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長州力、最初で最後の異種格闘技戦!トム・マギーは格闘家だったのか?
5月20日の昼にこういうニュースが入った。
かつて全日本プロレスで長州力と不思議な異種格闘技戦を行ったトム・マギー(59)が、カリフォルニア州の自宅近隣で、駐車スペースを巡るもめ事をきっかけに6人の若い男から暴行を受け顔面に大けがをした。米国では全国ニュースで大きく扱われているという。https://t.co/PhgbIScISf
— OmasukiFight (@omasukifight) 2018年5月19日
トム・マギーは既に引退しており、地域のガードマンとなっていたという。写真を見ても頭は凹み、顔は歪み、ボコボコ・・・こうなっては昔の面影は全くない。昭和62年全日本プロレスに参戦し、1月1日の元日に長州力と異種格闘技戦で対戦したトム・マギーで間違いないと思う。トム・マギーはカナダでウエートリフティングやボディービルでも数々のタイトルを獲得、1985年にミスター・ヒトにスカウトされて、カルガリーマットでデビューを果たした。ヒトは新日本プロレスの外国人ブッカーの一人だったが、ダイナマイト・キッド、デイビーボーイ・スミスのブリティッシュブルドックスの引き抜きを契機に全日本プロレスに乗り換え、特にジャパンプロレスの社長だった大塚直樹氏とも親しかったこともあって、ジャパンの主催シリーズにはブルドックスでなくカルガリー勢もジャパンに送り込んでいた。
なぜ長州とトム・マギーが対戦することになったのか、カルガリーハリケーンズの項でも触れたとおり、全日本プロレスと提携していたジャパンプロレスは独立を模索、布石を打つためにTBSと交渉を開始しており、ハリケーンズと旧UWFとのプレオールスター戦を開催するだけでなく、大晦日に長州の異種格闘技戦をメインとした『格闘大戦争』を開催して、紅白歌合戦の裏番組にぶつけてジャパンの独立をアピールしようとしていた。その長州初の異種格闘技戦用に用意された選手がトム・マギーだった。大塚氏は長州も異種格闘技戦が出来ることをアピールして、長州を馬場やアントニオ猪木の地位まで押し上げようとしていた。
ところが日本テレビ側の圧力でジャパンとTBSとの交渉は白紙になると、馬場がジャパン側と話し合いを持ち、ジャパン側有利の契約を結ぶだけでなく、全日本と新日本は休戦し引き抜き防止条約を結んだことでジャパンの独立の芽を絶ち、がんじがらめの状態にしてしまう。全日本も日本テレビで放送されていた「全日本プロレス中継」が10月から土曜7時の枠でゴールデンタイムに復帰することが決まっており、長州も大事な視聴率要員だったこともあったことから、ここで長州を手放すわけにはいかなかったのだ。ジャパン独自で呼び寄せていたトム・マギーも宙に浮いた状態となるが、新日本の影響下のレスラーでなかったこともあって全日本に参戦することになり。全日本初の元日興行の目玉として長州初の異種格闘技戦が組まれた。結果的にはジャパンが大晦日で行うはずの異種格闘技戦は、そのまま全日本の元日興行にスライドした形となったのだ。
後楽園ホールは長州初の異種格闘技戦ということで元日にも関わらず3400人と超満員札止めを動員、テレビ中継も録画ながらも特番枠で放送された。トム・マギーはパワーリフティングの出身だったが、全日本プロレス中継では「カナダマット世界最強」「レスリング、カンフーや空手の心得もある」と紹介され、トム・マギーも意識してか1R開始からキックで牽制、長州がバックを奪うと力で振りほき片足タックルを仕掛け、ヘッドスプリングから後転、バク宙からトンボを切ってドロップキック、飛行機投げを狙う長州を持ち上げてエプロンに出すなど、パワーや身軽さもあることをアピールする。リングに戻った長州は首四の字で捕獲からグラウンドへ引きずり込み、動きを封じにかかる。2R入ると長州のショルダースルーを着地したトム・マギーはトラースキックを発射、フィンガーロックの攻防で長州を押し込みにかかるなど怪力ぶりを見せるが、リバーススープレックスで投げた長州はサソリ固めを狙うと、トム・マギーはロープに逃れ、2度目のサソリ固めは防がれるが長州はアキレス腱固めに移行も、しだいにトム・マギーに疲れが見え始める。
3Rに入るとトム・マギーはハイキックを命中させ、ベアハッグで捕らえてからツームストーンパイルドライバーで突き刺す、そしてコーナーに長州を押し込むとサマーソルトキックを決めるが、大した威力がなく、トム・マギーが着地したところで長州がリキラリアットが炸裂、最後はバックドロップからリキラリアットの連発で3カウントを奪い、長州が自身初の異種格闘技戦を制した。
長州は試合後のインタビューで「確かにいい素材だと思うけど、まだまだレスリングを知らない、これはと思ったのは、あのキック一発だけだったな。」と評していたが、試合を改めて振り返ってみると、異種格闘技に見せたプロレスであり、セコンドに着いていたヒトも指導はしたと思うが、パワーは見張るべきものがあったもののキックもレスリングも付け焼刃レベルで、キャリアの浅さが目立っていた。もし予定通り大晦日で放送されていたら、"どこが異種格闘技戦なんだ!!"と猛反発を受けていたのではないだろうか…
格闘技戦を終えたトム・マギーは1週間だけ全日本のシリーズに参戦して栗栖正伸、ハル薗田、仲野信市、渕正信、新倉史祐らとシングルで対戦して帰国、その後WWFへ参戦したが上位グループに食い込むことが出来なかった。この頃のWWFはハルク・ホーガンを始めとするマッチョ系のレスラーがトップを張っていたことから、"日本でも試合をしたから自分もアメリカでトップを張れる”と思ったのかもしれない。だが見栄えは良くても試合運びはレスリングに成長はなかったこともあってトップを張ることは出来ず、WWFを離れた後はヨーロッパを始めとする各団体を渡り歩き、1988年に全日本に再来日するも成長の後は全く見られず、中堅選手の噛ませ犬要員として扱われ、輪島大士とのシングル戦では無駄なアピールで失笑を買うだけでなく、逆エビ固めで速攻で敗れるなど醜態を晒した。日本から離れた後は引退してアクション俳優に転身していたという話を聞いていた。
今思えば日本でキャリアを積ませたら、現在のケニー・オメガのように大化けする可能性は秘めていたと思う。しかし見栄えだけでトップを取れると思い込んでいたことで肝心の本人に向上心がなかった。惜しいとしか言いようがない。 -
感情をぶつけ合うのもプロレス…デスペラードがヒロムを降し公式戦2連勝!
5月22日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」後楽園ホール 1720人 満員<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○チェーズ・オーエンズ 石森太二(7分28秒 片エビ固め)フリップ・ゴートン ×岡倫之
※パッケージドライバー◇第2試合◇
▼20分1本
鈴木みのる ○金丸義信(9分43秒 逆エビ固め)ACH ×海野倫之◇第3試合◇
▼20分1本
YOH ○YOSHI-HASHI(8分58秒 バタフライロック)ウィル・オスプレイ ×外道◇第4試合◇
▼20分1本
○内藤哲也 BUSHI(9分58秒 片エビ固め)タイガーマスク ×トーア・ヘナーレ
※デスティーノ(試合終了後、場内が暗転。そして、会場ビジョンには6.9大阪城ホールで内藤哲也のIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦するクリス・ジェリコが映し出される。どこか自然の中にいるのか、上半身裸のジェリコは自撮りをしながら、内藤に向けて以下のコメント。)
ジェリコ「ナイトーサン、俺に対するコメントを読んでオマエの気持ちはよくわかった。オマエが新日本、そしてプロレス界の主役なのは認めてやる。だが、俺に言わせれば……このマヌケな亀だ(と、亀を写す)。
マヌケな亀はクリス・ジェリコというスーパースターを目にして全く動けずショックを隠せなかった。オマエに群がってるバカなファン共と同じリアクションだ。オマエを叩き潰してインターコンチのベルトを奪ってやる。ベルトは必要ないんだろ? 俺はトランキーロではいられない。6月9日、『DOMINION』で俺のヤバさをオマエに教えてやる。6カ月間、クソ生意気なオマエを潰すチャンスを待ちわびていたぜ。
ロス・インゴベルナブレス・デハポンなどクズの集まりだ。俺が10度目のインターコンチネンタル王座に輝く。オマエは俺よりも優れたレスラーだと言ってたな? そのとおり、オマエが新日本の“主役”で間違いない。だが、ポッと出てはすぐに消えていくほかのクソレスラー共と何も違わない。俺はクリス・ジェリコ“アルファ”だ。世界最高のスターだ。だから日本まで、オマエを潰しに行ってやったんだ。ミスター・メインイベントさん。
オマエは何年かかっても俺のようなスターにはなれない。だが、俺のおかげでオマエも晴れて有名人だ。俺のおかげで名前が売れただろ。そして『DOMINION』で俺に潰されてもっと有名になれるぞ。インターコンチのベルトを俺によこせ。バカな日本人にはもったいない。ベルトの価値を高めてやるぜ。ナイトー、わかったか? 余計なことを言わなければよかったと後悔させてやる。6月9日『DOMINION』を楽しみにしてるぜ。 F××K FACE!」(このジェリコの映像を寝転がりながら観ていた内藤は、途中で飽きていたのか、気だるそうに起き上がるとマイクを握る)
内藤「暗転するもんだからさ、てっきり襲撃に来るのかと思ったぜ(場内の笑いを誘う)まあ、彼もオクパード、忙しいんだろうね。まあでも、こんなちっぽけなメッセージを送ってくるほうも送ってくるほうだけど、流すほうも流すほうなんじゃないの? だって、いまはジュニアの祭典、『BEST OF THE SUPER Jr.』の真っ只中だぜ?(場内・拍手&歓声)。クリス・ジェリコ、そしてこのVTRを流した新日本プロレス、こんなときこそまさに、トランキーロ! あっせんなよ!、カプロン!(とマイクを叩きつけると、BUSHIと拳を突き合わせて。そして、BUSHIに勝利のポーズを促し、労をねぎらうようにロープを開け、セコンドのように観客をガードしながら花道をあとにした)」【内藤の話】「まあ、噛んでしまいましたが、リング上で言った通りだよ。今、『BEST OF THE SUPER Jr.』真っ只中ですよ? まあ確かに大阪城ホールの煽りも大事かもしれない。でも、今一番大事なことはリング上で命を懸けているジュニアの戦士たちなんじゃないの? なんかもうちょっと『BEST OF THE SUPER Jr.』なんだからジュニアの戦士にスポットを当てようよ。新日本が変えないで誰が変えるの? クリス・ジェリコがアピールしたいのはわかるよ? でも、それを良しとする新日本プロレスの姿勢がね。まあ一つ今日のメッセージを聞いて安心したことは、彼がインターコンチネンタル王座にちょっとでも興味があるっていうことかな? だって、1月5日、襲撃に来た時に俺前日、東京ドームでオカダに敗れているからね。IWGPヘビー級王座を取り損ねた俺を彼は襲撃してきたんだよ。ケニー・オメガへのリベンジではなく、チャンピオンのオカダ・カズチカにいくわけでもなく、丸腰の俺に来たんだよ。それぐらい彼の目に俺は輝いて見えたんでしょう。なので、一番の目的は内藤哲也なんだろう。タイトルマッチにする必要ないじゃんって思ってたけどね、彼の口からインターコンチネンタル王座がなんちゃらかんちゃらって出てきたんでね。タイトルマッチにする意味、タイトルマッチとして行なう意味があるんだなと。彼に意思がないなら別にやる必要はないと思っていたよ。だって、俺も意思がないのに挑戦させられた身だからね。彼には俺のような思いをしてほしくないと思ってたけど、彼が欲しいって言うんだったらじゃあかけようよ。かける意味はあるからね。まあ、とりあえずそんなところですかね。あとはリング上でも言った通り、『BEST OF THE SUPER Jr.』真っ只中ですから、俺の話なんかよりもBUSHIの話を聞くことが大事でしょう。ということで、あとはBUSHIにお任せします。アディオス!」
【BUSHIの話】「実はさ、この『BEST OF THE SUPER Jr.』のAブロックが発表されて、今2番目に楽しみにしている男がいるんだよ。それはタイガーマスク。俺の記憶違いだったらあれなんだけどさ、過去に1回のタッグマッチ、そしてシングルマッチ、それぞれたった1回ずつしかタイガーマスクに勝ってないんだ。別に俺はそれでタイガーマスクを超えたなんてこれっぽっちも思ってないよ。本人だって過去の栄光にはすがらないって言ってんだ。だったら、恥ずかしくて言えないよね。俺の新日本プロレス、マスクマンとしての……なんだろうな? 永遠のテーマ、ライガー、タイガーを超えるマスクマンはBUSHI。新日本プロレスのマスクマンはBUSHIって言われることが俺のマスクマンとしての最大の永遠のテーマだと思っているから。だからこそ、次の公式戦、『BEST OF THE SUPER Jr.』大津での公式戦、俺が引導を渡してやるからな。楽しみにしとけよ。エンセリオ! マ・ジ・で!」
【タイガーの話】「(※Tシャツで顔を覆ったまま)明後日、必ずアイツ葬ってやる! 覚えとけ!」
◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○SHO(15分9秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×クリス・セイビン
※ショックアロー【SHOの話】「この勝利……この勝利の価値はリーグ戦の勝ち点2、そんなちっちぇえものじゃねえ! セイビンからの勝利! シングルでセイビンからの勝利だよ! 勝ち点2、そんなちっぽけなものよりも価値のある勝利だ。公式戦、2日連続でBブロック最初だよ。そんなの関係ねえよ。俺はメイン食ってやるつもりでやってんだよ。あとのことなんか関係ねえよ。それがなぜできるのかって? メインイベンターの2人ならそれを超える試合をしてくれるっていうことを信じているから。俺は思いっきり試合できんだよ。思いっきり闘えんだよ。この公式戦、今決まっている試合は俺はメインイベント0試合だよ。メインはねえんだよ。でも、優勝決定戦、まだメインイベント決まってねえだろう? 奇跡を起こしてやる。そして最後にマイクで俺がずっと前から! ずっと前から! 言いたかったことを言ってやるよ。そのためにも俺は『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝しなきゃいけねえんだよ!」
【セイビンの話】「クッソ! 自分がこれまでやってきたこと、頑張ってきたこと、そして試練というのは、勝って得られるものだけじゃないことは分かっている。負けてこそえられるものもあるはずだ。今日の試合では、やり返すところはしっかりとやり返せたと思う。今のところ、2ポイント。何度も言っているが、このリーグ戦は自分にとって今までで一番大きなチャンスだ。なので、今日は負けてしまったけれども、それはそれだ。SHOのことはリスペクトしている。彼は強いところを見せてくれた。最後にひと言。SHO、オマエはこの勝利を得るだけの価値を持つ試合を見せた。おめでとう!」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○ドラゴン・リー(11分14秒 片エビ固め[2敗=0点]×田口隆祐
※デスヌカドーラ【バックステージでのリー】
リー「もう1勝できてとてもうれしい。俺はこの『BEST OF THE SUPER Jr.』にドラゴン・リーの人生、心、魂、全てを懸けてリングの上でファンのみんなに闘いを見せる。毎日毎日鍛えて、毎日毎日努力する。スーパーJr.の全員に勝つために。特にヒロム・タカハシを倒したい。他にSHOもリストに入れた。そして次はお前だ、デスペラード。メキシコを知っているお前とスーパーJr.で対戦することができてうれしく思う。ありがとうございます」
──試合中になぜ「イッちゃうぞ、バカ野郎!」と言ったんですか?
