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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

優勝決定戦の末に諏訪魔、宮原組が最強タッグを制覇も・・・前代未聞の幕切れ!

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優勝決定戦の末に諏訪魔、宮原組が最強タッグを制覇も・・・前代未聞の幕切れ!

12月7日 全日本プロレス「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」エディオンアリーナ大阪第2競技場 790人超満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○野村直矢 青柳優馬(10分41秒 片エビ固め)中島洋平 X佐藤恵一
※スピアー


◇第2試合◇
▼30分1本
○ジェイク・リー(7分44秒 片エビ固め)XSUSHI
※バックドロップ


◇第3試合◇
▼30分1本
○青木篤志 鈴木鼓太郎 佐藤光留(14分39秒 腕ひしぎ逆十字固め)X渕正信 金丸義信 ウルティモ・ドラゴン


【試合後の青木&佐藤】
――最後は鼓太郎を攻撃する結果に終わったが?
▼青木「俺が何で対戦相手じゃなくパートナーに選ばれたか、見た通り触れたくない。それだけ。散々、試合もやってきたし、その前も組んできたし、彼がどんな気持ちか、それは否定するつもりないし、自分の人生だから。だけど俺が許せないのはベルトを置いてやめていく。ちょっと無責任かなと思ったんでね。いくらやめるから、最後だから、みんなでって言っても仲良くやりたくないし、仲良くやれる問題でもないし」


▼佐藤「何でもない。ただの1試合。何だよ、背中で語る全日本ジュニア? 結局おめぇがプロレスしてるのは金だろ。金としかプロレスやってねぇからだ。文句あったらかかってこい。プロレスの問題はプロレスでカタつけるんだよ。いいよ、空いたと思ってくる奴もいいし、佐藤光留ぐらいだったら倒したらもしかしたらベルト獲れるんじゃないかって奴、どんどんくればいいよ。過去はいいよ。未来とチャンスしかないんだ。たくさんだよ、昔のことは。早く僕と青木さんを倒す奴らが出てきてほしいですね。何が壮行試合だよ」


▼青木「いろんなことをみてもしょうがない。ウチら前しか見てないから。進んでいくだけだよ。みてりゃわかるだろ。若い奴らだってそうだよ。一番頑張ってんのあいつらだよ。俺らがあいつらに触発されてるようじゃダメだし、俺らが引っ張ってあいつらをもっと頑張らせないといけないし。一番大事なのは応援してくださってるファンの人たち。そこを忘れちゃいけないし、そこを俺は大事にしたい。自分たちの感情だけじゃないから。そういったところも含めて俺は全日本に残るといったつもりだから」


▼佐藤「10周年記念試合が発表されたら違いますね」


▼青木「やりたくないって言ったんだけどね」


▼佐藤「またそう言って自分色に染めていくんだから」


▼青木「嫌なんだよ俺、お祝いして下さい的なやつ」


▼佐藤「野村と青柳がサイン会やってるんですよ。いいんですか?」


▼青木「いいよ、あいつら。人とコミュニケーションをとるすべを覚えた方がいいよ。そうやっていろんな奴らが頑張ってるし、俺らも負けてられないし、なんだったら違うところでいろんなとこを見て頑張っていかないといけないし。とにかく前向いて上向いて全力で全日本プロレスを引っ張っていく…といったらおかしい。俺は押していきたいし、乗っかっていきたいし、しっかりとやっていきたいね。応援はこれからもよろしくお願いします」


▼佐藤「さっきいらないって言ったのにおかしいな」


【鼓太郎の話】「(最後に青木の攻撃を食らったが?)らしいっちゃあらしいですけどね。この一発は忘れるつもりはないですね。(秋山社長から継続参戦を打診する意向があったが?)俺も話し合いたいと思ってたし、契約の問題で熱くなってしまったし、冷静じゃない部分があったんで、秋山社長とはちゃんと話をしたいなと思いますね。(まだ秋山社長と話していない?)ツアー中ですし、最強タッグ中なんでね。余計なことは考えさせたくないので、オフに入ってから話をさせて頂きたいなと思います。(継続参戦には前向き?)もちろん僕は全日本が嫌いでやめるわけじゃないんで。契約の問題で熱くなった部分があるんで。今は時間が経って冷静に考えられるんで、ちゃんと秋山社長と話ができればなと思います」

 

◇第4試合◇
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○吉江豊 入江茂弘(8分12秒 体固め)[3勝3敗=6点]石川修司 X星誕期
※ダイビングボディプレス


