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伊東が関根を破りデスマッチ王座を防衛もストロング部門の躍進に危機感
12月13日 大日本プロレス「BIG JAPAN FULL METAL」福岡・博多スターレーン 621人 満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
橋本和樹 ○橋本大地(10分54秒 STF)佐久田俊行 X菊田一美
◇第2試合◇
▼大日本プロレス20周年企画 グレート小鹿・20カウントダウン第18弾/30分1本
○グレート小鹿 谷口裕一(10分30秒 グラウンドコブラツイスト)バラモンシュウ Xバラモンケイ
◇第3試合◇
▼30分1本
○MENS'テイオー 丸山敦 高橋匡哉(11分19秒 エビ固め)ツトムオースギ Xヘラクレス千賀 エディ・フレンチ
※ミラクルエクスタシー
◇第4試合◇
▼世界ストロングヘビー級王座前哨戦/30分1本
○岡林裕二 入江茂弘(12分40秒 エビ固め)神谷ヒデヨシ X宇藤純久
※パワーボム
◇第5試合◇
▼TLC&Gショックタッグデスマッチ/30分1本
星野勘九郎 ○稲葉雅人(15分35秒 エビ固め)アブドーラ・小林 X植木嵩行
※墨落とし
◇第6試合◇
▼メガアイテムタッグデスマッチ/30分1本
○木高イサミ 宮本裕向(9分51秒 片エビ固め)“黒天使"沼澤邪鬼 X塚本拓海
※勇脚・斬
◇第7試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 蛍光灯300本デスマッチ/30分1本
[第32代王者]○伊東竜二(14分27秒 体固め)[挑戦者]X関根龍一
※ドラゴンスプラッシュ
☆伊東が2度目の防衛に成功
(試合終了後)
伊東「関根、どうだ、デスマッチのベルトに初めて挑戦した気分は!?」
関根「(ノーマイクで)負けたっすけど、悔しいすけど、もっともっとチャレンジしたいです!」伊東「関根だったらそう言うと思ってたよ。これからまだまだデスマッチやるぞ。そして、また強くなって挑戦してこい。大日本プロレス、博多大会ご来場のみなさんありがとうございました! 博多の地でタイトルマッチができて、そして防衛することができて、何よりも幸せです。次は3月ですね。またここに来ます。大日本はいま、みなさんが知ってる通り、ストロングが盛り上がってます。しかし! デスマッチもまだまだ頑張ります!」
【伊東の話】「関根は初挑戦とは思えない強さを見せてくれて、なんとか防衛することができました。(蹴りに対して最後は左右のフックで)かなり追い込まれていまして(苦笑)。1週間『ロッキー』を見ていたので、それが役に立ったかなと思います。(殴り倒してやろうと?)そうですね。アイツがバックボーンに空手があるように、自分も高校時代、アマチュアボクシングをやってたので。アイツが打撃で来るなら、打撃で返してやるという気持ちはありました。(久々の蛍光灯300本は)しんどいですね。
しんどいですけども、蛍光灯がなくなるかもしれないという噂のなか最後の最後まで使い切ってやろうと思ってますので。300本だろうが400本だろうが、何でも来いという感じですね。(次の挑戦者は?)アイツが初めての挑戦であそこまでの頑張りを見せてくれたというなかで、自分が新しい人間が…といったところで関根がまだまだ中のほうでももっともっとやるヤツはいるんだと言ってますからね。いままで、まだ大日本のデスマッチのベルトを巻いたことのない、そういうヤツらを引き上げてレベルアップさせて、倒していきたい気持ちはありますね。今回、自分がコメントを出して誰かが来るのか、上が“じゃあ次コイツ”と決めるのか。まだまったくわからないですけど、自分は自分の闘いでベストを尽くして大日本のデスマッチをもっともっと盛り上げていこうと思います。(試合後にストロングのことも触れたが、きょうはデスマッチがメインの大会だった)でも、今年1年を通してみると、ストロングがほぼ…とくに下半期は両国のメインも取って文体のメインも取ってという感じですからね。それに対してデスマッチ側が何言ってんだ、コノヤローというのを出さないと大日本の盛り上がりはなくなっちゃいますからね。たしかにストロングはすごいですよ、アイツら。他団体でやっても十分誇れるものは持ってると思いますけど、大日本のデスマッチ…中だけでも、もっともっとすごいんだというのを見せていきたいですね」
【関根の話】「チキショー、ストレート、伊東さんは何でも考えてきてますよ。蹴りでストレートでいったらパンチもストレートできました。悔しい、だけどあの人は超えたい。だからまた挑戦しますよ、きょうはありがとうございました。絶対見返してあれ以上のストレートを投げられるようにしますよ」大日本博多大会で伊東の保持するデスマッチ王座に関根が挑戦、関根は「最侠タッグ」では伊東とタッグを組んでエントリーでは決勝トーナメンには進出したもののツインタワーズ(石川修司、佐藤耕平)と対戦するが敗れた際に伊東はタッグ解消を示唆したものの、関根が猛反発する形で挑戦を表明、関根は今年の「一騎当千」では伊東を破っているが、伊東の中ではまだ関根を認めていないというものがあるのかもしれない、関根は星野との挑戦者決定戦を制して挑戦権を獲得し伊東に挑んだ。
リングには四面とも蛍光灯が設置されただけでなく、マットにも蛍光灯が敷き詰められ、関根は蛍光灯束を持参すれば、伊東は巨大な蛍光灯束を持参、試合は伊東が四面全ての蛍光灯束を関根にぶつげるが、関根は蛍光灯サッカーボールキックで応戦、しかし伊東も関根の背中に蛍光灯を置いての踵落としから蛍光灯サッカーボールキックで返すなど譲らず、蛍光灯の上へのボディースラムやイス盛りを背中に、そこへイスを投げつけ、更に蛍光灯束で攻撃を加える。
先手を奪われた関根はソバットからニーで反撃すると、場外の伊東に蛍光灯を破壊しながらのトペを敢行、リングに戻ってもカミカゼを狙うが、着地した伊東はノーザンライトスープレックス、ミサイルキックとすぐ主導権を奪い返し、大量の蛍光灯束で殴ってからムーンサルトプレスを投下するも、関根がかわして自爆となると伊東に蛍光灯束を設置してからスライディングキックを浴びせる。
関根は龍蹴斗を狙うが、かわした伊東がエルボーで怒涛の反撃を展開し、イスでオプジェを作り上げるとその上に雪崩式ブレーンバスターを敢行、伊東はイスを投げつけるが、関根もソバット、ハイキックと繰り出すと蛍光灯へのカミカゼからドラゴンシュートを決める。
しかし関根の龍切をかわした伊東はジャーマンからドラゴンキッカーを決め、特大の蛍光灯束を関根の上にセットしてからドラゴンスプラッシュで3カウントを奪い王座を防衛した。
大日本は来週の20日に今年最後のビッグマッチである横浜文体大会を控えているが、ビッグマッチのメインは岡林vs神谷のストロング選手権、今年の大日本はストロング部門の躍進が目立った年だった、伊東のコメントでもあったとおりデスマッチ部門も負けてられない、両方の部門が盛り上がってこそ大日本は更なる発展を続けていくと思う。本日試合終わったリング上でふと 「デスマッチドラゴンの称号をやる!」 と言おうと思ったがあれこれ言ってるうちに言うのを忘れたのでデスマッチドラゴンの称号はあげない。
— 伊東 竜二 (@deathmatch_ito) 2015, 12月 13PR -
10周年を迎えた宇宙大戦争…あの“伝説”が復活した!
12月10日 みちのくプロレス「天変地異~宇宙大戦争10さよなら、人類~」後楽園ホール 1830人 超満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○Ken45°(7分22秒 体固め)×気仙沼二郎
◇第2試合◇
▼みちのく正規軍vsムーの太陽信者/20分1本
新崎人生 ○ウルティモ・ドラゴン イーグルスマスク ヤッペーマン3号(8分56秒 片エビ固め)×マスクドバディ2015 関根龍一 植木嵩行 DASH・チサコ
※アサイDDT
◇第3試合◇
▼30分1本
○卍丸 南野タケシ(12分36秒 エビ固め)日向寺塁 ×剣舞
※卍落とし
◇第4試合◇
▼東北タッグ選手権試合/時間無制限1本
[第23代選手権者]日高郁人 ○藤田ミノル(19分56秒 片エビ固め)[挑戦者]×佐々木大地 郡司歩
※雪崩式SAYONARA 日高&藤田が初防衛に成功
◇第5試合◇
▼宇宙大戦争10~さよなら、人類~じゃあ、また来年!さすらいのレスラーマスターと兄弟は途方に暮れる・・戦歴10年!年末恒例!熾烈を極めた壮大なるアナログ戦争!/時間無制限1本
○ザ・グレート・サスケ バラモン・シュウ バラモン・ケイ ウルトラマン・ロビン マスターET(43分33秒 エビ固め)ダースベーダーGAINA ×ヨーダたろう スーパーマン錦也 C3PO−1号 R2D2−2号
※ラダーからのサスケスペシャルXVer10.2セグウェイ(ものまね禁止)
(試合終了後)
サスケ「ありがとぉー!私は、私はスーパーヒーローでも、超人でもありません。私は普通の人なんですよ。(マスター・コール)。この、ザ・マスターを信じてくれてありがとぉー! 兄弟、ありがとう。ETマスター、ありがとう。ロビンさん、俺の唯一の友だち、ありがとう」
ロビン「サスケ君、これで念願の猫カフェ行けるね」
サスケ「宇宙大戦争はあっという間の10年経ちました。私、この10年ね、振り返って、ふと気づいたことがあったんですよ。11年前、この後楽園ホールで私は何をしていたのか。メインが終わったあと、なぜか歌を歌ってました。なぜか、あの歌を歌わなくなって、早10年…あれから10年(綾小路きみまろ風に)。昔を思い出して、歌いましょうか」
(セパラドスを熱唱し始めるも早々に新崎コミッショナーがゴング1つで終了。バラモンも「そりゃないよ!」と人生にイチャモンをつけ観客もアンコール。)
人生「会長、ゴメンね。ホールの借りてる時間が近づいてるから。そしてね、クリスマスも近いということで、会長の好きな歌を用意しました。それじゃボン・ジョヴィいくよ」
(ここでリッキーが登場。味方リングアナも加わり、2010年にデビューした伝説のエアバンド、クレイジークルーが大復活。サスケも熱いエアギターをプレイ。歌い終えるとリッキー「サンキュー・トーキョー! ハッピーメリークリスマス!」。サスケも「OK、トーキョー、グッナイ!」で面々は去っていった。)
【ムーの太陽、信者達の話】
ケイ「宇宙大戦争、勝ったよ」
シュウ「10年目か」
ケイ「10年戦争してんだよ」
シュウ「壮大な闘いだよな、これは」
ケイ「でも、これだけ仲間が集まってんだよ。俺たち負けるわけねえよな」
シュウ「そうだよ、向こうはどうなったかわからないけどな。ダースベーダーとスーパーマン。結局あの2人は倒せなかったからな」
ケイ「きょうマスターはダークナイト・バッドマンの姿で来たけれども、バットマンとスーパーマンの闘いはまだまだ続きそうだな」
シュウ「そんな予感がするよ。スーパーマンはいかんよ、とんでもない力を持っている」
ケイ「そうだな。ダースベーダーも強かったな。(カラテに)オマエ、ダースベーダーだったのか?」
カラテ「新しく入信したカラテバラモンと申します」
バラモン「ダースベーダーじゃなかったのかよ!」
ケイ「頭使ったんだけど…」
シュウ「策士、策に溺れるってヤツだな」
ケイ「なんの役にも立たなかったな」
シュウ「ミニマスターETはお友達作れた?」
ET「ツクレタケド、ツブシチャッタ」
シュウ「どういうことだよ! でもきょう会場に来てくれたお客さんは、みんなお友達になったんだよな?」
ET「ミンナ、オトモダチ!」
バラモン「でも潰しちゃったお友達は誰だ?」
ET「ダースベーダータチ。ヨーダガイチバンダメダケドネ」
シュウ「知的生物だけど、ちょっと知能指数は低いみたいだ」
ET「ワカンナイ」
シュウ「着地点がまだわかんないんだ、降りてきたんだけどね。とりあえず今年も超えられたなと」
ケイ「でも、いろいろな犠牲があったからな、ここまでも。水木大先生も亡くなって、野坂先生も亡くなって…」
シュウ「ダスティ・ローデスとか、ロディ・パイパーとか、ニック・ボックウィンクルも亡くなって」
ケイ「地球が受けたダメージは大きかったけれども、なんとか存続できた」
シュウ「(報道陣に)オマエらもぼーっとしてる場合じゃないぞ! 完全に疲れた顔してんじゃねえかよ! 地球が救われたんだからよ、なんだオマエら!(と一同罵詈雑言を言いまくる)」
シュウ「オマエら人に火を灯してもらおうと思うな、自分で進んで火を灯せ!」(中略)
シュウ「とりあえず今年はめでたく年は越せるから」
ケイ「2016年はやってくるな、これで」
シュウ「これはすべて、マスターのおかげだからな! それがわかってないヤツはな、死んで地獄に落ちて、今度生まれ変わったら蛆虫になるぞー!!」
【サスケ、リッキー、味方リングアナの話】
サスケ「なんとか地球の平和を守ることができました。今年はね、11月に大きな隕石が降ってきて。何とかその大陸激突を回避させたっていう、私の念動力、これをかなり使い果たし、かなり疲れ切った状態での今日を迎えたということでね。なかなかコンディションもいい状況ではなかったけど、皇帝GAINAのパワー、暴れっぷり、スーパーマン欽也。記念すべき10回目の大会で勝利を収めることはできないなと半ばあきらめましたよ。諦めた。いわゆる心が折れたっていうのはこういうことを言うんだなと。現役生活25年目にしてね、初めて感じましたね。心が折れる瞬間がありました。皇帝GAINAが私に対してパワーボムをやった瞬間、マットはおろか板もないリング、むき出しの鉄骨の上ですよ。あれはね、死んだと思いましたね。(臨死体験を味わったと?)その通り。ただね、そんな私を目覚めさせてくれたのが兄弟たちの手のぬくもりでしたね。兄弟たちの手のぬくもりを感じて、私のなかにもう一度熱い血が巡り始めたというね。生き返りました。(マスターの力だけではなかったと?)そうですね。ムーの信者の皆さんの熱い思い、信者のみなさんあっての私なんだなと。あらためて身に沁みました。そして、そして最後にリッキーさん、味方さんですよ。ホントに10周年をね、飾ってくれましたね」
リッキー「記念すべき10周年でね、こういったかたちで、メンバーが多少減りましたが、またリング上で皆さんの前に出れたというのは最高にうれしいですし。いい2015年の締めくくりができたかなと。マスターとはね、ホントにもうかれこれ付き合いが長いんで。何かあった時には必ず、いつでも駆け付ける。そういう気でいますんで。これからもよろしくお願いします」
サスケ「こちらこそ!」
味方「自分はこれで3回目(の宇宙大戦争参加)と」
サスケ「要所要所に味方ありと。文字通り、私の味方なんです、ウフフ。(みんなの力があって地球の平和が守られたと?)ホントに! これは私一人の力じゃない! 私は普通の人です!(普通ではないと思いますが?)信者の皆さんの総力でなんとか10周年、いい形で終わることができましたよね。(来年は?)いま頭が真っ白な状態で。たぶんこのまま平和が続くと思います。(ダースベイダーとかスーパーマンが黙っていないような気もするんですが?)いや、多分もうこの先1000年は平和な地球が続きます。もう宇宙大戦争の出番はないですよ。もうまったく(心配することは)ないです。明日からは1000年王国幕開けです。(我々も何の心配もなく、2016年を迎えられるわけですね?)安心してください! 我々を信じてくださってけっこうです」
大晦日の紅白歌合戦に匹敵する年末の風物詩『宇宙大戦争』が開催され、今年は2010年の同じルールである試合開始15分後にリングを解体する「リング解体」マッチとして行われ、ムーの太陽にはロビンにETとなったミニマスターに対し、みちのく軍はGAINAがダースベーダー、野橋太郎がヨーダ、大柳錦也がスーパーマン、ヤッペーマン1号がC3PO-1号、2号がR2D2-2号に扮して登場、そして主役のサスケはバットマンに変身し信者達に神輿に担がれて登場、「宇宙大戦争も今年で10周年だ。今年も特別ルールで開戦だー!」の号令で開戦、開始早々C3POがETにマンハッタンドロップを容赦なく繰り出せば「千賀死ね!」コールが飛び交い、ヨーダとETが向かい合い、ETの光る指先を消したヨーダはET人形をボコボコに、またダースベーダーは信者達を蹴散らしていくと、ムーの太陽もダースベーダーを投入するが、返り討ちに遭い、正体はカラテバラモンと判明する。
サスケはスーパーマンと対峙し、サスケの念動力はスーパーマンには効かず、バラモンに誤爆し、バラモン兄弟のボウリング攻撃も効かず、植木の拳銃でのホールドアップもケースを投げられてしまい撃退されてしまう。
ここでC3POとR2D2が有刺鉄線ボードを投入するも、R2D2が叩きつけられてしまい、バラモン兄弟の豆腐、パスタ攻撃の後で遂にリング解体がスタート、そこでバラモン兄弟が”なごり雪攻撃”を狙ってイルカを投入し、スーパーマンと対峙するもスーパーマンの前には歯が立たず、その間にサスケはラダーを使ってオプジェを建造し、例のごとく逆上がりを狙うが、カットされサスケごとオプジェは崩壊してしまう。
そして場外戦へと突入し、バラモン兄弟はポールを使っての槍投げを命中させれば、ケイは紐付きバケツを振り回して自爆も、外されたロープを使ってC3POにハリーポッター攻撃、そして和桶を投入しC3POにボウリングでストライクする。
C3POはETに襲いかかろうとして、ロビンが救出に駆けつけるも、マットに簀巻きにされてしまい、その間にサスケは場外にテーブルをセット、サスケはスーパーマンを台車に乗せ、机で作っておいた台をかけあがり突撃を狙うが、机を駆け上がろうとするも失敗して転倒してしまう。
サスケは再び台車で突撃して鉄柱に叩きつけるがスーパーマンの逆襲にあい、スーパーマンはラダー上からのボディープレスを投下すると、R2D2とC3POがサスケを鉄骨だけとなったリングの奈落に落とそうとするが、サスケが逆に落とすと板の上にテーブルを設置してから和桶を被ってセントーン桶ミコを敢行するが、例のごとく大自爆となってしまう。
そこでダースベーダーが大ダメージを負ったサスケに鉄筋の上でのパワーボムを敢行し、バラモン兄弟の徐行攻撃もスーパーマンに例のごとくかわされ誤爆となってしまう。しかしスーパーマンに墨汁ミストを噴射したバラモンはヨーダを捕らえてサンドウィッチキックを浴びせると、サスケを聖水で目覚めさせてからメシア降臨を決めるもヨーダはカウント2でクリアするが、サスケはセグウェイを決め3カウントを奪い、ムーの太陽が40越えとなった宇宙大戦争を制した。
試合後にはサスケが自身が人間であること強調して幕かと思いきや、新崎社長からのプレゼントでリッキー・フジと味方冬樹リングアナが登場、伝説のロックバンド”クレージークルー”が復活、久しぶりに大演奏を行い、10年となった宇宙大戦争を祝福、そしてスティーブン・スピル バーグ、ジョージ・ルーカスなどに訴えられないことを祈りつつ幕を閉じた。みちのくプロレス宇宙大戦争。ギャラクシーな選手によるビッグなウォーは、我々地球人の戦争の概念とは少し違う気もしましたが、熾烈なものでした。こちらは12月17日(木)に中継放送。お楽しみに! #michipro #samuraitv pic.twitter.com/T3WYqCARYk
— サムライTV (@samuraiTV) 2015, 12月 10宇宙大戦争終了!過去最大最長の大戦は終わりました。今年最後のマスターの奇跡は第5次大戦以来のクレイジークルー復活でした。試合後のインタビューでマスターは一言『これで、あと1000年は平和でしょう…』マスター!平和をありがとう! pic.twitter.com/qYpaTYEzpV
— 味方冬樹/モモタロウ (@mikata_fuyuki) 2015, 12月 10みちのくプロレス本戦、年内最終戦、東京後楽園ホール大会…宇宙大戦争でした。 我々は無念の敗北を喫しましたが、2015年もみちのくプロレスにご声援頂きありがとうございました。 残るは道場プロレス2連戦! https://t.co/Syu4redtUd #みちのくプロレス
— のはしたろう(野橋太郎) (@kankoutaishi_n) 2015, 12月 10 -
発表!11月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
11月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
