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BULLET CLUBが第三世代を総なめ!WORLD TAG LEAGUE 2017所沢大会公式戦結果
11月20日 新日本プロレス「鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017」埼玉・所沢市民体育館・メインアリーナ 1237人
<コメントは新日本プロレス
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]ハングマン・ペイジ ○高橋裕二郎(10分46秒 片エビ固め)[1敗=0点]永田裕志 ×中西学
※ピンプジュース【裕二郎、ペイジの話】
裕二郎「(※英語で)ペイジ、いい感じで決まったな」ペイジ「ああ、今夜は見事なget shit togetherだった」
裕二郎「(※英語で)まずは一つだ」
ペイジ「まずは一つ。最初の一つだな。あとどれだけ残ってるんだ?」
裕二郎「(※英語で)わからない」
ペイジ「6つだったか? あと6つだったよな? Should get shit together 6 more round」
裕二郎「俺はよ、こいつの言ってる『We get shit together』、もちろんアメリカ語のスラングだからよ、みんなわかんないと思って、俺は彼からいろいろ話を聞いて、ニュアンスを調べてわかった。『We get shit together』の意味、日本語のことわざ、『七転び八起き』。俺はこのことわざにたどり着いた。これ、マジ」
ペイジ「『Get shit together』がなんだって?」
裕二郎「七転び八起き」
ペイジ「ナナコロビヤオキ。それが『Get shit together』か……」
裕二郎「(※英語で)それを7回すればいいだけさ。いや(決勝戦も含めて)8回だな……」
新日本プロレス所沢大会速報
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○バットラック・ファレ チェーズ・オーエンズ(11分43秒 片エビ固め)[1敗=0点]天山広吉 ×小島聡
※バットラックフォール【ファレ、オーエンズの話】
ファレ「(※バックステージまで聞こえてくるファレの入場テーマ曲に耳をすませて)これが聞こえるか? 聞こえるだろ? この曲が毎回流れるから。俺の試合が終わるたびにな。この曲が聞こえてくるってことはだな……。しっかり耳に残しておけ。今日は始まりでしかない。このまま決勝までいく。(※オーエンズが遅れて戻って来て)ヘイ、どうした?」オーエンズ「ちょっとミスがあってすまなかった。でも、うまくいってよかった。俺は先がはっきりと見えてるんだ。決勝戦への道が見えてる。トーキョードーム、『WRESTLE KINGDOM 12』への道が見えてるんだ。みんなわかってるだろ。カネを賭けるなら、俺たちにだぞ。この大男と俺にだ。なぜなら、俺たちこそがToo Sweetだからさ」
【天山の話】「やられたスね。あの、ヤッパリね、BULLETやって思て、舐めてたらアカンね。やっぱり最後にあんなおっきいの持って来られたら、助けるにも助けられなかった。すいません。初戦、大事な初戦やしね、ここで勢いに乗ってっていう気持ちでしたけど、ま、ちょっともう、なんて言うのか、せっかく初戦とっていきたかったんですけど、参りました。でも、まだ1回負けただけなんで、まだこれからもこれから落ち込まんように、しっかりまた次の公式戦に出て。まだ始まったばかりやし、やるしかないですね。はい。何と言ってもテンコジが出る意味、この『WORLD TAG LEAGUE』でね、息を吹き返すっていう野望ありますから。誰がなんて言おうと、タッグに関してはね、テンコジがね、頭一つ二つ抜けなあかんと思ってるし。ま、初戦は痛かったですけど、次からはしっかりと、(元)タッグチャンピオンの、タッグチームの神髄見したいと思います。ま、試合中も、大剛さんの思いも胸に闘ったつもりです。ま、しっかりとうまくテンコジが(勝利を)大剛さんに捧げるっていうそういう気持ちで、1試合1試合に臨みたいと思います」
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北の大地で世界最強タッグが開幕!復活ケアが諏訪魔から直接フォール!武藤が4年ぶりに全日本に参戦!
11月19日 全日本プロレス「2017世界最強タッグリーグ戦~旗揚げ45周年記念シリーズ」北海道・真駒内セキスイハイム・アイスアリーナ 2130人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○岩本煌史 中島洋平(5分3秒 片エビ固め)斗猛矢 ×タナカ岩石
※孤高の芸術◇第2試合◇
▼20分1本
○佐藤光留 佐藤恵一(9分41秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)青木篤志 ×岡田佑介◇第3試合◇
▼IBANG!TV&NKPWA世界ヘビー級ダブル選手権試合
[王者]○西村修(9分24秒 裏四の字固め)[挑戦者]×丸山敦
☆西村が第5代!BANG!TV王座5度目の防衛に成功、NKPWA王座も防衛に成功◇第4試合◇
▼「2017世界最強タッグリーグ戦」公式戦/30分1本
[1勝=2点]○野村直矢 青柳優馬(10分42秒 片エビ固め)[1敗=0点]崔領二 ×将火怒
※マキシマム【試合後の野村&青柳】
青柳「やりました。一発目、凄いでしょ。これが野村フィーバーですよ! ねぇ? 野村さんがフィーバーしてくれたから今日勝ちましたよ。野村さんフィーバーですよ!」野村「今日こんなやられたけど、最後に勝った。い
いでしょ。どんなにやられても最後に勝ったら、最後に結果を残せばそれでいいと思います」青柳「そうですよ。今年は僕ら結果にこだわりますよ。ホントに初戦いきなり危なかったけどやりましたね」
野村「まず1勝。この勢いのまま優勝しよう」
青柳「次もいきましょう!」
◇第5試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 ドリー・ファンク・ジュニア 武藤敬司 ウルティモ・ドラゴン(13分21秒 片エビ固め)関本大介 TAJIRI ×ブラックタイガーⅦ ×ダルトン・デリック
※ブラックアウト【宮原の話】「(試合は大混乱となったが?)最強タッグ始まってますから。俺の中ではね、今日、札幌という地にさらに最高になった宮原健斗をみせる、魅了するっていう俺のテーマがあったから。あとは各々じゃないですか。もう最強タッグ始まってるんでね。スイッチ入ってますよ。(武藤と初めて組んだが?)やっぱり見て学ぶものも多いしね。まぁ、それはそれですけど、今のプロレス最前線を歩いてるのは俺だって思ってるから、別にそこは。今の最前線を走ってるのは俺だと思ってるから。プロレス界で最高の男ですから。でも勉強になるものはありました。リスペクトもしてるし」
【ウルティモの話】「今日、実は40時間かけて、おとといまでサンディエゴにいて今日試合で。ドリーさん、武藤さん、そして宮原健斗。これは最初で最後でしょうね。それぐらい時間かけても…最初は札幌大会、出るあれなかったんですけど、こういう話いただいて、これはもう無理やりでも帰ってくるって、向こうのスケジュール、キャンセルして来て、そのかいがありました。今日は素晴らしい機会をいただいてありがとうございます」
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
○KAI(14分5秒 片エビ固め)×ヨシタツ
※メテオインパクト◇第7試合◇
▼「2017世界最強タッグリーグ戦」公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ゼウス ザ・ボディガー(16分11秒 片エビ固め)[1敗=0点]秋山準 ×大森隆男
※ジャックハマー【試合後のゼウス&ボディガー】
ゼウス「最高やね! プロレスラー冥利に尽きるというか、最高の相手と最高の場所でやって、最高の勝利をすることができた。その一言です」ボディガー「初日で世界タッグ王者とやって、完全に俺たち勝ったんで、このままの勢いでこのシリーズどんどん勝って、必ず俺たちビッグガンズが優勝するんで注目しといてくれ」
――ゼウス選手は流血が気になるが?
ゼウス「流血気にしとったら試合できんでしょう。僕ら試合やから、この仕事で生きるも僕ら、死ぬも僕ら。けど100パーの気持ちでいかんとトップは獲られへん。トップ獲るか、そこで潰れることがあったら運の尽きやし。俺は絶対プロレス界でトップ獲って、この人生もっともっと上に上がったろうと思ってる。このプロレスというものを自分の人生の大きな大きな糧にして、トップにいったろう思ってるから。流血って全然気にならんぐらい。もう血も止まりました」
ボディガー「ゼウスの回復力は人の100倍あるんで。そういうこっちゃ」
ゼウス「ええか? 一つだけ言っとく。全日本プロレス、ゼウスとボディガー、そして皆さんの人生は!」
ゼウス&ボディガー「祭りやで! わっしょい! わっしょい! わっしょい! まぁ、そういうこっちゃ」
◇第8試合◇
▼「2017世界最強タッグリーグ戦」公式戦/30分1本
ジョー・ドーリング ○太陽ケア(19分2秒 片エビ固め)×諏訪魔 石川修司
※TKO34th【試合後の諏訪魔&石川】
諏訪魔「申し訳ない。あぁ、絶対勝たなきゃいけないのに。久々に食らった技で首が…」石川「太陽ケア、もちろん昔から強い人ってわかってますけど、最近、全然試合してなかったから、絶対俺らの方が全然上だと思ってたけど…。あんまり我々にはないというか、ウラカンとか切り返しってヘビー級で最近みてなかったんで。自分がジョーを止めれなかったんで、僕のせいですね。すいません」
諏訪魔「そんなことないよ」
石川「あのチーム強いな」
諏訪魔「連係が俺ら出せなかった。ホント申し訳ない」
石川「まだ次から勝って頑張りましょう。すいません」
諏訪魔「申し訳ない」
石川「いやいや、全然」
2017年度の「2017世界最強タッグリーグ戦」が開幕、第2試合終了後に大日本プロレス新潟大会に出場している橋本大地&神谷英慶の大神、WRESTLE-1千葉大会に出場している征矢学、入場式をボイコットしたブラックⅦを除いた、8チームが揃っての入場式が行われるが、公式戦を控える野村&青柳のNEXTREAMとランズエイドが一触即発となると、ジョー&ケアがNEXTREAMを襲撃、これに怒ったワイルドバーニングとジョー&ケアが一触即発となるなど、大荒れの中で開幕となった。
公式戦はNEXTREAMvsランズエイドでスタート、野村と崔がアキレス腱固めの攻防を繰り広げれば、青柳と将火怒もエルボー合戦を展開、しかし将火怒の滞空式ボディープレスが決まると、ランズエイドは青柳を捕らえ先手を奪う。
NEXTREAMはやっと交代を受けた野村が将火怒にスピアー、崔にはノーザンライトスープレックスで反撃し、青柳も入って崔にダブルドロップキックを決め、野村がジャーマンからフロッグスプラッシュを狙うが、崔がジャンピングハイキックでカットすると雪崩式ブレーンバスターで投げ、将火怒もラリアットで続く。しかし青柳がカットに入り、将火怒にドロップキックからバックドロップで投げると、野村がフロッグスプラッシュからマキシマムで3カウントを奪い、NEXTREAMが初戦を白星で飾る。セミのワイルドバーニングvsビッグガンズは、場外戦で秋山がDDTを敢行するとゼウスが流血となり、秋山が流血しているゼウスに頭突きを浴びせるなどして、ワイルドバーニングが先手を奪う。
やっと交代を受けたボディガーが秋山に串刺しラリアット、ショートレンジラリアット、バックドロップで猛反撃し、ゼウスも大森に串刺しボディアタック、フロントスープレックスを決めると、ボディガーが入ってダブルチョークスラムからダブルインパクトを狙う。
ここで秋山が間一髪カットに入り、トップロープに昇っていたゼウスを雪崩式ブレーンバスターで投げると、ワイルドバーニングが再びゼウスを捕らえて、秋山がエクスプロイダー、大森がアックスギロチンドライバーと畳み掛けた後で、大森が前後からのアックボンバー炸裂させるが、ゼウスがスパインバスターで反撃すると、勝負と見たボディガーが入って大森にダブルインパクトを決め、最後は大森のアックスボンバーとの相打ちになりながらも、バイセップスエクスプロージョンを炸裂させたゼウスがジャックハマーで3カウントを奪い、ビッグガンズが初優勝へ向けて白星発進する。メインは優勝大本命の諏訪魔&石川組がジョー&ケア組と対戦、ジョー&ケアは迷彩柄コスチュームで登場、先発で出た石川とジョーがマッチアップを展開すれば、ケアと久々に対峙する諏訪魔もヒップトスからフルネルソン、スクールボーイからスリーパーと諏訪魔相手にグラウンドでリードを奪う。
しかし諏訪魔はケアの左足めがけてスライディングエルボーを放つと、左足を痛めて失速したケアを捕らえ、石川と共に左足攻めを展開も、懸命に堪えたケアは「ブイヤァー!」と叫んでブレーンバスターで反撃し、交代を受けたジョーも串刺しショルダータックル、ショートレンジラリアット、エルボードロップ、ブレーンバスターと畳みかける。
交代を受けた石川がラリアット、DDTで攻め込むが、交代を受けたケアが串刺しジャンピングエルボー、ラリアット、波乗り落としと攻め込むも、石川が32文ミサイルキックを発射すると、ファイヤーサンダーで突き刺し、カットに入ったジョーも諏訪魔とのサンドウィッチラリアットで捕らえ、諏訪魔がジョーにラストライド、石川がケアにスプラッシュマウンテンの競演で勝負に出る。
しかしジョーだけでなくケアもリバースし、諏訪魔組は改めてケアを連係で捕らえて、諏訪魔がバックドロップからラストライドを狙うが、今度はケアがフランケンシュタイナーで切り返すとハリケーンスパイクで突き刺し、ジョーのラリアットの援護射撃からTKOを決める。
諏訪魔もジャーマン、コンプリートショットからのアンクルホールドで反撃し、打撃戦も制しケアのフランケンシュタイナーもパワーボムで叩きつけてからバックドロップからのラストライドで再び勝負に出るが、ジョーがラリアットでカットに入り、石川をフライングボディアタックで排除する。そしてケアは諏訪魔に垂直落下式ブレーンバスター、ジョーのデスバレーボムの援護からラリアット、TKO34thで3カウントを奪い、ジョー&ケアが白星発進する。第5試合では武藤敬司が分裂騒動以来4年8ヶ月ぶりに、もう一つの古巣である全日本に参戦、ブラックⅦと対峙した武藤はフルネルソン、脇固め、グラウンドヘッドロックと動きを止めた後で、ブラッシングエルボーからSTFで捕獲。大ベテランのドリーも果敢にも関本にエルボースマッシュを放つと、ボディーブローで反撃した関本は、ドリー相手に容赦なくアルゼンチンバックブリーカーで担ぐが、宮原が大慌てでカットに入る。
そこで交代を受けた武藤が関本にドラゴンスクリューから足四の字固めで捕獲すれば、ドリーもTAJIRIに天下の宝刀スピニングトーホールドで捕らえるも、TAJIRIもドリーの顔面に容赦なくグリーンミストを噴射して脱出する。
武藤と宮原が低空ドロップキック、顔面ドロップキックと競演を披露するが、グリーンミストを浴びて怒ったドリーがなぜか宮原をムチでシバいて八つ当たり、それでもウルティモの援護を受けた武藤がブラックⅦにシャイニングウィザードを放つと、宮原がブラックアウトで続いて3カウントを奪い、宮原&大御所組の勝利となった。
今回は開幕戦のみであるが武藤、ケアも久々のフル参戦となったが、改めて武藤時代も全日本の歴史の1ページであることを感じさせた。リーグ戦ではジョー&ケアが諏訪魔&石川を破る波乱、ジョー&ケアは試合から遠ざかっているケアがネックになると思ったが、諏訪魔からフォールを奪うことで健在ぶりを見せつけた。また優勝候補のビッグガンズは流血したゼウスの額が今後にどう響いてくるか・・・、そして最強タッグはどのチームが制するか?石川選手、今日は 申し訳ない。
マジでこれからを考えるよ。
優勝を目指さないと。。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年11月19日世界最強タッグ開幕戦 札幌大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
初戦、負けました…
#ajpw
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年11月19日真駒内大会ご来場ありがとうございました。
開幕戦、白星スタート!
応援ありがとうございました#ajpw pic.twitter.com/WITE9yMY8R
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2017年11月19日もっともっと最高になって帰ってこなきゃと思う1日だった。
北海道ありがとう!
最高☆#ajpw #北海道 最高 #また来るね pic.twitter.com/QzHaHtDquV
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年11月19日札幌の夜は寒い!! pic.twitter.com/LeOY3DuUKl
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2017年11月19日しかしきょう、お客さんたくさん入っていてビックリした。なんか、日本のプロレスの地力的な入りだったような気がする。全日本プロレス、伝統の世界最強タッグ決定リーグ戦開幕戦。 pic.twitter.com/zXboHZdiXf
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年11月19日全日本プロレス真駒内大会にお越し下さいました皆さま、ありがとうございました!花道から出て来る選手みんなキラキラしててカッコよかった〜(>_<)
あと…最近試合後の控室でよく見る光景…やたらといつもヒソヒソ話してる…う〜ん…気になる、何かあるのかな?(¬_¬)#ajpw#TAJIRI#KAI#気になる2人 pic.twitter.com/nYjx7OijMo
— nikkan.lee (@nikkanxct55) 2017年11月19日 -
ベストフレンズがG.O.Dを粉砕!WORLD TAG LEAGUE 2017 高崎大会公式戦結果
10月19日 新日本プロレス「鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017」群馬・ニューサンピア高崎 1535人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○バレッタ チャッキーT(11分7秒 エビ固め)[1敗=0点]タマ・トンガ ×タンガ・ロア
※デュードバスター【バレッタ、チャッキーの話】
チャッキー「ベストフレンズ、ベストフレンズ! ベストフレンズ!」バレッタ「フフフ。いいから話せよ」
チャッキー「今日が俺たちのタッグとしてのデビュー戦だった。でも見たか?シッカリ勝ったろ?」
バレッタ「俺たちは新顔だしな。それに、このリーグ戦の相手はデカいヤツばかりだが……」
チャッキー「これぞヘビー級への挑戦! ヘビー級のバレッタ、ヘビー級のチャッキーTが始まった……!」
バレッタ「それで終わりか?」
チャッキー「まだまだ話すよ(笑)。とにかく、俺たちベストフレンズのストーリーが始まった。ベストを尽くして、頂点を目指すよ。俺たちの友情の強さを見てくれ!」
バレッタ「とにかく最高のスタートが切れた。もう、どんなチームでも問題ない。次の相手は誰だ? ここからの公式戦、全7試合を“ベストフレンズ”が勝ち抜いてみせるよ」
【タマ、タンガの話】
タマ「ハハハ……。バレッタ! チャッキーT! 負けていうことじゃなかもしれないが、ヘビー級戦線にようこそ。だが、これで終わったわけじゃないぞ? ン~……。今日はたしかに俺たちのミステイクだった。しかし、ツアーはまだ始まったばかりだ」タンガ「おめでとう。そして、ようこそヘビー級戦線へ。しかし、今日は『WORLD TAG』ツアーの初戦であり、終わったわけじゃない。ここからがG.O.Dのスタートだ」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○マイケル・エルガン ジェフ・コブ(13分28秒 エビ固め)[1敗=0点]×石井智宏 矢野通
※エルガンボム【エルガン、コブの話】
エルガン「まず俺から言わせてもらう。誰に何と言われようとも、このジェフ・コブをパートナーに選んだのは、最高の選択だった。そして、今夜は『WORLD TAG LEAGUE 2017』の最初の勝利をもぎとった。しかもあのイシイを下したんだ。この勢いで、もう誰も俺たちを止めることはできないよ」コブ「ビッグ・マイク! 君は素晴らしいレスラーだ。あのイシイをぶっ倒したんだからな。このツアーで結果を残して、必ず『WRESTLE KINGDOM』でタッグチャンピオンになってやる! 少しづつ少しづつ、栄光に近づいていくぞ!」
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「オレが武道館まで連れて行ってやる!」力強く叫んだ拳王が潮崎を降してグローバルリーグ戦を制覇!
