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真っ白な灰からの頂点…ケニーが60分越えの死闘を制し!念願だったIWGPヘビー級王座を奪取!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月3日6月9日 新日本プロレス「保険見直し本舗Presents DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL」大阪城ホール 11832人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/時間無制限3本
[挑戦者]○ケニー・オメガ(2-1)[第65代王者]×オカダ・カズチカ
[1]○オカダ(28分47秒 エビ固め)×ケニー
[2]○ケニー(19分10秒 片エビ固め)×オカダ
※片翼の天使
[3]○ケニー(16分10秒 片エビ固め)×オカダ
※片翼の天使
☆オカダが13度目の防衛に失敗、ケニーが第66代王者となる。
(試合終了後、特設花道に第5試合で新IWGPタッグ王者となったマット&ニックが登場し、エプロンへのぼる。そんな中、リング上では飯伏がケニーの手を挙げる。そして、海野レフェリーがケニーにIWGPヘビーベルトを渡そうとする。しかし、ケニーがその前にマットと抱き合う。そこへニックと飯伏も加わった。
その後、ついにケニーがIWGPヘビーベルトを肩にかけ、マット&ニックが左右、飯伏が後ろに立って祝福。そして、飯伏にIWGPヘビーベルトを巻かれたケニーが、マイクアピールを行なった)
ケニー「(※大『ケニー』コールを受けて日本語で)ハハハ…少し、日本語で頑張ろうか?(※場内笑&驚き&大歓声) この10年、色々なことが(を)達成して来た。もちろん、最後は、最後の目標は、このIWGPヘビー級チャンピオンです(※大歓声)。
もし、このベルトを獲ったら、もう日本に(を)離れるかもしれないと思ってました(※場内驚き)。ですけれども、今日の大会中で、さっきの試合中で、プロレスの未来を見てました(※大拍手)。プロレスがホントに進化したのを感じ……だから…だ~からさ~(※場内笑)、新日本のリーダーで、新日本のチャンピオンで、次のステップ、前を進みたいと思ってます(※大歓声&大拍手)。それで、ケニー・オメガは(IWGPヘビー)チャンピオンで、ヤングバックスは(IWGPタッグ)チャンピオンで、飯伏さんとは最強のイケメンのタッグチームパートナーで(※場内笑)、何でもできそう。だから、みんな一緒に頑張ろう(※大歓声&大拍手)。(※ここから英語で)もちろん、俺たちはワールドワイド・プロモーションだから、英語でもしゃべらないとな。これはミラクルと呼んでいいことだ。日々、『お前は最高にはなれない』『お前はダメだ』『トランキーロだ』などと言われてきた。しかし、俺は“俺流のルール”を作り、それに沿って行くことだ。気付けば、大切な友人たちもそばにいてくれる。無敵な気分だ。しかし、今日はもう疲れてしまった。だから、ここで最後に一言……オオサカジョーホールの皆さん、ワールドで観ている世界中の皆さん。GOOD BYE&GOOD NIGHT BANG!」(その直後、キャノンで放たれた大量の金テープがリング上へ降り注ぐ。すると、突然Codyが特設花道に現れてゆっくりと前進するが、途中で引き返して姿を消した。
その後、飯伏&マットが肩車してケニーを祝福。そして、ケニー&飯伏が肩を組んで退場した)
【バックステージでのゴールデンELITE】
※飯伏に肩を借りてインタビュースペースへ。イスに腰を落とす際、うめき声を漏らす。
--Congratulation!
ケニー「もうちょっと日本語を話したいんですけど、頭がうまく回らないんで、だからもしよかったら、全部、英語でお願いします……。今日、この地球上、いや全宇宙を見渡しても最高に偉大なレスラーを倒した。プロレスとはアートであり、好む好まざるがあろうと、今日、自分は大変価値のあることを成し遂げたと思う。その対戦相手はオールラウンダーで、総合的にも大変優れたレスラーだ。オカダ、お前がこの団体をここまで大きなものにしてきたし、重要な役割を担ってきた。しかし、ここで一つ問題がある。それがまだ国内規模でしかないということだ。ここには新タッグチャンピオンとなったヤングバックスがいる。それ以外にも最高のレスラーがそろっている。にもかかわらず、国内にとどまっている。ここでは俺が、大好きなドラマよりも、映画よりも、素晴らしい愛すべき存在が揃っている。今日ここに、自分には最高の仲間がいるということを再確認できた。そしてこの仲間たちと一緒だからこそ、これからどんどん大きなことができると信じている。俺にはまだまだやるべきことがある。オカダ、お前は偉大だ。最高のレスラーだ。だけどこれからは俺が新たな物語を、新たな歴史を紡いでいく」--ベルトを受け取る前にヤングバックス、飯伏選手とハグしました。あの時の気持ちを改めて聞かせてください。
ケニー「ここまで来るのに、ネガティブな気持ち、憎しみのような気持ちを自分の中でエネルギーに変えてやる必要があった。まだ自分トップ10にもならない時もそうだった。『まだ最高には程遠い』『お前に未来はない』と言われていたころ、そういった否定的な言葉をすべて糧として、自分の力に変えてきた。しかし、今ここで気づいたことは、そういった否定的な言葉ばかりに気を取られてきたなというということ。本当に大切なものはいつもすぐそばにあったのに、それに気づかずに過ごしてきた。それによって、自分の大切な友人の裏切りというものも経験した。プロレスは仕事であり、それによって報酬をいただくものである。しかしプロレスというのは表に出ている部分だけでなく、表に出てないもの、そのリアルな部分が自分の糧になっている。自分の周りにいるフレンド、これが自分のエネルギーだ。今もう一度、『どういう気分だったか?』と尋ねられたらこう答えたい。ヤングバックスとゴールデン☆ラヴァーズによる新時代の始まり。そう、俺たち“ゴールデンELITE”のね」--今後、どのようにしてIWGPヘビー級を輝かせていこうと考えてるのか、その思いを聞かせてください。
ケニー「進化というものが見えている。そして、この競技の中では、すべてのものが可能である。不可能なことは何ひとつないと考えている。“KING OF SPORTS”と言われているが、それ以上のものである。そしてこの中で自分は、史上初のラダーマッチをやり、クリス・ジェリコと対戦した。そして60分に及ぶ激闘の末でのフルタイムドロー、そして今日の試合と、未開の試合をたくさん見せてきた。これからもまだまだ進化し続ける」--試合時間はトータルで64分50秒でした。歴史を作りました。これに関しては、どう振り返りますか?
ケニー「今の気持ち……というか、これまでもそうだったが、自分の中では60分以上の試合に自分が耐えられるかは、いくら体を鍛えても、どれだけ努力してもダメなんじゃないかと思っていた。でも60分以上、余裕でこなせるというところをしっかりと見せていかないといけない、オカダに見せなきゃいけないと思っていた。この試合では、それをしっかりできたと思っている。自分は余裕でそれができるということを、種を蒔き、周りに信じさせることができた。それはもちろん、相手がオカダだったからということもある。そして今、試合は終わったが、まだ終わってないような不思議な感覚だ。もしかしたら自分は最高じゃないかもしれない。試合はまだ終わってないかもしれない。でも、ここからまた一歩先に踏み出して、本当にしっかりとオカダを倒せる最高のレスラーになるために、これからも進んでいく」--最後、花道にCody選手が姿を見せましたが、彼に伝えたいメッセージがあれば聞かせてください。
ケニー「Codyか……。もう君を憎むことには疲れてしまったよ。すべては終わりだ。君とのゴタゴタはもうどうでもいいことだ。君のことは尊敬している。みんなでハッピーになれればそれでいい。自分たちは一緒の方がより強くなれる。この場にCodyもいてくれたらよかったと思う。一つの木は枝葉を伸ばして広がっている。その枝葉というのは、今ここにいる3人だけでなく、仲間全員のことだ。Cody、今夜の打ち上げには君も招待するよ。招待状はいらないさ」--飯伏選手はセコンドとしてケニー選手を見ていてどう感じましたか?
飯伏「すごいというほかなにも……。素晴らしいタッグパートナーだと改めて、ほんとに思いましたね」--最後、タオルを握り締めてましたけど、投げ入れるという判断、選択肢はなかったですか?
飯伏「ケニーはそれが一番屈辱なことだと思うんで。今日はほんとに倒れるまで絶対に……(タオルを)投げるなと……」--そのへんの思いは届きましたか?
ケニー「ここにいる3人は家族のように自分のことをよく知っていてくれている。いや、彼らはすでにファミリーだ。ここまで来るのに、セコンドに付いてくれた彼らがどのような決断をしようとも、自分が信頼できる人物を選んだつもりだった。唯一の後悔は、この試合が決まったときに最初からヤングバックスにもそばにいるように頼めばよかった」マット「もういいよ」
ケニー「でも、そういうことがあって俺たちはさらに強くなれたんじゃないかと思う」
マット「いま、ここに一緒にいるんだから、過ぎたことはもういいよ」
--一本目を取られた時に、飯伏選手と何か話してましたけど、そこではどういう話をされて、どう気持ちを切り替えていったんですか?
ケニー「最初に一本目を取られた時、ストレスが襲ってきた。一本目を取ることが一番重要だと思っていたから。しかし一本目を取られて、自分の中では(この試合は)終わったなと感じた。そのあと二本連続でとらなきゃいけない。それにはどうすればいいか。そう考えてしまった。そこでイブシが『集中力を保つように、まだ試合は終わってないのだから冷静になって集中力をキープして闘うように』とアドバイスしてくれた。ヤングバックスの存在なくして、ここまで来ることはできなかった。この試合でも、そしてこの試合に向けた時間も、イブシのサポートがなければ、この結果には結びつかなかったと思う。つまり、自分は独りじゃない。このベルトを手に入れたという事実は、自分だけじゃなく、チームで得た勲章だと思う。自分自身は素晴らしいレスラーであるとは思っているが、もしかしたら最高じゃないかもしれない。でも、彼らがいたからこそ成し遂げることができた」--日本に来るようになって10年。これで一つの目標を達成したと思うが、この10年間はあなたにとってどういう時間でしたか?
ケニー「旅というものは、始めるにあたって必ず目標を立てるものだと思う。そしてここまでの長い旅は、この目標を達成するためのものではあったけども、皮肉な言い方をすれば、いま獲得したものよりも、その旅路こそが何よりも大切で、その集大成のシンボルがこれ(ベルト)だったと思う。このベルトを獲得するまでの旅路、そこには自分のことを信頼してくれた大切な仲間たちがいて、そんな人たちに返せる一つのものだったと思う。64分か……この試合でも何か大切なことを得られたと思う。この試合に向けてのすべてのトレーニング、そこには食事制限などを含めていろんなものがあるけど、何よりも1度は失った友情を取り戻せたことこそがうれしいことで、自分にとってはいま得た見えないものの方がこのタイトルに値するもので、ベルトそのものがそのシンボルじゃないかと思っている。大切なものなので、誇りをもってこれからの人生を懸けてこのベルトを掲げていく」大阪城ホール大会のメインはオカダvsケニーによるIWGPヘビー級選手権試合、昨年は60分フルタイムドローになったことを受けて、時間無制限3本勝負という過酷なルールとなったが、新日本で3本勝負が試合が行われたのは、昭和62年10月25日両国で行われた藤波辰己vs長州力以来、またシングルでのタイトル戦では昭和53年7月27日日本武道館で行われたボブ・バックランドvsアントニオ猪木のWWWFヘビー級選手権以来となり、またIWGPになってからは3本勝負がルールとして使われるのは初となる。
序盤は互いにじっくりとしたグラウンド、読み合いでスタート、互いに1本先取狙いでエンジンを全開にして短期決戦に来るのではと思っていたが、意外なスタートとなった。ケニーの片翼の天使狙いをオカダがロープを掴んで場外へもつれ合ったところで試合が動き出し、オカダがケニーを鉄柵外へ出すと、鉄柵越えのクロスボディーを狙うが、ケニーはVトリガーで迎撃し、更にイスの上に柵をセットして、その上にオカダを投げつける。首を痛めたオカダの首を狙い撃ちにして先手を奪うも、オカダはフラップジャックですぐ自分のペースへと引きずり込み、カウンターバックエルボー、串刺しバックエルボー、トーキック、DDTと畳みかけた後でコブラホールドで絞めあげ、逃れたケニーもオカダを場外へ落とし、プランチャを放っても、オカダがかわすとすぐさまプランチャを発射する。
リングに戻ると再び読み合いから、ビックブーツを狙うオカダの足をキャッチしてフランケンシュタイナーを決めると、エプロンに座り込むオカダの背後からケニーがスライディングキックで鉄柵外へ出し、スワンダイブのプランチャを発射、リングに戻ってからコタロークラッシャー、蒼い衝動式牛殺し、ショートレンジのニー、しかしリバースフランケンシュタイナー狙いは、オカダがロープを持っていたためスっぽ抜けてしまうと、ジャーマンからレインメーカーを狙うが、後ろ向きに走ってオカダをコーナーにぶつけて逃れ、雪崩式ドラゴンスープレックスを狙うが、逃れたオカダはエプロンにケニーを連行して、エプロン上でのツームストーンパイルドライバーを敢行する。
オカダはエプロンでやっと立ったケニーにロープ越しのジョンウーを敢行、場外まで吹き飛んだケニーは鉄柵に脇腹を直撃させてしまい、これを逃さなかったオカダはケニーの脇腹を攻め、リングに戻ってミサイルジョンウーを発射、ダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズを取るが、隙を突いたケニーは高速ドラゴンスープレックスで場外へ出し、ノータッチトペコンを発射する。
リングに戻ったケニーはオカダの後頭部めがけてミサイルキック、そしてレインメーカーを狙うオカダにVトリガーを浴びせてからクロイツラス、Vトリガーから片翼の天使狙いは、後ろに着地したオカダがドロップキック、正面からドロップキックと畳みかけ、レインメーカー狙いはケニーがVトリガーで迎撃、リバースタイガードライバー狙いはオカダがフランケンシュタイナーで切り返してツームストーンパイルドライバーで切り返すと、レインメーカーを狙ったところでケニーが回転エビ固め、しかしオカダが切り返して丸め込み3カウントを奪い、オカダが1本を先取する。
2分のインターバルはオカダは寝転がってスタミナの回復を図り、ケニーはセコンドの飯伏幸太のアドバイスを受けるが、オカダもエビ固めという省エネ的なフィニッシュを使ったせいか、すぐ回復したかのように笑みを浮かべ、ケニーは激しい動きが多かったせいか疲れが見え始める。2本目開始と同時にケニーが突進も、迎撃したオカダはコーナーにケニーをセットしてドロップキックを発射、場外に落ちたケニーの首を攻め、ケニーの鉄柵を使ってのムーンサルトアタック狙いを突き飛ばしたオカダは鉄柵を使ってのハングマンDDT、リングに戻りダメージやスタミナの消耗の激しいケニーをパンチ、チョップと敢えて打たせてから、突進するケニーをビックブーツで迎撃、更にコブラクラッチで絞めあげ、ケニーのスタミナを奪いにかかるが、消耗の激しいケニーにこの技はキツイ。
ケニーはスタナーで逃れると、ヘッドロックを狙うオカダにバックドロップ、場外に逃れところでエプロンめがけてバックドロップ、倒れるオカダの上にテーブルをセットして、その上にエプロンからダイビングフットスタンプを敢行、オカダも脇腹に大ダメージを負い、リングに戻るとオカダのセントーンを剣山で迎撃したケニーはカミカゼ狙いは、着地したオカダがヘビーレイン、ジョンウーでコーナーまで吹き飛ばしてからダイビングエルボー狙いは、ケニーが逆水平で阻止し、雪崩式蒼い衝動を決める。
ケニーはカミカゼからムーンサルトプレスの連続技は、オカダが剣山で迎撃してヨーロピアンアッパーカット、フラップジャック狙いはケニーが逃れてスイングDDT、エプロンに逃れたオカダに、リング下にセットされていたテーブルめがけての断崖式ドラゴンスープレックス狙いは、ロープを掴んだ阻止しも、リング下に落ちたケニーはテーブル貫通片翼の天使を狙い、逃れたオカダは場外でのレインメーカーを狙うと、ケニーは切り返して場外リバースフランケンシュタイナーを敢行する。
ケニーがリングに戻ると、後から戻るオカダにVトリガーを炸裂させ、片翼の天使を狙うが、切り返したオカダはレインメーカーも、かわしたケニーは無双で叩きつけ、エルボー合戦から背後にまわってドラゴンスープレックスも、すぐ起きたオカダはドロップキック、だがケニーもドロップキックで応戦し、ドロップキックを狙うオカダにスパインボムで迎撃してからVトリガー、リバースタイガードライバー狙いはオカダがエビ固めで切り返し、エルボースマッシュから突進はケニーが振り向き様を狙ってVトリガー、垂直落下式リバースタイガードライバー、Vトリガー、片翼の天使で3カウントを奪い、タイスコアに持ち込む。2分間のインターバルの間は、またオカダは倒れこんだままスタミナの回復を図り、ケニーは飯伏のアドバイスを受けつつ介抱を受ける。
3本目の開始と同時に、ケニーがまだ立ち上がれないオカダに背後からVトリガーを浴びせると、早くも片翼の天使を狙うが、逃れたオカダがこの試合で初めてレインメーカーを炸裂させるが両者ダウン、ツームストーンパイルドライバーを狙ったところで50分経過となり、ケニーも切り返そうとするが、ダメージとスタミナの消耗で上げることが出来ない、それでもオカダはエルボーからドロップキックを狙うが、ケニーが倒れこんで自爆となり、ケニーはパワーボムを狙うが、オカダがフランケンシュタイナーを狙うと、堪えたケニーは2代目BULLET CLUBのリーダーであるAJスタイルズの技、スタイルズクラッシュを決めると、AJスタイルズコールが巻き起こる。
ケニーはコーナーに持たれるオカダの背後からVトリガーを決めると、片翼の天使を狙うが、オカダがツームストーンで切り返しを狙い、ケニーも切り返すと人でなしドライバーで突き刺し、エプロンにまで上がった飯伏はケニーに「チャンス!」と声をかけ、ここ一番で出すフェニックススプラッシュを投下するが自爆となってしまう。
オカダは背後からドロップキック、ツームストーンパイルドライバー狙いは、着地したケニーがVトリガーを発射、ショートレンジのVトリガーを連発するが、3発目はキャッチしたオカダはドロップキックを連発、レインメーカーが炸裂も、スタミナの消耗が激しいせいか威力がなく、両者はそのままダウンとなる。
精も根も尽き果てたようになった両者はエルボー合戦、ケニーは頭突きを打ち込む、しかしオカダを立たせようとしたところで、オカダがレインメーカーを炸裂させ、手を放していない状態で再びレインメーカーを炸裂させる。
60分が経過、自分も長年生でプロレスを見てきたが、60分を越える試合を見たのは初めてだ。オカダはレインメーカーを狙うが、かわしたケニーは連続ジャーマン、しかし3回目はオカダが背後にまわってジャーマンからレインメーカーを狙うが、かわしたケニーはリバースフランケンシュタイナーを決め、レフェリーにしがみついて立ったケニーはVトリガーを狙うが、オカダはドロップキックで迎撃する。
オカダはレインメーカーを狙うが、かわしたケニーは片翼の天使も、決めるだけで精一杯だったのかカバーできない、両者ダウンの後で先に立ったケニーはVトリガーを決めると、片翼の天使を決め3カウントを奪い、念願だったIWGPヘビー級王座を奪取した。試合後にはセコンドの飯伏だけでなく、なかなか関係が修復できていなかったヤングバックスまで駆けつけて王座奪取に成功したケニーを祝福、4人で大団円となり、ケニーが日本語、英語でのアピールの後で、Codyが駆けつけ、ヤングバックスはこの輪に加わるようにアドバイスするが、Codyは背を向けて去っていった。
オカダの誤算はケニーの粘りとスタミナの消耗、そしてダメージ…オカダもしっかりスタミナの配分を計算に入れていた上で、試合を進めていたと思う。しかし時間が経つにつれて両者の体が重圧がかかったように重くのしかかり、特に動きの激しいケニーのスタミナの消耗は激しかったが、オカダもケニーの技を受けた分ダメージも蓄積されていった。
終盤の両者は間違いなく真っ白な灰になっていた、ケニーが最後の力を振り絞って、オカダを仕留めた。昨年は引き分けになったことで観客が真っ白な灰になったが、今年はオカダが真っ白な灰となってしまった。そしてケニーは路上プロレスでカナダのインディーから流れ着き、DDTを経て、新日本にたどり着き、遂に頂点まで到達してしまった。はっきり言ってDDT関係者やBULLET CLUBの面々も、ここまで成り上がるとは思わなかったのではないだろうか、しかし今日の試合は新日本の頂点に立つまでには簡単ではない、それを表すような試合でもあり、ケニーは試練に打ち勝って頂点にまで上り詰めた。
バックステージでは飯伏、ヤングバックスと共にゴールデンELITEを結成を宣言、Codyとの和解を要望したが、Codyはその輪に背を向けることで事実上拒否した。ケニーとCodyの方向性は違うことは完全に露呈してしまった。ヤングバックスとの関係は修復しても、BULLET CLUB内の内紛は修復したわけでない、ゴールデンELITEを結成されたことでBULLET CLUBの方向性はまた大きく揺らぎ始める可能性も否定できない。最後に試合時間も合計すると64分50秒と60分越え、あと10秒で昭和51年7月17日、北九州で行われたジャンボ鶴田vsビル・ロビンソン戦に並ぶところだった(1-1でフルタイムも、5分間延長)、つくづく長時間による三本勝負はハードなものであることを改めて痛感させられた。
Changing the world (together). A new story begins. @MattJackson13 @NickJacksonYB @ibushi_kota #njdomininon #GoldenElite
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2018年6月9日ついに…
ケニー本当におめでとう
今までやってきたことが結果になった。
人種も国も関係ない。
本当に嬉しい。
あとは自分がやるだけ!
やらないといけない!約束。
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年6月9日GOLDEN ELITE shirts now available! https://t.co/i1xtEBKEqC pic.twitter.com/OAVkWdglOP
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2018年6月9日ありがとうIWGP。
ありがとうみんな。
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2018年6月9日㊗️
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2018年6月9日おめでとう!
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2018年6月9日おめでとう❗
素晴らしい❗❗
やったね!つかみとったね❗❗
— 伊橋剛太(GOTA IHASHI) (@goutaihashi_DDT) 2018年6月9日ケニー選手おめでとう!オカダ選手、凄い試合でした。素晴らしかった。!!
— 木谷高明 (@kidanit) 2018年6月9日PR -
タイガーマスクからの脱却…ジャンボ鶴田から奇跡の勝利…三沢伝説はここから始まった!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月3日
1990年5月14日、全日本プロレス東京体育館大会、タイガーマスクとして川田利明と組んでいた三沢光晴が谷津嘉章、サムソン冬木組と対戦、試合中に三沢は突如川田にマスクの紐を解く命じ、川田は言われるがままにマスクの紐を解くと、三沢はマスクを取って素顔を晒し、三沢の突然の行動にファンは驚くも大きなインパクトを与えた。1984年夏に三沢は2代目タイガーマスクに変身、当初はジュニアヘビー級で活躍していたが、タイガーとして再デビューしてから1年後の1985年に体重が増えたためヘビー級へ転向、しかしヘビー級に転向しても初代タイガーのスタイルである華麗な空中技を使用することも迫られたこともあって、高校でのアマチュアレスリング時代から痛めていた古傷との膝との戦いも強いられていた。1988年に結婚した際に三沢は正体を明かし、タイガーとしての活動は継続するも、この頃から古傷の膝が悪化、膝が外れる状態になり、三沢は試合をするたびに膝が外れる状況の中で出場し続けていたが、遂に限界を感じたジャイアント馬場に欠場を申し入れ、1989年3月、日本武道館で行われたリッキー・スティンボードの保持するNWA世界ヘビー級王座に挑戦する試合を最後に欠場、リッキーへの挑戦はNWA会長だったジム・クロケットがジャンボ鶴田、天龍源一郎の挑戦を拒否したことで、三沢に挑戦権が周ってきたものだったが、三沢も膝の負傷もあってNWA王座への挑戦は乗り気ではなかったのかもしれない。
膝の手術を受けた三沢は長いリハビリを経て1990年1月に復帰、小橋健太と組んでアジアタッグ王座を奪取したが、この頃からマスクを取る決意を固めていた。だがこの頃は鶴田、天龍、スタン・ハンセンが中心だったこともあり、まだまだ三沢が割ってはいる余地はなかったこともあって、三沢はいつマスクを取るかタイミングを見計らっていた。そして4月に天龍が退団してSWSへ移籍したことをきっかけに、選手やスタッフがこぞってSWSへ移籍する事態が起き、専門誌も全日本存亡の危機と煽り立てた。危機的な状況の中で「スーパーパワーシリーズ」の開幕戦である東京体育館大会を迎えたが、メインでは馬場が鶴田と久々に師弟コンビを結成してテリー・ゴーディ、スティーブ・ウイリアムスの殺人魚雷コンビと対戦するも、馬場がゴーディのパワーボム、ラリアットと立て続けに喰らって完敗を喫したことで、暗い雰囲気が立ち込めたが、三沢は危機的状況をチャンスに変え、マスクを脱いで素顔を晒すことで大きなインパクトを与え、ファンも天龍に代わるスターの誕生を予感させた。
三沢は決意の表しとしてアジアタッグ王座も返上し、シリーズ最終戦6月8日の日本武道館でノンタイトルながら鶴田に挑んだ。ファンは入場する三沢に声援を送り、新しいヒーロー誕生に期待をかけたが、2日前にゴーディに敗れて三冠王座を明け渡していたものの鶴田の強さは健在であり、まだタイガーマスクのイメージが拭えていないこともあって、三沢が勝てるとは思ってみなかった。
試合開始から鶴田が豪快なボディースラム、三沢のドロップキックを受けきってカウンターキックを浴びせ、ジャンボラリアットを放つなど圧倒的な強さを見せていくが、バックドロップ狙いは三沢が浴びせ倒し、スライディングキックで鶴田を場外へ追いやると、ロープで回転する今で言う三沢フェイントを挟んでエプロンからドロップキックを放ち、エルボーで一気に流れを変え、リングに上がろうとする鶴田にエルボーの連打を浴びせて、再び場外に落とすとプランチャを放っていく。
リングに戻るとサーフボードからの力比べから三沢がカンガルーキックを放つと、リストを奪って鶴田の動きを封じにかかるが、鶴田がロープに逃れると、三沢が鶴田の顔面に張り手を浴びせ、これで鶴田も本気となったのかキチンシンクからジャンピングニーパット、コブラツイストで捕獲、三沢も切り返して逆にコブラツイストで捕らえるが、場外へ出した鶴田は鉄柵攻撃、リングに戻ってダブルアームスープレックス、スリーパーと一気にリードを奪う。
鶴田はエルボーアタックを狙う三沢を叩き落すが、ドロップキックで反撃した三沢はエルボーからミサイルキック、串刺しバックハンドエルボー、サイドスープレックス、スピンキックと畳みかけてからフロッグスプラッシュを投下、しかしクロスボディーは鶴田にキャッチされ、トップロープにノドを直撃させてしまい、鶴田はパイルドライバーで突き刺すからフライングボディーシザースドロップからニードロップを連発、ドロップキック、カウンターキック、セカンドロープからのジャンピングニー、トップロープからのダイビングニー、パワーボムと攻勢をかける。
鶴田のダブルアームスープレックス狙うが、三沢は逆さ押さえ込みで切り返すと、エルボーを放っていくが、今までのダメージで後が続かない。しかし鶴田が場外へ転げ落ちると、三沢はスライディングキックから、コーナーからのプランチャを発射、リングに戻ってから飛び蹴りの連打、鶴田のジャンボラリアットをかわしてジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込むがカウント2でキックアウトされてしまう。
三沢はスピンキックからフロッグスプラッシュを投下も、鶴田は剣山で迎撃し、逆エビ固め、ジャンボラリアットの3連発と再び猛攻をかけ、バックドロップで勝負に出るが、三沢は咄嗟の判断でコーナーを蹴って、体勢が崩れた鶴田は自らの頭部も痛打させてしまい。三沢はジャーマンスープレックスホールドからタイガードライバーを狙うが、鶴田はリバーススープレックスで投げ、ジャンピングニー、フライングヘッドバットを狙う三沢をエルボーで迎撃も、鶴田自身も右腕を痛めてしまう。これで焦ったのか鶴田はドロップキックを放つが、かわされてロープに股間を痛打させしまい、鶴田はブレーンバスター狙うが、三沢が着地してバックドロップを狙う。そして鶴田が体を浴びせて押し潰すと、三沢は体を入れ替えてそのまま3カウントを奪い勝利を収め、館内は勝利を収めた三沢に声援を送り、三沢も先輩であり、エースである鶴田に勝利を収めたことで涙を流した。後年、三沢は鶴田戦を「試合は始まっても足は動かないし歓声もまったく聞こえない、頭の中で何回も天井を仰いだことを憶えているが、最後は咄嗟に体が反応しただけ、だから手を上げられても『終わったんだ』と思っただけ、ただ序々に勝ったんだという感激に包まれて涙がポロっと出た」と振り返ったが、このときの三沢はまだまだタイガーマスクの延長線上でしかなく、"三沢光晴"のプロレスを作り上げていなかった。その未完成の"三沢光晴”が無我夢中で鶴田に挑み勝ってしまった。ファンからは天龍に代わるスターの誕生を喜んだが、それと同時に背負った重責との戦いも始まった。
三沢はその後、川田利明、小橋、菊地毅と共に超世代軍を結成し、鶴田率いる鶴田軍と、ハンセンを筆頭にする外国人選手と戦いを繰り広げ、9月に鶴田と再戦したがバックドロップの前に敗れ、翌年は三冠王者になった鶴田に挑むも、バックドロップの連発に敗れた。そして三沢の時代が始まったのは鶴田が病気で欠場してからだったが、全日本における三沢時代を作るきっかけになったのはタイガーマスクからの脱却と、鶴田からの初勝利だった。
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全日本最後のディファ興行でジェイクを中心に新しいうねりが生まれた!
