-
[PR]×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
大仁田と渕がアジアタッグ挑戦へ・・・80年代に開催された全日本初のジュニアタッグリーグ
10月15日新潟・三条大会で丸山敦&竹田誠志組からアジアタッグ王座を防衛した青木篤志&佐藤光留組が次期挑戦者に大仁田厚&渕正信組を指名した。
大仁田と渕はハル薗田(故人)と共に若手三羽カラスと言われ、海外武者修行時代にもタッグを組んだ仲でもあるが、大仁田がインターナショナルジュニア王座を奪取して渕より先に帰国したのもあったが、共に日本へ帰国してからは本格的にタッグ組むことはなく、アジアタッグ王座にも縁がなかった。
昭和59年8月~9月にかけて全日本プロレスは初めてのジュニアタッグリーグ戦である世界最強ジュニア・タッグ決定リーグ戦を開催した。
<出場チーム>
マイティ井上&グラン浜田
チャボ・ゲレロ&へクター・ゲレロ
フィッシュマン&ベビー・フェース
大仁田厚&渕正信
マジック・ドラゴン&ウルトラセブン大仁田は渕と組んでエントリーしたが、当時の大仁田は左膝蓋骨粉砕骨折したばかりでジュニア王者時代とは程遠い動きだった。
また当時の全日本は新日本プロレス興行の大塚直樹氏と業務提携を結んだばかりで、馬場さんと大塚氏の発案でメキシコ修行中だった三沢光晴を2代目タイガーマスクとしてデビューさせていた。
大塚氏と手を結んだ全日本は新日本を敵に回して大攻勢をかける直前であり、またUWFから撤退した新間寿氏も全日本に接近しつつあった。出場チームは当時インターナショナルジュニアヘビー級王者だった井上が浜田と異色タッグを結成、浜田もUWFに参加していたが新間氏の撤退と共に浜田もUWFから離脱、新間氏の斡旋で全日本に参戦していた、またUWAのフィッシュマンやフェースも新間氏のブッキングによるものだった。
また大仁田のライバルだったチャボは弟のヘクターと組み、マジックドラゴンに変身していた薗田はウルトラセブン(高杉政彦)のマスクマンコンビを結成して参戦した。優勝争いは井上組、ゲレロ兄弟が5点、大仁田組が4点と3チームで優勝争いとなったが、大仁田組は井上組との直接対決で無効試合の無得点試合をやってしまったことで脱落、井上組とゲレロ兄弟で優勝決定戦が行われ、井上がヘクターをジャーマンで降し優勝となった。
その後大仁田は左膝の状態が良くならず、二代目タイガーの台頭もあってジュニアの最前線から取り残されるようになり、引退をかけて井上の保持するインタージュニア王座に挑戦するも敗れ引退し全日本から去った。それを考えると左膝を骨折した時点でジュニアにおける大仁田の時代も終わりを告げていたのかもしれない。
PR -
激戦!最侠タッグリーグ準々決勝、ベスト4が揃った!
10月14日 大日本プロレス「最侠タッグリーグ2016準々決勝」後楽園ホール 1123人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○竹田誠志 塚本拓海 丸山敦(6分24秒 アンクルホールド)星野勘九郎 稲松三郎 ×関根龍一◇第2試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○忍(10分3秒 エビ固め)バラモンシュウ バラモンケイ ×吉野達彦
※SEXボンバー◇第2試合◇
▼30分1本
○青木篤志(8分49秒 トラップオーバー)×橋本和樹◇第4試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
鈴木秀樹 ○宇藤純久 野村卓矢(6分38秒 体固め)河上隆一 中之上靖文 ×菊田一美
※タイガードライバー◇第5試合◇
▼最侠タッグリーグ~デスマッチブロック 準々決勝~蛍光灯+TLCタッグデスマッチ 30分1本
[Aブロック2位]○宮本裕向 木髙イサミ(12分40秒 体固め)[Bブロック1位]伊東竜二 ×佐久田俊行
※ラダー上からのムーンサルトプレス【試合後の宮本&イサミ】
イサミ「北海道から帰ってきて、仙台・東北で1試合して、その後に後楽園ホール」宮本「最後に後楽園。リーグ戦があったんですけど、何とか勝ちました」
イサミ「僕は途中から北海道巡業に参加したんで何とも言えないですけど、ただ今日は僕の中では二丁拳銃として一番アクセルを踏み切れたなと。エンジンがから回るんじゃなくて、アクセルとエンジンがキレイに絡まって、上手く動けたかなって。そんな感じがして」
宮本「そうですね」
イサミ「巡業があっていっぱい組んだけど、今日が一番噛み合った気がする」
宮本「今日が一番二丁拳銃っぽい動きができたかもしれない」
イサミ「二丁拳銃っぽいって何だかわからないけど、歯車が一番噛み合っている気がしたな」
宮本「即席タッグには負けないですよ、僕らは。たくさんやってきてますから」
イサミ「いくら伊東さんが若い力を育てようとしても、育てようとする人がいれば、潰そう潰そうという我々がいると」
宮本「嫌な響きだけどね」
イサミ「しょうがないよ。ちゃんと褒める先輩がいれば、叱る先輩もいると」
宮本「星野勘九郎みたいに叱る先輩もいるんでね」
イサミ「そうだよ。タイトルマッチが終わるまで、あいつのいいところなんてひとつも出させないからな。前哨戦完封して、試合も完封して、俺がそのまま文体に行ってやるよ」
宮本「その前にタッグリーグがあるからね。今月、後楽園ホール大会がもう1回あるでしょ。そこで準決勝、決勝でしょ。あと2回勝てば優勝ですよ」
イサミ「1日2試合でしょ? 慣れたもんですよ。我々がよくやっているヤツですよ。我々の土俵ですから、勝ちましょう。優勝しましょう」
宮本「はい。なぜなら…」
2人「俺たちは強い!」
【試合後の伊東&佐久田】
伊東「負けてしまいましたけど、佐久田の頑張りがあったからここまで来れたと思っていますし、今までのリーグ戦を通して、そして今日にかけて佐久田は大きく成長したと思います。まだまだデスマッチを始めたばっかりですからね。これからもっともっと大きくなって、自分らの存在を蹴落とすぐらいの力をつけていくだろうと期待しながら、一緒に戦っていきたいと思います」佐久田「やっとデスマッチができて、そしてこのタッグリーグにエントリーすることができました。デスマッチっていうものは痛いし、つらい。だけど、それ以上にこうやっていくうちにデスマッチって楽しいなって思うようになっています。本当に今回のタッグリーグは伊東さんの力に頼ってばっかりじゃいられないと思って、自分なりにやったつもりだったんですけど、やっぱまだ上の人たちには歯が立たなかったです。なんで、これからもっと精進して、デスマッチを極めていきたいと思います」
◇第6試合◇
▼最侠タッグリーグ~デスマッチブロック 準々決勝~血みどろ狂想曲(ラプソディ)~鉄檻・有刺鉄線タッグデスマッチ 30分1本
[Aブロック1位]高橋匡哉 ○植木嵩行(13分44秒 片エビ固め)[Bブロック2位]アブドーラ・小林 ד黒天使”沼澤邪鬼
※鉄檻上からの敬礼式ダイビングヘッドバット【試合後の植木&高橋】
高橋「よし、やったぞ。なぜ勝ったか、単刀直入に言ってやる。俺たち、血みどろブラザーズは10%の才能と20%の努力…。そして植木、残りはなんだ?」植木「残りは運だ!」
高橋「わかったか!? 血みどろブラザーズは70%の運だ。ざまあみろ。勝ちゃいいんだ、勝ちゃ」
植木「決勝!」
高橋「行くぞ、決勝!」
【沼澤の話】「勢いのある、ただそれだけの敗因。実際に年寄りが負けたわけですから。この間、小林も佐久田にファイヤーバードで負けたでしょ? どうにかしないといけないんじゃないですか? そのまま若いヤツらがガーッと上に行って動いてくれればいいよ。でもよ、そこで食い止めるのが俺らの役目じゃないですか。大日本をよくしていけばいいんじゃないですか。そのためには、今、現在進行形の彼らを上げる。今、現在進行形じゃない俺らもいるかもしれない。でも、今、俺らが現在進行形になってやりますよ。俺らが若い頃に、非道、金村とか、ああいうのとやってきた時みたいな、あれになってますよ。とことん。若いから、面白いからやるんじゃなくて、潰しにいきます。俺らがトップを取るためじゃなくて、彼らが未来で輝くために潰しにいきます。やってやります。それで潰れるようだったら、彼らも終わりですよ。殺しに来い」
◇第7試合◇
▼最侠タッグリーグ~ストロングブロック 準々決勝~30分1本勝負
[Aブロック1位]佐藤耕平 ○石川修司(15分10秒 体固め)[Bブロック2位]神谷英慶 ×橋本大地
※スプラッシュマウンテン【試合後の耕平&石川】
耕平「ちょっと意外に手こずりましたね」石川「自分らも札幌に出たんで、神谷のコンディションが今ひとつだってわかってたんで。その分、大地が自分の力で勝つというのは見えてたんで、やってて面白かったですよ」
耕平「ZERO1から離れて何年か経ちますけど、いろんなところで揉まれてきて、大日本に入ったことがあいつの中では凄く成長しているというか、周りに凄く刺激されているんだなと感じました」
石川「神谷と大地、若い力が大日本を変えていこうという気持ちはわかるけど、結果はこうだから。悔しかったらもっと練習して、もっと先輩たちを脅かす力を手に入れて、もう1回俺らとやったらいい。そうしたら、うちらも負けないという力で向かって行くんで。よりそれが大日本のためになると思うんでね」
耕平「タッグリーグに出て、去年といろいろありましたけど、今年は全部全勝で上がっていくっていう。今日もとりあえずそれはクリアーしたんで。次は準決勝でしたっけ?」
石川「次の相手はこれからか」
耕平「これまで関本&岡林と散々やってきて、なかなかタッグとして勝ったことなかったですけど、この間、リーグ戦の中で、リーグ戦では勝ったからね。今日はどっちが来ても、キッチリと」
石川「まあ、個人的な希望を言えば、関本&岡林に勝ってもらって。あいつら世界タッグを持っているでしょ? そこにうちらが2連勝すれば、挑戦する権利もあるんじゃないですか? そろそろツインタワーズの名前は、この大日本だけじゃなく、違うところにも行ってもいいと思うんで。そのチャンスも狙っていきたいなと」
耕平「大日本のタッグのチャンピオンですけど、シングルのベルトもそれぞれ持っているんで。そういう意味で、さっきも言ったように、関本&岡林が来れば、世界タッグを懸けてもらってもいいのかなと。言ってもね、権利はありますもんね。とりあえず準決勝、決勝の2試合を頑張りましょう。負けずに決勝に上がって、そのまま優勝したいと思います」
【試合後の神谷&大地】
大地「メッチャ悔しいよ」神谷「正直、戦いについて行けなくて…。クソ」
大地「悪かった、本当に。俺がいつもお前の足手まといになってしまう。それは今日、本当に思った」
神谷「今日、あんだけ大地が頑張ってくれてたのに…。僕が何にもできなくて」
大地「俺さ、本当に思ったよ。神谷とタイトルマッチやりたいって言っててさ、でもお前と組んだら、足手まといにしかならくなくてさ。まだまだよ。(来年の)両国までこれ(ストロングヘビーのベルト)を持っててくれよ」
神谷「俺は今、ベルトを持っているから。絶対に防衛して、そして2人でもう1回這い上がろう」
大地「俺は両国の時までの挑戦者に絶対に名乗りを挙げるから。そこまで行くから。持っててくれ。絶対に這い上がってみせるぞ。俺はもっともっと強くなるぞ。こんなんじゃ終わらねえぞ、こんなんじゃ。準々決勝がなんだ。決勝がなんだ。優勝しなきゃ意味ねえんだよ。あいつらの持っていた白いベルトをもらうぞ。それでタイトルマッチをやるんだ。それしかないよ。新たな目標が俺にできたよ。今までの目標だってそうだったけど、俺はいくらだって立ち上がるぞ。何度だって立ち上がるぞ。そういう教えだよ、俺は。舐めるな、ボケ」
◇第8試合◇
▼最侠タッグリーグ~ストロングブロック 準々決勝~30分1本勝負
[Aブロック2位]○関本大介 岡林裕二(12分14秒 片エビ固め)[Bブロック1位]曙 ×浜亮太
※ラリアット(試合終了後、曙と浜は潔く勝者を称え、握手を交わす。)
関本「本日は最後まで応援、ありがとうございました。今日はきつかったです。SMAPは解散しましたけど、SMOPはまだまだ元気だな、この野郎!準々決勝勝ちました。次はツインタワーズ。気を引き締めて頑張りましょう(岡林と握手)また10月31日にも準決勝、決勝と最侠タッグがあります。ぜひ皆さん応援しに来てください。今日はどうもありがとうございました」【試合後の関本&岡林】
関本「何とか準々決勝で勝って、準決勝に行けることが決まりました。次は31日ですか。ツインタワーズには山形で負けてしまったんでね。何とかリベンジしたいです」岡林「今日は本当に気持ちで勝つ、それしかなかったので。本当にありがとうございます」
関本「ありがとうございます」
岡林「この最侠タッグが始まってから、優勝しか僕の中では見えてなかったんで。この全日本プロレスの世界タッグ、これを持っている以上は負けたらいけない。負けちゃダメだって気持ちで。次の31日は絶対に優勝します。やりましょう」
関本「もうやるしかない」
――SMOPが「絶対優勝してほしい」とエールを送っていたが?
関本「絶対優勝します」
岡林「SMOPを倒したからにはやらないと。気持ちですよ。今日は本当に100%出し切ったという感じなんで。この気持ちを次の31日に持っていけば、必ず優勝できます。この気持ちを絶対に忘れちゃダメなんで、そのまま31日に持って行きたいと思います」
【試合後の曙&浜】
浜「横綱すいません」曙「いやいや、謝ることねえよ。それが勝負の世界だよ。全勝した時は『これから対戦相手が強くなる』ってことを言ってましたし、今日はまさにそうですね。今日の対戦はどっちが勝ってもおかしくない試合。でもまあ、俺はプロレスで勝って勝負に負けたってヤツかな」
浜「なんかやってて思うんですけど、今回は黒星という結果だったんですが、戦いというよりもせめぎ合いって感じでしたね。どっちに白星が転がってきてもいいような感じだったけど、最後は僕が…」
曙「男の意地の張り合いなんだよ。こっちは負けないし、向こうも逃げるタイプじゃないんで、真っ正面から受けて立つ。まあ今日、負けたから言うんじゃないけど、絶対優勝してほしいですね。これがまさにプロレスじゃないかなって思うんですよ」
浜「僕らももっと稽古に精進してね。このドラマをここに終わりにするつもりはないんで。優勝してもらって、ベルトを取ってもらって、一番最初に挑戦するのはこのSMOPだって思ってますけど。勝ちたかったですね。まだ頭が真っ白で、気持ちの整理がつかないです。すいません」
曙「勝ちチームの話を聞いた方がいいんじゃないですか?」
浜「負けた方があまり多く言うのも、負け犬の当吠えだと思われるのは嫌なんで…」
曙「お疲れ様でした」
浜「ああ、悔しい!」
いよいよ準々決勝を迎えた最侠タッグリーグ、まずデスマッチブロックはAブロック2位の伊東組がBブロック2位の二丁拳銃と対戦。試合形式も蛍光灯+TLCマッチとして、ロープ2面には蛍光灯が吊るされ、マット上にはラダー、テーブル、イスが設置された。
序盤から佐久田を捕らえた二丁拳銃は場外に設置されたテーブルに佐久田をコーナーから投げようとするが、堪えた佐久田がイサミにダイブを狙うがかわされてしまう。捕まり続ける佐久田だったが、ミサイルキックで活路を見出すと伊東にやっと交代、伊東はイサミにノーザンライトスープレックス、ムーンサルトプレスと盛り返すが、殴り合いはイサミが制し、交代を受けた宮本がミサイルキックから蛍光灯串刺しダブルニー、イサミが入っての連係攻撃で伊東を追い詰める。
伊東はニールキックで反撃したあとで佐久田に交代、佐久田は宮本に串刺しスピアーからイスを踏み台にしての人間爆弾、ライオンサルトと畳み掛け、伊東が蛍光灯踵落としからの佐久田とのダブルドロップキックでイサミを蹴散らすと、イサミを場外のテーブルに寝かせてテーブル貫通ドラゴンスプラッシュで大ダメージを与える。
佐久田は試合権利のある宮本を捕らえるが、勝負を狙ったファイヤーバードスプラッシュが自爆となると、宮本は豹魔殺し、サンダーファイヤーパワーボムと畳み掛け、ハンドスプリングエルボーは佐久田が逆打ちで切り返すも、宮本はファイヤーサンダーで突き刺してから、ラダー上からのムーンサルトプレスで3カウントを奪い、二丁拳銃が準決勝に進出する。デスマッチブロック第2試合はAブロック1位の平成血みどろブラザーズとBブロック2位の元スキンヘッダーズが対戦、血みどろはアブ小を捕らえ有刺鉄線ボードへと叩きつけ、場外戦でも鉄柱攻撃で痛めつけるが、アブ小が有刺鉄線ボードに高橋を被弾させ、鉄檻に叩きつけてから有刺鉄線で額を巻きつける。
アブ小は沼澤に交代し、沼澤は頭突きの連発ややボードを高橋の上に乗せてイスで4発殴打し、交代を受けたアブ小も高橋を有刺鉄線で刻むだけでなく、カットに入った植木も有刺鉄線に投げつけ、更に高橋も鉄檻へと叩きつける。
有刺鉄線ボードを持ったアブ小は植木に突進し、マットにボードを設置してから高橋を投げようとするが、堪えた高橋がボディースラムで投げ、植木も沼澤、アブ小に敬礼アタックを放っていく。
アブ小は植木に正拳突きで反撃するとヘビーローテーションから滾ってカモイェを炸裂させ、沼澤もフェースクラッシャーからジョン・ウー、有刺鉄線の上へのフェースバスターで植木を追い詰めにかかる。
沼澤は植木にラストライドを狙うが、植木が着地したところで高橋がスピアーで強襲、血みどろが連係で沼澤を捕らえて、植木が敬礼式ダイビングヘッドバットを狙うが、アブ小にカットされ、アブ小は雪崩式山嵐を決める。
アブ小は鉄檻へと昇り"愛してま~す"ダイビングバカチンガーエルボーを投下するが、かわされて自爆し膝を痛めたアブ小は戦線を離脱、高橋が孤立した沼澤を狙うが、沼澤もジョンウーで高橋を鉄檻にぶつけてからラストライドで抵抗、そして大量の蛍光灯を投入し鉄檻に刺し込み、高橋を叩きつけようとする。
そこで植木が間一髪カットに入って二人がかりで沼澤を蛍光灯が刺し込まれている鉄檻へと被弾させると、最後は植木が鉄檻上からの敬礼式ダイビングヘッドバットで3カウントを奪い準決勝に進出する。ストロングブロックはAブロック1位のツインタワーズがBブロック2位の大神と対戦、大神が奇襲をかけて場外戦へと持ち込むが、耕平の膝蹴りで神谷はダウンとなり、孤立した大地がツインタワーズ相手に奮闘する。
耕平はファルコンアローからパイルドライバーで速攻勝負を狙うが、堪えた大地はリバースすると、蘇生した神谷に交代し神谷は耕平にぶちかまし、石川にはストレッチプラムと試合を盛り返すが、耕平に狙ったダイビングエルボーが自爆となると逆に捕まってしまい、石川がダイビングフットスタンプ、ジャーマンパイルドライバーで突き刺す。
神谷は石川とのラリアット合戦を制すると、交代を受けた大地はミドルキックを連発、神谷が入って合体ブレーンバスターから大地がPKを決め、三角絞めで石川を追い詰める。
大地はライジングDDTを狙うが、石川がこらえると突進する大地にみちのくドライバーで突き刺し、耕平が入ってサンドウィッチ攻撃で捕らえにかかる、しかし大地が逃れたところで神谷が耕平をぶちかましで蹴散らし、石川に刈龍怒を決めるが、耕平が間一髪カットに入る。
大地は石川にミドルキック、シャイニングウィザードから再びライジングDDTを狙うが、耕平がカットに入るとツインタワーズは再びサンドウィッチエルボーで捕らえ、石川がレインメーカー式頭突きからのスプラッシュマウンテンで3カウントを奪い、ツインタワーズが準決勝に進出する。メインはストロングブロック準々決勝第2試合、Aブロック2位のストロングBJとBブロック1位のSMOPが激突、SMOPは序盤から関本を捕らえ重爆攻撃で圧殺、浜もローラー3連発で関本を潰しにかかり、関本も反撃するが、曙の張り手一発の前に鎮圧されてしまう。
SMOPは浜のギロチンドロップ、曙の串刺しボディープレスからのエルボードロップで関本を追い詰めにかかるが、ボディープレスは関本が間一髪かわして岡林にやっと交代する。
岡林は曙に延髄ラリアット、ラリアットを放つと、逆水平を連発するが、曙も張り手で反撃してからノド輪落としで叩きつけ、浜もボディーアタック、串刺しヒップアタック、DDTで突き刺してからオオキドプレスを狙うも、岡林は間一髪かわして自爆となる。
再び交代した関本は浜に串刺しラリアットを狙うが、横から曙がぶちかましで吹き飛ばすと、浜がカットに入る岡林をジャーマンで排除してから、SMOPが関本にサンドウィッチ攻撃を狙うも、関本が間一髪かわして同士討ちとなる。
ここで岡林が入って関本は浜を捕らえるが、串刺しラリアット狙いは浜がフライングボシーシザースドロップで浴びせ倒し、リバーススプラッシュを狙うも、岡林が間一髪カットに入ってパワーボムで叩きつけた後で、関本がフロッグスプラッシュを投下、最後は関本がラリアットを連発し、浜もぶちかましで応戦するが、関本は渾身のラリアットで3カウントを奪い準決勝に進出した。準決勝は二丁拳銃vs血みどろブラザース、ストロングBJvsツインタワーズとなった。二丁拳銃vs血みどろは9・25名古屋での公式戦で対戦し、血みどろが勝ったことで二丁拳銃との遺恨が勃発、特にイサミは「植木を殺す!」とコメントしているだけに、タダで済まされない。
ツインタワーズvsストロングBJは昨年の優勝決定戦のカードだが、2日の山形大会での公式戦ではツインタワーズが勝利を収めている、世界タッグ王座を保持しているストロングBJとしても負けられない一戦となる。果たして今年の最侠タッグはどのチームが制するのか?
【試合結果詳報】史上最大の最侠タッグリーグ戦、ついにベスト4決定! 準決勝は世界タッグ王者・関本大介&岡林裕二vsBJWタッグ王者・佐藤耕平&石川修司、デスマッチはヤンキー二丁拳銃vs3代目血みどろブラザーズ…大日本後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/sgJMDKrTH6
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年10月14日昨日は大日本プロレス後楽園ホール大会にご来場ありがとうございました。最侠タッグリーグ準々決勝SMOP戦に勝つ事が出来ました。10月31日準決勝ツインタワーズと勝負。気を引き締めて本日は全日本プロレス新潟大会へ。大日本プロレス本隊は東海大前で闘ってます。応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/xgEv0pAsTU
— 関本大介 (@sekimotodaisuke) 2016年10月14日昨日は後楽園ホール沢山の応援ありがとうございました!
