-
[PR]×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
モハメド・アリ
プロボクシングの元世界ヘビー級王者のモハメド・アリさんが3日死去した、享年74歳。アリさんは晩年はパーキンソン病にかかり闘病生活を送っていたが、日本時間の今朝になって呼吸器系病気で危篤状態という一報が流れていた。
今年はアントニオ猪木vsモハメド・アリ戦が実現してから40年が経過することで、実現した6月26日は世界格闘の日と制定され、アリさん自身も余命いくばくもないという話も出ていたことから、せめて6月26日までは生きていて欲しいと思っていたが、あと3週間を前にしてアリさんは74歳の生涯を終えた。
猪木vsアリはアリさんが「東洋人でオレに挑戦する勇気のある者がいないのか」と発言したことから全てが始まった、その話に乗った猪木は新間寿氏と一緒にアリ招聘に動いたものの、実現には様々な障害が立ちはだかっていた。
やっとアリ招聘に漕ぎ着けて来日するも、猪木戦がエキシビジョンだと思っていたアリさん側がリアルファイトだと気づき、慌てて猪木に対してがんじがらめのルールを要求、猪木がルールを飲んで試合となるも、アリ側だけでなく猪木側もいつどちらかがルール破りをやるかどうかでの緊張感が漂っていた。
そして15ラウンド戦い抜き引き分けとなったが、見せ場のない攻防に猪木はバッシングを受け、莫大な借財を背負う羽目になった、そういった意味では猪木vsアリは実現に向けて動き出し、そして試合が終わってからも全てにおいて闘いだったのかもしれない。
猪木vsアリの戦いは後年になってから評価され、猪木のWWE殿堂入りの決め手にもなった、猪木vsアリは二人にとって戦いの中での1ページなのかもしれないが、双方にとって厚みのある1ページだったのではないかと思っている。
ご冥福をお祈りします
PR -
棚橋が大阪城大会を無念の欠場・・・Aブロックは4強が揃って最終戦へ
6月3日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」東京・後楽園ホール 1502人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○バレッタ ウィル・オスプレイ(9分48秒 エビ固め)天山広吉 リコシェ ボラドール・ジュニア◇第2試合◇
▼20分1本
○永田裕志 中西学 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(8分45秒 バックドロップ・ホールド)柴田勝頼 ジュース・ロビンソン ×ジェイ・ホワイト ボビー・フィッシュ◇第3試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○カイル・オライリー(9分58秒 三角絞め)[1勝5敗=2点]×デビット・フィンレー【オライリーの話】「今日は最低限の仕事をした。つまり、勝利ってこと。この『BEST OF THE SUPER Jr.』、残りの試合もすべて俺が勝って、トーナメントを制してやる。フィンレーについては、父親もとても良いレスラーだった。フィンレーは今日、非常に良い試合をしたと思う。俺を追いつめる場面も多々あった。でも、まだ俺の方が上。俺には及ばない。ただ、良い選手だとは思う」
【フィンレーの話】「(※川人に肩をかり、コメントブースに登場すると、椅子に倒れ込む)カイル・オライリーは、去年の『BEST OF THE SUPER Jr.』ファイナリストだった。そして、今年は優勝候補だと思う。だが、一つ言えることがある。カイルに、『SUPER Jr.の闘いの中で、誰が一番苦戦したか?』って聞いたら、『デビッド・フィンレーだ』と言うだろう。みんなは俺の事を弱いと思ってると思うが、それが一番危険だ。その油断が命取りだ。これから、俺の時代が必ず来る」
◇第4試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○ロッキー・ロメロ(8分33秒 片エビ固め)[1勝5敗=2点]×外道
※ノミスギニー◇休憩明け◇
(棚橋弘至が登場)
棚橋「(※大『棚橋』コール)昨日の診断で、全治2か月。左腕に、力が入らなくて、大阪大会を欠場することになりました。ホントに申し訳なく思います(※大拍手)。1日も早くまたこのリングで試合できるように、全力で治療して、完璧に治して帰って来ます(※大拍手&『エール』コール)(ここで、第5試合に出場するオメガたちBULLET CLUBメンバーが登場。オメガが棚橋と対峙し)
ケニー「重要な問題が今起きている。俺は日本語がわからない。だが、お前が言ったこと、それはファンに謝罪をしているのか?それは違うだろ。その前に、俺に謝罪はないのか?お前は、AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズなどが離脱した時、『俺がいるから、新日本プロレスは大丈夫だ!』と言ったのは、お前じゃないか」
すると棚橋がマイクを奪い、
棚橋「シャラーーップ!! シャラーーーップ!! お前が言うなよ!」
ケニー「俺がシャラップ!? ハハハハ。ノー。タナハシサン、ユー、シャラップ」(などと反撃し、いきなり棚橋を暴行。だが、小島&エルガン&ヨシタツ&キャプテンがリングへ駆け込み、棚橋を救出。エルガンがオメガへノータッチトペコンヒーロを見舞い、そのまま第5試合開始のゴングが鳴った。)【棚橋の話】
――苦渋の決断を発表された形になりましたが?
棚橋「ほんとに残念ですね。タイトルマッチが決まってて、それで欠場っていうのは初めての経験だし。ただ、その怪我の具合が、(※左腕を指さし)ここに腱があるんすけど、二頭筋腱っていう。これがほんのちょっとしか残ってなくて、それが痛みの原因で。右は力が入るんすけど、左は全然力が入らなくて。トレーナーの先生も、あのままやってたら、もっと切れてたって。まぁ早く治して、ケニーにリベンジするしかないですね」――棚橋選手が欠場されるぐらいなので、戻れるかなとファンも心配だと思いますが?
棚橋「そうですね。よっぽどのことじゃ欠場しない……今までもそうだったんで。まぁそういうことですね」――先ほどリング上で、ケニー選手が負傷してる腕を攻撃してきましたが、それだけ棚橋選手を強く意識してることを感じますが?
棚橋「まぁボクができることは、今怪我を治すことだけなので、集中します」――『G1 CLIMAX』での復帰を目標とおっしゃってましたが?
棚橋「そうですね。それもギリギリなんですけども、まぁ人よりも回復力が早いので、何とかします」――ご自身がタイトルマッチできなくなった、このインターコンチに関して、代わりの選手など含めて、思うことはありますか?
棚橋「うーん、そうですね。ファンの方のために、タイトルマッチ自体がなくなってしまうのは、残念なので、誰か名乗りをあげてほしいね」――ファンは、また日が昇ることを期待してると思いますが?
棚橋「はい。また昇りますよ。このままじゃ終われないです◇第5試合◇
▼30分1本
小島聡 ○マイケル・エルガン ヨシタツ(6分26秒 エビ固め)ケニー・オメガ バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ×チューズ・オーエンズ
※エルガンボム【エルガンの話】「ケニー・オメガ、お前が言ったこと、すべてを受け止めてやる。そして、すべてを返してやる。アイツは、何度も何度も俺を侮辱して、挑発してきた。だが、次のチャンスを与えてくれれば、必ずケニー・オメガを倒してやる!」
【ヨシタツの話】「オイ、キャプテン!今回ハンターチャンスがきたのは、お前じゃなくて、エルガンだよ」
【キャプテンの話】「何を言ってんだよ。オッ、今日はいっぱい人がいるな。みんな、やるぞ!ハンターチャンス!ハンターチャンス!(※ハンターチャンスと叫びながら、そのまま控室に戻っていった)」
【小島の話】「タナの姿が見られて、たぶんみんな安心してると思います。怪我は大変だけど、必ずまた這い上がってくれると思ってるんでね、やっぱその時に自分たちが、迎い入れられるだけの体制をちゃんと持って、私もそれまでに鍛えておきたいと思います」
【ケニーの話】「エルガンにチャレンジされた……俺は誰のチャレンジでも受けるつもりだった、エルガン以外。アイツは俺にあんなに負けているのに、チャレンジする資格がないだろう。エルガンがもっと強くなっているなら、俺は受けてやるよ。自然の中でするのはキャンプするのは気持ちいいだろ?だけど、1つ、その気分を台無しにするものがある。それは、虫。モスキート。蚊だ。エルガン、オマエはただのモスキートだ。モスキートは、人間を殺すことはできないけれど、刺されたら、かゆくて、面倒臭くて、我慢できない。オマエは、俺にとってそういう存在だ。モスキートだ。危なくはないけれど、面倒臭い。オマエみたいなヤツが、俺に2回もチャレンジするなんて信じられない。エルガン、前の試合の映像をもう1回見てみろよ?オマエは、俺にただ負けただけじゃなくて、完敗だった。それはお客さんも分かってる。1ミリも勝つ要素が無かった。しかも、オマエと闘うのが、ラダーマッチだなんて。ラダーマッチは俺の得意分野なのに、そこでオマエがチャレンジするなんて、もっと無理だ。オマエは俺に何もできない。グッバイ、グッナイ」◇第6試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL(13分14秒 レフェリーストップ)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI
※Skull End◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○BUSHI(10分19秒 片エビ固め)[4勝2敗=8点]×田口隆祐
※エムエックス【BUSHIの話】「さぁ、どうなるよ?この後のKUSHIDA vsサイダル。メインの結果によっては、変わってくるんじゃないのか?これで、最終戦、仙台。仙台だよ、仙台。仙台が、俺の思い通りの結果であれば、並ぶんじゃないのか?数人、並んで、まだまださらに、決勝に上がれる。必ず這い上がるぜ。俺の敗者復活戦は始まったばかりだからさ。Enserio、マジで」
【田口の話】
田口「ハァハァ、セイシをかけるだけで十分だよ、リングでは。セイシをかけるだけで、充分だろ?なんだよ、こんなの顔にかけやがって。こんなもん、顔にかけるために試合してるんじゃねぇんだ。初めから、顔にかけるつもりか?そういうつもりか?顔にかけられる気持ちも考えてほしいもんだ。屈辱的だ、顔にかけられるなんて。こんな顔にいっぱいかけれらるなんて。クッソ、瞬間的に何か見えなくなって。なんか酸っぱいの入ってるのかな?酸味が、酸が入ってるのかわからないな。酸っぱいよ。酸っぱいの顔にかけられた。瞬間的に目が見えなくなって、その隙にやられちゃった、クッソ。しかし、セイシだけ十分だろ、リングにかけるのは。セイシだけで十分なんだよ、生き死にだけで。レフェリーも、『抗議するのが遅い』って言ったんでね。しょうがないよ、終わってしまったから。外道、最後」――最後の外道戦、田口選手が制した姿を待ってるファンもいると思いますが?
田口「そうっすね。セイシをかけて闘い、試合をセイシて。決勝進出を制止されないように、相手を制して、セイシをかけて。セイシはね、リングにかける。顔にかけるもんじゃない。毒霧もそう。とにかく、セイシをかけてるのに、顔にかけるなど、BUSHIだろ?武士道に反するだろ。以上です」◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○KUSHIDA(15分59秒 ホバーボードロック)[4勝2敗=8点]×マッド・サイダル(試合終了後)
KUSHIDA「マット・サイダル、ありがとう。お前は一言言いたいことがあるんじゃないか?」サイダル「コウラクエンホールのファン、そしてKUSHIDA、お前らはほんとに最高だ。このマット・サイダルのポテンシャルを引き出してくれるのは、お前たちがいるからだ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』に、俺は優勝できるかわかないけども、少なくとも、ベルトに挑戦する資格はあるんじゃないか?だから、ベルトに挑戦するチャンスをくれ」
KUSHIDA、「棚橋さんが欠場するって聞きました。でも、全然大丈夫。新日本プロレスには、『BEST OF THE SUPER Jr.』がある。ジュニアがある。そして、KUSHIDAがここにいます。仙台で必ず2連覇して、また後楽園に戻ってきたいと思います。また会いましょう。ありがとうございました」
【KUSHIDAの話】
KUSHIDA「やっぱり1つは、マット・サイダルと闘えて、凄く光栄。試合後、マイクを握ってる姿なんか見ると、アレックス・シェリーそっくりで、間違えちゃうかなとも思っちゃうけど、アメリカでは超大物っすからね。最大限のリスペクトを込めて、闘いました」――ファンもタイトルを懸けての再戦に期待していると思いますが?
KUSHIDA「もうそれは、望むところですね。KUSHIDAの売名行為と受け取ってもらっても構わないですよ。このベルトを世界で広めるためには、マット・サイダルの、何万フォロワーいるのかな?そういうところ、私は貪欲ですから。あとは、BUSHIですね。ちょっと出足つまずいて、成績は振るわなかったけど、内容はタイトルマッチ級の、誰にも文句言わせない、それだけのものを残してきた自負があるんで。闘う前からBUSHIには言っておきますよ。中途半端な手使ったら、本当に、タダじゃ済ませないぞ」
――ベルトを持ちながら、リーグ戦優勝というのは厳しい道だと思いますが?
KUSHIDA「思った以上にキツいですね。やっぱりタイトルマッチ、ここで実績残せばタイトルマッチに進めるっていう、対戦相手の意図をビンビン感じてきましたね。ただ、リングでも言った通り、棚橋さんが欠場。控室でしっかり聞いてました。揺るがないです、新日本プロレス。全部とはいかなかったかもしれないですけど、2つ、3つかな?しっかりメインイベント、ジュニアが張って、観客動員数も会社的に文句ないでしょ?大丈夫です。KUSHIDAにお任せくださいと、胸を張って言いたいですね。新日本プロレスには、ジュニアがいるんだ。『BEST OF THE SUPER Jr.』があるんだ。新日本プロレスにはKUSHIDAがいる。それだけで充分でしょ?あと、もう1つ。必ず、仙台、BUSHI、全然油断してないですよ。公式戦最終戦は何かあるって、しっかり肝に銘じて、大会前のインタビュー、金沢さんにも、オフィシャルのインタビューでも、散々言われましたから。『公式戦最終日は何かある』って。何も、何もというか、KUSHIDAが3年連続、決勝に上がります。以上です」
【サイダルの話】「今日の試合は負けてしまったが、ベストを尽くした。良い試合ができたと思う。今日に関しては、KUSHIDAがベストだ。ベストな俺を倒したからだ。でも、『BEST OF THE SUPER Jr.』、諦めたわけではない。まだ試合は残っている。最後に勝って、『SUPER Jr.』を制するのは俺だ。Bブロックには、オスプレイ、そして、ベストフレンドのリコシェもいる。必ず決勝まで進んで、『SUPER Jr.』を制する。今日は確かに負けてしまった。だけど、これで終わったわけじゃない。俺は、リボーン、マット・サイダル。必ず生き返る。(手を顔の前に合わせて)ナマステ」
本題に入る前に、6月19日大阪城ホール大会での復帰を予定していた棚橋が休憩後に登場、正式に復帰を発表するはずだったが、一転して全治2ヶ月と診断され、ドクターストップがかかり大阪城大会は欠場となった。
棚橋は前日にはマスコミに向けて大阪城大会での復帰をアピールし、大阪城大会のPRにも動いていたことから、復帰のメドが立ったと思われていた、棚橋の左肩はおそらく今までのダメージが蓄積されたものと思われるが、それだけ今までの激闘が半端ではなかったということだと思う。そして挨拶中にケニーらBULLET CLUBが現れて棚橋を襲撃すると、ケニーらの対戦相手である小島組も駆けつけて棚橋を救出して、そのまま試合へと突入、試合はエルガンがエルガンボムでオーエンズを降したが、試合後にエルガンがケニーのラダーを持ち出して、リング中央に設置して登り、ケニーを挑発し棚橋の代わりにインターコンチネンタル王座への挑戦を表明した。
ケニーvsエルガンは4・28博多で対戦し、このときは激戦ながらもケニーが片翼の天使でエルガンを降しインターコンチ王座を防衛したことから事実上の再戦となる。新日本大阪城大会は棚橋抜きで行われることが決定となったが、棚橋の欠場は新日本的には手痛い、おそらくG1も出場回避は必至とみなければならない、だが中邑真輔が新日本を去り、棚橋も欠場で、これまで新日本を牽引してきた二人はいなくなってしまった、その状況の中で新日本がオカダと内藤の時代になったのかどうか、大阪城大会は試される大会になると思う。
本題のスーパージュニア公式戦は6点のオライリーが2点でリーグ戦から脱落しているフィンレーと対戦し、フィンレーはマフラーホールドで先手を狙うも、打撃のコンビネーションから腕攻めでオライリーが主導権を奪い、フィンレーはエルボースマッシュ、フライングフォーアーム、カミカゼで反撃するも、打撃のコンビネーションから低空ニーでフィンレーを黙らせたオライリーがシャープシューターで捕獲する。
劣勢のフィンレーは膝へのキックからマフラーホールドを決め、オライリーの腕十字狙いを切り返してジャーマンで投げる。
フィンレーは再びカミカゼを狙うが、背後にまわったオライリーがスリーパーで捕獲、そしてラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺した後、頭へのストンピングから三角絞めで捕獲しフィンレーはギブアップ、オライリーが2敗をキープする。2敗の田口vs3敗のBUSHIは田口がBUSHIと同じく骸骨マスクで登場し、マスクを脱ぐと唇を緑色に塗りたくって、"ときめき”ポーズでBUSHIを牽制する。
試合開始も田口が押し込んだ際に“ときめき”ポーズで牽制すれば、BUSHIも同じポーズで牽制し、田口が逆ときめきポーズを取るとBUSHIが強襲、田口を場外へ追いやってからトペを発射、リングに戻ってからもBUSHIは突進する田口の股間をトップロープへ叩きつけ、鉄柱を使った電気アンマ攻撃で田口を悶絶させる。
Tシャツをやっと脱いだBUSHIはTシャツを使ってのチョーク攻撃を敢行、更にアトミックドロップからクロスフェースで田口のスタミナを奪いにかかる。
劣勢の田口は回転エビ固めを狙うBUSHIの顔面を低空ドロップキックで捕らえ、ヒップアタックで場外に追いやった後でノータッチトペコンを炸裂、リングに戻ったところで田口は尻をBUSHIの顔面に擦り付けてからヒップアタック連射、ランニングヒップアタック連射。そこからリングを降り、場外からドロップキックと攻勢をかけ、スリーアミーゴズも3回目でBUSHIが着地するが、田口はアンクルホールドで捕獲する。
BUSHIはバサーダから急所蹴りを放つと、ヒップアタックをキャッチしての急所蹴りからBUSHIロールで丸め込むも、フェイント式ニールキックは田口がキャッチしてアンクルホールドで捕獲、だが田口のどどん狙いをBUSHIは回転エビ固めで丸め込み、田口が逆に丸め込んだ
決めたところでBUSHIが毒霧を噴射してからエムエックスで3カウントを奪い、田口は2敗目でリーグ戦から後退してしまう。メインは1敗のサイダルが2敗のKUSHIDAと対戦し、サイダルはリバースインディアンデスロックから鎌固めと足攻めを狙うが、KUSHIDAは腕十字で切り返し、ロープを使ったアームブリーカー、鎌固めとグラウンドで主導権を奪い、サイダルもフランケンシュタイナーで流れを変えようとするが、KUSHIDAは逆エビ固めで切り返してからから、しゃちほこ固めへと移行しサイダルの動きを止める。
劣勢のサイダルはニールキックで反撃し、ローリングソバット、串刺しラリアット、三角飛びジャンピングニーアタックと畳み掛け、KUSHIDAのホバーボードロック狙いも阻止して、ギロチンドロップからその場飛びムーンサルトを投下する。
だがKUSHIDAはハンドスプリング式ニールキックで反撃してサイダルを場外へ追いやると、コーナー最上段からトペコンヒーロを発射、だがリングに戻ってからの腕へのバトンキックをかわされてしまうと、サイダルはヒア・イット・イズ・ドライバーで返す。
サイダルは雪崩式フランケンシュタイナーを決めるが、KUSHIDAが回転エビ固めで切り返してマサヒロ・タナカを狙うも、サイダルはかわしてジャンピングニー、KUSHIDAも浴びせ蹴りで応戦も、ハンドスプリングエルボーはサイダルがリバースフランケンで切り返す。
サイダルはエアーサイダルを狙うが、KUSHIDAがかわすとサイダルは着地、だがKUSHIDAはシェルショックからホバーボードロックで捕らえるが、サイダルが肩関節の柔らかさを生かして脱出しハイキックを浴びせる。
しかしKUSHIDAが再びホバーボードロックで捕らえると、ポジションを変えて絞り、粘るサイダルからやっとギブアップを奪い2敗を堅守、試合後はサイダルがベルトをかけての再戦を要求してリングを後にして、KUSHIDAは2連覇をアピールして大会を締めくくった。これでAブロックは残り1試合となり、2敗のKUSHIDA、田口、サイダル、オライリーがトップのままで仙台大会を迎えることになった。6日の仙台大会ではKUSHIDAはBUSHI、田口は外道、サイダルはフィンレー、オライリーはロメロと対戦する。田口に勝ったBUSHIは可能性は残ったものの、サイダル、オライリーに敗れ、BUSHIがKUSHIDAに勝ったとしても二人が勝ってしまえば脱落となることから、組み合わせ的にはサイダルが有利か、果たして7日の優勝決定戦には誰が進出するのか?