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6月5日 全日本プロレス「2018 SUPER POWER SERIES最終戦〜全日本プロレス ディファ有明最終興行〜」ディファ有明 886人<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合
▼20分1本
○中島洋平(7分16秒 裏夜景)×佐藤恵一◇第2試合◇
▼30分1本
○丸山敦 西村修(11分6秒 片エビ固め)渕正信 ×石切◇第3試合◇
▼30分1本
○諏訪魔 石川修司 佐藤光留(8分20秒 体固め)ゼウス KAI ×ブラック・タイガーⅦ◇第4試合◇
▼ディファ有明・全日本プロレス最終興行記念試合スペシャルタッグマッチ/30分1本
○秋山準 大森隆男(17分54秒 体固め)本田多聞 ×井上雅央
※エクスプロイダー【試合後の秋山&大森】
秋山「ありがとう」大森「ありがとうございました」
秋山「まあでも、確かにGAORAがあるからな。勝負だね」
大森「秋山さん、今日はタッグを組んだけど、俺、GAORA挑戦の時には遠慮なくいきますよ」
秋山「OK」
大森「まったく手加減する気もないし、ベルトを獲ることしか考えてない」
秋山「俺もいくよ」
※大森が去っていく
――今日でディファ有明での試合は最後。いろいろと思い出深い会場だと思うが?
秋山「そうですね。入場…もっと前か、ここに来る間に、いろいろなことが懐かしいなと思いながら来ました」
――一番思い出深いことは?
秋山「それはやっぱりここで始まった(ノアの)旗揚げ戦が一番印象深いですね。まあ、いろいろありましたよ」
――最初と最後があの入場曲(「SHADOW EXPLOSION」)で終わったが?
秋山「あの入場曲にしてくれって。まあでも、僕は本当に全日本で生まれたけど、ノアで育てられたと思うし、今があるのもノアの数年間があったからだと思うし。この会場にも感謝して、最後にありがとうと言ってきました」
――今日戦ったメンバーにも思い入れがある?
秋山「懐かしい顔ぶれで。まあまあ、みんな歳を取って、できること、できないことが段々出てきているけど、だけどああやってとりあえず元気で、4人でリングに立てたことが嬉しいです」
◇第5試合◇
▼ディファ有明・全日本プロレス最終興行記念試合スペシャルシングルマッチ/30分1本
○青木篤志(18分58秒 オプジェクト)×鈴木鼓太郎【試合後の青木】
――ディファ有明で鼓太郎選手とのシングル。心に蘇るものはあった?青木「別にあの人と試合をしたから蘇るってものではないよね。まあ、今の全日本プロレスにあんまり関係のない話だと思うけど…これは俺の独り言だと思って聞いてもらいたいけど、俺ここに6年住んでたからね。何だったら、住民票もここだったからね。そういうこと考えると、やっぱりこの場所が無くなるというのは寂しいようにも感じる。でも別に今、全日本でやってるからさ。全日本プロレスでの思い出って言ったら、何年か前にここで無料で試合やったのがあるでしょ? 俺はそっちのほうが印象強いんだよね。あの時、みんなで頑張って、もう1回やっていこうぜっていう気持ちになった大会だと俺は思っているからさ。日々、人間って変わっていくものもあるし、変わっちゃいけないものもあるとは思うけど、今の俺は全日本プロレスの青木篤志なわけで。過去を振り返ってもしょうがない部分はたくさんある。だったら、前を向いていかないと…と思えば、やっぱりこの先、全日本プロレスをどうしていくかってことが一番だよね。俺はそのためのいいキッカケにしたいと思う。ただ懐かしいものを懐かしいものだけで終わるんじゃなくて、これをキッカケにさらに前に進んでいく。それを俺は強く意識してやりました。だから、今日は鼓太郎と試合をやるっていう時に、いつもだったらどんな時でもベルトを持っていくんだけど、今日はベルトを持っていかなかったです。理由は簡単。タイトルマッチでもないし、彼との戦いでは純粋に彼とのぶつかり合いをやりたかったから」
――鼓太郎選手からもそういう気持ちを感じた?
青木「やっぱ意地は感じるでしょ。あの人は俺に勝てば、自然と挑戦権ってものが得られるだろうし、これから何か先を見つける意味でも、俺を倒さないといけないっていうのがたぶん彼にはあると思うんで。だけど、俺は彼に負けたくもないし、彼に負けられない理由も山ほどあるし。だから、ちょっと今日は個人的な感情も凄くあった試合だけど、彼がプロレスラーとして凄い技術を持っていて、凄いタフな力を持っていて。そういうところに関しては何度やっても尊敬する部分はある。レスラーとしては素晴らしい先輩だとは思います。だけど、俺は今、全日本プロレスの中で次を見つけていかないといけないので。彼は彼で頑張ってもらって、俺は俺で頑張るようにしていかないと先はないと思うんでね。いつまでも『やっぱり鼓太郎じゃなきゃダメだ』、そういうままじゃいけないと思う。何だったら、他のジュニアの選手は今日の試合を見て、『ヤベエ、鼓太郎に負けてる』って思うヤツがいるんだったら、もっと奮起してもらいたいね。そういう意味で、俺はあの人のものは全部受けきる自信もあったし、向こうもそのぐらいの気持ちはあったと思うんで。久々に当たって、シングルマッチでじっくりやれたんでね。モヤモヤは凄い残ってるけど、まあ、1個いいかなと思いました。このモヤモヤは一生消えねえな。しょうがない。でも、そのモヤモヤが今の俺の『全日本プロレスを前に進めたい』という気持ちにもなってるからさ。まあ、いいように捉えてください」
【試合後の鼓太郎】
鼓太郎「言いたいことは『これで2連敗でしょ?』っていうことですよね? 青木の試合、1回負けてから、ずっとチャンピオンになる時も見てたし。そんなに試合を見てて強さは感じなかった。で、強い全日本ジュニアを作り上げるって言ってから、試合が伴ってねえなと思ったんだけど、今日の青木篤志は強かった。強い全日本ジュニアのチャンピオンでしたね。ベルトが懸かってないけど、もうこれで俺の次の挑戦もおそらく遠のくわけでね。でも、そんな状況、今までやってきたいくらでもあった。気力も体力も充実してて、結果が伴わないことなんていくらでもあった。だから、俺はまだまだ立ち上がれます」――ディファ有明で生まれた2人がこのタイミングでシングルをやったことについては?
鼓太郎「それで俺が勝ってれば最高でしたけどね。最後に負けたのは痛かったな。でも、ここは俺が生まれた場所だから。本当に長い間、ありがとうございましたっていう気持ちでいっぱいですね。ディファがなくなっても、俺はまだまだこれから絶対デカくなるから。40過ぎてなに言ってるのかなと思われるけど、まだまだ力を付けていくから。ディファ有明に楽しみにしてほしいね。無くなったとしても、俺はこの先、ディファ有明デビューをずっと背負っていくわけだから。ありがとう、ディファ」
◇第6試合◇
▼青柳優馬復帰戦・三冠ヘビー級選手権試合&アジアヘビー級選手権試合ダブル前哨戦
○ジェイク・リー 崔領二 ディラン・ジェイムス 岩本煌史(23分5秒 片エビ固め)宮原健斗 ヨシタツ 野村直矢 ×青柳優馬
※バックドロップ
(試合終了後、破れた青柳はしばらく動けず。それでも悔しさをあらわにする。ヨシタツと崔は一触即発の状態となるが、セコンドが割って入った。ジェイクたちが勝ち名乗りを受けると、宮原組はリングを去って行く)ジェイク「青柳優馬! 復帰おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。心強いメンバーだね。この4人なら全日本プロレスの士気をもっと上昇させることができるかもしれない」
岩本「4人と言わず、ちょっとだけ前から1人気になっているヤツがいるんですよ(リング上に恵一を呼び込んだ。恵一も参加の意向を示す)
ジェイク「4人と言ったけど、急に5人に変更だ。この5人で全日本プロレスを盛り上げるチームにできるかどうか…。YESか…NOか…どっちだ?賛否両論があるが、俺の中では決まっている。答えはもちろんYESだ!」
【試合後のジェイク&崔&岩本】
※ジェイムス&恵一とともに5人で並び立つとジェイク「全日本プロレスを盛り上げるもう1つのチームとして、この5人で戦っていくことを決めました。なにか?」
――この5人でユニットを作った理由は?
ジェイク「この5人に共通するのは、みんなキレイ好きでね。いろいろなキャリアを積んできた5人です。生粋の所属選手なんていない。僕だって出戻りの人間だ。そんな中で、過去は変えられないけど、未来は変えられる。よどんだ空気を払拭して、先を見ている。そういう選手たちを集めました。そういう選手だと俺は思いました。だから、この5人でやっていこうと思いました」
岩本「まあ、キレイ好きと言ったからには…全日本のリング、なんか出したら出しっ放しみたいな、そのままみたいな状態になっているんでね。僕らが新しい力として戦いを吹き込むし、出したら出しっ放しのヤツらをキレイに整理整頓してやろうかなって、そう思ってます。この5人ならできると思うし。どんな組み合わせでも上手くいく」
崔「ジェイクが何を基準にこの5人を選んだのか、たぶん誰もわかってないと思うけど、正直俺もよくわかりません。けど、ジェイクも煌史も恵一もディランも、この5人に共通すること。1つだけ俺が感じたことは、ストレスのない自由なプロレス、自由な発想。そこで思いっきり暴れたい。そんな気持ちだと思います。ジェイクと煌史が言ったみたいに、キレイにする。そんなフレーズが出てきた。これは俺がずっと言い続けていることとたぶん同じ。過去の汚い悪しき習慣をこのメンバーがキレイにしてくれると俺は信じてます。ユニット名とかは、そういうのも含めて、それに相応しいものを考えてくれると思いますけど、この若い頼もしいみんなに任せます」
ジェイク「OK。(不敵な笑みを浮かべながら)また詳しいことは後日ということでお願いします。それではありがとうございました」
【青柳の話】「(コメントブースに倒れ込むと)チクショウ…最悪だ…最悪だ…。クソ! もうアジアタッグが決まっているのに、これじゃまずい…。クソ、ジェイク・リー。あの野郎、許さねえ。いつかあのイケメンの顔面をグシャグシャにしてやるよ。ああやって余裕ぶっこいた笑顔を消してやるよ。絶対よ。チクショウ」
2000年7月1日、全日本プロレスは7月にNOAH旗揚げ前にディファ大会を開催した。全日本ディファ大会は最初から予定として組み込まれた大会だった。しかし三沢らが離脱してNOAHを設立、ディファにて旗揚げ戦を行うことになり、、た仲田龍氏もディファに大きく係わっていたことから、開催中止も検討されたが、全日本は三沢らに意地を見せるために開催を決行、メインは全日本に残留した川田利明vs渕のシングルマッチだった。武藤全日本時代にも何度も使用されたディファだったが、秋山体制となってからは最初で最後の開催となった。
全日本プロレス最終興行記念試合には秋山が大森と組んで多聞&雅央と対戦。この4人はアジアタッグ王者でもあるが、NOAH旗揚げメンバーでもあり、この4人が集うのも何かに因縁としか言いようがない。秋山もそれを意識してかNOAH時代旗揚げ時のテーマ曲である「SHADOW EXPLOSION」で入場した。
先発で出た大森と雅央がグラウンドの攻防を繰り広げれば、全日本に久々参戦の多聞も頭突きを放ってくる秋山を逆に石頭で怯ませ、雅央もインサイドワークを駆使した雅央ワールドで秋山組を翻弄すれば、多聞も大森に肩固め、回転地獄五輪も決めるなど健在ぶりをアピールする。
終盤にはオリャーラリアットで大森、秋山をなぎ倒した雅央は、多聞との合体ストマックブロックから、アルゼンチンバックブリーカー狙いは上がらず、突進したところで秋山のジャンピングニーで迎撃され、秋山&大森の連係の前に窮地に立たされる。粘る雅央はサミングから首固め、待ったからスクールボーイも、秋山がニーの連打からエクスプロイダーを連発して3カウントを奪い勝利となったが、秋山が「NOAHの舵取りをする」と公言したのもディファ有明だった。その秋山も現在では全日本に戻り、選手だけでなく社長としても舵取りをする。この歩みを秋山はどう思っているのだろうか・・・セミの鼓太郎vs青木、この二人もNOAHデビューだがデビューした会場がディファ、特に青木はデビューの相手はタッグながら三沢光晴だった。
序盤は鼓太郎はボディーエルボーから脇腹攻めを狙うが、鼓太郎はピット狙いは青木がネックブリーカーで切り返してから首攻めでリードを奪い、鼓太郎はボディーエルボーからショルダースルー狙うが、青木がネックブリーカーで返し、青木はDDTから頭部へのニードロップ、フィストドロップからスリーパーとリードを渡さない。
鼓太郎はピットで反撃、串刺しニー、キチンシンクからファンネルを狙うが、青木がかわしてバックドロップも、鼓太郎が着地してドロップキックで場外へ出し三沢魂エルボースイシーダを発射、リングに戻った鼓太郎は突進も、青木がマンハッタンドロップで場外へ追いやるとトペスイシーダで応戦する。
リングに戻った青木は串刺しエルボー、ラリアットからバックドロップ、フロッグスプラッシュは鼓太郎が剣山で迎撃し鼓太郎がコーナーも、青木が追いかける。しかし鼓太郎は雪崩式アームホイップで投げてから、三沢魂タイガードライバー狙いは青木がコーナーに押し込んで逃れる。
青木は雪崩式三沢魂タイガードライバーを狙う、しかし青木はトップロープからの雪崩式フランケンシュタイナーを決め、雪崩式ブレーンバスターも、鼓太郎はディフェンサーで切り返してから三沢魂タイガードライバーを狙うが、逃れた青木が腕十字で切り返すも、鼓太郎はエンドレスワルツで切り返す。
鼓太郎はブルーディスティニー式ストマックブロックからブルーディスティニー、ファンネル、三沢魂ランニングエルボー、ローリングエルボー、ブルーディスティニーと畳み掛けると、三沢魂タイガードライバー狙いは青木が逃れてバックドロップからラリアット、スパイラルポセイドン、アサルトポイントと猛反撃、
青木はアサルトポイントを狙うが逃れた鼓太郎は左右エルボーからローリングエルボー、三沢魂タイガードライバーはカウント2、鼓太郎はレクイエムを狙うが青木は回転エビ固めで逃れ、鼓太郎はエルボー、青木は張り手から頭突きを放てば、鼓太郎はローリングボディーエルボーも青木は浴びせ蹴りで応戦し、鼓太郎はボディーエルボーからローリングエルボーは、青木がラリアットで迎撃してからパイルドライバーで突き刺すとオプジェクトで3カウントとなり、ノンタイトルながらも激戦を青木が制した。
鼓太郎と青木も因縁をぶつけ合った関係だが、何か集大成といった感じをさせた試合だった。メインの8人タッグ戦はタイトルマッチがらみで各自激しくぶつかり合うも、今大会から復帰の青柳は徹底的にジェイクを狙っていく。終盤にはジェイク組のトレイン攻撃を喰らった青柳にジェイクがバックドロップを狙うが、青柳が体を入れ替えて浴びせ倒すと、宮原が倍って逆にトレイン攻撃でジェイクを捕らえ、野村の援護を受けた青柳はジェイクにダイビングクロスボディーからジャーマンで投げ、各選手が入り乱れてから、野村がジェイクにレッドアローからスピアーはジェイクがニーで迎撃されるも、ジェイクが突進したところで青柳が入り野村とのダブルドロップキックを放つ。
野村のフロッグスプラッシュの援護を受けた青柳はジャーマンからロックスターバスターを狙うが、ジェイクが堪えると青柳は突進、ところが岩本が入って孤高の芸術を決め、最後はジェイクがバックドロップで3カウントを奪い、青柳は復帰戦を勝利で飾れずも、この試合の主役を奪ったのは宮原から「三冠へ挑戦するまで登り詰めて来い!」と指摘されたジェイク、野村、青柳の3人だった。
試合後にはジェイクが崔とジェイムスと共闘し、そして岩本の紹介で恵一を加えて新ユニットをアピールして去っていったが、恵一も元々全日本所属だがジェイクとのユニット結成で全日本に腰を据えるのか…最後に大会前に秋山が社長として藤田和之に対して公式見解を出した。
【秋山社長の会見】
――6・3神戸大会で藤田が乱入してきたが、秋山社長の見解は?秋山「何がしたいのかよくわからない。来てじゃあ何なの?って。まぁ別にひとつのコンテンツというか、魅力をそんなに感じない。ああいう試合だとね。藤田選手もたぶん大仁田さんと絡んでおかしくなったんじゃない? プロレスの楽な部分にいっちゃったんじゃないかな。そういうのは今あんまりウチ、需要がないと思うし、需要がなければやっぱり供給しなくてもいいと思うしね。そんな感じです」
――藤田が全日本に上がることはない
秋山「ない。だから諏訪魔たちが今、世界タッグに照準合わせて、この前も(藤田が)来ても彼ら自体が何も反応しなかった。逆にゼウスが前に出て。彼らの中で藤田という存在はないと思う。もし諏訪魔の中にあればいってるはずだし。いってないということは興味がないということ。他人事のようにみてたからね。俺は彼の態度を見て、別にもうないんだな、必要ないんだなと思った。ゼウスには『お前にはやることあるだろ』ってあいつにも言ったし。俺らも別に必要としてないし。彼らは彼らでそんなに今ウチと絡んでどうこうしたいのか俺もわからない」
――次につながることを期待するファンも一部にいるかもしれないが?
秋山「その声が圧倒的多数ならそれは考えるだろうけど、逆にもう絡まないでくれって声しか俺には聞こえてこないから。俺が何だよと思ったとしても、あそこでゼウスが出ていったからファンの人がゼウスにいってくれってなったら、ちょっと心の中で考えようかなと思うけど、全然聞こえてこないですよね。それが10%だったとしても90%がノーだったら、まさか10%のためにね(苦笑) 90%がノーって言ってて、10%のために動かすというのはなかなかね。フィフティフィフティでもなかなか難しいですよね。僕の立場から言えば」
秋山は藤田の参戦にNOの答えを出した。秋山にしてみれば船木のデビュー33周年記念試合をぶち壊されただけでなく、勝手に売店を設けてグッズを売るなど好き勝手やられたことで、社長としての面子も潰されたことから怒るのも当然でもある。
ただ諏訪魔はともかくとして、藤田に対して激怒したゼウスがこのまま黙っているとは思えず、レスラーとして邪道流に目覚めた藤田がこのまま引き下がるとも思えない。おそらくバックにいるカシンやNOSAWA論外はいる限り、強行突破を狙って仕掛けてくると見ていいだろう…【全日本プロレス ディファ有明最終興行】
本日は全日本プロレス ディファ有明最終興行へ、ご来場ありがとうございました!
激闘の舞台は怒濤の北海道11連戦へ!
2018ダイナマイトシリーズ開幕戦は、6/12(火) 後楽園ホール 18:30開始!
皆様のご来場お待ちしております!#ajpw #ajpwtv #njpw pic.twitter.com/q4KEfXeAiQ
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2018年6月5日【全日本】青柳が4ヶ月ぶり復帰 ジェイクに敗戦もリベンジ誓う▼ジェイクが岩本らと新ユニット結成へ▼最終興行でディファ・デビュー対決実現 青木が鼓太郎撃破▼秋山が藤田の参戦を全面否定▼ディファこけら落とし興行メイン登場の渕が最終興行で大奮戦…有明大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/PfMHSnjsoW
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年6月5日
— ジェイク・リー (@JL_LCG_0119) 2018年6月5日所属でもない自分に紙テープを投げてくれる #ヨシアーミー の方、いつもありがとうございます(^_^)。今後ともよろしくお願いします。#AJPW#私たちの流行りのポーズ#WeCanDoIt
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2018年6月5日ありがとう!!!
有明☆
健斗コール最高♪ #ajpw pic.twitter.com/mRnEfKBRIb
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2018年6月5日本日はたくさんのご来場ありがとうございました!
試合には負けたけど、青柳優馬が復帰しました。
6月12日は俺達二人でアジアタッグのベルトを取り戻す!
— 野村 直矢 (@nomuraajpw) 2018年6月5日有明大会終了。
試合が終わっても思う事はいろいろある。
もちろん、そういうのが無いと、これからが面白くない。
これからも俺は俺のやり方で進んでいく。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2018年6月5日全日本プロレス スーパーパワーシリーズ最終戦 ディファ有明大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
ディファに行く道、会場、控室、懐かしく感じました。ディファ有明の最後の興行で大森と組んで多聞さん、井上さんと試合出来て良かったです。
ありがとう!#ajpw
— 秋山準 (@jun0917start) 2018年6月5日ディファ有明大会
あの時と同じ場所で一人記念撮影
そう 目は閉じたままで・・・#ajpw #ajpwtv #ミドルエッジ pic.twitter.com/5QBm2uB5DC
— 大森 隆男(Takao Omori) (@omoritakao) 2018年6月5日 -
30分越えを死闘を制したのはヒロムで初優勝!後楽園の真ん中でジュニア愛を叫んだ!
5月の月間MVPはこちら(選択項目数3)https://t.co/BIb5qpAjZq
5月のタッグMVPはこちら(選択項目数3)https://t.co/80QPoZPReq
5月のベストバウトはこちら(項目選択数8)https://t.co/RvkOFqSM0K
5月のベストシリーズ&興行はこちら(項目選択数5)https://t.co/Ge3SgzYyg1
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月3日
6月4日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」後楽園ホール 1740人超満員札止め◇第1試合◇
▼20分1本
クリス・セイビン ○フリップ・ゴードン(6分32秒 片エビ固め)タイガーマスク ×海野翔太
※フォーフリッピースプラッシュ◇第2試合◇
▼20分1本
石井智宏 ○矢野通 YOSHI-HASHI(10分1秒 横入り式エビ固め)鈴木みのる 飯塚高史 ×TAKAみちのく◇第3試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○YOH SHO(11分44秒 ファイブスタークラッチ)タイチ ×金丸義信 エル・デスペラード◇第4試合◇
▼20分1本
○高橋裕二郎 マーティー・スカル(13分17秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×トーア・ヘナーレ
※ピンプジュース(試合終了後、裕二郎とスカルはヘナーレにストンピングを連発。棚橋はエルボーで裕二郎を食い止めるが、スカルがカサ攻撃。そしてチキンウィングフェイスロック で棚橋を絞めあげると、放送席のライガーがリングイン。あわててスカルと裕二郎はリングを降りる。
場内が大「ライガー」コールに包まれる中、ライガーは上着を脱いで臨戦態勢の構え。
ライガー「この『BEST OF THE SUPER Jr.』、試合がなくてイライラしてんだよ!(場内歓声)。レイ・ミステリオJr.、連れてこい? 連れてきてやろうじゃねえか(場内どよめく)。 なんなら棚橋選手、俺、ミステリオ、3人。オマエも誰でも連れてこいや!(場内どよめきと歓声)」
(そして、ライガーはTシャツを場外のスカルに投げつけ、手招き。場内が大「ライガー」コールに包まれる中、ライガーと棚橋は筋肉ポーズでアピール。そしてライガーは棚橋の腕を上げ、二人はリングをあとにした。)【棚橋の話】「どうやら、新しい闘いの腕に身を任せられた。イギリス遠征を経て、久しぶりに新日本プロレスのリングに戻ってきたけど、まだ何も見せられてないから。次だね。大阪、見てろよ」
◇第5試合◇
▼30分1本
内藤哲也 EVIL ○SANADA BUSHI(8分9秒 Skull End)KUSHIDA 田口隆祐 ドラゴン・リー ×ACH(試合終了後、ロスインゴが勝利をアピールすると急に場内が真っ暗になり、場内の大型ビジョンにクリス・ジェリコのメッセージVTRが流される)
Jericho continues to talk a big game to Naito, but the IC champ vows to shut him up at #njdominion June09‼︎ pic.twitter.com/zfLNflo1by
— njpw_global (@njpwglobal) 2018年6月4日【ジェリコ】「ナイトーサン(拍手をする)。オマエのインタビューを見た。素晴らしい出来だった。とても格好よかったぞ。まるで昔の大物俳優みたいだ。髪も完璧で筋肉も大きく見えた。バッチリ決まっていたな。オマエが言った通り。たしかに俺は1997年の武道館ではメインイベンターではなかった。だが、今年の東京ドームではケニー・オメガ相手にメインを張ったぞ。オマエは4年前の東京ドームでメインから外された。だから、くやしくてたまらないんだな。ドームでメインを張るのがオマエの夢だったんだろ? しかしオマエの試合はメインイベントは呼べなかった。アルファvsオメガこそ本当のメインだ。世界中がその話題で持ちきりだった。俺はあくまでも事実を言ってるだけ。それも礼儀正しくな。東京ドームの舞台で外国人の俺にメインを奪われる気持ちはどうだ。俺のことを知らないとも言っていたな。別に構わないが。『DOMINION』でたっぷり教えてやるよ。後楽園と福岡でもオマエにヒントを与えた。『なんでジェリコは俺を狙っているんだ?』オマエは繰り返し聞いていたな。それはオマエが新日本の主役だからだ。だからこそ、あそこでオカダに負けるべきではなかった。IWGPヘビー級王者になるべきだった。しかし、オマエは失敗した。そこで俺の出番だ。新日本の主役として有名になりたいんだろ? 俺が助けてやると言っているんだ。このクソバカが。これでわかったか? クリス・ジェリコがオマエをスターにしてやる。俺と闘えば、誰もが有名人になれる。たとえ結果がどうなろうと、オマエの名は確実に世界に知れ渡る。オマエが負けるのは確実だがな。6月9日、『DOMINION』で。リングにひれ伏せているオマエの前でインターコンチのベルトを巻いてやる。そしてバカな日本人どもは俺に拍手する。それでオマエは気付くんだ。『これがクリス・ジェリコの力か』とな。1997年には名前も聞いたこともなかった。2018年には意識したこともなかった。『でも、ベルトを奪われたいま、やってジェリコの凄さがわかった』とな。だから、トランキーロでなナイトー。スター気取りのナイトーよ。6月10日の朝、オマエは目を覚ましてこう思う。『いったいどうなった? 俺はどこで間違えた?』ナイトーよ、俺を怒らせてしまったからだ。まあ、とにかくそれは置いておいて……。いまは呑もう(酒をグラスに注いで)。俺からナイトーに。カンパイ! ナイトーサン! じゃあ、6月9日、『DOMINION』で。F〇CK FACE!」
(VTRが終わって場内が明るくなると、リング上で寝転んでいた内藤がマイクアピール)
内藤「いや~、クリス・ジェリコさ…長いよ(※場内笑&大拍手)もっと短く、簡単にまとめてくれよ(※大拍手)。
クリス・ジェリコは、世界的なスーパースターなんでしょ!? つまり、忙しいんでしょ!? なのに、こんな自撮りの(※場内笑)、ビデオメッセージを2回も送って来るなんて、もしかして、本当は彼…暇人なんじゃないの!?(※場内笑&大拍手)新日本プロレスワールドを通じて、日本中のお客様、世界中のお客様、そして! 今日ここ後楽園ホールへお集まり下さった皆様、6月9日大阪城ホールで、うるさいクリス・ジェリコを! …黙らせてやるぜ。カブロン(※大歓声&大拍手)」【EVILの話】「ヤングバックスよ、地獄へのカウントダウンが始まったぁ。そしてぇ、世界がまたこの俺を呼んでいるぅ。ダークネスな世界に染まり上がっているといいなぁ。このまま世界でうねりを作りまくってやるぅ。そしてお前らの! お前らの! お前らの脳の中に存在する既成概念をこの俺がぁ、ぶっ壊してぇ、新しい暗黒時代を築いてきてやるぅ。よく、覚えとけぇ! This is EVIL……! Everything is EVIL……! 全てはぁ……EVILだ!」
【内藤の話】「一言で表すなら、長いよ。後楽園ホールへご来場くださったお客様もみんな思ったんじゃない? 世界的なスーパースターなんでしょ? なら、もうちょっと空気を読んだほうがいいよ。もうちょっとコンパクトに伝えたいことをまとめたほうがいいよ。これは俺からのアドバイスだ。まあ、彼はメッセージで言ってたね? 俺と絡めば誰でも有名人になれると。もう内藤の名前は世界に知れ渡ったと彼は言ってたね。じゃあ、俺はそれでもういいかな。だって、クリス・ジェリコってピークを過ぎた選手でしょ? レスラーとしてハッキリ言ってなんの魅力も感じないよ。魅力を感じるとしたら彼の知名度ぐらいかな? でも、彼と対戦が決まっただけでそれをクリアしてしまったんなら、対戦する必要ないじゃん。なんだよ。まあでもさ、リング上で聞いててちょっと気持ちは変わったかな。あの自信満々の表情、いったい大阪城ホールの試合後どうなっているのか? 苦痛に歪むのか、それとも内藤哲也に敗れて悔しがる顔なのか? いったい彼がどんな表情を見せてくれるのか。いや、楽しみだねえ。それをモチベーションに大阪城ホール、俺はリングに立ちますよ。彼の目の前に立ちますよ。彼は試合後思うでしょう。いやあ、日本に来れてよかった。内藤と絡んでよかった。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと絡んで正解だったなと。そしてもう一つ、彼と絡むべきじゃなかった。後悔しながら最終的に地元に帰ることになるんじゃないの? この俺の言っていることが大げさな言葉なのか、それとも現実に起こることなのか? 皆様の目で6月9日大阪城ホール大会で確認してください。ではでは、次の土曜日、大阪城ホールでお会いしましょう。アディオス!」
◇第6試合◇
▼30分1本
○オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ(13分2秒 片エビ固め)飯伏幸太 ×チェーズ・オーエンズ
※レインメーカー【オカダの話】「いやぁ、ひっさしぶりのね、試合。約1ヵ月ぶり。間違いなく、ケニー・オメガ……出てこなかったねぇ! 肩透かし、たまらないよ! こんなにガッカリするのは久しぶりだけど、俺も抵抗させてもらうよ。子供がやるようなことかもしれないけど、ベルト、巻かねぇからな。6月9日、大阪城ホール、そこでは対戦相手はオマエだ。しっかりベルト巻いて入場して試合して、時間無制限3本勝負、勝って、ベルトをまた巻いて、帰ってやる」
【バックステージの飯伏】
飯伏「うん、シリーズの最後だけだったんですけど、今の『BEST OF THE SUPER Jr.』の状況が少しわかったというか。まあ自分はウェイト的にはジュニアヘビーなんで、いつでもジュニアでもヘビーでもやりたいなと。タイトルマッチをやりたいなと思います」──大阪城でケニーのセコンドについたりはしますか?