31日もやるぜよ‼︎
本日は全日本プロレス新潟三条大会です。
只今60sオールディーズを聞きながら向かっております‼︎#ロコモーション#ピッサリ pic.twitter.com/2NatiRLGVL
— 岡林 裕二 (@bjw_pissari) 2016年10月15日大日本プロレス後楽園大会に多数御来場いただきありがとうございました!大肉弾戦の末SMOPの最俠タッグ敗退が決まりました。関本&岡林組は敵ながらアッパレでした。あぁ〜悔しい! pic.twitter.com/QXHTtcMsKg
— 浜 亮太 (@hamachanko) 2016年10月14日大日本後楽園大会でした!最侠タッグ準々決勝で神谷、大地組に勝利!次は関本、岡林や!帰りは安定のロマンスカー。宮本様の売店を手伝いロマンスカー代を頂きました!! pic.twitter.com/qNbIosWOuR
— 石川修司 (@g0925union) 2016年10月14日大日本後楽園大会ありがとうございました。
誕生日を勝利という形で迎える事が出来ました‼︎
目指すは優勝‼︎無謀かもしれませんが挑戦しなければ勝利はつかめない‼︎#bjw#血みどろブラザーズ pic.twitter.com/JKcIYrV6Kw
— 高橋匡哉 (@masabobu) 2016年10月14日後楽園大会終了❗
血みどろが勝利❗
高橋さん誕生日❗
これはもう、血みどろブラザーズの優勝が見えてきた……いや、見せる❗https://t.co/ut46qwl4ER#bjw #最侠タッグリーグ pic.twitter.com/OnJgCs7c6p
— 植木 嵩行a.k.a.群馬は地元11.3 (@blackbu18515564) 2016年10月14日本日は後楽園ホール大会ご来場ありがとうございました。負けました!
伊東さん、応援してくれた皆さん、すみません。
2丁拳銃のお二方の壁は高かった。。
しかし、この最侠タッグを通してデスマッチがもっと好きになった。
そんな感じ。#bjw
— 佐久田俊行@大日本プロレス (@saku155cm) 2016年10月14日大日本後楽園大会終了。最侠タッグ準々決勝4試合はいずれもタイプの異なる熱戦に。31日の準決勝と決勝では、4チーム中で明らかに実績で劣る血みどろブラザーズに、あっと驚く結果を期待したいところであります。
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2016年10月14日 -
来日中止の真相・・・マット・サイダルが逮捕されていた!
(日刊スポーツより)
新日本プロレスに参戦しているマット・サイダル(33=本名マシュー・ジョセフ・コークラン)が、9月23日に関西空港で大麻所持法違反(輸入)で緊急逮捕されていたことが14日、分かった。同日、大阪地方検察庁堺支部に送検された。サイダルは、新日本のシリーズ参戦のため米国ハワイ州ホノルルから来日。リュック内にパイプ入り液体大麻2本と電子タバコに装着された状態のパイプ入り大麻2本(合計2・12グラム)を隠していたため、関西空港警察署に緊急逮捕されていた。
サイダルは、WWEに07年から14年まで所属し、WWEタッグ王座に就いたこともある。1年半ほど前から試合ごとの契約選手として新日本に参戦。昨年11月のスーパージュニア・トーナメントでは、リコシェと組んで優勝していた。ジュニアの技巧派として、日本でも人気があった。
(朝日新聞より)
電子たばこで吸う液体大麻を輸入したとして、大阪府警は14日、米国籍のプロレスラー、マシュー・コークラン容疑者(33)を大麻取締法違反の疑いで逮捕、送検したと発表した。「使うと家庭や生活の悩みを一時的に忘れられた」と容疑を認めているという。新日本プロレスリングによると同社の契約選手で、マット・サイダルのリングネームで神戸市内などの試合に出場予定だったという。
関西空港署と大阪税関関空支署によると、逮捕容疑は9月22日、米国からの旅客機で関空に到着し、液体大麻(2・12グラム)が入った電子たばこ用のパイプ4本をリュックサックに隠し、持ち込んだとするもの。
来日が頻繁なため、税関が検査し、発覚。大阪地検堺支部が今月13日、同罪などで起訴した。「フロリダ州タンパで1本80ドルで買った」と供述。液体大麻の摘発は関空では初めてという。新日本プロレスリングは取材に「入国時にトラブルがあったとしか聞いておらず、詳細は把握していなかった」としている。新日本プロレスに参戦していたマット・サイダルが大麻所持で逮捕されていたことが明らかになった。
サイダルは9月シリーズである「Road to DESTRUCTION」に25日の広島大会から参戦する予定だったが、この飛行機トラブルで来日が中止とされ、保持していたNEVER6人タッグ王座は剥奪、リコシェのパートナーもデビット・フィンレーに変わっていた。
フィンレーはあくまで代役かと思っていたが、リコシェとのコンビは継続とままでサイダルの立場はどうなるかと思っていたが、広島大会の時点でサイダルは大麻所持で逮捕されていた。
サイダルはDRAGON GATEからWWEへと転出したが 解雇後DRAGON GATEをへ復帰した後で新日本へと転出しリコシェとのタッグでIWGPジュニアタッグ王座。また小島聡とも組んでNEVER無差別級6人タッグ王座も奪取した。
多分だが新日本もこの事実は知っていたはず、すぐ発表にしなかったのはシリーズ中であることと両国大会が控えていたこともあり、また東京ドーム大会も控えていることから、東京ドーム大会の会見が終わり13日に起訴とされたことで公表に踏み切ったか?またこの記事の通りなら新日本的にはサイダルはフリー契約の選手であって所属選手ではない、そう考えると新日本が受けるダメージは最小限と見ている。
サイダルはどうなるのかというと大麻所持となると日本からの強制退去は当然、全日本プロレスの常連外国人選手だったスティーブ・ウイリアムス(故人)が鎮痛剤の大量所持で1年間入国禁止になった例もあることから、サイダルも期限付きで日本への入国は禁止される。ただ新日本はおそらくサイダルは使わないだろう・・・
サイダルもWWEを解雇された後で、DRAGON GATEを経て新日本でポジションを確立したが、こういった形は残念としかいいようがない。
-
発表!9月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
9月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
9月の月間MVP
内藤哲也(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)投票結果=投票数36
内藤哲也(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)=10
諏訪魔(全日本プロレス)=8
石川修司(DAMATION)=3
柴田勝頼(新日本プロレス)=2
BUSHI(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)=2
YAMATO(DRAGON GATE)=2
Eita(DRAGON GATE)=2
AJスタイルズ(WWE SMACKDOWN)=2
小峠篤司(NOAH)=1
菅原拓也(ZERO1)=1
稲葉大樹(WRESTE-1)=1
美闘陽子(スターダム)=1
カリスティコ(CMLL)=1
9月のタッグMVP
丸藤正道 矢野通(NOAH&新日本プロレス)投票結果=投票数27
丸藤正道 矢野通(NOAH&新日本プロレス)=10
カズ・ハヤシ 鈴木鼓太郎=5
ドラゴン・キッド Eita(DRAGON GATE/OVER GENERATION)=4
ジミー・ススム ジミー・カゲトラ(DRAGON GATE/ジミーズ)=3
HARASHIMA 宮本裕向(スマイルヤンキー)=2
ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ(ROH)=2
滝澤大志 吉野コータロー(K-DOJO)=1
9月のベストバウト9月25日 新日本プロレス「DESTRUCTION in KOBE」兵庫・神戸ワールド記念ホール
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[挑戦者]○内藤哲也(32分0秒 片エビ固め)[第14代王者]×マイケル・エルガン
※デスティーノ
☆エルガンが王座初防衛に失敗、内藤が第15代目王者となる投票結果=投票数31
内藤哲也vsマイケル・エルガン(新日本プロレス 9月25日 神戸ワールド記念ホール)=6
諏訪魔vsゼウス(全日本プロレス 9月19日 後楽園ホール)=6
杉浦貴vsマサ北宮(NOAH 9月23日 後楽園ホール)=5
YAMATOvs戸澤陽(DRAGON GATE 9月22日 東京・大田区総合体育館)=3
諏訪魔vs宮原健斗(全日本プロレス 9月4日 品川プリンスステラホール)=2
柴田勝頼 天山広吉 小島聡 永田裕志 中西学vs潮崎豪 マイバッハ谷口 中嶋勝彦 マサ北宮 清宮海斗(新日本プロレス 9月1日 新宿FACE)=1
ケニー・オメガvsYOSHI-HASHI(新日本プロレス 9月22日 広島サンプラザホール)=1
ドラゴン・キッド Eitavs土井成樹 “brother”YASSHI(DRAGON GATE 9月10日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)=1
ジミー・ススム ジミー・カゲトラvs鷹木信悟 土井成樹(DRAGON GATE 9月22日 東京・大田区総合体育館)=1
稲葉大樹vsKAI(WRESTE-1 9月18日 後楽園ホール)=1
宮本裕向 木高イサミvs星野勘九郎 稲葉雅人(大日本プロレス 9月22日 後楽園ホール)=1
Eitavs“brother”YASSHI(DRAGON GATE 9月22日 東京・大田区総合体育館)=1
カズ・ハヤシ 鈴木鼓太郎vs近藤修司 “brother”YASSHI(WRESTE-1 9月18日 後楽園ホール)=1
大谷晋二郎vs船木誠勝(リアルジャパン 9月10日 ディファ有明)=1決戦投票結果
9月の月間ベストバウトの1位が2試合になりましたので決戦投票を行います
投票よろしくお願いします!
決戦投票対象試合
内藤哲也vsマイケル・エルガン(新日本プロレス 9月25日 神戸ワールド記念ホール)
諏訪魔vsゼウス(全日本プロレス 9月19日 後楽園ホール)
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2016年10月10日9月のベストシリーズ&興行
新日本プロレス「DESTRUCTION in KOBE」9月25日 兵庫・神戸ワールド記念ホール 5432人 満員投票結果=30
新日本プロレス「DESTRUCTION in KOBE」9月25日 神戸ワールド記念ホール=9
全日本プロレス「第4回王道トーナメント」9月4日 品川プリンスステラホール~19日 後楽園ホール=6
NOAH「平柳玄藩引退記念試合~FINAL祭囃子~」9月10日 後楽園ホール=4
DRAGON GATE「DANGEROUS GATE 2016」9月22日 東京・大田区総合体育館=3
みちのくプロレス「第6回ふく面ワールドリーグ戦」9月16日 後楽園ホール~19日 岩手・矢巾町民総合体育館=3
DDT「Who’s Gonna Top?~DDTドラマティック総選挙2016~最後のお願いスペシャル」9月25日 後楽園ホール=2
TARU20周年興行~悪そうなヤツは、だいたい友達~ 9月2日 新宿FACE =2
DRAGON GATE「Summer Adventure Tag League 2016」8月6日 新宿FACE~9月10日 エディオンアリーナ大阪第二競技場=1以上に決定しました、投票ありがとうございました。
【総括】
9月はG1が終わった影響もあり、各賞とも前回よりは投票数がダウンとなった。MVPとベストバウトは内藤vs諏訪魔の一騎打ちとなるもMVPは内藤が振り切ったが、ベストバウトは内藤vsエルガン、諏訪魔vsゼウス、杉浦vs北宮の3試合で混戦となったが、杉浦vs北宮は1票足らずで及ばず、内藤vsエルガン、諏訪魔vsゼウスが同票で決戦投票となり、決戦投票は本戦よりたくさんの投票数が集まった末、内藤vsエルガンが1位。ベストシリーズ&興行はビックマッチの連発で観客動員が苦しんだものの、新日本神戸大会が1位となった。
タッグに関しては丸藤&矢野が独壇場となったものの、DRAGON GATEの2チームやWRESTE-1のカズ&鼓太郎組が健闘した -
VerserKがモンスターエクスプレスを解散に追いやるも、Kotokaが造反!土井は追放…
10月12日 DRAGON GATE「THE GATE OF VICTORY 2016」後楽園ホール 1850人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○CIMA ドラゴン・キッド Gamma(12分56秒 体固め)×中村風太 ワタナベシュン ワタナベヒョウ
※シュバイン◇第2試合◇
▼20分1本
○Kzy ヨースケ・サンタマリア(9分56秒 片エビ固め)×山村武寛 石田凱士
※韻波句徒◇第3試合◇
▼30分1本
望月成晃 ○ドン・フジイ(10分19秒 外道クラッチ)×堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・神田◇第4試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合~マント・コントラ・マント~/60分1本
[第30代王者]○Eita(14分16秒 エビ固め)[挑戦者]×エル・リンダマン
※イダルコ
☆Eitaが2度目の防衛に成功(試合終了後)
Eita「オレが勝ったぞ。乱入もあったけど、勝ちは勝ちだ。リンダ、ブレイブゲートに挑戦するのちょっと早かったんじゃないのか? お前はヴェルセルクに入って、好きなことやって、まわりを見たら敵ばっかだな! おい自業自得だぞ。それからこのマント、かけて闘ったよな。そんなもん、もう俺たちには必要ないんだよ。そのマント、お前に返してやるよ。おいリンダ。そのマントを着けて、リンダマンやって、もう1回迷走しとけ」リンダ「おいEita。いまのはよ、9割9分、オレが攻めてて誰だかわからないけど、訳わからないヤツが入ってきて、ボックスで一撃くらって、それがなければオレの勝ちパターンだったんじゃないのか? おいEita。この悔しさはな、絶対オレは忘れないから。こんな乱入があったとしてもオレはテメーからそのベルトとマントを引っぺがすつもりでいたんだよ。この悔しさ、この憎しみ、一生忘れないからな。おい! もとはといえば、テメーらがヴァンガード入りを拒否したから、このオレのいまの状況があるんじゃないか。テメーらな。いま笑ってるけど、これから先こうなったことを絶対に後悔させてやるからな。覚えておけ(と退場)」
Eita「おい、マント置いて行ってるぞ」
(そのマントをCIMAがGammaに着せてあげる。)
Eita「Gammaさん、似合ってますけど、もうそのマントは必要ないです。とにかくオレが2度目の防衛に防衛したぞ。いままでYASSHI、リンダマン、ふざけたヤツしかオレ、相手してないけど、オレのなかで次の挑戦者もう決まってんだよ。次の挑戦者はTRIBE VANGUARDのフラミータだ! オレはメキシコのときからフラミータとずっと一緒にいた。アイツが16歳のころから俺らは闘ってきたんだ。そのときからずっと1vs1で闘って、勝ったり負けたり。でもな、オレはいまチャンピオンだ。オレはフラミータと決着をつけたいんだよ。オレはフラミータとブレイブゲートをかけて闘います。オレはフラミータよりつえーってことをみなさんにお見せします。いいか、いまのEitaから目を離すんじゃねーぞ!」
【リンダマンの話】「エル・リンダマン、ヴェルセルクに入って初のタイトル挑戦。結果は負けだ。だけどな、あの訳のわからない乱入がなければ、9割9分勝ちパターンだったんだよ。アイツが誰だか知らないけどな、絶対に許さないからな。それに、この状況を作ったのはほかでもない。バカな客どもだ。今はテメーらは笑ってるけどな、テメーらが後悔するようなことをどんどん仕掛けてやる。オレをこの状況に追い込んだら怖いぞ。覚悟しておけ」
◇第5試合◇
▼60分1本
ジミー・ススム 斎藤"ジミー"了 ○ジミー・カゲトラ(18分24秒 影縫)YAMATO ×B×Bハルク フラミータ◇第6試合◇
MONSTER EXPRESSvsVerserK 敗者ユニット解散マッチ~5vs4ハンディキャップ敗者復活サバイバル一発逆転キャプテンフォール・イリミネーションマッチ 時間無制限
[C]○鷹木信悟 土井成樹 T-Hawk "brother"YASSHI サイバーコング(37分0秒 エビ固め)吉野正人 [C]×戸澤陽 しゃちほこBOY ビッグR清水
※バンピングボンバー(試合終了後)
T-Hawk「モンスター・エクスプレスが解散したいま、お前はもう用なし!」鷹木「これから新生ヴェルセルクが本物の闘いをみせてやる」
土井「今日をもってモンスター・エクスプレス解散や。反則裁定なしのルールで、正々堂々とヴェルセルクが勝ったんや。拍手やろ、おい! 戸澤、お前どうせアメリカいくんだろ。ちょうど解散してキレイさっぱり終わってええやんけ。ちゃんとオレが掃除してやったんぞ。そんなことより、お前らは今日をもって解散や。なんか試合途中にへんなマスクをかぶった小僧が乱入したな。アイツもただじゃ済まさんぞ。オレは覚えてるぞ。それから戸澤、モンスターは別としてお前個人の問題や。11月3日、大阪でお前は卒業マッチを控えてるよな。その卒業マッチを決める、6人タッグのルール、メンバー、オレはあるアイテムを使って決めるって言うたよな!? オレが、あるアイテムと言ったらアレしかないよな。お前らもそれが見たいんちゃうんか。それが見たいんちゃうんか、土井ダーツや!」
(ここでT-Hawkが土井にウラジゴク、ナイトライドへ!)
T-Hawk「おい、モンスター・エクスプレスが解散したいま、お前はもう用なしなんだよ、土井成樹。はははははは。お前はもう、ドラゴンゲート最前線に組み込ませねーからな。お前はヴェルセルクから追放だ。なあ鷹木さん」
鷹木「おい土井、ざまーみろ。これが現実だ。おい、なにが土井ダーツだ。コノヤロー。テメーのオモチャのせいで、オレは11月3日戸澤なんかの壮行試合に組まれてるんだ。それもこれも全部お前のせいだ。おい、お前みたいのはヴェルセルクに必要ないんだよ。うるせーんだよ。モンスターも解散したんだ。土井成樹というレスラーも終わったほうがいいんじゃないか。お前らもそう思うだろ(ファンはブーイング)。まあこれから新生ヴェルセルクが本物の闘いをみせてやる。お前らも覚えておけ」
(VerserK退場)
戸澤「土井、なあ土井。お前、これからどーすんねん……」土井「戸澤、今の今やぞ。オレもどうしていいかわからん。とりあえずいまは誰も信じられへんな。来月の後楽園あるやろ。とりあえず、いまのオレには構うな」
(土井は一人で退場。)
戸澤「どうしたらいいんですか。みなさんすみませんでした。モンスター解散しちゃいました」
吉野「まあ戸澤君。最後、戸澤君ひとりリング上に残してしまって申し訳ない。でも最後の最後までこの後楽園で戸澤陽のスタイルを見せてもらいましたよね(拍手)。戸澤君、まあ思うところあるだろうけど約3年、ホンマにありがとう。(戸澤コール)」
戸澤「ありがとうございます。しゃちさんもビッグも吉野さんも本当にありがとうございました。ビッグとか毎試合毎試合、控室帰ってくるたびにお前のこと本当毎日、怒鳴ってたよな。ここがアカンとか、ここはこうしろとか。毎日、お前、半泣きになるくらいなってたよな。でもそれはビッグがトップを目指す人間やからだ。わかるか、ビッグ。モンスターなくなってもよろしく頼むよ。しゃちさん、先輩やのにいつもバカにしてすみません。いま、振り返って考えてみたら、オレも鷹木信悟みたいなことしてましたよね。でもオレはしゃちさんが大好きやから、そうふうに言ってたんです。まあこれからも会ったら馬鹿にしてしまうかもしれないですけど、これからも宜しくお願いします。ありがとうございました。そして最後に吉野さん。モンスター・エクスプレスになって3年、ね。モンスターで組む前は本当に、本当に全く話すことすらしなくて本当に挨拶程度で、ドライな関係やったんですけど、モンスター・エクスプレスになってから家族より一緒にいるようになって、オレのすべてを受けて入れてくれて。いや変な意味じゃないですよ。本当に僕のお兄ちゃんは5歳上なんですけど、吉野さんも僕の5歳上です。本当に本物のお兄ちゃんみたいな存在でした。吉野さん、本当3年間、生意気な戸澤陽でしたけど、いままで吉野さんがいままでブチ切れなくてよかっったと思います。3年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました」
吉野「まあ戸澤君ね、リング上でも控室でもぜんぜん変わらなくて、いつもアホなことばっかりやって小学生みたいなことをいつも控室でやってますけど、まあでも戸澤君もね、巡業回って疲れていると思うんですよ。それでもね、暗い顔せずにアホなことしてまわりを楽しませて、お客さんのことも楽しませて、戸澤陽という人間がいたからモンスター3年続けてこれたと思うし、これだけ明るいモンスターでいられたと思います。モンスターはね、戸澤君はこれが最後かもしれないけど、11月3日は戸澤君の卒業式もあるし、もしかしたらチーム戸澤陽で同じコーナーに立つこともあるかもしれない。またそのときは戸澤君、一生懸命アホなことやって頑張ろうよ、ありがとう」
清水「今年、はじめにディアハーツ解散しましてやっとみんなとしゃちさん、吉野さん、戸澤さん、そしてピーターとやっと仲間になれると思ったのに、解散してしまいましたけど、僕のなかでちゃんと受け止めて次のステップに戸澤さん、凄く怒ってくれました、怒ってくれたことを糧にして……吉野さんの」
吉野「なんでいま、オレの顔見て吹き出した? 失礼やろ。続けてください」
清水「戸澤さんが怒ってくれたことを糧にして、モンスター・エクスプレスでいた6カ月、半年くらいのことを糧にして必ず、ドラゴンゲートのトップに立てるような人間になろうと思います。戸澤さん、吉野さん、しゃちさん、今までありがとうございました」
しゃち「World-1インタナショナルが解散になって、行き場のない僕を拾ってくれたアミーゴ。何もできない自分だったけど、3年間モンスター一緒にやってきて、本当に楽しく、いじられてもいじられても本当に楽しかったです。そんな素晴らしいモンスター・エクスプレス、僕はモンスター・エクスプレスにいたことを誇りに思います。そして、今後どうなるかわからないですけども、自分の道を信じて一生懸命頑張っていきたいと思います。モンスターのみんな本当にありがとうございました」
吉野「まあね、モンスター解散になって無所属。フリーになったけど、フリーだからこそね動けることもあるし、他のユニットの選手と組んだりね、いろんな発見もあるかもしれない。フリーならではのできる活動あると思うんでね、この活動を大事にしてフリーでやっていこうと思っていますけど、まあ戸澤君、今日後楽園ホール最後ですから、どうですか。モンスターは解散になってしまいましたけど、最後この4人でサイン会やらないですか?」
戸澤「最後モンスターでサイン会いっちゃいますか。元モンスターでやっていいですか」
吉野「後楽園、最後ということなので、今日集まってくれたみなさん、GAORAさんでテレビで見ているみなさんにメッセージお願いします」
戸澤「後楽園のみなさん、今日は楽しかったですか! もう1回いいます、今日は楽しかったですか! ありがとうございます(戸澤コールに涙)。みなさんのことは一生忘れないです。僕は11月3日、大阪でドラゴンゲートを卒業します。そしてアメリカに挑戦します! オレはアメリカにドラゴンゲート代表として行きます。ありがとうございます×2。みなさんのことは絶対、忘れないです。モンスターのメンバーも忘れない。後楽園の人も絶対忘れへんからな。そして、最後になりましたけど、戸澤陽12年間本当にお世話になりました。ありがとうございました」
【鷹木、T-Hawkの話】
鷹木「リング上の通りだ。今日から本物のヴェルセルクがスタートする。土井、オマエみたいないいとこ取りはYAMATOと一緒でいらねぇんだよ。オレたちがこれから本物の闘いを見せてやる。おい、土井、何が土井ダーツだ。テメーのせいで戸澤の壮行試合、オレも入ってるけど、オレはYESなんて言ってねぇからな。八木本部長…八木! オレの前で土下座してみろ。土下座したら考えてやってもいいぞ。とにかく新生ヴェルセルク、本物のヴェルセルク、リンダマンとT-Hawk、新しく若い力が入ったからな。これからどんどんいくからな。なぁ、T-Hawk」T-Hawk「土井、あんなヤツは所詮、ヴェルセルクのおしゃべり担当なんだよ。これからのヴェルセルク、もっともっと面白くなるぞ。鷹木さんが言うようにリング上は弱肉強食。ヴェルセルク、楽しみにしておけ」
DRAGON GATE後楽園大会の第4試合ではブレイブ王者のEitaがVerserK入りを果たしたリンダの挑戦を受け、試合はEitaが顔面へのトラースキックなどで主導権を握ったが、セコンドのVerserK勢の介入から流れが変わり、ブルロープを持ち出したリンダはチョーク攻撃を展開、腕十字で捕らえてEitaを追い詰めにかかる。
リンダはロコモーション式タイガースープレックスを狙うが、なんとDr.マッスルが乱入してBOXでリンダを殴打、その間にEitaが丸め込んで3カウントを奪い王座を防衛、試合後にEitaはフラミータを次期挑戦者に指名する。メインはモンスターエクスプレスとVerserKによる敗者ユニット解散マッチが行われるが、モンスターエクスプレスは当初メンバーに入っていたピーター・カッサが負傷欠場となり、モンスターエクスプレスは4人で試合に臨むことになった。
、VerserKが奇襲をかけて試合開始となり、場外戦を展開する。
先手を奪ったのはVerserKで鷹木がしゃちをMADE IN JAPANで3カウントを奪い退場、そのまま5vs3の状況のままで試合が進むも、清水がサイバーを砲丸投げスラムで3カウントを奪いサイバーが退場、ルールによりしゃちが復帰する。
これに勢いに乗ったモンスターエクスプレスは戸澤が土井をフランケンシュタイナー、吉野がYASSHIをトルベジーノ十字固めで丸め込んで3カウントを奪い4-3で逆転に成功するが、T-Hawkがトルベジーノを狙う吉野をアギラからノルテで丸め込んで3カウントを奪い吉野が退場でサイバーが復帰、復帰したサイバーもファイヤーサンダーで突き刺して3カウントを奪い、土井が復帰する。
土井もカサドーラを狙うしゃちをバカタレスライディングキックを浴びせて再び退場させてYASSHIが復帰しモンスターエクスプレスは戸澤一人となって窮地となり、VerserKはしゃちのマスクを剥ぎにかかると、カール中川レフェリーが制止に入るが、T-Hawkが中川レフェリーをBTボムでKOする暴挙を働き、リング内は無法地帯となるが、そこでブレイブ選手権に乱入したDr.マッスルが再び乱入し、T-Hawkを襲撃してヴェーからカルデラを放ち、その隙を突いた戸澤がT-Hawkをジャーマンで3カウントを奪い吉野が復帰、Dr.マッスルはマスクを脱いで正体はKotokaと明かすと控室へと逃亡する
吉野はYASSHIをソル・ナシエンテでギブアップを奪いしゃちが復帰し、しゃちはM9でサイバーから3カウントを奪って清水が復帰して、モンスターエクスプレスが再度逆転するが、土井はしゃちを丸め込んで3カウントとなりT-Hawkが復帰、T-Hawkは鷹木のバンピングボンバーの援護を受けてナイトライドで清水から3カウントを奪い、サイバーが復帰する。
モンスターエクスプレスは吉野、戸澤だけとなり、YASSHIを除いた4人となったVerserKは総攻撃をかけるが、戸澤が捕まってしまうと鷹木が鷹の爪からMADE IN JAPAN、バンピングボンバーと畳み掛けて3カウントとなり、キャプテンの戸澤が敗れたことでVerserKが勝利となってモンスターエクスプレスは解散となった。試合後には土井が土井ダーツで11月3日の大阪大会で行われる壮行試合の出場選手を選ぼうとすると、突如T-Hawkが土井を襲撃しウラジゴクからナイトライドを決め、鷹木とT-Hawkは土井に対してVerserK追放を言い渡して去っていった。
さすがの戸澤らも土井を介抱するが、仲間たちに裏切られた土井は一人で退場、後楽園大会最後となった戸澤は涙を流し、後楽園のファンに別れを告げた。鷹木が今まで可愛がっていたKotokaの造反には驚いたが、鷹木が平然とした態度を取ったということはリンダが加入した時点でKotokaは不要としたのか、土井に関してはKING OF GATEでも結果を残せず、またツインゲート王座挑戦でも土井自身がフォール負けを喫するなど微妙な立場となっていたが、鷹木自身もT-Hawkが加入したことで土井も不要の存在と考えたのか・・・
これでモンスターエクスプレスが解散となったが、カッサが欠場となった時点で勝敗は決していたのかもしれない、だが気になるのは土井とKotokaの去就、土井のかつてのパートナーである吉野は土井に手を差し伸べるのか、またKotokaの狙いは何なのか・・・?今晩は気分が良いぜ。
仲良しクラブを一つ潰したんで、俺はモンスターで祝杯。
土井を排除した事により本物のヴェルセルクが完成したな。
これで戸澤の壮行試合なんて敵だらけじゃねーか。
そんな不利な試合はやらんぞ!
