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エドワーズが三沢魂がこもった新技で中嶋を破り、外国人初のGHCヘビー級王座奪取の偉業を達成!
8月26日 NOAH「Summer Navig. 2017 vol.2」後楽園ホール 921人
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
大原はじめ ○熊野準 井上雅央(13分1秒 アルゼンチンバックブリーカー)齋藤彰俊 小川良成 ×諸橋晴也◇第2試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ マサ北宮(7分32秒 片エビ固め)原田大輔 ×タダスケ
※キン肉バスター◇第3試合◇
▼30分1本
○クワイエット・ストーム(9分57秒 片エビ固め)×コーディ・ホール
※50cm腕ラリアット◇第4試合◇
▼30分1本
○拳王(5分25秒 片エビ固め)×LEONA
※ダイビングフットスタンプ【拳王の話】「リング上でも言ったけどな、LEONA。俺を倒してその先に進みたい? おかしなこと言うんじゃねえよ。テメーの実力はあんなもんなんだよ。あれっぽっちしかできねえんだよ。高みなんか見てんじゃねえよ。小さいハードルから一歩ずつ越えてみろ。そのためにどうすりゃいいか? テメー自身で考えろ!!」
【LEONAの話】「(悔しそうにしばらくうつむくと)強くなる! それだけ。リングは力が全て。僕は強くなります! ありがとうございました」
◇第5試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]HAYATA YO-HEY(14分14秒 クロスフィックス)[第30代選手権者組]石森太二 ×Hi69
☆石森&Hi69組3度目の防衛に失敗、HAYATA&YO-HEY組が第31代選手権者となる【試合後のHAYATA&YO-HEY&原田&タダスケ】
原田「よし! よし! よし!」YO-HEY「(HAYATAに)ホンマにナイス! とりあえず言ったやろ? 言ったやろ? 俺たちが新タッグチャンピオンになるって。とりあえず、第一の目標…はこの前、達成したんか。ジュニアのタッグリーグを優勝してな。まあでも、目標というのは人間ずっと持っておかなあかんし、タッグリーグ優勝の次の目標はこのベルトやったわけで。その目標をまた達成できちゃったんで。俺らがベルトを持ったからには、これまでいろんなノアの歴史があったと思うけど、一番今までで新しい、刺激的なチャンピオンになって。ジュニアのタッグをドンドンドンドン守りつつも、いろんな世界を繰り広げていけたら、本当に大和撫子ジャパンカップって感じやわ。以上。(周りが無反応でも)今日もキレがええわ、キレが。みんな爆笑や。今のはなかったことにして、メッチャ何でも喋りたい時期やろうし、チャンピオンになって、しかもHAYATAが直接Hi69からベルトを獲っちゃって。メッチャ喋りたいことがすんごいあると思うねん。なんかちょっと今日は短めに一言お願いするわ」
HAYATA「…同じや!」
YO-HEY「同じや!」
原田「同じや!」
タダスケ「同じや!」
YO-HEY「コングラチュレーション、私たち!」
◇第6試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]潮﨑豪 ○小峠篤司(23分19秒 エビ固め)[第39代選手権者組]丸藤正道 ×マイバッハ谷口
※キルスイッチ
☆丸藤&マイバッハがの3度目に失敗、潮﨑&小峠が第40代王者となる【試合後の潮崎&小峠】
小峠「あー苦しかった! ありがとう! 調子乗ってマジで悪かった。今日はホンマにありがとう! イキられへんわ! ありがとう潮崎豪。ありがとう豪さん! ホンマありがとうございます」※そこへヨネ&ストーム組が現れる
ヨネ「はいはい〜! おめでとうございます!」
ストーム「コングラチュレーションズ!」
ヨネ「チャンピオンになるってことは、いつでも狙われるってことだ。50ファンキーパワーズはいつでも行けちゃいます! ねえ? クワイさん!」
ストーム「イエー! 最後、50cmイン・ユア・フェイス! フーズ・ネクスト!?」
ヨネ&ストーム「フーズ・ネクスト! イエー!!」
※ファンキーパワーズが去る
小峠「…1分前に獲ったベルトやぞ!? 死ぬほど欲しくてやっと獲った真の栄冠やぞ!? 獲ってすぐ挑戦してきたチームに負けてたまるか!」
潮崎「それがヘビー級のベルトだよ」
小峠「おう。負けてから俺たちは始まった」
潮崎「どんなヤツらが来ようとも、さらに強くなった俺たちで価値上げていくぞ! これがGHCヘビー級タッグだ!」
◇第7試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○エディ・エドワーズ(25分41秒 片エビ固め)[第28代選手権者]×中嶋勝彦
※ダイハードフロウジョン
☆中嶋が8度目の防衛に失敗、エドワーズ選手が第29代選手権者となる(試合終了後。ベルトを掲げて勝ち誇るエドワーズの前に、丸藤が立ち塞がる)
丸藤「エディ。日本語がわかるどうかわからないけど、ちょっと聞いてくれよ。まずタッグのベルトを落とした状態でここに上がったのは申し訳ない。エディ。お前がこの12年前にこのノアに留学生として来て、そのベルトを獲ったというのは俺も実に感慨深い。そして、あの勝彦に勝ったことも驚きだ。でもな、エディ。それはな、ノアの象徴なんだ。おい、海外に持っていかれると、ちょっと困っちまうよ。だから次、俺が挑戦する。エディ、日本語が通じてるか? 俺が次のチャレンジャーだ」(エドワーズは丸藤の差し出した手に応えて握手を交わすと、頭を下げる。「エディ」コールに包まれた場内を見渡すと、)
エドワーズ「アリガトウゴザイマシタ。GHCチャンピオンシップをやるのは僕の夢です。断る理由はありません。マルフジサン、10月にやりましょう。ヨロシクオネガイシマス」【試合後のエドワーズ】
エドワーズ「何度も何度も言っているように、このベルトは自分にとって夢でした。そして、今日1つ夢を実現させました。この言葉もずっと言っているんですけど、A.I.P…Anytihing is possible。不可能なことは何もない。その言葉を今日、自分自身の言葉で証明できたと思います。このベルトを獲ったということは、私にとって1つのステップに過ぎません。これからはドンドン防衛していきたいし、どんな相手でも、場所はどこでもいいです。Impact Wrestlingでも構いません。自分はプロレスリング・ノアというものを背負って、プロレスリング・ノアを代表する気持ちでこのベルトを懸けていきたいと思います」――中嶋選手の印象は?
エドワーズ「本当に強かったです。今日の試合で強さを実感しました。何回も防衛してきた選手だから、本当に素晴らしかったと思います。今は勝利をお祝いしたいですね」
――最後の技は?
エドワーズ「ダイハードフロウジョンです。今まで使っていたダイハードと、三沢さんのエメラルドフロウジョンとかけて、ダイハードフロウジョンにしました」
――三沢さんへの気持ちは?
エドワーズ「もちろん三沢さんは凄く自分にとって意味のある人ですし、人間としても凄く成長させてくれた人です。三沢さんに敬意を表しました。三沢さんの代表的な技と言えばエメラルドフロウジョンだと思いますが、それだけでなく、自分が今まで使っていたダイハードという技を合わせて、ダイハードフロウジョンとしました」
――さっそく丸藤選手が挑戦者として現れたが?
エドワーズ「丸藤選手のことは尊敬しています。そういう選手と戦えるのであれば、そして倒すことができれば、さらに自分自身を証明できる絶好のチャンスだと思っています。凄くいいことだと思います」
――目に涙が見えるが?
エドワーズ「勝ったあとには感情的になってしまいます。過去に仲が良かった選手が亡くなったこともあったので、いろんな思いがこみ上げてきてます。バイソン・スミス選手がいてくれたらよかったなって」
【丸藤の話】「さっきも言ったように、非常に感慨深い部分もあるけど、やっぱりこのまま日本にあのベルトがなくなるというのは非常に困るんで。俺が一発で取り返します。そして…そうだな。一発で取り返して、最初の相手に勝彦を指名してもいい。今日の勝彦とやりたい」
NOAH後楽園大会のメインは中嶋の保持するGHCヘビー級王座に、GFWのエドワーズが挑戦。エドワーズはNOAHで留学生としてプロレスを学び、帰国後はROHや現在GFWに名前を変えたTNAに参戦、ROHでは世界ヘビー級王座、GFWではTNA世界ヘビー級王者となるなど出世頭となり、今回はかつての古巣であるNOAHの王座であるGHCに照準を定めた。
序盤はエルボー合戦から中嶋がニーリフトを浴びせ、ランニングローキックを狙うが、かわしたエドワーズは中嶋のハイキックをかわして組み付いて、中嶋も体を入れ替えてブレークとなる。
今度はエドワーズが押し込んで逆水平を浴びせると、中嶋もフロントハイキックを放つが、エドワーズは中嶋をエプロンに追いやると、ジャンピングハイキックを浴びせ、場外に落ちた中嶋にトペスイシーダを命中させ、場外戦でも逆水平の連打から、中嶋をリングに戻し、腰へのニードロップからボディースラム、ペンシュラムバックブリーカーと腰攻めを展開して先手を奪う。
先手を奪われた中嶋はエドワーズの串刺し攻撃をキャッチして担ぎ、コーナーに逆さ吊りにして胸板を蹴りまくり、ドロップキック、串刺しハイキック、ミドルキック、ミサイルキックと畳みかけて試合の流れを変え、バックドロップを狙うが、腰攻めが効いて堪えられてしまう。だがロープに飛んだエドワーズの足を低空ドロップキックで迎撃すると、延髄斬りから突進、しかしキャッチしたエドワーズはコーナーめがけてフロントスープレックスで投げる。
エドワーズは串刺しジャンピングエルボーから、秋山準譲りのブルーサンダーを決め、コーナーの中嶋にジャンピングハイキックからチンチェッカーを狙うと、中嶋は不時着してミドルキックからブレーンバスターを狙うが、エドワーズは巧みに中嶋もろとも場外へ転落し、中嶋を鉄柵外に出してから鉄柵越えのコーナー最上段からのプランチャを命中させ、更に中嶋をエプロンに連行して三沢光晴譲りの断崖式タイガードライバーを狙うが、抵抗した中嶋はトラースキックからエプロンでのジャーマンを敢行しエドワーズに大ダメージを与える。
リングに戻った両者はエドワーズが逆水平、中嶋がミドルキックと打撃戦を展開、中嶋は三角蹴りを狙うが、エドワーズはジャンピングハイキックで迎撃、ジャーマンで投げてから、三沢魂がこもったランニングエルボーを狙う。中嶋はハイキックで腕を射抜くが、エドワーズはかまわずランニングエルボーを狙うと、中嶋はビューティフルドロップキックで迎撃し、両者ダウンも、先に起きたエドワーズがラリアットからランニング式ライガーボム、そしてボストンニーパーティを炸裂させる。
エドワーズはパワーボムを狙うが、中嶋はフランケンシュタイナーで切り返し、エドワーズをターンバックルに叩きつけてからターンバックルを蹴り上げると、トラースキックを炸裂させるが。エドワーズもトラースキックで応戦、だがコーナーに昇ったところでR-15で動きを止めた中嶋が雪崩式ブレーンバスターを狙うも、下からすり抜けたエドワーズはジャンピングハイキックを連発してから雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
エドワーズは予告していたタイガードライバーを狙うが、中嶋はウラカンラナで切り返すと、トラースキックを炸裂させてから、エドワーズの左腕を掴みエルボーを乱打、サッカーボールキックからランニングローキックを放ってバーティカルスパイクを決めるも、エドワーズはカウント2でキックアウトする。
中嶋はトラースキックを乱打してからハイキックを狙うが、かわしたエドワーズはリバースフランケンシュタイナーで突き刺すと、ラリアットからタイガードライバーを決め、ボストンニーパーティから、ダイハード式エメラルドフロウジョンこと新技ダイハードフロウジョンを決め3カウントを奪い、外国人初のGHCヘビー級王座奪取に成功した。NOAHにはベイダーや故バイソン・スミス、サモア・ジョー、前シリーズに参戦したブライアン・ゲイジなど様々な外国人選手がGHCヘビー級王座に挑戦したが、今回はNOAHが育てた外国人であるエドワーズが外国人初のGHCヘビー級王座奪取の偉業を達成するとは、複雑な気分でもある。セミのGHCタッグ選手権はマイバッハが小峠にエプロンサイドでの断崖式バックドロップを決めると、丸藤と共に大ダメージを負った小峠に集中攻撃を加えるが、懸命に堪えた小峠がマイバッハに飛びつき椰子の実割りを炸裂させてから潮﨑に交代、潮﨑はマイバッハにマシンガンチョップを放てば、マイバッハもノータッチ頭突きで応戦、両者はラリアットが相打ちとなり、マイバッハはダブルスレッジハンマーから丸藤に交代、潮﨑も小峠に交代して、丸藤の機先を制してゼロ戦キックを放てば、カットに入ったマイバッハには「捕まえた~」と叫んでから首四の字で捕獲、丸藤にも雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
小峠の串刺しをかわした丸藤は串刺しの虎王を炸裂させると、不知火で勝負を狙うが、堪えた小峠はキルスイッチを狙うも、丸藤も打たせず、丸藤は見えない角度からのトラースキックを放てば、小峠も二段蹴りで応戦して両者ダウン、先にマイバッハが交代を受けると小峠、潮﨑をボディースラムで投げてから丸藤をも相手の上に投げる人間爆弾攻撃で猛反撃する。
マイバッハは串刺しラリアットからロープ越しのブレーンバスターを狙うが、堪えた小峠はリングに滑り込んでマグザムを炸裂させ、潮﨑も入って小峠を担いで槍投げ攻撃から、潮﨑がファルコンアロー、小峠がダイビングボディープレス、高速ニーの波状攻撃でマイバッハを捕らえ、キルスイッチを狙う。
しかしマイバッハがパワースラムを決めると、丸藤がマイバッハを踏み台にして串刺し攻撃、スパインバスター&ジャンピングトラースキックの合体攻撃を決め、パワーボム&ダイブ式虎王のダブルインパクト攻撃が決まって小峠を追い詰める。勝負に出たマイバッハはアメインズインパクトからマイバッハボム・ツヴァイを狙うが、小峠が回転エビ固めで切り返すと、トラースキック、頭突きを浴びせ、丸藤がマイバッハを踏み台にしての虎王でカットに入るが、小峠はジャンピングハイキックで撃墜し、マイバッハに前後からの高速ニーを浴びせ、キルスイッチを決めるが、マイバッハはカウント2でキックアウトする。
小峠はニーアタックを狙うが、マイバッハがキャッチしてパワーボムを狙うと、小峠がフランケンシュタイナーで切り返し、そこで潮﨑が入って豪腕ラリアットを炸裂させ、続けて小峠がムーンサルトプレスを投下する。小峠はノーモーション頭突きを炸裂させると、キルスイッチで3カウントを奪い、小峠はヘビー級に転向してから初戴冠を果たした。メイン終了後、王座奪取に喜ぶエドワーズに丸藤が現れ挑戦を表明、エドワーズも受諾した。かねてから丸藤待望論があったが、丸藤は若手を押し出すために常に一歩引いたスタンスを取っていた。しかしタッグ王座からも転落しNOAH内で身軽なスタンスになった。タイミング的にも少し早いかと思うが、ファンが見たいものを考えると、本当は怖くてエゲつない丸藤を見たい。だからこそエドワーズが王者になったことで一気に勝負に出てきた。またエドワーズが三沢が使っていた技を使うことで三沢魂をアピールするなら、丸藤も三沢から直接教わってきたという意地もある。横浜文体決戦は丸藤待望論だけでなく、二人の三沢魂同士の戦いとなる。タッグ王座に関してはヨネ&ストームのファンキーパワーズが挑戦を表明、ストームは第4試合でコーディを破るなど復帰してから調子が上がってきており、ヨネとしてもストームが絶好調のうちに挑戦といきたいようだ。
第5試合のGHCジュニアタッグ選手権はXXの連係を寸断した挑戦者組が逆に連係でHi69を捕らえにかかるが、石森がスワントーンボムでカットに入ると挑戦者組を場外に追いやって、Hi69がトペ、石森がコーナーからのムーンサルトと空中弾を炸裂させ、リングに戻るとXXはHAYATAを捕らえて主導権を握る。
挑戦者組はようやくYO-HEYに交代、XXの合体技を阻止したYO-HEYはその場飛びニールキックからネックブリーカーを決めるが、顔面G狙いは石森がパワーボムで叩きつけ、サイファーウタクからハンドスプリングエルボーを狙うも、YO-HEYはドロップキックで迎撃、だが石森もフットスタンプで応戦して譲らない。
両軍同時に交代し、蘇生したHAYATAが延髄斬り、ダイビングサマーソルトドロップ、みちのくドライバーⅡでHi69を攻め込み、YO-HEYが入って水面蹴りとレッグラリアットのトータルレンジャー、ダブルトラースキックと合体技を連打、だが石森が入るとXXも反撃して飛びヒザ蹴り&フロントハイキック、同時トランスレイヴと攻め込んでから、ストゥーカスプラッシュと450°スプラッシュを挑戦者組に同時投下も、挑戦者組は同時に剣山で迎撃しHi69を捕らえにかかる。
Hi69は前転式不知火、トランスレイブとHAYATAを攻め込むが、HAYATAはサムソンクランチから丸め込みを連発、Hi69は串刺しを狙うがエプロンからYO-HEYがジャンピングハイキックを浴びせると、最後はHAYATAがクロスフィックスで3カウントを奪い、YO-HEYはNOAHに参戦してから初戴冠となった。試合後は原田とタダスケも新王者を祝福、RATEL'Sが揃って勝ち名乗りを上げた。休憩明けには藤波辰爾、越中詩郎、LEONA、AAAに参戦しているエクトール・ガルサの甥ガルサJrの参戦も発表された。LEONAは第4試合で拳王と対戦し、奇襲攻撃を仕掛け頭突きまで連打を浴びせるなどしてガンガン攻めまくったが、拳王のダイビングフットスタンプの前に完敗となった。NOAHに参戦したLEONAは結果を出せなかったが、この経験を今後どう生かしてくるか・・・
【NOAH】GHCヘビー初の外国人王者誕生! エドワーズが中嶋破って悲願成就 丸藤名乗り▼潮崎&小峠がGHCタッグ戴冠、50FP迎撃へ▼XX陥落、HAYATA&YO-HEYがJrタッグ奪取…後楽園大会詳報https://t.co/vuGwN7jyL4#noah_ghc pic.twitter.com/zJyxDwU9VX
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年8月26日【第29代GHCヘビー級選手権者 エディ・エドワーズ】
8.26後楽園大会詳報 https://t.co/40DFBaWow6#noah_ghc pic.twitter.com/XfLZt1EfBy
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2017年8月26日Wow just wow. Thank you to all who reached out. Its been a long tough journey but I wouldnt change a damn thing. U r all a part of this #AiP pic.twitter.com/COOcB2DK8Q
— Eddie Edwards (@TheEddieEdwards) 2017年8月26日GHCタッグを失った‥
色々思うとこもあるが負けは負け。
次は‥シングル狙います。
エディ・エドワーズが中嶋をやぶりチャンピオンに。
今の中嶋に勝つってのは相当な事。
エディは12年前に留学… https://t.co/9AhddMc7KA
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年8月27日後楽園ホール大会、ご観戦&応援ありがとうございました。
GHCタッグタイトル奪取。
小峠篤司、本当にありがとう。
共にこのベルトと築き上げていこう。#noah_ghc #第40代GHCタッグチャンピオン #小峠篤司 pic.twitter.com/OWIAladOC8
— 潮崎豪 (@goshiozaki54039) 2017年8月26日ありがとう。今はそれしか言えません。#noah_ghc #奪取 #潮崎豪 pic.twitter.com/ZiM4wZ0hIQ
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2017年8月26日あともうひとつ皆様にご報告があります。なかなか結果が出なくて、自信を持って発表出来ませんでしたが、私は入籍致しました。
これからも日々精進して行きます!よろしくお願いします!#noah_ghc
— 小峠 篤司 (@atsushi_kotoge) 2017年8月26日うぉぉぉお!!!
ベルトとったったぞぉお!!!
応援してくださったピーポー!
ホンマにありがとうぅう!!
俺ら新チャンプHAYATA-YO-HEY、そしてRATEL'S4人でこれからのノアをチャランポランにおもろくしたル‼
皆カモーン!!#noah_ghc pic.twitter.com/XhgZeEOF7p
— YO-HEY (@yo_hey0206) 2017年8月26日後楽園大会、御来場ありがとうございました。
HAYATA&YO-HEYおめでとう!
昔のノアJrを見てるような凄い試合やったし、結果を出したのは羨ましい。
次は俺や!@PKDX #noah_ghc pic.twitter.com/n05ZbKSX3Z
— 原田大輔 (@noah_harada) 2017年8月26日NOAH 後楽園ホール大会終わり、撃沈…
ぶっ飛ばせそうやったんやけどな~
新Jrタッグチャンピオン誕生したで、俺も気張らなあかんな!!!#noah_ghc https://t.co/Fqd42djql7
— タダスケ (@td777sk) 2017年8月26日ベルトはまたHi69と取りに行く!
とりあえず痩せてしまった身体を戻そう!
プロテインだ!!#noah_ghc #プロテイン pic.twitter.com/PPyc0uOAtx
— 石森太二 (@taiji_ishimori) 2017年8月26日ヤケ酒はしない!
明日からの為の酒を飲む!#noah_ghc#防衛出来ず#ファンのみんな#ごめん#より#ありがとう
— Hi69 (@69HIROKI69) 2017年8月26日PR -
休養から1年・・・藤田和之が始動!
<東京スポーツより>
“野獣”藤田和之(46)がいよいよリングに帰ってくる。藤田は昨年9月25日の総合格闘技イベント「RIZIN」さいたま大会で元大関把瑠都(32)に敗れ、涙ながらに引退を示唆。その後は表舞台から姿を消していたが、23日に突然本紙のインタビューに応じると、一転して強気に復活を宣言した。約1年間の潜伏期間を経て、引き締まった肉体を見せつけた野獣は「まずケリをつけないといけない相手が4人いる」と高らかに宣戦布告を放った。さあ、戦闘再開だ――。――電撃復帰するとの情報が流れている
藤田:復帰…? いや、そもそも俺はひと言も「引退する」なんて言ってないですよ。
――昨年、把瑠都(RIZINでのリングネームはバルト)に負けた際、涙ぐみながら「すっきりした」などと発言したのでそう思っていた人は多い
藤田:俺としては「ひと区切り」とは言ったけど「引退」とは言っていない。いったんリセットするっていう意味だった。いい迷惑だ、まったく。
――迷惑というと
藤田:仕事がなくなった。把瑠都戦の後、オファーがこなくなって「何でだろう?」と思っていたら、引退したことになっていたんだ。風評被害だ。マスコミのせいだ!
――……。引退したことになっていたと気づいたのは
藤田:年明けくらいかな。俺が引退したら面白いと思って、そういうことにしやがって。
――昨年10月には師匠のアントニオ猪木氏(74=参議院議員)をあいさつに訪れている
藤田:あれは、IGFを離れるあいさつに行っただけですよ。猪木さんはあいさつを大事にされる方だから。猪木さんにはその意志は伝わっていたと思う。
――ということはオファーがあれば…
藤田:どこでも出ますよ。MMA(総合格闘技)も、プロレスも。リングも、金網も、何でもやりますよ。オファーはないけど、コンディションもいいから。
――確かに強靱な肉体はさらに引き締まった
藤田:やることがないから毎日トレーニングばかりしていた。早寝早起きで規則正しい食生活。酒も飲まなかった。
――えっ、禁酒を?
藤田:…飲まれるほどは飲んでない。
――堂々たる復活宣言だ。標的は
藤田:オレとかかわった4人とまず決着をつけたい。石井慧(30=総合格闘家)、把瑠都、諏訪魔(40=全日本プロレス)、大仁田厚(59=大仁田厚プロレスリング)。この4人はその後、ろくでもないことになっているからね。石井は(北京五輪柔道)金メダリストの面影もないし、把瑠都は把瑠都でタレント業ばっかりやっているらしいじゃないか。
――大仁田に宣戦布告ということは電流爆破マッチもOKなのか
藤田:何でもやるよ。(年齢的に)時間に限りがあるのは事実だし、縛るものは何もないわけだから。もちろんその4人で終わりじゃない。決着をつけたい相手はその先にもいる。まずはその4人ということ。
――何はともあれ、この1年間は自分と向き合う時間になった
藤田:自分を見つめ直すことはできた。時間も自由にあったから、もう一度体をつくり直したし。食事の管理からトレーニングから走り込みまで、たっぷりとできた。
――古巣IGFのお家騒動については…
藤田:サイモン(取締役)は何やってんだ!
昨年9月25日のRIZINで把瑠都に敗れ、表舞台から消えていた藤田和之が東京スポーツのインタビューに応じ、一時取り沙汰されていた引退を否定、復帰を宣言した。
藤田の引退に関しては把瑠都に敗れた際に涙を流し「一区切りをつける」と引退が取り沙汰され、藤田よりのフリーライターである金沢克彦氏は「引退」としながらも、IGFのサイモン・ケリー氏は「引退はしてない」など意見が真っ二つに分かれていた。自分は曖昧な態度だったこともあってまだ可能性があるとして"引退としている"というスタンスを取っていたが、結局藤田の一区切りは休養という意味だったのかもしれない。(GKは怒るかもしれないが)
藤田の今後に関してはMMAだけでなくプロレスのリングにも上がるとしており、MMAでは早速RIZINがオファーを出すことを表明しているから、年内にRIZINのリングに上がる可能性が高いと見ていいだろう。
プロレスに関しては現時点では?の状態、IGFはアントニオ猪木の手から離れており、現時点では国内で活動する予定もなく、またアントニオ猪木も年内でビッグイベントを開催するとしているが、まだはっきりしているわけでない。
ただ気になるのは藤田の対戦したい相手として諏訪魔の名前が入っていること、実は9・5新木場、12後楽園、9横浜、16北本にXの参戦が発表されており、8・27両国でXの正体が発表されるというのだ。そのXが藤田の可能性も否定はできないが、全日本両国大会を控えてのタイミングで藤田の復帰宣言、きな臭い感じもしないでもない。もう一人の候補である大仁田厚は10月31日の後楽園大会で引退するため、残り2ヶ月の間に藤田相手に仕掛けられるかどうか、大仁田はまだケンドー・カシンとのつながりを持っていることから、これもまだ可能性はないともいえない。
最後に藤田は基本的にプロレス下手、強さはあるが見せる部分に欠けている。その藤田に興味を抱く団体はあるのか?デスマッチでも何でもやるとしているが・・・
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8月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行のお知らせ
投票受付日時が決定していなかった8月の月間MVP、ベストバウト、シリーズ&興行の受付日時が決定、9月3日の午前0時から投票受付を開始します。
1位が複数いた場合は決戦投票を行います(投票はtwitterの投票機能を使用します)なお決戦投票を行う場合は結果発表は2日間後に延期させていただきます
9月 1日 ツイッターの月間MVP投票アカウントにて20:00からSNS上で先行発表、ブログでは23時00分から
9月 3日 午前0時投票受付開始 10日 午前0時投票受付終了 結果発表
投票よろしくお願いします
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DDT両国大会、ツイッターでの各選手のコメント
【試合結果詳報】竹下が遠藤を倒しKO-D無差別V7 ハラシマルフジがKO-Dタッグ奪取、ウェポンランブルを制したディーノがDDT全権を獲得し、新プロデューサーに就任。亜門GMは解雇…DDT両国詳報 https://t.co/wp0Npewux8 #週プロモバイル #ddtpro pic.twitter.com/jlArz4lnvR
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年8月20日DDTはまだまだ突っ走る!
