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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

ゴールデンラヴァーズvsヤングバックス、アメリカを揺るがせた大激闘!

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ゴールデンラヴァーズvsヤングバックス、アメリカを揺るがせた大激闘!

3月25日 新日本プロレス「STRONG STYLE EVOLVED」アメリカ・WALTER PYRAMID 4372人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○SHO YOH ロッキー・ロメロ(11分2秒 片エビ固め)クリストファー・ダニエルズ フランキー・カザリアン ×スコーピオ・スカイ
※3K


◇第2試合◇
▼20分1本
ジュース・ロビンンソン ○デビット・フィンレー(7分24秒 片エビ固め)後藤洋央紀 ×外道
※Prima Nocta


◇第3試合◇
▼20分1本
○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(10分48秒 エビ固め)矢野通 ×チャッキーT
※キラーボム


◇第4試合◇
▼20分1本
Cody マーティ・スカル(10分45秒 片エビ固め)タマ・トンガ ×タンガ・ロア
※クロスローズ


【バックステージでのCody】
Cody「マーティー来なかったな。マーティーはいない。でも、ブランディはいるぜ。さぁ、座って。(※ふたりで座り)俺の身体が変わったって?そうなんだ、よりいい身体になっただろう? マーティー・スカルは俺の親友かって? マーティーは、近しい友人ではある。でも、親友かどうかはわからないな。メインのヤングバックスvsゴールデン☆ラヴァーズは、どっちが勝つか?(※ふたりで机叩いて)絶対にヤングバックスが勝つ!!タマとタンガのタッグと試合するなんて、本来ならありえない。ノーマッチだ!でも、やるからにはやる。(※ブランディが『より良いチームが勝つの』とコメント)そう、より良いタッグが勝った。そういうことだ。セミではペイジが勝ったらみんなでお祝いしないとな。じゃあ、そろそろちゃんと質問に答えようかな」


――いま、BULLET CLUBはどうなっているのか?


Cody「俺がBULLET CLUBを修復する。BULLET CLUBは大丈夫だ。『Super Card of Honor』もあるし。こんな事になってしまって、お詫びをしたい。でも、いざこざがあるのはケニーと俺だ。大丈夫」


――BULLET CLUB is fineと言ってるが、ケニーとはこのあとまた元通りになるか?


Cody「ジム・ロスも言ってたが、そもそも俺はBULLET CLUBに入るべきじゃなかったのかもしれない。ユニットに入る事で学ぶことも多い。しかし、俺はカウボーイ、ロード・ウォーリアーだ。ユニットに入って落ち着く性分ではない」


――チーム・Codyコールはなかったですが。


Cody「俺はロングビーチと相性が良くないみたいだ。次に大会があっても呼ばないでほしい。ここで試合をするのは心地悪い」


【バックステージでのG.O.D】
タンガ「俺たちは負けた。これ以上何を言わせるんだ。Codyはクソッタレだ!」


タマ「『俺たちは友達だ』みたいなことを言ってたけど、お前は何様だ。いきなりBULLET CLUBに入って、自分中心に指図しまくって、お前なんか不必要だ。自分が俺のことを全てわかったような口をきくのはもうやめろ。リーダーだと思ってんなら、一人でやっておけ。でも、もといた場所でも自分が不必要だと分かったから、ここに来たんだろ。ただ、新しく来たこのBULLET CLUBでもお前は不要な存在だ」


◇第5試合◇
▼20分1本
○内藤哲也 SANADA BUSHI 高橋ヒロム(12分13秒 片エビ固め)棚橋弘至 KUSHIDA ×田口隆祐 ドラゴン・リー
※デスティーノ


