WRESTLE-1
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田中稔デビュー20周年でもWRESTLE-1はファンタジーワールド!
1月31日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 SUNRISE TOUR 2014」 後楽園ホール 1350人
(詳細はプロレス格闘技DXより)
◇オープニング◇
マッチメーカーの征矢学の仕切りでデビュー20周年を迎えた稔の記念セレモニーが開催され、SAMURAI TVから元井美貴さん、週刊プロレスの佐藤正行編集長、東京スポーツの柴田惣一氏、ジュニスタの相棒である金本、師匠である藤原、同期の小坪弘良から花束を贈呈されるも、デスペラードが乱入して稔を襲撃する。
河野「田中さん、W-1を代表してデスペラードがお祝いに来ました。レスラー生活20周年おめでとうございます。明日からまた頑張ってください。失礼しました」(デスペラードは退場)
征矢「ふざけるな、コラ。なにがやりたいんだ」
金本「お前ら、稔の20周年を潰す気か。おい、マッチメイカー、俺にやらせろ」
征矢「本日のメインであいつらと試合をしてもらいましょう」
(メインでジュニスタvsデスペラードが決定する)
◇第1試合◇
▼30分1本
○大和ヒロシ(5分12秒 体固め)X稲葉大樹
※ノーザンライトボム
試合後、スクリーンにK-DOJOの火野が登場、
火野。「しょうもないプロレスやってんちゃうぞ! オマエらプロレス界のクソや、俺がW-1のリングに行って面白くしてやるよ。覚悟しておけよ、このボケどもが!」
◇第2試合◇
▼30分1本
ロブ・テリー ○アンディ・ウー パンニャン(5分43秒 飛びつきエビ固め)高山善廣 NOSAWA論外 XMAZADA
◇第3試合◇
▼女子プロレス/30分1本
○松本浩代(4分10秒 片エビ固め)Xケリー・スケーター
※バックドロップ
◇第4試合◇
▼30分1本
○浜亮太(3分48秒 体固め)Xつぼ原人
※ハマケツ
◇第5試合◇
▼30分1本
○中之上靖文(11分11秒 エビ固め)X河上隆一
※KNOCK AWAY
◇休憩前◇
征矢学が登場して2・15後楽園ではそれぞれの挑戦者決定戦をヘビーはトーナメント、Xディビジョンを時間差バトルロイヤル、タッグは挑戦者決定戦で決め、トーナメント1回戦のカードとして真田vs稔、中之上vs船木を発表するがKAIが登場
KAI「俺のの名前がないじゃないか。俺もTNAのベルトに挑戦したいんだよ」
征矢「俺はオマエに何度もメインを任せた。全部負けてるだろ!、いますぐ帰れ」と今日のカードからも外したことも告げる。真田が登場
真田「俺、TNA世界ヘビーよりXディビジョンに挑戦したい」
征矢「真田が言うならなあ。君はXディビジョンに挑戦してくれ!」
これに伴いKAIがトーナメントにエントリーするも、KAIは釈然とせず退場。今度はカズと近藤が登場
カズ「世界に通用するタッグチームがいるでしょ」
(デスペラードが再登場)
河野「俺たちもタイトルに挑戦する資格はあるよな?」
征矢「ない」
(デスペラードは退場、これに伴いカズvs吉岡、近藤vs真田がタッグ王座挑戦査定試合としてマッチメークされる)
◇第6試合◇
▼30分1本
○吉岡世起(6分02秒 片エビ固め)Xカズ・ハヤシ
※スワントーンボム
◇第7試合◇
▼30分1本
○真田聖也(9分08秒 体固め)X近藤修司
※ラウンディングボディプレス
(試合後、デスペラードが登場)
河野「こいつら二人とも負けたぞ。TNAタッグ獲れないんじゃないのか?」
征矢「確かにそうかもしれない。じゃあデスペラードから二人選んで、挑戦者決定戦やってもらいましょう。決定!」(試合前)
宮本和志「だいぶお金で苦労したみたいですね」と船木を挑発、船木が怒ってぶっ飛ばず宮本がリングに登場して「諸君たちが手にしたことの無いであろう一千万円だ。今日、無礼にも私のお金を手で払いのけた船木さん。昔、ギャラの高さに負けてヒクソン・グレイシーと戦い、しかも負けましたよね。そんな金の亡者のあなた、本当は私の一千万がほしくて仕方ないんじゃないですか。いるならさっさと出てきてくれたまえ」
(船木登場)
宮本「ちょっと待ちたまえ。そんなにお金が欲しいのか。目が『\』のマークになってるよ、楽しみなヤツを用意しておいた」
と口に1万円札をくわえたバラモン兄弟が登場
◇第8試合◇
▼30分1本
○船木誠勝(4分46秒 体固め)バラモンシュウ Xバラモンケイ
※ハイブリッドブラスター
(試合後)
宮本「このバカ兄弟が! まあ、いいだろう。約束は約束だ。一千万、持っていきたまえ」
(船木は無視して退場)
宮本「これじゃ足りないのか。2千万、3千万…」
(試合前に試合から外されたKAIが塩野潤二アナからインタビューを受けると火野が襲撃して試合へと突入)
◇第9試合◇
▼30分1本
○火野裕士(7分27秒 エビ固め)XKAI
※ファッキンボム
(試合後)
火野「お前がこの団体のエース? 寂しいこと言うなよ。ここに強い奴がおると思って来てみたら、お前がエースか。残念やな。
KAI「俺はW-1のエースだ。エースだけじゃなく、俺より強い奴もっといる。」
火野「そうか! またこの団体遊びにこようかな、このボケ度もが!」
◇第10試合◇
▼60分1本
○田中稔 金本浩二 藤原喜明 獣神サンダー・ライガー(8分57秒 片エビ固め)河野真幸 崔領二 レネ・デュプリ XKAZMA SAKAMOTO
※FIRE BALLスプラッシュ
(試合後)
金本「稔、20周年おめでとう! 俺もよ、4年前ぐらいに20周年記念試合があったけど、20年やるってことは凄いことやと思う。絶対プロレスの世界には必要な人間やから。25周年、30周年頑張って。俺もそれに負けないからな」
藤原「田中稔、20周年おめでとう。20周年ぐらいでデカい面しちゃだめだ。俺なんか41周年だ。お前の40周年にもまた呼んでくれ。その時はまだ85歳だ。おめでとう」
ライガー「田中稔選手20周年おめでとうございます。新日本プロレスに在籍した時に戦いもしたし、タッグも組んだし。戦う時は凄く憎たらしい相手だったけど、組んだ時はこんな頼れるパートナーはいませんでした。まだ稔選手は新日本のジュニア防衛記録を持っているので、それを抜けるように頑張っていきたいと思います。藤原選手もいいましたけど、30周年…40周年…この際、50周年までいこう! 怪我だけは気を付けて・・・それからサプライズで僕の友人が一言いいたいということなので、見てもらいますか」
(スクリーンには稔の愛娘・きずなちゃんからのビデオメッセージが公開され稔の目から涙が流れる)
稔「すいません。40歳を超えると涙もろくなるんで…5、6年前に一度心が折れてプロレスから足を洗おうと思ったことがあったんですけど、いろんな人の出合いとか、皆さんから声援を受けて何とか無事に20年を迎えることができました。本当に皆さんのおかげだと思っています。新日本の頃からタッグを組んでくれている金本さんありがとうございます。同期で悪さばかりしていた小坪さん、ありがとうございます。ライガーさんもありがとうございます。(藤原には)いつも怒られてばかりで、一番出来の悪い弟子だったと思っているんですけど、そんな僕をデビューさせてくれた藤原さんには感謝しています。今日来てくださってありがとうございます。俺たちW-1は世界一のプロレス団体を目指して、ファンのみんなと突っ走っていきたいと思います。みんな俺たちと一緒に走る準備はできてるか!今日後楽園に来てくれたみんなはひとり残らずW-1についてこい!」
WRESTLE-1後楽園大会をSAMURAIの生放送にて視聴、今大会はデビュー20周年を迎えた稔の記念大会として開催され、オープニングでは記念セレモニーが行われるもデスペラードが乱入してセレモニーがぶち壊され、金本が怒りメインのカードとしてジュニスタvsデスペラードが決定する。
メインはジュニスタの2人に対してデスペラードは4人、数字的にも不利なジュニスタに助っ人として藤原、サプライズ枠として新日本プロレスからライガーが登場、試合はデスペラードが稔に集中砲火を浴びせるも、金本やライガー、藤原の援護を受けた稔がKAZMAをFIREBALLスプラッシュで勝利を収めデビュー20周年に自ら華を添えた。
田中稔というレスラーを知ったのはリングス、1994年当時プロフェッショナルレスリング藤原組の所属だった稔はリングスに参戦し成瀬昌由と共に軽量級部門の選手として活躍していた、バトラーツとなってから新日本プロレスに参戦、2000年に所属となり、自分が観戦したが2001年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアVIIIでやっと決勝戦へ進出したがライガーに敗れ準優勝、スーパージュニアは2006年にタイガーマスクを破って初優勝を飾った。
金本とのジュニスタも稔が新日本プロレスに参戦してから始まり、稔がヒールに転向してCTUの一員となってからは敵対関係になるが、金本も2009年に新日本を離れて全日本プロレスに参戦する、新日本から干された金本も全日本に合流してからジュニスタは再結成され、WRESTLE-1でも二人の関係は続いている。
稔というレスラーはUスタイル、ジュニア、ルチャなど様々なスタイルの試合が出来て器用な選手、その器用さが今日に繋がっていると思う。
最後に田中稔選手、デビュー20周年おめでとうございます。
またWRESTLE-1全体としてはセミでは船木vsバラモン兄弟が実現、最初は船木もバラモンワールドを拒絶して速攻勝負を狙っていたが、次第にバラモンワールドへ引きずり込まれ、ボウリング攻撃を食らってしまう。しかし最後は標識攻撃が例のごとく誤爆になったところで船木がハイブリットブラスターで勝利、こういった異次元対決もWRESTLE-1ならではのファンタジーでもある。
3月2日の両国大会に向けてTNA側が来日メンバーを発表した。
マグナス(TNA世界ヘビー級チャンピオン)、ボビー・ルード、サモア・ジョー、ゲイル・キム、オースチン・アリース、アビス、カザリアン&ダニエルズ、マディソン・レイン、デイビーリチャーズ、エディーエドワーズ
TNA王者はNOAHではジョーとのタッグでGHCタッグ王者にもなったマグナス(AJスタイルズは王座をもったままTNAを離脱した)、元TNA王者のルード、ジョーなど日本で馴染みの深い選手を中心とした編成となった。
そして両国大会ではTNA世界ヘビー級、タッグ選手権、Xデヴィジョン選手権の三大タイトルがかけられることになり、ヘビー級はトーナメント、タッグは挑戦者決定戦、Xデヴィジョンはロイヤルランブル形式で挑戦者が決められることになった。
ヘビー級挑戦者決定トーナメントは真田vs稔、船木vs中之上に決定するが真田はXデヴィジョン王座を狙いたいということで辞退し、代わりにスランプのKAIがエントリーするも、KAIはWRESTLE-1殴りこみを宣言した火野に完敗となった。
タッグはカズ、近藤が名乗りを挙げるも査定試合で試合を観戦していたデスペラードに気を取られたカズが吉岡に不覚を取り、近藤は序盤から真田を攻め込んだが、真田がスピードで翻弄して流れを変え、最後は真田が勝利となり、タッグ王座挑戦はカズ、近藤とデスペラード代表2人との挑戦者決定戦で決められることになった。
WRESTLE-1も両国大会へ向けて走り出した、もう後には引けない・・・PR -
征矢学がWRESTLE-1に登場も想定内と想定外
1月12日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 SUNRISE TOUR 2014」 後楽園ホール 1500人(満員)
<試合後のコメントなどは週刊プロレス・モバイルまたプロレス格闘技DXより>
(オープニングで特設ビジョンでのオープニングVTR後、武藤敬司がリングイン)
武藤「ハッピーニューイヤー! あけましておめでとうございます。今年初めての後楽園大会、多数ご来場ありがとうございます! 9月に旗揚げして、土台づくりの時でした。今からは打って打って飛躍ある年にしたいと思います。今までにないプロレス、近未来型プロレスを目指して選手、スタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。正月なので、お年玉ということで…。お年玉にならないかもな? プレゼントがあるんですけど。カモン!」(征矢学が『GET WILD』の音楽に乗って、スーツにワイルドなネクタイをして登場)
征矢「ハッピーニューイヤー! あけましておめでとうございます。2014年からフリーとして活躍することに決めました、征矢学と申します。本日やってきたのは…WRESTLE-1のマッチメーカーとして、このリングにやってきました! 皆さん、拍手お願いします。ありがとうございます。では最後まで、本日の試合、楽しんでいってください!」。
(デスペラード登場)
河野「ハッピーニューイヤー! おい征矢、どのツラ下げて上がってるんだ。テメエ、9月に全日本に残っただろ!」。
征矢「どのツラってこのツラだよ!」
河野「都合よすぎるだろ」
征矢「ボクの知ってる河野さんは悪い河野さんじゃない。後輩思いでしょ!」
征矢「俺はマッチメーカーだ。試合させねえぞ! いいのか!?」
河野「腐れマッチメーカー、真田とKAZMAの試合組めよ!」
征矢「腐れは余計だ。よし、ちょっと考えよう」
河野「さっさと帰れ!」
◇第1試合◇
▼30分1本
○河野真幸 崔領二 レネ・デュプリ(6分34秒 エビ固め)Xカズ・ハヤシ 近藤修司 ロブ・テリー
※ランニングニーリフト
◇第2試合◇
▼30分1本