◇第5試合◇
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○西村修 KENSO(13分52秒 逆さ押さえ込み)[3勝3敗=6点]秋山準 X大森隆男
 

◇第6試合◇ 
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○ゼウス ボディガー(16分43秒 エビ固め)[4勝2敗=8点]諏訪魔 X宮原健斗
※バイセップスエクスプロージョン


◇第7試合◇
▼「2015世界最強タッグ決定リーグ戦」優勝決定戦/無制限1本
[4勝2敗=8点/リーグ戦1位]諏訪魔 ○宮原健斗(9分36秒 シャットダウン式ジャーマンスープレックスホールド)[4勝2敗=8点/リーグ戦1位]ゼウス Xボディガー
☆諏訪魔&宮原が優勝


(試合終了後に表彰式が終わると)
宮原「来年から一緒に全日本プロレスを盛り上げていくんじゃないのか?」


(諏訪魔に迫り、右手を差し出した。諏訪魔も握手に応じたが次の瞬間、宮原に襲いかかって蹴りつけるとジャーマンで投げ飛ばす)


諏訪魔「おい宮原、今回は俺がお前を利用させてもらったんだよ。いつまでも生意気なこと言ってんじゃねぇぞ(諏訪魔はEvolutionメンバーに「おい、やっちまえ!」と宮原制裁を指令。青木、佐藤とともに集団暴行を浴びせる)」


(リーが飛び込んで飛び込んで宮原を救出。諏訪魔の眼前に立ちはだかってにらみ合う。すると野村が割って入り、リーと額を押しつけ合って視察戦を展開。諏訪魔と握手を交わした野村は深々と頭を下げる。諏訪魔は野村の肩を抱いて引き揚げた。)


宮原「どうやら嫌われちゃったみたいですね、まぁ、いいや。利用しろって言ってたけど、俺が利用してやったんだよ。ただ、世界最強タッグの最後のリングに立ってるのはこの俺、宮原健斗。これが現実だ。来年からは俺ら若い世代で全日本プロレスの新しい道を作っていきます。最後は皆さんと最高の笑顔で締めくくりたいと思います。今日は大阪の皆さん、最後までご声援ありがとうございました。GAORA TVをご覧の皆さん、テレビの前での応援ありがとうございました。そして日本全国各地、会場で応援してくれた皆さん、応援ありがとうございました。全日本プロレス最高でしたか!?ありがとうございました!」


【試合後の諏訪魔、野村】
▼諏訪魔「俺は宮原を優勝のために利用させてもらった。あいつは俺のこと散々利用したよな。俺がいたから今日優勝できたんだ。俺は今回、トロフィーよりこいつの収穫の方がでかかったと思うよ。やるか?」


▼野村「やります! 俺がEvolutionに入って今の全日本の風景を変えていきます」


▼諏訪魔「(宮原のマイクが聞こえてきて)新しい道作るって言ったぞ」


▼野村「俺が作ります! 好き勝手暴れて、俺が全日本のエースになります!」


▼諏訪魔「威勢いいよ。希望の星だよ(笑) (宮原のマイクに)うるせぇな宮原。うるさい、うるさい」


――野村選手は正式にEvolutionのメンバーだと?
▼諏訪魔「この流れ、みんな歓迎してただろ。いいんじゃない、そう捉えてもらって。俺は認めるよ。野村はチマチマ礼儀正しくやってる奴じゃないよ、見てる限りでは。どんどん喧嘩売っていく。そういう時にこいつは面白いわけで、どんどんこれから自分を変化させていって、来年が楽しみだな。ファン感謝デーもある。その時はこっち側で出てもらいたいと思うし。いやぁトロフィーより全然いいな。最高の希望の星がEvolutionに生まれたよ。やっぱり宮原とは合わねぇよ。決勝みてて思っただろ。俺がいなきゃあいつは何もできないよ。できなかったんだよな。まぁ、今日は優勝しても悔し涙流すだろうけど、俺は祝杯挙げるよ」

※写真撮影の際、野村は諏訪魔から指令されて着ていた全日本Tシャツを脱ぎ捨てる

 

【試合後の宮原、リー】
▼宮原「やっと最強タッグ優勝することができて、去年おととしとずっと準優勝で、パートナーは潮崎(豪)さんだったけど、俺個人としてこの最強タッグ優勝はめちゃくちゃでかい。俺の中で奴と優勝したあとは組むことはないと正直思ってたんでね。俺の中で全然、想定内です。奴と反対のコーナーに立って、これから全日本で戦っていきたい。改めて思いました」