11月19日 NOAH「グローバルリーグ2017」後楽園ホール 1223人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
大原はじめ ○熊野準(9分23秒 アルゼンチンバックブリーカー)小川良成 ×LEONA◇第2試合◇
▼20分1本
○齋藤彰俊 井上雅央(7分50秒 片エビ固め)コーディ・ホール ×シェルドン・ジーン◇第3試合◇
▼30分1本
小峠篤司 ○石森太二(8分6秒 片エビ固め)×HAYATA YO-HEY
※450°スプラッシュ◇第4試合◇
▼30分1本
○田中稔(11分56秒 ミノルスペシャル)×Hi69【稔の話】「海外に行って、ベルトを獲ってきた世界の石森大先生が、俺に対する評価…『あの程度ではノアのジュニアのベルトは巻けない』って言い放ったんですけど、お前が言うあの程度の選手にお前の相方は負けたぞって。参りましたって言ってたぞ。まあ、あいつはどうせ身内に甘いタイプなんでね。俺には責めても、あの程度の選手に負けた相方のことは責めないでしょ。今日は原田選手にタダスケ選手が挑戦するGHCジュニア選手権がある。どっちが勝つんですかね…?」
◇第5試合◇
▼4WAYマッチ/30分1本
○マサ北宮(13分2秒 エビ固め)×杉浦貴
※サイトースプレックス あと二人は中嶋勝彦、田中将斗【北宮の話】「ざまあみやがれ、コノヤロー! 今まで通りのボロボロだったって、勝つ方法は知ってるんだよ。はいずり回ってでも、食らいつき続けるよ。どんだけ泥臭くても、みっともなくても、勝つことができるんだよ。(胸板を叩きながら)ここが違えんだよ、てめえら! ノアは次のステップだ。杉浦じゃねえ! 丸藤でもねえ! この俺、マサ北宮だ。よく覚えとけ、てめえら!」
【田中の話】「これで分かったやろ!? 客が何を求めてんのか。俺と杉浦が絡むことを求めとんのや。それが今日の反応で分かったろ? それだけ」
◇第6試合◇
▼30分1本
丸藤正道 ○マイバッハ谷口(14分35秒 体固め)モハメド ヨネ ×クワイアット・ストーム
※マイバッハボム・ツヴァイ(試合終了後、丸藤は赤コーナーに置かれたGHCタッグベルトを手に取り、余裕タップリにヨネとストームの肩にかける)
丸藤「俺とコイツ、リーグ戦はちょっと散々な結果だったけど、年内にもう一丁、俺たちでそのタッグのベルトを狙わせてもらう。50だか、ファンキーだか、モンキーだか知らないけどな。言っておく。お前たちは隙だらけだ」【丸藤の話】「リング上で言った通り、リーグ戦でつまずいちまって、俺たち2人とも決勝に行けなかったけど、じゃあ、今年はそれでお終いって、違うだろ? 俺たちは止まってられねえんだ。まあ、預けておいたタッグのベルトを、ひとまず返してもらうことにしようか」
【試合後のヨネ】
ヨネ「チャンピオンっていうのは、こういうモンだと思います。1回負けたら引き下がれない。チャンピオンはね、どんどんそういうのを“ちぎっては投げ"していかないといけない。今日負けたのは事実。ベルトを持ってて2対2のタッグマッチで負けるっていうのはホントに屈辱です。やるしかないでしょうね」――丸藤は年内と言っていたが?
ヨネ「これで来年まで待ってくれって言うのもおかしいでしょう。この悔しさを必ず晴らします。グローバル・リーグ戦で俺らもあんまり良いイメージ作れなかったから。でも、チャンピオンはシングルだって強いし、タッグだったら絶対負けねえ!って言ってやってきたのに、こんなにあっさり負けたからね。もう引き下がれないです」
◇第7試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第36代王者]○原田大輔(16分58秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]×タダスケ
☆原田が初防衛に成功【試合後の原田】
――試合を振り返って?原田「見ていてどうでしたか? そこが聞きたい」
――RATEL'Sとしての力量を示すような内容でもあったと思うが?
原田「なら良かったです」
――ギリギリだった?
原田「そうですね。見ていてどうでしたか? その辺も」
――奥の手を出さないと勝てなかった
原田「普通にやったところで、あいつには勝てないと思ってたんでね」
――10月、11月と続いたRATEL'S対決を振り返って?
原田「満足はしてないです。今日も、この間のタッグの時も。お客さんの声は大きいなとは感じてたんですけど、あそこで満足してたらダメ。次やる時はもっともっと、後楽園が壊れるくらいのものを出したいです」
――次の挑戦者が現れなかったが?
原田「やっぱりノアジュニア、いつまで経っても静かすぎる。今年だけじゃなくて、ずっと続いてる課題でもあるし、そこを変えないとノアジュニアのポジションはそこで終わり。今日シングルで勝った人でも、負けた人でも、そのほかの人でも…周りの様子をうかがうなって! 自分の意思で動け! って俺は言いたい。そのいい例がタダスケやし、俺らの代でノアジュニア終わらせたくない」
――ジュニアタッグ戦にHAYATAに敗れているが?
原田「もちろん、その借りは返したい。でも! 今またやっていいのか!?って。RATEL'S対決をやって、お前らはまた静かに見てるだけか? チャンスは今しかないぞ? ノアジュニア!」
【タダスケの話】「結局、ベルトに1個も獲れることなく終わったけどな。これで終わりちゃうぞ。今日でエピソード1が終わっただけや。エピソード2に向けて準備や。それだけやな」
◇第8試合◇
▼「グローバルリーグ2017」優勝決定戦/時間無制限1本
[Bブロック1位]○拳王(26分24秒 エビ固め)[Aブロック1位]×潮崎豪
※ダイビングフットスタンプ
☆拳王が「グローバルリーグ2017」を優勝(試合終了後、ヒザをついた状態で手を掲げた拳王は、潮崎の眼前でも右腕を掲げて勝利をアピールする。中山レフェリーから改めて勝ち名乗りを受けると、潮崎は脇腹を押さえたまま、悔しそうに自力で歩いてリングをあとにする。拳王には優勝盾、優勝トロフィーが贈呈される。トロフィーの前で拳を握り、「拳王」コールが巻き起こる)
拳王「グローバル・リーグ初出場にして、初優勝したぞ!リーグ戦優勝したってことはな、GHCヘビー級チャンピオン、エディ・エドワーズに挑戦する資格あるだろ?今年最後の後楽園、何日だったけかな? 12月22日、後楽園ホール、俺の挑戦受けろ!そしてな、このノア=丸藤、杉浦、そんな時代じゃねえだろ? 俺がGHCヘビー級チャンピオンになって、ノア=拳王、俺の時代を築いていくからな。てめえら楽しみにしておけ」と新時代到来を予告。「そして最後に! てめえら、てめえら、てめえら、てめえら、クソやろうどもをな、武道館まで連れて行ってやるからな!これからノアの時代を築く拳王、俺に付いてこい」【試合後の拳王】
――試合を終えた感想は?拳王「道はメチャメチャ険しかったよ。グローバル・リーグ、1ヵ月続いて、道はメチャメチャ厳しかったよ。でもな、その険しい道、切り開く力を俺は持ってんだろ!? 俺が優勝した。GHCヘビー級チャンピオン、エディだろ? 早く顔を出せ。俺がてめえからベルトを引っぺがしてやる」
――潮崎選手については?
拳王「Aブロックから上げってきただけあるよ。そして、ノアの昔からいる選手だけあるよ。やっぱりよ、当たりも強い。力も凄く強いよ。でもな、その強い潮崎を俺が倒したんだろ? 俺のほうがもっと強いよ! 俺がこれからこのノアの舵取りをしていくからな」
――武道館という発言があったが?
拳王「当たりめえだろ? この後楽園を満員にする? 俺がノアをもっと引っ張ってやる? それだけで何が面白いんだよ! そんなのな、ただ練習生からデビューしたプロレスラーの意見だろ? 俺にはよ、(頭を指差して)ここがあるんだよ。頭があるんだよ。具体的にこのクソ野郎どもに言ったらいいだろ? ノアの伝統ある会場はどこだ? 日本武道館だろ。武道館まで俺が連れて行ってやる。そう言っただけだ。てめえらもよ、一番心に響く言葉だろ!? それを言ってやっただけだ」
【潮崎の話】「…はぁ…はぁ……俺はな、壁じゃねえぞ? 壁じゃねえぞ? 現在進行形でノアのトップを突っ走ってるんだ。このリーグ戦、激しい戦いの旅が続いたけど、俺の旅はここで終わりじゃねえよ! 強かった…強かったよ! でも! まだまだ…まだまだ! 俺は立ち上がっていくよ」
いよいよ1ヶ月に渡って開催されてきたグローバルリーグも優勝決定戦、Aブロックは潮崎、Bブロックからは拳王と共に初優勝を狙うもの同士が進出して対戦となった。
序盤は潮崎がロープへ振ると、拳王がランニングエルボーを浴びせ、潮崎も逆水平で応戦して打撃戦を展開、連打で競り勝った拳王は首投げから早くも蹴暴を狙うが、潮崎はかわして逆水平、毛今度は拳王がかわしてハイキックも、潮崎もかわして豪腕ラリアットも、拳王がかわして読み合いを展開。一旦間合いを図る。
今度はロックアップから拳王が押し込むと、離れ際のハイキック狙いは潮崎がかわして逆水平を乱打すると、拳王もミドルキックの連打で蹴り倒し、サッカーボールキックを浴びせるも、起き上がった潮崎はフライングメイヤーから逆水平、拳王もサッカーボールキックで返すなど意地の張り合いを繰り広げ、場外戦を仕掛けた潮崎は鉄柵攻撃から逆水平で客席まで吹き飛ばすと、鉄柵越えのフライングショルダーを発射、更に場外DDTで突き刺し、拳王がエプロンに立っても、ロープ越しの豪腕ラリアットで吹き飛ばし、リングに拳王を戻してから首筋に手刀を落とす。
意地で起きた拳王はエルボーを連発するも、潮崎は逆水平一発でなぎ倒し、ニードロップを挟んで回転地獄五輪で捕獲、ロープに逃れても潮崎は手刀を一閃してからバックドロップ、グラウンドヘッドロックで捕獲して拳王のスタミナを奪いにかかる。
潮崎は劣勢の拳王に手刀を乱打するが、ブレーンバスター狙いは拳王が踏ん張ると、ボディーにミドルキックの連打を浴びせ、ロープに飛んだ潮崎にミドルキック、ローキックで足を刈ってから背中へのフットスタンプ、延髄ダブルニーと反撃し、セカンドロープからのダブルニーを潮崎のボディーの投下、だが拳王の串刺しフロントハイキックの後で、追尾した潮崎は串刺し逆水平を浴びせると、フライングショルダーを放って拳王にリードを許さない。
拳王のフロントハイキックも受けきった潮崎はマシンガンチョップを乱打、だが拳王もポジションを入れ換えてマシンガンミドルキックで応戦、だが潮崎もポジションを変えてマシンガンチョップで返し、手刀からフィッシャーマンズバスターを決める。
潮崎はスタンディグ式肩固めで捕獲、しかしコーナーからの攻撃は拳王がジャンピングキックで阻止してから雪崩式狙いは、潮崎が宙吊り式肩固めで捕獲、自ら技を解いた後でダウンしている拳王の後頭部にダイビングニードロップを投下する。
ペースの掴めない拳王は潮崎のブレーンバスター狙いを投げ返すと、潮崎がジャーマンに対して同じ技で応戦、フロントハイキックで蹴り倒すも、潮崎もローリング袈裟斬りで応戦、両者ダウンの後で、拳王のハイキックはかわされ、逆に潮崎がトラースキックを狙うが、かわした拳王はアンクルホールドで捕獲、そのまま足を引き上げて、腹部にミドルキックからドラゴンスープレックスで投げ、蹴暴を浴びせる。
勝負に出た拳王はダイビングフットスタンプを投下するが、潮崎は豪腕ラリアットで撃墜すると、ゴーフラッシャーを決め、後頭部への豪腕ラリアットから雪崩式ブレーンバスターで投げるも、リミットブレイク狙いは、拳王が後方回転して着地し、すかさず潮崎が豪腕ラリアットを狙うが、拳王がオーバーヘッドキックで迎撃、しかし潮崎もブレーンバスターで譲らず両者ダウンとなる。
起き上がった拳王は張り手、ミドルキック、潮崎も逆水平と応酬し合うと、潮崎はロープへ走るが、拳王がミドルキックで迎撃し、側頭部を蹴り上げてトラースキックを狙うが、キャッチした潮崎はパワーボムで叩きつけ、ムーンサルトプレスを狙う。しかし背後から足を刈った拳王は雪崩式ドラゴンスープレックスで投げると、すかさずダイビングフットスタンプを投下するが、潮崎はカウント2でキックアウトする。
拳王は気合を入れたが、潮崎が先に豪腕ラリアットを連発、だが拳王はカウント2でキックアウト、潮崎は再度豪腕ラリアットを狙うが、拳王は張り手で抵抗、潮崎は後頭部への手刀で黙らせると、ショートレンジでの豪腕ラリアットを狙うが、拳王は右ハイキックを浴びせ、四つんばいになった潮崎にフットスタンプから、腹部へフットスタンプを投下すると、最後はダイビングフットスタンプで3カウントを奪い、初優勝を飾り、試合後にはエディ・エドワーズの保持するGHCヘビー級王座に挑戦を表明した。拳王がヘビー級へ転向したときは、まだウエート的にも軽く、中嶋や北宮、小峠よりも厳しい感じも受けたが、拳王自らZERO1の火祭りに出場して田中将斗とめぐり合い、3度目の正直で降してから、拳王に一気に風向きが傾いた。拳王の支持が高まったのは、KENTAと同じ匂いがして、自分が団体を引っ張るという気持ちが強く、ファンに伝わったからかもしれない。
しかしリーグ戦を制したとしても、まだ拳王の時代と言えるようになるのは、エドワーズの保持するGHCヘビー級王座を奪取してからだ。
そしてリーグ戦全体のMVPは文句なく田中で、田中も天龍源一郎のようなミスタープロレス的存在になりつつある。セミのGHCジュニアヘビー級選手権のRATEL'S対決は、原田の突進をショルダーで迎撃したタダスケだったが、串刺し攻撃は原田が逃れて、タダスケは左肩を鉄柱に直撃させてしまうと、場外へ逃れたタダスケに原田が鉄柵や鉄柱を使って左腕攻めを展開、リング上でもスライディングキックで左腕を狙い撃ちにする。
エプロンでの攻防になると原田は断崖式ジャーマンを狙うが、堪えたタダスケは上空ホイップ式パワーボムで反撃、だがリングに戻ってから再び上空ホイップ式パワーボムを狙うと、原田はフランケンシュタイナーで切り返し、場外へ逃れたタダスケを原田はフロントスープレックスで投げ、場外でダウンしているタダスケを原田がコーナー最上段からのダイビングエルボードロップを投下してダメ押しする。
リングに戻った原田は大ダメージを負ったタダスケに対してエルボー合戦を挑み、原田が競り勝ってワンツーエルボーからローリングエルボーを狙うが、タダスケはラリアットで迎撃して、もう一発を狙うも、原田は先にラリアットを炸裂させて迎撃、再びエルボー合戦となってまた原田が競り勝ったが、大きく振りかぶったところで、今度はタダスケがナックルで迎撃する。
タダスケは起き上がり小法師式ラリアット3連発から、ラリアット、アウトキャストで勝負に出るが、着地した原田はV1アームロックから腕十字で捕獲、しかしタダスケは持ち上げてターンバックルに叩きつけ、ラリアットを狙うが、原田はバク宙で切り返して脇固め、腕十字と左腕を攻め、それでもタダスケは強引に立ち上がって、原田にエルボーを浴びせ、原田のニーアッパー狙いも上空での膝蹴りで阻止してからアウトキャストを狙う。
しかし前方に着地した原田はタダスケの突進を大☆中西ジャーマンでなげ、ニーアッパーからローリングエルボー、片山ジャーマン狙いをタダスケが堪えても、原田はトップロープにタダスケをバウンドさせてからのジャーマンから片山ジャーマンで3カウントを奪い、試合後もタダスケは改めて原田をRATEL'Sのリーダーと認めれば、中立を保っていたHAYATA、YO-HEYも原田を認め、改めてRATEL'Sの結束をアピールするも、誰も挑戦に名乗りを挙げなかったことに関して不満をあらわにした。
本来なら第4試合でHi69を降した稔が最有力候補のはずが、まだ名乗りを挙げなかった。稔はどのタイミングで原田に挑戦するのか、それとも別の挑戦者が名乗りを挙げるのか・・・?第6試合のファンキーパワーズvsMAKETARA OWARIは、終盤はファンキーパワーズが連係でマイバッハを捕らえてファンキーパワーボムを狙うが、丸藤がドロップキックでカットすると、ストームに見えない角度からのトラースキックを浴びせてから踏み台にして、ヨネに虎王を炸裂させ排除すると、最後はマイバッハはアメインズインパクト、丸藤の虎王の援護射撃からマイバッハボムツヴァイを決め3カウントを奪い、試合後にはMAKETARA OWARIが挑戦を表明する。エディ・エドワーズに敗れるだけでなく、グローバルリーグも予選突破できずで、GHCヘビー級王座戦線から後退した丸藤だったが、マイバッハとのMAKETARA OWARIで再起を図るつもりのようだ。
第5試合の4WAY戦は後半から弾丸ヤンキースvsジ・アグレッション図式となり、杉浦と田中は久しぶりと思えぬ見事な連係を披露、終盤には北宮のスピアーを杉浦がリーブロックで中嶋に誤爆させ、田中を排除してからスピアーを狙う北宮に、杉浦がランニングニーを狙ったが、キャッチした北宮がブレーンバスターで投げると、スピアーからのサイトースープレックスで3カウントを奪い、杉浦は復帰後初黒星となったが、試合後に田中が手を差し伸べると杉浦も応じて握手となった。
これで弾丸ヤンキースが復活となるのかというと、田中は乗り気となっているが、肝心の杉浦がノーコメント、田中は先に拳王とのタッグも示唆していたが、拳王は杉浦とのタッグを継続させる気なのか?3人が共闘ということになるのか…【NOAH】「俺が武道館まで連れてく」 拳王がGリーグ戦初出場・初優勝、潮崎を死闘撃破▼奥の手でタダスケ突破も…“名乗りなし"に原田危機感あらわ▼マケオワがタッグ挑戦へ▼丸藤、杉浦連破…北宮が豪華4WAY制す▼Xディビジョン王者・石森が凱旋勝利…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/lmwK038DEH
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年11月19日グローバルリーグ戦
優勝したぞ。
今日試合後リング上で言ったことがすべて。
武道館まで…
道程は険しいと思うが
やってやる。#noah_ghc pic.twitter.com/wF0dxr4mwu
— 拳王 (@kenoh_prowres) 2017年11月19日今日の後楽園は、解説席に座ってる場合じゃないだろ!っと思った。
拳王、おめでとう。
でも俺もまだ上を目指して行くよ!
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2017年11月19日後楽園ホール大会、ご観戦&応援ありがとうございました。#GL2017
優勝には届きませんでした。
自分を、そしてノアを更に強く・でかく・熱くするために更に精進していきたい気持ちが強くなったリーグ戦でした。
各地でのみなさんの声に力をもらいました。
ありがとうございました。#noah_ghc
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2017年11月19日後楽園大会、御来場ありがとうございました。
タダスケ相手に防衛!
次は・・・#noah_ghc @PKDX pic.twitter.com/T1JwtzKKxz
— 原田大輔 (@noah_harada) 2017年11月19日後楽園大会、本当に沢山のご来場誠にありがとうございました。
あと少し、あとすこーしで超満員。
今日来てくれたお客様全員タグ付けしたいくらい素晴らしい空間を一緒に作り出してくれた。
メインも素晴らしかった。
俺はもう一度マイバッハとタッグを狙いに行く。#noah_ghc #感謝 pic.twitter.com/NnAFETbMJj
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年11月19日今日皆んなさん後楽園ホール来てくれたありがとうございます!丸藤、マイバッハタイトルマッチほしい?いつでも!どこでも50fp forever champions! 次は24日千葉で!そして33歳のこり30分 #noah_ghc
— quiet storm (@qstormprowres) 2017年11月19日勝ったのが田中稔。負けたのが俺。悔しいな。這い上がるだけだ。下は無い。這い上がるだけ、、、。#noah_ghc
— Hi69 (@69HIROKI69) 2017年11月19日2017年GL優勝は拳王選手!!!
メインの決勝めっちゃくちゃ最高でした(o^^o)
潮崎選手も強かった~!
でも拳王選手はもっと強かった!!!
互いの強さを引き出し合って、とことん上り詰めた最高の戦い✨
会場のボルテージは熱すぎるほど熱かった!!
感動をありがとうございました!#noah_ghc pic.twitter.com/qRsWVcvzwN
— 柑野 夏希 -*Nacky*- (@kanno_natsuki) 2017年11月19日プロレスリング・ノア後楽園ホール大会は日曜開催、グローバル・リーグ戦 優勝決定戦とゆうこともありほぼ超満員。来年の春までには札止めまで行きたいですね。
拳王vs潮崎 激闘を制し優勝したのは拳王。
拳王「てめーらを武道館まで連れてってやるからな」 場内大拍手 pic.twitter.com/lGjmMuz3g9
— ハチミツ二郎 (@tokyodynamite) 2017年11月19日 -
「WORLD TAG LEAGUE 2017」が開幕もニューフェースが主役を奪う!後藤は鈴木から直接フォールでNEVER王座挑戦に王手!
