忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

征矢学がWRESTLE-1に登場も想定内と想定外

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

征矢学がWRESTLE-1に登場も想定内と想定外

1月12日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 SUNRISE TOUR 2014」 後楽園ホール 1500人(満員)


<試合後のコメントなどは週刊プロレス・モバイルまたプロレス格闘技DXより>
(オープニングで特設ビジョンでのオープニングVTR後、武藤敬司がリングイン)
武藤「ハッピーニューイヤー! あけましておめでとうございます。今年初めての後楽園大会、多数ご来場ありがとうございます! 9月に旗揚げして、土台づくりの時でした。今からは打って打って飛躍ある年にしたいと思います。今までにないプロレス、近未来型プロレスを目指して選手、スタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。正月なので、お年玉ということで…。お年玉にならないかもな? プレゼントがあるんですけど。カモン!」

 

(征矢学が『GET WILD』の音楽に乗って、スーツにワイルドなネクタイをして登場)


征矢「ハッピーニューイヤー! あけましておめでとうございます。2014年からフリーとして活躍することに決めました、征矢学と申します。本日やってきたのは…WRESTLE-1のマッチメーカーとして、このリングにやってきました! 皆さん、拍手お願いします。ありがとうございます。では最後まで、本日の試合、楽しんでいってください!」。


(デスペラード登場)
河野「ハッピーニューイヤー! おい征矢、どのツラ下げて上がってるんだ。テメエ、9月に全日本に残っただろ!」。


征矢「どのツラってこのツラだよ!」


河野「都合よすぎるだろ」


征矢「ボクの知ってる河野さんは悪い河野さんじゃない。後輩思いでしょ!」


征矢「俺はマッチメーカーだ。試合させねえぞ! いいのか!?」


河野「腐れマッチメーカー、真田とKAZMAの試合組めよ!」


征矢「腐れは余計だ。よし、ちょっと考えよう」


河野「さっさと帰れ!」


◇第1試合◇
▼30分1本
○河野真幸 崔領二 レネ・デュプリ(6分34秒 エビ固め)Xカズ・ハヤシ 近藤修司 ロブ・テリー
※ランニングニーリフト


◇第2試合◇
▼30分1本
○アンディ・ウー(5分50秒 パンダ絞め)XMAZADA


◇第3試合◇
 ▼女子プロレスシングルマッチ/30分1本
○渋谷シュウ(6分8秒 ウラカンラナ)X水波綾


◇第4試合◇  
▼30分1本
○浜亮太(6分12秒 体固め)X菊タロー
※雷電ドロップ


◇第5試合◇
▼30分1本
○大和ヒロシ(2分25秒 エビ固め)XNOSAWA論外
※ノーザンライトボム


◇第6試合◇
▼ロストポイントルール/30分1本
○船木誠勝(6分4秒 TKO)X高山善廣
※右ハイキック


(休憩明け、特設ビジョンに稲葉が登場。)
稲葉「裕福な家庭ではないところで育った、上京費用を工面してくれた両親のためWRESTLE-1でビッグになってお金持ちになる」


(と決意表明後にリングインすると優雅な音楽に乗って金色のスーツを身にまとったリアルお金持ち・宮本和志が登場。葉巻きをくわえ、セコンドにはシャンパングラスを持たせている。帯同したボディーガードの持つアタッシュケースを見せつける)
宮本「おい君、お金の面で苦労したようだね。ちょっと開けてみろ! 君が今までにみたことがないお金だ。私に勝ったらあげようじゃないか」


と稲葉vs宮本戦へと突入


◇第7試合◇
▼30分1本
○宮本和志(4分18秒 片エビ固め)X稲葉大樹
※ミリオンダラードライバー


◇第8試合◇
▼30分1本
 関本大介 ○岡林裕二(19分8秒 エビ固め)金本浩二 X吉岡世起
※パワーボム


◇第9試合◇
▼60分1本
○真田聖也(7分37秒 片エビ固め)XKAZMA SAKAMOTO
※ラウンディングボディプレス


(征矢が再び登場)
征矢「本日、中之上選手の力を最大限に発揮できる相手を用意しました!」


(と特設ビジョンを指差す。中之上はインタビューで「2014年は中之上の年にする」との決意を示し、改めて「武藤さんをラクにする」という目標を語った。中之上が入場すると、Xが呼び込まれる。ZERO1の田中将斗が花道に登場する)


◇第10試合◇
▼60分1本
○田中将斗(13分16秒 片エビ固め)X中之上靖文
※スライディングD


◇第11試合◇
▼60分1本
○田中稔(18分33秒 HEATクラッチ)XKAI


稔「KAI君さ、誰が何と言おうとWRESTLE-1のエースなんだよね? 俺に負けるなんてことはこれっぽっちもないよね。どの口が言ってるんだ、このすっとこどっこい! 俺も鬼じゃない。俺たち4人はリングを下りてあげるから、ここでいつも通り締めてみなよ、恥ずかしくなかったらな! 本年もどうぞよろしくお願いします」


(稔らが退場後、デスペラードがリングに飛び込む)


河野「KAI、頑張ってたけど負けちゃったな。頑張ってたけど負けちゃったけど。見捨てられたな、負けたから。でも俺たちデスペラードはいつでもいいよ。誰が何と言おうと、デスペラードのエースはオマエだ」


(と勧誘するがKAIが拒否するとデスペラードはKAIを袋叩きに、真田がパンニャンと共に駆けつけKAIと共にデスペラードを蹴散らしにかかるも逆襲される。ここで征矢が駆けつけ真田と共にデスペラードを蹴散らす)


