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日本テレビからプロレス中継が消えた日
2009年3月30日02時25分の放送で「プロレスリングNOAH中継」の放送が打ち切られ、日本テレビにおけるプロレス中継が50年の歴史に幕を閉じた。
NOAH中継はNOAHが旗揚げ後の2001年4月に日曜深夜枠で放送を開始。前身である「全日本プロレス中継」は、2000年6月に三沢光晴ら選手達が全日本を大量離脱したことを受けて放送が打ち切ったが、日本テレビのプロレス中継はプロレス情報番組「コロッセオ」という形で継続、他団体の試合を放送しつつNOAHの動向を放送していた。この時はNOAHを中継するための準備期間とも言われたが、上層部は「NOAHは全日本以上に視聴率を稼げるのか?」と「コロッセオ」を通じて見定めていたのだ。
NOAHがZERO-ONEの橋本真也を参戦させ、新日本プロレスとの交流を開始したことで、全日本以上に視聴率が稼げると見込んだ日テレ上層部はNOAHの地上波放送にGOサインを出し、NOAHも小橋建太路線や新日本との交流を推進。日テレもCS放送G+が開局、G+普及のためにNOAHを後押しし武道館大会や後楽園大会などをCSで生放送するなど大いにNOAHを活用、NOAH初の東京ドーム大会はスカパーでのPPV放送となったが、2度目のドーム大会はディレイという形でG+にて独占放送された。
しかし2006年6月に小橋が病気欠場となってからNOAHに陰りが見え始め、NOAH側も丸藤正道、KENTAを中心とした次世代への転換を図ったが、内部の反発もあって上手くいかず、12月に丸藤を破った三沢がGHCヘビー級王座となって再び最前線に立つも、旗揚げから体調は常に悪く、フロント業務も行っていたこともあって思うように練習ができない日々が続いたことで、体力面でも衰えが見え始め、防衛は続けてもファンに満足させる試合が出来なかった。2008年3月に森嶋猛が三沢を破ってGHCヘビー級王者となったが、6月30日に日本武道館で行われた力皇猛との防衛戦は9500人と惨敗に終わったことで観客動員だけでなく視聴率も低迷するようになっていた。そのNOAHに追い討ちをかけたのは、2008年9月に大阪・よみうりテレビがNOAH中継を打ち切ったことを契機に地上波の打ち切りが噂され始めたことだった。この頃は民放各局もスポーツ中継の視聴率が低迷し、日テレの看板だった読売ジャイアンツの野球中継も必ず視聴率を稼げるコンテンツではなくなっていた。そこで日テレはスポーツ中継の制作費削減を決定し、有力スポンサーがなかったNOAH中継を真っ先に整理対象にした。
NOAH中継の打ち切りはスポーツ紙各誌が報道したが、仲田龍渉外部長も「放送継続に向けて交渉中」と打ち切りを否定、現にノア中継のホームページに放送日程の入った4・5月のスケジュールが更新されるなど放送継続を思わせる動きがあった。旗揚げから大所帯だったNOAHにとって日テレから来る放映権料は大きな資金源、それが放送打ち切りとなれば、ただでさえ傾きかけたNOAHが沈んでいくのは必至だった。仲田氏は放送継続へ向けて日テレ側に働きをかけたが、日テレの久保伸太郎社長の定例記者会見で、3月末で地上波での放送を打ち切る事を正式に発表することで、打ち切りは決定事項になり。3月30日最終回に放送された内容は3・15ディファで行われた丸藤プロデュース興行、杉浦貴&高山善廣組、森嶋&佐々木健介組のグローバルタッグリーグ参戦表明、KENTAが謎の黒覆面に襲われるというものだった。
昭和47年に日テレが日本プロレスの放送を打ち切りにした際にも、「プロレスは正力松太郎(初代社長)さんの遺産」として、ジャイアント馬場を動かして全日本プロレスを旗揚げさせた。しかし年が経つともに「プロレスは正力松太郎(初代社長)さんの遺産」と思う人間が少なくなり、遺産もいつの間にかお荷物となっていった。現在はG+が不定期ながらも放送、旗揚げ戦を放送したSAMURAIもNOAHの中継を継続している。
そして現在、新日本プロレスがテレビ朝日の協力の下で独自のネット配信サイト「新日本プロレスワールド」をスタートさせたのをきっかけに、DRAGON GATE、DDT、大日本プロレス、スターダム、WAVEも独自によるネット配信を始め、今年から日テレが捨てた団体だった全日本プロレスも独自のネット配信を開始した。これからはTVからネットという時代に変わる中で、NOAHはネット配信という面では大きく立ち遅れている。NOAHはこのまま時代の波から取り残されていくのか…
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ハードコアに武装した"はぐれ"IGFインターに諏訪魔らEvolutionが完敗、宮原はジョーを降し三冠奪還!
3月25日 全日本プロレス「2018 DREAM POWER SERIES」埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ 2257人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
丸山敦 ○吉江豊 佐野直 佐藤恵一 カーベル伊藤(5分15秒 体固め)将火怒 石切 ×レブロン 大門寺崇 FGマスク
※ジャンピングボディープレス◇第2試合◇
▼20分1本
西村修 ○ウルティモ・ドラゴン 鈴木鼓太郎(8分14秒 ラ・マヒストラル)×渕正信 中島洋平 TAJIRI◇第3試合◇
▼30分1本
○岩本煌史(8分25秒 エビ固め)×ジョシュ・ボドム
※孤高の芸術◇第4試合◇
▼The Road to 2018チャンピオン・カーニバル スペシャルタッグマッチ/30分1本
ヨシタツ ○火野裕士(4分51秒 体固め)×野村直矢 KAI
※Fucking Bomb◇第5試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
藤田和之 ケンドー・カシン ○NOSAWA論外(11分21秒 レフェリーストップ)諏訪魔 佐藤光留 ×岡田佑介
※キャメルクラッチ【試合後の藤田&カシン&論外】
カシン「なんかある? なんかある?」論外「なんかありますか?」
――試合に勝利した感想は?
カシン「愛だ、愛だと言うから。愛よりも大事なことがある。夢だよ、夢。だから、あいつらに夢を見させてやった。悪夢を。悪い夢を」
――諏訪魔選手の印象は?
藤田「だから、夢を見せたんでしょ? いいんじゃない?」
カシン「試合前からさ、ルールがどうのこうのさ」
藤田「面倒くせえ、面倒くせえ、本当に面倒くせえ」
カシン「何なんだよ、全日本。別にこれで最後でもいいぜ。このまま勝ち逃げしてもいいぜ。そのぐらいの覚悟でやってんだ」
藤田「面倒くせえから。(テーブルをなぎ倒し)はい、終わり」」
論外「いい夢、見れそうだな」
【試合後の諏訪魔&岡田】
※動けない光留が横で倒れている中でコメント岡田「クソ! タップなんかしとらんぞ。タップなんかしてへんわ! なんでやねん! なんであいつらにやられなあかんのじゃ! クソ!」
諏訪魔「いや、悔しいよ、この結果は。通りがかりにこの会場に来て、散らかすだけ散らかして、帰っていった感じじゃねえか。俺らは体を入念にこの日に合わせて作って、試合のためにやってるのによ。プロレスに真摯に向き合わない。そこは凄い残念だよ。面倒くせえなんてそんな言葉で片付けようたってさ、甘いんじゃないか? まだ…まだまだ。俺はこんなんじゃ終わったと思わねえよ。スゲエ悔しいけどね。ただ、俺自身の中での問題なんだけど、天龍さんの引退興行。あそこから止まったままだった針が動き出したんだよ。今日向き合っててさ、藤田和之と向き合って、一瞬だよ。一瞬打ち合ってさ。打ち合った時に『あっ、これまだやる気あんじゃねえか』っていう風に思ったよ。そんなお前、机だとかさ、イスだとかさ、あんなGパンとかさ、あんなのいらねえだろうって。体と体でぶつかり合えばいいじゃねえか。あんなのごまかしだろ? 大仁田厚っていう名前を都合良く使ってるだけじゃねえか? 俺はまだまだやり足りなかった。俺はもう1回。まだまだこんなんじゃ終わらねえよ。全日本プロレスにはもう1回次の舞台を用意してもらいたい。こいつらだって納得いかないよ」
岡田「俺だって絶対にこんなんで終わりたくないです」
諏訪魔「終わりたくないよ。それが収穫かな、俺の中での唯一。打ち合った。熱いもん持ってんだなっていうような。動き出したよ、針が」
◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第104代王者組]○秋山準 永田裕志(15分46秒 片エビ固め)[挑戦者組]×大森隆男 中西学
※リストクラッチ式エクスプロイダー
☆秋山&永田組が初防衛に成功【試合後の秋山&永田】
――アジアタッグ王座に世界タッグ王座とは違う価値観が出てきたように感じたが?秋山「アジアで違いを見せなきゃいけないしね。でも、別にアジアだけとは限らないチームだと思うし、いろんな可能性はあるかなって」
――相手チームの印象は?
秋山「大森がね、復帰戦ってことで、まだまだバランスがあまりよくなかったのかなと思うけど。でも、気持ちだけは熱いものを感じたし、中西さんも一発一発痛かったです」
――フィニッシュにリストクラッチ式を選んだのが秋山選手なりのメッセージなのかなと思ったが?
秋山「たぶん気持ちで負けたら、俺らはドンドンダメになっていくと思うので。まだまだいけるだろうっていう気持ちを込めていきました」
――永田選手はどうだった?
永田「大森選手の熱意というか、万全じゃない中で、欠場中に名乗りを挙げてくれて。なかなか勇気がないとできないことだと思いますし。正直、本調子じゃないなって、久しぶりに戦ってそれは感じましたけど、そのリングに上がるっていう気持ちは凄いなって。そこに心が打たれてというか、惹かれた部分はありましたね。それはパートナーの中西学しかり。やっぱ大森選手をうまく乗せたのが中西学だったかなっていう部分で、今度は本調子のワイルドチャイルドとやってみたいという思いと、アジアタッグ初戦で勝って、次に中西&大森組を破って初防衛したからあえて言わせてもらえば、全日本プロレスの若い衆、何してるんだと。今の全日本プロレスが躍進しているのはなぜかと言ったら、若い力が出てきたことであって。でも、いざそれを確かめに全日本プロレスのリングに上がってみると、なんかいまいち感じるものがない。タイトルマッチに来てみれば、1人は欠場してしまって。で、初防衛戦の相手に別の若い選手が来るかと思えば、残念ながら同世代の人間が出てくる。責任感から来る挑戦表明。次はどうするんだっていう。あえて全日本プロレスに対する問いかけといいますか。若い人材があってこその全日本プロレスの躍進なのに、その若い力を感じれないのは非常に残念だなと」
秋山「社長として頭が痛い…。まあまあ、やっぱり言わされているんじゃなくて。言わされて、『お前ら行け』、『じゃあ、行きます』じゃなくて、自分で開かなきゃいけないと思うね。それが自信になると思うし。『俺が行きたい』っていうのがないと。先輩から言われて、上の人から言われて『行きます』じゃなくて。『俺、行きたい』っていうヤツを、俺は本当は欲しいんですよね。でも、そこまでの勇気ってなかなか出てこないと思うし。でも、その勇気で一発行ってもらいたいんですよ。俺と永田裕志ってそこから始まったところだと思うし、そこから今までこうやって来てると思うし。別に他団体どうのこうのじゃなくて、『俺がやりたい』っていう熱意というか。『俺に行かせてくれ』って。いや、俺と永田裕志がいて、今しかないって思うよね。この経験が積めるのは。だから、ドンドン来てもらいたいなと思うけどね。自分から言ってもらいたいなって。もちろん全日本だけじゃなくて、新日本もそうだし、自分で切り開くっていうのをね。『プロレスってこういうもんなんだ』じゃなくて、そういうのを見せてもらいたいなと。特に、今だとうちの若いヤツらに見せてもらいたいですね」
永田「ただ、そうは言っても、僕らのチームは半端なチームじゃ勝てないですよ。このアジアタッグのベルト、どこまで価値観を与えればいいのかなっていう。こうなったら、行けるところまで行って、このアジアのベルトを世界タッグ以上に、全世界に。全日本プロレスTVも始まったことだし。配信がね。それを全世界に、我々の強さをアピールしながら、このベルトの価値観を上げていく。そういう気持ちも今は芽生えました」
秋山「配信初日に、全世界に白目が行くとは(笑)」
永田「全日本プロレスTV配信初日に、世界に向けて神が降臨して。神自身が世界にアピールしたかなと」
――試合後、若い選手ではなく違う人間が姿を現したが?
秋山「それは俺じゃなくて、永田選手に」
永田「あれは挑戦表明じゃなかったですね。記念撮影だったみたいです。いや、リップサービスで、東京スポーツの取材に対して言ったことが、過大に書かれたので」
秋山「たぶん東スポの陰謀だと」
永田「リップサービスで言ったことがああいう記事になるとは俺も思わなかったですけどね」
――全日本のリングでチームJAPANが揃ったことについては?
永田「いやあ、社長の横でこんなこと言うとあれかもしれないけど、なんだこれって、邪魔するなよという気持ちが半分あったんだけど、ちょっと懐かしいというか、嬉しい気持ちも正直半分ぐらいあったかなと。面倒くさい2人ですけど」
秋山「そんなこともできる全日本プロレスです。ありがとうございました」
【試合後の大森&中西】
中西「スマン、助けられんで」大森「いや、中西さん。中西さんが来てくれたおかげで、俺は勇気を持って復帰することができました」
中西「いやもう、思いっきり相手の厳しい技があったから。ほとんど首に来る技ばっかりで。そやけど、へこたれんと立ち向かって行きよったから。この男のワイルドハートはやっぱ凄いよ」
大森「俺が1回、相手の攻撃止めて、コーナーに戻ったら中西学が控えていると思ったら、自分の首のことなんかかなぐり捨てて、コーナー戻りますよ。せっかく来てもらって、ベルトを持たしてあげられなかったのは本当に申し訳ないです」
中西「いやいやいやいや。まだチャンスはあるやろ?」
大森「チャンスって諦めない限り、ずっとあるんですかね?」
中西「あるやろ。続けてれば絶対何かあるはずやし、誰よりも努力しとるんやから。それは絶対出てくるって」
大森「信じてみるかな」
中西「いつでも俺を呼んでくれよ」
大森「ありがとうございます。頼もしいな。中西さんには昔も…10年ぐらい前もいろいろ教わったけど、まだこうやって試合を通して教えてもらってばっかだ」
中西「教えるちゅうわけじゃないけどな。押しつけているだけやけど」
大森「中西さんから学ばなきゃいけない、まだまだ」
中西「ブサイクでもええから、とにかく続けますよ。ありがとう、今日は」
大森「今日はありがとうございました」
中西「大丈夫やった? よかった、また続けられるわ」
◇第7試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第47代王者]○青木篤志(18分35秒 トラップオーバー)[挑戦者/Jr. BATTLE OF GLORY優勝者]×近藤修司
☆青木が初防衛に成功【試合後の青木】
――リーグ戦で敗れた近藤選手にリベンジを果たしたが?青木「まあ、リベンジはリベンジかもしれないけど。でもね、まだまだでしょう」
――近藤選手が「全日本ジュニアは弱い」という言葉を撤回すると話していたが?
青木「俺がベルトを持ってて負けて、リーグ戦も優勝されてしまったわけだから。そういうことを言うのは当然のことかもしんない。それはもちろん別に、俺が『そんなことないよ』って偉そうに言える立場じゃなかったからあれだけど。でも、だからこそ余計にこれ(ベルト)は守らなきゃいけなかったし。別にあれを撤回してほしいというつもりじゃない、俺は。リング上でも言ったけど、まだまだ全日本のジュニアは発展途上だと思う。若い選手とか…俺だってもう40超えているわけで、俺がベルトを持ってて、まだまだ俺は負けないと思っている時点で、他の人間にはもっと奮起してもらわないといけないわけだし。だから、本当に発展途上ですよ。俺はもっと誰にも恥じないで自慢できる全日本プロレスのジュニアヘビーってものを作りたいんですよ。そのためも、俺は簡単にこのベルトを渡すわけにはいかないし、俺にはその使命があると勝手に思っているというか、勝手に自分の目標を作っているわけで。だから、あえて言いますよ。全日本プロレスのジュニアヘビーの人間にはもっと奮起してほしい」
――近藤選手の「全日本ジュニアは弱い」って言葉が逆に青木選手に火を点けた部分があった?
青木「もちろん。やっぱり弱いと言われて、気分のいい人なんていないはずだから。俺はあの言葉があったからこそ、このタイトルマッチは絶対に負けられないと思ったし。あの人が強いのはわかってるんだよ。近藤選手が強いのはわかってる。上手いのもわかっている。じゃあ、あとは何が大事かと言ったら、もう意地しかないでしょう。だからもう、ボロボロになるまで受けきってでもいいから、ワンチャンス、それだけ狙おうと思ってて。だから試合前の作戦として、本当に正面突破。俺がぶつかれば、絶対に向こうもぶつかってくると思ったから。まあ、それができて、防衛できたから、偉そうに言えるけど、本当にTAJIRI選手から獲って、近藤選手から防衛して、次は『じゃあ、誰?』って。ここからですよ、俺の勝負は」
――所属が声を上げることを…
青木「願うね。願うよ。それだよ、俺の目標は。俺がもどかしいところはそこだよ。そうすりゃ、俺の気持ちも少しは晴れるかもしれないね。まだまだ、だからこれからですよ。俺はまだまだこれを防衛して、自分のやりたいこと、目標にしていることをやっていきますんで。これからも応援よろしくお願いします。マスコミの皆さんもお願いします」
【近藤の話】「これで撤回するよ。『全日本ジュニアが一番弱い』って言ったのは、あれはウソだな。今日、それが証明された。まあ、今日はもうガッチリやられたんで。もう1回…40にしてもう1回、再修行だ。再修行して…俺はしつこいぞ。世界ジュニア、狙い続けるからな。獲るまでだ、獲るまで。獲らないと終わらないぞ、全日本ジュニアの諸君」
◇第8試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○崔領二 ディラン・ジェイムス(17分50秒 片エビ固め)[第81代王者組]ゼウス ×ボディガー
※那智の滝
☆ゼウス&ボディガーが初防衛に失敗、崔&ジェイムスが第82代王者組となる【崔の話】「(全日本に参戦して)2年かかりましたけど、まあ、時間じゃないと僕は思うんで。常々言ってきたことですけど、ベルトを持ってどう勝負していくかっていうね。それは相手じゃないですよ。相手だけじゃないですよ。プロレスって業界にいて、この業界をもっと反映させていきたい。俺が常々言っているように、他のレスラーと俺は見ているものがまったく違う。このベルトと一緒に、俺はドンドン世界に出ていきたいですね。発展途上国とか、プロレス見たことないところとか、そういうところにドンドン持って行きたいですね。俺は最高の栄誉であり、最高の…そうだな、印籠のもんやと思ってます。これで、このベルトの1つの価値で、世界中のいろんな場所を切り開いていけるというか。でね、今回、ディランと一緒にベルトを獲れて。これもタイミングでしょう。2年前には思いもしなかったようなタッグですよ。本当に尊敬するレスラーの1人で、スーパーアスリートやと思います。彼なら、俺はなんか変えれると思って。こういう成功例がドンドン現れてほしいし、みんなが見たことないような怪物がドンドン出てくるのが、俺は全日本のリングだと思うんで。まあ、自分のことよりも、彼みたいな紆余曲折あって、でも腐らず頑張り続けた人間がこういう舞台に上がる。僕は何よりも自分のことを差し置いて嬉しく思います。そして、困っているヤツがいたら、俺は助けたいと思う。人を潰すのは簡単。人を潰すのは簡単。そうじゃないだろ? 困っている人間、頑張っている人間に助けの手を差しのべてあげる。これが大人じゃない? よう聞いとけ、お前らホンマ。俺はそう思う」
【ジェイムスの話】「サンキュー領二、サンキュー秋山さん。俺はベストを尽くした。俺はこのリングに戦いに来た。今日はベストを尽くしてこのベルトを手にすることができた。(次の目標は?)大きな目標としては三冠ベルトを獲りたい。そのためにベストを尽くすよ」
◇第9試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○宮原健斗(17分34秒 シャットダウンスープレックスホールド)[第59代王者]×ジョー・ドーリング
☆ジョーが4度目の防衛に失敗、宮原が第60代王者となる(試合終了後、三冠王座を奪取を果たした宮原はジョーと握手を交わす。いったんリングを降りて、花道を下がっていくも、大歓声を受けて、リングに帰還する)
宮原。「三冠ベルトが宮原健斗に帰ってきたぞ! 今日はさいたまスーパーアリーナ大会、最後までご声援、本当にありがとうございました。(腰に巻いた三冠王座のベルトを見つめ)久しぶりだね、この感触…三冠チャンピオンになったからには、これからのプロレス界、もっともっとこの俺が盛り上げるからな。オンリーワンも好きだけど、ナンバーワンのほうがもっと好きです。今、俺がナンバーワンだ!そこで…そこでだ。さいたまの皆さんに聞きたい。今、プロレス界で最も最高な男、ならびに、これからプロレス界をさらに盛り上げるプロレスラーは誰だと思いますか? さいたまの皆さんの正直な声を聞かせてくれ!(圧倒的な支持を集める)満場一致で宮原健斗です!次、4月からチャンピオン・カーニバルが始まります。そこで、三冠ヘビー級王者として優勝するのは、この俺、宮原健斗しかいないでしょう。皆さん、次は3月31日、東京・新木場1stRINGでお会いしましょう。(リングを降りようとするが、「健斗」コールを聞くと、再びリングイン)さいたまの皆さんに聞きたい。全日本プロレス、最高ですか!?」(「最高!」と歓声が飛ぶ)聞こえないなぁ…(と倒れ込んだ。しかし、リングサイドのちびっ子ファンにマイクを向け、「健斗」コールを聞くと、力強く立ち上がる)全日本プロレス最高ですか!?さいたまスーパーアリーナ、最高!」【試合後の宮原】
――今日は宮原選手の心の強さをファンは感じたと思うが?宮原「それはもう、今日来てくれたファンの皆さんの声援があるから、俺はこのベルトを獲れた。それ以外、他のなんでもない」
――前半は短期決戦もあるんじゃないかと感じるほど圧倒されたが?
宮原「ジョー・ドーリングは間違いなくナンバーワン外国人。彼はおそらく今のこのプロレス界の流れに乗らねえぞっていうプライドを持ってやっていると思うし、そのプライドがあるからプロレスラーとしてジョー・ドーリングという商品があるんだと思います。俺はそれに負けたくなかった。俺もプライドがあるから」
――その強いジョー選手に勝利したということで、ベルトの価値もまた1つ上がった?
宮原「3度目ですか。もっと離れていたような気がする。このベルトの感触を忘れている。まだ違和感がある。久しぶりだ」
――チャンピオン・カーニバルに三冠王者として臨むことになるが?