――リーが隣にいるがこれから共闘していくと?
▼宮原「もちろん。俺はこの全日本に上がり出して2年だけど、上がり出した当初からずっと若い人が元気にやって、若い世代で盛り上がるべきだと思ってた。お客さんもそれを求めてるし、俺らもそう思ってるんだから。それが今まで形として表現できなかっただけ。もう2016年は俺らが主役だから。俺らの世代が主役だから。いつまでも上がどうとか、取締役がどうとか、俺には関係ない。関係ないんだよ。俺らがリング上を盛り上げれば関係ない。俺らは本気で盛り上げたいと思ってるから。キャリアが長い? そんなでかいことじゃないですよ。そんなの自己満足ですよ。俺とジェイクはキャリアないけど、一発あるから。とにかく全日本の未来は俺らがいるから明るいってことですよ」


――行動を起こした理由は?
▼リー「僕はEvolutionに憧れてました。けど憧れるのは今日で終わり。やらないといけない。そんなチャンスがきてるんで。だから動いた」


▼宮原「とにかくキャリアが上だからと言ってアグラかいてる人たちがこの全日本にいるとしたら、ジェイクがどんどんその座を奪っていくから。キャリアが上だと思って安心するなよ。宣戦布告だよ、これ2016年の。下克上だなんて思ってないだろ?」


▼リー「思ってないです」


▼宮原「とにかく2016年で俺ら平成の世代で全日本プロレスを動かしていく。そして2015年最強タッグ優勝者はこの俺、宮原健斗。これが現実です」


 【青柳の話】「僕も現場にいましたし、みる限りいろいろ動きそうな展開になりましたけど、僕は本隊に残って戦うことを決めました。若い世代で協力しようというのも面白いかもしれませんけど、やっぱり僕の中では戦いたい。戦ってみせる明るい未来もあると思うんで。何より秋山さんに教わることがまだまだあるし、秋山さんを支えたいと決心してますので、そこは曲げられません。(野村とGAORA挑戦をアピールしていたが?)絶対に譲りません。あと最後にこれだけは絶対に言っておきたいのがあるんですけど、最後まるで僕が野村さんに見放されたみたいな雰囲気になったけど、僕はショック受けてないし、離れてもらえたなという思いが強いんで。見放されて気の毒だと勘違いしているなら、そういう概念は捨ててもらいたいです」


 2015世界最強タッグ決定リーグ戦 2015世界最強タッグ決定リーグ戦
今年最後となったプロレス観戦は全日本プロレス『2015世界最強タッグ決定リーグ戦』の最終戦であるエディオンアリーナ大阪、昨年は大ホールでの最終戦だったが、今年は第二競技場での最終戦、全日本の現状を考えると規模縮小は仕方ないのかもしれない。


 リーグ戦の経過を振り返ると優勝圏内に残っているのは1敗の諏訪魔組に対して2敗の秋山組とビッグガンズ、石川組が追いかける展開となったが、驚いたのは石川組の健闘、星誕期がネックになるんじゃないかと思われたが、石川のサポートに徹したのもあって優勝圏内に残った。


 その石川組が吉江組と対戦し、石川組は吉江組を分断して試合の主導権を握り、入江を排除して試合権利のある吉江に集中攻撃を浴びせる。ところが入江がカットに入って逆に石川を排除すると、吉江が入江ごと星誕期をコーナーに押し潰す“入江ごと潰せ”攻撃に出ると、入江が吉江におんぶしてからのボディープレス“親亀、小亀”攻撃で圧殺し、最後は吉江がコーナーからの超肉弾プレスで圧殺して3カウントを奪い、リーグ戦では健闘した石川組だったが脱落となってしまう。
吉江豊 入江茂弘vs石川修司 星誕期 吉江豊 入江茂弘vs石川修司 星誕期 吉江豊 入江茂弘vs石川修司 星誕期 吉江豊 入江茂弘vs石川修司 星誕期 吉江豊 入江茂弘vs石川修司 星誕期 吉江豊 入江茂弘vs石川修司 星誕期