-
吉野が土井を破り二連覇をアピールも、鷹木の暴言にしゃちがキレた!
6月2日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2016」東京・後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
新井健一郎 ○U-T(6分25秒 サムソンクラッチ)山村武寛 ×石田凱士◇第1試合◇
▼20分1本
○戸澤陽 ビッグR清水 しゃちほこBOY(8分28秒 高速ジャーマンスープレックスホールド)望月成晃 ジミー・神田 ×ジミー・クネスJ.K.S◇第2試合◇
▼20分1本
パンチ富永 ○エル・リンダマン(5分12秒 ロコモーション式タイガースープレックスホールド)×問題龍 Kotoka◇第3試合◇
▼「KING OF GATE 2016」Cブロック公式戦/20分1本
[2勝1敗=4点]○T-Hawk(9分18秒 エビ固め)[3勝2敗=6点]ドラゴン・キッド
※ナイトライド【T-Hawkの話】「KOG3戦目、これで2勝1敗。4点。決勝トーナメントに必ずオレが残る。準優勝、準優勝、そして今回のキング・オブ・ゲート2016、3度目の正直。優勝するのはこのオレ。T-Hawkだ」
【キッドの話】「クソッ。Cブロック、単独首位で、まあKotokaはまだ全然終わってないみたいだけど、アイツは抜きにして、間違いなくオレが。でもまだあとは残ってる人間の結果次第なんで。神頼みとかそういうのはオレは好きじゃないですけど、こうなった以上は結果は甘んじて受けますよ。T-Hawk、クソッ、この連戦の中でのキング・オブ・ゲート、キツいわ。昨日のサイバーのダメージも…いや、違う! こんな言い訳ダメだ! もっと前向きに、まだまだ、オーバー・ジェネレーションで盛り上がれー!」
◇第4試合◇
▼「KING OF GATE 2016」Aブロック公式戦/20分1本
[2勝2敗1分=5点]○ドン・フジイ(12分12秒 外道クラッチ)[2勝2敗=4点]×YAMATO【YAMATOの話】「クッソー! キング・オブ・ゲートの公式戦なのに、まんまとフジイの術中にはまっちまった。信じたオレがバカだった。まぁいい。とりあえずキング・オブ・ゲート、可能性あるんだろ。残り1つ勝つ。他力本願になるのは悔しいけど」
【フジイの話】「この1勝は大きいぞ。大きすぎる。普通の1勝と違う。本当5勝10勝にも値する価値やな、今日のは。なんかYAMATO、どうしたんや。オマエらしくないやんけ。握手? オレらに握手なんていらないだろ。水に流すとかさ、今までの関係性? 水に流すような握手っぽかったけど、オレはそんな気持ちサラサラないからな。闘いや。オマエとはどっちかがやめるまで闘いや。オレはずっとこの気持ちを忘れないでやっていく。絶対優勝させへんからな。優勝させてたまるか」
◇第5試合◇
▼30分1本
CIMA Gamma ○ピーター・カッサ(6分20秒 体固め)×堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤"ジミー"了 ジミー・カゲトラ
※カッサトルネード◇第6試合◇
▼「KING OF GATE 2016」Bブロック公式戦/20分1本
[2勝1分=5点]○Eita(17分36秒 アポカリシス)[2勝2敗=4点]×ジミー・ススム【Eitaの話】「勝ったぞ! 戸澤陽に引き分け。CIMAに勝って、ジミー・ススムに勝った。あと誰がいる。問題龍? このBブロック、100%勝ち上がるのはこのオレ。Eitaだ」
【ススムの話】「チクショー、もう今日ね、勝ったらかなり決勝進出近くなったと思うんで。あーチクショー。もう体も正直、右(腕)だけじゃなくて左(腕)もキツイです。でもまだ、どうなんですかね。Bブロック。もう決まってるんですか? まだ? あと神戸のCIMA、絶対勝って。まだオレあきらめないんで。この体がどうなろうとオレはまだKOG捨ててないですよ」
◇第7試合◇
▼30分1本
鷹木信悟 谷嵜なおき ○"brother"YASSHI(17分51秒 ラ・マヒストラル)B×Bハルク ×Kzy ヨースケ・サンタマリア◇第7試合◇
▼「KING OF GATE 2016」Dブロック公式戦/20分1本
[3勝1敗=6点]○吉野正人(16分45秒 ソル・ナシエンテ改)[1勝3敗=2点]×土井成樹(試合終了後、ヴェルセルクがなだれ込んで吉野を暴行。するとトライブ・ヴァンガードが登場。)
戸澤「ヴェルセルク、オマエらむちゃくちゃしすぎや! そしてトライブ・ヴァンガード、オマエら新しくできたユニットなのに、なにしにきたんや。引っ込んでろ」
YAMATO「戸澤、関係ないだろ、オレたちが? おおありなんだよ。先月後楽園で、鷹木信悟との試合のあとにそこにいる吉野が、関係もないのにチャチャ入れてきたのがそもそもの原因だろ。それと鷹木信悟、土井成樹、そしてヴェルセルク、オレを追放した怨みはまだまだ忘れてねえからな! オマエらぶっ潰すまで。とことんやってやるからな」
鷹木「なにがぶっ潰すだ! どの口がそんな偉そうなこと言ってんだYAMATO。先月の後楽園はオレに負けて、そして今日はオッサンのフジイに負けたらしいな! YAMATO、おめえは相変わらず情けねえ男だな。それに組んでるのはカスのKzyにカスのマリア、それにケガ人、リハビリ中、絶不調のB×Bハルクか? オマエらなんかな、いつでも潰してやるぞこの野郎!」
戸澤「鷹木信悟、だれ見て話しとんねん。コイツらは関係ないんや! ヴェルセルクとモンスター・エクスプレスの闘いや。オレたちだけ見てたらええんや」
鷹木「モンスター、オマエらなんかどうでもいんだよ。オマエら眼中ねえんだよ! オレも元モンスターにいたからよ、はっきり言ってやろうか、この際だからよ。T‐HawkやビッグRみたいなデカいヤツがいるのは、それはなかなかのもんだよ。だがな、オマエがいつまでたってもユニットとして上にいけない理由、わかるよな? なぜならド素人のしゃちほこBOYがいるからだよ! こんなド素人がいるからユニットとしていつまでたっても上にいけねえんだよ。オマエもわかってんだろ、戸澤? わかってんだろ、コイツがダメってことを」
YAMATO「戸澤、黙ってろ。おい鷹木信悟、さっきオマエがオレに言った言葉には、返す言葉もないけどな、先日の札幌大会で、ここにいるKzyにオマエがキング・オブ・ゲート公式戦で負けたことも付け加えさせてもらうからな。(会場拍手)戸澤、オレたちは確かにできたてのユニットだ。だからな、引くことはできねえんだよ。オレら絶対に引かないからな」
戸澤「オマエら関係ないから帰れって言っても帰らんのやな?」
YAMATO「帰らん」
戸澤「帰らへんのやな?」
YAMATO「帰らん」
戸澤「帰れや、オマエら!」
YAMATO「帰らん!」
戸澤「帰らへんのやな! それやったららちあかんから、もう3チーム対抗でやるしかないやろ? ただでやってもおもろないからよ、DRAGON GATE名物、6人タッグ3WAY、どうですか!?」
鷹木「6人タッグでも3WAYでもなんでもやってやろうじゃねえか。オマエらまとめてヴェルセルクが潰してやるよ。オレたちからは、このオレと土井成樹と“brother”YASSHIの3人でいかせてもらう」
YAMATO「だったらオレたちは、YAMATO、そしてB×Bハルク、Kzyの3人でいかせてもらうからな!」
戸澤「じゃあオレたちモンスターは、激しい闘いしてすぐで悪いけど、吉野さん、いけますか!?」
吉野「戸澤、当たり前やないか。そっちには土井もいてれば、カス野郎、オマエもいてるからな。それとあと一人いるよな。しゃちぃ! オマエ、鷹木信悟に毎回毎回バカにされてよ、ここで動かんかったらいつ動くねん? いけんのかオマエ?」
しゃち「ヴェルセルク、オマエらさんざんオレをバカにしやがったな。オレもやるときはやってやるからな。特に鷹木信悟! オレはな、オマエにバカにされるのが一番むかつくんだよ!」
鷹木「オマエはっきりしゃべれこの野郎! 何言ってるかわからねえんだよ! 冗談で言ってんじゃねえぞ。アオリで言ってんじゃねえぞ。オレ、ガチで言ってんだぞ。わかってんのかオラ。お荷物。ここは素直に手を上げて、辞退した方がオマエのため、モンスターのため、DRAGON GATEのためなんだよ。お荷物、お荷物、下がれ
しゃち「(しゃちが鷹木に張り手。)オマエ、人をバカにすんのもいい加減にしろ! なんでもいいよ! 6人タッグ3WAYやってやろうじゃねえか!(と言ってマイクをたたきつけると、マイクがバウンドして客席まで飛んでいく。モンスターが暴れるしゃちを止める。)
八木本部長「待って! 落ち着いて! オイオイ! わかったから! よし、それじゃあ次回後楽園ホールで6人タッグ3WAYやってもらおうじゃねえか! しゃち、オマエの意地見せてもらうぞ! 決定します!」
戸澤「これはあくまでもヴェルセルクとモンスターの闘いやからな。オマケのオマエらも潰したるからな! 覚悟しとけ!」
YAMATO「おいモンスター、ヴェルセルク、後楽園ホールの皆さん、オレたちトライブ・ヴァンガードはたしかにできたてのユニットだけどな、だから引くわけにはいかないんだよ。ヴェルセルク、モンスター・エクスプレス、オレたちの前に立ちふさがるんだったらな、オマエらもぶっ潰してやるからな。覚悟しとけ!」
(トライブ・ヴァンガードが退場。YASSHIがエプロンから地声で「今日はこれぐらいで勘弁しといたろ、カス野郎!」と叫び、ヴェルセルクも退場。)
吉野「オマエら勝手に来月の話ばかりしてるけど、オレの勝ちはどこにいったんや? こんなにしんどい思いしてメインイベント勝ったんはオレやぞ!(吉野コール)皆さん、遅い祝福ありがとうございます。勝った瞬間いきなり襲われまして、勝ちの余韻も消されまして、みんなもうオレが試合したの忘れてたでしょ? とりあえず今日は土井成樹に勝ちましたよ。今までヴェルセルクにやりたい放題やられて、後楽園も毎回バッドエンドで終わって、みんな、今日はオレが土井成樹にギブアップ言わせて、すっきりしたやろ!? オレもすっきりしたけどな、なんかそれ以上にオレはしゃちくんが鷹木信悟を張り飛ばしたのが一番すっきりした」
戸澤「ねえ。マイクってあんなに飛ぶんですね?」
吉野「お客さんナイスキャッチやからね。しゃちくん、マイク投げたらアカン。マイクは大事に扱わないと。これをもって歌う人もいるんだから。まあね、いまキング・オブ・ゲートやってますけど、得点状況、モンスターはどんな感じですか?(戸澤に)今日公式戦は?」
戸澤「公式戦はなかったです」
吉野「試合したんですか? 涼しい顔してるけど」
戸澤「しましたよ! 第1試合で勝ちましたよ」
吉野「勝った? おめでとうございます」
戸澤「今日勝っても得点もらえへんから」
吉野「清水君は?」
清水「(戸澤と)一緒に闘いました、今日」
戸澤「得点状況言わんと!(笑)」
清水「3勝1敗です。6点」
吉野「まあね、ボクと清水君は同じブロックでね、ボクも今日、土井成樹に勝って3勝1敗なんですよ。並びました。ボクの最終戦はサンボーホールでエル・リンダマンが待ってますから。清水君は?」
清水「小倉で堀口元気です」
戸澤「これあるで」
吉野「まあね、清水君と堀口元気がシングルで闘ったら、ボクは堀口元気のセコンドについてH.A.Gee.Mee!!コールします」
清水「え? おかしくないですか?」
吉野「え?って普通そやろ」
清水「仲間じゃないですか」
吉野「1対1、決勝に上がれるのは一人なんですよ」
清水「仲間…仲間…」
戸澤「ちゃんとしゃべれ! なにその、居酒屋で話してるみたいな。ちゃんとしゃべれよ!」
吉野「一生懸命なにか言おうって考えてるのがわかるからさ(笑)。突っ込んでくれて助かったよ。Tくんは?」
T‐Hawk「(吉野の持つマイクに顔を寄せて)2勝1…」
吉野「自分でマイク持てよ! コイツね、オレより10個も下でキャリアも10年のくせに先輩にマイク持たせてしゃべるんですわ。ええ加減にしとけよ。ええけど(とT‐Hawkの口元にマイクを差し出し)しゃべってええよ」
T‐Hawk「2勝1敗の4点です」
吉野「まあね、いよいよ来週の日曜日ですか、決勝は。まだ決勝トーナメントはだれも決まってないんですけど、今日勝った勢いを利用して言わせてもらうなら、2015年のキング・オブ・ゲート優勝したのはこの吉野正人ですよ。今年も優勝したら2連覇。2連覇できるのは去年優勝したオレしかいない。2連覇やりますよ。まあ最後にね、ボクの試合をぶっつぶして君たちがマイクしてくれたおかげで来月のカード決まりましたね。ヴェルセルクとモンスターとトライブ・ヴァンガードですか。6人タッグ3WAY決まりましたので。しゃち君、この勢いを来月、鷹木信悟にぶつけてくださいよ。また張り飛ばしたっていいんですから」
戸澤「マイクは投げたらアカン!」
吉野「マイクは投げたらアカンよ。まあね、また来月もこのメンバーで盛り上げていきたいと思いますので、また来月もここ後楽園ホールでお会いしましょう。今日はありがとうございました!」
【土井の話】「キング・オブ・ゲート? もう終わったんや。それよりも来月、決まったよな。6人タッグ3WAY。ちょうどいい機会。モンスターとあともう1つ名前憶えてないけど、まとめて倒してやろうやないか。ちょうどいい機会や」
【鷹木の話】「YAMATO、ハルク、Kzy、マリアは眼中にないけどよ。モンスター、オマエらも眼中にないって思ってたけど、しゃち! よくもアゴ狙ってやりやがったな。今日のその張り手、何倍にもして返してやるからな」
【YASSHIの話】「リングの下に埋葬してやる、カス野郎」
【吉野の話】「よーし、キング・オブ・ゲート公式戦、後楽園のメインで土井成樹対吉野正人、シングルマッチ、土井にギブアップ言わせて、今まで土井にはやりたい放題やられてたけど、これでひとつ返したぞ。この先、来月の後楽園でも新ユニットも入れて6人タッグ3WAY決まったからな。しゃちクンが今日あれだけ怒ってるから、来月どんなしゃちで出てくるか楽しみにしといてくれや」
いよいよ後半を迎えた「KING OF GATE 2016」、ここまでの公式戦の経過を振り返ってみる。【KING OF GATE 2016 得点状況 (06/02現在)】#DragonGate #ProWrestling#KingOfGate2016 pic.twitter.com/lwnsPt40UH
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2016年6月1日Aブロックは鷹木とKzyが5点でトップで1点差でYAMATOが追いかける展開となった。驚いたのはKzyの躍進、今までは脇役としてのイメージが強かったが28日の札幌大会で鷹木を破る金星を挙げたことで、鷹木と並んで同点トップになった、31日の宇都宮大会では同門のYAMATOには敗れてしまったものの、Kzyは鷹木を破ったことでドリーム王座への挑戦の道も開いたと思う。
Bブロックは5点の戸澤がトップでCIMA、ススムが1点差、Eitaが2点差で追いかける展開となったが、戸澤は残り1試合で公式戦は終了し、CIMAとススムは残り2試合、Eitaも残り3試合となっているため逆転の可能性がある
Cブロックは6点のキッドを5点の望月が追いかける展開でキッドは決勝トーナメントに王手をかけた状態、T-Hawkはまだ公式戦2試合しかこなしていないことから逆転の可能性もある
DブロックはGammaと清水が6点でトップ、2点差で吉野、堀口が追いかける展開。ただGammaは一足先に全公式戦を終えており、残り2試合の土井もまだ可能性を残していることから、どんでん返しの可能性もある。
まずCブロック公式戦でキッドとT-Hawkが激突、キッドはスピーディーな動きでT-Hawkを翻弄するが、T-Hawkは逆水平で流れを変える、キッドはスワンダイブ式ミサイルキックからダイヤモンドダストを狙うが、強引に持ち上げたT-Hawkはアギラを決め、雪崩式を狙うがキッドはスーパーフランケンシュタイナーで切り返す。
T-Hawkはナイトライドを狙うが、キッドはデジャヴで切り返し、バイブルを決めるも、クリアしたT-HawkはBTボム、ナイトライドで3カウントを奪い、キッドは6点で全公式戦終了、T-Hawkは4点目を獲得して望みをつなげる。Aブロックの4点のYAMATOvs3点のフジイは、場外戦でフジイが先生するも、リングに戻って打撃戦の際にフジイは脚を痛めてしまうが、フジイは構わず逆水平やグーパンチを打ち込んでいく。
だがYAMATOはドラゴンスクリューでフジイの動きを止め、ミサイルキックからgo 2 Hospital IIで攻勢をかけるも、突進したところでフジイは空中胴締め落としで迎撃する。
フジイはラリアットからチョークスラムを連発、串刺しラリアットから雪崩式チョークスラム狙いは、YAMATOが雪崩式フランケンシュタイナーを決めるが、フジイはジャパニーズ・レッグロールクラッチで切り返し、更に外道クラッチで丸め込んで3カウントを奪い、フジイは5点目を獲得で全公式戦を終了、YAMATOは2敗目となり手痛い一敗を喫する。Bブロックの4点のススムと3点のEitaが対戦し序盤はEitaがグラウンドで長時間ススムを苦しめるが、ススムが断崖式ブレーンバスターで反撃してから、リングに戻ってから垂直落下式DDT、変形コブラクラッチで反撃するも、Eitaもスワンダイブ式ミサイルキックでススムを場外に追いやってからアルトデバスタを発射するなどリードを許さない。
リングに戻ったEitaはジョン・ウー、その場飛びムーンサルトを決めるが、イダルゴ狙いは阻止されるも、Eitaは腕固めへ移行、だが突進したところでススムがコーナーへのエクスプロイダー、雪崩式エクスプロイダーと攻勢をかけ、ジャンボの勝ち!をブロックされてもローリング式ジャンボの勝ち!を浴びせる。
ススムは再びジャンボの勝ち!を浴びせるが、固めたところでEitaがNumero Unoで切り返しすも、長時間耐えたススムは雪崩式デスバレーボムからジャンボの勝ち!で追い詰める。
ススムは夢限を連発するが、Eitaはトラースキックで返し、ススムはジャンボの勝ち!から固めにいくも、Eitaは変形Numero Unoこと新技アポカリシスを決めススムはたまらずギブアップ、Eitaが5点目を獲得しススムは2敗目で後退してしまう。メインはDブロックの5点の吉野vs2点の土井が対戦、久々の土井吉対決となったが、吉野が入場でのアピールの際に背後から土井が強襲して試合開始となり、場外戦ではVerserK勢も介入して吉野を痛めつけ、更にレンチまで持ち込んで殴打し土井コールを煽るも館内はブーイングを浴びせる。
土井はコーナーバックルを外して、剥き出しの金具に吉野を叩きつけ、吉野が反撃を狙ってもKotokaの介入で阻止されてしまう。
両者は読み合いとなるが、土井のリーブブロックを吉野がドロップキックで撃墜してから、場外に落ちた土井に吉野がムーンサルトアタックを発射、だがリングに戻ってからのミサイルキックかかわされると、土井はスパインバスターから大暴走を決め、タイガードライバーから吉野を踏みつけ。吉野のスワンダイブ狙いも土井がチョップを浴びせて阻止する。
土井はコーナーからのサマーソルトドロップを狙うが、吉野がかわすと逆にミサイルキックを発射、だが土井もゆすらずDOI555からバカタレスライディングキックを狙うが、かわした吉野がトルベジーノを決め、ソル・ナシエンテへと移行するが、逃れた土井はバカタレスライディングキックを浴びせる。
両者は張り手など打撃戦となるが、吉野のライトニングスパイラル狙いは土井が阻止、ならば吉野はラリアットから雪崩式ライトニングスパイラルを狙うも、脱出した土井が雪崩式タイガースープレックス、DOI555からバカタレスライディングキックを浴びせる。
土井は奥の手であるマスキュラーボムを狙うが、吉野が振りほどくも、ここでYASSHIがボックスで一撃し、土井がV9クラッチ狙いで丸め込むが、吉野がソル・ナシエンテで切り返し、そのままソル・ナシエンテ改へ移行、VerserK勢がカットを狙って介入しようとしたが、戸澤らモンスターエクスプレスが阻止して、土井は無念のギブアップ。吉野が勝利し土井はリーグ戦から脱落となった。試合後のVerserK勢が乱入して吉野を袋叩きにすると、モンスターエクスプレスと乱闘になるが、そこでYAMATOらによる新ユニット、ドライブヴァンガードが駆けつける。
3ユニットがそれぞれ睨み合いや挑発合戦となるが、鷹木が7月の後楽園で6人タッグによる3WAY戦を提案すると、メンバーはVerserKは鷹木&土井&YASSHI、ヴァンガードからはYAMATO&ハルク&Kzyのトップ3が出場となるが、モンスターは吉野&戸澤&しゃちとなると、鷹木がしゃちをモンスターのお荷物よばわりしたため、しゃちが激怒して鷹木に張り手を浴びせて一触即発となる。
そしてVerserKとヴァンガードが下がってモンスターだけが残り、吉野がKING OF GATE制覇
をアピールして大会を締めくくった。リーグ戦は、Aブロックが鷹木とKzyがトップのままで、BブロックはEitaが戸澤と並び、Cブロックはキッドがトップのまま全公式戦を終え、Dブロックは清水とGammaを吉野が追いかける展開となった。
-
リコシェがBブロック単独トップで終盤戦へ・・・タイガーを速攻で降したライガーに奇跡が起こるか?