何が土井ダーツだ。
戸澤が5人掛けしろ!
俺は知らん… pic.twitter.com/pikeNTYeao
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2016年10月12日ありがとうございました。#dragongate #MonsterExpress pic.twitter.com/aW72qJCa89
— Akira Tozawa (@TozawaAkira) 2016年10月12日すっきり
— Kotokaドラゴンゲートプロレス琴香 (@Kotoka0108) 2016年10月12日#東京 #後楽園ホール 終了!#完売御礼\(^^)/#nowplaying「#カーテンコール」#ハヤブサ#DragonGate #ProWrestling#TheGateOfVictory2016 pic.twitter.com/RN2SBTW7X0
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2016年10月12日DRAGON GATE後楽園大会終了。
いやあなんとも!…さすがの御大・望月成晃選手も予測不可能だったという事件続発…!GAORA 無限大 21日18時からのオンエアでぜひご確認を。ニコ生ご視聴並びに会場の皆様、ありがとうございました‼#dragongate pic.twitter.com/75Fl7Euttu
— 市川勝也 (@katsupistols) 2016年10月12日 -
「WRESTLE KINGUDOM 11 in 東京ドーム」第1弾カード発表、新日本は東京ドームへ動き出した!
<新日本プロレス公式HPより>
10月11日(火)テレビ朝日にて、2017年1月4日(月)「WRESTLE KINGUDOM 11 in 東京ドーム」第1弾カード発表記者会見が行われ、“IWGPヘビー級チャンピオン”オカダ・カズチカ選手と、“東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証保持者”ケニー・オメガ選手が出席した。ケニー「オカダ、日本、そして新日本プロレスは、お前のことをよく扱っている。車も、洋服も、お金も、欲しいモノすべてを手に入れて、与えてもらって、そしてハングリーさも、苦労というものも、何も味わうことなく、ここまで来た。でも、ここ日本ではなく、アメリカに参戦した時に、苦労、苦しさ、ハングリーさというものを経験したはずだ。トウキョウドームで、そのアメリカで経験した苦しさを、今一度、思い出させていやる。俺が、このトウキョウドームで勝って、お前を地の底に落としてやる。そして、またここまで上がってくるための苦労、ハングリーさを思い出させてやる。お前は、世界最高だと思っているかもしれないが、俺がここまで来たということは、それが事実でないということを証明するため。ここまで上がってくるために、すべてをなげうって、頑張ってきた。努力してきた。そして、新しい伝説、それを創り上げてやる。その伝説というのは、一つでは終わらない。ただ、その一つが、外国人選手が頂点に立つという、前代未聞の偉業を達成するということである。お前が苦労を味わうこと、それを楽しみにしている」
オカダ「もう棚橋さんとやった、『WRESTLE KINGUDOM 10』が、ついこの前のような感じはしますけど、もう次の東京ドーム大会のメインイベントが決まったんだなと。ほんとにこの1年、いろんなことがあって、とてもあっという間の1年でした。まぁケニーと決まりましたんで、苦労?確かに僕、味わったことないです。苦労したことがないので、それを経験させてくれるのであれば、経験して、苦労して、もっともっと強いベストなレスラーになりたいと思います」
――今回、初対決となりますが、お互いのレスラーとしての印象をお願いします。
ケニー「そう。シングルで対戦するのは、これが初めて。そして、この初対戦が、トウキョウドームで実現するということになる。あのリングの真ん中に立って、俺は一人の男として、1対1で、この大きな闘いに挑む。その挑戦する権利を得ることはできた。もちろん、最高の状態で、最高の試合をしてみせる。本来なら、相手に対して、悪口を言うのは、俺は得意ではない。オカダは、背が高くて、ハンサムで、とてもファンに愛されている。怪我もなく、ここまで来て、何の苦労も、ここまで上がってきた。それは、俺とは真逆。俺は、たくさんの怪我をして、逆境の中、怪我を乗り越えて、ここまで来た。そして、その痛みと、自分自身の闘いでの孤独さ、それを抱えて、ここまで来ている。それこそが、チャンピオンになるための素質だと、俺は思う。お前には、その“特別な何か”がない。試合を見ても、その特別な何かというモノ、そしてハートが、お前の試合の中では見えない。日本では、珍しいことかもしれないが、俺は、自分の持っているハート、ハングリーさ、そして大きな仕事に対する感情、情熱を持って、今回の試合に挑んでみせる」
オカダ「そうですね。まぁタッグマッチでは、何回か試合をしたことがあるんですけど、それは去年の話ですし。見たことないですし。ケニーがヘビー級に入ってきてからの試合は、見たこともないですし。『G1』も見てないですし、『G1』の後の権利証の闘いも見てないですから、今回この場で正式に決まりましたから、まぁこれから闘って、どんなレスラーなのかっていうのを感じていきたいですから、今のところは印象がないですね。」――今のケニー選手の「ハートがない」という発言を聞いていかがですか?
オカダ「うーん、まぁないのもかもしれないです、それは。なぜなら、全部自分の思ったようにできてしまいますから。まぁでも、ほんとそれは、自分の中で一番欲してたモノではありますから、それを経験させてくれるのであれば、経験させてもらいたいなと思いますね」
――2人とも、去年とは状況が変わってきてきると思いますが、お互いにCHAOS、BULLET CLUBというユニットを代表して闘うことに関しては意識されていますか?
ケニー「俺は、ビジネスマンであり、自分の成功が、自分自身、BULLET CLUBの成功につながる。そして、もちろんグッズの売り上げが伸びれば、利益も大きく得られるようになる。とはいえ、この闘いは、自分自身のものであり、自分のユニットとは、なんら関係ない。もちろん、CHAOSとも関係ない。これは自分の伝説を創るための道筋だと思っている。9年間かけて、日本でやってきた旅路の一つのゴールになる。『俺がチャンピオンにはなれない』、『ヘビー級には小さ過ぎる』といろいろ言ってきた、すべての人たちに対する闘いであり、もちろん自分のファン、過去に『自分がここまで来れない』と、1回でも疑問を抱いたファンに対する闘いでもある。自分の強さを、ここで必ず見せてやる。オカダを倒して、ここで自分の実力を見せる。ただ、オカダ選手はとても人気がある。CHAOSのファン、新日本のファンがたくさんいる。そのすべてのファンの笑顔を、涙に変えてやる。そこで、俺がチャンピオンになって、オカダが落ちていくところを目の当たりにし、涙の雨を降らせるファンが、たくさん現れると思う」
オカダ「まぁ僕も、CHAOS対BULLET CLUBという考えはなく、ケニーもYOSHI-HASHIさん、後藤さんと倒してきましたけども、ボクにとっては関係のないことで、このIWGPの防衛戦の1つとして、考えてます。過去に、プリンス・デヴィットにしても、AJスタイルズにしても、このベルトを賭けて闘ってきましたけども、その2人は、『G1』を優勝してないですから。ケニーが、BULLET CLUBのリーダー格として、唯一優勝した外国人ですから、それこそ楽しみな部分ではあります」
――今回対戦する、東京ドームという舞台についてはいかがですか?
ケニー「トウキョウドームのメインイベントという舞台に立つということも、珍しいかもしれないが、それについては、特に何も思っていない。これは、自分が達成するための一つのゴールであり、一つの達成しなければならないミッション。だからと言って、ここを大きくとらえることはなく、自分のトレーニングを変更せず、他人が俺のことをどう思うかも気にしない。俺は、俺のために、このトウキョウドームに向けて、準備を進めていく。トウキョウドーム、それは特別なことだと思う。自分にとっては、何が大切かと言うと、このタイトルマッチで、自分が挑戦者であるということ。俺が、真の新日本プロレスにおける、闘うベストバウトマシーンだということ。俺以上に、いい試合を見せる男が、他にいるだろうか?自分こそが、この新日本のMVPだ。新日本のMVPであるということは、日本のMVPであり、それはイコール、世界でも一番のプロレスラーであるということだ。これは真実であり、とても大きいことだ。新日本プロレスを見ている全員は、このことを頭に入れて、試合を楽しみにしてほしい。自分が何をするか、大きなことを成し遂げるところを見てほしい」
オカダ「そうですね。やっぱり世界で一番激しい試合が行われる場所だと思いますし。まぁ一番世界に響く闘いが行われる場所だと思います。でも、まぁケニーはいろいろ言ってましたけど、東京ドームのメインイベントは、そんなに甘くないと言いたいですね」新日本プロレスの会見が開かれ、来年1月4日東京ドーム大会『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』の第1弾カードとしてオカダvsケニーのIWGPヘビー級選手権が発表された。
外国人選手が新日本のドーム大会のメインに登場するのは2006年1月4日以来で11年ぶり、カードはブロック・レスナーvs中邑真輔のIWGPヘビー級選手権だった。当初はレスナーvs藤田和之のIWGPヘビー級選手権が予定されていたが、藤田が猪木事務所と新日本との軋轢に巻き込まれて試合をキャンセルし中邑に代役が周ってきた。当時の新日本はオーナーだったアントニオ猪木がユークスに自身が保有していた株を売却したことで、猪木体制からユークス体制へと移行していたが、サイモン・ケリー猪木氏が社長として留まり、また猪木も猪木事務所を解散させて自身の権利を新日本に預けて留まったことで、猪木自身の影響力は残り、新体制と猪木の間で軋轢が起きていた。そんなどん底の中で新日本は東京ドーム大会を強行した。
あれから10年が経過したが猪木やサイモン氏、レスナーも新日本を去り、中邑も新日本を去っていったが暗黒時代は過去のものになりつつあるのかもしれない。
話は戻るがオカダvsケニーは初対決となるが、新日本は今年から中邑が新日本から去ったことにより、オカダと内藤中心の新時代へと突入、だがオカダのライバルとなった内藤哲也はIWGPヘビー級を巡って存在感を示すよりも、インターコンチネンタル王座を自分カラーに染め上げることで自身の存在感を示すことを選んだことでオカダはライバルが不在の状況となった、そこでG1を制したケニーがオカダの新たなるライバルとして急浮上してきた、ケニーもかつてのライバルであり相棒だった飯伏幸太や、かつてのBULLET CLUBのリーダーであるAJスタイルズやプリンス・デヴィットより更なる高みを望む野心が強いことから、オカダのライバルとしての地位を確立してオカダと内藤が中心となった新日本マットに割り込むことが出来るか、ケニーにとって正念場となる。また11月5日大阪のカードが発表された
☆11/5(土)エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場『POWER STRUGGLE』15:30開場、17:00開始
▼「Super Jr. Tag Tournament 2016」決勝戦
準決勝(10・30後楽園)の勝者チーム(1/無)準決勝(10・30後楽園)の勝者チーム▼IWGPタッグ選手権試合
[第72代王者組]タマ・トンガ タンガ・ロア(1/60)[挑戦者組]石井智宏 YOSHI-HASHI
※トンガ&ロア初防衛戦▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[第74代王者]BUSHI(1/60)[挑戦者]KUSHIDA
※BUSHI初防衛戦▼NEVER無差別級選手権試合
柴田勝頼(1/60)[挑戦者]EVIL
[第12代王者]
※柴田4度目の防衛戦▼スペシャルシングルマッチ
棚橋弘至(1/30)SANADA▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[第15代王者]内藤哲也(1/60)[挑戦者]マイケル・エルガン
※内藤初防衛戦☆「Super Jr. Tag Tournament 2016」
[出場チーム]
獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク
田口隆祐&フエゴ
アンヘル・デ・オロ&ティタン
ロッキー・ロメロ&バレッタ
リコシェ&デビッド・フィンレー
ウィル・オスプレイ&外道
石森太二&ACH
マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン[トーナメント組み合わせ]
▼1回戦(10・21後楽園)
(1)ライガー&タイガーvs田口&フエゴ
(2)オロ&ティタンvsロメロ&バレッタ
(3)リコシェ&フィンレーvsオスプレイ&外道
(4)石森&ACHvsヤングバックス
▼準決勝(10・30後楽園)
(1)の勝者チームvs(2)の勝者チーム
(3)の勝者チームvs(4)の勝者チーム
▼決勝戦(11・5大阪)
準決勝の勝者チームvs準決勝の勝者チームシリーズでは恒例となった「Super Jr. Tag Tournament 2016」も開催、CMLL勢だけでなくNOAHから『日テレG+杯ジュニアタッグリーグ』の覇者である石森&ACHがエントリー、また外道はGHCジュニアタッグ王座のパートナーである邪道でなくオスプレイと組んでエントリーした。
タッグ選手権は石井は組む機会が多くなっている後藤とのタッグかと思いきやパートナーにはYOSHI-HASHIを抜擢、YOSHI-HASHIの勢いを買って選んだのかもしれない。
柴田のNEVER王座にはEVILが挑戦、柴田との対戦に真っ先に名乗りを挙げていたNOAHの潮﨑豪はNOAHの10月23日横浜文体大会でノンタイトル戦での対戦が決定した。NOAH横浜文体大会では真壁刀義と本間朋晃のGBHが丸藤正道と矢野通が保持しているGHCタッグ王座に挑戦も決定したことから、NOAHの図式もvs鈴木軍からvs新日本になりつつある。
10日の両国では試合中に首を痛め担架送りとなったKUSHIDAは予定通りBUSHIの保持するIWGPジュニア王座に挑戦することが決定(なおKUSHIDAは大事を取って大阪大会のみの出場となる)、両国で内藤から直接フォールを奪ったエルガンも内藤との再戦に漕ぎ着け、また棚橋もG1で敗れたSANADAとの再戦が組まれた。大阪大会が終わればおそらくドーム大会の第二弾カードが発表され、タッグリーグが終われば全カードが出揃う、果たして東京ドームまでにどんな展開が待ち受けているのか?
【1.4東京ドーム・第1弾カード決定!】
ケニーは「俺が新しい“伝説”を創る」と宣言!オカダは「ドームのメインはそんなに甘くない」と一刀両断!!【会見】https://t.co/knSMu6wDfN #njwk11 #njpw pic.twitter.com/rNEvjEDohR
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2016年10月11日 -
オカダが丸藤、ケニーが後藤を粉砕で1・4東京ドームへまっしぐら!
10月10日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents KING OF PRO-WRESTLING」東京・両国国技館 9671人超満員
◇第0試合◇
▼テレビアニメ「タイガーマスクW」放映記念スペシャルマッチ/20分1本
○タイガーマスクW(7分25秒 エビ固め)×レッドデスマスク
※タイガードライバー◇第1試合◇
▼20分1本
○石井智宏 YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ(8分40秒 片エビ固め)アダム・コール バッドラック・ファレ ×高橋裕二郎
※垂直落下式ブレーンバスター◇第2試合◇
▼20分1本
真壁刀義 ○本間朋晃 田口隆祐 ボビー・フィッシュ(8分10秒 体固め)矢野通 邪道 ×ロッキー・ロメロ バレッタ
※こけし◇第3試合◇
▼「NJPW vs NOAH」スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
○潮﨑豪 マイバッハ谷口 中嶋勝彦 マサ北宮(11分49秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 永田裕志 ×中西学
※豪腕ラリアット【潮﨑、中嶋、谷口、北宮の話】
中嶋「第、三、世代。俺たちは、俺たちゆとりは、オッサンたちよ。体力も、心も、ゆとり持ってんだよ。全然疲れてねぇよ。いい汗かいたよ。ありがとよ、オッサン。でも、今日の結果は結果だ。こんなんじゃ黙ってないよな?オッサンたちも、そして、新日本も。まだまだ終わらせねぇよ。なぜなら、俺は、止まらねぇんだ!」北宮「いいか、8月の両国でも言った通りだ。ヤツらが力で食い下がってくるならば、俺たちも、力で対抗するのみだ。力には力でいくぞ。どっちが潰れるか、勝負だ。以上!」
谷口「中嶋さんも言ったけど、ゆとり世代。僕はゆとり世代じゃないけど。しっかり今日勝って良かったです」
潮﨑「試合の結果は、見ての通りだし。ライオンズゲート、あそこで『終わってから突っかかってんじゃねぇ』って言ってたよね?今日はそっちだよ。そっちから来たよ。でも、元気なオジさまたちには変わりないんでね。もっともっと熱く、この俺の胸に響く、そして、ファンの皆さんに響く闘いを、ノアの闘いをこれからもっともっと見せていきます」
――柴田選手から以前、『今後はオマエ次第だ』と言われて、今日直接は当たっていないですけど、その言葉については?
