいつでもこのリングに戻れる準備はできている。T-Hawk、CIMA、そしてオレの相棒Eitaで土井、YAMATO、サイバー、3対3でやってやろうじゃねえか!」
土井「なかなかおもしろいこと言うてくれるやないか。CIMAがT-Hawkと組もうが、T-HawkがCIMAと組もうが、Eitaが帰って来ようが、オレたちは元のマッド・ブランキーで、マッド・ブランキー最強メンバーで大暴走したるからな。オマエら、おいCIMA、覚悟しとけよ(マッド・ブランキーが退場)」
CIMA「土井、最後にこれだけ聞いとけ。CIMAがT-Hawkと組もうが、T-HawkがCIMAと組もうが、T-HawkがEitaと組もうがやと。オマエにその言葉、そっくり返してやろうやないか。土井がYAMATOと組もうが、土井がサイバーと組もうが、土井が問題龍と組もうが、土井がパンチ富永と組もうがオマエは所詮セカンドな男や。これがCIMAのマイクや」
T-Hawk「CIMA、今日の金網、ここまでにいろいろあったけど、マッド・ブランキー、アイツらを協力してぶっ潰そうぜ」
CIMA「オレはこの金網に入るにあたって正直先週、鼻の骨と歯を折ったとき、もうこのリングにはちょっとの間、ましてや1週間で金網になんて上がれるとは思わなかった。でもな、オレらは小さいけどドラゴンゲートのプロレスラーや。プロレスラーというのは常識の範囲では収まらんのや。このリングに魂込めて立つ以上はオマエがオレの鼻を攻撃したのも正解や。アイツらがオレを裏切ったのもある意味正解や。でもな、オレらはプロレスラーや。魂込めてなんぼなんや。いまモニター見たら、(頭が)ツルツルやないか…。ええっ? これ全国流れてますんか? はぁ…。全国生中継? …プロレスラーというのは悲壮感もすべてポジティブに変えるんや。いいか、いまオレは歯がない。鼻折れてる。髪もない。コレもCIMAや。よう覚えとけ。(このあと肝心なところでマイクの音が切れる)。こういうところでマイクが切れるのもCIMAや。T-Hawk、これを機に言うとくぞ。オマエはこんなところでくすぶってるんちゃうぞ。いまドリームゲートチャンピオンのB×Bハルク、鷹木信悟、YAMATO、ブレイブゲートチャンピオンの戸澤陽、それから土井成樹、吉野正人。この6人がドラゴンゲートの最前線や。オマエはT-Hawk、7番目の男でいいのか? そうやないやろ。オマエ以上にオマエを応援してるファン、それからドラゴンゲートのファンはT-Hawkが7番目の男ではなく、当たり前のようにあの6人の中に入ってオマエがゴボウ抜きする姿が見たいんや。T-Hawk、24歳。CIMA、37歳。CIMAは24歳の時に何回も神戸ワールドのメインにも立った。どこの大会でもメインに立った。オレみたいにこんな見ろよ。これができてオマエにできないわけないんや。今日はちょうどいい機会やないか。オレはすべてのことに決着をつけるつもりでここにきたんや。今日これだけの、入りきれんぐらいのファンが見に来てくれたんや。最高に魂のこもったマイクで、最高の気持ちにさせて、みんなを気持ちよく帰してやれや」
T-Hawk「CIMA…いや、大島さん。オレはいまのいままで大島さん、あなたと激しくやり合ってきたけど、オレは若手の頃からずっと、あなたはあこがれの存在でした。だけど、そのあこがれの背中、メキシコ遠征を機にあこがれじゃなくて、追い抜きたい背中に変わりました。あなたが言ったとおり、オレは絶対に7番目の男では終わらない。オレはこれから一生懸命ドラゴンゲートの未来を担う選手になってこのドラゴンゲートを引っ張っていきます。最後にここまでオレを引っ張ってくれた大島さん、ありがとうございます。そして今日こんなにたくさんのお客さん、足を運んでいただいてありがとうございます。このオレ、T-Hawkはこのドラゴンゲートの未来を担う選手になってまた一段と大きくなってこの愛知県体
育館に帰ってきますので、その時はまた熱いご声援よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました!」
【CIMAの話】「メチャクチャ痛い思いしたけど、痛い思いも恥ずかしい思いもいろいろあったけどな。DEAD or