宮原「この2018年のチャンピオン・カーニバルというのは、俺にとっても、全日本プロレスにとっても、非常に大きなポイントになると俺は思ってるから。ここで優勝するかしないかでは、まったく今後のプロレス人生が変わってくる。今ノリにノッてる全日本プロレスは、このチャンピオン・カーニバルを皮切りに、さらにノリにノる。それは間違いない。俺の力なんてなくても、ノリにノる。ただ、そのノリにノる全日本プロレスで、俺は最前線に立ちたい。それはプロレスラーとして当たり前のことで、言った通り、オンリーワンも好きだけど、ナンバーワンはもっと好きだから」
――ここ数年のチャンピオン・カーニバルでも今年は最高のメンバーが集まっていると言われている。そこで勝ち上がれば、まさにナンバーワンの存在が見えてくる
宮原「いや、今のナンバーワンは俺だから。みんなかかってこいよ。チャンピオン・カーニバル、俺はチャンピオンとして優勝するからね。かかってこいよ。チャンピオンとしてドシッと全日本プロレスには俺がいるからな。プロレス業界、今以上に面白くできるのは俺しかいないと、俺は本当に思っているから。今の当たり前を崩すのは俺だ。見とけよ、この野郎。俺はハッピー・ハッピーだと思われているけどね、心の奥の奥では、反骨心の塊なんだよ。とにかくチャンピオン・カーニバルは三冠チャンピオンとして優勝する」
全日本がSSA(さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)でビックマッチを開催し、第5試合では"はぐれ"IGFを諏訪魔&光留&岡田のEvolutuionが迎え撃ったが、はぐれIGFはジェイソンのマスクとコスチュームを着用したレスラーがセコンドに帯同、藤田はTシャツにGパン姿、イス持参とハードコアスタイルで登場した。
諏訪魔と藤田で試合開始、バックの奪い合いから一旦分かれるも、藤田はもうNOSAWAに交代、諏訪魔から岡田に交代も、岡田がドロップキックの連打からミサイルキックでNOSAWAを攻め込み、藤田にも強襲、諏訪魔も藤田に襲い掛かってエプロンでエルボー合戦を繰り広げる。
場外戦ではリング下にテーブルが設置されジェイソンが光留を寝かせると、藤田がエプロンからテーブル貫通エルボードロップで光留がKOされて3vs2となり、リング内でははぐれIGFが狙い通りに岡田を狙い撃ちにして徹底的に痛めつける。
藤田は諏訪魔に机の破片で一撃を加えるが、岡田はカシンにミサイルキックで反撃して、諏訪魔にやっと交代、諏訪魔は藤田にドロップキックを炸裂させ、ラストライド狙いはNOSAWAがカットされてしまうと、諏訪魔はカシン、NOSAWAを排除すし、藤田に串刺しラリアットからスロイダーで投げるがカシンがイスでカットされてしまう。
交代を受けた岡田はNOSAWAにエルボーの連打、からエルボーアタック、カシンにも強襲、戦列に戻った光留も入って藤田とカシンを排除するが、諏訪魔と光留の援護を受けた岡田はNOSAWAにフロッグスプラッシュも藤田がイスで一撃でカット、そこで諏訪魔がイスを奪って藤田に一撃も藤田は平然と受け流し、諏訪魔は藤田にバックドロップも、すぐ起きた藤田がスリーパーで捕獲すると、その間にNOSAWAが岡田をキャメルクラッチで捕獲し、岡田がギブアップしなかったためレフェリーストップ、はぐれIGFが完勝を収めた。
試合内容も光留が潰された時点で、はぐれIGFペースとなり、ハードコアスタイルでEvolutionを圧倒、藤田もブロック・レスナーを彷彿させる怪物ぶりを見せつけて、諏訪魔の攻撃を全て受け流した。バックステージのコメントから見ても、完全にヒールと化していることから、強さとハードコアを兼ねそろえたヒールとして、プロレスに開眼するきっかけを作ったのかもしれない。そして東京スポーツで藤田が「あ、ハイ。それでいいですよ。勝ち逃げで。面倒くせえから。」と全日本に絶縁通告をしたが、これは全日本に対して勝ち逃げでいいのかという問いで、諏訪魔もやられっぱなしでは引き下がれないことから、藤田らはぐれIGFを狙っていくことになる。それが藤田&カシンの狙いでもあるのかもしれないが・・・メインの三冠選手権はパワーで圧倒したジョーが場外戦でリードを奪おうとするが、宮原はエプロンからの後頭部めがけてのニーで反撃、だが再度のエプロンダッシュはジョーがキャッチして鉄柵へ叩きつけ、リングに戻ってから逆エビ固め、串刺しショルダーからエルボードロップ、滞空時間の長いブレーンバスター、豪快なドロップキックと一気にリードを奪う。
先手を奪われた宮原はジョーのラリアットをかわして低空ドロップキック、横からドロップキック、ジョーのブレーンバスター狙いを投げ返し、串刺しのブラックアウトエプロンに連行してブラックアウトと一気に流れを変えたかに見えたが、エプロンからの断崖式ジャーマン狙いはジョーが振り払って場外へ宮原を落とすと、場外での投げ放しパワーボムで豪快に叩きつける。宮原はダメージでなかなか立ち上がれず、場外カウントが数えられると、リング内での決着を臨んだジョーがリングへと宮原を戻す。
ジョーはスパインバスターからレボリューションボム狙いは宮原がDDTで切り返し、宮原はブラックアウトから二段式ジャーマンで投げるも、シャットダウン狙いはジョーが堪え、ロープワークの攻防でジョーがフライングクロスボディーアタックからレボリューションボムを狙うが、宮原は回転エビ固めで切り返してから後頭部にブラックアウトを炸裂させる。宮原が頭突きの連打から突進もジョーがカウンターのエルボーからパイルドライバーで突き刺し、ショートレンジラリアットからレボリューションボム狙うが、宮原が着地してブラックアウトを連発する。
再びロープワークからジョーがフライングクロスボディーアタックを狙うが、これを待っていた宮原はブラックアウトこと「ジョー・イズ・エンド」で迎撃し、後頭部への串刺しブラックアウトからシャットダウンスープレックスで3カウント王座奪還に成功。最後の最後で出した「ジョー・イズ・エンド」は宮原が敢えて誘い、見事ジョーを術中にハメた上での勝利だった。
4月からはチャンピオンカーニバルが開幕し、宮原は王者として臨む、今回は新しい顔ぶれも多い、場合によってはまた他団体相手に新たなる防衛ロードの始まるような予感がしてならない。世界タッグ選手権は場外戦からビックガンズが崔を捕らえて先手を奪うも、交代したジェイムスが持ち前のパワーをフル回転させて盛り返す。ゼウスが崔をブレーンバスターの応酬から雪崩式ブレーンバスターを決め、ボディガーが入って、ビッグガンズがトレイン攻撃からダブルインパクトを狙うが、崔がかわすとジェイムスが入り、ボディガーにダブルブレーンバスター、崔の串刺しを迎撃したボディガーはラリアットからハイキックも、ラリアット狙いはジェイムスがラリアットでカットすれば、ボディガーもラリアットで応戦する。
ビッグガンズは再び崔を捕らえてダブルチョークスラムを決めると、再度ダブルインパクトを狙うが、ジェイムスがカットし、崔がゼウスに雪崩式ブレーンバスター、ジェイムスはボディガーにチョークスラムと挑戦者組が一気に猛反撃すると、崔がボディガーに赤川鉄橋から那智の滝を投下して3カウントとなり、王座奪取、ビッグガンズもチーム力の高さを生かして押し切ろうとしたが、一瞬の隙から一気に崩れてしまい。崔組に逆転を許してしまった。世界ジュニア選手権は青木がロープワークで近藤を場外に追いやってトペで先制し、リングに戻って下から腕十字を狙うが、切り抜けた近藤はバックの奪い合いでKUBINAGEからの首攻めで先手を狙うが、青木は得意の腕攻めで懸命に食い下がり、近藤の突進をかわしてバッククラッカーを浴びせると、場外に逃れた近藤に戸澤陽の技であるミッション・オブ・ポシブルを炸裂させる。
これで流れを掴んだ青木は青木はミサイルキックから腕十字、三角絞めへと移行も、近藤が持ち上げてパワーボムで叩きつけ、ピンプジュース気味のDDTから突進は、青木が低空ドロップキックからフロッグスプラッシュを投下、近藤もザ・オリジナルで応戦するが、ダメージで追撃できない。
青木はアームブリーカーを狙うが、近藤はスリーパーで捕獲、バックドロップの応酬からキングコングラリアットは、青木がかわしてジャーマン、レッグラリアットを浴びせてからラリアットも、近藤はキングコングラリアットで応戦する。
近藤のランセルセは青木が切り返して腕十字で捕獲し、青木は右腕へのドロップキックを狙うが、近藤がかわして胴絞めスリーパーで捕獲も、逃れた青木に近藤はランセルセからオーバードーズで突き刺し、エプロンに逃れた青木に近藤が鉄柵めがけてブルドッキングヘッドロックで叩きつける。
近藤は垂直落下式ブレーンバスターを連発し、は意地で起き上がる青木にキングコングラリアットを炸裂して、もう一発を狙うが、青木がフランケンシュタイナーから腕十字、トラップオーバーへ移行し、近藤はギブアップで、青木が王座を防衛し、次期挑戦者は全日本内から募ったが、ここはJr. BATTLE OF GLORY準優勝の岩本が濃厚か?アジアタッグ選手権は、今大会から復帰の大森が首攻めで集中攻撃を受けて、王者組が主導権を握るも、中西が野人パワー全開で盛り返し、中西のリードで大森とのワシントン条約を連発する。
中西が野人ダンス、大森がワイルドダンスから突進するが、秋山と永田がエクスプロイダーの競演で迎撃し、秋山が大森にニーの連打、エクスプロイダーからリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウント王座防衛、大森がベストの状態に戻ってからもう一度みたい試合だった。試合後に藤田、カシンが現れてチームJAPANの盟友である永田を祝福も、永田は迷惑そうに苦笑い、だが藤田&カシンもいずれは新日本と見据えての行動なのだろうか・・・
休憩前には昨年に野村とのタッグで世界タッグ王座を奪取しながらも、左膝前十字靭帯断裂、内側靭帯損傷、骨捻傷の重傷を負い、8月から欠場していたジェイク・リーが登場して、5・24後楽園からの復帰を発表した。ジェイクは昨年7月には三冠王座に初挑戦もしながら、これからというときに負傷、奪取した世界王座も返上せざる得なかった。復帰まであと2ヶ月だが、復帰したジェイクが猛ラッシュをかけてこれまでの遅れを取り返すことに期待したい。【さいたまスーパーアリーナ大会 激闘に幕!】
本日はさいたまスーパーアリーナ大会へ沢山のご来場誠にありがとうございました!
いよいよ2018チャンピオン・カーニバルまで待った無し!
強者達の春の祭典に是非ご期待下さい!#ajpw #プロレス pic.twitter.com/uWzc3R1e0m
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2018年3月25日最高!!!
ありがとう!!! #ajpw pic.twitter.com/xWLGXIrMml
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2018年3月25日#ajpw#landsend pic.twitter.com/iHqb1LjX2B
— サイリョウジ (崔領二) (@landsendsai) 2018年3月25日さいたまスーパーアリーナ大会終了。
近藤修司選手は上手くて強かった。
自分には頑丈な体がある、と信じて戦いましたが、壊れるかと思った。
応援していただいた皆様ありがとうございました!
しっかりケアをして、次に向かいます。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2018年3月25日大口たたいて自分自信を追い込んだ結果負けた、ただ引き続きこの目標をレスラーとしてのモチベーションとして明日からまた闘って行く。#w_1 #ajpw
— 近藤 修司 (@kondo_shuji) 2018年3月25日本日はさいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
アジアタッグ無事防衛しました。大森、中西組も魅力的なチームでした。次は若手からの挑戦を求む!#ajpw#アジアタッグ pic.twitter.com/ChZiZPpTcH
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年3月25日本日無事復帰する事ができました。中西さんとのモンスターモーニング会議の成果は実らず負けちゃったけど。
これからも皆様どうぞよろしくお願いいたします❗#njpw #ajpw #ミドルエッジ pic.twitter.com/gtKOGJG3Za
— 大森 隆男(Takao Omori) (@omoritakao) 2018年3月25日本日さいたまスーパーアリーナ大会では秋山選手と組んでワイルドチャイルド大森、中西組と戦ったゼァ。大森選手の体調は完全ではなかったが、気迫で向かってくる姿にかなり押されたかな。でも最後はきっちり防衛しました。ところで、全日本プロレスの若手は何やってるのかな?
— 永田裕志 (@nagata769) 2018年3月25日全日本プロレスリングさいたまアリーナ大会、お客様から応援を頂きましたが残念ながら、アジアタッグタイトルを取り損ねました。ですがガムシャラに闘う大森選手。彼に何かあれば俺がと思っていましたが、逆に負けていられないと彼に刺激されました。又いつでも帰って来るからお互い頑張ろうゼ相棒!!
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2018年3月25日愛より
はぐれの方が強かった…
連絡取れなくても…
はぐれの方向は一緒…
諏訪魔軍団との違い…#ajpw pic.twitter.com/O7YDx3velE
— NOSAWA論外 (@NOSAWARONGAI187) 2018年3月25日はぐれIGFに負けてしまった。
悔しい。
藤田に関しては
俺の中では 止まっていた時計の針が動き出した感覚。
このまま勝ち逃げさせるワケには
いかない。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2018年3月25日全日本・さいたま大会終了。詳細は有料サイトなどでご確認ください。このまま消えてしまいたいと思った時に消える奴と残る奴の差。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2018年3月25日俺はタップなんかしとらんぞ。
俺は負けてへん…負けてなんかない。こんなんで終われるかっ。
— 岡田 佑介 (@alljapan_okd) 2018年3月25日 -
宇藤が関本と価値ある引き分け!一騎当千~STRONG CLIMB~新木場大会公式戦結果
3月26日 大日本プロレス「一騎当千~STRONG CLIMB~」新木場1stRING 187人
▼一騎当千~STRONG CLIMB~Bブロック公式戦/20分1本
[1勝2敗=2点]○橋本和樹(10分2秒 グラウンド三脚巴)[2敗=0点]×菊田一美▼一騎当千~STRONG CLIMB~Aブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗1分=3点]○神谷英慶(11分7秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]×青木優也
※バックドロップ▼一騎当千~STRONG CLIMB~Bブロック公式戦/20分1本
[2勝1分=5点]△関本大介(20分時間切れ引き分け)[1勝1敗1分=3点]△宇藤純久 -
ゴールデンラヴァーズvsヤングバックス、アメリカを揺るがせた大激闘!
3月25日 新日本プロレス「STRONG STYLE EVOLVED」アメリカ・WALTER PYRAMID 4372人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○SHO YOH ロッキー・ロメロ(11分2秒 片エビ固め)クリストファー・ダニエルズ フランキー・カザリアン ×スコーピオ・スカイ
※3K◇第2試合◇
▼20分1本
ジュース・ロビンンソン ○デビット・フィンレー(7分24秒 片エビ固め)後藤洋央紀 ×外道
※Prima Nocta◇第3試合◇
▼20分1本
○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(10分48秒 エビ固め)矢野通 ×チャッキーT
※キラーボム◇第4試合◇
▼20分1本
Cody マーティ・スカル(10分45秒 片エビ固め)タマ・トンガ ×タンガ・ロア
※クロスローズ【バックステージでのCody】
Cody「マーティー来なかったな。マーティーはいない。でも、ブランディはいるぜ。さぁ、座って。(※ふたりで座り)俺の身体が変わったって?そうなんだ、よりいい身体になっただろう? マーティー・スカルは俺の親友かって? マーティーは、近しい友人ではある。でも、親友かどうかはわからないな。メインのヤングバックスvsゴールデン☆ラヴァーズは、どっちが勝つか?(※ふたりで机叩いて)絶対にヤングバックスが勝つ!!タマとタンガのタッグと試合するなんて、本来ならありえない。ノーマッチだ!でも、やるからにはやる。(※ブランディが『より良いチームが勝つの』とコメント)そう、より良いタッグが勝った。そういうことだ。セミではペイジが勝ったらみんなでお祝いしないとな。じゃあ、そろそろちゃんと質問に答えようかな」――いま、BULLET CLUBはどうなっているのか?
Cody「俺がBULLET CLUBを修復する。BULLET CLUBは大丈夫だ。『Super Card of Honor』もあるし。こんな事になってしまって、お詫びをしたい。でも、いざこざがあるのはケニーと俺だ。大丈夫」
――BULLET CLUB is fineと言ってるが、ケニーとはこのあとまた元通りになるか?
Cody「ジム・ロスも言ってたが、そもそも俺はBULLET CLUBに入るべきじゃなかったのかもしれない。ユニットに入る事で学ぶことも多い。しかし、俺はカウボーイ、ロード・ウォーリアーだ。ユニットに入って落ち着く性分ではない」
――チーム・Codyコールはなかったですが。
Cody「俺はロングビーチと相性が良くないみたいだ。次に大会があっても呼ばないでほしい。ここで試合をするのは心地悪い」
【バックステージでのG.O.D】
タンガ「俺たちは負けた。これ以上何を言わせるんだ。Codyはクソッタレだ!」タマ「『俺たちは友達だ』みたいなことを言ってたけど、お前は何様だ。いきなりBULLET CLUBに入って、自分中心に指図しまくって、お前なんか不必要だ。自分が俺のことを全てわかったような口をきくのはもうやめろ。リーダーだと思ってんなら、一人でやっておけ。でも、もといた場所でも自分が不必要だと分かったから、ここに来たんだろ。ただ、新しく来たこのBULLET CLUBでもお前は不要な存在だ」
◇第5試合◇
▼20分1本
○内藤哲也 SANADA BUSHI 高橋ヒロム(12分13秒 片エビ固め)棚橋弘至 KUSHIDA ×田口隆祐 ドラゴン・リー
※デスティーノ◇第6試合◇
▼30分1本
○ウィル・オスプレイ(10分35秒 片エビ固め)×獣神サンダー・ライガー
※オスカッター【オスプレイの話】「マーティーのよくやることだよな。この背中の傷を見てくれよ。レイ・ミステリオも来たけれど、レイにはちょっと待っててほしい。まずはマーティーと闘って、オレの呪いを解きたい。過去に闘っても、1対1をやっても(マーティーには)いつも勝てない。そんなおかしなことが起こるのは、呪いがかかっているに違いない。だからヴィランとアサシンをしっかりやって、アイツの首をへし折ってやる」
【バックステージでのライガー】
ライガー「ウィル・オスプレイ選手、現チャンピオン、IWGPジュニアヘビー級のチャンピオンであるわけで、すっごい強かったです。何回も僕も決まったと思ったんですけど、彼からピンフォールを奪うことはできなかったです。ただ、我がままを言わせてもらえれば、ミステリオと、レイ・ミステリオJrと試合をしたかったなって思います。オスプレイとレイ・ミステリオJr、試合僕も見たいし。つぎミステリオ選手とリングのなかにいるときは、もしかしたら夢のタッグマッチ、ドリームタッグを組んでもいいんじゃないかなと思います。会場のお客さんも、闘うことを望んでいる人もいるでしょうけど、いっしょにタッグを組んで試合をしているのを見てみたいという人もいるんじゃないかと思いました。――ミステリオと闘えなかったことは残念?
ライガー「残念です。アナタ(質問者に向かって)は、ボクとミステリオ選手が試合をするのを見たいですか? タッグを組むのを見たいですか?」
――どちらもいいアイデアだと思います
ライガー「ハハハ! サンキュー!」
◇第7試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ○ザック・セイバーJr.(18分50秒 ジム・ブレイクアームバー)オカダ・カズチカ ×石井智宏【バックステージでの鈴木、ザック】
ザック「(スタッフがベルトを持って来るのが遅れて)オソイ、オソイ!」鈴木「オレとザックが組んで負けるわけねえだろ。なんならオカダとオカダのタッグチームでも、オレとザックには勝てねえぞ。ナメんなよ。このタッグベルト(ブリティッシュタッグ)、イギリスがスタートのタッグベルとだけどな、もう二度とだれの手にも渡ることはない。だからこのベルトも名称変更だ。ノット・ブリティッシュタッグ、スズキグン・ワールドタッグ」
ザック「次はどこでタイトルマッチをしようか?」
鈴木「どこがいいかな?」
ザック「できれば温かいところがいいな。オレたちがトップに君臨し続けるんだ。そして世界中のベルトを集めよう。それとオカダのことをレインメーカーと言うけど、オレはもう雨には辟易しているんだ。2年間、チャンピオンに君臨しているのは大変めでたいことだと思うが、それはオマエが強いからじゃない。オマエに適う相手がいなかったということ。ニュージャパンカップを3週間闘い続けたあとの、今日の勝利。オレがヘビー級のチャンピオンになってみせる。ストロングスタイルとはこのことだ」
鈴木「あんなのはフェイクだ。オレらより強いヤツいねえんだから、テメエら看板おろせ。こうやって一つひとつ、またひとつ、次はIWGPヘビー級ベルトを、このザックが両国で取って来る。そしてジュニアタッグもある、ヘビー級のタッグもある、これ(インターコンチ)もある。あとNEVERはだれにするのかな?」
ザック「タイチはいいかもしれないね」
鈴木「タイチ。そうだ、全部集まったら、なにが起こるか。世界がひっくり返るぞ。オレといっしょに世の中ひっくり返そうぜ。オレたち鈴木軍、イチバン!」
【オカダの話】「ボクから言わせてもらえれば、いいね、ザック・セイバーJr。いままで味わったことのないレスラーだよ。素晴らしい。あの体型でもっと軽いものだと、イージーなものだと思ってたけど、スタミナかなり奪われましたよ。両国でやる相手として素晴らしい相手が出て来たと思います。ただやっぱり、ベルトを投げるのは許せない。オマエが一番欲しいものなんだろ? 足りないね、リスペクトしなくちゃ。イギリス人らしい行動をしてくれよ。まあ、今回は好きな女の子にちょっかいを出してしまう、そういう気持ちと同じだと思って、今回は許してやる。つぎはないし、両国でもオレがその分きっちり返してやるよ。(風変わりなチャレンジャーを相手にどう闘う?)あまり同じ相手と試合をしてても、もちろんお客さんはあんまり満足しないと思いますし。ちょっと違った相手、それはお客さんにとっても刺激になると思いますし、ボクにとってもすごい刺激になるし。楽しみですね。そういう相手を乗り越えて、また強いオカダに、カッコいいオカダになってしまうんじゃないかと思います。(カリフォルニアで2度、インアウトバーガーに行ったのをインスタグラムで見たんですが、カリフォルニアのおいしいものについてはどう思いますか?)正直、いま前哨戦で、申し訳ないですがそういう質問には答えられる気分じゃないですね。でも今日はカリフォルニアだから特別にお答えしましょう。2回食べました、以上です。3ハンバーガー、イエスタディ・ワン、トゥデイ・ツー。(前哨戦が少ないなかでどう対策を練る?)正直、今日やってよかったなと思います。こんなに手ごわいと思ってなかったですし、さすがニュージャパンカップ覇者だなと思います。ただ、ボクが最強なので。そういうなかで前哨戦あるので、それはありがたいことで。ないなかでも闘ったりもしてききたので。もう1週間ないですもんね、両国まで。両国でまたカリフォルニアのお客さんに、またオカダ、チャンピオンで来てくれと言われるような試合をしたいと思います。(試合後もザックが攻撃を仕掛けてきたが?)それだけやる気があるから掛かって来たんだと思うし。すごいお客さんも入って、あれだけのノリで、ザックも乗せられたんじゃないですかね。その勢いっていうのは試合にも出て来ると思うので、ボクも結果じたいは今日こうなりましたけど、カリフォルニアのお客さんの勢いに乗せてもらいましたので、それをしっかり両国で出したいなと思います。(防衛記録を伸ばしているなか、仮につぎ負けたらそのあとはどうなると思う?)負けないので、それには答えられないですね。(不滅の王者とも言われているが、自分でもそう思っている?)もちろんそう思ってますし、お客さんにもそう思ってもらえるような試合をして、そういう存在だとだれからも認められるなレスラーになりたいですね」
◇第8試合◇
▼IWGP USヘビー級選手権試合/60分1本
[第2代王者]○ジェイ・ホワイト(25分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×ハングマン・ペイジ
※ブレードランナー
☆ジェイが初防衛に成功【ジェイの話】「昨日からこの試合が厳しいものになるとは思っていた。実際に痛みを伴うものになった。アイツにあんないいところがあったとは思わなかった。しかし、スポットライトの下に身を置くには、まだ早過ぎたんじゃないのか? でも、ラリアットとかはいままでに経験したことがないぐらいハードだったよ。とはいえ、オレがいまもまだチャンピオンに君臨している。つぎはデビッド・フィンレーか? 挑戦に名乗りを挙げてくれたことを、オレも誇りに思うよ。でもやっぱりオマエも、自分一人ではなにも決められないだろ? そしてオレたちは元友だち同士であり、お互いのことを知り尽くしているかもしれない。でも誤解はしてほしくない。何度闘ってもオレはオマエを倒すし、つぎもオレが倒す。そして通算成績がオレの10勝0敗になる。ペイジだろうがフィンレーだろうが、試合後にリングに立っているのはオレだ」
◇第9試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
飯伏幸太 ○ケニー・オメガ(39分21秒 体固め)ニック・ジャクソン ×マット・ジャクソン
※ゴールデントリガー【バックステージでのケニー】
ケニー「この対戦、どう始まり終わるのか何度も頭の中で繰り返した。どうやって“兄弟”と闘うのか? それも、いま誤解から仲違いしている相手との試合だ。とはいえ、試合はファンのためにするもの。手加減しては相手を侮辱していることになる。だから、今日も100パーセントの力を出した。だからこそ、身体的にも精神的にもツラい内容になったね……。いまの俺を見てくれ。右目は何も見えない状態だ。そして、何も解決しなかった……。ゴールデン☆ラヴァーズに関してもそう。まだ目指すところには行けてはいない。今夜、俺たちが何を成し遂げたか? 何も。ただ、全身全霊で闘っっただけさ。俺は2016年以降、ずっと同じ気持ちで闘ってきた。なのに俺はいま、なぜか暗黒の中にいる。大切な家族や兄弟たちと闘い、タッグを組んだパートナーのイブシは控室でダメージが深く、倒れている。最後に立っていたのは俺だけだ。
じつは今日の試合に、俺はある幻想を抱いていたんだ。それは、最後は4人でリング上で腕を高く上げているところ……。
今日、たしかにゴールデン☆ラヴァーズは勝った。でもハッピーとはいえない。会場のファンがおおいに盛り上がってくれたのは嬉しい。それなのに、なぜだか俺の一部が死んだような気分だ。いったい、ここからどこに向かえばいいんだろうね……。
――(以下の質問は、アメリカのメディアより)どこに向かうかというのは、ゴールデン☆ラヴァーズとして?
ケニー「ああ。ゴールデン☆ラヴァーズは間違いなくこれからも活動を続ける。それにBULLET CLUBのことだって大切に思っている。本当はこの試合でそういった仲違いなんかをすべて解決したかったんだ。もしかしたら、Codyの言ってることは正しいのかもしれない。俺にはリーダーの素質はないのかもしれない……。
でも、いまは少しでも残っているプラス面に目を向けて育てていくしかない。プラス面とは、ファンが応援してくれること。ファンのために闘って良かった。でも、俺の心は折れている。イブシには感謝しかないよ。BULLET CLUBは和解というには程遠いが、この大変な時にそばにいてくれた」
――飯伏もあなたも身体を痛めている。現在の症状は? そしてROHでCodyとのシングル戦が控えている(現地時間・4月7日)が、大丈夫か?
