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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

一騎当千~DeathMatch Survivor~が開幕!関本は最強の挑戦者・鈴木とフルタイムで薄氷の防衛!

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一騎当千~DeathMatch Survivor~が開幕!関本は最強の挑戦者・鈴木とフルタイムで薄氷の防衛!

3月5日 大日本プロレス「一騎当千~DeathMatch Survivor~」後楽園ホール 1580人超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
ツトムオースギ ヘラクレス千賀 ○忍(4分41秒 片エビ固め)丸山敦 吉野達彦 X青木優也
※ミサイルキック


◇第2試合◇
▼20分1本
○橋本大地 神谷英慶(9分24秒 片エビ固め)橋本和樹 X菊田一美
※刈龍怒


◇第3試合◇
▼30分1本
アブドーラ・小林 ○高橋匡哉 植木嵩行(7分33秒 片エビ固め)バラモンシュウ Xバラモンケイ 佐久田俊行
※ジャックハマー


◇第4試合◇  
▼ハードコアタッグマッチ/30分1本
“黒天使"沼澤邪鬼 ○塚本拓海(8分13秒 電光石火)X伊東竜二 宮本裕向


◇第5試合◇
▼30分1本
○岡林裕二 中之上靖文 野村卓矢(12分44秒 キャメルクラッチ)佐藤耕平 浜亮太 X宇藤純久
 
◇第6試合◇
▼一騎当千〜DeathMatch Survivor〜Aブロック公式リーグ戦 凶器持ち込みデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]○木高イサミ(11分17秒 片エビ固め)[1敗=0点]X吹本賢児
※ギガラダーブレーク


【イサミの話】「いや、なんもねえっすよ。俺は、気持ちで表現できることは全部リングでしたから。絶対負けないよ。絶対負けられない。それはね、FREEDOMSとかね、大日本プロレスとかね。BASARAとかね、そういう問題じゃないんですよ。いちデスマッチファイター、プロレスラーとして、今日の試合は負けられなかったですね。ただ、初めてですね、僕は。恐ろしいいアイテムを持って来るなと思いますよ。発想力が面白い。逆に利用させてもらいまいした。それも僕がいままでやってきたデスマッチなので。相手のアイテムだろうと自分のアイテムも120%生かしてこそデスマッチでしょ? デスマッチはデスマッチだって。何も変わらねえって。何回も言わせんなよ。FREEDOMSだろうが大日本だろうが関係ない。デスマッチはデスマッチ、プロレスはプロレスだって言ってんだ。ただ、ドブネズミは美しかったよ。俺が好きなリンダリンダだよ」


【吹本の話】「クッソ、全勝優勝目指しとったのにいきなりや、いきなりハマたってもうた。だけどな、これからやど。きょうで吹っ切れたわ、オイ! 次は植木か、新木場。植木、覚悟しとけよ。今日よりエグイアイテム持っていったるからよ。覚えとけよ大日本」


◇第7試合◇
▼一騎当千〜DeathMatch Survivor〜Bブロック公式リーグ戦 2016ジャパンシリーズ・リバイバルデスマッチ/30分1本
[1勝=2点]○星野勘九郎(13分43秒 片エビ固め)[1敗=0点]X竹田誠志
※ダイビングセントーン   


【星野の話】「とりあえず1勝。ホント、イチからのスタートだった。絶対今シリーズは進化して、必ず俺が優勝してもう一回、12月の借りを返す。竹田、強かった。でも1勝だ。絶対、優勝する」


【竹田の話】「ちょっとナメてかかってた部分が正直なとこあったけど、やっぱ星野勘九郎、デスマッチヘビー巻いてあんな情けないチャンピオンになったけど、それなりに実力はついてきたかな。きょうはちょっとヘタこいたな。もう負けらんねぇよ。他の団体の話を持ってくるのもなんだけど、全日本プロレスでもリーグ戦(ジュニアリーグ)やってて、一つの負けが後を引きずるわけだ。初戦って大事なんだよな。でも初戦落としたヤツが優勝するとかよくわかんねぇことがあるけど、俺はそういうの信じねぇから。結果がすべてじゃないけど、こういうリーグ戦は優勝してなんぼだからね。あとは内容。もっともっと狂える。きょうはイマイチだよ。星野勘九郎にダイビング・セントーンまで出させたってことは俺の負けだな。いいよ、星野の負けはくれてやる。このデスマッチのネーミング、そんなもん関係ねぇよ。オチャラケじゃねぇんだ。俺ら真剣にやってんだ。野球は野球、プロレスはプロレスだ。次見とけよ」


