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破壊されたニックベルト…スタン・ハンセンによるベルト轢き潰し事件!
5月18日 新日本プロレス後楽園ホール大会で内藤哲也が自ら保持しているIWGPインターコンチネンタル王座を鉄階段に叩きつけ、また試合後には鉄柱めがけて投げつけるなど破壊行為を行い、ベルトは上部の部分がひん曲がってしまった。前シリーズから内藤はベルトをサッカーボール代わりにして蹴飛ばしながら入場する行為を行い、賛否を呼んでいる。内藤にしてみればヒール的立場だからこそ出来る行為でもあり、賛否も反響のうちにぐらいしか考えてない。だがオカダ・カズチカが試合スタイルを変えたことで再評価を受け、ケニー・オメガの台頭、打ち消したはずの棚橋弘至が田口ジャパンを通じて存在感を残したことで内藤なりに焦りも感じているのも事実だと思う。
ベルト破壊行為はいろんな例があるが、一番印象的だったのはスタン・ハンセンによるAWA世界ヘビー級ベルト破壊事件だ。
85年12月にスタン・ハンセンはリック・マーテルを逆エビ固めで下しAWA世界王座を奪取した。当時のAWAは昭和59年頃から始まったWWF(WWE)による全米侵攻のターゲットにされ、ハルク・ホーガンを始めとする選手・スタッフが引き抜かれたことで組織として衰え始めていた。AWAはニック・ボックウインクルの長期政権に終止符を打って、ジャンボ鶴田が王者となり、鶴田を破ったリック・マーテルが王者になることで若返りを図ろうとしていた。王者となったマーテルはNWA世界ヘビー級王者だったリック・フレアーと日本でダブルタイトル戦を行うなど活躍していたが、ベビーフェース的なカラーがAWAのファンから支持されず、王者としての力量も不足していた。そこでAWAは全日本プロレスでヒール的な立場にいたハンセンに白羽の矢を立てた。
ハンセンが主戦場にしていた全日本もAWAでの影響力を誇示できると考えてハンセンを出向という形で送り出しが、全日本はあくまでハンセンを貸し出していたに過ぎず、またハンセンも主戦場は全日本で、アメリカでは特定の主戦場をおかずフリーランスとしていたことからあくまで全日本のスケジュールを優先にした。これは新日本とDDTにおける飯伏幸太の二団体同時契約に似ているが、ハンセンもあくまで全日本の所属としてAWAに上がっていたに過ぎなかったのかもしれない。だがハンセンはAWAエリアを優先にしなかっただけでなく、日本でも防衛戦を行っていたことで、ハンセンとAWAの間に亀裂が生じる。
86年6月にカナダ・デンバーにてハンセンがニックとの防衛戦を行おうとして会場入りしたが、前日の試合で反則暴走をしたとして出場停止処分とされ会場から追い返された。2日後にAWAがハンセンが防衛戦をドタキャンしたため王座を剥奪、新王者としてニックを指名したことを発表すると、AWAの不意打ち的なやり方にハンセンは激怒、ハンセンはベルト返還に応じず、そのまま全日本でAWA王者として防衛戦を行うも、AWAはハンセンを告訴する構えを見せたため、ハンセンはAWAへの報復の意味を込めて、ベルトをトラックでひき潰しAWAへ突き返し、馬場さんもハンセンを咎めもせず全日本に参戦させた。おそらくだがハンセンから事情を聴いた上で咎めもしなかったのだろうが、馬場さんにしてもAWAの権威は完全に落ちたと思わざる得なかったのかもしれない。
AWA王座はニックの手に戻るも、使用されたベルトはかつて鶴田に渡ったニックベルトではなく、初代のベルトをモチーフにしたベルトだったこともあり、ハンセンによって思い入れのあるニックベルトを破壊されたことを知ってニック自身も落胆、ベルトはニックの手で修復したがひん曲がったプレートは元に戻らず、ニックはニックベルトを個人所有として二度と腰にベルトを巻いてリングに登場することはなかった。またAWAもピークの過ぎたニックでは立て直すことは出来ず、ニック自身も1987年5月にカート・ヘニングに王座を明け渡した後は二度と王座に就くことはなく、9月の全日本・新潟大会でラストマッチを行いひっそりと引退、長年活躍したAWAと距離をとり、ロードマネージャーとしてWWEと契約、AWAも権利関係を全てWWEに売却して1991年に閉鎖した。
ニックは2015年11月14日に死去後にニックベルトが日本人コレクターの手に渡っていたことが「Gスピリッツ」にて明らかになった。自分にとってAWA王者はガニアよりニックの方が印象深く、またニックが巻いていたベルトの方が一番印象深かった。ニックは晩年「たとえ(ベルト)が私の手を離れても、私以外のものでもない。これはニック・ボックウインクルのためのベルトなんだ」とニックベルトの裏にサインを記した。例え誰が巻こうが潰そうが自分の魂がこもっている限りは自分の魂が込められているんだと言いたかったのかもしれない。
(参考資料=「GスピリッツVol.38小泉悦次「ジャイアント馬場の海外行脚」「GスピリッツVol.39 清水勉「検証"ニックベルト”と呼ばれた3代目AWA世界ヘビー級王座」より)PR -
激戦27分!オスプレイとリコシェが魅せたアート的プロレス。棚橋が負傷欠場、そして内藤はベルトを破壊!
5月18日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」後楽園ホール 1488人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイガーマスク ○川人拓来 岡倫之(6分26秒 逆エビ固め)北村克哉 海野翔太 ×八木哲大◇第2試合◇
▼20分1本
金丸義信 ○エル・デスペラード(8分30秒 エル・エス・クレロ)ボラドール・ジュニア ×ACH◇第3試合◇
▼30分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア 高橋裕二郎(6分39秒 片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×デビット・フィンレー
※ガンスタン◇第4試合◇
▼30分1本
内藤哲也 SANADA EVIL ○BUSHI(9分22秒 BUSHIロール)棚橋弘至 ジュース・ロビンソン 田口隆祐 ×KUSHIDA【BUSHIの話】「オイKUSHIDA! 俺はなぁ、お前と同じBブロックになって、素直にうれしいよ。何でか分かるか? 去年の仙台のメイン、覚えてるか? 今年もメインで組まれてるよな、次の後楽園。同じ目に遭わせてやるよ。これだけは言っとく。KUSHIDA! 俺はお前に負けない。EN SERIO。マ・ジ・で!」
【内藤の話】「おいおい棚橋! ゴリ押しが通って無事に挑戦が決まったら、タイトルマッチまで頑張る必要がないって判断したわけでしょ? エアレターによるウケ狙いの挑戦表明といい、今シリーズ全戦欠場といい、彼の気持ちが俺には伝わってこないよ。彼のインターコンチネンタル王座戦への意気込みを感じる人、いるの? まぁ、たかが3週間ぐらい休んでれば復帰できるようなケガなんでしょう? だったらさぁ、今日会場に来て、会場のお客様に、欠場の挨拶ぐらいしろよ、カブローン! それから、また一つ新たなベルトができるんでしょう? 新日本プロレスは、一体いくつのタイトルを作れば満足するんだよ? もしかして、所属選手全員が何らかのチャンピオンになるまで、新しいベルトを作り続けるの? インターコンチネンタル王座、チャンピオンなのに何の発言権もないし、同じ理念のベルトが今回新しくできてしまったわけでしょう? もしかしたら、もうインターコンチネンタル王座って必要ないのかもしれないね。インターコンチネンタル王座の存在価値、一体何だよ? 誰か分かる人、説明してくれよ!」
※SANADA、EVILはノーコメント【小島、KUSHIDAの話と田口監督の談話】
小島「棚橋弘至! 早く帰ってこい!」KUSHIDA「言葉がないよ。なんとか早く立て直さないと」
田口「棚橋選手の抜けた穴は、ガバッと大きい穴なんですけど、今日は小島選手がいい活躍をしてくれました。勝利の流れだったんですけど、最後は上手く丸め込まれてしまって。小島選手の素晴らしい活躍を期待して、小島選手を助監督して、私が公式戦で出れない日は、助監督としてジャパンをまとめてもらいたいと思います。小島聡選手を助監督に任命します。自分自身は、一個一個しっかり闘って、勝ち上がっていきたいと思います」
――次の公式戦は、三重でボラドール・ジュニア選手ですが?
田口「ボラドール戦をしっかり闘ってね。今日闘ったBUSHIに関しては、どんたくでも毒霧でやられてしまってますんで。もう言っときますよ。毒霧は通用しないんですよ。俺は手の内を明かします。俺には、“イツキ”があるんだよ。毒霧対策のイツキ。イツキがある。毒霧で顔が緑になっても、俺の目はハッキリお前をとらえてるからな。毒霧に頼るんだったら、どんたくのように簡単にはいかないぜ。イツキだ、イツキ。イツキ対策をしてこいよ」◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○タイチ(9分30秒 タイチ式外道クラッチ)[2敗=0点]×TAKAみちのく【タイチの話】「アイツとは、公式戦とかそんなんじゃねぇんだって。どんだけお互いの手を知り尽くしてやってると思ってんだよ。俺らは知り合ってから、出し尽くしてんだから、もう触れた時が最後だな。やっぱその通りになったよ。触れんのが怖かったよ、正直。だから、俺らの絆はこんだけ深いっちゅうことだよ。公式戦とは関係ねぇよ。また明日から仕切り直しだよ。明日からスタートだよ」
【TAKAの話】「さすがパレハだな! 見たか、オイ! 指一本触れたら終わったよ。ピョンピョンピョンピョン跳ねてるヤツら、こういうサイコロジープロレス、できるかお前らに? 負けた俺が言うのも何だけどよぉ、バカみたいにピョンピョンピョンピョンピョンピョン飛んだり跳ねたりしてよぉ、勝利につながってんのか? 指一本触れた途端これだ。これもプロレス、これも闘いだよ。タイチ、パレハ、ハッ! 今日は一本取られたな、クソ!」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○ドラゴン・リー(13分9秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×マーティ・スカル
※パタラス・エネル・ペチョ【リーの話】「ドラゴン・リーの心と魂は、リングの上にある。俺は、『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝する。このAブロック、Bブロックを見ても、自分が一番若い。経験は少ないが、昨日はヒロム・タカハシを破った。そして、今日はマーティー・スカルを倒した。Aブロックには、TAKAみちのく、獣神サンダー・ライガー、ウィル・オスプレイなど、強い選手が揃っているが、優勝するのはドラゴン・リーだ。ビバ・メヒコ」
【スカルの話】「最初に一つ言わせろ! どこがフェアなんだ? 俺はイギリスのテクニシャンなんだよ! ルチャリブレなんて知らねぇんだよ! ルチャリブレで知ってることなんて一つもねぇよ! 俺はロンドンで育って、アメリカでも闘った。アメリカでタイトルマッチもやったし、メインにも出た。日本に来て、記者会見もやったし、昨日はウィル・オスプレイにも勝った。今日はドラゴン・リーと闘ったが、この組み合わせのどこがフェアなんだよ! 俺は今日は負けたが、必ず戻ってくる! 今日の負けがこのリーグ戦で唯一の負けだ! 俺はベター・オブ・ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアなんだよ! このヴィランが優勝するんだよ! ヴィラン万歳!」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○高橋ヒロム(8分5秒 体固め)[2敗=0点]×獣神サンダー・ライガー
※TIME BOMB(試合終了後、ヒロムはベルトをライガーに誇示し、感慨深げな表情を見せてから退場。)
ライガー「『BEST OF THE SUPER Jr.』の公式戦、後楽園の試合はこれで終わりました。昨日今日と負けてしまいましたが、このあとのトーナメント、必ず全勝して代々木に帰ってきます! みなさん、最後までこの獣神サンダー・ライガーを応援よろしくお願いします! ありがとうございました!」【ヒロムの話】「ズピャピャピャーン! ズピャピャピャーン! ズピャピャスパーン、スパーンスパーン! 燃やせ燃やせ、怒りを燃やせー!(と高らかに熱唱)……燃やしてねぇじゃねぇかよ、足りねぇよライガーさん! アンタ、昔はこんなもんじゃなかったぜ! 俺の知ってる怒りの獣神サンダー・ライガーは、こんな生易しくねぇよ! 今も十分持ってるよ! 危ない! 一歩間違えたら命まで持っていかれそうなぐらい強烈なもん持ってるよ! でもよぉ、俺がやりたい怒りの獣神サンダー・ライガーは、もうこの世にいないんだ。今は、優しき獣神サンダー・ライガーだよ! 今のマイクアピール、聞いててやったよ。こっから後、全勝優勝だぁ? まあ、全勝優勝できなかった俺が言うもんじゃねぇけど、アンタ、優しいまんまだったら、このリーグ戦、耐え抜くことすらできねぇぞ! なぁ、こんなヤングボーイの俺から忠告しといてやるよ。怒れ! 怒れ! 怒ってこそアンタは怒りの獣神サンダー・ライガーだ。そう簡単には引退させねぇぞ! 今年が『SUPER Jr』最後? そんなもん関係ない! 全勝優勝する気でいるんだったら、もう一度この俺と闘え! この俺に、怒りの獣神サンダー・ライガーを出してこい! 闘え! 俺と闘え! 俺と闘え! いいか? もう一度だ! もう一度どこかで俺と1対1で闘え! それをファンは、生え抜きは、望んでんだよ! まぁさ、昨日負けた俺がこんなこと言うのもどうかと思うよ。全勝優勝して、挑戦者指名して、大阪城のメインのリングの後に足を運ぶ……こんな早く計画がズレるなんて、俺は思ってなかったよ! 一言、ドラゴン・リー! 俺とお前は続くんだな! イヤでも続かなきゃいけねぇんだ! あと5年はやりたくなかった。でもさぁ、俺とお前は運命なんだよ。ありがとう、ドラゴン・リー。お前に気付かされた、俺の弱さを。俺はもっと強くなる! そしてもっと上に行く! その時、もう一度勝負だ!」
【ライガーの話】「いま、リング上でコメントした通り、後楽園での公式戦は終わったかな、2日間。でも、まだ東京のファンの皆さんの前で、もう1試合やることができる。それは何だ? 代々木だよ。あと残り全勝でいけば、必ず活路は見える。そして、代々木のリングに立つことができる。このリーグ戦は毎年いつも一緒だよ。潰し合いだ。だから、最後まで夢を諦めない。エスペランサ! 希望だよ。レスラーが希望をなくして、夢もなくして、どんな明日があるんだ。必ず諦めない。残り突っ走ってやる。俺は、(※胸を叩き)ここで試合をしてる。派手な飛び技はできない。でも、(※胸を叩き)俺は常にここでは負けてない。コラソン、スピリッツ、負けてない。必ず代々木のリングに立ちます。応援よろしくお願いします」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○ウィル・オスプレイ(27分27秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×リコシェ
※オスカッター(試合終了後)
オスプレイ「コウラクエンホール、ベイベー。リコシェ、アイ・ラブ・ユー、マン。みんな、見ただろ? 新日本プロレスワールドを見てる人も、みんなのために闘った。あの男は、最悪の敵なんだが、親友でもある。一年前、ここでやったことに対して、みんな『プロレスとは何だ?』と物議をかもした。そのプロレスとは、アートである。芸術なんだ。昨年、ボクは『SUPER Jr』初出場で初優勝しただろ。ラッキースターだった。ただ、それには理由がある。それはたくさん凄い選手と闘ってきたからだ。ここにやってきたマーティー・スカルをはじめ、タイチ、ライガー、TAKAみちのくであるとか、ホントにいろんな相手と闘ってきたからだ。俺は今年もやってやる。それはみんなが応援してくれるからだ。ニュージャパンを応援してくれるからだよ。いま、ここで約束しよう。俺が決勝に勝ち上がって、東京に戻ってくる。『SUPER Jr』で優勝してみせる」【オスプレイの話】「(※カメラに向かって手を合わせる)ありがとうございます。僕はすごく遠いところから長い旅をして、この日本にやってきました。コーディ・ローズ(現在はCody)とかROHのレスラーたち、BULLET CLUB、いろんな選手たちと闘ってきました。アメリカで誕生日を迎えて24歳にもなりました。いろいろ考えたんですが、家からは遠く離れていますが、ここが新しいホームだと実感しました。コウラクエンホールが、ボクのホームなんです。今日、ボクは最悪の敵であり、最高の親友であるリコシェと闘いました。彼とは去年も闘いましたが、肉体的にも精神的にもボクを鍛えてくれました。ここがボクのいるべき場所だということを教えてくれた相手でもあります。ボクはニュージャパンという団体が大好きなんです。ボクがどれだけこの団体を愛しているかを、みんなに見せてあげたいんです。そのためにもボクはまた『SUPER Jr』で優勝したいんです。いや、優勝するんです。(※切れた口の中を見せて)ご覧の通り、傷がたくさんできたし、試合中にはミスも犯しました。でもボクは、ボクが信じるプロレスというもののために、この体、心、そして精神を犠牲にして闘っているんです。それは、ニュージャパンを、そしてファンの皆さんを愛しているからなんです。(※日本語で)アリガトウゴザイマシタ」