ALIVE。これ結果だけ見たらCIMAは死んだのかもしれんけど、ドラゴンゲートとして完全に100%生き残ったな。相当な思いしたけど、やっぱり時代は動いてるんや。それに抗うのもオレらやし、それに従うのもオレらや。抗って(×5)、最後T-Hawkにこういう形になったけど、アイツは7番目の男になってもしょうがないんや。そんなもんでドラゴンゲートは何も変わらへんのや。CIMAがもう一回、あの6人に入っていっても望月成晃が入っていってもドラゴン・キッドが入っていっても、それでは時代は変わらんのや。24歳のT-Hawkがやらないと意味がない。これでまた新しい時代ができたときにオレらはオレらでまた仕掛けに行くから。これで絶対オレらは死なんから。Gammaも死なん、ドン・フジイも死なん。今日負けたけどドラゴン・キッドも死なんやろ。オレらは必ず仕掛けにいくから。ドラゴンゲート、時代は動いてるけど、まだまだ動くで」
【T-Hawkの話】「オレが今日リング上で言ったことがすべてです。CIMAはずっとオレのあこがれの存在でした。だけど、そのあこがれの存在の背中、いつかは追い越さなきゃいけない。新世代と言われている6人、その中の次の7人目って言われているようじゃ、順番待ちをしているようじゃこれからのドラゴンゲート、未来はないと思ってる。オレが一気にアイツら6人、新世代ゴボウ抜きして、必ずこのドラゴンゲートの未来を担っていく選手になるからな」
【土井、YAMATOの話】
土井「アイツら何様や!? オマエらな、CIMA、Gamma、フジイ。オマエらひろっもらった身やろ。それなりの立場ってものがあんのや。わきまえろ。パンチ富永、問ちゃんよりも下やって言うたよな。マッド・ブランキーのBチームや。そのオマエらが今日のビッグマッチで結果を残さんかった。ラストチャンスに結果残さんかった。当然の結果やろ、おいCIMA。なかなか坊主似合ってるぞ。CIMAとT-Hawk、それにEitaが帰ってくる? そんなのどうでもええんや。最初だけやそんなもん。こっちは元からのマッド・ブランキー最強メンバー、俺とYAMATOとサイバー、モノが違うんや。ここで一発で終わらせてやる」
YAMATO「とりあえず髪を守ったし、マッド・ブランキーは元の形に戻った! イエーイ! ウィー・アー・マッド・ブランキー!」
今年のドラゲー愛知大会はメインに金網戦が組まれたのもあって、業界用語でいう「逆取り」となり、第3試合からドリーム選手権が組まれ、ハルクに同期のサイバーが挑戦した。
序盤からパワーで押すサイバー、豪快なデットリードライブからダイビングエルボーと猛ラッシュをかけつつも、ハルクの顔面をロープでこするラフを織り交ぜて先手を奪う。
先手を奪われたハルクはロープ越し のスピンキックからコーナー最上段からのニールキック、踵落としから水面蹴りのコンポ攻撃、その場飛びフェニックススプラッシュと反撃する。
パイナップルボンバーを放つサイバーに対しハルクはマウスで応戦するが、サイバーはファイヤーサンダーで突き刺すとコーナーからのダイブを狙う、しかしニールキックで阻止したハルクは雪崩式キャプチュードを決める。
ハルクは踵落としからファーストフラッシュを決めカバーに入るも、レフェリーのカウントをセコンドの富永が阻止、サイバーはショートレンジのパイナップルボンバーを乱打した後でサイバーボムを決めるもカウントは2となる。
サイバーはパイナップルボンバーを狙うがキャッチしたハルクは変型水車落としを決めてからファー ストフラッシュを決め3カウント、試合タイムは7分とドリーム誌上最短タイムでの決着となるも、試合後はハルクはもう一つ浮かぬ顔だった。
第5試合のトライアングル王座をかけての3WAY戦は土井がバカタレ・スライディングキックでU-Tを破りミレニアルズを退場させた後で、フジイとGammaの攻撃が連続して土井に誤爆する、今度は土井がススムを羽交い絞めにしてGammaに竹刀攻撃を促すも、ススムは脱出してGammaは誤爆かと思いきやしっかり土井を狙って殴打し、最後はススムがジャンボの勝ちを決めてジミーズが防衛も、フジイとGammaはセコンドの問題龍にも攻撃をくわえ、この時点でマッドブラン キーの分裂、金網戦も大きく左右することも必至となった。
メインは愛知大会名物となった「マスカラ・コントラ・カベジェラ 金網サバイバル 6WAYマッチ」、今年は新ルールが設けられ
◦この試合に負け残った金網戦エントリー当該選手(T-Hawk、CIMA、鷹木、Kzy、YAMATO、斎藤)、そしてそれに付随する指定選手、その両者にマスク剥ぎもしくは髪切りの可能性があるダブルリスク制度と致します。
◦なお指定選手は、当該選手が金網戦において他の選手からフォール・ギブアップを奪えば、そのリスクが解除となる。ただし、フォール・ギブアップをとられた選手は失格とはならず、そのまま最後まで試合は続行される。