6月2日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」愛知・名古屋国際会議場 イベントホール 1450人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○YOSHI-HASHI ロッキー・ロメロ(8分8秒 バタフライロック)田口隆祐 デビット・フィンレー◇第2試合◇
▼20分1本
○柴田勝頼 KUSHIDA ジュース・ロビンソン キャプテン・ニュージャパン マット・サイダル( 11分16秒 体固め)永田裕志 天山広吉 中西学 ×ジェイ・ホワイト カイル・オライリー
※PK◇第3試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○ボラドール・ジュニア(10分28秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×チェーズ・オーエンズ
※雪崩式フランケンシュタイナー【ボラドールJr.の話】「これでまだまだ可能性はある。1対1なら負けない。マスクを取ったらどうなるか、わかったはずだ。俺はCMLLを代表して、ルチャドールを代表して、メキシコを代表して、ここに来てるんだ。必ずや最後まで勝ち残る。俺が優勝しないと思ってるヤツに、まだまだ予想しないことを見せつけてやる」
【オーエンズの話】「これで俺をやっつけたと思ってるのか? これで2勝3敗か……。でもまだ2試合残ってる。この2試合に勝てばいいだけだ。確かにこれでさらに大きなプレッシャーが押し寄せてくる。だけど、そんなプレッシャーに押し潰されるわけにはいかない。そのプレッシャーをも味方につけてやる。これはチェーズ・オーエンズがさらに高みに行くために避けられない道なんだ。そのために最高のパフォーマンスを見せつけてやる。こんなプレッシャーなんか跳ね除けて、この『BEST OF THE SUPER Jr.』に優勝する。ボビー・フィッシュ、リコシェ、お前ら2人とも、パッケージパイルドライバーの餌食になるんだ」◇第4試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○獣神サンダー・ライガー(1分11秒 グラウンドコブラツイスト)[2勝3敗=4点]×タイガーマスク【ライガーの話】
ライガー「誘い水、しっかりはまったね。いきなりトペきた瞬間に、勝ったなと思いました。へへへへ。もうたぶん、タイガーの性格ならイケイケ、押せ押せで来るとわかってたし、あそこで俺が(リング下に)落とされて、彼が待ってる状態ならグラウンド(の展開)に入ってたと思う。あれで飛んできた時点で、俺の勝ちだ。まあ、そういう感じだよ。俺は『どんな手を使ってでも勝ちにいく』って言ってる。その言葉通りよ。ちゃんとこれで勝ち星先行。3勝2敗。次はオスプレイ。その次、(リーグ戦)最終戦がバレッタ。曲者が続くけど、キッチリ勝って、この2敗を守って、このキャリアで決勝に上がって行ってやるよ。みんなビックリするぞ。へへへ」--史上最年長優勝を狙いますか?
ライガー「当たり前だ!」【タイガーの話】
タイガー「チクショー……。何か(質問は)?」--してやられたって感じですか?
タイガー「まさか俺でやってくるとは思わなかったですね。悔しいわ。1勝1敗なんですよね、タイトルマッチでは。で、この名古屋という会場で、断然、俺の方が声援多かったわ。で、これだよ。ほんとに……。『SUPER Jr.』は怖い。俺は今日、ライガーさんとの試合、もっといい攻防というかね、を考えてたんで、自分の中では。まさか、あそこでくるとは思わなかった」--そこをつけ込まれた感じ?
タイガー「だから負けちゃったんだよ。悔しいわ。まあ、『SUPER Jr.』は前から言ってる通り、最後に立ってる者が一番なんですよ。今、見てて、どの選手もどんぐりの背比べなんですよ。あいつに勝って、あいつに負けてって。ただ、こういう試合になってしまったのは、ものすごく悔しいですね。ほんとに悔しい。飛ばなきゃよかった」--あれは考えてた作戦ですか?
タイガー「まあ、(リング下に)落ちたから。チャンスだと思ったから飛んだ。今日はフェンスもないし、勢いつけてって思ったんだけど、ちょっとロープに(体が)触っちゃったかな。空回りしちゃった……」◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○ウィル・オスプレイ(11分22秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×ボビー・フィッシュ
※オスカッター【オスプレイの話】
オスプレイ「このオフィスでは、タフな試合が続く。どんどんハードになっていく。今日の相手であるボビー・フィッシュも、ベストレスラーの1人。なぜなら彼はROHのTVチャンピオンなんだから。でも、そのチャンピオンに『ワン、ツー、スリー』を聞かせたぞ。俺が彼を打ち負かしたんだ。彼の打撃技は強烈だった。ヒザを何度も攻められて、次第に動きが遅くなっていったのが自分でもわかった。今もダメージが残ってる。だけどリングでは闘い続けないといけない。今夜、ボビー・フィッシュに勝った。また闘いたいほど素晴らしい相手だ。また足を痛めつけられるかもしれない。それでもまた勝ってみせるさ。あと2試合、あと2勝。残りはジューシン・サンダー・ライガーとボラドールJr.。どちらも厳しい相手だ。でも、それはこの舞台にふさわしい相手。彼らをやっつけて、『SUPER Jr.』の勲章をこの手でつかむ」--ボビー・フィッシュの印象は?
オスプレイ「リスペクトするに値する素晴らしいレスラーだ。何回もダメだと思った。でもグラウンドでも渡り合えたし、十分対抗できる手ごたえもつかんだ。腕を攻められることも、足を攻められることも、想定していたしね。その通りの試合になった。そのなかでチャンスを見つけてものにできた。確かにラッキーだったかもしれない。だけど、それもまた勝負さ。ただ、ヒザのダメーイが心配だけどね」
【フィッシュの話】「この『BEST OF THE SUPER Jr. 23』、テーブルの上で考えた通りにはならない。今夜の試合が終わったけど、何が起こったんだ? 俺は、自分が勝ってここに戻ってくることを頭に描いていた。あいつを倒してな。まあ、まだ2試合残っている。もうこのような結果にはならない。残りのを勝って、『BEST OF THE SUPER Jr.』の栄冠は、必ずやこのボビー・フィッシュが手にする」◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○リコシェ(13分13秒 十字架固め)[2勝3敗=4点]×バレッタ【リコシェの話】「いやあ、参った。でも、勝ちは勝ち、ピンフォールはピンフォールさ。とにかく勝ったのは俺だ。彼が勝ったわけじゃない。これで俺はまた一つ前進した。俺はいつだろうとも、勝つことだけを追い求めてる。それをみんなに分け与えたいと考えてる。トーナメント、『BEST OF THE SUPER Jr.』だけになおさらだ。2016年の『BEST OF THE SUPER Jr.』は俺にとって、また一つ大きな経験を積ませてくれている。そのなかで俺はベストを尽くしている。みんなの声援のためにも、このトーナメントを制するよ。アリガト、ゴサイマシタ」
【バレッタの話】「ああ、リコシェに負けて、俺は脱落か? もうチャンスはないのか? いつもいつも、こうなるんだ。違う結果を残したいのに。毎度毎度……。ああ、何も言うことなんてないよ。じゃあ、またな」◇第7試合◇
▼30分1本
小島聡 ○マイケル・エルガン ヨシタツ(11分21秒 エビ固め)ケニー・オメガ バットラック・ファレ ×高橋裕二郎◇第8試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL BUSHI(16分42秒 skull End)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 石井智宏 ×外道いよいよ終盤を迎えた「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII、名古屋大会ではBブロック公式戦が行われ、まず4点同士のボラドールとオーエンズが対戦、ボラドールはハンドスプリングやバク宙フェイントで翻弄した後、ティヘラからトペ・スイシーダで先手を奪うが、オーエンズがボラドールの軸足を蹴って転倒させてから反撃し、バックブリーカーから場外ボディースラムなどで腰攻めを展開、更にボラドールのマスクを奪って被りファンのブーイングをあおる。
試合の主導権を握ったオーエンズはムーンサルトプレスを投下も、ボラドールがかわして自爆となり、オーエンズの顔面にトラースキックを浴びせてマスクを吹き飛ばす。
しかしバッククラッカーからのスワンダイブ狙いは、オーエンズがジャンピングハイキックで阻止すると、パッケージドライバーで勝負に出るが、ポラドールがエビ固めで切り返すも、ライオンサルトはオーエンズが剣山で迎撃する。
オーエンズはプリンスズスロウンから変型パッケージドライバーで突き刺し、コーナー最上段へ昇るも、ハイキックで動きを止めたボラドールが雪崩式フランケンシュタイナーで3カウントを奪い逆転勝利、ボラドールは6点目、オーエンズは3敗目を喫する。こちらも4点同士のライガーvsタイガーのレジェンド対決は、2連敗で後のないライガーが速攻勝利を狙ってか、いきなり掌底を狙うも、これを読んでいたタイガーはドロップキックで迎撃し場外へライガーを追いやった後、トペ・スイシーダを炸裂させる。
リングに戻ったタイガーも速攻勝負を狙ってタイガードライバーを決め、ライガーの風車式バックブリーカー狙いも着地してローリングソバットを炸裂させるが、ハイキックをかわしたライガーがグラウンドコブラで丸め込んで3カウントを奪い、速攻勝利でライガーが6点目を獲得、タイガーは3敗目となる。2敗のフィッシュvsオスプレイはフィッシュの腕狙いをオスプレイがハンドスプリングで逃れてから、後転を繰り出したフィッシュを前方宙返りで飛び越えてから、ラ・マヒストラル、ヘッドシザースホイップ、変型卍固めと攻め込み、左足を捕らえようとするフィッシュを場外へと追いやり、トペを浴びせる。
フィッシュも風車式バックブリーカーからムーンサルトプレスを投下するが、オスプレイがかわしたところでフィッシュは着地、場外戦に持ち込んでエクスプロイダーを決めたフィッシュはミドルキック連射、膝蹴り連射、トップロープ越しのローリングセントーン、ブレーンバスターと猛反撃するが、オスプレイもハンドスプリングスピンキックで応戦しスワンダイブフライングフォーアーム、その場飛びトルニージョ、サスケスペシャルトップロープ越えの飛びつきDDTと猛ラッシュをかけリードを許さない。
エプロンの攻防でオスプレイが競り勝ったかに見えたが、フィッシュは場外からのミドルキックで足を刈ってオスプレイを転倒させると、リングに戻ってからエクスプロイダーでコーナーに直撃させ、オスプレイのレインメーカーをかわしてからファルコンアローを狙うも、オスプレイはスタナーで切り返す。
フィッシュは後頭部へのローキックからファルコンアローを決めてから雪崩式を狙うが、オスプレイは顔面へのトラースキックで阻止し、フィッシュのドラゴンスクリュー狙いも、その場飛びフットスタンプで踏み潰すと、最後はコークスクリューキックからのオスカッターで3カウントを奪い、フィッシュは3敗目で大きく後退してしまう。1敗で単独トップのリコシェは2敗のバレッタと対戦、試合はリコシェがバレッタを場外へ追いやってからハンドスプリング&バク宙でフェイントをかけたつもりが、すぐさまリング内にバレッタが戻ってラリアットを浴びせ、逆にハンドスプリング&バク宙でフェイントで威嚇する。
これでバレッタがペースを掴んだかに見えたが、リコシェはフロントハイキック、飛びつきDDT、コーナーを利用した619、スワンダイブフライングフォーアームと猛反撃し、バレッタもフットスタンプからスイングDDTを狙うが、回転をこらえたリコシェが変型ノーザンライトスープレックス→ブレーンバスターの連続攻撃、その場飛びシューティングスタープレスとペースを奪ってしまう。
リコシェはシューティングスタープレスで勝負に出るが、かわしたバレッタがジャンピングニーを浴びせるも、リコシェはバックスライドドライバー、変型みちのくドライバーで突き刺す。
リコシェは再びコーナーへ昇るが、バレッタは雪崩式ジャーマンを敢行、ところが着地したリコシェはジャンピングスピンキックからペナドリラーを狙うが、阻止したバレッタがリバースデュードバスターを決め、エプロン上でのドラゴンスープレックスでリコシェに大ダメージを与える。
バレッタは低空ランニングニーを狙うが、かわしたリコシェが十字架固めで丸め込んで3カウントを奪い勝利を収めた。
そして公式戦は残り2戦となり経過を振り返るとBブロックはリコシェが単独トップとなり、ライガー、ボラドールが追いかける展開となった。リコシェは5日の高崎でボラドールと直接対決が行うが、ライガーはリコシェ、ボラドールとの公式戦は終えているものの敗れているだけに、例えライガーが残り2試合に全部勝ちリコシェvsボラドールの勝者と同点に並んだしても優勝決定戦には進出できないという厳しい状況となった。
Aブロックは田口とサイダルがトップでKUSHIDAとオライリーが追いかける展開となるも、4点のBUSHIやロメロにも可能性が残っていることから、まだ予断は許されない。
果たして7日の仙台で行われる優勝決定戦には誰が進出するのか?
-
KING OF GATE 2016 横浜大会公式戦結果6月1日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2016」神奈川・ラジアントホール 550人超満員札止め
▼「KING OF GATE 2016」Cブロック公式戦/20分1本
[3勝1敗=6点]○ドラゴン・キッド(9分20秒 バイブル)[1勝2敗=2点]×サイバー・コング
▼「KING OF GATE 2016」Dブロック公式戦/20分1本
[2勝2敗=4点]堀口元気H.A.Gee.Mee!!(7分21秒 バックスライド・フロムヘブン)[3敗=0点]×エル・リンダマン
▼「KING OF GATE 2016」Bブロック公式戦/20分1本
[1勝3敗=2点]○ヨースケ・サンタマリア(6分18秒 ジャパニーズ・レッグロールクラッチ)[2敗=0点]×問題龍 -
5月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定
5月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定
おまたせしました!5月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!