○アンディ・ウー(5分50秒 パンダ絞め)XMAZADA
◇第3試合◇
▼女子プロレスシングルマッチ/30分1本
○渋谷シュウ(6分8秒 ウラカンラナ)X水波綾
◇第4試合◇
▼30分1本
○浜亮太(6分12秒 体固め)X菊タロー
※雷電ドロップ
◇第5試合◇
▼30分1本
○大和ヒロシ(2分25秒 エビ固め)XNOSAWA論外
※ノーザンライトボム
◇第6試合◇
▼ロストポイントルール/30分1本
○船木誠勝(6分4秒 TKO)X高山善廣
※右ハイキック
(休憩明け、特設ビジョンに稲葉が登場。)
稲葉「裕福な家庭ではないところで育った、上京費用を工面してくれた両親のためWRESTLE-1でビッグになってお金持ちになる」
(と決意表明後にリングインすると優雅な音楽に乗って金色のスーツを身にまとったリアルお金持ち・宮本和志が登場。葉巻きをくわえ、セコンドにはシャンパングラスを持たせている。帯同したボディーガードの持つアタッシュケースを見せつける)
宮本「おい君、お金の面で苦労したようだね。ちょっと開けてみろ! 君が今までにみたことがないお金だ。私に勝ったらあげようじゃないか」
と稲葉vs宮本戦へと突入
◇第7試合◇
▼30分1本
○宮本和志(4分18秒 片エビ固め)X稲葉大樹
※ミリオンダラードライバー
◇第8試合◇
▼30分1本
関本大介 ○岡林裕二(19分8秒 エビ固め)金本浩二 X吉岡世起
※パワーボム
◇第9試合◇
▼60分1本
○真田聖也(7分37秒 片エビ固め)XKAZMA SAKAMOTO
※ラウンディングボディプレス
(征矢が再び登場)
征矢「本日、中之上選手の力を最大限に発揮できる相手を用意しました!」
(と特設ビジョンを指差す。中之上はインタビューで「2014年は中之上の年にする」との決意を示し、改めて「武藤さんをラクにする」という目標を語った。中之上が入場すると、Xが呼び込まれる。ZERO1の田中将斗が花道に登場する)
◇第10試合◇
▼60分1本
○田中将斗(13分16秒 片エビ固め)X中之上靖文
※スライディングD
◇第11試合◇
▼60分1本
○田中稔(18分33秒 HEATクラッチ)XKAI
稔「KAI君さ、誰が何と言おうとWRESTLE-1のエースなんだよね? 俺に負けるなんてことはこれっぽっちもないよね。どの口が言ってるんだ、このすっとこどっこい! 俺も鬼じゃない。俺たち4人はリングを下りてあげるから、ここでいつも通り締めてみなよ、恥ずかしくなかったらな! 本年もどうぞよろしくお願いします」
(稔らが退場後、デスペラードがリングに飛び込む)
河野「KAI、頑張ってたけど負けちゃったな。頑張ってたけど負けちゃったけど。見捨てられたな、負けたから。でも俺たちデスペラードはいつでもいいよ。誰が何と言おうと、デスペラードのエースはオマエだ」
(と勧誘するがKAIが拒否するとデスペラードはKAIを袋叩きに、真田がパンニャンと共に駆けつけKAIと共にデスペラードを蹴散らしにかかるも逆襲される。ここで征矢が駆けつけ真田と共にデスペラードを蹴散らす)
征矢「真田、リング上で会うのは久しぶりだな! 去年の3月から約1年間、欠場していたよ。欠場中、色んなこと考えた。人生のこと、ケガのことも考えた。みんな俺の忘れてるかなとかそういう気持ちにもなった。欠場…してからよ。分裂のさ……」
真田「おい征矢、なんで泣いてるの? みんな何言ってるか分からないよ。とりあえず頑張ろう。征矢、裏切りかもしれないけど気にしないで。最後締めて」征矢「俺はマッチメーカーだから締められない。真田、ハッピーな気持ちで帰らせて。これが最後の仕事だ」
真田「アー、ユー、ハッピー!?」
(と問いかけ観客も呼応、大会を締めくくる)
<バックステージにて>
【征矢の話】「2014年からフリーとして活動することに専念していきます。1月6日に新年のあいさつを兼ねて、W-1や他の団体ともども、いろいろなところにあいさつをしたところ、僕は2月からじゃないと試合ができないと伝えたんですが、その中で『1月シリーズは試合をしないでもいいから出てくれないか』と言われて。自分も興味がありましたんで、最終的には自分で決断をしました。フリーというのはどこまで試せるのかわからない中で、こうしてすぐに仕事をくれた武藤さんに感謝の気持ちがあります。僕は一度武藤さんについていかなかった部分で、武藤さんがどう思っているかわからないです。僕の取った行動はファンの方も、待ってくれていた人も、みんなの期待に応えられなかったのは十分承知です。でも僕はこの大きな怪我をした時に、楽しんでプロレスができるのが自分にとっていいんじゃないかって思ったんですね。そう思って行動したので、僕の気持ちには何も嘘はないです。ただ、僕はあくまでフリーなので、いろんな団体に上がりたいという気持ちもあります。上がりたい団体、やりたい相手もいるんで。そいつらと必ず決着を付けたいと思います。(今日の感想は?)こういう形で参加させてもらったのは人生でなかったので。新しいことに挑戦していくというので、違う発想が僕の中で芽生えてきたというか。そういう気持ちになりましたね。(2月からW-1でやりたいと?)いやでも、まだちょっとわからないですね。どういう形で発表するのかわかりません。(同世代の仲間たちを見ると?)あえて名前は出さないですけど。他の団体の人もいますし。僕の中ではベルトも獲られた相手もいますから。(マッチメイカーとしてはどうだった?)基本的にいくつかカードを作ったんですが、乱入等で変えられてしまったので。でも、最終的に興行自体が楽しく終われればいいなと。マッチメイク自体するのは初めてですからね。武藤さんも僕にマッチメイクを任せるなんて大きな賭けに出たなと。もしかしたら、武藤さんはワイルドかもしれないですね。僕の忘れていたワイルドを武藤さんは持っているかもしれない」WRESTLE-1の2014年度が開幕したがオープニングで武藤が挨拶した後で、昨年度末で全日本プロレスを退団した征矢が登場、WRESTLE-1のマッチメーカー(進行役)に就任となった。
大会は河野のらデスペラードがスタッフ、チアワンに暴行を振るうなどやりたい放題しつつ征矢が大会を進行、中之上もX枠として登場した田中との対戦しスライディングDで敗れた後ににデスペラードが乱入し中之上に暴行を振るう。メイン終了後にはスプラッシュプランチャを剣山で迎撃された後でHEATクラッチに丸め込んだ稔に敗れたKAIをデスペラードが勧誘に動くも、KAIは拒否すると今度はKAIがデスペラードから暴行を受けてしまう、そこで真田とアンディの師匠であるパンニャン、征矢が駆けつけてデスペラードを蹴散らし、真田がかつてのタッグパートナーがWRESTLE-1に来てくれたことを歓迎して大会を締めくくった。また第4試合では10月の両国大会以降全日本マットから姿を消していた宮本が白石伸生オーナーを皮肉ったのか富豪キャラで登場した。
征矢のWRESTLE-1登場は「上がりたい団体がある」と本人が退団会見の際に発言していたことから想定内といったところだが半月もたたないうちになお復帰戦を待たずに登場したのは想定外、全日本側にしてみれば白石オーナーはともかくとして他の選手やスタッフも想定はしていたと思うが複雑な心境でもあるのではと思う。本来なら征矢のWRESTLE-1登場は少し間を置いてからの方がベストなのだが、すぐに征矢を上げてしまうのは白石オーナーに対するあてつけもあったのだろうがアントニオ猪木の遺伝子を受け継いでいる武藤らしいやり方なのかもしれない。宮本に関しては全日本所属でなくフリーのため全日本がそれまでと言えば全日本との関係はそれまでであり、WRESTLE-1に上がっても問題はないが、征矢は結局引き抜きだったのかというと円満に退団したとはいえ征矢本人の意志もあっただろうがWRESTLE-1のやり方を見る限りでも否定は出来ない。
これで全日本が逆襲(引き抜き返す?)のかというと全日本は白石オーナーが沈黙、現場が主導権を握っているが双方が平行線の関係は変わっておらず内部がまとまっていないことから逆襲は現時点では難しい。
しかし全日本とWRESTLE-1の摩擦は避けてほしいものであるが、白石オーナーと武藤が双方のトップでいる限りは避けられない、だが団体内の結束力では現時点であるがWRESTLE-1有利なのではと思っている。今年、初のW-1…こいつがいた! pic.twitter.com/EYnYOVFHXJ
— 内田雅之 (@masa_uchida) 2014, 1月 12 -
藤波辰爾が電撃参戦で久々に武藤と合体!中之上がKAIに大善戦も及ばず
12月1日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2013」 博多スターレーン 950人 超満員
<試合後のコメントはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○YAMATO NOSAWA論外 MAZADA (4分50秒 片エビ固め)アンディ・ウー X稲葉大樹 吉岡世起
※ノーザンライトボム
◇第2試合◇
▼30分1本
○松本浩代(5分30秒 体固め)X“ザ・フィーメル・プレデター”アマゾン
※コーナーからのダブルニードロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
○浜亮太(6分26秒 体固め)X菊タロー
※雷電ドロップ
◇第5試合◇
▼30分1本
○関本大介 岡林裕二(15分54秒 ジャーマンスープレックスホールド )X田中稔 金本浩二
◇休憩前◇
中之上「博多の皆さんこんばんわ! 今日自分は博多でどうしても試合をしたい相手がいます。KAI選手! 出てきてください」(KAI登場)
中之上「自分は今シリーズ、KAI選手と3回シングルをやりましたが、3回とも負けてます。強いKAI選手と試合をすることで、自分ももっと強くなってWRESTLE-1を盛り上げたいんです。今日もシングル、よろしくお願いします!」
KAI「見たいですか!?」
(観客に問いかけ、拍手となりメインでの対戦が決定となる)
◇第6試合&第7試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
エル・パンテーラvs近藤修司vsカズ・ハヤシ
※2分06秒、無効試合(YAMATO乱入)
▼3WAY6人タッグマッチ/30分1本
アンディ・ウー ○稲葉大樹 吉岡世紀(11分05秒 エビ固め)XYAMATO NOSAWA論外 MAZADA
※バックドロップ もう1チームはカズ、近藤、パンデーラ組
◇第8試合◇
▼60分1本
○船木誠勝(8分05秒 TKO)X高山善廣
※タオル投入
◇第9試合&第10試合◇
▼60分1本
藤波辰爾(無効試合)真田聖也
※(デスペラード乱入)
▼60分1本
武藤敬司 ○真田聖也 藤波辰爾(11分30秒 体固め)河野真幸 XKAZMA SAKAMOTO レネ・デュプリ
※ムーンサルトプレス
◇第11試合◇
▼60分1本
○KAI (13分53秒 片エビ固め)X中之上靖文
※スプラッシュプランチャ
【中之上のアピール】「WRESTLE-1は始まったばかりの団体ですが、僕ら若い力で盛り上げて博多に戻ってきますので、また応援よろしくお願いします! そして最後に一つ。誰が何と言おうとWRESTLE-1のエースは俺だ!」W-1博多大会の第8試合で船木vs高山の再戦が実現、前回は急なカード決定だったこともあって船木が敗れてしまったが、今回はUWFを意識してかグラウンドの攻防や打撃戦が中心の展開になるも船木が競り勝ち、高山は膝蹴りからエベレストジャーマンを狙うが、船木が膝十字固めで切り返してクロスヒールホールドへ移行、ガッチリ極まったためセコンドのNOSAWAがタオルを投入してTKO勝利、試合後はNOSAWAがテーブルを持ち出して高山が腹癒せでテーブル貫通ボディースラムでKO、二人の戦いはまだまだ続きそうだ。
セミのX枠にはドラディションの藤波が登場、真田とのシングルとなったが、大会前のアピールでテロを予告していたデスペラードが乱入し二人を襲撃する。そこで武藤が駆けつけて藤波と真田を救出し6人タッグ戦へと突入、藤波と武藤のタッグも何年ぶりだろうか・・・試合は藤波がKAZMAにドラゴンスクリューを決めた後で武藤がシャイニングウィザードを放ち、真田がムーンサルトプレスで3カウント、真田が両レジェンドの援護射撃で勝利となる。
メインは今シリーズ2度にわたって対戦したKAIvs中之上の第3R、試合はエルボー合戦を制した中之上がランニングネックブリーカーからランニングエルボーを狙うも、かわしたKAIが延髄斬りで応戦、しかし中之上も追撃を許さずバックドロップで返せば、KAIもバックドロップで返すなど熱戦となる。中之上はランニングエルボーからジャーマンを決めるが、凌いだKAIはトラースキック、三角飛び式延髄斬り、クロスレッグ式ファルコンアロー、ジャンピングパワーボムと勝負に出るが中之上はクリアするも、最後はKAIがスプラッシュプランチャで3カウントを奪い勝利となった。
中之上も11・16の後楽園でのフォール勝ちが自信になったのかKAIに喰らいつくようになってきているし、ラリアットではなくエルボーに磨きをかければもっと良くなるかもしれない。
KAIは試合後にエース宣言をしたが、真田もようやく方向性が定まり、中之上も自信をつけた影響で猛追をかけている。この3人が中心となってくればWRESTLE-1も面白いものになると思う。素敵な、ツーショット… pic.twitter.com/e0Dlj22whK
— 内田雅之 (@masa_uchida) 2013, 12月 1 -
主役を奪ったのは小島から豪腕を継承した中之上!武藤が高評価・・・バラモン兄弟がW-1に初上陸!