11月の月間MVP
木高イサミ(ユニオン)
投票結果=投票数47
木高イサミ(ユニオン)=12
丸藤正道(NOAH)=11
中邑真輔(新日本プロレス)=8
秋山準(全日本プロレス)=4
鈴木秀樹=3
里村明衣子(センダイガールズ)=3
鈴木鼓太郎(全日本プロレス)=2
ケンドー・カシン=1
岩谷麻優(スターダム)=1
石井智宏(新日本プロレス=1
シェイマス(WWE)=111月のタッグMVP
木高イサミ 宮本裕向(ヤンキー二丁拳銃)投票結果=投票数31
木高イサミ 宮本裕向(ヤンキー二丁拳銃)=10
リコシェ マッド・サイダル=9
土井成樹 YAMATO(DRAGON GATE)=4
大谷晋二郎 高岩竜一(トンガリコーンズ)=2
河野真幸 近藤修司(WRESTLE-1)=2
黒潮“イケメン”二郎 中之上靖文 吉岡世起(WRESTLE-1)=2
紫雷イオ 岩谷麻優(スターダム)=1
佐藤耕平 関本大介=111月のベストバウト
天龍プロジェクト「~天龍源一郎 引退〜革命終焉 Revolution FINAL」11月15日 東京・両国国技館
▼天龍源一郎引退試合/60分1本
○オカダ・カズチカ(17分27秒 片エビ固め)X天龍源一郎
※レインメーカー
投票結果=投票数44
オカダ・カズチカvs天龍源一郎(天龍プロジェクト 11月15日 両国国技館)=24
丸藤正道vsシェルトン・X・ベンジャミン(NOAH 11月8日 後楽園ホール)=6
木高イサミvs坂口征夫(DDT 11月28日 エディオンアリーナ大阪)=2
鈴木鼓太郎vs青木篤志(全日本プロレス 11月1日 青森県武道館)=2
HARASHIMA 大家健vs棚橋弘至 小松洋平(DDT 11月17日 後楽園ホール)=2
鈴木みのるvsシェルトン・X・ベンジャミン(NOAH 11月3日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)=2
石井智宏vs本間朋晃(新日本プロレス 11月7日 エディオンアリーナ大阪)=2
鷹木信悟vs望月成晃(DRAGON GATE 11月1日 エディオンアリーナ大阪)=1
近藤修司 河野真幸vs征矢学 葛西純(WRESTLE-1 11月27日 後楽園ホール)=1
黒潮“イケメン”二郎 中之上靖文 吉岡世起vsKAZMA SAKAMOTO NOSAWA論外 土肥孝司(WRESTLE-1 11月27日 後楽園ホール)=1
諏訪魔 宮原健斗vs秋山準 大森隆男(全日本プロレス 11月23日 後楽園ホール)=1
11月のベストシリーズ&興行
天龍プロジェクト「~天龍源一郎 引退〜革命終焉 Revolution FINAL」11月15日 東京・両国国技館 10552人 超満員札止め投票結果=投票数41
天龍プロジェクト「~天龍源一郎最終興行~革命終焉Revolution FINAL」11月15日 両国国技館=26
DDT「#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015」11月17日 後楽園ホール=8
NOAH「グローバルリーグ2015」10月16日 後楽園ホール~11月8日 後楽園ホール=2
WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2015 AUTUMN BOUT」11月27日 後楽園ホール=2
新日本プロレス「POWER STRUGGLLE」11月7日 エディオンアリーナ大阪=1
DRAGON GATE「THE GATE OF DESTINY 2015」11月1日 エディオンアリーナ大阪=1
DDT「大阪オクトバス2015」11月28日 エディオンアリーナ大阪=1
以上に決定しました、投票ありがとうございました。 -
真壁&本間が「WORLD TAG LEAGUE 2015」を制覇・・・杜の都仙台を揺るがせた涙のGBH劇場、そして東京ドーム大会の全カード発表!
12月6日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2015」宮城・仙台サンプラザホール 2291人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○小松洋平 田中翔(8分3秒 逆エビ固め)ジェームス・ロビンソン ×デビット・フィンレー
◇第2試合◇
▼20分1本
○マスカラ・ドラダ(7分2秒 片エビ固め)×ジェイ・ホワイト
※ドラダスクリュードライバー
◇第3試合◇
▼20分1本
○タイガーマスク 田口隆祐(10分25秒 回転十字架固め)×獣神サンダー・ライガー KUSHIDA◇第4試合◇
▼20分1本
○カール・アンダーソン ドク・ギャローズ 高橋裕二郎 タマ・トンガ(10分20秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 永田裕志 ×中西学
※マジックキラー
(休憩明け、スクリーンにROH世界ヘビー級王者ジェイ・リサールが登場。1・4東京ドームで防衛戦を行なうプランをブチあげ、挑戦者を募った。)
【リーサルのアピール】
「俺はジェイ・リサール! ROH世界チャンピオンだ! 俺様が真のスターだということを全世界に見せつけてやるぜ! 東京ドームでこのベルトを防衛する! 日本の『WRESTLE KINGDOM 10』でだぞ!」
◇第5試合◇
▼30分1本
マット・ターバン ○マイケル・ベネットwithマリア・ケネリス(分 秒 片エビ固め)クリストファー・ダニエルズ ×フランキー・カザリアン
※ヘルベリー
◇第6試合◇
▼30分1本
○中邑真輔 矢野通(8分29秒 片エビ固め)バットラック・ファレ ×ゴーディ・ホール
※スライディング式ボマイェ
【矢野の話】「おい、何人だ? 2人か? だったら俺は、お前らのお望みどおり、2人、2人、Xを連れて来てやる! ダブルXだ! 俺の手にかかれば、ちょちょいのちょいだ、お前らなんかな!」
◇第7試合◇
▼30分1本
棚橋弘至 後藤洋央紀 ○柴田勝頼 マイケル・エルガン(17分17秒 エビ固め)オカダ・カズチカ ×石井智宏 桜庭和志 YOSHI-HASHI
◇第8試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2015」優勝決定戦/時間無制限1本
[Aブロック1位チーム]真壁刀義 ○本間朋晃(21分36秒 片エビ固め)[Bブロック1位チーム]内藤哲也 ×EVIL
※こけし
☆真壁&本間が優勝
(試合終了後)
真壁「オイ! 仙台、獲ったぞーー!!(※大歓声) バカヤロー、オマエ。このあいだも、去年もそうだよ、オマエ。俺たちよ、(栄冠を)獲れてねぇんだよ、本間なぁ!? 俺はよ、コイツのコーチでも何でもねぇ。だけどよ、今日、獲ったろ、オイ!!(※大拍手) これからはよ、本間自身の闘いだ。ホンマに、本間の闘いが始まるからよ。それだけだ!(※大歓声) よーし! 本間! ひとこと言え!!」
本間「まさか俺が優勝できると思わなかった、ホント・・・(※場内ざわめき)。俺には何もないです。でも、俺は折れない心があるんです。絶対負けない!(※場内ざわめき) ・・・・・・ありがとう。もう、ちょっと頭を打ちすぎて、何をしゃべっていいのか、ちょっとわからなくてですね。すみません、ホントに。ホント、もうすみません! ・・・・・でも、ひとつだけわかるぞ。いま、幸せです!(※大歓声&大拍手) 俺は、真壁刀義について来て、間違いじゃなかったと、いま思いました!(※大歓声&大拍手) 次、次、次、仙台に来るときは、IWGPタッグ(ベルト)、2人で巻いて帰って来ます!(※大拍手&本間コール)いつもの“アレ”でよろしいですか?こけしイズ・ハッピー!「幸せになろうぜ!!」
【真壁、本間の話】
真壁「本間のヤツ、泣きやがったな。なりふり構わず……まあ、そうでないと面白くないしな。俺も以前やってたし、ヤツらの心意気もわかる。ああやらないと勝てねえかもしれないけど、ああやるのが常套手段だ。だからプロレスって面白れえ。頑張ったろ、最後、本間。いつもの本間なら、俺が毒霧やられたところでアウトだよな。こういう東北っていう地もあるだろうし、土地の力、借りただろうな。まして俺の両親、東北生まれだからよ。2人とも東北つながりだ。そりゃあ、勝つよな。でも最高だ。あいつ、今まで勲章、獲ったことないだろ? やっぱり何だろな、ヤツ自身にベルトを取らしてやりたいと思ったけど、それはヤツの頑張り次第だし、あいつの中身の問題だ。そうじゃなきゃ、ベルト獲れねえしよ。でも今回、波に乗ってるところで、観客も背中を押して、東北という地も(背中を)押して、ヤツ自身の努力もあって、一つ勲章獲れたじゃん。今回は本間のために……そういうわけだけじゃないどな、自分のためでもあるんだけどな。だけど、本間自身が(3カウントを)取らないと何の意味もないからな。だから、意味のある優勝だったよな、完全によ。オイ、殊勲賞に話を聞いてやれよ。本間、話してやれよ」
本間「頭打っちゃって……」
真壁「記者の方は頭打ってねえけど、お前の声、聞こえねえよ。ちゃんと話してやれ、いつもどおり」
本間「『WORLD TAG LEAGUE』、優勝できるなんて、これっぽっちも思ってなかったです。今の俺があるのは、応援してくれる応援してくれるファンはもちろんですよ、真壁刀義、真壁さんがいるから、今の俺があります。もう、感謝しても、感謝しきれないです。ありがとうございました」
真壁「オイ、何言ってんだ。本間、一つ勲章獲ったぜ。次だよな。俺はよ、本間と組んで、喜怒哀楽、プロレスのすげえとこ伝えてやるよ。あとは本間に聞きな(※と言って、先に席を立つ)」
本間「俺みたいな、俺みたいなクソ野郎が、新日本で『WORLD TAG』のチャンピオンになるなんて、まさか、まさかですよ、こんなことがあってもいいじゃないですか。こんなバカ野郎がいたっていいじゃないですか。だから人生、面白い。でもこの優勝だけじゃ、終わりませんから。こんなとこであぐらをかいてるつもり、全くないですから。リング上で言うつもりだったんですけど、頭打ってすっかり忘れちゃって。俺はこんなことで終わりません。もっともっと練習して、もっともっと強くなって、次、IWGPタッグベルトを持って、また仙台、山形、東北に帰って来たいと思います。俺みたいな落ちこぼれが、夢見たっていいじゃないですか。だから人生は面白い。まだまだ、まだまだ次ですよ。今日は幸せになる第一歩。まだまだ幸せはこれからです。ありがとうございました」
--リーグ戦は1回も自分で勝てなくて、今日は自分で3カウントを取りましたが……。
本間「最後ぐらいは、最後ぐらいはいいとこ見せたかったんで。真壁さんの力をちょっと借りちゃったですけど、自分で取れてほんとによかったと思います。本間が負けて、真壁が勝つ。それを少~しだけ、少~しだけ変えられたと思います。これからもっともっと強くなりたいと思います」
(※そしてビールの栓を抜いて、1人で乾杯した)【内藤の話】「ここで嘘つく必要は、別にないよ。このタッグリーグにエントリーしている以上、優勝はもちろん、目指してたんでね。優勝できなくて、悔しいよ。悔しいよ。でもさ、そんな当たり前の目標は置いといて、それと同じぐらい大事だった、俺のパレハを全国にお披露目するっていう目標は、ある程度、達成されたかな。まあ、今日でタッグリーグは終わってしまうけど、明後日からまた、新しいシリーズが始まるんでね。まあいろいろ考えてることもあるしね。そのへんはまた明後日から始まる新しいシリーズまで、トランキーローだぜ、カブロン」
【BUSHIの話】「まあ、負け? しょうがないよね。勝つときもあるんだしさ。しょうがないよね。だって人間だもんね。じゃあ何? 来年こそ必ず、優勝目指して頑張ります? はあ? 今回の『WORLD TAG LEAGUE』、話題を一番独占したのは、LOS INGOBERNABLES de JAPONだったんじゃないの? 俺はもう、制御不能で動き出すから。今回ばかりはメンティーラじゃないよ。Enserio、マジで」
優勝決定戦を迎えた「WORLD TAG LEAGUE 2015」、優勝決定戦に進出したのは真壁&本間のGBHと内藤&EVIL組、試合の先手を奪ったのはGBHも本間の小こけしが自爆してしまうと内藤組は場外戦に持ち込む、EVILは真壁の首にイスをかざして、別のイスでフルスイングするマンモスホームラン、内藤はテーブル貫通式ネックブリーカーで本間に大ダメージを負わせ、リングに戻っても内藤組は本間に集中攻撃で試合の主導権を握る。
窮地を脱した本間はやっと真壁に交代するも、内藤組は孤軍奮闘する真壁にも集中攻撃を加え、GBHを分断させるも、交代した本間が内藤に猛反撃し小こけしを炸裂させてからシャリマティー、内藤もネックブリーカーやミサイルキックで応戦するが、本間は控えるEVILにこけしロケットを炸裂させると、真壁が入って内藤にサンドウィッチラリアットからこけしインパクトを狙う。
しかしEVILが阻止すると、セコンドのBUSHIが真壁に毒霧を噴射してからEVILはEVILを炸裂させて真壁をダウンさせ、内藤は雪崩式フランケンシュタイナーからブルマブランカで本間を追い詰めにかかり、EVILもフィッシャーマンズバスターで続くも本間は懸命に粘り、EVILにこけしロケットを炸裂させ、ファイヤーサンダーことこけし落としで突き刺すが、カウントを叩くレッドシューズ海野レフェリーを内藤が低空ドロップキックでKOする。
ここで蘇生した真壁が内藤を捕らえて本間との合体技こけしインパクトで内藤をKOすると、毒霧を狙って介入するBUSHIには真壁がラリアットで排除する。
本間はEVILにスライディング式こけしロケットを炸裂させると、真壁のキングコングニー、そして真壁は全てを本間に託して本間はこけしを投下して3カウントを奪い、GBHが「WORLD TAG LEAGUE 2015」を制覇した。
GBHはタッグチーム名でなくユニット名で最初は天山を中心にしたヒールユニットだったが、ヒールとして台頭した真壁が天山を追い出して乗っ取り、本間もセコンドとして試合に介入するなどファンの憎悪を浴びた。
しかし矢野らがGBHを脱退して中邑と共にCHAOSを結成すると、GBHは真壁と本間だけとなり、二人だけのユニットとなった。
真壁と本間は差がありすぎて本間は真壁のアシスト役というイメージが強かった、そして本間は一時的に新日本を離れても、真壁GBHの名前だけはしっかり残し、本間の居場所を守り続けた、そういった意味では二人のタッグは苦労というものが染み付いているチームだと思う。
ここ近年は真壁の知名度が上がると同時に本間の存在もクローズアップされるようになり人気も急上昇となり、本間も自身も期待を裏切らないために奮闘するがタイトルやG1などでは内容は良かったものの結果を出せなかったが、タッグリーグ戦優勝という初タイトルをやっと手にした。真壁が本間にフィニッシュを託したのはアシスト役ではなく自分と並び立つ存在に昇りつめたということを認めた証でもあった。【昨日の結果はコチラ!】最後はこけしで激勝! “大死闘”の末、真壁&本間が『WORLD TAG』初優勝! 12.9仙台大会をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ) で独占詳報中!#njwtl pic.twitter.com/Mf3WjEK77s
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2015, 12月 10ワールドタッグリーグ・・・ 獲ったどぉーーーーーーーーッ☆↑↑
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2015, 12月 9本間さん、本当におめでとう。 19歳で初めて出会って、色々あって… 今日この日を解説出来て最高だった。 試合後、解説席の方にも来てくれてありがとう。
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2015, 12月 9そして1月4日東京ドーム大会の全カードが発表された
☆1/4(月)東京ドーム『WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム』15:30開場、17:00開始
◇第0試合◇
▼1分時間差バトルロイヤル〜ニュージャパンランボー(参戦人数未定)
[参戦確定選手]
邪道
有安杏果(ももいろクローバーZ)
※シングルマッチからスタートして1分後に1選手が登場してくる時間差バトルロイヤル。敗れた選手から退場していき、最後まで残った選手の勝利とする。なおトップロープを越えて場外に転落した選手も退場となる。出場選手と順番はテーマ曲によって発表とする
※16:00開始予定
◇第1試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合4WAYマッチ(1/60)
[第43代王者組]カイル・オライリー ボビー・フィッシュvs[挑戦者組/Super Jr.Tag Tournament 2015優勝チーム]リコシェ マット・サイダルvs[挑戦者組]ロッキー・ロメロ バレッタ[挑戦者組]マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※オライリー&フィッシュ3度目の防衛戦
◇第2試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ
矢野通 X X(1/30)バッドラック・ファレ 高橋裕二郎 タマ・トンガ
◇第3試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
ジェイ・リーサル(1/30)マイケル・エルガン
※ジェイ・リーサルがこの時点でベルトを保持している場合は、ROH世界ヘビー級選手権試合として行う
◇第4試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]KUSHIDA (1/60)[第72代王者]ケニー・オメガ
※オメガ2度目の防衛戦
◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合
[第68代王者組]カール・アンダーソン ドク・ギャローズ(1/60)[挑戦者組/WORLD TAG LEAGUE 2015優勝チーム]真壁刀義 本間朋晃
※アンダーソン&ギャローズ2度目の防衛戦
◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
後藤洋央紀(1/30)内藤哲也
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[第9代王者]石井智宏(1/60)[挑戦者]柴田勝頼
※石井2度目の防衛戦
◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[第12代王者]中邑真輔(1/60)[挑戦者]AJスタイルズ
※中邑2度目の防衛戦
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合
[第63代王者]オカダ・カズチカ(1/60)[挑戦者/G1 CLIMAX 2015優勝者]棚橋弘至
※オカダ2度目の防衛戦
GBHはIWGPタッグ王座に挑戦が決定、IWGPタッグ戦線も後藤&柴田組が王座から転落してからは一度はキングダム(ターバン&ベネット)に明け渡しているものの、アンダーソン&ギャローズの独壇場、そろそろ日本人チームの王座に期待したいところ。
仙台大会の休憩前に参戦を表明したリーサルはエルガンと対戦となった。
また挑戦者が決まっていなかったNEVER王座は柴田が挑戦、仙台大会でも柴田は後楽園大会に続けて石井からフォールを奪って挑戦を表明したことで決定となった。柴田のシングル王座挑戦は1年2ヶ月ぶりで石井vs柴田はG1の公式戦を含めて何度も渡り合り激しい戦いを繰り広げていることから、今回も激戦は必至と見ていいだろう。
BULLET CLUBとの抗争となった矢野は今回も二人のXを用意、2015年度は丸藤正道、TMDK(シェイン・ヘイスト&マイキー・ニコルス)を起用して鈴木軍のNOAH参戦につなげたが、今年は誰を起用するのか?矢野の本来のパートナーである桜庭和志は12月29日のRIZINに決まっていることからカードから外れているが、一人は桜庭なのか?
