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Jr.TAG BATTLE OF GLORYはEvolutionが二連覇もアジアタッグを含めて問題点を残す、世界最強タッグに向けて諏訪魔と宮原が合体!
10月23日 全日本プロレス「2015ジャイアントシリーズ」後楽園ホール 861人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼佐藤恵一デビュー戦/20分1本
○金丸義信(8分49秒 片エビ固め)×佐藤恵一
※ハリウッドスタープレス
◇第2試合◇
▼30分1本
○石川修司 星誕期 福田洋(10分49秒 エビ固め)野村直矢 青柳優馬 ×ジェイク・リー
※ランニングニーリフト
◇第3試合◇
▼Jr.TAG BATTLE OF GLORY公式戦/30分1本
[1勝2敗1分=3点]○鈴木鼓太郎 中島洋平(11分36秒 エビ固め)[1勝3敗=2点]×南野タケシ 卍丸
※レクイエム
◇第4試合◇
▼30分1本
諏訪魔vs宮原健斗vsゼウス
※7分08秒、無効試合
(試合終了後)
(諏訪魔は宮原を指差して握手を申し出ると、逡巡した宮原はマイクを持つ。)
宮原「おい、諏訪魔。俺はお前を下に着くつもりはない。すなわち、Evolutionに入るつもりもない。ただしだ。ただし、お前だけには興味がある。お前だけを利用させてもらう。最強タッグがあるよな? あんたと組んでやるよ(2人は警戒しながらもガッチリと握手を交わした。諏訪魔が先にリングを去って行く後楽園から開幕する最強タッグ。ドンドン面白くなりそうだな。ていうか、俺が面白くするぜ!」
【試合後の諏訪魔&宮原】
※コメントブースでにらみ合う
諏訪魔「なんだお前? 俺とやるんだろ?」
宮原「優勝してもらうぞ」
諏訪魔「優勝してみろよ?」
宮原「お前の下につくわけじゃないからな」
諏訪魔「やってみろよ、お前。ドンドン来い。かき回せよ。利用してトップに行ってみろよ」
宮原「絶対に行くからな」
諏訪魔「お前の道、行ってみろ。お前とは合わねえな。Evolutionには入れるつもりもねえし。好き勝手やれよ」宮原「好き勝手やらしてもらうよ」
※一旦宮原は去っていく
諏訪魔「いいよ。互いにパートナーがいねえんだからよ。Evolutionなんかアイツなしでもやっていけるし、アイツに俺らのチームは任せらんねえしな。とりあえず好き勝手やればいいよ。今は何かアクションを起こさなきゃ取り残される。そういう時代だと思うし、いいんじゃないの? ただ、アイツはEvolutionに入れないが、諏訪魔派には入ったもんだろ? そこは俺の考えるところだな」
※諏訪魔が去っていくと、再び宮原が姿を現す。
宮原「誤解されたくないのはアイツの下についたこと。Evolutionに入る、俺はそんなことを一切考えてない。俺は全日本プロレスを盛り上げたいんだよ。アイツと組むことは俺でさえ想像できないよ。その想像できないことで、俺がよりひとつステップアップしてやろうと思うから。諏訪魔、利用させてもらう。すなわち、最強タッグ優勝!」
◇第5試合◇
▼60分1本
曙 吉江豊 KENSO ○西村修(13分46秒 逆さ押さえ込み)秋山準 大森隆男 ×渕正信 ウルティモ・ドラゴン
◇第6試合◇
▼Jr.TAG BATTLE OF GLORY公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○青木篤志 佐藤光留(21分52秒 オプジェクト)[2勝1敗1分=5点]木高イサミ ×宮本裕向
(試合終了後)
青木「正直いろんなことがあった最近ですけど、そんなものに俺らは負けていられないし、必ずどんなことがあっても前に進んでいきます。俺はうそつきじゃなく、それを実行したいです。なので今日、優勝できたのが本当にうれしいし、最後に戦った二丁拳銃、それから他に出たチームも本当に素晴らしくて、本当にきついリーグ戦だったと俺は思ってます。だけど優勝してここで止まるわけにいかないので、もっともっと全日本プロレスを面白くしていきたいと思います。誰がとは言わず、みんなで全日本プロレスを盛り上げていきたいので、今後ともこの全日本プロレスのリング、応援どうぞよろしくお願いします!」
【試合後の青木&佐藤】
――優勝候補と言われる中、厳しい戦いとなったが?
佐藤「全員優勝候補でしょ? 5チームですよ。このトーナメント、ハズレはハズレでちょっと頑張った風だったじゃないですか。それも含めたら全員優勝候補でしょ。だから、価値があるんだと思いますよ」
――優勝していないチーム同士ですでにアジアタッグ王座戦が決まっているが?
青木「それをみんな言うけどさ。じゃあ、アジアタッグって何なんだよ? ジュニアのベルトか? 違うだろ! なんでそこに争点がいくのか、俺は全然わかんねえんだよ。いろんな人に言われるよ。『なんでリーグ戦中にアジアタッグが?』って。これはジュニアのタッグの一番を決めるリーグ戦なんだよ。だったら、関係ねえじゃねえか。このリーグの優勝を懸けてんだよ。そこは別問題だ。俺はそれを一緒くたにされるのが一番嫌い。予選会をやるんだったら、ちゃんと予選会と銘打ってやるべきだよ。俺は最初っからこのリーグで優勝するのが一番の目標だってずっと言ってる」
佐藤「仮にもこの全日本プロレスで、本物のスーパーヘビーしかいない中で、やっとジュニアが後楽園のメインになったんですよ。チャンスはないんだよ。何回も何回も。年に1回しかジュニアタッグリーグはないんだよ。俺たちには1年間で、ヘビー級を見ていたらマバタキをしている間ぐらいしかチャンスがない。その時のこのトロフィーなの、優勝なの。これを青木さんと取りたかった」
青木「2人で取るのが一番の目標だったから。とにかく優勝が一番。その先はその先なので。決まったものは決まったものじゃないけど、向こうが取るのもいいし、鼓太郎たちが取ってたとしても、じゃあ、俺らが次に行くか? 行けるだろ」
佐藤「このリーグ戦で黙っていた分、俺たちは面倒臭いよ。取るってことはそういうことだから。覚悟しておけよ、どいつもこいつも。本当にみんな次々に、『未来はこうなる』ってさ。もっと今を生きようぜ」
青木「そういう風に出たおかげで面白くなったよ。俺らもやることがたくさん出てきたしさ。まあ、面白くなるから見といてよ」
――最終試合がいい試合になったのは凄く意味があると思うが?
佐藤「でも、勝たなきゃ意味ないでしょ? プロレスがどんな時代になっても、勝ち負けがなくなったら終わりですよ。いい試合だったと言ってくれるのも嫌いじゃないけどさ。でも、勝ちにいっている。勝つために体を鍛える、勝つために鉄パイプ蹴ったりとか、しなくてもいいようなことを何十時間も泣きながらやるわけでしょ。それがなくなったらプロレスは終わりですよ。全日本ジュニアのプロレスにはプロレスがたくさんあるってことですよ。だから、二丁拳銃の2人が来ても違和感なかったでしょ。来たっていう違和感はあったけど、彼らのファイトスタイルには。イサミだろうが、宮本裕向だろうが、プロレスがあったから彼らは全然ここにいても普通だったってことですよ。イサミとは昔いろいろあったけど、アイツの蹴りとか痛かったですよ」
青木「本当にいいチームと試合できて。最終的に勝てたから言えるけど、よかったかなと思います。まあ、とりあえずまだまだやっていきますんで、これからも応援してください。もう嫌なものは全部払拭して。この先にもまた嫌なことがあったとしても、全部リング上の試合で吹っ飛ばしていくんで、応援よろしくお願いします」
【試合後の宮本&イサミ】
イサミ「今日は完敗だ、完敗。何も言い訳ができないです」
宮本「全日本の壁だと思いますよ」
イサミ「ジュニアを支えてきた2人なんでしょ? 何が個の強さだって。ふざけるなよ。チームとして十分強いよ」
宮本「やられたよ。チームワークでもやられたかな」
イサミ「全日本のジュニアタッグというものをちょっと甘く考えてたかもしれないですね。俺たちより絆があるチームなんかいない、俺たちよりこのリーグ戦を楽しめるチームなんていないって思ってましたけど、いましたね」
宮本「アジアタッグを狙っているんで。このジュニアリーグ優勝をその後ろ盾にしたかったんですけど、それができなかったというのは悔しいですね」
イサミ「いよいよ後ろ盾がなくなったね。まあでも、我々2人は10年間そうやってやってきたし、後ろ盾なんてなくたって、アジアタッグを取ってやりますよ」
宮本「そうだ。底辺から上がってきたんだから」
イサミ「そうだ。日本の底辺からアジアまで行けるんだぜ? 夢のある世界だよ。これが底辺から這い上がってきた人間のプロレスだっていうのを出せれば、アジアタッグも遠くないと思います。ちょっとジュニアタッグは一発で獲れなかったんで、アジアタッグは一発で獲りたいですね」
宮本「挑戦しようよ」
イサミ「青木篤志も、悔しいかな、佐藤光留もやっぱり強かったです。だからこそ、もう1回やりたい。また這い上がりましょうよ」
宮本「這い上がりましょう。そして、アジアタッグ。それだけはベルトを奪い取ろう」
イサミ「絶対取りましょう」
2人「なぜなら…俺たちは強い!」「2015ジャイアントシリーズ」も最終戦、メインは「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」の最終公式戦、Xceedとは引き分けるも無敗を堅守したヤンキー二丁拳銃と、舎利一家に敗れた1敗のまま最終公式戦まで持ち込んだEvolutionが対戦。
事実上の優勝決定戦となった試合の先手を奪ったのはEvolution、青木がイサミの左腕にオーバーヘッドキックを放ってから佐藤と共に腕攻めを展開するが、二丁拳銃も宮本に交代してからはイサミとの連系攻撃でEvolutionを翻弄する。
イサミは佐藤の腹部に頭突きを炸裂させるが、もう一発は佐藤が読みフロントネックロックで捕獲、しかしイサミは強引に持ち上げて垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、宮本との顔面同時ドロップキックからダイビングダブルニーを投下も、かわした佐藤が腕十字で捕獲しイサミを追い詰める。
イサミは反撃して宮本に代わるも、青木が猛攻をかけダイビングボディープレスを投下しフォールを狙うが、イサミがその上にダイビングダブルニーを投下してカットに入ると、二丁拳銃が再び連系攻撃から、イサミがトペで佐藤を排除し、青木に勇脚・斬を炸裂させてから宮本がファイヤーサンダーで勝負に出るが、突き刺さる寸前で青木が着地して難を逃れる。
宮本も卍コブラ、ムーンサルトプレスと青木を攻め立てるが、カットに入った佐藤がジャンピングハイキックを炸裂さると、勝負と見た青木が宮本にスパイラルポセイドンからラリアット、そしてオプジェクトを決め3カウントを奪い、Evolutionが大逆転で二連覇の偉業を達成した。
ただ試合後のコメントでもあった通り青木が空位となっているアジアタッグ王座の扱いやリーグ戦のあり方に関して不満を露わにしたが、確かに前王者組である金丸、ウルティモ組が二丁拳銃との公式戦で敗れたことで王座を返上し誰もが優勝チームがアジアタッグ王者になるものと思われたが結局かけられず、王座はリーグ戦で引き分けたXceedと二丁拳銃で決定戦が行われる、じゃあ何のための返上かリーグ戦なのかわからなくなってくる。
Evolutionは二連覇を達成したもののリーグ戦だけでなくアジアタッグの今後の扱いに関しても問題点が残った、そういった意味では終わり良ければすべて良しとはいかないようだ。
第4試合では諏訪魔がEvolution入りを勧誘している宮原とゼウスを交えて3WAY戦で対戦、試合は場外戦から荒れゼウスが二人にイスで殴打するなど大暴れする。
リングに戻ると諏訪魔が暴れまくり宮原にラストライドを狙うが、宮原はフランケンシュタイナーで切り返すと、ゼウスが再びイスを持ち出して二人を殴打、更には制止するボンバー斎藤レフェリーをも突き飛ばしたため試合は無効試合となった。
試合後は諏訪魔と宮原が荒れ狂うゼウスを蹴散らした後で、諏訪魔が手を差し伸べると、宮原はEvolution入りではなく共闘ということで握手を交わし最強タッグにエントリーすることをアピールした。
宮原も潮﨑豪の退団、諏訪魔もジョー・ドーリングの欠場と互いにパートナー不在、だが互いにユニットのリーダーということで扱いをどうするかで問題があった、そこで諏訪魔から宮原を下と見ず五分の関係として手を差し伸べた。ヘビー級のパートナーが欲しい諏訪魔にしてみれば最大限の妥協だったと思う。
11月23日には世界最強タッグが開幕する、後日発表となるがどんな出場チームが参加するのか?後楽園大会たくさんのご来場、熱い声援、誠にありがとうございました。ぼてぢゅう presents Jr.TAG BATTLE OF GLORY優勝は2連覇達成の青木&佐藤組!次回は11.1弘前大会です!!#ajpw #プロレス pic.twitter.com/I3Lqd7THH8
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2015, 10月 23おはようございます。 昨日はたくさんの応援ありがとうございました。おかげさまで優勝する事が出来ました。 今回のリーグは良いチームばかりで。その中でも2丁拳銃は本当に凄かった。 でも、どうしても優勝したかった。 パートナー、応援してくれた皆様。 ありがとうございました!
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2015, 10月 24試合終了。全日本でのスーパーヘビー級の闘いの中で、瞬きの時間ぐらいしか許されないジュニアのタッグリーグ戦。たくさんの応援と青木隊長のアレと佐藤光留のアレで二連覇を達成しました。ありがとう!! pic.twitter.com/X0EbpALQRV
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2015, 10月 23全日本プロレス後楽園ホール大会、会場でのアツいご声援&サイン会参加ありがとうございました(^^) 俺は俺の考えで…これからも上を目指しますよ! ジャイアント・シリーズ各会場たくさんのご声援ありがとうございました!! #プロレス #ajpw
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2015, 10月 23PR -
グローバルリーグ戦 佐世保大会公式戦結果
10月23日 NOAH「グローバル・リーグ戦 2015」長崎・佐世保市体育文化館 690人超満員
<コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○マイバッハ谷口(8分33秒 片エビ固め)[3敗=0点]X北宮光洋
※マイバッハプレス
【北宮の話】「もう3敗か。後が無いね。でも下向いてるヒマないんだ。前だけみるよ。このリーグ戦立ち止まってるヒマはないから。言った通りだ。後退はなし。負けても真っ向玉砕だ。残り全部勝つ! 以上だ!!」
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○モハメド ヨネ(4分06秒 反則勝ち)[3敗=0点]X飯塚高史
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル
【ヨネの話】「(かなり不本意な2連勝となったが?)こちとら、初戦、2戦目と鈴木軍に負けてるから。今日こそは完勝しようと思ったんだけど…勝ったのに悔しい! でもリーグ戦終わらないから!」
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○クリス・ヒーロー(10分27秒 エビ固め)[1勝2敗=2点]X小島聡
※ローリング・エルボーバット
【ヒーローの話】「(大きな勝利だったが?)確かにビッグウィン。昨夜の初戦はスギウラに負けて残念だったけど、でも今夜! リスペクトしてやまないサトシ・コジマから勝つことができた。彼は凄いラリアットを持ってる。マシンガンチョップも持ってる。でも勝ったのはクリス・ヒーローのローリングエルボーだ。このままグローバル・リーグを優勝する。ローリング・エルボー、イチバン! クリス・ヒーロー、イチバン! そして鈴木軍じゃない…プロレスリング・ノア…イチバン!」
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○丸藤正道(6分38秒 片エビ固め)[3敗=0点]Xクワイエット・ストーム
※不知火
【試合後の丸藤】
――ストームを下して3連勝となったが?
丸藤「そうだね。(ストームは)一発一発も強いし、力は強いし…。でも、俺は今“燃費"を気にした試合なんかしてらんねえから! 俺は常にハイオクで! どんなに走ったって(燃料が)切れることはないから。一気に突っ走るよ!」
――勝利者賞はプリウスだが?
丸藤「これは嬉しいけど、俺は燃費なんか気にしてられない。3連勝、最高だね。だけど俺は燃費なんか気にしてられねえ! 俺は“ミスター・プリウス"じゃない。そうだな…俺は“ミスター・ハイオク"だよ」 -
グローバルリーグ戦 小倉大会公式戦結果10月22日 NOAH「グローバルリーグ戦2015」福岡・小倉北体育館 450人
<コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバルリーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○モハメド ヨネ(7分23秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]Xコルト“Boom Boom"カバナ
※キン肉バスター
【試合後のヨネ】
――3戦目にして初勝利となったが?
ヨネ「やっと勝てましたね。最初から一番勝たないといけない相手(鈴木)だったし、その後も鈴木軍に負けて…。そこで負けたのは本当に悔しいです。みんなの思いも、自分たちの意地もプライドも全部賭けて戦ったんだけど…。でもまだまだ終わらない。リーグ戦はまだまだこれからだって自分に言い聞かせて。まだまだ。望みはあるから」
――カバナはどうだった?
ヨネ「凄いやりづらいっすよ。トリッキーかつテクニシャンでね。でも何とかキン肉バスターで決められて良かったですね」
――次は飯塚戦、今度こそ鈴木軍を倒す?
ヨネ「そうですね! 今度こそ鈴木軍にひと泡吹かせないと。連戦で体ボロボロになっても、勝つ!っていう気力だけは最後まで強く持ち続けて臨みたいと思います」
▼「グローバルリーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○デイビーボーイ・スミスJr.(8分13秒 片エビ固め)[2敗=0点]Xクワイエット・ストーム
※オクラホマ・スタンピード
【スミスJr.の話】「いい気分だ。やっぱり勝つと気分がいいな。マルフジ! テメーはラッキーだっただけだ! そんなラッキーは今後、二度と、永遠に起こることはない。誰が相手だろうが、このシングルリーグ戦でブチのめしていく。ブリティッシュボムかシャープシューターでな。そして、このリーグ戦を制して、鈴木軍がノアのすべての“ゴールド"を手にするんだ!」
▼「グローバルリーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○小島聡(9分41秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]Xランス・アーチャー
※ラリアット
【小島の話】「(2戦目で初勝利となったが?)やっと2戦目で振り出しというかね。一歩下がっては、一歩進む。そうやってきたプロレス人生だからさ。1勝1敗とか何とも思ってないんだ。ただ俺は“参加賞"をもらいに来たんじゃないんだ。まさに何の箸にも棒にもかかってないなかで俺はこのリーグ戦にエントリーした。だからこそチャンスがあるんだ。誰ひとりとして気にしてない…『小島なんかいたっけ?』っていう状況のなかで優勝するんだ。それがこのリーグ戦に出る最大の意味だ。ただ試合すること。それもいいよ。すげー選手いっぱいいるよ。面白い試合することも、すげー試合することも素晴らしい。だけど! これまで俺は数々の戦績を残してきた。試合内容だけじゃないぞ? 数々の勲章を獲ってきた。このリーグ戦もその中の一つなんだ。今から大逆襲が始まっから!!」
▼「グローバルリーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○中嶋勝彦(10分44秒 エビ固め)[1勝1敗=2点]Xマイバッハ谷口
※垂直落下式ブレーンバスター
【試合後の中嶋】
――2連勝となったが、試合を振り返って?
中嶋「うん! このリーグ戦、本当に今までと違うね! やっぱりみんな賭けてると思う。その気持ちが本当にやってて伝わってくるし、だからこそ俺も負けられないし。だからこそ、この1勝。大事にしたい。やっぱり“勝ったヤツにだけある責任"ってもんがあると思うんで、しっかりその責任を果たせるようになりたいし、それが今回のリーグ戦で問われてると思ってる。しっかりトップに行けるようにやるだけです。次は鈴木みのる! 普通じゃないフリーの強さを俺が見せてやります。伊達にBRAVEとしてノアでやってきてないんで。このリングでやってきた自負があるし、自信もあるんで」
――鈴木とは無敗対決となるが?