月間MVP候補
内藤哲也(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン 石井を降しIWGPヘビー級王座を防衛)
永田裕志(新日本プロレス 柴田を降しNEVER王座を奪取)
KUSHIDA(新日本プロレス ライガーを降しIWGPジュニアヘビー級王座を防衛)
宮原健斗(全日本プロレス 関本を降し三冠統一ヘビー級王座を防衛)
青木篤志(全日本プロレス 梶、竹田を降し世界ジュニアヘビー級王座を連続防衛)
潮﨑豪(杉浦を降しGHCヘビー級王座を奪取)
金丸義信(鈴木軍 大原、熊野を降しGHCジュニアヘビー級王座を防衛)
大谷晋二郎(ZERO1 高岩を降しNWA世界ジュニア&インターナショナルジュニアヘビー級二冠王座を防衛)
将火怒(ZERO1 将軍岡本を降しNWA・UNヘビー級王座を防衛)
大仁田厚(サスケを降し超花火王座を防衛)
KAI(WRESTE-1 火野を降しWRESTE-1チャンピオンシップを防衛)
鈴木鼓太郎(カズを降しWRESTE-1クルーザーディヴィジョンチャンピオンシップを防衛)
ヨースケ・サンタマリア(DRAGON GATE 問題龍を降しオープン・ザ・ブレイブゲート王座を防衛)
竹下幸之介(DDT 佐々木を降しKO-D無差別級王座を奪取)
LiLiCo(ササダンゴを降しDDT EXTREAM王座を奪取)
マサ高梨(DDT アントンを降しSPW認定東南アジア王座を防衛)
伊東竜二(大日本プロレス 高橋を降しBJWデスマッチヘビー級王座を防衛)
岡林裕二(大日本プロレス 石川を降しBJW世界ストロングヘビー級王座を防衛)
世羅りさ(アイスリボン 優華を降しICE∞王座を防衛)
紫雷イオ(スターダム 岩谷を降しワールド・オブ・スターダム王座を防衛)
宝城カイリ(スターダム サンタナを降しワンダー・オブ・スターダム王座を奪取)
山下実優(東京女子プロレス 坂崎を降しTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス王座を防衛)
葛西純(FREEDOMS 正岡を降しKING of FREEDM WORLD CHAMPIONSHIPを奪還)
ミスター雁之助(ガッツワールド ダイスケを降しGWCシングル選手権を奪取)
ロマン・レインズ(WWE 2度にわたってAJを降しWWE王座を防衛)タッグMVP
タマ・トンガ タンガ・ロア(BULLET CLUB 真壁&本間を降しIWGPタッグ王座を防衛)
リコシェ マット・サイダル(新日本プロレス ロッポンギヴァイスを降しIWGPジュニアタッグ王座を奪還)
ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(BULLET CLU 棚橋&エルガン&ヨシタツ組を破りNEVER6人タッグ王座を奪還)
丸藤正道 矢野通(NOAH/新日本プロレス KESを降しグローバルタッグリーグ2016を制覇、GHCタッグ王座を奪取)
原田大輔 小峠篤司(NOAH ケンオーハラを降しGHCジュニアタッグ王座を奪取)
田中将斗 ジェームス・ライディーン(ZERO1 耕平&関本を降しNWAインターコンチネンタルタッグ王座を奪取)
T-Hawk ビッグR清水(DRAGON GATE キッド&Eita組をオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座を防衛)
佐々木大輔 石川修司(彰人&ウラノを降しKO-Dタッグ王座を防衛)
佐藤耕平 石川修司(ツインタワーズ 浜&神谷を降しBJWタッグ王座を奪取)
日高郁人 藤田ミノル(GAINA&のはしを降し東北タッグ王座を防衛)
GENTARO ジ・ウインガー(FREEDOMS 竹田&吹本を降しKFCタッグ王座を防衛)
ガッツ石島 影山道雄(ガッツワールド/悪魔道雄 3WAYタッグ戦を制してGWCタッグ王座を奪取)月間ベストバウト
内藤哲也vs石井智宏(新日本プロレス 5月3日 福岡国際センター)
オカダ・カズチカvsSANADA(新日本プロレス 5月3日 福岡国際センター)
永田裕志vs柴田勝頼(新日本プロレス 5月3日 福岡国際センター)
KUSHIDAvs獣神サンダーライガー(新日本プロレス 5月3日 福岡国際センター)
タマ・トンガ タンガ・ロアvs真壁刀義 本間朋晃(新日本プロレス 5月3日 福岡国際センター)
ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソンvs棚橋弘至 マイケル・エルガン ヨシタツ(新日本プロレス 5月3日 福岡国際センター)
カイル・オライリーvsKUSHIDA(新日本プロレス 5月21日 後楽園ホール)
外道vsBUSHI(新日本プロレス 5月21日 後楽園ホール)
田口隆祐vsマッド・サイダル(新日本プロレス 5月21日 後楽園ホール)
ウィル・オスプレイvsリコシェ(新日本プロレス 5月27日 後楽園ホール)
KUSHIDAvs田口隆祐(新日本プロレス 5月29日 大阪市立中央体育館サブアリーナ)
マッド・サイダルvsカイル・オライリー(新日本プロレス 5月29日 大阪市立中央体育館サブアリーナ)
青木篤志vs梶トマト(全日本プロレス 5月7日 TKPガーデンシティ千葉)
藤波辰爾 ザ・グレート・カブキ LEONAvs秋山準 渕正信 青柳優馬(全日本プロレス 5月15日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)
秋山準vs橋本大地(全日本プロレス 5月21日 神奈川・ラジアントホール)
宮原健斗vs関本大介(全日本プロレス 5月25日 後楽園ホール)
青木篤志vs竹田誠志(全日本プロレス 5月25日 後楽園ホール)
岡林裕二vsゼウス(全日本プロレス 5月25日 後楽園ホール)
杉浦貴 シェルトン・X・ベンジャミンvs中嶋勝彦 マサ北宮(NOAH 5月3日 後楽園ホール)
潮﨑豪 マイバッハ谷口vs天山広吉 小島聡(NOAH 5月3日 後楽園ホール)
丸藤正道 矢野通vs鈴木みのる 飯塚高史(NOAH 5月3日 後楽園ホール)
丸藤正道 矢野通vsランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(NOAH 5月4日 後楽園ホール)
金丸義信vs大原はじめ(NOAH 5月4日 後楽園ホール)
潮﨑豪vs杉浦貴(NOAH 5月28日 エディオンアリーナ大阪)
丸藤正道 矢野通vsランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(NOAH 5月28日 エディオンアリーナ大阪)
金丸義信vs熊野準(NOAH 5月28日 エディオンアリーナ大阪)
原田大輔 小峠篤司vs拳王 大原はじめ(NOAH 5月28日 エディオンアリーナ大阪)
シェルトン・X・ベンジャミンvsマイバッハ谷口(NOAH 5月28日 エディオンアリーナ大阪)
田中将斗 ジェームス・ライディーンvs佐藤耕平 関本大介(ZERO1 5月6日 後楽園ホール)
大谷晋二郎vs高岩竜一(ZERO1 5月6日 後楽園ホール)
大仁田厚vsザ・グレート・サスケ(超花火 5月15日 青森・はまなす会館)
マスカラ・コントラ・カベジェラ 金網サバイバルダブルリスク 6WAYマッチ(DRAGON GATE 5月5日 愛知県体育館)
T-Hawk ビッグR清水vsドラゴン・キッド Eita(DRAGON GATE 5月5日 愛知県体育館)
ヨースケ・サンタマリアvs問題龍(DRAGON GATE 5月5日 愛知県体育館)
鷹木信悟vsYAMATO(DRAGON GATE 5月11日 後楽園ホール)
望月成晃vsT-Hawk(DRAGON GATE 5月11日 後楽園ホール)
戸澤陽vsEita(DRAGON GATE 5月11日 後楽園ホール)
鷹木信悟 土井成樹 サイバー・コングvs関本大介 岡林裕二 T-Hawk(DRAGON GATE 5月15日 アイメッセ山梨)
戸澤陽vsジミー・ススム(DRAGON GATE 5月22日 神戸サンボーホール)
ビッグR清水vs土井成樹(DRAGON GATE 5月22日 神戸サンボーホール)
佐々木大輔vs坂口征夫(DDT 5月8日 北海道・アクセスサッポロ)
佐々木大輔 石川修司vs彰人 ヤス・ウラノ(DDT 5月15日 愛知・名古屋国際会議場)
石井慧介 入江茂弘 高尾蒼馬vs樋口和貞 勝俣瞬馬 岩崎孝樹(DDT 5月15日 愛知・名古屋国際会議場)
竹下幸之介vsZERO(DDT 5月22日 大阪市立淀川区民センター)
竹下幸之介vs佐々木大輔(DDT 5月29日 後楽園ホール)
関根龍一vs木高イサミ(BASARA 5月28日 神奈川・ラジアントホール)
KAIvs火野裕士(WRESTE-1 5月4日 後楽園ホール)
鈴木鼓太郎vsカズ・ハヤシ(WRESTE-1 5月4日 後楽園ホール)
葛西純vs黒潮“イケメン”二郎(WRESTE-1 5月4日 後楽園ホール)
伊東竜二vs高橋匡哉(大日本プロレス 5月5日 横浜文化体育館)
岡林裕二vs石川修司(大日本プロレス 5月5日 横浜文化体育館)
岡林裕二vsジェイク・リー(大日本プロレス 5月12日 東京・新木場1stRING)
佐藤耕平 石川修司vs浜亮太 神谷英慶(大日本プロレス 5月30日 後楽園ホール)
世羅りさvs優華(アイスリボン 5月4日 横浜文化体育館)
藤本つかさ 中島亜里紗vsさくらえみ 高橋奈七永(アイスリボン 5月4日 横浜文化体育館)
里村明衣子vsつくし(アイスリボン 5月4日 横浜文化体育館)
ダイナマイト・関西 AKINO 山下りなvs尾崎魔弓 桜花由美 雪妃魔矢(OZアカデミー 5月22日 新宿FACE)
紫雷イオvs岩谷麻優(スターダム 5月15日 後楽園ホール)
宝城カイリvsサンタナ・ギャレット(スターダム 5月15日 後楽園ホール)
世志琥vsSareee(ディアナ 5月5日 後楽園ホール)
高橋奈七永 世志琥vs中島亜里紗 山下りな(SEAdLINNNG 5月18日 後楽園ホール)
Sareee 田中盟子vs彩羽匠 門倉凜(SEAdLINNNG 5月18日 後楽園ホール)
山下実優vs坂崎ユカ(東京女子プロレス 5月28日 神奈川ラジアントホール)
里村明衣子vs彩羽匠(Marvelous 5月3日 東京・チームスマイル豊洲PIT)
日高郁人 藤田ミノルvsGAINA のはしたろう(みちのくプロレス 5月7日 岩手・矢巾町民総合体育館)
葛西純vs正岡大介(FREEDOMS 5月2日 後楽園ホール)
GENTARO ジ・ウインガーvs竹田誠志 吹本賢児(FREEDOMS 5月2日 後楽園ホール)
ミスター雁之助vsタダスケ(ガッツワールド 5月8日 後楽園ホール)
大仁田厚 雷神矢口 NOSAWA論外 保坂秀樹vs高山善廣 長井満也 池田大輔 アレクサンダー大塚(FMW 5月14日 新木場1stRING)
飯伏幸太vsタノムサク鳥羽(IGF 5月29日 エディオンアリーナ大阪)
ロマン・レインズvsAJスタイルズ(WWE 5月1日 イリノイ州シカゴ)
ディーン・アンブローズvsクリス・ジェリコ(WWE 5月1日 イリノイ州シカゴ)
ロマン・レインズvsAJスタイルズ(WWE 5月22日 ニュージャーシー州ニューアーク)
ディーン・アンブローズvsクリス・ジェリコ(WWE 5月22日 ニュージャーシー州ニューアーク)ベストシリーズ&興行
新日本プロレス「レスリングどんたく 2016」5月3日 福岡国際センター
新日本プロレス「LION'S GATE PROJECT2」5月19日 新宿FACE
全日本プロレス「EXTRA DREAM10~第10回記念大会」 5月7日 TKPガーデンシティ千葉
全日本プロレス「ファン感謝デー」5月15日 エディオンアリーナ大阪第二競技場
全日本プロレス「2016スーパーパワー・シリーズ」5月18日 静岡・キラメッセぬまづ~25日 後楽園ホール
NOAH「グローバルタッグリーグ2016」4月21日 後楽園ホール~5月4日 後楽園ホール
NOAH「GREAT VOYAGE 2016 in OSAKA」5月28日 エディオンアリーナ大阪
ZERO1「こどもの日スペシャル」5月6日 後楽園ホール
超花火「地方創生『りんご超花火』5月15日 青森・はまなす会館
DRAGON GATE「DEAD or ALIVE2016」5月5日 愛知県体育館
DRAGON GATE「鷹木信悟凱旋大会 其ノ伍」5月15日 アイメッセ山梨
DDT「Road to Ryogoku 2016 in SAPPORO~ドラマティック・ドリーム・時計台~」5月8日 北海道・アクセスサッポロ
DDT「友情、努力、勝利 in NAGOYA 2016」5月15日 愛知・名古屋国際会議場
DDT「ドラマティック・ドリームVol.3~花も花なれ、人も人なれ~」5月22日 大阪市立淀川区民センター
DDT「Audience2016」5月29日 後楽園ホール
WRESTE-1「WRESTE-1 TOUR 2016 TRIUMPH」5月4日 後楽園ホール
大日本プロレス「Endless Survivor」5月5日 横浜文化体育館
アイスリボン「10年目の到達点」5月4日 横浜文化体育館
OZアカデミー「ダイナマイト・関西デビュー30周年記念興行~TAKE BACK」5月22日 新宿FACE
スターダム「Gold May2016」5月15日 後楽園ホール
ディアナ「5周年記念大会」5月5日 後楽園ホール
東京女子プロレス「横浜1:00集合」神奈川ラジアントホール
SEAdLINNNG「Let's go NOW!!!」5月18日 後楽園ホール
Marvelous「Marvelous旗揚げ戦~WALK THIS WAY!」5月3日 東京・チームスマイル豊洲PIT
FREEDOMS「We love FREEDOM!We are FREEDOM!」5月2日 後楽園ホール
FREEDOMS&WAVE「春のフェスティバル・夢の島公園まつり」5月21日 東京・夢の島公園内コロシアム
IGF「アントニオ猪木vsモハメド・アリ 格闘技世界一決定戦40周年記念プレ大会 GENOME36」5月29日 エディオンアリーナ大阪
FMW「ゴールドラッシュ2016」5月14日 新木場1stRING
ガッツワールド「みんなで行こう!後楽園2016!!」5月8日 後楽園ホール
WWE「PAY BACK」5月1日 イリノイ州シカゴ
WWE「Extreme Rules 2016」5月22日 ニュージャーシー州ニューアーク以上に決定しました
ベストバウトと興行賞に関しては選考した以外の試合や興行があれば、今回から投票テンプレートの1番下にある回答追加欄をクリックし、ベストバウトに関しては試合名と試合が行われた日付と会場名、ベストシリーズ&興行は団体名と日付と会場名を明記、確認されしだい1票とします、関係のないものは無効とさせていただきます、また投票結果は発表まで非公開とします、ご了承ください投票受付開始は6月3日の午前0時から、締め切りは10日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています
-
KING OF GATE 2016 宇都宮大会公式戦結果5月31日 DRAGON GATE「KING GATE 2016」栃木県総合文化センター 550人
▼「KING OF GATE 2016」Bブロック公式戦/20分1本
[2勝1敗1分=5点]戸澤陽(9分52秒 高速 ジャーマンスープレックスホールド)[3敗=0点]×ヨースケ・サンタマリア
▼「KING OF GATE 2016」Aブロック公式戦/20分1本
[2勝1敗=4点]○YAMATO(13分28秒 変形クロスフェース)[2勝1敗1分=5点]×Kzy -
BEST OF THE SUPER Jr.XXIII 広島大会公式戦結果5月31日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」広島グリーンアリーナ 小アリーナ 1472人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○BUSHI(7分18秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]×デビット・フィンレー
※エムエックス
【BUSHIの話】「これで2勝目。まあ、当然の結果だよ。いまの俺が負けるわけがない。このあとはサイダル(vs)ロッキー、お前らですべて決まるんだよ。お前らに懸かってる。それとフィンレー、お前の残りの試合、オライリー、サイダル。最低でもお前が勝たないと、俺は上に行けないんだよ。お前を応援するよ。何が何でもな、俺は決勝のリングに立つ。エンセリオ、マジで」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○マット・サイダル(13分37秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×ロッキー・ロメロ
※エアーサイダル
【サイダルの話】「手こずったけど勝ててよかった。僕の切れ味の方が上だったということだ。僕にとって、『BEST OF THE SUPER Jr.』ほどの舞台はないんだ。世界で最高になることが、僕の人生での大きな目標だ。人生を通して追い求めていることなんだ。人生とは立った1人の旅さ。ポイントを一つずつ通過していく旅なんだ。まだまだ僕の探求の旅は続く。決してあきらめるわけにはいかない。すべての瞬間は、最後の目標を達成する時のためにある。だから一瞬一瞬でベストを尽くしていけば、それをつかむことができる。そうしないといけない。今夜このあと行われるカイル・オライリーとタグチの闘いで勝った方と並ぶことになる。どちらが残るにせよ、“リボーン”マット・サイダルが決勝に残るんだ。そうなるように全力を尽くす。一つひとつの試合を大切に闘う。『BEST OF THE SUPER Jr.』は僕の人生において大きな意味を持っているからね。必ず勝ち上がる。次はコーラクエンホールでKUSHIDAとだ。勝ち残るためにも、死ぬ気で挑むし、死ぬ気で飛ぶ。“リボーン”マット・サイダルこそが『BEST OF THE SUPER Jr.』を制する」
【ロメロの話】「オー、ノー。今夜はいつになくノリノリダゼーだったのに。ヒロシマだからな。サイダル、今日はお前の方が少しだけ優れていた。少しだけだぞ。今夜はもう(酒は)飲まない。ノミスギにならないようにしないとな。昨日はノミスギた。だけで俺はまだまだ闘い続けるぞ。センダイで、この『BEST OF THE SUPER Jr.』のチャンピオンになるために。俺はチャンピオンになるんだ。フォーエバー・チャンピオンにな」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○KUSHIDA(13分34秒 ホバーボードロック)[1勝4敗=2点]×外道
【KUSHIDAの話】「よし! 首の皮、つながりましたね。1000人いたら1000通りの、100人いたら100通りのレスラーがいて、勝ち方があるんだ。どれも間違ってない。『BEST OF THE SUPER Jr.』 is BEST COMPETITION on THE PLANET。わかります? 試合見てればわかるでしょ。いろんな選手がいる。だけど、そのなかで2016年の『BEST OF THE SUPER Jr.』(優勝)はKUSHIDAだ。一つ言っときたいことは、新日本プロレスにはないものはない。残り二つ。サイダル戦、BUSHI戦を取って(シリーズ)最終戦、必ず決勝にKUSHIDAが進出します」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○田口隆祐(11分46秒 オーマイ&ガーアンクル)[3勝2敗=6点]×カイル・オライリー
【田口の話】「さすがのちょっと、疲れがたまってきて。禁欲生活のせいで、いろんなものがたまってきて、もうそろそろ吐き出さないといけないのかなと……。いままでの試合で一番疲れました。リーグ戦で、体力的に今ちょっと疲れが絶頂を迎えてるということで。いや、絶頂の谷間なのかな? すっごい谷間。調子がすっごい谷間なんで。ちょっと休みを挟んで、公式戦は3日(後楽園ホール大会)でないんで。(残すは)BUSHI、外道。クッシー(KUSHIDA)にやる気スイッチを押されたんで、あとはもう、発射するだけですよ。仙台で一番すごい発射をしてみせます。天井まで届くぐらいの発射をしてみせます。発射オーライですよ。いや、発射オーマイですね」
【オライリーの話】「タグチ、2年目続けてお前にやられてしまった。お前に負けてからの365日、俺はキックボクシング、ジュージュツ(柔術)で技を磨いて、一方でスクワットなどのトレーニングもやってきた。ほかに秘密の練習までやった。だけどまた勝てなかった。もう1回だ。もう1回闘おう。次こそは、逆の結果が待っている」 -
BEST OF THE SUPER Jr.XXIII 米子大会公式戦結果5月29日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」 鳥取・米子コンベンションセンター BIG SHIP 1470人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○チェーズ・オーエンズ(9分53秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]×バレッタ
※パッケージドライバー
【オーエンズの話】「ヘヘヘ、やったぞ。見ただろ? 俺の勝利だ。まさに『BEST OF THE SUPER Jr.』の名にふさわしい勝ち方だった。残りはボビー・フィッシュ、ボラドール・ジュニア、リコシェか・・・。勝たないといけないのなんて百も承知さ。それだけ大きなプレッシャーを感じてるけど、BULLET CLUBはそんなものいとも簡単に跳ね返すさ。それだけイカした集まりなんだ」
【バレッタの話】「汚いやり方にやられてしまった。今日は大事な試合だったのに・・・。負けた。それだけだ。俺はニセAJスタイルズにやられたんだ。タイツをつかんで殴ってきたり。そうだよな。チェーズ、ニセAJよ、お前、凶器をタイツの中に隠しただろ? それで俺を殴ってから。お前が(試合後に)何をしゃべったかなんて知らないけど、お前が汚いやり方で来るのはわかってた。次は何でも凶器にしてやっつけてやるからな」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○タイガーマスク( 7分41秒 リバースダブルアームバー)[1勝3敗=2点]×ウィル・オスプレイ
【タイガーの話】
タイガー「まあ、しかし、次から次へと、凄い選手が来るものですね。驚くね。何をすんだかわからない。気づいたら投げられてるみたいな。スゲェな。やってみてね(そう感じる)。見てる時は『何だこれ?』『中国雑技団かよ』って思ったけど、やってみたら、見せながらも勝負に徹してるっていうかね。やっぱり、やんないとわかんないですね。(オスプレイは)素晴らしい選手でしたよ。でも、何のためにCHAOSにいるのかわかんない。彼なんか、こっちの本隊に入ってね、逆にCHAOSの連中とかを相手にしてる方が光ると思うけどね。それは彼の考えだから、わかんない。まあ、イギリスの選手といえど、僕がイギリスに行った時とはえらい違い。僕もイギリスの選手とは限りなくやってきたけど、全く違うね。僕が最後にイギリスに英連邦(ジュニアヘビー級ベルト)を持って行った時には、当時のWWFかな? 『何かWWFっぽくなってきたなあ』って思ってたけど、今はなんちゅうスタイルなんだろ? わかんないわ。ただ、技は的確だしね。リコシェといい、オスプレイといい、自分にとっては未知の、本当にわかんない選手とやって、勝ったり負けたりしたけどね。こういうキャリアになってもああいう選手とできるっていうのは・・・。言ったら、(オスプレイは)僕の息子ぐらい(の年齢)だしね。大したもんだ。末恐ろしいですね」
――先生である初代タイガーマスクは「四次元殺法」って言われてましたが・・・。
タイガー「今日も電話で話したんですけど、『お前、俺をいくつだと思ってるんだ? 48だぞ』って言われたんで。四次元殺法ね? よく佐山先生が言ってたけど、『俺はそんなにピョンピョンピョンピョンやってないよ』って。逆にあのオスプレイ(の空中殺法)で、打撃をやってくれれば、スゲェんじゃねぇかな? いやあ、やってみて驚きました。でも、1勝したのはこの俺だ」
――ジュニアの最新兵器をやっつけて、これで2勝2敗になりました。
タイガー「長いなあ・・・まだ2勝2敗だって。今年(のリーグ戦)は長い」
――次に控えているのがライガー選手(6・2名古屋)です。
タイガー「ライガーさんとはタイトルマッチを含めて1勝1敗だからね。ライガーさんがどういう戦法で来るかを今日、明日と考えながら。今日はもう、この勝ちの余韻に浸りながらね」
【オスプレイの話】
オスプレイ「やられた。だからといって、何も恥じることはない。それだけの闘いだった。何か質問はあるか?」
――これで1勝3敗となってしまいましたが・・・。
オスプレイ「勝ったのはリコシェだけか・・・。ニュージャパンは負けても何かしゃべれと言ってくる。リコシェとの試合後は気持ちよくしゃべれた。あのコーラクエンホールでは。しゃべるのは勝った時だけでいいじゃないか。まだ終わってないけど、俺は必ずまたこのリングに帰ってくるから。その時は今よりもグレートになって。まだそんなにグレートじゃなかったということだ。今日の相手は伝説の男、タイガーマスクだった。勝ちたかったけどダメだった。負けてしまった。でも、ウィル・オスプレイはこれで終わったわけじゃない。ほかに質問は?」
――ブロックを勝ち上げるには、もう一つも負けられなくなったが・・・。
オスプレイ「あと全部勝てばいいんだろ? 俺は勝ちたいと思って、すべての試合を闘っている。だけど相手がそれを許さない。みんなそれだけの実力者ばかりだからだ。ボビー・フィッシュはROHのTVチャンピオンだし、ボラドール・ジュニアはベストルチャドールの1人だ。ジューシン・サンダー・ライガーは世界に知られてるレジェンドだ。必ずウィル・オスプレイも彼らに並ぶだけの存在になってやる。そのための価値ある1敗だ。必ずもっと大きな存在になってこのリングに戻ってきて、負けた借りをひとつずつ返してやるからな。この『SUPER Jr.』での負け一つひとつを忘れない」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○ボビー・フィッシュ(8分48秒 ヒールホールド)[2勝2敗=4点]×ボラドール・ジュニア
【フィッシュの話】「フー、俺は仲間であるカイル・オライリーと同じ目標がある。彼と決勝で闘うというな。それを実現させるためにも負けるわけにはいかないんだ。邪魔しようとするヤツはみんな叩きのめす。例えそれが日本代表であろうと、イギリス代表であろうと、メキシコ代表であろうとな。もっともすぐれているのはUSA代表なんだ。それを見せつけるために、ほかの誰が相手でも叩きのめしてやる。今日だけじゃないぞ。明日も、その次も、その次も」
【ボラドールの話】「オー、残念だけど負けてしまった。だけど、まだまだあきらめない。いや、ルチャドールを代表して来てるんだから、あきらめるわけにはいかない。残りの試合でCMLLの力を見せつける」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○リコシェ(11分30秒 変型グラウンド卍固め)×2勝2敗=4点]×獣神サンダー・ライガー
【リコシェの話】「フー、俺は今夜、最後まで立っていて、3勝目を手にできると信じていた。これでトーナメント(リーグ戦)は3勝1敗。まずまずかな。今夜は俺にとって大きなステップだった。ジューシン・サンダー・ライガーと闘うっていうことは、何よりも大きいことだった。俺がレスリングを始めるきっかけになった存在だから。その相手に勝てた。これ以上ない気持ちだ。この勝利は、俺にとって大変な栄誉だ。ただの1勝じゃない。でも、この1勝で『BEST OF THE SUPER Jr.』も大きく前進した。でも、まだまだ(リーグ戦は)続く。1日1日、気が抜けない。でも、今夜はこの余韻に浸っていたい。この気持ちが落ち着くまでね。2014年の『BEST OF THE SUPER Jr.』に優勝したけど、2016年の『BEST OF THE SUPER Jr.』も俺が優勝する」
【ライガーの話】「はあ、やっぱり去年と同じじゃ通じないか。彼が突っ込んで来たところ、(空中胴締め落としを)カウンターで狙ってたんですけど。1年っていうのは長いわ。でも、長いけど短い。俺には長かったけど、彼には短かったんだろう。得るものはいっぱいあっただろうし、いろんな経験もした。そのなかで、俺は敗れてしまったっていうだけの話だ。いろんな選手が『ライガーとできるのはうれしい』とか『ライガーに憧れてた』とか言うけれども、現時点で俺もリングに一緒に上がってんだ。そんなセリフをかけられても、うれしくともなんともない。負けは負けなんだ。勝たなきゃ。勝たなきゃ意味がない。まあ、これで2勝2敗、振り出しだ。2敗ぐらいはいつも計算に入れてるから、そんなに、そんなに落ち込んじゃいない。悔しいけど。だけど、負けは負けで、また明日から。次は名古屋で虎(タイガーマスク)と。手の内知ってるし、彼も死に物狂いで来るだろうし。トーナメント(リーグ戦)はそういうものなんだ。憧れだったとか、レジェンドとか、一切関係ない。そんな言葉かけられて、俺は煮えくり返るよ、はらわたが。だから必ず、名古屋では虎に勝って、勝ち星先行で残りのリーグ戦、突っ走りたいです」 -
KING OF GATE 2016 札幌大会公式戦結果
5月29日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2016」北海道インドアテニスセンター・ウイング札幌大谷地校 850人 超満員札止め
▼「KING OF GATE 2016」Bブロック公式戦/20分1本
[2勝1敗=4点]○ジミー・ススム(13分57秒 片エビ固め)[2敗=0点]×ヨースケ・サンタマリア
※夢限▼「KING OF GATE 2016」Aブロック公式戦/20分1本
[1勝2敗1分=3点]○ドン・フジイ(13分24秒 HIMEI)[2敗2分=0点]×パンチ富永
▼「KING OF GATE 2016」Cブロック公式戦/20分1本
[1勝2敗=2点]○土井成樹(11分21秒 エビ固め)[1勝2敗=2点]×堀口元気H.A.Gee.Mee!!