そして2016年度の東京ドーム大会には永田、中西だけでなく天山、小島もはずれ、第3世代がこぞってドームのカードから外れた、おそらくダークマッチである時間差バトルロイヤルに参戦になるだろうが、ドーム大会のメイン飾った第3世代がカードから外れるのも時の流れなのか・・・、時間差バトルロイヤルには邪道、そして邪道がファンであるアイドルグループ“ももいろクローバーZ”から有安杏果さんの参戦も発表された。
全カードが出揃った2016年度の東京ドーム大会、果たしてどんなドラマが待ち受けているのか・・・1.4東京ドームの『ニュージャパンランボー』に、“ももいろクローバーZ”有安が登場!? 邪道は「杏果が来てくれたら、優勝するよ!」【12.10会見】 https://t.co/PZXCHrYA4s #njwk10 pic.twitter.com/pR14MKBm6g
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2015, 12月 10というわけで2016年1月4日新日本プロレス東京ドーム大会。杏果と東京ドームのど真ん中歩いてきます。 #njwk10
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2015, 12月 10スターダストセレナーデが流れる東京ドームの花道のど真ん中を二人乗りの自転車で杏果と入場するってのもありっちゃありだな。 #njwk10
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2015, 12月 10東京ドーム大会の全カードが発表されたゼァ。まあ残念な気持ちはあるが、去年の様な絶望感は全然ないなぁ。多分免疫がついてしまったのだろう。こんなだから私はサラリーマンなんて言われてしまうのかもね!
— 永田裕志 (@nagata769) 2015, 12月 10 -
今年のキーワードは“天龍”、2015年度のMVPはオカダ・カズチカ!
☆東京スポーツ新聞社制定『2015年度プロレス大賞』選考結果
▼最優秀選手賞(MVP)
オカダ・カズチカ
▼年間最高試合賞(ベストバウト)
オカダ・カズチカvs天龍源一郎
※11月15日・両国国技館、天龍引退試合
▼最優秀タッグチーム賞
大仁田厚&長与千種
▼殊勲賞
鈴木みのる
▼敢闘賞
岡林裕二
▼技能賞
本間朋晃
▼新人賞
該当者なし
▼女子プロレス大賞
紫雷イオ
▼特別功労賞
天龍源一郎【オカダ・カズチカ会見の模様】
――MVP獲得となったが?▼オカダ「2015年の活躍が評価されてうれしいですし、新日本プロレスを引っ張ってきた自負もありますので。2年ぶりですけど3回目。これからもまだまだ引っ張っていきます」
――3度目の受賞は4位タイ(※1位はA猪木6回、2位は武藤敬司、天龍源一郎の4回)で、棚橋弘至、故ジャンボ鶴田さんと並んだが?▼オカダ「一番悔しいのは棚橋さんじゃないですかね? 並ばれてしまったと。まぁ、僕は並んだつもりもないですし。トップ(アントニオ猪木)が6回ですよね? もう3回獲っちゃいましたから、その記録は超えるでしょう」
――ベストバウト獲得は3度目で2012年に続くMVPとの2冠となったが、ベストバウトに天龍戦が選ばれたことについて?▼オカダ「正直複雑ですね。天龍さんと試合をした時もそうでしたけど、“今のプロレス"を見てもらいたい気持ちもありましたし。それこそ棚橋さんだったり、中邑さんだったりAJだったり…今やってる人たちとの試合をベストバウトに選んでもらいたかった気持ちはありますけど、天龍さんとやることで昭和のプロレスファンの人たちにも今のプロレスが響いたという風に思って、その結果、今のプロレスを評価してもらえた…と解釈します」
――1・4ドームに向けて改めて?▼オカダ「やっぱり東京ドームがプロレス界で一番注目されるイベントだと思いますし、チャンピオンであり、MVPである僕が『チャンピオンって凄いんだ、MVPって凄いんだな』と思わせなきゃいけないですね」
――天龍戦の反響を感じた?▼オカダ「正直、僕の中ではベストバウトではないですね。もっとキツい試合はありましたし。それでも普段連絡ない人から『見たよ』と言われたりしたので、いろんなところに響いた試合だったんだな、と思いますね」
――MVP選出の理由を自分なりに考えると?
▼オカダ「なんだかんだ話題にはなってきたと思いますし、東京ドームでは、泣いてないですけど『泣いた、泣いた』って言われて…。ファレをツームストンを投げたのも自信になりましたし、大阪城ホールを超満員にして、G1も優勝は出来なかったですけど自分で盛り上げた自負もありましたし、アメリカ、カナダ…いろんなところにも行かせてもらいましたから。2015年、一年中盛り上げた自負はありますね」
――ここ5年は「オカダか棚橋」がずっとMVPを受賞し続けているが、その決着もドームでつける?▼オカダ「そこで決着つけられるか分からないですけど、やっぱり僕と棚橋さんがプロレス界のトップだと思ってますし、東京ドームでは『やっぱりオカダだな』と思ってもらえるようにしたいと思います」
――来年の抱負を▼オカダ「MVPとしてプロレス界をもっともっと盛り上げていきたいですね。新日本プロレスだけじゃなくて、『プロレスってやっぱり凄いんだ』っていうのを世間に響かせていきたいですね。…あと、リング上の話以外…プライベートの話をしてもいいですか? そろそろ結婚したいっす(笑) 相手がいるわけじゃないんですけど…。リング上はこれだけいろいろと獲ってますし、また一歩上に行くとなると、プライベートも充実させていかないといけないのかな、と。人として成長したいですし。理想のタイプ? 特にありません…(笑)」
【天龍源一郎会見の模様】
――オカダとの引退試合でプロレス大賞ベストバウトを受賞したが?▼天龍「第一報を聞いた時はちょっと驚いたのが正直なところでしたけどね。それからじわじわと…俺、うれしかったのがね。ご覧になってる皆さんが決して動きの派手じゃないプロレスで気持ちをベストバウトに選んで頂いたのが凄くうれしいですよね。言い方を変えれば決して平成のプロレスではないプロレスがベストバウトに選ばれたのがうれしいと同時に、少しは皆さんの気持ちに俺たちの魂が届いたのかなと思う。これで本当に心置きなくプロレス界を去ることができますよ」
――試合前にベストバウトを狙う」と宣言していたが?▼天龍「あれはね。自分に発奮材料を与えるつもりで言ったんですけどね。季節もいい頃で、皆さんの心に残ってくれたっていうのがありがたいですね」
――前回ベストバウトを受賞した99年と同じく宣言通りの受賞となったが?▼天龍「俺、予知能力あるのかな(笑) これからそれでメシくっていくかな」
――相手の存在もあったが?▼天龍「そうですね。オカダ・カズチカ、現IWGPチャンピオンとやるということがお客さんの興味を引いたのと、平成のプロレスでチャンピオンであってというのと相まって俺が昭和の名残を残してるというので、皆さん、どういう仕組みのプロレスをやるのか想像つかなかったっていうことが逆にインパクトを与えたのかなと思ってます。皆さんの中で想像ができる試合だったら、想像と違ってたらガッカリしてたかもしれないし、期待に応えたらもっともっとという気持ちがあったと思うんですけど、何がどうなるか、かみ合うのかわからないというところで及第点になったのが皆さんの記憶に残っててベストバウトになったのかなと思います。俺はやるだけのことやったから。会見で言ったようにスッキリしたというのが正直なところでしたよ。やりたいことは全てやり遂げたという、そういう気持ちだけでしたね。それよりも負けたとか、いろんなことの方が相まって癪に障ったというのが正直なところでしたよ。早く家に帰ってさっぱりしたい、そんな感じでしたよ。一切、そういうプロレスの記事は排除してたんですけど、取材の時、倒れてる俺にオカダが頭を下げた写真をみて、何かちょっと違った感情がわいてきましたよね。俺はやるだけのことはやったんだなという、達成感というのがありましたね」
――引退試合がベストバウトに選ばれるのも前代未聞だが?▼天龍「また65歳でね。これも俺らしくていいんじゃないですかね。また一つ冥土への免罪符ができましたよ。これで地獄に行くことはないでしょう」
――第一報を聞いた時は?▼天龍「俺は(嶋田紋奈)代表とハイタッチしましたよ。イケてるねぇ、クールだよって。ウチの女房に電話して、女房も喜んでくれて、『今日は辛口のビールを用意してる』って言ってましたよ。祝杯? 祝杯っていうか飲みますよ」
――平成へのバトンタッチともなったが?▼天龍「言葉としてはあれですけどね。これから彼があと何十年プロレスやっていくかはわからないけど、悩んでっていう人生がここから始まると思ってますよ。トップの気持ちはトップを獲れた奴しかわからない。ここからが彼のプロレス人生のスタートだと俺は思ってますよ。でも、それにふさわしいということなんじゃないですかね」
――9度目のベストバウトで史上最多だが過去のベストバウトの中でも特別?▼天龍「やっぱり引退試合で65歳でベストバウトもらったのは感慨深いですね。でもいやらしい男だと思うよ、俺は。引退試合でベストバウト獲って、こんな気障な奴いないよ」
▼天龍「そこは何もないですよ。ただ、先ほどの話と重複するけど、えてしてハイスパートのプロレスがプロレスファンって好きなのかと思ったら、意外と心を打つプロレスも好きな人たちがいるんだなってことを今の若い人たちもわかれば、プロレスが原点回帰するのではないかなと。そういう気持ちもあります。これ以上いったらレスラーの寿命が短いのか、本当に言葉として適当かわからないけど、こんなに死と隣り合わせの職業なんて真っ平ごめんだと思ってますよ」
――特別功労賞も獲得し、ジャンボ鶴田と並ぶプロレス大賞22個目の受賞になるが?▼天龍「あぁ、そうですか。最後の最後で並んだと。でも抜いてないんだろうな。だって彼はどんだけ早くリタイアしてんのよ」
東京スポーツ選定の2015年度プロレス大賞が発表され、オカダが2年ぶり3度目のMVPを獲得、ベストバウトも天龍の引退試合であるオカダvs天龍が選ばれ、オカダは二冠となった。
MVPは1年間フルに活躍した選手に選ばれるのだが、オカダは1年間フルに活躍したのかというとそうでなく、自分はNOAHマットで活躍した鈴木みのるが本命だと思っていた。オカダの選ばれたのは今年は天龍引退イヤーということで天龍の引退試合の相手を務め介錯をしたことが一番の要因になっているという。天龍も候補に入っていたが今年は天龍引退イヤーとはいえ天龍は引退した選手ということを考えるとオカダになったのかもしれない。
三賞は鈴木はNOAHでの活躍、岡林は大日本のストロング部門の躍進、本間は結果を出せなかったけどファンからの支持とリング外(TVなど)の活躍を考えると妥当なのかもしれないが、タッグと新人賞また女子に関しては不満が残る結果に、タッグに関しては土井成樹&YAMATOが競っていたのだが話題性を重視されたのか大仁田&長与が受賞、新人賞はDDTの樋口和貞やZERO1の磐城利樹なども候補に入ってもおかしくなかったのだが該当者なし、女子はセンダイガールズの里村明衣子が選ばれないなど不満が残る結果となった。
ファンも“なぜこの選手が選ばれないの”“他の団体もしっかり見ているのか”という意見もあるが、まだ一部のマスコミには“昭和”を引きずっている感じもするし、天下の東京スポーツを始めプロレスマスコミも完璧ではないことを感じさせた。 -
プロレス2015① 世IV虎vs安川惡斗ケンカマッチ事件・・・世間の声に押されての消化不良
自分はちょうどWRESTLE-1大阪大会を観戦するために大阪を訪れていたが、Twitterを見ると「世IV虎が安川惡斗を潰した」「セメントマッチだ」というつぶやきが出ていた。何事だと思ったら週プロモバイルを見た。
試合を改めて見てみた、睨みあいから試合がスタートするも惡斗がいきなりパンチを放ったに対して、世IV虎は今までの感情を爆発させたかのように何度も殴り、世IV虎は首投げからグラウンドに持ち込んでも殴り続け、裁いていた和田京平レフェリーも世IV虎が感情的になっているのを察していたのか「おまえは王者なんだぞ」と必死で宥め、一旦両者を放し試合は中断したが、惡斗の顔面は既に腫れ上がっていた。
本来ならここで試合を止めても良かったのだが、惡斗が試合続行を訴え、京平レフェリーも本人の意志と選手権を成立させるために試合再開、再び世IV虎がグーパンチで倒すと馬乗りになって何度も張り手を浴びせ、京平レフェリーは再び試合を中断し惡斗は場外へエスケープ、惡斗は試合続行を訴えるも既に顔面をボコボコに腫れ上がった惡斗の顔を見た京平レフェリーはこれ以上続けるのは無理と判断、セコンドの木村響子にタオルを投げるように命じ、木村がタオルを投入、TKOで世IV虎が防衛となったが、惡斗は頬骨、鼻骨、左眼窩底骨折、両目の網膜振盪症の重傷を負った。
事件は思わぬ形で波紋を呼び、惡斗に仕掛けたとして世IV虎だけでなくスターダム側にまで非難が集中、裁いた京平レフェリーにも「惡斗潰しに加担したのでは?」として非難が及んだ。
なぜこんな事件が起きたのか、惡斗は世IV虎と夏樹☆たいようのユニット“川崎葛飾最強伝説”の一員だったが惡斗が一方的に「カワカツのパシリを卒業したい」離脱してからだという。
惡斗は2013年11月にワンダー・オブ・スターダム王座を奪取し、2014年4月に世IV虎の挑戦を受けるはずだったが、惡斗が甲状腺の悪化により緊急入院したため王座は返上し試合は中止となった、自分の推論だが世IV虎は“惡斗は逃げた”と思ったのではないだろうか・・・
そして惡斗が復帰し今年1月にワールド・オブ・スターダム王者となっていた世IV虎に挑戦を表明、この時世IV虎は「オマエなんて秒殺だよ。」「眼中にないですけど自分の眼中に入ってくるならアイツを潰すだけなんで。」と返したが、映像で見る限りでは不穏なものを感じさせなかったが、惡斗が調印式をインフルエンザで欠席すると、世IV虎は調印書にサインしないという事態が発生、世IV虎は“あの時のように逃げたのか?”という思いがよぎったのか・・・
数日後に世IV虎が謝罪会見を受けて、自分は世IV虎が反省しているとして判断したが、今思えばリングで起きたことは全てプロレスであるのに、リングに起きたことに対してファンや世間の声に押された形での謝罪会見だったのではと思う、王者でありながら自分の感情をコントロール出来ず暴走した世IV虎は反省すべき点もある、ただプロレスのリングに起きたことに世間の声に押されていいのかという疑問点も出てきてしまう、謹慎処分となった世IV虎はしばらくして引退に近い形でスターダムを去っていったが、世IV虎にしてみれば団体が庇ってくれなかったことへの不信感もあっての退団であり、またプロレスに対する不信感を抱いて去ってしまったと思う。
スターダムは世IV虎事件を理由にそれまでエースだった高橋奈七永も退団したが、これは世IV虎事件とは別にスターダムと高橋側の確執も絡んでの退団だったが、コグマの退団も含めてスターダムは世IV虎事件を契機に抱えていた諸問題を一掃したような感じもする。
そして12月20日20日の後楽園大会で惡斗が引退することでケンカマッチ事件は結末を見ないまま終結するという形で終わる、惡斗は和解を臨んでいるが、世IV虎が姿を現すなら惡斗も心置きなく引退できるし、ファンにとってもモヤモヤも少しは晴れるかと思うが・・・世IV虎vs安川惡斗のケンカマッチ、決着をつけて欲しかったか?
