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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

棚橋が大阪城大会を無念の欠場・・・Aブロックは4強が揃って最終戦へ

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棚橋が大阪城大会を無念の欠場・・・Aブロックは4強が揃って最終戦へ

6月3日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」東京・後楽園ホール 1502人 満員

<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○バレッタ ウィル・オスプレイ(9分48秒 エビ固め)天山広吉 リコシェ ボラドール・ジュニア


◇第2試合◇
▼20分1本
○永田裕志 中西学 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(8分45秒 バックドロップ・ホールド)柴田勝頼 ジュース・ロビンソン ×ジェイ・ホワイト ボビー・フィッシュ


◇第3試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○カイル・オライリー(9分58秒 三角絞め)[1勝5敗=2点]×デビット・フィンレー


【オライリーの話】「今日は最低限の仕事をした。つまり、勝利ってこと。この『BEST OF THE SUPER Jr.』、残りの試合もすべて俺が勝って、トーナメントを制してやる。フィンレーについては、父親もとても良いレスラーだった。フィンレーは今日、非常に良い試合をしたと思う。俺を追いつめる場面も多々あった。でも、まだ俺の方が上。俺には及ばない。ただ、良い選手だとは思う」 


【フィンレーの話】「(※川人に肩をかり、コメントブースに登場すると、椅子に倒れ込む)カイル・オライリーは、去年の『BEST OF THE SUPER Jr.』ファイナリストだった。そして、今年は優勝候補だと思う。だが、一つ言えることがある。カイルに、『SUPER Jr.の闘いの中で、誰が一番苦戦したか?』って聞いたら、『デビッド・フィンレーだ』と言うだろう。みんなは俺の事を弱いと思ってると思うが、それが一番危険だ。その油断が命取りだ。これから、俺の時代が必ず来る」


◇第4試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○ロッキー・ロメロ(8分33秒 片エビ固め)[1勝5敗=2点]×外道
※ノミスギニー


◇休憩明け◇
(棚橋弘至が登場)
棚橋「(※大『棚橋』コール)昨日の診断で、全治2か月。左腕に、力が入らなくて、大阪大会を欠場することになりました。ホントに申し訳なく思います(※大拍手)。1日も早くまたこのリングで試合できるように、全力で治療して、完璧に治して帰って来ます(※大拍手&『エール』コール) 


(ここで、第5試合に出場するオメガたちBULLET CLUBメンバーが登場。オメガが棚橋と対峙し)


ケニー「重要な問題が今起きている。俺は日本語がわからない。だが、お前が言ったこと、それはファンに謝罪をしているのか?それは違うだろ。その前に、俺に謝罪はないのか?お前は、AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズなどが離脱した時、『俺がいるから、新日本プロレスは大丈夫だ!』と言ったのは、お前じゃないか」


 
 すると棚橋がマイクを奪い、
棚橋「シャラーーップ!! シャラーーーップ!! お前が言うなよ!」
 
ケニー「俺がシャラップ!? ハハハハ。ノー。タナハシサン、ユー、シャラップ」(などと反撃し、いきなり棚橋を暴行。だが、小島&エルガン&ヨシタツ&キャプテンがリングへ駆け込み、棚橋を救出。エルガンがオメガへノータッチトペコンヒーロを見舞い、そのまま第5試合開始のゴングが鳴った。)


【棚橋の話】
――苦渋の決断を発表された形になりましたが?
 棚橋「ほんとに残念ですね。タイトルマッチが決まってて、それで欠場っていうのは初めての経験だし。ただ、その怪我の具合が、(※左腕を指さし)ここに腱があるんすけど、二頭筋腱っていう。これがほんのちょっとしか残ってなくて、それが痛みの原因で。右は力が入るんすけど、左は全然力が入らなくて。トレーナーの先生も、あのままやってたら、もっと切れてたって。まぁ早く治して、ケニーにリベンジするしかないですね」


――棚橋選手が欠場されるぐらいなので、戻れるかなとファンも心配だと思いますが?
 棚橋「そうですね。よっぽどのことじゃ欠場しない……今までもそうだったんで。まぁそういうことですね」