11月16日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR2013」 1650人 満員
<詳細 試合後のコメントはプロレス格闘技DXより>
(リング上に中之上を呼び出す)河野「わかってるな? お前は前回の後楽園で試合に負けた。1つ言うことを聞けと言ったよな。じゃあ、俺の試合でセコンドに付け。意味、わかってるだろうな?」
中之上「わかった」
(船木がリングに登場)
船木「お前、それでいいのか? 本当にそれでいいのか? W-1はどうするんだ? お前は武藤さんを裏切るのか?」
デスペラードが襲撃して試合開始
◇第1試合◇
▼30分1本
○河野真幸(3分11秒 片エビ固め)X船木誠勝
※ニーリフト
<試合後>
河野「負けたヤツの介抱をしている場合じゃないだろ。セコンドなら勝ったヤツの手を挙げろよ。全然仕事しなかったな。最後に1つ仕事をさせてやるよ。(イスを持ち出す)「おい、中之上。イスを持って殴れよ。最後に船木を殴れよ」
(中之上は絶叫しながら船木にイスを振り下ろす)
河野「次負けたらデスペラードに入れよ。完全に入れ。そしたらもう一回やってやるよ」
中之上「よし、決まりだ! やってやるよ!」(と吠えたものの、怒りの船木から張り手を喰らう)◇第2試合◇
▼30分1本
アンディ・ウー ○稲葉大樹 エル・イホ・デル・パンテーラ(6分11秒 反則勝ち)X大和ヒロシ NOSAWA論外 MAZADA
※レフェリー暴行
◇第3試合◇
▼30分1本
○金本浩二(6分23秒 逆エビ固め)X吉岡世起
◇第4試合◇
▼JWP提供試合/30分1本
○中森華子(6分05秒 片エビ固め)X阿部幸江
※ダイビング延髄ニー
◇第5試合◇
▼30分1本
○HUB(11分20秒 逆さ押さえ込み)X田中稔
◇第6試合◇
▼30分1本
○浜亮太(6分18秒 体固め)Xバラモンケイ バラモンシュウ
※雷電ドロップ
◇第7試合◇
▼30分1本
○ロブ・テリー ジェイ・ブラッドリー(4分01秒 体固め)カズ・ハヤシX近藤修司
※アバランシュホールド
◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
○関本大介(12分10秒 ぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールド)XKAI
<試合後>
関本「これで終わりか? いつでも殿様商売を気取ってんじゃねぇぞ。勇気があるなら、大日本プロレスに乗り込んでこい」
<バックステージにて>
【関本の話】「次、誰ですか? いるんですよね? 大日本は随時受け付けてますから。来たけりゃ来りゃいいんじゃないですか。でもお前らWRESTLE-1が待ってるのは大日本ファンの大ブーイングだ。それでも普通に戦えるかな。こっちは別にどうってことない。ただの大日本vsW-1の喧嘩ってだけ」
【KAIの話】「関本大介、強烈な相手を見つけましたよ。久々だよ、こんなに頭が痛いのは。でも、俺はこのまま終わりたくない。関本大介とは何回でも…やってくれるって言わなくても、勝つまで追い続けますよ。負けて言うのも何ですけど、気持ちいい相手を見つけました。頭を打って痛いですよ。それほど強烈でしたね。だからこそ、やり甲斐のある相手じゃないですか。(個人としてやり甲斐がある?)負けて言うのも何ですけど、楽しくてしょうがないです。もうここからは俺が追う立場になりましたから。本当に怖いものはないです。(W-1としても負けたままでは終われないが?)W-1がどうこうとか関係ないですよ。個人と個人、男と男の勝負なので」
◇第9試合◇
▼TNA世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[王者]○AJスタイルズ(18分24秒 キャフキラー)[挑戦者]X真田聖也
☆AJが王座防衛に成功
【AJの話】「真田は素晴らしいレスラーだ。あと5年したら、このベルトを獲られてしまうかもしれないな。(W-1への継続参戦は?)俺ほど世界中を回ってるチャンピオンがほかにいるか? それは愚かな質問だ。ただ、W-1に戻ってくるかといえばイエスだ。俺はこのベルトをずっと守り続ける。(真田の印象について?)ベリーグッドだ。エネルギーにあふれた素晴らしいレスラーだ。要所要所かわしてきたし、素晴らしいレスラーだと思うよ。今日のフィニッシュがキャフキラーだ。昨日も言っただろ。決まったら誰もが今日の真田のようにタップするんだ。アイ・ラブ・ジャパン。君たちメディアにしてもファンにしてもみんな素晴らしいよ。俺はベストなレスラーよりもさらに上をいくナンバー1のレスラーだ」
◇第10試合◇
▼60分1本
○中之上靖文(0分13秒 反則勝ち)X河野真幸
※デスペラード乱入◇第11試合◇
▼60分1本
船木誠勝 真田聖也 ○中之上靖文 小島聡(13分02秒 片エビ固め)河野真幸 崔領二 KAZMA SAKAMOTO Xレネ・デュプリ
※ランニングエルボー
<試合後>
小島「船木さん、ありがとうございました。そして、中之上! 俺は今日、お前のためにここ後楽園にやってきた。風の噂でお前が俺みたいなコスチュームを着ていると聞いてやってきたんだ。本当にそうだった。そんなに俺に憧れているなら言ってくれ」
中之上「憧れてないです」
小島「大丈夫です。お前は昔から凄く恥ずかしがり屋だったから。おれはよくわかっている。とにかくこれから先、W-1をお前が背負えるように頑張れよ。俺が全日本にいた時、一番弱かった…一番ダメだったお前が、メインイベントで勝利できたなんてこんなに凄いことはないぞ。俺は本当にお前のことを認めているから。お前が恥ずかしがっても、俺を尊敬しているのはわかってる。これから何かあったら言ってくれ」
中之上「小島さん、今日はありがとうございました。ひとつお願いがあります。これをください」(サポーターをねだる)
小島「私は倹約家で有名ですが、それはプレゼントしてやるよ」
中之上「今日は小島さんの力を借りて、何とか勝つことができましたが、次は俺ひとりでこのリングで活躍してみせます。W-1も中之上もまだまだですが、これからも応援をよろしくお願いします」【小島の話】「久しぶりじゃないか。まるで兄弟みたいじゃないか。いろいろと噂は聞いてたんだ。ちょっとだけ迷惑だったけど、実際に見たらやっぱり嬉しかったよ。そして、憧れてないこともわかって嬉しかったよ…。俺なんか見てたら上にのぼれないからな。もっともっと凄いヤツはいっぱいいるから、それを目指して頑張れよ。また呼んでくれ。お前が欠場する時に呼んでくれて俺が出たら、お客さんはわからないかもしれないから。それで呼んでくれ」
【中之上の話】「リング上では"憧れてない"と言いましたけど、本当は凄く憧れてて…。ちょっとコスチュームのデザインも似ちゃいました。武藤さんと小島さんに憧れて、それでプロレスラーを目指そうと思って、ここまでやってきました。今、小島さんとは団体が離れちゃったんですけど、こうやってできる機会があって…。たぶんプロレスラーになって初めて試合をさせてもらったんですけど、凄く嬉しくて、小島さんの曲がきこえた時、ちょっと涙が出そうになっちゃいました。まだまだ足りないですけど、小島さんみたいに人気のあるレスラーを目指して頑張っていきたいと思います。(デスペラードにもようやく一矢報いたが?)勝ちは勝ちなんですけど、俺ひとりの力じゃないんで。小島さん、船木さん、真田さん、ファンの皆さんの応援のおかげで勝てたんで。やっぱり自分ひとりの力で何とか倒さないと、これからはきついと思います。次、また小島さんが来てくれるとは限らないんで、ひとりで倒さないと意味がないと思います。(結果的にではあるが、KAIや真田のシングルがあった上で、メインを締めた気持ちは?)やっぱり武藤さんを楽させるには、真田さんやKAIさんはもちろんそうなんですけど、俺もドンドンやっていかないと。武藤さんはまだまだしんどいと思うので、まだまだ足りないですけど、もっとやっていきたいです。(ヒジのサポーターは付けていく?)はい。一応いただいたので、付けてやっていきたいですね」今回の後楽園大会はTNA王者のAJに真田が挑み、真田がジャパニーズレッグロールクラッチで奇襲を仕掛けるが、AJは冷静さを崩さず、真田が攻めてもAJはしっかり喰らいついてリードを許さない。
真田はRKOから勝負に出るがAJはオーバーヘッドキックから切り札であるスタイルズクラッシュが決まるも、カウント2でクリアした真田はムーサルトプレスを投下、だがもう一発を狙ってかわされ、着地したところで真田は膝を痛め、それを逃さなかったAJがローキックから変形膝固めことキャフキラーで捕獲、真田はタップとなりAJが王座防衛となるも試合後にはKAZMAの襲撃を受けてしまう。
メインは敗れればデスペラード入りとなる中之上が河野とシングルで対戦するも、案の定崔、デュプリやKAZMAの襲撃を受けてしまう。そこで真田、船木、そしてXこと新日本プロレスの小島が浜口ジムの同門である中之上を救出にかけつけ、急遽8人タッグ戦へと突入、中之上はデスペラードから集中砲火を浴びるも、小島と船木が懸命に援護し、最後は小島の装着している腕のサポーターを受け取った中之上がエルボーでデュプリから3カウントを奪いメインを締めくくった。中之上はWRESTLE-1になってから自身を変えるために小島を模倣し始めて賛否を呼んだが、小島本人の前で大活躍しサポーターを受け取ったのは、小島本人から認められた証でもあり、中之上も何を言われようが開き直って小島聡道を邁進するということでもある。またメインを自ら歩フォール勝ちで飾ったことで重責を果たせたのも大きな自信になる、中之上はWRESTLE-1で面白い存在になるかもしれない。
またKAIは関本に挑むもぶっこ抜きジャーマンの前に完敗、自称エース候補だが館内は関本への声援が多かったということから、ファンはまだ認めてないということか?真田はKAZMAとの抗争で新しいテーマを見出したが、KAIは関本という壁を越えるというテーマを掲げた。
大和は東京愚連隊入りしてヒールへと転向し、勘違いぶりで稔だけでなく味方である愚連隊まで振り回した。リングネームをYAMATOと改めたがDORAGON GATEにも同名がいるだけに大丈夫なのかと思うが…
第6試合ではバラモン兄弟がWRESTLE-1に初上陸を果たし、浜相手にバラモンワールドを展開、敗れはしたが武藤から『勉強になった』と高評価を受けた。
休憩前には最大の挑戦として、3月2日に両国国技館大会の開催を発表した。旗揚げ6ヶ月目の挑戦となるが一部ファンからは大丈夫なのかという声もあったという、秘策もあるのかわからないが、現在のWRESTLE-1をいかにスケールを大きく見せるか?プロデューサー武藤に全てがかかっている。
【速報】ゲスト解説として放送席より観戦の武藤社長、バラモン兄弟の試合を初めてみて「勉強になるわ!」 #w_1
— 鈴木健.txt (@yaroutxt) November 16, 2013ご兄弟の大活躍が見られて心底嬉しい
— sayoko mita (@345m) November 16, 2013 -
WRESTLE-1にTNA王者のAJスタイルズが参戦!真田聖也が挑戦へ!
