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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

ALL OUTがタッグ王座奪取に肉薄も、嫉妬をぶつける彰人に、キラーHARASHIMA降臨!

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ALL OUTがタッグ王座奪取に肉薄も、嫉妬をぶつける彰人に、キラーHARASHIMA降臨!

11月23日 DDT「God Bless DDT 2017」後楽園ホール 1271人 満員


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
○マッド・ポーリー(3分4秒 片エビ固め)×下村大樹
※ポーリーバスター


◇第1試合◇
▼DNA世代闘争!~NOWリーダーvsNEWリーダー~/30分1本
○梅田公太(5分6秒 片エビ固め)×上野勇希
※梅田ドライバー(仮)


◇第2試合◇
▼インフォマーシャルマッチ~1vs5ハンディキャップマッチ 対象:「王様ゲーム The Animation」/30分
○平田一喜(7分35秒ミッション失敗)×男色ディーノ
ミッション失敗順=渡瀬瑞基 島谷常寛&赤井沙希 吉田考志


◇第3試合◇
▼3WAY6人タッグマッチ/30分1本
KUDO ○坂口征夫 高梨将弘(6分1秒 コブラクラッチ)樋口和貞 岩崎孝樹 ×レッカ
☆もう1チームは勝俣瞬馬&MAO&ディエゴ


◇第4試合◇
▼KO-D10人タッグ選手権試合/60分1本
[初代王者組]○LiLiCo 大石真翔 スーパー・ササダンゴ・マシン 大家健 石井慧介(8分6秒 体固め)[挑戦者組]越中詩郎 高木三四郎 大鷲透 入江茂弘 ×アントーニオ本多
※大家の炎のスピアー
☆LiLiCo&大石(レディ・ピアードの代役)&ササダンゴ&大家&石井組が初防衛成功 


【LiLiCo、大石、ササダンゴ、大家、石井の話】
――見事初防衛に成功しました。
ササダンゴ「まあ、あのDDTの象徴とも言えるこの10人タッグ。まず防衛出来て、非常に我々嬉しく思っています。我々DDTを代表する選抜されている5人なんでね。今回は野郎ZっていうDDTであって、DDTじゃないDDT内他団体との全面対抗戦でしたけど、何とか野郎Zを倒したんで。今度はもうねDDTじゃない、ホント他団体ね。あぶれている奴ら5人まとめてかかってきてほしいですね。」


大石「オイオイオイオイオイ」


ササダンゴ「大日本だってね、KAIENTAI DOJOだって、WRESTLE-1だって、全日本だって、NOAHだってあぶれている奴らいるでしょ!」


大石「あぶれてる言うなよ!」


ササダンゴ「俺、あぶれているんじゃないかっていう奴……。」


大石「やめろよ!」


ササダンゴ「いや、代表する5人だよ!」


大石「いろいろ問題があるからやめろよ。あぶれてねぇよ!」


ササダンゴ「スケジュールが揃いずらい5人。」


大石「揃いずらい5人……だな(苦笑)」


ササダンゴ「集めてどこでもかかってきてほしいなと思っております。それ以上に! こっとは5人、スケジュール合いずらいんで、その辺も苦慮していただければと思います。というわけで今日もね、無事防衛したのでこれから我々しっかりと六本木方面に打ち上げに行こうと思っております。」


LiLiCo「行こうと思ってるよー」


大石「オエーイ!」


大家「やったー!」


ササダンゴ「六本木ヒルズで野菜のお出汁が効いたお鍋を食べさせてもらおうと思います。」


LiLiCo「いいよー。」


ササダンゴ「やさい家めいに連れて行ってもらおうと思います。」


LiLiCo「いいよー。」


ササダンゴ「ありがとうございました。」


LiLiCo「今日はお尻使えないけどね。」


大石「尻は使えねぇけどなって、使うつもりだったんだ(苦笑)。」


大家「痛い、痛い、痛い……」


◇第4試合◇
▼飛ぶか!? 飛ばれるか!?スペシャルシングルマッチ!/30分1本
○遠藤哲哉(10分2秒 片エビ固め)×マイク・ベイリー
※グリーンティーブランチを切り返す


