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1・4東京ドームの全カード決定!オカダ、内藤、ケニーの時代を示すことが出来るかの戦い
1・4新日本プロレス東京ドーム大会の全カードが発表された。
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム」2018年1月4日(木) 15:30開場 17:00開始
◇第0試合◇
▼1分時間差バトルロイヤル ~ニュージャパンランボー◇第1試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第54代王者組]SHO YOHvs[挑戦者組]マット・ジャクソン ニック・ジャクソン◇第2試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ガントレットマッチ/60分1本
[第14代王者組]バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロアvs[挑戦者組]真壁刀義 ジュース・ロビンソン 田口隆祐vs[挑戦者組]石井智宏 矢野通 バレッタvs[挑戦者組]ザック・セイバーJr. 飯塚高史 タイチ◇第3試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/60分1本
飯伏幸太vsCodywithブランディ・ローデス◇第4試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合/60分1本
[第78代王者組]ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.vs[挑戦者組/WORLD TAG LEAGUE 2017 優勝チーム]EVIL SANADA◇第5試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合 敗者髪切り&ノーセコンド・デスマッチ/60分1本
[第16代王者]鈴木みのるvs[挑戦者]後藤洋央紀◇第6試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合4WAYマッチ/60分1本
[第79代王者]マーティ・スカルvs[挑戦者]KUSHIDAvs[挑戦者]ウィル・オスプレイvs[挑戦者]高橋ヒロム◇第7試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第16代王者]棚橋弘至vs[挑戦者]ジェイ・ホワイト◇第8試合◇
▼IWGP USヘビー級選手権試合 ノーDQマッチ/60分1本
[初代王者]ケニー・オメガvs[挑戦者]クリス・ジェリコ◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]オカダ・カズチカvs[挑戦者 G1 CLIMAX 27優勝者]内藤哲也今年はオカダvs内藤、ケニーvsジェリコがダブルメインとされ、ケニーvsジェリコはノーDQマッチとされた。なぜIWGPヘビーとUS王座が同格とされ、インターコンチがセミに降格になったのかで賛否が出ているが、US王座は7月に出来たばかりの王座で権威を上げるのもこれからの段階、その状況で超大物であるジェリコが挑戦してきたことでUS王座そのものも一気に権威が上がった。この試合はUS王座の権威を上げるために組まれた試合のようなもので、どっちが勝ってもベルトの権威と勝ちが一気に上がり、またケニーvsジェリコを前にもってきたことで、オカダと内藤にとっても良いプレッシャーにもなる。オカダと内藤にとっても2014年にIWGPヘビー級選手権として対戦するはずが、メインではなく。ファン投票でメインは棚橋vs中邑真輔のIWGPインターコンチネンタル選手権とされ、まだまだ棚橋と中邑の時代とされてしまった。今回の一戦はオカダと内藤の時代と示す一戦となる。またオカダ、内藤、ケニーの時代になったことを示すことが出来るか?今回のドームは3人にとっても重要な大会になるだろう。
NEVER選手権は鈴木、後藤の要求通りに敗者髪切りマッチとなった。後藤にとっても負ければ髪を失うどころか新日本での居場所をなくし、また鈴木も自身の髪型はワンピースの"悪魔の実(ゴムゴムの実)"の模様、つまり自身の魂をかけるのと同じなだけに負けられない一戦となる。
飯伏vsCodyは当初ROH選手権がかけられる予定だったが、12月15日のROHのビックマッチでダルトン・キャッシュに敗れ王座転落となり、ノンタイトルでの試合となった。
今年は永田裕志、中西学、天山広吉、小島聡、獣神サンダー・ライガー、タイガーマスクのベテラン勢だけでなく高橋裕二郎、YOSHI-HASHI、BUSHI、デビット・フィンレーもドームの本戦から外れるなど、改めて新日本の層の厚さを見せつけられてしまった。~ニュージャパンランボー~に参戦となるのだろうが、長州力が"もったいない"と言ったのも改めてわかるような気がする。
2018年まであと僅かとなったが、オカダvsケニーのドーム決戦からもう1年が経過するとは、改めて時の早さを痛感する。2018年のドームはどんな戦いという光景を見せてくれるのだろうか…
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内藤が前夜の借りをデスティーノで返す、KOされたオカダは今年もバットエンドのクリスマス…
12月18日 新日本プロレス「JRA presents Road to TOKYO DOME」後楽園ホール 1721人 超満員札止め
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[2勝2敗=4点]○海野翔太(6分8秒 逆エビ固め)[0勝3敗=0点]×成田蓮◇第2試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[3勝1敗=6点]○岡倫之(7分13秒 逆エビ固め)[0勝3敗=0点]×八木哲大【岡の話】「次ーッ! 泣いても笑ってもラストだ! なら、全力で行くしかねぇだろ! 北村ーッ! 首洗って待ってろ!」
◇第3試合◇
▼山本小鉄メモリアル 第11回ヤングライオン杯争奪リーグ戦/15分1本
[4勝=8点]○北村克哉(6分12秒 片エビ固め)×川人拓来
※ジャックハマー【北村の話】「川人…オレの腕を破壊してきた。今日はオレが勝った。あと一勝…絶対に勝ちます。あと一勝絶対に勝ちます」
◇第4試合◇
▼20分1本
KUSHIDA 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ○マスクドホース(8分44秒 片エビ固め)金丸義信 タイチ エル・デスペラード ×TAKAみちのく
※スライディングケツ◇第5試合◇
▼20分1本
○石井智宏 矢野通(6分48秒 片エビ固め)真壁刀義 ×ヘナーレ
※垂直落下式ブレーンバスター◇第6試合◇
▼30分1本
EVIL ○SANADA(8分8秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ ×高橋裕二郎
※マジックキラー◇第7試合◇
▼30分1本
天山広吉 小島聡 ○飯伏幸太(10分34秒 片エビ固め)タマ・トンガ タンガ・ロア ×レオ・トンガ
※カミゴェ◇第8試合◇
▼30分1本
○後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(16分32秒 反則勝ち)×鈴木みのる 飯塚高史
※鈴木軍の乱入(試合終了後)
鈴木「おい、後藤よ。よく聞け! 新日本プロレス、テメーらも聞け! 1月4日、東京ドーム、NEVER無差別級、オマエの望みどおり、ノーセコンド、1vs1で敗者髪切りデスマッチ決定だ! オイ! ドームでテメーの右腕、テメーの左腕、そして足、そして首! すべてへし折ってやる! そしてな、テメーのすべてを俺が奪ってやる! ドームでオマエはすべてを失なうんだ!勝ったほうがこのベルト、そしてこのバリカン。オール・オア・ナッシング。負けたら終わりだ。やるのか、やらねえのか? 俺の前で坊主にするのはどういう意味か、自分でよく考えろ。どうすんだ? やるのか、やらねえのか?」後藤は「すべてを賭けて、俺が勝つ!」
(そして、両者が互いに髪をつかみ合うと、ヤングライオンとYOSHI-HASHIが割って入る。鈴木は去り際、成田をパンチでKOし、苛立ちを見せながら退場。)
【後藤の話】「臨むところだ。髪切り? 何だってかけてやるよ。何だってかけてやる。崖っぷちは、今に始まったことじゃねぇんだ。まぁ今年もいろいろなことがありましたけど、最初にNEVER獲ってね、また東京ドームでNEVER。とりあえず、またあのベルトを、本来のNEVERの色に戻します」
【鈴木の話】「オイ、もう一度言う、新日本プロレス決定だ。これは王の命令だ。1月4日東京ドーム鈴木みのる対後藤洋央紀、NEVER無差別級選手権。ノーセコンドだ。フェンスの中には誰も入れない、てめぇらも誰も入れない!(※バリカンを見せつける)そして敗者はこれですべてを失う。オレは1月4日東京ドーム、後藤、てめぇを踏み潰して次に行く」
◇第8試合後◇
(右ヒザの負傷で欠場中の棚橋弘至が登場)棚橋「本日の欠場、申し訳ありません。毎日、治療してました。お陰でヒザもだいぶよくなりました、ありがとうございます。1.4東京ドームは必ず、万全の状態で出ます!(場内大歓声)。ま、肝心の挑戦者、ジェイ・ホワイトは、どこで何やってるかわかりませんが、俺は苦しいとき、ピンチのときこそ笑って乗り越えてきたので大丈夫です。年内最終興行、そして試合の途中ですが、やりますか?(場内は大「棚橋」コール)。じゃあ、最後に、あ、最後じゃない……」
(すると、ここでジェイが登場。棚橋は「カモン!」とリングに上がるよう促す。ジェイはリングインすると、棚橋と視殺戦を展開。そして、両者共に上着を脱ぎ、激しいエルボー合戦へ。ジェイはダウン奪うと、棚橋の痛めている右足をひねって叩きつける。さらにグラウンドで両肩を固定し、エルボーを連発。これでグロッキー状態になった棚橋を無理矢理起き上がらせたジェイは、11.5大阪のようにロードランナーで叩きつける。そして、インターコンチのベルトを高々と掲げ、リングをあとにした)
【ジェイの話】「オレが言いたいこと、オマエら知りたいか? タナハシ、オレからなにも得ることはないと言ったそうだが、オレは東京ドームの試合でオレは証明してみせる。タナハシはニュージャパンのエース。ただ、オレはこのリングで勝って、すべてを奪ってみせる。この“スイッチブレイド”が『WRESTLE KINGDOM』ですべてを覆す」
◇第9試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 BUSHI 高橋ヒロム(15分6秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ SHO ×YOH
※デスティーノ(試合終了後、 メインイベント終了後、場内に内藤のテーマ曲「STARDUST」が流れ、「内藤」コールが起こる。そして、レッドシューズ海野レフェリーが内藤たちの手を挙げる中、YOH&SHO&ロッキー・ロメロは退場。
すると、内藤がオカダをリング内へ招き入れ、握手の手を差し出す。これをオカダが無視すると、内藤はトーキックで急襲し、セコンドの外道へ暴行をくわえる。その直後、オカダがBUSHIとヒロムを蹴散らすが、内藤はドロップキックを回避。それでもオカダは内藤の低空ドロップキックをかわし、コブラクラッチで捕獲する。ところが、内藤が脱出し、パサーダでオカダを空中へ浮かし、無防備な急所へキックをお見舞い。そして、デスティーノで完全KOしてしまった。
内藤「後楽園ホールへお越しのお客様…。オカダ・カズチカか内藤哲也、IWGPヘビー級チャンピオンにふさわしいのは、いったいどちらだと思いますか?(※場内騒然のあと『内藤』コール) 先週の福岡でも、そして今日、後楽園ホールでも、お客様が選んだのは内藤哲也ということでよろしいでしょうか?(※大歓声) オカダ! オカダ、みじめだな、オイ。俺が、東京ドームでラクにしてやるぜ(※大歓声)。2018年1月4日東京ドーム大会まで! トランキーロ!!(※オカダの横へ寝転んで“アブレ・ロス・オホス”ポーズを決め)あっせんなよ(※大歓声)」
【ヒロムの話】「2つだけ自分の悪口言わせてくれよ。オレは弱い。オレは情けない。でもいまは見てなくていいよ。いまは見てなくていい。でも必ずお前らのところまで行ってやるよ。オレは常にヘビー級の闘いを見てるから、もう少し待っててくれよ。これで終わりだ、これで終わりだ。1月4日東京ドーム、KUSHIDA、オスプレイ、マーティー…お前らの強さオレが一番よく分かってるんだよ!!お前らな、どれだけすごい3人かもオレはよく分かっている。オレが一番よく分かってる!でもぉ~!!1月4日勝つのはオレだ!!」
【内藤の話】「ベルトを失っても、果たしてレインメーカーは輝けるのか…。本当にレベルが違うんだったらベルトがなくても輝けるだろ?東京ドーム大会以降、レインメーカーの真の姿がお目見えするんじゃないでしょうか?彼は本物のレインメーカーか、それても偽物の作られただけのレインメーカーだったのか…。まあまずは東京ドームですね。1月4日東京ドームを楽しみに待っててください。レインメーカーの真の姿があらわになるその日までトランキーロ!あっせんなよ。アディオス」
【ロメロの話】「今日の結果は俺たちが望んでいた結果じゃねぇ。コイツら、SHOとYOHは俺が作り上げたチームなんだ。ビットコインみたいなもんで、将来への投資でもあるけどな。コイツらはジュニアヘビー級、そして世界の未来なんだ。レインメーカー、オカダは1・4東京ドームで内藤哲也と対戦する。その試合でCHAOSのトップとして再び君臨してくれるだろう。俺たちにとってもっと重要なのは、ドームでのヤングバックス戦だ。ヤングバックスがコイツらに勝てる可能性は1%もねぇ。3Kは新日本ジュニアヘビー級のトップであり、世界のトップでもある。10月の両国で、一発でタイトルを獲ったのはコイツらだろ⁉︎ リコシェを倒したのは誰だ⁉︎ 田口を倒したのは誰だ⁉︎ コイツらROPPONGI 3Kだ! ヤングバックス、ちゃんと準備しとけよ。コイツらとドームで向かい合うんだぞ! コイツらがROPPONGI 3Kだ! コイツらがチャンピオンだ! よく覚えとけ!」
【SHOの話】「監督が今言ってくれたことプラス、僕のパートナーYOHが内藤哲也にやられたけれども、東京ドームではCHAOSのオカダさんが勝ってくれるでしょう。まぁ俺たちは残された期間、ヤングバックス戦に備えるだけだよ。まぁ、東京ドーム、いろんな思いがあるけどね、俺たちROPPONGI 3Kと一緒にシビれようぜ!」
【外道の話】「いいか、必ず決着つけてやるぞオイ! 頂点はよぉ、このベルトだ! ふさわしいのはよぉ、もちろん、レインメーカーだ!」
新日本年内最後の後楽園2連戦の最終日も、1・4東京ドーム大会の前哨戦であるオカダvs内藤の6人タッグ戦が組まれ、今回は内藤から奇襲をかけて試合開始となり、内藤は場外戦で鉄柵攻撃を仕掛けるも、オカダもやり返してからビックブーツで応戦、リングに戻るとSHO、YOHが連係で内藤を翻弄するが、BUSHIとヒロムが背後から強襲して3Kを分断、電光石火の連係でYOHを捕らえてロスインゴが試合の主導権を握るも、交代したSHOがBUSHI、ヒロムを攻め込んで試合を盛り返し、再びオカダvs内藤となると、内藤は変形ネックブリーカーから延髄にスライディングキック、ネックブリーカー、コーナーミサイルと攻め込むが、雪崩式フランケンシュタイナー狙いは、オカダが下へ潜ってツームストーンパイルドライバーを狙うが、内藤が阻止してジャンピングエルボーアタックを狙うも、キャッチしたオカダはコブラホールドで絞めあげ、オカダはダイビングエルボードロップからレインメーカーを狙うが、阻止した内藤はロープへ走り、オカダにのドロップキックより先にジャンピングエルボーアタックを放つ。
3Kが入って内藤を連係で翻弄してから3Kを狙うが、BUSHIとヒロムがカットに入ると、内藤はオカダをジャーマンで排除してから、YOHを捕らえてグロリアからデスティーノで3カウントを奪い、前哨戦を制し、試合後はオカダを呼び止めて握手を求め、オカダが戸惑っているところでBUSHI、ヒロムが強襲、オカダは二人を排除してから内藤をコブラクラッチで捕らえるも、切り返した内藤は急所蹴りからのデスティーノでオカダをKO、前夜の後楽園大会ではレインメーカーでKOされた内藤だったが、今夜はしっかり借りを返し、内藤は王座奪取をアピールして雪が舞い降りる中で大会は幕、オカダは昨年ケニーのテーブル貫通片翼の天使を喰らってKOされてバットエンドのクリスマスとなったが、今年もバットエンドのクリスマスを迎えてしまった。セミの後藤組vs鈴木軍は、鈴木軍が場外戦を仕掛けセコンドも加勢するなど総力をかけて後藤組を潰しにかかる。後藤は鈴木と激しいエルボー合戦を展開も、鈴木が時間差ロープワークからスリーパーで捕獲し、パイルドライバー狙うが後藤が堪えてYOSHI-HASHIがカットに入り、しゃちほこラリアットを浴びせ、後藤は突進する鈴木に牛殺し、裏GTRからGTRを狙うが飯塚がカットに入る。
しかし後藤は鈴木を腕十字で捕らえてガッチリ極めると、慌てた飯塚と鈴木軍が総出でカットに入ったため反則負けとなり、鈴木軍は後藤を袋叩きにする。だが鈴木は鈴木軍を下がらせると、セコンドなし、敗者髪切りの条件で挑戦を受諾した。
後藤が敗者髪切りの条件を出しても、鈴木はなかなか受諾せず、1・4東京ドームでもNEVER選手権が決定しないままだったが、後藤の腕十字がきっかけになって決定となったようだ。メイン前には右膝の関節炎で前シリーズ途中から欠場していた棚橋が現れ、1・4東京ドーム大会への出場を断言すると、インターコンチネンタル王座に挑戦するジェイが現れ、棚橋と乱闘となると、棚橋の痛めている右膝にグランド式ドラゴンスクリューを決めてから、グラウンドで棚橋の両肩を拘束してエルボーの連打で動きを止めると、11・5大阪同様ロードランナーでKOした。
棚橋に関しては右膝をまだ引きずっているところを見ると。まだ万全ではない感じに見えた。後は決戦まで時間があることからどこまで回復するか、ジェイに関してはグラウンドは上手くなっているものの未知数な部分も多いだけに、棚橋相手にどこまで見せることが出来るのか・・・ヤングライオン杯は川人、北村、岡に絞られ、1敗で追いかける岡は八木の足攻めに苦しみながらも、一気に爆発してから押し切って逆エビ固めで逆転勝利、川人vs北村の全勝対決は川人が三角絞めで攻め込むが、北村が強引に持ち上げてパワーボムで叩きつけ、最後も川人の首固め狙いを強引に持ち上げた北村がジャックハマーを決め3カウントを奪い全勝を堅守、先輩である川人越えを果たした。
北村の残す相手は岡、後発の北村に抜かれてしまった岡は勝つことで巻き返しなるか…
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年12月18日THANK YOU !! New Japan fans WORLDWIDE for the best year we've had!! 2017 was amazing but CHEERS to 2018 being even BETTER!! With ❤️ always, Sho, Yoh, & Rocky #Roppongi3k pic.twitter.com/mPpxL9nCAu
— Rocky Romero (@azucarRoc) 2017年12月18日新日本の年内最終興行が終わり、今年は残すところラスト1試合になった。なので今日はパーっと…パーっと…ひとり酒(笑) pic.twitter.com/D7kh9UVHyj
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) 2017年12月18日#NewProfilePic pic.twitter.com/v2Er6yGJKQ
— Henarednose Reindeer ヘナーレ (@HenareNZ) 2017年12月18日2017年応援ありがとうございました‼︎
プロレスラーとして過ごせた1年という時間に感謝。
皆さんに感謝。プロレスは夢だらけ。
2018年も楽しみだらけ。 https://t.co/UyqADI265N
— KUSHIDA (@KUSHIDA_0904) 2017年12月18日緑の馬に #njpw
まんまと騙された‼️
変態ストーカー私に逢いたいからって顔隠してまで誘き寄せたのね‼️
しかもまたツノ生えたエロオヤジにお尻触られた‼️
毎回毎回鼻の下伸ばして何なの?
獣臭いっ‼️気持ち悪いっ‼️ pic.twitter.com/H3nJntTSQc
— あべみほ (@abemiho0110) 2017年12月18日女の子はね、
可愛いって言ってもらえたら
だいたい機嫌治るよ。#njpw pic.twitter.com/JRonj2xWKx
— あべみほ (@abemiho0110) 2017年12月18日かわいいよ
うんうん
かわいいよ https://t.co/75qYb9vwDO
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年12月18日きゃあぁぁぁぁぁぁぁ https://t.co/nAFdcJeNbD
— あべみほ (@abemiho0110) 2017年12月18日後楽園大会… https://t.co/waIXl2vmh7
— 北村克哉 (@KitamuraKatsuya) 2017年12月18日新日本プロレス年内最後の後楽園ホール大会。解説席に座らせていただきました。ミストの雨、雪崩、雪、リングの上の色々な気象現象を観測。貴重な経験をありがとうございます! #njpw https://t.co/6YQAu7b4jg pic.twitter.com/YjQ8uq6VRf
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) 2017年12月18日【後楽園ホール大会2連戦終了】本日も沢山のお客様にご観戦いただき誠にありがとうございました。次回大会は、12月21日(木)新宿FACE「LION’S GATE PROJECT10」19:00試合開始です。皆様のご来場をお待ちしております。 #njpw pic.twitter.com/o9u1wAPOKJ
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) 2017年12月18日ありがとうございました。 https://t.co/rjEAb6vder
— 菅林直樹 (@NJPWSUGABAYASHI) 2017年12月18日2017年
ありがとう
ございました
Red shoes UNNO pic.twitter.com/RYQKzIjYmV
— Red Shoes UNNO (@5742ytsh) 2017年12月18日 -
今回の「UWAI de NIGHT SPCIAL」は長州力!
12月17日「UWAI de NIGHT SPCIAL Vol.2」に参加するために大阪・千日前のノーネームカフェに訪れた。千日前に訪れるのも久しぶりで、勝手がわからずスマホのMAPアプリ片手に移動すると、いきなり打ち合わせを終えた今回のイベントの主催である上井文彦さんと長州力本人に出くわし、上井さんと軽く挨拶、二人の後を着いていってやっと会場に到着した。席に着くとスクリーンには現在闘病中のマサ斎藤さんのドキュメントが映し出されており、自分は大日本横浜文体で行われていた鈴木秀樹vs橋本大地をスマホで視聴しながら、ドキュメントを視聴、開始時間となり上井さんは藤波辰己の「ドラゴンスープレックス」長州はおなじみのパワーホールで入場しトークバトルがスタートとなった。
実は長州は前日に奈良で行われたボウリングイベントにも参加し、急遽記念撮影会も行っていたが、あまり長州は今までファンすら寄せ付けず、ファンサービスにも応じないイメージが強かったのだが、以前とはイメージが変わってしまっていた。ファンサービスをしなかったこともあって、昔恫喝されたファンも会場にいたため、長州は謝罪する一幕があったが、長州は基本的に記念撮影には応じるという。
トークの内容は
リングネームが吉田光雄から長州力と改められたことで、上井さんは変なリングネームだと思った。上井さんが第1次UWFに移籍した時に、UWFは必ず現実にぶち当たってブレーキがかかると思っており、上井さんにUWFが成功したら素っ裸で東京タワーを歩いていると公言、長州は忘れているものの、長州の予測どおりになる。
かませ犬発言の前日に上井さんに何故、藤波より先にコールされるか不満をぶつけて、試合中の猪木の行動がおかしかった、なぜ試合を傍観していたか?