飯伏「そうですね。まあそこはどうでしょう。試合を楽しみに闘うだけです」◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」優勝決定戦/時間無制限1本
[Bブロック1位]○高橋ヒロム(34分1秒 体固め)[Aブロック1位]×石森太二
※TIME BOMB(試合終了後、大「ヒロム」コールが起きる。そして、そこからファンが「太二」コールを送り、“敗者”石森を称えた。その後、株式会社スパイク・チュンソフトの“ファイヤープロレスリング ワールド総監督” 松本朋幸氏が、ヒロムに『SUPER Jr.』優勝トロフィーを贈呈。ヒロムはそれを抱えてひざまずき、満面の笑顔を見せる。 続いてヒロムは、リングへ寝転がった状態でマイクアピールを開始。O
ヒロム「(※『ヒロム』コール)あんまり…あんまり、好きじゃないけど…あんまり好きじゃないけど、『SUPER Jr.』のあとに言うのは、あんまり好きじゃない。先に謝っておく。ゴメン(※場内笑)。(※上半身を起こしながら)オスプレーーイ!!(※大歓声) この俺の!! 挑戦を受けろー!! IWGP Jr.(ベルト)!! 俺に!! 挑戦させろー!!(※大歓声)」(ここでオスプレイがIWGP Jr.ベルトを持って登場し、マイクアピールでヒロムに返答)
オスプレイ「よくやったな、おめでとう、ヒロム。みんながオマエのことを誇りに思っているよ。『BEST OF THE SUPER Jr』、よくやったな。しかし、だからといってオマエが最強というわけじゃない。ジュニアヘビー級で世界最強なのはこの俺だ。オマエのことはすでに2回倒している。大阪、『DOMINION』で試合をしよう。もうオスプレイがベルトを持たずにリングを下りることはない。次の試合でも自分が最強であるということを証明するだけだ」(その直後、ヒロムが『SUPER Jr.』優勝トロフィー、オスプレイがIWGP Jr.を掲げ、至近距離で睨み合った)ここでオスプレイが退場する)
ヒロム「オスプレイ! センキューミャウ」(と声をかけて大拍手を受ける。そして、再び寝ながらマイクアピールを敢行)
ヒロム「(※大『ヒロム』コール)オイ! 見たか? みんな、見たか? テレビの前のみんなも見たか? ヘビー級の! みんなも見たか? そして、(※上半身を起こし)ライガーさん、アンタも見ただろ。これが!!俺たちの!! 『SUPER Jr.』だーー!!(※大歓声&大拍手&大『ヒロム』コール) 5年前の今日、ここで語ったこと、いまでも覚えてるよ。そして、いまも同じだ。俺の、夢は、IWGP Jr.(ベルト)を巻き、Jr.としてヘビーのベルトを巻き、そして! ゴールデンタイムで!! 試合をすることだーーー!!(※大歓声&大拍手の中、首を振りながら立ち上がり)俺は何も変わってない! 俺はあのときのままだ! 俺は! 何ひとつ! 変わってない! だからー!! ……もっと!! もっと!! もっと!! もっと!! もっと!! もっと!! もっと!! みんなでーー!! 楽しもうぜーー!!(※大歓声&大拍手)」
その直後、キャノンで放たれた大量のテープがリング上を埋め尽くし、場内が大『ヒロム』コールに包まれる。(そこへ内藤&EVIL&SANADA&BUSHIが登場し、ヒロムが4人へ向かって優勝トロフィーを見せる。そして、ヒロムがリング中央でトロフィーを掲げると、内藤&EVIL&BUSHI&SANADAが順番に拳を合わせた。
そこからL・I・Jは、ヒロムを中心にして記念撮影に納まる。そして、内藤が優勝トロフィーを改めてヒロムへ贈呈し、2人が互いに礼をした。 ヒロムが1人でリングへ残ると、またもや場内が大「ヒロム」コールに包まれる。ところが、トロフィーの羽の部分が壊れてしまい(壊した犯人は内藤)、ヒロムは思わずトロフィーに向かって土下座。そして、大事そうにベルトを抱えて退場した。)【バックステージでのヒロム】
ヒロム「(※トロフィーを持って用意されたイスに座りながら)内藤、帰ったのか、あの野郎! (※壊れたトロフィーを元に戻そうとしながら)オイオイオイオイ、オイオイオイ。聞いてよ。あの、内藤哲也という男は、俺のトロフィーを奪い、そして壊れたことに気づき、俺に耳元で『ゴメン、ちょっと壊れた』と俺に渡してきた! 俺はパニックになった。どうしたらいいんだと。だったら、ちょっと笑いに走るしかねぇだろ! (※トロフィーに語りかけるように)ゴメンよ、ゴメンよ、全然悪気はないんだ。俺が責任持って直すから。ゴメンよ。
(※イスに反り返って天を仰ぎ)それにしても……うれしい……。うれしかった……。俺は不器用だよ。何をやっても、不器用だ。そんなことは、分かってるよ。分かってるよ。でも、そんなヤツでも心の底からプロレス楽しめるんだよ。リングの上で、あり得ない力を発揮するんだよ! そう、(※手首のテーピングに書かれた「夢」の文字を示しながら)夢のためにな。俺は怖いもん知らずだ。それが唯一の取り柄。そんな俺がこの『BEST OF THE SUPER Jr』の栄光を掴んだんだ。うれしいよ。リング上でも言ったけど、俺は、『BEST OF THE SUPER Jr』を挑戦者決定リーグ戦にはしたくない。そんなことは分かってる。俺がずーっと言ってきたことだ。だから、ゴメン。今年、何回も、オスプレイに挑んでる。だけどもう一度、挑ませてくれ。ウィル・オスプレイ、オマエは世界最強のジュニアだ。でも俺も、たった今、世界最強のジュニアになった。世界最強同士、どっちが本当の世界最強なのか、決着つけようぜ。なぁ、オスプレイ。(※報道陣に)何かあるか? こんなに集まってくれて、何もないわけないよね?」──歴史に残る壮絶な決勝戦をやった手応えは?
ヒロム「手応え!? ガムシャラだよ! ガムシャラだよ! 相手はさ、誰でも、ガムシャラにやったよ。とりあえず、この『BEST OF THE SUPER Jr』公式戦、一戦一戦が、まさにタイトルマッチだよ。ほとんど20分越えたんじゃないの? 死闘だったよ」──今年の『BEST OF THE SUPER Jr』は獣神サンダー・ライガー選手がエントリーしませんでした。まさに新時代かと思いますが。
ヒロム「だからこそ取りたかったよね。あの人がいない今、“元”新日本プロレスのジュニアの象徴の獣神サンダー・ライガーがいない今、象徴になるのは、この俺だ。新日本プロレスのジュニア、いや、新日本プロレスの新しい象徴が、この高橋ヒロムだ、間違いない」──左手に「夢」と書かれてますが、その大きな夢に近づくためには、大阪で大きな戦いが待っています。
ヒロム「別にコレ、俺が書いたんじゃねぇけどな。朝起きたら勝手に書かれてたんだ。まぁこれに関してはさ、俺の、ここ(※と、胸を叩く)、ここが出ちゃうんだと思うよ」──そして、大阪での大きな戦いが待ってます。
ヒロム「まだ考えらんないよ。まだ考えらんないけど、さっきも言った通り、世界最強のジュニアはどっちか、大阪城で決めようよ。それだけだよ」──なかなかトロフィーが直りませんが、大丈夫でしょうか。
ヒロム「コレは俺が何とかするよ。肌身離さず、来年の『BEST OF THE SUPER Jr』まで、俺、この子と一緒に入場するから。誰も、誰一人として(※外れていた部品がハマる)ほーらほらほら。今年の『BEST OF THE SUPER Jr』を忘れさせないように、俺が、来年の『BEST OF THE SUPER Jr』まで、この子と一緒に入場して、仲良しになるよ。今はちょっと険悪なムードだからさ、何とかするよ、持ち帰って。以上かな。
(※急に顔を上げ、天に向かって)おーい! 聞こえるか? 2019年の高橋ヒロム! オマエも知ってると思うけど、2018年の『BEST OF THE SUPER Jr』は、メチャクチャ、史上最高に、盛り上がったぞ! なぁ! 2019年の高橋ヒロム! 必ず、越えてみろ! (※横の壁に額をつけて)後楽園ホールさん、いつも、いつもありがとうね。いつもありがとう~。分かってる、わかってるよ。ありがとうね。
(※立ち去ろうとしながら)……最後に一つだけ。知ってるぞ。この会場で、アナタが、アナタが見てたこと、知ってるぞ。イニシャル“K”!」【石森の話】「負けたか……。負けたよ。今日のところはあいつが一番だ。でもな、でも、でも、まだまだまだまだ全部出しきれてねえだろ? なあ? 俺とお前はまだまだこんなもんじゃねえぞ。お前が言うさ、苦しくて、つらくて、でもおもしろい。(段々大声で)もっと! もっと! もっと! もっと! 限界を超えた闘いしようじゃねえかよ。ヒロム! これからも楽しもうぜ! It’s reborn!」
【オスプレイの話】「石森が優勝していたら、未知の相手だったから分からなかったかもしれないが、次の相手もヒロムということになったから、これは俺にとっては楽かもしれない。本来ならば、レイ・ミステリオとやりたかった。『DOMINION』の前に、新日本のファンには謝っておこう。でも、ヒロムはジュニアヘビー級を背負って立つ選手にはなれないだろう。なぜなら、それは俺だからだ」
優勝決定戦を迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.25」、進出したのはAブロックから石森、Bブロックからはヒロム、石森はヒロムとは初対戦となる。
ヒロムは読み合いからジョンウーを発射、場外へ落ちた石森めがけてのトペ狙いは、素早く戻った石森はコルタバ、ここから両者は追いかけあうも、エプロンに立った石森にヒロムが断崖式回転エビ固めを仕掛けると、石森はバク宙で着地し、ここから場外戦で南側まで雪崩れ込み、ヒロムは通路ダッシュのジョンウーを発射するが、通路でのパワーボム狙いは石森がフランケンシュタイナーで切り返し、ヒロムは転げ落ちるように階段落ちとなってしまう。
リングに戻った石森はネックロック、丸藤張りのネックツイストで首攻め、ヒロムはたまらず場外も、石森は鉄柱攻撃から客席へ叩きつけ、イスを使って首攻め、リングに戻ってエルボーから、スピードで翻弄しスライディング式ジャーマンで投げる。
石森は執拗なスリーパーも」逆フェイントからスワンダイブ狙いは、ヒロムが阻止して断崖式回転エビ固めを敢行し、石森は首に大ダメージを負い、ヒロムは串刺しラリアットから座り込んだ石森に低空ドロップキック、ぶら下がり首四の字、場外でカサドーラボム、エプロンダッシュのミサイルキック、リングに戻ってセントーンアタック、ハンドスプリング狙いも後頭部ラリアットで迎撃するなど一気に流れを変える。
ヒロムはダイナマイトブランジャーを狙うが、石森が回転エビ固めで切り返してGAME OVER改めYESロックで捕獲、ヒロムはロープに逃れるも、エルボー合戦からヒロムが突進すると、石森がかわしてラ・ミスティカ式YESロックで捕獲、ヒロムはロープに逃れようとするが、石森は回転して逃さず、石森がダブルリバースアームバーに移行したところで、ヒロムはやっとロープに逃れる。
両者は読み合いもヒロムはジャーマンで投げたところで、石森が着地し突進も、ヒロムがコーナーへスロイダーで投げてからラリアットを浴びせ、ダイナマイトブランジャーを決めるが、両者ダウンとなり、ヒロムは串刺しラリアットからサラマンダーを決め、コーナーへのデスバレーボムからTIME BOMBで勝負を狙うが、石森が着地してから丸藤の虎王を浴びせ、リバースフランケンシュタイナーで突き刺すも、ヒロムもリバースフランケンシュタイナーで応戦して両者ダウンとなってしまう。
膝立ちの二人はエルボー合戦も、ヒロムの左右エルボーに対し、石森はジャンピングニー、突進するヒロムにラリアットからSUWA譲りのジュンウー、串刺しダブルニーと畳みかけ、サイファーウタキから勝利を確信してブラディークロスを狙うが、逃れたヒロムはフランケンシュタイナーを狙うと、石森はパワーボムで叩きつけるが、ヒロムはDで捕獲し絞めあげる。しかし石森は持ち上げてコーナーへパワーボムで叩きつけて逃れる。
石森は無双からNOAH時代のフィニッシュだった450°スプラッシュを投下するが、ヒロムは剣山で迎撃し、石森のラリアット狙いも、切り返したヒロムはDの悪夢で突き刺してからDで捕獲、石森はロープに逃れブラディークロスを狙うが、ヒロムはTIME BOMBで3カウントを奪い優勝を果たした。
内容的には序盤こそは石森がリードしていたが、断崖式回転エビ固めで首を痛めたか一気に流れが変わった。終盤ではNOAH時代の技も繰り出し、ブラディークロスより450°スプラッシュを狙ってしまったことでNOAHの石森が出てしまった。石森の中ではやっぱりNOAHを捨て切れなかったのが敗因だったのかもしれない。
最後にヒロムはジュニアへの想いをアピールしたが、この瞬間だけ高橋広夢に戻っていた。五年前に高橋広夢としてエントリーし、全敗に終わった若手レスラーが、5年後にはジュニアの頂点に立った。時の流れは早いとしか言いようがない。しかしヒロムはバックステージインタビューでKの存在を出したが、誰なのか?CMLLに出ているKは今年メキシコへ出たばかりで、凱旋には早い感じもするが…セミではオカダがオスプレイと組んで飯伏&オーエンズと対戦し、オカダがレインメーカーで勝利も試合後にはケニーとの防衛戦で勝利を約束、オカダも時間無制限3本勝負を意識してか、休養中はしっかり体を絞り込んできていることから、長期戦を想定しているのか…
第5試合のロスインゴvs田口ジュニア多国籍軍は、連係に優るロスインゴが終始試合をリードし、SANADAがSkull EndでACHから勝利、試合後にはクリス・ジェリコからのビデオメッセージが公開されたが、寝ながら拝見した内藤は涼しい顔でジェリコを挑発、だが肝心のジェリコはまだ来日していないためか、現れなかった。
第4試合では裕二郎はヘナーレをピンプジュースで勝利も、試合後も棚橋、ヘナーレを痛めつける裕二郎、スカルに実況席で解説していたライガーが救出に入り、スカルの挑発を受けて棚橋、ライガー、そしてレイ・ミステリオとの豪華タッグでBULLET CLUBを迎え撃つことになった。棚橋だけでなく参戦が予定されているミステリオのカードも決まっていなかったことから、ライガーを交えた6人タッグに落ち着いたが、BULLET CLUBは対抗してCodyを投入するか…
【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。
次回大会は「保険見直し本舗Presents DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL」6月9日(土)大阪城ホールにて16:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njbosj #njpw pic.twitter.com/6tIUOeXt9Q
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年6月4日【BEST OF THE SUPER Jr. 25】
-TickingTimeBomb-#njbosj #D#TickingTimeBomb#もっともっともっともっともっともっともっと pic.twitter.com/GJgzodXAuF
— 髙橋ヒロム Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) 2018年6月4日The last time I saw my move ripped off that bad I —- alright, I’ll stop myself there. Dominion in 5 days. #njdominion https://t.co/bd5cLly35L
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2018年6月4日【BEST OF THE SUPER Jr.25】全大会が終わりました。全部の公式戦が宝物です応援ありがとうございました‼️ pic.twitter.com/bMoZqpESZ9
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2018年6月4日G1の優勝旗折ったことは忘れてあげたって。
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2018年6月4日プロレスって面白いな~。
Jrの決勝凄かったです。
— 海野 翔太 (@njpw_shota) 2018年6月4日Congrats
Thank You❗
BEST OF THE SUPER Jr. 25☺ pic.twitter.com/YlxVBynKla
— Red Shoes UNNO (@5742ytsh) 2018年6月4日凄かった。
そして、そっくり。 pic.twitter.com/NCxd44ZQCt
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2018年6月4日 -
藤田和之が突如襲来…迎撃に名乗りを挙げたのは諏訪魔ではなくゼウス!
5月の月間MVPはこちら(選択項目数3)https://t.co/BIb5qpAjZq
5月のタッグMVPはこちら(選択項目数3)https://t.co/80QPoZPReq
5月のベストバウトはこちら(項目選択数8)https://t.co/RvkOFqSM0K
5月のベストシリーズ&興行はこちら(項目選択数5)https://t.co/Ge3SgzYyg1
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月3日6月3日 全日本プロレス「2018 SUPER POWER SERIES」神戸サンボーホール 882人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○中島洋平(6分12秒 裏夜景)X大門寺崇◇第2試合◇
▼30分1本
○大森隆男 丸山敦(8分29秒 反則勝ち)SUSHI X男盛
※モロ出し◇第3試合◇
▼30分1本
○ジェイク・リー 岩本煌史 ビリーケン・キッド(11分27秒 片エビ固め)石川修司 青木篤志 X織部克巳
※バックドロップ◇第4試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 ヨシタツ 野村直矢(17分33秒 ジャーマンスープレックスホールド )ゼウス ボディガーXタコヤキーダー◇第5試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[第82代王者組]崔領二 ○ディラン・ジェイムス(16分55秒 体固め)[挑戦者組]KAI XTAJIRI
※チョークスラム
☆崔&ジェイムスが初防衛に成功(試合終了後、石川がやってきてエプロンに上がる)
石川「防衛おめでとうございます。その世界タッグのベルト、俺と諏訪魔さんの暴走大巨人にとって必要なベルトなので、いつでもどこでもいいんで、挑戦させてもらっていいですか?」崔「石川選手、そしてこの意見は諏訪魔選手の意見でもあるって考えてええんやな? だとしたら喜んでお受けします。覚悟してろ」
【試合後の崔&ジェイムス】
崔「まずKAI&TAJIRI、いろいろあったけど、やっぱり挑戦者にふさわしいかなと、やってみて思ったんで。敬意を表して。石川&諏訪魔、正直、必ずこの二人が来ると思ってたし、俺とディランが組んでる以上、あの二人は避けて通れない道かなと思ってたんで。俺の勘ですけど、北海道、アジアヘビー・ヨシタツが決まってるそのあと、後半戦のカードがたぶん決まってないと思うんでね。俺からのお願いじゃないけど、やるんだったら北海道のツアー中に俺はやりたいと思うんで。ディランが次、6月12日に三冠、6月19日にアジアヘビー。シングルのタイトル二つ同じ月にあるんだったら、7月1日になってもいい。北海道ツアーの中でぜひとも全部ベルト奪取または防衛したい。全日本プロレス、そこんとこよろしくお願いしますという感じですね」ジェイムス「KAI、TAJIRI、俺は言ったはずだ。お前たちを叩きのめすってな。今度は石川、諏訪魔がチャレンジャーか? 俺が後楽園ホールで宮原から三冠を奪って、5冠王としてお前たちを迎え撃つ。その試合のあとどっちがベストかわかるはずだ」
崔「まぁ、あとは自分なりに北海道に行く前に気持ちを上げて、その前にディランがあるんですけど、特にこれからいろんな意味で個人個人の戦いになると思うんでね。ランズエンドとしてもそうやし、全日本に上がるイチ選手としてもそうですし、しっかり自分を持って、俺個人の戦いでもあるんで、大きなこと残したいなって思いますね。この勢いで改革していきたいと思います」
◇第6試合◇
▼船木誠勝デビュー33周年記念試合 スペシャル6人タッグマッチ/60分1本
○船木誠勝 諏訪魔 佐藤光留(15分42秒 体固め )秋山準 ケンドー・カシン Xブラック・タイガーVII
※ハイブリッドブラスター(試合終了後、藤田和之が突如、現れ。気づいたゼウスが迎撃し、つかみ合いの乱闘に発展。ジェイク、野村、岩本らが二人を引き離しにかかり、そこにカシン、秋山もやってきた。「余計なことすんな!」と秋山が怒声を上げても藤田は聞く耳を持たない。「こいオラ!」とゼウスを挑発。ようやく引き離されると秋山に向かって「お前、何なんだよ!」と言い放ち、秋山が「お前が何なんだよ!」と言い返すと、「うるせぇ、コノヤロー!」と吐き捨て、「やるのか?」と挑発した。
無視した秋山は「帰れ!」と通告。フェンスの扉を閉めるとその前に立ちはだかってリング乱入を食い止めると、藤田は「ふざけんじゃねぇよ!」と怒声を上げた。一部から帰れコールが起きたが、すぐに沈静化。藤田は「誰も言わねぇじゃねぇか! 言わせろ! 帰らせてみろコノヤロー!」と言い放った。)
ゼウス「すんません船木さん。この33周年に。諏訪魔さん、あいつ入れていいんですか?藤田! オイお前! しばくぞ! お前、何しにここに上がってきとんじゃ。ここはな、神聖な全日本プロレスのリングや!お客さん、藤田にこのリング上がってほしいですか!?(歓声と罵声が交錯する)帰ってほしい? 帰れオラ! 今日何しに来たんや?」。
藤田「(地声で)遊びに来たんだよ」。
(再び帰れコールが起きる)
ゼウス「一言言わせてもらっていいですか。冷静な俺の気持ち、ホンマにずっと俺の気持ち。俺はな、子供の時からPRIDEとかみてて、格闘技ファンで、藤田さん、俺、あんたの大ファンやった。むちゃくちゃ好きやったんや。ミルコとの試合とか感動したんや。強い思った。何でそんな男がプロレスを馬鹿にしにくるんや? 俺らこのプロレス命がけでしとるんや」
藤田「おぉ、いいな、いいな」ゼウス「殴られたから殴り返すぞ!」
藤田「いいよ、どんどん来いよ。来い来い」
(と受けて立つ構えをみせた。船木のテーマ曲が流れると、藤田とカシンはようやく引き下がり、カシングッズ売店でサイン会を行った)
全日本神戸大会で船木のデビュー33周年記念試合が行われ、試合は船木がハイブリットブラスターでブラックⅡから勝利を収めるも、試合終了後に藤田が現れると、諏訪魔ではなくゼウスが襲撃をかけ、藤田迎撃をアピールした。
藤田は中国・北京で行われた「ROAD FC 047」でコン・ハンドンとのMMA戦に勝利し、帰国後にカシンと共に全日本再出撃をアピールしていたが、諏訪魔は世界タッグ王座奪取に専念、秋山社長も「俺にはプロレスをなめているように見えた。(他の)試合が始まってから会場に来て、準備ができるのか? プロレスって、しっかり考えて、しっかり準備しないといけないんじゃないの? 結局、試合でも『プロレスと格闘技は同じ』って言う割には、全然違ったじゃん。あれだと『俺らがやってることって何なの?』ってなる」と断固拒否の姿勢を示していたが、藤田がアピールしたことで乱入も時間の問題とされていた。
しかし迎撃に名乗りを挙げたのは諏訪魔ではなくゼウスで、かつて格闘技ファンだったゼウスは藤田のファンであったことも明かした。ゼウスもプロレスだけでなくプロボクサーの経験もあって格闘技の下地はある。だがゼウスが思うほど藤田も甘くない。果たしてゼウスvs藤田の対戦は実現するのか…?またセミの世界タッグ選手権はTAJIRIが執拗なハンマーロックからの腕攻めでジェイムスの動きを止め、崔も試合中に左足を負傷したことで動きが鈍り挑戦者組の集中攻撃を浴びるなど、王者組が分断されリードが奪えない展開が続く。
しかしジェイムスが挑戦者組に両腕ラリアットを炸裂させてから一気に流れを変え、崔の赤川鉄橋の援護を受けたジェイムスがTAJIRIにチョークスラムを狙うも、ネックロックで切り替えしたTAJIRIは、カットに入る崔にグリーンミストを噴射、ジェイムスを孤立させて集中攻撃で勝負に出る。
しかしTAJIRIのバスソーキックを阻止したジェイムスはTAJIRI、KAIにラリアット浴びせ、TAJIRIのトラースキックを受けきってからラリアットを浴びせると、最後はチョークスラムで3カウントを奪い王座を防衛、試合後には諏訪魔&石川の暴走大巨人コンビが現れて挑戦を表明した。神戸大会終了。
本日も沢山のご来場誠にありがとうございました。本大会は全日本プロレスTVにてディレイ配信‼︎
次戦はシリーズ最終戦6.5有明大会。
今月末で閉館となるディファ有明での最終興行となります。
皆様のご来場お待ちしております。#ajpw #プロレス pic.twitter.com/wDLog2u0g8
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2018年6月3日【全日本】ジェイムス5冠王手 崔組が世界タッグ初防衛で暴走大巨人迎撃へ▼藤田現る! ゼウスと大乱闘▼船木が久々古巣参戦で諏訪魔、秋山と再会 33周年マッチ快勝▼世界ジュニア戦へ中島が新技「裏夜景」で連夜の快勝▼SUSHIが久々参戦も…神戸大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/VAMBxD2fWo
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年6月3日船木誠勝を久々に見て
俺自身、燃え上がるモノを感じた。
もっと全盛期に持って行かないと!
マジで怒るか⚡️
色んなことに
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2018年6月3日乱入して帰らずにそのまま売店でお金を稼ぐという新しいスタイルを見た。
— 石川修司 (@g0925union) 2018年6月3日imposibre trio
tanto tiempo funaki san#ajpw pic.twitter.com/iUgfdsJvlW
— BLACK TIGER Ⅶ (@vii_blacktiger) 2018年6月3日greatest man#dylanjames pic.twitter.com/D9hc5YvBSj
— サイリョウジ (崔領二) (@landsendsai) 2018年6月3日今宵は祝杯をあげる事は出来ず。ディランの右腕一本に集中する作戦だったが、その上をいく凄まじいパワーでした。やはり三冠挑戦が決まっていて勢いに乗っている世界タッグ王者は強かった。応援して頂いた皆さん、ありがとうございました。これからもTAJIRIKAIは続きます。また飲み直しをしなくては。
— KAI (@kai0222) 2018年6月3日破壊し尽くせなかった。それほど、ディランの右腕は強靭だった。まあいいのさ。これは、オレとKAIの物語がまだまだ続くということだと前向きにしか解釈しないから。てなワケで、巨人と真っ向勝負して砕けたオッチャンはひとり新神戸駅でビール片手にまたつぎの旅へ向かう途中。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2018年6月3日ただ暴走大巨人の野望に
怒りを上乗せするのみ。
石川選手、1人で挑戦表明しに行ってくれて サンキュー。
あとは正式決定を待つ。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2018年6月3日世界タッグ戦後に挑戦を表明。あのベルトをかけて崔、デュランと思い切りぶつかり合いたい。チャンピオンカーニバルでは借りがあるのでその分もお返ししなければ!#ajpw
— 石川修司 (@g0925union) 2018年6月3日 -
最終公式戦まで大混戦だったSUPER Jr.!最後に抜け出したのは石森とヒロム!