【ベイリーの話】「今日は楽しかったけど負けてしまった。今日は絶対に勝つと思っていたけど、うまくいかなかったね。今日勝ったら、次のディファカップでの石森太二戦も勝てると思っていたけど、今日負けてしまった。これで次の石森戦も負けたらかなり辛い状態だよね。そういう意味では、今日は本当に大事な試合だった。後楽園ホール、シングルマッチ、相手は遠藤……残念ながら負けてしまった。次のディファカップはX-DIVISIONのタイトルマッチなので絶対に勝ちたい! 人生の中でも一番大事な試合だと思っているよ。」


◇第6試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合~ノーDQマッチ~/60分1本
[第39代王者]○佐々木大輔(18分24秒 レフェリーストップ)[挑戦者]×高尾蒼馬
※クロスオーバー・フェースロック
☆佐々木が8度目の防衛に成功


【高尾の話】
高尾「結果で言うと負けてしまったんで……正直勝ちたかったですね。まあ何か追い込めたとは思っているんですけど、ツメが甘かったというか。何ですかね……キレちゃったのが、これは試合としては自分の能力を上げるという意味でよかったんですけど。ちょっとキレて理性を欠いたというか。これってドラゴンボールのサイヤ人が大猿になったのと一緒の状態だと思うんですよ。たぶんサイヤ人の大猿って理性なくなるんですよ。知ってる方は分かると思うんですけど。たぶんあの状態に近いので、この理性を残してキレて大猿になれたら、さなる上に行けるんじゃないかって思います。」


――佐々木選手は高尾選手の「ああいう一面を引き出した上で勝ってやった」と言ってましたが、改めて王者・佐々木大輔選手はいかがでしたか。
高尾「最初はこの人何なんだろうと思って。生活がだらしない人間、会見のベイリーのコメントでは悪い奴みたいなことになってましたけど。何かこう自分が普段出せない部分を出せた……ある意味そういう出してくれた相手といえば、そういう人なのかなとは思いますね。そういう意味でファンの人がカリスマっていう意味は、もしかしたらそういう意味が……カリスマの要素なのかもしれないですね。そういう意味では感謝? 感謝っていうのもちょっとおかしいですけど、まあまあ「ありがとうございます」っていうのはありますけど、このベルトの行方はこれで終わりじゃないんで。次、まだ佐々木大輔からこのベルトを獲ることに意味があると自分は思っているんで、絶対リベンジしてやろうと思いますね。」


◇第7試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合
[第62代王者組]○HARASHIMA 丸藤正道(24分1秒 体固め)[挑戦者組]竹下幸之介 ×彰人
※蒼魔刀
☆HARASHIMA&丸藤が4度目の防衛に成功


(試合終了後)
HARASHIMA「竹下、君はシングルのチャンピオンだけあって強かったよ。彰人、僕にちょっかい出して。ちょっとだけ熱くなっちゃったかな。でも僕ら勝って最高の気分だよ! またガッチリやろう!」


丸藤「メッチャ、ハイテンションですね。彰人、すごいいい選手だ。またやろう。竹下、オマエみたいのがプロレス界の未来だ。NOAHにも若くて粋のいい奴がいっぱいいるからまたやろう」


(HARASHIMAが締めようとするとDAMNATIONが登場)
佐々木「HARASHIMA、丸藤、クソだ! 次の挑戦者は俺たちDAMNATINだ!」


遠藤「このプロレス界には天才が2人いる。一人はこの俺、そしてもう一人は……カリスマ・佐々木大輔様だ。オマエ自分のこと言われると思っていたか? HARASHIMA、丸藤、オマエらNOAHに帰れ。GM、決定だ」