全日本へ参戦したときに、改めて新日本がよく見えた
上井さんは猪木が初めて東京ドームに進出すると決意し、表向きは猪木を応援していたが、内心は嫌がっていた。
新日本には派閥があってもいざとなれば結束力があった
武藤敬司vs高田延彦は武藤が高田を喰らいつくした試合と評価、現在に武藤が全盛期を迎えていたら、間違いなくオカダ・カズチカを越えていた
三銃士の凱旋の時は一年後には、自分は楽になる
藤波vs武藤は天才vs秀才、橋本vs蝶野は大バカvs中バカと言っていた越中
長州が不在時には長州のモノマネにしていた橋本とライガー
蝶野は道場にはチャンコを食べに来るだけだった
リングの中の猪木は凄く、誰も叶わない
第1回の蝶野の優勝、自身の全敗もインパクト語る長州
1・4事変での橋本vs小川戦は美味しいものが出てきたと思っていたが、料理していた猪木が素材を上手く生かしきれなかった
90年代の三銃士のギャラは昔の広島カープと同じぐらい払っていたが、エル・サムライは電卓をもって更改に臨み。結婚したので光熱費の分だけ上げてほしいと交渉。弁護士帯同で契約更改に臨んだ蝶野
ジムではうなり声を出すため、新日本の道場でトレーニングしているが、永田や中西を始めシリーズに帯同せずあまっている選手達が練習に来ると、もったいないと思った
串揚げ屋に食べに行ったとき串揚げを頼んだのに、腰上げようと解釈して帰ろうとした真壁、真壁を最初に見たときはインド人とのハーフかと思った
金本をかなもとと呼び、サムライのスーパージュニア初優勝の際には、敗れた金本も満足したものの、5点と採点した長州
出張するからブログの更新は休みと言いながら翌日更新し。写真の更新の仕方がわからずパニックになった長州、上井さんのアイフォンを見て古いと最新機種を自慢する、どうも長州はSNS上で上井さんにトラブルばかりしているため、奥さんに怒られた。
リアルジャパンの原点回帰には新間寿氏にプロデュースはするけど、試合内容は口を出してはいけない、今後しんどいのではと苦言を呈す長州
会社組織として新日本プロレスを認めざる得ないと発言する長州、長州が一番評価するのは諏訪魔と石川修司
グラン浜田をホビット、菊タローを福助と呼んでいた長州
某元北米タッグ王者にホモ疑惑が出た時に、木戸さんもホモと上井さんに吹き込んだ長州、長州は忘れたとしている
坂口征二がゴルフでOBを出した時に、コソッとコースへ戻した上井さん
ヤクルトのおばさんが綺麗だったため、山本小鉄さんは大量に買ってしまい、冷蔵庫には大量のヤクルトがあって、選手に飲ませていた
野外の大会でアンドレ・ザ・ジャイアントの試合になると、ライトに虫がたからず、アンドレのアフロにミツバチがたかり、長州はアンドレのアフロがミツバチの巣になっていると思い、ヘッドロックで捕らえるとアンドレの頭からミツバチの匂いがしたと力説と等々
最後に長州は今のプロレスはオープンキッチン、そのコックのところへ行けば、好きなものが食べれると語った。確かに昔はいろんな素材を料理して見せるのが当たり前だったが、現在は注文したら好きなものがポンと出る時代。自分も30年以上プロレスファンを続けているが、時代は変わっていくことを常々痛感する。
長州は来年の抱負として「安心と安全に暮らしたい」としてトークバトルは終了。最後はプレゼントコーナーからオークション、長州と記念撮影で幕。退席の時に上井さんと挨拶したが「なんで質問してしなかったの、振ろうと思ったのに」としたが、聞きたいことは全部トークの中でしゃべってしまったのもあり、自分はトークの中で出なかった佐々木健介やマサ斎藤のことを聞いてしまいそうだったので敢えて質問しなかった。長州は何も言わないところを見ると、デリケートな話だったのかもしれない。けど藤田和之のことや、金沢克彦氏のことも聞くべきだったかなと反省しつつ、会場を後にした。
(写真提供=上井文彦さん) -
プロレス多事争論「一線」
今年の3月から本間朋晃、4月に柴田勝頼、5月に高山善廣ら中心選手による、生命に関わる試合中の事故が続発し、プロレス技の危険性やコンディション調整の是非を問われた1年てなった。
プロレス技に関しては以前にも語った通り、どんな技でも安全な技もなく、世の中全てが使い方によっては危険なものに変わる。事故の度に技やプロレスに対する否定の声が出てくるが、本当に安全なものが世の中にあるのか?それを考えると一番危険な存在は、自分ら人間なのかもしれないが、一番最も怖いのは安全と危険の境目を越える一線を越えることで、新日本でも時折り一線を越えようとするヒヤリとするシーンも目立つようになってきた。現在の新日本プロレスを四天王プロレス時代の全日本プロレスと同じだという声も聴くが、三沢光晴のプロレスを長年見てきた自分が言えることだが、全くの別物である。しかし一線を越えることが現在の新日本プロレスに必要なことなのかどうかも、考えなければいけないのではないだろうか・・・
コンディション調整に関しては、大日本プロレスが選手の休養システムを新しい試みをしようとしている。昭和の時代は年俸契約ではなく、試合数契約で試合を数多くこなしてナンボの世界だった。しかしそれは新日本プロレスやDDTのように選手層が厚く、経営基盤がしっかりしている団体だからこそ出来るシステムで、経営基盤がしっかりしてない団体は、そうも言ってられないというのが本音だと思う。
また新しいシステムが導入することで、事故がなくなるわけでもなく、人間が作ったシステムは常に完璧ではなく、試行錯誤の繰り返し、しかしまたそれも現実であるのだ。安全と危険、紙一重だと思いますか?
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年12月16日 -
橋本大地が3度目の正直で鈴木秀樹を破りストロング王座を奪取!血みどろブラザーズは厳しい結果に…
12月17日 大日本プロレス「~BIGJAPAN DEATH VEGAS~2017」神奈川・横浜文化体育館 2204人 満員
<アピール、コメントは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○吉野達彦 関札皓太(10分26秒 片エビ固め)菊田一美 ×森廣祐基
※絶槍◇第2試合◇
▼20分1本
ケンドー・カシン ○ツトム・オースギ ヘラクレス千賀(7分10秒 片エビ固め)藤田ミノル バラモンシュウ ×バラモンケイ
※カシンのボード攻撃◇第3試合◇
▼20分1本
○宇藤純久 忍 野村卓矢(10分19秒 片エビ固め)河上隆一 橋本和樹 ×青木優也
※リバースタイガードライバー◇第4試合◇
▼A MATTER OF LIFE AND DEATH ~殺傷凶器持ち込み6人タッグデスマッチ~/30分1本
宮本裕向 ○木髙イサミ 関根龍一(12分12秒 片エビ固め)ד黒天使”沼澤邪鬼 塚本拓海 星野勘九郎
※フランケンシュタイナー◇第5試合◇
▼BJW認定タッグ選手権試合 大日の未来、血みどろの未来、横浜みなとみらい~Fly to the future Death match~/30分1本
[第44代王者組]アブドーラ・小林 ○伊東竜二(9分35秒 体固め)[挑戦者組]×植木嵩行 佐久田俊行
※ドラゴンスプラッシュ
☆アブ小&伊東が3度目の防衛に成功。(試合終了後)
伊東「植木、佐久田。オマエらの勢いは認めよう。しかーし! オマエらの目指す未来はどこにあるんだ? きょう負けたら、ここから未来につなげられるのか? きょう勝ってこその、未来があるんじゃないのか? オマエらに未来があるように、俺と小林にも未来がある。そして、グレート小鹿にも未来がある! 若いからって、未来があると思うな。俺たちの未来を、これから見せてやる! オマエはそこで何か言いたいだろうけど、ここからこのマイクをひっくり返すのは無理だ。帰れ!」植木はマイクを奪う。「オイ! さんざん言いやがって、頭に来たぞ、コノヤロー! いいか、俺らの未来がないって言ったな? 未来の未と未熟者の未は、一緒だ。つまり、俺たちの体が折れたって、心は折れてねえんだよ! 何回だって挑戦してやる」
伊東「まさにオマエのマイクは勢いだけだ。まったくもって意味がわからん! 帰れ!!」
【伊東、アブ小の話】
伊東「ホント、アイツらは勢いだけで来た。まだまだ、考えなきゃいけない。考えてこその未来。何も考えないで勢いだけで未来なんかつかめるわけがない」アブ小「このベルトを防衛するにあたって、しかるべき相手としかるべきルールでやりたいと言ったけど、ルールはそれなりのしかるべきルール。相手もね、アイツら頑張ってるのはわかるけど、たった1週間ぐらい前のアピールでしょ。博多だっけ? うん、そこで何か考えてくるのかと思ったけど、意外とあんなもんだね。まだまだ勝てませんよ。ホントに未来を変えるヤツは1週間で変えるからね。まあこんなもんでしょ」
伊東「(やるな、と思った部分は?)なんでしょうね。ここ最近10年ぐらいですかね、文体の2階から飛ぶのは大日本のなかではご法度とされていた。簡単に言えば、文体の人に怒られるから。それを、果たしてそこまで考えてやったのかわからないですけど、それをやった部分ぐらいですかね」
アブ小「そういうところどころは認めたいけど、全体見たらまだまだ認められませんよ。これが未来かって。もっとね、過去の俺とか伊東の試合見なきゃダメだよ。古きを訪ね、新しきを知る。そういうのをしないで未来を語るようなヤツはダメだな。とくに最近植木は俺のことをシカトするからな(苦笑)。まあプロレス界全体から見たら俺らまだ若造ですけど、大日本のなかではそれなりのキャリアなので。壁として立ちふさがりますよ。伊東は高い壁、俺は低いけど重い壁だから。簡単にはひっくり返らないよ、重い壁だから。高くて重いんだよ。簡単にはひっくり返らない壁でありたいから。そのためには普段の生活からもっと考えてこいよ。そしたら1週間の準備期間でももっとできるはずだから。そういうことですよ」
伊東「(血みどろ入りして佐久田の変化は?)対戦相手にいくら思いを伝えたいと思ったところで、お客さんに伝わらなかったらまったくもって意味がないと思うので。対戦相手、プロレス記者、さらにお客さん。まずはここにいかに伝えるか、だと思うんですよね。ただTシャツ着たからそれでヨシではないと思う」
アブ小「俺なんか帽子と黒タイツでかなりパワーアップするからな。要はそういうことなんだよ! Tシャツ着ただけで強くなれない佐久田と」
伊東「きょうの4人で誰が一番血みどろかって話ですよ」
アブ小「看板に偽りありだな。JAROに電話しちゃうぞ!」
◇第6試合◇
▼横浜ショッピングストリート6人タッグ選手権試合 30分1本勝負
[挑戦者組]関本大介 佐藤耕平 ○神谷英慶(13分18秒 片エビ固め)[第10代王者組]×浜亮太 中之上靖文 岡本将之
※ラリアット
☆浜&中之上&岡本が4度目の防衛に失敗、関本&耕平&神谷が第11代目王者となる【関本、耕平、神谷の話】
神谷「商店街のベルトですけど、どんどん大日本で防衛戦をやりたいです」耕平「このベルトは最初は軽かったかもしれないけど、タイトル戦を重ねているうちにもう軽いベルトじゃなくなったと思う。今日はとくに神谷がこうやって結果を出した。これから3人でこのベルトの重さを高めていきたい」
関本「2018年はオレたち3人で商店街のベルトを防衛していく」
神谷「とりあえず100回防衛しましょう!」
浜「申し訳ない。オレが至らなかった。型にははまったけどツメが甘かった。相撲で勝って勝負で負けました」【浜、中之上、岡本の話】
中之上「この3人でまだできると思う。もう少しやっていきたいと思います」浜「神谷はすばらしくなったけど、若手の台頭にまだ抜かされるわけにいかない。イチから出直して2018年がんばりますよ」
岡本「この3人でしっかりまたやりましょう」
◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[挑戦者]○橋本大地(14分45秒 片エビ固め)[第10代王者]×鈴木秀樹
※垂直落下式DDT
☆鈴木が6度目の防衛に失敗、大地が第11代王者となる【大地の話】「重たいねー…、そうだ肩にかけて巻いてくるの忘れちゃった。小さい頃、夢だったけどね、巻いてみるの。(ベルトを腰に巻く)いろんなベルト持ったり触ったりしてきたけど、巻くの、絶対自分が取ってからにしようって、決めてたから! めっちゃきつかったけど、めっちゃ嬉しいです。めっちゃ疲れた。
(初めてベルトを巻いた気分は)実感わかないです、まだ。気持ち悪いぐらいですね。でも、自分自身きょうやってても、納得いかなかったことのほうが多いし、すげえギリギリだったし。でも、ちょっとずつ、しっかりベルトを巻いたからにはチャンピオンとしての橋本大地で、これからステップアップしていきたいと思います。正直言って、嬉しいけど、自己評価だとたぶんまだだったと思うので、もっとしっかり、これからはチャンピオンとして、いつの試合でもイベントの商店街プロレスとかでも、もちろんタイトルマッチでもチャンピオンでの橋本大地として、しっかり闘えられたらなと思います。
(デビューしてベルトを巻くまでは短かった?長かった?)メチャクチャ長く感じました。ずっとずっと追い求めて、何回もタイトルマッチやって、何回も負けてきて。一個前にやってた神谷の試合でも勇気もらえたし、神谷と組んでて大神やってたからここまでこれたのかもしれないし。セコンドに和樹もいたし、もういろんなものがあって、いまここにいるんだと思います。(腰に巻きたい思いがあった?)ずっとありました。肩にかけたら見栄えはいいかもしれないけど、これでこそ、僕が小さい頃からいまにあたるまで求めていたチャンピオンベルトですよ。
(父のベルトを見たり触ったり?)してました。(その時から思いが?)いや、その時は小さい頃だったんで、プロレスラーになると思いもしなかった頃なので、何もなかったけど。(父が巻いてたころを思い出す?)ああ、そうですねえ。ただいま自分がどういうふうに見えてるのかわからないし、自分は親父と違うと思ってるんで。親父がIWGPを極めたなら、僕はBJWのストロングを極めます。
(いまの体重で通用すると思えないが、どう?)それは僕も同感です。なので、これからさっき言ったステップアップというなかには、チャンピオンとして、というのは体格も全部含めて。心技体、ということですね。いま楽しもうとしている自分がいる、技もまだまだ体重を増やしていけばこれから変わってくる。もちろん体重を増やすことももちろん、チャンピオンとしてこれからステップアップしていくのに、それが全部含まれていると思う」
◇第8試合◇
▼メインイベント BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 血みどろDANGEROUS CHRISTMAS FOR DEATHMATCH~蛍光灯ツリー&ガラスボード+αデスマッチ~ 30分1本
[第36代王者]○竹田誠志(17分44秒 片エビ固め)[挑戦者]×高橋匡哉
※リバースUクラッシュ
☆竹田が3度目の防衛に成功(試合終了後)
竹田「横浜~いい血流したぜ! 高橋匡哉、俺が戦前あんだけおちょくってコケにしてバカにしたけど、きょうやってみてあらためて、おめえいいもん持ってるよ! しかし、高橋。いまこのリングに立ってるのはこの俺だ。そして、このベルトが手にあるのも、この俺だ。これが現実なんだよ! でもよ、デスマッチ第五世代? よくわかんなかったけど、ちょっとはオマエのおかげで足りない頭にインプットされたよ。まあいいよ、高橋。前回も言ったけど、チャレンジャー、すぐ挑戦してくるこない、関係ねえから。すぐにでもやる気があるんだったら受けてやるよ。ありがとな」高橋「ああ、悔しい! クソッ! きょう勝てると思ったのに、絶対勝てると思ったのに…2017年、高橋締めてやろうと思ったのに、世の中そんなに甘くねえな。俺はな、血みどろブラザーズは、高橋匡哉は、こんなもんじゃあきらめねえぞ、コノヤロー! 竹田さん、いま何回だって挑戦していいって言いましたね? 俺は、あきらめ悪いですからね。何回でも何十回でも、この体が持つまで挑戦してやりますからね。それまで、ベルト必ず守っててください。竹田誠志から取るのは、この僕です。ありがとうございました」
竹田「高橋、いつでもいいよ。必ず、1年後、いや半年後、この文体でも何でもいい。もっとすげえことしようぜ。その時まで、このベルト磨いてっからな。その目、その気持ち、忘れんじゃねえぞ! ていうかよ、そこのヒゲ(植木)、ちっちゃいの(佐久田)、おめえもだ。関根か、おめえもだ塚本。いまの大日本おめえらがもっと頑張らなきゃいけねえんじゃねえか? 下の第五世代がもっともっと狂って狂って頑張んなきゃ、この風景変わんねえぞ。大日本のデスマッチは終わっちまうんだコノヤロー!」
塚本「俺はこのリングを盛り上げる自信も、あんたとやる自覚も覚悟もあるんだよ。ほかのヤツら、前に出てきたはいいけど、マイクも取らないで何もしゃべらない。だったら俺とやりましょうよ」
竹田「(植木がマイクを取ろうとするも)もうおせえよ、バーカ。塚本、俺は気づいてたよ、オマエの気持ち。ずっとずっと気づいてた。約4年前、俺とオマエで新木場の正月からやったよな。あの時に俺は聞いたよ。オマエに『デスマッチ好きですか?』って。正直そこから何も響かなかったけど、オマエがBASARAという団体に入って、目の輝き、話している内容、デスマッチ大好きだな、オマエ! ああそうか、大好きじゃなきゃやらないか。俺はずっとずっとオマエに期待していた。ということで、俺がやりたい相手は塚本拓海だ!(植木らに)オマエら悔しかったらいつでもこいよ。(植木が動くと)いまはいい、いまはいい。いまはいいよ、空気読めや、KY。(塚本に)仲良しこよしじゃねえぞ、BFJ組んだ時も言ったよな。仲良しこよしじゃねえって。1月2日、このベルト本気で取りにこい! 全部受け止めてやるからな。言いたいことあるのか?(塚本は上半身裸になって蛍光灯の破片で受け身、蛍光灯で自身の頭を割って去っていく)よし、みなさんこれで1月2日、塚本拓海戦、決定です! 正月休み、年末ボケ? そんなの関係ねえよ。俺がアイツと狂った狂った正月にふさわしくない試合して、後楽園ホール満員にしてやっからな。いいか、また見にこいよ! きょうはありがとうございました!」
【竹田の話】「しんどかったよ。高橋匡哉、アイツ、いい男だな。あんだけ度胸あって。でも、まだまだだ。このベルトがオレの腰にあるってことはまだまだなんだよ。オレは365日、どこにいたって何してたって酒飲んでたって、デスマッチのこと考えてるんだよ。次は塚本拓海か。オレのベルトを本当に、本当に奪い取る実力、いや実力じゃねえな、気持ちだ。気持ちがあるんならいつでもやってやる。オレもアイツの成長、一目置いてたからよ。正月にいい楽しみが増えた。お年玉がわりに一発いい血を流して後楽園盛り上げてやるから。
(高橋から伝わってくるものはあった?)あんだけアイツをおちょくって、おちょくるのもアイツの感情を爆発されるようなもんだよ。オレだって悪い人間じゃない。アイツのことは嫌いでも好きでもないし、一後輩として尊敬するところはあるよ。デスマッチは違うからな。デスマッチはここ(心臓付近を叩く)だよ、ここ。オレはここ。気持ちだよ。技術? 身長? どこの出身? そんなの関係ねえよ。オレだって総合の出身だよ。総合出身のデスマッチファイターがこのベルト巻いてるんだよ。全部気持ちだよ。中学生の時も高校生の時も、何やってる時もデスマッチのことを考えてたんだよ。そんだけデスマッチが大好きなんだよ。デスマッチは絶対に結果に残るから。絶対に絶対に、気持ちは伝わるから。塚本もアイツならやれると思ってるから」
大日本プロレス年内最終ビッグマッチでダブルメインイベントの第1試合は鈴木の保持するストロング王座に大地が2度目の挑戦。序盤はグラウンドの攻防で鈴木が脇固めから左腕攻めを狙うも、大地はネックロックからスリーパーを狙う。しかし鈴木がエルボースマッシュから攻勢に出ると、大地もミドルキックで応戦、だがキャッチした鈴木はキャプチュードからネックブリーカーから首筋へのニー、卍固めと大地の首を攻めた後でワンハンドバックブリーカーを狙いは大地は逃れるも、鈴木はドラゴンスープレックス、だが大地もすぐさまファルコンアローで応戦する。
エルボー合戦から大地のキックをキャッチした鈴木は膝への鋭いエルボーから膝攻めを展開、大地も橋本真也譲りの袈裟斬りチョップの連打も、突進したところを鈴木が迎撃してツームストーンパイルドライバーからワンハンドバックブリーカーを決めると、勝負に出てダブルアームスープレクスを狙う。しかし逃れた大地はエルボーからニールキックを炸裂させるてから、シャイニングウィザードを発射、DDTから突進するも、鈴木はここ一番で出すフランケンシュタイナーで丸め込むと、キックアウトした大地がすぐさま後ろから前へとシャイニングウィザードを発射、ライジングDDT狙いは鈴木が切り返してダブルアームスープレックスを狙う。だがリバースした大地はミドルキックからショートレンジのスライディングDを炸裂させ、最後は橋本真也の必殺技である垂直落下式DDTが決まって3カウントとなり、王座奪取に成功した。
内容的にも大地がリードを奪えず、鈴木が一気に押し切りかけたが、大地が踏ん張って押し返し、一気に押し切った。大地に関してはIGFから大日本に移籍したのが正解だったのかどうか、本当の意味で示される試合でもあり、皮肉にも相手は同じIGFだった鈴木だったこともあって、課題としては厳しいものを課せられた。だが結果的に大地の中にある橋本真也や最初に属した団体であるZERO1、そして大地自身も出し切って勝利を勝ち取った。この勝利は今後の大地の方向性を示す意味では大きい勝利だった。また試合後には挑戦者決定戦で対戦する河上と宇藤が大地に詰め寄ったが、大地が王座を奪取したことでストロング戦線も一気に新時代に突入した。ダブルメインイベントの第2試合のデスマッチ選手権は赤コーナーには蛍光灯のクリスマスツリー、反対側にはガラスボード、高橋がバケツ盛りの蛍光灯の破片と蛍光灯束を持参すれば、竹田は謎の箱を持参して登場する。
序盤から高橋が破片をばら撒き、その上でのグラウンドの攻防を展開すると、二人はロープに吊るされた蛍光灯でのチャンバラから、フルスイング合戦、高橋が竹田をロープに吊るされた傾向党にクラッシュさせると、場外戦で切っ先で竹田の額を切り刻むが、蛍光灯束での殴打は阻止されると、竹田は蛍光灯束を持ったままの高橋にエプロンからのミサイルキックを発射して束ごとクラッシュさせる。
リングに戻ると竹田はハサミを持ち込んで高橋を殴打、額を切り刻んでえぐると、ハサミを持ったままラリアットを発射、高橋のTシャツも切り刻むと、顔面整形攻撃から高橋の背中に蛍光灯をセットしてのエルボーからのランニングニー、そしてガラスボードへのパワーボムを狙うが、着地した高橋が竹田を担いでそのままツリーへと突進してクラッシュとなる。
高橋はラリアットから、竹田をコーナーにセットして蛍光灯束もセットしてからのイスでの殴打、蛍光灯束の上へ叩きつけてからセントーンと攻勢をかけ、蛍光灯束で櫓を作り、その上へのニークラッシャー狙いは竹田が阻止、高橋は蛍光灯で一撃から払い腰は竹田が飛びつき腕十字で切り返す。
竹田は蛍光灯を高橋の後頭部にセットしてのドラゴンスープレックスも、ロッキンボ狙いは高橋はラリアットで迎撃、張り手合戦から頭突き合戦、竹田が高橋にエルボーから蛍光灯束を抱かせてのニー、ロックボトムと畳み掛けると、勝負と見て謎の箱から鉛筆やフォークをロウソク代わりにしてのケーキを取り出し、その上へのリバースUクラッシュを狙うが、逆に高橋がアメインズインパクトでケーキに叩きつけてからジャックハマーを狙うと、コーナー下にガラスボードを設置してから雪崩式ジャックハマーを狙う。しかし下へ潜った竹田はスパイダージャーマンで高橋をガラスボードへクラッシュさせると、ローリングセントーンから蛍光灯をばら撒いてのジャーマン!リバースUクラッシュで3カウントを奪い王座防衛となった。
試合後には塚本が挑戦を表明して1・2後楽園での選手権が決定となった。塚本は元々大日本所属だが、フリーとなってからBASARAに属して大日本に参戦し続けてきた。記憶が正しければ初挑戦だが、本来ならもっと早くに挑戦すべき選手でもあり、満を持しての挑戦でもある。タッグ選手権は植木、そして血みどろブラザーズ入りとなった佐久田がアブ小&伊東組に挑戦し、佐久田はピザカッターでアブ小を切り刻み、場外戦では2階からトペコンを発射するなど奮闘も、伊東はイスで投げつけて佐久田にタワーを被せるとピザカッターをフルスイング、背中を何度も切り刻むなそして反撃、佐久田はピザカッターで伊東の胸板を切り刻むとミサイルキック発射で有刺鉄線ボードへ伊東を被弾、植木が入って攻勢出てアブ小には合体技を決め、伊東に有刺鉄線ボードへの摩周を決めると、植木が確保を投下してから、鉄檻への確保を投下も自爆、これで一気に攻勢に出た伊東は植木にドラゴンキッカーを浴びせると、カットに入った佐久田をダブルドロップキック、アブ小がバカチンガーエルボーで排除し、最後はアブ小が植木にラリアットから伊東が鉄檻からのドラゴンスプラッシュで3カウントで王座防衛、試合後も植木らは王者組に散々ダメ出しを受けてしまい。血みどろブラザースも佐久田を含めて戦力を拡大したかに見えたが、メインで敗れた高橋も含めて厳しい結果となった。
また6人タッグ選手権は終盤に神谷が捕まり、王者組の重爆攻撃を喰らうも、浜のハマケツを間一髪かわした神谷が耕平と関本がWブレーンバスターの援護を受けて、フライングショルダーからラリアットを連発して3カウントを奪い王座を奪取した。
【試合結果詳報】橋本大地、鈴木秀樹撃破で初のベルト戴冠「親父がIWGPを極めたなら、僕はBJWのストロングを極めます」/竹田誠志、高橋匡哉との死闘制しデスマッチヘビーV3。次は1・2後楽園で塚本拓海挑戦…大日本横浜文体詳報 https://t.co/ezGY8MvlCl #週プロモバイル #bjw pic.twitter.com/lzwACJQaxw
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年12月17日文体しゅーりょー。
なんとか3度目の防衛に成功しました!応援して頂いた皆さんありがとうございました!