11月18日 新日本プロレス「鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017」後楽園ホール 1732人 超万人札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○川人拓来 海野翔太(5分30秒 片エビ固め)×八木哲大 成田蓮
※回転延髄斬り◇第2試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○タンガ・ロア レオ・トンガ(8分37秒 片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン ×岡倫之
※エイプシット◇第3試合◇
▼20分1本
石井智宏 矢野通 バレッタ ○チャッキーT(10分35秒 体固め)マイケル・エルガン ジェイ・コブ デビット・フィンレー ×北村克哉
※オーフルワッフル【石井の話】「オイ、エルガン。おもしれぇヤツ連れて来たな。オレを潰せるもんなら潰してみろよ。明日だな、明日オイ」
【バレッタ、チャッキーの話】
バレッタ「コイツがオレのマブダチのチャッキーTだ。」チャッキー「バレッタとは同じ日に生まれている。生まれたその日から31年間オレたちはずっと親友同士だった」
バレッタ「ウソだけどね。誰が優勝するか分からないし、オレたちは最強であることを自分たちで願い、全力を尽くすだけなんだ。堅い友情で結ばれているからチャッキーと勝てるように頑張るのみだ」
【エルガン、コブの話】
エルガン「今夜は4対4の試合だったから、負けても痛くはない。しかし、昨日の記者会見ではジェフ・コブこそが自分のパートナーとして相応しく、彼が俺を支えてくれると言った。今日、コブはまさにその言葉通りの戦いを見せてくれた」コブ「負けたことはもちろん悔しい。もうこんな思いはしたくない。だがリーグ戦は2対2の戦いだ。二人が互いに支え合って戦うものだ。タッグチームとしての俺たちは誰にも止められない。2対2の戦いこそが重要なんだ」
【フィンレーの話】「ビッグKに代わって俺から一言。昨日の記者会見でも言ったけど、このリーグ戦、俺たちは噛ませ犬だと思われてる。でもそれで構わない。一つ一つの試合を全力で戦うだけだ。チャンスはそこまで多くないかもしれないが、すべての壁を乗り越えて、行けるところまで行く。より強く、より速く、ユニットとして『WORLD TAG LEAGUE』を戦い抜く」
◇第4試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 永田裕志 中西学(9分56秒 片エビ固め)バットラック・ファレ ×チェーズ・オーエンズ 高橋裕二郎 ハングマン・ペイジ
※ラリアット◇第5試合◇
▼ヘナーレ復帰戦/30分1本
○棚橋弘至 真壁刀義 ヘナーレ(9分14秒 片エビ固め)ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. ×エル・デスペラード【真壁の話】「ナイスカットだコノヤロウ! やっぱアレだとキッツイなぁ! キッツイなぁ! 序盤には持ってこいだ! まだシリーズは始まったばっかだからなぁ! K.E.Sつったか、あのビッグマウス。テメェら、覚悟しとけよ! ベルトがかかってる、かかってない、そんなことはどうでもいいんだ。テメェらの伸び切った鼻っ柱、ヘシ折ってやっからよ~。覚悟しとけよ! 言っとくけどよぉ、俺とヘナーレは天下獲ってやるからよ! 見とけ!」
【棚橋の話】「タッグリーグにエントリーしている選手全員に負けないように、気持ちを高い位置にキープして東京ドームまで盛り上げていくから、白は任せろ。…ジェイ、消えろ!」
【ヘナーレの話】「ヘナーレ、新日本ニモドッテキマシタ!今は痛みなんか何にもねぇ!(※足のテーピングを見せて)実際は足も腫れてるし痛みはあるけど、5週間病院でじっとしてなきゃいけないことに比べれば何てことねぇ! だから、痛みがあっても戦い抜くことができるんだ。休んでいる間、俺のプライドとかエネルギーが消えていくのを感じた。でも、こうしてニュージャパンで新たなチャンスをもらって、またリングで戦うことができるようになった。だからできる限り練習して強くなるだけだ。俺の人生、魂をかけて戦い抜いてやる!アリガトウゴザイマシタ」
【アーチャー、スミスの話】
ランス「全然関係ないぞ!今回なんでか分からないけど、ジュニアヘビーみたいなヤツがヘビーにいるけど関係ない!今回のタッグリーグはキラータッグリーグだから関係ない!」スミス「オレたちはタッグのベルトを持っている!このベルトを持っているということは新日本と世界でイチバン強いタッグチームだ!スズキグンはイチバンでK.E.Sもイチバンだ!」
◇第6試合◇
▼30分1本
内藤哲也 高橋ヒロム ○BUSHI(10分44秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ ×外道
※MX◇第7試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(13分9秒 片エビ固め)[1敗=0点]×鈴木みのる YOSHI-HASHI
※GTR【YOSHI-HASHIの話】「とりあえず一勝! せっかく今年、後藤さんと組んだからには必ず優勝して。俺たちが優勝した場合、いつどこでタイトルマッチが組まれるのかまだ分かんねぇけど、福岡の決勝まで残って、勝って、あのトロフィーは必ず俺らがいただきます!」
【後藤の話】「初戦からいい連携もあったでしょ。アレはデカいよ。このタッグリーグ、まだまだ二人で考えたものがあるんで、それを出し切れれば、優勝はさらに近くなると思う。
それから鈴木みのる! 改めてNEVER王座に宣戦布告だ。俺も半端な覚悟で、NEVERの名前、口に出してないから。鈴木みのるが強いのは、誰でも知ってるよ。あんな反則しなくても、あんな介入なくても、強いのは分かってる。…いや、それがない方がもっと強いかもな。その最高に強い鈴木みのるを、俺は倒したいんだ。それによってNEVERの価値もまた上がるってもんだ。アイツから『やる』って言わせてやるから。今シリーズも当たること何回かあるけど、一戦一戦、そのつもりで俺はブチ当たっていくから」
【鈴木の話】「オイ!ザコ野郎。ザコのくせに暴れるんじゃねぇよ。ザコ野郎」◇第8試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ジュース・ロビンソン サミ・キャラバン(19分29秒 片エビ固め)×EVIL SANADA
※パルプフリクション(試合終了後、キャラハンがロビンソンに顔を寄せてほほへのキスを要求すると、ロビンソンが応じる。キャラハンがリングを下りるが、ロビンソンがマイクを持つ。)
ロビンソン「ヘイ、ヘイ、チョットマッテ、マザーフ○ッカー。カモン(とリングを降りたキャラハンを呼び戻す)。さあ、始まったぜコーラクエン! ユウショウ、シマース! コンバンハ。アリガトウゴザイマス、カモンベイビー、センキュー! アイラビュー・ガイズ! レディース&ジェントルメン、オレのパートナー、サミ・キャラハンだ!(キャラハンコール)チョット、キモイ。このマザーフ○ッカーはオレにキスしやがった! オレにキスするな。オレにキスするな! Aブロックを勝ち抜くまでは! オレたちがAブロックを勝ち抜く!(キャラハンに)ミスター、キモイサン。東京ドームに行くまでに、オレたちが対峙するのは、KES? GOD? ウォーマシン? オレたちはトロフィーを持って家に帰りクリスマスを過ごす。アリガトウゴザイマシタ!」
(ロビンソンとキャラハンは南側客席の上段まで上がってファンと喜んだ。)
【ジュースの話】「メッセージがあるんだ。今日、後楽園に来てたファン、それだけじゃなくプロレスファン全員、このAブロックの優勝候補はEVILとSANADAだと思ってただろう。俺自身も、この二人にはずっとやられっぱなしだった。『G1』でもそう、『NEW JAPAN CUP』でもそうだった。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンにはずっとやられっぱなしだったからこそ、優勝候補であるアイツらに勝てたことはすごくよかった。サミ・キャラハンは、俺がずっと言ってた通りのサプライズだっただろう? 見ての通りの変人だし、俺とは全くキャラクターが違うけど、塩とコショウ、スシとしょう油のように、味は違うけど切り離せない名コンビになると思う」
【キャラハンの話】「EVERYTHING IS EVIL? 何がEVERYTHING IS EVILだ? EVERYTHING IS…クソだぜ! 退屈な試合は終わりだ! Aブロックは俺たちがいただく! サムズアップ・サムズダウン!」
「WORLD TAG LEAGUE 2017」が開幕、メインはEVIL&SANADAのロスインゴが、ジュース&キャラハンのデスジュースと対戦、キャラハンはCZW出身で大日本プロレスにも参戦し、2012年の「一騎当千~strong climb~」では岡林裕二を差し置いて決勝トーナメントに進出、翌年にWWEと契約しCJパーカーと名乗っていたジュースと抗争を繰り広げ、WWE退団後はインディー団体を渡り歩いた。今回は抗争を繰り広げたジュースとの縁でタッグを結成し、リーグ戦にエントリーした。
先発はジュースとSANADAも、交代を受けたキャラハンはいきなりSANADAをビックブーツで蹴り飛ばし、EVILの顔面に唾を吐き捨て、エルボー合戦からビックブーツ、サッカーボールキックと攻め込み、SANADAが入っても連係狙いは二人まとめてドロップキックで迎撃するなど、ロスインゴのペースに持ち込ませない。しかし場外戦になると、EVILがEVILホームランでキャラハンをKOすると、SANADAと共に孤立したジュースに集中攻撃を加えて試合の主導権を握る。
ジュースはSANADAにスパインバスターで反撃し、交代したキャラハンはロスインゴの同士討ちを誘発すると、エプロンに逃れたEVILに三角飛びダイビングラリアットからトペ・スイシーダ、リングに戻ってからスライディングDと攻め込むが、交代したSANADAがキャラハンをパラダイスロックで捕獲して尻にスライディングキックと制裁、ところがキャラハンはSANADAの唇をリップロックで奪うと、動揺するSANADAに交代したジュースが逆水平とジャブのコンポ攻撃、、ビックブーツからラリアット、ダイビングクロスボディーアタックと畳みかける。
勝負に出たジュースはSANADAを捕らえ、キャラハンとの連係からキャノンボールを浴びせると、フランケンシュタイナーを狙うSANADAをパワーボムで叩きつけるが、パルプフリクション狙いはSANADAが逃れてスワンダイブ式ミサイルキックを放つと、交代したEVILがキャラハンを蹴散らして串刺しローリングラリアットを炸裂させ、4選手が入り乱れた後で、キャラハンがジュースに張り手からキスで気合を入れるも、EVILとSANADAは合体技マジックキラーでを決めてジュースを追い詰める。
EVILがジュースにダークネスフォールズからEVIL狙いは、キャラハンがカットに入ると、EVILはキャラハンにEVILを狙うが、キャラハンが噛み付いて阻止、最後はデスジュースによるWなっくるから、キャラハンがダブルアーム式ショルダーバスター、ジュースのパルプフリクションの波状攻撃が決まってデスジュースが勝利を収め、ロスインゴはキャラハンのトンパチぶりにかき回される結果となった。試合後にはデスジュースとしてIWGPタッグ戦線に殴りこみを表明したが、KES、GOD、ウォーマシンが中心となったタッグ戦線をデスジュースが参入することでどうなっていくのか・・・また第3試合ではエルガンのパートナーであるコブ、バレッタのパートナーであるチャッキーも登場。コブは石井と矢野を立て続けにフロントスープレックス、チャッキーとバレッタをバックフリップで投げるなど、エルガンに負けず劣らず怪力ぶりを見せるだけでなく、石井にその場飛びシューティングスターを披露するなど身軽ぶりをアピールすらば、チャッキーは相棒であるバレッタのアシストを受けて変形パイルドライバーことオーフル・ワッフルを披露して北村をKOするなど、存在を大きくアピール、そういった意味では新日本に参戦したニューフェースが主役を奪った開幕戦でもあった。
セミでは後藤&YOSHI-HASHI組が鈴木&飯塚と公式戦で対戦、ゴング前から鈴木軍の奇襲を受け出鼻を挫かれ、鈴木のイス攻撃を顔面に受けるだけでなく、リングに戻っても飯塚が噛みつき中心のラフ攻撃と徹底的に後藤を狙い撃ちにする。
飯塚にローリングラリアットを放ってやっと後藤はYOSHI-HASHIに交代、YOSHI-HASHIは飯塚にコードブレーカーから逆水平、飯塚をトップロープに固定してドロップキックで盛り返し、蘇生した後藤も鈴木に村正からダイビングエルボードロップ、バックドロップと畳みかける。
終盤に後藤との打撃戦を張り手の連打で制した鈴木はスリーパーで捕らえ、飯塚がアイアンフィンガーを狙うも、海野レフェリーが制止に入ると、焦った鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うが、YOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットでカットに入り、後藤組は河津掛けとヘッドハンターの合体技で飯塚を排除してから、後藤は牛殺しを狙うも、今度は鈴木がフロントスリーパーで捕らえる。しかしYOSHI-HASHIがカットに入ると、後藤は改めて牛殺しを決め、GTRで3カウントを奪って、鈴木から直接フォールを奪った。
後藤はNEVER王座挑戦をアピールしながらも、vs鈴木は2連敗しているのもあって、東京ドームカード発表第二弾でも、NEVER選手権はまだ組まれなかった。YOSHI-HASHIの援護もあって鈴木から直接フォールを奪い、王座挑戦に王手をかけた。第7試合では2月からアキレス腱痛で長期欠場していたヘナーレが復帰するも、スミスに古傷である右脚を狙い撃ちされると失速してしまい、試合も連係に長ける鈴木軍ペースで試合が進む。
終盤に棚橋を捕らえたKESがキラーボムを狙うも、真壁が間一髪カットに入り、スミスから交代を受けたデスペラードが棚橋にピンチェ・ロコを狙うと、ヘナーレがダイビングショルダーで間一髪カットも右膝を強打してしまう。それでも棚橋がデスペラードにスリングブレイドから配布らフローで勝利を収め、ヘナーレの復帰に華を添えたが、ヘナーレは足を引きずって退場するなど、不安材料を残してしまった。【開幕戦・後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明日11月19日(日)は、群馬・ニューサンピア高崎にて15:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/BnddJ2tokc #njwtl #njpw pic.twitter.com/uUKWRfzv1b
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年11月18日おぅ‼チームは勝ったぜぃ❗明日もヤってやるぜぇ✨⤴⤴ https://t.co/NWwSenZZeJ
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年11月18日#NJPW fans are the best. I love you all - I fight for you all!
— Aaron Henare ヘナーレ (@HenareNZ) 2017年11月18日 -
IGFの新ブランド「東方英雄伝」がスタート、将来性があっても団体の体質は変わらず…
11月16日 日中正常化45周年記念大会 東方英雄伝 日本旗揚げ大会 後楽園ホール 1257人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイル>
◇第0試合◇
▼10分1本
○KENSO(5分59秒 STF)×陳俊潤◇第1試合◇
▼記念すべき第1試合/10分1本
○佐野直(7分36秒 片エビ固め)×長谷川
※スライディングB◇第2試合◇
▼日中マスクマン対決/15分1本
▲神虎(10分24秒 両者リングアウト)▲SUGI◇第3試合◇
▼日中混合タッグ対決
○常剣鋒 定アキラ(14分46秒 常スペシャル)×林棟軒 奥田啓介◇第4試合◇
▼日中シングル対決/30分1本
○中井光義(5分36秒 片エビ固め)×劉文肇
※アイスドライバー【試合後の中井&奥田&林】
奥田「これで飲めるぞ」林「ウィナー! ウィナー!」
中井「ヒャヒャヒャ! ヒャッハー!」
奥田「中井、ひとごと言ってやれよ!」
中井「ヒャッハー!!!」
奥田「その通りだよ。なんて言ったかお前らはわからねえだろ? 俺はわかるんだよ。これから3人でムチャクチャしてやるからなって。林、ひとごと言ってやれ」
※林が中国でまくし立てると
奥田「イエス。まあ、コイツが言ったのは、『俺は酒がちょっと苦手だけど、今日はガッツリ飲む』って言ってるからよ。今日は楽しみだよ。それだけだ。これから3人でやろうぜ! 以上だ。てめえら、さっさと散れ! ボケ!」
◇第5試合◇
▼日中タッグ対決/30分1本
○神龍 王俊(13分35秒 片エビ固め)KENSO ×谷嵜なおき
※ブレーンバスター【KENSOの話】「今日、上海IGF、東方英雄伝。最悪の試合だよ。オレ先生なんだけど、彼らの先生なんだけど。最悪」
【谷嵜の話】「なんだあれ、中国人、差がありすぎる。神龍ともうひとり、差がありすぎる。ずるいよ」
◇第6試合◇
▼東方英雄伝スター対決/30分1本
○藤田和之 ケンドー・カシン(9分6秒 逆エビ固め)船木誠勝 ×王飛(試合終了後)
サイモンCEO「今日はご来場いただいたみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。11月16日は中国プロレス協会にとってけっして忘れない日になると思います。ここから歴史的な1ページが始まりました。そして今後もどんどん大会を開いていきます。すでに12月17日から21日には中国の深浅で大会をおこないます。そして22日はツーハイで大会をおこないます。来年は日本、そして中国、どんどん大会をしていきますので、どうぞご期待ください。中国人選手はまだまだテクニックや技が足りないかもしれませんが、今後とも練習を重ね、どんどん強くなっていきます。必ずいい選手にみんななっていきますので、温かい目で見守ってください。そして日本人選手は、どうぞ肩を貸してあげてください。よろしくお願いします。最後に東方英雄伝でちょっと盛り上がって締めたいと思います。上海道場のムードメーカーでもある、コーチのKENSOさんにマイクを渡したいと思います。そしてKENSOから道場生をひとり選んでください」KENSO「しゃべってもいいですか! ちょっと待て、オマエら生きてんのか、死んでんのか、どっちなんですか! しゃべってもいいですか! いいですか!(×2)」とシャウト。つづけて「OK! いまからやります。“1、2、3、ダー!”じゃないですよ(×2)。いまから“イー・アル・サン! ジャーヨー!”いいですか。“イー・アル・サン! ジャーヨー!”。一回練習します」と説明し、「いくぞ!」とやってみるも、声がそろわずに「全然ダメ!」とダメだし。「もう1回やります。いくぞ! いくぞ! イー・アル・サン、ジャーヨー!」
(KENSOは「OK! 僕の生徒のなかから一人…」と選ぼうとするも、会場からは「長谷川!」の声。これを聞いたKENSOは「長谷川? 長谷川は中国で一番押したいやつじゃないから。長谷川じゃなくて、ちゃんと決まってるから」と言うや、常を指名。常は中国語で叫ぶと、「イー・アル・サン! ジャーヨー!」)
【試合後の船木&王飛】
――試合を終えた今の心境は?王飛「デビュー戦で負けてしまいました。でも、私は若いです。今後のプロレスラーとしての道は長いです。次の試合は絶対に勝ちます」
――初めてプロレスラーとして試合をしてみてどうだった?
王飛「パートナーや相手は本物のプロレスラー。本当に強いし、素晴らしい選手だと思いました。自分ももっともっと頑張ります」
――船木選手から見た王飛選手の印象は?
船木「正直、デビュー戦とは思えないぐらいよかったですね。ちょっと心配したんですけど、無駄のない動きで。まあ、1つ1つの技は荒いですけど、それは場数を踏めば必ず自分のものになりますんで。まず何よりも、このアメリカ人にも負けない体。これは1つの財産ですから。東洋人でここまで凄い人はなかなかいないんで、本当に出来るだけ強い人と…。今日も藤田、カシン。できるだけ強い人と当てて、場数を踏ませたほうがいいと思いますね。ドンドン強くなると思います。あとは、自分自身でプロレスを人前でやることを楽しんでいるんで。それは本当に普通の日本人の練習生には考えられないですね。それは物凄くいいなと思いました。向いていると思います」
――そういう意味では、この団体にも可能性がありそう?
船木「彼が1人ちゃんとスターになれば、ずっとやっていけると思うんでね。若いスターが1人いれば、団体は続きますね。彼の肩にかかっています、全部」
――対戦相手についてはどうった?
王飛「藤田さんとカシンさんは大先輩ですから、凄く勉強になりました」
船木「彼の年齢と、例えば同じ年齢の日本人選手を比べたときにどうか。凄いものを持っていますんで、それは財産だと思います。末恐ろしいですよね。これで、試合が終わった顔ですから。まだまだ、もう1試合できそうな(笑)」
――これから東方英雄伝を引っ張っていく立場になるが?
王飛「今回の試合は負けてしまいましたが、今後、東方英雄伝の全中国人選手はもっともっと練習を頑張ります。今後の東方英雄伝を応援よろしくお願いします」
――船木選手個人としても藤田選手と対戦したが?
船木「17年前、彼が初めてPRIDEに出る前に、パンクラスの道場で一緒に練習した記憶があって。17年ぶりなんですけど、彼も彼でああいう肉体を持っていますんで。なかなかいない素材ですから。そういう意味では、やっぱり特別だなと思いましたね」
――ネクストも?