だからついてきて! pic.twitter.com/8BEUbIQf7c
— 竹下 幸之介 (@Takesoup) 2017年8月20日何も残らなかったし何も変えられなかった
— 遠藤哲哉 (@entetsu_ddt) 2017年8月20日両国大会!
ハラシマルフジ、KO-Dタッグベルト奪取!
よし☆ pic.twitter.com/QkOQrmrBTH
— HARASHIMA (@HARASHIMA_DDT) 2017年8月20日DDTのタッグベルト奪取!#noah_ghc #ddt #両国 #harashima #奪取 #次は #路上 https://t.co/bBfXRXVc51
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年8月20日負けました。
入江さんの晴れ舞台を飾れなかったのと自身の詰めの甘さが悔しいです。
それでも気に食わんが…
言い訳になるけどもまた一から出直して闘っていって次があれば次こそは…。
応援してくれた方々ありがとうございました。#ddtpro #8月20日DDT両国大会 pic.twitter.com/L5F8ZhewZb
— 樋口和貞 (@kazusada50) 2017年8月20日今日は決していい日にはならなかった。けど、明日は今日より、明後日は明日よりいい日にして、また両国でタイトルマッチまで辿り着こう。期待をしてくれていた人達に、勝つ事で恩返ししたい。 #ddtpro pic.twitter.com/EFrtCKp7Os
— 彰人 (@akitonsgk) 2017年8月20日両国ピーターパン終了!残念ながら私は負けてしまい今日からリング上の事はプロデューサー男色ディーノが仕切ります。でもディーノなら大丈夫!きっとDDTを今以上に面白くしてくれるでしょう!男色政権にご期待ください!#ddtpro#いい湯だな〜#アハハ〜ン#ありがとうございました pic.twitter.com/0u9TbjROgh
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年8月20日奥さんと子供達に何て報告すればいいんだ…
— 今林久弥 (@hisayaIMB) 2017年8月20日DDT両国大会、ありがとうございました!
酒呑童子 万歳!#ddtpro pic.twitter.com/B0S12r6R3h
— 坂口征夫 (@yukiosakaguchi) 2017年8月20日喧嘩したって、お酒があれば仲直り!
俺らは酒呑童子だからね。
兄弟!皆様!有難うございました。
酒盛りだー!
#ddtpro pic.twitter.com/88I3VGCZa6
— 高梨将弘 (@masaddt) 2017年8月20日6時間かけて両国へ行き、ベルトは取れなかった。しかし、ゴンギツネを一番近くで聞き、大切な仲間と楽しくて熱い時間を共有した。それで十分じゃないか!
— dicktogo (@boliviacuba) 2017年8月20日DDT両国大会。
この大会でDDT所属の時に受けていたオファーは全て終了。もちろん、今後もDDTに上がる事もあるかも知れないけど、一区切り。
仲間も、お客さんも、そのプロレスもDDTが好き。それはこれからも変わることはないでしょう。
ありがとうございました。
— ヤス・ウラノ (@YasuUrano) 2017年8月20日両国大会ありがとうございました。
鼓太郎さんと上手く連携も決まりエンドレスワルツからエンドレスワルツを決めて勝利!
鈴木鼓太郎公認も正式にもらい世に出せました笑
また組みたいですね! pic.twitter.com/iYBtXCe0hY
— 高尾蒼馬 (@takaokun0804) 2017年8月20日シューテングスターダブルニーかわされる可能性は考えていたのですがまさか保険の私までかわされるとはだし気付いたらいくら返しても逃げられないし新鮮な負け方でした
最高レベルの450°だったのに
NωAも新鮮で楽しかったです
応援あってこそです
ありがとうございました#ddtpro
— MAO / 井上麻生 (@xinomaox) 2017年8月20日DDT両国国技館大会
勝俣選手とのシングルが終わりました。
楽しかった!
また、リングで会いましょう!
そしてDDTさん、また呼んでください!
みんなありがとう!!!
フィニッシュ#w_1 #ddtpro #DDTUNIVERSE pic.twitter.com/KQNfjBC62q
— 黒潮イケメン二郎 (@soujoro) 2017年8月20日本日は両国大会応援ありがとうございました!!
イケメン選手、強いのはもちろん魅せ方など全てが別格でした。
勉強になりました。
両国大会でイケメン選手と闘えて本当に良かったです!
思う事はまだまだありますがまた書かせていただきます。
本当にありがとうございました。
— 勝俣瞬馬@NωA(赤) (@k_shunma_ddt) 2017年8月20日こういうのインスタ映えって言うんでしょ?
KO-D10人タッグ選手権初代チャンピオン チームLiLiCo#ddtpro pic.twitter.com/ff9jlDxg8F
— 大石真翔 (@014mako10) 2017年8月20日ご来場の皆様ありがとうございました✨!
身体が勝手に動いてて、両国国技館がダンスホールになった気がしました…
ベルト取れなくて悔しかったけど……あのお客さんとの一体感はなんだったんやろ…!すごい!#ddtpro pic.twitter.com/QOjVCLhKWE
— 赤井沙希 (@SakiAkai) 2017年8月20日飯野はデカいだけやな!
俺のライバルになりえるとかゆーてるやつもおるみたいやけど、あんなもん全然相手ちゃうから!
死ぬほど練習して、俺と張り合えるようにせいぜい頑張れや!
無理やろーけどな!
さぁ次は9月7日DNA新木場!
やったんでー!!#ddtpro #ddtdna
— 吉村 直巳 (@naotasu0421_dna) 2017年8月20日飯野は強烈でした。凄く。
いつか投げ飛ばしてやりたいですね!
自分で限界を超えられるようにならないといけないことを痛感した両国大会でした。
いやぁ本当に幸せで楽しい1日でした。
ありがとうございました‼︎#ddtpro
— 上野 勇希 (@dna_ueno) 2017年8月20日今日、スマホで撮った画像がさっきのお風呂のやつとこの4枚しかなかった。。。嗚呼、色々あったのに選りに選ってこの4枚か。。。
ちなみに甲田さんのアイアンマンランブル戦はバックステージ視聴率最高でした!#ddtpro#TJPW pic.twitter.com/RzGhg9o3vH
— 高木三四郎 SanshiroTakagi (@t346fire) 2017年8月20日で、あんな事やこんな事やらがてんこもりでした。
詳しくは#DDTUNIVERSE
を見てね!
そして路上プロレスに興味を持たれたら#ぶらり路上プロレス
を見てレビューをかいてね!
レビューがたくさん有れば2ndシーズンもあるかも
よろしくお願い致しますm(_ _)m pic.twitter.com/emAWxhLDhh
— 伊橋剛太(元ハリウッドGOTA) (@goutaihashi_DDT) 2017年8月20日本日はたくさんのご来場、誠にありがとうございました。
伊橋さんに負けてしまいました。わたくし、キングオブダーク王者に返り咲いてしまいました。
あああ……。
し、しかし両国は一日中すごい熱気でした。素敵な日になったな。
エンドロール、憧れだったから嬉しかったです。#ddtpro
— 鈴木大 (@dna_moto_tantei) 2017年8月20日両国大会ありがとうございました!
諸々を終えてスワンダイブへ向かっております!
これたら来る予定だったスタッフこと、大石さんは10人タッグの打ち上げに行く事になったので来れないそうです!
— 井上マイク (@maikuinoue) 2017年8月20日DDTプロレス両国ピーターパン2017、無事に終了。お疲れ様でした!何気なく過去最大級の負荷だったけど乗り越えれた。よかった、よかった。。 pic.twitter.com/V7s1bDJA9N
— 今成夢人 (@yumehitoimanari) 2017年8月20日 -
家族や肉親も巻き込んだ激戦!現場責任者就任でディーノ革命が始動!
8月20日 DDT「両国ピーターパン2017~ピーターパン 二十歳になってもピーターパン~」両国国技館 5900人 超満員
<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権試合~ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第一戦~/60分1本
[第19代王者]○伊橋剛太(0分36秒 体固め)[挑戦者]×鈴木大
※ボディープレス
☆伊橋が3度目の防衛に失敗、鈴木が第20代王者となる▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第二戦
○伊橋剛太(3分31秒 片エビ固め)×ゴージャス松野
※ボディープレス▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第三戦
○マッド・ポーリー(4分35秒 体固め)×伊橋剛太
※テーズプレス▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第四戦
○ロッキー川村(1分23秒 体固め)×伊橋剛太
※バルボアブロー
ゴージャス松野 X XX▼ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第五戦
○ランジェリー武藤(1分36秒 片エビ固め)×伊橋剛太
※シャイニングウィザード
☆五番勝負は伊橋の2勝3敗で終了◇第1アンダーマッチ◇
▼20分1本
○渡瀬瑞基 レッカ ディエゴ 下村大樹(6分23秒 片エビ固め)松永智充 星誕期 島谷常寛 ×神野聖人
※バックドロップ◇第2アンダーマッチ◇
▼東京女子プロレス提供アイアンマンヘビーメタル選手権時間差バトルロイヤル/時間無制限
[挑戦者]○優宇(16分45秒 片羽絞め)[第1266代王者]X瑞希
☆瑞希が防衛に失敗。優宇が第1267代王者となる【退場順】[1]チェリー[2]甲田哲也[3]のの子&まなせゆうな[4]のどかおねえさん[5]小橋マリカ[6]黒音まほ[7]辰巳リカ[8]山下実優[9]中島翔子&坂崎ユカ[10]滝川あずさ
◇第1試合◇
▼30分1本
○吉村直巳 上野勇希(10分49秒 片エビ固め)岩崎孝樹 ×飯野雄貴
※正念場◇第2試合◇
▼初代KO-D10人タッグ王座決定戦/60分1本
LiLiCo 大石真翔 レディ・ピアード スーパー・ササダンゴ・マシン ○大家健(10分23秒 片エビ固め)大鷲透 ×平田一喜 ジョーイ・ライアン 赤井沙希 ヨシヒコ
※炎のスピア
☆大石&LiLiCo&レディビアード&ササダンゴ&大家組が初代王者となる◇第3試合◇
▼イケメンvsアイドル!仁義なき男前バトル/30分1本
○黒潮"イケメン"二郎(12分0秒 イケメンクラッチ)×勝俣瞬馬◇第4試合◇
▼4WAYタッグマッチ
鈴木鼓太郎 ○高尾蒼馬(10分30秒 エンドレスワルツ)マイク・ベイリー ×MAO
※あと2チームはカズ・ハヤシ&石井慧介、木髙イサミ&宮本裕向◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[第30代王者組]○KUDO 坂口征夫 高梨将弘(13分52秒 片エビ固め)[挑戦者組]ディック東郷 ×アントーニオ本多 ヤス・ウラノ
※ダイビングダブルニードロップ
☆KUDO&坂口&高梨組が初防衛に成功◇第6試合◇
▼DDT20周年記念試合ウェポンランブル~全権・コントラ・結婚~/時間無制限1本
○男色ディーノ(17分16秒 漢固め)×高木三四郎
※ゴッチ式男色ドライバー
☆ディーノがDDTの全権を獲得(試合終了後)
ディーノ「人生を懸けた大一番、勝ったのは男色ディーノ様じゃ! DDTは私が変えてみせる! やりにくいわ! なんで来たの?」高木「ディーノ、それは俺のセリフだよ! ディーノ、全権はちょっと置いておこう。40年間育ててきた息子の気持ちはわかるか!」
ディーノ「息子は私ですけど」
高木「そんなことどうだっていいんだよ! お母さんの気持ちがわかんねえのか! 俺にわざわざメールでくれたんだよ! うちの息子にいい人を見つけてくれませんかと。ディーノ、結婚しろ。ディーノ、結婚はいいもんだよ。守るべき人ができれば、男はそれだけ成長する。大きくなる。そうだろ、加代子(加代子さんは無視して引き揚げてしまった。)
ディーノ「結婚っていいもののようですね」
高木「ディーノ、もうちょっと独身でもいいじゃない? お母さん、すいませんでした! もうちょっとしたら僕が見つけるんで。ありがとうございました(八重子さんは大「ヤエコ」コールの中、退場)DDTの全権を握るってどういうことかわかるか? コイツら全員がオマエの肩にのしかかってくるんだ。覚悟はあるのか?」
ディーノ「覚悟がなくて欲しいっていうと思う?」
高木「よくぞ言った。男色ディーノ、たった今からDDTの全権をオマエに託す! 難しい数字のことは俺がやるからDDTの中身はお前が思い通りにやってくれ! これで俺も心置きなく引退します!……嘘じゃー! オマエが好きにしていい。今日からオマエがDDTのプロデューサーだ」
亜門「ディーノ、プロデューサー就任おめでとう! これからはゼネラルマネージャーと二人三脚でビシビシ仕切っていこう!」
高木「鶴見亜門GM、あなたは今日でクビです」
亜門「そんな!」
高木「DDTに舵取りは2人いらねえんだよ。オマエはクビだ!」
ディーノ「私も大勢の前で言ってみたかったのユー・アー・ファイアー!」
亜門「そんなヒドイ話ないですよ! 私はやめません」
ディーノ「摘まみ出しなさい!(嫌がる亜門をセコンドが胴上げして摘まみ出してしまった。」
高木「たった今からプロデューサーとして舵を取ってくれ。みんな期待してくれ」
ディーノ「私がリング上の全権を握りました。そして宣言する。守りに入ってんじゃねえよ。私がプロデューサーに就任したからにはDDTは攻め一辺倒よ!」
【高木の話】
高木「まあリング上で起きたことが全てですよ。本当に勝つつもりでいたんだけどね。何だろうな。うーん……やっぱり男色ディーノの執念が勝ったというか、男色ディーノのいまのDDTを何とかしなくちゃっていう思いが勝ったのかな。まあDDTの中のクリエイティブなことは、今後はディーノが舵を取ってやればいいんじゃないかな。面倒臭い事務作業とか、数字的な部分は俺がやるけども、ひと言で言えば下駄を預けましたよ男色ディーノに。もう彼がすべてやればいいと思います。いまの彼ならば、DDTをもっともっと盛り上げていってくれると思うので。」ーー鶴見亜門GMは今後どうなるんでしょうか?
高木「元々ね今林久弥として広報業務もやっていたし、何か二つやるのはいまの彼は重いんじゃないかなと思って。彼はいままで頑張ってきてくれたけど、歳だし! もっともっといまのDDTは新しい人たちがクリエイトしていかなくちゃいけないと思うし。男色ディーノだったら、それが健全に若い連中を引っ張っていってくれるんじゃないかなと思いますよ。だから鶴見亜門GMはクビということで。いままでお疲れ様でした。7年間ですか。まあ広報業務として残るんじゃないですか。」ーーディーノ選手に全権を渡して、ご自身はこれからどうしていこうと。
高木「ちょっと経営をやりますよ。(リング上のことは)経営と全然違うんで。やっぱり経営とクリエイティブな部分を両方やっていたから、いろんな部分で支障が来ちゃったのかなと思う部分もあるので。もうクリエイティブな部分は全部、彼に任せればいいんじゃないかなって。まあ一枚一枚チケットを売っていきますよ。そういうことです。」ーーリング上のことに関わらなくなるというのは、旗揚げ以来初めてのこと?
高木「うん、旗揚げ以来初めてですね。本当に旗揚げ以来初めて。だからちょっと自分の中でもやっぱり……ちょっといろいろとこれだけDDTも多様化して、団体もブランドも増えていって、ちょっと限界もあったし、やっぱり頭脳はひとつしかないから。それが新しい頭脳に変わって、そのガワを俺たちが守ってあげればいいことだと思うので。」【ディーノの話】
ディーノ「はい、来た! 頭が高いよ! プロデューサー様ですよ!」ーー(頭を低くする報道陣)まず、DDTの全権を握ったということで、ディーノ選手の中で変えていきたいことややりたいことのプランなんかを。
ディーノ「なるほど。見てたら分かるって……としか言えないわね。もう見てたら分かるから、あまり言うのも野暮なんだけど、もう私プロデューサーの座に就いているわけよ。まあ、そういうこと。見てたら分かる。」ーー今日の試合に関して、高木選手とシングルマッチをやって改めて思うことはありましたか。
ディーノ「思うところと言うか何と言うか、まさかねあんなに経費をかけることに何色を示すあの人が、実家から(母親を)召還していたとは。それがちょっと、本当に予想外! まさかそこまでのを使って来ると思わなかったわ。あそこで本当に……みんなには分からないでしょうね。母親がいる前で技をかけられている息子の気持ちって。何度も心が折れそうになったわ。でもまあそれをつなぎ止めたのが、私のプロデューサーへの、全権への執着心でしたぁ。いい話だ。」ーーそのお母様が実家から出てこられたことで、試合には勝ってもまた結婚話が出てくる可能性もありますが。
ディーノ「いや、もう……逆に言うとこの試合に勝ったから、しばらくこの話はペンディングなんじゃないかな。うん、そうしてほしい。」ーーすでにやりたいことはここで言わないにしても、いろいろ考えてはいる?
ディーノ「まあまあまあ。見てれば分かる!」ーーそれは次の大会から?
ディーノ「まあ、この瞬間からよね。ひとつだけ言っておくわ。忠告ね。目を離すな!」【カシン、百田、力の話】
ーーカシン選手が希望していた百田戦がこういう形で実現したのですが。
カシン「いやいや、こういう形って。全然試合じゃないじゃないか!」ーー早朝の使用が難しいということで……。
カシン「責任を取って次の8月27、全日本プロレス両国大会で試合を、決着戦を組んでくれ!」ーー高木社長にはそのように伝えます。
カシン「そうしておいて。8月は両国で決着戦! これも朝6時30分に!(力が現れる)テメー、また来たのか!(イスを投げつける)」力「カシーン!(カシンと揉み合いになると、そこに百田も現れる)」
百田「このやろう、息子いじめやがって!(カシンは距離を取って睨み合いに)」
カシン「カミさんの心配しろ、カミさんの!(控室へ)」
百田「お母さん、どうしたんだよ?」
力「知りません。」
ーーカシン選手から対戦要求され、こういう形で対戦が実現したわけですが。
百田「基本的にはカシン選手、前回から結構俺につっかかる部分があって。さっきカシン選手、次の両国大会って言っていたけど、俺的にはたぶんカシン選手と会うのは来月の(東京)愚連隊の試合でカシン選手と当たるので。もうそのときはバッチリ決着というか、ジジイの底力を見せてやるよ。いい選手だけどね、何あれ、手に持っている訳の分からないの!」ーーあれは女子選手が使っている魔法のステッキですね。
百田「ああ、魔法のステッキ(笑)。俺、ジジイなんでたぶん魔法は効かないと思うんで。だけど今度こそ彼にギャフンと言わせてやれるよう頑張ります。よろしく。」◇第7試合◇
▼DDT EXTREAM選手権試合~カベジェラ・コントラ・カベジェラ~/60分1本
[第39代王者]○佐々木大輔(21分14秒 ミスティカ式クロスフェイスロックwithチェア)[挑戦者]×彰人
☆佐々木が5度目の防衛に成功【彰人の話】
彰人「いや、見ての通りですよ。逆に何かありますか?」ーーこういう結果になったことで、次の彰人選手の目標というか。リベンジは当然だと思うのですが。
彰人「今日、勝つことしか考えてなかったから、いま次って言われてもちょっと何も出て来ないですけど。けど、自分の中でプロレス始めて8年、ずっと髪の毛伸ばしてきて、これがデビューしてからの彰人だったんですよ。(髪が)長いのが彰人! 今日でいままでの彰人は死にましたね。僕がカリスマを成仏させるって言ったんですけど、僕が逆にカリスマに成仏させられたのかなって。そんな気分です。まあ……ずっとこんなことばっかり気にしてたってしょうがないんで。いますぐにって言われたら無理かもしれなけど、気持ち切り替えていこうかなと。ここでへこたれていたら、せっかく今日応援してくれた、僕に髪の毛守ってって言ってくれたファンの人に申し訳ないから。すぐに前を向いて、すぐにやり返しに行きます。以上です。」◇第8試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合
[挑戦者]○HARASHIMA 丸藤正道(16分14秒 体固め)[第61代王者]×入江茂弘 樋口和貞
※蒼魔刀
☆入江&樋口組が4度目の防衛に失敗。HARASHIMA&丸藤組が第62代王者となる(試合終了後、入江は本部席の大槻ケンジさんに泣きながら謝罪した。
HARASHIMA「丸藤さん、やりましたね。僕らハラシマルフジ、タッグのベルト獲りました!」(そこへディーノプロデューサーが「おめでとう!」とやってくると)
ディーノ「DDTらしさを味わってもらう(と言って次の挑戦者をディーノ、さらに呼び込んだ高木とアナウンス。さらに場所を9月20日「工場プロレス in 宮地鉄工所」とアナウンスする。)」丸藤「まずはみなさん今日はありがとう。次の相手、高木大社長と数年前に俺の唇を奪い損ねた男色さんだよな。ここまできたら俺はいいんだけど、俺の会社が何ていうか…」
(ディーノは本部席にいる内田会長を発見。)
ディーノ「そこにいるのは内田さんじゃないですか?」高木「そんなNOAHさんとあろう方が大事な選手を路上プロレスをやらせるわけないって!」
内田「高木社長、男色さん、面白いじゃないですか! 今年のプロレスリングNOAHはガンガンチャンレジしますよ。まったく問題ないです」
ディーノ「ですって」丸藤「ちょっと待て! 会長やけにすんなり返事するじゃねえか。俺はプロレスキャリア19年、路上で受け身取るために19年間、練習してきたわけじゃねえんだ。でもな無茶苦茶面白いじゃねえか。こうなったらやってやるよ!」
ディーノ「OK、丸ちゃん、DDTへようこそ!(ディーノと高木は退場。)
HARASHIMA「工場でもなんでもやってやるさー!」
丸藤も「俺とHARASHIMA選手でDDTに新しい風を吹かせてやるさー!」
2人「鍛えてやるからだー!」
【HARASHIMA、丸藤の話】
丸藤「よっしゃー!」HARASHIMA「タッグのベルト獲りましたよ!」
ーーまず対戦した入江&樋口組はいかがだったでしょうか。
HARASHIMA「僕はもう何度も対戦しているし、彼らの力強さ、プロレスの巧さ、強さ、勢い、全部分かっているんで。はい、今日も相変わらず強かったです!」丸藤「本当に素晴らしい選手ですね。あんま別に対戦相手のことを褒めるうんぬんじゃないですけど、あれだけ大きくて動ける日本人っていうのは、日本のプロレス界にとっても、このDDTさんだけじゃなくて本当に宝だと思うし、機会があったらまたタッグでも、何ならシングルでもやってみても面白いんじゃないかと思います。」
ーー改めて丸藤選手とのタッグはいかがでしたか?