 二年連続の優勝を狙うワイルドバーニングは西村組と対戦し西村がいきなり大森にコブラツイストで先制すれば、互いにドリー・ファンク・ジュニアを師匠にしているということでエルボースマッシュ合戦を展開するも、パワーで優る大森が打ち勝つも、試合の先手を奪ったのはワイルドバーニングでKENSOのエル・アギラ・インペリアルを西村に誤爆させると、秋山はKENSOをエプロンに設置してのギロチンニーを投下し、大森と共に集中攻撃を浴びせると秋山はエクスプロイダーを繰り出して勝負に出る。
 しかし窮地を脱したKENSOは西村に交代すると、西村は大森の串刺しニールキックをかわしてから足へのダイビングニーや足四の字と足攻めを展開し、KENSOとの連係で一気に勝負に出るが、KENSOの張り手は西村に誤爆してしまう。
 逆に大森が一気に勝負に出てアックスギロチンドライバーからアックスボンバーを狙うが、かわした西村が逆さ押さえ込みで丸め込んで3カウントを奪い逆転勝利、ワイルドバーニングは脱落し二連覇も阻まれてしまい、優勝争いはメインで対戦する諏訪魔組とビッグガンズに絞られるが、ビッグガンズが勝ったとしても諏訪魔組と同点で並ぶため優勝決定戦でもう1回対戦することになる。
西村修 KENSOvs秋山準 大森隆男 西村修 KENSOvs秋山準 大森隆男 西村修 KENSOvs秋山準 大森隆男 西村修 KENSOvs秋山準 大森隆男 西村修 KENSOvs秋山準 大森隆男 西村修 KENSOvs秋山準 大森隆男 西村修 KENSOvs秋山準 大森隆男 西村修 KENSOvs秋山準 大森隆男 西村修 KENSOvs秋山準 大森隆男


 試合はビッグガンズが優勝決定戦狙いで速攻勝負を狙うかと思われたが、意外にも肉弾戦でスタートも、先手を奪ったのは諏訪魔組でボディガーを捕らえにかかるも、タッチワークも互いに体を叩いての交代だったためギグシャクしたまま試合を有利に進める。
 ビッグガンズはやっとゼウスに交代し諏訪魔が早くもラストライドを狙うが、ゼウスがリバースするとラリアットからフライングラリアットと猛攻をかけ、劣勢となった諏訪魔もやっと宮原にタッチして交代し、宮原も勢いに任せて押しまくる。
 ところがボディガーが入るとビッグガンズは宮原に集中攻撃を浴びせ、ダブルチョークスラムを狙うが諏訪魔がカットに入って4人が入り乱れるも、先日の福山大会同様宮原のバイシクルキックが諏訪魔に誤爆してしまうと、ゼウスがジャックハマーで諏訪魔を排除してから、ビッグガンズが宮原にダブルチョークスラムから久々にダブルインパクトを決めると、最後はゼウスがバイセップスエクスプロージョンで3カウントを奪い、ビッグガンズが勝利を収めて同点で諏訪魔組に並び、優勝決定戦へと持ち込む。
ビッグガンズvs諏訪魔 宮原健斗 ビッグガンズvs諏訪魔 宮原健斗 ビッグガンズvs諏訪魔 宮原健斗 ビッグガンズvs諏訪魔 宮原健斗 ビッグガンズvs諏訪魔 宮原健斗 ビッグガンズvs諏訪魔 宮原健斗 ビッグガンズvs諏訪魔 宮原健斗 ビッグガンズvs諏訪魔 宮原健斗 ビッグガンズvs諏訪魔 宮原健斗


 5分のインターバルが設けられた後で同一カードによる優勝決定戦が行われるも、後入場の諏訪魔組が宮原の入場テーマで登場するも、大ダメージを負った宮原はなかなか入場せず、しばらくしてやっと姿を現すが大ダメージのためか足取りが重い。
 先発は諏訪魔ではなく宮原が諏訪魔に意地を見せつけるかのように出るが、スタミナに不安のあるビッグガンズが速攻勝負を狙うべく場外戦や連係攻撃で宮原を痛めつける。
 ブレーンバスターでやっと反撃した宮原が諏訪魔に交代すると、諏訪魔はフライングショルダーやキャプチュードで盛り返すと宮原が交代を志願、諏訪魔も宮原に任せたとばかりに交代するも、ビッグガンズがダブルチョークスラムで宮原を黙らせるとダブルインパクトを狙うが、諏訪魔が間一髪カットに入り二人にラリアットを浴びせていく。
 蘇生した宮原もボディガーにブラックアウトを炸裂させるが、ボディガーもハンマーからハイキックの連発で応戦してからラリアットを連発するも、宮原もブラックアウトでボディガーを黙らせると、諏訪魔もゼウスをラストライドで排除する。
 諏訪魔が「行け!」と指示を出すと、宮原は二段式ジャーマンを決めるがボディガーはクリアするも、続けて宮原はシャットダウン式ジャーマンを決め3カウントを奪い、最強タッグは諏訪魔&宮原組が優勝となった。
諏訪魔 宮原健斗vsビッグガンズ 諏訪魔 宮原健斗vsビッグガンズ 諏訪魔 宮原健斗vsビッグガンズ 諏訪魔 宮原健斗vsビッグガンズ 諏訪魔 宮原健斗vsビッグガンズ 諏訪魔 宮原健斗vsビッグガンズ 諏訪魔 宮原健斗vsビッグガンズ 諏訪魔 宮原健斗vsビッグガンズ