リー「素晴らしいアミーゴのコジマへのリスペクトだよ(笑)」【田口監督の談話】「(※インタビュースペースに着くと倒れ込んで)こんな……やっと、今のジュニアについていけるようなオッサンが出してもらえてるんだからね、やらなきゃ意味ないよ。やらなきゃ意味ないよ。やらなきゃ意味ないんだよ。出させてもらってるんだからね、やらなきゃ意味ないよ。やらなきゃ意味ないんだけど、あー……2連敗。2連敗。(※起き上がって)ここからでしょう! 体重も落ちてきてますから。ここから先は、ついていけるでしょう。ついていって、それ以上のパフォーマンス、まだまだやれるというところを、見せたいと思います。やらなきゃいけないよ。やれるんだから(※と、言いながら控室へ)」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○KUSHIDA(19分22秒 バック・トゥ・ザ・フューチャー)[2敗=0点]×マーティ・スカル【KUSHIDAの話】「(※指を押さえながら)考えといたコメントなんて出せないっすね。これだけのもの……マーティ・スカルおそるべし。おそるべし。やっと1勝目。やっと1勝目。Aブロックの公式戦も、全部見てますよ。オスプレイの充実ぶり、ACHの躍動感。Bブロックだってもちろん、SHOがあんなに盛り上げてたから、ふざけんな、負けてらんねぇと。なかなか後楽園の中日ってのは席が埋まんなくて。KUSHIDA vsボビー・フィッシュ、KUSHIDA vsアレックス・コズロフやったこともあった。だけどようやく完売になって、さらにもう一丁、ここから地方都市。全部タイトルマッチ級、決勝戦級の試合をする所存です。2連覇、もう一回俺は、あの決勝戦の空気を味わいたい!」
【スカルの話】「普段俺はあまり言い訳とかするタイプじゃないんだ。そういうことを言うのも嫌いだ。でも、今日の試合が終わってみて、この『BEST OF THE SUPER Jr.』がフェアだと思うか? なぜならば、俺はこのリーグ戦の前にROHでメインイベントを務め続けた。ROHの試合に出場し続けて、日々メインイベントを務めた。それだけではなく4時間に及ぶファンミーティングがあって、毎日毎日ファンに会って写真を撮って、サインをしてということを繰り返していた。そしてこの『BEST OF THE SUPER Jr.』に出場しようと思って東京に飛んでこようと思ったら、悪天候のためにフライトがキャンセルになるというアクシデント、そしてフライトがキャンセルになるだけならまだしも、なぜか俺の荷物だけがニューヨークに行ってしまった。俺は着替えもないままシカゴで30時間も待ったんだ。そこでは下着を洗濯するぐらいしかすることがなく待っていて、どうにかこうにか記者会見に間に合う状態で来たんだけれども、最初の2戦の俺の相手は2人ともここから20分ぐらい離れたところに住んでいるんだろ? 奴らはしっかり休養をとってマッサージとかもしてもらってんだろ? マッサージは俺がしてもらいたいぐらいだよ。でも、まだ終わっちゃいない。このリーグ戦、近年稀に見るカムバックを俺はしてみせる。2敗はまだ問題じゃない。これは俺のプラン、戦略のうちなんだ。俺のスタイルなんだ。俺は天才だから。そして、次は同じように事が進むと思わないほうがいいぞ。なぜならば、俺は長く生き延びてきたVILLAINだからだ」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○エル・デスペラード(22分48秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×高橋ヒロム
※ピンチェ・ロコ(試合終了後)
デスペラード「ハハハ…。オイ、ヒロム。あんなに待ってたのに、『大嫌い』なんてさみしいこと言うなよ(※場内笑&大拍手)。答え合わせしてやってもいいぞ(※場内驚き)。お前、(俺の正体が)『わかる』っつっただろ!? じゃあもう隠したってもう意味ねぇもんな(※場内騒然)。あ~あ~あ~あ~、んなワケねぇだろ、バカどもが!(※場内笑&大拍手) いつもいつも自分たちのハッピーエンドになると思うなよ。これが現実だ。俺のほうが、ヒロムより…強かった(※大歓声&大拍手)」【デスペラードの話】「ああ、バケモンだな、ありゃ。昨日も言っただろ? 逃げも隠れもしない。それはなんでかわかるか? チャンピオンだもん。負けねえよ。このリーグ戦はシングルだけど、タッグのベルトは見栄えのために持ってきたから本当は意味はねえ。まあ、でもこいつらのおかげで助かった。やっぱり離せないな、こいつら。だが、どうしても欲しいものがある。優勝しただけじゃ手に入らないからな。でも、優勝すれば必ずその道が開けるはずだ。KUSHIDAとヒロムとマーティー・スカルもなんか似たようなことを言っていたな? ええと、ジュニアの誇り? てっぺんに上げる? おお、がんばって上げてくれ。お前たちが押し上げてくれたそのステージの中で俺は一番をもらうよ。俺がそのステージに上がるんじゃない。お前たちが押し上げてくれるんだ。ありがとう。助かるよ。愛してるぞ、お前ら。俺のために働いてくれ」
【ヒロムの話】「(※両肩を担がれて控室に戻る途中で)変わってねぇな……」
Bブロック公式戦のメインで互いに初戦を白星で好スタートを切ったヒロムとデスペラードが対戦するが、放送席に預けた攻略本にデスペラードのことを「大嫌い」と書かれていると、いきなりヒロムがデスペラードに襲い掛かって試合開始となり、南側客席に連行して通路ダッシュのジョンウーを発射、デスペラードは壁まで吹き飛ばされてしまう。
ヒロムはリングにまでデスペラードを引きずり戻すと、今度はマスクを破き、これに激怒したデスペラードもスピアーを放つと、場外に出したところでトペコンを発射、仕切りの板に叩きつけ、記者席を立てかけてスピアーでヒロムを突き刺し、ダウンしているヒロムの背中をイスで滅多打ちにする。
これで憂さが晴れたか、冷静さが戻ったデスペラードはキャメルクラッチから背中へのボディープレス、場外でもブリティッシュホールを敢行するが、重い逆水平を浴びせるデスペラードにヒロムは時間差ロープワークからティヘラで反撃し、串刺しラリアットから低空ドロップキック、ぶら下がり首四の字からそのまま抱えて場外でカサドーラ式フェースバスターを敢行、エプロンダッシュのドロップキックで、デスペラードが放送席まで吹き飛ばす。
リングに戻ったヒロムはセントーンアタックからダイナマイトブランジャーを狙うが、阻止したデスペラードはスクラップバスターから逆エビ固めで捕獲。ヒロムがロープに逃れてもブレーンバスターから、サイドからのスピアー、そしてギターラ・デ・ラ・ムエルタを狙うが、ヒロムがリバースフランケンで切り返す。
両者はエルボー合戦も、デスペラードは頭突きの連打から、ピンチェ・ロコを狙うが、ヒロムが逃れるとカウンターエルボーから、再度ピンチェ・ロコ狙うが、ヒロムはリバースも、デスペラードはランセルセから、串刺しはヒロムはコーナーへスロイダーで投げる。
ヒロムはダイナマイトブランジャーからTIME BOMBを狙うが、逃れたデスペラードは急所蹴り狙うと、かわしたヒロムはコーナーへデスバレーボムからTIME BOMB狙いは、デスペラードは切り返すもヒロムはジャーマンで再びTIME BOMBを狙うが、今度はデスペラードがレフェリーを突き飛ばす。
デスペラードはベルトを持ち出して一撃を狙うが、読んでいたヒロムがベルトごとスーパーキックを浴びせるも。レフェリーがベルトを取り上げたところで、目を離した隙を逃さなかったデスペラードが急所打ちからギターラ・デ・アンヘル、ピンチェロコで3カウントを奪い、2勝目をマークした。
序盤はヒロムがデスペラードを嫌う感情、デスペラードはマスクを破かれたことの怒りだけでなく、ヒロムに対する面白くない感情がぶつかり合い、テレビからでも互いに殺気が伝わった。新しく就任したメイ社長は新日本の試合を爽やかなと評したが、互いの感情をぶつけ合うのもプロレス、また殺気が伝わる試合はこれぞ新日本プロレスの試合で、体制が代わっても根本は変わっていなかったことをファンにアピールすることが出来た。またデスペラードも本来はヒールだがファンから支持を受けるヒールになりつつあり、大器晩成ながらもブレイクの予感を感じさせた。セミのKUSHIDAvsスカルは互いにグラウンドで互角の攻防を繰り広げるも、スカルはエプロンでの攻防でジャンピングハイキックからエプロンからキック、リングに戻って鼻フックしつつキャメルクラッチ、両膝裏を踏みつけから、腕を固定してのストンピングと先手を奪い、KUSHIDAが雪崩式アームブリーカーから腕へのミドルキック、ヒップトスからの飛びつき腕十字、腕へのドロップキックと流れを変えようとするが、らホバーボードロック狙いは、逃れたスカルが3回転式ロメロスペシャルからカベルナリアで譲らない。
スカルはエルボースマッシュも、KUSHIDAはローリングエルボー、スカルは低空ソバットに対しKUSHIDAはオーバーヘッドキックも、スカルはラリアットからパーティーズ・オーバーからリバースDDT狙いはKUSHIDAが逃れも、ハンドスプリング狙いはスカルが切り返し垂直落下式リバースDDTを決める。
スカルが突進もキャッチしたKUSHIDAはシェルショックからバック・トゥ・ザ・フューチャーを狙うが、スカルが首固めで切り返し、雪崩式リバースブレーンバスターからチキンウイングフェースロックはKUSHIDAがアームブリーカーで逃れ、オートマティック・ミッドナイトを決め、エルボー合戦からKUSHIDAが前転からDDT、アームロックを狙うが、逃れたスカルは丸め込み合戦に持ち込むと、スカルはコーナーへ昇るも、KUSHIDAはハンドスプリングキックで動きを止めてから雪崩式狙うと、スカルが指折りで阻止、しかしKUSHIDAは構わずKUSHIDAは前転からの雪崩式DDTで突き刺す。
KUSHIDAはホバーボードロックを決めるが指を痛めているせいか捕獲に失敗すると、KUSHIDAはエレファントキックからバック・トゥ・ザ・フューチャーで3カウントを奪い、公式戦初勝利、スカルは2連敗となる。リーvs田口は、田口がフィンガーロックの攻防でリーを翻弄させ、田口はリストロックを回転して逃れようとすると、既に手は離されていたため一人で回転し、一人ロープワークと田口ワールドへと引きずり込もうとするが、リーは容赦なく場外へ出してノータッチトペコンを発射、リングに戻って前転してドロップキック、"いっちゃうぞバカやロー"と叫んで串刺し顔面ドロップキックとリードを奪いにかかる。
田口はリーを場外へ出すと三角飛びプランチャを発射し、リングに戻ってスワンダイブヒップアタック、もたれるリーにヒップアタックの連打、リーのドロップキックもかわしてヒップアタックと猛反撃するが、ギタったところで、リーが尻めがけてドロップキックを発射、だがリーは抱えると着地した田口がどどん狙いはリーが切り返し、、田口がラ・マヒストラルから丸め込み合戦も、リーがロープ越しのハイキックからのコーナーの攻撃を狙いは、田口は雪崩式狙うと、宙吊りになった田口にパタラス・エネル・ペチョを狙うが、かわした田口がオーマイ&ガーアンクルで捕獲する。
リーの飛び膝に対し田口はヒップアタックの連打も、ジャーマンで投げたリーはデスヌカドーラを狙い、田口が首固めで切り返すも、リーはスーパーキックからデスヌカドーラで3カウント!田口が上手く自分の世界に引き込めていたが、詰めが甘かった。セイビンvsSHOは、セイビンが低空ドロップキックから、ロメロスペシャルと見せかけ両膝裏を踏みつけて足攻めを狙うも、SHOはロープ越しのアームブリーカーで反撃し、座り込んだセイビンにスライディングキック、コーナーを使ってのアームロック、リングに戻ってクロスアームブリーカーからグラウンド卍、セイビンのエルボーを受けきって胴絞めスリーパーから腕十字と腕攻めでリードを奪う。
逃れたセイビンはヘッドロック高速DDTで反撃、セイビンはソバット、SHOの回転エビ固めをランニングローキック、場外に逃れたSHOにエプロンダッシュのランニングローキックからトペコンを発射、リングに戻ってミサイルキックと一気に流れを変え、セイビンは串刺しビックブーツからトップコーナーから雪崩式ブレーンバスター、しかしロープに飛び乗ってからのトルネードDDTは、SHOがキャッチしてアバランシュホールドで叩きつける。
張り手合戦、ラリアットも相打ち、SHOが突進したところで、セイビンがラリアットを連発し、クレイドル・ショックを狙うが、逃れたSHOは3連続ジャーマンから脇固め、ローリング式腕十字も、セイビンは十字架固めで切り返してからスーパーキックの連打を浴びせる。
セイビンは再度クレイドルショックを狙うが、背後に着地したSHOがバッククラッカーから腕十字、セイビンのフランケンシュタイナーもリバース式サイファーウタキで切り返すと、最後はショックアローで3カウント奪い公式戦初勝利を収める。また第4試合では内藤がヘナーレをデスティーノで降し、BUSHIがタイガーのマスクを剥ぎ取ったところで、会場が暗転しクリス・ジェリコのからのビデオメッセージを公開され、寝そべりながらも襲撃の備えていた内藤はジェリコが現れなかったことで肩透かしに終わるも、「『BEST OF THE SUPER Jr.』の真っ只中だぜ?」と新日本を批判した。
今回も内藤の批判も正論で、大阪城ホールへの煽りも狙ったのだろうが、『BEST OF THE SUPER Jr.』の最終戦で公開すればとも思ってしまう。こうやった仕掛けもしたことで、またジェリコが現れるのではという期待も若干あったのかもしれないが…
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2018年5月22日 -
ベテランの意地!タイガーがYOHに勝利で2連勝!「BEST OF THE SUPER Jr.25」沼津大会Aブロック公式戦結果
5月20日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」静岡・キラメッセぬまづ 1550人<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=2点]○タイガーマスク(13分33秒 タイガースープレックスホールド)[1勝1敗=2点]×YOH【タイガーの話】「正直な感想。やっぱり、キツいね。いまはこういう若い選手がもの凄い勢いあるし、ボクはそれを食い止めるっていうことしかできないね。ホントにYOH、アメリカに行ってものすごい成長したし、『シングルでどうかな?』って言ったけど、やはりむこうで長年やってただけあるね。さすが、新日本の若手ですよ。いまは若手じゃないけど。もういまはベルトも獲ってるし、これからジュニアは引っ張っていく立派な一人。ホントに今日はボクが勉強させられたというかね。『タイガー、立てよ!』っていうようなことを試合の中で言われた気がするし。ホントに冗談でもお世辞でもない。素晴らしい。いまのチャンピオン戦線に行くだけのものはある。ただ、俺も彼を止めている。そして、IWGPジュニアタッグの金丸も止めてる。別に、俺に挑戦権が来てもいいんじゃないかな? まぁ、会社はどうせ組まないってわかってるけど。なんで組まないか言うよ。俺とライガーさん、何度も言う。獲れるから。じゃあ、また俺たちが獲ったらおもしろくないって思うんでしょ? それならそれでいいよ。ただ、俺は何度も言ってるように、タイガーマスクとして殺伐とした、そして斬新な厳しい試合をしていく。それだけです。ただ、今日のYOHは素晴らしい」
【YOHの話】「沁みたよ。沁みたぜ、タイガーマスク。やっぱり、強いよ。負けたよ。エモいね。タイガーマスクはエモいよ。まだ一敗。また次、いい風、吹かせるよ」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○フリップ・ゴートン(10分3秒 片エビ固め)[2敗=0点]×金丸義信
※フォーフリッピースプラッシュ▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=2点]○石森太二(12分2秒 片エビ固め)[2敗=0点]×BUSHI
※ブラディークロス【石森の話】「こんなとこで、躓いてらんねぇんだよ。もう、我慢はしない。遠慮もしねぇ。俺は、俺なりのやり方で、トップを獲る。最後に笑うのは、この俺、BONE SOLDIER、タイジ・イシモリ!イッツ・リボーン!」
【BUSHIの話】「今日、この会場で、おもしろいヤツを見つけたよ。名前は、石森太二。俺は忘れねぇぞ。おまえがたとえ忘れても、俺は今日のことを忘れない」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○ウィル・オスプレイ(16分50秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×ACH
※ストームブレイカー【オスプレイの話】「ACHという名前を聞いたのは3年前のことだ。ただ、本物レスラーだとは思わなかった。(※真っ赤に腫れ上がった胸を指さし)でも、俺の胸を見てくれ。彼は本当に新日本で闘いたいと思っている。そして、オーランドに行くつもりはないと思う。それはただの冗談だったね。ボクはそういう冗談ばっかり言うからさ。でも、俺がこの『BEST OF THE SUPER Jr.』を制するのは、当然のことだ。なぜなら、俺はIWGPジュニア級チャンピオンだからね」
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入江が石井を吹き飛ばしKO-D王座を磐石の防衛!バラエティ班同士の世代闘争の行方は?
