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新木場で初開催されたの最強タッグ決定リーグ!公式戦結果!
11月26日 全日本プロレス「2017世界最強タッグ決定リーグ戦〜旗揚げ45周年記念シリーズ〜BS11 presents GROWIN' UP vol.9」新木場1stRING 380人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○諏訪魔 石川修司(20分32秒 体固め)[1勝3敗=2点]X野村直矢 青柳優馬
※ラストライド【試合後の諏訪魔&石川】
石川「ありがとうございました」諏訪魔「よし。やったよね。やったよ」
石川「これで2勝2敗。やっと五分」
諏訪魔「調子いいリズムにできたっていうのは一番の収穫だよね。よかったな」
石川「さすが最強タッグリーグだけあって、野村&青柳は全然簡単じゃなかったですね」
諏訪魔「間違いなく伸びてんだよ。それはもう身を持って感じるし。俺もギリギリのところでやってるんだから」
石川「それはでも、うちらのギリギリはしぶといから」
諏訪魔「そうだよ!」
石川「うちらは全盛期だから、本当にしぶといよ」
諏訪魔「全盛期ギリギリから凄いからね」
石川「ここから伸びるから。追い込まれて。また行きましょう」
諏訪魔「行きましょう!」
――フィニッシュに持って行けば確実に取れるという手応えはある?
諏訪魔「あるね。まあ、上げられるから、ちゃんと」
石川「いけますよ。残り全員もあれで討ち取って、優勝しかないんで。優勝しましょう」
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○宮原健斗 ヨシタツ(21分38秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド)[2勝1敗=4点]KAI XTAJIRI
【試合後の宮原&ヨシタツ】
ヨシタツ「この参加チームの中で一番のくせ者チームに勝ったから、この先に、波に乗って行けるよな?」宮原「行けるぜ。2勝目だ。2勝目、2勝目。もう目の前の1戦1戦、戦うしかないんだ。ロング・ドライブだ。ロング・ツアーだ。日本全国を回るんだ。そして、ここ東京に戻ってくる。どうなってんだ? 12日までに。俺もワクワクしてるよ」
ヨシタツ「俺はね、最近勝ち始めて、嬉しいのはあるんだけど、やっぱ最後、健斗に全部持って行かれてるというのは段々悔しくなってきた。俺もそろそろマイク、本領発揮して。お互いマイクでも切磋琢磨。簡単に健斗には主役を譲らない」
宮原「ああ、いいぜいいぜ」
ヨシタツ「これで切磋琢磨して、もっともっと…もっともっといい雰囲気に。な? 全日本持って行こう」
宮原「入場からマイクまでが俺らの勝負だ、タッグチームは。隣にいるけど勝負だ。その勝負で12日まで突っ走るぜ」
ヨシタツ「よし。全勝するぞ」
【試合後のTAJIRI&KAI】
TAJIRI「いや、申し訳ない」KAI「あと一歩だったんですけどね」
TAJIRI「俺さ、乗り物嫌いなの、ジェットコースターとか。特に1回上がって、落ちるのが大嫌いで、あれみたいな気がするわ。俺、凄い弱いんだよ。ゴメン。本当に申し訳ない」
KAI「楽しみにしていたからこそ、楽しみすぎましたかね?」
TAJIRI「楽しみすぎたな。なんか遊園地行っちゃったよ。それでジェットコースターに乗っちゃったよ。本当に申し訳ない」
KAI「苦手だったというのが最後の最後で気づきました」
TAJIRI「俺、高いところ嫌いじゃない? ヨシタツさ、あいつ、宮原健斗と組んでるのずるくねえ?」
KAI「いや、ずるいですよ」
TAJIRI「俺たちだって組んで、3人でチーム組みてえよな。だって楽じゃん。組んで後ろにいたら」
KAI「だって敵がいないようなもんですもんね。あれはずるい。ずるすぎる。また何回でも叩き潰さないとダメじゃないですか?」
TAJIRI「俺、あれで頸椎ズレたかと思ったよ。ジャーマンとか、ああいうのってビョーンって来るじゃん? タイミングがわからねえんだよ。あんなの、食らったことないから」
KAI「あんなの食らったのは何年かぶりじゃないですか?」
TAJIRI「初めてだよ、ああいうのは。けど、あいつらだって1敗してるでしょ? みんなしてるよね? うちらは初めてだから、まあまあまあまあ。あとはハッキリ言って、秋山&大森組ぐらいで、大したのはいないんじゃねえか? でも、あれだな、油断しちゃダメだな」
KAI「油断しちゃダメですよ。また酒を飲み直さないとダメじゃないですか」
TAJIRI「そうだな。今日はあれだから、明日はオフだから頼むよ」
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タマが新技披露でウォーマシン粉砕!KESは無傷の3連勝! WORLD TAG LEAGUE 2017 愛知大会公式戦結果
11月26日 新日本プロレス「鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017」愛知県体育館 4089人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]マイケル・エルガン ○ジェフ・コブ(8分26秒 片エビ固め)[3敗=0点]デビット・フィンレー ×北村克哉
※ツアー・オブ・ジ・アイランド【エルガン、コブの話】
エルガン「前回、K.E.Sに負けてから2日が過ぎた。しかし落ち込むんじゃなく、すぐに頭を上げて、今日の試合に備えた。そして、この結果だ。次はコーラクエンホール(11・29)でベストフレンズが相手だ。もちろん、俺たちが勝つ。彼らとはこの日本でのツアーで初めて闘うわけだが、俺とジェフは彼らの下に甘んじるつもりはない。必ず勝つ」コブ「俺たちはまだ、少ししか頭をもたげていない。そして今夜、次の場所へ向かって列車に飛び乗った感じだ。そうだ、『WRESTLE KINGDOM』に向かう列車にな。このまま直行だ」
【フィンレー、北村の話】
北村「(※フィンレーの肩を借りてコメントスペースにやって来るなり)ソーリー……」
フィンレー「OK。よくやったよ。お前、デビューしてどれぐらいたつんだ?(デビューは)1月?2月?」北村「3月」
フィンレー「サンガツか。マーチだな。こいつは3月にデビューして、まだ何カ月しかたってないんだ。にもかかわらず“ビッグK”は、この『WORLD TAG LEAGUE』に出場している。こんなヤツ、ほかにいるか? 天使のような扱いだ。これほどまでの筋肉の持ち主だぞ。どれだけ練習を積んできたか。しかもそこに、獅子の心(ライオンハート)が備わってる。な? カワトがなんて言ってるか知らないけど、言わせておけばいい。今はまだ、勝ったり負けたり。いや、負けが続くこともある。だけど、そんな1年を過ごせば、必ずすごいヤツになる。まだ、この『WORLD TAG LEAGUE』は残っている。そこで結果を出すかもしれないぞ。ほら、あれだけやられても、こうやってまだ立っていられるんだから。さあ、次だ。次の試合でまた力を爆発させろ。シングルでもタッグでも、こいつは手のつけられない男になるぜ。それは俺が保証する」
北村「マイケル・エルガン、ジェフ・コブ……彼らがあれだけのパワーを身につけてきたこと(の裏側で)、どんだけの努力してきたか僕は知っている。だからこそ、彼らのパワーをリスペクトしてるし、ファイアとスタイルもリスペクトしている。でも今日は、もっといい試合をして勝ちたかった。まだ(『WORLD TAG LEAGUE』は)終わってない。これから、もっと進化していきます」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○バレッタ チャッキーT(9分23秒 エビ固め)[3敗=0点]真壁刀義 ×ヘナーレ
※ストロングゼロ【バレッタ、チャッキーの話】
バレッタ「これで半分終わったのか?だけど、あんなケガ上がりじゃ、俺たちの敵にならないよ。また折ってしまうか、こっちの方が不安だった」
チャッキー「そこまでやらなくてもと思ってたけど、リングに上がってきた限りはしかたないよね」バレッタ「そうだな」
チャッキー「とにかく、これでまた一つ先に進んだわけだ。その時は刻一刻と近づいてきている」
バレッタ「まあ、勝ったんだからな。作戦通り、うまくいった」チャッキー「とにかく、俺たちは決勝を目指してるんだから。そのためには、このBブロックを勝ち抜かないとな。やりすぎっていうヤツがいるかもしれないけど、これは勝負だ。決勝に上がるためには、勝たないといけないからな。まだトーナメント(リーグ戦)は続く。俺たちにやられたくなかったら、とっとと家に逃げ帰ることだな」
バレッタ「そうだよな。逃げかえれば、俺たちにやられることはないんだからな」
チャッキー「犬が逃げていくようにな。Bow、Bow、Bow……」
【真壁、ヘナーレの話】
真壁「いやあ、今日の試合、悔しいな。ヘルプしきれなかった。今日、ヘナーレ頑張ったよ。超頑張った。足ケガしてんのに、大したもんだよ。だけどよ、このリーグに出場してる限りは、そんなの当たり前だよな、だからこそ、だからこそ、次、勝ち(を)取りにいくからよ。今日のヘナーレはすごかった。それを助けられなかった俺が悪かった。なんか(質問)あるか?」--試合を重ねていくうちに、ヘナーレ選手の復帰に際しての気持ちが伝わって来てるんじゃないですか?
真壁「来てるね。来てる。いま、来てるんだよ。ヘナーレだって、最初リングに上がった時とは、反応が全然違う。何がって? 仲間意識。それプラス、期待だよな。あいつにとっての期待だ。その期待が、あいつの声援に結びついてんだ。それっは絶対に否めないものだと思ってる。だから、だからこそ、次は勝ち(を)取りにいくぜ。必ずだ。それだけだ」ヘナーレ「(※真壁と入れ替わりに、脚を引きずりながらコメントスペースにやって来て)スイマセン。闘いに戻るべくニュージャパン・ドージョーに帰って来たときに、真っ先に教えてもらったことがある。どれだけ痛みがあろうとも、それに屈するなということ。それを感じないだけのボディーを作れということ。そして、決してあきらめるなということ。そのため腕立て伏せを100回やっても止めずに続けて、ブリッジもこれまで以上に長時間やった。さらにスクワットも2000回で止めずにさらに続けた。練習でも闘っていた。それだけやったからマカベサンとこうして組ませてもらえたわけだし、組んだからにはマカベサンから必要な存在だと思われるように頑張っていこうとを決めた。そして準備万端にして復帰戦に臨んだ。だけど、今日はギブアップしてしまった。バレッタもチャッキーも、ケガした個所を狙ってきた。これまで、あれほど狙われたことはなかったからギブアップしてしまった。こんなに痛みを感じたことなかったから、ギブアップしてしまった。だけど、まだこのタッグリーグにチャンスは残されている。次の試合でも、マカベサンと俺は決して下がらない。どんなに痛めつけられようとも。ハートはまだまだ燃えている」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(12分48秒 エビ固め)[1勝3敗=2点]×石井智宏 矢野通
※キラーボム【アーチャー、スミスの話】
アーチャー「簡単なことだ。どの試合も実に簡単だ。みんなを葬り去るのはいとも簡単なことだ。“K.E.Sキラー・タッグリーグ”なんだからな」スミス「(※手にしていたペットボトルを握りつぶしてフロアに叩きつけ)このボトルと同じだ。このニュージャパン・プロレスリングでの競争は、K.E.Sがすべてのヤツらを握りつぶしてやる。お前らはグチャグチャに握りつぶされるだけなんだ。このボトルのようにな。俺たちが言ってることを心に留めておけ。これはニュージャパンの『WORLD TAG LEAGUE』じゃない。これは“キラー・タッグリーグ”なんだ。このデイビーボーイ・スミスは、過去にないほど最高にシェイプされている。そしてランス・アーチャーは過去最高に、そしてこの先を含めても最高に狂暴化している。このタッグリーグ、残された試合も俺たちが勝利する。無敗で、全勝で終えてやる。しっかり、それを頭に刻み込んでおけ。誰も俺たちを止めることなんてできない。俺たちが歩いた後には、屍だけが残されているんだ。キラーボムの餌食になった屍がな……」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○タマ・トンガ タンガ・ロア(14分4秒 レフェリーストップ)[2勝1敗=4点]×レイモンド・ロウ ハンソン
※ドリームキャッチャー【タマ、タンガの話】
タンガ「(※静かな口調で)こうやって、ここに戻って来たぞ。おまえたちがいつも言ってたことは何だったかな? あれはどういう意味だった? どうしてああいうことが言えたんだ? おまえらは、自分たちが果たせないことを大声で叫んでいたよな? これでも、まだ言い続けるのか? 『世界制圧だ!』って」タマ「まず、日本を制圧しないといけないんじゃないのか? それには同意するよな? まずはこのシンニホンプロレスをな。あ、日本語で言ってもわからないか。じゃあ、ニュージャパン・プロレスリングだ。そこに俺たちはいるんだからな。ところでおまえらは、まだこんな小さな島国さえも制圧できてないんだぞ。小さな小さな島なのに。小さいかもしれないけど、おまえらは制圧できない。なぜなら、それは俺たちゲリラズの使命だからだ。おまえらは邪魔さ、俺たちが進む道に立ちはだかってるだけのな。そんなもの、蹴飛ばしてやる!」
【ロウ、ハンソンの話】
※ロウは足元がおぼつかず、ふらつきながらコメントスペースにやって来る
ハンソン「ゲリラズ(オブ・デスティニー)よ、ゲリラズ、そうゲリラズよ、これは単なる1試合にしか過ぎない。ゲリラズよ、お前らは俺たちに何をしたかわかってるのか? 俺たちを戦争に落とし込んだんだ。おまえたちと俺たちの間は、戦争になったんだ」ロウ「それも終わりのないものにな」
ハンソン「このタッグリーグ、これで終わったわけじゃない。まだまだ続く。おまえらは俺たちをさらに飢えた状態にした。そして、さらに怒らせた。さらに恐ろしいものにした」
ロウ「おまえらを戦争の真っただ中に放り込んでやる。コーナーに下がることさえできないような。俺たちから逃げるな。俺たちの誇りを懸けて叩き潰す。俺たちに雪辱を果たす時を与えろ。誰も止められない。誰も安全なところにはいられない」ハンソン「俺たちの闘いの一つひとつは、地獄への道しるべだ。ウォーマシンが、この『WORLD TAG LEAGUE 2017』で、すべてのヤツらを死に追いやってやる。それこそが、ウォーマシンの世界制圧だ!」
ロウ&ハンソン「ウォー!」
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デスジュース公式戦初黒星!永田&中西は鈴木軍を粉砕で初勝利!WORLD TAG LEAGUE 2017滋賀大会公式戦結果
11月25日 新日本プロレス「鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017」滋賀県立体育館 1738人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○EVIL SANADA(9分40秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]バットラック・ファレ ×チェーズ・オーエンズ
※マジックキラー【EVILの話】「言っただろ、今回の『WORLD TAG LEAGUE』は、俺とSANADAがダークネスに染め上げてやると。史上最高のフィナーレを、お前らに見せてやる。なんの問題もない。ノープロブレム、ノーサプライズだ。よく覚えとけ。This is EVIL。E~verything is EVIL。すべては………………EVILだ」
【ファレ、オーエンズの話】
ファレ「Woh、Woh、Woh、起こるはずのないことが起こってしまった。どういうことなんだ? 聞かせてもらおうか」オーエンズ「ミスしてしまったから、こうなった」
ファレ「まあ、いい。気にするな。頭にいかしたタトゥーでも入れれば、落ち着くよ。次は勝つんだ。まだまだ上っていかないとな。最後までいくためにはな」
オーエンズ「今夜は不運だった。作戦通りいかなかったんだから。作戦通りいってれば、バッドラック・ファレとチェーズ・オーエンズの勝利で終わってたんだ。これで2勝1敗。まだ4試合残ってる。それに勝てば問題ない。誰にも文句を言われずに決勝に進めるからな。これほどの大男と組んでるんだ。突っ走れるぜ。Too Sweet」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]天山広吉 ○小島聡(12分28秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]ジュース・ロビンソン ×サミ・キャラハン
※ラリアット【天山、小島の話】
天山「最後はね、きっちりとコジが(決めてくれた)。なんか見たけど、キスしやがってね。俺でさえやったことない、コジとキスなんかね。コジ、簡単に(唇)奪われてもうて……。そんなキスもね、そんな攻撃も無駄に終わってもうて。コジが一発でかましてくれてね、最後、ビシッと。これで公式戦2勝目ってことで、このままいきたいなと思います。まあ、ジュースもサミも、いいコンビやけどね、俺たちの、テンコジの年輪、今までの実績、いろいろひっくるめても、この足元にも及ばない。なにしてこようが、キスしてこようが、なんともないですよ。このまま一気にリーグ戦突っ走って。次は明後日? (対戦相手は)YOSHI-HASHIとか、あのへんやね。ケチョンケチョンにやって、(3)連取に持っていきますよ。『WORLD TAG LEAGUE』優勝、絶対、テンコジでいくから、見とけよ」小島「どうして、どうして、アラフォー以上の、アラフィフ以上と言われてるテンコジが、どうしてキャリアもう27年目に入ってしまったテンコジが、なぜこういうときに勝てるか教えてやるよ。それは、絶対に負けたくないと思っているからだ。いいか、こんな簡単なことねえだろ。世の中の人に、みんなに教えてやる。絶対にそうなりたくないと思ったら、そういう信念を持って生きていけばいい。そうすれば、今日みたいな結果になれると思う。俺ぐらいの年齢で、いろんな悩みとか、いろんなものを抱えてる大変な人はいっぱいいるだろう。俺は、そういう人たちのために闘ってんだ。な? おこがましいかもしれないけど、そういう人たちの気持ち、全部背負ってんだ。今、テンコジが頑張る意味、それはこういう試合で、いかに自分自身をさらけ出すか、いかに自分自身をすべて出し切るかだ。だから、今日みたいに勝つことができる。これは必ず、今後にもつながっていく。いいか、これは全プロレスファンに教えることだ。全プロレスファンどころか、もっともっと世界中のアラフォー、アラフィフの人たちに教えてやりたいことだ。いいか、どんなことがあってもあきらめなければ、こういう結果にできる。それだけです」
