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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

NEW JAPAN CUP 2017開幕!EVILが奥の手"毒霧"を噴射!まさかを読めなかった棚橋は完敗・・・

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NEW JAPAN CUP 2017開幕!EVILが奥の手"毒霧"を噴射!まさかを読めなかった棚橋は完敗・・・

3月11日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents NEW JAPAN CUP 2017」愛知県体育館 4515人 満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○エル・デスペラード TAKAみちのく(6分35秒 体固め)田口隆祐 ×川人拓来
※ギター・デ・アンヘル


◇第2試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 獣神サンダー・ライガー(6分47秒 体固め)中西学 タイガーマスク ×岡倫之
※ラリアット


◇第3試合◇
▼20分1本
○ケニー・オメガ 高橋裕二郎(9分51秒 片エビ固め)石井智宏 ×YOSHI-HASHI
※片翼の天使


◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○SANADA 高橋ヒロム BUSHI(8分41秒 Skull End)柴田勝頼 ジュース・ロビンソン KUSHIDA ×デビット・フィンレー


◇第5試合◇
▼20分1本
○オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 邪道 外道(10分42秒 片エビ固め)鈴木みのる 飯塚高史 金丸義信 ×タイチ
※レインメーカー


◇第6試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1
○永田裕志(11分45秒 バックドロップホールド)×タンガ・ロア


【永田の話】
――急きょエントリーした『NEW JAPAN CUP』でしたが、見事に1回戦を突破しました。
永田「タンガ・ロアでしょ? そりゃたしかにいい素材だしね。やっぱり将来性とかそういうモノを物凄く秘めていて、これから先、とんでもない怪物に変身するんじゃないかなって素質は、肌でヒシヒシと感じましたよ、正直。…ただね、まだまだ顔じゃないな。彼のその素材が、お客さんはわかりきってないし。対戦した俺にしか“未知のとてつもない底力”っていうのを感じなかった試合だったんじゃないですかね? それを万人に知らしめられるようになれば、彼はとてつもない選手になるだろうし。そのためにも、彼は今日とてもラッキーでした。なぜなら、永田裕志と闘うことができたから。この今日の経験は、彼にとって物凄い将来の大きな財産になるはず。最近は若い連中がどんどん出て行く中で、俺が退くのは簡単。でも、こうやって大きな壁として、あんな未知の怪物を叩き落としたからこそ、彼は大きな財産になったわけだから。俺が『NEW JAPAN CUP』を卒業せずに、“留年”してこの1回戦で闘ったことっていうのは、タンガ・ロアのためにも、新日本プロレスの将来のためにも、とてつもなく大きなこと。だからこそ、俺の体が動くうちは、まだまだ闘って行きたいですね、この新日本プロレスのリングで。ぶっちゃけ、『NEW JAPAN CUP』には未練はないけど、IWGP王座には思いっきり未練があるんで。それを目標に、まだまだ永田裕志、突き進んで行きますんで、よろしくお願いします」


――『NJC』出場直前に、同じ第三世代の天山・小島がIWGPタッグベルトを獲ったというのは、精神的な励みになりましたか?
永田「一部によると、あの(3月6日)大田区大会でいろんな試合があった中で、あの試合(IWGPタッグ戦)が一番お客さんの盛り上がりが凄かったという声も聞きましたしね。それはやっぱり、天山と小島、両名の『自分たちの力をリング上で見せてやる』っていう心意気が、思いっきり伝わったし、それを望んでいたファンの人も、余計にそれを感じたから、あれだけ爆発したんじゃないかなと。だからこそ、まだまだ死んではいられないです。大きな高い目標に向かって、まだまだ突き進みますよ。俺も、天山も、小島聡も、中西学も。『NEW JAPAN CUP』卒業しても関係ねぇよ。まだまだ行きます」


――急きょ、『NJC』へ出場することになったときの率直な気持ちは?
永田「まずは本間(朋晃)の大きなケガというのがあったんで。本間の代わりに俺が出るっていう上では、やっぱり身が引き締まった。真摯な気持ちでリングに立たなきゃいけないなと。本間の無念さというのはわかりますからね。俺が昔、脳疾患で欠場したとき(2008年2月)にも、カール・アンダーソンが(『NJC』へ)代わりに出場して、彼はそれをきっかけに世界へ羽ばたいたわけで。一番悔しいのは本間だし。それはよろこんじゃいけないことだと思うし。そんな中で、本間の代役ではなく、永田裕志っていう価値観をいま一度この新日本のリングで見せつけてやろうって、そういう思いで闘って来ました。まあ、まずは第一歩。次は、棚橋、EVIL。どっちが来るかな!? 棚橋とやりたいな、俺は(ニヤリ)。以上です」