◇第6試合◇
▼30分1本
○ウィル・オスプレイ(10分35秒 片エビ固め)×獣神サンダー・ライガー
※オスカッター


【オスプレイの話】「マーティーのよくやることだよな。この背中の傷を見てくれよ。レイ・ミステリオも来たけれど、レイにはちょっと待っててほしい。まずはマーティーと闘って、オレの呪いを解きたい。過去に闘っても、1対1をやっても(マーティーには)いつも勝てない。そんなおかしなことが起こるのは、呪いがかかっているに違いない。だからヴィランとアサシンをしっかりやって、アイツの首をへし折ってやる」


【バックステージでのライガー】
ライガー「ウィル・オスプレイ選手、現チャンピオン、IWGPジュニアヘビー級のチャンピオンであるわけで、すっごい強かったです。何回も僕も決まったと思ったんですけど、彼からピンフォールを奪うことはできなかったです。ただ、我がままを言わせてもらえれば、ミステリオと、レイ・ミステリオJrと試合をしたかったなって思います。オスプレイとレイ・ミステリオJr、試合僕も見たいし。つぎミステリオ選手とリングのなかにいるときは、もしかしたら夢のタッグマッチ、ドリームタッグを組んでもいいんじゃないかなと思います。会場のお客さんも、闘うことを望んでいる人もいるでしょうけど、いっしょにタッグを組んで試合をしているのを見てみたいという人もいるんじゃないかと思いました。


――ミステリオと闘えなかったことは残念?


ライガー「残念です。アナタ(質問者に向かって)は、ボクとミステリオ選手が試合をするのを見たいですか? タッグを組むのを見たいですか?」


――どちらもいいアイデアだと思います


ライガー「ハハハ! サンキュー!」


◇第7試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ○ザック・セイバーJr.(18分50秒 ジム・ブレイクアームバー)オカダ・カズチカ ×石井智宏


【バックステージでの鈴木、ザック】
ザック「(スタッフがベルトを持って来るのが遅れて)オソイ、オソイ!」


鈴木「オレとザックが組んで負けるわけねえだろ。なんならオカダとオカダのタッグチームでも、オレとザックには勝てねえぞ。ナメんなよ。このタッグベルト(ブリティッシュタッグ)、イギリスがスタートのタッグベルとだけどな、もう二度とだれの手にも渡ることはない。だからこのベルトも名称変更だ。ノット・ブリティッシュタッグ、スズキグン・ワールドタッグ」


ザック「次はどこでタイトルマッチをしようか?」


鈴木「どこがいいかな?」


ザック「できれば温かいところがいいな。オレたちがトップに君臨し続けるんだ。そして世界中のベルトを集めよう。それとオカダのことをレインメーカーと言うけど、オレはもう雨には辟易しているんだ。2年間、チャンピオンに君臨しているのは大変めでたいことだと思うが、それはオマエが強いからじゃない。オマエに適う相手がいなかったということ。ニュージャパンカップを3週間闘い続けたあとの、今日の勝利。オレがヘビー級のチャンピオンになってみせる。ストロングスタイルとはこのことだ」


鈴木「あんなのはフェイクだ。オレらより強いヤツいねえんだから、テメエら看板おろせ。こうやって一つひとつ、またひとつ、次はIWGPヘビー級ベルトを、このザックが両国で取って来る。そしてジュニアタッグもある、ヘビー級のタッグもある、これ(インターコンチ)もある。あとNEVERはだれにするのかな?」