高橋の事こけにしてきましたが素晴らしい挑戦者でした。奴のおかげで狂えたよ。まだまだ大日本のデスマッチ面白く出来るようかまして行きます!次回挑戦者は塚本拓海!狂った正月にするぜ! pic.twitter.com/Bz80Cvg7Zy
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2017年12月17日取り急ぎ横浜文体ありがとうございました。
イサミさんがいて吉野さんがいて、血みどろの仲間がいて最高にして最強のセコンドがいて挑んだ最高の舞台でしたが、結果残せませんでした。
諦めない。必ず取り返す。#bjw#血みどろ#横浜文体
— 高橋匡哉 (@masabobu) 2017年12月17日今日は大日本プロレス横浜文化体育館大会でした。
負けました。
ありがとうございました。
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年12月17日取りに帰ったリングシューズは…まさかの右と右!!!
試合前から大ピンチでしたが…
関本さん、耕平さんと応援していただいた皆様のおかげで今年最後のビッグマッチでベルトを巻く!
これからは本当に気をつけよう#bjw#大日文体#大日の神谷さん pic.twitter.com/sg9VjlkmUa
— 神谷英慶 (@kamitanibjw) 2017年12月17日横浜文体大会試合終了❗
応援してくれた皆さん、負けてしまいすみませんでした
タッグ王者の壁は大きかった、それに勢いで挑んだ私は未熟者でした
ですが諦めてないです
“未”熟者には熟者になる為の“未”来があります
近い未来にベルトを巻く姿を見せるために、今をがんばります。#大日文体#bjw pic.twitter.com/AIwK4xjM2l
— ザンギエフ・ウエキ(植木嵩行) (@blackbu18515564) 2017年12月17日横浜文体大会ご来場ありがとうございました。
壁は高くて重かった。
未来は遥か彼方。
でも、盛者必衰。
一から這い上がります。#bjw
— 佐久田俊行@12・17ぶんたい! (@saku155cm) 2017年12月17日大日本プロレス横浜文体大会終了。メインのデスマッチ選手権は、とにかく両者の運動量が凄かった。前回の名古屋大会での対戦もそうだったが、彼らはデスマッチに新たな地平を切り開いたと思うであります。
— 須山浩継 (@suyamahakusyak) 2017年12月17日 -
火星ロケット発射で宇宙危機一髪!?トランプ・サスケは地球を守れるか!?
12月15日 みちのくプロレス2017東京大会Vol.6「宇宙大戦争12~パッションリーグ~MAKE JAPAN GREAT AGAIN」後楽園ホール 1890人超満員札止め
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○大瀬良泰貴(8分34秒 逆片エビ固め)×川村興史◇第2試合◇
▼20分1本
新崎人生 里歩 ○「ことり」(10分52秒 ペダル式バードリッジ)佐々木大地 さくらえみ ×アーサ米夏◇第3試合◇
▼30分1本
○Ken45°日高郁人 藤田ミノル(10分26秒 フランケンシュタイナー)ウルティモ・ドラゴン 気仙沼二郎 ×ラッセ◇第4試合◇
▼30分1本
○卍丸 拳剛(10分3秒 体固め)日向寺塁 ×郡司歩
※卍落とし◇第5試合◇
▼ 宇宙大戦争12~パッションリーグ~MAKE JAPAN GREAT AGAIN/時間無制限1本
○ザ・グレート・サスケ バラモンシュウ バラモンケイ フラッシュディック 高橋奈七永withミニマスター(40分43秒 体固め)レックスルーサー1号 ステッペンウルフ2号 ドクターポイズン3号 ダークサイドGAINA ×火星OK号
※ラムジャムwithアザラシ(試合終了後)
シュウ「おいおい、お前らSP、今まで一体何してたんだよ!ずっーっと見てただろ!ものすごいピンチになってんだよこの人!何やってんのなんのためのSPなんですか!あなた達は!」ケイ「今ものすごい正論言ったぞ。でもよ、SPがいなくても宇宙大戦争勝てたぞ!お前ら!マスターの、マスターの!素晴らしい奇跡の数々、見たかー!」
シュウ「マスター大丈夫ですか?腕上げたまま固まってますけど、そうでしょうね。普通あんなこと起きたら死んでますからね!大事故ですよ!」
ケイ「お前ら笑ってるけどな、フツーだったら手を上げることすらできねーんだぞ!マスター大丈
夫ですか?」
シュウ「マスター、喋れますか?」
ケイ「SP手差し伸べろよ!」
シュウ「ここでも役に立たない」
ケイ「マスター大丈夫ですか?」
サスケ「センキュー!ワンスアゲイン、ウィーメイクジャパングレイトアゲイン!私は、私はまだ生きてます!だから、みなさんも、生きる希望を、失わないで。来年、2018年も、希望を持って生きていきましょうよ。あの、昨年の今日この場でね(成宮!)成宮はさておいて、もう一人の方、佐村河内守さんの話をした。実はね、ここでご報告があります。私あの後、佐村河内守さんに、会いました。それで、あるお願いをしました。私の新しい(新曲)そう!でも、あの、新曲って言っても私が歌うのではなくて、私の入場テーマ曲をね、お願いしました。そして、映画、佐村河内守さんの映画、FAKEをご覧になった方は十分ご存知だと思うんですが、彼はもちろんゴーストライター無しで、ご自身の手ですごい曲を作ってくれました。、めちゃくちゃすごい曲です。いつか近々で、この会場でお披露目したいと思います。タイトルはレザフェクションというタイトルで、とにかく私も震えるほどに感動した曲です。是非皆さんご期待ください!佐村河内守さんは、年末、裁判を控えてます。でも、私は、絶対に勝利を確信してますんで、どうか皆さんもね、心の中で佐村河内守さんの勝利を祈ってください、お願いします!河内!河内!河内!河内!(人生の声が響くと、サスケの母と電話が繋がりサスケに携帯を渡す)もしもし?お母さん?私、勝ったよ!勝ったよ!ありがとね!…兄弟あとはよろしく(サスケはリングを後にする)」
ケイ「マスター?マスター、せめてこれ(携帯)だけでも持って帰ってよ」
シュウ「マスター、ちょっとほんとに帰るんですか?おい、信者まで帰ることねーじゃねーのか?何人か残れよ!(チサコが残っていた)何ならお前帰っていいわ」
ケイ「お前SPよりう役に立たない」
シュウ「くそ、マスター、マスターさぞかし気持ち良かったでしょうね。我々にこの役目ですか」
ケイ「また苦行ですか」シュウ「毎年毎年。まあいいでしょう、締めは我々がして帰りましょうか。サラッと締めは短くね!お前ら!マスターの奇跡の数々、奇行の数々その目でしっかり見たか!」
ケイ「お前ら、マスターが体を張って希望を見せてもらったよな!」
シュウ「いいか!今日の地球はマスターが守ってくれたんだからな、明日からの地球の未来はお前らが作れよな!それができなかったらなお前ら、死んで地獄に落ちて、今度生まれ変わったら蛆虫になるぞ!」
【サスケの話】
――今年も地球の平和は守られました
サスケ「いやぁ、途中から何が何だか分かんないんで、頭の中の記憶を整理するのにね、ちょっと今晩一晩掛かりそうですね。ただ、今日はこのSP二人がわざわざアメリカから来てくれたんでね、それは心強かったですよ。Thank you!! GUYs!! Make JAPAN Great Again!!(SP二人と握手を交わす)今日言えるのはそれだけですよ」――高橋奈七永選手も力強い仲間だったと思います
サスケ「奈七永さんと、フラッシュディックに助けられましたね。息子のミニマスター君が元気なかったけどね。まああとは彼らに聞いてください!これで地球の平和は守られたんでね、皆さん安心して年を越してください!それだけですよ!」【シュウ、ケイ、奈七永、チサコの話】
シュウ「試合終わってから一言も喋ってないけど大丈夫か?大丈夫か?」(ミニマスターに)ケイ「大丈夫か?大丈夫か?」(ミニマスターに)
奈七永「声を聞いてない!」
ケイ「声出したら死ぬから!!」
シュウ「エネルギーを使っちゃダメなんだよ!!」
ケイ「砂漠にいるトカゲと一緒だよ。動いちゃいけねぇんだ」
奈七永「パッションだよパッション」
シュウ&ケイ「パッション」
奈七永「パッション!!」
シュウ「パッション出たか?」
ケイ「溢れ出たぜぇ~」
シュウ「今回最大の敵だぞ」
ケイ「そうだなぁ。ミサイルだぜ?」
シュウ「ミサイルだぜオイ」
ケイ「あんなでけぇミサイルが後楽園に来たのなんて初めてじゃねぇか?恐ろしい闘いだったぜ。ゾンビだろ?ミサイルだろ?これは国難だったぜ?」
シュウ「……大丈夫なのかな、こういう色んなことが起きてるけれども」
ケイ「でも、マスターが居るから大丈夫だ!マスターが地球を救ってくれたぜぇ!」
シュウ「(記者陣を見渡して)……地球を救ってもらったのに嬉しそうな顔をしてるやつがいねぇなぁ?」
ケイ「おいお前、『フフフ』ってなんだ『フフフ』って!鼻で笑いやがって!」
シュウ「あとな!お前ら暗いよ!」
奈七永「パッション出せ!!パッション!!パッション出してこ!!」
ケイ「あとな、お前らメガネ率がたけぇんだよ!!」
シュウ「メガネかけてる奴ってのは大体悪いやつなんだよ。知ってるかオイ!メガネに良い奴っていねぇんだぞ!!」
――一応、これで我々は安心して年を越せるんですね?
一同「越せる!」シュウ「毎年そうだっただろ?!お前12年間も……もう12年か……」
ケイ「そりゃ俺らも41になるわなぁ」
シュウ「41だよ。見ろ!十何年もこんなことやってるから、最早社会復帰は無理だぞ?!」
ケイ「俺達はもうドロップアウトしちまったからな!でも俺達はマスターについて行くぜ!」
シュウ「マスターに着いていけば生きる希望が……」
ケイ「そう!生きる希望!お前らだけじゃない!俺達もマスターから頂いた!死んだと思ったからな、マスター」
シュウ「ホントだよ。ありゃあ大事故だったからな」
ケイ「見たか?」
シュウ「全く使えないSPがなぁ」
ケイ「あそここそ助けるべきだろ?!アイツら派遣かなんかか?!派遣のSPか?!アルバイトか?!」
――サスケ選手は先程「彼らが居たから勝てた」と仰っていました
ケイ「俺達には分からねぇよ?!」シュウ「じゃああとで聞くわ!!」
ケイ「手ェ一つ出さなかったからな?!突っ立ってるだけでなあ?!びっくりしたよ!!」
――高橋奈七永選手はムーの太陽の一員として闘いましたが、如何でしたか?
奈七永「宇宙大戦争はこんなにも……こんなにもスゴイものだっていうのを身をもって今日体感できて、涙が出そうなくらい感動しました!」シュウ「(マスコミ陣に)お前ら誰も涙を流してないじゃないか!!」
奈七永「なんで泣いてないの?!なんで泣いてないの?!私は今日マスターに生きる力をもらいましたよ!」
ケイ「(余所見をしていた記者を発見して)ってお前どこ見てんだよ?!水野晴郎みてぇな顔しやがって!!あんま突っ込んじゃいけねぇのかこういうことは……(ツボに入って笑っている記者を発見して)笑いすぎだお前!お前だってスポック船長みてぇな顔してんじゃねぇか!」
――平和は守られたわけですが、来年以降の展望については如何でしょうか
シュウ「分からないからな。悪の種っていうのは雑草みてぇに生えてくるから抜かなきゃいけねぇんだ」ケイ「今日、試合後にな、ダークサイド・ムーンからの言葉が無かったからな。その辺が気になるところだな」
シュウ「なんで俺達が締めて終わったにも関わらず、バラモンのテーマがかからなかったんだ?」
ケイ「最後なんだあれは。カントリー……ロード?ジョン・デンバーだぜ?!」
シュウ「今時カントリー・ロードだぜオイ」
ケイ「ただな、俺にはあの曲には深い意味があるような気がするなぁ」
シュウ「そうかもしれねぇなぁ」
ケイ「何かかもしれねぇなぁ。地球外生命体からの何かとか」
シュウ「そうかもしれねぇなぁ」
ケイ「まあまだ誰も分かってないみたいだけど」
シュウ「ピンと来た?」
ケイ「ピンと……来た!」
――奈七永選手もピンときましたか?