ケニー「まあ、俺の目は大丈夫。二重に見えることもないし、脳しんとうもないはず。ただ、目の下の腫れは初めてだ。ヴァンダレイ・シウバと闘った時のサクラバ(桜庭和志)みたいになってちゃってる。とはいえ、正式にドクターストップにならない限り、試合は行われると思うよ」
――ROHで同じ日に行われるハングマン・ペイジvs飯伏幸太については、どう思う?
ケニー「それもあるから、今日のジェイ・ホワイトとの試合は気にして見ていたんだ。若い選手の闘いはとても興味深いよ。ハングリーさのぶつかり合いがあったし、これ以上やったら危ないぞ! と思うデンジャラスな場面もあった。だけど、飯伏もかつては危険を省みないレスラーだった。いまは年齢を重ねて多少はリスクを避けるようになったが、若くスタミナもあるペイジと闘うならそんなことはお構いなしだろう。そういう意味では、安全性などの面で不安材料はあるかもしれない。ペイジはBULLET CLUBの最年少レスラーだし、大切な未来を潰して欲しくない。とはいえ、彼も自分を証明しないといけない時なんじゃないか? リスキーな選手同士の対戦だ。ハングリーな若手とかつてクレイジーな闘いを繰り広げていたイブシ。どちらもケガなく闘ってほしいね」
――今日のケガは、どの場面でしたか?
ケニー「どこかでぶつかったんだろうね。たぶんムーンサルトをやった時じゃないか? リングの中に向かってやった時だと思う。イブシは、外に向かってムーンサルトをやった時だろう。でも、自分も技の途中だったから実際に痛めたところは見ていない。どちらも軽傷だといいけど」
――飯伏とあなたの関係が、アメリカファンにとっても「大切なモノ」と認識されていたのは今日の驚きでした。
ケニー「ファンのリアクションを見て胸がいっぱいになったよ。ふたりは過去のものになり、俺はBULLET CLUB、イブシはひとりで旅に出た。俺は全力で頑張り続け、ついに復活することになった。パフォーマーとして何かしたいと思ったんだ。それに、より高いレベルで自分を表現するには、同じ目標を持った人間が必要なんだ。イブシは、俺が日本で最初に出会ったレスラーのひとり。
そして、当時から自分と同じビジョンを持っていた。こうして、ふたりがひとつの目標に向かうことが大切なんだ。シングルでも期待を背負うところ、自分にすべての責任があるところもいい。しかし、俺たちはチームだとこんなこともできるんだ! という部分を見せたいね。今日、その目標の一部は見せられたと思う。それこそタッグマッチの良さ。ふたつの身体がひとつの技を見せる。シングルとは違った良さだよね。タッグマッチは4人でリングに入る。そうすると4つの思いがぶつかる。そんなところをファンに見せるためにも、今日はヤングバックスとあえて闘うことを選んだんだよ。
――マット・ジャクソンに片翼の天使をかけたことについては?
ケニー「これに関しては、試合が行きすぎた。あの技は相手を完全にフィニッシュできる技だ。友だちに対してあの技をかけるというのは、ちょっと一線を超えている。ともかく今日はゴールデン☆ラヴァーズが勝った。彼らより、より良いタッグチームだった。きっとマットもそれはわかっただろう。マットもコレを望んでいたはずだ。この試合は、おたがいのプライドのぶつかり合いだった。おたがいの理想をぶつけ合う大切なファイトだったと思うよ」
新日本ロス大会のメインはケニー&飯伏のゴールデンラヴェーズvsヤングバックス、2・24後楽園大会で復活したゴールデンラヴェーズに、ケニーのThe Eliteの盟友であるヤングバックスが対戦を要求して、ロス大会で実現となった。
飯伏とマットで試合開始、マットはケニーを挑発し、飯伏はケニーに交代も、盟友同士の対戦に割り切れないケニーはマットと話し合うも、マットは控える飯伏を強襲、ケニーは戸惑いを見せつつ飯伏に交代すれば、マットはニックに交代する。再び飯伏はマットと対峙するも、飯伏は容赦なくマットの完治していない腰をキックを浴びせ、ケニーは飯伏を止めに入るも、まだ割り切れないケニーにマットが怒って突き飛ばす。
このケニーの迷いがゴールデンラヴェーズの連係に影響が出てしまい、ヤングバックスに連係が読まれ、飯伏が捕まり、ヤングバックスに先手を奪われてしまうが、窮地を脱した飯伏はケニーに交代、ケニーはダイビングクロスボディーからダブルチョップと猛反撃し、飯伏が入ってニックを捕らえ、ダブルリーブロック、飯伏のキックからケニーのコタロークラッシャー、場外のヤングバックスにクロスラッシュを炸裂させるなどして、ようやくゴールデンラヴァーズにエンジンがかかり、吹っ切れたケニーもマットの腰に集中攻撃を浴びせる。
劣勢のヤングバックスは交代を受けたニックが孤軍奮闘、マットが入って飯伏を捕らえ、掟破りのゴールデンシャワーを狙うが、飯伏が阻止するとケニーとの雪崩式ダブルブレーンバスターをマットに決め、また腰にダメージを与え、今度はゴールデンラヴァーズは本家ゴールデンシャワーを狙うが、ニックが阻止して、ケニーをエプロンでのジャーマンで投げ、リング下にテーブルをセットし、マットがケニーにテーブル貫通を狙うが、躊躇すると飯伏がオーバーヘッドキックでカットする。
ケニーはマットにテーブル貫通片翼の天使を狙うと見せかけて、飯伏がスワンダイブジャーマンを決めると、ケニーとのゴールデントリガーを狙うが、ニックがに入り、マットが飯伏と殴り合いから突進もケニーがVトリガーで迎撃し、飯伏がラリアットからシットダウンラストライド、Vトリガーの連係でマットを捕らえる。
飯伏はその場飛びムーンサルトを投下するが、剣山で迎撃したマットはシャープシューターで捕獲。ケニーがカットに入るが、ニックがスーパーキックで排除してからコーナー最上段からスワントーンアタックで動きを止め、マットは再び飯伏にシャープシューターも、肝心なところで腰に踏ん張りが効かず、技を解いてしまう。
ヤングバックスはモア・バング・フォー・ユア・バックと見せかけて、マットが場外のケニーにテーブル貫通ダイビングエルボーを投下してケニーにまた大ダメージを与えると、ヤングバックスが飯伏をセカンドロープに固定してから、ニックがファイヤーバードスプラッシュ、ヤングバックスがアーリー・オンセット・アルツハイマーを炸裂させ、カットに入ったケニーにもスーパーキックの波状攻撃も、飯伏がヤングバックスにオーバーヘッドキックを浴びせるが、4選手はダウンしてしまう。
ケニーとマットは殴り合うと、ケニーがドラゴンスープレックスも、マットもジャンピングパイルドライバーで応戦、マットが腰のベルトを外して殴打も、ケニーがマットの腰にエルボーからベルトを奪って殴打するかと思いきや、捨ててVトリガーを炸裂させ、ケニーの再度のVトリガーもマットがスピアーで迎撃し、ヤングバックスがインディーテイカーを狙う。
ところが飯伏がエプロンのニックをテーブル貫通ラストライドで叩きつけると、ゴールデンラヴァーズがマットにPKこころ、合体ハイキックからケニーがライガーボムと畳みかける。ケニーはVトリガーを狙うが、ケニーはここでまた迷いが生じて躊躇するも、マットがスーパーキックをケニーに浴びせれば、飯伏がマットにハイキックから、ケニーに打てと指示し、ケニーはVトリガーから片翼の天使を狙うも、またここでケニーが躊躇して技を解こうとする。だがマットが自らケニーの腕を自身の首にクラッチさせて介錯を求めると、ケニーは片翼の天使を決め、マットを起こそうとするニックもケニーがVトリガー、飯伏がドラゴンスープレックスで排除、最後はマットにゴールデンラヴェーズがゴールデントリガーを炸裂させて3カウントを奪い、粘るマットを介錯した。
試合後にゴールデンラヴェーズが退場しようとすると、Codyが乱入してケニーを始末できなかったとしてダメージの残るヤングバックスを制裁しようとする。ここでケニーが戻るとCodyは退散、ケニーはヤングバックスにノーサイドを求め、ニックは応じるが、マットは拒絶して退場。最後はケニーが締めくくった。
試合内容的にはマットがベストの状態だったら60分フルタイムになっていたのではと思うぐらいの激闘、マットも腰の状態が最悪ながらも粘りきったが、最後はケニーが迷いながらもマットを介錯するかように破った。そういった意味ではこの試合の主役はマットだったのかもしれない。
試合後にケニーがヤングバックスにノーサイドを求めたがマットだけは拒否、マットが割り切れない理由はベストの体調で試合が望めなかったからなのか、それともケニーの甘さに怒っていたからなのか…
BULLET CLUBの内紛は第4試合でもCodyがGODを手なずけることで、オリジナルBULLET CLUBを引き入れようとしたが拒絶され、スカルもどっちつかずで中立、ヤングバックスも見限ったことで孤立しつつある。オリジナルBULLET CLUBもGODがCodyを拒絶したということは、残るバットラック・ファレや高橋裕二郎、チェーズ・オーエンズもGODと同調と見ていいだろう。セミのIWGP・US選手権は、ジェイが丸藤正道を彷彿させる鞭のようにしなる逆水平を駆使して先手を奪うが、ペイジもエプロンの角へネックブリーカー、場外戦で鉄柵攻撃、担いで後頭部めがげて鉄柱攻撃と首攻めで反撃、ペイジのブレーンバスターを着地したジェイは低空式高速バックドロップで反撃、ジェイがコンプリートショットからぶっこ抜きジャーマン、ペイジもトップロープからのハングマンDDTからアダムズアップル狙いは、ジェイが間合いを詰めて決めさせなない。
ジェイは焦れたペイジをエプロンでコンプリートショット、エプロン角めがけてぶっこ抜きジャーマンで投げ、ジェイの雪崩式ジャーマン狙いは、ペイジが逆に雪崩式ネックブリーカーで返すと、エルボー合戦で冷酷に笑ったジェイはバックドロップで場外へ落とし、場外でもバックドロップ、リング内でもバックドロップとまるで渕正信を彷彿させるように連発する。
ジェイはブレードランナーを狙うが、切り返したペイジはパワーボムからドリアホールパイルドライバーで反撃し、場外に逃れたジェイにスタンディング・シューティング・スター・プレスから、コーナーからのムーンサルトアタック、ジ・アダムス・アップルと猛反撃し、キウイクラッシャー!ブレードランナー狙うジェイを、ペイジが唾で阻止しスーパーキックからローリングエルボーを炸裂させ、ライトオブパッセージで勝負に出るが、ジェイがブレードランナーで切り返して3カウントで王座防衛する。
試合後にフィンレーが乱入してジェイにスピアーを浴びせると、4・24後楽園で挑戦を表明、先へ行くジェイを指を咥えてみていたフィンレーだったが、ここで名乗りを挙げるも、今までジェイには勝っていないことから、フィンレーが挑戦までにいかにインパクトを与えていくのか…第6試合ではライガーがレイ・ミステリオと対戦する予定だったが、ミステリオが上腕二頭筋の断裂で欠場となり、代役のオスプレイと対戦。ライガーはバク転から突進するオスプレイに風車式バックブリーカーを決め、場外に逃れたオスプレイにエプロンからトペコン、通路で垂直落下式ブレーンバスターと先手を奪い、ライガーボムから雪崩式フランケンシュタイナーを決めるも、オスプレイが着地の際に右脚を負傷するハプニングが発生、それでもオスプレイは片足だけで飛び、サスケスペシャルまでも披露する。
オスプレイはミステリオの眼前で619を狙うが、はライガーがかわし、オスプレイのマウスに対し浴びせ蹴りで応戦、オスプレイはスパニッシュフライからコークスクリューキック、そしてオズカッターで勝負を狙うが、キャッチしたライガーが垂直落下式ブレーンバスター、雪崩式垂直落下ブレーンバスターと畳みかける。
ライガーが突進するオスプレイにカウンターの掌打を炸裂も、再度の掌打狙いはオスプレイが掟破りのライガーボムを敢行して側頭部へミドルキックを浴びせると、オスカッターでオスプレイが勝利を収め、試合後にオスプレイは客席で試合を観戦していたミステリオに対戦を迫る。ところがスカルが乱入すると、ミステリオにも襲い掛かってマスクを剥ぐ暴挙を働き、オスプレイの保持するIWGPジュニア王座への挑戦を表明する。4・1両国で行われたオカダvsザックの前哨戦は、ザックが関節技でオカダの動きを徹底的に封じ、最後も、石井がラリアットをかわしたザックが卍固めから腕十字、三角絞めからジムブレイクアームバーで捕獲して、石井からギブアップを奪いザックが勝利、ザックはオカダにも卍固めで捕獲して足蹴にすると、マーティ浅見レフェリーにも鈴木と共に関節技の餌食にするなど王座奪取に向けて大きくアピールした。
ザックが先手を奪ったが、オカダはコブラクラッチは見せてもウルティモ・ドラゴン仕込みのジャベは披露しなかった。オカダは敢えてザックがどこまで引き出しがあるか試した感じだったが…IWGPヘビー級選手権試合 (王者)オカダ・カズチカvs(挑戦者)ザック・セイバーJr.勝敗予想
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年3月27日It’s going to take awhile to recover from tonight. I don’t even have words, really. But thank you fans for taking part in something special. #njSSE
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2018年3月26日全身が痛い…
何かが壊れたかもしれない。
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年3月26日Fought our hearts out. Love ya.
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2018年3月26日アメリカでファンが集めてくれたTAKAYAMANIA募金を受け取った。Thank you !!! #takayamania pic.twitter.com/QQa1Jrjkpq
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2018年3月26日@TheRock pic.twitter.com/L3fRKE8XX6
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2018年3月26日Umbrellas ACTUALLY suck pic.twitter.com/HDS7M5tUmT
— ウィル・オスプレイ (@WillOspreay) 2018年3月26日こんばんは☆昨日の会場は超満員札止めでした。皆様ありがとうございました!考えてみればレスラーはタイツとシューズがあれば世界中を回れます(僕は他にもいろいろ要りますが)各国の会場で試合をしますがこの文字が海外で映し出されると感無量ですね☆ #俺たちゃ裸がユニホーム♪←知ってる? pic.twitter.com/RmB9dsrksE
— 獣神サンダー・ライガー ☆ Jyushin Thunder Liger (@Liger_NJPW) 2018年3月26日 -
大地が公式戦3連勝!青木が中之上を破る大金星!一騎当千~STRONG CLIMB~名古屋大会公式戦結果
3月25日 大日本プロレス「一騎当千~STRONG CLIMB~」愛知・ダイヤモンドホール 246人
▼一騎当千~STRONG CLIMB~Aブロック公式戦/20分1本
[1勝2敗=2点]○青木優也(8分45秒 変型逆さ押さえ込み)[1勝1敗1分=3点]×中之上靖文▼一騎当千~STRONG CLIMB~Bブロック公式戦/20分1本
[2勝1敗=2点]○鈴木秀樹(10分14秒 エビ固め)[1勝1敗=2点]×河上隆一
※ワンハンドバックブリーカー▼一騎当千~STRONG CLIMB~Aブロック公式戦/20分1本
[3勝=6点]○橋本大地(16分33秒 体固め)[1敗1分=1点]×神谷英慶
※ライジングDDT -
負けたマイケルが逃亡で変態大社長が肛門爆破!ササダンゴがマッスル復活宣言!
3月25日 DDT「Judgement2018~DDT旗揚げ21周年記念大会~」東京・両国国技館 5796人 超満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
○マッド・ポーリー 星誕期 松永智充 伊橋剛太 チェリー(7分26秒 片エビ固め)渡瀬瑞基 レッカ 下村大樹 ×島谷常寛 中野貴人
※ポーリーバスター▼15分1本
○近野剣心 定アキラ(8分10秒 片エビ固め)岩崎孝樹 ×冨永真一郎
※レッグラリアット▼東京女子プロレス提供試合
15分1本
○坂崎ユカ 中島翔子(8分45秒 体固め)辰巳リカ ×黒音まほ
※魔法少女スプラッシュ◇第1試合◇
▼ガントレットタッグマッチ
①○アントーニオ本多 イーサン・ペイジ(3分26秒 オーバー・ザ・トップロープ)才木玲佳 ×レディビアード②○アントーニオ本多 イーサン・ペイジ(5分1秒 オーバー・ザ・トップロープ)×吉村直巳 奥田啓介
③彰人 ○勝俣瞬馬(1分0秒 片エビ固め)×アントーニオ本多 イーサン・ペイジ
※勝俣式断頭台④大鷲透 ○平田一喜(2分4秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)彰人 ×勝俣瞬馬
⑤大鷲透 ○平田一喜(3分20秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)LiLiCo 大石真翔
◇第2試合◇
▼ワールド・クレイジーレスラーNo.1決定戦 in DDT/30分1本
○コルト“Boom Boom”カバナ(10分11秒 ビリー・ゴーツ・カース)×ジョーイ・ライアン◇第3試合◇
▼東京女子プロレス提供スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
○沙希様 世志琥様 アズサ・クリスティ(11分55秒 体固め)山下実優 伊藤麻希 ×瑞希
※アカデミー賞◇第4試合◇
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
[第1298代王者]○スーパー・ササダンゴ・マシン(9分12秒 横入り式エビ固め)[挑戦者]×黒潮“イケメン”二郎
☆ササダンゴが王座防衛【バックステージでのササダンゴ、大石】
ササダンゴ「ありがとうございました」大石「勝ったな」
ササダンゴ「勝ちました」
大石「まさか勝てると思わなかったよ」
ササダンゴ「ボクのプロレスのキャリアのなかでも、最も濃密な20分間をここにいる仲間たちや黒潮“イケメン”二郎選手と過ごせたことを誇りに思います。ずっと守り続けます」
【イケメンの話】「オレ、人間じゃなかったみたいです。神の子どもだったみたいです。オレ、神の子でした! ちょっと現実に戻ろうか。いやー、両国で3回目のシングル? 新しい形の試合ができて非常に喜びを感じております。でも、DDTではオレ、竹下、チャンピオンから取ってるし。もしきょうのメインで竹下の勝ちがあるなら、オレの挑戦も視野に入れておいてほしい。オレは両刀、どっちもいける。こういう試合も、シングルもいける。W-1のエースは誰がなんと言おうとオレだ。フィニッシュ!」
◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○梅田公太 上野勇希 竹田光珠(12分28秒 エビ固め)[第32代王者組]KUDO ×坂口征夫 高梨将弘
※梅田ドライバー(仮)
☆KUDO&坂口&高梨組が3度目の防衛に失敗、梅田&上野&竹田が第33代王者組となる【バックステージでの酒呑童子】
坂口「いい面構えになったし、いい腹の括り方もできるようになった。言いたかねえけど、立派になったし、送り出してやるよ。これからしんどい道、自分の足で歩いていけ」高梨「他にはなんもねえけどよ、去年も言ったように負けてどうこう言うのはだせえし、好きじゃないけど、あいつらに負けて胸張ってやるよ。そしてこれがオマエのいた酒呑童子だよ。今日は負けだ、なあ兄貴」
KUDO「梅田、オレたちの技全部食らって、それで勝ったんだから文句言えないよ。でも、6人タッグとしてはオレたちの方が何倍も上だから。これからの酒呑童子にも注目してください」
【バックステージでの梅田、上野、竹田】
梅田「酒呑童子、タイトルマッチになると一層強いし、今まで見たことない3人の底力、すごかった。でもでもオレたちも、今日のタイトルマッチ。かませ犬じゃないんで。オレ達がベルト取ったからにはこれからもっと面白くしていきたいと思います。酒呑童子の3人には欠場して感謝してるけど、これだけで、ベルト取っただけで恩は返せてないと思うし。これから闘ったり組んだりしていく中で、自分の力をまた改めて見せていければと。あとはとりあえず第一歩、6人タッグ取れたのでこれを何回防衛できるのかっていうのも大事なんで。あの3人から取ったからにはメンツ潰せないので、ボクらちゃんと防衛してあの3人よりも多い防衛回数を重ねたいと思います」上野「ボクら1カ月間ずっと酒呑童子と闘って、勝てたのは1回だけで。でもそれは酒呑童子じゃない選手から取って。どれだけやっても強すぎるくらい強くて。それがチームになってもっと個人の時よりも強くて。正直勝てるのかなと思って今日のことずっと考えて。でも、ボクらがそんなマイナスなことを考えてる時点で勝てないと思って3人でもっともっと勝つ気で攻めていこうっていって。その結果、梅田さんが坂口さんから取って。DNAのやつらともやっていきたいし、もっともっと他の選手ともやって。このベルト、ボクたちが入る前からずっとあって歴史もあって。でもボクたちの力に絶対なってくれると思うので。ベルトを防衛することで、もっとDNAもDDTも盛り上げたいと思います」
竹田「取っちゃいました。取ってもらいました、2人に。すごく頼もしい2人だったんで、梅田さんもいろいろ酒呑童子とややこしいのがあって、2人の先輩とボクが外から入ってきて3人でタッグ組んで挑戦っていう。どうなるかなと思ったんですけど、こんなチャンス、取るしかなかったんで。梅田さんがきっちり取ってくれて、めちゃくちゃうれしいし。でも取って終わりじゃないので、こっから防衛がまだまだあるんで、3人でもっと連携高めていきたいし、いろんな挑戦していきたいし。まぁでもボクたちこれからなんで、チャレンジ精神でやっていきます」
上野「挑戦をもっとやっていきましょう。今日はありがとうございました」
◇第6試合◇
▼ウェポンランブル5WAYタッグ敗者肛門爆破マッチ
マイク・ベイリー ○MAO(17分43秒 片エビ固め)×中澤マイケル 中邑珍輔
※キャノンボール450°残り3チームは高木三四郎&一般人・澤宗紀、宮本裕向&高尾蒼馬、木高イサミ&阿部史典(試合終了後)
MAO「誠に不本意ながら高木三四郎の肛門爆破は未遂に終わりました。けど、マイケルさん、肛門爆破、です」マイケル「MAO君、君はね、まだまだDDTに入って間もないから知らないだろうけど、ボクはもう何度も何度も何度も何度も何度も何度も肛門爆破されて、もうボクの肛門は耐えられる状態にないんです! お客さんももう見飽きたでしょ? もう、タイに早く帰りたい!」
(マイケルが逃走)
高木「ええ? おい! MAOオマエ、この空気どうすんだよ! おい、マイケル! どうすんだよ、この空気! お客さんも見たいですよね!? どうすんだよ、おい!」澤さん「高木さん! 肛門爆破のないDDT両国大会は、あり得ないですよ! ここは肛門爆破、ボクがやります!」
阿部「澤さん! もう澤宗紀の時代じゃないんですよ。ここはボクがやります!」
イサミ「阿部、BASARAの未来を消すわけにはいかない。私がやります!」
宮本「イサミ、ここはオレに任せてくれ。オレがやります!」
高尾「いや、宮本さん、あなたよりお尻がきれいな自信があります。ボクがやります!」
珍輔「オレがやります!」
MAO「ちょっと待って。言いだしっぺはボクです。ここは責任取って、ボクがやります!」
ベイリー「日本語ワカリマス。オレがヤリマス!」
大谷「すいませんね、ボクにやらせてください!」
松井レフェリー「自分がやります!」
高木「……オレがやります!」
その他全員「どうぞどうぞ」
(高木はむせび泣き。映画『アルマゲドン』のテーマ曲・エアロスミスの『I Don't Want To Miss A Thing』がかかる中、高木がリングシューズを脱いで裸足になり、シューズをリングに置いて花道を引き揚げながら、ニーパッド、ショートタイツを脱ぎ捨てる。ステージ上でアンダータイツを下げて半ケツ状態になると、リング上の選手たちに向けて敬礼。選手たちも敬礼で応じる。高木がステージ上でうつ伏せに。
過去の100倍の威力の爆薬がセットされ、スイッチが高木の前に置かれる。高木がスイッチを押そうとするが「できなーい! 怖いよー!」。すると澤さんがスーツを脱ぎ捨てて「ボクも一緒にやりますよ!」と高木の上に座り、2人でスイッチを押して爆破。
ステージ上に高木と澤さんを残し、休憩時間となることがアナウンスされた。しばらくして起き上がった高木と澤さんに温かい拍手が送られる中、2人は肩を組んで退場)◇休憩後◇
2019年2月16日(土)&17日(日)に両国2連戦。16日は「マッスルマニア2019」
休憩明けに今林APが登場し、先ほど肛門を爆破されたばかりの高木社長を呼び込む。高木は「(パンツを)上げたらヒリヒリするから」と半ケツ状態。秋の両国大会が10月21日(日)午後3時開始に決定したことを発表。続いて両国大会恒例のTシャツバズーカーを開始しようとすると、ササダンゴによるアオリパワポが突然、アナウンスされる。
ササダンゴがパワポで、その次の両国大会も決定したことを発表。2019年2月16日(土)&17日(日)の「地獄の2DAYS」。これによりDDTのスタッフが全滅すると予想。DDTで2DAYSはハイリスクだが、DDTであってDDTではない人たちの興行、つまり16日に「マッスルマニア2019」の開催を発表。今林APが怒りまくり「坂井、こっち来いよ!」と引き揚げようとしたササダンゴをリングに呼び込む。「DDT両国大会だけでも心神喪失してるのに、その前の日にマッスルなんてできるわけないじゃん! 鶴見亜門として長ゼリフとか覚えなきゃいけないんだろ! 無理だよ!」と反対するが、ササダンゴは今回はDDTの資金により豪華なキャスティングが可能だとし、鶴見亜門役にムロツヨシさん、マッスル坂井役に鈴木亮平さん、アントーニオ本多役に渡辺哲さん、趙雲子龍約にチャウシンチー、ペドロ高石役にドゥエインジョンソン、藤岡典一役にディーン藤岡、男色ディーノ約に草彅剛さんというキャスティング案を披露。これを受け、今林APも開催を承諾した。
第6試合では路上プロレスが中止になったことでウェポンランブル5WAYタッグ敗者肛門爆破マッチに変更となる。試合は公認凶器のおかげで大乱戦となり、珍輔がサーフボードで高尾のタライとチャンバラを繰り広げれば、高木は矢郷良明印のロッカーに押し込まれてベイリーやMAOにロッカーごと蹴られ、T2ひー女子の中にゴージャス松野似の松子も登場してゴージャスエルボーを自爆、また僧侶も登場して阿部のパンチでダウンした澤にお経を挙げるなどカオスな攻防を繰り広げる。
次は笑ってはいけないVTRでマイケルが大社長の加圧式Tシャツを宣伝しつつ下半身を晒すVTRが公開されると、宮本とMAO、高尾が笑ってしまい全身タイツ男から尻バットの餌食にされ、新生ドラマスティックドリーム号が登場で高木が大暴走すれば、ベイリー&MAOもベイリー&MAOが用意した段ボールと台車で作ったロードローラーを暴走させ、ドラマスティックドリームと大衝突、宮本のアイテムである畳4枚分の巨大有刺鉄線ボードを投入し、選手らに投げて被弾させ、珍輔も有刺鉄線の洗礼を浴びて怯えてしまい、イサミもギガラダーを投入し、首にかけて大旋回して選手らをなぎ倒す。
ここでマイケルが火照るもあっさりやられ、イサミがギガラダーブレイクもカバーは高尾がキガラダーの上でのタライ投下でカット、大谷晋二郎が黒い全身タイツで登場し、炎武連夢ポーズもMAOや澤さん、阿部、高尾、高木、宮本、珍輔、イサミ、マイケルが笑って尻場との餌食にななるが、その間にMAOとベイリーがマイケルを捕らえアルティマウェポンから450°スプラッシュの波状攻撃で3カウントとなりマイケルの肛門爆破が決定も、試合後にマイケルが嫌がって逃亡すると、各選手が譲り合いの結果、高木がダチョウ倶楽部方式で肛門爆破を受けることになり、高木はステージで肛門爆破を受けようとするが、直前で澤も加わり一緒に肛門爆破で幕となった。第5試合のKO-D6人タッグ選手権は王者の酒呑童子に、酒呑童子を離脱した梅田&上野&竹田のDNA勢が下克上をかけて挑戦。
序盤は酒呑童子でDNA勢を蹂躙、終盤には梅田を捕らえて集中攻撃を浴びせ、坂口はスリーパーで捕獲も、上野と竹田がミサイルキックでカットに入ってから流れが変わり、坂口と梅田がキック合戦から、坂口がハイキックを浴びせると、梅田もハイキックを打ち返して、動きの鈍くなった坂口にミドルキックの連打、エルボーからミドルキックと浴びせ、、梅田ドライバーで3カウントを奪い、王座奪取し下克上を達成する。第4試合のアイアンマン選手権はササダンゴが入場の長いイケメンに狩猟用の罠をエプロンや客席、イケメンのお父さんの前に設置するが、ことごとくクリアされると、ササダンゴはイケメンがジャンピングリングインするリングに罠を設置してイケメンは見事にかかって試合開始となり、ササダンゴがリーマンショックが決まるも、イケメンはカウント2でキックアウトして通路へエスケープ、警戒しながらスワンダイブ式フランケンシュタイナー、場外のササダンゴにムーンサルトアタックと猛反撃する。
イケメンのスワントーンボムを自爆させた、ササダンゴは久々のバーティクトを決めるが、イケメンはスタンガンからイケメンサルト、スーパーキックはササダンゴは罠を盾にしては阻止するが、フェイントで罠を蹴落とした後で顔面キック、ムーンサルトからのイケメンクラッチで勝負あったかに見えたが、エピトリカが流れてササダンゴの最後の切り札であるマッスルワールドへと突入する。
回想からスローモーションでイケメンクラッチをキックアウトした。罠で殴打を狙うがイケメンがブロックしたところで、掟破りに回想に突入平和を訴えつつ、罠を客席へ投げる。今度はイケメン父の回想がなぜか映しだされ、父はイケメンが投げた罠は金の罠か銀の罠かと問うと、イケメンは普通の罠を選択、正直さを褒められたイケメンは金の罠をプレゼントされ回想が終了し、イケメンはイケメンサルトを投下も、ササダンゴは金の罠での剣山で迎撃してから丸め込んで3カウントとなり、イケメンワールドをマッスルワールドで打ち破った。休憩後のMCタイムではササダンゴが来年2019年2月16、17日に両国2連戦を開催を発表し、16日はマッスルを開催することを発表した。マッスルが復活するなら大歓迎、スケールが大きくなるマッスルに期待だ。
(第7試合~メインはこちら)DDT両国大会終了!ご来場ありがとうございます!
