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波乱という春の嵐が吹き荒れた!石井が29分の激戦の末、ケニーを降す!柴田は鈴木に12年越しのリベンジ!
3月11日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents NEW JAPAN CUP 2017」3862人 超満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○永田裕志 獣神サンダー・ライガー(5分46秒 白目式腕固め)×タイガーマスク デビット・フィンレー◇第3試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ タマ・トンガ ○タンガ・ロア(6分18秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 ×川人拓来
※エイプシット◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○EVIL 高橋ヒロム BUSHI(9分57秒 体固め)棚橋弘至 マイケル・エルガン KUSHIDA ×田口隆祐
※EVIL◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ○矢野通 邪道 外道(10分18秒 横入り式エビ固め)飯塚高史 金丸義信 タイチ ×エル・デスペラード TAKAみちのく◇第6試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/30分1本
○ジュース・ロビンソン(10分21秒 片エビ固め)×高橋裕二郎
※パルプフリクション【ジュースの話】「勝ったぞ。勝って『NEW JAPAN CUP』をスタートさせたぞ。そしてベスト4を決める闘いに進んだ。次はシバタか、スズキか……どちらも厳しい闘いになるな。ま、今日はユージロー。これまで勝ったことなかったユージローにやっと借りを返せたな。ニュージャパンで闘うってことがどういうことか、ニュージャパンで闘うには何が必要か、それを俺は学んできた。このトーナメントで闘うことがどんなことかも。互いにそれをぶつけ合っている。今日の試合にどんな意味があるかもね。これで準々決勝。そしてその先には準決勝、決勝がある。さらにそこで勝てば、ナイトーに挑戦するチャンスがある。俺はナイトーを見ている。そしてインターコンチネンタル王座を。ナイトーがどこを見ているかなんて知らないし、俺のことを見てるかどうかなんて関係ない。だけど俺はインターコンチネンタル王座の輝きを見据えてる。俺は必ずやステップを上っていって、インターコンチネンタル王座にたどり着いてやる。ニュージャパンではタイトルは尊敬の目を与えてくれるはずだ。そこには栄光と名誉、尊敬の念があってしかるべき。しかし今のインターコンチネンタル王座には栄光も名誉も尊敬の念もあるとは思えない。俺が彼を叩きのめして、それらを取り戻す。あのベルトがこの俺のセクシーな腰に巻かれたときに、栄光と名誉、尊敬の念を取り戻すことができる。ジュース・ロビンソンの2017年は今、この時にスタートした。たった今、スタートしたばかりさ」
【裕二郎の話】「(※PETERを見つめて)PETER…!? 今日の試合は…俺の…1年以上ぶりの…Single match。これがよ、○○○○だったら俺…死んでるよ」
◇第7試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1本
○SANADA(13分57秒 Skull End)×YOSHI-HASHI【SANADAの話】「今日、YOSHI-HASHIとやったんですけど、10何年か前に入門テスト、一緒に受けて、落ちてるんですよね。そういう煽りVTRを見て、不可解でした。たぶんYOSHI-HASHIもいいとは思ってないです。大事なのはいまなので、気に食わなかったです。以上」
【YOSHI-HASHIの話】「あと少しだと思ったけど、まだまだだった。悔しいよ。次、まだわかんないけど、今年も絶対『G1(CLIMAX)』に出て、もし、アイツと同じブロックになれたらというか、もし『G1』に出るなら、アイツと同じブロックに絶対なって、今日の借りは絶対に返す。まだ夏まで少し時間あるし。まだまだ行けると思うから。この借りは必ず返す」
◇第8試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1本
○柴田勝頼(19分44秒 片エビ固め)×鈴木みのる
※PK【柴田の話】「なんもねぇよ(コメントブースを素通り。)」
【鈴木の話】「(※ふらついた足取りでコメントブースにやって来ると、不敵な笑みを浮かべて、首をゆっくり左右に振って)痛くも、かゆくも、ない。俺の息の根を止めてみろ、柴田。鈴木軍、イチバン」
◇第9試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1本
○石井智宏(29分45秒 片エビ固め)×ケニー・オメガ
※垂直落下式ブレーンバスター【石井の話】「まずはひとつ(1勝)。俺は、この2年間、溜まりに溜まったモン、ここですべて吐き出すから。次(2回戦)、SANADAか? 『G1(CLIMAX 26)』でやられってから。しかもギブアップで(2016年8月8日横浜『G1』Aブロック公式戦)。俺はいまでも自分が(Skull Endで)ギブアップしたこと、憎いんだよ、自分自身で。だから、ちょうどいい、SANADA。次はSANADA、テメェを喰う」
【ケニーの話】「(※インタビューブースにたどり着くなりフロアに座り込む)何て言えばいいんだ……。まだ次があるってか? 何も言葉がないよ。文句を言うこともできないほどだ。負けたなんて言いたくないけど、石井は最強のチャレンジャーだったことは認めるしかないな。さて、これからどうするかな。もしトーキョードームで(オカダに)勝っていたなら、この試合に(IWGPヘビー級)タイトルが懸かっていたんだから。オカダ、お前は何かを見つけただろ? 俺を倒すにはどうしたらいいかというのを見つけただろ? 俺の弱点をな。それを教えたんじゃないか? 仲間であるCHAOSのヤツらにそれを教えただろ? 仕方ない、俺は教室に戻って勉強し直すよ。自分の試合を見直さないとな。俺にできないことなんてないはずだ。負けたままで、このニュージャパンに居座るわけにはいかない。世界を変えるためにも、俺はニュージャパンにいないといけないんだ。俺はまた戻って来る。まだデッドラインまでは時間がある。アメリカのファンにベルトを届けるまでのな。今夜は悪夢を見ただけだ。グッバイ&グッナイト」
「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦尼崎大会のセミでは柴田vs鈴木が対戦、12年前のG1では鈴木のスリーパーで絞め落とされているだけでなく、6日の大田区大会では鈴木に足元を救われてブリティッシュ王座から陥落するなど遺恨が深まっている中での対戦となった。
タイチを従えて入場する鈴木に対し、柴田は弱みは見せまいと右肩のバンテージを外して登場。序盤はバックの奪い合いやリストロックの攻防などで出方を伺うも、鈴木がロープへ押し込んだ際に柴田がキックを放ったところで打撃戦となるが、鈴木のキチンシンクで柴田が脇腹を押さえてうずくまると、鈴木は首投げからサッカーボールキックを放てば、柴田も意地を見せるかのように同じ技で応戦し、エルボー合戦でもエルボースマッシュで柴田が競り勝ったに見えたが、エプロンでの攻防で鈴木はロープ越しの腕十字で捕獲、タイチの介入やイスを駆使して柴田の右腕を狙う。
鈴木がコーナーに柴田を押し込んでエルボーを放てば、串刺しを狙う鈴木を柴田がフロントハイキックで迎撃して、コーナーに押し込んでからエルボーで応戦、膝蹴りを挟んでから顔面への低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーと得意のパターンに持っていく。
柴田は首投げを狙う鈴木をコブラツイストから卍固めで捕獲すると、逃れた鈴木も串刺しビックブーツ、ランニングローキックから久しぶりに卍固めで捕獲、逃れた柴田にナックルアローを浴びせる、卍固めやナックルアローは鈴木の師匠であるアントニオ猪木を彷彿させてしまった。
張り手で柴田をダウンさせた鈴木は一本足頭突きからエルボー合戦、互いに譲らないも鈴木が押され出すも、鈴木は意地でも倒れず打ち返し、柴田も倒れない。鈴木はフェイントから張り手を浴びせ、鈴木がブローキックからスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うが、堪えたところで鈴木がナックルを狙うも、柴田は武者返しで迎撃する。
柴田はPKを狙うが、かわした鈴木はスリーパーで捕獲、しかし担いだ柴田がデスバレーボムからショートレンジのPKを炸裂させて3カウントを奪い1回戦を突破、12年越しのリベンジを果たした。
今回は鈴木軍を駆使するのではと思われていたが、介入は場外戦のみで敢えて鈴木が柴田の世界に踏み込んで挑んでいったが、かえってそれが鈴木にとって仇になったのか、しかし鈴木軍的には手痛い敗戦となった、柴田は鈴木との意地の張り合いは制したが柴田にしてみれば鈴木に対して何十分の一ぐらいしか返していないのかもしれないメインの石井vsケニーはケニーが見下した態度で試合に臨み、ケニーはリーブロックからビックブーツから先手を狙うも石井は受け流してショルダータックル、エルボー合戦、石井が競り勝って頭突きの連打を浴びせケニーはたまらず場外へ逃れる。
ケニーはエプロンに立った石井の足を攻め、鉄柵を使ってのムーンサルトアタックを発射、石井も花道へ連行してブレーンバスターを狙うも、ケニーがそのままエプロンへ石井の腰を打ちつけ、エプロンの角めがけてのボディースラムと石井の首筋から背中にめがけて大ダメージを与える。
リングに戻ったケニーは首筋めがけての袈裟切りチョップと首攻めだけでなく、サミングなどラフを織り交ぜて攻め込むがスリーパーで絞めあげたところで、石井がチンクラッシャーで逃れ、ケニーが何度も石井をコーナーに打ち付けても受け流したことで、石井のタフネスぶりにケニーも動揺する。
ケニーが突進したところで石井がパワースラムで投げ天龍コンポ、ぶちかましと石井の流れになるが、しかしバックドロップ狙いはケニーが着地して石井のラリアットもかわすと、ケニーが低空ドロップキック、コタロークラッシャー、ケニーはカミカゼからムーンサルトプレスと畳みかける、石井のノド笛チョップに対してフランケンシュタイナーを決める。
石井はコーナーでの競り合いの末、ここ一番で出す雪崩式フランケンシュタイナーを決めると龍魂パワーボム、ラリアットと攻勢に出るが、垂直落下式ブレーンバスター狙いはケニーがDDTで切り返し、青い牛殺しから場外に逃れた石井にノータッチトペコンを発射する。
リングに戻ったケニーは石井の首筋にミサイルキック、ジャーマン、ビックブーツからスーパーキック、Vトリガー、ドクターボムと攻勢をかけ、片翼の天使を狙うが、着地した石井は突進するケニーをキャッチしてジャーマンで投げる。しかしエルボー合戦はケニーが競り勝つが、石井が仁王立ちで叫ぶと、石井のタフネスぶりに怖れだしたのかケニーは何度もハンマーを振り下ろす。
ケニーは再度Vトリガーを狙うが、キャッチした石井は唾を吐き捨ててから掟破りのVトリガーを炸裂させ、だがケニーもラリアットをブロックしてからVトリガーで応戦、だがもう1発を狙ったところで石井はラリアットで迎撃する。
勝負を狙った石井は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、ケニーが堪えて石井が突進するとケニーはVトリガーを炸裂させ、今度はケニーが勝負を狙って片翼の天使を狙うも、石井が抵抗するためクロイツラスを決める。
ケニーは頭突きを狙う石井にグーパンチ、高速ドラゴンスープレックス。後頭部へVトリガーと炸裂させてから、片翼の天使狙いは石井が着地して垂直落下式ブレーンバスターを狙うもケニーがリバースフランケンで突き刺す、だが片翼の天使狙いは石井がスタナーで切り返し、延髄斬り、Vトリガーをキャッチして頭突き、リキラリアット!垂直落下式ブレーンバスターと畳みかけて3カウントを奪い石井が勝利を収めた。
試合時間は29分と予想以上の激戦、ケニーにしてみれば石井は"ど真ん中"しかないと想定していはが、雪崩式フランケンは掟破りのVトリガーなど石井の意外性はケニーにとって想定外だった。またBULLET CLUB的には再浮上を図るケニーにしてみれば手痛い敗戦となり、石井の勝利はオカダと激戦を繰り広げたケニー相手の勝利はNJC優勝以上価値のある勝利となったSANADAvsYOSHI-HASHIは場外戦を制したSANADAが早くもSkull Endを狙うが、YOSHI-HASHIはバンカーバスターで切り返し、エルボーの連打からヘッドハンター、串刺し逆水平、トップロープに磔にして背中へのドロップキックと自身の流れに持ち込む。
だがSANADAも突進するYOSHI-HASHIをSkull Endで捕獲、一旦はロープへ逃れるがTシャツをい脱ぎ捨てたSANADAは再度Skull Endで捕獲すると、YOSHI-HASHIはバタフライロックで切り返し、SANADAもジャパニーズレッグロールクラッチからSkull Endで捕らえるが、脱したYOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットを炸裂、リバースショルダーバスター、パワージャックと畳みかけてからスワントーンボムを投下もSANADAは剣山で迎撃する。
SANADAはロープへ振るも、YOSHI-HASHIはバタフライロックで捕獲、一旦ロープへ逃れられるが、YOSHI-HASHIは回転してリング中央で再度捕獲して絞めあげる。
YOSHI-HASHIは首筋にボマイエ、スワントーンボムと畳みかけるがmYOSHI-HASHIはスピンキックからカルマ狙いは、SANADAはSkull Endで切り返し、逃れられてもムーンサルトアタックから再度Skull Endで捕らえYOSHI-HASHIはギブアップ、SANADAが勝利となる。ジュースvs裕二郎はキャノンボールをかわした裕二郎が場外でフィッシャーマンズバスターを決めて先手を奪い、裕二郎はマウントでのパンチ、ビンタ、首投げ、ギロチンドロップと余裕の試合運びを展開する。
なかなか主導権を奪えないジュースはスピンキックで反撃、テキサスジャブ、逆水平を織り交ぜるてから河津落とし、セントーンと攻め込むが、ジャックハマー狙いは着地した裕二郎がフェースバスターからフィッシャーマンズバスターを決める。
ジュースはパルプフリクションを狙うが、裕二郎はリバースDDTで切り返し、串刺し狙いはジュースが迎撃も突進したところで裕二郎が迎撃、読み合いから久々のマイアミシャインから東京ピンプスを狙うも、リバースしたジュースはキャノンボールを狙うも自爆となる。
裕二郎はピンプジュースを狙うが、阻止したジュースがナックルを浴びせ、裕二郎はビックブーツで応戦も突進したところでジュースがラリアット、パワーボムからパルプフリクションで勝利を収めた。2回戦は石井vsSANADA、柴田vsジュースとなったが、1回戦でBULLET CLUB、鈴木軍のリーダーが相次いで脱落という波乱となった。今年のNJCは波乱という春の嵐が吹き荒れそうだ。
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中嶋が潮崎との激戦を制してGHCヘビー級王座を防衛!杉浦&拳王の新タッグはタッグ王座を強奪!
3月12日 NOAH「GREAT VOYAGE 2017 in YOKOHAMA」神奈川・横浜文化体育館 2504人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○マイバッハ谷口 齋藤彰俊 小川良成(6分23秒 エビ固め)HAYATA YO-HEY ×藤原ライオン
※マイバッハプレス◇第2試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第30代選手権者組]○石森太二 Hi69(11分41秒 エビ固め)[挑戦者組]原田大輔 ×タダスケ
※450°スプラッシュ
☆石森、Hi69組が初防衛に成功【試合後の石森&Hi69】
――2階席からダイブしたが?Hi69「大丈夫です。これが俺のプロレスです」
――ベルトへの思いから?
Hi69「そうですね。タダスケの隠し玉と俺の隠し玉。俺のほうが隠し玉でした」
――序盤に強烈な技を食らったが?
石森「それでも今日は頼もしいパートナーがやってくれたんで。今日はパートナーに助けられました」
――タッグチームとしての完成度は?
石森「それは組んでる時点であると思ってたし、これから何回も何回も防衛戦があると思うけど、その都度上がっていくものだと思うから。これから先、ジュニアタッグだけにとどまらず、ノアのヘビー。そこも食ってやろうかなと。そこは変わらないです」
――石森と組んで初防衛できた気持ちは?
Hi69「自分たちがずっと強く言い続けていること。それを達成するためには、このベルトは俺と太二が持っていないといけない。大阪のRATEL'Sも4人いますけど、それ以外のノアジュニアの選手もどんどん挑戦してきて欲しい」
――今後も防衛を続けていくことが、思いを結実させることにつながっていくと思うが?
石森「そうですね。防衛することもそうですし、このノアジュニア…ノア全体を変えることが俺らXXの使命だと思ってるんで、このまま突き進んでいきたいと思います
◇第3試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級選手権試合/60分1本
[第33代選手権者]○大原はじめ(16分32秒 ムイビエン)[挑戦者]×熊野準
☆大原が2度目の防衛に成功(熊野が先にリングを去って行く)
大原「熊野、ありがとう、熊野、俺はこのノアの生え抜きであるお前がうらやましい。俺はもう日本に生え抜きとして上がれるリングはない。いつも自分が上がるリングは無くなってしまった。だからこそ、熊野、練習生として入り、デビューして戦うこのノアのリング、スゲエ大切だから、これからもっと俺たちの手でこのノアを盛り上げていこう。今、このノアジュニアはRATEL'S、XX、スゲエ腰の据わった面白いヤツらがいっぱいいる。だから熊野、俺と一緒にタッグのベルトを狙おう。いい返事待ってるぞ。ご来場の皆さん、今日はありがとうございました。まだまだメインまで試合がありますんで、どうぞ楽しんでいってください。というわけで、今日もみんなでムイビエン!」【試合後の大原】
※腰を冷やしながらコメントブースに登場すると、その場で座り込む大原「やばかった…。リング上でちょっとカッコつけて立ってたけど、もう我慢の限界。立てない…」
――試合中、上手くMNを切り返した
大原「返し方を自分なりにいくつか考えてたんだけど、パッと上手く切り返せたから。あれを食らってたら勝てなかった。ああ、きつい…」
――熊野選手にタッグ結成を呼びかけたが、どのあたりから頭にあった?
大原「大阪の時も言ったけど、やっぱり生え抜きである熊野っていうのはこのノアにとって宝だから。生え抜きの選手がノアは少ないからね。ノアとしても、ファンの人のことを考えたら、やっぱり熊野に期待するのが一番大きいと思うし。何とか熊野と一緒にこのノアを盛り上げていけたらなって気持ちが俺もあるし。さっきリングで言ったように、俺は生え抜きで戦えるリングがないから。生え抜きへの憧れとか、ちょっとコンプレックスを感じる部分があるし。お客さんの生え抜きに対する気持ちというのは凄く大事なものだと思うから。そういうのをちゃんと考えた上で、盛り上がるようなチームを作りたいなと思って、熊野に声をかけました」
――大原選手の気持ちは熊野選手にも届いていると思うが、戦ってみてどうだった?
大原「力の面では太刀打ちできないです、全然。タフだし、力も強いし。最後のほうは腰がもう全然動かなくて、技も確実に決まっていかなかったんだけど、何とか粘り勝ちというか、ムイビエンが入れてよかったなっていう。本当に紙一重でした」
――今後に向けて一言
大原「熊野がいいって言ってくれるかわからないけど、ぜひ熊野と組んで。XXとか、RATEL'Sとか、面白いヤツがいっぱいいる。腰の据わった強いヤツらだから、あいつらの腰を全部折ってやりたいと思います。というわけで、今日もムイビエン!」
【熊野の話】「負けだ…まだだ…」
◇第4試合◇
▼30分1本
○ジェームス・ストーム(8分35秒 エビ固め)×清宮海斗
※ラストコール◇第5試合◇
▼30分1本
○エディ・エドワーズ(19分18秒 エビ固め)×小峠篤司
※ボストンニーパーティー◇第6試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
○丸藤正道 武藤敬司(13分50秒 エビ固め)ムース ×KAZMA SAKAMOTO
※不知火(試合終了後、武藤が先に花道を去ってバックステージへ消えていく)
丸藤「武藤選手。次、リングで会う時は対角線に立ってください。今日はありがとうございました」【試合後の丸藤&武藤】
※先に武藤だけがコメントブースに戻ってくる
武藤「丸藤を待ってから。もう来るだろ?」※丸藤がリング上から対戦をアピール。武藤の耳にもその声が届く
武藤「微妙に一緒にコメントできねえってことかな?」
――今の発言を聞くと、次は対戦ということになる?
武藤「まだわからないな。正直、当初の予定では20%俺が働くって言ったけど、15%しか働いてねえよな」
※ここで丸藤が姿を現す
丸藤「どうもありがとうございました」
武藤「いきなり俺の名前を出すなよ、試合終わってから」
丸藤「下心が見えちゃいましたか」
武藤「俺、一生懸命持ち上げるコメントを1人でしてたんだよ。あんなコメントされたら、やっぱりあんなことを言わなきゃよかったと思ってさ」
――丸藤選手、夢のタッグという願いがかなったが、どうだった?
丸藤「お客さんの気持ちが最初から乗ってたんで、凄いやりやすかったし、凄い自分の中でも…なんだかんだ言って、元々プロレス好きからあがっているレスラーなんで、僕は。凄い幸せな空間でした」
――先発は武藤選手だったが?
丸藤「そうですね。ノアファンの皆さんは、今日のあの声援を聞いてもらった通り、武藤さんのことを本当に楽しみにしてたと思うので、よかったと思います」
武藤「正直、試合やる前は亡き三沢社長の面影をとか言ってたんだけど、そんな面影見えなかったですね。丸藤は丸藤で。もしかしたら、彼の心の奥には三沢社長の魂というのが入っているかもしれないけど、外見はやっぱり丸藤は丸藤で。やっぱり時代というのは踏みつぶしていくものだから、これからも踏みつぶして、新しいノアというものを作っていってほしいですね。で、まあまあ、なりゆきでああやって言ったけど、もし本当に俺を踏み台にしたいと思った時は、俺も本当にコンディションを整えて、踏み台になってやろうじゃないかと、ちょっとだけ思いました」
――今の武藤選手のコメントを受けて?
丸藤「いやそんな、武藤さんと対角線に立つなんて恐れ多いことなんで…とか言いながら、やっぱり夢というものは見続けていいと思うし。それが叶うか叶わないかはわからないですけど、やっぱり俺もそうですけど、お客さんがワクワクするようなそういう空間、そういう会場にドンドンしていきたいんで。これから何が起こるかはわからないです」
――試合終盤には連係も出たが、あうんの呼吸で?
丸藤「僕は武藤さんのことを見てきたんで。普段はあんまりプロレスのことを考えないんですけど、今回ばかりは」
武藤「だけど、最後の連係はお前が何してくるのか、俺は想像つかなかったよ」
丸藤「ああ、すいません」
武藤「だから、勝手にやっただけなんだよな」
丸藤「そこはもう、僕が武藤さんを信用しているので。楽しかったです」
――やはりそこは天才同士のタッグで
武藤「俺は凡人ですよ。俺は努力の人ですから」
――この先の夢というのも気になるところだが?
武藤「それやるにはもう少しコンディションを整えてこなきゃ、ノアファンに対しても失礼だろうし、丸藤に対しても失礼になると思うから。明日からも日々精進していきますよ」
――今後についても含めて丸藤選手も一言
丸藤「まあでも、基本的にはこのノアというものをしっかり再生させていかなきゃいけないんで。しかるべきタイミングと、コンディション的なものが合ったならば、また武藤さんに連絡しようかなと思います。まずは電話番号を聞くところから始めます」
武藤「内田さん、知ってるぞ、俺の電話番号。変えてないから知ってるよ。ただ、KAZMAはともかく相手の外国人はよかったよ」
丸藤「強烈でした」
武藤「強烈だったな」
――今回はImpact Wrestlingとの対抗戦という図式だったが?