HARASHIMA「フザけんなよ! 挑戦ってなあ、やってやるよ!」


(慌てて今林APが止めに入って男色Pにコメントを求める)
ディーノ「次の後楽園あたりかな」


丸藤「いつも何勝手に決めてんだよ」


今林AP「次の後楽園ってことは12月24日の後楽園ですね」


丸藤「ちょっと待て。クリスマスイブだろ」


ディーノ「私とマルちゃん、約束あるよね」


今林「夜ですよね」


丸藤「夜もねえよ! プライベートだよ」


今林「試合は入ってないんですよね」


丸藤「試合はない」


今林「じゃあ12月24日、昼なんで」


ディーノ「夜はアタシとだから」


丸藤「いやいや、ここに来てる皆さんもクリスマスイブの昼は忙しいと思うんだ」


今林「昼は暇ですよ。内田さんにまた確認したほうがういですかね?」


丸藤「ウッチーはもういいよ! 勝手に決めちゃうから! わかった、やるよ! やるよ!」


ディーノ「夜は?」


丸藤「夜だけは勘弁してくれ(今林APから12・24後楽園でのKO-Dタッグ戦がアナウンスされる遠藤っていうのか。俺が天才じゃないって薄々気づいてんだよ。24日、このリングでオマエらに会えるの楽しみにしてる。でも昼だからな」


佐々木「テメエいいことばっか言いやがって、クソヤロー! 24日、覚悟しとけ(退場)」


HARASHIMA「次、佐々木&遠藤を相手に必ずこのベルトを防衛してやるさー! 最高のクリスマスイブにしてやるさー!」


丸藤「そろそろ慣れてきたよ、俺も。12月24日、昼だからこのDDTで防衛戦やってやるさー!」


HARASHIMA「なんでかって? それは鍛えているからだー!」


【HARASHIMA、丸藤の話】
HARASHIMA「僕はやっぱり彰人が結構こう…彰人に対して思うところもあって。竹下もね、あんなガッチリやったのは久しぶりだし。そんな中で今日は結果が出せてよかったですね。6人タッグは獲られてしまったし、本当に今日は勝ったので……僕は勝ったのですべてOKです。いろいろありましたけど。」


――彰人選手にはだいぶ挑発されましたし、ヒザもかなり攻められました。
HARASHIMA「はい、ヒザめちゃめちゃ痛いですけど、鍛えているんで大丈夫です! ハイ!」


――丸藤選手は竹下選手と初遭遇でしたが。
丸藤「そうですね。竹下選手もそうだし、彰人選手もそうだし、すごく素晴らしい選手だと思うし。ああいう選手が自分の団体にいると思うと、羨ましいですね。自分の団体っていうかDDTさんに。だから彼らこれからドンドン伸びていくと思うし、もうそろそろ俺なんかついていくのが必死なくらいなんだけど。やっぱりあの世代の人間に、まだまだプロレスのいろんなものを伝えていけると思うし。そろそろそういう役割に、俺とHARASHIMA選手はなってきているかなと思うんでね。そんな中でもそういうことあるから簡単には負けられないし。また次、遠藤選手ともう一人、佐々木選手はちょっと歳いってそうかな?」


HARASHIMA「いや、33とかかな(苦笑)」



丸藤「あ、ホント? 年上かと思っちゃった(苦笑)。まあどうかな、でもあの態度はあまり僕的には好ましくないので。いままでで一番ベルトを渡したくない相手かな。なので、しっかり彼ら相手にも防衛して、これを巻いたままクリスマス、そして年を……。」


HARASHIMA「そうですね。防衛して素敵なクリスマスを……。」


丸藤「何かちょっとクリスマスっぽいじゃない、このベルト。カラー的にも。」


HARASHIMA「赤なだけですけど(苦笑)。」


丸藤「うん、そうでもないか。俺のクリスマスイブ、そしてクリスマスは家の次にこのベルトを懸けて。」


HARASHIMA「似合うと思いますよ。緑に赤は映えるから。」


丸藤「メリークリスマスってツイートしたいと思います。」


HARASHIMA「そうですね。素敵なクリスマスを。」


丸藤「あ、もう?」


ーー佐々木&遠藤選手は理由は言えないけど、お二人に対してものすごい怒りを露わにしてましたが。
HARASHIMA「僕はずっと許さないって、ここ数年言われている気がするので言われ慣れてます。」