5月20日 DDT「AUDIENCE 2018」後楽園ホール 1064人満員<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇アンダーマッチ◇
▼15分1本
○松永智充(5分55秒 エビ固め)×レッカ◇第1試合◇
▼30分1本
タカティモ・ドラゴン ヒラティモ・ドラゴン ○リホティモ・ドラゴン 大鷲透(7分26秒 反則勝ち)×KUDO 坂口征夫 高梨将弘 赤井沙希
※マスク剥ぎ◇第2試合◇
▼4WAYマッチ/30分1本
○遠藤哲哉 マッド・ポーリー(6分30秒 片エビ固め)岩崎孝樹 ×翔太
※旋回式トーチャラックボム あと2チームはマイク・ベイリー&MAO、ジェイソン・"ザ・ギフト"キンケイド&渡瀬瑞希◇第3試合◇
▼30分1本
▲樋口和貞(6分58秒 両者KO)▲梅田公太【梅田の話】「樋口、強烈だよ。前哨戦やって強くなってたけど、シングルでやるとまた違う樋口和貞が見えて面白い。今日は両者KOだけど、最後立てなかったけど、明後日が本番。最後まで立ってるのはオレだよ。以上!」
【樋口の話】「なんすか? あの…勝ったんすか? 負けたんすか? どっちですか?(両者KOです)KO…。そうですかKOですか。うーん、まぁとりあえずめっちゃガツガツやりあったっていうか。両者KOですか。とりあえず火曜日、タッグ戦あるので今日つけれなかった決着を。お客さんもたぶん満足してないんで、決着つけたいと思います。(対戦したいという気持ちは晴れた?)手応えは分からないです。ただやってて楽しかったなっていうのはあったんで。また何回でも、それこそ選手権でもいいし、シングルでもいいしいくらでもやりますんで」
◇第4試合◇
▼30分1本
○竹下幸之介(13分1秒 片エビ固め)×勝俣瞬馬
※Brainbustaaaahhhhh!!!!【竹下の話】「4年ぶりに勝俣とシングルやって。あの時は春日部大会の第1試合、ボクも数あるシングルマッチの中で、あの試合タイトルマッチでもなんでもないけど、あの1試合はボクの印象にすごい残ってて。その時の感じるものっていうのが忘れられず、結果今ALL OUTに誘って。本人が一番分かってると思うんですけど、なんか迷いがあるというか。その4年前にあった時のなにかがなくなってるっていう。それを思い出してほしかったことと、あとは言い続けてますけど批判を恐れるなと。勝俣瞬馬はプロレスラーなんで。みなさんに今伝えたいことは、プロレスラーなめんなよってことです」
【勝俣の話】「今まともに喋れる状況ではありません。ですが、ボクがALL OUTに入った理由、このシングルで自分の中でちゃんとわかった気がします。自分はいい子ちゃんでいよう、いい子ちゃんでいようって思ってずっと猫被ってたというか、いい子ちゃんでいようっていうふりをしてたけど。竹下さんが今言った通り、オレはなんのためにプロレスをして、何のために闘ってるのか。正直分からなかった。でも今日分かった。そして竹下幸之介はやっぱりすごい。すごいレスラーです。ボクはこのALL OUTに入れて本当に良かったです。竹下さんが入れてくれたこの期待を裏切らないように、もっともっと個人のスキルを磨いて。そして彰人さん、竹下さんの元で強くなって。もっともっと自分の心を強くしたいと思います。今日は久しぶりに自分を出せた気がします」
◇第5試合◇
▼ナウ・バラエティ班vsニュー・バラエティ班~サマーナイトフィーバー・イン・後楽園/30分1本
○男色ディーノ アントーニオ本多 スーパー・ササダンゴ・マシン(9分44秒 ゲイ道クラッチ)×大石真翔 島谷常寛 下村大樹with飯野雄貴◇第6試合◇
▼30分1本
○高尾蒼馬(8分41秒 エビ固め)×HARASHIMA
※ジントニック(試合終了後)
佐々木「蒼馬様、完璧な3カウントでしたね。これで、気は済みましたか?(…)はい無視! オイHARASHIMAさんよ、ここで全世界のみなさんに謝ってもらおうか! 謝れオイ!(マイクを押し当てる)(遠藤が「高尾君、ごめんよ」)なんだそれふざけてんのか! ちゃんと謝れ! てめえのせいで俺は、二度とプロレスをできない体になったじゃないか(と杖を必要以上につく)HARASHIMAさんよ、やっぱりあんただけは許せねえな」(HARASHIMAを襲っていくと、酒呑童子が救出にくる。ダムネーションは退場し、KUDOとHARAが向き合う。HARAが握手を求めるとKUDOが応じ、高梨、坂口とも握手をかわし4人で退場した)
【バックステージでのDAMNATION】
佐々木「おい見たかお前ら。お前らの知ってる蒼馬様はもうこの世にいねえぞ。この生まれ変わった蒼馬様の実力見たか? 蒼馬様、どうでしたか」高尾「HARASHIMA、もうアイツはいいや。もう満足」
佐々木「ハッハッハッハ、おい蒼馬様は満足してるって言ってるけどな、オレたちは満足してねえぞ、オイ。オレのこの体どうしてくれんだ? プロレスができねえぞ、どうしてくれんだ。プロレスできなかったら、まともな人間になっちまうだろうが。どうしてくれんだ。なんか言ってみろ、オイ。最後のアイツらなんなんだ。アル中クソ野郎ども。何しにきやがった。(これからHARAと共闘する可能性が…)違うだろお前。試合終わった後の飲みの誘いに来ただけだろ。そういうのは裏でやれよ。なんでリング上に『今日このあとどの飲みにいきます?』みたいなノリで来るんだよ。(酒呑童子と敵対するわけではない?)あんなやつら、ずっと敵だろうが。殺してやるよ。今日これからどこ飲みいく?(高尾が断る)断られたじゃねえか、オイ。帰るぞ」
【バックステージでの酒呑童子】
高梨「まず最初にな、勘違いすんじゃねえぞ。HARASHIMAが俺ら酒呑童子と、酒呑童子の下につく、俺らがHARASHIMAの下につく、同じユニットでやっていく? そういうことじゃねえからな、これは。ただよ、HARASHIMAというのはよ、俺たちとずっとシノギを削ってきて、ある意味、認めてる部分もあるよ。DDTをずっと引っ張ってきた選手だからな。それがあんな目に遭っててよ、黙ってられるわけねえだろ。これから俺らと、俺らが認めているHARASHIMAとで、組んで闘うことがあってもいいんじゃねえかと思ってるよ。ただ、どっちがどっちのユニットに入るとかそういうことはねえと思ってる。なあ兄弟」坂口「兄弟の言う通りだ。ずっとシノギ削ってやってきて。ただここんとこ、なんか試合終わってボコボコボコボコいろいろやっててさ、あれずっと黙って見てるのもおかしいだろ。男としてやらなきゃダメだろ。俺も見てて、いてもたってもいられなかった。それだけだよ。あとは兄貴が答え出してくれるから」
KUDO「俺にとって、酒呑童子はホントの仲間でHARASHIMAというのはDDT創世記から、食えない時代から一緒に闘ったり、抗争もしたし、DDTを作ってきたし、支えてきた俺とHARASHIMAにしかわからない絆があるから。こないだ負けて、ここで組むというのも、わかんねえけど、面白いものできると思うよ。楽しみです」
高梨「そういうことだよ、以上!」
【HARASHIMAの話】「まずこの試合をするにあたって、僕は高尾に裏切られた時点で、じつは精神的ショックを受けてけっこう参ってた部分があるんで。自分を奮い立たせて今日臨んで、結果はまあ勝てはしなかったですけど、そんななか最後KUDO君の姿が見えて、自然に手を差し伸べたという感じでですね。酒呑童子とはいままで何度も闘ってきて、彼らの生き様もあるだろうし、いますぐ酒呑童子に入るとかそういうんじゃなくて、一緒にやっていくことがあったら、それもありなのかなと思います。
(タッグを組んでダムネーションに対抗?)そうですね、僕とKUDO君でDDT昔からやってきたので。酒呑童子、昔ながらの仲間とやってもいいんじゃないかなという気持ちです。(高尾については)彼なりの決意も感じたし、ガッチリ…まあ正々堂々勝負してないんじゃないかとかあるかもしれないけど、彼の気持ちはわかったので。でも僕はやり返したいですね。やられっぱなしは納得できない。勝つことで答えを示します」◇第7試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[第62代王者]○入江茂弘(18分25秒 片エビ固め)[挑戦者]×石井慧介
※ビーストボンバー
☆入江が初防衛に成功(試合終了後、入江が石井に握手を求めるも石井は拒否して退場)
今林AP「次回のタイトルマッチなんですが、5月29日新木場のマジ卍内におきまして、いつでもどこでも挑戦権争奪及び次期挑戦者決定バトルロイヤルをおこないまして、そこで勝ち残った選手が6月24日後楽園大会で挑戦することになります。ただし、いつでもどこでも挑戦権が発動しますので、そのまえに急きょタイトルマッチが組まれる可能性も十分ございますので、その心づもりでいてください」入江「次の挑戦者、いつでもどこでも挑戦権で勝ち上がってきた人が、このベルトに挑戦するって言ってるけど、自分はどこの誰とでも、このタイトルマッチをやるつもりだから、そんなことはどうだっていいんだよ。このベルト、ずっと守り続けてDDT、日本、いや海外のレスラーともこのベルト懸けてタイトルマッチやってやるよ! いまこうして僕がベルトをもって渡瀬、ジェイソン“ザ・ギフト”キンケイドと一緒にDDTの新しい景色を見せていこうと思ってますんで、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
【入江の話】「やっぱ石井もったいないよ。ケツ出してワーワーやってる試合やってる場合じゃない。アイツも時間がないはずだから、もっともっと自己主張して思いっきりプロレスやってほしい。でも、そんな石井ときょうタイトルマッチをして、このベルトを守れたことは、ホントに嬉しいです。あと、次の挑戦者誰も決まってないけど、ホントに言ったように、いつでもどこでも誰とでも、このベルトを懸けて試合します。自分はこのベルトを持って海外にいって、いろんな見たことない世界をもっともっと見たいし、お客さんにも見せたいと思ってるんで、これからも応援よろしくお願いします
【石井の話】「いままでで一番自信がある状態で臨めたし、きょう勝たなきゃいけなかった。もしかしたら自分はKO-Dのベルト、もう縁がないのかもしれない。縁がないベルトなのかもしれない。それほど今回自信あったし…チャンピオンは強かったです。(最後握手を拒否したのは?)組むわけないでしょ。それしか言えないです」
後楽園大会のメインは入江の保持するKO-D王座に、チームドリフの元盟友の石井が挑戦。先手を狙った石井はビックブーツの連打で入江を場外へ出すとプランチャを発射するが、リングに入江を戻したところで、すぐ起き上がった入江は重爆トペを発射は、セコンド渡瀬とキンケイドに誤爆させ、島谷を入江めがけて投げると鉄柱攻撃、客席まで流れ込んで会場奥の壁に叩きつけ、リングサイドに戻ってエプロンめがけて何度も叩きつける。
リングに戻った石井は低空ドロップキックから突進するが、入江がパワースラムからセントーンを連発、重いエルボーを一閃、何度も踏みつけてまた重いエルボー、豪快なボディースラムとパワー全開で石井を攻め立て、ブレーンバスター狙いは石井が着地も入江がサイドからショルダータックルも、串刺し狙いは石井が迎撃してミサイルキックを命中させる。
石井は延髄斬りから側頭部へのニーアタック、しかし入江はカウンターでブラックホールスラムで叩きつけると、ティディベア狙いは石井がジャンピングハイキックで阻止し、エプロンに入江を出したところでネックブリーカー、客席めがけてのブレーンバスター狙いは入江が突き飛ばし、エプロンの角めがけてのパワーボムで叩きつける。
入江は重いエルボーからキャノンボールは自爆、石井はジャーマン、串刺しをかわしてジャーマン、石井はビックブーツも入江はエルボーで応戦、石井は低空ドロップキックからニーアッパー、タイガースープレックスは入江が阻止してシスターアビゲイル式DDTからビーストボンバーを炸裂させ、デスバレーボムからタズミッションで捕獲し、逃れた石井はオーバーヘッドキックからニールキックも、キャッチした入江はタズミッションで再び捕獲する。
石井は膝へのエルボーで脱出して膝にダブルニーを投下すると、ハーフネルソンスープレックス、旋回式ダブルアームDDT、入江の裏拳に対してニールキック、リストクラッチ式エクスプロイダーからトップコーナーへ昇るも、入江は雪崩式デスバレーボムで叩きつけてからキャノンボール、勝負を狙ったビーストボンバーは石井がフラケンシュタイナーで切り返す。だが逃れた入江は高速でのデスバレーボムで叩きつけると、すぐさまビーストボンバーを浴びせて3カウントを奪い王座防衛した。元チームドリフ対決、勝ったのは…!? @AbemaTV で視聴中 https://t.co/jHWBsp03S8 #ddtpro pic.twitter.com/7x7j5mRRWy
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年5月20日内容的にも、石井も頭部や膝へ集中させて入江を切り崩そうとしたが、肉体改造で怪物に進化した入江の前に全て跳ね返されてしまった。石井は「KO-Dのベルト、もう縁がないのかもしれない」とコメントしたが、入江は2度も奪取しているが、石井は何度挑戦してもKO-D王座は取れなかったことを考えると、このランク止まりで終わってしまうのか、現状を打破するためには何か足りないのか、石井にとっても今後どうすべきか考えさせられる試合だったのではないだろうか… 次期挑戦者は5月中に「マジ卍」内で行われる「いつでもどこでも挑戦権争奪・挑戦者決定バトルロイヤル」で決められることになった。
8日の新木場で行われた「DDT LIVE!マジ卍」ではDAMNATIONから襲撃を受けるHARASHIMAを高尾が救出かと思いきや、HARASHIMAにイスで一撃を加えたことでDAMNATION入りを表明し、また13日博多でもKUDOからDDT EXTREAM王座を防衛したばかりのHARASHIMAを再び襲撃をしたことで遺恨が深まった二人はセミ対戦、HARASHIMAがビックブーツからローキックの連打、場外戦でもミドルを乱打、リングに戻るとセカンドコーナーに高尾をセットしてフットスタンプからキャメルクラッチと怒りに任せて攻め込むが、ロープへ走るとセコンドの遠藤が足をすくって、HARASHIMAを転倒させると、高尾がスライディングキックを発射、場外戦で高尾がHARASHIMAを客席へ叩きつけている間に、遠藤がコーナーマットを外し、リングに戻ると高尾がHARASHIMAをむき出しコーナーへ叩きつけ、テーピングを使ってチョーク攻撃、サミング、背中へのダイビングフットスタンプと一気に流れを変える。
HARASHIMAはジョンウーでむき出しのコーナーに高尾を直撃させるとビックブーツ、雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローの連続技、そして山折り狙いは高尾が急所蹴りで阻止し、トラースキック、シュバインと畳みかける。
高尾はジントニックを狙うが、HARASHIMAが堪えると、高尾がHARASHIMAに唾を吐き捨て、これで表情が変わったHARASHIMAはエルボーの連打、突進する高尾にジャンピングハイキックからハリケーンドライバーを決めるも、レフェリーのカウントを佐々木大輔が場外へ引きずり出して阻止し、レフェリー不在の間にHARASHIMAはハイキックからリバースフランケンを決めるが、蒼魔刀狙いは高尾がかわし、後頭部への掟破りの蒼魔刀を浴びせ、最後はイスでの一撃からジントニックで3カウントを奪い勝利、試合後にDAMNATIONがHARASHIMAを制裁すると、酒呑童子が駆けつけHARASHIMAを救出、HARASHIMAと酒呑童子各メンバーが握手して共闘となった。HARASHIMAのユニットであるスマイルスカッシュも、メンバーが全員脱退したことで事実上消滅、孤立したHARASHIMAは酒呑童子と共闘するしかないのかもしれない。DAMNATION介入で大荒れ! @AbemaTV で視聴中 https://t.co/jHWBsp03S8 #ddtpro pic.twitter.com/szwvuy82fI
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年5月20日完全孤立状態のHARASHIMAを酒呑童子が救出!https://t.co/c6nRaSpra3 #DDTUNIVERSE #ddtpro pic.twitter.com/opxVKPhd0P
— DDT UNIVERSE (@ddtuniverse) 2018年5月20日第4試合の竹下vs勝俣のALL OUT対決は、竹下が場外の勝俣にトペを狙うが、素早く戻った勝俣が三角飛びドロップキック、場外の竹下にトペコンを発射、ところがキャッチした竹下は客席めがけてBTボムを敢行し、徹底した腰攻めで試合をリードする。
窮地の勝俣はスワンダイブを狙う竹下を場外へ突き落とすと、コーナーからムーンサルトアタックを発射、リングに戻って雪崩式ミステリオラナを敢行、だがムーンサルトもかわされると、着地したところで竹下がラリアットを炸裂させ、ドラゴンスープレックス狙いは勝俣が十字固めで切り返し、丸め込み合戦から勝俣はネビュラストーム、ムーンサルトアタックは竹下がきっチして人でなしドライバーで突き刺し、勝俣の突進もビックブーツで迎撃する。
勝俣はスーパーキックを連発しスワンダイブ式Xファクターで畳みかけるも、コーナーからの攻撃は竹下がビックブーツで阻止しBrainbustaaaaahhhhh!!!!!で3カウントで竹下が貫禄の勝利となる。勝俣は竹下の檄に応えられるのか? @AbemaTV で視聴中 https://t.co/jHWBsp03S8 #ddtpro pic.twitter.com/uJrK4sztrb
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年5月20日第3試合の樋口vs梅田は、梅田がローキック、サッカーボールキック、ミドルキックと攻め込むが、樋口は逆水平からボディースラム、ラリアットからアバランシュホールドと反撃し、コーナーへのギロチンホイップからビックブーツは、梅田がかわしてスワンダイブ式ドロップキック、ミドルの連打から串刺し顔面低空ドロップキックも、樋口は逆水平で返せば、梅田はミドルで応戦、樋口はダブルチョップ、梅田は左右ミドル、樋口は逆水平の連打から頭突きと打撃戦を繰り広げる。
樋口はぶちかましも、梅田が膝で迎撃して突進、だが樋口はぶちかましで迎撃、梅田はフェイントからハイキックも、梅田はラリアットでするが、両者ダウンとなり、そのまま立ち上がれず、両者KOとなった。樋口と梅田、壮絶な両者KO決着! @AbemaTV で視聴中 https://t.co/jHWBsp03S8 #ddtpro pic.twitter.com/DOr7o9N1Eh
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年5月20日第5試合の世代交代をかけたナウ・バラエティ班vsニュー・バラエティ班による世代闘争は、ササダンゴが煽りパワポで、世代闘争を訴えた大石を"競合相手のいない領域"で新世代は大石を目指すべきと力説する。
スーパー・ササダンゴ・マシンによる煽りパワーポイントhttps://t.co/c6nRaSpra3 #DDTUNIVERSE #ddtpro #ddtdna pic.twitter.com/DI9kOju1sr
— DDT UNIVERSE (@ddtuniverse) 2018年5月20日怒った大石は新世代のパワポを用意したたけでなく、ディーノのテーマ曲である布袋寅泰は古いと挑発、そしてアントンに扮した下村、ササダンゴに扮した飯野、ディーノに扮した島谷が入って試合開始となり、ディーノvs島谷は、島谷がフェイント式で股間タッチの連打からフライングラリアット、WHOOOを連呼を連呼もやっていることはHG、、ディーノが高速ブレーンバスターからナイトメアは島谷がかわしてジャブ、ドロップキックと攻め込む。
ナウリーダーは大石を捕らえるが、飯野が煽りパワーポエムを披露するが、ほとんど相田みつをのパクリ、下村はアントンのゴンギツネは古いとして、ロボギツネを装着するも、アントンが奪ったゴンギツネを披露、だが製造者である下村を攻撃できないという欠点があることが発覚し、アントン自らの顔面にゴンギツネを喰らってしまう。新世代は煽りパワーポイントではなく煽りパワーポエムだった! @AbemaTV で視聴中 https://t.co/jHWBsp03S8 #ddtpro pic.twitter.com/tanqGt7IZS
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年5月20日そしてロボぎつね発動! @AbemaTV で視聴中 https://t.co/jHWBsp03S8 #ddtpro pic.twitter.com/WqRERqmryG
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年5月20日そういうグタグタの展開の中で、ナウリーダーが大石を捕らえ、ササダンゴのF5の援護を受けたディーノがファイト三発!から男色ドライバーを狙うと、また飯野が煽りパワーポエムから乱入してスピアーでカットに入るが、大石に誤爆、最後はディーノがゲイ道クラッチで3カウントでナウリーダーが勝利。
いろいろありました! @AbemaTV で視聴中 https://t.co/jHWBsp03S8 #ddtpro pic.twitter.com/ewwoP0Qmn5
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年5月20日試合後は突然倒れ込んだアントンがバースデーソングを歌うと、選手らはディーノの41回目の誕生日を祝福、ササダンゴが「DDTに世代闘争は似合わない」と締めくくったが、今までのいきさつは何だったのか…
ディーノの41歳の誕生日を祝福! @AbemaTV で視聴中 https://t.co/jHWBsp03S8 #ddtpro pic.twitter.com/fzbYMfUjhj
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2018年5月20日今日も色々あったよ。
これからエビスコ。https://t.co/gi6p9kEOaZ
— KUDO (@KUDO_DDT) 2018年5月20日握手ってのはさ、色んな捉え方、意味があんだよね。
俺には俺、兄弟には兄弟、アニキにはアニキの。
そして酒呑は酒呑だよ。#ddtpro pic.twitter.com/eDFlunZahE
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2018年5月20日【233日目】
君は見たか!伝説ロボぎつねを!
見れなかったひとはこれでみれるはず、たぶん…https://t.co/k1aV0Mameg pic.twitter.com/GYzmfJuntt
— アントーニオ本多AntonioHonda (@romacittaaperta) 2018年5月20日ロボぎつね!!!!
まあとにかく、男色ディーノさんお誕生日おめでとうございます!って感じ。
#ddtpro pic.twitter.com/OyHGXXYhqQ
— 下村大樹 (@DAIKI_D_highfly) 2018年5月20日竹下幸之介がスタートした技。
勝俣がそのメッセージを受け取ってくれるかどうかはわからないけど
これからもよろしく!!
たくさんのご声援ありがとうございました#ddtpro pic.twitter.com/EurR5t0ZEr
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2018年5月20日DDT後楽園大会終了!我々ティモティモティモドラゴンズは今日もマスクを剥がれてしまいましたが見事に反則勝ちで勝利しました!日本に来て負け知らず!またリホティモドラゴン選手にも来てもらいましょう!
見逃した方はこちら!
「AbemaTV 5.20DDTハイライト特集」https://t.co/nx4isEftfl#ddtpro pic.twitter.com/CB0jncnQEs
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2018年5月20日ティモティモティモ・ドラゴンズ
と大鷲さん!
またみなさんに会える日を楽しみにしてます
リホティモ・ドラゴンより#ddtpro #gtmv pic.twitter.com/VV0FCKNSso
— 里歩 Riho (@riho_gtmv) 2018年5月20日今日の後楽園も熱戦の連続でした。
ぜひAbemaTVでもう一度お楽しみ下さい。https://t.co/W83JQBFj8S#ddtpro pic.twitter.com/xpdg1oMmTC
— 今林久弥 (@hisayaIMB) 2018年5月20日DDTプロレスリング後楽園ホール大会生中継!過去現在未来が混在して何か想像もつかないような化学反応が起きそうな予感。今、DDTは激動の時代です。 #ddtpro #ddtuniverse #abematv #samuraitv #ドラドリくん https://t.co/0NZJnlRUnI pic.twitter.com/psBYWZZVOW
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2018年5月20日 -
Eitaが予告通りキッドの左足を破壊!KzyはBen-Kに手痛いフルタイムドロー!
5月19日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2018」エディオンアリーナ大阪第二競技場 1500人超満員札止め<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ドン・フジイ ○斎藤了(10分16秒 片エビ固め)土井成樹 ×K-ness.