チーム変態大社長、今宵復活!そして今年は路上プロレス10周年!変態大社長第二章にご期待ください!#JudgementDDT#DDT両国#ddtpro#変態大社長#肛門爆破#一般人澤宗紀#まだまだこれから pic.twitter.com/FGIR01nptq
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2018年3月25日世界中を周るベイリーの都合上久しぶりのタッグでしたが何ひとつとして問題なく相変わらず最高のタッグチームでした
観戦に来てた妹と共に2時間かけて作り上げた涙のハンドメイド凶器
『ドラマチックロードローラー』
秒で壊れる結晶に儚いという感情を学んだ春でした#ddtpro pic.twitter.com/kFV2K6Z0Up
— MAO / 井上麻生 (@xinomaox) 2018年3月25日ありがとうございました。
頑張ります。
両国最高でした。#ddtpro #JudgementDDT pic.twitter.com/Blb6k53LJr
— 上野 勇希 Yuuki Ueno (@dna_ueno) 2018年3月25日強くなったな。
強かったよ。
これからは自分で選んだ道、頑張れよ。#ddtpro#JudgementDDT
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2018年3月25日そういえば卒業式の季節だったね。
子離れしてまた歩こう。
打ち切りの先でまた会えるよ。 pic.twitter.com/ASlJgfQUyA
— 高梨将弘 (@masaddt) 2018年3月25日ものすごい試合が続きまくって、控え室でモニターみながらギャーギャー言ってますが、とにかく今日は最高に楽しい試合ができた。イケメンさん、今日は本当にありがとう。プロレス人生で忘れられない濃密な20分になりました。そして来年2月、両国でマッスルやります!!!!
#JudgementDDT pic.twitter.com/RIMEmivqpz
— スーパー・ササダンゴ・マシン (@abulasumasi) 2018年3月25日【DDTプロレスのロゴマークが変わります!】
DDTのロゴマークをNIGO®さんがデザイン!「プロレス界においてDDTの存在がそうであるように、いわゆるプロレス団体のロゴにはせず、パッと見で戦いを連想させるようなロゴにすることを意識してデザインしました」#ddtpro #JudgementDDT pic.twitter.com/oOt4pCsYJV
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年3月25日坂井の口車に乗せられてOKしちゃったけど、絶対大変だよなあ…
とりあえず趙雲、ペドロさん、藤岡君、一圭、佐古さん、UZ、スケジュール空けといて! https://t.co/DycafGwrYL
— 今林久弥 (@hisayaIMB) 2018年3月25日これ、2030年まで大切に取っておこうと思ってたけど、それを待たずに見られるなんて! #マッスル pic.twitter.com/zL9jIzr9XR
— sayoko mita (@345m) 2018年3月25日 -
竹下が石川越え達成も、入江出現で館内が騒然!男色ワールドを封殺したムタが最後の月面水爆…
3月25日 DDT「Judgement2018~DDT旗揚げ21周年記念大会~」東京・両国国技館 5796人 超満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第7試合◇
▼ドラマティック・ドリームマッチ
○グレート・ムタ 佐々木大輔 遠藤哲哉(20分9秒 体固め)×男色ディーノ 石井慧介 大家健
※月面水爆(試合終了後、ムタはダムネーションとともに花道を引き揚げる)
ディーノ「グレート・ムタ! いいわ、あんたの化身である武藤敬司に伝えてちょうだい。あんたもあんたの化身も、これが最後じゃないでしょ? 勝ち逃げは許さない。次は、シングルで勝負よ。だから、必ずリングに戻って来なさい」
【バックステージでのディーノ、石井、大家】
ディーノ「リング上で言った以上のことは何もないわ。次はシングル。勝ち逃げは許さない。だから、どんな姿になっても手術が終わってどんな体になっても、必ずこのリングに戻ってきなさい。きょうは完全なる敗北を私たちに与えてくれてありがとう。ここから私たちはさらに強くなる。だから、戻ってこい。以上」石井「完敗して悔しい気持ちは大きいけど、負けて完敗して言うことじゃないかもしれないけど。また自分のモチベーション、エネルギーとなって、また大きく成長できると思います。負けて言うことじゃないだろうけど、すごい大きい試合だったとそう思います」
ディーノ「よし、じゃあ本当の意味で何も通じなかった大家健。何か言ってごらん」
大家「本当の意味で何も通じなかったな」
ディーノ「オメーの15年間、何も通じなかったな」
大家「何も通じなかったな。なんでだよ、本当に。もう悔しくてたまらねえ。悔しくて、悔しくて、悔しくて、たまんねえよ、おい。もしかしたらこのまま、このまま何も通用しねえまま死んでいくんだろうって思ってるヤツ、いるんだろうけど! そういうわけにはいかねえんだよ、おい。40歳、ロートルだよ。でも、まだまだまだまだやり足りないことあんだよ! 何人もの選手に負けてる。何も通じなかったりしてる。だからどうしたんだ。20年前は試合することだって考えすらしなかったんだぞ。だったらあと20年後、あと20年後…」
ディーノ「よーし、老人ホームで勝負だ、オラ」
大家「そうだよ。どうなってるかわかんねえよ」
ディーノ「老人ホームで貴様、そこまで必ずプロレスラーとして老人ホームに来い!」
大家「絶対に絶対に次、またやってやるからな!」
【バックステージでのDAMNATION】
佐々木「ムタ、どっか消えたな。妙に楽しそうだったな。あれはオレの知ってるムタじゃない。地球上の生命体でもない。あれは探し求めていた宇宙人、古代人の生き残りだよ。オマエらも見ただろ。人間じゃないぞ、あれは。あれがグレート・ムタか。オレは2012年、マヤの文明が滅んでからずっとオレの頭がおかしくなりながらもいろんなことを研究して古代人のことをたくさん勉強したよ。そして、コカインとかいろんなものをやってぶっ飛んでるときにムタに会った気でいたけどよ、あれはただの幻想だ。あんなヤツ、初めて会ったよ。やべーよ、アイツ。なんだ、哲哉」遠藤「ムタじゃないですか」
佐々木「オマエの憧れたグレート・ムタはあれか?」
遠藤「あれじゃないかもしれないです。でも、あれかもしれないです。わからないです」
佐々木「もともとなのかもしれないな。でも、言葉はまったく通じなかったけど、なんだか心は通じた気がしたよ。またオレたちが頑張れば来てくれるかもしれねえぞ。ダムネーション、新メンバー、グレート・ムタ。いい話だな、それは。きょうはムーンサルトもやってたぞ。オレたちの知ってるグレート・ムタはムーンサルトなんかできねえ。だけどきょう、確かにオレはこの目でムーンサルトを見たよ。オレはグレート・ムタの試合っていうのは生で見たことはないけど、正直、感動したし、あのきょうの一瞬でリスペクトの心。アイツがグレート・ムタだとしたら、先人の切り開いてきたものは、オレはNWAとかスティングとか大好きだから。そのへんのこともリング上で見てちょっとだけ感動しちゃったりしたよ、哲哉。オマエはどうだ?」
遠藤「オレが小学校のころ、ムタを初めて見たんですけど。もちろん、生じゃないですよ。テレビのなかの人間、ゲームのなかの人間。それとリングの上で組んでやれるっていうことは、生きてるといいことありますね」
佐々木「ハハハッ」
遠藤「オレ、真面目じゃないですか」
佐々木「もうこれ以上生きててもいいことないかもしれないぞ。早く死んだ方がいいぞ」
遠藤「いやいや。真面目な人間バカを見るっていうけど、生きててよかったですわ」
佐々木「もっといい話しろよ。質問は?(ムタは最後何か言っていた?)ムタ? センキューって言ってたよ。センキュー・マザーって。ムタはたぶん、プロレスのことをマザーだと思ってる。本人に聞いてみてくれ。(3人で毒霧を噴射するシーンがあったが?)あれは地球外の」
遠藤「いったん吸い取られたけど、あれは確実にムタの毒でしたね」
佐々木「あれは地球上のものではない。自分からチューするのはちょっと抵抗あったな。ないか、もしかして」
遠藤「もしかしたらこの毒のせいで今晩ぽっくりいっちゃうかもしれないですね」
佐々木「そうだな。もう生きててやり残したこともないからな」
遠藤「ムタと組めれば、確かにやり残したことないかもしれないです」
佐々木「オレはまだあるぞ」
遠藤「なんですか?」
佐々木「オレはまだ金髪のお姉ちゃんと結婚したいぞ。…どうでもいい話させるんじゃねえ。(ムタと組んだことで自分のプロレスに反映できそうなことは?)もっといろんなものを吸収して、いろんなものを吸い込んで、いろんなことを考えて、ぶっ飛んでいかないと。普通に生きてたらあんなことにならないと思う。いろんなことをしようかな」
遠藤「カリスマの答えがあまりにも真面目だったので」
佐々木「真面目じゃねえ。いろんなことするんだぞ」
遠藤「吸い込むってそういうことだったんですか。カリスマが吸うならオレも吸わないと」
佐々木「じゃあ、次いこう」
◇第8試合◇
▼ウチコミ!presents KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○樋口和貞 関本大介(17分49秒 エビ固め)[第62代王者組]×HARASHIMA 丸藤正道
※轟天
☆HARASHIMA&丸藤が6度目の防衛に失敗、樋口&関本が第63代王者となる【バックステージでのHARASHIMA、丸藤】
HARASHIMA「すみませんでした」丸藤「いえいえ、タッグなんでね。負けの原因もやっぱオレにもあるし」
HARASHIMA「あれだけサポートしてもらったのに、結局最後は樋口の強烈な一撃でやられちゃったので、申し訳ないです」
丸藤「意地だろうな。意地以外は特に変わってないよ。意地だと思う。でもこの数カ月間、HARASHIMA選手と組んで、オレはすごい楽しかったし色々勉強になったし。いろいろ充実した時間を過ごさせてもらったので。LINEも交換したし」
HARASHIMA「ボクも組んで学んだし、すごい刺激的だったし楽しかったし結果も出してきたんだけど。とりあえず今日勝っていろいろなところで防衛するっていうプランが崩れちゃったので。でもタイミングあったらまたNOAHさんとかも呼んでください」
丸藤「ベルトなくてもやりますか」
HARASHIMA「悔しいけど今日は挑戦者チームがボクらより強かった。強かったというか瞬発力というか…悔しいっすね。またがっちりやりますよ。今日は今日です」
丸藤「またでも、お願いします」
HARASHIMA「あと今日両国きて桜咲いてるのかなと思ったら、両国で桜が見れなかったのが悔しいです」
丸藤「オレらが先に散っちゃいましたね。うまいこと言っちゃったな」
HARASHIMA「またこれから咲きますよ」
【バックステージでの樋口、関本】
樋口「あの2人に勝てたのはほんとに兄弟のおかげです」関本「いやいやいや、そんなことはない。すさまじかったよ」
樋口「何言ってるんすか。関本さんもすさまじかったですけどね」
関本「ありがとう」
樋口「こちらこそほんとに」
関本「オレごとぶん投げてくれてありがとう」
樋口「すみませんでした(笑)。勢いで」
関本「あれで分断できたんで」
樋口「兄弟っていうもんだから、つい投げてしまいました。(HARASHIMAから3カウントは感慨深い?)なんやかんやで、ほんとに悔しい思いをさせてもらった相手なんですけど、やっぱりすごいですよね。一発一発が違うし。丸藤さんも、あの2人が団体を引っ張ってきたんだなっていう力を感じました。ただ、今日突破できた自分もまたなにか一つ壁を越えたかなって思います」
◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第61代王者]○竹下幸之介(23分31秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]×石川修司
☆竹下が11度目の防衛戦(試合終了後)
竹下「本日は…(マイクが入っておらず、言い直す)本日は…(またマイクが入っておらず松井レフェリーがスイッチを入れる)本日は、たくさんの応援、ありがとうございました。1年半前の両国で石川修司相手に自分はチャンピオンではなくなりました。でも、1年半、この1年半、ホントにたくさんの人に支えてもらって、そして自分自身ホントに成長できた1年半でした。わたくしごとではございますけど、先日、日本体育大学を卒業いたしました。高校生レスラーだったボクが、大学を卒業する。時がたつのは早いでしょ? はは(笑)。本当にボクもこのベルトを持ってから毎日毎日、すごく時間がたつのが早くて、そしてずっと、このDDTのことをずっと考えています。ボクの愛するDDT、こんなにたくさんの人に見てもらって、AbemaTV、DDTユニバースでもご視聴いただいてる方もいますが、もっともっとこの愛するDDT、ボクがでかく、大きく、強く、そして最高の団体にボクが上げていきたいと思います。だから、ボクがこのベルト落とすときは、もうホントにすべての糸が切れたとき。ボクの糸はまだまだ切れません。だから、オレについてこーい!」(ステージからリング上にテープが噴射され、竹下がコーナーに乗ってアピールしようとするが足を滑らせて転倒。彰人と勝俣に支えられ上がり直してポーズ。『Into the Light』が流れると、ステージからしゃぼん玉が噴き上がる。腰にベルトを巻いた竹下が写真撮影。花道から退場。
その後、リングの撤収が開始され、本部席で上野がエンディングアナウンスをしていると、リングに私服姿の入江茂弘が現れる。)
入江「もうじきこのリングに戻ってくる(そこへ竹下が通路から戻ってきてリングイン)幸之介、防衛おめでとう。でも、今の自分にはそのベルトが必要なんです。どうかタイトルマッチやってください」
竹下「お久しぶりです。何してたんですか? 久しぶりに会ったと思ったら。でも、ボクはいつか帰ってくると思ってました。だからボクのベルトに挑戦しても、いいですよ…ちょっと待ってください。入江さんがいない間、ボクがずっとこのDDT背負って、このベルト、11回防衛してきたんや。入江さん、あんたにこのベルトに挑戦する覚悟あんのか?」
彰人「入江さん、あんた、自分勝手すぎでしょ。あんたね、会社ってのはね、いろいろ役割があるんだ。別に、あなたを外したのは意味があるんですよ。あなたはそれなのに、勝手にあなたが大好きって言ってるDDTから自分から逃げたんですよ。どのツラ下げてここ来てんですか。あなたがいない間、ボクらは頑張ってこの両国大会、成功させてるんですよ。あんたがいる場所じゃないよ、ここは。いまここで竹下に挑戦するって言ったの、認めないよ。ふざけんなよ」
入江「たしかに、彰人の言ったことは正しいかもしれない。でもな、D王にエントリーされなかった理由っていうのは、ちゃんとした答えをもらってねえんだよ。D王から逃げた? 逃げたのは会社じゃねえのか? 両国をオマエらで盛り上げたかもしれないけど、自分はD王優勝してそのベルトを懸けてオマエとここでやって、両国を盛り上げるつもりだったよ。自分はD王、外されたことにまったく納得していない」
彰人「入江さん、あんた子どもすぎるよ。自分の思い通りにいかなかったら、会社が悪いっていうの?」
入江「ゴチャゴチャうっせえんだよオマエ! 何が言いたいのかわからない。だったらな、オマエを納得させてやるだけだ! 幸之介、もう準備はできてんだ。覚悟しろ」
(入江が退場)
彰人「入江さん、あんたいつまでもバカなふりするのやめてもらっていいですか。あんたが頭いいのオレは知ってんだよ。そうやってキャラ作ってバカなふりしてみんなに愛されようとしてんの、オレは知ってんだよ。あんたがやってること全部自分勝手なことだからな! 会社に必要とされてないから逃げた? 逃げただけだろ、それ。ふざけんじゃねえぞ。(竹下に)オマエ、あんなヤツと試合したいの? たしかにアイツは強いよ。強いし、オマエとやれば絶対いい試合になるに決まってるよ。けどそうじゃないでしょ? チャンピオンってそうじゃないじゃん? ああやって自分勝手に逃げる人間が、そのKO-Dのタイトルマッチ挑戦していいのか? オレは違うと思うよ。そんな人間には挑戦してほしくない。あの人はDDTのこと大好きって言ってるけど、DDTのことなんも考えてない、自分のことしか考えてない。そんな人間が、そのベルト挑戦して…オレはそんなのホントに悔しい!(涙)。あんな人間がそのベルトに挑戦するの、ホントに悔しい! 竹下、考え直せよ。嫌だよ、オレは。あんな人間に挑戦してほしくない」
竹下「すいません。自分も未熟でした。ちょっと、まあ彰人さんはこんな性格なんで、ゴチャゴチャ言いますけど…」
彰人「めんどくせえみたいなこと言うんじゃねえよ」
竹下「でも、ボクは、わかりました。チャンピオンとして一つ言わせてください。彰人VS入江茂弘が見たいです。それだけです。ボクが言えるのはそれだけです。ありがとうございました」
【バックステージでのDAMNATION】
佐々木「納得いかないよな」石川「はい。オレが2カ月前から予定していたジャイアントリサイタル、カリスマの力以内でこうやってスルスルと…まあ思ってなかった。もしかしたら神様が歌のダンスのクオリティーがまだほんのちょっとだけ足りないと言ってるかもしれない。もっと練習、リング上もそうだけど、歌の練習もして、もう一回KO-Dのベルト、挑戦させてください」
佐々木「きょうはフラストレーションがすごいぞ。絶対許さないぞ。(竹下)アイツだ」
遠藤「カリスマはお怒りだ」
佐々木「オマエの歌はいいとしてな、ポーリーは踊りたくてしょうがねえんだ」
石川「申し訳ないです。ただきょうね、7割ぐらいのお客さん、ダンス楽しみにしてたと思うんで。申し訳ないです」
佐々木「オマエ、一人でいいこと言っとけ(ダムネのメンバーと控室へ)」
石川「KO-Dのベルト、何回も巻いてたベルトだったんで、そういう意味では歌を歌うっていうもう一個のモチベーションを追加してKO-Dベルトを巻きたい気持ちは強いつもりだったんですけど、竹下のKO-Dベルトを守りたい気持ちの方が強かったってことじゃないですか。でもね、オレが活躍してる限りまたチャンスくると思うんで。やっぱり両国のメイン、最高に気持ちよかったです。ありがとうございました」
【竹下の話】「このベルト、1年前のさいたまスーパーアリーナで取ってから、1年間、約370日ぐらいですかね。防衛して、糸がこんなに太かったものが、見えないぐらいの細い糸になってしまいましたけども…でも、こうやってたくさんの人に応援していただいて、そして強いチャレンジャーが、石川修司のような強くて勝ちたい…チャンピオンが勝ちたいと思うチャレンジャーがいるから、なんとか意地でこのベルト、11度目の防衛をすることができました。本当にみなさんありがとうございます。
石川修司に勝つというのはけっこうボクのなかで特別なことで。1年半前、まったく同じシチュエーションで両国で負けたあの一戦というのは、ボクはあのとき防衛できていたら、もっと進めてたと思ってて。あの負けを忘れるときがないというか、タイトルマッチのたびに1年半前の両国のことを思い出してて。時が止まってるというか、本当にチャンピオンとしてどうなんだろうというか、自信を持てないというか。チャンピオンとして1年半、成長できているのだろうかという、ホントにそれが防衛を重ねるごとにその気持ちが強くなって、一つその答えを自分のなかで出すことができて、自分を信じてきた道、歩いてきた道は間違っていなかったんだと、そう思いました。
(入江が乱入してきたが、かつてやりたいとも)やりたいと言っていたし、いつかの後楽園でやった総選挙の選抜(大会)のダークマッチ。あれもボクのなかで忘れられない一戦なんですよね。あれはチャンピオンとしてではなく、プロレスラーとしてでもなく、何かこう人間・竹下幸之介として、もっといえばプロレスファン・竹下幸之介として、忘れられない試合で。だからボクはこのベルトを防衛し続ける限り、絶対入江さんとベルトを懸けて試合する日はくるんじゃないかなって思ってました。
でも、入江さんいなくなったんですよね。ボクはぶっちゃけ闘いたいですよ。彰人さんがああ言ってても、ボクは闘いたいです。でも、彰人さんの言ってることも正しくて。たしかにいなかったんですよ。D王GPにエントリーされようが、されなかろうが、DDTの試合をボイコットするという、あれは逃げだと思います。D王GPにエントリーされないという自分自身から逃げている。ボクはチャンピオンとして、第1回D王GPは勝つことができなかった。でも、チャンピオンとして正々堂々闘ったんで、悔いはないです。その結果きょう石川修司と闘うことになりましたけども。だからホント複雑な気持ちというか、闘いたい自分もいるし、今のオレは絶対負けないという覚悟もあります。それは絶対に負けません。