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2015, 12月 5 -
大荒れのWORLD TAG LEAGUE 2015愛知大会!優勝決定戦に進出したのはGBHとロス・インゴベルナブレス!
12月6日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2015」愛知県体育館 5500人満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
永田裕志 ○タイガーマスク キャプテン・ニュージャパン 田中翔(9分00秒 リバースダブルアームバー)中西学 田口隆祐 マスカラ・ドラダ X小松洋平
◇第2試合◇
▼20分1本
クリストファー・ダニエルズ ○フランキー・カザリアン(7分55秒 片エビ固め)デビッド・フィンレー Xジェイ・ホワイト
※セレブリティリーハブ
◇第3試合◇
▼20分1本
○天山広吉 小島聡(10分01秒 アナコンダマックス)高橋裕二郎 Xコーディ・ホール
◇第4試合◇
▼20分1本
○棚橋弘至 マイケル・エルガン KUSHIDA(10分58秒 テキサスクローバーホールド)マット・ターバンwith マリア・ケネリス マイケル・ベネット X外道
◇第5試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2015」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]矢野通 ○桜庭和志(3分38秒 エビ固め)[2勝4敗=4点]バッドラック・ファレ Xタマ・トンガ
※矢野の634
【ファレの話】「ローブロー(急所打ち)ばかりだ。ローブローばかりやりやがって。気に食わない。勝敗なんて関係ない。まだまだ痛めつけてやる。潰してやるからな。そっちがその気なら…。無事で済むと思うなよ。こんなのプロレスじゃない!」
◇第6試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2015」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○カール・アンダーソン ドク・ギャローズ(11分55秒 片エビ固め)[3勝3敗=6点]中邑真輔 X石井智宏
※マジックキラー
【アンダーソン、ギャローズの話】
ギャローズ「ギャローズ&ガン(アンダーソン)は、2016年も2017年も、2018年も2019年も2020年も、タッグ部門でどんどん大きな存在になって、タッグチームのとんでもないレジェンドになる」
アンダーソン「それは簡単なことだ。このニュージャパン・プロレスリングでそうなることは実に簡単なことだ。ここを離れても同じく簡単だ。それはWWEだろうが…」
ギャローズ「WCWもな」
アンダーソン「WWAでも、ECWでも」
ギャローズ「カルロス・コロン団体があるプエルトリコでも」
アンダーソン「オーストラリアでも、ギリシャでも…」
ギャローズ「サウジアラビアでもな」
アンダーソン「どこであろうと、そこのヤツらを倒していけばいいだけのこと」
ギャローズ「俺たちの踏み台になるヤツしかいないさ。悔しかったら、かかってきな」
アンダーソン「誰も俺たちとは比べものにならない。シンスケ・ナカムラであっても同じ。やっつけるのは簡単さ」
【中邑の話】「ああ……何度目かの正直になるはずだった、今回ばっかりは……。ああ……」
◇第7試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2015」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○真壁刀義 本間朋晃(14分31秒)[3勝3敗=6点]オカダ・カズチカ XYOSHI-HASHI
※キングコングニードロップ
☆真壁&本間組が優勝決定戦進出
【真壁の話】「よーし、見たか、この野郎。見た? 見たよな? 見たよな? 見たよな? 決勝だ。とうとうGBH、決勝だ。GBHの括りじゃなえな、こうなったら。真壁と本間だ。よく、ここまできたと思うぜ。ただよ、決勝(の相手)、誰かわかんねえけど、これ(次の試合)で決まんだろ? まあ、何が出るか? でもよ、本物のプロレス見せてやる。それだけだ。てめえら、とくと期待して待ってろ」
【本間の話】「いやあ、よかった。ほんとによかった。俺自身、勝てなかったですけど、、GBHが勝ってよかった。強いて言えば、俺が勝ちたかった。でも今の俺には、今の俺には勲章が必要なんだ。何でかって? 何でかって? それは…わかるだろ、聞くなって? 危うい立ち位置なんだよ。絶対、今の俺には勲章が必要なんだ。絶対、負けない。絶対、負けない。俺は誰よりも優勝したがってる。誰よりも、優勝したがってる。誰よりも…。その気持ちだけは絶対負けないですから。今日はこけしの雨、降らなかったですけど、世代では、東北、地元、絶対、こけしの雨、降らせてみせますから。その時は“こけし・イズ・ハッピー”、幸せになろうぜ」
【オカダ、YOSHI-HASHIの話】
オカダ「まあ、とりあえず次は、2016年1月4日、東京ドーム『WRESTLE KINGDOM 10』ですけど、それだけじゃまだまだ。次(リーグ戦で敗退したら)5回目ですよ、YOSHI-HASHIさん」
YOSHI-HASHI「絶対いけると思ったけどね、クソッ」
オカダ「次は…まあ、(このチームで)いきましょう、来年も」
YOSHI-HASHI「「タッグだけじゃない、シングル…。何回も言ってる、絶対獲ってやるからな
◇第8試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2015」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝1敗=10点]○内藤哲也“キング・オブ・ダークネス"EVIL(13分36秒 エビ固め)[4勝2敗=8点]X後藤洋央紀 柴田勝頼
※デスティーノ
☆内藤&EVIL組が優勝決定戦進出
(試合終了後。、内藤は海野レフェリーに襲い掛かると、BUSHIが(レッドシューズ)海野レフェリーには赤の毒霧を噴射。続けて、内藤は尾崎リングアナにマイクを持ってくるよう要求。そして内藤はマイクを持ってきた尾崎リングアナにも襲い掛かる)
内藤「トランキーロ!カブローン!(崎リングアナにストンピングの連打を浴びせ、尾崎リングアナの髪を掴む)ロス・インゴベルナブレス・デ・ハ……」
(真壁、本間が駆けつけ内藤らを排除)
「オイ!クソガキども良く聞け、テメェら!内藤さんよ、EVIL連れて来て、喧嘩のやり方もわかんねぇのかコノヤロー!俺たちがよ、喧嘩のやり方教えてやるよ。オイ、EVILさんよ、決勝の舞台でよ、チービルんじゃねぇぞコノヤロー!言いてぇことはそれだけだ!フ●ック・オフ!」
(内藤とEVILも最後に真壁&本間に視線を送るも、そのまま引き下がっていった。)
【内藤、EVIL、BUSHIの話】
内藤「後藤、柴田、三重県桑名市出身なんでしょ? 桑名で大流行してるらしいじゃん? 『中途半端』っていう言葉が。街中に看板があるらしいよ、桑名の街中に。この愛知県体育館、準地元なんでしょ? どっちかっていうと、後藤に聞きたいかな? 準地元で、メインイベントで、俺たちに3カウント取られた気分はどうだ? さぞかし気持ちよかっただろうよ。まあさ、シングルでダメなやつは、タッグでもダメってことだよ。もうダメだからさ、キャプテン・クワナでもやってればいいかな? もしくは、それでも頑張りたいっていうんだったら、ダメなヤツはダメなりに頑張ってくれよ」
--決勝戦進出が決まって、優勝も見えてきたと思いますけど、優勝したあとの東京ドームっていうのは?
内藤「待ってよ。これは、別に東京ドームのIWGPタッグ選手権試合のチャレンジャー決定リーグ戦じゃないからね。何でここで、“優勝・イコール・東京ドームで挑戦”って結びつけんの? そんなんだからさ、『ドームでカード決まってる選手は、タッグリーグどうせ手抜きなんだろ?』って言われちまうんだよ。まあ、もう片方のチームは知らないけどさ、俺たちはここで宣言するよ。俺たちが優勝しても、東京ドームでは挑戦しません! 俺らが挑戦しちゃたら、それこそほんとにドームでの挑戦者決定リーグ戦になっちゃうからね。ドームでは挑戦しないよ。じゃあ、いつ挑戦するか? 優勝したらどうするんだ? そのへんは、トランキーロ、焦んなよ」
EVIL「Welcome to the “DARKNESS WORLD”。This is EVIL。Everything is EVIL。すべては、EVILだ…」
BUSHI「これで次の仙台の優勝決定戦、カードが決まったんでね、最高の舞台が揃ったんじゃないかな? 俺たちは今まで通り、今まで通り、誰が何と言おうと、正々堂々と、どんな手を使ってでも、勝たしてもらう。ただ、レフェリーが万が一、見てなかったら、今日のようにテクニックを駆使させて(もらって)、好き勝手にさせてもらう。それだけだ! な~んて、メンティーラ」
【後藤の話】「クソッ。ふざけんな、バカ野郎! 今日の負けは全部、俺のせいだよ。(内藤とは)カタをつける…」
【真壁の話】「今の見たろ? なんべんでも言ってやる。俺たちが、俺たちだ、俺たちがあの野郎にケンカのやり方を教えてやるよ、この野郎。まあよ、なんべんも言う。お前たちもアクションを起こしてんだろ? アクションを起こしてんのはわかる。でもよ、お前たちじゃ、所詮その程度だ。この野郎、いいか? 現実、現実をわからせてやる。それだけだ」
【本間の話】「新日本に出るようになって、はや9年。まさか俺が、まさか俺がここまで来れるとは思わなかったです。インディーから這い上がってここまで来れたのは、真壁さんのおかげです。真壁さんに最大の恩返しをさせてもらうために、真壁さんとタッグで一番になろうと思います」
いよいよ全公式戦を終える「WORLD TAG LEAGUE 2015」、Bブロック公式戦である中邑vsアンダーソン組は、終盤に石井がアンダーソンに垂直落下式ブレーンバスターを狙うも、ギャローズがカットに入るとアンダーソンがすぐさまガンスタンを決めるが、こちらも中邑が間一髪カットに入る、中邑組は合体式ブレーンバスターで再度アンダーソンを捕らえにかかるが、中邑がマジックキラーを喰らってKOされてしまうと、アンダーソン組も粘る石井をマジックキラーで捕らえて3カウントを奪い、3敗目を喫した中邑組は脱落となってしまう。
AブロックのGBHvsオカダ組はGBHが勝てば優勝戦進出、オカダ組が勝てば棚橋、エルガン組が優勝戦進出し、全公式戦を終えた棚橋は放送席でこの一戦を見守る。
試合の先手を奪ったのはオカダ組で本間を捕らえて集中攻撃を浴びせるも、本間の小こけしがオカダに炸裂してから真壁に交代、しかしYOSHI-HASHIに攻め込まれてしまい真壁はオカダ組のトレイン攻撃からYOSHI-HASHIがバンカーバスター、パワージャックと追い詰めるも、本間が間一髪カットに入る。
ここでオカダも入り排除を狙って本間にドロップキックを浴びせると、YOSHI-HASHIとの合体攻撃を真壁に狙うが、真壁もダブルラリアットで反撃し再度パワージャックを狙うYOSHI-HASHIをリバースするも、YOSHI-HASHIはラリアットを浴びせるも、本間がこけしロケットでカットに入り、GBHは真壁のデスバレーボムからこけしインパクトを決め、最後は真壁のキングコングニーが炸裂して3カウントとなり、GBHが優勝戦進出を決める。
メインの後藤組vs内藤組は、後入場の後藤組が全力ダッシュでリングインし、先入場の内藤組を襲撃、そのまま場外戦へと雪崩れ込んで大乱闘を展開する。
先手を奪った後藤組はEVILを捕らえて集中攻撃を浴びせるが、柴田がスリーパーで捕らえると後藤がラリアットで続こうとするが柴田に誤爆するとEVILが場外戦へと持ち込み、イスを後藤の首に巻きつけてから鉄柱に叩きつけて失速させ、リングに戻っても内藤と共に後藤の首攻めを展開して形成を逆転させる。
後藤は追走式ラリアットで反撃して柴田に交代するも、EIVILがスリーパーを狙う後藤をバックドロップで返すが、柴田は交代した内藤にエルボーからキチンシンクを浴びせ、交代した後藤も村正からブルドッキング・ヘッドロック、バックドロップと畳み掛けてからトレイン攻撃で一気に勝負に出る。
後藤組は後藤ごと刈れを内藤に決めるが、EVILが間一髪カットに入り、ならばと後藤は昇天・改を狙うが、これもEVILがカットに入る。後藤はEVILを排除してから再度内藤に昇天・改を狙うが内藤が阻止して、レッドシューズ海野レフェリーに抱きつくと、BUSHIが柴田に毒霧を噴射してからEVILがEVILで柴田を排除し、後藤は構わず内藤に牛殺しから昇天・改を狙うが、急所蹴りで阻止した内藤がデスティーノを決め3カウントを奪い、内藤組が優勝戦進出を決めるも、試合後はBUSHIが海野レフェリーに毒霧を噴射すれば、内藤は尾崎にも襲い掛かる暴挙に出ると、GBHが駆けつけ内藤らを排除して挑発するも、内藤は付き合わずリングを後にした。
優勝決定戦進出はGBHと内藤組と予想外の結果となったが、本間も今年大活躍した一人、そして内藤組はリーグを荒らしまわるのではと言われつつもしっかり勝ち星は稼いでいる。
優勝予想とすれば本間も新日本に移籍してから初タイトル、EVILも凱旋してからすぐ巡ってきたチャンスということを考えると、GBHを応援したいが内藤組も何を考えているかわからない部分もあるだけど、内藤組が若干有利か、
最後に既に公式戦から脱落している矢野組vsファレ組は矢野がファレに634から桜庭が丸め込んで勝利を収めるも、試合後に裕二郎が乱入してファレと共に矢野を襲撃した。
裕二郎は今年もAJスタイルズと組んでリーグ戦にエントリーするも、AJが負傷で途中帰国したため割りを食う結果となり、ファレもG1から矢野に振り回されていることから、矢野と同タイプである裕二郎と結託して矢野潰しに出たということか、
「WORLD TAG LEAGUE 2015」が終わると1月4日の東京ドーム大会の第3弾カードが発表され全カードが揃う。東京ドームにはどんなカードが揃うのだろうか・・・【昨日の結果はコチラ】早くも一触即発! 荒ぶる両チーム!『WORLD TAG 』決勝戦は、真壁&本間vs内藤&EVIL! 12.6愛知大会をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ )で詳報アップ! #njwtl pic.twitter.com/yW5Va9eMWT
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2015, 12月 7 -
優勝決定戦の末に諏訪魔、宮原組が最強タッグを制覇も・・・前代未聞の幕切れ!
12月7日 全日本プロレス「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」エディオンアリーナ大阪第2競技場 790人超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○野村直矢 青柳優馬(10分41秒 片エビ固め)中島洋平 X佐藤恵一
※スピアー
◇第2試合◇
▼30分1本
○ジェイク・リー(7分44秒 片エビ固め)XSUSHI
※バックドロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
○青木篤志 鈴木鼓太郎 佐藤光留(14分39秒 腕ひしぎ逆十字固め)X渕正信 金丸義信 ウルティモ・ドラゴン
【試合後の青木&佐藤】
――最後は鼓太郎を攻撃する結果に終わったが?
▼青木「俺が何で対戦相手じゃなくパートナーに選ばれたか、見た通り触れたくない。それだけ。散々、試合もやってきたし、その前も組んできたし、彼がどんな気持ちか、それは否定するつもりないし、自分の人生だから。だけど俺が許せないのはベルトを置いてやめていく。ちょっと無責任かなと思ったんでね。いくらやめるから、最後だから、みんなでって言っても仲良くやりたくないし、仲良くやれる問題でもないし」
▼佐藤「何でもない。ただの1試合。何だよ、背中で語る全日本ジュニア? 結局おめぇがプロレスしてるのは金だろ。金としかプロレスやってねぇからだ。文句あったらかかってこい。プロレスの問題はプロレスでカタつけるんだよ。いいよ、空いたと思ってくる奴もいいし、佐藤光留ぐらいだったら倒したらもしかしたらベルト獲れるんじゃないかって奴、どんどんくればいいよ。過去はいいよ。未来とチャンスしかないんだ。たくさんだよ、昔のことは。早く僕と青木さんを倒す奴らが出てきてほしいですね。何が壮行試合だよ」
▼青木「いろんなことをみてもしょうがない。ウチら前しか見てないから。進んでいくだけだよ。みてりゃわかるだろ。若い奴らだってそうだよ。一番頑張ってんのあいつらだよ。俺らがあいつらに触発されてるようじゃダメだし、俺らが引っ張ってあいつらをもっと頑張らせないといけないし。一番大事なのは応援してくださってるファンの人たち。そこを忘れちゃいけないし、そこを俺は大事にしたい。自分たちの感情だけじゃないから。そういったところも含めて俺は全日本に残るといったつもりだから」
▼佐藤「10周年記念試合が発表されたら違いますね」
▼青木「やりたくないって言ったんだけどね」
▼佐藤「またそう言って自分色に染めていくんだから」
▼青木「嫌なんだよ俺、お祝いして下さい的なやつ」
▼佐藤「野村と青柳がサイン会やってるんですよ。いいんですか?」
▼青木「いいよ、あいつら。人とコミュニケーションをとるすべを覚えた方がいいよ。そうやっていろんな奴らが頑張ってるし、俺らも負けてられないし、なんだったら違うところでいろんなとこを見て頑張っていかないといけないし。とにかく前向いて上向いて全力で全日本プロレスを引っ張っていく…といったらおかしい。俺は押していきたいし、乗っかっていきたいし、しっかりとやっていきたいね。応援はこれからもよろしくお願いします」
▼佐藤「さっきいらないって言ったのにおかしいな」
【鼓太郎の話】「(最後に青木の攻撃を食らったが?)らしいっちゃあらしいですけどね。この一発は忘れるつもりはないですね。(秋山社長から継続参戦を打診する意向があったが?)俺も話し合いたいと思ってたし、契約の問題で熱くなってしまったし、冷静じゃない部分があったんで、秋山社長とはちゃんと話をしたいなと思いますね。(まだ秋山社長と話していない?)ツアー中ですし、最強タッグ中なんでね。余計なことは考えさせたくないので、オフに入ってから話をさせて頂きたいなと思います。(継続参戦には前向き?)もちろん僕は全日本が嫌いでやめるわけじゃないんで。契約の問題で熱くなった部分があるんで。今は時間が経って冷静に考えられるんで、ちゃんと秋山社長と話ができればなと思います」◇第4試合◇
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○吉江豊 入江茂弘(8分12秒 体固め)[3勝3敗=6点]石川修司 X星誕期
※ダイビングボディプレス
◇第5試合◇
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○西村修 KENSO(13分52秒 逆さ押さえ込み)[3勝3敗=6点]秋山準 X大森隆男
◇第6試合◇
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○ゼウス ボディガー(16分43秒 エビ固め)[4勝2敗=8点]諏訪魔 X宮原健斗
※バイセップスエクスプロージョン
◇第7試合◇
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」優勝決定戦/無制限1本
[4勝2敗=8点/リーグ戦1位]諏訪魔 ○宮原健斗(9分36秒 シャットダウン式ジャーマンスープレックスホールド)[4勝2敗=8点/リーグ戦1位]ゼウス Xボディガー
☆諏訪魔&宮原が優勝
(試合終了後に表彰式が終わると)
宮原「来年から一緒に全日本プロレスを盛り上げていくんじゃないのか?」
(諏訪魔に迫り、右手を差し出した。諏訪魔も握手に応じたが次の瞬間、宮原に襲いかかって蹴りつけるとジャーマンで投げ飛ばす)
諏訪魔「おい宮原、今回は俺がお前を利用させてもらったんだよ。いつまでも生意気なこと言ってんじゃねぇぞ(諏訪魔はEvolutionメンバーに「おい、やっちまえ!」と宮原制裁を指令。青木、佐藤とともに集団暴行を浴びせる)」
(リーが飛び込んで飛び込んで宮原を救出。諏訪魔の眼前に立ちはだかってにらみ合う。すると野村が割って入り、リーと額を押しつけ合って視察戦を展開。諏訪魔と握手を交わした野村は深々と頭を下げる。諏訪魔は野村の肩を抱いて引き揚げた。)
宮原「どうやら嫌われちゃったみたいですね、まぁ、いいや。利用しろって言ってたけど、俺が利用してやったんだよ。ただ、世界最強タッグの最後のリングに立ってるのはこの俺、宮原健斗。これが現実だ。来年からは俺ら若い世代で全日本プロレスの新しい道を作っていきます。最後は皆さんと最高の笑顔で締めくくりたいと思います。今日は大阪の皆さん、最後までご声援ありがとうございました。GAORA TVをご覧の皆さん、テレビの前での応援ありがとうございました。そして日本全国各地、会場で応援してくれた皆さん、応援ありがとうございました。全日本プロレス最高でしたか!?ありがとうございました!」
【試合後の諏訪魔、野村】
▼諏訪魔「俺は宮原を優勝のために利用させてもらった。あいつは俺のこと散々利用したよな。俺がいたから今日優勝できたんだ。俺は今回、トロフィーよりこいつの収穫の方がでかかったと思うよ。やるか?」
▼野村「やります! 俺がEvolutionに入って今の全日本の風景を変えていきます」
▼諏訪魔「(宮原のマイクが聞こえてきて)新しい道作るって言ったぞ」
▼野村「俺が作ります! 好き勝手暴れて、俺が全日本のエースになります!」
▼諏訪魔「威勢いいよ。希望の星だよ(笑) (宮原のマイクに)うるせぇな宮原。うるさい、うるさい」
――野村選手は正式にEvolutionのメンバーだと?