船木「彼も帰ってきたばっかりなんで、まだ調子が戻ってないと思います。もうちょっとですね」
【KENSOの話】「僕が一から教えた選手たちが今日は凄く頑張ってくれて。今後的なことは、技とかそういうところじゃなくて。僕が常に言っていることは、自信を持ちなさいということ。もうリングに立ったら自分しかいないんだからと。その自分に自信を持つというところをみんな凄い理解してくれてよかったと思います。今日はありがとうございました。これから中国に行って興行をやってくるので、今度また大きくなって、戻ってくると思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました」
【カシンの話】「やっぱり、東方英雄伝もNEWもIGFも変わらないですね。また、東方英雄伝に大仁田厚を…(と言いながら立ち去る)」
IGFの新ブランド「東方英雄伝」の 日本旗揚げ大会が開催され、第0試合が終わるとオープニングセレモニーが行われ、赤と青の獅子舞が乱舞、全選手が挨拶して大会がスタートした。
メインは期待の新人である王飛が船木と組んで藤田&カシンと対戦、王飛は果敢にもカシンをロープに押し込んだ際に張り手を見舞い、船木のリードでカシンを捕らえる。そして船木と対峙した藤田は、船木に腕十字で捕獲され、藤田が上になっても首投げはヘッドロックで捕らえ、王飛が藤田にエルボーからスリーパーで捕らえるが、藤田は立ち上がって投げ、レフェリーがチェックしている間に控えのカシンが股裂きで強襲する。
船木は打撃の連打で藤田を倒すと、王飛はソバット、低空ドロップキックで攻め込むが、叩き落した藤田は王飛を逆エビ固めでガッチリ捕らえ、きつい角度で捕らえられた王飛はギブアップ、藤田組が貫禄の勝利を収める。第4試合では中井が劉と対戦するが、中井が打撃や関節技で圧倒するが、中井の三角絞めを持ち上げて叩きつけた劉はハイキックで反撃、しかしロープへ走った際に林が足を引っ張り倒すと、劉は奥田と林に気を取られている間に中井が急所打ちからアイスドライバーで3カウントとなり、試合後には中井、奥田、林で劉を袋叩きにすると定ら中国軍が駆けつけて乱闘となった。本来ならヒール的役目は村上会の村上和成の役目だが、姿を見せず(ZERO1とのトラブルが原因なのか?)、これからはDDT/DNAでヒール的立場だった奥田が中井、林と共にヒールとして村上会の代わりをする気なのか…
セミでは今日2試合目のKENSOはDRAGON GATEとの契約が切れた谷嵜と組み、神龍&王俊と対戦、KENSOは攻める王俊に「タイム」と止めると、この隙に張り手から腰紐スリーパーで捕獲、場外戦でもイス攻撃で王俊を痛めつけ、プロレスの厳しさを叩き込む。
終盤には神龍が谷嵜をかめはめ波からジャイアントスイングで回転すると、王俊のラリアットの援護を得てブレーンバスターを狙うが、着地した谷嵜はジャンピングニーで攻め込むも、神龍が叩きつけてからのブレーンバスターで3カウントとなるも、KENSOは厳しい表情を浮かべていた。「東方英雄伝」が旗揚げも、中国人選手のキャリアがまだ浅かったのもあるが、まずまずの内容も、コーチ役のKENSOは厳しいコメントを出すなど、課題を残す結果となった。
そして観客動員はアントニオ猪木側であるISM同様、前売りの段階で完売とされながらも、空席が大いに目立ち、満員とされているが、観客の大半は中国人や特典の牛丼目当てだったこともあって実際は苦戦。サイモン氏が前日に急遽カシンが出場している東京愚連隊興行に出向いてPRしたが、苦戦は想定外だったのかもしれない。
これで猪木のISMとIGFの東方英雄伝はどっちが軍配が上がるのかというと、ISMは団体ではなく単なるプロモーションで、売り出したいのは猪木だけに対し、IGF側は将来のある選手を抱えていることを考え、長い視野で見るとIGFの東方英雄伝に軍配は上がるも、ZERO1とのトラブルや招待券のバラ撒き、そしてIGFでも高山善廣の支援基金を募りつつも「高山善廣氏」と引退しているかのように扱ったことを考えると、いくら将来性はあっても団体の体質は以前のIGFのままだったら厳しいとしか言いようがない。カシンは試合後に「やっぱり、東方英雄伝もNEWもIGFも変わらないですね」と発言したが、あながち外れてはいないのだ。
今日は新たな第一歩。
リンよくやった。
最高な奴見つけたぜ〜
結果は負けなのか?
え?
でも最後にリングに立って相手をボコボコにしたのはおれら。
どっちがやばいか見てわかるだろ?
これから楽しみだな〜#igf #東方英雄伝#奥田啓介 pic.twitter.com/5XRu4dNh7r
— 奥田啓介@IGF所属 (@mosn_am) 2017年11月16日我们是最好的团队 pic.twitter.com/aYZ6fsF3Mh
— NEW上海-林栋轩stan (@Stan1164754152) 2017年11月16日東方英雄伝旗揚げ戦、かなりキツイ.痛い.そして熱い試合が出来ました!奥田とはデビュー戦以来の対戦は正直嬉しかったです、だが俺らの戦いはこんなもんじゃないです、まぁもう1人のデメキン野郎はどうでもいい…そしてパートナーの常!今日勝ったのは彼です!東方英雄伝のスターになる存在です! pic.twitter.com/xZLw6zG5ob
— 定アキラ (@8QS1rfEN7fd36YM) 2017年11月16日今日の大会に来てくれたみなさん本当にありがとうございました。来月は中国での大会ですがまた日本でもしますので。よろしくお願いします
— Simon (@IGFSimon) 2017年11月16日 -
一騎打ちを迫る青柳に永田がエキサイト!ヤングライオン杯は川人、岡、北村が2勝目!
11月16日 新日本プロレス「LION’S GATE PROJECT9」新宿FACE 467人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[2勝=4点]○岡倫之(13分22秒 逆エビ固め)[2敗=0点]×成田蓮【岡の話】「これが新日本プロレスのヤングライオンの闘いだ。派手な技をやればいいってもんじゃないんだよ。ジャック・ハマーや回転延髄蹴りみたいにヤングライオンという与えられた役目を真っ当出来ずに上なんか行けるもんかよ。カッコ悪くたって地味だってオレはヤングライオンを真っ当し、ヤングライオン杯を優勝し、新人らしく闘って新人賞を獲る。東スポも週プロもそろそろ新人賞を決める頃だと思います。一言アドバイスをするなら誰がその新人賞の価値を将来ハネ上げられるか考えていただきたい。案外オレみたいな華もない、つぼみもないヤツがデカイ実をつけるかもしれないですよ。ありがとうございました」
【成田の話】「クソッ!今日で2敗目。最初はオレが先制で攻撃していたけど、やっぱり岡さんのレスリング技術には勝てなかった。悔しい!次は北村さん。北村さんもレスリングの猛者。今日以上にレスリングで互角に闘えるように頑張ります」
◇第2試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[2勝=4点]○北村克哉(10分4秒 片エビ固め)[2敗=0点]×海野翔太
※ジャックハマー【北村の話】「This is my time! This is my house! This is my tournament! Can you see me now? Who’s next?」
【海野の話】「(※頭を押さえながらインタビュースペースに現れ)今日で分かったことがひとつだけある。口だけだった。上には上がいる。あんまり意識してないけど、デビュー戦以来の、レフェリーが海野レフェリー。意識はしてないけど、やっぱ勝つ姿を見せたかったし、もっと強い自分を見てほしかった。北村、次は負けねぇからな! 『WORLD TAG LEAGUE』も出れてねぇし、結果も残せてないけど、これから先、絶対、絶対、一番最初に言ってたみたいに、新日本プロレスの天下を取ります!クソーッ!」
◇第3試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[2勝=4点]川人拓来(6分43秒 体固め)[2敗=0点]×八木哲大
※回転延髄斬り【川人の話】「気持ちとかぶつかってくるところはデビュー戦の頃より成長がみられたんじゃないですか?でもまだまだオレだってな次のステップ考えてんだ。こんなところで止まっているわけにはいかねぇんだよ。必ずこのヤングライオン杯優勝してやる」
◇第4試合◇
▼30分1本
○天山広吉 中西学(11分55秒 アナコンダバイス)×ダイナソー拓真 吉野コータロー【中西、吉野の話】
中西「オマエ、どこまで日本語しゃべれんのや⁉︎」吉野「チョット!」
中西「ちょっとかい!」
吉野「チョット!」
中西「まぁえぇわ! オマエ、オモロいけど骨もあるからな! 次組むか!」
吉野「オー!(※うなずく)」
中西「組むか!」
吉野「オー!」
中西「オモロいやろ! オッケーオッケー!」
吉野「クム!」
中西「世間に何言われてもかまへんわ! (※報道陣に)好きに書いとってくれ! このアフロとやったるわ!」
※2人でガッチリと握手して一緒に控室へ。【天山、ダイナソーの話】
天山「今日は、中西と組んだのが何年ぶりかっていうか、何回目か知らんけども、めったにないことなんですけど、相手がまぁ、得体が知れないっていうか、何回かこの『LION’S GATE』ではやってるけども。やっぱね、あんな若いヤツらは上にのし上がろうっていうのを持ってやってるから、ああいうギミックも一生懸命、精一杯やってるっていうのが見えましたからね。今日だってやっぱり最後まで食らいついてきて。新日本やったら、短時間で終わってもいいような相手ですけども、やる気もあるし根性もあるし、ただの見せかけだけのギミックじゃないっていうのも分かったしね。俺自身もそういうやる気も情熱もある若いヤツらが相手になって、やりがいがある、倒しがいがあるし。今日なんか、最後ホンマダイナソー、アイツの気持ちが分かったし。次は、俺と中西が組んでもオモロないし、やったら俺とダイナソーが組んで、あの2人とやってもいいし。何か試合やって、そういう、もっと面白いことやりたいなと思ったし。そういう意味では、これからちょっとダイナソーと話して。話が通じるのか分からんけども。次回の大会ではやりたいなと。
それはさておきね、明後日から『WORLD TAG LEAGUE』も始まるしね。今年、2017年はここ最近あんまりいい成績を残せてないからね、テンコジとして出るからには、すごいタッグチームがたくさんいますけども、テンコジがしっかりと輝けるように、2人で今年を締めたいなと。
先日、俺の師匠であり、コジの師匠でもある大剛鉄之助さんが亡くなったっていう一報も聞いたし。大剛さんには何の恩返しもできないまま逝ってしまって、そういう意味ではしっかりと天国の大剛さんに向けてのいい成績を残して、大剛さんに捧げたいなっていう気持ちですね」──今日のフィニッシュも。
天山「そうですね。大剛さんに練習とかいろんなことを教えてもらって、その大剛さんに教えてもらった大剛式バックドロップを、ここ何年もやってなかったんですけど、今日は大剛さんに届けようという気持ちでやってみました。すごいいい感じで決まったんで、これからも一つ一つ、大剛さんの思いをしっかりと胸に刻んで、『WORLD TAG LEAGUE』もやっていきたいですね」※ダイナソーが現れる。
ダイナソー「ウガ、ウガガ!」天山「遅いぞオイ! 次はどうすんねん⁉︎」
ダイナソー「ウガ!ウガ!」
天山「俺と組むか! やろうぜ!」
ダイナソー「ウガーッ!」
天山「この新タッグというかね、まぁテンコジもありますけども、次の12月、『LION’S GATE』でやろうやないか!」
ダイナソー「ウガ! ウガーッ!」
天山「オッケー? オッケー! よろしく!」
※2人でガッチリと握手。──コミュニケーションは取れたんですか?
天山「目と目を見れば、しっかりとね」◇第5試合◇
▼30分1本
○田口隆祐(10分31秒 オーマイ&ガーアンクル)×GO浅川【田口の話】「おい!GO!GO!最後いいドロップキックだった。キャリア2年ですか?結構追い詰められました。危なかった。最後にもらった投げ技効きましたね。なんとか意識飛ばさずにいれたからよかった。体重を生かしたレスリング。一つ一つ重みがあって、いい選手だと思います。まあそういう意味もあって最後にグータッチを求めましたけども拒否されました。そうでなくちゃね。グータッチしてるようじゃね若手としてダメだよね。またやるときがあれば胸を貸すとかなく闘いたいね。これから伸びる選手だと思います。レスリングも上手かったです。打撃も重みがあるし、投げ技もキレがあるし、経験を積めばすごくいい選手になると思います。負けないように頑張ります」
【浅川の話】「あ~めっちゃいい選手やん!めっちゃいい選手やんけ!でももうええわ!団体対抗戦の気持ちで来てるからタグチジャパンのノリになんか乗らへんよ!でも今度も闘いたい!今度やるときはオレが勝つでしょう!ありがとうございました」
◇第6試合◇
▼30分1本
永田裕志 ○小島聡(15分14秒 体固め)青柳優馬 ×兼平大介
※ラリアット(試合終了後、青柳が永田へ急接近。そこから2人がエキサイトして互いの胸板を突き合い、さらにエルボー合戦が勃発。一方、小島と兼平も番外戦を繰り広げ、ヤングライオンたちと全日本プロレスの岩本煌史、野村直矢、岡田佑介が止めに入る。これで一旦引き離された青柳だったが、なおも永田へ襲い掛かる。その混乱がようやく収まる)
永田「オイ、お前のやる気はわかったよ。だから今日は顔を洗って出直して来い」(すると青柳はゆっくりと永田へ近づき、シングル戦を要求。これを永田も受けて立ち、場内が盛り上がった。、ようやく青柳が退場する)
小島「本日は『LION’S GATE』ボリューム(PROJECT)9、ご来場いただきまして、まことにありがとうございます!(※大歓声『小島』コール)ありがとうございます。『LION’S GATE』、第1回から参加させてもらい、早9回目。まだ参加させてもらってます。ありがとうございます(※大拍手)。そして、回を重ねるごとに、我々はどんどん若返ってしまっています(※場内笑)。たぶん、いまの私と永田裕志の体は、二十歳ぐらいの…20…25、6ぐらいの…30…32、3ぐらいの! バリバリの体になっていると思います!(※大歓声) というわけで、また第10回、皆さんと一緒に、「いっちゃうぞバカヤロー!(※大歓声&『小島』コール)」【永田、小島の話】
小島「さっきリングでも言ったけど、『LION’S GATE』が繰り返されるたびに、俺の身体はどんどんどんどん若くなっていってるから。今は25、いやハタチ、頭の中は17〜18、それぐらいかもしれねぇぞ! それぐらいフレッシュな気持ちになってるから。そういうものを踏まえて、『WORLD TAG LEAGUE』に臨みたいと思います。タッグリーグっていうのは、本当に、1+1が2じゃないんだよ! 何百回も言ってるよ! テンコジは、1+1が200だ! 何倍か知らないけど。とにかく、また明後日から『WORLD TAG LEAGUE』、思う存分暴れたいと思います!」永田「今日、札止めのお客様は非常にラッキーだと思います。なぜなら、これから試合数が限定される永田裕志の試合を隈なく見ることができたんで。今日のお客さんは非常に役得というか、貴重なものを見れたと思います。そう思ってもらえるようなファイトもできたと思いますし」
──その中で青柳選手が突っかかってきました。
永田「やっぱり嗅覚というか、そういうものを心得てるなと思いました。僕に突っかけてくる時点でね。『LION’S GATE』に来たからには、どこに矛先を向ければ面白いか、自分のステータスを上げることができるかをよく分かってる選手ですよね。ま、間違いなく彼は僕の知らない全日本プロレスで、今日はまだちょっと触れただけですけど、打てば響くなっていうのは十分感じたんで。挑戦表明もあったし、これからどうなるか分かりませんけども、彼とやるのは僕も楽しみだし、青柳選手にとっても、永田裕志に触れることが彼のキャリアにとってもものすごいプラスになると思いますね。早く決まってほしいなと思います」──明後日から『WORLD TAG LEAGUE』が始まりますが。
永田「新日本プロレスのファンの皆様には、“お待たせしました!”ってとこですかね。さっきも言ったように、永田裕志の貴重な試合がこれから見られるんで。『WORLD TAG LEAGUE』はね、まだ卒業させてもらえないみたいなんで、そこで永田裕志の凄さ、中西学の強さというものをね、日本列島各地で、存分に見せつけていきたいなと思います。ま、前のシリーズは1試合だけでしたけど、僕はイギリスに行っていい試合もできたし、今日の試合を経て『WORLD TAG LEAGUE』を迎えるという点ではいい状態を作れたと思います。楽しみです。『WORLD TAG LEAGUE』に向けては、俺と中西学の痛み、強さ、底力というものを存分に現在の連中には味わってもらいたいと思います。その準備は整ってます」【青柳の話】「もう一回、もう一回だ! 永田裕志、もう一回やらせろ! 俺まだ負けてないからね! まぁチームの負けは俺の責任でもあるけど、次、永田裕志とシングルマッチ組んでくださいよ! ここ『LION’S GATE』でお願いしますよ。次、いつですか? もしまだ枠があるなら、僕を呼んでくださいよ! つぎ、アジアタッグのベルトと、全日本の世界最強タッグ決定リーグ戦の優勝トロフィーを持ってここにやってきます。永田裕志とシングルマッチ組んでください」
【兼平の話】「もしかして、『LION’S GATE』に出てる中で、僕が一番団体もちっちゃくて、知名度もないかもしてないすけど、でも、僕はただ、『有名な人と試合ができてよかったです』で終わるつもりは全くないんで。今日ピンフォールを取られた小島さん、もしチャンスがあるなら、次の『LION’S GATE』でリベンジさせてください。僕はこのまま終わって帰るわけにはいかないんで。僕は絶対に、次、小島さんを倒して、絶対にプロレス界でのし上がってみせます!」
「LION’S GATE PROJECT9」のメインで永田が小島を組み、全日本プロレスの青柳とHEAT UPの兼平組と対戦。小島を狙う青柳が先発に出て、小島と攻防を繰り広げるかと思いきや、控えの永田を強襲、まさかの強襲を受けた永田はイスを持ち出そうとするがレフェリーに制止され、今度は小島から交代を受ける永田を青柳がまた強襲をかけ、永田をコーナーに押し込んで兼平と共にストンピングの連打を浴びせる。
永田は交代を受けた兼平を攻めてナガタロックⅡで捕らえるが、今度は青柳が永田の頭部にストンピングを入れてカットに入ると、永田が激怒し小島に交代してから青柳を逆に強襲、場外へ出してバックステージ入口や客席で青柳を痛めつけ、その間にリング内では小島が兼平を攻め込み、永田と共に集中攻撃を加える。
劣勢の兼平は小島のいっちゃうぞエルボー狙いをかわしてパワースラムを決めると、交代した青柳は控えの永田を強襲してから小島を攻め込み、交代した永田は田がミドルキック、張り手の連打、串刺しビックブーツ、エルボーで浴びせ、青柳も旋回式クロスボディーアタック、フォアアームと応戦するが、永田はエクスプロイダーで投げる。
交代した小島はマシンガンチョップからいっちゃうぞエルボードロップで兼平を攻め込むが、ローリングエルボーがかわされると、兼平はニーリフトの連打、時間差ロープワークから飛びつき腕十字で捕獲、小島は慌ててロープに逃れるが、その間に永田は青柳と場外乱闘を展開する。
兼平は小島の顔面にニーからバックドロップを決めるが、連発は阻止され突進すると、小島のラリアットが炸裂して3カウントを奪い、新日本側が勝利も、試合後も青柳が永田を襲撃し、慌ててヤングライオンや、岩本煌史ら全日本勢が割って入るが、今度は永田が青柳を襲撃して一触即発となる。
そして永田が青柳に「顔を洗って出直して来い」と言い放つと、青柳はシングルでの一騎打ちを要求、永田は受けて立つ構えを見せた。
終盤で兼平が小島を慌てさせるも、試合全体で目立ったのは永田に積極的に迫った青柳だった。これだけ永田を怒らせたのは青柳の成長なのかもしれないが、永田にしてみれば秋山準チルドレンである青柳は痛めつけがいのある相手なのかもしれない。
セミの田口vs浅川は、浅川からヒップアタックや腿パットと掟破りを仕掛けるも。田口もヒップアタックから腿パット、後頭部へ打ち込み、足攻めを展開しつつ笑いを織り交ぜるなど余裕を見せつける。
浅川はボディーブローで反撃してランニングエルボーアタック、田口のヒップアタックもアトミックドロップで迎撃してストレッチプラムで捕獲するが、串刺し狙いは田口がヒップアタックで迎撃、座り込んだ浅川にヒップアタックを連打も、ギタった田口に浅川がドロップキックを放つと、、ラリアットを狙うが、かわした田口はアンクルホールド、どどん狙いは浅川がサムソンクラッチ、田口のヒップアタックをキャッチして背負い投げで叩きつける。
浅川のエクスプロイダーを阻止した田口はケツイェからどどんは浅川が丸め込むも、田口がオーマイ&ガーアンクルで捕獲、浅川はたまらずギブアップで勝利も、試合後は手を差し伸べる田口に浅川はドロップキックで拒否するなど意地を見せる。
天山&中西vsダイナストーンズは、序盤こそは天山組がダイナソーを狙い撃ちするも、吉野が入って中西を連係で捕らえて反撃、天山も倒して二人同時のショルダータックルを決めるが、Wブレーンバスター狙いは、中西が二人まとめてブレーンバスターで投げてしまう。
しかしダイナソーが奮起して天山と中西をまとめてスピアーで浴びせ倒すと、デスバレーボムからモンゴリアンチョップで攻めるが、マウンテンボムを決めた天山が、大剛式バックドロップからアナコンダイバイスでギブアップを奪い、亡きジョー大剛さんを偲ぶと、中西は吉野をバックステージへと連行してタッグ結成を呼びかける。ヤングライオン杯は、まず岡vs成田はグラウンドでリードを奪う岡に対し、成田は岡が痛めている右膝を攻め形成を逆転させる。挑発する成田に怒った岡は水車落としで反撃するが、ベリー・トゥ・ベリー狙いは足に踏ん張りがきかず、逃れた成田は顔面に張り手から逆にベリー・トゥ・ベリーから逆エビ固めで捕獲し、岡を追い詰める。
成田は串刺しを狙うが、岡はカウンターでのショルダーで迎撃しマウントエルボーの連打から豪快なボディースラム、クロス式キャメルクラッチ、逆エビ固め、成田を追い詰めるとぶっこ抜き式でのベリートゥベリーから逆エビ固めで成田がギブアップ、岡が2勝目をマークする。北村vs海野は、突進する北村を低空ドロップキックで捕らえた海野は足攻めを展開、北村は逆水平一閃で反撃するも、海野はミサイルキック、串刺しエルボーの連打で譲らず、時間差ロープワークからランニングエルボー、逆エビ固めで捕らえるが、北村はプッシュアップで脱出、それでも突進する北村をドロップキックで迎撃した海野は天龍源一郎ばりのダイビング背面エルボードロップを投下、突進は北村がスピアーで迎撃して、今度は北村が突進も、リーブロックでかわした海野はジャーマンで投げる。
海野は逆エビ固めで捕らえ、ストンピングから顔面張り手の連打を落とすも、ボディースラム狙いを切り抜けた北村は逆水平からスピアーを炸裂させると、最後はジャックハマーで3カウントを奪う。川人vs八木は、エルボー合戦から八木が川人をコーナーに押し込めてストンピングの連打も、レフェリーが制止も突き飛ばし、グラウンドを仕掛けるが、川人が腕十字で反撃し。川人がサッカーボールキック、腕をマットに叩きつけてミドルキック、徹底した腕攻めと主導権を握る。
八木がドロップキックで反撃し、串刺しエルボーの連打、ヒップトスから逆片エビで捕らえるも、ロープに逃れた川人は八木が逆エビ固めをカサドーラで切り返し、突進する八木に川人がドロップキック、腕十字は逃れられるが、スワンダイブミサイルキックからドリームキャストで3カウントを奪った。ライオンズゲート・9、終了。
相手チーム、青柳&兼平の血気盛んな攻撃が凄かった。
兼平君と多くやり合い、凄く刺激になった。
まだまだプロレス界には、若くて良い選手がいっぱいいる。
また頑張らなきゃ。
ご声援ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年11月16日今宵新宿FACE大会では小島さんと組んで阿尾山羊夕間、課寝火羅台洲系と戦ったゼァ。俺の知らない全日本プロレスの選手に喧嘩吹っ掛けられて面白いと感じました。そのうち戦うことになるでしょう。彼には永田裕志を骨の髄まで体感してもらいましょうか(笑)。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年11月16日ライオンズゲート新宿フェイス大会超満員大興奮大盛況で終了。次回のライオンズゲート新宿大会も今回同様選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみにしています。明後日のワールドタッグリーグ戦後楽園ホール大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしてます。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2017年11月16日自分なりに楽しく厳しく試合してたのに、いつの間にか田口選手の手のひらの上だった。
率直に言って、田口選手と対戦できて本当によかった。プロレス界にいてこんなに上手い選手ってなかなか出会えないからね。感謝です。#kdojo#njgate
— GO浅川 (@GoAsakawaGo) 2017年11月16日とりま、今日の試合のおかげで勝ちへの意欲が更に増したよ!俺がここで挫けてたまるか!!!!