中嶋「すべてを払しょくできるような、強さと勢いでチャンピオンにぶつかっていきます」
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元大関・把瑠都がRIZIN参戦へ、話題先行のRIZINの前にIGFは後手にまわる・・・<バウトレビューより>
RIZIN 12月31日(木) さいたまスーパーアリーナ大会で大相撲元大関の把瑠都(ばると)がMMAデビューすることが決まった。把瑠都は2年前に左膝の状態が悪化し相撲を引退したが、1年前からMMAに誘われ、体重を減らし下半身を強化し、現在はピーター・アーツ、小路晃らとデビューに向け練習。22日の発表会見では高田延彦RIZIN統括本部長をお姫様抱っこしマスコミを驚かせた。把瑠都は旧ソ連のエストニア出身で、1984年11月5日生まれの30歳。四股名は把瑠都凱斗(ばるとかいと)で本名はホーヴェルソン・カイド(Höövelson Kaido)。2003年には出場選手4人ながらもエストニアのジュニア柔道選手権で優勝したことがある。相撲とは小学6年生の時に出会い、来日後2004年5月に初土俵を踏み、06年5月にスピード入幕し、12年1月場所で唯一の幕内優勝を果たし、2013年3月には大関に昇進した。身長198cm、体重189kgという恵まれた体形だったが、左膝靭帯損傷等の怪我に泣き、2013年1月場所から関脇に陥落し、2013年9月場所から十両となる直前に引退。その後はエストニアで実業家をしていたという。22日、東京・白金台の八芳園での会見で把瑠都は「怪我も良くなって(RIZINに協力しているリトアニアBUSHIDOの)ドナタス(・シマネイティス代表)さんから『(MMAを)やってみませんか』と声をかけてもらいました。ピーター・アーツさんとアキラ・ショウジ(小路晃)さんの助けを借りて(練習して)がんばります」「1年前から話が来て、練習をしていて、1か月前からこんな大きいチャンスができたと聞いて、やろうと思いました」とMMA挑戦の経緯を話した。今の体重は160~170kgぐらいで、左膝の古傷の状態については「筋肉をつけないと痛みが出るから、下半身たくさん疲れて(トレーニングを)やって来ました」と語った。会見にはホーヴェルソン・カイドの本名で登場し、リングネームは今後検討するといい、榊原信行RIZIN実行委員長は「四股名に変わる名前を考えたい」とコメント。囲み取材で榊原氏は「膝はしっかりリカバーしていて、120kgのヘビー級を超えたスーパーヘビー級があれば、世界一を狙えると思います。柔道では内股が得意だったそうです。11月中旬からピーターと打撃を徹底的に習い、その後も本格的にトレーニング計画があるみたいで、早くエストニアに戻ってトレーニングをしたいようです。どういう選手と向き合えば噛み合うのか頭を悩ますところですが(対戦相手は)10月中に決定できればと思っています」と話した。
大相撲の元大関・把瑠都が大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN」でMMAデビューすることが発表された。把瑠都は2004年に初土俵を踏み、2006年に新入幕、2010年に大関に昇進した。しかし昇進後はケガがに悩まされ、関脇に転落、そして2013年に十両陥落が決定したのを契機に引退、引退した際には全日本プロレスが獲得に名乗りを上げていたが、全日本は前オーナーの一方的な発言だったこともあって獲得には本腰を上げなかった。「RIZIN」が大晦日でフジテレビ系列で放送されることが決まっていることから、視聴率を獲得するには一般受けする素材が不可欠、それで把瑠都に目を付けたということだろう。同日大晦日ではIGFも両国国技館で「INOKI BOM-BA-YE 2015」を開催するが、おそらくMMAがメインとして扱われる。だが話題性で「RIZIN」に先行されてしまい、IGFは完全に後手に回ってしまった。IGFの総帥であるアントニオ猪木は業界が盛り上がるならと興行戦争を歓迎しているが、今のところ戦争すらならずワンサイド状態、後手に回ったIGFはどう反撃するのか… -
グローバルリーグ2015 川越大会公式戦結果
10月18日 NOAH「グローバル・リーグ戦 2015」埼玉・えすぽわーる伊佐沼 260人
<コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○ランス・アーチャー(9分7秒 片エビ固め)[1敗=0点]×クワイエット・ストーム
※ブラックアウト【アーチャーの話】「俺はこのリーグ戦でも恐怖を与え続ける。ノアのヤツらは恐怖におびえ続けるがいい。消滅のその時が来たんだ。降参のその時が来たんだ。俺はアメリカンサイコ。ナンバーワンだ。震えてろ!」
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○コルト“Boom Boom"カバナ(7分5秒 反則勝ち)[2敗=0点]×飯塚高史
※アイアン・フィンガー・フロム・ヘル
【カバナの話】「鈴木軍がノアを制圧してることは知ってるよ。形はどうあれ、今日勝ったのはカバナで、鈴木軍から1勝を上げた。このまま勝ち続けて、ボスのスズキを倒す。そしてノアファンの心を守るんだ。グッドウィンを重ねて、鈴木軍をブチのめしてやる」
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○シェルトン・X・ベンジャミン(9分31秒 エビ固め)[2敗=0点]×モハメド ヨネ
※ベイダード
【ベンジャミンの話】「見たろ? 俺は俺の役割を果たした。2勝0敗だ。誰もシェルトン・X・ベンジャミンを倒すことはできない。俺はここに勝つために来た。俺はここを支配するために来た。お前らに暗黒の悪夢を与えてやる。誰が俺の行く手に立ちふさがろうともカンケーねえ! そして全員、ペイダートでなぎ倒していく。なぜならシェルトン・X・ベンジャミンと並び立つヤツはこの世に存在しないからな! フッフッフ…イヤー!」
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○丸藤正道(13分36秒 エビ固め) [1勝1敗=2点]×デイビーボーイ・スミスJr.
※虎王
【試合後の丸藤】
――9割以上、攻められる展開となったが?
丸藤「俺だって体格差は分かってるけど、やられてもやられても立ち上がる気持ちでいたんで」
――スミスJr.は正攻法に徹してきたが?
丸藤「あのサイズの外国人としっかりシングルマッチをやった記憶が無いに等しい。でも…敵だから。鈴木軍だから一切褒めねえ!」
――ただ体格差があっても丸め込みやギブアップではなく、キッチリと3カウントを獲ったが?
丸藤「ノアファンの人はそんなの見たいか? …とか言いながら、丸め込みも狙うかもしれない」
――星取り的には2連勝、次はストームだが?
丸藤「突っ走る。彼のハングリー精神にも負けないように。このリーグ戦、誰とやっても体格差はある。じゃあ、あきらめるのかって言ったら、あきらめないし。そんなことしたら出てない選手にも失礼だし。とにかく俺は突っ走ります」 -
#大家帝国自主興行に棚橋の参戦が決定!果たして“マッスルワールド”に引きずり込むことが出来るか?
(週プロモバイルより)
大森駅東口前広場にておこなわれたDDTの大会にて、休憩明けのリングにHARASHIMAと大家健が登場。鶴見亜門GMがDDT「#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015~」11・17後楽園の一部カードとしてHARASHIMA&大家健VS棚橋弘至&小松洋平を発表した。
【HARASHIMAの話】「まずはこういう場を作るべく動いてくれた大家君、ディーノ、坂井君、交渉してくれたDDT、それを受けてくれた新日本プロレス、および棚橋選手に感謝します。あとはもう、リングの上で答えを出すだけなんで。必ず、大家君と組んで棚橋弘至に、勝ちます! 頑張ります!」
【大家の話】「おい棚橋、この試合、逃げずに受けたことだけはほめてやろう。だがな棚橋ぃ! 男が一度口にした言葉を、簡単に覆すんじゃねえよ! 男なら×3、一度吐いた言葉に最後まで責任を持て。オマエ怒ってただろ? オマエ、ケンカ売ったんだろ! だったらな、勝手に怒りおさめてんじゃねえよ。11月17日×2、メジャー団体新日本プロレス、いやプロレス界のエース、棚橋弘至にこの俺とHARASHIMAが、勝って×3、あんとき味わったHARASHIMAとDDTとDDTファンの悔しさを、絶対に×4、晴らしてみせる! いくぞー! ガンバレDDT! ガンバレHARASHIMA! ガンバレオレ!」
「DDTドラマティック総選挙2015」でユニット部門1位となり、自主興行権を獲得した#大家帝国の自主興行「#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015~」11月17日 後楽園大会で参戦を呼びかけていた新日本プロレスの棚橋弘至が小松洋平と共に出場することになった。
すべてにきっかけは8月23日DDT両国大会で行われた棚橋vsHARASHIMA戦から始まった、試合は棚橋がHARASHIMAを降したものの、試合後のコメントで見解の相違が出て物議を出て、HARASHIMAは自分の問題としていたが、#大家帝国はDDT全体の問題として受け止め、主催興行に棚橋にオファーをかけるようにDDTに呼びかけ、そして棚橋はオファーを受けた。
自主興行のサブタイトルも「マッスル」が入っていることから、あの伝説のブランドである「マッスル」主体の興行になると思う、その中に棚橋が入るということは敢えて相手の懐に飛び込むのか?
スローモーションでの“マッスルワールド”には数々のレスラーが引きずり込まれ、鈴木みのるや桜庭和志、大仁田厚までもが“マッスルワールド”に引きずり込まれていった。果たして#大家帝国は新日本の象徴的存在である棚橋を“マッスルワールド”に引きずり込むことが出来るか? -
鈴木みのるがモハメドヨネを絞殺でNOAH解散へ一歩前進!弾丸ヤンキース対決は杉浦が制する!
10月17日 NOAH「グローバル・リーグ戦 2015」東京ディファ有明 797人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼ディファ有明大会オープニングマッチ/30分1本
原田大輔 ○小峠篤司 小川良成 石森太二 熊野準(13分10秒 片エビ固め)拳王 大原はじめ キャプテン・ノア 平柳玄藩 ×友寄志郎
※キルスイッチ
◇第2試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
コルト○“Boom Boom"カバナ(5分8秒 カバナ固め)×クワイエット・ストーム
※もう一人は 齋藤彰俊
◇第3試合◇
▼「鈴木軍 vs NOAH」/30分1本
○丸藤正道 ザック・セイバーJr. スペル・クレイジー(9分3秒 エビ固め)シェルトン・X・ベンジャミン タイチ ×TAKAみちのく
※不知火
◇第4試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○中嶋勝彦(11分3秒 体固め)[2敗=0点]×北宮光洋
※垂直落下式ブレーンバスター
【中嶋の話】「いいスタートが切れたんじゃないかと思います。スタートが北宮で、またそれはそれでよかったし。それと同時に、今は北宮光洋につまずいている場合じゃないんで。俺には俺で、今回のリーグ戦に課題があるし。その課題はベンジャミン。俺はアイツを倒すためにこのリーグ戦にやってきたんだ。そして、同じブロックにはチャンピオンもいるんで。このチャンスを俺は逃さない。ノアの選手も、そしてフリーになった俺もやるしかねえんだよ。後がねえんだ。やるしかない」
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○マイバッハ谷口(11分14秒 反則勝ち)[1敗=0点]×飯塚高史
※アイアンフィンガー・フロム・ヘル
◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○デイビーボーイ・スミスJr. (13分26秒 片エビ固め)[1敗=0点]×ランス・アーチャー
※アバランシュホールド
【試合後のスミスJr.、アーチャー】
アーチャー「ファーストマッチは落としちまったが、今日の試合こそが俺たちが“キラーモンスター"たる理由だ」
スミスJr.「K.E.S.は日本でも世界でもナンバーワンタッグチームだ。今日は俺たちが起こす旋風の始まりに過ぎない。ノアのリーグ戦のチャンピオンに“ブリティッシュ・ブルドッグ"デイビーボーイ・スミスJr.がなるぜ! 誰が相手だろうが圧倒して勝っていく」
――なぜ今日はコスチュームを変えて臨んだ?
アーチャー「お前はなぜだと思う? 俺たちは“戦士"だからだ。それも世界じゅうで戦う。今日は彼が勝ったが、このトーナメントを制すのは俺だ。そしてどのタッグチームよりも強い!」
スミスJr.「リングに上がってるんだ。そんなことは関係ない。リングに上がる以上、俺たちは戦ってもナンバーワンタッグチームだと証明したまでだ。これからも証明し続ける。それより、このGHCタッグタイトルを長く持ったままだ。誰も俺たちに挑戦して来ないのか? 誰でもいい。我こそはってヤツはかかってこい。ぶっ壊してやる」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○鈴木みのる(14分14秒 胴絞めフロントネックロック)[1敗=0点]×モハメド ヨネ
【試合後の鈴木】
鈴木「これでまたひとつ減ったぜ。カウントダウンが進んだぜ。いくつだ? あといくつだ? あと6つ。あと6日だ。おい、モハメド ヨネ。いいぞ、いいぞ、いいぞ。ハハハ! そうだ、そうやって向かってくればいい。どいつもこいつもそうやって向かってくればいい。あの手、この手、研究…傾向と対策を事前に練って、一生懸命頑張ったな。でも残念ながら、お前らの物差しじゃ俺は計れない。なぜならば、てめえらは平民で、俺が王様だからだ。生まれついての、生まれ持った星が違うんだよ」
――スリーパーを食らった時はどういう気持ちだった?
鈴木「気持ち? もっと絞めろって。ほら、俺の首をへし折ってみろって。俺のことを締め落としてみろって。そんな気持ちでしかないよ。残念だったな。そんな攻撃じゃ俺の首はへし折れねえ。俺の腕をへし折ることも、足をへし折ることも、そして俺の心をへし折ることもできやしねえんだ。たとえ首の骨が折れようと、メンタマが飛び出ようと、笑って立ち上がってやるよ。てめえらとはもともと違うんだよ。舐めんなよ? ぶち壊せ。俺のことをぶち壊してみろ」
――次は10・24博多での中嶋戦となるが?
鈴木「そこに向けて何かを考えるのは俺じゃない。向こうだ。言ってんだろ? 博多に辿り着くまでの途中の試合であろうとなんであろうと、全てにこれ(ベルト)が懸かってんだ。俺の首を取ったヤツにこれをやるって言ってんだ。これだけじゃない。お前らのほしいものは全てやるよ。早く獲りに来いよ。たったひとつの首、たったひとつの命、お前ら獲ってみろ。たったひとつだぞ。簡単なことだ。ぶん殴って、1、2、3ってやりゃいいんだ。羽交い締めにして、ボコーンと殴ればいいんだ。よってたかって攻め込んでみりゃいいんだ。たったそれだけだ。さあ、ノアのカウントダウンがもう1つ進んだ。次は中嶋か。中嶋? 関係ねえだろ。まあ、楽しく楽しく調整させてもらうよ。中嶋君で。まったく俺にはお前のことなんか入ってない。お前なんか興味ない。何も背負ってないヤツをぶん殴っても面白くないもんな。アイツはフリーなんだろ? フリーっていうことはただの商売敵だ。フリーなんてそんなにたくさんいらねえんだよ。ここで潰しておくか? でも、アイツが負けてもカウントダウンは進むんだ。言っておくけど、俺がアイツにたとえ勝ったとしても…これはしょうがないか。フリーでもいいや。田中将斗でもいいや。小島聡でもいいや。中嶋でもいいや。ガイジンのカバナとか、ヒーローでもいいや。俺から勝ったら全てやる。さあ、狙ってこい。ここだ、ここ。ここをバコーンとやればコロッといっちゃうぞ。何で負けないか知ってるか?」
――強いから?
鈴木「モノが違うんだよ」
【ヨネの話】「まだノアは終わったわけじゃねえから!」
◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○杉浦貴(16分17秒 体固め)[1勝1敗=2点]×田中将斗
※オリンピック予選スラム
(試合後)
杉浦「今日はディファ有明に集まっていただいてありがとうございます。昨日は負けたけど、今日は勝つことができました。まだまだ厳しいリーグ戦が続きますが、一戦一戦、一生懸命戦います。また応援よろしくお願いします。みんなが持っているノアを思う気持ちは…俺たちも、俺もノアを思う気持ちは一緒だから。絶対にノアは潰れない! 絶対にノアは終わらせないから! また応援してください。絶対に!」
【試合後の杉浦】
――壮絶な戦いとなったが?
杉浦「いやあ、ホントに強い男ですよ。普段いつも横に立たせておいてよかったと思うよ、ホントに。対戦相手になるとやっぱきついね」
――去年は公式戦で田中に敗れている。そのリベンジを果たしたが?
杉浦「そうだね。ZERO1のリングでは引き分けだったし、1勝1敗。まだまだ戦ってもいいものを見せられると思うし、組んでもいいものがお見せできるから。本当にいい選手でしたね」
――初戦を落としていたので、1敗もできない状況だった?
杉浦「やっぱり先にはベルトを取り戻すという使命もあるし、諦めないよ」
――次は10・22小倉でのヒーロー戦となるが?
杉浦「向こうもエルボーの使い手なんで注意しないといけないけど、年期が違うよ。エルボーのね」
――一試合一試合、今日のような魂のこもった戦いを続けていく?