HARASHIMA「いやぁ、もう心強いし…楽しかったです!」丸藤「やりながらワクワクしましたね!」
HARASHIMA「よかったです!」
ーー早速、DDTの全権を握って防衛戦として、高木&ディーノと工場プロレスでやるということを言われましたが。
HARASHIMA「僕は工場はやったことないですけど、あらゆる路上を経験しているし。そういうところはすごく僕は楽しみで、そういうところでタッグタイトルが出来るというのが、いま今日の試合以上にもっともっとワクワクしています!」ーー丸藤選手は工場プロレスは未体験だと思うのですが。
丸藤「未体験ですね! 工場なんて見学しかしたことないし。働くか見学するところだと思っているんでね。まあでもうちの会長がやけにスンナリ面白いとかやるとか言っちゃったから(苦笑)。」HARASHIMA「そうですね。よかったですぉ。」
丸藤「まだノアの会長になってから(月日が)浅いんでね。何でもかんでもやろうっていう姿勢はすごいと思うんですけど、やるのはこっちですからね!」
HARASHIMA「ハハハハハハ。」
丸藤「でもリング上でHARASHIMA選手が「やりましょう」って言っていたし、お客さんの声が一番だと思うので、別に俺も変に格好付ける必要ないと思うし、どんどんやらせてもらいます。」
ーー対戦相手が高木&ディーノという、まさにDDTを象徴する二人なんですけど。
丸藤「工場でその二人と試合したあとの風景も、また楽しみなので。1回目の防衛戦に関してはいい相手なんじゃないかなと思います。」ーーHARASHIMA選手として何度もやっている相手ですが、ディーノ選手が全権を握ってDDTも変わろうとしている中、この二人と対戦するわけですが。
HARASHIMA「もうこれは新しいDDTが始まるのかなと、ちょっとワクワクしますね。」【入江、樋口の話】
樋口「すみません。入江さん、すみませんでした。」入江「いや違うよ。僕が悪いよ。」
樋口「すみません。」
入江「樋口が勝って、ほとんど樋口が防衛してきたベルトを今度は自分が落としてしまって。しかも今日は大槻(ケンヂ)さんが僕のために曲を書いてくれて、絶対に負けてはいけないのに。僕、本当に樋口がずっと守ってきてくれたベルトを、僕が落としてしまって。」
樋口「違います! 違いますよ。」
入江「僕はもう……まだまだまだまだこれじゃダメだ。僕はもっともっともっともっと上を目指すから。樋口はどうするか分からないけど、僕はもっともっと上を目指していくから。それがどんなやり方か分からない。それはもう僕のやり方でいく! まだまだここで止まらない。まだまだ上に行く。それだけですよ。」
樋口「入江さんが自分のせいとか言ってるけど、そんなことは全然ないんです! タッグは組んでタッグじゃないですか。今日の負けでベルトを落とした敗因は自分にもあるんで。全然入江さんだけのせいじゃない。自分のせいでもあります。今日は本当にすみませんでした。」
入江「謝るなよ。」
樋口「いやいや。謝らせてください! ただ本当にすみませんでした。ただ入江さんとのタッグは、本当にすごい勉強になったし、入江さんは何か違う形なのかもしれないですけど、自分も自分で上を目指していくんで。」
入江「僕は正直、樋口とタッグを組むまでは生意気な後輩だと思っていたけど、いまはもう一緒にチームを組んでくれて感謝しかないよ。ありがとう!」
樋口「そんなことないです。入江さん、自分のほうこそありがとうございました!(入江と握手)」
入江「アメリカ風に言わせてくれ。アイラブユー。」
樋口「センキュー!」
◇第9試合◇
▼KO-D無差別級選手権試合
[第61代王者]○竹下幸之介(29分2秒 クロスアーム式ジャーマンスープレックスほールド)[挑戦者]×遠藤哲哉
☆竹下が7度目の防衛に成功(試合終了後)
竹下「両国にお集まりの皆さん、ありがとうございました! 今日でスーパーアリーナでベルト奪取してから7度目の防衛に成功しました。DDTの選手、みんなこのベルトに懸ける思いが強いので毎回厳しい闘いが続いていますけど、僕は負けません! 負けたくないし、負けられないし、僕は勝ち続ける運命にいると勝手に思ってるんで、僕が必ずこのベルトを…」(ここでディーノプロデューサーが登場)
ディーノ「次の防衛戦の話です。私思いました。タケちゃん、やりたい人いる?」竹下「例えば」
ディーノ「黙れ! 決めるのは私よ! もう舞台は用意してあります。9月24日後楽園で防衛してもらいます。挑戦者も決めているの。DDTのシングルのベルトを持ってる人を当てようと思っています。この男です」
(登場したのはインディージュニア王者の大家。)
ディーノ「タケちゃん、私思うんですよ。タイトルマッチですごいクオリティの防衛戦をやっている。このベルトを懸けさせようと思っているんですよ」竹下「このベルトとこのベルトを懸けて統一戦やりましょうしょ!」
ディーノ「はぁ? 誰がシングルマッチって言いました? DDTにベルトを持ってるのは一人じゃない。佐々木大輔聞いてんでしょ? おいで(佐々木が現れる)3本のベルトを懸けてやってもらいます」
佐々木「おい、俺はテメエの指図は受けねえぞ」
ディーノ「黙れ! やるんだよ! これは決定事項です」
大家「このインディーいち強い大家健が負けるわけねえだろ! テメエらぶっ潰して俺がプロレスをメジャースポーツにするぞ! ガンバレ、俺!」
ディーノ「ですって」
竹下「DDTの若い衆、えっさっさこれぐらいやれよ! やるよ!」
佐々木「竹下、テメエはテツヤのカタキだ。やってやるよ。健、オマエみたいな素人が入れんのか?」
大家「素人だろうがチャンピオンなんだよ!」
ディーノ「素人は認めんだな(大家とディーノは退場。)
竹下「男色政権、面白そうじゃないですか。でも大家さんは後楽園の前にあのタイトルマッチがあるんで、失ったらどうするんですかね? 誰が相手でも必ずぶっ倒して守ります。約5年前に日本武道館でこの8月、ガリガリの17歳がデビューして、今22歳、両国のメインを締めます。僕はもっともっと心も体もビッグに、このDDTをもっともっとデカくします。だから黙ってDDT、竹下幸之介についてこーい!」
【竹下の話】
竹下「大家さんはすごいですね。僕、歳20ぐらい違うんですよ。まああんな40歳にはなりたくないですよね。」ーーまず遠藤選手とのタイトルマッチはいかがだったでしょうか。
竹下「うーん……まあ終わってみたら、結果論、僕がこうやって防衛しましたけど、何なんでしょうね。やっている僕はとにかく毎回同じですよ。引き分けしようと思って試合するレスラーはいないので。この間も勝ちにいった結果、決めきれなくて60分(フルタイムドローに)なりましたけど。この両国という舞台において、勝ちに行こう、勝ちたい、勝たなければいけないっていう気持ちは僕のほうが上回ったかなと。その結果がこのベルトかなっていう。で、僕がずっと言ってる通り、遠藤選手とはもうしばらく(対戦したくない)。よっぽどこういうトーナメントで優勝したとか、こういう理由がなければ、もうしばらくはやりたくないですよね。ずっと言ってますけどね。だからそれは遠藤さんも分かっていたと思うので。だから本気でこのベルトを獲りにきたと思うけど、ちょっと僕のほうが勝ちたい気持ちが上回りました。」ーー試合後、DDTの全権を握ったディーノ選手から、次のタイトルマッチはEXTREME級王者の佐々木選手と、インディペンデントジュニア王者の大家選手、三人でタイトルマッチをするように言われましたが。
竹下「僕としてはそれは統一戦という形になると、防衛戦でもあるわけですよね。僕は防衛回数っていうのを重ねたいし。プラスほかのベルトも巻いていきたいっていう気持ち、すごいあります。あんな男色ディーノ政権、本当に「攻める」「攻める」と言うなら、僕も攻めたい気持ちありますよ! 僕はいまだにこれだけ両国のメインとかやっても、両国がイケイケになったとかっていうのは、僕は2013年の2DAYSとか、2014年の棚橋(弘至)選手との試合で。僕はイケイケになったっていうのはもう終わりなので。ここからはもっともっとベルトの価値も、竹下幸之介の価値も、DDTプロレスの価値も上げていきたいんで。僕は井の中の蛙だと思っているんで。いろんな団体に出たいし、極論、DDTはこれだけブランドがあるんだから! DNAはもっともっとシングルやりたい選手いるし、BASARAにも上がってみたいし、ガンプロにも僕は…ガンバレ☆クライマックス公式戦、僕は全部見てますよ。全部見たし、ガンプロにも僕は上がりたいし。もっと欲を言えば、東京女子にもいつかはね。それぐらいの貪欲さでいきたいですね。いまプロレス楽しいし、すごい充実してる。けど、僕にはまだまだ足りないものがある。でもその足りないものは、いまのDDTにはない。僕に勝てると思う選手も、僕からしたらいない。だからもっともっと広い目で見たいですプロレスを。」ーーある意味、プロデューサーとなった男色ディーノ選手に、いまの竹下幸之介をどう使ってくれるんだと逆要求するような感じですか。
竹下「そうですね。だから別にKO-D無差別級王者として…それは男色ディーノが決めればいいことですけど、僕はKO-Dタッグ。次、路上でのタイトルマッチが決まってましたけど、それが終わって丸藤選手が防衛していれば、丸藤選手とも絡みたいと思うし。行く行くはシングルもやりたい気持ちありますよ、やっぱりそれは。だからそういうところに貪欲にいきたいですよね。だから僕自身はずっと攻めてきたつもりだけど、もっと攻めてやります! そういうチャンピオンロードを歩いていきたい。」ーー大家選手と佐々木選手、自分の中ではどちらが要注意だと思っていますか。
竹下「まあ問答無用で佐々木選手ですね(苦笑)。佐々木さんでも僕は負ける気しないですけど、まあほぼ僕が勝つ可能性が高いと思います。80%ぐらい。大家さんに関してはもう150%ぐらいで僕が勝つんで。負ける要素がなさ過ぎる。でも、そういう選手と闘うことによって得るものって、僕はあると思っているので。そこを大家さんから吸収しつつ、佐々木さんといい試合をしたいと思います。」【遠藤の話】
ーーものすごい試合でしたが、惜しくも敗れてしまいました。
遠藤「見ただろ? アイツつえーんだよ。バケモノだよ、バケモノ! もう団体の中では止められる人間……佐々木大輔様しかいないんじゃないか。挑戦表明してたんでしょ? 俺に出来ないことでもあの人は実現させるから。あー、キツイ……。とにかくしんどい。ああ……情けないなぁ! あんなデッカイこと言って、この結果。本当に今日の試合は、俺の弱いところが全部出た。そんな試合だった。もうリングに上がったら、信じられるものが自分しかいないから。本当に俺の心が弱かった、それだけ。以上。」【佐々木の話】
佐々木「おいお前、俺が負けて坊主になると思ってただろ?」ーーそんなことはないですよ。
佐々木「俺もな、坊主になって、タクシードライバーになって、女の子ナンパして、ポルノ映画を観に行こうと思ってたんだよ。でもよ、俺は負けなかった。やっぱりよ、俺って強いだろ?」ーーそうですね。
佐々木「そうだろ? よし!」ーー改めて彰人選手はいかがでしたか。
佐々木「うーん……たぶんやっぱね、心のどこからで彼は坊主になってもいいと思ってたんじゃないかと。横を刈ってるし。俺、横を刈ってないから! その違いが出たのかなと。」ーーメイン終了後、DDTの全権を握ったディーノ選手から、EXTREME級王者としてKO-D無差別級王座を防衛した竹下選手、インディペンデントジュニア王者の大家選手の三人でタイトルマッチを行うことは決定事項だと言われましたが。
佐々木「まあ男色ディーノの言うこと……あいつは権力を持ったかもしれないけど、その権力を俺が奪い取ってもいい。ただ竹下! あいつだけは許さない。テツヤの仇。あともう一人、素人・大家健、あいつには興味ないよ。」【大家の話】
大家「オイ! オラ、オイ! ベルト、今年一本獲ったと思ったら、また一本チャンスが巡ってきたぞオイ! 何だオイ! 佐々木大輔、30歳ぐらいだろテメー! 10歳も年下のクセに素人呼ばわりするんじゃねぇよ! 俺はお前、何年目だと思ってんだオイ! 多少失踪したり、ケガしたりして、欠場したりしてるけどオイ! プロレス界に入ってからだったら17年くらい経っ……いや、オイ! リングで受け身取り始めてからは20年以上経ってんだよ。素人だ? ふざけんじゃねぇ! 玄人だ! 玄人中の玄人だよお前! 玄人中の玄人が(テーブルを叩きながら)プロレスをメジャースポーツにするって言ってんだろうが! だから! だから! だから! いまプロレス界に現存するベルト、俺が全部総獲りだ、総獲り! 総獲りしてやってよ、男色ディーノが決めたとか何とだとか、そんなことはまったう関係ない! チャンスがあれば獲りに行くぜ! 誰が相手だって俺は獲りにいくぞ! オイ! 9月24日はみんな俺が負けると思ってんだろ、お前ら! みんな負けると思って! オイ! お前は負けると思ってんだろ?」ーー24日はともかく(9月)21日にも防衛戦がありますよね?
大家「ああ、あるな。あるな。……21日、俺が負けると思ってんのかオイ! そうじゃねぇだろ。だったらいいじゃねぇか別に! このベルト……21日に確かに懸けたけど、防衛戦は関係ねぇだろお前! なあ? 9月24日! DDT後楽園ホール大会で俺は! ベルトをもう一本獲ってやるよお前! なあ? お前ら見ておけよ! そしてな、プロレスのレベルが(つま先辺りまで手を下げて)これくらいから(手の位置を上げていって)ドンドンドンと……メジャースポーツになります。野球? プロ野球? ふざけんな! アメリカンフットボール、ふざけるな! オリンピックな! プロレスはな、オリンピックを今年中に越えます! 俺が越えさせてみせますぅ! 以上!(テーブルを叩く)」【男色ディーノプロデューサーの展望】
ディーノ「どーもー。あ、すみません。初めましての方もいらっしゃるかもしれませんね。わたくし、DDTの新プロデューサーに就任しました男色ディーノと言います。どうぞよろしくー。何かありますか? 質問には答えますよ。」ーー試合後、「見ていれば分かる」と言ってましたが、プロデューサーとして早速決めたことがチャンピオン同士の三つ巴の争いだったと。このタイトルマッチは三本のベルトが懸けられるのか、それとも……。
ディーノ「うーん、まあ私も思いつきで言っちゃった部分があって。まあ決定まではこぎ着けたので、ここからどうしようかなーって思っていて。どうしようかなー、何が面白いかなぁ。ただね大家さんが勝ったら面白いかなと思う私もいるから。大家さんが2回勝つことはたぶんないと思う。だからそこら辺はちょっと条件を考えて、明日また会見で決まったことはまた発表しようと思うんだけど、まあ今晩、私は枕元ですごく夢想して。いろいろ。何が一番起こり得ないことが起こるんだろうなと考えて、その結果を明日発表させていただきますよ。」ーータッグタイトルのほうでも、ご自身と高木選手のタッグで……。
ディーノ「これはごめんなさい。私のちょっと私情が入っちゃった部分もあるんだけど、権力を持ったら真っ先に自分のために使おうって決めていたから、そういう意味ではガッツリと自分のために使うことになりました。何年越しかで丸ちゃんの男を感じさせていただこうかなと思いまして。ただやるのもアレだなぁと思ってね。DDTを本当にお腹いっぱい味わっていただこうかと思って、路上プロレスという場を用意致しました。DDTならではのフルコースでございます! どうでしょうか?」ーー竹下選手から「いまDDTの中で自分に勝てる相手はいないと思うので、プロデューサーになったディーノ選手に攻める方向で使ってほしい」というようなことを言ってましたが。
ディーノ「うーん、舐めてるねぇ! 私に言わせりゃまだまだ舐めているね。はぁー、強いだけで勝てちゃうと思っちゃうだねぇ。そっか、そっか。まあまあまあ、いいですよ彼のその若さもね、人間のひとつの通過点ですから。彼はここからプロレスの奥深さを…本人分かってるつもりでいるかもしれない。いろんなプロレスを見ているかもしれない。でも味わうことは違うよっていうことを、大人として教えてあげなきゃなぁと思っておりますよぉ。ちょっとね、ハッキリ言うと舐めてますね! まだプロレスを。」ーー鶴見亜門GMが「まだGMを辞めない」と言ってましたが。
ディーノ「え? ちょっとごめんなさい。誰のことですか?」ーー鶴見亜門…元? GM?
ディーノ「ああ、何か聞いたことあるな。あれ? ちょっとごめんなさい。確かに昔、そういう人がいたかなとは思うんだけど、ちょっと記憶にないです。ごめんなさい。」DDT年に1度の両国大会、第6試合では高木が勝利すればディーノが結婚、ディーノがDDT全権委譲されるディーノの運命やDDTの命運を決まる試合は、時間差で互いに持ち合った公認凶器が使用されるルールで行われ、まずDDTには珍しい有刺鉄線バットが持ち込まれ、高木が一撃を狙うが、奪ったディーノが逆に一撃、次に有刺鉄線電気マッサージ機が持ち込まれ、ディーノが有刺鉄線電マ機を高木の尻に突っ込み、ケツ掘りと先手を奪う。
劣勢の高木だったが、次に持ち込まれたのは拡大コピーで張り出されていた婚姻届ボード、高木はイスをセットして婚姻届ボードを置くと、その上にボディースラムで投げ、ダウンしているディーノ脳でを掴んで婚姻届にサインさせるが、ディーノの負けじと高木愛用の高級時計を公認凶器として持ち込まれ、イスの上に高級時計を置いて有刺鉄線バットでの殴打と高木に精神的ダメージを与える。
次に登場したのはケンドー・カシンと百田光雄&力親子、3人は朝6時半から国技館前での早朝プロレスを訴えていたが、国技館側に怒られてしまい却下されていた。3人が試合に加わるとカシンがフェアリー日本橋から奪った魔法のステッキで高木を飛ばし、力のセイバーチョップも高木に命中させるなど試合を大混乱に陥れる。
次に登場した公認凶器は楽しんごを中心としたオネエ軍団が登場するが、カシンに迫ったためカシンは困惑、カシンは木曽レフェリーを生贄に差し出し、木曽レフェリーはオネエ軍団の餌食にされると、この時点でカシンvs百田親子は無効試合とされ、カシンは8・27全日本プロレス両国での決着戦を訴えて3人は退場する。
次に登場したのは高木の公認凶器のマッチョ29も、オネエ軍団の餌食にされて逃げてしまい、まったく役に立たず、この間にディーノが地獄門を狙いにコーナーも高木がカンチョー攻撃で阻止するが、ここで公認凶器として映像が流れ、高木がロフトワンでのトークショーでテキーラを飲んで酔ってしまい、全裸になった姿が晒されると高木は精神的にダメージを負い、ディーノはあてがいを炸裂させ、ホモイェから男色ドライバーで突き刺す。
そこで次の公認凶器として登場するのはディーノの母である八重子さん、まさかの母の登場にうろたえるディーノに八重子さんはリップロップで捕らえ、これを逃さなかった高木が丸め込み、クローズラインからシットダウンひまわりボムと畳み掛けると、今度は公認凶器として高木夫人である加代子夫人が戦闘モードで登場、まさかの夫人登場にうろたえる高木にビンタを放った加代子夫人はムーンサルトプレスを投下すると、最後はディーノがゴッチ式男色ドライバーで3カウントを奪い、ディーノが勝利を収めた。
試合後に高木が経営、ディーノが現場責任者という新体制が発表されたが、ディーノが「現在のDDTはストロングポイントを消した流れになっているんじゃないのかと、もうちょっと自由にバカバカしいことをやっていん、それでこそヨソから怒られることをやってもいいんじゃないかって思ったりしているのよね」と週刊プロレスで発言してきたが、確かに共感する部分がある。現在のテレビが視聴者の見る眼が厳しくなったことで、自由に出来なくなり面白さが半減、またプロレス界もそういった声に対してぼんやりとした不安を抱えている。「DDTは漫画雑誌であれ」とディーノが発言したとおり、漫画雑誌もギャグあり恋愛ありシリアスがありといろんなジャンルがあって当たり前で、最近のDDTは笑いの要素も薄れつつあることも事実だった。
自分的にはDDTはシリアスさもいいけど、もっとやんちゃをしてもいいと思うし、それを一切消し去ってしまってはDDTらしさも消えてしまうのではという危機感、高木も社長として現実と向き合いながら考えていたはず、そこで長年DDTに在籍しているディーノに現場責任者としてDDTを託された、ディーノ革命によってDDTの流れはどう変わって行くのか、現在のDDTに求められるのはチャレンジするという攻めなだけにじっくり見定めたいと思う。なお鶴見亜門GMはディーノと二人三脚でDDTを支えていくとアピールしたが、高木社長によって強制解任され、今林広報に降格となった。
敗者髪切りマッチとして行われたDDT EXTREAM選手権は場外へエスケープしリングインした佐々木に、彰人が膝への低空ドロップキックを放って足攻めを狙うが、佐々木はコーナーへのフラップジャックから首攻めを展開、ノーDQルールを生かして彰人の首にイスをかざして鉄柱攻撃、リングに戻ってから首筋めがけてフライングラリアットと反撃するが、イスの上へのネックブリーカー狙いは逃れた彰人がイスの上へのニークラッシャーで反撃、ロープに固定してのクロス式ドラゴンスクリューから脚横須賀狙いは佐々木が逃れてドロップキック、佐々木がラダーをセットし昇るが、彰人がラダー越しでのドラゴンスクリュー、脚がラダーに引っかかると彰人がイスで殴打するなど足攻めで形成を逆転させる。
しかしあくまでノーDQルールを活用する佐々木は急所蹴りの連打からイスをフルスイング、場外に逃れた彰人に佐々木がトペスイシーダを炸裂させ、佐々木はポーリーに彰人をイスを座らせるとラダーをロープ越しにセット、ラダー上からダイビングエルボーアタックを発射するが、リングに戻ると佐々木はラダーの上に彰人を寝かせてダイビングエルボーを投下するが自爆すると、彰人はラダーをコーナーにセットし、コーナーのラダーめがけて筋肉大移動で佐々木は両膝を強打したところで彰人が足四の字で捕獲、、プッシュアップバーでの殴打で脱出した佐々木はNOW OR NEVERから彰人をラダーで挟んでダイビングエルボーWITHイスを投下、テーブルも投入して佐々木はラダー上からのダイビングエルボー狙いは彰人が起きてテーブルで殴打して阻止、彰人はテーブル貫通足横須賀を敢行、スコーピオンでスロックで捕獲で捕獲、ポーリーの介入も佐々木のイスが誤爆してしまう。
これで彰人の流れになるかと思われたが、彰人はイスの上への足横須賀を狙うと、佐々木がDDTで切り返してからギターショットで一撃してから、ミスティカ式クロスフェースWITHイスで彰人がギブアップで佐々木が防衛、敗れた彰人はバリカンでバラモンカットとされたがエンディングでは丸坊主となっていた。メインの竹下vs遠藤のKO-D無差別級選手権はヘッドロックで捕らえる遠藤に竹下がいきなり高角度でのバックドロップで投げ、場外に逃れた遠藤にノータッチトペを炸裂させてから、エプロン角めがけてのブレーンバスターで投げ、遠藤の腰に大ダメージを与える。
腰攻めで竹下が先手を奪ったが、遠藤はハンドスプリングキックでエプロンの竹下を場外へ落とし、場外マットを剥がしてのボディースラムを敢行してから、リングに戻すと串刺しを狙う遠藤を両足で竹下がコーナーに座って迎撃を狙うが、遠藤は足をキャッチして引っ張り落とし、竹下はコーナーに首を直撃させると、これを逃さなかった遠藤が首攻めを展開、竹下はエルボーを狙うが首の痛みで放つことが出来ずも、遠藤は突進は竹下がスロイダーで投げる。
ロープワークの攻防で竹下が場外へ落ちると、遠藤はトペを狙うがリングに素早く戻った竹下がミサイルキック、ハンドスプリングもバッククラッカーで迎撃、竹下は串刺し逆水平も遠藤がドロップキックで迎撃し場外の竹下にプエロ・デ・アギラを発射、竹下は首を押さえてうずくまる。
リングに竹下を戻すと遠藤は串刺しエルボーからブレーンバスター、その場飛びシューティングスターと攻勢をかけ、エルボー合戦と竹下がフランケンシュタイナー、ブルーサンダー狙いを河津落としで切り返した遠藤は変形ストラングルホールドで捕獲、トーチャラックボム狙いは竹下が堪えてブルーサンダー狙いは遠藤が膝で阻止、だが竹下が強引にブルーサンダーを決め、パワーボム狙いは遠藤がリバースする。
竹下とジャーマンで投げるが、遠藤が着地してのジャーマンも竹下が着地してニーを炸裂させ、両者ダウン、起き上がった竹下はハイアングルでの投げ放しパワーボム、ドラゴンスープレックスから突進は遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイで迎撃し、遠藤がコーナーも竹下はトップロープからの雪崩式ブレーンバスター投げ、串刺しを狙う竹下を迎撃した遠藤はコーナーも、竹下がキャッチしてケニー・オメガの人でなしドライバーで突き刺し、ジャーマン狙いは遠藤が抵抗し、竹下は遠藤をヒップトスで花道へ出すと、花道でのツームストーンパイルドライバーを狙うが、切り返した遠藤が逆に突き刺し竹下に大ダメージを与える。
リングに戻った遠藤はスワンダイブ式のフォアアームから垂直落下式ブレーンバスター、シューティングスタープレスで勝負に出るが、竹下は顔面への剣山で迎撃し、竹下は串刺しビックブーツから投げ放しジャーマンもユルゲンラリアット狙いは遠藤のラリアットが先に命中、遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイ with Diamondsからシューティングスタープレスを投下するが、竹下はカウント2でキックアウトする。
遠藤はスカイツイスタープレスを狙いにコーナーへ向かうが、竹下がすがりついて離さず、遠藤は中指立てる竹下にトーチャーラックボム狙いは竹下がスリーパーで捕獲、竹下がエルボーから突進も遠藤がハンドスプリングレッグラリアットからトーチャーラックボムで叩きつけ、再度スカイツイスタープレスを狙いにコーナー昇るが、竹下が雪崩式ジャーマンで投げユルゲンラリアット、ビックブーツの連打からジャーマン、クロスアームジャーマンスープレックスで竹下が3カウントを奪い王座を防衛となった。
4月29日の対戦では引き分けで遠藤があと一歩まで迫りながらも竹下には勝てなかったが、今回の試合では遠藤が何歩先に進んでも、竹下がその十歩も先に進めてしまったということを示した試合。最後のフィニッシュはクロスアームだったが、竹下にはまだまだ開いてない引き出しがあり、遠藤はその引き出しを開ききることは出来なかった。遠藤にしてみれば追いついたと思っていたが、いつの間にか竹下に突き放されていたという現実を突きつけられる結果となった。エンドロールには佐々木やポーリーのDAMATIONのメンバーは登場しても遠藤は姿を見せず、遠藤にしてみれば大舞台で竹下に煮え湯を飲まされたという悔しさが残ったのではないだろうか・・・試合終了後にはディーノプロデューサーの指名で9月26日の後楽園では竹下のKO-D、佐々木のEXTREAM、そして第2試合で10人タッグ王座を奪取した大家の保持するインディベンデントワールドジュニア王座をかけられた3WAY戦を開催することを発表、一発勝負に強い大家だけでなく、インサイドワークに長ける佐々木も相手にする竹下に新たなる試練が降される。
セミのタッグ選手権は序盤こそ挑戦者組が連係を見せるが、王者組はHARASHIMAを捕らえ挑戦者組を分断、交代を受けた丸藤も樋口相手に鞭のようにしなる逆水平を放っていくが、樋口の逆水平に打ち返されてしまい、王者組は丸藤を捕らえるも、丸藤は見えない角度からのトラースキックを入江に放つと、交代を受けたHARASHIMAが入江にスワンダイブ式ボディープレスで続きミドルキック、ファルコンアロー、ハイキックからリバースフランケンと攻勢に出るが、蒼魔刀狙いはかわされたところで樋口が後頭部ラリアットを喰らってしまう。
勝負に出た王者組はHARASHIMAに合体チョークスラムを決め、樋口がぶちかましから入江がキャノンボールも、突進はHARASHIMAが延髄斬りからその場飛び蒼魔刀で迎撃すると、丸藤が入り樋口に虎王が炸裂し、入江のエルボーでダウンするHARASHIMAを丸藤がHARASHIMAを踏み台にしての虎王を炸裂させると、最後は丸藤の不知火からHARASHIMAが蒼魔刀で3カウント王座奪取。
試合後にはディーノと高木のDDT重鎮コンビが挑戦に名乗りを挙げると、場所日時は9月20日「工場プロレス in 宮地鉄工所」、試合形式も路上プロレスとされ、丸藤は内田会長に了解を求めると、内田会長も大乗り気となって決定となった。
相手が重鎮コンビで試合形式も工場での路上プロレス、丸藤にとっても未知の領域だけに自分らも興味がそそってしまう。最後にDDTは1月から初めてシングル総当りリーグ戦の開催も決定、ディーノの言葉通り攻めの姿勢を見せる、ディーノ現場責任者体制となったDDTはどう変わるのか、楽しみである。
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竹田が10年越しでデスマッチ王座奪取!大地はストロング王座初挑戦も完敗!