※バカタレスライディングキック▼「KING OF GATE 2016」Cブロック公式戦/20分1本
[1勝2敗1分=3点]○斎藤"ジミー"了(15分0秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]×ドラゴン・キッド
※斎了ロケット -
BEST OF THE SUPER Jr.XXIII 大阪大会公式戦結果
5月29日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」 大阪・大阪市中央体育館・サブアリーナ 1340人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗=2点]○デビット・フィンレー(10分40秒 グランロール)[1勝3敗=2点]×外道【フィンレーの話】「フー、やっと勝てた。ゲドーはこの業界で素晴らしいレスラーであることはわかってる。さすがに彼の試合運びには手こずった。彼を打ち破るのはなかなか難しいことだ。彼がコンプリートファイターと言われるのは、それなりの理由がある。それほどゲドーは素晴らしい。だけど、今日は俺の方が少し上回っていた。俺の方が戦略に長けていた。それがこの結果だ。そしてここから俺は突っ走っていくぞ」
【外道の話】「認めない。俺は認められないね。カウント2.999ぐらいで返したぜ。絶対、認めねぇぞ!」
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝3敗=2点]○BUSHI(11分8秒 エビ固め)[2勝2敗=4点]×ロッキー・ロメロ
※エムエックス【BUSHIの話】「やっと1歩か。3歩目、4歩目・・・4歩目で、やっと勝利の1歩を手にしたぞ。さあ、これでまだまだわかんねぇだろって。シリーズは中盤、(優勝に)誰を予想する? 俺自身は全然、あきらめた覚えはないよ。必ず仙台の決勝(のリング)に立つのはこの俺だ。今日のKUSHIDAvs田口、見ものだな。しっかりこの目に焼きつけてもらうぜ。まだまだ今年の『BEST OF THE SUPERbJr.』、わかんないよ。これだけは言っとく。まだまだ、何が起こるかわかんないよ。その何かは俺にもわかんない。必ず俺が6・7仙台、決勝のリングに立ってやる。エンセリオ、マジで」
【ロメロの話】「(※インタビィースペースに座り込んで)俺はクラヤミノ(暗闇の)トリックスターなんだぞ。そうさ、クラヤミノトリックスターだ。次こそ約束する。クラヤミノトリックスターらしいところを見せて、やっつけてやるってな。そうさ、イチ、ニー、サン、シバクゾ。(今日は)ノミスギダヨー!」▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○マット・サイダル(14分11秒 エビ固め)[3勝1敗=6点]×カイル・オライリー
※エアーサイダル【サイダルの話】「ヤッター! 俺の人生のすべての瞬間は、このときのためにあったんだ。そして今夜、そこにたどり着いた。こうやって、俺はここに立っている。そして、こうやって俺は言葉を発している。自分の力で勲章をつかんだんだ。今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』の中の一つかもしれないけど、この勝利は大きな栄冠なんだ。声を大にしてそう言う。“リボーン"マット・サイダルは今夜の勝利で、マイフレンドであるリコシェとの決勝に向けて大きく前進した。俺たちのどちらかが、あのトロフィーを手にするんだ。みんな、ありがとう」
【オライリーの話】「俺は男だ。男だからこそ、この結果を受け止める。俺はカイル・オライリーだ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』にエントリーしている中でも、ベストなんだ。それは変わらない。これでますます、この『BEST OF THE SUPER Jr.』は熱くなった。今夜、マット・サイダルは俺を打ち負かした。ただ、それだけのことだ。俺の眼にはハッキリ映ってる。俺もわかってる。お前もわかってるはずだ。カイル・オライリーの方が優れてるってことをな。そしてファンのみんなもわかってる。彼らもカイル・オライリーの方が優れてるってことを。カイル・オライリーこそが『BEST OF THE SUPER Jr.』なんだ。今日で3勝1敗だ。まだまだこの先は残ってる。残りは必ず勝つ。365日前、俺はKUSHIDAに決勝で敗れた。その時、俺は誓ったんだ。必ずこの場所(『BEST OF THE SUPER Jr.』決勝戦)に戻るってな。そこに向かって進むだけだ。さあ、次の試合が待ってるぞ。マット・サイダル、もう1度チャンスはあるはずだ。次はこのような結果にはならないからな」▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○KUSHIDA(16分9秒 腕ひしぎ逆十字固め)[3勝1敗=6点]×田口隆祐(試合終了後)
KUSHIDA「田口さんに、初めて勝ちました!(※大歓声とともに、大田口コールが沸き起こる)緑のダウンジャケット、似合ってました。(※KUSHIDAはリングに正座し、田口とガッチリ握手)『SUPER Jr.』まだまだ続いていきます。必ず仙台で2連覇、次の大阪にあのトロフィー、持って帰ってきます!また会いましょう、大阪城で!ありがとうございました!」【KUSHIDAの話】「しんどいけど、胸張って、胸張って2勝2敗。まだ、こっからでしょ。大阪から、巻き返す。本音を言わせてもらうと、チャンピオンは寿命が縮まるッスね。相手選手の懸ける気持ちがね・・・重い、重いッス。大阪はいっつもKUSHIDAの背中を押してくれてて。大阪プロレスに土・日だけ参戦してたこともあるし、IWGP(Jr.ヘビー級のベルトを)初めて獲ったのも大阪だし。ホント、今日は背中を押してくれました。大丈夫! 2016年『BEST OF THE SUPER Jr.』、そして新日本プロレスJr.、ひいては新日本プロレスのこれからをすべて、KUSHIDAにお任せあれ。ありがとうございました(※インタビュースペースを離れる際、『いやあ、キツイわ・・・』と漏らす)」
【田口の話】「(IWGP Jr.)チャンピオンと真っ向からぶつかり合って、この結果ですから。これがいまの力ということで。いまの実力、パワー、テクニック、スピード、すべてチャンピオンに劣ったということで。これを、この負けをムダにせず。まだ1敗ですから。いよいよ、本気になります(キッパリ)。ハイ、いよいよ本気になります。残り全勝。(SUPER Jr.)優勝。(6・19)大阪城ホール、(IWGP Jr.戦で)KUSHIDA選手にリベンジします。KUSHIDA選手にふざけるきっかけを与えてもらって、真面目に戻るきっかけもまたKUSHIDA選手に、スイッチを押してもらいました。僕の“やる気スイッチ”を知っている唯一のKUSHIDA選手、感謝してます。また優勝して、ベルト挑戦したら、またスイッチ押していただきたいんですけどね。またベルトを獲るまで、とりあえず“やる気スイッチ”を押されました。ありがとうございました」
-
竹下幸之介・21歳、デビュー3年目でKO-D王座を奪取!
5月29日 DDT「Audience2016」後楽園ホール 1633人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
松永智充 ○岩崎孝樹(5分50秒 体固め)エディ・フレンチ Xレッカ
※キャプチュード◇オープニング◇
(亜門GMがグッズ紹介、路上プロレスまたビヤガーデンプロレスの開催などを告知すると、KAIと大家健が登場)
亜門「ちょっと待ってください。KAI選手ですよね」KAI「初めまして、今林さん!」
亜門「今林じゃないです! 鶴見亜門です!」
KAI「WRESTLE-1のKAIでございます!」
亜門「あの…どうしたんですか」
大家「ガンバレ☆プロレスでタッグで勝ったんですよ! 意気投合したんですよ!」
2人「タッグと言えば! KO-D!」
KAI「KO-D無差別に!」
亜門「無差別じゃないですよ、タッグですよね?」
KAI「タッグだ! KO-Dタッグに挑戦させてください!」
2人「させろ! させろ! させろ!」
亜門「うるさいよ! 黙れ! KAIさん、WRESTLE-1のチャンピオンですよね。会社と会社の関係とかいろいろあるんで」
KAI「GMと大社長、同じでしょ!」
亜門「GMと大社長は違いますよ!」
KAI「CEOと大社長か! んなことはどうでもいいんだよ! させろ!」
2人「させろ! させろ! させろ!」
亜門「黙れって言ってんの! とりあえず会社と話し合わなきゃいけないので、今日のところはOKできないので、とりあえず待っててください。(場内『え~』)え~じゃねえだろ! 考えたらわかることだろうが!(場内ブーイング)とりあえず前向きに検討させていただきます」
KAI「やったー! 前向きってことはもうやるってことだな!」
亜門「決定じゃないから考えますよ。とりあえず今日はお引き取り願えますか?」
KAI「帰らない! 帰らない! 帰らない!」
亜門「時間もあれですし、KAIさん、試合じゃないですか?」
KAI「そうだやべえ! 今日神戸だ!」
亜門「じゃあ早く帰って! 大鷲さん、早く出てきて! 走って! 時間押してますから! スタートだけ言ってください!」
KAI「(大鷲を見て)伊藤先輩! ご無沙汰してます! 悪冠一色で職務怠慢・素行不良で解雇されたの見てますから! ウチにもいますよ、同じのが」
亜門「とにかく時間ないので、スタート言ってください」
KAI「じゃあ俺が自由に! 自由に! 自由に!スタートします! それではDDT後楽園大会、スタート!」
◇第1試合◇
▼KENSOが「KING OF DDT 2016」トーナメントにエントリーできるかどうかを再査定する試合/30分1本
○KENSO with チェリー(5分59秒 片エビ固め)X高木三四郎
※葉隠れ(試合終了後)
亜門「KENSOさん、手段はどうあれ高木さんに勝ったことは間違いないのでKING OF DDT2016へのエントリーを認めます」KENSO「まずこのKING OF DDTトーナメントにこのKENSO、出場します! ありがとうございます! そしてもう一つ。おチェリーちゃん。ウルトラセブンより着物のほうがいいね。脱ぎなさい」
(KENSOはロビンの衣装を脱がす。チェリーが水着姿になると場内から謎の拍手。)
KENSO「42歳! 独身! ビチーッと!」◇第2試合◇
▼エニウェア・スタート4WAY6人タッグマッチ/30分1本
男色ディーノ ○ジョーイ・ライアン アントーニオ本多(8分1秒 エビ固め)大石真翔 X勝俣瞬馬 井上麻生
※スーパーキック 残り2チームはマサ高梨&梅田公太&赤井沙希、大鷲透&平田一喜&ワンチューロ
---
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[第1073代王者]○ジョーイ・ライアン(12時38分 横入り式エビ固めを返す)[挑戦者]X平田一喜
☆ライアンが王座防衛に成功◇第3試合◇
▼Road to KING OF DDT 2016/30分1本
石川修司 ○マッド・ポーリー(8分02秒 片エビ固め)X遠藤哲哉 樋口和貞
※リバーススプラッシュ◇第4試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○LiLiCo (7分05秒 タイタニック式エビ固め)[第35代王者]Xスーパー・ササダンゴ・マシン
☆ササダンゴが3度目の防衛に失敗、LiLiCoが第36代王者となる(試合前、まず、セコンドの大石を連れてササダンゴが本部席へ移動し「王様のブランチのレギュラーになる方法」の煽りパワポを開始せんとするが、ここでLiLiCoが渡瀬とともに登場してササダンゴをリングへ下げさせると煽りパワポ「DDT EXTREME選手権のマネジメントについて」をスタートさせる。LiLiCoは自身の自己紹介から続いてササダンゴについて「体だけは大きいので試合になると垂直落下式リーマンショックにだけは気を付けなければならない」とする。職業柄、ムダに体の大きいだけが取り柄のササダンゴを映画に例えるなら大きさだけが取り柄の映画『タイタニック』だとし、贅の限りを尽くしたタイタニック号は氷山にぶつかって沈没したわけで、これを置き換えると贅肉の限りを尽くしたササダニック号も絶対に氷山にぶつかって沈没するという。映画コメンテーターとして分析した、この試合のポイントは以下の通り。
①上流階級の娘、リリコ・ウィンスレットと貧しい青年、ワタセプリオの悲しい恋の行方。
②パニック映画さながらの緊迫感あふれる展開から、ササダニック号と氷山(セコンドの大石=氷のように冷たいハートを持っている)がぶつかる。
③悲劇の別れを予感される2人の熱いキスからのタイタニック式クロスボディーで完全勝利。(試合終了後)
亜門「ベルト奪取おめでとうございます。めちゃめちゃ感動しました! 次のタイトルマッチなんですが、できれば7月3日の博多でやりたいんですけど…」LiLiCo「いいよ! こっちのほうが大事」
亜門「ありがとうございます!」
LiLiCo「やるから誰でもこーい!」
【LiLiCo&渡瀬の話】
LiLiCo 「はい、勝ちましたよ。」――見事、EXTREME級王座一発挑戦で王座奪取しましたが。
LiLiCo もちろん、もちろん。何?――アイアンマンのベルトとはまた違う感触だと思うのですが。
LiLiCo 「重い! 重いね。やっぱ重いね。奴も重かった。相手が。でも獲って当然。」――渡瀬選手から見てLiLiCo選手の王座奪取はいかがでした?
渡瀬 「最高でしたね。映画『タイタニック』って言っていたんですけど、ひとつだけ違うところがありました。映画のタイタニックは最後ジャックが死んでしまうんですけど、僕は死ななかったです。LiLiCoさんを愛しているからです。」LiLiCo 「私も愛してるよ。フフ…。」
――後楽園ホールがまるでタイタニックが沈む海のように見えましたが、この先EXTREME王者としてどのような防衛戦をイメージしていますか?
LiLiCo 「イケメンとしかやらない! 相手イケメン。イケメンを蹴りたい!」――イケメンを蹴りたい?
LiLiCo 「うん。なぜならば一番のイケメンはここにいるからね!(渡瀬と見つめ合う)」――早速、博多での防衛戦をGMからオファーされましたが、EXTREME王座はチャンピオンがルールを決めることが出来ます。何か考えているルールとかはありますか?