【ロアの話】「ハア…。まあ、ナガタとはいい試合ができたかな。結果はともかく、ヤツと闘えたのはよかった。でも、ここから急ピッチでヤツを追いかけていく。これで俺は敗退だ。俺は負けてしまったが、BULLET CLUBのトーナメントは終わってないからな」


◇第7試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1
○矢野通(3分46秒 横入り式エビ固め)×タマ・トンガ


【矢野の話】「怖い!! 怖い怖い怖い怖い!! オイ、新日本プロレス!! 俺に怖いのばっか当てないでくれ! やめてくれ!! (※去り際に)怖い!!」


【トンガの話】「なんだ、このクソトーナメントは。こんなトーナメント、やってられるか。相手が誰かなんて関係ない。わかったよ。こうなったら、ブチ壊してやる。ルールも何も必要ない。何でもありでやってやる」


◇第8試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1
○バットラック・ファレ(10分32秒 片エビ固め)×マイケル・エルガン
※グラネード


【ファレの話】「オイ、オイ、オイ、オイ、なに、いきり立ってるんだ? もうひとつだけ言っとくよ。落ち着け。俺がいまそうであるように、落ち着け。落ち着くんだ」


【エルガンの話】「去年の10月、ナイトーにやられて、欠場に追い込まれた。尻の骨を眼(眼窩底)に移植して、自分自身、100%の状態にしてニュージャパンのリングに戻ってきた。でも、100%の力を出し切ったけど、IWGPインターコンチネンタルチャンピオンに返り咲くことはできなかった。100%の状態にさえ戻れば、この『NEW JAPAN CUP』を制することができる。そして、改めてナイトーを叩き潰すチャンスを手にできると考えていた。それさえつかめば、IWGPインターコンチネンタルチャンピオンに返り咲けるはずだった。だけど、見たとおりだ。まあ、この負けをしっかりと受け止めるよ。100%だと思ってたけど、そうじゃなかったのかもしれない。だけどここで諦めるわけにはいかない。必ずさらに上積みしたうえで100%に戻して、このリングに帰って来る。そしてすべてのヤツらを叩きのめして、さらに偉大な存在になってやる。ベストにさえもっていければ、怖いものなんてない」


◇第9試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1
○EVIL(22分55秒 片エビ固め)×棚橋弘至
※EVIL


(試合終了後、EVILは棚橋を介抱するヤングライオンを蹴散らす)
EVIL「これが真実と悪夢だ! 棚橋よ。棚橋弘至の魂よ。安らかに眠れ。This is EVIL,Everything is EVIL! すべては……EVILだ!!」


【EVILの話】「これが言った通り、真実と悪夢だ。棚橋弘至よ、ナメんじゃねぇぞ。こっちのセリフだぞ。(※息を整えてから両腕を横に大きく広げて)いま、これが、俺の時代だ。いいか、よく覚えとけ。This is EVIL。E~verything is EVIL。すべては……………………EVILだ!」


【棚橋の話】「(※川人と岡に両肩を担がれてインタビュースペースにやって来る。そのままフロアに大の字になり、つぶやくように)もう、なんもねぇよ、なんもねぇ。いまの俺はただの燃えカスだ。なんもねぇよ(※ゆっくり起き上がると、川人に肩を預けて引き揚げていく)」