奈七永「……私にはちょっと何のことだか」シュウ「最後いなかったからね。ていうかこの辺こぞって居なかった!」
ケイ「お前らなんで帰ったんだよ?!で、なんでお前だけ残ったんだよ?!(チサコを指差して)」
チサコ「はい、シュウさんのTシャツたたみました」(試合中にシュウが脱ぎ捨てたシャツが綺麗にたたまれた状態で手渡される)
シュウ「えぇ……いいよ……」
ケイ「お前はそういう……コイツは洗濯物とかたたまない奴なんだよ!くしゃくしゃにして置いといてパッと着るのがいいんだよ!!」
シュウ「服なんてな、一回着たら捨てちゃうんだよ!廃棄だよ廃棄!」
ケイ「服は使い捨てだよ?!……こんなことを話している場合じゃない!地球の平和が守られたのに!こんなミクロの話をしてるんだ?!なんでこんなニッチな話をしてるんだ?!」
シュウ「いいじゃねぇか。平和が訪れたからこそ話せるミクロな会話だよ」
ケイ「そうだな」
シュウ「この普段の会話ができなくなるなんて、こんな悲しいことはない」
ケイ「そうだね。普通なことが出来るのが、しあわせだね(ケイがコメント会場の側にサスケのSP二人が整列して立っているのに気付く)なんでお前らそこにいるんだよ?!お前らなんでいんだよ?!マスター今上にいるだろ?!守れよ!!」
シュウ「なんかあるかも知れねぇだろ?!(SPの一人が「何を言っているのか分からない」というジェスチャーで応える)時間切れか?お前ら時間給で働いているのか?」
ケイ「なんだ、終わったら帰るのか。……分かった!コイツら今ギャラ待ってんだ。コイツらもらったらすぐ帰るぜ?!」
シュウ「または他にいい仕事が見つかったんだろオイ」
(SPの一人が首をかしげるジェスチャーをする)ケイ「何首かしげてるんだよ!お前ら意味分かってねぇだろ?!」
シュウ「……まあ、今年も年が越せそうでよかったな。また来年悪の力が降りてくるかもしれないからな。今回あれ、ヤッペーマンだろ?ヤッペーマンって元々正義だろアイツら。でもアイツらの中にある小さな悪が心の隙間に入って、ダークサイド・ムーンに入られて大きな悪になってしまったんだ」
ケイ「そうだな。俺達も一回騙されてるからな。ダークサイド・ムーンは恐ろしい男だよ。お前らも悪の手に染まらないように」
シュウ「お前らはもう染まってるんじゃないのか?(記者陣に)」
ケイ「ボディ・スナッチャーみたいなことになってんじゃねぇのか?豆人間だろお前ら。大丈夫か?知ってるかお前ら?12月15日は力道山先生の命日だぞ。プロレスの日に俺達は宇宙大戦争にプロレスで勝ったんだぞ。こんなに喜ばしいことはねぇからな」
シュウ「力道山先生の命日だけじゃねぇからな」
ケイ「そうだよ。知ってるか?この宇宙大戦争で死んだ俺達のファーザーの命日でもあるんだよ。覚えてるか?俺達の親父は最期に『焼きそばが食いてぇ』っつって死んだんだよ。だから今日焼きそば作って仏壇に供えて手を合わせてきたら勝てましたよ」
シュウ「家出て来る前にその焼きそばを俺が食ってきたんだよ」
ケイ「……アジャパー!!(赤塚不二夫風のポーズと共に妙な間が生まれる)なんだこのオチは!!」
シュウ「いいのかお前らな!言い足りないことはないのか?!」
ケイ「あなた喋ってないじゃないですか(ミニマスターに)」
シュウ「一言くらい、ねぇ?」
ミニマスター「せかいへいわ!」
ケイ「……重たい言葉だよ。世界平和なんて中々出て来ないぜ?」
シュウ「今どこに平和な国があるんだ」
ケイ「世界だぜ?」
シュウ「そうだよ」
ケイ「でもな、俺達はこれから宇宙を守っていこうぜ!宇宙の平和を守るんだ!俺達は宇宙防衛軍だぜ!」
シュウ「来年もみんないい年にしようね!」
ケイ「こいつら冷たいからよ」
シュウ「いいかお前ら、来年もそんなに冷たかったらな、死んで地獄に落ちて今度生まれ変わったら」
全員「ウジ虫になるぞーーッ!!」
今年も忠臣蔵、クリスマス、NHK紅白歌合戦に匹敵する年末の風物詩「宇宙大戦争」が開催され、6・18後楽園大会では謎のダークサイドムーンから宣戦布告を受けたムーの太陽、10・22矢巾大会から突如サスケがGAINAをゾンビであると言い出すと、怒ったGAINAが「ミニマスターこそゾンビだ」と訴え、GAINAvsミニマスターが一騎打ちとなるが、GAINAが圧勝しミニマスターのマスクに手をかけたところで、サスケが人工知能AIを駆使した怪物マイケルを投入、11・18宮城での宇宙大戦争でGAINAとマイケルが対戦となるが、セコンドのミニマスターとマイケルが同士討ちとなってからGAINAがダイビングエルボードロップで勝利。GAINAはヤッペーマンズと共にミニマスターを襲撃してムーの太陽と乱闘になると、ゾンビ化したのはしが出現してGAINA、ヤッペーマンズに噛みついてゾンビ化させ、のはしはダークサイドムーンのメッセージとして日本に核弾頭ミサイルOK号が発射したことを予告、そこでマスターがアメリカのドナルド・トランプ大統領に変身してダークサイドムーンに対して戦線を布告、だが19日宮城で行われた宇宙大戦争ではマスター自らフォール負けを喫してしまい、ムーの太陽はかねてから宇宙大戦争に参戦を志願していた高橋"ワンダーウーマン"奈七永、フラッシュディックを従え、ダークサイドムーンに立ち向かうことになった。
各選手が入場し、最後にマスターサスケが登場となるが、トランプ大統領にサスケとミニマスターはアメリカ国歌を入場曲にしてSPをはべらせて登場、サスケは片言の英語で「マツイ・カズヨさん、リコンオメデト…」の祝辞を言いかけたところで襲撃を受けて開戦となり、シュウはナイフで1号を襲うも逆にメッタ刺しにされ、2号はケイを斧で斬首を狙うが、シュウが水噴射でカット、だが3号がポイズン攻撃で蹴散らし、ミニマスターも火星ロケットの頭突きを喰らってしまう。だがディックがGAIANをスピードで翻弄すれば、奈七永は剣を手に登場するも、ゾンビ軍団が乱入して奈七永を襲撃、だが奈七永は剣でばっさばっさとゾンビ軍団を切り倒してから全員を串刺しも、1号は例のごとく客からブランド品を奪って、バラモンの水噴射をブロック。館内から「千賀○ね!」コールでヒンシュクを買う。
再び場外戦となるとバラモン兄弟は岩山パークランド公認のイルカ"なごり雪"を投入、だが蹴散らされてしまい。北側客席へ雪崩れ込むと観客を巻き込んで綱引きが行われるが、その最中にリング内ではサスケがリング内でオプジェを作り上げて、ラダーに棒を挟んでから逆上がりに挑戦するが、やっぱり崩壊してしまい、サスケは机に後頭部を強打させてしまう。完全にダウンしているサスケに1号、2号が空き缶を投げるも、奈七永が二人まとめてブレーンバスターでカットに入り、ディックもサスケを蘇生させると、両軍がなごりゆきを挟んで押し合いを始め、サスケとミニマスターはなごり雪の上に乗ろうとするが失敗、そこでサスケはアザラシを持ち込んでなごり雪の上にセットすると、気を押すが逆転されてしまい、ミニマスターが捕まり、1号、2号、3号、火星号がGAINAの上におんぶしてボディープレスで圧殺する。
バラモンは1号、2号にボウリング攻撃で反撃すると、1号、2号、火星号を捕らえてイスに座らせてから、遂に宇宙大戦争名物の和桶が投入しラダーをコーナーななめにセットしての和桶ボウリングを敢行。サスケはコーナー前にテーブル、ラダー、イスをセットするが、自分にぶつけられてしまうと、火星号がコーナーに昇ってミサイル発射を用意する。そこでミニマスターがアメリカ国旗に包まれたミサイルに変身して、反対側のコーナーで発射準備を待つ。1号と2号はアメリカロケットになごり雪を奪って突進するが、アメリカロケットは吹き飛ばし、火星号を撃墜KOする。
勝負と見たサスケはリング内のロープ前にラダーの上にテーブルの橋を架け、サスケが宇宙大戦争名物の和桶ダイブを狙うが、揺らされてしまい、後ろからコーナー越えで場外へと転落し大ダメージを負うも、その間に巨大火星ロケットによるダイビングヘッドバットが命中してサスケは大ピンチとなる。
リング内にラダーとイスが盛られると、GAINAがその上へのパワーボムを敢行し、またラダーを寝かせてからパワーボムを連発、そして火星ロケットがラダー上で発射準備されるが、奈七永がパワーボムでカットすると、最後は蘇生したマスターがアザラシを手にしてのラムジャムで3カウントを奪い、今年もムーの太陽が宇宙大戦争を制して宇宙の平和を守った。今回はオプジェ鉄棒、和桶ダイブ、凶器盛りの上へのパワーボムの連発と何度も死ぬような目に遭いながらも、辛うじて生還したサスケだが、肝心のダークサイドムーンは何も答えず、この様子だとムーの太陽vsダークサイドムーンの戦いが続く限りは地球どころか宇宙の危機はまだ続くのかもしれない。
アメリカ政府からクレームが入り、某半島の某国からミサイルが打ち込まれないことを祈りつつ、年末の風物詩の幕は閉じた。今年もあと僅か…
念願の宇宙大戦争
マスターはやっぱりすごい、、
ワンダーウーマンはやっぱり強い
そしてパッションは忘れてはいけません#SEAdLINNNG#宇宙大戦争 pic.twitter.com/GbIvJByDa6
— 高橋奈七永 1月14日後楽園ホール (@nanaracka) 2017年12月15日不死身だ…#不死身#ザ・グレート・サスケ#不死身ノ#藤田ミノル#宇宙大戦争#みちのくプロレス
ありがとうございました。 pic.twitter.com/FkkSqz1iUL
— Ikuto Hidaka (@hidakaikuto) 2017年12月15日みちのくプロレスさん参戦させて頂きました✨
人生さんのオーラに圧倒されつつも、ガトムートレイン一緒にやって下さったり、拝み渡り一緒に出来たり、嬉しい事だらけでした!
何よりお客様があたたかくて、すてきな会場でした #gtmv #michipro pic.twitter.com/mFM60iQMZG
— 里歩(Riho) (@riho_gtmv) 2017年12月15日説明不要。「生きていることが奇跡!」だ #michipro #宇宙大戦争 pic.twitter.com/WlCqXsL39q
— 鈴木健.txt (@yaroutxt) 2017年12月15日 -
世界最強タッグリーグ戦事件史 番外編 超獣コンビが世代交代をかけた"春”の最強タッグ
1982年晴れて全日本プロレスに移籍したスタン・ハンセンは4月の「'82グランド・チャンピオン・シリーズ」に参戦、20日の愛知県体育館大会では盟友であるブルーザー・ブロディとの超獣コンビを結成してジャイアント馬場、ジャンボ鶴田の師弟コンビが保持するインターナショナルタッグ王座に挑戦、試合は3本勝負で行われたが、1本目はハンセンのウエスタンラリアットからブロディのキングコングニードロップの殺人フルコースで鶴田から3カウントを奪い1本を先取、2本目はセコンドについたバック・ロブレイが手渡したチェーンで超獣コンビが馬場にクローズラインを決めて反則負けでタイスコアとなるが、3本目は両者リングアウトと引き分けで師弟コンビが防衛も、内容的には超獣コンビが圧倒しており、師弟コンビは両者リングアウトで逃げるのがやっとだった。
超獣コンビはこの年の世界最強タッグにエントリー、天龍源一郎&阿修羅原組に反則負けを喫した以外は破竹の勢いで勝ち進み、12月9日札幌大会でも馬場&鶴田の師弟コンビが、ハンセンのラリアットとブロディのキングコングニーのフルコースを馬場が喰らい完敗、13日の蔵前国技館大会で1点差で追いかけるドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンクのザ・ファンクスと優勝をかけて対戦。超獣コンビもブロディが4・21大阪でドリーを破ってインターナショナルヘビー級王座を奪取し、ハンセンも9・11後楽園でリングアウトながらもラリアットでテリーを粉砕、ハンセン自身も手リーに対して「テキサスの化石になれ!」と言い放つなど、時代は完全にファンクスからハンセン&ブロディに移り変わろうとしていたこともあって、世代交代をかけた対戦でもあった。
試合はファンクスでさえも超獣コンビの前になすすべもなく圧倒され、テリーが前年度同様場外でハンセンのラリアットでKOされると、ブロディがドリーを羽交い絞めにしてハンセンがラリアットを炸裂するはずだったが、二人掛りの攻撃を制止するために入ったジョー樋口レフェリーを巻き込んでKOしてしまい、レフェリーと鶴田のバックドロップの指南役としてシリーズに帯同していたルー・テーズがサブレフェリーに入ると、超獣コンビはうっかり大先輩であるテーズにも手を出したため、怒ったテーズが超獣コンビの反則負けを宣告、ファンクスが逆転優勝となったが、超獣コンビによってボロボロにされたファンクスはまるで敗者で、優勝を逃した超獣コンビが勝者に見えたが、時代は間違いなく超獣コンビに傾きつつあった。
しかし試合後に超獣コンビが結果に納得せず、リマッチを要求すると、超獣コンビの要求を飲んだ全日本が、83年4月の「グラウンド・チャンピオン・カーニバル パート1」にて馬場&鶴田の師弟コンビを加えた「10万ドル争奪!世界最強タッグ・リマッチ」を開催することを決定、ルールは3チームが2回総当りリーグ戦を行い、最多得点チームが優勝、得点方式もフォール・ギブアップ勝ちが5点、反則勝ち、リングアウト勝ち、引き分けが3点、負けが0点とされた。
最強タッグリマッチ開催に先駆けて4・14大阪ではハンセンvsテリーの最強タッグリマッチの前哨戦が行われるが、テリーを流血に追い込んだハンセンがブルロープで絞首刑にされるだけでなく吊るされ、これに怒ったドリーが乱入してテリーの反則負けとなるが(絞首刑にされたシーンはTVはカット)超獣コンビとファンスの遺恨はますます深まっていった。
リマッチの公式戦は4・16愛知での師弟コンビvsファンクスからスタートした
4・16愛知県体育館
▼世界最強タッグ・リーグ戦リマッチ1回戦/45分1本
〔1分=3点]ジャイアント馬場 ジャンボ鶴田(45分時間切れ引き分け)〔1分=3点]ドリー・ファンク・ジュニア テリー・ファンク4・20東京体育館
▼世界最強タッグ・リーグ戦リマッチ1回戦/45分1本
[1勝=3点]スタン・ハンセン ○ブルーザー・ブロディ(13分55秒 リングアウト)[1敗1分=3点]ドリー・ファンク・ジュニア ×テリー・ファンク4・22札幌中島体育センター
▼世界最強タッグ・リーグ戦リマッチ2回戦/45分1本
[1勝1敗1分=3点]ドリー・ファンク・ジュニア ○テリー・ファンク(16分38秒 反則勝ち)[1勝1敗=3点]スタン・ハンセン ×ブルーザー・ブロディ
※レフェリーに暴行4・24大宮スケートセンター
▼世界最強タッグ・リーグ戦リマッチ2回戦/45分1本
[1分両リン=3点]ジャイアント馬場 ジャンボ鶴田(26分5秒 両者リングアウト)[1勝1敗1分位両リン=6点]ドリー・ファンク・ジュニア テリー・ファンク4・26富山市体育館
▼世界最強タッグ・リーグ戦リマッチ1回戦/45分1本
[1勝1分1両リン=6点]ジャイアント馬場 ○ジャンボ鶴田(9分54秒 反則勝ち)[1勝2敗=3点]×スタン・ハンセン ブルーザー・ブロディ
レフェリーに暴行リマッチも反則、リングアウト、引き分けという結果となっているが、ファンクスは6点で公式戦を終了、超獣コンビは負けが先行、師弟コンビが超獣コンビとの2回戦を残して優勝に王手をかけるという意外な展開となった。
4・28京都府立体育館
▼世界最強タッグ・リーグ戦リマッチ2回戦/45分1本
[2勝2敗=8点]○スタン・ハンセン ブルーザー・ブロディ(13分9秒 体固め)[1勝1敗1分1両リン=6点]ジャイアント馬場 ×ジャンボ鶴田
※ウエスタンラリアット最終公式戦である師弟コンビvs超獣コンビはブロディが鶴田にシュミット流バックブリーカーを決めたところで、ハンセンがコーナーからニードロップを投下する合体技を決めると、最後はハンセンのラリアットが炸裂して3カウント、超獣コンビが5点プラスで8点目を獲得して優勝、全公式戦の中で唯一のフォール決着となったが、得点ルールを最大限に生かした超獣コンビのしたたかさが優る結果となり、超獣コンビが初めてファンクスを上回ることが出来た。
後年ハンセンはテリーとの対談で「トップチームのポジションを得るためにはリアルなコンペティション(競争)を仕掛けるしかなかったんだ。年齢にはそんなに差はないが、『俺たちが次の世代なんだ!』という意味で『ユース(ロングホーン)』が生まれた」と語れば、テリーも「それが人生だよ、リアルな人生だから、日本のファンを動かすことが出来たんだと思う、歴史を振り返ると、凄くミックスされたカクテルのようなものだよ」と答えた。ハンセンもブロディもファンクスに対する面白くない感情、押しのけてやるという気持ちをぶつけたからこそ、日本でトップに立つことが出来た。ドリーが「プロレスとはリアルとエンターテイメントのカクテルでなければいけない」と語っていたとおり、ファンクスvs超獣コンビもリアルとエンターテイメントのカクテルのような戦いでもあった。
8月31日にテリーも引退したことで、ドリーも一歩引き、外国人選手は超獣コンビの時代となり、本番である『83世界最強タッグ決定リーグ戦』も鶴田&天龍源一郎の鶴龍コンビを破って念願の優勝を果たし、世界最強タッグ・リーグ戦リマッチは翌年も初代PWFタッグ王座決定リーグ戦という形で開催され、超獣コンビ、馬場&ドリー組、鶴龍コンビ、AWA世界タッグ王者組であるグレッグ・ガニア&ジム・ブランゼルの4チームがエントリー、最終公式戦が行われた1984年4月25日横浜文体大会で初代王者をかけて超獣コンビと馬場&ドリー組が対戦するも、馬場が場外で超獣コンビの合体パイルドライバーを喰らった後で、ハンセンのラリアットを喰らってKOされると、最後はブロディにスピニングトーホールドを決めているドリーに対してもラリアットを浴びせてブロディがカバーして3カウントを奪って、超獣コンビが初代PWFタッグ王者となり、頭部と首を負傷した馬場は最終戦の大宮大会を欠場、国内無欠場記録記録に終止符を打たされ、師弟コンビで保持していたインタータッグ王座も返上、インタータッグ王座は後に鶴龍コンビが巻くことになるが、超獣コンビは全日本の世代交代への役目を果たす存在となったことを考えると、"春の最強タッグ"は超獣コンビのために開催されたリーグ戦でもあった。
<参考資料 日本プロレス事件史Vol.25 GスピリッツVol.38> -
2017年度プロレス大賞のMVPは2年連続で内藤哲也!
2017年度のプロレス大賞が発表された
最優秀選手賞(MVP):内藤哲也
年間最高試合賞(ベストバウト):オカダ・カズチカvsケニー・オメガ(1.4東京ドーム)
最優秀タッグチーム賞:諏訪魔&石川修司
殊勲賞:YAMATO
敢闘賞:柴田勝頼
技能賞:鈴木秀樹
新人賞:青柳優馬
女子プロレス大賞:紫雷イオ
特別賞:松井珠理奈
MVPは2年連続で内藤、候補にもオカダ、ケニーが挙がっていたが圧倒的多数で内藤となった。自分的にはオカダかケニーかと思われたが、圧倒的多数で内藤となったという。MVPの候補が内藤、オカダ、ケニーの3人だけということは、まだまだ新日本プロレスの力は強く、この3人が新日本の中心になったということなのかもしれない。
ベストバイトは1・4東京ドーム大会のオカダvsケニー、6・11大阪城ホールでのオカダvsケニーも候補に入っていたが、インパクトの大きさと。決着をつけたことで1・4のオカダvsケニーが圧倒的多数で決まった。
タッグと新人賞には全日本プロレスが受賞、タッグの諏訪魔&石川は結成したばかりだが、最強タッグ優勝というのが大きく響いた。新人賞にはファン人気の高い北村克哉の候補に入っていたが、実績の部分で青柳が優ったようだ。三賞に関してはYAMATO、鈴木秀樹、柴田勝頼が受賞。YAMATOと鈴木に関しては文句はないといったところだが、1年通してDDTのトップとして頑張ってきた竹下幸之介が入らなかったのは残念、女子はやっぱりイオしかいなかったということなのか、センダイガールズの橋本千紘や、フリーの松本浩代も候補に入っていたのだが、圧倒的多数でイオとなったという。
今年もあと僅かとなったが、年明けになると宣伝になるが恒例の「伊賀プロレス大賞」の投票受付を開始。今回からは予告になるが投票ルールを大幅に変更します。詳細は後日発表しますのでお楽しみに!
LOS INGOBERNABLES de JAPON
https://t.co/rbsXhy64EP pic.twitter.com/9MumVV3TJb
— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) 2017年12月13日暴走大巨人組が
最優秀タッグ賞受賞することが出来ました。
これは嬉しいサプライズ!!
来年は 更なる大暴れするぞ。
俺達 全盛期だ!オイッ!! pic.twitter.com/gbW8t7djUJ
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年12月14日殊勲賞㊗️#dragongate#東スポ#プロレス大賞 pic.twitter.com/2MBDKTRfzC
— YAMATO (@yamato_oldtype) 2017年12月14日東京スポーツ社制定プロレス大賞、技能賞を頂きました。
ありがとうございます。
ノーフィアー! pic.twitter.com/Vu8tLzE3Xj
— Hideki suzuki (@hidekisuzuki55) 2017年12月13日2017年プロレス大賞の新人賞を受賞することできました!
この賞を受賞することができたのは僕のことを応援し、支えてくだっている皆様のおかげです!
これからももっと上を目指して頑張ります!!#ajpw
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2017年12月14日"驚きと感激の三連覇" #LINEBLOG公式ブロガー #東スポ https://t.co/sQfRDYda3w
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2017年12月14日プロレス大賞の女子プロレス大賞はとりあえず関係マスコミが選ぶ唯一のアワードだ。スターダムでは愛川ゆず季以来、ここ7年間(一回は該当者無し)で5回目の受賞者を輩出、ほぼ独占状態になっている。やはりあの受賞会場に行くことは格別な優越感がある。だから、私はこれからも優秀な選手を作りたい!
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2017年12月14日プロレス大賞「特別賞」を受賞させていただきました❗
驚いています
命を懸けて戦っている尊敬する選手の皆様と一緒に受賞させていただき本当に恐縮ですが、
この賞をいただけたことに感謝して、今後もプロレスを好き以上に愛していきたいと思います❗
プロレス愛してまーす❗#プロレス大賞 pic.twitter.com/NPfxiyBaoS
— 松井珠理奈(ハリウッドJURINA) (@JURINA38G) 2017年12月14日 -
発表!11月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行
11月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました
11月の月間MVP
棚橋弘至(新日本プロレス)投票結果=投票数34
棚橋弘至(新日本プロレス)=14
拳王(NOAH)=7
ジョー・ドーリング=3
望月成晃(DRAGON GATE)=3
ケニー・オメガ(BULLET CLUB)=1
マーティ・スカル(BULLET CLUB)=1
TAJIRI=1
原田大輔(NOAH/RATEL'S)=1
芦野祥太郎(WRESTLE-1/ENFANTS TERIRIBLES)=1
世羅りさ(アイスリボン)=1
紫雷イオ(スターダム/クイーンズ・クエスト)=111月のタッグMVP
SHO YOH(新日本プロレス/ROPPONGI 3K)投票結果=投票数23
SHO YOH(新日本プロレス/CHAOS)=6
野村直矢 青柳優馬(全日本プロレス/NEXTREAM)=5
HARASHIMA 丸藤正道(DDT&NOAH)=4
CIMA ドラゴン・キッド(DRAGON GATE/CK-1)=3
YAMATO B×Bハルク Kzy(DRAGON GATE/TRIBE VANGUARD)=2
岡本将之 吉江豊=1
伊東竜二 アブドーラ・小林(大日本プロレス)=1
DASH・チサコ KAORU=111月のベストバウト
11月5日 新日本プロレス「wateRouge by home+ Presents POWER STRUGGLE」エディオンアリーナ大阪
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第16代王者]棚橋弘至(29分26秒 片エビ固め)[挑戦者]×飯伏幸太
※ハイフライフロー
☆棚橋が3度目の防衛に成功投票結果=投票数30
棚橋弘至vs飯伏幸太(新日本プロレス 11月5日 エディオンアリーナ大阪)=6
拳王vs潮崎豪(NOAH 11月19日 後楽園ホール)=4
拳王vs田中将斗(NOAH 11月11日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)=3
ジョー・ドーリングvsヨシタツ(全日本プロレス 11月9日 後楽園ホール)=2
YAMATO B×Bハルク Kzyvs鷹木信悟 Eita 神田裕之(DRAGON GATE 11月26日 宮城・仙台サンフェスタ)=2
ケニー・オメガvsバレッタ(新日本プロレス 11月5日 エディオンアリーナ大阪)=1
マーティ・スカルvsウォル・オスプレイ(新日本プロレス 11月5日 エディオンアリーナ大阪)=1
SHO YOHvs田口隆祐 ACH(新日本プロレス 11月5日 エディオンアリーナ大阪)=1
竹田誠志 丸山敦vs青木篤志 佐藤光留(全日本プロレス 11月9日 後楽園ホール)=1
宮原健斗 ヨシタツvs野村直矢 青柳優馬(全日本プロレス 11月23日 仙台・夢メッセみやぎ)=1
宮原健斗 ヨシタツvsTAJIRI KAI(全日本プロレス 11月26日 新木場1stRING)=1
橋本大地 神谷英慶vs宮原健斗 ヨシタツ(全日本プロレス 11月29日 横浜ラジアントホール)=1
望月成晃vs横須賀ススム(DRAGON GATE 11月3日 エディオンアリーナ大阪)=1
YAMATO B×Bハルク Kzyvs鷹木信悟 T-Hawk 吉田隆司vs土井成樹 吉野正人 Kotoka(DRAGON GATE 11月3日 エディオンアリーナ大阪)=1
佐々木大輔vs高尾蒼馬(DDT 11月23日 後楽園ホール)=1
世羅りさ60分間アイアンウーマンデスマッチ(アイスリボン 11月14日 後楽園ホール)=1
芦野祥太郎vs熊ゴロー(WRESTLE-1 11月5日 後楽園ホール)=1
ビオレント・ジャックvs正岡大介(FREEDOMS 11月13日 後楽園ホール)=111月のベストシリーズ&興行
11月5日 新日本プロレス「wateRouge by home+ Presents POWER STRUGGLE」エディオンアリーナ大阪 5480人超満員札止め投票結果=22
新日本プロレス「wateRouge by home+ Presents POWER STRUGGLE」11月5日 エディオンアリーナ大阪=6
豊田真奈美30周年記念興行~飛翔天女~ 豊田真奈美引退 11月3日 神奈川・大さん橋ホール=6
NOAH「グローバルリーグ戦2017」10月14日 後楽園ホール~11月19日 後楽園ホール=4
全日本プロレス「2017 STARTING OVER~Jr.TAG BATTLE OF GLORY~」11月3日 千葉 Blue Field~9日 後楽園ホール=2
DRAGON GATE「THE GATE OF DESTINY 2017」11月3日 エディオンアリーナ大阪=2
ZERO1「風林火山タッグトーナメント2017」11月23日 後楽園ホール=1
大日本プロレス「秋の上野プロレス祭り2017」11月14~17日 東京・上野恩賜公園野外ステージ=1決戦投票の結果
11月のベストシリーズ&ベスト興行 決戦投票受付中
新日本プロレス「wateRouge by home+ Presents POWER STRUGGLE」11月5日 エディオンアリーナ大阪
豊田真奈美30周年記念興行~飛翔天女~ 豊田真奈美引退 11月3日 神奈川・大さん橋ホール
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年12月11日投票ありがとうございました
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世界最強タッグリーグ戦事件史⓷馬場の起死回生の一打!スタン・ハンセン、全日本電撃移籍!