丸藤「俺、何か悪いことしたかなぁ。」


HARASHIMA「分かんないっす。」


丸藤「何か悪いことしたかなぁ。」


HARASHIMA「何ですかね、世間が気に入らないみたいですよ。」


丸藤「ああ……現代っ子だねぇ。」


HARASHIMA「はい、もう。」


丸藤「まあそんな彼ら相手にもしっかり防衛して。彼らが実力者っていうのは耳にしているし。まあ俺とHARASHIMA選手なら大丈夫でしょ。」


HARASHIMA「はい。ハラシマルフジ、まだまだ突っ走りますよ!」


――今日は竹下選手がFromコーナーtoコーナーで飛んできましたが。
丸藤「ああ、あの身体能力ならこういう対角線も飛べるんじゃないの? 言ってる意味分かります? 辺じゃなくて対角線で。」


HARASHIMA「青コーナーto赤コーナー。」


丸藤「まあそれは俺がこのリングに上がらなくなってからにしてほしいですね(苦笑)。どんどんどんどん彼も自分の身体能力とカラダを活かして、何か新しいプロレスっていうのを作って、ぜひとも明るいプロレスを、明るい未来をぜひとも作り上げてほしいなと思いますね。それはうちの若い選手もぜひとも。だけど俺らもまだまだ! 頑張ります。」


HARASHIMA「まだまだっすよ!」


丸藤「ハラシマルフジ、まだまだ頑張ります! 二度目!(苦笑)」


【竹下、彰人の話】
竹下「今回のタッグタイトルはALL OUTにとって、すごい大切なタイトルマッチだと僕は思っていて。もちろん、個人のシングル、無差別(級王座)もそうですけど、やっぱり彰人さんとここでひとつ結果を残したいっていうのがすごく大きかったんで。後楽園のメインだし。本当にすごい思いを懸けて試合をしました。その結果、僕たちもしっかりやり切って負けているんで全然後悔はないし、まだ次があると思うし。ホントに彰人さんは悔しい気持ちでいっぱいだろうし、僕もそこにサポートいけなかったのは申し訳ないです。でも僕自身は気持ちいい、感動しています。丸藤選手との遭遇にすごく本当に心から感動しています。なかなか後楽園でKO-Dのこの(無差別級の)ベルトを、今年はずっと後楽園のメインで守ってきましたけど。両国でも守って来ましたけど、こういう清々しい気持ちになることはなかなかないです。今日は負けましたけど、僕のモチベーションはすごく上がっているので。まあD王GPもあるし。」


彰人「チャンプだもん。」


竹下「その前には来月の後楽園でコルト・カバトと。」


彰人「まずそれだね。」


竹下「このベルトを懸けてやるんで。もし……もしっていうかそこで防衛したら、僕のD王へのモチベーションって何なんだってなると思うんですけど、僕はもちろんD王GP優勝狙っているし、優勝したあかつきにはね、丸藤選手ともう1回やらせてもらおうかなと思っています。」