5月の月間MVPはこちら(選択項目数3)https://t.co/BIb5qpAjZq
5月のタッグMVPはこちら(選択項目数3)https://t.co/80QPoZPReq
5月のベストバウトはこちら(項目選択数8)https://t.co/RvkOFqSM0K
5月のベストシリーズ&興行はこちら(項目選択数5)https://t.co/Ge3SgzYyg1
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2018年6月3日6月3日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」後楽園ホール 1714人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○ACH(8分27秒 エビ固め)[3勝4敗=6点]×タイガーマスク【ACHの話】「(※タイガーのマスクを頭に乗せて登場すると)ダッフンダ! (※報道陣を見回しながら)ダッフンダ! ダイジョウブダァ!(※親指を立てながら報道陣に確かめるように)グッ!? ……すごくいい気分だ。昔からのヒーローであるタイガーマスクに勝てるなんて。タイガーマスク、ありがとう。日本、ありがとう。ニュージャパン、ありがとう。すごく美しい経験だったよ。じゃあ行かなきゃ(※と、立ち去りながら)ダッフンダ!」
【タイガーの話】「正直、本当に今年の『SUPER Jr.』はキツかったです。ホントにいままでとはちょっと全然違うというかね、ホントにどんどんレベルも上がってる。やってる自分が言うんだから間違いないです。ホントにすごかった。ボクはオスプレイの時も言ったんだけど、やはりボクぐらいになったら相手の弱点を狙っていかなければ、全然そんな余裕もないから。まぁでも、このシリーズ通してきて、自分の中では『まだまだできるな』っていうのを感じましたよね。もちろん、最初はすごく調子良かったけど、途中から相手が止めてるっていうのもあったけど、やはりこれは自分の実力の無さですよ。これはもう仕方ないと言えば仕方ないけど、自分にもっと厳しくしなきゃいけないなっていうのを、あらためてこのシリーズで感じたし。オスプレイとの一戦もそうだったけど、『まだまだ俺はできるな』っていうのを、ホントにあそこで感じたというかね。あとは、前日の記者会見で言った通り、ボクが新日本プロレスに来て17年。やはり、この17年間連続でこの『SUPER Jr.』に出場させていただいたっていう会社の判断にものすごく感謝するし。たぶん、本来であれば『もうダメなのかな?』っていう部分もいろいろ考えてたりしたんですけど、やはり出させていただいたっていうことには、ものすごく感謝するし。もちろん、来年も出るっていう意欲もあるしね。だから、あとは自分のこの小さい身体、もちろんレスラーとしてもそうなんだけど、この新日本プロレスの17年前から比べてみんな身体が大きい選手ばかりでしたよ。そういうのを数えて17年間連続でこうやって健康というかね、出れたという自分の身体に感謝ですね。こういう若い選手とやって、『俺はまだぶっ壊れないぞ』っていうのもあるし。あとは、もちろんファンの方ですよね。ボクが優勝するとか、ほとんどの方がそんな風に思ってなかったと思うし。『まぁ、タイガーだったら、1回勝てば大丈夫じゃないか』とか『1回勝つぐらいだろ』っていう風に思ってたと思うんですけど、やはりそういう部分では一人でも応援してくれる方がいて、そういう方にホントに感謝だし。まぁ、期待をしてくれた方にはホントに申し訳ないと思うんですけど、ファンの方にホントに感謝です。このシリーズ、いろんな各地ですごい後押ししてもらって、負けても『いい試合だったぞ』って言ってもらえるし、それはそれでホントにありがたいことです。まぁ、結果はこういう結果でしたけど、ボクは常々言ってる通り、『SUPER Jr.』っていうのは何勝したから何敗したからは関係ない。強い者が最後に立ってる。それが『SUPER Jr.』だと思ってる。まぁ、負けて清々しいわけじゃないけど、ホントにこういう選手たちとみんなでできたっていう部分ではありがたいし、『また来年も頑張る』という意欲が出てきました。ホントにファンの方には感謝してます。ありがとうございました」
◇第2試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○金丸義信(9分24秒 片エビ固め)[3勝4敗=4点]×BUSHI
※ディープインパクト【金丸の話】「コレで終わりだ、『BEST OF THE SUPER Jr』。オイ、見たか、俺の試合みたか、オイ!? こんなもんだろ。やりたいことやって引っかき回す。どんだけ、(※角瓶を指差しながら)コイツの犠牲になったか。それで満足だよ」
◇第3試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○田口隆祐(10分56秒 オーマイ&ガーアンクルホールド)[3勝4敗=6点]×クリス・セイビン◇第4試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○エル・デスペラード(12分18秒 エビ固め)[3勝4敗=6点]×ドラゴン・リー◇第4試合終了後◇
(2017年の3.3沖縄で中心性頸髄損傷の重症を負い、長期欠場となった本間がリングに登場。
大きな歓声と拍手、そして大「本間」コールに包まれる中、リングに上がった本間は、四方にお辞儀をする)本間「みなさ……(と話しはじめたところで、マイクがオフになっていたことに気づく。場内からは笑いが起きる)。え~、みなさまに、お伝えしたいことがあります(場内はどよめきと共に、一部から「おめでとう!」の声が飛ぶ)。6月23日、地元山形で復帰します!(場内はどよめきと大きな拍手)。以上!」
【バックステージでの本間】
――リング上で復帰を宣言されましたが。
本間「ぶっちゃけ、やっぱ怖いですけど、もう溜まりに溜まった1年3か月分の休んだ力を、6月23日山形でしっかり出したいと思います」――復帰を決めましたが、実際のいまのコンディションは?
本間「そうっすね。まぁ、やっぱりやってみないとわからない部分っていうのはあると思うんですけど、プロである以上、リングにあがったらガッチリいきますよ」――復帰戦のカードの希望は?
本間「ボクとしては、真壁さんが『おまえの場所をつくって待っててやる』って言ってたんで、そこに甘えて俺は真壁さんとタッグを組んで、誰とでもやりたいと思います。やっぱり今日、久しぶりにリングにあがってみて、リングの上からの景色は最高でした」――観客席からの声援はどのように感じましたか?
本間「いやぁ、もうホントに嬉しいですね。こんなお客さんからの声援が嬉しいんだと。ホントに嬉しかったです。本当に心の底から応援してる皆さんへ、感謝をしたいと思います。ありがとうございました」◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○ウィル・オスプレイ(19分36秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×フリップ・ゴードン
※ストーンブレイカー【オスプレイの話】「少し言わせてもらおうか。俺は真の男として、この厳しいシリーズを乗り越えてきた。そして今日の相手は大変厳しかった。俺は今、世界を変えようとしている。ジュニアヘビー級の世界を変えようとしている。このリーグ戦ではジュニアヘビー級でも世界最高と言える選手たちとたくさん闘ってきたが、オカダが俺にしたことを覚えているか? 日々、闘っていく中で負けも喫し、苦汁も舐めさせられてきた。でも今日の試合を思い出してほしい。フリップ・ゴードンは素晴らしかった。今日、彼は負けてしまったが、みんなは、彼がこれからもっと頻繁に日本に来ることが想像できるだろうか? それはどうかな? 俺はここに、日本にいる。ジュニアの最強になるために、ここで試合を続けている。しかし、もし自分以外に、今の俺のポジションを牽引できる人間がいるとしたら、それはもしかしたらフリップ・ゴードンかもしれない。残念ながら、今日は彼に軍配が上がることはなかった。俺が勝って2ポイント獲得し、あとはイシモリの結果次第。もし彼が負ければ、自分が『BEST OF THE SUPER Jr』の決勝に行くことになる。それも楽しみだが、その先に何があるかというと、自分はロサンゼルスでもう挑戦を表明している。その前に大阪でのドミニオンもあるが、ロスでレイ・ミステリオと闘うことにシフトしていきたい」
【ゴードンの話】「これは予定通りだ。とても厳しい試合だった。しかし、俺の人生だっていままで楽ではなかった。モンタナ州カリスペルから出てきてここまで来た。この町出身の初のプロレスラーだ。ROHと契約し新日本プロレスに参戦することができた。プロレスラーになって3年未満の俺が、『BEST OF THE SUPER Jr.』でここまで闘うことができた。もっと勝ちたかったが、初参戦にしてはよくやったと思う。ケガもしたし、痛いし、疲れた。これで俺にとっての『BEST OF THE SUPER Jr.』は終わったが、ジュニアとしての俺はこれからだ。いま、“世界最高峰のジュニア”ウィル・オスプレイと闘うことができたのは、自分にとって最高の経験だ。シビれたし、クセになりそうだ。俺はまたここに戻って来なくてはいけない。いや、必ず戻ってくる。新日本プロレス、ありがとう。そして、すぐにまた会おう」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○石森太二(14分55秒 Yes Lock)[3勝4敗=6点]×YOH【石森の話】「(※手を叩きながらインタビュースペースに現れ)OK、OK! ちょっと苦戦してしまったけど、これでブロック通過。明日だ、明日! 明日、俺がこの『BEST OF THE SUPER Jr』制覇した時には、ガラッと新日本ジュニアの景色が変わるぞ! まぁ、今日の対戦相手、YOHとは昔から知ってる仲で、こうやって試合できたのも感慨深い部分もあったけど、今回はそういう感傷には浸らず、勝ちにこだわった。その結果が、こうなったと思う。とりあえず明日、向こうから誰が来るかは、まだちょっと分からないけど、ある程度自分自身、予測はついてる相手がいるんで、ソイツとできればいいな(ニヤリ)」
【YOHの話】「(※オスプレイの肩を借りのコメントブースに現れると、オスプレイに向かって)ソーリー……。ハァハァ、つなげなかった。負けちまったよ。勝てなかった。オスプレイにつなげられなかった。ハァハァ、クソッ……2年目、3勝4敗。でもね、俺が初出場の時に言った言葉。あの言葉、忘れないから。実行してみせるから。諦めてないから。必ず優勝してみせる。そのためにはもっと風を鍛えなきゃいけない。もっと鋭く、もっと大きく。でもね、『SUPER Jr.』楽しかったよ。莫大な経験になった。ありがとう。成長できたよ。あと、石森太二、強かった。勝てなかったよ。“BONE SOLDIER”石森太二、“スーパースター”石森太二。なんかね、ボクが“スター”って言ってるのもさ、少なからず彼に影響された部分もあるんじゃないかな。あとは……ソーリー、オスプレイ……負けちゃった(※オスプレイを残し、コメントブースをあとにした)」
(オスプレイは「ショウガナイ、ショウガナイ」と控室へ向かうYOHの肩を叩き見送った。そして、呆然とした表情で大きなため息をつくと、カメラに手をかざし避けるように控室に戻っていった。)◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点]○SHO(20分39秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]×マーティ・スカル
※ショックアロー【SHOの話】「(※コメントブースに床に倒れ込む)ウゥ……言いたいことメチャクチャあるのに言えねぇ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』初出場、わかったこと、一つ……まだまだ俺、弱ぇな。俺はもう来年のことを考えてんだよ。あと1年で、俺がどれだけ強くなれるか。その強くなる過程もみんなで見て、一緒にシビれようぜ!」
【バックステージでのスカル】
※スカルが若手の肩を借りてインタビュースペースに現れると、横でチェーズ・オーエンズが「大丈夫か?」としきりに心配。「もっと氷持ってくるよ!」と控室へ。
スカル「(※しばらくうなだれていたが、笑い始めて顔を上げ、)Just Singing in the rain~(※と、『雨に歌えば』をワンコーラス朗々と歌い上げた後、メロディーはそのままで替え歌を歌い始める)♪俺はジュニアの大会に来た~、ロストバゲージも時差ボケも乗り越えて~、最初、ヒロムとKUSHIDAに2連敗しちゃった~、そこから4連勝~、でも今日SHOに負けちゃった~、これで俺のリーグ戦は終わり~、もう俺には何も見せる(『SHO』と『show』のシャレ)ものはない~♪(※と、歌い終えると急に真顔に戻って)絶対、オスプレイの首をへし折ってやる!」◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○高橋ヒロム(24分15秒 D)[4勝3敗=8点]×KUSHIDA(試合終了後)
ヒロム「(リングに倒れながら)やった! やった…(そこに明日の決勝戦を闘うことになった石森が登場。コーナーに上がって何かを仕掛けようとするが、ヒロムに察知されて逃げられてしまう。そのヒロムに近づいた石森は指を銃のような形で突きつけると、一言も発さずに帰って行った。なんかさ、変な空気になっちゃった……。とりあえずやっとくか(「ヒロム」コールを要求)石森、俺を楽しませてくれるんだろうな? 明日後楽園ホールに来るお客さん、中継を見ている方々にちゃんと用意しているんだろうな、おもしろいことを。楽しませてくれるなら誰だっていいさ。明日、優勝するのはこの俺だ! だからさ、明日も明日も明日も、もっともっともっともっともっともっとみんなで楽しもうぜーーー!」【石森の話】「(※メイン後のリングに乱入後、インタビュースペースに現れ)オゥオゥオゥ(※と、リング上が映っているモニタを見上げ)やっぱりアイツか。俺も『アイツじゃねーかな』って、ずっと思ってたんだよ。やっぱアイツはすげーよ、ウン。会社も、ファンも、マスコミも、アイツを支持してるよな。でもな、そういう時、この俺、石森太二はものすごい力を発揮するんだよ。だから明日の決勝、ホント楽しみにしてろよ。最後にな、決勝に勝って笑うのは、この俺、BONE SOLDIER!タイジ・イシモリ!イッツ・リボーン!」
【ヒロムの話】「楽しいなぁ!楽しいなぁ!『SUPER Jr.』楽しいよ!KUSHIDAさん!KUSHIDAさん!アンタと俺は、何もかも違うよ!何も、かもが、違う!でも、おたがい、やることは一つだろ!な!違う道からでもいいよ、違う道からでもいいから、おたがい、自分の、信じた道を進もうぜ!アンタとやるのはワクワクするよ!毎回、楽しみにしてるよ、それは事実だ!そして、明日の石森。触れたことのない対戦相手とやるのは、非常にワクワクするよ!どんな顔を見せてくれるんだ!? 俺に、どんな素敵な顔、素敵な悲鳴、見せてくれるんだ!? な、2人で、2人の世界、楽しもうぜ!そして、獣神サンダー・ライガー!アナタのいない、最初の『BEST OF THE SUPER Jr.』、制すのは、この俺だ!」
【KUSHIDAの話】「あぁ……いまのヒロムは俺でも止められなかった。完敗だ。完敗っすね。この『SUPER Jr.』いろんな選手が、ボクを自由にさせてくれた。なんかそんな気がします。もう、高橋ヒロム戦ふくめ、すべての公式戦が宝物……もっとプロレス勉強したいし、『SUPER Jr.』、新日本プロレス、堪能したい。そして研究したい。まだまだ、“俺の墓場”はここじゃない」
いよいよ最終公式戦を迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.25」、まずまだ優勝圏内に残っているタイガーはACHと対戦。場外戦でACHの逆水平を狙いは鉄柱に誤爆、これを逃さなかったタイガーは右腕攻めも、ACHは構わず右腕での逆水平で押し返し、タイガーの胸板を真っ赤にさせる。
ACHは逆水平の連打からフロッグスプラッシュを投下、掟破りのタイガードライバーから、掟破りのタイガースープレックス狙いはタイガーが逃れてタイガードライバーを決め。左肩へのキックもACHは逆水平で応戦する。
タイガーが雪崩式ダブルアームスープレックスからタイガースープレックス狙いはACHはサムソンクラッチで3カウントで逆転勝利となり、タイガーは脱落する。
自力突破が消滅しているBUSHIは金丸と対戦も、ウイスキーを口に含んだところで、BUSHIがドロップキックで奇襲で試合開始、ドロップキックで場外へ追いやるも、トペは岡に誤爆し、倒れたBUSHIの上に辻を投げ、更に仕切りの柵にBUSHIを叩きつける。
リングに戻ると金丸は首攻めでリードを奪うが、BUSHIはTシャツを使ってネックブリーカーで反撃し、エルボー合戦からショートレンジでのティヘラ、ミサイルキックからブレイクダンス、串刺しダブルニーからライトニングスパイラル狙いは、金丸が阻止してエルボースマッシュからスイングDDT、リバースDDT、串刺しラリアットと畳みかけるが、ブレーンバスター狙いはBUSHIが着地して延髄斬りで場外へ追いやりトペを命中させる。
リングに戻ったBUSHIはライトニングスパイラル、コードブレイカー狙いはレフェリーと交錯させ、金丸はウイスキーミストは口をふさいだBUSHIが毒霧からBUSHIロール、そしてMX狙いは金丸がレフェリーと交錯させると、ウイスキーミストからディープインパクトで3カウントを奪い、BUSHIも敗れてしまう。2敗のオスプレイvs3敗のゴードンは、オスプレイが押し込んでブレーク、シェイクハンドと見せかけてキック、マッチアップは互いにヘッドスプリングで飛び起き、、キックをキャッチし合い、ゴードンが場外のオスプレイにノータッチトペコンもオスプレイがかわしてゴードンが着地すれば、オスプレイのサスケスペシャル狙いもゴードンがかわしてオスプレイが着地するなど、互いに意地を張り合う。
リングに戻って読み合いからゴードンがドロップキック、逆水平、サッカーボールキックから片足でのその場飛びムーンサルトも、チャパリータASARIばりのロンダードキック狙いは、オスプレイがかわし串刺し低空ドロップキックを放ち、オスプレイはエルボースマッシュ、逆水平、腕を固めてハンマーロックからブリッジと腕攻めを繰り出せば、ゴードンは読み合いからジャンプしてのコンプリートショットからラリアット、スワンダイブ式ドロップキック、セカンドロープに飛び乗ってスピアーと譲らない。
オスプレイはゴードンの串刺しをハイキックで迎撃してトップロープからの619、コーナーへ昇るもゴードンはジャンピングハイキックで場外へ出してトペを狙うが、エプロンに戻ったオスプレイはスワンダイブフォアアームから正面へのサッカーボールキックも、ゴードンは正面から受けきり、オスプレイはキャッチするゴードンにエルボーからストーンブレイカー狙いはゴードンが逃れてジャンピングニー、オスプレイはマウスからジャンピングハイキックを放てば、ゴードンはオーバーヘッドキックで応戦、両者ダウンからエルボー合戦も、ゴードンはバックフリップからその場飛びシューティングスタープレスを投下し。コーナーからの攻撃を狙うが、オスプレイが設置式トラースキックで阻止する。
オスプレイは雪崩式狙うが、エプロンに着地したゴードンが下からトラースキックで場外へ落とし、スワンダイブトペコンを発射をしてから、リングに戻って3回転半の切り込みプレスを投下する。
ゴードンはブレーンバスター狙いはオスプレイはスタナーで切り返しオスプレイはリバースブラディーサンデー、コークスクリューキックからオスカッター狙うが、ゴードンがスーパーキックで迎撃しフォーフリッピースプラッシュを投下も、オスプレイが足を立てて迎撃する。
オスプレイはロープに宙吊りになったままのゴードンにシューティングスタープレス、背後からトラースキックからエセックス・デストロイヤーから、雪崩式ストーンブレイカーを狙うが。逃れたゴードンはコーナーで殴り合い、ゴードンがナックルがスワンダイブも、オスプレイがオスカッターで迎撃してストーンブレイカーで3カウント、オスプレイが激戦を制したが優勝決定戦進出は石森vsYOHの結果待ちとなり、この時点でオスプレイ、石森に敗れているYOHの脱落が決定する。石森vsYOHは、YOHがリーブロックからジャンピングエルボーアタックで場外へ出すとノータッチトペコンを発射、リングに戻って何度もカバーで石森のスタミナを奪う。しかし串刺し狙いは石森が逆フェイントからスピードで翻弄し、スワンダイブ雷電ドロップを投下して一気に流れを変え、セカンドロープに倒れるYOHの後頭部にレッグドロップ、丸藤張りのネックツイストと首攻めも、串刺しダブルニー狙いはYOHがかわし、石森のキックをキャッチしてドラゴンスクリューを決め、石森の串刺しをかわしたYOHはロープ越しのハイキック、背中へのダイビングフットスタンプ、ネックブリーカーからバックブリーカーの連続技と畳みかけるが、エルボースマッシュから突進は石森はかわして高速ティヘラで場外へ出し、バミューダトライアングルを発射する。
リングに戻った石森はデスバレーボムからHi69譲りのトランスレイブ、KENTA譲りのGAME OVERことYes Lockで捕獲、石森はドロップキックもYOHはアイルビーバックで戻るが、石森はハンドスプリングオーバーヘッドキックを決めれば、YOHはトラースキックで応戦し、エルボー合戦も、エキサイトした石森が杉浦貴ばりの鬼エルボーで鎮圧する。
石森は雪崩式フランケンシュタイナーを狙いが、、YOHが阻止して石森をコーナーにセットし雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローの連続技を決め、ファイナルカット狙いは石森が逃れてサイファーウタキ、ブラディークロス狙いもYOHが丸め込みで切り返すも、、ファイブスタークラッチは石森がYes Lockで切り返してYOHがギブアップ、NOAH時代経験した技も繰り出した石森がAブロックを突破して優勝決定戦に進出する。Bブロックは辛うじて優勝決定戦進出の可能性が残っているスカルがSHOと対戦し、SHOは敢えてスカルの土俵であるグラウンドに挑むも、スカルがストンピングの連打から仕掛けると、SHOを場外へ出してエプロンから低空でのトラースキック、エプロンめがけてバックドロップ、リングに戻ってニー、手首を固定してストンピング、両膝裏を踏みつけ、串刺しハイキックから脇腹へバトンキック、そして足をクロスして腕を固めてのジャベとリードを奪う。
スカルはリバースゴリースペシャルからコーナーに叩きつけ、雪崩式ブレーンバスターも、突進はかわしたSHOがスピアーを放ち、串刺しラリアットの連打からカウンターラリアット、ぶっこ抜きジャーマンはスカルが足を踏んで逃れるが、エプロンにスカルを座らせたSHOはスライディングキックを放ち、場外に落ちたスカルの腕にランニングローキックを浴びせる。
リングに戻ったSHOはブレーンバスター狙いは、スカルが肘へのエルボースマッシュで阻止もも、SHOはバッククラッカーから腕十字で捕獲、スカルは逆水平からエルボースマッシュで返し膝への関節蹴り、SHOはトラースキックもスカルは垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
スカルはエルボースマッシュからエルボー合戦で殴り合い、ラリアットも相打ち、張り手も相打ちでダウンで両者ダウンも、スカルは腕を固めてフットスタンプから突進はSHOがキャッチしてジャーマンもスカルはサムソンクラッチで切り返す。
キックアウトしたSHOはラリアット、パイルドライバー、そして勝利を確信して弓引きポーズも、スカルが指折りの連打からニーで反撃し、後頭部にニードロップの連打も、傘での一撃はSHOが奪ってへし折り、ラストライド式バッククラッカーからショックアローは指に力が入らず失敗する。
スカルは突進もSHOはジャンピングニーで迎撃すれば、スカルはラリアットで応戦、チキンウイングフェースロック狙いはSHOが押さえ込みスリーパーで捕獲、ミドルキックからジャーマン、そしてスリーパーで捕獲し胴締めへ移行も、スカルはコーナーから浴びせ倒し、スカルは後頭部にフットスタンプからトラースキック、膝にSHOの頭を固定してエルボーの連打とシャープセンセーションのように打ち込んでいく、スカルはチキンウイングフェースロックで捕獲するがパワーで振りほどいたSHOは強引にショックアローで3カウントを奪い、スカル脱落は脱落する。メインのKUSHIDAvsヒロムは序盤は長時間ロックアップの攻防を繰り広げるが、ヒロムがいきなり断崖式回転エビ固めを仕掛け。阻止したKUSHIDAがハンドスプリングキックを放つと、場外のヒロムにコーナーからトペコンを発射、リングに戻ってからKUSHIDAは左腕攻めからリバース水車落としから腕固め、更にスカルのように左腕を固めたまま踏みつける。高速ブレーンバスターからキーロックとリードを奪う。
KUSHIDAはヒロムの左腕にキックからショルダーアームブリーカー、だがハンドスプリングエルボーはヒロムがキャッチしてジャーマンで投げ、場外に逃れたKUSHIDAにエプロンからドロップキックを放ち、リングに戻って逆水平、串刺しラリアット、スライディングキックと攻勢をかけ、ヒロムはフェイントからぶら下がり首四の字で絞めあげ、KUSHIDAは口から泡を吹いて意識が朦朧となる。
それでもKUSHIDAは読み合いを制して側転からドロップキック、コーナーへのシェルショック
、そしてホバーボードロックを狙うが、逃れたヒロムはフランケンシュタイナーからDを狙う。しかしKUSHIDAは腕十字で切り返し、左腕へのドロップキックからホバーボードロック狙いはヒロムは逃れ、突進するKUSHIDAにスパインボムを決める。
ヒロムはダイナマイトブランジャーを狙うが、逃れたKUSHIDAはオーバーヘッドキックで阻止してから突進も、ヒロムはコーナーへスロイダーで投げ、サラマンダー狙いはKUSHIDAが堪えて阻止し、再度コーナーに昇ってきたヒロムに雪崩式アームブリーカーを決める。
KUSHIDAは腕へのエレファントキックからホバーボードロックで捕獲、ヒロムは逃れようとするが、KUSHIDAはバックトゥ・ザ・フューチャー狙いは、ヒロムは強引にダイナマイトブランジャーを決め、KUSHIDAはマサヒロタナカを狙うがヒロムはDで捕獲、KUSHIDAはロープに逃れるが、ヒロムは垂直落下式ダブルアームドライバーことDの悪夢で突き刺すとDで捕獲して、KUSHIDAはギブアップ、ヒロムがBブロックを突破して優勝決定戦に進出、試合後に倒れながらもアピールするヒロムに、突如石森が現れてコーナーからの攻撃を狙うが、ヒロムは慌てて逃れるも、最後は無事締めくくった。これで優勝決定戦は石森vsヒロムになったが、石森は昔の高橋広夢は知っているだろうが、高橋ヒロムになってからは初対決、ある意味新鮮でもあるが、石森にしてみれば対戦経験のあるKUSHIDAの方がやり易かったのかもしれない。リーグ戦全体を振り返るとデスペラードが負け越したが、内容を残し、SHO&YOHの3Kもシングルで通用できることも充分にアピールできた。3Kの二人はいつシングルの王座に挑戦するかを期待したい。
最後に第4試合後に中心性頸髄損傷で1年3ヶ月欠場していた本間が6・23地元・山形で復帰することを発表した。先日「ダウンタウンDX」にて結婚を公表したが、やっと念願の復帰、一時は選手生命も危ぶまれただけに、この復帰は嬉しい。本間が復帰まで戦ってきた1年3ヶ月というものを充分に見せつけて欲しい。
【後楽園ホール大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。いよいよ、明日6月4日(月)は「BEST OF THE SUPER Jr.25」優勝決定戦!後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njbosj #njpw pic.twitter.com/UpVMhmXDsM
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年6月3日Tonight I flew high and gave everything I had.... and yes I flip with my eyes closed (Zoom in) pic.twitter.com/uCJHMH1xIa
— フリップ・ゴードン (@TheFlipGordon) 2018年6月3日Right in my feels, man... https://t.co/E8RNjw9wHP
— A.C.H.™ (@GoGoACH) 2018年6月3日後楽園ホールの控室。2人の男が顔を会わせました。2人ともリングに再度上がるために血のにじむ努力をしています!本間選手と柴田選手。ファンの皆様、関係者、レスラーのみんなは2人がリングに上がる日を待っています。頑張って下さいね☆ #奇跡の写真! pic.twitter.com/4jL7n5E5dV
— 獣神サンダー・ライガー ☆ Jyushin Thunder Liger (@Liger_NJPW) 2018年6月3日 -
BブロックはKUSHIDA、ヒロム、スカルに絞られ、ラストスパートの後楽園2連戦へ
6月2日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」群馬・ニューサンピア高崎 1515人 超満員札止め<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイガーマスク ○岡倫之 海野翔太(8分27秒 逆エビ固め)ACH ×辻陽太 上村優也◇第2試合◇
▼20分1本
YOH ○YOSHI-HASHI(8分33秒 バタフライロック)石森太二 ×チェーズ・オーエンズ◇第3試合◇
▼20分1本
○フリップ・ゴードン トーア・ヘナーレ(9分24秒 片エビ固め)ウィル・オスプレイ ×外道
※フォーフリッピースプラッシュ◇第4試合◇
▼20分1本
EVIL SANADA ○BUSHI(8分26秒 片エビ固め)鈴木みのる 金丸義信 ×TAKAみちのく
※MX◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○クリス・セイビン(12分14秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]×エル・デスペラード
※グレイドルショック【セイビンの話】「ワオ……この試合、みんなに聞かれるわけもなく、決して100%で迎えたわけじゃない。それに俺の入場時を襲ってきて、リングアナウンサーに紹介されることなく試合が始まった。そういうことをしなかったなら、俺は彼にリスペクトの気持ちを持って闘った。だけど、それをあいつは拒否した。だったら、やり返すまでだ。あいつはイスを持ち出して来て、殴りかかってきた。ほかの選手はそれに対応するだけの準備ができてなかったんだろう。だけど、俺は違っていた。だからお前を倒したし、ワン・ツー・スリーを奪った。2点を獲得したのは俺だ。それでこの試合は終わり。このトーナメント(リーグ戦)は厳しい闘いが続いた。何度もイスで殴られたし、だけど素晴らしいファンの声援で闘い抜けた。俺はこのツアーで学んだことはあるどんなに汚い手を使われても、テクニックだけで対抗できる。“目には目で”イスなんて使わなくても、それだけのテクニックを身につけていたら勝てるってことをな。相手が持っているイスごと、スーパーキックで吹っ飛ばすとかね。ダーティーなテクニックは、本当のテクニックには通用しない。それがわかっただろ?」
【デスペラードの話】「(※頭を抱え込むようにアイスパックで冷やし、フロアに倒れ込む)ああ、痛え……。ああ……ウソッ。頭から落としやがって、あいつ。そんなに俺とノブさん(金丸)が持ってるタイトルが欲しいか? ああ、この野郎。大事な大事な公式戦で、こんなことしやがって。おい、これで俺、決勝に行く目、どうなった? 潰れたか? (※返答が変えってこず)知りません……そんなもんだな。だけどな、こないだも言ったな。闘いはなにもリングのみだけじゃない。全員が決勝の当日、下痢で動けなかったら、それはそれで俺のタイトルマッチ、いや、決勝、それが見えてくるわけだ。どんな手使ったっていい。それと、明日(の相手)誰だ? ドラゴン・リーか。ドラゴン・リー、楽しもうぜ。テメエがCMLLに上がってエストレージャ(スーパースター)になる前からお、俺はオメエのこと知ってるんだ。お前の嫌いなもん、好きなもん、好きなタイプ、どこに住んでる、何年やってる……全部知ってんだ。決勝(進出)の目はつぶれた。だったらよ、人の足、引っ張るまでだ……」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○マーティー・スカル(15分42秒 首固め)[2勝4敗=4点]×田口隆祐【スカルの話】「お前もまた別の“勘違い男”だったな。俺の方が優れてる、最高であることがわかっただろ。これで5勝か? ん、4勝か。ここまで4勝。“THE VILLAIN”は駆け抜けてきた。俺はここまでも、そしてこれからも“ナンプティハンター”の道を突き進む。勘違い男を消し去るまで。まだまだこれからも勝ち続ける。そして(IWGP)ジュニアヘビー級チャンピオンのオスプレイよ、さあ“THE VILLAIN”が迫り来てるぞ。恐怖が募って来てるんじゃないのか? 俺が『BEST OF THE SUPER Jr.』を制して、IWGPジュニアヘビー級に挑戦する。そしてお前の首をへし折ってやる……」
【敗れた田口監督の談話】「(※インタビュースペースに座り込んで)ああ、あれは知ってるやつだ。靴脱げるのは、知ってるやつだよ……。ダメだ……ああ……。レフェリーに(スカルの)タップを見逃されたのは、しょうがないとして、そのあと、(シューズの)紐が……足首獲りにいって、(紐が)緩いのはわかったから、引っ張ったら、靴を引っ張り過ぎた。(それで脱げてしまうのは)見たことあるはずだ。簡単に言うと、エディ・ゲレロでしょう。エディ・ゲレロの、エディ・ゲレロの仕様の靴を履いておきながら、エディ・ゲレロの真似を食らってしまうのは、なんでしょう、なんでしょう……。ああ、やられた。やられた。終わり。終わり。終わりです。終わりですよ。わあ、これで終わりか……。わあ、引っ張んなきゃよかった、靴。引っ張んなきゃ……引っ張んなきゃ……。最後、引っ張んなきゃ決まったな。引っ張んなきゃ決まったんだ。うわあ、ゆっくり引っ張って大丈夫だったから、もうちょっと真ん中持ってこようと思って引っ張ったら、やられた……。抜けないと思ったら抜けた……。抜いちゃった。抜いちゃった……抜けないと思ったら、抜いちゃった……。はあ、抜いちゃったよ……。クソッ。抜いちゃった。しょうがない。抜いちゃったものは、しょうがない……。抜いちゃったものは、しょうがないッス……。抜いちゃったら、なにされてもしょうがない。丸め込まれても……丸め込まれても、しょうがないよ。はあ、クソッ……。終わっちゃった。まだ、明日もありますけど、誰よりも早く、今、この時点から、来年に向けて調整に入ります。来年に向けて調整に入りたいと思います。1年かけて、1年をかけて、90kgから87kgへ下します。1年あれば大丈夫でしょう。3kg落ちるでしょう。(※自分に言い聞かせるように)よし。よし……。また、頑張ります」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○高橋ヒロム(16分19秒 D)[2勝4敗=4点]×SHO【ヒロムの話】「(※自作の攻略本を手にインタビュースペースに戻ってくると、フロアに両ヒザを着いて)あのような試合をして、コメントできる余裕は、あんまりない。田中、田中、いやSHOは、素直に面白かった。次はKUSHIDAだな。俺は、悪いが、お前の決め合いっこ、ロープワークなしのプロレス、飛ばないプロレス、お前に付き合う気はさらさらない。いろんなプロレスがあって面白い、俺はそう思ってるから。最後に、一つだけ……H、E、S、Y……まだまだ先の話だ」
【SHOの話】「(※インタビュースペースにたどり着くなりフロアに腰を落として)ここで……ROPPONGI 3KのSHOよ、ここで(星を)落としてどうすんだ? お前よ、この『SUPER Jr.』、優勝するために、いままで、いろんなものを犠牲にして、ここだけに懸けてきたんじゃねえのかよ? こんな大事なとこ落としてどうすんだよ? でも、高橋ヒロム……俺はこのBブロック、一番パワーがあって、どんな関節技かけられても、パワーで悲劇ってやろうと思ったのに、あいつのD? DだかEだか、なんだか知んねえよ。あのトライアングル(チョーク=三角絞め)は本物だ。あと、ちょこちょこって作戦立てて、再戦してやる。のこり1戦だろ? 俺はもう、来年の『SUPER Jr.』、見据えてんだよ。残り1戦、その“ROAD to SUPER Jr. 26”のための一戦だと思って、マーティ・スカル、絶対、倒してやる」
◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○KUSHIDA(18分17秒 バックトゥザフューチャー)[3勝3敗=6点]×ドラゴン・リー(試合終了後)
KUSHIDA「グラシアス(ありがとう)、ドラゴ・リー。皆さん、ドラゴン・リーに大きな拍手を(※大拍手)。グラシアス! なんとか、優勝戦線、生き残りました!(※と言って大拍手の中で拳をあげる) よし! よし!(※と言いながら座って小さくガッツポーズ) 今日は本当にたくさんのご来場ありがとうございました。そして、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』、地方大会、メインイベントを奪取することができました(※大拍手)。残りのひとつ、公式戦も必ず勝って、2連覇を群馬の皆さんに約束します(※大拍手)。それでは、ご起立いただけますでしょうか? 一本締めで。来年の公式戦も、すべての大会がJr.ヘビー級がメインになりますように。皆さんの願いを協力して下さい。それでは行きます。『よぉ~』で、『よぉ~』で行きます。はい。もったいですね。『よぉ~』と言えばこの場が終わってしまうなんて。ずっとこうしてます。ちょっと黙ってましょうか!?(※と言ってリング上で大の字になると場内が大『KUSHIDA』コールに包まれる。そこからKUSHIDAが立ち上がり、大拍手の中で四方の客席に向かって礼) よし! それじゃ行きます! 来年も公式戦が、メインイベントになりますように。そして、KUSHIDAの2連覇を願いまして! よぉ~~!(※KUSHIDAと観客が一斉に一本締め&大歓声)」【グッズ売り場でのKUSHIDA】
(KUSHIDAは試合後にTシャツのサイン会に直行、その終了後に、特設売店に報道陣が囲んでコメント)
KUSHIDA「19歳の時に初めてメキシコ行って、いろんなメキシコ人を見てきましたけど、ドラゴン・リーみたいなメキシコ人、ああいうタイプは初めてですね。なんかもう、規格外。今まで見てきたどのルチャドールより、ルチャ・リブレの枠をはみ出たすごい選手でした」--そのドラゴン・リーに勝ったことで、ダイブ優勝が近づいてきたと思うんですけど、そのあたりは?