倉持アナ「ブルーザー・ブロディとジミー・スヌーカが入場して参りました。おっと、誰でしょうか?その後ろにはウエスタン・ハットを被った大型の男がいますが……。あ、スタン・ハンセンだ!」
山田隆 「ハンセンですよ!」倉持「スタン・ハンセンがセコンド!大ハプニングが起きました!」
1981年12月13日 「世界最強タッグ決定リーグ戦」の最終戦が行われた全日本プロレス蔵前国技館、メインイベントでこの年の最強タッグの優勝をかけてドリー・ファンク・ジュニア、テリー・ファンクのザ・ファンクスが、秋から抗争を繰り広げているブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカー組と対戦するが、ブロディ組のセコンドに新日本プロレスのトップ外国人選手だったスタン・ハンセンが登場する事件が勃発、館内は騒然となった。当時は新日本プロレスと全日本プロレスの間に外国人選手による引き抜き合戦が勃発していたが、アントニオ猪木の好敵手でもあり、トップ外国人選手であるハンセンの全日本マット登場は、新日本を震撼させた。なぜハンセンは全日本に移籍したのか?話は遡って1981年5月8日の新日本プロレス川崎市体育館に、全日本プロレスのトップ外国人選手だったアブドーラ・ザ・ブッチャーが現れ、新日本が提唱していたIWGPに賛同という名目で新日本に参戦を表明、これを発端に新日本と全日本の間に外国人選手の引き抜き合戦が勃発した。ブッチャーを引き抜かれた馬場は「新間の野郎!」と怒り、地下室にトレーニングルームに入ってベンチプレスをガンガン始めたという。新日本プロレスは初代タイガーマスクのデビューから絶大な人気を誇るようになり、猪木の片腕で営業本部長である新間寿氏も「プロレスブームではなく、新日本プロレスのブームなんです」と言わしめるほどだった。一方ライバル団体の全日本プロレスは旗揚げから放送されていたテレビ中継が土曜8時から土曜夕方に降格され、観客動員も低迷し経営も苦しい状況だった。そこで全日本の経営危機をチャンスと見た新日本が攻勢をかけ、その第一弾としてブッチャーを引き抜きにかかったのだ。
しかしブッチャーを引き抜かれて怒った馬場さんだけではなく、ブッチャーを全日本にブッキングしていたザ・ファンクスも激怒、"猪木は馬場のビジネスを終わらせようとしている"と危機感を抱いたファンクスは自分の門下生でもあり、新日本プロレスのトップ外国人であるハンセンを引き抜くことを考え、馬場にハンセン引き抜きを提案し、馬場自身も同意した。テリーはハンセンとコンタクトを取った、ハンセンもアントニオ猪木と名勝負を繰り広げていたが、行き詰まりを感じ始めていた矢先だった。ハンセンは1981年6月極秘裏にダラスを訪れた馬場、元子夫妻と会談、話し合いにはテリーは立ち会わなかった。馬場さんはハンセンに全日本へ参戦して欲しいと持ちかけると、ハンセンも承諾したが新日本とは12月まで契約が残っているから全てクリーンにしてから移籍したいとすると、身辺をクリーンにした上での移籍は馬場さんも望むことでもあったことから承諾、密約を交わすことに成功したが、移籍は誰にも漏れないようにトップシークレットとされた。
7月3日に全日本熊谷大会ではハンセンと同じ新日本のトップ外国人選手だったタイガー・ジェット・シンが乱入、シンも全日本での商売敵であるブッチャーが移籍したことでプライドを傷つけられたことでの全日本移籍だった。その後新日本も全日本の所属だったタイガー戸口やディック・マードックを引き抜けば、全日本もシンの相棒である上田馬之介、チャボ・ゲレロを新日本のタイトルであるNWAインタージュニア王座ごと引き抜くと一進一退となるが、まだ全日本はハンセンという切り札を隠したままで、新日本も新間氏が「まもなく全日本は潰れるよ」とハンセンに全日本に移籍しないように契約更新を求めたが、ハンセンは話をはぐらかせ契約更新を先送りにし、新間氏も既に全日本とハンセンが密約を結んでいたことも全く気づいてなかった。
ハンセンは11月から開幕する「第2回MSGタッグリーグ戦」に参戦するが、一番懸念していたことがあった。それは盟友であるブロディの存在で、ブロディとは若手時代から苦楽を共にしてきた仲だったが、その分ブロディのプライドの高さも充分にわかっていた。ハンセンはあらかじめブロディの了承を得ておこうとコンタククトを取り、ちょうど新日本も全日本も愛知県内で興行していた11月30日に二人は再会するも、ハンセンから全日本移籍を打ち明けられたブロディは不快感を示した。しかしハンセンはブロディとのタッグを再結成できるなどブロディを説得、ブロディも盟友であるハンセンの頼みとあって、ハンセンが全日本に移籍することは秘密にすると約束したものの、ハンセンを誘ったファンクスに対しては不満を抱えたままだった。
12月10日に「第2回MSGタッグリーグ戦」が終了となり、新日本もハンセンは全日本に移籍しないと安堵したが、11日にハンセンはホテルをチェックアウトして姿を消し、全日本側が用意したホテルへ秘かに移った。ホテルに新日本関係者がハンセンを成田空港まで送るために迎えにいったが、チェックアウトしたと知らされるも、新日本側は「一日早く予定を切り上げて帰った」としか考えていなかった。ハンセンは当初13日に帰国する予定だったが、新日本側はハンセンは自分で予定を切り上げて1日早くアメリカへ帰ったとしか考えていなかった。そして全日本の興行が行われている横須賀にハンセンが現れた。ハンセンは、「久しぶりにブロディと話したいから寄った。明日は予定通りアメリカに帰るから」と会場の中へ入っていったが、この時点でハンセンが全日本に引き抜かれたことは明白だった。
そして1981年12月13日の蔵前大会、ハンセンが登場すると館内のファンはハンセンコールで歓迎を受けた。ハンセンがブロディ組のセコンドとして姿を現すシーンは馬場さんとファンクスが考えたものだったが、狙い通りに大きなインパクトを与えた。試合は五分の攻防もブロディは自分抜きでハンセンを引き抜いたファンクスに怒りをぶつけて徹底的に痛めつけた。試合は終盤にドリーがスヌーカーをスピニングトーホールドで捕らえている間に、場外でブロディがテリーをハンセンめがけてホイップすると、ウエスタンラリアットが炸裂、テリーはKOされ、この時点でハンセンが全日本に上がる既成事実を作り上げてしまう。そして孤立したドリーをブロディ組が集中攻撃を与え、最後は懸命に粘るドリーをブロディがキングコングニードロップで3カウントを奪い、ブロディ&スヌーカーがこの年の最強タッグを優勝。優勝トロフィーを手にするブロディ、ハンセン、スヌーカーはドリーを袋叩きにする。これに怒った馬場&ジャンボ鶴田の師弟コンビが乱入して馬場さんはハンセンの脳天チョップを乱打して流血に追い込むなどして大乱闘となる。ブロディとハンセンが引き揚げた後で馬場さんはファンにハンセンを迎え撃つことをアピールした、後年テリーは自分の中でベストマッチの一つとしていた最強タッグは修羅場の中で幕を閉じた。
同日に新日本プロレスでは藤波辰己の結婚披露宴が行われていたが、披露宴に出席していた新間氏はハンセンが全日本のリングに乱入したことを知らされ愕然としていた、そして会見でハンセンを引き抜いた全日本に対して怒りを露わにしたが、後の祭りだった。
年明け早々新間氏は週刊ゴングの竹内宏介氏を通じて馬場さんに会談を申し入れ、竹内氏はハンセンの全日本移籍第1戦が行われた1982年1年15日の木更津大会で馬場さんに打診、馬場さんも応じると新間氏も猪木も出席させることを提案、2月7日のホテルニューオータニで馬場-猪木会談が実現、新日本が休戦を申し入れたことで、8ヶ月に及ぶ引き抜き抗争は一旦終止符が打たれたが、もし引き抜き抗争が継続されるなら馬場はアンドレ・ザ・ジャイアントや新日本では神様として崇められていたカール・ゴッチにも触手を伸ばすつもりだったという。
1982年2月4日に東京体育館で馬場はハンセンとPWFヘビー級王座をかけて対戦したが、1月から日本テレビから松根光雄氏が派遣され社長に就任、馬場は会長に棚上げされ、日テレから経営建て直しを厳命された松根氏は、観客動員や視聴率の低迷の責任は全て馬場にあるとみて、全日本の若返りを図り、エースの座とプロモート全てを鶴田に譲ることを含めて、馬場に引退勧告を突きつけており、ハンセンに敗れたら馬場は引退というムードの中での対戦となったが、試合は両者反則で引き分けに終わったものの、馬場はハンセン相手に互角以上に渡り合い、馬場引退ムードを一掃させることに成功、松根氏も馬場の必要性も認めざる得なかった。後年新間氏は「引き抜きのメリット?それはマンネリ刺激と馬場さんを長生きさせたことだよ。今思うと新間がいたおかげでレスラー生命が延びた。新間の野郎!と怒ったことで活力が出たから」と語っていたが、新間氏の全日本潰しだけでなく、引退勧告を突きつけた新体制への怒りも馬場の復活への活力にもなった。そう考えるとハンセンの引き抜きは、全日本だけでなく馬場にとって起死回生の一打だったのかもしれない。その後全日本は馬場の愛弟子である佐藤昭雄がブッカーに就任、馬場を補佐しつつ一歩退かせて、鶴田と天龍の時代へと移行させていった。1983年9月3日、千葉公園体育館大会で馬場はハンセンのウエスタンラリアットに敗れてPWF王座を明け渡し、ジャンボ鶴田がインターナショナルヘビー級王座を獲得したことで、再び世代交代が叫ばれたが、1984年7月31日に馬場は蔵前国技館大会でハンセンを首固めで破り王座を奪還。しかしその1年後の1985年7月30日の福岡スポーツセンター大会でハンセンのバックドロップを喰らい敗れ王座の奪還を許したが、この試合を最後に馬場はシングル王座戦線から撤退、馬場vsハンセンが行われたのもこの試合が最後となった。
(参考資料参考資料Gスピリッツ Vol.27、日本プロレス事件史Vol.8 スタン・ハンセン著「魂のラリアット)
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諏訪魔&石川が宮原&ヨシタツ、大神とのダブルヘッダーを制し最強タッグを制覇!
12月12日 全日本プロレス「2017世界最強タッグ決定リーグ戦~旗揚げ45周年記念シリーズ~」後楽園ホール 1660人 超満員札止め
<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
渕正信 西村修 ○ウルティモ・ドラゴン(6分56秒 ラ・マヒストラル)岩本煌史 丸山敦 ×阿部史典◇第2試合◇
▼30分1本
中島洋平 ○鈴木鼓太郎 佐藤恵一(9分4秒 片エビ固め)青木篤志 佐藤光留 ×岡田佑介
※ランニングエルボー◇第3試合◇
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[3勝6敗=4点]○征矢学 ブラック・タイガーⅦ(4分39秒 グラウンドコブラツイスト)[3勝6敗=6点]×TAJIRI KAI【NOSAWAの話】「俺もWRESTLE-1の裏切り者だよ。近藤修司、今日来なかったな! そういうことで、俺もこれからは全日本プロレス優先で戦っていく。だいたい大森取締役が悪いんだ。征矢を捨てて、去年優勝した。征矢を捨てて、秋山社長と最強タッグにエントリーしたために、俺があいつのお守りをした。ただそれだけだ。来年はケンドー・カシンと一緒に世界最強タッグにエントリーする。決定だ、決定」
【征矢の話】「どうなってんだよ、おい! 意味がわかんねえぞ。仲間割れ…あいつは最初から俺とちゃんと組む気があったのかわからねえぞ。そもそも中身は何なんだ? ブラック・タイガーVIIも元WRESTLE-1チームと手を組んでたんだろ? KAI&TAJIRIとそうじゃないのか? 勝ったけど、気持ちよくねえな」
【試合後のTAJIRI&KAI】
KAI「最強タッグありがとうございました」TAJIRI「ありがとうございました。最後は意味わからないけど。まあ、最強タッグが終わって、2人でずっと組んできたけど…」
KAI「正直、そんなに組みたくないですね」
TAJIRI「なるべく、あんまり軽々しく組みたくないね。意味がある時にしたいね、今後は」
KAI「もちろん嫌いとかそういうわけじゃないんですけど。もちろん頼れるパートナーなんですけど」
TAJIRI「意味がある時に組みたいですね、できたら」
KAI「なんか大切にしたいですね。軽々しく組みたくない。必要のある時に組みたい」
――大事に続けたいという気持ちが強い?
TAJIRI「そうですね」
KAI「最強タッグを戦うにつれて、ドンドンドンドンその思いが強まりましたよ。そうやって言いながら、来年もまた…。それはまたわからないか。そういうことです」
――この2人が組むのは狙うものやテーマがある時?
TAJIRI「できたらそうしたいですね」
――もったいない気もするが?
KAI「もちろん組みたいですし、組みます。でも、簡単に毎日のように組みたくはないです」
――TAJIRI選手は初めての最強タッグを振り返ると?
TAJIRI「まず出れたことが嬉しかったっていうね。無傷であんなデカい人たちに囲まれて。ちょっと油断して、ちょっとヒザをやっちゃいましたね。とりあえず出れただけで嬉しかったと」
KAI「夢のような3週間っていうか」
TAJIRI「架空の世界から、今は現実に戻ってきたような」
KAI「いや、本当だ。遠い過去のような」
TAJIRI「オリンピアって曲で始まる童話の世界に3週間にいたっていうか。ファンタジーの世界に」
KAI「楽しかった」
◇第4試合◇
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[3勝6敗=4点]○崔領二 将火怒(11分45秒 片エビ固め)[4勝5敗=8点]ゼウス ×ザ・ボディガー
※赤川鉄橋【試合後の崔&将火怒】
将火怒「最初出遅れて、負けが続いたけど。優勝できなかったけども、最後の最後であのボディガー&ゼウス組に勝ったのはデカいよ。足を引っ張るって言った通り、番狂わせをしてやったよ」崔「優勝に行かれなかったけど、多大なものを掴ませてもらいました。将火怒も初めて全日本に来て、いろいろと感じてくれたと思う。俺は毎回言ってるけど、優勝した、ベルトを獲った、なんだかんだっていうのは凄いことだけど、その時で終わる。でも、この最強タッグ中、素晴らしいチームと試合をさせてもらって、いろんなことを感じて。で! 3日後、俺の口から皆さんに発表します。俺だって命かけてます、ランズエンドで。とてつもない大金使って、とてつもないトーナメント…日本じゃないですよ。外国で意味あるトーナメントを、プロレスの未来のために開きたいと思います。日本の全団体、どこも誰もできないから。俺しかできないから、俺がやりたいと思います。来年1月21日、ご期待ください。12月15日に俺の口から発表したいと思います。皆さんにリリース流しますんで。俺がやりたいことは俺が決めるし。若いヤツは若いヤツにしかできない道を切り開く。上の選手はどうこう言えない。やったことがないんだから。俺にしかできないことだって沢山ある。だから、俺はみんなが用意できない、誰1人思いつかない、そんなやり方とそんな大金を持って、意味のあるトーナメントを、アジアのとある国で大々的にやりたいと思います。もう発表します。ありがとうございました」
【ゼウスの話】「最強タッグ、これで終わりかよ? クソ! 気にいらんで。来年は絶対この最強タッグで優勝する! あともう1つ。年末やから言うとったるわ。今年1年、何のために1回も三冠チャレンジせんと過ごしてきたかわかるか? それはな、来年必ず三冠を獲ったろうと思ってや! それで辛抱してきたんや。来年、初っぱなから飛ばしていくぞ。ええか!? 正月からぶっ飛ばす! ジョー・ドーリングの持つ三冠ベルトに、このゼウス、挑戦させてくれや! それが俺からの全日本プロレス…会社への、そしてファンのみんなへのメッセージや。ええか、ゼウスの人生、みんなの人生、たった1回きりの人生。この人生は…人生は祭りやで! ワッショイ! ワッショイ! ワッショイ! まあ、そういうこっちゃ。よろしく」
◇第5試合◇
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[5勝4敗=10点]秋山準 ○大森隆男(10分11秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]ジョー・ドーリング ×太陽ケア
※アックスボンバー【試合後の秋山&大森】
秋山「ありがとう」大森「ありがとうございました」
※ガッチリと握手を交わすと
――現チャンピオンがいるチームから最後ガッチリ獲りましたが?
秋山「こっちも現タッグチャンピオンだから。いやもうね、もう1歩届かなかったけど、こうやって最後まで無事に走りきれてよかったなと思います」
大森「本当にそう思いますね。本当に厳しい…厳しい厳しい厳しいワイルドな最強タッグ。日程も試合もそうだったけど、最後に勝ったのはハッピーだったな。ただ、やっぱ若い力の台頭も感じたと同時に、負けてたまるかって気持ちもあるし、複雑な心境ですね」
――若い選手や新しいチームがいる中で、お二人で存在感を示したのは大きい?
秋山「まあ、示せたかどうかはわからないけども、大森が言ったように、若い選手が奮起したのも見れたし、俺らもまだまだ負けちゃいかんという気持ちもあるし。まあまあ、俺らにとっては、こういう結果だったけど、いい最強タッグだったなと思います」
――チャンピオンとしては来年以降の戦いもあるが?
秋山「そうですね。まあ、今回長いシリーズだったけど、一撃の戦いにはまだお互いにいけると思っていると思うからね。頑張ります」
大森「そうはいかんすよ。そうはいかん。世界のベルト自体、そしてその価値、歴史にどれだけ重みがあるっていうのを示してやろうという気持ちは存分にありますよ。負けてたまるか」
秋山「OK。ありがとう」
◇第6試合◇
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[6勝3敗=12点]○橋本大地 神谷英慶(14分1秒 片エビ固め)[5勝4敗=10点]野村直矢 ×青柳優馬
※シャイニングウィザード【試合後の大地&神谷】
大地「今、ポイント的には俺らがトップなんじゃないの? 何事もなければ、俺らがこれで優勝をもらっただろ? あっちのチャンピオンだって倒してんだ。ただ今、また10点同士がやるんだったら。どっかでやるの? どっちにしろ、どことどこだって? 諏訪魔組と宮原組? どっちでもいいから。俺らが今、とりあえずトップだっていうこと。ここからどうなるかわからないけど、俺らがトップのまま最強タッグは終わり。最侠と最強を俺らが獲って終わりなんだ」――ここまでやってきてシリーズの手応えはどうだった?
大地「いや、俺らはこれのおかげでまた1つでかくなってる。大神っていうのはさ。今日だってそうだし、今までだってそういう風な勝ち方してきたし。シングルとタッグっていうのは違うじゃん? 俺ら大神としてのタッグは今、ここまで高みに持っていってるんだ。その手助けをしちゃったんだよ、全日本は」
――最侠タッグ優勝チームとして出場して、確かな爪跡を残したが?
