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MAKETA RA OWARIが潮崎組を粉砕も、試合後に北宮が丸藤を襲撃!グローバルタッグリーグ2017 金沢大会公式戦結果
4月23日 NOAH「グローバル・タッグリーグ戦2017 〜永源遥 追悼興行〜」石川・金沢流通会館 421人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[2勝=4点]
○コーディ・ホール ランディ・レイン(10分3秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]Xロビー・E ブラム
※合体シットダウン式チョークスラム【試合後のコーディ&レイン】
レイン「今夜も俺たちコーディ・ホールとランディ・レインが、このノアのタッグ戦線をぶっ壊せるだけの存在だってことを証明してやったぜ。グローバル・タッグリーグ戦2017を制するのは俺たちだ!」コーディ「2組目の犠牲者だ。マジでバカなヤツらだったけどな。誰が来ようが同じことだ。俺たちがぶっ壊し続けて、そしてベルトまで行き着く」
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[2勝=4点]中嶋勝彦 ○マサ北宮(14分29秒 片エビ固め)[2敗=0点]X清宮海斗 野村卓矢
※サイトースープレックス【試合後の中嶋&北宮】
中嶋「新人二人。確かに勢いはあるけど、俺たちのほうが勢いがあるってことだよね。あれぐらいのキャリアはもっと揉まれないとダメだね。そのためにも俺たちはもっとデカい壁になりたいと思ってるし、そう簡単にタッグリーグ戦で勝ってもらっても困るしね。2連勝! いいね。俺たちのこの勢い、まだまだ止まらねえ」北宮「その通りだ。勢い止めるワケにはいかねえんだよ。このまま決勝まで突っ走る。そして丸藤正道。昨日の借りは近いうちに必ず返す。覚悟してこい」
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]杉浦貴 ○拳王(13分42秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]モハメド ヨネ X齋藤彰俊
※ダイビングフットスタンプ【試合後の杉浦&拳王】
――2戦目にして初勝利という形となったが?杉浦「なんだテメーその言い方。もっと言い方あるだろ」
――真っ向勝負を制して勝ち星を上げたが、試合を振り返って?
杉浦「見ての通りだよ。圧勝だろ?」
――初戦はでくの坊と言っていたコンビに負けてしまったが…
杉浦「おまえさ、今日俺たち勝ったのに。なんで負けた試合のこと振りかえるんだよ。昨日は終わってんだよ」
――次は清宮&野村組、清宮とは同門だが…
杉浦「まぁ楽しみだよな。そこは。野村っていうのも若くて元気があるから。拳王は蹴りがいがあるし、俺も殴りがいがあるよ」
拳王「これがホントの“かわいがり"っていうんだよ。見せてやるよ」
杉浦「リング上だったいいだろ。イジメても」
――一方でMAKETA RA OWA…
拳王「テメーさっきから負け負け負けってうっせーんだよ!」
杉浦「チーム名のことか? なんだよ?」
――そのMAKETA RA OWARIは初戦でいきなり負けたが?
杉浦「終わってねえじゃんかよ(笑) だから覚悟がねえって言ってんだよ。負けたら終わりって言ってんのにまた普通にやってんじゃねえかよ。俺たちがトドメ刺してやるよ、リーグ戦で」
――その時はホントに終わってもらうと
杉浦「おう。そう書いとけよ。あ? なんかあるのか? もういいのか?」
※薄毛の記者が頭を下げると
杉浦「まぶしーんだよテメー」
拳王「初戦負けたヤツが優勝すんだよ。リーグ戦ってモンはよ!」
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]丸藤正道 ○マイバッハ谷口(20分50秒 エビ固め)[2敗=0点]X潮崎豪 小峠篤司
※マイバッハボム・ツヴァイ(試合終了後。花道をダッシュして駆け込んできた北宮が、背後から丸藤を襲撃。前夜痛めつけた左ヒザを蹴り飛して場外へと追いやると、マイバッハをもショルダータックルで吹っ飛ばす。慌てて浅子トレーナーが駆け込んで丸藤の左ヒザの状態を確かめる)
北宮「丸藤よ! 何べんでも言うぞ。プロレス界にやられっ放しはねえんだよ。このタッグリーグ、俺たちジ・アグレッションがキッチリ優勝してテメーらの腰にあるチャンピオンの証を獲りにいく。そして丸藤! テメー個人の首も獲りにいく。覚悟しとけ!」PR -
宮原がKAIとの26分の激戦を制し全勝優勝宣言!チャンピオンカーニバル2017長岡大会公式戦結果
4月23日 全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル〜旗揚げ45周年記念シリーズ〜」新潟・アオーレ長岡 590人 満員
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○ジョー・ドーリング(8分17秒 逆エビ固め)[1勝3敗=2点]Xジェイク・リー【ジョーの話】「昨夜、宮原は俺の頭を壊しにきやがった。だが、俺は今日勝った。これで2勝目だ。俺はこのチャンピオン・カーニバルに必ず優勝し、奴から三冠ベルトをいただく」
【ジェイクの話】「クソ。徹底的に(腰を)攻められた。あぁ、力が入らない。パワーだけじゃない。けど、そんな人とやるからこそ、どんどんいろんなものを吸収できてる気がする。自力優勝もう無理だけど、もう1戦残ってるからね」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝1敗=6点]○諏訪魔(14分2秒 体固め)[1勝2敗1分=3点]X大森隆男
※ラストライド【諏訪魔の話】「立て直し、うまくいったよ。いつもね、こういう大事なところで足すくわれるから警戒してたんだけど。昨日はね、こういうこと言うのも何だけど、ギブアップして、無理にぶっ壊れる手前でブレーキかけた。リーグ戦だから。だから今日、踏ん張りが利いたし。やっぱし厳しいなというのもあるし、乗り越えて明日を大事にしないと。集中して治療したし、一晩経ってここまで回復できたんだから大丈夫だよ。優勝を目指す」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○崔領二(14分22秒 片エビ固め)[1勝3敗=2点]Xゼウス
※シドマス【崔の話】「暴れん坊なんで、こんなとこ(左太ももに)チョップした奴、初めてや。(これでようやく初勝利となったが?)そうですね。そんだけレベルが高いってことなんで。そうなっても次がないし、3連勝してても次がないし。秋山さんから去年、所属団体やめてチャンピオン・カーニバルから戦わせてもらってちょうど今で1年になるんですよ。イコール・ランズエンド旗揚げしてちょうど1年。オファーいただいて認めてくれて上げていただけるのはありがたい。三冠も挑戦したし、(王道)トーナメントも出たし、最強タッグも出たし。ひょっとしたらやることが去年とまったく同じ。あとは僕がどのベルトを狙っていくかだけのことで。ただ、全日本プロレスに上がってるだけのイチレスラーになるんだったら僕はここにいなくていいと思う。いちゃダメだし。だったらウチのランズエンドの若い奴どんどんこのリングに上げてほしいし。ダメな先輩いっぱい見てきたから。自分のことしか考えない、下の世代のことをまったく考えない、自分勝手な先輩いっぱい見てきたから。俺は自分の団体で若い奴にどんどんチャンスあげたい。そのためには俺がこのリングで答え出さないといけないと思ってるんで。ここは今の自分の第二のホームだと思ってやってるんで、残り3つ全勝します。ありがとうございました」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○宮原健斗(26分42秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド)[3勝1敗=6点]XKAI【宮原の話】「全勝優勝にまた一歩、近づいたね。一歩、近づいた。こうやって長岡の皆さんがね、楽しみに待ってるというエネルギーで充満してたから、そのパワーをもらって今日は勝てた。(あれだけの盛り上がりを生んだ上で勝利して手応えは十分では?)それが今の俺のやるべきことだからね。対戦相手のKAI選手、俺はずっと気にしてみてるからね。俺はこのプロレス界に気になる選手の一人がKAI選手。あまりまったくそう思われてないかもしれないけど、俺はこの世界に入ってKAI選手のことを気にしてたからね。ずっと気にしてはいたよ。そして、こうして当たって、今日シングルで俺が先に勝ったけど、これから続くだろうから、あっちもそういう気持ちでくるだろうから。始まった。スタートが始まった。チャンピオン・カーニバル、俺は全勝優勝。それが俺のやるべきこと。2017年の主役を勝ち取るためにも全勝優勝だ。(全勝優勝へ向けて4・25名古屋の関本戦が関門になりそうだが?)対戦相手ね、そんな奴ばっかりですよ。ただ俺は、宮原健斗はプロレス界一最高の男だから。そこの違いを見せていきたいと思います。まだまだ続くよ、チャンピオン・カーニバル。全勝優勝だ!」
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初めてのDRADITION・・・藤波と生誕30周年ベイダーのストーリーはまだまだ続く
4月23日 DRADITION「藤波辰爾デビュー45周年記念ツアー in OSAKA」大阪ボディーメーカーコロシアム第2競技場 1750人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○LEONA(6分38秒 逆片エビ固め)×蓮見隆太◇第2試合◇
▼30分1本
○スーパー・タイガー 倉島信行(7分23秒 片エビ固め)冨宅飛駈 ×スミヒデアキ
※竜巻蹴り◇第3試合◇
▼30分1本
○マグニチュード岸和田 空牙(12分5秒 片エビ固め)ザ・ボディガー ×橋本友彦
※ラリアット◇第4試合◇
▼30分1本
○金本浩二(10分30秒 アンクルホールド)×スペル・デルフィン◇第5試合◇
▼45分1本
ザ・グレート・カブキ ○船木誠勝(11分30秒 体固め)長井満也 ×5代目ブラックタイガー
※ハイブリットブラスター◇第6試合◇
▼60分1本
○藤波辰爾 長州力 ベイダー(8分9秒 ドラゴンスリーパー)藤原喜明 越中詩郎 ×佐野巧真
※ドラゴンスリーパー(試合終了後)
藤波「きょうも素晴らしい選手に囲まれてできました。本当にありがとうございました。最強のメンバーでこの大阪締めることができました。今後ともよろしくお願いします」(出場選手たちと記念撮影。藤波はファンとタッチをかわしながら退場した。)
【藤波の話】「(3戦を終えて)主催者として祝ってもらうほうだけど、自分も試合だから慌ただしかったけどね。でも今回の場合、準備段階のうえではね、息子のLEONAが、自分のデビューはまもない、キャリアないなかでね、彼が一生懸命やってくれたんでね。そういう部分では多少は、自分は練習の時間が取れたかなって。彼もいい勉強をしたんじゃないかな。やっぱり人を集めるってのが、大会というのはいかに難しいかというのをね。でも、これだけのお客さんが集まったのは…彼の頑張った成果で、これだけのお客さんが集まったんでしょうしね。それと参加してくれた選手が気持ちよく45周年を祝ってくれた。
それと、僕の思い入れのあるベイダーを呼んだということでね。当初はひじょうに心配された部分があったんだけどね。最終戦まで無事に務めてくれて、そういう部分では彼の持ってる責任感というのかな。僕との友情が、ここまで頑張らせてくれたのかなという感じでね。長州選手もベイダー選手も、越中選手も…いままでの新日の仲間とね、大阪出身のボディガー、デルフィン、みんな祝ってくれてよかったなと、レスラー冥利に尽きるかなと。45周年やっててよかった。この分だったら本当に欲が出て、さっきもあちこちの人から『50周年やってよ』と。本当に50周年もいくのかなって(笑)。まんざらそれも…まあ、自分自身もね。まだリングシューズを脱ぐ気持ちもないし、自分自身の気の済むまで、それといろんな形でプロレスをもっともっと楽しんでもらいたいな。いろんな見せ方があるというね。
それと東京でも言ったんだけど、僕がWWEの殿堂入りしたからっていうんじゃないんだけど、これだけのお客さんが、カブキさんにしろ一世を風靡した人がお客さんにこれだけ…待っている人がいっぱいいるわけだから形に残したい。それには自分が動くしかないのかな。日本における殿堂をね、自分のなかで動きつつありますよ。
(今後の活動は)東京を皮切りに博多、大阪…主要都市がね、これだけ熱烈なファンがいるというのは、それだけのものを、プロレスの形を残さないといけない。若い人が頑張ってるし、これはこれとしてね。そういう選手だって、いつか我々の年代になるわけだから。その選手の受け皿をこっちは作ってあげたいという。いつかはプロレスファンもレスラーも、そこにいつでも返せる場を作りたいね。それをやりたいかな。闘いながらね。リングに上がって現役だからこそ、意味があることだろうしね。ニューヨークのホール・オブ・フェームとかを見てたらなおさら、プロレスが世間から、みんなから勇気をもらってね。このままなしで終わりじゃなくて、もちろん力道山先生があったからこそね、俺らであって。力道山から馬場、猪木とね、その両巨頭のそういうものをもっともっと大勢の選手がね…自分もプロレスファンだから。それはやっぱりどっかで形を作ってあげたいな。これからやることは大きな山だから。やりがいのある活動でしょうね。地道に取り掛かってますから。頑張ります!」今日はDRADTION大阪大会を観戦するため2ヶ月ぶりにボディーメーカーコロシアムを訪れるも、玄関には人だかりが、まさかプロレスでこんなに人がと思ったら、1回の大ホールではボクシングが行われることになっており、自分も大ホールでボクシングを観戦しに訪れる人は地下に藤波、ベイダー、長州が来ることに気づいてくれるのかなと思ってしまった。
今回はなぜDRADTIONを選んだのかというと、自分はベイダーの試合を新日本や全日本、NOAHで生で見てきただけでなく、ワールドプロレスリングの土曜四時時代の世代でもあったことから、余命宣告を受けたベイダーの姿をこれが最後かもしれないと思ったからだった。
1時頃にベイダーは藤波と共に会場入りしたが、ベイダーを生で見るのはNOAH以来か、新日本や全日本、NOAHで見たベイダーが大きく感じたが、齢を取ってしまったのか背が縮んで小さくなった印象を受けてしまった。また後楽園大会でのダメージが残っていたのかしんどそうな感じでもあった。
第二競技場のホールでは売店の設営を行うも、向かいの道場からは打ち合わせのため、かおり夫人と話をしている藤波の姿を見かけると「生けるレジェンドだ」とたちまち人だかりが出来た。
3時40分ぐらいに試合がスタート、ボクシングの影響で観客動員も心配されたが、用意されたイスはほとんど埋まり超満員札止めとなった。
第1試合では藤波ジュニアのLEONAが登場、LEONAの試合を見るのは生で初めてだったが、身体が小さいという印象を受けた、第1試合ということで大技もなくグラウンドの攻防が多く、LEONAも親譲りのドラゴンスクリューから逆片エビと試合運びも父である藤波らしさを感じさせた。相手となった蓮見(スネークピットJAPAN出身)も逆片エビで反撃するが、最後はLEONAが逆さ押さえ込み、ドラゴンスクリュー、逆片エビでギブラップを奪い勝利となる。
第2試合ではSタイガーが倉島と組み、冨宅とスミヒデアキと対戦。Sタイガーを見るのは昨年8月の全日本以来、倉島は無我以来だが現役を続けていてくれたのは嬉しいところ、冨宅は2012年のDDT以来だが、スミは初めて見る選手だが経歴を見ると格闘家で道頓堀プロレスを主戦場にしているという。
試合は冨宅と倉島がグラウンドの攻防も、スミがSタイガーのマスク剥ぎを展開してから試合が荒れだす、これに怒ったSタイガーは反撃し最後は竜巻蹴りで制裁して勝利となる。第3試合では岸和田が空牙と組みボディガー&橋本組と対戦、空牙は3月の大日本、ボディガーも2月の全日本で見たばかりだが、橋本は初めて、よく考えれば橋本とベイダーはベイダータイムからの縁だった。試合は3月の大日本ではWDWタッグ王座を取り返すためにベビーフェースぶりを見せたが、今回はヒールとなってボディガーを攻めるも、岸和田が橋本の巨体の前に圧倒される。
終盤には岸和田組がボディガーを捕らえ、口に水を含んだ空牙が串刺し攻撃を狙うと、ボディガーが迎撃し、水は観客席に直撃となる。
橋本は岸和田をデスバレーボムからチョークスラムと攻め込むが、ロープへ走るとリング下の空牙がイスで一撃し、最後は岸和田ラリアットで逆転勝利、岸和田と空牙は感動で涙?を流す。第4試合では金本がデルフィンと対戦、金本の試合を見るのは2015年5月の天龍プロジェクト以来、デルフィンはいつ以来か憶えていないぐらいだ。デルフィンは入場する金本に奇襲をかけ、ルードに徹してラフを織り交ぜて金本を攻める。顔面ウォッシュで流れを変えた金本はタイガースープレックスを狙うが、デルフィンは急所蹴りで阻止。デルフィンのルードぶりに金本が怒りマスクを剥ぎにかかり、キックの連打から突進もデルフィンは大阪臨海アッパーで迎撃し、スイングDDTからデルフィンクラッチの必勝パターンを狙う。しかし金本はアンクルホールドで切り返してデルフィンはギブアップとなる。
セミは船木がカブキと組んで長井、ブラックⅤの「ダーク・ナイトメア(DN)」と対戦、船木は昨年12月のDDT以来だが、カブキは金本同様で2015年の天龍プロジェクト以来、長井とブラックⅤは「ダーク・ナイトメア」としては初めて、そういえば大会前に高岩竜一の姿を見たが何しにきたんだろうか(しらじらしく)、カブキは鎖帷子の忍者マスクで登場しヌンチャクパフォーマンスを披露したが、首をかしげたままで背中も丸くなり齢をとったという印象を受けた。
カブキがコールを受けるとDNが奇襲をかけて試合開始となるが、長井にスリーパーを決められたカブキは天に向けて赤い毒霧を噴射、場外戦でも長井とブラックⅤが船木とカブキを痛めつけ、カブキを痛めつけるDN軍に老人虐待ということでブーイングが飛び交う。
リングに戻るとDN軍は船木を痛めつけるが、テキサスクローバーホールドを決める長井にカブキはアッパーカットでカット、カブキのアッパーカットは独特だが切れ味は健在、これに怒ったDN軍はまた場外でカブキを痛めつけるも、館内は大カブキコール、これに応えたカブキは本家トラースキックを放って再びアッパーカットを炸裂させる。
DN軍は再度船木を捕らえるが、ブラックⅤがパワーボムを狙ったところで船木がリバースしPKを浴びせると、最後はバックドロップからハイブリットブラスターで勝利、試合後も長井はいつものブラックⅦでなかったのか、ブラックⅤに怒り、船木に声援を贈ったファンに毒つきまくる。メインは藤波、長州、ベイダーの豪華トリオが藤原、越中、佐野組と対戦。6人とも試合を見るのはいつ以来か、佐野もNOAHを離れてから生で見ることもなかった。また藤波と長州、ベイダーは土曜4時時代のワープロではこの3人がIWGPの中心でもあったことから懐かしくもあった。
試合は長州と藤原が先発、長州が藤原を捕らえるとベイダーが登場してベイダーハンマーからリバーススプラッシュで藤原を圧殺、藤波と越中になると藤波はドラゴンスクリューを決めたが、越中はすぐ起きてヒップアタックで応戦、長州は佐野にサソリ固めを狙うがステップオーバーはせずも、気に食わないことがあったのかジェントル高久レフェリーを蹴飛ばす。ベイダーに交代し佐野にベイダーアタックを浴びせる、よく考えればベイダーがUWFインターナショナルに参戦時に佐野が迎え撃ったが会場もこの大阪府立だった。
長州は越中のドロップキックをかわすと再びサソリ固めを狙うが、ステップオーバー寸前でカットされ、ベイダーも藤原の一本足頭突き、佐野のソバット、越中のヒップアタックと縦続けて浴びて怯むも、ダブルの攻撃を狙う越中と佐野にダブルラリアットを浴びせる。
ここで勝負と見た長州がすかさず佐野にリキラリアットを決めると、藤波がドラゴンスリーパーを決め佐野はギブアップ。元IWGP王者トリオが勝利となり、試合後は藤波がマイクで締め、参加選手全員で記念撮影で大会は一旦幕となった。
しばらくして藤波とベイダーのトークイベントが行われ、前日の福岡大会ではトークイベントがベイダーの体調が良くないため中止となったことで開催が危ぶまれたが、今回は予定通りに開催となった。
藤波とベイダーは1987年12月の両国暴動を振り返っていたが、あの事件からもう30年が経過しようとしていた(このことは後日書きます)、ベイダーも自身の体調に関しては芳しくないことは認めるも、「何もしないより、一日一日を大事にしてレスラーとして一生を全うしたい」と答えた。また藤波も試合後のコメントでもあったとおり日本におけるプロレス殿堂を作りたいと答えていた。トークイベントは30分ぐらいだったものの、今年でベイダー誕生30周年、ベイダー自身もあと30年頑張ると意欲を燃やし、藤波も次回のドラディションでは大物レスラーと交渉中であることを明かしてトークショーを終えた。今回の感想は、本来ならこういったレジェンド達が集まる興行も藤波や武藤が行うべきではなく、新日本がやるべきことなんじゃないかなということ、日本におけるプロレス殿堂も藤波個人がやるべきではなく、新日本がやるべきことなのではと思う。だが木谷オーナーの「OBを大事にする」というマニュフェストとは裏腹に、猪木や藤波を始めとするレジェンド達との付き合いは未だに芳しくないというのが現状、新日本も5年間開催されていないNJPWグレーテストレスラーズの在り方も見直すべきではないだろうか・・・
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ファレが掟破りのツームストーンパイルドライバーでオカダから直接勝利!