ザック「タイチはいいかもしれないね」


鈴木「タイチ。そうだ、全部集まったら、なにが起こるか。世界がひっくり返るぞ。オレといっしょに世の中ひっくり返そうぜ。オレたち鈴木軍、イチバン!」


【オカダの話】「ボクから言わせてもらえれば、いいね、ザック・セイバーJr。いままで味わったことのないレスラーだよ。素晴らしい。あの体型でもっと軽いものだと、イージーなものだと思ってたけど、スタミナかなり奪われましたよ。両国でやる相手として素晴らしい相手が出て来たと思います。ただやっぱり、ベルトを投げるのは許せない。オマエが一番欲しいものなんだろ? 足りないね、リスペクトしなくちゃ。イギリス人らしい行動をしてくれよ。まあ、今回は好きな女の子にちょっかいを出してしまう、そういう気持ちと同じだと思って、今回は許してやる。つぎはないし、両国でもオレがその分きっちり返してやるよ。(風変わりなチャレンジャーを相手にどう闘う?)あまり同じ相手と試合をしてても、もちろんお客さんはあんまり満足しないと思いますし。ちょっと違った相手、それはお客さんにとっても刺激になると思いますし、ボクにとってもすごい刺激になるし。楽しみですね。そういう相手を乗り越えて、また強いオカダに、カッコいいオカダになってしまうんじゃないかと思います。(カリフォルニアで2度、インアウトバーガーに行ったのをインスタグラムで見たんですが、カリフォルニアのおいしいものについてはどう思いますか?)正直、いま前哨戦で、申し訳ないですがそういう質問には答えられる気分じゃないですね。でも今日はカリフォルニアだから特別にお答えしましょう。2回食べました、以上です。3ハンバーガー、イエスタディ・ワン、トゥデイ・ツー。(前哨戦が少ないなかでどう対策を練る?)正直、今日やってよかったなと思います。こんなに手ごわいと思ってなかったですし、さすがニュージャパンカップ覇者だなと思います。ただ、ボクが最強なので。そういうなかで前哨戦あるので、それはありがたいことで。ないなかでも闘ったりもしてききたので。もう1週間ないですもんね、両国まで。両国でまたカリフォルニアのお客さんに、またオカダ、チャンピオンで来てくれと言われるような試合をしたいと思います。(試合後もザックが攻撃を仕掛けてきたが?)それだけやる気があるから掛かって来たんだと思うし。すごいお客さんも入って、あれだけのノリで、ザックも乗せられたんじゃないですかね。その勢いっていうのは試合にも出て来ると思うので、ボクも結果じたいは今日こうなりましたけど、カリフォルニアのお客さんの勢いに乗せてもらいましたので、それをしっかり両国で出したいなと思います。(防衛記録を伸ばしているなか、仮につぎ負けたらそのあとはどうなると思う?)負けないので、それには答えられないですね。(不滅の王者とも言われているが、自分でもそう思っている?)もちろんそう思ってますし、お客さんにもそう思ってもらえるような試合をして、そういう存在だとだれからも認められるなレスラーになりたいですね」


◇第8試合◇
▼IWGP USヘビー級選手権試合/60分1本
[第2代王者]○ジェイ・ホワイト(25分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×ハングマン・ペイジ
※ブレードランナー
☆ジェイが初防衛に成功


【ジェイの話】「昨日からこの試合が厳しいものになるとは思っていた。実際に痛みを伴うものになった。アイツにあんないいところがあったとは思わなかった。しかし、スポットライトの下に身を置くには、まだ早過ぎたんじゃないのか? でも、ラリアットとかはいままでに経験したことがないぐらいハードだったよ。とはいえ、オレがいまもまだチャンピオンに君臨している。つぎはデビッド・フィンレーか? 挑戦に名乗りを挙げてくれたことを、オレも誇りに思うよ。でもやっぱりオマエも、自分一人ではなにも決められないだろ? そしてオレたちは元友だち同士であり、お互いのことを知り尽くしているかもしれない。でも誤解はしてほしくない。何度闘ってもオレはオマエを倒すし、つぎもオレが倒す。そして通算成績がオレの10勝0敗になる。ペイジだろうがフィンレーだろうが、試合後にリングに立っているのはオレだ」


◇第9試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
飯伏幸太 ○ケニー・オメガ(39分21秒 体固め)ニック・ジャクソン ×マット・ジャクソン
※ゴールデントリガー


【バックステージでのケニー】
ケニー「この対戦、どう始まり終わるのか何度も頭の中で繰り返した。どうやって“兄弟”と闘うのか? それも、いま誤解から仲違いしている相手との試合だ。とはいえ、試合はファンのためにするもの。手加減しては相手を侮辱していることになる。だから、今日も100パーセントの力を出した。だからこそ、身体的にも精神的にもツラい内容になったね……。