大地「俺は最初から言ってるじゃん。最侠と最強を獲るよって。何回も言ってるじゃん、最初から。俺らはその通りやってきたし、しっかりここまで実績残してきたんだから」
神谷「ただ、結果がどうなるかわからないんで。全日本プロレス、世界最強タッグリーグ、優勝しなきゃ意味ないと思っているんで。戦うんだったら戦う。戦わないんだったら戦わない。どっちにしろ、僕たちは負けるつもりなんて一切ないんで。やってやるだけですよ」
※メイン前に得点状況がアナウンスされると
大地「なるほどね。もう1試合やれってことか。どっちかな? よし、やったろう。どっちが来てもいいよ。どっちにしろ俺らの優勝だ」
【試合後の野村&青柳】
野村「ああ、クソ!」青柳「チクショウ! マジか…」
野村「優勝できなかったら一緒ですよ。ああ、クソ!」
青柳「大日本、ふざけんな。チクショウ」
野村「また這い上がるぞ、絶対!」
青柳「そうですよ!」
野村「ここから絶対這い上がる!」
青柳「そうですよ、もちろん! 去年、一昨年の俺らだったらね、よくやったよって言ってもらえるかもわからないですけど、もうダメだよ、俺らは。俺らはもうチャンピオンだから、勝たないとね」
野村「また俺らで一から這い上がっていきますよ」
青柳「どん底に落ちようと…もうどん底に落ちたなら、あとはよくあるでしょ? 這い上がるだけ」
野村「俺らは這い上がる。以上!」
青柳「もっともっとアジアのベルトを輝かせてやる! 来年だ、来年!」
◇第7試合◇
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦/30分1本
[6勝3敗=10点]○諏訪魔 石川修司(25分17秒 体固め)[5勝4敗=10点]宮原健斗 ×ヨシタツ
※ラストライド【宮原の話】「(ヨシタツに肩を貸しながら)このタッグ終わらせねえぞ! このままじゃ終わらねえぞ!」
◇第8試合◇
▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」優勝決定戦/時間無制限1本
諏訪魔 ○石川修司(11分14秒 片エビ固め)橋本大地 ×神谷英慶
※ジャイアントスラム
☆諏訪魔&石川組が優勝
(試合終了後)
石川「皆さんのおかげで優勝することができました。ありがとうございます。この1年、全日本さんのリングにずっと上がって来て、こうやって最後も最高の形で締めれたのは、自分のパートナーである諏訪魔選手のおかげです。周りからは組むなって声もありましたけど、でもこうやって結果を残せて、諏訪魔選手という強力なパートナーともっともっと暴れていきたいと思います」
諏訪魔「応援ありがとうございます。そして! 石川選手、俺のワガママをきいてくれてありがとう」
石川「諏訪魔選手と自分はこれからのこの全日本プロレスを盛り上げるために、体を張ってガッチリ戦っていきますんで、これからも応援よろしくお願いします。前にも言いましたけど、僕らは40代。でも、今が全盛期だと思って戦ってますんで。皆さんも今が全盛期と思って、毎日を楽しく過ごしてください。そして、その何%かが全日本プロレスだったら凄く嬉しいです。3、2、1、俺たちは全盛期だ! オイッ!」
【試合後の諏訪魔&石川】
諏訪魔「いやあ、嬉しいですよ。途中、長い最強タッグで俺が負けて。俺のワガママをきいてくれて。途中、ケンカもしたけれど、でもわかってもらえて。合体技までできて。スゲエ濃密な時間を過ごすことができた。そして、最後はこういう形になって優勝できたっていうのは本当に嬉しい」石川「最強タッグ、本当に長くて。全勝優勝すると思って組んだけど。まあ、衝突が何回もあったけど、こうやって終わってみるとね、それもこの優勝するためのスパイスじゃないけど、優勝するために必要だったのかなっていう気も…。今は優勝したからこそ思うのかもしれないですけど。でも、本当にメインの宮原&ヨシタツも強かったけど、そのあとも、やっぱり若いっていうのは凄いですね(笑) 疲れましたね。強い。でも、本当に最強のパートナーが隣にいたんで。自分がフォールを返せば勝てると思ってたんで。諏訪魔選手と組んだことで、この最強タッグで優勝して、全日本プロレスで戦った1年を最高の形で締めれて、本当に幸せです」
――石川選手はチャンピオン・カーニバルも制し、三冠王座も巻き、最強タッグも優勝してMVP級の活躍を見せたが?
石川「それは場所を提供してもらった秋山社長をはじめ、全日本プロレスのスタッフの皆さんのおかげなんで。本当に心地いい場所で戦わせてもらったんで。またそこで、諏訪魔選手とか、宮原選手とか、素晴らしい選手がたくさんいたんでね。そこで自分がもっともっと頑張ろうという気持ちになれたんで、本当に感謝しかないです。本当に感謝の1年ですね」
諏訪魔「本当にね、メインで全部出し切ろうと思った。石川選手に繋げば何とかしてくれるんじゃないかと。最後は動けなかったよね。でも、本当に助けてもらって、やっぱり頼りになる。最強のパートナーが横にいてくれてありがたい。感謝ですよ。ただね、まだまだ俺らは全盛期。若えのになんかに負けねえぞって。負けねえよ! 跳ね返してやるから。どんだけ俺がつらい思いをしてきたかっていうのをまだまだわからせてやるぞ。ね?」
石川「頑張りましょう。若いヤツと胸を出し合って、正面からぶつかって、うちらがまだ上だっていうのを毎回毎回、何回でも見せて、うちらの全盛期をもう何年でも延ばしてやるから」
諏訪魔「ああ、そうだよ。まだまだ」
石川「いきましょう(缶ビールでの乾杯を促されると振ったほうがいいんですか?」
諏訪魔「乾杯! もうかけあっちゃう?」
石川「かけますか!?(2人でビールをかけ合うと)痛い痛い痛い!」
諏訪魔「ウワー!! いやあ、痛えわ、この痛み」
石川「こんな痛いんだ(苦笑)」
諏訪魔「最強タッグで一番痛えな(笑) いやどうも、ありがとうございました。またお願いします」
石川「ありがとうございました」
【試合後の大地&神谷】
大地「悔しいよ、正直。そりゃ悔しいよ。俺らはここまで来て、ついさっきまで得点1位だったんだから。本当に正直言って悔しい。でもね、俺らはまだまだ諦めねえからさ。スゲエ悔しいし、最後なんで俺は助けに行けなかったんだろうとか、いろいろ悔やむ部分はあるけどさ。そんなのは次に回せばいいって思ってるから。俺らはまだまだこれからだってあるし、来年のうちの最侠タッグもしっかり優勝して、またこっちへ戻ってきて、その時に優勝させてもらうから。スゲエ悔しいですよ。でも、ここまで行ったっていう実績があるんだから。全日本のファンの人たちもみんな見てるだろ? 次に来た時は必ず優勝するから。みんな見てるんだから、エントリーだってできるはずだ」神谷「いや、完敗ですね。こんな強いタッグチームがあるって知らなかったから。僕らもっともっと強くなって、次は全日本プロレスも最強タッグリーグも制覇してみせます。1回負けたぐらいで僕らはへこたれないんで。絶対やり返しますから」
大地「大神はずっとそうやってやってきたから」
神谷「負けたまま終わりたくないですから」
大地「でも、楽しかった。俺も楽しいと思える試合だった。それで負けたから。だから、次は絶対に勝つ」
諏訪魔&石川、宮原&ヨシタツ、野村&青柳、ジョー&ケア、大神の5チームがトップで同点のままで、最終公式戦を迎えた「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」
まずジョー組は自力Vが消滅したワイルドバーニングと対戦、場外戦で大森を捕らえたジョー組が主導権を握り、秋山に交代してもケアがエルボーからリバーススプラッシュ、サンケアキックから河津落としと攻め込み、大森に対してもハリケーンスパイクで突き刺す。ジョー組はジョーがレボリューションボム、ケアがTKOの競演を狙うが、ワイルドバーニングがそれぞれリバースすると、秋山がケアに串刺しジャピングニーからエクスプロイダー、大森のアックスボンバーと畳みかけて3カウントを奪い、ジョー組は一歩後退、ワイルドバーニングは可能性を残す。
野村&青柳vs大神は、神谷が青柳に場外ブレーンバスターから捕らえて大地と共に腰攻めを展開、だが青柳も懸命に食い下がって反撃し、交代した野村が串刺しエルボーからノーザンライトスープレックス、神谷のブレーンバスターも着地した野村はエルボーを放って、大地のミドルキックも受けきってスピアーを炸裂させる。
交代した青柳は秋山から伝承されたジャンピングニーからダイビングクロスボディーを発射するが、バックドロップ狙いは堪えられると、、神谷が入って大神がトレイン攻撃、ダブルブレーンバスター、サンドウィッチキックと捕らえにかかるが、大地のミドルはキャッチして青柳がドラゴンスクリューを決めると、野村が入ってトレイン攻撃から青柳がフィッシャーマンズバスター、そしてロックスターバスターを狙うが、大地がファルコンアローで切り返す。
それでも青柳は大地にバックドロップから、野村がフロッグスプラッシュを投下も、再度のロックスターバスターを阻止した大地は、神谷のラリアットの援護を得てからシャイニングウィザードを決め3カウント、大神がこの時点でトップに立ち、この時点で野村&青柳、ジョー&ケア、ワイルドバーニングの3チームが脱落する。メインの諏訪魔組vs宮原組は、諏訪魔組が"諏訪魔嫌い”を公言するヨシタツを狙い撃ちにし、場外戦で石川がひな壇からのダイビングフットスタンプ、キチンシンク、リングに戻っても諏訪魔が、ダブルチョップ、エルボードロップと徹底的にヨシタツを痛めつけにかかる。それでも懸命に粘るヨシタツはやっと宮原に交代、宮原は串刺しエルボーからノーザンライトスープレックスと流れを変えようとするが、ビックブーツをキャッチした諏訪魔はキャプチュード、石川も串刺しラリアットからダイビングフットスタンプで続き、宮原のブラックアウト狙いをラリアットで迎撃してから32文ミサイルキックを発射する。
石川はもう一発を狙うが、ヨシタツがしがみついて阻止すると、宮原は雪崩式ブレーンバスターで投げ、交代を受けたヨシタツも諏訪魔にスワンダイブ式ミサイルキック、コンプリートショットからヨシタツロックと続くが、天下取りバックドロップ狙いは諏訪魔が堪え、ジャンピングショルダーを炸裂させる。
ここで石川が入るとヨシタツにトレイン攻撃を決めるが、サンドウィッチラリアットはヨシタツがかわして同士討ちになると、宮原が入って諏訪魔を連係攻撃で捕らえ、ヨシタツが突進するも、諏訪魔は万力スリーパーで捕獲し、バックドロップで投げる。勝負に出た諏訪魔組は諏訪魔がラストライド、石川がスプラッシュマウンテンの競演を狙うが、宮原とヨシタツがそれぞれリバースすると、宮原組はバイシクルキックの競演、石川を排除した後で、諏訪魔にトレイン攻撃、ヨシタツはトルネードDDTも、石川がファイヤーサンダーでカットに入り、諏訪魔とのラストマウンテンを狙う。
しかし宮原がカットに入ると、諏訪魔にジャーマンからブラックアウト、ヨシタツがコーナーからのニールキックを立て続けに浴びせ、ダブルチョップを乱打する諏訪魔にヨシタツがコンプリートショットからヨシタツロックで捕獲、ヨシタツは天下取りバックドロップ狙いは諏訪魔が堪えると逆にバックドロップで投げ、ヨシタツがジャーマンで応戦すれば、諏訪魔はラリアットで返し、宮原が石川にブラックアウトを決めれば石川がキチンシンクで応戦して4選手ダウン
諏訪魔とヨシタツはエルボー合戦、ヨシタツがヘッドバットから串刺し狙いは諏訪魔が迎撃してドロップキックを炸裂させると、諏訪魔は左のラリアットからラストライドで3カウントを奪い、25分にわたる熱戦を諏訪魔組が制して、大神に並んで優勝決定戦に持ち込む。10分のインターバルの後で優勝決定戦が行われるが、休養充分の大神に対し、僅か10分しか体を休めなかった諏訪魔組が重苦しい感じで登場。
試合も石川が神谷とのマッチアップで競り負け、諏訪魔もソバットコンポで怯んでしまうなど、先手を奪われ、諏訪魔は大地のSTFで絞めあげられ、カットに入る石川も神谷のストレッチプラムに捕まってしまう。
大神は諏訪魔に代わって前面にたった石川を捕らえにかかるが、神谷がバックドロップを狙うと、諏訪魔が入ってジャーマンで投げ、石川がランニングニーを炸裂させると、合体ラストマウンテンを決め、神谷が意識が飛んだのかダウンして起き上がれない。
ここは勝負と見た石川が神谷を無理やり起こすも、神谷はバックドロップを決め、諏訪魔も大地をジャーマンで投げるも、大地もシャイニングウィザードで応戦して4選手がダウンとなってしまう。神谷と石川がエルボー合戦から、石川が競り勝つも突進したところで、神谷がラリアットを連発してバックドロップ狙いは、石川が堪えてキチンシンクからカミゴエ、ランニングニーと浴びせ、諏訪魔も大地をバックドロップで排除、そして石川が神谷にファイヤーサンダーで突き刺すとジャイアントスラムで3カウントを奪い諏訪魔組が優勝となった。
終わってみれば大本命の諏訪魔組の優勝となったが、開幕戦から黒星スタートとなり、リーグ戦中には二人が対立して、一時は負け越すなど何度も危機に晒されるも、やっと優勝にこぎつけた。また諏訪魔にとっては方向性が定まらず迷走した1年だったが、最強タッグを優勝することで、終わりよければ全て良しとなった。またリーグ戦全体を振り返ると、優勝は出来なかったが野村&青柳は大飛躍となり、またヨシタツも諏訪魔相手にあと一歩まで迫るなど、MVP級の活躍を見せつけた。
他の公式戦ではビッグガンズvsランズエンドは、ビックガンズが崔を捕らえるも、ダブルインパクトが失敗に終わると一気に崩れ、崔が赤川鉄橋で3カウントを奪い勝利。試合後はゼウスが三冠王座挑戦を表明した。優勝候補の一角であるビッグガンズが負け越しでという意外な結果となり、ゼウスにしても今年は結果を残せないどころか、四強(ジョー、諏訪魔、宮原、石川)にも食い込むことが出来なかった。野村&青柳の突き上げも考えると、ゼウスにとっても三冠挑戦は失地回復を狙いたいところなのだろうが・・・
また征矢組vsTAJIRI組は、征矢のワイルドボンバーの誤爆の連発からブラックⅦと不穏な空気となり、征矢がTAJIRIをコブラツイストを決めたところで、ブラックⅦが蹴り倒して、征矢が丸め込む形で勝利も、試合後はブラックⅦが征矢を裏切りKAI、TAJIRIと結託、TAJIRIも征矢にグリーンミストを噴射し、ブラックⅦもイスで殴打した。バックステージに戻るとブラックⅦはマスクを取り、正体はNOSAWA論外と明かし、フリー参戦してきたWRESTLE-1を離脱して全日本に定着することを表明した。
【全日本】大神との決定戦制して諏訪魔&石川が最強タッグ制覇▼野村&青柳無念 大神が若手対決制するも準V▼ジョー&ケア撃破 秋山&大森が王者の意地で5勝目▼ゼウスが年明け早々の三冠挑戦をアピール…後楽園大会https://t.co/vuGwN7jyL4#ajpw pic.twitter.com/lDFfzhnvyO
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年12月12日【札止め御礼】最終戦・後楽園大会終了!本日も沢山のご来場誠にありがとうございました。
全15戦のロングラン!全国各地で熱いご声援を賜わり心より感謝申し上げます。
年内最後は12.17さいたま「ファン感謝デー」。皆様のご来場お待ちしております。#ajpw #最強タッグ pic.twitter.com/M87r8BVjra
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2017年12月12日ヘロヘロだったけど
最強タッグ優勝出来て感無量です。
石川選手 ありがとう。
俺達は全盛期だ!オイッ!! pic.twitter.com/n2N7PV1WIe
— 諏訪魔 (@suwama_H2) 2017年12月12日最強タッグ優勝出来ました!
宮原・ヨシタツ組、決定戦の大地・神谷組は強かった。
パートナーが諏訪魔選手だから勝てた試合。
諏訪魔選手ありがとう。
そして暴走大巨人への応援ありがとうございました!#ajpw pic.twitter.com/A0qjUcdto9
— 石川修司 (@g0925union) 2017年12月12日身体中が痛い…
負けてしまったけれど最強タッグリーグ本当にたくさん学びました!
ここからさらに上を目指して強くなります!#bjw#ajpw pic.twitter.com/99Qw2HK7Fy
— 神谷英慶 (@kamitanibjw) 2017年12月12日優勝できなかった…
これからこのタッグはどうなる?
楽しみですね。
最高の空間をありがとう!
後楽園♪ #ajpw pic.twitter.com/0fmgS18Zk5
— 宮原 健斗 (@KentoMiyahara) 2017年12月12日優勝する気満々でビシッと決めていったのにな(笑)#AJPW#RealWorldTagLeague https://t.co/eiMNLkJLQp
— YOSHITATSU (@YoshiTatsuIsm) 2017年12月12日昨日は優勝も逃した、さらにはよそ者に負けてしまった
だけど落ち込んだりふてくされてはいません。
負けてしまいましたがファンのみなさんの熱い応援があったからです!
ファンのみなさんの応援があったから辛いリーグ戦も戦い抜くことができました。
ご来場、応援ありがとうございました。#ajpw
— 青柳優馬 (@attack_on_yuma) 2017年12月13日全日本プロレス 世界最強タッグリーグ戦最終戦 後楽園大会にご来場頂きましたファンのみなさん、ありがとうございました!
優勝は出来ませんでしたが、超満員のお客様の前で試合が出来最高でした。本当にありがとうございました#ajpw
— 秋山準 (@jun0917start) 2017年12月12日本日、全日本プロレスさん後楽園大会。
TAJIRI、カイ組に勝ったは良いのだが後味悪い感じだ…
何も残せなかったな。
ただ、今年もリーグ戦にエントリーさせていただき全日本プロレスさんには感謝。#ajpw#w_1
— 征矢学 manabu soya (@bunamayaso) 2017年12月12日世界最強タッグ最終戦。最後の最後に左膝を捻じってしまった。とりあえず自分で処置したうえテーピング。今シリーズ、毎日多くの選手にテープを巻いてきたので手馴れたもの。なんでもとにかく実地の経験の数に勝るものはない。明日MRIを撮ってきて…ま、大丈夫でしょう。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年12月12日しかしブラック・タイガーⅦって本当に悪いヤツだな。人を裏切り者呼ばわりし続けて、最後に仲間を裏切ってやんの。だけど、あのマスクの奥のまなざしがどうにも憎みきれない不思議なヤツかも。
— TAJIRI (@TajiriBuzzsaw) 2017年12月12日世界最強タッグ後楽園大会ご来場ありがとうございました。試合後はこのメンバーでプチ忘年会です。したっ。 #ajpw pic.twitter.com/VAwIqcKsDK
— タイガー木原 (@tigerkihara) 2017年12月12日本日は全日プロレス後楽園大会ありがとうございました❗️超満員御礼でした❗️次回は17日今年最後の興行お待ちしております! 場所: Korakuen Hallhttps://www.instagram.com/p/BcmzlIMheyK/
— 新田 勝平 (@akb48yuko_love) 2017年12月12日【全日本】武藤が1・14甲府大会に特別参戦https://t.co/cyISbACU9g#ajpw #W_1 pic.twitter.com/C35ajtZVd6
— プロレス/格闘技DX編集部 (@PKDX) 2017年12月12日 -
WORLD TAG LEAGUE 2017を制したのはEVIL&SANADA!クリス・ジェリコ出現、暴挙の限りを尽くす!