4月22日 新日本プロレス「Road to レスリングどんたく 2017」後楽園ホール 1689人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼10分1本
○川人拓来(6分28秒 高角度逆エビ固め)×海野翔太◇第2試合◇
▼20分1本
○YOSHI-HASHI(9分43秒 バタフライロック)×岡倫之◇第3試合◇
▼20分1本
飯塚高史 ○TAKAみちのく(9分42秒 エビ固め)矢野通 ×邪道◇第4試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ タンガ・ロア ○高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ(11分36秒 体固め)天山広吉 小島聡 デビット・フィンレー ×北村克哉
※ピンプジュース◇第5試合◇
▼30分1本
後藤洋央紀 ○ウィル・オスプレイ ロッキー・ロメロ バレッタ(13分52秒 エビ固め)鈴木みのる 金丸義信 タイチ ×エル・デスペラード
※オスカッター【後藤、オスプレイ、ロメロ、バレッタの話】
後藤「どんな手を使っても、この(NEVER無差別級)ベルトは渡さない」オスプレイ「『BEST OF THE SUPER Jr.』今年もやって来るだろ。俺は戻って来るぞ。昨年優勝した俺が、今年も『BEST OF THE SUPER Jr.』に参戦するつもりだ。今年の『SUPER Jr.』も俺のモノになる」
バレッタ「見たか? みんなの見てる前で、ハンマーを破壊してやったぞ」
ロッキー「ハンマー、シンデル。タイチ、お前はこれからどうする? 次はなんだ? ハンマーは死んだぞ」
バレッタ「俺たちは、ハンマーキラーだ」
ロッキー「そうだ。バレッタはハンマーキラーだ。お前らの持って来る武器なんか怖くないぞ。タイチ、カネマル、どうする? お前らに武器がなくなったら、何もないだろ。お前らは、シンデル。ヒロシマで覚悟しておけ。イチ、ニー、サン、シバクゾ、コノヤロー。ハンマータイム!」
バレッタ「イッツ、ハンマータイム」
【鈴木、金丸、タイチ、デスペラードの話】
TAKA「大丈夫か!?」デスペラード「頭どこいった!? 俺の頭、どこいった!?」
※デスペラードをTAKAが抱えながらバックステージを通り過ぎた。
鈴木「後藤よ。テメェ。どいつもコイツもぶち殺すぞ! オイ、今からだ。ライオンマーク背負うヤツら(※バックステージの布を引きちぎる)それはテメェもだ! コラ!(※スタッフの胸ぐらに掴みかかる)テメェもだ! コノヤロー! ぶち殺してやる」
※金丸、タイチがバックステージに現れ、引きちぎられた布を見てタイチ「誰だこれやったの……見たろ。邪道・外道がどうなったか。オマエらも格好悪い姿晒してぇのか? ロッポンギフーリガンズよ」
金丸「次の広島で終わりだよ」
タイチ「泣きの1回だ。相手してやるよ。ただな、オマエら終わりだぞ。CHAOSジュニア。もういねぇだろ? それで終わりだ」
金丸「これで終わりだよ。最後の1回だ」
タイチ「今日見たところによると、前もそうだったな、両国の時。よっぽど俺の、(※ちらちら下を見ながら)よっぽど俺のハンマー、俺の木槌、(※ちらちら下半身を見ながら)俺のハンマーを、怖がってるみたいだな」
金丸「最後、出すしかねぇな」
タイチ「出しちゃおう、全部」
金丸「本物出しちゃおう」
タイチ「オマエら、ハンマー。マイク。(※ちらちら股間のあたりを見ながら)俺のマイクとハンマーと、あのハンマーとあのマイク。嫌いなようだな。随分逃げ回って。よし分かった。弱点は分かった」
金丸「見てれば分かるよ」
タイチ「オマエらの嫌いな、(※がっつり股間あたりを見ながら)俺のハンマーで、俺のマイクで!」
◇第6試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○SANADA EVIL BUSHI 高橋ヒロム(9分50秒 Skull End)ジュース・ロビンソン 棚橋弘至 田口隆祐 リコシェ ×ヨシタツ【内藤、EVIL、BUSHI、ヒロムの話】
BUSHI「5.3決まったよな。棚橋、リコシェ、田口。NEVER無差別級6人タッグベルト。博多どんたく。楽しみにしてるぜ。EN SERIO、マジで」EVIL「過去の新日本の象徴。エースを二度も倒せば、自ずと見えてくるものがあるだろう。よく覚えとけ。This is EVIL. Everything is EVIL. すべては、EVILだ」
ヒロム「(※ヒロム、リコシェと書かれた2体の木の人形を持って現れ、リングアナのような口ぶりで)IWGP Jr heavy weight championship。リコシェvsヒロム。レディー、ファイト!(※木の人形をバチバチぶつけ合う)バシ! バシ! ブシュ! ドゥシ! ドゥシ! バン! バン! バシ! バシ! オラ! もっと来い! オラ! オラオラ! まだだー! オラー! ヒュッ! バーン!(※ヒロム人形がリコシェ人形を叩き潰す)ワン・ツー・スリー! イェーイ!……とまぁ、このように、彼とまるで、おもちゃ箱の中に入ったかのような楽しさでいっぱいです! 彼なら、俺のことを満足させてくれる! そう! もっと! もっと!! もっと!!! もっと!!!! もっと!!!!! もっと!!!!!! もっとーーー!!!!!!! 楽しませてくれ!」
内藤「3月の大田区大会、長岡大会。そして、4月の後楽園ホール大会。俺はジュース・ロビンソンから、3回も直接勝ってるんだよ。4月の両国でたまたま1回負けただけで、ジュースの挑戦、即決定? オイオイオイ、俺の3勝は一体どこにいっちまったんだよ、カブローン。皆様、覚えてますか? ジュース・ロビンソンが、初めて新日本プロレスに来た時、1番最初にタッグを組んだのは、俺。まぁ俺の望んだタッグじゃないけどね。彼は、俺と、内藤哲也と組める、これ以上ないビッグチャンスを得たんだよ。なのに、彼は、俺を振り向かせることも、何か爪痕を残すこともできなかった。あの時、もし、何か爪痕を残してたらね。彼は今頃、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの一員になってたかもしれないね。あの時、俺に助けてもらえなくて、悔しかったか? 悲しかったか? でも、よく考えてくれよ。あの時の悔しさ、あの時の悲しさがあったからこそ、その悔しさをバネにして、今上がって来れたんだろ? 別府でのタイトルマッチ。相手が俺だから、ビッグマッチのメインイベントに彼は出られるんだよ。要するに、すべて、俺のおかげだろ? すべて、俺の手のひらの上だよ。明日の後楽園ホール大会。今日以上の、ジュース・ロビンソンと出会えることを楽しみにしてるよ。アスタマニャーナ(明日)、アディオス」
【棚橋、ジュース、リコシェ、田口監督の話】
棚橋「NEVERの6人タッグもあるし、EVILとのシングルもあるし。俺のしまってた悔しい気持ち、その引き出しを開けて、今シリーズ振り切ります!」リコシェ「オーケー。今夜のことは問題ないよ。ヒロムは、なんか人形みたいなものを持ってきたけど、そんなもので俺に精神的な揺さぶりを掛けられないよ。俺は揺るがない。関係ないよ。IWGPジュニアのタイトルマッチに、ヒロムが何を持ってきてもいいさ。俺には関係ない。時が来たら、俺の腰にベルトが巻かれる。それだけだ」
ジュース「IWGPインターコンチネンタルのベルトを賭けてナイトーと対戦するが、お前は俺を怒らせたよ。俺はもう試合に勝つだけだ。マーティー浅見をKOして何が面白いんだ? お前はそれでいいのか? お前はそれでもIWGPインターコンチネンタルのチャンピオンなのか? ニュージャパンのチャンピオンなのか? お前はクソチャンピオンだ! 4月29日は俺が勝つ! 俺がお前のケツをぶっ叩いてやる」
田口「ヨシタツが、勝敗以前に、なんだあのヘアスタイルは? なんだ? メキシコに行って、ネグロ・カサスか? ネグロ・カサスさんのマネか? ちょっと勝敗以前に、タグチジャパン一員として、あのヘアスタイルをどうにかしないと、話にならないね。なんだあれは? ネグロさんか?」
◇第7試合◇
▼30分1本
ケニー・オメガ ○バットラック・ファレ(17分20秒 体固め)×オカダ・カズチカ 石井智宏
※ツームストーンパイルドライバー【ファレ、ケニーの話】
ファレ「Woh woh.Woh woh.この試合はイージーだった。タイトルマッチも同じ結果になるだろう。イージーだ。オマエに見せつけてやった。同じことがまた起こる。オマエなんか簡単にひねり潰してやる」ケニー「オカダ、聞いておけ。このニュージャパンというリングは、お前らのフィールド、お前らの庭、お前らのホームだろうが、BULLET CLUBは時差ボケがあったとしても、俺たちが勝つんだ。俺たちを止めることは、お前らにはできない。俺たちがニュージャパンにあがる理由は、外国人選手のテイストを持ち込むことだ。それをシチューのように混ぜで、料理することだ。俺たちがいるから、このリングは変化が起こるんだ。俺たちはモンスターのような巨大な存在になるんだ。ここにいるファレや、タマ・トンガ、タンガ・ロア、ヤングバックス、ケニー・オメガ、俺たちのことをお前らは止められない。タッグマッチとか、いろんな形式があるが、どんな形式でも俺たちは関係ない。俺たちがその試合で結果を残して、タイトルマッチの挑戦権を掴んで勝つ。それだけだ。オカダとファレが1対1で闘うが、オカダはもう逃げられないし、隠れることもできない。バッドラック・ファレが勝つだろう。俺と闘うイシイも同様だ。イシイが持っていないモノを、俺は持っている。スキルや技術、テクニックやカリスマ性、イシイが持っていないモノを、俺は持ってるんだ。イシイも俺を止めることはできないだろう。だったら、サムライスピリットでも持って来ればいいんじゃないか。俺がそれを粉々に粉砕してやる。グッバイ&グンナイ。バンバンバン」
新日本の新シリーズが開幕しメインでは5・3福岡で対戦するオカダvsファレ、石井vsケニーの前哨戦が行われ、序盤はオカダ組がケニーを捕らえにかかるが、背後からファレの強襲を受けるとBULLET CLUBが石井を捕らえて先手を奪う。
長時間捕まった石井はブレーンバスターを狙うファレをDDTで突き刺して反撃、やっと交代を受けたオカダは串刺しエルボーからDDTで続き、ロープの反動を利用してのボディースラムで投げ、交代したケニーもリバースネックブリーカーを決める。
しかしケニーは交代した石井にカミカゼからムーンサルトプレスの連続技を決めると、カットに入ったオカダもろともコタロークラッシャーを決め、石井には蒼い衝動からVトリガーを浴びせ、ファレもオカダに串刺しスプラッシュからボディープレスと圧殺する。
オカダはドロップキックを連発してツームストーンパイルドライバーを狙うが、持ち上がることが出来ず、ドロップキックを自爆したところでケニーのVトリガーを喰らうと、最後はボディープレス、レインメーカー式で左でのグラネードを決め、最後はツームストーンパイルドライバーで突き刺しオカダから直接3カウントを奪い前哨戦を制した。
試合内容も連係に優るBULLET CLUBが終始主導権を握り、最後の決めたファレのツームストーンはオカダのようなジャンピング式でなく、ジ・アンダーテイカーのような重みのある突き刺し方だった。またオカダから直接フォールを奪ったことでレインメーカー・キラーぶりも見事に発揮し、王座奪取に向けて大きく前進した。セミの田口JAPANvsロスインゴの10人タッグマッチは田口JAPANがまさかの奇襲からトレイン攻撃も、ロスインゴが自慢の連係で盛り返し棚橋を捕らえて試合の主導権を握る。
劣勢の田口JAPANはリコシェ、ジュースの連係から内藤を捕らえるが、なかなか出番がまわってこなかったヨシタツがロスインゴの連係に捕まってしまい、最後はSANADAのSkull Endが決まってギブアップとなり、試合後も内藤がジュースを痛めつければ、SANADAも場外で田口をパラダイスロックで捕獲するなどやりたい放題となった。第5試合の後藤率いるCHAOSvs鈴木軍は場外戦で主導権を握った鈴木軍がロメロを捕らえて先手を奪い、NEVER王座挑戦が決定している鈴木も後藤の足攻めを展開して痛めつける。それでも痛めている足で牛殺しを決めた後藤はオスプレイに代わり、鈴木軍の連係に捕まりながらも後藤のカットを受けたオスプレイがデスペラードにコークスクリューキックからオスカッターで3カウントを奪い勝利、試合後も鈴木は若手をイスで制裁するなど大荒れとなった。
【後楽園ホール2連戦初日終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明日4月23日(日)も後楽園ホールにて18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw #njdontaku pic.twitter.com/RNATrTOLSV
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年4月22日Dinner time https://t.co/Hod1nuuqwo
— TheUnderboss (@TOKSFALE) 2017年4月22日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年4月22日I can't get over @trentylocks through a hammer at someone....a fucking hammer
— William Ospreay (@WillOspreay) 2017年4月22日くれた pic.twitter.com/yeDEEGUJ4Q
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年4月22日 -
グローバルタッグリーグが開幕も波乱続出!北宮が丸藤の左足を破壊、MAKETA RA OWARIが屈辱の黒星スタート!
4月22日 NOAH「グローバル・タッグリーグ戦2017」新潟市体育館 882人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○HAYATA(7分48秒 前方回転エビ固め)×タダスケ◇第2試合◇
▼20分1本
○原田大輔 YO-HEY(9分29秒 片エビ固め)小川良成 ×藤原ライオン
※ダイビングエルボードロップ◇第3試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[第30代目選手権者組]石森太二 ○Hi69(17分35秒 片エビ固め)[挑戦者組]大原はじめ ×熊野準
※ストゥーカ・スプラッシュ
☆石森&Hi69が2度目の防衛に成功【試合後の石森&Hi69】
――試合を振り返って?石森「腰を壊すっていうのは想定内だったけどさ、首も壊すなよ。(※熊野のTボーンスープレックスでHi69が首を痛めた模様) なんなんだよ。できねえ技すんじゃねえよ。壊す気か。いいか? できねえ技やるんじゃねえ。何度も言うけどよ」
――Hi69選手は相当厳しい戦いになったが?
Hi69「……結果ね、太二と防衛できたんで良かったですけど、今日は人生で一番地獄の15分でした。腰、首…。もうこれ以上の地獄はないと思うんで…これからもよろしくね、太二」
――試合後には原田らRATEL'Sが取り囲んできたが?
石森「向こうが言ってくるならやるしかないでしょ。僕らは本来ならグローバル・タッグリーグに出るつもりだった。でも、ジュニアに敵はいない…って言ってるくらいなんで、それをとことん証明して、そのうえでヘビーに進出したいと思います」
◇第4試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[1勝=2点]○モハメド ヨネ 齋藤彰俊(15分55秒 片エビ固め)[1敗=0点]×清宮海斗 野村卓矢
※キン肉バスター【試合後のヨネ&齋藤】
――公式戦の先陣を切る一戦だったが?ヨネ「そうですね。しょっぱなもしょっぱなですからね。最後まで残るための厳しい戦いが始まったなってカンジですね」
齋藤「パートナーはお祝い事があったんで、プロレスの世界でもお祝いしてもらおうかなと思ってます」
――若い二人が相手だったが?
ヨネ「いいですね。もちろん、いいですよ。でもああいうのは早めに芽を摘まないと、我々の地位が危ないですから(笑) この美女(ヨネ)と野獣(齋藤)のコンビで…」
齋藤「いや、美女と美女でね(笑) まぁ“御達者クラブ"ってあるでしょ? 俺ら御達者だからね」
ヨネ「…(笑) とにかく初戦勝てたんでね、このまま全勝目指していきましょう!」
◇第5試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
コーディ・ホール ○ランディ・レイン(11分34秒 片エビ固め)[1敗=0点]杉浦貴 ×拳王
※合体シットダウンチョークスラム【試合後のコーディ&レイン】
レイン「今日の勝利はこれから始まる破壊行為のほんの始まりにすぎない。グローバル・タッグリーグ2017を制すのはランディ・レインとコーディ・ホールだ」コーディ「これからも戦いを通じて俺たちの力を見せていくだけ。そう、単なる初日だ。また明日〜♪」
◇第6試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[1勝=2点]ロビー・E ○プラム(17分48秒 片エビ固め)[1敗=0点]潮崎豪 ×小峠篤司
※ハイジャックパイルドライバー【試合後のブローマンズ】
ブラム「ビールをよこせ!」
――試合の感想を
ブラム「はぁ? 何言ってんだ(笑)」
ロビー「今日は単なる第1の勝利だ。あと6戦も全部俺たちの勝利が(星取表に)マークされてく。分かった? っていうか昨晩も六本木で朝まで飲んでたんだ。ストロングゼロをたくさん飲んだぜ。それでも誰も追いつけない見事な肉体、そして誰も追いつけないタフネスぶりを見せつけてやったぜ。誰が俺たちを超えられるんだ? はぁ!?」
ブラム「そんなことよりビール持ってこい!」
◇第7試合◇
▼「グローバル・タッグリーグ戦2017」公式戦/30分1本
[1勝=2点]中嶋勝彦 ○マサ北宮(18分16秒 レフェリーストップ)[1敗=0点]×丸藤正道 マイバッハ谷口
※監獄固め【試合後の北宮】
北宮「丸藤正道! いつまでもデケーツラすんなよ。このリーグ戦ですべてひっくり返す」※そこへマイバッハの肩を借りて引き上げる丸藤が通りがかる
丸藤「おい! 俺はギブアップなんかしてねえぞ。こんなんで勝ったと思うなよ!」
※丸藤が胸板を小突くと、北宮は反撃。ところが避けた丸藤は虎王を叩きこんで去っていく。しばし大の字となった北宮は、立ち上がりながら再び口を開く
北宮「…みっともねえな、丸藤正道。でもな、そうこなくっちゃな。こんなんで引っ込むようなヤツじゃねえもんな。とことんやってやるよ。テメーの存在すべてだ! 時代をひっくり返すっていうのはどういうことか、思い知らせてやるから覚悟して来い!」
2017年度のグローバルタッグリーグが開幕、メインはチーム名をMAKETA RA OWARIとした丸藤&谷口が中嶋&北宮のジ・アグレッションと対戦。序盤はジ・アグレッションが連係でマイバッハを捕らえにかかるが、マイバッハはラリアットで逆襲し丸藤が入って人間爆弾攻撃を敢行する。
丸藤組は北宮を捕らえるも、マイバッハをブレーンバスターで投げた北宮が中嶋に交代、中嶋はマイバッハに左ミドルやミサイルキックを決めれば、丸藤にも鞭のようにしなる逆水平との打ち合いを制し、北宮が入ってダブルのフェイスクラッシャーを決める。
勝負に出た北宮は丸藤にサイトースープレックスを狙うが、堪えた丸藤はトラースキックから不知火を狙うも北宮は投げ飛ばす。そこで丸藤は着地するが左足を負傷してしまい、それでも丸藤は虎王を炸裂させ、コーナーを背にしたジャンピングハイキック、トラースキックからコーナーへ昇るも、中嶋がR-15で迎撃してから北宮が雪崩式ドラゴンスクリューを決める。
北宮はニークラッシャーから膝へのエルボー、構わずヒザをマットに叩きつけてから監獄固めで捕獲し、丸藤は懸命に耐えたが中山レフェリーがこれ以上は危険と判断して試合はストップ、ジ・アグレッションが勝利となり、MAKETA RA OWARIはいきなり敗れ黒星発進となった。
試合後も北宮が丸藤の左足を蹴飛ばすと優勝宣言をして開幕戦を締めくくったが、左足を痛めた丸藤に不安材料が出てしまった。セミは潮崎&小峠がTNAから参戦したブローマンズと対戦し、連係で小峠を捕らえて試合の先手を奪う。やっと交代を受けた潮崎もブローマンズの連係に振り回されるが、プラムに左のラリアットを浴びせると、小峠もぶら下がり式首四の字で続き、潮崎のファルコンアローから小峠のダイビングボディプレスと連係でプラムを捕らえる。
小峠は高速ニーからキルスイッチを狙うが、プラムが堪えると、小峠が後頭部頭突きから潮崎との連係を狙うが、ブラムは両腕ラリアットで迎撃して、ロビーも死角からのラリアットを浴びせる。
勝負に出たブローマンズはブラムが腕極め式DDTから、ロビーがスワンダイブ式で飛んでのハイジャックパイルドライバーを決め3カウントを奪い、ブローマンズが勝利となる。前タッグ王者組の杉浦組はコーディ組と対戦するが、コーディ組が奇襲をかけ、いきなり拳王を捕らえにかかる。交代を受けた杉浦がエルボーでレインを捕らえ、拳王がアンクルホールドを決めれば、杉浦もコーディにアンクルホールドを決めて競演を完成させる。
杉浦組は杉浦のスパインバスターから拳王のダイビングダブルニードロップ、ミドルキックとエルボーのサンドバックタイムでレインを捕らえるが、倒れないレインは拳王のキックをキャッチしてキャプチュードで投げ、コーディも入って杉浦をシットダウン式チョークスラムでKOする。
コーディ組は孤立した拳王を捕らえ、レインがアバランシュホールドからコーディがボディプレスと畳みかけると、ダブルのシットダウン式チョークスラムを決めて3カウントを奪い、コーディ組が白星発進、杉浦組はまさかの黒星発進となる。ヨネ&彰俊のベテランタッグvs清宮&野村の越境タッグは、野村は果敢にもヨネとサッカーボールキック合戦に挑み、清宮も場外戦で彰俊に痛めつけられるも、ジャンピングエルボーで反撃し野村もサッカーボールキック、ランニングローキックから逆十字固めと彰俊を攻め込む。
清宮もヨネにジャンピングエルボーを浴びせ、野村とのダブルブレーンバスターを決めるとジャーマンからタイガースープレックスを狙う。しかし振り払ったヨネがジャンピングフロントハイキックを浴びせると、彰俊とのサンドウィッチラリアットからラリアット、ハイキックと畳みかけ、最後はキン肉バスターで3カウントを奪い完勝で白星発進となった。GHCジュニアタッグ選手権はスピードで翻弄を狙うXXに対し、挑戦者組は大原が前方回転式バックブリーカーをHi69に決めると、腰を痛めているHi69が失速、Hi69の腰に集中攻撃を浴びせて先手を奪う。
リードを奪われたXXは石森がダイブ式の雷電ドロップ、熊野もろともスタナー&DDTを決めて盛り返すも、大原がアルゼンチンなど各種バックブリーカーで石森を捕らえ、ムイビエンを狙うが、逃れた石森はカウンターの大ジャンプ式フットスタンプで踏みつける。
熊野はまだ腰のダメージが抜けないHi69を捕らえTボーンスープレックスを垂直落下気味に落とすと、首にも大ダメージを負ったHi69に熊野のバックブリーカー、大原のバッククラッカー、熊野のワンハンドバックブリーカ、大原の腰へのエルボードロップと首から腰へと集中攻撃を加え、熊野がアルゼンチンバックブリーカーで担いでHi69を追い詰める。
しかし脱出したHi69は突進する熊野をコーナーに直撃させて丸め込みを連発も、熊野は強引に持ち上げてベアバックで捕獲、そこで石森がカットに入り、挑戦者組が排除にかかるが石森がハンドスプリングエルボーでなで斬りにする。
熊野はHi69に変形無双からMNを狙ったが、Hi69が堪えると石森が入ってトラースキック&ジャンピングニー、ダブルのトランスレイブ、ダブルエキサーⅡと合体技を繰り出し、最後はHi69がストゥーカ・スプラッシュで3カウントを奪って王座を防衛した。
試合後は試合を観戦していた原田らRATEL'SがXXを挑発、ジュニアヘビー級王座を狙うHAYATAも大原を挑発した。【NOAH】GTL開幕…“MAKETA RA OWARI"いきなり負けた!丸藤撃破でアグレッション王者食い▼XXが苦闘V2▼杉浦&拳王撃沈 コーディ&レインが怪物的初日▼ブローマンズも初戦白星…新潟大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/CC0n0g5L10
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年4月22日「MAKETA RA OWARI」
初戦で負けた!