丸藤「またこれをキッカケに、ああいう選手が上がってくることもあるだろうし、何なら僕とかが行かせてもらう時もあるだろうし。ドンドンドンドン、グローバルという名に恥じないような団体に。先輩たちが作り上げようと思ったそれ以上の団体になるように、頑張りたいと思います」
◇第7試合◇
▼GHCタッグ王座決定戦/60分1本
○杉浦貴 拳王(21分41秒 体固め)×マサ北宮 モハメド ヨネ
※オリンピック予選スラム
☆杉浦貴&拳王組が第38代選手権者に。(試合後。新王者となった杉浦と拳王は「ベルトを預けてるだけ、磨いとけ」としていた内田雅之会長をどう喝。内田会長からベルトを受け取るや、至近距離からこれ見よがしに見せつける。そこへ登場したのがタッグ結成で合意したばかりの丸藤&谷口組が登場。
丸藤「おい杉浦・拳王。お前らがチャンピオンか。次から始まる新しいマイバッハの伝説の最初の餌食はお前らだ。そのベルトに挑戦させろ」(杉浦は観衆の声を確認し、かんばしくない声を耳にしてせせら笑う。拳王も地声で「とっとと帰れ!」と門前払いにした。谷口のマイクを求める声もあったが、谷口は「帰れ」に素直に応じるかのように退場。)拳王はマイクが切れて地声ながらも「挑戦者に名乗り出たけどな、おい谷口! こんじゃんじゃ、まだ挑戦者じゃねえんだよ! 挑戦しに来てこんなことやってるようじゃ、このベルト獲れねえぞバカヤロー!」
【試合後の杉浦&拳王】
拳王「やっとベルト帰ってきたけどよ! あいつ(内田会長)ベルト磨いてたのかよ!?」杉浦「汚れてんじゃねえか」
拳王「きったねえベルトだな! おい!」
杉浦「俺たちが輝かせてやるよ」
――丸藤&谷口が挑戦表明してきたが?
杉浦「(※インタビュアーの日テレ山本アナに)お前誰だ。お前から名を名乗ってから質問しろ」
――日本テレビの山本と申します。丸藤&谷口が挑戦を…
杉浦「うっせー、うっせー! 客の反応がすべてだ。期待感あるか?」
――あるようにも見えましたが…
杉浦「お前にはあるように見えたんか?」
拳王「お前の耳おかしいんじゃねえか!? あんなヤツらの挑戦受けることねーとか俺には聞こえたぜ?」
杉浦「歓声起きたか? 谷口!って歓声起きたか?」
※さらに拳王が谷口を罵倒しているところへ北宮が切れ込んできたものの、杉浦&拳王は二人がかりで返り討ちに
拳王「なんで来てんだよテメー!」
杉浦「邪魔なんだよ、負け犬が」
※杉浦&拳王が去ると北宮は地を這いながらコメント
北宮「…まだだ。これしきのことで、ヘコむワケにはいかねえんだよ。25日、アイツと一騎打ちがあるだろう? すべてを懸けて、ルールはお互いのプライドだ。あとは何もいらない。これは果たし合いだ。あいつが間違っているということを力づくで証明する。拳王…後悔しろ!!」
【丸藤の話】「なあ、1回やらせろ。見とけ、お前ら。1回やらせろ」
◇第8試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第28代選手権者]○中嶋勝彦(23分1秒 片エビ固め)[挑戦者]×潮崎豪
※バーティカルスパイク
☆中嶋が4度目の防衛に成功(試合後、中嶋の勝利者インタビューへ)。
中嶋「潮崎、ありがとう・・・潮崎豪にはありがとうと、すいません…前にどっかで覚悟が違うって言ったことがありますけど、潮崎の覚悟は十分にありました。だから潮崎、すいません
(打撃戦を振り返る)必死でした。一歩も引きたくないし、そして側では大物が見てくれてますから。ありがとうございました。小橋さんに見られたら引けませんよ(実況席の小橋に敬意を表した。)一言では言えないね。でも、同じ13年…14年目に入りましたけど、同じキャリア分の悔しさ、嬉しさ全てが…感情の全てがあのチョップ一発に入っていると思います。まだまだ俺たちは始まったばかりなんで。ここからもっと俺たちは美味しくなるはずです(次の挑戦者に関して)いろんな声があるけど、でも皆さんの声に俺は応えていきたい。だから、俺が答えていきたいこと、そして俺がやりたいことは同じだと思っています。今、いろんな動きがあるノアだけど、ハッキリしたほうがいいんじゃない? これから先のノア、頼るのは上の世代じゃない。俺たちが作っていくんだ。だから、上の世代よりも俺たちがもっと光り輝いてみせたいと思います。今日はこんなにたくさんの皆様がお越しくださいまして、本当にありがとうございました。俺は…俺は…ノアを見守ってくれる皆さんの声に少しでも多く応えていきたい。まだまだこんなちっぽけかもしれないけど、でもこのベルトとともにこんな小さな俺でもやれるってところを皆さんに見せていきたいと思います。アンストッパブル…俺は止まらねえ!」【試合後の中嶋】
――リングサイドを一周してファンにあいさつしていた。集まるファンの数が増えているように見えるが?中嶋「そうですね。非常に嬉しいです。皆さんの声が増えていくのは、チャンピオンとしても嬉しいです。本当にありがとうございました」
――試合を振り返ると、序盤は静かな立ち上がりとなった。今までと違う雰囲気があった?
中嶋「そうですね。違った緊張感でしたね。そんな気がします」
――それは相手の潮崎選手が特別な存在だったから?
中嶋「そうだね、特別…どうだろう? 特別なのかわからないけど、2004年デビューはノアでは俺と潮崎選手しかいないんで。そういう意味では、特別なのかもしれないです」
――新たなライバル関係を感じて、ファンがまた見たいなと思うような試合になったと思うが?
中嶋「今、素直な気持ちはやりたくないけど、でもやるでしょう、黙ってても。俺たちはまだ美味しくないから。俺たちの世代はね。今日の試合をキッカケに美味しくなると信じてます」
――やりたくないと言っていたが、途中で中嶋選手も立てないんじゃないかという場面もあった
中嶋「まあ、きっとそれは向こうも同じことを思っているんで。やりたくないっていうのは、気持ち的に今はそこまで考えられないってだけで。でも、なんだかんだ、最初は団体が違う同じデビュー年の選手だったのに、気付けば同じリングに立って、盛り上げようとしている。それがなんか不思議ですね。これも何かの縁かな」
――試合後、マイクを持って上の世代に対してメッセージを送っていたが?
中嶋「思っているのは俺だけじゃないのかもしれない。みんなあると思う。俺たち同世代はきっと思っていることでしょう。1人1人にむしろ聞いてみてほしいですね。そして、今日の試合から潮崎豪の気持ちは伝わったんで。彼は彼の覚悟があって、今のノアのリングに上がっている。でも、思っているだけじゃいけないんで。それを形にしないと、何も進まないと思っているんで。それを…なんかそんなようなことを、試合を通じて潮崎選手と会話したような気がします」
――今後に向けてメッセージを
中嶋「さっきリングでも言いましたけど、今のノアに必要なもの、そして求められているもの、そういったものをもっと作っていくことが俺の役目だと思っているんで。しっかりそこを見据えていきたいと思うし。何よりも、今のノアは…どうだろう? お客さんは求めてるのかな? ちょっと個人的にはクエスチョンがあるけど、それを誰が変えていくか? もちろん俺しかいないでしょ。俺の他にむしろ誰がいるんだって。ベルトを持っているのはこの俺、中嶋勝彦だ。だから俺はもっともっと期待に応えていきたい。そして、俺がこのベルトを持っている以上…止まらねえ」
【試合後の潮崎】
――中嶋からありがとうという言葉があったが?潮崎「ありがとう…そんな感謝の気持ちはいらないよ、俺は。中嶋勝彦と潮崎豪の戦いに感謝の気持ちはいらない。俺は俺を出すだけだから。俺のすべてをチャンピオンに叩きこむだけだから」
――復活を待つ声もあるが?
潮崎「今日の戦いで俺はまだまだ落ちたままだよ。必ず…必ず…あの場所(GHCヘビー)にたどり着く」
NOAH今年初のビッグマッチ、横浜文体大会のメインでGHCヘビー級王座をかけて中嶋と潮崎が対戦。
序盤は手四つで組むと見せかけて中嶋がフロントキックを放つが、潮崎も逆水平で応戦するとフライングショルダーを放つが、中嶋はミドルキックで迎撃。
中嶋は潮崎の顔面に川田利明を彷彿させるようにステップキックを放つが、立ち上がった潮崎は額を付けてにらみつけてから、鋭いエルボーを連発、だが中嶋もフロントハイキックでエプロンに追いやってから、再度フロントハイキックで追撃し場外まで吹き飛ばす。
中嶋はエプロンダッシュのランニングローキックを狙うが、キャッチした潮崎は抱えあげて鉄柵へのギロチンドロップを敢行してから逆水平を連発、更に客席へ連行してイスに座らせると鉄柵越えのフライングショルダーを発射する、
リングに戻っても潮崎は逆水平、バックドロップ、ニードロップ、逆水平と攻め立て、中嶋がエルボー合戦を仕掛けても肩固めで捕獲、そのまま絞めあげ、再び打撃戦でも潮崎が逆水平で押し込むが、中嶋はカウンターの低空ドロップキックで動きを止めると、刺しフロントハイキック、ミドルキック、ミサイルキック、フロントハイキックの連打と攻め込むも、意地で倒れない潮崎もフライングショルダーで応戦する。
潮崎は顔面へのトラースキックから、串刺し逆水平を連発してから手刀、フィッシャーマンズバスターから肩固め狙いも、振り払った中嶋は潮崎カニバサミでターンバックルに叩きつけると、バックルごと蹴り上げる得意のパターンに持ち込む、バックドロップからランニングローキックも、かわした潮崎は豪腕ラリアットを狙うが、中嶋はビューティフルドロップキックで迎撃、だが潮崎もドロップキックで応戦して両者ダウンとなる。
二人はリング中央で中嶋はミドルキック、潮崎は逆水平で応酬し合うと、潮崎は中嶋のキックをキャッチして膝に手刀を投下、ニークラッシャーから豪腕ラリアットを狙うも、中嶋がフロントハイキックで右腕を迎撃し、潮崎の右腕にミドルキックを打ち込んでいく。
再び逆水平の打ち合いとなるが、中嶋が右膝を押さえてうずくまると、潮崎は逆水平を乱打、中嶋がエプロンに逃れても潮崎は豪腕ラリアットで追撃し、場外へ落ちた中嶋にノータッチトペを命中させる。
リングに戻った潮崎は中嶋の後頭部に串刺し豪腕ラリアットを炸裂させると、ハンマーパンチの乱打から左の豪腕ラリアットを炸裂させ、豪腕ラリアットを狙うが、中嶋はハイキックで右腕を迎撃し、側頭部へのニールキック、ランニングローキックからバーティカルスパイクを狙う。
しかし潮崎はゴーフラッシャーを逆に決めると、豪腕ラリアットを炸裂させるが、中嶋はキックアウトも中嶋は立てない、中山レフェリーがダウンカウントを数えるが、レフェリーを振り払った潮崎はローリング袈裟切り、ローリング逆水平を放つと、豪腕ラリアットを狙うが、かわした中嶋はジャーマンスープレックスホールドで投げる。
中嶋は立ち上がる潮崎にハイキックを一閃するとバーティカルスパイクで3カウントを奪い勝利、王座を防衛した。
NOAHに復帰してからベビーフェースな面が目立ち、vs鈴木軍では損な役回りが多かった潮崎だったが、新体制になると潮崎の本来の持ち味が出始めている。だが最終的に制したのは中嶋だった。セミのGHCタッグ王座決定戦は北宮が試合前に拳王に襲い掛かって試合開始となるが、場外戦で流れを変えた杉浦組が北宮を捕らえて先手を奪うも、交代を受けたヨネが串刺しラリアットやダイビングギロチンドロップで拳王を攻め込み、ミドルキックを浴びせるも、キャッチした拳王はアンクルホールドで捕獲、ヨネの反撃もオーバーヘッドキックで迎撃するが、ヨネもラリアットで応戦する。
北宮は杉浦の雪崩式ブレーンバスターを食らうも、バックフリップで応戦してからラリアットを狙うが、拳王が入ってミドルキックで迎撃、だが北宮は杉浦とのラリアット合戦を制して監獄固めで捕獲する。
長時間絞り上げた北宮は杉浦にサイトースープレックスを狙うが、拳王が駆けつけて背後からドラゴンスープレックスで投げると、蹴り飛ばしてから杉浦もランニングニーで続いて鬼エルボーを乱打、オリンピック予選スラムを狙うが、北宮は堪えてエルボーで応戦、だがロープへ走ったところで杉浦が左のラリアットで迎撃すると拳王が入ってミドルキック、杉浦の鬼エルボーのサンドバックタイムから、拳王がハイキック、杉浦が膝蹴りを浴びせ、最後は拳王のダイビングフットスタンプから、杉浦がオリンピック予選スラムで3カウントを奪い王座を奪取した。
試合後に内田会長を恫喝する杉浦組に丸藤&谷口組が挑戦表明した。その丸藤は武藤と組んでNOAH初参戦のKAZMA、新日本に参戦したことのあるムース組と対戦。武藤は巧みなグラウンドコントロールでKAZMAを翻弄すれば、丸藤は「ムース」コールをあおるムースのショルダータックルで弾き飛ばされるも、リーブロックから鞭のようにしなる逆水平で応戦。だがムースのドロップキックを食らうと連係に捕まり、逆水平で抵抗する丸藤をムースがセントーンからムーンサルトプレスを投下して追い詰める。
ムースはスパインボムからパワーボムを狙うが、丸藤はDDTで切り返すと、武藤に交代、武藤はKAZMAに低空ドロップキックからドラゴンスクリュー、串刺しシャイニングウィザード、ドラゴンスクリュー、シャイニングウィザードと猛ラッシュ、カットに入ったムースもドラゴンスクリューで排除する。
武藤はドラゴンスクリューからの足四の字固めでKAZMAを追い詰めると、ムースがジャンピングボディプレスカットに入り、KAZMAはAXボンバーを狙うが、前転でかわした武藤がドロップキックで迎撃し丸藤に交代する。
丸藤はトラースキックを連発するKAZMAに張り手やトラースキック、回し蹴り式トラースキック、側転からドロップキックブレーンバスターの体勢から前方に落としてからのトラースキックを叩き込み、ムースがナックルでカットに入るが、丸藤が虎王を決めてから武藤が入ってシャイニングウィザードで排除する。
丸藤は三沢光晴を意識してかタイガードライバーを決めると、虎王と武藤のシャイニングウィザードの競演から不知火で3カウントを奪い勝利を収め、試合後は武藤に対して対戦をアピールした。ヘビー級に関しては中嶋が防衛で次期挑戦者は杉浦~潮崎と越えたとなると丸藤なのだが、丸藤は谷口とのタッグや武藤との対戦をアピールするなどで、中嶋へ挑戦する気はない。
タッグに関してはファンの支持を受けなかったとして谷口があっさり引き上げるも、谷口を丸藤がどう変えていくのか・・・ジュニアタッグ選手権は挑戦者のRATEL'SがタダスケがHi69の背中めがけて石森をパワーボムで叩きつける荒技を敢行、雪崩式ツイスターも初披露して石森を捕らえる。
だが乱戦になるとXXが反撃してRATEL'Sを場外へ連行、Hi69が原田めがけて2階からのテーブル貫通ストゥーカ・スプラッシュを敢行して原田はKOされてしまう。
XXは孤立したタダスケを集中攻撃を浴びせ、最後は石森が450°スプラッシュを投下して3カウントを奪い王座を防衛する。ジュニアヘビー級選手権は熊野がペンシュラムバックブリーカーはサイドバスターで攻め込むが、大原もストマックブロック式バックブリーカーから腰攻めを展開、だが熊野もロックボトム式バックブリーカーで返し、互いに腰攻めを展開する。
大原の打撃のラッシュに耐えた熊野はワンハンドバックブリーカーからアルゼンチンバックブリーカーに担ぎ上げてSHで絞めあげてからベアバックで絞り上げ、MNを狙う。
だが大原はDDTで切り返すとダブルアーム式バックブリーカーを決めるが、熊野もフラッシュパッケージで応戦、だが大原は急角度の風車式エメラルドフロウジョンから前後からのフィンランド式フォアアーム、カナディアンバックブリーカーで担ぎ上げ、回転させながらヒザに落とす変形バックブリーカーからムイビエンで捕獲し熊野は無念のギブアップ、試合後は大原が熊野にタッグ結成を呼びかけた。観客動員も2504人と満員マークも付かず、内田会長は最終目標は日本武道館としているが、この2504人からどこまで増やせるか、日本武道館にNOAHが戻ったときこそNOAHはいろんな意味で信頼を回復させた証なのかもしれない。
【NOAH】潮崎粉砕で中嶋V4、先頭死守▼虎王&閃光競演 天才タッグ・丸藤&武藤が華麗勝利▼杉浦&拳王タッグ強奪、丸藤&谷口表明も…▼大原V2、熊野にタッグ結成提案▼2階ダイブ出た!XX初防衛…横浜文体大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/MK0YTo1xgq
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年3月12日防衛出来ました!
沢山の応援ありがとう❗️m(_ _)m pic.twitter.com/RcBT63nJSk
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2017年3月13日お陰様で防衛出来ました! #感謝
沢山の #応援 #ありがとう
もっと高みを目指して #noah を盛り上げていきたいと思います。#俺は止まらねー… https://t.co/IpSHpfBjxR
— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2017年3月13日横浜大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
たくさんの応援、たくさんの方に力になっていただいたのに、GHCを獲ることが出来ませんでした。
しかし、終わったわけでも諦めたわけでもない。この道はまだまだ続きます。その道をまっすぐ突き抜ける。#noah_ghc pic.twitter.com/MVCaAGH1k0
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2017年3月13日内田のヤロウ、ちゃんと磨いていたのか!
あまり光ってねえぞ! pic.twitter.com/c5igkdG31b
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2017年3月12日
— 内田雅之 (@masa_uchida) 2017年3月12日やっぱり、酷いな… https://t.co/MGbm62qCsp
— 内田雅之 (@masa_uchida) 2017年3月12日昨日は横浜文化体育館大会に本当に沢山のお客様に来ていただき感謝!
武藤さとのタッグはまたタイトルマッチとは違う楽しみかたができたんじゃないかと思う。
武藤さんありがとうございました!
さぁ、次… https://t.co/ZFSx8PXwwL
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2017年3月13日ノア横浜文化体育館大会終了。約束通り丸藤が80%頑張ってくれた。丸藤、有難う!さぁ、これが点で終わるのか?線になるのか? pic.twitter.com/4iFdIloXCE
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2017年3月12日負けた。
届かなかった。
だが、諦めない。絶対に掴み取る。#noah_ghc
— 熊野 準 (@kumano_noah) 2017年3月12日俺のプロレスと、太二のプロレスで防衛しました!いつもありがとう、太二。#NOAH#防衛!
— Hi69 (@69HIROKI69) 2017年3月12日ダスケと組んでのタイトルマッチ
負けた。
でも、ここで終わったらダスケやみんなと組んだ意味はない。
どん底でも、こっから這い上がっていく!#noah_ghc
— 原田大輔 (@noah_harada) 2017年3月12日ほんまに悔しい
こっからや、絶対見返したる…見とけや#noah_ghc
— タダスケ (@td777sk) 2017年3月12日 -
一騎当千~DeathMatch Survivor~広島大会公式戦結果
3月12日 大日本プロレス「騎当千~DeathMatch Survivor~広島“大熱狂”プロレス」広島県立産業会館・東館大会 347人
▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Bブロック公式リーグ戦 観客凶器持ち込みスクランブルバンクハウスデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]○宮本裕向(13分28秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×星野勘九郎
※ムーンサルトプレス▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Bブロック公式リーグ戦 画鋲デスマッチ/30分1本
[2勝=4点]○高橋匡哉(10分51秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]X“黒天使"沼澤邪鬼
※画鋲の上へのジャックハマー▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Aブロック公式リーグ戦 椅子殺り試合~マキシマムフルチェアデスマッチ/30分1本
[1勝1敗=2点]○伊東竜二(13分30秒 体固め)[1勝1敗=2点]×植木嵩行
※ドラゴンスプラッシュ▼BJW認定タッグ選手権試合/30分1本
[第43代王者組]○関本大介 岡林裕二(12分31秒 グラウンドコブラツイストホールド)[挑戦者組]橋本大地 X神谷英慶
☆関本&岡林が初防衛に成功 -
沼澤公式戦白星発進!一騎当千~DeathMatch Survivor~愛媛大会公式戦結果
3月11日 大日本プロレス「一騎当千~DeathMatch Survivor~えひめ酒屋プロレスin西条、其の四「西条ハチャメチャの闘い!春が待てない華麗なる男たちの賛歌」愛媛・西条市@塩ザキ商店特設リング 217人超満員札止め
▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Bブロック公式リーグ戦 観客凶器持ち込みデスマッチ
[1勝=2点]○"黒天使"沼澤邪鬼(15分14秒 体固め)[1勝1敗=2点]×星野勘九郎
※ラストライドボム -
NEW JAPAN CUP 2017開幕!EVILが奥の手"毒霧"を噴射!まさかを読めなかった棚橋は完敗・・・
3月11日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents NEW JAPAN CUP 2017」愛知県体育館 4515人 満員
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○エル・デスペラード TAKAみちのく(6分35秒 体固め)田口隆祐 ×川人拓来
※ギター・デ・アンヘル◇第2試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 獣神サンダー・ライガー(6分47秒 体固め)中西学 タイガーマスク ×岡倫之
※ラリアット◇第3試合◇
▼20分1本
○ケニー・オメガ 高橋裕二郎(9分51秒 片エビ固め)石井智宏 ×YOSHI-HASHI
※片翼の天使◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○SANADA 高橋ヒロム BUSHI(8分41秒 Skull End)柴田勝頼 ジュース・ロビンソン KUSHIDA ×デビット・フィンレー◇第5試合◇
▼20分1本
○オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 邪道 外道(10分42秒 片エビ固め)鈴木みのる 飯塚高史 金丸義信 ×タイチ
※レインメーカー◇第6試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1本
○永田裕志(11分45秒 バックドロップホールド)×タンガ・ロア【永田の話】
――急きょエントリーした『NEW JAPAN CUP』でしたが、見事に1回戦を突破しました。
永田「タンガ・ロアでしょ? そりゃたしかにいい素材だしね。やっぱり将来性とかそういうモノを物凄く秘めていて、これから先、とんでもない怪物に変身するんじゃないかなって素質は、肌でヒシヒシと感じましたよ、正直。…ただね、まだまだ顔じゃないな。彼のその素材が、お客さんはわかりきってないし。対戦した俺にしか“未知のとてつもない底力”っていうのを感じなかった試合だったんじゃないですかね? それを万人に知らしめられるようになれば、彼はとてつもない選手になるだろうし。そのためにも、彼は今日とてもラッキーでした。なぜなら、永田裕志と闘うことができたから。この今日の経験は、彼にとって物凄い将来の大きな財産になるはず。最近は若い連中がどんどん出て行く中で、俺が退くのは簡単。でも、こうやって大きな壁として、あんな未知の怪物を叩き落としたからこそ、彼は大きな財産になったわけだから。俺が『NEW JAPAN CUP』を卒業せずに、“留年”してこの1回戦で闘ったことっていうのは、タンガ・ロアのためにも、新日本プロレスの将来のためにも、とてつもなく大きなこと。だからこそ、俺の体が動くうちは、まだまだ闘って行きたいですね、この新日本プロレスのリングで。ぶっちゃけ、『NEW JAPAN CUP』には未練はないけど、IWGP王座には思いっきり未練があるんで。それを目標に、まだまだ永田裕志、突き進んで行きますんで、よろしくお願いします」――『NJC』出場直前に、同じ第三世代の天山・小島がIWGPタッグベルトを獲ったというのは、精神的な励みになりましたか?