彰人「まあ試合負けて……HARASHIMAさんが「彰人、お前は強いよ」って言ったんですけど。まあHARASHIMAさんはああ言いましたけど、僕は竹下もそうだし丸藤さんもそうだし、HARASHIMAさんよりも劣っているっていうのは自覚している部分があって。その中でいかに勝機を見出すかってことを、試合中ずっと考えてやっていて。もちろん、勝つことを目標にずっと目指していたわけですけど、それプラスHARASHIMAさんに変化を与えたかったっていうのがありまして。前哨戦からずっとHARASHIMAさんにちょっかい出し在り、煽ったりし続けて。今日の試合でもちょっかいかけて。HARASHIMAさんの何かが変わるかなと思ったんですけど……まあ試合中、最後はちょっと怒ったのか分からないですけど、ガツガツ来た部分もあって。何か変化があったらいいなと思って、最後の締めを待っていたわけですけど、僕の力じゃ何も変えられなかったのかなっていうのが正直ありまして。最後の締めとか、やっぱりいつも通りだった。もしかしたらお客さんはいつも通りのHARASHIMAの望んでいるのかもしれない。水戸黄門的なね。ああいうのを望んでいるかもしれないけど、僕はそうじゃないHARASHIMAを見たかった。けど、僕の力が及ばなくてそこまで辿りつけなかったのかなっていうのが正直なところです。もしかしたら今後、誰かがHARASHIMAさんの「前哨戦がんばります」「タイトルマッチ勝ちました」その流れを変えてくれる誰かが出て来るんじゃないか……まあ僕はいま負けて、いますぐまた挑戦とかそういうことはないと思うので。変えてくれる誰かに期待します。」


――竹下選手、丸藤選手とやって感動したっていうのはどういう部分?
竹下「分からないですけど、たまにあるんですよ。何かすごく気持ちがいい。」


彰人「誰以来というか、いままで感動した相手は?」


竹下「うーん……一番最近で去年ですね。秋山(準)選手と全日本のリングで初めて当たったときとか。」


彰人「棚橋(弘至)さんのときは悔しかった?」


竹下「棚橋さんのときは悔しい気持ちがすごかったですね。全然違う気持ちですね、いまとは。悔しさしかなかった! 何でしょう……掌の上で転がされ過ぎて。それを試合中に相手の選手に分からせる凄さが棚橋選手にはあったんですけど。今日は本当に久しぶりにプロレスが楽しかったです。もうダメージでボロボロですけど、すぐ試合したいぐらいの気持ち。今日は本当にプロレスの楽しさを思い出させてくれましたね。」


――試合後にシングルマッチをアピールしてましたが。
竹下「やっぱシングルマッチしたいでしょ! 今日こんな楽しいんだから、シングルマッチしたらもっと楽しいだろうし。」


彰人「したほうがいいよ、絶対。楽しいから。僕はやっているんで、昔。」


竹下「だからDDTのリングでもいいし、NOAHさんのリングでもいいし、それじゃないリングでもいいし。分からないですけど、大人の事情は。でもシングルマッチはしたいんです! 普通の1レスラーとして。そういう気持ちに強く駆り立てられました今日は。楽しかったです。強かったし。」


――天才と言われる丸藤選手の動きに、だいぶ対応していましたが、その辺の感覚は?
竹下「あのですね、いろいろ作戦練ってきたんですよ僕。今日、丸藤選手に対して。動きが凄いから。いろいろどうしようかなって、今日の朝ぐらいまで悩んでいたんですよ。リング設営をしているときに、僕は敢えて大家選手に相談したんですよ。丸藤選手にはどう対抗したらいいか。そうしたら大家さんが「いつも通りの竹下でいけ!」、ひとことこれを言ってくれて。「よし!」と心に決めて、もう僕のフィーリングで! もう作戦とかじゃなくて、いまの自分をぶつけようと思って。その結果が今日のマッチアップになったと思います。」