…
……
………
終われるわけねぇべ。#noah_ghc #MAKETARAOWARI #マケオワ
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2017年4月22日防衛しました。太二と応援してくれたみんなのお陰です。ありがとう。m(_ _)m#NOAH
— Hi69 (@69HIROKI69) 2017年4月22日 -
宮原がジョーを降し公式戦2連勝!真霜は諏訪魔からギブアップを奪いBブロック単独トップ!
4月22日 全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル~旗揚げ45周年記念シリーズ~」東京・品川プリンスホテル ステラボール 885人超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
岩本煌史 ○KAI 田中稔(12分18秒 逆エビ固め)青木篤志 佐藤光留 ×岡田佑介◇第2試合◇
▼30分1本
○青柳優馬(6分15秒 逆さ押さえ込み)ダルトン・デリック◇第3試合◇
▼30分1本
秋山準 ドリー・ファンクJr. 崔領二 ○ウルティモ・ドラゴン 中島洋平(11分29秒 ラ・マヒストラル)大森隆男 ×渕正信 西村修 吉江豊 丸山敦◇第4試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○石川修司(9分19秒 エビ固め)[3敗=0点]×野村直矢
※スプラッシュマウンテン
【石川の話】「時間は短かったけど、やっぱり強かったね。この時間ほど余裕なかった。短いタイムといっても、もっと2、3分で終わらせてラクしてやろうと思ったんですけど、あいつの意地も感じたし、全日本の若手は凄いわ。でもそんなことばっかり言ってられないんでね。これで2勝1敗? これで次の真霜。諏訪魔戦がどうなるかわからないけど、まだまだ自分もいけると思うんで、後半戦、全勝して1位突破したいなと。で、優勝したいなと思います。めちゃめちゃ楽しかった。またやろう、野村。(真霜戦もヤマ場になりそうだが?)関本、真霜はずっとインディーで戦ってきた選手なんで、こういう場でシングルって楽しみなんで。その中で勝って、俺がやっぱり最強というのを示したいなと思います」◇第5試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝2敗=2点]○ジェイク・リー(6分13秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×ゼウス
※バックドロップ【ジェイクの話】「1勝。やっと1勝。けど、この1勝は大きいよ。世界タッグチャンピオンのゼウス、あの人に勝てたっていうのが大きい。何回も俺、ボコられてきてるから。もう一回、世界タッグ挑戦させてくれませんかね? しっかり1、2、3獲ったんだから、その権利あるはずだし。(3連敗と苦しい状況だが、後半戦に向けて手応えはつかめた?)もっともっと吸収できるものがあるし、まだ優勝はもちろんあきらめてないし、自力は難しいけど、こんなチャンピオンクラスの人たちとシングルで連戦で戦えるなんて、そうないから、かみ締めて自分の血肉にして。とにかくこの1勝は本当に大きいよ」
◇第6試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗1分=5点]○真霜拳號(15分0秒 クロス式裏アキレス腱固め)[2勝1敗=4点]×諏訪魔【真霜の話】「やっぱ怪物だね。きつかった。でもよ、迷ったら基本に戻れだよ。必殺技に頼るんじゃねぇ。基本技だ。ハマったなオイ今日は。ちょっと諏訪魔、右アキレス腱のこと思い出したんじゃない? 不安になったんじゃない? 全部計算だよ。あのパワーは計算外だったけどよ。これで今日で5点だな。残り2戦か。残り2戦勝てば9点になる。9点は十分決勝圏内だろ。今日の勝ちで見えてきたぜ決勝、そして優勝! 宣言しておくよ。基本技が大事なんだ、プロレスはよ。基本技で俺が勝ち上がってやる」
◇第7試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]宮原健斗(13分12秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×ジョー・ドーリング
※ブラックアウト【宮原の話】「よし。全勝優勝、皆さんの前で宣言した。俺は今日チャンピオン・カーニバル2日目。全勝優勝、なぜかと言うと目立つから。全勝優勝すると目立てるから。目立って、そして注目を浴び、さらに俺のエネルギーは倍増する。人に見られる数が増えるほど、宮原健斗はパワーを倍増する。(ジョーを破ったことで全勝優勝の自信が深まったと?)ジョー・ドーリング=日本に来ている最強外国人、そう俺は認識してるから。今日の勝ちは俺チャンピオンだけど、大きいよ。日本にいる外国人ナンバー1、それを倒したんだ。チャンピオンだけど、何気にシングル初勝利だし、ジョー・ドーリング。とにかく全勝優勝だ。2017年の主役を勝ち取るために、このチャンピオン・カーニバル、全勝優勝だ」
チャンピオンカーニバル品川大会のメインはAブロック公式戦で2点の宮原が1敗ながらも2点のジョーと対戦、序盤からハンマーで攻めるジョーに対し、宮原はフロントハイキックからラリアットで場外へと追いやり、頭突きからダイブを狙うも、キャッチしたジョーは宮原の腰を何度も鉄柱に打ちつけ、リングに戻ってから逆エビと腰攻めを展開する。
ジョーはラリアットを狙うが、かわした宮原は低空ドロップキック、顔面へのドロップキックで活路を見出すと、串刺しのブラックアウトでエプロンへ出しロープ越しのブレーンバスターを狙うも、堪えたジョーがラリアットを放ち、ラリアットの連発からエルボードロップ、レポリューションボムを狙う。
しかし宮原はフランケンシュタイナーで切り返して、フロントハイキックからブラックアウトを炸裂させると、シャットダウンスープレックスを狙うが、振りほどいたジョーがエルボー合戦に持ち込んでフライングボディータックで圧殺し再度レポリューションボムを狙う。ところが旋回途中で宮原が回転エビ固めで切り返すとブラックアウトを炸裂させ、後頭部から正面へとブラックアウトを打ち込んで3カウントを奪い4点目を獲得。セミでは無敗で4点の諏訪魔が3点の真霜と対戦し、諏訪魔は真霜をスリーパーで絞めあげ、ダブルチョップ、フロントハイキック、DDT、ネックロック、ラリアット、フロントスープレックスと圧倒するが、ラリアット狙いをかわした真霜がエプロンへ諏訪魔を追いやると左、右とロープ越しのドラゴンスクリューを連発し諏訪魔は失速、ここから膝十字固めから足攻めを展開する。
真霜はドラゴンスクリューからランニングローキックを狙うが、キャッチした諏訪魔はキャプチュードで投げ、ラリアットからバックドロップ、ラストライドを狙うも足に踏ん張りが効かないせいか上がらず、リバースされてしまう。
これを逃さなかった真霜はランニングローキックからアキレス腱固め、裏アキレス腱固めと諏訪魔を追い詰め、諏訪魔も足を引きずりながらも学区ドロップからラリアットを放つが、ジャーマンで投げるが、再度のラストライド狙いは真霜が膝十字固めで切り返し、クロス式裏アキレス腱固めに移行して諏訪魔はギブアップ、真霜が5点目を獲得してBブロック単独トップに立つ。第5試合では2点のゼウスがいまだ白星なしのジェイクと対戦し肉弾戦からゼウスがフライングバイセップスエクスプロージョで先手を奪い、バイセップスエクスプロージョンで場外へ追いやると滞空式場外ブレーンバスターでジェイクを痛めつける。
先手を奪われたジェイクは先にリングに戻ったゼウスにロープ越しのニーを浴びせると、ランニングローキックからスリーパーで絞めあげるが、ゼウスは串刺しバイセップスエクスプロージョン、串刺しボディアタック、フロントスープレックスと猛攻をかけ、バイセップスエクスプロージョンを狙うも、かわしたジェイクはキャプチュードで投げ、フロントハイキック、サイドスープレックス、ジャンピングDDTで突き刺す。
しかしゼウスはチョークスラムで反撃すると、バイセップスエクスプロージョンからジャックハマーを狙うが、堪えたジェイクはフロントハイキック、バイセップスエクスプロージョンをかわしてニーリフトを浴びせ、ジャイアンとキリングからバックドロップで3カウントを奪い公式戦初勝利を収める。第4試合の2点の石川vs0点の野村は、野村がドロップキックから場外の石川にプランチャを発射も、石川は場外ボディースラムで逆襲し、リングに戻ってもセカンドロープからの腰へのダイビングフットスタンプからテキサスクローバーホールドと腰攻めを展開する。
劣勢の野村はジャンピングエルボーの連発で反撃し、ブレーンバスターで石川を投げきるとフロッグスプラッシュを狙いにコーナーへ昇るが、石川はデットリードライブで落とすと、ランニングニーを狙う。しかし後方回転で食い止めた野村がSTFで捕獲、ミサイルキックから山折りを狙う。
しかし石川はサイドスープレックスで投げると、スリーパーからバックドロップで投げ、ランニングニーからファイヤーサンダーを狙うが、阻止した野村は追尾式ジャンピングエルボー、スピアーで返し、石川のスプラッシュマウンテン狙いも逆さ押さえ込みで切り返す。
野村はスピアーからジャックナイフ式エビ固めの連続技を決めるが、フロッグスプラッシュは石川が剣山で迎撃すると、ファイヤーサンダーで突き刺し、粘る野村はスピアーもランニングニーを浴びせた石川がスプラッシュマウンテンで3カウントを奪い2勝目を獲得した。【全日本】諏訪魔料理 真霜がBブロック単独首位「見えてきたぜ決勝、そして優勝が」▼宮原がジョー撃破で2連勝、「三冠王者の全勝V」を宣言▼ジェイクがゼウスから金星奪取▼石川が2連勝、野村は3連敗…品川大会https://t.co/vuGwN7jyL4 #ajpw #2017c pic.twitter.com/bW2C2zOJH2
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年4月22日2017 チャンピオン・カーニバル 星取表【4月22日現在】Bブロック 真霜拳號が単独首位!! #ajpw #2017cc #kdojo pic.twitter.com/3wDC5VzoFG
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年4月22日チケット完売のアツアツのご声援本当にありがとうございました。
全勝優勝!!!#品川大会
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年4月22日チャンピオンカーニバル4戦目。
迷ったら基本に戻れ、だ。
あらゆる基本を駆使しての勝利。
技も、戦略も、戦術も、駆け引きも。
諏訪魔の脳裏には、アキレス腱のことが過ったはずだよ。
完治していたとしても、大ケガの記憶ってのは絶対にどこかに残っているからな…それがハマったな。
— 真霜拳號 (@mashimo_kengo) 2017年4月22日昨日の品川大会
やっと一勝、けど、この一勝は色々な意味で大きな一勝。この感覚を忘れず、残りの公式戦も勝つ!
I can do it !!!
— ジェイク・リー (@JL_LCG_0119) 2017年4月22日 -
諏訪魔が野村を降し2連勝 チャンピオンカーニバル宮城大会公式戦結果
4月20日 全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル~旗揚げ45周年記念シリーズ~」宮城・夢メッセみやぎ 西館ホール 411人 超満員
<コメントなどはプロレス格闘技DXより>
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗1分=3点]○大森隆男(12分49秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]X橋本大地
※アックスボンバー【大森の話】「チャンピオン・カーニバルのリーグ戦だってことをまったく頭になかった今日は。橋本大地と初めてやって、橋本大地の後ろに間違いなく橋本真也が見えた。俺には2000年の有明コロシアムが向こう側に見えたぜ。なかなか強烈なキックを持ってるじゃないか。今日、勝った。でも勝っても負けても俺は変わらない。なぜならワイルドの中心に俺がいるからだ。これは絶対にブレない軸で、俺の中での中心だぞ。よく覚えとけ」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○関本大介(10分51秒 サソリ固め)[3敗=0点]Xジェイク・リー【関本の話】「何とか勝てました。ジェイクの攻撃でちょっとね、面食らいましたけど、何とか勝つことができました。ありがとうございました。(足を狙ったのはジェイクの蹴りを警戒して?)そうですね。蹴りを警戒して攻めました。(それがうまくはまったと?)そうだと思います。はい。(2勝目となったが?)2勝目で何とか…次は誰ですかね? (三冠王者の宮原だが?)次も何とか勝利できるように体調を整えていきます。(昨年は公式戦で勝利し、その後の三冠戦で敗れ、1勝1敗だが?)そうですね。また勝ちたいと思いますよね」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○諏訪魔(10分4秒 体固め)[2敗=0点]X野村直矢
※ラストライド【諏訪魔の話】「よし、若い力っていうのを跳ね返すのも俺の役目のひとつなんで、それをチャンピオン・カーニバルでもこうやってまだ何とか跳ね返せた。2連勝飾れたんでね。確実に波がきてる。次の真霜との一戦にピークをもう一回持っていかないといけないなと思ってます。この調子でいきます。(その波は石川戦に勝利してつかめた?)そうだね。そこに一番ピークを合わせてたんでね。今日勝ってまたコンディションが上がってきてるから、品川に集中します。足すくわれないように気引き締めて。曲者なんでね。また思い切しぶつかっていこうかな」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○石川修司(5分56秒 片エビ固め)[2勝2敗=4点]Xボディガー
※ランニングニーリフト【石川の話】「やっと1勝。序盤、食らったキックでちょっと…もっとゆっくりやろうと思ったけど、苦しみましたね。でもね、勝ったんで何とか1勝。まだまだ可能性あるでしょ。他の公式戦みてもやっぱり凄い選手、集まってるなって再認識したんで、この中で何としても勝ちたいと思って。チャンピオン・カーニバルの頂点目指したいと思います。(世界タッグ王者を破ったことで巻き返しへ向けて弾みがついたのでは?)そうですね。やっぱり一発一発、重いし、強力だったんで。やっぱりやりがいのある相手しかいないんで、めちゃめちゃ楽しいですよ。本当にこの中に入れて最高だなと思うんで。でもそれだけじゃ満足しないんで、やっぱり頂点獲りたいと思います」
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一期一会再び・・・デビュー45周年を迎えた藤波に猪木、前田、木村健悟が駆けつけた!
4月20日 DRADITION「藤波辰爾デビュー45周年記念ツアー in TOKYO」後楽園ホール 2473人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○スーパー・タイガー 蓮見竜太(11分39秒 変形羽根折り固め)三州ツバ吉 ×倉島信行◇第2試合◇
▼30分1本
○LEONA(10分25秒 逆さ押さえ込み)×新井健一郎◇第3試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
ザ・グレート・カブキ ○大谷晋二郎(11分14秒 エビ固め)藤原喜明 ×高岩竜一
※袈裟斬りチョップ◇第4試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/45分1本
○長井満也 KENSO(13分36秒 片エビ固め)高山善廣 ×佐野巧真
※ハイパーニー空牙◇第5試合◇
▼藤波辰爾デビュー45周年記念試合/60分1本
○藤波辰爾 長州力 越中詩郎(13分9秒 ドラゴンスリーパー)ベイダー 武藤敬司 ×AKIRA(試合終了後、セレモニー。まずは前田日明が入場して大歓声。)
前田「みなさん、こんばんわ。さっきも控室で久しぶりにみんなと会って、すごく元気なんですよね。昔ゴッチさん50年やってるよ、ルー・テーズが60年やってるよって言って、すごいよなと言ってましたけど、なんのことはない、結局みんなやってましたね。でもやっぱりね、みんな頑張ってすごいトレーニングしましたよ。その賜物ですね。これからもケガがないようにね。この世界、ケガがついてるんで、それだけ気をつけて頑張ってください」(続いて木村健悟が登場。)
木村「藤波さん、おめでとうございます。45周年おめでたいというよりも、そろそろやめたらどうかなと思いますけども、こんなにたくさん多くの方々が藤波さんの記念のために来ていただいて。これからもプロレスを愛し、プロレスの応援をしていただければと思っています。おめでとうございます」(ここで猪木が入場、リング上ではベイダーが倒れこんでいる。猪木がリングイン、ベイダーに「大丈夫か!」と視線が集まるなか猪木がマイク。その途中でベイダーはふらつきながらも、自力で立ち上がって退場していった。)
猪木「元気ですか! 元気がなれば、なんでもできる! 元気があれば45周年も迎えられる。昨日ちょうど気になったんで、藤波選手に祝福をと。ネットで猪木が行くぞと大反響で。見た人います、ネット?(と語っているも視線は退場するベイダーに集中)…えー、俺はきょう主役じゃねえからね、ハハハ。きょう、どんな話すりゃいいの?(場内笑)もう、桜も終わりになります。東京の桜もね。目黒川、隅田川、そしてどっからか聞こえてきたのは三途の川の桜もきれいだね…と、ジャイアント馬場さんも言っとかないとね、みんな忘れちゃうからね。まあ、そういうことで、こないだちょうどイラクの人質解放の…戦後100の事件ということで。ちょうど長州力君が、私が政府関係者と交渉している時に…なんだか同窓会みたいで。本当におめでとうございます(と藤波コール)藤波コールだよ、きょうは猪木コールはいらないからね。(猪木が花束を渡す)」(記念撮影が行われる)
藤波「みなさん、ありがとうございました。そしてまた僕の45周年で、本当にこれだけ大勢の方が来て本当に嬉しいです、ありがとうございました。もう僕は45年やって、まだまだプロレスが飽き足りません! まだまだこれから先を突っ走ります。そして僕の夢であるプロレスのメモリアルを残したいと思います。最後に猪木さん、あの気合のダーをお願します」猪木「みなさん本当にありがとうございます。それじゃあ、元気を発信、元気がなくなった日本に、元気が…なくなってはないな、格闘技、プロレスも元気でありますように、ご唱和お願いします。いくぞ! 1、2、3、ダーッ!」
【試合後の藤波&長州】
※2人で握手を交わす長州「今、言ってたんですけど、今はスマホの時代だけど、今日のあの写真は二度と撮れないでしょう。今日はその写真を撮れただけで、ファンはよかったんじゃないの」
――45周年記念の試合を終えた今の気持ちは?
藤波「なんとかギリギリね。みんなが頑張りすぎるものだから、僕もつい動かされましたけど。まあ、選手冥利に尽きるというか。これだけいろんな選手が来てくれて」
※ここで前田氏があいさつに登場。握手を交わす
長州「アキラ! 今度は靴とタイツを持って来いよ」
藤波「そうだよなあ」
前田氏「もうないですよ(笑) どうもありがとうございます」
――昭和新日本に勇気づけられるファンも多いと思うが、根本には何があると思う?
藤波「僕らの周りというよりも、僕ら自身に元気がないと周りの人に元気が伝えれないから。ファンもそういう形で思ってくれれば」
――ベイダー選手と久しぶりに対戦したが?
藤波「あいつ、大丈夫かな? 最後は控え室に自力で帰ったから安心しましたけど、とにかく張り切りすぎたんでしょう。久々の日本ということで。僕ら、長州さんもそうだけど、我々2人を目の前にしたら、どうしても自分が出てやろうというね。そういうものがどうしてもああいう形になったんでしょう。相変わらずの元気さで楽しかったです。かなりやられましたけど」
――久々にベイダークラスの体重の選手とぶつかり合った感想は?
藤波「僕も最初は気負いすぎてね。ちょっと思い切って投げようと思って、崩れましたけどね」
――ボディスラムを狙った?