▼諏訪魔「この流れ、みんな歓迎してただろ。いいんじゃない、そう捉えてもらって。俺は認めるよ。野村はチマチマ礼儀正しくやってる奴じゃないよ、見てる限りでは。どんどん喧嘩売っていく。そういう時にこいつは面白いわけで、どんどんこれから自分を変化させていって、来年が楽しみだな。ファン感謝デーもある。その時はこっち側で出てもらいたいと思うし。いやぁトロフィーより全然いいな。最高の希望の星がEvolutionに生まれたよ。やっぱり宮原とは合わねぇよ。決勝みてて思っただろ。俺がいなきゃあいつは何もできないよ。できなかったんだよな。まぁ、今日は優勝しても悔し涙流すだろうけど、俺は祝杯挙げるよ」※写真撮影の際、野村は諏訪魔から指令されて着ていた全日本Tシャツを脱ぎ捨てる
【試合後の宮原、リー】
▼宮原「やっと最強タッグ優勝することができて、去年おととしとずっと準優勝で、パートナーは潮崎(豪)さんだったけど、俺個人としてこの最強タッグ優勝はめちゃくちゃでかい。俺の中で奴と優勝したあとは組むことはないと正直思ってたんでね。俺の中で全然、想定内です。奴と反対のコーナーに立って、これから全日本で戦っていきたい。改めて思いました」
――リーが隣にいるがこれから共闘していくと?
▼宮原「もちろん。俺はこの全日本に上がり出して2年だけど、上がり出した当初からずっと若い人が元気にやって、若い世代で盛り上がるべきだと思ってた。お客さんもそれを求めてるし、俺らもそう思ってるんだから。それが今まで形として表現できなかっただけ。もう2016年は俺らが主役だから。俺らの世代が主役だから。いつまでも上がどうとか、取締役がどうとか、俺には関係ない。関係ないんだよ。俺らがリング上を盛り上げれば関係ない。俺らは本気で盛り上げたいと思ってるから。キャリアが長い? そんなでかいことじゃないですよ。そんなの自己満足ですよ。俺とジェイクはキャリアないけど、一発あるから。とにかく全日本の未来は俺らがいるから明るいってことですよ」
――行動を起こした理由は?
▼リー「僕はEvolutionに憧れてました。けど憧れるのは今日で終わり。やらないといけない。そんなチャンスがきてるんで。だから動いた」
▼宮原「とにかくキャリアが上だからと言ってアグラかいてる人たちがこの全日本にいるとしたら、ジェイクがどんどんその座を奪っていくから。キャリアが上だと思って安心するなよ。宣戦布告だよ、これ2016年の。下克上だなんて思ってないだろ?」
▼リー「思ってないです」
▼宮原「とにかく2016年で俺ら平成の世代で全日本プロレスを動かしていく。そして2015年最強タッグ優勝者はこの俺、宮原健斗。これが現実です」
【青柳の話】「僕も現場にいましたし、みる限りいろいろ動きそうな展開になりましたけど、僕は本隊に残って戦うことを決めました。若い世代で協力しようというのも面白いかもしれませんけど、やっぱり僕の中では戦いたい。戦ってみせる明るい未来もあると思うんで。何より秋山さんに教わることがまだまだあるし、秋山さんを支えたいと決心してますので、そこは曲げられません。(野村とGAORA挑戦をアピールしていたが?)絶対に譲りません。あと最後にこれだけは絶対に言っておきたいのがあるんですけど、最後まるで僕が野村さんに見放されたみたいな雰囲気になったけど、僕はショック受けてないし、離れてもらえたなという思いが強いんで。見放されて気の毒だと勘違いしているなら、そういう概念は捨ててもらいたいです」
今年最後となったプロレス観戦は全日本プロレス『2015世界最強タッグ決定リーグ戦』の最終戦であるエディオンアリーナ大阪、昨年は大ホールでの最終戦だったが、今年は第二競技場での最終戦、全日本の現状を考えると規模縮小は仕方ないのかもしれない。
リーグ戦の経過を振り返ると優勝圏内に残っているのは1敗の諏訪魔組に対して2敗の秋山組とビッグガンズ、石川組が追いかける展開となったが、驚いたのは石川組の健闘、星誕期がネックになるんじゃないかと思われたが、石川のサポートに徹したのもあって優勝圏内に残った。
その石川組が吉江組と対戦し、石川組は吉江組を分断して試合の主導権を握り、入江を排除して試合権利のある吉江に集中攻撃を浴びせる。ところが入江がカットに入って逆に石川を排除すると、吉江が入江ごと星誕期をコーナーに押し潰す“入江ごと潰せ”攻撃に出ると、入江が吉江におんぶしてからのボディープレス“親亀、小亀”攻撃で圧殺し、最後は吉江がコーナーからの超肉弾プレスで圧殺して3カウントを奪い、リーグ戦では健闘した石川組だったが脱落となってしまう。
二年連続の優勝を狙うワイルドバーニングは西村組と対戦し西村がいきなり大森にコブラツイストで先制すれば、互いにドリー・ファンク・ジュニアを師匠にしているということでエルボースマッシュ合戦を展開するも、パワーで優る大森が打ち勝つも、試合の先手を奪ったのはワイルドバーニングでKENSOのエル・アギラ・インペリアルを西村に誤爆させると、秋山はKENSOをエプロンに設置してのギロチンニーを投下し、大森と共に集中攻撃を浴びせると秋山はエクスプロイダーを繰り出して勝負に出る。
しかし窮地を脱したKENSOは西村に交代すると、西村は大森の串刺しニールキックをかわしてから足へのダイビングニーや足四の字と足攻めを展開し、KENSOとの連係で一気に勝負に出るが、KENSOの張り手は西村に誤爆してしまう。
逆に大森が一気に勝負に出てアックスギロチンドライバーからアックスボンバーを狙うが、かわした西村が逆さ押さえ込みで丸め込んで3カウントを奪い逆転勝利、ワイルドバーニングは脱落し二連覇も阻まれてしまい、優勝争いはメインで対戦する諏訪魔組とビッグガンズに絞られるが、ビッグガンズが勝ったとしても諏訪魔組と同点で並ぶため優勝決定戦でもう1回対戦することになる。
試合はビッグガンズが優勝決定戦狙いで速攻勝負を狙うかと思われたが、意外にも肉弾戦でスタートも、先手を奪ったのは諏訪魔組でボディガーを捕らえにかかるも、タッチワークも互いに体を叩いての交代だったためギグシャクしたまま試合を有利に進める。
ビッグガンズはやっとゼウスに交代し諏訪魔が早くもラストライドを狙うが、ゼウスがリバースするとラリアットからフライングラリアットと猛攻をかけ、劣勢となった諏訪魔もやっと宮原にタッチして交代し、宮原も勢いに任せて押しまくる。
ところがボディガーが入るとビッグガンズは宮原に集中攻撃を浴びせ、ダブルチョークスラムを狙うが諏訪魔がカットに入って4人が入り乱れるも、先日の福山大会同様宮原のバイシクルキックが諏訪魔に誤爆してしまうと、ゼウスがジャックハマーで諏訪魔を排除してから、ビッグガンズが宮原にダブルチョークスラムから久々にダブルインパクトを決めると、最後はゼウスがバイセップスエクスプロージョンで3カウントを奪い、ビッグガンズが勝利を収めて同点で諏訪魔組に並び、優勝決定戦へと持ち込む。
5分のインターバルが設けられた後で同一カードによる優勝決定戦が行われるも、後入場の諏訪魔組が宮原の入場テーマで登場するも、大ダメージを負った宮原はなかなか入場せず、しばらくしてやっと姿を現すが大ダメージのためか足取りが重い。
先発は諏訪魔ではなく宮原が諏訪魔に意地を見せつけるかのように出るが、スタミナに不安のあるビッグガンズが速攻勝負を狙うべく場外戦や連係攻撃で宮原を痛めつける。
ブレーンバスターでやっと反撃した宮原が諏訪魔に交代すると、諏訪魔はフライングショルダーやキャプチュードで盛り返すと宮原が交代を志願、諏訪魔も宮原に任せたとばかりに交代するも、ビッグガンズがダブルチョークスラムで宮原を黙らせるとダブルインパクトを狙うが、諏訪魔が間一髪カットに入り二人にラリアットを浴びせていく。
蘇生した宮原もボディガーにブラックアウトを炸裂させるが、ボディガーもハンマーからハイキックの連発で応戦してからラリアットを連発するも、宮原もブラックアウトでボディガーを黙らせると、諏訪魔もゼウスをラストライドで排除する。
諏訪魔が「行け!」と指示を出すと、宮原は二段式ジャーマンを決めるがボディガーはクリアするも、続けて宮原はシャットダウン式ジャーマンを決め3カウントを奪い、最強タッグは諏訪魔&宮原組が優勝となった。
試合後は優勝トロフィーが手渡され、宮原が諏訪魔に手を差し伸べて諏訪魔も握り返して幕かと思われたが、諏訪魔はいきなり宮原を襲撃してジャーマンで投げ飛ばし、青木や光留も駆けつけて宮原を袋叩きにする。
そこでリーが駆けつけて宮原を救出すると、野村とリーは睨みあいとなり、野村はEvolution入りを志願、諏訪魔も認めてEvolutio入りとなった。
最後は宮原がリーと共にファンに挨拶して改めて幕となるも、若手の佐藤は宮原に追随する構えを見せたが、青柳はリーに先を越されたのもあってか一人で退場し、バックステージインタビューで秋山に追随する姿勢を見せた。
最強タッグの最終戦は優勝トロフィー授与の後で全チームが揃って記念撮影が恒例なのだが、優勝チームが優勝した瞬間にいきなり仲間割れという前代未聞の幕切れ、だがまさかの大どんでん返しもプロレスの面白さでもある。
第3試合では全日本マットラストマッチとなった鼓太郎が青木、光留のEvolutioと組んで渕、金丸、ウルティモのベテラン組と対戦し、鼓太郎が先発を買って出て試合が進むも青木への交代は青木が拒否する事態が発生し、光留は試合を優先して鼓太郎と交代するが、館内は微妙な空気となってしまう。その微妙な空気をマイルドにしたのは大ベテランの渕で執拗なヘッドロックからのパンチとボディースラムで試合を盛り上げ、微妙な空気を変えるも、青木は鼓太郎との交代だけは拒否し続ける。
終盤に渕を捕らえた鼓太郎は青木にミサイルキックを促すが、青木は鼓太郎を確認してから鼓太郎にミサイルキックを放って排除すると、最後は渕に腕十字を決めてギブアップを奪い、試合後も青木は手を差し伸べる鼓太郎に背を向けてリング降りるなど冷たい態度を崩さなかった。
またバックステージでのインタビューでも引き止めにかかる秋山に鼓太郎は話し合いに応じる構えを見せたことを明かすものの、青木は不快感を示したまま。ただ自分もこのまま全日本に留まるのなら世界ジュニア王座を返上する必要はあったのかと思うし、例え残ったとしても青木らとのしこりは残る、また先にNOAHへと復帰した潮﨑豪も引き止めようとしなかったのかというのも出てきてしまう。
退団選手続出の中で最強タッグへと突入し、優勝チームの仲間割れという前代未聞の幕切れで終わったが、その中で若手達が自己主張するという成果を得て新展開へと幕開けとなった。
全日本はどうなるかわからない、わかるのはまだ続くということだ。本日もたくさんのご来場、熱い声援、誠にありがとうございました。2015 世界最強タッグは諏訪魔&宮原組が激闘を制し優勝!次回は15日ファン感謝デーです!皆様のご来場お待ちしておりま す! #ajpw #最強タッグ #ファン感 pic.twitter.com/Wq0yRC0m6U
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2015, 12月 6【全日本】諏訪魔&宮原最強タッグ制覇も仲間割れ▼若手決起 宮原とリー共闘、野村Evolution入り▼ビッグガンズが諏訪魔&宮原粉砕も準V▼秋山&大森連覇ならず…大阪大会 https://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/36Uor7mJEm
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 12月 6最強タッグ優勝したよ! トロフィーもだが 野村を手に入れたのはエボリューションにとって大収穫だよ。 今は 神戸で最強タッグ優勝の祝勝会をボス&今さんと開催中。 最高だ!オイッ!! pic.twitter.com/JUYNtWOKBy
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2015, 12月 6世界最強タッグリーグ戦大阪大会をご観戦頂きましたファンのみなさんありがとうございました!
— 秋山準 (@jun0917start) 2015, 12月 6今日は最強タッグリーグ戦の最終日でした!結果は3勝3敗。 大きな人たちとたくさん試合をして、貴重な経験させてもらいました! ヨシえもんとタッグを組めてよかったです! pic.twitter.com/jDryxc7OAm
— 入江茂弘 (@tachimukau_irie) 2015, 12月 6全日本大阪大会でした。タンゴしゃんが吉江選手のボディプレスで三つ取られ敗戦。。決勝に行けなかったけど、タンゴしゃんとのタッグ楽しかったよ!#ajpw pic.twitter.com/SWUkvn7D6S
— 石川修司 (@g0925union) 2015, 12月 6最強タッグリーグ、終了。 応援してくださった皆様、ありがとうございました! なんだかんだで、色んな動きが出てきて驚いた。 ていう事は、来年ってどうなるのかな?って前に。12.15ファン感謝デーで10周年記念試合とか! しかも!!! って感じだよ。
— 青木篤志 (@a_a_a_aoki) 2015, 12月 6泉谷しげるの「春夏秋冬」を思い出す。今日で全てが終わる。今日で全てが変わる。今日で全てが報われる。今日で全てが始まる。辞めた野郎の事なんか気にしてる間に、いつもプロレスは生まれ変わる。全日本だってそうだ。世界ジュニア、アジア、何でも欲しい。迷ったら叫べ#やっちまえ
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2015, 12月 6 -
WORLD TAG LEAGUE 2015もいよいよ終盤も、AJスタイルズが無念の帰国
12月5日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2015」兵庫・神戸サンボーホール 1258人 超満員札止め
<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タイガーマスク ○KUSHIDA(7分51秒 エビ固め)小松洋平 ×田中翔
※ムーンサルトプレス
◇第2試合◇
▼20分1本
○カール・アンダーソン ドク・ギャローズ 高橋裕二郎(7分51秒 エビ固め)田口隆祐 マスカラ・ドラダ ×デビット・フィンレー
※マジックキラー
◇第3試合◇
▼20分1本
真壁刀義 ○柴田勝頼 本間朋晃(8分40秒 片エビ固め)永田裕志 中西学 ×ジェームス・ロビンソン
※PK
◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○EVIL(8分31秒 体固め)後藤洋央紀 ×キャプテン・ニュージャパン
※EVIL
◇第5試合◇
▼20分1本
○クリストファー・ダニエルズ フランキー・カザリアン(9分26秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×外道
※セレブリティリーハブ
◇第6試合◇
▼30分1本
○中邑真輔 石井智宏 YOSHI-HASHI(10分27秒 片エビ固め)バットラック・ファレ タマ・トンガ ×ゴーディ・ホール
※ボマイェ
◇第7試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2015」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝4敗=4点]マット・ターバン ○マイケル・ベネットwithマリア・ケネリス(12分7秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]×天山広吉 小島聡
※ヘルメリー【キングダムの話】
ベネット「『WORLD TAG LEAGUE』最後の公式戦、勝って終わったぜ」
ターバン「結果は残念だったけど、最後はジャパニーズレジェンドのタッグチームを片付けた。しかも2人とも元IWGPヘビー級のチャンピオンだ。俺たちはシングルマッチでも6人タッグでも8人タッグまで関係ない。このカメラの向こうで見ている者たちよ、俺たちキングダムがベストタッグチームであることをこれからも証明していくから、よく見ておくんだ」
ベネット「このトーナメント(タッグリーグ)は勝ち残れなかったが、ここにはまだROH世界タッグベルトがある。俺たちはこれであきらめたわけじゃないし、あきらめるわけがない。俺たちの相手はみんな、試合が終われば倒れてるんだ。たとえそれがIWGPヘビー級チャンピオンであってもな。そうすることが俺たちの使命であり、そうすることで俺たちが世界でベストなタッグチームであることが証明できるのだ。それができるのは俺たちキングダムだけだ」
【天山の話】「ああ、マリア! チキショー。なんで、マリア、俺のところに来てくれへんねん? このタッグリーグ、最後の最後、これが楽しみでやったんちゃうけど、チャンス逃したわ。なあ、コジ、悪い。でもあきらめへんぞ」
【小島の話】「最後の公式戦が、ああやってマリアに惑わされて終わる天山っていうのが、テンコジの一つの魅力じゃないかと勝手に思ってるんでね。俺は昨日、すげぇ落ち込んだ。昨日の試合でものすごく落ち込んだ。俺はもう、このプロレス界に居場所がないと思った。でも今日、試合してみて、違うなっていうのを感じた。これだけのファンのみんなが応援してくれた。それがすべてだから。ファンの人が1人も応援してくれなかったら、たぶんヘコんだままだったかもしれないけど、これだけたくさんの声援を聞くことができて、ありきたりだけどプロレスラーをやってることの素晴らしさを今日、リーグ戦を全部終わって再確認できました。また必ず、這い上がってみせます」◇第8試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2015」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=4点]○棚橋弘至 マイケル・エルガン(12分7秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×矢野通 桜庭和志
※ハイフライフロー
【棚橋、エルガンの話】
棚橋「(※エルガンに伝えるように)We have 8 points」
――わずかに決勝進出の可能性を残してリーグ戦を終えましたが、手ごたえは?