(山場を越えて今後のモチベーションは?)繰り返しになりますけど、意地ですね。おそらく再び第何十代かでこのベルトを落として、もうちょっと持ったとして、いまの11回…こういう防衛回数は正直絶対超えることはできないです、自分自身。絶対に。だから意地でも、一回でも、応援してくれる人のために、ベルトの防衛回数を重ねてやりたいと思います。それがボクのモチベーションだし、覚悟ですよね。それでDDTを先頭で、中心であり続けたいです。それはボクの願望です。
(卒論の成果で倒した?)そうですね。何度かジャーマンするシーンがありましたけど、石川さんって体格が人間離れしているので。でも、しっかり卒論でやってきたことは間違ってなかったと思うし、じっさい1年半前は3カウント取れなかったジャーマン・スープレックスで3カウント取れてるので、本当の意味で、大学生? 大学生レスラー? なんでもいいです。ボクはきょう卒業しました。
(高校生レスラー、大学生レスラーという肩書きを外れて、ひとりのプロレスラーとしてDDTを背負う?)いろんなインタビューで言ってるんですけど、ボクは学生レスラーというのは“両立”しているつもりはちっともないです。100-100、全部100%で頑張っているので、力配分なんかしてないです。だからこのベルトを巻けてるわけで。もちろんプロレスは一番です、DDTは一番。その気持ちはずっと変わらない。だけど、いろんなことにトライしていきます。なぜなら、人と同じ道、歩きたくないんで。人に理解されたくないんでね。コイツ何してんだと。それでもあとで、ボクはこうやっていきたいですから、絶対に。だからボクを信じてついてきてほしいです」
【高木大社長の総括】「サイバーエージェント体制になって初めての両国ということで、コケられないものもあったし、きょうは自分のなかでは興行戦争だったと思ってるんで。何がなんでもパンパンにしなくちゃな、というところも。そういう意味では大勢のお客さんに集まってもらって、去年の夏とそんなに変わらないぐらいの数字だったと聞いてるので、そういう発表になると思うんですけど、あちこちの興行戦争が大きかったですね。プレッシャーでしたよ、すごく。サイバー体制が始まって初の両国ということだったので、AbemaTVでの視聴数だとか、いろんなものがのしかかってきて。でもそれにすべて選手が応えてくれて感謝してますね。いまDDTという団体はおととしぐらいにリセットされて、またゼロから新しいものを作り出そうとしているときだと思ってるんですね。おととしからずっとやってきたことが、一つの形となって出てきたのかなと個人的には思ってます。やっぱり竹下という若いチャンピオン像がどういうふうに成長していくのかという過程も含めて見れたと思いますし。石川修司は強かった。すごく強かった。だけど、それに勝った竹下もやっぱり背負ってるものは大きかったんだなと思ってます。やっぱり彼が口にしてくれたDDT愛というのは、すごくボクにとっても感慨深いものがあって。みんな、あるんですよ。愛情、DDT愛というのは。だけど、本当にそれを実践して残ってやってくれてる人たちを大事にしたいし。竹下、ディーノもそうだし、いろんな人間がそうやって残ってくれた人間で盛り上げていきたい。そこは強いです、本当に。いろんなこときょうありましたけど、そこが2年前からやってきたことが一つの形になったのかなと個人的には思ってます。でも、まだまだなんで。まだまだこれから。
(入江のアピールについて)正直ごめんなさい、入江が来たことがボクはあんまりわからないので。人づてに聞いたので、何を言ったのか、何をやったのかはちょっとわからないですけど、言いたいことがあるんだったら、リングの上で主張しろ、と。そこは一貫してそうです。竹下も、あと彰人もですか。言いたいことあったら、リング上でやれってことですよね。これから帰って、何があったのかを見ますけど、結果的にはリングでやるしかないかな。別に細かいことじゃないと思うんですよね。入江もやりたいこととか不満があるんだったら、やればいいと思うし。それだけですね。自分らはそんなに間違った方向に誘導してるとも思わないし、タイミングとか流れがあると思うので。そこは、お互いが主張したものをリング上でぶつければいいだけ。ボクも一瞬だけ映像で見たぐらいしかないんで。ただ明らかに入江の体がでかくなってたんで、アイツもアイツなりの思いもあって来たんだろうな、というのがあるし、個人的にはリングで決着つければいいんじゃないかなと思いますよ。
(来年の2DAYSについて)2DAYSありきだったんで。いろいろあるんですけど、2020年に向けてどんどん拍車をかけていかないといけない。なんとなく2DAYSだな、みたいな。でもDDTで2日間やるのはちょっとアレだな、みたいのもあったので。どう?って丸投げですよ。マッスル坂井はマッスル坂井、ササダンゴ・マシンはササダンゴ・マシンで思うところがあったんでしょうね。40という歳で、41を迎えるということで、トライしてみたいという思いがあったんじゃないですかね。じゃあオマエに任せたと。オマエ土曜日、オレ日曜日なと。『ほかの人に言わなくていいですかね?』と。『絶対言うな。止められるから』と。まあそういうことですよね。いまここでやらなくちゃいけないな、と思ってる部分ですよね。今度はDDTを2日間やるわけじゃない。ボクのなかでは、いろんな意味でイデオロギー対決、これも興行戦争だと思ってます。
(開催ペースが次は10月、さらに2月とかつてないペースだが)でも、これを乗り越えれれば、DDTはまた一つでかいところにいきますよ。ボクはなんとしてもこれを乗り切ろうと思ってますから。自分はDDTのことしか頑張らないんで、マッスルはマッスルに頑張れと。鶴見亜門頑張れと言いたいですね。
(サイバー体制になって、プラスになった部分は)やっぱりグループ内のシナジーを得られるという部分ですかね。まだ発表できないですけど、いろんなものを再構築しているところなので、そういった部分をまた4月以降にお話できればと思ってます。過渡期だと思っている。思った以上にサイバーエージェントもDDTという企業文化を尊重してくれているので、そういう意味では自由にやってくださいと言われていて。本当に自由にやっていると思うんですけども、その一方でボクらがもともと思ってたことは企業体として成長していかなければと思っているので、そういう部分…裏側も学んで、大きくするために動いていかなくちゃなと。プレッシャーというのはプレッシャーですよ。日々プレッシャーです。ホントに任せてくれちゃってるけど、大丈夫これ?みたいな。いろんな興行戦争のなか去年をキープできたのは大きかったんじゃないかなと思います」DDT春の両国大会が開催され、メインでは王者の竹下に『D王 GP』覇者の石川が挑戦。竹下は最初にKO-D王座を保持していた2016年8月16日、竹下は石川のジャイアントスラムに敗れて王座を明け渡してから1年半、竹下はそのリベンジをかけて、『D王 GP』覇者となった石川を迎え撃ったが、竹下にとっては越えなければいけない壁を越えるための戦いでもある。
序盤はグラウンドからマッチアップで石川が先手を狙うも、石川の突進をヒップトスで場外に追いやった竹下がトペスイシーダを発射、「絶対に勝つぞ!」と叫んでリングに戻り竹下が逆水平、ロープ越しのアトミコと攻勢をかけるが、ラリアットをかわした石川が高角度のバックドロップで投げ、一気に失速した竹下に首筋にエルボー、フェースロック、フラップジャック、首筋へのバックハンドエルボーの連打、串刺しニーと首攻めで先手を奪う。
石川のパイルドライバー狙いは竹下がリバースすると、石川の突進をレッグラリアットで迎撃しブルーサンダーで叩きつけ、竹下は鋭いエルボーからニー、垂直落下式ブレーンバスターと反撃、以前より力強くなっていることを石川に見せつける。だが竹下はスーパーフライも石川が剣山すると、竹下のスクールボーイ狙いを石川がノドへのフットスタンプで潰し、ショルダータックル、両者ダウンからエルボー合戦、追走合戦は石川がラリアットで迎撃し強烈なラリアットを浴びせ、石川はスプラッシュマウンテもは竹下がフランケンシュタイナーで切り返す。
石川の串刺し狙いを竹下がドロップキックで迎撃、石川の顔面に串刺しブックブーツを浴びせ、コーナーでの競り合いは石川が落としにかかるも、竹下が食い下がってコーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターで投げ、ジャンピングニーからジャーマンで勝負に出るが、クロスアームスープレックスを狙いが堪えた石川がラリアットを浴びせ、カミゴエを炸裂させ、両者ダウンから石川が竹下をコーナーに押し込みダイハード関西を狙い、竹下は阻止もスワンダイブ狙いは石川がエルボーで迎撃され、真っ逆さまに場外へと転落する。
石川はリング下にテーブルをセットしてからテーブル貫通スプラッシュマウンテンを狙うが竹下はエプロンに着地、エプロンでの攻防からとなるが、石川がテーブル貫通ファイヤーサンダーで突き刺し、竹下は大ダメージを負わせ、リングに竹下を戻した石川が投げ放しドラゴンスープレックスからジャイアントニー、ファイヤーサンダー、スプラッシュマウンテンと畳みかけ、それでもカウント2でキックアウトする竹下にジャイアントスラムを狙うが、膝で阻止した竹下はスリーパーからフロントネックロックで捕獲!、石川は逃れて頭突きを浴びせ、エルボー合戦で竹下はダウン、石川はニーも突進したところで竹下はカウンターのラリアットで迎撃する。
竹下の突進を石川がキャッチしてバックフリップを狙うが着地した竹下はジャーマンで投げ、ラリアットを連発した後でクロスアームスープレックス、クラッチを放さないままで二段式ジャーマンで3カウントを奪い王座防衛、石川越えを達成した。
試合後は竹下が堂々のエース宣言をして退場し、大会は締めくくられたと思われたが、突如「D王GP」からのエントリーを外されたことで、DDTを批判しアメリカへ旅立っていた入江茂弘が出現、バックステージに下がっていた竹下を呼び戻すと、挑戦を表明し、竹下が入江の帰国は歓迎しつつ、入江に挑戦する覚悟があるのかと迫り、入江のあり方を批判していた彰人も現れて、改めて入江を批判する。だが入江はDDTを批判したことは譲らず、改めてDDTを批判して去っていくと彰人は竹下が挑戦を受けることを猛反対し、竹下は「彰人vs入江を見たいんです」と留めてピリピリとしたムードで大会を締めくくった。試合内容に関しては竹下は1年半前のキャリアの浅さを感じさせず、力強さを身につけたことを石川に充分に見せつけた。石川に敗れた1年半前は何だったのかということを自身が成長することで答えを出した試合だった。
大会が全て終わったと思いきや、入江の登場、DDTのビッグマッチの中ではピリピリしたムードで終わったのは初めてであり、DDTを批判した入江の姿は以前の優しそうな入江の表情ではなかった。
自分から言えることは「プロレスはリアルとエンターテイメントのカクテルであること」、入江がリアルな感情をぶつければ、竹下や彰人もリアルな感情を見せた。あとはそのリアルをいかにしてプロレスにして表せるか?竹下だけでなくDDTにとっても一つの問いみたいなものなのかもしれない。セミのKO-Dタッグ選手権は、王者組のHARASHIMAが樋口をセカンドロープを利用して宙吊りにしてフットスタンプを落としてから捕らえにかかり、丸藤は樋口の脇腹にニーを落としてヘッドシザースで続き、脇腹攻めで王者組が先手を奪う。
HARASHIMAが突進を樋口がキャッチしてアバランシュホールドで叩きつけると、交代した関本がHARASHIMAを串刺しラリアットからブレーンバスター、WXロックで捕獲。丸藤が挑発気味にキックでカットも関本が返り討ちにする。エルボー合戦では関本が圧倒もHARASHIMAはミドルキックで応戦、HARASHIMAが連打で競り勝ち、丸藤が側転からのドロップキックで続くと、コーナーに押し込んで鞭のようにしなる逆水平、串刺し背面エルボーからターザンジャンプ式フットスタンプ、手を掴みながらの逆水平合戦は関本が競り勝ち、ラリアットをかわした丸藤は顔面への膝蹴り、見えない角度からのトラースキック、虎王も関本はスピアーで応戦し、交代した樋口も串刺しラリアットからノド輪落としで続く。
樋口は丸藤の逆水平を受けきって連打で打ち返し、串刺しは丸藤が迎撃してトラースキックコンポ、交代したHARASHIMAがライダーキックから雪崩式ブレーンバスター、ファルコンアローの連続技を決めると、カットに入った関本には丸藤が入ってダブルトラースキックで排除、丸藤が不知火で勝負を狙うが、途中で止めた樋口がアトミックドロップを決める。
関本は丸藤にアルゼンチンバックブリーカー、、樋口はHARASHIMAにカナディアンバックブリーカーと競演を完成させ、丸藤の不知火を再び途中で止めた樋口は関本との眉山で投げ、HARASHIMAにはぶちかましを狙うが、HARASHIMAは蒼魔刀で迎撃すると、ハイキックからリバースフランケンシュタイナー、顔面へのバトンキックから側頭部へバスソーキックを浴びせる。
これで表情が一変した樋口は強烈な張り手から頭突きを浴びせ、ドクターボムからダイナミックジャーマンでHARASHIMAを投げると、四股からぶちかましで吹き飛ばした後で轟天で3カウント王座を奪取、樋口が最も欲しかったものである爆発力を見せつけての勝利だった。第7試合ではディーノが石井、大家と組んでムタ、DAMNATION組みと対戦。ムタとの決戦に向けて、ディーノは化身である愚零闘捕萌(グレート・ホモ)を誕生させ、牛乳ミストで選手だけでなく観客にも恐怖のどん底を与えたが、10日の横浜ラジアントっホール大会では佐々木の化身である練馬スティングが出現し、練馬スティングによって愚零闘捕萌は封印されてしまう。
そして公開会見ではムタの代理人である武藤敬司からディーノは毒の呪いを受けると宣告を受けると、試合当日までディーノはTV出演や試合中、プライベートまでも様々な人物から毒霧を受けてしまい、精神的にダメージを負ったままムタとの決戦を迎えてしまった。
先発を買って出たディーノは遠藤相手にケツ掘りなどで、コーナーに控えるムタを威嚇、大家と対峙したムタは得意のグラウンドで大家の動きを封じ、さすがの大家もムタワールドの前に圧倒されてしまう。
やっとムタと対峙したディーノだったが、リップロックからコック狙いはムタには動じず、、強引にファイト一発から男色ドライバーも付き合わず、、ケツ掘りもまったく効かず、さすがのディーノも動揺、この隙を突いたムタがドラゴンスクリューから足四の字で捕獲し、完全に男色ワールドが封殺されてしまう。
劣勢のディーノ組は石井が奮起して盛り返すも、佐々木が石井を松井レフェリーと交錯させて無法地帯を作り上げると、、ムタがイス攻撃を狙うが、遠藤や佐々木に誤爆、ディーノにも一撃を狙うが、ディーノが股間を掴んで動きを止めてコックスクリューを決め、コーナーに地獄門をセットも佐々木には直撃させが、ムタは地獄門に毒霧を噴射して免れる。
DAMNATIONが連係で石井を捕らえ、ムタが串刺し閃光魔術からドラゴンスクリュー、閃光魔術と畳みかけるが大家がカットし、ムタに再度地獄門への直撃を狙うと、ディーノの地獄門から毒霧が噴射され、ムタがダウンしてしまう。
これを逃さなかった大家は炎のスピアーから石井がカバーも佐々木、遠藤ががカットし、石井はムタにニールキックもかわされたところで、ディーノがリップロックでムタを捕獲し、毒霧を吸い上げる。ところが佐々木と遠藤が掟破りのリップロックでディーノから毒霧を吸い上げると、ムタ共にトリプル毒霧を噴射し、佐々木と遠藤の援護射撃からムタが月面水爆で石井から3カウントを奪い、ムタが勝利。武藤敬司としてはムーンサルトプレスは14日のWRESTLE-1後楽園大会でラストとなったが、ムタとしては月面水爆のラストをDDTで飾った。
試合後にディーノがムタが魔界から戻った暁にシングルでの再戦をアピールしたが、一時は男色ワールドに引きこめたはずが、ムタの魔界ワールドを打ち破れず、月面水爆で全てをもってかれた。ディーノにしてみれば完敗だった。
(アンダーマッチ~第6試合はこちら)王者としては、2大会連続の両国風呂になりました!たくさんのご声援ありがとうございました。#judgementDDT pic.twitter.com/dVl6SIKCrH
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2018年3月25日DDT両国大会でした。ベルト取れませんでした。
声援&紙テープありがとうございました。リサイタル楽しみにしていたみなさん、ごめんなさい。両国で歌いたかった。。#ポーリーも踊れずごめんね。 pic.twitter.com/ghP9pC0P4w
— 石川修司 (@g0925union) 2018年3月25日DDT両国大会でリングインした時に国技館をリング上から見渡してみると何故か緊張とか昂りとかではなくむしろ落ち着いてしまっていた。
試合が始まったらそんな事も吹っ飛んでしまい、荒ぶっていたが…
何だったんだろうかあの試合前の落ち着いてしまっていた感じは…不思議な感覚だった。
— 樋口和貞 Higuchi Kazusada (@kazusada185cm) 2018年3月25日両国大会応援ありがとうございました!…タッグベルト落としてしまいました…が、まだまだ前を見て進んで行くよ、うん。
よし☆#JudgementDDT #ddtpro
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2018年3月25日新たなる出で立ちでDDTの両国大会に出陣前のグレート・ムタ。
何だ…これは…エイリアンか!? pic.twitter.com/Ye0rIcN7vR
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2018年3月25日昨日はDDT両国大会ありがとうございました☆
グレートムタ!
スター中のスター!
本当に凄かった!
俺は悔しい気持ちでいっぱいだよぉぉおぉぉ!
でもなぁこの気持ちを糧にしてまだまだ頑張っていくしかねぇだろぅがぁぁぁ! #judgmentDDT#ddtpro #ガンプロ
— 大家健 (@1600sekigahara) 2018年3月26日両国大会ありがとうございました!プロレス好きでよかった!
そんな大会でした。
一足先に会場を出ましてスワンダイブに向かってます!
お客様来てくれますように✨
感想など語らいながらゆっくり余韻を楽しみましょう☺️
— 井上マイク (@maikuinoue) 2018年3月25日 -
泥仕合に決着、猪木と和解もIGFは事実上終焉…
この度、私猪木寛至と、イノキ・ゲノム・フェデレーション株式会社らとの間で行われていた裁判において、和解が成立しました。その結果、同社は、今後、私と一切関わることなく、経営や事業・興行を行うこととなり、(続く) pic.twitter.com/SSQ0BGp0fF
— アントニオ猪木 (@Inoki_Kanji) 2018年3月22日(続き)私は保有していたイノキ・ゲノム・フェデレーション株式会社の株式の全てを第三者に対して売却しました。これに伴い、同社は商号を株式会社アシストに変更しますが、この新会社は私とは一切関係ありませんので、ご承知おきください。 pic.twitter.com/4dJaiBmaHJ
— アントニオ猪木 (@Inoki_Kanji) 2018年3月22日アントニオ猪木が公式見解は発表し、IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)と和解が成立したことを報告した。今後、猪木は一切IGFとは係わり合いを持たず、猪木が保有していたIGF株も第三者(湯川剛氏)?に売却、IGFは今後株式会社名を変えることで決着を着いたという。
和解は妥当な線、泥仕合になってしまえば、どっちも正しいとは言えず、白黒つけるまで長引かせても得もない。和解に至るまでどこまで妥協し合えるか、双方とも妥協点を見出し、やっと和解となったようだ。
猪木が完全に手を引き、IGFも社名を変えるということは、事実上IGFは終わったと見ていいだろう。IGFは猪木がいて成り立ち、試合をする選手より引退した猪木を主役に押し出していた団体、その猪木がいない以上、IGFを名乗る意味もなかった。
IGFの終わり方も、こうなることを予見していたような終わり方だった。内紛の原因となった猪木の側近達の権力争いは新日本プロレス時代から続いていたこと、それはIGFになっても続いており、挙句の果てには分裂…ある意味それも猪木らしい終わり方だったのかもしれない。
IGFの終焉はプロレス界全体に波及するわけではなく、広がったプロレス界の中で小さな出来事に過ぎない、またマット界も時代と共にあり方も変わったが、アントニオ猪木という存在だけは時代は変わろうとも、猪木自身は変わらないし、時代は進もうとも猪木は変わるつもりはない。
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清水が破壊寸前も、望月が奥の手のドラゴンスープレックスで王座防衛!ブレイブ選手権は無効試合も髪切りの嵐!