※斎了ロケット◇第2試合◇
▼20分1本
望月成晃 ○シュン・スカイウォーカー(8分43秒 片エビ固め)Kagetora ×椎葉おうじ
※アシュラ◇第3試合◇
▼20分1本
鷹木信悟 神田裕之 ○吉田隆司(12分6秒 片エビ固め)Gamma 問題龍 ×石田凱士
※サイバーボム◇第4試合◇
▼「KING OF GATE 2018」Bブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○ビッグR清水(10分11秒 エビ固め)[1敗=0点]×ジェイソン・リー
※砲丸投げスラム【清水の話】「やっと初白星を飾れてよかったです。マキシマム対決だったんでやりづらい感はすごくあったんですけど、なんとか力でねじ伏せられたかなと。
(初戦を落としていただけにこの一戦に懸けてた?)そうですね。やっぱり2敗しちゃうと望みがなくなっちゃうんで。自分でトーナメントに行けないと思ってたんで、ここは負けちゃいけないなって。後楽園ホールでも情けない負け方しちゃったんで、その分、巻き返したいと思ってました。
(残り2戦)もう2戦しかないんですね。札幌2連戦なんで。初戦は堀口さん。堀口さんには何回もバックスライドで負けてるんで、次こそはと思いつつ、また負けちゃうんですけど、バックスライドのことを考えすぎずノビノビ行こうかなと。ハルクさんは天王山。ここで勝たないと絶対に先には進めない。ディアハーツの頃にもお世話になってるんで、勝つことで恩返ししたいです」
【ジェイソンの話】「今日キング・オブ・ゲートの初戦だった。その相手が同じマキシマムのビッグR清水。勝ちたかったけどパワーにねじ伏せられてしまった。でもまだ初戦が終わったばかり。残りは全部勝ってキング・オブ・ゲートにジェイソン・リーを刻み込むよ」
◇第5試合◇
▼「KING OF GATE 2018」Dブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○吉野正人(11分44秒 エビ固め)[1勝1敗=0点]×横須賀ススム【ススムの話】「いやあー、2勝目見えてた。終わった時の、試合後、どっちが倒れててどっちがピンピンしてたか。でもチクショー。でもしょうがない。でもこれで1勝1敗。まだまだチャンスはあるはずだから。残りは鷹木とKagetora、絶対にあきらめない、オレは。新ユニットになって一発目のキング・オブ・ゲート、なんとしても勝ちます」
【吉野の話】「あーキツイ。まだ公式戦2試合。まだ2試合か。まあでも、今日なんとか最後ギリギリ、9回裏ツーアウトで大逆転やったね。そのままゲームセットになるか、今日は何とかサヨナラでゲームに勝ったようなもんやけど、まだ1勝1敗なんでね、まだあきらめてないよ。あとは斎藤了とKagetora、2人実力者残ってるけど、このKOGが始まる前に俺は言うた通り、去年は出れなかったし、今年はこの5月から新体制になったというのもあって、俺は懸けてる部分があるから、いまここで止まるわけにはいかへん。たとえ体が壊れようともオレはリングに立ち続けるから。そしてなんとしても結果残すから。吉野正人の意地を見せたるわ」
◇第6試合◇
▼30分1本
○YAMATO B×Bハルク ヨースケ・サンタマリア(7分4秒 全知全能のフランケンシュタイナー)堀口元気 パンチ富永 ×"brother"YASSHI◇第7試合◇
▼「KING OF GATE 2018」Cブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○Eita(7分48秒 トレス)[1敗=0点]×ドラゴン・キッド(試合終了後)
Eita「どうだ、大阪。オレ勝っちまったぞ! おい、ブレイブゲートチャンピオンのドラゴン・キッド。そんなもんか? おい、どうした? どうした、キッド? 足がいてえのか。そうか。そんなんだからよ、ブレイブの価値も落ちるんだよ。もうキッドは動けねえぞ。そんなんだったらな、責任取って、いますぐブレイブのベルトを返上しろ。それから、オマエらオーバージェネレーション、もうキッドはケガして動けねえぞ。残るは、アホ3人(Gamma、問題龍、石田)じゃねえか。オマエら3人でチームをまとめられるのか? オレは毎回言ってるぞ、解散しろってよ。いま今日ここで解散しなさい」石田「おいEita、オマエいい加減にしとけよ。キッドさんはケガしてんねん。今日はオマエが勝ったんやろ。やり過ぎやろ、おい! それからな、オーバージェネレーションがこのドラゴンゲートに必要ないって言ったな。そういうオマエらも4人しかおらへんやんけ。ドラゴンゲートに必要ないのはオマエらアンチアスだ、コラッ!」
Eita「石田クン。へへへ。調子乗るのもいい加減にしろよ、この野郎。おぅ? オレがその気になったらな、オマエら順番に決してやるからな。まあ残りのオーバージェネレーションの思い出、がんばって作っておけや」
石田「やれるもんやったらやってみろ。オマエみたいなヤツにな、負けてたまるか、コラッ! はよ帰れ。今日キッドさんがやられた分は必ずオレがやり返しますんで見ててください!」
【Eitaの話】「おいコラッ、ドラゴン・キッド、もう動けねえな。動けねえな、おい。ブレイブのベルト、粗末にしやがってよ。おい、オレが言った通り返上しろよ。それから、オーバージェネレーション、オマエらもだ。何回言わせるんだよ、同じことをよ。解散しろや。ザコしかいねえんだからよ。解散がイヤだったらオレが潰してやるよ」
【キッドの話】「キング・オブ・ゲート、いきなりこんな結果になって…Eitaのやり方がどうのこうの、それ以前に完璧な状態じゃなかったかもしれない。まあただ、このまま終わらせません。ボクはオーバージェネレーション、石田凱士が言ったようにアイツ自身が立ち上がってくれたのならオレらもしっかりと立ち上がらないといけないと思ってるんで。まずは万全にしてこの借りは返します」
◇第8試合◇
▼「KING OF GATE 2018」Aブロック公式戦/20分1本
[1敗1分=1点]△Kzy(20分時間切れ引き分け)[1勝1分=3点]△Ben-K(試合終了後)
Kzy「Ben-K、テメエとは時間が足りなかったみてえだな。オメエもこの場所・大阪でよ、ドリームゲートやって、男を上げやがって。そこからずいぶん強くなってるじゃねえか。オレもそうですよ。負けるわけにはいかねえんだよ。アンタらにガッチリと勝つまでは止まれねえんだよ。Ben-K、オマエにはオレは追い越させねえからな」Ben-K「絶対にオレが優勝するからな。キング・オブ・ゲートが終わったら、あらためて次は時間無制限でやろうぜ。これからも噛みついていくからな」
【Kzyの話】「大阪、Ben-K、アイツが男を上げた大阪でメインでキング・オブ・ゲート、引き分けになっちゃいましたけど、アイツもこの間のドリームゲート戦からアイツも上がってきてますんで。オレもアイツに刺激をもらってる部分もあったんでね、負けたくなかったっていうのはあるんですけど、まあ勝ちたかったですね。やっぱアイツのパワーと、あの頑丈さっていうのか、あれは武器ですね。それを砕いていくほどの自信はあったんですけど。まあでもまだ2戦ありますので。あとはシュンと神田ですか。ここ2つ、しっかり勝って、あと周りもどうなるかわかりませんのでボクは全然まだまだあきらめてません。必ずドリームにたどりつきます。見ててください。よろしくどうぞ」
【Ben-Kの話】「20分引き分けという結果に終わりましたが、でもAグループは今自分が決勝トーナメントに進む一番チャンスがあると思います。残り2試合、全力でぶつかっていきます。俺がBen-Kじゃ!」
セミファイナルのCブロック公式戦では初戦のキッドと1敗のEitaが対戦、第3試合終了後にキッドの負傷している左足潰しを公言したEitaは先入場のキッドを襲撃して試合開始となり、場外戦では吉田と神田の加勢してキッドを痛めつけ、リングに戻ると予告通りに左膝を痛めつけにかかり、鷹木から手渡されたイスでキッドの足の上にイス盛りを作り、イスで一撃を加え、キッドが反撃を試みるもリードを奪うまでには至らない。
キッドが再び反撃を狙うが、またANTIASが足をすくうと、これに怒ったオーバージェネレーションも試合に介入、この隙を突いたキッドはメサイヤからクリフトを決めるも、レフェリーのカウントはANTIASが阻止し、Eitaはキッドの足にイス盛りを作って竹刀でメッタ撃ちしてから足をジャベで固めるトレスで捕獲して、キッドがギブアップでEitaが勝利。試合後もEitaが左足を破壊されて動けないキッドを罵倒するだけでなく、CIMAと山村武寛が抜けて戦力がダウンしたオーバージェネレーションに即時解散を要求も、これに怒った石田がT-Hawk、エル・リンダマンが抜けたANTIASを罵倒、Eitaがオーバージェネレーション潰しを宣言すると、石田は徹底抗戦をアピールする。
確かに新体制発足の影響でANTIASとオーバージェネレーションも互いに戦力不足、ただCIMAという大黒柱が抜け、キッドも膝の負傷が癒えていないことから、一番大打撃なのはオーバージェネレーションか、果たして石田が決起してオーバージェネレーションの救世主となるのか…メインのAブロック公式戦、1敗のKzyvs1勝のBen-Kは、Ben-Kの突進を低空ドロップキックで迎撃してから膝十字固めで捕獲しグラウンドクロスへ移行、膝への関節蹴りと足攻めで先手を奪うが、Ben-Kはスワンダイブを狙うKzyにエルボーでエプロンに出し、エプロンでの攻防から断崖式スピアーを敢行して、Kzyの腰や脇腹に大ダメージを与える。
リングに戻ったKzyにBen-KはKzyの腰や脇腹も攻め、Ben-Kはカナディアンバックブリーカードロップ、ボディーブローからベアハッグ、振り子式サイドバスターと攻め込むも、突進はKzyはエルボースマッシュで迎撃し、場外のBen-Kにミッションインポシブル、リングに戻って、串刺しエルボーからノーザンライトスープレックス、フォアアームからBEAT-BOM、しかしコーナーからのダイブはBen-Kがキャッチしてフロントスープレックスを連発してからオリンピックスラム、旋回式バックドロップ、ミサイル式ジョンウーで吹き飛ばしてから、Ben-Kボムを狙うも、Kzyはウラカンラナで阻止も、Ben-Kはフルネルソンバスターから袖搦、投げ放しドラゴンスープレックスと畳みかけるが、再度のBen-Kボム狙いはKzyがDDTで切り返し、ショットガンから背中へのKz.time、Kz.timeを投下も、韻波句徒を阻止したBen-KはスピアーからBen-Kボムを狙う。
しかしKzyがスカイデスクールボーイで切り返し、Ben-Kはスピアー、エルボー合戦に持ち込んでからの突進は、Kzyがエルボーで迎撃し、Ben-KがスピアーもKzyがエルボーで迎撃し横から後ろへのエルボー、ヨーロピアンアッパーカット、スワントーンボムからKz.timeを投下するがカウント2でキックアウトされたところで20分フルタイムドローとなり、1敗スタートのKzyは手痛い引き分けとなった。内容的には大半はBen-Kペースも決め手にかけ、また試合時間の短さもあり、Kzyの反撃も遅かった。Dブロック公式戦の1勝のススムvs1敗の吉野は、コウモリで捕獲する吉野を持ち上げたススムはデスバレーボムで叩きつけると、吉野は古傷の首を痛めて失速、これを逃さなかったススムがフルネルソン、首筋へのエルボーの連打、ネックブリーカー、ワンハンドバックブリーカーと首攻めでリードし、吉野はスリングブレイドで反撃も、滞空式ミサイルキックはかわされると、着地した吉野にススムが風車式バックブリーカーを決めるが、友情狙いは吉野が着地してリバースパワースラムで投げる。
吉野はコーナーも、ススムが追いかけてコーナーでのジャンボの勝ちから雪崩式エクスプロイダーで投げ、ススムはジャンボの勝ち!を炸裂も、、吉野がローリング張り手で応戦、だが突進したところでススムがまたジャンボの勝ち!を炸裂させ、ショートレンジで連打から突進は吉野がラリアットで迎撃する。
吉野はトルベジーノからソルナシエンテもススムがエビ固めで切り返し、ススムがジャンボの勝ち!も吉野はトルベジーノから十字固めで切り返すが、ススムがジャンボの勝ちからジャンボの勝ち固めを決めたところで、吉野がエビ固めで丸め込んで3カウントで逆転勝利を収める。1敗の清水vs初戦のジェイソンは、清水の突進をいなしたジェイソンはソバットからショルダーも、清水が弾き返し、ショルダーの連打から逆水平、ハイアングルでのボディースラムからチンロックで圧倒とパワーで圧倒する。
清水は重いエルボーからアバランシュホールド、OTAKEBIと畳みかけ、ジェイソンは打撃の連打から突進する清水をDDTで突き刺すも、清水はパワースラムで応戦、だが串刺しラリアットからコーナーからのOTAKEBIは自爆し、ジェイソンはフロントネックロックで捕獲、意識が朦朧とする清水にジェイソンはウラカンラナで丸め込むが、キックアウトした清水は再度シットダウン式パワーボム、ジェイソンはキックのラッシュもキャッチしてから砲丸投げスラムで3カウントを奪い、公式戦初勝利を収めた。5.19 大阪大会終了致しました‼️
沢山のご来場誠にありがとうございました✨#DragonGate #ProWrestling pic.twitter.com/hbxKQh4YCV
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2018年5月19日エディオンアリーナ大阪 応援ありがとうございました。
次は勝つ!#dragongate#ben_k#G-mona#youwin#rampage pic.twitter.com/GAFUWeyyMv
— Ben-K (@ben_k_1019) 2018年5月19日今日の試合、見たか?
インディアンデスロックで勝っちまったよ。
さ、腰抜けプロレスオタク共、なんか言ってみろ。
勝ったのは俺だからな。#DragonGateNetwork #osaka pic.twitter.com/Jrgp6YVQyS
— Eita Luchador (@Eita_Luchador) 2018年5月19日大阪大会、無事に終了。
そして、撤収も終わって会場を出ました
試合に関しては、シンプルに悔しい。
けど、公式戦はあと2戦あるし、まだ諦めないですよ‼︎
今夜、セコンドも居ない中、応援してくれた皆さんに感謝です#KingOfGate2018 #dragongate pic.twitter.com/4IeXjmPMGT
— 横須賀ススム@SusumuYokosuka (@ssm_yokosuka046) 2018年5月19日 -
大ピンチの連続もヒロムがスカルをDで絞め落として白星発進!KUSHIDAはセイビンに完敗!
5月19日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」後楽園ホール 1721人超満員札止め<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○海野翔太(7分26秒 逆エビ固め)×辻陽太◇第2試合◇
▼20分1本
ウィル・オスプレイ YOH ○YOSHI-HASHI(11分6秒 バタフライロック)ACH タイガーマスク ×岡倫之◇第3試合◇
▼20分1本
○鈴木みのる 金丸義信(11分16秒 体固め)フリップ・ゴートン ×トーア・ヘナーレ
※ゴッチ式パイルドライバー◇第4試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(9分45秒 Skull End)×チェーズ・オーエンズ 石森太二◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ドラゴン・リー(17分31秒 片エビ固め)[1敗=0点]×SHO
※デスヌカドーラ【ドラゴン・リーの話】「ファンのみんなの大きな声援が聞こえただろう? 俺は日本が大好きだ。この『BEST OF THE SUPER Jr』に参加させてくれたニュージャパンに感謝している。俺はすごく若い。23歳のドラゴン・リーがここにいる。プロとしては4年のキャリアがある。(※自分の右太ももを指差しながら)右足には大きなケガをしてしまったが、俺にはルチャ・リブレがある。ここにいられること、『BEST OF THE SUPER Jr』に参戦できることを誇りに思っている。今日は勝利を掴むことができた。メヒコのみんな、そして日本のみんな、ムーチャス・グラシアス!」
【SHOの話】「『BEST OF THE SUPER Jr.』、ギリギリまでメンバー発表されなかった。だけど、俺は何カ月も前からこのリーグ戦に出るつもりでこの日のためにベストを尽くしてきたんだ。私生活も全て他のレスラーが酒を飲んで夜更かししていると思うと俺はプロテインを乗んで早く寝たい。それぐらい私生活でベストを尽くしてきたんだ。だけど負けた。現時点では俺よりドラゴン・リーは強え。俺がベストを尽くしてきても勝てねえ。強えよ。もしかしたら俺のベストが足りなかったのか。あの時、ちょっとサボっていたとかあるかもしれない。だからこそこれからは全部ベストを尽くす。まだまだ優勝諦めたわけじゃねえぞ。Bブロック、個人的に感情がある奴らがいっぱいいるんでね。それを全てリング上で叩き潰します」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○エル・デスペラード(13分17秒 エル・エス・クレロ)[1敗=0点]×田口隆祐【デスペラードの話】「ああ、クソ! ああ、クソ! なんだこれ! チキショー! あの野郎……。OK、OK。次だ、次。次は公式戦いつだ? (マスコミに向かって)憶えてるか? はい、誰も憶えてません。次の公式戦は、俺はBブロックに出ているからな。絶対お前には負けない」
【田口監督の談話】「(※股間を押さえながらインタビュースペースに辿り着くと、うずくまって)ダメだ……。(※姿勢を変えて)まだ、全体的に、全体的に……タマ際のプレイが弱すぎるね。タマ際のプレイは弱いし、タマ離れは遅いし。もっと早く、ポンポーンと回していかないと、『BEST OF THE SUPER Jr』のスピードにはついていけない。スピード負けしてる。タマ際の強さを、もっと身に付けていかないとダメですね。15年やっても、まだまだ課題が多いですよ。だからこそ、この『BEST OF THE SUPER Jr』はね、毎年毎年、挑戦し続ける勝ちがあるってことです。あー……負けた。負けたけど、『BEST OF THE SUPER Jr』は、開幕戦を落としても、まだまだ先が長いですから。勝負はこれから。生死もこれからです」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○クリス・セイビン(13分47秒 エビ固め)[1敗=0点]×KUSHIDA
※オール・ヘイル・セイビン【セイビンの話】「まだまだこれからだ。今は頭も腕も痛い。そういった痛みも自分は超えていかなければいけないけれども、この一戦は自分にとっても言葉では表現できないぐらいの凄く大きいものだった。しっかりと長いリーグ戦を闘い抜くために水分を摂り、休んで、次の試合に備えたいと思う」
【バックステージでのKUSHIDA】
KUSHIDA「勝てないっすねぇ、開幕戦! 勝てない、とにかく勝てない! 1敗、大きな1敗。けど、俺が優勝した時も、1敗じゃ済んでないから。まだ、巻き返せますね。公式戦の枠じゃ語り尽くせないものが、僕とセイビンにはあって、そういうものを考えてたらね、でもこれは『BEST OF THE SUPER Jr』なんで、もっと……当然、すくわれるのを警戒して戦ったんですけど。一つ、もしかしたら、優勝への道筋、夢は少し遠のいたかもしれない。けど、違う夢が近づいてきましたよ。8年前じゃ考えられない、この場所、このリングで、この『BEST OF THE SUPER Jr』で、クリス・セイビンと戦うことができるなんて。こうやってクリス・セイビンを語れるのも、この『BEST OF THE SUPER Jr』の中で、KUSHIDAだけでしょう。開幕戦、とにかく未知数過ぎて、苦手な半分、楽しかったっすけどね。そうも言ってられない」──途中で、シェリーのフィニッシュ技を出そうとしませんでしたか?