--今日は得意のコンビネーションをかわされるシーンも目立ちましたが……。
小島「そんなのもう、百も承知なんですよ。だって、コンビネーションなんて、いっつもうまくいかないことが当たり前になってて、そんなの俺たちの中では、それさえも計算に入ってる。コンビネーションがうまくいかないことがもう、当たり前になってるから。それだけの、100通り、1000通りの当たり前がいっぱいあって、それをすべて乗り越えてきた自負があるから。どんな風に流れたって、こうやって俺たちのもとに流れを引き寄せることができます」【ジュース、キャラハンの話】
ジュース「これまで2チームをやっつけてきた。YOSHI-HASHIとゴトー、そしてSANADAとEVILのチームを。だけど今夜はテンコジにやられてしまった。まあ、終わったことは仕方ない。『G1』と同じで、『WORLD TAG LEAGUE』でも何が起こるかわからない。1試合1試合、全力で闘いうしかない。とにかく、(リーグ戦は)全部で7試合。誰とどこで闘うか。あと4試合残ってる。簡単には勝てないだろうけど、一つずつ勝っていくしかない。今夜は向こうの方が上だった。やれるだけのことはやったけど。彼らがなぜレジェンドと呼ばれているのかを知ったよ。これを次につなげていくしかない。その理由がわかったからには、俺たちもそう呼ばれるように歩いていくだけさ。45歳を超えてもなぜあんなに強いのか。だからこそ、テンコジなんだろうな。テンコジよ、また闘おうぜ。タッグリーグが終わってからな。今日は俺たちの負けだ。2日後はもう一つのベストチーム、ナガタとナカニシが相手だな。勝って、優勝へ向けて走っていくぞ」(※キャラハンはジュースがコメントしている間、小島のラリアットを浴びた目を押さえて「やられた」「どこなんだ、ここは?」「どこにいるんだ?」などとうわごとのように繰り返ていたが、永田の名前を聞いて……)
キャラハン「誰って言った?」ジュース「ユージ・ナガタと……」
キャラハン「ン? WCWで聞いた名前だぞ」
ジュース「いまはニュージャパンにいるんだ」
キャラハン「そうなのか……。あの頃と同じなのか? なあ?(※と言いながら、先に引き揚げていったジュースを追いかけて控室へ」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○永田裕志 中西学(12分3秒 バックドロップホールド)[1勝2敗=2点]鈴木みのる ×飯塚高史【永田、中西の話】
中西「永田さん……ああ、やっと勝てた」永田「ま、反則とか、レフェリーのブラインドを突くとか、そういうことはさすがだな。ずるいこと、悪いこと……ただ、もっと体力的なものとか技とか、いまいち響かなかったのは残念だなと。鈴木みのる、いつ当たっても……鈴木みのる、かつての強さを知ってるだけにね、ずいぶん、スタイルをチェンジしちゃったのが、ちょっと不思議かなと。もしかして、老いたか? 老いを隠すためのシフトチェンジ、モデルチェンジしたのか? そうは思いたくないけど。今日は、反則にはかき回されたけど、体力的には全然、大丈夫でしたね、僕も、中西も。もっとガーッと、心臓が爆発するぐらい、(体力を使い果たして)体がヘロヘロになるぐらいの試合をしたかったなと。次の試合からも、それなりに頑張ります。(※中西と握手を交わして)ありがとうございます」
中西「こちらこそ。永田につなげたら絶対なんとかなると思ったから。なんとか、なんとか狙った通り。今度は俺が決めるから」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○ハングマン・ペイジ 高橋裕二郎(11分1秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI
※ライト・オブ・パッセージ【ペイジ、裕二郎の話】
ペイジ「また2点を積み重ねたぞ。これで4点だ」裕二郎「(※英語で)あとどれだけやっつけたらいいんだ?(※日本語で)あと(公式戦)何試合?」
--4試合です。
裕二郎「(※英語で)4 more shitだ。フォー・モア・ウンコ」ペイジ「そうか。今日はあいつらにShitをぶつけてやったぜ。(※ここで引き揚げてくる際にペイジが杖を持ち、裕二郎が絞首刑用の荒縄を首に巻いていることに気がついて)取り違えてるぜ。取り替えないと」
裕二郎「(※英語で)オオ、そうだな(※と言って取り替える)」
ペイジ「まあ、そんなことは問題じゃない。今夜、あいつらがどんな気でいるかなんて俺たちには関係ない。とにかく俺がYOHSI-HASHIを叩きのめした。おねんねさせてやったぜ。このままぐっすりお休みだ」
裕二郎「(※英語で)彼は眠ってしまったのか?」
ペイジ「たぶんな。まあ、ホントに眠ってしまったかはどうでもいいけど。さあ、TOKYO PIMPよ、俺たちは楽しみな時間を過ごそうぜ」
【後藤の話】「クソッ。まだ少し、心が離れてる。ほんのわずかなことなんで。これで2敗……。ま、切羽詰まったときに、俺の真の実力っていうのは出てきますんで。安心してください。俺もYOSHI-HASHIも、ハートは砕けてないから」
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11、12月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行 2017年度伊賀プロレス大賞、年内更新予定のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった11月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、12月4日の午前0時から投票受付を開始します。
12月2日 午後11時00分ノミネート発表
12月4日 午前0時投票受付開始
12月11日午前0時投票受付終了 結果発表また12月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定しました、2016年1月3日の午前0時から投票受付を開始します
1月1日 午後8時00分ノミネート発表
1月3日 午前0時投票受付開始
1月10日午前0時投票受付終了 結果発表よろしくお願いします!
今年のブログ更新は緊急ニュースがない限りは12月27日までとさせていただきます。
毎年恒例の伊賀プロレス大賞2017の詳細が決定しました。
今年もMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行、ベストタッグ、ベストユニット、女子プロレスMVP、ベストキャラクターの投票を受け付けます!。
投票受付は年明けの2018年1月を予定、詳細は後日発表します。
本年もあと僅か、今後ともよろしくお願いします
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完全引退記念、ザ・グレート・カブキはこうして誕生した!
2017年に"東洋の神秘"ザ・グレート・カブキが完全引退することを発表した。カブキは1998年に引退したが、2002年にカンバック、今日まで様々なリングに登場して健在ぶりを見せつけて来た。
カブキこと高千穂明久がデビューしたのは1964年、その後生え抜きながらも若手・中堅の一角を担い、受身や試合運びの定評さは当時若手だった藤波辰爾からも「プロレスの教科書のような人だった」と絶賛されていたほどだった。
高千穂は1970年にアメリカ遠征へ出発するも、日本不在の間に日本プロレスにクーデター事件が勃発、これまで日本プロレスの2トップだったアントニオ猪木、続いてジャイアント馬場も退団=独立となったため、「オヤジ」と慕い日本プロレスの社長だった芳の里の要請で帰国するも、坂口征二も離脱したことで日プロの崩壊が決定的となり、芳の里の薦めもあって馬場の全日本プロレスに合流することになった。
全日本での高千穂の扱いは外様ながらも中堅でサムソン・クツワダと組んでオーストラリアにも遠征し、帰国するとクツワダとのタッグでアジアタッグ王者にもなるも、待遇面においては決して満足できる扱いではなく、「若手のコーチ役を請け負っているから」ギャラアップ額が「1試合100円増(後に500円)」だったこともあって扱いは良いものでなかった。クツワダがジャンボ鶴田を巻き込んで全日本内でクーデターを画策する事件を起こし、クツワダはマット界から追放となったが、さすがに高千穂も全日本に嫌気を差してアメリカへ戻ることを決意、馬場も高千穂の扱いは良くはしなかったものの受身や試合運びの良さは内心評価していたことから「若手のコーチ役として留まって欲しい」と猛反対したが、既に高千穂はフロリダからオファーを受けていたこともあって、馬場は渋々了承し1年間だけの約束で1978年に高千穂はアメリカへ戻ったが、高千穂は「アメリカへ行ってしまえばこちらのもの」と1年で日本に帰るつもりはなかった。
高千穂が向かった先であるフロリダは元NWA世界ヘビー級王者だったジャック・ブリスコ、ダスティ・ローデスがトップを張っていたこともあって、NWAの中でもギャラが稼げる屈指の黄金テリトリーだった。そこで再会したのはフロリダマットでヒールとして活躍したマサ斎藤で、高千穂とマサは日本プロレス時代からウマが合い、斎藤が高千穂のことを「お父さん」、高千穂が斎藤のことを「マサやん」と呼ぶ間柄だった。二人はフロリダマットで斎藤のレスリング時代の後輩でアメリカに滞在していたタイガー服部をマネージャーとして巻き込んでタッグを結成、たちまち売れっ子となり、またフロリダのプロモーターのエディ・グラハムもレスラー出身とあってレスリングの質には厳しかったが、高千穂の試合運びや受身の良さも高く評価した。
1年経過するとマサはAWAに誘われためタッグは解消となり、高千穂はテキサス州アマリロ、1980年8月に開催された「プロレスオールスター戦」で一旦帰国してから、カンザスと渡り歩き、その間にグリーンカード(永住権)も取得、そしてカンザスでタッグを組んだブルーザー・ブロディを通じて、テキサス州ダラスのブッカーだったゲーリー・ハートからのオファーを受け、ダラスへと向かったが、ゲーリーとの出会いが高千穂の運命を変えるものとは、本人も気づいていなかった。
1980年暮れにゲーリーと対面した高千穂は連獅子姿をした歌舞伎役者の写真を見せられ、こういったマスクマンにならないかと持ちかけられた。実はゲーリーは1度も日本に来日したことがなく、歌舞伎というものも全く理解していなかったのだ。高千穂は歌舞伎役者はマスクをしているのではなくメイクをしているんだと説明すると、ゲーリーはメイクをしてくれと要求され、また忍者コスチュームも自作し、ヌンチャクもロス滞在時にマスターしていた。そして毒霧も様々な液体を試し、吹き方も練習するなど、試行錯誤した末にザ・グレート・カブキが誕生、毒霧パフォーマンスもファンに大いに受けて、子供達がジュースを使って真似をするほどだった。カブキみたさに観客も増え始めて客を呼べるスターとなり、ダラスのプロモーターだったフリッツ・フォン・エリックからも絶大な信頼を寄せられるようになった。またダラスだけに留まらず、カンザス、ジョージアからもオファーがかかり、たちまち各エリアから引っ張りダコとなっていった。
そのカブキが日本に逆上陸を果たしたのは1983年2月の「エキサイトシリーズ」、馬場からの命令で、カブキ本人は乗り気にはなれなかったが、全日本に籍を残していた事もあって断ることが出来ず、一旦帰国を決意、本人は高千穂明久としての帰国を望んだが、カブキの評判は日本にも知れ渡っていたこともあって、カブキでの帰国をリクエストされた。この頃の全日本はブッカーは佐藤昭雄に代わっており、また馬場自身もハーリー・レイスに奪われたPWFヘビー級王座を奪還するため渡米、シリーズを全休することになっていた。馬場の留守をジャンボ鶴田と天龍源一郎が預かることになったが心もとないため、カブキに帰国を要請したのだ。
1993年2月11日の後楽園ホールは超満員札止め、カブキの試合はセミファイナルに組まれ、会場が暗転すると入場テーマ曲「ヤンキーステーション」に乗ってカブキが入場、リングアナがコールするとヌンチャクパフォーマンスを披露、開始ゴングが叩かれると天井に向けて毒霧を噴射、このパフォーマンスだけでも観客を魅了する。対戦相手は中堅ヒールで全日本の常連だったジム・デュラン、カブキは持ち前の試合運びの良さでデュランを翻弄、最後はカブキ蹴りと言われたトラースキックから、セカンドロープからの正拳突きで3カウント、この一戦だけでカブキは日本でも認められ、爆発的な人気を呼んだ。このシリーズではトップ外国人選手だったタイガー・ジェット・シンとも対戦、元NWA世界ヘビー級王者だったトミー・リッチとの試合では反則負けを喫してしまうが、カブキ人気は衰えず、自分の留守にカブキ人気で盛況だったと聞きつけた馬場も慌てて帰国して最終戦のみに参戦するなど、馬場を含めた全日本内部でも嫉妬するぐらいだった。
しかしカブキはシリーズが終えると日本に留まらずアメリカへと戻った、カブキが爆発的な人気を呼んだにも関わらず、当時の全日本は経営危機からの再建中でギャラも高千穂明久時代と変わらなかったからだった。アメリカに戻ってもカブキ参戦のリクエストが多かったため、カブキは多忙なスケジュールの合間を縫って帰国し全日本に参戦し続けた。当時の全日本は夕方5時半に放送されていたが、新日本の初代タイガーマスクのような子供に人気のあるレスラーはミル・マスカラスしかいなかった。だがマスカラスも自身のピークが過ぎると共に人気も停滞していったため、マスカラスに代わる新しいスターを欲していた。
1983年12月12日、蔵前国技館大会でNWA世界ヘビー級王者だったリック・フレアーにも挑戦、この試合も佐藤からのリクエストだったが、世界最強タッグ決定リーグ戦が主役にも関わらず、フレアーvsカブキ戦を見たさにチケットが売れて超満員札止めとなり、試合も佐藤がアメリカでのカブキを見せて欲しいというリクエストを受けて、序盤はショルダークローを駆使してオーソドックスな攻めから、次第にカブキらしさを見せる試合運びを披露、試合はフレアーが足四の字固めで捕獲し、カブキがロープに逃れたところで、焦れたフレアーがミスター林レフェリーを突き飛ばして反則負けとなり、王座奪取はならなかったが、向かってくるフレアーにカブキは赤い毒霧を噴射して撃退するなど、最後までカブキらしさを貫いた。
その後日米を股にかけて活躍してきたが、WWFの全米侵攻の余波を受けてNWAの各テリトリーが崩壊、アメリカでの活躍の場を失ったカブキは日本に定着を余儀なくされ、全日本では天龍率いる天龍同盟の試合で再び脚光を浴びたが、カブキも天龍に追随する形で全日本を退団、SWSではブッカーに就任、その後WAR、新日本プロレス、東京プロレス、IWA JAPANと渡り歩いて1998年にIWA JAPANのリングで引退したはずだった。引退後は居酒屋経営をしつつ、女子やインディーレスラーを指導していたが、4年後の2002年に新日本プロレスで武藤敬司とは別のGREAT MUTAとジョニー・ローラーのマネージャーに就任することで再びマット界へ戻ると、試合を行うはずだったMUTAが骨折して欠場してしまい、新日本はカブキに復帰を要請する。カブキは断ったものの、レフェリーでフロリダ時代の盟友である服部や、大会プロモーターで日プロ時代の先輩だった星野勘太郎に頭を下げられ、1度限りの約束で仕方なく復帰も、それから各団体から次々とオファーが舞い込み、なし崩し的に本格復帰を果たした。
そのカブキも2017年をもって完全引退し、長きに渡るレスラー生活に終止符を打つ。
(参考資料=辰巳出版「東洋の神秘」ザ・グレート・カブキ著)
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ウォーマシン、KESがニューフェースに勝利!WORLD TAG LEAGUE 2017 鳥取大会公式戦結果
11月24日 新日本プロレス「鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017」鳥取・米子コンベンションセンター 1503人満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○石井智宏 矢野通(8分34秒 片エビ固め)[0勝2敗=0点]デビット・フィンレー ×北村克哉
※垂直落下式ブレーンバスター【石井の話】「昨日言った通り、話になんねえんだよ。あんなの、エントリーさせんな」
【フィンレー、北村の話】
フィンレー「キツイ闘いだったな。“ビッグK”(※北村のこと)、こっちに来い。大丈夫か?」北村「はい」
フィンレー「大丈夫か。なら、いい。イシイとヤノは元IWGPタッグチャンピオンだよな。まあ、ほかのヤツらがそれをどう思ってるか知らないけど、元タッグチャンピオンが相手だったんだ。それを相手によくやったよ。勝ちたかったけどね。まあ、まだまだ経験を積まないといけないな。それにしても、イシイとヤノは俺を狙ってこなかった。北村にばっかりキツイ攻撃を仕掛けて。イシイよ、俺にもっとヘッドバットを打ってこい。まあ、負けてしまったのは残念だったけど、終わったことはもういい。(※北村に向かって)次は勝とうぜ。お前も同じ気持ちだろ? 次こそは勝つと信じて闘うんだ。まだ、たった2回負けただけだからな。勝利をあきらめるな。まだまだ試合はたくさん残ってる。細かいことは言わない。とにかく先に進んでいこう。まだまだ闘いは続くぞ。彼のライオンのような心は、まだ消えていない。いや、ますます狂暴なライオンになってるぞ。彼のこの獅子の心は、誰にも負けてない」
北村「イエス、ネバー・ギブアップ。ネバー・ギブアップ」
フィンレー「そうだ、ネバー・ギブアップだ。その気持ちがあれば、チャンスは必ずやって来る」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]タマ・トンガ ○タンガ・ロア(9分4秒 片エビ固め)[0勝2敗=0点]真壁刀義 ×ヘナーレ
※エイプシット【タマ、タンガの話】
タマ「なあ、兄弟、今日はどうだった?」タンガ「1対1になったら負けないぜ。1対1ならな。この前どうだったなんて関係ない。俺たちが勝ったんだ。文句があるヤツは、力で追い払ってやる」