藤波「そうそう。でも、体はそういう技に持って行こうとするんだね。自分の体のハンディを知っておきながらね。普通だったら、違う技に逃げると思うんだけど、とっさに出た自分の本能というか。できないとムキになってやろうとするんだね。それもまた、自分にとってはいいやる気を起こさせてくれましたよ」
――長州選手は久々に猪木氏、藤波選手とリング上に並んだが、感じるものはあった?
長州「やっぱり雰囲気がありますよね。まあでも、たまにお会いするんですけど、今日はここで会って、やっぱりアントニオ猪木だなあって感じますよね」
藤波「今日はとにかくドラディションの大会ですけど、今回こういう形で記念大会でもあったし、今までのベテラン勢が集まれば、これだけ人が人を呼ぶという。そういう意味では、我々もこれまでやってきた選手冥利に尽きるかなっていう。凄く嬉しかったね。あれだけの観衆に囲まれてファイトができるというのは」
――最後にメモリアルという発言があったが、日本の殿堂みたいな形?
藤波「はい。今日はあまり長い話はできませんでしたけど、自分が2年前にWWEの殿堂に入って、それが自分の中で物凄いあってね。こうやって自分が周りに支えられて、ファンに、またこれだけの選手に巡り会えて。そうやってきた自分が、1つのメモリアルというか、殿堂というのか、そういうものをどこかで(作りたいと思うようになった)。自分が(WWEの殿堂を)受けたからじゃなく、違う意味で、他のいろんな選手をまた称えられるというか、そういうファンの行き場を作りたいですよね」
長州「まあ、誰も口出せないですよ。力一杯やったらいいですよ」
藤波「よろしくお願いします」
藤波のデビュー45周年記念大会が開催され、メインは藤波が旧敵・長州、越中と組んで、かつてIWGPヘビー級王座を巡って対戦したベイダー、武藤、AKIRA組と対戦。
ベイダーが先発で出て、藤波組は越中が先発を買って出るも、ベイダーの圧力の前に圧倒されてしまい藤波に交代する。ベイダーはベイダーハンマーを繰り出すが、藤波は張り手で応戦、ベイダーはマスクを脱いで突進も、藤波はボディースラムで投げるが崩れ気味に投げたため、ダメージを負ったベイダーは武藤に交代して一旦戦線を離脱する。
交代を受けた長州は武藤にサソリ固めを狙うが、AKIRAがカットに入り、越中はAKIRAをヒップアタック、ケツバットから、藤波も逆エビ固め、弓矢固め、本家ドラゴンスクリューで続く。だがベイダーが越中にベイダーアタック、チョークスラムで猛反撃し、串刺しベイダーアタック、リバーススプラッシュで越中を圧殺する。
ここで長州に交代するとベイダーにリキラリアットを一閃するが、ベイダーも応戦してなぎ倒し、交代した武藤も長州に低空ドロップキックから足四の字で捕らえるも、越中がカット。長州は藤波に交代し武藤を本家ドラゴンスリーパーで捕獲するが、AKIRAがカットに入り、ベイダーアタックの援護を受けた武藤が藤波にシャイニングウィザードを放ち、AKIRAがムササビプレスを投下する。
しかし武藤の足四の字固めを脱した長州がAKIRAにリキラリアットを炸裂させると、藤波がAKIRAをドラゴンスリーパーで捕らえギブアップを奪い、藤波組が勝利を収めた。試合終了後にはデビュー45周年を迎えた藤波の記念セレモニーが行われ、木村健悟、前田日明が登場して藤波を激励すると、最後に来場を予告していたアントニオ猪木が現れ、ジョークを交えながら愛弟子である藤波を激励。藤波が挨拶した後で、猪木が「1・2・3ダー!」で大会を締めくくった。
デビュー40周年のときは猪木、前田、初代タイガーマスクこと佐山聡、蝶野正洋が揃ったが、45周年目は佐山や蝶野の代わりに武藤、木村健悟が揃い、5年前の一期一会の再現となった。藤波のことを"コンニャク”など皮肉る人間もいるだろうが、これだけの大物を集めてしまう、そういった意味では藤波辰爾という存在は凄いのかもしれない。
最後に藤波辰爾選手、デビュー45周年おめでとうございます
ただ心配なのは藤波のボディースラムの受身に失敗したベイダーで、猪木が登場した際にもなかなか立ち上がることは出来ず、自力で控室へと戻り、1・2・3ダーには加わることも出来なかった。脳震盪を起こしたのか?、博多や大阪と2試合を残しているだけに大事に至らなければいいが・・・
【ドラディション】猪木、前田も祝福 藤波がベイダー組撃破で45周年イヤー飾る「まだまだ飽き足りません!」▼プロレス入り直訴から5年…LEONAが新井撃破で進化アピール▼カブキと藤原が熱闘…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4 pic.twitter.com/ZUxiwtJUbk
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年4月20日 -
カズ新体制初の後楽園大会…芦野が近藤をも降し王座防衛、TriggeR離脱でブーイング!
4月19日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2017 CHERRY BLOSSOM」後楽園ホール 813人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
進祐哉 藤村康平 ○三富政行(7分50秒 片エビ固め)進藤翔 タナカ岩石 X一
※ダイビングボディプレス◇第2試合◇
▼30分1本
○木村花 才木玲佳(8分38秒 エビ固め)×安納サオリ 万喜なつみ
※◇第3試合◇
▼30分1本
○カズ・ハヤシ 鈴木鼓太郎(7分48秒 片エビ固め)×立花誠吾 頓所隼
※ファイナルカット(試合終了後)
カズ「コタちゃん、そう、ボクW‐1の社長になりまして。(社長コール)ただね、いまあの、シャチョさん、シャチョさんってね、なんか若干ネタみたいになってたけど。だけどさ、オレずーっとレスラーやってきて、社長をやらせてもらって、このまま突っ走るだけでなく、ここ、ここ後楽園ホールを満員にしてみせます。今日はありがとうございます。そしてコタちゃん、この2人ね、試合前からオレたちのことオッサンオッサン言って。いやいや、いいよ、オッサンって言うんだったらオッサンでも。でもよ、オマエオッサンって言ったら、ちゃんとその責任持てよ。若い力、オレに見せてみろよ。オマエらプロレスリングACEだよな。いままでずーっと大久保でよ、GENスポーツパレスでやってきて、5月1日、初めて新木場1stRINGに進出するんだよな。オレたちオッサンにできないようなプロレス、見せてもらおうじゃねえか。オマエらにしかできねえ若いプロレス見せて見ろよ。オレ、見に行くからよ」頓所「オレたちプロレスリングACE、5・1新木場で試合します。オレたちにしかできない試合を、若い人間でしていきたいと思ってます。みなさん、5・1新木場1stRINGどうぞ見に来てください。よろしくお願いします!」
【カズの話】「若干…いや、若干じゃねえな。80%ぐらいネタで社長って言われている気がする。でもね、プロレスラーとして生きてきたけど、この会社を、そしてリングを、本当にプロレスが好きだからこそ、本当に楽しめる場所にしたい。これからのW-1をどうぞ見守ってください。そして、記者の皆さん。今日の試合…僕らのあとの今日の試合、ぜひ楽しんでいってください。お願いします」
◇第4試合◇
▼30分1本
○征矢学 葛西純(10分23秒 片エビ固め)×NOSAWA論外 MAZADA
※ワイルドボンバー◇第5試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]アンディ・ウー(13分38秒 片エビ固め)[第7代王者]吉岡世起
※飛鴻
☆吉岡が初防衛に失敗、アンディが第8代王者となる(試合終了後、MAZADA登場)
MAZADA「アンディ・ウーさん、チャンピオン、おめでとうございま~す。どうですかこの試合、面白かったですか? 自分の感想言わせてもらいますね。あれみたい、幼稚園のお遊戯会みたい。決まった作業を先生に言われて無理からやってる感じ。感情が伝わらない。マスクの中のアンディ・ウーとやりたい。感情むき出しのアンディ・ウー。マスク脱いで試合とかなしね。もっと頭使って。ベルトが泣いてますよ。ベルトの価値が下がりますわ」(アンディがエルボーからキックを連打するが、MAZADAがラリアット。すぐに起きたアンディをセコンドの藤村、進藤、一が止める。MAZADAはマイクで「はい、次の挑戦者はオレでケッテー!」と叫んで退場。)
【アンディの話】「やっと1年ぶりにこのベルトが俺の腰に返ってきました。試合後、あんな形でMAZADA選手が乱入してきたけど、俺も試合後にMAZADA選手を呼び込むつもりやったから、願ったり叶ったりで。今年の初めにMAZADA選手に挑戦して負けているんで。まずはその高い壁を越えて、俺のクルーザーチャンピオンとしての時代をもう1回作り上げていきます」
【吉岡の話】「今日は絶対負けちゃいけない相手だったのに…。自分が不甲斐ねえよ。自分が許せないっすよ。この先もよくわからねえよ…」
◇休憩前◇
(休憩前に、1月8日より左ヒザ後十字じん帯損傷により欠場している黒潮“イケメン”二郎がテーマ曲に乗って登場。イケメンコールに応えてコーナーで倒立して両足をパタパタさせてからマイク。)黒潮「(早く帰って来てくれの声に)ありがとう。今日はお知らせがあって来ました。いいお知らせと悪いお知らせがあります。どっちが聞きたいですか? そんなわけないだろ!悪いお知らせで来るわけないって。(イケメンコール)次の後楽園大会で復帰が決定しましたー!(イケメンコール)ありがとう。ありがとうございます。だから、次の後楽園、今日こんなに盛り上がってるのにやっぱりね、お客さん少ないんですよ。この空席を次の後楽園でオレが埋めてみせます。ということですよね、いまからあっちでチケット売ります! みなさん絶対買ってください。フィニッシュ!」
黒潮はコーナーからバック宙を披露して退場。
◇第6試合◇
▼30分1本
河野真幸(7分26秒 片エビ固め)×伊東貴則
※ランニングニー◇第7試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[第8代王者組]○土肥孝司 熊ゴロー(18分44秒 体固め)[挑戦者組]稲葉大樹 ×児玉裕輔
※垂直落下式ブレーンバスター
☆土肥&熊ゴローが初防衛に成功(試合終了後、ベルトを腰に巻いた王者組。そこへ河野が登場。)
河野「はい、写真撮影中すいません。まあもうわかってると思いますけど、この状況でボクが来たということは挑戦表明です。W‐1タッグチャンピオンシップに挑戦させろコノヤロー!」
土肥「河野さんよ、オマエ頭わいてんのか? パートナーいねえじゃねえかよ。だれがパートナーなんだよ!」
河野「(武藤コールに)武藤さんも選択肢の一つです。タイトルマッチ当日までにしっかり見つけて来るよ」
熊ゴロー「よしやってやろう! オレたちタッグチャンピオンとして、いつなんどき、だれの挑戦も受けるのが土肥熊でしょ! 来月のホール、やってやりましょう!」
土肥「対戦相手わかんねえのに決まっちまったよ」
熊ゴロー「だれか友達連れてくるでしょ!」
土肥「友達…まあいいや。オレたち、W‐1タッグチャンピオン、そしてプロレス界のタッグチームとしてもっと頑張っていきます!」
【試合後の土肥&熊ゴロー】
土肥「新世代同士でやって防衛できて嬉しいし、何より稲葉&児玉組とセミファイナルでタッグベルト懸けて試合をして防衛できたことが嬉しい」
熊ゴロー「稲葉と児玉、予想以上でしたね。次、挑戦者は河野真幸と河野真幸が連れてくるパートナーの誰か。やってやりましょう。いつ何時、誰の挑戦でも受けるのが土肥熊でしょ? 防衛重ねて最強のタッグチーム目指しましょう。そして狙うは最優秀タッグチーム賞ですよ」
土肥「UWAの6人タッグとリザルトも防衛していくから」
熊ゴロー「あと俺、そのリザルトに興味あるんですよ。4日後の23日、地元・川口で試合があるじゃないですか。そこでこれ懸けてやってくださいよ」
土肥「俺とお前が試合をして、タッグとして何かがつかめるならいいよ」
熊ゴロー「つかめますよ。俺たちで最強のタッグチームになっていこう!…っていう気持ちの確かめ合いですよ」
土肥「じゃ川口、お前の地元か。そしたらリザルトチャンピオンシップ、メインイベントでやってやるよ。とことん潰し合おう。まぁ勝つのは俺だけど」
熊ゴロー「いや! それは分からない。必ず俺が勝つ」
◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○芦野祥太郎(21分14秒 アンクルロック)[挑戦者]×近藤修司
☆芦野が初防衛に成功(試合終了後、ベルトを受け取った芦野はコーナー上で掲げてみせ、一部客席からのブーイングに、耳をすますポーズで応じる)
芦野「キングコング、討伐成功。近藤さん、これで正真正銘、トリガー、リーダーはオレですね。まあ、もうトリガーいいでしょ。ボクは抜けるんで、やりたいんなら、どうぞご自由に。近藤さんも足首痛いみたいなんで、河野さん、早く控室連れてってもらっていいですか。ほら、肩貸してあげないと帰れないですよ。(客席からの「最低!」の声に)最低? 勝ちゃいいんだよ、勝ちゃ。先輩へのリスペクト? あるよ。でもオレが勝ってんだよ。だからオレが正解なんです。まあとにかく後楽園、満杯にするって言ってちょっとこういうことだけど、それでもまだ、オレはこのW‐1でしっかり頑張っていこうと思ってます。上に上げるために一緒にやっていきます」
(そこへ征矢が登場。構わず芦野が「みなさん今日はご来場、ありがとうございました!」と締めようとする。)
征矢「おい、ちょっと待てオマエ。オマエ、さっきの態度、だいぶお世話になった先輩に対する態度か? 違うだろオマエ! チャンピオンだったら、チャンピオンらしく正々堂々と勝ったと言えばいいじゃねえか」
芦野「征矢さん、あなたみたいな人のこと、なんて言うか知ってますか?」
征矢「なんだよ?」
芦野「偽善者って言うんですよ。このベルト挑戦したいんですよね? そのために出てきたんでしょ? だったら挑戦したいですって言わないとダメじゃないですか?」
征矢「はい。何よりも今、そのベルトに挑戦したいから出てきたんだよ」
芦野「だったら最初からそれを言いなさい!」
征矢「それはさておき、5月4日、ゴールデンウイーク、次の後楽園ホールは5月4日。オマエとオレは去年のトーナメントで、オマエのケガでちゃんと試合できてなかったよな? その続きだ。今度はベルト懸かってるからな、覚悟しとけ」
芦野「その通りです。まあ去年、W‐1グランプリでヒザをケガして、その相手を征矢さんにやってもらって、その借りがあるんで、ボクは次の後楽園、征矢さんと(ベルトを)懸けてやりますよ」
征矢「男に二言はないな!?」
芦野「はい。征矢さんこういうの締めるの好きですよね? どうぞやってください(退場)」
征矢「オマエ、そんなおいしいのやらなくていいのか? バカヤローだなオマエ。ということで、芦野がやらないのでオレが締めさせてもらいます。えーって言うなよ。聞こえてるぞ。ちょっと黙っとけ。すぐ終わるから。いいか、次、5月4日後楽園ホール、ゴールデンウイークだ。みんな休みだよな。ということはみんな強制的に後楽園ホールに来てくれ。芦野対オレのベルトを懸けたタイトルマッチで決定だ! 久しぶりに締めさせてもらうから、最後、カッコイイセリフでお別れしよう。何度も言うのはめんどくせえから一言だけだぞ。オレがワイルドにと言ったら、いこうぜと拳を天高く上げてくれ。ということで、みんな、早く立ってくれ。じゃあいくぞ。ずっと座ってたから足腰固まっただろ。いい運動になるだろ。5月4日はオレが芦野からベルトを取る。ワイルドに、いこうぜ! センキュー」
【芦野の話】「見事初防衛に成功した芦野です。近藤さん、やっぱ凄いですね。近藤さんも征矢さんもリスペクトがねえとか言ってますけど、僕はリスペクトしてますよ。その上で、この発言ですから。リスペクトしているからこそ、こういう発言であの人たちを怒らせて、本気を出させてるんですよ。理解してくださいよ、征矢さん。次の後楽園、征矢さんと決定で。もう会社とかどうでもいいです。懸けてやります。絶対に倒します。去年の準決勝の借りが僕にはあるんで。それをしっかり返さないと。あとはもう、TriggeR。終わりですね。僕はリーダーなんで解散させてもいいんですけど、やりたいんであればやってもらって。好きにやってもらってね。僕は若い力でやっていきます。僕はオジサンたちとはもういいです。僕1人でも勝てるというのが十分証明できたと思うんで。いっぱい若い力がW-1にはあると思います。ウリは若さだと思うんで。ACEのヤツらもいるから、そいつらとやってもいいです。あと、NEW ERAの中にも組みたいという人間がいるんですよ。まだ水面下でしか動いてないですけど、そういう人間も出てきているということですよ。このリングで、緩やかに楽しく明るくやっているのもいいと思います。でも、殺伐とした殺しがないと。それを僕は作っていきます」
カズ・ハヤシによる新体制発足初の後楽園大会のメインはWRESTE-1チャンピオンシップの芦野にTriggeRの先輩である近藤が挑戦、序盤は芦野がロックアップから押し込むとブレークの際に張り手を浴びせ、これに怒った近藤がコーナーに押し込むもレフェリーが慌てて分ける。
近藤はショルダータックルでなぎ倒すと、芦野は場外へ逃れるが、近藤が追いかけDDTで突き刺してから、芦野の首にイスをかざして鉄柱に直撃させ、リングに戻ってからフェースロックから首攻めを展開する。
先手を奪われた芦野は近藤のアームパンチをかわしてから足への低空ドロップキックで反撃し、ニークラッシャーから足攻めで活路を見出すも、近藤はランセルセで流れを変え、コーナー上に芦野を乗せて、飛び降りながら後頭部に膝上に叩きつけるも、芦野はエルボースマッシュの連打から俵返し、膝裏へのエルボーやランニングローキックと再び自身の流れに変える。
芦野はアンクルロックを狙うが、近藤は蹴り飛ばして抵抗も、芦野はドラゴンスクリューを決めると、近藤はたまらず場外へ逃れたところで芦野はエプロンからフライングラリアットを発射、そして断崖式のジャーマンを狙うが、堪えた近藤はエプロンでのDDTで突き刺す。
近藤は串刺しラリアットからザ☆オリジナル、ランニングニーと畳みかけるが、キングコングラリアットはかわした芦野はエクスプロイダーで投げてから投げ放しジャーマン、両者は追走エルボーを応酬し合い、芦野が追走したところで近藤はラリアットで迎撃する。
両者は膝立ちからエルボー合戦も、芦野が頭突きからスライディング式エルボースマッシュを放つと、ジャーマンから裏投げ、アンクルロックで捕獲、だが近藤は立ち上がってジャーマンで投げ、芦野も起きてジャーマンで投げるも、起き上がったところで近藤のキングコングラリアットが炸裂する。
近藤は再度狙うが、かわした芦野がジャーマンで投げると、ザ☆オリジナルを狙う近藤を切り返してアンクルロックで捕獲、近藤は耐えたが無念のギブアップとなり芦野が王座を防衛した。
試合後には芦野は河野も破り、近藤をも破ったということでTriggeRから脱退を表明するが、先輩に対してのリスペクトのなさにファンがブーイングを浴びせる。
そこで征矢が挑戦に名乗りを挙げるが、芦野は偽善者呼ばわりして退場、征矢が大会を締めくくった。
芦野はNEWERAには属さず、またベテラン軍にも属さず一匹狼的なスタンスを取っていたことから、TriggeRに属していても意味はないと感じていたのか、敢えて一匹狼的な立場を取ったことでファンからブーイングを浴びせられたのかもしれない。セミのタッグディヴィジョンはNEW ERA同士の選手権となり、試合は熊ゴローと児玉がセントーンをかわし合ってから熊ゴローのセントーンが決まると児玉を連係で捕らえにかかるが、合体攻撃がかわされると、児玉が土肥の腕攻めを展開して逆に捕らえにかかり、挑戦者組が先手を奪う。
劣勢の土肥は児玉にラリアットを浴びせて熊ゴローに交代すると、熊ゴローは児玉をエアプレーンスピンで大回転し、カットに入った稲葉もなぎ倒してから大回転して児玉の上に落とし、児玉にセントーンを投下も、交代を受けた稲葉がショルダータックルから顔面ウォッシュ、キャノンボールと猛反撃し、熊ゴローの開脚ドライバーを着地した稲葉は頭突きからスライディングタックル、卍固めで捕獲も、熊ゴローは強引に担いでアルゼンチンバックブリーカーを決める。
熊ゴローのラリアットに対して、稲葉は投げ放しジャーマンで応戦し突進も熊ゴローもクロスボディーで圧殺して譲らず、交代した土肥もフロントハイキックで続くが、串刺し攻撃をかわした児玉がエプロンから飛びつきDDTで突き刺し、熊ゴローを呼び込むが熊ゴローはダウンしていたため入れず、それでも熊ゴローを入れた王者組はトレイン攻撃、熊ゴローが途中でダウンも、土肥は一人とレイン攻撃で続く。
しかし王者組も土肥を捕らえてトレイン攻撃からサンドウィッチ攻撃で反撃し、稲葉がブルーサンダーから児玉がダイヤモンドカッターと波状攻撃、児玉が羽根折り固めと土肥を追い詰め、熊ゴローがカットに入っても、土肥の突進を児玉がドロップキックとトラースキックで迎撃しBKバスターを決める。
児玉はフロッグスプラッシュを投下するが、土肥は間一髪かわし、熊ゴローが土肥の頭を叩いて気合を入れると、熊ゴローが児玉を肩車して土肥が飛びつきフェースバスターインパクトを完成させ、サンドウィッチラリアット、ワシントン条約と合体技で畳みかける。
児玉はDDTの体勢からの変形ネックブリーカーで反撃するが、トラースキック狙いを土肥がキャッチしてサイドバスターで叩きつけ、ナックルからハーフネルソンスープレックスで投げてからラリアット狙うも、児玉はフランケンシュタイナーで切り返そうとするが、土肥はシットダウン式ラストライドで叩きつけ、最後は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して3カウントを奪い王座を防衛した。第7試合のクルーザーディビジョンチャンピオンシップはミドルキックを放つ吉岡にアンディがアームホイップからドロップキックで場外へ追いやって三角飛びダイブを狙うも、吉岡は素早くリングに戻ったところでエプロンに着地したアンディがロープ越しのハイキック、だがロープを跨いだところで吉岡が踵落としを浴びせ、場外へ落ちたアンディに三角飛びプランチャを命中させる。
リングに戻った吉岡はサッカーボールキックを浴びせてから胡坐をかくと、アンディもサッカーボールキックを浴びせて意地を張り合い、アンディが胡坐をかいたところで吉岡が側頭部へトラースキックも、カウント2でキックアウトしたアンディはエルボーの連打から打撃戦となり、吉岡のミドルキックが競り勝つと、串刺しニーから顔面への低空ドロップキック、キャメルクラッチ、側頭部へのエルボーと攻め込み、バックハンドエルボーからのスイングDDT狙いはアンディが着地し、キックの読み合いから吉岡のトラースキックが炸裂する。
吉岡は突進するもキャッチしたアンディはサイドバスターで迎撃し、再度の突進もヘッドシザースホイップで場外へ追いやった後で三角飛びプランチャを命中させ、リングに戻ってもアンディがコーナーから浴びせ蹴り、トルネードDDTと畳み掛けるが、セカンドロープへ昇ったところで吉岡は足へのドロップキックから後頭部へジャンピングハイキック、コーナーで宙吊りのアンディにフットスタンプ、コーナーバックルへのダイビングDDT、ツームストーンパイルドライバー、クロス・オブ・フェースロックと攻勢に出る。
両者は打撃戦の後でアンディがドラゴンスープレックス、エルボー合戦から吉岡がトラースキック、ラ・ミスティカ、ラ・マヒストラル、みちのくドライバーⅡと畳み掛けるが、コーナーへ昇ったところでアンディが雪崩式スパニッシュフライ、バスソーキックからヨシタニック、飛鴻で3カウントを奪い王座奪取も、試合後に前々王者だったMAZADAが挑戦に名乗りを挙げた。今回は4月19日号の週プロを持参した観客には1000円がキャッシュバックされるキャンペーンを行ったものの800人台、新体制にとっては厳しい船出となったが、今回は総帥である武藤敬司は起用せず、ACE勢の引き上げなど今後への意欲は感じられた。5月4日からは黒潮も復帰が決定、WRESTE-1の巻き返しはこれからだ。
取り急ぎタッグベルト防衛しました!