永田「一部によると、あの(3月6日)大田区大会でいろんな試合があった中で、あの試合(IWGPタッグ戦)が一番お客さんの盛り上がりが凄かったという声も聞きましたしね。それはやっぱり、天山と小島、両名の『自分たちの力をリング上で見せてやる』っていう心意気が、思いっきり伝わったし、それを望んでいたファンの人も、余計にそれを感じたから、あれだけ爆発したんじゃないかなと。だからこそ、まだまだ死んではいられないです。大きな高い目標に向かって、まだまだ突き進みますよ。俺も、天山も、小島聡も、中西学も。『NEW JAPAN CUP』卒業しても関係ねぇよ。まだまだ行きます」――急きょ、『NJC』へ出場することになったときの率直な気持ちは?
永田「まずは本間(朋晃)の大きなケガというのがあったんで。本間の代わりに俺が出るっていう上では、やっぱり身が引き締まった。真摯な気持ちでリングに立たなきゃいけないなと。本間の無念さというのはわかりますからね。俺が昔、脳疾患で欠場したとき(2008年2月)にも、カール・アンダーソンが(『NJC』へ)代わりに出場して、彼はそれをきっかけに世界へ羽ばたいたわけで。一番悔しいのは本間だし。それはよろこんじゃいけないことだと思うし。そんな中で、本間の代役ではなく、永田裕志っていう価値観をいま一度この新日本のリングで見せつけてやろうって、そういう思いで闘って来ました。まあ、まずは第一歩。次は、棚橋、EVIL。どっちが来るかな!? 棚橋とやりたいな、俺は(ニヤリ)。以上です」【ロアの話】「ハア…。まあ、ナガタとはいい試合ができたかな。結果はともかく、ヤツと闘えたのはよかった。でも、ここから急ピッチでヤツを追いかけていく。これで俺は敗退だ。俺は負けてしまったが、BULLET CLUBのトーナメントは終わってないからな」
◇第7試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1本
○矢野通(3分46秒 横入り式エビ固め)×タマ・トンガ【矢野の話】「怖い!! 怖い怖い怖い怖い!! オイ、新日本プロレス!! 俺に怖いのばっか当てないでくれ! やめてくれ!! (※去り際に)怖い!!」
【トンガの話】「なんだ、このクソトーナメントは。こんなトーナメント、やってられるか。相手が誰かなんて関係ない。わかったよ。こうなったら、ブチ壊してやる。ルールも何も必要ない。何でもありでやってやる」
◇第8試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1本
○バットラック・ファレ(10分32秒 片エビ固め)×マイケル・エルガン
※グラネード【ファレの話】「オイ、オイ、オイ、オイ、なに、いきり立ってるんだ? もうひとつだけ言っとくよ。落ち着け。俺がいまそうであるように、落ち着け。落ち着くんだ」
【エルガンの話】「去年の10月、ナイトーにやられて、欠場に追い込まれた。尻の骨を眼(眼窩底)に移植して、自分自身、100%の状態にしてニュージャパンのリングに戻ってきた。でも、100%の力を出し切ったけど、IWGPインターコンチネンタルチャンピオンに返り咲くことはできなかった。100%の状態にさえ戻れば、この『NEW JAPAN CUP』を制することができる。そして、改めてナイトーを叩き潰すチャンスを手にできると考えていた。それさえつかめば、IWGPインターコンチネンタルチャンピオンに返り咲けるはずだった。だけど、見たとおりだ。まあ、この負けをしっかりと受け止めるよ。100%だと思ってたけど、そうじゃなかったのかもしれない。だけどここで諦めるわけにはいかない。必ずさらに上積みしたうえで100%に戻して、このリングに帰って来る。そしてすべてのヤツらを叩きのめして、さらに偉大な存在になってやる。ベストにさえもっていければ、怖いものなんてない」
◇第9試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1本
○EVIL(22分55秒 片エビ固め)×棚橋弘至
※EVIL(試合終了後、EVILは棚橋を介抱するヤングライオンを蹴散らす)
EVIL「これが真実と悪夢だ! 棚橋よ。棚橋弘至の魂よ。安らかに眠れ。This is EVIL,Everything is EVIL! すべては……EVILだ!!」【EVILの話】「これが言った通り、真実と悪夢だ。棚橋弘至よ、ナメんじゃねぇぞ。こっちのセリフだぞ。(※息を整えてから両腕を横に大きく広げて)いま、これが、俺の時代だ。いいか、よく覚えとけ。This is EVIL。E~verything is EVIL。すべては……………………EVILだ!」
【棚橋の話】「(※川人と岡に両肩を担がれてインタビュースペースにやって来る。そのままフロアに大の字になり、つぶやくように)もう、なんもねぇよ、なんもねぇ。いまの俺はただの燃えカスだ。なんもねぇよ(※ゆっくり起き上がると、川人に肩を預けて引き揚げていく)」
"春の本場所"「NEW JAPAN CUP2017」が開幕、1回戦愛知大会のメインで棚橋とEVILが対戦した。
序盤はEVILも奇襲もせず慎重な立ち上がりとなるが、棚橋が執拗なヘッドロックで絞めあげて先手を奪いにかかる。EVILはショルダータックルからのラリアットで場外戦を仕掛けるが、棚橋は鉄柵攻撃の連打で譲らず、調子に乗ったところで突進するが、EVILはラリアットで迎撃し、棚橋の首にイスをかざしてのEVILホームランで流れを変える。
リングに戻ったEVILは首攻めを展開するだけでなく、棚橋の反転式ボディープレスをかわしてセントーンを落とすなどして棚橋のペースに持ち込ませず、棚橋がエルボースマッシュ、ジャンピングフォアーム、青天井エルボー、サマーソルトドロップと得意のパターンに持ち込もうとしても、セカンドロープからのローリングセントーンは自爆して、EVILのセントーンを喰らうなど、EVILがパターンを読みきっているかのように棚橋を封じにかかる。
EVILが串刺しエルボーからフィッシャーマンズバスター、コーナーからダイビングラリアットと畳みかけるが、ダークネスフォールズ狙いは棚橋がエプロンに着地して、ロープ越しのドラゴンスクリューでEVILの動きをやっと止めると、場外に逃れたEVILに棚橋がコーナーからのハイフライアタックを命中させる。
棚橋はこれで流れを掴んだに見えたが、リングに戻ってコーナーに昇ったところで、EVILが海野レフェリーをロープにぶつけて攻撃を阻止し、デットリードライブから海野レフェリーをダウンしている間にイスを持ち出して背中を殴打、棚橋も奪い返して逆に殴打し、イスの上でのツイストアンドシャウトからスリングブレイド、勝負を狙ってハイフライフローを投下するが、EVILは剣山で迎撃する。
エルボーの競り合いからEVILはダークネスフォールズを決めると、6日の大田区大会で披露して変型フェースロックで捕獲、しかも足で棚橋の片手を固めつつ絞めあげるなど改良されていた、EVILはEVILを狙うが棚橋は張り手、再度狙ったところでスリングブレイドで迎撃すると、ドラゴンスープレックスを狙うが、再度海野レフェリーと棚橋を交錯させたところでEVILがまさかの毒霧を噴射、最後はEVILをしっかり決め勝利を収め1回戦を突破した。
試合内容的にも棚橋のパターンを読み切って相手のペースに持ち込ませず、改良を加えた変型フェースロック、フィニッシュ前の毒霧、棚橋もフィニッシュのEVILはしっかりマークしていたつもりだったが、毒霧までは読めなかった。その"まさか"を読めなかった時点で棚橋の完敗だった。
東京ドームでは内藤に敗れ、今回はEVILにも敗れてしまった棚橋はこのまま沈む夕陽となっていくのか・・・第6試合の本間の代役でリザーバーとして出場になった永田はロアと対戦、新日本では初めてのシングルとなるロアに序盤は駆け引きなどを駆使して永田は翻弄にかかるも、ロアがパワー全開で永田を攻め込む。
しかしロアのコブラクラッチ狙いを永田が白目式腕固めで切り返して流れを変えると、腕十字から腕へのローキック、タイナー狙いはロアがキャッチしてコーナーへ押し込むも、永田は串刺しビックブーツから垂直落下式ブレーンバスター、延髄斬り、バックドロップホールドの必勝コースで3カウントを奪い1回戦を突破。第7試合の矢野vsトンガはトンガはYTRワールドに徹底的に付き合わずに封じにかかるが、矢野は髪を掴んで倒し、YTRポーズを阻止するトンガをかわしまくるなど、次第にYTRワールドへと引きずり込み、最後はトンガのガンスタン狙いを阻止した矢野がレフェリーを盾にしてからの急所蹴りから丸め込み3カウントを奪い勝利で1回戦を突破する。
セミのエルガンvsファレはエルガンのエプロンダッシュのダイブをキャッチしたファレがそのままエルガンの背中を鉄柱に打ちつけ、リングに戻ってから腰を踏みつけるなどの腰攻めでファレが先手を奪う。
しかし回転エビ固めを狙うエルガンをファレが雷電ドロップを狙うと、エルガンがかわして自爆させ、エルボーの連打から延髄斬り、ブローキックの連打、ブレーンバスターでファレの巨体を投げる。エルガンはファレを場外へ追いやってプランチャを狙うが、素早くリングに戻ったファレがキャッチしてバックフリップで叩きつけ、エルガンもファレの突進をかわして串刺しラリアット、ワンツー、ローリングとエルボーを炸裂させる。
エルガンはラリアットからエルガンボムを狙うが、腰に力が入らないのか上がらず、ジャーマンを狙うエルガンをファレが掬い投げから串刺しスプラッシュ、ジャンピングボディープレスと畳みかけるも、グラネード狙いはエルガンがかわしてジャーマンで投げる。
エルガンはラリアットを狙うが、ファレがスピアーで迎撃すると最後はグラネードを決め勝利を収めて1回戦を突破する。これで2回戦は永田vsEVIL、矢野vsファレとなったが、1回戦で棚橋を破ったEVILがダークホース的存在になった・・・いや現在のEVILだったらオカダの保持するIWGPヘビー級王座に挑戦できるまでに成長したといっても過言ではなくなってしまった。このままEVILが一気に突っ走ってNJCを制することが出来るか・・・?
【『NEW JAPAN CUP 2017』2回戦のカードはコチラ!!】
3月13日(月)福井県産業会館にて、EVILvs永田裕志!
3月14日(火)滋賀県立文化産業交流会館にて、バッドラック・ファレvs矢野通!https://t.co/PsPwjFsXvA #njcup pic.twitter.com/pCN9WfOLdu
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2017年3月11日【開幕戦・名古屋大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明日3月12日(日)は、兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館) にて16:00試合開始!皆様のご来場をお待ちしております! #njcup #njpw pic.twitter.com/QdPZ1rxAOb
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年3月11日F#ck his DVD....cheatin' sonovabish https://t.co/3iRQC1RkZW
— BadBoy_TamaTonga (@Tama_Tonga) 2017年3月11日今宵NJC開幕戦名古屋大会では単画露亜と戦い勝利したゼァ。単画露亜はとても素晴らしい経験を積むことが出来ただろう。何故なら私と真っ向勝負出来たから。私が勝ち続けることは若い選手のためには物凄く良いことなんだな。新日本プロレスのためにもとても良いことだろう(笑)!
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年3月11日NJC一回戦・4試合のゲスト解説(サムライTV)をさせて頂きました。
新日本のシングルマッチは多種多様で、そのどれもレベルが高いと改めて感じました。
特に、タナvsEVILはベストバウト級。
両者共に素晴らしかった。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年3月11日1日目終了。 https://t.co/Ztmf3VBfTr pic.twitter.com/2YERRjLQg2
— 村田晴郎 (@MTharuo) 2017年3月11日 -
優勝してもIWGPには挑戦出来ない・・・意味のなさから「NEW JAPAN CUP」が始まった
2005年1月に新日本プロレスが第1回「NEW JAPAN CUP」の開催を発表した。
当時の渉外部長だった田中秀和氏は「このNEW JAPAN CUP~新日本無差別級トーナメントを、今年から新たな<春のG1>という形で新たな戦いの場を作っていきたいと思っています。G1という形がとても大きくなってしまったので、敢えてG1という名称は使いませんが、春はトーナメント、夏はリーグ戦で、選手一人一人がアピールし、力を競ってもらいたいです。」と趣旨を説明したが、G1 CLIMAX=リーグ戦というものが定着していたファンの反応は今ひとつだった。
また新日本プロレスの展開もNJCの存在を薄くした要因になった、当時のIWGPヘビー級王者は全日本プロレスの所属だった小島聡で、3月26日の両国大会では中邑真輔を相手に時間切れ引き分けで防衛するが、同日に開催された挑戦者決定トーナメントで前王者だった天山広吉が優勝、5月14日の東京ドーム大会での挑戦を決めたことで、なぜ"挑戦者決定トーナメントをやったのに、またトーナメントなんかやるの?"と開催の意義も問われた。
NJCが開幕、蝶野正洋、中西学、タイガーマスク、棚橋弘至、後藤洋央紀、スコット・ノートン、吉江豊、ケンドー・カシン、中邑真輔、獣神サンダー・ライガー、天山広吉、稔、西村修、柳澤龍志、金本浩二、永田裕志などヘビー、ジュニアの枠を超えて16選手がエントリーし、最終戦の4月26日大阪府立体育会館大会まで勝ちあがったのは天山、中西、カシン、棚橋で、IWGP王座への挑戦が決定している天山にしてみれば優勝しなければいけなかった。
準決勝の組み合わせは天山vs棚橋、中西vsカシンだったが、天山はアナコンダバイスを仕掛けた際に丸め込まれて逆転負けを喫して脱落する。そして棚橋は準決勝でカシンを破った中西をスリングブレイドで破り、第1回のNJCの覇者となったが、ファンの反応も今イチ、観客動員も満員止まりと散々たる結果となった。
しかしNJCを制した棚橋は挑戦することが出来ず、既に挑戦者決定トーナメントを制していた天山がそのまま小島の保持するIWGPヘビー級王座に挑戦、天山がTTDで小島を破り王座を奪還するが、試合後に藤田和之に襲撃を受け、また大会後には当時社長だった草間政一氏がオーナーだったアントニオ猪木の鶴の一声で失脚しサイモン・ケリー氏が社長に就任するという内紛が起きるなど、棚橋のNJC優勝はあっという間にかき消され意味のないものにされていった。棚橋が挑戦とされなかったのはファンからの不支持だけでなく、後押ししていた草間氏の失脚した影響もあったのかもしれない。
正直言ってNJCはこの1回で終わりだろうと思っていたら、翌年も継続され現在では新日本の看板シリーズの一つとなった。今年の春の本場所は誰が制するのか?
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発表!2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
2月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
2月の月間MVP
オカダ・カズチカ(新日本プロレス/CHAOS)投票結果=投票数45
オカダ・カズチカ(新日本プロレス/CHAOS)=12
宮原健斗(全日本プロレス)=7
内藤哲也(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)=5
岩本煌史(全日本プロレス)=4
柴田勝頼(新日本プロレス =3
高橋ヒロム(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)=3
YAMATO(DRAGON GATE)=3
鈴木鼓太郎=2
大仁田厚=2
紫雷イオ(スターダム)=1
水波綾(WAVE)=1
ブレイ・ワイアット(WWE SMACKDOWN)=1
真霜拳號(K-DOJO/凶月)=12月のタッグMVP
ゼウス ボディガー(ビッグガンズ)投票結果=投票数29
ゼウス ボディガー(ビッグガンズ)=9
矢野通 石井智宏(新日本プロレス/CHAOS)=6
SANADA EVIL BUSHI新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)=3
ロッキー・ロメロ バレッタロッポンギヴァイス/CHAOS)=3
石森太二 Hi69(XX)=2
CIMA ドラゴン・キッド(DRAGON GATE/CK-1)=2
曙 将軍岡本(SMOP)=1
船木誠勝 坂口征夫=1
木髙イサミ 塚本拓海(BASARA)=1
志田光 朱里=12月のベストバウト
新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~復活!雪の札幌決戦~」北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(40分46秒 片エビ固め)[挑戦者]×鈴木みのる
※レインメーカー
☆オカダが3度目の防衛に成功投票結果=投票数36
オカダ・カズチカvs鈴木みのる(新日本プロレス 2月5日 北海道立総合体育センター 北海きたえーる)=7
宮原健斗vsボディガー(全日本プロレス 2月26日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)=6
内藤哲也vsマイケル・エルガン(新日本プロレス 2月11日 エディオンアリーナ大阪)=6
高橋ヒロムvsドラゴン・リー(新日本プロレス 2月11日 エディオンアリーナ大阪)=3
岩本煌史vs佐藤光留(全日本プロレス 2月26日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)=3
YAMATOvsB×Bハルク(DRAGON GATE 2月2日 後楽園ホール)=3
ケニー・オメガ Cody マット・ジャクソン ニック・ジャクソンvsジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ オカダ・カズチカ ウィル・オスプレイ(新日本プロレス 2月27日 後楽園ホール)=2
火野裕士vs稲松三郎(K-DOJO 2月5日 千葉Blue Field)=2
潮崎豪 熊野準vs中嶋勝彦 大原はじめ(NOAH 2月24日 後楽園ホール)=1
コルト・カバナvsアントーニオ本多(野郎Z 2月14日 新木場1stRING)=1
武藤敬司 藤波辰爾 長州力 獣神サンダー・ライガーvs越中詩郎 ザ・グレート・カブキ AKIRA 齋藤彰俊(PRO-WRESTLING MASTERS 2月8日 後楽園ホール)=1
水波綾vs大畠美咲(WAVE 2月11日 後楽園ホール)=1
木髙イサミvsグンソ(DOVE 2月4日 新木場1stRING)=12月のベストシリーズ&興行
全日本プロレス「2017エキサイト・シリーズ~Jr.BATTLE OF GLORY~」2月17日 後楽園ホール~2月26日 エディオンアリーナ大阪第二競技場投票結果=31
全日本プロレス「2017エキサイト・シリーズ~Jr.BATTLE OF GLORY~」2月17日 後楽園ホール~2月26日 エディオンアリーナ大阪第二競技場=9
新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~復活!雪の札幌決戦~」2月5日 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる=7
新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」2月11日 エディオンアリーナ大阪=6
新日本プロレス「真壁刀義 20th anniversary」後楽園ホール 2月21日 後楽園ホール=2
NOAH「The Second Navig.2017」2月11日 夢メッセみやぎ~24日 後楽園ホール=2
新日本プロレス「HONOR RISING:JAPAN 2017」2月26、27日 後楽園ホール=1
野郎Z「野郎Z其の四」2月14日 新木場1stRING=1
WRESTE-1「WRESTE-1 TOUR 2017 W-IMPACT」2月22日 新宿FACE=1
PRO-WRESTLING MASTERS 2月8日 後楽園ホール=1
アイスリボン「アイスリボンvsよしもと対抗戦~プロレスと漫才は恥だが役に立つ~」2月8日 千葉・よしもと幕張イオンモール=1以上に決定しました、投票ありがとうございました。
【総括】
MVPは2ヶ月連続でオカダ、タッグはビッグガンズとなったが、ベストバウトはオカダvs鈴木、宮原vsボディガーの競り合いとなり、オカダvs鈴木が僅差でトップ、注目のヒロムvsリーは伸びなかった。ベストシリーズ&興行は全日本のエキサイトシリーズが1位に、新日本はビッグマッチラッシュで票がバラついてしまった。 -
武藤が"居場所のない"WRESTE-1からの撤退を示唆?