杉浦「だって負けられないでしょ。こうなったのは俺たちのせいかもしれないけど、絶対にこれで終わらしちゃいけないから。何のためにこのノアで15年やってきたのか。これで終わらせたらみんなに申し訳ないし。三沢さんとか、歴代の先輩にも。だから終わらないよ、絶対に」
【田中の話】「やっぱね、やるかやられるか。そういう戦いだし、こっちも手数を出さないと。ただ、いつも向こうのヒジが飛んでくるから、こっちも休まずにガンガンいったんやけど、今日は杉浦の方がちょっと強かったね。いやあ、ガッツリ来たよ。弾丸ヤンキースとして組んで、チームとして向き合って、こういうガチッとした試合をせんかったら、組んでいる意味もないしね。改めて杉浦貴という人間の強さを思い知らされた。またタッグで組むなら凄い頼もしいパートナーだし、対戦するなら凄い恐ろしい部分もあるよね。でも、ボロボロになるけども、試合をやったという気持ちはある。杉浦は明日も試合かもしれへんけど、俺はちょっと休みやし、その間にまたトレーニングを積んで、このグローバル・リーグに備えなあかんなと思います」
「グローバルリーグ2015」は2日目のディファ大会、北宮を降しNOAH解散へ一歩前進した鈴木は入れ違いながらも藤原組に属し藤原喜明に教えを乞うたヨネと対戦。
ヨネが奇襲をかけて試合開始となりエルボー、キックからギロチンドロップを投下するも、鈴木は場外戦に持ち込み客席でヨネを痛めつけて反撃する。
鈴木はリングに戻るも、ヨネはバックドロップで反撃、串刺しラリアットからダイビングギロチンを投下するが、鈴木も串刺しフロントハイキックで逆襲、うつ伏せのヨネにキックで追撃し張り手を返すヨネをスリーパーで捕獲する。
しかしヨネはコーナーに押し込んで脱出、串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスターを狙うが、鈴木はエルボー、頭突きでコーナーから落とすと再度スリーパーで捕獲してからゴッチ式パイルドライバーを狙う。
窮地のヨネは必死でリバースするとラリアットを狙うが、追尾した鈴木は再度スリーパーで捕獲、しかしヨネはハイキックからバックドロップで叩きつける。
ヨネはラリアットを浴びせると、逆にスリーパーで捕獲し胴締めスリーパーに移行するが、鈴木はロープに逃れ、ヨネはエルボーの連打からキン肉バスターを狙うも、切り抜けた鈴木はフロントネックロックで捕獲、そのまま一気に絞め上げヨネは失神し試合はストップ、鈴木が2勝目を収め、NOAH解散へまた一歩前進した。
メインの杉浦vs田中の弾丸ヤンキース対決は、エルボーからグラウンドの攻防でスタートするも、ショルダータックル合戦を制した杉浦がヘッドロックからスリーパーで捕獲したが、田中はエルボーを放つと再度エルボー合戦を展開する。
エルボー合戦を制した田中はキャメルクラッチから張り手を浴びせ有利に立つが、ブレーンバスター狙いを踏ん張った杉浦はショルダータックル合戦からスピアーを浴びせ、フロントハイキックからマウントエルボー、串刺しニーと形成を逆転させる。
杉浦はジャーマンを狙うが、防いだ田中はロープへ走る杉浦にエルボーを放ち、ワンツーエルボーと繰り出すとロープに張り付けにしてからのジャンピングエルボー、ラリアットDDTからスーパーフライを投下、だが杉浦は剣山で迎撃する。
両者は再びエルボー合戦を展開するが、ロープに走る杉浦を追尾した田中がバックハンドエルボーで迎撃すると、ラリアット、垂直落下式ブレーンバスター、スーパーフライと畳み掛け、スライディングDで勝負に出るが、避けた杉浦はジャーマンからニーリフトを浴びせ両者ダウンとなる。
先に起き上がった杉浦はランニングニーから後頭部にエルボーを連発してからジャーマンで投げるとオリンピック予選スラムを狙うが、背後に着地した田中がスクールボーイからスライディングDを炸裂させる。
両者はダウンの後、膝立ちのままエルボー、頭突き合戦を展開するが競り勝った杉浦がオリンピック予選スラムを決め3カウントを奪い公式戦初勝利を収め、試合後は互いに健闘を称えた後で杉浦がファンにNOAHを守り抜くことを約束した。
第4試合の中嶋vs北宮の元DIAMOND RING対決は北宮が体格を生かした攻めで先手を狙うが、中嶋はサッカーボールキックを連発し主導権を握る。北宮のバックフリップ、ジャーマン狙いを防いだ中嶋はSTFでスタミナを奪い、ラリアットからスピアーで突進する北宮をカニバサミでターンバックルへ直撃させるとバックドロップ、ランニングローキックから垂直落下ブレーンバスターで3カウントを奪い白星発進に成功。
第5試合のマイバッハvs飯塚は後入場の飯塚をマイバッハが襲い掛かって試合開始となり、場外戦で暴れ回るなど大荒れの展開となる、そしてレフェリーとマイバッハを交錯させた飯塚は無法地帯を作りアイアンフィンガーを装着するも、マイバッハは刺又を投入して飯塚を撃退、リングサイドにテーブルを設置しテーブル貫通チョークスラムで叩きつける。
リングに戻ったマイバッハはチョークスラムからマイバッハプレスを狙うも、刺又を奪った飯塚が刺又デッドリードライブを敢行、これに怒ったマイバッハが刺又を奪い返して刺又ラリアットを狙うも、福田レフェリーが制しにはいると、その隙を突いた飯塚がアイアンフィンガー・フロム・ヘルでマイバッハをKOするが、レフェリーは飯塚の反則負けを宣告、だが飯塚は構わずマイバッハをイスで滅多打ちにして大ダメージを負わせた。
第6試合のスミスvsアーチャーのKES対決は弾丸ヤンキース対決同様、パートナー同士でも遠慮なくぶつかり合う、ランニングギロチンドロップからスリーパーで有利に立ったスミスがブルドッグボムやタイガースープレックスを阻止したアーチャーがフルネルソンバスターからダークデイズを狙うも、今度はスミスが阻止してキャプチュードからシャープシューターで捕獲する。
そこでカバナがリングサイドに現れスミスを挑発すると、気を取られたスミスの隙を突いたアーチャーは反撃、チョークスラムから旋回式スクラップバスターを決めるも、ムーンサルトプレス狙いは阻止されるもダイビングラリアットからブラックアウトを狙う。
背後に着地したスミスはバックドロップで投げるも、串刺し攻撃はかわされるとアーチャーはロープ渡りを披露、しかしスミスはボディブローを果た放つとアバランシュホールドで3カウントを奪いパートナー対決を制した。
最後にNOAHのメインレフェリーで統括本部長である西永秀一レフェリーが姿を現さなくなったカクトウログさんが伝えたことで、自分も観戦したNOAH9月19日の大阪大会にサブレフェリーとして入らなかったことで気にはなっていたが、このときはメインレフェリーとしてタイガー服部レフェリーが新日本から派遣され、また鈴木の要望でサブからも外され裏方に専念しているものかと思っていた、だがtwitterも9月14日を最後に途絶え1ヶ月以上も公の場に出てこないとなればおかしいと思わざる得ない、中にはテコ入れを受けている新日本プロレスに反発して退社したや、消息を絶ったなど夜逃げを匂わせるような無責任な噂も飛び交っていた。
しかし仕事熱心で無責任に仕事を投げ出す人物でないことから 、体調不良で休養していると考えた方が自然なのか?しかし何故NOAH側が西永レフェリーに関して見解がないのか、悪い意味で発表出来ない理由があるのか、田上明社長や副社長の丸藤にとっても大事な片腕だけに元気な姿を見せて欲しいが…本日はディファ有明ご来場ありがとうございました。 田中選手に勝てて良かった。 相方でありライバルであり、尊敬できる選手。 ありがとう。#noah_ghc
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2015, 10月 17負けたぁ。身体は丈夫やし、気迫は凄いし、杉浦さん強かった。これからも最高なパートナーで、対戦したらガンガンやりあえる、尊敬できる相手でいてほしい。 疲れたから帰りに糖分摂取‼ #スターバックス #杉浦貴 #noah_ghc pic.twitter.com/6lYIPAhJgB
— 田中将斗(Masato Tanaka) (@masato_dangan) 2015, 10月 17もう星を二つ落とした。でも振り返ってる時間はない、もっとデカく、もっとタフになるだけ。リーグ戦中でも成長は出来る。明日は川越。まだまだ、まだまだ。 #noah_ghc pic.twitter.com/zOekLJ7lWi
— 北宮光洋 (@noah_kitamiya) 2015, 10月 17 -
解散か、存続か!?NOAHの命運が懸かったグローバルリーグが開幕!
10月16日 NOAH「グローバル・リーグ戦 2015」東京・後楽園ホール 988人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/15分1本
○大原はじめ(6分38秒 ムイビエン)X友寄志郎
◇第2試合◇
▼30分1本
小峠篤司 原田大輔 小川良成 スペル・クレイジー クワイエット・ストーム(11分1秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)齋藤彰俊 キャプテン・ノア ×平柳玄藩 拳王 ザック・セイバーJr.
※
◇第3試合◇
▼「鈴木軍 vs NOAH」/30分1本
○タイチ TAKAみちのく(7分51秒 エビ固め)石森太二 ×熊野準
※タイチ式パワーボム
◇第4試合◇
▼「鈴木軍 vs NOAH」/30分1本
○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. 飯塚高史(11分51秒 エビ)×マイバッハ谷口 モハメド ヨネ 中嶋勝彦
※キラーボム
◇第5試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○シェルトン・X・ベンジャミン(10分6秒 片エビ固め)[1敗=0点]×コルト“Boom Boom"カバナ
※ベイダート
【ベンジャミンの話】「カバナは愉快なヤツだな。ブンブン言ってるだけの愉快なヤツだ。いいか? 俺が言いたいことは単純だ。俺はここに楽しみに来てるワケじゃない。俺はここにゲームしに来てるワケでもない。シェルトン・X・ベンジャミンがここに来ている理由はひとつ。“破壊"だ。そしてすべてを支配する。ノアもこのリーグ戦も。このリーグ戦のチャンピオンはこの俺、シェルトン・X・ベンジャミンだ!」
【カバナの話】「このリングを鈴木軍に占拠させやしない。この状況を必ず変えてやる。鈴木軍を代表してるシェルトンを相手にノアのファンを失望させてしまったけれど、俺が見据えているのは鈴木みのるだ」◇第6試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○田中将斗(11分56秒 片エビ固め)[1敗=0点]×小島聡
※スライディングD
【田中の話】「ホントどれぐらいぶりかに小島聡に触れて。小島とか、永田とか、天山、中西という第三世代と言われている人たちと比べられて、俺は育ってきているからね。いつまでも高い存在でいてほしいし。永田とは去年久々にシングルをやって。グローバルリーグの公式戦の中でやって、永田裕志の強さっていうのを確かめられて。今日はまた小島聡。アゴが取れそうになったし、今日は勝てたけど、ホンマに次やったらわからんし。まだまだ俺にとってはそういう存在でいてくれなきゃ困るし。また他の天山、中西ともシングルをやりたいね。小島とは今までシングルを2回やって1勝1敗。前回やったシングルは火祭り公式戦で、何年ぶりかもわからんし。まあ、次にやったらどうなるかわからんけど、とりあえず今は1勝1敗なんで。どちらかが引退するまでにもう一度白黒付けたい。今日はこういうリーグ戦の中でという戦いやったけど、そういうのをなしにしてやりたい一人のレスラーですね。今日勝利できたからいいスタートを切れたってことで。このメンバーを見て、こっちのブロックは厳しいと言われているけど、誰が入っていようが、誰かに負けたら優勝は最後にできへんのやから。それは一緒やからね。厳しいAブロックにわけられてるかもしれんけど、それも苦にならへんし、いいスタートを切れるかによって違ってくると思うしね。今日はいいスタートを切れたんやないですかね」
【小島の話】「わかんねぇ。わかんねぇけどすごく気持ちいいんだ! ノアの戦いが俺の中で凄く気持ちいいんだ! やられちまったけどさ、やられちまったけど気持ちいいんだ。理由なんかわかんねぇ。田中将斗だからかも知んねえし、ノアのリングだったからかも知んねぇけど、とにかく気持ちいいんだ。この気持ちいい戦いを最後まで持続して、必ず優勝します!!」
◇第7試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○鈴木みのる(11分7秒 体固め)[1敗=0点]×北宮光洋
※ゴッチ式パイルドライバー
【試合後の鈴木】
――サバイバルゲーム、北宮から勝利を収めて一戦目を取ったが?
鈴木「お前誰だ? お前どこのどいつだ? お前になんか用はねぇんだよ。これでカウントダウン1つ進んだな。あといくつだ? 決勝まで7つだろ? さあ、1個減った。ノア、よく聞け。お前らのカウントダウン、最後まであと7つだ。それともうひとつ、ベルトを取り返すチャンスは、あと12か? 13か? それだけだ。さあ、それまでの間、カウントダウンが進む間、このベルトを取り返しても俺たちのうちの誰かが優勝したら、それでここは終わり。そして誰も取り返せなかったら、優勝もできなかったら、それもお前たちの終わりだ。お前たちが生き残る方法、それはたったひとつ、このサバイバルゲーム、一人でも生き残ってみろ。生き残って、誰でもいい、俺からこれを取り上げてみろ。それしかお前たちに生き残る方法はない。カウントダウンは始まってるんだ。終わりまでもうすぐだ。11月8日もう一度後楽園ホールに戻ってくる時、その日がノアの最後だ」
――北宮の印象は?
鈴木「知らねぇよ。俺にとっちゃガキだろうが、若手だろうが、女だろうが、おじさんだろうが、受付嬢だろうが、誰だろうが敵は敵だ。ブチのめすだけだ。他に用はない。だから反対のコーナーからお前が上がってきたら、お前が敵だ」
――リングの周りにはノアの選手の包囲網が出来上がっていたが?
鈴木「言ったじゃねえか。自分の財布が危なくならねえと自分の置かれてる立場がわからねえんだよ。どいつもこいつも。お前もそうじゃないの? 『日テレ視聴率落ちました、日テレやばいです、借金ばっかり抱えてます、潰れそうです』って言ったって、お前の給料が1円たりとも減らなかったら、お前はビビんねぇだろ? 焦らねえだろ? 自分の今立ってる場所、自分の胸に入ってる財布、軽くなんなきゃわかんねえんだよ、みんな。バカだもんな。それを教えてやってるんだよ。もうお前たちに行く場所なんかない。お前たちが逃げる場所もない。お前たちが匿ってもらう船もない。さあ終わってもらうぞ、ノア。寛大な王様が言ってるんだから。本当ならもう終わってるんだぞ? だろ?」
――この後は丸藤と杉浦が戦うが?
鈴木「そうやって潰し合えばいい。このブロック面白いだろ? Aブロック。丸藤がいて杉浦がいて、小島がいて、田中がいて、ランスがいて、デイビーボーイ・スミスがいて。強そうなのいっぱいいるだろ? 楽しそうだろ? お前らで潰し合えばいい。お前らで食い合えばいい。たった一つの椅子をな。俺への挑戦権を懸けた、たった一つの椅子、奪い合いなさいよ。俺はさっさと決勝の舞台で待ってるからな。目をつぶったって突破できる。そりゃそうだよ、俺が組んだんだもん(笑)」
【北宮の話】「(セコンドの肩を借りて戻ってくると、質問を求める記者に対し)うるせえ、どけ。この野郎」◇第8試合◇
▼「グローバル・リーグ戦2015」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○丸藤正道(18分18秒 エビ固め)[1敗=0点]×杉浦貴
※虎王
(試合後)
丸藤「いくぞいくぞいくぞ! 大きな一勝だ。最後に一言だけ言わせてくれ。このリーグ戦で優勝するのは俺だ」
【丸藤の話】「(一番厳しい相手に勝っての大きな一勝となったが?)素直に嬉しいよ。素直に嬉しい。これがリーグ戦の初っぱなでよかったのか? それとも後々響いてくるのか? でも、全力でやらないと勝てなかったし、杉浦だってまだ諦めているはずないから。アイツに追いつかれないように突っ走って、俺がこのリーグ戦優勝します。(この後も毎日が心配になるようなスタートなったが?)大いに結構だ。今日、自信が付いた。やるよ」
【杉浦の話】「あー! チクショー!」
「グローバルリーグ2015」が開幕、今年は鈴木軍のうち誰か一人が優勝したらNOAHの自主解散がかけられ、鈴木軍からは5人がエントリーするだけでなく、鈴木の属するBブロックは鈴木の要求で鈴木が有利な編成となったが、鈴木自身も「1敗でもしたらGHCは全返却」と厳しい条件を課した。
鈴木はセミでリーグ初参加の北宮と対戦、北宮は鈴木に対しチョップ、ショルダータックルと先手を狙うが、鈴木はエプロンに逃れると追撃を狙う北宮をロープ越しのぶら下がり式腕十字で捕獲、そのまま場外戦に持ち込み観客から拝借した傘で殴打するなどして試合の主導権を握る。
リングに戻っても鈴木はチキンウィングアームロック、腕固めと腕攻めを展開するが、北宮は鈴木のフロントハイキックをかいくぐり強引に担いでバックフリップで投げ捨てる。
北宮はエルボーの乱打で一気に攻勢に出ると、セントーンからカナディアンバックブリーカーで担ぐも、不時着した鈴木は張り手、フロントハイキック、ランニングローキックと逆襲し、再度チキンウィングアームロック、腕十字と捕獲しミドルキックやフロントハイキックを連発する。
しかし受け切った北宮はラリアットを浴びせるとジャーマンスープレックスで投げ、再度ラリアットを浴びせるが、スピアーを狙って突進すると鈴木はフロントネックロックで捕獲し絞め上げてからゴッチ式パイルドライバーで3カウントととなり、鈴木は白星発進に成功する。
メインの二連覇を狙う杉浦vs初優勝を狙う丸藤は杉浦がスピアーからボディシザーズと腹部攻めで丸藤のスタミナを奪いにかかる。劣勢の丸藤は串刺しフロントハイキックを狙う杉浦を追尾してバックハンドエルボーを浴びせるも、連発狙いは杉浦が逆に追撃してスピアーを浴びせる。
丸藤は起死回生のドロップキックを放つと、ジャンピング背面エルボー、無重力顔面踏みつけ、側頭部へのトラースキックと畳み掛け、不知火を狙うが、ロープに掴んでジャンプしたところでニーリフトを浴びせ、ブレーンバスターの構えからトップロープに腹部から丸藤を叩きつけた後で、キチンシンクを浴びせる。
杉浦は再度丸藤を腹部からトップロープに叩きつけるとフロントハイキックで突っ込むが、場外に逃れた丸藤が杉浦の足を引っ張って場外戦を誘い、エプロンの攻防で丸藤らトラースキックから断崖式回転エビ固めを敢行、杉浦に大ダメージを与える。
丸藤はリングに戻る杉浦にフロム・コーナー・トゥ・コーナーを放つと、横からのトラースキックを炸裂させるが、杉浦もキチンシンクで反撃してからジャーマンで投げるも丸藤は着地し、ドラゴンスープレックスも丸藤は着地してトラースキックを放つ。
丸藤は不知火を狙うが、杉浦は、丸藤をコーナーに据えて逆さ吊りにしてから腹部や顔面に串刺しニーを放ち、鬼エルボーを乱打するも、起き上がった丸藤は逆水平チョップで応戦、トラースキック、回し蹴り式トラースキックと炸裂させてからロープへ走り飛びつくが、杉浦はキャッチしてジャーマンで投げる。
杉浦はランニングニーからオリンピック予選スラムを狙うが、切り抜けた丸藤は虎王を狙うもキャッチした杉浦はアンクルホールドを極める。
しかし丸藤は前転して前方に杉浦を投げつけるとかと串刺し式虎王から不知火を決め、エルボーで反撃する杉浦にエルボーや逆水平を浴びせると、虎王からブレーンバスターから前に落としての虎王と新パターンも披露し、最後も虎王を炸裂させ3カウント、丸藤は初優勝を目指して白星発進に成功した。
ベンジャミンvカバナはナックルを浴びせるカバナにベンジャミンが怒るもカバナは逃げ回り、ベンジャミンは追いかけ回す。
リングに戻ってもカバナはのらりくらりとベンジャミンを翻弄するが、場外戦から反撃したベンジャミンがキャメルクラッチ、エルボースマッシュ、ダブルアームスープレックスと攻め立て、カバナもエルボーを駆使して反撃するが、ベンジャミンはジャーマンで黙らせる。
カバナはベンジャミンのベイダートはエルボースタンプで防ぐも、すかさずベンジャミンはベイダートを決め3カウントを奪う。
小島vs田中の新日本プロレス、ZERO1の外敵対決はリング内や場外でもエルボー合戦を繰り広げるが、小島はフロントハイキックからDDTで突き刺す。
田中は掟破りのマシンガンチョップから串刺しエルボーを決めるが、小島もやり返して”いっちゃうぞ”エルボーを狙う。
起き上がった田中は雪崩式ブレーンバスターで叩きつけると、垂直落下式ブレーンバスターの連続技を狙うが、小島は逆に垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
小島はエプロンでの断崖式DDTからダイビングエルボーを投下するが、コジコジカッターを防いだ 田中も串刺しラリアットで反撃、田中はジャンピングエルボーからラリアットを狙うが、小島はカマイタチラリアットで迎撃すると、コジコジカッター、雪崩式コジコジカッターからラリアットを狙う。
しかし田中はかわしてラリアットを放つと、垂直落下式ブレーンバスターからスーパーフライを投下するも、小島は剣山で迎撃しラリアットを狙うが、田中はエルボーで抵抗も小島は左のラリアットを浴びせるも田中は引かずエルボー、ローリングエルボーと炸裂させるとスライディングラリアット、スーパーフライからスライディングDを決め3カウントを奪い、試合後は互いに健闘を称え合いノーサイドとなった。
NOAH解散がかけられた今年のグローバルリーグ戦、果たしてどんな結末が待ち受けているか?(グローバルリーグの試合結果もコメント付きで随時更新します)【NOAH】GL開幕…丸藤が虎王3連発で杉浦粉砕!▼鈴木圧勝発進▼田中初戦で小島を熱闘撃破▼ベンジャミン白星スタート▼タイチ高笑い、石森挑戦遠のく…後楽園大会 http://t.co/vuGwN7jyL4 #noah_ghc pic.twitter.com/IoEK8SA8ZE
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 10月 16昨日の後楽園大会ご来場誠にありがとうございました! 杉浦さんとの試合は本当にいつもきつい…でも勝ったのは俺だ。 今日はリーグ戦ではないが相手側にベンジャミンがいる。公式戦ではないし逆ブロックだが負けられない。 #noah_ghc #グローバルリーグ戦
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2015, 10月 16えっ?オレ? pic.twitter.com/SX6c1gaQTH
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2015, 10月 16今日の試合、リングサイドには心強い援軍が居た。義と信念を持った熱い仲間達が居た。そんな中で初戦落としたことが本当に情けない。ただ、ノアはまだまだ萎(へこ)まない。今日はそれを確信した。 リーグ戦もまだまだこれから、明日は中嶋勝彦と。明日も全身全霊で。 #noah_ghc
— 北宮光洋 (@noah_kitamiya) 2015, 10月 16初戦白星の良いスタートをきれました。しかし久しぶりに対戦の小島さん、去年の永田さんもやけど、第三世代?元気やなあ。そして明日は弾丸ヤンキースのパートナーの杉浦さん。勿論目指すは連勝や。 #noah_ghc pic.twitter.com/Wih47dfcmx
— 田中将斗(Masato Tanaka) (@masato_dangan) 2015, 10月 16ノア・グローバルリーグ戦、後楽園大会、終了。 田中将斗選手に敗退。 2002年〜03年頃、全日本vsゼロワンでバチバチやりあっていた事を思い出した。 田中選手とは、同世代。 コンディションは業界でもトップクラス。 見習うべき点が多い。 気を入れ替えて、また頑張ります。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2015, 10月 16正直に言うと、試合前は不安しかなかった。 久々の対戦だったし、田中選手の動きに対応できるかなと…。 でも、終わってみて、負けちゃったけど充実感が凄かった。 “プロレスラーとして生きている”充実感。 だから試合後に「気持ちいい」を連発してしまったのかも。 またやりたいね。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2015, 10月 16“今の小島がノアのリーグ戦に出るなんて、意味のない出張だ”というご意見を見た。 ノアvs鈴木軍という観点からすれば、その意見も解ります。 ですが私は、24年間で、一度も意味のない試合を闘った事がありません。 ファンの方がそう感じるのは残念ですが、私自身は絶対そう思いません。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2015, 10月 16 -
全日本プロレス四条畷大会観戦記・・・潮﨑は抜けても全日本は元気です!