Aブロック公式戦でのメインはリコシェvsオスプレイ、二人の対戦は昨年のSUPER Jr.以来だが、昨年度の対戦も二人の空中戦に世界中から反響を呼んだだけに、ファンも大きな期待を寄せた。
序盤はグラウンドの攻防と前回とは違ってじっくりとしたスタートとなるが、時間が経過すると共に二人はスピードを挙げ、エルボーや逆水平の打撃戦も互いに一歩も譲らない。リコシェはワンハンドバックブリーカー、ブラジリアンキック、変形バックブリーカー、ランニング逆水平、コウモリ吊り固めとオスプレイのスタミナを奪いにかかるが、ノーザンライトスープレックスからの連続技狙いは、オスプレイが阻止しハンドスプリングレッグラリアット、ロープ越しのハイキックからロープ越しのアトミコ、顔面への串刺し低空ドロップキックと自身の流れへと変える。
串刺しを阻止したリコシェは619からスワンダイブ式ヨーロピアンアッパーカット、その場飛びシューティングスタープレス、だがペナドリラー狙いはオスプレイがトルネードDDTで切り返し、オスカッター狙いはリコシェが突き飛ばして場外へと追いやろうとするが、オスプレイが逆に場外へ追いやるとサスケスペシャルを発射し、リングに戻ったリコシェにフェノメナール・フォアアーム、その場飛びシューティングスタープレス、カンクーントルネード、コークスクリューキックはかわされ、リコシェが変形バックブリーカーも、オスプレイは変形スタナーで返し、リコシェも背後からのキックからYAMATO直伝のギャラリアで突き刺す。
リコシェのシューティングスタープレス狙いはオスプレイが阻止してコーナーで競り合い、リコシェは場外へ追いやったつもりが、逆上がりで戻ったオスプレイはコーナー最上段からの雪崩式フランケンシュタイナー、ところがリコシェが着地して雪崩式リバースフランケンシュタイナーも、オスプレイは着地してマウスからリバースフランケンシュタイナーを決める。
リコシェは投げ放しジャーマンから両者はエルボー合戦、オスプレイの突進をかわしたリコシェはローリングラリアット、エプロンでの攻防でリコシェはエプロン上でのノーザンライトスープレックスからブレーンバターの連続技を敢行、リングに戻るとリコシェはコークスクリューキックとオスカッターの掟破り技を見せれば、ペナドリラー狙いを着地したオスプレイは掟破りのペナドリラーでやり返す。
オスプレイはリコシェをコーナーに釘付けにして、エプロンからのトラースキックを浴びせると、ウルトラウラカンラナを決めてからコークスクリューキック、オスカッターと畳みかけて3カウントを奪い、公式戦初勝利を飾るも、試合時間も27分!二人の攻防にいつの間にか時を経過することすら忘れてしまっていた。
またヒロムが使うサラマンダー、オスプレイが見せたウルトラウラカンラナにマウス、リコシェが見せたギャラリアはDRAGON GATEで使用される技、それらが新日本に持ち込まれるとはどういっていいのか・・・ヒロムvsライガーが開始と同時にライガーが掌底で強襲、場外へ逃れたヒロムにエプロンダッシュのトペコンヒーロから、通路での垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。リングに戻ったライガーは突進も、いなしたヒロムはライガーをエプロンへ追いやり、断崖式回転エビ固め狙いは堪えられるが、リング下へすり抜けてエプロンめがけてパワーボムで叩きつけ、リング下のライガーにエプロンダッシュのミサイルキックを発射する。
リングに戻るとヒロムはスピードで翻弄してから首四の字で捕らえ、マスクに手をかけると、怒りの獣神と化したライガーは逆水平から風車式バックブリーカーを決めるも、ライガーボム狙いはヒロムがウラカンラナ、垂直落下式ブレーンバスター狙いはヒロムが阻止して突進も、カウンターの掌底で迎撃したライガーは本家ライガーボム、再び垂直落下式ブレーンバスター狙うが、着地したヒロムは大☆中西ジャーマン、しかし意地で起きたライガーはラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、勝負あったかに見えたがカウント2でキックアウトされてしまう。
ライガーはランニング掌底を狙うが、かわしたヒロムがトラースキックからのTIME BOMBで3カウントを奪い逆転勝利、座り込むライガーにヒロムは勝ち誇るも、表情はいつものふてぶてしさではなく感慨深い表情を浮かべ、この一瞬だけ高橋ヒロムではなく高橋広夢に戻っていた感じだった。リーvsスカルはスカルが巧みなリストロックやマスクの紐をロープにくくりつけてからナックル、バスソーキックなどでリーの動きを封じ、りーが大中西ジャーマン、場外に逃れたスカルにノータッチトペコンと反撃するが、スカルは老獪な攻めでリーに主導権を渡さない。
リーはニーアッパーからブレーンバスター狙いはスカルが指を掴んで逆方向に曲げ、リストクラッチ式牛殺し、スパニッシュフライを決めたリーはコーナーも鼻を掴んで阻止したスカルはコーナーで競り合いを展開する、しかし競り勝ったリーはスカルをコーナーで宙吊りにするとパタラス・エネル・ペチョを投下して3カウントを奪い逆転勝利、ねっちこいスカル相手にさすがのリーも大苦戦だったが、どうにか勝利を収めた。
タイチvsTAKAの鈴木軍ジュニア対決は、なかなか両者は絡もうとせず、レフェリーも焦れ、館内からも野次が飛ぶ、互いに急所攻撃からタイチが矢野通りばりにコーナーマットを外し、突進するTAKAを肩から直撃させてから、天翔十字鳳を狙うもタイチは足を押さえてうずくまる。TAKAはタイチを起こそうとするが、タイチは急所けりからのタイチ式外道クラッチで3カウント、見た目は省エネ試合だったが、一瞬の隙も許されない試合でもあった。最後にヘビー級戦線ではこの日から出場する予定だった棚橋弘至がアメリカ遠征で負傷し右上腕二頭筋腱遠位断裂で全戦欠場となった。棚橋のシリーズ参戦は前半のみだったが6・11大阪城での内藤との選手権が控えているだけに大事をとっての欠場か、ただ昨年の大阪城もインターコンチ王者のケニーとの対戦を前にして欠場し挑戦を辞退しただけに、また欠場となれば大阪城は棚橋にとって鬼門になるかもしれない・・・
欠場の棚橋に代わり急遽小島が出場も、前哨戦の相手が欠場となった内藤はインターコンチベルトを入場するなり鉄階段に投げつけ、更に試合後には鉄柱に投げつけてベルトを破損させ、バックステージでもUS王座を新設する新日本に対し皮肉を込めて批判するなどやりたい放題の言いたい放題。
試合でもKUSHIDAをロスインゴが狙い撃ちにしてBUSHIがBUSHIロールを決めて完勝、ROH TV王座も奪取して再起にかけるKUSHIDAも開幕戦から空回りが目立つのが気になったが…Thank you all. pic.twitter.com/LyB68CSdAf
— King Ricochet (@KingRicochet) 2017年5月18日
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年5月18日アレもプロレス
ソレもプロレス
けどな
飛び回ったり、派手な技、危険な技の攻防しなくても成立させられる、決着が付けられる試合もあるっちゅう事だ
今日のタカとの試合
コレもプロレス
まぁ言ってる意味がわかるわからんは、おまえらが勝手に決めろ
さすがだなパレハ
pic.twitter.com/ImSHKaA2vW
— タイチ (@taichi0319) 2017年5月18日飛んだり跳ねたり大技乱発が目立つけどそんなのなくても試合は成立する
お互い全てを知り尽くしたタイチとしか出来ない試合
下手に触れたらやられる!そんな緊張感いっぱいのサイコロジープロレス
触れた瞬間終わった
今日は一本取られたよパレハ
pic.twitter.com/AVg9ZOlLy7
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年5月18日ゲストは田口監督でした。
当初の予定はKUSHIDA選手でしたが、直前の試合と試合後のダメージの為に急遽代打で来てくれました。
代打、監督!ってf^_^;
私がヒロム選手に渡された攻略スケッチブックにハマってました… pic.twitter.com/pMm0yGOApk
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年5月18日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/KcSOpiJCV6
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年5月18日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年5月18日後楽園大会、終了。
私では、棚橋弘至の代わりになれなかったと思う。
タナは、新日本でも特別な存在だから。
ただ、私にしかできないプロレスもあると思うので、頑張っていきます。
ご声援ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年5月18日 -
IWGPジュニア王者、前年度覇者が敗れる…「BEST OF THE SUPER Jr.24」が波乱の開幕!
5月17日 新日本プロレス「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」東京・後楽園ホール 1729人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○TAKAみちのく(8分33秒 ベビーキラー1号)[1敗=0点]×獣神サンダー・ライガー【TAKAの話】「最後なんだろ? オイ! よっぽど衰えたかと思ってたけどよぉ、全然強ぇじゃねぇか。20数年前よぉ、アナタがいたから俺たちがここに上がれた。いまの俺がある。それは忘れちゃいねぇよ。正々堂々いこうとしたけどよ、全然敵わなかった。でもよ、20数年前の小僧はよ、少しだけど、アナタに近づけたと思ってるよ。これが最後のシングルかもしれねぇけどよ、これだけは言わせてくれよ……ありがとうございました。アナタは、俺の中でよ、やっぱヒーローなんだよ、ライガーさんよぉ。ありがとうございました!」
【ライガーの話】「悔しいね。やっぱり悔しい、すっ転ぶと。ただ、長年みていただいてるマスコミの皆さんは、『ライガー、いつもスロースターターだから、こんな感じじゃねぇ』って思われてると思うし。ボク自身、まだ始まったばっかですね。今日が一戦目なので。これだけのメンバーなので、たぶん星の潰し合いになると思うし。他力本願じゃないけど、それは毎年『BEST OF THE SUPER Jr.』一戦目で負けたから、どうのこうのはないよ。負けは負けとしてね。また、明日からもこのリーグ戦をキッチリ闘って、優勝したいと思います。それから、ファンの皆さんから、『ライガー、このBEST OF THE SUPER Jr.が、これで最後だ』と凄く感傷的な励ましのメールとかいただいてるんですけど、ボク自身の中で感傷的なことは一つもないから。いままで十分闘ってきて、いろんなライバルがいて、いま新しい世代が自分の時代を築こうと頑張ってる中で、キッチリと己の存在というか、自分がいままでやってきたことがどこまで通用するのか、そういうのを確かめながらやってるんで。全然感傷的なことなんかないので、ファンの皆さんも声を出してね、『ライガー!』って。負けたら負けたで、『なにやってんだ!』ぐらいのヤジが飛ぶぐらい、そういう熱い声援が欲しいね。感傷的に見るのはやめてくれ。俺の色じゃない。それだけです。ファンの皆さんにちょっと言いたいなって思ったのは、そこだけなんで。今日は負けましたけど、明日“現チャンピオン”の高橋ヒロム選手。いまのチャンピオンがどれぐらい凄ぇのか。放送席ではよく見て、凄いのはわかってるけど、やはり肌を合わせて、どれぐらい彼が凄いのか見てみたいので、楽しみにしてます。そういう意味では、ホントに楽しみながら、最後の『BEST OF THE SUPER Jr.』楽しみますので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
◇第2試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ボラドール・ジュニア(9分48秒 片エビ固め)[1敗=0点]×タイガーマスク
※雪崩式スパニッシュフライ【ボラドールの話】「『SUPER Jr』には2度目の参戦になるが、偉大なルチャドールであるティグレ・エンマスカラード(タイガーマスク)に勝てて嬉しい。日本のファンのみんなの前で勝つことができて、こんなに嬉しいことはない」
【タイガーの話】「ハァハァ、とんでもない一発だね、あれは。あれでこらえてたら怪我するだろうし。かと言って、投げられたら絶対負けると思うし。その前に、あのキックは強烈だったな。前回も俺はボラドールに負けてるんだよ。悔しいね。『SUPER Jr』後楽園初戦が何回目か覚えてないけど、俺は勝てないんだよね、初戦の外国人選手に。覚えてるの、デイビー・リチャーズぐらいだよ、勝ったの。ホントに情けないね。必ず初戦を落としちゃうよね。でも、いまの相撲でね、横綱・稀勢の里、黒星発進だけど、好調をキープしてるよね。その精神でいきますよ。必ず決勝は、日本人選手が上がって、外国人選手になんか渡さない。でも、ボラドールは凄い選手ですね。ホントに素晴らしい。ライガーさんじゃないけど、なかなかついていくのが難しい。でも、最初のルチャでわかるように、俺はまだまだできるよって。まだまだ諦めない。絶対諦めない」
◇第3試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○リコシェ(8分56秒 エビ固め)[1敗=0点]×タイチ
※シューティングスタープレス【リコシェの話】「まぁ、見てくれ。(※コンタクトレンズを指に乗せ)このように、コンタクトの片方が外れてしまったよ。でも、大丈夫。タイチは新日本史上屈指の退屈なつまんないレスラーだ。だから、『帰れ、帰れ』と言われてるんだろ。そんな相手だから、俺は片目でも勝てた。片方コンタクトが外れても勝てたんだ。毎日このシリーズ中、結果は同じになるだろう。幸先がよいスタートが切れた。『BEST OF THE SUPER Jr.』出場選手全員が、“キング”俺様にひれ伏せ」
【タイチ、あべみほさんの話】
※タイチが口元を押さえて座り込む
あべ「タイチ、大丈夫?」タイチ「ロッキーじゃねぇのか、アイツ?」
あべ「あの人ロッキーじゃない!」
タイチ「ロッキーだと思ったのによ、おかしいと思ったんだよ! ピョンピョンピョンピョンしやがって、おかしいなと思ったんだよ! ロッキーじゃねぇのかよ! ロッキーだろ、どう見ても! テメェ、言っとけよ先によ! クソ! ロッキーだと思ってたよ…まぁいいや。今場所よぉ、稀勢の里だってよ、初日黒星だろ? それと同じだよ。稀勢の里と同じだけ、星取ってやる!」
◇第4試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ACH(10分47秒 片エビ固め)[1敗=0点]×BUSHI
※ミッドナイトドライバー【ACHの話】
ACH「クソヤロー。俺の力を信用しろ。ただ、今日はまだシリーズが始まったばかりだ。前回、日本を去ってから、俺は新しいテクニックを手に入れて来た。今日、腕を痛めてしまったが、俺をとめることはできない。次の俺の目標は、『SUPER Jr』の頂点に立つことだ」――最後のフィニッシュは?