いまの俺を見てくれ。右目は何も見えない状態だ。そして、何も解決しなかった……。ゴールデン☆ラヴァーズに関してもそう。まだ目指すところには行けてはいない。今夜、俺たちが何を成し遂げたか? 何も。ただ、全身全霊で闘っっただけさ。俺は2016年以降、ずっと同じ気持ちで闘ってきた。なのに俺はいま、なぜか暗黒の中にいる。大切な家族や兄弟たちと闘い、タッグを組んだパートナーのイブシは控室でダメージが深く、倒れている。最後に立っていたのは俺だけだ。


じつは今日の試合に、俺はある幻想を抱いていたんだ。それは、最後は4人でリング上で腕を高く上げているところ……。


今日、たしかにゴールデン☆ラヴァーズは勝った。でもハッピーとはいえない。会場のファンがおおいに盛り上がってくれたのは嬉しい。それなのに、なぜだか俺の一部が死んだような気分だ。いったい、ここからどこに向かえばいいんだろうね……。


――(以下の質問は、アメリカのメディアより)どこに向かうかというのは、ゴールデン☆ラヴァーズとして?


ケニー「ああ。ゴールデン☆ラヴァーズは間違いなくこれからも活動を続ける。それにBULLET CLUBのことだって大切に思っている。本当はこの試合でそういった仲違いなんかをすべて解決したかったんだ。もしかしたら、Codyの言ってることは正しいのかもしれない。俺にはリーダーの素質はないのかもしれない……。


でも、いまは少しでも残っているプラス面に目を向けて育てていくしかない。プラス面とは、ファンが応援してくれること。ファンのために闘って良かった。でも、俺の心は折れている。イブシには感謝しかないよ。BULLET CLUBは和解というには程遠いが、この大変な時にそばにいてくれた」


――飯伏もあなたも身体を痛めている。現在の症状は? そしてROHでCodyとのシングル戦が控えている(現地時間・4月7日)が、大丈夫か?


ケニー「まあ、俺の目は大丈夫。二重に見えることもないし、脳しんとうもないはず。ただ、目の下の腫れは初めてだ。ヴァンダレイ・シウバと闘った時のサクラバ(桜庭和志)みたいになってちゃってる。とはいえ、正式にドクターストップにならない限り、試合は行われると思うよ」


――ROHで同じ日に行われるハングマン・ペイジvs飯伏幸太については、どう思う?


ケニー「それもあるから、今日のジェイ・ホワイトとの試合は気にして見ていたんだ。若い選手の闘いはとても興味深いよ。ハングリーさのぶつかり合いがあったし、これ以上やったら危ないぞ! と思うデンジャラスな場面もあった。だけど、飯伏もかつては危険を省みないレスラーだった。いまは年齢を重ねて多少はリスクを避けるようになったが、若くスタミナもあるペイジと闘うならそんなことはお構いなしだろう。そういう意味では、安全性などの面で不安材料はあるかもしれない。ペイジはBULLET CLUBの最年少レスラーだし、大切な未来を潰して欲しくない。とはいえ、彼も自分を証明しないといけない時なんじゃないか? リスキーな選手同士の対戦だ。ハングリーな若手とかつてクレイジーな闘いを繰り広げていたイブシ。どちらもケガなく闘ってほしいね」


――今日のケガは、どの場面でしたか?