潮﨑「オマエ次第……まぁ、火をつけてきたのは向こうかもしれないけど、俺も火がついたまま黙っているわけでもないし。今日はあのメンツに入っていなかったけど、全然火は消えてないし。俺にとって、俺のために、柴田勝頼。大きな獲物、というのはちょっと違うけども、俺のためになる人だと思うんで。もっともっとアツい闘いを、新日本のリングで、ノアのリングで、リング上でもっと燃え上がらせたいと思ってます」
【天山、小島、永田の話】
永田「手負いの中西学を押さえてそんなにうれしいか、おまえら。手負いの中西学を押さえてそんなにうれしいか。俺から取ってみろ。俺から取ってみろコノヤロー!安売りしねえぞ。俺はそんなに安くねえんだバカヤロー!」小島「何がノアだコノヤロー、あ?おまえら何年選手だ?キャリア何年だよ!おまえら4人全員のキャリア足したって、俺一人にも敵わねえだろうが!あ?プロレスは経験だ!おまえらみたいにな、ただイキがって偉そうな顔してカッコつけてればいいってもんじゃねえんだバカヤロー!」
天山「オーケー、チクショウ、オラァ!クソッタレ!中嶋?潮崎?ふざけんなってオラ!てめえらデカいツラさせへんからな、今度から!今日だけや今日!今日はたまたま中西がやられたけども、俺は黙ってへんぞ、こんなん!いつでも来いって!サシでやってるから、いつでも来いや!クソッタレ!」
◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第48代王者組]○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(12分47秒 片エビ固め)[挑戦者]リコシェ ×デビッド・フィンレー
※モア・バング・フォー・ユア・バック
☆マット&ニックが2度目の防衛に成功【マット、ニックの話】
ニック「このベルトこそが俺たちが欲しかったもの。それを今回も、俺たちのベルトとして、ちゃんと持って帰ることができる。俺たちよりも、Tシャツの売上げが高いヤツ、金を儲けてるヤツ、ネットで騒ぎを起こせるヤツ、そして、毎回毎回いい試合をできるヤツがいるか?」マット「半日前にはまだアメリカにいたのに、俺たちは今あれだけの試合をして、もう明日は帰る。向こうに帰れば、またショーが待ってる。俺たちは、このベルトに値するだけの、強さと魅力を持ったタッグチームだし、俺たちは必ず、タッグチームとして1番であることを証明し続けてみせる。ケニー・オメガ以外に、俺たちのライバルと呼べるレスラーはいるか?でも、オメガも、今話題になってるかもしれないけど、俺たちには及ばない」
ニック「俺たちがタッグチームでナンバー1なのは、もうすでに分かってること。だから、ここで質問したいのは、誰がナンバー2なのか。でも、誰がナンバー2かと質問したところで、即答できるヤツらがいるだろうか? それは無理。いない。なぜなら、そんなヤツらは存在しないからだ。1位と2位の差がありすぎて、俺たちの相手になるようなタッグが今はいない。早く誰でもいいから、俺たちのところまで上がってこい」
【リコシェの話】「勝てる日もあれば負ける日もある。ヤングバックスには以前に勝っているが、今回は彼らが勝つ日だったというだけで、もう一回戦えば必ず俺たちが勝つ。次のジュニアタッグトーナメントではフィンレーという最高のパートナーと組んで必ずリベンジする。今日のフィンレーを見たか?彼のパワーや勇気は俺以上だ。彼はファイターだ。フィンレーとのタッグはすぐに素晴らしいチームになるだろう。」
【フィンレーの話】「次のジュニアタッグトーナメントは今夜とは違う。俺たちのパワーや勇気がどれだけ脅威になるか、見せてやる!」
◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合 /60分1本
[挑戦者]タマ・トンガ タンガ・ロア(13分57秒 体固め)[第71代王者]ジェイ・ブリスコ ×マーク・ブリスコ
※ゲリラ・ウォーフェア
☆ジェイ&マークが3度目の防衛戦に失敗、トンガ&ロアが第72代目王者となる。【トンガ、マット、ニックの話】
※トンガ、ロアとヤングバックスがともに現れる。マット、ニック「おめでとう」
トンガ「このベルトは、俺にとって何でもない。この6年間毎日、俺は頑張っていた。その結果が今の俺。ベルトは関係ないんだ。俺たちはずっとBULLET CLUB。『BULLET CLUB for life』だ」
マット「for、for、4 life」
ニック「for、for、4 life」
【ジェイ&マークの話】
ジェイ「俺たちにはダメージは全くない。タマ、タンガ、今日はたまたま彼らの方が調子がよかっただけだ。だから何だ?ヤングバックス、おまえらは自分たちの墓穴を掘って待っとけ!絶対に殺してやる!」マーク「何も言うことはねえ!」
【石井の話】「(肩を担がれながら)アイツら、なめくさってオラ!俺がアイツらからベルト引っぺがしてやるよ!ふざけんなオラ!パートナーは用意しとくから、組めよオラ!クソ!」
◇第6試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ/30分1本
棚橋弘至 ○マイケル・エルガン KUSHIDA ジェイ・リーサル(11分42秒 エビ固め)×内藤哲也 ジェイ・リーサル EVIL BUSHI
※エルガンボム(試合終了後、エルガンが内藤を踏みつけてIWGP ICベルトを掲げる。そして、そのベルトを内藤の体へ乗せた。その直後、EVILがKUSHIDAを急襲。パイプイスを首にかけると、別のイスで力任せに殴りつけた。さらにKUSHIDAはリングに押し込まれ、BUSHIがイスを悪用したコードブレイカーで追撃する。)
BUSHI「オイ! KUSHIDA! 次のIWGP Jr.タイトルマッチ挑戦者、KUSHIDA、お前を指名するよ。その状態でできるんだったらな。エンセーロ!! マ・ジ・で」
(しかし、KUSHIDAはまったく動くことができず、タンカで医務室へ直行した。)【棚橋の話】「(KUSHIDAが担架で運ばれるのに付き添った後)ちょっと思わぬアクシデントで混乱したけど、KUSHIDAもベルトは諦めねえって言ってたから。2016年、スタートが遅すぎたかもしれないけど、ここから、巻き返していくから。有言実行!」
【エルガンの話】「内藤!今日も俺がいたから3カウントを取って勝つことができた。おまえは新日本プロレス、IWGPインターコンチネンタル王座、全てを侮辱した。ベルトは必ず俺が取り返す。おぼえとけ!」
【BUSHIの話】「今さ、リング上でも言った通り、次のIWGPジュニアの挑戦者は、KUSHIDAを指名する。何で? 何でってさ、今現在、俺が持つ、このIWGPジュニアのベルトに興味を持つのは、どうやらKUSHIDAだけ。俺は人気ないらしいよ。新日本ジュニアだったら誰もが目指す、このIWGPジュニアのベルト、誰も欲しくないんでしょ?俺に魅力がないわけ?まぁさ、KUSHIDAにさ、チャンスを上げるよ。って言っても、消去法でKUSHIDAを選んだだけなんだけど。これでオマエが負けたら、もう指名することはない。今の状態、その状態で、できんのか?タイトルマッチ。できるんだったら、やってみろよ。コッチは楽に、防衛回数を重ねることができるんだからさ。IWGPジュニア初の防衛戦は、これでイージー。簡単な試合になりそうだぜ。まぁ、せいぜい楽しませてくれよ。俺に、興味があるヤツが、そのうち必ず現れる。そうしたら、俺が指名するよ、改めて。今日のところはこんな感じだ。楽しみに待ってるよ。。Enserio、マジで」
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第12代王者]○柴田勝頼(18分9秒 レフェリーストップ)[挑戦者]×カイル・オライリー
※胴絞めスリーパーホールド
☆柴田が3度目の防衛に成功【柴田の話】「(ベルトを放り出し、床に倒れ込んで)あー、クソ!久々のリング、帰ってきたら、やることが山積みになってた。まず、今日戦ったカイル、そして大田区で戦ったボビー。彼らから、ホントに、今の日本人が失いかけてるファイティングスピリット、侍魂、そういったものを感じました。戦って初めて分かること、それが今日の試合を通じて、前回の大田区を通じて、感じたことでした。そして、次、誰だと。次、誰だ。2人、どっちが先か分かんねえけど、片っ端から、エブリシング、片付けていきたいと思います。ありがとうございました! 以上!」
【オライリーの話】「今日は、ここ日本で、敗北という大変な屈辱を喫した。次は、柴田。オマエが、俺のホームに来て試合をしてみろ。今日、俺はオマエの陣地である新日本に来て、レフェリーストップという、とても悔しい判定で負けてしまった。本来なら、俺が勝って、腕を高く掲げられるはずだったのに。ただ、この物語は、まだ始まったばかりだ。俺は必ず、自分のプライドを懸けて闘ってみせる。絶対に、3戦目を要求するぞ。それが実現するように、俺たちは動いていく」【潮﨑の話】「散々ね、俺が蹴り入れるって言ってた男が、今日は試合では当たりませんでしたけど、NEVERのタイトルマッチ。男と男の熱い闘いが行われて、でも俺の中では、NEVERのベルトうんぬんよりも、柴田勝頼。レスラー、柴田勝頼の首を俺は狙っていきたいし、それが自分にとってプラスになることには間違いないので、次に繋げるためにも、柴田勝頼の首をね、獲りたいと思います」
【EVILの話】「柴田、Welcome to the darkness world. 今、リング上で見せたことが、すべてだ。This is EVIL. Everything is EVIL. すべては…、EVILだ」◇第8試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦/60分1本
[権利証保持者]○ケニー・オメガ(21分52秒 エビ固め)[挑戦者]×後藤洋央紀
※片翼の天使
☆ケニーが権利証の防衛に成功【ケニーの話】「見ろ。また権利証を手に入れた。俺はずっと思っていたんだ。俺が世界最強、世界最高のレスラーであると。でも、1回だけその真実に疑問を持ったことがある。それはヤングバックスと闘った時だけ。その時以外は、俺は自分のことを最強だと思っていたし、この3人、THE ELITEこそが、世界で最も素晴らしくて、個性的な3人なんだ。俺はこれから、世界で誰も成し得なかったことを、達成しようとしてる。この権利証、これには400ポンドの金塊と同じくらいの価値がある。俺は東京ドームに行って、友人、家族、親戚、みんなの前でこの勝利をもぎ取ってみせる。俺が絶対に、IWGPのベルトを獲ってみせる。俺たちのタッグが世界最強、俺たちのことは誰も止められない。俺たち3人に値するようなレスラーは他にはいない。もし悔しいんだったら、俺たちの試合をしっかり見て研究することだな。GOOD-BYE & GOOD-NIGHT。THE ELITE THE THE ELITE……(※オメガはヤングバックスと3人で歌いながら、コメントブースを後にした)」
◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(28分0秒 片エビ固め)[挑戦者]×丸藤正道
※レインメーカー
☆オカダが初防衛に成功。(試合終了後、先に退場した丸藤がオカダのいるリングへ向かって一礼。その後、オカダの腰にIWGPヘビー級ベルトが巻かれる)
外道「もう! 2度と、誰も、レインメーカーを止めることは、できねぇ! 怪物でもよ、モンスターだとしてもよ、オイ。方舟の天才だとしてもよ、それがたとえ、『G1 CLIMAX』優勝者、権利証保持者だとしてもな!オイ! ケニー・オメガ!! オメェのことだよ、コノヤロー。さっさとツラ見せろよ、コノヤロー」(ケニー登場)
ケニー「オカダ、お前を見てると吐き気がする。お前が持ってる物すべてはこの会社、そしてあの男が与えたものだ。とはいえ、お前はベルトを防衛し、チャンピオンとして、新日本、そして日本のプロレスを守って来た。お前こそが新日本プロレスのシンボルだ。オカダよ、俺はここまで努力して来た。受けようじゃないか。東京ドームのメインイベントを受けようじゃないか。そして、お前が後生大事に抱えている物すべてを奪ってやる。東京ドームで俺はお前に勝ち、お前を女のように扱ってやる」オカダ「ケニー、俺も知ってるよ。棚橋さんを倒したことも、内藤さんを倒したことも。でもな、その2人とな、俺を一緒にするんじゃねぇぞ、コノヤロー。お前は絶対に俺には勝てない! 何でかわかるか!? ・・・・・・レベルが違うんだよ、コノヤロー。しっかりな、2017年1月4日東京ドームで、レベルの違いを見せつけてやるからな。覚悟しとけ、コノヤロー!」
(これで両者が至近距離で睨み合い、ケニーは不敵な笑みを浮かべて退場。)
オカダ「というわけで、2017年1月4日東京ドーム、メインイベント決定だ! しっかり1・4『WRESTLE KINGDOM 11』、俺と、ケニーは関係ない。俺だけで!! しっかり素晴らしい闘いをみんなに見せてやる!! 1・4東京ドームに!! ・・・カネの雨が降るぞー!!」【オカダ、外道の話】
――防衛おめでとうございます。オカダ「ありがとうございます」
――激しい戦いでしたが、振り返っていかがでしたか?
オカダ「メチャメチャ激しい戦いでした。ほとんど新日本の選手としかやってなかったですけど、こういう素晴らしい選手がいるということが分かって、こうやって戦って勝って、すごくいい経験になったと思います」
――もし敗れたらベルト流出という戦いでもあったわけですが、そのあたりも含めて、責任というものも感じらえての戦いだったんでしょうか。
オカダ「正直そんな、負けたらなんてことは考えないですけども、普通に考えて1・4東京ドームのメインイベント、誰が立たなきゃいけないか、みんな思うでしょう。そういうのは僕だけじゃなくて、みんな思うことですから、別に負けたらとか、そんなことはなかったです」
――試合を決定づけるために放った、あのエメラルドフロウジョンには、どんな思いを込めたんでしょう。
オカダ「そうですね、対ノアということですし、ツームストーンの形から入って、たまたまそれっぽい状態に、エメラルドフロウジョンっぽい体勢に入ったので」
外道「閃きってヤツじゃないか」
――勝った瞬間、私には拳を突き上げたように見えたんですけども。
オカダ「まあそうですね、『G1』で負けた相手ですから、そして東京ドームを決めたという戦いでもありますから、まあ、拳は突き上げた気はないですけどね。いいレインメーカーの感触があったので」
――外道選手は、オカダ選手が勝った瞬間の表情や仕草をどのように見られましたか?
外道「まあ、相手あっぱれだよな。ここまでレインメーカーを追い込んだっていう。大したもんだ。ただ、負けないけどな、レインメーカーは。俺は1ミリも疑ってなかった」
――やはり、新日本が負けるわけにはいかない、それもこのリングで負けるわけにはいかないという思いがあったんですか。
オカダ「新日本が負ける負けないとかは思ってないですけど、やっぱりオカダ自身として負けるわけにいかないですし、IWGPチャンピオンとして、タイトルマッチで負けるわけにはいかないですから」
――そしていよいよ、2017年の1.4東京ドームのメインイベントが決まりました。改めて気持ちを聞かせてください。
オカダ「リング上でも言ったように、ケニーは棚橋さんを倒してるかもしれない、内藤さんを倒してるかもしれない。でも、別に僕と戦ったわけでもないし、その2人に勝ったからオカダにも勝てるっていう、そんな甘い考えはやめてもらいたいです。まあでも『G1』覇者ですから、それなりの実力はあると思いますし、東京ドーム大会にふさわしい相手だなと思います」
――奇しくもYOSHI-HASHI選手、後藤選手と、CHAOS勢を破って、こういう形になりましたけども。
オカダ「別にそこは、僕は借りを返してやろうなんて思いはありませんし、やっぱり今回の僕の丸藤戦のように、YOSHI-HASHIさん、後藤さんが返すべきだと思いますし、そういうのはなしで、ただのIWGPタイトルマッチとして、しっかり戦いたいなと思います」
――外道選手も最後に、東京ドームに向けて一言お願いします。
外道「ケニー・オメガはよう、東京ドームにふさわしい相手。そこまでだよな。それ以上は行かねえ。レインメーカーがぜってえ倒すよ」
――なぜですか?
外道「レェ~ベルが違うからに決まってるだろうがよ(笑)」
――最後に一言お願いします。
オカダ「1.4東京ドームも決まったことですから、言うことは…特にありません」
――去年と今年と2年連続で東京ドームのメインを戦ってきて、ケニー・オメガという新しい相手というところに時代の変わり目を感じるんですけども。
オカダ「まあ、時代の変わり目というのは、まあ別にこうやって僕が出てきてる時点で変わってるわけですし、別に棚橋さんがいるいない、いないからといって時代が変わったとは思わないですね」
【丸藤の話】「(※潮﨑と中嶋に肩をかつがれて、コメントブースに現れる)負けちまった。負けちまったな。最後のなんだ? エメラルドか? プロレス好きだな、アノヤロー。まだ1対1だぞ。まだ1勝1敗だ。まだまだだ。今日負けたけど、『G1』から今日まで、今日負けたけど、何か無意味だったか?そんなことないだろ?1人でも多くの人間に、何かを与えられたなら、俺はそれでいいや。勝ち逃げは許さない」【ケニーの話】「オカダよ、オマエは昔から同じことばっかりほざいてる。『レヴェルが違う』とか『カネの雨を降らせる』『オマエは特別じゃない』とか。オカダお願いだ。言うだけじゃなくて、証明してみせろ。いい加減証明してみせろよ? 俺こそが最高のレスラーだ。東京ドームで、世界中のファンが見守る中、オマエのベルトを奪う。オマエに大技もかけてやる。オマエがトップ戦線に返り咲くには、今後長い時間がかかるだろう。そうならないように、最高の試合をしてみせろ。これが俺の仕事、愛するビジネスだ。待ってろよ。GOOD-BYE & GOOD-NIGHT」
新日本プロレス両国大会のメインはオカダの保持するIWGPヘビー級王者にNOAHの丸藤が挑戦、二人は7月のG1開幕戦で対戦し、丸藤がNOAHマットでは見せないアウウェイモードでオカダを圧倒しポールシフト式のエメラルドフロウジョンで勝利を収めた、オカダはリベンジを狙いIWGP王座をかけて丸藤を迎え撃った。
試合はオカダが丸藤のペースに付き合わないとばかりに首攻めで自身のペースへと引きずり込もうとするが、丸藤は鉄柵を使ってのフェースクラッシャー、鉄柱越しの見えない角度でのトラースキック、鞭のようにしなる逆水平で流れを変え、オカダもDDTからコーナーに昇る丸藤をドロップキックで落とし、鉄柵外へ丸藤を出してのフライングボディープレスで自身の流れに変えようとするが、リングに戻ってから丸藤はオカダの顎へのキックからトラースキック、トルネードキックと放ち、エプロン上でのパイルドライバーを敢行、オカダに大ダメージを与え、リングに戻ったところでfrom コーナー to コーナーで強襲するなど、すぐ自身のペースへと変えてしまう。
なかなか自身のペースに持ち込めないオカダはリバースネックブリーカー、ダイビングエルボーからレインメーカーを狙うが、丸藤はコブラクラッチ式三角絞めで切り返し、バッククラッカーやトラースキックを放つも、オカダはジョン・ウーを発射、逆水平を打ってくる丸藤に対し“打って来い”と迫りエルボースマッシュで応戦する。
オカダはドロップキックを発射するとツームストーンパイルドライバーを狙いは阻止されるも、不知火を狙う丸藤にジャーマンからレインメーカーを狙うと、丸藤は虎王で迎撃してから串刺しの虎王を炸裂させ、ポールシフト式エメラルドフロウジョンは阻止され、不知火を狙うが回転途中で丸藤を着地させたオカダはレインメーカーを炸裂させる。
オカダは再度レインメーカーを狙うが、丸藤は初めてGHCヘビー級王座を奪取した技である完璧首固めで丸めこむも、クリアされたところで虎王を狙うと、キャッチしたオカダはツームストーンパイルドライバーから掟破りのエメラルドフロウジョンを敢行し、最後はレインメーカーで3カウントで王座を防衛した。
試合全体を振り返ると、オカダにとって丸藤の攻めは想定外だらけで、ペースを乱されたままで軌道修正も出来ず、オカダらしい試合をほとんどさせてもらえなかった、しかし最後の最後でオカダが想定外を出して丸藤を振り切ったがオカダにとってもしんどい試合だった。セミのIWGP挑戦権利書をかけたケニーvs後藤の再戦は、後藤が奇襲で試合開始もブルドッキングヘッドロック狙いをケニーがコタロークラッシャーで返すと後藤は一気に失速、ヤングバックスの介入や腰攻めなどでケニーペースで試合が進んでいく。
しかしYOSHI-HASHIがヤングバックスを排除してから、後藤が雪崩式回天でやっと反撃すると、リング下にしてあったテーブルにスワンダイブをしたケニーをナックルで迎撃してテーブルに貫通させ、後藤はローリングラリアットから牛殺し、背中への村正やリバース牛殺し、昇天まで決めるが、GTR狙いは再三阻止されてしまう。
GTRを狙ったケニーはサムソンクラッチからVトリガーを炸裂させると、何度もVトリガーを浴びせてから、ナックルで抵抗する後藤を片翼の天使で突き刺して勝利を奪い権利書を死守した。
メイン終了後には外道の呼びかけでケニーがオカダと対峙し互いに挑発合戦を展開した、前回のブログでは自分的には両国で波乱を期待していて、丸藤が王座を奪取しケニーから権利書を奪った後藤がドームを待たずに権利書を行使して年内に丸藤に挑戦、またG1で丸藤に勝っている石井やファレが挑戦することを期待していた。
結果的には双方とも防衛してそのままドームへとなったが、オカダはともかくとしてケニーは負ければ、これまでのことが台無しになるどころかBULLET CLUBの存続も危ぶまれることから後藤にはどうしても負けることが出来ないというのが試合に現れていた。またその反面オカダvsケニーも初対決なことから興味がそそるのも事実、おそらくケニーのジュニア時代ではタッグでオカダと対戦していると思うが、ジュニアの頃とは違うというのもあると思う、ケニーもDDTからなりあがったレスラーだが、オカダもメキシコへ渡り闘龍門から新日本で成り上がったレスラー、そういった意味では二人は生きかたも似ているのか、その新日本生え抜きでない成り上がり者同士が新日本のドームのメインを飾る、それもまた面白いのかもしれない
他の試合では負傷欠場していた柴田がNEVER王座をかけてオライリーの挑戦を受け、序盤はグラウンドの攻防で互角ながらも、オライリーは柴田の痛めている右肩や左足をピンポイントに攻めて苦しめる、しかしオライリーのキックを正面から敢えて受けた柴田は串刺しビックブーツからエルボーの連打、顔面への低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、スリーパー、コブラツイスト、卍固めと猛反撃すると、オライリーはキャプチュードからフロントネックロック、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、三角絞めや腕十字で柴田を追い詰める。
しかしオライリーは腕折りを狙ったところで柴田がスリーパーで捕獲しバックドロップを決めれば、オライリーも同じ技で応戦、エルボー合戦からオライリーは掟破りのPKを放つが、突進したところで成瀬昌由の必殺技でるクレージーサイクロンで迎撃すると、スリーパーからPKを放ち、胴絞めスリーパーで捕獲してオライリーを絞め落として王座を防衛、試合後にが第3試合で中西を豪腕ラリアットで下した潮﨑が挑戦に名乗りを挙げると、潮﨑が引き上げた後でEVILが柴田を強襲しEVILで柴田をKOして挑戦に名乗りを挙げた。潮﨑は10年前の借りを柴田にまとめて返したいのあるが、G1で柴田を降しているEVILが最優先になるか・・・また第6試合の8人タッグマッチではKUSHIDAがBUSHIのバッククラッカーを喰らった際に首を負傷し戦線離脱、試合はエルガンが内藤から3カウントを奪いインターコンチネンタル王座に挑戦を迫ったが、試合中に目を負傷してしまう、試合後にリングドクターの治療を受けているKUSHIDAはEVILの襲撃を受けEVILホームランを喰らって、BUSHIのコードブレーカーも喰らってダメ押しを受け、首にコルセットを巻いて担架で運ばれてしまい、そんなKUSHIDAをBUSHIが挑戦者に指名したが、再戦以前にエルガンとKUSHIDAが試合を出来る状態なのかどうか・・・BUSHIもKUSHIDAが試合が出来る状態とわかっていたからこそ指名したのか・・・・
IWGPタッグ選手権はブリスコ兄弟のスプリングボード・ドゥームズデイ・デバイスを阻止したゲリラズ・オブ・デスティニーが逆にマークを捕らえてトンガのガンスタンからゲリラ・ウォーフェアで3カウントを奪い王座奪還、試合後もヤングバックスと共にブリスコ兄弟を痛めつけるゲリラズ・オブ・デスティニーに石井が駆けつけるがゲリラ・ウォーフェアで返り討ちにされてしまった。
IWGPジュニアタッグ選手権は序盤はリコシェがリードしてフィンレーとの連係を決めるも、ヤングバックスはフィンレーを捕らえて試合の主導権を握る、終盤にはマットを捕らえたフィンレーのカミカゼからリコシェがシューティングスタープレスを投下も、マットが剣山で迎撃してからフィンレーが捕まってしまい、ヤングバックスがモア・バング・フォー・ユア・バックで王座防衛、チーム力の差を見せつけた。
最後のダークマッチでタイガーマスクWが登場してレッドデスマスクを降したが、バミューダトライアングルやシットダウンラストライドのようなタイガードライバーを披露したところを見ると正体はWWEクルーザーディビジョンで活躍したIなのか?