ACH「よくぞ、聞いてくれた。あれは、“ミッドナイトドライバー”っていうんだ。何でミッドナイトドライバーかと言うと、俺は黒人だからだ。あの技が爆発して、相手の目の前が真っ暗になって眠るというところから、ミッドナイトドライバーって名付けたんだ。あと、忘れないでほしいのは、俺のラリアット。あれはテキサスクラッシュって言うんだ。これも忘れないでくれ。(※拳を突き上げ)スーパー!」【BUSHIの話】「オイ! オイ、ACH! おめでとう。初戦が俺でラッキーだったな。俺はお前と違って、どんたく終わりでカナダとアメリカで試合して、昨日の夕方に着いて、会見してんだよ。お前との体力の差が違うんだよ。俺は、言っておくけど、お前に負けたんじゃないぞ! 睡魔に負けたんだよ。時差ボケに負けたんだよ。俺はお前に負けてない。お前はラッキーボーイだ。そういうことだ!」
◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○エル・デスペラード(11分33秒 体固め)[1敗=0点]×KUSHIDA
※ギター・デ・アンヘル【デスペラードの話】「あ~あ。何だって?『反撃ののろしが』?『態勢が整って』何とか? 整ったなぁ。頑張った、頑張った。で? 今の試合何分だった? アレを2分で沈めるとは、(高橋ヒロムは)すげぇチャンピオンだな。おもしれぇ。おもしれぇよ」
【KUSHIDAの話】「あぁ、やっちまった。勝てねぇな、開幕戦。これで終わりじゃないでしょ。勝てない、開幕戦。クソッ」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○マーティ・スカル(12分11秒 クロスフェイス・チキンウイング)[1敗=0点]×ウィル・オスプレイ【スカルの話】「ウィル・オスプレイ! ハハハハハ! よく聞け! お前がこの業界に入ってからというもの、俺はずっとお前の背後について回ってるんだよ! お前はイギリスのスーパーマンか? 俺はクリプトナイト(スーパーマンの弱点)なんだよ! 俺は今までヨーロッパ、アメリカ、PWG、ROHといろんなリングで闘ってきた。そして今夜、こうしてニュージャパンでのデビューを迎えた。そこで何が起きたか、見ただろう? 他の団体に上がった時と同じく、俺はこの結果を出してみせたんだ。オスプレイ、お前は去年の『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝したかもしれないが、俺はそのお前に勝ったんだ。だから、俺は『BEST OF THE SUPER Jr.』なんだよ! これで俺はお前を越えるレスラーになったんだ。これからもヴィラン(悪党)から目を離すなよ!」
【オスプレイの話】「(※スカルに曲げられた指を戻し)アァ! これで終わったわけじゃない。相手がダーディーでくれば、俺もダーディーで攻める。これで終わりじゃない。まだ始まったばかりだ」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○田口隆祐(11分27秒 首固め)[1敗=0点]×金丸義信【田口の話】「(※股間をおさえ、コメントブースに登場)私は反則をしてませんよ。何もしてませんよ。たまたまですよ、たまたま。他に理由はありませんよ。今日の勝利は、たまたま。終始、金丸選手にペースを握られて、全然突破口が見つからない苦しい展開でしたけど、最後の最後、たまたまです。目の前にボールがあったんで、シュートを決めただけで。たまたまです。シングルではしっかり点数も決めていきますから。まず、初戦は監督としての試合ができたかなと思います。苦しい試合でしたけど、いいものを見せられたかなと。たまたまです。ラッキーでした。金丸選手は強かったです。非常に魅力的な選手ですね。タグチジャパンに欲しいですね。金丸選手、リストに入れたいと思います」
【金丸の話】「オイ、田口! テメェ、あんなんで勝ったと思うなよ! 調子に乗ってんじゃねぇぞ、コラ! たまたまだぞ、たまたま! 反則負けだぞ、反則! どっからどう見ても反則だよ。納得いかねぇなぁ。なぜか分かるか? 金だよ、金。全ては金のためだ」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.24」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ドラゴン・リー(18分56秒 ドラゴンドライバー)[1敗=0点]×高橋ヒロム(試合終了後)
リー「日本の皆さん、ありがとう。ここに戻って来れて嬉しい。感動している。日本のファンの皆さんが、自分をリスペクトしてくれて、温かく応援してくれたことに、とても感動している。このコウラクエンホールで勝つことができて嬉しい。ビバ、メヒコ。俺はこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝する。みんな、アイ、ラブ、ユー」【リーの話】「日本のみんなの前で闘うことができて嬉しい。ニュージャパンからこの『BEST OF THE SUPER Jr.』の出場機会を与えてもらって、非常に感謝している。俺はメキシコの誇りを持って闘っているんだ。ライバルのヒロム・タカハシとは、激闘となったがなんとか勝つことができた。ニュージャパンには、世界中から強いルチャドールが集まる。だから、自分はここに来た。全員を倒して、『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝してやる」
「BEST OF THE SUPER Jr.24」が開幕、開幕戦からヒロムvsリーの名勝負数え歌がメインで、組まれ、試合は両者は張り手合戦など互いに一歩も引かず、意地を張り合うが、リーがティヘラでヒロムをエプロンへ追いやると、断崖式フランケンシュタイナーからノータッチトペコンを発射、先手を奪ったリーに対してヒロムもコーナーへのフロントスープレックスで反撃し、側頭部への低空ドロップキック、マスクに手をかけつつサーフボードストレッチで捕らえる。
リーはーはキチンシンクからスライディングキックで流れを変え、ヒロムがスライディングで場外に逃れ、リーとの追いかけっこになると、エプロンに立ったヒロムにリーが掟破りの断崖式回転エビ固めを敢行、自分の仕掛ける技を逆に喰らったヒロムは大ダメージを負ってしまう。
勝負に出たリーはブレーンバスターボムことデスヌカドーラを決め、ヒロムをコーナー上で固定してからのダイビングフットスタンプはヒロムがかわし、逆にヒロムが狙いにくるもリーがかわしてからジャーマンの応酬で両者ダウンとなる。
リーがかちあげニーを決めるが、コーナーからの攻撃はヒロムが阻止してサラマンダーを狙う、しかし阻止したリーはコーナー上でうつ伏せになったヒロムの後頭部にダイビングフットスタンプを投下する荒技を敢行、再度デスヌカドーラを狙うが、ヒロムはフロントネックロックで捕獲してTIME BOMBからコーナーへのデスバレーボム、そしてリーのマスクを破いてTIME BOMBを狙う。
しかしリーは回転十字固めで切り返すと、カサドーラからのウラカンラナはヒロムがエビ固めで丸め込んでトラースキック、リーはかちあげニーで打ち返すが、ヒロムはコーナー上からの飛びつきカナディアンデストロイで突き刺し、コーナーへのデスバレーボムからTIME BOMB狙いはリーが丸め込もうとすると、ヒロムは強引にジャーマンで投げるが、突進したヒロムをキャッチしたリーが掟破りのコーナーへのデスバレーボムから、フェニックスブレックスことドラゴンドラバーで3カウント、ヒロムが開幕戦から敗れ、リーが白星発進する。
危険な技が叫ばれている中で二人の試合は、そういった声すらもかき消すかのように激しく、まさに二人しか出来ない試合だった。またリーもこのまま新日本に定着すれば第二のワイルド・ペガサスのような存在になるといっても過言ではない。セミの前年度準優勝の田口vs金丸は、田口が両腕でのグータッチを拒否し、ヒップアタックも再三阻止するなど田口ワールドには付き合わず、場外でのDDTからの首攻めでリードを奪い、田口はヒップアタックは炸裂するも、2度もギタったところで金丸がドロップキックで阻止し、ドロップキック、トルネードDDT、ブリティッシュフォール、ディープインパクトと畳みかける。金丸は遂にタッチアウトの解禁を狙うが、阻止した田口が延髄斬りを狙う金丸をオーマイ&ガーアンクル、しかしセコンドのTAKAがエプロンに上がって海野レフェリーが気を取られると、金丸が急所蹴りで脱出、ところが田口が倒れたところで田口の足が金丸の股間に直撃すると、TAKAと交錯させてからの首固めで3カウントとなり、田口が頭脳プレーで白星発進となる。
前年度覇者のオスプレイはBULLET CLUBの新メンバーとなりスーパージュニア初参戦となったスカルと対戦、イギリスでの何度も渡り合っている両者は出方を伺うも、スカルは勢いのある一本背負い、オスプレイのロープ越しのハイキックからシューティングスターも足を立てて迎撃し、場外に逃れたオスプレイにエプロンからのトラースキック、オスプレイの両膝裏にダブルニーを落とすなどリードを奪う。
スカルは逆水平も、柴田勝頼ばりに正面から耐えたオスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキックを浴びせ、串刺しエルボーの連打から座り込んだスカルに顔面への低空ドロップキック、スカルをコーナー最上段に釘付けにしての顔面へのトラースキックと流れを変えるが、オスカッター狙いは、タイツを掴んで阻止したスカルが顔面パンチ、ボディースラムの要領でトップロープへ足から投げつけ、オスプレイが再度コーナーに釘付けにしての顔面トラースキックも、スカルが両膝で迎撃してから、逆にオスプレイを釘付けにして顔面トラースキックを浴びせる。
勝負に出たスカルはチキンウイングフェースロックを狙うが、逃れたオスプレイはその場飛びシューティングスタープレスもスカルは剣山で迎撃、ラリアットからのブレーンバスター狙いはオスプレイがスタナーで切り返すと、場外に逃れたスカルにサスケスペシャルを発射する。
勝負に出たオスプレイはリングに戻ってレインメーカーを狙うも、オスプレイの指を掴んだスカルは指の股を引き裂く地味に痛い技を敢行すると、ラリアット狙いはオスプレイがバク宙で着地してコークスクリューキック、そしてオスカッターを狙うと、キャッチしたスカルはクロスフェイス・チキンウィングで捕獲、オスプレイはギブアップ、スカルが実力者ぶりを見せつけ、オスプレイは黒星でスタートとなる。再起を狙うKUSHIDAはデスペラードと対戦、デスペラードがスピアーで奇襲をかけると場外戦でリードを奪い、足攻めで先手を奪うが、ロープ越しのハイキックからスワンダイブ式ミサイルキック、左腕へのミドルキック、ハンドスプリングエルボーで流れを変えたKUSHIDAは早くも新技を狙うも、阻止したデスペラードがパインバスターから変形のマフラーホールドで捕獲、しかしコーナーへ昇るとKUSHIDAがハンドスプリング式ダブルヒールキックで阻止すると、雪崩式腕十字で捕獲し、ホバーボードロックで捕獲するがレフェリーが巻き込まれてしまう。
KUSHIDAがレフェリーを起こしている間に、デスペラードがKUSHIDAがアメリカで奪取してきたROH TV王座のベルトを持ち出し一撃を狙うが、KUSHIDAが阻止して再度ホバーボードロックを狙うと、デスペラードはベルトの上でのリバースタイガードライバーこと、ピンチェ・ロコを決め、最後はギターラ・デ・アンヘルで3カウントを奪い完勝、再起を喫したKUSHIDAも黒星でスタートとなる。ACHvsBUSHIは、BUSHIがTシャツでのチョーク攻撃やACHにロープ越しのティヘラ、ACHをセカンドロープに固定してエプロンめがけてハングマンDDTと攻め立て、ACHは反撃するもスーパーポーズを取る隙を突かれ、主導権を奪うまでには至らない。
ACHはドロップキックでBUSHIをエプロンへ追いやり三角飛びドロップキックから場外のBUSHIにエアジョーダンを発射するも、リングに戻ってからのコーナーダイブはBUSHIがかわして着地したところでDDTで突き刺し、フェイント式スピンキック、串刺しダブルニー、変形スイングネックブリーカー、バッククラッカーと畳みかけた後で、MXを狙うがACHはドロップキックで迎撃。
ACHのラリアット狙いをBUSHIはBUSHIロールで切り返すが、ACHはラリアットから新技ミッドナイトドライバーを決め3カウントを奪い白星発進する。リコシェvsタイチはタイチのセコンドである、あべみほの挑発的ポーズや場外で再三エスケープするタイチの焦らしに対してリコシェは高速トペを発射も、レフェリーがリングに上がったあべみほに気を取られると、タイチがマイクスタンドや木槌でリコシェに襲い掛かって術中にハメる。
しかしソバットで流れを変えたリコシェは619、スワンダイブ式エルボースマッシュ、その場飛びシューティングスタープレスと攻め込むが、タイチは顔面かきむしりで流れを変え、串刺しをかわしたタイチがトラースキック、バスソーキック、ジャンピングハイキック、リコシェのリックラックを阻止して天翔十字鳳と畳みかけるも、マイクスタンドを持って突進ところで、担いだリコシェはペナドリラー2Pointからシューティングスタープレスで3カウント、タイチの仕掛けに対して冷静に対処したリコシェが白星発進する。タイガーvsポラドールJr.はタイガーが腕十字、脇固めと腕攻めを展開、ポラドールはティヘラで反撃し場外のタイガーにノータッチトペコンで流れを変えようとするが、リングに戻ってからセカンドロープのムーンサルトはタイガーが剣山で迎撃され、タイガーが雪崩式アームホイップからタイガードライバー、ソバット、ツームストーンパイルドライバーと畳みかけるが、ダイビングヘッドバットは自爆、それでもタイガーは雪崩式バックドロップを決める。
タイガーは再度コーナーに昇るが、ジャンピングハイキックで阻止したボラドールはスパニッシュフライで3カウントを奪い逆転勝利を収める。今年で最後のスーパージュニア参戦となるライガーはTAKAと対戦し、TAKAは鈴木軍のコスチュームではなくKAIENTAI DOJOのコスチュームで登場、ライガーはいきなりカンバーナを仕掛け、リストロック、片足タックルからインディアンデスロック、ジャベ、TAKAを場外へ追いやってからスライディングキック、エプロンダッシュのトペコン、リングに戻って串刺し掌打、サミングを阻止してからの風車式バックブリーカーと攻勢に出て、ロメロスペシャルは阻止されても、場外戦ではイス攻撃まで見せて今までの引き出しを開ける。
しかしロープへ振ろうとするとTAKAはジャストフェースロックで捕獲して絞めあげ、TAKAのみちのくドライバー狙いを阻止したライガーは空中胴絞め落とし、本家ライガーボムを決めるが、TAKAはサミングからヘビーキラーで逆転3カウントを奪い勝利。
試合後は鈴木軍の立場からTAKAはライガーとは握手せずも一礼をしてライガーに敬意を表したが、この日の二人はスーパーJ CUPや第1回のBEST OF THE SUPER Jrの頃に戻ったような感じだった。波乱から開幕した「BEST OF THE SUPER Jr」果たして誰が優勝決定戦に進出するのか?
【開幕戦・後楽園ホール2連戦初日終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。明日5月18日(木)も、東京・後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njbosj #njpw pic.twitter.com/TNJgEl4UrT
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年5月17日監督とか…
ジャパンとか…
まだまだ走り込みが足りねぇよ!
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年5月17日頭にくる
KUSHIDAのせいで左腕が全く動かねえ
あのやろう
なんのテレビチャンピオンか知らねえけど、この一回で済むと思うな
— El Desperado (@0_desperado) 2017年5月17日Tonight the better man won. But I have not lost any pride. In fact im full of it. 6 matches to… https://t.co/OKtxgg0qJv
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年5月17日Arm & neck are fine. Ice will keep rolling on! Thank you all for watching and supporting.
Texas SMASH!
Now I sleep... pic.twitter.com/Aj5HrmQc87
— A.C.H.™ (@GoGoACH) 2017年5月17日
— King Ricochet (@KingRicochet) 2017年5月17日Thank you so much.
you were my hero!!! pic.twitter.com/JaTfD3qBCk
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年5月17日渡されて熟読しました pic.twitter.com/Kv9M0bgiFU
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年5月17日 -
「証言UWF 最後の真実」が今日発売…これで謎が解けるのか?