8月19日 大日本プロレス「Death ManiaⅤ」愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会 467人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○橋本和樹 塚本拓海(9分43秒 三脚巴)関札皓太 ×青木優也◇第2試合◇
▼20分1本
河上隆一 高井憲吾 ○宇藤純久(9分39秒 片エビ固め)浜亮太 中之上靖文 ×菊田一美
※リバース・タイガードライバー◇第3試合◇
▼ハードコアタッグマッチ/20分1本
グレート小鹿 ○アブドーラ・小林(9分26秒 逆エビ固め)星野勘九郎 佐久田俊行◇第4試合◇
▼ハンサムvsイケメン/30分1本
吉野達彦 ○野村卓矢(13分16秒 横入り式エビ固め)男色ディーノ ×植木嵩行◇第5試合◇
▼有刺鉄線ボードタッグデスマッチ/30分1本
伊東竜二 ○藤田ミノル(12分30秒 変形首固め<仮>)×"黒天使"沼澤邪鬼 宮本裕向◇第6試合◇
▼30分1本
○関本大介 KENSO(17分7秒 片エビ固め)×岡林裕二 神谷英慶
※ファイヤーハンマー◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第10代王者]○鈴木秀樹(14分21秒 片エビ固め)[挑戦者]×橋本大地
※ダブルアームスープレックス
☆鈴木が4度目の王座防衛に成功【鈴木の話】「(大地は)両国の時に思った通りの気持ちがあって。アイツは技がきれいというか、的確に打ち抜いて蹴ってくるんでそれはよかったですね。ただ、物理的なことですよ。物理的なこととして、全体的にもう少し軽いです。あれがあと5キロ…やっぱ体重って武器になりますから。重かったら蹴りもエルボーも全部一回り(強くなる)。5キロってかなりのパワーアップなので。そこで勝ちましたよ、僕は。心技体の“体”ですね。まだ僕のほうが“体”が優れていたと。
(正面から来たシャイニングは強烈だった?)ああ、だからそこに重さが乗ってれば取れたかもしれないですよね。でも、シングルでじっくりやって、最初でこのぐらいの重さとわかったので。食らったとしても、返すぞという気持ちを、心を持ってたので返せましたね。
(致命的なものは感じなかった?)いやいや、致命的ですよ。致命的ですけど、最後の最後のところで…まあ、物理的なものですよね。でも、これも才能の一つで努力の一つですから。大日本にはそういう人がいますからね。努力で駆け上がっていった人たちが。ちょっと前にアイツの近くいたヤツも、いまじゃものすごい体になってるし、そこでしょうね。でも、まだまだ負けないですよ。関本、岡林、神谷、河上に勝って、負けないです、大地には。もちろんその先も負けないです。僕がベルトをずっと持って歩いて。つまらないかもしれないですけど、それが僕には心地いいのでもっとつまらなくします。
(今後の防衛戦は)タッグリーグが始まるので、そこを彼らが…彼らというのは、僕に負けた人たちが敗者復活戦をタッグですけどやって、いかにチャンピオンにアピールできるかじゃないですかね。現状で誰とやれというのは僕には通用しないです。これは大日本プロレスという会社が言ってきても、誰か挑戦者が出てきても僕は認めないです。いったんちょっと待てと、そういう気持ちです」
【大地の話】「正直、試合に関してはなんもない。なんもないですよ…。自分がホントに情けなくてしょうがない…。それ以上の何もでないし。強くなってきたつもりでいたし。大神としても、個人としてもね。けど、そんなに現実は甘くなかったし。これ以上なんもしゃべることもないし。自分を見直す期間かな。個人としてもいまやってる大神としても。あとちょっとしたらタッグリーグだって始まるし。俺一人できょう負けて取れなくて、神谷の足手まといにもなりたくないし、しっかり見直すよ。あと、個人的な意見で一つ言うなら、鈴木秀樹がベルトを持ってようが持ってなかろうが、個人的にもう一度シングルマッチをしたいです。いまじゃなくていいし、もうちょっとちゃんと鍛えて出直してくるんで。そのときにまた、鈴木秀樹とシングルマッチをやりたいです。きょうの負けをネガティブにとらえないで、明日に向かう一歩としてやっていきます。ホントすいませんでした、取れなくって。
(これが初挑戦だったが、ベルトはまだ遠かった?)試合中は何回も届こうと思ってて、いけるだろうと何回も思った場面あったし。けど、届かなかった。神谷はすごいところまでいったと思うよ。だから、年末までに最侠タッグが始まるまでに、アイツの足手まといにならないように。俺、たぶんアイツと組むからさ。何もなければ。いや、俺が組みたいと思ってるから。このままで終わらせないし、何かしら次のステップにもいきたいから。だから、俺はしっかり鍛えてきます」
◇第8試合◇
▼BJW認定世界デスマッチヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]○竹田誠志(14分8秒 片エビ固め)[第35代王者]×高橋匡哉
※リバースUクラッシュ
☆高橋が3度目の防衛に失敗、竹田が第36代目王者となる(試合終了後)
竹田「高橋、血だらけだな。こんだけ血が出てんのに、俺は物足りねえ…と、言いたいところだけど、高橋! さんざんオマエのこと言ってたけど、正直きょうは楽しかったよ。でも、まだまだ、オマエに負けるつもりも、負けてやろうとも、そんなこともまったく思ってねえんだよ。いいか、俺がこのベルトを巻くまでに約10年間、かかった(場内は拍手)。いや、拍手するところじゃないでしょ。もう3年も4年も5年もおせえんだよ。そんななかチャンピオン張ってメイン締めてきたオマエは、すごいと思う! でも、きょう勝ったのは俺が築いてきた、負け続けてきた10年間の証だ。これが、実になって、最終的にこの名古屋で爆発したんだよ。このベルト、このタイミングで巻くのは、正直、俺のなかでは複雑だけど、でも、巻いたからには! 大日本のリング、俺が引っ張ってってやるよ! またやろう!!」高橋「悔しい…悔しいよ! でもな、最高に楽しかった。きょうの負けは、認めてやる。こんなんで俺が諦めると思うな! 大日本プロレス所属として、また俺がオマエのベルトを絶対取り返してやるからな! こんなんで諦めねえぞ! もっともっと狂ったデスマッチやってやるよ。その時は、ぜってえてめえ沈めてやるからな。覚悟しとけ! それまで防衛して待ってろコノヤロー!」
竹田「いいね、高橋。俺はオマエの足りないことってそこだと思ってたからよ。その悔しさ、これからもずっとぶつけてこい、コノヤロー。最終的に防衛し続けて、オマエとやってやるから。楽しみにしとけよ。きょうはありがとう!(高橋は退場)名古屋のみなさん、ありがとうございました!(場内竹田コール)ありがとうございます。あーだこーだ、このタイトルマッチ決まった時は言ってきたけど、俺だって小さい頃、中学生からこの大日本プロレスを見続けて、そしてこの大日本プロレスに、9年10年上がり続けて、このベルトは目標だったし、ほしかったベルトだ。でも、ここ2、3年、大日本の熱がなんかないと思ってた。そんな時に、めぐってきた、このベルトのチャンス。俺が、俺がこのベルトを持って大日本プロレスを、そして全国を竹田色に染めてやるから! オマエら、また見に来い! きょうはありがとうございました!」
【竹田の話】「高橋、あんだけさんざんコケにしたけど、正直きょう意地見せたというか、アイツのプライドも十分見えたから楽しかったよ。でも、まだまだ。アイツ5年目、6年目だろ? デスマッチやって4年ぐらいか。そんなヤツに俺が味わってきた苦しみを、一発でハネのけられちゃ困るんだよ。いいか、プライドだけは一丁前にもってんだ。でもこのベルト巻いたからには、俺が自由に好きにやらせてもらうから。高橋にはこの悔しさを忘れずに、もう一回やりましょうよ。もう一回。
(ベルトまで到達したが感慨は?)なんだろうね、複雑な気持ちですよ、正直。タイミング的に噛ませ犬って言ってきたけど、唐突に組まれて、なんの前哨戦も予感もなく組まれた試合だから。俺的にはタイトルマッチまでのモチベーションを無理やり作ってた気持ちだから。正直勝ったからって、正直タイトルマッチというよりは、普段の何気ない試合にすぎなかったんで、なんか複雑な気持ちです。でも、中学生とかその前から見てたベルトを巻いたというところでは、なんか一つの目標が叶ったのかな、というのはあります。
(いろいろ考えていたことがあると思うが、今後は)そうですね。正直高橋をあれだけ挑発してたのは、そういう悔しさとか、闘争心というのを。デスマッチというのは誰にでもできちゃいけないものだと思うし。それだけやるんだったら覚悟を持ってやらなきゃいけないものだと思ってるので。そういうのをアイツは忘れてたんじゃないかなって。俺が思うに、見てて。客観的に見て思ってたから。なんかきょうアイツのデスマッチ・スピリットというか、同じものを感じましたよ。だからその気持ちを忘れずにね、俺が持っているうちにまた挑戦するんだったら、いつでも相手になってやります。
(いまの大日本のデスマッチに何を取り戻したい?)デスマッチとストロングって対極のところにいるけど、結局は同じで。俺はここ(ハート)だと思ってるんで。ストロング、ストロングと言われてるからってデスマッチが前座じゃいけない。大日本はデスマッチの団体だと思って俺は上がっている。下の世代もそうですけど、全体がもっと牙を剥いて、やってやろうという気持ちでやれたらいいんじゃないですか」【高橋の話】「悔しいよ、そりゃ悔しいよ、せっかくアブドーラ・小林から取って、やっと第五世代が盛り上がっていこうという時に、竹田誠志、分が悪いよね。いつも勝てない。悔しい。でも勝てないから終わりじゃないんだ。勝つまでやる、勝つまでやる。俺らは簡単に諦めない。アイツ以上に血みどろは諦めが悪いから。必ず取り返してやる! 最高にしんどかったけど、楽しかった。クソッ」
今日は大日本プロレスを観戦するために1年ぶりに名古屋国際会議場を訪れた。昨年度は全日本プロレスの観戦だったが、今年は2年ぶりの大日本の名古屋大会の観戦となった。
車で乗って2時間、今回はまだ夏休み中ということで出かける人が多く、鈴鹿や桑名あたりで渋滞に巻き込まれ、到着予定時刻30分オーバーでの到着となった。
今回はデスマッチとストロングの両選手権が行われ、まずダブルメインイベントの第1試合では鈴木の保持するストロング王座に大地が挑戦、二人の対戦は4年ぶり、2015年6月27日のIGF愛知県体育館大会で行われた「GENOME-1 2015名古屋王者決定戦」 では3分で鈴木が勝利を収めている。大地は大日本に入団してから、なかなかストロング王座への挑戦には届かなかったが、鈴木との因縁の地・名古屋でやっと挑戦に漕ぎ着けた。
試合開始後に手四つの構えにきたところで、大地が先手必勝とばかりにローキックから正面飛びドロップキックで奇襲をかけると、重たいミドルキックの連打を浴びせ、シャイニングウィザードはかわされるも、手四つからのグラウンドの攻防で大地が左腕へのハンマーロックで捕らえ、レッグロック狙いは鈴木が腕十字で切り返そうとするが、大地は首をねじ切るようなスリーパーで捕らえ、鈴木相手にグラウンドでリードを奪う。
この流れを嫌ったのか鈴木がスタンディングに持ち込むと、ネックロックで捕らえ、大地の首をねじ切るかのように絞めあげると、首筋にもエルボーを落としネックブリーカーで首攻めを展開して大地は一気に失速するが、大地は延髄斬りからミドルキックの連打で流れ変え、串刺しニーの連打から、鈴木の胸板へのローキック、そしてコーナーへ昇るも、鈴木は雪崩式フロントスープレックスで投げる。
鈴木はエルボースマッシュからダブルアームスープレックス狙いは、大地が堪えると、鈴木は小鹿スペシャル78で捕獲、大地のエルボーやミドル、鈴木のエルボースマッシュと打撃戦になると、大地のキックをキャッチした鈴木はキャプチュードを決め、フルネルソンで絞めあげたあとでのドラゴンスープレックスからダブルアームスープレックスを狙うが、大地はリバース、しかし鈴木がすぐさまスリーパーで捕獲し絞めあげ、キックで逃れた大地にワンハンドバックブリーカーを狙うも、大地は膝蹴りで逃れる。
ここで勝負に出た大地はニールキック、後頭部へのシャイニングウィザード、ファルコンアローからシャイニングウィザード、DDTと畳み掛けると、ライジングDDTを狙うが、鈴木がジャーマンドライバーで切り返すとダブルアームスープレックスで3カウントを奪い王座を防衛した。
自分的には父である橋本真也もこの名古屋の地で初めてIWGPヘビー級王座を奪取したことで、親子二代でのシングル初戴冠に期待したが、現実は甘くはなかった。序盤までは大地がしっかりリードしていたが、鈴木は後手ながらも一気に抜き去っていった。しかし大地が敗れたことで現時点では挑戦者不在の状態、果たしてこの強いストロング王座に誰が挑むのか…メインのデスマッチ選手権は大日本に正式入団したばかりの高橋に竹田が挑戦、試合形式も蛍光灯+ガラスダブルボードデスマッチとされていたが、一枚のガラスには急遽決定したのか画鋲が仕込まれることになり、急遽製作されたせいなのかガラス板に接着剤らしきもので貼られている画鋲がぽとぽと落ち始める。
挑戦者の竹田は蛍光灯束を持参して登場、両者はガラス板めがけて牽制し合い、そして蛍光灯を持ち合って殴打し合うと、競り勝った高橋が場外戦に持ち込み、イスで殴打、竹田は早くも流血、リングに戻っても高橋が蛍光灯で何度も殴打し先手を奪ったかに見えたが、竹田が蛍光灯を持った高橋に起死回生のスピアーを浴びせ、イスを使っての顔面整形攻撃からイスをセットしてガラスを設置し、その上へのエクスプロイダーを狙うが、下へ着地した高橋が竹田をパワーボムでガラスボードにクラッシュさせ、大暴走から蛍光灯櫓を作り、その上へのアトミックドロップで叩きつけようとする。
必死で竹田が抵抗しするが、高橋が遂に蛍光灯櫓に竹田をクラッシュさせると、払い腰から、イスを並べて、その上にガラス画鋲ボードをセットしてジャックハマーを狙うが、竹田は逆にジャーマンで投げて画鋲ガラスボードにクラッシュさせると、バケツの中に片付けられている蛍光灯の破片を頭から被って気合を入れ、ロックボトムから大量の蛍光灯の上へのローリングセントーン、蛍光灯をセットしてのロッキンボ、ジャーマンと畳みかけた後で最後はリバースUクラッシュで3カウントを奪い王座を奪取した。
竹田が試合後に初戴冠であることを明かしたが、FREEDOMSでのKING of FREEDOM WORLD王座は奪取しても、大日本のデスマッチ王座は意外にも初戴冠、大日本には10年にわたって参戦してきたがが、10年越しでやっと大日本でもデスマッチの頂点に立った。
竹田は大日本のデスマッチを竹田カラーで染めあげると宣言したが、葛西純が認めるほどのクレージーなだけに、竹田が大日本のデスマッチを自分のカラーにどう染めあげていくのか期待したい。第3試合ではグレート小鹿が登場してアブドーラ・小林と組み、星野&佐久田とハードコアマッチで対戦も、星野組は奇襲から小鹿を捕らえ、小鹿の額をフォークでメッタ刺しにして流血に追い込む。
再三窮地に立たされた小鹿はやっとアブ小に交代、アブ小は猛反撃し、蘇生した小鹿も佐久田にダブルアームスープレックスを決めるなどして援護、最後はアブ小が佐久田に逆エビ、小鹿が星野にコブラツイストの競演を披露し勝利を収める。第4試合では前日のSAMURAI TVバトルメンでも元井美貴さんを精神攻撃で圧勝し、翌日に高木三四郎との対戦を控えるDDTのディーノが登場し植木とコックポリスを結成して、野村&吉野のイケメンコンビと対戦。ディーノが試合前に二人を品定めしたことで野村が先発を嫌がって吉野が先発、コックポリスも植木が先発し、植木は吉野が30代であることを暴露しつつじっくり密着、吉野は野村に交代するとディーノが登場、ディーノは早くも野村を嬲り、野村は吉野に助けを求めるが、吉野は逃げ、嬲られつつも野村は押し付けるかのように吉野に代わると、吉野はディーノのケツ堀り、植木の胸毛ウォッシュ、ディーノからTバックやナイトメアの餌食にされる。
交代した野村がディーノや植木に反撃し、吉野と共にディーノを捕らえにかかるが、ディーノが野村の股間を掴むと「掴み切れません」と叫び、野村に巨根疑惑が浮上する。そこで植木がピストルを奪って吉野と野村だけでなくディーノのホールドアップさせ、ディーノに地獄門の準備をするように命じる。
まず吉野がディーノの地獄門の餌食にされると、植木はピストルをディーノの尻に突っ込み、銃口を野村の口に突っ込もうとするが、マック竹田レフェリーが制止に入って揉み合いとなり、銃口は吉野の口に突っ込まれ、吉野は真っ白な灰となってしまう。
それでも植木はピンプジュースから、野村を抱えて地獄門へ突撃を狙うが、野村が逃れて植木が地獄門へ直撃、この隙を突いた野村が植木を丸め込んで勝利も、試合後にディーノが野村を襲い掛かり、野村は必死で逃げた。第6試合のタッグマッチは関本とKENSOの異色チームが神谷を捕らえ岡林組を分断、27日に世界タッグ王座決定戦に臨む関本もパートナー岡林相手にガンガンやりあう。
終盤で岡林が関本をアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、パワーボムを狙うが、関本が回転エビ固めで切り返すとラリアットからジャーマンで投げ、最後はKENSOの援護を得た関本がラリアットから小橋建太の最終必殺技であるリストクラッチ式バーニングハンマーことファイヤーハンマーで3カウントを奪い勝利。関本も世界タッグ王座を控えて新技を出してきた。【試合結果詳報】竹田誠志が壮絶なるBJW認定デスマッチヘビー初戴冠「きょう勝ったのは俺が築いてきた、負け続けてきた10年間の証だ」/鈴木秀樹、橋本大地粉砕ストロングヘビーV4&大地に直言…大日本名古屋詳報 https://t.co/FSTeBfOSsz #週プロモバイル #bjw pic.twitter.com/NmC3hWg3p5
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年8月19日勝ちました。このベルト巻くのに長いことかかってしまった。長すぎで嬉しさとか良くわからけど巻いたからにはこのベルト俺色に染めて好きに暴れます。
名古屋始め各地から皆さん応援ありがとうございました。
高橋の意地を今日見たね。
楽しかったわ。
もっとデスマッチ盛り上げます。 pic.twitter.com/oJQDZhyTJs
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2017年8月19日特に語る事はありません。
私の実力不足です。
また、一からの出直して取り返します。
以上。#bjw
— 高橋匡哉 (@masabobu) 2017年8月19日チャンピオンになれなかったです、ごめんなさい…
でもこのままじゃ終われません、てゆうか始まりです
鍛えます
て事で私のウッドキーホルダー2段目が出るみたいですね、お買い上げありがとうございます。 pic.twitter.com/MWvn6TlP3Q
— 大神 橋本大地 (@hashimotodaichi) 2017年8月19日いつでも来い! https://t.co/XCN2Oncm8f
— Hideki suzuki 鈴木 秀樹 (@hidekisuzuki55) 2017年8月19日本日は大日本プロレス名古屋大会にご来場誠にありがとうございました。今日は関本 KENSO組にやられましたが、次につながる闘いが出来ました‼また明日からピッサリいきたいと思います‼
やっちゃるぜよ!#ピッサリ#bjw#気愛 pic.twitter.com/yYR4mvpRY8
— 岡林 裕二 (@bjw_pissari) 2017年8月19日ホモコップたちが
お前を必ず捕まえるからな……#bjw pic.twitter.com/48akdZVurt
— 植木嵩行【名古屋国際大会 8/19】 (@blackbu18515564) 2017年8月19日 -
ドン・中矢・ニールセン
前田日明との異種格闘技戦で激闘を演じたドン・中矢ニールセンさんが死去した、享年57歳。ニールセンさんは17日発売の「逆説のプロレス」でインタビューに答えたばかりだった。
ニールセンさんの初来日は1986年10月9日、新日本プロレスで開催された「INOKI 闘魂 LIVE」で前田と異種格闘技戦で対戦、前田も1ヶ月前のオファーだったこともあって準備期間が少なく、新日本側に不信感を抱いている中でニールセンと対戦、ニールセンの打撃を喰らった前田はダウンするなど窮地に立たされるが、前田は逆片エビ固めでタップを奪い勝利、敗れたニールセンも高く評価され、またメインだったアントニオ猪木vsレオン・スピンクスの異種格闘技戦が大凡戦に終わったことで、なおさら前田vsニールセンが際立ちファンからの評価を受けた。
その後新日本マットに1988年に2度参戦し山田恵一、藤原喜明相手に異種格闘技戦を行い勝利を収めるが、肝心のキックでは1989年にケビン・ローズ、ロブ・カーマンに敗れて2連敗を喫し、K-1所属だった佐竹雅昭のキックデビュー戦の相手を務めるが1RKO負け、K-1にも参戦して佐竹と再戦するがまたしても1RKO負けを喫し、藤原組に参戦して藤原と再戦してレフェリーストップで勝利を収めるが、ウェイン・シャムロックには敗れた。そして1994年にリングスに参戦する予定だったが2度にわたってキャンセル、ニールセンの名前を聞くことはなく、引退後はタイにてカイロプラクティックを経営していた。
改めて振り返ると異種格闘技戦で強さを発揮しても、本業のキックでは結果を出せず、ある意味プロレスキラー的存在だった。そして「逆説のプロレス」でインタビューに答えていたときは元気そうにしているんだと思っていたが…57歳は若すぎるとしか言いようがない。ご冥福をお祈りします。
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三沢光晴の運命を決めた2代目タイガーマスク誕生秘話
1984年7月31日、全日本プロレス蔵前国技館のリングで当時日本テレビのアナウンサーだった徳光和夫氏の呼びかけでタイガーマスクが登場、全日本プロレスのリングに参戦することが発表されたが、自分は眼の感じからいって初代タイガーマスクの佐山聡の眼でなく、三沢光晴であることを察知、館内からも"三沢"の声が飛び交っていた。
この年の2月に新間寿氏がUWF設立かで新日本プロレスが揺れ動くなかで、初代タイガーマスクのマネージャーだったショウジ・コンチャ氏が当時全日本の会長となっていたジャイアント馬場さんと日本テレビから出向していた松根光雄に、初代タイガーマスクの復帰意を全日本に打診してきたのだ。初代タイガーは前年度に起きた新日本のクーデター事件で引退とされており、馬場さんも「新日本との関係は大丈夫なのか?」と返したが、コンチャ氏は「引退はしておらず新日本との契約は解除しており、現在はフリーだ」として新日本との関係はクリアしているとして、契約金などの金銭的な話を積極的にしてきた。だが馬場さんは即座に返答しなかった、理由は馬場さんはコンチャ氏は信用出来る人間なのか?新日本との関係はクリアされているのか?コンチャの言うことは鵜呑みに出来ないとして慎重に調査する必要があったからだった。馬場さんの読みが当たったのか、佐山の知らないところでコンチャ氏が全日本に接触したことがわかると、佐山は怒りコンチャ氏とは距離を取り始め、コンチャ氏のラインで初代タイガーの全日本参戦は消えてしまった。佐山はUWFのリングでスーパー・タイガーとして再デビューを果たす。
話が遡って1983年11月に新日本クーデター事件に加担していた営業部長の大塚直樹氏は辞表を提出していたが、アントニオ猪木から引き止められ、猪木が休眠会社だった新日本プロレス興行を譲り受け、新日本の興行を手がけていた。しかし設立パーティーに猪木が出席しなかったことで大塚氏が猪木を不信感を抱くようになり、また幹部らからも「裏切り者なのに、アイツらだけ美味しい汁を吸っている」と陰口や批判を受け始めたことで、新日本との亀裂が生じ始めていた。その情報を耳にした1984年5月に馬場さんが大塚氏に全日本の興行を手がけないかと打診、新日本に愛想を尽かしていた大塚氏も馬場さんと会談、オファーを受ける形で新日本興行で押さえていた8・26田園コロシアム大会を全日本で行うことになった。田園コロシアム大会は新日本の興行を開催するために押さえていたが、新日本が開催しないことを新日本興行に通達していた。
大塚氏は新日本の幹部達に全日本の興行を手がけることを報告すると、大慌てした新日本側がは大塚氏ら新日本興行側に好条件を提示し全日本の興行をやめるように求めるが、大塚氏の気持ちは新日本から離れており、馬場さんからも「大塚さん、関係ないよ。もうやろうよ」と後押しを受けて、全日本と新日本興行の提携会見を開いた。提携の話し合いを進めていたところで馬場さんはコンチャ氏から初代タイガーマスクの売り込みがあったことを明かすと、大塚氏は「全日本で2代目タイガーマスクを作っちゃえばいいじゃないですか?」と提案、馬場さんも乗り気になり、大塚氏はタイガーマスクの原作者である梶原一騎にコンタクトを取り了承を得て、2代目タイガーマスク計画が動き出した。当初の候補は梶原一騎が『2人のタイガーマスクを誕生させてくれ』と条件を出していたことで、推薦する士道館の若手空手家が一人の候補され、もう一人の候補は馬場さんはメキシコへ武者修行に出ていた三沢をピックアップしていた。三沢は越中詩郎と共にこの年の春に武者修行に出たばかりだった。馬場さんから「コーナーポストに飛び乗れるか」と聴かれると三沢は「出来ます」と答えたことで日本から出て僅か数ヶ月で帰国を命じられた。帰国が決まった三沢は先輩である越中より先に帰国することの心苦しい思いをしたという。
2代目タイガーは2人の候補に絞られ、最悪2人のタイガーをデビューさせる案もあった。2人タイガーは、現在の新日本プロレスで4代目タイガーマスクとタイガーマスクWとのタッグが実現していたが、今思えば梶原の案が現在になって実現していたことになる。話は戻るが梶原の推薦していた空手家は全日本の道場にも通い、巡業にも帯同していたが、最終的に断念し2代目タイガーマスクは三沢一人に絞られた。新日本興行が全日本プロレスの興行を手かげた8・26田園コロシアム大会が開催されたが、2日前に新日本側から「全日本との業務提携を破棄しなければ、一切の新日本との契約を9月末をもって破棄する」と通告を受けた中での開催だった。2代目タイガーマスクは手の合う相手として選ばれたラ・フィエラ相手にデビュー戦を行い、"三沢"という野次が飛び交うもノータッチトペコンを披露するなど、ファンのド肝を抜き、最後はタイガースープレックス84でデビュー戦を勝利を収め、ヘビー級でも昨年夏に引退していたテリー・ファンクがスタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ組の手を出したことで復帰を宣言するなど新しい流れが生まれていた。その翌日に大塚氏が会見を開き、新日本に対して絶縁を宣言、全日本と組んで新日本潰しに出ることを表明、その第1弾として選手の引き抜きを明言、その後長州力率いる維新軍団、永源遥ら若手中堅勢などが引き抜かれたのは別の話である。
2代目タイガーマスクはこれからマット界に起きる激震前夜にデビューを果たしたわけだが、2代目タイガーとなる三沢光晴がプロレス界の担うトップレスラーになっていくことは誰が予想出来ていただろうか…?2代目タイガーマスク誕生はまさしく三沢の運命を決めた出来事だったのかもしれない。
(参考資料=ベースボールマガジン社 日本プロレス事件史Vol.22「夏の変事」) -
藤原に挑んだ垣原が高山にエール…丸藤がUWFルールに挑戦!