次は11月5日のエディオンアリーナ大阪大会、再三予告された時限爆弾の正体が明かされる。
【両国大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき、誠にありがとうございました。次期シリーズは10月21日(金)後楽園ホールにて開幕です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njkopw #njpw pic.twitter.com/1mgObMLh3i
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2016年10月10日負けた!
応援してくれた皆さんすいません。
でも…G1から今日まで無意味だったとは思ってない。
夢や感動や勇気、怒りや悲しみ…一人でも多くの人に何か一つでも与えられたら。
さぁ、まだまだ行くよ。… https://t.co/sxSd6hqgov
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年10月10日Okada & Marufuji just put on the best match I think I've ever seen! #NJPW #njkopw
— William Ospreay (@WillOspreay) 2016年10月10日Goto Hell.
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2016年10月10日新日本プロレス両国大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
第三世代の独特なギラギラした雰囲気、刺激的です。感じますね。
そして俺はNEVERのベルトより柴田勝頼に興味がある。
リングで俺の気持ちは伝えた。
さあ、どうする?
俺はここにいる。#noah_ghc
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2016年10月10日Look at that eye pic.twitter.com/tg3DDjIJSE
— BigMike (@MichaelElgin25) 2016年10月10日#noah vs #njpw
vs #第三世代
この戦い、まだまだ終わらせない。
ゆとりナメんなよ。 #ゆとり #中嶋勝彦 #マサ北宮 #潮崎豪 #マイバッハ谷口… https://t.co/s6YeZdA2bX
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2016年10月10日両国大会、終了。
ノアの四人組と対戦。
ナンダカンダで、団体対抗戦はムキになれるし、熱くもなれる。
年を重ねると、ムキになれる事が減ってくるから、こういう舞台はやっぱり有りがたい。
まだまだ元気に頑張りたいです。
ご声援、ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2016年10月10日本日の新日本プロレス両国大会。大盛況の内に終了しました。多分G1の決勝以外で2000年以降で一番お客さんが入った大会だと思います。本当にありがとうございました。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年10月10日両国国技館にて、本日プロレスの実況席に座らせていただきました。
決して詳しくはない私ですが、プロレスのもつこの面白さ、熱量をタイガーマスクWというアニメを通して少しでも表現できればと強く思いました。
本日お世話になった皆様、プロレスラーの皆様、観客の皆様、ありがとうございました!
— 八代 拓 (@yashiro_taku) 2016年10月10日新日本プロレス10.10両国国技館大会。ファンの方、知り合い、色んな人の感想を耳にしたが、だいたい「今日は凄かった!いや、いつも凄いんだけど!でもね今日は凄かった!」という感じ。笑顔で興奮。 #njkopw
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2016年10月10日今日もまたプロレスに圧倒されました。そしてプロレスについて語れるみなさんがいて幸せです。 #プロレス https://t.co/9kEK58dPI0 pic.twitter.com/6ZjHvPwzMm
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2016年10月10日楽しかったー!✌️️✌️️ https://t.co/ABFsfemPZt
— ビビる大木 (@bibiruookichan) 2016年10月10日 -
最侠タッグリーグ札幌大会公式戦結果
10月9日 大日本プロレス 北海道・札幌・ススキノ・マルスジム 481人超満員
▼「最侠タッグリーグ・デスマッチ」Aブロック公式戦 TLCタッグデスマッチ/30分1本
[2勝1敗=4点]宮本裕向 ○木高イサミ(12分42秒)[1勝2敗=2点]竹田誠志 X塚本拓海
※ヨーロピアンクラッチ
☆ヤンキー二丁拳銃が2位で予選通過▼「最侠タッグリーグ・デスマッチ」Bブロック公式戦 蛍光灯タッグデスマッチ/30分1本
[2勝1敗=4点]伊東竜二 ○佐久田俊行(10分52秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]Xアブドーラ・小林“黒天使"沼澤邪鬼
※ファイアーバードスプラッシュ
☆伊東組が1位で予選通過▼「最侠タッグリーグ・ストロング」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]佐藤耕平 ○石川修司(14分19秒 片エビ固め)[3敗=0点]鈴木秀樹 X野村卓矢
※ランニング・ニー
☆ツインタワーズが1位で予選通過▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第8代王者]○神谷英慶(12分37秒 片エビ固め)X中之上靖文
※バックドロップ
☆神谷が2度目の防衛に成功 -
9月のベストバウト、決戦投票のお知らせ
9月のベストバウトが2試合となりましたので決戦投票を行います。
決戦投票はTwitterでの投票機能を使用します
なお決戦投票開催に伴い結果発表は13日に延期させていただきます
決戦投票対象試合
内藤哲也vsマイケル・エルガン(新日本プロレス 9月25日 神戸ワールド記念ホール)
諏訪魔vsゼウス(全日本プロレス 9月19日 後楽園ホール)投票期間は11日午前0時~12日の午前0時までです 投票をお待ちしてます
-
全日本、WRESTE-1の長い一日・・・全日本編 秋山が征矢の右腕を破壊!火花散らすWRESTE-1との対抗戦
10月9日 全日本プロレス「旗揚げ記念シリーズ」 後楽園ホール 1387人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○黒潮“イケメン"二郎 吉岡世起(13分0秒 イケメンラナ)×中島洋平 SUSHI【試合後の黒潮&吉岡】
黒潮「やった! やった! 勝った…。もしかしたら、俺のスタイルが一番通用する世界かもしれない。わからない、第一戦で、これでいつも調子に乗って、俺はやっちゃってますから。そこは反省して、さらに研究して、俺なりの王道を掴みたいと思います」吉岡「世界ジュニアのチャンピオンを引っ張り出してやろうと思ったら、ここにねえじゃねえか、ベルトは。どういうことだ? こんなもんじゃ済まさねえぞ。いつでもやってやるぞ、オラ」
黒潮「フィニッシュ!」
――GAORA王者からの勝利となったが?
黒潮「ああ、そうか! 夢が、希望がありますね。今、稲葉が河野さんからベルトを挑戦させろと言われてて、稲葉はその挑戦を飲んだんですけど、僕は正直、何の権限もないですけど、本当に誰よりもプロレスを愛してます。GAORAチャンピオンになるのは俺かもしれないし、わからない。フィニッシュ」
【試合後の中島&SUSHI】
中島「ああクソ!」SUSHI「強いな」
中島「すいません。SUSHIさん、すいません」
SUSHI「強いですよ」
中島「強いも何も、全日本を応援してくれているみんな、すいませんでした…。クソ! ふざけるなよ、クソ!」
SUSHI「ふざけやがって。来るな、お前ら。何しに来てん? 絡むのもイヤなんじゃ、ボケ! 何しに来てん? ふざけるな、ボケが」
◇第2試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
大森隆男 ○渕正信 ウルティモ・ドラゴン(11分56秒 片エビ固め)吉江豊 高岩竜一 ×5代目ブラック・タイガー
※バックドロップ◇第3試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
△野村直矢 青柳優馬(13分19秒 両軍リングアウト)土肥孝司 △熊ゴロー【土肥の話】「見ての通り。この抗争を続ける意味は何もわからないし。全日本プロレスにもW-1にも、もうこのカードは組んでもらいたくないし。無効試合? 見てみろよ。どっちが勝ったか、一目瞭然でしょ」
【熊ゴローの話】「見ての通り、俺たちの方が絶対に強いでしょ? 見ててどう思いました? 俺たちの方が当たりも強いし、体もデカいし、存在感ねえよ。もっと来いよ。よええよ。もっと来い、本気で。自分よりデカい人間とやってるんだからよ、いつもの3倍、4倍、5倍で来いよ。それだけだよ。存在感ねえよ」
【野村の話】「あいつら2人、今日の戦いでは不完全燃焼だよ。次、またあいつらとやりたい。両者リングアウトなんてお客さんが一番つまらない試合になってしまって。次は俺が3カウント取ります」
【青柳の話】「2人とも覚えておけ。絶対に逃がさないからな!」
◇第4試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
○ゼウス ボディガー 岩本煌史(11分51秒 片エビ固め)崔領二 ×不動力也 土方隆司
※ジャックハマー◇第5試合◇
▼アジアタッグ選手権試合
[第99代王者組]○青木篤志 佐藤光留(16分24秒 高角度前方回転エビ固め)[挑戦者組]長井満也 ×南野タケシ
☆青木&佐藤が3度目の防衛に成功(試合終了後)
青木「今日もいろんなのたくさんあるけど、俺らは今、アジアタッグに集中するんで。次の三条で必ず防衛して、そのまま両国に向けて突っ走ります。必ず皆さん、両国大会に来てください。俺らはまだまだ…まだまだ…まだまだまだまだ負けるつもりはないんで。これからも光留さん、防衛戦をやっていきましょう」【試合後の青木&佐藤】
佐藤「勝ったの?」青木「勝ったよ」
佐藤「勝った? もしかして」
青木「何とか勝ったよ。やられると思ったよ、俺も」
佐藤「もうダメだと思ったよ。ひとごと言っておくよ。最近、俺おかしいんだよ。アジアタッグの試合をやるたびに、青木篤志! あんたを好きになっちまうんだよ」
青木「じゃあ、俺からもひとつ言っておくよ。あなたはもともと変なんだよ」
佐藤「関係あらへん」
青木「まあ、とりあえず今日防衛したってことは、イコール、次の防衛戦が決まっているということだから。そこに向けて、また明日からじゃなくて、もう今日から対策を練って行かなきゃダメだと思うから」
佐藤「今からね。何ができるかな? 2人で」
青木「2人じゃなくてもいいかな?」
佐藤「なんで? 好きだって言ったじゃん」
青木「いや、違う。片思いだから、別に。俺からの気持ちはまだ何にも伝えてないから。それはもうしょうがないんだよ」
佐藤「中年の片思い、一番意味がないよ」
青木「しょうがない、しょうがいない。実らぬ恋ほど悲しいものはないんだから。まあでも、どんな形であろうと、俺らは今、このアジアタッグのベルトを持っていて。俺らは99代」
佐藤「みんなで永遠に来ない100代目を求め続ければいいんだよ」
青木「99代でストップしたっていいんだよ。そっちの方が面白いしね」
佐藤「キリがいいしね」
青木「まあでも、次の防衛戦もしっかり防衛して。この先を見据えてね」
佐藤「二度と来ない100代…実らない恋だね。そこにかけたんだね?」
青木「まあ…」
佐藤「違うんかい!」
青木「まあ、いいや。とにかくまた次、頑張りましょう。ありがとうございました」
佐藤「恋って言ったら俺らだから。後悔しないよ。後悔しない」
【試合後の長井&南野】
南野「ふざけんなよ、バカ野郎」長井「おい、タケシ。最後どうなってんだ? お前が1、2、3なのか?」
南野「肩を上げたんだけどな。あの京平の野郎…違う、カッパの野郎が」
長井「おい、カッパの野郎がよ、俺たちを100代にしたくねえからってよ。テメエ、最後のカウントが速いんじゃねえのか。タケシだろ、この野郎。ふざけるなよ。俺とタケシ、高岩、ブラック・タイガー。俺たちDARK NIGHTMAREが全日本プロレスのリングを面白くしてやるよ。今日はあいさつ代わりだ、この野郎」
◇第6試合
▼60分1本
○秋山準(7分53秒 V1アームロック)×征矢学(試合終了後ケンドー・カシンが登場。例によって大怪獣モノの卵を持参したカシンは、リングに上がると、この日47歳となった秋山に「誕生日おめでとう」と闘魂タオル等をプレゼント。さらに「はぐれ全日本軍団」と書かれたTシャツも差し出した。カシンは「はぐれてるだろ?」と問いかけるカシンに、困惑するばかりの秋山だが、Tシャツを受け取って握手する。入れ替わるように小橋建太氏が花束を持ってサプライズ登場。「準、誕生日おめでとう」とお祝いする。)
秋山「いやあ、小橋さん。準と呼んでもらって、誕生日おめでとう…最高です。47歳ですよ、俺」小橋「まだまだ。今日見てたら、まだまだ青春してるよ」
秋山「小橋さん、誕生日プレゼント、花だけですか? カシンはタオルも持ってきてくれたからね。できれば両国あるんで、両国にぜひ誕生日プレゼントとして小橋建太、よろしくお願いします(と両国大会に小橋の来場を求め、秋山は「小橋! 両国!」コールを煽る)
小橋「わかった」と即答。「復帰はしないけど、両国に行く! 来いっていうことは、それ相応のことがあるのか?」
秋山「あると思います」
【試合後の秋山、小橋】
秋山「小橋さん、わざわざありがとうございました」――サプライズのお祝いがあったが?
秋山「2つもサプライズ…嫌なサプライズといいサプライズで、今の全日本を表してるような。みんな復帰って言ってましたよ?」
小橋「いや、復帰はない。復帰はないけど、両国は行くから。じゃあ」
秋山「バーニング復活で。久しぶりにスターネスからバーニングになります。ありがとうございました」
※小橋が先に去っていく
――秋山選手から要求する形で実現した征矢選手とのシングルだったが?
秋山「まあまあ、2試合やってね。復帰戦でできるとも思ってないし、万が一、俺が負けていたら、俺は引退しなきゃいけないから。それぐらいだからね。2試合目に負けたら。別に勝つようなこともないと思うけど、ちゃんと俺の前に立てるかどうか。それだけしっかり確認したかったけど、まあしっかり立ってきた。だから、大森も午前中にあのチームをもう一度って言ったのも聞いたし、お互いがやる気になって前を向くんであれば。俺は別に、前がどうのこうのって一切そんなことを考えてないし。俺も1回出ていったことのある人間で。俺が戻って来た時に、渕さんとか京平さんもそう、みんな普通に迎え入れてくれたと思うから。だから、俺は何かあった時はそこに関しては一切怒ったりはできないのね。できる身分というか、立場じゃなかったし。だから、アイツは俺がどういう気分だって思っているかわからないけど、俺はただ、大森の旦那とかそこは違うだろと。もともとワイルドでああいうのがあったとしても、久しぶりに大森の前に来て、大森にやってほしいって言うんであれば、『大森さん』と言ってやるのが筋だろうということだけです。ああやってテーピングを巻いて前に立った時に、それだけであとはなにもない。これからはイチレスラーとレスラーの戦いですよ。俺はあんまりウジウジしないからね」
――試合後のカシン選手の行動は?
秋山「毎回、わけがわからない。何をやっているのかわからないし、お客さんも。俺、はぐれてないと思うんだけどなあ。昔は確かにはぐれてたと思うんだけど。言ってたよ。『昔、はぐれてたでしょ?』って。確かに昔ははぐれてたけど、今は俺がはぐれちゃダメだもの。まあまあ、はぐれた方が俺にとっていいのかもわからないけど、昔から知っているから、俺のあれを知っているのかもわからない。どういう真意で来たのかわからないけど」
――Tシャツを受け取って握手を交わしたことで、カシン選手は喜んで帰っていったが?
秋山「まあ、どうだろうね? 俺も今はひとりだから。お互いちょっと…。今までは俺の指示を聞くヤツばっかりだけど、絶対に聞かなそうだから。やりづらくて、自分自身の挑戦というか。47歳を過ぎて、難題をふっかけられたような」
――前半戦に団体代抗戦があったが、その感想は?
秋山「今日はSUSHIが一番よかった。野村と青柳と熊ゴローと土肥の試合は、お互いダメだ。お互いにダメ。いきなり一発目から緊張感ないもん。あれはダメ。やっぱりキャリアがない者同士がやるとああなるね。今日は別に、青柳と野村だけが悪いわけじゃなくてね。俺が入ってるとだいぶ違うでしょ」
【征矢の話】「秋山さんは俺がここのリングに上がること、俺の行動をいいとは思ってないでしょう。そんなのね、この全日本プロレスに上がる前から覚悟はできてたんです。その覚悟はできて、全日本プロレスに来たんですよ。なんだって受けてやるぞ。来いよ。正直、復帰戦で大森さんと秋山さん、2人とのシングルマッチを続けてやるっていうことは大チャンスだと思ったんですけどね。ここまでやられたら、このまま引き下がるわけにはいかねえんだよ。このまま引き下がるわけにはいかねえんだ! お客さんがイヤかもしれねえ。選手のみんながいいとは思ってないかもしれない。でも、俺は全日本プロレスにまだ上がるぞ。まだやってやるぞ。ふざけるなよ。望むところだよ。こんなところで終わってたまるか、コラ!」
◇第7試合
▼タッグマッチ
○諏訪魔 スーパー・タイガー(22分1秒 体固め)宮原健斗 ×ジェイク・リー
※ラストライド【諏訪魔の話】「ジェイクも伸びているというか、そういうのは感じるし。そして、宮原。あのベルトをもう取り返しに行くんだ。預けてたんだ。どうしてもね、1月2日からの続きを俺はやりたい。なんだろうね? もう下にね、噛みついたりとかさ、そんなのはバカバカしいというかさ。もう本当に純粋に三冠のベルトを取り返しに行きたいっていう。そう思うよ。みんなあれだよね、スーパーにしてもそうなんだけどさ、相手のジェイクにしても、今日全体を見ても、やっぱし全日本プロレスに新しい流れができてるなっていうのは凄いヒシヒシと感じるんで。この流れ…若いヤツら見たってさ、もう一歩なところだってあるんだから、ここはまだ俺が振り回してやりてえなって思ってるよ。いや、あのベルトはどうしてもほしい。何にも作ってないからね。宮原だったら申し分ないよ」
【宮原の話】「まあもう、27日はカードも決定しているし。僕は決定しなかったのは、別に彼がイヤだとかじゃないです。俺の心の中では両国国技館、諏訪魔しかいねえだろって思ってたし。彼が返上したベルトを俺が2月に巻いて、リング上でこのベルトがあることは宿命だと言って。そしてこの両国で諏訪魔…彼と戦うことも俺の中では宿命だな、運命だなと思っています。ただ、俺が防衛しないとダメだっていう覚悟の方が勝っているんじゃないかな? とにかく、両国でどっちが全日本プロレスの顔か? 27日にハッキリさせてやる」
夜の全日本後楽園大会にはWRESTE-1から征矢、黒潮、吉岡、土肥、熊ゴローが参戦し対抗戦が3試合組まれた。
まず第1試合では黒潮&吉岡に中島&SUSHIが迎え撃ち、SUSHIが吉岡と打撃戦を展開すれば、中島も黒潮の華麗な動きを封じるかのように蹴り倒し、場外戦でも全日本側がWRESTE-1を圧倒、黒潮を捕らえて試合を有利に進める。
劣勢の黒潮はSUSHIにジャンピングハイキック、スワンダイブミサイルキックを放って反撃すると、交代を受けた吉岡は串刺しニー、ジャンピングハイキックで続き、全日本ファンを挑発しながらミドルキック、顔面ウォッシュ、顔面へのドロップキックを放てば、SUSHIも頭突きで応戦してソバット、膝蹴り、ニールキック、ぶちかまし、串刺しラリアットからフィッシャーマンズバスターと猛反撃する。
中島も黒潮にミドルキック、ジャンピングハイキックを放つが、黒潮はスタンガンで中島の攻勢を断ち切るとアラビアンプレスを投下、吉岡が入って連続ローキック、吉岡のランニングローキックの援護射撃から、黒潮がその場飛びムーンサルトを決める。
中島もバスソーキックで反撃して、丸め込みを連発する黒潮にハイキックからジャーマンを決めるが、跳後廻蹴を狙うと黒潮がウラカンラナで3カウントを奪い、WRESTE-1勢が逆転で先勝を奪う。第3試合では野村&青柳が土肥&熊ゴローを迎え撃ち、試合開始から両軍共意地の張り合いを展開して火花を散らし、熊ゴローとの打撃戦を制した野村が青柳と共に捕らえ先手を奪うも、熊ゴローは青柳にバックフリップを決め手から流れが変わり、場外に逃れた青柳を土肥が強襲、そこで野村が入り4選手で乱闘を展開するが、リングに戻ると青柳にエルボースマッシュを受け流した土肥がエルボーで圧倒、熊ゴローもブレーンバスターで投げ、青柳を捕らえにかかる。
やっと青柳から交代を受けた野村は土肥に串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックス、エルボー合戦を追尾式バックハンドエルボーで制してからスピアーを決め猛反撃が、土肥はハーフネルソンスープレックスで野村の攻勢を断ち切ると、交代を受けた熊ゴローが串刺しラリアット、ブレーンバスター、セントーンからアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ野村を追い詰めにかかる。
しかし背後に着地した野村は青柳のミサイルキックの援護射撃から、Wブレーンバスター、Wバックドロップと合体技を連発すると、土肥が入って4選手が入り乱れ、土肥のラリアットで場外戦へと突入するが、4選手は場外で熊ゴローが野村にマウントエルボー、青柳は客席で土肥と乱闘となり、そのまま両軍リングアウトの引き分けとなるも、完全にエキサイトした4選手は乱闘を続け、青柳は引き上げようとする土肥を襲撃しようとするが、レフェリーに制止されてしまう。セミの秋山vs征矢は、秋山が征矢の古傷である右腕や首に集中攻撃を加え、劣勢の征矢のセコンドに大森が駆けつけるが、秋山はアームロックやアームバーで捕らえ征矢の動きを封じ込める。
秋山はランニングニーからブレーンバスターを狙うが、征矢が投げ返すと痛い右腕を庇いながら串刺しワイルドボンバーからブルドッキングヘッドロックの連続技、ネックブリーカーと猛反撃するが、フライングワイルドボンバーは秋山がジャンピングニーで撃墜すると、ランニングニーで突き刺し、チキンウイングアームロック、ニーリフトの連打、エクスプロイダーと畳み掛け、最後は征矢の顔面を膝で押し当てながらのV1アームロックで捕獲し征矢はたまらずギブアップ、試合後も征矢を追い払って退場しようとするが、そこでケンドー・カシンが現れ、誕生日を迎えた秋山に闘魂タオルと“はぐれ”全日本軍団Tシャツをプレゼントして「はぐれてるだろ?」と結成を促して退場すると、続いて小橋建太も登場して「準、誕生日おめでとう」と花束を贈呈、秋山は小橋コールを煽ると、小橋は11月27日の両国大会に来場することを約束した。そして11月27日両国大会の主要カードが発表された。
☆11/27(日)東京・両国国技館『カーベルpresents 全日本プロレスin両国国技館〜New Explosion〜』13:30開場、15:00開始▼GAORA TVチャンピオンシップ
※カード未定▼アジアタッグ選手権試合
※カード未定▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
※カード未定▼世界タッグ選手権試合
[第72代王者組]関本大介 岡林裕二(1/60)[挑戦者組]ゼウス ボディガー
※関本&岡林5度目の防衛戦▼三冠ヘビー級選手権試合
[第55代王者]宮原健斗(1/60)[挑戦者/第4回王道トーナメント優勝者]諏訪魔
※宮原6度目の防衛戦メインは宮原vs諏訪魔の頂上対決、世界タッグ王者のストロングBJにはビッグガンズが挑戦、ビッグガンズはストロングBJに2連敗を喫していることから、背水の陣で挑む。
GAORA選手権は未定だが黒潮が中島から直接フォールを奪ったことから挑戦者に名乗りを挙げる可能性が高い。アジアタッグ王者の変態自衛隊は新結成されたDN軍(DARK NIGHTMARE)を迎え撃ち、DN軍のセコンドには高岩、五代目ブラックタイガーが着いて合流の意志を示し、DN軍が奇襲を仕掛けると高岩らも介入して青木を捕らえ試合の主導権を握る。
劣勢の青木はドロップキックで活路を見出すと、交代を受けた佐藤が長井にミドルキックを乱打、水車落としから腕十字で捕らえ、ブラックタイガーが介入を狙うが、長井と同士討ちを誘って延髄斬りからローキックを放つも、長井もハイキックから魔界ドライバーで突き刺してからストレッチプラムで捕らえる。
交代を受けた南野はパイルドライバーを狙うが、佐藤はリバーするすると、交代を受けた青木は串刺しランニングエルボー、ブレーンバスター、ミサイルキック、グーパンチと畳み掛けるが、長井の好フォローを得た南野は変形フェースバスターからデスバレーボムで勝負に出る。
しかし着地した青木はノーザンライトスープレックスからトラップオーバーで捕らえて追い詰めるが、高岩から警棒を受け取った南野は殴打して脱出しライガーボムからデスバレーボムを狙うと、青木は回転エビ固めで逆転3カウントを奪い王座を防衛、15日の三条大会では丸山&竹田を迎え撃つことになった。メインでは宮原vs諏訪魔の前哨戦が行われ、先発で買って出た両者は互いに出方を伺いつつも火花を散らすが、試合はリーを捕らえた諏訪魔組が試合を有利に進め、交代を受けた宮原も再び諏訪魔と対峙するが、ジャーマン狙いは逃れられてしまうと、フロントハイキックもキャッチされてアンクルホールドで追い詰められてしまう。しかし諏訪魔のラリアット狙いを宮原はスネークリミットで切り返し、腕十字で捕らえ、ブラックアウトを連発するが、また諏訪魔がキャッチし、突進する宮原を万力スリーパーで捕らえ、ラストライドを狙うと、フランケンシュタイナーで切り返した宮原はブラックアウトを炸裂させ、両者ダウンとなる。
終盤には宮原を排除した諏訪魔がリーを捕らえ、諏訪魔のダブルチョップとS・タイガーのミドルキックが交互にさく裂させてから、バックドロップ、カットに入る宮原を掟破りの二段式ジャーマンで再び排除すると、最後はリーのバックドロップ、ラリアットからラストライドで3カウントを奪い、宮原の眼前で貫禄の差を見せつけた。WRESTE-1との対抗戦に関しては秋山と大森以外のトップ(諏訪魔、宮原、ゼウス、青木)は自分のことで手一杯なのか我関せずの姿勢、征矢は“GET WILD”再結成にはまだ保留だが全日本には継続参戦の姿勢を見せるも、大森がセコンドについていることから流れ的にも再結成へと傾きつつある。
またカシンの不可解な行動も気になるが、秋山も世界最強タッグに向けてパートナーを物色する段階にきている、本来なら大日本の橋本大地だがダメとなるとカシンとのタッグか?、カシンも藤田和之の引退表明を受けて“はぐれ”IGFの活動休止を示唆していることから、秋山とのタッグ結成を狙っている可能性も否定できない。小橋来場も決まり、11月27日両国へ向けて動き出した全日本、果たしてどんなカードが揃うのか?