今日(一部ではもう発売されているが)宝島社から『証言UWF 最後の真実』が発売される。きっかけは『1984年のUWF』(柳澤健著/文藝春秋)への賛否だったが、前田日明を始め更級四郎、杉山頴男、ターザン山本、藤原喜明、山崎一夫、新間寿、上井文彦、中野巽耀、宮戸優光、安生洋二、船木誠勝、鈴木みのる、田村潔司、垣原賢人、川﨑浩市、尾崎允実らUWFに関わって人たちが証言するのだから、いかに『1984年のUWF』に対する反響が大きかったかよくわかる。
『1984年のUWF』は結局買わなかったというか、Numberの連載もある程度読んでいたし、この内容だと間違いなく誰かが反発すると思っていたが、斎藤文彦氏などが案の定猛反発、買おうか買わないかと考えているうちに結局買わなかった(笑)
自分的には『証言UWF 最後の真実』が興味があるというか、UWFというムーブメントを見てきた人間の一人として、UWFという理想が崩れたのか知る権利がある。自分にとってUWFは馬場・猪木の時代を変えてくれると信じていたムーブメントであり、青春の1ページだった。いずれ各自の証言を照らし合わせて検証していくつもりだ。
ただ気になったのは証言者の中に高田延彦の名前が入っていなかったこと、おそらく断ったのか?高田の中ではプロレスは卒業・封印なのかもしれない。
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3度目の正直…新日本プロレスがアメリカ進出へ
新日本プロレス・戦略発表会が「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24』の公開記者会見前に行われ、木谷高明オーナーが三つの戦略、・ライブ戦略・デジタル戦略・グローバル戦略の三つを掲げ、アメリカ本格進出の一環として、来年を目処に米国現地法人の設立、アメリカでの道場設立、そして先日ROHで発表になったIWGP USヘビー級王座の新設についても改めて言及した。
新日本は猪木体制やユークス体制時もアメリカ進出を試みたがいずれも失敗、猪木体制時には新日本は体力的に弱り始めていたにも関わらず、アメリカを拠点としていたアントニオ猪木をツルの一声でロス道場が設立され、カール・アンダーソンなど人材は輩出されたが、経理面での杜撰さも指摘され、ユークス時代になるとリストラ対象となって切り捨てられた。今思えば猪木も先見の明があったわけだが、いろんな意味でタイミングが悪く、また内部の杜撰さがなければ、新日本に貢献できていたのかもしれない。
ユークス時代となってからも海外進出を試み、そのとき誕生したのがIWGPインターコンチネンタル王座で海外の選手がIWGPヘビー級王座に挑戦する為の登竜門とされていたがという位置づけだったが、ユークス期の海外進出は単発でだったこともあって成功とは言えず、初代王者だったMVPが田中将斗に王座を明け渡してからは日本で選手権が行われ、No,2のベルトへと代わり、後藤洋央紀から奪取した中邑真輔が自身のカラーに染め上げることでよって、IWGPヘビーと同格のベルトへと変わっていった。
ブシロード体制の場合は海外で拠点を置くことを重視していることから、新設されるUS王座も、DRAGON GATEがUSA支部限定であるオープン・ザ・フリーダムゲートという王座もあった(現在は封印)ことから、US王座はあくまでアメリカ限定でという形で留めていくのかもしれない。
猪木の懸案だった新日本の世界進出は、木谷オーナーによってしっかりされたものとして再開される。3度目の正直で成功となるのか?
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Eitaが新技披露でキッドを降す!KING OF GATE 2017 神戸大会公式戦結果
5月16日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2017」兵庫・神戸サンボーホール 1000人 超満員札止め
▼KING OF GATE 2017 Bブロック公式戦/20分1本
[2勝=4点]○ジミー・ススム(6分30秒 ジャンボの勝ち固め)[2敗=0点]×Ben-K▼KING OF GATE 2017 Dブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○ジミー・神田(6分11秒 首固め)[1勝1敗=2点]×堀口元気H.A.Gee.Mee!!▼KING OF GATE 2017 Cブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○ジミー・カゲトラ(8分10秒 影縫)[1敗=0点]×斎藤"ジミー"了▼KING OF GATE 2017 Aブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○Eita(14分44秒 ビブリア)[1敗=0点]×ドラゴン・キッド -
KING OF GATE 2017 山梨大会公式戦&メイン結果
5月14日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2017~鷹木信悟選手凱旋試合 風林火山其ノ六~ アイメッセ山梨 1650人 超満員札止め
▼KING OF GATE 2017 Dブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○エル・リンダマン(8分28秒 タイガー・スープレックス・ホールド)[1敗=0点]×ジミー・神田▼KING OF GATE 2017 Bブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○ジミー・ススム(16分19秒 横入り式エビ固め)[1敗=0点]×Gamma▼60分1本
○武藤敬司 YAMATO B×Bハルク(17分18秒 体固め)鷹木信悟 T-Hawk ×吉田隆司
※シャイニングウィザード -
宝城が後楽園ラストマッチを防衛で飾れず、イオはトニーと30分フルタイムで薄氷防衛!
5月14日 スターダム「STARDOM Gold May 2017」後楽園ホール 968人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○AZM(5分37秒 ジャパニーズ・レッグロールクラッチ)×羽南◇第2試合◇
▼20分1本
ヘッサ 小波 ○美邑弘海(7分14秒 エンドレスワルツ)米山香織 ×刀羅ナツコ ルアカ◇第3試合◇
▼スターダム3WAYバトル/15分1本
○HZK(9分35秒 片エビ固め)×レベル
※アトミック・ボムズアウェー もう一人は木村花◇第4試合◇
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第11代王者組]松本浩代 ○ジャングル叫女(12分32秒 エビ固め)[挑戦者組]ジェシカ・ハヴォック ×テッサ・プランチャード
※ハンマースロー式パワーボム
☆松本&叫女が2度目の防衛に成功◇第5試合◇
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[挑戦者]○岩谷麻優(19分44秒 ドラゴンスープレックスホールド)[第8代王者]×宝城カイリ
☆宝城が9度目の防衛に失敗、岩谷が第9代王者となる(試合終了後)
岩谷「みなさんやりましたー。ありがとー! ありがとうございます。あー疲れたね。宝ちゃん疲れたね。ベルト、ベルト、ベルト無くした感想を一言どうぞ」宝城「なんて日だ!」
岩谷「まあとりあえず、このリングは岩谷麻優がいれば大丈夫ってことで、これから証明していきたいと思うんでね、これからね。だから日本の話題もいっぱい届けられるように、宝ちゃんの耳に届かせてSTARDOMのリング、面白そうだなって思われるといいよね。(ファンからいつでも帰ってこい、の声)だって。楽しかったね。はい(とマイクを渡す)」
宝城「麻優さん!『なったらいいよね』じゃなくて、約束してください。麻優さんがSTARDOMの真のアイコンになる、と。強さにおいてもすべてにおいて(と小指を差し出すも)」
岩谷「なんか偽物のアイコンみたいな言い方しやがって。まあいいよ。お互い団体を背負えるくらいの覚悟で楽しくケガなく、精一杯、人生楽しもう!」
(そして最後は熱い抱擁。宝城は四方に礼をしてリングを降りた。)
【岩谷の話】「もっとバチバチな試合になるかなと思ったんですけど、やってる最中はすごく楽しくて。いや、楽しかったなという感じですね。エルボー、本当に痛いしチョップも痛いし、何もかも全力で超痛かったんですけど、痛さの中にも宝ちゃんの魂を感じられたというか、そういうのがうれしくて。あまりきょうが最後のシングルになるという実感はないですね。とりあえず楽しかったです。
(フィニッシュは久しぶりの二段式ドラゴンだったが?)本当に久しぶりですね。タイトルマッチ自体も久しぶりだったので。やっぱりタイトルマッチは面白いですね。やりがいがあるというか。第9代目のチャンピオンとして、このベルトとともに成長していきたいと思います。頑張ります。スターダムの真のアイコンに、ちゃんとアイコンとして胸を張れるように、成長していきたいと思います」◇第6試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第7代王者]△紫雷イオ(30分時間切れ引き分け)[挑戦者]△トニー・ストーム
☆イオが14度目の防衛に成功(試合終了後)
トニー「アナタは最強(イオと拳をかわす。)」(そこに岩谷がリングイン。)
岩谷「イオさん、30分ドロー。防衛一応、おめでとうございます。自分今日、白いベルト取りました。赤と白、同時に巻いた人は今、いないんですよ。だから、イオさんに挑戦するのは3回目。通算5回目の挑戦。赤いベルト、自分と試合してください」
イオ「おい麻優。暢気に数かぞえてる場合かよ。今見てただろ。14度目、ドローかもしれないけど防衛成功したんだよ。その意味わかるか? 世界中の猛者が14人束になってかかっても14人誰一人、私のことを倒してないんだよ。3度目か5度目か知らないけど、お前覚醒するの遅すぎだよ。まだまだ15度目の防衛の餌食になってもらいます。紫雷イオはまだ倒させねーよ」
岩谷「赤いベルト必ず取ります。よろしくお願いします」
イオ「誰が何と言おうと、前人未踏の14度目の防衛成功だよ。これで文句ねーだろ! 守ればいいんだよ、守れば。あと一人、この後楽園ホールにお別れ言わないといけない人がいるんじゃないのかな? 私もボロボロですわ。かわりに明るく終わらせてやってくださいよ」
(ファンの拍手とカイリコールのなか、宝城が現れる。)
宝城「イオさん、30分、お疲れ様でした。いやでもやっぱりイオさん最強っすね。(ファンに一礼したあと)えー……、リングの上からみなさんの顔がよく見えます。リングの上って一人一人ファンのみなさんの顔がよく見えます。今まで5年3カ月、このSTARDOMのリングで最初はプロテストさえ一人だけ合格できない状況から始まり、みんなから一番にやめるだろうとずっと思われていたと思います。自分自身もずっと自分に自信が持てなくて正直、プロレス向いてないんじゃないかとか、やめたほうがいいんじゃないかなと思ったときもなくはありませんでした。でも、そんなときに自分を……励ましてくださったのは家族、関係の皆様、先輩・後輩・同期、練習をみてくださったミッドブレスの水戸川さん。そしていつも背中を押してくださった、どんなときも負けても、背中を押してくださったファンのみなさんのおかげで、今私はこうしてリングに立つ事ができ続けたんだと思います。でもね、私さよならを言いません。また会えるから、絶対。絶対にまた会いましょう。あれ、イオさんは? イオさーん、一緒に最後、締めましょう。麻優さーん、叫女、弘海、ナツコ。いるじゃん、なんで隠れるの、テッサ! カモーンエブリワン。どうか後輩たちもすくすく育って一人前になって、安心して頼んだよ。みなさん上がって下さい、イオさーん。帰っちゃった? それではみなさん、ご起立いただけますか。みなさんとこうして出会えたこと心の底から幸せに思います。一期一会を大切に、一度きりの人生、みなさん辛いこと、苦しいこと、悲しいこと、たくさんあると思いますが、前を向いて一歩一歩進んでいきましょう。それではみなさん笑顔で、締めて一緒に言ってくれますか。じゃあみんなで一緒に最初から最後までしめましょうか。皆さん心を一つにしてくれますか。これからもSTARDOMを愛してくれますか。これからもスターダムをどうかどうかよろしくお願いします。今を信じて、明日に輝け、We Are STARDOM!」
【イオの話】「30分…長かったですね。30分ドロー。防衛は防衛ですよね。う~ん、記録は伸ばしつつも、その代償が今回は大きかったかなという気がします。(終盤、意識はあった?)意識はありました。意識はあったんですけど、ちょっと感覚がない、力が入らないというか。でも、いま歩けるまで戻ってきてるんで。時間経てば大丈夫だと思います。こうしてベルト守ったし。すでに次の挑戦者がもう名乗りをあげてきたんで。やるしかないって感じですね。
(厳しい試合を闘い抜いた原動力は?)う~ん、赤いベルトにかける覚悟、女子プロレス界のトップを背負ってる自覚、常々言ってますけど、私はプロレスに人生捧げてますし。すべて懸けてますから。足が折れようと、腕がもげようと、感覚がなくなろうと、ベルトは守り抜きました。ホントは倒したかったですけどね、さすがに厳しかったです。
(次の挑戦者として岩谷が名乗り出たが?)今日白いベルト取ったっていっても、一度も赤いベルト巻いてないでしょ。岩谷麻優、何回も防衛してるって自慢みたいに言ってましたけど、まったく自慢になってないですからね。わかる? 私の14度の防衛は自慢ですけど、挑戦5度って何言ってんのって(苦笑)。私はこれだけかけてますから。どんなヤツにも倒されない自信があります。ただ、このダメ―ジに関しては否めないかなって。
(宝城の離脱に関しては?)彼女には彼女の人生がありますし、私には私の人生があって。ほかの子たちにもそれぞれの人生があるなかで、私はいまこうして赤いベルトを守ってる。その使命を全うしたいっていう思いでいて。彼女は彼女の考えとタイミングと出会いがあったので。まぁ仲間として寂しい気持ちもゼロじゃないですけど。戦友ですから。みんなのしあわせをただただ願いだけですね。まぁ抜けた穴は誰かが埋めますよ。それが私なのか今日みたいに岩谷なのか、ほかの誰なのかわからないですけど、そこをふくめて、スターダムファンの皆さんには楽しんでもらえればいいなと願ってます。ちょっと重い空気になってますけど、私、防衛したんで。祝ってくださいよ。全然祝ってくれない。大丈夫です、紫雷イオはどうにかするんで。ありがとうございました」【宝城の話】「あらためまして、本日9度目の防衛戦で白いベルトを懸けて岩谷麻優選手と2年ぶりのシングルマッチが実現されたのですが、結果からして防衛に失敗してしまい、8度でこれまでずっとデビュー前から追い続けて、6度目の正直で死に物ぐるいでつかんだ白いベルトときょうこうしてお別れの日を迎えてしまいました。いま思い返すと、自分のスターダムでの歩みは白いベルトとともにあったんじゃないかなと感じます。実は2年前に白いベルトよりも赤いベルトを巻いて。本当に団体がピンチな状況で人数もすごく少なくなり、心身ともに厳しい状況だったんですけど、そのとき一番そばにいて支え合ってきたのがイオさん、麻優さんの2人でした。白いベルト、離れてしまって本当に悔しいし、寂しいし、まだ自分の手元から離れてしまった実感はないんですけど、麻優さんのもとにきっと白いベルトがいこうと、これもさだめなんじゃないかと思います。麻優さんにはスターダムのアイコンとして1期生として、これからいろいろ大変なこともいっぱい、プロレスラーって痛いし、闘いだし、常に比べられて、闘いの中で女同士が集団でやっていくってことは、人間関係もそうですし、悩むことが本当に多いと思います。でも、私が5年間で一番知ったことは、これは闘いなんですけど、一番の闘っている相手って自分だということですね。自分との闘いを制したものが上にあがり、活躍できるということを、この5年間、自分の体験でも感じましたし、周りの選手を見ていても、メインイベントに立つ選手はそういったいろんなプレッシャーと自分の弱さと向き合っていける選手だと思います。スターダムの選手たちはすごく、後輩たちも、これを乗り越えていける素質はあると思うし、すべてを私はスターダムを去ると決まった日から後輩たちにも伝えていけたと思うので。これから私が後輩にバトンタッチというか、特にメンタルの面で後輩たちにできる限りのことを自分なりに考えてやったつもりです。