KUSHIDA「ンー……まだ近づいたのか、ダメージで遠のいたのかは定かじゃないですけども、例年ね、公式戦最後の一つっていうのは、もうヘロヘロのボロボロの中で、その中でしか出せない技とか、力とかありますんで、その“火事場のクソ力”に自分自身、期待して。最後(の相手)、ヒロムさんなんで」--自信の方は?
KUSHIDA「自信は……あります(※キッパリと)。2連覇の自信もあります。いろんな引き出しの中に、荷物入れてきましたんで。あとはもう、最後、体が動かない中、インスピレーションが……。『BEST OF THE SUPER Jr. 25』、最後まで堪能させていただきます」--とりあえず、高橋ヒロム選手に勝てば、文句なしで決勝進出です。
KUSHIDA「オー、そこまで来ましたか……。なんかでも、ドラゴン・リー戦の前も“負けたら……”とか、そういうこと度外視して公式戦闘ってきますので……そうですね、あと一つ、(力を)振り絞って、そしてもう一つ、優勝決定戦の空気を、何度も言いますけど、あの空気をもう1回、味わいたいです」--今回の『BEST OF THE SUPER Jr.』、全戦ジュニアがメインという以上に、ジュニアだけでシリーズを回っているという感じですが、その点の印象は?
KUSHIDA「もう十二分にありますね。まあ、ここだけの話、高橋ヒロムだったり、ウィル・オスプレイだったり、あとSHO……Bブロックの選手みんなメインイベントを張るカードがジュニアの中に出てきて、僕がセミで自由に暴れまわる試合っていうのも、それはそれで、そのおかげでっていうか、試合順もいろいろ考慮しながら自分を当てはめて、存分にすべての公式戦をエンジョイしてきましたんで、もうすでに全部の公式戦は宝物ですね。あともう一つ、高橋ヒロム戦、公式戦で宝物を一つ増やします」【リーの話】「(※インタビュースペースに入ってからも、しばらく無言でカメラに背中を向けたまま。振り返って)KUSHIDA、今日はドラゴン・リーのすべてをぶつけた。お前がニュージャパンのスペルエストレージャ(スーパ―スター)であることを純粋に感じた。CMLL、そしてROHを含めても、最高のルチャドール(プロレスラー)だ。KUSHIDA、今日はお前に勝利の女神がほほ笑んだ。だから、今日のところはコングラッチュレーション(おめでとう)と言っておくよ、アミーゴ」
「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロックも最終公式戦目前で混戦となり、2連覇を狙うKUSHIDA、リー、スカル、ヒロムをトップグループに田口、セイビン。SHO、デスペラードが追いかける
3敗同士のセイビンvsデスペラードは、先入場のデスペラードが後入場のセイビンを襲撃して試合開始となり、場外戦でセイビンを痛めつけた後で、ニュートラルコーナーにセットしたイスにセイビンを直撃させ、ロープを使ったチョーク攻撃で先手を奪ったかに見えたが、セイビンは雪崩式ブレーンバスターで反撃すると、トラースキック、トルネードDDTで一気に流れを変え、デスペラードが場外に逃れても、プランチャで追撃、更にデスペラードをイスに座らせてエプロンからトペコンヒーロでダメ押しする。
リングに戻ったセイビンは雪崩式フランケンシュタイナー、後頭部へのミサイルキックと畳みかけるが、突進を狙ったところでデスペラードがレフェリーを盾にすると、気を取られたセイビンに横からスピアーを炸裂させ、ギターラ・デ・ムエルタからピンチェロコで勝負を狙う、
しかしセイビンが堪えると、デスペラードはセイビンとレフェリーを交錯させ、イスを持ち出すが、セイビンがラリアットを浴びせ、最後はグレイドルショックで3カウントとなり、デスペラードは4敗目で脱落となってしまう。田口vsスカルは、スカルの怪鳥ポーズに対し、田口はニワトリポーズで対抗するが。ハンマーロック狙いをスカルがスピンして切り返し、田口も真似を狙うが失敗、スカルの股下くぐりからのスクールボーイ狙いを田口は真似しようとするがまた失敗に終わり、諦めた田口はスカルに健闘を称えてグータッチ狙いも、スカルは指折りで返答を狙うと、田口は慌てて逃れる。
田口はリバースフルネルソンで捕らえると、スカルは掟破りのヒップアタックを放ち、逆にリバースフルネルソンで捕獲も、田口のヒップアタック狙いは失敗して卍固めで捕獲されてしまう。
スカルは回転エビ固めをねらうが、田口が雷電ドロップを落とすと、スカルはかわして自爆し、スカルが逆に雷電ドロップを投下、それでも田口はジャンピングヒップアタックで活路を見出し、場外に逃れたスカルにプランチャも自爆してしまうと、スカルはエプロンから低空トラースキックを放つ。
リングに戻ったスカルはサーフボードストレッチ、バッククラッカーと攻め込むと、田口はジャンピングヒップアタックで反撃して、ランニングヒップアタックでスカルを場外へ追いやってから、三角飛びプランチャ、リングに戻ってスワンダイブヒップアタック、再び場外へ逃れたスカルにノータッチトペコンと一気に流れを変える。
スカルの低空トラースキックも、田口はジャンピングヒップアタックで応戦するが、延髄斬りはかわされると、両膝砕きから雪崩式ブレーンバスター、場外に落ちた田口に低空トラースキックも、キャッチした田口はアンクルホールドで捕獲、しかしスカルは脚力で弾き飛ばすと、田口は鉄柱に直撃してしまう。
スカルはスイングDDTから指折りを決めるも、勝利を確信してアピールしたところで田口が延髄斬りを放ち、ギタってからケツイェで勝負を狙うが、キャッチしたスカルはチキンウイングアームロックで捕獲、しかし後方回転した田口はラ・マヒストラルで切り返し、スカルも切り返してリバースネックブリーカーで叩きつける。
スカルは傘を持ち出すと、田口が奪ってレフェリーに渡し、股間を押さえて反則を訴える、フロリダマジックを狙い、レフェリーとスカルが揉めている隙を突いて田口が丸め込み、タイガースープレックスを決め、どどんで勝負を狙うが、スカルは後ろ向きに走るとレフェリーと交錯してしまう。
田口はオーマイ&ガーアンクルで捕獲し、スカルはギブアップも、レフェリーは倒れたままで未遂となってしまい、スカルはチキンウイングフェースロックを狙うが、逃れた田口はオーマイ&ガーアンクルで捕獲、ところがあらかじめシューズの紐を緩めていたスカルのリングシューズが脱げてしまうと、驚く田口の隙を突いてスカルが首固めで3カウントを奪い、策に溺れて敗れた田口は脱落となってしまう。2敗のヒロムvs3敗のSHOは、ヒロムをエプロンに追いやったSHOが低空ドロップキックで場外へ落とすと、エプロンダッシュのローキックをヒロムの腕に浴びせ、ショルダーアームブリーカーなどで左腕を攻める。
SHOが再度ヒロムを場外へ追いやり、エプロンダッシュのローキックを狙うが、かわしたヒロムがリング下から断崖式パワーボムを敢行してSHOに大ダメージを与え、リングに戻ってからSHOをセカンドロープに直撃させてから、ロープを蹴り上げ、低空ドロップキック、串刺しラリアットと畳みかけた後で、ぶら下がり式首四の字で捕獲、場外に落ちたSHOにエプロンからミサイルキックを発射する。
リングに戻るとヒロムはブレーンバスターを狙うが、SHOが切り返して前方へ投げると、ヒロムの腕を持ったままローキック、トラースキックを浴びせ、バッククラッカーから腕十字で捕獲、そしてロープへ振ろうとするが、ヒロムはジャンピングパワーボムを決め、起き上がったSHOも串刺しラリアットで応戦すれば、ヒロムも追走して串刺しラリアットで返し、ジャーマン合戦を繰り広げるも、SHOが連続ジャーマンで競り勝つ。
両者はラリアット合戦となるが、これもSHOが競り勝ち。ジャーマンからショックアローを狙うが、逃れたヒロムはスーパーキックからダイナマイトブランジャー、起き上がったSHOもジャンピングニーで応戦も、ヒロムはコーナーめがけてフロントスープレックスで投げる。
ヒロムはTIME BOMBで勝負を狙うが、SHOは腕十字で捕獲し、ミドルキックを乱打も、ヒロムはスーパーキックの連打からDで捕獲、だがSHOは持ち上げて餅つきパワーボムから変形バッククラッカーを決める。
ヒロムはジャックナイフ式エビ固めを仕掛け、SHOがキックアウトしたところでDで捕獲。SHOは叩きつけて逃れようとするが、無念のギブアップとなり、ヒロムが4勝目をマーク、SHOは4敗目で脱落となる。
メインのKUSHIDAvsリーは、リーがティヘラでKUSHIDAを場外へ追いやると、トペフェイントで牽制するが、間が空いた隙を逃さなかったKUSHIDAが飛びつき腕十字で捕獲、ロープを使った変形コブラツイストやキーロックと腕攻めで先手を奪うも、アームホイップで反撃したリーは場外へ逃れたKUSHIDAにノータッチトペコンを発射、リングに戻ったリーはドロップキック、エルボー、串刺し低空ドロップキックとリードを奪う。
リーは変形牛殺しからローキックを狙うが、かわしたKUSHIDAがスクールボーイで丸め込み、リーもリバースダブルアームバーで切り返すが、KUSHIDAはハンドスプリング式ニールキックでリーを場外へ追いやり、コーナーからトペコンを炸裂させる。
リングに戻ったリーにKUSHIDAはミサイルキックを放つと、ムーンサルトプレスを狙うが、リーは剣山で迎撃し、KUSHIDAの延髄斬りに対して、リーもジャンピングニーで応戦、両者は場外へ転落した後でエルボー合戦を場外カウントギリギリまで繰り広げる。
KUSHIDAはウルトラウラカンラナから腕へのエレファントキックを決めると、ホバーボードロックを狙うが、逃れたリーはトラースキック、ヒロムもマサヒロ・タナカを狙うが、かわしたリーはスリーパーで捕獲、だがKUSHIDAはホバーボードロックで切り返し、リーは慌ててロープに逃れる。
KUSHIDAはリーの腕にドロップキックも、リーはロープの反動を利用してのジャーマンで応戦、脇固めからパロスペシャルで捕獲すると、ロープに逃れたKUSHIDAにハーフネルソンスープレックスで投げてからジャンピングニー、KUSHIDAもマサヒロ・タナカを狙うが、リーが打ち返してクロスカウンターとなり、リーがPKからKUSHIDAをコーナーに宙吊りにしてパラダス・エネル・ペチョを投下する。
勝負に出たリーはデスヌカドーラを狙うが、KUSHIDAはDDTで切り返しバックトゥザフューチャー狙いは、首固めで切り返したリーがジャンピングニーからリバースフランケン、そして再度デスヌカドーラを狙う。ところがKUSHIDAはバックトゥザフューチャーで切り返して3カウントとなり4勝目を獲得、試合後はリーと健闘を称え、2連覇をファンに約束して1本締めで締めくくった。BブロックはKUSHIDA、ヒロム、スカルがトップグループ、セイビンとリーが追いかける展開となってラストスパートを迎えることになったが、実質上トップグループの3人に絞られた。しかしスカルはSHOに勝ったとしてもKUSHIDAとヒロムとの直接対決に敗れていることもあって、KUSHIDAとヒロムが引き分けにならない限りは優勝決定戦進出は厳しい。そうなるとヒロムとKUSHIDAのどちらに絞られる。
明日の後楽園で最終公式戦が行われるが、誰が優勝決定戦に駒を進めるのか?【高崎大会終了】本日も沢山のお客様にお越しいただき誠にありがとうございました。明日6月3日(日)は、後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/PHEEXbbeuf #njbosj #njpw pic.twitter.com/UITCBa9fay
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2018年6月2日Buen encuentro amigo felicidades @KUSHIDA_0904
— Dragon Lee ドラゴンリー (@dragon_leecmll) 2018年6月2日 -
5月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行候補決定
おまたせしました!5月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞候補が決定しました!MVP候補<選択項目数3>
オカダ・カズチカ(新日本プロレス/CHAOS 棚橋を降しIWGPヘビー級王座防衛最多記録更新を達成)
ウィル・オスプレイ(新日本プロレス/CHAOS KUSHIDAを降しIWGPジュニアヘビー級王座を防衛)
宮原健斗(全日本プロレス/NEXTREAM 丸藤を降し三冠ヘビー級王座を奪取)
青木篤志(全日本プロレス/Evolution 丸山を降し世界ジュニアヘビー級王座を防衛)
秋山準(全日本プロレス めんそーれ親父、飛田を降しGAORA TV王座連続防衛)
杉浦貴(NOAH 丸藤を降しGHCヘビー級王座を防衛)
原田大輔(NOAH/RATEL'S Hi69を降しGHCジュニアヘビー級王座を防衛)
ドラゴン・キッド(DRAGON GATE/OVER GENERATION マリアを降しオープン・ザ・ブレイブ王座を防衛)
入江茂弘(DDT 石井を降しKO-D無差別級王座を防衛)
石井慧介(DDT 翔太を降しインディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級王座を防衛)
山下美優(辰巳を降しTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス王座を防衛)
竹田誠志(アブ小を降しBJWデスマッチヘビー級王座を防衛、ジャックを降しKING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIPを奪取)
鈴木秀樹(関本と引き分け BJW世界ストロングヘビー級王座を防衛)
星ハム子(アイスリボン 松本を降しICE∞王座を奪取)
山下りな(OSAKA女子プロレス 浜田を降しCatch the WAVEを優勝)
渡辺桃(スターダム/クイーンズクエスト イオを降しワンダー・オブ・スターダム王座を奪取)
小林香萌(本間を降しCMLL-J@stインターナショナルジュニア王座を防衛)
中森華子(PURE-J KAZUKIを降しPURE-J認定無差別級王座を防衛)
滝澤大志(K-DOJO/Ros ダイナソーを降しCHAMPION OF STRONGEST-K王座を防衛)
政宗(最上を降しUWA世界ミドル級王座防衛)
"brotere"YASSHI(タブプロレス 進を降しUWA世界ジュニアヘビー級王座を奪取)
谷嵜なおき(タブプロレス イサミを降しユニオンMAX王座を奪取、塚本を降し王座防衛)
セス・ロリンズ(WWE RAW ミズを降しインターコンチネンタル王座を防衛)
ジェフ・ハーディ(WWE SMACKDOWN オートンを降しUS王座を防衛)
ナイア・ジャックス(WWE RAW アレクサを降しRAW 女子王座を防衛)
カーメラ(WWE SMACKDOWN シャーロットを降しSD女子選手権を防衛)タッグMVP候補<選択項目数3>
マット・ジャクソン ニック・ジャクソン マーティ・スカル(BULLET CLUB ファレ&タマ&ロアを降しNEVER無差別級6人タッグ王座を奪取)
中嶋勝彦 マサ北宮(NOAH/ジ・アグレッション 潮崎&清宮を降しGHCタッグ王座を奪還)
Hi69 田中稔(原田&タダスケを破り GHCジュニアタッグ王座を防衛)
ビッグR清水 Ben-K(DRAGON GATE/ビッグBen T-Hawk&Eitaを降しオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座を奪取)
Kzy 堀口元気 横須賀ススム(DRAGON GATE/NATURAL VIBES 土井&吉野&ジェイソンを降しオープン・ザ・トライアングル王座を奪取)
宮本裕向 木高イサミ(ヤンキー二丁拳銃 伊東&関根を降しBJW認定タッグ王座を防衛)
関本大介 橋本大地 神谷英慶(大日本プロレス 浜&中之上&宇藤を降し横浜ショッピングストリート6人タッグ王座を奪取)
芦野祥太郎 羆嵐(WRESTLE-1/ENFANTS TERIRIBLES 征矢&AKIRAを降しWRESTLE-1タッグチャンピオンシップを奪取)
NOSAWA論外 MAZADA FUJITA(東京愚連隊 アンディ&アレハンドロ&パンデーラを降しUWA世界6人タッグ王座を防衛)
世羅りさ 雪妃真矢(アイスリボン テキーラ&松屋、尾崎&安納、ユニ&コンを降しインターナショナルリボンタッグ王座を連続防衛)
宮崎有妃 野崎渚(WAVE 彩羽&門倉を降しWAVEタッグ王座を奪取、日本橋&藤ヶ崎を連続防衛)
ジャングル叫女 刀羅ナツコ 米山香織(JAN 大江戸隊を降し アーティスト・オブ・スターダム王座を奪取)
世志琥 山下りな(ベストフレンズを降しSEAdLINNNG ULTRA777 TAG TOUNAMENTを優勝)
コマンド・ボリショイ Leon(PURE-J 勝&藤ヶ崎組を破りデイリースポーツ認定女子タッグ王座を防衛)
ビオレント・ジャック 正岡大介(マンモス&杉浦組を破りKING of FREEDOM WORLD TAG CHAMPIONSHIPを奪取)月間ベストバウト候補<選択項目数8>
ケニー・オメガvsハングマン・ペイジ(新日本プロレス 5月3日 福岡国際センター)
Codyvs飯伏幸太(新日本プロレス 5月3日 福岡国際センター)
マット・ジャクソン ニック・ジャクソン マーティ・スカルvsバットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア(新日本プロレス 5月3日 福岡国際センター)
オカダ・カズチカvs棚橋弘至(新日本プロレス 5月4日 福岡国際センター)
ウィル・オスプレイvsKUSHIDA(新日本プロレス 5月4日 福岡国際センター)
永田裕志vs吉田綾斗(新日本プロレス 5月15日 新宿FACE)
関本大介vs海野翔太(新日本プロレス 5月15日 新宿FACE)
石森太二vsウィル・オスプレイ(新日本プロレス 5月18日 後楽園ホール)
YOHvsBUSHI(新日本プロレス 5月18日 後楽園ホール)
ACHvsフリップ・ゴードン(新日本プロレス 5月18日 後楽園ホール)
高橋ヒロムvsマーティ・スカル(新日本プロレス 5月19日 後楽園ホール)
クリス・セイビンvsKUSHIDA(新日本プロレス 5月19日 後楽園ホール)
エル・デスペラードvs田口隆祐(新日本プロレス 5月19日 後楽園ホール)
ドラゴン・リーvsSHO(新日本プロレス 5月19日 後楽園ホール)
KUSHIDAvsマーティ・スカル(新日本プロレス 5月22日 後楽園ホール)
エル・デスペラードvs高橋ヒロム(新日本プロレス 5月22日 後楽園ホール)
ドラゴン・リーvs高橋ヒロム(新日本プロレス 5月25日 大阪市中央体育館サブアリーナ)
BUSHIvsウィル・オスプレイ(新日本プロレス 5月26日 名古屋国際会議場)
金丸義信vs石森太二(新日本プロレス 5月26日 名古屋国際会議場)
KUSHIDAvsSHO(新日本プロレス 5月27日 名古屋国際会議場)
高橋ヒロムvs田口隆祐(新日本プロレス 5月27日 名古屋国際会議場)
KUSHIDAvsエル・デスペラード(新日本プロレス 5月30日 福島・ビッグバレットふくしま)
青木篤志vs丸山敦(全日本プロレス 5月12日 沖縄・ナムラホール)
秋山準vsめんそーれ親父(全日本プロレス 5月13日 沖縄・ナムラホール)
秋山準vsサバイバル飛田(全日本プロレス 5月19日 岩手・サンレッグ北上)
宮原健斗vs丸藤正道(全日本プロレス 5月24日 後楽園ホール)
Hi69vs原田大輔(NOAH 5月4日 後楽園ホール)
原田大輔vsHi69(NOAH 5月13日 博多スターレーン)
杉浦貴vs丸藤正道(NOAH 5月29日 後楽園ホール)
中嶋勝彦 マサ北宮vs潮崎豪 清宮海斗(NOAH 5月29日 後楽園ホール)
Hi69 田中稔vs原田大輔 タダスケ(NOAH 5月29日 後楽園ホール)
拳王vs小峠篤司(NOAH 5月29日 後楽園ホール)
カベジェラ・コントラ・カベジェラ 金網サバイバル7WAYマッチ(DRAGON GATE 5月6日 愛知県体育館)
Kzy 堀口元気 横須賀ススムvs土井成樹 吉野正人 ジェイソン・リー(DRAGON GATE 5月6日 愛知県体育館)
ビッグR清水 Ben-KvsT-Hawk Eita(DRAGON GATE 5月6日 愛知県体育館)
ドラゴン・キッドvsヨースケ・サンタマリア(DRAGON GATE 5月6日 愛知県体育館)
土井成樹vsEita(DRAGON GATE 5月8日 後楽園ホール)
鷹木信悟vs吉野正人(DRAGON GATE 5月8日 後楽園ホール)
YAMATOvsKzy(DRAGON GATE 5月8日 後楽園ホール)
吉田隆司vsB×Bハルク(DRAGON GATE 5月14日 神戸サンボーホール)
KzyvsBen-K(DRAGON GATE 5月19日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)
横須賀ススムvs鷹木信悟(DRAGON GATE 5月27日 北海道・ススキノマルスジム)
土井成樹vsヨースケ・サンタマリア(DRAGON GATE 5月29日 宮城・仙台卸商センター産業見本館サンフェスタ)
YAMATOvsBen-K(DRAGON GATE 5月29日 宮城・仙台卸商センター産業見本館サンフェスタ)
樋口和貞 関本大介vs梅田公太 MAO(DDT 5月1日 新木場1stRING)
伊東竜二vs梅田公太(DDT 5月8日 新木場1stRING)
HARASHIMAvsKUDO(DDT 5月13日 博多スターレーン)
入江茂弘vs石井慧介(DDT 5月20日 後楽園ホール)
竹下幸之介vs勝俣瞬馬(DDT 5月20日 後楽園ホール)
樋口和貞 関本大介vsマイク・ベイリー MAO(DDT 5月22日 新木場1stRING)
入江茂弘vsマグニチュード岸和田(DDT 5月28日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)
竹下幸之介vsアントーニオ本多(DDT 5月28日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)
谷嵜なおきvs木高イサミ(BASARA 5月3日 後楽園ホール)
谷嵜なおきvs塚本拓海(BASARA 5月20日 大阪・大淀コミュニティセンター)
山下実優vs辰巳リカ(東京女子プロレス 5月3日 後楽園ホール)
才木玲佳 小橋マリカvs沙希様 アズサ・クリスティ(東京女子プロレス 5月3日 後楽園ホール)
葛西純vsハイパーミサヲ(東京女子プロレス 5月3日 後楽園ホール)
里歩vs伊藤麻希(東京女子プロレス 5月3日 後楽園ホール)
才木玲佳 小橋マリカvs伊藤麻希 瑞希(東京女子プロレス 5月19日 北沢タウンホール)
今成夢人vs勝村周一朗(ガンバレ☆プロレス 5月19日 北沢タウンホール)
石井慧介vs翔太(ガンバレ☆プロレス 5月19日 北沢タウンホール)
竹田誠志vsアブドーラ・小林(大日本プロレス 5月5日 横浜文化体育館)
鈴木秀樹vs関本大介(大日本プロレス 5月5日 横浜文化体育館)
宮本裕向 木高イサミvs伊東竜二 関根龍一(大日本プロレス 5月5日 横浜文化体育館)
芦野祥太郎 羆嵐vs征矢学 AKIRA(WRESTLE-1 5月6日 後楽園ホール)
黒潮"イケメン"二郎vs立花誠吾(WRESTLE-1 5月6日 後楽園ホール)
世羅りさ 雪妃真矢vsテキーラ沙弥 松屋うの(アイスリボン 5月3日 横浜ラジアントホール)
星ハム子vs松本都(アイスリボン 5月13日 両国KFCホール)
世羅りさ 雪妃真矢vs尾崎妹加 安納サオリ(アイスリボン 5月13日 両国KFCホール)
山下りなvs浜田文子(WAVE 5月4日 後楽園ホール)
山下りな 小林香萌 夏すみれvs飯田美花 桜花由美 長浜浩江(WAVE 5月4日 後楽園ホール)
紫雷イオvs花月(スターダム 5月5日 新木場1stRING)
渡辺桃vs紫雷イオ(スターダム 5月23日 後楽園ホール)
ジャングル叫女 刀羅ナツコ 米山香織vs花月 木村花 葉月(スターダム 5月27日 大阪・コミュニティプラザ平野)
井上京子vsSareee(ディアナ 5月5日 後楽園ホール)
世志琥 山下りなvs中島亜里紗 藤本つかさ(SEAdLINNNG 5月16日 後楽園ホール)
小林香萌vs本間多恵(CMLL-J@st 5月17日 新木場1stRING)
中森華子vsKAZUKI(PURE-J 5月4日 板橋区立グリーンホール)
コマンド・ボリショイ Leonvs勝愛実 藤ヶ崎矢子(PURE-J 5月5日 板橋区立グリーンホール)
滝澤大志vsダイナソー拓真(K-DOJO 5月27日 新木場1stRING)
政宗vs最上九(K-DOJO 5月27日 新木場1stRING)
竹田誠志vsビオレント・ジャック(FREEDOMS 5月2日 後楽園ホール)
マンモス佐々木 杉浦透vs佐々木貴 グルグンマスク(FREEDOMS 5月2日 後楽園ホール)
"brotere"YASSHIvs進祐哉(FREEDOMS 5月2日 後楽園ホール)
ビオレント・ジャック 正岡大介vsマンモス佐々木 杉浦透(FREEDOMS 5月24日 新木場1stRING)
ロマン・レインズvsサモア・ジョー(WWE 5月6日 ニュージャージー州ニューアーク)
セス・ロリンズvsザ・ミズ(WWE 5月6日 ニュージャージー州ニューアーク)ベストシリーズ&興行<選択項目数5>
新日本プロレス「レスリングどんたく2018」5月3日、4日 福岡国際センター
新日本プロレス「LION'S GATE PROJECT 12」5月15日 新宿FACE
全日本プロレス「2018 SUPER POWER SEREIS」5月12、13日 沖縄・ナムラホール
全日本プロレス「2018 SUPER POWER SEREIS」5月24日 後楽園ホール
NOAH「Navig. with Breeze 2018」5月29日 後楽園ホール
超花火「黒木まつり2018」5月6日 埼玉・青伸産業運輸特設リング
DRAGON GATE「DEAD or ALIVE 2018」5月6日 愛知県体育館
DDT「Audience 2018」5月20日 後楽園ホール
DDT「路上プロレスinとしまえん」5月25日 東京・としまえん
DDT「ドラマティック・ドリームズ!Vol.5~あめが下知る 五月かな~」5月27日 エディオンアリーナ大阪第二競技場
DDT「DDT LIVE!マジ卍」5月1、8、22、29日 新木場1stRING
BASARA「伐折羅・陸拾漆~一念天に通ず~」5月3日 後楽園ホール
BASARA「伐折羅・陸拾捌~大阪の陣・皐月~」5月20日 大阪・大淀コミュニティセンター
東京女子プロレス「YES! WONDERLAND 2018~自分をブチ破れ!~」5月3日 後楽園ホール
ガンバレ☆プロレス「I HAVE NEVER SEEN 2018」5月19日 北沢タウンホール
大日本プロレス「~Endless Survivor~2018」5月5日 横浜文化体育館
大日本プロレス「ダイニチとクローバー」5月22~25日 東京・上野恩賜公園野外ステージ
WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2018 TRIUMPH」5月6日 後楽園ホール
WAVE「Catch the WAVE 2018~波女決勝戦~飯田美花引退「ごちそうさまでした!」5月4日 後楽園ホール
アイスリボン 5月13日 両国KFCホール
スターダム「~STARDOM Golden Week Stars2018~」5月3日~6日 新木場1stRING
スターダム「STARDOM GOLD STAR 2018」5月23日 後楽園ホール
スターダム「STARDOM GOLD STAR 2018(昼夜興行)」5月27日 大阪・コミュニティプラザ平野
ディアナ「7周年記念大会」5月5日 後楽園ホール
SEAdLINNNG 「STAY TUNE」5月16日 後楽園ホール
CMLL-J@st 5月17日 新木場1stRING
みちのくプロレス「ゴールデンウイークシリーズ2018」4月30日 岩手・盛岡市イオンモール盛岡南1階センターコート特設~5月6日 宮城・仙台市泉区・仙台ヒルズホテルみちのくホール
K-DOJO「GWSP7『KAIENTAI DOJOちばまつり』4月28日~5月6日 千葉・Blue Field
K-DOJO「GRAND SLAM in 新木場」5月27日 新木場1stRING
FREEDOMS「We love FREEDOMS! We are FREEDOMS! 2018」5月2日 後楽園ホール
小田原プロレス祭「荒武者の陣」5月27日 神奈川・小田原アリーナ
WWE「バックラッシュ」5月6日 ニュージャージー州ニューアーク以上に決定しました
今月からまた投票結果に関しては発表まで非公開とさせていただきます。
投票受付開始は6月4日の午前0時から、締め切りは11日の午前0時までですTVやCS、ニコ生を見た方でも構いません!投票をお待ちしています
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決勝戦はYAMATOvs吉野正人に!誰が望月成晃の前に立ちはだかり、DRAGON GATEを牽引するのか?