KUSHIDA「はい。まぁ、そういうのはね、長くプロレスをやっていると、そういうところもくすぐりたくなるっていうか。まぁ、僕も新日本ジュニアで、最前線で戦ってきて、僕が入る前、モーターシティ・マシンガンズとApollo55で、新日本ジュニアが変わったというレスラー、関係者がいる中で、それぐらい強い刺激をこのリングに与えた1人だと思いますんで。ただそれと、今の意地……ぶつかって負けましたけど、二連覇を俺は、絶対諦めないっす。絶対諦めない!」◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○高橋ヒロム(20分47秒 レフェリーストップ)[1敗=0点]×マーティ・スカル
※D(試合終了後)
「(※『ヒロム』コール)あ~、疲れた! 疲れた! 疲れた!! 疲れた!! 体痛い!! 疲れた!! 体痛い!! 疲れた!! でも! 大丈夫~~!!(※と叫んで両膝立ちになり、ファンが大歓声&大拍手) あ~、でも、やっぱりダメみたいだ(※と言いながら再びダウン) ちょっと、ちょっと応援して(※大『ヒロム』コール)。ハイ、オッケーで~す(※場内笑)。(※再び両膝立ちになり)悪いけどさ、別にこれふざけてんじゃねぇんだよ…。今回の、この『BEST OF THE SUPER Jr.』2018、『今年の(新日本プロレスの)シリーズの中で一番面白かった』って、『“G1 CLIMAX”より面白かった』って~!!(※大歓声&大拍手) 俺と、(※『SUPER Jr.』出場選手のタペストリーを指差し)こ・い・つ・ら・で~、言わしてやるよ(※大歓声&大拍手&『ヒロム』コール)。だからさ、もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! みんなでーー!! 楽しもうぜーー!!(※大歓声&大拍手)」【ヒロムの話】「(※うめき声を上げながらインタビュースペースに辿り着くと、倒れ込んで寝そべったままで)見たか! 見たか! これが! これが、決勝戦だよ! 優勝した! 完全に優勝した! 俺が、この手で、勝ち獲ったんだよ、優勝を! 『BEST OF THE SUPER Jr 2018』の、俺が、勝者だ! ……(※起き上がりながら)……えっ!? 違う!? 違うの!? (※頭を抱えて)オーーーーイ! 大誤算だオイ! オイオイ! コレが一つめかよ! どっかで飛んじまったのか!? これが一つめだと!? こんなキツいのか、『BEST OF THE SUPER Jr』! こんなキツいのか! こんなに、体がキツくて、苦しくて、でも! やめられないんだよ! 楽しすぎて! やめられないんだよ! すごいよな、プロレスの力って。こんなに痛くて、こんなにキツいのに、やめられないんだよ! 自然と、また試合がしたくなるんだ。恐ろしいな……。俺が言った通りだよ。俺たちで、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと……みんなで! 楽しもうぜ!(※うめき声を上げながら控室へ)」
【スカルの話】「今日の試合はフェアではない。なぜなら、俺は45時間かけて時差ボケの中闘ったからだ。タカハシはどうなんだ? 30〜40分車で走ってきたのか? それはフェアとは言えないだろう。今日はしっかりと休養を取って、明日からは何人たりとも俺を止めることはできない。そして、俺が“BEST OF THE SUPER Jr”になることを止められないだろう」
Bブロック公式戦もスタート、メインではヒロムとスカルが対戦、ヒロムはドロップキックでスカルをエプロンへ出すも、断崖式回転エビ固め狙いは、スカルが指折りで阻止し、エプロンから腕へのローキックから、腕を折りたたんで踏みつけ、腕へのバトンキック、リングに戻っても指への踏みつけとワンハンドバックブリーカー、エルボースマッシュ、腰へのエルボーとリードを奪う。
サーフボードからの力比べも、ヒロムが押し返したところでスカルがバッククラッカーも、ヒロムはコーナーへフロントスープレックスで流れを変え、時間差ロープワークからのティヘラ、場外に逃れたスカルにヒロムはエプロンダッシュのドロップキック、リングに戻ってセントーンアタック、スパインボムから串刺しラリアット、顔面へ低空ドロップキックと一気に試合の流れを変える。
スカルの突進をヒロムはスーパーキックで迎撃したが、スカルはラリアット応戦すれば、ヒロムはファルコンアローで返してから雪崩式を狙うが、下へ潜って背後を奪ったスカルが雪崩式リバースブレーンバスターで投げると、パーティーズ・オーバーから傘を持ち出そうとするも、海野レフェリーに取り上げられたところでヒロムが断崖式回転エビ固めを決める。
リングに戻ったヒロムはダイナマイトブランジャーを決めるが、スカルが場外へ逃れ、ヒロムはエプロンダッシュのドロップキックを発射も、キャッチしたスカルはパワーボムで叩きつけ、エプロンでのエルボー合戦からヒロムのスーパーキックをキャッチして、ジャンピングハイキックからエプロンでのツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
リングに戻るとスカルの指折り狙いを、ヒロムはTIME BOMEを決めようとするが、切り返したスカルはチキンウイングフェースロックで捕獲、指折り、スーパーキックの連打から後頭部へのストンピングと攻め込み、ヒロムのTIME BOMEも切り返すが、ヒロムはフランケンシュタイナーからDで捕獲し、スカルは持ち上げるも、ヒロムはそのまま一気に絞めあげてスカルが落ちて試合はストップ、ヒロムが激戦を制して白星発進に成功する。セミのKUSHIDAvsセイビンは、KUSHIDAがグラウンドでリードを奪いにかかるも、ハンドスプリング狙いをセイビンがスライディングキックで迎撃すると、場外のKUSHIDAにエプロンからランニングローキックを放ち、リングに戻ってからビクトル式グラウンド卍固め、頭突き、左腕へのストンピング、両足へのストンピング、ブレーンバスター、変形の膝固め、サーフボードから腕へのジャベで捕獲、ボディーシザースと幅が広いレスリングでリードを奪う。
劣勢のKUSHIDAはセイビンは串刺しエルボーもかわしてはシェルショック、左腕へのミドルキック、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーションで流れを変えセカンドコーナーからウラカンラナも、腕へのエレファントキックをかわしたセイビンはラ・マヒストラルを連発、KUSHIDAもヨーロピアンクラッチ式アームロックで捕獲し、ネックロックから膝蹴りの連打、腕へのエレファントキックを決めるが、技の読み合いはセイビンが制してトルネードDDTで突き刺す。
セイビンは延髄斬りも、KUSHIDAはダブルキックから場外に逃れたセイビンにコーナーからトペコンを狙うが、素早くリングに戻ったセイビンは雪崩式ジャーマンからグレイドルショックを決めると、オール・ヘイル・セイビンで3カウントを奪い、KUSHIDAにキャリアの差を見せつけて白星発進する。田口vsデスペラードは、後入場でアピールする田口をデスペラードが奇襲をかけて開始も、田口はフェイント式ヒップアタックで反撃し、デスペラードの裏を欠く攻めで翻弄して先手を奪う。
しかし田口の619狙いは、デスペラードがロープを上げて田口の股間をセカンドロープに直撃させると、場外戦で股にイスを固定してもう一つのイスで一撃を加え、リングに戻ってから田口のスワンダイブヒップ狙いはデスペラードはロープを叩いて阻止し、田口の股間がロープに直撃するなど、デスペラードが形成を逆転させる。
田口の延髄斬りもかわしたデスペラードはピンチェロコ狙うが、逃れた田口は旋回式ブルーサンダー、エプロンに倒れこんでデスペラードにヒップアタックから三角飛びトペコン、スワンダイブ式ヒップアタックからノータッチトペコンと攻勢と猛反撃し、リングに戻ってミサイルキック、低空ドロップキックからオーマイ&ガーアンクルで捕獲も、しかし突進したところでデスペラードがスパインバスターからマフラーホールドで返し、関節蹴りからギターラ・デ・ラ・ムエルタを狙う。
逃れた田口は鹿殺しを狙うが、逃れようとするデスペラードにどどんを決め、滾ってからのケツイェから、デスペラードの急所蹴りも阻止しどどん狙いは、デスペラードはエビ固めで切り返し、田口も丸め込むが、延髄斬りからどどん狙いはデスペラードがレフェリーと交錯させると、急所蹴りからのエル・エス・クレロで3カウントとなり、デスペラードも白星発進する。
リーvsSHOは、凱旋してから初シングルのSHOはリーがフィンガーロックで押し込んだところで腕十字で捕獲、場外のリーの腕めがけてエプロンでのランニングローキック、リングに戻ってから腕決め式のコブラツイスト、右腕を踏みつけるなど腕攻めと先手を奪うが、リーはフランケンシュタイナーで反撃して場外のSHOにトペコンを発射し、リングに戻ってからダブルアーム式牛殺し、変形のジャベで右腕を捕獲して流れを変える。
両者はリング内、場外とエルボー合戦を繰り広げるが、リーがソバットからロープへ走ろうとするとSHOがジャーマンで投げると、リーも投げ返してジャーマン合戦、SHOが突進もリーがスパニッシュフライを決め、デスヌカドーラで勝負を狙うが、SHOがバッククラッカーで切り返してから腕十字で、ハンマーロックで捕獲も、リーが腕へのバトンキックから脇固め、回転してクロスフェースに移行、SHOはエプロンに逃れるも、リーはロープ越しのアームブリーカーを連発、SHOがスリーパーで捕獲も、リーがアームブリーカーからハイキック、断崖式フランケン狙いはSHOがリングへのパワーボムで投げ捨てる。
SHOが垂直落下式シットダウンラストライドで突き刺すと、エビ固めから腕十字で捕獲し雪崩式ジャーマンを狙うが、体を入れ替えたリーはエルボー合戦、しかしSHOをコーナーに宙吊りにしたリーがパタラス・エネス・ペチョで踏み潰し、膝蹴りの応酬からSHOが腕十字狙いも、リーが持ち上げてデスヌカドーラで3カウントを奪い、リーが勝利も、内容的にもSHOが勝ってもおかしくはない試合だった。
開幕戦から激戦が続出する「BEST OF THE SUPER Jr.25」果たして誰が優勝するのか?【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。
明日、5月20日(日)は静岡・キラメッセぬまづにて15:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております! https://t.co/h5M7hv84na #njbosj #njpw pic.twitter.com/qeLqEErdEd
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年5月19日Game Over #dragonlee #todossomosdragones pic.twitter.com/JjiVONqC0A
— Dragon Lee ドラゴンリー (@dragon_leecmll) 2018年5月19日BOSJデビュー戦は黒星
とにかく悔しすぎる
それにまだ頭がふらふらする
自分の弱さに腹が立つ
ドラゴン・リー
爆弾人間が「LoVE。」って爆弾発言するのも納得
ぶっちゃけ俺も
惚れてしまっていいですか?
まさに #完全にNEXT
— Roppongi3k SHO (@njpwShowT) 2018年5月19日 -
「BEST OF THE SUPER Jr.25」が開幕!BONE SOLDIER・石森がオスプレイを降し白星発進!
5月18日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」後楽園ホール 1691人超満員札止め<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○クリス・セイビン 成田蓮(9分48秒 片エビ固め)KUSHIDA ×海野翔太
※グレイドル・ショック◇第2試合◇
▼20分1本
SHO ○YOSHI-HASHI(11分47秒 バタフライロック)ドラゴン・リー ×岡倫之◇第3試合◇
▼20分1本
○鈴木みのる エル・デスペラード(8分9秒 体固め)×トーア・ヘナーレ 田口隆祐
※ゴッチ式パイルドライバー◇第4試合◇
▼20分1本
○EVIL 高橋ヒロム(9分29秒 Banshee Muzzle)×チェーズ・オーエンズ マーティ・スカル◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○タイガーマスク(10分27秒 エビ固め)[1敗=0点]×金丸義信【タイガーの話】「(※頭を指さし)まぁ、ここの差かな。もちろん、これだけ追い込まれて言うのもアレだけど、最初は見ていこうと思って。逆に四の字固めとか足を潰してやろうと思って。まぁ、最後はアイツがコーナーからきてフォールにきた瞬間に『足をあげてくれば』と思ったら、見事にマッチしたっていうかね。まぁ、『SUPER Jr.』いま俺もよく知らないけど、ハイフライヤーズと呼ばれている、飛ぶことをうりにしている選手が多い中で、やはり勝ちにこだわる試合というのを目指していきたいですね。もちろん、この『SUPER Jr.』をするという一つの目標。そしてもう一つは、勝ちに行く。ボクはタイガーマスクとしての斬新な、そして厳しい殺伐した試合をしていきたいと思ってます。まぁ、今日は金丸がかなり場外でアレだったんだけど、アイツに一つ言うことがあるとすれば、アイツはあんなことしなくたって勝てるヤツなんだ。アイツは実力があるんだから、あんなことをしなくたって勝利を獲れるだろ? これは鈴木軍にいるからなのか? 俺から言わせれば、鈴木軍の籠の中にいるから、こんなことになるんだよ。いつまで鈴木軍でやってんだ? 本来の金丸を出せばいいじゃないか? アイツはあんなことしなくたって、じゅうぶん力があるんだよ。俺はそう思うよ。とにかく次の試合はYOHか。やはり、海外に行ってホントに著しく成長してきてるし、侮れない部分があります。もう、昔の小松じゃないし。ただ、俺は絶対、アイツには白星をつけさせない。必ず、アイツに黒星を送る。以上」
【金丸の話】「オイ、たまたまだろ、たまたま! えぇ!? こっちは返してんだよ! オイ、ふざけんな、あんなんで勝ったと思うなよ、オイ! まだまだこれからだ! どんどん引っかき回すから、よく見とけ!」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ACH(15分26秒 片エビ固め)[1敗=0点]×フリップ・ゴードン
※ACH's ビッグバン・アタック【ACHの話】「今夜、ACHこそがジュニアヘビー級のタイトルに、唯一ふさわしい男であるということを証明しただろう。そして、自分が“宇宙一強い男”であることを、あの“次世代のROHハイフライヤー”フリップ・ゴードンに勝つことで証明した。そして、あの男は本当に“バカ”だ。なぜならば、アイツは『地球が平らだ』と思ってる。そんなアイツを、今日は俺がリングで平らにしてやったぜ。そして、勝利を勝ち取ってやった。」
【ゴードンの話】「(※インタビュースペースでベンチに座ると、しばらくして「アーッ!」と絶叫)負けたのが信じられない! ACHはスーパーだった! 今日試合をやってみて、このリーグ戦が『BEST OF THE SUPER Jr.』と言われている理由が分かった。今日はすごく興奮した。ホテルに戻ったら、残りの対戦相手のビデオをもっと見て研究しないといけない。今日の闘いが俺のベストじゃない。残りの試合、全部ベストを尽くすことを約束する!」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○YOH(15分18秒 ファイブスタークラッチ)[1敗=0点]×BUSHI【YOHの話】「一勝。『SUPER Jr.』で初勝利。しかもBUSHIから獲った。BUSHIから獲った初勝利。嬉しいよ、シングルで3つ(カウント)取って。彼はさ、俺がデビュー当時に目標としてた選手の一人だからね。シングルで獲れて、超嬉しいです。いいんじゃない? どんなに劣勢でもさ、どんなに攻め込まれててもさ、最後はね、俺らしく勝ちを獲れたっていうか。“ファイブスタークラッチ”ボクのフィニッシュの名前です。ボクっぽいでしょ? いい風吹かせますよ、この『SUPER Jr.』。台風の目になって、絶対優勝してやります」
【BUSHIの話】「オイオイオイ、レフェリー! 最初っからやってくれたな、オイ! しっかり見たか? なぁ!? どこがどう、3カウント入ってんだよ、説明してくれよ! 小松! こんなんで勝ったと思うなよ! テメェはしょせん、田中とニコイチだろ!? オマエらがやりたいことなんか、分かってたよ。でもな、3K、小松なんかに興味はねぇけど、この『BEST OF THE SUPER Jr.』で、オマエが最後に何を持ってくるのか、俺は楽しみにしてたけど、裏かかれたよ! ふざけやがって!」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○石森太二(13分47秒 片エビ固め)[1敗=0点]×ウィル・オスプレイ
※ブラディークロス(試合終了後)
石森「IWGP王者がこんなもんか。ダッセーな、俺から目を離すな! ボーンソルジャー・タイジ・イシモリ!イッツ・リボーン!」【バックステージでの石森】
石森「何かある?」──『BEST OF THE SUPER Jr.』、BONE SOLDIERとしての初戦、闘い終えていかがでしょうか?