正直、まだ最後という実感がなく、この場所、あのリング、オレンジのイス、バルコニーにある横断幕、スポットライト、後楽園ホールってプロレスの聖地、全然違うんですよね。自分ってやっぱりプロレスラーなんだって、生きてるって実感できる一番の場所が後楽園ホールでした。まだ最後ではないので、サヨナラではないので、また絶対、ファンの皆さんとも仲間たちとも会えると信じているので、一度きりの人生エンジョイしたいし、みんなにもしてほしいと思います。楽しかった。やっぱりプロレスは楽しいですね。全然、私もまだまだ発展途上なので。たかが5年のキャリアなので。もっとプロレスの謎を知りたいというか、私、本当に好奇心旺盛なので。まだまだプロレスは深いし、その奥深くにすべてつっこんでみたいですね。もっともっと大きくなって帰ってきます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします」スターダム後楽園大会のセミで退団を表明したばかりの宝城が自身の保持するワンダー王座をかけて岩谷の挑戦を受け、試合前には宝城の元パートナーだった翔月なつみさんが駆けつけ、宝城を激励した。
序盤は手四つの力比べから先手を狙う宝城が岩谷をロープへ振るも、岩谷はランニングエルボースマッシュで返し、場外へ逃れた宝城にプランチャを狙うが、身を隠した宝城が背後から強襲、逆に岩谷を場外へ追いやって三角飛びプランチャを命中させ、更に南側客席へと岩谷を連行して、入場ゲートからのエルボーアタックを炸裂させる。
先手を奪った宝城はマシンガンチョップ、磔式ドロップキック、ダイビングエルボーアタックと攻勢をかけてから、卍固めで捕獲しローリングクレイドルで回転、踵落としからイカリを狙うが、岩谷が切り返すとスリングブレイドを決め、腕へのフットスタンプなど腕攻めで流れを変え、ドラゴンスープレックス狙いは宝城が堪え、張り手を放つ岩谷に対しバックブローで応戦、張り手が相打ちになって両者ダウンとなる。
両者はエルボーの打ち合いとなると、宝城のエルボーをかわした岩谷がドトンパを決めてから掟破りのマリンスパイクを敢行、ダイビングフットスタンプと畳みかけ、ドラゴンスープレックスを狙うが、回転エビ固めで切り返した宝城はすかさずスライディングDを炸裂させる。
勝負に出た宝城はイカリで捕獲し、腰めがけのダイビングエルボードロップを連発するが、もう1発狙いは岩谷が剣山で迎撃、投げ放しジャーマンからダイビングボディープレス、ドラゴンスープレックスと畳みかける。
宝城もエルボーで返してから突進するも、トラースキックで迎撃した岩谷が二段式ドラゴンスープレックスで3カウントを奪い、宝城の長期政権に終止符を打って新王者となった。
試合後は防衛記録の更新してからの退団を狙っていた宝城は悔しがるも、新王者となった岩谷にエールを贈り、抱擁を交し合って、四方に礼をして退場していった。メインのワールド選手権は両者共オーソドックスな攻防で出方を伺うも、イオが場外へ出たところでトニーがトペを狙うも、イオが迎撃してウラカンラナから顔面ドロップキック、逆にトニーが場外へ出たところでプランチャを炸裂させる。
先手を奪ったイオは逆片エビ、サッカーボールキック、串刺しダブルニーと攻勢に出るが、再度突進したところでトニーがイオを場外へ追いやると、トペスイシーダを発射、だがリングに戻ろうとするとイオが逆襲してマットを剥がして攻撃を仕掛けるも、自爆してしてしまい、リングに戻ったトニーは失速したイオに串刺しヒップアタックからフィッシャーマンズスープレックスを決めるが、パイルドライバー狙いはイオがクロスフェースで切り返し譲らない。
イオは619からジャーマンを決めるも、トニーもショルダーバスターで応戦すれば、イオもアッパー、トニーもフロントハイキックから高速パイルドライバーで突き刺すと、イオはたまらず場外へ逃れるが立ち上がれず、レフェリーとドクターがチェックに入る。イオが試合を続行する意志を確認した村山レフェリーが場外カウントを数えるも、イオは立ち上がれず、トニーがカウント19でイオをリングに戻すも、それでも立ち上がれず、村山レフェリーはダウンカウントを数えるも。イオはカウント9で立ち上がる。
トニーは大ダメージを負ったイオにショルダーバスターからコーナーへ昇るも、起き上がったイオは雪崩式フランケンシュタイナーを決め、うつ伏せとなったトニーにムーンサルトプレスを投下もイオもダメージでカバーできない。
イオはテキサスクローバーホールドで捕獲し、ダブルアームフェースバスターからムーンサルトプレスを投下するが、トニーは足を立てて迎撃し投げ放しジャーマンからギロチンドロップを投下すると、リバーステキサスクローバーで捕獲するが、タイムアップとなりイオが引き分けで王座を死守した。
試合後にはイオとトニーがエールを交し合うも、ワンダー王座を奪取したばかりの岩谷が挑戦を迫り、イオの呼びかけで宝城が再登場すると、選手やファンに別れの言葉を述べて大会を締めくくった。一部では今大会で宝城のラストマッチと言われたが、ラストマッチは未定ながら6月頃になる模様、今大会は長期にわたって守り抜いてきたワンダー王座を岩谷に託すことが出来るかどうかのテストみたいなものだったのかもしれない。
メインはイオが長時間にわたってダウンするという事態となるも、イオに続行する意志があったため試合は続行、レフェリーも試合を続行させるか、ストップさせるかで見極めが大変だったと思う。だがダメージが尾を引いてしまい終盤には追い詰められるが、30分の試合時間に助けられての防衛だったものの、試合時間が60分だったらと思うと今回ばかりは薄氷の防衛でもあった。第4試合のゴッテス選手権は叫女が捕まり、終盤まで窮地に立つが松本が好フォローすると。最後は王者組がサンドウィッチラリアットから叫女がハンマースロー式パワーボムをテッサに決めて3カウントを奪い王座を防衛した。
すがすがしい気持ち。
最後の後楽園ホール、まゆさんと闘えて良かった。
プロレス、最高!!!!!!
— 宝城カイリ/5.14_12:00@後楽園 (@kairi_hojo) 2017年5月14日スターダム後楽園ホール大会、多数のご来場どうもありがとうございました。30分フルタイムドロー防衛。悔しいけどV14達成。スッキリ防衛したかったです。試合後のサイン会にも出ました。さらなる防衛記録更新のため‥まずはコンディション整えます。 pic.twitter.com/EOMX6cKwwP
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年5月14日後楽園大会ありがとうございました!
白いベルトとりましたー。 pic.twitter.com/ECpUCNv161
— 岩谷麻優 (@MayuIwatani) 2017年5月14日スターダム後楽園大会。人生は長くて短い旅なのだなぁと実感しました。宝城カイリ選手が花道で深ーくお辞儀をした後、キラッと笑顔を見せてクルッと振り向いてタンッと幕の奥へ向かわれたのが印象的でした。次の旅路も見つめて行きたいです。
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年5月14日宝城カイリ選手、当たり前のように見続けてきたこの光景が今日は特別なものに。 #スターダム https://t.co/JeRszx9bPj pic.twitter.com/eW7tDcibAY
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2017年5月14日 -
KING OF GATE 2017 岡崎大会公式戦結果
5月13日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2017」愛知・岡崎竜美丘会館 700人
▼「KING OF GATE 2017」Cブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○ジミー・カゲトラ(12分48秒 影縫)[1敗=0点]×吉田隆司▼「KING OF GATE 2017」Aブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○ビッグR清水(8分14秒 エビ固め)[1敗=0点]×ジミー・クネスJ.K.S
※砲丸投げスラム▼「KING OF GATE 2017」Bブロック公式戦/20分1本
[2勝=4点]○T-Hawk(11分15秒 エビ固め)[1敗=0点]×ヨースケ・サンタマリア
※ナイトライド▼「KING OF GATE 2017」Dブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○堀口元気H.A.Gee.Mee!!(8分47秒 バックスライド・フロム・ヘブン)[1敗=0点]×エル・リンダマン -
曙の代役・大仁田が勝利もサップを被弾させることが出来ず…鈴木&岡本がアジアタッグ挑戦を表明?
5月12日 ZERO1 愛知・露橋スポーツセンター
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
鈴木鼓太郎 菅原拓也(10分43秒 エンドレスワルツ)日高郁人 ×ショーン・ギネス◇第2試合◇
▼20分1本
○ハートリー・ジャクソン(7分59秒 体固め)×柴山貴哉◇第3試合◇
▼30分1本
魔世軍3号 ○魔世軍4号(11分59秒 魔神風車固め)横山佳和 ×クリス・オンドーフ◇第4試合◇
▼NWAインターナショナルライトタッグ選手権試合/30分1本
[挑戦者組]大谷晋二郎 ○高岩竜一(14分33秒 体固め)[第24代王者組]×金本浩二 田中稔
※デスバレーボム
☆金本&稔組が3度目の防衛に失敗、大谷&高岩が第25代王者となる【大谷、高岩の話】
大谷「よし取った。高岩ありがとう。よっしゃ。最強のチャンピオンチームから最強のチャレンジャーである我々がベルトを取った。ジュニスタの2人から取ったから嬉しいし、非常に重く感じる。彼らもこのままで終わらるわけないだろうし、何度だってやる。何度だってやりたい。もう今日は最初から4人ともエンジンかけてた。何度でもやる。大好きだ、ジュニスタ。彼らとやるオレと高岩のチームで闘う試合が大好きだ」高岩「ゼロワンに再入団してから初めてのベルト。高齢化が進んでますけど、でもそれもしょうがないんだ。ベルト取っちゃうから。シングルも含めて、ジュニア、まだまだ、オレがいることを、存在をアピールして引っ張っていきますよ」
大谷「高岩の言う通り取っちゃうんだもん。次の世代がいるのかどうか知らないけど、まあショーンあたりが結果を出したのかもしれないけど、取っちゃうんだもん、オレら。これが現実じゃないの。さあ、次またもう一丁かな、ジュニスタ。何度だって権利与えたいね、彼らなら。彼らと闘い続けることでこのベルトの価値がどんどん上がっていくとボクは信じています。
(次の後楽園では菅原&日高の挑戦が決まっていますが)決まってますけど、結果は見えてるでしょ。彼らをどれだけ圧倒して叩き潰して次、またジュニスタ待ってろって。そう伝えておいてほしいですね」
高岩「何も実績残してないのに挑戦できるの? 前座でいいんじゃない、前座で」
(ここで日高&菅原登場)
日高「なんだ、前座って」高岩「ここ2人仲悪いだろ!」
菅原「よくはない」
日高「でもな、組んでやる理由はあるんだよ、あんたらとジュニスタの2人には散々やられてきたからな。どっちが勝っても力合わせてやるって決めてるんだ。仲悪いとか関係ない」
大谷「ゼロワンを悪く言うのはよくないけど、これがもしかしたらゼロワンの悪いところかな。結果も出してないヤツら、余ってるからって挑戦者に迎える。もしかしたらこれがゼロワンの悪いところかもしれない。この悪いところを今度の後楽園でビシッと断ち切って、もし会社がオマエたち挑戦しろ、はいはい、ありがとうございますだったんでしょ。オレは許せねえな。カードが決まってるんだったらやることはいいよ。原点に返ってイチからやるっていう気持ちがあるなら、1試合目でやろうよ、タイトルマッチだけど。後楽園ホールのゼロワンが一生懸命、全力を懸ける大会のオープニングマッチで闘う気があるなら受けましょうよ」
高岩「このベルトは泣くけどね」
大谷「まあね。でもオレたちが巻いてることでこのベルト持ってるから。1試合目でヤル気ある?」
菅原「こっちだって半端な気持ちで挑戦するんじゃねえの。試合じゃん。何試合目だっていいよ。絶対取るからな」
日高「チャンピオンはそうやってなんだって決めれるんだよな。オレらが取ったあと吠え面かくなよ」
(日高&菅原が退場)大谷「はい、吠え面かかないように気をつけたいと思います。彼らオッケーしたから、しっかり会社の方に伝えたいと思います。後楽園ホール、第1試合目でライトタッグ。何試合目かで彼らの挑戦を受けたってなんも変わらないでしょ、今までだって。彼らとやって意味のあるタイトルマッチをするには、それくらいの改革が必要だと思いますよ。後楽園ホール、1試合目でライトタッグ選手権試合」
高岩「やりましょう、しょうがないから」
【日高の話】「唐突に、社長の方から決定っていう形なんですかね? ボクと菅原のタッグでライトタッグ挑戦。ボクとしてはハヤトがいないからパートナーがいない状況ではあるんですけど、その菅原とのタッグ、まずはふざけんなよと思ったんですよね。でも待てよと。今日の大谷&高岩組、金本&稔組にしたって、田中稔からベルトを取り返せなくて、大谷晋二郎がジュニアに来てサッと来てもっていって、そのあとボクが窮地に追い込まれて、ヒダカヤで盛り返したと思ったら立ち消えになってっていう。そこにボクらケリがついてないんですよ。で、大谷晋二郎のインタージュニアのベルトも鼓太郎にいっちゃってるしね。ケリがついてないっすね。そういう意味であの時、ボクと菅原の悔しい気持ちというのはいっしょだったと思うんですよ。だからそれは試合後に、今日の第1試合のあとにちょっと言葉を交わすだけで気持ちはひとつになったと思うんでね。アイツも悔しいもいはあると思うんで、大谷&高岩を倒してベルトを取ってケリをつけなきゃいけないですね。ケリをつけてゼロワンジュニアは進まなきゃいけないから。まあ何をえらそうにいったところで、今まで結果を出せていないオレたちがいたわけだからここはケリをつけるためにも勝たなきゃいけないと思います。
前に鼓太郎が言ってましたけど、ジュニアはやっぱりジュニアの試合ならではの試合があると思うんですよ。ジュニアがヘビーと同じ試合をしてても、じゃあ体重が軽いだけ。だからボクはベルトを取り戻して、ジュニアのジュニアたる試合を作っていきたいんですよ。ボクがトップに立てない、ここ数年、ゼロワンジュニアという形で全然ジュニアじゃないから、試合が。それを打ち出していきたいですね。ベルトを必ず取り戻します!」◇第5試合◇
▼30分1本
○関本大介(13分29秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)×小幡優作◇第6試合◇
▼30分1本
佐藤耕平 ○鈴木秀樹(11分56秒 新卍固め)田中将斗 ×ジェームス・ライディーン【耕平&鈴木の話】
耕平「とりあえず今日どういうつもりかわからないですけど、田中&ライディーンっていうね、ガッチリとしたうちのタッグチームの中の最強のひとつのチームなんですけど、それをキチッと片すことができたんで、次ね、ベルト」鈴木「21日、ボクは今日の試合が決定戦だと思ってやったので、あのチームが、まあたまたまだと思いますよ、この辺になってくると。田中さんをうまく排除したっていうのがボクらの勝ちだったし。でもこういう勝負をしたいですね」
耕平「常にね、こういう試合がしたいです」
鈴木「次、タイトルマッチやりますよ、2人で。はぐれ組の」
耕平「これ、オレの中ではいい足掛かりだと思ってて、ここで鈴木と組んでインターコンチを取って、キッチリとアイツらを片して、で、2度3度防衛して、ウチの中に敵がいないことわかれば、それこそ今、シングルのベルトを持ってる団体のタッグベルトをやってもおもしろいし」
鈴木「そうですね。タッグベルトいっぱいありますから。21日もインターコンチ、それとアジアタッグ。将軍岡本とアジアタッグいきますよ。そして耕平さんとインターコンチ。渕正信はオッケーだって言ってました。やるしかないでしょ。挑戦を受けると」
耕平「……ノーコメントでお願いします」
鈴木「挑戦受けると。だから21日、タッグタイトル戦がんばります。いいですよね。おかしくないですよね。21日ですよ。後楽園ホールですよ。アジアタッグ、ひとに任せてられない、と、将軍岡本が言ってました。節操なく、いろんなところに上がりたいと言ってたんで、付き合います。(渕さんからはいつ承諾を得たんですか?)渕さんから承諾を得たのはですね、いつだったかな…。渕さんって誰ですか?(と言いながら退室)」
◇第7試合◇
▼電流爆破6人タッグデスマッチ/時間無制限1本
○大仁田厚 アジャ・コング 将軍岡本(16分29秒 体固め)ボブ・サップ ×TARU ジャガー横田