10月15日 全日本プロレス「2015ジャイアント・シリーズ」大阪・四條畷市立市民総合体育館サン・アリーナ25 731人超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○鈴木鼓太郎(10分53秒 片エビ固め)X青柳優馬
※ランニングエルボー
◇第2試合◇
▼30分1本
○諏訪魔(4分10秒 体固め)X中島洋平
※ラリアット→
【諏訪魔の話】「宮原はこのままじゃいつまでたってもクソガキのまま。潮崎なき今のXceedはまさに死に体だよ。このままXceedにいたら、宮原自身も賞味期限切れになるぞ。俺たちEvolutionは、潮崎にはなかった、宮原がトップへのし上がるだけのプロデュース能力があるんだ。青木、佐藤を見ろ。Evolutionに入って間違いなく己のポジションを確立したはずだ。宮原の目指すトップレスラーの礎を形作ることができるわ。今は具体的に あえて言わないけどな。とにかく宮原はEvolutionを利用すればいいんだよ。俺たちは互いを利用し合って生き残る集団だからな。宮原が最善の選択をすることを望むよ」
◇第3試合◇
▼30分1本
ゼウス ○ボディガー(14分59秒 ギブアップ)Xくいしんぼう仮面 三原一晃
※ダブルチョークスラムの体勢で
◇第4試合◇
▼30分1本
渕正信 ○宮原健斗(12分56秒 ジャーマンスープレックスホールド)大森隆男 Xジェイク・リー
◇第5試合◇
▼Jr.TAG BATTLE OF GLORY公式戦/30分1本
[1勝=2点]南野タケシ ○卍丸(7分55秒 体固め)[1勝1敗=2点]青木篤志 X佐藤光留
※卍落とし
【試合後の南野&卍丸】
――初戦で前年度優勝チームを破ったが?
南野「これで去年の優勝チームか? ビックリや。初戦で卍丸のパワーみせたけど、これが舎人一家の実力や。この調子でいったら優勝、そしてベルトや!」
卍丸「余裕かな。ハッキリ言って何も面白くないよ。全日ジュニア何だ? 空気か?」
南野「空気より軽いな。ヘリウムガスかメタンガスか? あいつら臭いな。このあとのシリーズ楽しみにしとけ!」
◇第6試合◇
▼60分1本
秋山準 金丸義信 ○ウルティモ・ドラゴン(10分23秒 ラ・マヒストラル)曙 KENSO X野村直矢
【曙の話】「(前哨戦3連敗で未だ白星がないが?)黒星もないし、(直接)獲られてないんでね。一番大事なのは11月1日なんで、それに調子合わせて今やってるつもり。動きも悪くないし、1対1になるとそうはいかない。1日だけを目指して体作りしてるし。(同じ相手に2回連続で負けることは許されない?)もちろん、そう。そうならないように頑張りますよ」
今回は全日本プロレス「2015ジャイアント・シリーズ」大阪・四条畷大会を観戦、自分もかつて20年も大阪に住んでいたが四条畷を訪れたには初めて、今年はまだ全日本を観戦していないということもあって観戦を決意、自家用車に乗って163号線でまっすぐ西へ生駒山を越えて1時間半、四条畷に到着した。
5時半に開場、普段プロレスが使用することがないことから観客動員がどうかなと思ったが、くいしんぼう仮面と三原の大阪プロレス勢が参戦したのもあって、用意されたイスはほとんど埋まり超満員となった。
第1試合の鼓太郎vs青柳は、鼓太郎のエルボーを封じようとしたのか青柳はアーホイップからの腕攻めで先手を奪ったかに見えたが、鼓太郎はボディーへのエルボーからボディー中心の攻めで形勢逆転、青柳もダイビングボディーアタックで反撃するがフィッシャーマンは鼓太郎は決めさせず、最期は鼓太郎はファンネル、キチンシンクからランニングエルボーで完勝。
第2試合の諏訪魔vs中島は、中島はキックで攻めるが諏訪魔は受け流し、ドロップキックで諏訪魔をやっと場外に追いやってプランチャを放つも、リングに戻っても中島のキックを全て受け流した諏訪魔はショルダー一発で流れを変えてしまう、諏訪魔のラストライドは回転エビ固めで切り返したものの、諏訪魔はパワースラムなどで攻め立て、中島のキックを受け流してエルボーやダブルチョップで鎮圧、最後はラリアットで3カウント、終わってみれば僅か4分、諏訪魔にしてみれば物足りない試合だった。
第3試合のビッグガンズvsくいしんぼう、三原は、くいしんぼうが完全にビッグガンズにビビりまくりながらも前転からポーズを決めれば、くいしんぼうに促されたボディガーや、なぜかボンバー斉藤レフェリーも前転からポーズ、腕相撲と見せかけて不意打ちを食らわし、人間ロケットの自爆の連発、三原やゼウスも加えての5人での欽ちゃんジャンプなど、お馴染みのくいしんぼうワールドで館内を沸かせる。
試合は三原が三角コーン攻撃などで孤軍奮闘するがビッグガンズの連係の前に苦戦、くいしんぼうも一応カットするが逆に追い掛け回される、それでもくいしんぼうはラ・ケブラータを発射するが落下の際に膝を鉄柵に強打、しかしビッグガンズが当たりクッション代わりとなったおかけなのか試合はなんとか続行、そして三原がビッグガンズのダブルチョークスラムでKOされると、ビッグガンズはくいしんぼうにも狙うがくいしんぼうは叩きつけられる前にギブアップという懸命な判断で試合終了、ビッグガンズが勝利を収める。
第4試合はリーが宮原に対してふてぶてしい態度、しかし試合の主役は渕、大森は容赦なく渕を攻め込み、宮原もこき使うように前面に出すものの渕はフラフラ、それでもリーにはバックドロップを決めて宮原に交代すると、宮原はリーにむかついていたのか場外戦で制裁する。
そして渕は大森に何度もボディースラムを狙うが上がらない、宮原が観客の声援を煽ると意地で2回成功させる。試合は宮原がリーを攻め込み、リーも反撃すると渕がカットに入るが大森が渕を蹴散らしてから花道へ連行するも、渕はしがみつくように大森を捕らえ、その間に宮原がブラックアウト、バイシクルキック、二段式ジャーマンで勝利を収めた。
第5試合のジュニアタッグリーグ公式戦は舎人一家の奇襲で試合開始、南野はイス攻撃などで佐藤を痛めつける、リングに戻っても舎人一家が佐藤を痛めつけて試合の主導権を握るが、青木に代わると盛り返しEvolutionは連続攻撃SEKAI-SHINから卍丸を捕らえにかかり佐藤がアンクルホールド、バックドロップで追い詰める、しかし南野がレッグラリアットでカットに入ると、舎人一家は一気に勝負に出て佐藤に集中攻撃、卍丸のジャーマンと南野のチョークスラムによる合体技を決めると、最後は卍丸はファイヤーサンダーこと卍落としを決め3カウント、試合の流れは舎人一家のペースだったがEvolutionは思わぬ星を落としてしまう。
メインの6人タッグ戦は三冠前哨戦ということもあって曙と秋山でスタートするが、野村が志願するように曙から交代を受けるも、秋山は金丸と共に場外ボディースラム、ウルティモはジャベなどで野村をかわいがり、野村の劣勢にKENSOもファンの声援を煽る、曙vs秋山の絡みは2度だけ2度目は曙はチョークスラム、秋山はエクスプロイダーを狙うが互いに未遂、それでも秋山は曙の突進をフロントハイで迎撃した後でダイビングニーを決めるが、交代した金丸は曙の巨体の前に苦しむ。
終盤に野村がウルティモをせめこむがミサイルキックは自爆すると、ウルティモはクロス式アンクルホールド、ソバットコンポで攻め込み、野村の回転エビ固めを押しつぶしたウルティモがラ・マヒストラルで3カウント、秋山はカットに入ろうとする曙の脚にローキックを放ってしっかりセーブした。
全日本観戦は10ヶ月ぶりだったが、潮﨑豪の退団の影響はしっかり吹き飛ばしているというか影響を払拭するためにそれぞれが懸命に頑張っている、大丈夫だという印象を受けた。
潮﨑が抜けても全日本は大丈夫です! -
今年こそ東京ドームに金の雨を降らせるか?「WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム」第1弾カード決定!
<新日本プロレス公式HPより>
■菅林直樹会長のコメント
菅林「本日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。おかげさまで1月4日東京ドーム大会は、今回で25回目となりまして、大会タイトルが『WRESTLE KINGDOM』と変更になってからは、10回目を迎えることができました。皆様に改めてお礼を申し上げます。私から『WRESTLE KINGUDOM 10 in 東京ドーム』に関しまして、大会コンセプトなどを発表させていただきます。まず1つ目は、本大会のキャッチフレーズは『プロレスいこうぜ!』に決定しました。1月4日には全国のプロレスファンの皆さんに、東京ドームに集結して、大いに盛り上がって、年に1度のプロレスの祭典をご堪能いただきたいと思っております。ファンの方も日常の様々なシーンで、家族、友人、同僚、今回は月曜で平日ということもありますが、是非ご来場をお待ちしております。2つ目ですが、10回を記念して、スペシャル企画を2つ用意しました。学生の方、シニアの方にも足を運んで楽しんでいただくために、小中高生シニア席をご用意いたしました。こちらは当日のみの発売となっております。そしてさらに、来場者全員に会場が一体となるような応援グッズをプレゼントいたします。応援グッズのデザインなどの詳細は決定次第、ご連絡いたしますのでご期待ください。3つ目に、10回目にふさわしい例年以上のプロモーションを行います。山手線のラッピング広告をはじめ、都心のど真ん中に特大看板を掲示や、テレビネットにも積極的にCM展開をしていく予定です。各企業様とのタイアップもさらにバージョンアップして、様々な形で皆様に新日本プロレスをお届けいたします。新日本プロレスが自信を持ってお送りする、『WRESTLE KINGUDOM 10 in 東京ドーム』に是非ご期待ください。ありがとうございました」
続いて、『WRESTLE KINGDOM 10』東京ドーム大会・IWGPヘビー級選手権試合で対戦する、(チャンピオン)オカダ・カズチカ選手と、(チャレンジャー)棚橋弘至選手が登場し、それぞれ以下のコメントを残した。
■挑戦者・棚橋弘至選手のコメント
棚橋「挑戦者の棚橋です。今年の1月4日東京ドームで、オカダを倒してチャンピンとなったわけですけども、そのあとがあまりよろしくなくて。ベルトを失って、なかなか浮上のきっかけを掴めずにいたんですけども、『G1 CLIMAX』で優勝して、そして権利証を守り通して、ようやくここまで這い上がってきました。そして東京ドーム大会、6年連続メインイベント、1.4東京ドーム大会の歴史は俺の歴史になりつつあります。この記録を伸ばしていくためにも、この東京ドーム大会は非常の重要な大会なんですけども、冷静に考えると、2011年チャンピオンとチャレンジャーという立場が逆転している。IWGPを巻けない期間が長くなって、なんとかメインイベントには辿り着きましたけど、追い詰められてるのは、俺の方だなと。普通タイトルマッチというのは、挑戦者がジワリジワリとチャンピオンを包囲していくっていうのが、当たり前のなんですけども、挑戦者でありながら、追い詰められている感覚はあります。ただ、俺もまだ進化は続けるんで、オカダに起こされたレインメーカーショック、それに匹敵するぐらいの逆レインメーカーショック、ちょっとイメージしにくいですけど、ハイフライショックでもいいですけども、ファンの皆さんに衝撃を与えるような試合をします。それが40を目前にした、俺のダンディズムです」
■IWGPヘビー級王者・オカダ・カズチカ選手のコメント
オカダ「7月にIWGPを巻いて、そのあとすぐに『G1』が始まって、後藤さんに負けて、中邑さんに負けて、そしてその2人も優勝できず。最終日にはAJにも3カウント獲られて、もしかたらこのベルト、くすんでたかもしれないですね。でも昨日AJに勝って、輝きを増しましたから、しっかり次は『G1』チャンピオンと闘って勝って、もっと輝きを増したいなと思います。そして東京ドームにはいい思い出がないですからね。2013年棚橋さんに負けて、2014年ファン投票で、棚橋vs中邑というカードに負けて、そして今年もまた棚橋さんに負けてますから。来年は別に棚橋さんじゃなくても良かったんですけども、ただ勝ちたいというだけです」
■質疑応答
――この1年、お互いの闘いをご覧になってきていかがですか?
棚橋「体力的にも充実してるなと。でどの選手が来ても、自分のスタイルに引き込むうまさ。海外遠征とか見てても、ちょっと手に負えなくなってきてるという感じですが、それでも諦めないのがボクと言う人間なので。ちょっと褒め過ぎましたけど、そんな感じです」
オカダ「今年の1.4では『くすんだ太陽だ』と、ボクは棚橋さんのこと言ってたんですけど、まぁまだくすんでなかったかなと。そのあと『G1』も優勝してますし。まぁでもそれだけじゃないかなと思いますね」
――今回で『WRESTLE KINGUDOM』は今回で10回目を迎えますが、『WRESTLE KINGUDOM』に思い入れはありますか?
棚橋「先ほども言いましたけど、ほんとにメインイベントに出る機会を掴んできて、2010年はセミだったんですけど、この前に2009年も、2008年もメインイベントと考えると、『WRESTLE KINGDOM』9回中、7回イベント、『おっ、凄いな』と自分でも思いますけど。やっぱりファンの皆さんのことをいつも考えてるんですけども、今年月曜日開催なんですね。土曜日開催と、日曜日開催と順番に来て、月曜日開催と。三が日で4日仕事始めの方も多いんじゃないかと。そこでいろいろと考えた結果、いいキャッチコピーを考えました。“プロレスファンは四が日”、これで仕事、もちろん休みの方もいらっしゃると思うんですけど、仕事があるという方は、試合開始時間が17時なので、少し早めにあがるとか、『すいません。今日、四が日でプロレスファンは休みなんです』とかね、言い訳をちゃんと用意しましたんで、皆さんプロレスファンになれば、『4日休めるらしいよ』っていうようなね、とにかく盛り上げたいという『WRESTLE KINGUDOM』10回目の記念大会、そう思ってます」
オカダ「思い入れでしたっけ? そうですね。思い入れは特にありません。さっきから言ってるように、良い思い出がないですから。負けたりだとか、セミだったりとか。それこそ、最初の方はあんまり知らないですからね。まぁそんな感じです」
――1.4東京ドーム大会で2年連続同一カードは初めてことですが、これに関していかがですか?
棚橋「昨日リング上ですね、オカダと向かい合った時に、とっても懐かしい感覚に『あっ、そうか1年振りか』と。ここ何年かで見ると、かなりの頻度で闘ってきたんですけども、『そうか、1年振りか』と。『じゃあお互いの一年間をぶつけ合おうじゃないか』と。そんな感じです。懐かしい感じがしました」
オカダ「まぁボクは正直、『またか』と『また棚橋さんか』と思いますけども、やっぱり強い者同士が闘う場所ではありますから、やっぱり強い2人が、ボクと棚橋さんだったというだけじゃないですかね」
棚橋「すいません。俺、質問に答えてなかったですね(笑)。自分のコメントに酔ってしまってすいません。この東京ドームのメインイベントに出るということに、いい文句があるんだったら、『力で勝ち取ってみろよ』ってそういうことなんですよ」
――棚橋選手は今回で6年連続のメインで、今まで5年連続で勝利を収めてますが、その連勝記録を止めたいという思いはありますか?
オカダ「別にその連勝記録を止めたいとか、そういうのはまったくないですけどね。まぁ別に何年連続メインだとか、ボクはそんなしったこっちゃないですし。言いたいだけ言って下さいと思いますし。まぁ連勝のことよりも、ほんとにボクはただドームのメインで勝ちたいというだけです」
――東京ドームだけカネの雨が降ったことのないですが、それに対して悔しさやもどかしさはありますか?
オカダ「そうですね。やっぱりあれだけ大きな会場で、注目される大会でやっぱ勝ってないですからね。イコール、やっぱカネの雨も降ってないと思いますし。どんだけお客さんが入ろうが、やっぱりボクが勝たないことには、カネの雨は降りませんから。やっぱり今まで悔しかったですし、その分来年こそはしっかりやりたいと思いますね」
10月12日両国大会を終えた新日本プロレスの一夜明け会見を開き、2016年1月4日東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム」のメインカードとしてIWGPヘビー級選手権(王者)オカダ・カズチカvs(挑戦者)棚橋弘至を発表、両選手が会見に応じた。
オカダvs棚橋は何度も行ってきたが1年ぶり、今年のIWGPヘビー級戦線は4月に飯伏幸太が挑戦したもののオカダ、棚橋、AJスタイルズ中心で回ってきた結果、またこの二人の戦いとなった。
特にオカダは棚橋とはドームで2度対戦し敗れ、今年のドームでの対戦で棚橋に敗れたオカダはレインメーカーの仮面を剥がされたのか、涙を流した。
昨日も触れたが今回の対戦はオカダはチャンピオンなれど、エースは棚橋という図式を今度こそ変えれるかどうか、ドームに金の雨を降らせるのも最大の課題だが、オカダが棚橋にとって代わることが出来 るかがテーマになってくる。
11月7日にエディオンアリーナ大阪で行われる「POWER STRUGGLE」のカードも決定した
▼IWGPインターコンチネンタル選手権
[第12代王者]中邑真輔(1/60)[挑戦者]カール・アンダーソン
▼スペシャルタッグマッチ
棚橋弘至 飯伏幸太(1/30)オカダ・カズチカ 桜庭和志
▼NEVER選手権
[第9代王者]石井智宏(1/60)[挑戦者]本間朋晃
▼スペシャルタッグマッチ
矢野通 YOSHI-HASHI(1/30)AJスタイルズ バットラック・ファレ
▼スペシャルシングルマッチ
後藤洋央紀(1/30)EVIL
▼「Super Jr. Tag Tournament 2015」決勝戦「Super Jr. Tag Tournament 2015」全試合時間無制限1本勝負
10月24日 後楽園ホール
▼1回戦
①獣神サンダー・ライガー タイガーマスクvsカイル・オライリー ボビー・フィッシュ
②ロッキーロメロ バレッタvsケニー・オメガ チェーン・オーエンズ
③田口隆祐 マスカラ・ドラダvsマット・ジャクソン ニック・ジャクソン
④KUSHIDA アレックス・シェリーvsリコシェ マット・サイダル
11月1日 後楽園ホール
▼準決勝
①の勝者vs②の勝者
③の勝者vs④の勝者
次期シリーズには「Super Jr. Tag Tournament 2015」が開催され、10月24日後楽園では1回戦、11月1日の後楽園では準決勝、11月7日の大阪では決勝が行われる。
注目はリコシェとサイダルが新日本のシリーズにフル参戦しトーナメントにエントリー、二人は7月21日DRAGON GATE神戸ワールド大会で土井成樹、YAMATOの保持するツインゲート王座に挑戦したが惜しくも敗れた、二人のタッグはそれ以来だがドラゲーから来たハイフラヤータッグがジュニアタッグ戦線に食い込めるか、またケニーはNWAのオーエンズ、田口はドラダとのタッグでのエントリーとなった。
大阪大会に話を戻すと内藤哲也のパレハとなって凱旋した渡辺高章は内藤のコメント通りリングネームをEVILと改め、後藤との一騎打ちが決まったが、気になるのは次期シリーズにはEVILだけでなく内藤もカードから外れているおり、また内藤の大阪でのカードが決まっていない。EVILに関しては大阪まで謎のベールに包まれているということなのだろうが、今後の内藤の動向にも注目だと思う。
おそらく 大阪大会が終わると第2弾カード、タッグリーグが終わる頃には全カードが決まる。果たしてどんなカードがドーム大会にラインナップされるのか?【1.4東京ドーム第1弾カードが決定!】 オカダ「ボクは、ただドームのメインで勝ちたいだけ」 棚橋「ファンに衝撃を与えるような試合をします!」【10.13会見】 http://t.co/RWXyT7nd1P #njwk10 pic.twitter.com/HUYdcmMjmB
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2015, 10月 13来年1月4日(月)東京ドームのコピーは「プロレスいこうぜ!」に決定! 「仕事始めのプロレスファン」に向け、棚橋弘至は「プロレスファンは四が日」を提唱! http://t.co/RWXyT7nd1P #njwk10 #四が日 pic.twitter.com/bGusZRqkXl
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2015, 10月 13 -
内藤のパレハは変貌を遂げた渡辺も棚橋が勝利!オカダがAJを降し東京ドームのメインへ
10月12日 新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」東京・両国国技館 8302人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー タイガーマスク 田口隆祐 KUSHIDA ○マスカラ・ドラダ (8分47秒 片エビ固め)Xデビッド・フィンレー ジェイ・ホワイト 小松洋平 田中翔 ジュース・ロビンソン
※ドラダスクリュードライバー
◇第2試合◇
▼20分1本
○本間朋晃(8分55秒 片エビ固め)XYOSHI-HASHI
※こけし
◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 永田裕志 中西学(12分12秒 体固め)後藤洋央紀 柴田勝頼 飯伏幸太 Xキャプテン・ニュージャパン
※ラリアット
◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第43代王者]○カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(15分21秒 片エビ固め)[挑戦者]ロッキー・ロメロ Xバレッタ
※ダブルドラゴン
☆オライリー&フィッシュ組が2度目の防衛に成功
【reDRagonの話】
フィッシュ「IWGPジュニアのタッグベルト、ここに日本で今回も守った。これを獲りたいヤツは誰でもかかってきなさい」
オライリー「我々は何回でもこのベルトを守る。誰の挑戦でも受ける。次はヤングバックスでもいいし、誰でもいい。ヘビー級の選手が挑戦者になってきてもいい」
フィッシュ「常に我々がこのベルトをキープしていくんだ」
――最後3カウントを聞きましたか?