8月14日 垣原賢人復帰戦~カッキーライド 後楽園ホール 1054人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼UWF道場スパーリングマッチ/時間無制限
藤原喜明(10分25秒 10-0)垣原賢人◇第2試合◇
▼UWFルール/30分1本
○船木誠勝(2分44秒 三角絞め)×田中稔◇第3試合◇
▼UWFルール/30分1本
○中野巽耀(4分38秒 しゃちほこ固め)×中村大介◇休憩後◇
(休憩明け、カッキー応援隊代表・山崎さんが入場して挨拶。山崎さんは垣原の復帰戦に関して「僕も18、19の頃、あんな感じでやられて、ひとつ一つの関節技が痛いんですよ。あの痛みに耐えられるのならどんな治療も耐えられるし、だいたいのことは耐えられるスパーリングだった」と語り、スペシャルゲストを呼び込むとキャプチュードが鳴り、前田日明さんが大「マエダ」コールでリングイン。)前田さん「2年前はいまにも死にそうだというのでオタオタすんじゃねえと言ったんですけど、きょう見たらピンピンしてたんで、元気そうで何より。人間はあきらめたらだめですね。常に奮起することによって新しいものが見えてくる」
◇第4試合◇
▼UWFルール/30分1本
○鈴木秀樹(6分59秒 風車固め)×野村卓矢◇第5試合◇
▼UWFルール/30分1本
○鈴木みのる(7分43秒 脇固め)×ロッキー川村【鈴木の話】「ルールを決めたのはてめえらだろ? それはてめえらの都合でしかねえんだよ。俺には俺の都合があるんだ。だから、俺は俺の都合のいいようにしかやらねえ。てめえらのやりたいようなんかさせねえ。俺は俺のやりたいようにやるだけだ」
◇第6試合◇
▼UWFルール/30分1本
○丸藤正道(8分44秒 KO)×冨宅祐輔
※虎王(試合終了後)
垣原「これがUWFです。最高の試合でした。冨宅さん、最後残念だったけど、すごいよ。僕の同期です。(出場選手たちや関係者たちをリングへ)僕には、こんな最高の仲間がいます。だから病気になんか負けるわけない。心配なのは、高山選手です。みんなで、高山選手のことを応援していきましょう! 高山はあれですよ、彼は帝王です! 僕がここまで回復してリングに戻ることができたんです。高山、帝王、オマエは絶対大丈夫。高山、絶対大丈夫だよ! 高山! 高山! 絶対大丈夫だからな! 負けるなよ! 高山は絶対大丈夫、大丈夫! みんなが応援してるし、絶対応援しよう。絶対大丈夫、高山は絶対このリングに戻ってきます。みなさんよろしくお願いします。これからも走っていきます。きょうはありがとうございました!(UWFのテーマが鳴って大「カキハラ」コールでエンディング。)【垣原のコメント】
――藤原選手と戦った感想は?▼垣原「メチャクチャ強かったですね、ホントに。手も足も出ないっていうのはこういうことを言うんですね。何もできない自分がホント悔しかったですね。諦めない心というか、そういった気持ちで立ち向かっていったんですけど、それがお客さんにどこまで伝わったかわかりませんけど」
――諦めない心を自分としては見せられたと思う?
▼垣原「どうでしょうかね? それはお客さんが決めることなので、何とも言えないですけど」
――会場からは声援が起こっていたが?
▼垣原「リングで聞く声援は最高ですね。やっぱりこれは大好物です(笑) やみつきになりますね。だから、これで終わらせちゃいかんなって。もともと復帰戦のつもりでいましたので、今後継続してチャンスがあるなら、またリングに上がって行きたいなと思ってますけど」
――大会の主催した側として、全体を見ると?
▼垣原「もっともっとお客様に感謝の気持ちとか、いろんな部分で伝えたかったなというところがあって、反省するところはまだまだあるので、何とも言えません。そういうのを次に活かしていきたいなと思います」
――もう少しで1本取れそうな場面もあったが、結局取れなかった。それについては?
▼垣原「まだまだ練習不足というか。今年1月からトレーニングを始めたばかりというか、それはそんな甘くないですよね。また胸を借りたいですね。1本取るまでは。1本取りたいですね」
――あれだけ攻め込まれながらも藤原選手に立ち向かっていった。垣原選手の姿勢が観客にしっかりと伝わったのではないかと思うが?
▼垣原「どうでしょうかね? それはお客さんが決まることなんで」
――試合が終わって体調やダメージは?
▼垣原「体中が痛いですね。あれだけヒジとか足首とか、体中の関節技を極められたわけですから、痛いです。もうミシミシ言いましたから。でも、まだ興奮しているんで、あと2〜3時間はアドレナリンが出ているんであれですけど、たぶん明日なんかは歩けないでしょうね」
――今後はどんな活動をしていこうと考えている?
▼垣原「3日後にまた検査があるので。で、検査の結果を踏まえて、その様子を見ながら徐々に。主治医を含めて、チームでこれからどうしていくのかを決めていきたいと思います。気持ちの中では『もう一丁』っていう感じですよね。もう一丁どころか、何丁でもやりたいなっていうか。そういうところはあります」
――病院から試合のOKは出ている?
▼垣原「正直、許可は出てないですね。見切り発車で。止めろと言われないようにはぐらかしてという感じで。こうやっていろんなマスコミに出ちゃって、それを主治医が見て、『やるの?』なんて言われて。『そうみたいですね』ってなんか誤魔化して(笑) 頭の中で自分は病気だって考えないようにはしてます。ただ、なかなか悪性リンパ腫というのがしつこいっていうのは主治医からずっと言われてますんで。舐めた感じではいたくないので、その辺はしっかりと足下を見つめながらやっていかなきゃいけないと。ただ、こういうチャレンジはしていかないとどうしても怖いので、ドンドンこういうチャレンジをして、立ち向かっていきたいなという気持ちですね」
――リングに上がるまでのコンディション作りは大変だった? 無理しなければいけないが、無理し過ぎてもダメという状況だと思うが。
▼垣原「凄くそのさじ加減が難しかったですね。ホントに誰にも相談できないので。自分の体調を見ながら、試行錯誤しながらという感じですね。それがうまくいったかどうかわからないですけど」
――自分自身としてはリングに上がる時点でどのぐらい仕上がってた?
▼垣原「どうでしょうかね? やっぱりまだ0点に近いのかなという感じですね。こんな状態で、こんなコンディションで上がったら、プロとしては恥ずかしいというか、情けないという感じはします。いろんな部分で反省して、また明日から頑張りたいなという気持ちです」
――娘さんからの手紙については?
▼垣原「あんなこと思ってたんだなって。普段はあんな会話はしませんので、改めてああいうことを言ってもらえて、彼女なりにいろんなことがあったんだなっていう」
――手紙の中で、仕事に行く時に「頑張れ」ではなく「輝け」という一言を言われるということだったが、どのような思いで口にしている?
垣原「やっぱりスターたる者は輝かないといけないので」
――前田さんからは「もう治っているようなものだ」という言葉があったが?
垣原「前田さんが言うなら間違いないなということで。前田さんはいろんなアドバイスを何年もの間、ずっとしてくださったので。それを1つずつ試していきながら、自分に合うものを探っていきましたので、参考になりましたし。ああいう前田さんの言葉を聞くと、ちょっと安心できますよね、病気に対して。いろんなことが見えている人だと思うので。でも、調子に乗らないように。これからも治療を続けていくし、調子に乗らないようにしていきたいなと思います。まだまだ長いので。本当に始まったばっかりなので。今日からスタートだと思ってますから」
――改めて高山選手への思いは?
垣原「本当に今は大変な状況だと。僕の闘病中、一番高山選手が僕のために髪を振り乱して動いて。情報を集めたり、本当に自分のために動いてくれたんでね。今度は恩返しする番というか、今度は高山選手の力になってあげたいなという部分で。凄く時間がかかると思うんですけど、応援していきたいなって。自分ができることは小さいんですけど、こういうことを発信していきたいし、仲間がいるんで、高山選手をサポートしていきたいなと思います。彼がリングに戻ってくるまで、続けなきゃいけないことだと思ってます」
――ファンが参加できるような形を考えている?
垣原「まだ具体的にどういったことっていうのは…。僕が勝手に進めることはできませんですけど。今日は自分の気持ちを発信させてもらっただけなんですけど、今後それによって、皆さんいろいろ立ち上がって。いろんな支援の仕方があると思うんですけど、みんなで知恵を絞って、彼が元気に戻ってくるようにバックアップして行けたらなと思うんで。本当に皆さんのお知恵を借りたいし、力を借りたいと思ってます」
――藤原選手と対峙した時に感慨深いものはあった?
垣原「Uの忘れ物であるスパーリングができたというのは感激しましたし、ホントに組長が強いなって実感しましたね。骨太だし、ヒジを使ったり、体重の乗せ方だったり、関節の極め方、騙すような動きだったり。超一流の技術を体感できて、今は最高の気分です」
――威圧感やオーラはあった?
垣原「ファイターとしてだけではなくて、癌を克服したというところもあると思うんですよね。人間としての大きさを感じました。正直、もうちょっと何とかなるんじゃないかなと舐めた部分もあったかもしれないですけど、いやいや、とてもとても…。本当に巨大に見えました。年齢だって、正直、70近くになっているので、年齢的な部分を考えると、若い自分が有利な部分もあるんじゃないかと思ってましたけど、組み合ってみたら凄いですね。あの威圧感が。技術も素晴らしかったです」
――癌を乗り越えて現役を続けているだけに、刺激を受ける部分もあった?
垣原「今日は大きな刺激を受けました。組長の胸を借りてよかったなとシミジミと思います」
【丸藤の話】「(こういう大会のメインを任せられて)俺っていうか、冨宅さんありきの部分で。俺は垣原さんのためと、垣原さんを応援しようとしている周りの人たちの声と、俺のこういう試合を見てみたいという。高山さんもこういうのをやってみなよ、とよく言ってたんで。きょうは来ることができなかったけど、必ずまた来てもらえると思うし、その時はまたレガースを履くかもしれないし。まだ練習が全然足りないけど(苦笑)。急きょだったんで。でもやりながらプロレスのキーロックや足4の字というのはふとしたところでかけれるもんなんだなって。
(UWFにない技術を?)だって、俺のなかにはUWFないもん(苦笑)。こんな言い方しちゃ悪いけど、でも、受け入れてくれた垣原さんもそうだし、冨宅さんもそうだしUWFファンのみなさんがああやって受け入れてくれたのは、それだけでもありがたかったし。今年で19年、来年で20年。俺も37、38になってなかなか新しいことに挑戦するきっかけがつかめないなかで、こういう試合をさせてもらえたのは感謝しかないです。
(得るものもあった?)全部、得るものしかなかったですよ。失うもの…負けたらそれは失うけども、とにかく感謝と喜びに尽きる大会で。あとはこれを、小さな力かもしれないけども、垣原さんや同じ病気を持つ人、そして高山さんに少しでも何か力になれば、俺的にはいいと思います」
悪性リンパ腫で闘病している垣原の復帰戦が行われ、藤原とUWF道場スパーリングマッチ形式としてノーレフェリー、ギブアップしても試合が続行される試合形式で行われた。
握手から始まり、垣原がグラウンドを仕掛けるも、藤原がアームロックで1本、グラウンドでも1本を奪い、その後も藤原が足を決め、垣原のスリーパー狙いも藤原が足を決め、垣原のアキレス腱固め狙いも、逆に決めるなどして藤原が5-0と容赦なくリードを奪う。
藤原はヘッドロック、垣原の三角絞め狙いを圧力で潰してから腕を決め、垣原の腕十字狙いも藤原が足首を決め、藤原が腹固めで捕らえて9-0となり、試合終了と思われたが、垣原がもう1本と迫り、試合は続行、垣原は膝十字で捕らえるが藤原がネックロックで捕らえて垣原がタップ、10-0となって改めてスパーリングは終了した。
試合後には藤原から激励を受けた垣原は頸髄損傷および変形性頚椎症で療養している高山善廣にエールを贈った。
高山は週刊誌によって「首から下が動かない」状態で、自力での食事・排泄も困難と公表され、現在も入院生活が続いているという。垣原さんは悪性リンパ腫と戦い、高山は頸髄損傷と戦う。昨日新日本に現れた柴田勝頼もそうだが、絶対リングに戻るって気持ちがあれば、可能性だってまだまだ大きくなっていくものでもある、自身が持っている希望だけは捨てないで欲しいし伝えて欲しい。これは自分が入院した際に垣原さんからSNSで励ましの言葉を頂いたお礼みたいなものかもしれないが、垣原さんがリングに立って試合が出来るのだから、高山だってまだ可能性はあるはず、その可能性を信じて頑張って欲しい。
メインはかつてUインターまたキングダム志望だったNOAHの丸藤がUWFルールでの試合に挑戦し、今回は冨宅飛駈ではなく本名の冨宅祐輔と対戦し、丸藤はレガース着用で試合に臨んだ。序盤はローキックで牽制し合いグラウンドとなるが、冨宅が膝十字からアキレス腱固めで捕らえると丸藤はエスケープでロストポイント1、丸藤は掌底からアームロックを狙うも、足を奪いに来た際に冨宅がアキレス腱固めで捕らえ、丸藤はエスケープでロストポイント2、また丸藤のクルックヘッドシザースも冨宅がアンクルホールドで切り返し、丸藤がエスケープでロストポイント3となるなど苦戦を強いられる。
丸藤は腕十字からキーロック、スタンディングでタックルから足四の字で冨宅がエスケープでロストポイント1になると、冨宅が膝蹴りで丸藤がダウンし残り1点となってしまう。そこで冨宅が打撃で攻勢に出ると、丸藤は虎王を炸裂させて冨宅はダウン、そのままKOとなり丸藤が逆転勝利となった。セミの鈴木vs川村のパンクラス同士による対戦は鈴木がレガースを着用していないのにも関わらずキックを使うなど反則で減点とされる中で、川村がパンチの連打で鈴木がダウンし鈴木は残り1点となるも、鈴木が藤原譲りの脇固めで捕らえ川村がタップ、鈴木が勝利となった。
休憩明けには山崎一夫の呼びかけで前田日明が登場、垣原だけでなく高山にエールを贈った。
(写真=週刊ファイトさんが提供していただきました)【カッキーライド】垣原が約6年ぶりに復帰、藤原とスパーリングで火花 欠場中の高山にエール▼前田がサプライズ登場「どんなことがあっても諦めてはダメ」▼Uルールで虎王さく裂 丸藤が鮮やか逆転KO…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#カッキーライド pic.twitter.com/iAzx8LKjMk
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年8月14日カッキーライドありがとうございました!
垣原さんお疲れ様でした!
冨宅さんありがとうございました!
初めてのUWFスタイル。とてもいい経験になりました!
もし次があるならもっと勉強と練習し… https://t.co/nOG0gb8D8b
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2017年8月14日【たった一回の人生…おまえならどう生きる?…オレはこう生きる。。】これが今日の試合のメッセージ。生きろ。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年8月14日【カッキーライド】
垣原さんの復帰戦、セコンドを務めさせていただきました。
バックステージは懐かしくて濃〜い方々がいっぱい! pic.twitter.com/lMl2Knl8TQ
— SAKU39 Official (@KS_SAKU39) 2017年8月14日 -
イオが復帰早々王座奪取!花月を降しワールド王座を防衛した岩谷に包囲網が敷かれた!
8月13日 スターダム「STARDOM Midsummer Champions 2017」後楽園ホール 915人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼3WAYバトル/15分1本
○羽南(4分26秒 足決めエビ固め)×ルアカ
※もう一人はAZM◇第2試合◇
▼5☆STAR GP 2017出場争奪戦/15分1本
○中野たむ(10分50秒 片エビ固め)×刀羅ナツコ
※バックスピンキック◇第3試合◇
▼4WAYタッグバトル/20分1本
木村花 ○クリス・ウルフ(8分14秒 飛び込み式エビ固め)美邑弘海 ×ギャピー・オーティス
※あと2チームは美闘陽子&小波 渋沢四季&スターライト・キッド◇第4試合◇
▼SWA世界選手権試合/30分1本
[第2代王者]○トニー・ストーム(7分51秒 片エビ固め)×ザイヤ・ブルックサイド
※ストロング・ゼロ
☆ストームが10度目の防衛に成功◇第5試合◇
▼ハイスピード選手権試合/30分1本
[挑戦者]○マリー・アパッチェ(8分44秒 片エビ固め)[第14代王者]×シャナ
※スワントーンボム
☆シャナが初防衛に失敗、マリーが第15代王者となる◇第6試合◇
▼アーティスト・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[挑戦者組]紫雷イオ バイパー ○HZK(16分12秒 片エビ固め)[第15代王者組]松本浩代 米山香織 ×ジャングル叫女
※アトミック・ボムズアウェー
☆松本&米山&叫女が初防衛に失敗、イオ&バイパー&HAZが第15代王者となる(試合終了後)
イオ「最高の気分でーす。この痛みにこの感動、この興奮、やっとスターダムのリングに還ってこれました。それだけじゃないですよ。QQにアーティストのベルとをもたらすことができました。それを手助け? 協力してきれたのは紛れも無く新加入のバイパーでしょうね。どうワクワクするでしょ? 誰よりも私がワクワクしていますよ。それはバイパーもそうだけど、QQを守ってくれたHZKがパワーアップしてくれたのもあります。HZKのおかげでこのベルト取れました。一言お願いします」HZK「イオさんお帰りなさい。待ってました。今日はイオさんとバイパーのサポートのおかげで一番似合うピンクのベルト取り戻せたと思います。叫女から取ったけど、5STARでも叫女には泣いてもらおうかなと思います。バウ・ダウン・トゥ・ザ・QUEENS」
【イオ&バイパー&HZKの話】
HZK「イオさんの復帰戦で、ピンクのベルトを取り戻したこと、アーティストのベルトをまた巻いたこと、本当にうれしい」イオ「いやあ、ホントよかった。正直言って、まだ組んで一発目なのでね、多少の多少の危ういところはあるかもしれないですけど、ご愛敬ということでね。それはあってもあまりあるパワーと我々の実力でこのベルト、クイーンズクエスト4度目の戴冠になります。ベルトを戻せてうれしいですし、なによりも私がスターダムのリングに舞い戻れたということをすごくうれしく思います。大声援で迎えてくださってどうもありがとうございます」
バイパー「私が初めてスターダムにやってきたとき、たくさんの人が私を見て笑ったでしょ。みんな私を見て笑ったのよ。私は十分にタフだと思ってもらえなかった。でも、一生懸命日本の闘いに適応できるように頑張ってきたの。尊敬の念を持ってね。その結果がこれ。
(クイーンズクエスト入りして初の試合だったが、このチームはどう?)信じられないくらいにすごかったわ。最高のレスラー、紫雷イオがいるし、HZKは未来の神童。そこに私のようなサイズのレスラーが入ることによって、よりすごいことになる。私たちのチームには渡辺桃もAZMもいるし、全員揃ったら誰にも負けないわ」イオ「(イオは予想より早く復帰できたが、欠場当初はいつ戻ってこられるかわからない状態だった。不安は大きかったのでは?)そうですね。もちろん不安、ありましたというか、ありまくりでしたね、ヘヘヘ。休みたくて休んでるわけじゃないですし、私はプロレスにすべてを捧げてしまっているからこそ休んでいる間、かなり辛かったというのはありますね。でもこうしてリングに戻ってこれたので、もうあとは完全復活。もうゼロからまた新たに私なりのストーリー、私なりのドラマを築き上げていきます。
(実際にやってみて首はどうだった?)ああ、やっぱリングの感触が。すごい細かい話になりますけど、今日は大日本プロレスさんのリングなので正直硬かったなというのは欠場のブランクのせいなのかリングのせいなのかというのはわからないくらい硬かったです、正直言って。
(総体的にはブランクをそれほど感じなかった?)う~ん、そうですね。いや、もしブランクがあったとしてもこれから5☆STAR GPが始まりますので、そのなかで点数とギアを上げていって、次からはとにかく優勝をめざしてリセットですね。今日はチームでこうして取れましたけども、またHZKともリーグ戦中にあたらなきゃいけないので。それはそれ、これはこれで、私は優勝をめざします。
(以前は腰で欠場、そのときも1カ月くらいで復帰できた)まあだから、回復力がすごいってことなんでしょう、ハイ。
(あのときとくらべて気持ち的にも肉体的にも今回はどうだった?)う~ん、どちらもカラダにすごく重要な部分なので先が見えないのはどちらも一緒でしたね。結果的にどちらも早く帰ってこれましたけど、これから先もケガしちゃイケないですし、もうその都度治していくしかないです。
(この後メインで赤いベルトのタイトル戦がおこなわれる。イオが復帰を発表したときに花月は「邪魔だ」、岩谷も複雑な心境を表していたが)いやあ、それ聞くとおかしくないかって思いますけど。私が、いなくならないと注目されないような試合ってことでしょ。私がいてしまうと私に存在感を奪われてしまうと試合する前からビビってるのって。そこはもう、ある意味勝負がついているんじゃないですか。そこで負けてたらチャンピオンとしてつとまらないんじゃないかなと、私は思いますけど。あとは試合内容と、結果と、お客さんが決めることだと思います。
(アーティスト王座はユニットとして4度目の戴冠だが、まだ一度も防衛していない)ハイ。そうですね。今日のチームジャングるも初防衛失敗してるし、その前の私たちもなかなか防衛回数を重ねられなかったので、まあでも、今回はコロコロ宿主が変わらないよって(ベルトを)かわいがってあげます」◇第7試合◇
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本
[第8代王者]○岩谷麻優(18分33秒 ドラゴンスープレックスホールド)[挑戦者]×花月
☆岩谷が2度目の防衛に成功(試合終了後)
岩谷「みなさん、本日は来てくださってありがとうございます。2度目の防衛、成功したぞー。ありがとう。声援とか×3、本当に聞こえて、あーよかった。ありがとうございます。花月、お前、ダテに大江戸隊のリーダーかざってんじゃねーな(客席がざわつく)。だいぶ苦しめられたぞ、コノヤロー(その勢いでトロフィーをポキッと折ってしまう。もっとザワつく客席だったが、応急処置でなんとか治す)治った、治った。あー、ビックリした。花月、お前も何か言いたいことあるんじゃないの?」花月「おい岩谷、復帰してから1回も負けたことなかったんだよ。花月様の勢いを止めたってことはお前どういうことかわかってるのか? お前がチャンピオンでいる限り一生、お前に付きまとうぞ。来月の後楽園、もうカード発表されてるよな? お前ら知ってるだろ? 5★STAR、来月の後楽園でお前ともう1回シングル組まれてるんだよ」
岩谷「聞いてないですけど」
花月「自分も聞いてなかったよ。週プロのリリースで知ったんだよ」
岩谷「週プロ、さすがだな。仕事が早いね」
花月「まあいいよ、今日は負けた。でも来月、キッチリこの借り返してやるからな。5★STAR、優勝して、3カ月連続でこの後楽園のメイン立ってやるよ」
岩谷「花月、お前に一つ言いたいことがある。国語辞典、今日忘れた、今日。ごめんな。せっかく37ページまで読んだんだけど、ごめん。でも、そのかわりにお互い汗かいたから、あとで岩谷麻優タオルあげるよ、それだけ。今日はありがとうございました。また、またね。とりあえず今日は勝ったので、次から5★STARはじまりますけど、5★STAR優勝して、赤いベルト防衛して……」
(そこに木村花が登場。)
花「岩谷麻優さんお疲れさまでした。5★STAR GP、私も出るんですよね。でもなぜかスターダムの陰謀か何かわからないんですけど、私、大江戸隊のメンバーと闘うんですよ。花月さんともシングルやらせていただきますけど私は大江戸隊代表として私が勝って、大江戸隊の未来をスターダムの未来をこれから作っていきたいと思ってるんですけど。花月さんシングルマッチよろしくお願いします」
花月「花がクリスから勝って、自分からも勝って優勝するって臨むところだ。自分は岩谷から勝てばそれでいい花を優勝させよう」
パイバー「花月、花、麻優、私が優勝するぞ。行くぞーー!」
美闘「2連覇目指して、この美闘陽子が勝って、また赤いマントと冠かぶるぜ」
イオ「テメーらちんたらしゃべってんじゃねー! 6年連続出場、皆勤賞だぞ、皆勤賞!イオ様が3年ぶりの優勝を果たして岩谷の持つ赤いベルトに挑戦してさしあげます。よろしくね」
トニー「私はSWAチャンピオン、シンデレラトーナメントウィナー。2017年の5★STAR GPの優勝者になる。トニータイム!」
岩谷「私はSWAチャンピオン、シンデレラトーナメントで優勝した。えー……、40歳だけど、頑張りますって言ってました(ファンは大爆笑)」
中野「私、中野たむ出場権とることができました。みなさんみたいに優勝するとか、初登場の身ですので、大きなことは言えないんですけど、全勝目指してがんばります。応援よろしくお願いします」
岩谷「終わったみたいですね。みんなそれぞれ5★STARへの意気込みあって、そりゃみんな優勝したいと思うけど、自分が赤いベルトのチャンピオンなので、5★STAR優勝して、自分自身と防衛戦したいと思います。なので応援よろしくお願いします。今日2度目の防衛したんで、締めさせてください。みんなリングに上がって。行くぞ!今日はスターダム楽しかったか? また毎回、後楽園、見に来てくれるかー? 待ってます! 行くぞ、今を信じて、明日に輝け、We Are STARDOM!!」
【岩谷の話】「(防衛戦)2回目の防衛、成功しました。前回の試合でヒザを傷めてしまって、相手も花月だし、100%防衛できる自信があったかというと100%はなくて、すごく不安だらけ。試合が始まる直前まで不安な気持ちが大きかったんですけど、入場したらお客さんの声援がすごくて。きょうは本当にお客さんの声が自分の力になりました。思った通りヒザも攻められて、でも、痛かったは痛かったけど、試合が始まると痛さは関係なくて、変な言い方ですけど、やっててすごく楽しかったです。途中、階段のところで首を絞められたのかな、締められてからがあまり思い出せないというか。
(落とされたが?)本当にあそこはやばかったですね。意識がなかったんじゃないかってぐらい、意識なかったのかな…。つるされたのは覚えてるんですけど、そこからどうやってリングに戻ったのか。すごく記憶があいまいなんですけど、楽しかったですね。楽しかったって変なのかな。記憶がおかしなことになってますね。花月とは5★STARでまた当たるんですか。でも、楽しみです。きょう勝ったので、次も勝てると思います。大江戸コースターは、スピードが速いじゃないですか。だから、よけるというよりも剣山しちゃおうと思って。それが試合のなかでいっぱいいっぱいになりながらも出せたから、そこで自分のペースにもっていけたかなと思います。ペースを崩されてたけど、その一発で流れを変えていけたと思います。花月とは何回でもやりたいので赤いベルトでも白いベルトでもいい。ハイスピードは自分のベルトだと思ってるいるので、赤と白のほかにもう一本、ハイスピードを狙うのも考えてます。頑張ります」
【花月の話】「(岩谷はどうだった?)負けてコメントするようなことないけど、きょうは負けたな。勝ってスターダムを乗っ取ってやろうと思ってたのに、新しい風景をみんなに見せて過去の自分と過去のこと、すべておさらばしようと思ったのに。いまのタイミングじゃなかったということだったんじゃないのかなって思いますね。まだ何か解決しないといけないことが自分にあるから、きょう勝てなかったんじゃないかなとすごく思う。まあ、次につなげてくれた闘いだったなと思うので、来月、きっちりこの借りを返します」
スターダム後楽園大会のセミファイナルはイオが復帰したQUEENS QUESTがチームジャングるってるが保持するアーティスト王座に挑戦、6・12後楽園大会で岩谷に敗れワールド王座から転落したイオだったが首の負傷が明らかになり長期欠場を強いられていた。しかし7・30新木場大会で復帰を宣言、大江戸隊からバイパーを引き抜きQUEENS QUESTの戦力アップに成功していた。
序盤はQQが叫女を捕らえ、バイパーもパワー全開で大暴れして試合の先手を奪う。交代を受けた米山がイオにモンゴリアンチョップ、グルグルパンチ、クロスチョップと猛反撃、イオも串刺し攻撃、バイパーのボディーアタックから担ぎ上げるが、米山はスリーパーで捕獲してからDDTで切り返し、交代を受けた松本もローリングバックエルボー、ロックドロップ、スライディングラリアットとバイパーを攻め込む。
叫女vsHZKになると、イオがスワンダイブ式ミサイルキックでカットに入ると、松本がラリアットでイオを排除、そこでバイパーが松本にボディープレスを狙うと、HZKい誤爆してしまう。これを逃さなかったチームジャングるってるはHZKに集中攻撃を加え、松本のラリアットが叫女に誤爆すると、今度はQQがこのチャンスを逃さず、バイパーの援護を受けたイオが叫女にムーンサルトプレスから、HZKがアトミック・ボムズアウェーで3カウントを奪いQQが王座奪取に成功する。メインは岩谷のワールド王座に大江戸隊の花月が挑戦、序盤が花月がドロップキックを仕掛ければ、岩谷もドロップキックからジャーマンと倍返しするが、大江戸隊が足を引っ張れて場外戦に持ち込まれると、岩谷を袋叩きにし、リングに戻ってもダメージを負った岩谷の顔面に水噴射から膝攻めを展開し、スワンダイブを狙うが、岩谷はドロップキックで迎撃し、場外に逃れた花月にプランチャスイシーダを浴びせてから場外戦となる。
二人は南側通路まで雪崩れ込むとエルボー合戦を展開、岩谷は客席ゲートからのダイブを狙うが、阻止した花月が客席ゲートでの絞首刑を敢行、リングに戻った花月はコーナーへ昇るが、岩谷は雪崩式フランケンシュターナーで切り返し、ミサイルキックを命中させる。
岩谷はトラースキックを連発すれば、花月もハイキックで応戦、岩谷が低空ドロップキックからノーザンライトスープレックス、キックからジャーマン、フロッグスプラッシュと畳みかけ、ドラゴンスープレックスがキックアウトされると二段式ドラゴンスープレックスで勝負に出るが、セコンドに花がミサイルキックでカットし、花月はチョークスラム、えびす落としと畳むかけてから大江戸コースターで勝負に出るも、岩谷が剣山で迎撃する。
岩谷はドドンパッからドラゴンスープレックスを狙うが、花月が着地してチョークスラムを狙う。しかし逃れた岩谷は二段式ドラゴンスープレックスで3カウントを奪い王座を防衛した。試合後にシングルによる総当りリーグ、STARDOM 5★STAR GPに向けてアピール合戦が行われ、大江戸隊からは花月、花、QQからイオ、バイパー、本隊から昨年度覇者の美闘、SWA王者のストーム、刀羅を降し出場権を得た中野が参戦を表明し、最後は岩谷がマイクで大会を締めくくった。
イオを降し新時代を築くかと思われた岩谷にイオが早期復帰、復帰戦でいきなりアーティスト王座を奪取するなど存在感を示した。現在一歩引いたイオの存在が岩谷にとってプレッシャーとして圧し掛かっていくのか・・・
スターダム後楽園大会ありがとうございました!赤いベルトV2。NEWコスチュームで!宙吊りにされてからの記憶が曖昧だけど無事に防衛出来てよかった。皆様ありがとうございました( ^ω^ )☆!台湾に国語辞典持っていったのに今日忘れるとゆう。今は一安心だけど、次から過酷な5starが。 pic.twitter.com/7q1pEszMOS
— 岩谷麻優*STARDOM (@MayuIwatani) 2017年8月13日本日のスターダム後楽園ホール大会、どうもありがとうございました!Q.Qベルト奪取&紫雷イオ完全復活!!!大歓声が気持ち良かったー!! pic.twitter.com/hcGnKRaXqh
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年8月13日応援ありがとうございました。
負けました。
試合のダメージが酷くて念のため病院に直行した為売店、2ショット出れずに本当にごめんなさい。
絶対この負けが明日のジャングるってるに繋がるよう強くなるのでこれからも応援よろしくお願いします。
また詳しくブログ書きます。
— ジャングル叫女(きょうな)☆スターダム (@junglekyona) 2017年8月13日スターダム後楽園ホールは充実した大会でした。中野たむのバック・スピンキックは一撃の必殺技。トニー・ストームのオーラは半端なかった。マリー・アパッチェは常に絶妙のタイミングで重厚だ。紫雷イオのメジャー感は何なんだ!?岩谷麻優vs花月は何度でも見たい対決…さあ5★STARが始まる! pic.twitter.com/LCJWwlIRWt
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2017年8月13日 -
闘いサマーを制したのは内藤哲也!先に見据えたものは…そして柴田勝頼が現れた!