12月11日 新日本プロレス「鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017」福岡国際センター 3147人
<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡 永田裕志 中西学 獣神サンダー・ライガー(6分58秒 片エビ固め)真壁刀義 デビット・フィンレー ヘナーレ ×川人拓来 北村克哉◇第2試合◇
▼20分1本
ハンソン ○レイモンド・ロウ マイケル・エルガン ジェフ・コブ (8分28秒 片エビ固め)ハングマン・ペイジ 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ ×レオ・トンガ
※フォールアウト◇第3試合◇
▼20分1本
○バットラック・ファレ(3分55秒 反則勝ち)×BUSHI【ファレの話】「クソッ!BUSHI、この野郎、許さねえからな!次はお前を捕まえて、その体を叩き折ってやる!」
【BUSHIの話】「残念だったな、ファレ。新日本が今日のこのカード、どういうつもり組んだか俺にはわかんないけどさ、どう見てもいまの試合、勝ちに等しい負け。ざまあねぇな。このあと、優勝決定戦、EVIL&SANADAが優勝したら、IWGPジュニア(ヘビー級選手権試合)5WAY、会社に認めてもらうぞ。いいか、このあとEVIL&SANADA組が優勝するんだよ。そして、俺たち3人が持つNEVER無差別級6人タッグベルト防衛戦は、次回1.5後楽園のメインだよ。さぁ、どうなるか楽しみにしてるぜ。EN SERIO、マ・ジ・で」
◇第4試合◇
▼20分1本
○バレッタ チャッキーT(11分56秒 エビ固め)ジュース・ロビンソン ×サミ・キャラハン
※ストロングゼロ◇第5試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 石井智宏 矢野通 YOSHI-HASHI(11分54秒 片エビ固め)鈴木みのる ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. ×エル・デスペラード
※GTR(試合終了後)
後藤「鈴木ぃぃーー!! もう1度、俺の挑戦を受けろ!(※大歓声&一部からブーイング) オイ、どうした鈴木、オラ? 強いお前を見せてみろ、オイ!? どうした、オイ!? 逃げるのか、コラ!」(ここで特設花道を下がっていた鈴木の表情が変わり、リングへ向かってUターン。そして、マイクで後藤に返答する。)
鈴木「どの口が言ってんだっつうんだよ!(※大歓声) オイ、テメェは、オイ、俺にもう負けてるんだ。お前との決着はもうついてるんだ。お前の出る幕!? そんなワケねぇだろ!? オイ、何度も何度も、お前はこの(NEVER)ベルト、『挑戦させろ、挑戦させろ、やらせろ、やらせろ』って、盛りのついたメス豚か、テメェは!(※大歓声) なぜ! 俺に負けっぱなしのヤツの願いをこの俺がかなえなきゃいけねぇんだ!? 俺はこのベルトを懸ける。そして、下のほうにいるテメェは、なぜ何も懸けない!!(※大歓声) ハッハッハッハッ…。まあ、お前になんか懸けれるようなモノ、ひとつも持ってねぇだろうけどな(※大歓声)」
(ここで鈴木が立ち去ると、後藤が再びマイクアピールを開始。)
後藤「オイ、鈴木…。ひとつだけあるぞ(※場内驚き)。この髪、懸けてやってやる!! 上等だ、この野郎!!(※大歓声)」
(これを聞いた鈴木は、不敵な笑みを浮かべて退場した)
【後藤の話】「『なにかを賭けろ』って言われても、いまの俺には何も懸けるモノがないんでね。まぁ、この髪でもヒゲでも、何でも賭けてやるよ。やってやろうっていう気持ちですよ。俺もリスクを背負うんでね、正々堂々とやろうじゃないかと。ホントに強い、昔の鈴木みのるを俺に見せてくれよ。以上」
【鈴木の話】
鈴木「手ぶらでよ、この王様の前に立てると思うんじゃねぇ。何も持たない虫ケラ同然のテメェが、俺の前に立つには……言ったろ? テメェの魂、命、俺にぶつけて来い、懸けて来いと。髪の毛? お前のその髪の毛にどれだけ価値がある? 何を意味するんだ? あぁ、そういうことか。あぁ、そういうことね。(※マスコミに向かって)坊主と言えばなんだ?」――新弟子……
鈴木「新弟子……坊主と言えば練習生。そうか、そういう意味なのか。さぁ、他にはないのか? もう一つ、お前の力で俺に『ウン』と言わせてみろ。ハハハ。こんなんで決まったと思うなよ。テメェ、こんなんで俺の足もとにすがりつけると思うんじゃねぇ!オイ、後藤!テメェの目の前にいるのはな、“プロレス界の王様”鈴木みのるだ。わかったか?」◇第6試合◇
▼30分1本
Cody ○マーティ・スカル(12分12秒 首固め)飯伏幸太 ×KUSHIDA◇第7試合◇
▼30分1本
○ケニー・オメガ マット・ジャクソン ニック・ジャクソン(11分11秒 片エビ固め)×ロッキー・ロメロ SHO YOH
※片翼の天使【ケニー、マット、ニックの話】
ケニー「(※流血で顔面が真っ赤となり)おもしろくなってきたな」ヤングバックス「落ち着け、落ち着け」
ケニー「トーキョードームで会おう。ウワァー!」
ヤングバックス「ちょっと座ろう(※2人でケニーを控室に連れて行った)」
【SHO、YOHの話】
YOH「ヤングバックス、スゲーやってて楽しいよ。やっぱり今日、確信したよ。彼らに勝ってこそ俺らはまた1つIGWPのタッグの歴史に名を刻めるっつうか、名を残せるって今日、確信したよ。でも、ただ1つ思ったことは彼らの技が軽いっすね。何回もスーパーキックを喰らっても、オレの顔も心も砕けないから。技が軽い、技が泣いてるよ。お互いのプロレスの哲学を持って試合をしよう。東京ドーム、伝説の夜にしようよ」SHO「この2017年ジュニアタッグのベルトを獲ったし、タッグトーナメントも優勝した。残すところと言えば、あのジャクソン兄弟、アイツらを倒すことぐらいじゃない? それやりきったらベルトをずっと防衛し続ける敵なしになっちゃうよ。今日はロッキー監督がすごい優しいサクリファイスになって、オレたちの犠牲になってくれたけどね。『お前たちはドームがあるから控えてろ』って。だからこそ、ロッキー監督の為にもドームでは負けられないんですよ。東京ドームも、俺たち“ROPPONGI 3K”と一緒に、シビレようぜ」
【ジェリコの話】「(※マスコミに向かって)ファッ●オフ!ゲットアウト!(※マスコミに向かってタバコの吸い殻が入ったバケツを投げ捨てた)」
◇第8試合◇
▼30分1本
内藤哲也 ○高橋ヒロム(14分23秒 体固め)オカダ・カズチカ ×ウィル・オスプレイ
※TIME BOMB(試合終了後、オカダがベルトを持ってエプロンに。しかし、内藤は距離を取ってマイクを要求)
内藤「ブエナスノ~チェ~ス、、フクオカ~! 福岡のお客さま、IWGPヘビー級選手権試合、チャンピオンにふさわしいのはオカダ・カズチカか、内藤哲也か。みなさま、どちらだと思いますか? (場内の反応を聞いて)オカダ、聞こえたか? オカダ、聞こえたかよ。福岡のお客さまの期待どおり、東京ドームで楽にしてやるぜ。つまり、2018年1月4日、東京ドーム大会まで、トランキーロ! あっ……」(と叫ぼうとするが、オカダが背後から急襲。 しかし、ヒロムが加勢し、内藤が挽回。そして、ヒロムが串刺しラリアット、内藤が低空ドロップキックをお見舞い。そして、デスティーノを仕掛けようとするが、オカダはこらえてコブラホールドへ。そのままグラウンドに持ち込んで胴締め式のコブラホールド。だが、ヒロムがカット。すると、オカダはヒロムにもコブラホールド)。
オカダ「内藤さん、トラ、トラ、ト……、とくにありません」
【ヒロムの話】「あ~ぁ、オカダ・カズチカ、オレにやる意味あるのかよ。大丈夫、オレの計画では来年、オカダ・カズチカとシングルがある。あっ、東京ドームで内藤さんが勝ってIWGP交代ってことは、オマエと闘う理由はないな。まぁ、IWGPジュニアヘビー級チャンピオンのこのオレが、オカダ・カズチカを相手にしてやってもいいよ? そんなことより、オスプレイに勝った!やった!オスプレイに勝った!タッグとはいえ、やっとだぁ~!やっと、TIME BOMBが決まったよ~。あの猫ちゃん、すばしっこいからさ、全然決まらなかったけど、やっと決まって勝った。嬉しすぎる、嬉しすぎる……なんちゃって。なんちゃってだよ。この一勝なんてなんともねぇよ。勝ちは嬉しいけど、やっぱりシングルで倒さないとさ、納得いかないよ。4WAYでやって、その次楽しみにしているよ。ところで東スポさんの記事読んでくれた? BUSHIさんが言っていた5WAYなんかじゃなくていいよ。4WAYは4WAYのまま、KUSHIDA選手を弾いてBUSHIさんを入れようよ。そのほうがファンの人も楽しめるんじゃないの? あれだけ言って今日試合あるんでしょ? たぶん彼、オレのコメント読んでないんだよ。もし、オレのコメント読んでくれているなら、ここに来てくれるよ。ってことは1月4日に関しても、新日本プロレスに関しても興味がないってことですよ。まぁ、オスプレイがいるから大丈夫。オレをもっと!もっと!!もっと!!!もっと!!!!もっと~!オスプレイが楽しませてくれるってさ。力任せの~、ケンカじゃ負けな~い、それが絵にな~る………(※歌を歌いながら控室に戻っていった)」
【内藤の話】「今日で『WORLD TAG LEAGUE』も終わるわけでね、いよいよ東京ドーム大会。オレもそろそろ目を向けてもいいかな。今日の会場のお客様の反応、それからここまでのシリーズでの会場での反応。どの会場を聞いても半分以上、内藤だろ!? いや、ほとんど内藤コールだろ!? もう誰も求めてないんだよ。オカダは残念ながら求められていないチャンピオンなんだよ。これからの新日本プロレス、新しい歴史はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。そして、内藤哲也が作っていきますよ。まぁ、ここまでオカダは頑張ってきたんじゃない? もうそろそろ彼は終わりだよ。求められてないんだもん。オカダ、特に何もないんだったら、さっさと消え失せろ、カブロン。東京ドームで楽にしてやるぜ」
【オカダの話】「内藤さ~ん、あと少しだったな。トランキーロ、あっ……もう少しだったな。俺に勝つのがもう少しじゃないぞ。トランキーロ、言いたいだろ? 言わせねぇよ。もっともっと焦らせてやる。焦らせてやるだけじぇねぇんだよ。しっかり焦らした上で、強い内藤さんを倒して防衛してやるから、覚えとけ!」
◇第9試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」優勝決定戦/時間無制限1本
[Aブロック1位]○EVIL SANADA(21分57秒 片エビ固め)[Bブロック1位]×タマ・トンガ タンガ・ロア
※EVIL(試合終了後、『WORLD TAG LEAGUE 2017』覇者となったEVIL&SANADAに対し、株式会社バンダイナムコエンターテインメントの岡林秀征ゼネラルマネージャーから優勝トロフィーが贈られる)
EVIL「オーーイ、福岡ぁーーー!!(※大歓声) 『(WORLD)TAG LEAGUE』優勝決定戦を制したのは、EVIL・SANADAだぁーー!(※大歓声&大拍手) 俺らが『TAG LEAGUE』を支配したということは、次、わかってんだろうな!?(※大拍手) K.E.S、出て来ーい!!」
(ここでK.E.Sのアーチャー&スミスがIWGPタッグベルトを携えて登場し、アーチャーが足元にあった『WORLD TAG』トロフィーを蹴り飛ばす)
EVIL「1月4日東京ドームで、IWGPヘビー級タッグに挑戦してやるよ」
(さらに言葉を続けようとするも、アーチャーがマイクを強奪し、スミスと共にEVIL&SANADAを挑発。)
アーチャー「1月4日、『WRESTLE KINGDOM』、トーキョードーム、お前ら、IWGPタッグのタイトルが欲しいのか? おめでとう、EVIL、SANADA。1月4日、お前らは死ぬのだからな」
スミス「この王座はこのままK.E.Sの手元に残る。いつもそうだ。永遠にな」
(これで両チームが一触即発で睨み合あったのち、アーチャー&スミスが自信満々の表情で退場)
EVIL「『WORLD TAG LEAGUE 2017』を制し、史上最高のフィナーレを飾ったのは、EVIL・SANADA、よく覚えとけぇ~!(※大歓声&大拍手) This is E~VIL。E~verything! is E~VIL。すべては……(※大歓声)……EVILだぁ~~!!(※大歓声)」
【EVILの話】「宣言通り、タッグリーグを、支配してやったぞ。誰が出ていようが、出ていまいが、これは俺とSANADAのタッグリーグだ。次は、IWGPヘビー級のタッグを支配してやる。よく、覚えとけ!This is EVIL.Everything is EVIL.すべては……EVILだ!」
【タマ、タンガの話】
タンガ「(※手を叩きながら)おめでとう……」タマ「何なんだ? やってられるかよ。毎年、毎年、こんなクソみたいな結果のために、俺は闘ってるのか? 俺は毎年、闘い続けるが、もう少しのところで勝つことができない。何が悪いんだ? どんな決断が間違っていたのか? 俺にはそれがわからない。ただ、自分が得るに値するリスペクトを得られていないことだけはわかってる。この団体は努力すればするほど、成功というモノが遠のいていくのか……」
優勝決定戦を迎えた「WORLD TAG LEAGUE 2017」、進出したのはロスインゴと元IWGPタッグ王者のGoD、G1同様ロスインゴとBULLET CLUBの戦いとなったが、絡みが少なかった分注目の一戦となった。
序盤はロスインゴが自慢の連係でタマを捕らえにかかるが、場外戦でGoDが逆襲してタンガが花道でEVILにボディースラムを敢行してから、EVILを捕らえ先手を奪いチーム力の差を見せつけ、EVILはやっとSANADAに交代し、タンガをパラダイスロックで捕らえるが、タンガのパワーに苦しめられて主導権を握るまでには至らない。
交代したEVILが反撃して串刺し攻撃を狙うが、タマがレフェリーを交錯させて無法地帯を作り上げると、GoDはEVIL、SANADAをイスでメッタ打ち、本来ならロスインゴの常套手段だが、今回はBULLET CLUBに先にやられてしまい、特にEVILを徹底的に痛めつける。そしてタンガがリング下にテーブルを設置してテーブル貫通攻撃を狙うが、BUSHIが駆けつけてタンガ、タマに毒霧を噴射、そこで第3試合で反則裁定でBUSHIに勝ちながらも毒霧やMXを喰らったファレが駆けつけて、EVILにグラネードを炸裂させてからBUSHIを追い掛け回して退場、ここで勝負と見たGoDはEVILにリバースマジックキラー、タンガがダイビングヘッドバットからタマがスーパーフライ、そして蹴りら・ウォー・エアーを狙うが、EVILが暴れて二人を同士討ちにすると、すかさずSANADAがスワンダイブ式ミサイルキックを発射し、ロスインゴはタマを捕らえてマジックキラーを狙うが、タマはEVILにガンスタンを決め、タンガがSANADAにブルーサンダーからエプロンに連れ出してテーブル貫通エイプシットを狙う。
ところがSANADAがSkull Endで切り返してから、EVILが駆けつけてテーブル貫通マジックキラーでタンガをKOすると、一気に流れが変わり、孤立したタマに集中攻撃してからマジックキラーを決めるも、タマはカール・アンダーソン&ルーク・ギャローズの必殺技だったこともあって必死でキックアウトするが、最後はEVILがEVILでダメ押しして3カウントとなり、ロスインゴがタッグリーグ優勝を果たした。
試合後にはEVILの呼びかけでタッグ王者のKESが登場。EVIL&SANADAはタッグ王座挑戦を表明してKESと睨み合いとなり、最後はEVILがマイクで締めくくった。IWGPタッグ戦線はこれまで外国人チームが中心に回ってきたが、ここにきてやっと日本人選手が参入、まして連係に優るロスインゴとなると、期待は出来るかもしれない。
G1に続いてタッグリーグもロスインゴがBULLET CLUBを粉砕して優勝も、BUSHIがファレを敵に回し、またEVIL&SANADAも鈴木軍相手、内藤&ヒロムもオカダ&オスプレイを相手にするなど、ロスインゴは他のユニットも敵に回して戦線が拡大する結果となった。ロスインゴはこの包囲網をどう潜り抜けるのか・・・
第5試合のCHAOSvs鈴木軍は、後藤が鈴木のスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーを喰らいそうになるも、最後はデスペラードを牛殺しで捕らえてから、鈴木に見せるかのようにスリーパーで絞めあげてからGTRで勝利、試合後はNEVER王座への挑戦をアピールも、鈴木は後藤に何かをかけることを要求、後藤は髪をかけると宣言して、鈴木はニヤリと笑って退場していった。
そして第6試合のThe ElitevsROPPONGI 3Kは、ヤングバックスと3Kがバックステージへ雪崩れ込んでいる間に、ケニーが片翼の天使でロメロを降すも、試合後に暗転して1・4東京ドームで対戦が決定しているクリス・ジェリコからのビデオメッセージがスクリーンに映し出されてから、照明が点くと、ケニーの背後にジェリコが突如現れ、コードブレーカーを浴びせると、USベルトを奪ってケニーの顔面に一撃して流血に追い込み、殴りつけてからコードブレーカーでダメ押しし、更にジェリコに抗議する英語実況のドン・キャリス氏にもコードブレーカーでKOし、担架送りにする暴挙を働き、ジェリコはノーコメントでタクシーに乗り会場から逃走した。
ジェリコが現れるのは17.18日の後楽園2連戦かと思われたが、福岡でまさかの登場で暴挙の限りを尽くすとは…セミのオカダ&オスプレイvs内藤&ヒロムは、オスプレイのオスカッター狙いをヒロムがキャッチしてジャーマンで投げると、内藤のデスティーノの援護を得たヒロムがTIME BOMBで勝利も、試合後は締めの言葉を言おうとする内藤をオカダが強襲、内藤だけでなくヒロムもコブラホールドで絞めあげた。これまでは先へ走っていたオカダを内藤が嫉妬していたが、今度はオカダがファンの民意を得た内藤に嫉妬しているのかもしれない。
WORLD TAG LEAGUE 2017 Winner EVIL and SANADA pic.twitter.com/8hRLartAcj
— EVIL (@151012EVIL) 2017年12月11日THX EVIL
— SANADA (@seiyasanada) 2017年12月11日
— BUSHI (@BUSHI_njpw) 2017年12月11日Tough loss tonight, but don’t use our #BC team move on me mother fuckers https://t.co/CzLrnSdHVf
— 'Bad Boy' Tama Tonga (@Tama_Tonga) 2017年12月11日Kenny wanted me to let everyone know that he is okay. We’re with him now & he’s getting taken care of.
— The Young Bucks (@MattJackson13) 2017年12月11日Made a special trip to #Fukuoka tonight to send a message to @kennyomegamanx... #AlphaVsOmega… @njpw1972 https://t.co/JDFq1kR43F
— Chris Jericho (@IAmJericho) 2017年12月11日Just singing Queen, Meat Loaf and The Beatles with my new Best mate. pic.twitter.com/PVzHjzFpzq
— ウィル・オスプレイ (@WillOspreay) 2017年12月11日I'm so clever even the cameras missed the powder, the referee stood no chance ☁️#villain ☔️ https://t.co/fK6Ml3s9q0
— Marty Scurll (@MartyScurll) 2017年12月11日 -
11月のベストシリーズ&興行決戦投票のお知らせ
11月のベストシリーズ&興行が2興行になりましたので決戦投票を行います
決戦投票はTwitterでの投票機能を使用します
なお決戦投票開催に伴い結果発表は13日に延期させていただきます
11月のベストシリーズ&興行対象興行
新日本プロレス「wateRouge by home+ Presents POWER STRUGGLE」11月5日 エディオンアリーナ大阪
豊田真奈美30周年記念興行~飛翔天女~ 豊田真奈美引退 11月3日 神奈川・大さん橋ホール投票期間は12日午前0時~13日の午前0時までです 投票をお待ちしてます
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プロレス多事争論「広がる夢」
自分は以前に「一スター選手による個人商店的なプロレス団体の時代は終わり、団体の看板の価値を高めるブランド力の時代となった」と書いたが、DDTのサイバーエージェント傘下入りは、まさにブランド力の時代から一歩先を進めた時代へと突入したことを印象付けた事件だった。
DDTはこれまで春、夏と行われてきた両国のビッグマッチを秋にも開催することになって、年に3回に拡大。そして月一で開催されていた後楽園大会をAmebaTVで毎月による中継、DDTの女子プロレスブランドである東京女子プロレス1・4後楽園大会を生放送が決定するなど、サイバーエージェントという力を得ることによって、DDTはますます大きく発展しつつある。
新日本プロレスは低下していたブランド力をユークスが杜撰だった経営を健全化することで再生させた上でブシロードに譲り渡し、ブシロードの力によって新日本はブランド力を高めていった。DDTの場合は経営にも長けた高木三四郎大社長による健全経営によって成り立ってきたが、元々高かったブランド力を更に発展させるために、敢えてサイバーエージェントの傘下に入った。これからはますますネットの需要が多くなるだけに、DDTにとっても将来を見据えての傘下入りだった。
そして来年から年に2回開催されてきた国技館でのビックマッチを年に3回に拡大することで、一気に大攻勢をかけてきたが、サイバーエージェントの力を得たことが正しかったどうか示される意味では、DDT全体にとっても勝負の年にもなり、またDDTのプロレスが地方に広がりを見せるかどうかということも忘れていけない課題で、、昨年まで開催されてきた大阪でのビッグマッチが不入りに終わり、今年は開催されず事実上一時撤退状態となったことで、新日本と比べてDDTはまだまだ認知されていない示される結果となっただけに、DDTとネットによってどれだけ広がりを見せていくか、来年のDDTは大きな勝負を迎える1年になる。
自分はDDTのプロレスを2007年名古屋で開催された「愛プロレス博」で「マッスル」を含めて初めて見たときに、従来のプロレスとは違ってこんな面白い世界があったのかと思ってこれまで見てきたが、10年が経過してここまで大きくなるとは思っても見なかった。DDTは東京ドーム進出を視野に入れているが、一度DDTのドーム大会を見てみたいという気持ちが強くなっている。果たしていつになるか、じっくり待ってみようと思う。
サイバーエージェントの傘下となったDDTは更なる発展をすると思いますか?
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年12月10日 -
伊藤までも粉砕…芦野祥太郎を止められる選手は誰もいないのか…?