※電流爆破バット攻撃【岡本の話】「直接じゃないけど、TARUから取れたのはひとつ横綱のお見舞いの代わりになったんじゃないかなと思いました。横綱の代わりに出てくれた大仁田厚、感謝しかありません。だけど、この2戦、大仁田厚と組んでやって思ったことがあるんですよ。やっぱりあの人と一緒のコーナーにいるのは楽しくないと。だから対格のコーナーにいたいと思います。だから、まあとりあえず21日に後楽園でタイトル戦が待ってるんでそこに照準を定め、しっかり昼・夜とベルトを獲得したいと思います。渕正信さんのオッケーはもらってると、そういうつもりでいるんで。以上です」
【アジャの話】「あー、クソッ。なんかね、初爆破というよりはすべてはボブ・サップにやられた感じだな。あー、敵わんね。悔しいね。もうちょっとなんか、もうちょっとなんか行きたかったね。爆破とかっていうのもあって、そっちももちろん頭あったんですけど、せっかくの機会なんで、なかなか、ましてや女子で当たるなんて初めてだろうから、なんとかボブ・サップに一矢報いたかったんですけど、まったく。悔しいね。でも一回やったら二度三度はいっしょだと思うんでどっかでまた道がつながってると信じて、次は一発でいいからいいの入れ込んでやりたいなと。
爆破に関しては最後の最後、一か所、スゲエ危なかったんで。ただまあ来るなら来いとは思ってたんですけど、まあ今日はやられずに済んだというか。ただそばで見てるだけでも相当な威力なのはわかったんで。ただ怖いとは一つも思わなかったので。この先、別にあえて入り込もうとも思わないけど、偶然は必然だと思ってるんで何かのタイミングがあって、いずれまためぐってくるならめぐってくればいいと思うし、その時は逃げも隠れもしないし。爆破であろうがボブ・サップであろうが、まためぐってきたときは逃げも隠れもせず真っ向勝負しますよ。
ただ、もう今日は悔しいです。やっぱりボブ・サップ一矢報えなかったのもそうだし、やっぱりね、大仁田さんの土俵なので、その中で何か一つアジャ・コングここにありっていうものをもっと強烈に残せなかったっていうのがすごく悔しいので。
まあいいですよ。あえて自分からどうこうは言いませんけど、必ず必然は巡ってくると思うんでそれを楽しみにしときます。まだまだこんなもんじゃ全然終わりませんし、爆破の味ももっともっと真っ向から味わってみたいなとは言いませんが、いずれ私に爆破が近づいてくるでしょう」【大仁田の話】「悔しいっすね。長州さんの時と同じで電流爆破に当てられなかった。サップを電流爆破で一発食らわせたかったですね。それが心残りですね。やっぱり笑ってるヤツら、あんなもんだというヤツらに対して一発かますっていうのはオレの義務と責任みたいなところがあって。けど、ある種、今回はボブ・サップをリングの中に入れたっていうのは、電流爆破のリングに入れたっていうのは一種のステップかなと。残り半年切った段階ですけど、それまでには必ずや実現させたいなと。
(2試合タッグを組んだ将軍岡本選手は今日限りで今後は対角線に立つ方向に行きたいと)まあアイツはカシンたちと組んでてはぐれ軍団をやってたわけだからオレと合うわけがない。唯一、2人でサップをブレーンバスターやったきりで。いいんじゃないですか。本人の考え方次第だから」【サップの話】「(電流爆破のリングはどうだったか?)とにかくアメージングだった。全体的に大きなケガはなかったが、小さいケガはちょっとあるし、鼓膜も破れたみたいな感じだし、とにかくすごい印象だった。でももう一回、ちょっと時間をおいて機会があればやるかもしれない。
(大仁田厚と初めて絡んだが)とにかくよく自分の名前を出してくれた。もしかしたら彼が新しいライバルなのかもしれないし、よくプロレスは八百長とか言われることもあるが、これは八百長どころかデンジャーだらけの試合。とてもすごいレベルの危ない試合だ。
(試合開始早々に爆破バットをもってチャンスだった)もっと早く叩けばよかった。今度はバットじゃなくて自分が爆破のヤリみたいのを作ってくる。そうしたらもっと早く投げられるかもしれないからな」【TARU&ジャガーの話】
TARU「クソッ。最近調子よかったのにな」ジャガー「なんで私が出るときに調子悪くなるんだよ」
TARU「いやそういうわけじゃおまへん。今日は本当にジャガーさんにも来てもらってボブ・サップにも来てもらったのにオレが狙われるとはな。これは不覚やった。でも今日の目的はこれでジャガー横田がよ、爆女になれるってことや」
ジャガー「なんかあるんでしょ、爆女王ってのが。まあ今日狙われなかったからね。まあでもこんなものかっていう長年のキャリアをもってトライしたらいけるかなって」
TARU「さすがは我らクライシスの女王・ジャガー横田や」
ジャガー「まあTARUもついてたからね。なんか頼もしいパートナーだからそういう意味では安心して闘えたかなと。まああんたが狙われるとは思わなかったけどね」
TARU「いやオレもちょっと不覚やったわ」
ジャガー「負けという文字を出しちゃダメだよ」
TARU「久しぶりに電流爆破の痛みが体中に染みて寝られへんかもしれんけど、まあでもこれから楽しみやわ。ボブ・サップもやってくれるし、ここにおるジャガー横田もやってくれるし。ブードゥ・マーダーズ入りで勢力伸ばすかもしれんしな。まあ楽しみにしとけや。そういうこっちゃ。イタタタタ…」
ZERO1名古屋大会のメインは電流爆破バットマッチ、当初は曙、岡本が保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座にVMの助っ人となったサップとTARUが挑戦する予定だったが、曙が欠場となり王座も返上、そこで大仁田が曙の代役を買って出てVMを迎え撃つことになり、大仁田は電流爆破マッチ初挑戦となる岡本&アジャと組み、TARUmこちらも電流爆破マッチ初挑戦となるサップとディアナではVM女子部隊CRYSISを率いているジャガー組と対戦した。
試合は大仁田が革ジャンを投げつけて試合開始となり、場外戦から大仁田がイスでサップに一撃を狙うもTARUがカットに入ると、電流爆破バットを持ち出して一撃を狙うが、岡本が間一髪カットに入る。
そしてジャガーがアジャを痛めつけ、テーブル貫通パイルドライバーを狙うが、今度は大仁田がカットもジャガーが大仁田に毒霧を噴射、ジャガーは怯んだ大仁田を羽交い絞めにすると、TARUが電流爆破バットで一撃し大仁田は被弾してしまう。
アジャはサップとパワー合戦に挑むがさすがに圧倒されて排除されてしまうと、VMは大ダメージを負っている大仁田に総攻撃をかけるが、大仁田は鉄パイプ攻撃を狙うTARUには毒霧、サップにはスタナーを浴びせると、岡本がジャガーをボディープレスで排除した後で、サップとTARUには串刺しスプラッシュ、TARUにブルドッキングヘッドロックを決め、大仁田もサップに机の破片で一撃を浴びせる。
アジャはTARUに一斗缶で殴打するとジャガーにもバックドロップを決め、ダイビングエルボーを狙うが、介入した菅原がカットすると、蘇生したジャガーがローリングセントーンを投下、岡本は大仁田と共にサップをダブルブレーンバスターで投げてから、電流爆破バットを持ち出して一撃を狙うも、TARUがパウダー攻撃で阻止し、アジャもセコンドの菅原も介入して痛めつけて、ジャガーが電流爆破バットでの一撃を狙う。
しかし岡本が電流爆破バット奪うと、TARUが毒霧を噴射して奪い返したかに見えたが、大仁田も毒霧を噴射して電流爆破バットを奪うと一撃を浴びせて3カウントを奪い大仁田軍が勝利となったが、サップに電流爆破バットの洗礼を浴びせることは出来なかった。第4試合のライト級タッグ選手権は90年代の新日本ジュニアを支えてきた4人が白熱した攻防を展開するも、挑戦者の大谷組が金本を捕らえ、袈裟斬りチョップとラリアットのサンドウィッチ攻撃が決めると、最後は高岩がデスバレーボムを決めて3カウントとなり王座を奪取。試合後には日高と菅原のZERO1&VMの越境タッグが挑戦を表明、日高のパートナーは本来ならフジタ"Jr"ハヤトなのだが膝の負傷で長期欠場を強いられていることから、VMの菅原と組んでの挑戦は日高にととって仕方のない選択だったのかもしれない。
4・27後楽園大会で本格的にタッグを組みNWAインターコンチネンタルタッグ王座を視野に入れている耕平と鈴木は田中&ライディーン組と対戦し、田中組を分断してライディーンを捕らえた鈴木がエルボースマッシュから延髄斬り、新卍固めでギブアップを奪い勝利も、試合後に岡本と組んでアジアタッグ取りを表明したが、気になるのは鈴木&岡本のアジアタッグ挑戦だけでなく全日本参戦に関しては、全日本からは何も発表はされていない。鈴木は渕正信の名前は出しているが、果たしてどういう話し合いをしているのか…また鈴木と岡本は全日本マットに現れるのか?
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1981年・なぜジャンボ鶴田は全日本プロレスを辞めるつもりだったのか?
GスピリッツVol.42「特集・ジャンボ鶴田」(今回の参考文献)でタイガー戸口が全日本を退団し、新日本プロレスへ移籍しようとした際に、鶴田も「戸口さんが辞めるなら、自分もこんな会社辞めますよ!」と言い出し、辞表も準備していたことを明かしていた。
理由は戸口にも明かさなかったが、鶴田が亡くなったことで永遠の謎となった。しかし自分なりに考察すると、理由はジャイアント馬場さんを震撼させたクーデター事件だった可能性が高いと見ている。
1977年末に当時全日本プロレスのNo3的存在だったサムソン・クツワダがジャンボ鶴田を中心とした新団体設立を計画、その上でジャイアント馬場だけでなくアントニオ猪木に対して高額な引退準備金を用意して引退させ、世代交代も図ろうとしていた。
しかしクツワダは馬場以外の選手に声をかけたこともあって、馬場が計画を知ることになりクツワダを解雇、新日本だけでなく国際プロレスにも通報したことでクツワダはマット界から追放となったが、鶴田には厳重注意だけでお咎めはなかった。
クーデター事件に関してはGスピリッツVol.42「特集・ジャンボ鶴田」での各自の証言を照らし合わせると、今思えば鶴田に馬場さんだけでなく猪木を押しのけて日本マット界のトップに立つ野心というものはなく、政治面は馬場さんに任せておいて純粋にプロレスを楽しみたい、一レスラーでいたいという考えだったのではないだろうか、そう考えるとクーデター事件は鶴田は首謀者の一人ではなく、クツワダが勝手に鶴田の名前を使ったに過ぎず、たとえ鶴田に話を持っていたとしても、鶴田は当たり障りのない返事をしたが、クツワダはそれを同調したと受け止めたと考えるのが自然なのではとも思う。
クーデター事件後馬場と鶴田の師弟関係はおかしくなり、鶴田は馬場の関連会社の役員にさせられるだけでなく、他の選手からも隔離され、常に馬場と行動共にさせられるようになった。馬場さんにしてみれば隔離することで変な気を起こさせないようにしたのだろうが、鶴田にしてみれば信用していた馬場さんに信用されなくなったことのショックの方が大きかったかもしれない。
また昭和56年に日本テレビが経営不振の全日本にテコ入れをすることになり、松根光雄氏が社長に送り込まれると、松根氏は全日本は馬場に任せられないと判断し鶴田への世代交代を計画、鶴田にエース兼任でブッカーも任せようとしていたが、鶴田は思い悩んだという。この理由はいろいろあったのだろうが、世話になっている馬場と松根氏の間で板ばさみになっていたのと、ブッカー業はやったことはなく、今まで他の選手から隔離されていたのもあって現場をまとめ上げる自信がなかった。だから全てを投げ出したい気持ちになって一時は辞表を出そうとするまで追い詰められていたのではないだろうか…
鶴田が最終的に全日本に留まった理由は佐藤昭雄の存在があった。鶴田はたまたまアメリカから帰国していた佐藤にブッカー業のことを相談すると、ブッカー業はなんたるかを説明する佐藤を見て適任と考え、松根氏に佐藤をブッカーに推薦、佐藤もブッカー業に興味があったため引き受けることになったが、今思えば佐藤の存在がなければ鶴田は全日本を去っていたと思う。
鶴田は最終的には全日本でレスラー人生を全うしたが、鶴田が天龍源一郎や長州力のように馬場さんや猪木を押しのけてマット界の頂点に立つ野心があったら、またマット界の歴史が大きく変わっていたことは間違いないだろう。
今年で17年目を迎えた鶴田の命日、鶴田は天国で馬場さんや三沢光晴と共に現在のマット界をどう眺めているのだろうか・・・・
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鈴川がSタイガーと30分フルタイムドローも、"狂犬テロリスト”村上和成乱入!
5月12日 IGF「NEWオープニングシリーズ」栃木県総合文化センター・サブホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼GENOMEルール/10分1本
○織部克巳(5分35秒 逆エビ固め)×林棟軒◇第2試合◇
▼GENOMEルール/10分1本
○谷嵜なおき(6分34秒 腕巻き卍固め)×常剣鋒◇第3試合◇
▼GENOMEルール/20分1本
○アレクサンダー大塚 土方隆司(11分42秒 体固め)KENSO ×林棟軒◇第4試合◇
▼GENOMEルール/20分1本
○進祐哉(7分42秒 トルネードクラッチ)×中井光義◇第5試合◇
▼GENOMEルール/30分1本
○船木誠勝(7分47秒 ハイブリットブラスター)×奥田啓介◇第6試合◇
▼GENOMEルール/30分1本
△鈴川真一(30分時間切れ引き分け)△スーパー・タイガー(試合終了後)
鈴川「宇都宮、ありがとう!(と挨拶。その後、四方にむけて記念撮影タイムを設けたのち、再び挨拶。すると、ここでグレーのスーツ姿に身を包んだ村上和成が乱入! 無言で鈴川を襲撃し、さっそうとリングをあとにした。)【村上の話】「(追いかける報道陣に対して)わかってんだろ!? 祭りだ、祭り!(と吐き捨て車で会場を後にした。)」
【鈴川の話】「誰だ、アイツ? 村上? 知らねェよ。ふざけやがって…。殺してやるよ。祭り? いいよ、やってやるよ。殺しの祭りだ。ボンバイエだ。いつでもいいよ。シングルでもタッグでも。一発で終わらしてやる」
NEWの宇都宮大会のメインで鈴川がリアルジャパンのSタイガーと対戦、序盤は鈴川の裏拳が炸裂すると、目に直撃したSタイガーが怒りローキックで応戦すれば、鈴川も張り手で返し、腕十字から逆片エビを決めるもロープに逃げられてしまう。
Sタイガーはドラゴンスクリュー、低空ドロップキックと鈴川の足攻めを展開、動きが止まったところでフロントネックチャンスリーからソバットを打ち込むも、鈴川はマーダー・ビンタで反撃しチョークスラムからサイドスープレックス、マーダービンタから浴びせ蹴りを炸裂させSタイガーをダウンさせれば、起き上がったSタイガーもハイキックとソバットを浴びせ両者ダウンとなる。
両者は打撃戦となるが、残り時間が少なくなると鈴川は肩固めで捕獲するが決めきれず、Sタイガーもスクリューキックからキック、鈴川もマーダービンタ、Sタイガーもキックからエルボーと打撃戦、最後は鈴川のマーダービンタに対しSタイガーもナックルで返すが、タイムアップとなり引き分けとなった。
熱戦に観客も惜しみない拍手を贈り、鈴川も観客に挨拶すると、そこで村上が乱入して鈴川を襲撃、村上は追いかける報道陣にNEWに対して宣戦布告を宣言した。鈴川はデビューしてから長時間での試合をやったことがなかっただけに、初の20分越えどころか30分フルタイムの試合を展開したのは大成長でもあった。また相手も佐山聡門下のSタイガーだったこともあって手が合ったのかもしれない。
しかしその余韻をかき消すかのごとく村上が乱入しNEWに宣戦布告を果たした、村上は師匠であるアントニオ猪木のオファーがあれば、いつでもIGFに参戦する姿勢を見せていたが、かつての兄貴分である暴走王(小川直也)が村上とのかかわりを避けていたこともあって、IGFはオファーをかけなかった。
NEWは青木真也が有料サイト「熱血道」でのインタビューで「NEWにおいては、序列とか秩序というのは崩壊していると思う」「IGFっていう世界観はもうないんですよ」と答えていたとおり、今まで猪木、藤田、暴走王(小川)という序列と秩序が消えたことで、IGFという世界観は消えてしまったが、その代わり自由というものを手にした。だがプロレスを勉強中である青木だけでなく鈴川、奥田も見よう見真似でプロレスをしていることで、得た自由を表現仕切れていない。これは自分の見方でもあるが、自分は猪木という縛りがなくなったことでIGFのスタイルがどういう方向性を示すのか、見定めていきたいと思う。セミの船木vs奥田はハイキックをブロックした奥田だったが、船木がグラウンドで引きずり込むと奥田はペースをつかめず、打撃を繰り出す船木に奥田はハイキック、バックドロップ、ミドルキックの連打、PKと繰り出していくが、ジャーマン狙いは阻止されると、船木は膝蹴りからハイブリットブラスターで3カウントを奪い完勝となった。
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崔が頭部負傷~救急搬送という緊急事態の中で、世界タッグ挑戦のジェイク&野村が大奮戦!