ケニー「どこかでぶつかったんだろうね。たぶんムーンサルトをやった時じゃないか? リングの中に向かってやった時だと思う。イブシは、外に向かってムーンサルトをやった時だろう。でも、自分も技の途中だったから実際に痛めたところは見ていない。どちらも軽傷だといいけど」


――飯伏とあなたの関係が、アメリカファンにとっても「大切なモノ」と認識されていたのは今日の驚きでした。


ケニー「ファンのリアクションを見て胸がいっぱいになったよ。ふたりは過去のものになり、俺はBULLET CLUB、イブシはひとりで旅に出た。俺は全力で頑張り続け、ついに復活することになった。パフォーマーとして何かしたいと思ったんだ。それに、より高いレベルで自分を表現するには、同じ目標を持った人間が必要なんだ。イブシは、俺が日本で最初に出会ったレスラーのひとり。


そして、当時から自分と同じビジョンを持っていた。こうして、ふたりがひとつの目標に向かうことが大切なんだ。シングルでも期待を背負うところ、自分にすべての責任があるところもいい。しかし、俺たちはチームだとこんなこともできるんだ! という部分を見せたいね。今日、その目標の一部は見せられたと思う。それこそタッグマッチの良さ。ふたつの身体がひとつの技を見せる。シングルとは違った良さだよね。タッグマッチは4人でリングに入る。そうすると4つの思いがぶつかる。そんなところをファンに見せるためにも、今日はヤングバックスとあえて闘うことを選んだんだよ。


――マット・ジャクソンに片翼の天使をかけたことについては?


ケニー「これに関しては、試合が行きすぎた。あの技は相手を完全にフィニッシュできる技だ。友だちに対してあの技をかけるというのは、ちょっと一線を超えている。ともかく今日はゴールデン☆ラヴァーズが勝った。彼らより、より良いタッグチームだった。きっとマットもそれはわかっただろう。マットもコレを望んでいたはずだ。この試合は、おたがいのプライドのぶつかり合いだった。おたがいの理想をぶつけ合う大切なファイトだったと思うよ」