棚橋「手ごたえ、ありますよ。このタッグリーグの期間の間で、やっぱり一緒にいる時間、練習で過ごす時間がコミュニケーションを深めていく。最も新しいチームだけど、今、最も期待できるチームになりつつあると思います」
――決勝進出の条件が、明日の公式戦(オカダ組vs真壁組)で、オカダ組が勝てばですが・・・。
棚橋「OK」
エルガン「これで俺たちのタッグリーグ公式戦は終わったけど、もっと勝てるチームになれるはずだ。俺は『G1 CLIMAX』以来のニュージャパンでの試合だった。ブランクさえなければ、もっともっと闘いのコンビネーションを生み出せたはず。もっと棚橋のそばにいれば、それを証明できると思う。2016年はもっとニュージャパンで試合をしたい。まあ、ニュージャパンがそれを望むならだけど。トーキョードーム大会が終われば、タナがIWGPヘビー級のタイトルを持っているはずだ。必ず彼が勝つ。グッドラック」
棚橋「必ず(タイトルは)獲る」
こちらも終盤を迎えた「WORLD TAG LEAGUE 2015」だが、神戸大会前に28日の山口大会から腰痛からくる坐骨神経痛のため欠場していたAJスタイルズが残り日程を欠場し治療のためアメリカへ帰国することになった。
AJ本人は回復次第リーグ戦に復帰する意志を示していたが、2016年1月4日の東京ドーム大会を控えていることもあり大事を取って欠場を決意、東京ドーム大会からの復帰を予定されているが、AJは病み上がりというハンディを背負って中邑戦に挑むことになりそうだ・
本題のリーグ戦は経過を振り返るとAブロックは棚橋組、GBH、オカダ組の3チームに絞られ、Bブロックは8点の後藤組と内藤組を6点の中邑組、アンダーソン組が追いかける展開となった。
神戸大会では棚橋組が2敗で可能性を残している矢野組と対戦、試合は場外戦で主導権を握った矢野組が棚橋を捕えるも、交代したエルガンがパワーを駆使して猛反撃、だがパワーボムを狙うエルガンを桜庭がフロントネックロック、カットに入った棚橋をもアキレス腱固めで同時に捕えて主導権を渡さない。
しかしエルガンが腕を取りに来る桜庭を強引に持ち上げてパワーボムで叩きつけると、棚橋も矢野に太陽ブローを浴びせ、スリングブレイドからジャーマンを狙うも、矢野はレッドシューズ海野レフェリーにしがみついて阻止し、崇コーナー攻撃から急所打ちを浴びせ、桜庭のミドルキックから矢野が丸め込むもエルガンが必死でカットに入る。
エルガンが桜庭と矢野をまとめてジャーマンスープレックスで投げると、エルガンのパワーボムの援護を受けた棚橋がハイフライフローで矢野から3カウントを奪い4勝目をマークし矢野組は脱落となった。
棚橋組はこれで全公式戦を終了し、6日の愛知大会で行われるオカダ組vsGBHの結果待ちとなった、GBHが勝てば公式戦で破っていることから優勝戦へ進出となるが、オカダ組が勝てば棚橋組に敗れていることから棚橋組の優勝戦進出となる、オカダとしても棚橋への牽制の意味でGBHに勝っておきたいところだろう。
Bブロックは中邑組がアンダーソン組に勝って、内藤組が後藤組を破れば優勝戦進出だが、一番有利なのは中邑組とアンダーソン組を破ってる後藤組だが内藤組に敗れると、内藤組が優勝戦に進出、内藤組と後藤組に敗れているアンダーソン組にしてみれば厳しい展開となっている。
果たして9日の仙台で行われる優勝決定戦に進出するのはどのチームか最後に棚橋弘至ありがとう‼︎ 明日に備えもうとっくに帰ってますが、、、 pic.twitter.com/NTQ5yyteCD
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2015, 12月 5WTL・神戸大会、終了。 キングダムに敗戦。 テンコジの2015年が終了した。 正直言えば落ち込んでるけど、昨日とは違う。 最後の最後まで、こんな私達に声援を送ってくれる方が大勢いたから。 まだテンコジとしてやるべき事はある、きっと。 ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2015, 12月 5 -
いよいよ最終戦を控えた世界最強タッグ!無敗の諏訪魔組がまさかの急ブレーキ!
12月5日 全日本プロレス「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」広島・福山ビッグローズ 399人満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
野村直矢 青柳優馬 ○ジェイク・リー(12分33秒 片エビ固め)鈴木鼓太郎 中島洋平 ×佐藤恵一
※ジャンピングレッグラリアット
◇第2試合◇
▼30分1本
○金丸義信(13分54秒 横入りエビ固め)×渕正信
◇第3試合◇
▼30分1本
○青木篤志 佐藤光留 レイ・パロマ(15分25秒 回転エビ固め)ウルティモ・ドラゴン ×SUSHI HANZO
◇第4試合◇
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○ゼウス ボディガー(15分47秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×吉江豊 入江茂弘
※ジャックハマー
【試合後のゼウス&ボディガー】
――優勝の可能性を残したが?▼ゼウス「やっとおととい勝ったことで自分らもよりいっそう気が引き締まって自信も持てたし、今日は自分の流れの試合で勝てたんじゃないかなと。明日に向けていい1勝になったんじゃないかなと思ってね。明日期待しといてください」
▼ボディガー「これで一応は優勝までつなげることができたんで、あとは思いっきりやるだけ。大阪で思いっきり暴れるんで、みんなみといてくれ」
▼ゼウス「じゃあ大阪で会おうぜ!」
▼ボディガー「そういうこっちゃ」
◇第5試合◇
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[2勝3敗=4点]○西村修 KENSO(13分15秒 横入り式エビ固め)[4勝1敗=8点]×諏訪魔 宮原健斗
【諏訪魔の話】「何だ、あいつは。やるだけやってリング上ちらかして、挙句の果てに誤爆、俺に当てて試合壊す? 何なんだ、あいつは。最終日を前にして、お前こんな形じゃチームとして成立しないよ。何だ、あいつ。西村修ののらりくらりの戦法にしびれ切らして我慢できないで俺に誤爆を当てて、で、俺のせいだ? あいつのわがまま半端じゃねぇな(苦笑) まぁいいよ。これもあいつにとって一つの経験にすればいい。この1敗はでかいよね。明日に響く。これは解散かもしれないな。明日で終わりだろ(苦笑) こんなのやってらんないよバカヤロー」
【宮原の話】「おい何やってんだ諏訪魔!? 明日決勝だろ。何やってんだ、あいつは。まさか空中分解か!?」
◇第6試合◇
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]秋山準 ○大森隆男(12分7秒 エビ固め)[3勝2敗=6点]石川修司 ×星誕期
※アックスボンバー
【試合後の秋山&大森】
▼秋山「ありがとう!」
▼大森「ありがとうございました」
――辛うじて優勝の可能性を残したが?
▼秋山「まだギリ首の皮一枚つながってると思うんでね。あとは勝つしかない。気を抜かずに勝って。勝っても優勝決定戦? やる気も十分あるし」
▼大森「何があっても立ち止まらない、前に進む。それが全日本プロレスであり、ワイルドなんだ。いいか、公式戦残り1試合か。そんなものは構わず先に進む。そして、俺たちが大阪で勝ち名乗りを上げるんだ。何が何でも」
▼秋山「とにかく最後、俺らがかって完全なるハッピーエンドで締めくくる。それが一番だ」
▼大森「それが応援してくれてるお客さんへの恩返しだ」
いよいよ終盤を迎えた「2015世界最強タッグリーグ戦」、ここまでの経過を振り返ると首位は互いに『息が合わない』と裏腹に3連勝で無敗の諏訪魔&宮原組がトップ、2位は予想外の石川&星誕期組、3位は前年度覇者のワイルドバーニング、ビッグガンズ、吉江&入江組が2敗で追いかける展開となり、福山大会では石川組がワイルドバーニング。ビッグガンズが吉江組、独走の諏訪魔組は脱落が決定している西村&KENSO組と対戦となった。
まずビッグガンズvs吉江組は、吉江組がビッグガンズを分断するが、ボディガーが入江をパワースラムで叩きつけてから流れが変わり、ゼウスが入江を執拗にスリーパーで絞めあげる。吉江組はゼウスを捕らえて反撃し入江が吉江の背中に飛びついてのボディープレスで圧殺するが、ダイビングボディープレスを狙うとボディガーがカットしてゼウスが雪崩式ブレーンバスターで叩きつけると、フライングラリアットからバイセップスエクスプローション、ボディガーとのダブルチョークスラムからのジャックハマーで3カウントを奪い、ビッグガンズは優勝圏内に残り、吉江組は3敗目となって脱落となる。
無敗の諏訪魔組vs西村組は、諏訪魔組は相変わらずチームワークが噛み合わずも勢いで押し切ろうとするが、諏訪魔が西村の足攻めに捕まってしまい、更に西村が逆さ押さえ込みや回転エビ固めなどの丸め込み技で諏訪魔を翻弄する、思わぬ苦戦に焦れた宮原がカットに入るが、バイシクルキックが諏訪魔に誤爆してしまうと、すぐさま西村が諏訪魔を丸め込んで3カウントを奪い、諏訪魔組は思わぬ形で公式戦初黒星を喫し、試合後も諏訪魔と宮原が口論になるなど、最終戦を目前にして諏訪魔組に亀裂が生じてしまう。
ワイルドバーニングvs石川組は、大森を捕らえた石川組がダブルチョークスラムから、石川がランニングニー、星誕期がボディープレスと畳み掛けるが、チョークスラムを阻止した大森がバックドロップで投げると、秋山さんもランニングニーやエクスプロイダーで続き、最後は星誕期のラリアットをかわした大森がアックスボンバーを浴びせ3カウントを奪い、ワイルドバーニングも優勝圏内に残った。
いよいよ最終戦の大阪大会を控えるが、諏訪魔組が初黒星を喫したことで2敗のワイルドバーニング、ビッグガンズ、石川組との差が縮まった。最終戦では諏訪魔組はビッグガンズ、秋山組は西村組、石川組は吉江組との対戦となるが、諏訪魔組はここにきて宮原との不仲が再燃してしまったことでビッグガンズにも優勝の可能性が浮上、ワイルドバーニングも西村組が落とし穴的存在に浮上したことで予断の出来ない状況となった。
今年の最強タッグはどのチームが優勝するのか?明日は大阪大会17:00開始! エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場/当日券15:00!特リン8000/リングサイド5000/指定席4000/小中高生立見1000!ご来場お待ちしております!#ajpw #最強タッグ pic.twitter.com/iPf3hOCDHW
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2015, 12月 5【全日本】痛恨誤爆で初黒星 諏訪魔&宮原が空中分解危機▼石川組突破 連覇へ秋山&大森「首の皮一枚つながった」▼吉江組脱落 ビッグガンズがサバイバルマッチ制す…福山大会 https://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw pic.twitter.com/AtEoLNwGOh
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2015, 12月 5宮原の野郎、 試合を散らかし 誤爆かまし 俺がやられる こりゃないわ。 やってらんねーぞ!! #ajpw
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2015, 12月 5なんだかんだ言っても明日のビッグガンズ戦に勝てば優勝みたいだな。 ゼウスは 前から俺に喧嘩売ってきてるから 勝って黙らす。 そして優勝だ! #ajpw
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2015, 12月 5全日本プロレス広島・福山大会、満員のご来場&アツいご声援ありがとうございました!! 何を言ってもしょうがない。 全ては世界最強タッグリーグ戦、明日大阪大会で『優勝』するのみです!! #ajpw
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2015, 12月 5福山大会終了!首の皮一枚繋がって明日の最終戦 大阪大会。 大阪エディオンアリーナで午後5時試合開始です。是非、会場にお越し下さい! #ajpw pic.twitter.com/seg9B2TI5x
— 秋山準 (@jun0917start) 2015, 12月 5全日本福山大会でした!!タンゴさんがアックスボンバーで3つ取られてしまった。。明日は勝つぞ!!! でも俺たちがデカイタオルが売れた!!#ajpw pic.twitter.com/1DMPpdouNK
— 石川修司 (@g0925union) 2015, 12月 5 -
WORLD TAG LEAGUE 2015 香川大会公式戦結果
12月4日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2015」香川・高松市総合体育館 第2競技場 904人 満員
<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「WORLD TAG LEAGUE 2015」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]クリストファー・ダニエルズ フランキー・カザリアン(9分23秒 横入り式エビ固め)[2勝4敗=4点]×永田裕志 中西学
【カザリアンの話】「また今日一つ、俺たちは証明した。これまでもヤングボーイ相手に、トップスターのタッグチーム相手に、この世界でベストなタッグチームであることを証明してきた。第二世代、第三世代、そして第四世代が相手であろうと、俺たちこそがベストタッグチームなんだ。俺たちアディクションこそが帝王だ。まだまだ俺たちはベストタッグチームであることを証明し続けていく」
【ダニエルズの話】「今夜、2人の元IWGPヘビー級チャンピオンが組んだタッグチームを倒した。それが今日の相手だったユージ・ナガタとマナブ・ナカニシだ。チャンピオンが2人で組んだのだから、これはニュージャパン・プロレスリングの長い歴史の中でも、トップタッグチームの一つだ。彼らを倒して、俺たちは6点となった。残念ながら決勝にはいけない。だが、これであきらめたわけじゃないぞ。必ずニュージャパンに戻ってきて、チャンスを手にする。そしてIWGPタッグチャンピオンになってやる」
【永田、中西の話】
永田「ああ、クソッ。先輩、申し訳ないです」
中西「いや。やられた。納得いかん。ちょこまかちょこまか動きやがって」
永田「テンポがちょっと違うんだよ。俺たちとちょっと違ったんだよ」
中西「ああ、ちょこまか動かれたら、どうもならんわ」
永田「よく言えば、うまい! もっと力を出し切りたかった。封じ込まれたっていうのは、相手がうまいからなんだよ。悔しい! 意を決して臨んだこのタッグリーグ戦、終わってみれば惨敗だ」
中西「最後は気持ちよく闘いたかった。その気もちが裏目に出たかもしれんけど、闘い方は変えへんから。とことんまでやったる。誰が相手でも」
永田「最後の最後で・・・。最後の公式戦だったから、勝ちたかった。うまさにやられたけど、それを吹き飛ばしたかった。次、もう次、目指すしかない」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2015」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝4敗=4点]○バットラック・ファレ タマ・トンガ(13分56秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]棚橋弘至 ×マイケル・エルガン
※DAWN RAID
【棚橋、エルガンの話】
棚橋「まだいけるから。まだ・・・。今日はちょっと向こうのペースにハマッてしまった。このシリーズの中で、俺たちの(コンビネーションも)増えてるし、上がってきてる。まだあきらめない」
エルガン「すでにいい調子で6点取っていた。今日は得点を伸ばせなかった。決してこれ(6点)で十分じゃない。タナ、このタッグリーグ、まだ1試合残ってるよな? そこで勝てば決勝にいけるはずだ。だからこそ、俺たちが勝つ。(公式戦)最後の試合で勝って、次へ行くぞ」
棚橋「Yes、We will Win!」
【ファレの話】「DAWN RAIDさえ決まれば、俺たちは勝てるんだ。さあ、次は誰だ? ヤノ、サクラバ? 待ってろ。ブッ潰してやるから」
▼「WORLD TAG LEAGUE 2015」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗=6点]○中邑真輔 石井智宏(15分2秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]天山広吉 ×小島聡
※ボマイェ
【天山の話】「コジ、すまん。大丈夫か? 最後、最後の最後、コジに任したけどね、なんぼ俺でも助けられなかった。やっぱり最後の最後、この一戦、勝つか負けるかで変わってくるからね。最後、あと一歩、あと二歩、届かなかった。でも後悔してないですよ。タッグリーグ、これで終わりか・・・。しょうがないよ、でも。やるだけやった。(※小島を抱き起こしながら)また次や、次」
【小島の話】「時代に見放されたのか、プロレスの神様に見放されたのか、わかんねぇけど、いろんなもの、いろんな障害、乗り越えられなくて、今日のような日を迎えてしまう。それもまた、プロレス人生だからさ。はっきり言ってヘコんでるよ、すごぇメゲてるよ。ただ、俺は生きてるから。あんなボロボロにやられても生きてっからさ。生きてるってことがどういうことか。生きてればまた何か、いいことがあるかもしれないってことだ。死んじまったら、もうそれで終わりだ。ただ俺は今、こんなにボロボロになったけど、呼吸して、言葉しゃべってる。そしてプロレスもまだできるだろう、きっと。その体に感謝して、今日はすげえヘコんでるよ。ヘコんでるけど、また生きていこうと思います」 -
曙が馬場元子さんの支援で新会社「王道」を設立・・・手渡された“錦の御旗”
<プロレス格闘技DXより>
11月に全日本を退団した曙が、故ジャイアント馬場夫人の元子さん支援のもと、自身の新会社「王道」を設立することになった。馬場さんゆかりのザ・キャピトルホテル東急(赤坂)で会見して発表し、将来的な興行開催や全日本プロレスとの対抗戦も視野に入れた。所属選手として太陽ケアと交渉中であることも明かし、RIZINでのボブ・サップ戦は「王道を知らしめるための戦い」と位置付けた。
【会見の模様】
▼曙「本日はお忙しいところ、お集まりいただきありがとうございます。皆さんご存知の通り11月2日をもって、全日本からフリーに転向しました。経緯はまずは契約問題。今年の7月、一度契約を結びましたが、その後9月、もう一回違う契約を出されて、自分的にあまり納得いかなくてサインはしませんでした。そして11月1日にまた話が変わって…。二転三転した話のなかで、もうついていけないなと思って、全日本からフリーになったほうがいいという話をいただいてフリーにならせていただきました。僕は全日本の選手、全日本が会場でやってることは大好きです。ただ、リング外のことが複雑すぎて、今回ここまで至ったわけであります」
――“王道"と名付けた経緯と意図を
▼曙「僕はプロレス界では10年という短い間しかやってないので。リング上ではプロレスの答えをだいぶ分かってるつもりなんですけど、興行(の仕組み)とかまったく分からないので、悩んでる間に元子さんに何度か相談して、ここまで至ったらフリーとして新たな窓口を作った方がいいんじゃないかと言われて、そうしましょうと決意しました。では名前をどうするかという話になって、僕も全日本にいた時から王道を歩みたい気持ちはあったし、インタビューでも何度かそう言ったことはありましたし…。ある方から『王道でいいんじゃないの? 王道らしいよ』と言われたこともあって、王道という名前に決まりました」
――“王道"で興行をやっていく?