<東京スポーツより>
W―1の武藤敬司(54)が8日、ホームリングからの“撤退”を示唆した。20日の後楽園ホール大会で約2か月半ぶりのW―1マット出場が決まったが、今後は「テーマ」があるリングにしか上がらないと明言した。社長という立場にありながら一選手としては“孤立”を感じているという天才に、何が起きているのか――。
武藤はこの日、横浜市内で行われたDDTの会見に出席。20日のさいたまスーパーアリーナ大会で行われる「戦国武将マッチ」では出身地・山梨の英雄、武田信玄に扮して、高木三四郎(47=豊臣秀吉)、木高イサミ(35=真田幸村)と組み、飯伏幸太(34=織田信長)、秋山準(47=上杉謙信)、関本大介(36=柴田勝家)組と対戦する。
豪華メンバーが集まった中でも「体調を崩しておりまして、信玄といったら影武者ということで、当日は(武藤のものまねが得意な芸人)神奈月に…」「信玄といえば風林火山。俺は山。(試合中は)動かざること山のごとし」と言い放ち、早くも千両役者ぶりを見せつけた。
しかも20日はW―1後楽園大会にも出場が決定。(武藤、近藤修司、葛西純組VS曙、征矢学、NOSAWA論外組)。1月8日後楽園大会以来のホームリングは、ダブルヘッダー出陣となった。ところがその先の参戦については「W―1はある意味、俺がジャマなんだよ。若い人を中心に回っているから、俺がいることでバランスが崩れる。だから俺も自分のテーマを見いだしづらい。テーマがなければモチベーションも上がらないじゃん」と消極的だった。
確かに20日のDDTさいたま大会以外で出場が決定している12日のノア横浜大会は「丸藤正道との天才タッグ」、4月20日のドラディション後楽園大会は「藤波辰爾デビュー45周年」という明確なテーマがある。
武藤は「幸いにも他団体からは『こういうテーマだから上がってください』と言われている。W―1も魅力あるテーマや相手なりを用意してくれなきゃ。俺には団体のくくりがないからな」と強調した。果たしてW―1は引き留めることができるのか。天才の動きから目が離せない。WRESTE-1の総帥・武藤敬司がWRESTE-1からの撤退を示唆した。3月4日に大阪・茨木で行われた「UWAI de NIGHT Vol.3」で武藤が登場したが、当日にWRESTE-1新潟大会があったこと後で知らされ、総帥である武藤が現場から離れていいものかと思ってはいたが、上井さんとのトークでもWRESTE-1のことはあまり語ることもなかった。
武藤がWRESTE-1から距離を取り始めている理由とすれば、旗揚げ当時のメンバーがほとんど去って若手主体になったことやや、2月からスタートした「PRE-WRESTLING MASTERS」のほうに軸を置きたいという意図もあるのではと思う。
武藤が距離を取りたいといっても、WRESTE-1は武藤が創始者であり総帥であることから、そう簡単に撤退できるものなのか、今後の武藤の動向に注目である。
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OVER GENERATIONがVerserKに勝利も、引き抜かれた問題龍が告白・・・
2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/QYlvokMQUX 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年3月3日3月8日 DRAGON GATE「GLORIOUS GATE 2017」後楽園ホール 1850人 超満員
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・神田 ○ジミー・クネスJ.K.S しゃちほこBOY(13分39秒 光の輪)×ヨースケ・サンタマリア ドラスティック・ボーイ 吉岡有紀 高嶋喝己◇第2試合◇
▼"ハリウッド"ストーカー市川 2017年度後楽園最終戦/20分1本
○ドン・フジイ(0分27秒 エビ固め)×"ハリウッド"ストーカー市川
※エルボードロップ-再試合-
○ドン・フジイ(2分59秒 エビ固め)×"ハリウッド"ストーカー市川
※イナバウアージャーマンを押し潰す◇第3試合◇
▼20分1本
○ジミー・カゲトラ(9分39秒 エビ固め)×Ben-K
※車懸◇第4試合◇
▼30分1本
フラミータ ○Kzy(13分53秒 片エビ固め)ジミー・ススム ×斎藤"ジミー"了
※韻波句徒◇第5試合◇
▼30分1本
YAMATO ○B×Bハルク(13分10秒 片エビ固め)望月成晃 ×ビックR清水
※ファーストフラッシュ◇第6試合◇
▼OVER GENERATIONwith土井vsVerserK ヘッドハンティングマッチ/60分1本
CIMA ドラゴン・キッド Eita ○山村武寛 土井成樹(27分50秒 エビ固め)鷹木信悟 T-Hawk "brother"YASSHI エル・リンダマン ×パンチ富永
※スターダストプレス(試合終了後、抱き合って喜ぶオーバージェネレーション軍。T‐Hawkが山村につかみかかり乱闘に。)
CIMA「ちょちょちょ! ちょちょちょ! ちょちょちょちょちょ! ちょちょちょちょちょ! ちょちょちょ!(と言いながら山村を止め)OK、OK。山村が勝ったぞ!(山村コール)まあ待て。山村が勝ったのはたしかにめでたい。でもな、今日のルールはヘッドハンティングや。勝ったオレたちがオマエらから一人抜かせてもらうからな。まあよ、クラッシャーのサイバー・コングがセルフクラッシュしていま休んでるから。まあもともとアイツは奪うつもりないからよ。だれがええかなあ(笑)。(メンバーと相談しながら)せやな。よしよし。信悟!(鷹木は耳をふさぐ)いよいよその髪型とコスチュームともお別れか? まあでもな、傍若無人なヤツが一人ぐらいいないと面白くないからな、オマエはないわ。T‐Hawk! オマエが次世代取るのか? 次世代取るのに、ヴェルセルクにいるのと、こっちにいるのと、どっちがええかのお? まあでも、オマエも山村とさんざんやり合ってたから、オマエはないわ。(メンバーに)いい? OK? よし、じゃあ次いこう。おいブラザー、久しぶりやな。オマエとはたぶんまだ組んだことないと思うからよ、一回ぐらいオレたちと組もうっていうことはないわ。オマエもないわ。あとは見えないからな。(メンバーに)ええね? OKね? GammaちゃんOK? オーバージェネレーションがヴェルセルクからヘッドハンティングするのは…問題龍。(観客「えー!」)問題龍! 問題龍!(問題龍は「ないない」というように手を横に振る。)問題龍、オマエは…あるぞ。おい、問題龍、こっち来い。これがオーバージェネレーションの意見や。土井ちゃんどうや? 斜め上いったか?」問題龍「おいCIMA! なにわけわかんねえこと言ってんだよ! なんでオレなんだよ! だいたいオレ、試合入ってねえから関係ねえじゃねえかよ! だいたいよ、なにがヘッドハンティングマッチだ。オレはな、オーバージェネレーションなんかに、絶対に入らねえからな!」
CIMA「おい、問題龍、オマエ、マスクの下、ニヤついてるやないかオイ。おいおいおい、なにをニコニコしとんのや? そんなにオーバージェネレーションに入るのがイヤなんか?」
問題龍「イヤだね!」
CIMA「ホンマにイヤなんか?」
問題龍「イヤだね!」
CIMA「よし、じゃあオレらも鬼じゃない。オマエに選択権を与えよう。まあルールはルールや。オレたちがヴェルセルクから抜くのは、問題龍。でもな、オマエの行き先は2つある。自分で選べ。一つはルールに則ってオーバージェネレーションに入るか、もう一つは…フジイ部屋に入って、フジイさんの付き人として二人三脚でやっていくか、二つに一つや」
問題龍「ふざけんな! ふざけたこと言ってんなよ! おいCIMA、オレはあのドン・フジイのオッサンとだけは一緒にやりたくねえんだよ! あんなよ、相撲部屋みたいなとこに入るんだったらよ、オーバージェネレーションでもなんでも入ってやるよ!」
CIMA「ようこそようこそ、オーバージェネレーションへ」
T‐Hawk「おいCIMA! 問題龍だ? そんなのくれてやる。いいか、問題龍なんぞな、オーバージェネレーションに入ったところで、これっぽちの戦力にもならねえからよ。問題龍、さっさと行けコラ。そんなことよりよ、山村ぁ! てめえよ、よくも試合中ガンガン来てくれたな。いいか、オレはな、中間管理職のジミーズなんか眼中にねえんだよ。オレはよ、オメエみてえな生きのいい若手の杭をぶっ潰すのがオレの仕事だ。単刀直入に言うぞ! オレとシングルマッチしろ」
山村「オイオイオイT‐Hawk、オマエらよ、試合に負けといてツベコベツベコベうるさいんだよ。T‐Hawkも女々しいんだよ! 女々しさはな、鷹木信悟といい勝負すんじゃねえのか?(鷹木が詰め寄るがヴェルセルクが止める。)シングル? シングル? いつやんだよコラ?」
T‐Hawk「言わせとけばどんどんどんどん言ってくれるな!? シングルマッチ、来月の後楽園でシングルマッチやろうじゃねえか! てめえかかってこいよ、ぶっ潰してやるよ!」
(つかみ合いになると周囲が止める。)
リンダ「オイオイオイ、山村オイ、やけにてめえ威勢だけはいいみてえだな。オマエな、調子こくのもいい加減にしろよ。たまたまな、マグレで一発勝っただけでどういうつもりなんだよ? テメエはよ、来月の後楽園で、このリング上で、弱肉強食の世界を見るんだ。オマエもな、せいぜいケガしないように気をつけるんだな。オイそんなことより! CIMA! オメエに話があんだよコラ。オマエのな、教育が悪いから、こんなガキがクソみたいな減らず口たたくんじゃねえのか? オマエの教育が悪いから、オレがオーバージェネレーションから抜けたんじゃねえのか? オマエの教育が悪いから、パンチ富永がオーバージェネレーション抜けたんじゃねえのかオイ? いまのオレたちはな、ヴェルセルクでノビノビと自由にやってるぞ~! 今回の負けなんてな、全く気にしてないわけだ。だけどな、オマエに一つ言いてえことがあるんだよ。オマエはツインゲートのベルト、ドラゴン・キッドと持ってるよな? ちょっと待てちょっと待て、オマエ、大阪06はどうなったんだよ? Gamma、オマエ何やってんだよ? 試合もしないで応援だけしやがって…」
パンチ「(マイクを奪って)おーい、その通りだ。下でズル休みしてるGamma! テメエだよコラ。下でな、応援してるヒマがあったら、リング上がってオレたちと闘えやコラァ! 来月よ、オレとリンダマンが相手してやるから、大阪06で来いやオイ!」
CIMA「…終わったか? オレの教育がどうこう言ってるがな、オレ、オマエらより悪いからな。オマエら悪ぶってるかもしれんけどよ。それにな、オマエのアホみたいな攻撃のせいで、オレのパートナーのGammaちゃんのヒジがぶっ壊れてパンクして、手術して、いまリハビリしてるとこなんや。まだ復帰には時間かかるけど、カムバックしたらオマエら2人の相手ぐらいイヤっちゅうぐらいしたるからよ。そんなことより、いまオーバージェネレーションには、山村とT‐Hawkがシングル決まったかもしれんけどな、ブレイブゲートチャンピオンやったEitaも、それからキッドもいてるんや。オレらが相手したるからよ、GammaちゃんやなくてキッドでもEitaでも好きな方選べや」
パンチ「うるせえうるせえうるせえ! うるせえコラァ! CIMAうるせえよコラ! オレはEitaもキッドも興味ないんじゃコラァ! オレが話があるのは、Gamma! テメエだコラ! オレに散々迷惑かけやがって。なんだ、ケガが怖いのか? だったらよ、潔く引退したらどうだ? ビビッてんのかコラ! 出てこいよ! かかって来いよ! 来るかコラ? どうした?」
(リングに入ったGammaがパンチを蹴り飛ばしてマイク。)
Gamma「おいパンチコラァ! いつの間にか偉くなったなオイ! 迷惑かけたのはオメエの方だろ!(と言って蹴る)コノヤロ~、パンチ! だいたいよ、メモ帳はどうした?(竹刀で頭をたたく)パンチ、オマエは忘れ物が多いから24時間メモ帳を首からかけとけって言ったよな!?(竹刀でたたき)どうしたんだ? 忘れたかコラァ!? 相変わらず忘れ物が多いみたいだなオイ。だったらよ、オレはたしかに、左ヒジ手術していまリハビリ中だけど、まあオレは右腕は動くからよ。オマエらなんか右腕一本で十分だオラ! CIMAちゃん、久々に大阪06でやってくれるか!?」
CIMA「大丈夫?」
Gamma「大丈夫」
CIMA「Gammaちゃんが右手一本で十分やったらな、Gammaちゃんはエプロンい立ってるだけでええで。オマエらカスなんかな、オレ一人で十分なんや。オマエらが試合でなにしようがマイクでなにしようが、関係あらへんわ。オレとGammaちゃんが大阪06のテーマ曲に乗ってリングに入ってきた、それだけ95%は終わってるんや。来月の後楽園、やったろうやないか。大阪06がオマエら小者2人に役者の違い見せつけたろうやないか。4月やな。4月の後楽園、リンダ、パンチ対CIMA、Gammaの大阪06、久しぶりにいったろうやないか」
パンチ「おい、てめえ(としゃべり始めるがマイクの調子が悪い)」
CIMA「おい、マイクがうるせえぞ」
パンチ「てめえ(Gamma)のせいだぞコラ! テメエが蹴ったからだろ。(マイクを持ち替えて)おい、散々人のこと殴りやがって。てめえのせいでな、オレの人生メチャクチャなんだよ。オレの2年間返せ! いまは鷹木さんとヴェルセルクやってる方が、幸せなんだよオーイ! たっかぎさん!(とコールをあおるが起こらず)やれよ! やれオマエら!」
リンダ「おいおいおい、まあまあ、パンチ落ち着け。きょうの結果はきょうの結果だ。きょうは幸い、オレたちが負けてオマエらバカなオーバージェネレーションが選んだのは、この問題龍だ。問題龍なんてな、抜かれたとしてもむしろ戦力アップするってもんだよ。来月からもこのリングの中心は、オレたちヴェルセルクが大暴れしてやるからな。オマエら覚悟しとけ!」
(ヴェルセルクが問題龍を残して退場。)
CIMA「(場外の問題龍に)もうちょい待っといてくれ。(場外の土井に)土井ちゃん、そんなとこで寂しくせんと、リング上がってきなさいよ。なーるーき!(とコールをあおると土井がリングイン)ちょっとね、だいぶ置いてけぼりになったかもわからんけど…」
土井「長いわ! だれも構ってくれへん! 頼むで、も~。ずっと待ってたんやから」
CIMA「オレ、チラチラ見てたから。今日あらためて、オーバージェネレーション、Gammaさんいま休んでて、石田も首のヘルニアで休んでて、オーバージェネレーション助けてくれて、(メンバーに)頭下げようか? ホントにありがとう(と全員で礼)」
土井「いやいや、そんな下げんでもええけど…。いやいや、こちらこそありがとうございました。いま試合終わってから…頭下げすぎやから。いま試合終わって気づいてんけど、ヴェルセルクから問題龍をオーバージェネレーションに引き抜いたよな? オレまったく関係ないやんけ! まったく関係ないやん!」
CIMA「でも、なんかやることあるんちゃうの、いろいろ?」
土井「まあそやな。オレはオレで、吉野を待たなあかんからなオイ~。オレは、吉野を待ってるぞー! 首を長くして待ってるからな~。それからジミーズがさっきなんか偉そうに言ってたけどな、3月20日、和歌山やけどな、そこでヴェルセルクからオレと清水とBen-Kでトライアングル取って、来月の後楽園でジミーズとタイトルマッチやってやるからな。楽しみにしとけよ!」
CIMA「まあ、ホントにヴェルセルクに負けない、それから吉野を待ってると。あの~、Kotokaも待ってもらえないかな?」
土井「ちょっと考えさせてKotokaは。ちょっと考えさせて」
CIMA「いまテレビ見てるかもわからんから」
土井「わからんけど、アイツ一人でなか土井吉Kotokaセットみたいに言ってるけど、違うから。土井吉で切ってるから。Kotokaは入ってないから。」
CIMA「せやな。まあそれはおいおい」
土井「ちょっと時間ちょうだい、オレに」
CIMA「とにかくに、今日はホントに助けてくれてありがとう」
土井「なんや、はよ帰れみたいな空気やめてくれよ! まあまあ、こちらこそありがとう。また機会があったらよろしく。またお世話になります」
CIMA「はい、土井成樹さんでした! ありがとうね(土井が退場。)(引き揚げる土井を見ながら)よ! 大統領! いいね、光ってるね! うん。さあこっから本題です。問題龍、ちょっとリングに上がってくれよ。ええか、まあ今日のヘッドハンティングマッチもそうやけど、先週な、山村が入って、Ben-Kや土井らやって、ヴェルセルクとやったけど、オレらも地方でもどこでもヴェルセルクと闘うときあるわ。でも、オマエセコンドでうろうろうろうろしてるな。本来ならば、オレらはいの一番に問題龍をボコボコにせなあかんのや。オレらはオマエ、ボッコボコにすることがな、ものすごい楽しいんや。オマエがいらんちょっかいばっかりかけてオレらがボコボコにする、これがある意味DRAGON GATEの名物の一つや。でもな、去年ぐらいからオレはオマエに攻撃することできひんようになったんや。それは、オマエが一番よくわかってるよな? なんでわざわざヴェルセルクからオマエをオーバージェネレーションに持ってきたか。Eitaも山村もキッドもGammaちゃんも、そして首のヘルニアで欠場してる石田が一番よくわかってるよ。オレも8年9年前、首のヘルニアをして10カ月、左半分が動かんかったんや。問題龍…オマエも首壊してるやろ? 動かれへんのやろ、ホンマは。そんなのな、オレら毎日試合してたらわかるぞ。DRAGON GATEのリングはリアルとファンタジーが入り混じった世界や。オマエの首は、その首のヘルニアは完全にリアルや。だれもオマエに思い切り攻撃することができへん。でも、オマエは問題龍や。このDRAGON GATEのリングに必要な選手や。ま、オマエの体はオマエが一番わかってると思うから、隠してもしょうがない、オマエの口からみんなに説明してくれや」
問題龍「たしかにCIMAが言う通り、オレは去年の夏に試合で首から真っ逆さまに落ちて、そんでCIMAと同じ首のヘルニアやっちまって、そっから体が思うように動かなくなって、医者にもプロレスラーできる体じゃない、手術も考えたけども、それでもごまかして、ごまかして、ずっと試合出てきたけどよ。やっぱ、全然首がよくならなくって、今でも両腕がしびれっぱなしで力も全然入らなくて、正直、プロレスラーとしてはもう限界じゃないかと。このまま首が治らなかったら、このまま引退じゃないかと、考えたよ。だけど、だけど、オレごとだけどよ、先日、妹に子どもができて、こんなオレでも、こんなオレでも…(ざわめく会場)まあ聞けよ。(ざわめきが拍手に)こんな問題児のオレでも、甥っ子ができて、おじさんになったんだよ。オレはその子どもの顔を見て…」
CIMA「(笑いをこらえきれず)オマエの子ちゃうやろ?(笑)」
問題龍「…たしかに妹の子かもしれんけど…」
CIMA「妹の子や(笑)」
問題龍「まあ木俣家にとっては初の孫だからよ。(拍手)その甥っ子の顔見てオレは思ったよ。もう一度リングに上がって闘う姿をそいつに見せてやりてえと」
CIMA「甥っ子な(笑)」
問題龍「まあ、どうせ少ねえファンだろうけどよ、全国にはこのオレが…」
CIMA「そっちそっち(とCIMAらに向けてしゃべる問題龍に正面を向かせる)。甥っ子とか家でやってください。そっちそっち」
問題龍「全国にはこのオレの闘う姿を、楽しみにしてるヤツもいるかもしれねえからよ。そんなヤツが一人でもいる限り、オレはあきらめちゃいけねえと思ったよ!(拍手)まあ今はよ、こんなことしか言えねえけど、必ず首治してこのリングに帰って来るからよ。オマエら問題龍を忘れねえでくれよ!」
CIMA「甥っ子な。オマエ、でもあれやぞ、まだオーバージェネレーションに引き抜くって話になって15分ぐらいしかたってないけど、いきなりプライベート切り売りしてどうするんや? まあホントに、首がよくないのと甥っ子ができたのは、これはリアルですから。甥っ子ちゃんのためと、全国で待ってくれてる問題龍ファンのために、首を治してまたこのリングに帰ってきてくれるっていうことやから、そのときは生まれ変わった問題龍で、ぜひオーバージェネレーションで、山村も石田もEitaもキッドも、そしてGammaちゃんもそのときにはもう治ってる、CIMAもいてる。首のことやったらオレになんでも聞いてくれ。いまからリハビリするんやろ。言うとくぞ、メチャクチャしんどいぞ。力全然入らへんからな。あの、女の子が持つようなピンク色のダンベルからスタートせなあかんから。握力もオレ80あったけど、まだ40ぐらいしか入らんから。これも、リアルやからな。甥っ子ちゃん待ってるから。甥っ子ちゃんとファンのために。でもな、問題龍、姿見るの当分ないかもしれませんから。必ずでも、問題龍はカムバックして帰って来るんで。前代未聞かもしれませんけど、今日、問題龍をヘッドハンティングしたのも何かの縁ですから、今月の後楽園ホール大会は問題龍に締めてもらいましょう。(問題龍コールをあおり)みんな待ってるよ!」
問題龍「いきなりよ、締めろって言われてもオレ、締め方わかんねえぞ!」
CIMA「大丈夫だよ。だから、締め方わかんねえよ!って言いながら、メッチャにやついてるやんけ」
(問題龍コール。)
問題龍「OKOKOK。全国でよ、生中継もやってんだろ。生中継見てる全国のヤツらもよーく聞けよ。さっきも言ったけどよ、オレはまだどれぐらいかかるかわかんねえけど、首しっかり治してこのリングに帰ってくる。オレは、腐ってもDRAGON GATEのレスラーだからな。オレもこのDRAGON GATEのリングで、思いっきり目一杯プロレスがしてえんだよ! だからよ、必ずこのオレはこのリングに帰って来るからよ、オマエら、次はリングで会おうな。わかったか、バーカ! じゃ~な」【鷹木、T-Hawk、リンダ、パンチの話】
鷹木「試合に負けたけど、なんだこの気分は。問題龍が引き抜かれたんだったら、オレたち戦力アップじゃないか。今日は負けてよかったじゃねぇか。今日はいろいろ決まったな」リンダ「おい、CIMA、そして、Gamma、Gammaがまだケガ人で片腕一本で試合をするっていうのか。随分でかく出たもんだな。テメーがそんなんだったら、オマエらをボコボコにして二度と復帰なんて口を叩けないようにして、完全に引退に追い込んでやる」
パンチ「Gamma、テメーのせいでオレの人生メチャクチャなんだよ。また欠場に追い込んで病院送りにしてやるからな。憶えておけ」
T-Hawk「山村! オレに挑むなんて百億年早いんだよ。ガキがどの口聞いてるんだ! オマエはヴェルセルクが…いや、オレがぶっ潰すぞ!」
【問題龍の話】「まあよ、ルールでこうなっちまったら仕方ねえけどよ、正直、CIMAのあの気持ちは嬉しかったよ。アイツが首のヘルニアのことは一番わかってるだろうからよ。まあリング上でも言ったけどよ、オレも腐ってもDRAGON GATEのレスラーだからな。もう一度DRAGON GATEのリングで思いっきりプロレスをやるために首をしっかり完治させて戻ってきてやるからな。おい、いいか、オマエら楽しみに待っとくんだな。わかったか、バーカ。じゃあな。このオレがオーバージェネレーションの問題龍だ」
後楽園大会のメインは敗者となったユニットが勝者ユニットにメンバーを一人差し出すヘッドハンティングマッチでOVER GENERATIONと土井連合軍がVerserKと対戦するが、VerserKは登場出場する予定だったサイバー・コングが5日の大阪大会で頭部を負傷したため欠場、代役にYASSHIが起用された。
VerserKが奇襲で試合開始となるがOVER GENERATIONが反撃して富永を捕らえ、欠場中のGammaも加勢して竹刀で殴打する。
しかし山村のコーナーからの攻撃は鷹木がロープを揺らして阻止し、鷹木がイスで殴打してからVerserKが山村を捕らえるも、T-Hawkとのチョップ合戦で山村が引かずに押し切り、コーナーに振られるも、エプロンに逃れてからスワンダイブミサイルキックを発射する。
交代を受けたキッドは場外のVerserKにバミューダトライアングル、Eitaがパスタと続けて発射するが、CIMAが続こうとすると足を引っ張れて阻止され、T-Hawkがネックハンキングボムで叩きつければ、鷹木もクリフトを決めるキッドを持ち上げてリバースDDTで突き刺す。
VerserKは交代を受けた山村に再び捕らえるが、OVER GENERATIONがカットに入ってから逆にパンチを捕らえ、Eitaがイダルゴを狙うもリンダがカットすると、ここからVerserKがEitaを捕らえて、YASSHIのフライングビックヘッド、鷹木の背面式ダイビングエルボーの援護を得てからパンチがツーステップ式ムーンサルトを決める。
続けてリンダがコーナーも土井がカットに入ると、キッドはスーパーフランケンシュタイナーからEitaがトーテムキラーを決め、山村も続こうとするがパンチがカットしてVerserKがT-Hawkがウラジゴク、リンダがジャーマン、YASSHIがナイスジャマイカと畳みかける。
しかしCIMAがカットに入った対峙したところで、キッドがウルトラウラカンラナを決め、山村のハイキックを喰らったT-Hawkは突進したところでBTボムを決める。
そしてパンチが山村を羽交い絞めにしてから鷹木がパンピングボンバーを狙うとパンチに誤爆すると、これを逃さなかった山村がフィッシャーマンズバスターからのスターダストプレスで3カウントを奪いOVER GENERATIONが勝利となった。試合後にルールどおりにVerserKから一人引き抜くことになり、セコンドの問題龍が指名され、T-Hawkがリストラを通告したことで決定となり、またT-Hawkも山村との一騎打ちを要求、またGammaの4月の後楽園からの復帰も発表されリンダとパンチの要求で大阪06との対戦も決定となった。
そしてVerserKと助っ人の役目を終えた土井が退場後はCIMAが問題龍を引き抜いた理由を明かし、問題龍は首にヘルニアを抱えておりドクターストップがかかっていることを告白した。
最後は問題龍の告白という意外な結末となったが、VerserKも敢えて手放したのは問題龍の抱えている事情をわかってのことだったのかもしれない。せっかくベビーターンを決意した問題龍だったが首の治療のため当面の間欠場となる。
また最近急成長を遂げている山村はT-Hawkとのシングルも決定した。山村もT-Hawkとの戦いで一気に弾けることが出来るか?
あなたの水でしたか〜
マジで知らなかった
あの、断言するけど口は付けてないから。笑
確信犯だと、俺変態みたいじゃないか… https://t.co/8RtnzN6y3W
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年3月8日一応、潔癖なんで他人のペットボトルには絶対口付けない
誰か分からないかったし
傘かペットボトルを探してたら目の前にあったんで
冤罪だ! https://t.co/esfn2B8usd
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年3月8日畜生。
謎に変態扱いされてるわ。
腹立つなぁ〜
誰か冤罪の証拠写真とか持って無いんかよ
あー、むかつく。
リング上は弱肉強食。
リング外も常在戦場だ。
観に来てる客も気を抜くなよ…
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年3月8日爽やか代表の山村をこの髪型にしてやりたかったが、残念。
パンチの野郎、まだまだ修行が足りんな。
そうかそうか、俺のもとにいて幸せで良かった^_^
Tもリンダも張り切ってるね。
本当頼もしい。
パンチvsガンマの闘いは個人的にスゲー楽しみ。#dragongate pic.twitter.com/AkoA3OUzSf
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年3月8日DRAGON GATE 後楽園終了。
解説ラストはYAMATO選手です。問題龍選手とは同期、計り知れない歴史を感じました…。
GAORA無限大で20日20時からぜひ。
会場組+ニコ生を御覧いただいた皆様、ありがとうございました‼#DragonGate pic.twitter.com/V2Ak47hxfZ
— 市川勝也 (@katsupistols) 2017年3月8日問題龍のマイクでガチ泣きした市川さんにもらい泣き https://t.co/TONzVlIKMV
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2017年3月8日#後楽園ホール 終了!#超満員札止め御礼^ ^#nowplaying「#カーテンコール」#ハヤブサ#DragonGate #ProWrestling#GloriousGate2017 pic.twitter.com/HWxRQOL4Y3
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2017年3月8日 -
植木ポリスが吹本が仕掛けた残虐デスマッチを制して白星発進!