6月1日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2018」後楽園ホール 1750人 満員<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
Ben-K ワタナベヒョウ ○吉岡勇紀(7分38秒 変形雁之助クラッチ)堀口元気 “brother"YASSHI ×しゃちほこBOY◇第2試合◇
▼20分1本
望月成晃 ○シュン・スカイウォーカー(8分20秒 エビ固め)B×Bハルク ×U-T
※アシュラ◇第3試合◇
▼30分1本
○Kagetora ヨースケ・サンタマリア(10分10秒 エビ固め)×ビッグR清水 ジェイソン・リー
※車懸・改◇第4試合◇
▼30分1本
ドン・フジイ ○斎藤了 K-ness.(12分52秒 プレミアムブリッジ)Kzy ×横須賀ススム パンチ富永(試合終了後)
斎了「新人が、大金星あげたぞー! 勝った勢いで、一つ、しゃべらせていただいてよろしいでしょうか? ススム先輩、堀口先輩、サワダ先輩、3人が今現在持ってる三角扉の腰巻…すいません、トライアングルゲートに挑戦させてください! ボクら3人で、今日はボクはススム先輩に勝ちました。そしてもう一つ、今、おこなわれているキング・オブ・ゲート、ボクは参加してトライアングルの挑戦にふさわしい実績を残しました。(何か言うフジイに)大丈夫です。大丈夫です」Kzy「すいません、すいません」
斎了「はい、なんでしょう?」
Kzy「三角扉の腰巻? そっちの方が大変だ、言うの」
斎了「すいません、トライアングルゲートです。トライアングルゲートです!」
Kzy「そうでしょ?」
斎了「はい」
Kzy「たしかに今日スーさんから取ったさ」
斎了「はい」
Kzy「それはいいけど」
斎了「はい」
Kzy「キング・オブ・ゲート、なんだって?」
斎了「キング・オブ・ゲートでも、しっかり実績残しました!」
Kzy「あんた、ゼロですよね?」
斎了「はい!」
Kzy「点数、ゼロ点ですよね?」
斎了「たしかにボクはゼロかもしれませんが、ここにいるK‐ness.さんと…」
Kzy「いや、出てない! 出てないよ! 2人は。出てないよ!」
斎了「すいません。でも、挑戦する資格は十分にあると思います!」
Kzy「大丈夫ですか? ブログであの方、腰が、とか言ってたけど大丈夫?」
斎了「大丈夫です」
Kzy「あんたもだ! あんたも足!」
斎了「そこまで言って、サワダ先輩は…」
Kzy「サワダやめろ!」
斎了「サワダ先輩は、受けないって言うんでしょうか?」
Kzy「なんも言ってないでしょ!」
斎了「ベルトっていうのは!」
Kzy「すいません」
斎了「(無視して)挑戦を受けてナンボだと思います!」
Kzy「全然聞かねえ!」
斎了「家に置いてても何にもならないでしょう!」
Kzy「ゼロ点! ゼロ点!」
斎了「挑戦を何回も受けて…(なんやかんや言い続ける)」
Kzy「ダメだ!」
斎了「挑戦する実績はボクたち、十分あると思います」
Kzy「対応できねえわ、これ。全部しゃべるじゃん、自分で。オレなんも言ってないよ、今」
斎了「いかがでしょうか? ボクら3人の挑戦、いかがでしょうか? 受けるか受けないか、はっきり今、この場で、よろしくお願いします」
Kzy「たしかに…」
斎了「(さえぎって)八木本部長!」
Kzy「お~い!」
斎了「八木本部長! お3人はしっかりとあの口で受けると言ってくださいました! トライアングルゲート、決定してください!」
八木本部長「言った? まあ、受けるっていうんであれば、それじゃあ…」
Kzy「オレ言った!? 言った!?」
八木本部長「次回、7月5日の後楽園ホールでトライアングルゲートタイトルマッチ決定します」
Kzy「まんまとやられたな、クソ。いいよ上等だ! やってやるよ、オレたちナチュラルヴァイブスは拒否はしないよ。誰の挑戦でも受けてやる。今は新人、ガッチリぶつかりに来いよ。2人もコンディション整えて来いよ! オレたちは絶対にベルト守ってやるからな。サワダって言うのはやめろよ」
斎了「サワダ先輩、サワダ先輩、お二人はもう十分にコンディションなら整ってます。もうこれ以上はありません。これが最高の状態です。これで必ず、ボクたち、いやボクは、今日以上の大金星をこの後楽園ホールでサワダ先輩からあげたいと思います! 皆さん応援よろしくお願いします!」
(フジイと堀口が握手し、直後にフジイのキックを堀口がキャッチしドラゴンスクリューを決めた)
【バックステージでの斎了、フジイ】
斎了「さっそくですね」フジイ「もう始まってるか…ひねった」
斎了「見て下さい。こんな状態でもフジイさんもK‐ness.もベストコンディションですよね。間違いないです。今日はボクがススム先輩から大金星を挙げました」
フジイ「右足一本くれてやるよ。ヒザくれてやるよ。誰かオレのヒザ、ほしいヤツいるか?」
斎了「次も大金星挙げてみせます!」
フジイ「くれてやるよ、こんなヒザ!」
【バックステージでのNATURAL VIBES】
堀口「気にするな」ススム「油断してた。まさかのところで新人・了がプレミアムブリッジ、出してくると思わなかったよ」
Kzy「あれは新人らしくないよ」
ススム「あれはルール違反」
堀口「新人に油断しただけだよ。これがタイトルマッチになったら別だからな。苦労して取ったトライアングルのベルト。次の後楽園、フジイの足もボロボロだから、ススムちゃんやっちゃって、足横須賀。で」
ススム「足横須賀。10連発だよ。ドン・フジイのヒザはもう破壊した。クネスはもうすでにボロボロだ。あとは新人・了。アイツしかいねえな」
堀口「アイツ狙っていこうぜ」
Kzy「やってやりますから。オレたちがこのベルトをしっかり守って、またヴァイブス上げていきますんで、後楽園、来月もよろしくどうぞ」
◇第5試合◇
▼30分1本
Gamma 問題龍 ○石田凱士(11分53秒 片エビ固め)鷹木信悟 Eita ×神田裕之
※側頭部へのローキック(試合終了後)
石田「オーバージェネレーションの石田凱士が勝ったぞ! おいアンチアス、特にオマエだEitaオラ! キッドさん欠場させたり、好き勝手言いやがって。そろそろな、オレらオーバージェネレーションだって黙ってないぞ! さんざんオレのことバカにしたけど、今日オマエらに勝ったのは、このオレやろ! オマエらな、特にオマエじゃオイ! 解散解散言うてるけどな、今日、バカにしてたオレに負けたんやぞオマエら。オマエらアンチアス、今ここで解散しろ!」Eita「解散するわけねえだろ、どう考えてもよ。おい石田、調子に乗るのもいい加減にしろよコノヤロー。今日偶然勝ってうれしいかコラ? 石田、解散解散さんざん言ってるけどよ、オマエらの方も解散した方がいいんじゃねえのか? オマエらもそう思うだろ!?(ブーイング)オマエら解散解散しつけえんだよ。そんな解散やりてえんだったらよ、オーバージェネレーション対アンチアスの解散マッチやってやろうじゃねえか! ノーはなしだぞ!」
鷹木「Eita~、来たな来たなオイ! 解散マッチ! 解散マッチと言えば、ユニットの総力戦だ。オマエらOGは…3人か。よし、だったら、オレたちはもちろん吉田呼んで4対3でやってやるぞ! 4対3で解散マッチだ! 素晴らしい!」
Gamma「おい鷹木、待て待て待て。卑怯者、待てコノヤロー。3対4ってなんだよ。まあ百歩譲って3対4…(問題龍を見て)実質2対4じゃねえか! 問ちゃんいるから2対4じゃねえか、実質よ。こんなの認められるわけねえだろバカヤロー」
鷹木「オマエが認めるとかなんにも関係ねえんだよ。4対3、4対3。答えは2つに1つだ。4対3を飲むか、あるいは、今ここで解散するかだ。どうすんだオラ!」
(ここでキッドのテーマ曲がかかり、キッドが登場)
キッド「おいアンチアス、相変わらず勝手なことばっかり言ってるなオマエら。オーバージェネレーションには、このオレ、ドラゴン・キッドもいるんだ。その解散マッチ、なんとしても出てやるからな」
Eita「そんなことよりキッド、キッド、オレはオマエに会いたかったよ!(と足を蹴りつけ)はははは! あーはは! おいキッド、オマエが欠場したせいでオレはキング・オブ・ゲート決勝トーナメントに上がれなかったんだぞ。それからな、最下位決定戦にも出ることになっちまったんだぞ! なんでかわかるか!? すべては~、キッド、オマエのせいだコラ! はは。キッド、オマエが入ったところでなんも変わんねえんだよ。オレがオマエをぶっ潰して…引退させてやるよ。(ヤジに)黙れおめえらうるせえな! 今オレがしゃべってんだぞ!(Gammaが帰れコールをあおる)オマエらが帰れー!(ヤジに)はあ?」
八木本部長「よーし、じゃあ話はまとまったみてえだな。そこまで言うんだったら、きっちり蹴りつけてもらおうじゃねえか。次回7月5日、後楽園ホールで、アンチアス対オーバージェネレーション、解散マッチ、決定します」
Eita「おい、決まったぞ! 解散マッチ決まっちゃったぞ。オマエら(ファン)の大嫌いなゴングキッズも来月で終わるんだぞ。オレらアンチアスに感謝しろよ。それからキッド、オマエだけは許さねえからな。その足、破壊してやるからな、覚悟しとけ」
石田「はよ帰れ! もう言うこと終わったんやったら。(アンチアスが引き揚げる)アイツらゴチャゴチャ言ってるけど、今日勝ったのはオレやぞ! アンチアスは必ずオレらオーバージェネレーションがぶっ潰します! オーバージェネレーションは、このオレ石田凱士が守ります。皆さん、石田凱士に期待しててください!」
【バックステージでのオーバージェネレーション】
Gamma「決まったでしょ、来月。解散でもなんでもやってやる。ドラゴンいける?」キッド「大丈夫でしょ。解散が懸かった試合。行かないわけにはいかないでしょ。オーバージェネレーションを守りましょう」
問題龍「アイツらに解散マッチを発言したことを後悔させてやる」
石田「アイツらオーバージェネレーションは敵じゃない言うてるけど、オレはオマエらアンチアス、とことん追い詰めるからな。オーバージェネレーション、そして石田凱士に期待してください」
【バックステージでのANTIAS】
鷹木「あんなの存在価値ねえじゃねえか。ドラゴンも足引きずってるじゃねえか。やる価値あるの? 悲惨なことになるぞ、来月。まあでもいいじゃねえか。オレも大キライだったんだよ、キッズゴング? ゴングキッズか。つまらねえよな」Eita「あれはイヤイヤやってるんだぞ。オレは知ってるんだよ。元オーバージェネレーションだぞ。オーバージェネレーションの悪いところはなんでも知ってるんだぞ。アイツらは子どもが大嫌いだ」
鷹木「なんならオレらがこれからゴングガールやるか。キンボシ探そうぜ。オレらが引き継いでもいいんだぜ」
Eita「オレはとことんドラゴン・キッドを潰すだけだ。それだけだ」
◇第6試合◇
▼「KING OF GATE 2018」 決勝トーナメント1回戦①/時間無制限1本
○吉野正人(16分40秒 スピードスター)×吉田隆司【吉野の話】「試合前の抽選の時に言っただろ。オレは今年のキング・オブ・ゲートに懸けてるって。それからオレがこのリングで18年やってきた覚悟と意地を見せるって言った。ここで止まるわけにはいかんのや。次は土井ちゃんか、YAMATOか、どっちが来ても、オレが弾き返してやるからな。その先にモッチーもいる。いつまでも望月成晃にいい思いさせるわけにいかんのや。オレが何としてもKOG制覇して、望月成晃もクリアしてやるからな。オレの首を潰せるもんなら潰してみろや」
【吉田の話】「クソッ! 開幕戦からぶっ飛ばしてきたキング・オブ・ゲート2018、手応えあったのによ、まさか準決勝で敗れるとは…。クソーッ。もうどうなってもええわ。ムチャクチャにしたるからな。オレを怒らせたらどうなるか、たっぷり味わうがいい」
◇第7試合◇
▼「KING OF GATE 2018」 決勝トーナメント1回戦②/時間無制限1本
○YAMATO(21分36秒 片エビ固め)×土井成樹
※ラグナロク(試合終了後)
YAMATO「後楽園よ、後楽園…、すいません、ちょっと待ってください。後楽園、後楽園! 勝ったのはオレだ! なんだ、吉野、オマエ見てたんか? なんだオマエそのツラはオマエ? ユニバにでも行ってきたのか? 吉野、見たか。5月29日の仙台でオレはそこにいるBen-Kを倒して決勝トーナメント進出を決めた。そして、今日は土井成樹を破り決勝へと駒を進めた。ネクスト! ユー。次は吉野、ここで会ったが百年目だ。おめえの番だ次は!」吉野「YAMATO、オマエはこの闘いが始まる前、オレがDRAGON GATEの中心やと言ったな? オマエのその覚悟は、いいやないか。でもオレもな、闘龍門から含め18年このリングで闘って来てるんや。オレの18年の意地と覚悟を、博多でオマエにぶつけたろやないか。オレのやってきた18年をなめんなよ。その先に望月成晃もいる。オレが望月成晃も倒して7月5日の後楽園は、ドリームゲートチャンピオンとして、オレがこのリングに帰ってくる! もう一回言ってやる。オレの18年の意地と覚悟、しっかり見とけや」
清水「すいません、ちょっといいっすか? あの~、土井さん、あの~、札幌のときに、自分試合に負けたときに、すごい説教されてましたけど、今日、後楽園ホールのメインで負けたじゃないですか? これどうなんですか? いやだって、説教されたんですよ、自分。それやのに負けてる、それどうなんですか?」
土井「ちょ、待ってくれよ。このタイミングでオマエしゃべるか? 札幌の説教がどうのこうの、今日のオレの負けと、オマエのリーグ戦の負けはわけがちゃうぞ。オレは一応、まあ決勝いかれへんかったけど準決勝どまりや。オマエに限っては最下位決定トーナメント出るんやろ? 何回も言うぞ。オマエとは違うねん。格が違うのや。一緒にすんな」
清水「土井さん、キング・オブ・ゲートは優勝しないと意味がないんですよ。2位も3位も一緒なんですよ。いや、最下位も一緒ですわ」
土井「ちょっと待てや」
清水「最下位も一緒ですわ」
土井「オマエどうしたんや?(苦笑)。後楽園のメイン後にしゃべることちゃうやろ!? 反抗期かオマエは? なんやねん? ふてくされてんのか? 揚げ足とりやがって。Ben-K、何か言ったってくれよ」
Ben-K「(清水に)今のは土井さんきついですよ。謝ってください」
清水「Ben-Kにそこまで言われたら、謝るよ。土井さん、ちょっと調子乗ってました。すいませんでした」
土井「なんでオレの言うこと聞かんでBen-Kの言うこと聞くねんオマエ! おかしいやろ! オレの立場ないやんけ! どういうことやねん! Ben-K言うたらあっさりすいませんでした、なんでやねん! オレはどこいってん? オレの存在は?」
清水「すいませんでした」
土井「わかったわかったわかった! 最下位決定、頑張ってくれよ」
清水「頑張ります。見といてください」
土井「見いひんよ。どうでもええわ。興味ないわ。皆さん、メイン後負けて言うのもなんですけど、すいませんでしたホンマに。清水君、続きは控室帰ってからやりましょう。ね。吉野君、KOG、あとはお願いします。帰りましょうか」
(マキシマムが退場。リングで倒れていたYAMATOが場外に転げ出ようとするが、KagetoraとU‐Tが止めてリングに押し戻す)
YAMATO「まあ、皆さん、ボクは土井成樹に勝ちました。ボクは、マジでボロボロなんですけど、アイツは悠長にマイクでしゃべってましたね。ボクはすごい、惨敗した気分です。今日、土井成樹に勝ち、そして決勝は同じマキシマムの吉野正人。オレはアイツに、皆さんもご存じでしょう、何度も何度も何度も苦渋をなめさせられてきた。ここで会ったが百年目だ。東京から決戦の地、博多は遠いでしょうけど、ぜひDRAGON GATEネットワークでご視聴ください。オレ、ホントはできるんだよ! マイクもできるんだよ、オレは! オマエら見くびんじゃねえぞコノヤロー! まあそういうことで、さっきね、吉野も言ってましたけど、思いは一つですよ。このDRAGON GATEの頂点、オレは必ず6月9日、キング・オブ・ゲートの覇者となり、そして6月10日、必ず望月成晃からドリームゲートのベルトを奪還します! このオレが、このDRAGON GATEの中心であるって、オレが示してやるよ! オマエらオレに黙ってついてくりゃいいんだよ。ま、そういうことで、皆さん来月も来てくれますか!? ドリームゲートチャンピオンのYAMATOが見たいかー! そうでもないかー! まあそういうことで、7月、またこの後楽園で会いましょう。今日はどうもありがとうございました!」
【土井の話】「悔しい。ここまで来て…悔しいですよ。あと2つだったのに。清水に言われたのは腹が立つけど、アイツの言う通り、優勝しなかったら、2位も3位も一緒。優勝できなかったら、ドリームゲートに挑戦できないし。そういう面では取り逃した。今回10年ぶりに優勝っていうのを目指して、自分なりにプラン掲げて開幕戦から飛ばしてきて予選リーグ戦は全勝。準決勝は甘くなかった。YAMATOが今日、オレより強かった。もう1回実績作り」
【YAMATOの話】「何度も言ったがオレはアイツに何度となく何度も何度も苦汁をなめさせられてきた。ここで会ったが百年目だ。後楽園、見ただろ。オレはマイクもしゃべれるんだ。オレが必ずキング・オブ・ゲート覇者となり、オレがドリームゲートチャンピオンに返り咲く。そして来月の後楽園ホールにはフラミータとバンディードも帰ってくる。オマエら楽しみにしとくんだな」
いよいよ決勝トーナメントを迎えた「KING OF GATE 2018」、AブロックからYAMATO、Bブロックから吉田、Cブロックから土井、Dブロックから吉野が進出して、大会前の組み合わせ抽選では吉田vs吉野、YAMATOvs土井に決定した。
吉田vs吉野は、吉野がカウンターでのドロップキックを吉田の左腕に当てると左腕攻めを狙うが、吉田は地獄突きからパイナップルボンバーで反撃し、場外戦で吉野の首筋に地獄突き、吉野の上にイス盛りを作ってからイスで一撃猛攻をかけ、リングサイドに連行してエプロンのイス盛りへ目かけてリフトアップスラムで吉野を叩きつけ、吉野はイス盛りへ首から突っ込んでしまう。
リングに戻ると吉田は吉野の顔面に噛みつき、ロープこすり、テーピングを使ってチョーク攻撃、吉野はダブルチョップも吉田は地獄突きで鎮圧して旋回式サイドバスターからフェースロックと攻め込むが、吉田の突進を吉野はいなして場外へ追いやると高速トペ発射、リングに戻ると吉野はスリングブレイドからスダンダイブクロスボディーを狙うが、吉田がキャッチしてブレーンバスターで投げ、串刺しバンピングボンバーの連打からセントーンを投下する。
吉田はファイヤーサンダー狙うが、吉野が背後に着地してアナザースペースを決め、滞空式ミサイルキックも、フロムジャングル狙いは吉田が堪えてパワーボムで叩きつけ、ダイビングエルボードロップを投下するが、吉野がかわして自爆してしまう。
これを逃さなかった吉野は腕吉野からトルベジーノ、そしてソル・ナシエンテで捕獲も、吉田は持ち上げてパワーボムで叩きつけ、突進する吉野をキャッチして再びパワーボムを狙うが、吉野が回転エビ固めで切り返し、再度突進も吉田は毒霧で迎撃してパイナップルボンバー、ファイヤーサンダーと畳みかける。
勝負に出た吉田はサイバーボムを狙うが、吉野がフランケンシュタイナーで切り返すと、吉田がパイナップルボンバーを連発し、もう1発を狙ったところで吉野がスピードスターで丸め込んで逆転3カウントを奪い、決勝に進出。吉田も持ち前のパワーを駆使して吉野を追い込んだが、吉野の引き出しの多さの前に敗れた。土井vsYAMATOは、YAMATOが序盤から垂直落下式ブレーンバスターからクロスフェースと首攻めを狙うが、土井はロープにYAMATOのノドを直撃させてからロープ越しのエルボードロップで反撃、YAMATOの首筋にエルボードロップ、ネックブリーカー、串刺し狙いはYAMATOがセカンドロープに乗って迎撃を狙うも、土井は足を払って落とすと、フットチョークからヘッドロックで絞めあげ、YAMATOは意識を失いかけるもロープへ逃れる。
しかし土井の攻勢は止まらず、ロープにYAMATOを磔にしてからエルボーアタック、ドロップキック、ダイビングエルボードロップで意識朦朧としているYAMATOはダウンも、土井はキック狙いはYAMATOはキャッチ、突進する土井にYAMATOはドロップキック、エクスプロイダーで反撃する。
YAMATOはバトンキックを狙うが、逃れた土井がドロップキック、YAMATOがヘッドロックも土井がバックドロップで、突進するYAMATOをスパインボム、顔面へのエルボーの連打、YAMATOも打ち返すが、土井が関節蹴りからピンプジュースも、バカタレスライディングキックはかわしたYAMATOがCBVで捕獲する。
土井が逃れてエルボー合戦も、YAMATOは土井のエルボーをブロックしてgo 2 Hospital IIを連発、ミサイルキックからギャラリア狙いは土井がリバースDDTで切り返し、串刺しエルボーから大暴走、雪崩式華厳でYAMATOを追い詰める。
土井が突進するが、キャッチしたYAMATOが旋回式ギャラリアを決め、ギャラリア狙いは逃れた土井が熨斗紙からDOI555、バカタレスライディングキックと畳みかけ、奥の手のマスキュラーボムを狙うが、回転エビ固めで切り返したYAMATOがアンクルホールドで捕獲しCBVへ移行、逃れた土井はV9クラッチ、掟破りの全知全能のフランケンシュタイナーを決めると、YAMATOも全知全能のフランケンシュタイナーで応戦するが、土井は回転エビ固めで切り返すと再びマスキュラーボムを狙う。
しかしYAMATOはかつてススムが使ったマスキュラーラナで切り返すと、ギャラリアからgo to Hospital I、ファイヤーマンズ式ギャラリアからラグナロクで3カウントを奪い、決勝に進出した。
内容的にも土井の試合で、かつてYAMATOとも名タッグを組んでいたこともあって、YAMATOの動きを読み切り、ペースをつかませなかったが、YAMATOもペースを掴めずもマスキュラーボムはしっかりマークして、土井が息が上がったところで一気にYAMATOが勝負に出て勝利に繋げた。試合後には試合を見ていた吉野がマイクでYAMATOを挑発、YAMATOも大ダメージを負いながら大会を締めくくった。マイクアピールでもあったとおり吉野は闘龍門世代としての意地、YAMATOはDRAGON GATE世代の意地、今回の優勝決定戦は2つの意地のぶつかり合いで、YAMATOとしてもDRAGON GATE世代の時代を築くためには、望月へのリベンジは必須。CIMAが上海に旅立ったことで2つの世代のどちらかがDRAGON GATEの中心に立つか、「KING OF GATE 2018」の最大のテーマかもしれない。
第4試合ではフジイ、斎了、クネスの混成軍vsNATURAL VIBESは、斎了がススムのジャンボの勝ち!を喰らいながらも、プレミアム・ブリッジを解禁させて3カウントを奪い勝利、試合後はフジイ、クネスとのタッグでトライアングル王座への挑戦を表明、7・5後楽園での選手権がっ決定した。キャリア19年の噂の新人キャラとなった斎了はDブロックでは最下位に終わって最下位決定戦に進出が決定も、失うものは何もないゼロからのスタートという意味では怖い存在になるかもしれない。
第5試合のANTIASvsオーバージェネレーションは、戦力不足のオーバージェネレーション相手にANTIASがリードを奪うも、鷹木のバンピングボンバーを喰らった石田に、神田がジョンウーを狙うと、鷹木に誤爆させてしまい。この隙を突いた石田が側頭部へのローキックで神田から3カウントを奪ってオーバージェネレーションが逆転勝利、試合後は石田がANTIASに解散を要求すると、Eitaが敗者ユニット解散マッチを要求、鷹木もドラゴン・キッドがいないことで4vs3での対戦を要求するが、キッドが現れ解散マッチに参戦をアピール、これで7・5後楽園での対戦が決まるも、Eitaは「自分が最下位決定戦にまわったのはキッドのせいだ!」として逆ギレしてキッドを襲撃するなど大荒れとなった。
Cブロックは負傷欠場となったキッドが最下位も、キッドは負傷での欠場だったため、Eitaが繰上げで最下位となって最下位決定戦に進出となっていた。しかしキッドを負傷させた張本人はEitaのはずで、これは自業自得としか言いようがないはずだが…6.1 後楽園ホール大会終了致しました‼️
本日も沢山のご来場誠にありがとうございました✨#DragonGate #ProWrestling pic.twitter.com/dEgEbgSBzr
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) 2018年6月1日過酷だった #kingofgate2018 も博多を残すのみ。
ここまで生き残れた事に感謝。
KING OF GATE ファイナルはVS吉野正人。
ここで会ったが100年目だ
と言う訳で、今夜は美味しい焼肉をチーンし。
明日は長野の伊那!#dragongate pic.twitter.com/FVihRto8tP
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2018年6月1日出直します! https://t.co/hMuR6YDV34
— Naruki Doi official (@NarukiDoi) 2018年6月1日後楽園大会終了。
来月の #後楽園 では、#オーバージェネレーション 解散を賭けた試合になりますが、僕以上に #石田凱士 が荒ぶっています! pic.twitter.com/hVjuIspeQx
— DRAGON KID (@Dragon_Kid_0202) 2018年6月1日怪我人と素人しか居ないOGには早期解散を求める。
ゴングキッズはアンチアスが引き継いで
ゴングガールでもやるかな〜笑
ムフフ#dragongate https://t.co/RsLG1wEslQ
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2018年6月1日#東京 #後楽園ホール 終了!#満員御礼^ ^#nowplaying「カーテンコール」#ハヤブサ#DragonGate #ProWrestling#KingOfGate2018 https://t.co/3UuaA2M1kx
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2018年6月1日 -
Aブロックは石森とオスプレイがトップでラストスパートも、YOHが逆転へ向けて風を吹かせた!