◇第8試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第9代王者]△関本大介(30分時間切れ引き分け)[挑戦者]△鈴木秀樹
☆関本が2度目の防衛に成功


(試合終了後)
関本「後楽園に来てくれたみなさん、すいませんでした! 勝てませんでした! 鈴木秀樹! もう一回やりましょう。お願いします」


鈴木「本当に、またもう一回やってくれますか? じゃあ、よく誰か出てくると思うんですけど、出てこないので、3月(30日)の後楽園で挑戦させてください! お願いします」


関本「3月?(とよくわからぬ様子だが)…わかりました。3月30日、もう一回やりましょう! みなさん、きょうは最後まで応援ありがとうございました。3月30日、また後楽園あります。ぜひ3月30も来てください。応援よろしくお願いします。きょうはありがとうございました!」


【関本の話】「スタミナ切れしましたね、チキショー。勝てなかった…その一言に尽きると思います。つぎまた3月30日、鈴木秀樹とリマッチやりますけど、また次はきっちり防衛してチャンピオンに胸を張って堂々と。


(引き分け防衛は納得いかない)納得いかないですね、納得いかないです。


(決めきれなかった要因は?)やっぱり、鈴木選手の体の使い方というか。そういうものがありまして、スタミナ切れというのもありますし。まあ鈴木選手のエルボーで若干フラフラになったというのもあります。


(最後自らすぐ遣りたいと言ったが)3月30日後楽園あるんで。その時はしっかりと防衛して、防衛ロードを突き進みたいと思います。


(復帰2戦目でエンジンのかかり具合は)でもそれは言い訳ですね。言い訳だと思うので。たしかに復帰2戦目でしたけど、もっと自分で切り替えてチャンピオンとして臨まなくちゃいけなかったと思います」


【鈴木の話】「(決着がつかなかったが)いや、疲れましたね。雑でしたね、僕が。押さえ込みが一個一個甘かったですね。まあ、そんなもんですよ。ああいう試合は嫌ですね、殴り合いになると。ひじょうに痛いですね。


(関本は復帰2戦目だったが)休んでて、十分だったかなと思いますけどね。見ててどうでしたか? 僕は、けっこうスタミナも十分あるし。(自分の)技が一個一個入らなかったのは、彼の体の張りが、休む前より上がってましたね。ダブルアームもつかみきれないし、ジャーマンもドラゴンもクラッチ最後までしきれてないから、そこが返されて。首も太くなってるし。


(最後はお互いの必殺技を決めきれなかったのは?)それは決めさせないですよ。決められたら負けなわけですから。僕、ジャーマン食らいましたけど、ぶっこ抜きだけは食らわないように。しんどいですね。


(最後、王者からもう一回と)そう、チャンピオンからやろうと言ってくれたんで。僕はもういいかなと思ったんですけど、チャンピオンがやりたいと。3月またやりたいということで、いいですか?


(今度こそは?)誰もいなかったんで。“次は俺だ”なかったんで。じゃあ次は僕ですよ。次の挑戦者は僕。いいんでしょ? 誰も挑戦しないから。今度やりますよ。一回やったら弱ってるかもしれない」