 DDT後楽園大会のメインはHARASHIMA&丸藤の保持するKO-Dタッグ選手権に、DDT全タイトル制圧を狙うALL OUTの竹下&彰人が挑戦、スマイルスカッシュのメンバーとして属していた彰人だったが、今年に入ってHARASHIMAに対する面白くない感情が芽生えたことで離脱、2日の新木場大会でタッグ王座を防衛したHARASHIMAに対して「ビッグマッチになるたびに宮本裕向、丸藤と組んで節操なさすぎでしょ。同じユニットの人の気持ちを考えたことがありますか」「丸藤さんと組んで面白くなったのアナタだけでしょう」と、DDTとためとしながらも、本当は自身のことしか考えていないとしてHARASHIMAに対する本音が爆発、今回の挑戦に至った。
 先発はHARASHIMAと彰人もグラウンドから足の奪い合いを展開、丸藤は竹下と対峙も、敢えて出方を伺う意味で丸藤は竹下に先手を奪わせ、返していくという余裕の試合運びを展開する。だがスリーパーで竹下を捕らえるHARASHIMAに対し、彰人は低空ドロップキックを顔面に浴びせるようにカットに入り、同じ攻撃が2度も続いたためHARASHIMAが邪魔だといわんばかりに、控えの彰人にロープ越しのビックブーツを狙うが、キャッチした彰人はロープ越しのレッグブリーカーを敢行、これでHARASHIMAの動きが止まると、ロメロスペシャルと見せかけて膝を踏みつけ、竹下も膝めがけてのアトミコで続くなどしてHARASHIMAの左膝を徹底的に狙い撃ちにして試合の主導権を握る。
 HARASHIMAは痛い足をひきずりながらもジョンウーで反撃して、丸藤に交代も、彰人の勢いは止まらず、丸藤の時間差ロープワークを読みきって俵返し、ダブルアームスープレックスで攻め込み、丸藤は起き上がり小法師式逆水平、ステップキック、河津落としの四天王ムーブで流れを変えようとするが、トラースキック狙いをキャッチした彰人は蹴り足をカットに入ったHARASHIMAにもたせて二人まとめてドラゴンスクリューを決めるなど、王者組に主導権を渡さない。
 竹下がビックブーツで続くが丸藤は側転からのドロップキックで応戦、逆水平合戦は、丸藤がムチのようにしなる逆水平で競り勝ち、丸藤はトラースキックコンポ、下からのトラースキック、全てクリーンヒットさせるも、串刺しを阻止して突進する丸藤に竹下がブルーサンダーを決め、竹下のジャーマンを阻止した丸藤は見えない角度からのトラースキック、竹下もユルゲンラリアットと譲らない。
 互いに交代しHARASHIMAと彰人がエルボー合戦、HARASHIMAは串刺しビックブーツから雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローの連続技、丸藤が入ってトレイン攻撃も、スワンダイブ式ボディープレスは彰人が剣山で迎撃すると、挑戦者組はダブルインパクトを狙うが、HARASHIMAがリバースフランケンシュタイナーで切り返すと、彰人を捕らえて連係から、丸藤の不知火を狙うが、彰人が耐えてコーナーで宙吊りにし、竹下が掟破りのフロム・コーナー・トゥ・コーナーで丸藤を排除、彰人はHARASHIMAにキン肉大移動式足横須賀を決めると、竹下が入って眉山で投げる。
 HARASHIMAは延髄斬りから蒼魔刀を狙うが、キャッチした彰人が完璧足四の字固めで捕獲、そしてHARASHIMAの膝に関節蹴りを何度も打ち込むが、表情が変わったHARASHIMAは何度も顔面を蹴りまくって、踏みつけてから蒼魔刀を決め3カウントを奪い、王者組が辛うじて王座を防衛した。


 自分の注目は丸藤vs竹下に軸を置いていたが、試合全体を見ると彰人のHARASHIMAに対する嫉妬が試合の主役となり、それもあって ALL OUTが試合全体を支配しペースを握っていた。しかし最後の最後でHARASHIMAの中にある内に秘めた狂気が爆発、試合後になるとやっと笑みが出たHARASHIMAだったが、その笑みですらも怖いものを感じた。