(プロレス格闘技DXより)
WRESTLE-1は1日、都内・GENスポーツエンターテイメント事務所で会見し、11・16後楽園ホール大会にTNAからAJスタイルズが参戦すると発表。真田聖也が迎え撃つことが決まった。AJは現TNA世界ヘビー級王者で、王座を保持したまま来日すれば、この一戦が同王座戦となる。真田は「このチャンスを活かすか活かさないかで大きく違うんで、活かしたい」とTNA王座獲りで世界に名を売る構えをみせた。
【ジェフ・ジャレット氏のコメント】「先日、久々にムタの招きで日本に行くことができた。ムタの新しいカンパニーをこの目で見て昔の自分を思い出したよ。ムタにはぜひ新しいカンパニーをビッグカンパニーにしてほしいと願うよ。そこで我がTNAよりビッグプレゼントとして、現TNA世界ヘビー級王者・AJスタイルズを11月16日の後楽園ホール大会に参戦させるよ。AJスタイルズがその時点で王者だった場合は当然、選手権試合とする。対戦相手としては先日の後楽園ホールで未来を感じたムタのカンパニーの真田聖也を指名したい。AJスタイルズと真田聖也なら無限の可能性を秘めた闘いを繰り広げてくれるだろう。そして、日本のファンはぜひ会場でTNAを目の当たりにしてくれ」
【会見の模様】
▼武藤「WRESTLE-1も少しずつ点から線につながってるというか、前回の後楽園にジェフ・ジャレットを招いて、その中でTNAがWRESTLE-1に対する誠意というか、前回ジャレットが真田の名前を出して、TNAが真田に対する誠意というのが形になって現れたかなというところで。実は真田が入団を迷ったのが海外志向があったんだよな。自分の身を鍛錬というか修行というか、海外志望が強かったんですけど、ある意味で言ったら、もしまかり間違ってチャンピオンシップになったりしたら、これが最高のパスポートというか、もしかしたら真田という選手の分かれ道になる非常に大事な試合になるんじゃないかと思っております。まだこれは決まりじゃないけど、たぶんこの試合の映像っていうのは世界中に流れますので、可能性としてはね。もしかしたらトライアウト、そういった意味合いがあったりすると俺は思いますので、ぜひWRESTLE-1代表として、今、WRESTLE-1はベルトがないから、外から持ってくるしかないから。タイトルマッチになったらぜひチャンピオンになって、WRESTLE-1代表として世界にアピールしてほしいですね」
▼真田「(AJスタイルズは)イメージ的に強いだけじゃなく、華がある選手。強いだけじゃなく華のある選手になりたいので、戦えるのが楽しみですね。あと世界で真田聖也がどこまで通用するか気になるので、おいしいとこだけ持っていきたいと思います」
ー―AJの試合をみたことは?
▼真田「映像だけですね。2008年に韓国ツアーで一緒に行ってるんですね。試合は自分いっぱいいっぱいで覚えてないけど、飲んだらテンション高い人ですね」
――トライアウトの意味合いもあるが?
▼真田「それに関してはこの試合が終わってから考えたいですね」
▼武藤「そうあるチャンスじゃないからね。真田がどう自分をチャラチャラ表現するのか、マジな真田をみせるのかわからないけど、薄っぺらいものじゃ通用しない。真剣さが映像を通して出るからね。WRESTLE-1代表として、タイトルマッチになったとは限らないからな。タイトルかからなくてもAJスタイルズに勝つことができれば、それはそれで最高のアピールになるからな。全身全霊、全ての五感、六感を研ぎ澄ませて頑張ってほしい」
▼真田「なかなか来るチャンスじゃないんで、このチャンスを活かすか活かさないかで大きく違うんで、活かしたいです」
――ノンタイトルかタイトルマッチどちらがいい?
▼真田「せっかくなんでタイトルマッチ。なので防衛してきてほしいです。獲った方が名前が広がるんで」
▼武藤「獲ったら世界から狙われる立場になるからな。自分のレスラーの器量を上げる第一歩だからな」
▼真田「団体に今、ベルトがないんで、あったらみんな狙ってくるでしょうし」
――狙われる立場になりたい?
▼真田「はい」
TNA世界ヘビー級王者のAJスタイルズがWRESTLE-1、11月16日後楽園ホール大会に参戦し真田とのシングル戦が組まれ、王座を保持したままの来日した場合はTNA選手権になることが発表された。
AJスタイルズの参戦は新日本プロレスの2008年G1 CLIMAXの特別参戦以来で約5年振り、このときはカート・アングルと一緒にでの来日だったが、10月20日のTNAのPPVイベント「Bound for Glory 2013」(G+では今月放送)ではブリー・レイを降してTNA王座を奪取した。
TNAと提携を結んだWRESTLE-1だったが旗揚げ2ヶ月目で世界王者の来日は大きい、そして自称エースであるKAIではなく真田が挑戦・・・それだけ真田に大きな期待がかかっているということだと思う。
AJの来日も注目だが発展途上の真田にとって得るものがある挑戦になるのか・・・? -
TNAと提携へ、WRESTLE-1の土台固め進行中!
10月7日 WRESTLE-1 後楽園ホール 「WRESTLE-1?First Trip」 1750人
◇第1試合◇
▼30分1本
○エル・イホ・デル・パンテーラ(4分58秒 片エビ固め)X稲葉大樹
※スワントーンボム
◇第2試合◇
▼30分1本
○河野真幸(4分27秒 体固め)X中之上靖文
※ニーリフト
◇第3試合◇
▼女子プロレス/30分1本
○AKINO (11分00秒 体固め)X成宮真希
※リストロックエクスプロイダー
◇第4試合◇
▼30分1本
大和ヒロシ ○浜亮太(8分26秒 体固め)NOSAWA論外 XMAZADA
※ハマケツ
◇第5試合◇
▼30分1本
○金本浩二(7分38秒 アンクルホールド)X吉岡世起
◇第6試合◇
▼30分1本
○中西学(7分02秒 アルゼンチンバックブリーカー)Xカズ・ハヤシ◇第7試合◇
▼30分1本
○船木誠勝(0分35秒 反則)河野真幸 ×崔領二 XKAZMA SAKAMOTO
※レフェリー暴行
◇第8試合◇
▼30分1本
武藤敬司 ○船木誠勝 ジェフ・ジャレット(13分24秒 片エビ固め)河野真幸 崔領二 XKAZMA SAKAMOTO
※ハイブリッドブラスター
【試合後の武藤&ジャレット】
▼武藤「今日はジェフのおかげで、かなりエキサイトしたというか、エンジョイできたというか。ますますジェフが率いるTNAとコラボしたくなってきたというのは事実だな」▼ジャレット「武藤選手とタッグを前から組みたいと思っていたんだよ」
▼武藤「俺もだよ。ただ、今日はジェフの働きに負けたな。彼がアメリカで頑張っているということを思い出しながら、俺も明日からリングに上がるから、ジェフも頑張ってくれよ」
▼ジャレット「グッド!(武藤の肩を叩く)」
◇第9試合◇
▼30分1本
○高山善廣(10分10秒 エベレストジャーマンスープレックス・ホールド)X田中稔
【高山の話】「(序盤はUWFスタイルを楽しんでいるようにも見えたが?)楽しくねぇ、全然。全然面白くねぇよ。(ジュニアの選手の足を取りにいくのは珍しいシーンが?)向こうが取ってきたから取ったんだよ。俺から仕掛けたわけじゃない。向こうが足を狙ってくるからいっただけだよ。(かなり苦戦をした?)苦戦なのかね。まあ、面倒臭かったよ。チョコチョコしてね。まあ、チョコチョコしてないと向こうに勝ち目がないから頑張ったんじゃないの。そういう意味では、向こうは(拍手をして)アッパレって感じじゃない。(稔が無差別級を掲げていることに対しては?)勝手にやれって。そんなもん、俺は知ったこっちゃない。だって、ジュニアだ、ヘビーだって言ってるけどさ、俺がベイダーとやったのだって完全に無差別じゃん。ジュニアヘビーってヤツらは甘えすぎなんだよ。"俺らはジュニアヘビーだから、100キロ以上の人とは戦いません"とか、赤ん坊のガキかって話じゃん。最初からそうだよ。それはそれで楽しい世界なんだろうけど、今さら言うなって感じだよね。だって、俺らはいるなら200キロでも300キロでも戦わなきゃならないんだぜ。でしょ? だから、今さら言うなって。その差に比べればさ、俺とアイツの差なんてそんなにないだろ。まあ、ちっちゃいヤツらがカッコよく映るために作ってあげたんだろうけどね。それはそれでいいけど、その中でクルクル回って、自己満足しているようじゃダメだから。今頃、気がついた? あいつらは40歳ぐらいだろ。カズとか田中とか。金本なんて俺と同い年だから。今頃気づいたかって。30歳手前で気づけって。そういうことだよ」【稔の話】「特に言いたいこともないけど、もっとお客さんを熱狂する試合をしなきゃいけなかった。ただ一つ、今日カズさんも負けて俺も負けた。近藤が残ってるけど、金本さんを入れた金沢で誓い合った4人。俺たちがまとまればどんなでかかろうが大丈夫。いつかみとけ。今日の相手
◇第10試合◇
▼30分1本
○近藤修司(11分17秒 片エビ固め)X岡林裕二
※キングコングラリアット
◇第11試合◇
▼60分1本
○KAI (15分50秒 片エビ固め)X真田聖也
※スプラッシュプランチャ
【KAIの話】「リングで言ったことが全てです。W-1、始まってまだまだ間もないし、まだまだ一番下の団体だと思ってますから。だからこそね、みんなで作っていかなきゃいけないし、みんながW-1だって思わなきゃいけないと思うし。これは、手伝ってくれるスタッフの方、社員の方、観に来てくれるファンの方、全員だと思うし。プロレスってものを観に来ている人もそう、戦っている人もそう、手伝ってくれている人もそう、マスコミの皆さんもそうだと思うんです。やっぱりプロレスをいいと思っているから携わっていると思うし。これからもっともっと大きくしてきたいなと思うんで。でも、いきなり大きいことをやっても仕方ないし、俺らにできる相応のことをコツコツやっていくのがこの団体についてきた使命だと思うし。でも俺は、プロレスにスゲェ感謝しているんで。一生この身が滅びるまで恩返ししたいなと思いますね。(真田と一区切りにした意味は?)もう俺のワガママですけど、とりあえず終わりじゃないです。映像でも言ったように、未来永劫一生戦っていくライバルだと思っているんで。ライバルというのは、直接戦わなくても戦っていける相手だと思うし。まあ、アイツがやりたいって言うならトコトンやってやりますよ…と言いますけど、とりあえずは。終わりじゃない。もう1回当たる時にステップアップしている姿を目指して戦っていって。(旗揚げから5戦連続で戦ってどうだった?)同期は3人いますけど、大和以外の同期とここまで濃密に戦ったのは真田だけなんで。アイツの考え方も少しはわかったかなと思うし、楽しかったですよ。いや、楽しかったって過去形になっちゃってますけど、まだまだ楽しいですよ。(少しは分かり合えた?)まあ、あっちはどうだかわからないですけど、アイツもアイツなりにそういうのがあるんじゃないのかなって。(新たな目標を見付けていく?)お互い戦っていってもステップアップはできると思うけど、また俺が思っちゃったのかもしれないです。新たな相手と戦っていきたいなって。これまでは真田しか見えてなかった部分もあって、真田は俺以外見えていたかもしれないけど、最後は俺の方に来て。でもまあ、いつかまた…。いいんじゃないですか。とりあえずと言っておいて、どうなるかわからないですから。(新たなターゲットは?)それは全員だと思うし。内だろうと外だろうと、俺は誰とでも戦います。(いろいろなタイプの選手と戦いたいという気持ちもある?)それもありますね。もともと僕はメキシコにいて、毎日リングに上がるまで誰と戦うのかわからない状態で戦ってきたんで。W-1はそういう部分がある団体だと思うし、そういうところにもちょっと行ってみたいかなって感じましたね」
【真田の話】「負けは負けなんで、しょうがないっちゃしょうがないですけど。今シリーズで絶対もう1回やるように持っていきますんで。あのお客さんの反応を見たらわかるでしょ。あそこで終わっちゃダメなんだよ。キープゴーイング、キープゴーイング。続けないと。(これで3勝2敗だが?)リベンジします」
(プロレス格闘技DXより)
武藤敬司、ジェフ・ジャレットが6日、後楽園ホール大会の試合前に会見し、WRESTLE-1とアメリカTNAの間で選手交流に合意したことを発表した。
◇
この日の後楽園大会にTNA創始者・ジャレットが参戦。試合前には武藤とのトップ会談が実現した。武藤いわく「濃密な話ができた」とのことで、両団体の関係強化に合意がなされた。まだ正式提携にまでは至っていないものの、ジャレットは「選手の交流は確実にやっていく」と宣言。中でも真田聖也に興味を示し、「凄く可能性を感じる。将来は大物になるポテンシャルを持っている。彼にはユニークなタレント性、カリスマ性を感じる」と高く評価。両団体の交流によって真田のTNA遠征が実現する可能性も示唆した。
さらにジャレットは「もしかしたら協力し合って大きな大会ができるかもしれない」と合同興行開催も描いた。これには武藤も「非常にいいコミュニケーションが取れた。きっといい形になると信じてます」と笑顔。まずはTNA勢のW-1参戦、あるいはW-1勢のTNA参戦を足がかりに、両団体の協力関係がこれからより強化されていく野は間違いない。
後楽園大会前に武藤とジャレットが会見しWRESTLE-1とTNAの間で選手交流で合意に達したことを発表、TNAに関しては武藤が旗揚げ前からTNAと接触し旗揚げ戦にはTNAから選手が派遣されるのではとウワサされていたが、TNA側の都合もあって旗揚げ戦の選手派遣は見送りとなっていた。TNAはハルク・ホーガンは契約切れで離脱してしまったが、王者はTEAM3Dの片割れでシングルプレーヤーに転身したブリー・レイを筆頭に、カート・アングルやジェフ・ハーディ、クルス・セイビン、サモア・ジョーなど日本でおなじみの選手だけでなく、最近はPRIDEやUFCで活躍したランペイジ・ジャクソン、戦極にも参戦したこともあるキング・モーなどMMA系の選手もTNAのリングに上がっている。
後楽園大会では河野軍改めデスペラードが1vs3で船木と対戦し、試合は開始早々デスペラードが反則負けとなって船木を袋叩きにしているところで、武藤と選手としても参戦したジャレットが船木救出に駆けつけ、そのまま6人タッグ戦へと突入。武藤とジャレットが足四の字固めの競演、ジャレットのギターショット、武藤のシャイニングウィザードの援護から船木がKAZMAをハイブリットブラスターで勝利を収めた。
また後楽園大会のXには新日本プロレスの中西が2回目、高山が初参戦し 中西は無差別級を宣言したカズ、高山は同じく無差別級宣言した稔と対戦しそれぞれ完勝、近藤は大日本の岡林に勝利を収めた。
後楽園のメインはKAIと真田の5度目のシングル戦が組まれ、試合はKAIが勝利を収め3勝2敗で勝ち越し、真田同様KAIもシングル戦にひとまず終結を宣言した、WRESTLE-1にしても二人に期待してシングルの連戦を組んだのだろうが、ここは一旦間をおいてからやりたいということなのか?