俺三冠熊二冠合わせて五冠!
俺達がレッスルワンのタッグチャンピオンチーム土肥熊だ!!!#w_1 #土肥熊#熊の顔ムカつく pic.twitter.com/quAJAGbh3p
— 土肥 孝司 (@KOJI_DOI) 2017年4月19日後楽園ホール大会終了。
初防衛戦、勝ちました。
そしてTriggeRは今日で終わり。継続させたいならお二人でどうぞ。
5月4日の挑戦者は偽善者の征矢さんに決定。
去年のWRESTLE-1 GP 準決勝。怪我した状態で試合を受けてくれた借りは返す。防衛することによって。
w_1
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2017年4月19日昨日はw-1後楽園ホール大会ご来場誠にありがとうございました。ベルトへの挑戦表明をしたぜ!偽善者でも犠牲者でもなんでもいいから、ベルトを取りたい!そして、後楽園ホールを満員にしたい。なんと言われようとも強い意志を持ち続けていたい!ワイルドに。#w_1#ワイルド
— 征矢 学 (@bunamayaso) 2017年4月20日5月4日のレッスルワン後楽園大会で
復帰します!
今日の空席、俺が埋めます!
そしてイケメンコール待ってます!
お楽しみに✨
チケットはイケメンまで!⬇︎
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— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2017年4月19日新起動!
今日の後楽園大会については、明日の会見で話します。
ご来場ありがとうございました。#w_1#感謝
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2017年4月19日 -
KAIが公式戦3連勝!チャンピオンカーニバル八戸大会公式戦結果
4月19日 全日本プロレス 「2017チャンピオン・カーニバル~旗揚げ45周年記念シリーズ~」青森・八戸シーガルビューホテル体育館 440人 超満員
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]○KAI(15分4秒 片エビ固め)[2敗=0点]Xジェイク・リー
※メテオインパクト【KAIの話】「いってぇ。寝て治ったと思ったら今日また攻められて痛いね。でも痛いってことは生きてる証でしょ。最高だね。楽しすぎる。これで3つ獲ったんじゃないの。3連勝。3連勝したけど、もう俺、次、公式戦、長沼でね、三冠チャンピオン相手に…。(長岡だが?)長岡だね。長沼ってどこだ? 控えてるからね。3連勝したのは自分の中で帳消しだね。一回も勝ってないつもりでいかないとダメでしょ。勝てないでしょ。そのつもりで挑みますよ。一回タッグで勝ってるからって、そういうのも考えない。失うものが何もないからこそ、俺の方が強いでしょ、気持ちは。(三冠王者に勝てば4連勝になるが?)それは考えないよ。考えないって言ったじゃん! それにしてもジェイク・リーは末恐ろしいな。身長もね、イケメンだし、打撃も強いし、末恐ろしいでしょ。やばいよ。このまんまの勢いで次も勝つ。また寝れば治るよ、この足は」
【ジェイクの話】「後楽園に引き続いて2連敗だけど、もう地方のお客さんも俺の勝ちを願ってる。聞いててわかりますよね。あとちょっと。けど、ちょっとが遠いな。クソ」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗1分=3点]○真霜拳號(9分37秒 無道)[2勝1敗=4点]×橋本大地【真霜の話】「ようやく、ようやくだ。白星きたぞオイ。これで3点だろ。まだまだ、まだまだいけんだろ。ここからだよ。俺はここからだ。ここから失点なしでいけば十分決勝、優勝いけんだろ。俺は狙ってんぜ」
【大地の話】「あぁ、クソ。めっちゃ悔しい。このまま順調にいけば6点獲れたのにクソ。でもね、楽しかったよ試合は。俺はまだまだ止まらないぞ。リーグ戦の面白いとこはトーナメントと違って、一回負けても腐らずにやっていけるってとこだよ。俺はこの時点で4点獲ってる。次に活かして明日の試合、そこをまず勝ちにいこう。今は悔しいよ。でも試合は楽しかった。だったら次、明日にいこうじゃないか」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○ボディガー(9分35秒 片エビ固め)[1敗1分=1点]X大森隆男
※ハイキック【ボディガーの話】「よっしゃあ、今日はもう肉を切らせて骨を砕くような試合ができたんで、勝つことができた。そして今3つ終わって2勝1敗。あと3つ。あと3つ勝てば間違いなく今の状況からみて決勝までいけると思うんで、とりあえずあとの3つは何が何でも勝つ! 一つ一つ全身全霊、体と魂をかけて戦うんで、まぁ、そういうこっちゃ!」
【大森の話】「あぁ、クソ! クソー、ボディガー! 1敗しようが何だろうが俺はブレねぇぞ。俺の見据える先は優勝だよ、優勝。立ち止まらねぇ、立ち止まらねぇ。なぜなら、それがリアルワイルドだからだ」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○関本大介(16分08秒 ジャーマンスープレックスホールド)[2敗=0点]X崔領二【関本の話】「何とか勝つことができました。途中、ヒザをとられてやばかったですよ。うまくカウンター(ラリアット)が決まったんで、何とかジャーマンに持っていくことができた。(この勝利で初戦黒星を払拭できた?)そうですね。初戦いいスタートダッシュ切れなかったんで、今日からいいスタートが…いいスタートっていうか、今日からよくなっていくように頑張ります。あとは全勝するだけです! ありがとうございました!」
【全日本】ジェイク2連敗 KAIが無傷の3連勝、三冠王者狩り誓う▼関本が崔粉砕で初日 「あとは全勝するだけ」▼大地連勝ストップ 真霜が3戦目でようやく初日▼大森蹴殺でボディガーが白星先行…八戸大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw #2017cc pic.twitter.com/4OMlDf387J
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年4月19日 -
大地がボディガー狩りで世界タッグ王座挑戦表明!…チャンピオンカーニバル2017 郡山大会公式戦結果
4月18日 全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル〜旗揚げ45周年記念シリーズ〜」福島・ビッグパレットふくしま 514人満員
<アピール、コメントはプロレス格闘技DXより>
▼「チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○KAI(9分55秒 片エビ固め)[1敗=0点]×崔領二
※メテオインパクト【KAIの話】「いってぇ。いやあ第2戦、強敵だね。いやあ、でも痛いけど、強敵だけど、楽しいね。やっぱり俺のメテオインパクトが一発決まれば1、2、3獲れる自信あるんでね。やっぱり重い人は命取りでしょ。いやあ、まだ後楽園のダメージが抜け切ってないね。でもこれが生きてるって感じ、充実してるってことでしょ。きついけど最高。(2連勝で自分の中で勢いがついてきた感覚はある?)そうですけどね。ここで俺いけんじゃねぇのって思っちゃったら3つ目こけることがあるからね。ちゃんと地に足固めてやるしかないでしょ。(左ヒザを攻められたが今後のリーグ戦へ向けて不安は?)寝れば治るでしょ。俺らレスラーなんだから。とか言いながらまた疲れがたまってるって言うかもしれないけど。大丈夫でしょ。足の一本ぐらい折れてもなんでもないんだから。そんなの我慢すりゃいいだけでしょ」
▼「チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝=4点]○橋本大地(5分22秒 片エビ固め)[1勝1敗=2点]×ボディガー
※ライジングDDT【大地の話】「よっしゃ。勝ったぞオラ。ボディガーからだぞ。この勝ちはこのチャンピオン・カーニバルで大きな勝ちになったと思うよ俺は。今のところ4点だろ。この4点でかいぞ。しょっぱなでこの2点計4点。あと1回勝っちゃったらどうするんだ? 6点だぞ。その次勝ったら8点だぞ。追い抜けんのか俺を? 止められんのか俺を? どうやったって止まんねぇぞ。あと自分の中ででかかったのがボディガー、ここに金キラのやつ(世界タッグ)、俺、前回、あのベルトに挑んで獲れなかった。今日勝ったことであのベルト、ぜひとも挑戦させてほしいなって。受けざるを得ないだろ。ここで負けてんだから。ただしな、俺が勝ったからどんどん追加要求していくけど、場所どこでもいいよ。会社の判断もあるからな。ウチの選手と組ませろ、相方は大日本からだ。大日本vs全日本でやろうよ。タイトルマッチをやらせてくれ。あとはボディガーお前の気持ち次第だ。(パートナーはもちろん神谷?)うん。俺に今、神谷以外おらんから。まだあの二人は刈龍怒食らったことないだろうし、沈めてやるよ刈龍怒で。その前にチャンピオン・カーニバル、キッチリ優勝して、ますますタイトルマッチやらざるを得ない状況、俺がどんどん作っていくから。大将(関本)に上がってもらって決勝で、全日本のリングで大日本のプロレスをやる。まずはそこから。よし! あとは明日キッチリ勝つんで」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1分=1点]△大森隆男(30分時間切れ引き分け)[1敗1分=1点]△真霜拳號【大森の話】「クソー。初戦から引き分けかよ。クソー。しかも最後、戦った者同士で握手しようと思ったら最後までだましやがって。あぁクソ。初戦引き分け、1点獲得か。間違いなく前進だな。ワイルドはよ、後ろに下がらなければワイルドなんだよ。1点、2点、そんなもんこれからひっくり返してやるぜ」
【真霜の話】「オイ、タフだな。もう一回、もう一回やろうよ大森さん。いやいや、大森さんと言ったらアレだな。もう一回やろうぜオッサン。オッサン、タフじゃねぇか。体力あんじゃねぇか。まだまだオッサンじゃねぇだろ。オッサンって言葉嫌いみたいだからよ、ちゃんと伝えてくれ。書いといてくれ。オッサン、もう一回やろうぜ」
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝1敗=2点]○ゼウス(10分36秒 片エビ固め )[1勝1敗=2点]Xジョー・ドーリング
※ジャックハマー【ゼウスの話】「いやあ、そうですね。今日はやっと1勝できたということで、ジョー・ドーリングという凄い選手に勝てて満足してます。(この1勝で初戦黒星の悪夢を吹き飛ばした?)そうですね。まだまだね、足らないから。あと全部勝つつもりで気合入れて頑張ります。(ジョーを破って残り全勝の手応えはつかめた?)自分とこのリーグは全員強敵や思ってるんでね。1試合1試合を本当に気を引き締めていかなければならないなと思ってます。ありがとうございました」
【全日本】ジョー止めた ゼウスが2戦目で価値ある初日▼ボディガー食った 大地が開幕2連勝、大神の世界タッグ挑戦をアピール▼崔も撃破 KAIが足攻めに苦戦も2連勝▼大森-真霜はドロー…郡山大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw #2017cc pic.twitter.com/BRPfYlep7r
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年4月18日チャンピオンカーニバル公式戦初戦 真霜選手と時間切れ引き分けだったけど、ワイルド的には間違い無く前進だぜ❗#ajpw #ミドルエッジ pic.twitter.com/U5pUCVzo68
— 大森 隆男(Takao Omori) (@omoritakao) 2017年4月18日チャンピオンカーニバル2戦目は、時間切れ引き分け。
大森隆男は予想外にタフだった。
ちょっとデカイ相手の崩し方を、もう一度見直さないとな。
どうも上手くコントロールしきれていない。
その結果が2戦しての得点1点…これ以上の失点は許されんぞ。
— 真霜拳號 (@mashimo_kengo) 2017年4月18日 -
秋山体制初めての後楽園ホール超満員札止め…春の本場所チャンピオンカーニバルが開幕!
4月16日 全日本プロレス「2017チャンピオン・カーニバル~旗揚げ45周年記念シリーズ~」後楽園ホール 1588人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼Jr.スクランブルプレミアム8人タッグマッチ/20分1本
青木篤志 ○佐藤光留 ウルティモ・ドラゴン 田中稔(8分34秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)×中島洋平 岩本煌史 青柳優馬 丸山敦◇第2試合◇
▼30分1本
秋山準 ドリー¥ファンク・ジュニア ○西村修 吉江豊(5分50秒 逆さ押さえ込み)大森隆男 渕正信 崔領二 ×ダルトン・デニック◇第3試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○橋本大地(5分8秒 片エビ固め)[1敗=0点]X野村直矢
※シャイニングウィザード【大地の話】「前にも言ったけど、俺はAJ(PHOENIX)とD-RISEの続きをやりに来ただけだから。この団体にね。まず初っぱな、野村とならピッタリじゃねえか。この相手、ピッタリじゃねえか。バチバチと。俺らはあんなエルボーじゃ砕けねえよ。もっと芯に届くようなエルボーを打つようになったら、またあいつとやりたいね。その時はD-RISE、AJ、何にも気にしないで、ど突き合いたいね。チャンピオン・カーニバルは楽しみだ。まあ、楽しんだもん勝ちだよね。楽しんだから今日は勝てたと思うし、このまま楽しんで、チャンピオン・カーニバルは回れたらと思ってるよ。そこでやっぱ決勝で関本大介が待っているはずだから。全日本プロレスのリングだろ? (マスコミが持つ全日本のプレス証を指差し)ここだぞ、ここだぞ? (コメントブースに設置された全日本のロゴを指差し)ここで大日本のプロレスを見せてやる。俺と大将・関本大介のシングルマッチ。見とけ。必ずやってやる。全日本プロレスで大日本プロレスを見せてやる。何遍も言うぞ」
【野村の話】「正直言って、この負けは大きい…。でも、俺は追いかける。ずっと追いかける。まだまだ諦めない」
◇第4試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ボディガー(7分48秒 片エビ固め)[1敗=0点]X真霜拳號
※ハイキック【試合後のボディガー】
――いい形で1年前の雪辱ができたが?ボディガー「前はクイックでやられたから。今日はそれを返しただけ。絶対関節とか、蹴られるのを覚悟してたけど、まあまあ、何とかしのいで、ハイキックまで繋げて。何とか勝利をもぎ取ってよかったです」
――開幕戦から右足を攻め込まれたが?
ボディガー「チャンピオン・カーニバルは絶対怪我なしで終われないとわかっているんで。いきなり第1戦目で大きな怪我…まあ、どうなってるのかちょっとわからないけど。とりあえず明日1日を挟むんで、1日で何とか回復できるように体調を整えて、また試合に備えます。今日は何としても勝ちたかった。やっぱり第1戦目なんで。とりあえず今日は勝利できたってことで嬉しいです。まあ、そういうこっちゃ。期待しといてや」
【真霜の話】「クソ! なんだよ? 最後は何で決まったんだよ? 終わってねえだろうよ! なんだよ? 最後の技はなんだ? 俺は何を食らった? (マスコミからハイキックだったことを聞くと)ハイキック! ああ、クソ! 油断したよ。足を殺してたからよ、ハイキックは来ねえと思ってたけど。まあ、いいや。いいよ、いいよ、燃えてきたよ。負けから始まるリーグ戦、いいじゃんかよ。これで俺はもう負けられねえってことだな。1敗まではしょうがねえと思ってたよ。まさかここで負けるとは思ってなかったけどよ。ああ! いいよ、いいよ、いいよ。負けから始まるリーグ戦。大逆転劇、それに向けた第一歩だ。ボディガー! またやったるぞ、おい。世界タッグ持ってたな。そっちに行ってでもおめえを倒してやる」
◇第5試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○KAI(9分23秒 片エビ固め)[1敗=0点]Xゼウス
※メテオインパクト【試合後のKAI】
KAI「凄すぎる。想像していた以上に、このチャンピオン・カーニバル! 凄すぎるよ。いやでも、だからこそね! やべえ…ここに出れたことが凄い光栄だし、毎日凄いメンバーとシングルマッチで当たれるというのは楽しすぎるでしょ」――初戦は新技で勝利していいスタートを切れたが?
KAI「食らったことないからね、みんな。大きい選手は自分の体重が命取りになるから」
――コスチュームが黒に変わったが、その意味は?
KAI「勝負で白黒つけるってことでしょ」
――黒の方が多いが?
KAI「多くねえよ。オメエの目がおかしいんだろ!? 俺には白が多くにしか見えないから。いやあ、刺激的だわ。楽しすぎる。これが俺が求めていた戦いの場だなっていうのは、今日改めて感じました。やっぱり俺、シングルマッチが好きだね」
――長いリーグ戦が続くが、楽しみっていう気持ちが強い?
KAI「いや、楽しみだね。当たって砕けろの精神で行くけど、砕けないよ。俺は生き残ります」
◇第6試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○宮原健斗(13分55秒 シャットダウンスープレックスホールド )[1敗=0点]Xジェイク・リー【宮原の話】「俺は彼のことをライバルだと思っているから。決して仲間ではないし、プロレスラーとしてイチライバルだよ。ジェイク・リー、ライバルだ。次にやる時は(三冠のベルトを叩いて)、俺は待ってるから。俺は待ってるぜ、いつでも。このベルトを持って。チャンピオン・カーニバル、優勝すれば16年ぶりか。もう2017年で全日本プロレスの何十年ぶりだとか、昔話とはサヨナラだ。もう全て2017年で記録…記録全てこの俺が塗り替える。そのためにもこのチャンピオン・カーニバルは優勝あるのみ。俺が2017年、主役になるために、チャンピオン・カーニバル優勝者の称号を必ず取る」
【ジェイクの話】「お客さんが望んでいるのは、頑張るじゃなくて、俺の勝利だったよ。宮原健斗に勝つ俺を期待してたんだよ。けど、チャンピオン・カーニバル、これが初戦だからね。そんなに気を取られてばっかりじゃダメだっていうのは、去年学んでいるから」
◇第7試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○ジョー・ドーリング(6分42秒 エビ固め)[1敗=0点]X関本大介
※レボリューションボム【ジョーの話】「関本はストロングだった。だが、俺はもっとストロングだ。初戦は終わった。このリーグ戦は俺にとってビッグチャレンジになるが、俺はこのまま突っ走る。誰も俺を止めることはできない。2017年はマイ・イヤーだ」
【関本の話】「ああ、クソ! やばいです。まったく歯が立たなかったですね。これほど人種の差を感じたのは初めてです。力が強い…。とにかく今日は負けから始まりましたけど、負けから…どん底から這い上がります」
◇第8試合◇
▼「2017チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝=2点]○諏訪魔(13分48秒 バックドロップホールド)[1敗=0点]X石川修司(試合終了後)
諏訪魔「ありがとうございます。このチャンピオン・カーニバル、自分がどのぐらい通用するのか感じてみたいと思いますので、応援よろしくお願いします」【試合後の諏訪魔】
諏訪魔「石川修司は意外とシングルやるのが初めてで。強いな。ヘッドバットで額が割れるってあんまないんだけど。いやあ、いるね。日本には面白いヤツがたくさんいるなと思った。この初戦の結果が全てかなって、俺の中でピークとして思ってたから、それを突破できたんでね。このまま調整して」――初戦が激闘となり、2年ぶりにチャンピオン・カーニバルに戻って来たなという感覚はある?