 セミのEXTREAM選手権は高尾が奇襲をかけて先手を奪ったかに見えたが、ノーDQマッチを生かした佐々木がセコンドの遠藤、ポーリーを巧みに介入させて試合の主導権を握り、イスチャンバラも制して逆に殴打するなどキャリアの差を見せつける。
 佐々木はビューティフルドロップキック、ボディーブローからコーナーナックルと攻め込んだに対し、高尾はドロップキック、ロープ越しのハイキックから背中へのダイビングフットスタンプ、ランニングエルボーと流れを変えようとするが、佐々木はロープに固定された高尾の顔面にドロップキックですぐ流れを変え、クリップラーフェースロックで絞めあげ、高尾が反撃を狙ってコーナーへ昇るも、遠藤に阻止され、佐々木がイスを投げつけられてから場外に落ちたところでトペ・スイシーダを喰らい、高尾をイスに座らされてのハードコアダイビングエルボーアタックも放つなど、佐々木ペースで試合が進んでいく。
 リングに戻るとイスでフルスイングを狙う佐々木に、エルボーで射抜いた高尾はイスを奪って佐々木をメッタ打ちにし、遠藤やポーリーをもイスで返り討ちにすると、半透明のプラスチックボックスと金タライを持ち出し、佐々木に殴打を狙うが、佐々木はキャッチ、しかし二重構造になっていたため、高尾は金タライで殴打、そして佐々木の両腕を手錠で拘束し、両手が塞がった佐々木をイスでフルスイングし、プラスチックボックスで殴打、ボックスの破片のせいか佐々木は流血となってしまう。
 高尾は佐々木の上にイスを何脚も置いてからダイビングフットスタンプを投下も、ジントニック狙いは、佐々木が堪えてクロスフェースで切り返し、手錠の鎖が高尾の首に食い込んでしまうと、手錠による拘束が解けた佐々木はトラースキックからNOW OR NEVER、そして金タライの上でのベトナムドライバーで大ダメージを与えると、最後はクロスフェースからクロスオーバー式フェースロックで捕らえ、高尾にギブアップの意思はないと判断したレフェリーが試合をストップ、王座を防衛した。


 そしてメイン終了後にはHARASHIMA&丸藤に佐々木&遠藤のDAMATIONが挑戦を表明した。ハイフライの技を持つ遠藤と試合巧者で老獪な佐々木の組み合わせは、HARASHIMAだけでなく丸藤にとっても厄介な相手か、12・24クリスマスイブ決戦での選手権が決定となった。


 10人タッグ選手権はササダンゴの煽りパワポタイムで越中の尻を破壊するためケツバットが必要、絶対に笑ってはいけない10人タッグ戦にサブタイトルにつくことになり、試合中にも関わらず笑いネタが用意され、選手がケツバットの餌食にされるも、越中だけが笑わず、また全身タイツ男の一人もZERO1の大谷晋二郎であることが明らかになると、大谷はアントンにケツバットウォッシュを敢行する。
 しかし越中もアントンの徹夜で考えたゴンギツネに笑ってしまうと、ケツバットの餌食になると思ったら、かえって気合が入ってしまい、敵味方関係なくヒップアタックを乱打するなど大混乱となるが、最後は越中のミサイルヒップがアントンに誤爆してから、大家が炎のスピアーを浴びせ、LiLiCoがカバーして3カウントで王座は防衛となった。


 11・28ディファカップでNOAHの石森太二の保持するXデヴィジョン王座への挑戦が決まったベイリーは遠藤と対戦し、キックや空中戦を駆使して主導権を握るも、テツヤ・イン・ザ・スカイで遠藤が反撃し、トーチャーラックボムからシューティングスタープレスを狙うがかわされてしまう。ベイリーはグリーンティーブランチを決めるが、遠藤が強引に押さえ込んで3カウントとなり、ベイリーは王座挑戦を前にして逆転負けを喫してしまった。


 最後にDDT初のシングルリーグ戦「D王 GRAND PRIX」の出場選手が発表された

 DDTが所属また参戦する選手が大い中で14選手に厳選したのは意外だった、厳選した分混戦は必至か、AブロックにはWRESTLE-1の黒潮、Bブロックには今年は全日本を主戦場にしていた石川修司がエントリー、黒潮もファンの支持率は高かったがWRESTLE-1チャンピオンシップは奪えずで、来年はどんどん外へ出てWRESTLE-1を発信するということなのか…

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