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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

いよいよラストスパート!優勝決定戦に進出したのは潮崎と拳王!

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いよいよラストスパート!優勝決定戦に進出したのは潮崎と拳王!

11月14日 NOAH「グローバルリーグ戦2017」大阪世界館 248人超満員札止め


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○齋藤彰俊 熊野準(10分8秒 片エビ固め)小川良成 ×井上雅央
※スイクルデス


◇第2試合◇
▼20分1本
モハメド ヨネ ○クワイアット・ストーム(5分24秒 片エビ固め)コーディ・ホール ×シェルドン・ジーン
※50cm腕ラリアット


◇第3試合◇
▼30分1本
○マイバッハ谷口 Hi69(8分52秒 体固め)×大原はじめ 田中稔
※マイバッハボム・ツヴァイ


◇第4試合◇
▼30分1本
原田大輔 ○YO-HEY(9分50秒 YO-ROLL)タダスケ ×HAYATA


【タダスケの話】「よしゃ、よしゃ。これで準備は整ったなあ。あいつ…だいぶイラついとったな。もうこれで俺のモンや。11・19、新しいチャンピオン生まれるぞ? お前ら逃さず“劇場"に来いや」


 【試合後の原田】
――残すは後楽園のみとなったが?


原田「もうタイトルマッチうんぬんじゃなくて、あいつ(タダスケ)が何やりたいのかさっぱり分からない。あいつは何をやりたいねん!? 前哨戦でお互いやり合ってタイトルマッチに持っていったほうがええちゃうんか? なんやねん、今日の試合は。あいつの考えがまったく分からん」


――タダスケは作戦通りだったようだが?


原田「まぁええ。今日みたいな試合はシングルマッチじゃでけへんからな。タイトルマッチはとことんあいつを叩きのめします」


――パートナーでもあるが、かなり感情的になっている?


原田「チームとかは戦いなら関係ないんで。ホント、一人の男としてタダスケを倒します。あとあいつは“逆襲のタダスケ"とか言ってるけど、そんなしょうもない“ピンク映画"みたいなタイトル…あいつは所詮、そんな男ですよ」


◇第5試合◇
▼杉浦貴復帰特別試合
杉浦 貴 ○潮崎豪(15分1秒 体固め)関本大介 ×野村卓矢
※ショートレンジ豪腕ラリアット


【試合後の潮崎】
――本来であれば岡林との公式戦が組まれていたこの大会で、同じ大日本の関本とやり合った形となったが?


潮崎「そんなことやってるウチに忘れちまった! 関本大介…おもしろいよね。グローバル・リーグ戦も今日で公式戦は最終日。その最中にいい刺激をもらいましたよ。そして組んだ杉浦貴にもより熱い刺激をもらえたし。組むのは今回だけだろうけどね。杉浦貴との戦いっていうのも、俺はこれからも熱く燃え上がらせないといけないと思うから」


――杉浦は同様にタッグを組んだ丸藤とは試合後に握手したが、潮崎選手とはしなかった


潮崎「俺も握手は求めてないしね。そういう気持ちのほうが逆に俺はありがたいしね」


――優勝決定戦に上がれるかどうかはメインの結果待ちだが?


潮崎「結果待ちでも、しっかり俺はノアのため、そして自分のためにも、決勝まで行って優勝しないといけないと俺自身は思ってるんで。俺自身のその希望が、プロレスリング・ノアの希望になればいいなと思ってますし。そうならないといけない」


◇第6試合◇
▼グローバル・リーグ戦2017」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○田中将斗(13分5秒 エビ固め)[4勝2敗1分=9点]×中嶋勝彦
※スライディングD


【試合後の田中】
――試合を振り返って?


田中「一発一発凄いね…。でもここで勝たなかったら、面白くない流れになっとったかもしれへんし、ぶっちゃけ勝ててほっとしてる。ここで負けて、中嶋が決勝行ったところで、おもろないと思うし。それにこのグローバル・リーグ、誰が引っ張ってきたか?って言われたら俺やと思っとる。もうこの後の結果次第やけど、プロレスの神様が俺を求めてるんであれば、俺が決勝に上がるはず」


――今はリーグ戦を振りかえることはしない?