LiLiCo 「もちろん、イケメンじゃないとダメ! 一番はここにいるからね。そこからはこれからすっげー厳しいやつを考えたいなって思って。まだ1ヵ月くらいあるんで。私、すっごい一日一日、めっちゃ成長しているんで。いろいろ(渡瀬から)教えてもらって。深いところを。ウフフフフ……だから待っていてください。」【ササダンゴの話】
――試合前の煽りパワポも取られた上に、試合でも敗れてベルトまで獲られてしまいましたが。ササダンゴ 「何かあの…人として、プロレスラーとして、まぁプレゼンとするということ……LiLiCoさんの一番強みがやっぱり映画の見どころをプレゼンするということ。だからそれを取って、これだったら勝てるなって思われていたんでしょうね。で、あくまで自分が作ったフォーマットというかテンプレートのようなのを使って、上手にコメントして、まるで『王様のブランチ』を見てるようでしたよ! 本当に。で、一番悔しいのは俺が大事に囲っているイラストレーターの澁谷玲子さんに勝手に発注して! 言わないですからね、イラストレーターは。LiLiCoさんから発注が来てるってことを俺に! そういうところが本当にいろんな力を使っているなっていうか、敵はLiLiCoだけじゃなくてこのDDTにも(いる)。
何か安心出来ないっていうか……もうプロレスで負けて、歌もあれLiLiCoさんが歌っているんでしょ? リリーヌ・ディオンが歌っているわけですよ! ちょうどいい英語の歌詞と日本語の歌詞のバランスとか。何かもう……EXTREMEでああいう試合して勝ち続けたかったなっていうことを、全部LiLiCoさんにやられるっていう。化け物ですよアレ! 化け物、45歳の化け物ですよ! 控室では何か「ちょっと体調悪いわ」とか、女性特有の体調の悪さみたいなものをアピールしてて。「鉄分が足りないわ」「鉄分が足りないわ」みたいなことをずっと言ってたくせに、何か全部騙されましたね! 全部騙された! ……まあイチから出直しますよ。イチから出直します。◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合〜チームドリフさよならシリーズ・ファイナル〜チームドリフ解散マッチ/60分1本
[第25代王者組]石井慧介 入江茂弘 ○高尾蒼馬(9分57秒 エビ固め)[挑戦者組]HARASHIMA Xヤス・ウラノ 彰人
※ジントニック
☆石井&入江&高尾が初防衛戦に成功。試合後、王座返上(試合終了後)
高尾「今日は皆さんの応援のおかげでこのベルトを最後に防衛することができました。本当に今日は100試合目ということであっという間に終わってしまいましたけど、本当に2人ともありがとう(入江、石井と抱擁を交わす。)入江「この3人で巻くこのベルト。高尾クン、石井さんと最後に巻けて本当にうれしい。2人と応援してくれた皆さんに感謝を伝えたい。何があってもまた2人で一緒にやりたいし、生まれ変わっても2人と一緒にいよう」
石井「入江クン、高尾クン、ありがとう。今日、チームドリフとしての100試合目、勝利で飾れて嬉しいです。スマイルスカッシュとの対戦成績も5勝4敗で終えたことも嬉しいです。そして、GM。KO-D6人タッグのベルト、返上させていただきます(入江は泣き顔でベルトを渡し、亜門GMに抱きついた。)3年9カ月の長い間、本当に皆さん、応援ありがとうございました。チームは解散しますが各選手トップを目指してそれぞれの道で頑張っていきますので応援よろしくお願いします。本当に…長い間、ご声援ありがとうございました!」
【石井&入江&高尾の話】
――最後の試合で勝って王座防衛しましたが、ベルトを返上して解散となりました。いまの心境はいかがですか。
石井「解散はすごい寂しいことなんですけど、最後の100試合目を勝って、ベルトを持ったまま終われてすごいいい終わり方が出来たので。そこはホッとしているというか、嬉しいですね。」入江 「自分はもう試合前からこの石井さんのテーマで入場するのも最後だろうとか、試合中にタッチするときとか「このタッチがもう最後なんだ」とか、そんなことばっかり考え過ぎて。それでちょっと感極まってしまったところもあったんですけど。本当に改めて思ったのは、僕はもうこのチームが大好きなんだなってこと。まあこの大好きなチームで(KO-D6人タッグの)ベルトを持って、返上して、最後勝てたことは嬉しいんで。これから一人ずつ頑張っていきたいなと、いま思っています。」
高尾 「長い間組んできたんですけど、それは本当あっという間に時間が過ぎて終わったんだなって思えます。何か本当に濃い時間をみんなで過ごしてきたので、解散というのは寂しいですけど、また別々の道に行ってスキルアップして、またここに帰ってこられたらいいなとは思います。あとはベルトも防衛出来たので、本当にそういう意味では最高の日だったかもしれないです。」
――今後はそれぞれ別の道を歩んでいくことになると思いますが、早速KING OF DDTトーナメント一回戦で石井選手と高尾選手が当たることになりました。
石井 「お互いずっと組んできて、ドリフになってからはシングルで当たってないんで。すごい……まあ正直指名されて、少しはビックリしたかもしれないですけど……まあすごい燃えています。」高尾 「ドリフになってからは一度もシングルで当たったことがないけど、ドリフになる前は何回も当たっていた選手でもあるので。で、ドリフを解散して一本目が石井君と当たる。自分の中ではそれがいいかなと思いました。」
――入江選手としてもKO-D無差別級のベルトは思い入れがあるでしょうし、トーナメントで再出発というのはいかがですか?
入江 「正直、坂口選手を怖くないと言ったら嘘になります。怖いからこそぶつかっていこう、全力で立ち向かっていこうって決めた相手です。このシングルとしての闘い、僕は無鉄砲という武器を持って、この闘いに挑んでいきます。」――解散後のことで考えていることや決めていることはありますか?
石井 「いまはKODトーナメント、そこに集中したいと思います。」高尾 「まず第一歩目の石井戦に集中したいですね。」
入江 「自分も見えているのはKO-D無差別だけですね、まだ。」
◇第6試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○竹下幸之介(24分42秒 クロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールド)[第57代王者]X佐々木大輔(試合終了後、亜門GMからベルトを受け取った竹下はそれを受け取り、リング下の佐々木に誇示してみせた。佐々木はエプロンに上がると竹下の握手に張り手で返して引き揚げた。)
竹下「ベルト、獲りました! KO-Dの無差別のベルト、やっと自分の元にやってきました。このベルト、獲れたことはもちろん嬉しいんですけど、僕は佐々木大輔に勝てたことがもっともっと嬉しいです。カリスマは自分の憧れの選手であり、お世話になっている先輩です。今日こうやって勝てたことはお世話になっている先輩に恩を返せたと思っています。まだまだ、いやここから竹下幸之介のプロレスで盛り上げていきますんで、皆さんよろしくお願いします」亜門「竹下、おめでとう。すごい試合だった。次のタイトルマッチは7月3日博多大会。現時点では挑戦者は決定していません。いつでもどこでも挑戦権の保持者がそこで行使を宣言しない場合は私のほうで指名します…次の話を今してもな。ごめん、俺はそれが仕事だからさ。お誕生日おめでとう。21歳の若いチャンピオンがこれから俺たちをどこに連れていってくれるのか、どんな景色を見せてくれるのか楽しみにしているので頑張ってください」
竹下「僕がチャンピオンになって今言えることは一つだけです。僕がプロレス界の中心に、DDTの選手として立って盛り上げていくんで皆さん応援よろしくお願いします! ありがとうございました!」
【竹下の話】
竹下 「そうですね……なんでしょうね。えー……う〜ん。いままでこのコメントブースの横に僕、いつもいるんですけど、チャンピオンになった人のコメントとか、いつも横から聞いていたんですよね。自分がチャンピオンになったらどんな言葉が出て来るのかなって。いつもそれを聞きながら、自分ならどんな言葉が出るんだろうって、いっつも思っていたんですよね。でも言葉出て来ないです。それは佐々木選手が相手だからとか、感情がこみ上げてってわけじゃなくて、タイトルマッチでDDTの一番頂点のベルトがかかってる試合で、僕はすべてプロレスで出し切りたかったんで。僕の佐々木選手、カリスマに対する思いとか、KO-Dのベルトを巻きたい気持ちとか、先週の対ZEROで自分なりに成長したところとか、すべてプロレスで出したつもりなので僕は。とくにコメントはないです。」――タッグのベルトを失って以降、ドン底というかスランプな時期があって、先日ZERO選手との試合で何か目覚めたというか、新しいものを見付けて今回のタイトル奪取につながったと思うんですけど、ZERO選手との試合と今日の佐々木選手との試合が続いたことが、竹下選手にとってはいい方向に作用した感じですか?
竹下 「そうですね。そういう意味では確実も運も味方していると思いますし、自分一人の力で勝ったのではなくて、もちろん先週闘って得たものが大きくて。HUBさんにも本当に……あの試合も大きかったと思いますし、最後勝ってハッピーモーテルのメンバーにもリングに上がってもらったんですけど、ハッピーモーテルの力っていうのも大きかったと思いますし、いろんな人の支えがあってこのベルトを巻けているので。ひとつ、頑張って試合に勝つ、勝ってこのベルトを巻く、そして巻き続けることが恩返しになると思っているので。一生懸命闘ってずっと防衛してやろうと思っています。」――奇しくも今日が21歳の誕生日でしたが、デビュー直後から「DDTの未来」と言われてきた竹下選手が、こうして頂点のベルトを巻いたわけですから現在のDDTというか、竹下幸之介のDDTを作っていくことになると思いますが。
竹下 「そうですね。やっぱり先週の大阪での試合で、一番自分なりに思ったことっていうのは「ああ俺、遠慮してたんだな」っていう……力を出し切ってないなっていう。一生懸命闘ってきたつもりなんですけど、どっかで遠慮している部分っていうのがあって。それが先週で解放されました! 全部! 爆発しましたね! で、僕の中で最強のプロレスラーっていうのがZERO。ZEROに勝って……僕、結構プレッシャーに弱いタイプで実は。いつもタイトルマッチとか緊張して寝られないこともあったんですけどね。昨晩は夜の9時に寝ましたから! やっぱそういう人間的にもちょっと大きくなってんのかなって。ハートが強くなると、(今日の試合の)途中で佐々木選手にボコボコにされましたけど、全然気持ちは折れなかったし、もっといけると思ったし、絶対負けてたまるかって思いましたね。そこで一発張り手返したんですけど、これからも……いまはこうやってチャンピオンになっているんで、どんどんDDTの中心に立ってやろうと思っています。」――KING OF DDTトーナメントも組み合わせが決定しましたが、王者として何か思うことはありましたか?
竹下 「あー、本当にチャンピオンなんで。僕がチャンピオンとして、このトーナメントに出ていないわけなので。もう誰が来てもいいですし別に。その前に7月に博多でタイトルマッチがあるってGMから言われましたけど、それも誰が来てもいいですし。もう僕は両国のメインを狙って、その後もベルトを巻いた自分しか想像出来ないんで。一生懸命頑張るだけっす。」【佐々木の話】
――竹下選手に敗れてKO-D無差別級王座のベルトは獲られてしまいました。
佐々木 「まあ……認めたくないけど、完敗ですね。今日の竹下は何かいつもと違って。最近、挑戦者もそうだし、対戦相手全員に思っていたことなんですけど、こいつら勝とうとしてねぇだろって、リング上がる覚悟がなぇんじゃないかって、ずっと思いながら(試合をしていた)。俺はああなりたくなくて闘ってきたんですけど、今日の竹下はすごい……もう何か勝つしかないって言うのかな。覚悟……悔しいけど伝わってきて……完敗ですね。」――王座からは陥落し、KODトーナメントの組み合わせも決まってしまいました。今後の佐々木選手はどのような方向に進もうと考えていますか?
佐々木 「そうっすね……今後……今後のことなんですけど、これまだ誰にも、会社にも相談してないんですけど、もう……佐々木大輔はリング上で残せるものっていうのはないのかなって思って。…………もう、やり残したこともないし……引退しようと思っています。」――引退というのは、ちょっと唐突過ぎると思うのですが……。やり残したことがないというのは、今日竹下選手に敗れたことで感じたんですか?
佐々木 「そうですね。今日負けて……後楽園ホールの天井眺めながら、天井たけぇなって思って……また全部失って(涙声で)何かもう燃え尽きたというか。もう何か……これ以上、闘えないなって思って。」――それは今日の試合が事実上の引退試合になるということですか?
佐々木 「うん、そうですね。もうちょっと、今日より先のことは考えられないですね。」――タッグのベルトがそこにありますが、もう返上とかを考えるということですか?
佐々木 「そうですね。先のことはまだ…プロレス辞めて何をすればいいかまだ分からないけど、タッグのベルトは返上させてもらって。まあ今後のことは今日なのか、明日なのか、会社と相談して……そうですね。」――恐らくファンは誰も納得しないんじゃないですか?
佐々木 「でも俺はもう納得したんで、これ以上もう残せるものはないです。10年……10年ちょっとやってきて、何とか頂点立てて本当によかったなって。(涙声で)自分自身、充実したプロレス人生送れたなって思います。ありがとうございました!」――佐々木選手、最後にひとついいですか。もうすでに6月1日のBOYZにもカードに名前が入っているのですが……
佐々木 「BOYZ……じゃあ、そこで復帰します。」――復帰?
佐々木 「はい。(タッグの)ベルトも返上はなしで。」<6月5日春日部大会>
【KING OF DDT2016組み合わせ】
(A)トーナメント1回戦
○マッド・ポーリー vs 遠藤哲哉
(B)トーナメント1回戦
平田一喜 vs 彰人
(C)トーナメント1回戦
高尾蒼馬 vs 石井慧介
(D)トーナメント1回戦
石川修司 vs 梅田公太
(E)トーナメント1回戦
アントーニオ本多 vs KENSO
(F)トーナメント1回戦
マサ高梨 vs HARASHIMA
(G)トーナメント1回戦
ヤス・ウラノ vs 樋口和貞
(H)トーナメント1回戦
入江茂弘 vs 坂口征夫<6月12日大阪大会>
○トーナメント2回戦
(A)の勝者 vs (B)の勝者
○トーナメント2回戦
(C)の勝者 vs (D)の勝者
○トーナメント2回戦
(E)の勝者 vs (F)の勝者
○トーナメント2回戦
(G)の勝者 vs (H)の勝者DDT後楽園大会のメインでKO-D王者の佐々木に竹下が挑戦、序盤は竹下がタックルからマウントエルボーで先手を奪うも、場外に逃れた佐々木を竹下が追いかけるが、素早くリングに戻った佐々木がエプロンに戻った竹下をスライディングキックで強襲し、客席へと雪崩れ込んでイスの上での河津落としを敢行し、ここから佐々木が竹下の首や後頭部に集中攻撃を加えて主導権を奪う。
主導権を奪われた竹下はロープ際の佐々木を場外に落としてから、ノータッチプランチャを発射し、リングに戻ってからフラップジャックからゼロ戦キック、やまも泣かしⅡと反撃するが、佐々木もDDTで返し、トップロープに引っ掛けてからのスライディングキックと譲らない。
しかし佐々木のダイビングエルボーが自爆となると、竹下はブルーサンダーを仕掛けるが佐々木は着地してドラゴンスープレックスで投げれば、竹下も起き上がって同じ技で応戦、佐々木のドロップキックも竹下はラリアットで応戦して両者ダウンとなる。
先に起き上がった佐々木はクロスフェースで捕獲し、竹下が逃れようとしても佐々木は反転して逃さない、だが竹下も反転して丸め込むと、佐々木は竹下と松井レフェリーを交錯させてから二人まとめて急所蹴りを決め、松井レフェリーが動けなくなったため、代わりに木曽レフェリーが登場するも、佐々木はみちのくドライバーⅡでKOして無法地帯を作り上げる。
ここで佐々木がダイビングエルボードロップで勝負に出るが、松井レフェリーが倒れたままでカウントが入らず、無法地帯が裏目に出てしまうと、それを尻目に竹下が中指を立ててから張り手をかまし、コーナーで踏みつけてからエルボーの連打を放つも、佐々木も急所打ちで応戦して場外へと連行、竹下をイスに座らせてからスーパーダイビングエルボーを投下、リングに戻ってからセカンドロープへ引っ掛けてのペティグリーで竹下を追い詰める。
佐々木は佐々木式ウラカンラナを狙うが、竹下はスーパーキックで迎撃すると、串刺しビッグブーツからジャーマン、しかし佐々木も竹下のブレーンバスター狙いをラ・ミスティカで切り返し、ガルガノエスケープを狙うも竹下は間一髪ロープへ逃れる、
佐々木は雪崩式ペティグリーを狙うが、竹下がラリアットで阻止してエプロンへと出すと、コーナー二段目から佐々木を持ち上げて雪崩式ブレーンバスターを敢行、竹下はジャーマンを決めるが、佐々木も佐々木式ウラカンラナで応戦、だがラ・ミスティカ狙いを竹下がマスキュラーボムで脳天から突き刺すとジャーマンからラリアット、そして奥の手であるクロスアーム式ジャーマンで3カウントを奪い、デビューして3年目、21歳の若者がKO-D王座を奪取した。竹下は王座奪取をファンにアピールするも、次期挑戦者に関しては明言せず(初防衛戦は7月3日)試合を締めくくったが、遠藤とのコンビを解消してシングルプレーヤーとして本格的に活動を開始した竹下だったが、デビューして僅か3年目で頂点を取るとは驚いたとしか言いようがない、デビューからエル・ジェネリコ(ザミ・ゼイン)、棚橋弘至と大物と対戦してきたが、大物と当てた分、高木大社長の期待も大きかった、その期待にやっと応えた。
次期挑戦者は明言されず、メイン終了後にはKING OF DDTの組み合わせも発表されて、パートナーだった遠藤や“ミスターKO-D”HARASHIMAもエントリーされた、王者になったものの竹下の越えるべき相手はまだまだ控えている。
第1試合ではKING OF DDTにエントリーを目指すKENSOの再査定試合が行われ、KENSOのセコンドにはひろ子夫人ではなくチェリーがゲイシャガールとして登場、試合はダイビングエルボーを狙うKENSOに高木が雪崩式ブレーンバスターで阻止してから、デスバレーボム、シットダウンひまわりボムを決めるが、ここでウルトラマン・チェリーが登場して高木にフライングヘッドシザースを決めると、すかさずKENSOが葉隠れを決め3カウントを奪い。KENSOのKING OF DDT出場を許してしまう。
DDT EXTREME選手権は王者のササダンゴにLiLicoが挑戦、試合前にはササダンゴが煽りパワポを敢行しようとするが、LiLiCo&渡瀬が掟破りの煽りパワポを敢行して勝利を予告する。
試合もササダンゴが圧倒し、LiLicoの窮地に恋人である渡瀬も駆けつけるが、ササダンゴは垂直落下式リーマンショックで排除し、LiLicoにも垂直落下式リーマンショックを決める。
だがここで映画「タイタニック」の主題歌、セリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が流れると、LiLicoが熱唱し始めコーナー上で渡瀬と熱いキスを敢行しタイタニックポーズまで決めるてから、呆然とするササダンゴにクロスボディーを浴びせ、タカタニックことタイタニック式エビ固めで3カウントを奪い、王座を強奪してしまった。セミの6人タッグ選手権は解散が決定しているドリフがスマイルスカッシュの挑戦を受け、試合は高尾がジントニックでウラノを降し王座防衛も、チームとして継続する意志はなく、試合後に王座を返上、ドリフは解散しそれぞれの道を歩んでいった。
また大会前にはWRESTE-1王者のKAIが、大家を伴って登場しKO-Dタッグ王座への挑戦をアピール、鶴見亜門GMも最初は拒んだが、観客の声援に押されて「とりあえず前向きに検討させていただきます」と返答するも、4時からWRESTE-1神戸大会があるのにも関わらず、座り込みを始めたため亜門GMも困惑。挙句の果てには「DDT! 後楽園ホール! スタート!!」と勝手に開会宣言までしてしまった。
KO-D無差別のベルト獲りました!
ここにくるまで短いようで色々葛藤がありました。たくさんの人に応援してもらえて、喜んでもらえて腐らずにやってきてよかったです。王者になってからがスタートだと思っているのでがんばります。ありがとう。 pic.twitter.com/wrvFUdMNab
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2016年5月29日改めて、完敗!全てを失い、わたくし佐々木大輔は引退しました。そして復帰戦も決まりました。ごめんね佐代子。コイツら呑気なペット達ね。kawaii。。。 pic.twitter.com/PsQ3qtAkpg
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2016年5月29日ファッキン!負けた!ファック!ファックス!ファミリア!ファミマ!