タマ「マカベ、お前をどこまでも追い回すぞ。だけどこのリーグ戦、お前はハンディを背負ってるようなものだな。これで勝った気にはなってない。まだまだ追い回すからな。あんなグリーンボーイ、ヤングボーイに勝ったからといって、お前に雪辱したなんて思ってない。お前とは何度も何度も、数えきれないほど闘ってきたな。その中でも一つ、忘れられない闘いがある。この同じタッグリーグ戦だった。1年前のことだ。お前はホンマと組んでいた。そして俺は弟と組んでいた。昨年の決勝戦、お前にとっては最高のフィナーレだったな。だけど、俺たちはそうじゃなかった。まあ、両チームとも最高の結末ってことになるはずないがな。その時の借りを返さないと。グリーンボーイであるヘナーレを片付けることなんて簡単さ。今日、見た通りだ。アイツは俺たち以上にハングリーだった。ケガ、手術からリングに戻って来て、燃えてたよ。どれだけのものか確かめてやろうと思ってたけど、思った以上だった。マカベよ、お前よりも気持ちが入ってたぜ。だけど、お前らの思い通りにさせるわけにはいかない。それが今日の勝利になった。俺たちの方が優れてたってことだ。まだまだ俺たちは出ていかないといけない。それを邪魔するヤツらは片っ端からやっつけるまでさ。K.E.Sもウォーマシンも、俺たちより劣ってるんだ。それも少しじゃない。5段階も6段階もな。俺たちはまったくダメージなんて受けてない。俺たちは前とは違うんだ。こいつは大学時代、フットボールの一部リーグで活躍した。そして俺は軍隊にいた。それもアメリカじゃなくて戦場だ。その2人が組んでるんだ。俺たちが成功しないなんてこと、あるはずない。すべてのものを奪い取ってやる。それができるのが俺たちさ。俺たちが進む道に立ちはだかるヤツは、誰であろうと叩きのめしてやる。俺たちに怖いものなんてない。まあ、親父はおふくろのことが怖いけどな……」
【真壁の話】「やられたけど、ヘナーレ、のってきたよ。言うことない。いいんじゃねえの? 実力差だ、実力差。実力差があった。それがすべてかもしんねえ。それをひっくり返すのが俺たちだよ。力で。やってやるぜ。次が誰だろうよ、やってやるからよ。覚悟しとけ。そんだけだ。いいか、これは負け惜しみでもなんでもねえ。つかんだもんがあるんだ。やってやるぜ」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○レイモンド・ロウ ハンソン(14分11秒 エビ固め)[1勝1敗=2点]バレッタ ×チャッキーT
※フォールアウト【ロウ、ハンソンの話】
ハンソン「どこにいるかって? じゃあ、言っておくぞ。タッグリーグへ、ようこそ……」ロウ「これで2勝。また一つ、先へ進んだ。また一つな」
ハンソン「そうだ、一歩前進だ!」
ロウ「このタッグリーグ……」
ハンソン「着実に一歩ずつ進んでるぞ!」
ロウ「言った通りに先へ進んでる」
ハンソン「また次に進むぞ!」
ロウ「リベンジのためにな……リベンジを果たすためにな……」
ハンソン「これで2チームをやっつけた! 2チームが俺たちの前で這いつくばった! 誰も俺たちを止められない! 誰もだ、誰も!」
ロウ「そうだ、誰もな!」
ハンソン「誰も!」
ロウ「誰も!」
ハンソン「誰も!」
ロウ「誰も!」
ハンソン「誰が止められるものか! 2017年、2017年の『WORLD TAG LEAGUE』、ウォーマシンが制する」
ロウ&ハンソン「(※声を揃えて)ウォー!」
【バレッタ、チャッキーの話】
バレッタ「チャッキー、大丈夫か? ウォーマシンは『誰も俺たちを止められない』って言ってたけど、その通りの結果になってしまったな。俺たちが闘う前はそんなことないって思ってたけど、その言葉を覆すことはできなかった。その通りの結果になったんだから、何も言うことはないよ。みんな、冗談を言ってるって思うだろうけど、リング上で起こったことがすべてだ。バックステージで何を言っても意味がない。きついトレーニングをしてきたけど、きつい闘いだった。いけると思ったシーンもあったんだけどな。(※チャッキーに向かって)これでよかったと思ってるか? なあ? とにかく、今夜は制圧されてしまったよ。仕方ない。な?」チャッキー「このリングに来てから初黒星だ。俺たちが直接、取られてしまったのはな。今夜に関しては、やられてしまったとしか言うしかない」
バレッタ「そうだな」
チャッキー「それ以外に何も言えないよ。だけどこのまま終わらない。すぐに気持ちを切り替えて、次に向かっていく」
バレッタ「それしかないよな」
チャッキー「とにかく部屋へ戻ろう」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(14分40秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]マイケル・エルガン ×ジェフ・コブ
※キラーボム【アーチャー、スミスの話】
スミス「タッグリーグの公式戦2戦目もK.E.Sが勝利した。また、俺たちを倒すチームはいないという事実がはっきりしたな。これはニュージャパンの『WORLD TAG LEAGUE』はない。これはK.E.Sのための“キラー・タッグリーグ”なんだ。この(IWGPタッグの)ベルトは頂点を意味している。ナンバーワン・タッグチームであることを示しているんだ。それはなにも日本だけでのことじゃない。世界を見渡しても最高だと表しているんだ。もっとも危険で、最高のコンビネーションを誇りる。どんな相手が現れようが、俺たちがひとたび狂えば、誰も相手にならない。俺たちが勝利するだけさ」
アーチャー「言いたいことは実にシンプルだ。K.E.Sがすべてを叩きのめす。みんな死に追いやるだけだ。キラーボムでな」【エルガンの話】「K.E.Sは現IWGPタッグチャンピオンで、なぜそうなのかはみんなわかってるだろう。それに対して、俺たちは一番新しいタッグチームだ。それだけに厳しい立場であるのは仕方ないことだ。闘いも厳しくなるのは当然だ。ジェフ(コブ)とはこのリーグ戦だけでなく、先も見据えて闘っている。すぐに目標にたどり着けるとは思ってない。だけど、そう遠くでもない。それは2人でIWGPタッグチャンピオンになることだ」
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デスジュースが2連勝!鈴木軍はロスインゴを粉砕!WORLD TAG LEAGUE 2017 神戸大会公式戦結果
11月23日 新日本プロレス「鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017」神戸サンボーホール 1387人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]バットラック・ファレ チェーズ・オーエンズ(8分46秒 横入り式エビ固め)[1勝1敗=2点]ハングマン・ペイジ ×高橋裕二郎【ファレ、オーエンズ、ペイジ、裕二郎の話】
ファレ「Woh、Woh、Woh、Woh、Woh、また一つ進んだぜ」オーエンズ「これで2連勝だ。明日もこの調子でいくぞ」
ペイジ「オイ、お前ら、どういうことなんだ! いったい、どういうことだ! ユージローを丸め込んで勝つなんて! あそこはユージローが返すはずだっただろ!ユージローを罠に落とし込んだな!」
オーエンズ「別にだましたわけじゃない」
ペイジ「じゃあ、どういうことなんだ? あれがToo Sweetなのか? Too Sweetだってユージローを油断させやがって! だから俺はOne Sweetだって言ってたんだ! ユージローを油断させて、1対2でやりやがって! だから俺はOne Sweetだと言い張ってたんだ! ユージローに悪いと思わないのか? 1対2で勝ってうれしいか? 今日がサンクスギビングだといってもな」
オーエンズ「ありがとう、サンクスギビングのお祝いをくれて」
ファレ「お返しは用意してるから」
オーエンズ「そうさ、お返しがあるんだ」
ペイジ「ユージロー、まあ、今日のところはサンクスギビングのお祝いをあげたということにしておこうか」
オーエンズ「さあさあ、サンクスギビングのディナーが待ってるから、そろそろ行こうぜ。クラッカーベルを用意してるから」
ペイジ「そうか、クラッカーベルか……」
裕二郎「クラッカーベルってなんだ?」
オーエンズ「クラッカーベルを知らないのか? まあ、行けばわかるから」
ファレ「そうだ、クラッカーベルだ」
裕二郎「クッラカーベル?」
オーエンズ「見せてやるよ。さあ、行こう
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]天山広吉 ○小島聡(13分48秒 体固め)[2敗=0点]永田裕志 ×中西学
※ラリアット【天山の話】「いやあ、あいつらやっぱね、なにをやってもこう、なんて言うかないつも……ここ何十年ってね、入門してからやけども、それから考えても、手の内をお互い知り尽くしてるから、なにをやっても返される、なにをやっても返す、そういう展開ですよ。最後の最後、コジが2人をまとめて(ラリアットで)吹っ飛ばしてくれて、あれで2人とも伸びて、一巻の終わりですよ。ま、しっかりとコジが勝利を取ってくれて、最高に……。初日っていうか、今シリーズ(リーグ戦)初勝利ですよ。今シリーズこのまま、しっかりとやっていかなあかんと思ってますんで。ま、永田、中西を越えたら、この次は、どんな敵であろうが、どんなチームであろうが、ほんとにしっかりといけると思うんで。それにしても孤児の最後のラリアット、2人吹っ飛ばして気持ちよかったですよ。俺がヘルプするまでもない、素晴らしい闘いですよ。ありがとうございます」
【小島の話】「永田、中西と、何百回、何千回、何万回とやっていくうちの、その中のたった一つの試合にしかすぎないんだ。今日の勝ちは、その何百万分の1だ。たったの。それだけだろ。俺たちにある差なんて、ほんとにわずかなものしかないんだ。その時の体調、昨日おいしいもの食ったか食わないとか、昨日の晩に嫁さんに怒られたとか、そんな些細なことで俺たち勝敗変わってしまう。それぐらいの差しかないってことだろう。俺たちがどうして今日まで、このリング上に立っていられるのか。25年、26年たってもまだこのリングの立っていられるのか、それはお客さんが一番よく知ってるだろう。4人合わせて102年だぞ、キャリア。そのキャリアがどんなことを意味するのか、それは俺たちにしかわからない。それだけ、それだけやってきた自負がある。だからこそ今日、こういう試合ができる。それだけだ」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○鈴木みのる 飯塚高史(13分20秒 体固め)[2敗=0点]×EVIL SANADA
※ゴッチ式パイルドライバー【鈴木の話】「オイ、SANADAよ、EVILよ、誰に関節技をかけて倒そうと思ってるんだ? ええ? お前らの目の前にいるのは、そう、このプロレスのすべてを手に、もうちょっとで入る鈴木みのる、そして、今はあんな姿だけどな、“サブミッション・マスター”飯塚高史だぞ。テメエらの技でな、俺たちの腕1本、足1本、首の一つ、取れるとか思ってるのか、クソガキが!? 俺はな、テメエらになんかな、構ってるヒマはねえんだ。俺が用があるのは、そう、高みの見物決めてるあいつらだ。東京ドーム、ひっくり返してやる」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○ジュース・ロビンソン サミ・キャラハン(12分10秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]後藤洋央紀 YOSHI-HASHI
※パルプフリクション【ジュース、キャラハンの話】
ジュース「この前のコーラクエンと同じ結果になった。これまで『G1』でも『NEW JAPAN CUP』でも『G1 TAG』でも誰も見向きもしなかったジュース・ロビンソンがこれで4点を稼いだんだ。4点ということは、Aブロックの首位だ。俺たちを倒すチームはいるのか? SANADA&EVILも、ゴトー&YOSHI-HASHIも倒してAブロックの首位に立った。同じ結果を出せるチームはいるか? Aブロックのトップに立ったジュース・ロビンソのサミ・キャラハンの“デス・ジュース”と2日後に闘うのはどのチームだ? 誰が来ようと関係ない。俺たちを倒すことはできない。誰もこうなるとは思ってなかっただろ?」キャラハン「そうさ、誰も予想してなかっただろうな」
ジュース「さあ、キャラハン、しゃべっていいぞ」
キャラハン「この結果をどう思う? 俺たちなんか簡単に倒せると思ってたんじゃないか? だけど、そうはいかない。俺たちは、ほかのチームにないものを持ってるからな。甘く見てたやつらに言っとくぞ。『クソ食らえ』ってな。ゴトーの口がどうなったか見たか? 俺たちほど凶暴なヤツはいない。俺たちほどタフなやつもいない。いい顔してるばかりじゃないぞ。今日の試合にしても特別に大暴れしたわけじゃない。俺たちは相手次第で虹のように七色の闘い方ができるんだ。俺たちはまだまだいら立ってる。文句があるヤツはかかって来い。返り討ちにしてやる。俺たちは世界中どこのリングであろうとのし歩いてやる。誰か俺たちを止めるやつはいないのか? このままこのブロックを勝ち抜いてやる。そして決勝戦に駒を進める。さらにその向こう、トーキョードームにたどり着く。それで終わりじゃないぞ。俺たちがIWGPタッグのチャンピオンになるんだ。誰にも邪魔させない。誰にもな、誰にも。それを意味する言葉がある。それは“デス・ジュース”だ。ジュース、ジュース、ジュース……」
ジュース「テンコジよ、2日後に(リングで)会おう」
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宮原&ヨシタツがアジアタッグ王者組を降し公式戦初勝利!世界最強タッグ決定リーグ戦宮城大会公式戦結果
11月23日 全日本プロレス「2017世界最強タッグ決定リーグ戦~旗揚げ45周年記念シリーズ~」宮城・夢メッセみやぎ西館ホール
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○諏訪魔 石川修司(分秒)[1勝2敗=2点]征矢学 Xブラック・タイガーVII
※ラストライド【試合後の諏訪魔&石川】
諏訪魔「いやぁ、やっと初日」石川「ちょっと時間かかりましたね」
諏訪魔「スロースターターだよ」
石川「全勝するつもりだったんですけどね。時間かかりました。今日、ブラック・タイガーVIIとかめんどくさかったんで」
諏訪魔「めんどくさいね」
石川「何ていうんですかね。ああいう変化球とも違うけど、やりづらいですね。でも1個勝ったんで、これからグッといけると思うんで。我々の世代で言えばカール・ルイスみたいに…」
諏訪魔「(笑) きたね!(笑)」
石川「カール・ルイスみたいにこれから伸びますよ」
諏訪魔「きたよ、オイ。今、俺、意表つかれたよ(笑) やりましょうよ」
石川「やりましょう」
――この会場は二人が王道トーナメント決勝を争い、共闘に合意した場だったが?
諏訪魔「それは今日思ったんだよ。この間、石川選手とやり合った会場だなって。ここからスタートしたわけだから俺ら。そのところでまた俺らのチームが1勝でスタートしたというのは意味あるしね。この調子で頑張る」
石川「いきましょう」
諏訪魔「優勝目指したいね。まだあきらめないよ」
【征矢&ブラックVIIのワイルド劇場】
ブラックVII「奇襲作戦、見事に失敗したな」征矢「通用しなかった…」
ブラックVII「最強タッグ、俺たちみたいなチームが出てても面白いだろ。バックステージでは俺たちが無敗の優勝決定してんだ」
征矢「そうだ、そうだ。全勝優勝だ、バックステージでは」
ブラックVII「こんな楽しんでるチームあるか?」
征矢「あいつら反則だろ? あの体、何なんだ。刺激的なダメージだったぜ」
ブラックVII「お前はシングルで決着つけろ。俺は階級が違う。楽しいね、プロレスって。俺たちぐらいじゃない? こんなやられて最強タッグエンジョイしてるのは。へたしたら3試合しかしてないから、次勝てばいいよ」
征矢「控室じゃない、本戦の最強タッグは終わってないから。カレーばっか食ってる取締役には絶対負けないぞ。カレーばっか食ってる、カツカレーを一日に3食も食いやがって。絶対あいつ頭おかしいだろ? 俺より取締役の方が絶対バカだ。なぜなら3食ともカレー食ってんだ。おかしいだろ!?」
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[2勝=4点]○橋本大地 神谷英慶(8分20秒 回転十字固め)[2勝2敗=4点]ジョー・ドーリング X太陽ケア【試合後の大地&神谷】
大地「痛ぇ…」神谷「大丈夫ですか?」
大地「俺たちが3獲ったんだよな」
神谷「はっきりいって、あんまりかっこよくなかったかもしれないけど、勝ちは勝ちなんで。2連勝。これからもっともっと連勝していきましょう。一回も負けなかったら優勝できるんで」
大地「言っただろ、全勝するって。やってやったんだよ俺たちが」
神谷「次も勝ちましょう」
大地「どんな形にしろ勝つぞ。全勝ってそういう意味だからな。勝たなきゃ意味がねぇんだ」
神谷「はい!」
――ジョー&ケアを破ったのは大きいのでは?
大地「でかいでしょ。チャンピオンから直接獲れなかったのが悔しいけど。耐えててよかった。最後の技もIGFのとき以来使ってないし、眠らせておいてよかった。押忍の精神だね。いやぁ、しんどい。めっちゃ星飛んでる…」
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○宮原健斗 ヨシタツ(21分58秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド)[1勝1敗=2点]野村直矢 ×青柳優馬【試合後の宮原&ヨシタツ】
宮原「きたぜ初勝利。宮原健斗、ヨシタツの初勝利だ。ここから俺らの世界最強タッグへの、主役へのロードが始まるぜ。1試合目の負けはもう忘れた。俺ら明るいチームだから、ネガティブなことは昨日に置いていくんだ。今日を生きてるんだ」ヨシタツ「こうやってアジアタッグチャンピオンに勝ったってことはベルトも狙えるってことから。この世界最強タッグが終わっても楽しみがいっぱい。とりあえず絶対優勝するよな?」
宮原「よっしゃ」
ヨシタツ「優勝できる。全部のチームの中で優勝して一番全日本のファンをハッピーにできるのは俺たちヨシタツ、健斗。チーム名ないの? ヨシケン? ケンタツ?」
宮原「いろいろあるね。募集しようぜ。とにかくまだまだ世界最強タッグは続く。日本中をハッピーにするぞ俺らが」
ヨシタツ「Stay Tune」
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ALL OUTがタッグ王座奪取に肉薄も、嫉妬をぶつける彰人に、キラーHARASHIMA降臨!