田中「うん。ここでしゃべってるよりも、次の試合の結果が知りたいから、あいつら(拳王vs小峠)の試合が見たいっていうのが正直な気持ち。俺は次の後楽園で優勝決定戦のリングに上がるつもりで、今はあいつらの試合を見たいと思います」


◇第7試合◇
▼グローバル・リーグ戦2017」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝1敗1分=11点]拳王(10分3秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]×小峠篤司
※ダイビングフットスタンプ


【拳王の話】「決勝進出だ。おい! ノア=丸藤、杉浦? そんな時代はよ、もう俺が終わらせてやるよ! リーグ戦、俺が優勝して、“ノア=拳王"。そういう時代を作ってやるからな」


◇第8試合◇
▼グローバル・リーグ戦2017」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝1敗1両者リングアウト=10点]○マサ北宮(14分37秒 片エビ固め)[4勝1分1両者リングアウト=9点]×丸藤正道
※スピアータックル


(試合終了後に潮崎が登場)
北宮「良く出て来てくれた。決勝進出が無い俺がしゃべるのも申し訳ないが、俺を倒して決勝に上がるんだったら、きっちり優勝さらってもらう。そしてテメーの前にキッチリまた俺が立つ! グローバル・リーグ覇者の潮崎豪からキッチリ勝ちをもぎ取ってやるよ! 覚えとけコノヤロー!!」


潮崎「マサ、お前は凄いよ。俺が勝てなかった丸藤正道を2年連続で倒した。俺とも同じ勝ち点だろ? ここで同じ勝ち点同士、やりたいところだけどね…ルールはルール。キッチリ俺が決勝行って優勝したら、その時、またやろうや」


(北宮が去ると、入れ換わるように今度は拳王が登場)
拳王「今の二人の長〜い友情ごっこ。飽き飽きするよな? 北宮と潮崎? テメーが優勝してもう一回やる? そんなの実現するワケねえだろ。なぜなら俺がグローバル・リーグ、優勝するからだ」


潮崎「マサ北宮、そして拳王。お前たちにまだ負けるワケにはいかねえんだよ。グローバル・リーグ戦2017、優勝は俺がもらう」


拳王「いつまでもノアは丸藤とか杉浦…そして潮崎! テメーらの時代にしてたら何も始まんねえんだよ、バカヤロー。いいか!? 初出場、初優勝…そして言い続けてきた田中将斗の首も獲った、Bブロックも制覇したこの俺が、新しい時代を築いていってやるからな。大阪のクソヤローども、新しい時代を築く俺にこれからも…ついて来い(場内も拍手、そのまま潮崎と拳王はにらみ合いを展開。潮崎が去る)長い長いリーグ戦も終わって、試合後の長い長い友情ごっこも終わって、あとは決勝だけだ。さっきも言ったけどな、新しい時代を築くのは、この…俺だ」



 今回は2ヶ月ぶりにクライマックスを迎えた「グローバルリーグ戦」を開催しているNOAHを観戦するために大阪・世界館を訪れたが、同会場を訪れるのは2011年3月のFREEDOMS以来で6年ぶり、NOAHとしては初開催となると思ったら、西永レフェリーによるとSEMで7年前に使用され、原田も大阪プロレスの所属として参戦していたという。
 
 普段使用しているエディオンアリーナ大阪と違い馴染みのない会場ということで、どういう会場なのかわからないファンも多かったが、用意された椅子はほとんど埋まり超満員札止め、当初行われる予定だった潮﨑vs岡林裕二目当てファンも多かったのかもしれないが、岡林欠場の影響もなかったようだ。