2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/QYlvokMQUX 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年3月3日3月8日 大日本プロレス「一騎当千~DeathMatch Survivor~」新木場1stRING 290人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
丸山敦 ○塚本拓海(8分50秒 片エビ固め)吉野達彦 ×青木優也
※フィッシャーマンズバスター◇第2試合◇
▼20分1本
○河上隆一 菊田一美(8分51秒 V1アームロック)橋本和樹 ×野村卓矢◇第3試合◇
▼30分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○星野勘九郎(8分50秒 トルネードクラッチ)アブドーラ・小林 バラモンシュウ ×バラモンケイ◇第4試合◇
▼30分1本
“黒天使”沼澤邪鬼 ○宮本裕向(5分13秒 逆エビ固め)高橋匡哉 ×佐久田俊行◇第5試合◇
▼BJW認定タッグ王座前哨戦/30分1本勝負
○橋本大地 神谷英慶 宇藤純久(10分27秒 片エビ固め)関本大介 岡林裕二 ×中之上靖文
※刈龍怒◇第6試合◇
▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Bブロック公式リーグ戦 TLC剣山デスマッチ/30分1本
[1勝1敗=2点]○竹田誠志(10分30秒 片エビ固め)×関根龍一
※Uクラッシュ【竹田の話】「関根龍一、しばらくやってなかったけど、まあテンパってたな。見りゃあわかるよ。バタバタバタバタだよ。これだけは言っておくぞ。1年365日、その半分以上いろんな会場でデスマッチやってるんだ。FREEDOMSも大日本も股にかけてデスマッチやってんだよ。そんな俺に敵うと思ってんのか? ちょこっと人数合わせで一騎当千出たからって調子に乗るなって。誰もがやりてえとか俺できるなとか、ちょっとデスマッチやりゃあ上いけんだとか思ってるかもしれねえよ。そんな甘いんだよ、コノヤロー! ここ(胸を叩く)がねえんだよ、コノヤロー。気持ちだよ。何やっても死なねえ心と、何やってやろうかというクレバーな頭。ここがねえとな、上には登れねえんだよ。アイツはどこで勝つんだ? 全敗か? まあいいよ、あんなのウォーミングアップにもなんねえよ。チキショー。でもよ、そのテンパりさが逆にわけわかんねえことやってきたから面白かったけど、まだまだ。ここから加速していくから。地方でも変わらずバカみてえな試合していくからよ」
【関根の話】「俺はBASARA、騎馬隊だ。俺は、抱えてるものがあるんだ。アイツらとも違う、抱えてるものがあんだ。絶対ここから勝ってやるよ!」
◇第7試合◇
▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Aブロック公式リーグ戦 凶器持ち込みデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]○植木嵩行(9分28秒 片エビ固め)[2敗=0点]×吹本賢児
※ホットプレートへのDDT【植木の話】「(ルアーが口に刺さったまま話す)オイ、吹本。いや、FREEDOMS! 大日本の植木嵩行が、勝ったぞ! どうだ、このあられもない姿。コテンパンにやられたけど、勝ったのは植木嵩行、俺だ。一騎当千、私植木嵩行は初戦だったっすけど、初戦でこの大金星と言っていいんじゃないですか? フリーダムズの吹本に勝ったってことは、俺にとってでかいですし、大日本にとってでかいです。そして血みどろブラザーズにとっては、でかいです。要するに俺が、でかいです。大日本プロレスをしょってる俺は、でかいです! 今後、一騎当千、見られる方もいらっしゃると思いますが、植木嵩行のでかい、この植木嵩行を、みんなに見てもらいたいです。俺はでかいんです。この勝利はでかいです。この調子で俺は、勢いづいてくんで、もっともっとこの狂気じみたデスマッチを、ワンワンやっていきたいと思います。ワンワンやっていきます、ハイ。これは、今後の植木嵩行にこうご期待ください。どうだ、見たか!」
【吹本の話】「クッソー! なんでやねん! 2連敗やってもうた。クッソー! きょうも俺の持ってきた凶器で、逆にやられてもうたやんけ。イッタ、クソ! おい植木、まだまだこれからやぞ。俺はな、ドブネズミやからな。なかなか死ねへんで。こっから、こっからや。こっからやぞ!」
◇第8試合◇
▼一騎当千~DeathMatch Survivor~Aブロック公式リーグ戦 蛍光灯スキャフォールドデスマッチ/30分1本
[2勝=4点]木髙イサミ(13分53秒 片エビ固め)[1敗=0点]×伊東竜二
※足場上でのダイビングダブルニードロップ(試合終了後)
イサミ「2年に一度の、この狂った季節が、やってきたぞー! 伊東さん、もう可能性としては決勝で当たるしかないですよ。デスマッチドラゴンが沈む姿なんて、誰も見たくないっすよ。俺もまだまだ飛んでみせますよ。もっともっと高いところから飛んでみせますよ。伊東さん、もっと高いところから潰しに来てください。(伊東と握手)この1勝を胸に刻んで誇りをもって、あとリーグ戦します。きょうはありがとうございました」伊東「イサミ、たしかにきょうは負けた。次会う時は決勝のリングで、3本勝負でやろうじゃないか」
イサミ「(足場上からマイク)それにしても、よく考えろよ。ひと月でリーグ戦を全部消化しなきゃいけないんだぞ、俺たちは。月に何回シングルするんだよ、デスマッチの。やっぱり、前も思ってマイクでしゃべった通り、大日本プロレスは、最高のバカだな! そんなバカに、10年以上も付き合ってる俺も、たいがいバカだけどな! ここまでな、付き合ったら、最後テッペン取るまでは、いやテッペンを取っても、俺が引っ張っていってやるよ。おい、Aブロックのヤツら、Bブロックのヤツら、そして小林聞いてるか!? オマエらにはぜってえ負けねえよ。俺の生き様懸けて勝負してやる! きょうは、どうも、ありがとうございました! 高いところから失礼しました!」
【イサミの話】「ちょっとね、途中途中で意識がもうろうとしているところがありますけど、とりあえず3カウント入ったというところは確信として覚えてますんで。それもね、こういう形式で伊東竜二から取れたというのは誇りに思いますし、誇りに思わなきゃいけないし。伊東竜二とシングルするのはそんな簡単なことじゃないんですよ。それは出会い方も含めて。伊東竜二とシングルするって、すげえことなんですよ。それを、ただAブロックに出ているだけで、ただリーグ戦にエントリーしているだけじゃない。何か、何か見せてやろうって、一つでも二つでもいい、何か見せてやろうってそういう思いのあるヤツが、こういうリーグ戦ひっくり返すんじゃないですかね。わかんなんですよ、それはもしかしたらドブネズミかもしれないし、ヘンテコポリスかもしれないし、わかんないっすよ。
でもね、そのなかにはね、俺みたいなヤツもいるというのを忘れないでもらいたいですね。ドブネズミに注目するもよし、変態ポリスに注目するもよし、デスマッチドラゴンに注目するもよし、ただね、アホ侍にも注目しろって言うんだよ。Bブロックの特攻ヤンキーも見とけっつうんだよ。俺たち見たら、もっと面白くしてやるから。
(鍵と思われた最初の2戦を乗り越えたが)まだまだ折り返しにも来てないですから。わかんないですよ。このコメント、リングで俺が言ったマイクを何人のデスマッチファイターが聞いてたかわからないし、このコメントも何人のデスマッチファイター、一騎当千に出ているメンバーが見てるかどうかはわからないですけど、当たり前に思ってるヤツから消えていくでしょうね。そういう過酷なリーグ戦だと思ってますよ。2年に一度の派手な祭りですけど、やっぱ勝負どころのお祭りと、ただ楽しいだけのお祭りとは違ってくるんで。デスマッチ・サバイバーでしょ? 生きるか死ぬか。俺、4回でてるんですよ。まだピンピンしてるよ。体はボロボロだけど、まだピンピンしてる。今回のデスマッチ・サバイバーは、最後残って生き残ってやるって。あと沼澤邪鬼の言った通り、小林さんに挑戦させてあげるよ。その気持ちは俺も変わらない。参加しなかったアイツのことは知らない。好きにやってればいいさ。俺たちが一騎当千で死に物狂いで面白いデスマッチ見せてやるから、デスマッチヘビー級チャンピオンは休んでたらいいさ。いいよ、お茶を濁しててくれ。俺たちが日本中でおもしれえデスマッチ見せてやるか覚悟しとけって」
【伊東の話】「初戦を落としてしまいました。リング上でイサミが言ったように、次アイツと当たるのは決勝…残り全部勝てばそのチャンスもありますから。死に物狂いで闘って、デスマッチドラゴン復活をまた迎えたいと思います。
(ここ最近負けが込んでいるが)そうですね。デスマッチファイターみんなの今回の大会に懸ける意気込みというのが、自分よりちょっと上回ってるのかなというのはありますけども。自分も負けが込んだなかで、やり返してやらなきゃいけないという気持ちもあるので。“これから”を見ててください」
新木場大会の第7試合では植木が吹本と対戦し植木が大根おろしで使う卸金を持ち込めば、吹本はFREEDOMSで使用される釣り用のルアーを持参、植木が奇襲で開始となり、卸金の角、そして額を大根おろしのようにこすりまくって吹本を流血に追い込むも、リングに戻るとイスでの殴打をかわされると、吹本が卸金を奪い植木の額や腕をこすりまくるだけでなく、ルアーを植木の上下唇に装着してからバックドロップ、更にルアーを引っ張り捻る残虐攻撃を展開して館内からブーイングが飛び交う。
口が血だらけになった植木は敬礼ロケットで反撃し、大量の卸金をリングにばら撒いてバックフリップからテーブルをコーナーにセットしスピアーでテーブルごと貫通させる。
植木は敬礼式ダイビングヘッドバットを投下するが自爆となると、吹本は電源の入ったホットプレートを投入し卵を焼いてから植木をつけて火傷させ、植木は反撃して敬礼式倒れこみヘッドバットを投下もかわされホットプレートに直撃し、吹本もセントーンを投下するがこれもホットプレートに直撃、最後はホットプレートの上でのDDTで3カウントを奪い、公式戦初勝利を収め、試合後もルアーが装着したままで卵焼きを食べるなど意地を見せつけた。
吹本はFREEDOMS流のデスマッチスタイルで今回も大いに沸かせたが、最後は自ら持ち込んだホットプレートが仇となって敗戦、自らのスタイルを持ち込んでの2連敗は痛すぎる。また植木はよく耐え抜いただけでなく意地までも見せつけた。メインの伊東vsイサミは序盤は静かなグラウンドの攻防からスタートも、イサミが蛍光灯での一撃から先手を奪い、切っ先で伊東の額をえぐるだけでなく、蛍光灯でのサッカーボールキックを浴びせるが、伊東は蛍光灯を持つイサミに踵落とし、蛍光灯で一撃し切っ先でイサミの額をえぐり、ロープの蛍光灯に思い切り被弾させて流れを変える。
伊東はムーンサルトプレスから蛍光灯をマット中央に置いてのボディースラム狙いは、イサミが堪えて逆に河津落としを決め、無数のイスの上でもう1回決めてから、蛍光灯の上でもう1ボディースラムで投げる。
イサミは場外へ伊東を出すとトペスイシーダを発射、そしてイスを持ったまま足場への昇ると、伊東もイスを持ったまま追いかけてイスチャンバラを展開、伊東は足場へのノーザンライトスープレックス、だがイサミは蹴りで伊東を足場から落とすと足場からのダイビングボディーアタックを発射、イサミは蛍光灯ごとダイビングダブルニーから勇脚を狙うも、ガードした伊東はナックル、イスを三脚縦に並べてからの雪崩式ブレーンバスター、ドラゴンキッカーとイサミを追い詰めていく。
伊東はイサミに蛍光灯束を抱かせてからドラゴンスプラッシュを投下すると自爆となり、それでも伊東はイサミのヨーロピアンクラッチを凌いでから蛍光灯束で殴打し、足場からのドラゴンスプラッシュを狙う、しかし追いかけたイサミは足場からの雪崩式フランケンシュタイナーを敢行してから、足場からダッシュしてのダイビングダブルニーで3カウントを奪い勝利を収め公式戦2連勝となった。
セミが凄惨な試合でインパクトが大きかった分、メインはどうかと注目されたが、足場の使ってのダイナミックな試合をしたことで、大きなインパクトを残した。またセミ前の竹田vs関根は関根の奇襲から試合開始となり、関根は竹田を剣山ラダーに叩きつけるが、竹田も関根を剣山ボードに叩きつけてやり返し、関根の額に剣山が刺さる。
竹田は倒れる関根の上に剣山ボードを乗せてイスでメッタ打ちにすると、バケツ盛りの剣山をマットにばら撒いて、その上にボディースラムで投げるが、ソバットで反撃した関根は剣山を竹田の額に刺したままでチョップの連打でえぐり、肘でグリグリえぐる。
劣勢の竹田は剣山ラダーへのブレーンバスターを狙う関根を逆にサイドバスターで叩きつけ、竹田は串刺しニー、イスをかざしての低空ドロップキック、剣山ラダーでプレスと猛ラッシュをかけ、剣山ラダーめがけてパワーボムを狙うが、凌いだ関根は逆にカミカゼで叩きつける。
関根はバックドロップ、竹田の背中にサッカーボールキックから稲松三郎譲りの36ハンマーを決めるが、竹田は剣山が刺さったままの額でヘッドバットの連打、ロッポンキボ!関根の上にイス盛り、剣山ラダーの上からのローリングセントーンと畳みかけ、最後はUクラッシュで3カウントを奪い公式戦初勝利を飾った。記者会見からの一騎当千、二試合目。伊東さんになんとか勝つことが出来ました!
— 木髙イサミ (@isami_777) 2017年3月8日新木場大会終了❗
ドブネズミ野郎から勝ったし❗
だが結局のところ、私の凶器より吹本さんの凶器がインパクトでかかったすよね
でも私の狂気もこの一騎当千でデカクなると信じてんで、またヤりたいっすよ
そん時は『"大"日本プロレス』の名に恥じんレスラーになりますから!
#bjw pic.twitter.com/GpZYWlsOv4
— 植木嵩行a.k.a.後楽園3.30チン (@blackbu18515564) 2017年3月8日大日本新木場しゅーりょー!
一騎当千とりあえず1勝。
まだまだ物足りねー。
今日は追加点。
もっとバカになる。
今週からは巡業スタート。地方各地で暴れたいと思います。やったるわい! pic.twitter.com/bXsnqyaUAF
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2017年3月8日 -
ロン・バス
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年3月3日全日本プロレスで活躍したロン・バスさんが死去した、享年68歳
ロン・バスさんは初来日は1979年の国際プロレスでラッシャー木村の保持するIWA世界ヘビー級王座に挑戦したが、1982年からは全日本プロレスに参戦、ジョージアで抗争を繰り広げていたスタン・ハンセンとウマが合ってブルーザー・ブロディが来日していないときは、正パートナーとなり、ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田組からインターナショナルタッグ王座を奪取、5日後には馬場&鶴田組奪還され、5日天下となったものの、超獣コンビには成しえなかった偉業でもあり、ハンセンにしてみれば全日本ではブロディ、テッド・デビアスに次ぐ安心して組めるパートナーだったのかもしれない。
その後ばったりと名前を聞かなくなっていたが、アメリカ各地にも転戦。WWFにも登場して、近年は引退していたものの、エキシビジョンマッチで試合を行っていたという。
ご冥福をお祈りします
全日本プロレスと国際プロレスに来日したロン・バスさんが亡くなったそうです。享年68歳このところ昭和で活躍した外国人レスラーの訃報が多く気が滅入ります。83年4月12日松山でハンセンと組んでインタータッグ王座奪取。ご冥福をお祈り致します。
— 飛龍革命 (@txmhg018) 2017年3月8日 -
オカダがタイガーマスクWの秘めた狂気を引き出して勝利!
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— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年3月3日3月6日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents 旗揚げ記念日」東京・大田区総合体育館 3896人超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○中西学(7分11秒 アルゼンチンバックブリーカー)×岡倫之◇第1試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○YOSHI-HASHI 邪道 外道(8分47秒 バタフライロック)鈴木みのる デイビーボーイ・スミスJr. エル・デスペラード ×TAKAみちのく◇第2試合◇
▼20分1本
ケニー・オメガ ○バットラック・ファレ 高橋裕二郎 タマ・トンガ タンガ・ロア(11分16秒 エビ固め)真壁刀義 永田裕志 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×デビット・フィンレー
※グラネード◇第3試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○金丸義信 タイチ(12分32秒 片エビ固め)[第49代王者組]ロッキー・ロメロ ×バレッタ
※ハイボールW
☆ロメロ&バレッタが2度目の防衛に失敗。金丸&タイチが第50代王者となる【金丸、タイチの話】
金丸「おう、言った通りだオラ。結果見えてんだよ」タイチ「俺とノブだったら当たり前の結果だ。最初から(このチームで)いけばよかったよ。意外と遠回りしたな。見ての通りだよ。俺らみたいに毎日飲んで絆深めてる俺らはちげえよやっぱり。分かったかテメエらとの違い。いいか、これから始まるぞ。新日本ジュニア総ナメだ。まずここから、スーパージュニア、シングル、全部俺らが、全部俺らが制圧してやるよ。こっからだ。こんな簡単に獲れちまってよ。(体は)何ともねえよ。(金丸の体を見て)汗もかいてねえよ(笑)」
金丸「汗もかいてねえよオイ。どういうことだよ。終わった後、なんか二人来たけどよぉ、ああ?誰でもいいよ」
タイチ「入ってくればやれると思ってんのか、オマエら。やるわけねえだろ、お? 久しぶりに俺ら日本人タッグチャンピオンになってよ、『じゃあ俺らも日本人タッグチャンピオンなろうぜ』って? オラ、マネすんじゃねえよ。(報道陣に)オイちゃんと書いとけよ、俺ら何年目だ、日本人タッグチャンピオンなったの」
金丸「しっかり書いとけよ!」
タイチ「オマエらが来たって遅えんだよ。オマエらが日本人タッグチャンピオンになれなかったの何でだ? テメエらは仲悪いんだよ全員」
金丸「俺らみたいに絆がねえんだよ」
タイチ「確かによ、邪道外道、アイツらの絆は認めてやるよ。ただ今さら出てくるアレか? ジジイだろ二人とも。老いぼれが出てきて何がやれるんだ今頃。アイツらの仲のよさは認めてやるよ。兄弟、なあ。だから何だよ。遅えんだよ。俺らより仲がいいよって、俺らより絆が深いよっていうタッグチームいたら、見てみてえもんだな。ま、どこともやんねえけど。邪道外道よお、タカタイチ興行イン・ブルーフィールドだったらやってやるよ(笑)。待ってるぞ、バーカ!」
【ロメロ、バレッタ、外道の話】
ロメロ「やられちまった、ゴメンゴメン」外道「大丈夫か?」
バレッタ「鈴木軍はいつも反則ばかりで勝ってるじゃないか!」
ロメロ「アイツら、俺たちのベルトを奪いやがった! 許せねえ!」
外道「オマエらさえよければ、俺と邪道で鈴木軍に挑戦したい」
ロメロ「大丈夫だ。CHAOSはブラザーだから。オマエらがベルトを獲ったら、今度は俺たちのターンだ」
外道「OK。CHAOSはブラザーだからな」
ロメロ「ベルトを取り返してくれ!そしたらCHAOS対CHAOSでタイトルマッチだ!(帰りながら)少し休みたいんだけど」
バレッタ「ダメだね」
◇第4試合◇
▼ブリティッシュヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○ザック・セイバーJr.(12分36秒 片エビ固め)[王者]×柴田勝頼
※PK
☆柴田が防衛に失敗。ザックが新王者となる【鈴木、ザック、タイチの話】
※鈴木軍が揃って、コメントブースに引き揚げてくる
鈴木「焦んなって。ちょっと待て」※ザックがコメントブースに戻ってくる
鈴木「コッチだ。(※記者陣に向って)は・く・しゅ!」ザック「ヘイ、俺に拍手はないのか?」
鈴木「気分はどうだ?」
ザック「最高。(※床に置いたベルトを指しながら)金と銀のベルトを見ろよ。俺はこれをもっと獲る。言いたいことは1つだけ。今、シバタに、俺は簡単に勝った。俺の次の目的は、ゴトー。俺は柴田の友だち、ゴトーとやりたい。俺はゴトーとやる!」
鈴木「オイ、何勝手に終わったことにしてんだよ。新日本。だから言ったろ?どんな手を使っても、1つずつ、1つずつ、すべて、かき集める。全部って言ったら、全部だ!覚悟しとけよ、新日本!俺たち鈴木軍」
全員「イチバーン」
タイチ「もう(ベルト)5本もあるぞ。早ぇな」
【柴田の話】「今、なんか、失ったものがベルトだけじゃない、そんな気分で……。去年から散々、イギリスに行って。ザックと試合をするたびに、感じるもの、通じ合うもの。闘った中で会話してる。勝手に俺の中で、ザックだけが、友と呼べる存在だと思ってたんですけど、それすらも失った。そんな気分です。俺たちの、俺とザックの、1対1の闘いだと思って、何も邪魔されることなく、日本で俺が去年からやってきたこと、試合で見せられると思ったら、そうもいかず。結局、海賊の親分の手のひらの上。そんな気分だよ、今。あークソ……。悔しい。なんか、今まで味わったことのない悔しさ。なんだこれ、屈辱? まあ、プロの世界なんで、向こうが1枚上手だった、ただそれだけのことだけど、俺にとって、今回奪われたものは、果てしなくデカい。後楽園でタッグで当たって、いざ鈴木みのると1対1。そんな舞台が整ったと思ったら、ここに、こういう形で繋がってたとは思わなかったよ。すべては、1つ。道はすべて繋がってる。改めて、そんなことを感じた一戦でした。俺からは以上です」
◇第5試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]天山広吉 ○小島聡(12分28秒 片エビ固め)[第73代王者組]×矢野通 石井智宏
※ラリアット
☆矢野&石井が3度目の防衛に失敗。天山&小島が第74代王者となる【天山、小島、永田、中西の話】
※永田、中西に祝福されながらテンコジが入ってくる。
天山「なんなんやろうね、これね、やっぱ(永田と中西の)二人が背中を押してくれたっていうか、なんちゅうのもう、いつも以上にこのタイトルマッチ、やらないかんなって。昨日一昨日って、そういう展開で挑戦できて、ベルトまで獲って、棚からぼた餅ちゃうけども、すーごい最高ですよ!いつチャンスが回ってくるかって、何年も挑戦もしてなかったし、ここで挑戦って決まったときは、ここ一発で取らないとまたチャンス巡ってこない。そう思ったっすね。でも本間君の負傷があって、こんな形でチャンスもらったっていう、うれしいような悲しいようなね。でも本間君がまた近いうちにカムバックして、そのときはまたこのベルトを持ってる俺らにどんな反応するか、楽しみですけど、とにかく、本間君には早く新日本のリングに帰ってきてほしいなって」※ここで中西、永田を交えて4人で写真撮影後
天山「(IWGPタッグ戴冠は)何年ぶりやの? 忘れてもうたわ。(3年4ヶ月ぶりと聞かされ)そんな……。めっちゃ長い感じするね、やっぱり。もっと昔の出来事のような。今日またこのベルト獲って、この後どうなるか。自分自身楽しみですよ。こっからまた引っかき回して、新日本プロレス、タッグチャンピオンとしてやりたいっすね、しっかり。ありがとうね、永田」永田「おめでとう!」
天山「彼ら二人が檄を飛ばしてくれてね、それに応えることができて、最高でした。ホンマありがとう!なあコジ!」
小島「ありがとうございました!」
――試合中、こけしが出る場面もありましたが?