【全日本】秋山が非情腕攻めで征矢粉砕、カシンが謎の誕生日プレゼント、小橋氏の両国来場決定▼征矢が継続参戦熱望▼青木&佐藤V3で丸山&竹田迎撃へ▼諏訪魔が前哨戦先勝▼黒潮がGAORA王者・中島撃破…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw #W_1 pic.twitter.com/rtwzEuTm3n
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年10月9日本日は後楽園大会へ沢山のご来場誠にありがとうございました!明日は、10/10(月・祝) 夢メッセみやぎ西館ホール 17:00開始!当日券は15:00より!特別RS7500円/リングサイド5500円/指定席4500円/小中高生1000円 明日も是非ご来場下さい! #ajpw pic.twitter.com/zx4bwqdJRP
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2016年10月9日ついに11・27両国大会での三冠戦が決定。
預けていた三冠ベルトをそろそろ返してもらおうと思う。
そして時代の波を押し返す為に
全てを賭けるよ。
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2016年10月9日全日本プロレス後楽園ホール大会最高の盛り上がりをありがとうございました☆
11月27日を"最高"の日にしよう。#ajpw pic.twitter.com/qGINwvisgo
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2016年10月9日試合終了。警棒で側頭部をぶっ叩かれたものの我らが青木隊長が勝って防衛。リング上で次の防衛戦の相手をわざわざ通達されました…が、誰でも来んかい言うたんは他でもないアタシです。苦難の道のり、エクストリームな防衛ロードが希望です。ご予約、お待ちしておりますで。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年10月9日次のアジアは新潟県の三条!遠征来たらええねん!ほんで駅で「ただいま三条」って心の中で呟いてから会場来たらええねん!待ってるで!
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2016年10月9日ご来場ありがとうございました。
あの2人とは必ずケリをつけます。
ただじゃ済まさない。#プロレス #ajpw https://t.co/Dusos4nYRe
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2016年10月9日W-1、全日本後楽園大会ご来場誠にありがとうございました!
イリミネーションは個人的には消化不良な感じで終わってしまった。まだ始まったばかり。
全日本プロレス無茶苦茶面白い!!!でももっと来てくんねーと。もちろんまた呼んでくれますよね。#w_1 #ajpw
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2016年10月9日W-1に全日本、昼夜後楽園が終了。
思わぬ大声援、ありがとうございました!
正直全日本プロレス、半端じゃなかった。
自分の試合うんぬんじゃなくて、全興業を見て純粋に1つのプロレスの興業を全力で楽しいと思ってしまった
これはW-1うかうかしてられないぞ。#ajpw #w_1 pic.twitter.com/l3IAzrpw7r
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2016年10月9日今日は、準の47回目の誕生日、サプライズで花を渡しに行ってきました。
満員の後楽園ホール…全日本プロレスは準が先頭に立って頑張っている事がカタチになって来た様に思います。
11.27両国国技館大会に行く事が決まりました。どんなカタチで参加するかはわかりませんが『いくぞー』‼️ pic.twitter.com/CKFiGzi1ZG
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2016年10月9日47歳か!
最初に会ったのが22歳の時だからもう四半世紀前(25年前)か!
もう周りでも”ジュン”と呼ぶ人は少なくなってきたと思う。
しかし60歳、70歳、80歳になっても生きている限り
”ジュン”と呼ぶだろう‼️ pic.twitter.com/jEMqrzbfWk
— 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) 2016年10月9日 -
全日本、WRESTE-1の長い一日・・・WRESTE-1編、征矢と大森が再会そして対決も、再結成は“保留”
10月9日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 UPDRAFT」後楽園ホール 912人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○立花誠吾(7分27秒 逆エビ固め)×進藤翔◇第2試合◇
▼30分1本
○木村響子(8分2秒 体固め)×才木玲佳
※カナディアン落とし◇第3試合◇
▼30分1本
アンディ・ウー ○吉岡世起(10分33秒 片エビ固め)MAZADA ×頓所隼
※バスソーキック◇第4試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第5代王者]○児玉裕輔(16分22秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジェイ・フレッディー
※サーヴィカルブレイク【児玉の話】「日本に帰ってきて久々にガイジンとやったなって感じがしましたね。ジェイは去年もW-1に参戦してて。僕がアメリカに行ったときもすごくお世話してくれて。彼はいつもW-1はすごくいいチームだって。みんなハートもいいしレスリングもすごいし、そういうところで俺はレスリングがしたいんだってずっと言ってて。そういう気持ちで日本にやってくるというガイジンはなかなか難しいというかいないと思うので。なるべく僕も海外に行っていた経験を生かして。おもしろおかしいヤツとかわけわかんないヤツとかいっぱいいると思うので、そういう人もどんどん行って、呼んでW-1が非日常の空間になればいいなと思います。きょうはアメリカに持って帰られちゃったらたまらなかったので。渡航費かかりますからね。防衛できてよかったです。次は誰いきましょうかね。いろいろ同期、海外の相手といえばって感じですけど。近いうちにまた動くと思います」
◇第5試合◇
▼征矢学復帰戦/30分1本
○大森隆男(13分16秒 片エビ固め)×征矢学
※アックスボンバー(試合終了後)
大森「アニキ。相変わらず、タフでクールでそしてワイルドだな。強烈だぜ。一発一発が、お前の攻めは。でもよ、今日久しぶりにシングルやって、お互いのワイルド確認しあえて、な? 俺たちもう1回手を合わせてよ、ワイルドの道を一緒にいかないか」(ファンはワイルドコールを送る。)
征矢「(ファンの泣くな!の声に)泣いてねー。今日雨ふってんだろ。雨じゃないのか? ちょっと待て。雨がやむまでまってくれ。一つ言わせてくれ。大森さん今日のオレの復帰戦付き合ってくれてありがとうございました。オレは大森さんとのワイルドのなかで、あのときの気持ちで今日は来た。そして、タッグ、大森さんとタッグを組みたいところなんだが。大森さんアナタは復帰戦するときに寝ずに考えたって言ったな。じゃあオレも1日寝ずに考えさせてくれ。それでは大森さん、大森さんにはまったく関係ない話かもしれない。オレはWRESTLE-1のベルトに稲葉が持ってるベルト、あれにどうしても挑戦したいんだ」大森「挑戦したいのはいいけど、それは普通勝ったヤツがいう台詞。相変わらずワイルドだな。お前(と退場)」
征矢「今オレは実績が無いけどWRESTLE-1のシングルのベルトに挑戦します。応援よろしくお願いします。ワイルドに行こうぜ!」
【征矢の話】「とにかく大森さんには今日、感謝してます。向こうの社長の秋山さんもよく思ってないでしょうけど、それを知ってても大森さんがわざわざW-1のリングに上がってくれて、それもオレの復帰戦の相手。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、W-1でやらなきゃいけないことありますから。8月11日、横浜文体で挑戦が決まったのに、ケガで挑戦ができなくて。挑戦者以下ですよ。いまオレに必要なのは実績。実績を作ります。やらせてくれ、チャンスをくれ。UWAでもいろいろあるだろ。なんでもいい、オレに実績をくれ。
(大森さんとのタッグ結成に関しては?)そんなに焦らないでくれ。大森さんが寝ずに一日考えたら、オレも寝ずに一日考えて。大森さんとタッグを組んで、そのあとの展開がどうなるかわかりません。でも全日本プロレスさんが許してくれるなら、タッグリーグのエントリーとかもあるでしょう。ただ、寝ずに一日考えさせてください」【大森の話】「とっくにふぬけになってると思ってたけど、なんだあの野郎、欠場してたなんてウソみたいだ。試合やってみて、もう一回タッグを組んでみてえなって。中途半端に終わってしまったっていうのもあるし、試合前にVTRで話していたとおり、(征矢の)異変に気づけなかった自分っていうか、そういう自分を自分で責めてたっていうか。いずれ試合をすることも、そういうタイミングがくればするだろうし、こなかったらそのままだろうなって思ってました。いま闘い終わって、タッグ結成に関しては大いに興味があります。彼が欠場したまま全日本を退団してしまって、ワイルドを究めることができないままそういうことになってしまったんで、やり残したことというか、彼には前向きに考えてほしいなと思います。オレたちならそれだけのものがまた築けると思ってます」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本
[第7代王者組]カズ・ハヤシ ○鈴木鼓太郎(18分16秒 エビ固め)[挑戦者組]KAI ×村瀬広樹
※三沢魂タイガードライバー【KAI、村瀬の話】
KAI「村瀬! オマエきょう頑張ったよ。頑張ったよ! 村瀬は頑張ったよ。村瀬は頑張った、オマエは!でも、負けだよ。負けたんだよ! でも、負けたら、負けっ放しは負けじゃねえんだよ! 負けても負けても這い上がっていくのが! 本当の負けじゃないだろ。俺は勝ちにこだわっていくぞ。それよりも! きょう翔太、潮吹! アイツら何やってんだ。俺の大事なタイトルマッチなのになんで来ねえんだよ。おかしいだろ! 村瀬こんなに頑張ったんだぞ! 仲間が頑張ってんだぞ! 来ねえのおかしいだろ。オマエらもうやめる気なのか。やめさせねえぞ! 来いよ。ノーギャラでも来いっていうんだよ! ティーチャー、ティーチャー! ティーチャー最近どこ行ったんだ、ティーチャー。キレたな、ティーチャーも。みんな集まれ! 村瀬、きょう頑張ったよ。あとはオマエが思いの丈、語れ」村瀬「俺のワガママにKAIさんにもきょう一緒に挑戦してもらって。結果、俺が負けた。きょうは、きょうは何も言えない。きょうなんも言うべきじゃないと思うので。クソッ! ああっ…」
【カズ、鼓太郎の話】
カズ「(KAI&村瀬組の手応えは?)いや、(村瀬は)ふざけたヤツだと思ってたんですけど。鼓太郎さんのガウンを奪い…あれ? コタちゃん、ガウン?」鼓太郎「アイツ持ってきてないです。宅急便で送らせましょう」
カズ「これのとき持ってくるはずだったのに」
鼓太郎「アイツ忘れやがったです」
カズ「やっぱとんでもねえヤツだ。俺、いいこと言ってやろうかと思ったけど、とんでもねえヤツだ、アイツは。約束は守れ、オラ」
鼓太郎「速達だ、即奪」
カズ「だけどあの粘りはふざけてるとかそういうのじゃなくて、彼の中で眠っている意地なんですかね。十分感じました」
鼓太郎「防衛しましたけど、防衛して当たり前ですよね。ガウン盗んだり、前にマスク盗んでいろいろやってたけど、やっぱりリング上でものをいうのは実力だから。実力があってこそのキャラクターだ俺は思ってってて。彼にだってそう。自由を言っていいヤツは極めたヤツだけだよ。俺はKAIとだってシングルやりたい。次、かずちゃんがクルーザーいくってことで。俺ね、この選手に負けたとき、その負けに言い訳はないけどね、若いヤツらに懸けてもいいのかなと思ったんですよ。だから次、かずちゃんとの試合でしっかり成し遂げたいと思います。うちのかずちゃんは負けないから。あの、目障りなんだよね。年齢、そういうものを一括りにして。目障り。上でも言ったけど、偉いの、強いの、そういうところですよ。いま突っ走る上で、いま一番強いヤツ。以上です。
(提唱者としてこのタイミングで取りにいく)目障りだから、それだけ。アイツらとは一緒にやりたくない。そもそも若いヤツともやるべきって言ったんだから。なんで防衛したときに若いヤツ誰も出てこないんだよ。だからカズちゃんが動くんでしょ。結局、引っ張ってるのは俺等でしょ。だからカズちゃんが動くんでしょ。結局引っ張ってるのは俺らでしょ。口だけかオマエらと言いたいですね」◇第7試合◇
▼メインイベント 5対5イリミネーションマッチ 60分1本
○河野真幸 近藤修司 葛西純 火野裕士 NOSAWA論外(36分0秒 エビ固め)×稲葉大樹 土肥孝司 黒潮“イケメン”二郎 熊ゴロー 藤村康平
※合体Fucking BOMB【退場順】
[1]X論外(15分04秒、藤村の横入り式エビ固め)
[2]X熊ゴロー、葛西(17分05秒、両者リングアウト)
[3]X黒潮(24分04秒、河野のチョークスラム→体固め)
[4]X近藤(26分12秒、因幡のグラウンド極反り卍固め)
[5]X藤村(28分40秒、火野のFucking BOMB→体固め)
[6]X土肥<32分08秒、河野の足4の字固め)(試合終了後)
河野「稲葉、チャンピオンがノンタイトルで負けた場合は、このあとどうなるかわかってるよね、プロレス界だから。お前のWRESTLE-1王座、オレが立候補するぞ、コノヤロー! ただ、お客さんに楽しんでいただくのは大事だと感じたので、ここで僕はマイクを渡します。お客さんを満足させて帰ってください。若手の皆さん、お疲れさまでした(そのまま退場)」稲葉「河野さん、いや河野! 次の後楽園、1vs1でオレとやれ! オレとタイトルマッチやれ!!」と受けて立つ構え。そして、ファンには「今日はすごくカッコ悪い負けかたをしましたが、河野とやります。また勝ってもう1回、ここで俺たちが引っ張っていくって言います。今日はありがとうございました」
【葛西、NOSAWAの話】
NOSAWA「(葛西に向かって)中でやれって言ったろ」葛西「オマエらがオレっちのこと信じてねえから、だからああいうことになるんだよ」
NOSAWA「一回は許してやるよ。あと、若いヤツ、全然勢いがねえんだよ。入場したとき、なんだあのお通夜みたいな雰囲気。あんな素人みたいなヤツらやめちまえ」
【河野の話】「ベルト取ったらどうしようかな。初代のオレが責任もって、あのベルトを封印しようかな。なんかもう、おもちゃになっちゃってるから。本来の使われ方をされてないから。また若いヤツらで新しいのを作ればいいじゃん。彼ら文体以降、若い力で、若い力でって言ってるけど、まあオレに集客力があるかっていったら、あるとは言わない。でもアイツらがやりますって言って、客足が悪化してねえか。それならまだ、前までの方が良かったんじゃねえか。外でW-1の名前を売る? どうぞどうぞ。でも、ここのリングが充実してないと、それもまったく意味ない。対抗戦とかで目立つとかは簡単だよ。団体同士の対戦でお客さんを満足させていかないと。ステロイド使うなって。ステロイド使うぐらいなら、プロテインを飲んで、きっちりと筋トレしなさいって。そこだよね」
【稲葉、黒潮、藤村の話】
稲葉「文体のあと、ボクらが引っ張って行くって言いましたけど、今日の結果じゃ、引っ張って行くなんて恥ずかしい。この試合で、これから引っ張って行くなんて言えないです。でも、ここで終わったら、これまでといっしょなんで。どうにかしてボクらで変えていかないといけない。河野さんに次、挑戦するって言われたんで、次の後楽園、ボクは河野さんと1対1でこのベルトを懸けて、とにかく結果を残します」黒潮「でも、よく頑張ったよ。キャリア10年以上の差でしょ? オレたちがこれから10年経ったら、絶対あれよりよくなってる」
稲葉「10年後じゃダメ、いまやらないと。10年後じゃダメ」
黒潮「ごめん…」
稲葉「オレたちで変えましょう」
藤村「前の大会でNOSAWA論外から“オマエ、プロレスに向いてねえ”とか言われましたけど、一生懸命練習して、NOSAWA論外を超えるスーパースターになって見返してやります」
WRESTE-1後楽園大会で8月に右肩を負傷し長期欠場となっていた征矢の復帰戦が行われ、復帰戦は征矢の指名で“GET WILD”の相棒だった全日本プロレスの大森と対戦、二人共互いに「GET WILD」で入場した。
序盤からショルダータックルで征矢が先手を奪うと、大森が場外へエスケープしエプロンに戻ったところで征矢がラリアットで強襲、ここからラリアット合戦となって征矢が競り勝って場外戦となるが、征矢のラリアットが鉄柱に誤爆してしまうと、これを逃さなかった大森が右腕攻めを展開、大森は征矢の右腕に容赦なくストンピングを落とす。
劣勢の征矢はブレーンバスターで反撃すると、串刺しラリアットからブルドッキングヘッドロック、「ワイルドで行こうぜ!」と叫びつつネックブリーカーを決め、互いに叫びながらチョップ合戦を展開する。
大森はビックブーツ、ニールキックを放つと、征矢はダブルチョップで応戦してブレーンバスターからワイルドボンバー、デスバレーボムと畳み掛けてから、後頭部へのワイルドボンバーを放ち、正面からのワイルドボンバーを狙う。
しかしガットショットで迎撃した大森は後頭部へのアックスボンバーから雪崩式バックドロップ、アックスギロチンドライバーと畳み掛けた後、左右のアックスボンバーからアックスボンバーで3カウントを奪い、征矢は復帰戦を勝利で飾れず、夜に行われる秋山準戦に向けて不安材料を残してしまった。
試合後に大森から征矢にGET WILD再結成を呼びかけたが、征矢はWRESTE-1チャンピオンシップを奪取してからと返事を保留にしたものの、大森は12月に開催される世界最強タッグにGET WILDでのエントリーを視野に入れることを明言した。
GET WILD再結成は征矢にとっても願ってもないことだが、WRESTE-1王座を優先にしたのは、8月の横浜文体では本来なら征矢が王者だったKAIに挑戦するはずが、征矢の負傷欠場で挑戦権を失い、王座は稲葉に渡ってしまった。タイトルマッチ直前の欠場だったこともあったことで征矢自身も悔しい思いはある。
しかし大森は世界最強タッグでのエントリーを視野に入れ始めた、大森の本来のパートナーはワイルドバーニングの秋山準、またアックスボンバーズの田村和宏だが、おそらく秋山は別パートナーでのエントリーを考え、田村も世界最強タッグを勝ち抜くには小柄の田村では力不足というものもある。
GET WILD再結成に関しては互いの意志が統一されないうちは難しいのかもしれないが、今後の展開次第では可能性は高くなる、もし再結成となると最強タッグでは目玉になりうるだけに期待はしたいが・・・またメインでは稲葉率いるニューリーダーvs近藤らナウリーダーによるイリミネーションマッチが行われ、試合はこの中で一番キャリアの浅い藤村がナウリーダーの連係攻撃に蹂躙される。そして熊ゴローがカットに入ろうとしてレフェリーの制止に遭うと、背後から葛西が藤村にイスで一撃を狙うが、NOSAWAに誤爆してしまい、藤村が丸め込んで3カウントとなりニューリーダーが先制、これで冷静さを欠いた葛西は熊ゴローを襲撃し場外戦を展開するが、そのまま両者リングアウトとなってしまう。
4-3でリードを奪ったニューリーダーだが、ニューリーダーの連係を凌いだ河野が黒潮のトラースキックを受け止めてからエルボーを放ち、ネックハンキングボムからチョークスラムで3カウントを奪ってナウリーダーがタイに持ち込み、勢いに乗ったナウリーダーは稲葉を捕らえるが、稲葉は近藤をグラウンド式エビ反り卍固めで捕らえてギブアップを奪い、ニューリーダーが再びリードを奪う。
しかしニューリーダーの攻勢もここまで、藤村が火野のFuking bombで3カウントとなると、土肥が河野のドラゴンスクリューからの足四の字固めでギブアップで、ニューリーダーは稲葉だけとなり、火野と河野は孤立した稲葉に集中攻撃を浴びせ、最後は河野&火野の合体Fuking bombが決まって稲葉は力尽きて3カウント、試合後には河野が稲葉の保持するWRESTE-1王座挑戦に名乗りを挙げた。クルーザーディビジョン選手権は児玉がジェイの挑戦を受け、ジェイは児玉の右腕攻めを展開して試合を有利に進め、連続ジャーマンで勝負に出るが、着地した児玉はジャーマンで返すと、ジェイもローリングラリアットで応戦する、
ジェイは串刺し攻撃の連打、雪崩式フェースバスター、ツームストーンパイルドライバーと畳み掛けると、パワーボムからダイビングヘッドバットを投下するが、かわされてしまい自爆。
これを逃さなかった児玉はトラースキックを放つと、一進一退の攻防からトルネードDDTで突き刺し、最後は変形バスターからのサーヴィカルスパイクで3カウントを奪い王座防衛。またセミのタッグ選手権は場外戦で挑戦者組が先手を奪い、連係も冴え渡って王者組を分断する。
しかし王者組がカズのトペ、鼓太郎のトルニージョの空中戦で流れを変えると、合体技で逆に挑戦者組を分断、最後は鼓太郎がブルーディスティニーを村瀬に決めると、カズの援護からランニングエルボー、三沢魂タイガードライバーを決め3カウントを奪い王座を防衛。試合後は児玉の保持するクルーザーディビジョンに挑戦を表明した。世代闘争から一歩引いていたカズだったが、クルーザー級王座に目をつけたことでカズも世代闘争の渦に飛び込むことになったようだ。【試合結果詳報】世代闘争5対5イリミネーション戦で若手玉砕、河野真幸がシングル王座挑戦へ。大森隆男が征矢学にタッグ要請。カズ&鼓太郎タッグ王座防衛、カズがクルーザー挑戦表明…WRESTLE-1後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC pic.twitter.com/US4cd3XCli
— 週プロmobile (@shupromobile) 2016年10月9日後楽園ホール大会終了。
連合軍?旧世代軍?ナウリーダー?いろんな呼び方があるんだなぁ。
— 河野 真幸 (@kono412) 2016年10月9日葛西のやろー
今日は許す
— NOSAWA論外 (@NOSAWARONGAI187) 2016年10月9日大雨の中ご来場ありがとうございました!