TNAとも関係を結んだWRESTLE-1、武藤が健在のうちにどれだけしっかりとした土台を固められるか? -
河野軍が武藤軍を蹂躙で完勝!図式が生まれつつあるWRESTLE-1
9月22日 WRESTLE-1 石川・石川県産業展示館3号館 「WRESTLE-1旗揚げ記念 金沢大会」 1508人(満員)
◇第1試合◇
▼30分1本
○TAJIRI (9分38秒 片エビ固め)Xレネ・デュプリ
※バズソーキック
◇第2試合◇
▼30分1本
○浜亮太vsX男盛vsゾディアック
(5分41秒 体固め)※雷電ドロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
○NOSAWA論外 MAZADA(8分37秒 体固め)X稲葉大樹 吉岡世起
※トラースキック
◇第4試合◇
▼30分1本
○朱里(7分26秒 ジャーマンスープレックスホールド)X真琴
◇第5試合◇
▼30分1本
○中西学(8分15秒 アルゼンチンバックブリーカー)X大和ヒロシ
<プロレス格闘技DXより>
【中西の話】「相手にもよるんだけど、大和選手センスあると思うけど、まだまだ。武藤敬司も器用なとこもちろんあるけど、その器用さを際立たせてるのは人間的強さ。そこを学んでほしいね。センスあるし、まじめやし、いくら体が小さくてもごつくしても構わん。うまさより、しつこいぐらいの人間味が出てくると思う。(WRESTLE-1にまた出たい?)機会があればどこのリングでも上がりたい。どんどん試合したいしね。やっぱりシングルはええわ。来年はG1に出て、もう一回、熱い夏を過ごしたいね」
◇第6試合◇
▼30分1本
○田中稔 金本浩二(12分56秒 HEATクラッチ)Xカズ・ハヤシ 近藤修司
<プロレス格闘技DXより>
【試合後のジュニスタ】
金本「お前ら、無差別って俺らに言ったよな? でも俺から言わせたら遅いっちゅうねん」「でかい奴にボコボコにされるんは大好物」
稔「無差別に誘ってもらって光栄だけど、俺はジュニアのプロレスに誇り持ってるし、ジュニアに憧れてこの世界に入った。お断りしようかな…、「と思ったけど、俺たち4人なら間違いなく面白いものができる。無差別、その壁を一気にブレークスルーできそうだ」
とカズ、近藤らと握手
(バックステージにて)
【試合後の稔&金本】
▼金本「お前ら(カズ&近藤)の話に乗ったったからな」▼稔「彼ら無差別で一緒にやっていくって言ってるけど、4人で面白いことをやっていけると思う。チームでやっていくわけじゃないよ。一緒に無差別に戦っていこうと。やりようによっては無差別って都合のいい言葉で、ヘビーともやるし、ジュニアでもやっていく。この4人で壁をブレイクスルー。突破するって意味で、僕の大好きなB'zの3枚目のアルバムタイトルで使いたかっただけなんですけどね。自称エースとエース候補がこれから試合するけど、モタモタしてる間に、俺らが行きますよ」
▼金本「俺は所属じゃないけど、あがいてあがいてやっていくからな」
▼稔「俺たちの戦いが面白かったらついてきてほしい。キーワードはブレイクスルーと、WRESTLE-1について来い」
◇第7試合◇
▼金沢大会実行委員長・馳浩指名試合/60分1本
○真田聖也(13分18秒 片エビ固め)XKAI
※ムーンサルトプレス
【真田の話】「KAI、凄く俺とやりたがってる。俺はしょうがなくやってるだけ。日本に帰ってきてからKAIとしかやってないですからね。他の奴とやってみたい。(KAIは)俺と戦わせるようにするからね。しょうがない。俺の脳が足りないから。(4連戦で2勝2敗、最後に勝ったのは大きいのでは?)最後に勝ったから、俺はもうやらなくていいですよ。他の奴とやりたい。(誰とやりたい?)KAIしかわからない。武藤敬司とはやりたくないな。理由? 理由は考えてくださいよ(笑)」
◇第8試合◇
▼60分1本
○河野真幸 崔領二 KAZMA SAKAMOTO(13分50秒 体固め)武藤敬司 船木誠勝 X中之上靖文
※ジャイアントニードロップ
<プロレス格闘技DXより>
【試合後の中之上】「これからWRESTLE-1は俺たち若い奴が盛り上げていきます。WRESTLE-1の応援よろしくお願いします」
(バックステージ)
【武藤の話】(試合前)「今、めいっぱい背伸びしながら試行錯誤してるからね。もともと足りねぇんだから、みんなで考えてやってる。逆に俺はあまり意見出さないよ。マッチメイクも意見出してないから。(旗揚げ戦の時は試合をみていなかったというがこの2大会ではみた?)今もみてないよ。みる時間もないしな。たぶんみんながある意味、いい効果が、みんな主義主張を言い出してるよな。KAIと真田にしたってやっていくとだんだん人の見方が変わってくるよ。本人の意識も向上するし、技術も向上する。いいことだよ。(今後の出場については?)まだ白紙ですよ。何とか俺も旗揚げまで頑張ったけど、連戦となると調子悪くてしょうがないよ。WRESTLE-1新しいものをみせていかないといけない中、俺だけは貯金、培ってきたものを切り崩してやってるだけだからな。俺が貯金を切り崩してる中でみんなが立派なものを作ってくれたらいいんだけどな」【武藤の話】「いろいろ河野軍にストレスを感じさせられながら試合したけど、本来ならこのストレスを自分の手で3倍返ししたいとこだけど、中上があんなこと言ったからな。ちょっとした怒りモードをお前に任せたよ。(馳氏がリングに上がったが?)今、(東京)オリンピック決まって調子いいからな。出てくんなよって言ってたんだけどな(苦笑) 出てきて一番おいしいとこもっていったよ(苦笑) (初のツアーを終えたが?)旗揚げの時から断言してる通り、まだ全部が揃ってるわけじゃなく、そんな中、選手たちみんな考えながらガムシャラに頑張ってる。それがいいことか悪いことか模索しながらやってる。失敗しても前進あるのみ。興行として一体感をだんだん作り上げてる感じはあるよ。中之上あたりに有言実行してほしい。ぶっちゃけた話、WRESTLE-1はチャレンジ。失敗を恐れず新しいものをみせていく。俺は貯金があるから、その貯金がなくなる前に頑張れよ」
【船木の話】「今日も勝敗では負けたけど、最終戦で気持ちいい終わり方でしたね。馳先生がしっかりサポートしてくれて、3対4で何とか形になった。中之上も頑張ってもらって、向こうも佐藤(耕平)選手もいるし、もう一人、同じ数を出さないと無理。目の前に起こったことを解決しないと。気の落ち着く試合は一つもなかったですよ。落ち着いていられない。WRESTLE-1についていけるとこまでついていきますよ。自分も貯金が少ないんで、切れたら終わりです」
【中之上の話】「WRESTLE-1、確かに武藤さんの団体ですけど、最初の会見で僕は武藤さんに楽させたいと言いました。手術を先延ばしにしてまで、ここまでしてくれてる武藤さんを楽させたい。その気持ちです。武藤さんが楽にプロレスだけみれる環境を作りたいです。これからも船木さんと一緒にやっていきます」
WRESTLE-1金沢大会をSAMURAIで視聴、OPでのMCには大会実行委員長の馳と武藤が登場するが、京都大会から武藤にも牙を剥き始めた河野軍(仮)が武藤を襲撃し中之上が救出に駆けつけて河野軍(仮)を追い払うサプライズが発生、メインではその流れでムタではなく武藤が自ら船木、中之上と組んで河野軍(仮)を迎え撃った。試合は河野軍(仮)が奇襲をかけて試合開始となるが、武藤軍はSAKAMOTOを捕らえて反撃するが、河野軍(仮)は中之上を捕らえて反撃、中盤からは調子が上がってきた武藤が猛ラッシュをかけ、終盤にはWRESTLE-1になってから自己主張し始めた中之上が河野を追い詰めるも、ダイビングエルボーを狙ったところで崔がイスで一撃を浴びせると、最後は崔の赤川鉄橋から河野のダイビングニーで河野軍(仮)が勝利、河野軍(仮)も連係が出来たということで形というものが出来つつある、試合後には武藤、船木に襲い掛かる河野軍(仮)に対して馳が救出に駆けつけ裏投げを連発するというサプライズが発生、引退した馳が裏投げを見せるのもファンタジーでもあるが、総帥である武藤がやられているところでKAIや浜も駆けつけても良かったのではという部分もあった。
セミではKAIvs真田が組まれ、真田のセコンドには京都大会から結託しているという東京愚連隊の二人がついた、愚連隊の二人はキャリアもあり海外経験も豊富であることから真田のブレーン(外道的な役割)としては最適といったところ、その影響か真田のクールでキザぶりが板についてきた印象を受けた、試合も真田のキザぶりにKAIもいらだって真田を攻め立てるも、真田はエルボーからTHIS IS ITで絞めあげて流れを掴む、KAIの猛ラッシュを受けきった真田はスプラッシュプランチャ狙いのKAIをレフェリーをトップロープに交錯させてKAIの股間を痛打させて阻止すると、最後はタイガースープレックスからのムーンサルトプレスで勝利、今まで見慣れなかった真田のヒールスタイルのプロレスもやっと認知され始めているせいもあって、二人の試合もレベルを上げつつある。
第4試合ではXとして新日本プロレスの中西が登場し大和が胸を借りたが、中西の野人パワーの前にさすがの大和も蹂躙され、最後は中西がアルゼンチンバックブリーカーで完勝、師匠である馳の前で野人健在を見せつけた。
第3試合後には真田とKAI、第4試合後にはジュニスタとDDTやWWEを意識したのかバックステージのやりとりをVTRで公開されたが、慣れない試みのせいかファンの反応は薄い、会場のファンにWRESTLE-1のこれまでの流れを説明するには良い試みだと思うのだが受け入れられるまではまだ時間がかかるといったところだ。
今回の感想は河野軍(仮)が船木だけでなく武藤にも照準を定め、真田も愚連隊と結託、カズや近藤とジュニスタが新ユニット結成示唆でWRESTLE-1の主役を狙い出したことでWRESTLE-1内部での図式が出来上がりつつあること、課題が多かったWRESTLE-1も少しずつであるが良くなりつつある。あとはKAIや真田、自己主張し始めた中之上がどこまで武藤の域まで達することが出来るか、若い世代の台頭に期待したい -
名古屋にムタが急遽降臨も、大きすぎる存在感
9月16日 WRESTLE-1 愛知・名古屋国際会議場 「WRESTLE-1旗揚げ記念 名古屋大会」1650人 超満員
◇第1試合◇
▼吉岡世起デビュー戦/30分1本
○大和ヒロシ(7分26秒 片エビ固め)X吉岡世起
※ノーザンライトボム
◇第2試合◇
▼30分1本
○水波綾(7分4秒 片エビ固め)×渋谷シュウ
※ダイビングギロチンドロップ
◇第3試合◇
▼30分1本
崔領二 ○KAZMA SAKAMOTO (8分13秒 体固め)浜亮太 X中之上靖文
※後頭部へのローリングエルボー
◇第4試合◇
▼30分1本
○MAZADA (7分53秒 キャメルクラッチ)X稲葉大樹
◇第5試合◇
▼30分1本
○河野真幸(8分11秒 体固め)X船木誠勝
※ランニングニーリフト
◇第6試合◇
▼30分1本
○カズ・ハヤシ 近藤修司(13分47秒 片エビ固め)X田中稔 金本浩二
※パワープラント◇第7試合◇
▼30分1本
○グレート・ムタ TAJIRI(9分41秒 体固め)レネ・デュプリ Xゾディアック
※閃光魔術
◇第8試合◇
▼60分1本
○真田聖也(14分46秒 片エビ固め)XKAI
※ムーンサルトプレス
WRESTLE-1名古屋大会をニコ生にて視聴、オープニングのMCでは武藤が登場するが、デュプリとゾディアックの襲撃を受けてしまうというハプニングが発生する。
今大会はXは1人のみだがカードは当日発表、しかし第1試合終了後に真田がKAIとの再戦をアピールすれば、第2試合前には河野が船木との対戦をアピールしたため後半戦のカードはほぼ固まった。
第5試合で河野が船木と対戦するも河野は膝を駆使して試合は組み立てるが、受けにまわってしまうと受けの弱さが際立ってしまう。試合は欠場した佐藤耕平(外傷性網膜剥離で欠場)のに代わりに河野、崔と共闘したKAZMA SAKAMOTOが背後からイスで船木に一撃を浴びせた後で、河野が至近距離からの顔面ニーで3カウントを奪い勝利、河野は勝つには勝ったが崔やSAKAMOTOらのおかげで勝てた試合でもあり、受けの部分で課題を残した。
セミでは今回のXとしてWNCのTAJIRIが登場、そして武藤ではなくムタがサプライズで降臨しファンを大いに沸かせる。試合は外国人側がTAJIRIを捕らえて先手を奪うも、ムタが登場して大暴れすると形勢逆転、そういった意味ではTAJIRIも今回は脇に周っていた感じだった。最後はムタとTAJIRIがレネにW毒霧を噴射し蹴散らした後で、ムタが花火攻撃からの閃光魔術でゾディアックを降し勝利、セミに周ったがムタの存在感を示す試合だった。
メインはKAIvs真田となったが、真田も自己アピールと試合運びが上手くなったが、ファンに大きなインパクトを残せていない、試合はKAIの攻撃を凌いだ真田がエルボーで流れを掴み、雪崩式フランケンシュタイナー、タイガースープレックスの連発からムーンサルトプレスで勝利となったが、成長はしているがインパクトが足りないというのを感じさせた試合だった。
全体的な感想をいうとムタや第6試合で組まれたカズ、近藤vsジュニスタはベテラン勢がしっかりしていたのもあって存在感を示していたが、河野や次世代のKAIや真田は上の選手の存在が大きすぎてインパクトを残せず仕舞いという印象を受けた、WRESTLE-1も上々なスタートを切っているが課題は多い・・・ -
武藤が見せるファンタジーWRESLE-1が旗上げも課題多し
9月8日 WRESTLE-1 TDCホール「WRESTLE-1旗揚げ戦」2500人 超満員札止め
◇第1試合◇
▼稲葉大樹デビュー戦/30分1本
○大和ヒロシ 稲葉大樹(6分38秒 片エビ固め)XNOSAWA論外
MAZADA
※ノーザンライトボム
◇第2試合◇
▼30分1本
○佐藤耕平 崔領二(10分18秒 片エビ固め)浜亮太 X中之上靖文
※パイルドライバー
◇第3試合◇
▼スターダム提供マッチ/30分1本
○世IV虎(6分27秒 片エビ固め)X岩谷麻優
※ダイビングセントーン
◇第4試合◇
▼30分1本