おとなしく丸く収まるつもりはないよ!
なにがなんでも勝ちにいく。これからも攻めていこう。
すべてをひっくるめて今日は感謝。#kdojo#njgate
— GO浅川 (@GoAsakawaGo) 2017年11月16日ライオンズゲート終わり
吉野、ダイナソー、浅川みんな玉砕
負けて当たり前と思うな!この悔しさを忘れるな!!
ヤングライオンの戦いは熱くて良いなぁ
監督のうまさが際立ったな
試合見てたらめちゃくちゃ試合したくなった
日曜日の千葉ブルーフィールド大会で爆発させよう!#kdojo#njgate pic.twitter.com/irqn1fWP6G
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年11月16日 -
いよいよラストスパート!優勝決定戦に進出したのは潮崎と拳王!
11月14日 NOAH「グローバルリーグ戦2017」大阪世界館 248人超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○齋藤彰俊 熊野準(10分8秒 片エビ固め)小川良成 ×井上雅央
※スイクルデス◇第2試合◇
▼20分1本
モハメド ヨネ ○クワイアット・ストーム(5分24秒 片エビ固め)コーディ・ホール ×シェルドン・ジーン
※50cm腕ラリアット◇第3試合◇
▼30分1本
○マイバッハ谷口 Hi69(8分52秒 体固め)×大原はじめ 田中稔
※マイバッハボム・ツヴァイ◇第4試合◇
▼30分1本
原田大輔 ○YO-HEY(9分50秒 YO-ROLL)タダスケ ×HAYATA【タダスケの話】「よしゃ、よしゃ。これで準備は整ったなあ。あいつ…だいぶイラついとったな。もうこれで俺のモンや。11・19、新しいチャンピオン生まれるぞ? お前ら逃さず“劇場"に来いや」
【試合後の原田】
――残すは後楽園のみとなったが?原田「もうタイトルマッチうんぬんじゃなくて、あいつ(タダスケ)が何やりたいのかさっぱり分からない。あいつは何をやりたいねん!? 前哨戦でお互いやり合ってタイトルマッチに持っていったほうがええちゃうんか? なんやねん、今日の試合は。あいつの考えがまったく分からん」
――タダスケは作戦通りだったようだが?
原田「まぁええ。今日みたいな試合はシングルマッチじゃでけへんからな。タイトルマッチはとことんあいつを叩きのめします」
――パートナーでもあるが、かなり感情的になっている?
原田「チームとかは戦いなら関係ないんで。ホント、一人の男としてタダスケを倒します。あとあいつは“逆襲のタダスケ"とか言ってるけど、そんなしょうもない“ピンク映画"みたいなタイトル…あいつは所詮、そんな男ですよ」
◇第5試合◇
▼杉浦貴復帰特別試合
杉浦 貴 ○潮崎豪(15分1秒 体固め)関本大介 ×野村卓矢
※ショートレンジ豪腕ラリアット【試合後の潮崎】
――本来であれば岡林との公式戦が組まれていたこの大会で、同じ大日本の関本とやり合った形となったが?潮崎「そんなことやってるウチに忘れちまった! 関本大介…おもしろいよね。グローバル・リーグ戦も今日で公式戦は最終日。その最中にいい刺激をもらいましたよ。そして組んだ杉浦貴にもより熱い刺激をもらえたし。組むのは今回だけだろうけどね。杉浦貴との戦いっていうのも、俺はこれからも熱く燃え上がらせないといけないと思うから」
――杉浦は同様にタッグを組んだ丸藤とは試合後に握手したが、潮崎選手とはしなかった
潮崎「俺も握手は求めてないしね。そういう気持ちのほうが逆に俺はありがたいしね」
――優勝決定戦に上がれるかどうかはメインの結果待ちだが?
潮崎「結果待ちでも、しっかり俺はノアのため、そして自分のためにも、決勝まで行って優勝しないといけないと俺自身は思ってるんで。俺自身のその希望が、プロレスリング・ノアの希望になればいいなと思ってますし。そうならないといけない」
◇第6試合◇
▼グローバル・リーグ戦2017」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○田中将斗(13分5秒 エビ固め)[4勝2敗1分=9点]×中嶋勝彦
※スライディングD【試合後の田中】
――試合を振り返って?田中「一発一発凄いね…。でもここで勝たなかったら、面白くない流れになっとったかもしれへんし、ぶっちゃけ勝ててほっとしてる。ここで負けて、中嶋が決勝行ったところで、おもろないと思うし。それにこのグローバル・リーグ、誰が引っ張ってきたか?って言われたら俺やと思っとる。もうこの後の結果次第やけど、プロレスの神様が俺を求めてるんであれば、俺が決勝に上がるはず」
――今はリーグ戦を振りかえることはしない?
田中「うん。ここでしゃべってるよりも、次の試合の結果が知りたいから、あいつら(拳王vs小峠)の試合が見たいっていうのが正直な気持ち。俺は次の後楽園で優勝決定戦のリングに上がるつもりで、今はあいつらの試合を見たいと思います」
◇第7試合◇
▼グローバル・リーグ戦2017」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝1敗1分=11点]拳王(10分3秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]×小峠篤司
※ダイビングフットスタンプ【拳王の話】「決勝進出だ。おい! ノア=丸藤、杉浦? そんな時代はよ、もう俺が終わらせてやるよ! リーグ戦、俺が優勝して、“ノア=拳王"。そういう時代を作ってやるからな」
◇第8試合◇
▼グローバル・リーグ戦2017」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝1敗1両者リングアウト=10点]○マサ北宮(14分37秒 片エビ固め)[4勝1分1両者リングアウト=9点]×丸藤正道
※スピアータックル(試合終了後に潮崎が登場)
北宮「良く出て来てくれた。決勝進出が無い俺がしゃべるのも申し訳ないが、俺を倒して決勝に上がるんだったら、きっちり優勝さらってもらう。そしてテメーの前にキッチリまた俺が立つ! グローバル・リーグ覇者の潮崎豪からキッチリ勝ちをもぎ取ってやるよ! 覚えとけコノヤロー!!」潮崎「マサ、お前は凄いよ。俺が勝てなかった丸藤正道を2年連続で倒した。俺とも同じ勝ち点だろ? ここで同じ勝ち点同士、やりたいところだけどね…ルールはルール。キッチリ俺が決勝行って優勝したら、その時、またやろうや」
(北宮が去ると、入れ換わるように今度は拳王が登場)
拳王「今の二人の長〜い友情ごっこ。飽き飽きするよな? 北宮と潮崎? テメーが優勝してもう一回やる? そんなの実現するワケねえだろ。なぜなら俺がグローバル・リーグ、優勝するからだ」潮崎「マサ北宮、そして拳王。お前たちにまだ負けるワケにはいかねえんだよ。グローバル・リーグ戦2017、優勝は俺がもらう」
拳王「いつまでもノアは丸藤とか杉浦…そして潮崎! テメーらの時代にしてたら何も始まんねえんだよ、バカヤロー。いいか!? 初出場、初優勝…そして言い続けてきた田中将斗の首も獲った、Bブロックも制覇したこの俺が、新しい時代を築いていってやるからな。大阪のクソヤローども、新しい時代を築く俺にこれからも…ついて来い(場内も拍手、そのまま潮崎と拳王はにらみ合いを展開。潮崎が去る)長い長いリーグ戦も終わって、試合後の長い長い友情ごっこも終わって、あとは決勝だけだ。さっきも言ったけどな、新しい時代を築くのは、この…俺だ」
今回は2ヶ月ぶりにクライマックスを迎えた「グローバルリーグ戦」を開催しているNOAHを観戦するために大阪・世界館を訪れたが、同会場を訪れるのは2011年3月のFREEDOMS以来で6年ぶり、NOAHとしては初開催となると思ったら、西永レフェリーによるとSEMで7年前に使用され、原田も大阪プロレスの所属として参戦していたという。
普段使用しているエディオンアリーナ大阪と違い馴染みのない会場ということで、どういう会場なのかわからないファンも多かったが、用意された椅子はほとんど埋まり超満員札止め、当初行われる予定だった潮﨑vs岡林裕二目当てファンも多かったのかもしれないが、岡林欠場の影響もなかったようだ。Bブロック公式戦はまず中嶋vs田中、この二人は中嶋がダイヤモンドリングで対戦して以来の対戦で、このときは田中が貫禄の勝利、今度はNOAHのエースの一角として中嶋が挑んだ。
序盤は中嶋からサッカーボールキックの連打などでガンガン攻め、エプロンに逃れた田中をフロントハイキックで蹴り落とすと、エプロンダッシュのランニングローキックを浴びせるが、左ハイキック狙いは鉄柱に誤爆してしまい、これを逃さなかった田中はイスで中嶋の左足を殴打、リングに戻ってもレッグロックやインディアンデスロックなどで左足攻めを展開、中嶋も左ミドルで反撃を試みるも、左足を押さえてうずくまってしまう。
田中ペースで試合が進む中で、田中のラリアットをかわした中嶋はドラゴンスクリューで反撃すると、痛い左足を押さえつつも左ミドルの連打を浴びせ、ミサイルキックを発射し、田中のラリアットをかわしてのバックドロップ狙いはDDTで切り返され、串刺しラリアットの連打を浴びるも、田中の右でのラリアットを中嶋は右腕めがけてカマイタチ式ハイキックで迎撃し、田中の左のラリアット狙いもかわしてバックドロップで投げるが、田中も右でのラリアットで応戦する。
田中は雪崩式ブレーンバスターからの垂直落下式ブレーンバスターの連続技を決めると、スライディングラリアットからスーパーフライを狙うが、中嶋はR-15で阻止すると逆に雪崩式ブレーンバスターを決め、田中の顎めがけてトラースキックを放ってからランニングローキックを狙うも、かわした田中はエルボー合戦から打撃戦に持ち込む。
中嶋は田中をカニ挟みでコーナーに直撃させてからターンバックルごと顎を蹴り上げると、トラースキックから前後からのサッカーボールキック、ランニングローキック、そしてバーティカルスパイクで勝負に出るが、背後に着地した田中がショートレンジでのスライディングDを炸裂させ、最後もスライディングDが決まって3カウントとなり、田中が10点目を獲得で全公式戦を終了、優勝戦進出は拳王vs小峠の結果待ちとなる。拳王vs小峠は拳王が勝てば優勝戦進出、小峠が勝って田中に並んだとしても直接対決で敗れているため小峠が脱落が決定しているため、田中が優勝戦進出となる。
序盤から小峠がエンジンを全開させゼロ戦キックで拳王を場外へ追いやると、狭い世界館にも関わらずトペ・コンヒーロを発射、リングに戻ってもダイビングボディープレス、ランニングニー、丸め込みを連発、早くもキルスイッチを狙い、場外戦でも拳王を痛めつけるなど、拳王に休ませる隙を与えない。
リングに戻った小峠はムーンサルトプレスを投下するが、拳王は剣山で迎撃すると、トップロープ上に小峠を固定し走り込んでのミドルキックで放ち、アンクルホールドで捕らえて試合の流れを変える。拳王はドラゴンスープレックスを狙うが、堪えた小峠にそバットを浴びせ、今度は雪崩式ブレーンバスターを狙うが、小峠は頭突きで阻止し、コーナー上に残った拳王の顔面に、ウィル・オスプレイばりに股を通したトラースキックを放ってからランニングパワーボムで叩きつける。
小峠はムーンサルトプレスを投下するが、キックアウトした拳王はドラゴンスープレックスを連発、エルボー合戦からスピンキックを放つと、もう一発は切り抜けた小峠がリバースフランケンシュタイナーを決めるも、すぐ起きた拳王は再びドラゴンスープレックスで投げる。
勝負と見た拳王はダイビングフットスタンプを投下するが、両足立てて迎撃した小峠が首固め、キドクラッチと丸め込みを連発してあわや3カウントかと思われたが、キックアウトした拳王が右ハイキックを連発すると、最後はダイビングフットスタンプで3カウントを奪い、11点目を獲得。拳王が優勝決定戦進出を決める。Aブロックは潮崎が既に10点で全公式戦を終えており、丸藤が勝てば11点で優勝戦進出、北宮は丸藤に勝って潮崎に同点となったとしても、潮崎との直接対決では敗れているため脱落が既に決定となっている。
序盤は丸藤の逆水平を警戒する北宮しつつ、豪快なボディースラムで丸藤を投げるが、北宮の串刺し狙いをかわして鉄柱に誤爆させた丸藤はロープ越しでの見えない角度からのトラースキックから首をねじ切るようなネックロックで首攻めを展開、起き上がり小法師式逆水平からステップキック、河津掛けと四天王プロレスムーブで先手を奪う。
丸藤はパイルドライバーを狙うが、リバースした北宮はフライングショルダーを発射し、コーナーナックルの連打からブレーンバスターで流れを変え、監獄固めを狙うが、しっかりマークしていた丸藤は極まる直前で素早くロープに逃れ、北宮は丸藤をエプロンに連行してエプロン上でのサイト―スープレックスを狙うが、逆襲した丸藤がエプロン上のパイルドライバーを敢行して北宮の首に大ダメージを与える。
北宮をコーナーに押し込んだ丸藤は鞭のようにしなる逆水平を一閃して、串刺し背面エルボーを浴びせる、ブレーンバスターを狙う北宮にトラースキックを浴びせると不知火を狙うが、北宮が阻止して串刺しを狙うと、かわした丸藤が串刺し虎王を炸裂させ、突進するが北宮はスピア―で迎撃する。
丸藤と北宮は逆水平合戦を展開、北宮の胸板に丸藤の手形が真っ赤に浮かびあがるも、北宮はブルブルと上半身を震わせて耐え張り手で押し返してラリアットを放ち、串刺しラリアットからラリアットを放っていく。
勝負に出た北宮はサイトースープレックスを狙うが、堪えた丸藤は虎王、見えない角度からのトラースキックを浴びせ、北宮のラリアット狙いを腕めがけての踵落としで迎撃し、見えない角度からのトラースキック、虎王から突進するが、北宮はカウンターのスピア―で迎撃して強引に押さえ込み3カウント、丸藤は9点止まりとなり、潮崎が優勝決定戦に進出した。試合後に登場した潮崎に北宮がエールを送って退場すると、入れ替わりに登場した拳王は潮崎を挑発するだけでなく、丸藤や杉浦にも宣戦布告を匂わせる発言をして、潮崎と睨み合いを展開、最後は拳王のマイクで大会を締めくくった。
優勝決定戦は潮崎vs拳王という、まさかの組み合わせとなったが、これまで絡みが全く少なかったこともあり、かえって新鮮に見えるかもしれない。拳王は潮崎だけでなく丸藤、パートナーである杉浦をも挑発したことで、優勝した暁には一気にNOAHの主役に踊り出るのか。一方の潮崎はNOAHに復帰してからは期待を裏切ることが多く、また今年に入ってからはシングルで結果を出せない現状が続いていることから、今回のチャンスを逃すと再浮上の可能性すらなくなることも否定できない。
その潮崎は第5試合で険悪な関係と言われる杉浦と組んで、関本と野村の大日本プロレス組と対戦、杉浦と潮崎は今までの関係が嘘のようにタッチワークを駆使して大日本組を分断、試合の主導権を握り、潮崎も関本相手に小橋建太vs佐々木健介戦を彷彿させるような逆水平合戦を展開する。
終盤も杉浦と潮崎が野村をサンドバックタイムで捕らえ、粘る野村を潮崎が豪腕ラリアットで3カウントを奪うが、試合後は杉浦は潮崎との握手を拒否して退場し、まだ二人の間のわだかまりが解消されたわけでないことを無言でアピールする。第4試合のジュニアヘビー級選手権の前哨戦は先発は原田とタダスケが登場するも、タダスケはロックアップをいなしてHAYATAに交代、その後はYO-HEYを捕らえて試合の主導権を握り、原田には徹底的にタッチさせないなど、コーナーに原田を釘づけにする。
YO-HEYが窮地を脱して、やっと原田に交代したが西永レフェリーは交代を認めず、また釘づけにされると、遂に焦れた原田がタダスケに襲い掛かって場外で乱闘となり、その間にHAYATAがYO-HEYをムーンサルトプレスで攻め込むが、キックアウトしたYO-HEYがYO-ROLLで逆転3カウントを奪うも、怒りの収まらない原田はタダスケと殴り合い、そのままバックステージへとなだれ込んだ。#GL2017
辛うじて決勝への切符を掴んだ。
相手は拳王選手。
ノアのために、自分のためにもまだまだ負けるわけにはいかない。
負けられない。
11.9後楽園ホール。
覚悟を持って優勝を掴む。#noah_ghc #GL2017 pic.twitter.com/qxXHTdpOGL
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2017年11月15日グローバルリーグ戦
決勝までいったぞ。
ここまで来たんだ。
優勝して
俺が新しい時代を作ってやる。
11月19日後楽園ホール
見届けに来い。#noah_ghc
— 拳王 (@kenoh_prowres) 2017年11月14日負けた。応援してくれていたみなさん、ごめんなさい。
リーグ戦、決勝に行けず。
拳王、潮崎。若い二人が決勝へ。#noah_ghc
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年11月14日負けた!
あかんかった!
バカヤロー!
チクショー!
最後まで。
ありがとう!#noah_ghc
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2017年11月14日決勝には行けませんでしたが、各所で応援、気にかけて頂きありがとうございました。
試合後同級生Y君が、今日の祝勝会をしてくれると言うので行くと、ちゃっかり割り勘で、ガリガリ君は奢らされました!(^^)!
面白ヘアーは、マイセルフカット‼
*試合写真は格闘技DXさん #noah_ghc #プロレス #zero1 pic.twitter.com/U8Ckf6reQp
— 田中将斗(Masato Tanaka) (@masato_dangan) 2017年11月14日負けた…
今年もグローバルリーグ戦、決勝に進出できず終わってしまいました。
応援してくれたファンの皆さん、ありがとうございました。
そしてごめんね。
気持ち切り替え、また這い上がるのみ!