 新日本ロス大会のメインはケニー&飯伏のゴールデンラヴェーズvsヤングバックス、2・24後楽園大会で復活したゴールデンラヴェーズに、ケニーのThe Eliteの盟友であるヤングバックスが対戦を要求して、ロス大会で実現となった。
 飯伏とマットで試合開始、マットはケニーを挑発し、飯伏はケニーに交代も、盟友同士の対戦に割り切れないケニーはマットと話し合うも、マットは控える飯伏を強襲、ケニーは戸惑いを見せつつ飯伏に交代すれば、マットはニックに交代する。再び飯伏はマットと対峙するも、飯伏は容赦なくマットの完治していない腰をキックを浴びせ、ケニーは飯伏を止めに入るも、まだ割り切れないケニーにマットが怒って突き飛ばす。
 このケニーの迷いがゴールデンラヴェーズの連係に影響が出てしまい、ヤングバックスに連係が読まれ、飯伏が捕まり、ヤングバックスに先手を奪われてしまうが、窮地を脱した飯伏はケニーに交代、ケニーはダイビングクロスボディーからダブルチョップと猛反撃し、飯伏が入ってニックを捕らえ、ダブルリーブロック、飯伏のキックからケニーのコタロークラッシャー、場外のヤングバックスにクロスラッシュを炸裂させるなどして、ようやくゴールデンラヴァーズにエンジンがかかり、吹っ切れたケニーもマットの腰に集中攻撃を浴びせる。
 劣勢のヤングバックスは交代を受けたニックが孤軍奮闘、マットが入って飯伏を捕らえ、掟破りのゴールデンシャワーを狙うが、飯伏が阻止するとケニーとの雪崩式ダブルブレーンバスターをマットに決め、また腰にダメージを与え、今度はゴールデンラヴァーズは本家ゴールデンシャワーを狙うが、ニックが阻止して、ケニーをエプロンでのジャーマンで投げ、リング下にテーブルをセットし、マットがケニーにテーブル貫通を狙うが、躊躇すると飯伏がオーバーヘッドキックでカットする。
 ケニーはマットにテーブル貫通片翼の天使を狙うと見せかけて、飯伏がスワンダイブジャーマンを決めると、ケニーとのゴールデントリガーを狙うが、ニックがに入り、マットが飯伏と殴り合いから突進もケニーがVトリガーで迎撃し、飯伏がラリアットからシットダウンラストライド、Vトリガーの連係でマットを捕らえる。
 飯伏はその場飛びムーンサルトを投下するが、剣山で迎撃したマットはシャープシューターで捕獲。ケニーがカットに入るが、ニックがスーパーキックで排除してからコーナー最上段からスワントーンアタックで動きを止め、マットは再び飯伏にシャープシューターも、肝心なところで腰に踏ん張りが効かず、技を解いてしまう。
 ヤングバックスはモア・バング・フォー・ユア・バックと見せかけて、マットが場外のケニーにテーブル貫通ダイビングエルボーを投下してケニーにまた大ダメージを与えると、ヤングバックスが飯伏をセカンドロープに固定してから、ニックがファイヤーバードスプラッシュ、ヤングバックスがアーリー・オンセット・アルツハイマーを炸裂させ、カットに入ったケニーにもスーパーキックの波状攻撃も、飯伏がヤングバックスにオーバーヘッドキックを浴びせるが、4選手はダウンしてしまう。
 ケニーとマットは殴り合うと、ケニーがドラゴンスープレックスも、マットもジャンピングパイルドライバーで応戦、マットが腰のベルトを外して殴打も、ケニーがマットの腰にエルボーからベルトを奪って殴打するかと思いきや、捨ててVトリガーを炸裂させ、ケニーの再度のVトリガーもマットがスピアーで迎撃し、ヤングバックスがインディーテイカーを狙う。
 ところが飯伏がエプロンのニックをテーブル貫通ラストライドで叩きつけると、ゴールデンラヴァーズがマットにPKこころ、合体ハイキックからケニーがライガーボムと畳みかける。ケニーはVトリガーを狙うが、ケニーはここでまた迷いが生じて躊躇するも、マットがスーパーキックをケニーに浴びせれば、飯伏がマットにハイキックから、ケニーに打てと指示し、ケニーはVトリガーから片翼の天使を狙うも、またここでケニーが躊躇して技を解こうとする。だがマットが自らケニーの腕を自身の首にクラッチさせて介錯を求めると、ケニーは片翼の天使を決め、マットを起こそうとするニックもケニーがVトリガー、飯伏がドラゴンスープレックスで排除、最後はマットにゴールデンラヴェーズがゴールデントリガーを炸裂させて3カウントを奪い、粘るマットを介錯した。
 試合後にゴールデンラヴェーズが退場しようとすると、Codyが乱入してケニーを始末できなかったとしてダメージの残るヤングバックスを制裁しようとする。ここでケニーが戻るとCodyは退散、ケニーはヤングバックスにノーサイドを求め、ニックは応じるが、マットは拒絶して退場。最後はケニーが締めくくった。
 試合内容的にはマットがベストの状態だったら60分フルタイムになっていたのではと思うぐらいの激闘、マットも腰の状態が最悪ながらも粘りきったが、最後はケニーが迷いながらもマットを介錯するかように破った。そういった意味ではこの試合の主役はマットだったのかもしれない。
 試合後にケニーがヤングバックスにノーサイドを求めたがマットだけは拒否、マットが割り切れない理由はベストの体調で試合が望めなかったからなのか、それともケニーの甘さに怒っていたからなのか…
 BULLET CLUBの内紛は第4試合でもCodyがGODを手なずけることで、オリジナルBULLET CLUBを引き入れようとしたが拒絶され、スカルもどっちつかずで中立、ヤングバックスも見限ったことで孤立しつつある。オリジナルBULLET CLUBもGODがCodyを拒絶したということは、残るバットラック・ファレや高橋裕二郎、チェーズ・オーエンズもGODと同調と見ていいだろう。