 「一騎当千~DeathMatch Survivor~」が開幕、公式戦初戦は前回準優勝のイサミがFREEDOMSから初エントリーとなった吹本と凶器持ち込みデスマッチで対戦し、吹本は杉浦透と神威をセコンドに従え、FREEDOMSのフラッグに包まれたボードを持参、フラッグを取ると空き缶とガジェット(卸金)ボード、対するイサミは愛用のアイテム・ギガラダーを持参した。
 吹本が奇襲をかけて試合開始となり、場外戦となるがイサミがパーカーでのチョーク攻撃で先手を奪い、スパナで攻撃を加えるだけでなく杉浦や神威までにも襲い掛かる。しかし吹本もガジェットを取り出してイサミの左腕や額を切り刻み、左腕攻めを展開するが、イサミもガジェットを奪い吹本の右腕を突き刺し、イス攻撃やイス盛りやラダーの上での河津落としで吹本にダメージを与える。
 イサミは空き缶ボードもイス盛りやラダーの上に乗せての河津落としを狙うが、堪えた吹本が逆にパワーボムで叩きつけ、ライガーボムからパッケージジャーマンを狙う。しかし堪えたイサミが勇脚を浴びせると、ギガラダーを設置してイスを持って上へ落とし、吹本にイスを落としてからダイビングボディーアタックを発射、更には空き缶ボードへのブレーンバスターを狙うが、堪えた吹本がブレーンバスターの体勢から前へと落としてイサミの腹部に空き缶が突き刺さると、その上でのラリアットを敢行して吹き飛ばされたイサミの背中にも空き缶が突き刺さる。
 しかしイサミは立ち上がると勇脚を浴びせ、絶槍も決めると、ガジェットボードへのブレーンバスターを敢行してから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、倒れる吹本を空き缶とガジェットボードのサンドウィッチにしてからダブルニーを投下すると、最後はギガラダーブレークで3カウントを奪い公式戦を白星でスタートした。
 
 星野vs竹田は2016ジャパンシリーズ・リバイバルデスマッチとして広島にちなむものがアイテムとして使用され、お好み焼き用の鉄板、コテ、ブロックで作られた宮島の鳥居、有刺鉄線バッド(2本)、硬式の野球ボールが使用された。
 有刺鉄線バットでのチャンバラから場外戦となるも、竹田がイス盛りの上でのロックボトムで先制し、イスで殴打する。リングに戻っても竹田はイスで何度も殴打しブロックを背中に乗せてから、その上へもう一個を落とし、ブロックへのボディースラムから、お好み焼きのヘラで星野の額を切り刻む。
 竹田は硬球を星野に投げつけ(最初の1球は和樹に誤爆)、顔面にイスを固定して、別のイスでフルスイングする顔面整形攻撃を展開するが、星野は張り手で反撃してから勘九郎カッターでやっと流れを変え、串刺しラリアット、ランニングネックブリーカーから倒れる竹田に三枚重ねのブロックを設置してからセントーンを投下するも、自らも大ダメージを負ってしまう。
 星野は鉄板の上へのフィッシャーマンズスープレックスも自らも頭を痛打、だがブロックの上へのジャーマンは、竹田がサイドバスターで返すと、星野の顔面にブロックやイスを並べてからスライディングキックを浴びせる。
 勝負に出た竹田はエルボー合戦から膝蹴り、ロッポンギと繰り出すが、ガードした星野はジャーマンで投げてから、更に鉄板へのジャーマンを狙うも、今度は竹田が鉄板の上でのジャーマンで投げ、牡蠣の殻を投入して、その上へ雪崩式ブレーンバスターを決める。
 竹田は国体一回戦スラムから、ブロックを並べてリバースUを狙うが、阻止した星野が浴びせ蹴りからブロックへのチョークスラム、極道クラッチと畳みかけ、最後は垂直落下式ブレーンバスター、勘九郎カッター、ダイビングセントーンで3カウントを奪い公式戦を白星でスタートした。