――先ほどリング上で、ケニー選手が負傷してる腕を攻撃してきましたが、それだけ棚橋選手を強く意識してることを感じますが?
 棚橋「まぁボクができることは、今怪我を治すことだけなので、集中します」


――『G1 CLIMAX』での復帰を目標とおっしゃってましたが?
 棚橋「そうですね。それもギリギリなんですけども、まぁ人よりも回復力が早いので、何とかします」


――ご自身がタイトルマッチできなくなった、このインターコンチに関して、代わりの選手など含めて、思うことはありますか?
 棚橋「うーん、そうですね。ファンの方のために、タイトルマッチ自体がなくなってしまうのは、残念なので、誰か名乗りをあげてほしいね」


――ファンは、また日が昇ることを期待してると思いますが?
 棚橋「はい。また昇りますよ。このままじゃ終われないです


◇第5試合◇
▼30分1本
小島聡 ○マイケル・エルガン ヨシタツ(6分26秒 エビ固め)ケニー・オメガ バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ×チューズ・オーエンズ
※エルガンボム


【エルガンの話】「ケニー・オメガ、お前が言ったこと、すべてを受け止めてやる。そして、すべてを返してやる。アイツは、何度も何度も俺を侮辱して、挑発してきた。だが、次のチャンスを与えてくれれば、必ずケニー・オメガを倒してやる!」


【ヨシタツの話】「オイ、キャプテン!今回ハンターチャンスがきたのは、お前じゃなくて、エルガンだよ」


【キャプテンの話】「何を言ってんだよ。オッ、今日はいっぱい人がいるな。みんな、やるぞ!ハンターチャンス!ハンターチャンス!(※ハンターチャンスと叫びながら、そのまま控室に戻っていった)」


 【小島の話】「タナの姿が見られて、たぶんみんな安心してると思います。怪我は大変だけど、必ずまた這い上がってくれると思ってるんでね、やっぱその時に自分たちが、迎い入れられるだけの体制をちゃんと持って、私もそれまでに鍛えておきたいと思います」
 
【ケニーの話】「エルガンにチャレンジされた……俺は誰のチャレンジでも受けるつもりだった、エルガン以外。アイツは俺にあんなに負けているのに、チャレンジする資格がないだろう。エルガンがもっと強くなっているなら、俺は受けてやるよ。自然の中でするのはキャンプするのは気持ちいいだろ?だけど、1つ、その気分を台無しにするものがある。それは、虫。モスキート。蚊だ。エルガン、オマエはただのモスキートだ。モスキートは、人間を殺すことはできないけれど、刺されたら、かゆくて、面倒臭くて、我慢できない。オマエは、俺にとってそういう存在だ。モスキートだ。危なくはないけれど、面倒臭い。オマエみたいなヤツが、俺に2回もチャレンジするなんて信じられない。エルガン、前の試合の映像をもう1回見てみろよ?オマエは、俺にただ負けただけじゃなくて、完敗だった。それはお客さんも分かってる。1ミリも勝つ要素が無かった。しかも、オマエと闘うのが、ラダーマッチだなんて。ラダーマッチは俺の得意分野なのに、そこでオマエがチャレンジするなんて、もっと無理だ。オマエは俺に何もできない。グッバイ、グッナイ」


◇第6試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL(13分14秒 レフェリーストップ)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI
※Skull End


◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○BUSHI(10分19秒 片エビ固め)[4勝2敗=8点]×田口隆祐
※エムエックス


【BUSHIの話】「さぁ、どうなるよ?この後のKUSHIDA vsサイダル。メインの結果によっては、変わってくるんじゃないのか?これで、最終戦、仙台。仙台だよ、仙台。仙台が、俺の思い通りの結果であれば、並ぶんじゃないのか?数人、並んで、まだまださらに、決勝に上がれる。必ず這い上がるぜ。俺の敗者復活戦は始まったばかりだからさ。Enserio、マジで」
 