3月22日 DRAGON GATE「MEMORIAL GATE 2018 in 和歌山」和歌山県立体育館 1100人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
B×Bハルク ○ヨースケ・サンタマリア U-T(13分48秒 狙い撃ち)CIMA Gamma ×問題龍◇第2試合◇
▼20分1本
○ドラゴン・キッド 石田凱士(10分12秒 ウルトラ・ウラカンラナ)ジェイソン・リー ×シュン・スカイウォーカー◇第3試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合/60分1本
[第33代王者]×パンチ富永(11分51秒 無効試合)[挑戦者]×神田裕之
☆王座はコミッション預かりに(試合終了後)
八木「コラー! テメエらいい加減にしろ。大事なブレイブゲートのタイトルマッチをブチ壊しやがって。だいたいお前ら5月6日の愛知県体育館で金網に入るんだろ。そこでキッチリ決着つけろ。こんなんだったら俺にも考えがあるぞ。このブレイブのベルト、俺の権限でコミッショナー預かりとする。日を改めてトーナメントでチャンピオンを決める」神田「鷹木、リンダ、テメエら何邪魔してくれてんだ。お前らのせいでベルト獲れなかったじゃねえか」
鷹木「俺らが助けなきゃパンチごときに負けてたんだぞ」
神田「俺は金網もそうだ。俺の自分の髪の毛だけを守る。お前ら知らねえよ」
斎了「揉めるなら控室帰って揉めろ。タイトルマッチ潰しやがって。タイトルマッチがどれだけ大事か、鷹木、お笑いゲートのチャンピオンならわかるだろ。パンチの仇、俺とYAMATOで取ってやる!」
◇第4試合◇
▼60分1本
○YAMATO 斎藤了(17分53秒 胴絞めスリーパーホールド)エル・リンダマン ×鷹木信悟(試合終了後)
YAMATO「おいお前らふざけんのも大概にしろ。リング上は遊び場じゃねえんだ。勝手にこの俺を巻き込みやがって。お前らの髪の毛と俺の髪の毛じゃ価値が違うんだよ。お前らこれ以上火遊びしてたら終わりにするぞ」斎了「YAMATOちょっと待てって。落ち着け。俺関係ねえだろ」
鷹木「お前も遂に本気になったな。お前こそ金網に入るんだぞ。もちろん遊びじゃねえからな。危険な遊びしようぜ。リンダマン大丈夫か? 試合には負けたがよくやった。これだけYAMATOの髪を取ったんだ」
パンチ「金網前に俺の大事なパンチパーマ刈りやがって。ブレイブのタイトルマッチを潰したお前ら全員許さねえからな。絶対丸坊主にしてやるからな。5月6日、覚悟しとけよ」
鷹木「YAMATOの坊主が見たいよな? 5月6日、楽しみにしとけ」
斎了「YAMATOの坊主が見たい? 鷹木信悟の坊主の方が見たいよな。試合潰して髪の毛に手をつけて引っかき回しやがって。金網、お笑いゲートチャンピオンの鷹木、お前が金網から脱出する事ができたらお笑いゲートが返上できるらしいな。俺から奪い取ったお笑いゲートはそう簡単に返上させない。残って坊主になるのはお前だ。坊主のお笑いゲートチャンピオンとしてこの和歌山に帰ってこさすぞ!」
【YAMATOの話】YAMATO「名古屋の時に、ひょんなことから巻き込まれたっていう感じじゃないですか。正直ボクは今でもね、アイツらの揉め事に巻き込まれるのはゴメンだっていう意識はすごいあるし、この前も言いましたけど、金網の闘い方は熟知しているし、そこに入るっていうのはやぶさかではないけども周りの人間の盛り上がってるところに何のわけもなく自分が入って、そんな情けない話はない。だったら俺は別に関係ないから1から出るから。俺はまともなプロレスがしたいんであってね、別に誰と揉めてるわけでもないのにそんなところに放り込まれるのはゴメンだと思ってたけど、リンダマンとかふざけんな。リング上をね、遊び場所…幼稚園の砂場と勘違いしてるんじゃねえか? 100歩譲ってそれがアイツのスタイルだったらそれも構わないけど、俺を巻き込むんだったら話は変わってくるよと。今日アイツ、オレの髪の毛に手をかけたでしょ。もう度が過ぎてる。アイツ今あちこちに火の粉を撒いてあいちこちでほかの選手に粉かけてやってるけど、それを端から見てりゃおもしろいかもしれないけど、俺に粉をかけてくるんだったら話は変わってくるよって話。
もうどっちにしろ金網に入るっていうのは決まってしまったんだから、だったらもうルール上、それは無理だけど、俺がまとめて全員坊主にしてやるよって。ふざけんな。怒ってるよ。リング上見たらわかるだろ。ただ俺はあれだけの髪の毛を切られてもまるで増えるワカメのように全然髪の毛が減らなかったという。メッチャ切られたからね。でも逆にメリハリがついてよかったかなって。だからふざけんなよって。これからリンダマンに、どこでもいいや。マスコミが来ないような地方でもいいけど、もしこれから当たるんだったらオレ、アイツの髪の毛狙っていくから。オレがハサミとバリカンを用意しとくから。アイツに5月6日の愛知県体育館までアイツ、マジでちょっとずつ刈り込んでアイツが坊主にせざるを得ない髪型にするから。もう今日ので頭きたよ」【斎了の話】「アンチアス、鷹木もリンダも神田も人のタイトルマッチを潰して試合中に髪切って好き放題やりやがって。特に鷹木、オマエが金網から出れなかったら丸坊主。そしてお笑いゲートも返上できない。来年のメモリアルゲートも坊主にお笑いゲートチャンピオンでこの和歌山にこさすからな。オマエがどんなに来ようがオレは“倒れてませんから”。覚えとけよ」
【バックステージでのリンダ&鷹木】
鷹木「おいおいYAMATOとリンダじゃ髪の量違うんだからよ。これじゃあ10分1…いや10分の2か3くらいいってるぞ。5分の2くらいいってるぞ。ありかよ。YAMATOなんか100%だとしたら今日は5%くらいしか切ってねえんだか」リンダマン「おいYAMATO、なんだ、髪を切られてやっと本気になったみたいだな。まあよ、オレたちが悪いみたいだけど、オマエもしっかりオレの髪に手をつけたこと忘れるんじゃねえぞ。金網が楽しみだな。覚えとけよ」
鷹木「YAMATOが坊主になったおもしれえぞ」
リンダマン「おもしろいぞ」
鷹木「パンチなんかハゲてるからよ、坊主になってもあんなのパチンコ玉みたいな頭になるだけだから何も変わらないけど、YAMATOの坊主が一番だな。その時は週刊プロレスもYAMATOの坊主、しっかり表紙にしてくれよ。頼むぜ。楽しみが増えた、楽しみが。坊主になったらちゃんと和歌山に来て、ちゃんと高野山に修行にいけよ」
【神田の話】「誰がどう見てもオレがブレイブゲートチャンピオンだろうが。鷹木、リンダ、ふざけたことばっかりしやがって。オレはもう誰も信用しねえからな。オレはテメエの髪は自分で守る。それだけだ」
◇第5試合◇
▼6人タッグ3WAYマッチ/時間無制限勝ち残り戦
○土井成樹 吉野正人 Kzy(27分8秒 エビ固め)×Kzy 堀口元気 横須賀ススム
※バカタレスライディングキック①○Kzy 堀口元気 横須賀ススム(23分0秒 スカイデ・スクールボーイ)T-Hawk Eita ×吉田隆司
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ドリーム選手権試合/60分1本
[第26代王者]○望月成晃(24分28秒 ドラゴンスープレックスホールド)[挑戦者]×ビックR清水
☆望月が5度目の防衛に成功(試合終了後)
望月「おい清水、お前は砲丸投げスラムを身につけてからそれ一本で勝負して、砲丸投げスラムだけしかない男だと思ってたけど、今日いろんな砲丸投げスラムを食らったよ。だったらよ、砲丸投げスラム一本でとことん突き詰めてまたこの場に上がってこいよ。まあこの2週間ちょっとのスパンでBen-K、清水、お前らと連戦して、48歳の俺の体にはガッチリダメージが残ってるよ。だから最後、ちょっと技も失敗したよ。でもな、そこで失敗したと落ち込むか、そのままたたみ込めるか、それがこうだからよ。まあでも清水、お前もBen-Kもそんなに遠くない将来にドリームゲート、またたどりつくと思うよ。俺は近い将来、Ben-K対ビッグR清水のドリームゲート戦が見たいよ。それまでお前らがんばれよ。俺は今日またまたいささか疲れた。お前らでキッチリ締めて帰れ」
清水「正直、調印式の前から凄く緊張してて本当にこの状態でドリームゲートできるのかと思ってました。でも入場したときに皆さんが清水がんばれ、絶対ドリーム獲れよって言葉を聞いたから僕はここまで強くなれました。結果は負けてしまったかもしれませんが、僕をここまで強くしてくれたのは会場の皆さんのおかげです。ありがとうございます。望月さんが言ったように近い将来、またこの和歌山で次は俺がドリームのベルトを持って誰かと防衛戦出来るように頑張ります! まだいつになるか決定してないですが、その時まで皆さん和歌山大会、応援よろしくお願いします。そして僕も今日の試合で本当に目覚めました。これからもう一度と言わず二度三度とまたドリームに挑戦してまたこの和歌山に戻ってこようと思いますので皆さん応援よろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました」
【望月の話】「(5度目の防衛に成功しました)うん、さすがにこんなスパンはキツいっすね。正直ね、いけると思ったんだけど、やっぱりBen-K戦の時とは明らかにちょっとね、自分の体力がなんとなく力が入るところと入らないところがあったかなって気がしますね。最後、なんとかちょっとカスッたけども、三角蹴りで仕留められなかったのが悔いが残るし、まあまだダメージがあったのと、勝負どころの見極めで畳みかけれたんでよかったですけど、まあちょっとこのスパンでの、来る者は拒まずとは言ったけど、このスパンでの防衛戦には正直、限界を感じたんで、いろんな意味で反省してます。
(清水選手の闘いぶりはどうでしたか?)俺は常々ディアハーツの頃から砲丸投げスラム一本に頼るなって言ったけど、今日は左とかエプロンとかハイキックをキャッチしたままとかいろんな形で入ってきたんでね、とことん突き詰めればいいんじゃないかな。ものすごく研究の成果も今日は見れたんでね。でも今日はなんかいつものひねった勝ち方じゃなく、普通の力強い勝ち方したかったんでね。和歌山って滅多に来ない土地だし。でもそのぶん、真っ向勝負するぶんね、このスパンで正直体に堪えたのが最後の三角蹴りに表れたかなっていう気がします」【清水の話】「リング上で言った通りです。調印式から心臓バクバクでした。こんなこと今までもなかったです。デビュー戦とか比じゃないくらい。言ったはいいですけど、ドリームやんとあらためて思ったら、取りたいという気持ちもあるんですけど、本当にオレちゃんと闘えるのかなっていう、そういう葛藤がすごくあったんですけど、調印式の時、入場した瞬間、お客さんが『清水、がんばれ』って応援してくれて、それ聞いて『オレいける』『このままでいける』『絶対勝てる』って思えた。それだけ応援してくれる人がいるっていうことに初めて気づいて、初めてお客さんの声に耳をかたむけられたというか、そんな状況で本当に応援してもらえてすごく嬉しくて、みんながみんな自分を応援してるわけじゃないと思いますけど、これ絶対、和歌山の人のために勝ちたいと思って闘いました。
(砲丸投げスラムもいろんな体勢から決めていった)偶然にできたパターンっていうのもあると思います。ハイキックをキャッチとか。左で打つのもそうだし。いいようにハマったんでよかったですけど。また次挑戦する時があればもっと違った、砲丸投げスラムだけじゃないですし。ホー(OTAKEBI)もあるし、ライガーボムもあるし。でもあれだけキックアウトされたのも初めてなんで動揺したっていう部分もありますけど。
(それだけ望月選手は強かった?)引き出しの差ですかね。年数の違いというか、キャリアの差、経験の差。修羅場をくぐってきてるというのが違いました。まだ自分5年ですからね。(今回の一戦を気に)そうですね。また新たな何かがつかめたような気がします。そして明後日はシンガポールでもタイトルマッチなんで。気を引き締めなおしていきたいと思います。でも今日ドリームゲート戦は初めてでしたけど、次闘う時はこの経験を元に、誰に挑戦するかわからないです。もしかしたら決定トーナメントかもしれないです。この負けをバネに這い上がっていこうと思います。まだここが自分のゴールではないと思うんで。ここからスタートだと思うんで」4日の大阪大会でBen-Kを降してドリーム王座を防衛した望月に清水が挑戦を表明、2週間後の21日和歌山大会で防衛戦となった。
序盤はマッチアップで体格のある清水が圧倒も、キックで流れを変えた望月は清水を場外へ追いやり、トペ・マサアキを発射、清水も逆襲してエプロンからのOTAKEBIを狙うも、下からのキックで阻止した望月は右腕攻めで主導権を握る。
劣勢の清水はぶちかましで反撃すると、エプロンでの攻防で砲丸投げスラムを敢行、大ダメージを負った望月にダイビングショルダー、ランニング式OTAKEBI、ジャイアントスイングからの亀有公園前固めと猛ラッシュをかける。
両者は打撃戦となるが、望月が顔面蹴りを連発し、三角蹴りは阻止されても雪崩式ブレーンバスターを決め、イリュージョンから真最強ハイキックは清水がガードも、左の真最強ハイキックを喰らってしまい、望月は右の真最強ハイキックを狙うが、キャッチした清水は砲丸投げスラムを決める。
ところが意地で起き上がった望月はツイスターで突き刺すと、三角蹴りを狙うが、キャッチして清水は砲丸投げスラムを狙う。望月は体を入れ替えようとするが、清水は左での砲丸投げスラムを決めると、餅つき式ライガーボム、OTAKEBI、砲丸投げスラムと畳みかけるが、突進したところで望月は真最強ハイキックで迎撃し、ラリアットで応戦した清水は砲丸投げスラムを狙うも、ロープにしがみついて阻止した望月は飛びつき腕十字で切り返す。しかし清水は持ち上げてパワーボムで叩きつけるが、打撃戦を制した望月がイリュージョン、真最強ハイキックから三角蹴りを狙うも、望月はダメージのせいでバランスを崩し失敗、それでも望月はオーバーヘッドキックからドラゴンスープレックスで3カウントを奪い王座を防衛した。ブレイブ選手権はパンチがロケットパンチからPTキックで神田を追い詰め、腕十字で勝負に出るが、鷹木とリンダが乱入してパンチのパンチパーマにバリカンを入れて髪を刈る暴挙に出る。これに怒ったYAMATOと斎了も駆けつけて大乱闘となり、試合は無効試合となって王座はコミッション預かりに、そのまま第4試合に突入してYAMATOが鷹木をスリーパーで仕留めるが、今度は鷹木がYAMATOをイスで一撃を加えた後で、リンダがハサミでYAMATOの髪を切る暴挙を働き、激怒してYAMATOもバリカンを持ち出してリンダの髪を刈り、go to Hospital Iや垂直落下式ブレーンバスター、ギャラリアでKOした後で胴絞めスリーパーとダメ押しする。
3・18名古屋大会では5・6愛知県体育館大会で開催される「DEAD or ALIVE 2017 マスカラ・コントラ・カベジェラ 金網戦」の出場選手が発表され、望月、YAMATO、斎了、鷹木、神田、リンダ、パンチの7選手が参戦し7WAY戦となった。和歌山大会の髪切りの連続は5・6への布石か、今年は望月とYAMATOはともかく、他の5選手は遺恨絡みだけに、今後の展開も大きく左右しそうだ。
“MEMORIAL GATE 2018 in 和歌山” 3.21 和歌山大会終了致しました❗️
本日も沢山のご来場誠にありがとうございました✨#DragonGate #ProWrestling pic.twitter.com/fgZzJS546S
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2018年3月21日#和歌山県立体育館 終了!#満員御礼(*^^*)#nowplaying「カーテンコール」#ハヤブサ#DragonGate #ProWrestling#MemorialGate2018 #和歌山 pic.twitter.com/49VypksCKL
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2018年3月21日パンチが軽量級のシングル王座を持ってるなんて団体の恥だから
コミッショナー預かりになって良かった良かった!
パンチ君、18日間だけ夢見れたな✨
試合壊して神田には悪い事したかな〜笑#DragonGate https://t.co/fgzilaMjSY
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2018年3月21日カリスマ美容師のリンダマン!
バッサリいったね〜
ヤマトは散髪したかったらしいし、DGファンもコレが見たかったろ?
続きは5.6愛知県体育館大会にて、、、#dragongate pic.twitter.com/6X9YIAcRV1
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2018年3月21日【映像配信サイト「ドラゴンゲート・ネットワーク」がスタート!】
動画配信サイト「ドラゴンゲート・ネットワーク」が、2018年4.1(日)よりスタート‼️
主要50以上の大会を生中継で配信。その他にも多彩なコンテンツが盛りだくさん✨https://t.co/g2rjYWh3fI#DragonGate #ProWrestling pic.twitter.com/ZPkv9SqkQI
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2018年3月21日 -
罠には罠も、棚橋も罠を打ち破れず…ザック・セイバーJr.がNJC優勝、オカダに挑戦へ!
3月21日 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2018」新潟・アオーレ長岡 3996人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○海野翔太(7分40秒 逆エビ固め)×八木哲大◇第2試合◇
▼20分1本
○タイチ(7分5秒 体固め)×岡倫之
※天翔十字鳳◇第3試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ○タンガ・ロア(9分54秒 片エビ固め)真壁刀義 マイケル・エルガン ×トーア・ヘナーレ
※エイプシット◇第4試合◇
▼30分1本
ランス・アーチャー ○デイビーボーイ・スミスJr.(12分59秒 エビ固め)石井智宏 ×矢野通
※キラーボム【バックステージでのKES】
アーチャー「今日、『NEW JAPAN CUP』1回戦のリベンジをはたせた。あれがなければ、デイビーボーイ・スミスJr.対タナハシ、もしくはザック・セイバーJr.とのスズキグン対決というのが、決勝戦で実現できたかもしれない。だが、今日はそのリベンジがはたせた。そして、俺たちは戻って来た。IWGPタッグ王座に挑戦するために。SANADA、『NEW JAPAN CUP』を頑張って来たみたいだが、お前はシングルの選手でなければ、タッグの選手にも値しない。俺たちが全員を葬ってやる。SANADA、それはお前も同じだ」スミス「EVILよ、お前がそんなケガをしているのか知らないが、素晴らしい休暇を過ごせているか? だが、いま俺たちK.E.Sがここに帰って来た。俺たちがIWGPタッグチャンピオンシップを獲るためだ。俺たちは、アメリカの大統領とは違う。有言実行の男たちだ。俺たちが戻って来たということは、『ベルトがあるべきところに帰って来る時がきた』ということだ。首を洗って待っていろ」
◇第5試合◇
▼30分1本
○ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー(10分23秒 片エビ固め)×後藤洋央紀 YOSHI-HASHI
※パルプフリクション【バックステージでのジュース&フィンレー】
フィンレー「ジュースがたった今、ゴトーを倒したぞ。これはどういう意味なのかな?」ジュース「ウン。どういう意味かはまだクエスチョンマークにしておこう。『NEW JAPAN CUP』、ゴトーは過去に3回優勝している。でも、このシリーズでは勝ってない。なんでなのかな? そして、今日は俺が勝った。去年の札幌の『NEW BEGINNING』のリベンジマッチをやるのはどうだ? 自分が正式なNEVER無差別級選手権の挑戦者というわけではないけどね」
【バックステージでの後藤&YOSHI-HASHI】
後藤「クソ!チャンピオンが3カウント獲られちゃシャレになんねぇよ。このままじゃ終われない。岡には悪いけど」YOSHI-HASHI「俺、個人としても、後藤さんと2人でタッグいくにしても、ここで止まっているわけにはいかないから。必ず次、つかみにいくから。絶対こんなんじゃ終わんない」
◇第6試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○SANADA BUSHI 高橋ヒロム(12分45秒 Skull End)鈴木みのる ×飯塚高史 金丸義信 エル・デスペラード(試合終了後、内藤と鈴木はなおもステージ裏で大乱闘を展開。鈴木が内藤を徹底的に痛めつけ、先に退場。 一方、リング上ではBUSHI&ヒロムと金丸&デスペラードが激しく睨み合い、そのまま乱闘へ突入。ところが、そこへROPPONGI 3KのSHO&YOHが登場し、SHOがヒロム、YOHがデスペラードをジャーマンスープレックスホイップで叩きつける。
さらにSHO&YOHは、BUSHIを3KでKO! そして、SHOが金丸にバッククラッカー、YOHがジャンピングフロントキックで追撃し、こちらも3KでKOする
SHO「オイ!!オメェらだけの闘いを、黙って見てられるわけねぇだろ! 俺たちにもやらせろ! このクソッタレが!!(最後はYOHとデスペラードが一触即発で睨み合った)」【バックステージでのヒロム】
ヒロム「3Kは何て言ってましたか? 教えていただけますか?」――「俺らのことを忘れるんじゃねぇ。あのベルトは絶対に獲り返す」と。
ヒロム「な~んだ。また、クソつまんないコメントかぁ……さすが、“ロッキー・ロメロのペット”だな。なんてつまらないコメントなんだろう。それでさ、すべての人間が満足すると思いますか? そんなクソつまらないコメントをしに来たんだったら、ボクたちの邪魔をしないでください。これは心の底からのコメントですよ。楽しませてくれるなら別だけど……早くさ、“ロッキー・ロメロのペット”なんてやめた方がいいんじゃないの? ねぇ、お前らホントに連携とり合ってるの? な~んにも面白くない」【内藤の話】「やれやれ。プロレス界の王様は、随分とご機嫌ななめのようだね。ま、彼はわかってるんじゃないの?『NEW JAPAN CUP』優勝者にアタナのベルト、アナタの名前は指名されないってことを。インターコンチネンタル王座の価値、そしてアナタの言う“宝”の価値は、所詮そんなもんだよ。彼の視線の先は完全に“俺”に向いてるわけでしょ。俺とやりたくてしょうがないんでしょ? 俺に絡みたくてしょうがないんでしょ? まぁ、わかるよ。わかるけどさ、俺の答えも皆様わかってるでしょ? そう、アレだよ。じゃあ、次は25日、日曜日、LAでお会いしましょう。アスタ・ドミンゴ、アディオス」
【デスペラードの話】「クソガキ!何の用で来た? オメェたちベルトが欲しいのか? 目の前に落ちていた、(※床に置いたIWGPジュニアタッグのベルトを指さし)これを触れもしねぇで、タイトルマッチをやらせろ? ふざけんなよ。何しに来た? 俺たちが楽しくやってるのに、水を差しに来たのか? やる気がねぇんだったらよ、口だけだったら、格好だけだったら来んなよ。邪魔だ!試合に入ってねぇ。そんなことはあるだろ? これだけ人数がいるんだ。これだけ人数がいて出てる選手は、それだけの選手だってことだ。逆に言ったらよ、テメェらはカードから溢れてんだよ。どういうことだ? その器じゃねぇってことだ。順番待ってばチャンスが来ると思ってるんだったらよ、そんなもんお前らには一生こねぇよ。勢いだけ、若さだけ、それだけでタイトルマッチ? 勢いもねぇ、若しかねぇ。そんなもん、ヤングライオンと一緒なんだよ。お前ら、ヤングライオン以下だ。メキシコだけじゃねぇ、アメリカだけじゃねぇ。お前ら、ブラジルでもプエルトリコでもどこでもいいよ。プロレスがあるか知らねぇような辺境の地に行って来い。な~んにも感じねぇよ、オメェらにはよ。最後、上がってきてケンカすりゃ、やれると思うなよ」
【バックステージでのSHO&YOH】
YOH「オイ!言ったろ? なに、テメェらだけで楽しんでんだよ。俺らのこと忘れんじゃねぇよ。クソッタレが!不快だね。ベルトは絶対に獲り返す。3Kで沈めてやるよ」SHO「オイ、俺たちはプロレスラーなんだよ。負けたらムカつくし、獲られたもんは獲り返してぇよ。アイツらだけの闘いを見てて、いまの俺たちが遠慮なんかしてられっかよ。SNSで煽ってきたから、煽り返そうかなと思ってけど、こうやって行動に移した方がいいでしょ? 俺たちが必ず奪い返してやる。見とけ」
◇第7試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ チャッキーT(11分57秒 コブラクラッチホールド)飯伏幸太 ×チェーズ・オーエンズ◇第8試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2018」決勝戦/時間無制限1本
○ザック・セイバーJr.(34分2秒 オリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス)×棚橋弘至
☆ザックが「NEW JAPAN CUP 2018」初優勝(試合終了後、棚橋は岡と成田の肩を借りて退場。そんな中、TAKAが勝利のマイクアピールを敢行)
TAKA「『NEW JAPAN CUP 2018』、優勝したのは、誰ですかー! コングラチュレーション・ザック!(※大歓声) 『NEW JAPAN CUP』優勝者には、4・1両国(国技館)大会で、どれでも好きなタイトルの挑戦権がもらえると聞きました。(※英語で)ザック、聞きたいことがある。次は誰だ!? 次は誰にする!?(その言葉に場内から様々な声が飛ぶ)ザック「当然、オカダだ」
TAKA「IWGPヘビー級チャンピオン、ご指名です。オカダ・カズチカ! カモン・オーバー・ヒア!(客席から「オカダ」コールが発生、すると、オカダがIWGPヘビーベルトを肩にかけ、外道と共に登場。そして、オカダがリングへ入る)チャンピオン、あなたはとても強いチャンピオンだ。でも、ザック・セイバーJr.のサブミッションホールドの前では…ユー! ジャスト!…」
外道「(※TAKAからマイクを奪って場内騒然)たしかに、何人も、タップアウトしたヤツを見て来た。たしかに、(ザックは)スゲェ~関節技の使い手だよ。だ~が~よ!! レインメーカーには、そんなものは通用しねぇ(※大歓声)。ザック・セイバーJr.、オメェはレインメーカーをタップアウトさせることはできねぇ。何でかわかるか、オイ!?(※場内騒然)……レェ~~ベェ…」
TAKA「(※外道からマイクを奪って場内騒然)レベルが違うサブミッションホールドで仕留めてやるよ(ここでオカダがIWGPヘビーベルトを掲げ、ザックを挑発して退場)チャンピオン、ひとつだけ忠告しておくよ。ザック・セイバーJr.のサブミッションホールドの前では、ユー! ジャスト! タップ! アウト! ギブアップのみなんだよ。(※オカダがそのまま退場すると)それでは改めて皆さん(ファン)にお聞きしましょう。『NEW JAPAN CUP』トーナメント2018、優勝したのは誰ですかー!(※客席から様々な声) 『NEW JAPAN CUP 2018』、優勝したのは、いつ何時どんな体勢でも関節技・サブミッションホールドが極めれるこの男、無限のサブミッションホールドを持つこの男、内藤哲也、飯伏幸太、SANADA、棚橋弘至、錚々たる強豪を倒して優勝したこの男! そして!! 4・1両国大会で、IWGPヘビー級チャンピオン・オカダ・カズチカを倒すこの男! ヒー・イズ! サブミッションマスター。ヒー・イズ! Z・S・J。ヒー・イ~~ズ! ザック! セイバ~~~~! Jr.~~!(※大歓声)」
【バックステージでのザック&TAKA】
ザック「TAKA、この『NEW JAPAN CUP』中、ずっと支えてれて、ありがとう。いま、俺たちを誰も止められない。初めての『NEW JAPAN CUP』参戦し、最後まで俺の流れを止めることなく闘えた。エースのタナハシをフィニッシュした。フィニッシュとは言葉通り終わったということだ。そして、新しいエースがオカダだとしたら、この英国のヘビー級チャンピオンを止められるだろうか? もう長いことエースとして頑張っているかもしれないが、次のエースは俺の番だ」TAKA「コイツはよ、すでにチャンピオンなんだよ。これで日本でも勲章を獲った。あとはIWGPヘビーだけ。オカダ・カズチカ、たしかに強ぇチャンピオンだよ。だけどよ、オカダ・カズチカ。いままでに味わったことがねぇサブミッションホールド、とくと味わうがいいよ。いくらでも鍛えて来い。ただな、関節は鍛えられねぇんだよ。見たろ、棚橋弘至を。誰も文句、言えねぇよな? 完全なタップアウトだ。これから新しい時代を創るのは、このザック・セイバーJr.だ。ザックの前に立ちはだかるヤツはみな、JUST TAP OUT!」
ザック「(※テーブルに置かれたブールを手に取り)このビールぬるいな。『NEW JAPAN CUP』を優勝した俺に対して、ぬるいビールで祝福とはどういうことだ!?(※持っていたビールを投げ捨てる)いま、俺はチャンピオンになったのだから、俺から変化をつけていかないといけないようだな。まずは冷たいビールからだな」
【棚橋の話】「(※岡、成田に肩を借りコメントブースに現れると、そのまま床に倒れ込む)届きそうで、届かない……。チャンピオンの背中が見えたと思ったんだけどな。遠いな……。でも、俺は諦めない。一日一日を大切に過ごしてきたから。俺の中にその全部が残ってるから。必ず言ったことは……した約束は守るから」
【オカダの話】「さぁ、ザック・セイバーJr.。“春の最強戦士決定トーナメント”優勝おめでとう。まあ、最強は違うな。俺なんだよ。俺を倒して春の最強戦士なんだ。ただ、相性悪いな。俺、レインメーカーで帰ってきてから、1回しかタップしたことない。一人しか俺からタップ獲ることできなかったよ。楽しみだよ。どんな関節技でもいいよ。ギブアップするかな? しないかな? 最強になれるかな? なれないかな? 4月1日、楽しみにしてるよ」
「NEW JAPAN CUP 2018」優勝決定戦に進出したのは棚橋とザック、二人の過去の戦績は1勝1敗、昨年の7月17日でのG1開幕戦では棚橋がザックの ジム・ブレイクス・アーム・バーにギブアップを喫し、9・16広島では棚橋が保持していたインターコンチネンタル王座をかけて対戦し、ハイフライフローで棚橋がリベンジを果たして以来の対戦となる。
序盤はザックが体を捻りながらも腕関節で捕らえにかかるが、棚橋はロープの位置をしっかり把握しているのか慌てずロープに逃れ、執拗にヘッドロックで絞めあげてスタミナを奪いにかかるも、青天井エルボー狙いはザックがすかさず腕十字で捕獲、ここから右腕を変型のキーロックや脇固めの体勢から右腕を捻り、右腕へのオーバーヘッドキック、太陽ブローで応戦する棚橋を足へのタックルからジムブレイクアームバーで捕獲するなど、棚橋の古傷である右腕に照準を定める。
ザックが棚橋の右腕にビックブーツを放つが、棚橋はフライングフォアアームで応戦、エルボーの連打も右腕攻めが効いているせいもあって威力が半減、それでも棚橋はセカンドロープからのサマーソルトドロップを投下、太陽ブローから串刺し狙いはザックが迎撃して卍固めで捕獲、棚橋の右腕のサポーターをずらして右腕を固めるも、棚橋がドラゴンスクリューで脱出、腕を決めるまでの隙を逃さない。
棚橋がスリングブレイド狙いをザックがコブラツイストで捕獲、棚橋が切り返してそのままストレッチボムで叩きつけ、ツイストアンドシャウト狙いはザックがバックを奪いつつ、正面にまわって下からの三角絞めで捕獲も、棚橋がテキサスクローバーホールドで切り返し、ザックも腕十字で切り返す。
ザックは指も決めにかかると逃れた棚橋がグラウンド式ドラゴンスクリューを決め、場外に逃れたザックにコーナーからハイフライアタックを発射も、右膝だけでなく左膝も強打してしまう。
リングに戻った棚橋はスリングブレイドを狙うもかわされ、逆上がりで戻ったところでザックが右膝を捕らえて膝十字で捕獲、ここから今まで狙われなかった右膝を狙い始め、レッグツイストから足蹴も、棚橋のドラゴンスクリュー狙いをフロントネックロックを狙うが、棚橋がツイストアントシャウトを3連発で返し、コーナーからハイフライアタックを発射も、ザックが裏膝十字で捕獲、そのままクロスヒールホールドも棚橋はロープへ逃れる。
ザックはフェイント式水面蹴りからPK狙いは、キャッチした棚橋がドラゴンスクリュー狙うも、ザックがヨーロピアンクラッチで切り返し、エルボースマッシュ合戦、ザックが逆さ押さえ込み狙いは棚橋が堪えると、ザックがまたヨーロピアンクラッチかPKを浴びせ、突進するザックに棚橋がスリングブレイドからドラゴンスープレックスで投げると、背中へのハイフライフローからハイフライフローで勝負に出るが、自爆してしまう。
ザックはドラゴンスクリュー狙いも、逃れた棚橋はジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込むが、ザックはオリエンテーリングナパームデスで切り返し、棚橋がギブアップ、ザックが優勝となった。
序盤はザックが棚橋のもう一つのウイークポイントである右腕を狙うが、棚橋は罠を仕掛けるザックに対し罠で仕掛けて応戦、だが場外へのハイフライアタックで右膝を痛めたところをザックがしっかり逃さず、焦る棚橋を見事に罠に陥れた。
試合後にザックがIWGPヘビー級王座への挑戦を表明し、オカダが外道を伴って登場し挑戦を受諾した。現在のザックならNOAH時代とは段違いで、オカダと互角以上に渡り合える技量を持ち合わせているといっても過言ではなくなった。またザックのセコンド役となったTAKAと、オカダのセコンドである外道の長年に渡る因縁関係を考えると、二人の代理戦争の図式という側面も出てくる。
果たしてオカダはザックの仕掛ける罠を打ち破ることが出来るのか…第4試合でのKESvs石井&矢野は粘る矢野をKESがキラーボムで降し勝利を収め、EVIL&SANADAの保持しているIWGPタッグ王座を前王者の権利として奪還をアピールする。
第5試合の後藤&YOSHI-HASHIvsジュース&フィンレーは、ジュースが後藤からパルプフリクションで直接フォールを奪い、NEVER王座への挑戦に王手をかける。
第6試合の鈴木軍vsロスインゴの8人タッグ戦は、鈴木が場外戦で内藤を痛めつけてから鈴木軍が主導権を握るも、終盤で飯塚がSANADAにアイアンフィンガーを狙ったところでSANADAがSkull Endでギブアップを奪い勝利も、鈴木は内藤を会場奥の記者席に連行して痛めつけ、リング内では金丸&デスペラード、BUSHI&ヒロムが乱闘を繰り広げているところでROPPONGI3Kが乱入、金丸、BUSHIを3KでKOした後で改めてジュニアタッグ王座をかけて3WAYでの再戦をアピールした。
Bloody did it. pic.twitter.com/FUsPldsJQ4
— ZSJ. (@zacksabrejr) 2018年3月21日I just took Hiroshi Tanahashi Orienteering with Napalm Death.