諏訪魔「そうですね。この緊張感というのはやっぱ独特で。試合の1週間前ぐらいからさ、何となくソワソワするというかね。リングに控えている状態と同じような感じになるというか。本当に厳しいリーグ戦だなと。やっぱこういう雑味のないという戦いというのかな。これが一番じゃないかなって俺は思う。これじゃないの?」
――石川選手とはまた対戦したい?
諏訪魔「やってみたいね。向こうもたぶん駆け引きをしてただろうし、計算しているところがあったと思うんだよね。体力のどこかで。またやりたい。こんなに面白い相手がいたもんだね」
【石川の話】「ああ、クソ! もう負けたんで、何も言うことはないけど…。1つだけ。やっててメチャメチャ楽しかったよ。まだ1敗でしょ? まだ1敗か。まだチャンスあるよ。全日本で倒さなきゃいけない敵がまた完全に増えたんで。どこかのタイミングでまたシングルをやりたいなと思います。あとは全勝して。まだチャンスあるっしょ。楽しいよ、チャンピオン・カーニバル。楽しい。楽しすぎるよ。もう1回、もう1回。諏訪魔と戦うには優勝するしかないか。優勝して、チャンピオン・カーニバルの栄誉を取って、三冠王者を倒したら、あいつを防衛戦に指名するよ」全日本の春の本場所「チャンピオン・カーニバル」が開幕し、開幕戦の会場となった後楽園ホールは秋山体制初の超満員札止めを記録、第1試合前には入場式が行われ、前年度覇者である関本がドリー・ファンク・ジュニアPWF会長に優勝トロフィーを返還も、終了間際にメインで対戦する諏訪魔が石川、ゼウスがKAI、ジョーがジェイクを襲撃して乱闘となり、波乱の中で入場式は幕となった。
メインは昨年度は負傷でエントリーできなかった諏訪魔がチャンカン初エントリーの石川と対戦し、今大会から負傷から復帰した和田京平レフェリーが試合を裁いた。
序盤からショルダータックルから激しい肉弾戦を展開するも、石川が競り勝って諏訪魔を場外まで吹き飛ばすと、場外戦でも石川がリードを奪い、ひな壇席からフットスタンプやフロアとスタンドを区切る鉄板に投げつけ、リングに戻ってもボディーシザース、腹部へのニードロップでスタミナを奪いにかかり、後頭部エルボーで反撃する諏訪魔を逆にエルボーでなぎ倒して、諏訪魔はたまらず場外へ逃れる。
諏訪魔は間を取ってからリングに戻るが石川のニーリフトの連打を喰らうも、ブレーンバスター狙いは諏訪魔が投げ返し、フロントキック、ナックル、フライングショルダー、それでも倒れない石川はラリアットも、キャッチした諏訪魔はコンプリートショットからアンクルホールドで捕獲してから足攻めで石川の動きを止めにかかる。
諏訪魔は串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスターを狙うが、頭突きで諏訪魔を落とした石川は32文ミサイルキックを発射、諏訪魔は反対コーナーまで吹き飛ばされるだけでなく、頭突きの影響で流血、石川は串刺しラリアットからターンバックルへの河津落とし、DDT、ラリアットと猛攻をかける。
諏訪魔もラリアットで打ち返し、フロントスープレックスも石川も変形STOで応戦して両者ダウン、起き上がってエルボーのラリーから諏訪魔はダブルチョップ、石川もラリアットを炸裂させてスプラッシュマウンテンを狙うも、諏訪魔はリバースしラリアット、だがかわした石川はドラゴンスープレックスからランニングニーを浴びせる。
勝負に出た石川はファイヤーサンダーで突き刺し、ジャイアントスラムを狙うが、阻止した諏訪魔はバックドロップで投げ、ドロップキック、ラリアット、投げ放しジャーマン、ローリングラリアットと猛ラッシュをかける。
両者はエルボー合戦から石川はかんぬきで捕獲して頭突きを浴びせるとニーリフトを狙うが、担いだ諏訪魔はラストライドを決めるも石川はカウント2でキックアウトするも、諏訪魔は最大の必殺技であるバックドロップホールドで3カウントを奪い、石川との激戦を制して白星発進に成功した。
昨年は大日本で「一騎当千」、DDTでは「KING OF DDT」と総当りやトーナメントを制した石川が今度はチャンピオンカーニバルを制覇するために参戦したが、諏訪魔とは互角に渡り合ったものの、最後は諏訪魔の奥の手の前に敗戦し初戦から躓いてしまった。だが諏訪魔のフィニッシュであるラストライドをキックアウトしたのは諏訪魔自身も驚いたはず、諏訪魔がここ一番でしか出さないバックドロップホールドを出させたのは、敗れはしたが石川にとって最大の収穫でもあった。セミは前年度覇者である関本はこちらも昨年度は病気でエントリーできなかったジョーと対戦するが、序盤からパワーでジョーが関本を圧倒し、関本もジョーを場外へ追いやってからトペで流れを変え、リングに戻ってからアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる。
しかし関本のブレーンバスター狙いをジョーが前へ投げ返し、関本は延髄ラリアットからジャーマンで投げるが、キックアウトしたジョーはラリアット、関本も放って相打ちとなってから延髄斬り、頭突きを浴びせるも、ジョーは追尾式バックエルボーからフライングボディーアタックで圧殺し、最後はラリアットからレボリューションボムで3カウント、関本は完敗で黒星発進、完勝のジョーは白星発進する。宮原vsジェイクのNEXTREAM対決は、ジェイクがロープへ押し込んだ際にエルボーを浴びせると、フロントハイキック、ミドルキック、サッカーボールキックと畳みかけ、宮原が場外に逃れてもジェイクはショルダータックルから、エプロンダッシュのランニングローキック、鉄柵に投げつけてからのフロントハイキックと先手を奪う、だが宮原も突進するジェイクを担ぎ上げて鉄柵へのギロチンドロップを敢行すると、頭突きやフロントハイキック、鉄柱を使ってのネックロックで捕らえるが、和田京平レフェリーが割って入り、リングへと戻る。
宮原はエルボーやフロントハイキックと浴びせていくが、ジェイクも顔面を突き出して雄叫びをあげ、宮原は追撃を狙って突進するも、ジェイクがかわして鉄柱へと誤爆となってしまう。
ジェイクは串刺しフロントハイキック、ミドルキックの連打、サイドスープレックス、エルボー合戦から追尾式ジャイアントキリングを浴びせ、DDTからランニングローキックを狙うも宮原はキャッチして阻止、ジェイクはならばと突進するが宮原はスネークリミットで捕獲、逃れても串刺しブラックアウトを浴びせるが、エルボーで抵抗するジェイクは宮原のジャーマンを喰らっても立ち上がりジャイアントキリングを浴びせる。
宮原もブレーンバスターで返すとブラックアウトからシャットダウンスープレックスを狙うが、逃れたジェイクはジャイアンとキリングを連発、カウンター式ジャイアントキリング、ランニング式ジャイアントキリングと畳み掛けて宮原を追い詰め、バックドロップを決める。
しかしキックアウトしたバックドロップを狙うジェイクにブラックアウトを炸裂させ、後頭部から前へとブラックアウトを炸裂させる。両者はエルボー合戦からジェイクが生膝式ジャイアントキリングを狙うが、宮原のブラックアウトが先に炸裂するとシャットダウンスープレックスが決まり3カウント、宮原は白星発進しジェイクは善戦空しく黒星発進となり、試合後も宮原は手を差し伸べるがジェイクは振り払って悔しさを露わにした。
この試合は宮原のパートナーとしてジェイクがどこまで並びたてるかどうか、試された試合だったがジェイクにしてもどうしても勝って宮原と対等になりたかったが勝てなかった、だがジェイクもかなり迫ってきているのも事実であり、並び立つどころか三冠への挑戦も狙える位置にまで来る可能性も否定できない。昨年度準優勝のゼウスは2013年度の準優勝者で4年ぶりにエントリーしたKAIと対戦、序盤からKAIがフロントハイキックでゼウスを場外へ追いやりトペを放つが、ゼウスはキャッチしてブレーンバスターで投げ、KAIも鉄柵や鉄看板に叩きつけて応戦するも、リングに戻ってロープ越しのブレーンバスター狙いは阻止されると、ゼウスはロープ越しのフライングバイセップスエクスプローションを発射、リストアップスラムで叩きつけてから逆水平を連発する。
ゼウスは串刺し攻撃を狙うが、ハイキックで迎撃したKAIはバックドロップから渕正信直伝フェースロックで絞めあげ、メテオインパクトを狙う。しかし着地したゼウスはイーグルネルソンで捕獲してから串刺しバイセップスエクスプロージョン、串刺しボディアタック、フロントスープレックスと畳みかけ、チョークスラムを狙う。
しかしDDTで切り返したKAIはサンダーファイヤーパワーボムからスプラッシュプランチャを狙うも、ゼウスは雪崩式ブレーンバスターからバイセップスエクスプロージョンからチョークスラムを決め。ジャックハマーを狙うが、KAIはブレーンバスターで投げる。
KAIはラリアットを狙うが、ゼウスのバイセップスエクスプロージョンと相打ちとなり、競り勝ったゼウスが再度ジャックハマーを狙うが、後方に着地したKAIがトラースキック、延髄斬りを浴びせるとメテオインパクトで3カウントを奪い白星発進、ゼウスは黒星発進となる。ボディガーvs真霜は真霜が右脚攻めを展開し、ボディガーもバックフリップで流れを変えてラリアット、バックドロップ、エルボードロップを投下してからバウンスを狙うも、着地した真霜は膝十字で捕獲してからアンクルホールド、更にランニングローキックを浴びせる。
真霜の執拗な右脚攻めに耐えたボディガーは逆水平、ラリアット、ハンマーパンチと浴びせ、右ハイキックを狙うが、キャッチした真霜はドラゴンスクリュー、だが意地で起き上がったボディガーは右ハイキックを連発して3カウントで白星発進し、真霜はまさかの敗戦で黒星発進となる。野村vs大地は野村の繰り出すエルボーをことごとく受け流した大地がミドルキックを浴びせ、串刺しニー、首相撲からの膝蹴りと先手を奪う。野村は串刺しを狙う大地をドロップキックで迎撃し、刺しジャンピングエルボーからノーザンライトスープレックスで反撃すると、ファイヤーマンズキャリーで担ぐが着地した大地はミドルキック、キャッチした野村はSTFで捕獲する。
野村はジャーマンを狙うが、大地は逃れてライジングDDTを狙うも、堪えた野村は山折りからフロッグスプラッシュを投下、しかし大地は剣山で迎撃しミドルキックからエルボーを放つも、野村もエルボーで打ち返し、追尾式ジャンピングエルボー、スピアー、フロッグスプラッシュと畳みかける。
野村は新技テキーラサンライズを狙うが上がらず、ロープへ走ると大地はニールキックで迎撃し、ファルコンアローからエルボーで一閃、そしてシャイニングウィザードで3カウントを奪い白星で公式戦をスタートした。今年のチャンピオンカーニバルは誰が制するか?(公式戦の結果も随時更新します)
【全日本】春の祭典CC札止め開幕…諏訪魔が石川投げて豪快発進▼35歳誕生日・ジョーが初戦で前年度覇者・関本粉砕▼宮原がNEXTREAM対決制す▼KAIが世界タッグ王者・ゼウス狩り…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw #2017cc pic.twitter.com/Xt63pAGPwC
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年4月16日本日は後楽園大会へ超満員札止めのご来場、誠にありがとうございました!2017 チャンピオンカーニバル次戦は、4/18(火) ビッグパレットふくしま 18:30開始!2017 チャンピオンカーニバルへの皆様のご来場お待ちしております! #ajpw #2017cc #プロレス pic.twitter.com/QGvEwtDRCa
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年4月16日全日本後楽園大会でした。
チャンピオンカーニバル開幕戦、対諏訪魔戦は負けてしまいました。負けたけど、楽しかったし他の試合もすごくてテンションは下がってません。
凄いやりがいあるこのリーグ戦、完走して優勝目指します!#ajpw pic.twitter.com/uwlQdpRC2l
— 石川修司 (@g0925union) 2017年4月16日チャンピオンとしての”優勝”は何十年と実現されてない。
俺しかいないっしょ。
今日はチケット完売のエネルギー本当にありがとうございました。#ajpw #感謝 pic.twitter.com/7EnwYXV5jv
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年4月16日チャンピオンカーニバル開幕戦
狙っていたハイキックで何とか勝ちをもぎ取った!
しかし真霜選手のプロレスはうますぎる!
うまさで言えば出場選手中1番やと思う
ほんまに良い滑り出しが出来て良かった!
まぁそう言うこっちゃ! pic.twitter.com/8Zm2gb3Z8W
— ボディガー (@vHaYahBFa1l9NLW) 2017年4月17日チャンピオンカーニバル開幕戦。
試合終盤の記憶ごと意識を刈り取られる。
これだからヘビー級の一発は怖いんだよなぁ。
まぁ、負けからのスタートってのも面白いじゃねぇか。
この負けの分を取り戻せるのがリーグ戦だ。
まだまだこれからだよ。
— 真霜拳號 (@mashimo_kengo) 2017年4月16日所属選手も他団体、フリー選手も頑張ってくれた。だが、今日のMVPは会場を!選手を!ここまで全日本プロレスを盛り上げてくれたファンのみなさんです!
本当にありがとうございました!!#AJPW #チャンカン
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年4月16日超満員札止めの全日本プロレス後楽園ホール!和田京平レフェリーも復帰され、これぞ全日本という闘いが詰まった大会でした。チャンピオンカーニバル開幕戦が観られて良かった!本当に良かった!ここからさらに盛り上がっていくのが楽しみで仕方ありません。
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年4月16日熱狂の全日本プロレス チャンピオンカーニバル開幕戦 後楽園ホール大会終了。秋山全日本になってからリング上の内容は充実していて面白い と私も何度も週プロに書きましたが、面白さは口コミでプロレス者の間で伝わり、熱が浸透し、いよいよ後楽園ホールがフルハウスになった。非常に面白かった。 pic.twitter.com/PumGFKB06h
— ハチミツ二郎 (@tokyodynamite) 2017年4月16日 -
カリスマ・佐々木大輔が東郷と引き分けで師匠越えを果たせずも電撃和解!
4月14日 DDT「DAMATION不法集会」東京・新宿FACE 600人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼エニウェアフォール6人タッグマッチ/30分1本
○HARASHIMA バラモンシュウ バラモンケイ(10分38秒 無効試合)アントーニオ本多 高梨将弘 伊橋剛太◇第2試合◇
▼30分1本
○ハイジ・カトリーナ(2分50秒 体固め)×島谷常寛
※レッグドロップ◇第3試合◇
▼3WAYマッチ/30分1本
○遠藤哲哉(14分16秒 片エビ固め)×関根龍一
※シューティングスタープレス もう一人は児玉裕輔◇第4試合◇
▼30分1本
○田中将斗 関本大介(14分34秒 片エビ固め)石川修司 ×マッド・ポーリー
※スライディングD◇第5試合◇
▼DDT EXTREAM選手権~Ultimate Submission Mstch~/30分
[第39代王者]佐々木大輔(3-3)[挑戦者]ディック東郷
☆佐々木が初防衛に成功①○東郷(7分13秒 チキンウイング・フェースロック)
②○東郷(8分56秒 胴絞めスリーパーホールド)
③○佐々木(16分22秒 足四の字固め)
④○佐々木(18分23秒 裏足四の字固め)
⑤○佐々木(23分18秒 腕取り式クロス・フェースロック)
⑥○東郷(25分23秒 クロスフェースロック)(試合終了後)
佐々木「おいディック東郷、いや佐藤さんよ、引き分けだ。疲れた…。何を隠そう、あんたは俺の師匠で、5年前、2012年チームであった時に引退するって勝手に言って、勝手に引退すんじゃねえって思って、そして2012年。マヤ文明の予言と同じ時期だ。あんたが引退してマヤ文明の予言の話があって、俺は…おかしくなった。カード、もう払えないぐらい使った。毎週酒飲んで3日に一回、いや2日に一回は記憶がない。それもこれも全部、あんたディック東郷、あんたみたいなレスラーが勝手に引退して、しかも勝手に復帰しやがって、どうしてくれんだ! ちょっと…しゃべってくださいよ」東郷「オマエの言う通り勝手に引退して、勝手に帰ってきた。オマエがおかしな方向に走ったのも、全部俺のせいだ。レスラーが、一度引退するって決めて、戻ってくる。こんな恥ずかしいことはねえよ。だから俺は、この重罪を、背中にずっと背負って、これからずっとずっと体が動く限り闘い続ける。オマエが抱いた俺の罪を、背負ってオマエとそのほかの弟子たち、そいつらとずっと向き合っていくのが、俺の課せられた課題だと思っている。オマエはな、この4年間でずっとずっと、強くなった。認めるよ。きょう引き分けってことはな、引き分けってことは俺は勝ってない。負けたも同然だ。しかし! オマエも進化してるけど、俺も進化するつもりだ。次、半年後か1年後かわからない。でも次はオマエの高い壁になって、このリングに最後立ってやる」
(両者は抱き合い、東郷は退場。)
佐々木「…なんてこった、和解みたいな感じに、なってしまった。こんなつもりじゃ、なかったのに…しかも帰っちゃった…オーイ、ディック東郷! きょうは引き分けだ。次、俺が勝つまで、あんたを超えるまで、勝手に引退するんじゃねえ。どこだ、DDTユニバース。いまの見るように伝えておけ。上がってください、みなさん。(ダムネーションのメンバーがリングへ)俺もう疲れたから(と石川へ)」石川「えーきょうはダムネーション主催興行、不法集会お集まりいただきまして、まことにありがとうございました。みなさまの投票のおかげで、こうやって主催興行ができました。面白かったですか? 次、第2回不法集会Ⅱやりたいと思いますんで、ダムネーションに熱い応援これからもよろしくお願いします!」
(カリスマが蹴り飛ばす)
佐々木「てめえオラ、俺は疲れてるんだ、怒らせるんじゃねえ! 客ども! てめえらふざけやがって、てめえらが勝手に集まるから、俺たちがちょっと頑張って大会やんなきゃいけなかっただろ。(石川に)てめえはもう二度と客に媚び売るんじゃねえ。(遠藤とポーリーに)肩組んでんじゃねえ。(ポーリーがそっと腕を戻す)オーイ! 俺たちは、もう二度と、大会は、やらない。俺たちはダムネーションだ! 俺たちは群れない、媚びない、そして結婚しない。このDDTのリング、そしてマザーアースは、俺たちダムネーションを中心に回ってんだ! もう一回言うぞ、俺たちは群れない、媚びない、結婚しない。このマザーアースは俺たちダムネーション中心に回ってんだ、覚えとけ」【佐々木、石川、遠藤の話】
遠藤「(児玉とは初対決)児玉選手の印象というのは試合は正直そんなに見たことはないですけど、ちらっと見てすげえ動けるし体もできてる人だなと。けっこう前から試合はしてみたいなと思ってたんですけど、今日ダムネーションで自分で興行できるとなって、じゃあぜひそこで児玉選手と試合をしようと。(次はシングル?)シングルでまたやりたいですね」石川「関本選手はずっと闘ってる仲なので。いつも大日本で当たってるんで、DDTのお客さんにもその闘いを見せたいなというのもあって。またいつも組んでる耕平さんと闘おうと思ったんですけど、体調不良で出れないとなったんで、じゃあ対戦してことがないZERO1の選手と言えば田中さんかなと。耕平さんの欠場は残念ですけど、願ったりかなったり。やってみてやっぱりすごい選手だったので楽しかったですね。(また対戦したい?)はい、もちろん」
大輔「まあ見出しで言うと、電撃和解? 和解しちゃった。試合に関して言えば、引退して復帰して、あの人もう何歳だ。ふざけんじゃねえって感じだ。なんでそんなコンディションがいいんだ!? でも、勝ってもないし負けてもないけど、引き分け。そして電撃和解。これは俺も予想してなかったし、誰も予想してなかったと思う。(師匠は超えたい存在?)うーん、超えなきゃいけない部分と、きょう3回ギブアップ。3回勝ってると言っても過言ではない。(最初に取られたのはカリスマ)そうだけど! 3回勝ってる。超えられない相手じゃないという手応えはあった。
(東郷は簡単に超えられたくないと。父親に腕相撲で勝った時に父親が小さく見えたから、そんな思いをさせないと)まあ俺の親父は痛風でダメだから、超えるところはないんだけど。いずれまた機会があると思う。俺が死ぬ前には…俺もたぶん先は長くないから、死ぬ前に超えたいね、ハハハ。
(引退して戻ってきた時、わだかまりはあったと思うが、そういう気持ちはもうない?)そういう気持ちをリング上でしゃべったら、なんか悪かったみたいになってたじゃない? だからね、和解みたいになっちゃった。あんなこと言われたのにてめえコノヤローって言ってたら、それは俺もそうとうなキチ●イだ。俺は真人間だから、そこはいったん収めた。(興行全体やってみて)マッチメークからいろいろ、メンバー、ポイントずれたことばっか言う。私の負担が多くて、ひじょうに…私も酔っぱらって会議の内容も覚えてないし、もうやりたくないというのが本音ですね」
石川「指向が固まらなかった、方向が、ベクトルが」
大輔「いい加減なことばっか言いやがるからホントに苦労しました。もうやりません」
昨年度DDT総選挙でユニット部門1位となったDAMATIONの主催興行が開催され、メインは佐々木がEXTREAM王座をかけ、かつての師匠である東郷の挑戦を受けた。この試合は王者である佐々木が東郷を挑戦者に指名したもので、二人は東郷がプロレス学校「SUPER CREW」を立ち上げた際に1期生となったのが佐々木で、東郷の指導を受けた佐々木はレスラーデビューを果たし、東郷がDDTに参戦した縁でDDTに定着するも、東郷は2012年に引退、2016年に現役復帰しDDTに参戦した際に佐々木が襲撃をかけ挑発、8月の両国ではタッグで対戦したが佐々木が東郷を流血に追い込んでからベトナムドライバーでKOしたことで、東郷が怒り和解どころか遺恨が深まってしまった。今回は師弟対決だけでなく遺恨決着戦となり、試合形式も30分の間にどれだけギブアップを奪うか~Ultimate Submission Mstch~という過酷なルールでの対戦となった。
序盤は両者共クロスフェースの奪い合いとなるが、東郷が佐々木の腕攻めを展開、そしてアームロックをで捕獲して佐々木がギブアップして東郷が先制、更に胴締めスリーパーで捕獲して佐々木が2度目のギブアップをするなど、東郷が師匠の貫禄を見せつけて引き離していく。
劣勢の佐々木は佐々木もトラースキックで活路を見出すと、DDTからダイビングラリアット、ソバットと攻め込み、掟破りのペティグリーを狙うも、リバースした東郷がエプロンへといくと、佐々木はロープ越しのドラゴンスクリューを敢行し脚攻めを展開、膝へのダイビングエルボーから足四の字で捕獲して東郷がギブアップし、やっと1本返すと、ペティグリーを狙う東郷をリバースした佐々木は裏足四の字で捕獲し東郷はギブアップ、2-2のイーブンに持ち込む。
しかし佐々木のキックをキャッチした東郷は中指を立ててからクロスフェースロックで捕獲、ペティグリーからダイビングセントーンを狙うが、佐々木は松井レフェリーをコーナーにぶつけて阻止し、場外へ落ちた東郷をイスに座らせて場外カウンターからダイビングエルボーアタックを発射、リングに戻してからベトナムドライバーを狙うも、東郷が切り返してクロスフェース、だが佐々木がクロスフェースで切り返し東郷はギブアップ、佐々木が3-2でリードを奪う。
両者は打撃戦となるが、佐々木の突進をラリアットで迎撃した東郷はペティグリーからダイビングセントーン、クロスフェースで捕獲して佐々木がギブアップして3-3で再びイーブンとなるが、東郷の胴絞めスリーパーに対し佐々木はレッグロックで返すも、残り時間が1分となったところで東郷がクロスフェースで捕獲、逃れた佐々木もドロップキックを放つが東郷が腕十字を決めたところでタイムアップとなり3-3の引き分けで佐々木の防衛となった。試合後は佐々木は東郷に対して言いたいことをぶち撒けつつ、思いを述べると、東郷も佐々木の成長は認めつつも、まだまだ高い壁でいると返して両者は抱き合って和解、最後はDAMATIONのメンバーが揃って大会を締めくくった。
東郷越えは達成できなかったが、並び立つことだけは出来た。それが佐々木にとって唯一の収穫だったかもしれない。東郷にしても内心はDDTのトップの一角となった佐々木の成長を認めていたはず、その二人がリング上で思っていたことをぶつけ合って、最終的に和解となった。師匠に勝つことは出来なかったが、佐々木やDAMATION的にもハッピーエンドで終われた大会だった。
また第3試合では遠藤がWRESTE-1の児玉、BASARAの関根と3WAY戦で対戦し関根が気合を入れることをよそに遠藤と児玉が激しくやりあい、二人から無視された関根はどうしても絡もうとしてどちらかと結託しようとするが、まったく相手にされずに場外へ落とされ、児玉は遠藤を場外へ追いやるとノータッチ・トペコンを発射、リングに戻ってからはロープ越しのアトミコと遠藤を攻め込む。
劣勢の遠藤は関根を蹴散らしてから児玉にスワンダイブ式フライング・フォアアームを発射、回転エビ固めからゆりかごめで捕獲するも、二人から相手にされない関根がカットに入り、児玉と遠藤それぞれに猪作戦、児玉にカミカゼを決める。
児玉はドロップキックで遠藤を場外へ追いやってコーナーも、関根が突き落とし、リングに戻った遠藤が児玉にケブラータを発射も、関根のトペは自爆、リングに戻った遠藤と児玉は激しい攻防を繰り広げるが、関根がまた邪魔に入ると児玉はトラースキックを浴びせる。しかし遠藤が児玉をフラムフライで場外へ追いやると、残る関根をシューティングスタープレスを投下して3カウントを奪い勝利となった。石川はポーリーと組んで欠場の佐藤耕平に代わり出場しDDT初参戦となる田中、関本組と対戦、初対決となる石川と田中は激しくぶつかり合えば、ポーリーも関本相手に肉弾戦で競り勝つも、串刺し攻撃をかわされたポーリーが捕まってしまい主導権を奪われてしまう。
やっと交代を受けた石川は田中にラリアット、バックドロップ、コーナー二段目からのダイビングフットスタンプと猛反撃するが、交代した関本のハンマーからスピアーを喰らい、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げられるも、ポーリーがカットに入った後で石川が32文ロケット砲を発射、打撃戦やバックドロップの応酬を繰り広げる。
石川組は田中にダブルのボディープレスを決め、合体チョークスラムで勝負に出るが、ポーリーのリバーススプラッシュが剣山で迎撃されてしまうと、田中組が猛ラッシュをかけてポーリーに集中砲火を浴びせ、最後は関本のラリアット、田中のスライディングラリアットからのスライディングDの前にポーリーは力尽きた。今日のような30分間は生きていて今日だけだろう。でも生きてたらまたあるかもしれない。疲れ果てたわたしはDAMNATIONのメンバーではなくコイツと。ぶれてるし。みんなどこ行ったんだ。 pic.twitter.com/7awq2M56cV
— 佐々木大輔 (@the_sasaki) 2017年4月14日素直じゃないやつ pic.twitter.com/BmRELKReRm
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年4月14日ダムネーション新宿FACE大会でした!ポーリーと組んで、関本&田中組と対戦。いやーやりがいありました。また田中選手とは闘ってみたい。
持ち込んだ石川デストロイTシャツは完売!ありがとうございます。
帰りは安心安全のロマンスカー。 pic.twitter.com/EqWPWLI84K
— 石川修司 (@g0925union) 2017年4月14日対角のコーナーにいてほしい人がまた増えた#ddtpro#w_1
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2017年4月14日ダムネーション新宿大会とスワンダイブご来店ありがとうございました!