石森「何? 闘い終えて? どうでしょうか? 見れば分かるでしょ? アレがジュニア王者だよ。俺は、BONE SOLDIER! そのへん、分かってる?」──ジュニア王者を倒しました。また一つ、大きな経験だったのでは。
石森「まぁそうだな。まぁ、(3カウントを)取ったからすぐに挑戦とかは難しいかもしんねぇけど、今回、この『BEST OF THE SUPER Jr.』で、俺が結果を出して、誰にも文句を言わせない。それで俺が挑戦してベルトを取る! ほか何かある? 何もねぇなら帰るぞ!(※と、立ち去る)」【オスプレイの話】「この試合に向けて、初日ということでしっかりと準備をしてきたはずだった……でも、それが足りなかったのかもしれないけど、相手の戦略が自分の首を狙ってくるという集中攻撃を受けた。そのターゲットになってしまったということで、いま左腕の感覚がない状態だ……(※辻と上村に肩を借り控室に戻っていった)」
「BEST OF THE SUPER Jr.25」が開幕、開幕戦ではAブロック公式戦が行われ、メインはIWGPジュニア王者のオスプレイとNOAHを退団してフリーとなり、BULLET CLUB入りを果たした石森が対戦。
開始と共にオスプレイがジョンウーからエルボーの連打、顔面への低空ドロップキックで奇襲をかけ、場外に逃れた石森はパンチの連打で反撃、しかし客席へ叩きつけようとすると、ひな壇に飛び乗ったオスプレイはトペコンヒーロを発射、リングに戻って逆水平、ミドルキックとオスプレイが先手を奪ったかに見えたが、石森もオスプレイに負けじとスピードで翻弄して、スワンダイブ式の雷電ドロップから首攻めで試合の流れを変える。
石森は丸藤正道ばりのネックツイスト、場外に逃れても首筋にエルボーから鉄柱攻撃、オスプレイを背中に向けるようにロープに固定してスライディングしてのジャーマンとNOAHでお馴染みの動きでリードを奪うも、ハンドスプリングをかわしたオスプレイが逆にハンドスプリングオーバーヘッドキックを炸裂させ、ハイキックからトップロープからの619、スワンダイブフォアアームからその場飛びシューティングスターと一気に形成を逆転させる。
しかし石森はオスプレイの放つマウスから読み合いを切り返して腕極め式のクロスフェースで捕獲、石森は雪崩式を狙うが、逃れたオスプレイはコーナー固定式トラースキックを狙うと、逃れた石森はサイファーウタキで切り返して再度クロスフェースで捕獲、だがオスプレイも強引に持ち上げて叩きつける。
両者はエルボー合戦から、オスプレイは見えない角度からのトラースキックmリバースブラディーサンデーと畳みかけ、石森をトップロープに固定してのシューティングスタープレス、そしてコークスクリューキックからストーンブレイカーを狙うが、着地した石森はリバースフランケンシュタイナーを決め、勝負を狙った突進も、オスプレイはスパニッシュフライからトラースキック、そしてオスカッターを狙うと、キャッチした石森はブラディークロスで3カウントを奪い、公式戦を白星でスタートした。
オスプレイの動きに石森は着いてこれるかというのがあったと思うが、下手にオスプレイに付き合わず、NOAH時代に培った動きに丸藤から盗み取った技、そして新技も駆使して見事に勝利を収めた。セミのBUSHIvsYOHは、コーナーでアピールするYOHをBUSHIが奇襲をかけて開始となり、YOHは武藤敬司ばりの側転エルボーでBUSHIを場外へ追いやった後でノータッチトペコンを発射、リングに戻ってサマーソルトドロップを投下も、BUSHIがまた場外へ逃れ、YOHは追いかけたところで、BUSHIはTシャツでのチョーク攻撃で反撃、エプロンめがけてハングマンDDT、リングに戻ってから、首筋に低空ドロップキック、ロープに押し込んでエルボーの連打、首四の字、トップロープにYOHを固定してミサイルキック、STFと首攻めでリードを奪う。
BUSHIの串刺しをかわしたYOHはネックブリーカーからバックブリーカーの連続技、バックハンドエルボー、ロープにも垂れ込んだBUSHIに三角飛びミサイルキックと反撃も、突進をかわしたBUSHIは場外のYOHにトペスイシーダを発射、リングに戻ってからは串刺しダブルニーと流れを変える。
ロープワークの攻防でYOHがジャンピングニーを発射も、串刺し狙いはBUSHIがYOHを跨いだ状態トップロープに固定して雪崩式フランケンシュタイナー、ライトニングスパイラルからMXで勝負を狙うが、YOHがスーパーキックで迎撃し、エルボー、張り手合戦からYOHがソバットもBUSHIが延髄斬りで返し、YOHも同じ技で応戦、BUSHIはスピンキックもYOHはスーパーキックで応戦する。BUSHIの張り手にYOHはアイルビーバックも低空ドロップキックで迎撃したBUSHIはカナディアンデストロイで突き刺し、コードブレーカーを狙うが、YOHが変形ジャパニーズレッグロールクラッチことファイブスタークラッチで3カウントを奪い白星発進、YOHとはタッグで何度も渡り合ったことで、BUSHIもYOHの動きは熟知していたはずだったが、さすがの新技だけは読めていなかった。ACHvsSUPER Jr初参戦のゴードンは、ACHは逆水平の連打で先手、スリーパーで絞めあげ、バックブリーカーからジャーマンの連続技で攻め込むが、場外戦で逆水平を狙うと、右腕を鉄柱に直撃させてしまい、これを逃さなかったゴードンは右腕めがけてスワンダイブドロップキックから、片足でのドロップキック、オーバーヘッドキックからロープに飛び乗ってのスリングブレイドを決めると、コーナーのACHを場外へ蹴落としてからスワンダイブトペコンを発射、だがACHもエアジョーダンで反撃し、場外に逃れたゴードンにプランチャはかわされるも、着地したACHはキック、逆水平を放って、そのまま南側客席まで雪崩れ込み、フリップはゲードからプランチャを発射する。
リングに戻ってもスワンダイブ式180°ボディープレス、、バックフリップ、その場飛びシューティングスターの連続技からコーナーも、ACHは顎めがけてのオーバーヘッドキックで阻止し、逆水平の連打を放っていくが、だがゴードンはロープに飛び乗ってからのスピアーからファルコンアローで反撃し、見えない角度からのトラースキックから新技フラットアームスプラッシュも自爆してしまい、これを逃さなかったACHは片腕でのヒーローズグリップ、串刺しニーからACH's ビッグバン・アタックで3カウントを奪い、白星発進。ゴードンも敗れはしたが高評価を得るも、フラットアームスプラッシュが命中していたらと思うと惜しい試合だった。金丸vsタイガーは、開始と共に金丸が奇襲となり場外戦でタイガーを痛めつける。リングに戻っても金丸がストンピングの連打、タイガーはローリングソバットから水面蹴りで反撃し足四の字固めで捕獲、足攻めで流れを掴んだタイガーはタイガースピンからインディアンデスロックで捕獲する。
逃れた金丸にタイガーは張り手から場外へ追いやりトペ狙いも、素早く戻った金丸は低空ドロップキックからマスク剥ぎを狙いタイガーが場外へ逃れても金丸は場外DDTで追撃、エプロンにタイガーの首を固定してドロップキックと首攻めでリードを奪う。
突進したところでタイガーがハイキックからタイガードライバーを決め、タイガーは雪崩式ダブルアームスープレックスから腕十字で捕獲するが、タイガースープレックス狙いは金丸がレフェリーを掴んで阻止し、金丸は急所打ちから首固め、場外戦でも金丸は場外ボディースラムから若手もタイガーめがけてボディースラムで投げると、リングに戻って場外のタイガーに成田を投げつけてリングアウト勝ちを狙うが、。リングアウト寸前でタイガーはリングに戻り、金丸は串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスターも、タイガーがエビ固めで逆転3カウントを奪い勝利、新日本とNOAHと何度も対戦してきた両者だったが、今回はタイガーが金丸の隙を突いて勝利となった。【開幕戦・後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。明日、5月19日(土)も後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/lOJJ5HJ6wK #njbosj #njpw pic.twitter.com/5ix1eOA1ZQ
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年5月18日スーパージュニア初勝利!
いい風がふいた☆
— YOH (@njpwyohei_k) 2018年5月18日Hey @TheFlipGordon
He should go home and be a family man..
— A.C.H.™ (@GoGoACH) 2018年5月18日Since people are asking... #njbosj pic.twitter.com/ECbvbCsPlD
— フリップ・ゴードン (@TheFlipGordon) 2018年5月18日虎狩り…
失敗。。。
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2018年5月18日 -
地味で目立たなかった保永昇男がジュニアの第一人者になった日
1991年4月、現在の「BEST OF THE SUPER Jr.」である「TOP OF THE SUPER Jr. 」が9年ぶりに開催された。
【出場選手】獣神サンダー・ライガー、保永昇男、ペガサス・キッド、ネグロ・カサス、オーエン・ハート、デイブ・フィンレー、フライング・スコーピオ
出場選手はライガーを筆頭に後にクリス・ベノワとなるペガサス・キッド、WWEでトップスターとなるオーエン、デビット・フィンレーの父親であるデイブ・フィンレーなど8選手、日本選手はライガー以外に保永のみで、このときのSUPER Jr.は新日本の1シリーズのサブタイトルに過ぎなかった。「TOP OF THE SUPER Jr. 」は誰もがライガーが優勝すると思われていたが、優勝したのは下馬評を覆してヒールでありながらも、地味で目立たない存在と評価されていた保永だった。
保永は1979年に新日本プロレスに入門、1980年4月にデビューを果たし、1982年に後にブロンドアウトローズで一緒になるヒロ斎藤、平田淳嗣と共にメキシコへ武者修行に出され、1984年3月に帰国、だが凱旋帰国ではなくメキシコでの環境が合わず、体調を崩しての帰国だった。しかし1984年9月に長州力ら維新軍団が新日本を離脱しジャパンプロレス設立へ走ると、維新軍団に去られたことで副社長の坂口征二の弱気ぶりを見て失望した保永は永源遥らと共にジャパンプロレスに合流、1985年に寺西勇と組んでアジアタッグ王者となり、小林邦昭の保持するインターナショナルジュニアヘビー級王座にも挑戦した。そして1987年にジャパンプロレスの分裂騒動がおきると保永は長州、マサ斎藤との個別面談で、全日本に居心地のよさを感じていなかった保永は新日本に戻りたいと志願、だが長州がUターンする先である新日本があくまで求めていたのは長州、マサ、谷津、小林、そしてレフェリーのタイガー服部だけだったこともあっていたこともあって、保永は新日本が受け入れるかどうかわからず、長州とマサは即答を避けるも、保永も新日本に戻れることになった。
新日本に戻ったが中堅から前座のポジションは変わらず、1988年の「TOP OF THE SUPER Jr.」にもエントリーしたが負傷欠場してしまい、公式戦を1試合もこなせないまま全戦不戦敗となるなど不名誉な記録を残した。しばらくしてメキシコ修行で行動を共にしていたヒロの誘いを受けてブロンド・アウトローズ入りを果たしてヒールターンを果たすも、常に前面に出たのはヘビー級のスーパー・ストロング・マシン、ヒロ、後藤達俊で保永はヒールターンを果たしても地味で目立たない存在だった。その保永が「TOP OF THE SUPER Jr. 」にエントリーをしたが、保永はなぜ自分がエントリーされたのか理解出来なかった。
リーグ戦となると保永は、ラフだけでなく、インサイドワークやアウトローズでも見せないスライディング式足掛けエビ固めテクニックまで披露して白星を重ね、ライガーやペガサスには敗れたものの残り5選手を破りライガー、ペガサス、カサスに並んでトップで公式戦を終え、優勝決定進出決定トーナメントでは公式戦で敗れたペガサスを破り優勝決定戦に進出、優勝決定戦の相手はカサスを破って進出したライガーで、誰もがライガーの優勝と思われており、家族も観戦していたが、家族ですらライガーに勝てるとは思っていなかった。
初めて両国国技館のメインに登場する保永にアウトローズが騎馬を組んで入場、保永から手を差し伸べて握手でスタートし、ライガーがヘッドシザースからレッグロックやデスロックなどで足攻めで先手を奪い、保永の首四の字も倒立で逃れたライガーはキャメルクラッチからグラウンドコブラで保永のスタミナを奪いにかかる。
ライガーは逆水平から串刺しドロップキック、ブレーンバスターからコーナー最上段からのアトミコ、ニールキックと攻勢をかけると、場外に逃れた保永にプランチャを狙うが、保永がかわして自爆し、保永はコーナー最上段からのプランチャから鉄柱攻撃、パイルドライバー、そして本部席でのテーブル貫通パワーボムでライガーに大ダメージを与え、一気に流れを変える。
保永はリングに戻ったライガーのマスクを破って揺さぶりをかけると、ブレーンバスターの体勢から前へ投げトップロープに直撃させる荒技を敢行、ナックルをはさんでジャーマンスープレックスホールドで投げ、ストマックブロックを決めるも、ライガーは風車式バックブリーカーからスクールボーイ、キックアウトしてコーナーに昇った保永にドロップキックを放って雪崩式ブレーンバスターで投げる。
保永はミサイルキックを狙うライガーをドロップキックで迎撃すると、メキシカンストレッチで捕獲、動きが鈍ったライガーにボディーブローやストンピングを浴びせていくが、ライガーは突進する保永をスロイダーで投げると、場外に保永を追いやってからスライディングキック、エプロンからのトペレペルサを放ち、保永も反撃してコーナーからダイブも、ライガーは剣山で迎撃する。
ライガーはDDTで突き刺すが、ショルダースルーを狙ったところで保永が下へ潜ってエビ固めで丸め込むと、ライガーも丸め込みで応戦してからラリアットを放ち、ライガーボムで勝負を狙うが、保永はカウント2でキックアウトする。
館内は保永コールが巻き起こる中で、ライガーは再度ライガーボムを狙うと、保永は体を浴びせて押し潰して丸め込み、コーナーからのダイビングネックブリーカーを狙ったところでライガーが追いかけ、雪崩式DDTを狙うが、急所打ちでライガーを落とした保永はダイビングネックブリーカードロップからジャンピングネックブリーカー、ジャーマンスープレックスホールド、そしてクロスアーム式ジャーマンで3カウントを奪い「TOP OF THE SUPER Jr. 」するだけでなく、リーグ戦開催にあたってライガーが返上していたIWGPジュニアヘビー級王座も奪取した。試合後もアンとローズの面々が祝福、再び騎馬を組んで保永の優勝をアピールしたが、保永が「三人(ブロンド・アウトローズのメンバー)が自分のことのように喜んでくれたのが嬉しかったですね」と語っていた通り、マシンを除く中堅の集まりであるアウトローズが存在意義を示し、また地味で目立たなかった保永がジュニアの第一人者として上り詰めた証でもあった。後年ライガーは「あの時(1991年のスーパージュニア)、保永さんの参加はたぶん長州さん(当時の現場監督)が決めたんだと思います。後輩の僕がこういうことを言うのはアレですが、保永さんは凄い地味な感じだけど持っているものは凄いよ! 確実なレスリングをするから。僕はああいうタイプが苦手なんですよ。暖簾に腕押しみたいな感じで。感情を表に出さずに飄々と確実なレスリングをやられると、こっちもあれよあれよという間に保永さんのペースに引きずり込まれる。僕も世界のいろんなところで試合をしましたけど、やっぱり王道と言われた全日本のプロレスは、基本というか世界に通じると思います。だから保永さんがそういうスタイルを確立したのは当然だと思います。あの決勝戦のお客さんの爆発は凄かった。ジェラシーにも似た気持ちが沸くぐらいの大保永コールだったことも覚えています。保永さんがジュニアに参入したのは大きかったですね。ジュニアが幅広く厚くなりましたよ」を評した。保永は全日本参戦時にはジャイアント馬場やドリー・ファンク・ジュニア、ザ・グレート・カブキ、ザ・デストロイヤー、ミル・マスカラス、ニック・ボックウインクルと大物とも対戦、特にニックとの試合は保永にとっても大きな印象を与えたことから、これまで培ったルチャのスタイルにニックのスタイルを織り交ぜたることで、自身のスタイルを確立させていた。現場監督だった長州は保永の試合ぶりを見てスーパージュニアに推薦したのかもしれない。
その後、保永はペガサス、ライガーと防衛し、ライガーとの3度目の対戦では敗れ王座を明け渡したが、3ヵ月後にはライガーを破り王座を奪取していた野上彰を降して王座を奪還も、1989年2月札幌では再びライガーに敗れ王座を明け渡し、帰国したエル・サムライや、金本浩二、大谷晋二郎の台頭、属していたブロントアウトローズがユニット名をレイジングスタッフと改めるも、後藤が平成維震軍へ移り、マシンもWARへ出向したため、ヒロと保永だけとなっていたレイジングスタッフは自然消滅、保永は本隊の扱いとなっていたことで王座戦線からは1歩退いた。ところが1994年9月にペガサスとの防衛戦を控えていたライガーが左足首を骨折して長期欠場を余儀なくされるハプニングが起きると、保永が代役としてペガサスとの王座決定戦を行い王座を奪取、ライガーの代わりにジュニアを牽引し、6度防衛して防衛最多記録を樹立する。王座転落後は再び前座戦線に戻ると、IWGPジュニアヘビー級王座を奪取して1年後の1995年1月に高岩竜一との試合で左足アキレス腱断裂の重傷を負ってしまった。欠場前には古傷だった右目を負傷し自律神経失調症でドクターストップもかかっており、保永は長州に欠場を申し出ていたが『バカ野郎! そんなの三日も休めば十分なんだ!』と突っぱねられ、すぐ3日間欠場し復帰していた矢先での負傷だった。
保永は1996年5月の「BEST OF THE SUPER Jr」から復帰し、保永自身も負傷した左足とブランクもあってリーグ戦は脱落したが、大谷との公式戦では、勝てば優勝決定トーナメント進出を決める大谷とレフェリー交錯させ、レフェリーが意識を取り戻すタイミングを見計らって、急所打ちから丸め込んで勝利を収めて、大谷の優勝決定トーナメント進出を阻み、また1997年5月にはみちのくプロレスで猛威を振るう平成海援隊DXが参戦した際には保永は敗れたものの、ディック東郷相手にインサイドワークだけでなく、ロープで顔面をこする古典的なラフプレーで東郷を翻弄するなど、脇役に徹しながらも存在感を発揮した。
1998年の契約更改、現場監督だった長州から「お前、レスラーとしてはこれだから(クビ)。レスラーなら一年契約、引退してレフェリーになるなら二年契約。黙ってレフェリーになりますと判子を押せ。それがお前のためなんだ」から戦力外通告を受けた。このときは長州を始め、アントニオ猪木まで引退していたこともあって、一部ベテランの整理が始まっていた。保永もこの決定には納得しがたいものがあり、保永も自宅で泣いたが、保永もこのときは42歳になっており、ジュニアも新世代が次々と台頭していたジュニアの中心からも外れていた。またレフェリーの席に空きはなかなか出ないことから、長州は自身のせいでレスラー生活に影響が出る怪我をさせてしまった贖罪と、引退してレフェリーになった方が後々の生活には困らないと考えてくれたのだ。
1998年4月30日に保永はIWGPジュニアを巡って抗争を繰り広げたライガー相手に引退試合を行い、ライガーが勝って保永を介錯するも、試合後に保永に何度も煮え湯を飲まされてきた大谷、金本、高岩が乱入、引退を惜しむかのように「もう一試合、俺達とやってくれ!」と引退試合を志願する。そこでサムライが入ってライガー、サムライ、保永vs大谷、金本、高岩戦が急遽実現し、保永がアキレス腱断裂をしたときの相手である高岩をウラカンラナで3カウントを奪い有終の美を飾った。
「TOP OF THE SUPER Jr. 」がもしライガーが優勝していたら、現在のように「BEST OF THE SUPER Jr」になっていただろうか?「TOP OF THE SUPER Jr. 」の後に開催された第1回「G1 CLIMAX」も下馬評を覆して蝶野正洋が優勝して大きなインパクトを与えて現在に至ったように、「TOP OF THE SUPER Jr. 」も下馬評を覆して保永が優勝したからこそ大きなインパクトを与え、「BEST OF THE SUPER Jr」に至った。保永もSUPER Jrの大きな功労者でもある。
(参考資料、GスピリッツVol.39『90年代の新日本ジュニア』Vol.47『ジャパンプロレス』、新日本プロレスワールド)
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プロレス多事争論「闇」
「自宅で使用した。試合で負けられないプレッシャーがあった」
覚せい剤使用で逮捕された浜田文子の供述が明らかになったが、浜田文子を見てきたファン・関係者にしてみれば聞きたくなかった発言だったのではと思う。
わかったのは浜田文子は常に真摯にプロレスというものに取り組み、本人にとって大きなプレッシャーとなっていたこと、他人には見せようとしなかったプレッシャーを抱えていたということ、それが浜田文子の抱えていた”闇”の部分であり、覚せい剤に逃げる結果になってしまったのではないだろうか…
浜田文子に言いたいのは、心身共に疲れ切っていたんだから休みなさいということ、じっくり時間をかけて考えなさいということ、自分から言えるのはこれだけである
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清宮が北宮から直接フォールでアグレッションに一矢報いた!杉浦は丸藤相手に好調を堅守!