11月23日 DDT「God Bless DDT 2017」後楽園ホール 1271人 満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
○マッド・ポーリー(3分4秒 片エビ固め)×下村大樹
※ポーリーバスター◇第1試合◇
▼DNA世代闘争!~NOWリーダーvsNEWリーダー~/30分1本
○梅田公太(5分6秒 片エビ固め)×上野勇希
※梅田ドライバー(仮)◇第2試合◇
▼インフォマーシャルマッチ~1vs5ハンディキャップマッチ 対象:「王様ゲーム The Animation」/30分
○平田一喜(7分35秒ミッション失敗)×男色ディーノ
ミッション失敗順=渡瀬瑞基 島谷常寛&赤井沙希 吉田考志◇第3試合◇
▼3WAY6人タッグマッチ/30分1本
KUDO ○坂口征夫 高梨将弘(6分1秒 コブラクラッチ)樋口和貞 岩崎孝樹 ×レッカ
☆もう1チームは勝俣瞬馬&MAO&ディエゴ◇第4試合◇
▼KO-D10人タッグ選手権試合/60分1本
[初代王者組]○LiLiCo 大石真翔 スーパー・ササダンゴ・マシン 大家健 石井慧介(8分6秒 体固め)[挑戦者組]越中詩郎 高木三四郎 大鷲透 入江茂弘 ×アントーニオ本多
※大家の炎のスピアー
☆LiLiCo&大石(レディ・ピアードの代役)&ササダンゴ&大家&石井組が初防衛成功【LiLiCo、大石、ササダンゴ、大家、石井の話】
――見事初防衛に成功しました。
ササダンゴ「まあ、あのDDTの象徴とも言えるこの10人タッグ。まず防衛出来て、非常に我々嬉しく思っています。我々DDTを代表する選抜されている5人なんでね。今回は野郎ZっていうDDTであって、DDTじゃないDDT内他団体との全面対抗戦でしたけど、何とか野郎Zを倒したんで。今度はもうねDDTじゃない、ホント他団体ね。あぶれている奴ら5人まとめてかかってきてほしいですね。」大石「オイオイオイオイオイ」
ササダンゴ「大日本だってね、KAIENTAI DOJOだって、WRESTLE-1だって、全日本だって、NOAHだってあぶれている奴らいるでしょ!」
大石「あぶれてる言うなよ!」
ササダンゴ「俺、あぶれているんじゃないかっていう奴……。」
大石「やめろよ!」
ササダンゴ「いや、代表する5人だよ!」
大石「いろいろ問題があるからやめろよ。あぶれてねぇよ!」
ササダンゴ「スケジュールが揃いずらい5人。」
大石「揃いずらい5人……だな(苦笑)」
ササダンゴ「集めてどこでもかかってきてほしいなと思っております。それ以上に! こっとは5人、スケジュール合いずらいんで、その辺も苦慮していただければと思います。というわけで今日もね、無事防衛したのでこれから我々しっかりと六本木方面に打ち上げに行こうと思っております。」
LiLiCo「行こうと思ってるよー」
大石「オエーイ!」
大家「やったー!」
ササダンゴ「六本木ヒルズで野菜のお出汁が効いたお鍋を食べさせてもらおうと思います。」
LiLiCo「いいよー。」
ササダンゴ「やさい家めいに連れて行ってもらおうと思います。」
LiLiCo「いいよー。」
ササダンゴ「ありがとうございました。」
LiLiCo「今日はお尻使えないけどね。」
大石「尻は使えねぇけどなって、使うつもりだったんだ(苦笑)。」
大家「痛い、痛い、痛い……」
◇第4試合◇
▼飛ぶか!? 飛ばれるか!?スペシャルシングルマッチ!/30分1本
○遠藤哲哉(10分2秒 片エビ固め)×マイク・ベイリー
※グリーンティーブランチを切り返す【ベイリーの話】「今日は楽しかったけど負けてしまった。今日は絶対に勝つと思っていたけど、うまくいかなかったね。今日勝ったら、次のディファカップでの石森太二戦も勝てると思っていたけど、今日負けてしまった。これで次の石森戦も負けたらかなり辛い状態だよね。そういう意味では、今日は本当に大事な試合だった。後楽園ホール、シングルマッチ、相手は遠藤……残念ながら負けてしまった。次のディファカップはX-DIVISIONのタイトルマッチなので絶対に勝ちたい! 人生の中でも一番大事な試合だと思っているよ。」
◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合~ノーDQマッチ~/60分1本
[第39代王者]○佐々木大輔(18分24秒 レフェリーストップ)[挑戦者]×高尾蒼馬
※クロスオーバー・フェースロック
☆佐々木が8度目の防衛に成功【高尾の話】
高尾「結果で言うと負けてしまったんで……正直勝ちたかったですね。まあ何か追い込めたとは思っているんですけど、ツメが甘かったというか。何ですかね……キレちゃったのが、これは試合としては自分の能力を上げるという意味でよかったんですけど。ちょっとキレて理性を欠いたというか。これってドラゴンボールのサイヤ人が大猿になったのと一緒の状態だと思うんですよ。たぶんサイヤ人の大猿って理性なくなるんですよ。知ってる方は分かると思うんですけど。たぶんあの状態に近いので、この理性を残してキレて大猿になれたら、さなる上に行けるんじゃないかって思います。」――佐々木選手は高尾選手の「ああいう一面を引き出した上で勝ってやった」と言ってましたが、改めて王者・佐々木大輔選手はいかがでしたか。
高尾「最初はこの人何なんだろうと思って。生活がだらしない人間、会見のベイリーのコメントでは悪い奴みたいなことになってましたけど。何かこう自分が普段出せない部分を出せた……ある意味そういう出してくれた相手といえば、そういう人なのかなとは思いますね。そういう意味でファンの人がカリスマっていう意味は、もしかしたらそういう意味が……カリスマの要素なのかもしれないですね。そういう意味では感謝? 感謝っていうのもちょっとおかしいですけど、まあまあ「ありがとうございます」っていうのはありますけど、このベルトの行方はこれで終わりじゃないんで。次、まだ佐々木大輔からこのベルトを獲ることに意味があると自分は思っているんで、絶対リベンジしてやろうと思いますね。」◇第7試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合
[第62代王者組]○HARASHIMA 丸藤正道(24分1秒 体固め)[挑戦者組]竹下幸之介 ×彰人
※蒼魔刀
☆HARASHIMA&丸藤が4度目の防衛に成功(試合終了後)
HARASHIMA「竹下、君はシングルのチャンピオンだけあって強かったよ。彰人、僕にちょっかい出して。ちょっとだけ熱くなっちゃったかな。でも僕ら勝って最高の気分だよ! またガッチリやろう!」丸藤「メッチャ、ハイテンションですね。彰人、すごいいい選手だ。またやろう。竹下、オマエみたいのがプロレス界の未来だ。NOAHにも若くて粋のいい奴がいっぱいいるからまたやろう」
(HARASHIMAが締めようとするとDAMNATIONが登場)
佐々木「HARASHIMA、丸藤、クソだ! 次の挑戦者は俺たちDAMNATINだ!」遠藤「このプロレス界には天才が2人いる。一人はこの俺、そしてもう一人は……カリスマ・佐々木大輔様だ。オマエ自分のこと言われると思っていたか? HARASHIMA、丸藤、オマエらNOAHに帰れ。GM、決定だ」
HARASHIMA「フザけんなよ! 挑戦ってなあ、やってやるよ!」
(慌てて今林APが止めに入って男色Pにコメントを求める)
ディーノ「次の後楽園あたりかな」丸藤「いつも何勝手に決めてんだよ」
今林AP「次の後楽園ってことは12月24日の後楽園ですね」
丸藤「ちょっと待て。クリスマスイブだろ」
ディーノ「私とマルちゃん、約束あるよね」
今林「夜ですよね」
丸藤「夜もねえよ! プライベートだよ」
今林「試合は入ってないんですよね」
丸藤「試合はない」
今林「じゃあ12月24日、昼なんで」
ディーノ「夜はアタシとだから」
丸藤「いやいや、ここに来てる皆さんもクリスマスイブの昼は忙しいと思うんだ」
今林「昼は暇ですよ。内田さんにまた確認したほうがういですかね?」
丸藤「ウッチーはもういいよ! 勝手に決めちゃうから! わかった、やるよ! やるよ!」
ディーノ「夜は?」
丸藤「夜だけは勘弁してくれ(今林APから12・24後楽園でのKO-Dタッグ戦がアナウンスされる遠藤っていうのか。俺が天才じゃないって薄々気づいてんだよ。24日、このリングでオマエらに会えるの楽しみにしてる。でも昼だからな」
佐々木「テメエいいことばっか言いやがって、クソヤロー! 24日、覚悟しとけ(退場)」
HARASHIMA「次、佐々木&遠藤を相手に必ずこのベルトを防衛してやるさー! 最高のクリスマスイブにしてやるさー!」
丸藤「そろそろ慣れてきたよ、俺も。12月24日、昼だからこのDDTで防衛戦やってやるさー!」
HARASHIMA「なんでかって? それは鍛えているからだー!」
【HARASHIMA、丸藤の話】
HARASHIMA「僕はやっぱり彰人が結構こう…彰人に対して思うところもあって。竹下もね、あんなガッチリやったのは久しぶりだし。そんな中で今日は結果が出せてよかったですね。6人タッグは獲られてしまったし、本当に今日は勝ったので……僕は勝ったのですべてOKです。いろいろありましたけど。」――彰人選手にはだいぶ挑発されましたし、ヒザもかなり攻められました。
HARASHIMA「はい、ヒザめちゃめちゃ痛いですけど、鍛えているんで大丈夫です! ハイ!」――丸藤選手は竹下選手と初遭遇でしたが。
丸藤「そうですね。竹下選手もそうだし、彰人選手もそうだし、すごく素晴らしい選手だと思うし。ああいう選手が自分の団体にいると思うと、羨ましいですね。自分の団体っていうかDDTさんに。だから彼らこれからドンドン伸びていくと思うし、もうそろそろ俺なんかついていくのが必死なくらいなんだけど。やっぱりあの世代の人間に、まだまだプロレスのいろんなものを伝えていけると思うし。そろそろそういう役割に、俺とHARASHIMA選手はなってきているかなと思うんでね。そんな中でもそういうことあるから簡単には負けられないし。また次、遠藤選手ともう一人、佐々木選手はちょっと歳いってそうかな?」HARASHIMA「いや、33とかかな(苦笑)」
。
丸藤「あ、ホント? 年上かと思っちゃった(苦笑)。まあどうかな、でもあの態度はあまり僕的には好ましくないので。いままでで一番ベルトを渡したくない相手かな。なので、しっかり彼ら相手にも防衛して、これを巻いたままクリスマス、そして年を……。」HARASHIMA「そうですね。防衛して素敵なクリスマスを……。」
丸藤「何かちょっとクリスマスっぽいじゃない、このベルト。カラー的にも。」
HARASHIMA「赤なだけですけど(苦笑)。」
丸藤「うん、そうでもないか。俺のクリスマスイブ、そしてクリスマスは家の次にこのベルトを懸けて。」
HARASHIMA「似合うと思いますよ。緑に赤は映えるから。」
丸藤「メリークリスマスってツイートしたいと思います。」
HARASHIMA「そうですね。素敵なクリスマスを。」
丸藤「あ、もう?」
ーー佐々木&遠藤選手は理由は言えないけど、お二人に対してものすごい怒りを露わにしてましたが。
HARASHIMA「僕はずっと許さないって、ここ数年言われている気がするので言われ慣れてます。」丸藤「俺、何か悪いことしたかなぁ。」
HARASHIMA「分かんないっす。」
丸藤「何か悪いことしたかなぁ。」
HARASHIMA「何ですかね、世間が気に入らないみたいですよ。」
丸藤「ああ……現代っ子だねぇ。」
HARASHIMA「はい、もう。」
丸藤「まあそんな彼ら相手にもしっかり防衛して。彼らが実力者っていうのは耳にしているし。まあ俺とHARASHIMA選手なら大丈夫でしょ。」
HARASHIMA「はい。ハラシマルフジ、まだまだ突っ走りますよ!」
――今日は竹下選手がFromコーナーtoコーナーで飛んできましたが。
丸藤「ああ、あの身体能力ならこういう対角線も飛べるんじゃないの? 言ってる意味分かります? 辺じゃなくて対角線で。」HARASHIMA「青コーナーto赤コーナー。」
丸藤「まあそれは俺がこのリングに上がらなくなってからにしてほしいですね(苦笑)。どんどんどんどん彼も自分の身体能力とカラダを活かして、何か新しいプロレスっていうのを作って、ぜひとも明るいプロレスを、明るい未来をぜひとも作り上げてほしいなと思いますね。それはうちの若い選手もぜひとも。だけど俺らもまだまだ! 頑張ります。」
HARASHIMA「まだまだっすよ!」
丸藤「ハラシマルフジ、まだまだ頑張ります! 二度目!(苦笑)」
【竹下、彰人の話】
竹下「今回のタッグタイトルはALL OUTにとって、すごい大切なタイトルマッチだと僕は思っていて。もちろん、個人のシングル、無差別(級王座)もそうですけど、やっぱり彰人さんとここでひとつ結果を残したいっていうのがすごく大きかったんで。後楽園のメインだし。本当にすごい思いを懸けて試合をしました。その結果、僕たちもしっかりやり切って負けているんで全然後悔はないし、まだ次があると思うし。ホントに彰人さんは悔しい気持ちでいっぱいだろうし、僕もそこにサポートいけなかったのは申し訳ないです。でも僕自身は気持ちいい、感動しています。丸藤選手との遭遇にすごく本当に心から感動しています。なかなか後楽園でKO-Dのこの(無差別級の)ベルトを、今年はずっと後楽園のメインで守ってきましたけど。両国でも守って来ましたけど、こういう清々しい気持ちになることはなかなかないです。今日は負けましたけど、僕のモチベーションはすごく上がっているので。まあD王GPもあるし。」彰人「チャンプだもん。」
竹下「その前には来月の後楽園でコルト・カバトと。」
彰人「まずそれだね。」
竹下「このベルトを懸けてやるんで。もし……もしっていうかそこで防衛したら、僕のD王へのモチベーションって何なんだってなると思うんですけど、僕はもちろんD王GP優勝狙っているし、優勝したあかつきにはね、丸藤選手ともう1回やらせてもらおうかなと思っています。」
彰人「まあ試合負けて……HARASHIMAさんが「彰人、お前は強いよ」って言ったんですけど。まあHARASHIMAさんはああ言いましたけど、僕は竹下もそうだし丸藤さんもそうだし、HARASHIMAさんよりも劣っているっていうのは自覚している部分があって。その中でいかに勝機を見出すかってことを、試合中ずっと考えてやっていて。もちろん、勝つことを目標にずっと目指していたわけですけど、それプラスHARASHIMAさんに変化を与えたかったっていうのがありまして。前哨戦からずっとHARASHIMAさんにちょっかい出し在り、煽ったりし続けて。今日の試合でもちょっかいかけて。HARASHIMAさんの何かが変わるかなと思ったんですけど……まあ試合中、最後はちょっと怒ったのか分からないですけど、ガツガツ来た部分もあって。何か変化があったらいいなと思って、最後の締めを待っていたわけですけど、僕の力じゃ何も変えられなかったのかなっていうのが正直ありまして。最後の締めとか、やっぱりいつも通りだった。もしかしたらお客さんはいつも通りのHARASHIMAの望んでいるのかもしれない。水戸黄門的なね。ああいうのを望んでいるかもしれないけど、僕はそうじゃないHARASHIMAを見たかった。けど、僕の力が及ばなくてそこまで辿りつけなかったのかなっていうのが正直なところです。もしかしたら今後、誰かがHARASHIMAさんの「前哨戦がんばります」「タイトルマッチ勝ちました」その流れを変えてくれる誰かが出て来るんじゃないか……まあ僕はいま負けて、いますぐまた挑戦とかそういうことはないと思うので。変えてくれる誰かに期待します。」
――竹下選手、丸藤選手とやって感動したっていうのはどういう部分?
竹下「分からないですけど、たまにあるんですよ。何かすごく気持ちがいい。」彰人「誰以来というか、いままで感動した相手は?」
竹下「うーん……一番最近で去年ですね。秋山(準)選手と全日本のリングで初めて当たったときとか。」
彰人「棚橋(弘至)さんのときは悔しかった?」
竹下「棚橋さんのときは悔しい気持ちがすごかったですね。全然違う気持ちですね、いまとは。悔しさしかなかった! 何でしょう……掌の上で転がされ過ぎて。それを試合中に相手の選手に分からせる凄さが棚橋選手にはあったんですけど。今日は本当に久しぶりにプロレスが楽しかったです。もうダメージでボロボロですけど、すぐ試合したいぐらいの気持ち。今日は本当にプロレスの楽しさを思い出させてくれましたね。」
――試合後にシングルマッチをアピールしてましたが。
竹下「やっぱシングルマッチしたいでしょ! 今日こんな楽しいんだから、シングルマッチしたらもっと楽しいだろうし。」彰人「したほうがいいよ、絶対。楽しいから。僕はやっているんで、昔。」
竹下「だからDDTのリングでもいいし、NOAHさんのリングでもいいし、それじゃないリングでもいいし。分からないですけど、大人の事情は。でもシングルマッチはしたいんです! 普通の1レスラーとして。そういう気持ちに強く駆り立てられました今日は。楽しかったです。強かったし。」
――天才と言われる丸藤選手の動きに、だいぶ対応していましたが、その辺の感覚は?