— ZSJ. (@zacksabrejr) 2018年3月21日今年に入り負けが続き俺は鈴木軍の足を引っ張ってるのでは?と思い始めた
自分の得意分野で鈴木軍に貢献できる事は何かないかと考えた
イチかバチかザックに付き賛否両論覚悟で長いマイクでザックの凄さを伝えてきた
そしてザックは見事にやってくれた
ザックおめでとう
ザックありがとう pic.twitter.com/WpFjaHKgLw
— TAKAみちのく (@takam777) 2018年3月21日長岡アオーレのイベント、全てのプログラム終了。お陰様で大盛況でした。参加された皆様、企画運営に携わった皆様、ありがとうございました。
— 木谷高明 (@kidanit) 2018年3月21日 -
地元凱旋の拳王が北宮粉砕!清宮が欠場!小峠がまさかの逆転負け!「GLOBAL TAG LEAGUE 2018」徳島大会公式戦結果
3月21日 NOAH「GLOBAL TAG LEAGUE 2018~拳王デビュー10周年凱旋記念興行~」徳島市立体育館 504人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「GLOBAL TAG LEAGUE2018」公式戦/30分1本
[2勝1分=5点]モハメド ヨネ ○クワイエット・ストーム(11分16秒 片エビ固め)[2敗=0点]齋藤彰俊 X井上雅央
※ファンキーバスターボム【試合後のヨネ&ストーム】
ストーム「イエー! ワン・トゥー・スリー・フォー・ファイブポインツ!!」
――無敗をキープしたが?
ヨネ「そうっすね! やっべーとこと最初に当たったけど見事に勝って、次は引き分けましたけど、今日も勝ち。負けなしですよ!」
――これで単独首位だが?
ヨネ「おぉ! 始まったばっかりだけど、このまま行けるんじゃないですか!?」
ストーム「次7ポインツ、次9ポインツ! ずっと勝ち続けるよ」
――このまま独走?
ヨネ「そう! ベルト獲られて悔しいけど、ここで優勝できればチャンスがすぐに来る。一瞬落ちたけど、あとは上がるだけ!」
ストーム「イエー! ゴーダウン……アフター、アップアップアップアップアップ!! 50ファンキーパワーズ・スタイル! ユー・ノウ・ホワイ!? ウィー・キャント・ストップ!」
ヨネ「ウォント・ストップ!」
ヨネ&ストーム「ゴーイン…ゴーイン! ゴーイン!!」
▼「GLOBAL TAG LEAGUE2018」公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]コーディ・ホール ○KAZMA SAKAMOTO (14分37秒 首固め)[1敗1分=1点]丸藤正道 X小峠篤司【試合後のコーディ&KAZMA】
KAZMA「あ〜しんど…。最後の最後で大逆転…勝ちは勝ち。次ベルトに挑戦する小峠からガッチリ1、2、3取ったよ。勝ちは勝ちだ」コーディ「コトーゲはムーンサルトに行った時、勝利を確信してたな。すげーハッピーな顔に見えた。でもひっくり返された。KAZMAとのチームはホントにいいチーム。ビッグプランもある。とりあえずこのリーグ戦、2勝1敗。フーズ、ネクスト!?」
▼「GLOBAL TAG LEAGUE2018」公式戦/30分1本
[1勝1敗1両者リングアウト=2点]□マイバッハ谷口 長井満也(不戦勝)[1勝1敗1分=3点]■潮崎豪 清宮海斗
☆清宮が脳震盪で欠場のため▼拳王デビュー10周年凱旋記念試合/60分1本
○拳王(18分31秒 片エビ固め)Xマサ北宮
※ダイビング・フットスタンプ(試合終了後)
拳王「今日は天候の悪いなか、ここ徳島市立体育館に集まってくれて、どうもありがとう。そして新崎さんも、どうもありがとうございました。10年前、俺はここ徳島市立体育館でデビューしました。10年…無我夢中でやってたら、メチャクチャ早いよな。メチャクチャ、楽しいってことだよな? 俺はな、プロレスラーとして、これからもどんどん上を目指していく。そして! 新崎さんからつけていただいた“拳王"というリングネーム、さらに価値を上げて、プロレス界のトップの位置に持っていきます。このクソ田舎・徳島で生まれ育ったこの俺が、10日前まではメジャーのヘビー級のベルトを持っていた。でもな、徳島に巻いて戻ってくることはできなかった。それがかなりの心残りだ。だからな! 次、ここ徳島で試合をする時は、俺がGHCヘビーのベルトを巻いて、徳島に帰ってくるから。テメーら! その時まで応援よろしく!」。【試合後の拳王】
――10周年興行を終えた率直な感想は?拳王「10年…早かったな。それほど充実してた10年だったんだな…って思う。充実してたけど、10日前に充実感が無くなったかもしれねえ。ベルトを持って徳島を迎えたかったのが俺の本音なんだ」
――北宮戦を振り返って?
拳王「今までシングルマッチ勝ったことが無かった相手に勝てた…っていうのは、俺の去年の1年間の厳しい、険しい道のりを歩んできた結果だったんじゃないのかなって。そこだけは俺のなかでも満足してる部分ではある」
――恩師が見つめるなかでのメインイベントで緊張はなかった?
拳王「いや、試合になったらね、そんなこと関係なく集中できたけど、試合が終わってリングに上がってくれた時にね。10年前、同じこの会場でデビューして…ようやく10年経ったんだなって実感が湧いてきたな」
――ベルトを持って徳島を迎えられなかったということは、まだまだやるべきことがある?
拳王「10周年でベルトを持って帰ってきてたら、そこで一つの目標が無くなってたかもしれない。また新しい目標ができた。またそれで成長できる。ノアを武道館に連れていく。それもあるけど、ベルトを持って地元…このクソ田舎の徳島に帰ってくる。良い目標できたよ。そして、ここ徳島市立体育館。かつては2階席まで人で埋まってた。今となってはな、もうどこの団体も来ねえよ。今、一番勢いがある団体すらここに来ねえよ。それくらい今の徳島のプロレス熱、冷めてんだよ。また昔みたいに、その熱を取り戻してやるよ。今日の会場見てみろよ。1階が3分の2に区切られてたうえに、2階席が無かったよ。でもな、徳島のプロレス熱。俺が取り戻してやるよ!」
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浜の重爆攻撃に耐え切った中之上が逆転勝利!鈴木は宇藤にリングアウトながらも公式戦初勝利!
3月21日 大日本プロレス「一騎当千~STRONG CLIMB~」後楽園ホール 902人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○阿部史典(5分12秒 クロスヒールホールド)×加藤拓歩◇第2試合◇
▼20分1本
忍 ○吉野達彦 関札皓太(6分6秒 エビ固め)ツトム・オースギ ヘラクレス千賀 ×星野勘九郎
※絶槍◇第3試合◇
▼20分1本
○伊東竜二 バラモンシュウ バラモンケイ(9分59秒 体固め)高橋匡哉 植木嵩行 ×佐久田俊行
※ドラゴンキッカー◇第4試合◇
▼蛍光灯&有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ/30分1本
○宮本裕向 木髙イサミ 関根龍一(9分28秒 片エビ固め)竹田誠志 塚本拓海 ד黒天使”沼澤邪鬼
※蛍光灯へのファイヤーサンダー(試合終了後)
イサミ「宮本さんがベルト2本、俺がベルト4本。宮本さん、あと2本増やしませんか? ヤンキー二丁拳銃で、合計8本のベルト持ちませんか? おい竹田塚本、意味がわかるか!? オマエらのタッグベルト、俺らが奪ってやるよ!」竹田「断る理由なんてねえよ! もらいにいく? もらいにこいよ、バカヤロー。俺らがドンと受け止めてやるよ。このタッグベルトな、オマエらを倒さなきゃ取った意味ねえんだよ。よし、塚本。何か言いてえことあるか」
塚本「一番重要なことは俺らがチャンピオン、二丁拳銃が挑戦者。でももっと重要なことは、タイトルマッチやるからにはあんたらと狂って狂って、どっぷり狂い愛をして、ベルトしっかり守ります」
竹田「塚本もやる気だよ。遠回しには言わねえ、来月の後楽園(4・5)、このリングでオマエらと向かい合ってやるコノヤロー!」
宮本「タイトルマッチ決定だなあ! 絶対取るぞ」
イサミ&宮本「なぜなら、俺たちは強い!」
【バックステージでの竹田&塚本】
竹田「きょうの試合なんてなんもだよ、コノヤロー。血なんて一滴も出てねえぞ、コノヤロー。背中もかゆいぐらいだ。いいよいいよアイツらやりてえんだったら。その一言を待ってたんだ、俺らはよ。俺らこのまえベルト取った時、一番に口に出したの二丁拳銃だよ。アイツらの首沈めないと俺らはベルト巻いた気しないからな」塚本「こういうことに、いまものすごく意味があるんでね。数年前まではアイツらチャンピオンで俺らが挑戦者という構図が当たり前かのようだったけど、いまは違うんでね。いまは俺らがチャンピオンだから。アイツらを超えてからこそ、本当にタッグチャンピオンとして強くなったということが言いきれると思うんでね。でも俺ら、数年前とぜんぜんやってることも変わってるからね」
竹田「このリング上がってて、一番俺が気に食わねえのは宮本&イサミだ。すげえよいしょされてよ、上にいって。なんで俺ら噛ませ犬みたいにならなきゃいけねえんだよって話だよ。その鬱憤を来月、後楽園で全部出してやる。いまの塚本、いまの竹田、1年前、2年前大違いだろ。ナメてかかってきたら痛い目遭うからな」
塚本「俺らオオカミだから」
竹田「どっかで聞いたことあるぞ」
塚本「俺らクレイジーラバーズだからね。誰の挑戦でも受けるし」
竹田「安易な感じで決めた名前だけどさ。飯伏幸太のゴールデン☆ラヴァーズ。パクッたとかなんとか言ってるけど、こっちはそんなプロレスみてねえんだ!」
塚本「デスマッチしか見てねえんだよ! 俺らはクレイジーのラブだから、それはそうでしょう」
竹田「メジャーの人間にはできねえことをやってるつもりだから」
塚本「必然でついた名前だから」
竹田「そのすげえことをアイツら、相手に申し分はねえよ。すげえつええってわかってるし、すげえうめえってわかってるから。(デスマッチを始めてから味わってきた悔しさをぶつける?)まあそういうことだね。結局、いつどこで俺らとやってもアイツらがおいしい思いをしてきたんだから。俺らその悔しさが何百倍もあるんだ。その悔しさを次の後楽園で…たぶんいまの塚本、手に負えないと思うから」
塚本「それは暴れますよ」
竹田「たぶんあっちのタッグより絆は強いんで、祝杯のために高い酒買っておきますわ」
【バックステージでのヤンキー二丁拳銃】
イサミ「強いね」宮本「まあチャンピオンですからね」
イサミ「竹田誠志はのってるね」
宮本「竹田はのってる。だからこそね」
イサミ「やりがいがある。だからこそのっけからいったし、竹田に」
宮本「そのノリを潰そう」
イサミ「完全にのってるから。忘れられたら困るからね」
宮本「大日本で忘れられてたら困るから。ちょっと動かないと、そろそろ」
イサミ「もういいおっさんだけどさ、まだまだしょぼくれてはいないからね。おっさんなりの意地ってものがあるからね、おっさんには」
宮本「(イサミは)36歳」
イサミ「去年からアラフォーだよ。それなりの意地があるからね。もういかないと」
宮本「このプロレス界、ベルトを持った者が正義なんだよ。ベルトもってないと。大日本での正義はないから。大日本で正義を勝ち取るためにはベルトを持つしかない」
イサミ「大日本のベルトを取るしかない。発言権もなくなるし」
宮本「増やせる時に増やしましょう」
イサミ「この胸の傷を何倍にもして返すから」
宮本「絶対取りましょう」
イサミ&宮本「なぜなら、俺たちは強い!」
◇第5試合◇
▼30分1本
○橋本大地 神谷英慶(9分32秒 片エビ固め)河上隆一 ×菊田一美
※シャイニングウィザード◇第6試合◇
▼一騎当千~STRONG CLIMB~Bブロック公式戦/20分1本
[2勝=4点]○関本大介(10分54秒 WXロック)[2敗=0点]×橋本和樹【関本の話】「いやあ、すごいね。気持ちでは完全に負けてましたね。いや、あっぱれだよ、橋本和樹。気迫では、ちょっと押されてたな、俺は。まあでも、2勝目挙げた。このまま勝ち続けます」
【和樹の話】「きつかった…きつかったけど、楽しかった。個人的なことを言わせてもらえば、関本さんはいまはホントに家族ぐるみで、関本さん家の家族もうちの家族もみんなで遊ぶぐらい仲良くさせてもらって、俺も地方巡業に行けば関本さんと一緒にジムにいって一緒にトレーニングして。あの人はああいう性格だから、自分はそんなことしねえよって言うけど、俺はあの人にすげえ目かけてもらって、いろんなこと気にしてもらいながら復帰までいったし、復帰してからも、ずっとその気持ちを胸に頑張ってきたし、本当に恩を感じてる。だからこそ、きょうは勝って相手のその気持ちに応えたかったけど、やっぱでかい。でかい、強い。だけど俺もこれで胸張って言えると思う。俺は関本大介の弟子だし、俺たちは関本大介の血脈を受け継いで大日本でデビューして、いまレスラーやってる。あの人が源流だよ。だから、いつかその源流に勝てるように、カテゴライズはジュニアとヘビーでも、いつか超えて恩返ししたい。いつも恩に感じてる。照れくさくて、いつもこんなこと言えないけど、試合終わったあとのテンションだから…ホントにいつも感謝してます。ありがとうございます。いつか先輩に勝てるように、僕もこれからトレーニングに、練習に、日々精進します」
◇第7試合◇
▼一騎当千~STRONG CLIMB~Bブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○鈴木秀樹(10分40秒 リングアウト)[1勝1敗=2点]×宇藤純久【鈴木の話】「(試合の感想は)ないです。勝ちました。勝ってよかったです。まだ0勝だったんで。(宇藤から成長は感じた?)ボクがこれだけ疲れてるんで、きょうは彼のほうが体力あったかもしれないですね。(リングアウト勝ちだったが)よくないですか? ボクもやられたんで、2年前かな。やり返しましたよ、違うヤツだけど。(途中でイスを持ったが)殴ってやろうかなと思った。殴られましたけど。そんなキャリアの差を感じたりとはなかったんで、一人のライバルとして試合して、関本さんとか岡林さんたちと同じ気持ちで、同じコンディションで臨めたんでよかったです。(今後のリーグ戦に向けて)全員リングアウト勝ちで、もしくは全員休場」
【宇藤の話】「『(鈴木が前を通って)負け犬。負け犬なんだオマエは』。いやいや、公式戦のリーグ戦は1対1ですからね、2年前ですけど。もうちょっと残れると思ったんですけど。あそこさえ決まってれば、ですよ。確実に決められない詰めの甘さが敗因ですね。あそこで完全にラリアット行ければ勝てたのに。クソッ。まだ1勝1敗ですからね。あと3試合なんで。いまの時点でおととしの勝ち星に並んでるんでね、そのまま決勝リーグに残って、可能性は捨てずに最後まで行こうと思います。(序盤は密着していたが、相手が鈴木だったから?)いや、自分の土俵がまだないんで、相手に合わすしかできないですよ。自分の土俵があったら自分の土俵に引きずり込んで試合しちゃえば勝てるんでしょうけど、自分の勝機としてあるのは、最後の必殺技当てるしかないんで。逆に相手の土俵でもそれさえ決まれば勝てるっていうのは絶対自信はあるんで。きょうも決まらなかったんで負けたってことですよ。ホントは最初から最後まで自分の土俵でできれば必殺技は確実に決まってもっと勝てると思うんですけど。悔しいのは鈴木さんとやってて楽しかったなと思ってるのが悔しいですね。あっちはそんなこと思ってないですからね」
◇第8試合◇
▼一騎当千~STRONG CLIMB~Aブロック公式戦/20分1本
[1勝2敗=2点]○野村卓矢(9分10秒 腕ひしぎ逆十字固め)[2敗=0点]×青木優也【卓矢の話】「まず1勝。もう負けられないんでね。勝ち続けます。(青木も予期せぬところから蹴ってきたり、挑発的な攻撃もあったが)いやあ、楽しかったです。まあ、僕も一回タッグマッチか何かで取られてるんで。そういうのもあったし、お互い意識している部分があったんで、きっちり腕十字でタップを奪いたかったです」
【青木の話】「この公式戦で一番負けたくない相手、勝ちたかった相手でもあるし。やっぱり一番楽しみにしてた相手でもあって、だから負けた時、メチャクチャ悔しかったです。しかも、ギブアップというのも、いまムチャクチャ情けないです。でも、これがいまの実力の差なので。残り何があるかわからないです。このブロック、欠場したりとかケガしたりとか何があるかわからないんで、もう残りの相手も全力で当たっていくだけです。熱い闘いで、当たっていくだけです。(野村は一番意識していた?)普段から近い存在でもあって、仲がいい部分もあって。リング上ではそんなの関係なしにバチバチできる相手でもあるんで、そこが一番気持ちが強かったですね。(リーグ戦2戦終えて)全然心は折れることなく、むしろ終わってみて、もっともっと経験値がアップした自分があるんだなと思って、清々しい気持ちもありますね。でも、全然悔しいですよ」
◇第9試合◇
▼一騎当千~STRONG CLIMB~Aブロック公式戦/20分1本
[1勝1分=3点]○中之上靖文(10分46秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×浜亮太
※ラリアット(試合終了後)
中之上「勝ちましたー! 浜さん、ありがとうございました! 一騎当千、まだ始まったばっかりです。俺たち2人で突っ走りましょう! 本日は、天候の悪いなか、ご来場ありがとうございました! 一騎当千、始まったばっかりです。ほかの団体より、ここのリングで熱い闘い見せます! なのでこれからも、大日本プロレスの応援をよろしくお願いいたします! 本日はありがとうございました!」【中之上の話】「キツイ。重い。きょうは気持ちですね、やっぱり。キツイけどこれがプロレスじゃないですかね。気持ちいいですよ。浜さんとはちょうど10年前に一緒になって、10年経って後楽園のメインでシングルができるなんて考えたこともなかったんで。いろいろ思い出しましたね、むかしの練習生の頃からの。(今後のリーグ戦につながる勝利だと思うが)正直、リーグ戦とか考えずにぶつかりましたね。勝ち点取れたんで、優勝目指して、この勝ちがムダにならないようにやっていきたいと思います。(大日本のメインを締めた気持ちは?)自分と浜さんで、生え抜きじゃない選手にメインを任せてくれたっていうのはありがたかったし、プレッシャーもありましたし、正直うれしかったですね。(ファンの期待も大きかったが)すごい声援もあって、その声援に応えられるだけの実力がいままでなかったんで、いまもあるかわからないですけど、応えられるようにやっていかないと、いまが一番の頑張り時だと思います。いまが一番、自分のなかでプロレスが絶好調ですし、いまが一番自分のチャンスかなと思ってます。悪いとこは一つもない。私生活からプロレスから全部絶好調。ボクの人生で最大のチャンスかもわからないですね。(ラリアットは会心だった?)まだまだ、まだまだ自分では納得いかないですけど、もっと行かなきゃいけないと思います。まだまだ」
【浜の話】「うれしさ半分、悔しさ半分ですかね。俺は相撲を13年やって入門したから体は出来上がってるんだけど、アイツはくりくり坊主だったからね。そういうヤツと同期になれて、毎日チャンコ番をやって5年間、こうやってボクら2人で団体の結びの一番で試合をさせてもらえるとは思ってもいなかったですから。大日本プロレスには感謝しかないですよ。ただ欲を言えば勝ちたかったけど。(中之上は)プロレス界で1、2を争う苦労人だから。デビューするまで2年かかってるからね。きょうは100パーセントで行って負けましたけど、次は296パーセントで行くので、次は勝ちたいです。(中之上の気持ちは伝わった?)やっぱり一番ナヨナヨしてる頃を知ってるから、心身共にすごいたくましくなりましたよ。それはうれしく思いますけど、でも半分は悔しいです。まだまだ成長して行くんで、みなさんまだまだ見守ってください」
「一騎当千~STRONG CLIMB~」も天王山の後楽園大会を迎え、まずBブロックでは関本が和樹と対戦。和樹が後入場の関本に奇襲をかけ、まだコスチュームを着用したままの関本にエプロンからサッカーボールキック、客席に叩きつけてから鉄柱攻撃やミドルキック、リングに戻ってからもミドルキックの連打も、和樹がコスチュームを脱がしたところで、ボディースラムを狙いは、堪えた関本がサイドスープレックスから逆水平で反撃、和樹もエルボーで押し返すがパワーで圧倒される。関本は何度もカバーしてからスリーパー、そしてボディーシザースへ移行して、じっくり和樹のスタミナを奪いにかかり、豪快なボディープレスを連発、シュミット流バックブリーカーから逆エビ固めと和樹を追い詰める。
劣勢の和樹は関本は串刺しラリアットを受けきった後で、串刺しジャンピングハイキックから、串刺しニー、串刺し顔面低空ドロップキックと反撃し、ミドルキックの連打から腕十字、三角絞めへ移行、関本が持ち上げたところで和樹がコンプリートショットからゆりかもめで捕獲する。
和樹はミドルキックからダッシュミドルは関本がキャッチしてスティーブウイリアムス式オクラホマスタンピートで叩きつけると、和樹はミドルやエルボーで応戦、関本は逆水平に対し、和樹のハイキックを狙うが、袈裟斬りで迎撃した関本はアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、和樹がスリーパーで絞めあげて胴絞めスリーパーを狙う。しかし関本はそのままコーナーへ昇って浴びせ倒すと、最後はフルネルソン式キャメルクラッチこと、シャドウWXの技であるWXロック(ミスター雁之助の技である涅槃でもある)捕獲してギブアップを奪い勝利、最後は幅の広さで関本が勝利となる。鈴木vs宇藤は、宇藤がグラウンドの攻防から袈裟固めで捕らえ、鈴木が再度グラウンドでリードを奪いにかかるが、宇藤は懸命に喰らいつき、鈴木は捻じ切るようなネックロックで捕獲する。
張り手でコーナーに突き飛ばされた宇藤はミサイルキックから串刺しラリアットで反撃し、鈴木もエルボースマッシュで応戦したあとで、宇藤もクロスボディーで返すと、リバースタイガードライバーを狙うが、鈴木がリバースしてサイドスープレックスからダブルアームスープレックス狙いも、今度は宇藤がリバースして拷問コブラツイストも、鈴木は突進する宇藤をスリーパーで捕獲。コーナーを蹴ろうとする宇藤を叩きつけてからフランケンシュタイナーから、担いだところで宇藤がグラウンドコブラで切り返し、起き上がった鈴木にラリアットからリバースタイガードライバーで突き刺す。
宇藤はラリアットを狙うがかわされ、鈴木は宇藤を場外へ出すもダウンしてしまい、起き上がった鈴木はイスを持ち出して一撃を狙うが、宇藤はジョンウーでイスごと射抜いてイスでの一撃を加える。