田中稔 ○金本浩二(13分01秒 アンクルホールド)望月成晃 Xフジタ“Jr"ハヤト
◇第5試合◇
▼30分1本
○関本大介 岡林裕二(15分06秒 ジャーマンスープレックスホールド )カズ・ハヤシ X近藤修司
◇第6試合◇
▼30分1本
○桜庭和志 柴田勝頼(18分06秒 チキンウイングフェースロック)船木誠勝 X河野真幸
【試合後に船木を襲撃しZERO1勢と結託した河野】「船木さん! いや船木! お前の子分は今日で終わりだ。仲良しこよしでやってる場合じゃねぇんだ。WRESTLE-1、今日から好き勝手やらせてもらう。所属とか理念とか信念とか関係ねぇ」
◇第7試合◇
▼30分1本
○KAI (16分45秒 片エビ固め)X真田聖也
※スプラッシュプランチャ
【試合後のKAI、真田】
KAI「真田、悔しいだろ。何か言ってみろ」
聞き流す真田「そんなに俺と何回でもやりたいなら何回でもやってやるよ」
KAI「俺もお前が何回でもやりたいならやってやるよ」「俺自身、エースだというプレッシャーはあるし、自覚もしたい。誰がエースか手を挙げないと。手を挙げないんだったら俺がエースだ」「一回勝ったくらいじゃ勝ったつもりはない。どっちかが音を上げるまで、やりますよ」
◇第8試合◇
▼60分1本
○武藤敬司 ボブ・サップ(10分20秒 体固め)Xレネ・デュプリ ゾディアック
※ムーンサルトプレス
【武藤の話】「みなさんのおかげで旗揚げ戦を迎えることが出来ました。ただ初めてで色々あって、途中でリングが壊れて、てんやわんやだったんですよ。表面上は美しくしてたけど実は大変でした(苦笑)。またサップクラスになるとシークレットにしておくのは大変ですね。コミュニケーション不足は否めなかったけど、いい動きはしてましたよ。今日は自分自身、現場にいて忙しくしていて、他の試合は見てないんですよ。俺の試合で見たら、現時点というよりも、これまでの自分の積み重ねで応援してくれた人が多かったと思います。(他団体の協力について)ありがたいですよ。半沢直樹じゃないけど、この義理はいつか倍返しにしたいです。(今後の方向性は?)リング上で言ったように世界一のプロレス団体という目標を持っていながら、でもいきなり王国にはならないから、他団体の力を借りながらやっていくしかない。いずれは自分たちの団体で回していけるようにしたいですね。(出場選手がXで満員となったが)Xが出てきた時に『えーっ?』とならなかったですか? まあXは出る方が厳しい。また機会があればXにしたいけど、Xにふさわしいレスラーというのはハードルがある。技術に自信がないと名乗り出ないでしょう。そういう意味で今日のXは満足しているし、だからこそXにしたんですけどね。(50歳で旗揚げ戦を迎えたことについて)いいんじゃないですか。序盤でリングが壊れて、インターミッションでも直らなくて、最高のパフォーマンスが出来たかと言われると、言い訳が出ちゃうかもしれないです。(KAIのエース宣言について)あえて意識して見てないです。無視したというか。まああいつが体で沸かせていたから、俺は表情や顔芸で沸かせようかなと(笑)。(ムーンサルトに新団体の決意を見たが)ムーンサルトはめでたい時に出したいような。縁起物になりつつあるからね(笑)。縁起がいい方向に強引に持っていきました。(全シリーズに参戦する予定?)いずれにせよ若いやつが頑張らないとダメです。今日を迎えるにあたって、実はかなり練習したんですよ。自分が満足いく試合が出来ると思ったら出るし、それが出来なかったら出ないですね。ただ金沢大会までは出る決心をしているので、次のことは金沢が終わったら考えます。W-1は全部パーフェクトじゃないけど、そこで何とかみんなでプロレス頭を働かせて前に行けたらと思います。(9月大会も対戦カードはXになる?)さすがに3〜4回も出来ないでしょう。今、カードをXにしても俺が言っているプロレスの点から線にはならないし。いつかはそういう巡業にしたいけど、いつまでもXはやることじゃないですね。とにかくみんなでプロレス頭を使って面白いことをやっていきます。(ジェフ・ジャレットは定期参戦?)あいつもクソ忙しいから、まずは試合をしてもらって、それからどうつながるか考えたいです。なのでとりあえずは1発です。こうやってジャレットが試合をしてくれるなら、自分もコンディションを作ってあげていかなきゃいけないですね。(耕平と崔が定期参戦をしていたが)今日はまるっきりというか、ほとんど試合を見てないんですよ。でも2人も器量としては揃っているんで、今までの彼らの印象だったら受け入れ態勢はOKです」
【KAIの話】「正直、2回目の復帰戦で不安半分、楽しみ半分。ここまで復帰できたのは、支えてくれる妻がいて、待っていてくれるファンがいて、それでW-1を共にやっていこうという仲間がいたからこそ。今日こうして復帰することができて、すごい感謝しています。(真田は何度でもやってやると言っていたが?)負けといてああ言われちゃったけど、本来は俺の方こそ何回もやってやるって気持ちだし、一回勝ったくらいじゃ勝ったつもりはない。どっちかが音を上げるまで、やりますよ。(W-1のエースを明言しているが?)俺自身、エースだというプレッシャーはあるし、自覚もしたい。誰がエースか手を挙げないと。手を挙げないんだったら俺がエースだと。エースと言ったからには、武藤さんに『安心してお前に託した』と言ってもらえるようにより一層頑張っていきたいです」
【真田の話】「この結果がすべて。何がやりたいか分からない状況で、だからこの結果になったと思います。(W-1に所属する? それともフリー参戦?)まだあやふやなところですね。ただ日本で生まれたから日本が大好きです。まだ自分に答えが見つかってないから、いろいろな経験がしたくて海外に行きましたけど、まだ日本でやりたいですよ。(コスチュームが新しくなったが?)実は前のコスチュームはモチベーションが上がらなかったんです。飽きもきていたし。でもこのコスチュームになって、昨日の夜は眠れなかったですね。(Xとしての出場は?)一人ぐらいXがいてもいいと思ったし、全員一緒は嫌でした。僕は変わり者なんで。(カナダで失ったGAORA TV王座については?)自分は全日本を辞める形になって、あれは全日本のベルトなんで。無責任かもしれませんが、あとは向こうに任せます」
【試合後のカズ&近藤】
▼カズ「2ヶ月、長かった。自分たちの目標を見つけて、9月8日、ここがあるというのは。W-1の選手、スタッフ、みなさんが作ってくれたプロレス団体、それを取り巻くたくさんの人たち。そしてファン。すべての人にありがとうと言いたいし、その想いのプレッシャーはなんだろう…。タイトルマッチとはちょっと違う。えらいもんを背負ったと感じました。でもこれが次への第一歩なんで。昨日の会見でも言ったけど、僕はW-1とはXを自分で作っていく団体だと思っています。だから自分の口でどうしていきたいかを語っていかなくちゃいけない。みなさんにそれを伝えてファンの人たちにも伝える。この僕たちの想いをちゃんと伝えなくちゃいけないし、伝えられない人間はW-1にはいられない。でもその代わり、W-1はすべての感情を裸のまま出せる団体だと思います。僕はこの団体で、この仲間たちとこういうスタイルができて幸せです」
▼近藤「僕は基本的にリングで言ったことがすべてです。生意気で問題になる言葉かもしれません。既存のプロレスを否定するわけじゃないですが、マスコミのみなさんも一度立ち止まって、どうしたらプロレスが発展するか考える機会を持ってもいいんじゃないですか? この2ヶ月間、このままでいいのかを考えた時、もっとみんなでもっと協力して外に(プロレスを)発信していきたいと思いました。生意気ですが、一度ちょっと短い時間でもいいんで考えてみて下さい。僕らも一緒に作り上げていこうって気持ちです」
注目のWRESTLE-1旗揚げ戦をGAORAの生放送にて視聴、注目のXは第1試合ではNOSAWA、MAZADAの東京愚連隊、第2試合ではZERO1の耕平と崔、第4試合では金本が登場して継続となったジュニスタにDRAGON GATEの望月にみちのくプロレスのハヤト、第5試合では関本、岡林のストロングBJWと武藤と第3試合のスターダム提供マッチを除いては、武藤との縁もあり、また武藤体制の全日本の継続をうかがわせるような選手起用だった。第1試合は稲葉をもう少しみたかったのもあり、第2試合では中之上が新日本の小島聡風にイメチェンをするなど変化がられた。
第4試合から淡々とした大会の流れが一変、第4試合ではシバキ合いから第5試合では正面からのぶつかり合い、第5試合のカズvsストロングBJWは前半戦の好勝負でスピードvsパワーの好対照ながらもどちらが勝ってもおかしくない試合だった。
第6試合の船木、河野の相手は桜庭、柴田。2007年のDynamaite!のメインで対戦した船木と桜庭、船木がビックマウスからチームARMS時代に師弟関係を結んでいた柴田とプロレスのリングで対峙し、接点のない小橋建太がTV解説する、ファンタジーを標榜するWRESTLE-1にぴったりのカードだ。試合は船木と桜庭が見事なグラウンドの攻防を展開、船木vs柴田になると船木がキックで攻め込んだのに対し柴田は足四の字を決めるも、船木は掌低で脱出してから足四の字で返すなど、船木のプレッシャーで柴田が押される。だが柴田vs河野となると柴田は船木とは違ってプレッシャーを感じずガンガン蹴りを浴びせ、桜庭もグラウンドで翻弄されるなど不甲斐なさが目立つ、試合は場外で船木と柴田がやりあっている間に桜庭は河野をサクロックで仕留めにかかるが河野は防ぐも、最後はチキンウイングアームロックで捕獲されタップとなった。試合後にはZERO1の耕平、崔が船木を襲撃、河野も救出に駆けつけるかと思えば船木にイスで一撃を浴びせ、船木に対して決別宣言しジャイアントニーでKOするというサプライズが起きた、今後はZERO1勢との結託となるが、不甲斐ない試合を見せた河野が変わるには謀反を起こすしかなかったかもしれない。
セミのKAIの相手は海外遠征を終えた真田、真田は出発前より体を絞り込みルチャ的な動きを取り入れ、またヒールっぽくキザな仕草を披露するなど海外遠征の成果を見せるが、試合はKAIが噛ませ犬になる気はなく正面からぶつかり合う好勝負となるも、真田のTHIS IS ITとムーンサルトプレスが決め手にならず、KAI開脚式ツームストンパイルドライバーで突き刺すと猛ラッシュをかけ、最後はスプラッシュプランチャで勝利で真田が凱旋試合を勝利で飾ることは出来なかった、試合後は真田もキザな雰囲気を崩さなかったが全てを出し切れていない感じもした。
メインは武藤のパートナーはWRESTLE-1の主役だったサップ、武藤全日本の常連だったデュプリ、ゾディアックと対戦するがサップはともかく武藤も旗揚げ準備に追われていたのか動きが悪い、最後はデュプリをムーンサルトで仕留めたが、現在の武藤からしてみれば精一杯だったと思う。
W-1はKAIvs真田、河野の造反とZERO1勢との結託、カズ&近藤vsストロングBJWと線は出来上がった、その線をいかに発展させて次の点につなげていくか、また武藤を全面に的に出ているがどこまで下がれるか、大きな課題でもある。【感謝】本日はWRESTLE-1旗揚げ戦に多数様のご来場、GAORA、ニコ生、USTREAM、ご視聴誠に有難う御座いました! 今後も熱いご声援の程宜しくお願い申し上げます!! http://t.co/sNQQvjlBcI #w_1 pic.twitter.com/L1jK9I1fMh
— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) September 8, 2013【WRESTLE-1】旗揚げメイン締め 武藤、「世界一の団体」へ船出▼新世代エース闘争幕開け KAIが凱旋・真田を返り討ち▼桜庭&柴田サプライズ登場 船木と再会対決…TDC大会 http://t.co/3wHpiJctDF #W_1 pic.twitter.com/B5aGONObQy
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) September 8, 2013W-1はだいたい皆同じ満足度か。やっぱメインのXは期待しすぎて、ちょと残念なメンバーだったけど、武藤ワールドは見せられたかな。あと船木と河野は別れて良かったかも。河野のよわよわしい攻撃は相変わらず駄目です。あれだけの身体有るのに柴田より説得力の無い攻撃だし。駄目だな。 #w_1
— tomoaki.f (@ftomoaki00) September 8, 2013分裂直後の「あれ?全日のいい部分、全部諏訪魔の方にのこったんじゃない?」を実感するような旗揚げ興行でした。 今回の+αの部分はやはり特別で、今日以上の内容は今後はそうそう見込めないでしょう。早急に方向転換してほしいですね。 #W_1
— ヅカサン (@Duka3) September 8, 2013セミファイナルはそんなに悪い試合ではなかったと思う。かといって大賛辞を贈るほどの試合ではなかったのも事実。真田もKAIもエース候補なので常に高水準の試合をしなくては! #w_1
— アベックピアノ (@ssaw4season) September 8, 2013W-1のニコニコ生放送観戦が終了。う~ん、なんていうか…やはり他団体からの移籍組がいい試合をしている、とか、武藤塾出身の選手の試合はいつまでも練れてない…とか、本当にこりゃ「武藤全日本」そのものだな(笑)。個人的には、立場的に浮いてしまった船木誠勝の去就が気になるところだな。
— 高倉仮面 (@Masked_Takakura) September 8, 2013正直、KAI、真田、大和、中之上で客呼べるようにならなきゃダメよね。団体引っ張っていってもらわないと。 #w_1
— 神無月 (@kan7kan7) September 8, 2013大体これまでのカードを見ていると、前の団体の流れも組みながらの編成。点より線を大事にする武藤さんらしい!! #w_1
— K・OKADA@プロレスファン15周年 (@kousuke26pro) September 8, 2013 -
WRESLE-1の旗揚げ戦のカードが決まるもXだらけ!