ダムネが超満員札止めだったのもあってか、スワンダイブも札止めになってしまい入れなかったお客様大変申し訳ありませんでした。
明日も営業しておりますので、何卒よろしくお願い致します!
— 井上マイク (@maikuinoue) 2017年4月14日DAMNATION不法集会(先ほど綴り間違えてごめんなさい)メインイベント、佐々木大輔vsディック東郷の試合後のやり取りは、お二人のラブレターの交換を垣間見てるようでした。不法集会だったけど、なんて合法的な陶酔のあれやこれや! #ddtpro
— sayoko mita (@345m) 2017年4月14日 -
タッグリーグ直前でマイバッハ火山が大噴火!杉浦&拳王を降しGHCタッグ王座を奪取!
4月14日 NOAH「GTLへのカウントダウン」後楽園ホール 824人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○タダスケ(10分52秒 片エビ固め)×清宮海斗
※アウトキャスト◇第2試合◇
▼20分1本
原田大輔 ○HAYATA YO-HEY(11分39秒 片エビ固め)齋藤彰俊 小川良成 ×藤原ライオン
※ムーンサルトプレス◇第3試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○石森太二(8分12秒 横回転エビ固め)×熊野準◇第4試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合前哨戦/30分1本
中嶋勝彦 ○大原はじめ(11分50秒 ムイビエン)モハメド ヨネ ×Hi69◇第5試合◇
▼30分1本
○潮﨑豪(11分36秒 体固め)×コーディ・ホール
※ショートレンジ豪腕ラリアット【潮崎の話】「点数は自分で決めろ! あいつ自身が、赤点か、合格点か、赤点か…。自分で決めろ」
【試合後のコーディ】
――潮崎戦を振り返って?コーディ「見ただろ? 俺がハードにヤツを追い詰めたことは誰もが認めるところだ。俺が勝つところだった。ヤツもそう思ったはずだ。チョップチョップチョップ…もう手の内も分かった。確かに良いチョップを持っていやがるけどな」
――負けたがトップ戦線への手ごたえはつかめた?
コーディ「それは次のタッグリーグ戦を見れば分かるさ。ランディと俺、二人のビッグガイが暴れまわることになるんだぜ? どうなるか今日の試合をみれば分かるだろ?」
◇第6試合◇
▼30分1本
○小峠篤司(19分2秒 エビ固め)×マサ北宮【小峠の話】「今一番勢いのあるマサを倒した! だからよ、この次のグローバル・タッグーグ…一番勢いに乗るのはこの俺や。タッグリーグのキーマンになったるぞ。そしてお前(潮崎)、俺が引っ張っていってやるよ! 任せろ! タッグリーグを俺が面白くしてやる」
【潮崎の話】「すげーな。これまでチームワークは無かったけどね、彼の気持ちがノってる今、互いの気持ちをさらに燃え上がらせて、ノアのタッグの頂点を獲ります」
【北宮の話】「奥の手、ウルトラCをここで出しやがったな。負け惜しみじゃねえ。リーグ戦本戦じゃ、あれは2度とかからねえ。手の内見せたな。リーグ戦、用心しとけ、小峠篤司。以上だ!」
◇第7試合◇
NOAH後楽園大会速報
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]丸藤正道 ○マイバッハ谷口(27分39秒 エビ固め)[第38代選手権者組]杉浦貴 ×拳王
※マイバッハボムツヴァイ
☆杉浦&拳王が初防衛に失敗、丸藤&谷口組が第39代選手権者となる
谷口火山噴火で王座奪取(試合終了後)
丸藤「皆さん、今日はありがとうございます。今日のマイバッハ谷口はどうだった?俺たちにとってはこのベルトがゴールじゃないんで。まだグローバルリーグも残されている。そして、1つでも塩っぱい試合なら俺たちが組む意味はない。(無言のマイバッハに)谷口、喋るか!((客席からは「谷口」コールが巻き起こるも)まだ早い!まあ、谷口はいつ喋るかわからねえぞ。いつ喋るかわからねえから、できるだけ会場に来てくれ。俺たちの力でこの埋まってない席を目一杯にして、俺たちと一緒にプロレスを楽しもう。じゃあ、俺たちの新たなる化学反応を楽しんでくれ」【丸藤の話】「さっきもリング上で言った通り、もうグローバル・タッグリーグが控えているから。これで喜んでられないし、俺たちがチャンピオンのまま必ず優勝する。そして、でっけえことはそれが終わってからしっかりと。以上」
NOAH後楽園大会のメインは杉浦&拳王の保持するGHCタッグ王座に丸藤&マイバッハ組が挑戦、グローバルタッグリーグを直前に控えただけでなく、11日の横浜ラジアントホール大会での前哨戦でマイバッハは杉浦に敗れた際に「負けたら引退」「井上雅央のポジションが空いてるだろ? 」と言い放たれ、また丸藤も両者KOで拳王と引き分けるなど、背水の陣で追い詰められた状況のままで選手権を迎えた。
序盤は丸藤と拳王が打撃戦や追尾合戦で牽制し合えば、杉浦とマイバッハはレスリングの攻防と慎重な立ち上がりとなる。そして丸藤組は杉浦を捕らえにかかるが、杉浦は控えのマイバッハにフロントハイキック、丸藤にはネックスクリューと返り討ちにし、場外戦でマイバッハを痛めつけた後で、リングに戻ってから丸藤を捕らえて逆に先手を奪う。
拳王のミドルキック、エルボーと喰らった丸藤だったが、丸藤はジャンピングハイキック、側転からのドロップキックで窮地を脱し、交代を受けたマイバッハは控えの谷口を強襲してから、拳王にラリアット、スライディングラリアットで倒し、カットに入った杉浦をもダウンしている拳王の上にボディースラムで投げ、またその上に丸藤をもボディースラムで投げて大暴れする。
勢いに乗ったマイバッハは拳王のミドルキックの連発をスパインバスターで応戦し、ジャーマンを狙うが、振り払った拳王はマイバッハのラリアットをかわしてオーバーヘッドキックを浴びせ、交代を受けた杉浦は往復式串刺しフロントハイキック、串刺しニー、座り込んだマイバッハに鬼エルボーを乱打、だが立ち上がったマイバッハは逆にエルボーを打ち返して杉浦を怯ませ、杉浦のキチンシンク狙いもパワースラムで返す。
交代を受けた丸藤はジャンピング背面エルボーからブレーンバスター狙いは、杉浦が逆に投げ飛ばすも、エプロンに着地した丸藤は三角とびのムーンサルトアタックを発射、鞭のようにしなる逆水平も杉浦はエルボーで応戦、丸藤は追尾式ラリアットは受け止められても、追尾式ドロップキックを発射、ブレーンバスターの体勢から前へ投げて顔面へのトラースキックを浴びせる。
ここで勝負に出た丸藤は不知火を狙うが、杉浦が堪えてコーナーに丸藤を逆さ吊りにしてストマックにニーを浴びせ、雪崩式ブレーンバスターから逆エビ固めで捕獲、しかし拳王を振り切ったマイバッハがランニングフロントハイキックでカットに入り、杉浦は丸藤にジャーマンからドラゴンスープレックスを狙うが、着地した丸藤はサイドからのトラースキック、そして突進するもキャッチした杉浦がジャーマンで投げる。
今度は杉浦が勝負に出てオリンピック予選スラムを狙うが、丸藤が阻止してタックル狙いも、杉浦が膝で迎撃、だが立ち上がらせたところで丸藤が虎王を発射、両軍交代で拳王のフロントハイキックを受け流したマイバッハがショルダータックル、エプロンに拳王が逃れてもマイバッハはエプロン上でのバックドロップで叩きつける。
マイバッハは串刺しラリアットの連打からチョークスラムを狙うが、切り返した拳王はローキック、背中へのフットスタンプ、後頭部へのダブルニーと畳みかけ、マイバッハをコーナーのサードロープに固定してからのリバーススプラッシュ式ダブルニー、張り手と追い詰めにかかる。しかしブレーンバスター狙いを背後に着地したマイバッハは連続ジャーマンで投げ、3回目で拳王はアンクルホールドで捕獲、丸藤がカットに入るが杉浦もアンクルホールドで捕獲して競演を完成させる。
ロープに逃れたマイバッハを杉浦が鬼エルボー、拳王がミドルキックとサンドバックタイムで捕らえ、拳王が膝ついたマイバッハにトラースキックからドラゴンスープレックスを狙う。堪えた谷口はラリアットで返すが、すぐ起きあがった拳王は高速ドラゴンスープレックスから蹴暴を炸裂させ、ダイビングフットスタンプを狙うも、マイバッハを踏み台にした丸藤が虎王で迎撃する。
蘇生したマイバッハは拳王にチョークスラムを狙うが、回転して着地した拳王はフェイント式スピンキックを浴びせてからハイキックも、キャッチした谷口はターンバックルへのパワーボムを敢行、丸藤が入ってパワーボムと不知火の合体技を決める。
丸藤がカットに入る杉浦にブレーンバスターを狙うと、マイバッハが丸藤のバックを奪って"俺ごと投げろ”で丸藤もろともジャーマンで投げると、拳王には"おれが田上”、アメインズインパクトで畳み掛けると、最後はマイバッハボム・ツヴァイで3カウントを奪い王座を奪取した。
この試合は谷口に全てがかかっていたと言っても過言ではなかった、杉浦から引退を突きつけられるだけでなく、井上雅央呼ばわりされ、丸藤からもタッグ解消を示唆して突き放されるなど、完全に追い詰められた状況だったが、今まで期待がかかっていながらも結果を出せなかった現状を考えると、とことん追い詰めないと谷口は爆発しないというのもあったと思う。
丸藤とのタッグで結果を出したマイバッハだったが、今後はシングルで生かせるかどうか、また杉浦&拳王は初防衛戦に失敗とタッグリーグ直前で躓く結果になった、巻き返しを図るにはタッグリーグ制覇しかないか?セミの小峠vs北宮は序盤から激しい打撃戦を展開も、北宮は脚攻めを展開して先手を狙う。だが小峠もゼロ戦キックで流れを変えて、ぶら下がり式首四の字、マグザム、逆水平を浴びせるも、正面から受ける北宮のバックフリップ狙いをDDTで切り返す、しかし堪えた北宮がブレーンバスターで投げる。
両者ダウンの後でチョップやエルボーのラリーから追尾合戦、北宮が競り勝ってコーナーへ昇るも、小峠は雪崩式ブレーンバスターで投げてからダイビングボディープレスを投下する。
小峠は高速ニーアタックを発射するが、キャッチした北宮が頭突きを挟んでかrふぁドラゴンスクリューを決め、監獄固めで捕獲、小峠は下からエルボーで抵抗も、胸をプルプルさせた北宮はなお絞めあげる。
必死で耐えた小峠はロープへ逃れるも、北宮はラリアットを狙い突進、だが小峠は痛い足を引きずりながらもフロントハイキックで迎撃して、北宮のスパインバスター狙いもDDTで切り返し、前後からの高速ニーを北宮の顔面に浴びせていく。
勝負に出た小峠はキルスイッチを狙うが、堪えた北宮は力ずくで脱出、小峠は後頭部頭突きから再度キルスイッチを狙うが、また堪えた北宮はそのままコーナーとのサンドウィッチからラリアット、サイトースープレックス狙いは小峠が堪えて頭突きを浴びせるも、北宮は構わずラリアットからスピアーを炸裂させる。
勝負に出た北宮はサイトースープレックスを狙うが、小峠がエビ固めで丸め込み逆転3カウント、小峠は大の字も、まだまだ元気一杯の北宮はレフェリーに抗議するが判定は覆らず、試合後はグローバルタッグリーグでタッグを組み潮崎に称えられるも、手を掲げられることは拒否してあくまで対等をアピールした。
グローバルタッグリーグでは潮崎と組んでエントリーとなったが、ヘビー級に転向してから結果を出せない状況が続いていた。北宮を破ったが潮崎との握手を拒否したのは、まだ潮崎に並び立っていないということなのか、谷口とのタッグも解消しGHCヘビー級王座奪取に失敗した潮崎も小峠とのタッグで再浮上を図っているだけに、優勝を狙うためには小峠がどこまで潮崎に並び立てるかにかかっている。今シリーズからNOAHに初参戦となったコーディは潮崎と対戦、コーディは潮崎の繰り出すショルダータックル、逆水平を受け流した後で逆にショルダータックルを浴びせ、場外戦でも鉄柵ホイップを狙う潮崎を鉄柵を掴んでストップをかけ、潮崎の逆水平も胸板を真っ赤にしながらも受け流して鉄柱に叩きつける。
リングに戻ったコーディは左腕を固めたままのショルダータックルや後頭部へのバックハンドエルボー、ニーリフト、後頭部エルボーから串刺しラリアット、アバランシュホールドと畳みかける。
潮崎はコーディの串刺し攻撃をかわすとロープに振られたのを利用してのバックドロップ、マシンガンチョップ、袈裟斬りチョップでようやく流れを変え、エルボーを繰り出すコーディを肩固めで捕獲、しかし逃れたコーディはスライディングから場外へ、そしてエプロンに戻り、逆水平を浴びせる潮崎の首をトップロープに叩きつけるスタンガンを攻撃を決める。
コーディはエルボースマッシュ、ボディープレスからチョークスラムを狙うが、袈裟斬りで逃れた潮崎はドロップキック、だがコーディは倒れずエルボーやニーリフトを浴びせていく。
両者はラリアットの相打ちからコーディがロープへ振るも、潮崎はフライングショルダーを発射、しかしエルボーで迎撃したコーディはローリングラリアットを炸裂させる。
コーディはスクラップバスターからネックハンキングボムを狙うが、フランケンシュタイナーで切り返した潮崎は左のラリアット、袈裟斬りチョップからローリング袈裟斬りを浴びせ、スタミナ切れが目立ち始めたコーディもエルボーで応戦するが、潮崎は豪腕ラリアットからフィッシャーマンバスター、豪腕ラリアットを決め3カウントを奪い勝利。だが潮崎は試合の運びの雑さが目立つコーディに苛立ちを隠せなかった。新日本ではBULLET CLUBの下っ端扱いのままで終わり、負傷もあって新日本を去ってNOAHに移籍したが、NOAHにしても久しぶりに大型の外国人選手ということで期待をかけていたと思う、だがいろんな面でキャリアの浅さを露呈してしまった。ただ故バイソン・スミスやWWEへ転出したシェイン・へイスト、マイキー・ニコルスもじっくり育ててトップ選手へ伸し上っていただけに、ここは長い目でじっくり育てていくしかない。【NOAH】マイバッハ決めた!杉浦&拳王陥落で丸藤とタッグ王座奪取▼GTL直前で小峠待望の“結果” 北宮撃破で潮崎にも「俺が引っ張る!」▼大原が地獄の腰攻めロード予告…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/6dqmznmsH1
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年4月14日ベルト奪取!!
俺ごとぶん投げるような、あれくらい狂ったマイバッハ谷口でいい。でもまだまだ!