竹下「あのですね、いろいろ作戦練ってきたんですよ僕。今日、丸藤選手に対して。動きが凄いから。いろいろどうしようかなって、今日の朝ぐらいまで悩んでいたんですよ。リング設営をしているときに、僕は敢えて大家選手に相談したんですよ。丸藤選手にはどう対抗したらいいか。そうしたら大家さんが「いつも通りの竹下でいけ!」、ひとことこれを言ってくれて。「よし!」と心に決めて、もう僕のフィーリングで! もう作戦とかじゃなくて、いまの自分をぶつけようと思って。その結果が今日のマッチアップになったと思います。」DDT後楽園大会のメインはHARASHIMA&丸藤の保持するKO-Dタッグ選手権に、DDT全タイトル制圧を狙うALL OUTの竹下&彰人が挑戦、スマイルスカッシュのメンバーとして属していた彰人だったが、今年に入ってHARASHIMAに対する面白くない感情が芽生えたことで離脱、2日の新木場大会でタッグ王座を防衛したHARASHIMAに対して「ビッグマッチになるたびに宮本裕向、丸藤と組んで節操なさすぎでしょ。同じユニットの人の気持ちを考えたことがありますか」「丸藤さんと組んで面白くなったのアナタだけでしょう」と、DDTとためとしながらも、本当は自身のことしか考えていないとしてHARASHIMAに対する本音が爆発、今回の挑戦に至った。
先発はHARASHIMAと彰人もグラウンドから足の奪い合いを展開、丸藤は竹下と対峙も、敢えて出方を伺う意味で丸藤は竹下に先手を奪わせ、返していくという余裕の試合運びを展開する。だがスリーパーで竹下を捕らえるHARASHIMAに対し、彰人は低空ドロップキックを顔面に浴びせるようにカットに入り、同じ攻撃が2度も続いたためHARASHIMAが邪魔だといわんばかりに、控えの彰人にロープ越しのビックブーツを狙うが、キャッチした彰人はロープ越しのレッグブリーカーを敢行、これでHARASHIMAの動きが止まると、ロメロスペシャルと見せかけて膝を踏みつけ、竹下も膝めがけてのアトミコで続くなどしてHARASHIMAの左膝を徹底的に狙い撃ちにして試合の主導権を握る。
HARASHIMAは痛い足をひきずりながらもジョンウーで反撃して、丸藤に交代も、彰人の勢いは止まらず、丸藤の時間差ロープワークを読みきって俵返し、ダブルアームスープレックスで攻め込み、丸藤は起き上がり小法師式逆水平、ステップキック、河津落としの四天王ムーブで流れを変えようとするが、トラースキック狙いをキャッチした彰人は蹴り足をカットに入ったHARASHIMAにもたせて二人まとめてドラゴンスクリューを決めるなど、王者組に主導権を渡さない。
竹下がビックブーツで続くが丸藤は側転からのドロップキックで応戦、逆水平合戦は、丸藤がムチのようにしなる逆水平で競り勝ち、丸藤はトラースキックコンポ、下からのトラースキック、全てクリーンヒットさせるも、串刺しを阻止して突進する丸藤に竹下がブルーサンダーを決め、竹下のジャーマンを阻止した丸藤は見えない角度からのトラースキック、竹下もユルゲンラリアットと譲らない。
互いに交代しHARASHIMAと彰人がエルボー合戦、HARASHIMAは串刺しビックブーツから雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローの連続技、丸藤が入ってトレイン攻撃も、スワンダイブ式ボディープレスは彰人が剣山で迎撃すると、挑戦者組はダブルインパクトを狙うが、HARASHIMAがリバースフランケンシュタイナーで切り返すと、彰人を捕らえて連係から、丸藤の不知火を狙うが、彰人が耐えてコーナーで宙吊りにし、竹下が掟破りのフロム・コーナー・トゥ・コーナーで丸藤を排除、彰人はHARASHIMAにキン肉大移動式足横須賀を決めると、竹下が入って眉山で投げる。
HARASHIMAは延髄斬りから蒼魔刀を狙うが、キャッチした彰人が完璧足四の字固めで捕獲、そしてHARASHIMAの膝に関節蹴りを何度も打ち込むが、表情が変わったHARASHIMAは何度も顔面を蹴りまくって、踏みつけてから蒼魔刀を決め3カウントを奪い、王者組が辛うじて王座を防衛した。自分の注目は丸藤vs竹下に軸を置いていたが、試合全体を見ると彰人のHARASHIMAに対する嫉妬が試合の主役となり、それもあって ALL OUTが試合全体を支配しペースを握っていた。しかし最後の最後でHARASHIMAの中にある内に秘めた狂気が爆発、試合後になるとやっと笑みが出たHARASHIMAだったが、その笑みですらも怖いものを感じた。
セミのEXTREAM選手権は高尾が奇襲をかけて先手を奪ったかに見えたが、ノーDQマッチを生かした佐々木がセコンドの遠藤、ポーリーを巧みに介入させて試合の主導権を握り、イスチャンバラも制して逆に殴打するなどキャリアの差を見せつける。
佐々木はビューティフルドロップキック、ボディーブローからコーナーナックルと攻め込んだに対し、高尾はドロップキック、ロープ越しのハイキックから背中へのダイビングフットスタンプ、ランニングエルボーと流れを変えようとするが、佐々木はロープに固定された高尾の顔面にドロップキックですぐ流れを変え、クリップラーフェースロックで絞めあげ、高尾が反撃を狙ってコーナーへ昇るも、遠藤に阻止され、佐々木がイスを投げつけられてから場外に落ちたところでトペ・スイシーダを喰らい、高尾をイスに座らされてのハードコアダイビングエルボーアタックも放つなど、佐々木ペースで試合が進んでいく。
リングに戻るとイスでフルスイングを狙う佐々木に、エルボーで射抜いた高尾はイスを奪って佐々木をメッタ打ちにし、遠藤やポーリーをもイスで返り討ちにすると、半透明のプラスチックボックスと金タライを持ち出し、佐々木に殴打を狙うが、佐々木はキャッチ、しかし二重構造になっていたため、高尾は金タライで殴打、そして佐々木の両腕を手錠で拘束し、両手が塞がった佐々木をイスでフルスイングし、プラスチックボックスで殴打、ボックスの破片のせいか佐々木は流血となってしまう。
高尾は佐々木の上にイスを何脚も置いてからダイビングフットスタンプを投下も、ジントニック狙いは、佐々木が堪えてクロスフェースで切り返し、手錠の鎖が高尾の首に食い込んでしまうと、手錠による拘束が解けた佐々木はトラースキックからNOW OR NEVER、そして金タライの上でのベトナムドライバーで大ダメージを与えると、最後はクロスフェースからクロスオーバー式フェースロックで捕らえ、高尾にギブアップの意思はないと判断したレフェリーが試合をストップ、王座を防衛した。そしてメイン終了後にはHARASHIMA&丸藤に佐々木&遠藤のDAMATIONが挑戦を表明した。ハイフライの技を持つ遠藤と試合巧者で老獪な佐々木の組み合わせは、HARASHIMAだけでなく丸藤にとっても厄介な相手か、12・24クリスマスイブ決戦での選手権が決定となった。
10人タッグ選手権はササダンゴの煽りパワポタイムで越中の尻を破壊するためケツバットが必要、絶対に笑ってはいけない10人タッグ戦にサブタイトルにつくことになり、試合中にも関わらず笑いネタが用意され、選手がケツバットの餌食にされるも、越中だけが笑わず、また全身タイツ男の一人もZERO1の大谷晋二郎であることが明らかになると、大谷はアントンにケツバットウォッシュを敢行する。
しかし越中もアントンの徹夜で考えたゴンギツネに笑ってしまうと、ケツバットの餌食になると思ったら、かえって気合が入ってしまい、敵味方関係なくヒップアタックを乱打するなど大混乱となるが、最後は越中のミサイルヒップがアントンに誤爆してから、大家が炎のスピアーを浴びせ、LiLiCoがカバーして3カウントで王座は防衛となった。11・28ディファカップでNOAHの石森太二の保持するXデヴィジョン王座への挑戦が決まったベイリーは遠藤と対戦し、キックや空中戦を駆使して主導権を握るも、テツヤ・イン・ザ・スカイで遠藤が反撃し、トーチャーラックボムからシューティングスタープレスを狙うがかわされてしまう。ベイリーはグリーンティーブランチを決めるが、遠藤が強引に押さえ込んで3カウントとなり、ベイリーは王座挑戦を前にして逆転負けを喫してしまった。
最後にDDT初のシングルリーグ戦「D王 GRAND PRIX」の出場選手が発表された
【本日の発表速報】
DDT最強を決めるリーグ戦「D王 GRAND PRIX」出場選手&ブロック分け決定!
<Aブロック>竹下、HARASHIMA、遠藤、石井、高梨、ライアン、イケメン
<Bブロック>佐々木、坂口、高尾、彰人、樋口、ベイリー、石川#ddtpro #D王GP2018 pic.twitter.com/T0ryEWIQzR
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2017年11月23日DDTが所属また参戦する選手が大い中で14選手に厳選したのは意外だった、厳選した分混戦は必至か、AブロックにはWRESTLE-1の黒潮、Bブロックには今年は全日本を主戦場にしていた石川修司がエントリー、黒潮もファンの支持率は高かったがWRESTLE-1チャンピオンシップは奪えずで、来年はどんどん外へ出てWRESTLE-1を発信するということなのか…
KO-Dタッグベルト、竹下&彰人相手に無事防衛!
よし☆#ddtpro #ハラシマルフジ pic.twitter.com/cMMUyVB0Vo
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2017年11月23日DDT後楽園ホール大会に参戦し、タッグのベルト無事防衛。
それにしても竹下選手、彰人選手はとても素晴らしい選手でした。
明日はノア千葉大会!#noah_ghc #ddt #明日 #千葉
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年11月23日今日は丸藤選手しか見えなかった。見なかった。プロレスがまた好きになった。また闘ってみたい相手がいるから、超えたい壁があるから。
もっと強くなるから。#ddtpro
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年11月23日最終的な目的は怒じゃなく変化。けれど何も変わらなかった気がした。どうあがいても力不足。今日は強さに屈服、完敗。前を向いて反省して、ドロキで乾杯しよう。 #ddtpro
— 彰人 (@akitonsgk) 2017年11月23日そして来月はこれ。クソヤローめ!沈めてやる!
12月24日(日)12:00 東京・後楽園ホール
○KO-Dタッグ選手権試合
<王者組>HARASHIMA&丸藤正道 vs 佐々木大輔&遠藤哲哉<挑戦者組> pic.twitter.com/8LzuBcx2mD
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年11月23日今日はわたしの会いたかった高尾さんに会えました。手錠をかけられ色々なことを考えて、危うくそのまま罪を認めるところだった。勝ててよかったね。途中コンタクトが外れ絶望したけどナイステツヤに助けられた。プレゼントくれなかったけど。 pic.twitter.com/8JvFLf2B2i
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年11月23日DDT後楽園大会終了。ありがとうございました!
そしてひたすらケツが痛い。。。まさかの大谷晋二郎さん登場でビックリしましたが、大谷さんのケツバットが一番ダメージデカかったです。。。#ddtpro pic.twitter.com/hmG011khPY
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年11月23日DDT後楽園大会でした!
腹が立つ!10人タッグのベルト獲り逃した!!
腹が立つ!誰かのケツバットが尻下(腿)を直撃していまだに痛い!誰だ!!
そして何より腹が立ったのが大会終了後の売店で飯野が女性に囲まれて異常にモテていた。
わたしはこれからも世の中の理不尽と闘ってゆく。#ddtpro pic.twitter.com/eJA4Qo7uYt
— 大鷲透 (@owashi_toru) 2017年11月23日後楽園大会、観戦ありがとうございました。
酒呑童子写真集を購入してくださった方々は更に感謝!
1月から始まる DDTシングルリーグ戦D王!
生き残ります!#ddtpro pic.twitter.com/Axa3R8zwmQ
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2017年11月23日DDT後楽園大会でした!
結果は敗戦だよバカ野郎!ご来場ありがとうございましたバカ野郎!
しかし…D王グランプリか…面白そうだなぁ…当たるレスラーが最高だ。
自身には正面突破しかないんでね…一つ一つ全力でぶつかるだけでさぁ。#ddtpro#D王GP2018#プロレス https://t.co/Xhty74TXsM
— 樋口和貞 (@kazusada185cm) 2017年11月23日DDTのトーナメントに出場が決定致しました!
有名になるぞ!#ddtpro #w_1 #prowrestler #followme https://t.co/kysqU5m0LF
— 黒潮イケメン二郎 (@IKEMEN_JIRO_W1) 2017年11月23日王様ゲームのインフォマーシャルマッチ、演出を全く知らされていなかったので(笑)ビックリ!!楽しかったです♪♪来てくださった皆様、DDTプロレス様、ありがとうございました!✨
— 上原あかり@12/30冬コミお渡し会 (@akariuehara13) 2017年11月23日コラボマッチたのしかったー!!!すごいー。#アニメ王様ゲーム #DDT
— 木下鈴奈 (@0suzuna0) 2017年11月23日 -
岡本&吉江が風林火山タッグトーナメントを制覇も、タッグ王座挑戦は鈴木が拒否!