5月15日 NOAH「Navig. With Breeze 2018」大阪世界館 174人<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○大原はじめ(6分40秒 ムイビエン)X宮脇純太◇第2試合◇
▼20分1本
○小川良成(9分17秒 首固め)X井上雅央◇第3試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ 齋藤彰俊(10分30秒 片エビ固め)コーディ・ホール X熊野準
※キン肉バスター◇第4試合◇
▼30分1本
○拳王(8分8秒 片エビ固め)XYO-HEY
※ダイビング・フットスタンプ◇第5試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○杉浦貴 マイバッハ谷口(11分32秒 体固め)丸藤正道 Xクワイエット・ストーム
※オリンピック予選スラム【試合後の杉浦】
――前哨戦連勝となったが?杉浦「直接取ってないからね。あんまり俺の中では関係ないね」
――まだ決定的なシーンがないが?
杉浦「もったいぶってんのかね。今までの前哨戦だったら、もっとお互い出し合って『ここで勝ってやろうか』くらいの勢いでやり合ってきたけど、なんか(丸藤は)ちょっと違うな」
――駆け引きを感じる?
杉浦「隠してんのか、それとも鈍ってんのか。分からないけどね。前哨戦で飛ばし続けると持たないから抑えてんのかもしれないし」
――杉浦選手は前哨戦からフルスロットルで行くのが常だが?
杉浦「そうだね。前哨戦でお互い倒れるくらいになるまでやって、そのうえでタイトルマッチでもやり合う。それが俺のスタイルだから。まぁ、俺は変わらず行くだけだよ。まだ相手がどう来るか。読めないね」
◇第6試合◇
▼30分1本
○小峠篤司(12分29秒 片エビ固め)XHAYATA
※キルスイッチ◇第7試合◇
▼GHC&タッグ&ジュニアヘビータッグ級選手権試合前哨戦 イリミネーションマッチ/60分1本
潮崎豪 ○清宮海斗 Hi69 田中稔(21分37秒 エビ固め)中嶋勝彦 ×マサ北宮 原田大輔 タダスケ【失格順】
[1]潮崎、中嶋(11分28秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[3]原田(13分30秒、Hi69のストゥーカ・スプラッシュ→エビ固め)
[4]Hi69(15分41秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[5]稔(16分05秒、オーバー・ザ・トップロープ)
[6]タダスケ(17分42秒、オーバー・ザ・トップロープ)(試合終了後)
清宮は「ジ・アグレッション! このベルトは譲らねえよ!今日は皆さん、たくさんのご来場ありがとうございました。5月29日に後楽園ホールでタイトルマッチがありますが、俺たちゴーカイタッグが必ず防衛します! 今日のような熱い応援、よろしくお願いします! ありがとうございました!」【試合後の潮崎&清宮】
――ようやくアグレッションに反撃したが?潮崎「やっとだね。このベルトを獲ったのも、今日勝てたのもね。清宮海斗。こいつの頑張り。こいつの底力で取ったモノだからね。それに対して文句はねえだろ? しっかり29日、俺たちが防衛だ」
――清宮選手は1対2という厳しい状況を跳ね返して勝利につなげたが?
清宮「凄くハンデのある場面で勝てたのは大きいことだと思いますし、やっと星を返せたので、ここからが重要だと思っています」
――今日も丸め込みで北宮から勝利、“あんな勝ち方"と言ってきそうだが?
潮崎「セコいと思うんだったら、それで取られんなよ(笑)」
清宮「ここからどんどん盛り返していくんで!」
潮崎「勝利への執念。それだけだ!」
今回は4ヵ月半ぶりのNOAH観戦ということで大阪世界館を訪れた、世界館を訪れるのも昨年11月14日のグローバルリーグ以来だったが、今回は空席が目立つ結果に、世界館はリーグ最終公式戦ということで好カードが揃ったのだが、前哨戦がらみだとなかなか集客に結びつかないのかもしれない。
メインはGHCタッグ&ジュニアタッグ王者組vsジ・アグレッション&RATEL'Sの挑戦者連合によるイリミネーションマッチで、挑戦者連合は清宮を捕らえて先手を奪いにかかるが、やっと交代を受けた潮崎が中嶋、北宮と豪腕ラリアットを炸裂させ、また中嶋にもまた豪腕ラリアットを炸裂するも、そのままトップロープから二人共転落してしまい両者OTRで退場も、完全に試合を無視した中嶋は失格にも関わらず、潮崎を攻撃し左膝を徹底的に痛めつける。
リング内ではRATEL'SがHi69を捕らえるが、タダスケの地団駄ラリアットが原田に誤爆すると、稔との連係で原田を捕らえたHi69がストゥーカ・スプラッシュで3カウントを奪い原田が失格、これで王者連合がリードしHi69はトランスレイブからみちのくドライバーⅡでタダスケを追い詰める。
しかし北宮がカットに入ると、タダスケがHi69をエプロンに出し、稔を担いでHi69めがけて投げてHi69がOTRで失格、続けて稔もロープを蹴り上げて急所攻撃でエプロンに出し、地団駄ラリアットで場外へ出しOTRで失格させる。
これで王者連合は清宮一人となり、タダスケが攻め込むが、コーナーに昇ったところで、清宮は下からのドロップキックを発射でタダスケが転落して失格すると、Hi69&稔がタダスケを襲撃し原田もタダスケに加勢して乱闘となり、そのままフロアまで雪崩れ込んでしまう。
リング内では北宮がラリアットを放てば、清宮もドロップキックで応戦、北宮のスピアーも切り返して丸め込むが、キックアウトした北宮はスピアーからラリアットを連発し、サイトースープレックスを狙う。ところが体を浴びせた清宮が丸め込み合戦からエビ固めでしっかり丸め込んで3カウントを奪い王者連合が逆転勝利。
試合後はジ・アグレッションが腹いせに清宮を制裁も、潮崎が中嶋を蹴散らした後で、清宮と共に北宮を捕らえバックドロップ&裏DDTでKOし、アグレッションを返り討ちして清宮がマイクで締めくくった。
前哨戦のシングルマッチでは潮崎&清宮は散々痛めつけられたが、やっとアグレッションに一矢報いた。特に清宮はアグレッションから徹底的に狙い撃ちされたが、狙い撃ちされるほど清宮も打たれ強くなっていく。ただ今回も北宮から逆転勝ちだったが、いずれは互角に渡り合った上で勝利といきたい。第5試合のGHCヘビー級前哨戦は、開始前からマイバッハがストームを奇襲も、リング内の杉浦と丸藤は睨み合いから読み合いと火花を散らす、序盤はストームが捕まるも、交代した丸藤がドロップキックや鞭のようにしなる逆水平、トラースキックイリュージョンと一気に盛り返すが、丸藤のトラースキック、見えない角度からのトラースキックを受けきった杉浦はエルボーを乱打、スピアーを浴びせていく。
終盤は丸藤の援護を受けたストームが低空クロスボディーからウデラリアットを狙うも、キチンシンクで迎撃した杉浦はビックブーツからジャーマンで投げ、マイバッハも丸藤を断崖式バックドロップでKOした後で、杉浦がストームをオリンピック予選スラムで3カウントを奪い、試合後も場外でダウンしている丸藤にベルトを見せつけ挑発した。最後に石森太二の退団~新日本参戦をきっかけに、またNOAHに悪い評判を聞くようになっていたが、苦言でもあるが1月に拳王が武道館、原田がエディオンアリーナ大阪大ホール進出という大きな目標を掲げたものの、最近は尻すぼみ気味というか、あれだけ大きな目標を掲げながら打ち上げ花火みたいな状態になっている。丸藤も全日本に出場しているのも全日本に来ているファンをNOAHに引き込みたいという狙いもあるが、丸藤の頑張りも生かされるのかどうか疑問に思っている部分もある。NOAH内もいろいろ考えているのだろうが、選手達の頑張りを無駄にして欲しくないというか、もう少し何が必要なのかを考えて欲しい。
【NOAH】清宮二人抜きで決勝打 ゴーカイようやく反撃でW前哨戦イリミネーション制す▼杉浦が前哨戦連勝も…手の内みせぬ丸藤再び警戒▼小峠、拳王がシングル快勝 5・29一騎打ちへ弾み…大阪・世界館大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/4sauB8v8o0
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年5月15日大阪・世界館大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
8人タッグイリミネーションマッチ俺たちの勝利。
丸め込みは納得いかない?
じゃあ、返してみろって。
清宮海斗の勝ちだ!
ただ一矢を報いただけ。
これから二矢も三矢も四矢も報いて5.29後楽園ホール大会は俺達が勝つ。#noah_ghc @PKDX pic.twitter.com/nNtzUikbEZ
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2018年5月15日やっともぎ取ったぜ、一勝!
こっから盛り返して行くぞ
大阪の皆さん、今日もありがとう!!#noah_ghc #NOAHtheLIVE @PKDX pic.twitter.com/yjMsniBZ7P
— 清宮 海斗 (@noah_kiyomiya) 2018年5月15日ノア大阪大会終了☆メインのイリミネーションマッチはGHCJrタッグ王者ミノ様&ヒロキくんが2人ともタダスケに落とされて失格(T^T)オレに至ってはほとんど出番ないまま失格(T^T)試合した気がしないのに負けた気はする不思議な感覚だ⤵29日後楽園前にも前哨戦はあるからな次は21日ノア長岡❗
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2018年5月15日 -
浜田文子が覚せい剤使用で逮捕…WAVEが解雇を発表!
<週プロモバイルより>
【試合結果詳報】浜田文子が覚せい剤使用で逮捕。大会後、リング上で二上社長が涙ながらに報告/「事実関係が明らかになり犯罪の事実が明白となり次第、浜田とのすべての契約を解除する方針です」…WAVE新木場詳報 https://t.co/CJDq5Sk74d #週プロモバイル #wavepro pic.twitter.com/xq9qLt65kb
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2018年5月15日【ニュース】浜田文子が覚せい剤使用により逮捕された件について担当弁護士がコメント https://t.co/Sd9hg89dY8 #週プロモバイル #wavepro
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2018年5月15日二上社長「本日すべてのみなさまに、私から大変重要な報告があります。現時点で明らかになっている事実について、みなさまに包み隠さずご報告したいと思います。浜田は13日の仙女大阪大会を欠場しました。(涙声になり)この日は大会直前に浜田から出場できないと連絡があり、連絡内容から明らかに体調不良と判断されたため、あまりに突然でありましたがやむなく欠場とすることにし、みなさんにその通りご報告しました。しかし、その後に体調不良とは異なるということが明らかになりはじめました。結論から言いますと、犯罪行為により警察に逮捕されていました。犯罪行為の罪名は覚せい剤の使用です。私たちがこの事実を正確に把握したのは翌日、つまり昨日の明け方近くで、浜田と深夜に面会した担当弁護士さんから、その時点での浜田の状況を具体的に報告されたときでした。
プロレスリングWAVEといたしましては、このような事態が生じたことを大変重く受け止めており、また極めて残念に感じております。同時に可能な限り早く、この事実を公表すべきと考え、現時点までに明らかになっている事実を取り急ぎ報告させていただいた次第です。皆さんにできるだけ早く事実を公表したいというのは、浜田本人の希望でもあると弁護士から伝えられております。浜田をよく知っている方からは『浜田がこのようなことをするのは、止むない事情があったに違いない』と考えてくださるかたもいらっしゃるかもしれません。また、担当弁護士さんからは、浜田には常習性を伺わせるような事実は一切なく、初めて覚せい剤を使用し、そのまま逮捕されたようだと報告を受けております。しかし、どのような経緯があったかは関係ありません。
いかなる理由があろうとも、違法薬物の使用は絶対に許されない犯罪であり、どのような言い訳も耳を傾けてはいけないものであります。現在は捜査の進捗を見守っている状況にありますが、さらなる事実関係が明らかになり犯罪の事実が明白となり次第、私たちは即刻厳正なる処分をおこなう方針です。(言葉に詰まりながら)具体的には、明確になり次第浜田とのすべての契約を解除する方針です。この点について私たちの姿勢と強い決意をここに表明させていただきます。
浜田がこのような過ちを犯したのは、浜田を充分を支えることが出来なかった私たちにも責任の一端があると考えております。このような事態を招き、関係者のみなさまとファンの皆さまにはご心配をおかけしていることを心からお詫び申し上げます。また、現在浜田は身柄を拘束中であり、直接謝罪ができる状況にありませんが、できる状況になり次第本人からも深い謝罪を表明したいという意思が伝えられていることを、重ねてお伝えいたします。ご報告は以上です。この度はまことに申し訳ございませんでした」
【二上社長の話】「申し訳ございません意外、私の口からは言うことができません。今リング上で言ったことが、今わかっていることのすべてで、それ以上でもそれ以下でもない、今の浜田文子の現状のすべてです。(面会予定は?)面会ができるようになれば行きたいと思いますが、まだ面会ができるような状態ではないそうなので、そこは弁護士の先生にすべて任せております。(本人に変わった様子は?)悩みはみんな何かしら持っていると思うので、特に変わった様子もなく、普通に仲良く接していて。選手たちともみんな仲がいいし、ちょくちょく飲みに行ったりもする間柄で明るかったんですけどね。(選手たちの反応は?)まあ、一番は信じられないと。みんなショックだろうし、多分同じことを思っていると思います。
(会見ではなくリング上での報告となったが?)ホントに昨日の深夜というか、朝方にわかったことなので、早く報告したかったのと、仙女さんの大会でタイトルマッチに穴を開けてしまったというすごい責任もあるし、ウチの大会も明日のSEAdLINNNGさんも休むということで、みなさん心配されたと思うので、いち早く報告したほうがいいのかと思って。偶然ですけどウチの大会が直近であったので、それならファンの皆さんの前で堂々とすべてを潔く話した方がいいのではないかと思ったので、今日リング上で表明させていただきました。(8月に20周年興行が予定されていたが?)大阪で記念大会をやるという話は、明らかに中止です。8月19日の文子20周年、ウチの11周年、桜花の17周年という大会は、文子の20周年だけ外してやります」
【桜花の話】「一応チケットに浜田シートがあったんですが、それは払い戻しという形になると思いますので、それは決定次第ご連絡させていただきます。ちょっとあまりにも突然で急だったので、そういう部分まで手が回っていませんので」
【担当弁護士・田中広太郎氏の話】田中氏「私の方はスペイン語を専門としていることもあって過去に面識がありまして。警察署から直接連絡がきまして、浜田さんが弁護士に会いたいと指名を受けました。おそらくご本人は東京にいられたと思います。
(常習性は見られなかったという話だが?)使用されたのは覚醒剤とのことですが、私がお話を伺ったところ、依存性や常習性はまったくないように思われます。
(逮捕までの経緯は?)通常の礼状を取った逮捕や現行犯逮捕ではなく、すごく様子がおかしくて、警察に保護を求めるような感じになり。それで警察の方で様子がおかしいので検査をしてみましょうということになり、そこで覚醒剤を使っていたということが発覚したという状況です。
(本人と会った印象は?)あまりにも皆さまに申し訳ないと、ものすごく泣き続けていて。少し会話にならない部分もあったのですが、弁護士としての印象としては、今回こういう形になったのはかなりの事情があり、何かつらい状況などもあった中で思いつめて過ちを犯してしまったのではないかと。極めて深い反省が見られて、ものすごく泣かれていたというのが一番の印象です。
(今後はどうなるのか?)今はまだ逮捕されている状態で、おそらくですが明日『拘留請求』というのがありまして、おそらく10日間の拘留が決定されるのではないかと思います。事案によりますが、その後さらに10日間拘留が延長されるかもしれなくて、その後に起訴するかどうかを警察が判断すると思います」
WAVE5月15日新木場大会の全試合終了後に二上美紀子社長がリングに上がり、体調不良で欠場中だった浜田文子が覚せい剤使用で逮捕されていたことを公表し、所属契約を解除することを発表した。
浜田はセンダイガールズプロレスリング・アゼリア大正大会に出場し、保持していたセンダイガールズ王座をかけてDASH・チサコの挑戦を受ける予定だったが、大会開始2時間前に欠場を申し入れ、選手権は中止になり、二上社長が来場して観客に謝罪し、この時点では欠場理由は体調不良とされ他団体への出場もキャンセルしていたが、この時点で逮捕されているとは誰もが思わなかったのではないだろうか・・・
浜田の解雇は庇う余地なしで、自分は何度も言っていることだが、団体と契約して属している以上、一人だけの責任では済まされないこと、浜田自身が何が原因でそういう事態となったのか、現にアルシオン時代からの仲である二上社長だけでなくセンダイガールズにも大きな迷惑をかけてしまった。どういうことが原因となって事態を招いたかはわからないが、これだけの迷惑をかけることをわからなかったのかと言いたくなる。
浜田文子はアルシオンから見てきた選手で、父のグラン浜田の血筋なのか天才肌のレスラーと感じさせたが、今回の一件は残念としか言いようがない。
この件については非常に残念としか言いようがありません。
しかし浜田文子が居なくてもWAVEは続いていきます。
所属選手の毎日も続いていきます。
そんな中で私たちに出来る事は、今まで通り…今まで以上に気持ちを込めて最高の試合を皆さまにお届けする事だと私は思います。
— 大畠美咲〜6.3WAVE札幌・シングル王座防衛戦〜 (@misakiohata) 2018年5月15日明日も私含め、WAVE所属選手が参戦する試合はあります。
もしかしたらこの件のせいでご迷惑をおかけする事があるかもしれません。
しかし私たちはプロレスラーです。
全ては試合で伝えていきたいと思います。
WAVE認定シングルチャンピオン
9代目Regina 大畠美咲
— 大畠美咲〜6.3WAVE札幌・シングル王座防衛戦〜 (@misakiohata) 2018年5月15日本日はwave新木場大会ありがとうございました。
大会後に二上社長と桜花専務からのご報告があった通り、浜田文子が覚醒剤使用により逮捕されました。
ご迷惑をおかけしまして 申し訳ありません。
会社からの報告の詳細はこちらを観覧お願いします。https://t.co/7Wcp0uhcnJ
— 宮崎有妃 (@YUKIyR) 2018年5月15日大好きだからこそ しっかり地に足つけて 反省して欲しいです。
えちゃれ がなす
ぶえな すえるて
み あみーが https://t.co/YOZPRq0Ipk
— 宮崎有妃 (@YUKIyR) 2018年5月15日きっとプロとしての自覚を常に持っていればこんな事起きないと思います。
私自身、揺るがない心を持ちこれまで以上に感謝の気持ちを忘れずプロレスをしていきたいと思います。
そして、なにがあっても私の師匠は浜田さんです。 https://t.co/d1IxbYvla1
— 朱崇花 Asuka (@asuka10272140) 2018年5月15日プロレスラーになるきっかけの人。
悔しさよりも、悲しさ。
また、戦える日を待ちます。
— 橋本千紘 (@chihiro_senjo) 2018年5月15日純粋。
ただ純粋なだけ。
でも、その純粋を『悪』に利用する環境もある。
良くも悪くも
環境が人を変えてしまう。
しかし、環境だけの責任ではない。
やはり一番はどんなところでも『揺るがない心』を持つことが大事。
— 山縣優(Yuu Yamagata) (@chingu76) 2018年5月14日 -
YAMATO、ハルクが揃って敗戦!KING OF GATE 2018神戸サンボー大会公式戦結果
5月14日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2018」神戸サンボーホール
▼「KING OF GATE 2018」Cブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗1分=3点]△パンチ富永(20分時間切れ引き分け)[1敗1分=1点]△Eita▼「KING OF GATE 2018」Cブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○横須賀ススム(9分55秒 ジャンボの勝ち!固め)[1敗1両リン=0点]×斎藤了▼「KING OF GATE 2018」Aブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○神田裕之(13分12秒 リングアウト)[1勝1敗=2点]×YAMATO▼「KING OF GATE 2018」Bブロック公式戦/20分1本
[2勝1敗=4点]○吉田隆司(15分10秒 エビ固め)[1敗=0点]×B×Bハルク
※サイバーボム5.14 神戸サンボーホール大会 終了致しました‼️
本日も沢山のご来場誠にありがとうございました✨#DragonGate #ProWrestling pic.twitter.com/zKyUNiD9gd
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2018年5月14日神戸大会、無事に終了‼︎#KingOfGate2018 公式戦初戦も白星でスタート出来ました‼︎
噂の新人は、ただの新人ではなかったですね〜
ちょい久々のブラザーとも帰り際に一枚(^o^)/
勝利のご褒美に美味しそうなコンビニ弁当をいただきます(笑)。 pic.twitter.com/gmxif7REZX
— 横須賀ススム@SusumuYokosuka (@ssm_yokosuka046) 2018年5月14日おい。
富永は小声でギブアップって言ってたぞ? https://t.co/PFQacCOwG3
— Eita Luchador (@Eita_Luchador) 2018年5月14日 -
鷹木信悟が故郷で藤波と対戦!そして重大発表とは?若手化した斎了がKagetoraと両リン!