5月12日 全日本プロレス「超力! 2017スーパーパワー・シリーズ」大阪・守口市民体育館メインアリーナ 1438人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○南野タケシ(5分47秒 キャメルクラッチ)X岡田佑介◇第2試合◇
▼30分1本
ウルティモ・ドラゴン ビリーケン・キッド ○中島洋平(6分13秒 片エビ固め)丸山敦 アルティメット・スパイダーJr. Xタコヤキーダー
※跳後廻蹴◇第3試合◇
▼30分1本
○大森隆男(4分44秒 片エビ固め)X不動力也
※アックスボンバー◇第4試合◇
▼30分1本
○諏訪魔 青木篤志(1分38秒 TKO)X崔領二 岩本煌史
※レフェリーストップ◇第5試合◇
▼GAORA TVチャンピオンシップ&世界ジュニアヘビー級王座ダブル前哨戦/30分1本
長井満也 ○ブラック・タイガーVII (10分16秒 超高校級ラ・マヒストラル)秋山準 X佐藤光留
◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級王座前哨戦/30分1本
○石川修司 KAI(13分1秒 片エビ固め)宮原健斗 X青柳優馬
※ランニングニーリフト◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第73代王者組]ゼウス ○ボディガー(22分50秒 片エビ固め)[挑戦者組]ジェイク・リー X野村直矢
※バウンス
☆ゼウス&ボディガーが3度目の防衛に成功(試合終了後)
ボディガー「守口の皆さん、最後まで熱い応援ありがとうございました。もうこのベルトはずっと俺たちのもんです。何があっても守り抜いていこうと思っているので、応援よろしくお願いします。そして早くも橋本大地、神谷選手が挑戦表明をしてるそうですけど、ここではっきり宣言します。絶対にベルトは渡さん! 誰が来ても絶対に渡さんからな! 橋本、神谷いつでもええ。お前らの地元・関東やったら横浜もあるやろ。横浜でもどこでもええ。やったろうやないけ。全日本プロレス、カードをよろしくお願いします」
(最後にゼウスが恒例の「わっしょい」締めで会場が一体となり、守口大会の幕は下りた。)【試合後のビッグガンズ】
ゼウス「とりあえず若くて勢いある二人やったんでね。相手のペースに持っていかれそうになったんですけど、何とか巻き返して勝てたんじゃないかなと思います」――ジェイク&野村の勢いは感じた?
ゼウス「勢いは常日頃から感じてるんで、その勢いを出させてぶっ潰すのも僕らの強さやと思ってるんで」
――チャンピオン・カーニバルの借りはある程度返せた?
ゼウス「僕の中では全然返してないですけどね。シングルで負けたらシングルで返さなあかん。そういう気持ちがあるんで。今日僕がジェイクから獲ることがでたら少しは借りが返せたけど、またやる機会あったら絶対、僕がジェイクから獲らなあかんと思ってます」
――大地&神谷の挑戦を受けると?
ゼウス「そうですね。気合入れてその試合も必ず勝って防衛するんで、よろしくお願いします」
※ボディガーが遅れて戻ってきて
ボディガー「よっしゃ! 若い勢いのある二人やけど、俺たちも奴らの成長を黙ってみてるわけにはいかんので、まだまだ負けるわけにはいきません。次、さっそく神谷、大地が挑みたいと言ってきてるようなので、いつでも受けて立つ。いつでもええ。次、最短距離で日程組める日があれば、全日本さんよろしくお願いします」
――5・20横浜大会では大神との対戦が組まれているが?
ボディガー「もういいんじゃないですか。俺たちは全然。タイトルマッチでも全然受けて立つ」
ゼウス「ええか! 俺たちは毎日、人生は祭りやで! わっしょい! わっしょい! わっしょい!」
ボディガー「そういうこっちゃ」
ゼウス「そういうこっちゃ」
ボディガー「いつでもかかってこい」
【試合後のジェイク&野村】
――残念な結果に終わったが?ジェイク「あぁ、残念だね、ホントに。けど、これはチームだから。野村さんのせいでもないし、俺だけのせいでもないし、二人のチームワークより向こうの方が上回ってた。それは確実に試合の時間を重ねるごとに如実に現れて、そこに僕らがもがいてもがいて、でもそのもがいた隙間があまりにも小さすぎて、それを活かせなかった」
野村「今日、世界タッグに初めて挑戦したけど、やっぱりそんな甘くなかったっていうのが正直な感想です。でも俺はあきらめないし、まだまだ世界タッグのベルト必ず追いかけます」
――このタッグチームとしての手応えは?
ジェイク「初めてタイトルマッチ、野村さんと組んでやらせてもらって、もちろんまだまだ発展途上だから、これからっていう部分もいっぱいあるし、誰かとタッグを組んでっていうより、やっぱり何だろうな、どうしてもまだまだ個の力のなさを痛感しますよね。あとちょっとなんだけど、そのちょっとがどれだけ道のりが長いか。それを凄く感じるから、誰とタッグを組んでも素晴らしいタッグチームだと言えるように、そんなパフォーマンスをできるように目指さないとね。じゃないと三冠チャンピオンとずっと組んでたっていう俺の歴史が意味がなくなってしまう」
野村「今日、悔しい結果になってしまったけど、また僕らで機会があれば、もう一回挑戦して、同じチームで挑戦して、タイトルに挑みたいです。そして次は同じ結果にならない。それぐらい練習して気持ちを備えていきます」
全日本の新シリーズが開幕も、本題の前に第4試合で崔が頭部を出血し病院に搬送されるハプニングが発生した。崔は岩本と組んで諏訪魔、青木組と対戦したが、諏訪魔のラリアットを崔がかわし損ねて拳の部分が頭部を直撃してしまい、それでも崔は試合を続行しようとしたが倒れこんだため試合はストップ、崔は担架で運ばれ、救急車で病院へと搬送された。
崔の容態も心配だが、ただ選手側がいくらプロレスに危険はつきものであるとアピールしても、相変わらずマスコミからの厳しい声が後を立たない現状が続いている。その状況の中で今度は全日本でハプニングが起きてしまったが、今回は選手側も厳しい声を意識しすぎて失敗してしまったのか、そういった迷いもかえってケガに繋がるだけに、周囲の声に対して意識過ぎて欲しくないが…メインはジェイク&野村のNEXTREAMがビッグガンズの保持する世界タッグ王座に挑戦、ジェイクはゼウス、野村はボディガーをチャンピオンカーニバルの公式戦でそれぞれ破った実績を盾に挑戦に漕ぎ着けたが、野村は世界タッグ王座への挑戦だけでなく、挑戦者という形でメインに立ったのは初めてとなる。
序盤は野村がボディカーの足に低空ドロップキックからレッグロックと足攻めを狙うが、ジェイクとの連係はボディガーが両腕ラリアットで返り討ちにし、ゼウスも加勢して場外戦へと突入、ゼウスはジェイク、ボディガーは野村と場外で徹底的に痛めつける。
リングに戻ってもビックガンズは野村を捕らえ、カナディアンバックブリーカーとダイビングハンマーパンチの合体技を決めるなどして集中攻撃を加えるも、ゼウスのブレーンバスターを投げ返した野村はジェイクに交代し、ボディガーの右足をロープに引っかけ蹴り上げてからドラゴンスクリュー、ニーリフトで攻め込むが、ボディガーがスピアーを浴びせてすぐリードを奪い、ゼウスもフライング、串刺しとバイセップスエクスプロージョンを浴びせ、フロントスープレックスからイーグルネルソンで捕獲する。
ゼウスはバイセップスエクスプロージョンを狙うが、フロントハイキックで迎撃したジェイクはニーリフトを浴びせ、ジャンピングDDTで突き刺す。串刺しフロントハイキック、サイドスープレックスからランニングローキック、しかし勝負を狙ったバックドロップはゼウスが阻止するとチョークスラム、逆水平、バイセップスエクスプロージョンから再びイーグルネルソンで捕獲、だが野村がカットに入ると、コーナーに昇ったゼウスをジェイクがジャンピングハイキックを浴びせてから雪崩式ブレーンバスターも、起き上がったゼウスもチョークスラムで応戦する。
ボディガーと野村に交代し、両者とも真正面からぶつかり合うと、連打で押し込んだ野村がショルダータックルの連発、串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックス、そのまま後方回転してアキレス腱固めへと移行し、ジェイクが入ってトレイン攻撃から野村がスピアー、山折りと畳みかけてからフロッグスプラッシュを投下するが、ボディガーは剣山で迎撃する。
ここで勝負と見たゼウスが入るとビッグガンスが連係で野村を捕らえ、バイセップスエクスプロージョンとスピアーの同時攻撃から、ダブルチョークスラムと畳みかけると、ダブルインパクトを狙うが、ジェイクがコーナーのゼウスにフロントハイキックを浴びせてカット、ボディガーにもフロントハイキックから、ジェイクがレッグラリアット、野村のスピアーの合体攻撃が決まり、ボディガーの左右ハンマーからのハイキックをキャッチした野村はエルボーから、チャンピオンカーニバルではフィニッシュとなったスピアーからのジャックナイフ式エビ固めを決めるが、二度同じ轍は踏まないとばかりにボディガーはカウント2でキックアウト。それでも野村はフロッグスプラッシュからテキーラサンライズを狙うが、阻止したボディガーはスピアーを狙う野村をハイキックで迎撃し、ゼウスが入ってダブルインパクトを決めると、最後はラリアットからのバウンズで3カウントを奪い、ビッグガンズが王座防衛、野村は奮戦はしたが力尽きてしまった。ジェイク&野村もタイトルマッチだけでなく、第4試合で起きたハプニング発生という微妙な空気の中でのメインを張り敗れはしたが、奮戦することで客を大いに沸かせた。二人にとっても貴重な経験でもあり、今後にも繋がってくる。
防衛した王者のビッグガンズは次期挑戦者には、挑戦に名乗りを挙げていた橋本大地、神谷英慶の大神を指名したが、大地は特に関本大介や岡林裕二には引けを取らなくなってはきたものの、結果を出せていない。大地は関本&岡林が巻いた世界タッグ王座取りで結果を狙う。果たしてビッグガンズは返り討ちとなるか?【全日本】ジェイク&野村奮戦及ばず ビッグガンズV3、大神迎撃を宣言▼石川「最高の内容」で三冠戴冠へ「もっともっとやり合いたい」▼全日本入団(?)ブラックVIIが佐藤をピン▼崔が頭部出血のアクシデント…守口大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/wWVLmk3YXo
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年5月12日スーパーパワーシリーズ開幕戦守口大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
今日はいろいろあって疲れた…
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年5月12日 -
発表!4月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
4月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
4月の月間MVP
石川修司投票結果=投票数31
石川修司=12
オカダ・カズチカ(新日本プロレス)=11
佐藤光留(パンクラスMISSION/Evolutuion)=2
田中将斗((ZERO1/ブードゥー・マーダーズ)=1
竹下幸之介(DDT)=1
大家健(ガンバレ☆プロレス)=1
高橋匡哉(ASUKA PROJECT)=1
アンディ・ウー(WRESTE-1)=1
宝城カイリ(スターダム)=14月のタッグMVP
丸藤正道 マイバッハ谷口(NOAH/MAKETARA OWARI)投票結果=投票数25
丸藤正道 マイバッハ谷口(NOAH/MAKETARA OWARI)=8
棚橋弘至 田口隆祐 リコシェ(新日本プロレス/田口JAPAN)=4
志田光 朱里=4
マット・ハーディ ジェフ・ハーディ(WWE RAW)=2
ロッキー・ロメロ バレッタ(CHAOS/ロッポンギヴァイス)=1
石森太二 Hi69(XX)=1
金本浩二 田中稔(ジュニアスタ)=1
CIMA ドラゴン・キッド(DRAGON GATE/CK-1)=1
高山善廣 男色ディーノ(新生ノー・フィアー)=1
土肥孝司 熊ゴロー(WRESTE-1)=1
つくし 柊くるみ(アイスリボン)=14月のベストバウト
新日本プロレス「戦国炎舞-KIZNA- Presents SAKURA GENESIS 2017」4月9日 東京・両国国技館▼IWGPへビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(38分9秒 片エビ固め)[挑戦者/NJC2017優勝者]×柴田勝頼
※レインメーカー
☆オカダが4度目の防衛に成功投票結果=投票数32
オカダ・カズチカvs柴田勝頼(新日本プロレス 4月9日 両国国技館)=10
諏訪魔vs石川修司(全日本プロレス 4月16日 後楽園ホール)=6
石川修司vsジョー・ドーリング(全日本プロレス 4月30日 福岡・博多スターレーン)=3
丸藤正道 マイバッハ谷口vs杉浦貴 拳王(NOAH 4月14日 後楽園ホール)=2
小峠篤司vsマサ北宮(NOAH 4月14日 後楽園ホール)=2
竹下幸之介vs遠藤哲哉(DDT 4月29日 後楽園ホール)=2
高橋ヒロムvsKUSHIDA(新日本プロレス 4月9日 両国国技館)=1
佐藤光留vs石井慧介(全日本プロレス 4月28日 岡山・卸センター・オレンジホール)=1
鈴木みのるvs後藤洋央紀(新日本プロレス 4月27日 広島グリーンアリーナ)=1
高橋ヒロムvsリコシェ(新日本プロレス 4月29日 大分・別府ビーコンプラザ)=1
土井成樹 ビッグR清水 Ben-Kvs堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム 斎藤"ジミー"了(DRAGON GATE 4月7日 後楽園ホール)=1
飯伏幸太vsTAKAみちのく(K-DOJO 4月23日 後楽園ホール)=1
丸藤正道vs志田光(志田光自主興行 4月26日 新木場1stRING)=14月のベストシリーズ&興行
全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル~旗揚げ45周年記念シリーズ~」4月16日 後楽園ホール~30日 博多スターレーン投票結果=27
全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル~旗揚げ45周年記念シリーズ~」4月16日 後楽園ホール~30日 博多スターレーン=13
新日本プロレス「SAKURA GENESIS 2017」4月9日 両国国技館=4
NOAH「GTLへのカウントダウン」4月11日 横浜ラジアントホール~16日 えすぽわーる伊佐沼=2
ドラディション「DRADITION 2017 藤波辰爾デビュー45周年記念ツアー」4月20日 後楽園ホール~23日 エディオンアリーナ大阪第二競技場=2
DDT「MAX BUMP2017」4月29日 後楽園ホール=1
ガンバレ☆プロレス「東京2017」4月30日 大阪市立平野区民ホール=1
大日本プロレス「一騎当千~DeathMatch Survivor~」3月5日 後楽園ホール~4月8日 北海道・ススキノマルスジム=1
アイスリボン「アイスリボンフェスタ2017」4月24日 後楽園ホール=1
WWE「レッスルマニア33」4月2日 フロリダ州オーランド=1以上に決定しました、投票ありがとうございました。
【総括】
4月はMVPは開始時は石川がダントツでトップだったものの、中盤からはオカダが巻き返し競り合ったが、石川が振り切り。ベストバウトは諏訪魔vs石川がトップだったものの、こちらはオカダvs柴田が逆転した。
ベストシリーズ&興行でチャンカンがダントツトップとなったが、4月はチャンカンを通じてまた全日本が躍進、各会場でも一部を除いてまた満員、超満員を記録するなど大盛況で終わった。 -
KING OF GATEが開幕!鷹木が望月に逆転負け!山村がCIMAからギブアップを奪う波乱のスタート!
