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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

波乱という春の嵐が吹き荒れた!石井が29分の激戦の末、ケニーを降す!柴田は鈴木に12年越しのリベンジ!

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波乱という春の嵐が吹き荒れた!石井が29分の激戦の末、ケニーを降す!柴田は鈴木に12年越しのリベンジ!

3月11日 新日本プロレス「戦国炎舞 -KIZNA- Presents NEW JAPAN CUP 2017」3862人 超満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○永田裕志 獣神サンダー・ライガー(5分46秒 白目式腕固め)×タイガーマスク デビット・フィンレー


◇第3試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ タマ・トンガ ○タンガ・ロア(6分18秒 片エビ固め)天山広吉 小島聡 ×川人拓来
※エイプシット


◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○EVIL 高橋ヒロム BUSHI(9分57秒 体固め)棚橋弘至 マイケル・エルガン KUSHIDA ×田口隆祐
※EVIL


◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ○矢野通 邪道 外道(10分18秒 横入り式エビ固め)飯塚高史 金丸義信 タイチ ×エル・デスペラード TAKAみちのく


◇第6試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/30分1本
○ジュース・ロビンソン(10分21秒 片エビ固め)×高橋裕二郎
※パルプフリクション


【ジュースの話】「勝ったぞ。勝って『NEW JAPAN CUP』をスタートさせたぞ。そしてベスト4を決める闘いに進んだ。次はシバタか、スズキか……どちらも厳しい闘いになるな。ま、今日はユージロー。これまで勝ったことなかったユージローにやっと借りを返せたな。ニュージャパンで闘うってことがどういうことか、ニュージャパンで闘うには何が必要か、それを俺は学んできた。このトーナメントで闘うことがどんなことかも。互いにそれをぶつけ合っている。今日の試合にどんな意味があるかもね。これで準々決勝。そしてその先には準決勝、決勝がある。さらにそこで勝てば、ナイトーに挑戦するチャンスがある。俺はナイトーを見ている。そしてインターコンチネンタル王座を。ナイトーがどこを見ているかなんて知らないし、俺のことを見てるかどうかなんて関係ない。だけど俺はインターコンチネンタル王座の輝きを見据えてる。俺は必ずやステップを上っていって、インターコンチネンタル王座にたどり着いてやる。ニュージャパンではタイトルは尊敬の目を与えてくれるはずだ。そこには栄光と名誉、尊敬の念があってしかるべき。しかし今のインターコンチネンタル王座には栄光も名誉も尊敬の念もあるとは思えない。俺が彼を叩きのめして、それらを取り戻す。あのベルトがこの俺のセクシーな腰に巻かれたときに、栄光と名誉、尊敬の念を取り戻すことができる。ジュース・ロビンソンの2017年は今、この時にスタートした。たった今、スタートしたばかりさ」


【裕二郎の話】「(※PETERを見つめて)PETER…!? 今日の試合は…俺の…1年以上ぶりの…Single match。これがよ、○○○○だったら俺…死んでるよ」


◇第7試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1
○SANADA(13分57秒 Skull End)×YOSHI-HASHI


【SANADAの話】「今日、YOSHI-HASHIとやったんですけど、10何年か前に入門テスト、一緒に受けて、落ちてるんですよね。そういう煽りVTRを見て、不可解でした。たぶんYOSHI-HASHIもいいとは思ってないです。大事なのはいまなので、気に食わなかったです。以上」


【YOSHI-HASHIの話】「あと少しだと思ったけど、まだまだだった。悔しいよ。次、まだわかんないけど、今年も絶対『G1(CLIMAX)』に出て、もし、アイツと同じブロックになれたらというか、もし『G1』に出るなら、アイツと同じブロックに絶対なって、今日の借りは絶対に返す。まだ夏まで少し時間あるし。まだまだ行けると思うから。この借りは必ず返す」


◇第8試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1
○柴田勝頼(19分44秒 片エビ固め)×鈴木みのる
※PK


【柴田の話】「なんもねぇよ(コメントブースを素通り。)」


【鈴木の話】「(※ふらついた足取りでコメントブースにやって来ると、不敵な笑みを浮かべて、首をゆっくり左右に振って)痛くも、かゆくも、ない。俺の息の根を止めてみろ、柴田。鈴木軍、イチバン」


◇第9試合◇
▼「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦/時間無制限1
○石井智宏(29分45秒 片エビ固め)×ケニー・オメガ
※垂直落下式ブレーンバスター


【石井の話】「まずはひとつ(1勝)。俺は、この2年間、溜まりに溜まったモン、ここですべて吐き出すから。次(2回戦)、SANADAか? 『G1(CLIMAX 26)』でやられってから。しかもギブアップで(2016年8月8日横浜『G1』Aブロック公式戦)。俺はいまでも自分が(Skull Endで)ギブアップしたこと、憎いんだよ、自分自身で。だから、ちょうどいい、SANADA。次はSANADA、テメェを喰う」