8月13日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」両国国技館 10280人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○金丸義信 タイチ エル・デスペラード TAKAみちのく(6分6秒 片エビ固め)KUSHIDA 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×川人拓来
※ハイボールW◇第2試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○タンガ・ロア(7分40秒 片エビ固め)永田裕志 ×中西学
※エイプシット◇第3試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 ○YOSHI-HASHI(6分33秒 片エビ固め)真壁刀義 ×デビット・フィンレー
※カルマ◇第4試合◇
▼20分1本
天山広吉 小島聡 ○ジュース・ロビンソン(7分18秒 片エビ固め)バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ
※パルプフリクション◇第5試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]田口隆祐 ○リコシェ(15分13秒 片エビ固め)[第52代王者組]×マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※ファーストクラス・フライト
☆ヤングバックスが2度目の防衛に失敗、田口&リコシェが第53代王者となる【田口&リコシェの話】
田口「このベルトがどこに来たいのか。インターコンチネンタル、IWGPジュニアヘビー、そしてこのIWGPジュニアタッグ。自然とベルトがタグチジャパンに集まってきてる」リコシェ「すごくいい気分だ。またベルトが手に入ったというだけじゃなくて、親友でもあり、タグチジャパンのカントクでもある田口と一緒に獲れたということが…」
(※あべみほが現れる)
あべみほ「カントク〜! おめでとうございま〜す! 私、実はタグチジャパンが大好きでぇ、すごいうれしいです! 鈴木軍なんかやめて、タグチジャパンに入りたいんですけど、できますかぁ?」田口「できます!」
あべみほ「やったぁ! ちょっと誓いを立てたいんですけど、目をつぶってもらっていいですか?」
リコシェ「ダメ、ダメ!」
田口「(※リコシェに)大丈夫! ではタグチジャパン入会の、誓いのキス!(※と、目を閉じる)」
あべみほ「緊張するぅ! 目を閉じて、開けちゃダメよ。(※キスすると見せかけて)そんなわけないじゃないですか!(※田口に平手打ち)」
(※タイチ、金丸が乱入し田口、リコシェに暴行)
タイチ「バカヤロウ、そんなわけねぇだろオイ! 何がカントクだ! オマエらなんてふざけたチームがこんなもの持ってんじゃねぇよ!(※あべみほが田口を踏みつける)(※田口に)どこ見てんだコノヤロウ! オイ変態だろ! このベルトは返してもらうぞ! 分かったかAVカントクよぉ!(※と、ひとしきり暴行して立ち去る)」
リコシェ「何なんだアイツらは…。これがほしいのか? タイトルに挑戦したいのか?」
田口「(※壁に寄りかかって恍惚の表情で)これで挑戦が決まるんですか? まだまだ、まだまだ踏みつけられ足りないんだよ! こんなんじゃ全然イケないんだよ! もっとイカしてくれ…。もっと踏みつけてくれ…。もっと踏みつけてほしいから、やってやるよ! もっと踏みつけてくれ、もっと踏みつけてくれ、もっと踏みつけてもらいたいから、挑戦させてやるよ。昇天させてくれ…昇天させてくれ…ということで、昇天このへんでお開き」
【マット&ニックの話】
ニック「やられた。やられたよ」マット「2日に一回のペースで試合をしてて、疲労がないわけないじゃん。犬みたいに働かせやがって」
ニック「今日はベルトをひとつ獲られてしまった。でもオレたちには、一番大事なベルトが残っている。スーパーキックパーティーのベルトだ。これは誰にも奪うことが出来ない」
マット「誰もだ!!オレたちはこれからイギリスに行ってメインで試合をする。時差ボケだってあるけど、オレたちが最強に変わりはない」
ニック「その苦しみさえもオレたちの強さになる」
◇休憩前◇
(2018年の東京ドーム大会の開催発表後、柴田勝頼の入場曲が突如場内に流れる。すると、会場が大「柴田」コールに包まれる中、柴田が姿を現す。柴田は4.9両国のオカダ・カズチカとのIWGPヘビー級王座戦後、硬膜下血腫で緊急手術を行ない、その後は欠場を続けていた。
リングに上がった柴田は中央で大の字になると、続いてアグラをかき、笑みを浮かべる。
そして、大きな拍手、歓声を噛みしめるように場内を見渡してからマイクを握る。場内からは「お帰り!」「待ってたぞ!」と声援が飛び、柴田の目にはうっすら光るものも見える。場内が声を聞こうと静まると、柴田は「生きてます! 以上ッ!」と叫び、四方に礼をしてから、大歓声と拍手の中、リングをあとにした。)
【柴田の話】「え~っと……。(しばし考えて)。そうっすね。大丈夫か? と聞かれると、なんて答えていいかわかんないんすけど。あの~……。ま、生きてます。春の両国で、倒れてから、まだ控室に帰る途中で倒れてしまったんで。今日は、シッカリと自分の脚で控室に帰ろうかなと。まず、そこから。前を向いて、一歩一歩。時間はかかると思います、ハイ。ただ……、やれることを最善を尽くして、全力で、闘っていきたいと思います。いま、言えることはこのぐらいしかありませんが。また、シッカリしたかたちで会えるようにがんばります。以上ッ! ありがとうございました!」
◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第77代王者組]○レイモンド・ロウ ハンソン(16分19秒 エビ固め)[挑戦者組]Cody ×ハングマン・ペイジ
※フォールアウト
☆ロウ&ハンソンが初防衛に成功【ハンソン&ロウの話】
ハンソン「GOD! ついに、初めて真正面から俺たちに戦いを挑んできたな! ならばリマッチ、受けてやるぞ! 真の男として受けてやろうじゃないか!」ロウ「この挑戦、喜んで受けようじゃないか! だが! だが! だが! K.E.Sが!」
ハンソン「K.E.Sだ!」
ロウ「K.E.Sが! 襲ってきやがった! K.E.S! オマエらがキラーだというなら、俺たちがオマエらを殺してやる! K.E.SもGODもWAR MACHINEがぶっ潰してやる!WAR MACHINEが世界を支配する!」
【Cody、ハングマンの話】
Cody「ベルトまでもう少しだったのにな…」ハングマン「オレのせいだ。ゴメン」
Cody「計算違いだったな。それが負けた理由だ。IWGPタッグのベルトは逃したが、今日の試合は恥ずかしい試合じゃない。相手はウォーマシンだし。この試合のためだけにタッグを組み、トレーニングした」
ハングマン「オレたちはソルジャーだ」
Cody「ROHのチャンピオンを連れてきておいて『G1』のメンバー入りさせないなんてな!!」
ハングマン「これはオレの『G1』2年目。タイトルマッチではあったが、『G1』ではない」
Cody「オレも『G1』のメンバーではない!ROHのチャンピオンとしては納得がいかないぞ!」
ハングマン「オレたちはウォーマシンには負けた。なんでもいいからベルトを持って来い!」
【アーチャー&スミスの話】
スミス「6か月ぶりの帰還だ!オレたちK.E.Sが戻って来たんだ!以前よりもパワーアップして戻ったぞ!IWGPタッグのベルトを獲るためにな!K.E.Sがベルトを獲るのは時間の問題だ!」アーチャー「オレたちが戻ったのは、どういう意味か分かるか!?アイツらが持っているモノすべてを奪う!K.E.Sワールドだ!新日本ワールドじゃない!」
◇第7試合◇
▼30分1本
鈴木みのる ○ザック・セイバーJr. 飯塚高史(13分42秒 変型卍固め)×棚橋弘至 飯伏幸太 マイケル・エルガン【ザックの話】「100パーセント、次のインターコンチネンタルのベルトに挑戦するのは、オレだ。タナハシを2回タップアウトさせてみせた。スズキグンは最強になる。『スズキグンイチバン』という言葉はキャッチフレーズではなく、真実だ。」
【鈴木の話】「オイ!かかって来いよ!ブタ野郎!『自称・過去の逸材』も『自称・過去の天才』もオレには用がないんだよ。テメェだよ!そこのブタ野郎!(※エルガンを遠くで見つけて挑発する)テメェ、ぶち殺されたいのか!(鈴木とエルガンの大乱闘が始まり、タイチとデスペラードが止めに入る。睨み合う鈴木とエルガン。)オレの邪魔をするな」
【飯伏の話】「(※インタビュースペースに着くと座り込んで)これが今年の『G1』の、本当に最後だったんですけど、ちょっとその…まぁ後味が悪いというか。いやでも、自分は変わらず、この『G1 CLIMAX27』に出られて幸せです。昨日も言ったと思うんですけど、自分の方向性を考えて。今日はそれ以上、何も言うことはないです。本当に感謝してます。ありがとうございました」
【棚橋の話】「(※インタビュースペースに着くと座り込んで)あーー。あー苦手だなあ、苦手!ああいうタイプすげぇ苦手。『G1』、決勝に出られなかった時点で切り替えて。ただ、今の新日本プロレスは、ベルトを巻いているだけでは中心に戻れない。プラスアルファ、そこで何を見せていくか。これからが超大事! 何度でも行こう。OVER AND OVER AGAIN!」
◇第8試合◇
▼30分1本
SANADA EVIL BUSHI ○高橋ヒロム(10分32秒 D)オカダ・カズチカ 石井智宏 矢野通 ×外道【ヒロムの話】「アハハハ…。このぉ~!!冷めあらん感情。そしてぇ~!!この興奮しきれない痛み。あ~アイツの痛みは、もっとすごいんだろうなぁ~。なぁそうだろ!?オレの人生の物語を崩してくれた、そう!!ウィル・オスプレイ!!!キサマとだぁ~!もう一度やらせろ!オスプレイ、オマエのこと考えてるとさぁ~、この数か月間、夜も眠れねぇんだよ!アハハハハハハ~!オスプレイどこ!?オスプレイどこ!?!?オレの頭の中にいる!!オレの前に出てきて、もっともっともっともっともっとぉぉぉぉ~!!楽しもうぜ」
【BUSHIの話】「久々にNEVER無差別級6人タッグのベルト巻いたよ。どうせ次のシリーズで組まれるんだろ?6人タッグの試合。なんてたってこのベルト、最多防衛記録『3』がかかってるんだ。次の挑戦者がどんなヤツが組まれるか、いまから楽しみにしてるぜ!エンセリオ!マ・ジ・デ」
【EVILの話】「今日も『超人オカダ』を葬り去ってやったぜぇ~。どうするんだチャンピオン。このオレ様のIGWP及び新日本の支配はもう始まっているぜぇ~。改めて言ってやるぜぇ~。オカダァ~、オレのほうがオマエより強いんだよぉ~。よく覚えとけぇ~。THIS IS E~VIL。Everything is E~VIL。すべては………EVILだ!」
【オカダの話】「(※肩を借りてインタビュースペースにたどり着くと座り込み、首を冷やしながら)前も言ったでしょう、プロレスラーは超人だってね。どんな技を食らっても立ち上がるし、最後まで諦めないのがプロレスラーだってな。まだまだ立ち上がるぞ俺は。何も諦めてねぇぞ。俺がリング上で言ったことをお、俺がやらないでどうするんだ。EVIL、こんなんで超人越え? ふざけんじゃねぇぞコノヤロウ! しっかりオマエには借りを返すから覚悟しとけよコノヤロウ!」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」優勝決定戦/時間無制限1本
[Aブロック1位]○内藤哲也(34分35秒 片エビ固め)[Bブロック1位]×ケニー・オメガ
※デスティーノ
☆内藤が「G1」4年ぶり2度目の優勝(メインイベント終了後、場内が大「内藤」コールに包まれる。そんな中、新日本プロレスの菅林直樹会長が優勝トロフィーを手渡すと、それを内藤が放り投げるフリをして観客を驚かせた。
続いてテレビ朝日のスペシャル解説者である蝶野正洋もリングへ上がり、内藤に優勝旗を贈呈。そして、内藤が拳を掲げると、蝶野が自分の拳を合わせた。)
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス、リョ~ゴク~~~~~!(※大歓声) 我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる全国のお客様、世界中のお客様、そして! 今日、会場に足を運んでくれた両国の皆様(※大歓声)、今年の夏も、例年並みに、いや、例年以上に、『G1 CLIMAX』、そしてプロレスを、楽しんでいただけましたでしょうか? 優勝したのはLOS INGOBERNABLES de JAPON内藤で・す・が、この最高の空間を作って下さった会場のお客様に、お礼を言いたいと思います(※大歓声)。グラシアス・アミーゴス!(※大歓声&大『内藤』コール) 4年前に、俺はこの『G1 CLIMAX』 、頂点に立ったんですが、あのときは背伸びをしていて、正直なことを言えませんでした。ただし! いまの俺なら、自信を持って、言える(※大歓声)。この新日本プロレスの、主役は…俺だ(※大歓声)。最後に、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる両国のお客様、2017年夏のファイナル、思う存分、叫んで下さい(※大歓声)。(※以降、ファンが内藤と大合唱)EVIL! BUSHI! SANADA! ヒロム! イ・内藤! ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルルナ~ブレ~~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!( この直後、キャノンで放たれた大量のテープがリングへ降り注ぎ、またも大「内藤」コールが巻き起こる。そんな中、内藤は四方のコーナーを回り、EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、そして復活したダリルと拳を合わせる。
続いて内藤はL・I・Jメンバーたちとリング中央で拳を合わせ、ニュートラルコーナーへのぼってファンにアピール。そして、キャップを観客席へ投げ込むフリをして、ファンを手玉に取る。
その後、リングを降りた内藤は放送席を訪れ、再び蝶野と拳を合わせた。)」
【内藤の話】「(※会見場に着くと、用意されていた椅子をどかし、立ったまま話し始める)ロス・インゴベルナブレスに出会ってから2年。あの出会いが、俺を変えたっすね。ま、まさにデスティーノ。運命ってことでしょう。思ってることはさぁ、声に出して言わないと誰にも伝わらないから。皆様を楽しませたければ、周りの目を気にせず、まずは自分自身が楽しむこと。それを、メキシコに行って、ロス・インゴベルナブレスの仲間たちに教えてもらった。彼らには感謝しかないっすね。グラシアス・アミーゴス!って感じっすね。
まぁ、明日、一夜明け会見的なものがあるんでしょう? 言いたいことは明日言いますよ。俺さぁ、もう疲れたんだよ。カンサードなんだよ。早く、休ませてくれよ。じゃあ皆様、またお会いしましょう! アスタルエゴ、アディオス!」【バックステージでのケニー】※ヤングバックスの2人に担がれながらバックヤードをゆっくり歩くケニー。道の途中で飯伏幸太が待っている。飯伏のところに行こうとするケニーをヤングバックスの2人が止めようとするが、ケニーはそれを振り払い、飯伏のもとに向かう。ケニーと飯伏が顔を近づけて小さな言葉で2、3会話を交わす。会話が終わると飯伏を振り払い、控室までの長い廊下の道をヤングバックスに担がれ歩いていく。飯伏はずっとその後ろ姿を見て控え室へ帰っていった。
いよいよ優勝決定戦を迎えた「G1 CLIMAX 27」進出したのはAブロックからはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのリーダーである内藤哲也、BブロックからはBULLET CLUBのリーダーであるケニー・オメガ、両者は昨年8・13両国でのBブロック公式戦で対戦し、この年のベストバウトに選ばれてもおかしくない激闘を繰り広げたが、ケニーが片翼の天使で内藤を降して優勝決定戦に進出、そのままケニーは優勝決定戦で後藤を破り優勝を果たした。今回は優勝決定戦の舞台で1年ぶりの再戦となった。
序盤は内藤が組み合おうとするケニーを再三スカすなど、いつもの制御不能ぶりを見せるが、内藤が場外戦を仕掛ると、ケニーが鉄柵を使ってのケブラータを発射、鉄柵攻撃を連発し、リングに戻ってからコタロークラッシャーで先手を狙うが、エプロンにケニーを出して内藤がエプロン上のネックブリーカーから場外めがけてネックブリーカーの二段階攻撃でケニーの首にダメージを与えると、首筋へのエルボー、変型ネックブリーカー、首筋へのスライディングキックと首攻めを展開、場外のケニーにトペ・スイシーダを発射してから英語実況席に連行、テーブル貫通パイルドライバーを狙ったつもりが、バランスを崩したのかテーブルの角めがけてのパイルドライバーとなり、館内は騒然となるも、思わぬハプニングもあってケニーは頭部を押さえてうずくまる。
リングに戻った内藤はドラゴンスープレックスからコーナーミサイルを発射するが、ケニーが両足を立てて迎撃するとランニング式ワンハンドバックブリーカーから腰攻めを展開、力いっぱいコーナーに内藤を叩きつけ、腰から落とすバックドロップと反撃していくが、ケニーはカミカゼからのムーンサルトは仕掛けが遅く間が空いてしまいと、これを逃さなかった内藤が雪崩式ジャンピングネックブリーカー、アームホイップからサイドからスライディングキック、コーナーミサイルと自身の流れに戻すも、ネックブリーカー狙いを逃れたケニーは突進する内藤をフランケンシュタイナーを決め、場外の内藤にノータッチトペコンを命中させる。
リングに戻ったケニーは内藤の首筋めがけてミサイルキック、高速ドラゴン狙いは内藤が張り手で逃れるも。ケニーは強引にジャーマンで投げてから蒼い衝動、ピストルサインからVトリガーは内藤がかわしてジャーマン、だがケニーが着地してから突進も内藤はトルネードDDTで突き刺す。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ケニーが下へスライディングすると内藤はコーナーの鉄柱に顔面を直撃、これを逃さなかったケニーは高速ドラゴンからVトリガーから垂直落下式リバースタイガードライバーを狙うが、内藤がDDTで切り返し、変形ネックブリーカーから延髄斬りからジャンピングエルボーアタックから垂直落下式グロリアじ初披露、デスティーノで勝負を狙うが、ケニーが飯伏幸太が見せた人でなしドライバーで突き刺し内藤の首に再び大ダメージを与え、ケニーがコーナーも内藤は追いかけるが、ケニーは鉄柱めがけてDDTを敢行、そしてコーナー最上段からの雪崩式パワーボム狙いは内藤がフランケンシュタイナーで切り返し、内藤は雪崩式リバースフランケンシュタイナーを決める。
内藤はロスインゴとなってから封印していたスターダストプレスを投下するが自爆、内藤のスターダストプレスは自爆率が高いが肝心なところで決まらないとは…、ケニーは旋回式垂直落下リバースタイガードライバーから至近距離からのVトリガーを連発、ガントレンチボムを挟んでVトリガーから、片翼の天使は内藤がリバースフランケンで切り返し、内藤はランニング式デスティーノからデスティーノを狙うが、ケニーはクロイツラスで切り返し、レインメーカー式VトリガーからVトリガー、そして片翼の天使を狙うが内藤が変幻自在のデスティーノで切り返し両者ダウンとなり、起き上がった両者は逆水平合戦、内藤のエルボーの連打に対しケニーがVトリガーの連打を浴びせる。ケニーは再度Vトリガーを狙うが、内藤が浴びせ蹴りで迎撃すると、ドラゴンスープレックス、旋回式デスティーノ、デスティーノで3カウントを奪い、内藤が4年ぶり2度目の優勝を果たした。試合終了後は内藤が"新日本の主役"を宣言したが、4年前の優勝時はファンから支持されないどころか、ファン投票で1・4東京ドームの主役にもなれず、オカダからIWGPヘビー級王座も奪取できず、ロスインゴとなってからも4年間、そのことをトラウマのように引きずり続けてきた。
ロスインゴとなってようやくファンの支持を得て、一時はオカダを破りWIGPヘビー級王座を奪取し、昨年度はプロレス大賞MVP、インターコンチネンタル王座も奪取して棚橋の存在も打ち消し、雑誌でのプロレス総選挙でも1位にもなったが、オカダと打ち消したはずの棚橋、そしてG1で敗れたケニーの存在がいる限りは満足するものではなく、奪取したインターコンチ王座も、いくらIWGPヘビーと同等のベルトとしても、オカダがいる限りはIWGPの権威が上とされ、内藤からしてみればインターコンチ王座は中邑真輔のお下がりに過ぎなかった。
棚橋を降し、ケニーにリベンジを果たした内藤の次なる狙いはオカダのIWGPヘビー級王座と、真の意味でもドームの主役、ファンの支持を得てG1を制した現在だからこそ内藤にとって最大のチャンスである。2017年の夏を制した内藤、2018年に開催が決定した1・4東京ドームでIWGPヘビー級王座を奪取し、真の意味でドームの主役となるのか?