悔しさを次に繋げます。#noah_ghc pic.twitter.com/D7cPuyiQEY
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2017年11月14日 -
新日本プロレス 2004年11月13日 大阪ドーム事変 番外編 崩壊危機のZERO-ONEを新日本がリングジャック
話は戻って2004年10月8日、両国国技館に長州力が突如出現、当時の長州はWJプロレスが活動停止になりリキプロに属していた。石井智宏を引き連れた長州は「外からやってきた俺がど真ん中にたった。何をやってるんだ新日本!」とアピールすると、永田裕志は登場すると長州は「天下を取り損ねた永田君、良く俺の前に立ったな。今度来るときにはパワーホールを全開で流せ」と挑発、天山広吉も駆けつけるが、長州はリングを後にする。
長州復帰は当時執行役員だった上井文彦氏の仕掛けで、誰にも長州が登場することは明かさず、登場直前で永田に告げた。案の定永田が反応し永田vs長州の抗争が勃発かと思われたが、この直後に上井氏は新日本を退社、長州の存在が宙ぶらりんとなってしまう。
11月13日大阪ドームのに長州のカードが組まれ、蝶野正洋と組み永田、パートナーには長州に対して面白くない感情を持っていた西村修が起用され、試合形式もイリミネーションマッチとされた。試合は開始と同時に西村が猛ラッシュをかけるが、蹴り上げた長州はサソリ固めを狙う。しかし西村はアキレス腱固めで切り返すと、長州はロープに逃れるが西村は離さない。一旦分かれると西村がドロップキックを狙うが、かわした長州はリキラリアットを連発、西村は血反吐なのか口から血を流しながらダウンしそのまま立ち上がれずKO負けとなる。しかしその長州も蝶野と同士討ちになると、永田のサンダーデスドライバーを喰らってフォール負けを喫し、長州は蝶野にもリキラリアットを浴びせると、永田が蝶野にサンダーデスドライバーで3カウントを奪い、永田の一人舞台で勝利となった。しかし事件はここから始まっていた。長州は自分の試合を終え、同日に大阪府立体育会館第二競技場で行われていたZERO-ONEに出場するために移動すると、セミを終えた蝶野が獣神サンダー・ライガー、中西学、邪道、外道らブラックニュージャパンと共に移動バスで長州を追いかけ、府立体育館に乗り込み、そのままZERO1-ONEのリングをジャックし、ZERO-ONE勢と乱闘を起こす、蝶野が長州に対して「どうしてこんなところで試合をしてやがるんだ」と挑発して去っていくと、長州は「これは俺と新日本の問題、でもあいつらがここに土足で上がってきたことは許されないだろ、大谷」と大谷に共闘を持ちかけ、新日本との対抗戦に持ち込もうとしたが、大谷「個人的な闘いならヨソでやってくれ」と拒絶、ファンも支持した。バックステージに戻った長州は大谷に「申し訳ない。お前の言うとおりだ。悪かった。俺のせいだ。ごめん」と頭を下げた。
このときのZERO-ONEは橋本真也による放漫経営によって莫大な負債を抱えて崩壊に危機に晒されており、橋本自身も左肩の負傷だけでなく、経営を中村祥之氏らフロントに任せきりにして、現実逃避するかのようにプライベートにのめり込んでしまっていたが、橋本はZERO-ONEを一旦倒産させ、中村氏を外して新しい側近らと共にアパッチプロレス軍と合併して新会社を設立し、蝶野とのルートで新日本との対抗戦に持ち込もうと画策していた。
橋本は選手らに計画を明かして自身に追随するかを迫り、橋本はみんな追随すると思っていたが、選手達は誰も橋本に追随しなかった。大谷らがなぜ橋本に追随しなかったのか明らかにしてないが、この計画は中村氏を追い出して、橋本の新たなる側近を中心とした計画だったことから、「橋本は慕っているが、もうついていけない」だったのではないだろうか・・・大阪大会2日前の11日の後楽園大会では大谷が「オレたちは橋本真也に捨てられたんじゃねえ。旅立ったんだよ。」と橋本と袂を分かったことを観客にアピールし、選手らが橋本と決別していたことが明らかになっていた。対抗戦の話を進めたい蝶野は試合を出来ない橋本に代わって長州を旗頭にして、新日本vsZERO-ONEを推し進めようとして、ZERO-ONEの会場に乗り込んだ。だが大谷はファンの前で蝶野らを拒絶した。大谷らにしても蝶野と長州の敷いたレールに乗ると、対抗戦を敷いた橋本のレールに乗ることになることから、新日本との対抗戦は飲めなかったのかもしれない。結局蝶野の殴りこみは空振りという結果となり、長州もあくまで新日本だけでなくZERO-ONEの人間ではないため無理強いすることは出来なかった。
大阪大会からしばらくして橋本が弁護士立会いの元でZERO-ONEの活動停止を発表、大谷は中村祥之氏らと共に新団体ZERO-ONE MAX設立へと動き、2005年1月に再スタートを切った。
大谷らと袂を分かった橋本は翌年2005年7月11日に脳幹出血に倒れ、そのまま急死、橋本の葬儀には大谷らZERO1勢も駆けつけるが、新しい側近たちによって焼香も許されず、棺すら担ぐことさえ許されなかったが、夫人だったかすみさんの手引きで遺体には対面することが出来た。
そして大阪ドーム大会が行われた翌年の2005年11月14日、猪木が保有する新日本の株式を全てユークスに売却、これと共に猪木体制の新日本は終焉を迎えた。2004年11月13日の大阪ドーム大会は今思えば、新日本と猪木の方向性の違いが示された大会だったのかもしれない。
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新日本プロレス 2004年11月13日 大阪ドーム事変③果たして猪木から『子殺し』を受けたのは…
メインで行われた中西&中邑vs藤田&カシンは藤田のサッカーボールキックを浴びせ中邑をKOで藤田組が勝利も、試合後に猪木が登場、ダウンしている中邑を引き起こして、怒りの表情で殴り蹴りつけた。実は後年に中邑がカード変更を猪木に抗議しており、猪木は「怒りを見せろ!」と答えるだけで、中邑の抗議を受け付けなかったことに怒り、猪木に対して「私は猪木さんに中指立てますよ」と言い放っていたという。
藤田から制裁されるだけでなく、猪木から殴る蹴ると追い打ちされた中邑は悲しげでやるせいない表情を浮かべ、バックステージに下がるが、下がる中邑に猪木は「遠慮するなと言ったはずだぞ! 男を見せろ、この野郎!!」と叫び、藤田に対しても「オメエらも遠慮無く殺せ!コノヤロウ! オメエらが高い壁になれよ! 頼むぞ!」と激を飛ばし、「123ダー」で締めくくられた。」自分は猪木がレスラー猪木の眼をしていたことで"これぞアントニオ猪木だ”と一人納得してドームを後にするも、バックステージでは中邑が「次、猪木が殴ったら殴り返す!」と怒り、「やってられねえ、って」会場からそのまま実家に帰ってしまった。のちに安田拡了氏は週刊プロレスで「猪木としては、そのDynamiteに新日本の選手をどんどん参戦させたいはずだった。曙も来ていたし、K-1の選手が多く訪れていた。彼らに新日本の強さというものを見せつけたかった。それがあったからこそ、試合前に中邑に「遠慮するな」と言葉を送っているのだ。」と記しているが、それが猪木の真意だったとしても、猪木に反発したことでの制裁、理不尽なカード変更とファンの民意を踏みにじった猪木への怒りを感じていた中邑には届くことなく、また「新日本側の憤りは、マッチメークという名の元にブッキング料をゴソッと猪木事務所に持っていかれ、新日本の収益が理不尽にもなくなってしまうことなのだ」と週プロに報じられたことで、猪木の真意もファンに届くことはなかった。
13年前の一件を今になって振り返ったが、猪木の怒りに説得力があったのは確かであり自分もレスラー猪木の目を見て納得していた。しかしファン投票でメインが棚橋vs中邑が選ばれた時はファンが望んだのは新日本の未来であり将来であることを棚橋も中邑も実感しているはずであり、大阪ドームでは例え少ない観客であろうと、新日本の将来を見せる試合にしたかったはず、それだけ猪木と選手やファンとの意識にズレが生じて、今回の一件で修復不可能になるぐれい、亀裂が深まったが、猪木にしてみれば「頼ってきたのは新日本だろう」であり、将来より目先の猪木に頼ってしまい、新日本も頼った手前猪木に意見することが出来なかった。今思えば猪木が全て悪いのではなく、猪木に依存しきっていた当時の新日本にも原因があったのではないだろうか・・・
2004年11月13日のことを誰か猪木に聴いてほしいと思うのだが、おそらく猪木は「そんな昔なこと忘れた」とトボけると思う。猪木が何を伝えたかったのか、猪木の口から聞くことがなければ永遠の謎として終わりそうだが、わかるのは猪木から子殺しを受けたのは、ハッスルポーズを否定された小川と、猪木から制裁を受けた中邑だったということだ。中邑は2009年9月27日に猪木に挑戦発言をしたことで、猪木という呪縛を脱し、小川はハッスル離脱後はIGFに参戦、表向きはリスペクトは口にしても、猪木に対する面白くない感情は抱えたままで、再び疎遠となっている。
しかし大阪ドーム大会では猪木とは別にもう一つの事件が起きていた。
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マイバッハが丸藤も両リンの餌食に!小峠と中嶋も生き残り最終公式戦へ!
11月12日 NOAH「グローバルリーグ戦2017」愛媛・松山市総合コミュニティセンター企画展示ホール 219人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○コーディ・ホール(1分54秒 片エビ固め)×宮脇純太
※レイザーズエッジ◇第2試合◇
▼20分1本
小川良成 Hi69 ○田中稔(10分24秒 腕ひしぎ逆十字固め)大原はじめ 熊野準 ×井上雅央◇第3試合◇
▼30分1本
○マサ北宮(7分13秒 監獄固め)×シェルトン・ジーン◇第4試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
モハメド ヨネ YO-HEY ○タダスケ(14分37秒 エビ固め)潮崎豪 ×原田大輔 HAYATA
※アウトキャスト◇第5試合◇
▼グローバル・リーグ戦2017Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗1分=9点]○中嶋勝彦(10分56秒 体固め)[2勝5敗=4点]×齋藤彰俊
※バーティカルスパイク◇第6試合◇
▼グローバル・リーグ戦2017」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○小峠篤司(14分54秒 キドクラッチ)[3勝4敗=6点]×クワイエット・ストーム【試合後の小峠】
――試合を振り返って?小峠「グローバル・リーグ、こんなキツいもんやとは思ってなかったけど…まだ俺、可能性あんの?」
――あります
小峠「なぁ? こっからよ。俺らのブロック、田中将斗、拳王、中嶋勝彦。一番あきらめ悪いの俺やからな。みんな散々見てきたやろ? リング上だけじゃないぞ? ○×もここからや。逆転みせてやる。何べんも言うけど、やり方よりも勝ち方よ。昨日の大阪。ストームが中嶋に勝って、勢いあるのも目に見えてたよ。でも、こういう勝ち方もある。リングアウト勝ちもよし、丸め込みだってあり! あいつらみたいに蹴りとかチョップとか、強烈な打撃とか持ってへんけど、お前らよりブレーン(頭脳)があるからよ」
――残る拳王戦も手段を選ばず勝ちに行く?
小峠「そりゃそうでしょ。拳王勢いあるもんね。一番優勝に近いと思われてるんじゃない? 今までのリーグ戦みとったら。でも、俺は全部つぶさに見てきてるから。ストームの勢いもみとったから、こういう勝ち方があると思っとったから。みんなが思ってる以上に俺には手数もあるから。大丈夫よ」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2017」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝1分1両者リングアウト=9点]▲丸藤正道(11分36秒 両者リングアウト)[1勝2敗4両者リングアウト=2点]▲マイバッハ谷口◇第8試合◇
▼杉浦貴復帰特別試合/60分1本
杉浦貴 ○拳王(15分54秒 片エビ固め)関本大介 ×野村卓矢
※ダイビングフットスタンプ残り2大会となった「グローバルリーグ戦2017」、Bブロックは前夜の大阪大会でストームに敗戦を喫した中嶋は彰俊と対戦。蹴り合いを重い一撃で制した彰俊は場外へ連行しユカの上へのパイルドライバーを敢行して中嶋に大ダメージを与える。
中嶋はフロントハイキックからのミサイルキックで反撃するも、彰俊はデスパニッシュで反撃を断ち切り、パワーボムを狙うが、中嶋はフランケンシュタイナーで切り返すと、突進する彰俊をカニ挟みで転がし、セカンドコーナーごとアゴを蹴り上げ、顎めがけてトラースキックを連打する。
中嶋はランニングローキックを狙うが、彰俊はラリアットで迎撃してからアイアンクロースラムを決める。しかしラリアット狙いは中嶋がハイキックで迎撃するとバーティカルスパイクで3カウントを奪い9点目を獲得する。6点の小峠は同じ6点のストームと対戦、開始と同時に正面からぶつかり合うも、小峠のぶら下がり式首四の字狙いを力任せに突き飛ばしたストームは、危険な落ち方をしてダメージを負った小峠をパワーで圧倒、太い腕でのフェースロックで絞めあげる。しかし小峠もドロップキックで活路を見出し、ストームを場外に追いやるとトップロープ越えのノータッチトペから、「今度こそ! ストーム捕まえた~!」とぶら下がり式首四の字で捕獲も、マグザム狙いは、ストームが旋回式スパインバスターで切り返すと、小峠の突進も逆水平で迎撃、ランニングエルボーでなぎ倒す。
ストームは立ち上がった小峠に突進も、小峠は避けながらロープを下げると、場外へ転落したストームを客席で痛めつけ、花ダッシュの高速ニーを発射、やっとリングに戻ったストームにダイビングボディープレス、ムーンサルトプレスと畳みかける。 ストームは小峠の高速ニーをキャッチするが、小峠は二段蹴りで離してから雪崩式フランケンシュタイナーを狙うも、ストームが踏ん張って失敗してしまうと、ストームがコーナーからのダイビングクロスボディーアタックから50cm腕ラリアットを狙う。
しかし小峠はドロップキックや二段蹴り、トラースキックで迎撃するとキルスイッチを狙うが、堪えたストームはジャーマンを狙う。ところが小峠が後頭部頭突きを浴びせると、再度キルスイッチを狙うも、また堪えたストームは50cm腕ラリアットを炸裂させ、もう1発を狙うが小峠はキドクラッチで切り返して3カウントを奪い8点目を獲得する。Aブロックは1点差で潮崎を丸藤が両リンの連発でAブロックを荒らし回るマイバッハと対戦、KAI意思早々から場外戦となるも、丸藤は起き上がり小法師式逆水平やステップキックと四天王プロレスムーブで先手を奪うが、マイバッハはダブルスレッジハンマーですぐ流れを変え、再度場外戦を仕掛けると豪快なショルダースルーで反撃。
しかしリングに戻ると丸藤は側転からのドロップキック、トラースキックコンポと流れを変え、時間差ロープワークからのラリアットを決めれば、マイバッハもパワースラムからのラリアット、スライディングラリアットで応戦、丸藤の鞭のようにしなる逆水平も、ノーモーション頭突きで鎮圧したマイバッハのラリアットを狙いは、丸藤がカマイタチ式踵落としで迎撃する。
丸藤は見えない角度でのトラースキックを浴びせるが、倒れないマイバッハはチョークスラムを決め、アメインズインパクトからマイバッハボム・ツヴァイを狙う。堪えた丸藤は振り払ってから不知火を決めるも、堪えたマイバッハは持ち上げてエプロンへ連行し頭突きを浴びせ、断崖式チョークスラムを狙うが、抵抗した丸藤は虎王を浴びせ、場外に落ちたマイバッハにエプロンダッシュの虎王を炸裂させる。
丸藤はリングに戻ろうとするが、マイバッハは丸藤の足にしがみつき、その間に場外カウントが進むと、マイバッハが断崖式バックドロップを敢行してカウント20となり、丸藤をも両者リングアウトの餌食にした。
「グローバル・リーグ戦2017」は、まずAブロックは丸藤と潮崎に絞られたが、大阪世界館大会では丸藤は北宮と対戦、Bブロックは中嶋と拳王が9点で並び、小峠と田中が8点で追いかけ、大阪世界館では中嶋が田中、小峠は拳王と対戦する。果たして19日の優勝決定戦には誰が進出するのか・・・?【NOAH】マケオワ対決も両リン…GL佳境で丸藤手痛い足踏み▼小峠、中嶋4勝目で望みつなぐ▼タダスケついに原田直接ピン「もっとええこと考えてる」▼Hi69が“稔排除"に名乗り▼拳王様の“ツンデレ"マイクに拍手喝采…ノア松山詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/NMGvpvBZei
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年11月12日クソっ‥くらっちゃいけないタイミングでエプロンでバックドロップをくらってしまった‥
マイバッハ谷口と両者リングアウト‥足引っぱりやがって‥
また隣にいても相対しても調教し直す。
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年11月12日#愛媛 は #松山 大会#応援 #ありがとう
次も掴むぜ白星!#noah #noahthereborn #グローバルリーグ戦2017 #unstoppable… https://t.co/ELm3HOWHVg
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2017年11月12日 -
発表!10月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
10月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
10月の月間MVP
オカダ・カズチカ(新日本プロレス/CHAOS)投票結果=投票数32
オカダ・カズチカ(新日本プロレス/CHAOS)=9
ジョー・ドーリング(全日本プロレス)=9
ウィル・オスプレイ(CHAOS)=6
エディ・エドワーズ(GFW)=2
竹下幸之介(DDT/ALL OUT)=2
原田大輔(NOAH/RATEL'S)=1
佐々木大輔(DDT/DAMATION)=1
木髙イサミ(BASARA)=1
美闘陽子(スターダム)=1
決戦投票の結果
10月のタッグMVP10月の月間MVP、決戦投票受付中!
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年11月10日
SHO YOH(新日本プロレス/ROPPONGI 3K)投票結果=投票数28
SHO YOH(新日本プロレス/CHAOS)=9
秋山準 大森隆男(全日本プロレス/ワイルドバーニング)=9
ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.(鈴木軍/KSE)=4
野村直矢 青柳優馬(全日本プロレス/NEXTREAM)=1
HAYATA YO-HEY(NOAH/RATEL'S)=1
モハメドヨネ クワイエット・ストーム(NOAH)=1
佐藤耕平 鈴木秀樹=1
日高郁人 菅原拓也(ZERO1)=1
世羅りさ 雪妃真矢(アイスリボン)=1決戦投票の結果
10月のタッグMVP、決戦投票中!
— 伊賀プロレス通信月間MVP (@igapro24mvp) 2017年11月10日10月のベストバウト
10月9日 全日本プロレス「2017旗揚げ記念シリーズ」後楽園ホール
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者/第5回王道トーナメント優勝者]諏訪魔(31分1秒 体固め)[第57代王者]×宮原健斗
※ラストライド
☆宮原が初防衛に失敗、諏訪魔が第58代王者となる投票結果=投票数31
諏訪魔vs宮原健斗(全日本プロレス 10月9日 後楽園ホール)=6
オカダ・カズチカvsEVIL(新日本プロレス 10月9日 両国国技館)=4
ウィル・オスプレイvsKUSHIDA(新日本プロレス 10月9日 両国国技館)=4
竹下幸之介vs男色ディーノ(DDT 10月22日 後楽園ホール)=4
中嶋勝彦vs拳王(NOAH 10月14日 後楽園ホール)=3
ジョー・ドーリングvs諏訪魔(全日本プロレス 10月21日 横浜文化体育館)=2
アジャ・コングvs豊田真奈美(OZアカデミー 10月29日 横浜文化体育館)=2
内藤哲也vs石井智宏(新日本プロレス 10月9日 両国国技館)=1
ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.vsレイモンド・ロウ ハンソンvsタマ・トンガ タンガロア(新日本プロレス 10月9日 両国国技館)=1
永田裕志vs中西学(新日本プロレス 10月21日 千葉・東金アリーナ)=1
田口隆祐 ACHvsタイチ TAKAみちのく(新日本プロレス 10月29日 後楽園ホール)=1
ザ・グレート・サスケ 新崎人生 TAKAみちのくvsCIMA ドン・フジイ 望月成晃(DRAGON GATE 10月5日 後楽園ホール)=1
藤波辰爾 ミル・マスカラス 武藤敬司vsザ・グレート・カブキ 新崎人生 KAZMA SAKAMOTO(DRADITION 11月27日 後楽園ホール)=110月のベストシリーズ&興行
新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」10月9日 両国国技館 9234人満員投票結果=26
新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」10月9日 両国国技館=9
全日本プロレス「旗揚げ記念シリーズ」9月20日 群馬・ヤマダグリーンドーム前橋~10月21日 横浜文化体育館=4
DRAGON GATE「さよならジミーズゲート」9月21日 神戸サンボーホール~10月5日 後楽園ホール=3
大仁田興行「さよなら大仁田、さよなら電流爆破 大仁田厚ファイナル"ノーロープ有刺鉄線電流爆破inお台場」10月9日 東京・お台場野外特設=3
新日本プロレス「Blue Justice Ⅶ~青義激突~」10月21日 千葉・東金アリーナ=1
NOAH「GREAT VOYAGE 2017 in YOKOHAMA Vol.2」10月1日 横浜文化体育館=1
DDT「DDT Special 2017」10月22日 後楽園ホール=1
大日本プロレス「2017最侠タッグリーグ」9月6日新木場1stRING~10月15日 後楽園ホール=1
大日本プロレス「BJ-STYLE#15~ポセイドンアドベンチャースプラッシュ2017」10月29日 クリエイティブセンター大阪=1
花月自主興行「Vol.1 Thanks For All」10月28日 大阪市立淀川区民センター=1投票ありがとうございました
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拳王が3度目の正直で田中を降しBブロック単独首位!潮崎はマイバッハと手痛い両リンで北宮が脱落!