▼曙「そういうつもりではいます。できれば興行をやっていきたいと思います。まずは窓口としてスタートを切って、大みそ日は“王道"所属で出ます」
――所属選手は?
▼曙「何人か話はしてます。太陽ケア選手とも話してますし、できるだけ納得できない人たちの…“受け皿"というわけではないですけど、一緒に力を合わせて何かできないかなという思いが強くて。大みそ日が終わってからまとめようかなと思っています」
――秋山社長の全日本プロレスについて?
▼曙「正直、中から刺激を与えられなかったので、外から刺激を与えたいと思っています。それこそ“王道vs全日本"でもできれば。そういう気持ちはあります」
――格闘技はワンマッチのみ? 両方やっていく?
▼曙「流れてる情報とは違う部分があって、ただフリーになって大みそ日出る…というわけじゃない。自分はプロレスが大好きだし、プロレスで暴れたい。ただ、状況的に今はできない。新会社を作るのに資金も必要だし…。だからこの決断をしました。大みそ日に出て、ファイトマネーで少しでもこの新しい会社をやりくりできるように決断したんですね」
――大みそ日に出ることでレスラーとして築き上げた名声が崩れる可能性もあるが、資金が必要だった?
▼曙「やりたい戦い、やらなきゃいけない戦い。2つあると思う。今回はやらなきゃいけない戦い。リスクもすべて分かったうえで返事をしたので。だから最初に出たK-1の時とはまったく違う。今回は勝って“王道"を日本全国に伝えていきたいと思います」
――大みそ日に向けてどんな練習を?
▼曙「普通通りの練習をしてます。打撃もほぼ毎日。来週あたりから追い込みに入ります。あとは練習のみです。テレビ出演も断っています」
――キャピトルホテルを再スタートの場所に選んだのは?
▼曙「実はここに用意していただいたのは馬場元子さん、会社のスタートとして“お祝い"ということで。まだ口座に1万円くらいしかない会社ですから、こんな素晴らしいところは借りられない。元子さんに用意していただきました」
――改めて自身にとって“王道"とは?
▼曙「激しく、楽しく、人間として正直な。いろんなプロレスラーがいます。秋山さん、諏訪魔さんとやりたいプロレスは同じだけど、僕のプロレスへの感じ方、やり方はまったく違うものもある。プロレスはちゃんとした答えがない。やってる人、一人ひとりの感性がみんな違う。それがプロレスのロマンだと思います。(※興行をやるなら)選手の目線ではなく、お客さん目線を第一に考えてやりたい。そして一番はお金払って観に来てくださったお客様にハッピーな気持ちで帰ってもらいたい。試合内容、会場づくりも含めて『今日来て良かったね!』と帰ってもらえるようなものにしたい」
――やってみたい選手や上がっていたい団体は?
▼曙「だいたい上がってますけど、残ってるのは新日本くらいですね。ただ、いつも言ってるように、どこでも行って、誰が相手でも王道の“道"をみせたい」
※“曙募金"設立を発表
▼曙「何がやりたいか元子さんと相談してるうちに、一番最初に上がったもの。ハワイでも食事できない子供たちが大勢いる。できるだけ恩返しのつもりで。ハワイだけじゃなく、日本でも困っている子供たちがいれば。災害の人たちのためにもなっていきたいと思います」
全日本プロレスを退団してフリーとなり、大晦日のRIZINに参戦が決まっている曙が新会社「王道」の設立を発表した、曙の新会社には故・ジャイアント馬場さんの未亡人である馬場元子さんが支援しており、同じハワイ出身で全日本の所属だった太陽ケアとも交渉中だという。
元子さんは秋山全日本も今後とも支援する方針だが、曙も元子さんの支援を受け『王道』と名乗ったということは、秋山は「全日本プロレス」の看板は引き継ぐも、『王道』の錦の御旗だけは曙に手渡されたことになる。
元子さんの真意はわからないが、元子さんはジャイアント馬場さんは大事でも全日本プロレスというものには未練はない、秋山に手を貸したのは前オーナーである白石“バカ”伸生が無責任に馬場さんの名前を出したことで、馬場さんを守るために全日本プロレスの看板を守らざる得なかったということ、秋山全日本の現状を考えても、もし崩壊となれば馬場さんの名前に傷がつく、ここで再び馬場さんと全日本を切り離す必要が出てきたということなのか・・・(あくまで憶測に過ぎないが・・・)
曙に錦の御旗である「王道」が手渡されたことで、秋山全日本にどう影響を及ぼすかわからない。ただ曙も所々で秋山体制の全日本を批判していることから、元子さんも秋山体制を良く思っていないことだけは確かのようだ・・・ -
WORLD TAG LEAGUE 2015 熊本大会公式戦結果
12月3日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2015」グランメッセ熊本 1616人 超満員札止め
<コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
▼「WORLD TAG LEAGUE 2015」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝2敗=4点]○矢野通 桜庭和志(7分40秒 横入り式エビ固め)[2勝3敗=4点]×クリストファー・ダニエルズ フランキー・カザリアン
▼「WORLD TAG LEAGUE 2015」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]後藤洋央紀 柴田勝頼(9分24秒 片エビ固め)[4敗=0点]×マット・ターバン マイケル・ベネットwithマリア・ケネリス
※後藤ごと刈れ
【後藤の話】
後藤「ようし、残るは何だ? 内藤・EVILか・・・。覚悟しとけよ。明日、明後日はパートナーが柴田じゃないんですけど、俺1人で、2人まとめてやってやります」
――何をしてくるかわからないという意味では、最後に一番の難敵を残しましたが・・・
後藤「難敵!? まあ、その辺も頭に入れてますよ。今日のマリアみたいな強敵はいないしね。大丈夫です」
【ターバンの話】「結局、みんなは元IWGPタッグチャンピオンが好みだったってことだな。まあ、これはジョークじゃないぞ。そういう後押しがあって、今日はあいつらが勝った。残念ながらこのトーナメント(『WORLD TAG LEAGUE』)で優勝するチャンスはなくなってしまったけど、日本を離れたら、次の作戦を練るさ。日本のファンがどうすれば俺たちを応援してくれるかを考えて、またここに戻って来る。キングダムはこのままでは終わらない。必ず、この借りは返す。それがキングダムのやり方だ」
【ベネットの話】「そういうことだな、ターバン。誰がこのトーナメントで優勝しようが、ここにROH世界タッグのベルトがあるんだ。そして俺たちは元IWGPタッグチャンピオンチームだ。それはニュージャパンでベストなタッグチームが持つベルトだろ? 1度は俺たちもそのベルトを手にした。記録に名を残したんだ。このトーナメントでは残念ながら、俺たちがベストなタッグチームであることは証明できなかったけど、必ずもう1度、それを証明しに戻って来る。それが俺たちの決め台詞、『DIE KINGDON COME』が持っている意味だ」 -
2015世界最強タッグ決定リーグ戦 島根大会公式戦結果
12月3日 全日本プロレス「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」島根・くにびきメッセ多目的ホール 301人
<コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[4勝=6点]○諏訪魔 宮原健斗(15分42秒 体固め)[1勝5敗=2点]×野村直矢 青柳優馬
※ラストライド
【諏訪魔の話】「(いつもと逆で宮原が先に引き揚げたが?)いいよ(苦笑) 今日はやけにあいつが俺のこと意識してたな。リーグ戦も佳境に迫ってきて、今のところまだ負けがないわけで、逆にあいつ自身、焦ってるのかもしれないし、何かせかせかしてるのを感じるし。もともと息合わないんでね。どうも俺に指示されるのが嫌みたいだな。(連係をやろうと呼びかけたものの口論になってしまったが?)そうだね(苦笑) あいつがそういう態度で来るならいいよ。これで結果が出てなかったら困ったもんだよ。あとはどんだけ勝ちにこだわっていくかっていうのが出てくるんじゃないかな。改めて言う。俺のことを利用しなさい。利用した方がいいよ。(これで4連勝で他チームの結果次第では最終日前に優勝が決まる可能性もあるが?)次、誰? 西村&KENSO? 一番あそこだけペースを握りづらいというか。そこだけじゃないかな、敵は。どっちがペース握るかが一番重要でさ。宮原は宮原でペース譲らないし。まぁ手堅くいって大阪、久々に優勝したいな」
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[2勝2敗=2点]○ゼウス ボディガー(16分58秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]秋山準 ×大森隆男
※ジャックハマー
【試合後のゼウス&ボディガー】
▼ゼウス「自分の中で参戦させていただいて2年、全日本プロレスでやっと一つの努力が実った結果かなというふうに思いますね」
▼ボディガー「今日はこのゼウスのパワー、みての通りや。これが俺たちビッグガンズのパワーや。残りの全試合キッチリ勝たせてもらうんで、よろしく!」
▼ゼウス「今日の勝利は普通の勝利だけの意味じゃない、僕らのプロレス人生にとって凄く大きな分岐点になる勝利になったんじゃないかなと。乗り越えて心からうれしく思いますね」
――これで優勝への自信も深まったのでは?
▼ゼウス「優勝というよりも自分のプロレスの自信につながったんじゃないかなと思いますね。これからは若いとは言えないかもしれないけど、自分らの世代が全日本プロレスを、プロレス界を引っ張っていかければならない立場なんでね。秋山さん、大森さん、凄い凄い選手ってことはわかってるんですけど、こんな言い方したらおかしいかもしれないけど、早く第一線を退いて僕らに任せてもらえるように精一杯もっと頑張っていかないといけないなと。一戦一戦、一つ一つの戦いを心を込めて、全力で人生かけて一戦一戦やらなあかんなと。もちろん今年一年そういうふうにやってきたんで、それが今日の結果かなと。来年もこの努力を続けてトップを獲りにいきたいと思ってるんで、まずはこの最強タッグ、絶対優勝できるように、チームで結果残せるように頑張ります」
▼ボディガー「そういうこっちゃ」 -
鷹木vsGammaのドリーム選手権は“ファン”が納得済みの無効試合に!
12月3日 DRAGON GATE 「 FANTASTIC GATE 2015」東京・後楽園ホール 1850人 超満員札止め
◇第0試合◇
▼10分1本
新井健一郎 ○ヨースケ・サンタマリア(5分37秒 ポンパス)דハリウッド”ストーカー市川 U-T
◇第1試合◇
▼20分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ○斎藤“ジミー"了 ジミー・神田(6分48秒 エビ固め)Eita 山村武寛 ×石田凱士
※ダブルクロス
◇第2試合◇
▼20分1本
○エル・リンダマン(7分52秒 ロコモーション式タイガー・スープレックス・ホールド)×しゃちほこBOY
◇第3試合◇
▼30分1本
○ジミー・ススム ジミー・クネスJ.K.S.(12分11秒 体固め)サイバー・コング ×問題龍
※ジャンボの勝ち!