 Bブロック公式戦はまず中嶋vs田中、この二人は中嶋がダイヤモンドリングで対戦して以来の対戦で、このときは田中が貫禄の勝利、今度はNOAHのエースの一角として中嶋が挑んだ。
 序盤は中嶋からサッカーボールキックの連打などでガンガン攻め、エプロンに逃れた田中をフロントハイキックで蹴り落とすと、エプロンダッシュのランニングローキックを浴びせるが、左ハイキック狙いは鉄柱に誤爆してしまい、これを逃さなかった田中はイスで中嶋の左足を殴打、リングに戻ってもレッグロックやインディアンデスロックなどで左足攻めを展開、中嶋も左ミドルで反撃を試みるも、左足を押さえてうずくまってしまう。
 田中ペースで試合が進む中で、田中のラリアットをかわした中嶋はドラゴンスクリューで反撃すると、痛い左足を押さえつつも左ミドルの連打を浴びせ、ミサイルキックを発射し、田中のラリアットをかわしてのバックドロップ狙いはDDTで切り返され、串刺しラリアットの連打を浴びるも、田中の右でのラリアットを中嶋は右腕めがけてカマイタチ式ハイキックで迎撃し、田中の左のラリアット狙いもかわしてバックドロップで投げるが、田中も右でのラリアットで応戦する。
 田中は雪崩式ブレーンバスターからの垂直落下式ブレーンバスターの連続技を決めると、スライディングラリアットからスーパーフライを狙うが、中嶋はR-15で阻止すると逆に雪崩式ブレーンバスターを決め、田中の顎めがけてトラースキックを放ってからランニングローキックを狙うも、かわした田中はエルボー合戦から打撃戦に持ち込む。
 中嶋は田中をカニ挟みでコーナーに直撃させてからターンバックルごと顎を蹴り上げると、トラースキックから前後からのサッカーボールキック、ランニングローキック、そしてバーティカルスパイクで勝負に出るが、背後に着地した田中がショートレンジでのスライディングDを炸裂させ、最後もスライディングDが決まって3カウントとなり、田中が10点目を獲得で全公式戦を終了、優勝戦進出は拳王vs小峠の結果待ちとなる。


 拳王vs小峠は拳王が勝てば優勝戦進出、小峠が勝って田中に並んだとしても直接対決で敗れているため小峠が脱落が決定しているため、田中が優勝戦進出となる。
  序盤から小峠がエンジンを全開させゼロ戦キックで拳王を場外へ追いやると、狭い世界館にも関わらずトペ・コンヒーロを発射、リングに戻ってもダイビングボディープレス、ランニングニー、丸め込みを連発、早くもキルスイッチを狙い、場外戦でも拳王を痛めつけるなど、拳王に休ませる隙を与えない。
 リングに戻った小峠はムーンサルトプレスを投下するが、拳王は剣山で迎撃すると、トップロープ上に小峠を固定し走り込んでのミドルキックで放ち、アンクルホールドで捕らえて試合の流れを変える。拳王はドラゴンスープレックスを狙うが、堪えた小峠にそバットを浴びせ、今度は雪崩式ブレーンバスターを狙うが、小峠は頭突きで阻止し、コーナー上に残った拳王の顔面に、ウィル・オスプレイばりに股を通したトラースキックを放ってからランニングパワーボムで叩きつける。
 小峠はムーンサルトプレスを投下するが、キックアウトした拳王はドラゴンスープレックスを連発、エルボー合戦からスピンキックを放つと、もう一発は切り抜けた小峠がリバースフランケンシュタイナーを決めるも、すぐ起きた拳王は再びドラゴンスープレックスで投げる。
 勝負と見た拳王はダイビングフットスタンプを投下するが、両足立てて迎撃した小峠が首固め、キドクラッチと丸め込みを連発してあわや3カウントかと思われたが、キックアウトした拳王が右ハイキックを連発すると、最後はダイビングフットスタンプで3カウントを奪い、11点目を獲得。拳王が優勝決定戦進出を決める。