11月11日 NOAH「グローバルリーグ戦2017」エディオンアリーナ大阪第二競技場 545人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○田中稔(7分53秒 ミノルスペシャル)×熊野準◇第2試合◇
▼20分1本
小川良成 ○Hi69(9分6秒 体固め)大原はじめ ×井上雅央
※ストゥーカスプラッシュ◇第3試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ 齋藤彰俊(8分29秒 片エビ固め)コーディ・ホール ×シェルトン・ジーン
※キン肉バスター◇第4試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
小峠篤司 ○タダスケ HAYATA(11分3秒 片エビ固め)マサ北宮 原田大輔 ×YO-HEY
※アウトキャスト◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2017」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○クワイエット・ストーム(11分39秒 片エビ固め)[3勝1敗1分=7点]×中嶋勝彦
※50cm腕ラリアット【試合後のストーム】
ストーム「イヤー! ベイビー! 元のチャンピオンだからって負けない。これからはクワイエット・ストームの時代だよ!! 俺、最後まで頑張る」――シングルのベルトも確実に狙える位置にきたが?
ストーム「そうね! エディが初めて外国人チャンプになった。正直、ちょっとジェラシーじゃないけど…悔しいナ…俺ノアの所属なのに…。でも仕方ない。怪我して休んでた。でも今はタッグチャンピオンにもなったから、次はGHCヘビー、獲りにいく。俺はトマラナ〜イ!」
――リーグ戦的には厳しい状況だが?
ストーム「厳しいけど、最後は小峠だから、俺負けない。印象テキに“クワイエット・ストームが凄かった"って残るように。トップになりたい。ノアの外国人エースになりたい!!」
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2017」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝1敗1両者リングアウト=10点]▲潮崎豪(10分25秒 両者リングアウト)[1勝2敗3両者リングアウト=2点]▲マイバッハ谷口◇第7試合◇
▼杉浦貴復帰特別試合/30分1本
丸藤正道 ○杉浦貴(17分1秒 体固め)関本大介 ×野村卓矢
※オリンピック予選スラム【試合後の杉浦】
――久々に関本と肌を合わせたが?杉浦「(※薄毛の記者に)まぁお前には分からないだろうな? マッスルしか分からないよ。筋肉で会話したよ。変な言い方になるかもしれないけど、やってて楽しい相手だからね。思いっきり正面からいけるから。やってて楽しいよ」
――続く松山でも関本と当たるが、自分がどこまで戻っているか確かめるにはうってつけの相手?
杉浦「まぁそこはもう何試合もやってるから。全然問題ない」
――約2年ぶりに丸藤と同じコーナーに立ったが?
杉浦「まぁ何だろうね…懐かしいな、っていうのはあったけど」
――試合後には握手していたが?
杉浦「とりあえず、今日はありがとうでしょ? 一緒に戦ったんだから」
――あくまで対大日本という側面で組んだだけ?
杉浦「まぁ何が生まれるか分からないけどね。また別のヤツとも組むし、もう彼とは組む機会はないけど」
――今日が何かのきっかけになるかもしれないし…
杉浦「うん、ならないかもしれないし」
――潮崎とのタッグも組まれているが?
杉浦「そこも何が生まれるかは分からない。でもあいつに限っては、俺はもっと正面に立って、ブン殴っていきたいって気持ちのほうが強いな」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2017」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗1分=9点]○拳王(19分21秒 エビ固め)[4勝2敗=8点]×田中将斗
※ダイビングフットスタンプ(試合終了後)
拳王「今年、何回この言葉を言っただろうな…口癖のようにこの言葉を言ってきたな。田中将斗、テメーの首を刈る…ようやく!田中将斗に勝つことができました。でも! 今日勝っただけだよ。テメーの首を獲れたとなんか思っちゃいねえよ。口癖は一日やそこらじゃ直るワケねーんだよ。田中将斗、テメーの首を刈る。俺はこれからも口癖のように言い続けるからな」田中「お前は勝っても負けても減らず口は変わらんな。杉浦も帰ってきたんだろ? また戦うのもええけど、組んでもおもろいと思うよ。組みながらでも、首を狙うチャンスはいくらでもやる。でも戦っておもろんやったら、組んでもおもろいと思うで。考えといてよ」
拳王「これがよ! ベテランの味ってヤツだよ。俺にはまだそれが足りねえかもしれない。でもまだ俺は減らず口をどんどん叩いていくぞ。次の大阪・世界館、小峠篤司を倒したらまだ優勝見えてんだろ? 俺はこのグローバル・リーグ戦、絶対に優勝する。そしてノアの新しい顔になるのは、この俺だ」
【試合後の拳王】
――3度目の正直でようやく田中を破ったが、まだ超えていないと言っていた拳王「当たり前だろ! 1勝1敗1引き分け。たとえ俺が勝ち越したって、俺はまだ超えてない。アイツの首を獲るっていうよ。これからも口癖のように田中将斗! テメーの首を刈るって言い続けてやるよ」
――優勝しなければいけない理由が増えた?
拳王「そうだよな。今日は俺、田中将斗を倒したんだ。俺は必ず、次の世界館でも勝って決勝行く。優勝する。そして! “ノア=丸藤、杉浦"ってのを覆してやるよ」
――田中からは組んでも面白いんじゃないかと言われたが?
拳王「まぁアイツも俺のこと、認めてるってことだろ? 俺もよ、アイツのこと、認めてんだよ。プロレスによ、絶対はないだろ? この後のことは分からねえよ。でもひとつだけ言えること。俺が優勝して、俺がGHCのベルトを獲ったら、田中将斗を指名してやる」
いよいよ後半戦を迎えた「グローバルリーグ戦」、ここまでの経過を振り返るとAブロックは潮崎が単独トップで1点差で丸藤、2点差で北宮が追いかけ、Bブロックは田中が単独トップで1点差で中嶋と拳王、2点差で小峠、宮本が追いかけるも、宮本は全公式戦を終えているため事実上脱落、実質上3選手で首位を争う状態となった。
大阪大会のメインはBブロック公式戦で田中と拳王が直接対決、両者は同会場でZERO1「火祭り」の公式戦でも対戦しており、田中がスライディングDで勝利、8月31日でのZERO1後楽園大会では田中の保持する世界王座をかけて対戦するも30分時間切れ引き分けで、戦績は田中の1勝1分、公式戦抜きでも田中を狙う拳王にとって負けられない試合となった。
試合開始と共に田中がスライディングD、拳王が蹴暴を避けあうも、田中がヘッドロックでじっくりスタミナを奪いにかかると、逃れた拳王も左右のミドルキックの連打で反撃、しかしコーナーへの攻撃は田中がロープへのスタンガンで阻止すると、ロープ越しのラリアットで場外へ追いやり、拳王をテーブルに寝かせてから、田中がコーナーからテーブル貫通スーパーフライを投下、拳王に大ダメージを与え、更にテーブルの破片での殴打で追い討ちする。
リングに戻ると田中はクロスフェースで絞めあげ、再び拳王のスタミナを奪いにかかり、ジャンピングエルボーを放っていくが、拳王は右ミドルキックで反撃し、田中が蹴り足を掴んでエルボーを投下するも、拳王は構わず突進する田中を右ミドルキックで迎撃し、背中へのフットスタンプから、後頭部ダブルニーを放つ。
拳王はドラゴンスープレックスを狙うが、田中は巻き込み式DDTで切り返すと、串刺しラリアットの連打からラリアット、しかしスーパーフライは拳王が剣山で迎撃し、アンクルホールドで捕獲しつつ、田中を逆立ち状態にしてボディーにミドルキックを打ち込んでから、ドラゴンスープレックス、そしてダイビングフットスタンプを狙う。
しかし追いかけた田中は雪崩式ブレーンバスターで投げると、スーパーフライを投下してからラリアットを狙うも、かわした拳王はオーバーヘッドキックも、田中もラリアットで応戦、だが拳王も上段後ろ回し蹴りのコンポ攻撃で譲らず、串刺しフロントハイキックを狙うが、追尾した田中はラリアット、そのままエルボー合戦を展開する。
競り勝った田中は裏拳から垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、スライディングラリアットからスライディングDで勝負を狙うが、腕を巻き込んで凌いだ拳王は田中を転がしてミドルキックからダイビングフットスタンプを投下もカウント2、拳王はハイキックもかわした田中がショートレンジのスライディングDを炸裂させ、もう一発を狙うも、拳王はハイキックを浴びせ、最後は最中から正面のダイビングフットスタンプで3カウントを奪い、9点目を獲得でBブロック単独トップ、そして3度目の正直で田中を降した。
試合後に拳王があくまで戦績はイーブンになったとして「田中将斗、テメーの首を刈る。」とアピールすると、田中はタッグ結成を呼びかけ、拳王は返答は避けつつも大会を締めくくった。
拳王にしてみれば戦績はイーブンになったということで、田中とは対等の関係となり、その上で田中はタッグ結成を呼びかけた。田中はZERO1ではブードゥー・マーダーズの一員だが、NOAHへの継続参戦を視野に入れるなら、拳王とのタッグはあくまで別物なのか?また拳王や田中も互いに杉浦をパートナーにしているが、杉浦との関係は今後どうなるのか…第5試合の中嶋vsストームは、ゴングと同時にストームがショルダーで奇襲をかけ、打撃戦でもストームが力任せに圧倒する。
先手を奪われた中嶋は左ミドルキックやミサイルキックで反撃、しかしストームは倒れず逆水平で応戦し旋回式スパインバスターで叩きつける。しかし中嶋はストームの串刺し攻撃をかわして顎へのトラースキックを炸裂させると、バックドロップで投げるが、ストームもすぐ起きてバックドロップで応戦、中嶋の左ハイキックに対してストームも逆水平で応戦して両者ダウンとなる。
両者が起きあがったところで、突進する中嶋にストームはクロスボディーアタックで押し潰し、フィッシャーマンバスターから50cm腕ラリアットを狙うも、中嶋は腕めがけてのカマイタチ式ビックブーツで迎撃、ハイキックを狙うと、かわしたストームはジャーマンで投げる。
ストームは串刺し攻撃を狙うが、中嶋はカニ挟みで転がしてセカンドターンバックルごと顎を蹴り上げると、トラースキックの連打から前後からのサッカーボールキック、ランニングローキックからバーティカルスパイクで勝負に出るが、ストームが逆に垂直落下式パイルドライバーで突き刺すと、まさかの一撃を喰らった中嶋に50cm腕ラリアットで3カウントを連発して3カウントを奪い、ストームが6点目を獲得、中嶋も終盤にきて手痛い公式戦初黒星を喫してしまう。第6試合の潮崎vsマイバッハは場外戦の後でリングに戻った潮崎がマシンガンチョップを乱打もマイバッハがダブルスレッジハンマーから再び場外戦に持ち込むと、客席で潮崎を痛めつけ、リングに戻って串刺しラリアットからスライディングラリアット、パワースラムと畳みかけ、チョークスラムからアメインズインパクトを狙うと、堪えた潮崎に後頭部ラリアットを炸裂させる。
しかし潮崎は倒れず逆水平を放つと、マイバッハもノーモーション頭突きで応戦、潮崎は左のラリアットからゴーフラッシャーと畳みかけて豪腕ラリアットを狙うが、マイバッハはダブルスレッジハンマーの連発で抵抗、だが潮崎は倒れず豪腕ラリアットを炸裂させる。
ところがマイバッハは場外へ逃れると、潮崎が追いかけてリングに戻そうとするが、マイバッハが抵抗したまま場外カウントが進んでしまい、潮崎は左のラリアットからエプロンにマイバッハを連行して断崖式を狙うも、マイバッハが逆に断崖式チョークスラムを敢行、だがマイバッハは戻らず潮崎を痛め続けたため両者リングアウト、潮崎は10点で全公式戦を終えるも手痛い両リンとなり、試合後もマウントエルボーを放っていくマイバッハに、潮崎が怒って応戦、そのままバックステージへと雪崩れ込んでしまった。Aブロックは潮崎vsマイバッハが両リンに終わったことで得点に変動はなくも、丸藤戦を残してる北宮は仮に丸藤に勝って同点となったとしても、潮崎との直接対決で敗れていることから、北宮は事実上の脱落となった。
Bブロックは拳王が小峠戦を残して単独トップ、中嶋は彰俊と田中戦を残し、田中は中嶋戦を残して拳王とは1点差、3点差の小峠はストーム、拳王戦全て勝たないと優勝戦に進出できないという厳しい状況となったセミでは丸藤と杉浦が2年ぶりにタッグを結成して大日本の関本&卓矢と対戦。卓矢は果敢にも丸藤だけでなくコーナーの控える杉浦にも強襲するが、返り討ちにされ逆にNOAHコンビに捕まって蹂躙されてしまう。
交代を受けた関本は杉浦と正面からぶつかり合い、関本のリードを受けた卓矢も杉浦を攻め立てる。しかし杉浦のスピアーを喰らってしまうと、丸藤との連係が決まり、最後は張り手で抵抗する卓矢に左のラリアットからオリンピック予選スラムを決めNOAHコンビの完勝。試合後も丸藤と関本が乱闘を続けるが、勝ち名乗りの後で丸藤と杉浦が握手をかわして、そのままバックステージへと下がった。
復帰後は拳王とのタッグを含めて様々なパートナーと組んでいる杉浦だが、敵対していた丸藤との握手は何を意味するのだろうか…【NOAH】3度目正直で田中撃破!拳王が値千金の4勝目 田中はタッグ結成呼びかけ▼両リン…首位潮崎が痛恨無得点▼ストームが中嶋粉砕に成功▼生拳乱打でタダスケ反撃、原田を完全KO▼丸藤&杉浦が2年ぶり実現、試合後握手も…大阪大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/uGcJMsN51A
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年11月11日今日は久しぶりのパートナーで、久しぶりの相手と闘った。 pic.twitter.com/3PIJ14xBOG
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2017年11月11日今日大阪大会あり
がとうございます!私にとって大きな勝利! Never give up!! 応援ありがとう〜 明日も100%!#noah_ghc pic.twitter.com/5XpD1f7HoF
— quiet storm (@qstormprowres) 2017年11月11日くそ!負けた!
でもまだまだ!諦めねー!#俺は止まらねー #応援 #ありがとうございました #noah_ghc pic.twitter.com/pMk8ipnjIW
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2017年11月11日 -
10月のMVP、タッグMVP決戦投票のお知らせ
10月のMVPが2選手、タッグMVPが2チームになりましたので決戦投票を行います
決戦投票はTwitterでの投票機能を使用します
なお決戦投票開催に伴い結果発表は12日に延期させていただきます
10月の月間MVP決戦投票対象選手
オカダ・カズチカ(新日本プロレス/CHAOS)
ジョー・ドーリング(全日本プロレス)10月のタッグMVP決戦投票対象チーム
SHO YOH(新日本プロレス/CHAOS)
秋山 準 大森隆男(全日本プロレス/ワイルドバーニング)投票期間は11日午前0時~12日の午前0時までです 投票をお待ちしてます
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変態自衛隊が4連覇ならず…Jr.TAG BATTLE OF GLORYは竹田&丸山が優勝!ジョーに完敗もヨシタツは再スタートを示した!
11月9日 全日本プロレス「2017 STARTING OVER〜Jr.TAG BATTLE OF GLORY〜」後楽園ホール 1241人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
渕正信 ○西村修(5分0秒 後方回転エビ固め)鈴木鼓太郎 ×佐藤恵一◇第2試合◇
▼「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」公式戦/20分1本
[1勝3敗=2点]○岩本煌史 岡田佑介(4分39秒 片エビ固め)[2勝2敗=2点]ブラック・タイガーVII ×ブラック・スパイダーVII
※孤高の芸術【試合後の岩本&岡田】
岡田「やりました。岩本さん、ありがとうございました。取りましたよ。やっと取りました。ジュニアタッグリーグ戦、やっとやっと1勝取った。メチャメチャ嬉しいけど、俺個人としてはやっぱり素直に喜べないというのもあります。やっぱり始まる前から言ってた自分から取るっていうこと。これができんかったことはホンマに悲しいけど、悔しいけど、チームとして1勝取った。これは俺にとって大きい糧になる。絶対に変わるって言って、正直何が変わったかはハッキリ言えへんけど、この1勝を俺と岩本さんが取った。この事実は絶対に変わらへん。ここから、またここから俺は這い上がるからな。見とけ!」岩本「いやあ、遅すぎた。遅すぎた。もう優勝圏外ってことで。確かにこの1勝は意味あるかもしれないけど、遅すぎた。岡田もなにが変われたかと言ったら、まだ掴めてないかもしれない。俺自身も岡田をしっかりサポートしてやれなかった。それの責任もあるけど、やっぱり俺自身、目指しているところは世界ジュニア。やっぱり世界ジュニアがあるし、岡田の面倒を見てあげるほど俺も優しくないし、構ってられないからね。ジュニアタッグリーグは今日で終わり。岡田も今日から1人で頑張るし、俺ももう1回世界ジュニア、絶対に世界ジュニア。どうしても欲しい。これは入団する前から、移籍してからもずっと言ってきたこと。そこはぶれずに変わらずに、これからもやっていくよ。今日の1勝だけど、この2人で取ったから、そこは素直に喜びたいと思います。また明日から、パートナーじゃなくて、同じ団体の良きライバルとして戦っていければ。お互いに強くなるためにまたやっていこう」
岡田「ありがとうございます。ここから、ここからやからな」
◇第3試合◇
▼30分1本
○野村直矢 青柳優馬 中島洋平 阿部史典(10分41秒 片エビ固め)黒潮"イケメン"二郎 土肥孝司 アンディ・ウー ×佐藤嗣崇
※マキシマム◇第4試合◇
▼「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」公式戦/20分1本
[3勝1敗=6点]竹田誠志 ○丸山敦(14分45秒 タイガーススープレックスホールド)[2勝2敗=4点]青木篤志 ×佐藤光留
☆竹田&丸山が「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」を優勝【試合後の竹田&丸山】
竹田「ありがとうございました。いやあ、今までのリーグ戦、3試合やってきたけど、今日が一番価値あるでしょ。優勝よりも、あいつら、青木&佐藤に土を付けたってこと。これは大きな俺らにとって一歩です」丸山「そうですね。優勝したんですけど、これで満足せずに」
竹田「そうですね」
丸山「竹田さん、我々は欲しいベルトがありましたよね?」
竹田「ありましたね。何でしたっけ?」
丸山「2回ほど失敗したアジアタッグにね」
竹田「今は誰が持っているでしょうね?」
丸山「青柳、野村。いい相手ですよ」
竹田「いい相手ですけど、負けてられないですよ」
丸山「このまま行きましょう。あとあれですよ、自分は!BANG!TVが待ってますから」
竹田「!BANG!TVがあるんですよ」
丸山「ヨガに気功。皆さん、個人の戦いじゃないですから。東洋哲学が何たるか。その答えを極東の国、島国で見つけたいと思います。そして、竹田さん。!BANG!TVを獲ったら、我々の階級で言うと、一番何が欲しい?」
竹田「私はね、やっぱりこの全日本に出始めた目的…世界ジュニアですか」
丸山「世界ジュニアやろ! 一番欲しいのは! 何で怒っているのかわからないですけど」
竹田「なんでいつも怒るんですか! でも、今日は涙の一滴も流してないからね。笑顔もないけど」
丸山「俺、泣いてねえぞ! 41歳で泣かねえぞ!」
竹田「泣かねえんだよ。ちゃんと山ごもりの成果も出たんだ。とっさに出た、ああいうのは。ああいうのが精神の統一だろうが。これが結果だ」
丸山「よう辛抱してくれましたね。負け続けた僕を信頼して」
竹田「いやもう、俺は丸山さん大好きなんで」
丸山「恩返ししようがないですけど。竹田さんの大好きなデスマッチも、僕は大嫌いなんで、恩返しのしようもないんですけど」
竹田「そうですね、今度は丸山さんをデスマッチに引き込むところから始めたいと思います。ぜひ…」
丸山「(無視して)2人で世界ジュニアを目指しますんで! 竹田さん、やっぱり己の体こそ武器ですよ!」
竹田「そうですよ。この体、見てくれ、傷だらけだぞ。己が武器なんだよ」
丸山「手刀だよ」
竹田「手刀だよ。手刀で何でも斬ってやるからな」
丸山「手刀だよ、コノヤロー。よっしゃ、勢いで帰りましょう」
【試合後の青木】
青木「4連覇できなかったね」――大本命としての参加となったが?