11月23日 ZERO1「風林火山タッグトーナメント2017」後楽園ホール 575人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
ショーン・ギネス ○福島昇治(13分53秒 横入り式エビ固め)高岩竜一 X岩崎永遠
◇第2試合◇
▼「風林火山タッグトーナメント2017」準決勝/30分1本
小幡優作 ○宮本裕向(9分45秒 エビ固め)X日高郁人 菅原拓也
※◇第3試合◇
▼「風林火山タッグトーナメント2017」準決勝/30分1本
将軍岡本 ○吉江豊(10分56秒 体固め)X佐藤耕平 鈴木秀樹
※フライングソーセージ◇第4試合◇
▼20分1本
○ハートリー・ジャクソン(8分44秒 片エビ固め)X横山佳和
※ダイビング・エルボードロップ◇第5試合◇
▼NWA・UNヘビー級選手権試合/30分1本
[第30代王者]○スーパー・タイガー(10分41秒分秒 チキンウイングフェースロック)[挑戦者]×KAMIKAZE
☆Sタイガーが初防衛に成功(試合終了後、マスクをかぶり直してベルトを受け取ったスーパーをジャクソンが暴行。デスバレーボムを決めるとベルトを口にくわえる。KAMIもダウンするスーパーの首を絞める。ジャクソンが再びレフェリーからベルトを奪って掲げてみせると、ベルトを投げ捨てて退場。)
Sタイガー「おい、ジャクソン、KAMIKAZE、ブードゥ、これがてめらのプロレスか! これがオマエらのプロレスか! 徹底的にやってやるからな。覚悟しとけよ」
(ジャクソンが場外からイスを投げ込んだ。)
【Sタイガーの話】「リング上でも言ったけど、ブードゥ・マーターズ、それがオマエらのやり方か。ジャクソンでも誰でもいい。徹底的にやってやる。どこでもいいよ、やってやるよ」
◇休憩明け◇
三又GM「みなさーん、あと2試合ですよー。盛り上がってますかー!? ちょっとですね、次の後楽園大会の試合なんですけど、最近ブードゥとそしてTARU選手がやたらマスコミツイッター等で大きな口たたいてるんですよ。新しいメンバーだとか劇薬がどうとか、いろいろ言ってるんで、それに期待をかけて、次の大会、こんなカードを組んでみました」(ビジョンで以下のカードが発表される。)
★12・21後楽園
▼耕平&関本大介VS田中将斗&X★12・12新木場
▼小幡優作&宮本裕向VS田中将斗&X三又GM「TARU選手は期待を超えるような選手、用意してるんですかね?」
(TARUが田中、イサミとともに登場。)
TARU「おいおいGM、そらわしもこんなカードを用意されたら、すごい選手呼んでこなあかんやないか。まあうちの田中弾丸先輩一人でも勝てる相手やけど、いろいろ考えていろいろ当たってきて、いたわ、選手。日馬富士」
三又GM「え、日馬富士!?」
TARU「いまあっち大変みたいやからちょっとオファーできひんかったけど。あれ呼んで来たらオレもたたかれるから。まあまあ。この巨漢に対抗できる相手を、われわれは用意しました。さあ、ご覧ください。ブードゥの新しい戦力、この人です」
(ビジョンに火野裕士の写真が映される。)
三又GM「これはいい! こないだWRESTLE‐1で見てすげえよかった」
TARU「これをブードゥに入れたらかなりの戦力になるぞ」
三又GM「よくやった! 皆さん拍手! ありがとうございます!」
TARU「まあまあ、いっぱいお客さんせなあかんからよ。GMはさっさと帰って。オレは次試合あるから」
三又GM「よろしくお願いします」
◇第6試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
○田中将斗 TARU 木高イサミ(13分36秒 体固め)大谷晋二郎 稲葉大樹 ×佐藤嗣崇
※スライディングD
◇第7試合◇
▼「風林火山トーナメント2017」決勝戦/無制限1本
○将軍岡本 吉江豊(17分8秒 片エビ固め)×小幡優作 宮本裕向
※バックドロップ
☆岡本&吉江が風林火山トーナメント2017優勝(試合終了後)
岡本「よっしゃー! 勝ったぞ。これで結果ってやつを一つ出したと思います。そこで、GM、あなた少なからず権限持ってるだろ。三又さん、あんただよ」三又GM「はい」
岡本「権限持ってるだろ。アンタの権限で、もう一回ベルト挑戦させろ」
三又GM「皆さん、将軍吉江、風林火山優勝したんで、副賞として、タイトル戦やらせてもいいですか?(拍手)じゃあ1月1日、元旦ZERO1大会、タイトル戦やってください」
岡本「決定だからな」
三又GM「決定です!」
岡本「次こそは取る!」
(そこで耕平と鈴木が登場。鈴木は両手を「×」にしながら登場する)
鈴木「おめでとうごじます。岡本さん、あなたがフリーになってから練習のときにわたくしに言ったことをお客さんの目の前で言えるんだったら、やってあげます(耕平とともに引き揚げる)」
三又GM「なんですかそれ?」岡本「よくわかんねえよ」
三又GM「とにかく…」
鈴木「(地声で)いや、言わないとダメだよ。やらないよ」
三又GM「ちょ…言わないとやらないって言ってますよ?」
岡本「あんたの権限でやれるんだろ? それでいいじゃねえか」
鈴木「(マイクを持って)わかんないんだったら言ってやるよ。オマエはオレに言ったな、ボクは3番4番目指しますよって。なんでそんなヤツとタイトルマッチやらなきゃいけないんだ? 3番4番目指すヤツとはタイトルマッチやんねえんだよ! 3番4番目指してそこに立ってるのか? 頭使って考えろバカヤロー!」
岡本「いつの話してんだよ!」
鈴木「(引き揚げながら地声で)最近だろーが!」
岡本「最近っていつだ!」
鈴木「(本部席付近に残る耕平に)耕平さん帰ろう。耕平さん帰るよ!」
岡本「私は1番目指してますよ!」
鈴木「やらねえ。やらねえ。やらねえ。絶対やらねえ。返上する、返上」
三又GM「1番目指してるそうなんで、タイトル戦やってくださいよアンタ」
鈴木「なんで全部条件飲まなくちゃいけないんだよ。カネ持って来い、カネ! カネ持って来い! カネ積めオレの目の前で!(と言って引き揚げる)」
三又GM「タイトル戦、1月1日、決定します! それと負け犬同盟、小幡、宮本組、特に小幡、負け犬同盟とか言ってる場合じゃねえよ。この2人のシングル戦、皆さん見たくないですか? 12月の後楽園大会、小幡、宮本、シングル戦、やってください! どうだ小幡選手、あんたが頑張らないとこの会場うまんねえんだよ!」
小幡「オレはやれるよ。宮本さん、オレは火祭り宮本さんと決着つけれなかった。引き分けだった。その続き、この後楽園でまたやりましょう。よろしくお願いします」
三又GM「12月後楽園大会、小幡、宮本シングル戦、決定しました! 皆さん応援よろしくお願いします!」
(続いてサムライTVの元井美貴さんによる優勝チームインタビュー。)
吉江「(優勝の感想を)出る意味は、このトーナメント優勝しか。あとその優勝の先に目指してるものがありましたので。優勝したので文句はないでしょう。狙うはベルト。それだけしかないです」
岡本「出る以上、やっぱり吉江さんが言うように優勝目指してたので。それよりもあったのが佐藤耕平、鈴木秀樹組にどうしても勝ちたかったというのがあるので、それを今日できたのがうれしいですね」
吉江「(小幡&宮本も強敵だった)オレらはこの体が武器なので、オレらよりでかいチームはこの風林火山いなかったから、このでかいのをどう攻略するのか相手たちの課題だったと思うんですけど、オレたちはこの武器を思い切りぶつけるだけだったので。だけどこのでかい体を当てても当ててもよく耐えてきたと思います」
岡本「(去年は決勝戦で敗れたが)去年は横綱とのチームで準優勝に終わったというのがあるので、克服していかなきゃいけないものがあったので。でもやっぱり、なかなかいいものもってるので苦労しました」
吉江「(ZERO1でもプロレス界でも、さらに浮上するキッカケに)その通りです。そう思いますよね? その通りです」
岡本「はい、その通りです」
吉江「(1月1日のタイトル戦が決定)はい、何度目だオレたちは?」
岡本「挑戦するのは3回目ですね。三度目の正直、やりましょう」
吉江「(客席に向け)三度目の!?(ファンが「正直」と返す)。(最後にメッセージを)はい、みなさんのおかげで風林火山優勝することができました。そして元旦、皆さまにとってもおめでたい日、そして私たち将軍、吉江にとっても日本一、世界一おめでたい日になるでしょう。皆さん、元日に後楽園ホールでお待ちしてます!」
岡本「いま病床にある横綱にもこれでいい報告ができると思うんで、さらに来年の1月1日にベルト取って、横綱にいい報告ができるように頑張りたいと思います。皆さんお待ちしております」
吉江「最後、決勝で勝った将軍に締めてもらいたいですね? よし!」
岡本「それでは、私が締めたいと思います。ご起立できる方だけでよろしいのでご起立よろしくお願いします。皆さんよろしいでしょうか。説明いりませんよね。いくぞー! いくぞー! 3、2、1、ZERO1! ありがとうございました!」
【岡本&吉江の話】
将軍「(1・1後楽園のタイトルマッチが決定したが?)このままの勢いで2人で驀進していくしかないんじゃないですか。勢い殺さず、進むだけです。目の前にベルトが、チャンピオンがいるので」吉江「ひさびさにまたZERO1に参戦するようになってから、シングルでやったのが最初で。なんかおもしれえヤツいるなと思って、ホントにおもしれえヤツで。コイツだったらタッグのベルト、組んだらおもしれえんじゃないかと。今、なかなかレスラーが小っちゃくなってると思いつつも、まだでかいヤツだっていっぱいいるんだよね。オレが今出てる全日本もでかいのいるし。でも、なんだろうな、でかいもの同士が体ひとつでわかりやすいのやるやつなかなかいないだろうし、はまったら、オレも何人かでかいパートナーと組んでるけど、将軍また違っておもしろいパートナーです。破壊力あるし突進力あるし、スタミナもあるし。そしたら最初言った通り、ベルト狙ってみようぜって。その通りになったからね。どんどん思った通り進んでますよ。だったら決勝でチャンピオンといくなと思ったら、その手前でね。向こうも先にいかれちゃってるんだから文句つけようがねえだろ。準決勝でいっといて優勝できなかったらちょっとこの発言にも説得力ないかもしれないけど、チャンピオンいっといて優勝したんだから、これはもう文句ないでしょ。あとは結果です」
岡本「はい。(鈴木の発言については?)昔の話いま言われてもね。いま組んでるのは吉江さんとなんでね。いま狙ってるのはベルトです。それだけです」
吉江「いいんじゃないですか。人間、過去にね、絶対みんながみんないいことばっかりじゃないし、思い出したくないこともあるし。それに打ち勝ってどんどん前に前に進んで行くのが人生だし、そういうのをプロレスで伝えていきたいですよね。もう、負けても踏みつけられてもそこから立ち上がっていくのがプロレスだし。いいんじゃないですか。そこはまた立ち上がればいい話ですよ。どんどん、こいつがへこむようなこと言って来てくださいよ。鈴木。その倍返してさらにさらに強くなっていくから。好きなんでしょ、たぶん、将軍のこと? 強くなってほしいから。そうなのかな?」
岡本「…そうなんですか?」
吉江「そうなんじゃない?」
岡本「わからない。一つ言えるのは、ベルトを取る!」
吉江「ベルトを取りました! はい。もう現在完了形になりました」
風林火山タッグトーナメントの準決勝にはインターコンチネンタルタッグ王者組の耕平&鈴木、負け犬同盟の小幡&宮本、ライト級タッグ王者の日高&菅原、岡本&吉江が進出。
準決勝第1試合では耕平vs負け犬同盟が対戦し、日高に対してショーンキャプチャーポーズを取る宮本に日高が怒り、ライト級タッグ王者組は宮本を捕らえ、小幡が入っても同士討ちを誘発するなどして試合の主導権を握り、日高がショーンキャプチャーを狙うが、宮本が膝十字固めで切り返し、宮本のハンドスプリングエルボーに対して、日高はアイルビーバックで戻ってニールキックを狙うが、キャッチした宮本はファイヤーサンダーで突き刺すも、ムーンサルトプレスは剣山で迎撃される。
菅原は小幡を排除すると、日高は宮本に野良犬ハイキックを炸裂させ、石見銀山で勝負あったかに見えたが、宮本が切り返して3カウントとなり、負け犬同盟が決勝に進出する。準決勝第2試合の耕平組vs岡本組は、岡本が吉江におんぶして耕平を圧殺するなど、体格を生かした耕平を捕らえ、鈴木がカットに入るも岡本が睨みつける。しかし岡本との打撃戦からジャーマンで反撃した耕平は、岡本の胸板にローキックを連打、ファルコンアローと反撃して、パイルドライバーを狙うも、堪えた岡本はぶちかましを浴びせ、電車道からブルドッキングヘッドロック、ボディープレスと猛反撃する。
交代した鈴木はヘッドロックからネックブリーカーと首攻めで岡本の動きを止めにかかるが、ショートレンジのラリアットで返した岡本はスパインバスター、交代した吉江も串刺しボディースプラッシュで続き、串刺しヒッププレス、スチームローラーと鈴木を圧殺すると、空中胴絞め落としから、超肉弾プレスを狙いにコーナーへ昇る。しかし鈴木は雪崩式フロントスープレックスで投げると、ダブルアームスープレックス狙いは堪えられるが、羽根折り固めで捕獲、エクスプロイダーから耕平のランニングローキックと波状攻撃で吉江を追い詰める。
しかし岡本が横からのぶちかましでカットに入ると、鈴木にも浴びせ、吉江とのトレインボディーアタック、ダブルブレーンバスターからサンドウィッチボディーアタック、セントーンの波状攻撃、吉江のボディープレスと耕平を追い詰め、最後は吉江の裏拳、岡本の延髄斬りのサンドウィッチ攻撃から、岡本のカイケツから吉江がフライングソーセージで圧殺して3カウントとなり、岡本組が決勝に進出する。決勝戦は小幡のボディースラム狙いを吉江が圧殺、岡本も宮本にバックドロップを決めKOする、リングサイドでダウンしている小幡を吉江が踏みつけ、その上に岡本がおんぶして体重で押し潰しにかかる。
場外では宮本がダウンしている間に、孤立した小幡を岡本組が長時間にわたって徹底的に痛めつけ、宮本もやっと起き上がるがダメージでなかなか自軍に戻ることが出来ない。それでも小幡は吉江相手に頭突き、ランニングネックブリーカーと懸命に粘って、やっと自軍に戻った宮本に交代する。
宮本は吉江相手にショルダータックルを連発してから回転エビ固めを狙うが、吉江がヒップドロップで圧殺し、岡本ともにスチームローラーの波状攻撃も、宮本はサンドウィッチボディーアタックは同士討ちさせると、小幡が吉江にミサイルキックで続き、小幡と宮本による同時ダブルニーアタック弾から連係攻撃で岡本を捕らえ、小幡がダイビングダブルニーを決めるが、吉江が間一髪カットに入る。
小幡はダブルニーアタックを狙うが、キャッチした岡本が叩きつけてからファルコンアロー、カイケツからジャストフェースロックで捕獲、ショートレンジのラリアットの連打も、小幡が追走式ダブルニーアタックから、宮本との連係が決まり、小幡はフィッシャーマンズドライバーから、再度ダイビングダブルニーを投下するも、吉江がまたしてもカット、そして吉江は排除を狙う小幡、宮本に両腕ラリアットで倒し、宮本はまたしても場外でダウン。そして孤立した小幡を岡本がぶちかましからシャワールと畳みかけてからバックドロップを決め3カウントを奪い、岡本&吉江がタッグトーナメントを制覇、負け犬同盟は序盤での宮本のKOが最後まで響いてしまった。試合後には岡本が三又GMにインターコンチネンタルタッグへの挑戦を迫り、三又GMの権限で2018年1月1日の元日決戦での選手権を決定するも、鈴木は拒否すると、納得しない岡本と口論、鈴木は「カネを積め!」と怒って去ってしまい、最後は耕平組、VMを除く全チームが揃って記念撮影となって幕となった。
鈴木にトップに立つ気がない岡本とはやれないといことなのだろが、、岡本がこうやって怒ったことは鈴木に一泡吹かせてやるという気持ちを持っていることだけは確か、しかし鈴木はタッグトーナメントを制したとしても岡本に振り向く気はない、果たして元日までに鈴木を振り向かせえることが出来るのだろうか・・・
UNヘビー級選手権はKAMIKAZEが11・13新木場大会で剥ぎ取ったSタイガーのマスクを被って登場、怒ったSタイガーは開始後にKAMIKAZEからマスクを剥ぎ取って攻め込むも、KAMIKAZEはジャクソンを介入させ、また地獄突きを駆使して試合を盛り返す。
Sタイガーはトラースキック、フィッシャーマンズスープレックス、チキンウイングフェースロックからタイガースープレックスで勝負に出るが、急所蹴りで逃れたKAMIKAZEはバックドロップ、チキンウイングフェースロックは逃れられるも、打撃のコンポ狙いはKAMIKAZEは急所蹴りで阻止してからトラースキックを浴びせる。
KAMIKAZEはムーンサルトプレスからSタイガーのマスクを剥ぎ取るも、Sタイガーはプライベートマスクを被っており、これに驚いたKAMIKAZEにハイキックからチキンウイングフェースロックでギブアップを奪い王座防衛も、試合後にジャクソンの襲撃を受けたSタイガーが怒り、VMに戦線布告する。休憩後に三又又三GMによる告知タイムが行われると、TARUが現れTwitter上で予告していたVMの新メンバーとして、WRESTLE-1を主戦場にしているフリー・火野裕士が加入したことを発表する。VMにしてもジェームス・ライディーンを欠いていることから、火野の加入はいつ帰ってくるかわからないライディーンをあてにするより、新しい戦力を求めたほうがベストだと考えたのか、またイサミもZERO1ではVMの一員として参戦していくようだ。
【試合結果詳報】将軍岡本&吉江豊が風林火山タッグトーナメント制覇!1・1後楽園でのタッグ王座挑戦が決定するも、王者・鈴木秀樹が猛反発。“負け犬同盟”小幡と宮本は一騎打ちへ。ブードゥ・マーダーズに火野裕士加入…ZERO1後楽園詳報 https://t.co/xmynTefdQ4 #週プロモバイル #zero1 pic.twitter.com/L8Hwf4EQ4K
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年11月23日今日はゼロワン後楽園大会でした。
まさかの準決勝敗退。
雪崩式フロントスープレックスで自分の頭も打ったせいか助けに入るのが遅れた。
まあでも負けは負け。
吉江さん重かった。
最後のマイク聞こえなかった人は週プロ見てください。 pic.twitter.com/HTYo9p6LBZ
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年11月23日それにしても今日のマイクは良かった。
言ってスッキリしたなー。
寝れるわー(笑)
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年11月23日ちなみに吉江さんのコメントで私が将軍岡本を好きだとか書かれてましたが違います。
好きでも嫌いでもなく『無』なんです。
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年11月23日本日は風林火山決勝戦にご来場ありがとうございました。ヘビーの中で優勝出来ませんでした。また来年、もし.もしもまだガツオと組んでいたら、ヘビー倒して優勝!頑張ります。
最後の宮本の切り返しは僕でも思いつかない。悔しいぜ。完敗だ。#zero1 #ガツオ
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2017年11月23日今日の負けは本当に悔しかったよ…
助けに行けずごめんね…来年こそは獲ろうね!#イクト#風林火山#zero1#必ず#リベンジ https://t.co/4NJXHsFxxv
— 菅原拓也 (@sugawara_takuya) 2017年11月23日風林火山タッグトーナメント決勝後楽園大会にご来場された皆様、本当にありがとうございました!優勝は将軍岡本・吉江豊組。吉江がうまくコントロールし将軍岡本が遠慮なく大暴れするタッグ。これからもっと化ける予感がする。「横綱のためにも…」試合後の将軍の言葉に心が震えた。 #zero1 pic.twitter.com/0qVZReeeGf
— 大谷 晋二郎 (@otani_shinjiro) 2017年11月23日 -
KAI&TAJIRIが連日の速攻勝負で諏訪魔&石川が悪夢の2連敗!世界最強タッグ決定リーグ戦 岩手大会公式戦結果
11月22日 全日本プロレス「2017世界最強タッグ決定リーグ戦〜旗揚げ45周年記念シリーズ〜」岩手県営体育館 606人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[1勝=2点]○橋本大地 神谷英慶(12分31秒 エビ固め)[1勝1敗=2点]征矢学 Xブラック・タイガーVII
※シャイニングウィザード【試合後の大地&神谷】
――二人の最強タッグが始まり、初戦白星で幸先いいスタートとなったが?大地「そうですね。いい切り出しだと思いますよ、まず最初は。これ勝ち点2? 引き分けが1? 負けが0? いけんだろ。よしよし」
神谷「関係ないですよ。僕らは全勝するつもりでやってるんで。まずはそのうちの1勝!」
大地「9あるとして、あと8か。やれるよ」
神谷「やりましょう! 不可能な数じゃないですからね」
大地「大したことないよ。これは大日本の興行を入れた中で俺ら8だからな。次の日万全の状態で出るけれども、次の日試合だろうが、前の日がウチの興行だろうが。昨日だって俺ら試合だったんだから」
神谷「関係ないです、そこは」
大地「俺らは全勝して優勝する。で、最侠と最強を手にするのは俺らだから」
――昨日の大神対決によって改めて互いの力を確認し合ったところもあるのでは?
大地「それは凄ぇ感じたし、3回目だからシングルは。そのうえで対格のコーナーにいて、こんなに怖いパートナーいないなって思いましたよ、昨日で。だからよりいっそう、そういう意味でこのタッグリーグ、そういうの含めて優勝できるなと」
神谷「明日も勝ちましょう」
大地「じゃあ明日ということで明日マニアーナ」
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[2勝=4点]○KAI TAJIRI(3分58秒 片エビ固め)[2敗=0点]X諏訪魔 石川修司
※スプラッシュプランチャ【試合後のTAJIRI&KAI】
KAI「いやぁ、きつい」TAJIRI「(KAIがその場に倒れ込んだままで)何かもう、まるでこっちが負けたみたいだけど、これでもう俺たち完全無欠の優勝候補だと思う。だって昨日のガイジンと今日のあいつらに勝てる奴ら、絶対いねぇもん」
KAI「勝ちましたね。いやぁ、きつかった。勝ちましたね」
TAJIRI「こういう戦いは2、3分でも2、3時間やるぐらいの精神的なエネルギー使うよ」
KAI「これで2勝。首位独走じゃないですか」
TAJIRI「ジョー&ケア、諏訪魔&石川に勝てるチームはたぶんいないと思う。ということは、よっぽどウチらがヘボやらかさない限り、もう間違いないと思う、俺は」
――この2チームを破ったら怖いものなしでは?