 Aブロックは潮崎が既に10点で全公式戦を終えており、丸藤が勝てば11点で優勝戦進出、北宮は丸藤に勝って潮崎に同点となったとしても、潮崎との直接対決では敗れているため脱落が既に決定となっている。
 序盤は丸藤の逆水平を警戒する北宮しつつ、豪快なボディースラムで丸藤を投げるが、北宮の串刺し狙いをかわして鉄柱に誤爆させた丸藤はロープ越しでの見えない角度からのトラースキックから首をねじ切るようなネックロックで首攻めを展開、起き上がり小法師式逆水平からステップキック、河津掛けと四天王プロレスムーブで先手を奪う。
 丸藤はパイルドライバーを狙うが、リバースした北宮はフライングショルダーを発射し、コーナーナックルの連打からブレーンバスターで流れを変え、監獄固めを狙うが、しっかりマークしていた丸藤は極まる直前で素早くロープに逃れ、北宮は丸藤をエプロンに連行してエプロン上でのサイト―スープレックスを狙うが、逆襲した丸藤がエプロン上のパイルドライバーを敢行して北宮の首に大ダメージを与える。
 北宮をコーナーに押し込んだ丸藤は鞭のようにしなる逆水平を一閃して、串刺し背面エルボーを浴びせる、ブレーンバスターを狙う北宮にトラースキックを浴びせると不知火を狙うが、北宮が阻止して串刺しを狙うと、かわした丸藤が串刺し虎王を炸裂させ、突進するが北宮はスピア―で迎撃する。
 丸藤と北宮は逆水平合戦を展開、北宮の胸板に丸藤の手形が真っ赤に浮かびあがるも、北宮はブルブルと上半身を震わせて耐え張り手で押し返してラリアットを放ち、串刺しラリアットからラリアットを放っていく。
 勝負に出た北宮はサイトースープレックスを狙うが、堪えた丸藤は虎王、見えない角度からのトラースキックを浴びせ、北宮のラリアット狙いを腕めがけての踵落としで迎撃し、見えない角度からのトラースキック、虎王から突進するが、北宮はカウンターのスピア―で迎撃して強引に押さえ込み3カウント、丸藤は9点止まりとなり、潮崎が優勝決定戦に進出した。


 試合後に登場した潮崎に北宮がエールを送って退場すると、入れ替わりに登場した拳王は潮崎を挑発するだけでなく、丸藤や杉浦にも宣戦布告を匂わせる発言をして、潮崎と睨み合いを展開、最後は拳王のマイクで大会を締めくくった。


 優勝決定戦は潮崎vs拳王という、まさかの組み合わせとなったが、これまで絡みが全く少なかったこともあり、かえって新鮮に見えるかもしれない。拳王は潮崎だけでなく丸藤、パートナーである杉浦をも挑発したことで、優勝した暁には一気にNOAHの主役に踊り出るのか。一方の潮崎はNOAHに復帰してからは期待を裏切ることが多く、また今年に入ってからはシングルで結果を出せない現状が続いていることから、今回のチャンスを逃すと再浮上の可能性すらなくなることも否定できない。


 その潮崎は第5試合で険悪な関係と言われる杉浦と組んで、関本と野村の大日本プロレス組と対戦、杉浦と潮崎は今までの関係が嘘のようにタッチワークを駆使して大日本組を分断、試合の主導権を握り、潮崎も関本相手に小橋建太vs佐々木健介戦を彷彿させるような逆水平合戦を展開する。
 終盤も杉浦と潮崎が野村をサンドバックタイムで捕らえ、粘る野村を潮崎が豪腕ラリアットで3カウントを奪うが、試合後は杉浦は潮崎との握手を拒否して退場し、まだ二人の間のわだかまりが解消されたわけでないことを無言でアピールする。


 第4試合のジュニアヘビー級選手権の前哨戦は先発は原田とタダスケが登場するも、タダスケはロックアップをいなしてHAYATAに交代、その後はYO-HEYを捕らえて試合の主導権を握り、原田には徹底的にタッチさせないなど、コーナーに原田を釘づけにする。
 YO-HEYが窮地を脱して、やっと原田に交代したが西永レフェリーは交代を認めず、また釘づけにされると、遂に焦れた原田がタダスケに襲い掛かって場外で乱闘となり、その間にHAYATAがYO-HEYをムーンサルトプレスで攻め込むが、キックアウトしたYO-HEYがYO-ROLLで逆転3カウントを奪うも、怒りの収まらない原田はタダスケと殴り合い、そのままバックステージへとなだれ込んだ。

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