フィッシュ「そんなことは決まってるだろ。このベルトがあるところが示してる通り、我々なんだ。タイガー服部はレジェンドの素晴らしいレフェリーだ。その人が3カウントを言ったんだから確かだ」
【ロッポンギヴァイスの話】
ロメロ「この結果はなんなんだ。明らかに2カウントだっただろ。誰が見て3カウントに見える? ミステイクだ。これはおかしい。新日本のレフェリーがミスを犯したんだ」
バレッタ「今日はレフェリーの判定がおかしかったんだ。すぐにリマッチを要求する。ワケら分からない」
ロメロ「試合のテープを見直してビデオ判定してみろ。全てお見通しだろう。カイチョー!! スガバヤシハ!! ここに来て謝れ!! 我々六本木ヴァイスに謝れ!! そして、すぐにリマッチを組め!! ジュニアタッグトーナメントを開くのも一案だ。そこで、新日本の中で、世界中でNo.1であることをも証明してやる。(※ロッキーはreDRagonを見つけると、2人に向かって) reDRagon FU●K YOU!!!」
フィッシュ「見ての通り、俺たちがチャンピオンだ。ベルトはここにある。自分たちは誰の挑戦でもうけるぞ。六本木ヴァイスのリマッチでもいいし、ヤングバックスでも、タイムスプリッターズでもだれでもいい!! 俺たちがチャンピオンなんだ!!」
◇第5試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第72代王者]ケニー・オメガ(15分26秒 エビ固め)[挑戦者]マット・サイダル
※片翼の天使
☆オメガが初防衛に成功
【ケニーの話】
ケニー「見ての通りの結果だ。イージー、簡単だったな。“マット・サイダル”は良いレスラーだったな。だがな、ハートが足りない。オレはトレーニングで体だけを鍛えているだけじゃない。精神をも鍛えているのだ。そして、全てを兼ね備えられているのだ」
――挑戦者はもう居ないのでは?
ケニー「確かに新日本のレスラーの中には居ないかもしれないな。だから今日“マット・サイダル”という新たなチャレンジャーが現れたんだ。新日本のレスラーは弱いヤツばかりだからな。新しいチャレンジャーを探して来いよ。新日本がダメなら他団体からでも、世界の団体でも挑戦してくるといい。オレが挑戦を受けてやるよ」
――挑戦者が居ないとなると、ヘビー転向も視野にいれているのでは?
ケニー「そうだな。将来、そのようになる時が来るかもしれないな。自分自身は、体も大きくて、強すぎる存在になりつつある。だから選択肢としては2つある。ジュニアヘビーの新たなチャレンジャーを探してくること、それが無理ならヘビーでも誰でもかかってこい」
――ジュニア界で何か新たな目標は?
ケニー「タッグトーナメントをやるのであれば、そこに出るのは目標になるだろう。しかし、パートナーが居ない。BULLET CLUBのジュニア選手のヤングバックスはもう兄弟だ。タッグを組むだろう。だから良いパートナーなら誰でもいい。BULLET CLUBの新しいジュニア選手でも良いパートナーでも誰でもいい。それが目標だ」
【サイダル話】「今日の結果は、自分が思っていたような結果ではまったくない。日本に来て数日、あっという間にこの数日が終わってしまった。でもこれが自分自身のすべてだとは思ってほしくない。皆さん、そう思わないでくれ。自分は必ずもう一度“リボーン”する。もう一度生まれ変わる。そして“インプルーブ”してまた帰ってくる。そして再びケニー・オメガに挑戦したい。そしてIWGPジュニアヘビーのタイトルを必ず獲ってやる。“リボーン”する。それが自分の合言葉だ。オツカレサマデス」
◇第6試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
中邑真輔 ○矢野通 桜庭和志(7分03秒 横入り式エビ固め)カール・アンダーソン ドク・ギャローズ Xバッドラック・ファレ
※634からの丸め込み
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○石井智宏(17分54秒 片エビ固め)[第8代王者]X真壁刀義
※垂直落下式ブレーンバスター
☆真壁が3度目の防衛に失敗。石井が第9代王者となる
【石井の話】
石井「やっと前が見えてきたよ。アイツを倒さないと前が真っ黒で何にも見えない状態だから。これでちょっと光が見えた。それだけのことだよ。4回目に挑戦が何だ。言っとけよ。俺は4回でも5回でも、必ず落とし前はつけるんだよ。それが今回4回目だったってだけだよ。それだけのことだよ。まだよ、真壁、いいぞ? 挑戦受けてやるよ。本間が来たな。8月によ、不名誉な記録に俺の名前が入ってるよな? 丁度良かったよ。それを俺が思い出に変えさせてやるよ。アイツに2度はねぇ」
――前回チャンピオンだった時に、このベルトでIWGPと闘うっておっしゃってましたが
石井「言ったっけ? 分かんねぇ。俺、コロコロ変わるから。俺、マスコミの前から逃げたいだけだから。その場しのぎのコメントかもしれないし。それは分からない。でも、今は本間が決まったからよ、本間をぶっ潰してやるよ。あの8月以来俺はよ、悔しくて情けなくてしょうがなかったからよ。丁度いい」
◇第8試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦/60分1本
[権利証保持者/G1 CLIMAX 2015優勝者]○棚橋弘至(19分55秒 片エビ固め)[挑戦者]X内藤哲也
※ハイフライフロー
【棚橋の話】
――まずは東京ドームメイン連続出場おめでとうございます。
棚橋「内藤に言っといて。もう1回やってもいいよ。納得いかないんだったらな」
――棚橋選手しか見えていなかった内藤選手と、ドームの先まで見えていた棚橋選手の差が出てましたが?
棚橋「そうなんだよね。ただこれはね、もう想像力の世界で、これ(権利証)を持ってる、ドームに上がれる、メインに上がれる、ベルトが巻けるってとこまでイメージできるかどうか。そこまでイメージできたら、この挑戦権利証をいらないなんて絶対言えないから。まぁそれが内藤流なのかもしれない」
――棚橋選手は常々「新日本プロレスの中心」という言葉をおっしゃってますが、東京ドームに向けての覚悟は?
棚橋「新日本プロレス、今中心が多いでしょ。中心は1個だから中心なんです。俺が全部まとめてみせますよ」
――次の試合のメインの試合で対戦相手が決まりますが、お気持ちとしてはオカダ選手ですか?
棚橋「(天を見上げて)……こればっかりはわかんない。なんとなくイメージはしてるけど。そもそもエースとチャンピオンは違うっていうことが、違和感を生んでるんですよ。それをなんとかできれば、もうひと波きますよ」
【後藤の話】「クソッ。組めよ、アイツ(渡辺高章)と。いつでもいい。アイツと組めコノヤロー。オイ、中途半端なレスラーが、アメリカから中途半端に帰ってきて、中途半端なことしたって、なにも変わらないってことを俺が教えてやるよ。よく覚えとけよコノヤロー。渡辺!覚えとけよ、ただじゃすまさねぇぞ」
【内藤の話】
内藤「痛てぇ~。痛ぇよ。どこが痛いかって? 耳たぶかな? うわっ、スッゲェ痛ぇわ! これじゃあさ、次のシリーズ試合できねぇや!! 耳たぶが痛ぇよ!! そういう訳でさ、俺次のシリーズ出ないから。もちろんパレハも出ないから。よろしく。まぁ今日は、挑戦権利証なんて俺はどうでもいいんだよ。俺にとって一番大事なのは、パレハを皆様にお披露目することだから。ちゃんと、連れてきたでしょ? パレハ。スペイン語も喋れるパレハだよ。『Hola! (やぁ)』って話しかけたら『Hola!』ってちゃんと返してくれるからね。挨拶だけできれば、問題ないよ。9月シリーズ組まされてたさ、ジュース・ロビンソンは挨拶すらできなかったからね。彼は挨拶できるんだ。何も問題ないよ。でだ。で、彼の名前、知ってる? 知ってる? あれ? 知らないの?」
――渡辺(高章)選手……
内藤「彼の名前は『“キング・オブ・ダークネス”イーブル』だよ。イーブル。イーブルに、何か質問ある? イーブルの声を聞きたい? いつ聞きたいんだよ。今日聞きたいのか。今すぐ聞きたいのか。トランキーロ!! 焦んなよ!! イーブルだよ!!!」
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第63代王者]○オカダ・カズチカ(30分15秒 片エビ固め)[挑戦者]XAJスタイルズ
※レインメーカー
☆オカダが初防衛に成功
(試合後)
オカダ「みっつ、言わして下さい!ひとつ! AJ、このベルト、おまえがしっかり輝きを増してくれたよ。またやろうぜ!ふたつ! このベルトと一緒に、東京ドームのメインイベントが・・・(その途中で棚橋が現われて背後に立つ。その気配に気づいたオカダだったが、棚橋を無視してアピールを続行。)みっつ! ・・・特にあるぞ!次は! 棚橋さん、あんただ」
棚橋「オカダ!! ・・・懐かしいな、この感じ、チャンピオン・・・エース・・・チャンピオン・・・エース・・・これがな、分かれてるからめんどくせぇんだよ、いいか? ・・・もうベルトは目の前にある。最後に言っといてやる。オカダ、IWGPは近いぞ!!」
(ここでオカダと棚橋が至近距離で睨み合い、それぞれベルトと挑戦権利証入りのアタッシュケースを高く掲げる。その後、棚橋が退場する)
外道「。「棚橋! 言い忘れたことがあるんだけどよ。IWGPが近いって!? だけどよ、おまえは絶対レインメーカーには勝てねぇ! なんでかわかるかオイ!? レェェベェルが違うんだよ、コノヤロー!!オイ、いいか! レインメーカーがチャンピオンである限り、2016年1月4日『WRESTLE KINGDOM 10』に! ・・・カネの雨が降るぞ!」
【オカダ、外道の話】
――初防衛、おめでとうございます。かなり疲労の色が見えますが?
オカダ「やっぱり、AJですからね。そんな、楽な相手じゃないですし。そんな楽な相手だったら、このベルトも輝きませんから。まだ初防衛か、というような感じですけどね。このベルト、東京ドームまでにしっかり輝かせないといけないですからね。ま、相応しい相手だったんじゃないかと思います」
――そしてベルトがより輝いて、東京ドームを迎えますが、棚橋選手にはどんな思いをお持ちでしょうか?
オカダ「試合終わったばかりですから、正直まだピンとこないですけど。ホント、東京ドームで3回……嫌というほど試合してますし、東京ドームだけは、良い思い出ないんで、しっかり良い思い出作らせて頂きます」
――東京ドームのメインで、最後にベルトを腰に巻いて入場することになります。その点についていかがでしょうか?
オカダ「まぁ、しっかりとプロレス界の顔として、プロレス界のチャンピオンとして、しっかり、カッコいい入場をしたいなと思います」
――ベルトに対して棚橋選手が『IWGPは近いぞ』という言葉をかけていましたが?
オカダ「イコール、『G1』も近かったという事なんじゃないですかね。まぁ別に、近かろうが、遠かろうが、関係ないですよ。今年東京ドームで、遠いと言われたものが、僕が近づいたのか、向こうが近づいてきたのか、そんな事知らないですけど。近いということですからね。まぁイッテンヨンが終われば分かりますからね、それは。しっかりやりたいなと思いますね」
――『チャンピオンとエースが分かれているからめんどくさい』と棚橋選手はコメントされていましたが、オカダ選手が防衛した場合、もう“エース”は名乗らせないのでしょうか?
オカダ「別に要らないですよ“エース”なんて。勝手に言っておけばいいです。“エース”だろうが、何だろうが。言ってください。僕は“チャンピオン”ですし、“レインメーカー”ですから」
――東京ドームではどんなレインメーカーの姿を魅せてくれますか?
オカダ「棚橋さんとも、1年ぶりのシングルマッチになりますし、『レヴェルの違う』僕の強さだけはしっかり見せて、レヴェルの違うかっこよさ、レヴェルの違う華やかさ、全てを出して防衛したいと思います」
――凱旋帰国してから、初めてトップロープからのドロップキックを見せてくれたのではないかと思いますが?
オカダ「えー、大阪でやりましたね……」
――失礼しました。レインメーカーを3連発は中邑選手との『G1(24)決勝戦』以来かと思うのですが?
オカダ「あの時は中邑さんにあれだけやらないと勝てないと思いましたし、AJも最初(1発レインメーカーが)決まりましたけど、BULLET CLUBを使ったりとかして。それでもその後動いてましたからね。3発いかなきゃ勝てないと思いましたから、しっかり3発いかせてもらいました」
――東京ドームのIWGPのメインで試合後に涙を見せたことがありましたが、その涙の意味とは?
オカダ「涙の……?」
外道「くだらない質問だな。何言ってるか分からない」
オカダ「くだらない質問ですね。乾杯しましょう!」
※オカダ、外道がビールを手に取るも。
外道「乾杯はどうだ?」
オカダ「とっときますか」
外道「東京ドームまで取っておくか。なんか気分が……AJ退けたってのはあるけど、邪魔なヤツが最後に出てきたからな。新たな闘いが始まった気がするし」
オカダ「東京ドームのあとにしますか?」
外道「東京ドームのあとにとっておこうか」
オカダ「そうしましょう」
【棚橋の話】
――あえてリング上で、「IWGPは近いぞ」という言葉を送りましたが、その真意は?
棚橋「ここまで這い上がってきたんすよ、遠かったけど。もう今、権利証を持ってて、ベルトが目の前にある。近いでしょ?這い上がってきたっす」
――「チャンピオンとエースがわかれているから、めんどくさい」という言葉も出ましたが?
棚橋「エースでチャンピオンじゃないからオカシイ。それに俺とオカダの物語も、そろそろ終わりにしますよ」
――となると棚橋選手としても、もう不退転の決意?
棚橋「そうっすね。まぁいろいろ『お疲れ様でした』、『疲れてない』とか、『時代を動かす』とか、いろいろあったけど、ここまで這い上がってきたから。疲れてないし。まだまだ俺は走れますよ」
――今日のAJ選手との防衛戦を見ると、手強さというのも十分見えてるかと思いますが?
棚橋「認めてますよ。ただ、この権利証を獲った時にドームが見えて、ベルトを巻く姿もしっかりイメージできてるから。イメージができたら、次やるべきことができるから。必ずもう一度、チャンピオンになります」
両国大会のセミはIWGPヘビー級王座挑戦の権利書をかけて棚橋と内藤が対戦するが、注目は内藤が連れてくるパレハ(仲間)、メキシコのロス・インゴベルナブレスのメンバーであるラ・ソンブラまたルーシェ、メキシコ遠征時に内藤が高く評価していたカマイタチこと高橋広夢、全日本プロレスを退団した潮﨑豪、欠場中の高橋裕二郎など候補が上がる中、先に黒スーツの銀マスクと内藤とは違う横幅の広い同じ姿の男が登場、そして後になって内藤も登場した。
試合は内藤は自身のペースで試合を進め、制御不能ぶりで棚橋のペースを狂わせ、そして棚橋の下半身をエプロンにかけてからリバースDDTで後頭部を場外マットへ叩きつける荒技を敢行してから、棚橋の首攻めを展開する。
劣勢の棚橋だったが低空ドロップキックからテキサスクローバーホールド、ロープ越しのドラゴンスクリューから流れを変え、場外戦でパレハを牽制しながらもリングに戻ってからハイフライアタックを発射するが内藤は膝で迎撃、エルボーのラリーは棚橋が競り勝つが、内藤は掟破りのスリングブレイド、グロリアから勝負に出ると、そして棚橋をレフェリーにぶつけて無法地帯を作り上げてからパレハがリングイン、そして正体はTNAなどアメリカマットに遠征中だった渡辺高章、渡辺はジャーマンから内藤と共に棚橋を袋叩きにするが、ここで後藤、柴田が駆けつけ渡辺を蹴散らす、内藤は急所攻撃からジャックナイフ式固め、そしてデスティーノを狙うが、しっかりマークしていた棚橋はスリングブレイドで切り返すとハイフライアタック、ハイフライフローで3カウントを奪い勝利、試合後は後藤が渡辺に襲い掛かるが、渡辺は変型のSTOでKOし変貌ぶりをしっかりアピールした。
自分はメキシコ絡みでソンブラか広夢と思っていたが、アメリカに旅立っていた渡辺はノーマークというか、制御不能の内藤にしてみればファンを振り回す意味では妥当な人選だった。IWGPヘビー級王座からは遠ざかったが内藤のキャラは完成しつつある、後はどう結果を残すか、また渡辺も風貌はしっかり変わり後藤をKOすることで変貌ぶりを大きくアピールすることができた。
メインのIWGPヘビー級選手権は序盤は互角、試合途中でオカダはBULLET CLUBの介入に遭って大ダメージを負うも、AJの動きを読みきってすぐ自身のペースを取り戻す、今まではオカダにとってAJは壁として立ちはだかっていたが、完全に壁ではなくなっていた。
終盤にオカダは前回のフィニッシュであるジャーマンからのレインメーカーを狙うが、またしてもBULLET CLUBの介入に遭うも、スタイルズクラッシュは阻止したが、もう一つのフィニッシュであるカーフキラーに捕まり、脱出したオカダはレインメーカーを繰り出すも、かわしたAJはカーフキラーとオカダを追い詰める。
AJはスタイルズクラッシュを狙うが、オカダが踏ん張るとコーナーの攻防となり、オカダはデットリードライブと思いきや手を離さないままレインメーカーを決め、最後は連発で3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後はオカダのアピール中に棚橋が登場、「IWGPは近いぞ!」と宣戦布告を果たした。オカダvs棚橋はこれで何度目なのか、マンネリと言われつつも、今まで以上の試合をする、今回は立場が入れ替わってオカダが王者、棚橋が挑戦者となるが、オカダはチャンピオンなれど、これまで新日本を背負ってきた棚橋を越えない限りは真のエースにはなれない、ドームの主役もあるが本当の意味で棚橋を越えなければいけない、それがオカダvs棚橋戦の重要なテーマになってくると思う、そしてオカダは棚橋戦の前に王者として天龍源一郎の引退試合の相手を務める、果たして棚橋戦に向けて天龍から何を得るのか・・・
NEVER選手権はまさしくど真ん中プロレスの試合、場外戦やコーナーでの攻防もあったが二人にしてみればどこで試合をしようが“ど真ん中”なのかもしれない、石井は掟破りのキングコングニーを真壁の後頭部に投下するが、キングコングハンマー、スパイダージャーマンからキングコングニーを投下も自爆、石井はこれも真壁が得意としているドラゴンスープレックスからスライディングラリアット、そして垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪う王座奪還、キングコングニーの攻防が勝敗を分けたのか、試合後は第2試合で腰痛と最悪なコンディションながらもYOSHI-HASHIを降した本間が挑戦を表明、また2月の王座決定戦では真壁の代役ということで石井と対戦したが、G1で石井に勝ったこともあって、今回は正式な挑戦者として石井に挑む。
IWGPジュニアヘビー級選手権はサイダルがケニーの脚攻めや空中戦で攻め込んだが、パワーではケニーが優り、最後はエアーサイダルを剣山で迎撃したケニーがジャンピングンニーから片翼の天使で王座防衛、今回のケニーは介入はほとんどなく実力で堂々の防衛だった。
IWGPジュニアタッグ選手権は一進一退の攻防となるが、reDRagon合体式ジャーマンことダブルドラゴンをバレッタに決め、フィッシュがカバーに入るもロメロのカットが遅れて3カウントが入ってしまい王座防衛、まだこれからというときに唐突に終わったことでファンも戸惑い、ロメロもレフェリーの裁定に納得できずジュニアタッグトーナメント開催を訴えた。【昨日の結果はコチラ!】レインメーカー3連発、オカダがAJとの激闘に勝利! 「IWGPは近いぞ!」1.4東京ドームの“挑戦者”棚橋が宣戦布告! http://t.co/mXSqUMYbJI #njkopw pic.twitter.com/Vyy6DzkLh4
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2015, 10月 13両国国技館 pic.twitter.com/x1OcGdQIXV
— 『KAMINOGE』編集部 (@kaminoge_1) 2015, 10月 12新日本プロレス両国、ケニーが試合後に「俺の相手を誰でもいいから連れてきてくれ。新日本だろうが全日本だろうがDDTだろうがK-DOJOだろうがHEAT UPだろうがどこでも構わない」って英語で言ってて、お、ここでヒートアップ⁈ってちょっとびっくりして嬉しくなりました
— sayoko mita (@345m) 2015, 10月 12両国大会、終了しました! pic.twitter.com/sThz4VBFfZ
— Sakuraba39 Staff (@KS_SAKU39) 2015, 10月 12 -
ジュニアタッグリーグ開幕!全日本初参戦のヤンキー二丁拳銃がアジアタッグ王者を下す!