☆9/8(日)東京ドームシティホール『WRESTLE-1旗揚げ戦』15:00開場、16:00開始
▼女子プロレス シングルマッチ
X (1/30) X
▼稲葉大樹デビュー戦 タッグマッチ
X X (1/30)大和ヒロシ 稲葉大樹
▼タッグマッチ
X X (1/30)浜亮太 中之上靖文
▼シングルマッチ
X (1/30) KAI
▼タッグマッチ
X X (1/30) X 田中稔
▼タッグマッチ
X X (1/30)近藤修司
カズ・ハヤシ
▼タッグマッチ
X X (1/30)船木誠勝 河野真幸
▼タッグマッチ
X X (1/60) X 武藤敬司※試合順は当日発表
【武藤の話】「(全対戦カードについて)発表といってもみんなX。こちら側が所属で、基本的にXというのは他団体中心の選手です。(何団体ぐらい?)適当に想像させるのも演出の一つで、俺も何団体かわからないんだよ。(こういうカードにした理由は?)演出の一つと考えてもらえれば。たぶんこのままでいくと、このXというのは入場する時までわからないですね。皆様方に想像して頂いて、それも一つの楽しみというかさ。一応、みんなに楽しんでもらえるカードを組んだつもりです。俺の場合、パートナーまでXなんだよ。(パートナーにふさわしいビッグネームになる?)何がどこまでビッグネームかわからないんだけどな。もしかしたらこのXの中に全日本プロレスの選手はいないかもしれないな。(9月シリーズも同じような形になる?)ある意味、もしかしたら旗揚げ戦だからこそやれる規格だったりして。俺たちはまだ流れてないわけで、意外とXが受けたらもう一回やるかもしれないし。(外国人はいない?)いるんじゃないの。俺(カード一覧を)みなきゃ把握してないんだよ。たぶんいますよ。(Xのヒントは?)ダメ! マスコミの皆さん、水面下で情報が入ってもくれぐれもシークレットでお願いします。(女子の試合も組まれたが?)女子プロを上げたいと一つの華としてね。それが実現に至るということですね」
9月8日TDCホールで旗揚げする『WRESTLE-1』の旗揚げ戦の全カードが発表されたが、武藤を始めとする所属選手がラインナップされ、女子プロレスの試合が組まれているものの対戦相手と試合順は当日発表となった。
IGFの旗揚げ戦みたいな感じだが、武藤は渡米しTNAと接触、また第1次W-1の主役でもあり最近は各メディアへ再び出演が多くなったボブ・サップにオファーをかけるなど精力的に動いている。
気になるのはやっぱり真田聖也の存在、真田はカナダからメキシコへ渡りW-1への参加が決まっているアンディ・ウーと行動してつつ内田雅之氏とは連絡を取り合っているという。そのXの中に真田が入っているのか?
XだらけのW-1の旗揚げ戦、中身はいったい何か? -
リアルファイトとは真逆のファンタジー、それが『WRESTLE-1』だった
東京スポーツより
新団体名を「W-1」とした理由は?
武藤敬司「愛着?ありましたね。選手たちを信じてるし、可能性も感じている。主義・主張をぶつかり合える“民主主義プロレス”ができたら」
選手の補強や他団体との交流は?
武藤敬司「具体的にはまだ何も決まってない。プロレス界をお騒がせしてしまったから、まだ信用もないだろうし。ただ、しっかりと基盤ができれば、女子レスラーなんかも10人くらいいてもいいかと思うよ。国籍だって関係ないし、たまにはタレントも使いたい。」
演出面に関しては?
武藤敬司「演出は工夫してやっていきたい。時代の流れに合わせて3Dを取り入れるとかね。金の問題はあるけど(笑)。何が出来るのかわからないけど、その中で『ファイティング・エンターテインメント』を見せる。2002年のムタとサップの試合は、入場から演出、会場の雰囲気・・・全てがあれに勝てるものはない。ああいう演出をやりたい」
今後の展望について
武藤敬司「本当はこんなこと(分裂)になるはずじゃなかったんだけどな。プロレスが生き残るために、俺にレールを敷いてくれてんだよ。全日本プロレスとの交流は当分ない。頑張ってくれよってことしかない。俺は10代や20代の若い世代にもプロレスを伝えていく」
新団体『WRESTLE-1』を立ち上げた武藤が東京スポーツのインタビューに答え、今後の展望を明かした。
今後の展望に関しては見方次第では白石伸生・全日本プロレス社長の提唱している“ガチンコプロレス”とは真逆、また女子の起用などは全日本プロレスという枠組の中では出来なかったことをやりたいといった感じだった。
『WRESTLE-1』は2005年の焼き直しで名前からいって失敗するのではというイメージがあるが、そもそも『WRESTLE-1』とは何だったのか?
『WRESTLE-1』は武藤敬司の全日本プロレスとK-1を当時運営していた株式会社ケイ・ワンの石井和義氏が組んで「プロレス版Dynamite!」のふれこみで開催、PRIDEを要するDSEも運営協力に携わっていった。
武藤全日本の初期のマッチメーカーだった渡辺秀行氏によると最初は全日本プロレスに地上波放送を付けるというところから始まったが、日本テレビが捨てたコンテンツに他局は手を出そうとしなかった、それだったら新しいパッケージで、今の時代に合ったコンセプトでやる新しいプロレス、企画をフジテレビに持っていったがフジテレビ側はプロレスという言葉を使ってくれるなと言われたことで、『WRESTLE-1』というネーミングをつけ、K-1とPRIDEがリアルファイトを謳うとなればWRESTLE-1は真逆のファンタジー、コッテコテのエンターテイメントプロレスを見せる、それが武藤の考える『WRESTLE-1』だった。
だがフジテレビ側は全日本プロレスに誰が所属しているのか知らず武藤敬司と馳浩しか知名度がないことから『WRESTLE-1』にGOサインを出さない。そこで当時人気を博しプロレスの経験のあるボブ・サップをWCWでプロレス経験のあるサム・グレコ、PRIDEで活躍し新日本プロレスに参戦経験のあるマーク・コールマンとケビン・ランデルマン、ヒース・ヒーリングを加えたことでやっとGOサインが出るも、フジテレビ側は視聴率を獲得するためにサップを主役としたイベントにすることを要求、全日本も地上波を獲得するためにフジテレビ側の要求を飲まざる得ず、『WRESTLE-1』もゴールデンタイムで放送されたがサップ中心に扱われたせいもあってプロレスファンからは批判的な声が多かった、おそらく全日本側も地上波中継を付くまでと批判の声に我慢はしていたと思う。
WRESTLE-1は2回開催されたが、2回目である2006年1月8日の東京ドーム大会前にDSEの森下直人社長が急死したことで状況が一変、DSEが一時的に機能しなくなったことで大会にも大きな影響が出てしまう、大会後には石井氏が脱税で逮捕され、K-1とPRIDE双方共体制が変わってしまった、PRIDEがK-1からミルコ・クロコップを引き抜いたことで険悪となり、第1次WRESTLE-1はK-1とDSEの都合で頓挫してしまった。
WRESTLE-1は「プロレス界のナンバーワンを決めるトーナメント」という形で2005年に復活、この時はFEGの代表だった谷川貞治氏が新日本プロレスを退社していた上井文彦氏を抱きこんでプロレス興行をやらせようということでWRESTLE-1を持ち出したが、上井氏がビックマウスを設立しスーパーバイザーに前田日明を担ぎ出してからFEGが前田を取り込み始め、谷川氏がWRESTLE-1より総合格闘技のHERO'Sに力を入れるようになってから双方の関係がギクシャクし始める、WRESTLE-1は2回延期の末、全日本やNOAHの協力で8月に開催されるも大会の主導権はFEGに握られ、上井氏は蚊帳の外に置かれてしまう。
第二次WRESTLE-1も2回開催されたが、WRESTLE-1に協力していた全日本の役員が退社し、新日本プロレスもユークス体制に移行したのもあり、谷川氏のFEGも手を引いたことからまたしても頓挫してしまった。
今度は武藤がWRESTLE-1を担ぎ出したが、昔と違うのは現在ではエンターテイメントプロレスが受け入れられるようになったことと、力を持っていた格闘技団体(K-1、FEG、DSE)などが携わるイベントではなく、プロレス団体として始動すること、武藤がWRESTLE-1を通じて新しいファンタジーを作り上げることが出来るか、じっくり見定めて生きたいと思う。 -
武藤敬司が始動で団体名も「WRESTLE-1」!だが参加メンバーに真田聖也の名がなかった・・・
(プロレス☆格闘技DXより)
武藤敬司率いる新団体「WRESTLE-1(レッスル・ワン、略称:W-1)」の設立発表会見が10日、都内・GENスポーツエンターテイメント事務所で行われ、代表取締役社長を務める武藤を筆頭に船木誠勝、カズ・ハヤシ、近藤修司ら所属選手10人、練習生2人、阿部誠リングアナウンサー、村山大値、神林大介両レフェリーの計15人が出席。旗揚げ戦が9・8東京ドームシティホール大会に決まり、武藤は「民主主義プロレスというか、主義主張をぶつけ合えるリングにしたい」と再出発へ意気込んだ。
◇
5月31日付で会長職を辞任し、全日本を離脱した武藤が噂されたとおり、新団体設立へとこぎつけた。団体名は「WRESTLE-1」。かつて武藤全日本とK-1がタッグを組んだイベントと同名で、「WとかけてレスリングのWであったり、ワールドワイド、ワールド。それとウィン.その中で一番を獲りたいという気持ちもある」との思いが込められている。新会社「GENスポーツエンターテインメント」が運営し、武藤が同社の代表取締役社長を務める。所属選手は武藤を筆頭に、6月いっぱいで全日本を離脱した船木誠勝、カズ・ハヤシ、近藤修司、田中稔、河野真幸、KAI、大和ヒロシ、浜亮太、中之上靖文、海外遠征中のアンディ・ウーの11名。全日本の練習生だった稲葉大樹(海外遠征中)、石坂ブライアン、吉岡世起も引き続き練習生として新団体に名を連ねた。
新たな船出となる武藤は初めて自らの手で団体を立ち上げることとなり、「正直プレッシャーも感じてます」としながらも、「ただ以前になくまっさらのゼロのところから始まりますので、ここ数日そうなんですけど、日々エンジョイしております」と旗揚げ戦へ向けた多忙な日々に充実感も味わっている。
旗揚げ戦は9月8日、東京ドームシティホールに決定。かつてのW-1ではプロレスエンターテインメントを標榜し、従来にないプロレスを目指した。「志半ばで終わりましたが、気持ちはその時のまま」と言う武藤だが、「あれはなくなってしまった。同じやり方をしたらなくなってしまうわけで、まるっきり違う形になる」と新たなプロレスを模索するつもり。その中で目指すは“ファイティングエンターテインメント"。「一見、志が同じに見えて個人で誤差があるような気もします。そんな中でみんなが自分たちの持ってる主義をぶつけ合えるようなリング、民主主義プロレスというか、主義主張をぶつけ合えるリングであったら」と選手間の対立図式がわかりやすいリングにしていくつもり。そのために他団体との交流も視野に入れている。
旗揚げ以降の興行日程は未定だが、従来の団体同様にシリーズを組む巡業スタイルを目指す。当然、若手育成にも着手していくことになり、現在、道場建設にも動いているという。近藤が無差別級のタイトル創設を熱望したように、団体としての地盤が固まった時、ベルトを新設する予定だ。気になる全日本側との違約金問題に関しても、「全選手に関してクリアーしてるから。そういうもの(違約金)も発生しない」(武藤)と弁護士を通じて解決した上で新団体を立ち上げた。