小島「こんな言い方していいのかわかんないけど、このベルト今回獲って、うれしいとか喜びとか、ありません。それはやっぱり本間のことがあるから。俺らはこのベルトを本間が帰ってくるまで守りたいと思ってる。それがこのベルトを獲った俺と天山の使命だと思ってる。その使命感だけは強く持ってやっていきたい。今日応援してくださった皆さんのためには、ベルトを守るという、その使命感でいっぱいです。喜びとかうれしさとかは、正直言ってありません。今回こういう経緯でベルト挑戦できたので。ただ、ある意味3日前、沖縄大会で、誰が3日後にテンコジがベルトを持ってると思いましたか? たぶん誰一人、世界中の誰一人として、いなかったはずだ。なぜなら、オレと天山も、持ってると思わなかったんだ。な、そういう面白さがプロレスにはある。ホントに一寸先は闇だ。どんなことがあるかわからない。本間のケガもそうだし、俺と天山が挑戦したこともそう!そして、俺と天山がベルトを獲ったこともそうだし、いろんなこと、サプライズばっかりだけど、それがプロレス人生の面白さだと思って、これからもまた頑張りたいと思います。ありがとうございました!」――やっぱり真壁&本間組の挑戦を受けたい?
小島「本間がこれを見て悔しいと思ってくれることを信じて、俺と天山のベルト姿を見て後悔してることを信じて、悔しがってる気持ちを信じて、それまで頑張って持ち続けたいと思います!」◇第6試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 SANADA EVIL BUSHI(11分44秒 エビ固め)棚橋弘至 マイケル・エルガン ×ジュース・ロビンソン KUSHIDA
※デスティーノ◇第7試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第76代王者]○高橋ヒロム(17分42秒 片エビ固め)[挑戦者]×田口隆祐
※TIME BOMB
☆ヒロムが2度目の防衛に成功(試合終了後)
ヒロム「オイ、次の挑戦者まだかよ? こうしてリングで待ってやってんだ。おい、このベルトほしくねえのか? ああ? 俺に負けるのがそんなに怖いか? 新日本プロレス、俺に刺激的な敵を、もっと、もっと、もっと、もっと、もっとー!(と「もっと」連呼、入場口にKUSHIDAが登場。)」KUSHIDA「ヒロム! たしかにオマエが海外から返ってきて、ジュニアがおもしろくなってきたよ。前回、悔しい思いをしたここ大田区で、大田区出身のKUSHIDAが、このベルトに挑戦表明してやる。監督の敵は俺が打つ!」
【ヒロムの話】「KUSHIDA! KUSHIDA! KUSHIDA! この、新日本ジュニアからの挑戦者、おまえしかいないのか? ハハッ、笑っちゃうよ。みんな俺に負けるのが怖いのかなあ。まあ、わからなくもないよ。でもさあ、KUSHIDA! 俺に負けたこの3ヶ月の間、お前何してた? お前はチャレンジャーの資格あるのか? ああ、いいよ。挑戦するなら挑戦するでいいけどさあ、おまえ、俺に一回負けてるの覚えてるかあ? 次、もし、負けたら…その恐怖心は、その恐怖心は、おまえにはないのかなあ? KUSHIDA、いいよ、挑戦させてあげるよ。その代わりぃ!次、次ぃ!負けたら、おまえは終わりだぞぉ!わかるか、俺の言ってる意味がわかるかぁ? 次!KUSHIDA、俺の、俺のベルトに挑戦してきて、負けたらぁ…ホントに終わりだ!その覚悟があるなら、このベルトに挑戦してこい。俺は待ってるぜ。その代わり、俺を!もっと!もっと!もっと!もっとぉ!過激に!もっと!もっとぉ!たーのしませてくれよな! ハハハハハハ!
……あ、それから、田口さぁん。あなたに、怒れって言ってた意味が、わかりました? 俺は、絶対にこのベルトを防衛したかったんすよ。でも、今の田口さんは恐ろしい存在だってことが自分でも分かってましたから、俺はアンタを怒らせて、昔の田口隆祐を出させたかったんすよ。昔の田口隆祐なら攻略は簡単だと思ったから、ずーっと、試合前まで、怒れ怒れ言ってたんだよ!まんまと、まんまとあのバカ引っかかりやがった!ハハハハハハ! 全ては、全てはさあ、俺の頭の中に戦略、描かれてたんだよ最初から! 惜しかったねえ田口さん。あのまま自分を貫き通してたら、ギブアップしちゃったかも。ハハハハハ!俺の方が少しだけ、インテリジェントだったってことですかね。ハハハハ!ハハハハハ!ハッハハハハァ!(高らかに笑いながら去る)」【田口、KUSHIDAの話】
※田口がコメントブースに登場、息を切らして座り込む。
田口「駆けてましたでしょうか…駆けてましたでしょうか…天高く…飛んでましたでしょうか…高橋ヒロムの足元にも届かなかったかな…? そんな印象…。俺は…壁まで…生死をかけて…戦えるように…頑張ります…。せっかくいい勢い、いい調整ができて闘えたので…このままの勢いで…2ヶ月後に開幕する…『SUPER Jr.』…このままの勢いで…いや、これ以上の勢いで…去年準優勝…今年は優勝できるように…。ヒロム…いや、高橋ヒロムさんという強敵が現れましたんで…今年の『SUPER Jr.』は…ますます面白く…なってきました…。
TIME BOMBER…TIME BOMBERは…こんなにあっさりパクられるとは…思わなかった…。TIME BOMBERは…高橋ヒロムさんにお譲りしますよ…。僕からのプレゼント…凱旋祝い…TIME BOMBER…どんどん使って…もっと上に行ってください…。そして僕は…もっともっと高みに行って…また…挑戦しますよ…。タグチジャパンも、まだまだ続きますよ。侍ジャパンも…頑張ってください…。(起き上がる)タグチジャパンは…侍ジャパンを応援しています! ありがとうございました」
※田口が帰るところにKUSHIDAが登場)KUSHIDA「(田口に)お疲れ様でした。ヒロム!お前はこう言うだろうなあ。もっと!もっと!もっと!俺を楽しませろと。どのツラ下げて言ってんだ!顔じゃねえんだよ!楽しませるつもりは俺は一切ないから。東京ドーム、一回俺に勝っただけで、俺を超えたつもりか? 自分の明日は、俺が自分で決める。次の挑戦者は、俺だ!」
◇第8試合◇
▼NJPW旗揚げ45周年記念試合/30分1本
○オカダ・カズチカ(27分3秒 片エビ固め)×タイガーマスクW
※レインメーカー(試合終了後)
外道「アニメから飛び出して来たヒーローでもよ、レインメーカーを止めることはできねぇ! たとえそれがよ! 『NEW JAPAN CUP』の優勝者であろうと、もう! 2度と! 誰1人、レインメーカーを止めることはできねぇ! 何でかわかるか、オイ!?(※場内騒然) …レェ~ベェルが違うんだよ、コノヤロー!(※大拍手) 創立45周年記念大会の最後はよ、もちろん、この男の言葉で締めてもらおう。完全無欠のIWGPヘビー級チャンピオン、“レインメーカー”オカダ・カズチカだ(※大拍手&『オカダ』コール)」オカダ「みっつ、言わして下さい。ひとーつ! 新日本プロレ45周年、45歳の誕生日おめでとう(※大拍手)。ふたーつ! タイガーマスクW(ダブル)、もう覚えた(※場内笑)。みんな、ワクワクしたでしょう?(※大拍手) 楽しかったでしょう?(※大拍手) またやりたいねぇ。まあ、現実もいいけど、みんな『タイガーマスクW』、アニメも見てね!(※場内笑&大拍手) みっつ! 『NEW JAPAN CUP』…のことはいいや。特にありません!(※大拍手)…と、言いたいところだけどな、この俺がいる限り、新日本プロレス、50周年、55周年、60年……100年、1000年……言いすぎかな!?(※場内笑) ま、そのあいだ、俺がいる限り、新日本プロレスにカネの雨を、しっかり、降らしてやるからな。新日本プロレスはな、永遠に不滅です(※大歓声)。というわけで! 俺がいる限り!! ここ新日本プロレスに!! カネの雨が降るぞーー!!(※大歓声)」
【オカダ、外道の話】
――自ら指名して闘った試合でしたが?
オカダ「自分で指名しておいて、言うのもアレですけど、キツい闘い、ここまでやるとは思ってなかったです」――この歴史的な日に、自分の強さを示したことについては?
オカダ「この旗揚げ記念日のメインは、どのメインもそうですけど、やっぱり強い者が、チャンピオンが、立つリングだと思ってますので。まぁ僕しかいないでしょ。今、この旗揚げ記念日、新日本プロレスの代表は、僕しかいないでしょ」――リング上では、『NEW JAPAN CUP』に関して、「特にない」とのことでしたが?
オカダ「次のシリーズは、『NEW JAPAN CUP』。僕、普段あんまりリーグ戦、トーナメント見ないんですけど、今回は毎日公式戦あるみたいなので、一試合、一試合、余裕をもって、楽しみながら、見させてもらおうかなと思います」――「新日本プロレスは永遠です」とリング上で言っていたが、どういう思いで?
オカダ「僕がいれば、新日本プロレス……、もうずっと前から、それこそ40周年の時から言ってますよ。俺の名前だけで、新日本プロレス食わせてやるようにしてやる、って言ってますんで、それを実行するだけです」――改めて、タイガーマスクWの実力は?
オカダ「危険な技だけでなく、一発一発蹴りも鋭いですし、技も的確にきてたので。僕もここまで長く闘うとは思ってなかったですから。苦戦しました」――再戦については?
オカダ「Wがその気があって、ここまでの闘いをして、それで終わりならそれでいいし、目指すものがあるなら、俺はその目指すもの持ってますので。目指してきてもいいんじゃないかなと思います」――3年前の旗揚げ記念日のメインも、オカダ選手が勝って、今回も勝利で締めた。特別な思いは?
オカダ「さっきも言ったように、新日本プロレスの代表が、アイコンが、立つべき場所だと思いますので、僕しかいないでしょ。他のヤツは良いのか?とは思いますけどね。そのままで良いなら、そのまま、楽な生活、楽なレスラー人生を送ってくれ。ただ、俺こそが、旗揚げ記念日でも、東京ドームでも、どこのメインイベントでも、立ちたいって言うんだったら、『NEW JAPAN CUP』優勝して、この俺に挑んできたらいいと思います」――「ワクワクする試合をしたい」と言っていましたが、自分の指名したカードで超満員札止めになったことについては?
オカダ「単純に、僕も、ワクワクした試合、1月ケニーとやって、2月鈴木さんとやって、僕自身がワクワクするような試合を、楽しめるような試合をしたいなと思っていただけで、それがお客さんにも伝わったと思うんですけど。ワクワクだけじゃ、楽しいだけじゃ、終わらない一戦でした。キツかった。強かった。俺ほどではないけど」外道「いいかな?」
オカダ「アニメのことはいいですか?」
外道「最後、一言言っときなよ」
オカダ「この闘いをしっかり、アニメでも再現してもらいたいな、と」
――アニメ化しますか?
オカダ「アニメ化というよりも、この試合を見て、『タイガーマスクW』みんな見るでしょ。興味を持ってもらえたと思いますし、アニメでもぜひ、オカダvsタイガーマスクW、やってもらって。アニメと実際のプロレス、どっちが面白いか、そこでも勝負しましょうよ。今日の試合、何分ですか?」――27分です
オカダ「27分。テレビちょうど良いじゃない。再現してもらいましょう。ありがとうございました」今年で45周年目を迎えた新日本の旗揚げ記念日のメインはオカダの指名でタイガーWとのシングル戦となり、今回はノンタイトルということで30分1本勝負で行われた。
序盤はグラウンドの攻防からドロップキックは相打ちになるも、オカダがタイガーWをコーナーに据えて下からのドロップキックで場外へ追いやると、鉄柵外へ出してからリング下をダッシュしての鉄柵越えボディーアタック、リングに戻ってからはジャベなどで首攻めを展開する。
スタミナをロスしたタイガーWだったがフライングクロスチョップからミドルキックの連打、フランケンシュタイナーで流れを変えると、場外へ追いやったところでタイガーWがバミューダトライアングルを発射、リングに戻ってスワンダイブ式ミサイルキックを放つなど流れを変えたかに見えたが、オカダはエルボーからDDT、飛び起きたところでランニングエルボースマッシュと放っていくが、タイガーWは打点の高いドロップキックで応戦してタイガードライバーを狙うも、オカダはリバースネックブリーカーを決め主導権を渡さない。
オカダのドロップキックを自爆させたタイガーWはその場飛びムーンサルトを投下するも、オカダも丸め込み合戦からレッドインクで捕獲、再びスタミナを奪ったところでダイビングエルボードロップからレインメーカーを狙う。
しかしかわしたタイガーWはジャーマンで投げると、ソバットコンポ、パワースラムからセカンドロープからのムーンサルト、ハイキックでダウンを奪うが、タイガーWもスタミナをロスしているせいかダウンして追撃できない。
エルボー合戦からオカダがエルボースマッシュを放っていくが、オカダはタイガーWを足蹴にするように何度も蹴りつけると、タイガーWに狂気が宿りナックルを浴びせて蹴りつける。レフェリーが制止に入るとタイガーWは突き飛ばすが、これを逃していなかったオカダはジョン・ウーを発射、ナックルを浴びせるタイガーWにドロップキックを放つ。
オカダは再度レインメーカーを狙うが、かわしたタイガーWはレインメーカー式ハイキックを浴びせ、腕を掴んだままでハイキックの連打を浴びせるとシットダウン式ラストライドから、コーナーの競り合いでタイガーWがエプロンに出されると、タイガーWは飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、堪えたオカダは雪崩式ツームストーンパイルドライバーを狙う。しかし前へ着地したタイガーWはオーバーヘッドキックを発射、雪崩式タイガードライバーを敢行してからタイガーラストライドを狙うも、着地したオカダはレインメーカーを炸裂させる。
腕を離さないオカダはレインメーカーを再度炸裂させるが、もう一発はかわしてタイガーWがオーバーヘッドキック、しかし旋回式ダイビングボディーアタックをキャッチしたオカダはジャーマンからのレインメーカーで3カウントを奪い勝利を収めた。試合後はオカダはタイガーWに手を差し伸べるもタイガーWは払いのけ、再度組み合おうとするが意識が飛んでいるのか倒れてしまい、オカダが大会を締めくくった。
本音で言うと良い意味で期待を裏切ってくれた試合、今回はアニメのキャラ相手に相手するのか、華試合ということでフルタイムに終わるのではという声もあった、しかし内容的にはオカダがタイガーWではなく正体である"I"の良さや狂気をギリギリまで引き出して勝利、堂々のエースぶりを見せつけた。
しかし今年に入ってからのオカダは常に自分のペースを保つ安定した試合運びぶりから、ケニー戦、鈴木戦といい相手の良さをギリギリまで引き出して勝つというエースらしいスタイルに変わりつつある。昨年10月の丸藤正道戦が一番の契機になったのか、エースらしい試合をすることで評価を受けつつある。セミのIWGPジュニアヘビー級選手権は挑戦者の田口が素早く足を奪ってアンクルホールドを狙うなどして牽制するが、ヒロムもロープワークの攻防で掟破りのヒップアタックを放つなどして逆に牽制、しかし断崖式エビ固めを雷電ドロップで押し潰した田口はエプロンダッシュのミサイルヒップを発射し、リングに戻ってもアンクルホールド狙いを見せ球にして腿パットを放っていくも、ヒロムはヒップアタック狙いをアトミックドロップで迎撃してから腰攻めを展開、田口が場外の転落してもエプロンダッシュのドロップキックで追撃するなど形成を逆転させる。
リングに戻ってから腰にランニングニー、逆片エビ、掟破りの腿パットから腰クネとかつての田口ムーブで挑発するが、、田口はトペレセルサ式ヒップアタック、串刺しヒップアタックの連打、ギタってスライディングヒップアタックで流れを変え、ブルーサンダー、アンクルホールド狙いはヒロムが逃れ、突進したところでスパインボム、サラマンダーから張り手合戦になると、田口の表情が変わり張り手の連打だけでなく蹴り倒すなどシリアスな攻めへと変わる。
田口はどどんからオーマイ・ガー・アンクルで捕獲すると、延髄斬りからブレーンバスターの体勢から前へ投げ、ハイフライフローはヒロムは剣山で迎撃するとコーナーへフロントスープレックス、TIME BOMB、コーナーへのデスバレーボムからTIME BOMB狙いは田口がアンクルホールドで切り返し、ヒロムが張り手も田口は飛びつき腕十字からアンクルホールドへ移行するなどヒロムを追い詰める。
田口は投げ放しタイガースープレックスから新技タイムボンバーを炸裂させると、どどんジエンドを狙うが、回転エビ固めで切り返したヒロムがラリアットを決め、最後はコーナーへのデスバレーボムからのTIME BOMBで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後には挑戦者を募るヒロムに前王者のKUSHIDAが登場して再戦の権利を行使した。
内容的には序盤は田口が余裕で試合を進めて行くも、張り手合戦から途端にシリアスとなり厳しい攻めを見せたことで違う一面を見せたが、最終的にはヒロムに振り切られてしまった。IWGPタッグ選手権は王者組が真壁、本間組の代わりに挑戦した天コジを分断し、小島を捕らえて先手を奪うが、天山が石井に頭突き、マウンテンボムで流れを変え、小島もいっちゃうぞエルボーは阻止されるも、本間の魂が宿ったかのように石井に小こけしを投下して流れを変える。
終盤には乱戦となり矢野が急所打ちから石井のラリアット、矢野が丸め込みと連続技で小島を追い詰めるが、天山が間一髪カットし、ならば矢野は天山にシーソーホイップから石井がラリアットを狙うも、天山もこけしロケットで石井を迎撃してから、小島が矢野にラリアットで3カウントを奪い勝利を収め、約3年ぶりに王座に返り咲いた。ブリティッシュ選手権は序盤は静かなグラウンド中心の試合となるも後半からザックがジム・ブレイクス・アーム・バーで追い詰めにかかり、柴田のジャーマンに対しザックはジャパニーズレッグロールクラッチ、柴田のスリーパーをヨーロピアンクラッチで丸めこむ。
ザックのPKをキャッチした柴田はジャーマンで投げスリーパースープレックスで投げたところで鈴木が乱入、柴田は構わず12年前を忘れていないということで逆落としで投げてから鈴木に襲い掛かる。しかしそこでスミスも乱入すると鈴木が柴田をスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーで突き刺し、鈴木の指示を受けたザックがPKで3カウントを奪い王座を奪取するだけでなくザックも鈴木軍入りとなった。
NOAHを主戦場にしていたザックは鈴木軍とも渡り合っていたが、おそらく黒幕は同じイギリス系のスミスか、柴田は鈴木の仕掛けの前にしてやられる結果となった。IWGPジュニアタッグ選手権は鈴木軍ジュニアが奇襲でスタートし、ロメロを捕らえて主導権を握るも、ロッポンギは連係で反撃し金丸を捕らえコンタクトキラーを決める。しかしストロングゼロ狙いは、セコンドのあべみほさんからベルトを手渡されたタイチが一撃してカットすると最後はハイボールWを決めて3カウントを奪い王座奪取、試合後は邪道、外道が現れ挑戦をアピールした。
最後に3月4日の沖縄大会で負傷した本間朋晃の近況が三沢威トレーナーより報告され、症名を「中心性せき髄損傷」と発表したうえで、命に別条は無く、手足に麻痺が残る状態ながら良化がみられることが明かされた。日常生活にはすぐ戻れそうだが、後はレスラーとして復帰するまでどれくらい時間がかかるか・・・
3年半ぶりにIWGPタッグ王者になりました‼
コジ、ありがとう(*^▽^)/★*☆♪ pic.twitter.com/DLTMxGe4yi
— 天山 広吉 (@TENZAN323) 2017年3月6日大田大会、終了。
テンザン、ありがとう。
応援して頂いたファンの皆様、ありがとうございました。
あと…本間、早く元気になれよ。早くしないと、俺がこけし、使っちゃうぞ(ウソ)? https://t.co/uqt0zH8dOh
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年3月6日Welcome SUZUKI GUN !!! https://t.co/xaIKms472B
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年3月6日Welcoming @zacksabrejr to Suzuki Gun! White wearing British Brothers celebration
— Davey Boy Smith Jr. (@DBSmithjr) 2017年3月6日#clearlyonshakes habushu and Maca! pic.twitter.com/thrPKDGQS1
— Davey Boy Smith Jr. (@DBSmithjr) 2017年3月6日今夜はハイボールWで勝ったから…
ドライゼロ。。。 pic.twitter.com/LkOyCmhJ6p
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2017年3月6日ハイボールWで勝ったしな
よし、今日は
日本酒だ! pic.twitter.com/jXYvUVrpSj
— タイチ (@taichi0319) 2017年3月6日快感っ@njpw1972 #njpw #NJPW45th #IWGP #ノブタイチ pic.twitter.com/CX7KZqGcoe
— 阿部未歩(大田区) (@abemiho0110) 2017年3月6日よぉーしッ‼
コケシが前向きに回復してきたと発表があったッ✴⤴⤴ユックリ、ユックリで良いから焦らず帰ってこいッ✴コケシが帰ってきてからベルトは取り戻せば良いんだからょッ✴‼ pic.twitter.com/CdfHOCgHU1
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年3月6日本日は大田区総合体育館にて、新日本プロレス45周年旗揚げ記念日を、三森さんとゲスト解説席で観させていただきました!タイガーマスクW選手がオカダカズチカ選手に向かっていく姿…!胸熱くなりました!その様子は是非ワールドプロレスリングにて!#タイガーマスクW #njpw pic.twitter.com/BAdQfLI3pN
— 八代 拓 (@yashiro_taku) 2017年3月6日今日は新日本プロレス旗揚げ45周年記念大会で八代くんと一緒に実況席に座らせていただきました!
タイガーマスクW vs オカダ選手のメインマッチめちゃくちゃ盛り上がりました♪予測できないエネルギッシュな動きに感動しまくりでした(*´꒳`*)
— 三森すずこ (@mimori_suzuko) 2017年3月6日テレビ朝日アナウンサーのみなさんと、ミラノコレクションA.Tさんとやっしーと私。
今日は新作のタイガーTシャツ着ました♪かわいいんだこれが! pic.twitter.com/3T7YFd5UZX
— 三森すずこ (@mimori_suzuko) 2017年3月6日 -
サイバーがマスクを取って決意を示すも、YAMATOが絞殺で王座防衛!