5月13日 DRAGON GATE「KING OF GATE~鷹木信悟選手凱旋大会 風林火山・其ノ七~」アイメッセ山梨 1450人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○Eita(7分55秒 エビ固め)×椎葉おうじ
※トラースキック◇第2試合◇
▼「KING OF GATE 2018」Cブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○パンチ富永(11分20秒 飛びつき腕十字固め)[1敗=0点]×ヨースケ・サンタマリア【パンチの話】「おいキング・オブ・ゲート、パンチ富永、勝ったぞ。昨日の土井成樹戦、負けてしまったけど、今日のマリア戦勝って1勝1敗、まだ全然狙えるぞ。決勝あきらめてねえから。必ずEita、ドラゴン・キッドに勝って決勝に残るのはこのパンチ富永だ、見とけ!」
【マリアの話】「なんでアタシってこうなのかしら。ブレイブゲートも負けて大事なキング・オブ・ゲートの初戦も落として…オンナの底力これからよー! アタシはまだ1戦しかしてない。残り全部勝って決勝進出決めてやるんだからねー」
◇第3試合◇
▼20分1本
○YAMATO B×Bハルク(13分6秒 エビ固め)ドン・フジイ ×Gamma◇第4試合◇
▼「KING OF GATE 2018」Aブロック公式戦/20分1本
[1勝=2点]○Ben-K(9分15秒 片エビ固め)[1敗=0点]×シュン・スカイウォーカー
※スピアー【Ben-Kの話】「KOG初戦ということで相手は同期のシュン・スカイウォーカーだったですけど、正直もっと力で圧倒したかったんですけど、いろいろとまだまだいろいろな部分で手こずってた部分があったんで、やっぱりもっともっと試合でもっともっと実戦で自分自身を成長させていけたらなと思ってます。今日は地元・山梨だったし、タッグのいまチャンピオンなんで。勝って当たり前。あとは内容という感じでした。キング・オブ・ゲートは最低でも決勝トーナメント進出。最高でチャンピオン。ま、次、大阪でKzyをぶっ倒して、仙台でYAMATOをぶっ倒したいと思います」
【シュンの話】「クソッ。絶対、絶対勝たないといけない相手だった。Ben-K、同期。差は広まってるかもしれないけど、オレは必ずアイツに追いつく。キング・オブ・ゲート、必ずオレが爪あと残してやる」
◇第5試合◇
▼「KING OF GATE 2018」Dブロック公式戦/20分1本
[1両リン=0点]▲Kagetora(11分40秒 両者リングアウト)[1両リン=0点]▲斎藤了【Kagetoraの話】「おい斎藤了、金網で髪を失ったかなんかオレは知らねえよ。でもな、KOGだぞ、KOG。オマエと真正面からぶつかりたかったよ、オレは」
【斎了の話】「(礼儀正しく)ありがとうございました。デビュー3戦目で今日はリーグ戦でしたけど、ボクは新人ですけど、ただの得点配給係にはなるつもりはありません。キング・オブ・ゲート、絶対引っかき回して、爪あと、新人・斎藤了の名も刻みたいと思います。ありがとうございました!!」
◇第6試合◇
▼30分1本
Kzy 横須賀ススム ○堀口元気 LEONA(14分11秒 バックスライド・フロム・ヘブン)土井成樹 吉野正人 ビッグR清水 ×ジェイソン・リー◇第7試合◇
▼60分1本
○鷹木信悟 吉田隆司 宮本裕向(16分48秒 体固め)藤波辰爾 望月成晃 ×ドラゴン・キッド
※バンピングボンバー(試合終了後)
鷹木「去年は負けたけど、今年は勝ったぞ。2年ぶりの勝利か。今年は鷹龍対決。ドラゴンの小さい方から勝ったぞ。でもデカい方は倒してない。おい、デカい方、いや藤波さん、さすがはレジェンド中のレジェンド、ドラゴン藤波。マッチョドラゴン。その肉体で64歳おかしい。藤波さん、オレたちの会社はドラゴンゲート、あなたはミスタードラゴン。これで下がるとは言わせない。オレは今年でデビュー14年。なんとあなたはデビュー46年。こんな偉大な人がまだ現役でやってるんだ。藤波さん、またあなたと試合できると思ってる。これからもドラゴンゲート、いや、鷹木信悟をよろしく」
藤波「よし、もう一回上がってやろう。次はなんだ、タッグか、シングルか? よーし、もう一丁行きますよ!」
【鷹木の話】「鷹龍対決は小さい方のドラゴンだけど、鷹が勝利したということで。本当でもプロレスだけじゃないですか。オレはキャリア14年やってるって言って驚かれるけど、来年15周年か、15年もやってるの? 大丈夫?とか言われるけど、藤波さんは46年もやってるわけだから。そういうふうに考えたらプロレスの幅ってすげえなって思うし、やっぱりオレらがまだまだ、今年、年男でもうすぐ40近いなって言ったけど、オレはこれから、今日から新しい全盛期が始まったと思ってるよ。
先月チャンピオンカーニバルに出て、鷹木信悟を見た人も大勢いたと思うから、それを感じたから、山梨県民として、山梨の看板を背負って、海外も視野に入れてね。日本国内もそうだし、幅広くやっていきたい。その幅広くの中には、ああやって藤波辰爾というレジェンドが来たから、またもっとね、去年は武藤さんに上がってもらったけど、どんどんレジェンドってのを狙っていきたいね。ドラゴンゲートはドラゴンゲートの枠でやりたがるけど、オレはその枠をブチ壊していろんなプロレスを見せたいと思ってるから。
今年は年男ってことで宮本裕向、吉田隆司と同級生トリオを組んだけど、いろんな同級生が他団体にもいるから、もっと活躍したいと思います。
(ドラゴンスクリュー、ドラゴンスリーパーを食らったが)やっぱドラゴン殺法、ちょっと嬉しいけど、やっぱ効くなって。体の厚みがあるし、重心が重い。46年もやってるだけあって技の一つひとつに重みを感じました。鷹木信悟、新たに一皮むけたと思ってます。
サイン会とか、オレはできるだけ本音でやってるから。別にキャラとかじゃなく。ファンはベビーとかヒールに分けたがるけど、鷹木信悟は鷹木信悟だから。山梨だけあって、いろんな人に支えられてできた大会なんで、その感謝の気持ちは持ってるんで、その恩返しはしたいと思ってるんで」【バックステージでの藤波、望月、キッド】
藤波「元気いいね。さすがに噂に聞いてたけど、ドラゴンゲート。オレがいたから今日は抑えてたんじゃないの?」望月「とんでもないです。ボクもまあまあ年なんで」
藤波「いやいや、あのフォローがなかったら。目が回るね。(鷹木と対戦したが)もっとじっくりと見てみたいですね。何度か遭遇はしてるんだけどね、あんなもんじゃないでしょ。ゲスト扱いしてくれたんですけど、次はたぶん容赦なくね。ああいう誘い水にどう乗っていいのか。でも上がってみたいね。おもしろい。自分のコンディション上げる意味でもね、ドラゴンゲートさんが呼んでくれるんであれば」
望月「ぜひよろしくお願いします」
藤波「すごい。久々なんかちょっとずつね、みんなに乗せられるというか、コンディションが上がってくるしね。みなさんがいいフォローしてくれたんでね、これだけのダメージで済みましたけどね」
望月「ボクは藤波さんの16歳下ですけど、16年経ってこれだけの肉体と動きを維持できるかといったら分からないんで。でも藤波さんが言われたように若い人間を相手にしてると、ボクも年を取っても気持ちの部分でこれでもかという思いで若さを保ててる部分もあるんで。もうすぐ50ではありますけど、なんとか藤波さんの年までこうやって威厳を保てるようなレスラーに、あと16年保っていたいなと思っています」
藤波「すごいね」
キッド「今日は試合の結果は置いといて今日は藤波さんと組ませていただいて刺激を受けました。ボクもドラゴンゲートの中だとキャリアは長い方で、21年目ですけど、まだまだ青いなと。まだまだ勉強が足りないなと。今日はいろんなものを学べたと思ってるんで、次にどんどん活かしていって、これが最後にこのドラゴンゲートのためになるようにどんどん吸収していきたいと思います」藤波「まあでもキャリアだけはしょうがないんでね。動けてなんぼなんで。そういう意味ではドラゴンゲートに上がり続ければ70までいけるんじゃないか?」
望月「ぜひお願いします。確約とれました。ぜひまたよろしくお願いします」
キッド「よろしくお願いします。またお願いします」
山梨出身である鷹木の凱旋興行が開催され、メインは鷹木が同じ昭和57年生まれ同士の吉田、昼間開催された大日本プロレス後楽園大会を終えて駆けつけた宮本と組み、望月とキッド、そしてゲストとして招かれた藤波組と対戦。試合前は長州力ならぬ、長州小力が激励に駆けつけた。
藤波と対峙した鷹木はヘッドシザースからヘッドロック、ショルダーの連発と仕掛けていくが、藤波は張り手一閃で返しドラゴンスクリューを決める。
望月はキッドのアシストで宮本の股間に踵落とし、鷹木にキックの連打と攻め込み、藤波も掟破りの逆サソリを狙うが、望月が交代を志願して鷹木に掟破りの逆サソリを決めるが、鷹木はブレーンバスターからキッドを捕らえ、太鼓の乱れ撃ちから、宮本がムーンサルトダブルニー、鷹木がセントーン、吉田がボディープレスと波状攻撃、そして鷹木がサソリ固めからクロスフェースと追い詰めにかかる。
劣勢のキッドは反撃して藤波に交代、藤波は鷹木組にドラゴンスクリューを連発も、望月は鷹木&吉田のサンドウィッチラリアットから、吉田のパイナップルボンバーを喰らってしまうと、鷹木は藤波に強襲をかけるが、藤波は張り手で返り討ちにし、鷹木とキッドが鷹木を捕らえにかかり、望月は吉田をクロスフェース、キッドが宮本にクリフト、藤波がドラゴンスリーパーと競演を完成させるが、Eitaが乱入してカットする。
キッドは鷹木にメサイヤからウルトラウラカンラナ狙うが、キャッチした鷹木がデスバレーボムで叩きつけ、鷹木組は吉田と宮本が入って雄叫びからトレイン攻撃、鷹木がダイビングエルボー、サイバーがダイビングボディープレス、宮本がムーンサルトプレスと一気に畳みかけ、鷹木が藤波をバンピングボンバーで排除した後で、バイブルで粘るキッドをMIDE IN JAPANからのバンピングボンバーで3カウントを奪い、凱旋を自らの勝利で飾った。
試合後には鷹木は藤波との再戦を約束しつつ、大会前に告知した重大発表を行うが、鷹木は住民票を山梨に移したことを発表、最後は3人で大会を締めくくった。
鷹木の重大発表は、最近他団体に出ることでDRAGON GATEを退団してフリー宣言なのではという憶測もあったが、例え鷹木が一時は退団を考えたとしても、DRAGON GATEが新体制となり、これまでDRAGON GATEを牽引してきたCIMAや、ANTIASからもT-Hawkとエル・リンダマンが抜けたことで、鷹木はDRAGON GATEにとって必要不可欠の存在になった。それを考えると鷹木のフリー化は現時点ではありえなくなってしまった。これからのDRAGON GATEは鷹木だけでなくYAMATO、ハルク、Kzyら世代が中心として牽引されていく、DRAGON GATEの各選手がTwitterを始めとするSNSを解禁させたのもその表れで、DRAGON GATEを鷹木らの世代によって変えていきたいという表れなのかもしれない。「KING OF GATE 2018」公式戦はCブロックでマリアとパンチが対戦、マリアの串刺し狙いを阻止したパンチがロープ越しの腕十字で捕獲してから、パンチが鉄柱を使うなど徹底した右腕攻めでリードを奪う。マリアもスワンダイブ式ドロップキックで場外へ追いやった後で上からマリアを投下し、リングに戻ってからスカイラブで反撃する。
パンチはロケットパンチを発射も、マリアはラブリーアローで応戦、パンチはもPTキックからRKOを決めてから2ステップムーンサルトを投下したが、マリアがかわすと丸め込み合戦となり、マリアがコーナーに昇ったところで、パンチが雪崩式腕十字で捕獲しマリアがギブアップ、公式戦初勝利を収める。
AブロックのBen-Kvsシュンは、シュンはバイシクルキックからBen-Kを場外に追いやり、トペフェイントも、着地した瞬間を逃さなかったBen-Kはリングに戻ってショルダータックルで強襲、キャメルクラッチやカナディアンバックブリーカードロップと腰攻めでリードを奪う。
シュンは突進するBen-Kにドロップキックを放ち、場外に落ちたBen-Kに三角飛びプランチャを発射、リングに戻り飛距離のあるスワンダイブボディープレス、Ben-Kの串刺しを迎撃してクロスボディーを発射もmBen-Kがキャッチしてフロントスープレックスで投げる。
Ben-Kはミサイルキック、バックドロップから、Ben-Kボムを狙うがシュンはフランケンシュタイナーからバイシクルキック、エルボー合戦も、シュンが張り手に対してBen-Kが頭突きを連発、シュンはビックブーツからブラスターを決め、スカイウォーカームーンサルトで勝負に出るが、Ben-Kがかわし、シュンが着地したところでBen-Kがスピアーを浴びせ、最後も丸め込みで粘るシュンにスピアーで3カウントを奪い公式戦初勝利を収める。Dブロック公式戦のKagetoravs斎了は、今回の黒タイツ、黒のリングシューズと若手スタイルとなった斎了がきびきびとした動きでKagetoraを困惑させる。斎了はKagetoraの突進をカニバサミからサイクロンヤッホーではなくキャメルクラッチで捕獲も、ボディースラム狙いは阻止したKagetoraがフライングラリアットから延髄斬りを繰り出し、斎了はスロイダーからフィッシャーマンズバスター、ダイビングフットスタンプとやっと大技見せるが、斎了ロケットは自爆するとKagetoraがシャイニングウィザードを炸裂させる。
斎了は丸め込み技や、Kagetoraの延髄斬りを受けきってジャーマンで投げ、エプロンの攻防から場外も、斎了が足を掴んでKagetoraのリング生還を阻み、Kagetoraは振り切ったがカウント20となって間に合わず、両者リングアウトの無得点試合となってしまった。若手スタイルとなった斎了だが、リーグ戦では両リン狙いでリーグを荒らしまわるのか…鷹木信悟選手凱旋! 5.13 山梨大会終了致しました‼️
本当に沢山のご来場誠にありがとうございました✨#DragonGate #ProWrestling pic.twitter.com/A2WI8TSFs1
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2018年5月13日山梨大会終了❗️
いや〜、なんとか終わった。
会場入りしてから相変わらずのバタバタでパニック状態だったよ
でも47都道府県で唯一のホームゲームだから、絶対成功させる想いで臨んだ。
試合後の重大発表聞いたか?笑
俺は5月から山梨県民になりました✨#dragongate#風林火山其ノ七#山梨 pic.twitter.com/qZpYs5c482
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2018年5月13日4月は頻繁に山梨に帰れなくて正直満員はしんどいと思ったけど、フタを開けてみれば立ち見も出てたな!
地元の仲間達のサポートのおかげだね。
藤波さんも!応援に駆けつけてくれた小力さんにも感謝だ。
そして
何よりも東京で試合を終えてから来てくれた宮本選手に感謝#57同盟#dragongate pic.twitter.com/5xvG6uF9um
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2018年5月13日山梨大会終了!#DragonGate #風林火山其ノ七 #57同盟 pic.twitter.com/76ex7J6y3t
— 吉田隆司 (@cyberkongDG) 2018年5月13日タッグを組んで下さった藤波さん、今日は本当にありがとうございました!
山梨大会、素晴らしい大会でした!!! pic.twitter.com/5A3a2ptolJ
— DRAGON KID (@Dragon_Kid_0202) 2018年5月13日#宮本裕向 さん、今日は対戦しましたが素晴らしい方でした(*^^*)
初めてお会いしたんですが、ゆっくりお話したいなと思える方でした。 pic.twitter.com/tfGAl0EhdK
— DRAGON KID (@Dragon_Kid_0202) 2018年5月13日プロレス界のレジェンド、藤波さんと撮っていただきました。#dragongate #藤波辰爾 #レジェンド #ドラゴンスクリュー pic.twitter.com/qXqPbmLm4v
— Naruki Doi official (@NarukiDoi) 2018年5月13日勝利者賞いただきました。
#dragongate#DragonGate#山梨#山梨学院大学#岩野精肉店#ben_k#Ben_K #MaxiMuM#ProWrestling#レスリング pic.twitter.com/1Qk8hALOel
— Ben-K (@ben_k_1019) 2018年5月13日かなり意気込んで試合に臨んだものの敗け。自分の弱い部分も学べたかな。
結果は受け入れて、次の闘いへ。
ただ同期であるBen-KとこのKOGで試合出来たことはなんか嬉しかった。本当はそんな事言ってられないけど、
スカイウォーク。 https://t.co/h6YixAJuRz
— シュン・スカイウォーカー (@ssw_skywalk) 2018年5月13日#アイメッセ山梨 終了!#超満員札止め御礼(^O^)#nowplaying「カーテンコール」#ハヤブサ#DragonGate #ProWrestling#KingOfGate2018#風林火山其ノ七#鷹木信悟 #山梨 pic.twitter.com/FO0JNd3UWt
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2018年5月13日Twitterを、会社が選手に無理矢理やらせてるなんて的外れな事を言う人もいるけど、本来なら"無理矢理"にでも会社がやらせるべきだったんだよ。旧体制では完全に疎かになっていた部分。因みにTwitterもInstagramも、希望者は会社に届け出制。やりたくない人間はやらないでしょう。#dragongate
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2018年5月13日