 "春の本場所"「NEW JAPAN CUP2017」が開幕、1回戦愛知大会のメインで棚橋とEVILが対戦した。
 序盤はEVILも奇襲もせず慎重な立ち上がりとなるが、棚橋が執拗なヘッドロックで絞めあげて先手を奪いにかかる。EVILはショルダータックルからのラリアットで場外戦を仕掛けるが、棚橋は鉄柵攻撃の連打で譲らず、調子に乗ったところで突進するが、EVILはラリアットで迎撃し、棚橋の首にイスをかざしてのEVILホームランで流れを変える。
 リングに戻ったEVILは首攻めを展開するだけでなく、棚橋の反転式ボディープレスをかわしてセントーンを落とすなどして棚橋のペースに持ち込ませず、棚橋がエルボースマッシュ、ジャンピングフォアーム、青天井エルボー、サマーソルトドロップと得意のパターンに持ち込もうとしても、セカンドロープからのローリングセントーンは自爆して、EVILのセントーンを喰らうなど、EVILがパターンを読みきっているかのように棚橋を封じにかかる。
 EVILが串刺しエルボーからフィッシャーマンズバスター、コーナーからダイビングラリアットと畳みかけるが、ダークネスフォールズ狙いは棚橋がエプロンに着地して、ロープ越しのドラゴンスクリューでEVILの動きをやっと止めると、場外に逃れたEVILに棚橋がコーナーからのハイフライアタックを命中させる。
 棚橋はこれで流れを掴んだに見えたが、リングに戻ってコーナーに昇ったところで、EVILが海野レフェリーをロープにぶつけて攻撃を阻止し、デットリードライブから海野レフェリーをダウンしている間にイスを持ち出して背中を殴打、棚橋も奪い返して逆に殴打し、イスの上でのツイストアンドシャウトからスリングブレイド、勝負を狙ってハイフライフローを投下するが、EVILは剣山で迎撃する。
 エルボーの競り合いからEVILはダークネスフォールズを決めると、6日の大田区大会で披露して変型フェースロックで捕獲、しかも足で棚橋の片手を固めつつ絞めあげるなど改良されていた、EVILはEVILを狙うが棚橋は張り手、再度狙ったところでスリングブレイドで迎撃すると、ドラゴンスープレックスを狙うが、再度海野レフェリーと棚橋を交錯させたところでEVILがまさかの毒霧を噴射、最後はEVILをしっかり決め勝利を収め1回戦を突破した。
 試合内容的にも棚橋のパターンを読み切って相手のペースに持ち込ませず、改良を加えた変型フェースロック、フィニッシュ前の毒霧、棚橋もフィニッシュのEVILはしっかりマークしていたつもりだったが、毒霧までは読めなかった。その"まさか"を読めなかった時点で棚橋の完敗だった。
 東京ドームでは内藤に敗れ、今回はEVILにも敗れてしまった棚橋はこのまま沈む夕陽となっていくのか・・・


 第6試合の本間の代役でリザーバーとして出場になった永田はロアと対戦、新日本では初めてのシングルとなるロアに序盤は駆け引きなどを駆使して永田は翻弄にかかるも、ロアがパワー全開で永田を攻め込む。
 しかしロアのコブラクラッチ狙いを永田が白目式腕固めで切り返して流れを変えると、腕十字から腕へのローキック、タイナー狙いはロアがキャッチしてコーナーへ押し込むも、永田は串刺しビックブーツから垂直落下式ブレーンバスター、延髄斬り、バックドロップホールドの必勝コースで3カウントを奪い1回戦を突破。


 第7試合の矢野vsトンガはトンガはYTRワールドに徹底的に付き合わずに封じにかかるが、矢野は髪を掴んで倒し、YTRポーズを阻止するトンガをかわしまくるなど、次第にYTRワールドへと引きずり込み、最後はトンガのガンスタン狙いを阻止した矢野がレフェリーを盾にしてからの急所蹴りから丸め込み3カウントを奪い勝利で1回戦を突破する。


 セミのエルガンvsファレはエルガンのエプロンダッシュのダイブをキャッチしたファレがそのままエルガンの背中を鉄柱に打ちつけ、リングに戻ってから腰を踏みつけるなどの腰攻めでファレが先手を奪う。
 しかし回転エビ固めを狙うエルガンをファレが雷電ドロップを狙うと、エルガンがかわして自爆させ、エルボーの連打から延髄斬り、ブローキックの連打、ブレーンバスターでファレの巨体を投げる。エルガンはファレを場外へ追いやってプランチャを狙うが、素早くリングに戻ったファレがキャッチしてバックフリップで叩きつけ、エルガンもファレの突進をかわして串刺しラリアット、ワンツー、ローリングとエルボーを炸裂させる。
 エルガンはラリアットからエルガンボムを狙うが、腰に力が入らないのか上がらず、ジャーマンを狙うエルガンをファレが掬い投げから串刺しスプラッシュ、ジャンピングボディープレスと畳みかけるも、グラネード狙いはエルガンがかわしてジャーマンで投げる。
 エルガンはラリアットを狙うが、ファレがスピアーで迎撃すると最後はグラネードを決め勝利を収めて1回戦を突破する。


 これで2回戦は永田vsEVIL、矢野vsファレとなったが、1回戦で棚橋を破ったEVILがダークホース的存在になった・・・いや現在のEVILだったらオカダの保持するIWGPヘビー級王座に挑戦できるまでに成長したといっても過言ではなくなってしまった。このままEVILが一気に突っ走ってNJCを制することが出来るか・・・?

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