 セミのIWGP・US選手権は、ジェイが丸藤正道を彷彿させる鞭のようにしなる逆水平を駆使して先手を奪うが、ペイジもエプロンの角へネックブリーカー、場外戦で鉄柵攻撃、担いで後頭部めがげて鉄柱攻撃と首攻めで反撃、ペイジのブレーンバスターを着地したジェイは低空式高速バックドロップで反撃、ジェイがコンプリートショットからぶっこ抜きジャーマン、ペイジもトップロープからのハングマンDDTからアダムズアップル狙いは、ジェイが間合いを詰めて決めさせなない。
 ジェイは焦れたペイジをエプロンでコンプリートショット、エプロン角めがけてぶっこ抜きジャーマンで投げ、ジェイの雪崩式ジャーマン狙いは、ペイジが逆に雪崩式ネックブリーカーで返すと、エルボー合戦で冷酷に笑ったジェイはバックドロップで場外へ落とし、場外でもバックドロップ、リング内でもバックドロップとまるで渕正信を彷彿させるように連発する。
 ジェイはブレードランナーを狙うが、切り返したペイジはパワーボムからドリアホールパイルドライバーで反撃し、場外に逃れたジェイにスタンディング・シューティング・スター・プレスから、コーナーからのムーンサルトアタック、ジ・アダムス・アップルと猛反撃し、キウイクラッシャー!ブレードランナー狙うジェイを、ペイジが唾で阻止しスーパーキックからローリングエルボーを炸裂させ、ライトオブパッセージで勝負に出るが、ジェイがブレードランナーで切り返して3カウントで王座防衛する。
 試合後にフィンレーが乱入してジェイにスピアーを浴びせると、4・24後楽園で挑戦を表明、先へ行くジェイを指を咥えてみていたフィンレーだったが、ここで名乗りを挙げるも、今までジェイには勝っていないことから、フィンレーが挑戦までにいかにインパクトを与えていくのか…


 第6試合ではライガーがレイ・ミステリオと対戦する予定だったが、ミステリオが上腕二頭筋の断裂で欠場となり、代役のオスプレイと対戦。ライガーはバク転から突進するオスプレイに風車式バックブリーカーを決め、場外に逃れたオスプレイにエプロンからトペコン、通路で垂直落下式ブレーンバスターと先手を奪い、ライガーボムから雪崩式フランケンシュタイナーを決めるも、オスプレイが着地の際に右脚を負傷するハプニングが発生、それでもオスプレイは片足だけで飛び、サスケスペシャルまでも披露する。
 オスプレイはミステリオの眼前で619を狙うが、はライガーがかわし、オスプレイのマウスに対し浴びせ蹴りで応戦、オスプレイはスパニッシュフライからコークスクリューキック、そしてオズカッターで勝負を狙うが、キャッチしたライガーが垂直落下式ブレーンバスター、雪崩式垂直落下ブレーンバスターと畳みかける。
 ライガーが突進するオスプレイにカウンターの掌打を炸裂も、再度の掌打狙いはオスプレイが掟破りのライガーボムを敢行して側頭部へミドルキックを浴びせると、オスカッターでオスプレイが勝利を収め、試合後にオスプレイは客席で試合を観戦していたミステリオに対戦を迫る。ところがスカルが乱入すると、ミステリオにも襲い掛かってマスクを剥ぐ暴挙を働き、オスプレイの保持するIWGPジュニア王座への挑戦を表明する。


 4・1両国で行われたオカダvsザックの前哨戦は、ザックが関節技でオカダの動きを徹底的に封じ、最後も、石井がラリアットをかわしたザックが卍固めから腕十字、三角絞めからジムブレイクアームバーで捕獲して、石井からギブアップを奪いザックが勝利、ザックはオカダにも卍固めで捕獲して足蹴にすると、マーティ浅見レフェリーにも鈴木と共に関節技の餌食にするなど王座奪取に向けて大きくアピールした。
 ザックが先手を奪ったが、オカダはコブラクラッチは見せてもウルティモ・ドラゴン仕込みのジャベは披露しなかった。オカダは敢えてザックがどこまで引き出しがあるか試した感じだったが…

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