モハメド・アリ
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モハメド・アリ
プロボクシングの元世界ヘビー級王者のモハメド・アリさんが3日死去した、享年74歳。アリさんは晩年はパーキンソン病にかかり闘病生活を送っていたが、日本時間の今朝になって呼吸器系病気で危篤状態という一報が流れていた。
今年はアントニオ猪木vsモハメド・アリ戦が実現してから40年が経過することで、実現した6月26日は世界格闘の日と制定され、アリさん自身も余命いくばくもないという話も出ていたことから、せめて6月26日までは生きていて欲しいと思っていたが、あと3週間を前にしてアリさんは74歳の生涯を終えた。
猪木vsアリはアリさんが「東洋人でオレに挑戦する勇気のある者がいないのか」と発言したことから全てが始まった、その話に乗った猪木は新間寿氏と一緒にアリ招聘に動いたものの、実現には様々な障害が立ちはだかっていた。
やっとアリ招聘に漕ぎ着けて来日するも、猪木戦がエキシビジョンだと思っていたアリさん側がリアルファイトだと気づき、慌てて猪木に対してがんじがらめのルールを要求、猪木がルールを飲んで試合となるも、アリ側だけでなく猪木側もいつどちらかがルール破りをやるかどうかでの緊張感が漂っていた。
そして15ラウンド戦い抜き引き分けとなったが、見せ場のない攻防に猪木はバッシングを受け、莫大な借財を背負う羽目になった、そういった意味では猪木vsアリは実現に向けて動き出し、そして試合が終わってからも全てにおいて闘いだったのかもしれない。
猪木vsアリの戦いは後年になってから評価され、猪木のWWE殿堂入りの決め手にもなった、猪木vsアリは二人にとって戦いの中での1ページなのかもしれないが、双方にとって厚みのある1ページだったのではないかと思っている。
ご冥福をお祈りします
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