イラつくので、今日は地元の後輩誘って原チャリ狩りいきます!で、その原チャリを別の後輩に10万以上で売りつけてやる!!もうチャンピオンでもねーし!!原チャリ狩りだ! pic.twitter.com/WoVyLVswpf
— スーパー・ササダンゴ・マシン (@abulasumasi) 2016年5月29日DDT後楽園ホール大会、ドロップキックありがとうございました!今日のアレコレの写真いただきました(≧∇≦) pic.twitter.com/cDHJqZ6mso
— チェリー DDTプロレスリング (@cherry514) 2016年5月29日DDT ”KODトーナメント”に‼︎‼︎1回戦は、何故か、毎回アリーナに入ると必ず写真を撮っていたトーニョ(アントーニオ本多)。ライフ。#kenso #DDT pic.twitter.com/pwpzmHQjy1
— KENSO (KENZO SUZUKI) (@bichitto1) 2016年5月29日今日のDDT後楽園ホール大会で竹下幸之介が佐々木大輔に勝ってKODチャンピオンに!今日21歳の誕生日だったそうです。史上最年少の王者はDDTでどんなドラマと夢を見せてくれるのか。期待してるよ、チャンピオン!#ddtpro pic.twitter.com/ODDxBRUYWL
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年5月29日昼間私が訳のわからないツイートをしていたのは佐々木大輔選手が引退すると突然バックステージで言い出したからでした!もう本当に動揺した。嘘とわかってワナワナしましたがでも佐々木選手が辞めなくて本当に良かった。すこーしだけ根に持ちますよすこーしだけ
— sayoko mita (@345m) 2016年5月29日しかし今日のDDT後楽園ホール大会のメインイベントは試合前の煽りVTRからいろいろ胸に迫るものがあり、「(竹下は)人の目を気にして優等生なプロレスしてんじゃん」というカリスマと、お父さんお母さんの前で思わず「優等生みたいな自分嫌や」と吐露するザ・フューチャーの独白が心に染みました
— sayoko mita (@345m) 2016年5月29日 -
主役強奪!飯伏幸太がIGFを喰ったという現実
5月29日 IGF「アントニオ猪木vsモハメド・アリ 格闘技世界一決定戦40周年記念プレ大会 GENOME36」 エディオンアリーナ大阪 6325人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼地元ナニワの大阪ヤングパワーバトル/15分1本
○TORU (6分37秒 逆エビ固め)X菊池悠斗◇第2試合◇
▼九州被災地復興支援エキシビジョンマッチ/10分1本
△桜島なおき(10分時間切れ引き分け)△佐々木日田丸◇第3試合◇
▼「大阪軍vs東京軍」/20分1本
空牙 ○マグニチュード岸和田(13分35秒 ジャーマンスープレックスホールド)長井満也 Xベアー福田
◇第4試合◇
▼クラッシャー川口引退七番勝負第3戦/30分1本
○クラッシャー川口(3分25秒 レフェリーストップ)X吉田貴広◇第5試合◇
▼飯伏幸太スペシャルマッチ/30分1本
○飯伏幸太(8分08秒 エビ固め)Xタノムサク鳥羽
※シットダウン式ラストライド【試合後の飯伏】
――初めてのIGFでの試合を終えた今の気持ちは?▼飯伏「自分は常に研究していきたいということを言ってきたんですけど、今日の段階ではこれが成功なのか、失敗なのか、それはわからないです。ただ、鳥羽選手はいつもにもまして気合いが入っていて、パンチが結構ヤバかったです。でも、いいものは提供できたんじゃないかな。初めてのIGFですけど、出せるものは出せたと思うんで」
――2人とも尋常じゃないほど殴り合ったが?
▼飯伏「昔、DDTの頃は毎日殴り合っていたんで。いや、今日も気持ち良かったですね」
――グローブを付けて戦った理由は?
▼飯伏「これは単純に対戦相手がグローブを付けているんで。それはちょっと自分の中で不利じゃないかなと思って。同じグローブを付けて戦いました」
――今日は気持ち良くやりあえた?
▼飯伏「そうですね。飯伏プロレス研究所を立ち上げて、これが本当に初めての経験だったんで。非常にいい結果だったと思います」
――IGFのリングでなぜ鳥羽選手を相手に選んだ?
▼飯伏「いろいろあったんですけど、自分の中で今までやっていたプロレスというものが、初めて出るIGFのリングでも通用するかどうか、自分の中で研究したというか、実験したというか」
――その中で、お客さんの反応やリアクションはどう感じた?
▼飯伏「自分が試合をやっている中では、凄くいい反応には感じました。でもそれは、例えば猪木さんがどう思ってくれたとか、そういうのはちょっと自分の中ではわからないですけど」
――リング上で「次に上がる時は最強の人と戦いたい」と言っていたが?
▼飯伏「最強の人っていうのはみんなが想像してくれればいいかなと。ここではあえて言う必要はないというか。別にIGFのリングじゃなくても、その人と戦えればいいなと」
――今後の参戦については?
▼飯伏「それはまったくわからないですね。それはオファーしてくれたら、何も被ってなければ出させていただきたいですし。それはわからないです」
――実験が成功したか失敗したかわからないと言っていたが、その答えはいつ出る?
▼飯伏「皆さんの反応だったり。試合をやっている時の自分の中では、成功したとは思っています。でも、それは僕が決めることじゃないんで。皆さんがどう思ったか。それが僕の中で一番重要というか」
――IGFで試合をして、少なからず闘魂が宿った部分はある?
▼飯伏「まあ、あるでしょうね」
――それがあの殴り合い?
▼飯伏「そうですね。普段はあそこまでグローブマッチでも殴り合わないですけど。久々に思いっきり感情を出して行きたかったと」
――猪木さんとは言葉を交わした?
▼飯伏「僕は一度も…」
※ここで急きょ、猪木が待つ控え室を訪問することに。飯伏は緊張した面持ちで控え室に入る
▼飯伏「失礼します。今日はありがとうございました。はじめまして。飯伏です」
▼猪木「なんだ、気合いを入れて欲しそうな顔をしているじゃん」
▼飯伏「お願いします!」
▼猪木「みんな出世するんだよ、気合いが入ると」
▼飯伏「本気でお願いします!」
※猪木は腹部に拳を付けて気合いを入れると、「ダッ!」っと雄叫びもろとも闘魂ビンタを叩き込む。飯伏は頬を押さえると、感慨深げな表情を見せた。その後、猪木とともに「ダー!」と拳を突き上げた
▼飯伏「ありがとうございました!」
※再びコメントブースに戻ってくると
――アントニオ猪木さんとの初対面が実現し、闘魂を注入されたが?
▼飯伏「自分の中では闘魂を注入してもらったことが、まず第一のIGFに出たことの目標というか、出たことの達成というか。これで自分がどうなるか。ちょっと楽しみですね」
――闘魂研究をしたいと言っていたが、その一端には触れた?
▼飯伏「それだけに関しては完全に成功というか。闘魂に一発目で触れることができたんで、非常に良かったと思います」
――初めて触れたアントニオ猪木はどうだった?
▼飯伏「今でも圧倒されてるというか。まだ、現実感がないというか」
――強烈なビンタだったが?
▼飯伏「あれに関しては気持ち良かったです。ああ、痺れましたね」
――今後の研究に向けてのいいエネルギーになった?
▼飯伏「そうですね。今までなかった部分を新たに注入されたんで。それが凄く良かったなと。これによって自分がどうなるか。今後、プロレスラーとしてどれだけ上がっていけるか。楽しみですね」
◇第6試合◇
▼IGFスペシャルタッグマッチ/45分1本
○王彬(ワン・ビン) アレクサンダー大塚(14分35秒 エビ固め)船木誠勝 X冨宅飛駈
※パワーボム◇第7試合◇
▼IGF新時代タッグマッチ/45分1本
○鈴川真一 青木真也(12分55秒 レフェリーストップ)崔領二 X不動力也【試合後の鈴川&青木】
――メインイベントを終えた率直な気持ちは?▼青木「うーん、お粗末。以上です」
――それ以上の言葉はない?
▼青木「お粗末。今まで生きてきた中で一番苦痛な時間だったと思います」
――鈴川選手は?
▼鈴川「崔が早い段階から俺に噛みついてきたけど、あんなもんだったっていう。崔にしろ、不動にしろ、あの辺のレベルがIGFに上がると、こういう感じになっちゃうから。ベルトを1個や2個取ってからIGFに上がった方がいいんじゃないかっていう。ここと組むのもビックリだったけど。ミスターXが青木っていうね。対戦相手がちょっと不満があるな。まあ、勝ちは勝ちだけど。次はマカオも控えているし、次に行くよ。以上」
※鈴川が先に立ち去る
――青木選手としては対戦相手とすれ違う部分が合った?
▼青木「そうですね。まあまあ、僕のやりたいことじゃないんだよね。試合が決まってから試合が済むまで、非常に苦痛な時間でした。でもまあ、僕が楽しくないことは見ても楽しくないんだなってのも非常によくわかるし。現状はここ。現状はここだから。涙も出ないよね。こういうことを言うのもあれだけど、金が欲しくて試合をしているわけじゃないからさ。別に金だったら、試合をしなくても食っていけるぐらいあるよって。やりたいことをやりたくて、好きなことをやりたくてやってるから。やっぱりこういうことになったのは非常に寂しいですよね」
――その寂しさというのは相手に対してもそうなのか、それともこういうシチュエーションもそうなのか…
▼青木「相手…まあ、全てに対して。舞台に対して。好きだったんだけど、ちょっと難しいかなって。いろいろ考えないと。本当に寂しいですね」
――IGFは今回から新しい形になると打ち出したが、ここでこういう結果になるとは思わなかった?
▼青木「そうですね。もう何にも言えないよ。今までのものがよかったとも思わないけど、独自性もあったし、やりたいこともあったし、自分たちがやりたかったこともあったし。これになるともう、小遣いもらいに来ているみたいな話になっちゃうからさ。MMAファイターがアルバイトしに来ているみたいな見られ方をこれだとするから。こんなことしてたら、そう思われてしかるべきだと思うし。だからこそ、非常に無力感というか、どうしようもない気持ちがありますね。MMAで負けるより悔しいんじゃないの?」
――前回に小川選手とやった時は得るものが大きかった?
▼青木「自分の中では凄く大きな試合で、それとの差がありますね」
――今後に向けては?
▼青木「今後はIGFに限らず、自分が情熱を燃やせる舞台に立っていたいなという気持ちはあります」
【サイモン猪木取締役の総括】「どうなんだろう。頑張ってる選手は頑張ってたなと思いました。会場のファンたちの反応を見ると、沸いてたところは沸いてたと思うんですけど、これが全部IGFかといったらIGFらしさでもないところもあったので。難しいなと。(ヤジも飛んでたが?)ヤジに関しては全然OKというか。もっともっと言ってほしいかなって。(IGFらしい、らしくないという意味で、今後はどうしていきたい?)イノキ・ゲノムなんで。猪木さんの団体だから、やっぱり猪木さんのカラーを出していきたいなというのが本音のところですね。闘いとホントのストロングスタイルはこっちだと思ってますから。闘いのあるプロレスっていう部分ではもっとIGFらしさを出したかったなって。IGFらしさをもっとっていう。猪木さんと直接触れ合ってない選手が多かったので、それはわからないだろうとは思います。でも、すごくいい選手はいっぱいいたなと思います。
(飯伏は?)すごいなっていうのはありましたね。会場人気はすごかったですね。また、うちの旧IGFの人たちと試合してもらいたいなって気持ちはあります。(メインは?)グチャグチャでしたね。おかしいなって。まだ選手と話してないからあれですけど。(青木は「せつない」と話していたが?)マッチメークに関しては難しいですよね。選手全員の意向は聞けないですけど、闘い含めて、そういうのを求めてるのはわかってるつもりです。実際に小川さん含めてほかの試合のときは頑張って、試合やってましたしね。(マカオ選考は?)バタバタしながら見てたので、ゆっくり全試合をちゃんとチェックして、スタッフで話し合ってきめたいと思います。世界大会もありますから。IGFらしさで世界に通用する選手たちを集めて、大会をやりたいと思います。(今後は?)海外と国内、両方考えてます。マカオ以外で? はい。場所はまぁIGFなんで言えないですけど、ちゃんと考えてます。国内も夏、秋ぐらいにやれたらなとは思ってます」
IGF大阪大会に飯伏が参戦、対戦相手はXとされたが、相手に登場したのは元DDTでキックボクシング出身の鳥羽、相手が鳥羽ということで飯伏もグローブ着用で試合に臨んだ。
試合は飯伏がハイ、ジャブ、ミドルと攻め込むも、蹴り脚を掴んだ鳥羽は右ストレートを炸裂させ飯伏はダウンし、鳥羽はハイキックで追撃して再度ダウンを奪う。
2度もダウンを奪われた飯伏はソバットからオーバーヘッドキックで反撃し、場外に追いやったところでバミューダ・トライアングルを発射、だが鳥羽はかわしセコンドに着いていたDDTの伊橋に直撃してしまう。
だが飯伏は構わず場外戦でもストレートで殴りあいを展開、花道にも雪崩れ込んでからも殴り合い、伊橋もなぜかグローブを着用して介入するが、飯伏は返り討ちにする。
リングに戻った飯伏はボディーアッパーで鳥羽をダウンさせ、その場飛びムーンサルトプレスを投下、更にジャーマンを狙うが鳥羽もバックブローで阻止し、クロスカウンターからハイキック、更に大振りのフックを狙うも、かわした飯伏はドラゴンスープレックスを決め、起きた鳥羽もストレートで応戦する。
再び殴り合いとなるが、飯伏がラリアットを浴びせると、最後はシットダウン式ラストライドで3カウントを奪い、勝利を収めた。
飯伏は試合後もIGF参戦を希望し、コメントブースでも総帥であるアントニオ猪木と対面して闘魂ビンタを求めると、猪木は期待通りビンタを浴びせ飯伏を激励した。メイン鈴川がXと組んでプロレスリングLAND'S ENDの崔、不動と対戦、鈴川のパートナーXには対戦相手が決まっていなかった青木が起用された。だが試合はなかなか噛み合わない攻防が続き、最後は不動のパワーボム狙いをリバースした鈴川がマウントからのマーダービンタの連打でレフェリーストップ勝ちとなるも、最後まで盛り上がりにかけたままで終わってしまい、公務で欠場となった澤田敦士が駆けつけて「1.2.3ダー」で締めくくった。
飯伏参戦が決まったときはカード次第では期待が持てるのではと思っていたが、カードが発表されると、経費削減を物語ったカード編成となり、飯伏の相手は期待できないと思っていた。
飯伏の試合は特別なのかというと相手となった鳥羽や、セコンドに駆けつけた伊橋との絡みも含めて飯伏はDDTでやってきたことをIGFでやったに過ぎない、今まではIGFにとってDDTは見下していた存在に過ぎなかったが、見下していた飯伏の試合が一番盛り上がってしまったという現実、ある意味痛快でもあった。肝心のIGFの試合が盛り上がりに欠けたというか、飯伏が高めたテンションを生かしきれなかった、本来なら飯伏や青木ではなく鈴川が主役を張り、メインではこれからのIGFを試合を通じて示さなければならないのに、大きなインパクトを残せないままで終わった、だが肝心の選手たちが何故なのかというものに理解がないししようともしない。
IGF大阪大会は飯伏が主役を奪ったことでIGFを喰ってしまった、しかし飯伏に食われても響こうともしない、飯伏の起用は本当に成功だったのかどうか・・・・
-
KING OF GATE 2016 札幌大会公式戦結果
5月28日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2016」北海道インドアテニスセンター・ウイング札幌大谷地校 850人 超満員札止め
▼「KING OF GATE 2016」Bブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○CIMA(13分18秒 ドスカラス・クラッチ)[1敗=0点]×ヨースケ・サンタマリア▼「KING OF GATE 2016」Dブロック公式戦/20分1本
[2勝1敗=4点]○吉野正人(10分46秒 トルベジーノ十字固め)[3勝1敗=6点]×ビッグR清水▼「KING OF GATE 2016」Aブロック公式戦/20分1本
[2勝1分=5点]○Kzy(15分28秒 スカイデ・スクールボーイ)[2勝1敗1分=5点]×鷹木信悟▼「KING OF GATE 2016」Cブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○T-Hawk(15分45秒 エビ固め)[2敗1分=1点]×斎藤"ジミー"了
※ナイトライド -
意地vs必死!30分越えの激戦を制したのは潮﨑豪!丸藤&矢野がKESの長期政権に終止符!
5月28日 NOAH「GREAT VOYAGE 2016 in OSAKA」エディオンアリーナ大阪 1923人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼大阪大会オープニングマッチ/30分1本
モハメド ヨネ ○クワイエット・ストーム 齋藤彰俊(6分38秒 片エビ固め)小川良成 ×友寄志郎 清宮海斗
*50センチウデラリアット◇第2試合◇
▼鈴木軍vsNOAH 6人タッグマッチ/30分1本
○タイチ エル・デスペラード TAKAみちのく(8分5秒 エビ固め)石森太二 ×平柳玄藩 キャプテン・ノア
*タイチ式ラストライド◇第3試合◇
▼鈴木軍vsNOAHタッグマッチ/30分1本
○鈴木みのる 飯塚高史(12分1秒 体固め)中嶋勝彦 ×マサ北宮
*ゴッチ式パイルドライバー◇第4試合◇
▼鈴木軍vsNOAH/30分1本
○シェルトン・X・ベンジャミン(21分53秒 リングアウト)×マイバッハ谷口
◇第5試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合/60分1本勝負
[第27代選手権者]○原田大輔 小峠篤司(19分47秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]拳王 ×大原はじめ
☆原田&小峠組が2度目が防衛に成功
(試合終了後、王座防衛を果たした桃の青春の前に次なる相手が。TAKAタイチ、そして新日本の邪道外道が花道から姿を現す。)
外道「TAKAタイチ、おめえらは喋るな!プロレスリング・ノアによ、真打ち登場だ。世界最強のタッグチーム、伝説のタッグチーム、邪道外道がよ、GHCジュニアタッグに挑戦だ。(何度もTAKAタイチに「喋るなよ」と牽制)いいか、原田&小峠。おめえらはよ、邪道外道にぜってえ勝てねえ。おめえらは俺たちの前で喋ることは許されねえ。なんでかわかるか? レヴェェェルが違うんだよ、この野郎」原田「邪道外道、TAKAタイチ、お前らとこのベルトを懸けて3WAYマッチでやったろうやないか。邪道外道、お前らに言っておくぞ。俺たちはこのプロレス界でベストなタッグチームを目指してるんや。だから、お前らには踏み台になってもらうぞ」
(邪道&外道、TAKA&タイチ退場)
原田「俺たちがこのベルトを防衛して、日本の…いや世界に誇れるベルトにします!」【試合後の原田&小峠】
――短い期間に同じ相手と3度目のタイトル戦となったが、地元で勝つことができた感想は?▼小峠「まあ、感情的にはこのベルトを高めるっていう意味で、負けれないというチャンピオンとしての意地がありますんで。あと、試合に関して言えば、3回タイトルマッチをやるうちに、警戒しないといけない技とか…。あそこで俺と拳王が使い果たして、原田と大原に最後はなった瞬間に、同じタイプの大原は俺と似ているところがあるんで、警戒するポイントはムイビエンクラッチだけだと俺は思って。あれをカットするだけを本当に意識してやってたんでね。やっぱり研究して、試合を重ねるうちにできた勝利だと僕は思っています」
▼原田「この桃の青春vsケンオーハラは通算4回目で、やっとイーブンの2勝2敗になったんで。本当なら、ホンマやったら、決着でもう1回やりたかったんですけど、邪道外道が出てきたから。まさかの邪道外道や。TAKAタイチはもうどうでもええわ。あいつらが出てきたんやったら、その男気は買ったる。だから、3WAYに。今回、邪道外道とケリを付けたら、もう1回ケンオーハラと行くぞ。それだけです」
――TAKAタイチ興行で一度3WAYマッチは実現しているが、それと比べると?