5月31日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」青森・八戸市東体育館 1426人<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
KUSHIDA ○海野翔太(8分48秒 逆エビ固め)ドラゴン・リー ×上村優也◇第2試合◇
▼20分1本
マーティ・スカル ○チェーズ・オーエンズ(10分29秒 片エビ固め)田口隆祐 ×岡倫之
※パッケージドライバー◇第3試合◇
▼20分1本
○鈴木みのる エル・デスペラード(9分13秒 体固め)クリス・セイビン ×トーア・ヘナーレ
※ゴッチ式パイルドライバー◇第4試合◇
▼20分1本
○内藤哲也 高橋ヒロム(7分54秒 エビ固め)YOSHI-HASHI ×SHO
※デスティーノ◇第5試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦
[3勝3敗=6点]○BUSHI(11分58秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]×フリップ・ゴードン
※MX【BUSHIの話】「これで3勝3敗か。持ちこたえたのか? もうアウトなのか? まあ、この後の公式戦の結果次第だろうけど、今日の公式戦、スリーカウントを聞いたのは誰だ? スリーカウントを取ったのは誰だ? リングに最後に立ってたのは誰だ? 次の公式戦は金丸か……後楽園でのジュニアタッグの借りは、後楽園で返してやるよ。楽しいにしとくぜ。En Serio、マ・ジ・で……」
【ゴードンの話】「(※首を押さえながら)キツイ闘いが続くなあ……。今日、負けてしまったけど、自分にとっては学んだことがあった。たくさんのことを、毎日の試合で学んでいる。だけど、リングは待ってくれない。闘いは待ってくれない……」
◇第6試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦
[4勝2敗=8点]○石森太二(11分57秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]×ACH
※ブラディークロス【石森の話】「効いた……。A・C・H、すべてぶつけてきたね。でも、最後はコンディションの差。あと、(※自身の右胸を軽く叩いて)ここ、ハートの強さ。これで4勝。勝ち点も8。公式戦は、残り1試合。次はYOH。きっちり潰すよ。この『BEST OF THRE SUPER Jr.』、制するのは……オスプレイ? 違うよ。KUSHIDA? 違う。ヒロム? 違う……。この俺、BONE SOLDIER、タイジ・イシモリ。It’s REBORN!」
【ACHの話】「終わった……いろいろ言ってきたけど、彼に対するリスペクトの気持ちは失ってない。それは俺にとって、とても重要なことなんだ。彼とはこれまでと全く違う状況に身を置くことになったけど、俺の気持ちは変わってない。彼が俺のことをどんなに悪く言おうとも、俺の彼に対する気持ちは変わらない。正直言うと、怒りの感情も俺に中に生まれていた。だけど、それがすべてじゃないし、それが彼との関係を支配してるわけじゃない。どちらが上っていうこともなかったし、今でも対等だ。例え英語とフランス語でしゃべっても、それで崩れるような関係じゃないし、嫌になることもない。今夜、勝ったのは彼だ。俺にとっては残念な結果だけどね。これで、このトーナメント(リーグ戦)で優勝する可能性は消えてしまった。そのかわり、ほかの誰も優勝させるな。ほかの誰もだぞ。イシモリ、お前が優勝するのだぞ。オスプレイも倒しているんだからな。これでイシモリは、俺から遠く離れたところに行ってしまう。それはそれで、素晴らしいことだ。次、俺がお前を倒すから。お前のところまで、たどり着いてやる。とにかくこれで一つの区切りだ。あくまで区切りな。イシモリとチェスをしてるような感じだ。彼にも俺の気持ちが伝わってくれたならうれしい。いや、伝わったと思っている。直接、話さなくてもな。だから、こうやって笑みがこぼれてしまうんだろうな。また彼とは闘う時が来るはずだし、闘わないといけない。イシモリ、お前は俺のお気に入りのレスラーさ。お気に入りの人間さ。一緒のこのトーナメントに参加できてよかったよ。それも、同じBブロックでね。とにかく、これで俺たちの第一章が終わった。オカ!(※と叫んで、岡が手にしていたAAWヘビー級のベルトを受け取る)。さて、もうすぐ家に帰って、愛犬の顔が見れるな……。とにかく今は、彼に『ありがとう』と言っておくよ」
◇第7試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦
[4勝2敗=8点]○ウィル・オスプレイ(12分5秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点]×タイガーマスク
※ストームブレイカー【オスプレイの話】「(※首を押さえながら)ここで負けていたら、俺の『BEST OF THE SUPER Jr.』は終わっていた。去年、ライガーと闘った後、彼は自分にジュニアを託してくれた。ジュニアヘビー級を、もっと高いレベルに持っていってくれとね。だからこそ今日、タイガーマスクを全身で感じた。単に公式戦というだけでなく、俺にとってはライガーから受け取った言葉がウソでないということをみんなにお見せする闘いだった。彼は遠慮なく俺を蹴ってきたし、弱点を攻めてきた。うまくストームブレイカーが決まったからよかったものの、どうなるかわからない闘いだった。死んでしまうんじゃないかっていう思いが頭をよぎったほどだ。あそこで決まっていたなったら、また違った結果になっていただろうし、本当にラッキーだったとしか言いようがない闘いだった。俺がタイガーマスクに勝ったんじゃない。ストームブレイカーが俺を勝たしてくれた。本当に“死闘”といっていい闘いだった。タイガーマスクにもストームブレイカーが通用したことは自信になった。だけど、これで逆に負けられなくなったのも確かだ。公式戦はもう1試合残っている。そこも乗り越えてこそ、今日、タイガーマスクに勝った意味が出てくる。とりあえず、今はドクターの診断を仰がないと。首のケガが悪化してないことを祈るよ。じゃあ、これぐらいで……」
【バックステージでのタイガー】
「もちろん『SUPER Jr.』というこのリーグ戦で星を落としたのは、ものすごく悔しいですけど、オスプレイと、まあ彼はね、首が本調子じゃなかったようなんだけど、僕はもう、そんな上から目線でもないから、やはり彼らの、どの選手(が相手)でもそうだけど、やはり弱点を狙っていかなきゃ、僕に勝ち目はない(苦笑)。もちろん、狙いたくなかったんだけどね、彼もあれだけ痛めてながらも、まだまだああいう技を持ってるし、動きも素晴らしいし、やはり今の新日本プロレスを代表するIWGPのジュニアのチャンピオンかなと、改めて思ったし……。まあ、違う意味でいえば嬉しかったかな。ああいう選手と(シングルマッチが)できて。どうだろ、まだ(最前線の選手が相手でも)できるんじゃないかなっていう気がしませんでした? 俺は自分でやってて思ったです。まだまだ、こいつらに入っていけるなと思ったし、今日、確信できたってところかな。試合は負けてしまったけど、まだまだ彼らと十分に、互角にできるなって、そう思いました。やはり『SUPER Jr.』に17年連続で出させていただいてて、ただ出てるだけじゃなく、何か残さなきゃいけないし、残すにはこのIWGPジュニアヘビー級チャンピオンとやって何かを残さなきゃいけない。ファンの中でにでも今日は、負けたけど“タイガー、オスプレイと(互角に)できるじゃん”と思ってくれたと思うし。まあ、でも、僕はそうのに慢心しないで、また明日から練習して、最後の(公式戦)一戦、ACH……3連勝で来て3連敗しちゃったけどね。僕にとって、もう星は関係ない。毎日、言ってますけどね。強い者が最後に勝てばいいんだ。それだけ」--最後、あああいう形で返されるとは思わなかったんじゃないですか?
タイガー「思ってなかったなあ……。やっぱりその、彼の中でもたぶん……もちろん、彼は別かもしれないけど、やっぱり初代タイガーマスクvsダイナマイト・キッドっていう部分、日本vsイギリスっていう部分で、彼はそう見てる可能性もあったと思うけど。彼もよく、『タイガーとやる時は……』って(言ってることを)周りから聞いてたからね。でも、なかなか(シングルマッチを)やるチャンスはなかったんだけど。でも、そういう部分では、僕もやってて楽しいし、ある意味、ダイナマイト・キッドっていうのは、ああいうパワーファイターだったのかなと思うしね、あんだけ細くてもね。次、またやりたいですね。別の違う意味でね。また頑張ります」◇第8試合◇
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦
[3勝3敗=6点]○YOH(16分37秒 ファイブスタークラッチ)[2勝4敗=4点]×金丸義信(試合終了後)
YOH「しんどかった。でもね、勝ちました。八戸大会、ご来場ありがとうございました。楽しんでいただけましたか? しびれていただけましたか? みんなスーパーJr見にてきてくれてありがとうございました。あと1試合公式戦あるんで、最後まで僕らしく闘い抜きましす。そしてもっと強くなって、ロッポンギ3Kはチャンピオンになって八戸に帰ってきます。今日は本当にありがとうございました。明日もみんなにいい風が吹きますように」【YOHの話】「よし! いい風吹いたよ。八戸に、いい風吹かせましたよ。(これで)3勝。追い上げてるよ。しかもね、今日はね、負けられないっていうか、このシチュエーションで絶対に勝たなきゃいけないところだったんですよ。SHOもね、(IWGP Jr.)タッグチャンピオンのデスペラードから(勝ちを)獲ってるでしょ? ということはね、必然的にね、負けられないっていうか、次に繋がる大事な試合だったんで。落とせなかったッスね。だから今日は、価値のある形の勝利だったんじゃないですか? 初めてのメイン、締められて、メッチャうれしいですよ。 八戸の風って、超気持ちいいですね。幸せでした」
【金丸の話】「オイ、小僧。たまたま勝っただけだよ、たまたま。調子に乗んなよ。いきがんなよ。これだけじゃ終わらせねぇからな。オイ、テメェら、ROPPONGI(3K)。もう1人、2人いるな、オイ? 2人まとめて、いつでも潰してやるから」
いよいよ終盤を迎えた「BEST OF THE SUPER Jr.25」、Aブロックはタイガー、ゴードン、オスプレイ、石森がトップグループで、その後でACH、YOH、金丸、BUSHIが追いかける混戦となった。
まずゴードンvsBUSHIはエプロンからコーナーを軸にする619を披露するゴードンに対し、BUSHIは突き飛ばして場外戦を仕掛け、イス攻撃やTシャツを使ったチョーク攻撃などのラフで試合の流れを変える。
BUSHIはゴードンをロープにセットしてドロップキックを放つが、ゴードンも打点の高いドロップキックで応戦、場外にBUSHIを追いやったところでノータッチトペコンを発射するが、リングに戻ってからのスワンダイブ狙いはかわされてしまう。だがBUSHIが投げた反動を利用したゴードンはスピアー、バックフリップからその場飛びシューティングスタープレス、ムーンサルトプレスの連続技でBUSHIを追い込んでいく。
ゴードンはフォーフリッピースプラッシュを狙うが、BUSHIがかわして自爆すると、BUSHIはDDT、ミサイルキックと畳みかけ、ゴードンもファルコンアローで応戦してエプロンからのキックを狙う。
BUSHIはエルボーで受けてコーナーへ昇ると、ゴードンは追いかけてロープ上のトラースキックを浴びせ、ファイヤーバードスプラッシュを投下するが、BUSHIは剣山で迎撃、両者は張り手、キック合戦も、BUSHIがコードブレーカーを決め、最後はMXで3カウントを奪い3勝3敗のタイに持ち込む。石森vsACHは素早い動きでACHを翻弄すれば、ACHもハンマーパンチで反撃してトペスイシーダを発射、更にドラゴンフライ、バックブリーカーからジャーマンの連続技で試合の流れを変える。
石森はロープを使ったスタナー、ハンドスプリングレッグラリアットで応戦し、両者ダウンの後でエルボー、逆水平合戦を展開、石森はラリアットを狙うが、かわしたACHは四つんばいに倒れた石森の背中ににフットスタンプ、自らの膝に石森の顔面を落としていく。
ACHは痛めている肩のテーピングを剥がしてコーナーへ昇り、ミッドナイトスターで勝負に出るが、石森がかわして自爆させると、ドロップキック、ACHの顔面に膝を当て、最後はブラディークロスで3カウントを奪い4勝目を獲得、優勝決定戦進出に王手をかける。タイガーvsオスプレイは、オスプレイはタイガーのキックを首に浴びてしまい失速しかけるが、ハンドスプリング式レッグラリアットで反撃すると、トップロープ越えの619と浴びせるが、リバースDDT狙いはタイガーがオスプレイの首にキックを浴びせて逃れ、リバースフルネルソンで絞めあげる。
タイガーは雪崩式ダブルアームスープレックスを狙うが、オスプレイは叩き落とすと、タイガーを蹴りながら回転する垂直落下式リバースDDT、フルネルソンの極め合いから蹴りあって両者ダウンとなり、エルボー合戦ではバンテージを外して気合を入れたオスプレイが競り勝ち、ロビンソンスペシャルからオスカッターで勝負を狙う。しかしキャッチしたタイガーはアームロックで捕獲、オスプレイが逃れてもタイガードライバーを決め、雪崩式ダブルアームスープレックスも決めオスプレイを追い詰める、
タイガーはツームストーンパイルドラバーを狙うが、体を入れ替えたオスプレイはストーンブレーカーで3カウントを奪い、石森と並びトップに立つ。メインのYOHvs金丸は、金丸がゴング前から奇襲をかけ、場外戦でもイス攻撃でリード奪う。リングに戻ると金丸はキャメルクラッチ、YOHをエプロンにセットして場外からドロップキック、エプロンへのDDT、リングに戻ってDDT3連発から首四の字と首攻めYOHを追い詰める。
劣勢のYOHはドラゴンスクリューを決めると、ロープ越えのフットスタンプ、アイルビーバックからのドロップキックで金丸を場外へ出してトペコンヒーロと一気に流れを変える。
YOHは雪崩式ブレーンバスターからファルコンアローを決めると、スワントーンボムを狙うが、金丸がかわして自爆となり、金丸は串刺しラリアットからディープインパクトで勝負を狙う。ところは金丸に持ち上げられたところで、切り返したYOHはファイナルカットを決め、ドラゴンスープレックス狙いは、逃れた金丸がスイングDDTを決めるも、ロープにもたれた金丸にYOHが突進すると、これを待っていた金丸はかわしてドロップキック、エプロンでのDDTで突き刺す。
YOHが場外でダウンしている、ウイスキーボトルを持ち出すと、YOHにウイスキーミストを噴射してから急所攻撃を浴びせ、ディープインパクトから垂直落下式ブレーンバスターと必勝パターンを決めるが、YOHはカウント2でキックアウトすると、ラリアットからタッチアウトの解禁を狙う。
しかし首固めで切り返したYOHはスーパーキックを狙うが、金丸はレフェリーを盾にして阻止し、一撃を浴びせてYOHは場外へ落ちたかに見えたが、またアイルビーバックで戻ると、背中を向けた金丸の隙を突いてファイブスタークラッチで3カウントを奪い、策士・金丸から3カウントを奪い勝利を収めた。これでAブロックはオスプレイと石森がトップ、タイガー、YOH、BUSHI、ゴードンに絞られたが、最終戦でオスプレイがゴードン、石森がYOHに勝ったとしても、オスプレイvs石森で石森が勝っていることから、石森が優勝決定戦進出するという有利な状況、仮にオスプレイと石森が共倒れとなった場合はYOHvsゴードンの直接対決でYOHが勝っていることからYOHが進出となるが、タイガーがACHに勝った場合はタイガーにも可能性があり、BUSHIはオスプレイには勝ったがタイガー、石森、YOHに負けていることから金丸に勝ったとしても厳しい状況となる。Aブロックは石森とオスプレイのどちらかになるのか?それともYOHが逆転となるのか…
いい風ふいたーーーー!!!!
八戸の風は超気持ちよかった!!
ありがとう×3K☆☆☆☆☆
— YOH (@njpwyohei_k) 2018年5月31日負けた…
今日は寝れないな…
これから…
朝まで…
瞑想。。。
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2018年5月31日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2018年5月31日I can’t escape this nightmare pic.twitter.com/1pXJ2k0tEU
— フリップ・ゴードン (@TheFlipGordon) 2018年5月31日 -
KUSHIDAがデスペラードを粉砕!田口が新技披露!「BEST OF THE SUPER Jr.25」福島大会公式戦結果
5月30日 新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」福島・ビッグバレットふくしま 1670人<アピール、新日本プロレス公式HPより>
新日本プロレス福島大会速報
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○マーティ・スカル(16分1秒 クロスフェースチキンウイング)[3勝2敗=6点]×ドラゴン・リー【スカルの話】「見ての通りだ。正確に事が運んだまでだ。道を正しただけ。この闘いの中にあって、ここに堂々と宣言する。みんな考えが間違ってる。今夜、俺はその間違った考えをしているヤツに、被害を与えたのだ。俺のことをこう呼んでくれ。間違った考えを正す男、“ナンプティハンター“と……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=2点]○田口隆祐(13分50秒 郡山スープレックスホールド)[2勝3敗=4点]×SHO【田口監督の談話】
田口「(※インタビュースペースに座り込んで)いやあ、勝つには勝ったけどという感じで。しかし、1試合1試合、きついです。パワーに押されて。スピードもだいぶ落ちてきてるんで。力でねじ伏せられると歯が立たないですけどね。郡山で『SUPER Jr.』始まる前にね、イベントしましたよ。そこで、『郡山スープレックスで勝つ』と……。ほか全部負けても、郡山でイベントした縁で、何としてでも、ここで、郡山でだけは勝ちたいと思っていたんですけども、ここで運よく2勝目を……。(リーグ戦は)1勝だけで十分だと思ってたんですけど、クッシー(KUSHIDA)戦も勝ったんで、2勝。まだ、4勝すれば、まだ(決勝進出の)可能性もあるんじゃないかと。大混戦ですから。(残りは)マーティー・スカルとACH……。ここで郡山スープレックス……ご当地スープレックス、各市町村で出していけたらなと思ってます。ご当地スープレックス……七色のスープレックをはるかにしのぎますよ、数で。量産していきたいと思います。八戸……(公式戦がないから)八戸は別にないか。高崎スープレックス、後楽園は文京区スープレックス……」--なぜ最初からご当地スープレックスを出さなかったんですか?
田口「こないだ思いついたんで、“ご当地スープレックス”というワードを」--思い付つでやってるんですか?
田口「ひらめきです。悪く言えば、思いつき……。まだまだ進歩し続けるということで……」--じゃあ、目標は69種類のご当地スープレックス?
田口「まずはそうですね。48でもいいですけど。四十八手を習得して、その上で69。47都道府県を超えた48で……。まず一つ目、福島で。コンプリート(を目指します)……」【SHOの話】「(※インタビュースペースにたどり着くと座り込み、首を押さえ、左足首をアイシングしながら)こっちは、マジで、全力で闘い抜いたのに、あいつ、ずいぶんと余裕あるな。ああ……。昨日言った、『俺の試合をして、俺が勝つ』って。今日、田口の試合で、田口の勝ちだ。俺の実力不足。残り2つだろ? 相手、マーティー・スカルと高橋ヒロム……落としてられっか」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○高橋ヒロム(13分35秒 D)[2勝3敗=4点]×クリス・セイビン【ヒロムの話】「(※インタビュースペースのフロアに寝転んで)Dが、Dがあってよかった。Dがあって、よかったよ。このシリーズ、助けられてるよ。Dのお方に、助けられてるよ。よかったぁ……。最近、TIME BOMB、読まれてたからさあ、Dがあってよかったよ。Dも警戒する人間が増えてきたってことは、Dの、いや、あの方の恐ろしさがわかってきたってことか……。セイビン、ただの(アレックス)シェリーの友達じゃねえよ。あれは強え。やられながらも、あいつ、考えてるよ。さすがシェリーの友達だけのことはある。さあ、次、次……SHO。田中翔じゃない、SHOだ。SHO、思いっきり、楽しませてくれ」
【セイビンの話】「(※首を押さえながら)ああ、ここで得点を失ったのは痛い……。計算していただけに……。このトーナメント(リーグ戦)、これで苦しくなった……。2018年の『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝を達成することだけを考えていたのに……。そのために、このリングに戻ってきたのに……。今夜の2勝2敗からの闘いが重要だったのに、負けてしまった……。誰もきついのは変わらない。みんなどこかケガをして、万全でないのも同じだ。そこを狙われるのは仕方ない。負けてしまったことは、もうどうしようもない。だけど、これで終わりじゃない……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○KUSHIDA(18分33秒 バックトゥザフューチャー)[2勝3敗=4点]×エル・デスペラード【バックステージでのKUSHIDA】
--これで勝ち星先行となりました。
KUSHIDA「そうですね。ほんのちょっとの差でしたね。デスペラードよりほんのちょっとだけ、僕が絶対優勝したいという気持ちがまさってたと思います。それだけですね、今日は」--昨年9月のタイトルマッチの時との差は感じましたか?
KUSHIDA「明らかに別人になってますね。ただ、ヤツはヤツで執念、情念というものがあるんでしょうけど、こっちはね、長年、一つもテンション落とさずきてますんで。彼は後楽園ホールで高橋ヒロムに勝って、ひょっとしたらちょっと、10テンションあるうちのが9.5ぐらいに下がったのかもしれない。僕はね、最初、負けがこんでたので、緊張感を保ち、テンションを維持でいました」--今シリーズ、連日、ジュニアがメインで組まれてますけど、ここまで見てて、今シリーズの印象はいかがですか?
KUSHIDA「過去最高に盛り上がってるんじゃないですかね。過去最高に盛り上がてるし、過去最高に僕自身が楽しんでます。僕自身が一番、『BEST OF THE SUPER Jr.』を堪能できてるし、Bブロックというメンツがね、幸運にも濃いメンツだらけで。堪能っちゅう堪能、充実してます。もう一つは、こっからデスペラード、ドラゴン・リー、高橋ヒロムなんで、“スーパージュニア・ハイ”で駆け抜けます」--5・25大阪での田口戦で短時間で負けを喫しましたが、その影響はありましたか?
KUSHIDA「いやいや、やっぱり、あの失点っていうのは大きかったッスけど、ネガティブに考えてもしょうがないんで、プラスからのアプローチ、充足からのアプローチといいことで。【デスペラードの話】「(※左手を冷やしながら、インタビュースペースのフロアに突っ伏して)チキショー……ああ、クソッ! ああーーーーー! 勝てない……あいつに勝てない……。なんでだ? ああ、チキショー! 公式戦が(残ってる)……それどころじゃねえ……。クソッ(※ゆっくり立ち上がって控室へ)」
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冬木弘道がマット界の将来を見越していた"理想"のインディー統一機構
1996年11月1日、石川敬士率いる東京プロレスのオーナーだった石澤広太郎氏は、全日本プロレスではブッカーを務め、IWA JAPANの専務を務めていた佐藤昭雄と一緒に会見を開き、乱立するインディー団体を統一する構想として機構を設立することを発表した。
1988年に剛竜馬が「パイオニア戦志」、大仁田厚がFMWを旗揚げ、そしてFMWが成功したことで次々とインディー団体が旗揚げされていった。インディー団体がなぜ誕生したのか?、新日本と全日本は飽和となった選手層を緩和するために、ある程度キャリアを積んだ選手や中堅となった選手達を海外へ派遣していたが、WWFによる全米侵攻などの影響で海外で活躍する場が少なくなり、団体からあぶれる選手が出ていたことから、インディー団体の誕生は必然的な流れでもあった。そのインディーの乱立に拍車をかけたのはUWFとメガネスーパーという大きなバックを受けたSWSの分裂だった。UWFはUWFインター、リングス、藤原組と3派に、SWSはWAR、NOW、PWC、SPWFと4派に分裂、またFMWからもW☆INGやIWA JAPANなど派生する団体も出たため、インディーの乱立は歯止めが効かない状況となったが、1995年5月に大仁田厚が2度目の引退、またK-1、PRIDEなどの格闘技ブームもあってプロレスも冷え込み始め、インディー団体にも大きな影響を受け活動停止する団体も出始めていた。1994年12月にWARを離脱した石川敬士が東京プロレスを旗揚げした。石川はSWS時代から天龍源一郎と行動を共にしてきたが、WARは天龍の実家である嶋田家も経営に携わっていたこともあり、現場側と嶋田家側であるフロントとは対立し合っていた。だが天龍が社長を退いて選手に専念にすることになり、義弟の武井正智氏が社長に就任したことで、フロントの意向が強く反映されることになり、フロント主導となったWARに見切りをつけた石川は子飼いの嵐(大黒坊弁慶)と共にWARを離脱、自身のタニマチである石澤広太郎氏からバックアップを受け、新団体「東京プロレス」を設立、石川の元には嶋田家とは折り合いが悪く引退としてWARを追われ、月光というマスクマンに変身して他団体に参戦していた折原昌夫も合流、活動停止となったNOWからはアポロ菅原や当時若手だった山川竜司を加えた5選手や、新日本プロレスを契約切れで離脱した青柳政司も加わり陣容を整えた上での旗揚げだった。
石川は東京プロレスの存在をアピールするために、1995年5月に2度目の引退をする大仁田厚の引退試合の相手に名乗りを挙げ(実現せず)、時価3億円相当のチャンピオンベルトを使用したTWA認定世界タッグ王座の争奪戦、ガッツ石松との異種格闘技話題実現(実現せず)、また初代タイガーマスクや藤原喜明、契約切れのため新日本から離脱していたザ・グレート・カブキ、FMWから離脱していたミスター・ポーゴ、アブドーラー・ザ・ブッチャーなどの大物が参戦、1997年には新日本やWARと対抗戦を行っていたUWFインターナショナルも運営資金確保のために石澤氏に接近したことで、安生洋二と山本健一らゴールデンカップスが参戦し、安生は石川と組んでTWAタッグ王座を奪取するだけでなく、10月8日大阪府立体育会館にて石川と安生が社長争奪マッチも行い、安生が勝ち社長に就任、高田延彦も参戦してブッチャー戦の実現させるなど、話題を提供したが、大物を参戦させたとしても観客動員に繋がるものではなく、人件費などの経費がかさみ、運営も芳しくなかった。
高田vsブッチャーが行われた10・8大阪大会と同時期にインディーでは異変が起きていた。全日本でブッカーとして辣腕を振るい、WWF極東マネージャーに就任したのを契機に全日本を離れ、WWFからも離れIWA JAPAN専務に就任して団体を仕切っていたが佐藤昭雄が退陣を表明し、団体の中心だった真FMW(ターザン後藤、ミスター雁之助、フライングキッド市原)も離脱する事態が起きる。IWA JAPANもビクター・キニョネス体制でスタートしたが、キニョネスが撤退して子飼いの選手らと共にFMWへ移ると経営が苦しくなり、テコ入れのために佐藤が招かれたが状況は好転しなかった。そんな状況の中で佐藤は石澤氏から誘いを受けた、おそらく石澤氏は最初は東京プロレスのテコ入れのために佐藤を引き抜こうと考えていたが、話をした上で様々な選手に影響力を持っていると知り、東京プロレスより面白いものが出来ると考えたのではと思う。石澤氏は乱立するインディー団体を統一する構想を佐藤に話すと、佐藤も石澤氏は資金力もあることから、自分の手腕が生かせると思い話に乗った。
早速石澤氏は佐藤のルートでWA JAPANから後藤率いる真FMWを引き抜き。そして次にWARで冬木軍を率いていた冬木弘道を引き抜いた。後藤はいつ活動を休止してもおかしくないIWA JAPANに見切りをつけており、冬木も自身が牽引していたのにも関わらず、天龍を中心とするWARに見切りをつけていた。また冬木も後藤も全日本時代から佐藤の指導を受けレスラーとしても尊敬するだけでなくブッカーとして信頼していたのも離脱の要因だった。特に冬木は「社長レスラーはダメ、全体をまとめるのは、お金を持った第三者的の役目に」と将来はスターによって団体をまとめる時代ではなく。資金力がある企業の下で団体が運営され、しっかりとしたブッカーが団体を仕切る時代が来ると見越していたことから、"佐藤が仕切る団体なら、自分の理想が生かせる”と団体の将来性を考えていた上での離脱だった。
冬木は10・28後楽園大会を最後にWARを離脱、その3日後の11月1日に開き、石澤氏の構想に共鳴したということで冬木軍、真FMWが参戦を表明、そして東京プロレスから石川、UWFインターからゴールデンカップスとして安生も賛同、冬木軍と真FMWは東京プロレス12・7両国大会への参戦を発表するも、Uインターは構想には全く興味を持っておらず、あくまでゴールデンカッププスのみの参戦に留めた。しかし冬木に去られたWARも黙ってはおらず、インディー統一機構に対抗してプロレス連合會を設立、佐藤と真FMWに去られ開店休業に追いやられたIWA JAPAN、WARと提携していた剛竜馬の冴夢来プロジェクトと北尾光司の武輝道場、そしてレッスル夢ファクトリー、大日本プロレスが参加し、東京プロレスの12・7に対し、WARも12・13両国の開催を発表、プロレス連合會に名を連ねる団体だけでなく、Uインターからは高田の参戦が発表された。Uインターも統一機構に安生を参戦させていたが、連合會には高田を参戦させるなど中立として両面外交を貫いていた。
WARに先駆けて開催された東京プロレス12・7両国大会だったが、早くも統一機構に足並みの乱れが出る。冬木軍と6人タッグで対戦した石川が負傷を理由に試合途中で退場してしまい、メインに出場した安生が石川を批判して社長辞任を発表するなど、観客不在の大荒れの中で幕となった。そして大会終了後の2日目には東京プロレスの活動停止、そして新団体「FFF」の設立を発表され、所属選手には旧東京プロレス勢や冬木軍、真FMW、そしてカブキや栗栖正伸も加わったが、会見の場には石川は姿を見せず、石川は後に会見を開きインディー統一機構からの離脱、奥村茂雄(OKUMURA)、川畑輝鎮らと共に、WARと和解してプロレス連合會に参戦を表明するが、石川の突然の離脱はきな臭いものを感じさせた。対するプロレス連合會も一枚岩ではなく、両国大会直前には統一機構から引き抜きの被害がなかった大日本が撤退してしまうも、石川一派を加え、天龍vs高田という好カードを要したWARが大盛況となり、興行戦争はプロレス連合會に軍配が上がる。だが統一機構から団体に発展したFFFはWARだけでなく、大仁田が引退したFMWにとっても脅威であり、新日本と全日本に継ぐ第三勢力になるはずだったが、統一機構の団体化は冬木にとって理想とはかけ離れていたものだった。
FFFも2008年1月10日後楽園ホールで旗揚げを開催と旗揚げシリーズの日程も発表されたが、東京プロレス12・7両国前に既に異変が起きていた。資金が潤沢とされていたはずの石澤氏がUインターの鈴木健氏に"金を貸して用立てて欲しい"と申し入れがあり、鈴木氏も500万円を貸したが、後になって石澤氏の事業が上手くいっていないことを知り、慌てて貸していた500万円を回収するも、この時点で石澤氏が安生が東京プロレスの本当に社長に据え、事業の負債もまとめて安生に被せる計画だったことが発覚する。石川が統一機構から離脱したのも、石澤氏の計画に気づき、統一機構から手を引いたと見ていいのかもしれない。
そして年末に発売された週刊プロレスで石澤氏が資金繰りに行き詰まっていることが報じられてしまうと、12・7両国大会のギャラすら受け取っていなかった選手達は"FFFは旗揚げしない”と判断して見切りをつけ始める選手が続出、雁之助と市原は後藤を見限る形で古巣のFMWにUターンし、カブキも新装開店を前にしたIWA JAPANに招かれるなど今後に向けて動き出す。そして旗揚げ戦2日前に石澤氏が選手やフロントを招集し、事の経緯を説明した後で12・7両国のギャラを支払うも、支払いは小切手だった。そして石澤氏は夜逃げ同然で行方をくらまし、旗揚げ戦や旗揚げシリーズの中止も発表され、FFF構想は完全に頓挫、石澤氏の事業も不渡りを出して倒産し、選手やフロントに手渡された小切手は紙くず同然となった。
FFF構想は完全に頓挫したものの、冬木は早速行動を起こして、冬木に追随した邪道、外道と共に冬木軍プロモーションで自主興行を開始しつつFMWやIWA JAPANにも参戦、次第にFMWを主戦場にすることになる。雁之助と市原に去られた後藤はフリーとして活動、各団体を渡り歩き、古巣である全日本にも参戦、元NOW残党は大日本プロレス入りするも、菅原はセミリタイアした。佐藤は「こんな素人に騙されたんじゃ焼きが回ったな」と業界から身を引き、Gスピリッツでインタビューに答えるまでは業界とは一切連絡を絶った。
冬木が「社長レスラーはダメ、全体をまとめるのは、お金を持った第三者的の役目に」と発言したとおり、ブシロードが新日本を買収したことで、マット界もカリスマ性を持った社長レスラーの時代から第三者が団体を仕切る時代になったが、冬木はマット界の将来を見越していたことがよくわかる。しかし冬木が「最初の頃と話が違ってきて、最後はもの凄くしょっぱいインディーが出来ただけだった」と語っていたとおり、団体化した時点で冬木の理想は崩壊してしまっていた。もしインディー統一機構がキチンとした企業が取り仕切っていたらどうなっていたか、冬木の構想も実現するまで時間を要していたことを考えると、時代を先取りしすぎていたのだろうか…
(参考資料 GスピリッツVol.26 俺たちのプロレスVol.9「プロレス団体の終焉」) -
丸藤完敗…杉浦が強さを示しGHCヘビー級王座を防衛!そして包囲網が敷かれた!