◇第4試合◇
▼30分1本
○ドラゴン・キッド Kzy ビッグR清水(14分10秒 ウルトラ・ウラカンラナ)×吉野正人 戸澤陽 T-Hawk◇第5試合◇
▼45分1本
CIMA 望月成晃 ドン・フジイ ○パンチ富永(17分29秒 エビ固め)土井成樹 YAMATO ×谷嵜なおき Kotoka
※PTキック
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合/60分1本
[第22代王者]▲鷹木信悟(17分7秒 両者リングアウト)[挑戦者]▲Gamma
(試合終了後、両者リングアウトの裁定にCIMAらオーバージェネレーションが猛抗議)
鷹木「オーイ!(もう一回コール)だまれ! 両者リングアウトということは、プロレスのルールにのっとって、チャンイオンの防衛、それでいいだろ!(ブーイング)」
土井「オマエら今聞いたよな!? チャンピオンが言った通り、鷹木信悟の防衛でいいよなぁ! オイ、オマエら言うとくぞ。プロレスのルールっていうのは3カウントとギブアップだけちゃうぞ! 両者リングアウトも正式なプロレスルール、そうやろ! これがメインの試合や、リアルな結果やろ! メインの結果っていうことは、これで今日の大会は終わりや! そうやろ! オマエら、また2週間後、16日の後楽園で待ってるぞオイ」
Kotoka「そうだそうだそうだ! もう一回言うぞ! 今日は鷹木信悟の防衛! そして、今日の後楽園はこれで…」
(そこで八木本部長がマイクを奪い、Kotokaを場外へ投げ出す)八木「こんな終わり方で、だれが納得するっつうんだよ! だいたい、いまのリングアウトだって、オマエらのセコンドが、寄ってたかってGammaが入るのを邪魔したからじゃねえか! こんな終わり、認めねえぞ。試合は続行だろ!」
鷹木「おいおい、何が続行だこの野郎! もう決着はついてんだろ! 両者リングアウト、鷹木信悟が3度目の防衛成功、それでいいだろ!(ブーイング)おい、八木、結果はもうついたんだ。オレの3度目の防衛成功。それが見ての通り現実じゃねえか。そうだろ!(ブーイング)オマエらが納得しないのはどうえでもいいけど、ベルトは防衛、っていうことで先に帰らせてもらうわ。どうもありがと~」
八木「まてコラ! 認めねえっつってんだろコラ! Gamma、まだやれるよな!? お客さんも、こんなんじゃ納得いかないですよね!?(大歓声)おい信悟、この声聞いてもまだやらねえっつうのか!? ドリームゲートのチャンピオンであるオマエが、そんな勝手言うんだったら、オレも本部長として勝手言わせてもらうぞ。オマエのその防衛、認めるかわりに、いまのタイトルマッチをけがしたオマエらのセコンド、土井、YAMATO、Kotoka、オマエらのベルトは返上だ。(大歓声)それからサイバー、問題龍、オマエらマスクぬげよ! オイ、谷嵜! オマエは髪の毛丸めろ。さらに、オマエらヴェルセルクにはユニット解散でもしてもらおうか。(土井らがエプロンに上がり抗議)嫌だよな!? それが嫌だったらさっさと試合、再開しろ!。ゴング鳴らせ!」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合/60分1本
[第22代王者]鷹木信悟(24分52秒 ノーコンテスト)[挑戦者]Gamma
☆無効試合のため王座の防衛は認められず
Gamma「まてまて! 最後の完全に、3カウント入ってたでしょ!?(Gammaコール)オイ、勝ってたよ、オイ! なんだよ、くそ! オレの勝ちじゃねえかよ! 違うのかよ! レフェリー! このやろう。え、なに? ノーコンテスト!? くそー! なんだよ! くそ…くそぉー!、でも、でも、お客さん、(大の字の鷹木を指して)いまのこのチャンピオンの鷹木とオレ、見たらどっちが勝ったかわかるよね!?(Gammaコール)ありがとう! おし! まあ、最初に両者リングアウト、で次、ノーコンテスト、引き分けか。悔しいけど、どっちが勝ったか、これ見たら一目瞭然でしょ! まあでも、そこはね、レフェリーの判断は絶対ですからね。ボクは、なんとも言えないけど、でも、試合前にオレは何回も言った。オレが試合前にリングの上で何回も鷹木に言ってた、鷹木信悟と刺し違えてでも必ずベルトを取る、ボクこれ言ってましたよね? ベルトは取れませんでしたけど、鷹木信悟に一泡吹かせて、恥をかかせることができたのは、満足してます! ありがとう! 今日見に来てくれたお客さんのおかげです! くそ。まあでも…」
Kotoka「おいガンマぁ~、ガンマぁ~! 寝言は寝てから言え。なぁにが刺し違えるだ。だいたいな、だいたい…」
(そこでGammaが竹刀で一撃。)
Gamma「オマエ、なんちゅう間で入ってくるんだ。このしみったれたアマチュアレスラーが! オレの話の途中だからな。最後まで言わせろ。下がれ下がれ、エプロンまで下がれコラ(と竹刀で威嚇して下がらせる)。じゃあ、さっきの続きです。くそー。まあ、鷹木信悟に恥をかかすことができました! ドリームゲートのベルトはでも取れませんでしたので、ドリームゲートのベルトは…(CIMAがリングに入る。CIMAコール。)CIMA! CIMAぁ! CIMA、CIMA、CIMA、CIMA! 任せたぞぉ!(CIMAコール)」
CIMA「(鷹木に)おい、無能なチャンピオン、これがDRAGON GATEや。今日はGamma…さん、今日はあえて言わせてもらおう。Gammaちゃんやない、Gammaさんの意地をしっかり見せてもらった。次は、オレが続こうやないか。おい信吾、次の挑戦者はオレや。CIMAで、CIMAで、CIMAで鷹木時代、強制終了や」
鷹木「おい、オマエらやりたい放題やりやがってこの野郎! ドリームゲートのタイトルマッチをなんだと思ってるんだ! Gammaの次は、CIMAか。オマエら、なんの権限で決めてんだコラ。一番の会社の権限を持ってるのはドリームゲート王者のこのオレだぞ」
CIMA「はっきりさせとこうやないか。オマエらの邪魔がなければオマエはリングアウトで1回負けて、スカイツイスターで2回も負けてるんや。2回も負けて地に落ちたドリームゲートチャンピオンに、断る権利なかあるか。次のチャレンジャーはCIMAや。鷹木信悟、オマエの答え、アンサーは、イエスか、ハイか、はたまた、お願いしますしかないんじゃコラ」
鷹木「ナメくさりやがってこの野郎! 頭きたぞ。今日はホント最悪だ、この野郎! いいよ、こんな恥はな、全部てめえらのせいだ。このフラストレーションは全部、CIMA、てめえにぶつけてやろうじゃねえか! ドリームの防衛戦、いつでもやってやるぞこの野郎!」
CIMA「次のチャレンジャー、オレに決まりや。年内にビッグマッチで最後、鷹木信悟の時代、終わらせたるからな。DRAGON GATEのヒストリーすべてを懸けて、オレがもう一回、DRAGON GATEやりなおしたるわ。振り出しに戻すぞ。いいか、バッドエンドは、オレが終わらす」
土井「おいおいおいおいおいおい、オマエらな、こんなんで勝ったと思うなよ! オレがその気になれば、オマエらオーバージェネレーションなんか一瞬にして終わらせたるからな! 楽しみにしとけよ」
(そこへパンチが土井にPTキックを叩き込む。)
Gamma「おい! パンチくん、グッドタイミング! ごちゃごちゃごちゃごちゃ、くだらんことしゃべってんちゃんぞ! さんざんパンチをバカにしやがってよ。土井、そしてちょうどいい、YAMATO、この2人、オマエらツインゲートのベルトもってたよな? なんだったらよ、このGammaさまとパンチくん、ガンマPTで挑戦してやってもいいんだぞ!」
土井「まてまて! オマエどんだけずうずうしいねん! いまドリームゲートの挑戦終わったばっかりで、次ツインに挑戦だと」
Gamma「オレは昔からそういうヤツだ」
土井「オマエ、たいがい性格悪いな。でもな、オレもYAMATOもここまで挑発されたら逃げるわけにはいかんからな。Gamma、パンチ、オマエらの挑戦、チャンピオンとして受けたるわ!」
Gamma「おぉ、決まった決まった決まった! 土井、YAMATO、土井、YAMATO」
土井「何回言うねん!」
Gamma「オレたちはな、オマエらと刺し違えてでも、必ずベルトを取るからな! 蹴り殺すぞコラ(と土井とYAMATOにツバ)」
Gamma「よしよし、ドリームゲートもツインゲートも決まって、(引き揚げようとする土井に)土井、まだ帰るな。まてまてまて。オマエにはまだ用があるんだ。忘れてないか? 12月はもう一回後楽園ホールがあるんだよ。今年最後の後楽園大会、12月16日の対戦カードを決めるのに、土井、アレもってこい、アレ。アレアレアレ。早く持って来い」
(ダーツコール。Gammaは「パジェロ」コール。)
土井「待て待て。アレってなんや? オレにはさっぱりわからんな~。(ブーイング)土井ダーツか? オマエら土井ダーツが見たいんか? 土井ダーツを今日見に来たんか? 土井ダーツに期待してんのかオイ? 言っとくぞ。オレは今日、土井ダーツをやるって一言も言ってへんからな! 今日は、土井ダーツは、なしや!(ブーイング)去年やって、おととしやったからって、今日やるとは限らんぞオマエコラ。なに期待しとんねん。16日のホールやろ。そんなもんな、会社が適当に組んだらええやろ」
(そこでテーマ曲が流れ、モンスターエクスプレスが登場。戸澤はバッグを持ってリングに入る)
戸澤「土井コラ! ダーツ用意しないってどういうことや!? オマエもう12月やぞ! 12月なのにダーツ用意してないの!? ドラゲーを見に来てるお客さんはな、12月に入ったらクリスマスとかじゃないねん、12月に入ったら土井ダーツやねん!」
土井「期待してるとこ悪いけど、今年はなしやぁ!」
戸澤「オイ、オマエな、職務怠慢やぞ」
土井「なに偉そうに言うてんねん! オマエが偉そうに言うなよ!」
戸澤「まあ、まあまあ土井、安心してくれ。オレはな、12月16日の対戦カードを決めるために、しっかり準備をしてあるんや。後楽園の皆さん、今から12月16日、5対5の対戦カード、決めようじゃないですか!」
土井「職務怠慢とか偉そうなこと言うてんちゃうぞ! なんやこのすっからかんのカバン持ってきて、なんも入ってへんやろ、こんなもん。5対5のスペシャル10人タッグ決めるいうのに、どうやって決めんねん!」
戸澤「どうやって決める? いい質問だ、うん。実にいい質問だ、うん。まあじつはね、試合前にみんなより一足先に会場入りして、準備をしておいた。下準備をしておいた。過去にオマエの土井ダーツ、吉野さんの吉野くじ、CIMAのCIMAロワイヤル、八木さんの八木版サバイバル、いろいろあったけどな、今回対戦カードを決める方法、名付けて、戸澤陽の宝探し。ミュージックスタート」
(インディー・ジョーンズのテーマが流れる中、戸澤がバッグからインディー・ジョーンズ風の帽子を取り出してかぶる。)
土井「ストップストップ! 全然意味わからんオマエ。なんのアトラクションしに来たんや。テレビゲームちゃうぞ。宝物なんかどこあんねん?」
戸澤「やかましい! しゃべるなコラ! まあええわ。オレと土井が2人で口論しててもしゃあない。対戦カードを決めなアカンねん。DRAGON GATE所属の全選手、このリングに集まれ!(選手たちがリングサイドに集合)早くしなさい。早くしなさい。よし、全員集まった。今から戸澤陽の宝探しのルールを説明します! まず、チビッ子10人、このリングに集まってもらいます。そしてあらかじめこのターンバックル、計12個の中にボクは封筒を貼りつけてます。そして赤コーナー、青コーナー、交互にチビッ子にターンバックルを開けてもらって、封筒を引きはがしてもらう。その封筒の中に選手の名前、全選手の入ってるからな、その紙、該当する選手は次の後楽園の戸澤陽の宝探しスペシャル10人タッグマッチに出る権利を得ることができる。みなさんどうですか。(拍手)この封筒は、まさに宝。その宝が入っているターンバックルは、まさに宝箱。宝箱をチビッ子たちがあける、これはまさに宝探し。そしてそして、年
間最後の後楽園のメインに出る権利を得ることができる、それはまさにわれわれレスラーにとっても宝探しなんではないでしょうか。皆さんいかがですか!?(拍手)そして最後に一番大事なこと言っときまう。戸澤陽の宝探しに、拒否権はありません! それではさっそく始めたいと思いますので、宝探しをしたいチビッ子、手を上げてください!(チビッ子10人がリングへ。バタつく進行にリングサイドからYAMATOがチャチャを入れる)うるせえ、だまってろ! オレも初めてやるんだから!(チビッ子が一人ずつターンバックルを選び、開ける。1つのバックルの中に3つの封筒があり、そのうちの一つをチビッ子が選び選手が決定していく。選ばれた選手はクリスマスカードにサインしてチビッ子にプレゼント。赤コーナーの最初の選手は新井健一郎、青コーナーの最初の選手はジミー・神田、赤コーナーの2人目は谷嵜なおき。谷嵜もリングに四つん這いになってカードにサインしてチビッ子にあげる。青コーナーの2人目は土井成樹。土井は「DRAGON GATEイチの宝物やろ!」と叫ぶ。赤コーナー3人目は戸澤陽、青コーナー3人目はエル・リンダマン、赤コーナーの4人目はしゃちほこBOY、青コーナーの4人目はメタルウォリアー、赤コーナー5人目は吉野正人で、モンスターエクスプレスは3人目。青コーナーの最後の一人はスペル・シーサー。会場がどよめく。)」
土井「なしなしなしなし!(笑)。やり直しやろオマエコラ! ちょっと待てオマエ! 戸澤陽の宝探し、大失敗やろ! 何ちゅうメンバーにしてくれてんねんコラ!」
戸澤「オマエそんなこと言うな! 菊池さん、対戦カード発表してください。(次回後楽園のメインイベントとして、ジミー神田&土井成樹&エル・リンダマン&メタルウォリアー&スペル・シーサーVS新井健一郎&谷嵜なおき&戸澤陽&しゃちほこBOY&吉野正人がアナウンスされる。)素晴らしいカードやないかオイ。これで、12月16日、後楽園大会のメインイベントが決定しました!」
(出場選手が記念撮影。なかなか入ろうとしない谷嵜に戸澤が「はよ入れよ! 拒否権ないからな」。撮影が始まると戸澤は「笑えよ。笑えよ。土井笑えよオマエ! オマエも笑え、谷嵜も」と笑顔を強要。)
戸澤「これで次回後楽園大会のメインベントが決定したんですけども、皆さん、ちょっとコーナー見てください。よーく見てください。(バックルが)2つ余ってますね。これ宝箱、開けないわけにいかないでしょ。みなさんどうですか!?(拍手)メインイベントが決定したということで、せっかくなんで、ダークマッチ、あと2人決めちゃいましょうよ。ダークマッチですよ。第0試合。第0試合。第0試合に選ばれた選手は、本戦で試合はできません! また新たにチビッ子2人お願いします」
(チビッ子2人がリングに上がり、宝探し。一人目に選ばれたのはGamma。Gammaはバンザイ。会場はGammaコール。Gammaは鷹木を指差す。鷹木もやる気。信悟コールの中、2人目に選ばれたのはT‐Hawk。会場は「え~」。2人が記念撮影。GammaとT‐Hawkが握手。)
戸澤「よし、これで12月16日後楽園大会、メインイベントとダークマッチ決定しましたけど、皆さん、戸澤陽の宝探し、いかがだったでしょうか?(拍手)お付き合いいただきありがとうございます。はい、選手解散」
土井「オイ、このメンバー見てみろ。オレはな、当日どうなっても責任とらんからな。あとメタルウォリアーって誰やオマエ? それだけ気になるな。宝探し言うても宝物ほとんどおらんやんけ!」
戸澤「おい、それ言い過ぎだろ!」
(土井はヴェルセルクと退場。その他の選手も散っていく。戸澤はオロオロしながらマイク。)
戸澤「お疲れ様でした!(リングサイドのGammaに)いやGammaさん、お疲れ様でした。リング来てくださいよ(笑)。(Gammaコール)2人で話しましょ」
Gamma「戸澤君、お疲れ様でした。素晴らしい12月16日のメインイベントが決まって、ダークマッチも決まりました。皆さん、12月16日は、6時20分には、師走で忙しいとは思いますけど」
戸澤「6時半になったらもう終わってますので」
Gamma「残業はほどほどにして、6時20分には…急に病気になってもいいと思いますので、早引けをしてください。よろしくお願いします。その中でダークマッチやりたいと思いますので」
戸澤「それにしてもGammaさん、タイトルマッチ挑む姿、ボクは陰ながら見てましたよ」
Gamma「星飛雄馬のお姉さんのような?」
戸澤「わからへん。世代が違います。男Gammaを見たような気がします」
Gamma「ありがとうございます。皆さん、今日は応援どうもありがとうございます。ドリームゲート取れなかったでうけど、なんとかチャンピオンの鷹木に恥ずかしい思いをさせられたかなと思いますし、来年でボク、DRAGON GATEに上がって10年たちます。で来年はボクもデビューして20年たちますんで。10年前のDRAGON GATE上がった頃はね、この後楽園ホール上がるたびに、ファンの方から物が飛び、罵声が飛び、暴動が起きるんじゃないかという、ドキドキしながら、後ろから殴られて、お客さんを殴ってしまったりして、いろいろありましたけど、今日ホントにこれだけ応援していただいて、ホントにうれしいです。ありがとうございます! 今日、8年ぶりにドリームゲート挑戦して、次の後楽園はダークマッチ、まあ、これもDRAGON GATEですかね。次のドリームゲート挑戦いつになるかわからないですけど、8年後だとボク50歳なんで、引退してると思うんで、なんとかもうちょっと早めに、もう一回、ここ後楽園で挑戦したいと思います! そのときはみんなの力が必要ですので、みなさん、またこの世界のローカル三流レスラー、Gammaを応援して下さい! そろそろ締めていいですか? 次回、12月16日後楽園ホールも、お待ちしております! 今日もありがとうございました!」
【鷹木、YAMATO、Kotokaの話】
鷹木「今日は最悪だよ、最悪。ひとつ最悪な日だけど、最高なことがあった。オレは2度負けたと思ったら、ヴェルセルクの仲間のおかげで、こうして試合後ドリームのベルトがここにあるんだ。このベルトさえ守れば何もオレはキズついていない。ただし今日の借りはでかいぞ。CIMA、Gamma、オーバージェネレーション、アイツらすぐにでも潰してやる。覚えておけよ」
YAMATO「パンチ富永、オレたちを誰だと思ってる? オレたちは史上最強のツインゲートチャンピオン。このベルトの価値を雲の上まで押し上げた。このツインの名前を軽々しく口にした。貴様をこのオレたちが八つ裂きにしてやる。覚悟しておけ」
Kotoka「そうだ、そうだ、そうだ、そうだ…おい、Eita、オマエにはこのブレイブゲートはまだ早いんだよ。12月27日の福岡までせいぜい練習しておくんだな。挑戦者に相応しいように精一杯努力するんだな。だがしかし、このオレがEita、オマエを地獄に叩き落としてやるからな。覚悟しておけよ。ヴェェェェ!」
【Gammaの話】「この1カ月間、タイトルマッチが決まってからやることはやって、走り込んで、自転車も何100キロも乗って体重を減らして、追い込んで追い込んで自分を追い込みましたけど、まあボク的には2回勝ってるんじゃないかなと思うんですけど、これは結果論でね、アイツに恥をかかせることはできたと思いますんで、次はドリームゲートタイトルマッチはCIMAに託しました。オレはパンチと組んで、土井&YAMATO、ツインゲート狙いますよ。土井とYAMATO、アイツらと刺し違えてでも必ずあのベルトを取りますよ。オレはそういう男ですからね。わかったか、土井&YAMATO、蹴り殺すぞ、コラッ!! うぅ~。鷹木、オマエも必ずオレがベルトを取るからな。その前に12月27日、CIMAがやってくれるでしょう。それも楽しみにしてます。以上です」
フジイ、望月と次々とベテラン勢を粉砕するドリーム王者の鷹木は後楽園大会でGammaの挑戦を受け、Gammaはロープワークや顔面への唾などで鷹木に揺さぶりをかけるも、場外戦に持ち込んだ鷹木はテーブル貫通パワーボムからGammaの口に水を含ませてからのチョップで噴射させ、リングに戻ってからは持ち前のパワーを駆使して試合の主導権を握る。
鷹木はグーパンチをGammaに浴びせつつ、倒れるGammaの股間にニーを落とすと、Gammaも急所蹴りで反撃して、鷹木とVerserKの同士討ちを誘発してから汚水攻撃、ブレーンバスターからアックスボンバーと猛反撃する。
Gammaはガンマスペシャルで勝負に出るが、奥の手のスカイツイスタープレスは鷹木が阻止してバンピングボンバーでコーナーから叩き落すと、ポップアップ式パワーボムからMIDE IN JAPANを狙いは、阻止したGammaはアックスボンバーで場外に鷹木を落としてからラ・ケブラータを発射、しかし鷹木もイス攻撃で逆襲して客席で雪崩れ込むが、Gammaもイス攻撃で逆襲してからイス盛りの上へのガンマスペシャルを敢行、そしてGammaがリングに戻ろうとするが、セコンドのサイバーが阻止しためリングに戻れず両者リングアウトとなってしまう。
まさかの両リン決着に館内はブーイングが起こり、鷹木は防衛として引き揚げようとするが、八木隆行本部長が強権を発動し延長戦として試合を再開する。
試合再開のゴングが鳴り、鷹木は速攻勝負を狙ってデスバレーボムからバンピングボンバーを連発しMIDE IN JAPANを決めるも、唾攻撃で反撃したGammaは丸め込み技を連発、鷹木はMIDE IN JAPANからイス盛りを作り雪崩式パワーボムを狙うが、Gammaは雪崩式フランケンシュタイナーで切り返してイス盛りに叩きつける。
しかし鷹木のバンピングボンバーが中川レフェリーに直撃してしまうと、無法地帯となったところで双方のセコンドが雪崩れ込んで大混乱になる、そしてKotokaのパウダー攻撃が鷹木に誤爆し、Gammaはスカイツイスタープレスを投下してサブとして入った八木レフェリーがカウントをたたくも、今度は谷嵜がボックスで八木レフェリーを一撃してKO、再び双方のセコンドが雪崩れ込んで大乱闘となり、蘇生した中川レフェリーが収拾不可能と判断して無効試合となり、Gammaの3カウントは幻となるも、館内のブーイングもまばら、正直言ってファンは納得したのか諦めたかのような感じだった。
それでGammaも納得したのか、現時点での再戦は行使せずCIMAに挑戦権を譲り渡し、27日の福岡大会での選手権が決定し、『戸澤の宝探し』で16日後楽園大会のカードが決められるなど無事に大会は終了したが、鷹木vsGammaの決着に関してはファンが納得したのかどうかわからない、ただ自分の意見とすれば27日の福岡大会までには日時があることから、無効試合となれば一旦王座はコミッションが預かり、16日の後楽園など他の大会で改めて決着戦を行うのが筋、今回は団体側の都合で決着を先送りにされたような感じがしてならない。
ファンが納得済みなら全て良しなのだろうが、鷹木vsGammaはいずれ決着をつけて欲しい。