10月12日 全日本プロレス「2015ジャイアント・シリーズ」 東京・後楽園ホール 714人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○ゼウス(8分09秒 片エビ固め)Xジェイク・リー
※バイセップスエクスプロージョン
◇第2試合◇
▼20分1本
○渕正信(10分08秒 体固め)X井上雅央
※横入り式エビ固めを押し潰す
◇第3試合◇
▼30分1本
諏訪魔 ○石川修司 星誕期(9分20秒 片エビ固め)宮原健斗 XKENSO 土方隆司
※ランニングニーリフト
(試合後に西村修が登場)
西村だ「久しぶりに一緒に旅に出よう」
KENSO「KENSO、フリーだけど、この全日本プロレスのために一生懸命頑張りたい、そして西村修と最強タッグ絶対優勝したい」
【諏訪魔の話】「前回、意味深な行動をとったあいつの考えを確認するつもりだった。全日本の未来はあいつの成長なくして成り立たない。そう思ってるし、あいつも自分が上がるためにどういう選択をすればいいか考えてもらいたい。俺はあきらめないよ。あいつはかわい子ちゃんやって人気者でいようなんて甘ったるい考えは早く捨てた方がいい。Evolutionはみんなが自分のことしか考えてない。そういう奴らの集まりだから。俺の横に立って暴れ回った方がいいんじゃないか。まだまだあいつの伸びしろを俺は感じるし。(組んだ方が宮原のためになると?)今こそあいつはアクション起こすべきだと思うよ。それをみんな待ち望んでるし、全日本のみならず業界が望んでるかもしれない。今のままだと終わりだよ。派閥どうこういつも言ってるけど、波紋を起こすだけだから。小さいこと気にしなくていいよ。とにかく俺はあきらめない。もう一度(宮原との)カードを組め。(11・1弘前に藤田和之が来場することになりそうだが?)一回すかされてるからね。信用しないし、弘前で船木誠勝とやるから。俺はそこに集中する。セコンドどうこうに紛らわされたくないし、船木誠勝一本だ。(天龍プロジェクト11・15両国で)当たるんだから、その時にじっくり味わうよ。俺に言ったよな。『コスチュームで来い』って。コスチュームで来るのか、どういう格好でくるのか楽しみにしてるよ」
【試合後の石川、星誕期】
石川「誕期さんも俺と同じででかい人間と戦いたくてこのリングにきました。自分と誕期さんで最強タッグにエントリーしてもらいたいですね」
星誕期「今日証明したでしょ。俺たちがでかくて強いってことを。ぜひ(最強タッグに)出させて下さい」
石川「明るく楽しく激しいプロレス、俺と誕期さんが誰よりもみせますよ」
【試合後のKENSO、西村】
西村「全日本が今、かつてないゴタゴタ騒ぎになってますね。あまりにもたまらない気持ちになり、私はアクション起こしたわけで…」
KENSO「(遅れて戻ってきて)先生のおかげでDKは発展的解散、そしてビチッと復活することができました。ありがとうございます。最強タッグよろしくお願いします(と西村と握手してから去る)」
西村「ずっとみてましたよ、彼のことは。あんな部分でくすぶってるわけにいかないし、彼を更生させる目的もありますけど、全日本に何とか元気を持ってもらわないと。老舗団体が揺らいでるようでは…馬場さんはたぶん上で泣いていらっしゃると思いますよ。そのために私は歴史と伝統を受け継ぐ全日本を何とか立て直したい、協力したいという思いで参戦させていただきます。潮崎さんが退団したり、プロレスがブームというにもかかわらず、全日本だけ元気がない。新日本があれだけ物凄いイケイケで大ブーム。DDTも元気ある、大日本も元気ある。その中で全日本だけ元気がない。唯一の欠点。それは歴史を忘れてしまった全日本があるのかなと。そういう思いで私はいっぱいです。その部分で私は未だにドリー・ファンク・ジュニアだ、ヒロ・マツダだ、カール・ゴッチだと言ってるわけで。先祖供養というものは人間にとって一番重要で、コテコテのクラシックスタイルで優勝を目指します。今まで9割9分9厘、現代プロレスはぶつかり合いみたいになってる。それもプロレスですけど、大いにクラシック…ヒロ・マツダ戦法、ドリー・ファンク・ジュニア戦法、カール・ゴッチ戦法をミックスした私の独自の無我のスタイルを貫いて、KENSOを徹底して更生させて、そして全日本に夢と感動と勇気を。元気な全日本に再生させたいと思っております」
◇第4試合◇
▼Jr.TAG BATTLE OF GLORY公式戦/30分1本
[1勝=2点]青木篤志 ○佐藤光留(14分33秒 レフェリーストップ)[1敗=0点]鈴木鼓太郎 X中島洋平
※ヒールホールド
【試合後の青木&佐藤】
――Xceedシングルチャンピオン二人を破ったが?
青木「シングルのチャンピオンといっても、タッグで何も実績残してないでしょ、あいつらは」
――優勝にかける気持ちはお二人が一番強そうだが?
青木「もちろんでしょ。そこで優勝する気持ちが一番弱いと言われたら悔しいし、それは当たり前だから。それは誰もが持ってるものだから、そこで勝負するつもりはない」
――鼓太郎とは11・1弘前の世界ジュニア前哨戦となったが?
青木「いや別に。こっちの作戦だよ。本当は俺が鼓太郎を排除して2対1の状況を作ろうと思ったんだけど、逆に俺がやられて2対1の状況にさせてしまった。でも普通に考えて鼓太郎と1対1になったり、2対1になるより、中島と1対1または2対1にするのが勝つために大事だと思う。作戦は変わったけど途中でうまく分断できた」
佐藤「勝ったんですよね?」
青木「レフェリーストップ」
佐藤「何でもいいよ。腕がほしいなら腕やるよ。首がほしいなら首やるよ。足がほしいなら持っていけよ。優勝だけ。あとはいいよ」
青木「あとは本当に優勝するだけ。それしか考えてないから。以上」
◇第5試合◇
▼Jr.TAG BATTLE OF GLORY公式戦/30分1本
[1勝=2点]木高イサミ ○宮本裕向(23分26秒 片エビ固め)[1敗=0点]X金丸義信 ウルティモ・ドラゴン
※ファイヤーサンダー
【試合後の木高&宮本】
宮本「タッグチャンピオン、何でベルト持ってこないんだよ?」
イサミ「プライドないんじゃないか、チャンピオンサイドに」
――アジアタッグ王者を破って白星スタートとなったが?
イサミ「最高じゃないですか」
宮本「幸先いいですよ」
イサミ「あと4チーム!」
――普段とは違ってフェンスがないことに戸惑いは?
イサミ「それもアイテムの一つ。それに関しては向こうの方が長けてますよ」
宮本「不慣れなところがありましたね」
イサミ「この公式戦に我々の鉄柵の使い方をみといてください。ここから成長するから」
宮本「あと和田京平もやっぱり的確なレフェリング。あれは正直、大日本にはないね。やっぱり全日本なんだなと思いますね」
イサミ「今日で全部把握したんで。鉄柵のこともルールも全部把握した。10カウントびっくりした。(和田レフェリーに)『場外10で終わるぞ』って言われてちょっとびっくりしたけど、今日で全部わかったから、あとはこのルールで勝つことの意味ですよね。それはもちろんフェンスもあるだろうし、ルールももちろんそうだろうし、そういうルールの中で戦っていくという楽しみしかないですよ」
宮本「楽しみですね」
――大日本の北海道連戦からそのまま開幕戦を迎えたが?
イサミ「宮本さんは今日まだDNAもありますからね」
宮本「私はこれを乗り切って鉄人になります」
イサミ「明日からまた大日本の北海道に。間また抜けて全日本に来ます。別に中抜けしてきてるからって全力出してないとか思われたくない。逆ですね。そうやってオファーをしてくれた大日本もそうだし、全日本もそうだし、両方の団体を満足させることがこの日程を組んでくれた両団体に対する恩返しだと思うんで。両方とも盛り上げて、ベストコンディションで最高のものをみせますよ。それだけの自信がついたね。ただ疲労はたまってる(苦笑) これを挽回していかないと意味がないんで。悔しいのはアジアタッグ王者がベルト巻いてこなかったことかな」
宮本「もっと(ベルト挑戦を)アピールしたかったね。まぁ、まだ始まったばかりなんで頑張りましょう」
イサミ「あとは楽しんで優勝ですね」
宮本「出場選手は少ないけど、出るからには優勝しないと意味がないんでね」
イサミ「それだけお客さんも熱かった。前の試合みてたけどレベル高いし、お客さんも熱い。どんどん学んで楽しんでいきましょう。なぜなら…」
イサミ&宮本「俺たちは強い!」
イサミ「さすがに疲れてるけどな」
◇第6試合◇
▼60分1本
○秋山準 大森隆男 青柳優馬(15分29秒 片エビ固め)曙 X吉江豊 野村直矢
※リストクラッチ式エクスプロイダー
【秋山の話】「(青柳に向かって)ちゃんと聞け。的確に聞け。余計なことするな。的確に俺の言うことを聞け。(2回目の前哨戦だったが?)こういう選手の中に青柳と野村が入ってるというのはどうしてもそこに集中するだろうし。でも今日は野村がよかった。青柳お前はダメ。チャンスは一回なんだよ。なぁ。自分でいろいろ考えないといけないんだよ。ここでどうやったら自分が目立てるか、どうやったら声援集めるか。野村の勝ち、お前は負け。チャンスなんか一瞬なんだよ。俺もチャンスは一瞬かもわからない。そのチャンスを必ずものにする。今は全てモチベーションから何から…俺が負けてるのは知名度だけ。圧倒的に負けてるけど、コンディションもモチベーションも何から何まで俺の勝ち。(負ける要素はないと?)ない! (今後も前哨戦は続くが?)全部勝つつもり。というか勝つ。今日ぐらいだったら俺の勝ち。(さらに自信が深まった?)ずっと自信ありますよ。自信あったけど隠してただけで。自信なんか何十年前からある。だから上の人にもガンガン文句言ってた。今の若い奴らは自信がないんだよな。だから言えない。言ったらその責任を負わないといけないから、その覚悟もない。怖いんだよ。そういうことだよ。お前(青柳)だけじゃない。全員そうだよ。上の奴に言うのは凄い労力も精神的にも『うわっ言っちゃった』ってなるけど、そんなの気にしてたら何も言えない。そこを言ったらそこまで追いつかないといけないんだよ。お前らそれが怖いんだよ。そうしてるうちは無理だよ。何十年前から自信はありますよ。その自信にフタをしてただけで」
全日本プロレス「ジャイアント・シリーズ」、そしてジュニアタッグリーグである「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」が開幕、試合前の入場式ではみちのくプロレス出場のため今大会を欠場した南野タケシ&卍丸の舎人一家を除く4チームが登場、全日本初参戦となるヤンキー二丁拳銃が入場すると大きな歓声を呼んだ。
公式初戦は前年度覇者であるEvolutionとXceedが対戦も、序盤からEvolutionが中島を捕らえにかかるが、鼓太郎がカットに入り、ドロップキックで佐藤を場外に追いやった中島はトペを放てば、続けて鼓太郎もエルボースイシーダで追撃。
Xceedは佐藤を捕らえ、青木に交代してもXceedペースで試合が進む、しかし青木は顔面への低空フロントキック、ミサイルキックを鼓太郎に炸裂させると、鼓太郎のファンネル狙いを青木がキャッチしてロープへ振ると佐藤が鼓太郎の背中にミドルキック、そしてSEKAI-SHINを決めてから青木がラリアットを狙う。
しかし鼓太郎はボディーエルボーで迎撃すると三沢魂タイガードライバーを狙うが、青木が阻止すると鼓太郎はリバースゴリースペシャルに切り替えるが、これも青木が踏ん張ると鼓太郎は肩車にして中島がミサイルキックを放つ、ミサイルキックインパクトが決まり、鼓太郎は旋回式ツームストーンから再度三沢魂タイガードライバーを狙うが、青木は阻止し鼓太郎のローリングエルボー狙いをラリアットで迎撃してからバックドロップで投げる。
共に交代し、中島は串刺しドロップキックからダイビングフットスタンプを投下するが、佐藤がかわすとアンクルホールドで捕獲、中島が逃れてもハイキック、ソバットを浴びせ、中島もジャーマンを狙うが佐藤は再度アンクルホールドで捕獲する。
佐藤は鼓太郎を蹴散らすと中島とハイキック合戦を展開するが、中島はトラースキックを連発してからハイキックを狙う、しかし佐藤がアンクルホールドで再び捕獲するとクロスヒールホールドへ移行、中島は必死で耐えたがレフェリーがこれ以上危険と判断したため試合はストップ、Evolutionが連覇へ向けて白星発進に成功する。
ヤンキー二丁拳銃は初戦からアジアタッグ王者の金丸、ウルティモ組と対戦。金丸組は序盤から二丁拳銃を分断して先手を奪うも、場外戦で流れを変えると得意の連係で金丸を捕らえる。
劣勢となったウルティモもローキック。フライングクロスチョップ、ソバットなどで流れを変え、イサミもろともヘッドロックとヘッドシザースを同時に決めてまとめて吹き飛ばす。
交代を受けた金丸はウルティモの援護を受けて、イサミに串刺しラリアットからハリウッドスタープレスを投下するも、宮本が入ると再び合体技で金丸を翻弄、宮本はファイヤーサンダーで勝負に出るが、着地した金丸はフライングヘッドシザース、飛びつきスイングDDT、ディープインパクトと畳かかける。
共に交代しイサミがウルティモにトラースキックを放てば、ウルティモも延髄斬りで応戦、ラリアットの相打ちから再び交代、宮本が金丸にニールキックからサンダーファイヤーパワーボム、そしてムーンサルトプレスで勝負に出るが、金丸は剣山で迎撃するとラリアット、垂直落下式ブレーンバスター、ディープインパクトと畳みかけカバーする。
そこでイサミがダイビングダブルニーでカットに入るとウルティモを排除、そして宮本は金丸にオーバーヘッドキックを浴びせてからファイヤーサンダーで突き刺し3カウント、ヤンキー二丁拳銃はアジアタッグ王者組を破り白星発進に成功する。
ヘビー級戦線は潮﨑豪の退団で去就が注目される宮原は6人タッグで諏訪魔と対戦、諏訪魔は試合前から宮原にXceed離脱、Evolition入りを迫るが、宮原が拒否して試合開始。試合は石川がKENSOを降し、試合後は西村修が出現してアメリカ在住時から親交のあるKENSOにタッグ結成を要請し最強タッグ出場をアピール、石川も星誕期とのコンビで出場をアピールする。
宮原に関しては潮﨑豪は退団しても、まだXceedが解散していないだけに、諏訪魔の誘いには簡単に乗るわけには行かないが、諏訪魔もパートナーであるジョー・ドーリングの年内復帰は絶望なだけに最強タッグまでにはパートナーを探さなければいかず、焦っているのが本音なのではと思う。
メインの三冠前哨戦は秋山が吉江の体重とバックブローに苦しんだが、ジャンピングニーで打ち込むとエクスプロイダーを決め、最後は大森のスライディングアックスボンバーの援護射撃からリストクラッチ式エクスプロイダーを決め好調ぶりをアピールした。
タッグリーグ、白星スタート。鼓太郎、中島組を舐めてたわけじゃないけど。中島が前とは少し違ってた様に感じたのが予想外だった。 でも、勝てて良かった。 そして、次も勝つ!
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2015, 10月 12ジャイアントシリーズ・JrTAG Battle Of Glory開幕戦にご来場ありがとうございました。初戦敗戦。。試合後歩けない程佐藤選手にガッチリと極められたヒールホールド。でも…足は引きずっても、今日の負けは引きずらない!前を向いて次戦は名古屋! #ajpw
— 中島 洋平 (@nakajima_youhei) 2015, 10月 12全日本プロレス後楽園大会、会場での応援&サイン会参加ありがとうございました!!! 自分自身の考えは何も変わらない。 それをこのシリーズでどう動くかだ。 ジャイアント・シリーズ開幕だ!!! #プロレス #ajpw
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2015, 10月 12全日本後楽園大会でした。勝ったけどもっともっと明るく楽しく激しいプロレスをしたいし、みせたい。
— 石川修司 (@g0925union) 2015, 10月 12 -
90年代の新日本ジュニアが集結!ZERO1ジュニアに対して宣戦布告!