4月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中!: https://t.co/WJr953UfuS
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年5月3日5月9日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2017」後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○ヨースケ・サンタマリア(5分3秒 狙い撃ち)×ワタナベヒョウ◇第1試合◇
▼20分1本
○吉田隆司 エル・リンダマン パンチ富永(12分24秒 エビ固め)×ドン・フジイ B×Bハルク Kzy
※パイナップルボンバー◇第2試合◇
▼20分1本
○ドラゴン・キッド Gamma(12分9秒 エビ固め)ジミー・ススム ×ジミー・クネスJ.K.S◇第3試合◇
▼「KING OF GATE 2017」Bブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○T-Hawk(11分49秒 片エビ固め)[1敗=0点]×Ben-K
※ナイトライド【T-Hawkの話】「おいBen-K、威勢だけじゃプロレスは勝てねえんだよ。オマエを見てるとな、昔のオレを思い出す。だけどオレは今は違う。今回のKOG、オレは本気だ」
◇第4試合◇
▼「KING OF GATE 2017」Cブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○山村武寛(6分0秒 変形アキレス腱固め)[1敗=0点]×CIMA【CIMAの話】「クッソー!」
【山村の話】「まず初戦、どうしても勝ちがほしかった。CIMAさんが途中で足を痛めて。いつもお世話になってるCIMAさんですけど、そこは今はリーグ戦なんで。1勝1勝が大事になってくるんで、容赦なくヒザ攻めさせてもらいました。まだ始まったばかりなんで。4日前にカゲトラさんの持ってるブレイブゲートに挑戦して負けてしまいましたけど、まだまだボクのレスラー人生は始まったばかりんで。これからKOG、まだ初戦。まだまだ先は長いので全部この勢いで突っ走ります」
◇第5試合◇
▼20分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! 斎藤"ジミー"了 ジミー・神田 ○ジミー・カゲトラ(11分0秒 エビ固め)吉野正人 土井成樹 ビッグR清水 ×Kotoka
※車懸◇第6試合◇
▼「KING OF GATE 2017」Aブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]YAMATO(18分19秒 片エビ固め)[1敗=0点]Eita
※ギャラリア【Eitaの話】「負けたけど、YAMATO、オマエの下にはオレみたいに死にもの狂いで這い上がってくるヤツらがいるんだよ。オレみたいなヤツがウジャウジャいるからな」
【YAMATOの話】「キング・オブ・ゲート2017、初戦はEitaには悪いが順当と言わせてもらおうか。このオレ、YAMATOの大勝利だ。相変わらずEitaは容赦ないな。アイツも、今日は勝てなかったかもしれないけど、オレたち現世代となんら変わらない。あとはこのリーグ戦は自分で築くことだな。まあ幸先のいい勝ち点2、これで今年もこのオレYAMATOのキング・オブ・ゲート連覇は間違いなしだ。オマエら楽しみにしとけよ」
◇第7試合◇
▼「KING OF GATE 2017」Dブロック公式戦/20分1本
○[1勝=2点]望月成晃(13分11秒 横十字固め)[1敗=0点]×鷹木信悟(試合終了後、リンダとパンチがリングに乱入して望月を蹴りつけていると、フジイが入ってきて排除)
望月「おい、鷹木信悟、オマエの言う50に片足突っ込んだオヤジに負けた気分はどうだ? それからリンダマン、オマエも同じブロックだったな。今日の借りはよーく覚えとくからな。どこで当たるかしらねえが、覚悟しとけ(鷹木は腹いせにセコンドをイスで暴行して退場)まあいいよ鷹木、リーグ戦はなにも今日で終わりじゃないからな。せいぜい強がって帰れよ。みなさん、47歳4カ月、ユニットにも入ってない、最近タイトルマッチにもかかわってない望月成晃が、鷹木信悟に勝ちました!(モッチーコール)まあね、キング・オブ・ゲート始まって、一つだけ言わせてください。たしかに今のDRAGON GATE、新しいユニットもできて、若いヤツがどんどん出てきて、われわれ望月、フジイはしばらく無所属のタイトルなしの47歳ですよ。でもね、鷹木、ハルク、土井、吉野、YAMATO、ツインゲートチャンピオンもトライアングルゲートチャンピオンもいろいろいるけど、望月成晃、ドン・フジイもDRAGON GATEなんだよ! たしかにオレらはちょっとばかしチャンスは少ないかもしれない。でもね、キング・オブ・ゲートのときぐらい夢見させてくださいよ。オレは、まだまだこう見えてもドリームゲートもトップいくのもあきらめてない! ドンちゃんもあきらめてないよね?(フジイは首をかしげる)あきらめんなよドンちゃ~ん!(フジイが親指を立てる)まあね、ここしばらくの後楽園大会、メイン終わってからの方が長かったりしますけど、今日はキング・オブ・ゲートということで、これから1カ月超続きます。たまにはDRAGON GATEの真の闘いをみなさん楽しんで行ってください。オレは必ず、また上行きますので。今日はありがとうございました!」
【望月の話】「鷹木信悟、やっぱりきついね。でも、アイツも無事じゃないはず。まだまだ開幕戦だけど、お互いハンディを背負った公式戦になるんじゃないか。リング上で言った通り、オレもDRAGON GATEだ。ユニットに入っていなくても、このキング・オブ・ゲートででっかい夢叶えてやるから楽しみにしておけ。以上」
【鷹木の話】「なんだよ。50に片足を突っ込んでる望月さんよ、ホールのメインだぜ。オマエの地元だろ? まさか最後、コソ泥のように、盗人のように逃げるとはな。オレはガッカリしたぜ。それもしょうがねえよな。オマエらはガラクタ同然のお荷物だからな、クソベテラン。いや、ベテランなんかじゃねえな。ただのロートルだ。ああやって逃げるように勝って客の同情を買うのが精いっぱいだろ。オレがよ、鷹木信悟が初戦で勝ったらおもしろくねえよな。今日は特別サービスだ。次、誰とやるかわからねえけど、ひとつ言わせてくれ。次ホールいつ? 1日か。6月1日の後楽園はB×Bハルクだろ。DRAGON GATE、ハッキリ言っとくぞ。ハルクなんかとのシングル、セミやメインで組むんじゃねえぞ。休憩前で十分だからな。今のアイツ見てみろ。なにがさわやかだ。闘いに飢えてるオレからしてみたらアイツなんか眼中にねえんだよ。その昔ライバル視されてたかもしれねえけど、B×Bハルク、いや石原、オマエは終わったレスラーだ。あんなB×Bハルクを応援してるファンのヤツらもハッキリ言って頭おかしいぞ。YAMATOがチャンピオンであろうが、トライブ・ヴァンガードで一緒にいるハルク、テメエまで調子に乗ることねえからな。来月、現実を見せてやる。オレとハルクの一応、同期の圧倒的な差を見せてやる。ハルク、なんか言いたいことあったら言ってみろ。ここで『オレは鷹木信悟が嫌いだ』とかつまらねえこと言うんじゃねえぞ。オマエとは意識の高さが違うんだ。オレからもし負けたら、いやもしじゃねえ。負けたら身を引くことをしっかり考えろ。以上」
DRAGON GATEシングルの総当り戦であるKING OF GATEが開幕。公式戦はBブロックのT-HawkvsBen-Kでスタートし、逆水平の連打でリードを奪ったT-Hawkは突進するBen-Kをスパインボムで叩きつけるも、Ben-Kはブレーンバスター、串刺しタックルからフロントスープレックス、スピアーと畳みかけて流れを変えようとするが、アルゼンチンバックブリーカー狙いを着地したT-Hawkは逆水平でBen-Kを場外へ追いやり、セコンドのVerserK勢が袋叩きにする。
T-Hawkが雪崩式ブレーンバスター、アギラと畳みかけ、Ben-Kのタックル狙いも膝で迎撃、だがBen-Kはバックドロップの連発で反撃しミサイルキックからBen-Kボムを狙いは阻止されても、逆水平を狙うT-Hawkに頭突きを浴びせる。
Ben-Kはスピアーを狙うが、また膝で迎撃したT-Hawkは逆水平からウラジゴク、ダブルチョップからナイトライドで3カウントを奪い完勝で白星発進する。CブロックのCIMAvs山村のOVER GENERATION対決は、山村が奇襲を仕掛けCIMAを場外へ追いやってからトペコンヒーロを炸裂させると、リングに戻ってからミサイルキック、ジャンピングハイキック、フライングフォアアーム、フィッシャーマンズバスターと猛ラッシュをかける。
CIMAもフットスタンプを決めて流れを変えようとするが、すぐ足を奪った山村はドラゴンスクリューから逆片エビ固めを決め、逃れたCIMAは痛めている右膝を押さえてうずくまるも山村は容赦なく膝十字で捕獲する。
CIMAも投げ放しパワーボム、ライガーボムと畳みかけてからコーナーからのメテオラを狙うが、かわさて自爆となると山村がハイキックを連発、CIMAもハイキックで応戦して、トラースキックと繰り出し、山村のカサドーラ狙いも顔面を踏み潰して阻止し、フットスタンプを狙うが、山村は変形のアキレス腱固めで切り返しCIMAはギブアップ、山村が大金星を挙げ白星発進する。セミのDブロック公式戦のドリーム王者で昨年度覇者であるYAMATOvsEitaは、YAMATOの入場時にEitaが奇襲をかけ、場外のYAMATOにパスタ、アルトパスタと畳みかけた後で、リングに戻ってからYAMATOの腕めがけてエルボー、脇固めと腕攻めを展開する。
Eitaはミサイルキックを発射するが、足を取って逆片エビで捕獲、膝へのニードロップや膝十字固めと寝技にも長けるYAMATOは足攻めで反撃し試合の流れを一気に変えてしまう。
両者はエルボー合戦からYAMATOのフロントハイキックに対し、Eitaはトラースキックで打ち返すと、雪崩式ブレーンバスターからトーテムキラーを決めるが、トラースキックから突進するEitaをキャッチしたYAMATOがギャラリアを狙うと、EitaはNumero Unoで切り返し、NOVEで勝負に出るが、逃れたYAMATOがギャラリアで突き刺す。
キックアウトしたEitaは突進するも、キャッチしたYAMATOはギャラリアからgo2hospital1うぃ決めると、ハリケーンドライバーからギャラリアで3カウントを奪い、YAMATOも2連覇へ向けて白星発進に成功する。メインのAブロック公式戦、鷹木vs望月は、望月も入場する鷹木を襲撃して二画蹴りを炸裂させ、エプロンからのプランチャを放つと、リングに戻ってからは腕十字と腕攻めを展開する。
先手を奪われた鷹木は望月のキックをキャッチしてドラゴンスクリューを決めると、スライディングラリアットから、場外へ逃れた望月に場外ブレーンバスター、望月の足を鉄柱に固定してからイスで殴打する。
リングに戻ってから鷹木は望月の足にエルボー、ネックスクリュー、望月のキックをキャッチしてのバックドロップで攻めつつ、しっかり足も攻め、ニークラッシャー狙いは膝蹴りで阻止した望月は鷹木のジャーマンを着地して側頭部へのキック、串刺しフロントハイキック、コーナーに鷹木を逆さ吊りにして顔面へのローキック、ローキックから顔面へのキック、ソバット、踵落としと流れを変えるが、スワンダイブ式ミサイルキックは受け流した鷹木はバンピングボンバーを炸裂させる。
鷹木はバンピングボンバーを再度狙うが、望月はハイキックで迎撃したが、イリュージョンは見切った鷹木はMADE IN JAPANを決め、両者は打撃戦となるも、望月がスーパーケンカキック、真最強ハイキックと畳み掛けるが、カウント2でキックアウトした鷹木はバンピングボンバーを連発、エルボー合戦から鷹木がグーパンチも、張り手で返した望月はイリュージョン、最強ハイキック、真最強ハイキック、踵落としと繰り出していく。
鷹木はバンピングボンバーからスライディングDを狙うが、かわした望月は横十字固めで3カウントを奪い、望月が白星発進、鷹木はまさかの黒星発進となった。試合後にはリンダとパンチが望月を襲撃しているところでフジイが救出に駆けつけてVerserK勢を挑発、鷹木は以前完勝を収めた望月にまさかの敗戦を喫したことで若手に八つ当たりで退場となる。
2015年11月の大阪でドリーム王者だった鷹木は望月の挑戦を受け破った際にドリーム王座戦線からの撤退を突きつけたが、その突きつけた望月に足元をすくわれたのは鷹木にとって悔しいところだ。鷹木は6・1後楽園で行われるハルクとの公式戦では実力差を示した上での完勝を宣言しているが、5・5愛知の「DEAD or ALIVE」でもハルクに続いて2番目に脱落し失態が続いているだけに、見下しているハルクにまで敗れたとなればVerserK的にも鷹木は立場を失ってしまう。望月にとってのKING OF GATEはオッサンの逆襲かもしれないが、鷹木にとってのKING OF GATEは崖っぷちからの逆襲かもしれない。
また山村の大金星と鷹木のまさかの黒星で始まったKING OF GATE、果たして誰が優勝するのか?
#後楽園ホール 終了!#超満員札止め御礼^_^#nowplaying「#カーテンコール」#ハヤブサ#DragonGate #ProWrestling#KingOfGate2017 #開幕戦 pic.twitter.com/ue1NBrmm0W
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2017年5月9日畜生〜
まだ頭痛いぜ。
よくも人の頭をサッカーボールのように沢山蹴ってくれたなあ
本当腹立ったよ。
まあ、十分やり返したがな。
何度も意識が飛びかけた。
寿命が縮まった気分だぜ。
KOGとか後楽園のメインとか関係ない。
ただの負けず嫌いなんでね。
やり返すのみ! pic.twitter.com/inRJhlvYeJ
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年5月9日DRAGON GATE 後楽園大会から斎藤''ジミー"了 選手と。燃えてます対マキシマム!
そして今回は全試合違う選手達の解説でいろいろ聞けました。GAORAでは22日21時から、ぜひ。ニコ生ご視聴の皆様、ありがとうございました!#DragonGate pic.twitter.com/DUdzXzAPU2
— 市川勝也 (@katsupistols) 2017年5月9日