【田口の話】
田口「ハァハァ、セイシをかけるだけで十分だよ、リングでは。セイシをかけるだけで、充分だろ?なんだよ、こんなの顔にかけやがって。こんなもん、顔にかけるために試合してるんじゃねぇんだ。初めから、顔にかけるつもりか?そういうつもりか?顔にかけられる気持ちも考えてほしいもんだ。屈辱的だ、顔にかけられるなんて。こんな顔にいっぱいかけれらるなんて。クッソ、瞬間的に何か見えなくなって。なんか酸っぱいの入ってるのかな?酸味が、酸が入ってるのかわからないな。酸っぱいよ。酸っぱいの顔にかけられた。瞬間的に目が見えなくなって、その隙にやられちゃった、クッソ。しかし、セイシだけ十分だろ、リングにかけるのは。セイシだけで十分なんだよ、生き死にだけで。レフェリーも、『抗議するのが遅い』って言ったんでね。しょうがないよ、終わってしまったから。外道、最後」


――最後の外道戦、田口選手が制した姿を待ってるファンもいると思いますが?
 田口「そうっすね。セイシをかけて闘い、試合をセイシて。決勝進出を制止されないように、相手を制して、セイシをかけて。セイシはね、リングにかける。顔にかけるもんじゃない。毒霧もそう。とにかく、セイシをかけてるのに、顔にかけるなど、BUSHIだろ?武士道に反するだろ。以上です」


◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○KUSHIDA(15分59秒 ホバーボードロック)[4勝2敗=8点]×マッド・サイダル


(試合終了後)
KUSHIDA「マット・サイダル、ありがとう。お前は一言言いたいことがあるんじゃないか?」


サイダル「コウラクエンホールのファン、そしてKUSHIDA、お前らはほんとに最高だ。このマット・サイダルのポテンシャルを引き出してくれるのは、お前たちがいるからだ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』に、俺は優勝できるかわかないけども、少なくとも、ベルトに挑戦する資格はあるんじゃないか?だから、ベルトに挑戦するチャンスをくれ」


KUSHIDA、「棚橋さんが欠場するって聞きました。でも、全然大丈夫。新日本プロレスには、『BEST OF THE SUPER Jr.』がある。ジュニアがある。そして、KUSHIDAがここにいます。仙台で必ず2連覇して、また後楽園に戻ってきたいと思います。また会いましょう。ありがとうございました」


【KUSHIDAの話】
KUSHIDA「やっぱり1つは、マット・サイダルと闘えて、凄く光栄。試合後、マイクを握ってる姿なんか見ると、アレックス・シェリーそっくりで、間違えちゃうかなとも思っちゃうけど、アメリカでは超大物っすからね。最大限のリスペクトを込めて、闘いました」


――ファンもタイトルを懸けての再戦に期待していると思いますが?


KUSHIDA「もうそれは、望むところですね。KUSHIDAの売名行為と受け取ってもらっても構わないですよ。このベルトを世界で広めるためには、マット・サイダルの、何万フォロワーいるのかな?そういうところ、私は貪欲ですから。あとは、BUSHIですね。ちょっと出足つまずいて、成績は振るわなかったけど、内容はタイトルマッチ級の、誰にも文句言わせない、それだけのものを残してきた自負があるんで。闘う前からBUSHIには言っておきますよ。中途半端な手使ったら、本当に、タダじゃ済ませないぞ」


――ベルトを持ちながら、リーグ戦優勝というのは厳しい道だと思いますが?
KUSHIDA「思った以上にキツいですね。やっぱりタイトルマッチ、ここで実績残せばタイトルマッチに進めるっていう、対戦相手の意図をビンビン感じてきましたね。ただ、リングでも言った通り、棚橋さんが欠場。控室でしっかり聞いてました。揺るがないです、新日本プロレス。全部とはいかなかったかもしれないですけど、2つ、3つかな?しっかりメインイベント、ジュニアが張って、観客動員数も会社的に文句ないでしょ?大丈夫です。KUSHIDAにお任せくださいと、胸を張って言いたいですね。新日本プロレスには、ジュニアがいるんだ。『BEST OF THE SUPER Jr.』があるんだ。新日本プロレスにはKUSHIDAがいる。それだけで充分でしょ?あと、もう1つ。必ず、仙台、BUSHI、全然油断してないですよ。公式戦最終戦は何かあるって、しっかり肝に銘じて、大会前のインタビュー、金沢さんにも、オフィシャルのインタビューでも、散々言われましたから。『公式戦最終日は何かある』って。何も、何もというか、KUSHIDAが3年連続、決勝に上がります。以上です」
 