◦金網戦に出場する当該選手は、それぞれ指定選手のリスクを解除するまでは金網上の旗を獲ることが出来ない(※つまりエスケープすることが出来ない)
つまり最初にフォールかを奪った選手は指定選手のリスクが解除と共に 金網上の旗を獲ることが出来るルールとなり、CIMAの指定選手はフラミータ、鷹木はハルク、Kzyは戸澤、YAMATOは望月、斎藤了はキッド、T-Hawkは土井と吉野となり、指定選手が二人となったT-Hawkだけ1回ずつフォールかギブアップを奪わなければいけなくなった。
まず試合が大きく動いたのはCIMAが巻き投げからの丸め込みでKzyから3カウントを奪い、フラミータの指定が解除され、旗を奪いに行くがキッドが自分の美声?を録音したラジカセを大音量できかせ阻止する。
次は金網外の戸澤がKzyに攻撃を加えようとしたが鷹木に誤爆しKzyがスカイデスクールボーイ丸め込み、戸澤の指定が解除、次に斎藤がYAMATOの全知全能のフランケンシュタイナーから丸め込み合戦となって斎藤が制して3カウントを奪いキ ッドの指定が解除、その間にKzyが旗を奪いエスケープに成功する。
次は鷹木がナイトライド狙いのT-Hawkを鷹の爪で丸め込み3カウントでハルクの指定を解除、鷹木はそのまま金網へ昇り土井や富永の妨害を振り切って旗を奪いエスケープに成功する。
次はT-HawkがCIMAに土井ばりのバカタレ・スライディングキックからの吉野ばりのソル・ナシエンテでタップを奪い吉野の指定は解除されるも、もう1回勝たなければ土井の指定は取れない。
次は斎藤が旗を奪いにかかりYAMATOが阻止しようとすると、学ランを着たフジイが駆けつけ援護し斎藤が旗を奪いエスケープに成功、その間にYAMATOがT-Hawkにギャラリアを決め3カウントを奪い望月の指定が解除される。
そしてYAMATOが八木レフェリーと交錯してKOしてし まうと、金網の扉を開けた土井が介入してイスをリングに投げ入れロープを外すなどしてリングを破壊、YAMATOとCIMAが旗を奪いにかかり土井がCIMAの腕を布テープで固定して阻止しYAMATOが旗を奪ってエスケープする。
リング内はCIMAとT-Hawkだけとなり、外からGammaがパイを投げるなどしてアシストするもT-Hawkはアギラからのロボでギブアップを奪い土井の指定は解除され、CIMAは金網角の鉄棒に逆上がりしてのメテオラを連発するが、T-Hawkはイス盛りの上でのアンヘルからナイトライドを決めCIMAをKOし旗を奪取してエスケープ、結局CIMA一人が負け残りとなった。
試合後は斎藤は躊躇するも他の4選手が容赦なくバリカンでCIMAの髪を刈り上げ丸坊主にするだけでなく、土井はCIMA、フジイ、Gammaらに対してマッ ドブランキー追放を宣言も、T-HawkがCIMAらの共闘を持ち掛けミレニアルズとの連合軍でマッドブランキーとの抗争へと突入していった。
結果的にはマッドブランキーの分裂は予想通りといったところ、CIMAらを取り込んだものの人数が増えるとまとまりを欠けてしまう。
ミレニアルズも勢いが落ちていたがEitaも復帰が決定、共闘とはなったもののCIMAらの今後も未定だけに今後の動きに注目したい。#愛知県体育館 終了! #完売御礼 #感謝^_^ #nowplaying「カーテンコール」#ハヤブサ #DragonGate #ProWrestling #DeadOrAlive2015 pic.twitter.com/f4sXXUJjxU
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2015, 5月 5ククク 愛知県体育館大会は完売御礼・大成功で終了。 髪の毛は守ったが、金網の代償はデカいな。背中が痛い( ; ; ) 明日から、また新たな闘いが始まる! ヒーヒッヒ #dragongate pic.twitter.com/eyrMIA9rOB
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2015, 5月 5試合後の記念撮影。 吉野も戸澤も鷹木もなんとか髪の毛を守りました! 試合のダメージで安静にしてた、しゃちほこBOYもなんとか大丈夫! モンスターエクスプレス、一致団結これからも頑張ります。 明日は山梨でイベントだあ(°_°) pic.twitter.com/vtnnceeHDD
— 鷹木 信悟 (@Takagi__Shingo) 2015, 5月 5