▼原田「前回はベルトが懸かってないけど、今回はこのベルトを懸けてやりますよ。なぜなら…邪道外道には俺たちの踏み台になってもらう!」
▼小峠「今さら、あそこに負けるわけにはいかないでしょ? 時代は俺らがピークなんで。プロレス界が止まっちゃうよ。俺らが負けたら。俺らが意地見せます」
【拳王の話】「おい、何なんだよ? 大原、腹は大丈夫かよ? こんなもんよ、大原が怪我しているからって攻めないって言っただろ? 何がチャンピンだよ。まあよ、今日は百歩譲って負けたかもしれない。でもよ、ノアの新たなブランドを俺たちは必ず築くんだ。だからよ、いつまでもお前たちを追い続けてやるからな」
【邪道&外道の話】
▼邪道「まだGHCだけ獲ってねえからな、俺らは。いただいてやるよ」▼外道「リングで言った通りだよ。真打ち登場だ。小峠&原田、覚悟しろよ」
▼邪道「いよいよだな、いよいよ。このマンネリ化したGHCジュニアタッグを俺らが一発でサッと獲ってやるからよ」
【タイチ&TAKAの話】
▼TAKA「なんだよ、おい。会場を間違えてんじゃねえか? 団体を間違ってんじゃねえのか?」▼タイチ「邪道外道、間違えたか? 年取ってるからよ、ボケてきたんじゃねえか、あいつら」
▼TAKA「リング上でベラベラベラベラ喋りやがってよ。おい、言葉じゃねえんだよ、プロレスっていうのはよ。リング上で喋ればいいってもんじゃねえんだ。レベルが違う? 何のレベルが違うんだよ?」
▼タイチ「この3チームの組み合わせはよ、どっかで見たことあるな。どっかでやったな?」
▼TAKA「どこかでやったんじゃねえのか?」
▼タイチ「あの時はよ、あいつらチャンピンチームが逃げやがって。懸けるって言ったのに懸けなかったよな」
▼TAKA「次は懸けるって言ったな? 3WAYのタイトルマッチって言ったな?」
▼タイチ「1回どこかでやったな。見たことあるな。じゃあ、もう1回やってやろうか」
▼TAKA「やってやるよ。言葉じゃねえってのを教えてやる。痛みの伝わるプロレスを俺たちが…鈴木軍最強ジュニアタッグの俺たちが(笑) 笑っちゃったじゃねえか」
▼タイチ「心に残る鈴木軍ジュニアの試合を見せてやるよ。元IWGPジュニアタッグチャンピオンチームだからな」
▼TAKA「その力を見せてやるよ。お前らじゃ盛り上がんねえぞ」
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第31代選手権者]○金丸義信(14分49秒 体固め)[挑戦者]×熊野準
*タッチアウト
☆金丸が3度目の防衛に成功【試合後の金丸&タイチ&デスペラード&TAKA】
▼TAKA「チャンピオン、おめでとう!」▼タイチ「おめでとう」
▼TAKA「楽勝だな、チャンピン」
※金丸は3人と拳を突き合わせる
▼タイチ「ビール、持って来い!」
▼TAKA「ねえよ、しょうがねえ」
※タイチとTAKAがペットボトルの水を金丸に浴びせて祝福。デスペラードは拍手を送る
▼金丸「なんだ今日の相手は」
▼TAKA「汗かいてないですよ。これは水だよ」
▼金丸「冗談じゃねえぞ、あのチャレンジャーは」
▼タイチ「やるだけ無駄だったな」
▼金丸「汗かかなかったぞ。こんなところでやるほどの顔じゃねえよ。第1試合で十分。今日は何試合目だ? まあ、いい汗かいたよ、今日は(笑)」
▼タイチ「時間の無駄だな」
▼金丸「なんだ、今日は。タイトルマッチだったのか?」
▼タイチ「やっぱりノブが防衛してきたよ。ていうことはよ、次は? 誰も来なかったな?」
▼金丸「この4人でやるか!」
▼タイチ「次の挑戦者は俺らだ。俺らが挑戦者だ」
▼TAKA「負けねえぞ。6・24新木場、鈴木軍ジュニア総当たりリーグ戦。じゃあ、全試合にこれを懸けてもらうか」
▼デスペラード「全試合か」
▼タイチ「前代未聞じゃねえ?」
▼TAKA「前代未聞の1DAY総当たりリーグ戦で、しかも前代未聞の全てタイトルマッチだ。その日のうちにコロコロ移動するかもしれないな」
▼タイチ「(金丸に対し)やりますか? やりませんか?」
▼金丸「やろうじゃないか」
▼タイチ「おお! 挑戦者は俺ら3人だ」
▼TAKA「一発目は誰だ?」
▼タイチ「俺だ」
▼TAKA「いきなりタイトルマッチだ。防衛したら次は俺か」
▼デスペラード「俺の番が来る時は(タイチが)チャンピオンになって、(TAKAが)チャンピオンになって…」
▼金丸「今日、誰も来なかったからな」
▼TAKA「鈴木軍ジュニアはやるぞ、総当たりで」
▼タイチ「誰もいないんだろ、名乗りを挙げるヤツは。もうネタ切れか、ノアは。びびったか? ノブにはもう誰も勝てねえな」
▼TAKA「じゃあ、俺ら同士でやろうじゃねえか」
▼金丸「使わせてもらうよ」
▼タイチ「それでいいか、ノア。噛みつかないんだな? ノアは噛みつかないんだな? いいんだな?」
▼金丸「いいか、やるからな。決定決定!」
▼タイチ「やる前から負けること考えるヤツがいるか、バカ野郎!(映像スタッフを張り倒して去っていく)」
◇第7試合◇
▼GHCタッグ級選手権試合/60分1本
[挑戦者/グローバル・タッグリーグ戦2016優勝者]○丸藤正道 矢野通(17分53秒 エビ固め)[第33代選手権者]×ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.
*虎王
☆アーチャー&スミスJr.組が11度目の防衛に失敗、丸藤&矢野組が第34代選手権者となる【試合後の丸藤&矢野】
▼丸藤「ああ、きつかった…」▼矢野「ありがとうございました。(握手を交わすと)私の予言通り、丸藤選手が1人で勝ってくれました(笑) ありがとうございます。プレゼント、いただきました」
▼丸藤「いや、完璧なる矢野通のサポートがあったからこそ。言っただろ? 俺が耐えれば勝てるって。化学反応を起こして、俺たちは有言実行した。さて、これからだ。獲ってお終いじゃないぞ。賛否両論あろうと、誰がなにを言おうと、俺たちがプロレス界のタッグを面白くする…たぶん」
▼矢野「そうですね。これまではノアのファンの皆さんに対する私からの昔のお詫びです(苦笑) ここからは2人で化学反応を楽しんで、さらに! さらに! 上を目指して! 何が起こるかわかりません。上かわからない! 大きくなるかわからない! 横かもしれない! それは、俺たちも知らない!」
▼丸藤「よし!」
【スミスJr.の話】「ヤノ、マルフジ! 今夜のオーサカは単なるラッキーナイトだ。これで終わりじゃねえ。始まりに過ぎねえんだ。K.E.S.はGHCタッグタイトルを必ず獲り戻す! 俺たちは約500日もベルトを保持し続けたんだぞ!? K.E.S.は日本だけじゃねえ、世界最強のタッグチームなんだ。ベルトは全部奪い返す!」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○潮﨑豪(31分24秒 片エビ固め)[第25代選手権者]×杉浦貴
※豪腕ラリアット(試合終了後、ベンジャミンが登場)
ベンジャミン「コングラチュレイションズ。でもお前はすぐトップの座を手渡すことになる。俺がお前をブチのめす。次にお前が相手をするのは、この俺だ」潮﨑「ベンジャミン。GHCの誇りをかけてお前とやろう」
(勝利者インタビュー)
潮﨑「ただ一言。この上ないくらい、このベルトを手にすることができて幸せです!皆さんの支えがあったからこそ、このGHCを再び手にすることができました。皆さん、ありがとうございました!もう一度言います! ノアのリングを守るために戻ってきました! このGHCを持って、プロレスリング・ノアの誇りを胸に戦っていきます! 皆さん、声援よろしくお願いします!」【試合後の潮崎】
※コメントブースに姿を現すと、改めて感慨深げにベルトを見つめる。イスには座らずに立ったままインタビューを受ける――久々にGHCヘビー級のベルトを取り戻した今の心境は?
▼潮崎「リング上で言ったように、二度と巻くことができない、手にすることがないベルトと思っていたんで、今はこうして自分の手にこのベルトがあることが信じられないぐらい…信じられないですね」
――この半年の戦いを振り返ると?
▼潮崎「とても半年とは思えない、物凄く道のりが長い、そして時間も長い半年間でした」
――つらい部分もあったと思うが?
▼潮崎「そうですね。つらいことばっかりだったと思うしね。それは俺が歩んでいかなくちゃいけない道だと思うし、それは自分が選んだ道なんで。今、こうしてこのベルトを手にすることができているってことを噛みしめて、また一つ一つ…一つ一つ乗り越えていきたいと思います」
――試合後、ファンに祝福された気持ちは?
▼潮崎「勝って祝福されただけじゃなく、途中の厳しい時に(ファンの)後押しがあったからこそ、今はこうしてベルトを手に入れて、立っていることができているんで、本当にファンの人たちには感謝しています」
――ベンジャミン選手が挑戦者に名乗りを挙げてきたが?
▼潮崎「リング上で言った通り、ノアを守るためにこのリングに帰ってきたんで。どんな敵が立ち塞がろうが、一つ一つ乗り越えていきます。このベルトが、そしてみんなの声が自分に力を与えてくれると思っているんで」
――現在はフリーという立場だが?
▼潮崎「フリーなら、フリーだからこその戦いができると思っているんで。でも、ノアを守りたいという気持ちはどんな立場でも変わらないです」
――「GHCの誇り」という言葉を使っていたが、潮崎選手にとってその言葉の意味や重みをどう感じている?
▼潮崎「これまでこのベルトを巻いてきた人たちが築き上げてきた歴史がこのGHCにこもっている重みだと思っているし、ノアの凄さ、ノアの戦いの激しさを、このベルトを巻いてもう一度築き上げていきます」
――挑戦を決めた時は「熊本にいいニュースを届けたい」と言っていたが、地元・熊本への思いは?
▼潮崎「少しでも明るいニュースを熊本に届けたいというのはずっと思っていることだし。でも逆にね、熊本で気持ちを折らずに立ち上がろうとする人たちがいるからこそ、俺はその人たちにパワーをもらったから。今日は逆に熊本からリング上にパワーをもらいました。次は俺が小さな力かもしれないですけど、少しずつ返していきたいと思います」
――ベルトを腰に巻かなかったのは?
▼潮崎「次にノアのリングに上がる時は、しっかりと腰に巻いて上がりたいと思います。今はこの手にこのベルトを掴んでいたいという気持ちが凄いあるんで。今はこのまま掴ませてもらっています」
【ベンジャミンの話】「潮崎よ、おめでとう。鈴木軍のメンバーを倒して新しいGHCのチャンピオンになったことはお前にとっていいことかもしれない。だが、残念なことに、お前はこのシェルトン・X・ベンジャミンを相手にしなければならない。必ず俺がそのベルトを鈴木軍に取り戻してやる。お前は自分の血にまみれることになるだろう。今日はせいぜい勝利の喜びに浸るがいい。その喜びは長く続かないだろうがな」
今日はNOAHエディオンアリーナ大阪大会を観戦、目的は杉浦vs潮﨑を観戦することだったが、ネット媒体などでの前評判の悪さもあってか客入りは悪く空席が目立った。杉浦vs潮﨑のここまでの流れを見るも、杉浦は潮﨑に対しては口を閉ざしたまま、対する潮﨑はベビーフェースぶりが前面に出てしまっている影響か危機感が気薄、盛り上がりに欠けたままでエディオンアリーナ大会を迎えてしまった。
しかしいざ試合となると杉浦がロープに押し込んでからクリーンブレークと見せかけて張り手を浴びせると、潮﨑が逆水平を乱打し杉浦の胸板が早くも血が滲み始める潮﨑は基本的にスロースターターで、序盤から杉浦が厳しい攻めを見せるのではと思っていたが、潮﨑が序盤から厳しい攻めに打って出る。
だがこれで火が点いたのか杉浦がフロントハイキックから場外戦を仕掛けると、鉄柵固定式ネックスクリュー、場外マットをはがしてからエプロン固定式のネックスクリューを決めると、イスでめった打ちにし、エルボーや顔面へのストンピング、サッカーボールキックと厳しい攻めを展開、潮﨑も逆水平で応戦するもダメージのためか威力がなく、杉浦は「来いよ、コラ」と挑発しつつ仁王立ち、潮﨑のフライングショルダーも膝蹴りで迎撃してダウンを奪う。
劣勢の潮﨑はランニングニーを狙う杉浦をキャッチしてトルネードボムで叩きつけると、逆水平から流れを代え、フィッシャーマンズバスターから逆水平を乱打するも、杉浦は対角コーナーからのスピアーを浴びせ、往復式串刺しニーから雪崩式ブレーンバスター、そして逆エビ固めで追い詰めにかかり、潮﨑は必死でロープに逃げ、更にコーナーに追い詰めてから鬼エルボー、またマウントを奪っての鬼エルボーと心を折りにかかる。
しかし突進する杉浦を抱えてコーナーに乗せると潮﨑はドロップキックで場外へと落とし、ハイアングルで場外に落ちた杉浦に潮﨑はノータッチプランチャを発射し、リングに戻ってからも逆水平からゴーフラッシャーを決める。
そこでTAKAがあわてて駆けつけるが、清宮と友寄が阻止すると、今度は鈴木が駆けつけてヨネとストームが阻止するも、反対側からベンジャミンが駆けつけて潮﨑にスーパーキックを浴びせると、杉浦はイスで潮﨑に一撃を浴びせる。
ここで杉浦は張り手の連打を浴びせるが、潮﨑も必死で逆水平で応戦し競り勝つも ローリング袈裟きりを狙い、杉浦が張り手で迎撃するとジャーマンで投げ、オリンピック予選スラムを狙うが、潮﨑は背後に着地してタックルを狙う杉浦を膝蹴りで迎撃、だが突進したところで杉浦は掟破りのラリアットで迎撃する。
杉浦は再度オリンピック予選スラムを狙うが、潮﨑は立ち上がれないため不発となるも、杉浦は張り手の連打を浴びせて潮﨑の心を折りにかかるも、左ストレート狙いは潮﨑はラリアットで迎撃する。
ここで潮﨑はリミットブレイクを決めると、豪腕ラリアットを炸裂させて3カウントを奪い勝利、4年ぶりにGHCヘビー級王座を奪取、 次期挑戦者には激戦の末、谷口を断崖式テーブル貫通パワーボムでKOしたベンジャミンが名乗りを挙げ、潮﨑も受けてたつ構えを見せた。前評判が悪かったものの、良い意味で期待を裏切られた試合、杉浦の攻めは憎悪がこもっているものではなく、潮﨑がいなくなってからのNOAHを守ってきた意地というものが感じられ、また対する潮﨑も序盤から手厳しい攻めを見せたことで必死さが伝わった、また館内も潮﨑に対するブーイングもなく声援が多く、潮﨑自身がNOAHに出戻ったことを認められたことを感じさせた。
セミのタッグ選手権は矢野が「怖い、怖い」「ブレーク、ブレーク」を連呼しながらアーチャーを翻弄しつつも、KESは丸藤を捕らえて試合の主導権を握るも、アーチャーの悪い癖が出たのかムーンサルトプレスが自爆してしまうと、交代を受けた矢野は崇コーナーにスミスJr.を直撃させ、アーチャーの髪を掴んで倒すなど流れを変えていく。
しかし丸藤がKESの連係に捕まってしまうと、不知火を狙う丸藤をアーチャーがブラックアウトで叩きつけ、スミスJr.が入ってキラーボムを決めて勝負あったかに見えたが丸藤が間一髪クリアする。
KESはもう1回キラーボムを狙うが、矢野がスミスJr.に急所打ちで阻止し、丸藤は不知火を決め、2発目はアーチャーが回転途中で踏ん張るも、雪崩式狙いを丸藤が雪崩式不知火で切り返し、最後は虎王の連打で3カウントを奪い王座奪取でKESの長期政権に終止符を打つ。ジュニアヘビー級選手権は序盤から熊野が金丸に喰らいついていったが、場外でのボディースラムから金丸が試合の主導権を握り、熊野はなかなかペースがつかめない。
熊野は串刺しバックハンドエルボー、ブレーンバスター、ミサイルキック、フィッシャーマンズスープレックス、チョークスラム式STOまで披露し、新技である変型サイドバスターまで見せるが、金丸はトルネードDDTですぐ自分の流れに変える。
熊野は丸め込みからフラッシュパッケージで丸め込むが、クリアした金丸はディープインパクトからタッチアウトで3カウント、鈴木軍の介入もなく余裕の勝利だった。ジュニアタッグ選手権は桃の青春がダブルドロップキックで大原を捕らえ、大原も痛めている脇腹を押さえる、桃の青春は脇腹を攻めないと明言していたが試合に影響が出てしまう。
だが場外戦でケンオーハラが逆襲し、テーブルの上に小峠、その上に原田を乗せると拳王はコーナーからダイビングフットスタンプを投下、小峠は場外でダウンしリングに戻った原田がケンオーハラの集中攻撃を浴びる。
小峠はなかなかコーナーに戻れず、原田が捕まる展開となるも、コーナーに戻った小峠に交代してから流れが変わり、小峠は場外のケンオーハラにトペコン、拳王にタランチュラ式首四の字、マグザムと攻勢をかけ、拳王もローキックから背中へのフットスタンプと反撃するが、ダイビングフットスタンプ狙いを小峠はオーバーヘッドキックで阻止する。
劣勢のケンオーハラは大原が原田にジョン・ウー、風車式バックブリーカーからストマックブロック、拳王が入って大原のリバースゴリースペシャルと拳王のダイビングフットスタンプの合体技から、大原はムイビエンで捕獲も小峠がカットする。
4選手が入り乱れるが、大原を捕らえた桃の青春は合体技を連発、原田は片山ジャーマン狙いは大原がムイビエンクラッチで丸め込むも、再び合体技を決めたところで原田がツームストーンパイルドライバーから片山ジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛。
試合後にTAKA&タイチの鈴木軍が名乗りかと思いきや、邪道&外道が出現して鈴木軍を牽制しつつ「レベルが違うんだよ!」と挑戦を名乗り、桃の青春は3WAYで迎え撃つことをアピールした。ノア大阪大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
苦しすぎる展開が続きましたが、なんとか勝つことができました。
再びGHCをこの手に掴むことができました。
みなさん、本当にありがとうございました。#noah_ghc pic.twitter.com/PyHyBIcmfh
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2016年5月29日最終戦…
当然の結果!
(笑)(笑)(笑)
次の挑戦者…
誰も来ねぇよ。。。
次は………
4人でやっちゃうか!?(笑)
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2016年5月28日ジュニアのベルト奪い返せませんでした。
いい経験になったとは思ってません。
ただ、悔しい。
また今日から、ゼロからスタートします。
このまま終われないんだよ。
俺をなめてるやつらを見返す為に!
絶対に上を獲る!#noah_ghc
— 熊野 準 (@kumano_noah) 2016年5月29日大阪大会御来場ありがとうございました。
拳王・大原、強いしこれからも闘い続けたい相手。
次は3wayマッチ、やり甲斐のあるチームが出てきた!
今日は沢山の応援ありがとうございました#noah_ghc #GV528
— 原田大輔 (@noah_harada) 2016年5月28日ありがとう!
大阪!!
マジで!
来てくれて!!
感謝です!!!!#noah_ghc
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2016年5月28日昨日は大阪大会ありがとうございました。
試合に負け身体中痛みますが…。
この悔しさを忘れず、また上を目指してこれからも頑張っていきたいと思います‼︎‼︎#noah_ghc
— マイバッハ谷口 (@noah_taniguchi) 2016年5月29日