グローバルタッグリーグもいただく!#noah_ghc #ghc #タッグ #チャンピオン https://t.co/ltoonWDDkM
— 丸藤naomichi marufuji (@noah_maru_fuji) 2017年4月14日疲れた…
— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2017年4月14日負けた。
1月ベルト取ってはく奪。
もう1回ベルト取って、また奪われてしまったな。
防衛する事ができず。
でも、このままでは終わらない。
来週からグローバルタッグリーグがある。そこで優勝してリマッチしてやる。#noah_ghc
— 拳王 (@kenoh_prowres) 2017年4月14日今日マサ北宮に勝つことが出来たのは素直に嬉しい。。
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2017年4月14日後楽園ホール大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
デカイから1発1発の重さはあったが、今はそれだけかな。
今後どうなっていくか。
久しぶりの外国人選手初対決は自分にとっても pic.twitter.com/gfK6CqiqWp
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2017年4月14日後楽園に御来場頂き、ありがとうございました!
丸藤選手が言っていた「俺達の力でこの埋まってない席を目一杯にして...」
選手と自分達は1人でも多くの人にノアのプロレスを見てもらう為、これからも突き進みます!
ノアを観に来て良かったと思ってもらえる様に☆#noah_ghc pic.twitter.com/pbqu3375AN
— 秋山高志 (@akiyamanoah111) 2017年4月14日 -
「LION'S GATE」が本来の形に戻って再スタート!
4月14日 新日本プロレス「LION'S GATE PROJECT4」新宿FACE 467人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼海野翔太デビュー戦/20分1本
○TAKAみちのく(6分11秒 ジャスト・フェースロック)×海野翔太【TAKAの話】「オイ、小僧! 試合後の一発は効いたよ。それを試合で出せよ」
【海野翔太、レッドシューズ海野レフェリーの話】
――先輩として、父親として、コメントをお願いします。
海野レフェリー「先輩としては、まだまだ顔じゃないでしょ。父親としては、ちょっと一人にさせて。トイレで泣いてくるから」海野「ハァハァ……あぁ……もっともっと練習して、もっともっと強くなって、新日本でテッペン獲ります! ありがとうございました!」
――今日、新日本プロレスでデビュー戦のリングに上がって、率直なご感想をお願いします。
海野「素直に嬉しいです」――試合に関しては、残念な結果になりましたが?
海野「やっぱ、相手がTAKAみちのくさんという、WWEのスーパースターでしたので。カードを見た時に、TAKAさんと知った時に、『勝てるかな?』と不安になってしまった部分もあったんですけど、結局は気持ちですね。TAKAさんだろうと、これから先、どんな先輩と当たるかわかりませんが、自分の気持ちをしっかりぶつけて、誰にも負けない気持ちをしっかり出して、どんな相手だろうと、どんな先輩だろうと、どんなに強かろうと、気持ちだけでは絶対負けないように、どんどんどんどん倒して、テッペンを獲りたいと思います」――最後に、新日本プロレスでの野望をお聞かせください。
海野「自分は、レスリング経験も、格闘技経験も、今までありませんでした。野球一筋で、ここまで這い上がってきました。よく、『格闘技やレスリングをやってる人が有利だ』とか口にする人いますけど、そんなの関係ないと思います。気持ちだけで、自分はここまで這い上がってきました。だから、これからこの先も気持ちだけは、絶対折れないで、誰にも負けずに、気持ちだけでしっかり勝ち上がろうと思います。そして、最後はベルトを巻いて、新日本を引っ張るような選手になりたいと思います。ありがとうございました!」◇第2試合◇
▼20分1本
○エル・デスペラード(9分21秒 エビ固め)×川人拓来
※アンヘル・デ・ロホ◇第3試合◇
▼20分1本
○邪道 外道(13分30秒 クロスフェース・オブ・JADO)岩本煌史 ×青柳優馬【外道の話】「オイ、若造。『もうちょっとだった』とかよ、ナメた口きくんじゃねぇぞ! 邪道、外道とよ、オメェらじゃよ、地中と雲ぐらい差があるな」
【岩本、青柳の話】
岩本「クッソ! やり足んねぇよ! オイ、新日本プロレス。 やり足んねぇよ! 今日は負けたかもしんねぇけどよ、また呼べよ。俺ら、全日本をよ。全日本というか、青柳、そして俺、岩本。また呼べよ」青柳「チキショー! このままじゃ終わんねぇからな!」
岩本「もう一回、邪道、外道とやらせろ。見とけよ」
◇第4試合◇
▼30分1本
○YOSHI-HASHI(9分44秒 バタフライロック)×杉浦透【YOSHI-HASHIの話】「今日は杉浦と闘って、ドロップキックのフォームとか、ミサイルのやり方とか、ヤングライオンの時のオカダをちょっと思い出したよ。普段、杉浦はハードコアが主戦場みたいだけど、ハードコアじゃなくて、普通のプロレス。凶器とか使わないプロレスをやると、あと何年かしたら、もっともっと凄い面白いなぁと。今日やってみて。まだ絶対に負けられないからね。また次、機会があったら、ぜひやってみたいね」
【杉浦の話】「悔しいの一言に尽きますね。自分の、この“FREEDOMSのKFCタッグチャンピオン”として、本当に負けられない一戦だったんですけど。とにかく悔しい。でも、自分の完全に未体験の空間でやれたことは、絶対にマイナスじゃないし、本当に自分自身楽しかった。特に、自分はFREEDOMS、ハードコア・デスマッチの団体で、絶対にその色を出してやろうとは、戦前からずっと考えてたんで。でも、やっぱり勝ちたかった。どっかで勝てるかも、っていう気の緩みが、あの一瞬の羽折り固め。強烈ですね。あれで色々勝ってる技。凄いね。キツかった。でも、FREEDOMSの人間は、こんなもんじゃないですからね。まだまだ、俺だって新日本プロレス、ガンガン誰とでも当たって、何度でもやって、絶対、新日本プロレスから勝利を奪ってみせます。以上」
◇第5試合◇
▼30分1本
天山広吉 ○小島聡(11分24秒 体固め)吉田綾斗 ×ダイナソー拓真
※ラリアット【天山、小島の話】
天山「オッケー。まぁ、この間、タッグのベルトを失ってしまって、ちょっとショックで落ち込んだ時もあったんですけど、今日も試合あるって来てみたら、どこの馬の骨だかわからんようなね、なんかシッポが生えてるような、わけ分からんヤツが相手だったけど、楽しめましたよ。若いヤツには、ガンガンきてもらわないと、やってても面白くないですしね。もっともっと、『ヤベェな』って思うような、そういうのが来るかなと思って期待しましたけど、まだまだクソガキでしたね。まぁ、認めるところは少々ありますけど、俺らより半分ぐらい若いんやったら、もっともっと『なにクソ! コノヤロー!』って、きてもよかったんちゃうかなって。俺らが慌てるくらい、ビックリするぐらいきてくれれば、こっちもやりがいがあったし。なんか試合終わってからね、コジに突っかかっていったガキがいたけども、それぐらい元気ないとアカンね。やっぱ、俺から言わせたら、まだまだ甘っちょろい、まだまだ10年、20年、いや100年早いなって。テンコジを前にしてね、俺たち喰うぐらいこないと、面白くないですよ。オッケー。コジ、ありがとう(※小島とガッチリ握手)。次にシリーズ、ベルト獲りにいこうぜ。コジはイヤかもしれんけど」小島「いやいや。燃え尽きたけど……」
天山「燃え尽きてないよ。もっともっと、燃えて燃えて、爆発しようぜ(※小島とガッチリ握手を交わし、先に控室に戻る)」
小島「ハイ。ここでもう一回燃やしますから。KAIENTAI DOJOの若い選手。若さもある。力もある。エネルギーもある。技術もある。基本も、全部できている。ただ、1個だけ。礼儀だけができてねぇな。TAKAみちのく。オマエ何教えてきたんだ? 試合後に、テンコジに、俺に対して、『1対1でやらせろ』って言ったな? よし、吉田。オマエ、その吐いたツバ、絶対に飲み込むなよ? オマエ、誰に対して、『1対1でやらせろ』って言ったんだ。コノヤロー。バカにしやがって。あとで、思いっきり、その発言を後悔させてやる」
【吉田の話】「ハァハァ、自分らの世代としては、テンコジさんと試合できたのは嬉しいけど、負けて終わるわけにはいかないんで、次シングルマッチ組んでもらって、必ず自分が獲ってみせます。ありがとうございました」
◇第6試合◇
▼30分1本
○永田裕志 岡倫之(14分18秒 バックドロップホールド)中西学 ×北村克哉(試合終了後)
永田「(※『永田』コール)今日は第4回目ですね、『LION’S GATE』。本日は、超満員、多数ご来場いただきまして、まことにありがとうございました(※大拍手の中、四方の客席へ向かって礼)。今日は新人のデビュー戦もありましたし、今年に入ってデビューした岡、北村両名が、メインイベントで闘いました。このプロレス、本当に大変で厳しい世界ですが、その世界に大きな夢を持って入って来た若い選手が、どんどん凄いスピードで成長して行ってます。そんな若い選手の闘いぶりが目いっぱい見れるのが、この『LION’S GATE』のリングだと思います(※大拍手)。彼ら若い選手がデビューしてどんどん強くなって来ます。我々も負けずと(※場内笑)、まだまだ成長できるように、日々精進して行きたいと思います。そんな各々の感情が入り乱れた闘いのこの『LION’S GATE』、これからもひとつよろしくお願いします(※大拍手&『永田』コール)。次回は5月9日、『LION’S GATE』第5回目が開催されるとのことです。本日の『LION’S GATE』大盛況と、次回の5月9日『LION’S GATE』の大成功を祈念して! 行きますか皆さ~ん!!(※大拍手) いいですか? よっしゃ行くぞーー!! 1、2、3、ゼア!!(※ファンと一斉に敬礼)」【永田の話】
永田「岡も1月3日にデビューして、北村もこの間、3月13日にデビューして。その2人が、もうメインイベントに出場しちゃう。まぁ『LION’S GATE』とは言え。ボクも、まさかとは思いましたけどね。それはやっぱり、とてつもない素材として、とんでもない潜在能力を持った人間としての評価であり、こういう厳しい試練が、彼らにくるのは仕方がないこと。彼らは年齢が、20歳半ば〜30歳くらいで(新日本プロレスに)入ってきてるんで、こういう修羅場をどんどんくぐって、早い内にくぐって、どんどん覚えてほしいなと。今日もね、新人がデビュー戦、第1試合でしましたし。やっぱりプロレス界、とんでもない、大変な世界ですよね。一歩間違えたら、命を落としかねない。このプロレス界に、大きな夢と希望を持って、入って来て、今年に入ってデビューして、この『LION’S GATE』でどんどん闘っていく。大変な世界だけど、そこに夢を持って入ってくる若い選手が、やっぱり大切だと思いますし、だからこそ、基礎から徹底的に鍛え上げて、リングで力を出せるようになってくれないと困るな、と思います」――改めて、今日の岡選手と北村選手の闘いぶりは?
永田「メインイベントというプレッシャーもあっただろうし、闘いの中で今まで受けたことのない技もあっただろうし、そういうので、北村や岡も大変だったと思います。北村はやっぱり掴まる展開が多かったですけど、多分彼はフラフラであんまり覚えてないと思いますよ。でも、そういう経験しないと成長しないし、この時期に逆にメインイベントを経験することを味わえたっていうのは、彼にとって大きな財産だし。それは岡もしかり」――『LION’S GATE』、7ヶ月ぶりでしたが、今後は月1回でやっていくということで、色んな団体の若手が集まりますが?
永田「今日も、全日本プロレスの選手が参戦してくれたり、KAIENTAIの選手や、FREEDOMSの選手が来てくれたり。少しずつ、この『LION’S GATE』ならではの試合というか、そういうものが見れて。普段の新日本の試合とは違う風というか、景色が見られたんじゃないかな」――そろそろメインを永田選手以外で締める選手が出てきてほしいという気持ちは?
永田「そりゃそうですよ。でもどうしても、俺がメインになっちゃうっていうのはね、やっぱり若い選手の奮起を促すうえで大きなことじゃないですか」――高い壁として?
永田「そういう部分では、立ちはだかっていきますけどね。だから、早く俺をやっつけてくれればな、と。新日本の本隊の方がぶち破って、ぶち破りきれたのか、きれないのか分からないけど、とりあえず俺らやめて、メインを張ってるヤツもいますけど。破っても破らなくても、(メインに)いってる人間はいますけど。誰から見ても、『俺がメインイベントだ』ってなるように、早く成長してほしいです。そうなるまであと何年かかるか。俺は楽しみです。ボクはだからって、道を簡単に譲るつもりはないんで。でも、本当はそういうものでしょ? 壁を叩き壊してこそ、トップが獲れる。それがなかなかできないからね、スルーして上に上がって行く人もいますけど。それはそれで、でも成長していく場合もありますからね。ボクがリングに上がる以上は、いつまでも強い永田裕志を披露するだけです。以上です。どうもありがとうございました」【岡の話】「新日本は、長らく『若手不足』とか、『若手が頼りない』って言われてきたけど、どうだ! この試合を見ても、まだそんなことが言えるか? たしかに、永田さん、中西さんは大先輩で、パワーも技術も経験も全然違う。でも、俺らにはそれ以上の“負けん気”がある! 今日は永田さんのアシストで、勝てただけだけど、そうやって先輩ぶって上言ってくるんだったら、この試合だけは若手が主役なんだろ? だったら、若手とベテランでやらせろ。そして、みんなにもっともっと認めさせてやるよ。『新日本の若手は大丈夫だ』って。『頼っていいんだ』って。俺らが、その期待を背負ってやる。大丈夫。そんな期待を背負ったって闘えるぐらい、毎日スクワットやってんだよ!」
【中西、北村の話】
中西「弱気になるな、オマエ」北村「ハイ!」
中西「たとえ25年やってようが、2ヶ月やってようが、変わらんぞ。同じリングの上に立ったら、同じ条件やねんから、そのデカい体を生かせ。それには気持ちしかないから。気持ちをもっと前に出せ。それしかない」
※中西がコメントブースを去る。北村「この闘い、無駄ではなかったと思います。この経験を次に生かして、闘っていきます!」
若手選手の育成を目的としたプロジェクト「LION'S GATE」が開催され、まず第1試合でレッドシューズ海野レフェリーの息子である海野翔太がレスラーデビューを果たし、デビュー戦の相手をTAKAが務めた。序盤はTAKAが鈴木軍ではなくK-DOJOモードで試合に臨みじっくりとしたグラウンドで試合のリードを奪い海野を寄せ付けない、海野はドロップキックで活路を見出し、天龍源一郎ばりのダイビング背面エルボードロップを投下してから逆エビ固めで捕らえるが、ロープに逃れたTAKAはフロントハイキックで反撃、エルボーで攻め込む海野をジャストフェースロックで捕獲し海野はギブアップ、デビューを勝利で飾れなかった。
第3試合では全日本プロレスから岩本、青柳が参戦して邪道、外道に挑んだが、先手を狙う全日本軍に対し邪道、外道は巧みなインサイドワークで翻弄してリードを奪い、青柳を捕らえて主導権を握る。
交代を受けた岩本も邪道、外道の連係に翻弄されながらもカウンターの孤高の芸術を決めるが、追撃できなったため流れを変えるまでには至らない。
終盤には邪道を捕らえた全日本軍はトレイン攻撃から青柳がジャーマンを狙うも、邪道が利ロープを掴んだ瞬間、外道が青柳の首をロープに打ちつけるスタンガン攻撃を決めると、最後は邪道がバトンキックからグリーンキラー、クロスフェース・オブ・JADOでギブアップを奪い完勝。全日本軍は敗れはしたが邪道外道の試合運びを含め学ぶべき点も多かった試合だった。第4試合はYOSHI-HASHIにFREEDOMSの杉浦が挑み、杉浦は場外戦でイス盛りを作り、その上へYOSHI-HASHIを投げた後でセントーンを投下するが、イス盛りへのブレーンバスター狙いはYOSHI-HASHIがブレーンバスターで投げ返す。
リングに戻ってのチョップ合戦も鋭さでYOSHI-HASHIが競り勝つが、ハンマースルーをしたところで杉浦がコーナーに飛び乗って重量感のあるダイビングボディーアタックを発射、逆水平を放つYOSHI-HASHIに対して杉浦は追走式バックエルボー、ジャンピングエルボー、フライングフォアアームと畳み掛ける。
しかし杉浦のフィッシャーマンズスープレックス狙いは、YOSHI-HASHIがバンカーバスターで切り返すとフェイント式バックキック、パワージャックと畳みかけ、スワントーンボムを投下するが、かわされて自爆となってしまう。
杉浦はスライディングラリアット、ミサイルキック、左右エルボーと攻勢に出るが、突進したところでYOSHI-HASHIがカウンターのしゃちほこラリアットで迎撃し、最後はバタフライロックで捕獲し完勝、初顔合わせということで互いに技のタイミングが合わないシーンもあったが、最後はYOSHI-HASHIがしっかり締めた。セミでは前IWGPタッグ王者の天コジに前S-K王者でK-DOJOの吉田、拓真が挑み、序盤は拓真がロープに押し込んだ際に天山の腕に噛み付き、また天山のモンゴリアンチョップをかわしてヘッドロックで捕らえるなど、変則的な動きで天山を翻弄するが、天山の頭に噛みつくと頭が固いため逆にダメージを負ってしまい、尻尾まで踏まれてしまう。
ここから小島が入って連係で拓真を捕らえるが、拓真は小島の腕に噛み付いて抵抗、だがダブルのショルダータックルを喰らってしまう。天山にフライングショルダーを浴びせて窮地を脱した拓真はやっと吉田に交代、吉田は小島、天山相手にキックを乱打するが、天山はストマックへの頭突きからニールキックで返し、小島もマシンガンチョップからいっちゃうぞエルボーを投下するなど主導権を渡さない。
交代を受けた拓真が天コジをまとめてスピアーでなぎ倒すが、スパインバスター狙いは小島がコジコジカッターで切り返され、天山が入って天コジカッターを決めてから小島が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、最後はラリアットで吹き飛ばし3カウント、天コジが完勝も吉田組も健闘した。メインは永田が岡と組んで中西、北村と対戦。先発を買って出た岡と北村がグラウンドや肉弾戦で火花を散らせば、永田と中西も若手に負けじと手四つでの力比べやエルボー合戦で火花を散らす。
北村は中西のリードで永田に逆水平を放つが、永田のローキックを喰らって失速してしまうと永田組に捕まってしまい集中攻撃を喰らってしまう。
北村は岡にフラップジャックを決めて中西に交代すると、中西は岡に野人チョップを連打し、カットに入った永田もラリアットで排除してから岡に野人ハンマーを食らわせるも、アルゼンチンバックブリーカー狙いを逃れた岡はフロントスープレックスで投げ、交代を受けた永田もフロントハイキックを連発、だがもう一発狙いは中西がスピアーで応戦する。
永田は交代を受けた北村に白目式腕固めを狙うが、中西がカットに入ると中西組がトレイン攻撃で永田を捕らえ、野人ダンスの競演から北村が永田にタックル、中西は岡にラリアットを浴びせてから、アルゼンチンバックブリーカーの競演を完成させる。
しかし永田は中西組の同士討ちを誘発させてから、北村にタイナーからエクスプロイダーで投げ、ナガタロックⅡで勝負に出るが、中西がカット、だが永田はバックドロップホールドを決め3カウントを奪い。試合後は永田のマイクで締めくくりとなった。昨年までの「LION'S GATE」はNOAHとの対抗戦がメインだったが、NOAHとの関係を切れたことで本来の目的に戻った。全日本からは岩本や青柳、FREEDOMSから杉浦も参戦したが、NOAHだけでなくDDTとの関係が切れたことで他団体の選手と接する場がないだけに、若い選手が中心となって他団体との交流の場を設けて欲しい。
【新宿大会終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。次期シリーズ「Road to レスリングどんたく 2017」は4月22日(土)後楽園ホールにて開幕です。そして九州上陸までは、あと16日!皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw pic.twitter.com/BNN8uBlu4z
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年4月13日今宵新宿FACEライオンズゲートでは岡と組んで中西さん、北村と戦ったゼァ。北村の逆水平チョップは強烈過ぎて正直参りました。でも時間が経つにつれて体力が消耗していくのが戦いながらわかってしまった。岡と北村の潜在能力はとてつもなく凄い。そう感じた本日のメインでした。
— 永田裕志 (@nagata769) 2017年4月13日新宿フェイス大会超満員大興奮大盛況で終了。次回の新宿フェイス大会も今回同様元気一杯で選手、関係者一同皆様にお会いするのを楽しみにしてます。4月22日の後楽園ホール大会にも是非お立ち寄り下さいお待ちしております。本日は誠にありがとうございました。
— 中西学 Manabu,Nakanishi (@nobitokun) 2017年4月13日ライオンズゲート、終了。
相手の吉田&ダイナソーは、多分キャリア二年位だけど、技術も力もあった。
ただ試合後、吉田が私に対して文句を言ってきた。
まだやり足りないか?
いつでもいいぞ!!
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年4月13日ライオンズゲート終了!!
猛牛さんの頭の硬さ、小島さんのラリアット…強烈だったザスルス
でも恐竜だけに少しは爪痕を残せたんじゃないかな⁇ もしまた機会があれば暴れたいザスルス#kdojo#njpw#njgate
— ダイナソー拓真 (@kyouryu_T) 2017年4月13日ライオンズゲートあとの吉田綾斗、ダイナソー拓真
よう食うのぉ~
いっぱい食って大きくなるのだ pic.twitter.com/hkuoYyuqyF
— TAKAみちのく (@takam777) 2017年4月13日あー、悔しい。
— 岩本 煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) 2017年4月13日SHOTA☺
Debut
Congrats
From father https://t.co/HTRddrgN8a
— Red Shoes UNNO (@5742ytsh) 2017年4月13日