5月29日 NOAH「Navig. with Breeze 2018」後楽園ホール 1558人 超満員<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○大原はじめ 熊野準(4分5秒 ムイビエン)齋藤彰俊 ×宮脇純太◇第2試合◇
▼30分1本
HAYATA ○YO-HEY(5分12秒 片エビ固め)小川良成 ×諸橋晴也
※顔面G◇第3試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ クワイエット・ストーム(6分58秒 片エビ固め)コーディ・ホール ×井上雅央
※ファンキーバスターボム◇第4試合◇
▼30分1本
○マイバッハ谷口 長井満也(8分20秒 体固め)KENSO ×KAZMA SAKAMOTO
※マイバッハボム・ツヴァイ◇第5試合◇
NOAH後楽園大会速報
▼30分1本
○拳王(13分47秒 片エビ固め)×小峠篤司
※ダイビングフットスタンプ◇第6試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第34代選手権者組]○Hi69 田中稔(16分39秒 片エビ固め)[挑戦者組]原田大輔 ×タダスケ
※ストゥーカスプラッシュ
☆Hi69&稔組が初防衛に成功【試合後のHi69&稔】
稔「ここまで札幌のトーナメント1回戦、決勝、初防衛戦。全部Hi69君に取ってもらってるから。Hi69君に感謝してます。今日はありがとうございました」Hi69「いえいえ。ありがとうございました」
稔「小川さん!」
※小川をコメントブースに呼び込む
稔「小川さん、ありがとうございました」
Hi69「小川さん、ありがとうございました」
※握手を交わす
稔「俺たちのセコンドに小川さんがついてくれて、試合後、この通り小川さんがいる。これは何を意味するかわかりますか? 俺は常々言っているでしょ? 平和ボケしたノアジュニアを面白くしていきたいんでね。ここからドンドン仕掛けていきますよ。あとはもう何が起こるのかも皆さん勝手に想像してください」
※ここで小川が激励して去っていく
稔「ありがとうございました」
Hi69「稔さんが言ったことが全てです。自分がこんなになろうが、どんなになろうが、ここにベルトがあるんで。俺らはそういうチャンピオンでいいと思います。誰が来てもいい。YO-HEY&HAYATAなんて、セコンドついてないで言ってくればいいんですよ。ジュニアタッグリーグ前だからってね、遠慮しているんだろうけど、関係ないですよ」
稔「俺らはジュニアタッグリーグもあるし、先の先を見ているんで。言ったら、防衛戦は無くたっていいですよ。突然、挑戦者が現れて、1シリーズ前哨戦やって、タイトルマッチをやる。それはでも、線のように見えて、大きい点でしかないんで。やっぱりこのノアジュニアに争いを作って、どこかと抗争して、必然の決着戦でタイトルマッチがある。それが一番理想的だと思うんで。毎シリーズタイトルマッチがなくたっていいと思うんです。機運が高まった時にやりたい。まあ、そんなことです。逆に俺がボロボロになった時は、Hi69君が助けてくれて、俺が取れるかもしれない。まあ、こんなところですよ。ノアファンの意見でも、RATEL'Sはそろそろ飽きましたって、物凄いご意見ご要望をいただくんでね。俺とHi69君と小川さん。あと誰か合流するかもしれないし、わからないですけど、この団体に争いを作っていきますよ。ありがとうございました」
Hi69「ありがとうございました」
稔「あんまり動いてないんで、“舌好調"ですよ」
◇第7試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○中嶋勝彦 マサ北宮(20分15秒 片エビ固め)[第43代選手権者]×潮崎豪 清宮海斗
バーティカルスパイク
☆潮崎&清宮が初防衛に失敗 中嶋&北宮が第44代選手権者となる【試合後の中嶋&北宮】
中嶋「やっと獲っただろ、これで」北宮「見ての通りだ、コノヤロー。だせえ負け方したぶん、完璧なタッグのチームワークでアグレッションが再びタッグ王座に返り咲いた」
中嶋「これが“勝つ”って言うんだよ。次、どうしようかね? まあ、やっと戻ってきたね。まあ、当たり前だけど」
北宮「初めにベルトを獲った時と同じだよ。ここからがスタートだ。まだ一歩目も踏み出せぬまま前のベルトは落としてしまったけど、今回はしっかり死に物狂いで守ってやる。アグレッションの時代を築いていく。よく見とけ、オメエら!」
中嶋「いいか、最後に言っておくぞ。ノアのタッグチームはジ・アグレッションだ!」
北宮「以上だ!」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第31代選手権者]○杉浦貴(25分4秒 フロントネックロック)[挑戦者]×丸藤正道
☆杉浦が2度目の防衛に成功(試合終了後、杉浦は倒れる丸藤を抱きしめ、そのまま手を貸して立ち上がらせる。2人は握手。場内は大きな拍手に包まれた。丸藤は一礼してリングをあとに。「丸藤」コールも発生する。杉浦はベルトを受け取るが、そこに拳王が登場。今度は「拳王」コールとなる。 拳王はマイクを持つが、杉浦への声援がこだますると、杉浦はピースサインでそれに応える。
拳王「杉浦。そして、丸藤。ノアの顔同士のタイトルマッチ。とても凄かったです。とても面白かったです。そして、とても勉強になりました。でもな、おい! 勉強するのは今日で最後でいいだろ。テメエらがノアの顔としてずっとこのプロレスリング・ノアを引っ張っていっても、このプロレスリング・ノアは発展しないだろ? 更なる高みは見えていないだろ? これからは俺がノアの顔として一時代を築いていってやる。杉浦、このベルトに挑戦させろ」(清宮もリングに登場、拳王とにらみ合う)
清宮「新しい時代を作るのは俺なんだよ! このベルトは俺が挑戦する(2人がにらみ合う中、ジ・アグレッションの2人がタッグ王座を肩にかけて姿をあらわし、リングサイドに陣取る)拳王「おい、清宮。テメエも今言ったことになんの偽りもねえよな」
清宮「テメエの目は…本物だ。6月10日、後楽園ホール、俺と清宮シングルマッチがあったよな。そこで勝ったほうがこのベルトに挑戦するっていうのはどうだ?(再び清宮とにらみ合った。 ここで、拳王が中嶋たちの存在に気づく)」
中嶋「ちょっとちょっと。なに2人で熱くなってんの? ああ、いいや。いいよ。でもよ。俺たちジ・アグレッションを忘れるなよ」
拳王「おい、中嶋。1、2ヵ月前から心が入れ替わったみたいだな。まあ、いいよ。お前の言った言葉。それは心の片…隅にだけは置いといてやるよ。(清宮に視線を移す)、6月10日、後楽園ホール、テメエとのシングルマッチ、勝つのは俺だ。ノアの時代を築いていくのは俺だ。そして、新しくなったノアの顔になるのはこの俺だ!(と高らかに宣言。ここで拳王と清宮はリングを降りた。)」
(改めて「杉浦」コールが巻き起こる)
杉浦「なんかいっぱい出てきてよくわからないけど…要するに俺が、今出てきた若い連中を相手にすればいいんだよな? 今出てきた4人、噛みついた4人、誰でもいいよ。このベルトを懸けて戦おう。ただ、1つだけ言わせてくれ。過去とか未来とか、いろいろ意見があるだろうけど、俺は今日、丸藤とみんなの前で、後楽園で試合ができたことが誇りに思う。丸藤にありがとうと言いたい。ノアが良い時もノアが悪い時も、俺と丸藤はここで戦ってきた戦友だ。それだけはわかってくれ! 丸藤ありがとう!(と続けると、場内は声援で杉浦を後押しし、「丸藤」コールも巻き起こった)ただ、明日から…いや、今からだな。オジサンは若者たち相手に頑張っていくよ! 今日は後楽園にみんな集まってくれてありがとう。感謝です。ありがとう!」と感謝の言葉で後楽園大会を締めくくると、実況席の小橋建太氏にあいさつし、声援に応えながら去っていった。
【試合後の杉浦】
――最後はえらいことになったが?杉浦「ね? でも、あいつらが望んだことだし、観に来てくれるファンもそこが見たかったところじゃないの? 俺は構わないよ」
――活性化されて、若い選手も盛り上がるのでは?
杉浦「昔のノアと違って、もう言わなきゃ損なこともあるので、ドンドンみんな行動してほしいよね」
――最後、小橋さんとはどんな話をした?
杉浦「まだまだ頑張りますと。オジサンになりましたけど、まだまだ頑張りますと伝えました。そうしたら、『いい試合だった。頑張れよ』って」
――こういう状況が次も続いていけばいいと?
杉浦「そうだね。続くよ、俺がベルトを持っている限り。俺がレスラーである限り、ずっと続いていくよ」
――改めて丸藤戦を振り返ると?
杉浦「最初にも言ったんだけど、このシチュエーションでやることはなかなか回ってこないかもしれないからね。俺がチャンピオン、向こうが挑戦者で。逆に向こうがチャンピオン、俺が挑戦者として。今、若いヤツが『もう早く世代を変えろ』って言ってるから、なかなかこういうシチュエーションが生まれないかもしれない。ベルトを懸けて戦うというね。だから、周りが何と言おうと、俺の中では凄い思い入れがあったし、大事にしたいGHC戦だったと思う」
――敵対関係にある時期も長いが、感謝の言葉が出たということは、それだけ丸藤選手に思い入れがあると?
杉浦「そりゃ、戦うために敵対関係にはなるけども、同じ方向を向いてたからね、ずっと、一生懸命。それを言葉に出しただけで」
メインは杉浦の保持するGHCヘビー級王座に丸藤が挑戦、24日の全日本プロレス後楽園大会では宮原健斗の保持する三冠ヘビー級王座に挑戦した敗れ奪取に失敗も、今度はNOAHの至宝であるGHCヘビー級王座獲りへと矛先を変えて挑戦となった。
序盤は互いにグラウンドで出方を伺うも、バックを奪って押し込む杉浦に丸藤がカンガルーキックで強襲、だがカニバサミからの側頭部へのスライディングキックは杉浦がかわし膝蹴りを狙うも、今度は丸藤がかわして読み合いとなる。
丸藤はステップキックを放つが、杉浦はブレーンバスターの体勢からトップロープへめがけて腹部から落とし、フロントハイキックを狙うが、かわした丸藤はエプロンからロープ越しのステップキックを放ち、エプロン上でのパイルドライバーを狙うも、逃れた杉浦はエルボーから断崖式中年'ズリフトを敢行、丸藤に大ダメージを与える。
杉浦はやっとリングに戻った丸藤をボディーシザースと腹部攻めでスタミナを奪いにかかり、逃れた丸藤は鞭のようにしなる逆水平も、エルボーで応戦した杉浦はボディーめがけてエルボーを放ち、ストンピングから腹部へのギロチンホイップ、脇腹へのボディーエルボーと徹底的にボディーを狙う。
杉浦は串刺しを狙うが、丸藤はフロントハイキック、ドロップキックで迎撃し、串刺し背面エルボーから、串刺しを狙う杉浦をかわしてトラースキックイリュージョン、しかしブレーンバスター狙うが杉浦が前方へ投げて串刺しビックブーツ、串刺し往復ニー、滞空雪崩式ブレーンバスター、逆エビ固めと丸藤を追い詰めにかかる。
杉浦はランニングニーを狙うが、かわした丸藤は逆水平、杉浦はエルボーで応戦、追尾合戦は丸藤が制してドロップキック、エプロンに逃れた杉浦にエプロン上でのパイルドライバー、杉浦がリングに戻ってからフロム・コーナートゥ・コーナーを発射も、かわした杉浦はターンバックルめがけてジャーマンで投げ、マウントを奪って三沢の鬼がこもった鬼エルボーを乱打する。
グロッキーとなった丸藤を杉浦は顔面へのランニングニーからジャーマンを狙うも、着地した丸藤は追尾式ロープワーク、しかしこれもキャッチした杉浦はジャーマンで投げ、ランニングニーからオリンピック予選スラムを狙うが、堪えた丸藤は顔面への膝蹴りから不知火狙いは、杉浦は押し込んで逃れ、串刺しを狙いは、丸藤がかわして串刺し虎王から不知火を決めカバーも、杉浦はカウント2でキックアウトする。
丸藤は久々に不知火改を決めるが、ポールシフト式エメラルドフロウジョン狙いは、杉浦が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、両者ダウンの後で額を付けてにらみ合った両者は丸藤が逆水平、杉浦がエルボーと打ち合うと、丸藤はトラースキックに対し、杉浦はワンツーエルボーの乱打、丸藤の虎王も受けきってラリアットを放ち、腕を絡め取る丸藤に膝蹴りからオリンピック予選スラムを決め、丸藤はカウント2でキックアウトする。
しかし杉浦の猛攻は止まらず、丸藤の左腕を掴んだままエルボーを乱打も、受けきった丸藤は見えない角度からのトラースキック、虎王、見えない角度からのトラースキック、スピン式トラースキック、腕を絡めとり固定し見えない角度からの虎王と畳みかける。
丸藤はポールシフト式エメラルドフロウジョンを狙うが、逃れた杉浦はオリンピック予選スラムを決め、それでも立ち上がる丸藤に膝蹴りから前転式フロントネックロックで捕獲、丸藤が逃れようとしても、膝蹴りやエルボーを浴びせて動きを止めて絞めあげ、丸藤は無念のギブアップ。杉浦は王座を防衛した。
今回は丸藤の久々の戴冠、20周年を機会に丸藤到来を期待したファンも多かったと思う。しかし待っていたのは現実、後半から丸藤は追い上げたが、ポイントポイントで杉浦が丸藤のパターンを読み切りペースを掴ませなかった。改めて杉浦の強さに脱帽としか言いようがない。セミファイナルのGHCタッグ選手権は序盤から潮崎と中嶋が打撃戦も、中嶋が控えの清宮を襲撃すると、気を取られた潮崎の負傷している左足に北宮が現在話題のバックスピアーを浴びせ、後ろからのタックルは現在話題となってるため、館内はアグレッションに大ブーイングを浴びせるが、アグレッションは構わず潮崎に左膝を徹底的に痛めつける。
劣勢の潮崎は北宮にブレーンバスターを放って清宮に交代、アグレッションをドロップキックで場外へ追いやると、三沢式フェイントからのウルトラタイガードロップで反撃し、リングに戻っても、北宮の反撃もかいくぐってバックドロップで投げて流れを変え、潮崎も中嶋にフライングショルダーからマシンガンチョップを乱打する。
しかし中嶋がまたしても潮崎の左足に低空ドロップキックを放つと、ニークラッシャーから今度は右腕めがけてミドルキックを放ち、右腕だけでなく左腕も蹴り上げ、潮崎が反撃してコーナーへ昇るもR-15から雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、堪えた潮崎も雪崩式エメラルドフロウジョンを狙う、だが着地した中嶋は顔面へのトラースキックを放つと、北宮が入ってダブルフェースクラッシャーを狙うが、潮崎はすっぽ抜かせて失敗させ、清宮が入ってバックドロップ&飛びつきリバースDDTの合体技で北宮を排除する。
潮崎組は中嶋を捕らえにかかるが、中嶋が王者組の誤爆を誘発させ、潮崎に三角蹴りを狙っうと、潮崎は豪腕ラリアットで撃墜し、ゴーフラッシャーを決め、清宮をスピアーで排除した北宮にも豪腕ラリアットを炸裂させてから、中嶋にリミットブレイクを決める。
潮崎は豪腕ラリアットを狙うが、中嶋がカマイタチ式ハイキックで迎撃すると、今度は側頭部へハイキックを浴びせ、グロッキーとなった潮崎に中山レフェリーがチェックに入ると、払いのけた中嶋は容赦なく顔面ランニングローキックを浴びせ、完全にKOしておいるにも関わらず、最後はバーティカルスパイクで3カウントを奪い王座奪還に成功した。メイン終了後には王座を防衛した杉浦に拳王、清宮、中嶋&北宮まで現れ挑戦を迫り、6・10後楽園で行われる拳王vs清宮は挑戦者決定戦になることが濃厚となった。はっきり言って強い杉浦を越えられるものが彼らにあるのか、冷酷さが増した中嶋でも現在の杉浦を倒すことは容易ではない。また大会前には提携の結んだばかりの東方英雄伝の選手達が現れ挨拶をしたが、初めて見たNOAHのプロレスをどう映ったのかのかわからないが、ただ言えることはどの団体のプロレスにも闘いがあるということ、いろんな形で闘いがあるということ、それを何なのかゼロから学ぶ気でないと、NOAHではやっていけない。
GHCジュニアタッグ選手権は王者組のセコンドには稔の前パートナーである小川が着いた。序盤は王者組が連係でタダスケを捕らえにかかるが、タダスケは両腕ラリアットで反撃し、王者組を場外へ連行すると原田が鉄柵越えプランチャ、タダスケも助走をつけてフロントハイキック、リングに戻って稔を捕らえにかかるが、稔はドロップキック、ミサイルキックと浴びせ、ロープへ走るも、タダスケは横へ走ってのショルダータックルを浴びせる。
交代した原田はランニングエルボーからノーザンライトスープレックスで投げると、デスバレーボムを狙うが、稔は回転エビ固めで切り返し、キチンシンクからフットスタンプを投下、交代したHi69もライオンサルトで続き、みちのくドライバーⅡを狙うが、逃れた原田は読み合いからボディーエルボー、ニーアッパーは逃れられるが、原田はロープに押し込んでからのハーマン、ニーアッパー、ローリングエルボーと畳みかける。
原田は片山ジャーマンを狙うが、ロープを掴んで阻止したHi69はロープを飛び越えてエプロンに不時着し、突進する原田にラリアットを浴びせ、ストゥーカスプラッシュを投下も、原田は剣山で迎撃し、交代したタダスケはカットに入った稔とHi69を同士討ちさせてから、ダウンしている稔の上にHi69をデスバレーボムで叩きつける。
ここで原田が入ると合体ニーアッパー、ラリアット&膝へのエルボーのサンドウィッチ攻撃でHi69を捕らえ、タダスケのラストライドが決まって勝負あったかに見えたが、稔が間一髪カットする。タダスケはならばと地団駄ラリアットを炸裂させ、アウトキャストを狙うが、これも稔がカットに入る。RATEL'Sは稔を排除してHi69にタダスケの地団駄ラリアット&原田の片山ジャーマンの合体技を狙うが、Hi69がかわすとタダスケのラリアットは原田に誤爆する。
これを逃さなかった王者組はタダスケを捕らえ、稔のハイキックの援護を受けたHi69がみちのくドライバーⅡ、βと畳みかけ、最後はトランスレイブからのストゥーカスプラッシュで3カウントを奪い、試合後は防衛した王者組を小川が祝福すると、原田が詰め寄って口論となり一触即発となる。
ジュニア戦線はRATEL'Sに対抗してHi69&稔に小川が接近し対抗する図式を作り上げようとするのか、熊野もシリーズ中には原田の保持するGHCジュニアヘビー級王座に挑戦を表明し、7月から開幕するジュニアタッグリーグ戦には久々にリッキー・マルビンも参戦することも発表された。これらの選手が残っている限りはNOAHジュニアもまだまだ大丈夫だ。最後に平日にも係わらず後楽園は久々の超満員を動員、フロントへの苦言もあり、NOAHの今後に不安がある中でこれだけ良く集まってくれたと思う。ただ現在の全日本プロレスのように当たり前の光景にしなければならない。当たり前をどうすべきか、NOAHは考えて欲しい
【NOAH】杉浦が丸藤退け熱闘V2 拳王・清宮名乗り、中嶋&北宮も現れ包囲網▼“鬼”中嶋が潮崎を非情KO…アグレッションが1カ月ぶりGHCタッグ奪回▼Hi69&稔がジュニアタッグ王座V1、小川と合体へ▼拳王流血も小峠を熱戦突破 「気持ち伝わった」…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/0OuWT4M2y6
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2018年5月29日丸藤正道はやっぱり凄い。
昨日はありがとう、後楽園。#noah_ghc #NOAHtheLIVE
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2018年5月30日執念がぶつかり合う闘いでした
いや、まだまだこれから#noah_ghc #感謝 pic.twitter.com/Zqyb0cwAgV
— マサ北宮 (@noah_kitamiya) 2018年5月29日勝った!ありがとう稔さん!
無茶苦茶良いチャンピオンチームです。僕達。今日はセコンドに小川さんか付いてくれました。意味はわかるでしょ!皆様の声も届いてます!ありがとう!#noah_ghc
— Hi69 (@69HIROKI69) 2018年5月29日ノア後楽園終了☆GHCJrタッグは無事防衛V1✴ヒロキくん大活躍でも敵ながらタダスケのギラつき感は良いな
そして今日我々のセコンドに小川さんがついてくれた❗これが何を意味するか、今後何が動き出すのか、、皆さんドンドン勝手に想像してほしい☆とにかく今日はめっちゃ嬉しい❗❗❗❗
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2018年5月29日タダスケとの3回目の挑戦も敗北
今後パートナーを変える気は全くない!
タダスケとベルトを巻くその日まで、絶対に諦めへん!#noah_ghc #TDSK
— 原田大輔 (@noah_harada) 2018年5月29日後楽園大会、たくさんのご来場ありがとうございました。
ノアの歴史が詰まった杉浦選手と丸藤選手の GHCヘビー級選手権。そしてゴーカイタッグvsアグレッションのタッグ選手権、拳王選手vs小峠選手の今、これからのノアの戦い…彼らがGHC王座を目指す。
方舟の航海はまだまだ続きます!#noah_ghc
— 西永 秀一 (@shu_nishinaga) 2018年5月29日常剣鋒「歴史のあるリングに上がれて光栄です」5.29 ノア後楽園ホール大会前に東方英雄伝の選手が挨拶を行いました https://t.co/CN0ttqJVS4 #東方英雄伝 pic.twitter.com/XNLqLas9V2
— 東方英雄伝 (@chinaheroes2018) 2018年5月29日今日の大会本当によかったです。上海道場の選手とのレベルの差は当たり前だがぜんぜんまだまだですがあきらめず練習頑張ってほしいです
— Simon (@iSimonWorld) 2018年5月29日NOAH後楽園、北宮選手のタックルにどよめき、中嶋選手のキックに悲鳴があがり、そしてメインのお二人のこれまでの歩みと絆に心動かされました。若い選手にも、そしてベテラン選手にも、どちらにも未来がある。
— sayoko mita (@345m) 2018年5月29日 -
オスプレイが難敵・金丸を粉砕!「BEST OF THE SUPER Jr.25」栃木大会公式戦結果
5月29日新日本プロレス「ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25」栃木市総合運動公園体育館 683人<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○石森太二(11分18秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]×タイガーマスク
※ブラディークロス【石森の話】「タイガーマスク、今日は、昔感じた、強くて怖いタイガーマスク、見させてもらったよ。でも、結果は俺の勝ち。これで3勝2敗。まあ、終盤戦に来たけど、このまま一つも落とさず、最後までいくから。次は……A・C・H。向こうはなんか、めめしいこと言ってるけどさ、俺には関係ないから。俺の人生がかかってるんだ。この『BEST OF THE SUPER Jr.』、主役になるのは、オスプレイでもない。KUSHIDAでもない。ヒロムでもない。この俺、BONE SOLDIER、タイジ・イシモリ。It’s REBORN!」
【タイガーの話】「ンー……悔しいね。いままでタイトルマッチで何回も彼と闘ってきた。やはり、その時の石森とは違うっていうのは見えましたね。さすがにパートナーもいない、独りでこの新日本に乗り込んできたっていうのが見えたし。ま、別に彼のことはもう、どうでもいい。人のことはもう、どうでもいい。やはり自分のこと。最初にいい形で白星を出してきたけど、(ここにきて)2連敗。みんな俺を意識して、止めに来てるのはよくわかりますよ。よくわかる。ただそれに、俺も本来であれば、そこで俺が(相手を)潰さないといけない。やはりそこは、まだまだキャリアを積もうがなにしようが、俺の実力不足。悔しいけど、言いたくないけど、そういうこと。この『SUPER Jr.』、常々、言ってる。強い者が勝って、強い者が最後の決勝に上がる。それだけだ。何勝した、何敗した、関係ない。最後に立ってる者が強いんだ。それだけ。そして俺は必ず、そのリングに立つ。それだけです!」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=2点]○BUSHI(11分57秒)[2勝3敗=4点]×ACH
※MX【BUSHIの話】「ACH、特に何もないよ、お前には。去年、何であんなヤツに負けたんだろうってね、スリーカウント聞いたときん、ふと思ったよ。今日年の借りを返せたっていうところでは、いいかな。別にね、ACHが巻いてるベルトには興味ないからね。どこの何のベルトか知らないけど、この新日本のリングで、どこの何のベルトかわからないものを見せびらかしても無駄だってことがわかっだろ? 次はフリップ・ゴードンか。これで2勝3敗。なんとか持ちこたえてるんじゃないの? 望みは捨てないよ。這い上がるだけだぜ。En Serio、マ・ジ・で……」
【ACHの話】「(※目に涙を浮かべながら)ベストになるために……それだけ。ベストであるために……最高のものを追い求める。それでこそ、ベストになれる。それだけ……。悪かったな。(※涙がこぼれ落ちる)悪かった……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○YOH(11分6秒 ファイブスタークラッチ)[3勝2敗=6点]×フリップ・ゴートン【YOHの話】「よし、2勝目。もう負けられないよ。もう負けられない、勝たなきゃ。風に乗らなきゃ。2勝3敗、ここから逆転しますよ。一気に追い上げますよ。残り2戦、もちろんいい風、吹かせます」
【ゴードンの話】「クソッ、やられた……」
▼「BEST OF THE SUPER Jr.25」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○ウィル・オスプレイ(14分3秒 エビ固め)[2勝3敗=4点]×金丸義信
※ストームブレイカー【オスプレイの話】「いやあ、きつかった……。それもそのはずだ、俺が今まで経験したことがないほど悪い環境での試合だったからな。次にここに来るときは、エアコンを入れておいてくれ。リングの上があんなに暑いなんて……。入場してゲートを出た瞬間に、汗が噴き出てきたよ。リングに上がってコールされた時にポーズを取った時に、もう汗びっしょりだ。まあ、恥をかかずにすんで良かったよ。これで6点だ。『BEST OF THE SUPER Jr.』も公式戦は残り2試合。10点まで得点を伸ばして決勝に進む。そして『SUPER Jr.』優勝を手土産に、レイ・ミステリオに挑戦する……」