【ケニーの話】「(※インタビューブースにたどり着くなりフロアに座り込む)何て言えばいいんだ……。まだ次があるってか? 何も言葉がないよ。文句を言うこともできないほどだ。負けたなんて言いたくないけど、石井は最強のチャレンジャーだったことは認めるしかないな。さて、これからどうするかな。もしトーキョードームで(オカダに)勝っていたなら、この試合に(IWGPヘビー級)タイトルが懸かっていたんだから。オカダ、お前は何かを見つけただろ? 俺を倒すにはどうしたらいいかというのを見つけただろ? 俺の弱点をな。それを教えたんじゃないか? 仲間であるCHAOSのヤツらにそれを教えただろ? 仕方ない、俺は教室に戻って勉強し直すよ。自分の試合を見直さないとな。俺にできないことなんてないはずだ。負けたままで、このニュージャパンに居座るわけにはいかない。世界を変えるためにも、俺はニュージャパンにいないといけないんだ。俺はまた戻って来る。まだデッドラインまでは時間がある。アメリカのファンにベルトを届けるまでのな。今夜は悪夢を見ただけだ。グッバイ&グッナイト」


 「NEW JAPAN CUP 2017」1回戦尼崎大会のセミでは柴田vs鈴木が対戦、12年前のG1では鈴木のスリーパーで絞め落とされているだけでなく、6日の大田区大会では鈴木に足元を救われてブリティッシュ王座から陥落するなど遺恨が深まっている中での対戦となった。
 タイチを従えて入場する鈴木に対し、柴田は弱みは見せまいと右肩のバンテージを外して登場。序盤はバックの奪い合いやリストロックの攻防などで出方を伺うも、鈴木がロープへ押し込んだ際に柴田がキックを放ったところで打撃戦となるが、鈴木のキチンシンクで柴田が脇腹を押さえてうずくまると、鈴木は首投げからサッカーボールキックを放てば、柴田も意地を見せるかのように同じ技で応戦し、エルボー合戦でもエルボースマッシュで柴田が競り勝ったに見えたが、エプロンでの攻防で鈴木はロープ越しの腕十字で捕獲、タイチの介入やイスを駆使して柴田の右腕を狙う。
 鈴木がコーナーに柴田を押し込んでエルボーを放てば、串刺しを狙う鈴木を柴田がフロントハイキックで迎撃して、コーナーに押し込んでからエルボーで応戦、膝蹴りを挟んでから顔面への低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーと得意のパターンに持っていく。
 柴田は首投げを狙う鈴木をコブラツイストから卍固めで捕獲すると、逃れた鈴木も串刺しビックブーツ、ランニングローキックから久しぶりに卍固めで捕獲、逃れた柴田にナックルアローを浴びせる、卍固めやナックルアローは鈴木の師匠であるアントニオ猪木を彷彿させてしまった。
 張り手で柴田をダウンさせた鈴木は一本足頭突きからエルボー合戦、互いに譲らないも鈴木が押され出すも、鈴木は意地でも倒れず打ち返し、柴田も倒れない。鈴木はフェイントから張り手を浴びせ、鈴木がブローキックからスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うが、堪えたところで鈴木がナックルを狙うも、柴田は武者返しで迎撃する。
 柴田はPKを狙うが、かわした鈴木はスリーパーで捕獲、しかし担いだ柴田がデスバレーボムからショートレンジのPKを炸裂させて3カウントを奪い1回戦を突破、12年越しのリベンジを果たした。
 今回は鈴木軍を駆使するのではと思われていたが、介入は場外戦のみで敢えて鈴木が柴田の世界に踏み込んで挑んでいったが、かえってそれが鈴木にとって仇になったのか、しかし鈴木軍的には手痛い敗戦となった、柴田は鈴木との意地の張り合いは制したが柴田にしてみれば鈴木に対して何十分の一ぐらいしか返していないのかもしれない