青木「大本命っていうのは、3年前もそうだったしね。そのプレッシャーに勝って、しっかり4連覇ってものをやりたかったけど、今日の丸山と竹田はちょっと違ったね。まあ、今日だけじゃないのかもしれないけど。悔しいね、正直。今は悔しいしかないな。この間のアジアタッグもね。勝手に挑戦者にされてさ、試合してさ、そのまま負けちゃってさ。リーグ戦も負けちゃってさ。もう次はどうするかだよな。まあ、自分の個人的な目標はもう決まってるから。世界ジュニアを狙うというのはもう決めてるから。別にタッグをどうするはない。だけど、俺は俺のやり方で、このまま世界ジュニアにどうやってでも繋げて、世界ジュニアをもう1回巻くっていうのをやりたいですね。なんだったら、俺が佐藤光留に獲られてから、所属は1回も巻いてないからね。その間、俺はずっとアジアタッグとかやってたけど、もうそろそろいいかな。段々腹も立ててるし、この現状を変えますよ」
――マスクはハンデになった?
青木「ない。むしろ、それを背負ってでも俺は勝とうと思ってたから。批判もあるだろうし、これを被ってやることに対して。それはもちろん視界が狭くなるとか、いろんなものを考えて、それは確かにハンデになるかもしれない。でも、それをハンデと思ってたら、なんもならんよ」
――言い訳にはしないと?
青木「当たり前じゃん。言い訳なんかしねえよ。このリーグ戦だってよ、足を怪我したとかどうのこうのって言い訳にするヤツがいるけど、俺はしないよ。当たり前だよ。全力でやって、全力で負けたんだから。これを踏まえて、俺は前に進んでいきます。だけど、ただ自分の中にいろんなモヤモヤしたものがあるから、それをバネに、糧にしていくだけです」
◇第5試合◇
▼世界最強タッグ決定リーグ大日本代表チーム決定戦/30分1本
○橋本大地 神谷英慶(13分21秒 エビ固め)関本大介 ×野村卓矢
※シャイニングウィザード【試合後の大地&神谷】
大地「いやあ、ノムちゃん凄いね。やった、勝った。これで出場できる。声枯れちゃった。叫びすぎて声が枯れた。クソ。でも、嬉しいんだよ。それよりも先に、何回も言ってた、全日本のリングで大日本の試合ができたことがとにかく私は嬉しいです。そして、最強タッグリーグにエントリーできる。みんなの気持ちも入ってて、本当に楽しい試合でした」神谷「関本選手と野村選手と戦って、気持ちは痛いほど伝わったので。全日本プロレスの最強タッグリーグ、俺たちが大日本プロレスパワーで上に行ってやりますよ」
大地「そうだよな。俺ら最侠タッグを獲ってさ、負けてられないんだよ」
神谷「大日魂を見せますよ、大日魂を」
大地「これで俺らが優勝したら、もちろん来年もうちの最侠タッグリーグを優勝するし、こっちの最強タッグにも出させてもらうからね」
神谷「タッグリーグの頂点に登り詰めますよ」
大地「そこまで行くよ。で、うちの白いベルトとこっちの…」
神谷「世界タッグ、アジアタッグも」
大地「まあ、そんなこと言う前に、まず目の前にあることに集中しようか」
神谷「そうですね」
大地「とりあえずエントリーまで来た。だからまず、1つ1つ勝利を重ねていって、目指すは優勝。俺らはあの2人の思いまで背負ってやるから。大日魂見せてやろう」
神谷「はい!」
◇第6試合◇
▼The Road to 2017世界最強タッグ決定リーグ戦~Dream with You/45分1本
○宮原健斗 秋山準 大森隆男 ゼウス 崔領二(11分58秒 片エビ固め)諏訪魔 石川修司 ×征矢学 TAJIRI KAI
※ブラックアウト(試合終了後、ブラックVIIが突っかかり、TAJIRIと乱闘。するとそこへ大神がやってくる)
大地「お取り込み中、いいですか? ちょっとこれだけは伝えなきゃと思って、この場にいるんですけど。全日本プロレスの最強タッグリーグ、大日本の大神がもらうんで、それだけ言いに来ました(今度は野村と青柳が現れ、野村が神谷、青柳が大地と乱闘を繰り広げる)大森「待て待て待て待て。お前たち、最強タッグまで待てねえのかよ。おい、世界タッグチャンピオンはよ、ここにいる秋山準と大森隆男だ。よく覚えとけ、お前ら、世界タッグチャンピオンとして、今年の最強タッグは秋山と大森が絶対にゲットワイルドするぜ!最強タッグ、ワイルドに行こうぜ!」
宮原「後楽園の皆さん、最強タッグは誰が優勝するとお思いですか? 皆さんの声を聞かせてくれ!(呼びかける。様々な声が飛ぶ)満場一致で宮原健斗です!(エプロンに残っていた大森とにらみ合った。)
【宮原の話】「最強タッグ。なあ、メンバーはもう待てないよな? お客さんも待てないよな? 11月19日、札幌からスタートだ!」
【大森の話】「優勝? そんなの世界タッグチャンピオンがやってやるに決まってるじゃないか。なんて言ったってよ、俺たちは今年25周年イヤーなんだからよ。絶対かっさらうぞ」
【征矢の話】「チクショウ。なんだよ。最強タッグが始まる前だから、そもそもこっちは一致団結してやろうと言ってるのに、これは何だ? 向こうはタッグチームとタッグチームで俺らのチームの編成が。そういうチームの編成とか全てを払いのけて、今日は勝利をみんなで狙って戦ったのに残念だよ」
◇第7試合◇
▼三冠統一ヘビー級選手権試合/60分1本
[第59代王者]○ジョー・ドーリング(11分49秒 エビ固め)[挑戦者]×ヨシタツ
※レボリューションボム
☆ジョーが初防衛に成功【ジョーの話】「初めての防衛戦で、凄くいい感触を感じた。俺は以前よりもよくなっている。日本にいるアメリカ人のレスラーでナンバーワンであることを証明した。いつでも誰でもかかってこい」
【試合後のヨシタツ】
※セコンドの肩を借りて何とかコメントブースまで戻ってくると、そこで崩れ落ちる。しばらく倒れていたが、自力でイスに座る――悔しい結果に終わったが、今の心境は?
ヨシタツ「ジョーのパワーがちょっと自分が思ったよりも凄くて。もう見ててわかると思うけど。パワーで押されてたというのはわかると思うけど。ちょっとあれは何とかしないと。ますます三冠が欲しくなりましたよ、今日で。昔、ジョーとやってて、俺は負けたことないって言ってたけど、凄い成長してるね。彼が勝ったということは、その時よりも彼のほうが努力してるってことだから。もう完敗。言い訳はできないですね。俺は首をやってるけど、彼も脳腫瘍やってるし。お互い大病を持って、その上での戦いだから。完敗。仕切り直し」
――三冠戦という舞台に関しては?
ヨシタツ「凄い心地良かったです。気持ちいい。またあそこに立ちたいですね。でも、次に立つ時は、ちゃんとお客さんの支持を得て。それからあと期待感。そういうものを全て背負った上で、次回は挑戦したいですね。ちょっと次回までは間を置こうかなという感じです。まあ、単純にジョーは強いわ」
――今後に向けて、心は折れてない?
ヨシタツ「全然。ますますですよ。ますます余計に三冠が欲しくなったね。でも、とりあえず、今も言ったように、次はもう満場一致のお客さんの支持と期待感を得られた上で挑戦したいから。ちょっと三冠は間を置きます。次、最強タッグだから。健斗の横に三冠王者として立つって言ったけど、それは叶わなくて残念。まあでも、ここで落ち込んでてもしょうがないから。次はタッグリーグが決まっているから。次は絶対結果を出します。どうせみんな、諏訪魔&石川組が優勝すると思ってるからね。予想を覆すのがプロレスだから。健斗と俺にそれはできるんで。絶対下馬評を覆してみせます。奇しくもちょうど3年前…3年と1日前に俺は首の骨を折って、正直、もう無理かなと思ってたし。それからプロレスに復帰したけど、やっぱり思ったように体が動かなくて、このまま終わっていくのかなって思ったこともあったんですけどね。こうやって、三冠に挑戦できるところまで来れたっていうのは、凄い感慨深いですよ。もしこれを見ている人で、人生に絶望している人がいたら、努力次第でここまで持っていけるぞって。そういうことを訴えたいというか。ヨシタツでもできたんだから、俺でもできるだろうって。そういう風に思ってくれる人が増えたらいいなと思います。プロレス最高ですよ。ありがとうございました」
「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」は、4連覇を狙う変態自衛隊、竹田&丸山、タイガー&スパイダーのWブラックが同点のままで最終公式戦を迎えた。
Wブラックは勝ち星なしの全日本組と対戦、勝てば優勝へ大きく前進するWブラックは握手に応じない全日本組に奇襲をかけて試合開始となり、岡田を捕らえて試合の主導権を握るが、交代した岩本がは串刺しエルボー、ショルダータックルで反撃し、スパイダーをコブラツイストで捕らえる。
しかしスパイダーが急所蹴りで脱出すると、タイガーが入って合体技を連打、スパイダーがコーナーからの攻撃を狙うと岡田が阻止を狙い、スパイダーは振り切ってフライングボディープレスを投下も、岩本が剣山で迎撃し、岡田がミサイルキックで続くと、勝負と見た岩本が孤高の芸術を決め3カウントを奪い、全日本組は最終戦でやっと公式戦初勝利、Wブラックは2敗目で脱落となる。そして事実上の優勝決定戦となった変態自衛隊vs竹田&丸山は、青木が丸山の左腕にオーバーヘッドキックを放つと、光留と共に腕攻めを展開、交代を受けた竹田もニーを駆使して試合を盛り返し、青木を脇固めで捕らえつつ逆片エビで捕獲してから、今度は青木の腕攻めを展開する。
劣勢の青木はマンハッタンドロップ、DDT、ミサイルキック、ラリアットの連発で反撃、アサルトポイント狙いは竹田が体を浴びせ倒し、ニーリフトの連打から、交代を受けた丸山もドロップキック、串刺しハイキック、トラースキックで続く。
しかし交代した光留がジャンピングハイキックからランニングローキックを浴びせ、ジャンピングハイキックから水車落とし、そして腕十字で捕獲、アンクルホールドも狙ったところで丸山がバックドロップで逃れようとするが、光留が離さず捕獲式腕十字で捕らえて丸山を追い詰める。
ところがセーブに入っていた青木を竹田がボディースラムで光留に投げると、エプロンに逃れた変態自衛隊に竹田がスピアーで場外に追いやってから、丸山がトペ・コンヒーロで続き、竹田に気合を入れられた丸山は光留に串刺しハイキックからトラースキックと畳みかける。
勝負と見た丸山はタイガーススープレックスを狙うが、光留が脇固めで切り返す、しかし阻止した丸山はエクスプロイダーで投げると、光留のハイキックやジャンピングハイキックも阻止した丸山は逆にハイキック、タイガーススープレックス、TAJIRI公認バスソーキックと畳み掛けてからタイガーススープレックスで3カウントを奪い、竹田&丸山が優勝、変態自衛隊の4連覇を阻んだ。メインは三冠統一ヘビー級王者のジョーにヨシタツが挑戦、ヨシタツは大会当日に
昨日の試合後実家に帰ると、プロレスに興味のないオリジナルヨシタツが「ジョー・ドーリングはAJスタイルズの仲間じゃないのか?裏で繋がってて首を狙ってくるんじゃないのか?」と、俺以上の被害妄想で迎えてくれました。親父、心配してくれてありがとう。明日俺は三冠ベルトを巻いて必ず生還する。
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2017年11月8日首の粉砕骨折から今日で3年と1日。家族を抱えながらいきなり仕事と収入を失い、痛みと不安で寝られなくなり、日に日に正常な判断力が失われていきました。自分を責め、自ら命を絶とうと思ったことは1度や2度ではありません。あれから3年と1日。今日、俺は全日本の最高峰、三冠に挑戦します。
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2017年11月9日今、俺を支えているのは、全日本の象徴、秋山さんに勝ったという事実と、今までお世話になった人たちへの感謝の気持ち。絶対に無駄にしません。今日、必ず三冠王者になります。お時間のある方は今夜6時半、後楽園ホールへ俺の生き様見に来てください。よろしくお願いします。
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2017年11月9日Tweetを残したが、よく考えれば新日本プロレスで行われたAJスタイルズとの凱旋マッチから3年が経過していた。ヨシタツが苦しんでいる間に新日本ではポジションが奪われ、復帰はしたものの、空回りしてファンからも冷ややかな目で見られてきた。そして新日本を敢えて飛び出して全日本に参戦、三冠に挑戦表明をした際にも実績不足という声もあったが、名古屋大会で秋山を破り堂々の実績を飾った上での挑戦となった。
序盤はヨシタツがショルダータックルから仕掛けるも、ジョーは動じず、逆にショルダータックルでヨシタツを場外まで吹き飛ばす。しかし追いかけるジョーにヨシタツは素早くリングに戻ると、エプロンに戻ったジョーにドロップキックを発射、場外へ落ちたジョーにエプロンダッシュのジャンピングニーを炸裂させるが、追撃を狙った場外でのジャンピングニーは、ジョーがショルダータックルでなぎ倒し、リングに戻ってからストンピング、エルボードロップ、豪快なボディースラムから逆エビ固めとヨシタツを圧倒する。
劣勢のヨシタツはニールキックで反撃すると、ミドルキックの連発から天下取りバックドロップを狙うが、ジョーが堪えるとコンプリートショットに切り替える、しかしパワーで跳ね除けたジョーはハンマーパンチを乱打、ヨシタツはエルボーで応戦するも、ジョーは力任せのハンマーパンチで鎮圧し顔面にストンピングを浴びせる。
ジョーはビックブーツを狙うが、キャッチしたヨシタツはドラゴンスクリューを連発してから足四の字固めで捕獲、ロープに逃れてもヨシタツは顔面ウォッシュで追撃しミサイルキックを命中させると、再度天下取りバックドロップを狙うが、ジョーは浴びせ倒して阻止、だがヨシタツはニーアッパーから横入りエビ固めで丸め込む。
ヨシタツはショルダータックルを連発するが、ジョーは余裕で受け流して逆にショルダータックルで吹き飛ばすと、スパインバスターからデスバレーボムで叩きつけ、ラリアットからレポリューションボムを狙うも、ヨシタツは回転エビ固めで切り返してからコンプリートショット、ヨシタツロックで捕獲するが、不完全のままでロープに逃れられてしまう。
ヨシタツが掌底連打からミドルキック、ニーリフトと浴びせてから、ロープへ走るが、ジョーはフライングボディアタックで圧殺してからレポリューションボムで3カウントを奪い、堂々の防衛となり、試合後はノーサイドで握手で大会を締めくくった。
内容的にもヨシタツは好きなようにさせてもらえず完敗だが、FCWで競い合ったジョーとはどれくらい差が広がったのか、また三冠の戦いというものがどれだけ厳しいかというものがわかっただけでも充分な成果であり、そういった意味では改めて全日本で再スタートするというものを示した敗戦だったのではないだろうか・・・、最強タッグでは宮原とコンビを組むヨシタツの巻き返しに期待したい。第5試合の大神vs関本&卓矢による「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」大日本プロレス代表チーム決定戦は、関本のリードで卓矢が神谷を攻め込むが、神谷が関本にぶちかましからボディースラムで反撃すると、交代した大地は鋭いキックの連打やシャイニングウィザード、座り込んだ関本の胸板にローキックを浴びせていく。
関本はランニングエルボードロップから逆エビ固めで反撃し、ラリアットとジャンピングミドルキックのサンドイッチ攻撃を決め、関本の援護から卓矢がランニングローキックを炸裂させれる。
勝負と見た卓矢はバスソーキックを狙うが、キャッチした大地はSTFで捕獲、ここで関本がカットに入ってジャーマンを狙うが、神谷がぶちかましで排除する。
卓矢は大地とのエルボー合戦からジャーマンを決め、張り手の連打を浴びせるも、延髄斬りで返した大地がファルコンアローからシャイニングウィザードを決め3カウントを奪い、大神が世界最強タッグ出場を決めた。セミの10人タッグは征矢が宮原をワイルドボンバーで追い詰めたところでTAJIRIとKAIが加勢に入るが、宮原が蹴散らすと、征矢がTAJIRIと揉めたところで、TAJIRIは征矢の顔面にグリーンミストを噴射して仲間割れとなり、宮原がブラックアウトで逆転勝ちとなった。試合後にはTAJIRIの裏切りに征矢の相棒であるタイガーが怒ってTAJIRIに襲い掛かれば、大神も現れると野村&青柳が襲い掛かり、大森、宮原が最強タッグ優勝をアピールして大混乱の中で試合が締めくくられた。
【全日本】初挑戦・ヨシタツ及ばず ジョー完勝で三冠王座初防衛▼青木&佐藤連覇ならず 竹田&丸山がJr.タッグリーグ制覇▼卓矢奮戦も大神が最強タッグ出場権獲得▼最強タッグ前哨戦 宮原が征矢ピン、試合後はアピール合戦▼岩本&岡田が最終戦で初白星…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/DWe1JejpVX
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年11月9日昨日、自分の試合を見に後楽園ホールに足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。そして申し訳ありませんでした。結果、内容ともに完敗。これが現時点での自分の実力です。ただ限界だとは思っていません。これからも日々精進していこうと思います。今後とも応援よろしくお願いします。
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2017年11月10日ありがとう後楽園♪
健斗コール!!
最高☆#ajpw pic.twitter.com/kuJ2mrJQA6
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年11月9日全日本後楽園大会でした。観戦されたら皆様ありがとうございました。過去の人達の闘いの歴史を紡いで今があると思ってます。繋いでいく覚悟は微力ですがありますよ。魂ぶつけて闘っていきます。
試合後は諏訪魔選手と飲みながら取材!酔ったぞ!オィ!! pic.twitter.com/MTg7pV5Er1
— 石川修司 (@g0925union) 2017年11月9日石川修司と飲んでみたが
面白いなー!!
また飲むべ。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年11月9日きょうのオイラが出たセミ。試合中、フと気が付くと自分以外は巨人ばかりで、その巨人たちがエプロンにそびえ立ち並んでいて隙間がまったくない。WWEで、全員2メートルクラスのスーパーヘビーのタッグマッチに放り込まれることがたまにあったんだけど、あのときの感覚が蘇ってきた試合だった。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年11月9日今日の試合。相手とも組んでる人たちとも、探り合いのつもりでオレは挑んだ。で、リング内に様々なヒントが転がっていた。最強タッグ。オレとKAIは、今のプロレス界の空き家となっている珍奇なチームワークを独占する。その開発の速さには、誰の対策の速さも及ばないであろうことをここに宣言する。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年11月9日全日本プロレス後楽園タケマルでJr.タッグリーグ制覇しました!やっと全日本のリングで結果を残す事が出来ました。優勝も嬉しいけど変態自衛隊の二人にこのタッグで勝てたのが嬉しい。このリーグ戦勝てたのは丸山さんのおかげです。丸山さんありがとうございました!7連戦終了! pic.twitter.com/2SOLWu6Qmd
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2017年11月9日Jr.タッグリーグ優勝しました!竹田さんの信頼にようやく応えられました。素顔になって数年。うだつのあがらない、常に期待を裏切り続けた人間ギリギリの中肉中背おじさんを、我慢強く応援し続けてくれた奇特なファンの方々に、ようやく1つ、いい思いをさせることができました。それが一番嬉しい。
— 丸山敦 (@shaolin27AM) 2017年11月9日で、きょういちばん感動したのは、敬愛・丸山敦大先生がタイガースープレックスで見事ピンフォール勝ちしたシーン。思わず手を叩き叫んでしまった。なぜかとても感動的なシーンだった。おめでとうございます。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年11月9日後楽園ホール大会終了。
丸山選手、竹田選手。強かった。
この悔しい気持ちを必ず強さに変えて、一番を目指します。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2017年11月9日全日本・後楽園大会終了。詳細は有料サイトでご確認ください。たくさんの応援、本当にありがとうございました。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2017年11月9日Jr.タッグリーグ戦終了
最後の最後に公式戦1勝
でも、遅すぎたよ
タッグリーグは今日で終わり
正パートナーと呼べる人は居ないから1人でやっていくし、目指すべきところを目指す
皆様応援ありがとうございました。
— 岩本 煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) 2017年11月9日全日本プロレス後楽園ホール大会ありがとうございました❗結果、白星を挙げる事は出来ましたが、自力勝利できず、ましてや俺はこのタッグリーグで何か変われたんか。変われたと言えない自分が歯痒い。そう簡単には変われへんから、もがくしか無いんかもしれん。それでもかまへん。俺は変わりたい絶対に
— 岡田 佑介 (@alljapan_okd) 2017年11月9日2017 STARTING OVER ~Jr. TAG BATTLE OF GLORY~最終戦・優勝決定戦にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年11月9日首の骨折で大変な想いをしてきたと思う。ご家族もそう…
でも、それをリセットして全日本プロレスに戦いを挑まないと最高峰まで到達はしない。
最高峰に到達して大変な想いをしてきた事も報われると思う。頑張れよ!
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年11月9日全日本プロレス後楽園大会にお越し下さいました皆さま、ありがとうございました!jr.タッグリーグ戦の頂点を取ったのは丸山&竹田組でした。おめでとうございます㊗️
あぁ…となる気持ちも周りの人が笑いに変えてくれて本当に嬉しかったです。ありがとうございました。#ajpw#タケマル pic.twitter.com/4bVeIqaHDf
— nikkan.lee (@nikkanxct55) 2017年11月9日