IWGPジュニアタッグ選手権試合はチームワークに優るヤングバックスが挑戦者組を分断、リコシェも足攻めにあって思うように動けず、田口も懸命に粘るがヤングバックスの連係に蹂躙され主導権の握れない展開が続く。
リコシェを捕らえたヤングバックスはマットがシャープシューターで捕獲、ロープに逃れるリコシェにニックがスワントーンボムでダメ押しするなど、挑戦者組は大ピンチが続くが、モア・バング・フォー・ユア・バックを狙いをリコシェがニックを剣山、マットは寸前で着地し、リコシェにシャープシューターを狙うと、リコシェが首固めで丸め込み、ヤングバックスのインディーテーカーを田口がヒップアタックで阻止すると、このチャンスを逃さなかった挑戦者組がマットを捕らえ、田口がどどんズスロウンを決めると、リコシェがファーストクラス・フライトで3カウントを奪い逆転勝利で王座を奪取も、バックステージではあべみほの色気に負けた田口に金丸&タイチが挑戦表明する。IWGPタッグ選手権は挑戦者組がCodyの巧みなリードでペイジを動かし、ウォーマシンは大苦戦を強いられる。ウォーマシンはCodyを何とか排除してペイジを捕らえるが、Codyが戻るとディザスター・キックからペイジがジ・アダムス・アップルでロウを捕らえる。苦戦のウォーマシンはハンソンが入るとペイジにムーンサルトプレスを投下、Codyの急所蹴りもペイジに誤爆すると、最後はペイジにフォールアウトで3カウントを奪い王座防衛、試合後にはトンガ&ロアのGODが前王者の権利として再戦を要求したところで、ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr,のKESが乱入、ウォーマシンを蹴散らした後で、トンガをキラーボムでKOし挑戦をアピールした。
KESは2月11日の大阪大会で3WAYマッチでIWGPタッグ王座に挑戦する予定だったが、選手権直前でアーチャーが腰椎椎間板ヘルニアで欠場となり、スミスは飯塚をパートナーにして臨んだが王座奪取はならなかった。アーチャーの欠場でスミス自身も出番が少なかったが頼りになる相棒が戻ったことでスミス自身も再浮上、そして鈴木軍的にも12日から飯塚も復帰しフルメンバーが揃って巻き返しとなりそうだ。
その鈴木軍は第7試合ではザックが棚橋から卍固めでギブアップを奪い勝利、試合後もザックがIWGPインターコンチ王座への挑戦も表明し、鈴木もエルガンと大乱闘を展開、これまで田口JAPANとすればロスインゴが相手になっていたが、抗争相手は鈴木軍にシフトチェンジになりそうだ。セミではヒロムが変型三角絞めことDを初披露して外道を絞め落としてロスインゴが勝利、試合後はEVILがリング上でイス盛りを作り、その上へのダークネスフォールズでオカダをKOした。8・5大阪でオカダを破ったEVILのIWGPヘビー級王座挑戦に待ったなしか、1・4東京ドームへ見据えたストーリーももう始まっている。
最後に休憩前には4月の両国大会終了後に硬膜下血腫で倒れ入院、手術を受け長期欠場を強いられていた柴田登場、リングインするなり大の字になり胡坐をかくと笑みと涙を浮かべ、マイクを持った柴田は「生きてます!以上!」とアピールして去っていった。
柴田は現在退院はしているものの、同名半盲(両眼の同じ側が見えなくなる症状)で、現在非常に強い電流を脳や目に流して治療に専念しているという。柴田が今回リングに上がりファンの前に現れたのは絶対にリング復帰を諦めてない、その一歩を示すために現れた。一歩を示したことでそれがいつまで続くかわからない、わかるのは柴田は絶対諦めてないこと、自分らは諦めない姿勢を崩さない柴田をしっかり見定めていく。【「G1 CLIMAX 27」終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただきありがとうございました。次期シリーズ「Road to DESTRUCTION」は9月5日(火)愛知・名古屋国際会議場・イベントホールにて開幕!皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw #g127 pic.twitter.com/hqDtQwcerM
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年8月13日LOS INGOBERNABLES de JAPON pic.twitter.com/mLP7gOW8cs
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年8月14日❤️
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2017年8月13日天使がコロッケを運んできたよ♪ #オカジョ pic.twitter.com/1x5ODvdvAN
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年8月13日If you watched the G1 this past month, there is no way you can say @njpw1972 @njpwglobal isn't the best wrestling in the world
— BigMike (@MichaelElgin25) 2017年8月13日柴田勝頼選手がリングに立った。
来場している事、選手間でも知らない者がほとんどだったと思う。
当然、私も知らなかった。
こんなに嬉しい事ってあるか?
おかえり。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年8月13日本間はメルアド等を知ってるから、いつでも連絡が取れたけど、柴田君は連絡先を知らなかった。
だから、本当に超サプライズだった。
少し痩せていたけど“あの頃の柴田”に会えた。
超嬉しかった。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年8月13日Welcome back !
おかえりブラザー pic.twitter.com/2DqbuP1tEE
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年8月13日We said you wouldn't be ready @njpw1972 !!! #KES #NJPW #G127 pic.twitter.com/VxW3hVqkxy
— KES (@kelitesquad) 2017年8月13日Jacked and loving it! Hmmmn somebody has been taking their protein pic.twitter.com/oqlMV3yUAe
— Davey Boy Smith Jr. (@DBSmithjr) 2017年8月13日Nothing but respect for the OG triple on his last G1. #YujiNagata @nagata769 pic.twitter.com/pIdOb14E9v
— 'Bad Boy' Tama Tonga (@Tama_Tonga) 2017年8月13日1人G1優勝
おめでとうございます
来年のG1本線でのご活躍を期待しております☆
尚、タグチジャパンへの招集は考えておりません。 https://t.co/umOTBtpMXX
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年8月13日悪く言えば汚い
よく言えば味がある
君たちのタッグも見方を変えればいいところがあるのだろう
あべみほたんはどこから見てもいいところしかない
ベルトに挑戦してきなさい
リコシェが相手してくれよう☆ https://t.co/TFZBR5RzSU
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年8月13日もう1人のG1優勝者
忘れてくれるなよ
ぺ
全勝優勝おめでとう
金の玉杯獲得良かったな
大事にしろよ
しかし字汚ねぇな pic.twitter.com/qlufXOfGw9
— タイチ (@taichi0319) 2017年8月13日Oh just go ahead & give us Tag Team of The Year again already. Lord.
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2017年8月13日うううぅぅーっ❗️
セクハライガーめ
怒りの獣神だかなんだか知らないけど、わたしが怒ってるよ❗️❗️
こんなのでトレンド入りしたって、全然嬉しくないからね❗️❗️❗️https://t.co/8699uTLqWL#njpw #G127 #G1 pic.twitter.com/ac7zkxeyWK
— あべみほ (@abemiho0110) 2017年8月13日涙涙涙の3日間でした❗❗
毎日のように感動することがあるなんて幸せすぎます✨
SKE48として、たくさんの方に感動をお届けできるようにこれからも全力で活動していきたいと思います❗❗
8.29後楽園ホールさらに燃えてきました
ミラノさんトレーニングお願いします❗❗#G127 pic.twitter.com/IdalrH6Wwz
— 松井珠理奈(ハリウッドJURINA) (@JURINA38G) 2017年8月13日両国全部見たんだ(^^)
いやぁ、次は8.29後楽園。
頼んまっせ! pic.twitter.com/AWQhl7y1Eu
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年8月13日新日本プロレスG1決勝戦凄かった。今日は素直に言います。内藤選手優勝おめでとうございます。ケニー選手凄い試合ありがとう。応援して頂いたお客様、ありがとうございます。新日本最高!!!
— 木谷高明 (@kidanit) 2017年8月13日決勝戦は素晴らしい試合でした、全選手&スタッフの皆さん&会場やテレビでご観戦頂きましたファンの皆様お疲れさまでした!
最後に、まだまだ道のりは長いかも知れませんが、きっと今日の大声援が柴田選手の力になったはずです!
今日はあの姿を見れただけで本当に嬉しい。#njpw #g127
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) 2017年8月13日 -
非情!ケニーがオカダの首を破壊し優勝決定戦に進出!優勝決定戦はロスインゴvsBULLET CLUBの頂上対決に!
8月12日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」両国国技館 7591人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
金丸義信 タイチ ○エル・デスペラード TAKAみちのく(7分4秒 体固め)KUSHIDA 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×川人拓来
※ピンチェ・ロコ◇第2試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 石井智宏 YOSHI-HASHI(7分20秒 片エビ固め)タンガ・ロア 高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ
※GTR◇第3試合◇
▼20分1本
○ザック・セイバーJr. 飯塚高史(6分16秒 片エビ固め)真壁刀義 ×永田裕志
※PK◇第4試合◇
▼20分1本
Cody ○ハングマン・ペイジ バットラック・ファレ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(8分14秒 片エビ固め)レイモンド・ロウ ハンソン 田口隆祐 リコシェ ×北村克哉
※ライト・オブ・パッセージ◇第5試合◇
▼20分1本
棚橋弘至 ○飯伏幸太 デビット・フィンレー(6分57秒 片エビ固め)内藤哲也 ×BUSHI 高橋ヒロム
※カミゴェ◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○ジュース・ロビンソン(11分48秒 片エビ固め)[4勝5敗=8点]×マイケル・エルガン
※パルプフリクション【ジュースの話】「長いスピーチになると思うよ。インターコンチネンタルチャンピオンのマイケル・エルガンから1勝することが出来た。マイケル・エルガンという男は、『G1』『NEW JAPAN CUP』などなど様々なトーナメントで優勝候補として挙げられる一人だ。その相手から2点取れたのは大きいと思う。もしかしたら来年、それ以降の『G1』では負けるかもしれないけど、この1勝は大きかった。いま『来年』と言った意味はみんな分かると思う。オレは初戦、サッポロ大会で大先輩であるコジマサンに勝った。これも神のおかげだと思うけど、それからの2週間は足をケガしてしまい、言い訳はしたくないけど、キツイ『G1』になってしまった。もしケガなく試合を続けることが出来ならと思っていたけど、イエス・キリストなのかマリア様の救いがありオオサカでケニー・オメガに勝つことが出来た。そこから連勝が始まり、最終戦でエルガンに勝って『G1』を終えることが出来たっていうことは来年の『G1』のメンバー候補入りするいいネタになったはずだ。エルガンに脳みそやられてしまったかもしれない。この後はサッポロビールを飲みながらエンジョイしたいと思うよ」
【エルガンの話】「やられたよ。まぁ、何はともあれ新日本プロレスは地球上で最高の団体だ。いつ誰が勝ってもおかしくない。それこそがプロレスの美しさだ。今日はジュースが勝った。でも、今後また対戦するとして、同じ結果が出ると思うかい?」
◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○タマ・トンガ(11分59秒 エビ固め)[4勝5敗=8点]×SANADA
※ガンスタン【トンガの話】「レディース・アンド・ジェントルメン! お陰様でタマ・トンガの公式戦が全て終了いたしました! ありがとうございます! ありがとうございます! 棚橋選手をはじめ、対戦していただいた全ての選手に厚く御礼申し上げます!
(※通常の口調に戻って)俺は今、偉大な自分への扉を開けたところだ。この『G1』で、今の自分が何者かというのを少しでも見せられたと思う。だが、まだまだこんなもんじゃない。来年の『G1』まで1年もある。その間に、対戦する全ての相手をコテンパンに叩き潰して、次の『G1』につなげたい。来年の『G1』ではタマ・トンガの相手になる選手はいないだろう。いい風が吹いてきたぜ」【SANADAの話】「今年の『G1』も完敗だったよ」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○矢野通(6分56秒 横入り式エビ固め)[4勝4敗1分=9点]×鈴木みのる【矢野の話】「俺も39歳。一輪台車で荷物を運ぶのはとても疲れます! だから梱包しました! それまでです!」
【鈴木の話】「矢野~!!どこ行きやがった!矢野!!矢野コノヤロー!(記者一人一人をぶっ倒していく。)テメェーか!!触るな!来いよ、コラァ!!
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○EVIL(14分23秒 片エビ固め)[1勝8敗=2点]×小島聡
※EVIL【EVILの話】「小島~。テメェの元気なんてな~、このオレ様には通用しないんだよぉ。よく覚えとけぇ~。このオレ様はIWGP及び、新日本を支配していくんだ。テメェにかまっているヒマはねぇ~。This is E~VIL 。E~verything is EVIL。すべては………EVILだ!」
【小島、天山の話】
小島「(※天山に握手を求め)ありがとうございました。1年間、本当に早いですね。去年の今頃のことを思い出して、ずっと試合してました。本当にありがとうございました」天山「いやホンマにね、コジも言った通り、1年前のちょうどこの時期、コジのおかげで『G1』に出場することができて。今年はもちろんコジが出場して、去年出られなかった分、俺が後ろからカバーする、全面的にバックアップして応援するっていうことでやりました。今年の夏はこれで終わりましたけど、俺にとってはホンマにね、勝とうが負けようが全力で一生懸命、この『G1』駆け抜けてほしいなって思ってました。もちろん勝つに越したことないけども、それ以上の何かをね、この『G1』で、コジは勝敗関係なく得ることができたと思うし、俺も後ろから応援しててね、リング下で応援することしかできなかったけども、でもやっぱりコジの生き様っていうものを見してもらったし。こんな、最後の最後までどっちが勝つか分からん試合を毎試合やってくれて、最後はもう、あと一歩というところで勝てなかったですけども、でも諦めない、そういうコジの気持ち、姿勢っていうのはね、最初から最後までコジに全部見せてもらいました。コジに感謝です」
小島「ありがとうございました!(※再び握手)」
天山「お疲れさん、ありがとうね」
小島「いえ、こちらこそ。また頑張ります」
天山「また来年!」
小島「よろしくお願いします!」(※天山は控室へ)
小島「今回の成績を受けて、私は『G1』に出場する資格がない選手だとハッキリ分かりました。しかし、それはあくまでも現時点での話です。現時点で出場する資格がなくても、もしかしたら来年、来年の『G1 CLIMAX』までに頑張って努力して、もっと強くなれば、もしかしたらまた出場する資格が得られるかもしれない。そう思って、頑張りたいと思います。ずっとこの『G1』で付いてくれた天山にも感謝してますし、応援してくれたファンの皆様にも、本当に感謝してます。いろんな人に感謝して、もっと頑張れば、もしかしたらまた来年、俺は『G1』に出られるかもしれない。そう思ったら明るく元気で、笑顔でまだまだ頑張りたいと思います! ありがとうございました!」
◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[7勝2敗=14点]○ケニー・オメガ(24分40秒 片エビ固め)[6勝2敗1分=13点]×オカダ・カズチカ
※片翼の天使(試合終了後)
ケニー「(※日本語で)まずはね、オカダ、お前の英語はヘタクソなので、日本語でひとつ言っとくね。これは終わっていない。なんにも終わっていない。でも、いまの道で続ける。だから明日、ナイトーさん。オ~イエ~。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのテツヤ・ナイトー。オ~イエ~。(※ここから英語で)昨年のリマッチだ。ハハハハ! ナイト―、オマエは強くてセクシーだけど、ひとつ問題がある。それはオレに劣るということだ。明日はジ・エリート、そしてカナダの国旗が会場内をはためくだろう。オレは必ず勝って、外国人選手として初めての『G1 CLIMAX』連覇を成し遂げてみせる」【ケニーの話】「オカダ、この試合はもっと楽にしてくれると思っていたのに、こんなにツライ30分はなかなかなかったと思うぞ。ただオレにはヤングバックスがいてくれて、ジ・エリートとして試合にも勝つことができた。次はファイナル。ファンのみんなは大きな試合を楽しみにしていると思うが、今日は疲れてしまったからここで失礼するね。グッドバイ&グッドナイト。(大勢の記者一人一人に向けて)バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン」
両国3連戦の2日目はBブロック公式戦が行われ、優勝徹底戦進出をかけてオカダとケニーが対戦。オカダとケニーは1点差でオカダがリード、オカダは勝つか引き分けるかで優勝決定戦に進出、ケニーが進出するには勝つしかなく、過去2試合とも30分越えだったこともあってケニーにとっては不利な条件でもあった。
開始からケニーがフロントハイキックを放つと、オカダのドロップキックをかわして高速ドラゴンで投げ、早くも片翼の天使を狙うが、オカダはコーナーにケニーを据えてドロップキックで場外げ出し、フロントハイで鉄柵外に蹴り出した後でクロスボディーを発射するなど、序盤から両者共エンジンを全開させる。
リングに戻ったオカダダイビングエルボードロップからレインメーカーを狙うが、ケニーがオカダを場外へ出して阻止するとプランチャを発射、ケニーの体がオカダの首に直撃し、浴びせた押された際に鉄柵に首筋も直撃してしまう。これを逃さなかったケニーは首筋にミサイルキックからチンロック、そしてオカダのテーピングを剥がしワンハンドバックブリーカーからサッカーボールキック、スリーパー、オカダのセントーンはケニーが剣山するなどして、頚椎を中心にオカダを攻める。
劣勢のオカダはケニーにリバースネックブリーカーからエルボーの連打、エルボーアタック、串刺しエルボーからDDTも得意のヘッドスプリングが出来ず、それでも、ヨーロピアンアッパーカットからツームストーンパイルドライバーを狙うが狙いは首を痛みで上がらない、ケニーは延髄に逆水平の連打、カミカゼからのムーンサルトはオカダが剣山で迎撃、だが突進したところでケニーはフランケンシュタイナーを決め、オカダは場外へ逃れるも背中を見せてしまったところで、ケニーは首筋めがけてスライディングキックを発射、ノータッチトペコン狙いはオカダが素早くリングに戻ってフラップジャックで迎撃し、スワンダイブ狙いもオカダがドロップキックで迎撃する。
場外戦に持ち込んだオカダは場外でのツームストーンパイルドライバーを狙うが、ケニーが場外でのリバースフランケンシュタイナーを喰らってしまい、首に大ダメージを負ったオカダに林リングドクターや三沢威トレーナーが入りチェックするも、ケニーはオカダを無理やりリングに戻して試合を続行させ、エプロンにオカダを連行してドラゴンスープレックスを敢行、再びリングに戻して蒼い衝動式牛殺しでダメ押しする。
勝負に出たケニーはトリガーを連発、オカダはエルボーで抵抗しケニーが逆水平で打ち返し、ケニーが首筋へのハンマーを落としてからVトリガー、そして片翼の天使を狙うが、着地したオカダがツームストーンパイルドライバーで突き刺し、ケニーの雪崩式蒼い衝動狙いもオカダが突き飛ばしてミサイルジョンウーからジョンウーを発射、レインメーカー狙いはケニーが逃れてVトリガーを狙うもオカダはドロップキックで迎撃する。
オカダはレインメーカーで勝負に出るが、ケニーがVトリガーで迎撃、オカダはジャーマンからのレインメーカーを狙うが、ケニーが力皇猛の無双で阻止してから片翼の天使は狙いは、オカダがレインメーカーで阻止、オカダがツームストーン狙いはケニーがエビ固めから逆さ押さえ込みも、オカダが強引にレインメーカーを炸裂させる。手を離さないオカダはレインメーカーも、再度のレインメーカーはケニーがかわして連続ジャーマンからリバースフランケンを決め、片翼の天使を狙いを読まれたケニーはクロイツラスに切り替え、Vトリガーを狙うも、オカダがドロップキックで迎撃し、レインメーカーを狙うが、ケニーがレインメーカー式Vトリガーで迎撃する。
ケニーは垂直落下式リバースタイガードライバーでオカダを突き刺すと、Vトリガーから片翼の天使で3カウントを奪い、2年連続で優勝戦進出を決めた。
今回のオカダvsケニーはまさしく危険と隣り合わせの試合、ケニーの場外でのリバースフランケンを喰らいリングドクターやトレーナーが入った時点で試合は終わってもおかしくはなかった。しかしケニーがリングに戻したことで、オカダは勝敗抜きでこの試合だけはやり遂げる覚悟を固め、最後までやり遂げた。ケニーがリングに戻したのは"俺達の試合をこれで終わらせていいのか"という無言のメッセージが込められていたのかもしれない。オカダが敗れてしまったが首が最悪の状況の中で、自分の責任だけはしっかり果たした上での敗戦だった。そして優勝決定戦は内藤vsケニーとなったが、二人の対戦は昨年度のG1 CLIMAXでは今年のベストバウトに推されてもおかしくない激闘を展開したが、内藤が敗れて優勝決定戦進出を逃し、優勝までさらわれた。内藤が優勝またリベンジを狙う舞台には恰好の場でもあるが、ケニーもオカダに勝った以上、当然オカダへの再戦も狙うはず、またロスインゴとBULLET CLUBのリーダー同士の対決でもあり、双方の面子もあるため負けられない一戦でもある。
今回は立場的にヒール同士の優勝決定戦となったG1、果たしたどちらが夏を制するのか?
他の公式戦、エルガンvsジュースは、エルガンのパワーに苦しめられたジュースはジャブの連打、変型DDTで流れを変えるも、コーナーからのダイブを狙いを着地したジュースにエルガンが延髄斬りを放ち、ジュースもフルネルソンバスターからパワーボム狙いはエルガンが堪えてエルボーの連打から延髄斬り、串刺しラリアットもジュースも串刺しラリアットで応戦する。
両者のラリアットは相打ちとなり、ジュースのスピンキックをキャッチしたエルガンはパワーボムで叩きつけると、豪快なラリアットからのエルガンボム狙いは着地したジュースがリバースDDTで返すが、キャノンボール狙いはエルガンがトラースキックで迎撃も、、コーナーに昇ったところでジュースがパワーボムで叩きつけパルプフリクション狙いはエルガンが阻止も、ジュースが担いでプリンスズスロウンを決める。
ジュースはキャノンボールをキャッチしたエルガンはエルガンボムを狙うが、ジュースがジャックナイフ式エビ固めで切り返し、エルガンはバーニングハンマーを狙いを着地したジュースがナックルからパルプフリクションで3カウント、ジュースがエルガン相手に大きな勝利を得る。SANADAvsトンガが序盤から読み合いを展開、トンガがパラダイスロックを狙うが決めることが出来ず、逆にSANADAがトンガを通路に連行してパラダイスロックで拘束、そのままリングアウト勝ちを狙うが、裕二郎とロアが駆けつけてパラダイスロックは解かれ、ドンガも辛うじてリングアウトも免れる。
SANADAはスワンダイブ式ドロップキックで場外戦に持ち込み、トンガにプランチャを命中させてからSkull Endで捕らえるが、ロアがラリアットでカットに入り、SANADAもリングに戻ってからトンガにTKOを決め、裕二郎とロアを排除してからラウディングプレスを投下、だがトンガがかわしSANADAが着地したところでガンスタンを狙うが、SANADAがSkull Endで捕獲。バックの奪い合いからSANADAを決める。
SANADAはSkull Endで勝負に出るが、トンガがバックを奪ってトンガンツイストで切り返すと、SANADAが逆さ押さえ込みをキックアウトしたトンガがガンスタンで3カウントを収める。
鈴木vs矢野の遺恨マッチは鈴木がタイチを加勢させてまでして矢野ワールドを封殺にかかり、張り手の連打からスリーパーで捕獲、そし速攻勝負狙いでゴッチ式パイルドライバーを狙うが矢野がレフェリーを掴んで阻止し、場外戦となるが、リング下から矢野がテーピングを持ち出して鈴木の両足を拘束しようとする。だが鈴木は蹴って逃れるが浅見レフェリーが巻き込まれ、逆に鈴木が矢野の両足をテーピングで拘束し、動けなくなったところで矢野に猛ラッシュ、ランニングローキックからスリーパーで捕獲も、浅見レフェリーが矢野のテーピングを解こうとして制止されてしまう。そこでタイチが乱入すると、英語実況席で解説していたロッキー・ロメロが駆けつけティヘラで排除し、鈴木もロメロに気を取られると矢野がイスで殴打してから、上半身をテーピングで梱包して丸め込み3カウント、矢野が今回も鈴木を手玉に取り、またしても矢野の仕掛けた落とし穴にハマった鈴木はヤングライオンに八つ当たりするなど大荒れとなる。小島vsEVILはEVILが場外戦でEVILホームラン、リングに戻ってからEVILスタンプと先手を奪うが、小島もエルボーからモンゴリアンチョップの連打で反撃、マシンガンチョップからいっちゃうぞエルボーで流れを変える。だがローリングエルボー狙いはEVILがサミングで迎撃すると、レフェリーに足を持たせてトラースキックを決めるが、斜めからのラリアット狙いは小島がカマイタチで迎撃しコジコジカッターを決める。
エプロンでの攻防で小島がエプロン角めがけてDDTで突き刺し、EVILの首に大ダメージを与えると、小島はエルボーの連打から雪崩式コジコジカッターを決めるが、ラリアット狙いはEVILがバックを奪ってジャーマンで投げ、串刺しローリングラリアットからフィッシャーマンズバスター、ダークネスフォールズと猛反撃する。
EVILはEVILを狙うが堪えた小島にラリアットを連発、再度のラリアットは、小島もラリアットで返し、垂直落下式ブレーンバスターからラリアット狙いは、EVILがEVILで迎撃を狙うも、小島が後頭部に左のラリアットを炸裂させるからラリアットを狙う。しかし頭突きで迎撃したEVILがEVILで3カウントを奪い勝利。
オカダを破ったことでシングルプレーヤーとして飛躍したEVILにとっては得るものが多いG1だった。一方小島は永田同様1勝のみに終わった、小島はG1撤退は表明していないが、バックステージインタビューを見ただけでも、来年の出場に関しても消極的になっている感じもする。この成績を見て新日本がどう判断するのか…【両国3連戦・2日目終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき、誠にありがとうございました。いよいよ明日8月13日(日)は優勝決定戦!15:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/dIRVFDDb0X #njpw #g127 pic.twitter.com/PUbUwxEgfC
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年8月12日寝れない。
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2017年8月12日G118戦目…両国大会、終了。
EVILに散る。
公式戦の全成績…1勝8敗。
来年のG1?この成績じゃ出場資格はないでしょう。
でもそれは、今現在の話。
未来は自分の努力で変えられると信じ、また頑張ります。
ご声援、ありがとうございました。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2017年8月12日夜空を見ながら缶ビールをあけた。。。カンパイ。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年8月12日LOS INGOBERNABLES de JAPONhttps://t.co/1mOB0Mpmwm
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年8月12日大阪からの3人組の施術をし、自分ではなぜか恥ずかしくて注文出来ないミラノサンドを差し入れで頂き食べ、両国。
今日は解説ではありませんが、abemaTVさんのロケです。
プロレスTシャツを着て客席から観戦なんて20年ぶり… pic.twitter.com/eG7vwWZnAY
— ミラノコレクションA.T. (@milano_c_at) 2017年8月12日G1クライマックス両国二日目!ビジョンで日本中を廻ってきた灼熱のシリーズの、お客さん目線からの振り返りVTRが流れていますがこれがとても良いです。ファンも一緒にこのG1を、この夏を走ってきたんだなあという感慨と、みんなのキラッキラした瞳に満ちている #G127
— sayoko mita (@345m) 2017年8月12日 -
発表!7月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
7月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
7月の月間MVP
石川修司投票結果=投票数35
石川修司=10
ケニー・オメガ(BULLET CLUB)=6
YAMATO(DRAGON GATE/TRIBE VANGUARD)=6
中嶋勝彦(NOAH)=3
田中将斗(ZERO1/ブードゥー・マーダーズ)=3
ブロック・レスナー(WWE RAW)=2
棚橋弘至(新日本プロレス)=1
竹下幸之介(DDT)=1
橋本千紘(センダイガールズ)=1
岩谷麻優(スターダム)=1
ジンダー・マハル(WWE SMACKDOWN)=17月のタッグMVP
CIMA ドラゴン・キッド(DRAGON GATE/CK-1)投票結果=投票数25
CIMA ドラゴン・キッド(DRAGON GATE/CK-1)=8
伊東竜二 アブドーラ・小林(大日本プロレス)=8
青木篤志 佐藤光留(Evolution)=4
丸藤正道 マイバッハ谷口(NOAH/MAKETARA OWARI)=2
マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(BULLET CLUB)=2
HAYATA YO-HEY(RATEL'S)=1
日高郁人 菅原拓也(ZERO1)=1
シェイマス セザーロ(WWE RAW)=1決戦投票の結果
7月のタッグMVPが2選手になりましたので決戦投票を行います
投票よろしくお願いします!