【サイダルの話】「今日の試合は負けてしまったが、ベストを尽くした。良い試合ができたと思う。今日に関しては、KUSHIDAがベストだ。ベストな俺を倒したからだ。でも、『BEST OF THE SUPER Jr.』、諦めたわけではない。まだ試合は残っている。最後に勝って、『SUPER Jr.』を制するのは俺だ。Bブロックには、オスプレイ、そして、ベストフレンドのリコシェもいる。必ず決勝まで進んで、『SUPER Jr.』を制する。今日は確かに負けてしまった。だけど、これで終わったわけじゃない。俺は、リボーン、マット・サイダル。必ず生き返る。(手を顔の前に合わせて)ナマステ」


 本題に入る前に、6月19日大阪城ホール大会での復帰を予定していた棚橋が休憩後に登場、正式に復帰を発表するはずだったが、一転して全治2ヶ月と診断され、ドクターストップがかかり大阪城大会は欠場となった。
棚橋は前日にはマスコミに向けて大阪城大会での復帰をアピールし、大阪城大会のPRにも動いていたことから、復帰のメドが立ったと思われていた、棚橋の左肩はおそらく今までのダメージが蓄積されたものと思われるが、それだけ今までの激闘が半端ではなかったということだと思う。


 そして挨拶中にケニーらBULLET CLUBが現れて棚橋を襲撃すると、ケニーらの対戦相手である小島組も駆けつけて棚橋を救出して、そのまま試合へと突入、試合はエルガンがエルガンボムでオーエンズを降したが、試合後にエルガンがケニーのラダーを持ち出して、リング中央に設置して登り、ケニーを挑発し棚橋の代わりにインターコンチネンタル王座への挑戦を表明した。
 ケニーvsエルガンは4・28博多で対戦し、このときは激戦ながらもケニーが片翼の天使でエルガンを降しインターコンチ王座を防衛したことから事実上の再戦となる。


 新日本大阪城大会は棚橋抜きで行われることが決定となったが、棚橋の欠場は新日本的には手痛い、おそらくG1も出場回避は必至とみなければならない、だが中邑真輔が新日本を去り、棚橋も欠場で、これまで新日本を牽引してきた二人はいなくなってしまった、その状況の中で新日本がオカダと内藤の時代になったのかどうか、大阪城大会は試される大会になると思う。


 本題のスーパージュニア公式戦は6点のオライリーが2点でリーグ戦から脱落しているフィンレーと対戦し、フィンレーはマフラーホールドで先手を狙うも、打撃のコンビネーションから腕攻めでオライリーが主導権を奪い、フィンレーはエルボースマッシュ、フライングフォーアーム、カミカゼで反撃するも、打撃のコンビネーションから低空ニーでフィンレーを黙らせたオライリーがシャープシューターで捕獲する。
 劣勢のフィンレーは膝へのキックからマフラーホールドを決め、オライリーの腕十字狙いを切り返してジャーマンで投げる。
 フィンレーは再びカミカゼを狙うが、背後にまわったオライリーがスリーパーで捕獲、そしてラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺した後、頭へのストンピングから三角絞めで捕獲しフィンレーはギブアップ、オライリーが2敗をキープする。