TAJIRI「ないですね。心がクタクタ疲弊しまくるから言葉が出てこないですね」
KAI「言葉にならないですね」
TAJIRI「何かまだ結果変わっちゃうんじゃないか、不安な感じだよ、こういう勝ち方は。で、実はね、俺たちの中では昨日終わったあと、二度とこんな勝ち方、ラッキーはないだろうなって。あれはね、実はフリなんですよ」
KAI「作戦ですね。でも作戦立てたけど危なかった。厳しい戦いでしたね。ワンチャンスですよ」
TAJIRI「けど、昨日と今日の相手は長くなればなるほど勝ち目がどんどんゼロになっていくと思うから、早く決めるしかなかったんだよ。これからはゆっくりやるよ。また秒殺狙うかもしれないし、もっとゆっくり余裕もってなぶり殺しみたいなこともあるかもしれない、これからは。もうあとは俺たちの自由自在の最強タッグになったよ、これで。好きなようにやるよ」
KAI「自由ですね!」
TAJIRI「もうホント自由自在だよ。俺たちのやりたい放題だよ。まぁ秋山&大森組ぐらいかね。何か思ったとおりにいかないかもしれないのは。あとは正直ちょろいです。ちょろい」
KAI「よろしくお願いします」
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]ジョー・ドーリング ○太陽ケア(16分10秒 片エビ固め)[1敗=0点]宮原健斗 Xヨシタツ
※TKO【宮原の話】「始まったばかりだ。世界最強タッグ決定リーグ戦2017年、全部話題持っていくんだ、最高とワールドフェイマスが。まだ始まったばかりだ」
【ヨシタツの話】「クソ。ちょっとね、ジョーのこと意識しすぎたかな。悔しい。しかも初戦落としたのはきつい、苦しい。悔しい、ホントに。それだけ」
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ザ・コブラは、なぜ凱旋マッチで"しくじった"のか?
昭和58年11月3日蔵前国技館、初代タイガーマスクが引退に伴い、空位となったNWA世界ジュニアヘビー級王座を巡ってザ・コブラとザ・バンビートの間で王座決定戦が行われた。(この試合は新日本プロレスワールドで視聴できます)
コブラの正体はカルガリーマットで修行していたジョージ高野で、コブラはヒールのマスクマンとしてダイナマイト・キッド、デイビーボーイ・スミスらと抗争を展開していた。昭和58年8月にアントニオ猪木、藤波辰己ら新日本勢が遠征に来ると、コブラは小林邦昭と組んでスミス、ブルース・ハート組と対戦、華麗な空中殺法を披露、この模様はワールドプロレスリングでも放送されたが、高野も新日本が初代タイガーマスクの突然の引退で大揺れだったことを知る由はなかった。
コブラに目を付けた新日本はポスト・タイガーマスクとしてコブラを売り出すことになり、ジョージに帰国命令を出すが、カルガリーでの居心地の良さもあって本人は帰国を辞退。しかし尊敬する猪木の説得もあって帰国を決意、帰国時には成田空港でマスク姿のコブラが登場、インタビュアーが突撃取材をするも、コブラはノーコメントであくまで謎のマスクマンで通したが、それだけ新日本プロレスだけでなく、テレビ朝日もコブラに期待をかけていた。
コブラの相手はこちらも謎のマスクマンであるザ・バンピートが務めることになったが、コブラはタイガーマスクやマスカラスのマスクを被った若手選手らが担ぐ白煙を噴く神輿に乗って、白いタキシードを身に纏い登場、コーナー昇ったコブラはバク宙を披露するも、すぐさまバンピートがコブラを襲撃、マスクを脱ぐと、ファンはダイナマイト・キッドだと思ってキッドコールを贈ったが、正体はキッドに似ていたスミスで、スミスはコブラはタキシードを脱いでいないコブラを場外へ追いやってボディースラムで叩きつけ、リングに戻ろうとするコブラにロープ越しのブレーンバスター、リフトアップスラムで場外に放り投げるなどコブラを徹底的に痛めつける。
改めて試合開始のゴングが鳴らされると、館内はコブラコールではなく「高野コール」が起きる。試合も期待されたコブラの空中戦は封じられ、グラウンド中心の攻防に終始、コブラが空中殺法を狙うと、スミスは受けようとしないなどの行為が目立ち、コブラの良さを引き出さずに自身の良さばかりをアピール、ジュニアらしい華麗な空中戦も攻防はなく、さすがの館内も野次が飛び始める。
それでもコブラはドロップキックでスミスを場外に追いやると、ノータッチトペを発射するが、スミスはかわして鉄柵へ直撃しコブラは両膝を負傷してしまう。スミスは場外パイルドライバーで突き刺すが、コブラも鉄柱攻撃から同じ技でやり返し、リングに戻るとスミスはミサイルキックをを狙うが、コブラも下からのドロップキックで迎撃、コブラは痛い両膝でのダブルニーからフライングラリアットを狙うが、タイミングが合わずに相打ちとなって失敗、しかしスミスのセントーンをかわしたコブラはフライング・ラリアットを決めて3カウントを奪い勝利も、フィニッシュの技にはインパクトに欠け、技の失敗も目立って、新日本やテレビ朝日の期待を大きく裏切る結果となってしまい、肝心の試合の模様は試合途中からトペの失敗まではダイジェストで放送され、放送されたのは終盤でのフィニッシュシーンでの攻防だけだった。
新日本もテレビ朝日もコブラの入場シーンを派手にするなど、ポスト・タイガーマスクとして大きな期待をかけていたと思う。しかし凱旋マッチで手の合う相手として用意したスミスが大誤算で、コブラを引き立てようとしなかった。コブラの凱旋マッチの相手が小林邦昭、寺西勇だったら凱旋マッチも大きく違ったものになり、コブラの評価も違ったものになっていたのかもしれない。その後コブラは1984年1月に開催された「WWFジュニアヘビー級王座決定リーグ戦」にエントリー、公式戦では初代タイガーのライバルであるキッド、初代ブラックタイガーを破る殊勲を挙げたが、それでもコブラの評価は覆ることはなく、優勝決定戦はキッド、スミスと三つ巴で争われ、三つ巴戦はスミスがコブラと引き分け、キッドに敗れて脱落し、優勝はコブラとキッドの間で争われたが、キッドがバックドロップホールドでコブラを破り優勝、コブラは凱旋から初黒星を喫した。
キッド、スミスが全日本プロレスへ移籍したため、コブラはブラック・タイガーとMSGで王座決定戦を行って破り、初代タイガーマスクに次ぐNWA、WWFジュニアの二冠王となり、ヒロ斎藤と抗争を繰り広げるも、新日本がWWFと提携を解消したことで両王座は返上、それに伴ってIWGPジュニアヘビー級王座が新設、王座決定リーグ戦が行われ、コブラは優勝決定戦に進出して全日本プロレスから移籍した越中詩郎と対戦したが、スペース・フライング・タイガー・ドロップは飛距離が足りずに失敗し、ダイビングボディープレスも剣山で迎撃されたコブラは越中のジャーマンに敗れ王座奪取はならず、越中を破って2代目王者となった高田伸彦と対戦したが、両者リングアウトで王座は奪えず、「キング・コブラになって帰ってくる」と言い残し、ザ・コブラは消え、ヘビー級へと転向した高野がリングに登場したが、越中に敗れた時点でコブラとしての役目は終わってしまっていたのかもしれない。新日本ジュニアは越中vs高田によるジュニア名勝負数え歌から日本人中心に変わり、マスクマンの王者が1989年獣神ライガー、後の獣神サンダー・ライガーがデビューするまで誕生しなかった。
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北村を餌食にしたK.E.Sが優勝宣言!WORLD TAG LEAGUE 2017青森大会公式戦結果
11月21日 新日本プロレス「鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017」山梨・アイメッセ山梨 1111人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦
[1勝=2点]ランス・アーチャー ○デイビーボーイ・スミスJr.(10分4秒 エビ固め)[1敗=0点]デビット・フィンレー ×北村克哉
※キラーボム(試合終了後)
アーチャー「今回のタッグリーグは『ニュージャパン・タッグリーグ』じゃない。今回はK.E.Sの“キラー・タッグリーグ”だ」スミス「よく聞け。今日は見せつけてやった。このタッグリーグの最後のシーンをな。誰も俺たちに太刀打ちできるヤツらはいない。これから、今日と同じシーンが続くのだ。文句があるヤツは、そうじゃないというヤツはかかって来い。“キラー・タッグリーグ”はK.E.Sのものだ!」
【アーチャー、スミスの話】
アーチャー「(※ベルトを掲げて)俺たちはIWGP(タッグ)チャンピオンだ。そして“キラー・タッグリーグ”のチャンピオンに向かって突き進んでいる。すべての公式戦、俺たちを止められるものなら止めてみろ。誰も俺たちを止められない。負けるんじゃない、死ぬだけだ。K.E.Sのキラーボムでな」スミス「このタッグリーグの初戦を、これほどまで力強く勝てた。それは見ての通りだ。このまま、このタッグリーグ、俺たちが最強で幕を閉じることになる。俺たちには、このタッグリーグを言い換えるにふさわしい言葉がある。ニュージャパン・タッグリーグなんかじゃない。これは“キラー・タッグリーグ”なんだ。それは、このタッグリーグがK.E.Sのものであることを示している。そうじゃないって言うなら、この言葉をぶち壊すというのなら、俺たちよりも強いというタッグチームがいるなら、リング上でK.E.Sを止めてみろ。だけど、今日と同じ言葉が待ち受けているだけだ。キラーボムの餌食になり、俺たちの腕が高々と挙げられる。勝利を示す腕がな」
▼WORLD TAG LEAGUE 2017」Bブロック公式戦
[1勝=2点]○レイモンド・ロウ ハンソン(9分44秒 エビ固め)[1敗=0点]真壁刀義 ×ヘナーレ
※フォールアウトロウ「まずは一つ、勝利した。この『WORLD TAG LEAGUE 2017』は、俺たちにとってリベンジの舞台だ。ウォーマシンはすべての試合で闘うヤツらを振り払う。叩きのめし、自伝に名前と栄光を残すのだ。そして『WRESTLE KINGDOM』……」
ハンソン「そう、『WRESTLE KINGDOM』だ、『WRESTLE KINGDOM』を見据えている。なぜなら、そこでもう1試合しなければならない。そこでさらにやっつけなければならないヤツらがいる」
ロウ「そうだ。そこで俺たちはつかみ取るんだ。俺たちがこの手でつかむのだ……」
ハンソン「残されたものをつかむのだ。それはK.E.Sへのリベンジだ。そうリベンジだ。お前らに復讐する」ロウ「そうだリベンジ……リベンジ……」
ハンソン「お前らは俺たちの復讐の前に苦しむのだ。『WRESTLE KINGDOM』の舞台でな」
ロウ「それがIWGPタッグチャンピオンになったお前らの宿命だ」
ハンソン「それの前にまず第一歩がある」
ロウ「このタッグリーグは、『WORLD TAG LEAGUE 2017』は、俺たちウォーマシンが制圧する」
ロウ&ハンソン「ウォー!」
【真壁の話】
真壁「やられちまったな、初っ端……まあ、言うことなんて、正直ねえけどさ、俺とヘナーレ、やるしかないからよ。やるしかないから、とことんやるしかねえな。もう勝負だ、しょうがねえ。しょうがねえな。もう、思い当たることもねえしな」--初戦としては厳しい相手だったですけど、徐々にヘナーレ選手とのタッグも良くなっていくという手ごたえはつかめたと?
真壁「もちろん、もちろん。ただでも、今日の相手だって、恐れることも何もねえ。だって、俺たち普通にやってんだから。ただ、タッグマッチの冠ついてんだろ、タッグリーグって? その分、是が非でも落とせないっていうのが正直な話だ。だからそんなとこでも、ヘナーレが(カウント3を)取られた、だから何だ? だから何なんだよ? 次の試合で取り返せばいいだろって。俺、それしか考えてねえから。俺、いつもそうだろ? リーグ(戦)だって、『G1』だって。すべてのあれが負けから始まってる。このままただ負けるか、なにかつかむか、冠ゲットするか、俺たちの闘い次第だろ? それしかないから。もう、沈むなんてことは、ハナから承知の上だから。沈みやしないよ。沈んでる? 関係ないよ。見してやる、それだけだ。バカヤロー。でも今回、ヘナーレと組んで、技のタイミングだったりとか、ヤツが耐えてる仕草とか見てたらやっぱり、背中押してやりてえなと思うし。より何ていうのかな、エンジンかかったよね。そりゃそうだろ? やるしかねえからな。このへんでカットとかしねえからな。これから30分続くからな、このコメント。次のメイン終わっても話すからな、俺。言っとくけど、まだ初っ端だ。初っ端落としたのは痛えけど、まだ取り返しつくからな。それだけだ」--かつて真壁選手も経験した同じアキレス腱断裂から復帰したヘナーレ選手でしたが、動きを見てどうでしたか?
真壁「問題ないよね。問題ない、正直。ほんとにアキレス腱切ってようが何しようが、それだけの覚悟であいつ、(リングに)上がってきてるから。俺と同じだ。怖いものなんか、何もない。だってさ、たかだがあいつ、デビューしてすぐアキレス腱切って、そのビッグマッチにエントリーなんて、あり得ねえだろ? そこをエントリーさせてもらったっていう会社の意向もあるしよ、それにぜひともあいつが応えないといけねえと思うし、(応えれば)次につながんだろ? だから、そういうこった。まだ、こっからだよ。まだまだこれからだ」--真壁選手としても、本間選手の手前、無様な結果を見せられないと?
真壁「当たり前だろ。こけしのためにも、俺たちがいいところで冠獲ってみ、ジェラシーであいつ、毎日毎日、泣いてくんだろ。電話かかってくんだ、俺に。わけのわからない言葉で。それでいいんだ。ハナから、俺の目的はそれだから。テメエが冠獲ること、本間に刺激を与えること、そしてヘナーレを男にすること、ただそれだけだ。ま、とにかく自分がリラックスして、次の試合いくだけだ」 -
KAI&TAJIRIが奇襲でジョー&ケアから速攻勝利!世界最強タッグ青森大会公式戦結果
11月21日 全日本プロレス「2017世界最強タッグ決定リーグ戦~旗揚げ45周年記念シリーズ~」青森産業会館 420人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[1勝=2点]征矢学 ○ブラック・タイガーVII(12分4秒 超高校級ラ・マヒストラル)[1勝1敗=2点]野村直矢 ×青柳優馬【試合後の征矢&ブラックVIIによるワイルド劇場】
ブラックVII「陰謀だよオイ。まず世界最強タッグリーグ俺は2年連続中身と違った覆面かぶったら5度目の出場。オイ全日本プロレスそれより大森取締役、おかしくないか? 去年、ここにいる征矢と大森取締役のGET WILDが優勝したのに、なんで征矢を捨てて秋山社長とエントリーしてんだ? またパワハラか?」征矢「権力だ、権力」
ブラックVII「大森取締役は自分だけよければいいのか? それよりお前、なんで開幕来なかったんだ? 俺たちはWRESTLE-1の裏切り者・KAI&TAJIRIをやっつけるために、俺たちもWRESTLE-1を裏切って全日本プロレス最強タッグに参戦してんじゃねぇか?」
征矢「(最強タッグの)Tシャツ着て入場してきたぞ」
ブラックVII「これから売店いって全日本プロレスの最強タッグのTシャツのサイン会やるぞ、征矢と俺で」
――ジュニアタッグリーグと同じで初戦白星となったが?