やりました❗❗
でも結果は負け!
また明日も頑張ります pic.twitter.com/Bii2ZDMD6D
— 藤村 康平 (@kouhei_fujimura) 2016年10月9日児玉裕輔の持つクルーザーディビジョンタイトルに挑戦表明。
若いから何んだ?!?!#後楽園ホール #w_1
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2016年10月9日村瀬。頑張った。今日は本当に頑張った。が、負けた。でも負けたけど、本当の負けは諦めて立ち上がれなくなる事だ。だから俺らは諦めないぞ。また立ち上がるぞ。そもそも何で俺らのタイトルマッチなのにセコンドに翔太と潮吹はいないんだ?!可笑しいだろ。お前らに来ないという自由はないぞ#w_1 pic.twitter.com/gdyNHmUhjX
— KAI (@kai0222) 2016年10月9日KAIさん…タッグタイトル挑戦をお願いしときながら本当にすいませんでした。#w_1#悔し泣き顔の写真はやめてくれ https://t.co/RRq7pSkHWx
— 村瀬 広樹 (@murase_hiroki) 2016年10月9日 -
丸藤&矢野がオカダ&YOSHI-HASHIを降しGHCタッグを防衛も、NOAH後楽園に金の雨を降らせたレインメーカー・・・
10月8日 NOAH「Autumn Navig. 2016」後楽園ホール 1515人 超満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼後楽園大会オープニングマッチ/20分1本
齋藤彰俊 ○石森太二 小川良成(11分52秒 片エビ固め)熊野準 清宮海斗 友寄志郎◇第2試合◇
▼「鈴木軍 vs NOAH」/30分1本
拳王 ○大原はじめ(13分51秒 ムイビエンクラッチ)金丸義信 ×タイチ◇第3試合◇
▼30分1本
○潮崎豪 マイバッハ谷口(9分16秒 片エビ固め)モハメド ヨネ ×クワイエット・ストーム
※豪腕ラリアット◇第4試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○邪道 外道(25分20秒 クロスフェース・オブ・JADO)[第27代選手権者]×小峠篤司 原田大輔
☆原田&小峠組が5度目の防衛に失敗、邪道&外道が第28代目王者となる(試合終了後にケンオーハラが登場)
拳王「おい、邪道&外道。そのベルトはな、俺たちがこいつらから奪うベルトだったんだよ。おい、そのベルト、俺たちに挑戦させろよ大原は「あの…すいません、喋っていいでしょうか? 桃の青春が負けたってことは、もう俺たちが行くしかないと思っているんで。ぜひ挑戦させてください」
邪道「おい、ここにいる後楽園ホールのお客さんはお前らの演説なんか聴きたくねえんだよ。すなわち…顔じゃねえんだよ、この野郎」
外道「なんだ、コイツのマイクアピールは? お前には闘争心なんてもんはないのか?どっちにしても、お前らは邪道&外道には絶対勝てねえ。なんでかわかるか? レヴェェェルが違うんだよ、バカヤロー」
(ケンオーハラとにらみ合った末に場外に投げ捨て、意気揚々とリングを去って行った。)【試合後の邪道&外道】
外道「おい! 原田、小峠だったか? ちっとは邪道外道に近づいたんじゃねぇのか。それとよ、後から出てきた奴いたろ? なんて言うんだあいつの名前は! 俺は知らねぇぞ! テメェらなんて! 特によ、後からしゃべった奴、気に入らねぇな! 生理的に受け付けねぇんだこの野郎! おい! 次やりてえんだったらいつでも来い! 完膚なきまでにぶっ潰してやるよ!」邪道「原田、小峠、さすがチャンピオン。邪道外道のメモリーにお前らの名前加えてやるよ。あと誰だ? 拳王大原? テメェ大原この野郎、歯が抜けてるから何言ってるかわかんねぇんだ。顔締めて出直して来い! このタコ」
外道「俺らとやったあとはよ、テメェはそんなナメた態度、できなくなるぞこの野郎」
◇第5試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○中嶋勝彦 マサ北宮(17分41秒 片エビ固め)杉浦貴 ×飯塚高史
※バーティカル・スパイク【試合後の中嶋&北宮】
中嶋「見ての通りだ! これだけは言うぞ! 杉浦貴! ジ・アグレッション、そして俺は、止まらねぇぇ!!」
北宮「以上だ!」
◇第6試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第34代選手権者]丸藤正道 矢野通(1/60)[挑戦者]オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI
※丸藤&矢野組5度目の防衛戦(試合終了後)
丸藤「オカダ選手、YOSHI-HASHI選手、そして新日本プロレスファンの皆さん、今さらながら…ご来場ありがとうございます。さあ、明後日だ。両国、そのベルト…俺がいただく(オカダの姿が見えなくなる)、最後だ。しっかり明るく締めるぞ」矢野「はい、皆さん。本は買いましたか? 買ってない人は絶対にためにならないんで、買ってください(自著をPR)今日防衛したのは…ヤノ・マル・フジ!」
【試合後の丸藤&矢野】
※お金を持って矢野が先に戻ってくる矢野「(本が)売れた!」
※そのまま嬉しそうに矢野が去っていき、後から丸藤が登場する
丸藤「パートナーも今日はすこぶる本が売れたからご機嫌だよ。その気持ちが試合にも出たと思うし。いやでも、YOSHI-HASHI選手、強いね、強い。ぜひとも機会があったらシングルでやってみたいと思うし。何なら、俺は明後日、両国のメインでIWGPを獲るんで、YOSHI-HASHI、名乗りを挙げて来い。以上」
【試合後のオカダ&YOSHI-HASHI】
YOSHI-HASHI「想像以上に連携があったけど、でも俺らは負けないし、俺個人として丸藤には絶対負けたくない」オカダ「『前はすごく魅力のあるベルトだった』って昨日はそういう発言しましたけど、訂正しますよ。今でもすごく魅力のあるベルトだと。なぜなら、タッグとはいえ、この俺を倒したんだから。オカダ&YOSHI-HASHIより矢野&丸藤の方が上、GHCタッグでは今日はその通りになったと思いますけど、このベルトは別だ。GHCタッグが矢野&丸藤でも、このベルトはどっちが上だって言ったら俺が上だ。明後日しっかり俺に負ける用意しとけ、この野郎」
NOAH後楽園大会に新日本プロレスからCHAOSでIWGPヘビー級王者のオカダ、YOSHI-HASHI、邪道、外道が参戦、メインではオカダ&YOSHI-HASHIが丸藤&矢野が保持するGHCタッグ王座に挑戦、今回のNOAH後楽園大会はオカダが参戦するということで久々に超満員、オカダもIWGPヘビー級王座持参で登場した。
先発で出た丸藤とオカダは丸藤がトラースキックや虎王、オカダはドロップキックとレインメーカーを互いに不発させるなど牽制し合うが、交代を受けたYOSHI-HASHIが矢野に場外に追いやられると、丸藤はオカダを捕らえて鞭のようにしなる逆水平、その間に矢野が崇コーナーを作ってYOSHI-HASHIを叩きつけ、丸藤も逆水平で続く。
王者組は早くもYOSHI-HASHIに照準を定め集中攻撃を加えるが、YOSHI-HASHIが矢野に低空ドロップキックからDDTで突き刺し、交代を受けたオカダがコーナーに控える丸藤を襲撃し場外戦ではフロントハイキックで丸藤を蹴りだせば、YOSHI-HASHIも客席で矢野を痛めつける。
オカダもリングに戻った矢野にロープ越しのアトミコを投下するなど、同門相手に容赦なく痛めつけるが、交代を受けた丸藤がオカダに側転からのドロップキック、逆水平で攻めるも、オカダもフラップジャック、DDT、スライディングエルボースマッシュで返すと、トラースキックで抵抗する丸藤にリバースネックブリーカーからダイビングエルボー、レインメーカーは丸藤が見えない角度からのトラースキック、ラリアットで応戦する。
交代を受けたYOSHI-HASHIは矢野にヘッドハンターを決めると、YTRポーズを狙う矢野にオカダが援護に入ってから合体ダイブ式ヘッドハンターで矢野を追い詰める。
しかし間一髪カットに入った丸藤がYOSHI-HASHIと逆水平合戦を展開、YOSHI-HASHIのトラースキックをキャッチした丸藤は逆にトラースキックを炸裂させるが、YOSHI-HASHIはバックキック、コルタバ、バンカーバスターで返し、丸藤の虎王からの不知火を阻止してバタフライロックで捕獲する。
矢野のカットを受けた丸藤はYOSHI-HASHIに追尾式ラリアット、ブレーンバスターの体勢から前に落としてからのトラースキック、だがYOSHI-HASHIの窮地にオカダがドロップキックでカットに入り、YOSHI-HASHIは丸藤にランニングダブルニー、パワージャック、丸藤に虎王をかわしてしゃちほこラリアットを炸裂、そしてカルマを狙うが矢野がカットに入り、カットに入ろうとするオカダをエプロンに追いやってから丸藤が矢野を踏み台にしての虎王を炸裂させると、ラリアットを狙うYOSHI-HASHIにも虎王を炸裂させてからポールシフト式変形エメラルドフロウジョンで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合全体を見ても主役は丸藤とオカダよりもYOSHI-HASHI、今回のGHCタッグ王座挑戦はYOSHI-HASHIが一番乗り気だったこともあって、オカダも敢えて控えに回っていた感じだったが、最後はチームとしてに完成度が高くなっている丸藤&矢野が優る結果となった。オカダvs丸藤の前哨戦に関しては丸藤が押し気味で、オカダが逆水平やトラースキックに対する打開策も見えてこないことから、苦戦は必至か・・・
第4試合では桃の青春タッグの保持するGHCジュニアタッグ王座に邪道、外道が挑戦。邪道外道の挑戦は2度目だが、1度目の挑戦は鈴木軍(タイチ&TAKA)交えての3WAY戦で敗れたのが鈴木軍だったこともあり邪道、外道は敗れてないまま王座奪取は出来なかった。
序盤は互いに出方を伺うように五分に渡り合うが、小峠のエプロンからのスワンダイブ狙いを邪道が突き飛ばすと、場外戦へと突入、邪道は原田をイスで一撃すれば、外道は小峠を客席へ叩きつけ、リングに戻ってからも邪道が小峠を何度もカバーしてスタミナを奪い、外道が入って連係で蹂躙するなど、老獪なインサイドワークで桃の青春を翻弄する。
劣勢の小峠は邪道のラリアットをかわすと延髄斬りで反撃して原田に交代と思いきや、控えの外道が原田を襲撃してタッチさせず、それでも小峠はナックルからレッグラリアットを放ってやっと原田に交代。
原田は外道にフロントスープレックス、串刺しジャンピングエルボー、バックエルボー、ランニングエルボー、邪道とはラリアットの相打ちとなるが競り勝ち、外道にダイビングエルボーを投下する。
原田は片山ジャーマンを狙うが、踏ん張った外道がチンクラッシャーから顔面へのトラースキック、低空ドロップキックから本家外道クラッチを狙うも、原田はスクールボーイで切り返し、エルボーで押し切ろうとするが、外道はコンプリートショットで応戦する。
交代を受けた小峠は邪道にマグザムからランニングニーを狙うと、かわした邪道はクロスフェース・オブ・JADOを狙うが、前転で逃れた小峠はトラースキックを炸裂させ、ダイニングボディープレスを投下してからキルスイッチを狙うと、逃れた邪道は連続ジャーマンを狙うが、一回転して着地した小峠はフロントハイキックを放てば、外道が入って小峠に低空ドロップキック、原田が入って外道にブレスストップ、邪道が原田にラリアットと入り乱れ4選手ダウンとなる。
小峠と邪道が起き上がるとエルボー、逆水平の打ち合いとなり、小峠が競り勝って頭突きからフロントハイキックを放つも、もう1発狙いは邪道がラリアットで迎撃しグリーンキラーも炸裂させてからクロスフェース・オブ・JADOで捕獲する。
邪道外道は原田を蹴散らすと小峠にスーパーパワーボムを狙うが、小峠が雪崩式フランケンシュタイナーを決めると、原田が入って外道にニーアッパー、邪道にはカニバサミ&ニーアッパーの連係も決め、トラースキック&デスバレーボムの合体技から、小峠がランニングニー、ローリングエルボーとトラースキックの合体技から小峠がキルスイッチを狙う。
しかし外道がカットに入ると、原田と山本レフェリーを交錯させてから、外道が原田にナックル、小峠には急所打ちを決めてから邪道がクロスフェース・オブ・JADOで捕獲、原田が間一髪カットに間に合うが、再び蹴散らされてしまう。
邪道外道は小峠にトレイン攻撃からスーパーパワーボムを決めると、再度クロスフェース・オブ・JADOで捕獲、原田がカットに入るが外道が蹴散らすと邪道が再びクロスフェース・オブ・JADOで小峠を捕獲して小峠は無念のギブアップ、邪道外道がGHCタッグを奪取し桃の青春の長期政権に終止符を打った。
試合後には第2試合で金丸、タイチを破ったケンオーハラが乱入し王座挑戦を表明、しかし邪道外道は二人を罵倒した上で場外へと投げ捨てた。
内容的にも桃の青春はあと一歩も、最後の最後で邪道、外道の老獪さにしてやられたという試合だった。桃の青春のライバルであるケンオーハラが名乗りを挙げたが、スタイル的には同じヒールでも、一枚も二枚も上手である邪道、外道相手に勝てるのかどうか・・・セミのGHCヘビー級選手権前哨戦は杉浦、中嶋が互いにエルボーやサッカーボールキックを打ち合うも杉浦が競り勝ち、中嶋はダウンとなってしまい、起き上がったところでイスで一撃を喰らってしまう。
その後も飯塚のラフに蹂躙されるなど苦戦となった中嶋は延髄斬りで反撃してやっと北宮に交代、北宮は杉浦と飯塚にスピアー、飯塚にバックフリップからセントーンと試合を盛り返す。
再度杉浦と対峙した中嶋は打撃戦で競り負けそうになるも、フェイントを交えてのトラースキック、ミドルキックで流れを変えるが、ミサイルキック狙いは飯塚に阻止されてしまうと、杉浦が雪崩式ブレーンバスターから逆エビ固めで捕獲、しかしオリンピック予選スラムは阻止されると、交代を受けた飯塚がラフで苦しめる。
そして飯塚がアイアンフィンガーを装着して突進するも、北宮がスピアーで阻止し、中嶋が飯塚にバーティカル・スパイクで3カウントを奪い前哨戦を制した。大会全体を振り返ると、今大会は鈴木みのるがエル・デスペラードと共に欧州遠征で不在だったが、オカダが鈴木以上にの穴埋めをしたというか、レインメーカー効果で超満員マークがつかなかったNOAH後楽園大会にも金の雨を降らせてしまった。最終的にはエースである丸藤が締めくくったものの、NOAHと鈴木軍だけでは後楽園を超満員に出来ないという現実、ある意味複雑だった。
【NOAH】レインメーカー方舟初降臨も…丸藤GHCタッグ防衛で返り討ち いざIWGP獲りへ▼後楽園沸騰!邪道&外道が9年半ぶりタイトル奪取、ケンオーハラ名乗り▼中嶋意地の先勝…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc #njpw pic.twitter.com/akVmbWh5ZN
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2016年10月8日GHCタッグ防衛。
さぁ、明日。IWGPいただきます。#noah_ghc #防衛 #1010 #IWGP #いただきます https://t.co/yEzX0Ztx6T
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2016年10月8日まさかの新チャンピオン。
おめでとうございます。#チャンピオン #邪道外道 #まさかの #おめでとうございます #champion #new https://t.co/EBNw7lLURU pic.twitter.com/RoCq31pFbu
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2016年10月8日第28代GHC Jr. TAG CHAMPION 邪道 & 外道 pic.twitter.com/ljMxdRgOhg
— 邪道(jado) (@REAL_JADO) 2016年10月8日 -
新日本プロレス10月10日両国決戦に期待することは“波乱、脱線”
10月10日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents KING OF PRO-WRESTLING」東京・両国国技館 全カード
◇第0試合◇
▼テレビアニメ「タイガーマスクW」放映記念スペシャルマッチ
タイガーマスクW(1/20)レッドデスマスク◇第1試合◇
石井智宏 YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ(1/20)アダム・コール バッドラック・ファレ高橋裕二郎◇第2試合◇
真壁刀義 本間朋晃 田口隆祐 ボビー・フィッシュ(1/30)邪道 外道 ロッキー・ロメロ バレッタ◇第3試合◇
▼「NJPW vs NOAH」スペシャル8人タッグマッチ
天山広吉 小島聡 永田裕志 中西学(1/30)潮崎豪 マイバッハ谷口 中嶋勝彦 マサ北宮◇第4試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[第48代王者組] マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(1/60)[挑戦者]リコシェ デビッド・フィンレー
※ヤングバックス(マット&ニック)2度目の防衛戦◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合
[第71代王者]ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ(1/60)[挑戦者]タマ・トンガ タンガ・ロア
※ブリスコ兄弟(ジェイ&マーク)3度目の防衛戦◇第6試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ
棚橋弘至 マイケル・エルガン KUSHIDA ジェイ・リーサル(1/30)内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[第12代王者]柴田勝頼(1/60)[挑戦者]カイル・オライリー
※柴田3度目の防衛戦◇第8試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦
[権利証保持者]ケニー・オメガ(1/60)[挑戦者]後藤洋央紀◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合
[第65代王者]オカダ・カズチカ(1/60)[挑戦者]丸藤正道
※オカダ初防衛戦10月10日、新日本プロレス両国大会の全カードが発表された。メインのオカダvs丸藤を筆頭に権利者争奪戦のケニーvs後藤とG1のリベンジマッチがメイン、セミを飾ることになった。
周囲はまたリマッチかという声もあり、ケニーvs後藤がまたやる必要があるのかという声も聞こえている。
自分的に両国大会で期待したいのは“波乱”、新日本はG1優勝者が権利証保持者を獲得し防衛戦を行う制度が馴染み、またIWGPヘビー級王者もドームまで無事防衛し、双方共無事東京ドームのメインまで辿り着くことが恒例のパターンになっていた。
しかしもし王者も権利者保持者も防衛に失敗し他の選手に渡ってしまったらどうなるのだろうか・・・、ある意味こういった脱線のほうに期待をしてしまう。
脱線や波乱を望むか望まないか、ただ自分的には脱線や波乱もプロレスであり、創始者である猪木イズムである、そういった意味では順風満帆に東京ドームまで辿り着くのも面白くないし波乱があった方が面白い。
オカダvs丸藤に関しては6:4の割合でオカダが有利と見ているが、脱線を望むほうとすれば丸藤の戴冠の方に期待してみたい。 -
最侠タッグリーグ戦2016 酒田大会公式戦結果
10月2日 大日本プロレス「山形・酒田みなと市場特設リング」
▼「最侠タッグリーグ・ストロング」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○佐藤耕平 石川修司(16分39秒 片エビ固め)[2勝1敗=4点]X関本大介 岡林裕二
※パイルドライバー -
大家引退を賭けたガン☆プロ後楽園大会は大成功!リングには人たちの人生が詰まっていた!