10月11日 ZERO1「change the world」 後楽園ホール
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○藤田峰雄(6分47秒 体固め)Xショーン・ギネス
※スワントーンボム
◇第2試合◇
▼30分1本
○“brother"YASSHI (5分14秒 ラ・マヒストラル)Xブッファ
◇第3試合◇
▼弾丸ヤンキース シングルマッチ/30分1本
○小幡優作(8分41秒 体固め)X日高郁人
※ダイビングダブルニードロップ
◇第4試合◇
▼遺恨清算シングルマッチ/30分1本
○KENSO (7分18秒 体固め)XTARU
※葉隠れ
(試合後)
KENSO「しゃべってもいいですか!×4 OK、関本と佐藤耕平の持つタッグベルト(NWAインターコンチネンタルタッグ王座)に挑戦を、俺KENSOと崔領二が組んで必ず挑戦する。そう思っています」
【TARUの話】「アイツには2回も3回も裏切られてるからしょうがない。せまいプロレス界、どっかでアイツと会うと思ってた。遺恨凄惨やと? オレの中で凄惨とか遺恨はないんよ。アイツをちょっと更生させてやろうと思った。まぁ、今日は早い時間に別の団体で試合をしてきてるから、KENSOなんてどうでもよかった。ただアイツも某全日本プロレスではヒールみたいなことをやってたみたいけど、まだまだ甘いな。ただアイツの平手打ちは効いたわ。奥歯が折れたから治療費、請求させてもらうぞ。まぁ、崔、KENSO、どっちでもいいわ。好きにせい、オマエら。オレは知らんぞ」
【KENSOの話】「ボロボロだ。だけど決めた。崔とタッグのベルトを取る。絶対にやるよ!」
◇第5試合◇
▼UNヘビー選手権挑戦者決定戦/30分1本
○KAMIKAZE (3分48秒 体固め)X横山佳和
※トラースキック
◇第6試合◇
▼UNヘビー級選手権試合/60分1本
[第23代王者]○磐城利樹(8分25秒 体固め)[挑戦者]X将火怒
※KAMIKAZEのムーンサルトプレス
☆磐城が初防衛に成功
【磐城の話】「自分が押されていて、なんで今回勝てたのかよくわかりませんが、次の新木場1stRING、対戦相手は自分がこのベルトを取ったKAMIKAZEなので、絶対に次こそ、自分の力で3カウントを取ってみせます! ありがとうございました!!」
【将火怒の話】「(YASSHIが「3分で決めるって言ってたやないか? どうなってんのや?」)あれ、サルトだろ? なんなんだよ! なんで暗くなってるんだよ!? 意味わかんねえよ。フザけんなよ!」
◇第7試合◇
▼30分1本
○田中将斗(11分53秒 片エビ固め)X菅原拓也
※スライディングD
◇第8試合◇
▼インターナショナル&NWA世界ジュニア2冠選手権試合/60分1本
[挑戦者]○大谷晋二郎(27分00秒 ドラゴンスープレックスホールド)[王者]X田中稔
☆稔が4度目の防衛に失敗。大谷が新王者となる
(試合後)
大谷「みなさんはじめましてジュニアヘビー級の大谷晋二郎です。ジュニアの世界熱くて楽しいじゃねーか。こんな楽しい世界なのに。おいおい隅っこで居場所がなさげに見てるお前ら来い。(日高、菅原、藤田がリングへ)人間、死にものぐるいでやったら体重だって落ちるんだよ。なんだ、そのツラ。いまのジュニアのトップは俺たちなんだよ。俺たちと闘いたいなら言っておくぞ。死にものぐるいで来い。死にものぐるいでこなければ一発で潰してしまうぞ。そんじょそこらのジュニアじゃないんだ。ぬるま湯につかったジュニアを俺が制圧してやるからな」
日高「死にものぐるいで、死にものぐるいで闘ってやるよ。俺たちよ、俺たちは落ちるところないんだよ。大谷、田中、金本! それから高岩も。イヤだっていうくらい向かっていってやる。ZERO1ジュニアは俺たちだって証明するまで何度でも立ち上がってやる」
大谷「おい日高。予想通りの答えありがとうございました。日高、マイクでもボソボソしゃべりやがってお前の言葉には魂が宿ってないんだよ!(日高が襲いかかるも、セコンドに押さえられる)会場のお客さん、これから魂のこもったZERO1ジュニアを見せてやるからな。ありがとうございました!」
【大谷、金本の話】
金本「見てて興奮したよ。見てるだけだとおもろないから、ゴチャゴチャ言わんと、どっちが強いかやろうや」
大谷「アイツらたたきつぶして、俺らの時代に戻して、また俺らで闘いませんか?(金本が握手に応じて、田中と金本は引き揚げる。以下、大谷のみでコメント)文句なしに強いチャンピオンでした。しかし、そのチャンピオンに勝った。ああ、足がいうこときかねえや。リングで言ったことはうそでもなんでもねえよ。ジュニアの世界、すさまじい世界じぇねえか。この世界をいままで背負ってきたヤツら、一生懸命やってるなんてな、だれでもわかってるんだ! それ以上の闘いをお客さんに届けるんじゃねえのか! キレのある技より、魂のこもった不器用な一発、そういうのが求められてるんじゃねえのか? 俺は今日闘って、ヒシヒシと感じたよ。ヒザの痛みに耐えられなくなりそうになったけど、ジュニアの世界で勝つことができました。(IWGPジュニア以来のジュニアのシングルベルトを巻いた実感は?)ちょっと信じられないかな。大谷晋二郎がジュニアのベルトを巻くって。でも、ジュニア転向を宣言してから毎日毎日、自問自答してたんだ。いまのジュニアを心の底から爆発させるには、どういった闘い、どういったプロレスをするべきなのかって。そういったことのヒントが、過去の自分にあるって結論付けて、リングに上がって叫んだつもりです。悔しければ悔しがればいい。俺だってとことん悔しがってきたんだ。悔しがったヤツだけ、頂を制することができるんだ。そう信じてタイトルマッチに挑もうと思ったら、見てよ、気づいたら黒いコスチューム着てた。これ、会場着いてシューズのひも結んでニーパット当てたときに気づいたんだよ! あ、コスチュームが黒になってる!ってな。思いのたけが強ければ、コスチュームの色も変わるんだ! 気づいたら昔のテーマ曲にもなってたよ。昔をなつかしがってるわけじゃないぞ。古いのが新しいんだ。古いのが新しいんだよ! 俺の魂はジュニアに戻った。だれに何を言われようと、ZERO1ジュニアだと胸を張ってリングに上がります」
【日高の話】「死にもの狂いなんて当たり前だ! そういうならオレの魂見せてやる! ZERO1ジュニアは何度でも立ち上がるんだよ!」
◇第9試合◇
▼世界ヘビー級選手権試合
[第18代王者]○佐藤耕平(13分13秒 ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]Xジェームス・ライディーン
☆耕平が4度目の防衛に成功
(試合後)
「本日はご来場ありがとうございました。ライディーン、コノヤロー。少しは加減しやがれ、バカタレ。KENSO! 今日いないけど、崔領二。相談しなくてもアイツはNOは言わない男なんで、アイツらがタッグで挑戦してくるなら受けてやります。それとシングルの次に関して、小幡、ライディーンとそれぞれ強い選手とやって勝ってきました。このベルトに名乗りをあげるやついないと思うので、こっちから逆指名します。いま、ウチとは別に上がらせてもらってる大日本でタッグリーグしていますが、鈴木秀樹。アイツもいろんなところで試合して勉強して強くなってると思います。なのでこちらから逆指名します。コンディションいいですし、強い相手とやって勝つことでベルトの価値も上がるので。オッキー、一番近い東京の大会いつ? (11・1新木場です)じゃあ11月1日、鈴木と防衛戦やります。そこにも勝って、来年の15周年、必ずチャンピオンとして迎えたいと思います。応援よろしくお願いします。ZERO1は15周年にむけて選手スタッフ一同で突っ走っていきますので、応援ヨロシクお願いします。3・2・1 ZERO1!」
【耕平の話】「(改めて鈴木選手を指名したのは)他団体のあれをウチで出すのどうかなと思ったんですけど、向こうのタッグのチャンピオンでもあるから、あえて名前出させてもらったんですけど、大日本さんでいまタッグリーグをやっていまして、こないだやったんですよ。鈴木と若い子と。宇藤君のほうがわーっときてたので、どちらかというと石川君と鈴木君がやってたからあんまりでしたけど、見ている感じでは最初、やってたころに比べたらぜんぜん力もついてるし、いろんなプロレスを、いろんなこと覚えてたので、そういう意味では成長してるのかなって。ちょうどいいかな、と時期的に。(試合でやるのは?)結構前、火祭りはブロック違ったし、その前ですね。半年以上、もっと前か。その間、組んでたからだからGWの時かな。違うな。(シングルは世界ヘビー以来?)その時以来ですね。そうですね。(改めてシングルで)彼もなかなか皮肉れた男なので俺の要求を受けてくれるかわからないけど、いまやってもいい時期なんじゃない?って。へんなわだかまりはないんで。ああいうスタイル、似たようなサイズでああいうレスリングする人なかなかいないから、俺も逆に吸収するものもあるかもしれないし。ライディーンのことも言っておくか。アイツに唯一足りないところがあって、経験はあれなんですけど、それよりもいままで来た外国人選手に比べると、アイツが足りないのは怖さ。怖さを感じない。力もあるし、パワーもそう。ちょっとした反射神経もいいし、試合の間の取り方とか攻めてくるときの感覚とか凄くいいんですけど、怖さを感じないんです。たぶんそれをアイツが経験とともに身につけたら凄く怖いなと思う。いい意味で現代っ子というかスマートというか。それがあったら怖いですね。まあ、タッグで、シングルでやって、日本にいる間、また仕掛けてくるだろうから。それはチャンピオンとして受けとめます」
【ライディーンの話】「コーヘイ! ひとつ言っておくぞ。いい試合だった。だが、背中には気を付けるんだ。ロッカールームのだれもがオマエを狙っている。俺はもう一回、オマエにたどり着くぞ」ZERO1後楽園大会のセミはジュニアに回帰した大谷がWRESTLE-1の稔に流出しているジュニア二冠王座に挑戦、稔のセコンドにはジュニスタでの相棒であり、また大谷のかつての盟友だった金本浩二が付いた。
試合はグラウンドから大谷が稔の得意としている腕十字で先手を奪い、アームブリーカーから腕攻めを展開するが、顔面ウォッシュをかわした稔は場外戦へと持ち込み、ニークラッシャーから鉄柱を使った膝攻撃など足攻めを展開する。
稔は低空ドロップキックから串刺し攻撃を狙うが、かわした大谷は顔面ウォッシュで反撃、エプロンに逃れた稔を大谷はフロントハイキックで追撃し、稔をリングに戻すが自身も戻ろうとしたところで稔がドロップキックで逆に場外へ追いやるとムーサルトアタックを敢行し、リングに戻って膝十字で捕獲する。
ロープに逃れた大谷に稔はロープへ走るが、大谷はキチンシンクで迎撃し、反撃を狙う稔にジャンピングハイキック、バックドロップと畳み掛け、ミサイルキックをかわした稔もバックドロップで返すが、大谷も投げ放しジャーマンで応戦、すぐ立ち上がった稔もジャンピングハイキックを浴びせ両者ダウンとなる。
両者は打撃戦も、稔はハイキックからブレーンバスター、投げ放しタイガースープレックスからダイビングフットスタンプを投下し、すぐ膝十字で捕獲、大谷はロープに逃れるが稔はローキックで追撃、しかし大谷は受け切るとドラゴンスクリューからライガーボム、そしてスワンダイブを狙うが稔はキックで迎撃し、雪崩式ブレーンバスターからFIREBALLスプラッシュを投下するが、大谷はカウント2でクリアする。
大谷はジャーマンスープレックスを決めるが、稔は裏膝十字で捕獲、しかし脱出した大谷は稔の足をかっきてからミサイルキック、そして腕十字で捕獲、袈裟斬りチョップを乱打してから投げ放しドラゴンスープレックス、そしてジュニア時代にフィニッシュにしていたドラゴンスープレックスホールドで3カウント、大谷が王座を奪取し至宝をZERO1に取り戻した。
試合後は大谷が金本、稔に呼びかけ日高らZERO1ジュニア勢に対して宣戦布告すると、日高も受けて立つ構えを見せた。
大谷、金本、高岩、稔は90年代の新日本ジュニアでタッグを組み、また凌ぎを削ってきた。その4人が再び揃いZERO1ジュニアに立ちはだかった、果たしてZERO1ジュニアは元新日本ジュニアを超えられることが出来るか?
メインは耕平が世界王座をかけてライディーンの挑戦を受け、ライディーンは逆水平で攻め込むが、ラリアットをかわされると耕平はジャーマン、ミドルキックで反撃しファルコンアローを決める。
ライディーンはラリアット、チョークスラムで反撃するも、ロープへ走ったところで耕平はキチンシンクで迎撃しパイルドライバーで突き刺す。
ライディーンはラリアットからパワーボムで投げ捨てるが、もう一発は踏ん張られラリアットに切り替えると、迎撃した耕平はジャーマンスープレックスホールドを連発して3カウントを奪い完勝防衛。試合後は次期挑戦者に鈴木秀樹を指名した。
KENSOvsTARUの遺恨精算マッチは崔領二が姿を見せない中行われ、KENSOがイス攻撃や腰紐攻撃、TARUはイス盛りの上への雪崩式ブレーンバスターやYASSHIの介入などで大荒れの展開となり、KENSOがTARUのラリアットに対してスピアーで返すと、最後は葉隠れで勝利を収め、崔は姿を見せないままだったが、TARUは崔とKENSOのタッグを容認した。
UN選手権は王者の磐城が若さに任せて攻めまくるも、将火怒はイス攻撃で反撃、ラリアットで勝負に出るが、突然館内が暗転し照明が点くと横山を降しUN王座の挑戦権を獲得したKAMIKAZEが出現し将火怒にムーサルトプレスを投下、笹崎レフェリーは照明の確認しているためハーブ佐々木レフェリーと話し合っており、KAMIKAZEの乱入を見逃してしまう。
その間に磐城が将火怒をカバーして3カウントで防衛と共に初フォール勝ちを奪い、11月1日の新木場でKAMIKAZEの挑戦を受けることになったが、将火怒は先走るKAMIKAZEの行動に対して怒りを露わにした。何とでも言えばいい。俺たちはもうこれ以上ないところまで落ちた。失うものなんて何もないんだ。そんな男の強さ見せてやる。俺はしつこいぞ。#zero1
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2015, 10月 11イイカンジでアップして汗かけたぜ♪走りながら思い出したけど本日10月11日って16年前の今日 東京ドームでミノ様が初めてIWGPジュニアタッグに挑戦した大谷・高岩vs金本・ミノ様をやった日だ(゚o゚)/なんか運命感じるわぁー pic.twitter.com/5CGQ3ucobd
— 田中 稔 (@minoru_official) 2015, 10月 11 -
センダイガールズとの全面対抗戦をアピールも、安川惡斗が引退示唆でスターダムに激震!