しかし鈴木はスリーパーで捕獲して、場外ジャーマンドライバーで突き刺すと、リングに戻ろうとする宇藤にドロップキックを放って戻させずリングアウト勝ちとなるも、館内はブーイングが発生、鈴木は「勝ちを狙った」とコメントしたが、リバースタイガードライバーが決まった時点で、鈴木らしくなく、冷静さが崩れていった印象を受けてしまった。Aブロックの卓矢vs青木は、卓矢がいきなりローからハイキックで牽制し、青木がタックルからグラウンドへ、青木は膝十字も、卓矢もアキレス腱固めで返す。ロックアップから卓矢が押し込むが青木が張り手で中指で挑発すると、卓矢の表情が一変して打撃戦となり、卓矢がミドルキックの乱打で青木がダウンとなる。
卓矢はサッカーボールキックも青木は引かず、卓矢はエルボースマッシュからスリーパーで捕獲、逃れた青木は厳しいキックを放つと、再び卓矢の変わり、卓矢はソバットから串刺しドロップキック、ハーフラッチ、ミドルキックの連打もと攻め込むが、青木は譲らずドロップキックで応戦、卓矢は場外へ逃れるとスワンダイブ式プランチャを命中させ、リングに戻ってランニング式エルボーアタック、スワンダイブ式ミサイルキックと畳みかける。
青木はタイガースープレックス狙うが、卓矢が逃れてチキンウイングフェースロックで絞めあげ、PKも、もう1発は青木がキャッチして延髄斬り、投げ放しジャーマンも卓矢はハイキックで応戦する。
両者ダウンの後でエルボー合戦で互いに譲らず、卓矢が掌打の連打に対し、青木は張り手の連打で応戦も、青木が突進したところで卓矢が張り手で迎撃し、頭突きから飛びつき腕十字で捕獲、青木の腕が伸びきってギブアップとなり卓矢が勝利、派手な技はなくてもバチバチとし合った、凄い試合だった。メインの浜vs中之上はマッチアップ、フィンガーロックの攻防では体重のある浜が圧倒、再度中之上がマッチアップに挑むが、浜の体重の前に弾き返されてしまう。
ヒッププッシュ、スティングフェース、浜ハンマーからスチームローラーと重爆攻撃で圧倒、だが浜は串刺し狙いは中之上がかわして串刺しラリアットの連打で流れを変えるが、ミサイルキックは浜が弾き返し、突進する中之上にラリアットからエルボードロップを投下する。
浜は串刺しスプラッシュから串刺しヒップドロップも、オオキドプレスは自爆させた、中之上はラリアットを連発し、後頭部ラリアットからラリアットは、浜が浜ハンマーで迎撃してからジャーマンで投げ捨て、ハマケツ、オオキドプレスと畳みかけるが、中之上はカウント2でキックアウトする。
浜はプロレスLOVEポーズから武藤譲りのシャイニングウィザードを炸裂させてから、ロープへ振ると、中之上がカウンターのラリアットが炸裂して、浜がダウン。ここで一気に勝負に出た中之上はダイビングエルボードロップからラリアットで3カウントを収め大逆転勝利を収めた。中之上のラリアットも小島聡のラリアットと優るとも劣らず、完全に自分のものになりつつある。公式戦外の試合では第4試合で行われた蛍光灯&有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチでは宮本が沼澤をファイヤーサンダーで勝利も、試合後に竹田&塚本のクレージーラバーズが保持するBJWタッグ王座に、宮本&イサミのヤンキー二丁拳銃が挑戦表明し4・5後楽園での選手権が決定となった。昨年度は宮本もイサミも二丁拳銃としての活動はなく別々の行動を取っていたが、クレージーラヴァーズの台頭で二丁拳銃の再始動を決意したようだ。
何が「まさか」だよ。
悪いんかい。
ルール通り勝ったんだろうが。 https://t.co/n4Nk0rowOd
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2018年3月21日感謝しかないのですよ
あなたには
いつも優しく、生意気な自分とも一緒にいてくれる
この恩をレスラーらしく、闘いでかえしていきたい
なぜなら俺もあなたに育てられた
レスラーだから…#bjw#大日ホール#一騎当千#感謝 pic.twitter.com/gnrbxFbdBy
— 橋本和樹(大日本プロレス) (@kaz_hashimo_bjw) 2018年3月21日本日は後楽園ホール大会にご来場くださいましてありがとうございました‼
今日は一試合目から解説席で観戦。
全試合熱い戦いで、体がウズウズしたぜよ‼#bjw#大日ホール
— 岡林 裕二 (@bjw_pissari) 2018年3月21日 -
ファンキーパワーズと潮崎組がフルタイム、アグレッションはマイバッハ組に両リン!「GLOBAL TAG LEAGUE 2018」広島大会公式戦結果
3月20日 NOAH「GLOBAL TAG LEAGUE 2018」広島産業会館 363人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼GLOBAL TAG LEAGUE 2018公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]杉浦貴 ○拳王(11分59秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]コーディ・ホール XKAZMA SAKAMOTO
※ダイビングフットスタンプ【試合後の杉浦&拳王】
拳王「開幕戦は不覚にも負けちまったけどな、これから全勝だよ。なんてたってリーグ戦だからな! 初戦負けたほうが優勝するってジンクスあるだろ? だから俺らが必ず優勝してやるよ」杉浦「今、ノアで一番ノリにノッてるのはどこだよ? 俺たちだろ? 優勝しかねえだろ!」
――KAZMA&コーディ組はどうだった?
杉浦「あぁ!? 印象ねえよ。今日試合したの? その程度だよ」
――翌日の徳島凱旋試合に向けても弾みがついたが?
拳王「横にベルト獲られたヤツ(杉浦)がいるけどな、俺はまだこのベルト狙ってんだ! タッグリーグ優勝ももちろん狙ってんだ! 明日、北宮とシングルマッチだろ? 確かに俺はアイツに負けてるよ。だから絶対、アイツに勝って、すぐにもう一度這いあがってやるよ」
――拳王の挑戦はいつでもまた受ける?
杉浦「当たり前だよ。選手として、そういう気持ちじゃねえと。だからコイツはチャンピオンになったし。そんくらいの気持ちじゃないとダメなんだよ。(※薄毛の記者に)分かったかハゲ! 頭下げんな、まぶしいんだコノヤロー!!」
【KAZMAの話】「最後に焦っちまったよ。遊びすぎたな。最初に。杉浦さん、あんなんじゃ動じねえよ。最後シクった。勝ち急いだな…残念」
▼GLOBAL TAG LEAGUE 2018公式戦/30分1本
[1分1両者リングアウト=1点]中嶋勝彦 ▲マサ北宮(16分3秒 両軍リングアウト)[1敗1両者リングアウト=0点]▲マイバッハ谷口 長井満也【試合後のマイバッハ&長井】
長井「何なんだアレ! あれが今のタッグチームチャンピオンなのか!? 笑わせるんじゃねえ! 俺たち相手に何かできたのかよ? フザけんじゃねえよ! まだな、ヨネとストームのほうが歯ごたえあったよ。でもな! あんなクソヤローに負けたヨネとストーム。もっとクソヤローだよ! おい! こんだけ俺たちにやられといてよ、俺たちが挑戦したらお前ら逃げるんじゃねえぞ? 俺たちがひっかきまわして、このリーグ戦、面白くしてやるからな。お前ら楽しみに見とけよオラ!」マイバッハ「ウガアアアアアアアアアアア!」
▼「GLOBAL TAG LEAGUE2018」公式戦/30分1本
[1勝1分=3点]△モハメド ヨネ クワイエット・ストーム(30分時間切れ引き分け)[1勝1分=3点]△潮崎豪 清宮海斗【試合後の潮崎&清宮】
――負けもしなかったが、勝てもしなかったが?清宮「ハァハァ……次やったら、次やったら絶対俺たちが勝ちます」
――ストームのラリアットで終わったかと思ったところで清宮選手も肩を上げたが?
潮崎「返したね! それが彼の底力。熱いものを感じましたね。でも、まだまだ。コイツは行けるんだ」
――潮崎選手としても思い入れの深い広島の地で、三沢さんと同じ緑のタイツをはいた選手とメインを戦ったが?
潮崎「うん、こうやって緑のタイツをはいた人間とタッグを組んでね……俺のなかでも、この広島という地は思うところがある場所。“あの時"は逆の立場だったけどね。今回はコイツの気持ちをしっかりと受け止めながらね、勝ちをつかんでいく。俺たちには伸びシロしかない。リーグ戦が苦しいことも知ってるから。知ってるからこそ、一つひとつ乗り越えていくしかない。勝てもしなかったけど、負けもしなかった。でも今日はマイナスじゃない。プラスだよ。(清宮に)行こう!」
清宮「クソッ!」
【ご声援ありがとうございました!】
GLOBAL TAG LEAGUE 2018 広島産業会館大会にたくさんのご来場ありがとうございました。
次回大会は3.21徳島市立体育館大会・拳王デビュー10周年凱旋記念興行です。次回もたくさんのご来場お待ちしております!#noah_ghc
[大会情報] https://t.co/uu6iXKYAF3 pic.twitter.com/86ANK6WpOk
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2018年3月20日NOAH 広島大会終了。
本日も売店にはクソバ……
いえいえ素敵なお姉様方が
ありがとう御座います pic.twitter.com/7oLEHEs5uX
— 長井満也 (@Mitsuya1110Dk) 2018年3月20日今日の試合のメインてタッグリーグの公式戦じゃねーの?
何で時間切れで勝てなかったのに、握手したり手をあげたりしてんだ!
悔しくないのかね??
だから生ぬるいんだよ!#noah_ghc #NOAHtheLIVE
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2018年3月20日最後の最後で自分が焦ってしまった。
あそこで落ち着いていたら、、、結果は変わっていたかもしれないし、変わってなかったかもしれない。
もっと冷静にならないと。そして杉浦さんに揺さ振りかけたけど、、、
全く動じなかった。
完敗です。気を取り直して明日!#noah_ghc #GTL2018 #広島 pic.twitter.com/8EvR6n2ESs
— KAZMA SAKAMOTO (@WWEMrSAKAMOTO) 2018年3月20日 -
奥田啓介も退団、最後の日本人選手もいなくなったIGF
<東京スポーツより>
複雑すぎる紆余曲折を経て、事実上の「一人IGF」となっていた奥田啓介(26)が20日、ついに退団した。奥田はこの日、IGFから派生した中国を拠点とする団体「東方英雄伝」の国内第2弾大会(後楽園ホール)のタッグ戦に出場。かねて予告していた通り、パートナーの定アキラのほか、白覆面2人を投入した。
試合は奥田組が白覆面を使って林棟軒(21)、常剣鋒(25)の“東方生え抜きコンビ”をじゅうりんする展開に…。奥田組のセコンドについていた青木真也(34)が試合中に「これ、酷いね」と思わずつぶやくほどの展開だ。試合は終盤になって奥田の攻撃が味方に誤爆したことをきっかけに流れが一変。林棟軒が定をフロッグスプラッシュで沈めた。
しかし、本当のサプライズが起きたのは試合後だった。青木が突如、自身も所属する「はぐれIGFインター」のTシャツを奥田に手渡し、奥田の腕を上げたのだ。これでスイッチが入ったのか、奥田は「なんでこんなつまらねえ試合をさせられなきゃなんねえんだ!」と絶叫。さらに「何が東方だ。ふざけんな。今日でIGFは退団だ! はぐれてやる! そういうことですよね、青木さん!」と握手を求めた。
しかし青木は「いや、オレには(はぐれ軍では)なんの権限もないから」とまさかの拒否。奥田は「え…」と凍りついたが、もう後戻りができない状況なので退団となった。
【バックステージでの奥田、青木、定】(週プロモバイルより)
奥田「オイ!今日の行動見て、わかるだろ?理念がないところにいても意味がないし、前から言ってただろ? ぐれるぞ、ぐれるぞ、はぐれるぞって。最終的に俺はぐれたよ。こんなつまんねぇ中国人相手に試合させられて」定「そもそも俺らの古巣ってどこだっけ?」
奥田「IGFだろ?! 俺とアキラがガッチリ、2009年11月3日、IGF上がったときはこんなはずじゃなかっただろ。何が東方英雄伝だ! (と言って、後ろの看板を殴りつける)ふざけんな! バカヤロー!! 何が東方英雄伝じゃ! 俺はIGFなんだよ! 今日でIGF、退団します。青木さん、ちょっとはぐれでやりたいんでお願いします」
青木「あのー、僕に一切の権限がないので」
奥田「え?」
青木「はぐれたところで、またはぐれたのかな。それはそれで頑張ってくれよ」
奥田「…さすがにやってられねぇよ」
青木「いや、違うだろ。水が悪いだろ」
奥田「間違いない。それは去年1年で重々分かりましたよ」
青木「水が悪い」
奥田「なんでみんなが辞めていったか言ってやろうか?水がおかしいんだよ、水が!」
20日後楽園大会で行われた「東方英雄伝」に出場していた奥田啓介がIGFから退団を表明、これでIGFから日本人選手は一人もいなくなってしまった。
奥田はIGF所属となっているが、IGFが上海に拠点を移してからは実質上フリーのような活動をしており、DDTのブランドDNAを主戦場にしてA-TEAMなどインディー団体に参戦していた。
奥田の退団理由はバックステージコメントであるとおり、現在のIGFが完全に日本より中国を軸に置き始めている現状で、上海道場の新人同様の選手をメインとしていることから、奥田にしてみれば"自分らより新人に毛の生えた選手の方が大事なのか"と不満を抱いてもおかしくはなかった。
IGF的には奥田が退団しても、これからは上海道場で育てた選手をメインで扱い、道頓堀プロレスとの関係を強化することで、影響はないのだろうが、現在のIGFは中国ではどれくらいの評価を与えられているかはわからないが、日本ではかつてIGFが"IGF以外のプロレス団体はインディー"と定義していた通り、現在のIGFは完全にインディーに成り下がってしまった。
奥田はIGFから"はぐれる"選択をしたが、主戦場にしているDDTを含めて様々な可能性が増えてくる。"はぐれる”ことは新しい旅の始まりであるのだ。
【試合結果詳報】メインでは常剣鋒&林棟軒がやりたい放題の奥田啓介&定アキラに勝利/試合後、青木真也から渡されたはぐれIGFのTシャツを着た奥田が退団を表明「何が東方英雄伝じゃ!俺はIGFなんだよ!」…東方英雄伝後楽園詳報 https://t.co/gi2fbDEOad #週プロモバイル #東方英雄伝 pic.twitter.com/7gJd5OE9Rg
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2018年3月20日ぐれるぞ
ぐれるぞ
『は』ぐれるぞ
奥田啓介がIGF退団「はぐれてやる!」とはぐれIGFインターへ https://t.co/Q1sF3DmTdH #tospo #奥田啓介
— 奥田啓介 (@mosn_am) 2018年3月20日奥田が退団…まぁ当然だろ
俺はIGF所属じゃないけど、正直奥田の試合後の発言と思ってる事は俺も同じだね
まぁ俺だって言いたい事は色々あるけどまとめると「やり方が汚いです!」
さぁ…今後の東方英雄伝はどうなるんだか pic.twitter.com/6wZwedIDBy
— 定アキラ (@8QS1rfEN7fd36YM) 2018年3月20日 -
ZERO-ONE旗揚げ(後編)…破壊王が生み出したカオスの空間
猪木が主導権を握った橋本vs小川の抗争はドーム大会の目玉となり、2000年4月7日の「負けたら引退」を公約して試合に臨んだ小川との決着戦は橋本が敗れ、橋本は公約通りに新日本プロレスに辞表を提出、去就が注目されたが8月23日、橋本は熱心なファンの折り鶴兄弟から送られた復帰を願う百万羽の折り鶴をきっかけに引退撤回を表明、10月9日東京ドーム大会では藤波自ら橋本の復帰戦を務めた。
橋本に関しては1・4事変から社長である藤波が主導権を握っており、1・4事変から自宅に引きこもってしまっていた橋本を口説き落として復帰させたのも藤波だった。藤波が橋本を預かったのは、長州が仕切る現場だけは社長である藤波も口出しできない領域だったこともあったことから、藤波が橋本を再生させることで現場に影響力を示すことが出来ると考えたからかもしれない。藤波は橋本に猪木が総帥を務めるUFO入りを薦めたが、師匠である猪木ですら信用できないぐらい人間不信に陥っていた橋本は拒否すると、藤波は自身が起こした「無我」のように、橋本にも別ブランドを立ち上げることを薦め、橋本も長州が"現場監督でいるうち、新日本での居場所はない”"誰にも縛られず思う通りにやりたい"と考えたことから、藤波の話に乗った。復帰戦を終えた橋本は「僕に出来ることをすることがプロレス界のためだと思ってます。あえて新日本プロレスのレスラーという誇りを持って独立したいと思います」と独立宣言をしてそのまま姿を消してしまう。そして橋本が23日に会見を開き、「新日本プロレスリングZERO」の設立を発表、道場も公開し橋本はかつての付き人だった藤田和之と公開スパーリングを行った後で、この年に旗揚げしたばかりのNOAHとの交流を示唆する。橋本は1・4事変後に全日本プロレスに移籍していた馳浩を通じて三沢光晴と小橋健太と非公式な会談を行っており、三沢は橋本と"自分達の世代は喧嘩しないで交流できていたら"と話し合い、1999年5月1日の全日本東京ドーム大会で橋本復帰戦の場を全日本で設けて川田利明との対戦を進め、橋本も永島勝司氏に相談して了承を得ていたことで決定しかかっていたが、未亡人でドーム大会の実質上のプロモーターである馬場元子さんが「馬場の追悼興行は純メンバーで開催したい」と意向を出したことで橋本参戦が消え、橋本にも直接手紙で丁重に断った。しかし1999年5月1日東京ドーム大会は純メンバーだけでなくFMWやみちのくプロレスなどインディー勢を参戦していたことから、背後にアントニオ猪木の存在のいる新日本プロレスの選手は上げたくないという意向もあったのかもしれない。
2000年5月に三沢らが選手・スタッフが大量離脱してNOAHを旗揚げし、手薄となった全日本は新日本との交流を始めていたが、新日本の所属選手である橋本がNOAHの名前を出したことで、全日本側が不快感を示し、社長となっていた元子さんが全日本との交渉役だった永島勝司氏にクレームを入れ、永島氏も釈明に追われてしまい、また橋本が道場とした場所は藤波が無我の道場として借り受ける予定だった場所で、橋本にはいずれ別の場所へ移ってもらうはずが、橋本が乗っ取り自身の拠点にしまったことで、藤波と橋本の間に亀裂が生じ始める。そこで藤波も「道場も自分の知り合いから借りたもの、それを勝手に使われるのは困る」と橋本を批判。11月13日に橋本を解雇し、橋本も団体名から新日本プロレスの名称を外し「ZERO-ONE」と改めた。だがこの解雇は表向きだけの"偽装解雇"で、新日本は全日本と交流を継続しつつも、表向き解雇にした橋本を使ってNOAHとの交流も図ろうとしていた。そこで新日本から中村祥之氏が橋本のお目付け役として送り込まれ、永島氏や新日本との連絡係となり、橋本も解雇された立場を利用してNOAHとの話し合いを進め、三沢も"偽装解雇"であることも気づきいていたが、橋本は「新日本とは切れている」ことを強調し、三沢は全日本ドーム大会に橋本を参戦できなかった借りがあったこともあって、橋本を応援するためにNOAHに上げることを決意する。
12月23日のNOAH有明コロシアム大会に橋本が参戦し大森隆男と対戦、2001年1月13日大阪大会にも参戦して三沢とタッグマッチながら直接対決を実現させ、試合後にめったにマイクアピールをしない三沢が「次はあるのか、この野郎」とアピール、25日に橋本が3月2日の両国大会で旗揚げ戦『真世紀創造。』開催の会見を開き、三沢率いるNOAH勢の参戦を発表したが、3・2両国は元々新日本名義で借りたものであり、新日本もまだZERO-ONEはあくまで新日本の衛星団体と扱っていた。海外遠征から終えたばかりの大谷晋二郎と高岩竜一が橋本の誘いを受け、新日本との契約更改を保留しZERO-ONEに合流、大谷は橋本がまだ新日本と繋がりを持っていることに気づかず、新日本との契約を保留して合流したが、高岩は橋本から新日本との契約を更改してから合流するように指示されたことで、ZERO-ONEが新日本の衛星団体であることを薄々気づいていた。橋本はメインで三沢、秋山準とタッグで対戦することのなったが、パートナーはXとされるも、パートナーには永田裕志が名乗りを挙げた。名乗りを挙げた時点では決定ではなく、全くのフライングで、橋本と話し合ってから長州に直訴したが、長州は前向きだったがテレビの問題もあって「無理だ」と返答したことで待ったをかけた。長州はZERO-ONEに関しては藤波主導で動いていたこともあってノータッチで、永田をZERO-ONEに出すにも社長である藤波の了承を得なければならなかったが、藤波の了承を得たことで永田の出場にGOサインが出た。橋本は永田が出場できない場合は安田忠夫を代役に据えるつもりだったという。
旗揚げ戦の日、5000~6000人ぐらい入ればいいほうだと思っていたら、当日券を求めに長蛇の列となり、観客動員も11000人超満員を記録、旗揚げ戦のメインは三沢が投げ放しジャーマンで橋本から直接フォール勝ちとなるが、試合後に納得のいかない橋本が秋山を蹴りつけ、セコンドのNOAH勢やZERO-ONE勢が雪崩を打ってくるように割って入り、そこで小川直也が駆けつけると、橋本に激を飛ばしつつ三沢を挑発すると、三沢は小川にエルボーを浴びせ、藤田和之まで加わり乱闘、三沢は「お前らの思う通りにはしねえよ、絶対!」とアピールして去り、橋本も挑発して幕となったが、旗揚げ戦の真のメインイベントは橋本、三沢、秋山、小川、藤田が一同に揃ったカオス的な空間だったが、今思えば様々な可能性が生まれようとしていた空間だったのかもしれない。
ところがこの旗揚げ戦で大成功したことを受けて橋本は本当に独立へと動き出してしまう。当初、新日本とは旗揚げ戦で得た売り上げを全額新日本に治めて、経費などを差し引いた金額をZERO-ONEに支払うことになっていたが、独立志向の強い橋本が拒否したため物別れとなる。大谷も橋本から独立すると告げられたことで、ZERO-ONEは新日本の衛星団体だったことに気づき、藤波も橋本を再生させるつもりが、本当に独立してしまったことで面目が丸つぶれとなった。だが橋本自身がこれから悪戦苦闘を強いられることはまだ知る由はなかった。
(参考資料、Gスピリッツ DVD Book Vol.1 "破壊王"橋本真也ゼロワン激闘録より)