10月2日 ガンバレ☆プロレス「BAD COMMUNICATION 2016」後楽園ホール 1091人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼ガンバレ☆ロワイヤル/時間無制限
○シバター(11分42秒 オーバー・ザ・トップロープ)Xマーズ・スペクター
☆シバターが「大家が可能な限り願いを叶える権利」を獲得【退場順】木原文人、佐野直、ミスター・ノー、アメリカン・バルーン、ドクター・キリコ、タイガー・ベッドシーン&4代目3代目J-Soulパンディータ、趙雲子龍、スペクター
◇全選手入場式◇
(『BE TOGETHER』の乗って大家、今成、三富、冨永、安部、翔太、勝村、清水が登場。大「大家」コールを受けた)
大家「本日はたくさんのご来場、まことにありがとうございます。ガンバレ☆プロレス初の後楽園ホールということで……はい。……いや、もうありがとうございます! 俺たちガンバレ☆プロレス勢は今日闘わなければいけない、乗り越えないといけない相手と闘います! 今成夢人! 三富! 冨永! 安部! 翔太! 勝村! 清水! これで俺たちの気持ちはひとつになった! 全員が全員一生懸命闘って全部勝ちます! 皆さん応援よろしくお願いします!」◇第1試合◇
▼ガンジョシンデレラトーナメント覇者&ガンプロの女神vs我闘雲舞/30分1本
○さくらえみ 「ことり」(10分23秒 ラ・マヒストラル)清水愛 X石橋葵◇第2試合◇
▼2人だけのヤングドラマ杯/30分1本
○石井慧介(8分50秒 体固め)X安部行洋
※シューティングスター・プレス◇第3試合◇
▼G-COSMOS 2016/30分1本
○勝村周一朗(10分54秒 TKO)X伊藤崇文
※飛びつき足取り腕ひしぎ逆十字固め→レフェリーストップ◇第4試合◇
▼忘れじの"K"/30分1本
○旭志織(10分24秒 HIMAWARI-BOMB)X冨永真一郎◇第5試合◇
▼元・前村早紀再デビュー戦〜人生いろいろ〜30分1本
円華 ○藤田早紀(15分34秒 体固め)X藤田ミノル バンビ
※孤独じゃないよ(試合終了後
早紀「藤田ミノル、お前私の試合のことでいろいろ言ったみたいだな! いろいろ言ったよね?(と元旦那に詰め寄る。思わず正座した元旦那に元嫁は)私はアンタとしたことで後悔したことはひとつもない。出産も結婚も離婚もな! だけど私はそうやって離婚で縁が切れたとは思ってない! お前は孤独孤独って言ってるけど、こんなに素晴らしいファンの人がいて、やっぱプロレスってすごくありがたいと思う私! だからお前は死ぬまでプロレスやってろ! だからな、こんなTシャツいらねぇんだよ!(着ていた藤田Tシャツを脱ぎ捨てる。)」藤田「早紀さんの気持ちはよく分かりました。まあ俺は1年前、もうちょっと前かな。このリングを借りて、こらえられなくなった自分の中を、毒を吐き出していままで何とか生きてきた。それもプロレスのお陰でもあるし……子供のお陰、そしてあんたのお陰だ。俺よりやっぱり全然強いな。母親は偉大だわ、やっぱり。……まあ……(観客から「ガンバレ!」」という声が飛ぶ)俺は頑張ってんだよ、いつだって! ハッキリ言って、今日試合に出たことで、今日無事に終わっただけじゃなくて、これからいっぱい大変なことがあるかもしれない。それでもそんなこと顧みずに、こうやって上がってきて、こうやって対戦してくれたこと、本当に誇りに思うし、本当に尊敬する。この先のことなんてよく分からないけど、俺は必ず早紀さん、そして子供たちが誇れるぐらいのプロレスラーとしてこれから生きていこうと思う」
【早紀の話】「(試合を終えて)うーん、7年(ぶりで)きつかったですね。でも、私がなんで試合をするのかとか、疑問とか怒りとか、感じている人ももちろんいると思うんですよ。でも、どうしてもリングの上で伝えたくて。こういう機会をいただけて、プロレスって本当に最高だと思いました。
(客席から子供の声は耳に?)入ってました。やっぱ…(と言葉に詰まる)なんか、全然ホントに動けなくて。全然これ試合する資格もないって試合中思ったけど、でも子供の声が聞こえてそんなこと思ってる場合じゃないって思って、すごい頑張れました。
(藤田ミノルとリングで話して変わったことは?)リングで離婚のことを話したと人伝えに聞いて、そんなの聞いてないぞって。最初はもう怒りしかなかったです。そんな結婚したとか発表してないし、何もなしでなんでいきなり離婚の話をするのか。ネタに使ってんじゃねえよってホントに本気で思いました。でも、あの人はプロレスがすごい好きで、プロレスにすごい救われて生かされてるというのをすごいわかってるんで。まあネタに使うなら使えと思って。でも私は言われっぱなしは嫌だ。リングに上がって、ちゃんと言いたいことも言えて。私はずっと…応援してます。
(最後に礼をしたが)エールです。私はずっと見てるよ、応援してるよっていう。頑張れっていう気持ちを込めての礼です。
(試合を終えて娘からは?)ママ頑張ったねって(笑)。言ってもらいました」【藤田の話】「(いま一番どんな思いが?)なんだろうな…もうちょっと、ホントにただただ向かい合っただけで胃もたれするようなシチュエーションの試合を、みなさんおとなしく見守ってくれたことを感謝しかないですね。でもなんか、1年前に自分のなかでとどめとけなくて、このリングで吐き出すというね。ちょっと僕がデビューした当時のプロレス界ではありえないことをやってのけて。きょうああやって向こうがこういう試合を挑んできたみたいな感じになったんですけど、でもやっぱりこれは僕がっていうより、向こうがプロレスに対しても…もう5年どころじゃないですね。ふだんどんな生活してたかというのは僕が一番知ってるんで、別に運動してたわけじゃないし。子育てして、仕事して、やってて、こうやってリングに上がることで、僕もよくない、よく思ってないだろう、ファンとか関係者の人だとかレスラーとかね。いると思うし、それ以上に向こうもそうやって思われてると思うんですよ。それでも、こうやって来てくれたというのは、何か人様の前で高いところでマイクしゃべってましたけど、よぽどすげえなって思いましたね。女性は偉大ですよ。それで人類のバランスが取れてるんだなっていう感じが身に染みてわかりますね。
でも、ああやって試合後に死ぬまでプロレスやってろって言われたらね、どういう気持ちで言ったのか真意まではわからないですけど、いま学校行ってますけど、どうにか(来年の)3月ぐらいで卒業して国家試験も取って接骨院の先生の免許も取って、そのうえでまたプロレス界で…僕がプロレス界の端っこで、片隅で汚してしまったこのプロレス界で…10何年前に僕、ここでデビューしたんですよ! 消費税が5%になるエイプリルフールに(苦笑)。その時はこんなシチュエーションで試合するとは思わなかったですけど、まあこれから頑張ると言っても足とかヒザとか腰とか悪いとこばっかりだし、コンディションさえ(腹を出して叩いて)いいとは言えないですし! でもね…僕、今年39になったばっかりなんですけど、3~4年ぐらいか。43ぐらいまでに、もう一度プロレス界で、誰しもが認める中央で、プロレスラーとして…ガンバレ☆プロレスが端っこだからダメとか言うわけじゃないですけど、本当にプロレス界でもうひと勝負…(決意に満ちた顔つきに変わり)…ウン、もうこの、格闘技の聖地・後楽園ホールで、もう、あるべき姿の試合で、きっちりと結果を残して、もう一度、藤田ミノルという存在をまっとうな状態で、プロレス界に知らしめます。やります、ハイ。腹は決まりました、きょうで」◇第6試合◇
▼ノーロープ有刺鉄線ストリートファイト・トルネード8人タッグデスマッチ/無制限1本
○大家健 今成夢人 翔太 三富政行(9分30秒 体固め)大仁田厚 X浪口修 GENTARO 保坂秀樹
※炎のスピアー(試合後、ガンプロ軍が勝利し『BAD COMMUNICATION』が鳴り響くと、何と大仁田もガンプロ勢と一緒に足を踏み鳴らす。ガンプロが大仁田厚を飲み込んだことにユニバースが沸き上がる)
浪口「オイ! オイコラ、大仁田! 大仁田!」大仁田「もういいよ、オイ大家、もしよかったらな11・24FMWに来い! おーし、お前の土俵だから、ほとんどアウェーだから。だけどよくこれだけ入れた! おめでとう!」
浪口「オイ大仁田! オイ! 違うだろ! 何でそうなるんだよぉ。オイ、俺は納得してねぇぞ! 俺は納得してねぇぞ。どういうことだ! 大家! 大仁田! ……やってらんねぇよ! お前ら、俺が潰してやる!(大仁田は完全無視して水を撒きながら引き上げていく。)
大家「やったぞー! やったぞー! やったぞー! オイ、オイ、オイ、オイ、オイ、オイ……ありがとう! 9月2日オイ! 満員にしなきゃ引退なんてな、最初はな言わなきゃよかったと思ったよ! でもな! でもなオイ! ここにいるお客さんだけでなく、昔からお世話してくれてる先輩、後輩、同期、いろんな奴が呼び掛けてくれたから満員になったと思います! 本当に、本当にありがとうございました! そしてオイ! 私ごとではありますが、発表がひとつございます。わたくし、大家健、39歳は結婚いたしました!(観客から「結婚」コール)さらに12月には子供も生まれます! 俺は家族の大黒柱の名に恥じぬよう! ガンバレ☆プロレス代表の名に恥じぬよう! これからももっともっと、もっともっと頑張っていきますので、皆さん応援よろしくお願いします!(最後は観客を立たせる。出場選手たちがリングに上がっていく中、売店付近からは結婚という言葉に反応するさくらと藤田が一緒に現れる。「藤田」コールと「さくら」コールが起こる)今日ね、この会場に来たみんながガンバレ☆プロレスだという思いを込めて、いつものやつで締めるからお前らついてこいよー! いくぞー! We are ガンバレ☆プロレース!」
(雄叫びをあげると、今成が『BAD COMMUNICATION』を熱唱し、リング上の選手たちが踊り狂った)
【試合後のガンバレ☆集会】
(リングを降りた大家、今成、三富、翔太は売店のあるロビーまで移動すると、バルコニーに上がる階段を陣取って集会を始めた。「大家」コールが起こる)
大家「あの……(有刺鉄線は)痛い! でもね、前にも言ったかもしれねぇけど、昔は全日本プロレスと新日本プロレスしかなかったんだよ。あと国際プロレスか。そこにFMW創ったの大仁田厚だろ? だったらな、こんなにちっさい俺たち4人がプロレスやれんのは誰のお陰だ? なあ? 大仁田厚のお陰だと俺は思っている!(観客拍手)それは揺るぎのない事実! だからこそ今日、俺は大仁田厚と闘って、ノーロープ有刺鉄線で闘って勝ちたかったんだよ!」今成「あの大仁田厚がBAD COMMUNICATIONのビートに乗りましたね!(と言うと、すし詰め状態のユニバースが大熱狂)天下のB'z様にありがとうって言わなくちゃいけないですね!(「B'z」コールが発生。)
大家「9月2日、俺は満員にしなかったら引退するなんて勢いで口走ってしまいました」
今成「聞いてないよ大家さん」
大家「おう、みんな聞いてないとか、お前何言ってやがるんだって顔でみんな見るんだよ! 俺だって心折れそうになって家帰ったんだよな。家帰ったらさ、嫁さんがさ…(と言ったところで、ユニバースからは「ヒュー」という声と共に「嫁」コールが発生)『あんたそこで言って、満員にしなかったら男じゃないでしょ!』って言ったんですよ!」
今成「嫁、カッコイイじゃないですか!」。
大家「嫁はあんなこと言った俺を肯定してくれた! 俺は本当にいい家族を持った、そう思っている! 一生懸命、一生懸命、(後楽園大会の)宣伝・営業させてもらいました! ここにいる皆さんも営業してくれたり、宣伝してくれたり、いろいろやってくださって本当に俺一人の力じゃないって思いました。昔、子供の頃、革命家ってすごいデッカイつえー奴が力でみんなを抑え付けて従わせてきたって、そう思ってたんですけど違うんですよ! 革命っていうのはどうやったら起きるか。一人の熱い人間がその気持ちを一人一人に伝えて、それが10人、100人、1000人、1万人になって革命は起きるんですよ! だから本当に自分が言うプロレスをメジャースポーツにしたいという気持ちを、ここにいる皆さんが一緒の気持ちになって、本当にありがとうございます!(再び「大家」コール。)俺たちガンバレ☆プロレスは困難なことがあってもこれだけの味方がいる! そう思ってこれからも頑張っていこうと思います。そしてプロレスをメジャースポーツにしたいと思います! だからな、その気持ちを込めていつものやつで締めるからお前らついてこいよ! いくぞー! We are ガンバレ☆プロレース!」
【大仁田の話】
大仁田「インディーが頑張っている姿を見て嬉しかったですね。負けたよりも嬉しい気持ちが先にあって、つられて踊っちゃったよ(苦笑)。いやいや、なんの踊りかよくわからなかったから、ついていけなかったけど。普段、(観衆)100の世界でやっている人たちがこうやって花道のある由緒正しき後楽園ホールにやってくるというのは素晴らしいことだと思うし、どんどんこういう団体が増えていくといいですね。」――大家選手もパワーは感じた?
大仁田「負けてなるかというね。そこは俺らも百戦錬磨だから、そこはかわすし。11・24後楽園ホールに俺も来たんだからオマエも来いと。ギャラはちゃんと払うから(苦笑)。」
【大家、今成、三富、翔太の話】
大家「オイオイ、なあ? なあ? 底辺だよ、底辺だよ俺ら。なあ? 確かにな、俺何回も言ってる。大仁田厚がいなかったら俺たちプロレスラーになれなかった。でも大仁田厚は元々全日本プロレスでしょ? ねえ? 選ばれた人間ではあるんですよ! でも俺たちはどうだ? 三富。」三富「僕らみんな……。」
大家「お前、何か最初はすげー自信あるように見えたけどさ、絶対そんなことなかったよな? オイ! デビュー前にケガしてよ。なあ? いい大学出て、いい会社入ったけど、なんだ? なんだオイ! なあ? なあ?」
三富「(声を詰まらせながら)俺は自分が人生で一瞬勝ったと思ったこともあるよ。だけど、いま人生、俺、負けたと一瞬思ったよ。だけど俺、大家さんと一緒にやっていれば、ガンプロでプロレスやっているときは負けなんて思ってないよ! ガンプロでプロレスやってるときは、俺はこの道を選んでよかったと思ってるから。だから今日、試合してくれてありがとうございます。」
大家「おお、ありがとう。(涙ぐみながら)なあ翔太、俺はお前のデビュー戦…は見てないけど、一緒の興行に……。」
翔太「いや私、デビューから知ってるんですよ! 西調布でそれこそこんな後楽園のお客さんを巻き込むほどの熱じゃない、西調布の100人ぐらいのお客さんを大家さんは大熱狂させた頃から僕は大家さんを知っていて。そんなときはこんな一緒に闘うとか思ってなかったですけど、でも最後……大家さんと大仁田さんが一緒に並んでいるのを…たぶん、大家さんだけが大仁田さんを飲み込んだんじゃなくて、絶対ガンプロに来てくれた、大家さんに本当に引退しないでほしいって本当に思ってくれた人たちがいなかったら、あそこまで大仁田さんをBAD COMMUNICATIONで…乗ってくれなかったはずなんですよ! だから大家さんが1個ずつやってきたこを1000人に…僕ら4人じゃなくて1000人の力で大仁田厚を飲み込んだなんですよ! だからこれからまた来月、王子がありますけど……。」
大家「いいよ翔太! 別に考えなくていいよ! そんな説明することないよ! よかったよな? よかったってことだよな? そしてプロレスで今までのキャリアの中では一番いい、一番最高の気持ちになった、そういうことだよな? それでいいんだよな?」
翔太「無理矢理まとめてますけどね! 俺が言いたいのはそういうことですよ! 僕は今日、後楽園のメインに初めて立ちましたけどね、それを最後にはしないですよ! これからも一人で、いやタッグでも何でもいいから! また何回でも後楽園ホールのメインに立つようなレスラーになって! プロレスで飯を食うんですよ僕は!」
大家「おー、よく言った! そうだよオイ! 翔太! お前のその言葉が聞きたかったんだよオイ! 説明なんかいらねぇ! その気持ちでお前、これからもプロレス続けていけよ。そして今成、お前が一番感極まってるじゃねぇか。なあ今成? オイ? どうだったよ、なあ? あの大仁田厚だぞ。お前が一番興奮してただろ?」
今成「僕はもう家族は親父しかいないんですけど、(大会前に)ちょっと親父と会って「今度大仁田さんとやるんだ」って言ったら「お前は何だかんだ言いつつ、夢に一歩一歩近づいているんだな」みたいなことを(言われた)。何か常に自分が遠回りをしているような考えがアレなんですけど、やっぱり愚直に今日もギリギリまでVTR作ったり、何か愚直にここまで来て、大仁田さんに張られて…何かすごかったですね!」
大家「そうだな。」
今成「自分は大仁田劇場、あれは自分の中ではドキュメンタリーだと思っていてずっと見てて、いま僕が映像をやっている原体験みたいなものなんですね。だから今日、大仁田さんとやったことでまた何か自分で作品を作ろうって思えたし、ガンバレ☆プロレスも大家さんと一緒に、三富、翔太と一緒に加速していきたいなって。もう止まれないなって思いました! 本当に。」
大家「あの、難しいことはあまり言わないですけど、この1カ月間いろんな人に会って「ガンバレよ」ってすごい言われました。やっぱり最終的に一生懸命やっている人にかける言葉は、誰もが「ガンバレ」なんだなって思いました。そして僕は数え切れないくらい「ありがとう」を言いました。たぶんこの1カ月間が人生最大に「ありがとう」って言葉を言ったんじゃないかと思います。本当にね、この1カ月間もありがとう、今日来てくれた人にもありがとう。そして今日、ガンバレ☆プロレスに出場してくれた人にも「ありがとう」。それは対戦相手も全部そうです。あの、やっぱり自分一人では生きていけないっていうのは、本当に分かりました。本当にね、俺のこと心配してくれた先輩とか後輩とか、周りにいる人みんなが手伝ってくれて満員になったんですよ。ガンバレ☆プロレスだけの力じゃないし、俺だけの力じゃないんですよ! 本当にそう思いました! あの……だから(涙声で)本当に僕が頑張っていけば、プロレスをメジャースポーツに出来るんじゃないかって、今日思いました! 本当に難しい言葉は一切ないんで、最後に言いたいことは(立ち上がって)本当にガンバレ☆プロレスに関わってくれた皆さん、ありがとうございました(一礼)。」
今成、三富、翔太「(立ち上がって)ありがとうございました(一礼)。」
大家「そして! これからもよろしくお願いします!(今成たちと一緒に一礼)。以上です!」
ガン☆プロ初の後楽園大会が開催され、「後楽園を満員に出来なかったら引退します!」と公言した大家だったが、当初苦戦が報じられたものの最終的には1091人を動員し超満員となった 。
メインは大家率いるガンプロ軍が、浪口とGENTAROの使い捨て軍と大仁田&保坂の邪道軍の連合軍と有刺鉄線ストリートマッチで対戦。
試合は大仁田が大家に対して革ジャンを投げつけて開始となり、大仁田が場外戦に持ち込んで大家を客席に投げつけるが、リングに戻ると立てかけられていた有刺鉄線ボードに大家を叩きつけようとすると、大家が逆に大仁田を有刺鉄線ボードに叩きつけ、イス攻撃を狙うも、阻止した大仁田は逆にイスで殴打してから再び場外へと大家を連行して痛めつける。
リング内では翔太が連合軍に捕まると、リングに戻った大仁田がテーブル貫通パイルドライバーを敢行、今成に対しても踏みつけてから左右の張り手で浴びせる。そして大仁田は大家を有刺鉄線ボードにぶつけてから突進するが、大家はかわして大仁田を有刺鉄線ボードに直撃させ、イスの上に有刺鉄線ボードを設置してから、大仁田を合体技で投げつける。
今成が保坂を有刺鉄線バットで殴打してから、大仁田にも一撃を狙うが、大仁田は毒霧を噴射して阻止すると、保坂が大家、今成に両腕ラリアット、大仁田が大家に机の破片で何度も殴打し、保坂が入って有刺鉄線ボードへの合体ブレーンバスターで追い詰めるが、大仁田の毒霧が浪口に誤爆してしまうと、これを逃さなかった大家は本家・大仁田の眼前でサンダーファイヤー・パワーボムを決めてから、スピアーで3カウントを奪い、初の後楽園大会を勝利で飾った。試合後も敗れた浪口は大家に突っかかるも、大仁田が制止、そして11月24日FMW後楽園大会に大家参戦を要請すると、後楽園を超満員にしたことを祝福、敗れても納得しない浪口をヨソに大家は駆けつけてくれた観客に感謝の言葉を述べるだけでなく、結婚をし12月に第一子が誕生することを報告、更なる精進を誓って「We are ガンバレ☆プロレス」で大会を締めくくった。
またセミではガン☆プロ初参戦で離婚したことや専門学校をプロレスが楽しすぎて留年したことやパチンコ屋の寮に一人で住んでいることなどカミングアウトした藤田がタッグで前妻であり、今大会から再デビューとなった早紀と対戦、早紀は元夫の姓である藤田で登場した。
序盤は藤田は早紀に遠慮してかなかなか絡もうとしなかったが、やっと対峙するとリストロックの攻防から藤田がヘッドロックからショルダータックルで先手を狙うが、カバーをブリッジで逃れた早紀はお転婆ダンスで応戦する。
しかし藤田は早紀の顔面に攻撃を加え、バックブリーカーで追い詰め、ボディースラムで投げると、早紀の子供が「ママー!」と叫ぶと藤田は動揺、それでも藤田は早紀を容赦なく攻める。
交代を受けた円華が藤田に攻勢をかけ、場外の藤田に咲きはダイビングボディープレスを発射するが、リングに戻ってからのトルネードDDTは藤田が阻止すると、ハイキックからコーナーへ昇るが、円華が阻止してから早紀が雪崩式フランケンシュタイナーを決め、突進するが藤田はショルダーバックブリーカーを決める。
藤田はDDTからSAYONARAを狙うが、パートナーであるバンビが裏切ってカットに入ると、シャイニングウィザード、円華がランフェイから、早紀が低空ウラカンラナこと“孤独じゃないのよ”で3カウントを奪い、再デビューを勝利で飾った。
試合後に元妻からエールを贈られた藤田は感謝の言葉を述べ握手、バックステージでも早紀はこれからも元夫である藤田を応援するとコメントした。また第1試合ではDDTのリングアナである井上マイクと結婚した清水愛に嫉妬するさくらえみが清水とタッグで対戦、さくらは清水を意識してかグラビアポーズを取り、清水のロープ拝み渡りを阻止するが、館内はブーイングの嵐、それでもさくらは「ことり」と共に石橋を捕らえる。
終盤には清水はボディーアタック、フィッシャーマンズスープレックスと「ことり」を追い詰めるが、さくらが間一髪カットに入ってから石橋を捕らえ「ことり」の払い腰の援護からラ・マヒストラルで3カウントを奪い勝利を収めた。
ガンプロ初の後楽園大会は人たちの人生がそのまんま詰まったという印象を受けた、そしてサプライズとして大家の結婚発表、しかし元妻と再会した藤田、まだ独身のさくらえみにはどう映ったのだろか・・・本日ガンバレ☆プロレス後楽園ホール大会沢山の皆さんご来場ありがとうございました☆
自分の先輩、後輩、仲間、ガンプロユニバース全員の協力があって後楽園ホールが満員になりました。
みなさん本当にありがとうございました☆ #ガンプロ pic.twitter.com/R0qPL1aa5S
— 大家健 (@1600sekigahara) 2016年10月2日ガンプロ後楽園大会が終わった、ホッとした。見に来てくださった皆さん、関わってくださったスタッフの皆さん、参戦してくださったレスラーの皆さん、本当にありがとうございました!そして、次があることの喜びと安堵を噛み締めてます。皆さんが僕らを生かしてくれた!#ガンプロ pic.twitter.com/deCNGOLhiH
— 今成夢人 (@imanari_japan) 2016年10月2日試合後に三富が泣いてた。なんだか勝ち組とか、負け組とか、そういうものに囚われていた概念から解き放たれていたようだった。翔太君あなたは頼もしすぎる。いろんなインディー回ってるからかドンと来いや!みたいな雰囲気。ジーンズにTシャツリッキーさんみたい。ナイスなチームだった!#ガンプロ
— 今成夢人 (@imanari_japan) 2016年10月2日ガンプロ終了しました。 元奥さんは試合後、泣きながら語りかけてきました。 その姿はとても弱くてとても強かったです。 見てない所でも何度泣かせたのかと後悔もしつつも、投げかけられた強い言葉で更に腹が決まりました。
ワタシ死ぬまでプロレスやらないとダメらしいです。
— 藤田ミノル (@Tgurentaifujit) 2016年10月2日ここ一年の言動活動で離れたファン、良く思ってない関係者、選手いると思います。 でも一人減ったら二人増やせばいい事。 毒にも薬にもならないプロレスラーはワタシが目指してるところではありません。 狂気じみた思想でまた頑張ります。#その為に明日からまた勉強がんばります。
— 藤田ミノル (@Tgurentaifujit) 2016年10月2日控え室に早紀ちゃんが。横浜アリーナで対戦したなぁ。離婚って、結婚しないとできないのだよね… #ガンプロ
— さくらえみ (@sakuraemi) 2016年10月2日木曽さんのブログを読んで思い出しました。 大家さんのカリスマ性は“不思議と”でもなんでもなかった…。 ガンバってる人だからでした。 まぶしくてずっと見てると自分が恥ずかしくなってしまう時もあるけど、今日の大会は眼を見開いて、観るべき。 #ガンプロ #10月2日後楽園ホール
— 清水 愛❤釣り❤サバゲ❤プロレス❤ (@aitter_smz) 2016年10月1日大仁田さんが大家と一緒にバッドコミュニケーション!大家頑張ったな!良いモン見た。俺も頑張ろう。#ガンプロ pic.twitter.com/PPFxyIkDnb
— 高木三四郎 (@t346fire) 2016年10月2日