決戦投票対象チーム
CIMA ドラゴン・キッド(DRAGON GATE)
伊東竜二 アブドーラ・小林(大日本プロレス)
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年8月10日7月のベストバウト
全日本プロレス「2017サマーアクションシリーズ」7月17日 後楽園ホール
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第56代王者]○石川修司(19分37秒 片エビ固め)[挑戦者]×諏訪魔
※ジャイアントスラム
☆石川が2度目の防衛に成功投票結果=投票数32
石川修司vs諏訪魔(全日本プロレス 7月17日 後楽園ホール)=7
内藤哲也vs飯伏幸太(新日本プロレス 7月17日 北海道立総合体育センター)=6
中嶋勝彦vsブライアン・ケイジ(NOAH 7月27日 後楽園ホール)=4
ケニー・オメガvs石井智宏(新日本プロレス 7月2日 アメリカ・カリフォルニア州)=3
YAMATOvsT-Hawk(DRAGON GATE 7月23日 神戸ワールド記念ホール)=2
CIMA ドラゴン・キッドvs土井成樹 吉野正人(DRAGON GATE 7月23日 神戸ワールド記念ホール)=2
伊東竜二 アブドーラ・小林vs関本大介 岡林裕二(大日本プロレス 7月17日 両国国技館)=2
棚橋弘至vs永田裕志(新日本プロレス 7月23日 東京・町田市立総合体育館)=1
ケニー・オメガvs矢野通(新日本プロレス 7月25日 福島・ビッグバレットふくしま)=1
オカダ・カズチカvs小島聡(新日本プロレス 7月27日 新潟・アオーレ長岡)=1
ジェイク・リー 野村直矢vsゼウス ザ・ボディガー(全日本プロレス 7月17日 後楽園ホール)=1
田中将斗vs小幡優作(ZERO1 7月30日 後楽園ホール)=1
鷹木信悟 吉田隆司 エル・リンダマンvs堀口元気H.A.Gee.Mee!! ジミー・ススム 斎藤"ジミー"了(DRAGON GATE 7月23日 神戸ワールド記念ホール)=17月のベストシリーズ&興行
DRAGON GATE「KOBE プロレスフェスティバル 2017」7月23日 兵庫・神戸ワールド記念ホール 9800人 超満員札止め投票結果=25
DRAGON GATE「KOBEプロレスフェスティバル2017」7月23日 兵庫・神戸ワールド記念ホール=7
全日本プロレス「2017 SUMMER ACTION SERIES」7月17日 後楽園ホール~30日 エディオンアリーナ大阪第二競技場=5
大日本プロレス「両極譚~RYOGOKUTAN~2017」7月17日 両国国技館=4
新日本プロレス「G1 SPECIAL in USA」7月1.2日 カリフォルニア州ロングビーチ コンベンション アンド エンターテイメント センター=3
プロレスリングマスターズ 7月26日 後楽園ホール=2
新日本プロレス「LION'S GATE PROJECT 7」7月4日 新宿FACE=1
NOAH「Summer Navig.2017~第11回グローバル・ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦~」7月13日 後楽園ホール~27日 後楽園ホール=1
無効=2以上に決定しました、投票ありがとうございました。
【総括はお休みさせていただきます】
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大阪城の悪夢を振り切った内藤が棚橋を降し優勝決定戦に進出!
8月11日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」両国国技館 7495人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
鈴木みのる タイチ ○エル・デスペラード(6分18秒 体固め)×川人拓来 岡倫之 北村克哉
※ピンチェ・ロコ◇第2試合◇
▼20分1本
○タマ・トンガ タンガ・ロア(5分22秒 片エビ固め)SANADA ×BUSHI
※ガンスタン◇第3試合◇
▼20分1本
小島聡 ○ジュース・ロビンソン(5分14秒 片エビ固め)EVIL ×高橋ヒロム
※パルプフリクション◇第4試合◇
▼20分1本
レイモンド・ロウ ハンソン ○マイケル・エルガン 田口隆祐 リコシェ(11分22秒 エビ固め)Cody ハングマン・ペイジ ×チェーズ・オーエンズ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※エルガンボム◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ ○矢野通(5分54秒 横入り式エビ固め)ケニー・オメガ ×高橋裕二郎◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○バットラック・ファレ(11分56秒 体固め)[1勝8敗=2点]×永田裕志
※バットラックフォール【ファレの話】「ナガタ、どういう気持ちだったか?こんな負け方がオマエの最後の『G1』でいいのか?オマエの決断は尊重するけど、今日の敗戦が来年に向けての考え方が変わるならいいけどな」
【永田の話】
永田「まずは19回目、最後の『G1 CLIMAX』公式戦が終わりました。本当にどうもありがとうございました(※深々と頭を下げる)。最後の『G1、完全制覇して終わる』って言ってましたけどね、現実は厳しかった…。みんな強かったです。しっかり備えて、1勝8敗。こんな成績、初めてです。カッチョ悪いなぁ〜っていうのが事実です、結果だけ見れば。『G1』出場は今年で終わりますが、永田の挑戦は終わらないです。この結果が自分にとって、悔しさとかエネルギーになるはずです。倒れても、そこから立ち上がるのが本当の強さですから。プロレスを25年やって、ここからが本当の真価が問われると思います」--野上アナ「永田さん、両国の観客からの大・永田コール。みんな『永田さん、まだやれるぜ』っていう思いで送ったコールだったと思いますが」
永田「久しぶりの永田ボード、うれしかったですね。入場した時、アレ見てちょっとヤバかった。平常心で向かうつもりがやっぱり、ファンの暖かさにやられたなっていうかね。心配すんな、野上。こっから立ち上がるからさ、な。これから本当の意地を見せてやるからさ。1勝8敗、クソ食らえだよ。こんな結果、初出場の時だって取ったことない。全選手に正面からぶつかって、誰一人スカすことなく僕を叩き潰してくれました。それに感謝です。でも、このお返しは必ずしますから。今の世代のヤツらに、そして新日本プロレスに必ずお返しします。それを糧に、また頑張っていきます。19年間、どうもありがとうございました」◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝5敗=8点]○真壁刀義(11分28秒 片エビ固め)[2勝7敗=4点]×YOSHI-HASHI
※キングコングニードロップ【真壁の話】「おぅ、最終戦、勝ちが取れてまずはよかったよ。何だろうな、決勝戦、やっぱ行きたかったな。でも今回手合わせして『お、コイツやるじゃねぇか』って。俺は自分にも厳しいけど他人にも厳しいからよ~。この俺様を納得させた選手が何人かいる。だからこそプロレスは面白ぇんだよ。何でさじ加減するのがオマエなんだって⁉︎ バカヤロウ、そんなの俺様がスーパースターだからに決まってんだろうがバカヤロ~が! でも新日本プロレスは面白くなってきたよ。今なんかYOSHI-HASHIのクソ野郎だぞ。数年前まで俺の草履持ってたヤツがオマエ、何だよオイ、今日俺はギリギリだったよ! だからこそプロレスは面白え~。旅に出しゃあ強くなるんだからよ。だから面白え~。だからこれからはよ~、許すか許さねぇかは俺のさじ加減だ。会社なんか関係ね~。内藤にしても、あのザック・セイバーJrにしても。あんなヘナチョコ、あんなの二日酔いでも勝てると思ってたら、見事に足取られたからな俺。そのへんの怒りを返さなきゃよ~、俺はもうグッスリ寝れねぇからよ~。棚橋だってそうだ。去年いってんのに、今年いかれたろう。石井もそうだ。誰が何と言おうとよ~、俺は復讐するからよ、リベンジするからよ~。そうじゃなきゃプロレスは面白かねぇや。それだけだ。まぁとにかく、最後獲れてよかったわ。次、来年は全部獲ってやるからよ!」
【YOSHI-HASHIの話】「全然思うようにいかなかった。でも、この最悪な状況は越えていかないといけないから。もう次の闘いは始まっているから。最悪の時も、最高の時も、必ずオレは最高を引き寄せて、上の段階に行くから」
◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○ザック・セイバーJr.(15分22秒 レフェリーストップ)[4勝5敗=8点]×石井智宏
※フォー・エンド・ワン【ザックの話】「本来ならオレが『G1』の優勝決定戦に行くはずだったのに、残念ながらいくつかのミスがあって叶わず。でも今日の結果には満足している。オレが将来世界のトップファイターになる。今日のフィニッシュホールドの『フォー・エンド・ワン』が決まればガッチリ勝てるんだ。オレがヘビーかジュニアのどちらの階級に属するか聞いてくるヤツがいたら『アホか』と言ってやりたい。もちろんジュニアヘビー級も尊敬しているが、オレはヘビー級で挑戦していきたい。だからまた日本に来たかヘビー級で試合がしたいし、タナハシとタイトルマッチがしたい」
◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]○後藤洋央紀()[5勝4敗=10点]×飯伏幸太
※GTR【後藤の話】「今回、決勝にはいけないかもしれないけど、終わってみれば充実した『G1』でした。最後の公式戦勝利で終われてよかったです。決勝にはいけなかったけども、今後に繋がるオレにとっては最高の『G1』だったんじゃないかと。今日の結果はまた来年必ず活きると思いますので。もう来年を見越して明日からやっていきます。ありがとうございました」
【飯伏の話】
※飯伏はインタビュースペースに着くなり座り込む。
――久しぶりの『G1』参戦で、今までとは違ったものになったのでは?
飯伏「そうですね。決勝に行く可能性はものすごく低かったんですけど、最後まで諦めず、『まだこれ勝てばどうにかなるかな』っていう…ならないのかもしれないけど、本当にゼロではないと思ったんで。まぁ最後、自分に出来る限りの力は出せたんじゃないかと思います」――リーグ戦では棚橋選手への勝利が大きかったのでは。
飯伏「状況としても、自分の地元の鹿児島で棚橋さんとやって、『G1』リーグ戦ながら勝つことができて、ホントにいい経験をさせてもらったなと思います」――開幕前に大爆発すると言ってましたが?
飯伏「自分がやれることはやったつもりなんで、自分は大爆発したつもりです。それはもう、自分は大爆発したつもりなんですけど、ファンの方がどう思うかは分からないです」――久々のシリーズで、厳しかったとかキツかったとかは?
飯伏「キツかったし、いろいろプロレスの勘だったり新日本プロレスのプロレスというのがまた新しくなってる感じがしたんで、自分がいた2年前とは全然違ってて、また新しいところでやった感覚ですね。でも、思ったよりも疲れとかはないですね。むしろ、もっと経験したいというか、もっと戦いたい。そう思いました。ホンットに楽しかったです」――今後の新日本プロレス参戦については?
飯伏「ファンの皆さんがどう思うかは分からないですけど、もう一回チャンスがあればまた出たいです。自分の中ではチャンスは切り開いたつもりなんで」――最後、四方のお客さんに挨拶していましたが。
飯伏「長い『G1』、本当にありがとうございましたと。自分に声援してくれる人たちに、本当にありがとうという気持ちを伝えたいですね」◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[7勝2敗=14点]内藤哲也(26分41秒 片エビ固め)[6勝3敗=12点]×棚橋弘至
※デスティーノ(試合終了後)
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス、リョ~ゴク~~~~~!!(※大歓声) 新日本プロレスを、そして、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONを応援して下さる両国のお客様(※大歓声)。今年の『G1 CLIMAX』、まあ、皆様の予想どおりだとは思いますが、内藤哲也、今日の勝利で、優勝決定戦進出が決まりました(※大歓声)。優勝決定戦の相手が、オカダなのか? それともケニー・オメガなのか? まあ、どちらでもいいですが、LOS INGOBERNABLES de JAPONがこの『G1 CLIMAX』を制覇する、そのときを! 13日、皆様の目で、皆様の耳で、確認して下さい(※大歓声)。明後日の、優勝決定戦まで! トランキーロ!! あっせんなよ(『あっせんなよ』の大合唱&大歓声)。じゃあ皆様、また明日、ここ両国でお会いしましょう。最後はもちろん! EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、イ・内藤! ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルルナ~ブレ~~~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※『デ!! ハ!! ポン!!』の大合唱&大歓声&『内藤』コール)」【内藤の話】「リング上でも言いましたけど、皆様の予想通りの結果でしょ?Aブロックは内藤だって、皆様予想してたでしょ?他の選手には悪いけど皆様の予想通りになっちゃったね。一位通過になった。だからなんだよ。みんな優勝する為に出てるんだよ。結局ね今日両国勝ったけど、他のリーグ戦の一勝と変わらないよ。相手が棚橋だ?だからなんだよ。オレにとってはただの一勝。それ以外なにものでもないよ。今日会場見渡せば分かるでしょ。会場のお客様がオレの優勝を待ち望んでるよ。オレとの大合唱を待ち望んでんだよ。13日両国、優勝決定戦。この夏最大の、いや、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン創設以来、最高の大合唱が起こるかもしれないね。どれくらいの大音量の大合唱なのか、いまから楽しみだよ。まあ明日も試合があるわけだからね。ケニーなのかオカダなのか知らないけど、ゆっくり見させてもらいますよ。決勝の舞台で、オカダかケニーどちらでもいいよ。お待ちしています。では皆様明日、ここ両国でお会いしましょう。アスタマニア―ナ。アディオス」
【棚橋の話】「(※肩を借りてインタビュースペースにたどり着くと崩れ落ちて床に横たわり、内藤のマイクアピールが聞こえてくると耳を塞ぐ。終わると壁に寄りかかって座ったままで)去年の『G1』でも言った。『終わりは始まりだ』って。また出直すか…。繰り返し、繰り返し…同じことの連続だって繰り返し、繰り返していく中で磨かれていくものがあるから。娘と中学英語の勉強で、カッコいい熟語を見つけたから、それを胸に刻んでいく。OVER AND OVER AGAIN!」
いよいよラストスパートの両国3連戦を迎えた「G1 CLIMAX27」1日目はAブロック最終公式戦が行われ、12点トップ同士の棚橋と内藤が優勝決定戦進出をかけて対戦。
序盤は棚橋がロープに押し込んで張り手の連打を浴びせると、内藤も反撃して棚橋を場外へ追いやりトペフェイントから寝そべりポーズも、素早くリングに戻った棚橋がストンピングで強襲、だが旋回式クロスボディーは内藤が右腕へのドロップキックで迎撃すると、右腕へのスライディングキックから腕十字、脇固めと右腕攻めを展開して形成を逆転させる。
内藤はネックブリーカーを狙うが、ひっくり返した棚橋が逆にネックブリーカーを決め、フォアアーム、青天井エルボーからサマーソルトドロップと自身のペースに持ち込むが、セカンドロープからのサマーソルトドロップが自爆すると、内藤は右肩へのスライディングキックを放ち、コーナーミサイルを狙うが、キャッチした棚橋はドラゴンスクリューを決めると、場外へ逃れた内藤に棚橋がコーナーからのハイフライアタック、リングに戻ってロープ越しのドラゴンスクリューからのテキサスクローバーホールドは内藤は逃れ、棚橋のロープ越しのドラゴンスクリューも、阻止した内藤がロープ越しのアームブリーカーからロープ越えのミサイル、変型ネックブリーカー、延髄斬り、ジャンピングエルボーアタックからグロリアと畳みかけた後でデスティーノを狙うが、逃れた棚橋がダルマ式ジャーマンを決める。
内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを決めるが、棚橋はエビ固めで切り返してからグラウンド式ドラゴンスクリューを決め、エルボー合戦は棚橋が右腕を押さえ左で応戦しエルボースマッシュも内藤が唾を吐きかけ、張り手合戦は内藤が制してジャーマンで投げ、ジャンピングエルボーアタックを狙うと、横へ逃れた棚橋がスリングブレイドからショートレンジのスリングブレイドを決め、ハイフライアタックからハイフライフローで勝負を狙うがは自爆となってしまう。
棚橋が突進をかわした内藤はコーナーでうつ伏せの棚橋にバトンキックから、トップロープに据えてからのネックブリーカーを決め、内藤は雪崩式デスティーノを狙うが、棚橋が雪崩式ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドで捕獲、ステップオーバーでしていてきつい角度で極められるも大阪城の悪夢を振り払うように必死でロープに逃れる。
棚橋はドラゴンスクリューを狙うが、逃れた内藤は突進する棚橋にトルネードDDT、雪崩式スイングデスティーノを決めるが、デスティーノは棚橋がツイストアンドシャウトを3連発で切り返す、しかしスリングブレイドを狙うと内藤が変幻自在デスティーノで切り返し、最後はデスティーノで3カウント優勝決定戦に進出した。
勝負を狙ったハイフライフローもテキサスクローバーも決め手にはならず、最後はデスティーノをツイストアンドシャウトを3連発で切り返したあと、スリングブレイドからのハイフライフローで再度勝負を狙ったのだろうが、切り札であるデスティーノを最後まで温存していた内藤が勝利だった。
また内藤にしても大阪城ホールでのリベンジを果たしただけでなく、自分がインターコンチ王座の枠に収まらず、また棚橋弘至の時代ではないということを改めて示すことが出来た、内藤が狙うのはG1優勝、そしてそのに見据えたものなのか・・・他の公式戦はセミの後藤vs飯伏は、首攻めを狙う後藤に飯伏がソバットコンポからしなるようなミドルキック、その場飛びムーンサルトで流れを変え、ローリングラリアットや追走式ラリアットをかわした飯伏はジャーマンも、すぐ起き上がった後藤はラリアットで村正から雪崩式牛殺し狙いは阻止した飯伏がオーバーヘッドキック、雪崩式狙いは後藤が頭突きで阻止も、飯伏が飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーで応戦する。
ラリアットは相打ち、飯伏の突進をキャッチした後藤は牛殺しを決め、GTR狙いは飯伏が一回転で逃れるが、後藤はスリーパーで捕獲してから柴田魂のPK、牛殺し狙いは飯伏が回転エビ固めから、飯伏が頭部へミドルキック、カミゴエ狙いは後藤が頭突きで迎撃した裏GTRからGTRで勝利を収める。石井vsザックは、ザックのドラゴンスリーパーから腕十字、ジムブレイクアームバーと腕へのキックと攻めるが、石井は受ける。石井はエルボーで返すも、ザックは膝への低空ドロップキックを放つ。
ザックは絡みついたが石井がブレーンバスターで放り投げ、雪崩式ブレーンバスタで反撃し、、ザックは絡み付いてフロントネックロック、ラリアットをかわして卍固めもコーナーへ放り投げた石井はジャーマンも、龍魂パワーボムはザックが下からの三角絞め、それでも石井は持ち上げて左のラリアット、ラリアットをキャッチしたザックはハーフラッチからPK、ヒールホールドへで捕獲する。
ザックはローキック、関節蹴り、後ろからも関節蹴りと狙いを右膝に変え、石井が気合を入れ、ザックのローキックを受け切ってラリアット、左右エルボーと繰り出すが、ザックはヨーロピアンクラッチからアンクルホールドで切り返し、スタンディングへ移行したが、石井がアンクルホールドで切り返す。
石井はザックのキックはラリアットで迎撃し、ジャンピングハイキックからスライディングラリアット狙いはザックが自らの手足で石井の手足を捕獲する拷問技フォー・エンド・ワンを披露、石井は懸命に耐えたがレフェリーが危険と判断したため試合はストップ、ザックが勝利を収める。真壁vsYOSHI-HASHIは、正面からの攻めで真壁がリードを奪うも、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックからヘッドハンターで流れを変え、トップロープに真壁を宙吊りにしての背中へのドロップキック、コーナーからのヘッドハンターと攻め込むが、真壁はパワースラムで反撃、串刺しラリアットからコーナーナックル、ノーザンライトスープレックスと自身の流れに戻す。
再度のコーナーナックルはYOSHI-HASHIがパワーボムで叩き落し、しゃちほこラリアットはブロックされると真壁はキングコングハンマーからパワーボムと畳みかけ、キングコングニーで勝負に出るが自爆となってしまう。
YOSHI-HASHIは真壁の後頭部にニー、しゃちほこラリアットからバタフライロックで捕獲、YOSHI-HASHIはスリーパーからバッククラッカー、カルマ狙いは真壁が堪えるが、YOSHI-HASHIの張り手で真壁がダウンするが、攻めあぐねると隙を突いた真壁が後頭部へ串刺しラリアット、スパイダージャーマンからの真壁がキングコングニーで勝利、YOSHI-HASHIは内容を残したが結果にはつなげることが出来ず、カルマなどのつなぎも含めて課題が残ったG1となった。今年でG1最後となる永田はファレと対戦、永田がフロントハイキックで奇襲をかけファレもエルボーで応戦、エプロンのファレにビックブーツ、場外戦でエルボーも、ファレが鉄柵攻撃、ボディーブローで返し、リングに戻るとファレが全体重踏みつける。
ファレのパワーに苦しむ永田はローキック、フェイントから低空ドロップキックと足攻めで流れを変え、ヒールホールドやローキックで攻め込むが、ファレがタックルからボディープレスで反撃、それでもバックフリップを阻止した永田は執拗なローキックからエクスプロイダー、前後からのミドルキック、永田が『来い!』ファレと挑発するとファレが重たいエルボーを浴びせる。
永田も打ち返すがファレが一撃からハンマーを連打、グラネード狙いは永田が白目式腕固めで捕獲し、腕十字からアンクルホールド、敬礼ポーズからナガタロックへ移行、永田は延髄斬り、タイナーかあ豪快なバックドロップで投げ、エクスプロイダー・オブ・ジャスティス狙うがファレは必死で阻止する。
永田はキックの連打から突進したところで、ファレがスピアーで迎撃しバックフリップで投げ、グラネード狙いは永田が大車輪キックで逃れたが、突進したところでファレがカウンターのグラネードを決めると、最後はバットラックフォールで3カウントとなり、永田にとって最後のG1は終わった。
試合後にファレがウルフポーズを取ると永田は敬礼、そしてファレは一礼して去っていったが、この試合だけ永田とファレは青義軍の関係に戻っていた。
青義軍は井上亘が引退し、スーパー・ストロング・マシンもセミリタイア、平澤光秀も去り、ファレはBULLET CLUBで永田と敵対関係になった、この試合を通じてファレはG1最後となる永田を介錯する役目でもあり、見事役目を果たしたファレは青義軍から正式に卒業になった。試合後に永田は涙目になっていたが最後のG1最後の相手になってくれたファレに感謝だったと思う。
G1での永田裕志は終わるが、プロレスラー永田裕志はまだまだ続く、これからも新日本プロレスのミスタープロレスとして新日本を支えて欲しい。【両国3連戦初日終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。明日8月12日(土)も18:30試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 https://t.co/dIRVFDDb0X #njpw #g127 pic.twitter.com/8t3850xy0X
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年8月11日一緒ニ駆ケ抜ケテクレテアリガトウ。 #g127
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2017年8月11日最善を尽くした。胸を張るよ
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) 2017年8月11日10 points. #G127
— ZSJ. (@zacksabrejr) 2017年8月11日おぅ‼今日は「おんな城主 直虎」に出演中の六左衛門『田中美央』チャン(右手前)が応援に来てくれた‼嬉しいモンだぜぃッイシオが見当たらなかったけど。試合じゃ、猿(吉橋)も打たれ強くなってて驚いたわ‼ pic.twitter.com/pdU94LY48u
— 真壁 刀義 (@GBH_makabe) 2017年8月11日Nothing but respect for @nagata769 pic.twitter.com/bF3TXFk5oz
— TheUnderboss (@TOKSFALE) 2017年8月11日マス席にいたらこんなものを配る人がいた。 pic.twitter.com/nm8KlsEG91
— ターザン山本! (@tarzany) 2017年8月11日 -
日本人で最初にWWF王者になったのはアントニオ猪木だった
8月20日にアメリカ・ニューヨークで開催される「サマースラム」にて中邑真輔がジンダー・マハルの保持するWWE王座に挑戦することになり、中邑に王座奪取の期待が高まっている。
ご存知のファンもいるだろうが日本人でWWEの前身であるWWFヘビー級王座を唯一巻いているのはアントニオ猪木だけだ。
新日本プロレスは1974年からニューヨークに本拠を持っていたWWWFと業務提携を結び、アンドレ・ザ・ジャイアントなどWWWF系の選手が来日するようになり、タイガー・ジェット・シン頼みだった外国人供給ルートが強化されたが、WWWF王者であるブルーノ・サンマルチノだけは親友であるジャイアント馬場の全日本プロレスへの参戦を優先していたため新日本には来日せず、当時のWWWFのボスであるビンス・マクマホン・シニアもサンマルチノが一番集客力のあったレスラーだったこともあって、サンマルチノの意向を優先せざる得なかった。
提携を結びながらWWWF王者を派遣できない状況が続いたが、1977年にサンマルチノが"スーパースター""ビリー・グラハムに王座を明け渡し、長期政権に終止符を打つと、WWWFは王者となったグラハムを1978年2月に新日本に参戦させ、猪木は上田馬之助と釘板マッチでの一騎打ちが決まっていたこともあって挑戦せず、坂口征二がグラハムに挑戦したが、リングアウトで敗れ王座奪取はならなかった。
グラハムが帰国して、しばらくすると王者はグラハムからボブ・バックランドに代わり、新王者となったバックランドはすぐ新日本に送り込まれ、6月1日日本武道館で猪木がNWF王座をかけてWWF王座とのダブルタイトル戦を実現させるも、3本勝負の1本目は猪木がリングアウトで先取したが、2本目はフルタイムのドローに終わり2-1で猪木が勝利も王座は奪取できず、1ヶ月後同じ武道館で猪木がWWF王座に挑戦する形で再戦が行われたが、互いに1本を取り合うも時間切れ引き分けとなり、その後大阪でも再戦が行われたが王座を奪取することが出来なかった。
1979年11月30日の徳島で猪木はバックランドを破り念願だったWWF王座を奪取したが、12月6日に蔵前で行われた再戦ではタイガー・ジェット・シンの乱入もあって無効試合となり、猪木は裁定に納得いかず王座を返上、ニューヨークMSGで猪木とバックランドによる王座決定戦が行われると思われていたが、王者決定戦でバックランドの相手になったのは猪木ではなくボビー・ダンカンで、バックランドはダンカンを破り王座を奪還、その後猪木は3度に渡ってバックランドに挑み王座奪取はならなかったが、この頃には猪木もIWGP構想を掲げていたこともあって、WWF王座奪還には本腰を入れる気はなく、新日本も猪木がバックランドには1度も負けなかったことから、WWF王者より猪木の方が上だと示すことが出来たことで満足だったのかもしれない。
WWF王者狙いはヘビー級へ転向したばかりの藤波辰己に譲り、猪木はIWGP構想に戦いの軸を置くが、WWFはビンスシニアから現在のビンス・マクマホンに代替わりすると、これまで格安で選手をブッキングしていた新日本との関係を見直し始め、1985年に提携関係は解消、WWFも団体名をWWEに改め、猪木の戴冠も日本で王座が移動されたのもあって、アメリカのファンには説明されず、現在のWWEでは猪木の戴冠は公式には記録されなかった。猪木は2010年にWWE殿堂入りを果たしたが、現在でも猪木の戴冠は公式には記録されていない。
そして猪木が戴冠してから17年後に猪木が育てた中邑がサマースラムの大舞台でWWE王座に挑戦する。果たして2人目のWWE王者となるのか・・・
(参考資料 ベースボールマガジン社 日本プロレス事件史Vol.16『王者の宿命』)