2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/QYlvokMQUX 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年3月3日3月5日 DRAGON GATE「CHAMPION GATE 2007 in OSAKA」エディオンアリーナ大阪第二競技場 1700人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
鷹木信悟 T-Hawk ○エル・リンダマン(12分13秒 タイガースープレックスホールド)ジミー・ススム ジミー・神田 ×ジミー・クネスJ.K.S◇第2試合◇
▼20分1本
○Eita 堀口元気H.A.Gee.Mee!!(8分33票 Numero Uno)×しゃちほこBOY ドラスティック・ボーイ◇第3試合◇
▼30分1本
○ヨースケ・サンタマリア フラミータ(12分13秒 狙い撃ち)斎藤"ジミー"了 ×ジミー・カゲトラ◇第4試合◇
▼30分1本
土井成樹 ビッグR清水 ○Ben-K(15分24秒 エビ固め)望月成晃 ドン・フジイ ×山村武寛
※Ben-Kボム(試合終了後)
土井「最後はBen-Kが決めてくれたぞ。知ってるヤツもいると思うけど、昨日決まった3月20日、和歌山ではこの3人でトライアングルゲートに挑戦するぞ。今日の感じやったらいけるよな。頼もしすぎるぞ。本番でもよろしく頼むぞ。それはそうとちょっと話を変えてもええか。昨日ここで休憩中に吉野が挨拶しとったな。土井が首を長くして待ってると。待ってへんぞ。復帰は待つけど、首は長くしてへんぞ。会場にいてるやろ。出てこいや。(吉野が登場し)吉野(×3)、お前なに話を大きくしてんねん」吉野「恥ずかしいからってそういうウソはよくないぞ。土井さんが吉野さんのことを待ってるってラインが来たぞ」
土井「誰からきてん」
吉野「清水」
土井「ラインしたんか?」
清水「しました」
土井「何勝手にしてんねん。でもそんなたいそうなことは言ってへんぞ。待たせといて偉そうなこと言うな」
吉野「なんでそんな上からやねん。お前こそ待たせてもらってるんやからな」
土井「順調に回復しとるってことでええな。それが聞けて安心や。初めて言うぞ。吉野のこと首を長くして待ってるぞ」
吉野「ありがと」
(ここでKotokaのテーマ曲。本人登場)
Kotoka「土井さん、吉野さん、大阪の皆さん、お久しぶりです。ボクは1月の神戸大会で右ヒザを負傷して手術をしました。いま試合を休んで試合復帰に向けてリハビリをしているところです。土井さんがリングでしゃべって吉野さんを呼び込んでボクの曲が鳴ったということは、そういうことですよね。完全にそういう流れですよね。土井さん、吉野さん、2人に合流できるように復帰を目指しますので、待っててください。帰らないでください」
土井「合流とか言ってたけど、その前に呼んでないし。勝手に出てきて」
Kotoka「そういう流れになってました。土井吉Kotokaになってました」
土井「セットみたいにするな。なんで出てきたん?」
Kotoka「控室で来るな来るなと思って」
土井「まあリハビリがんばって。オレと清水とBen-Kでトライアングルを取ってKotokaの居場所をなくすぞ。チャンピオンゲート後半戦も楽しみにしとけや」
◇第5試合◇
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合/60分1本
[第40代王者組]○CIMA ドラゴン・キッド(22分31秒 エビ固め)[挑戦者組]B×Bハルク ×Kzy
※メテオラ
☆CIMA&キッドが3度目の防衛に成功。(試合終了後)
CIMA「ははははは。痛いわ、もう。ははははは。キッド、とにかくオレら奥の手使いまくったけど、最後はCK-1、CIMA&キッドの元にこのベルトが帰ってきたぞ。ハルク、お前らええなあ。まだまだ3月入ったところやぞ。火をつけるの早すぎるやろ。キッド、大丈夫? 2017年3月か。2016年の神戸ワールドまでKzy、お前はいつ消えるかオレの中ではそんなもんやったんや。お前を応援しているファンには申し訳ないけど。同じ選手として、20年選手として、お前はそのファンの期待に小手先だけでしか応えてないように見えてたからな。それが目の色変わって。三日坊主になるかと思ったら年明けからも続けて。Kzy、これお前に言うのは最初で最後かもしれんぞ。お前はドラゴンゲートにとって大切な選手や。ドラゴンゲートにとってかけがえのない選手や。ハルクもドラゴンゲートにとって最初から大切な人なんや。でもな、オレらは試合する前に言ったように20年間、一緒にやってきてるんや。お前はキッドよりもCIMAより若い。時間があるんや。これからもグイグイドラゴンゲートをお前の明るさで引っ張っていってくれ。そしてオレらはできる限り踏ん張って防衛し続けるから。何回でもこのツインゲートやり合おうやないか。Kzy、たくさんの刺激をありがとう(Kzyと握手)。ハルクもありがとう(と握手)。何回でもやるからな。Kzy。大切なお前のマイクを聞きたがってるよ。メッセージを送ってYAMATOにつないでくれや」Kzy「大阪の皆さん、2回も挑戦受けてくれて、CK-1ありがとうございました。でも自分らはまだ始まったばかり。アメリカにいた戸澤陽が言ったように、夢は諦めなければ叶うと。必ずボクもそれを信じて精進していきます。次、もしあの2人と闘う時はオレから握手を求めてやりたいと思いますよ。ハルさん、ごめんなさい。でもこのチーム、いいでしょ。オレも勝手にそう思ってるから。最後にドリームゲート、うちの大将が出ますよ。サイバーは勢いがある。YAMATOはノドを壊してるかもしれないけど、全知全能、やるときはやりますよ。最大の声援をよろしくお願いします」
【ハルク、Kzyの話】
Kzy「ついにチャンピオンゲート2日目。ツインゲート、ノーストライプで挑みましたが、ボクが取られてしまいました」ハルク「Kzyと思い切り当たれてよかった。まだまだ俺たちあきらめないぞ。今年は違うってところみせてやろうぜ、Kzyタイム」
Kzy「やっとです、やっとです」
ハルク「Kzyタイム、始まったぞ!」
Kzy「やっとハルクさんとこういうベルトかけて闘えるようになりました。このまま俺は前に戻らない。進み続ける。そして必ずまた最前線のメンバーに絡んでいきたいと思います。次はブレイブもあります。今度はこのKzyとして取りに行きます。そしてあのベルトの価値を高めて盛り上げていきますんで。絶対目を離さないで。よろしくどうぞ、ありがとうございました」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合/60分1本
[第25代王者]○YAMATO(19分28秒 胴絞めスリーパーホールド)[挑戦者]×サイバーコング
☆YAMATOが4度目の防衛に成功YAMATO「大阪、勝ったぞ! オレはアイツがこのドリームゲートを巻くのにふさわしい選手だと思ってる。だけどこのオレとアイツの差はなんなのか。それはこのベルトに懸ける思い、そして覚悟だ。とりあえずこのベルト、防衛しました。これで4度目の防衛になる。鷹木信悟から取り、戸澤陽、土井成樹、B×Bハルク、そして今日のサイバー・コング。この4人がそれぞれ、サイバーも含めてこのベルトに覚悟をもって挑戦してきたと思う。そこにオレを加えてとってもスリリングでおもしろいことを考えているので楽しみにしていてください。一つだけ言いたいことがある。オレはこのベルト覚悟をもって防衛した。おい大阪、このオレは誰だ? もう一度聞こう。このオレは誰だ? そう、このオレはYAMATO。ドラゴンゲートのYAMATO。プロレス界に名を残し、ドラゴンゲートを黄金時代に導く男だ。まあそういうことです。勝ったらかっこいいこと言おうと思ってたんだ。大阪2DAYS、ありがとうございました。次は3月20日の和歌山大会、そして5月5日の愛知県体育館を経てこの大阪に帰ってきます。またベルトをもって帰ってきたいと思います。今日はどうもありがとうございました」
【YAMATOの話】「4度目の防衛を果たしました。リング上でも言ったけど、サイバー・コング、このベルトを巻く資格はいつでも十分あると思う。だけど、今日はオレが勝った。この差はなんなのか。このベルトに懸ける思い、覚悟。その覚悟があればオレは絶対に勝つし、絶対に負けることはない。まあ今日はその覚悟の違いが勝敗を分けたんじゃないかなと思います。お互いに今年で10年だけど、一戦一戦オレはほかのまあ皆さん覚えてるかどうか分からないけど、鷹木信悟、B×Bハルク、まあサイバー・コング、YAMATO、ニューハザードっていうチームがありましたけどね、自分は一歩も二歩も出遅れた分、一戦一戦に懸ける覚悟があるんで。そこが勝敗を分けたかなと。まあ一言ナメるなと言いたいですね。
これで4度目の防衛を果たして次、誰が名乗り出てくるのか分からないけども、ボクはボクでこのドリームゲート、王者としてね、ドラゴンゲートらしく、スリリングな、まあちょっとひとつアイデアというか、考えていますので。もちろんリスクは誰しもが背負うものであって、もちろん自分自身にも言い聞かせる部分もありますけどね。まあ今日はノドの調子もこんなんなんでアレでしたけど、今日は一杯くらい祝杯をあげてもいいんじゃないですか。ダメ?
(サイバーがマスクを取って素の感情を出してきたが)リング上でも言いましたけどね、それぞれがこのドリームゲート挑戦に向けて、それぞれの覚悟をもって挑戦してきたんだと思うし、それはボクも受ける立場としてそれなりの覚悟をもって挑戦者を迎え撃っていたわけだから。まあボクね、ハッキリ言ってすげえ動揺したんですよ。なんで?と思って。だけど、まあわからないですけど、お客さんがどう思うのか分からないけども、それがサイバー・コングの覚悟の示し方だったんじゃないですか。肯定的にとればね。
(なかなか見ない毒霧も)ねえ。(決めゼリフの)今日のオレも最高にカッコよかっただろ?って言えなかったですよ。もうわからなくなっちゃった。そこもまた一つの課題かなとは思いますけど(笑)。まあそういうことです。(カメラに向かって)おい、GAORAの視聴者、今日のオレも最高にカッコよかっただろ? センキュー」
大阪2連戦の2日のメインはサイバーがYAMATOの保持するドリーム王座に挑戦。YAMATOは度重なるサイバーの襲撃で甲状軟骨骨折し2週間も欠場、復帰戦でいきなりタイトル戦というハンディを背負って選手権に臨んだ。
序盤は力比べからタックル合戦も、サイバーが地獄突きからパイナップルボンバーでYAMATOを場外へ追いやり、セコンドのVerserK勢がYAMATOを袋叩きにしてからリングに入れると、サイバーはパワー全開で攻め込み、セントーンの連発、ボディースラムで反撃を狙うYAMATOを押し潰し、エルボーから地獄突きで攻め込むが、YAMATOはドロップキックで流れを変えてボディースラムでやっと投げると、エクスプロイダーで投げる。
YAMATOはエルボー合戦からローリングエルボー、go 2 Hospital1を放つも、サイバーは倒れず、バックドロップから自らのマスクを取って串刺しパイナップルボンバーを連発、投げ放しのパワーボムからダイビングエルボーを投下、そして雪崩式ファイヤーサンダーを狙う。
しかしYAMATOはスリーパーで逃れて脱出すると、コーナーからの攻撃を狙うが、サイバーはパイナップルボンバーでエプロンへ落とすも、YAMATOはロープ越しの延髄斬り、ミサイルキック、go 2 Hospital1を連発してから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
勝負に出たYAMATOはギャラリアを狙うが、サイバーが毒霧で逃れると、パイナップルボンバーからサイバーボムを決めるがYAMATOはカウント2でキックアウト、サイバーは再度パイナップルボンバーを連発するが、倒れなかったYAMATOはワンツーエルボーからニーリフト、投げ放しジャーマンと畳みかけ、突進するとサイバーはカウンターでのファイヤーサンダーで突き刺す、ところがYAMATOはすぐさまスリーパーで捕獲してサイバーはギブアップ、王座を防衛した。
CIMA、ハルクと挑戦しては敗れ、試合内容も酷評されたサイバーは、今回は試合中にマスクを脱ぎ捨て、セコンドの介入や毒霧までも使用してまで勝ちに徹したが敗れてしまった。
鷹木から王座を奪取して戸澤、土井、ハルクと同世代を総なめにしたYAMATOに次なる挑戦者は誰だ?セミのツインゲート選手権は王者のCK-1がKzyを捕らえて先手を奪うも、交代したハルクがキッドにスピンキック、CIMAにミサイルキックと流れを変えると、蘇生したKzyもミッション・イン・ポッシブルで続き、キッドを捕らえてハルクがキックのラッシュ、マウス、Kzyもミサイルキックで続こうとするが、CIMAがミサイルキックで迎撃してコーナーの反動を利用してのフットスタンプで踏み潰す。
KzyはCIMAのダブルニーを自爆させて足関節を極め、ハルクも踵落としで援護するが、キッドがメサイヤでハルクを排除すると、Kzyを捕らえてCIMAのミサイルキック、キッドのバイブルの連係攻撃から、CIMAがメテオラを狙うがKzyが阻止し、キッドのウルトラウラカンラナ狙いもKzyがエルボースマッシュで迎撃する。
KzyはキッドにBEAT BOM、ショットガン、ハルクのローリングセントーンの援護を得てからKZ Timeを投下も、もう1発は自爆すると、CIMAが投げ放しパワーボムからの顔面へのフットスタンプ、ライガーボムからパーフェクトドライバーと畳みかけてからシュバインを狙う。
だがKzyが逃れるとCIMAはクロスファイヤーを狙うが、ハルクがファーストフラッシュでカットに入り、ウルトラウラカンラナを狙うキッドを変型水車落としで排除してから、KzyがCIMAに韻波句徒からエルボースマッシュ、そしてハルクが肩車をしてダブルインパクト系の技を狙うが、キッドが間一髪カットに入ると、CK-1はKzyを捕らえ、最後はキッドのスーパーフランケンからCIMAのメテオラの波状攻撃で3カウントを奪い王座を防衛した。また3・20和歌山でトライアングル王座に挑戦が決定している土井組が望月組と対戦、Ben-Kが山村の攻撃を全て受け流してから清水のネックハンキングボムの援護を受けてBen-Kボムで降し勝利、試合後には土井が欠場中の吉野正人を呼び出して絆の深さを確かめ合っているところで、同じく欠場中のKotokaも現れ、ファンに右膝を手術したことを報告しつつ、土井吉に合流を志願したが 土井は無視した・・・
#エディオンアリーナ大阪 2days2日目 終了!#超満員札止め御礼^_^#nowplaying「#カーテンコール」#ハヤブサ#DragonGate #ProWrestling#ChampionGate2017 #大阪 pic.twitter.com/3i3xADp6QW
— 中澤矢束 (@yatsukanakazawa) 2017年3月5日ドイヨシコトカ!#dragongate
— Kotoka(dragongate) (@Kotoka0108) 2017年3月5日 -
一騎当千~DeathMatch Survivor~が開幕!関本は最強の挑戦者・鈴木とフルタイムで薄氷の防衛!
2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/QYlvokMQUX 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年3月3日3月5日 大日本プロレス「一騎当千~DeathMatch Survivor~」後楽園ホール 1580人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○忍(4分41秒 片エビ固め)丸山敦 吉野達彦 X青木優也
※ミサイルキック◇第2試合◇
▼20分1本
○橋本大地 神谷英慶(9分24秒 片エビ固め)橋本和樹 X菊田一美
※刈龍怒◇第3試合◇
▼30分1本
アブドーラ・小林 ○高橋匡哉 植木嵩行(7分33秒 片エビ固め)バラモンシュウ Xバラモンケイ 佐久田俊行
※ジャックハマー◇第4試合◇
▼ハードコアタッグマッチ/30分1本
“黒天使"沼澤邪鬼 ○塚本拓海(8分13秒 電光石火)X伊東竜二 宮本裕向◇第5試合◇
▼30分1本
○岡林裕二 中之上靖文 野村卓矢(12分44秒 キャメルクラッチ)佐藤耕平 浜亮太 X宇藤純久
◇第6試合◇
▼一騎当千〜DeathMatch Survivor〜Aブロック公式リーグ戦 凶器持ち込みデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]○木高イサミ(11分17秒 片エビ固め)[1敗=0点]X吹本賢児
※ギガラダーブレーク【イサミの話】「いや、なんもねえっすよ。俺は、気持ちで表現できることは全部リングでしたから。絶対負けないよ。絶対負けられない。それはね、FREEDOMSとかね、大日本プロレスとかね。BASARAとかね、そういう問題じゃないんですよ。いちデスマッチファイター、プロレスラーとして、今日の試合は負けられなかったですね。ただ、初めてですね、僕は。恐ろしいいアイテムを持って来るなと思いますよ。発想力が面白い。逆に利用させてもらいまいした。それも僕がいままでやってきたデスマッチなので。相手のアイテムだろうと自分のアイテムも120%生かしてこそデスマッチでしょ? デスマッチはデスマッチだって。何も変わらねえって。何回も言わせんなよ。FREEDOMSだろうが大日本だろうが関係ない。デスマッチはデスマッチ、プロレスはプロレスだって言ってんだ。ただ、ドブネズミは美しかったよ。俺が好きなリンダリンダだよ」
【吹本の話】「クッソ、全勝優勝目指しとったのにいきなりや、いきなりハマたってもうた。だけどな、これからやど。きょうで吹っ切れたわ、オイ! 次は植木か、新木場。植木、覚悟しとけよ。今日よりエグイアイテム持っていったるからよ。覚えとけよ大日本」
◇第7試合◇
▼一騎当千〜DeathMatch Survivor〜Bブロック公式リーグ戦 2016ジャパンシリーズ・リバイバルデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]○星野勘九郎(13分43秒 片エビ固め)[1敗=0点]X竹田誠志
※ダイビングセントーン【星野の話】「とりあえず1勝。ホント、イチからのスタートだった。絶対今シリーズは進化して、必ず俺が優勝してもう一回、12月の借りを返す。竹田、強かった。でも1勝だ。絶対、優勝する」
【竹田の話】「ちょっとナメてかかってた部分が正直なとこあったけど、やっぱ星野勘九郎、デスマッチヘビー巻いてあんな情けないチャンピオンになったけど、それなりに実力はついてきたかな。きょうはちょっとヘタこいたな。もう負けらんねぇよ。他の団体の話を持ってくるのもなんだけど、全日本プロレスでもリーグ戦(ジュニアリーグ)やってて、一つの負けが後を引きずるわけだ。初戦って大事なんだよな。でも初戦落としたヤツが優勝するとかよくわかんねぇことがあるけど、俺はそういうの信じねぇから。結果がすべてじゃないけど、こういうリーグ戦は優勝してなんぼだからね。あとは内容。もっともっと狂える。きょうはイマイチだよ。星野勘九郎にダイビング・セントーンまで出させたってことは俺の負けだな。いいよ、星野の負けはくれてやる。このデスマッチのネーミング、そんなもん関係ねぇよ。オチャラケじゃねぇんだ。俺ら真剣にやってんだ。野球は野球、プロレスはプロレスだ。次見とけよ」
◇第8試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第9代王者]△関本大介(30分時間切れ引き分け)[挑戦者]△鈴木秀樹
☆関本が2度目の防衛に成功(試合終了後)
関本「後楽園に来てくれたみなさん、すいませんでした! 勝てませんでした! 鈴木秀樹! もう一回やりましょう。お願いします」鈴木「本当に、またもう一回やってくれますか? じゃあ、よく誰か出てくると思うんですけど、出てこないので、3月(30日)の後楽園で挑戦させてください! お願いします」
関本「3月?(とよくわからぬ様子だが)…わかりました。3月30日、もう一回やりましょう! みなさん、きょうは最後まで応援ありがとうございました。3月30日、また後楽園あります。ぜひ3月30も来てください。応援よろしくお願いします。きょうはありがとうございました!」
【関本の話】「スタミナ切れしましたね、チキショー。勝てなかった…その一言に尽きると思います。つぎまた3月30日、鈴木秀樹とリマッチやりますけど、また次はきっちり防衛してチャンピオンに胸を張って堂々と。
(引き分け防衛は納得いかない)納得いかないですね、納得いかないです。
(決めきれなかった要因は?)やっぱり、鈴木選手の体の使い方というか。そういうものがありまして、スタミナ切れというのもありますし。まあ鈴木選手のエルボーで若干フラフラになったというのもあります。
(最後自らすぐ遣りたいと言ったが)3月30日後楽園あるんで。その時はしっかりと防衛して、防衛ロードを突き進みたいと思います。
(復帰2戦目でエンジンのかかり具合は)でもそれは言い訳ですね。言い訳だと思うので。たしかに復帰2戦目でしたけど、もっと自分で切り替えてチャンピオンとして臨まなくちゃいけなかったと思います」
【鈴木の話】「(決着がつかなかったが)いや、疲れましたね。雑でしたね、僕が。押さえ込みが一個一個甘かったですね。まあ、そんなもんですよ。ああいう試合は嫌ですね、殴り合いになると。ひじょうに痛いですね。
(関本は復帰2戦目だったが)休んでて、十分だったかなと思いますけどね。見ててどうでしたか? 僕は、けっこうスタミナも十分あるし。(自分の)技が一個一個入らなかったのは、彼の体の張りが、休む前より上がってましたね。ダブルアームもつかみきれないし、ジャーマンもドラゴンもクラッチ最後までしきれてないから、そこが返されて。首も太くなってるし。
(最後はお互いの必殺技を決めきれなかったのは?)それは決めさせないですよ。決められたら負けなわけですから。僕、ジャーマン食らいましたけど、ぶっこ抜きだけは食らわないように。しんどいですね。
(最後、王者からもう一回と)そう、チャンピオンからやろうと言ってくれたんで。僕はもういいかなと思ったんですけど、チャンピオンがやりたいと。3月またやりたいということで、いいですか?