 メインの石井vsケニーはケニーが見下した態度で試合に臨み、ケニーはリーブロックからビックブーツから先手を狙うも石井は受け流してショルダータックル、エルボー合戦、石井が競り勝って頭突きの連打を浴びせケニーはたまらず場外へ逃れる。
 ケニーはエプロンに立った石井の足を攻め、鉄柵を使ってのムーンサルトアタックを発射、石井も花道へ連行してブレーンバスターを狙うも、ケニーがそのままエプロンへ石井の腰を打ちつけ、エプロンの角めがけてのボディースラムと石井の首筋から背中にめがけて大ダメージを与える。
 リングに戻ったケニーは首筋めがけての袈裟切りチョップと首攻めだけでなく、サミングなどラフを織り交ぜて攻め込むがスリーパーで絞めあげたところで、石井がチンクラッシャーで逃れ、ケニーが何度も石井をコーナーに打ち付けても受け流したことで、石井のタフネスぶりにケニーも動揺する。
 ケニーが突進したところで石井がパワースラムで投げ天龍コンポ、ぶちかましと石井の流れになるが、しかしバックドロップ狙いはケニーが着地して石井のラリアットもかわすと、ケニーが低空ドロップキック、コタロークラッシャー、ケニーはカミカゼからムーンサルトプレスと畳みかける、石井のノド笛チョップに対してフランケンシュタイナーを決める。
 石井はコーナーでの競り合いの末、ここ一番で出す雪崩式フランケンシュタイナーを決めると龍魂パワーボム、ラリアットと攻勢に出るが、垂直落下式ブレーンバスター狙いはケニーがDDTで切り返し、青い牛殺しから場外に逃れた石井にノータッチトペコンを発射する。
 リングに戻ったケニーは石井の首筋にミサイルキック、ジャーマン、ビックブーツからスーパーキック、Vトリガー、ドクターボムと攻勢をかけ、片翼の天使を狙うが、着地した石井は突進するケニーをキャッチしてジャーマンで投げる。しかしエルボー合戦はケニーが競り勝つが、石井が仁王立ちで叫ぶと、石井のタフネスぶりに怖れだしたのかケニーは何度もハンマーを振り下ろす。
 ケニーは再度Vトリガーを狙うが、キャッチした石井は唾を吐き捨ててから掟破りのVトリガーを炸裂させ、だがケニーもラリアットをブロックしてからVトリガーで応戦、だがもう1発を狙ったところで石井はラリアットで迎撃する。
 勝負を狙った石井は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、ケニーが堪えて石井が突進するとケニーはVトリガーを炸裂させ、今度はケニーが勝負を狙って片翼の天使を狙うも、石井が抵抗するためクロイツラスを決める。
 ケニーは頭突きを狙う石井にグーパンチ、高速ドラゴンスープレックス。後頭部へVトリガーと炸裂させてから、片翼の天使狙いは石井が着地して垂直落下式ブレーンバスターを狙うもケニーがリバースフランケンで突き刺す、だが片翼の天使狙いは石井がスタナーで切り返し、延髄斬り、Vトリガーをキャッチして頭突き、リキラリアット!垂直落下式ブレーンバスターと畳みかけて3カウントを奪い石井が勝利を収めた。
 試合時間は29分と予想以上の激戦、ケニーにしてみれば石井は"ど真ん中"しかないと想定していはが、雪崩式フランケンは掟破りのVトリガーなど石井の意外性はケニーにとって想定外だった。またBULLET CLUB的には再浮上を図るケニーにしてみれば手痛い敗戦となり、石井の勝利はオカダと激戦を繰り広げたケニー相手の勝利はNJC優勝以上価値のある勝利となった


 SANADAvsYOSHI-HASHIは場外戦を制したSANADAが早くもSkull Endを狙うが、YOSHI-HASHIはバンカーバスターで切り返し、エルボーの連打からヘッドハンター、串刺し逆水平、トップロープに磔にして背中へのドロップキックと自身の流れに持ち込む。
 だがSANADAも突進するYOSHI-HASHIをSkull Endで捕獲、一旦はロープへ逃れるがTシャツをい脱ぎ捨てたSANADAは再度Skull Endで捕獲すると、YOSHI-HASHIはバタフライロックで切り返し、SANADAもジャパニーズレッグロールクラッチからSkull Endで捕らえるが、脱したYOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットを炸裂、リバースショルダーバスター、パワージャックと畳みかけてからスワントーンボムを投下もSANADAは剣山で迎撃する。
 SANADAはロープへ振るも、YOSHI-HASHIはバタフライロックで捕獲、一旦ロープへ逃れられるが、YOSHI-HASHIは回転してリング中央で再度捕獲して絞めあげる。
 YOSHI-HASHIは首筋にボマイエ、スワントーンボムと畳みかけるがmYOSHI-HASHIはスピンキックからカルマ狙いは、SANADAはSkull Endで切り返し、逃れられてもムーンサルトアタックから再度Skull Endで捕らえYOSHI-HASHIはギブアップ、SANADAが勝利となる。


 ジュースvs裕二郎はキャノンボールをかわした裕二郎が場外でフィッシャーマンズバスターを決めて先手を奪い、裕二郎はマウントでのパンチ、ビンタ、首投げ、ギロチンドロップと余裕の試合運びを展開する。
 なかなか主導権を奪えないジュースはスピンキックで反撃、テキサスジャブ、逆水平を織り交ぜるてから河津落とし、セントーンと攻め込むが、ジャックハマー狙いは着地した裕二郎がフェースバスターからフィッシャーマンズバスターを決める。
 ジュースはパルプフリクションを狙うが、裕二郎はリバースDDTで切り返し、串刺し狙いはジュースが迎撃も突進したところで裕二郎が迎撃、読み合いから久々のマイアミシャインから東京ピンプスを狙うも、リバースしたジュースはキャノンボールを狙うも自爆となる。
 裕二郎はピンプジュースを狙うが、阻止したジュースがナックルを浴びせ、裕二郎はビックブーツで応戦も突進したところでジュースがラリアット、パワーボムからパルプフリクションで勝利を収めた。


 2回戦は石井vsSANADA、柴田vsジュースとなったが、1回戦でBULLET CLUB、鈴木軍のリーダーが相次いで脱落という波乱となった。今年のNJCは波乱という春の嵐が吹き荒れそうだ。

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