11月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付中です!投票はこちら→:https://t.co/rlQ80ANhu0 投票よろしくお願いします! #プロレス月間MVP #prowrestling
— 伊賀プロレス通信24時 (@igapro24) 2017年12月3日12月10日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR SHINING WINTER」後楽園ホール 1039人
<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第0試合◇
▼10分1本
○一(2分36秒 逆エビ固め)×馬場拓海◇第1試合◇
▼20分1本
○滝澤晃頼(4分28秒 スレンテ)×佐藤嗣崇◇第2試合◇
▼30分1本
○カズ・ハヤシ 頓所隼(5分16秒 回転足折り固め)×三富政行 藤原ライオン◇第3試合◇
▼30分1本
○河野真幸 近藤修司(5分11秒 体固め)×NOSAWA論外 MAZADA
※ランニングニー【NOSAWA、MAZADA、近藤の話】
NOSAWA「オレたち組んでもよくないか」MAZADA「最先端のプロレスをやってる。礼儀をわきまえてプロレスをやってる」
NOSAWA「近藤さんがこういう歩き方をしないってことは、一緒に上を向いて歩きながら、全日本プロレスに…」
近藤「なんで全日本なんだよ」
NOSAWA「巡業あるから」
近藤「全日本は行かねえぞ」
◇第4試合◇
▼30分1本
○征矢学(8分48秒 片エビ固め)×タナカ岩石
※デスバレーボム【征矢の話】
征矢「いつも通り、お客さんを第一に楽しい、楽しいプロレス観戦を目指す目標をつくって。いわばお客さんが声を出しやすいように、お客さんが気持ちいい気持ちで帰っていただける、そういうものを私はプロレスのリングを通して、そして試合を通しお客さんにそれを伝えていきたい。そしてたくさんのお客さんに見に来てもらいたい。いろんなプロレスのイデオロギーってあると思うんですよ。オレはオレのイデオロギーをお客さんに伝えていきたいなと思ってます。まあきょうは岩石がああいう形でオレとシングルしろと。ハナから勝ち負けの問題の前にお客さんにどういうものをしようかなと、それしか頭に入ってなかったです。(プレゼントの)個数が全然合わなかったんですけど、私からのクリスマスプレゼントをきょう皆さんにお渡ししたつもりです。ほんの気持ちです。そういったちょっとした心遣いが大切なんじゃないでしょうか。そういうことなんですよ。とにかく私が追求するものとしては楽しく…」(岩石が征矢のもとに現れる)
岩石「征矢! 負けたよ。だけどな、それでもオレ一つ納得いかないんだよ。オレの知ってる征矢学はそんな人間じゃない。強さを追い求めて、上に進む、倒れてもそれで前に進む、そういう征矢学にオレは戻ってきてほしいんだよ」征矢「それは古いんだよ」
岩石「古くない!」
征矢「もっと新しく…」
岩石「(さえぎって)あんたそんなのじゃないよ。オレの知ってる征矢学はそんなんじゃない」
征矢「オマエみたいな性格うざったいんだよ」岩石「こっちだってうざったいんだよ。わかったよ。新しいパートナーを連れてくる。そしてオレともう一回やれ」
征矢「さっきもういいって言ったじゃないか」
岩石「もういいよなんて言ってないよ。新しいパートナー連れてくる」
征矢「オマエとやるのはオレがもううんざりだよ」
岩石「もう一回やれよ」
征矢「パートナーの暑苦しいヤツ同士でやっていけよ。誰だか知らないけどよ。こっちのパートナーは誰やるんだよ」
岩石「あんたに任せるよ」
征矢「本当か。武藤敬司でもいいのか」
岩石「いいよ、誰でも!」
征矢「言ったな。あとは会社が判断するだけだぞ」
岩石「なんだっていいよ。新しいパートナーを連れてくる。組んで、オレと征矢さんでもう一回闘おうじゃないか。昔のあなたにもう一回オレが戻してやるよ」
征矢「もういいよ、昔、昔って。オレはいまを生きてるんだよ。昔にとらわれてるからオマエは進歩できねえんだよ。昔、昔っていまを生きろよ」
岩石「あんたはそれでいいのか」
征矢「いまを生きろー!(控室へ)」
岩石「バカにされてよ。クソッ。せっかく組まれたシングルやったけど、まったく認めないからな。しつこいかもしれないけど、しつこくつきまとうからな。昔の熱い征矢学が戻ってくるまで」
◇第5試合◇
▼30分1本
稲葉大樹 黒潮"イケメン"二郎 ○アンディ・ウー(9分41秒 反則勝ち)児玉裕輔 立花誠吾 ×ドランク・アンディ
※マスク剥ぎ【アンディの話】「なんやアイツはオイ! こんなんしてなんの意味があるんや、おい。W-1面白くするんやったらよ、こんなんで面白くなるのか。もう一回シングルやらせろよ。もうやりたくないぐらいアイツ、半殺しにしてやるから」
【児玉、立花、ドランクの話】
立花「おいおいおい、何してんだよオマエ。横浜と同じじゃねえか。同じやり方で負けてんじゃねえかよ。学べよ、少しは。なんで2つも(アンディのマスクが)あるんだよ。何個取るんだよ。なんだオマエ、千羽アンディでも作るのか?」児玉「千羽アンディ? あと998?」
立花「これ(割れたひょうたん)見ろ。次、後楽園でもしブラック・アンディとアンディ・ウーがまた組まれたら、次のアンディ・ウーこうしてやりましょうか」
児玉「いや、すごい割れた」
立花「いいですね。次、アイツこうしてやりましょう。でも、次もうないですかね。負けちゃったから」
児玉「もうマスクないから出てこられない」
立花「出られないっすね。まあ、(マスクを)集めましょう。コレクションしていきますか、アンディ・ウーの」
◇第6試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○吉岡世起(13分22秒 片エビ固め)[挑戦者]×土方隆司
※S・K
☆吉岡が2度目の防衛に成功【吉岡の話】「きっつい。土方さん、あんたホントにブランクあるんすか? 議員ちゃんとやってます? めっちゃ鼓膜破られましたよ。意識も飛びかけましたし。あんた、やべえな。また機会あったらやりましょう。お願いします。(土方が退場)ありがとうございました。次の挑戦者が出てこないんで、次、まあお楽しみに。チェックしておいてください。次、クルーザーフェスもあるんで」
【吉岡の話】「しんどいけど、刺激的だなオイ。ホントに、ホントに、議員やってんのか、あの人は? ガッチガチだな。鼓膜破れたぞ。左全然聞こえねえよ。飛びかけたし。でも、楽しかった。もっと蹴り合い、おもしれえじゃねえか。次、挑戦者決まってないけど、だれでもいいよ。オレに刺激をくれるヤツであればだれでもいい。もっと、まだ足りねえ。もっと、もっと、このベルトの価値を上げていく」
【土方の話】「負けました。立派なチャンピオンだと思います。オレがどうこう言うわけじゃないけど。試合前には言ってなかったんですけど、ボクはかつて全日本プロレスでNOAHにベルトを奪われるという大失態を犯しました。そのあとの転落ぶりはもう知ってるファンの方なら知ってると思います。そしてその、オレが失ったベルトを取り返したのはカズ・ハヤシでした。だから今日このクルーザー、カズ・ハヤシが巻いてないベルトを巻くことで、自分の中での世界ジュニアを終わりにしたかったんですけど、それもかないませんでした。ただ、精一杯の強がりを言わせてもらえれば、またチャレンジする理由ができた。そして、これまで以上にプロレスに励んで行く理由ができた。それだけがボクの中で唯一の救いだと思います。いずれにしても、団体のチャンピオンというのは、フリーが初参戦でいきなりチャンピオンになれるほど軽いものじゃないし、逆にそうであっては困る。これでまたW‐1のクルーザーに身をささげる決意ができました」
◇第7試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ/60分1本
[第12代王者組]○土肥孝司 熊ゴロー(16分4秒 体固め)[挑戦者組]火野裕士 ×ジェイク・オーメン
※垂直落下式ブレーンバスター(試合終了後)
土肥「おい、熊、12月最後のタッグタイトルマッチもオレらが勝ったな」熊ゴロー「よっしゃ勝ったぞー!」
土肥「ちょっとさ、W‐1とは少~しだけ関係ないんですけど、12月31日に『朝青龍を押し出したら1000万円』という企画があるんですよ。そこに土肥熊が、出る!かもしれないんで」
熊ゴロー「かもですよ、かも」
土肥「ここは、あとは皆さんのお力添えも必要だと思いますので、ぜひ『土肥熊を出してくれ』とabemaTVにメールでもいい、電話でもいい、なんでもしてください!」
熊ゴロー「オレたちが朝青龍とやるの、見たいかー!?(×4)よっしゃ、やってやるぞ」
土肥「2017年もオレたち最低で最高のタッグチーム土肥熊がしっかりチャンピオン防衛して、2018年も、またオレら土肥熊で、機会があればよろしくお願いします」
【土肥、熊ゴローの話】
土肥「強敵だった」熊ゴロー「痛てえ!」
土肥「2017年のW-1タッグ戦線、1月からオレらがタッグチャンピオンになったりならなかったりそたけど、オレらが盛り上げてきた自負はある」
熊「もういねえだろ。この団体のタッグ屋というヤツらは全部倒してきた。このベルトもって外行きたいね」
土肥「今日は勝つ方法で。意地にならなかっただろ。9:1で」
熊「9はオレですね」
土肥「何言ってんだよ! オレが9だろ。10分以上リングにいたよ。今日で2017年の後楽園も終わり。残りの試合もあってそれも大事だけど、もうひとつ大事なのはオレたちは朝青龍! 出れるかわからないけど、オレらが出たらおもしろいでしょう」
熊「やってやりましょう! 目の前に1000万がぶら下がってるから」
土肥「2018年も機会があればやっていきましょう(握手)」
熊「機会があれば」
土肥「ベルト持ってるからまた会うことになるでしょう」
◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第11代王者]○芦野祥太郎(17分3秒 アンクルロック)[挑戦者]×伊藤貴明
☆芦野が7度目の防衛に成功(試合終了後)
芦野「伊藤、どうだった、タイトルマッチ? 政権交代だの、アンファンテリブル解体だの、オマエ顔じゃねえんだよ。もう一回よ、ゼロからやり直せ、オマエは。第1試合のセコンドからやり直せ。オマエの1年なんかな、そんなもんなんだよ。これを見てわかったろ。一撃だよ、アンクルで。おい、おい、W‐1のやり方…(リングサイドの熊ゴローに)なんだオマエ出て来んのか? 出て来ても挑戦させねえよ。だれかが出て来てよ、挑戦したいです、はい決定、オレこのやり方気に食わねえからさ。オレは、これから、やりたいと思った相手としか防衛戦しません。それがよ、このベルトの価値高めるんだよ。オレにとってね、このベルトすべてだから。軽々しくよ、リング上がってきて挑戦したいだのなだかんだ言うんじゃねえ。わかったらとっとと帰れ、ボケ!(熊ゴローは帰らない)まあいつまでいるのかわからないけど、話進めます。2017年、今日が最後の後楽園です。まあ散々、悪態ついてきたけど、ひとつだけお願い聞いてほしいんだよ。7回防衛したからいいでしょ、1個ぐらい? イケメン、出てこい!(黒潮が入場幕から顔を出し引っ込める)おい、出てこい出てこい!(黒潮が出てくる)イケメン、リング上がれ(黒潮がリングインしかけてエプロンに戻る。イケメンコールの中、リングイン。しばらく2人がにらみ合う。黒潮は手持無沙汰な感じ)ひとつだけオマエに言いたいことがあるんだよ。……締めろ」黒潮「芦野、任せな。イエーイ! 一人で寂しいんで、ちょっとNEW ERAの皆さん、NEW ERA集合。おんなじチームのボクが言うのもアレなんですけど、伊藤はちょっと早かったですね。まあ伊藤、頑張ろうこれから。よし。皆さん、とにかく今日はたくさんのご来場、本当にありがとうございました。2017年いろいろありました。ハヤシ社長になったり近藤副社長になったり、ほんとにいろいろあって、芦野が絶対王者になったり。この会場をパンパンにするためにボクたち、自分で言うのもアレなんですけど、頑張ってます。2018年も、もしよろしければ会場に足を運んでほしいです。どうかよろしくお願いします! イエーイ!(イケメンコール)じゃあ最後は、今年最後の後楽園なんで皆さんで一緒に締めたいと思います。3、2、1、レッスルレッスルで締めたいところなんだけど、すっごい評判が悪かったので、いくぞー、イチ、ニー、サン、フィニッシュ!で締めたいと思います。じゃあ皆さん小声で練習してみましょう。いくぞー、イチ、ニー、サン、フィニッシュ。おお、いいですねえ。それを大音量でお願いします。いくぞー! イチ、ニー、サン、フィニッシュ!」
【芦野の話】「いまリング上でも言った通り、オレがやりたい相手とやっていきます。それはいつ誰だかオレにもわかりません。いま、一通りW-1にはオレのベルトに挑戦できる人間はいないから。またイチからやっていきたいなと思ってます。それが文体かもしれない。やりたいと思わなかったら文体までタイトルマッチないんだよ。言いたい意味、わかります? W-1のいまいるレスラーたち、もっとやっきになって倒しに来いよ。伊藤が出てヘラヘラしてんじゃねえよ、NEW ERA。テメエらより後輩が挑戦表明して黙ってるアイツらはなんなんだよ。もっと上のベテランはなんだ。第1試合、第2試合、若手を相手にしてなんだそれ。ふざけんじゃねえよ。言っとくけどオレはまだプロレスを始めて2年。3年いかないぐらいだよ。何年やってるんだよ。10年やってるヤツらが第1試合、おかしいだろ。W-1のそういうところがダメなんだ。一人じゃ何もできねえんだよ。全員が頑張らなきゃダメだろいま。このW-1上げるためにオレはいいやじゃねえんだよ。もっとみんな必死になれ。必死にこれ、取りに来い。叩きつぶしてやる」
11・5後楽園大会で熊ゴローからWRESTLE-1王座を防衛して長期政権を築く芦野に、同日に稲葉を降してリザルド王座を防衛したデビュー1年目3ヶ月の伊藤が挑戦。
序盤から芦野がグラウンドでリードを奪い、伊藤の繰り出すローキックを見切りながら、伊藤の痛めている左肩をハンマーロックで捕らえつつテーピングを剥がしにかかる。先手を奪われた伊藤はミドルキックを放っていくが、芦野は胸を払って受け流し、キャッチしてドラゴンスクリューから逆片エビ、そしてSTFへと移行し、ロープに逃れても立てない伊藤に芦野は容赦なく俵返しで投げる。
伊藤はニーリフトで活路を見出そうとするが、痛めている足を押さえてうずくまってしまうと、芦野は蹴り倒して、今度は伊藤の膝のサポーターを外し、膝めがけてエルボーを乱打、しかし伊藤はローキックをやっと当てブラジリアンキックを炸裂させ、背中へのミドルキックからサッカーボールキック、さすがの芦野も場外へ逃れ、伊藤はエプロンダッシュのトペコンで追撃し、リングに戻ってからニーリフト、打撃の連打からミドルキックで蹴り倒す。
伊藤はニールキックからブロックバスターを決め、胸板へのローキックからサッカーボールキックと浴びせ、コーナーへ昇るも、起き上がった芦野は雪崩式フロントスープレックスを敢行、ランニング式低空ヨーロピアンアッパーカットの連打で、自分のペースへと戻していき、更にエルボースマッシュを乱打、しかし伊藤は膝蹴りを連発しPKを炸裂させ、ジャーマンを狙う。しかし芦野は芦野がアンクルロックで捕獲、伊藤は耐えたが無念のギブアップとなり、芦野が完勝で王座を防衛した。試合後には芦野が「やりたいと思った相手としか防衛戦を行いません」と断言、そこで黒潮が現れるが、締めのマイクを任されただけだった。河野から王座を奪取し近藤、征矢の先輩レスラーや、同世代の土肥、黒潮、稲葉、熊ゴロー、そして後輩の伊藤も降したことで、芦野は事実上WRESTLE-1を制圧状態となった。現時点では打倒・芦野に名乗りを挙げず、芦野への挑戦者は他団体から迎えるしかないのか…
11・19千葉Blue Field大会でタッグチャンピオンシップを奪還した土肥熊は火野&オーメンの挑戦を受け、土肥との逆水平合戦を制した火野がオーメンと共に捕らえにかかり、オーメンだけでなく火野もも控えの熊ゴローに中指を立て、さすがの熊ゴローも激昂するが試合権利がないためレフェリーに制止される。
やっと反撃した土肥は熊ゴローにやっと交代、熊ゴローは怒りに任せて火野に串刺しラリアット、クロスボディーからセントーンを投下、だが火野は両手を後ろにして胸板を突き出すと熊ゴローはエルボーを乱打も、火野は受け流してラリアットでなぎ倒し、交代したオーメンもローリングネックブリーカーで続き、ファコンアローを決めるが、土肥が入ってオーメンにボディースラムで投げると、熊ゴローとのセントーン、ギロチンドロップの同時攻撃を決める。
土肥熊は火野を捕らえにかかるが、火野は両腕ラリアットを浴びせると、熊ゴローにFukingBOMを狙う。しかし着地した熊ゴローは火野のラリアットをかわしてバックドロップ、それでも火野は平然とすると土肥が入ってダブルバックドロップを決め、交代したオーメンにはフェースクラッシャーインパクトを決めるが、熊ゴローのダイビングセントーン狙いは、火野がオーメンの足を引っ張ったため自爆となってしまう。
火野は土肥をエクスプロイダーで排除すると、熊ゴローに再度FukingBOMを狙うも、熊ゴローがリバースしたところで、オーメンがトラースキックを放ち、もう一発狙いは熊ゴローがかわして土肥に交代、土肥はオーメンと打撃戦となると、火野が入ってダブルチョークスラムからトレイン攻撃で土肥を捕らえ、オーメンは再度トラースキックを狙うが、熊ゴローがラリアットでカットの入り、オーメンは再度トラースキックを狙ったところで土肥はハーフネルソンスープレックスで投げると、最後は垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い王座を防衛。
試合後にはAmebaTVで大晦日に放送される「朝青龍を押し出したら1000万円」に土肥熊が出場するかもしれないことをアピールした。大会後に黒潮のアピールでもあったとおり、今年のWRESTLE-1は高木三四郎CEOが相談役に退き、カズ&近藤の新体制発足の激動の年となり、総帥である武藤敬司が他団体に出場が主になった。カズ&近藤もプロレス専門誌に企画を用いた広告を出し、黒潮がNumbersの「プロレス総選挙」で6位にランクインし、征矢も全日本に出場するなどしてWRESTLE-1の存在をアピールしてきたが、総帥である武藤が「PRO-WRESTLING MASTERS」や他団体出場が主になり、また現在の選手達がまだファンに浸透されていないというのもある。
来年は黒潮もDDTにも出場、土肥熊もはAmebaTVで大晦日に放送される「朝青龍を押し出したら1000万円」へ出場を宣言するなど、WRESTLE-1の存在を大きくアピールしようとしている。この活動がジワジワと来てWRESTLE-1の浮上のきっかけになるのか・・・クルーザーデビジョンは互いに打撃戦を展開も、吉岡が飛び蹴りで土方を場外へ出すも、ラ・ケブラータを狙うが、土方は引きずり降ろすとランニングローキックを発射、リングに戻っても土方がサッカーボールキックからスリーパーで絞めあげ、吉岡は失神寸前にまで追い詰められる。
意識朦朧となった吉岡に土方はエルボーで攻勢に出るが、吉岡はゼロ戦キックで活路を見出し、ジャンピングハイキック、顔面への串刺し低空ドロップキックで土方を場外へ出し、ラ・ケブラータを炸裂させる。
リングに戻った吉岡は後頭部への踵落とし、ニーリフトと攻め込むが、フロントキックをかわした土方は延髄斬り、サッカーボールキック、PK、右ハイキック、フロントネックチャンスリーと畳みかけ、フィッシャーマンズバスターで勝負に出るが、吉岡はDDTで切り返し、トラースキックから打撃のコンポも、土方はハイキックで応戦、ランニングジャンピングハイキックからフィッシャーマンズバスターを決める。
土方はもう1回フィッシャーマンズバスターを狙うが、吉岡が首固めで切り返すと、時間差ロープワークからラ・ミスティカで捕獲、ミドルキックからの打撃戦は土方が張り手で制し、再度フィッシャーマンズバスター決めてから、リストクラッチ式フィッシャーマンズバスターを狙うと、吉岡はエルボーで抵抗して、土方が手首を掴んでエルボー合戦を展開、しかし吉岡がハイキックからバスソーキック、顔面へのニー、キックを炸裂させると、最後は前後からのS・KからS・Kを決めて3カウントを奪い王座を防衛した。また第5試合のNEW ERAvsENFANTS TERIRIBLESの6人タッグ戦は、12・2横浜ラジアントホールでアンディとドランクが一騎打ちとなった際にドランクにマスクを剥がされたアンディはドランクにミサイルキックを放つと飛鴻狙うが、ドランクがジャーマンで投げると、ドランクがアンディのマスクをレフェリーに投げ渡した隙を突いて急所打ちを決め、立花の竹刀攻撃からENFANTS TERIRIBLESがアンディに集中攻撃、最後はドランクがレインメーカー式マスク剥ぎでアンディのマスクを剥ぐも、反則負けとなった。
第3試合のTriggeRvs東京愚連隊は河野がNOSAWAを降し、4人並んで万歳三唱すると、ブラックタイガーⅦの代理人であるNOSAWAは近藤に全日本プロレス12月12日後楽園大会に登場を要請するが、近藤は拒否した。
タッグリーグで仲間割れとなった征矢vs岩石は征矢がワイルドボンバーからデスバレーボムで完勝、岩石は新パートナーを予告して征矢に再戦を訴えた。
【試合結果】本日はWRESTLE-1東京・後楽園ホール大会にご来場頂き誠にありがとうございました!試合結果&リポートをHPに掲載!次回大会も皆様のご来場お待ちしております!詳細→https://t.co/R073czLjUK #w_1 #プロレス #pwACE #後楽園 pic.twitter.com/MndniOid7R
— WRESTLE-1(W-1公式) (@W_1_official) 2017年12月10日【試合結果詳報】芦野祥太郎が伊藤貴則を一蹴、盤石のV7。土肥孝司&熊ゴローが『朝青龍を押し出したら1000万円』への挑戦を熱望。吉岡世起は土方隆司を下しクルーザー防衛…WRESTLE‐1後楽園詳報 https://t.co/3Dz4buEa79 #週プロモバイル #w_1 pic.twitter.com/aY88fmWyWJ
— 週刊プロレス (@shupromobile) 2017年12月10日本日は、年内最終後楽園大会の御観戦ありがとうございます!
選手の本音がリングから聞こえてくる。
これがレスラーだよ!
今年もあと少し!
最終興行の冬フェスまで走り続けるよ。#w_1#プロレス#本音
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2017年12月10日後楽園大会終了。V7。
充実感も達成感もゼロ。伊藤はその程度です。#w_1 #EnfantsTerribles
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) 2017年12月10日タッグ王座防衛!!!
疲れたんでとりあえず肉喰う!!!
熊ゴローさんまた来年も機会があれば宜しく御願い致します笑#w_1 #土肥熊 pic.twitter.com/cvNQ1fBTz4
— 土肥孝司 (@KOJI_DOI) 2017年12月10日今年最後の後楽園、防衛しましたよー!
キツかった~ワラ
ご来場の皆様、ありがとうございました!
取り急ぎご報告まで!#w_1#土肥熊#最低で最高のタッグチーム pic.twitter.com/KQmuoWNAxe
— 熊ゴロー (@Kumagoro0112) 2017年12月10日タッグタイトル負け!
ええ試合やったと思う。
最後のチャンスをものにした
土井君
必死にわしを押さえる
熊ゴロー君
レッスルワン所属の意地
みたいなんええね。
フリーのわしと
いつ帰るかわからんジェイクに
ベルトとられるわけにはいかんよな。
土井くんも熊ゴローくん
強かったな!
— 火野裕士 (@hinoyuji) 2017年12月10日防衛成功!
左の鼓膜破れるは、意識飛びかけるわ
キツかったけど充実した試合だった
まだまだ満足はしない
もっと上に行けるはず!#w_1#クルーザー#notenough pic.twitter.com/T3Nay2R1EH
— 吉岡世起 (@SEIKI1005) 2017年12月10日さて…来年に向けて
新しい仲間もGET
来年は真面目にプロレス地獄を
楽しみますかねぇ〜
— NOSAWA論外 (@NOSAWARONGAI187) 2017年12月10日