ブラックVII「それもそうなんだけど、俺は青柳恐怖症、今日克服できた気がする。三度目の正直。これは非常にでかいよ」
征矢「直接本人から獲ってますからね」
ブラックVII「俺たちがアジアタッグチャンピオンじゃねぇのか? 大森取締役に告ぐ。何とかしてくれ、この状況を。自分だけ社長と組んで世界タッグ巻いて、そしてチャンピオンとして最強タッグに出てるというのは、これはおかしい。自分だけ。本来なら俺はこいつじゃなくてケンドー・カシンとエントリーしようと思ってたんだ。これも陰謀だ。カシンも連れてくるぞ。カシンと愉快な仲間たち、はぐれてる奴らも。先をみてるから。最強タッグいけんじゃねぇか。意外にコンビネーション、バッチリだろ」
征矢「日ごろ飲んでるからね。そこが出てたね」
ブラックVII「大森取締役が悪い」
征矢「大森さん、権力でそうやって人間を指示するのはやめろ。俺はそれに立ち向かう。レジスタンスだ」
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[1勝=2点]○KAI TAJIRI(2分25秒 横入り式エビ固め)[1勝1敗=2点]ジョー・ドーリング ×太陽ケア【試合後のTAJIRI&KAI】
KAI「恐ろしい…」TAJIRI「(笑) はまったね!」
KAI「まさに作戦通りじゃないですか!」
TAJIRI「こんなうまくいくとは思わなかったね」
KAI「あんな相手に…。やっぱ毎日毎日飲んで…」
TAJIRI「コミュニケーション、バッチリだからね。うまくいった」
KAI「危なかった」
TAJIRI「けど、これはラッキーだったよ。もうこういうのは通用しないよ」
KAI「やっぱり全日本プロレスの選手、ホント大きい。やばいっすね。また今日も作戦立てないとダメじゃないですか」
TAJIRI「これであれだよ。あの二人に勝ったっていうのはウチらが50%優勝候補だね。明日、諏訪魔&石川じゃない? 勝ったら100%になるよ。今、ウチらがダントツ1位だよ。たぶん誰も勝てねぇだろ、あの二人には。痛快だな(笑)」
KAI「明日もやるしかないですね」
TAJIRI「命がけの一か八かっていうのは実は物凄く疲れるというのがわかった今」
KAI「立てない。でも明日も一か八かじゃないですか?」
TAJIRI「こういうのはもう二度と通用しない。じっくりやろう、明日は。ちゃんと攻めて」
KAI「相手も見てるかもしれないし」
TAJIRI「そうなんだよ。これは通じない」
KAI「いやぁ、よかった。やばい」
TAJIRI「凄い疲れんだよ、こういうのってね」
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橋本大地が橋本真也の必殺技を解禁も、待っていたのは鈴木秀樹からのダメ出しだった…
11月21日 大日本プロレス 後楽園ホール 891人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
忍 ○ツトム・オースギ ヘラクレス千賀(8分3秒 片エビ固め)吉野達彦 橋本和樹 ×関札皓太
※ツキノイシ◇第2試合◇
▼20分1本
○グレート小鹿 宮本裕向 関根龍一(8分17秒 ラ・マヒストラル)伊東竜二 バラモンシュウ ×バラモンケイ◇第3試合◇
▼有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/30分1本
アブドーラ・小林 ○木髙イサミ(7分29秒 TKO)藤田ミノル ×星野勘九郎
※スリーパーホールド◇第4試合◇
▼30分1本
○浜亮太 中之上靖文(9分3秒 体固め)河上隆一 ×菊田一美
※オオキドプレス◇第5試合◇
▼30分1本
○鈴木秀樹 宇藤純久 野村卓矢(10分58秒 片エビ固め)関本大介 佐藤耕平 ×青木優也
※ダブルアームスープレックス◇第6試合◇
▼大神~スペシャルシングルマッチ/30分1本
○橋本大地(21分18秒 片エビ固め)×神谷英慶
※垂直落下式DDT【大地の話】
(大地がバックステージに戻ってくると鈴木がいる。)
鈴木「君たちの挑戦者決定戦は望まれていないようだったな」
大地「そんなことないと思うよ。自分がやりたいかやりたくないかで決めてるでしょ、それ。違うの? 理由つけて来いって言って、もう逃げるのやめようよ」鈴木「これが理由だよ。お客さんの声だよ。きょうじゃ厳しいな、結果見えちゃってるな。頑張ってください。待ってます(と去る)」
大地「くっそ、腹立つな、いちいち。(階段を下りてからコメント)俺は、少なからず支持ってあったと思うよ。俺と神谷にできるプロレスがああであっただけで、別にでかいことしようともしてないし。まあそうだよな、お客さんが納得いってる試合かどうかと言ったら、俺ら夢中だったから正直よくわからないよ。でも、ところどころで聞こえる声援はそういうものだったんじゃないの? わからないけど。でも、きょうは神谷とやれて楽しかったって、それだけでいいよ。俺らにしかできないことやって、俺らにしかできないやり方で決着をつけたから。
(フィニッシュは)ずっといつかやろうと思っていた技だったんですけど、体格とか力の問題もあって。ずっと出さないって決めてたんですよ。でもライジング出して神谷に返されて、もう一発ライジングにいくとか、違う技という選択肢がなくて。いまこれやれば…いっぱいいっぱいだったからわからないけど、たぶんそんな感じだったと思う。出しちゃった(笑)。でも、タイトルマッチとかそういうでかいこととかあったところにチャンスがあったら出そうと思っていてアレしてた技なんだけどな。
(王者とどう闘う?)いまはまだそんなこと考えられないですね。もうちょっと落ち着いてから考えます。ただいままでやってた段階では、鈴木秀樹ってポーカーフェースだし、打たれててもダメージを顔に出さないという傾向があるから。いままでもそうだったけど、それで前回取れなかった。今回もうちょっと、攻めを遠慮しないでいって、というのじゃないかな。これからのことはこれから考える。(昨年6月のシングルで負けていた神谷にリベンジしたが)攻撃の一発一発がすげえ重たくなってて。ただお互いデカくなってるから、使う技もまた変わってきてて。一発一発の重さも変わってきてるし。そうとうきつかった、めっちゃきつかった。言葉にできねえな。1年前もきつかったけど、比にならないぐらいきつい。対角のコーナーに立たれてあんな怖いパートナーはいないでしょう。あんな頼もしいパートナーはいないでしょう。
(最強タッグに向けては互いの強さを確認?)そうね、俺らがお互い楽しんでここまでやれて、ここまでお互いがヘトヘトになるまで出し切って、こんだけ楽しかったんだから、こんだけ痛かったんだから、あとは優勝するだけでしょう。最侠タッグだって優勝してんだし。
(パワーアップしてるように見えるが)裏の話しちゃえば、いままで適当じゃないけど、ちゃんと自分で考えてるつもりでトレーニングしてたんだけど、いまは、ジュニアだけど関札にメニューを組んでもらってやってるから。多少なりともその効果は出てたら嬉しいかな。あとは、神谷と組んでいくうちにそうなっていったというか、そうならざるを得なかったというか。周りの環境がそうさせてくれたというか。大神というタッグが大きいですね」
◇第7試合◇
▼Junkie vs Bloody brothers~血みどろクレイジー狂想曲(ラプソディ)~蛍光灯の壁+バラ線パーフェクトボード6人タッグデスマッチ/30分1本
○高橋匡哉 植木嵩行 佐久田俊行(16分44秒 片エビ固め)×竹田誠志 "黒天使"沼澤邪鬼 塚本拓海
※ジャックハマー(試合終了後)
高橋「存在感薄いとかよ、幸薄いとかよ、大きなお世話なんだよコノヤロー! 俺は俺のやり方で、やらせてもらうよ。別に誰が何と言おうが関係ねえんだ、バカヤロー! 文体まで1カ月切ったな。俺はよ、チャンピオンなってまだまだやり切ってねえことがたくさんあんだよ! なんなら、俺はここ(来年11・11両国)狙ってるからな。最高にイカれた最高に楽しいデスマッチ、文体、考えておいてやるから、楽しみにしとけバカヤロー!」竹田「チクショー、足元すくわれちまったけどさ、幸薄いなんて一言もいってませんけど。そんなひどいことは、私、言いませんよ。でもきょう、オマエ、俺から3つ取ったけど、6人タッグだろ? この変な髪型と、そこのドラえもん。そんな3人屁でもねえんだよ! 負け犬の遠吠えかもしれねえけど、文体、俺とオマエ1VS1。リングには2人しかいねえんだよ。そのなかでどんだけ狂ってリミッターを外すかの勝負だぞ。いいか、クリスマスも近いよね。オマエに狂ったクリスマスプレゼント用意してやるから、楽しみに待っとけよ。きょうは負けちゃったから、おとなしく帰って熱燗でも飲むわ。あとは素晴らしいマイクで、締めてくださいね!(竹田退場)」
高橋「こんな髪型になったのも全部アイツのせいだな。オマエの仇は絶対取ってやるからな! 血みどろブラザーズは2人で一つだ。植木のぶんも必ず、ベルトとってまた両国国技館で闘おうじゃねえか! よしじゃあ締めていいか?」
植木「(マイクを奪って)竹田誠志!血みどろブラザーズは、高橋さんがいる限り最強なんだよ。俺が文体で高橋さんのセコンドにいる限り、最強なんだよ! 高橋さんがすべてなんだよ! 高橋さんがいる限り、俺たちは最強なんだ! 覚えとけ! ねえ、高橋さん! 高橋さんが帰れと言ってる、帰れ! 高橋さん、文体は俺ら2人でベルト取りましょう! 高橋さん! 高橋さんが取ったってことは俺が取ったっていうことです! 全力で高橋さんを応援します! その代わりにみなさん、高橋さんを応援してあげてください!(高橋さんコールを煽って)待ってください! みなさん、その高橋さんのパワーは高橋さんに伝わりました。最後に文体に向けて最後の一緒にいつもの『1m2、高橋さん!』で締めてもよろしいでしょうか? 高橋さんのため立ってください!」
最後は「いくぞー、1、2、高橋3!」で締めた。
【試合後の高橋&植木】
植木「高橋さん、高橋さん、高橋さん、高橋さん」高橋「首が痛い…」
植木「大丈夫っす。今日は勝ったっす。高橋さんが強いっす。文体は高橋さんが勝ちます。この勢いで行けば、高橋さんが絶対勝ちます。お客さんも高橋さんが応援してました。あの、今日来ていたお客さん、全員高橋さんです。高橋さんが勝つって思ってます。今日のお客さんは全員高橋さんでした」
高橋「ありがとう」
植木「自分も高橋さんが勝つと思ってて。自分、高橋さんなんで」
高橋「もう大丈夫。見ての通り、血みどろブラザーズは2人で1つなんですよ。見てください。(植木が)こんな髪型になって、さぞかしこいつはつらい思いをしたでしょう」
植木「竹田誠志、新木場でお前はな、高橋さんが横で見てたんですけど、お前が持ってきたハサミで髪を切りやがって…だからこんなに、高橋さん!」
高橋「もうわかったから」
植木「高橋さんの仇は高橋さんが討ってください。あっ、違う」
高橋「もういいから。前回の名古屋は俺が追われる立場で、あいつが追う立場だったけど、今回は俺がチャレンジャーとして追う立場だから。徹底的にやってやる。徹底的にやってやるよ。俺のやり方で、徹底的にあいつを追い込んでやる。必ずベルトを返してもらうからな。覚悟しとけ。最高に狂った? 上等じゃねえか。なんだってやってやるよ。それぐらいの覚悟はできてんだよ。必ず俺がベルトを巻いて、リングから降りてやるからな。なあ、植木?」
植木「そうですよ、高橋さん。絶対勝ちます、勝ちます。高橋さん。高橋さんです」
高橋「絶対勝ってやるからな。2人で両国のメインをまたやろうじゃないか? なあ、おい? 覚悟しとけ、コラ!」
【竹田の話】「まあ、足下をすくわれた感じになったけどさ。あいつも言ってたけど、狂ったようなデスマッチ? そんなもん、お前に言われなくてもわかってんだよ。こっちは毎試合毎試合そういう気持ちでやってるんだよ。ビッグマッチだからって特別だってそういうことじゃねえだろ? 高橋は横にあんな毛むくじゃらの生き物がいてよ、損してるよ。文体は1対1。リングの中は1対1。あいつがセコンドつくんじゃねえぞ、毛むくじゃら。あいつと1対1で、狂った試合をしてやるよ。今日の負けは負け。それだけです。狂った形式を用意するとか言ってたけど、クリスマスも近いし、狂ったアイテムでも作って。高橋に狂ったクリスマスプレゼントを用意して、これ(ベルト)を巻いて年越してやるからよ」
大日本後楽園大会のセミでは鈴木の保持するストロングヘビー級王座への挑戦権をかけて、大地と神谷が対戦。大神で組んでいるもの同士での対戦は、グラウンドから激しいエルボー合戦を展開、大地がキックで競り勝つも、神谷はボディースラムから張り手、エルボードロップ、スリーパーからぶちかましと猛攻をかけ、神谷はチョップ、頭突きと大地を圧倒していく。
先手を奪われた大地はキックで流れを変え、神谷にキックをキャッチされて肘を落とされるも、大地はニールキックからサイドからエルボー、胸板へのローキックから、早くもライジングDDTを狙う。しかしリバースした神谷はぶちかましを浴びせると、ブレーンバスターから逆エビ固めで絞り上げ、チョップ、ぶちかましと畳みかけるも、大地もドロップキックから串刺しニー、ランニングエルボー、DDTと応戦、だがコーナーに昇ったところで、張り手で阻止した神谷は雪崩式ブレーンバスターで投げる。
神谷はダイビングショルダーを発射すると、バックドロップで勝負を狙うが、堪えた大地に延髄ラリアットを放ち、追走した大地も膝蹴りを浴びせるが、神谷もラリアットで応戦するも、大地もシャイニングウィザードで応戦して、両者ダウンとなる。
起き上がった両者は膝立ちでのエルボー合戦から、スタンドでも打ち合い、大地が連発も、神谷が頭突き、しかし大地は延髄斬りを浴びせると、ファルコンアローから後頭部へのシャイニングウィザードを放つが、正面からのシャイニングウィザードをかわした神谷はバックドロップで投げ、カバーもニアロープとなり、神谷は左右の張り手からラリアットを狙うも、大地はニールキックで迎撃する。
勝負に出た大地はシャイニングウィザードからジャンピングDDTで突き刺すと、ライジングDDTから父親譲りの垂直落下式DDTで3カウントを奪い、鈴木への挑戦権を獲得した。しかしバックステージで待ち構えていた鈴木は「客に支持されていない」「今日のじゃ厳しいな。結果見えちゃってるな。頑張ってください。待ってます」ダメ出しされてしまった。
大神中心でストロング戦線が活発化していることで、宇藤や河上が不満を露わにしている中で、大神同士で挑戦者決定戦となったが、大地が父親の必殺技である垂直落下式DDTを解禁したことで、今度の鈴木戦はどうしても負けられないという意志を自ら示すも、待っていたのは鈴木のダメ出しだった。
メインはリングには鉄檻、有刺鉄線ボード、ロープ2面には蛍光灯が吊るされ、デスマッチ王座奪還を高橋の眼前で、竹田組が植木を捕らえて試合の主導権を握り、塚本が蛍光灯上でのボディースラム、植木の上にボードを乗せてからの、竹田とイスで殴打、沼澤が蛍光灯束を持っての突撃、ボードをセットしてのイスでのホームランと、植木を徹底的に痛めつける。
やっと交代を受けた高橋は沼澤、竹田と蛍光灯で殴打、沼澤にボードをセットしての大暴走、蛍光灯上へのフェースバスターと猛反撃。だが交代を受けた佐久田が捕まり、竹田が佐久田の背中に蛍光灯をセットしてからエルボーでクラッシュさせると、沼澤のDDTからサンドウィッチ攻撃と佐久田を蹂躙、そして鉄檻へ叩き込もうとするが、植木が確保でカットに入り、佐久田がドロップキックで塚本、沼澤を鉄檻へクラッシュさせる。
血みどろと佐久田は孤立した竹田を捕らえ、高橋が竹田を攻め込むが、竹田は蛍光灯を添えてのドラゴンスープレックスからロッキンボ、蛍光灯をセットしてのローリングセントーンと抵抗、しかしリバースUを着地した高橋が、植木の蛍光灯での一撃の援護射撃から、払い腰、ジャックハマーと畳み掛けて3カウントを奪い、デスマッチ王者から直接勝利を収め、竹田が高橋の挑戦を受諾した。デスマッチ、ストロングとも8・19名古屋の再戦となったが、両カードとも共通するテーマはリベンジか、高橋は奪われたものを奪い返し、大地はダメ出しを受けた鈴木に対する答えを出せるか、そして高橋や大地にしても大日本に移籍したことが正しかったのかどうか、示される戦いになる…
日付変わりましたが後楽園ホール大会に多数ご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
今回も素晴らしい #bjwphoto をありがとうございます。
文体までも各地大会ございますのでぜひご来場お待ちしております!#bjw pic.twitter.com/37GZVtH4cn
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) 2017年11月21日【試合結果詳報】高橋が12・17文体へ逆襲開始、竹田直接粉砕で“ザンギエフ化”植木も感涙の「高橋さーん!」/橋本大地、垂直落下式DDT初公開で神谷撃破、鈴木秀樹に挑戦決定/イサミと星野炎上…大日本後楽園詳報 https://t.co/qoldFv5eP1 #週プロモバイル #bjw pic.twitter.com/E72tSMGpdL
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年11月21日後楽園ホール大会試合終了❗
高橋さんがデスマッチヘビーのベルトに挑戦するのは文体!
高橋さんがチャンピオンになる瞬間が観られるのは文体!
高橋さんの文体!
ご来場お待ちしております。
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— ザンギエフ・ウエキ(植木嵩行) (@blackbu18515564) 2017年11月21日大日本後楽園しゅーりょー。
今日は試合内容も試合結果も0点でした。デスマッチに対してもっと色々考えます。今日高橋に負けた事により改めて気を引き締めたいと思う。
デスマッチまだまだ奥が深い。
だからやめらんねー。
文体はタイマンで勝負。
負けねー。
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2017年11月21日【後楽園でした】ご来場ありがとうございましたm(_ _)m
また安全ピン刺された、刺したいお年頃なのかしら・・・
こんなんじゃ死なないからどんどん刺してこい!#bjw#でも痛いよ#あっ#明日は息子と朝からお出かけでした#病院だけどね pic.twitter.com/9uLWOO89N3
— “黒天使”沼澤邪鬼 (@numazawa594jaki) 2017年11月21日大地は勝ったらそれで終わり?
神谷は負けたらそれで終わり?
河上、宇藤は会場押さえて試合決めたらそれで終わり?
だからお前らは勝てないんだよ。
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年11月21日後楽園ホール大会ありがとうございました。
本日も神谷選手からありがたいお言葉いただきました。
「知ってました?赤い髪の毛の色の人ってスコットランドに多いらしいですよ」
それは新土さんを前提に話してます?#bjw#神谷トリビア#へぇと思ったらいいね pic.twitter.com/wptFljEu5v
— マック竹田 (大日本プロレス) (@HirokiTakeda53) 2017年11月21日大日本プロレス後楽園ホール。メインのデスマッチヘビー前哨戦で使用された「蛍光灯の壁」が破壊された瞬間は、ズバババダダガッシャーン!!!!と音も衝撃も煙?も凄かったです #bjw
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年11月21日