 試合後は優勝トロフィーが手渡され、宮原が諏訪魔に手を差し伸べて諏訪魔も握り返して幕かと思われたが、諏訪魔はいきなり宮原を襲撃してジャーマンで投げ飛ばし、青木や光留も駆けつけて宮原を袋叩きにする。
 そこでリーが駆けつけて宮原を救出すると、野村とリーは睨みあいとなり、野村はEvolution入りを志願、諏訪魔も認めてEvolutio入りとなった。
 最後は宮原がリーと共にファンに挨拶して改めて幕となるも、若手の佐藤は宮原に追随する構えを見せたが、青柳はリーに先を越されたのもあってか一人で退場し、バックステージインタビューで秋山に追随する姿勢を見せた。
表彰式 表彰式 表彰式 表彰式 表彰式


 最強タッグの最終戦は優勝トロフィー授与の後で全チームが揃って記念撮影が恒例なのだが、優勝チームが優勝した瞬間にいきなり仲間割れという前代未聞の幕切れ、だがまさかの大どんでん返しもプロレスの面白さでもある。


 第3試合では全日本マットラストマッチとなった鼓太郎が青木、光留のEvolutioと組んで渕、金丸、ウルティモのベテラン組と対戦し、鼓太郎が先発を買って出て試合が進むも青木への交代は青木が拒否する事態が発生し、光留は試合を優先して鼓太郎と交代するが、館内は微妙な空気となってしまう。その微妙な空気をマイルドにしたのは大ベテランの渕で執拗なヘッドロックからのパンチとボディースラムで試合を盛り上げ、微妙な空気を変えるも、青木は鼓太郎との交代だけは拒否し続ける。
 終盤に渕を捕らえた鼓太郎は青木にミサイルキックを促すが、青木は鼓太郎を確認してから鼓太郎にミサイルキックを放って排除すると、最後は渕に腕十字を決めてギブアップを奪い、試合後も青木は手を差し伸べる鼓太郎に背を向けてリング降りるなど冷たい態度を崩さなかった。
青木篤志 鈴木鼓太郎 佐藤光留vs渕正信 金丸義信 ウルティモ・ドラゴン 青木篤志 鈴木鼓太郎 佐藤光留vs渕正信 金丸義信 ウルティモ・ドラゴン 青木篤志 鈴木鼓太郎 佐藤光留vs渕正信 金丸義信 ウルティモ・ドラゴン 青木篤志 鈴木鼓太郎 佐藤光留vs渕正信 金丸義信 ウルティモ・ドラゴン 青木篤志 鈴木鼓太郎 佐藤光留vs渕正信 金丸義信 ウルティモ・ドラゴン 青木篤志 鈴木鼓太郎 佐藤光留vs渕正信 金丸義信 ウルティモ・ドラゴン


 またバックステージでのインタビューでも引き止めにかかる秋山に鼓太郎は話し合いに応じる構えを見せたことを明かすものの、青木は不快感を示したまま。ただ自分もこのまま全日本に留まるのなら世界ジュニア王座を返上する必要はあったのかと思うし、例え残ったとしても青木らとのしこりは残る、また先にNOAHへと復帰した潮﨑豪も引き止めようとしなかったのかというのも出てきてしまう。


 退団選手続出の中で最強タッグへと突入し、優勝チームの仲間割れという前代未聞の幕切れで終わったが、その中で若手達が自己主張するという成果を得て新展開へと幕開けとなった。
 全日本はどうなるかわからない、わかるのはまだ続くということだ。

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