武藤自身はこれまで同様に限定出場となる予定。「プロレスラー・武藤敬司という部分で葛藤とか、戦う部分がある。どれだけのものをみせられるかわからないけど、日々戦いますよ」と誓った武藤に、同席した所属選手たちも「この団体が現役生活最後のリングになるよう、自分も柱の一つになって支えていきたい」(船木)、「WRESTLE-1をポジティブに、そしてハピネス…幸せな空間を作る。そういう団体にしたい」(カズ)と新団体にかける覚悟を口にした。
来年でデビュー30周年。節目を前に武藤は新団体に集まった仲間たちとともに再出発を図る。
[所属選手]
武藤敬司
船木誠勝
カズ・ハヤシ
近藤修司
田中稔
河野真幸
KAI
大和ヒロシ
浜亮太
中之上靖文
アンディ・ウー
稲葉大樹(練習生)
石坂ブライアン(練習生)
吉岡世起(練習生)[所属リングスタッフ]
阿部誠リングアナウンサー
村山大値レフェリー
神林大介レフェリー[旗揚げ戦]
2013年9月8日(日)東京ドームシティホール 16:00開始
※団体ロゴ、旗揚げ戦詳細に関しては、決定次第発表[運営会社]
株式会社GENスポーツエンターテインメント(略称:GSE)
【武藤の話】「まず最初にプロレス界の皆様、いろいろご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。自分は来年でプロレス界30年なんですが、思えば最初、新日本プロレスで闘魂を学び、その後アメリカに渡り、フロリダ、テキサス、プエルトリコ、WCWでアメリカンプロレスを学び、そしてまた10数年前から全日本プロレスで王道を学び、その全日本プロレスに限っては経営に携わって、多くの失敗もしましたけど、そういうことがカサとなり、自信にもつながって、このたび、団体を旗揚げすることを決めました。その団体名はWRESTLE-1といいます。もしかしたら皆さん、WRESTLE-1聞き覚えがあると思いますが、10年前に当時、全日本、K-1、PRIDEと近未来的なプロレスをやりたいという志でやったことがあるんですが、その時はチームワークの悪さなどを露見してしまい、志半ばで終わりましたが、気持ちはその時のままで、この名前にしました。あとWRESTLE-1…WとかけてレスリングのWであったり、ワールドワイド、ワールド。それとウィン。その中で一番を獲りたいという気持ちもあります。団体としては新参者というか、新しい団体ですが、皆さんとここにいるメンバーと力を合わせて頑張っていきますので、よろしくお願いします。9月8日、旗揚げ戦をします。(これだけの選手がついてきて責任もあるが?)正直プレッシャーも感じてます。ただ以前になくまっさらのゼロのところから始まりますので、ここ数日そうなんですけど、日々エンジョイしております。(どんなプロレスを目指す?)常に時代にあったプロレス、そのままでいると風化してしまいますので、未来につながる橋になればと俺自身、思ってます。ただプロレスというのはあまりにもフリーな部分があって、一見、志が同じに見えて個人で誤差があるような気もします。そんな中でみんなが自分たちの持ってる主義をぶつけ合えるようなリング、民主主義プロレスというか、主義主張をぶつけ合えるリングであったらいいかなと思います。(旗揚げ戦以降の予定は?)そのへんもみんなで試行錯誤しながらもしかしたら従来のいい部分は残して、新しい部分にしなきゃいけない部分は変えたりとかして、まだ時間がありますので、みんなで試行錯誤しながら考えていきたいと思ってます。(旗揚げ戦の試合数はどのぐらいになりそう?)さしあたって、これだけついてきてくれたのがあるけど、まだ試合を組むには若干少なく感じる中で、具体的にマッチメークは考えてないけど、このメンバーが力を発揮できるリングにできればと思ってます。(ヒザの手術を中止して新団体を立ち上げたが、今後の現役生活については?)さっき中之上とか、みんな俺に負担をかけないようにって言ったけど、俺、甘えん坊だからもしかしたら甘えるかもしれませんけど、手術をやめたのは事実で、それはリングに上がるためにやめてるわけだから、旗揚げ戦までまだ時間があるから、コンディションだけはしっかり整えておきたいと思います。(道場を作る予定は?)数箇所みたり、探したりしてるんですけど、今日も会見が終わったあと、いい物件があるというので見に行きます。今、早急に探している最中です」
【船木の話】「10日前に全日本のリングにお別れして、1週間ぐらいは全日本での思い出をゆっくり振り返っていました。自分も武藤さんと同じで来年30周年を迎えます。新日本、UWF、藤原組、パンクラス、K-1、DREAM、全日本プロレス。このWRESTLE-1が自分にとって8つ目の団体になります。年齢もありますので、この団体が現役生活最後のリングになるよう、自分も柱の一つになって支えていきたいと思います」
【カズの話】「自分はプロレス生活をインディーから始まって、いろいろ小さい村や町を回って、メキシコの闘牛場のグチャグチャになった上に建てたリングで戦ったり、アメリカに行ってPPVやったり、ライブ放送をやったり、いろいろな経験をプロレス界でさせていただきました。その中で自分が思うのは、みにきてくれたお客さんをネガティブにさせちゃいけないなというのがあります。僕はWRESTLE-1をポジティブに、そしてハピネス…幸せな空間を作る。そういう団体にしたいと思ってます。よろしくお願いします」
【近藤の話】「また一つ新しいことができる喜びを感じています。WRESTLE-1という名前を聞いて思い浮かぶのが、新しいプロレス、革新的なプロレスでした。まだこの団体というか、この団体にはベルトという話はたぶんないと思うんですけど、今のうちにベルトがないうちに言っておきたい。一つ提案がありまして、革新的なプロレス、今この業界、ヘビーもジュニアもない。そういう垣根を取っ払ったプロレスをこの新しい団体でやりたい。その上でトップを目指す。そんな気持ちでいっぱいです。WRESTLE-1皆さん楽しみにしててください」
【稔の話】「簡単にできると思って軽々しく言うわけじゃないですけど、目指すは世界で一番のプロレス団体だと思うし、今いるメンバーでてっぺんから見る景色を見たいし、大金をつかみたいと本気で思っています」
【河野の話】「先月と変わらず1試合1試合頑張って、その姿をお客さんに見てもらって楽しんで帰ってもらう気持ちはWRESTLE-1でも一緒です。一生懸命頑張っていきたいと思ってます」
【KAIの話】「自分は今ケガしていまして、旗揚げ戦が9月8日と聞きましたので、間に合うようにリハビリ、治療、練習を頑張りたいと思います。この団体にこれだけのメンバーが集まりましたが、武藤さんに安心してもらって、自分たちが引っ張っていける団体を目指したい。自分が引っ張っていく気持ちで頑張ります」
【大和の話】「私、この時代に生まれたプロレスラーとして、この時代ならではの戦い方で、その時代そのものと戦う覚悟でこうしてこの場に立っております。私の座右の姪である努力に勝る力なし、それをWRESTLE-1の名前そのものを世界一の団体にするために、そして未来への架け橋とするために思う存分使っていきたいと思います。それが私にできる精一杯の恩返しです。よろしくお願いします」
【浜の話】「僕は元力士で13年間やってたわけですけど、関取衆にはなれなかったんで、13年間付き人という仕事しかしてなかったんですけど、関取衆というのも付き人がいるから安心して戦えた。そういう完全な実力社会でした。そういう中で生きてきて、今回もWRESTLE-1という団体を武藤さんと一緒にこれからも頑張っていくわけですが、全てがゼロなんで、ファンももちろんのこと、後援してくれる方々もいっぱいいるんで、そういう方に対してこれからはもっともっと謙虚に丁寧に対処していかなければいけないんじゃないかなと思います。そういうのが団体の土台になっていくと思います。そういう土台をもとに、どこの団体にも負けないお城を作っていきたいと思います」
【中之上の話】「自分は武藤さんが好きで武藤さんについていく形になりました。これだけの選手がついてくる形になると武藤さんも不安になると思うんで、自分が武藤さんをおんぶして引っ張っていけるように、少しでも楽してもらえるように頑張ります」
【石坂の話】「WRESTLE-1練習生の石坂ブライアンです。WRESTLE-1でデビューできるように、これからも頑張ります」
【吉岡の話】「WRESTLE-1という新しい団体でデビューして、武藤さん、ハヤシさん、多くの方への恩を返していけるように頑張っていきます」
【阿部リングアナの話】「日本にはリングアナウンサーをされている方がたくさんいますが、WRESTLE-1で最高のリングアナになれるように頑張ります。ここにいるメンバーと一緒にやっていけるのが楽しみです。一生をかけて頑張ります」
【村山レフェリーの話】「志を一つにして頑張っていきたいと思います。ファンの皆さん、マスコミの皆さん、ここにいるすべての人が幸せになれるような団体になればと思います」
【神林レフェリーの話】「武藤社長の下に集ったレスラー、我々リングスタッフ、頼れる裏方スタッフ、事務方が力を合わせて一致団結して、来てくださったお客さんが幸せになれる空間作りをしていければと思います。そして…(しばし沈黙してから)ありがとうございました」
全日本プロレスを離脱した武藤敬司率いる武藤派の新団体が発表され、団体名は「WRESTLE-1」となり 9月8日のTDCホールで旗揚げ戦を行うことになった。そしてメキシコに海外武者修行に出ていたアンディ・ウーもW-1に合流、練習生二人もW-1の練習生となった。
しかし団体名「WRESTLE-1」としたのは驚いた、W-1とは2002年に武藤敬司とK-1を当時運営していた石井和義氏が合体し、そしてPRIDE要するDSEも協力していたプロレスイベントだったが、エンターテイメントプロレスと当時人気だったボブ・サップを前面に出し、まだエンタメプロレスを受け入れる土壌が備わっていなかったのもあって、当時のプロレスファンからは賛否を呼んだ。その後第2回も東京ドームで開催され、サップvsアーネスト・ホーストがプロレスマッチで実現したがファンからの評価は芳しくなく、その後石井氏が脱税で逮捕され、K-1とDSEの関係が悪化したのもあり、W-1は中断となった。
その後新日本プロレスを退社し個人事務所であるビックマウスを設立した上井文彦氏がFEGの代表だった谷川貞治氏が組んでプロレストーナメントとしてW-1を再開したものの、上井氏と谷川氏の関係が上手くいかず、トーナメントも2回戦を行っただけでその後は中止、W-1は封印された。
W-1がどうい団体になるのかは見て見ないとわからないが、わかるのは思い切り武藤カラーの団体になるのではということ、武藤全日本は和田京平レフェリーを退団させたことで創始者のジャイアント馬場カラーを廃し、思い切り武藤カラーの武藤全日本に染め上げようとしていた、しかし白石伸生氏が全日本に携わりFBで“ガチンコプロレス”を提唱するようになってからは、武藤カラーは否定され始め武藤は退団、新団体へと走った。
選手も武藤は体調と経営に専念ということでスポット扱いとなるが、船木という軸になるレスラーを確保し、カズや近藤、稔などベテランがおり、KAIや大和、河野、浜など次世代の選手が控え、若手選手もいるし練習生もいる、武藤にしてみれば理想的なメンバーが揃い、思う存分武藤カラーに染め上げる団体を目指すのではと思う。
ただ気になったのは全日本を退団した真田聖也の名前がなかったこと、W-1に参戦なら名を連ねていてもおかしくないが、真田はW-1また全日本どちらとも着かず自分の道を歩み出そうとしているのか・・・
ようやく武藤も「W-1」として動き出した、団体を作り上げた以上成功して欲しい。