(今度こそは?)誰もいなかったんで。“次は俺だ”なかったんで。じゃあ次は僕ですよ。次の挑戦者は僕。いいんでしょ? 誰も挑戦しないから。今度やりますよ。一回やったら弱ってるかもしれない」
「一騎当千~DeathMatch Survivor~」が開幕、公式戦初戦は前回準優勝のイサミがFREEDOMSから初エントリーとなった吹本と凶器持ち込みデスマッチで対戦し、吹本は杉浦透と神威をセコンドに従え、FREEDOMSのフラッグに包まれたボードを持参、フラッグを取ると空き缶とガジェット(卸金)ボード、対するイサミは愛用のアイテム・ギガラダーを持参した。
吹本が奇襲をかけて試合開始となり、場外戦となるがイサミがパーカーでのチョーク攻撃で先手を奪い、スパナで攻撃を加えるだけでなく杉浦や神威までにも襲い掛かる。しかし吹本もガジェットを取り出してイサミの左腕や額を切り刻み、左腕攻めを展開するが、イサミもガジェットを奪い吹本の右腕を突き刺し、イス攻撃やイス盛りやラダーの上での河津落としで吹本にダメージを与える。
イサミは空き缶ボードもイス盛りやラダーの上に乗せての河津落としを狙うが、堪えた吹本が逆にパワーボムで叩きつけ、ライガーボムからパッケージジャーマンを狙う。しかし堪えたイサミが勇脚を浴びせると、ギガラダーを設置してイスを持って上へ落とし、吹本にイスを落としてからダイビングボディーアタックを発射、更には空き缶ボードへのブレーンバスターを狙うが、堪えた吹本がブレーンバスターの体勢から前へと落としてイサミの腹部に空き缶が突き刺さると、その上でのラリアットを敢行して吹き飛ばされたイサミの背中にも空き缶が突き刺さる。
しかしイサミは立ち上がると勇脚を浴びせ、絶槍も決めると、ガジェットボードへのブレーンバスターを敢行してから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、倒れる吹本を空き缶とガジェットボードのサンドウィッチにしてからダブルニーを投下すると、最後はギガラダーブレークで3カウントを奪い公式戦を白星でスタートした。
星野vs竹田は2016ジャパンシリーズ・リバイバルデスマッチとして広島にちなむものがアイテムとして使用され、お好み焼き用の鉄板、コテ、ブロックで作られた宮島の鳥居、有刺鉄線バッド(2本)、硬式の野球ボールが使用された。
有刺鉄線バットでのチャンバラから場外戦となるも、竹田がイス盛りの上でのロックボトムで先制し、イスで殴打する。リングに戻っても竹田はイスで何度も殴打しブロックを背中に乗せてから、その上へもう一個を落とし、ブロックへのボディースラムから、お好み焼きのヘラで星野の額を切り刻む。
竹田は硬球を星野に投げつけ(最初の1球は和樹に誤爆)、顔面にイスを固定して、別のイスでフルスイングする顔面整形攻撃を展開するが、星野は張り手で反撃してから勘九郎カッターでやっと流れを変え、串刺しラリアット、ランニングネックブリーカーから倒れる竹田に三枚重ねのブロックを設置してからセントーンを投下するも、自らも大ダメージを負ってしまう。
星野は鉄板の上へのフィッシャーマンズスープレックスも自らも頭を痛打、だがブロックの上へのジャーマンは、竹田がサイドバスターで返すと、星野の顔面にブロックやイスを並べてからスライディングキックを浴びせる。
勝負に出た竹田はエルボー合戦から膝蹴り、ロッポンギと繰り出すが、ガードした星野はジャーマンで投げてから、更に鉄板へのジャーマンを狙うも、今度は竹田が鉄板の上でのジャーマンで投げ、牡蠣の殻を投入して、その上へ雪崩式ブレーンバスターを決める。
竹田は国体一回戦スラムから、ブロックを並べてリバースUを狙うが、阻止した星野が浴びせ蹴りからブロックへのチョークスラム、極道クラッチと畳みかけ、最後は垂直落下式ブレーンバスター、勘九郎カッター、ダイビングセントーンで3カウントを奪い公式戦を白星でスタートした。メインは関本の保持するストロング王座に鈴木が挑戦。鈴木は今回も師匠であるビル・ロビンソンを意識して紫のタイツで登場した。
序盤は手四つからの力比べからスタートし、パワーに優る関本が攻勢に出るも、鈴木も押し返し、巧みに回転して股裂けを決め、ロックアップの攻防でも関本が執拗にヘッドロックで絞めあげ、鈴木がグラウンドに引き込んでヘッドシザースで捕らえ、関本が逃れようとするが鈴木は離さない。
再びスタンディングになると差し合いから、鈴木が腰投げを仕掛けてフロントネックロックで捕獲して執拗に絞めあげ、再びスタンディングになってからエルボースマッシュ、エクスプロイダー、エルボースマッシュと攻勢に出るが、関本もハンマーで応戦、だが鈴木はエプロンへフロントスープレックスへ投げると、スライディングキックで追撃し、場外戦でもエルボースマッシュ、ハンマーで抵抗する関本にエルボーバット、リングに戻ってからスリーパー、背中へのエルボーからエルボースマッシュとリードを奪う。
鈴木の勢いは止まらず、エルボーやモンキーホイップ、ニードロップと攻勢に出るが、勝負を狙ったダブルアームスープレックスは、関本がサイドスープレックスで返し、逆エビ固めで捕らえ執拗に絞り上げる。
流れを変えた関本は逆水平は背中へのハンマー、腹部へのエルボー、張り手、串刺しスピアー、鈴木より先にダブルアームスープレックスを決め、アルゼンチンバックブリーカーで担ぐが、鈴木はスリーパーで逃れて絞めあげる。しかし関本はアトミックドロップで脱出すると、ラリアットを狙うが、かわした鈴木はジャーマンで投げ、エルボースマッシュも、関本もラリアットで応戦して両者ダウンとなる。
鈴木が膝蹴り、関本がエルボーと打撃戦から、エルボースマッシュを放つ鈴木に関本が延髄斬りを浴びせてから突進するも、かわした鈴木はダブルアームスープレックスを狙うが、逃れた関本がスリーパーで捕獲、だが鈴木もワンハンドバックブリーカーで脱出すると、ネックブリーカーからダブルアームスープレックス狙いは関本がリバースする。
鈴木はエルボーからジャーマンドライバー、エルボーバット攻め込むが、ドラゴンスープレックス狙いは関本が堪えて延髄斬りを放ち、ジャーマンスープレックスホールドを決めるがカウント2でキックアウトされると、鈴木はすぐさまアームロックで捕獲も、関本が強引に持ち上げてアバランシュホールドで叩きつけ、雄叫びからラリアットもカウント2でキックアウトされてしまう。
関本はフロッグスプラッシュを投下するが、鈴木は剣山で迎撃すると、鈴木は逆さ押さえ込み、コブラツイスト、ドラゴンスープレックスホールドと畳みかけるが、関本も必死でキックアウトし、鈴木はフロントネックロックで捕らえ絞めあげてからサッカーボールキック、関本の逆水平、鈴木がエルボーと応酬し合うと、関本がハンマーからラリアット、ライガーボムと畳みかけ、エルボーを放っていくが、起き上がった鈴木もエルボーで打ち返す。
残り5分となり鈴木が首固め、スリーパーで捕獲して胴絞めへ移行するも、ロープに逃れた関本は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、鈴木も変形の丸め込みやエルボー、膝蹴りに対し、関本はラリアットで応戦、後頭部に頭突きを浴びせてからぶっこ抜きジャーマンを狙うが、鈴木はロープへと逃れてからエルボーを乱打、両者は膝立ちからエルボー合戦、鈴木が競り勝つとダブルアームスープレックスで投げるが決め手にならず、関本もジャーマンで投げるが鈴木の抵抗で不完全のままでホールドするもこれも決め手にならずでタイプアップ引き分けとなった。
試合後は関本は鈴木に再戦を呼びかけると、鈴木も3・30後楽園での再戦を要求して、関本が締めくくって幕となった。ストロング選手権に関しては底なしのスタミナを誇る関本がスタミナ切れを明かすなど、いくら休暇明けとはいえ鈴木のエルボーやグラウンドの前には相当スタミナをロスしてしまったということか、今回は30分という試合時間のおかげで引き分けに持ち込めたが、60分だったら関本は危なかったのかもしれない。
3・30後楽園で再戦が決定したが、おそらく試合時間も決着をつける意味で60分ルールとなる可能性が高い、再戦までに関本がどこまで態勢を立て直すことが出来るか・・・・「一騎当千~DeathMatch Survivor~」は注目の吹本はFREEDOMSで使用されている空き缶、卸金ボードを使用するも、キャリアに優るイサミの前に完敗で序盤から躓いてしまった。セコンドに杉浦や神威を従えて対抗戦ムードを作り上げたが、吹本がどこまで大日本に食い込めるか・・・?
本日は後楽園ホールに超満員のご来場、誠にありがとうございました!
ついに一騎当千が開幕しました。
約1ヶ月間の戦いにぜひご注目ください。
次回大会は3月8日新木場大会です!
またのご来場、心よりお待ちしております!!#bjw pic.twitter.com/ti0IOcfX2e
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) 2017年3月5日【試合結果詳報】関本大介vs鈴木秀樹ストロングヘビー熱闘30分ドロー。王者防衛も納得いかず、3・30リマッチ決定/一騎当千開幕、イサミが吹本粉砕&星野vs竹田激闘…大日本後楽園詳報 https://t.co/rDtxt2NbBC #週プロモバイル #bjw pic.twitter.com/Q0kvFDWubJ
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年3月5日大日本プロレス後楽園大会に御来場ありがとうございました。
チャンピオンシップはドロー。
でも関本さんがまたやりましょうと言ってくれたので3/30に挑戦します!
とりあえずベルトは取れなかったけどロビンさんの元に向かいます!
待ってろよー!
— hideki-suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年3月5日後楽園ホール大会
1580人(超満員札止め)
ありがとうございました( ・∇・)
昨晩研究した前口上をアナウンス
会場のテンションを下げかねないですが、多少ザワザワ(笑)
継続は力なりですね(((゜゜;)
帰りの電車
まぁまぁ空席出来たのに、じいちゃんが隣のまま動かない…
— 新土裕二(3/5(日)後楽園ホール大会) (@bjw_shindo) 2017年3月5日 -
VerserKがジミーズから力ずくでトライアングル王座を奪取!ブレイブ選手権は無効試合で王座預かりに・・・
2月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/QYlvokMQUX 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年3月3日3月4日 DRAGON GATE「CHAMPION GATE 2007 in OSAKA」エディオンアリーナ大阪第二競技場 1700人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはDRAGON GATE公式 週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
望月成晃 ビッグR清水 Ben-K(11分32秒 エビ固め)堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・クネスJ.K.S ジミー・カゲトラ
※砲丸投げスラム◇第2試合◇
▼20分1本
○ドン・フジイ(4分0秒 片エビ固め)×パンチ富永
※雪崩式ノド輪落とし◇第3試合◇
▼30分1本
YAMATO ○フラミータ(15分4秒 片エビ固め)土井成樹 ×ドラスティック・ボーイ
※フラムフライ◇第4試合◇
▼30分1本
CIMA ドラゴン・キッド ○山村武寛(15分4秒 エビ固め)B×Bハルク Kzy ×ヨースケ・サンタマリア
※スターダストプレス◇第5試合◇
▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合/60分1本
[第30代王者]▲Eita(15分57秒 無効試合)[挑戦者]▲エル・リンダマン
☆王座はコミッショナー預かりに(試合終了後)
リンダマン「おい、なんで何も関係ねえ、テメエらがこのタイトルマッチに入ってきてるんだよ。テメエら、ヨソもんがオレたちの闘いに手を出してきてるんじゃねえぞ。見ての通りこの試合はオレ対Eita、無効試合だ! ただ、オレは悪くないぞ。無効試合になったのは、試合中に入ってきた山村だ。おい、このタイトルマッチをムダにしたお前、責任取れんのか?」山村「ふざけるな、エル・リンダマン! せっかくの大阪でブレイブゲートのタイトルマッチ、楽しみにしてたお客さんはたくさんいるんだ。それなのに卑怯な手を使いやがって。オレだってな、ブレイブゲートのベルトに挑戦したいんだよ」
マリア「アンタたちも悪いけどね、Eita、アタシからベルトを取っておいて、なんて試合してるのよ。こんな試合誰も見たくないわよ。情けないわね」
Kzy「おい、オレとマリアはな、ブレイブ巻いてるんだ。だから思い入れも魅力も知ってるんだよ。端からこんな展開にするならな、ブレイブのベルト、軽々しく挑戦表明なんてしないでもらおうか。こんなことになるからよ、ブレイブのベルトが軽く見られるんだよ!」
カゲ「おいKzy、思い入れ思い入れ言うけどな、ブレイブに一番思い入れがあるのはこのオレだ。オレは9度挑戦して、まだ一度もその王座を巻いていない。一番思い入れで年期が入ってるのはこのオレだろ! オレもKzyの意見に同感だ。お前みたいのがいるからな、ブレイブを甘く見られるんだ。ブレイブをナメんじゃねえぞ」
Eita「待て待て。お前ら、山村、試合に関係ねえだろ。邪魔するんじゃねえぞ。そんなことよりな、リンダ、パンチ、お前ら…(Eitaが再び乱闘を仕掛け、それ以外もそこに加わる。)
八木レフェリー「やめろ! お前らいい加減にしろ。ふざけんな、オラッ! 今日はチャンピオンゲート、タイトルマッチだろうが。お客さんはリンダマン、Eita、お前らの熱い試合を見にきてるんだろ。こんな小競り合いを見に来てるんじゃねえよ。ほかのヤツらも自分勝手にリングに入ってきやがって。上等じゃねえか。いいか、このブレイブゲートのベルトはいったんオレが預かる。そして、このブレイブのプレートを8つに分けて、日をあらためて新王者決定トーナメントをやるぞ。それからEita、リンダマン。こんなくだらねえ試合をしたお前らには1回戦で再戦してもらう。そしてどちらかが消えるってことだよ。いいな。いいか、お前ら、このベルト、正々堂々闘って勝ち取ってみろよ」
山村「オッケーオッケーオッケー。そのベルト、ちょうどオレもな、去年の年末から何かつかんだって言ってたけど、あとはオレは結果がほしい。オレはずっとそう思ってた。Eitaさん、こうなったらチームは関係ねえからな。もし当たった場合は必ず潰してやるからな。覚悟しとけよ。お前らも覚悟しとけ!」
マリア「よっしゃぁ!! この時を待ってたわよ。アタシは去年Eitaからブレイブ取られて、このチャンス、ブレイブゲートに挑戦するチャンスを待ってたのよ。このトーナメント、Kzyもいるけどね、このブレイブゲートだけはあなたには渡さないわ。そしてこの全員の中、アタシが勝ってチャンピオンになるわよ!」
Kzy「とりあえず皆さん、こういうことになってすみません。でも、いい機会です。前回オレはベルトを巻いたけど、それはみんなが認められるような巻き方じゃなかった。次のこの正真正銘、Kzyとして、しっかりとブレイブのベルトを狙いにいきたいと思います。そして、その上でブレイブゲートはKzyが似合うっていうのをしっかりとお客さんに見せつけたいと思いますので、よろしくどうぞ!」
カゲ「おいおいおいおい、さっきも言ったけどな、ブレイブゲートに一番思い入れがあるのはこのオレだ。このトーナメントは天から舞い降りてきたチャンス。必ずこのチャンスを、このオレがモノにしてみます。このトーナメント優勝するのはこのオレだ!」
リンダ「さっきから聞いてれば10度目の正直だの、お前らキレイごとばっかり言ったってしょうがねえんだよ。お前ら本当に取る気あるのか? オレはあるね。次チャンピオンになるのはこのオレ、エル・リンダマンで文句ねえよな。おいEita、テメエとはな、もう2回もブレイブゲート王座戦を闘ってるんだよ。そろそろ完全決着だ。テメエの腰から3度目の正直で、このオレがベルトをひっぺがして、そのボロボロのブレイブゲートのベルト、オレが輝かしてやるよ。よく見とくんだな」
Eita「おいリンダ、どの口が言ってんだよ。お前がよ、オレに勝てるわけねえだろ。今日、会場にいるお客さん、オレが100%勝ってましたよね? おいリンダ、聞こえるか? リンダにパンチ、お前らは論外だ。それからお前らだ。お前ら、いいか、このブレイブゲートのベルトはオレのものなんだよ。もう一度、オレがチャンピオンになってみせるからな。リンダ、3度目の正直だ? 本気でかかってこいよ。オレがキッチリ、ぶっ潰してやるから覚悟しとけ」
【Eitaの話】「止めに来るんじゃねえよ。ブレイブのベルト、コミッショナー預かりだけどよ、そんなの関係ねえよ。トーナメント、オレがもう一回勝ち上がって、必ずチャンピオンになるからな。おいリンダ、本気で懸かってこいよ。オレがお前を秒殺してやるから覚悟しとけ」
【リンダの話】「おいEita、見てみろ。ザマーミロだ。ノーコンテストだ、ノーコンテスト。端からよ、テメエ最近負けまくってよ、価値のないブレイブゲートのベルトなんてな、言ってみりゃそんなにほしくもねえけど、どうやら何人も名乗りを上げてきたな。ブレイブゲートの取り合いをするみたいじゃねえか。アイツら全員倒せばな、あのベルトにも少しは箔がつくってもんだ。あのベルト、最後アイツら全員をぶっ倒してチャンピオンになるのはこのオレ、エル・リンダマンだ」
◇第6試合◇
▼オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合/60分1本
[挑戦者組]鷹木信悟 ○T-Hawk サイバー・コング(23分5秒 エビ固め)[第58代王者組]ジミー・ススム ×斎藤"ジミー"了 ジミー・神田
※ナイトライド
☆ススム&斎了&神田が初防衛に失敗、鷹木&T-Hawk&サイバー組が第59代王者に(試合終了後、土井&清水&Ben-Kが登場)
土井「おいおい、ちょっと待てよ。見てたぞ見てたぞ。なんや今の勝ち方。納得いくわけないやろ! お前らもそうやろ。今の試合はヴェルセルクの反則でジミーズのタイトル防衛、それでええやろ!」T-Hawk「土井、ちょっと待て、コラッ。オレらの勝ち方に異論があるだって? いいか、リング上は結果がすべてだ。お前らそうだろ!」
土井「ちょっと待て。お前らがチャンピオンなんて誰が認めんねん。そうやろ。ちょうどええやんけ。今オレが清水とBen-Kと来たんや。この意味がわかるか? お前らを一日でも早くチャンピオンの座から引き落とすために、オレと清水とBen-Kでトライアングルに挑戦したろうやんけ。ヴェルセルクよりオレらの方がいいよな!」
T-Hawk「おい待て待て待て。おい土井、寝言は寝て言え。土井、お前は百歩譲ってオッケーだとしよう。でもBen-K、清水? こんなアホ2人にトライアングルゲートのベルトは100年早えんだよ。受けるわけねえだろ、オレたちが」
土井「おいおいT-Hawk、さてはお前ビビってるな?目が引きつってるやんけ。お前だけちゃうぞ。鷹木、サイバー・コング、お前ら3人揃ってそうや。清水とBen-Kのこの怪力2人によってこてんぱんに投げられるのがお前らビビってる、そうやな!」
サイバー「おい土井、怪力やと? お前、怪力言うたな。その言葉、聞き捨てならんのう。怪力はな、ドラゴンゲートに2人も3人もいらんのじゃ、オラッ。お前らの力、試させてもらおうやないか。早速やけど防衛戦決めようやんけ。おい八木! トライアングルゲート、オレたちの防衛戦や。ええやんな。いつでもいけるぞ」
八木「よしじゃあ早いうちにやってもらおうか。3月20日、和歌山でトライアングルゲートタイトルマッチ、決定します」
土井「オッケー、決まったぞ!」
サイバー「おい、土井とそのアホ2人。もう文句はないやろ。お前らがオレたちに挑戦するときは、オレはドリームゲートチャンピオンや。そして2冠王としてお前たちと闘うからな。まあせいぜいケガせんこっちゃな(帰れコールの中、ヴェルセルクが退場し、土井組が大会を締めることに。)」
土井「ヴェルセルクなんかよりBen-Kのほうがいいよな。ヴェルセルクなんかよりビッグR清水の方がええよな。ヴェルセルクなんかよりオレのほうがええやろ。和歌山で決まったぞ。チャンピオンゲート大阪ではオレも清水もBen-Kもタイトルマッチは組まれへんかったけどな、この溜まりに溜まったもんを和歌山でぶつけてやろうやんけ」
清水「(マイクをぶん取って)よっしゃよしよし。オレたち3人でトライアングル取りましょう。なあ大阪! 和歌山でトライアングルゲートを取るのはBen-Kと土井さんとこのオレ、そうビッグ・R・清水だぁぁぁ!」
Ben-K「(マイクをぶん取って)ドラゴンゲートイチの怪力は、このオレ、そうBen-Kじゃぁ!」
土井「ちょっと待て。おい、ガッツポーズいらんわ(笑)。お前ら言うだけ言うて、叫ぶだけ叫んでオレに託すなよ。最後。お前ら頼むわ、ホンマ。でもまあ若くてええやんけ。頼もしいわ。ちょうどええわ。明日の大阪2日目で、オレと清水とBen-K、6人タッグで組まれてるからな。そこで結果を残して和歌山に行こうやんけ。まだまだチャンピオンゲートは続くぞ。明日は大阪2日目。ツインゲートもある。ドリームゲートもあるからな。明日のチャンピオンゲートチャンピオンゲート2日目も楽しみにしとけよ!」
【鷹木、T-Hawk、サイバーの話】
鷹木「完全勝利だ、オラッ」T-Hawk「ようやくヴェルセルクのもとにこのタイトル、今までなかったのが不思議なくらいだ。ねえ、鷹木さん」
鷹木「おう。オレたちよ、今まで手加減してたのかもな。オレたちはちょっとの本気出したらこんなもんだ。そんなことより土井、大丈夫か? 正気か? トライアングルゲート、お前はそれなりに結果を残してきたかもしれねえけど、両サイドにいるのがビッグR清水とBen-K?」
サイバー「話にならんな」
鷹木「アイツらクルクルパーだろ。そんな2人をつけたってオレたち最狂の3人には勝てねえんだよ」
サイバー「その通り。オレたちが今日トライアングルのベルトを巻いたのは必然的なことや。強いヤツが勝って弱いヤツが負ける。これがジャングルの鉄則。明日はチャンピオンゲート2日目、オレはドリームのベルトも取りに行くからな。オレはトライアングルとドリームゲートの2冠王になるんや。覚えとけ」
鷹木「和歌山ではベルト3つじゃねえぞ。ベルト4つひっさげていくからな」
毎年恒例の大阪2連戦の初日のメインはジミーズの保持するトライアングル王座にVerserKが挑戦。
序盤は息の合った連係でジミーズが先手を奪うも、VerserKは斎了を捕らえて形成を逆転させる、だがジミーズは神田が鷹木にジョン・ウーを放ってから再び流れを変え、ススムが流れ式エクスプロイダーから斎了がダイビングボディープレスを投下する。
ジミーズはT-Hawkにススムがカミカゼを決めると神田が下克上エルボーを投下、ススムがジャンボの勝ち!から斎了が斎了ロケットを発射するなど猛ラッシュをかけるが、カウント3寸前で鷹木が中川レフェリーのカウントを妨害する。
これで再びVerserKが流れを掴むとサイバーが神田にパイナップルボンバー、斎了にはファイヤーサンダーで突き刺し、鷹木がMADE IN JAPANで続く、ジミーズも猛反撃して斎了がロープへ走るとリング下のパンチが足を引っ張るだけでなく一斗缶で殴打、それでもフランケンシュタイナーで粘る斎了に問題龍が問題塩を浴びせると、最後は鷹木のバンピングボンバーからT-Hawkがナイトライドで3カウントを奪い、VerserKが王座を奪取した。試合後には土井が清水、Ben-Kと組んでトライアングル王座への挑戦を表明、3・20和歌山でのトライアングル選手権が決定となった。セミのブレイブ選手権は場外戦で綱やイス攻撃でリンダが先手を奪うも、Eitaは顔面ニーからその場飛びムーンサルトで流れを変え、リンダの攻撃をかわしたところでNumero Unoで捕獲する。
逃れたリンダはEitaのイダルゴをかわし、トラースキックをキャッチしてトルネードボムを決め、ジャーマンからタイガースープレックス、雪崩式牛殺しと畳みかける。
しかしEitaはハイキックから雪崩式フランケンシュタイナーで猛反撃し、腕決め式バックドロップホールドを決めるが、リンダの攻撃が八木レフェリーに誤爆すると、Eitaが変形ドライバーことヌメロ・ドスから再度Numero Unoで捕らえたところで問題龍とパンチが乱入、Eitaも一斗缶で応戦するが、蘇生した八木レフェリーが収拾不可能と判断してゴングを要請、試合は無効試合となるも、納得のいかない両者が乱闘となり、山村だけでなくマリア、Kzy、カゲトラまで駆けつけ、これらの選手も挑戦に名乗りを挙げる。
八木レフェリーはルールに則り王座はコミッション預かりとして、日を改めて王座決定トーナメントを開催することを発表した。トライアングル選手権は現在無冠のVerserKが力ずくで王座を奪い取ったが、打倒・VerserKを狙う土井らが挑戦に名乗りを挙げた、新ユニット結成は吉野正人の復帰待ちとなるが、清水とBen-Kを取り込んだところで形にはなってきているようだ。
ブレイブ選手権は無効試合で王座預かりという結末となって、Eitavsリンダの決着も先送りとなったが、1月から勢いに乗っている山村やカゲトラ、Kzy、マリアが二人の抗争に割り込んできた。山村が勢いに乗って二人を出し抜いてブレイブ王座奪取となるか?大阪大会初日終了。
メインのタイトル戦はヴェルセルクの完全勝利!
俺は脚トレからのタイトル戦だったので流石に疲れたかな…
あはは。
ベルトは去年の7月以来、トライアングルは〜記憶に無い。
取り敢えず、5.14山梨まで守るぜ〜#dragongate#ヴェルセルク pic.twitter.com/WDQAE2EAD4
— 鷹木 信悟(SHINGO) (@Takagi__Shingo) 2017年3月4日