征矢「真田、リング上で会うのは久しぶりだな! 去年の3月から約1年間、欠場していたよ。欠場中、色んなこと考えた。人生のこと、ケガのことも考えた。みんな俺の忘れてるかなとかそういう気持ちにもなった。欠場…してからよ。分裂のさ……」


真田「おい征矢、なんで泣いてるの? みんな何言ってるか分からないよ。とりあえず頑張ろう。征矢、裏切りかもしれないけど気にしないで。最後締めて」

 

征矢「俺はマッチメーカーだから締められない。真田、ハッピーな気持ちで帰らせて。これが最後の仕事だ」


真田「アー、ユー、ハッピー!?」
(と問いかけ観客も呼応、大会を締めくくる)


<バックステージにて>
【征矢の話】「2014年からフリーとして活動することに専念していきます。1月6日に新年のあいさつを兼ねて、W-1や他の団体ともども、いろいろなところにあいさつをしたところ、僕は2月からじゃないと試合ができないと伝えたんですが、その中で『1月シリーズは試合をしないでもいいから出てくれないか』と言われて。自分も興味がありましたんで、最終的には自分で決断をしました。フリーというのはどこまで試せるのかわからない中で、こうしてすぐに仕事をくれた武藤さんに感謝の気持ちがあります。僕は一度武藤さんについていかなかった部分で、武藤さんがどう思っているかわからないです。僕の取った行動はファンの方も、待ってくれていた人も、みんなの期待に応えられなかったのは十分承知です。でも僕はこの大きな怪我をした時に、楽しんでプロレスができるのが自分にとっていいんじゃないかって思ったんですね。そう思って行動したので、僕の気持ちには何も嘘はないです。ただ、僕はあくまでフリーなので、いろんな団体に上がりたいという気持ちもあります。上がりたい団体、やりたい相手もいるんで。そいつらと必ず決着を付けたいと思います。(今日の感想は?)こういう形で参加させてもらったのは人生でなかったので。新しいことに挑戦していくというので、違う発想が僕の中で芽生えてきたというか。そういう気持ちになりましたね。(2月からW-1でやりたいと?)いやでも、まだちょっとわからないですね。どういう形で発表するのかわかりません。(同世代の仲間たちを見ると?)あえて名前は出さないですけど。他の団体の人もいますし。僕の中ではベルトも獲られた相手もいますから。(マッチメイカーとしてはどうだった?)基本的にいくつかカードを作ったんですが、乱入等で変えられてしまったので。でも、最終的に興行自体が楽しく終われればいいなと。マッチメイク自体するのは初めてですからね。武藤さんも僕にマッチメイクを任せるなんて大きな賭けに出たなと。もしかしたら、武藤さんはワイルドかもしれないですね。僕の忘れていたワイルドを武藤さんは持っているかもしれない」

 

 WRESTLE-1の2014年度が開幕したがオープニングで武藤が挨拶した後で、昨年度末で全日本プロレスを退団した征矢が登場、WRESTLE-1のマッチメーカー(進行役)に就任となった。


 大会は河野のらデスペラードがスタッフ、チアワンに暴行を振るうなどやりたい放題しつつ征矢が大会を進行、中之上もX枠として登場した田中との対戦しスライディングDで敗れた後ににデスペラードが乱入し中之上に暴行を振るう。メイン終了後にはスプラッシュプランチャを剣山で迎撃された後でHEATクラッチに丸め込んだ稔に敗れたKAIをデスペラードが勧誘に動くも、KAIは拒否すると今度はKAIがデスペラードから暴行を受けてしまう、そこで真田とアンディの師匠であるパンニャン、征矢が駆けつけてデスペラードを蹴散らし、真田がかつてのタッグパートナーがWRESTLE-1に来てくれたことを歓迎して大会を締めくくった。また第4試合では10月の両国大会以降全日本マットから姿を消していた宮本が白石伸生オーナーを皮肉ったのか富豪キャラで登場した。


 征矢のWRESTLE-1登場は「上がりたい団体がある」と本人が退団会見の際に発言していたことから想定内といったところだが半月もたたないうちになお復帰戦を待たずに登場したのは想定外、全日本側にしてみれば白石オーナーはともかくとして他の選手やスタッフも想定はしていたと思うが複雑な心境でもあるのではと思う。本来なら征矢のWRESTLE-1登場は少し間を置いてからの方がベストなのだが、すぐに征矢を上げてしまうのは白石オーナーに対するあてつけもあったのだろうがアントニオ猪木の遺伝子を受け継いでいる武藤らしいやり方なのかもしれない。宮本に関しては全日本所属でなくフリーのため全日本がそれまでと言えば全日本との関係はそれまでであり、WRESTLE-1に上がっても問題はないが、征矢は結局引き抜きだったのかというと円満に退団したとはいえ征矢本人の意志もあっただろうがWRESTLE-1のやり方を見る限りでも否定は出来ない。


 これで全日本が逆襲(引き抜き返す?)のかというと全日本は白石オーナーが沈黙、現場が主導権を握っているが双方が平行線の関係は変わっておらず内部がまとまっていないことから逆襲は現時点では難しい。


 しかし全日本とWRESTLE-1の摩擦は避けてほしいものであるが、白石オーナーと武藤が双方のトップでいる限りは避けられない、だが団体内の結束力では現時点であるがWRESTLE-1有利なのではと思っている。

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。