10月11日 スターダム「STARDOM Appeal The Heart2015~心の叫び~」東京・後楽園ホール 950人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼美邑弘海デビュー戦 15分1本
○クリス・ウルフ(6分59秒 体固め)美邑弘海
※ダイビングダブルニードロップ
◇第2試合◇
▼安納サオリ本格プロレス参戦マッチ 20分1本
○加藤悠(5分26秒 腕ひしぎ逆十字固め)×安納サオリ
◇第3試合◇
▼スターライト・キッドデビュー3WAYマッチ 15分1本
○米山香織(6分43秒 片エビ固め)×渡辺桃
※ダイビング千豚♪ もう一人はスターライト・キッド
◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ 30分1本
○宝城カイリ(16分13秒 片エビ固め)×安川惡斗
※ダイビング・エルボードロップ
(試合後)
宝城「まずはファンのみなさん、そして安川惡斗のファンのみなさん、たくさんのご声援ありがとうございました。何年ぶりだっけ? 2年? いまでも惡斗は脅威だし、嫌いだけど、わけわからないけど、憎めないのが正直なところ。同期として4年やってきた気持ちだけどどうかな?」
惡斗「丸投げかよ。負けた……。カイリ、お前は強くなった。これで約束果たせたな。ここに7カ月前に絶対リングに戻ってくるって言ったカイリとの約束も果たした。あとは私にケジメをつけさせてください。今日はそれだけ。To be Continued。テメーらにはまだ言わない。だがそのうち私は、最後のテメーらとしてた約束、それをそのうちさせていただきます。今日はこれまで以上!」
宝城「何を言ってるかわからなかったんですけど、後半あと2試合あるので皆さん元気出していきましょう。準備はいいか×4!」
【惡斗の話】「確かめさせたいこと、カイリはこの2年でよくなった。技も重くなってたし、アイツが強くなったってことが、よくわかる試合だったな。自分はいままで有言実行して生きてました。いろんな持病とかも含めてデビューできないだろうと言われて、でもデビューすると言ってデビューした。愛川ゆず季倒すって言って、愛川ゆず季を倒した。白いベルトを取るって言って白いベルトを取った。いろいろあって、7(8)カ月前、必ずリングに戻ってくると言ってお客との約束を守った。カイリともう一回やるという約束守った。これでいま自分が持ってる約束、今日すべて果たしました。あとは、客と約束したのは、必ず10カウントを聞いてスターダムの生え抜きとしてリングを降りるって約束だけです。けじめを、取らせてください。いま言えることはそれだけです。ありがとうございました。以上。いま言えるのはこれだけなんで。これだけです。失礼しました」
【宝城の話】「(惡斗との一戦を終えて)そうですねえ、まあまず闘いに関しては1年9ヵ月ぶり、あのときのトラウマが自分は3本の指に入るくらいのトラウマに残ってて、試合の内容でもファンのみなさんの声援でも、そして強さにおいても、すべてにおいて負けたという最高の屈辱を味わって、その日から絶対にこの悔しさを忘れないと思って、一日も本当に忘れたことがなくて、夢にも出てくるくらい、本当にあのときの映像見てもらったらわかるんですけど、悔しい試合だった。それもあって今回滅多に回ってこないシングルがやっと実現できたということで、楽しみな気持ちと、正直むかしのトラウマがどうしても消えてなくて、正直不安だったんですけど、自分はいつも通りこれまでの実績を残してきた自分に自信はあったので、いつも通りやるだけだと思って挑みました。(トラウマがあったとしても今年に入ってからの立場は完全に逆転したと思うが)そうですね。ずっと余裕はちょっと足を痛めてしまったけど冷静に試合を進められたと思うし、5大会連続後楽園のメインをつとめたと気づいて、今回は休憩前だったんですけど、メインを乗り越えてきた自信は確実に自分についてるので。(惡斗と闘って確かめたいこととはなんだった? それを確かめることはできた?)みなさんは実力がどうなったか確かめたいと思ってる方が大半だと思うんですけど、私は本当にいろんな意味を含めています。まあ、あのときの、なんだろう、信頼関係とはなんなのかとか、いろいろもうこの日まで、昨日の夜も思い出してあのときのこととか、ここからいろいろ内部でも変化があって惡斗に対する見方も、う~ん、なんか頭がゴッチャゴチャになっていろんな人からくる情報とか自分が直接惡斗と接して得る情報とか、もうね、頭がこんがらがっていったいなんなのか、同期として、いろんな意味で言葉では難しいんだけど確かめられた部分は大きいかな、それに関して。(最後に惡斗がマイクで言っていたことはよくわからなかった。けじめをつけるとか言っていたがどうとらえる?)あの子はねえ、自分の思いを先走って発信しちゃうことが多いと私は分析していて。まあ、たぶん自分の中で思ってることがあって言ったと思うんですけど、正直いまの段階では本当になにを言ってるのかわからなかったので、ちょっと後で(惡斗と)話します」
◇第5試合◇
▼ハイスピード選手権試合/30分1本
[挑戦者]○岩谷麻優(15分14秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド)×[第11代王者]×ロサ・ネグラ
☆ロサが初防衛に失敗、岩谷が第12代目王者となる。
【岩谷の話】「(ベルトを取って)取りました。取った! 3度目の正直です。うれしい。(ほかのベルトを取ったときとは違う?)ハイ。たぶん、いまあるべるとの中で本当に自分が一番欲しいと思ってきてずっと狙ってきたベルトなので、ベルト自体は軽いですけども、いままでの歴史の重みとか積み重ねってるものがホントにすごいヤバいです。(初めてベルトに挑戦したのもハイスピード。初挑戦では大泣きしたが)そうです、メッチャ泣きましたね。やっぱあの試合は自分が情けないのと悔しい気持ちしかなかったのでダメでしたけど。(夏樹引退前に挑戦し、3度目の挑戦で取った)時間かかりましたねえ。自分ホントに落ちこぼれで、みんなより遅いですけど少しずつ成長できているのでうれしいですね。(6人タッグ、白いベルト、タッグのベルトを取り、すべてはここまで来るための準備段階だった?)そうですね、いま思えばね(笑)。そうですね。でもベルトを取るよりこれからずっと防衛していく方が大変なので、取ったことはうれしいし、たぶん1週間くらいはすごいニヤニヤすると思いますけど、次が大事だと思うのでこれからちゃんと守っていけるように頑張っていきたいと思います。(リング上でも言っていたがグランドスラム一歩手前)そうですよ。自分がですよ! ハイ。
やっぱハイスピードと言うのはみんながそう簡単に負けるベルトじゃないと思っているので、分類的に。だから、なんといっていいのかわからないですけど、イオさんに続いてのグランドスラムを狙っていきたいと思います。(サンダーロックとしてやってきたことがハイスピードダッシュに役立った?)ハイ、それはたぶん、すごい大きいと思います。(イオに負けたくない気持ちがある?)タッグパートナーで仲がいいと言えども、やっぱりその人を越えていきたい、超えなきゃいけない気持ちがあるので、それは意識しますね。(特殊なカテゴリーだが、どんなハイスピードチャンピオンをめざす?)予定ないです。もうベルトを巻くってことしか意識してなかったので、だから今後の目標とかはこれから考えていくつもりというか自然に出てくると思っているので。ベルトの防衛回数を増やしてずっと守っていくのが目標だと思っているので、その先はこれから考えていきます。(今日の試合からハイスピードとはなにか見えてきたものは?)わかんない、もう。必死にやっとったけん。必死にやってたから。わかんないですね、もう。後で映像見て勉強します」
◇第6試合◇
▼ダーク・エンジェル日本ラストマッチ~ワンダー・オブ・スターダム選手権//30分1本
[第6代王者]○紫雷イオ(17分13秒 エビ固め)[挑戦者]×ダーク・エンジェル
※ムーンサルトプレス イオが5度目の防衛に成功。
(試合後、日本ラストマッチとなるダーク・エンジェルに、宝城カイリ選手会長、1期生・岩谷麻優、ラストマッチの相手となった紫雷イオが花束贈呈。最後はロッシ-小川社長が記念品を贈った。)
エンジェル「ニホンアイシテマス、Thank you so much」
イオ「いままでたくさんスターダムに出てくれて女子プロレスを盛りあげてくれて本当にありがとう。これからダーク・エンジェルとは世界最高峰の地に足を踏み出します。幸多かれと心から祈っています。5度の防衛成功しましたけど、次回11月15日の後楽園大会は長らく仙女との全面対抗戦いよいよはじめたいと思ってます。なんでかというと…」
宝城「待ってました。仙女との対抗戦。里村と対戦して赤いベルト取り戻したいです」
岩谷「宝ちゃん、赤いベルト狙ってるのは宝ちゃんだけじゃないよ。自分もグランドスラムまであともう一歩。自分も挑戦したいです」
イオ「なんか麻優、変わったね。ベルトが伊達じゃないってこと証明したいんだ。その気持ち、わかります。だけど私も赤いベルト欲しいんだよ。誰が挑戦できるかわからないけど、みんなやりたいのは変わらないから、11月15日仙女とやってやろう! その前に11月12日、仙台乗り込んでやろう。ウチらはいつでもやる気満々。楽しみにしとけ。ということで、今日は私が勝ったから私がしめよう!と言いたいけど、ダーク・エンジェル、最後はスターダムの締め。やってください」
エンジェル「イマヲシンジテ、アスニカガヤケ、We Are STARDOM」
【イオの話】「(まずは5度目の防衛ですね)はい。防衛に成功しました。ありがとうございます。5回、5回ってなかなか多いんじゃないですか?(愛川ゆず希さんが8回なので2番目)このハイペースでいけば今年中には抜かせるんじゃないでしょうか。(赤いベルトの10回防衛にも近づいている)いま折り返しましたね。すごいと思いますよ。(目標は赤いベルトの10回を越えること?)そうですね。自分自身との闘いだと思っていますね。(ダーク・エンジェルとの試合は?)途中から淋しい思いみたいなものが珍しく試合中からちょっと沸き上がってきましたね。あんまり、めったにないんです。試合の最中に、なんかこういうのってある種の邪念だと自分では思っているので、そういうのってなかったんですけど、今日はなんかいろいろ思いだしましたね。自分がうまくいかない時期もダーク・エンジェルとタッグ組んで励ましてもらったり、ルチャの動きとかを教えてもらってアドバイスしてもらったりパートナーでタッグマッチでお互いが助け合ったりが、本当に長かったし、ある種、言葉が通じないからこその特別な絆があって、言葉が通じると、ウソもつける。
言葉が通じないからウソが通用しないんですよ。ダーク・エンジェルとは心の底から本当に親友って言い合えて、ふざけて悪口とかも言い合ったりとか思い出がいっぱいですね。どこでも。メキシコでも思い出あるし、日本でも思い出あるし。私が3年、4年……(そこにダーク・エンジェルが「イオ、おめでとう」と登場。)ありがとう。凄いですよ、ダーク・エンジェルは世界で活躍してたっていう選手は、私もメキシコ行ってたから一番よくわかる。本当にメキシコのスター。スペル・エストレージャで、だけど日本も大好きな心とか優しい心があって。次のステップの、現役でなくなった次のライフが決まっているので、ネクストステージに進んで、心の底から幸せになってくださいと祈っていますね。祈ることしかできないけど、サラならなんでもできるってそれくらい信用してるし、尊敬もしてるので。サラの最後の相手になれて感無量です。(ベルトを懸けた意味は)第2代チャンピオンなんですよね。ワンダー・オブ・スターダムの第2代チャンピオンで、やっぱりこの白いベルトをダーク・エンジェル色に染めた時期があるからこそ、その時代の白いベルトのダーク・エンジェルとは私ちゃんとは闘ってないんですよ。だから最後は闘えないとなったら、やりたいし、自分のすべてをかけたいと思ったので。やっぱり成長した姿を見せたかったです。ダーク・エンジェルと組んでたころとか、私ぜんぜんダメで自信もなくて、でもいまはサラとこのベルトをかけて、防衛することによってもうスターダムは大丈夫、イオがいるから大丈夫と、サラに思ってもらえるように、そういう気持ちも込めてベルトをかけさせてもらいたました。(試合後、仙女との対抗戦の話が出たが)仙女、こっちに来ないのか、仙台来ないのかって、そんなへりくつばかり言って、わけわからないのでそろそろ白黒ハッキリつけようかと。ちょうど11月12日仙女後楽園、15日スターダム後楽園、そこで蹴りつければいいじゃんと。蹴りがつくかわからないけど、なかなか日取りが悪くてできなかったので、そこならいいのかなって。(ちょうど仙女も仙台で試合してるが)そうそう。(それで赤いベルトの防衛戦もできなかった)そうなんですよ、早く赤いベルト返せ。(そのベルトをかけて11月におこなわれるんですかね?)それは社長次第です。(挑戦したい?)したいですよ。いつでもしたいですよ。早くしたいです。だって、いつまででも里村明衣子が巻いててヘラヘラしてられないです。もちろん白いベルトも守りたい気持ちもあります。でも、取り返さないといけないものがあるのはわかっていますから。(岩谷、宝城、イオの3人が候補?)そうでしょ。それ以外ないでしょ。まあ麻優がね主張してきたのは珍しなと思いますね。セミファイナルでハイスピードをとったのは知ってて、『あー、変わったんだな』って、『変わった、変わった』とは私も言い続けてきてるし、変わったなとは思ってたんだけど、今日、ベルトという形にして明らかに変わったということを今日のお客さんに証明したので……。あの伸びしろ、凄いよね、岩谷麻優って。伸びたらガーっていくから天才肌だから。ベルト取ったら次のステップを見てるんだなって思ったらコイツ凄いなって思いました。宝城カイリもそうだし、紫雷イオも赤いベルトを取り返したい気持ちは一緒で、誰が取り返してもおかしくないというか、スターダムにはそれだけ取り返せる選手が揃ってるっていうことだと思います。(イオとしては十文字より里村?)いやー、向かう先には……トップは里村明衣子でしょ。上から潰す方が楽でしょ。でも、むかつくのであの2人ともやりたいです。みんな片っ端からやりたいですね」
【小川社長の話】「今日はですね今年10回目の後楽園大会ということで最後、ダーク・エンジェルが(日本で)最後ということで。5月くらいから日本で最後の試合をしたいと話がありまして、本人は8月って言っていたんですけど、こっちのタイミング的に10月になった。彼女はこれからプロレスラーを育成する側として世界に羽ばたいていくので、応援してあげてください。あとですね、来週からアメリカ遠征に行ってきますんで。そこで一応、サンタナ・ギャレット、ミヤ・イムがフロリダから参戦します。一応、決まっているのが16日の大会で、紫雷イオvsミア・イムの試合を。もしかしたらベルトかかるかもしれないです。で、次の11月15日は、後楽園は仙女とのからみをやらなきゃいけないので、なんかね、里村明衣子はいろいろ考えているみたいなので、合同合宿もやろうかと言ったりしてるので。(仙女とですか?)うん、そういう話もあるんですよ。まあどういう風にやるかわからないですけど、まあなんでもやってスターダムのほうができるっていうことを見せるしかないんじゃないですか。来月はその対抗戦が中心。もしかしたらもう1人デビューできるかなという感じですけど、ちょっとまだ調整中なので。(惡斗がケジメを付けるという発言してるが)そうですね。ケジメ……。うん、惡斗もアメリカ行くんですよ、一緒に。だからちょっとゆっくり話しますよ、それに関しては。あんまり動くとよくないからね。ちょっとどうなってるんだっていう話をしようかなという感じはしますけど、そんな感じです」
スターダム後楽園大会の第4試合で9月23日の後楽園大会で復帰していた惡斗と宝城が対戦、23日の後楽園大会で「5☆STAR GP2015」を制覇した宝城に惡斗が「確かめたいことがある」と対戦を要求し今回のシングル戦が実現した。
試合は惡斗が串刺しスピアーを狙う宝城をかわしてサミング攻撃を決めると、アキレス腱固め、リバーススリーパーと攻め立てるが、宝城もスピアーで反撃しダイビングエルボーアタックからバットボーイと猛反撃する。
惡斗はミサイルキックで反撃するとスクールボーイからストレッチマフラーで捕獲、コーナーへ昇るが宝城は投げ落とすとイカリで捕獲しスライディングDは迎撃されるも、エルボーの打ち合いから惡斗がアバランシュホールド、そして悪トーンで勝負に出るがかわされてしまう。
宝城はイカリで絞り上げ、惡斗はチョーク攻撃で反撃し、宝城のバックブローをかわした惡斗は丸め込むも、宝城もスクールボーイからストレッチマフラーで反撃しイカリで絞り上げ、ダイビングエルボーを投下するが1度は脚へのダメージが響き転落するも、再度トライして連発し3カウントを奪い勝利、試合後には互いにマイクでエールを交し合うも、バックステージでは惡斗が引退を示唆する発言をした。
世IV虎vs惡斗の一件で惡斗が欠場して7ヶ月間、高橋奈七永が去り、事件の当事者の一人である世IV虎が引退するなどスターダムは大きく変わっていったが、そこで惡斗が突然の引退発言、リングの上で引退を口にしなかったのはメインを張るイオやセミの岩谷への配慮なのだろうが、惡斗はやりきったことを理由にしているものの見ている側とすれば釈然としないものが残ってしまう。
小川社長も惡斗の発言が唐突だったのか話し合いをするとしながらも戸惑いを隠せず、マスコミから惡斗のコメントを聞いた選手会長として宝城も話し合うとした、宝城は楽観的に捕らえているものの、小川社長に関しては業界歴が長いだけに基本的に「去るものが追わず」の立場、一応は慰留するが意志が固いとなれば引き止めないと思う。だが世IV虎vs惡斗は両方とも引退という形で喧嘩両成敗で終わってしまうのか?団体側はそれで全て治めたいのだろうが、見ている側は釈然としないものが残り続けるのではないだろうか・・・
またセミのハイスピード選手権は王者のロサに岩谷が挑戦し、腕攻めで先手を奪うロサに、岩谷はソバットから619式ボーでょ―アタックで反撃するも、エルボーをかいくぐったロサはスイング式ネックブリーカーから、旋回式デスバレーボムを決めマッドスプラッシュを投下するも、岩谷がかわして自爆となる。
岩谷はドロップキックからフットスタンプ、フロッグスプラッシュを投下しドラゴンスープレックスを狙うが、切り返したロサはドドンパを決め、岩谷もエビ固めの応酬からマヒカ・デ・マユを決めるもカウント2でクリアされる。
ロサはパワースラムから再びマッドスプラッシュを狙うも、追いついた岩谷が雪崩式の技で振り落とすとダイビングフットスタンプからドラゴンスープレックスを決め3カウントを奪い王座を奪取。
メインのイオvsエンジェルのワンダー選手権は、イオがドロップキックでエンジェルを場外へ追いやると場外へのムーンサルトアタックを狙うが、追いついたエンジェルがエプロンへのパワーボムで叩きつけ大ダメージを負わせ、ングに戻ったエンジェルはイオの腰に集中攻撃を浴びせ主導権を奪い、イオも反撃するが腰へのダメージが大きく主導権を奪うまでには至らない。
イオは串刺し攻撃を狙うエンジェルのミサイルキックを放つと、場外へ出たエンジェルにトペ・スイシーダを発射、リングに戻ったイオはスワンダイブキックや619で攻勢に出るも、もう一発をかわしたエンジェルはテキサスクローバーホールドで捕獲する。
なんとか脱出したイオは串刺しダブルニーからハーフダウンになったエンジェルの顔面をドロップキックで捕らえるが、ロープに走ったところでエンジェルもブーメラン式ドロップキックを放ち、場外へ落ちたイオにプランチャを放つ。
リングに戻ったエンジェルはダイビングクロスボディーからレイネーラを狙うが、耐えたイオはダブルアーム式フェースバスター、パッケージジャーマンを決め、ツームストーンパイルドライバーからムーンサルトプレスを投下するもエンジェルは剣山で迎撃する。
両者はエルボーのラリーからエンジェルがタイガードライバーを決め、レイネーラで絞り上げるが、耐えたイオはシュバインを決めるとムーンサルトプレスで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は今回で日本での試合が最後になるエンジェルに選手らや小川代表から花束記念品が贈呈されると、選手らは11月15日の後楽園大会でセンダイガールズ女子との全面対抗戦を行い、宝城は流出しているワールド王座を里村から奪還することを約束、最後はエンジェルが「We are STARDM」とアピールして大会を締めくくった。本日のスターダム後楽園ホール大会、たくさんのご来場ご声援どうもありがとうございました!お陰様でV5達成しましたっ☆何よりも今日の相手のダーク・エンジェルに感謝!今までありがとうー!! pic.twitter.com/P3HLQQ3dmw
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2015, 10月 11後楽園大会ありがとうございました! ハイスピードチャンピオンなりました! 本当応援ありがとうございました! 帰りにエレベーターで南月さんにお会いしました!ハイスピード奪還の報告ができました!良かった(^^)☆! 親孝行!! pic.twitter.com/Pu7gTiPdyi
— 岩谷麻優*スターダム (@blue02sky19) 2015, 10月 11今日は試合に勝って、ベルト取れたけど、いろいろ課題が見つかった! ハイスピードな動き出来んかったし、満足なんてしてない! これから!これからこのハイスピードのベルトを自分色に染めていきます。 試合前のVTRのブルーバード聞いていろいろ思い出して泣きそうなった!
— 岩谷麻優*スターダム (@blue02sky19) 2015, 10月 11 -
発表!9月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
9月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
9月の月間MVP
鈴木みのる(鈴木軍)
投票結果=投票数41
鈴木みのる(鈴木軍)=15
秋山準(全日本プロレス)=10
中邑真輔(新日本プロレス)=8
タンク永井(K-DOJO)=3
征矢学(WRESTLE-1)=2
木高イサミ(ユニオン)=1
セス・ローリンズ(WWE)=1
船木誠勝=1
9月のタッグMVP
原田大輔 小峠篤司(NOAH)投票結果=投票数34
原田大輔 小峠篤司(NOAH)=8
男色ディーノ スーパー・ササダンゴ・マシン 大家健(#大家帝国)=7
ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(鈴木軍)=4
ジミー・ススム ジミー・クネスJ.K.S’(DRAGON GATE)=3
紫雷イオ 岩谷麻優(スターダム)=2
カイル・オライリー ボビー・フィッシュ(ROH)=3
大仁田厚 長与千種=2
大谷晋二郎 高岩竜一=2
カール・アンダーソン ドク・ギャローズ(BULLET CLUB)=1
日高郁人 藤田ミノル=1
真霜拳號 佐藤悠巳(K-DOJO)=19月のベストバウト
NOAH 「プロレスリング・ノア 旗揚げ15周年記念大会 vol.2 GREAT VOYAGE 2015 in OSAKA」9月19日 エディオンアリーナ大阪
▼GHCヘビー級選手権試合/無制限1本
[第23代選手権者]○鈴木みのる(29分19秒 体固め)[挑戦者]X杉浦貴
※ゴッチ式パイルドライバー
☆鈴木が4度目の防衛に成功投票結果=投票数31
鈴木みのるvs杉浦貴(NOAH 9月19日 エディオンアリーナ大阪)=12
中邑真輔vs後藤洋央紀(新日本プロレス 9月27日 神戸ワールド記念ホール)=8
真壁刀義vs飯伏幸太(新日本プロレス 9月23日 岡山・桃太郎アリーナ)=3
マイバッハ谷口vs飯塚高史(NOAH 9月19日 エディオンアリーナ大阪)=2
天龍源一郎 越中詩郎 河野真幸vsグレート・ムタ KAZMA SAKAMOTO NOSAWA論外(WRESTLE-1 9月21日 後楽園ホール)=2
浜亮太 神谷ヒデヨシvs岡林裕二 関本大介(大日本プロレス 9月21日 後楽園ホール)=2
秋山準vs潮﨑豪(全日本プロレス 9月10日 後楽園ホール)=1
天龍源一郎 柴田勝頼vs鈴木みのる 飯塚高史(天龍プロジェクト 9月2日 後楽園ホール)=1
大仁田厚 長与千種vsTARU ダンプ松本(超花火 9月12日 新潟市体育館)=1
船木誠勝vsスーパー・タイガー(リアル・ジャパン 9月18日 後楽園ホール)=1
秋山準vs火野裕士(全日本プロレス 9月26日 後楽園ホール)
9月のベストシリーズ&興行
新日本プロレス「DESTRUCTION in KOBE」9月27日 兵庫・神戸ワールド記念ホール 6120人 超満員
投票結果=投票数37
新日本プロレス「DESTRUCTION in KOBE」9月27日 神戸ワールド記念ホール=11
NOAH「プロレスリング・ノア 旗揚げ15周年記念大会 vol.2 GREAT VOYAGE 2015 in OSAKA」9月19日 エディオンアリーナ大阪=8
MIO「さようならみんなのお姉ちゃん~紫雷美央引退~」9月20日 後楽園ホール=7
DDT「Who's Gonna Top?〜DDTドラマティック総選挙2015〜」9月27日 後楽園ホール=2
全日本プロレス「第3回王道トーナメント~2015オープン選手権~」9月10日 後楽園ホール~9月26日 後楽園ホール=2
NOAH「Shiny Navig. 2015 〜第9回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦〜」9月5日 ディファ有明~22日 後楽園ホール=1
東京女子プロレス「You Grow Up」9月22日 新宿FACE=1
天龍プロジェクト「天龍源一郎 引退〜Revolution FINAL TOUR in KORAKUEN」9月2日 後楽園ホール=1
ユニオン「ユニオン収穫祭2015」9月15日 新木場1stRING=1
WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2015 2nd ANNIVERSARY」9月6日 埼玉・川口産業技術総合センター~9月23日 大阪・淀川区民センター=1
浅草友人會「浅草友人会~TOKYO EXTREME BATTLE~」9月28日 新木場1stRING=1
新日本プロレス「DESTRUCTION in OKAYAMA」9月23日 岡山・桃太郎アリーナ=1
以上に決定しました、投票ありがとうございました