 メインは関本の保持するストロング王座に鈴木が挑戦。鈴木は今回も師匠であるビル・ロビンソンを意識して紫のタイツで登場した。
 序盤は手四つからの力比べからスタートし、パワーに優る関本が攻勢に出るも、鈴木も押し返し、巧みに回転して股裂けを決め、ロックアップの攻防でも関本が執拗にヘッドロックで絞めあげ、鈴木がグラウンドに引き込んでヘッドシザースで捕らえ、関本が逃れようとするが鈴木は離さない。
 再びスタンディングになると差し合いから、鈴木が腰投げを仕掛けてフロントネックロックで捕獲して執拗に絞めあげ、再びスタンディングになってからエルボースマッシュ、エクスプロイダー、エルボースマッシュと攻勢に出るが、関本もハンマーで応戦、だが鈴木はエプロンへフロントスープレックスへ投げると、スライディングキックで追撃し、場外戦でもエルボースマッシュ、ハンマーで抵抗する関本にエルボーバット、リングに戻ってからスリーパー、背中へのエルボーからエルボースマッシュとリードを奪う。
 鈴木の勢いは止まらず、エルボーやモンキーホイップ、ニードロップと攻勢に出るが、勝負を狙ったダブルアームスープレックスは、関本がサイドスープレックスで返し、逆エビ固めで捕らえ執拗に絞り上げる。
 流れを変えた関本は逆水平は背中へのハンマー、腹部へのエルボー、張り手、串刺しスピアー、鈴木より先にダブルアームスープレックスを決め、アルゼンチンバックブリーカーで担ぐが、鈴木はスリーパーで逃れて絞めあげる。しかし関本はアトミックドロップで脱出すると、ラリアットを狙うが、かわした鈴木はジャーマンで投げ、エルボースマッシュも、関本もラリアットで応戦して両者ダウンとなる。
 鈴木が膝蹴り、関本がエルボーと打撃戦から、エルボースマッシュを放つ鈴木に関本が延髄斬りを浴びせてから突進するも、かわした鈴木はダブルアームスープレックスを狙うが、逃れた関本がスリーパーで捕獲、だが鈴木もワンハンドバックブリーカーで脱出すると、ネックブリーカーからダブルアームスープレックス狙いは関本がリバースする。
 鈴木はエルボーからジャーマンドライバー、エルボーバット攻め込むが、ドラゴンスープレックス狙いは関本が堪えて延髄斬りを放ち、ジャーマンスープレックスホールドを決めるがカウント2でキックアウトされると、鈴木はすぐさまアームロックで捕獲も、関本が強引に持ち上げてアバランシュホールドで叩きつけ、雄叫びからラリアットもカウント2でキックアウトされてしまう。
 関本はフロッグスプラッシュを投下するが、鈴木は剣山で迎撃すると、鈴木は逆さ押さえ込み、コブラツイスト、ドラゴンスープレックスホールドと畳みかけるが、関本も必死でキックアウトし、鈴木はフロントネックロックで捕らえ絞めあげてからサッカーボールキック、関本の逆水平、鈴木がエルボーと応酬し合うと、関本がハンマーからラリアット、ライガーボムと畳みかけ、エルボーを放っていくが、起き上がった鈴木もエルボーで打ち返す。
 残り5分となり鈴木が首固め、スリーパーで捕獲して胴絞めへ移行するも、ロープに逃れた関本は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、鈴木も変形の丸め込みやエルボー、膝蹴りに対し、関本はラリアットで応戦、後頭部に頭突きを浴びせてからぶっこ抜きジャーマンを狙うが、鈴木はロープへと逃れてからエルボーを乱打、両者は膝立ちからエルボー合戦、鈴木が競り勝つとダブルアームスープレックスで投げるが決め手にならず、関本もジャーマンで投げるが鈴木の抵抗で不完全のままでホールドするもこれも決め手にならずでタイプアップ引き分けとなった。
 試合後は関本は鈴木に再戦を呼びかけると、鈴木も3・30後楽園での再戦を要求して、関本が締めくくって幕となった。


 ストロング選手権に関しては底なしのスタミナを誇る関本がスタミナ切れを明かすなど、いくら休暇明けとはいえ鈴木のエルボーやグラウンドの前には相当スタミナをロスしてしまったということか、今回は30分という試合時間のおかげで引き分けに持ち込めたが、60分だったら関本は危なかったのかもしれない。
 3・30後楽園で再戦が決定したが、おそらく試合時間も決着をつける意味で60分ルールとなる可能性が高い、再戦までに関本がどこまで態勢を立て直すことが出来るか・・・・


「一騎当千~DeathMatch Survivor~」は注目の吹本はFREEDOMSで使用されている空き缶、卸金ボードを使用するも、キャリアに優るイサミの前に完敗で序盤から躓いてしまった。セコンドに杉浦や神威を従えて対抗戦ムードを作り上げたが、吹本がどこまで大日本に食い込めるか・・・?

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