2敗の田口vs3敗のBUSHIは田口がBUSHIと同じく骸骨マスクで登場し、マスクを脱ぐと唇を緑色に塗りたくって、"ときめき”ポーズでBUSHIを牽制する。
試合開始も田口が押し込んだ際に“ときめき”ポーズで牽制すれば、BUSHIも同じポーズで牽制し、田口が逆ときめきポーズを取るとBUSHIが強襲、田口を場外へ追いやってからトペを発射、リングに戻ってからもBUSHIは突進する田口の股間をトップロープへ叩きつけ、鉄柱を使った電気アンマ攻撃で田口を悶絶させる。
 Tシャツをやっと脱いだBUSHIはTシャツを使ってのチョーク攻撃を敢行、更にアトミックドロップからクロスフェースで田口のスタミナを奪いにかかる。
 劣勢の田口は回転エビ固めを狙うBUSHIの顔面を低空ドロップキックで捕らえ、ヒップアタックで場外に追いやった後でノータッチトペコンを炸裂、リングに戻ったところで田口は尻をBUSHIの顔面に擦り付けてからヒップアタック連射、ランニングヒップアタック連射。そこからリングを降り、場外からドロップキックと攻勢をかけ、スリーアミーゴズも3回目でBUSHIが着地するが、田口はアンクルホールドで捕獲する。
 BUSHIはバサーダから急所蹴りを放つと、ヒップアタックをキャッチしての急所蹴りからBUSHIロールで丸め込むも、フェイント式ニールキックは田口がキャッチしてアンクルホールドで捕獲、だが田口のどどん狙いをBUSHIは回転エビ固めで丸め込み、田口が逆に丸め込んだ
決めたところでBUSHIが毒霧を噴射してからエムエックスで3カウントを奪い、田口は2敗目でリーグ戦から後退してしまう。


 メインは1敗のサイダルが2敗のKUSHIDAと対戦し、サイダルはリバースインディアンデスロックから鎌固めと足攻めを狙うが、KUSHIDAは腕十字で切り返し、ロープを使ったアームブリーカー、鎌固めとグラウンドで主導権を奪い、サイダルもフランケンシュタイナーで流れを変えようとするが、KUSHIDAは逆エビ固めで切り返してからから、しゃちほこ固めへと移行しサイダルの動きを止める。
 劣勢のサイダルはニールキックで反撃し、ローリングソバット、串刺しラリアット、三角飛びジャンピングニーアタックと畳み掛け、KUSHIDAのホバーボードロック狙いも阻止して、ギロチンドロップからその場飛びムーンサルトを投下する。
 だがKUSHIDAはハンドスプリング式ニールキックで反撃してサイダルを場外へ追いやると、コーナー最上段からトペコンヒーロを発射、だがリングに戻ってからの腕へのバトンキックをかわされてしまうと、サイダルはヒア・イット・イズ・ドライバーで返す。
 サイダルは雪崩式フランケンシュタイナーを決めるが、KUSHIDAが回転エビ固めで切り返してマサヒロ・タナカを狙うも、サイダルはかわしてジャンピングニー、KUSHIDAも浴びせ蹴りで応戦も、ハンドスプリングエルボーはサイダルがリバースフランケンで切り返す。
 サイダルはエアーサイダルを狙うが、KUSHIDAがかわすとサイダルは着地、だがKUSHIDAはシェルショックからホバーボードロックで捕らえるが、サイダルが肩関節の柔らかさを生かして脱出しハイキックを浴びせる。
 しかしKUSHIDAが再びホバーボードロックで捕らえると、ポジションを変えて絞り、粘るサイダルからやっとギブアップを奪い2敗を堅守、試合後はサイダルがベルトをかけての再戦を要求してリングを後にして、KUSHIDAは2連覇をアピールして大会を締めくくった。


 BEST OF THE SUPER Jr.XXIII これでAブロックは残り1試合となり、2敗のKUSHIDA、田口、サイダル、オライリーがトップのままで仙台大会を迎えることになった。6日の仙台大会ではKUSHIDAはBUSHI、田口は外道、サイダルはフィンレー、オライリーはロメロと対戦する。田口に勝ったBUSHIは可能性は残ったものの、サイダル、オライリーに敗れ、BUSHIがKUSHIDAに勝ったとしても二人が勝ってしまえば脱落となることから、組み合わせ的にはサイダルが有利か、果たして7日の優勝決定戦には誰が進出するのか?

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